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chocola氏のtrpg慣熟訓練用シナリオ。オチがない。 chocola がチャンネルに入室しました 19 54 veiros さて veiros is now called veirosGM /Invite [dice] #veiros [dice] にチャンネルへの招待が来ました。 [dice] がチャンネルに入室しました 19 55 veirosGM 準備できたら言って下さい chocola is now called Clotilde Clotilde_ がチャンネルに入室しました Clotilde はサーバーから切断しました。メッセージ Ping timeout 20 26 veirosGM おk 20 28 veirosGM まあ 20 29 veirosGM メールしていただいたデータは意味を成さないかもしれない 20 29 veirosGM さて 20 29 veirosGM 君が目を覚ますと 20 30 veirosGM 視界は真っ暗だ 20 30 veirosGM 不自然な姿勢で眠っていたらしい 20 31 veirosGM どうにも身体が上手く動かせない 20 31 veirosGM 右手首と左手首が手錠で繋がれている 20 31 veirosGM 目が見えないのは目隠しされているからか 20 31 veirosGM 君は何かにのせされていて 20 32 Clotilde_ はい 20 32 veirosGM 恐らく馬車かなにかだろう。馬の鳴き声と蹄の音がする plum がチャンネルに入室しました 20 33 veirosGM そういえば今年は飢饉で 20 33 veirosGM 一年中太陽の日はささず、かつ雨もそれほど降らず 20 33 veirosGM 奇怪な病気でジャガイモも全滅した 20 34 veirosGM 領主は租税を向こう三年分先まで徴収しようとして 20 34 Clotilde_ (も、もしかして私は売られたのかな・・・) 20 34 veirosGM 逆らった村人を惨殺して、ボロ家には火をつけられた 20 35 veirosGM 君の家族はぱぱ、まま、あに二人、おとうと一人の六人家族だったが 20 35 veirosGM 畑の様子は他の村人と同じだ 20 35 Clotilde_ はい 20 36 veirosGM 租税を払い終わったら、もう何一つ残らない。このままでは一家餓え死にしてしまう。 20 36 veirosGM 秋で収穫したあとでこの状況。 20 36 veirosGM そんな村にでっぷりと太った商人がやってきて 20 37 Clotilde_ 「あ、あなたは・・・いったい」 20 37 veirosGM 君は小麦三袋と引き換えに、街の商人の家で住み込み奉公に出ることになった 20 38 veirosGM で、売られて馬車にのせされて 20 38 veirosGM うとうと眠ってしまって 20 38 Clotilde_ (ああ・・・そうだった私は奉公に出る事になったんだけど何で手錠まで・・・) 20 38 veirosGM 起きたらこの状況 20 38 Clotilde_ これは奉公というより奴隷みたいな扱いされてる気がします・・・ 20 39 veirosGM それに、話では半日ほど南の港町で働くと聞いていたのに 20 39 veirosGM 明らかにそれより長く馬車は動いている 20 39 veirosGM 起きてから数時間経過したけど、馬車はゆらゆら動いているだけで 20 40 veirosGM 視界は真っ暗なままだし、身じろぎも出来ない。 20 40 Clotilde_ 「一体どこに連れていかれて何をされるのだろう・・・」 20 40 veirosGM ということでもう寝ようかな。おなか減ったなと思っていた矢先。 20 40 veirosGM 馬車が止まる。 20 40 Clotilde_ 「わっ!」 20 40 veirosGM 商人の声「ふう、やっとついたか」 20 41 veirosGM ガサゴソ物音が聞こえたと思うと 20 41 veirosGM 商人の声「さあ到着だ。起きてあるくんんだ」 20 41 veirosGM と、乱暴に手を引かれる。 20 42 Clotilde_ 「え、ちょっと。こんな話ではなかったと思います」 20 42 veirosGM 商人の声「さあ、早くしろ。痛い目に遭いたいのか」 20 42 Clotilde_ 「わ、わかりました」 20 43 veirosGM ぺしんぺしんと、鞭が地面を叩く音が聞こえる。 20 43 veirosGM 動物のような首輪をかけられて、首輪についていた縄でぐいぐい引っ張られる。 20 43 veirosGM 商人の声「とっとと歩くんだ。転ぶなよ?」 20 44 Clotilde_ 「は、はい・・(まるで奴隷みたいじゃないですか)」 20 44 veirosGM 視界は目隠しされたままだが、石畳の感触。 20 44 veirosGM ギギギと重い扉が開く音 20 45 veirosGM 石畳の感触が、絨緞の感触に変わる 20 45 Clotilde_ (けっこう立派なところなのかな) 20 45 veirosGM 外は寒かったが、中はそれなりに過ごしやすそうな温度。 20 46 veirosGM 首の縄をひっぱる手が止まった。 20 47 veirosGM 女の声「…ボックルや、それが今回の人間かえ?」 20 47 Clotilde_ (ボックル・・・?この人の名前かな) 20 47 veirosGM 商人の声「ははっ、アンネリーゼ様。言われたとおりの条件の娘を捜して参りました」 20 48 veirosGM 商人の声「思い起こせば長い道のり…北はディルタニアから南はネルヴィルまで」 20 48 Clotilde_ (条件の娘・・・?私のことかな) 20 49 veirosGM 女の声「お前の苦労話は聞き飽きたわ。褒美をやろう。持って行くが良い」 20 49 veirosGM ちゃりんちゃりんと 20 49 veirosGM 金貨が床に落ちる音がする。 20 50 veirosGM 商人の声「おおっ、ありがとうございます。今後ともごひいきに…」 20 50 veirosGM 女の声「もうよい。下がるが良いぞ」 20 50 veirosGM 商人の足跡が遠ざかっていく。 20 50 veirosGM しーん 20 51 Clotilde_ (小麦参袋で売られて、今度はこの人に金貨で売られたのかな・・・) 20 51 Clotilde_ 「あ、あのすいません。そのアンネリーゼ様」 20 51 veirosGM 女の声「娘よ、もう手錠の鍵は解いた」 20 52 veirosGM 女の声「目隠しと首輪を外すがよい」 20 52 Clotilde_ 「はい(目隠しを外す)」 20 52 veirosGM お城です 20 52 veirosGM 赤絨緞の広間で 20 53 veirosGM 玉座っぽい椅子に異様なオーラを放つお姉さんが座っています。 20 53 veirosGM http //moe.imouto.org/post/show/56198/imari_yuka-remilia_scarlet-touhou-wings 20 53 veirosGM こんな感じで羽根はない。 20 53 Clotilde_ 「えっとここが新しい奉公場所でしょうか・・・?」 20 53 veirosGM 「そうじゃ。お主は妾が買ったからのう」 20 54 Clotilde_ 「ああ私は買われたんですか・・・大体予想はしていましたが」 20 54 veirosGM 「そなたはもう妾の所有物。ありていに言えば奴隷じゃ」 20 55 veirosGM 「名は何という? 妾がつけてもよいのだが?」 20 55 Clotilde_ 「私の名前はクロテルド・アルカデルトと申します」 20 56 veirosGM 「クロテルドか。妾はアンネリーゼ、悪魔じゃ」 20 57 veirosGM 「とりあえずはそのみずぼらしい格好を何とかせねばなるまい」 20 57 Clotilde_ 「あ、悪魔ですか!?」 20 57 Clotilde_ 「は、はい・・・」 20 57 veirosGM 「風呂を沸かしておいた。ついてくるのじゃ」 20 58 veirosGM 持っていた羽根扇をぱちんと閉まって 20 58 veirosGM ついてくるように促す 20 58 Clotilde_ 「はい」 20 59 veirosGM 「少なくとも千年は生きたかのう?」 20 59 veirosGM 風呂っぽい部屋に連れて行かれると 20 59 Clotilde_ 「悪魔様ってそんな生きていられるんだ・・・」 21 00 veirosGM なんかバスタブとかじゃなくて 21 00 veirosGM 日本の銭湯式のぬるま湯の池っぽい 21 00 Clotilde_ 「あ、ここが風呂ですか?」 21 01 veirosGM 「そうじゃ、身体くらい自分で洗えよう?」 21 01 Clotilde_ 「はい」 21 01 veirosGM では適当に風呂を堪能しました 21 01 veirosGM 風呂から出ますと 21 02 veirosGM 悪魔様が座って待っている 21 02 veirosGM しかし服が見あたらない 21 03 Clotilde_ 「あれ・・・服がない・・・どうしよう・・」 21 03 veirosGM 「服? あのボロ切れはもしかして服だったのかえ?」 21 04 veirosGM 「あの強欲人買いが着せたものかと思ったが」 21 04 veirosGM 「燃やしてしもうたわ。すまぬのう」 21 05 Clotilde_ 「え・・・は、はい」 21 05 Clotilde_ 「で私はどうすればいいんでしょうか」 21 05 veirosGM 「では代わりの服をやろう。こちらじゃ」 21 05 veirosGM 今度はまた別の部屋に連れてこられて 21 06 veirosGM そこにはふりふりな服が一杯ある。 21 06 Clotilde_ 「わぁ・・・」 21 06 veirosGM 「服なら腐るほど有る故、好きな物を着るが良いぞ」 21 07 veirosGM 「寸法もわらわとそう変わるまいて」 21 07 Clotilde_ 「あ、ありがとうございます」 21 08 veirosGM 羽根扇を広げて選んでいるのを見ている。 21 09 veirosGM 「そうそう。妾はそなたを小間使いとして買ったのではない」 21 09 Clotilde_ (そこにあったゴシックな服を取る) 21 09 veirosGM 「妾は食事も不要じゃしのう」 21 10 Clotilde_ 「え・・・では私をなぜ買ったのでしょうか」(服を着る) 21 10 veirosGM 「そなたの用途は玩具じゃ」 21 10 veirosGM がんぐとかいておもちゃとよむのじゃ Kirchen がチャンネルに入室しました 21 11 Clotilde_ 「おもちゃですか・・・?」 21 11 veirosGM 「ペットでも良いぞよ。飽きられたもの末路は同じじゃな」 21 12 Clotilde_ 「捨てられるんですね・・・」 21 12 veirosGM 「飽きたら処分するかもしれぬ。そればかりはしょうがあるまい」 21 13 veirosGM 「少なくとも、家に返すことはなかろうな」 21 13 Clotilde_ 「え・・・」 21 13 veirosGM 「さて、服を着たのなら次は中庭じゃ」 21 14 veirosGM 今度は中庭へ移動 21 14 veirosGM 気がついたんだが今は夜だ 21 14 veirosGM 中庭は一面のお花畑になっている。 21 15 veirosGM 「そうそう、妾は日中寝ているので、そなたも昼寝て夜起きるように」 21 16 Clotilde_ 「は、はいわかりました」 21 17 veirosGM 悪魔が月明かりの下で花畑に入っていく 21 17 veirosGM 「来い」というかのように手を差し伸べる 21 18 Clotilde_ 「は、はい」 21 18 veirosGM 花畑に入ると、何かを踏んだ 21 19 Clotilde_ 「ん」 21 20 veirosGM 足元を見ると頭蓋骨を踏んだらしい 21 20 veirosGM 周囲には白骨がゴロゴロ 21 20 Clotilde_ 「ひ、ひぃぃぃ」 21 20 veirosGM 「それは前の玩具の成れの果てじゃ」 21 21 Clotilde_ 「わ、私もこのようにされてしまうのですか・・?」 21 21 veirosGM 「名前はなんと言ったかのう? クロテと同じような年頃じゃったか」 21 22 veirosGM 「この娘は逃げようとして森の中を彷徨い、そして魔物に喰われたのじゃ」 21 22 veirosGM 「他にも二十人は下るまい」 21 23 veirosGM 「ついカッとなって殴ったら死んでしまったり、一ヶ月くらい眠って、起きてみたら餓死していたり」 21 23 Clotilde_ 「は・・はい」 21 23 veirosGM 「悪霊に取り憑かれて、頭を石壁に何度も打ち付けて死んだり」 21 23 veirosGM 「そなたも気をつける事じゃ」 21 24 veirosGM 「この花を育てるのが妾の数少ない趣味でのう」 21 25 veirosGM 他にも城を一回りして 21 25 veirosGM 大体把握した気がする。 21 26 veirosGM 夜も更けて 21 26 Clotilde_ はい 21 26 veirosGM 寝室に連れて行かれる 21 27 veirosGM 豪華なベッドに悪魔が横たわると 21 27 veirosGM 「クロテはどうして人買いに捕まったのかえ?」 21 28 veirosGM とりあえず側に来るよう手招きw 21 28 Clotilde_ 「えっと故郷で一家飢死になりそうでそのときに小麦参袋で・・・」(近寄る) 21 29 veirosGM クロテの髪を梳いてくる 21 30 veirosGM 「ほう、売った親兄弟を恨んでいるのかえ?」 21 30 Clotilde_ 「いや・・私が売られないと大事な人たちが死んでしまうので仕方のないことだと思います」 21 31 veirosGM 「それはまた、献身的な娘じゃな」 21 31 Clotilde_ 「はい有難うございます」 21 31 veirosGM 「したかった事や心残りなことはあったかえ?」 21 33 Clotilde_ 「いえ、家族さえ生きていれば心残りはありません」 21 33 veirosGM 「ふむふむ」 21 34 veirosGM 「ここから逃げ出す気力はあるかえ?」 21 36 Clotilde_ 「いえいえこんなに丁寧に扱われては逃げるなんて考えようとも思っていません」 21 37 veirosGM 「そうか。ではそろそろ眠るとしよう。ただその前に…」 21 37 Clotilde_ 「その前に?」 21 37 veirosGM 後ろから悪魔の顔が近づいてきて 21 38 veirosGM その長く尖った犬歯を、というより牙を、クロテの首筋に突き立てようとする 21 38 veirosGM 抵抗するか否か 21 38 Clotilde_ 「何をするつもりですか・・・?」 21 39 Clotilde_ (冷静に質問) 21 39 veirosGM がぶっw 21 39 veirosGM クロテの白い首筋に悪魔の唇が吸い付く。 21 40 veirosGM ちくり、と軽い痛み。 21 40 veirosGM ちゅーちゅー 21 40 veirosGM どうしようもなく甘い、痺れる様な甘美感。 21 41 Clotilde_ 「えっとこれは・・・?」 21 41 veirosGM 今まで体験したことのない、物凄い官能が襲い来る。 21 42 veirosGM どうしようもない陶酔感に溺れながら、クロテの意識は深淵に落ちていった。 21 42 veirosGM 21 42 veirosGM 21 42 veirosGM 21 42 veirosGM 起きた 21 42 Clotilde_ 「ここは・・・?」 21 43 veirosGM お城のベッドの中です。悪魔が隣で寝ています。 21 44 veirosGM どうしますか。 21 45 Clotilde_ とりあえず夜まで寝ます。 21 45 veirosGM んー 21 45 veirosGM 君が最後に食べ物を口にしたのはいつかな 21 46 veirosGM 24時間以上前だ 21 46 Clotilde_ (け、けど勝手に食べ物を食べたらまずいし・・・) 21 46 Clotilde_ (そもそも食料がここにあるのかな・・・) 21 46 veirosGM 探してみますか 21 47 Clotilde_ はい 21 47 veirosGM 外はもう明るくて 21 47 veirosGM きっと昼過ぎ 21 47 veirosGM 厨房 地下食料庫 中庭 21 47 veirosGM どこを探しますか 21 47 Clotilde_ 厨房 21 48 veirosGM 厨房には蜘蛛の巣が張っております 21 48 veirosGM 最近火が使われた形跡がない 21 48 veirosGM 一応高そうな銀の食器とか、フライパンとかはありますが 21 49 Clotilde_ 「ここにはないのかな・・・」 21 49 veirosGM 小麦もお芋もない 21 49 Clotilde_ 地下とかあるのかな・・・ 21 49 veirosGM 地下食料庫っぽいところにいくと 21 50 veirosGM そこはひんやりとした倉庫なんですが 21 50 veirosGM やっぱり燻製肉も保存魚も豆もない 21 50 veirosGM ただ、中身の入っていそうな棚は見つけた 21 51 Clotilde_ あけてみます 21 51 veirosGM 棚の中にはワインの瓶が一杯 21 51 veirosGM どれも血のように赤いワイン 21 52 veirosGM シュペトレーゼと夢魔クルーエルドリームの231年もの とかラベルが貼ってある 21 53 Clotilde_ 「なんか大切なお酒なのかもしれないしこれはやめとこう・・・」 21 53 Clotilde_ 「まぁ夜までなら大丈夫かな」 21 54 veirosGM 空腹を水で誤魔化しながら 21 54 veirosGM 中庭に出てみると 21 55 veirosGM お花畑の一角に苺や蜜柑や桃みたいな果実がある 21 56 veirosGM ただし、何となく色や形が知っているものとは違う 21 57 Clotilde_ 「・・・おいしそうだけどダメだよね」 21 57 veirosGM たべますか y/n 21 58 Clotilde_ nにします。夜までなら耐えられる娘です(たぶん) 21 58 veirosGM はいな 21 58 veirosGM では悪魔の起床を待ちこがれながら夜を待つと 21 59 veirosGM 日が落ちるころ 21 59 veirosGM ベッドで眠っていた悪魔が目を覚ます。 22 00 veirosGM 「ふむ…どうしたクロエや。大分衰弱しているようじゃの。少し吸い過ぎたか?」 22 00 Clotilde_ 「いえ・・・昨日から何も食べていなくて・・・」 22 01 veirosGM 「それは気付かなんだのう。何か用意しよう」 22 01 veirosGM 「そうだ。中庭の果実は口にしてはならぬぞ?」 22 02 Clotilde_ 「はいあの果実には触れていません」 22 02 Clotilde_ 「何か毒でも・・・?」 22 02 veirosGM 「あれは魔界の果実。ひとかじりでもしたら人間は血を吐いて死ぬ」 22 03 veirosGM 「あぶなかったかのう?」 22 03 Clotilde_ 「そ、そうなんですか(食べなくてよかった)」 22 03 Clotilde_ 「は、はいもう少し空腹が進んでいたら食べてたかもしれません」 22 04 veirosGM 「そうかそうか。では今後は出入りの商人に食材を持ってこさせよう」 22 04 veirosGM なでなでしながら 22 04 veirosGM 側の姿見に魔法をかける 22 05 veirosGM 鏡が輝きだして、魔法の扉になる 22 05 Clotilde_ 「こ・・これは」 22 06 veirosGM 「ここにはクロテの口に合うものなどないからの」と腕を引っ張られて 22 06 veirosGM 鏡の中に突入 22 07 veirosGM 22 07 veirosGM 22 07 veirosGM 22 07 veirosGM 華やかな音楽が聞こえてくる。 22 07 Clotilde_ 「ここは?」 22 07 veirosGM 着飾った貴族達 22 07 veirosGM 美味しいごちそう、高い酒 22 08 veirosGM 奏でる楽人達 22 08 veirosGM 「帝国の夜会じゃ」 22 08 veirosGM 突然現れた悪魔とクロテに周囲の人間は最初は驚くが、 22 09 veirosGM 「おお、よくぞいらっしゃいましたアンネリーゼ様」などと誰かが言い出すと 22 09 veirosGM 沈静化して、悪魔も「よいぞよいぞ」などと上機嫌に振る舞う 22 10 veirosGM とりあえずそんな感じです 22 10 veirosGM なにかすることがなければ飯食ってこれで終了です 22 10 Clotilde_ はい 22 10 veirosGM お疲れ様でした 22 11 Clotilde_ 何もすることはありませんね・・・ 22 11 Clotilde_ お疲れ様でしたー
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一人気絶で無事終わりました。お付き合いいただいた皆様ありがとー。また遊んでね。 -- (あき) 2008-08-05 11 36 02
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ライランス軍の近衛歩兵師団長グリー=ゲーベック中将は、 皇国軍のではなく、イルフェス軍の捕虜収容所に居た。 捕虜といっても、貴族で近衛師団長である将官。 兵を収容するような酷い場所ではなく、それ相応の場所である。 しかも、イルフェス軍から御付の下士官が見張りを兼ねて身の周りの世話をするのだ。 「閣下。来客です」 「ユラの坊主なら、要らん」 「いえ……我がイルフェス王女、エレーナ殿下です」 下士官と、正装した士官の案内で、軽装のエレーナが姿を現した。 こんな場所であの鎧の訳は無いし、通常の軍服でも無い。 普通の王族や貴族の女性が自室内で着るような、薄青色の普段着。 勿論、武器は身に着けておらず、丸腰なのは言うまでも無い。 エレーナの格好は肌の露出は殆ど無いのだが、どうにもだらけた感じだ。 下手をすれば、いやしなくても、貴人用の下着か水着のように見える。 まだ午前中で、公式の昼食会等ではないにしろ、普通の貴族の 娘がこんな格好で出歩けば、嫌な噂が立つかもしれない。 王族だから、あるいはエレーナだから許されるであろう格好だ。 「久しぶりだな、ゲーベック中将」 「そうでもないだろう。まだ一月と経ってない」 お互い真顔で、そのまま取っ組み合いの喧嘩でも始めそうなピリピリとした雰囲気を作り出す。 「1週間も経てば、私にとっては久しぶりなのだよ」 「そうかい。随分と短気でおられる」 「その1週間で、怪我は治ったか?」 「おかげさまで、随分良くなったさ」 そう言うお前が金属の篭手で殴ったんだろうという思いは 当然あるが、それは表に出さないのが貴族の礼儀だろう。 「私は、あの後よくよく考えたのだ。中将は歩兵師団長だったな? という事は、徒での戦いの方が手馴れているのではないかと」 「何だ、つまりは馬上戦ではなく、徒での勝負をしたいと? それで再び私を笑いものにしようと? 趣味の悪い話だな」 「違うな。その話は、考えてはみたが勝負の結果が見えているのでつまらん。 中将に幾らかハンデをやろうかとも考えたが、それでは貴族の面目が立つまい?」 「そうだな……。しかし、ならばわざわざ私の所に出向いたのは、何の目的だ?」 「今日は、キュリカの勝負をしてみないかと、誘いに来た」 キュリカとは、皇国の居た元世界でいう所の将棋やチェスに近いボードゲーム。 盤面は16×16というチェスの4倍の面積があり、駒の数も双方48ずつ。 将棋のように取った駒が復活するルールは無く、チェスのように 死んだ駒は永久に取り除かれるのだが、何せ広い盤面に多数の 駒が入り乱れるので、決着が付くまで非常に時間がかかる。 お互い本気でじっくりすれば、まず1日では終わらない。 ゲーベックは、捕虜の身で暇なので良いのだが、 エレーナにそんな暇な時間があるとは思えない。 「王女殿下は、そんなに暇なのか?」 「私は暇ではない。キュリカの勝負をしたいのは、彼だ」 エレーナの後に隠れていたのは、男の子だ。 絶対に兵士ではないと断言できる程に幼い。 「それは誰だ? そんな子供が、キュリカをするのか?」 「彼はメクーシーゼン伯爵の一人息子で、名はジュセロ。歳は、11だったな?」 ジュセロは、11歳かという問いにこくこくと頷いた。 「口が聞けないのか?」 「いや、少し緊張しているだけだ。そうだろう?」 また、こくりと頷く。 「で、その11歳のお坊ちゃんが、キュリカをするのか」 「私もな、キュリカは幼い頃からやっていて、王宮ではまず負けたことが無かったのだが……」 「まさか……嘘だろう?」 「今まで彼と5回やったのだが、一度も勝てん。だから、もし中将にキュリカの 自信があるなら、彼を負かしてやって、世の中の辛さを教えてやって欲しい」 ジュセロは、じっとゲーベックを見ている。 「……おじさんとキュリカしたいか?」 こくり。 「おじさん、結構強いよ? 負けても泣かないね?」 こくり。 部屋の外では、メクーシーゼン伯爵家のメイドが、私物であろうキュリカ盤と駒を用意していた。 中央から2つに折り畳める、持ち運びしやすいものだ。 何だ、やる気満々ではないか。 「よし、じゃあやりますか」 こくり。 「私は次の仕事がある。宜しく頼むぞ。負けても泣くなよ、ゲーベック中将?」 エレーナは不敵な笑みを残して、その場をメイドと 監視の将校、世話役の下士官に任せて去っていった。 キュリカでは下手が黒で先手、上手が白で後手である。 取りあえず子供と大人という事で、ジュセロが黒、ゲーベックが白だ。 ジュセロは真剣な顔つきで、駒の並べ方も様になっている。 ちゃんと、順番どおりに王の駒から並べていくのだ。 だが、駒の並べ方くらい、教われば誰でもできる。 問題は戦いの中身だ。 ゲーベックは自分を強いとは言ったものの、それは昔の話。 ここ数年は忙しくてキュリカから離れており、年に1回くらいではないだろうか。 どうせ暇だし、どれ程勘が鈍っていないか試す意味で、ゲーベックは勝負を受けた。 双方が駒を並べ終える。 「じゃあ、ジュセロ君からだな。宜しくお願いします」 「よ、宜しくお願いします……」 この場に来て初めて喋った。声変わり前の、か細い声で頭を下げる。 ジュセロが指した1手目は、定跡どおりのものだ。 応対するように、ゲーベックも定跡どおりの手を返した。 それで十数手、定跡どおりの手を進めた後、ゲーベックが悪戯に定跡から外れた手を指した。 ジュセロの手が止まる。 だがそれも一瞬で、ジュセロは何事も無かったかのように自分の手を指した。 最初の十数手は、定跡どおりだったので殆ど自動的に駒を進めていた感じだが、 三十手、四十手と駒がだんだんと動いてばらけていくうちに、お互いの思考時間が長くなる。 (もう5分くらい経つか……この歳で、よく集中が持つな) ゲーベックは、そんな感心をしていた。 まだ騎士であっても元服前の年齢で、盤面と睨めっこして、 何十分も集中が途切れないというのは正直凄い。 平民の子はそもそもキュリカなどしないが、もししたとしても、 こんな真剣な表情で何十分も居られないだろう。 早々に飽きて別の遊びをし始めるに違いない。 貴族や騎士の子であっても、剣術のような決着が解りやすいものより、 序盤から中盤にかけては味方陣地の構築や、平行して相手の陣地構築の妨害、 そこから終盤にかけては、目隠しして針に糸を通すような繊細さが求められる 寄せと詰めを駆使せねば勝てないキュリカの方が神経を使い、かなり体力を消耗するだろう。 10分程考えたジュセロが指した手は、しかし何の事は無い普通の手だった。 悪手ではないが、こんなに長考せねばならない程の手ではない。 お互い無言のまま、手数は百手を超した。 「そろそろ夕食の時間だから、続きはまた今度にしようか」 ジュセロは頷き、また明日と言って部屋を出て行った。 翌日、ジュセロは昼食後にゲーベックの部屋にやってきた。 早速キュリカの続きだ。 「王手!」 ゲーベックの戦竜の駒が、この戦いで初めての王手を指した。 ただの王手であって受け手は幾らでもあるのだが、大駒である 戦竜の駒に狙われたら、初心者ならそれだけで動揺する事もあるだろう。 ジュセロはまったく動揺する事無く、即座に最善手で受けたので、ゲーベックは少し安心した。 それから数手を指した時、ゲーベックは大きなミスをした。 あ、しまった。と思った時には遅かった。戦竜だ! 騎兵の居た場所が空いたので、道が開けて飛竜を取られてしまった。 飛竜の初期位置は最下段で、しかもゲーベックはそこから横に動かしていて、 この筋は安全だと勝手に思っていた。こんな阿呆な手に引っ掛かるとは……。 盤面の全てを把握していたつもりだったが、把握し切れていなかったという事だ。 しかも、この飛竜の居た場所に移動してきたジュセロの戦竜を取れる駒が無い。 ゲーベックがどう頑張っても、次の手で戦竜には逃げられてしまう。 取られ損だ。 悔やんでも仕方が無い。自分のミスだ。 ゲーベックは歩兵を動かし、戦列を少し前進させる。 今は、そうやって耐えるしかない。 キュリカは集中力が途切れた方が負けるというが、そのとおりだ。 その後は、お互い数分を超える長考を重ねつつも、大きなミス無く二百手を超えた。 「また夜になっちゃったね。また明日しようか」 そう言うゲーベックは、へとへとだった。 2日連続のキュリカは、相当堪える。 明日もミス無く終われるかどうか、不安になって来た。 3日目、ゲーベックの陣地の戦列は、かなり危険な状態になっている。 駒数が減っているのはある程度仕方が無いが、飛竜や騎兵に 散々掻き乱されて遊兵が多く、相互支援が出来ていない。 王の駒を守る近衛の駒も頓珍漢な場所に居て、これでは王は裸同然。 しかもジュセロの寄せは速い。対応できない。 ゲーベックはあと5手で詰みだ……。 「負けました……」 「ありがとうございました」 ゲーベックが投了して頭を垂れると、ジュセロもぺこりと頭を下げた。 「おじさんは悔しいからもう一戦したいけど、もう夜だね……。 お腹も空いたし、寝なきゃいけない。だから、また今度相手してくれる?」 ぺこり。 以来、暇だったゲーベックは、日に日に気力と体力を消耗し、 エレーナとの“再戦”など到底出来るものではなくなっていた。 「おじさん、もう疲れたんだけど……」 「駄目です。駒落ちで良いですから、グリーさんが勝つまでやりましょう!」 打ち解けてきたのは良いが、まさかこれは、新手の敵将無力化の術か何かかと、疑うゲーベックなのである。
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作者:khwWrOZi0 489 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/03/28(水) 22 22 02.35 ID khwWrOZi0 ケージの中に一匹の白まどがいる。 髪の毛はぼさぼさで、本来なら純白のまど服も汚れボロボロになっている。 自慢の羽はむしり取られ、外骨格たる弓矢も壊されてしまった。 目の前にはりぼほむの生首が液体で満たされた瓶の中に入れられていた。 自分をこんな状態にした憎き張本人だが、かつて自分が最も愛した番でもある。 せめて取り出すだけはしてあげようと頑張ったのだが、きつく閉められた蓋をあけるには白まどは非力すぎた。 りぼほむの表情は死の恐怖に目が開かれ、かつての凛々しさは面影もない。 そしてりぼほむの象徴たるリボンはその頭には存在していなかった。 白まど「マド…」コドモ…ミンナ… りぼほむとの愛の結晶たる仔りぼほむと仔白まどをはじめとした群れの仲間たちも別の場所に連れ去られてしまった。 引き離される時に言われた言葉が耳から離れない。 「おとなしくいうことを聞かなければ、こいつらもそのりぼほむと同じ…いや、もっと悲惨な目にあうぞ」 その言葉に白まどは暴れることもできず、食べたくもない、考えるだけでおぞましい食事も平らげなければならなかった。 白まど「マドマド…」ミンナ ゴメンネ 自分の食べているものは仲間の身体の一部だ。 見た目はそうとわからないようにしているが、食事の様子をニヤニヤと見ている人間の考えることなどみんな同じだ。 白まど「マドォ…」ドウシテ… なぜ自分たちはこんな目に合わなければならないのだろうか。 自分たちが何か悪いことをしたというのだろうか。 ただひっそりと仲間たちと暮らしていただけなのに… 白まどは思い返す。 自分たちに降りかかった不幸の始まりを。 白まどはある野良の群れに属していた。 決して大きな群れではないが、町はずれの人間が滅多にこない場所で巣を作り 仲間のほむほむやまどまどと平和に暮らしていた。 ほ虐好きの人間の元から逃げ出し野良となった白まどは、ほ食種のみならず最大の天敵である人間の脅威を知っていた。 そのため、希少種としての誇りに殉じて町のすべてのほむほむとまどまどを守るのではなく、 自分たちの群れを守ることに徹し、人間と接触しないように心掛けてきた。 そのおかげで白まど達の群れは豊かとはいえないもののキュウベェを主食に戻すことを本能的に思い出し、 巣の中からあまりでなくて済む環境を作り上げた。 陽の光の元で満足に遊ぶこともできず、居場所がばれないようにするため大きな声で鳴くこともできない。 それでも群れの仲間との生活は楽しかった。 人間にいつ虐待されるか脅えて暮らす日々と違い、仲間との触れ合いがとても暖かかった。 だから白まどは己の力をこの仲間を守るためのみに使った。 しかし、りぼほむは違った。 りぼほむもまた人間の元から逃げ出したのだが、白まどとは違い可愛がられてきた飼いりぼほむだった。 飼い主も優しい人物で何不自由なく暮らしていたが、町中に響くほむほむの悲鳴に心を痛め、 ついに我慢できずほむほむとまどまどを救うために飛び出し、いつしか群れに合流し白まどと番となったのだ。 りぼほむは自分たちだけではなく、同じような境遇のほむほむとまどまどを救うべきだと理想を持っていた。 そのことで自分や群れの仲間と何度も喧嘩した。 自分は見てきた。 りぼほむのように理想を掲げたものの挫折し、守ろうとした仲間からすら罵声をあびて惨めに殺された希少種たちを。 毒を持つ。瀕死のほむほむとまどまどに力を分け与えれる。 希少種のもつ奇跡の力。 でも人間はその毒を克服し、束になったほむほむとまどまどをゴミのように踏み潰す。 そんな光景を見てきたからこそ、まだ見ぬ仲間を見捨てることになったとしても、 白まどは自分の群れを大切にしたかったのだ。 だが、りぼほむを説得することはできなかった。 群れの巣からそう遠くない場所から、ほむほむたちの悲鳴が聞こえてきたあの日、 必死にりぼほむを止めようとする自分を振り切り、りぼほむは飛び立っていった。 日も暮れ始めた頃、りぼほむは羽と手足を引きちぎられ、縛られた状態で巣に戻ってきた。 ほ食種の中でも最もほむほむとまどまどを探すことに長けたあんあんに引きずられ、 ほむほむとまどまどにとって最悪の敵である人間と共に。 りぼほむもまた理想に敗れ、群れを滅ぼす災厄となったのだ。 群れは阿鼻叫喚につつまれた。 人間はあんあんに巣の中を蹂躙させ、自らは逃げ出そうとする仲間を片っ端から捕えていった。 もちろん自分も応戦した。 「大人しくしないと番のりぼほむを殺すぞ?」 そう脅されたが、自らの理想を追い求めて返り討ちにあい、挙句の果てには人間を呼び寄せてしまった。 そんな自分の愛する番よりも、力を持たない周りの仲間の方が大切だった。 りぼほむが「まどまど、私を見捨てるの!?」と泣き喚いていたが、 偉そうに理想を語っていたりぼほむと同一とは思えない程惨めで情けない姿だった。 りぼほむなど、自分にはもはやどうでも良いことだった。 ただ仲間を助ける。それだけしか頭になかった。 そして、自分も敗北した。 仔どもはみな生きたまま捕えられ、親たちも足だけををちぎられた状態で捕えられた。 自分も羽をもがれたが、自分だけは手足をちぎられることはなかった。 人間の意図はわかる。仲間のために何もできないうえ、自分だけ手足が無事なことで 自分に仲間に対する罪悪感と無力感を与え絶望させようとしているのだ。 実際弓矢を壊され透明な何かに閉じ込められた自分の力では仲間を助けることもできず、 仲間が悲鳴をあげながら捕えられていく姿を見る事しかできなかった。 捕えられた仲間は皆りぼほむを罵った。 お前が余計なことをするからこうなったんだと。 りぼほむは涙目で必死に叫んでいる。 自分はほむほむとまどまどを守るために頑張ってきたんだ、みんなのために生きてきたんだ。 自分は何も悪くない、悪いのはこの人間だ。 しかし、群れの反対を顧みることなく飛び立っていったりぼほむの言葉など誰も聞く耳をもたない。 りぼほむ「ホムゥ…マドカァ…」ナミダメ 白まどはわかってくれるよね? 涙と鼻水で汚れた哀れな顔でりぼほむが話しかけてくる。 白まど「マド」 りぼほむ「マドカァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!」 それに対する自分の答えは簡単だった。 りぼほむが悪い。 それを聞いたりぼほむは信じられないものを聞いたという表情をした後、 すがるように何度も自分の名前を叫んでくる。 昔はあんなに好きだった相手に対して、嫌悪を通り越して呆れしか出てこない。 耳障りな雑音から逃れたくて、仲間の方を見ていた。 人間とあんあんはそんな私たちの様子をおぞましい笑顔で見ていた。 自分たちの絆など、偽りのものだといわんばかりの表情だ。 悔しかった。 自分と仲間の絆を嘲り笑われたことが。 そして、自分の番をついに説得できなかった自分の不甲斐なさが。 こうして群れは壊滅し、自分たちは囚われの身となった。 まずりぼほむが見せしめのために最後の時を迎えた。 失われた手足を目の前で食べられ、刃物で下半身から薄い輪切りにされていく。 そしてりぼほむの力の根源であるリボンをゆっくりとほどかれていき、 自分が自分で無くなる恐怖の中でその命を終わらせた。 その後、自分と仲間たちは別々にされ、今自分はこうしてりぼほむの首と共に捕えられている。 仲間がどのような虐待を受けているのか、自分にはわからなかった。 自分の聞いてきた悲鳴など、悲鳴と言えないのではないかというくらい凄惨な叫びだった。 息絶えている仲間も少なくないだろう。 自分の食事になっていることからも想像に難くない。 自らの命を絶つことも考えた。 だが、仲間の叫びを仲間を守れなかった自分への罰だと思い、最後の悲鳴が途絶えるまで生きる。 それが自分にできる唯一のことであり、人間への抵抗だ。 いつ自分に人間の手がのびてきても構わない。 それが人間を喜ばせることになったとしても、助けは請わず死んでいこう。 決意を固める自分の耳に自分の仔の悲鳴が聞こえる。 今夜の食事は間違いなくあの仔だ。 せめて早く命を失って楽になるように祈った。 終 ジャンル:りぼほむ コロニー殲滅 仲間割れ 強制共食い 白まど 稀少種虐待 虐待 野良 感想 すべてのコメントを見る ならお前も殺されるとき何も文句言えんわな、殺す方が強いんだから。 かっこ良くねーよ。なぜ自分達がこんな目に?なんて馬鹿な疑問を抱く糞虫だしな 答えは簡単、人より弱いからだよ。ほむまど共も自分達より弱いキュゥべえを捕食してる、つまり人間より弱いんだから何されても文句は言えないわな 白まどがカッコいいwww 白まどもリボほむもあんあんも糞だね そしてリボほむをとっととヤったこの作者も糞 ほむほむ共は虐殺される為に生まれて来たからね そんなことより気に食わないのはあんたんテメーだよ ほ虐されて当然 自分達だってキュゥべえ食ってんだろ こうしたコメを書いてくれる人がいると 今まで知らなかった傑作に出会える 無能な味方(りぼほむ)は有能な敵(人間)より厄介とはこういうことか、白まどのカッコ良さが引き立つ良作
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「んぁっ…やめ、なさぃ…っ」 彼女は独房の前で一層甲高い声を上げた。 体のラインをごつごつとした指が優しく撫で、彼女の体を高揚させる。 グロズニィグラードの静かな収容所で、一人の虜囚に組み敷かれている。 その虜囚は独房を抜け出し、収容所内部を警戒していた彼女を背後から襲った。 咄嗟に抵抗した。 だが、虜囚は「いいじゃないか、この位」と、言いながら少し楽しそうに手際よく彼女の服を脱がせた。 華奢な体と、白く大きな柔らかな双丘を虜囚に晒け出した。 虜囚は彼女の胸を強めに揉みしだいた。 そして、恥辱に頬を紅く染める彼女を傍目に、空いていた右手をどんどん下腹部へ延ばす。 こんな場所で虜囚に襲われるなど予期していなかった彼女は、涙を浮かべながらもがいて虜囚から逃れようとする。 だが、相手は男だ。 僅かな抵抗も虚しく脚を開かれた。 中途半端に脱がされた服が、余計に彼女の羞恥心を煽った。 虜囚の太く長い2本の指が、彼女の濡れそぼった秘部に無遠慮に入る。 胎内を擦る水音が収容所に響く。 甘い溜息を漏らして、彼女は虜囚の指に翻弄されていった。 指の動きと体のあちこちを撫でる左手に、彼女はとうとう絶頂を迎えた。 …しかし、虜囚はそんな彼女の様子に飽きたりる事もなく、たった今絶頂を迎えた彼女に突然覆い被さり、張り詰めた己の得物を突き立てた。 「いゃ…ぁ!」 抵抗の声を上げて虜囚を突き飛ばそうとした。 だが、力が入らず、その腕は虜囚の胸板に触れる程度だった。 虜囚は彼女の胸の先端を強く指でつねる。 そうして、彼女がそちらに気を取られている隙に胎内を得物で掻き回す。 先程よりも激しい水音が周囲に響く。 「なかなか…キツいな…」 そう言って、虜囚はにやりと笑った。 あまりにも強引な行為だったが、彼女はショックと同時に今まで感じた事のなかった快感を覚えていた。 強くなる快感に比例するように、彼女は除々に自分から虜囚を胎内の奥へ奥へと誘い混むように腰を動かしていた。 再び絶頂に向けて昇りつめて行く。 やがて、頭の中が白くなり、目の前の虜囚の姿が朧げになっていった。 彼女が重い瞼を開けると、瞳には白い天井が映った。 どうやら医務室にいるようだった。 あの後何があったのか全く分からないか、服は元のように着せられていた。 彼女がふと窓を見ると、早暁の光が差し込み始めていた。 きっと、虜囚が逃げ出したのに気付かれているかも知れない、このままでは大佐にまた辛いめに遭わされるかも知れない。 彼女は傍に置かれていたAK-47を手に取り、急いで収容所から夜明けの要塞へ駆けて行く。
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発売日 2006年7月7日 ブランド D.O. タグ 2006年7月ゲーム 2006年ゲーム D.O. キャスト 緒田マリ(火浦陽子),広森なずな(水島沙由理),加乃みるく(木之下雅美),民安ともえ(火浦ひかり) スタッフ キャラクターデザイン/原画:岩本幸子 シナリオ:稀文堂 ゲームデザイン/コーディング:三村夢武 プログラミング:KOU グラフィック:闇乃羊,どみ太,CHICK デザインワーク:藤二娘 音楽/効果音:On the Clock,増田"是空"晃司,坂田"5150"宗 CV音声制作:有限会社サウンドテイル ロゴ/パッケージ/マニュアル編集:尾 ホームページ管理:三村夢武 制作進行:高司 プロモーション:高司 営業協力:有限会社アルケミー デバッグ:D.O. ALLSTAFF プロデューサー:三村夢武 企画制作:D.O.
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サラ・スコーピオン:紘川琴音 シリア・フォン・ベルンシュタイン:伊坂なな ハンス・ビューロー:茶介 カリン・フォン・ギーレン:五行なずな セシル・フォン・ギーレン:杏花 ブランケンハイム公爵:宮脇政道 トカゲ男:下田助兵衛 兵士:吉良覇守、送利番人
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概要 5-1 氷雪の女王 5-2 宿命の虜囚 5-3 愛ゆえの別れ 5-4 誓いの仲間 5-5 呪われた神殿 概要 シヴァかわいいお 5-1 氷雪の女王 シヴァの服を脱がせ 5-2 宿命の虜囚 扇も壊せ 5-3 愛ゆえの別れ さらに服を脱がせ 5-4 誓いの仲間 シヴァを倒せ! 5-5 呪われた神殿 アスランの黒き龍を倒せ!
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短編『油井を視察』 短編『油井を視察』あとがきと補足 短編『皇国軍と戦って散った、最後のライランス将兵』 短編『皇国軍と戦って散った、最後のライランス将兵』あとがきと補足 短編『人為的な飢饉』 短編『人為的な飢饉』あとがきと補足 短編『ゲーベック中将の楽しい虜囚生活』 短編『ゲーベック中将の楽しい虜囚生活』あとがきと補足 目次へ
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全ての王の中でも、最も尊大だったのが黄金王アル=ファラゾーンであり、彼の望みは全世界の王となることであった。だが、未だ彼は西方の諸王を畏れるだけの知恵は持っていたため、彼の考えは中つ国に向けられることとなった。その頃サウロンはヌーメノール内の不和を把握しており、彼が復讐を果たすために、それをどう利用しようかと考えていた。そこで、サウロンはヌーメノール人の港や砦を激しく攻め立て、彼らの支配下にある沿岸地域を侵略した。彼は、この事が黄金王の激しい怒りを招き、中つ国の支配権をかけてサウロンへの挑戦を決意するであろうことを予期していた。アル=ファラゾーンは5年の歳月をかけて準備を整え、終には彼自身が強大な海軍と兵器と共に出陣してきた。その軍容の凄まじさたるや、これまでに世界に現れたものの中でも、最も強大なものであった。 もしサウロンが黄金王を中つ国におびき出し、そこで彼を打ち破ろうと考えていたのなら、その望みは彼を欺くこととなった。アル=ファラゾーンはウンバールに上陸した。そして栄華の絶頂にあるヌーメノール人の壮麗さと勢力が非常に強大だったため、彼らのその噂だけで人々は集まって服従を誓い、サウロン自身の下僕達は逃げ去ってしまった。しかしモルドールの地はサウロンにより実に防備を固めてあり、また非常に堅固に造られたため、サウロンは攻撃を受ける心配などする必要はなかったのだが、今や彼は疑念の中にあり、バラド=ドゥアでさえ最早安全ではないのでは、と考えていた。 ここに至り、サウロンは計画に手を加え、策略を用いる事にした。サウロンは謙り、アル=ファラゾーンの前に徒歩でやって来て、彼に敬意を示し、許しを請うた。アル=ファラゾーンはサウロンを見逃すことにしたが、彼の称号を全て剥奪した上で虜囚の身とし、降伏と黄金王に対する忠誠の証に捕虜としてヌーメノールに連れ帰ることとした。 「これは厳しい宣告だ」サウロンは言った、「だが偉大な王というものは、皆自身の意思を持たねばならぬ」 彼は強いられて服従しつつも、事が彼の計画通りに進んだことを密かに喜んだ。 サウロンは優れた智慧と知識を持っていたため、最も慎重なものを除く全てを説得するのに、尤もらしい理由や言葉を紡ぐ事ができた。また、彼は望めば美しい姿をとることがまだできた。彼が囚人としてヌーメノールに連れて来られたのは3261年のことだったが、彼がそこに来て5年も経たぬうちに、彼の言葉は王の耳朶を捉え、王の深い助言役となっていった。 『偉大な王というものは、皆自身の意思を持たねばなりませぬ』この言葉は、サウロンによる全ての助言に含まれた毒となった。王が彼が言うように求めたもの全てが彼の正当な権利となり、また彼がそれを手に入れるであろう計画が発案された。 闇がヌーメノール人たちの心を覆っていった。彼らは守護者達に憎悪を抱き、彼らの上にいる唯一神を公然と否定するようになった。そして彼らは暗闇と、暗黒の王モルゴスを崇めるようになってしまった。彼らは巨大な寺院を築き、そこで邪悪な行いをした。彼らは残った忠実なる者達を拷問にかけ、虐殺し、焚殺した。彼らは中つ国でもそれを行い、西沿岸部は恐怖の話で満ち、人々は「サウロンがヌーメノールの王となったのだろうか?」と嘆いた。 サウロンのヌーメノール人に及ぼす力が余りに強いため、彼が望みさえすればヌーメノールの王笏を手にすることができたのだが、サウロンが望むものはヌーメノールに破滅をもたらすことだけであった。ここに至り、彼は王に言った。「貴方が世界で最も偉大な王となるのに欠けているのは、西方の諸力が嫉妬と恐れから与えないでいる不死の命です。しかし偉大なる王は己の正当なる権利を手に入れなければなりません。」アル=ファラゾーンはその言葉を熟考したが、まだ畏怖の念が彼を留めていた。 しかし王の中の王、黄金王アル=ファラゾーンも齢192歳を数えるに至って、消えゆく命を感じ、近づく死と崇拝する暗黒に消え去ることに恐れを抱いた。こうして彼はヴァリノール攻めのための膨大な軍勢を準備し始めた。その軍容の威勢は、彼が以前ウンバールにやって来た時の、巨大なヌーメノール製のガレオン船でさえ、漁師の漁船に過ぎないかのようであった。 なまえ: コメント