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158 :名前が無い程度の能力:2008/01/02(水) 08 44 47 ID 4imp0X9A0 各勢力が、マフィアとか戦力になりそうなものを従えて争っていた。 最終的に残ってきたのは、総合戦力で彼岸?組、白玉楼?組、八雲?一家の3つ。 しかし、小町?の失態により非常に危険なウィルスが、関係の無い一般市民を巻き込みそうになっていた。 そこで白玉楼からのび太、八雲一家からドラえもんが提供され、イキアタリバッタリサイキンメーカーでのび太がワクチン作成。 なんとか事態を収拾。しかし、それだけなのに2組の戦力がごっそり減少。 そしてその保障として、彼岸組から白玉楼と八雲一家に戦力を渡していたわけだが、なぜか白玉楼から先に全保障してそれが終わってから八雲一家の保障をすると言っていた。 すると紫様はそれが面白くなかったのか、橙を自爆させた。なぜか洪水が発生。引いた水の中に目を回してる橙が居た。 「そこいらの猫に式を貼り付ければ、いくらでも橙は作れますわ」 そう紫様が言った瞬間、総合戦力が上がり、順位が彼岸組、八雲一家、白玉楼に変わった。 そしてそれを見ていた彼岸組みのザンザスが八雲一家に興味を持ち、それに気づいた紫様が誘っている所で目が覚めた。 こりゃ、戦国幻想郷の影響受けてるな・・・・。 カオス
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(タイプ・オー・ネガティヴ) ニューヨーク出身のゴシックドゥームメタルバンド。 曲調もテーマもは非常に暗くて重くて息苦しく、窓の無い密室を思わせる。 しかし時折壁の隙間から一筋の光が差し込むような美しいメロディが顔を覗かせる。 よくアルバムの帯や雑誌では「耽美系」と紹介される。 フロントマンのピーター・スティールは身長190cm超、体重100kg超の大巨人。 女性向けグラビア誌でおヌードを披露したこともある奇人である。 (その際「ボッキしていないと美しくない」と言って、オナニーしてから撮影した。 また、元だったか現だったか忘れたがドラマーが異常に日本の古典・歴史に詳しかった。) しかし2010年4月、心不全の為逝去・・・。 御冥福をお祈り申し上げます。 名盤『October Rust』 My Girlfriend s Girlfriend http //www.youtube.com/watch?v=KgkBWZXVLyk Black No. 1 http //www.youtube.com/watch?v=vFwYJYl5GUQ feature=channel
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ガレージの追加 ハウス購入時に自宅にガレージを追加したい場合、おおよそ3,000,000JPYを支払う必要があります。 敷地内にガレージがある場合はもう少し安くなる可能性があります。ガレージが無く、無理やり作成する場合は高くなる可能性があります。 車を置けるようなスペースがない場合は設置不可能です。
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このページはこちらに移転しました 不可能 作詞/マルミユ 甘いぬるま湯につかり 少しずつ沈んでく 薄い愛の告白も ミルクティーに溶けた 高鳴る胸を焼いて 傷で傷を塞いだ それで笑いあえるなら 何も痛くないの 甘いぬるま湯につかり 少しずつ崩れてく 淡い恋の感情も カフェオレに消えた 桃色の想い出をうずめ 傷を傷で隠した それで寄り添えるのなら 何も痛くないの 愛を嘘でつつみ 伝えた言葉は片思い YESもNOも聴けぬまま 行き場をなくした片思い 苦いぬるま湯につかり 少しずつ泡になる 知らぬ愛の言葉 カクテルに酔わせた 火傷の痕を塗り込み 傷に傷を刻む それで笑いあえるなら 何もいたくないの 何もいいたくないの…
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論評お疲れ様です。 新聞は字数制限があるため、体言止めを使用しているのだと思います。名詞で句点を打たないようにしましょう。 要約一文目はおかしいです。自衛隊を作戦本部に送った、もしくは自衛隊派遣の旨を作戦本部に送ったではないでしょうか? しかしアフガンの状況で、その~→しかし、アフガンの状況でその~ 政権交代になり→政権交代が実現して(「交代になる」よりも「交代する」のほうが自然だと思います。) 乱暴に言ってしまえば、自民党はアメリカと仲良くしたい。民主党は中国と仲良くしたい。というスタンスです。これまでの日本は対米輸出入が全体の40%を占めており、日米は経済的にとても親密なパートナーだったからです。しかし、現在では対米輸出入の数も減り、代わりに中国との取引が増えました。近い将来、中国はGDPで日本を抜いて二位なり、自動車生産数も日本を抜いて一位になるでしょう。私も心情的には中国に尻尾を振ることは到底許せないのですが、中国と仲良くするという考え方にも一理あるのが現状です。ですが、たとえるなら札束でほほをたたくようなもんです。鳩山首相には毅然とした態度で外交に臨んでほしいものですね。 -- (平岡裕樹) 2009-11-10 15 19 49
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ある女の電話 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA (SE 雨の音) A01「ねえちょっと! ちょっと誰か! 誰かいないの!? 誰かきてよ! んもう、なんでこんな時に……」 B01「どうかしました?」 A02「ああ、よかった。どうしても電話しなきゃいけないの、よければ電話を使わせてくれないかしら!?」 B02「……いいわ。5分よ」 A03「ありがとう! 感謝するわ」 (電話をする) A04「はいもしもし……ええそうです。はい……ええ。ええ。それじゃ今から行きます。」 A05「あっちょっと待って。いえあの、その、今車が故障しちゃって……その……」 (SE 雨の音、やや強めに) A06「今バイパスで車が故障して立ち往生してるんです! すいません、雨が酷くて聞き取りにくくて……」 A07「え? そんな嘘なんて……ええ。そうです。……待って! あの人、夫には娘を渡さないで!」 A08「必ず迎えに行きますから! ちょっと。ちょっと聞いてちょうだい。」 A09「いい? 娘を夫に絶対に引き合わせないで。」 A10「もしそんな事したら、必ずあなたは後悔するわよ。」 A11「ああ、ごめんなさい。ごめんなさい、そういう意味じゃないの。」 A12「でもいい? 絶対に渡さないで。危険なの、あの人は。」 A13「知ってるでしょ、あの人は昨日刑務所から出てきたのよ?」 A14「裁判所からも接近禁止命令が出てるんだから。」 A15「もし夫が来たら、警察をすぐに呼んで。何をするか分からない人だから。」 A16「本当よ……ええ……ええ。そう、警察を呼んで……ありがとう。本当にありがとう。」 A17「ああ、娘にはこの事は言わないで。怖がらせたくないの。必ず行きます。」 A18「はい。ええ。あ、娘にかわってくれませんか? え? 寝てる? そう……。分かったわ。いえ大丈夫。」 A19「起きたらママがすぐに迎えに行くと言ってたって。そう伝えて。それから愛してる、と。ええ、それじゃあ」 B03「大丈夫?」 A20「……ああごめんなさい平気よ、電話本当にありがとう」 B04「いえ、それはいいのよ。でも少し疲れてるみたいね。ちょっとでも横になったら?」 A21「ダメ! それはダメ! 休んでる暇なんてないの! 早く行かなきゃ娘が!」 B05「でもそんな状態じゃ――」 A22「うるさいっ! ほっといてよ! 私は行かなきゃならないの!!」 B06「ちょっと!」 A23「離して! 誰か! 誰か助けて!!」 (SE モノがいくつか床に落ちる音。ガラスではない) B07「鎮静剤! それからスタッフ呼んで! 舌かまないように挟むものを!」 A24「はなせーーっ! はなせこの野郎!!」 B08「いいあなたそっち押さえて。早くベッドに固定して。いくわよ、せーのっ」 (SE ベッドにのせる音) A25「はなせっつってんだろこの野郎!!(さるぐつわをされているので聞き取りづらい感じ)」 B09「腕も固定して! 点滴は? 早く投与して!」 A26「やめろーーーーッ! 娘が待ってるの! ……娘が、娘が私を待ってるから……あの人には渡しちゃ……(同じくさるぐつわ状態)」 B10「(溜息)……落ち着いたわね……え? この患者? あなた最近来たから知らないのね」 B11「そうなの。元夫に娘さんを殺されて、それがショックで精神に異常を……。かわいそうよね」 B12「ウチに来る前はもっと酷かったの。でもさっきみたいに、たまに付き合ってあげるのよ。彼女の見る夢に」 A27「ママよ……おそくなってごめんね。ブルーベリーパイ焼いてあげましょう、好きでしょう」 B13「ええ、大好きよ」 B14「……いつも同じよ。きっと後悔してるのね。娘さんを守れなかった事。だからせめて……」 【コメント】 A、Bともに女です。それ以外は指定は特にありません。
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607 名前: スパンキーと片耳の猫 投稿日: 2007/09/29(土) 01 33 31.14 ID kkiMNyt70 子猫のスパンキーはメスになってもいつもと変わらない日常を送っています。 いつもの路地裏、いつもの湿気、いつもの日陰、いつものゴミ。 そして、今月もいつもの集会が始まります。 この辺り一帯のボスである黒猫、クレイヴが仕切っている猫の集会です。 「憂うつだにゃ」 スパンキーは猫の集会が嫌いでした。 体の小さいスパンキーは猫の集まるところにいくといつも誰かから 意地悪されるからです。でもクレイヴが怖いので、いつも嫌々行っています。 ぼくも体が大きかったらなあと、スパンキーは心の中でぼやきました。 三日月が煌々と輝く夜空の下、猫の集会が始まりました。 空き地の土管の上で、大柄な黒猫、クレイヴが周りを見渡しています。 「全員集まったか」 クレイヴが低いうなるような声で、手下の猫たちに言いました。 手下の猫たちは二、三言言葉を交わすと、おそるおそるクレイヴに言いました。 「例の片耳の野郎が来てません……」 「なに?」 クレイヴは歯をむき出しにして怒りを露わにしています。 608 名前: スパンキーと片耳の猫 投稿日: 2007/09/29(土) 01 34 26.72 ID kkiMNyt70 「クレイヴのダンナ、そのことでちょっとお話が」 クレイヴの前に三匹の猫が、他の猫たちをかき分けて近寄ってきました。 「何だてめえらは」 すごみをきかせるクレイヴに多少たじろぎながらも、三匹は名乗りました。 「大神のビリーです」 「同じく、ジェリーです」 「同じく、トニーです」 クレイヴは顔を上げて、思い出したように呟きました。 「てめえらザシキのやつらか」 ザシキ、とは座敷猫のことで、三匹は大神さんちで飼われている猫、ということです。 「へい。片耳のことでちょっと……」 ビリーがクレイヴの耳元に近づき、そっと何かを伝えました。 目を見開いたクレイヴは、低いうなり声で空き地全体に聞こえるように言いました。 「スパンキーはいるか。いるなら前に出てこい」 その一声で、スパンキーの周りにいる猫がさっと後ろに引きました。 逃げようにも逃げられないスパンキーは、重い足取りでクレイヴの前まで歩いて来ます。 609 名前: スパンキーと片耳の猫 投稿日: 2007/09/29(土) 01 36 00.23 ID kkiMNyt70 「ぼくに何のご用ですにゃ……」 クレイヴの冷たい視線に、スパンキーは顔を上げることが出来ませんでした。 「ここにいるザシキたちが、片耳にやられたと聞いた。 答えろ。お前は片耳の仲間か?」 スパンキーは近くでニヤニヤ笑っているザシキたちを見ました。 それは、数日前スパンキーを襲った三匹でした。 「ぼぼ、ぼくは何も知らないですにゃ」 「嘘だったらかみ殺すぞ」 低いうなり声が土管の上から降りかかります。スパンキーは必死に答えました。 「ほ、本当に知らないですにゃ。かみさまに誓いますにゃ」 クレイヴはスパンキーを真っ直ぐ見据えて、ため息と一緒に言いました。 「わかった。信じよう。ところで……」 「何ですにゃ?」 「お前メスだったのか。どうだ、俺と一発やらねえか」 スパンキーは顔を赤くして俯きました。 クレイヴの取り巻きのメス猫たちがスパンキーを睨み付けます。 「え、遠慮しますにゃ……」 「そうか。下がって良いぞ」 とぼとぼとクレイヴの前から去っていくスパンキーを見て、ザシキのジミーたちはチッと舌打ちをしました。 611 名前: スパンキーと片耳の猫 投稿日: 2007/09/29(土) 01 36 59.20 ID kkiMNyt70 その日の集会は、えさ場のことを話し合っただけで終わりました。 集会が終わった後、スパンキーはいつものねぐらには帰らず、ある場所へと向かいました。 それは近くにある小さな酒屋です。 家の構造から、簡単に屋根の上に上れるので、子猫のスパンキーは 夜空を見るときいつもその酒屋の屋根に上がるのです。 スパンキーがするすると屋根まで上ると、既に一匹の猫がそこにいました。 いつもは誰もいないはずの酒屋の屋根。 それも、集会が終わって誰よりも早くたどり着いたはずのスパンキーよりも、早く来ていた者。 「……ん? てめえは……」 月光に浮かび上がったシルエットは、右耳がちぎれた猫の姿でした。 続く
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夕暮れの町を一人の少女が歩く。 年の頃にして10代の頭といったところだろうか、友人らしき同年代の子供達と別れ、少女は彼女の自宅らしきマンションへと入り、エレベーターに乗り込む。 5階のボタンを押し、エレベーターの扉が閉まる。それと同時に彼女しか生物のいない筈のエレベーターに猫の声が響いた。 その不気味な現象に直面し、少女はピクリと微かに硬直を見せるが特に怯えた様子も見せず、些か不機嫌そうな面持ちで口を開いた。 「もう驚きませんよ」 「にしししし、それはざぁんねん。つれないなぁ、こっちのアリスは」 「橘です。名前で呼ばないでください」 少女、橘ありすが正体不明の声の主に自身の呼称の訂正を求めるのと、目的の階についたエレベーターが開くのは同時。 電子音を鳴らしながら開く扉から廊下に出ると、いつの間にか彼女の横に一匹の猫がちょこんと座っていた。 極彩色の縞模様に耳から耳まで届くようなにやけた笑顔を浮かべる、奇妙な風体の猫。これが先ほどエレベーターでありすに声をかけた主だった。 ありすは、この猫にあまりいい感情を抱いていない。 聖杯戦争に巻き込まれた身である彼女に対して護衛の一人、いや一匹としてキャスターのサーヴァントに宛がわれた使い魔であるが、顔に張り付いたにやけた笑みが象徴するようにこの猫は人をからかう事が好きなのだ。 現にこの猫を宛がわれてすぐに、ありすはエレベーターで先程と同じことをこの猫にされ、軽いパニックに陥った苦い経験がある。 「今日も周囲に異常はなーし。平和ってのは一番だね。欠伸しか出なくて僕の仕事は君の見張りから君を見ながら欠伸をする事に変わりそうだよ」 「そうですか、楽そうな仕事で良かったですね」 にやけ顔の猫の言葉に適当に返しながらありすは廊下を歩き彼女の家へと向かう。 キャスターが使役する使い魔は人をからかい、煙に巻き、そして意味のあるようでまったく意味のない物言いを好む傾向にある。 それを理解している彼女はまともに取り合うだけ時間と労力の無駄だと結論をつけていた。 その素っ気ない対応に猫は器用に肩を竦めると、鳴き声を1つあげながら瞬く間に姿を消した。 家のドアの鍵を開け、中に入る。 本来の彼女の家を正確に模倣した仮の家、NPCの偽の両親は家を開けていて留守だ。 「ただいま」 無人の家に横合いから「おかえり」と先ほどの猫の声が聞こえてくるが無視を決め込む。 靴を脱いで自分の部屋に荷物を下ろし、そしてリビングへと続く廊下の途中で足を止める。 部屋など到底作れないであろうスペース。だがそこに一枚のドアが出来ている。そこがキャスターの工房、いや、仕事部屋への入り口だった。 ドアをノックするも返事はない。 ありすは溜め息を1つ吐きながら、ドアノブに手をかけた。 「あぁ……尊い……尊い……」 扉を開けるとそこにいたのはありすの友人のアイドル達(15歳未満)のピンナップをうっとりとした表情で見つめる紳士服に身を包んだ男の姿。 ヒクッ、とアリスは自身の顔がひきつる音を聞いた気がした。 「少女ごとの性格・テーマ性を重要視した衣装。躍動感溢れる構図。そして何よりも可憐に咲き誇る無垢なる少女達の笑顔。アイドル……偶像……、いい時代になったものだ……」 「キャスターさん」 1オクターブ程低くなった声がキャスターの仕事部屋に響くと、キャスターがびくりと大きく肩を震わせる。 ゆっくりと振り向くキャスターの視界に映ったのは反目で自分を見つめるありすの姿。 途端に元々良くなかったキャスターの顔の色が更に悪くなった。 気まずい沈黙の中で、取り繕うようにキャスターは大きな咳払いを1つしながら姿勢を正し、椅子から立ち上がってありすへと向き直る。 「み、ミス・アリス。わ、私の仕事場に入るのであれば、の、ノックをしてから入ってきて貰いたいものだが?」 「ノックはしましたが私の友人の写真に夢中で気がついていない様でしたので、勝手に入らせてもらいました。それと名前で呼ばないでください」 「む……」 言葉を吃らせながら話しかけるキャスターに対し、ありすの対応は冷たいものだ。 にべもない様子にキャスターがたじろぎ、困ったようにぼさぼさ髪の頭を掻く。 「し、失礼をした、ミス・タチバナ。そ、そう言うことなら非は私の方にあるね」 「……」 「あ、あまりそういう目で見ないでくれたまえ。し、少女からの白眼視ほど心に堪えるものはないのだよ、私は」 ジト目で睨んでくるありすの視線から逃げるように、キャスターは椅子へと腰掛け、ありに背を向けて原稿用紙に向き直る。 にししし、と、どこからか使い魔の猫の笑い声が聞こえてきた。 頼りなさげに縮こまったキャスターの背中に刺のある視線を向けていたありすだが、いつまでもそうはしていられないと、この部屋にやってきた本題を切り出すことにする。 「昨日、繁華街の方でガス漏れ事故があったってそっちの方に住んでいる子が話してました」 カリカリと筆を走らせていたキャスターの動きがピタリと止まる。 振り向いたキャスターの顔は先ほどまでの情けなさと頼りなさを混ぜ返したようなものから神妙なものへと変えていた。 「やっぱり、他のサーヴァントの仕業なんですか?」 「そ、それは調べてみないとわからないね。ただ、可能性は高いと思う。く、詳しい場所はわかるかい?」 ありすは頷き、その時に聞いた住所を手に持ったタブレットの地図アプリに入力して表示させる。 それを見て、事件の場所がどのあたりかを確認したキャスターが一度手をパン、と叩く。 それと同時に時計を持った兎が二人の前に姿を現した。 「お呼びでございますかな造物主様」 「ちょっと調査を頼みたいんだよ白ウサギ君。私の仕事場からこの場所にウサギ穴を開けておいた。何があったか、特に魔力の残りがないか調べてきてくれたまえ」 「ご用命とあらば」 ありすと話をした時とは一転、流暢な口調でキャスターはウサギの使い魔に指示を出す。 キャスターが指差した場所にはいつの間にか穴が開いており、使い魔は「急がなくちゃ、急がなくちゃ」と口走りながら穴の中に消えていった。 「さ、さて、これで何か分かればいいのだがね」 再びありすに向けて吃りながら声をかけるキャスターを見て、面倒なスキルを持たされたサーヴァントだと改めて認識させられる。 無辜の怪物。後世の評価などで本来の在り方を捻じ曲げられたサーヴァントの持つスキル。 それによってキャスターは少女との会話限定での吃音症を生じさせていたのだ。 それだけでなくスキルの影響で彼が少女と話しているだけで犯罪者と勘違いされてしまう為、気軽に実体化して外に出歩くこともできない有様だった。 (確かに、写真を見てる時のあの反応を見たら勘違いされても仕方ないけど……) キャスターがうっとりと写真を見ていた時に、それもスキルの影響かと質問をしたら真顔で生来のものと返答されたのは、ありすの中ではドン引きものではあったが、それでもキャスターの本質が穏やかで紳士的な人物であることがここ数日でよく理解できたのも確かだった。 だからこそ、何とか穏便に聖杯戦争を切り抜けて、本来の生活に戻らなければいけないと彼女は考える。 キャスターと出会った時に、彼はありすが聖杯戦争に巻き込まれるのを良しとせず、令呪による自らの自害を提案した。 しかし、それはアリスには呑めるものではない。 人一人を自害させる命令など到底できることがなかったことは勿論だが、キャスターが彼女が慣れ親しんだ物語の作者であったという事も大きかっただろう。 ルイス・キャロル。 アリスと呼ばれる少女の物語を書いた人間がありすと名付けられた少女に呼び出されたの如何なる縁か。 書きかけの原稿にタイトルが記されている。 『アリス・イン・ホーリーグレイルウォー』 この物語がどのような結末を迎えるのかは、これを書いているキャスター自身にも今はまだ定かではない。 【クラス】 キャスター 【真名】 ルイス・キャロル 【出典】 史実(19世紀イギリス) 【属性】 秩序・善 【ステータス】 筋力 E 耐久 E 敏捷 D 魔力 B 幸運C 宝具B 【クラススキル】 陣地作成 D 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 作家としての仕事部屋の形成が可能。 道具作成 C キャスターはかばん語と呼ばれる混成語を用いて、新たな生物や不可思議な道具を産み出す事が出来る。 【保有スキル】 高速詠唱 D 魔術詠唱を早める技術。 かばん語と呼ばれる混成語を用いて詠唱・執筆にかかる時間を短縮させる。 使い魔使役(偽) A 自身が書き綴った不思議の国、鏡の国のキャラクターを使い魔として召喚できる。大概のキャラクターは意味のないお喋りに終始するだけに留まるが、武器を持ったトランプの兵隊や、気配遮断 Dを所持したチェシャ猫、騎乗して空を飛べるグリフォン、キャスターの仕事場からウサギ穴で指定した場所までワープできる白ウサギなど戦力になるものも存在する。 不思議の国、鏡の国の住人は不明瞭な言葉や精神汚染に等しい精神構造をしているものが殆どで会話自体が一苦労だが、原作者であるキャスターは不自由なく意思の疎通が行える。 無辜の怪物 D 本人の意思や姿とは関係無く、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を示す。 キャスターはこのスキルによって子供と話す場合にのみ吃音が発症する。また、少女と接しているところを第三者に見られた場合、小児性愛者の誤解を受けやすくなる。 【Wepon】 なし。羽ペン程度 【宝具】 『我が身は少女を守る騎士なりし(ホワイト・ナイト)』 ランク B 種別 対人宝具 レンジ 0 最大補足 1 無垢な少女を守護する事をトリガーに発動可能な宝具。自らの姿を白い騎士に変貌させ、対象を守りきるまで筋力・敏捷・耐久をすべてAに上昇させる。 この宝具の発動中はルイス・キャロルではなく『鏡の国のアリス』の白い騎士へと存在が変わる為、宝具使用前に保持していたスキルが全て使用不能になる。 鏡の国のアリスにてアリスを助ける為の存在であった白い騎士のモデルがキャスター本人であったという逸話から生じた宝具。無垢な少女を助ける時、彼は無敵の騎士へとその身を変える。ついでに吃音も消える。 【人物背景】 世界的に有名な童話、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の著者。ルイス・キャロルはペンネームで本名のチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン名義でも数学論文などを発表している多才な人物。 吃音症であったが社交性が高く紳士的。 しかし、本人が一時期少女のヌード写真やコスプレ写真の撮影に傾倒していた事や、『不思議の国のアリス』のモデルとなった少女、アリス・リデルらと親交が深かった事から小児性愛者であったとの風評が広がってしまった。 本人的には上記の写真は純真無垢な少女の姿に神性を見出だしていたに過ぎないので、この事を指摘されると「その様な非紳士的極まる変質者どもと一緒にするな」とあからさまに不機嫌になる。ただ、少女の写真を見ながら「尊い……尊い……」と呟く様を見られてはそのような誤解を受けてしまうのも仕方のない事なのかもしれない。 【特徴】 痩身で燕尾服、蝶ネクタイをつけた紳士然とした成人男性。もじゃもじゃの髪に碧眼で柔和な顔つき。肺が弱く不健康そうな顔の色をしている。 【聖杯への願い】 マスターを無事に返す。可能なら聖杯戦争で現界している内にマスターを題材にした物語を執筆しておきたい 【マスター】 橘ありす@アイドルマスターシンデレラガールズ 【能力・技能】 アイドルとしての歌唱力とダンス力。 日々のレッスンのお陰でそれなりに体力はある。 タブレットを扱えるので知識量は豊富 【人物背景】 12才のアイドル。属性はクール。 "ありす"という日本人ではあまり見られない名前にコンプレックスを持っており、親しくない人間に下の名前で呼ばれると名字で呼ぶように訂正を求めてくる。気を許した相手には下の名前で呼ぶことを許可してくるので、それでどれだけ信頼されているかがわかる。なお本人は警戒心が強そうに見えてかなりチョロい。 大人びた雰囲気の人に憧れを持ち、なつきやすい傾向にある。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争から穏便に脱出する手段を探す。
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (320x250) 期間 09月23日(火)16 00〜09月30日(火)13 59 概要 ある日突然猫に変身してしまったあなた!猫の姿で気になるカレのもとへ。一緒に遊んで親密度をUP、ドキドキptをGETしましょう! 公式サイト イベント公式OPムービー ログイン台詞一覧 +... 1日目 瀬名竜之介 オレと一緒に遊ぼう〜!はいっ、猫じゃらしをシャカシャカ〜♪キミの肉球、かーわーいーい〜っ!ねえねえ、触っちゃダメ〜? 2日目 如月斗真 おまえ、撫でられるの好きなのか。じゃあ、好きなだけ撫でてやる。かわいいなぁ、おまえ。尻尾の付け根のあたりトントンしてやるよ。 3日目 月読理京 特別猫が好きなわけではないけど……君には惹かれるものを感じるよ。君もあの子と同じで、嘘のない、まっすぐな目をしているんだね。 4日目 堤誠志郎 ……おまえ、柔らかいな……。このまま、撫でてていいか……?ほら、猫缶持ってきたぞ。遠慮しないで食えよ、腹が減っただろ? 5日目 桑門碧 君、どこから来たの?ひとりぼっちなのかな……?美術室に来る?なんだろう。君は他の猫とは違う気がする……俺の気のせいかな……? 6日目 不破渓士 腹が減っているんじゃないか?よければ家から何か持ってこよう。そんなに不安そうな声で鳴いて、どうした?家族とはぐれたのか? 7日目 九条生晋 ほう?なかなかいい毛並みだ。貴様程であれば俺にも相応しい。フン。俺の飼い猫となりたいならば、ただ寝ているだけではいかんぞ。 8日目 鷹司正臣 綺麗な毛並みをしているね。少し撫でても構わないだろうか……?飼い主が心配するだろうし、暗くならないうちに家に帰るんだよ。 台詞一覧 +... 真山恭一郎 「おまえと遊んでいる暇などない。だから、ついてくるな。向こうへ行け。」「しつこい猫だ。わかった、5分だけ、遊んでやる。それでいいんだな。」「遊び疲れて眠ったのか。……まったく、猫のくせに警戒心のない奴だ。」 桑門碧 「おなか減ってるの?おにぎり食べる?猫、おにぎり食べるのかな?」「君は他の猫よりなんだか感情が豊かだね。おいで、遊んであげる。」「また遊びに来ていいかな?今度は、君を絵に描いてみたいんだ。」 月読理京 「幸せそうな顔で眠っているね。俺が近くにいるのに、怖くないのかい?」「君の隣は、不思議と心地いいんだ。もう少し傍にいてもいいかい……?」「こんなふうに無条件で身を委ねてもらえるのも……ふふ、悪くないね。」 北城猛 「オマエ、野良猫か?……撫でてやっから、ちっとツラ貸せ、ゴラ。」「んだよ、そんなに甘えたって食いもんは持ってねーぞ、ったく……。」「また相手してやるよ。そんときは、土産に猫缶でも持ってきてやる。」 穂高夏生 「……おめぇ、ひとりか?ヘッ、それなら俺と一緒に散歩するか?」「もう少し、おめぇといてぇ……。なあ、あと少しだけならいいか……?」「ヘッ、おめえは本当にかわいいな……。このまま連れて帰りてぇ……。」 九条生晋 「……何故こんな場所を歩いている。いくら猫とはいえ危ないぞ。来い。」「俺の足に擦り付いてくるのはどういう意図だ。……悪い気はせんがな。」「かわいいところもあるではないか。行くあてがないなら拾ってやろう。」 廣瀬櫂 「おっ、猫じゃん。おまえ野良?綺麗な毛並みだな……触っていいか?」「俺に撫でられてそんなに気持ちよさそうに……かわいいなーおまえは!」「いいなー、猫!連れて帰ろうかな……家族のみんな、猫平気だっけ?」 堤誠志郎 「ん……?おまえ、迷子じゃないだろうな。ひとりで大丈夫か?」「おまえを撫でてると気持ちが和む……もうしばらくこうしているか……。」「おまえ、俺の家の猫になるか……?もちろん、俺が面倒見てやるよ。」 不破渓士 「野犬に襲われたらいけないからな。しばらく俺の部屋にいるといい。」「ああ、ここにいたのか。姿が見えなくなったので、心配していたんだ。」「いかんな……。こうして懐かれると、手放すのが惜しくなってしまう。」 逢坂紘夢 「動物は好きじゃないんだけど……、何故か君は放っておけなかったよ。」「っ!?きゅ、急に近づかないでほしいな!これだから動物は……!」「……。君は、僕を嫌わないんだね。……君なら、傍にいてもいいかな。」 鳴海雅人 「のんびりくつろいでいっておくれ!そうだ……ミルクでも飲むかい?」「ふふ、そこにいたのかい?ほら、撫でてあげるから傍においで!」「こんなに仲良しになれてうれしいよ……!ふふ、本当に愛らしいね!」 如月斗真 「行くとこがねーなら、俺の部屋にいていいぜ。たくさん遊んでやるよ。」「あっ。おまえ、ここにいたのか。いなくなったと思って心配しただろ。」「おまえとは会ったばっかな気しねーんだよ。前から知ってるみたいだ。」 瀬名竜之介 「オレ、まだキミと離れたくないな〜!もっともっと一緒にいよう〜?」「いいこと思いついた〜!ねえ、このままオレの家の猫にならない〜?」 鷹司正臣 「ふわふわしていて気持ちいいな。もう少し触れていてもいいか……?」「このままこうして君と暮らせたら……そんなことを考えてしまったよ。」 イベントで出会えるカレ ▼ドキドキpt 1300000pt達成で 最終ランキング 1000位以内で 全エリアの仲良くなったにゃで [わたしが猫!?]鷹司正臣(SR) [猫キッス]鷹司正臣(SSR) ▼ドキドキpt 550000pt達成で 中間ランキング 5000位以内で 最終ランキング 5000位以内で カレの家クリアで [わたしが猫!?]瀬名竜之介(HR) [かくれんぼニャ]瀬名竜之介(SR) 3.jpg ▼ドキドキpt 100pt達成で 中間ランキング 20000位以内で おさんぽクリアで [わたしが猫!?]如月斗真(R) [ポーズするニャ]如月斗真(HR) 2.jpg アシストカレ [わたしが猫!?]如月斗真(R) [わたしが猫!?]堤誠志郎(HR) [わたしが猫!?]廣瀬櫂(R) [わたしが猫!?]若桜郁人(SR) エピローグ
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Q: 31 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/10/05(金) 11 31 57 ID lr81l9BC クシャやテオの猫パンチはズルイです 638 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/12/10(月) 12 14 43 ID CZGBcL5v ミラバルカンのくせに腕を使って薙ぎ払いまでするなんてやりすぎです。 A: 36 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/10/05(金) 17 46 28 ID AYnFLehh 31 ずるい攻撃をしてしまうぐらいモンスターも必死なのです。 言わば私たちが回復剤節約のためにキャンプに行くのと一緒です。 640 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/12/10(月) 16 15 10 ID ba5lEmwl 638 遠距離から肉質無視・距離関係無し・飛距離バツグン☆の毒弾やら麻痺弾やらを 火事場4人がかりで撃ってる方がやりすぎですのでご安心ください。 641 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/12/10(月) 20 05 00 ID I+8GBEQW 638 せっかく生えてるものなら使いたくなるのが人情です。分かってあげましょう。 クシャルダオラ テオ=テスカトル ミラバルカン 猫パンチ