約 1,976 件
https://w.atwiki.jp/energyseed/pages/208.html
ステージ出現条件 総転職回数40回 ステージ移動 地底都市最深部0Fからステージ移動 道中 名 H M 攻 防 素 魔 精 E G 技 属 落 ホーリーアイ 725 881 263 106 104 218 727 250 4 邪眼、邪鬼眼、ホーリーストーム 光 邪眼の塊 魔法使い 578 814 1 0 71 245 407 170 4 ファイア、ファイアストーム、サンダーストーム、スパリオン 無 魔の破片 ギアちぃ 1023 942 310 49 833 457 1202 400 4 キャッツウォーク、怨霊猫乱歩、ブラド・ツェペシュの呪い、スターオブダビデ、スピア・ザ・グングニル、レッドマジック 闇 魔力の粉 聖魔道士 1083 869 95 48 104 379 668 250 4 ホーリーストーム、レブリスト、ベホマラー、ベホマズン 光 魔力の粉、生命の粉 妖精 489 1029 85 84 174 251 425 135 4 ヒャド、ヒャダルコ、メラゾーマ 無 妖精の覇羽 魔術師 631 1094 78 86 199 275 659 220 4 メラミ、ブリザード 闇 魔の破片 大僧侶 758 1059 107 84 91 322 621 250 4 ライフゲーム、ライジングゲーム 光 生命の粉 ゴールデンキノコマ(初期状態 攻無効) 23 876 216 8158 1614 0 7849 1 500 マインドブレイク、目潰し、キノコ胞子、にげだす 光 無し 情報兵(初期状態 大防御) 2167 0 0 15009 549 0 0 200 2 こうげきのみ 自然 無し 厄介なのは情報兵くらい 魔理沙「ここのキノコは松茸味だぜ!」 キノコの獲得Gに修正が入りました ボス 名前 HP MP 攻 防 素 魔 精 EXP G 属性 ドロップ 聖白蓮 ???(~15000?) 2833 135 301 283 358 1381 4444 100 光 聖人形、白蓮カード なお白蓮はステータス低下やMP吸収などは効かない。ステータス異常は一応効く 使用スペルカード 名前 威力 消費MP 属性 備考 紫雲のオーメン - ? - 攻魔素精何れか120%増 マジックバタフライ ? ? - 魔55%増+全体MP100程度回復 スターソードの護法 - ? - 守精100%増 スターメイルシュトロム 中 ? 光 全体魔法 魔神復誦 中 ? ? 全体魔法+全体攻魔50% フライングファンタスティカ 大? ? 炎 全体魔法 ナムサーンで有名なひじりんさん 聖さんのスペルカードの半分は補助系 補助系ばかりした状態だと、攻撃系のスターメイルかフライングの威力が馬鹿にならない(120→500位?) 魔神復誦は残りHPの量によって変わる 対処法としては、精神を上げるか魔半減でダメージ軽減するといい コメント 道中・ボス分かる範囲で埋めておきました -- チルノ (2011-06-03 05 47 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/141.html
綾波「今度は碇くんの知り合いを呼んでもいいかしら。」 ルリ「いいですよ。妹さんですか?弟さんですか?」 綾波「彼のお父さんを呼びたいの。」 ルリ「えっ……」 綾波「碇司令よ。」 碇「レイの家に呼ばれるのは初めてだな。」 レイ「お忙しいところをすみません。」 碇「いや、いい。ちょうど計画が一段落したところだ。支障はない」 ルリ「計画って…碇さんは普段何をされてらっしゃるんですか?」 碇「……特務機関ネルフの最高司令長官だ。」 ルリ「……ネルフ?」 碇「知らないのも無理はない。国連直属の非公開組織だからな」 ルリ「はぁ……何をする機関なんですか?」 碇「フッ……人類の未来を守っている…とでも言っておくかな。」 ルリ「(………なんだかそのうちラ・ヨダソウ・スティアーナとか言い出しそうな人です…)」 碇「そう……これは人類の未来を守るための……」 ルリ「(…完全に自分の世界に入ってます…まさかシンジさんの父親が こんなにトランスしてる人だとは…あの人も将来こんな風になるんでしょうか。)」 碇「……そうだ、レイ。ロンギヌスの槍の件だが………」 綾波「……あれを使わなくてもポジトロンスナイパーライフルで……」 碇「……その程度ではATフィールドが……」 綾波「……しかし『ゼーレ』が……」 ルリ「(……邪鬼眼並の中学生レベルの妄想単語を ただ並べているように聞こえるのは私だけでしょうか)」 長門「…………」 ルリ「(有希姉さんに突っ込みを期待したい所ですが…)」 長門「ユニーク」 ルリ「(…しっかり理解してるし)」 碇「レイ、見せたい物がある。 悪いが君達には見せるわけにはいかないんだ。これで失礼するよ」 ルリ「はぁ…(別に誰も見たがらないです)」 長門「残念。」 ルリ「(見たいのか!)」 碇「また会おう」 長門「……」 ルリ「はい。(平日のハローワークで見掛けないことを願います)」 バタン ルリ「はぁ…疲れる人でした。一体何の話をしてたんでしょうか。」 長門「……ラ・ヨダソウ・スティアーナ。」 ルリ「え゙っ!?」
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/147.html
. 【作品名】火事の日は岩男 【名前】バルーンマン(本名不明) 【属性】ある製薬会社の試薬を飲んで怪人になった男性。 【大きさ】ビルより大きい風船のような大男。数十mぐらいか? 【攻撃力】大きさ相応。ビルに拳で大穴を開ける事が出来る。 成人男性二人を軽く踏み潰す事が出来る。 【防御力】大きさ相応。 【素早さ】大きさ相応。空気を抜く事で巨大なモモンガのようになって空を飛べる。 飛行速度の描写は特に無し 【特殊能力】 竜巻:空気を抜いて、自分の皮を広げたまま回転し、巨大な竜巻を起こす事ができる。 巨大な瓦礫(人ぐらいの大きさか?)を持ち上げ吸い込む程。 竜巻の範囲は自分の体と同じぐらいの距離程度、その状態のままでも移動する事が出来る。 大きさ変更にかかる時間は一分も掛からない 【長所】近接タイプなら近づきにくい 【短所】女を見ると萎んで動けなくなる。 【戦法】竜巻を発生させながら近づく 【備考】空気を抜いた状態で参戦。短所が致命的 薬を飲んで暴走、助けようとした主人公と敵対した。 22スレ目 558 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/07(土) 02 47 10 ID dvUNFEvJ ここで細かい所の再考察。 四華船=海の集合体=虚神騎士、になってるけど。 恒星破壊の数千~数万倍の威力を持つ体当たりなら集合体倒せると思うから。 虚神騎士>海の集合体=四華船、になるんじゃねの。 アントワーヌ>ヨシオ>秋庭里香>バルーンマン 秋庭には負けるけど。その上で二連勝できるから。 仲嶋数花>バルーンマン>アントワーヌ、だな。 708 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/12(木) 02 06 43 ID xnhjnze0 あれ?バルーンマンが何でこんなに低いの? 最強スレって性格は考慮しないんだよね? 709 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/10/12(木) 02 38 50 ID IBzq+bba 性格ではなく性質として考察されてるからじゃないか? 実際にどっちかは未読なので知らないけれど。 17スレ目 28 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 16 54 ID Nn25KRNr バルーンマン考察。 取り敢えず数十mから踏み潰しで。 ヴァールハイト>三宅順=ボー・ボー>グリコ>艦長>ボロンゴ =ヴィヴィ>桐生相馬>バーサークカデット>万智子>朝比奈みくる 椎堂密>ガッソ>ホリィ>山童>甲斐氷太>零崎人識 ○零~みくる 勝てるだろう。 △真智子 分ける。 ○バーサーク~相馬 勝てるだろう。 ×ヴィヴィ~ボロンゴ 飛ばれるときついだろう。ぺらぺら状態になる前に殺られるだろうか。 ○艦長~ヴァール 勝てるだろう。 29 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 30 45 ID ZrhFhwP+ 28 どうでもいい突っ込みだけど真智子は踏んづけ続ければ結局行動不能で勝ちじゃないか? 再生、不死系統の負けは行動(攻撃)不能でいいんだよな? 結構再生、不死系の分け多かった気がするけど再考の余地ありじゃね? 30 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 38 09 ID ZrhFhwP+ 28 ごめんさらに突っ込みw 【短所】女を見ると萎んで動けなくなる。 行動不能負け?w しかもこれ適用すると下位にもチラホラ負けるぞw 場合によっては男子高校生以下・・・ リニア>七穂ひかり>天王洲映希>主人公(卓ビー)>ルーミィ>福沢祐巳 6連敗・・・ 31 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 40 59 ID rC/YZIVi 29 万智子は再生系と思われてるが、あれは不浄な土地で攻撃を受けたから。 そもそも不浄な土地でなければ、ダメージ自体負わない能力なのよ。 自然の加護でテレポートしたり、相手の攻撃自体が逸れてしまったり、 攻撃しようとした相手が強風で吹き飛ばされたりとか、そんな感じで。 32 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 00 43 17 ID 0LhqKj4N 30忘れてた。 真剣に考察するとハルヒの下になるなこれ。 割と如何でも良い事だが、呪殺風水と聞くとジョジョのスタンドの竜夢を思い出す。 16スレ目 828 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 02 34 55 ID pigrpekV 778 森野マサトだが 金属板を軽く凹ませ どんな金属板?厚さ、強度 銃弾で傷を受ける程度。 これじゃ常人と変わらない、どんな銃でどの程度の怪我だったかとか 【特殊能力】どんな炎の中でも活動できる超能力所持。 作中で防いだ所までだから詳細必要 同じくバルーンマン 空気を抜く事で巨大なモモンガのようになって空を飛べる。 飛行速度は? 巨大な竜巻を起こす事ができる。巨大な瓦礫を持ち上げ吸い込む程。 巨大な瓦礫の大きさは?竜巻の範囲は? 膨らんだ状態と萎んだ状態の二種類の形態があるから戦法と参戦状態が欲しい 大きさ変更にかかる時間とか 847 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/23(金) 12 17 44 ID zs/i6kD2 828 どんな金属板?厚さ、強度 分厚い金属板としか書かれていない。 これじゃ常人と変わらない、どんな銃でどの程度の怪我だったかとか 銃の種類は不明。装甲が抉れ肉体が傷ついた。頭や心臓を狙われたら十分死ぬだろうと地の文や森野マサト自身が言ってる。 作中で防いだ所までだから詳細必要 ビル一つが包まれるような炎の中にいて平気程度。 飛行速度は? 速度の描写は特に無かった。 巨大な瓦礫の大きさは?竜巻の範囲は? 多分、人ぐらいの大きさだと思うが特に描写なし。自分の体と同じぐらいの距離ぐらいまで。 膨らんだ状態と萎んだ状態の二種類の形態があるから戦法と参戦状態が欲しい 勝率が高い形態って何だろ?戦法は何が一番勝率が高いかな? 大きさ変更にかかる時間とか 一分もかかってない。 .
https://w.atwiki.jp/shichouseiko/pages/526.html
隠密剣士 62 本作品の放送当時のタイトルは『隠密剣士』ですが、同名の作品が複数存在するためこのように呼称しています。 ※データはほとんどありません 毎週日曜19 00~19 30(TBS) 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 最高視聴率:『全記録 テレビ視聴率50年戦争』 【表組】 # # サブタイトル 放送日 視聴率 第一部 隠密剣士 01 01 江戸から来た男 1962/10/07 02 02 決闘キリタップ 1962/10/14 03 03 廣野の剣風 1962/10/21 04 04 落日の仇討 1962/10/28 05 05 鬼菱の砦 1962/11/04 06 06 鯨岩の対決 1962/11/11 07 07 地獄谷の待伏せ 1962/11/18 08 08 無頼の兄弟 1962/11/25 09 09 盲目(めしい)の剣客 1962/12/02 10 10 混血の目撃者 1962/12/09 11 11 必殺十文字流 1962/12/16 12 12 帰って来た無法者 1962/12/23 13 13 隠密渡り鳥 1962/12/30 第二部 忍法甲賀衆 14 01 甲賀忍法変幻 1963/01/06 15 02 忍法隠蓑 1963/01/13 16 03 忍法千鳥鳴 1963/01/20 17 04 忍法空蝉 1963/01/27 18 05 忍法霞渡 1963/02/03 19 06 忍法袋返 1963/02/10 20 07 忍法くノ一 1963/02/17 21 08 忍法むささび落し 1963/02/24 22 09 忍法人蜘蛛 1963/03/03 23 10 忍法山彦 1963/03/10 24 11 忍法夢幻 1963/03/17 25 12 忍法燕隠れ 1963/03/24 26 13 忍法まんじ凧 1963/03/31 第三部 忍法伊賀十忍 27 01 伊賀隠形陣 1963/04/07 28 02 伊賀天兵陣 1963/04/14 29 03 伊賀陽炎陣 1963/04/21 30 04 伊賀方円陣 1963/04/28 31 05 伊賀車掛陣 1963/05/05 32 06 伊賀火焔陣 1963/05/12 33 07 伊賀地遁陣 1963/05/19 34 08 伊賀内縛陣 1963/05/26 35 09 伊賀両翼陣 1963/06/02 36 10 伊賀蝙蝠陣 1963/06/09 37 11 伊賀飛猿陣 1963/06/16 38 12 伊賀破城陣 1963/06/23 39 13 伊賀八門陣 1963/06/30 第四部 忍法闇法師 40 01 死霧(いざない)の忍者 1963/07/07 41 02 おぼろの忍者 1963/07/14 42 03 分身(わかれみ)の忍者 1963/07/21 43 04 流れ星の忍者 1963/07/28 44 05 葉隠れの忍者 1963/08/04 45 06 羽衣の忍者 1963/08/11 46 07 あやつりの忍者 1963/08/18 47 08 霞の忍者 1963/08/25 48 09 飛猿の忍者 1963/09/01 49 10 紅蓮(ほのお)の忍者 1963/09/08 50 11 変化(へんげ)の忍者 1963/09/15 51 12 閃影の忍者 1963/09/22 52 13 十三人目の忍者 1963/09/29 第五部 忍法風魔一族 53 01 忍秘風摩剣 1963/10/06 54 02 忍秘瞳術 1963/10/13 55 03 忍秘水龍陣 1963/10/20 56 04 忍秘双忍構 1963/10/27 57 05 忍秘傀儡師 1963/11/03 58 06 忍秘燕道人 1963/11/10 59 07 忍秘呪術者 1963/11/17 60 08 忍秘白老鬼 1963/11/24 61 09 忍秘忍び狩 1963/12/01 62 10 忍秘忍び無惨 1963/12/08 63 11 忍秘陽炎 1963/12/15 64 12 忍秘伊賀忍 1963/12/22 65 13 忍秘袋返し 1963/12/29 第六部 続忍法風魔一族 66 01 忍者梟甚九郎 1964/01/05 67 02 忍者白蝋玄鬼 1964/01/12 68 03 忍者蝦蟇の太郎佐 1964/01/19 69 04 忍者蝙蝠伝内 1964/01/26 38.4% 70 05 忍者風摩くノ一 1964/02/02 71 06 忍者変幻黒風斉 1964/02/09 72 07 忍者伊賀の才蔵 1964/02/16 73 08 忍者朧と一党 1964/02/23 74 09 忍者まぼろし源内 1964/03/01 75 10 忍者鬼頭坊 1964/03/08 76 11 忍者眠の黒丸 1964/03/15 77 12 忍者疾風弥平次 1964/03/22 78 13 忍者風摩小太郎 1964/03/29 第七部 忍法根来衆 79 01 隠形鬼眼法師 1964/04/05 80 02 無惨也幻妖斉 1964/04/12 81 03 忍法果し状 1964/04/19 82 04 闇と云う名の忍者 1964/04/26 83 05 影衣蔵人の忍法 1964/05/03 84 06 根来忍者不動縄 1964/05/10 85 07 忍者死神の挑戦 1964/05/17 86 08 忍法生仏 1964/05/24 87 09 般若面の忍者 1964/05/31 88 10 鬼眼法師最后 1964/06/07 89 11 姿なき根来者 1964/06/14 90 12 根来忍三兄弟 1964/06/21 91 13 変幻牙龍道士 1964/06/28 第八部 忍法まぼろし衆 92 01 七人の忍者 1964/07/05 93 02 忍び暗殺帳 1964/07/12 94 03 忍者闇里弾正 1964/07/19 95 04 破幻坊参上 1964/07/26 96 05 忍法遺恨 1964/08/02 97 06 不死身の伝斉 1964/08/09 98 07 茜部一無の死 1964/08/16 99 08 忍び名は影陽 1964/08/23 100 09 甲賀の金剛 1964/08/30 101 10 或る忍者の掟 1964/09/06 102 11 くの一競い 1964/09/13 103 12 伝斉かげばしり 1964/09/20 104 13 甲賀五遁陣 1964/09/27 105 14 忍者ものがたり 1964/10/04 第九部 傀儡忍法帖 106 01 第一話 謎の傀儡師 1964/10/11 107 02 第二話 復讐鬼金剛 1964/10/18 108 03 第三話 忍師黒風堂幻心 1964/10/25 109 04 第四話 闇蔵変化 1964/11/01 110 05 第五話 忍法合戦 1964/11/08 111 06 第六話 傀儡忍四天王 1964/11/15 112 07 第七話 幻心万華鏡 1964/11/22 113 08 第八話 道伯虚影 1964/11/29 114 09 第九話 十六夜忍法 1964/12/06 115 10 第十話 傀儡まんじ 1964/12/13 第十部 変幻忍法帖 116 01 白山流錣其五佐 1965/01/03 117 02 甲州流隠岐仙蔵 1965/01/10 118 03 隠岐流黒髪玄達 1965/01/17 119 04 白雲流鳴子一伝 1965/01/24 120 05 能登流一色道順 1965/01/31 121 06 幻夢流朧霧丸 1965/02/07 122 07 忍甲流かげろう党 1965/02/14 123 08 伊賀流霧の遁兵衛 1965/02/21 124 09 黒墨流鬼面道人 1965/02/28 125 10 幻流瞳太郎坊 1965/03/07 126 11 無影流占部左 1965/03/14 127 12 夕霧流卍黒大尉 1965/03/21 128 13 甲賀流勘合 1965/03/28 平均視聴率 ?.??% 最高視聴率 38.4% #69…1964/01/26放送 最低視聴率 ?.?% #??…19??/??/??放送 隠密剣士 next 隠密剣士 62 新隠密剣士 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/bsds/pages/44.html
バグ報告掲示板 ★ゲームをしていておかしいと思ったらこのページに書き込んでください。 生み出される尖兵のLv2効果が相手武装疲労時にも発動、リル・サキュバスの召喚時効果が発揮されない -- (non) 2010-08-11 21 33 29 CPUがバインディングウッズを使用した時(自分:赤、相手:緑)、宣言した色(赤)以外のスピリットが疲労状態になった -- (ノリキ) 2010-08-12 12 19 41 大天使ヴァリエルにタイムリープを使い黄を選択すると使ったタイムリープも手札に戻る -- (0) 2010-08-14 23 57 40 敵の虚神のコストを6にする効果が自分にも適用される -- (名無しさん) 2010-08-16 03 23 56 //- 相手がコスト3のネクサスを貼っている状態でアンブッシュブロッカーを使うと、CPUがそのネクサスにカーソルをあわせたままフリーズ。スピリットとネクサスの識別ミスと思われる -- (名無しさん) 2010-08-16 15 19 53 心臓破りの巨大坂Lv1の効果で相手のデッキ枚数を0にしても勝利にならない -- (名無しさん) 2010-08-18 00 32 11 生み出される先兵のLv2効果が相手の武装にも適用される。 -- (名無しさん) 2010-08-18 12 49 32 巨人王ランドルフLv3の効果でコアが11個乗っているスピリットからコアを1個取り除いたらスピリットが破壊された。 -- (名無しさん) 2010-08-19 00 54 43 //- 全くすれ違えない時がある、5時間放置してもノーマルチャンスチケットすらもらえない -- (名無しさん) 2010-08-19 06 41 21 //- ↑ノーマルは1日に10枚程度が限度っぽい -- (名無しさん) 2010-08-19 21 13 23 wiki編集が出来ないので、できる方いらっしゃいましたら追加お願いします。「五行寺院の効果でレベル3になったレーヴェンのBP強化能力が発揮されません。」 -- (名無しさん) 2010-08-19 22 29 27 リル・サキュバスの召喚時効果が発動されません -- (名無しさん) 2010-08-19 23 33 58 虚神をコスト6にする能力が相手も効果がある。 -- (名無しさん) 2010-08-22 19 38 43 相手の場に士気高き大本営Lv2がある状態で、こちらのスピリットの粉砕で相手のデッキを破棄すると相手のリザーブにコアが増える。 -- (名無しさん) 2010-08-25 04 44 31 なぞチャレのカードをさがせで「黄道の虚空」報酬が「バインディングウッズ」を受けてそのままカードを渡して報酬をもらうときにフリーズ -- (名無しさん) 2010-08-28 01 32 55 王蛇の住処Lv2のコアを0個にはできない制限がきいておらずスピリットを破壊可能。 -- (名無しさん) 2010-09-1100 40 56 アスモLv3でアタック時、相手の場ウガルルムLv1(維持コア2)のみの時コアを1個選択時点でウガルルムの上から選択できなくなり、進まないので サンゾールのLV2効果はスピリットだけでなく、ネクサスにも適用される。 -- (七誌) 2010-09-18 19 14 07 リトルナイト・ランスロットの効果が自黄スピリットだけでなく、自スピリット全てに適用される。 -- (名無しさん) 2010-10-02 09 59 26 ↑相手のマジックの効果を受けない、の方です。 -- (名無しさん) 2010-10-02 10 02 13 シャ・ズーの効果が相手のみになっている -- (名無しさん) 2010-10-05 12 43 49 こちらが天使クレイオを2枚出していて、相手のアタックでこちらのコスト2のスピリット(天使クレイオ以外)が破壊された時、天使クレイオの効果が発動しない現象を確認 -- (名無しさん) 2010-10-23 03 36 48 通常起こることはないが、相手のアタック時に自分がブルームフルート使用でフリーズしました -- (名無しさん) 2010-10-26 17 19 59 リターンドローの効果がネクロマンシー使用時にも発生する(wiki見るとトラッシュからの回収はリターンドローが起動しないと書いてある、他のトラッシュ回収系は未検証) -- (ななし) 2010-11-01 07 01 52 自分がストロングドローしてたら相手がバグった -- (カービィ) 2010-11-27 07 10 07 マインドフレア(メイン)で相手のスピリット選択後に、再度選択画面が出てきて続行不能 -- (MOMO) 2010-12-18 17 14 55 シングルカードに燃え盛る戦場が1200円で売っていた -- (vf) 2011-01-03 21 37 54 1ターン目に相手がデットリバランスつかっていた -- (vf) 2011-01-03 21 42 07 召喚時効果があるのに発動しないの多すぎ!!!!!! -- 名無しさん (2011-02-11 14 31 21) ななしさん)ありがとう。 -- 溶岩 (2014-05-04 11 59 23) どうも5週間前にランクSSSになったものですなんかいもデータ消したんですけどbooth9のカードすべて入手できないんですけどどうすればよいのでしょうか? -- zero (2016-07-29 00 31 44) だいぶ古いけど、黄色の大会でペンタンデッキで挑んで歌鳥デッキの相手と戦った際に相手が女帝ペンプレスをLv2したときの効果がこっちにも反映されてた -- エルシア (2019-05-15 17 59 25) 夢想法師サンゾールのlv2-3の効果がネクサスにも反映されます(灼熱の谷で確認) -- 名無しさん (2019-05-19 01 00 37) 恒星龍ジークヴルムアルターlv3にメテオストーム使用でフリーズ。 -- 名無しさん (2019-08-26 22 59 59) 名前 コメント 冥蛇士ボティスを、ダークスカルデーモンの効果を「使用しない」で転召させた時、冥主で転召したことにならず、一枚しかドローできない -- (名無しさん) 2011-02-11 04 56 27 誰も居ないだろうけど一応報告。夢中漂う桃源郷LV2効果が黄色スピリットじゃなくても発揮される。 -- (ななし) 2014-04-29 09 01 37 誰も居ないだろうけど一応報告。今日やっとカードコンクエスターになりました -- (名無しさん) 2016-01-02 15 18 09 ↑5年前だけど、おめ -- (名無しさん) 2021-03-04 22 03 40
https://w.atwiki.jp/nokorigumi/pages/16.html
※語録を追加するときは、五十音順にお願いします^^ 愛の調味料が欲しい 海賊王の口説き文句。その1 あんごーら ハンゲームのビンゴからきた言葉。 言語設定を中国語にするとビンゴになった際「あんごーら!」という元気なおじさんの声が聞くことができる。 イケメソ 主にますたーど ぱっちー パーマストン首相のこと。なに基準なのか(笑) いつもの いつもの (腕) 言わずもがな、(腕)である。スカイプチャットの腕アイコンを多用してたのがキッカケ。 おじいちゃん 海賊王の呼び名。本人が自分の年を8×才と発言したのが発端。 お は な し し よ ??? え?もう一回言って? 類似に「就 活 し よ」などがあり汎用性が高い、主にF原に使う。 お待ちンス チャイナやばい 聞き専 スカイプで雑談する時にマイクにあがらない人のこと。 聞き専が多いように思えるが、真の聞き専は姉さんである事は間違いない。 キャフィ 「キャッチフィーリング」略称。お題に対して絵を描いて、他の人がそれを当てるというもの。 謙虚神 酔いネコのこと。本人と一部の人が認めている。 見ちゃん 声部で見学者としてラジオを聞く人のこと。 主にますたーど・Lee・たまにぶな・アゴスケ姉が該当すると思われる。 こえ部 スカイプの存在をまだ知らなかった時の、のこりぐみの雑談場。重い。 サポセン サポートセンターの略称。 なぜかテトリスのサポセンは「しゃけ」に優しくない。 さまの笑顔が見たい 海賊王の口説き文句。その5 しゃけかわいいなwうふふww 海賊王の口説き文句。その2(カップ麺の発言でもある) しゃけ×カップ麺 アゴスケ姉の名言。正確に言えばカズヒロの「カップ麺×しゃけ」を訂正したもの。 スタンガン野郎 カップ麺のこと。藤原に呼ばれた。 善処します 頑張るのかと思いきや、やんわり断るときに使う。 ちゃ しゃけの口癖。またこんにちはの意味でも使うことができる。 チャラ男 主にますたーど。 どこへ行くかじゃなく誰と行くかや! 関西人はいいこと言うで。 姉さんのかわいい声が聞こえる 海賊王の口説き文句。その3 ぷげらりん プギャーから派生した言葉。しゃけ語 ふひひ カップ麺が多用する言葉。 ベイブちゃんがほしい 海賊王の口説き文句。その4 ぺやんぐ! ちゃんと市のすけ! ぽっころぴー 某実況者がVIPマリオをプレイ中に発した言葉。 某実況者曰く「この効果音がどうしても「ぽっころぴー」に聞こえるんだよなぁ」らしい。 残り組内では、カップ麺の描いたペンギンの鳴き声として用いている。 ロックマン(笑)なんかやらないですよ ますたーどの名言。 ネオン家に行き、ますたーどが配信する際に言った言葉。
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/994.html
三人は時間が過ぎるのも忘れて街を見て回った。 ダイは主従と過ごす正体を明かすまでの一時を楽しむことに決めた。 自らの存在を捨てる覚悟で守り抜いた世界は徐々に大戦の傷を癒しつつある。 これから先どんな敵が現れても、平和を守るためならば彼は幾度でも激戦に身を投じるだろう。 人々の笑顔が胸の内に火を灯したかのように、ダイも微笑を浮かべた。 イルミナは嬉しそうな少年を興味深げに見つめている。 彼女も今は地上観光を楽しむことにしたらしい。商店などにももちろん関心を示しているが、一番心を惹かれるのは太陽と太陽が照らす世界の姿のようだ。 ダイにつられたかのように満足気に笑っている。 夜になり、酒場に入った彼女は酒を注文し、運ばれて来るやいなや素晴らしい勢いで飲みはじめた。 「お酒、強いんだね」 「遺伝らしい」 ほろ酔い気分の彼女は嬉しそうに短く答えた。 周囲で飲んでいる客を観察し、酒で勢いをつけたかのように声をかける。 「世界を救った勇者が行方不明だと聞いたが、まだ見つかっていないのか?」 「ちょっと、いきなり何言って……!」 その勇者本人であるとは言えず、ダイは口をぱくぱく開閉させた。変装しているためばれてはいないが、簡単なものだからいつ露見するかわからない。 自分が話している相手が勇者だと知らない彼女は低い声で囁き返した。 「父は言っていた。苦しい時は力ある者にすがり、平和になれば掌を返すのが人間だと」 勇者が失踪した現在の状況で人々の本心を聞こうとしているらしい。 中性的な声の持ち主に視線を向けた男は嘆息を漏らした。 「ああ。ボウズくらいの年齢だってのに不憫だよな。早く帰ってきてほしいぜ」 ダイがきまり悪そうに視線を彷徨わせ、頬をかく。心配をかけて申し訳ない気持ちと、気遣ってもらえて嬉しい気持ちがまじりあい、どうにもくすぐったい。 「どうして戻ってこないんだろうな?」 疑問に答えたのは別の男だった。 「オレは……正直怖えよ。大魔王を倒したんだろ?」 気弱そうな男の視線は頼りなく彷徨い、おどおどしている。 もしその力が自分たちに向けられれば、抵抗など紙屑のようにあっけなく消し飛んでしまう。 「人間じゃないって聞いたし、このまま――」 近くにいる青年も言葉を濁している。 そこから先は聞かなくてもわかる。 ダイは唇を噛んでうつむいた。 世界が平和になれば勇者は用済みになるのか。愛する世界に居場所はなくなるのだろうか。 イルミナが予想通りと言いたげに鼻を鳴らした。誰のために戦ったかも忘れ、都合のいいことを言う人間を軽蔑している。 彼女にとって勇者は敵だが、大魔王をも超える強さを持っていることに関しては敬意を抱いていた。 少年の胸に立ち込めた暗雲をはらったのは別の声だった。 「オレたちのために命をかけて戦ったのに、何て言い草だよ」 擁護に賛同の声が上がった。 「怖いからって大事なことを忘れる人間の方がよっぽど恐ろしいぜ」 同調するように若い女が幾度も頷く。興奮に目を輝かせている。 「救世主の役割背負って、見事に果たしたのよ? あの子が味わわないで誰が平和を味わうって言うの?」 「もしまた世界が危機にさらされても――頼らなくていいようにオレたちが踏ん張らないとな」 戦士らしき風体の男はぐっと腕を曲げ、力こぶを作った。決意を秘めた眼差しで剣に触れる。 「自分は何もしないで理想押し付けて、勝ったら“信じてた”、負けたら“だまされた”なんて態度変える連中にはなりたくねえよ」 自分たちの住まう世界は、自分たちの手で守る。未来は自ら掴み取る。 そんな思いが伝わってくる。 イルミナは意外そうに彼らの姿を眺め、呟きを漏らした。 「……人間にも様々な考えの持ち主がいるようだ」 「いい人もいればいやなやつもいるよ。たぶん、人間も魔族も」 明るい笑みを浮かべたダイに向かって魔族は深く頷いた。 「かもしれん。何をもって“いいやつ”とするかは異なってくるだろうがな」 シャドーはそう語る彼女を心配そうに見つめていた。 やがてシャドーが宿泊の手続きを済ませたため彼らは宿に入った。 世をしのぶ貴族のような長身の人物とその従者と思われる男、そしてまだ幼い少年という珍しい組み合わせに主人は目を丸くした。 商売根性によって間に立ち直り、にこやかに尋ねる。 「兄さん、ご家族と旅行ですか?」 「私は女だ」 「そ、それはっ!? 大変失礼いたしました!」 目が飛び出そうな驚愕とともに平謝りする主人に対して彼女は怒らなかった。それどころか、慌てた顔を面白いと思ったらしく笑っている。 部屋へ向かう背を見送った主人は顎に手をかけ、首をかしげた。 「あの少年、どこかで見たような?」 見覚えがあると思われていることも知らず、ダイは難しい顔をしていた。 いつまでも正体を隠しているわけにはいかない。 どのように話を切り出すべきか。戦いを避けることはできないか。 考えても考えても結論は出てこない。 浮かぶのは頼もしい仲間たちの顔だ。 (こんなとき、ポップやアバン先生なら――) 明日、彼らの元へ行って全てを話そう。 自分一人で正しい答えが出せなくても、皆と一緒に考えれば望ましい形が見えてくるかもしれない。 そう結論づけて早々と寝床にもぐりこんだダイを眺め、イルミナは持ち込んだ酒瓶の栓を開けた。寝息が聞こえてきたため声量を抑えて口を開く。 「鬼眼が使えないのは、相応しくないからだろうか」 黒い布に触れる彼女の顔は暗い。 鬼眼を持つ者は他の魔族に比べると魔力が高い。だが、彼女の場合、鬼眼の力が解放されていないためか一般の魔族とそう変わらない。 火炎呪文が得意だが、大魔王のように他者と圧倒的な差をつけているわけではない。 「なぜ私はこの眼をもって生まれてきた……? この力は何のためにある」 シャドーは返答に窮している。 鬼眼の力が発揮できないのも、絶大な力を手にしていないのも、時機が訪れていないだけという印象を抱いているが、悩んでいる本人に言うのはためらわれる。 魔族たちが部下になるのを選ばなかったのも、まだ若く未熟だからだ。 鍛錬を重ね、経験を積み、成長すれば違うだろうが、少々素質に恵まれている程度ではどうにもならない壁がある。 「……思い悩む前に力をつけるべきだな」 ひとまず結論を出した彼女は拳を握り締めた。 尊敬する存在の大きさゆえに苦しむ気持ちはわかるだけに、シャドーは別の言葉を返すしかなかった。 「太陽をもたらすには地上を消滅させねばなりません。しかし、あなた様は――」 「知りもしないで偉そうなことを言っていた」 当初は偉大な父が掲げた理想だから、という意識が強かった。 伴う重さを自覚しておらず、地上や人間のことを何も知らないまま口にしていた。 人間とは、神々の力によって守られていることを知りもせずきれいごとを唱える口先だけの連中、異なる存在は疎み排除しようとする狭量な輩ばかりだと思い込んでいた。 すべて消し飛ぼうと心は痛まない、と。 だが、異なる世界と住人は彼女が思い描いていた姿とはだいぶ隔たっていた。 最大の目的は変わらないが、もっとよく知る必要がある。彼女はそう思い始めている。 甘いと言えるが、シャドーは非難しなかった。 「その小僧を気に入ったのですか?」 彼女は小さく頷いた。 「種族が違うというだけで疎むつもりはない。立派な強者になるだろうからな」 強者には敬意を払うのが大魔王の信条だった。 彼女もそうありたいと思っている。 「あなた様がそうおっしゃるのならば、こ奴の名を知りたいものです。ミスト様は尊敬する者の名を決して忘れませんでしたから」 「明日改めて聞けばよかろう。わざわざ起こさずともよい」 そう呟き、少年を眺めた彼女の顔は穏やかだ。 「不思議だ。なぜか父と似た空気を感じる……」 求めていた答えを知る鍵となる――そんな予感がする。 口元にわずかに笑みが浮かんでいることに本人も気づいていなかった。 やがてイルミナも眠りに落ち、シャドーは警護のため目を光らせていた。すでに人間を解放し、本体の姿に戻っている。 静かに佇んでいる影に声が響いた。 『……シャドーよ』 「ミ、ミスト様!?」 声は、影が忠誠を誓った相手――ミストバーンのものによく似ている。 声に誘われるようにして部屋から出、宿の外に赴いた影の前に黒眼の男が現れた。 しかも、二人。ほとんど同じ顔だ。 片方は混じりけのない黒髪だが、もう一人はところどころ金が混じっている。 「貴様は……!」 「てめえらが第三勢力って呼んでるヤツさ」 黒い髪の男に続いて金髪の方が口を開いた。 「俺はその分身体。よろしくな」 シャドーはすぐさま戦おうとしたが、現在器になりそうな人間が近くに見当たらない。男に直接向かって行っても攻撃されるだろう。 警戒を解きほぐすように第三勢力と分身体は両手を上げ、歯を輝かせながら笑いかけた。 「そう怒りなさんな。てめえを誘いにきたんだぜ。俺の部下になれって」 「ふざけるなッ!」 激高したシャドーから黒い霧が立ち上る。 「私の主はミスト様とイルミナ様だけだ!」 「ミスト? ……ああ、見上げた奴隷根性持ってる奴のことか」 「尻尾振る犬みてえだよな。なんで負けっぱなしの奴なんざ尊敬してたのかね」 分身体の言葉は火に油を注ぐ結果となった。 「ミスト様を侮辱するな! あの御方の忠誠心を――敬意を――貴様らごときが卑下する資格はない!」 叫びを聞いた分身体が鼻で笑い、第三勢力が頭をぼりぼりとかいた。黒い髪をかきまわしながら口元をゆがめる。 「忠誠心? 敬意? キレエなモン抱いてりゃ自分(てめえ)は醜くないって勘違いしたんじゃねーの? 汚え存在ってこたあ変わりゃしねえのによ」 「半端な奴が寄生虫を擁護すんのか。ピッタリだな」 あまりの怒りに言葉も出ないシャドーは第三勢力へ飛びかかった。迎撃を食らう覚悟で乗っ取ろうとしたのだ。 だが、相手に黒い手が触れた瞬間、動きが止まった。 「貴様の、正体は――」 「感謝しろや。死んだ奴の言いつけでお守役やらされてるてめえを解放してやるんだからよォ」 刹那、漆黒の波動が迸り影の身体を呑みこんだ。 翌朝、シャドーの姿が見えないことに気づいて二人は周辺を捜索した。 しかし地面にでも吸い込まれたかのように姿を現さない。 「何があった……!?」 イルミナは動揺も露に唇を噛み締めている。今まで自分を支えてきた、唯一の部下が行方不明になったのだ。大魔王ほど非情ではないため身を案じるのも無理はない。 ダイはしばしためらい、言葉を発した。 「仲間に言ってみる」 「仲間?」 天涯孤独の身だと思っていた彼女は意外そうに聞き返した。力を借りる相手がいたとは初耳である。 ダイはイルミナの手をとり、呪文を唱えた。 魔法を行使したことにイルミナは驚いている。ダイも、今まで紋章が出せず不調を覚えていただけに、無事呪文を使えたことに息を吐いた。 どこへ行けば仲間に会えるか、直感に近い嗅覚が告げている。 変装を解きながら懐かしい気配のもとへ行くと、ダイの剣の前に立っている者達がいた。彼らは皆物思いに耽り、背後の気配に気づかない。 「あのカールの人はアバン先生。女の子はレオナで、バンダナを巻いているのはポップ」 声を聞き、振り向いた彼らは少年の姿に目を見開いた。 待ち望んでいた瞬間の到来に、空気が一変した。 ポップの目にみるみるうちに涙が盛り上がる。彼は大きく口を開け、心から叫んだ。 親友の名を。 「ダイ!」 イルミナが凍りついたように歩み寄る動きを止めた。 年齢に似合わぬ落ち着きや身のこなしから覚えていた、拭いきれない違和感の正体がわかった。 すべてがつながっていく。沸騰する感情とともに。 「よかった、戻ってきたんだな! おまえが生命をかけて守った地上に!」 駆け寄り、ダイに抱きついて髪をわしゃわしゃとかき回した彼は傍らの人物に目をとめて素朴な疑問を口にした。 「その人が連れ帰ってくれたのか?」 礼を言いかけたポップの顔から血の気がさっと引いた。 アバンが目を光らせ、レオナが口元に手を当てる。 フードを取った顔を見たためだ。 ローブを勢いよく脱ぎ捨てた彼女は睨み殺しそうな眼光でダイを射る。 「貴様が……竜の騎士、ダイ」 喉の奥から声が絞り出された。 激情が炎となって燃え上がっているかのような、壮絶な鬼気が迸っている。 「貴様が――貴様が父を殺したのか」
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/88.html
. 【作品】チョウたちの時間 【名前】ブラックホール内の生命体 【属性】生命基質の異なる存在、ブラックホールの中の人 【大きさ】厳密には不確定だが、人並みかな 【攻撃力】“時間軸への干渉” ・時間の事象に囚われず、空間を移動するように時間の流れの中を移動できる特性を持つ。 どの時代にも自由に干渉でき、その雑多な時代内でエージェントと闘っている。 ・川の流れを変える如く、時間の流れに干渉して変化させ、事象の可能性を破壊できる。 ・常時発動というよりもはや種としての性質である。 “挨拶” ・ブラックホールの中の人が接近したり、他の時空間に意思を飛ばすとその時間が圧縮される。 ・とある部屋に“挨拶”のために意思を飛ばした時に、その空間に流れる時間に圧力が 加えられて、部屋内の“時間人”はまるで狭い部屋に押し込められた時におぼえる窒息感が、 空間ではなく時間に対して与えられたように感じた。部屋は十数メートルか。 ・存在することで時間が極端に凝縮して、持続する瞬間(時間停止か?)と化しているらしい。 たぶん時間干渉できない存在は持続する瞬間に囚われると思われるが、 作中で一般人に“挨拶”した事が無いので考察外。 “特異点の座標合わせ” ・空間座標を操作する事で、任意の地点に銀河系規模のブラックホールを出現させた。 自身は内部環境に適応している。座標を合わせるのにかかる時間は数秒。 【防御力】ブラックホールの中に適応し、自由に活動できる。特異点に突入しても無事。 【素早さ】空間座標を合わせる(要数秒)事で、任意の地点に一瞬で移動できる。 “時間軸への干渉”を用いて、時間停止状態の空間で行動ができる。 特に高速反応の描写が無いので、反応は人並みかな。 エージェントに“死の衝動”をくらった事で死に向かい行く乗り物の中にいる、 “時間人”を“時間軸への干渉”で、ぎりぎり割り込んで救助できる行動速度。 【特殊能力】全時間流に意識を偏在させている“時間管理者”などにしか存在が知覚されない。 “時間指向型存在”としてエージェントには及ばないものの、 自分が存在している時間軸からある程度の過去や未来を見渡せる。全知ではないらしい。 【長所】耐久力。全時間を見渡せる存在以外は知覚不能。ブラックホールに巻き込む攻撃。 【短所】無限重力以上の攻撃は防御・回避できない。タフだから良いものの、反応が遅すぎ。 【戦法】“時間軸への干渉”で過去へ移動→“特異点の座標合わせ”でブラックホールに巻き込む。 時間を伝わる攻撃は“時間軸への干渉”で攻撃発射前の時間に干渉して 攻撃を発射する可能性を破壊し、攻撃を打ち消す。 【備考】エージェントに比べてあんまり活動してない。 自身が特異点に突入すると別の宇宙に飛ばされると言っていたが、 任意で行き先を決定できないので考察外。 7スレ目 137 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 12 58 35 ID ysZ2sRyw 総当たり乙! 自分も頑張って考察してみる。 ブラックホールの中の人の考察。 エージェント>プロメテウス>世界獣>ナイトウォッチ>四華船 =虚神騎士=方舟>ジャグヘッド>マイロー>姫城玲>ストーカー>ジーク 竜機神>戦天使>セイバー>TA-29>デュグラディグドゥ ○デュグ :相手から知覚されないので、ブラックホールに巻き込んで勝ち。 ○TA-29 :同上。 △セイバー :ブラックホールは破壊されるが、相手から知覚されないので決めて無し。 △戦天使 :異相空間転移でブラックホールから脱出される? 相手から知覚されないので決めて無し。 △竜機神 :vsシャノンも同上。 ○ジーク :相手から知覚されないので、ブラックホールに巻き込んで勝ち。 △ストーカー:ブラックホールでも倒せないが、相手から知覚されないので決めて無し。 △姫城玲 :同上。 ○マイロー :相手から知覚されないので、ブラックホールに巻き込んで勝ちだと思うが。 ×ジャグ :反応は相手が上。吸い込みで負けると思う。 ○方舟 :相手から知覚されないので、ブラックホールに巻き込んで勝ち。 ○虚神騎士 :相手は銀河系破壊規模の攻撃力を有するが、詳細不明なので考察外。 突撃は防御できそうだし、そもそも知覚されない。同上。 ○四華船 :相手から知覚されないので、ブラックホールに巻き込んで勝ち。だと思う。 ?ナイト~ :相手から知覚されない上に、強重力子メギド辺りは耐えられる。 質量爆撃に巻き込まれて異次元に吹っ飛ばされれば負けになるのか? △世界獣 :でかすぎて倒せないかな。相手からも知覚されない。 ×プロメテ :平行世界作成で負け。 ×エージェ~:格が違う。“タキオン・ガン” までコンボが繋がれば必敗。 ナイトウォッチの下か、同位っぽい。 138 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 13 14 40 ID E2TDqWP8 ナイトウォッチは異次元追放使うまでもなく、空間破壊で勝ちだろう。 ナイトウォッチ>ブラックホールの中の人 140 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 15 00 52 ID pIaWEd3Z 137 竜機神や戦天使は、予知能力で知覚できねえかな? 数秒ぐらいの予知じゃ無理か? 141 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 15 36 42 ID ysZ2sRyw ブラック(略)の戦法は初手過去移動だから、未来にしか対応できない予知じゃあ 知覚できなくね? テンプレには 過去移動→特異点の座標合わせ しか書いてないから、 過去に移動して具体的にどうなるのかはよく分からないが。 142 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/26(土) 15 40 04 ID ysZ2sRyw つか、予知できるのは「自分の周囲に特異点が発生する」って事ぐらいだろ? 異相空間転移でさっさと逃げなきゃ引きずり込まれてお陀仏だから、 カウンターをかます余裕は無いと思う。 Powered by FC2.com .
https://w.atwiki.jp/bastard/pages/22.html
|キャラクター紹介|相性|「鬨」の声| メイン D・S|ヨーコ 四天王 ガラ|ネイ|カル|アビゲイル 侍衆 ヨシュア|シェン|ヴァイ|ヨルグ|アンガス 鬼道三人衆 カイ|シーン|ダイ 12魔戦将軍 イングヴェイ|ラン|ジオン|マカパイン|ボル|バ・ソリー|ザック|ブラド|ロス|イダ|サイクス|シェラ その他 ラーズ|ルーシェ ダーク・シュナイダー NAME DARK SCHINEIDER CLS WIZARD E-CLS WIZARD ELEMENT ステータス|専用装備|奥義 ステータス ※武器・防具は加入時の標準装備(加入時の装備については仲間加入を参照) LV HP MP STR INT AGI LUC COL EXP 奥義 主武器 副武器 防 具 LV1 58 48 32 41 35 5 30 - ダムド 流木の杖 錆び付いた短刀 綻びたローブ LV2 62 59 33 42 36 6 30 550 ディオ LV3 66 70 34 43 37 7 30 1320 LV4 70 81 35 44 38 8 30 2329 LV5 74 92 36 45 39 9 30 3665 LV6 78 103 37 46 40 10 30 5387 LV7 82 114 38 47 41 11 30 7517 アンセム LV8 86 125 39 48 42 12 30 10063 LV9 90 136 40 49 43 13 30 13032 LV10 94 147 41 50 44 14 30 16429 ドラシュガン LV11 98 158 42 51 45 15 30 20255 LV12 102 169 43 52 46 16 30 24513 ソドム LV13 106 180 44 53 47 17 30 29205 LV14 110 191 45 54 48 18 30 34329 LV15 114 202 46 55 49 19 30 39891 インテリペリ LV16 118 213 47 56 50 20 30 45887 ヴォン・ファイオレイ・ヴン LV17 122 224 48 57 51 21 30 52320 スキッドロア LV18 126 235 49 58 52 22 30 59189 ナパーム・デス LV19 130 246 50 59 53 23 30 66497 LV20 134 257 51 60 54 24 30 74241 LV21 138 268 52 61 55 25 30 82423 LV22 142 279 53 62 56 26 30 91043 ガンズン・ロウ LV23 146 290 54 63 57 27 30 100101 ベノンディエンティアー LV24 150 301 55 64 58 28 30 109597 LV25 154 312 56 65 59 29 30 119532 アシッドドリッカー LV26 158 323 57 66 60 30 30 129905 LV27 162 334 58 67 61 31 30 140717 セバルチュラレイ・ボウ LV28 166 345 59 68 62 32 30 151969 ヴァウワーウ輸魂術 LV29 170 356 60 69 63 33 30 163659 LV30 174 367 61 70 64 34 30 175787 ヘリオン LV31 178 378 62 71 65 35 30 188355 LV32 182 389 63 72 66 36 30 201361 マーシャル・ロウ LV33 186 400 64 73 67 37 30 214808 LV34 190 411 65 74 68 38 30 228693 LV35 194 422 66 75 69 39 30 243017 エッドツェペリオン LV36 198 433 67 76 70 40 30 257781 LV37 202 444 68 77 71 41 30 272984 LV38 206 455 69 78 72 42 30 288626 LV39 210 466 70 79 73 43 30 304708 サヴァダージユー・ディー・オーエグ・ゾーダスベノン2 LV40 214 477 71 80 74 44 30 321229 LV41 218 488 72 81 75 45 30 338190 LV42 222 499 73 82 76 46 30 355591 LV43 226 510 74 83 77 47 30 373431 LV44 230 521 75 84 78 48 30 391710 LV45 234 532 76 85 79 49 30 410428 LV46 238 543 77 86 80 50 30 429587 LV47 242 554 78 87 81 51 30 449185 LV48 246 565 79 88 82 52 30 469222 LV49 250 576 80 89 83 53 30 489700 LV50 254 587 81 90 84 54 30 510616 LV51 258 598 82 91 85 55 30 531973 LV52 262 609 83 92 86 56 30 553753 LV53 266 620 84 93 87 57 30 575973 LV54 270 631 85 94 88 58 30 598633 LV55 274 642 86 95 89 59 30 621733 LV56 278 653 87 96 90 60 30 645273 LV57 282 664 88 97 91 61 30 669253 LV58 286 675 89 98 92 62 30 693673 LV59 290 686 90 99 93 63 30 718533 LV60 294 697 91 100 94 64 30 743833 LV61 298 708 92 101 95 65 30 769573 LV62 302 719 93 102 96 66 30 795753 LV63 306 730 94 103 97 67 30 822373 LV64 310 741 95 104 98 68 30 849433 LV65 314 752 96 105 99 69 30 876933 LV66 318 763 97 106 100 70 30 904873 LV67 322 774 98 107 101 71 30 933253 LV68 326 785 99 108 102 72 30 962073 LV69 330 796 100 109 103 73 30 991333 LV70 334 807 101 110 104 74 30 1021033 LV71 338 818 102 111 105 75 30 1051173 LV72 342 829 103 112 106 76 30 1081753 LV73 346 840 104 113 107 77 30 1112773 LV74 350 851 105 114 108 78 30 1144233 LV75 354 862 106 115 109 79 30 1176133 LV76 358 873 107 116 110 80 30 1208473 LV77 362 884 108 117 111 81 30 1241253 LV78 366 895 109 118 112 82 30 1274473 LV79 370 906 110 119 113 83 30 1308133 LV80 374 917 111 120 114 84 30 1342233 LV81 378 928 112 121 115 85 30 1376773 LV82 382 939 113 122 116 86 30 1411753 LV83 386 950 114 123 117 87 30 1447173 LV84 390 961 115 124 118 88 30 1483033 LV85 394 972 116 125 119 89 30 1519333 LV86 398 983 117 126 120 90 30 1556073 LV87 402 994 118 127 121 91 30 1593253 LV88 406 1005 119 128 122 92 30 1630873 LV89 410 1016 120 129 123 93 30 1668933 LV90 414 1027 121 130 124 94 30 1707433 LV91 418 1038 122 131 125 95 30 1746373 LV92 422 1049 123 132 126 96 30 1785753 LV93 426 1060 124 133 127 97 30 1825573 LV94 430 1071 125 134 128 98 30 1865833 LV95 434 1082 126 135 129 99 30 1906533 LV96 438 1093 127 136 130 100 30 1947673 LV97 442 1104 128 137 131 101 30 1989253 LV98 446 1115 129 138 132 102 30 2031273 LV99 450 1126 130 139 133 103 30 2073733 上へ 専用装備 ランク 主武器 副武器 防 具 ランク9 炎の剣 ダークコーティング レッドペインキラー 上へ 奥義 名称 修得LV 種別 消費MP 種類 必要人数 必要装備 属性 範囲 威力 命中 効果 備考 ダムド 1 魔法 5 単体 1人 火 1×1マス 107 95 ダメージ ディオ 2 魔法 6 一体 2人 火 3×3マス 102 95 ダメージ アンセム 7 魔法 10 一体 2人 光 3×3マス 156 95 ダメージ ドラシュガン 10 魔法 14 一体 2人 地 3×3マス 206 95 ダメージ ソドム 12 魔法 14 一体 2人 風 3×3マス 206 95 ダメージ インテリペリ 15 魔法 18 一体 3人 火 敵エリア 257 95 ダメージ ヴォン・ファイオ 16 魔法 18 一体 2人 火 3×3マス 251 95 ダメージ スキッドロア 17 魔法 18 一体 2人 光 3×3マス 251 95 ダメージ ナパーム・デス 18 魔法 15 単体 1人 火 1×1マス 263 95 ダメージ ガンズン・ロウ 22 魔法 21 一体 2人 火 3×3マス 293 95 ダメージ ベノン 23 魔法 21 一体 2人 闇 3×3マス 293 95 ダメージ ディエンティアー 23 魔法 19 一体 2人 風 3×3マス 293 95 ダメージ アシッドドリッカー 25 魔法 25 一体 2人 地 3×3マス 331 95 ダメージ セバルチュラ 27 魔法 21 単体 1人 火 1×1マス 346 95 ダメージ レイ・ボウ 27 魔法 25 一体 2人 光 3×3マス 331 95 ダメージ ヴァウワーウ 28 魔法 25 一体 2人 火 3×3マス 331 95 ダメージ ヘリオン 30 魔法 28 一体 3人 火 敵エリア 374 95 ダメージ マーシャル・ロウ 32 魔法 28 一体 2人 火 3×3マス 367 95 ダメージ エッドツェペリオン 35 魔法 28 一体 2人 闇 3×3マス 367 95 ダメージ 魔紅玉を温存する サヴァダージ 39 魔法 34 一体 4人 火 敵エリア 448 95 ダメージ イーカル・モンローを倒す(CHAOS限定) ユー・ディー・オー 39 魔法 37 一体 4人 無 敵エリア 477 95 ダメージ ディート、ボラ、スーゼミを倒す エグ・ゾーダス 39 魔法 32 一体 4人 火 敵エリア 416 95 ダメージ ベノン2 39 魔法 33 一体 2人 闇 3×3マス 430 95 ダメージ 虚神王の砦・前庭、または虚神王の砦でイベントをおこす レイ・ヴン 16 魔法 10 単体 1人 無 1×1マス 246 95 浮遊 輸魂術 28 魔法 120 単体 1人 無 術者本人 60 95 ヨーコ玉MP回復 上へ
https://w.atwiki.jp/yukihuruhakoniwa/pages/34.html
Case2/稲妻―Lightning Punisher― 先日デュエルギャングの残党に勝利した後、葉鐘は暇を持て余していた。 いつものようにチャンドラーのロング・グッドバイに手をかけ――はて、これを読むのは今週だけで何度目だったか。等と考えていた所、カタン、とポストに何かが落とし込まれる音がした。 戸口の看板には相変わらずいい加減なたてつけと掠れたペンキで書かれた「天原探偵事務所 デュエルモンスターズ絡みの事件歓迎します」 と言う文字が、虚しく風に晒されていた。 遊戯王Parallel Case2 稲妻―Lightning Punisher― 「さて、と…。」 本を閉じ、先程音がしたポストに向かう。 ――今回は一体何の催促状だろうか。あるいは、依頼の手紙であれば最高なのだが。 中に入っていたモノは果たして、そのどちらでもなかった。 「何だ、チラシか…。」 ポストに投函されていたのは、近くにオープンしたらしいピザ屋の宣伝チラシだった。 催促状で無かった安堵と、依頼でなかった落胆が入り混じった微妙な心持ちでその文面に目を通す。 「何々…?『ピザパニッシュ、オープンしました!チェーン1・注文、2・調理、3・配送で効果を発動します☆』…って…。」 チラシにはピザを持った「ライトニングパニッシャー」の姿が描かれていた。そしてこの文面である。 「どこからつっこめば良いのやら。とりあえず、客に来てもらわなきゃなんない店が何でパニッシュしてんだよ…それに。」 「ライトニングパニッシャー」は3つ以上のチェーンが組まれた時に相手の場のカード1枚を破壊するモンスターである。と、言う事は…。 「注文したら破壊されちまうじゃねェか!」 ――独りでツッコんでいても仕方が無い。そう言い聞かせて我に帰り、真剣な面持ちで考える。問題は一つだ。そう―― 「ここのピザが美味いかどうか、だな。」 先日の件では子供たちから報酬は取らないつもりだったが、既に顔見知りの孤児院のマザーがせめて形だけでも、と言う事でいくらか報酬を貰っていた。 そこで葉鐘は、折角なので「ピザパニッシュ」のピザをその日の昼食にする事に決めたのだった。 「あ、もしもし。『ピリ辛ラヴァルシーフードピザ』のMサイズを一つの…コーラのセットを。あ、それからチーズ増量で。住所は――。」 手早く注文を済ませると、ソファに腰掛けてデュエルディスクからデッキを抜き、調整しながらピザを待つことにした。 「 真紅眼の飛竜 …この間は機械族って情報があったから火力増強の目的で 真紅眼の闇竜 のサポートに投入したが…。」 デッキは先日、デュエルギャングの残党と闘った時のままになっていた。 普段の葉鐘は真紅眼シリーズをデッキに投入していなかったが、機械族の攻撃力を考慮して墓地のドラゴン族の数によって攻撃力を上昇させる 真紅眼の闇竜 を投入していた――尤も、活躍する事は無かったのだが。 「やっぱ、攻撃力に関しては メタル化・魔法反射装甲 のお陰でそこまで心配は要らなかったな。」 デッキを普段の形に調整し終えると、ふと時計を見やった。注文を受けてから調理するとしても、遅い。 何かあったのだろうか?そう思った時、一つ重大なミスを犯していたことに気が付いた。 「しまった…部屋番号伝え忘れた…!」 慌ててアパートの外へ飛び出すと、配送用のボックスのついたバイク――配送用と言うにはやや"尖り過ぎている"フォルムを見るに、D-ホイールに配送ボックスをつけたものだろうか――と、立ち尽くす女性の姿が見えた。 やれやれ、俺としたことがとんだミスだ。 そう独り語ちて近づいた葉鐘だったが、この時葉鐘は2つ目のミスを犯していることに気付いていなかった。 「あー、君、ひょっとして『ピザパニッシュ』の?」 「はい、そうですが…あっ、注文された方ですか?」 「良かった。いや、済まないな。部屋番号を告げ忘れちまって…。」 「いえいえ、ご注文は『ピリ辛ラヴァルシーフード』のMサイズ、コーラセットでお間違いないですか?」 「ああ。1100円だったな。すぐに――」 そこでハッと気が付く。――2つ目のミスに。 「あー…重ね重ね済まないんだが…。」 「…?」 葉鐘は今日は災難だ、と言わんばかりに肩を竦めてこう言った。 「部屋に…財布を忘れた。」 その40秒後、天原探偵事務所に二人は居た。 すぐに取って来ると伝えたのだが、それなら部屋まで、と言う事であった。 「いやあ、本当に済まない。全く暇が続くと気が抜けちまって仕方ねェ…。」 ピザの代金1100円を渡しながらぼやく。 「いえ、お気になさらずに~。それよりあれって――」 ピザの配達員が指差した先には、今しがた調整していたデッキがあった。 「デュエル、するんですか?」 「ん、ああ…。」 そういえば、配達に使われていたバイクにはどう見ても配達用の為とは思えない装備が搭載されていた。 と、言う事は。 「あのバイク…と言うよりはD-ホイールか。配送用のボックスこそ付いていたが…君のD-ホイールか?」 「あ、分かります?流石探偵さんですね~。」 嬉しそうにそう答える。成る程、この態度を見るに中々デュエルが好きなようだ。 「まあね。見た所整備も良く行き届いているようだし…良いマシンだ。名前は?」 「デスアミー号です。」 「…え?」 思わず聞き返した。デス…なんだ?今何と言った? 配達員はにっこりと微笑んで、再びこう返した。 「だから、デスアミー号、ですっ。」 とてもハイセンスなネーミングだった。 少なくとも、葉鐘が理解できない程度には。 「で、デスアミー号、か・・・いいんじゃないかな、うん。凄く…独創的で。」 「でしょう?毎日磨いてあげてるんですよ~。」 「そ、そうか…。」 「あっ、所でここのアパートにもD-ホイールが停めてありましたけど…。」 「ああ、俺の『クローム・ハウンド』だ。因みに便利なサイドカー付き。」 「へぇ~…クローム・ハウンドかあ…ん?どこかで聞いたような、聞いてないような…。」 「ん?ああ…最近仕事でよく乗っているからな…その所為じゃないか?」 「そうですかね?ま、いっか。」 葉鐘は内心ドキリとした。 ――そうだ。嘗て俺はいつもこのクローム・ハウンドと共にデュエルを行い、そしてあの日――。 昔の事を思い出していた矢先、ふと疑問が浮かんだ。 「ところで君…、戻らなくていいのか?店に?」 「あっ…。」 その数時間後、葉鐘はクローム・ハウンドからサイドカーを外し、調整を行っていた。 帰り際に、あの配達員と仕事の後ライディング・デュエルを行う約束をしていた為である。 「ココの所スタンディングばかりだったからな…しかし久々にこいつでデュエルする事になるとはな。腕が落ちていなければいいが…。」 昔こそ毎日のように愛車と共にデュエルを繰り広げていたが、最近はライディング・デュエルとはすっかりご無沙汰である。 気まぐれとは言え、久々のライディング・デュエルだ。昔の事は気にせず、今日はデュエルを楽しむとしよう。 「これでよし、と。」 最後の調整を終えると、ライディング用ジャケットスーツのファスナーを閉め、市民サーキットへと愛車を走らせた。 暫くしてサーキットに着いたが、あの店員の姿は見えない。 どれくらいで着いたのか、と時計を見やる――少々早すぎたようだ。 「葉鐘、か。」 不意に声をかけられ振り向くと、長髪の男が立っている。 ――失敗った。葉鐘はそう思った。 できれば昔の知り合いには会いたくなかったのだが、会ってしまった以上仕方がない。 「お久し振りです、リョウさん。」 「ああ。また――走る気に?」 「いや、今回は…只の気まぐれですよ。」 「フ…そうか。まあ、楽しみにしている。お前のデュエルは見ていて飽きないからな。その内気が向いたら…俺の所にも顔を出してくれ。」 そういうと男は踵を返して去っていった。 正直な話、顔など出せるわけが無い。 ――今は、まだ。 5分後。店員のデスアミー号が姿を現した。 改めてハイセンスだ。 「遅くなりました、店の片づけが残ってて。」 「いや、まだ予定の10分前だし十分だ。早速だがルールを確認するぞ――。」 今回のルールはスピード・ワールドを使用しないハーフ・スタンダード形式。 先行は通常のライディング・デュエルと同じく第1コーナーを制したものに与えられ、ライフが0になった場合、特殊条件を満たした場合、ドローすべきタイミングでドローできなかった場合に加え、3週遅れとなった場合に敗北となる。またD-ホイールのトラブルでデュエルの続行が不可能となった場合も含まれる。これに加えて大会指定のゴールを先に抜けた方が勝ち、と言うオプションが設けられる事もあったが、今回は見送られた。 このルールはライディング・デュエルの黎明期から主に使用され、現在のスピード・ワールドを使用するルールが制定される以前は公式ルールとして採用されていた。 葉鐘にとっては馴染み深いルールであると同時に――過去のデュエルを思い出させるものであった。 「そう言えば名前を聞いていなかったな。俺は天原葉鐘―まあ、注文の時に聞いているとは思うが。」 「あ、リラ・バーネットです。宜しくお願いしますっ!」 「リラか、宜しくな。では…行くぞ!」 「ライディング・デュエル、アクセラレーション!」 「ライディング・デュエル、アクセラレーション!」 2台のマシンが唸りを上げて疾り出す。 コースは典型的な楕円形サーキット。 ならばファーストコーナーもトップスピードのままアウトからアウトへ抜ける事は容易い――! 「先行は貰ったぞ、俺のターン!ドロー!」 相手のデッキが分からない以上、迂闊な攻めはする訳には行くまい。ならば。 「俺はモンスターをセットし、リバースカードを1枚伏せてターンエンド!」 「私のターン、ドロー! 魔道戦士ブレイカー を召喚! 魔道戦士ブレイカー の誘発効果、このモンスターに魔力カウンターを1つ置きます。」 「 魔道戦士ブレイカー …伏せカードキラーか…。」 伏せていたカードは トラップ・スタン 、罠を無効化する以外には何の効果もない。このモンスターを止める手立てはない。 「 魔道戦士ブレイカー の効果発動、伏せカードを破壊します!」 「いいだろう、 トラップ・スタン は破壊だ。」 「バトル、 魔道戦士ブレイカー で守備モンスターを攻撃!」 「守備モンスターは ミンゲイドラゴン だ…撃破される。」 守備モンスター、 ミンゲイドラゴン 撃破。 LP変化なし。 「メインフェイズ2、カードを2枚伏せてターンエンド!」 「俺のターン!ドロー!」 ミンゲイドラゴン はスタンバイフェイズにモンスターが居ない場合墓地から特殊召喚でき、ドラゴン族をアドバンス召喚する場合に限り2体分のリリースにできるモンスターだが、蘇生した場合ゲームから除外されてしまう。 手札に最上級ドラゴンが存在しない今、ここは温存しておくべきか。 それよりも、相手の出鼻を挫く…! 「メインフェイズ、手札から コアキメイル・ドラゴ を召喚。このカードが存在する限り、お互いに光、または闇属性モンスターの特殊召喚は許されない!」 罠の発動はなし、か。攻撃反応型の可能性もあるが…ここは臆さず攻める! 「バトル、 コアキメイル・ドラゴ で 魔道戦士ブレイカー を攻撃!」 「永続罠発動、 デモンズ・チェーン !このカードの対象となったモンスターは攻撃と表示形式の変更が出来ず、効果を無効化されます!」 「何だと…!」 失敗った…単に攻撃を封じるだけなら兎も角、これでは特殊召喚封じの効果も発揮されない…! 「クッ、ターンエンドだ。」 「私のターン、ドロー! 魔道戦士ブレイカー を手札に戻し、<A・ジェネクス・バードマン>を特殊召喚!」 「チューナーモンスター…不味い、な…!」 コアキメイル・ドラゴによって本来光・闇属性のモンスターの特殊召喚はできないが、 デモンズ・チェーン で無効化されていてはその効果も無意味だ。更に呼び出した<A・ジェネクス・バードマン>はチューナーモンスター。強力なシンクロモンスターを呼び出されることになる…先ほどの無理な攻めでペースを握られてしまったか…? 「更に手札から 霞の谷のファルコン を召喚!バトルフェイズ、 霞の谷のファルコン は攻撃宣言時、手札にカードを戻す必要があります。 デモンズ・チェーン を手札に戻し、 コアキメイル・ドラゴ を攻撃!」 コアキメイル・ドラゴ 撃破。 葉鐘LP 8000→7900 「クッ…!」 「更に<A・ジェネクス・バードマン>でダイレクトアタック!」 <A・ジェネクス・バードマン>攻撃力1400 葉鐘LP 7900→6500 車体がガタガタと揺れる。だが、この程度では幸い走行に問題はない。 「レベル4 霞の谷のファルコン に、レベル3<A・ジェネクス・バードマン>をチューニング!」 「来るか…シンクロモンスター…!」 「疾風を纏いし雷よ、嵐となりて敵を穿て!シンクロ召喚!来て、 霞の谷の雷神鬼 !」 霞の谷の雷神鬼 。2600の攻撃力を、好きなタイミングで1枚カードを手札に戻すことで更に500上昇させると言うトリッキーなモンスターだ。ここまで早くエース級を出されるとは…力量を測り損ねた――と言うよりは単純に侮っていたか。 「カードを1枚伏せてターンエンドです。」 「…面白ぇ、行くぜ!俺のターン、ドロー!」 …来たか、俺のエースモンスター…! 「スタンバイフェイズ、 ミンゲイドラゴン を墓地から復活させる。但し、このカードがフィールドを離れた場合、ゲームから除外される!」 「そうは行きませんよ!永続罠 デモンズ・チェーン !ダブルコスト能力を無効化です!」 「甘い!速攻魔法、 月の書 を発動! ミンゲイドラゴン は裏側守備表示となる!これにより デモンズ・チェーン の効果を受けず、更に完全蘇生となる為に除外もされない!」 「そんな…読まれた…!?」 相手は雷であり、風である。即ち嵐の化身。 良いだろう。嵐の終わりを告げるのは――陽光である。 「行くぞ、 ミンゲイドラゴン を2体分のリリースとし…現れろ! フェルグラントドラゴン !更に永続魔法、 一族の結束 を発動!墓地のモンスターがすべて同じ種族の場合、フィールド上の同属モンスターの攻撃力は800ポイントアップする!」 フェルグラントドラゴン 攻撃力2800→3600 「バトル、 フェルグラントドラゴン で 霞の谷の雷神鬼 を攻撃!」 「くうっ、 霞の谷の雷神鬼 の効果発動! デモンズ・チェーン を回収して攻撃力を500ポイントアップ!」 霞の谷の雷神鬼 攻撃力2600→3100 霞の谷の雷神鬼 撃破。 リラLP 8000→7500 「カードを1枚伏せ、ターンエンド!」 「私のターン、ドロー!」 攻撃力3600のフェルグラントドラゴン、更に墓地のミンゲイドラゴンは容易に蘇生が可能…そう簡単に突破は出来まい。 守備を重ねてきた所で俺のデッキには貫通効果を持つ ランス・リンドブルム が3枚…決まったか。 「私は手札から 闇の誘惑 を発動!デッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体をゲームから除外します!私は2枚ドローし… 魔道戦士ブレイカー を除外!」 ここで手札を増強だと…?一体何をする心算だ。 「行きます…手札から 終末の騎士 を召喚!召喚に成功した時、デッキから ライトニングパニッシャー を墓地へ送ります!」 「デッキから墓地へ…?まさか…!」 「魔法カード、 死者蘇生 !墓地の ライトニングパニッシャー を特殊召喚!」 ライトニングパニッシャー …同名カードを含まないチェーンが3つ以上組まれた場合にカード1枚を破壊するモンスター…。だが伏せカードは1枚、チェーンが組めなければ フェルグラントドラゴン はやはり突破できない。 "組めなければ"。 「終末の騎士を手札に戻し、<A・ジェネクス・バードマン>を特殊召喚!更に、永続罠 血の代償 !ライフを500払い、手札の 終末の騎士 を通常召喚します!」 リラLP 7500→7000 これで2チェーン。――まさか、な。 「そして手札から<D.D.クロウ>の効果発動!墓地の ミンゲイドラゴン を除外!」 「何…!?」 「そしてこれによってチェーンが3つ詰まれました… ライトニングパニッシャー のモンスター効果! フェルグラントドラゴン を破壊します!」 「クッ・・・読みが甘かったか…済まない、 フェルグラントドラゴン ・・・!」 「バトルフェイズ!<A・ジェネクス・バードマン>の攻撃!」 <A・ジェネクス・バードマン>攻撃力1400 葉鐘LP6500→5100 「更に 終末の騎士 の攻撃!」 「クウッ・・・!」 終末の騎士 攻撃力1400 葉鐘LP5100→3700 「 ライトニングパニッシャー の攻撃!」 「うおおおおっ!?」 ライトニングパニッシャー 攻撃力2600 葉鐘LP3700→1100 大きく煽られ、車体が衝撃で揺らぐ。 流石にダメージを受けすぎたか。タイヤが一瞬ロックし、スピンしそうになる。 「チッ…アクセルを10%カット、スタイビライザーを手動制御…!」 手早くコンソールを操作し、何とか持ちこたえた。 ――久々だった。ライディングデュエルで、こんなに熱くなれたのは。 「カードを1枚伏せてターンエンドです。」 「――ありがとう。」 「え?」 「こんなに楽しいライディング・デュエルは…久しぶりだ。正直、忘れてたぜ。」 「そんな、大袈裟ですって…それに、葉鐘さん、負けそうなんですよ?」 「あァ。だからこそ――勝ちたくなる性分でな!」 万感を込めて、最後のカードに賭ける。 伏せカードはほぼ間違いなく デモンズ・チェーン …打開して勝つためには、あのカードしかない…! 「俺の…ターン…!」 ――引き当てた…最後のパーツを…! 「相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、 バイス・ドラゴン はステータスを半分にして手札から特殊召喚できる!現れろ、 バイス・ドラゴン !」 バイス・ドラゴン 最終攻撃力 攻撃力2000/2+800=1800 守備力2400/2=1200 「そして、手札から スタンピング・クラッシュ を発動!ドラゴン族モンスターが存在する場合、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊し、500ポイントのダメージを与える!伏せカードを粉砕!」 「くうっ、 デモンズ・チェーン が…!」 スタンピング・クラッシュ 効果により500ダメージ。 リラLP 7000→6500 「更に罠カード発動! バーストブレス !フィールド上のドラゴン族モンスターをリリースし、その攻撃力以下の守備力の表側表示モンスターを一掃する!」 「なっ…!?」 「今、リリースした バイス・ドラゴン の攻撃力は1800…従って! バーストブレス はフィールド上のモンスターを遍く焼き尽くす!」 「 ライトニングパニッシャー がこうも簡単に…!」 「そして手札から ランス・リンドブルム を召喚! 一族の結束 により、攻撃力を800ポイントアップさせる!」 ランス・リンドブルム 最終攻撃力 攻撃力1800→2600 「コイツがジョーカーだ…!魔法カード、 死者蘇生 !甦れ、 フェルグラントドラゴン !更に フェルグラントドラゴン は死の淵から蘇った時、墓地のドラゴン族1体のレベルの200倍、攻撃力をアップさせる!よってその攻撃力を バイス・ドラゴン のレベルの200倍、即ち1000ポイントアップさせる!」 「1000…ポイント…!?」 フェルグラントドラゴン 最終攻撃力 2800+800+1000=4600 「バトルフェイズ! ランス・リンドブルム でダイレクトアタック!」 「ううっ…!」 ランス・リンドブルム 攻撃力2600 リラLP6500→3900 「これが最後だ… フェルグラントドラゴン でダイレクトアタック!」 フェルグラントドラゴン 攻撃力4600 リラLP3900→0 ――数分後。市民サーキット入り口。 「はー、やられました…。」 「いや、先に雷神鬼を倒せていなかったら危なかったぜ?」 「まあ、そうなんですけど… 終末の騎士 を手元に残しておけば攻撃も防げましたし…。」 「ま、俺も最後に スタンピング・クラッシュ を引けなかったら手詰まりだったしな。」 「ん~…。」 リラは何かしら考え込んでいるようだった。先のデュエルで改善点でも上がったのだろうか? 「どうした?」 「あ、あの…迷惑じゃなかったらなんですけど、これから時々デュエルしてもらってもいいですか?」 「それは構わんが…周りに居ないのか?」 「仕事の時間とか有りますから…。」 「そうか…。」 それは構わなかった。しかし、今日のようにサーキットに顔を出せば昔の知り合いに会う事も少なくあるまい。 そうなると少しばかり面倒だが――これだけ面白いデュエルができる機会を減らす事に比べれば、大したリスクではなかった。 「よし、分かった。いつも居るとは限らないが…事務所に連絡をくれ。」 「はい、ありがとうございますっ。…あ、もうこんな時間…そろそろ帰りますね、またよろしくお願いします!」 「ああ。宜しくな。」 去っていくデスアミー号を見送ると、葉鐘はゆっくりと振り返った。 「――オフィシャルな場に戻るって訳じゃないんですがね…。」 其処にはサーキットに着いた時に話した長髪の男が立っていた。 「気付いていたか。流石は探偵だな?」 「まァ…あれから結構経ちますからね…。」 「俺としては何時になっても構わんが…少なくとも俺が生きている内に来て貰わないと、困るだろう。お前も――お前の"アーキタイプデッキ"、そして"ノクターン・ドラゴン"も…。」 「――いずれ、行きますよ。」 「そうか。…引き止める形になって済まなかったな。また会おう。」 そういい残すと男は去っていった。 その背中を見つめながら、葉鐘は内心穏やかではなかった。 ――分かっている。何時までも放って置く訳には行かない。だが…。 だが今は、その時ではなかった。 葉鐘にとっては。 Case2・END 前回:Case1/探偵―Detective― 次回:Case3/盗賊―Ghost thief― 目次へ 名前 コメント