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登録日:2018/05/28 Mon 13 29 00 更新日:2024/06/29 Sat 09 19 56NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 クズ シリアルキラー ドM ネタキャラ ポジティブ ワープ 上伍 上弦 上弦の伍 人体改造 元人間 十二鬼月 壺 変態 外道 小物 悪趣味 慇懃無礼 数の暴力 殺人鬼 水責め 狂人 玉壺 生まれながらの悪 益魚儀 社畜 福笑い 脱皮 芸術家 芸術家気取り 蛸 金魚 鬼 鬼滅の刃 魚 鯉 鳥海浩輔 不味い不味い やはり山の中の刀鍛冶の肉など喰えたものではないわ だがそれもまたいい… 玉壺(ぎょっこ)とは鬼滅の刃の登場人物である。 CV 鳥海浩輔 (*1) ◆プロフィール ◆概要 ◆外見 ◆性格 ◆戦闘能力完全体 使い魔 作品 ◆劇中での活躍 ◆余談 ◆プロフィール 身長(壺入り状態):150〜170cm 体重(壺入り状態):40〜80kg 趣味:壺作り、生き物改造 死地:刀鍛冶の里 ◆概要 鬼舞辻無惨直属の精鋭集団「十二鬼月」の“上弦の伍”を務める鬼。 無惨の強制召集によって異空間無限城に上弦が集結した際に初登場。 上弦の中では下位だが、自分の実力に数字以上の自信があるのか猗窩座に対して一応「~様」付けかつ敬語を使いつつも挑発的な物言いをしている。 半天狗に対してはほぼ同格とみなしているのか呼び捨てである。 童磨には「~殿」呼びであり壺を贈ってあげたこともあるが、彼のことは苦手としている様子が見られ仲良しというわけではないらしい。 機嫌を取るために差し出したなどの事情があったのだろうか。 だが、童磨が女の首を生けるために壺を使ったことに関しては、「あれは首を生けるものではない」と真顔で言いつつも「それもまた良い」としている。 そのコミカルな振る舞いやインパクトのある見た目というネタの豊富さから当初は変な口癖のある芸術家気質のマスコット的なギャグキャラっぽさがあったが……。 ◆外見 怪物といえど比較的人の姿を保っている者が多い鬼の中にあって珍しく明確な人外の姿をした鬼。 身体つきこそ屈強ながら四肢がなく、肌は気味の悪い白色で、まるで煙のように壺から生えた黒い下半身は蛇や蚯蚓のように長くうねっている。 さらに頭部は両眼があるべき場所に緑色の唇のついた2つの口が、逆に本来の口があるべき部分と額に眼がある。 更に後頭部から細い4本の腕を生やしているなど、複数の人体を切り分け、福笑いの如く各部位を出鱈目に継ぎ接ぎしたような姿形は正に妖怪。 ここまで完全に人間離れした姿をした鬼は、他にはせいぜい手鬼と父蜘蛛と兄蜘蛛くらいのものである。 110話で登場した際は身体の側面から小さな手が百足のように10本生えた姿を現し、不気味さに拍車がかかった。 ファンブックによればこの異形の肉体は趣味の人体改造による産物であるという。 「自然の理に反することが大好き」と語る玉壺の美的センスの結実とも言えるが、だからって福笑いみたいな顔にすること無かっただろうに……。 ◆性格 一人称は「私(わたくし)」で、性格は絵にかいたような慇懃無礼かつ妙にポジティブで饒舌。 「ヒョッ」と薄気味悪い笑い声をあげ、何かにつけて「だがそれもまたいい…」と物事を肯定するかのような言動を取る。 無惨への忠誠心は相当なレベルにあり、彼に切り落とされた頭部を手で掴まれている事や情報を得ながらも無下に扱われる事に対して「いい…とてもいい……」と恍惚気味に興奮するなど、訓練されきった生粋の社畜ドMであり、外見だけでなくその中身も相当アレである。 その思考もリアルタイムに読んでいたであろう無惨様の心中や如何に。 当初はコミカルなキャラだったが、その本性は人間を「つまらない命」と蔑んで見下し、自身の「芸術作品」と称してその死すら貶める最悪の芸術家気取り。 それどころか無惨以外の全ての存在を見下し腹の中でせせら嗤い馬鹿にしている陰湿な性格。 あたかも高尚な芸術家であるかのように振る舞い、自身の作品を見て悲しみから泣き叫ぶ人間の姿を見て「この人間は自身の作品を見て感動している」と捉えて歓喜に悶える、歪んだ価値観を持つド外道。 人間を食うためでなく、己の趣味のために殺して死体すら弄ぶ悪質さはこれまで出てきた数多の鬼の中でも屈指であり、その非道さから、基本的に感情を荒げる事はない霞柱・時透無一郎も怒りを露わに「クソ野郎」呼ばわりした。 こんなヤツだが芸術家らしくプライドと自己顕示欲も強く、戦闘前に意気揚々と作品の解説を勝手にし始めたり、自身の解説を無視され中断させられると「審美眼のない猿」呼ばわりしてブチ切れたりと傲慢さも垣間見える。 でもその直後に「それもまた良し!!」となぜか肯定していた。理解力のない相手にはアピールするだけ無駄だと割り切ったのだろうか? 他にも人間より魚介類の方に愛着があるためなのか、終始人間を「醜い」と評して魚の存在に美しさを見出している。 特に「名は体を表す」と言うべきか壺に対しては並ならぬ執着を見せており、上記のキレたきっかけも解説を邪魔された事に加えてお気に入りの壺まで割られたことに起因している。 加えて「芸術家」としての執着とプライドから本来なら容易く殺せる筈の人間を即座に殺せなかったりと人間性の底の浅さも露呈しており、その性根は正真正銘の小物。 なおファンブックによれば好みの食事は人間の子供の肉だったらしい。陸の片割れ(美人・美パーツ限定)や弐(女限定)と同じような偏食家である。 玉壺オリジン 劇中で人間時代が語られる事はなかったが、公式ガイドブック「鬼殺隊見聞録」にて鬼となる以前の玉壺について軽く触れられている。 人間時代の名前は「益魚儀(まなぎ)」。 漁村の出身であり、幼い頃から魚を捕まえて遊んでいたらしい。 しかし異なる種の魚同士を縫い付けたり、壺の中に骨や鱗を溜めた物を「芸術」と評したりと、当時から異常な感性を持っており、それ故村の中では疎まれていたという。 だが彼は幼い頃に海難事故で漁師の親を亡くしていたため、周りは「そのショックで気が狂ってしまったのだろう」と考え、追い出す事まではしなかった。 ちなみにこの少年、水死体となった両親の姿すら「美しい」と感動していたため、その狂気は生来のものだったと言える。 その後は歪んだ芸術を追求した挙句に自分をからかいに来た子供を惨殺して死体を壺に詰めるという暴挙に出る。 この事を知った子供の父親が激怒し、益魚儀を銛で串刺しにして放置していた(*2)ところをたまたま無惨に鬼にされたことが語られた。 上記の通り、「芸術」と称して弄繰り回す対象が魚から人間の死体に変わっただけで、その本性は生前から一切変わっていない。 また血鬼術の効果が水生生物、水に関連した物になっているのもこの出自の影響だろう。 ◆戦闘能力 その風貌ゆえに直接戦闘は取らず、基本的に自身の掌から生み出した壺から放つ使い魔を用いて戦うトリッキーな戦術を用いる。 壺に描かれた絵や模様によって発動できる術は変化するため技は非常に多彩。 全体的に広域制圧に長けた術を多く持ち、多様な使い魔を操っての面攻撃や数の暴力で敵を追い込む戦術を好む。 加えて呼吸封じの術や毒による状態異常、非戦闘員を狙いわざと庇わせることで柱に攻撃を確実に命中させるなどの搦手にも長けている。 術は水棲生物や水に関わるものが殆ど。アニメでは壺から細く強烈な水流を放って敵を切り裂く斬撃技も扱っている。 壺を任意の場所に具現化して壺から壺への瞬間移動も可能で、移動の媒体となる壺自体も何処からともなく神出鬼没に出現する。 そのため見かけに反して敏捷性に優れており、柱である時透の斬撃を幾度も見切り回避できるだけの反射神経も備えている。 なお頸への攻撃を何度も回避していることから、そこはきっちり急所。 ※血鬼術 千本針魚殺(せんぼんばりぎょさつ) 金魚鉢のような模様の壺から出目金のような魚を複数呼び出し、金魚の口から猛烈な勢いで長く太い麻痺毒を含んだ毒針の弾幕を発射。 一瞬で射程内を針の山に変えてしまうほどの膨大な針を撒き散らす広範囲攻撃技。また毒か。 ただし妓夫太郎のような致死性のものではなくじわじわ痺れさせ身体の動きを奪うもので、恐らくは対象を生きたまま作品に仕上げる為の術。 水獄鉢(すいごくばち) 波の模様が描かれた壺から大量の粘度の高い水を放出し、相手をそのまま水でできた壺の中に閉じ込める拘束技。 液体ゆえにぐにゃぐにゃと柔らかく変形して内部からの破壊を防ぎ、同時に水責めで敵を溺れさせる。 鬼殺隊の要である全集中の呼吸も日輪刀による物理攻撃も封じる、露骨なまでの鬼殺隊メタである。 蛸壺地獄(たこつぼじごく) 手に持った壺から巨大な蛸の脚のような触手を無数に発生させ周囲を薙ぎ払ったり敵を締め付けたりする術。 触腕は柔らかく強い弾性を備え、斬撃にも強いと豪語する通り並の刀ならば弾力でへし折ってしまう。 しかし痣を発現させ本来の刀を携えた時透にはあっさり切り刻まれて突破された。 一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ) 10の腕全てに壺を生み出し、そこから1万匹にも及ぶ肉食性の小魚を放出し敵を骨まで喰らい尽くす。 魚は空中を滑空して襲い掛かる上に、体内に経皮性の猛毒の体液を含んでいる。そのため魚だけでなく魚の体液に触れた時点で毒が回って死に至る。 これにより対処できなければそれで良し、例え斬られても消滅の間際に猛毒を撒き散らして攻撃する2段構えの大技…だったのだが、覚醒した時透の技の前にあっさり攻略された。 魚の見た目は例えると牙がびっしり生えた秋刀魚。 神(かみ)の手(て) 脱皮後の玉壺の腕。 拳に触れた対象物を生物・無機物問わず生きた無数の鮮魚に変換する。 地面を殴れば、殴られた地面とその周りから無数の鮮魚がビチビチ跳ね回って溢れ出す異様な光景が現出する。 鮮魚の出てくる数と元の物質との質量は比例せず、僅かな衣服が数匹の秋刀魚並の大きさの鮮魚へと変換される。 ビジュアルはシュールだが実際は接触防御不能の即死攻撃という凶悪な代物。俎上の鯉とはまさにこの事。 かつて玉壺を真の姿にまで追い詰めた二人の剣士もこれにやられたと思われる。 ちなみに玉壺は神の手で産まれた魚達に愛着があるのか「愛くるしい鮮魚」と呼んでいる。 陣殺魚鱗(じんさつぎょりん) 脱皮後に使用。 全身の鱗の波打ちを利用し、重力を無視するかのように超高速かつ縦横無尽に飛び跳ねる移動技。 跳躍時の衝撃は木々をへし折るほどで、敵の周囲を飛び回りつつ、死角から神の手での攻撃を仕掛ける。 魚に変化させられているとなればピチピチと跳ねるくらいしか出来ないので、食らったらまずオダブツ。 アニメでは超高速で飛び跳ねるというよりは宙や地面をウネウネ泳ぐように素早く移動する技として演出。体表を赤く輝かせつつ、地面もオブジェクトもない空中でもうねって方向転換して相手を翻弄していた。 完全体 私の華麗なる本気を見るがいい!! だが上記の貧弱そうな姿は言うなれば仮の姿。 その中に真の姿を備えるという、いわば2段変身能力を隠し持っている。 変身後の姿は、肌が白や水色、青色の鱗に覆われた屈強な半魚人のような上半身に、鰭の生えた蛇のような下半身という半魚人とラミアの融合体とも言うべき奇怪な姿。 脱皮前にあった小さな無数の手は失われているが福笑いみたいな奇怪な顔の造形はそのまま。相違点としては、頭部にあった痣のような文様が大きく広がっている。 この形態になると術頼りな戦法から一転、強靭な肉体を活かした打撃による肉弾戦が主戦法。 全身を覆う「金剛石より強く硬い」と豪語する鱗の波打ちと柔らかくも強靭な肉体のバネにより、縦横無尽かつ自由自在な動きを可能とする。 総じて醜悪極まりないのだが、玉壺はその姿を「完全なる美しき姿」と呼び賛美している。 なお変身方法は脱皮。 使い魔 玉壺の血鬼術によって生み出された怪物達。 見た目は背中に壺をつけ、人間の手足がついた大小様々な鯉の化け物。 手足には刃物のように鋭利な爪を備え、口には人間のような歯まである。 背中の壺の数に比例して個体のサイズが大きくなり、大きいものなら大型トラック以上、小さいものなら幼児並の大きさまで多種多様。 戦闘力及び敏捷性も壺の多さに比例して上がるようで、壺が4つ付いた個体は一般階級の鬼殺隊員ならば容易く屠り殺害するほどの強さを持つ。 弱点は背中の壺で、壺を割られるとあっけなく肉体が崩壊して死滅する。 だが壺を割られるまでは頸を斬り落とされても死なず、自己再生能力まで兼ね備える。 劇中では大量の使い魔がばら撒かれ、刀鍛冶の里で大暴れした。 作品 鍛人(かぬち)の断末魔(だんまつま) 自然の理に逆らう事を好む玉壺が血鬼術により作り上げた作品。 5人の刀鍛冶の肉体と刀を醜悪に組み合わせたオブジェ。これには小鉄と鉄穴森の縁者が使われていた。まさに、2007年に福島県で起きた会津若松母親殺害事件の元少年Kの犯行手口を彷彿させる。 刀鍛冶の身体に刺した刀と醜い豆まみれの手を前面に押し出すことで鍛人らしさを強調し、わざと犠牲者の顔を残すことで不条理と無情感を表現したらしい。 おまけに身体に刺した刀を捻ることで犠牲者が叫んだ断末魔を再現するという人の尊厳を徹底的に侮辱する下劣極まりない芸術で、霞柱・時透無一郎をして「おい いい加減にしろよクソ野郎が」と言わしめたほど。 玉壺の言動からして、里の人間でこんな作品を他にもいくつか作っている模様。 アニメ版ではグロテスクさが更に強化。 断末魔を再現するギミックに血しぶきを撒き散らしながらピクピク犠牲者の体が蠢く動作が追加され、悪趣味さに拍車がかかった。 壺 ファンブックで明らかになった設定。 作られた壺は真っ当な品なのか無惨を経由しているのか表社会に流通している。 なお世間的には彼の作った壺は高額で売れる程度には芸術的価値が高いらしく、無惨の資金源として有効活用されていた。 そのため無惨も玉壺の事を「割とお気に入り」と評している。 そしてこの事で無一郎の審美眼や芸術性はマジでゼロなのではないかという疑惑が発生した。 ◆劇中での活躍 上弦の陸である堕姫・妓夫太郎の敗北を受け、他の上弦の鬼たちと共に無惨のもとへと召集される。 格上である猗窩座をからかいながら、妓夫太郎の敗北と何時まで経っても「青い彼岸花」が見つからない事に怒る無惨を宥めようと、彼の野望に繋がる情報を得たと喜び勇んで伝えようとする。 …が、不確定な情報を話そうとしたという理由から制裁として頸を切り落とされ、さらにその後情報の真偽の調査と本物の情報だった場合は半天狗と共に出撃するよう命じられパワハラ会合は終了。 現実に置き換えると、「意味のない上司の説教が会議中延々と続く中、勇んで建設的なプレゼンをしようとしたら確定情報ではないという理由だけで無意味なパワハラを味わいそのまま強制出張に送り出される」というひどい構図が浮かび上がる。 本人はその無体な扱いに喜んでいたのである意味ご褒美かも知れないが。 その後、童磨から俺も一緒に行きたいと迫られるも、彼が猗窩座と諍い始めた隙に半天狗と共に逃げるように無限城を後にした。 彼が入手した情報とは隠匿されている筈の日輪刀を鍛える刀鍛冶の里の所在であり、無惨の命令通り完全に探り当てたことで満を持して里に侵入。 不用意に自身が宿る壺に近づいた里の人間(*3)を壺の中に引きずり込んで喰らうも「不味くて喰えたものではない」と食いかけのまま吐き捨てると、里を壊滅させ鬼殺隊に致命的な打撃を与えるべく半天狗と共に強襲を仕掛けた。 その後、半天狗に吹き飛ばされ分断させられるも小鉄、鉄穴森と合流して一緒に自身の刀を探していた時透と偶然遭遇し交戦する。 殺す前の記念と言わんばかりに自身の作品を意気揚々と披露し、哀しみに震える小鉄の姿を感動していると捉え歓喜するも、静かにブチ切れた時透に自身の作品解説を悉く邪魔された挙句壺まで砕かれ激昂。 よくも斬りましたねぇ私の壺を…芸術を!! 審美眼のない猿めが!! 脳まで筋肉でできているような貴様らには 私の作品を理解する力は無いのだろう それもまた良し!! 人間では絶対に理解し得ない最低の芸術を傲慢に自慢し、他者を見下す鬼らしい残酷さを剥き出しにすると血鬼術により時透達を攻撃。 小鉄等を庇い深手を負う時透を滑稽と嘲笑い、血鬼術で嬲り殺して自身の芸術作品に仕立てようと目論むが、すでに勝ったと確信したのか水獄鉢に囚われた時透を放置し家屋に侵入。 そこで出逢ったのは、炭治郎から受け取った刀を只管研ぎ続ける鋼鐵塚の姿だった。 周囲の環境はおろか、自身の存在にすら一切気が付かず只管刀の研磨に没頭し続ける鋼鐵塚の姿を見た玉壺は逆に衝撃を受ける。 (何という集中力!! この玉壺に気づかぬ程の没頭!!) (きっ…気に喰わぬ!! 私とてこれ程集中したことはない!! 芸術家として負けている気がする!!) 当初は刀鍛冶の里の長でないことを小馬鹿にしていたが、芸術に拘る性格からみっともない対抗意識を燃やし、 芸術で勝負するのではなく、さっさと殺して早々に里を滅ぼすために動くのでもなく、芸術家とは全く関係ない只の暴力で鋼鐵塚の集中を断ち切らんと執着・腐心するという底の浅さを露呈したことにも気が付かず、そして鋼鐵塚の集中力を断ち切りたいあまりその場から離れることも、安易に殺せるはずの常人を殺すこともできなくなってしまう醜態を見せた。 只管鋼鐵塚を殺すことなくいたぶり続けても尚途切れぬ集中力に激しく苛立ちを見せるが、嬲ることに意識が集中しすぎた結果、時透の水獄鉢脱出を感知できず反撃を許してしまう。 が、そこで「逆を言えばそれだけ私が集中していたということだ!! よし!!」と開き直って自分の集中力を誇る驚きの小物臭さを見せつける玉壺。 時透の覚醒に伴う身体能力の高まりや毒を無効化していることの疑念、そして柱と自身の戦闘すらも気が付かず刀を研ぎ続ける鋼鐵塚を遂には理解できない狂人扱いしながら、尚余裕を崩さず血鬼術・蛸壺地獄により再度止めを刺さんとする。 しかし、自慢の術はいとも容易く攻略され頚へのダメージを受けてしまったことに玉壺は静かに怒りを燃やし、そのまま死闘にもつれ込むかと思いきや、互いに悪口で罵倒・挑発し合うまさかのレスバトルに突入(ちなみにこの回のサブタイトルはまんま「悪口合戦」)。 「とにかく気色が悪い」「無教養の貧乏人」「便所虫」「君の方が便所に住んでそう」「ちんちくりん」 だの流れるような罵倒合戦を見せていたが…… ヒョヒョッ 安い挑発だのう この程度で玉壺様が取り乱すとでも? うーん うーん ヒョッヒョ 何だ? 気になっちゃって……なんかその壺形歪んでない? 左右対称に見えないよ下っ手くそだなあ それは貴様の目玉が腐っているからだろうがアアアア!!! 私の壺のオオオオ!! どこが歪んでいるんだアアア!!! 玉壺激昂。 先ほどの余裕綽々の態度から一転、些細な時透の煽りが最大の逆鱗に触れたのかいとも容易くブチ切れると、血鬼術・一万滑空粘魚により時透を抹殺せんとする。 しかし、覚醒した時透の前にあっさり術が攻略され、おまけに毒を受けていながら戦闘力が跳ね上がっていることに動揺。 時透の追撃の前に、脱皮と共に玉壺は隠し持っていた奥の手を披露する。 お前には私の真の姿を見せてやる はいはい この姿を見せるのはお前で三人目 結構いるね 黙れ 私が本気を出した時生きていられた者はいない すごいねー 口を閉じてろ馬鹿餓鬼が!! この透き通るような鱗は金剛石よりも尚硬く強い 私が壺の中で練り上げた この完全なる美しき姿に平伏すがいい …… 何とか言ったらどうなんだこの木偶の坊が!!! 本当に人の神経を逆撫でする餓鬼だな!!! が、せっかくの完全体のお披露目はまさかの終始煽られっぱなし ガンスルーというまさかのオチであっけなく終了。 あんまりにも冴えないお披露目だったが、肉弾戦能力の向上と共に放った神の手で時透を追い詰めんとし、己の能力を手放しで自画自賛する玉壺。しかし時透の余裕は一切崩れることはなく戦闘は再開。 血鬼術・陣殺魚鱗により時透を翻弄し一気に攻め込む玉壺であったが、鬼への怒りに燃える本気の時透が放った漆ノ型・朧に完全に翻弄され…… ねぇ君は 君はさ 何で自分だけが本気じゃない(・・・・・・・・・)と思ったの? ヒュッ お終いだねさようなら お前はもう二度と生まれて来なくていいからね …… !? (きっ? きっ…!! 斬らっ…斬っ…斬られた!?) (斬られた斬られた斬られたアァァァ!!!) そして一瞬のうちに、玉壺の頚は一瞬で斬り捨てられ地に墜ちた。 手負いである筈の時透が玉壺の認識を上回る最高速度を発揮するという異常事態により、己の頚が斬り落とされたことにもしばらく気付かず、気付いた瞬間玉壺はあまりの衝撃と困惑で狂乱。 見下していた人間の子供に敗北したことを一切認めず、頚から醜く小さな手足を生み出して必死にもがき続ける。 くそオオオ!!! あってはならぬことだ!!! 人間の分際で!! この玉壺様の頚をよくもォ!! 悍ましい下等生物めが!! 貴様ら百人の命より私の方が価値がある 選ばれし優れた生物なのだ! … 弱く!! 生まれたらただ老いるだけの!! つまらぬくだらぬ命(・・・・・・・・・)を私がこの手!! 神の手により 高尚な作品にしてやったというのに(・・・・・・・・・・)! この下等な蛆虫共… がっ もういいからさ 早く地獄に行ってくれないかな 必死で自分の負けを認めたがらない玉壺の負け惜しみを、何の感慨もなく斬り捨て時透は勝利を収めた。(*4) 最後まで人間を見下し嘲笑い続けた芸術家擬きの最期は、自分で自分の無価値を証明するかのような、何の余韻も感傷も遺さない無様な最期であった。 強力な血鬼術と戦闘能力を見せたものの、いささか呆気ない最期であった玉壺。 格下であるはずの堕姫・妓夫太郎が多人数で挑んでようやく倒せた相手だったこともあり、一部の読者からは「(後任を除けば)上弦最弱なのでは?」と評されることも。 ただ無一郎は対上弦の陸において最大の戦力であった宇髄が「自分には才能がない」ことの例えとして引き合いに出すほどの天才であり、その無一郎を玉壺は初戦では完封していた。 また妓夫太郎の血鎌と同じ毒の攻撃や当たれば一巻の終わりという「神の手」もあり、能力的には上弦の伍に相応しい鬼といえる。 更にアニメ版では、頸を切られた後もなお肉体が徐々に再生を始めており、説得力がさらに上昇した。結局無一郎に細切れにされたが(*5) 直接的な敗因としては、 痣を発現させるという時透の予期せぬ覚醒 自身の切り札である真の姿と“神の手”と霞の呼吸の相性の悪さ(触れさえすれば日輪刀も鮮魚にする神の手は刀で捌く・受ける呼吸ではほぼ敗北必至) が挙げられるが、何よりも彼の最大の敗因は人間を露骨に見下していたことに加えて、自身の芸術家としてのプライドに固執し、鋼鐵塚を只管無意味にいたぶり続けたことにあると言っても過言ではない。 余計なプライドや人間性に縛られたが故の自業自得ともいえる敗北であり、妓夫太郎の敗北を評して無惨が語った「人間性を多く残したものから負けていく」という言葉がそっくりそのまま当てはまる存在が玉壺だったとも言える。 ◆余談 彼の登場よりずっと前に上弦・下弦の鬼の設定説明の際に上弦の伍の姿が描かれたことがあったが、筋骨たくましいオールバックの巨漢の鬼で玉壺とはかなりデザインが異なる。まああくまでも説明のためのイメージ図ということだろう。 2020年の週刊少年ジャンプ6・7号に掲載された正月4コマで、無惨から「初日の出に集まる人間を皆殺しにしてこい」と命令されるが、玉壺は鬼なので初日の出を浴びたら死ぬ。それに対する無惨の返答は「別に死んでもいいじゃないか」。お気に入りでもこの冷たさ。流石の玉壺もこれには呆然。 ヒョヒョッ しかし私の項目ですからねぇ一応はこれでも どんな追記・修正にしようか心が躍る △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 性格は最底辺だけど捜査能力は本物だわな -- (名無しさん) 2023-04-10 21 26 26 ↑×5 玉壺のCVが鳥海さんにならるらなんてまさかまさかだ。ってこんじなので良い意味でビックリしてる -- (名無しさん) 2023-04-10 21 50 36 生まれた時から感性のおかしい奴ではあったが、(結果的に両親を幼くして喪う不幸な境遇も相まって同情的な見方が強かったからとはいえ)それでも故郷の人達は気味悪がりながらもまだ一応は村の仲間と認めてくれるくらいにはあの時代の辺境にしては寛大に接してくれた。……自身の“作品”を貶されると激昂する悪癖はあったとはいえ猟奇殺人にまで至るとはどこでどう歪んでしまったのか。そもそもあんな感性の時点でどう生きても死や生の冒涜を生き甲斐とするような悪の道に走るしかなかったのか。 -- (名無しさん) 2023-04-16 08 40 16 無惨様がパワハラ切り上げたのは(無惨様の手が私の頭に!良い…とても良い…)なんて思考ダイレクトに読んで面倒臭くなったから説 -- (名無しさん) 2023-04-27 15 38 13 下弦の鬼たちと見比べると、比較的具体性があって有意義なプレゼンを恐れずにできるし、難癖に近い叱責を受けても腐らずに「良い!」と心から感動できるし、何やかんや上弦たちを甘やかしたくなる気持ちも分かる気がする -- (名無しさん) 2023-04-30 19 46 26 玉壺さんは変態度なら下弦の壱と並ぶ。 -- (名無しさん) 2023-04-30 20 59 31 ↑↑コメログでも言われているけどこいつ見た目も言動もギャグっぽいけど、「資金調達」「敵の武器製造拠点を見つけ出す」というだけでもう大有能だからな……。襲撃に関してはこいつ自身が出張らずに童麿が出撃していたらほぼ終わっていた -- (名無しさん) 2023-05-01 15 31 48 性根は小物だけど鬼としての能力は妓夫太郎より序列が上なだけはあるよ -- (名無しさん) 2023-05-03 11 19 06 早く鳥海さんの声で「それは貴様の目玉が腐っているからだろうがアアアア!!!」を聞きたい。イケメン役が多い鳥海さんが玉壺に決まった時は本当に驚いたけど、この台詞が脳内再生余裕だったし -- (名無しさん) 2023-05-13 19 05 23 相手が悪かっただけで当たったらアウトの毒と神の手が強すぎる -- (名無しさん) 2023-05-13 19 07 47 余談のイメージ図の件だけど、あの時点でこいつの真の姿をどうしようかワニ先生の頭の中で方向性を考えてたんじゃないかな。細かいとこが決まってなかっただけで -- (名無しさん) 2023-05-13 21 48 50 そういえば便所虫って、コイツの同僚にその便所虫っぽい名前のやついるよね -- (名無しさん) 2023-05-15 23 54 36 この顔だと人間を食った時に下の目の位置まで血が垂れることがありそうで不便そうに見える。 -- (名無しさん) 2023-05-27 00 56 20 「やっべ!死んだと思ってたから柱に意識向けてなかったわ…」(´・ω・`)⇒ -- (名無しさん) 2023-05-29 00 34 56 「死んだと思ったから柱に意識向けてなかったわ…(´・ω・`)」→「いや、それだけ集中できてたと言う事やな!ならばよし!(≧▽≦)」 う~ん見習いたいこのポジティブシンキング -- (名無しさん) 2023-05-29 00 35 52 ↑×2 完全化物な見た目に反して変に人間くさい。 -- (名無しさん) 2023-05-29 19 14 37 使い魔や壺に引き込んでの捕食や芸術作品のグロさ、鳥海さんの演技で外道だがどこかユーモアのあるキャラがアニメで存分に楽しめた。さらば玉壺。 -- (名無しさん) 2023-06-04 23 50 59 アニメだと首の切れ目から何か生やして粘ろうとしてたし、ワンチャン1や3みたく覚醒もあり得たかも。まぁそれが出来なかったのは彼らほどの精神性は無かったからなんだろうけど -- (名無しさん) 2023-06-05 00 20 00 半天狗の功績にかき消されて無惨さまからの評価が無いのが悲しい -- (名無しさん) 2023-06-05 20 55 46 無惨様的には鍛冶師皆殺しに出来てない時点で失敗してるので -- (名無しさん) 2023-06-05 21 06 32 ってか、柱も鍛冶師も殺し損ねてるからむしろ無惨ブチギレ相当のポカだよ -- (名無しさん) 2023-06-05 21 13 53 お供の半天狗の暴れっぷりで霞みがちだけど、使い魔の召喚だけで郷をほぼ壊滅させてるあたりやっぱとんでもないよコイツ -- (名無しさん) 2023-06-06 15 38 00 こいつ、実は首再生しかけてぽっいけど、やっぱこいつヤバかったんじゃねぇのかな… -- (名無しさん) 2023-06-21 19 19 24 決して弱くはないが相手が柱の中でも2ヶ月で柱になる天才(プラス極限の鍛練)だったのが運の尽き。 -- (名無しさん) 2023-06-21 19 25 31 首の再生はアニオリだな、原作では悪態ついてすぐ死んでた -- (名無しさん) 2023-06-25 17 53 54 無一郎と接近戦に応じたのが失策だったな。相手が回避に優れるのは戦ってれば分かることだし、つき合わずに使い魔を全力で召喚しつつ、自分は逃げに徹すればまだ勝ちの目は高かったろうに。結局、煽りにブチギレて頭に血が上ったのが敗因だったな。 -- (名無しさん) 2023-07-04 13 15 21 中の人が電ボ役の佐藤なる美さんだったら、「これはこれは猗窩座様」の部分がやたらと長い説明口調になっていたかも。 -- (名前は無い) 2024-04-21 10 26 09 正直芸術家のプライドで殺さない所は凄いと思った。あれ無惨様だったら癇癪起こして即殺してるでしょう -- (名無しさん) 2024-05-19 03 50 23 陸、肆、参、壱がただ○を落としただけでは終わらない執念を見せたので弐はともかく(執着がない)芸術家肌のこの人があっさり終わったのが意外だった。 -- (名無しさん) 2024-05-19 06 52 58 肆は首落とされてすぐ終わってるよ、単に首を斬られてなかっただけ。陸も同時条件があっただけだしね -- (名無しさん) 2024-05-23 12 43 52 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前ページ次ページZero/stay night その日、ルイズはさわやかに目覚めた。 何だかよくわからないが、今日の自分は絶好調だ。根拠の無い自信があふれ、実際に体の中から力が涌き出るようである。 いまなら、今まで一度も成功しなかった魔法だって成功する気がする。 そう、たとえ今日行われるサモン・サーヴァントだったとしても―――― ルイズはそこまで考えて、寝起きの妙なテンションが下がっていくのを感じた。 そう、今日は2年生への進級がかかった使い魔召喚の儀式を取り行う日である。 もしこれに失敗すれば、また一年生をやり直す事になる。 そう思うと、さっきまでの異様な万能感が一気にしぼんできた。 「いいえ、大丈夫、大丈夫よルイズ、素数を数えて落ち着きなさい。 素数は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字。今の孤立無援な私に勇気をあたえてくれるわ」 なんか、落ち着いても別な方向に突き抜けてる感じである。まだだいぶ寝ボケているらしい。 「オーケー落ち着いた、私すごい落ち着いたわ。そうね、今更ジタバタしても仕方ないし、 後はもう始祖様にでもおすがりするしかないわね」 もはや努力してどうなる状況でもない。こんな時最期に人が頼るのは洋の東西を問わず神様仏様である。 それは異世界でも共通らしく、ルイズはイソイソと身支度を整えると、朝も早くから始祖ブリミルに祈りを捧げるべく礼拝堂へと向かった。 結局、祈りを捧げる間もワケのわからない思考が頭の中をぐるぐる回っていたせいで、ルイズは朝食をとりはぐれてしまった。 空腹のまま、使い魔召喚の儀式に行くための準備をする。 神頼みもしたし、後は当たって砕けろの精神よ!などともはや自棄をおこした特攻精神としか言いようの無い物騒なことを考える。 そして、いざ出陣!と机の上に置いてある杖を手に取ろうとした時、そのそばに置いてある二つの物が目に入った。 一つは、この魔法学院に来る前に一つ上の姉カトレアがくれた、ルーンの刻まれた小さなカケラ。 コレはもともと、父がカトレアのために買ってきた物である。 生まれつき病弱なカトレアは、色々な水メイジの治療を受けてきたが、全く原因が分からなかった。 そんなカトレアに、すこしでも支えになれば、と王都にいった際に父が買ってきた。 なんでも、土のメイジの鑑定によれば、少なくとも1000年以上昔のものであり、 材質も、現在では絶滅した幻獣の肩甲骨を使っているらしい。 なかなかうさん臭い品物であったが、カトレアはとても喜んで、首からかけられる様にして、いつも身につけていた。 そして、ルイズが魔法学院に入学するため実家を離れる前の晩、久しぶりにカトレアと一緒のベットで寝たときに貰ったのだった。 これから立派なメイジになる、ルイズをきっと守ってくれるから、と。 それ以来、この小さなカケラはルイズの宝物になっていた。 もう一つは、ゴミにも見える、て言うかゴミにしか見えない、小汚いモノである。 話に聞く木乃伊とはこんなモノだろうか、などと思わせるソレは、長姉のエレノオールがくれたものだ。 エレノオールによれば、コレはハルケギニアで初めて脱皮したヘビの抜け殻だそうだ。 元来、このハルケギニアにはヘビという生物は存在しなかったらしい。 6000年前、このハルケギニアに始祖ブリミルが降誕した際に連れてきたのが最初であり、故にヘビは魔力の象徴とも言われる、云々。 入寮した次の日、まだ慣れない寮の部屋までわざわざ訪ねてきたエレノオールは、 これから魔法学院で学ぶにあたっての注意などを小一時間説教した後、最期にその最古のヘビの抜け殻(?)を取り出してそのような蘊蓄を垂れた後、 「た、たまたま来る途中で売ってたから買ってきただけよ。別にアナタのために前から用意してた訳じゃないんだから!」 などと聞きもしないのに一方的にまくしたてて、その小汚いモノを押し付けて帰っていった。 アカデミーで働く姉が以前から用意してくれたモノならば、まったくのマユツバものでもないだろう、とルイズは思って、一応大切にしていた。 さて、これ以上LUCKをあげようと思ったら幸運を呼ぶモノを身につけるしかないのだが.... 1、ルーンを刻んだカケラを持っていく 2、世界最古のヘビの抜け殻を持っていく →3、いいえ、自分の実力を信じるのよルイズ! 前ページ次ページZero/stay night
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批判サイド 創造論者の主張 Claim CH321 Parasites are degenerate forms of free-living or mutualistic organisms. They became parasites when something went wrong as a result of the Fall. For example, the parasite came to invade the wrong host or the wrong organ within the host, or it changed to harm the host where it did not before. 寄生生物は、自由生存生物種や相利共生生物種の劣化である。堕落の結果として何か悪いことが起きて、寄生生物となった。たとえば、寄生生物は、それまでには侵入したことがない、間違った宿主あるいは、宿主の間違った臓器に侵入した。 Source Mace, Stephanie R., B. A. Sims, and T. C. Wood, 2003. Fellowship, creation, and schistosomes. Impact 357 (Mar.). Response 寄生生物は劣化とは程遠い。それらは非寄生生物として我々がよく知っている機能を喪失しているが、宿主を捜し、(多くの場合、複数の)宿主の免疫系に対抗して生存し、宿主内の敵対的環境で生存する、多くの洗練された機能と能力を獲得している。創造論者たち自らが、免疫系の複雑さを宣伝している。それだけでも十分に寄生生物の高度さを示している。風邪のような急速に進化するウィルスは、そのような適応が進化であることを示している。以下は寄生生物が持つ機能の例である[Hajek and St. Leger 1994; Zimmer 2000)] 寄生フジツボの一種Sacculinaはカニに寄生する。そしてカニが脱皮および繁殖するのを抑止し、寄生フジツボの幼生をカニの幼生であるかのように世話させる。さらにはオスのカニをメス化させて、育児嚢を持っているかのようにする[Zimmer 2000, 79-82]。 Hymenoepimecisスズメバチの幼虫は、巣をかけるクモに寄生する。幼虫が蛹になる準備ができると、クモの行動を変化させて、繭を紡がせる[Eberhard 2000]。 菌類の一種Entomophthora muscaeはイエバエに寄生して、イエバエを殺す前に操縦して、イエバエを高いところに行かせて、交尾可能な姿勢をとらせて、菌類が他のイエバエに寄生できる確率を高める[Moller 1993]。 進化は多くの場合に別の道を歩む。寄生生物は最初は非常に有害だが、時とともに宿主に良性なものになっていく。病原体の病原性は、一般的に進化の原理に基づいて予測可能である。たとえば、宿主の個体密度が小さいときは、利用可能な宿主を破壊して自らの生存可能性を失うリスクを冒さないように毒性を弱めている[Nesse and Williams 1994, 57-61; Zimmer 2000, 151-155]。 そもそも、何故、生物は病原体に対して抵抗力を持っているのか? 病原体が存在しなかった堕落前には、その必要がなかった。そして、その複雑さと有効性は、免疫系のような機能が劣化ではないことを示している。 References Eberhard, William G., 2000. Spider manipulation by a wasp larva. Nature 406 255-256. Hajek, A. E. and R. J. St. Leger, 1994. Interactions between fungal pathogens and insect hosts. Annual Review of Entomology 39 293-322. Moller, Anders Pape, 1993. A fungus infecting domestic flies manipulates sexual behaviour of its host. Behavioral Ecology and Sociobiology 33 403-407. Nesse, R. M. and C. G. Williams, 1994. (see below) Zimmer, Carl, 2000. Parasite Rex. (see below) Further Readings Nesse, Randolph M. and George C. Williams, 1994. Why We Get Sick, New York Times Books. Sapolsky, Robert, 2003. Bugs in the brain. Scientific American 288(3) (Mar.) 94-97. Zimmer, Carl, 2000. Parasite Rex inside the bizarre world of nature s most dangerous creatures. New York The Free Press. オリジナルページ これは Index to Creationist Claims, edited by Mark Isaak の和訳です。
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アンフィスバエナ Amphisbaena この大きな蛇は長くとぐろを巻いた身体の両端に2つの頭が付いている。頭の両方からは、大きな牙が一組見える。 アンフィスバエナ 脅威度4 Amphisbaena 経験点1,200 N/大型サイズの魔獣 イニシアチブ +2;感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、全周囲視覚、夜目;〈知覚〉+11 防御 AC 19、接触11、立ちすくみ17(+8外皮、-1サイズ、+2【敏】) hp 45(6d10+12) 頑健 +6、反応 +7、意志 +3 防御能力 分裂;完全耐性 石化;抵抗 [冷気]10 攻撃 移動速度 20フィート、登攀20フィート、水泳20フィート 近接 噛みつき(×2)=+8(1d8+2、加えて“毒”) 接敵面 10フィート;間合い 5フィート 一般データ 【筋】14、【敏】15、【耐】13、【知】2、【判】13、【魅】4 基本攻撃 +6;CMB +9;CMD 21(足払いされない) 特技 《技能熟練:隠密》、《追加hp》、《武器熟練:噛みつき》 技能 〈隠密〉+11、〈軽業〉+10(跳躍+6)、〈水泳〉+10、〈知覚〉+11、〈登攀〉+10;種族修正 +4〈隠密〉、+8〈軽業〉、+4〈知覚〉 生態 出現環境 温暖/丘陵または地下 編成 単体または小さな群れ(2~5) 宝物 乏しい 特殊能力 毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型;セーヴ 頑健 DC14;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d3【耐】;治癒 1回のセーヴ成功。 分裂(超常)/Split アンフィスバエナは2つに切断されてさえ通常通り行動を続ける。斬撃武器によるクリティカル・ヒットを受けると、このクリーチャーは2つに分かれるが、2つの分割されたクリーチャーとして行動し続ける。それぞれの片割れは元々のアンフィスバエナにおいて、クリティカル・ヒットのダメージを適用した後の現在のヒット・ポイントの半分(端数切り捨て)を持つ。一度分割されたなら、アンフィスバエナは再び分裂することはできない。1分の間1体で居続けたあと、分割されたアンフィスバエナはその片割れと結合し、再び1体の完全なクリーチャーとなる(2体のクリーチャーのヒット・ポイントを加算する)。切断されたクリーチャーの一方が殺された場合でも、1d3週間が過ぎた後に失われた部分が回復する。 孤立して過ごすことを好むアンフィスバエナは、分厚い鱗に覆われた細長い身体のそれぞれの端に頭を持つ恐ろしい毒蛇である。同種のサイドワインダー(ヨコバイガラガラヘビ)と同じように波打ちながら這いずるという、奇妙な方法で移動する。前と後ろをそれぞれの頭で警戒するために、その長い身体を輪のようにする。アンフィスバエナはメドゥサの血から作られたと言われている。その話は極めて疑わしいが、このクリーチャーは生まれながらにして石化に完全耐性を持つ。そのためメドゥサや他の石化能力を持つものに、ペットとして好まれている。 成体のアンフィスバエナは全長14フィート(約4.2m)で、体重は250ポンド(約113.4kg)程度。その分厚い身体は筋肉に寄って痙攣し波打つが、彼らは絞め殺すたぐいの蛇ではない。彼らの武器はその素早さと致死性の毒である。ほとんどのアンフィスバエナは明るい縞模様を持ち、暗く青みがかった黒色をした鱗に覆われている。しかしその生息環境に応じて、様々な色を持つものに遭遇することができるだろう。短い足と長く曲がった鉤爪を持つ、リザードのような種類が存在したと主張する報告もある。 アンフィスバエナの2つの頭は独立に行動することができ、それぞれの方向に自由に移動することができる。戦闘においては、彼らはこの能力を最大限に利用し、攻撃の方向を切り替えるために定期的に回転し、忍び寄り挟撃しようとするものから身を守る。ほとんどの蛇と異なりアンフィスバエナは攻撃的で、彼らの縄張りに入るものは何でも攻撃する。彼らはより小さい獲物を好むが、ノームやハーフリング、他の小型の人型生物を狩ることでも知られ、飢えていたり脱皮の準備をしている場合にはそれより大きな敵を攻撃することもある。 アンフィスバエナは頻繁に繁殖し、一度に1ダースまでの黒色の卵を抱く。動物訓練士や蒐集家はこれを熱心に買い求めるため、アンフィスバエナの卵は市場で300から500gpの間で取り引きされる。極僅かな知性しか持たないにもかかわらず、アンフィスバエナは本能的に自らを第一に考えるため、訓練するのが極端に難しく危険である。その結果、アンフィスバエナを訓練しようとするいかなる試みも、〈動物使い〉判定に-8のペナルティを被る。
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ここでは実際ダイビング中に出会えるヤドカリ達の生態行動の中で特に面白い物をいくつか紹介します。 繁殖 繁殖行動中で最も面白い物は、ホンヤドカリ科に見られる「産卵前ガーディング」又は「交尾前ガーディング」と呼ばれる行動です。 1~3月ホンヤドカリ科のヤドカリは繁殖期を迎えます。 この時、雄は卵を持っている雌をハサミで持ちながら生活します。 餌を食べるときも移動をする時も離さず持ち続けます。 「ガーディング」なんて聞くと外敵から雌を優しく、そして力強く雄が守り続ける!!みたい聞こえますが、 実際はただただ乱暴に引きずっている様にしか見えません。 どこへ行くときも引きずって行きます。ガンガン引きずっていきます。人間の女性だったら一発で嫌われるでしょう。 そして時期が来ると交尾を行います。その時はちゃんと服を脱ぎます・・・イヤ、貝殻から出てきます。ちゃんとヤドカリも脱ぐんですね~ これは冗談で無く雌は交尾前に脱皮をするのです。そして受精された卵は孵化まで雌の腹部で守られます。 宿替え ヤドカリは成長に伴い大きな貝へと引っ越します。 宿を変える時には結構じっくり吟味します。ハサミで穴の寸法を測ったり、持ってみたりと色々やっています。 たまにダイビング中貝を持っただけでズルッと出てくるヤドカリに出会います。 ベラ等に襲われない安全な所にそのヤドカリとついさっきまで入っていた貝を置いてあげると、 今まで入っていた貝にも関わらずちゃんともう一度測り直します。 それ位宿を選ぶという事はヤドカリにとって重要な事なのでしょう。 気に入った貝が汚れている場合には中をちゃんと綺麗に掃除します。 掃除が終わるとハサミで貝を押さえ、素早く体を引き抜き新しい殻に体を入れるのです。 中には貝にイソギンチャクを付けている種類もいます。 ソメンヤドカリやケアシヤドカリ(ヨコスジヤドカリ)等がそうです。 もちろん貝を変える時には持って行きます。 このシーンにはダイビング中に出会った事は無いのですが、ハサミを使いまるでマッサージするように簡単に外してしまうようです。 人間がやろうとするとなかなか外れず、イソギンチャクはちぎれてしまうようです。 このヤドカリ達の付けているイソギンチャクは不思議と岩に付いている所を見た事がありません。過去に1度だけ岩場に張り付いているベニヒモイソギンチャクを見た事がありますが、 これも多分ヤドカリからはぐれてしまった物だと思われます。イソギンチャクと甲殻類の関係にはヤドカリに限らず謎が多いのです。 ↓宿貝にベニヒモイソギンチャクを付けたソメンヤドカリ 中には貝を自分で調達する種類もいます。ホンドオニヤドカリ等がそうです。 この種はサザエ等の殻口の広い貝を好みます。 しかし、最近この手の大きな貝の数が減って来ているそうです。 理由はいろいろあるのでしょうが、聞いた話によると海藻が全然育たないのが原因のようです。 貝類は海藻類を餌にしている事が多々あります。海藻が無くなれば貝が減り、貝を食べる魚類も減ってくる。食物連鎖の悲しい流れなのかもしれません。 話が逸れましたがこの様な状態になればヤドカリにとっては大問題です。 深刻な住宅難になるわけです。 そこでこのホンドオニヤドカリは自分で貝を襲い殻を頂くのです。 しかし、サザエもそんな簡単に食べられる訳にはいきません。 蓋を堅く閉じ一生懸命抵抗します。 観察した時には丸二日はヤドカリが蓋に両ハサミを掛けた状態でいるのを見る事が出来ました。 その時には少しだけでしたがサザエの蓋は開いて来ていました。 まさに持久戦ですね~ 次の日にはその姿は無かったので、その日の夜には勝負が付いたのでしょう。 イソギンチャク ヤドカリの貝につくイソギンチャクには沢山の種類があります。 有名なのはベニヒモイソギンチャクやヤドカリイソギンチャク、ヤドカリコテイソギンチャク等です。 中にはヤドカリの利用する殻まで作ってしまうキンカライソギンチャク等もいるのです。 ここまでいくと、もう共生なん生優しい物では無い様にも思えます。まさに運命共同体と言えるのではないでしょうか? と言ってもイソギンチャクとヤドカリは別の生き物で、基本的には繁殖や捕食は各々で行っています。 しかし面白い事もあり、このイソギンチャクはヤドカリの非常食料ともなるらしいのです。いや~自然の世界は厳しい。 そうかと思えば、下画像の様にヤドカリの抜け殻をイソギンチャクが食べています。 これはサメハダヤドカリの宿貝に付いているベニヒモイソギンチャクがヤマトホンヤドカリの抜け殻を食べているシーンです。 こんな事もあるんですね。 もしこれが珍しい事では無いのなら、貝殻に付くイソギンチャク達は定期的に抜け殻を食える訳ですね。ちなみにこの時は、発見から約5時間程で脚の残してみんな食べてしまいました。
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そういえば、国木田と谷口の存在を完全に忘れていた。 ひとまずこのみるきなる人物の事を聴いておく事にする。 二時間目の間は後ろにいるみるきを警戒して、俺は特にアクションを起こさず(寝そうになって精神棒ならぬ精神本で後頭部に打撃を食らって死にそうになったが)二時間目の終わりに聴こうとしたが、何故か俺の後頭部から視線は離れてくれないし出て行くと俺をストーキン グする仕草を見せるので、どうにかみるきが何処かに行くタイミングを見計らっていたわけだが、ようやく昼休み、みるきはフラフラっと何処かへ行ってくれた。 よし、弁当食いつつ情報収集だ。 「なあ。お前ら」 弁当を何故か楽しそうにかき回す谷口と、反対にごく普通に弁当を食らう国木田に 「涼門みるきさんについての情報を、すべて教えてくれ」 と言ってみた。例によって気の毒そうな顔になる二人だったが、別に答えない義理は無いようで 「彼女は・・・まぁおかしな人だ」 やばいのか? 「いや、お前のヤバイ基準がどの程度かは知らんが、そんなにヤバイ奴でもないとは思う」 どういうことだよ。 「まあ無意味なことは良くしてたぜ。友達の頭にジュースこぼしたら顔ごと舐めてジュースを除去しただとか、 中学校のズラ校長のズラを外してオリーブオイル染み込ませた布巾で拭いて殴られたり、雨降らなくてあわや干ばつって時期に、 校庭のど真ん中に立ってぼーっと空を見上げてなにやら呪文を唱えてたり」 「雨は降ったのか?」 「ヤツが立ち始めてから1時間くらいたったころ、突然入道雲が発生して大雨を降らせたとさ」 巫女さんの才能もあるようだな。 「ただ、そんなにヤバい奴じゃない。むしろ役に立つ奴だ。中学時代、クラスが荒れてどうも纏まらなかった時期に、不良どもに蹴られ殴 られしながらクラスを建て直した上に、不良グループを全員公正させちまったんだからな。・・・ってか、この話以前お前にしたような気がするが」 「気にするな。俺は若年性痴呆なんだ」 「お気の毒にな。そりゃ前から後頭部を鈍器で殴られまくってりゃそうなるよな」 今日に限らず結構殴られてたんだな。 「お前、マジで脳外科に行ったほうが良いかもしれないぞ」 「そうだよキョン。動脈瘤とかなら、発見さえ早ければ十分完治は可能だからね。大学病院なら知り合いが居るし、話通しておこうか?」 「大丈夫だ。冗談だよ」 「それよりキョン」 谷口はなにやらニヤつきながら俺のほうに身を乗り出し 「お前、涼門さんに気でもあんのかぁ?」 そりゃな。俺の萌え三大要素がすべてミックスされてるようなもんだからな、とは口が裂けても言えない。 「もし気があるなら・・・あきらめろ。他にもお前が好きになれそうな女性は一杯いる。悪いことは言わん。手を引いてくれ!」 どうした谷口! 「俺は・・・俺はどうやら彼女を好いてしまったようなのだよ、キョン君」 トチ狂ったか谷口。 「あのなんともいえない神々しいオーラ、もはや神性を感じざるをえないその知識量、大きな胸・・・ああ、俺はあの人の手にかかって死ぬなら、本望だ」 日本語おかしいぞ谷口。それに、その台詞はどこぞのスパイが言うような台詞であって、少なくともお前のような学なし能無し女っ気無しの男が言っていい台詞じゃない。 「聞き捨てならんぞその言葉」 アヘアヘ、と擬音がついてしまいそうだった弛緩した顔から一変、やたら眼光を利かした鋭い表情に変わり・・・きれてはいないようで、 相変わらず口が弛緩している。お前、その顔は正直ヤバイ。 「す・・・すまん、俺としたことが」 ヨダレを拭け。 そんな奇妙な問答をしているうちに、みるきはふらふらと教室に戻って来、その数分後昼休み終了のチャイムが校内に鳴り響いた。 さて、あっという間に放課後だ。 まあ色々と後ろのみるきと話をしてやろうかと思っていたんだが、何故か昼過ぎからはだんまりを決め込むし、第一何故か抜き打ちの模試とかいう奴が始まってしまったので、満足に会話すらする暇もなく、心的余裕も無かった。 ハルヒ並みの気まぐれ女のようだな。ほかにあの二人が融合してんだから、ちっとはましな精神構造になってるかと思ってたんだが・・・ ひとまず放課後、みるきの後を付けてみることにした俺であった。 「やぁ。僕もご一緒させて戴いてよろしいですか?」 俺の背後に怪しい奴。 古泉以外の誰でもない。 「何か見つけてくれるのであれば、ついて来てもいいぞ」 「そのつもりです」 ガチホモ疑惑ありの微笑み青年は、ご一緒させていただくとか言いながら先陣切ってみるきの後を追い始めやがった。 おい待てよ。 「正直、悠長に待ってる時間はありません」 どういうことだ?古泉は若干スピードを落とし俺と並び、小声で 「この時間平面上の情報が改変されかけているようです」 おいおい、お前も未来人的能力を持っちまったのか?どうしてそんなことが判る。 「先刻、他のTFEI端末・・・もとい喜緑さんからのコンタクトを受けて判明しました」 「このままだとどうなるんだ?」 「さあ、予測もつきません」 微笑少年の顔が歪む。 「最低でも長門さんを分離させないと危険です。精神構造は涼宮さんのままなのですから、長門さんの能力を駆使して何かをやらかす前に、どうにかして止めねばなりません」 「止めるってどうやって」 「だから、あなたは鍵なんです。なんでも協力します。なんなら僕のア・・・いえ、何したって構いません。とにかく早急に”鍵穴”を見つけ出してください」 お前、アレと鍵穴をかけようとしたな。 まあいい。みるきの後をつけるのが先だ。 さて、しばらくみるきの追跡を続けるわけだが、案の定部室棟への最短ルートをとるように歩き、部室棟の、ある一室へと消えた。 ある一室。 文芸部部室である。 いや、文芸部部室じゃないな。 SOS団部室だ。ちゃんとドアに張られてる紙にもそう書かれている。 ま、明らかにハルヒの字じゃなかったがな。 長門の字に近い、綺麗な明朝体だ。 「さあ、入りましょう。そんな虎穴に入る狩人みたいな顔しなくても大丈夫ですよ」 「どうしてそんなにお前は平静を保っていられるんだ」 「仮にも僕達はSOS団員なんですから」 「それはこの、三人が融合しちまった世界にも継承されているのか?」 「ええ。恐らく2人意外の誰かと涼宮さんが融合していたらその限りではなかったようですが」 大丈夫です。SOS団副団長として保障しますと言い残し、先に扉を開ける古泉副団長であったが、なぜか一瞬顔を顰めたかと思うと すぐに扉を閉めてしまった。 「どうした?入れよ」 「恐らくあなたがまず入るべきです、早く!」 「んだよ」 別にドア開けて入るくらいのカロリー消費には目を瞑れる。 「判った、先に入るよ」 ギィ、と扉を開けてそろりと中に入ると 長門がいた。 先日消えたはずの長門が。 「手を貸して」 顔だけ長門なグニョグニョは言った。 顔こそ長門だが、首から下は先ほど見たみるきのソレである。おまけにまるで擬態中の昆虫か遺伝子改良されたアメーバか何かのように、目まぐるしく首から下の色、形状が変化していく。 こいつは何かUMAの細胞でも移植した新人類か何かだろうか。 「早く、手を貸して。私の頭を掴んで手前に引っ張って。思い切り」 声は確実に長門のソレだ――ええい、どうとでもなりやがれ! 「古泉、みるきの肩掴んで後ろから引っ張れ!俺は正面から頭掴んで引っ張る!」 「わかりました!」 俺はまるで両面テープに引っ付いた保護カバーを引き剥がすかのごとく、長門の髪を掴んで思い切りを手前に引っ張った。 すまねえ、ハゲたら俺の所為だ。 すっぽん そういう擬音が聞こえてもおかしくない感触を残して、長門のようなものは目まぐるしく変化を続けていたみるきの体から引き離された。 古泉は勢い余って持っていたみるきの体ごと後頭部からダイブする。 「あいたたた・・・」 確かにヤバイダイブの仕方だったが、そんなに痛そうには見えんぞ、古泉。 ははっ、と自嘲めいた笑いを漏らすと、よっこらせと一緒に倒れたみるきの体を引き起こし、壁にもたれかけさせた。 分離?いや脱皮という方が正しいかもしれない。だが、脱皮と違って抜け殻にあたるみるき・・・いや長門が抜けたから”みるひ(仮)”としておこう・・・の体は色を変え、光を放ち、ついでに形まで変化させまくっていたし、見た感じ長門が新型長門へと変化を遂げたわけでもないようだ。 しばらく何故か顔を手でぺたぺた触っていた長門だったが、気が済んだのか ふぅ、と珍しく安堵にも似た溜息をつき 「ありがとう」 といって、俺と古泉を特に何の感慨もなさそうに眺めた。 ま、少々申し訳なさそうな色を液体窒素的な冷たさの瞳に浮かべてはいるが。 いやいや、例には及ばんさ。 しかしまぁ、こうもあっさりと長門が分離してくれるとは。 「現在新規情報の整理を実行中・・・完了」 長門は機械的な言葉をつぶやき、 「非常に苦労した。2時間と25分をかけて”私”の存在確率を上げ、その後融合しかけていた私の意識と情報野を強制的に分離、その後物理的分離を実行した」 未だ絶賛変化中のみるひ(仮)をちょっと気味悪そうに眺めながら古泉が 「強制的に、とはどういう風にです?」 「癒着したデータを構成するセルの一部をパージ、このインターフェース内に存在するバックアップデータの一部を利用して擬似再生した」 という事は、昨日の消滅前の長門ではないということか? 「結果的にはそう。一部の情報を失っていたりもするし、涼宮ハルヒおよび朝比奈みくるに起因する情報の一部を持っていたりもする。失った情報は殆ど再生されたため、問題ない。しかしながら私の情報因子が二人に深く侵食していたため、パージし情報を擬似再生する際他の二人の情報も顕著に再生された」 「どういうことだ?」 「私は、ほか二人を構成する情報の一部を持った」 なにやら長門は俺が見たことの無いほどのエネルギーを眼孔に湛えて 「新・長門有希ということ」 力を込めて言い放った。 前 次
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777 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 52 56 ID sVWolwVr その帰り道でいろいろと聞いた。 名前は海原英一郎(うなばらえいいちろう)。 剣道を始めたのは小学三年生。段位は二段。 意外なことに今まで大会で優勝したことはないらしい。 気になったので突っ込んで聞いてみたところ、 「・・・笑わないって約束してくれる?」 「笑いませんよ。でも、まさか『大会に出るのが馬鹿馬鹿しい』とかじゃないですよね?」 「違うって、逆。出たくても出られなかったんだよ。 ほら、大会前って練習に力が入るでしょ。 俺の場合はやりすぎて体調崩して寝込んで、ってパターンが多いんだ。」 「でもさすがに七年間続けてっていうのは変じゃないですか。」 「大会前日に練習しなかったりしたら今度は体がうずうずして 寝られなくなったりとか、風邪とか怪我もあってね。結局出場したことがないんだよ。 嘘みたいだけど本当。」 「・・・ご愁傷様です。」 「いいえ、亡くなった私のために悲しんでくださって本当に・・・って違う! ノリ突っ込みさせないでくれ。」 「いやいや、今私ボケてないです。」 「そういやそうだった。ごめん。」 そんなことを話しているうちに私の家に着いてしまった。 残念。もっと長く話していたかったのに。通学路の短さを恨んだのは始めてだ。 先輩と別れの挨拶をして、その背中を見送っていると急に寒気を感じた。 寒さからではなく、これが寂しさから来るものだとこのときの私は理解していなかった。 778 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 53 36 ID sVWolwVr 風呂に入り、遅めの夕食をとる。明日は弁当を持っていって練心館に行く前に食べるようにしないと。 歯磨きをして、布団に入る。 今日一日のことを思い返してみる。そして真っ先に思い浮かぶのは、海原先輩のこと。 私と互角の実力者。いや、私は全力だったが先輩は本気だったとは限らない。とすると互角以上と考えるのがいい。 しかし今まで私と張り合えるような人間はみんながみんな両親や兄のような遠い存在か、 年が近くても威張り散らしているような人ばかりだった。 しかし先輩は違った。とぼけているような感じがするけど実際は剣道好きでまじめな人。 初めて会う後輩に対しても親しく接することが出来る人。 短い髪。私より頭一つ分高い身長・・・。 「ん・・・」 なんだろう。むずむずする。もどかしい。パジャマの上から下半身に手を当てる。 「ひぁっ・・・!」 秘部のあたりに手を当てた途端、腰がくだけた。 「なに、これ・・・」 いままで経験したことのないものだった。 物足りないようで満たされないような感じ。でも、 「きもち、いい・・・ふぅ、ん・・・あっ!」 さっきより強く手を当てるとさらに強い刺激が襲ってきた。 甘い。手を出してはいけないとわかっていても手を出してしまうほどに。 そういえば中学生のころに聞いたことがある。 自分で性器に触って快感を得ようとする自慰行為。 今まで一度もしたことがなかったけど、 「これが、そうなんだ・・・」 でもどうして?今まで一度もこんなことしようなんて思わなかったのに。 なにが違うの?なにか悪いものでも食べた?なにか考えて・・・あ。 779 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 54 16 ID sVWolwVr 「海原、せんぱぁい・・・」 そうだ。あのとき先輩のことを考えていたらこうなったんだった。 でも、たしかこういうのは好きな異性のことを思い浮かべるものだって聞いた。 と、いうことは。 「ふぅ、ん・・・あ、あんっ!わたし、せんぱいのこ、と・・・ふぁっ!好き、なの・・・?」 本当にそうなんだろうか。今日会ったばかりの人に? でもなにもしなくても先輩の姿を思い出すだけで甘い痺れが襲ってくる。 「だめぇ、こんなの・・・せんぱいにしつ、れぇ・・・はぁん!」 そう思っても指は止まらない。妄想は止まらない。 先輩の指が私の秘部をいじっているところを想像した瞬間、 「あ!ひ、・・・なにこれ、とまらないよぉ・・・ふあ、あ、ああああああンっ!」 止めようのない大きな波が全身を駆け巡る。その波は私の体をしばらくの間痺れさせたあと、引いていった。 そして今度は脱力感に襲われた。なんだか芯に力を入れられないような感じ。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・せんぱい、先輩、センパイ、私・・・」 初めて想いを込めてこの言葉を口にします。 「好きです・・・海原先輩。」 これが先輩と初めて会った日の記憶。 それまでの人生で一番楽しかった日。 780 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 54 49 ID sVWolwVr 翌日、私は一本の鍵を持って学校に行った。 実家とは少し離れた位置にある道場の鍵だ。 この道場はかなり昔、祖父か曽祖父が師範をしていたころに建てられた道場で、名前を練心館という。 現在では剣道の大会などで時々使用するだけで、ほとんど使われていなかった。 そこで父に部活の校外練習に使うという理由で頼み、許可を得た。 だが校外練習というのは理由の一つに過ぎない。 本当の理由は海原先輩と少しでも一緒にいたいと思ったからだ。 正直に言うと、先輩だけ来てくれればいい。 顧問と部長に校外練習をする提案をした。 顧問は道場の持ち主が近くに住んでいるということを話すと許可してくれた。 部長もはじめは渋い顔をしていたが、最後にはOKの返事をしてくれた。 部員には希望者のみ参加してくれればいい、と説明した。 先輩にはその日の校外練習が終わった後に頼みごとをしてみた。 「海原先輩。お話があります。」 「ん?なに?まさかこくはk」 「もう夜九時です。遅い時間ですよね? 外は真っ暗ですよね? 女の子が一人で帰ったら危ないですよね? だから先輩。練習の後に私の家まで付き合ってくれませんか?」 「ああ、もう九時だ。たしかに遅い時間だ。夏でも九時には真っ暗になっているな。 女の子が一人で帰ったら暴漢にあうかもしれない。 だが大河内。練習の後は俺もすぐに家に帰って寝たい。だから断る。」 「なんでですか!私が暴漢に襲われてあんな目やこんな目にあってもいいと言うんですか?」 「むしろお前があんな目やこんな目にあわせてしまっ・・・ いや、すまん。前言撤回する。だからそんな目で見るな。」 全く失礼な先輩だ。会って二日目だというのにこのやりとり。まるで昔からの友人みたいだ。 でも――嬉しい。こんなに早く先輩と仲良くなれるなんて。 これからは毎日先輩と二人っきりで話すことができる。 もっと先輩のことを知ることができる。先輩のことをすべて知りたい。 ただ先輩がものすごく怯えているように見えるのはなぜだろう。 781 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 55 36 ID sVWolwVr それからは学校での部活動が終わった後に練心館での稽古が行われるようになった。 参加する部員は十人前後ではあったが、海原先輩は毎日来てくれた。 狙い通り。昨日の話で先輩が練習大好き人間だということが分かっていたから来ると思っていた。 校外練習の成果だろうか。剣道部は地区で行われた春の新人戦で団体戦で準優勝を飾った。 同時に行われた二・三年の先輩達の試合も第三位という快挙を成し遂げた。 このときに海原先輩も参加しており、初めて手にする銅メダルを感慨深い眼差しで見つめていた。 第三位という成績をおさめ、練心館はさらに活気付いた。 部員の八割が校外練習に参加するようになり、大会でも好成績を記録していった。 それには――海原先輩の参加が影響していると思う。 私が入部して以来、先輩は『大会の日に必ず体調を崩す』というジンクスが嘘のように消え去った。 参加する大会ではほぼ負け無し。夏の県大会で全国大会の優勝校のエースと対戦したときだけが例外。 その戦績で部員達の信頼を得た先輩は夏に三年生が引退するときに部長を務めることになった。 剣道部も先輩の調子も順風満帆。ただひとつだけそうは行かないのが―― ・ ・ ・ 782 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/22(月) 00 56 19 ID sVWolwVr 「俺はいまだに脱皮する必要があるのかわからない。 最初からあの状態で高速戦闘したほうがいい。 あれは設定ミスだろう。」 「最終回が終わったっていうのにいまさら何言ってるんですか。 だいたい先輩は分かってません。脱皮したら敵を吹き飛ばせるんですよ? それにいきなり高速戦闘するだなんて情緒がありません。 あれが美学というものです。」 これだ。私と先輩の関係。未だに『部活動の先輩・後輩』のままだということだ。 半年以上一緒に帰っているというのに先輩は全く私に色気のある話を切り出さない。 まあ、そういう話を振らない私も悪いのだけど。 だけど、いつまでもこの状態でいるわけにはいかない。私の恋には敵が多い。 剣道部の女子の数人も時々先輩を潤んだ瞳で見ていたりするし、 先輩の下駄箱には毎週ラブレターが入れられている。 今までは女子部員の籠手の手首を狙って打ったり、 ラブレターを別の生徒の下駄箱に入れたりしてきたが、 直接言われたらもう止める術はない。 「よし、決めました。決戦は月曜日です。」 「それを言うなら金曜日だろ。あれもいい歌だよな。たしか・・・」 「あ、着きました。じゃあ先輩。送ってくれてどうもありがとうございました。」 「あ、ああ。じゃあまた来週部活でな。」 「はい!」 この戦い、必ず勝利して、そして・・・今までの先輩との関係の壁を壊します。
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シトロエラ危機 登録日:2011/01/22 Sat 11 57 投稿先:すごーい戦士(個人)スレNo.37 更新日:2014/09/07 Sun 23 06 02 ▽タグ一覧 エピソード ハドケウリ銀河系 戦争 概要 発生年代 基準時の17万年前 主要舞台 ハドケウリ銀河系、シトロエラ腕 主要関与組織 バリクラット条約機構、ヴァーツ、ナグロスファ友邦(当時) 主要関与者 ボワジル(ヴァーツ魔神位保持者) 事件の性質 戦役(危機レベル3~4) メインページリンク こちら 総説 基準時の17万年前、ハドケウリ銀河系シトロエラ腕にヴァーツ部隊が侵入した事件。 ナグロスファ友邦(のちのナグロスファ友邦軍)が交戦の末に撤退に追い込ませ、ヴァーツ侵攻としては非常にあっけない幕切れとなった侵攻事件であった。 この侵攻事件については、背景を含めても今なお明らかな点は多くなく、謎の多い事件である。 ただ一つ言えることは、この事件が、ハドケウリ銀河系を10万年以上にわたる混迷に陥らせたことであった。 侵攻とあっけない撤退 基準時の17万年前にヴァーツ部隊がシトロエラ腕に侵攻した。 当時の主導文明共同体であるバリクラット条約機構は諸勢力にて分立を許し、条約によってまとめるという態勢を取っているため、ヴァーツ部隊の侵攻に対して行動が遅れていた。 ここに迅速な行動をとり、ヴァーツ部隊を撃退に追い込んだ勢力があった。 強力なザイオノイドであるグニパリルが率いるシトロエラ腕の勢力、ナグロスファ友邦である。 バリクラットに先んじてヴァーツ軍を会戦で破る活躍を見せ、開発者種族でありながら大きな成果を見せたグニパリル&ナグロスファ友邦は銀河における株を大いに上げることとなった。 ヴァーツ部隊は、たった1度会戦で敗れただけで撤退しており、侵攻の背景はほとんど明らかにならないままにシトロエラ危機はあっけなく終了した。 部隊の総司令官も、表に立ったことがないため、現在でも何者か分かっていない。 戦後のハドケウリ銀河系 この戦役による被害は、ヴァーツ侵攻としては例外的なまでに小さかった。 しかし、戦後の影響は桁違いに大きかった。 「バリクラット条約機構が手こずったヴァーツを撃退に追い込んだ」という成果は、ナグロスファ友邦軍に不必要な自信と野心をもたらしてしまった。 バリクラット条約機構によって一応の分立・均衡が保たれていたハドケウリ銀河系の文明秩序体制に大きな亀裂が入ってしまった。 この戦役の後、ナグロスファ友邦はナグロスファ友邦軍となり、軍事政権としてシトロエラ腕で勢力を拡大。 有力な戦神族であったアルトゼルの絶滅やシトロエラ銀河大戦など、銀河に10万年以上にわたる戦乱期をもたらした。本当に被害が大きかったのは、ヴァーツ部隊の侵攻ではなく、その後のナグロスファ友邦だったのである。 基準時前後においてはナグロスファ友邦軍自体は脱皮したものの、バリクラット条約機構の退潮といった形で銀河の混乱は新たな局面を迎えており、今尚ハドケウリ銀河系に戦役の影響は残っているのである。 侵攻の真相 部隊指揮官等が表立ったこともないため、デル・ヴォスなど少数の離脱者による情報程度しかこの戦役の背景の手がかりはない。 黒幕は近年明らかになっており、ヴァーツ奥院所属の魔神位保持者ボワジルであると言われている。 ただし、ボワジル自身ディガスも種族さえ全く知らなかったような非常に謎の多い魔神であり、その真偽も含めて今なお謎は多い(侵攻にあたってボワジルが艦隊の中にいたのかさえ明らかになっていない)。 ヴァーツ内部でさえ、ボワジルの真意を理解していると見られる者はほとんどいないが、情報を総合した結果として、ボワジルには最初からヴァーツ部隊の力でハドケウリ銀河系を陥落させる意図はなく、銀河に混乱を起こすべくナグロスファ友邦を焚き付けようとしたのではないか、という仮説が提唱されている。 この仮説が正しいとすれば、絶妙な均衡を僅かの労力で引っ掻き回したボワジルの才覚は、まさに魔神と評されるに相応しいものであるだろう。 デザイン・プロフィール:ヴァーツ魔神位保持者ボワジルの設定を詰めるにあたって、「前科」として設定した危機。 ハドケウリ銀河系は、文明勢力同士の内ゲバがひどい銀河としてイメージしており、ヴァーツによる露骨なかき回しを避けるつもりであったこと、ボワジル自身達観系・文明勢力の衝突を利用するタイプで、前線で大暴れするイメージが全くなかったため、「銀河を十万年超の混乱に陥らせた小さな侵攻」としてイメージしている。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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