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学校からの帰り道、商店街のすぐ近くにある公園の入口で、野良猫を見かけた。 警戒心を見せるわけでもなく、こちらにくる素振りを見せたわけでもない。 ただ、その猫はまだそれほど大きくなく、まだ子猫かな?と思った。 母親から買い物を頼まれていたので、私はス-パ-によることにした。 母親から頼まれていたもの以外に、私は一つ予定外の物を購入していた。 スライスチ-ズ。ちょうど特売だった。 あの公園に向かうと、野良猫はまだそこにいた。 袋を破り、チ-ズを一枚取り出す。 「ほら、おいで」 野良猫は私の側にやって来て、チ-ズの匂いをしばらく嗅いでいたが、端の方に食らいつくと、ゆっくりと食べ始めた。 まだ私が「佐々木」という苗字でなかった頃。 やはり学校の帰り、私は小さな箱に入れられて、捨てられていた、かわいい子猫を見つけた。 両親に飼ってもいい?と聞いて、何度もお願いして、ようやく父が「いいだろう。ただし、お前が責任持って世話をす るんだぞ」と言い、私は喜んで猫が捨てられていた場所に行った。 だけど、その子猫は既に鳴くこともなく、冷たくなっていた。 その日、私は泣き続け、その子猫の遺体を庭に埋めてあげた。 昔のことを思い出したのは何故だろう。あのことがあって以来、私は生き物を飼おうとは思わなかった。そして、父は それから程なくして家から出て行ってしまった。 毛が少し長く、どうやら雑種らしい。私が飼いたいと思った子猫に、どことなく似ていた。 「もう一枚だけあげる」 猫は満足げに喉を鳴らしながら、再びチ-ズに食らいついた。 「猫だけに、気まぐれかしらね」 私は小さく呟いて、その場を去った。 それからしばらくたったある日、私はキョンの家に遊びに行った。 最近、キョンの家にお邪魔することが多くなった。 キョンも私と同じ塾に通うようになり、また文化祭も近づいてきて、必然的にキョンと二人で勉強したり、共に行動する ことが多くなったからだ。そして、それ以外にも二人でよく遊びに出かけるようになった。 「佐々木のお姉ちゃん、いらっしゃい!」 キョンの部屋でくつろいでいると、妹ちゃんがそう言って入って来た。 「あれ、その猫?」 妹ちゃんは子猫を抱いていた。毛が長い、雑種の子猫。 「ああ、これか。この間、商店街の近くの公園で見つけたんだ。ちょうど妹(こいつ)が猫が欲しいな、とか言い出したん で、どうしようかなとか考えていたら、公園で見かけたんだ。野良猫だった割には人懐っこいし、毛並みも綺麗だったんで、 家に連れてきたわけさ」 「へえ、そうなんだ。妹ちゃん、一寸触らせて貰っていい?」 「うん、いいよ!」 妹ちゃんから受け取り、私は子猫を抱く。子猫は擦り寄って来て、喉を鳴らした。 「かわいい猫だね。とても人に慣れている。キョン、時々この猫触りに来てもいいかい?」 「どうぞ、構わないよ。いつでも来いよ」 「ところで、この子猫、名前はなんていうんだい?」 「あー、それがな。妹が付けたんだけどな―」 「シャーミて言うの!可愛いでしょう!」 「シャーミって、確か君が書いて応募した小説に出てくる三毛猫の雄の名前かい?」 「あんまりいい名前じゃないけどな」 由来が三味線だからね。 そんなことを知ってか知らずか、自分の名前を呼ばれ、子猫は小さな声でニャ-と鳴き声をあげた。
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詳細 [部分編集] 名前 ヒューフロスト王国 首都 アレクティス(王国北部の盆地に存在) 種別 王国 国王 ファーレンハイト17世 位置 ウィンクルム大陸北東部の最北端 規模 広さはそこそこだが割りに人が少なめ。王都を含めて7つの都市と、点在する村がある。 気候 寒冷気候。雪が多いが気温が低いのでさらさら。最北の砦と王都ではオーロラと白夜極夜が見れる。 人種 人間が主だが、氷妖(雪女種族)や雪中迷彩色の獣人も居る。 特産品 各種金属(特に退魔銀)・鉱石およびそれを使った工芸・装飾品、ステンドガラス、アイスローズと呼ばれる青い薔薇の花 宗教 雪の女神とその末裔である王族を祭る宗教がある。 特徴 [部分編集] 一年の半分以上が雪で覆われている北方の国。切り立った山々が多いため、広さの割りに人が少ない。 山には地下資源が豊富だが雪に覆われているため掘り出すのが難しく、作物もギリギリ国民が食べていける程度にしか作れないため質素な国民性を持つ。 退魔銀(ミスリル鉱的な)の主要産地なためしょっちゅう魔族の襲撃に遭ったり地下資源を狙う周辺国にケンカをふっかけられたりしている。それでも国が存続しているのは気候に助けられているのと高い軍事力のおかげ。 基本は雪のため各町への移動が難しいが、各町に黒い石で出来たモノリスがありそれを使うとワープが出来る。モノリス自体は雪崩で町が埋まったときの掘り返すのの目印になるように設置された。 あまり気軽な観光には向かないが、気候から来る特徴的な建築やオーロラなどは地味に旅人に人気がある。 建国王は雪に閉ざされた地を司る雪の女神と結ばれて王国を作ったとかなんとか。 王族はその末裔として奉られており、王族に仕える事ができるのは国教の祭務官(僧侶)か聖騎士に限られる。 政治形態は国王を頂点としてそれを補佐する六人委員会(宰相と3つの政治局長、2つの騎士団長から成る)、その下に評議会がある。 関連キャラ 拠点としているキャラ なし その他関連キャラ なし ヒューフロスト王国 世界観:国
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都市の数 計 139都市 侯爵領 13都市 伯爵領 29都市 子爵領 5都市 無爵位貴族領 82都市 新たに伯爵や子爵が叙任されるときには、通常どこかの村が町に昇格して領地とされる。 ただしまれに、新たに町を作る場合がある。その場合、基礎費用は王が負担するが、実施は当該貴族の責任となる。 王国地図 https //3680.mitemin.net/i329339/ 王国北東部 ザイドモール レカンが降り立った地。 ヴォーカ クリムス・ウルバンの治める街。 ゴルブル 伯爵領。ゴルブル迷宮がある。ドーガ家の治める街。 コグルス ザック・ザイカーズが支配する街。領主家はシャルバトー。元はザイカーズ家が領主だった。 ニーナエ 子爵領。ニーナエ迷宮がある。 王国東部 ツボルト 侯爵領。ツボルト迷宮がある。 リプリン ナディス男爵領内の街。ラスクとアゴストの故郷。 王国中央部 マシャジャイン 侯爵領。幼少期のノーマが過ごした地。 王都 レカンは絶対に行かないと誓っている場所。 王国南部 ギド 侯爵領。良港があり栄える。 スマーク 侯爵領。良港があり栄える。
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第5-161章.第5-162章.第5-163章. 第5-162章. サンジャヤは言った、「パーンダヴァの陣営に到着すると、賭博師の息子(ウルカ)はパーンダヴァの前に姿を現し、ユディシュティラに向かって言った!それゆえ、ドゥルヨーダナが私に話すように指示した言葉だけを繰り返したとしても、汝は私に腹を立ててはならない」。 「これを聞いたユディシュティラは言った!貪欲なドゥルヨーダナは、限られた視界の中でどのような考えを持っているのか、心配せずに教えてください!』。そして、パーンダヴァたち、クリシュナたち、クリシュナの名声、ドルパダとその息子たち、ヴィラータ、そしてすべての君主たちの前で、ウルカはこう言った。 "ウルカは言った、"これさえ、すべてのクル族の英雄の前で、高貴な心を持つ王ドゥルヨーダナがあなたに言ったことです!ユディシュティラよ、その言葉を聞け!汝はサイコロで敗れ、クリシュナは集会に連行された!これには、自らを人間と見なす者なら、怒りに身を任せるのも当然であろう!汝は12年間、家から森の中に追放されていた!丸一年、汝はヴィラータに仕えて暮らした。汝の怒り、汝の追放、クリシュナへの迫害の理由を思い出し、パーンドゥの息子よ、男らしくあれ!パーンダヴァよ、弱くともビーマは誓いを立てた!もし可能ならば、彼にドゥッササナの血を飲ませよ!汝の武器は正しく崇拝され、その主神は召喚された!クルクシェトラの野も泥沼はない。道は平坦である。汝の馬は十分に肥えている。明日、ケーサヴァを盟友として戦いに臨め!まだビーシュマに戦いを挑んでいないのに、なぜあなたは自慢話に興じるのか。ガンダマーダナの山々を登ると自慢する愚か者のように、クンティの息子よ、あなたはむなしい自慢にふけっているのだ。無敵のスータの息子(カルナ)と、強者の中の第一人者であり、戦士の中の第一人者であり、戦闘においてサチの主君に匹敵するサルヤを戦いで打ち負かさずに、なぜプリター(クンティー)の息子よ、あなたは主権を望むのか。彼はヴェーダと弓の両方に精通し、学問の両分野を極めた。プリター(クンティー)の子よ、汝の望みは無駄である。汝の軍勢を率いる偉大なるドローナを打ち負かしたい。スメルの山々が風に押しつぶされたと聞いたことはない!だが、風が須弥山を押し流し、天が地上に崩れ落ち、汝が私に言ったことが本当に行われるなら、ユガはまさに逆転するだろう!象の背から、馬の背から、あるいは車から戦って、あの敵の粉砕機に出会って、(無事に)家に帰ろうとする、命が好きな者がいるだろうか?足で大地を踏みしめながら、ドローナやビーシュマに襲われ、その恐ろしい矢に刺されて、命からがら戦いから逃げ出す生き物がいるだろうか。井戸の中の蛙のように、汝はなぜ、この君主の群れの強さを悟らないのか、 東、西、南、北の王が群がり、カムヴォージャ、サカス、カーサ、サルワ、マツヤ、中原のクルス、ムレチャ、プリンダ、ドラヴィダ、アンドラ、カンチなど、実に多くの国々が戦いに挑んでいる。理解力の乏しい愚か者よ、私が象の軍勢の中に陣取っている間に、どうやって私と戦うつもりだ? ダルマの子ユディシュティラ王にこの言葉を言うと、ウルカは顔をジシュヌに向け、こう言った!アルジュナよ、自慢せずに戦え。アルジュナよ、なぜそんなに自慢するのか。戦いは決して自慢話では勝てない。ダーナンジャヤよ、もしこの世の行いが自慢話だけで成功するのであれば、すべての人はその目的に成功したことになる。汝の味方にヴァスデーヴァがいることは知っている。汝のガンディーヴァが6キュビトの長さがあることも知っている。汝に匹敵する戦士がいないことも知っている。これら全てを知っていながら、私はまだ汝の王国を保持する!人は決して血統の属性によって成功を勝ち取ることはない。至高の命令者だけが、その命令によって(敵対するものを)友好的にし、従属させるのだ。この13年間、あなた方が泣いている間、私は主権を享受してきた!私は同じように統治を続け、汝と汝の近親を殺すであろう!汝がサイコロで勝った奴隷にされた時、汝のガンディバはどこにいたのか?ファルグニよ、その時ビーマセーナの力はどこにあったのか?その時、あなたを救ったのは、メイスで武装したビーマセーナでも、クリシュナで武装したあなたでもなく、欠点のないクリシュナだった。プリシャタ家の娘である彼女が、奴隷として沈められ、卑しい者にしかふさわしくない職業に従事し、召使いとして働いていたあなた方を救い出したのです!私はあなた方を、穀粒のないゴマのようだと言った。ヴィラータの都に住んでいたとき、パルタは三つ編みをつけていたではないか。ヴィラータの料理部屋では、ビーマセーナは料理人の仕事をするのに疲れていた。クンティの息子よ、これさえも汝の男らしさの(証拠)である!汝は、髪を三つ編みにし、腰ひもを結い、出会いから飛び立ち、少女たちに踊りを教えるために働いていた!このように、クシャトリヤは常にクシャトリヤに罰を与える!ヴァスデーヴァを恐れて、あるいは汝自身を恐れて、ファルグニよ、私は王国を手放さない。ケーサヴァを汝の味方として戦え!欺瞞も、呪術師の策略も、曲芸も、戦いに備えた武装した男を脅かすことはできない。その一方で、すべてのことは彼の怒りを引き起こすだけだ!千のヴァスデーヴァ、百のファルグニは、その狙いと武器が決して無駄にならない私に近づき、四方八方に飛び去り、ビーシュマと戦闘で遭遇し、汝の頭で丘を貫き、汝の二本の腕の助けで広大で深い本流を渡るだろう!我が軍は、サラドワットの息子を大魚とし、ヴィヴィングサティを小魚とし、ヴリハードヴァラを波とし、ソマダッタの息子を鯨とし、ビーシュマを大軍とする、まさに大海原である; ドローナは征服できないワニ、カルナとサルヤは魚と渦、カムヴォヤは火を吐く馬の頭、ジャヤドラタは(海底の)岩、プルミトラは深み、ドゥルマーシャナは水、シャクニは岸辺である!無尽蔵の武器の波が押し寄せるこの大海に身を投じ、汝が疲労のために感覚を奪われ、汝の親族と友人を皆殺しにされる時、汝の心に悔悟が宿るであろう!その時、パルタよ、汝の心は、不浄な行いをする者が天国から離れるように、地上を治めるという考えから離れるであろう。まことに、汝が王国を勝ち得て統治することは、無欲の功徳を持たない者が天国を得るのと同じくらい不可能なことである!』」。 第5-161章.第5-162章.第5-163章.
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八雲家 藍「ふむ・・・ここの変数はやはりフレームと決定ボタン依存か・・・ ドロップ率は1/128のようだな。(メモメモ)」 本日のファイトは燐&橙の猫タッグvs空&文の鴉タッグによる スーパーファミコンRPG早解きである。 なぜ選手でもない藍がこんなことをしているかというと・・・ 橙「藍さまー。 このゲームの攻略法なのですが・・・」 藍「おお、そろそろ来ると思っていたぞ。 攻略ならここに全て書いてある。 一応、コンプリート用、通常用、早解き用、TAS用とあるから持っていくと良い。 それからその前に写真を一枚撮らせてくれ。」 そう、今回はRPG対決なので、「どっちかがプレイしている間もう一人が攻略法を探してくる。」 という戦略が最も有効なのである。 それにいち早く気付いた文は図書館や古道具屋などを漁って攻略法を探し、橙はこうして藍に聞きにきたわけである。 橙「すみません・・・では、燐が待ってるのでそろそろ行かせていただきます。」 藍「おっと、もしなくしたり、"誰かに盗られたり"したら迷わずにここに戻ってきなさいよ。 絶対にだ!」 橙「はーい。 わかりました!!!」 十数分後 橙「藍様~(ボロッ)。 さっきの攻略法を文に奪われました・・・。」 藍「そうか・・・やはりそうきたか。 事実、それが一番確実な攻略法を手に入れる方法なんだ。 橙は相手がそういうヤツだったことを念頭においてそこに思い当たるべきだったな。」 橙「はい・・・・・・(シュン)」 藍「だが、案ずることはない。さっきのルートの更に短縮ルートは用意してるあるんだ・・・。 が、アイツには橙自身の手で一泡吹かせたいだろう?」 橙「はい! でも私じゃあ文には・・・。」 藍「いや! 実は今回、橙か燐にしか使えない禁じ手がある。 流石に遠慮していたが、あっちがその気なら・・・」 そして会場 空「すごいすごい! なんかスイスイ進む!」 文「流石は藍さんの攻略法、」 燐「くそっ! 橙はいったい何を・・・」 数分後、焦る燐の元に新たな攻略法を手に橙は到着した・・・一匹の猫を抱いて。 橙「遅くなってゴメン! これが攻略法!」 燐「いや、攻略法はいいけど、正直追いつきそうにないし、そもそもその猫はなんだい?」 橙「マヨヒガから煮干3食分でいうこと聞いてくれるヤツ連れてきたんだ! さ! 行け!」 猫「にゃーん。」 その猫は一目散に鴉タッグのゲーム機に向かって走り出し・・・。 ポチッ リセットボタンを押した。 一瞬固まる文と空。 即座に猛抗議をしたが、そこに早苗が割り込んだ。 早苗「あ・・・あれは正に『猫リセット』!!!」 霊夢「知ってるの早苗!!!」 早苗「ええ、ゲームの一番いいところで猫に邪魔をされたプレイヤーは数知れず! 『ご飯だから降りてきなさい』『ブレーカー落ち』と並ぶゲームの三大災害です!!!」 文「えっと・・・つまり・・・?」 早苗「有効です!!!」 文「じゃ・・・じゃあ私達がやったら?」 早苗「インコ飼ってる人はいましたが『鳥リセット』はちょっと聞いたことないですねえ・・・。」 外の世界のゲームに一番詳しい早苗がこれでは、誰も異論を挟めない。 結局、これが猫タッグの勝因となったのである。 伝説の「猫リセット」で猫タッグ勝利
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【包む闇の刃】BOSS:ダインスレイヴ:プロト闇の竜、それは必ず誰かを死に至らしめる上位なる世界に存在していた呪われし剣の名前を冠していた。既に剥かれていた牙、抜かれてしまった刃、復讐に燃える魔法使い、浮かべた憎たらしい笑顔、既に「魔法」では片付けられない状況となっていた。 【3匹の闇猫】BOSS:ニャオ・ミーx3再び堕ちた猫を救い上げたのは、あの日出会った安らぎだった。あなたのことを、もう、一人にはさせないわ。一人でいることを好んだ少女に傍にいることを願われた闇の猫は再び寄り添い、そして二人きりの優しい夜の果て、眠りに落ちたのだった。 【遊闇地の乙女心】BOSS:悪乙女サキュバス妖精でありながら、魔界で生まれた悪乙女が求めていたのは、歪な平和ではなく、正常な混沌だった。そう、いつまでも終わらない悪夢の行進こそが、規則正しく放たれる輝きよりも美しく見えたから。それこそが、正常であると認識したからだった。 【偽りの闇】BOSS:ドロシーいつか二人で、一等賞になろうね。そう遠くない日の約束、忘れるはずのない約束、だけど少女は、サヨナラを告げた。女同士の友情、嫉妬、そして表裏一体の憎しみと愛。全て、忘れることが出来たなら。それは、願ってもいないはずの、願いだった。 【溶ける闇は道化嬢】BOSS:道化嬢ドロシーあとどれくらい走ればいいんだろう。どうすれば、忘れることが出来るんだろう。履きつぶれた靴、すりむいた膝、そんな彼女の目の前に置かれた白い靴。なぜ彼について行ったかを思い返して辿り着いた答え。私より、寂しそうに笑うからだった、と。
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#blognavi 488 本当にあった怖い名無し 2006/05/02(火) 05 14 11 ID zSiCNID60 小4の時に、兄と一緒に塾から家に帰ったら飼ってる猫が冷蔵庫の上にいたので、ただいまと言ったら 母親が誰に挨拶したの?と聞いてきた。猫だよと答えたら、 その頃うちの猫は腎臓の病気でしょっちゅう犬猫病院に通っていたんだけど、 ちょうどその日に手術が決まったらしくて家にはいないとのこと 兄も見たって言ってたんだけど…ちなみにその猫は今も元気で隣で寝てる。 489 本当にあった怖い名無し 2006/05/02(火) 05 49 44 ID 31SuYrdi0 →488と似たような事あるな。 学生時代に一人暮らししてて、半年振りくらいに実家に帰ったら うちの犬が尻尾振って飛びついてきた。 おー、ちゃんと覚えてたか!なんて頭撫でてやった。 何時間かして母親から電話があって、祖父の家に行っているので 帰りが遅くなるとの事。 「○○(うちの犬)のエサはどうすんの?あげちゃっていい?」って 聞くと、「へ?○○も一緒に連れてきてるよ」との事。 はぁ?思って見に行くと犬小屋に誰もいない。 ほんとに「???」って感じだった。 カテゴリ [子供の頃の変な記憶☆その15] - trackback- 2006年05月02日 16 33 40 名前 コメント #blognavi
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和志・猫士アイコン ターキッシュバン akiharu国のターキッシュバンですw カマキリ akiharu国では、カマキリも猫士に含まれます。 (カマキリのきぐるみを着た雑種の猫士です。たぶん) 雑種 akiharu国の猫は擬人化だってします!(えっへん
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ゴッド・オブ・ウォー / God of War カプコン 2005年11月17日 PS2 (廉価版あり) ギリシャ神話の世界観で行われるA・ADV 軍神アレスに裏切られたスパルタの英雄「クレイトス」のお話 ド派手な戦闘とクライマックスの連続でプレイヤーを魅せてくれます God of War HD PlayStation®Plus会員限定のPS3でのリメイク移植版 収録 ゴッド・オブ・ウォー コレクションPS3で2と共にHDリメイク移植されているセット物 又、同ソフトはGod of War HD God of War II HDの名前でDL販売された ゴッド・オブ・ウォー トリロジー 1~3で収録 続編 ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲 ゴッド・オブ・ウォー III ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 1の前日譚 ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印 1と2の間のお話 CLASH OF THE TITANS:タイタンの戦い か行 ゴッド・オブ・ウォー III ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲 ソウルキャリバーIV プレイステーション3
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ヴァンス・フリートン「お前達は狂っている。自分の国すらまともに治められないのに常任理事国の地位を得ようというのか?」 レルナルト・ヴィ・コックス「うるせぇ!文句があるならかかってこい!これが俺達の文化だッ!!」 ロフィルナ王国 国の標語:自由と責任共立 基本情報 主な言語 ロフィルナ語 首都 王都コルナージェ 最大の都市 革命記念都市グロノヴェイル 政府 大宰相府王国最高評議会 国家元首の称号 女公陛下 国家元首の名前 アリウス・エルク・ヴィ・セトルラーム=レミソルトインフリー 行政長官の称号 大宰相 行政長官の名前 レルナルト・ヴィ・コックス 建国 宇宙新暦1300年4月28日 主な宗教 エルドラーム創約星教(通称、大陸星教) 通貨 ルム・クレジット 総人口 8億2467万人 ロフィルナ王国は、イドゥニア中西部に広がる地域大国で、常怒の国の異名を持つ。 現在に到るまでの様々な問題行動からテロ支援国として認定されて久しく、悪の枢軸、蛮族、ならず者集団など様々な呼び名で知られた。 国際関係においては文明共立機構の他、ロフィルナ連邦共同体、イドゥニア星系連合に加盟し、当時代におけるメインプレイヤーの一国として関係各国との神経戦を繰り広げている。 これまでの歴史の中で幾度となく体制を改めており、抵抗を重んじることから非常に解放的かつ暴動の目まぐるしい社会を形成した。 目次 歴史異星の侵略と宇宙大戦 戦後宗主国に対する抵抗 根深い憎悪と再びの抑圧 国民特異難民に対する嫌悪感情 文化革命記念デスパレード 宗教炎の宣誓 聖イドルナート祭 政治貴族と武装集団 武装集団と裏社会 軍閥と女大公の関係 経済 交通 治安 地方行政区分 国際関係現行の国際秩序に対する立場 陣営更新ネットワーク 諜報工作活動を巡る各国との対立 裏切り者に対する報復 軍事ロフィルナ国民武装赤軍解放戦線 ロフィルナ王国軍(政府軍) 結論 関連記事 歴史 異星の侵略と宇宙大戦 時は宇宙正暦。前ロフィルナ文明は、イドゥニア世界に名だたる三大国の一つとして栄えていた。宿敵を滅ぼし、産業革命を成し遂げ、IT技術を発見。エネルギー問題を克服し、間もなく宇宙進出を迎えようとしていた矢先に、その栄華は終幕を迎えたのだという。それは、あまりにもあっけない敗北であった。予防観察の一環として、かねてからイドゥニアに目を付けていたツォルマリア人は、星間移動をも可能とする強大な軍事戦力を投じて地上世界の文明を降伏させた。イドゥニア諸国は軍を解体。星間機構の名のもとに平和裏の政権移譲が行われ、多くのロフィルナ人が選別のふるいにかけられたのである。新政権はツォルマリアのプラントを建設し、抵抗する仲間を売り渡し、治安維持軍による監視体制を強めていった。 それから、1000年の洗礼を経た斜陽の時代。あらゆる世界を統合し、ツォルマリアによる世界平和を享受する星間機構の計画は本国の圧政に不満を持つエリート将校の反乱によって阻止された。時のレジスタンスはこの機を逃さず、独立計画を立案。武装赤軍を編成し、来たるべき革命に備えて改革派のツォルマリア人を徐々に取り込んでいった。時は宇宙新暦1200年代。新生ロフィルナ王国は星間機構からの独立を果たすと、すぐに失地の奪還へと動き出し、周辺のツォルマリア系列諸国と衝突した。新秩序世界大戦の始まりである。数千年に渡って断続的に続いた本大戦の最中に一度目の革命を迎え、以後も大規模な総力戦を強いられたロフィルナの大地は異形のキメラが徘徊する過酷な環境へと変わり果ててしまった。 戦後宗主国に対する抵抗 戦後、恒久平和を求めた国際社会の変遷に従い、ロフィルナ政府もまた国際的な協調路線への転換を進めてきた歴史がある。時は宇宙新暦4500年。宇宙海賊に対する国際的な制裁の機運が盛り上がる中、ロフィルナの国土は荒れ果てて久しく、歴代政権は長きに渡る平和主義の姿勢を堅持した。一方、セトルラーム共立連邦を始めとする周辺諸国においては、前大戦で失われた社会資源の確保が急務となっており、先の講話条約において得られなかった戦後保障をロフィルナ政府に求めたのである。これにより、同国政府は対ギールラング戦線への派兵を始め、必要とされる物的リソースの供給など、長期にわたる経済的負担を強いられた。重いノルマを課せられたロフィルナ国民の不満は時を追う毎に蓄積され、各地で武力闘争が頻発するようになると、セトルラーム政府は治安維持を名目とした駐留軍を増派し、同胞であるはずのロフィルナに対して苛烈な弾圧を加えた。 そうした抑圧もアリウス女大公による構造改革を経て一旦は収束する流れとなったが、数世紀にわたる搾取と怨嗟はセトルラーム本国の転覆だけで収まるものではなく、同4900年代、第二次ロフィルナ革命の勃発をもって同国に利権を持つ外国資本の多くが自発的な撤収を余儀なくされた。そこに至るまでの過程で一度目の返り咲きを果たしたコックス大宰相はツォルマリアの仲裁案を受け入れる形で諸外国との関係を修復。heldo陣営(共立同盟)への加盟を受諾し、ロフィルナ連邦条約に基づく地位向上と長期にわたる関係諸国の支援を取り付けた。その後の交流は共立公暦0年以降、長きに渡って続く流れとなり、この間にロフィルナ王国は奇跡的な経済発展を遂げたが、旧暦時代における虐殺と抑圧の経験は老年層を中心に忘れ難い教訓となって刻まれたのである。 根深い憎悪と再びの抑圧 国際社会に対する歴代ロフィルナ政府の不信は防衛政策にも反映され、自衛を名目とする過大な軍拡へと繋がった。そうした行動に脅威を認めた時のイドゥニア諸国は、共立公暦200年以降、徐々にロフィルナとの距離を取り始めたのである。同350年以降に至っては、事実上の外交主導権を持つセトルラームを中心に段階的な制裁の名目を探り始めるなど、heldo内部における加盟国間の睨み合いが長期に渡って続いた。利益配分を巡るロフィルナ国内の紛争も時を追うにつれて苛烈さを増すようになり、同400年代、その残虐性が指摘され始めると、ヴェイル・グラウストラ率いる時の連立政権は影響力を失い、総辞職。事実上の軍事クーデターをもって、二度目の返り咲きを果たしたコックス大宰相は極度の核恫喝を繰り返し、国際的な孤立を深めていった。そして、共立公暦590年。転移者戦争におけるロフィルナ国軍の暴走をもって同国に対する国際社会の不信は決定的なものとなった。勢力図の塗り替えを目論む過激派の計画は、セトルラームの妨害をもって失敗。アリウス女大公は連邦大統領の焦りを焚きつける形でコックス大宰相に戦後処理の遂行を認めさせ、グロノヴェイルの戦闘をもって一定数の過激派を駆逐したとされる。現在のロフィルナ国内において、比較的穏健な人物と目されるコックスの政治手法は地域軍閥間の妥結を促し、闘争を重んじる新たな神権体制(諸説あり)の成立へと繋がった。 国民 今日、自らをロフィルナ人と認識する国民は数多く、その人種構成も地域によって異なる。 一方、王国系と呼ばれるロフィルナ人は金髪緑眼の白色肌を持ち、首都近辺において独自のコミュニティを保った。 ロフィルナ人に次いで多いのがツォルマリア人で、本国系を含め様々な色合いの人種が存在する。 特異難民に対する嫌悪感情 現在のロフィルナ社会を語る上で欠かせない重大な事件として挙げられるのが、特異難民と呼ばれる異世界転移者の大規模な布教活動とされる。独自の価値観を掲げる彼らのイデオロギーは時にロフィルナ人の関心を誘うもので、徐々に異世界由来の信仰が広まった。元々、共立主義を是とするロフィルナ社会においては、一定の棲み分けによる共存が推奨されて久しく、内政不干渉の原則を定めることによって地域間の衝突を最小限に留めてきた歴史がある。価値観が大きく異なる転移者同士の争いも当初は穏健な合議制のもとで収束するはずであった。しかし、北欧神話に心酔するヴァルハラ主義者の狼藉が頻発するようになると、これに怒ったエルドラーム教徒や裏社会からなる連合が成立。共産主義者によるストライキも重なったことで内紛の度合いを強めていく様相となった。以上の経緯から、共立公暦555年、コックス政権主導の革命記念デスパレードが催され、これをもってロフィルナ社会は強烈なイドルナート主義の時代を迎えたとされる。新体制に迎合しない「よそ者」は良くて追放となり、悪ければ吊るされ、後の更なるホロコーストに繋がった。 文化 朝に暴動、昼に暴動、夜に暴動と日常レベルで暴力が根付いており、非常に元気いっぱいの国民性と評される。輩に天気は関係ない。この国の民を表す最も特徴的な価値観として、「国が面倒を見ないなら税金など必要ない」といった考え方が根底にある。更に「大人しくしている道理」もなく、銀行強盗すら正当化されてしまうのである。そのため、歴代政権も絶対に手を付けてはならぬ政治の聖域を設けており、国民生活の維持に努めてきた。失敗すれば選挙で落ちるに留まらず、生命の危機に瀕するからだ(結果的には失敗したが)。以上の性質をもって常怒の国のイメージが定着。良くも悪くも、世界中から奇異の視線を向けられているのが現状とされる。国民全員が重武装しているだけあって紛争状態に陥りやすく、実際に銃火器を用いた喧嘩も後を絶たないのだが、ロフィルナ国民にとってはこれが日常らしく世界基準とは異なる国内紛争の定義が広められた(政府が機能不全に陥ると認定されるらしい。無理があろうかと思われる)。闘争を文化として捉える向きがあり、老若男女を問わず多くの者が破壊活動に明け暮れているという。 革命記念デスパレード この国の風土を表すのに最も特筆すべきは、年に一度催される革命記念デスパレードをおいて他はない。なぜなら、この祭りの目的はロフィルナ革命の再現であり、人々の愛国心に深く合致するストレス解消イベントでもあるからだ。まず、完全武装した数百人規模の暴徒が警官隊を蹴散らしながら行進していく。そして、闘争心に駆られた軍隊が暴徒を蹴散らし、阿鼻叫喚の地獄を再現。暴徒の数は指数関数的に膨れ上がっていき、最終的には数十万人規模にまで達するのである。最後の余興として国会議事堂を派手に爆破し、FINISHとする。この催しにおいては行進の道中に様々な露店が開かれ、暴徒の支援を行う。無論、一般の観光客も購入することができるわけだが、危険と隣り合わせであるために国際社会の不興を買ってしまった。もちろん、ロフィルナ政府は聞く耳を持たない。 宗教 最も広く信仰される教えとして、エルドラーム創約星教が絶大な力を持つ。国家ナショナリズムの高揚から攻撃的な言論に傾倒しがちで、多くの民が闘争に至上の価値を置いた。古典古代から伝わるイドルナート神話の創成により、恐れることなく命を賭した者には今世の神々たる列聖人(れっせいびと)の祝福が受けられるという。今日、ロフィルナ各地において自治権を持つ領邦軍閥は、そうした創約星教の教えを徹底。決闘による問題解決を推奨しており、当時代において大勢を占める諸外国のルドラス派を正道とは異なるものと断じた。国の認定を得て活動する異端審問官は高位の権力者として遇されるため、穏健な他の宗教が共存し難い風潮を強めてしまっている。以上の性質から、メイディルラングにおいて信仰される闘争主義と親和性が高いものと見なされているが、略奪者に対して重度の抵抗を重んじる観点から「全く異質である」とロフィルナ政府は抗弁した。 炎の宣誓 創約星教が定めるところの伝統に則り、毎週熱曜に催される贖罪の儀式。この行事においては自らの誠実さを示すため、地獄の業火で焼かれながらの誓いを立てることが求められる。当然、死人も続出することから世界レベルの非難を浴びており、経済制裁の理由の一つとして挙げられるわけだが、当儀式を推進するロフィルナ政府は全く聞く耳を持たず、轟々たる軍事恫喝をもって応じた。一方のロフィルナ国内においては失脚した政治家に留まらず、契約不履行の企業役員や、その他の債務者、囚人、詐欺集団などに対して提示される減免の儀式として広く普及している。そのあまりの残虐性から、共立機構が誇る歴史の巨塔にも刻まれた。 聖イドルナート祭 年に一度開催される文化振興という名の殺し合い。地域軍閥による承認のもと、血に飢えた国中の武装民兵が集結し精鋭部隊を相手に戦う。恐れることを何よりも恐れるロフィルナの国民性を刺激するものであるが、当然人道に反するものであるため度々共立機構からの是正勧告を受けており、多くの国から制裁を受ける原因の一つとなった。祭りの開催にあたっては通常、国内の英雄達が自らの命を賭すことで未熟な民兵に示しをつける。敵役として他国の部隊を招くことも可能だが、その場合は軍閥会議における一定の審査をもって神話を飾るに相応しいか否かを決定する。軟弱な部隊を差し向けるのはロフィルナに対する侮辱として見なされることから、戦争の要件を満たすことになるだろう。いずれにせよ、この戦いでは全てを賭けることが求められるためにライフサイクル・システムのような蘇生技術の使用は原則として認められない。勝敗の判定は事前に合意した血の契約に従って履行されるものである。 政治 最高意思決定機関は王国最高評議会で、女大公が列席、大宰相とともに行政権を共有する。その他、主要軍閥からなる複数の閣僚が列席し、中央省庁を纏める構造を取った。女大公を除いて全員が裏社会と通じていることから、実質犯罪集団に国を乗っ取られていると言っても大げさではない。立法権は革命連合総議会が担っており、国民の代表たる庶民院(下院)の他、特定の富裕層など名誉貴族が列席する貴族院によって構成される。係る審議に関しては庶民院の優越が認められることから、貴族院の役割としては法案の補強や修正等に務めるのが妥当とされた。実態としては支持基盤となっている軍閥の力が強く、個々の貴族が事実上、強大な政治的影響力を有した。分離主義に対する抑制措置として民族比率に応じた議席の分配を行っており、現在はロフィルナ人とツォルマリア人の優勢が続いている。司法権は王国憲法裁判所が担っているが、女大公による人事権の掌握から概ね多数派の解釈を踏襲する場合が殆どである。暴動を美徳とするロフィルナ国民の性質上、厳格な法解釈が治安を揺るがす場合もあり、時に政治的な見極めを要することから。 貴族と武装集団 多くの場合においては、有力な地方名士が武装組織の長を兼任している。中央政府はそうした者を正規の領主として認定。国策に対して一定の協力を得る代わりに内政不干渉を保障する政策を採ってきた。民主的な選挙制度が機能するのは実質首都圏のみで、他の地域においては時の有力者による投票操作が横行している。その軍閥内部においても権力闘争が盛んであるために激しく代替わりを繰り返しており、死人も続出することから国際社会において統治能力を疑われた。ロフィルナ社会における、あらゆる形態の紛争は国の信仰であるとともに民の士気を高める至上の娯楽として推奨される。その暴力的文化を代表するコックス大宰相もまた冷徹な指導者としての力を振るっているからだ。 武装集団と裏社会 地域単位で存在する軍閥同士の関係は時に苛烈を極め、中には国家政府の仲裁を要するケースも散見された(大抵の場合は、聖イドルナート祭の開催をもって物理的に解決される)。ロフィルナにおける武装民兵とは、即ち裏社会の構成員であることを表し、それを率いる指導者もまた自らの権益を守ることに血道を上げているのだ。名目上の司法制度は存在するものの、その実、人知主義の様相を呈しているのが現状で、頼みの綱とされる自警団ですらも想定されるリスクに対して見返りを求めてくる有様である。凶悪な暴徒に絡まれた場合、通常は大人しく全てを差し出すことが推奨されているが、ことこのロフィルナに限っては徹底的に戦って潰す他なく、弱者の人権など皆無に等しい。運良く外国の駐留軍が駆けつけたとしても戦闘沙汰へと発展するケースが殆どで、その時点に至って被害者が生きていられるかは相当絶望視された。以上の性質から、国全体が闇に堕ちていることは周知の事実となって久しく、そうした洗礼を如何に乗り切るかで生死が分かれるという。 軍閥と女大公の関係 混迷を深めるロフィルナ国内にあっても、革命の立役者とされるアリウス女大公への畏敬は根強く、全ての軍閥が公家に対する忠誠を誓った。一方、そうした状況にも関わらず、アリウス自身が力による問題解決に消極姿勢を貫く理由は、「実際に粛清を実行した場合の人的被害を懸念しているからである」との見方が有力視された。他にも国際社会の動向に神経を尖らせている説、軍閥間の争いで自らの勅意を悪用される可能性、一般の常識では計り知れぬ何かについて憶測を呼んでいるが、真偽の程は定かではなく想像の域を出ない話である。いずれにせよアリウス女大公が沈黙を保っている現状、国民の支持を得られない方法での改革は時期尚早、または非現実的と評されて久しい。 経済 概ね壊滅的であると評されるが、この国の武力に対する情熱は常軌を逸しており、闘争競技という名の戦争経済によって外貨を獲得した。日常的に物が破壊されることから保険業界の力が強く、係るサービスが国中に浸透している。怖いもの見たさに訪れる外国人を相手にストレス発散させる事業が盛んで、国をあげて発展させた。その他、軍閥による性風俗産業を始め、麻薬の取引や人身売買など、内政不干渉を盾に様々な狼藉が横行している。もちろん、外交問題となる事件に対しては駐留軍による徹底的な取り締まりが継続しており、事実上の内乱状態といって差し支えない。世界で最も傭兵の需要が高い国の一つとして、係る運営会社の誘致に取り組んでいるという(税収が増えるため)。このように治安の悪さを逆手に取った政策を取ることから、辛うじて高度な軍備を整えるだけの経済力を持つに至った。国の社会保障制度は崩壊して久しく、専ら地域軍閥独自の貧困ビジネスに頼っている。 交通 「Striereil!高貴なる同志に神の恵みと吉兆のあらんことをッ!!」(武装勢力による歓迎の声明) 現状、一部の構成国を除く全ての地域が炎上しており、内乱状態の様相を呈することから壊滅的であると言える。政府の影響圏は実質首都だけで、地方軍閥による緩やかな分立体制を保っているのが現状とされた。国際基準においては常に退避勧告がなされるほどの危険地帯であり、空港に降り立った瞬間に武装民兵による手荒なもてなしを受けることになる。また、国境地帯においては一つ一つが強力な性能を持つ対戦地雷が敷き詰められているため、陸路による入国はイドゥニア鉄道を除いて推奨されない。また、事前の同意なく侵入した航空機に対しては、例え同盟国のものであろうと容赦なく撃ち落とす表明がなされた。このように常軌を逸した防衛体制を取る以上、交通機関はまともに機能しておらず、武装組織による護衛が必須となる。ロフィルナ政府は軍事企業が運営する装甲タクシーの利用を推奨していることから、多くの外国人がその勧告に従った。 治安 上述の通り壊滅的な様相を呈して久しく、警察が通報を無視する等の事案も頻発することから「軍閥の方が頼りになる」と言われている。ロフィルナの警察には基本的に公僕としての良心が欠けており、腐敗と恐怖の温床、世界一の役立たずとして有名になりすぎたがために地域軍閥による違法捜査が状態化した。そんな有様であるから、警察に頼ること自体が恥であるとの見方が熟成され、その結果、血なまぐさい武装集団の方が高潔なものとして扱われるという逆転現象が生じている。一方のロフィルナ政府は戦闘技術に長けた凶悪犯を警察官として引き抜くという暴挙に及んでおり、これが「同国における構造的な治安の悪さを助長しているのではないか」と諸外国において報じられた。 地方行政区分 ロフィルナ王国連合直轄領 ロフィルナ王国領ユリーベル公国 ロフィルナ王国領サンリクト公国 国際関係 セトルラーム連邦を始め、複数国とともに同君連合(ロフィルナ連邦共同体)を構成している。 また、共立同盟に加盟しており、平和維持軍にも一時期多くの主力兵器を供出していた。 現行秩序を保つことに関して強い理念(恐怖による抑止力)を掲げている建前上、軍事行動に躊躇がなく市民の犠牲も厭わない。 そのため、度々警告指定の対象となっており、国際社会による外交圧力を招いた。 現行の国際秩序に対する立場 制裁対象となって久しい今日、ロフィルナ政府は共立三原則に対して最も厳格であることを自称する。そのため、体制が異なる全ての勢力に対して内政不干渉の原則を徹底させる意向を明らかにした。また、国際社会における人道主義の普及に関しても即時停止するよう要求。「内政に関わる事項については全て統治能力の範囲として認められるべきであり、その国独自の体制を尊重しなければならない」と表明したのである。度々指摘される戦争犯罪に関しても、「敵対しなければ良いのであって冒涜者にかける慈悲など存在しない。敵に情けを与えることは味方を危険に晒すも同然の愚行であり、そのような偽善が罷り通るのであれば我々は如何なる論理をもって勢力間の均衡を保たなければならないのか」と抗弁した。 陣営更新ネットワーク ロフィルナ政府は現行の共立秩序に対して一定の評価を示しており、体制持続の観点から国内外における様々な妥協案の実行に努めてきた。転移者戦争以降、自国内において多国籍部隊(共立機構国際平和維持軍)の活動を認めたこともその一環として記録されている。一方、最大の敵対勢力となって久しい黒丘同盟よりも冷遇されている現状に激烈な不満を持つことから、問題を抱える諸外国の抵抗勢力にコミットするなどの工作活動を再開した。具体的には人道主義に不満を持つメイディルラングの過激派を始め、対セトルラーム政策において価値観が一致するユピトル連合との間に一定の情報網を築いている可能性が指摘される。長らく友好を装ったユミル・イドゥアム連合帝国との関係も悪化の一途を辿っているのが現状で、文明共立機構から原則違反の罪を問われた。国際外交において実質的な序列ができていることに強い敵愾心を抱いて久しく、これが今日の問題行動に繋がっているものと見られる。 諜報工作活動を巡る各国との対立 年々包囲網を強めてくる国際社会に対し、ロフィルナ政府は次のような対抗策を講じている。もはや形だけの同盟関係となって久しいセトルラーム共立連邦に対しては実質侵略者と見なしているのが現状で、関係改善の兆しは一向に見られない。オクシレイン大衆自由国に寄りすぎていることへの制裁として内部情報機関を通じた独自の浸透作戦を取っており、連邦政府に対して不満を抱く一部のセトルラーム将兵とともに秘密結社を創設した。この地下組織はセ連政府しか知り得ない機密情報(帝国官房の動向など)も暴露していることから、公共局の職員と内通している可能性も指摘された(真偽のほどは不明とされる)。慎重姿勢を貫くラヴァンジェ諸侯連合体とは脈なしと判断して交渉を切り上げ、そのリソースを陣営内の破壊工作に振り向けた。998年.セトルラーム共立連邦首都ルドラトリスにおける大統領暗殺未遂事件(軍事クーデター)を基点にイドゥニア星内の緊張を煽り、過激派を焚き付け、対立国の要人に奇襲をかけるなどの暴挙に及んだとされる。後に形勢が悪くなると、大勢の市民や連邦議員、その他の有力者を人質に取って交渉の切り札とし、KATA(連邦公共安全管理局:通称、カータ)によって拘束されたロフィルナ人工作員を全て釈放させた。文明共立機構を相手に全ての制裁を解くよう強く要求しつつ、セトルラーム、イドゥニア諸国、その他の主要都市において大規模な軍事テロを実行したとされる。「もうおしまいだよ。この国は」。(セ連大統領の談) 裏切り者に対する報復 民主主義陣営において最も戦闘的と見られるメイディルラング政府は、最大の敵国たる連合帝国を滅ぼすための協力者を必要としていた。一方のロフィルナ政府は自国の国際的地位を回復させるための工作活動を再開して久しく、共立公暦997年、両国の動勢に関して共立機構による重度の脅威認定がなされたのである。ロフィルナ及びメイディルラングの双方は、必要以上に馴れ合う陣営間の距離を本来の対立構造に戻すための協議を続けていた。合法的な移送ルートを通じた情報活動の結果として、ヴァンス・フリートンの裏切り(*1)を確信したコックス大宰相は三大列強全てに対する報復を決断。先の商取引によって得られた膨大な記録をセ連公共局に送り付け、民主主義の信奉者たるネッツェレール局長の怒りを誘った。同局長は程なく「自首」してきたロフィルナの工作員と接触。スパイ容疑に関する取り調べを装う形で係る政府の不正を問い質し、かねてから疑わしかった危険人物の情報を引き出したのである。彼らは現政権の計画に協力しているであろう帝国官房の一員だった。防諜の重責を担うネッツェレール局長は問題の工作員を送致する前に問いかけた。「こんなことをしてお前達に何の得がある?これで奴(フリートン)を訴追することができたとしても、お前達の立場が好転するわけでもない。ましてや、お前は死刑になるんだ。分かっているのか」、と。工作員は酷薄な笑みを浮かべながら答えた。「あんたが正義を求めるなら、今すぐその記録を持って追い込みをかけるなりすればいい。俺達は潰されるだろうが、少なくとも裏切り者に吠え面をかかせる程度の嫌がらせは出来るだろうからな。……どうした、そんなに汗をかいて。取り調べを続けたい気分にでもなったか?」。(*2) 軍事 地域単位で激しい紛争を繰り返しており、兵器の質で劣るものの総合的に高い練度を保った。事実上、国民皆兵とも言える文化を形成している。 これに対し、セ連政府所轄の軍事戦略研究所は、ロフィルナ問題を巡る一連の外交紛争に冷静な対応を促し、以下の認識を示した。 「かねてから指摘される通り、ロフィルナ軍の粉砕のみに目的を絞るなら事は容易に成し遂げられるであろう。しかし、その後の統治に関してはこの限りではなく、この国特有の文化と長期的なリスクを考慮しなければならない。現状は彼らとの同盟を維持しつつ、必要な制裁措置に留めるのが最善である」。 なお、ロフィルナ政府はセトルラーム主導による大規模侵攻の可能性を指摘しており、共立同盟による主権尊重の原則も事実上機能していないとする見方を示した。 帝国政府の筋では、「可能な限り関わらないように努めている」。 王政連合代表はロフィルナとの関係改善に意欲を示しつつ、「必要以上に干渉しない方針」も示している。 センジュ大統領に至っては、「誰が占領したがるんだ。こんな土地」と呆れ顔で語っており、対セトルラーム外交に関してロフィルナ側の猛烈な怒りを誘った。 以上の流れから、国際的な共通認識が出来上がって久しく、ロフィルナ国中に「貴国の敵など存在しない」という内容のビラが散布された。 国境を接するラマーシャ公国は事あるごとに和解をテーマとする名曲を大音量で流したが、これについてはロフィルナ国軍の恫喝を受け、平和裏に妥結したエピソードがある。 共立公暦1000年、セトルラーム主導による追加制裁の発動からロフィルナ国民のナショナリズムは更に上昇の一途を辿っており、近い将来に爆発するであろう未来予測が示された。 残る大量破壊兵器の存在が周辺国の出方に影響している現状を踏まえると、直ちに武力執行とはならなそうである。 これ以上のエスカレートを避けるために国家間の交渉自体は継続するものの、予断を許さないのが現状で、開戦前夜のような風潮を高めてしまった。 ロフィルナ国民武装赤軍解放戦線 共立体制に与する党の軍隊。通常は野党勢力に対する抑止力として機能し、政府軍との緊密な連携を保っている。 ロフィルナ王国軍(政府軍) その国家規模と比較して大規模な戦力を持つことから、共立世界の中でも上位の軍事力を有する。部隊構成は陸軍、海軍、航空宇宙軍の三種類から構成されており、それぞれが戦略部隊を内包。内務省特別武装警察が国内の治安維持にあたる構造となった。更に大量の熱核兵器(地域破壊クラス)を保有。単独ワープを可能とする量子収縮兵器を複数配備し、敵対勢力の侵攻を牽制している。現在の主な仮想敵国はセトルラーム共立連邦で、ユミル・イドゥアム連合帝国、黒丘同盟を次の脅威として想定した。毎年開催されるデスパレードによって、実戦経験が豊富なロフィルナ軍の威力はイドゥニア世界の中でも隔絶的なプレゼンスを誇るという。なお、平和維持軍による拡大防止対象となって久しく、航空宇宙戦力の4割が稼働しない状況へと追い詰められた。 アムルバーヤ級原子力潜水駆逐艦 共立公暦965年、共立機構国際平和維持軍による水中監視の過程で、その存在が正式に認められた。ロフィルナ海軍所属の主力潜水艦で、全長350m、全幅71mもの巨体を持つ。現代共立世界の基準では小型クラスとして分類されるものの、その運用目的を考えるなら多くの専門家が首を傾げる程度の疑問が生じた。ロフィルナ政府によると、基本的()には原子力潜水「駆逐艦」(❓)としての運用を想定しており、独自の核融合炉を実装。対艦主砲クラスの攻撃にも耐えられるシールド展開装置(詳細不明)も搭載するという。加えて、一定数のマルチロール艦載機(+強襲揚陸潜水艇)(❓)を製造し、即応させる能力。イドゥニア空域全て(❓)を射程圏内に収めたアウトレンジ攻撃を可能とし、メートル法換算で深度1万m以上(❓)の水中からゲリラ闘争(❓)に持ち込むことを期待しているようだ。……もっとも、「そんなことをしても無意味である」とセ連大統領から一蹴されているわけだが。多くの国民が絶対的貧困に苦しむ中、税金の無駄遣いでしかない謎の汎用性に分不相応なシステムときて、とある魔法使い曰く、『こんなものを作るくらいならもっとマシなことに浪費しろ』と散々な言われようである。しかし、ガンギマリ大宰相の情熱を止めることは誰にもできなかったらしく、今更手遅れの失敗空軍を下手に補うよりは安上がりという理由で就航に至ってしまった。政治的な意味合いとしては、『共立同志に対する武力攻撃事態下の限定運用に留まる』ことを強調した上で、『他国を脅かす意図はなく、あくまでも自衛を目的として運用しているに過ぎない』とのことらしい。一部の熱烈な支持者を除いて、誰も信じちゃいないけど。(セ連首相の談) 作:トロ猫DX 結論 軽率に渡航したがる諸君へ。これがロフィルナである。二度と生きて帰れると思うな。 関連記事 @Freeton2(執筆者) イドゥニア星系連合 文明共立機構 ロフィルナ連邦共同体 闘争競技 ラムティス条約