約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14375.html
律先輩への一年越しの想いが実ってはや一ヶ月。 三月も後半を迎え、春の陽気が訪れようとしていた。 N女子大に無事合格を決めた律先輩。 実家通いは厳しいということで、一人暮らしを始めることにした。 今日は引っ越しの日。私は律先輩のお手伝いに来ていた。 梓「先輩、これどこに置いたらいいですか?」 律「あ、それはここに」 梓「分かりました……よいしょ」 律「ふー、これで荷物は全部運んだな。ありがとう、後はやるから大丈夫だよ」 梓「あの、よろしければ荷物整理も手伝いたいんですが」 律「でも整理まで手伝ってもらっちゃったら大変だし……それに、帰りが遅くなるぞ」 梓「大丈夫です、是非手伝わせてください!」 律「そっか。それじゃお願いするよ」 梓「はい!」 まだ、律先輩と離れたくない。 律「机はここで、テレビはここ」 梓「コンポはこの辺りで大丈夫ですか?」 律「うん、そうだな。それから……」 律先輩と私は顔を見合わせる。 律「ドラムはここ」 梓「ですね」 十畳近いワンルームの半分以上を占めてしまうドラムセット。 持ってくるのは一番大変だったし、大きさという点でも厄介ものだが。 律先輩の相棒として、一番必要なものだった。 律「やっぱり場所とるなあ。騒音もあるから夜中は叩けないだろうし」 梓「でもちゃんと練習しておいてくださいよ。来年、絶対バンド組むんですから」 律「分かってるって」 律先輩はあまり物を持たない性格だ。 必要最小限の家電と生活品だけが置かれた一室は、がらんとしている。 その中でドラムは異様な存在感を誇っていた。 律「ぜってー上手くなってやるからな。来年バンド組んだときに驚くなよ?」 梓「くすっ……楽しみにしてます」 荷物整理の中で一番大変だったドラムの設置が終わると、後の作業はスムーズに進んだ。 律「それじゃ皿とかコップはそこに並べて」 梓「はーい」 律「フライパンとか料理器具一式はここだな」 梓「自炊も大変ですね」 律「全くだ」 梓「面倒臭いからって外食やコンビニ弁当ばかりじゃダメですよ。健康に悪いから」 律「大丈夫だって。何とかやっていくよ」 梓「……心配です」 律「ばっか、私の料理スキル知ってるだろ? 料理はお手の物だよ」 梓「律先輩の手料理かあ」 何度かごちそうになったことはある。 中でも、軽音部みんなで食べたハンバーグは絶品だった。 グゥー 梓「……!」 律「何だ、お腹空いたのか?」 梓「だ、だって!」 律「もう夕飯の時間だもんな」 律先輩はにやにやとした顔を近づけてくる。 律「片付けも終わりそうだし、そろそろ帰るか?」 梓「!」 律「ご両親も心配してるだろうからな」 梓「うぅ~~」 律「へへ、そんな顔するなよ。冗談だって」 梓「意地悪っ!」 律先輩は私の頭をわしゃわしゃと撫で回した。 律「よし、大分片付いたし、夕食の材料でも買いに行こうか」 梓「はい!」 季節はすっかり春になったとはいえ、夜になるとまだまだ寒さが厳しい。 突然吹き荒れる冷たい風が肌を突き刺した。 梓「くしゅんっ」 律「寒くないか?」 梓「大丈夫です」ズズ 律「鼻水垂らしてるやつが言うことじゃないっての。そんな格好してるから」 梓「私、寒さには強いんですよ」 律「強がるなって……ほらよ」 律先輩は自分の上着を脱いで、私に着せてくれた。 梓「……ありがとうございます」 そっと手を触れてみる。 まだ律先輩の温もりが残っていた。 律「風邪ひかれちゃ親御さんに顔向けできないしな……そういえば、ちゃんと連絡はしたのか?」 梓「はい、律先輩のところにいるから遅くなるって」 律「そっか。よかった」 梓「先輩によろしくって」 律「助かってるのはこっちだけどな」 そのとき再び、風が吹く。 律「くしゅんっ」 大きなくしゃみをした律先輩は、ばつの悪そうな顔を浮かべていた。 梓「上着、返します」 律「いいっていいって」 梓「律先輩が風邪ひいちゃ元も子もないじゃないですか」 律「大丈夫だよ」 梓「でも……」 律「それじゃあさ」 律先輩は私の手を取った。 律「手だけでも温めてもらおうかな」 梓(……ばか) 握った手から、律先輩の温もりが流れ込んできた。 私たちの間で言葉がとぎれる。 言葉が無くなると、私の頭には余計な考えが浮かび上がってくる。 桜ヶ丘から律先輩の家までは一時間半、あまり気軽に会いに行ける距離ではない。 律先輩は大学生活で忙しいだろうし、私も部長の仕事や受験で忙しくなってしまう。 顔を合わせる機会が少なくなれば、すれ違いが生まれるというのはよくある話だ。 このままどんどん会う時間が少なくなると、お互いの気持ちが離れてしまいそうで怖い。 大学生になれば交友関係が格段に広がる。 いつも笑顔で明るい律先輩。話もとても面白いし、一緒にいるとすごく楽しい。 きっと、友達がたくさんできるだろう。 それだけじゃない。 律先輩はあれでいてかなり美人だ。性格だって良い。 男性からの人気もかなり高いはずだ。 もしも男の人から告白されたとき、律先輩はきちんと断ってくれるだろうか。 私と付き合っていると、声に出して言ってくれるだろうか。 ……何だかすごく気が重い。 数ヶ月後には、「別れよう」って言われてしまうような気がして。 律先輩に限って、そんなことありえないのに。 信じていますとはっきり口にすることができない。 律「……お、こんな所にコンビニがあるんだ」 律先輩が口を開いた。 急なことだったので、返事ができなかった。 律「これからお世話になるだろうな。あ、こっちには喫茶店が」 律先輩はあちこちに目を移している。 新しい自分の町に胸が躍っているようだ。 律先輩は、不安じゃないのかな。 律「おお、向こうに楽器店が!」 梓「ちょっと先輩! スーパーここですよ!」 律「あぁ、また今度……」 名残惜しそうな律先輩の手を引っ張って、私はスーパーに足を踏み入れた。 律「何食べたい?」 梓「ハンバーグがいいです!」 律「よし、りっちゃん特製のハンバーグを作ってあげよう」 梓「やったあ! 何が必要ですか?」 律「挽肉だろ、野菜だろ……米は持ってきたのがあるから、後は味噌ぐらいかな」 梓「はい、それじゃ順番に買っていきましょう」 梓「このレタスどうですか?」 律「キャベツがいいなあ」 梓「ハンバーグにはレタスですよ」 律「そんなことないぞ、私の家では……」 梓「レタスでしたよ」 律「あれ、そうだっけ?」 梓「よく覚えています。先輩、ハンバーグとレタスの相性は抜群だーって言ってたじゃないですか」 律「忘れちゃった」テヘッ 梓「お肉見に行きましょう」スタスタ 律「ああん、きゃべつぅ!」 梓「もう、行きますよ……あっ」スタッ 律「きゃべ……むぎゅっ」 梓「……」 律「梓?」 男「この魚がいいんじゃないか?」 女「こっちも良さそうよ」 男「それじゃそっちにしよう。次、行こうか」 女「うん!」 新婚さんだろうか。仲睦まじいカップル。 手を握りしめて笑顔を交わす様は、傍から見てもとても微笑ましい。 私と律先輩では、仲の良い女友達か、せいぜい姉妹というぐらいにしか見られない。 他人の目なんかどうでもいいはずなのに、何だか悔しい。 律「どうした、梓」 梓「……律先輩。カチューシャ、取ってください」 律「何だよ急に。髪下ろしたら変になるから嫌なんだって」 梓「変じゃないです。とても似合っています。だから、お願い……」キュッ 律「梓……」 律「分かったよ。これでいいか?」スッ 梓「はい!」 前髪を下ろした律先輩は、文句なしに格好いい。 そこらの男の人なんかより、ずっと。 梓「……律先輩」ギュッ 律「何だよ、甘えん坊」 梓「いいじゃないですか、少しだけ」 律「仕方ないなあ」 女「見て、あの子腕にしがみついちゃって」 男「本当だ、よっぽど仲がいいんだろうね」 律「なあ梓、周りの視線が気になるんだけど……」 梓「私は気になりませんけど。先輩は嫌なんですか?」 律「べ、別にそういう訳じゃないけど」 梓「ならいいじゃないですか」 律「うぅ……」 今の私はかなりわがままだと思う。 だけど、意地でも律先輩の腕を放したくなかった。 律先輩に触れていると、何だか安心するから。 この手を放したら、すぐに不安になってしまうから。 会計を済ませて、買った物を袋に詰め込む。 律「カチューシャ、もう付けていいか?」 梓「はい、いいですよ」 律「ふーよかった、やっと落ち着ける」 梓「わがまま言ってごめんなさい」 律先輩がカチューシャをあまり取りたがらないのは私自身よく分かっているはずだった。 それなのに、私は半分強引に取らせてしまった。 ……今さらながら、少し反省。 律「いいよ、別に。カチューシャ取ってほしい理由があったんだろ?」 梓「……はい」 やっぱり律先輩は優しい。 律「じゃ、帰ろうか」 梓「あ、荷物半分持ちます」 律「いいって、重いだろ」 梓「大丈夫です!」 律先輩から買い物袋を引ったくるようにして受け取った。 律「おっと、変な奴だなぁ」 梓「その代わり」 律先輩の空いた方の腕に目をやって、すかさず抱きつく。 律「……なるほど、これがしたかった訳ね」 梓「えへへっ」 だって、律先輩と腕組むの好きだもん。 律「……で、いつまでこうしてるんだ」 梓「お家に着くまでです」 律「構わないけどさ。買い物袋、重くないか?」 梓「大丈夫です。だから、このままでいさせてください」 律「はいはい」 重いものは律先輩が全部持ってくれたから、左手一本でも全然堪えない。 それに、こうやってくっついていると、とても暖かくてほっとする。 後少しでこの不安も消えると思うから、もうちょっとだけ甘えさせてください。 ―――― 律「よし、できたぞ!」 お皿の上にジュウジュウ音を立てるハンバーグがのせられる。 梓「わぁ、すごくおいしそう」 律「しばらく料理から離れてたけど、腕は落ちてないな」 梓「ね、ね、早く食べましょうよ」 律「慌てるなって、野菜盛りつけないと」 梓「それじゃ早く盛りつけましょう!」 律「はいはい……って、野菜はお前の係だろ」 梓「あ、そうでした……」 ご飯、味噌汁、漬け物、ポテトサラダに、人参とコーンが添えられたハンバーグ。 豪華な夕食がずらりとテーブルに並べられた。 どれも目移りするほど美味しそうで、思わずよだれをすすってしまう。 律「じゃあ、そろそろ」 梓「はい!」 私がご飯茶碗に手を伸ばしたそのとき。 律「おあずけ」 梓「!」 律「……」 梓「……」 律「……」 梓「うぅ……」ソワソワ 律「ぷっ、くくっ」 梓「もう、律先輩!」 律「ごめん、ちょっとやってみたかったんだ」 律先輩はいたずらっぽく笑う。 もしかして私をペット扱いしてないだろうか。 梓「むーー」 律「悪かったって。ほら、早く食べよう」 梓「……はい!」 梓「この味噌汁すごく美味しいです」 律「そっか、よかった」 梓「もやしと味噌汁ってこんなに合うんですね」 律「もやしは万能の材料だからな。安くて、簡単に料理ができる」 梓「へぇ~」 律「一人暮らしの必需品だ!」 自信満々に答える律先輩を横目に、メインディッシュに手をつける。 箸で切れ目を入れた瞬間、湯気と一緒に肉汁が溢れでてきた。 ちょいちょいとケチャップをつけて、口の中に運ぶ。 梓「……」 律「どう、上手くできてるか?」 梓「はい、とても美味しいです。親に作ってもらったのより……」 律「おいおい、褒めすぎだって」 梓「だって本当ですもん」 両親が共働きの我が家では、手間のかかる料理はそれほど頻繁に出ない。 その中でもハンバーグは滅多に出るものではなかった。 出たとしても、スーパーで売ってるような焼くだけのタイプのものだ。 美味しいけど、声に出して美味しいって言うほどのものでもない。 だから、ずっと前に律先輩の家で食べたハンバーグは。 ……律先輩の作ってくれたハンバーグは、私の心に深く残っていた。 2
https://w.atwiki.jp/fjoui/pages/29.html
340 :Live Eye その1:2011/11/18(金) 20 38 19.41 ID Z0SaVJRB 「んっ…んぷっ…」 チュッ…チュッ、プチュッ… 小鳥同士がついばむような、チュッチュッと口を付けるだけのフレンチキス。 舌を絡めるディープキスも良いけど、僕はこっちの方が、恋人同士の睦み合いって感じがして好き。 けれど、目の前のいぢわるな人は、フェイントのように唇をはむっと銜えたり、時には吸盤のように吸い付いたりして、僕に落ち着く暇を与えてくれない。 この女性…祥子さんは、僕の同居人で、家主で、それで、えっと、僕の一番の……大切。 贔屓目無しに見てもすごい美人で、やり手の若手キャリアウーマンらしく稼ぎもすごい。 こんな上位ランカーの美女、僕みたいな高校入りたての坊やとは、釣り合わないってずっと思ってた。 でも、祥子さんも僕のことを、一番の……大切…って言ってくれたんだ。 後ろから抱きつく腕が、椅子に座る僕の身体をまさぐる…僕の、裸の身体を。 祥子さんの指先が背中をスゥっと掠めると、くすぐったさの他に、寒さとは違う何かが来てゾクゾクっとしちゃう。 「んうぅ…」 祥子さんが変な事をするから、エッチぃ感じの声が出ちゃう。けれど迂闊に声は出せない。 僕達の居るリビングルームの端に設置された、一台のビデオカメラ。あのカメラが、僕達を録画しているから。 祥子さんは変な趣味を持ってて、僕達のエッチなシーンを撮影しては、某巨大掲示板で公開しちゃってる。 最近は、猥褻物陳列罪とかで逮捕者も出てるのに、わざわざ足がつかないよう、変装した上で更に身分証明の必要が無い、モグリのネカフェに出向いてまでアップロードしてる。 目元にはモザイクを入れてるけど、声はそのまま無修正公開。 万が一、知り合いが動画を見たらと思うと……僕はこんな事したくないのにっ。 341 :Live Eye その2:2011/11/18(金) 20 39 00.20 ID Z0SaVJRB カメラから目をそらして横を向くと、後ろから首を伸ばす祥子さんと目が合う。 『本当は気に入ってるんでしょう?見られるの大好きだもんね…』 底意地の悪い光を湛えた切れ長の目が、そう言ってる。 違うと声を大にして言いたいけど、今はカメラの手前、むやみに声は出せない。 ならば実力行使、そのぷっくりした下唇を銜え込んでやろうと顔を近づけたら、ついっと顔を逸して逃げられた。 ずるい、卑怯者、変態っ…非難の色を含んだ目で、悪戯な瞳をキッと見つめる…けど効果はなさそうだ。 「ひゃっ!ぅふうっ…!」 脇腹を指でくすぐってきて、思わず背をそらしちゃう。 むっ、卑怯なり…こっちが怯んだ隙に、身を乗り出して攻撃を仕掛けてくる。 顔を僕の首筋に埋めて、うなじの横にチュっチュって吸い付くようなキス。 「んっ…んぁ、ぅっ…」 ちょっとくすぐったいけど、体が勝手にピクってして変な感じ… 余韻もそのままに、今度はキスの雨を降らせた唇が、首筋を軽くなぞるように撫で上げる。 「はんっ…!…っ…」 こそばゆさに喉を晒すように上向くと、背中に柔らかい感触が当たる。 ムニュゥ… 身体は細身なのに、Dカップはある祥子さんのおっぱい。 下着姿の祥子さんが、ブラ越しのマシュマロを擦り付けるように動かすと、お乳がクッションみたく変形して気持ちいい。 (相変わらず、おっきいなぁ…) 後ろ向きじゃなければ、いっぱい揉みしだいてやるのに…手出しも出来ずに悶々してると、祥子さんの右手が下へ伸びてく。 右手の先には、ずっとフル勃起のままのオチンチン。このまま… 342 :Live Eye その3:2011/11/18(金) 20 39 42.45 ID Z0SaVJRB 「あっ、うぅ…ん……」 軽くそっとしたタッチの感触が、オチンチンの根元に伝わる。 根元を軽く摘むように持った、祥子さんの細長くて綺麗な右手。 そして、僕のオチンチンを何度も射精に導いてきたエッチな指…そのイケナイ指が、慣れ親しんだ上下運動を始めるのを、今か今かと待つ。 けれど右手は止まったまま、一向に動きを見せない。 (なんで…なんで動かないの…?) 祥子さんの方を向くと、頭半個分だけ高い目線が、僕を見つめていた。 『オチンチンシコシコして欲しくて、我慢できなくなっちゃった?』 言外にそう語りかける、楽しそうな目。きっと僕が焦れるのを待ってたに違いない。 この期に及んでだけど、自分の欲望を見透かされてるようで、恥ずかしい… 「ぅ、あぁっ…!」 恥ずかしさに目を逸らそうとした瞬間、オチンチンに添えられた右手が動き始めた。 指二本で、根元を摘むようにしながら扱く…欲しかったシコシコが、やっと来た。 カリ首に比べれば鈍感な根元だけど、それでも堪らない快感が昇ってくる。 (んっ、いいっ…もっと、もっとシコシコしてぇ…) 先端の皮も、根元の動きに合わせて、皮が剥けては被りを繰り返してる…一応、仮性だから皮は剥けるよ? よがってる声も、オチンチンの皮がエッチに動いてる様子も、ビデオに撮られてる…そう思うと恥ずかしいのに、フゥ…っと頭が熱くなるほど興奮する。 感じちゃいけない興奮…なのに、退けようとすればするほど、オチンチンがビキビキになってくる。 そんな様子の僕を、じぃっと祥子さんに見られながら、オチンチン気持ちよくされちゃう。 きっとバレてる…エッチな僕をビデオに撮られて、興奮してるってバレてる。 あっ、先走りのお汁が、中を通ってきてる。もう漏れる、溢れちゃう… けれど、もう少しでお汁が漏れるというところで、ふいに右手がオチンチンから離れてしまう。 (なんで、これからなのに…!?) 幸い、直ぐに祥子さんの右手が動き出す気配が。早く…早く、触って… フニッ けれど、手が触れたのはタマの方。二本の指が、玉袋を揺らすように弄ってくる。 タンタンタンって、まるでバスケのドリブルを上下逆にするような感じ。 (もっと、オチンチン、触って欲しいのに…っ…) 男の大事なトコと一緒に、心まで弄ばれてるようで悔しい… けどちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、全てを祥子さんに支配されてるような感じがして…イケない気分になる。 でも、祥子さんには絶対内緒。だって…何かくやしい。 343 :Live Eye その4:2011/11/18(金) 20 40 42.96 ID Z0SaVJRB ピンッ 「はひゃっ!」 いきなり、左乳首から鋭い刺激がっ…! 慌てて見てみると、祥子さんが軽くデコピンするように、僕のポッチを弾いてる。 もうっ、変な声出しちゃったじゃないか…ちょっとだけ気持ちよかったけど。 祥子さん、最近は乳首を開発するんだって言って、熱心に弄くることが多くなってきた。 おかげで、先っぽがすごく敏感になっちゃって… 「んあぁっ!…んっ…!」 今みたいに、指で摘んでクリクリされると、んっ、すごく感じちゃって、オチンチンの根元にズクンって込み上げてきちゃう。 このまま馴らされていったら、乳首だけでイけるようになるのかな… ふと、タマを弄くっていた右手の感触が無くなる。 もしかして…右手の行く先を確かめようとすると、祥子さんの唇が僕の口を塞いでくる。 開いた唇から熱い舌が伸び、僕の唇を裏から捏ねるように舐め上げる。 「んっ…むふぁ…ん…」 チュッ、クチュッ…プチュゥッ… 蕩けるようなディープキス。口内で動く舌先の愛撫だけで、頭がボゥっとなってくる。 僕の舌に吸い付いた唇が、フェラするみたいに前後に扱き上げたりする…祥子さんのバキュームを思い出しちゃった。 けど、僕だってやられっぱなしじゃない、反撃の舌使いで祥子さんを… 「ふぁむぁっ!」 敏感なオチンチンの先っぽを、やさしく撫でる細長い手。 たった数瞬の刺激、けどそれだけで頭が真っ白になって、つい唇を離して変な声を出しちゃう。 (きつ、きついっ…!) 過敏すぎる剥き出しの先っぽへのタッチは、気持ちいいけどちょっと辛い。 恨めしげな目で祥子さんに窮状を訴えるけど、出迎えたのは楽しげな色の瞳。 僕が痛いぐらいの快感で悶える様子を見て、心底喜んでるんだ。 恥ずかしいとか酷いとか焦れったいとか、そういう思いが出てこなきゃ変なのに、けれど… トプ、トプトプッ、ツゥ… 僕から出てきたのは、オチンチンの先走り。 紛れも無く、僕はそんな祥子さんの目を見て、興奮してる。 344 :Live Eye その5:2011/11/18(金) 20 41 37.13 ID Z0SaVJRB 「あひっ…つっ…んむぅ…!」 先走りのお汁を潤滑液代わりにして、オチンチンに塗り広げていく。 先っぽのおちょぼ口、亀頭上側の敏感なトコ、ピンと皮の張った裏筋…敏感なとこばかり。 「ぅあっ…!あっ、あうぅ…!」 お汁塗りたての三箇所を、コシコシと擦り上げるように、んっ、責めてくる。 エッチな肉汁で滑るようになったから、っく、痛いぐらいのキツさが弱まって、すごく良くなってる。 (あっ、そこ、そこぉ、感じすぎるっ…!) 一箇所でも敏感なのに、五本の指がバラバラに同時責めするなんて…っ! 不意に、乳首を襲う性電気が消えて無くなくなる。 最近は第二の性感帯になってきた、胸のポッチ…もっと弄って欲しいのにっ。 すると、祥子さんの左手が僕の手を取ると、胸の高さにまで持ち上げてきた。 そのまま僕の手を、胸に…胸の先端に圧しつけるようにしてくる。 「あっ…んあぅ!」 オチンチンを責めつつ、祥子さんが小首を傾げながら僕を見てくる。 ストレートロングの綺麗な黒髪が、傾けた拍子に背中へ流れていく。でも、それだけ。 股間からは、クチュクチュというエッチな音と、カリ首を指の輪っかがシコシコする快感が、引っ切り無しにやって来る。 けど、胸に伸びた左手は、僕の手を取ったまま動かない。 どういう意図なのか、一つだけ思い当たるけど、けど…僕は祥子さんに弄って欲しい。 オチンチンはどんどん気持ちよくなってくのに、乳首はそのままなんて、酷いよぉ… (なんで、なんで弄ってくれないの…乳首コリコリして欲しいのにっ…!) もうっ我慢できないっ…オチンチンから湧き上がる熱い昂ぶりが、僕を大胆にさせる。 んっ…胸を差し出すように突き出して、祥子さんの手に乳首を擦りつけてみる。 「んっ、んぁっ…!…ぅあ…!」 男なのに乳首で感じちゃってる…ピリピリした恥ずかしい電気信号が、その証し。 (祥子さん触って、お願い…乳首コリコリしてっ…!) スゥ… けれど、祥子さんの左手は僕の手を放して、下に降りていく。 (いぢわるしないで、触ってっ…!) 興奮か狂乱かも区別の付かない、ヒステリーみたいな高まりが込み上げてくる。 少し涙の浮かぶ目で助けを求めるけど、相変わらず目は笑ったままの澄まし顔。 「んうぅ~っ!」 思わず、まるで小さな子供が駄々を捏ねるような唸り声が漏れ出る。 けれど、僕の駄々っ子攻撃への返答は。 下からずっと聞こえてた、クチュクチュって先走りの音が、聞こえなくなる。 ずっと僕を苛んでた、カリをシコシコする気持ちいい感触が、消えて無くなる。 祥子さんの右手が、完全に止まってしまった。 345 :Live Eye その6:2011/11/18(金) 20 42 57.42 ID Z0SaVJRB 「!!」 喉の奥で、声にならない絶叫を上げる……最悪の事態だ。 哀願の色の滲んだ、必死の表情で祥子さんを見るけど…ちょっと怒ってるというか、厳しい雰囲気。 まるで子供を叱る母親のように、眼力でメッ!ダメでしょ!って言ってる。 このままホントにシコシコやめちゃったら…そう思うと、居ても立っても居られなくて… 「んっ…ぁ…!」 自分の両手が、乳首に伸びる。 親指と人差し指で、軽く優しく摘んだだけなのに、つい声を出しかけちゃう。 (ごめんなさい、ちゃんと自分で乳首コリコリするから、だから…) とっても敏感な赤いポッチを、自分でクリクリと擦り上げる。 (だから、オチンチンシコシコ止めないで、シコシコで気持ちよくしてぇ!) 祥子さんの表情から厳しい感じが抜けてく…でも、まだ右手は動かない。 まだ、まだ何か…軽く乳首を捻った感触に、喘ぎ声が出掛かるのを喉奥で抑え込むと… 祥子さんが、またメッ!って感じで視線を送ってきて、それでやっと気づいた。 先ほどより強めに両乳首を捻り、今度は声を抑えず、さらけ出すように喉を震わせた。 「ひぁっ、ん、あくぅ!…ああっ!」 自分の快感と興奮を、恥ずかしい痴態と喘ぎ声で、体いっぱいに表現する。 (自分でエッチな事して悶えてる、僕の顔を見て…よがり声を聞いて…っ!) そんな場面をビデオで撮影されてる…そう思うとすごく恥ずかしくて…誰も触れていないのに、オチンチンがさらにおっきくなる。 すると、祥子さんの表情に、パァっと笑みが戻ってくる。 良かった、笑顔が戻って…これでシコシコしてもらえるってのも、もちろんあるけど。 その素敵な微笑みの細面が、僕の顔に近づいてくる。また濃厚なキスが、と身構えてると… チュッ 僕のおでこに、軽い口付け。良い子にできた褒美…かな? まるで幼児扱いされてるようだけど、ちょっとだけ嬉しかったり。 でも、デコチューはどうやら囮だったらしい。 「んぁ、っ…ん……」 だって、おでこに意識がいった瞬間を狙ったように、祥子さんの手が、オチンチンにやさしく舞い降りたから。 346 :Live Eye その7:2011/11/18(金) 20 43 48.23 ID Z0SaVJRB 「あふぁっ!…んむんんっ…っ」 待ち望んでた刺激に、先っぽからまたエッチなお汁がトクトクと溢れてくる。 (もっと…もっと欲しい、して欲しいよっ…) でも、これだけじゃ足りない…すると願いが通じたのか、先っぽに軽く被せるだけだった手が、指で輪っかを作る。 見せつけるような指のトランスフォーム。その輪っかが何をするのか明らかなのに、まだ動き出さない手に焦らされてる気分。 早く、早くっ…焦燥と期待から、また我慢汁が湧き出てくるのと同時に、指の輪っかがオチンチンを滑りだした。 「んくぅっ!」 先っちょからカリ首の少し下まで、オチンチンの太さに合わせて、緩めの輪っかが上下にシコシコしてくる。 もう込み上げてくるものを抑えないで、思う存分エッチな声で鳴く。 「あぁっ、あっ!っ、んあっ…!あぁっ!」 シコシコの動きに合わせて素直に喘ぎ声を上げると、いつもより興奮が高まって、いっぱい感じちゃう。 まるで、オチンチンと乳首で、とっても気持ちよくなってるんだよって言いふらしてるようで、堪らなくなってくる。 そのうち右手だけじゃなく、左手もオチンチンを触り始める。 空いてる根元からカリ首下までの竿部分を、シコシコする。 「あっ、ひうっ!んあっ、っ、あふっ!」 先っぽよりは穏やかだけど確かな快感。緩急両方の責めが、オチンチンをいぢめてくる。 (いいっ、気持ちいいよぉっ…!もっと…もっと気持ちよく…) 今まで色々堪えてきたものが、どんどん溢れてきて…我慢できずについ腰が上下に蠢く。 最初は、条件反射みたいな空腰だったけど、だんだん動きが大きくなってくる。 まるで、おまんこを下から突き上げるように、手で作った穴を相手にズコズコしちゃう。 (腰が動いて、うねっちゃうっ…!) リズムに乗った腰の動きに、祥子さんも気づいたみたいだ。 オチンチンを包んでいた両手が、丸い筒を形作ったまま動きを止めた。 『さっ、オチンチンズコズコ突き入れて…あたしのお手手まんこに、いっぱい中出しして?』 例え言葉が無くても、瞳を見れば何が言いたいのか分かる…エッチの時限定だけど。 (うん…いっぱいズコズコするトコ、見て…) 受け入れる準備のできた祥子さんの手に、本格的に腰を使い始める。 下から上へ、騎乗位好きな祥子さん相手に鍛えた腰使いで、オチンチンを追い詰めてく。 単純なピストン運動だけじゃなく、左右の動きを入れて円を描くように突き入れてみる。 「はっ、うんっ!…あぅっ!はぁっ…!」 前後運動だけじゃ当たらない箇所が擦られて、んっ、すごくいいっ。 347 :Live Eye その8:2011/11/18(金) 20 44 29.59 ID Z0SaVJRB オチンチンの気持ちよさに燃えてきちゃって、自分の胸いじりにも熱が入る。 乳首の先端に人差し指の先を当てて、先っぽ同士が離れないよう注意しながら、指をクリクリと折り曲げる。 (すごっ、んっ!このやり方、すごいぃっ!) 僕の一番好きな乳首の弄り方。このやり方がすごく気持ちいい。 開発されたポッチは、自分でもびっくりするぐらい、んぁっ、感じまくって… 「ひぁっ、あっ!…んっ、くっ!くぅぅっ!」 まるで乳腺を穿り返されてるみたいで、必死に喘ぎ声を出しちゃう…っ! 下の方も、気持ちいい感じがいっぱい増えてきて、どんどん腰をグリグリする。 祥子さんの膣を突くのと同じように、浅い部分の上側を擦り上げるように腰を上向かせる。 「あくっ!っ…!っ…んぁっ…!」 この動きって、尿道の先っぽや亀頭の上側が擦れるから、感じすぎちゃうよぉ… (やばい、この感じすごくいい…っ…くっ!) 乳首の気持ちよさと合わさって、スゴイのがグイグイ込み上げてくる。 僕の動きの変化に気づいたのかな、祥子さんがニヤリと笑みを浮かべてる。 家事はろくすっぽ出来ないのに、こういう事だけはっ…なんて思ってたら、いつの間にか意地悪な笑顔が目の前に。 ンチュッ…クチュ、プチュ… いきなり食いついてきた口から伸びる熱いものが、僕の舌に絡まってくる。 僕の舌表面をなぞる様に這い回ったかと思うと、今度はマッサージするように捏ね繰り回してくる。 「ん…んぱぁ…むぷっ…んんっ…ちゅぅ…」 僕も舌と唇で反撃するけど、初手で口の中に潜り込まれた不利は覆せない。 祥子さんの舌を愛撫するようにペロペロするけど、舌を動かせる自由度が少なすぎる。 それどころか、舌を動かしても自分だけ一方的に気持ちよくなって、遂には… 「あっ、あぁっ…!…」 スイッチが、入っちゃった。 ズクンってオチンチンの奥の方に、何かが…たぶん精液が来る感触。イク為の前準備。 オチンチンがすごくおっきくなって、ビクンビクンとしゃくり上げながら熱くなってく。 祥子さんも感触で気づいたのか、唇を離すと筒を作っているだけの手が再び動き出す。 僕も腰を止めて、意識をシコシコに集中させる…最後は、祥子さんにイかせて欲しい。 348 :Live Eye その9:2011/11/18(金) 20 45 32.53 ID Z0SaVJRB (先っちょ、んっ!すごい、ぁあっ!クニクニって、すごすぎるっ、よぉ…っ!) 右手の平の窪みが亀頭を包み込むと、手首をクネクネさせてくる。 お汁のおかげで、敏感すぎて辛い感触よりも、んんっ!…気持ちよさが少しだけ上回る。 でも辛さキツさと紙一重過ぎて、微妙な苦しさに腰が勝手に跳ね上がっちゃう。 「あっ、むぁっ…ん、んぅっ、あんっ…!」 右手が先っぽを虐めてる間も、左手は棒の部分をシコシコして、確実にオチンチンを気持ちよくしてくれた。 祥子さんのシコシコは、早さも握りの強さも大人しめで、イクには少し物足りない。 けど、早すぎたり強すぎるシコシコは、発射の気持ちよさを邪魔しちゃうから、僕はこれぐらいが丁度いい。 だから、イクときの最後のスイッチを押すのは、大体自分。 それはキスや自分の乳首弄りだったり、エッチな妄想の時もある。 「んっ…」 腰を、ちょっと辛いけど、少し浮かして突き出すようなポーズを取る。 シコシコ運動の指が、カリを一番いい角度で擦るように調整するのと、もう一つの理由。 部屋の端っこに設置されたビデオカメラに、良く映るようにするため。 オチンチンがブクゥっと膨らんで、エッチなミルクが駆け上っていくトコ。 先っぽの穴がクパァって開いて、僕の気持ちいいお汁が、ビュルビュル吹き出す瞬間。 お汁をひり出したくて、ビクンビクンと何度もしゃくり上げる様子。 そんな僕のエッチで恥ずかしい姿を見て、興奮する人。 もしかしたら、オナニーのオカズにする人もいるかもしれない… 知らない誰かが、僕に欲情しながらシコシコクチュクチュする、そう思うと… ビクビクッ、ビクンッ… 来ちゃった、オチンチンの先っぽへ向けて、精液が昇ってきたっ…! 自分のエッチな妄想で、止め刺されちゃったっ… (もうダメっ、ドッピュンしちゃう…!) 祥子さんも、オチンチンのビクビクで気づいたのか、先っちょを包んでた右手が、今度は棒からカリの出っ張りまでをシコシコしてくる。 僕を天国に連れてってくれる、恋人の右手。慣れた手つきのスナップが気持ちいい。 僕も、乳首を弄る指の動きを、少しでも早めてく。 349 :Live Eye その10:2011/11/18(金) 20 46 30.02 ID Z0SaVJRB 祥子さんの左手が、一旦動きを止めてオチンチンの根元を握ったと思うと…そのままギュって根元の方に引っ張った。 「んんっ!」 ズリュ!って感じで、先っぽの皮が一気にズル剥けにされちゃった…。 強引な皮剥きで完全に露出した先っぽは、パツパツに張り詰めてて、生肉みたいな濃いピンク色の表面が、先走りのヌルヌルでテカってる…なんか、特殊なエロイ生物みたい。 でも、そんなこと関係なく、右手はカリの出っ張りをシコシコし続けるから… 「あひっ、く、あっ、あぐ、ぐぅっ!」 イク寸前の敏感なオチンチンを全剥きするなんて、あぅっ、ひ、酷いよぉっ! 皮を挟まないで、直接カリの段差を、んっ、シコシコされるとっ、あひっ、苦しいぐらいに感じすぎるっ…! そんな、剥きたての亀頭でよがってるトコを、祥子さんに、カメラに見られてる… このまま、オチンチンビキビキにして、一人でピュッピュするトコ、見られちゃう…っ! 『いいよ、オチンチンピュッピュして。祐クンが一番エッチで可愛くなる瞬間を、見せて』 僕の絶頂の瞬間をねだる、祥子さんの目。 (うん、僕が気持ちよくなって、エッチなミルク吹き出すとこ、見てっ…!) オチンチンを捧げるように、腰を更に突き出す。僕の大好きな意地悪女神様への捧げ物。 射精を促す、けど射精を邪魔しない丁度良い早さのシコシコが、僕を追い詰めてく。 このまま導かれるように、恥ずかしいミルクをピュッピュしちゃうんだ…んっ! (見てっ、いっぱい見てぇ…!) 先走りの肉汁が、んっ、いっぱい溢れ出て、クチュクチュ音を出してる。 僕のエッチなローションで、んっ、シコシコ、あうっ!気持ちよすぎるっ…! 「ひぃっ!ぐっ、あぐぅっ…っ!はっ、あぁ!」 来たっ、オチンチンの中、昇ってきてる、ザーメン来る、クルっ…! 出る、先っぽから出るっ、出ちゃうっ、イク、イクぅ…! (イクッ、オチンチンイクッ、イクッ!) オチンチンイクっ、見てっお射精見てっ、イクっ、イクっっ! 「イっ、くうぅーーっっ!!」 ドピュウゥッ!! オチンチンの中を、ドロドロした汁がすごい勢いで弾け飛んでくっ…! その度に、オチンチンが、んっ、オチンチンがっ…ダメっすごいぃ! 「んあっ、っ、イクっ!イっ、グぅっっ…!!」 エッチな喘ぎ声を、もう我慢できないっ…そんな僕を、祥子さんの嬉しそうな瞳が見つめてくる… 僕のイキ顔全部見られちゃった…ピュッピュする前に身体を無防備に震わせる様子も…快感にだらしなく緩んだ顔も…イクイクって喘ぎまくるトコも… 「んんっ!!」 シコシコとは違った興奮で、おちんちんがっ、ビクビクするっ…んあっ! (僕のお射精見てっ、恥ずかしい絶頂汁ビュービューするトコ見てぇ!) ミルクが尿道をズリズリすると、すごい気持ちいいっ、堪んなくなっちゃう…んぁっ! シコシコされる度に体がガクガクして、オチンチンもビクッビクッってしゃくり上げて… 視界の端で、白い塊が上へ飛んでくのが見えた…絶頂汁、僕の頭よりも高く飛んでる…っ 祥子さんの手は、敏感になりすぎてる亀頭を避けて、棒の部分を緩めにシコシコしてくれてる…まだお汁が出てくる… 「あぁっ…!っ、あくぅ…っ!…」 お汁が、チョロっと漏れ出るようにしか、んっ、出なくなってきた… 正面のフローリングに、精液が点々と池を作ってる。一番遠いトコだと2メートルぐらい…あんなに飛んだんだ… オチンチンがそろそろ痛くなる頃、祥子さんの右手の動きも少しずつ弱まってくる。 右手が動くごとに段々とキツさが増していって、シコシコの気持ちよさと痛キツさが入れ替わる寸前に、祥子さんの手が離れた。 気持ちいいトコも、弱いトコも全て知られてる…オチンチンを完全に支配されてるみたいで、欲望は全て出し切ったはずの萎えかけオチンチンが、ピクンと動く。 350 :Live Eye その11:2011/11/18(金) 20 47 10.89 ID Z0SaVJRB 「ハァァ・・・ッ、ハッ、ハァッ、ハァッ…」 射精の間ずっと詰めていた息を、ようやく吐き出す。 すごかった……撮影の時は、いつも気が狂うくらいに興奮しちゃう… あまりの快感に、いつの間にか乳首を弄ってた両手も止まってた。 全然意識がいかなかった、それほど興奮して、気持ちよくなってたんだ… 息を大きく吸い込むと、塩素系洗剤に似た精液特有の青臭い匂いが、辺りに漂ってるのに初めて気づいた。 ふと、僕の視界に影が差す。 振り返ると、すぐ近くにまで迫った祥子さんの顔。 驚く暇も無く、二人の唇が触れ合う。優しく労わるような口付け… 「んっ!…っぷ…ぷはぁっ…」 だと良かったんだけど、やって来たのは激しく僕の口の中を掻き回す舌先。 撮影は終わったし、きっとこのまま祥子さんとの第二回戦に突入するんだろうなぁ。 射精後の気だるさもあって、徐々に意識に靄が掛かったようになる。 (やっぱり、軽いキスの方が好きだな…) 祥子さんの激しいキスは、僕の意思なんか関係なく、その気にさせる… オチンチンに再び力が篭ってくるのを感じながら、祥子さんの身体を抱きしめる為に両腕を伸ばした。 終幕
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2575.html
「お待たせぇ、お姉ちゃん」 ハンバーグを盛ったお皿とお茶碗を持って声をかけた。 「お、おお、懐かしい匂いがするよぉー」目を輝かせるお姉ちゃん。 作っている最中にお姉ちゃんが消えてしまわないかと心配だったけど、どこにも行かずに待っていてくれたことに安心した。 わたしはテーブルの上に揃えてあるフォークとお箸の奥に、料理のハンバーグと白米の盛られたお茶碗を置く。 「あれ、憂は食べないのー?」 「わたしはさっき食べたから」 洗い物には昼食の食器も含まれていた。 今の時刻は大体二時、昼食には遅い時間。 「そっかー。じゃあ、食べちゃうよー!」 「どうぞ、召し上がれ」 「いっただきまーす!」 フォークを使って、デミグラスソースを割り、お肉を割る。 中からは肉汁がじゅわりと音をたてるように溢れ出る。 フォークに捕まえられたお肉はお姉ちゃんの口へ。 「うおほほっほー! 美味しいーーーーーーーーーーーー!!!」 本当に美味しそうな顔をするお姉ちゃん。 久しぶりに見れた。 幸せそうな、美味しそうな、そんな顔を見ると、こっちまで嬉しくなる。 「憂、美味しいよぉー!」 「ありがとう、お姉ちゃん」 お姉ちゃんがお肉を刺したフォークをこちらに向ける。 「あーん」 「え?」 「ほらほらー、あーん」 お姉ちゃんに言われるがままに口を開ける。 「あーん」と言いながら、自分も口を開けるお姉ちゃん。 お肉が口内に納まる。 「どおどお?」と、感想を求めてくる。 「えっと、美味しい?」疑問系になってしまった。 自分で料理の感想を言うのには抵抗がある。 「美味しいよねぇ、憂。さすが憂だよ! 流石わたしの妹!」 「あはは」 お姉ちゃんはあっという間に、ご飯を平らげてしまった。 「ごちそうさま」 そう言って、ポンッとお腹を叩く。 ふふ、本当にお姉ちゃんは可愛い。 再び洗い物をした後、わたしとお姉ちゃんはDVDを観ることにした。 学園祭のDVDだ。 このDVDを観るのは、今回が二回目。 澪さんに渡されて観たのが最後。 「よく撮ってたね」とお姉ちゃん。 「梓ちゃんが純ちゃんにお願いして撮って貰ったんだよ」 「あずにゃんは気が利くなー」 「ええと、これで」 ゲーム機にDVDをセットして、コントローラーを操作する。 「お、始まった!」 「まずは軽音部の皆さんの演奏だね」 「懐かしい曲だー」 お姉ちゃんが歌っていた曲。 お姉ちゃんの生きた証。 テレビの画面を通して、証を持った曲が、世界が、お姉ちゃんの存在を訴え掛けてくるみたいだ。 澪さん、律さん、紬さん、梓ちゃんの四人によって曲は奏でられる。 ライブはどんどん進み、遂に最後の曲だ。 わたしの出番。 画面に、わたしが舞台袖から出てくるのが映る。 お姉ちゃんに観られると思うと、なんだか恥ずかしい。 「あ、憂が若い」 「え?」 今のはちょっとショックだ。 「まだ若いよー、お姉ちゃん」 「冗談だよー」 ふざけあっているうちに、画面の中のわたしがマイクの前に立っていた。 律さんが曲の始動を指揮する。 曲が始まる。 お姉ちゃんは画面に集中していた。 わたしはお姉ちゃんの顔を眺めていた。 時折、眉や目、頬や口が動く。 お姉ちゃんはこれを観て、何を思うのだろうか。 自分のいない軽音部を見て、何を思うのだろうか。 わたしの歌声を聴いて、何を思うのだろうか。 そんなことを考えながら、お姉ちゃんの顔を眺めていたら、目が合った。 「終わっちゃったね」 わたしはそれを聞いて、画面に目を遣る。 画面は真っ黒だった。 お姉ちゃんの顔を見ているうちに終わってしまったみたいだ。 軽い溜息を吐いて、 「よかったー」と、お姉ちゃんが言う。 「なにが?」 「また、憂が歌う姿を見れて」 わたしもよかったよ。 お姉ちゃんが見てくれて。 でも、それ以上に。 お姉ちゃんに会えてよかった。 「憂?」 首を傾げて、わたしを見る。 「よかった」と、わたしは小さく言う。 「うんうん、よかったよー」 そう言って、笑い合う。 昔に戻ったみたいに。 夜。 わたしとお姉ちゃんは一緒にお風呂に入った。 わたしの胸を見て、拗ねた演技をしたお姉ちゃんは可愛かった。 二人でベッドに入る。 「あー、憂と寝るのも久しぶりだねー」 「うん。でも、布団をもっていかないでね」 「しないよー、そんなこと」 この日、この時、わたしは幸せだった。 幸せがわたしを包み込み、ふわふわして落ち着かない気持ちだ。 寝息が聞こえた。 お姉ちゃんの身体が呼吸をする度に上下する。 安らかで無垢な寝顔。 些細なことだけど、全てが懐かしく、愛おしい。 さあ、わたしも寝よう。 お姉ちゃんの隣で、お姉ちゃんと手を繋ぎながら。 この夜、布団の行方がどうなったかは言うまでも無い。 翌朝、わたしが起きた時、お姉ちゃんはまだ寝ていた。 さわやかな気分だった。 これもお姉ちゃんがいるからか。 寝顔をしばらく見たあと、起こさないようにベッドから降りて、部屋を出る。 顔を洗い、水を飲む。 パジャマのままだけど、朝食の準備をしよう。 今日はサンドウィッチだ。 具はツナと卵にトマト等の野菜の三種類。 いつもより一人分多いから、変な感じがする。 サンドウィッチを作り終え、テーブルにセッティングをしていたところ、お姉ちゃんが起きてきた。 「憂、おはよー」と、目を擦りながら言う。 「おはよう、お姉ちゃん。朝ご飯出来てるよ」 お姉ちゃんは「うーん」と返事をして、欠伸をしながら洗面所に行く。 さて、予定では今日アルバイト先に出かけなければいけない。 お姉ちゃんを家に残して行くことになる。 一人にして大丈夫だろうか。 毛先を少し濡らしたお姉ちゃんが食卓につく。 「あのね、お姉ちゃん。わたし、アルバイトに行かなくちゃいけないの」 「あー、うん。ファミレスのバイトだよね」 「え、なんで知ってるの?」 「憂のことなら、なんでも知ってるよ、わたしは」 そっか、ライブも観てたみたいだし、そのぐらい知っていてもおかしくはない。 「憂のウェイトレス姿、似合ってて可愛いよ」 「え、そうかな。そんなことないと思うけど」 駄目だ。 お姉ちゃんに褒められると、嬉しさより、照れくささが勝ってしまう。 顔が火照ってるのがわかる。 「あー、憂。顔赤いよー」 「お、お姉ちゃん。早く食べようよ」 「そうだねぇ」 ふう、話を変えないと畳みかけてきそうな雰囲気だった。 危ない危ない。 それにしても、再びこうやってお姉ちゃんと朝を迎えられるなんて、思ってみなかった。 それだけに、この幸福感がいつまで続くのか疑問であり不安だ。 諸行無常。万物流転。会者定離。 出会いもあれば、別れもある。 お姉ちゃんはいつ消えてもおかしくはない。 わたしがアルバイトから帰ってきたら、もう居ないということもありうるのだ。 そうなったら、わたしはまたもや言い知れぬ喪失感を味わうことになる。 別れが恐い。 「憂、どうかしたの? 顔色悪いよ」 わたしの顔を下から窺いながら、心配そうな声を出す。 「な、なんでもないよ」 「ほんとに?」 「うん」 無事をアピールする為に、サンドウィッチに手を伸ばして口に運ぶ。 その間もわたしを見ていたので、口に入れた分を飲み込んでから感想を尋ねる。 「味付けはどうかな、お姉ちゃん」 「なかなかのお手前だね」 「美味しい?」 「憂みたいにおいひいね」 「食べながら話しちゃ駄目だよ」 「えへへ」 わたしの心を納得させ落ち着きを与えるには、目の前であどけなく笑う、お姉ちゃんを信じるしかないのだろう。 信じても、実体のない不安はもやもやと身に宿ったままであることは明白だ。 けれど、選択肢はそれ以外にないのだから仕方がない。 わたしがアルバイトを終え帰宅し、玄関を上がった時だった。 二階からギターの音が聞こえてきた。 二階に上がり、音が聞こえてくるお姉ちゃんの部屋に足を踏み入れる。 「お姉ちゃん?」 「あ、憂。おかえりー」 お姉ちゃんは床に座りながらギターを抱えていた。 「ギー太を見つけたら遂弾きたくなっちゃってさ」 「弾けなくなったりしてないんだね」 「そういえば、そうだね。わたしが天才だからっ!?」 「自転車と一緒なのかも」 「えー、天才がいいよー」 「あはは。お姉ちゃん、お昼は食べたよね」 「いただきました」 わたしがそれを聞いて、一階へ戻ろうと部屋から出ようとした時、鞄の中で携帯電話が着信を告げるメロディを発していた。 鞄の中から携帯電話を取り出した時にはメロディは終わり、画面には新着メールのお知らせ文が表示されている。 メールの送り主は梓ちゃんだった。 返信の為の文章を考え、キーを押していく。 文章の作成途中で指が止まる。 忘れていた。 当たり前のことを忘れていた。 どうして今になって気付いたのだろう。 突然訪れた幸福に溺れていて、外に目がいかなかった。 どうかしている。 「お姉ちゃん!?」 後ろを振り返り、部屋でギターを弾くお姉ちゃんに呼びかける。 お姉ちゃんは手を止め、こちらを見る。 「軽音部の皆さんに会ってみない?」 そう、この世に姿を現したのなら、わたし以外の人、それもとりわけ大事な人達に会わない理由はない。 どうせなら、お姉ちゃんの為にも、皆さんの為にも会うべきだと思う。 お姉ちゃんの死に悲しみ悩んだ人は、わたしだけではないのだから。 ぽかんと口を開けて、固まるお姉ちゃん。 わたしと同じく忘れていたのか、もしくは考えがなかったのか、または触れられたくない話題だったのか。 表情を見た限りでは、最後のはなさそうだ。 お姉ちゃんは開口したまま、こくこくと二度三度頷いて答えた。 「そうだね。そうだそうだ。憂にも会えるんだから、みんなにも会えるよね。思いつかなかったよ」 「わたしもいま考えが浮かんだんだけどね」 「そっかぁ、みんなに会えるんだぁ」 そう言って、明後日の方向を見るお姉ちゃんは顎に手を当てながら、なにやらを思い出しているようだ。 きっと、昔のことでも思い出しているのだろう。 停止していた指を動かし、作成途中のメールを少し改変して送信する。 会うなら早い方が良いだろうと思って、梓ちゃんの予定を尋ねてみた。 返信は直ぐに届いた。 『いいよ。時間と場所はどこにする?』と書かれた文面。 よし、これで第一段階はクリアだ。 時間と場所を指定して送り返す。 『わかった。 今日ってバイトだったよね。もう終わったの?』 『うん、午前と午後の早い時間帯だったから。 明日は楽しみにしててね、プレゼントがあるから』 『なになに、なんかあったけ? なんのプレゼント???』 『まだ秘密だよ』 絵文字を省くと、大方こんな感じのやり取りだ。 ここまでメールをしたところで、名前を呼ばれた。 「憂、なんか嬉しそうだね。なんかあった」 「明日、梓ちゃんと会うんだけど、お姉ちゃんも一緒に来ない?」 「明日!? 行く行く! あずにゃんに会いたいもん」 「お姉ちゃんは梓ちゃんのこと好き?」 「うん、当たり前じゃん」 「そうだよね。当たり前……だよね」 こうもはっきりと言える辺り、本当に梓ちゃんのことが好きなのだろう。 僅かながら嫉妬をしてしまう自分がいる。 姉妹という家族の繋がりではなく、お姉ちゃんと友達関係になるという、不可能な繋がりに憧れを抱いているのかもしれない。 そんな醜い欲求を認めたくはない。 妹として生を享けただけでも感謝すべきなのだ。 血という実体で繋がっている、この身体に宿った意識で満足すべきなのだ。 頭の中で、独占欲の出現に抵抗する自分。 それでいい、そのまま頭の外へ追い出してしまおう。 「憂、なに着ていけばいいかなぁ?」この声に我に返る。 お姉ちゃんがこちらを見ていた。 「お姉ちゃんの服、残ってるから安心して。状態は見ないと分からないけど」 依然として、頭ではなく胸の奥にもやもやとしたものが残留していたが、努めて平静に返事をした。 「着れなかったら、憂の借りるから大丈夫だよ」 「貸してあげるなんて言ってないよー」ちょっと意地悪に言う。 「駄目ですか?」 「いいですよ」 わたしとお姉ちゃんは、くすくすと笑い合う。 3
https://w.atwiki.jp/yan-dere/pages/152.html
< 【back】 【next】 > 早紀2/8支援SS 小さなノイズ。 とても、微弱な音だけど、俺の耳はそれを逃がさない。 「よし、今日はここまで。分からないところはググレカス」 そういってググレカスこと数学教師九暮和也は、既にまとめてあった用具を持参してドアを出て行った。 ちょうどよく、チャイムの鐘がこれでもかと学校中に響き渡る。 やっと終わった。 今日の授業はこれで終わりだ。まだHRが残っているが、自分のクラスのHRはあってないようなもの。 なんせ担任があのググレカスだ。連絡が無ければ10秒もかからずに終わるだろう。 人によっては、連絡に私情を挟みこんでどうたらこうたら話を引き伸ばす先生を担任として受け入れてしまい、 先にHRを終えた生徒達ぞろぞろと廊下を通っても、一番目の前の席にいる生徒があからさまに嫌そうな顔をしても 中々終わらない可哀相なクラスが大体学年に一つは必ずあるものだ。 その点、ググレカスのHRはいつも学年で最短だ。これは、唯一の感謝、そして尊敬するべき点でもあるだろう。 それ以外はクソだが。 荷物整理を始めると、戸がガラガラと音を立てて開いた。 「いいか静かにしろHR始めるぞ連絡事項特になしおわりだ散れッ!」 荒々しく戸が閉まる。 本日のHRは8秒なり。 「みのりーん」 「伊万里か」 「ちょっと早いよ、はぁ」 廊下で伊万里とエンカウント。 伊万里のクラスは少しHRが長引いたようで、どうやら走ってきたみたいだった。 だが、今の俺に伊万里を待つ理由は残念ながら無い。 「なんでそんな早足なのさぁー」 「生者の最大の敵は時間だ。時間の向こうには必ず死が待っている」 「へ?」 「時間は限られている。一分一秒でも無駄にすることは死を意味する」 「何言ってるかわかんないけど行き急ぐと早死にするよ」 「まぁそれもそうだな。」 少し歩調を緩める。 「でさ、なんでそんな急いでるの?」 「我が家の食糧事情が芳しくなくてね」 前を向いたまま質問に答える。 「冷蔵庫の中身が無いから商店街に食料買出しに行かなきゃならんのだ。姉さんはこういうのしないタイプだし、 仮に行ってくれたとしても渡したお金で何を買ってくるか分からん」 商店街は学校帰りに寄るのには少し遠い。急がねば商店街に着く頃に日が暮れてしまう。 「そっかー、せっかくなら付き合おうか?」 伊万里が笑いかけてくる。なんだかからかわれてる気がしてきた。 「付き合わなくていい」 男だからといって家事ができないと思ったら大間違いだ。伊達にこの不景気の中姉さんと二人暮ししてきたわけではない。 主夫を舐めてもらっては困るのだ。 「それよりみずきと一緒に帰ってやれよ。寂しがるぞ」 「あっ、そう…じゃあね」 「じゃあな」 つまらないような、それでいて少しムスっとしているような微妙な表情を浮かべて、伊万里は掛けて行った。 さて、早足に戻しますかね。 商店街に到着。太陽がオレンジ色の光を発し、日が沈むのが近いことを告げている。 早く帰らないと晩飯を作るのが遅れる。急がねば。 いつものスーパーに寄る。とりあえず、一回りして値段を確認してから、安い食材メインでできるメニューを考えつつ買い物を済ませよう。 「卵安いな…たまねぎも安い」 最近野菜中心のメニュー続きだったので、今日はハンバーグにでもするかな。 卵、たまねぎ、更に切らしてた牛乳やら調味料やらを籠に入れていく。ホントはタイムサービスを待ちたかったのだが、 あんまり帰りが遅いと姉のご機嫌を損ねてしまうのでしょうがない。 レジは少し混み気味だ。適当に早く終わりそうなところへと並ぶ。 それにしても、本当に我ながら自分ってデキてる主夫だよなと再認識する。しかし、姉のような妻は正直ゴメンだ。 そう思うと、なんだか姉が不安になってきた。人並み以下の家事スキルで、他にこれといった長所がない。金遣いも荒い。 …需要は低そうだな。 そうこう考えてるうちに、自分の前にレジが並んできた。店員がせっせと清算をする。 「1749円になります。袋はどうされますか?」 「いえ、結構です」 今レジの後ろに並んでいた人は思うだろう。この学生、只者じゃないと…!家事スキルだけではなく環境にも配慮する 優しい心遣いに感銘をうけて、後列に並ぶ人々は明日からマイトートバッグを持参してくるに違いない。 光悦な笑みを浮かべて自己陶酔におぼれながら、ふとある事実に気付いた。 無い。無い。ポケットのふくらみが無い。財布がない。 忘れた。ぬかった…! この完璧なる主夫の稔様が財布を忘れるというような愚行をしてしまうとは…! どうしようどうすればいい。主婦達の冷たい視線と高らかなせせら笑いを浴び、「あの子全然甘いわね」という熟練の先輩方の 鋭利なバッシングの嵐の中、自分が最良と思って選んだ獲物を棚に戻し他人にみすみす引き渡すなんて主夫の名が廃る! 本当にどうしよう。もしそうなったらもうこのスーパーに二度と顔なんて見せられない…!もう主夫引退するしかないわ! しかし、そうせざるを得ない状況だった。事実、払う金が一銭も無いのだ。 開けたくない口を開ける。 「すみません、その―」 「ああちょっと」 突如自分の言葉が遮られた。 「すいません、これも一緒にお願いします」 レジの小銭受けに1万円札、更にレジにいっぱい食材の詰まったカゴがポンと置かれる。 思わずその行為にびっくりして、後ろを振り返る。 「あ、あなたは…!」 「本当にありがとうございます。もうなんとお礼を言っていいか」 「いえいえ、お気になさらず」 「もう何度でもお礼言わせてください蓬山先輩」 俺の名誉は守られた。後ろから一万円札を出してくれたのは、偶然にも自分の一つ後ろに並んでた蓬山先輩だった。 「お金は明日必ず返します」 「あら、お金なら別にいいのよ、私も買い物したんだし」 「いや、ここで甘えたら主夫の名が廃ります」 「うふふ、稔君ったら面白い人」 くすくすと、口に手を沿え上品に笑う仕草は、姉とは正反対の大人らしい可愛さをかもし出す。 「最初うちの学校の制服を見かけたから気になってはいたけど、まさか稔君だったなんてね」 「すごい観察眼ですね。自分は先輩がいるなんて、あの時まで全く気付きませんでしたよ」 先輩は制服だ。今時の女の子が履くようなものではない、膝下まで伸びる長めのスカートが、ゆらゆらと歩くごとに揺れている。 見た目的には目立つんだが、急いでることもあってか全く目に入らなかったのだろう。 「これでも視力は結構いいのよ」 「とりあえず、この借りはいずれ返します」 「あら、まるでライバルみたいな物言いね」 「一度言ってみたかったんですよ」 二人で談笑しながら、商店街の入り口まで歩いていく。 もし、他人から見てみたらカップルに見えるのだろうか。背は結構近く、同じ学校の制服。 そんな男女が笑いあいながら一緒に商店街の通りを歩いている。 もし蓬山先輩が彼女だったらどうしよう。先輩は正直顔もいいし、性格もこれといって問題は無い。 むしろ俺のほうが先輩と比べて見劣りするんじゃ…って何を考えてるんだ俺は。 少し顔が火照ってきたが、先輩に悟られないように話を続けた。太陽が沈みかけてるのも手伝ってバレることはないだろう。 ってもう太陽が沈む頃か。先輩と別れたら少し急ぐか。 商店街の入り口に付いて先輩に声をかけようとしたときだった。 「稔君、あれ見て」 先輩が指指した方向には小さな女の子が一人。 「え?あの子がどうかしたんですか?」 「よく見て」 そう言われたので、言われるがままによく見ると、キョロキョロしてる。 その顔はどこか不安そうで、まるで泣きたいのを必死に抑えているようだ。 「たぶん親とはぐれちゃったのかしら」 「親に待たされてるだけじゃないんですか?」 太陽は沈みかけて、赤色になり、辺りはより一層薄暗くなっている。 あの女の子を見捨てるのは気が引けるが、あんまり面倒事を起して帰りが遅れるのも正直避けたい。 …のだが、気付いたときには、先輩は子供に話しかけていた。 こんな薄暗い中でも発揮される観察力に脱帽しながら、自分はその様子を傍観することにした。 恐らく、大丈夫?お母さんは?などと先輩は声をかけているのだろう。 子供は少し身構えている。やっぱり知らない人は怖いのだろう。 ふと、先輩は自分のバッグから飴玉らしき物を取り出した。 ―ああ、これどっかで見たことある。ついさっき、一万円札を差し出してくれた手。 困ったを人を見捨てれない、人の良い性格。そういった性格をしている人が、一番世の中で間抜けだと思っていた。 他人を見捨てれないがために、自らの身をすり減らしてまで相手に尽くす。 だからといって、その後相手が自分に何かをしてくれるわけでもないのに。 分からない。なぜそんな分の悪い賭けをするのか。俺には、そんな人の思考が理解できなかった。 でも、困っていた時、先輩は助けてくれた。そして今、飴玉を渡された女の子は美味しそうにそれを笑いながら頬張っている。 先輩に近づいた。 「あ、稔君」 「親、居なかったんでしょう。探しましょうよ。荷物は僕が持ちますから、その子と手をつないであげてください」 「…ありがとう、稔君」 「みのるくんおーそーいー」 時計は8時を過ぎていた。 無言の帰宅に、姉さんは口を屁の字に曲げながらこちらを睨んでくる。 「お腹すいたんだけどー」 「…今作るよ」 「はやくぅー」 学生服のまま、買ってきた食材でさっさと調理を始める。俺が料理を始めるのを確認したのか、姉はテレビを見始めた。 迷子になった子は、結論だけ言うと、親に引き渡すことができた。 親は、子供が迷子になったのに気付くとすぐに交番に行って、そこで待機してたらしい。 しかし、肝心の子供達を連れた俺らはというと、7時過ぎまで商店街で親を探し、彷徨い歩いていた。 親は子供が心配なあまり、商店街で必死に探していると俺たちは思ったのだが、 どうやら最近ここに越してきたらしく、地理に疎いので交番で待機してたらしい。 結局2時間以上も俺たちは無駄な時間を過ごしたわけだが、7時過ぎて諦め半分で交番に行って母親を見つけた時の、 先輩と女の子の幸せそうな笑顔はそれだけの価値があったと思う。 そんでその後少しだけ警察に話を聞かれて帰ってきたら、こんな時間になっていたというわけだ。 姉さんにこの話をしたら許してくれそうではあるが、主夫としてのプライドがなんとなくそれを拒んだので黙秘権を行使するにいたった。 「できたよ姉さん」 「おおー、ハンバーグ!」 主夫たるもの、疲れてた状態であっても料理なんて楽勝だ。 目の前につやのある肉汁をまといながら香ばしい匂いを漂わせるハンバーグがそう物語っている。 『いただきます』 フォークで肉片を口に運ぼうとしたそのとき。 「ねえ、稔くん」 「ん?」 「今日遅れたでしょ」 「うん、悪かったよ、ごめん」 「悪いと思ってるなら、おねえちゃんにハンバーグを食べさせて」 「俺疲れてるんだから、こっちが食べさせて欲しい気分だよ」 そういって、先輩の分の荷物を持って疲労しきった腕で、食事を口に運ぶ。 「わかった。でもおねえちゃんフォーク使えないから口移しね!」 ぶっ、と咀嚼した肉片を吐き出した。 「うっわー、ばっちぃ」 「うるさい!姉さんがとんでも発言するからだろっ」 そういってティッシュで肉片をつまんでいく。 「おねーちゃんのにもかかったんだけど」 「どうしろっていうのさ」 すると、フォークでハンバーグを切り取って、掲げて見せた。てかフォーク使えるじゃん。 「これが、稔くんの唾液がついたハンバーグ…」 そういうと、一気にフォークを口元へ運んだ。 しばらく咀嚼してから、 「稔くんの味がして、おいしいよぉ…」 と身を悶えさせて味をかみ締めていた。 なんだか同じ姉弟だとは思えない。てか思いたくない。 食事を終えて、ベッドに横たわる。少し食べ過ぎたか、お腹が張っているのが分かる。 なんだか今日は歩き過ぎて疲れたが、玉にはこういうのもいいか。 久しぶりの疲労感と、ちょうどいい眠気で、今すぐにでも寝れそうだった。 風呂は明日にでもしよう。そう思って、寝巻きに着替えると床についた。 < 【back】 【next】 >
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/6770.html
登録日:2012/05/01(火) 14 34 20 更新日:2022/07/22 Fri 23 58 24 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 Hormel やべっち寿司 アメリカ ギャラクシーエンジェル コンビーフ ドゾー ベン・トー 保存食 文化 朝まで起きていたのに 沖縄県 牛 空耳アワー 缶詰 美味い 美味すぎる!! 肉 腹が減る項目 野崎コンビーフ 食べ物 馬 コンビーフ(corned beef)とは、牛肉を塩漬けにした物の缶詰である。 スーパーやコンビニの缶詰コーナーに行くと高確率で遭遇でき、見慣れたまんまる缶詰を見下す(?)かの如く、高級感を感じさせるオーラとその姿に今日も胸をときめかせる。 ☆由来、特徴 アメリカなんかでは、牛肉を塩分の高い香味塩液(ソミュール)に漬け込む家庭料理で、日本では塩漬けした牛肉を高温高圧で加熱してほぐしフレーク状にした後、牛脂で固めた缶詰のイメージが強い。 本来は粗塩(corn)(*1) で牛肉を塩漬けにし、漬かったら塩抜きして食べる保存食料のこと。 一時期、一般的な缶詰と同じ形にした事もあるらしいが、密閉時に空気が入らないなどの理由により、1875年にアメリカで考案された缶詰は台形になっているものが多い。 内容物を取り出すために缶切りを使わずに済む(*2)コンビーフ缶はアウトドア界隈で重宝されていたが、近年ではプルトップ缶や、更にゴミ処理が楽なプラ容器(*3)に転向。 2021年現在、最大手のノザキを始めほとんどのメーカーがプラ容器に転換し、この金属缶タイプは生産終了した。 だが、巻き巻きしてこそコンビーフだ!と思っている人。 決して間違っていない。 ☆仲間 ニューコンミート 馬肉がブレンドされたコンビーフ。 一般にコンビーフの肉は牛肉100%であることから、全くの別物と扱われることが多い。実際に食べ比べてみても意外と分かる。 とはいえ、比較的安価でコンビーフを味わえるのは大きな魅力である事は間違いない。 コンビーフハッシュ ほぐしたコンビーフに茹でたジャガ芋を賽の目に小さく切ったものがブレンドされたコンビーフ。 缶詰のほか、レトルトパウチにされているものもある。 アメリカではポピュラーらしいが、日本での知名度はそれなりだったり。 SPAM SMAPではない。 「スパムメール」の元ネタである(イギリスのコメディグループ「空飛ぶモンティ・パイソン」のスケッチから)。 アメリカのHormel Foodsが販売するランチョンミートの缶詰。沖縄県民で知らない人はいないと言われている程、重宝されている缶詰。 一応コンビーフの仲間らしい?呼び名はもっぱらポーク。 そのまま焼いて食べたり、おにぎりやゴーヤーチャンプルー等の炒めもの、 チゲ、豚肉と煮豆とスパム、スパムと卵とソーセージとスパムなど、国によって様々な調理法がある。 ☆食べ方 非常に万能である。生で食べても、焼いても、炒めても、揚げても、サラダに混ぜても、カレー等の具材にしても非常に美味しい主婦の味方。 濃厚かつ懐かしい味わい、そして何より「これぞ肉!!」というイメージが脳裏に叩き込まれる…。 その体験に誰もが虜になるはずだ。 一部紹介 生でいただく 熱々のご飯をお供に、そのまま生でかじりつく。ハグッ 最も野性的な食べ方だが、ある意味コンビーフの真骨頂とも言える食べ方。 孤独のグルメでも、ゴローちゃんはこうやって食べてた。 ご飯の上にちょっとだけ乗せてほぐして食べてもいいし、スライスしてお刺身感覚で食べても美味しい。 「かどのめしや」のマスターのおすすめ レンジでチン 生だと油っぽくてちょっと……、でも料理するのマンドクセという人にお薦め。 1分程度温めれば、ほどよく溶け出た油・溢れる肉汁に涎が止まりません!! ハイカロリー上等で上にとろけるチーズを乗せてもイケルッッッ! 酒のツマミ、ゴハンのオトモ、万能です。 焼く スライスしたコンビーフをフライパンでジュ~ッ!! その時に立ち込める美味しそうな匂いはもはや犯罪級。調理時間はそれほどてもないが、その間にお腹はすっかりペコちゃんになってるはずだ。 炒めものに スライス、またはほぐしたコンビーフを野菜と一緒に炒める。 玉ねぎやキャベツと非常に相性がいい。野菜を美味しくモリモリ食べたい。 パンに挟む コンビーフをパンに挟んでサンドイッチに。 ツナサンドに似た食感ながら、肉のジューシーな旨みが味わえる逸品。 野菜を一緒に挟んでも乙。 この旨さがわからんどっかのウィーズリーは○フォイにコケにされて当然だね! スパムをバーガー風に挟めば、お子さんも大喜びのハンバーガーが完成である。 派生としてポーク卵おにぎりなるものが存在する。巻き寿司用の海苔を半分に切ったものに米を薄く敷き、薄焼き卵とスパムをサンドしたもの。 沖縄県民なら誰でも知ってるもので、弁当屋は勿論、コンビニにも売っているくらい美味い。 クラッカーに乗せる ちょっとお洒落なおつまみ。 作り方はほぐしたコンビーフをクラッカーの上に乗せるだけ。 味付けや付け合わせはお好みで。 クラッカーの塩気とコンビーフの塩気が合わさって酒が進みます。 追記・修正はコンビーフをかじりながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] キャベツ丸々ひとつ上部に切り目を十字に入れて(芯は抜く)切り目にコンビーフを入れて大きな鍋にキャベツを入れて少量の水とコンソメの素を入れて煮る(後はキャベツの水分)。 -- 名無しさん (2014-02-11 13 37 39) 一人暮らしで働いてたころ、残業の時の晩御飯にコンビーフ一缶買って、そのまま食べた思い出・・・ -- 名無しさん (2014-02-11 14 11 32) マヨネーズ付けて食べるのが子供の頃から大好き -- 名無しさん (2014-02-27 17 55 47) どうしてもジャンクフードのイメージが拭えないんだよな… -- 名無しさん (2014-04-16 19 31 46) ↑×2 マヨネーズと和えてツナマヨっぽくしたりもした -- 名無しさん (2014-04-16 19 46 23) レンジでチンして食べるのが好きだな -- 名無しさん (2014-04-16 20 03 55) 従弟が食べたことないというので卵とじにして出してみたら感動してた。そうだろうそうだろう美味いだろう(いい笑顔) だが缶詰の開けかたが本気で分からなかったらしくピンであちこちつついてたのがなんともほほえましかった(黒い笑顔) -- 名無しさん (2014-04-16 20 08 33) 最近、ポリ製の容器に入ってるのも見るけどやはり金属製の缶に入っていないと風情が足りず旨そうに見えないな -- 名無しさん (2014-04-16 20 45 57) ↑×8クッキングパパに載ってたな。自分でもやろうとしてちょうどいい鍋が無くて断念した記憶がある -- 名無しさん (2014-09-07 10 05 31) ビールにもワインにも最適なんだが、どれも高いんだよな・・・。手のひらサイズの缶でも400円は軽く超えるし。 -- 名無しさん (2014-11-27 01 20 08) 子供のころはかっぱ寿司でいつも食べてたなぁ -- 名無しさん (2014-11-27 01 33 46) キャベツと一緒にバターで炒めると最高に美味い! -- 名無しさん (2014-11-27 09 57 41) コンビーフのイメージは、「傷だらけの天使」のOPだなあ。 -- 名無しさん (2014-11-27 10 39 29) ↑美味そうにかじっていた。 -- 名無しさん (2014-11-27 11 06 30) コンヒーフのイメージが缶詰めなのも進駐軍が大量に持ち込んだ影響なんだろうか… ↑7 あの台形の缶のやつが如何にもって感じがするな -- 名無しさん (2014-12-26 09 53 43) あけ方も独特で面白い。 -- 名無しさん (2014-12-26 11 39 49) トラック数台分のコンビーフが届いて家庭崩壊、お願いだからコンビーフ消費を手伝ってください。みたいなスパムが来た事ある -- 名無しさん (2014-12-26 17 39 45) ↑SPAMじゃくてコンビーフってのがまた素敵な内容だなw -- 名無しさん (2014-12-27 00 54 57) 気になって買ってみたけど孤独のグルメみたいに上の缶だけ上手く取るのはどうやるんだろう -- 名無しさん (2015-01-10 03 42 00) ↑ちょっと揺するとうまくスポッと抜ける。それでも失敗することもあるけど -- 名無しさん (2015-01-10 08 46 34) 「私は遠慮しておきます」 -- 名無しさん (2015-01-10 13 41 52) 100円ショップで買えたらいいのに -- 名無しさん (2015-03-20 00 22 23) コンビーフ食べた事ないけど、記事見たら食べたくなった -- 名無しさん (2015-05-18 18 43 58) 一度開封するとすぐに食べきらないといけないんだよね。何日も冷蔵庫に入れてたらいつの間にかカビが生えてたし -- 名無しさん (2016-02-16 23 20 15) シタン先生じゃないけどこのテの形成肉が人肉由来だっていう都市伝説は定番だよなw -- 名無しさん (2016-07-09 13 48 03) ↑2 あれを小分けにして喰うって発想がよくわからんなw脂っこいのが駄目とか単純に小食とかいろいろ事情があるんだろうけど -- 名無しさん (2016-07-09 17 12 06) 「傷だらけの天使」のOPではじめて知って「食べたい」といったら母に「脂っぽいからだめ」といわれた思い出がある。 -- 名無しさん (2017-04-10 10 09 55) カポッと取った薄い方を蓋にして大きい方に被せておけば冷蔵庫で一週間くらい持つよ。缶から出してラップすればもっと持つ。清潔な手と包丁で切り分けるってのが前提だけど。 -- 名無しさん (2017-09-29 15 23 18) シーチキン×コンビーフとかいう禁じ手レベルの組み合わせ、あれはいいものだ -- 名無しさん (2019-05-12 19 28 08) ↑腹が出るからやめ給え -- 名無しさん (2019-05-12 20 19 18) ホットサンド自販機のコンビーフ味は至高 -- 名無しさん (2019-07-01 02 53 09) もう巻き巻きできなくなるなんてなぁ -- 名無しさん (2020-01-20 19 29 52) ポリ系の容器に入った物の方が処分が楽というのは事実だからな… -- 名無しさん (2020-01-20 19 36 12) ロンは嫌ってるけど、イギリスの奴は不味いんだろうか? -- 名無しさん (2020-02-04 19 06 42) ↑好みじゃないかな?イギリス人じゃないから確かなことは言えないけど、イギリスに出張した時は缶詰めぐらいしか旨いイギリス産のものはなかったわ…。いやイギリスを特別ディスる訳じゃないし今の時代他国の料理店もあったけど -- 名無しさん (2020-03-24 00 39 50) 「コンビーフで作って旨いものは、大抵シーチキンでも旨い」「ぶっちゃけ肉より高い」、いや事実だけど公式で自虐ネタにするのかよww -- 名無しさん (2020-03-24 09 25 51) 思えば値段に屈してニューコンミートしか喰った記憶が無い…牛肉100%のコンビーフ、今度買ってみるか -- 名無しさん (2020-03-24 11 06 06) 店頭で興味を持つが意外と高くて尻込み…って人は多いと思う -- 名無しさん (2021-07-20 11 59 34) スパムは沖縄だと本土よりかなり安いけどコンビーフとかもなんだろうか? -- 名無しさん (2021-07-20 12 48 18) ポテトサラダに入れるのもあり -- 名無しさん (2021-08-19 05 05 38) 「カレーに入れるとサッと作ったものでもじっくり煮込んだ風に見える」的なレシピがちょっと前にバズってた -- 名無しさん (2021-08-19 07 11 29) ユッケ風にしてご飯と一緒にいただく…あれは良いものだ -- 名無しさん (2021-08-19 07 29 49) 今だと缶を開ける楽しみはポークランチョンミートで代用してるな。コスパの関係で味方面の都合でも登板率がコンビーフを上回り始めた。 -- 名無しさん (2021-08-19 07 45 01) めちゃイケでその存在を知った -- 名無しさん (2021-11-14 12 15 26) コロで始まる児童誌のケシゴムのお墨付きなんだよね -- 名無しさん (2021-11-14 16 19 15) タマネギ、じゃがいも、キャベツなどに挟む・詰めるなどでいただく調理法も最近広まってきている -- 名無しさん (2022-04-18 19 01 42) 個人的におにぎらずの主力のイメージ -- 名無しさん (2022-07-22 23 08 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/111.html
556 名前:弟は見た! ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 13 52 54 ID E5CK/N5Q 僕こと天野 隆二はとんでもないものを見た。 とんでもないことが起きる日には、それなりの予兆があるのかもしれない。 今日、部活で怪我人が出て、部活は中止となった。 そのせいで帰るのがいつもより早くなり、 何となく詰まらない気分のまま寄り道をする気にもなれずに真っ直ぐ帰宅。 本意ではないが、日常とは少し異なる行動パターン。 それがなければ、あんなものを見ずに済んだのだろう。 姉が居た。 それは勿論、既に故人であるという生存の過去形ではなく、単純に家に居た。 普段よりずっと早く家の扉を空けると、何かリズムに乗った声が聞こえてくる。 姉の声だ。 高めの、それでいて何処か間延びして甘く響く独特の声音。 姉は毎日毎日先に帰宅していて、僕が家に着くと同時にぱたぱたと足音を立てて出迎えてに来てくれるのだけど、 流石に今日みたいにアクシデントで帰宅が早まった場合は例外らしい。 歌声らしいこの声のせいで、扉の開閉の音が聞こえていないのだろう。 僕自身よりも僕のことを知っている姉が、さしあたってエスパーではないことが証明された。 何となく、本当に何となく、聞こえてくる楽しそうな声を途切れさせるのが憚られて音を忍ばせて玄関から上がる。 ゆっくり奥へ向かうと、音の正体がやはり調子っ外れな歌声であることが判明した。 「今日ははんばーぐ~~♪ 隆ちゃんの大好きっなはんばーぐ~~♪」 姉は成績も運動神経も非常に、本当に非常に優秀なのだが、この鈍さというか普段のズレた所だけはどうにかして欲しい。 実年齢を10歳以上も退行させたかのような歌は、台所の方から聞こえてきていた。 「こねてこねて込めましょう~♪ 滴るような愛情を~~♪」 どんな歌詞だ。作詞者はイカレているに違いない。 いや・・・もしかして姉だろうか? 僕の実名入りだし。 急に湧いた鬱な気分を否定しながら台所へ向かうと、扉の隙間から姉の背が見えた。エプロンをしている。 台所に居る以上当たり前だが、夕飯の準備中なのだろう。 ただ、揺れる背中の見せる動作は危なっかしくはないが非常に緩慢で、見ていて何とももどかしい。 歌の内容と肉の塊らしき物が容れられたボウルからするに、どうやらハンバーグを作ろうとしているようだ。 「うんしょ、うんしょっ!」 歌の合間に気合を入れて捏ね回している。 「ふうぅ~。これくらいでいいかなあ?」 何とはなしに暫く観察していると、どうやら捏ね終わったようだ。 あの姉のことだから、結構な時間をかけて作業をしていたのだろう。 と、姉は奇妙な行動に出た。 557 名前:弟は見た! ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 13 55 36 ID E5CK/N5Q 「ふんふふんふふーん♪」 一旦奥に引っ込んだかと思うと、一抱えほどもあるガラスのビンを抱えてくる。 中には透明な液体が入っていた。どうも、少し粘性があるようだ。 姉はそれを置いてきゅぽんっと蓋を取ったかと思うと、 「滴るような愛情を~♪」 だばだばと挽肉その他の塊に向けてぶちまけた。 瓶を両手で掴んで傾け、どばどばと中の液体をかけている。 これからハンバーグになる物体が謎の液体X塗れになったところで、瓶の傾きを戻す。 どん、と重い音を立てて瓶が置かれる。 「これでよしっと。でも、ちょっと使いすぎちゃったかなぁ。 どうしよう・・・ここで足しておこうかな?」 おや? と思った。 両親共働きの家庭で我が家の台所を預かる姉の料理は外食などで食べるものと違って変わった味がするのだが、 姉曰く、それは隠し味のせいだとか。 特にドレッシングやダシや漬物に使うらしいのだが、さっきの瓶の中身がそれなのだろう。 だが、そんなに簡単に作れるものなのだろうか。 どうするのかと見ていると、姉はごそごそと何かを取り出す。 ハンカチか何かと思ったそれは、よく見ると僕の下着だった。 ────は? 目を擦る。見る。頬をつねる。見る。瞬きをする。見る。 間違いない。姉の手にあるのは僕が洗濯に出したパンツだった。 「・・・・・・えへぇ」 姉は、それを顔に近づけてにへら、と頬を蕩けさせると。 「くん、くん。んふうううぅぅぅ~~~~」 顔に押し付けて、匂いをかぎ始めた。 両端を握り締めて強く顔に、鼻先に当てて僕の、おそらくは最も汚らしいだろう部位の臭気を吸い込む。 「っはあああぁぁ~~~~」 そして吐いた。 一呼吸。僅か数秒の間に姉の顔は此処からでも見て取れるほどに赤く染まり、細かく両肩を震わせている。 普段から締まっていない顔の筋肉が一層緩み、それでいて艶を帯びていた。 呼吸のたび、姉の体は朱色を帯びていく。 不必要に大きな呼吸を繰り返す姿は、状況が違えば僕を心配させただろう。 だが、今僕は固まっていた。 「っ、あはぁ・・・隆ちゃん。隆ちゃん・・・っ!」 姉の体が蠢く。 上向きながら背を逸らせて顔に僕の下着を乗せたまま右手を下腹へ伸ばし、左手は胸を掴んでいた。 背の高い姉の両脚を覆う衣が不自然に揺れ動き、上着の布が背中から前のほうへ引っ張られてしわが出来る。 何をしているのかは明白だった。やけに長い時間、僕が動けないままでいると。 558 名前:弟は見た! ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 13 56 28 ID E5CK/N5Q 「んんっ! んぅううううううううう~~~~っ!」 姉の体が盛大に震え、一際熱い吐息と押し殺した声が漏れる。 姉の顔に乗った僕の下着が、手を触れてもいないのに動いていた。 食べている。 姉は果てながらそれを含み、噛み、舐めながら声を抑えていた。 これ以上ないくらい朱に染まった姉の頬が、内側から内容物と舌で押されて不自然に膨らんでいる。 一杯になっている口の代わりに、大きく鼻を膨らませていた。 やがて。 余韻に浸っていた姉が動き出すと、左手で口から唾液に塗れた僕の下着を取り出し、粘液塗れの右手を股の間から引き抜く。 「はあっ・・・はあ・・・はあぁぁ・・・これで、よしっと」 抜けそうになる腰を抑えて、例の瓶を掴むと床に置いた。 またぎ、濡れたスカートでそれを僕の視線から隠すと、また右手を下腹の方に突っ込みながらしばらく立ちっ放しになる。 時折、体を不自然に跳ねさせることしばし。 姉がどいた時には、随分と瓶の中の水かさが増していた。 それに蓋をすると、再び奥のほうへと消える。 ここまでなら、僕も見なかったことに出来たのかもしれない。 だが極普通の一弟が目撃するには刺激的、もとい衝撃的過ぎる光景だ。 脳がオーバーフローを起こしたまま突っ立っていた僕は、そのせいで更なる衝撃を受けることになる。 「あとは・・・んー、そうだ!」 奥に引っ込むこと三度。 さっきとは逆側の奥に消えた姉は、今度は極々普通の物を持って来た。 爪切り。どこの家にでも、爪の手入れに欠かせないものである。 脱力した。 そう言えば、最近爪が伸びてきたとか言っていた気がする。 料理に当たっても、まあ長いよりは短い方が良いのは分かるが。このタイミングで普通やるだろうか。 いや、内心で突っ込むより、いつもの姉らしい部分を見られたことに安堵するべきか。 緊張が抜けたのか、口から溜息が出た。 「大分伸びてきちゃったしぃ」 姉はそう言って、パチパチと爪を切り始める。 その表情はいつも通りの、能力は凄いくせにどこか緩い姉のものだった。 ぱちぱち。 小気味いい音が台所に響く。 一頻り切り終えると、姉は爪切りをしまった。 それはいいのだが、姉よ、切った爪のカスがまな板の上に散乱しているのはどうかと思う。 そんな僕の嘆息を他所に、姉は調理を再会する積もりのようだ。 すっきりした笑顔で包丁を取ると。 まな板の上の爪の切りカスを刻み始めた。 だん、と鈍く大きい音が台所を走る。 「えへへ。やっぱり、使えるものは使わないとね。 伸びるまで時間が掛かるのが難点だけど」 リズミカルに刃が踊り、姉の体から切り離されたそれらが細かくなって行く。 爪だったものが見る間に細分化されて行き、もう包丁では刻めないというサイズになった。 それを確認した姉が、流しの下をごそごそやって何かを取り出す。 ゴマを擂ったりするすり鉢だ。 それにまな板の上の物体を移し、棒を手に取った。 磨り潰す。 ごりごりごりごりと、姉は似合わない手早さで棒を回し、細かくなった爪を更に砕いていく。 559 名前:弟は見た! ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 13 59 20 ID E5CK/N5Q 「ごりごりごりごり、ごぉ~りごりぃ~~♪」 さっきとは違うが、同じ様に調子が斜め上にすっ飛んだ歌がどのくらいの間続いただろうか。 姉の手が止まり、すり鉢を持ち上げると中身を移す。 ただ、最早粉末に近くなったそれはまな板の上に戻されることは無く、 姉の蜜が染みたハンバーグになる予定の物体へと振りかけられた。 「えへへぇ。下準備、殆ど終わり!」 姉は嬉しそうに、誰にともなくそう宣言する。 その顔には、何か不安とか疑問とかそういったものが全く無い。 今日も、僕が部活でずっと後に帰ってくると思っていて、 だから両親が共働きの家で誰に憚ることも無く、あんな奇行を行っていたのだろう。 躊躇いも無く、それはそう、日常の一部のような手馴れた手つきで。 今までも、それを繰り返してきたように。 日常の動作。いつも使われていた、あの瓶の中の隠し味。それはつまり────。 「じゃあ、仕上げをしちゃおーっと」 姉の声で現実に引き戻された。戻りたくはなかったけど。 姉の背中。もう、何処か遠くに感じるそれへと意識を戻す。 と、姉がまた奇妙な行動に出た。 右手を真っ直ぐ前に伸ばし、左手に包丁を握る。 包丁を握る左手の親指と人差し指は、姉が右手首に巻いている布の端を摘んでいた。 ここまで来て今更なこと甚だしいが、まさか、と思った。姉が、右手に巻いている布。 あの布は、幼い時に姉が負った怪我の跡を隠すためのもののはずである。 絶対に人前で解いたりはしない。事実、家族の僕ですらそれを外しているのを見たことは数回しかないのだ。 なのに。それはもう、ひどくあっさりと。それは解かれた。 はらりと布が床に落ちて、姉が隠し続けてきた場所の素肌が露わになる。切り傷があった。 リストカットは精神の安定のために行われるものだと聞いたことがあるが、 ならあれだけの奇行を取る姉の心はどれだけ不安定なのか。 そこには無数の傷痕があった。 指の数程度では利かない、でたらめな密度で横線が引かれている。 姉はそれを何ともいえない無機質な顔で眺めてから。 新たに一本、赤い線を引いた。 欠片ほどの躊躇も無く、さっと引かれた刃が姉の肌理細やかな、だけど全身でそこだけは醜い部分を切り裂く。 じぃっと、返したままの手首を姉が見詰めていると、薄く赤色の線が浮き上がる。 血が滲み、やがて少しずつ流れ出した。赤い線が雫となって滴り落ち、点となって弾ける。 落ちた先は、捏ねた挽肉の入るボウルの中だった。 昔、子供時代としては半ば当たり前のことだが、僕はハンバーグが好きだった。 だから、姉は僕によくハンバーグを作ってくれた。 ある程度僕が成長して物の味が分かるようになったころ、姉の作るハンバーグは生焼けが多いと言った事がある。 正確には、焼けてはいるが肉汁が妙に血生臭いと。 きっと、そういうことだったのだろう。 恐る恐る、僕は赤い雫の軌跡を辿るように視線を上げた。 「えへへぇ。今日も私を食べてね、隆ちゃん♪」 姉は笑っていた。 いつの間にかこちらに向けられた瞳に、呆然としている僕を映し込みながら。
https://w.atwiki.jp/tomoshibiza/pages/238.html
勇者転職メモ +... 回数 日付 Lv HP MP 力 生命 知力 精神 足 メモ 1 3/10 1 50 493 314 243 249 175 239 Lv100ラスフェン、貯金全額下ろし、フル装備、自属性街、ランキングの更新、60秒消化、結果=へっぽこ^^ 1 3/10 100 594 814 374 298 298 230 314 19 47 2 3/10 1 97 211 371 308 261 198 187 2 3/11 100 - - - - - - - ログがぶっ飛びました。 3 3/11 1 - - - - - - - 同上 3 3/11 100 839 774 283 492 321 456 227 4 3/11 1 247 582 300 486 320 271 240 4 3/12 100 827 1116 368 549 372 328 297 5 3/12 1 80 924 472 595 187 272 417 5 3/12 100 921 1228 524 644 240 318 471 6 3/12 1 100 1158 271 619 252 235 258 21 29 6 3/15 100 626 1581 328 673 309 310 312 7 3/15 1 541 741 442 443 408 393 427 7 3/17 100 1449 1432 492 488 457 450 466 8 3/17 1 653 1101 314 560 432 462 206 8 3/19 100 1183 1738 356 623 498 527 267 9 3/19 1 1040 1426 263 772 473 567 276 9 3/20 100 1647 2200 316 829 528 624 341 雑魚専用ザク 10 3/20 1 1630 2166 193 909 434 512 217 なんだこれ 10 3/22 100 2437 2892 245 963 477 561 263 11 3/22 1 1293 804 324 261 503 566 222 12 28 11 3/22 100 1812 1601 385 318 553 629 287 12 3/22 1 1032 94 187 365 630 706 179 12 3/23 100 1573 1116 247 414 695 770 238 13 3/23 1 139 177 379 306 814 825 254 あたまでっかち 13 3/24 100 692 1445 437 369 873 882 314 14 3/24 1 86 1010 201 287 866 165 293 14 3/24 100 632 2437 267 342 917 221 362 15 3/24 1 109 519 168 427 643 364 259 15 3/25 100 678 1563 235 488 703 416 316 16 3/25 1 667 757 315 343 798 269 246 16 3/25 100 1330 2098 368 382 857 322 307 17 3/25 1 484 563 162 540 324 420 463 17 3/27 100 1188 1093 208 595 372 482 511 18 3/27 1 1066 247 254 627 530 377 485 18 3/28 100 1985 1258 302 676 579 438 533 19 3/28 1 803 375 455 207 219 284 335 19 3/29 100 1367 705 520 275 278 332 392 20 3/29 1 1178 644 613 265 437 186 248 20 3/29 100 1739 1330 669 327 508 237 305 21 3/29 1 1427 1280 332 187 233 230 184 21 3/30 100 1974 1659 384 247 307 290 235 22 3/30 1 760 1346 300 294 178 449 284 22 4/1 100 1322 1595 365 358 223 513 343 23 4/1 1 1100 1409 319 315 189 652 200 23 4/1 100 1626 1710 382 371 251 708 260 24 4/1 1 1370 208 314 312 250 218 367 ふつーすて。イベ賞品拾いたいので上級。 24 4/3 100 1876 585 370 378 310 278 422 25 4/3 1 419 353 247 278 385 429 356 25 4/4 100 960 951 297 338 444 485 428 26 4/4 1 468 728 268 248 319 635 322 26 4/7 100 997 1218 321 310 381 702 375 27 4/7 1 457 707 448 348 214 770 320 27 4/8 100 1188 1008 500 394 265 826 369 28 4/8 1 375 120 648 334 353 579 281 28 4/9 100 1076 641 699 388 399 642 339 29 4/9 1 436 108 756 299 532 202 306 やりバカ日誌 29 4/9 100 1265 917 805 346 592 250 353 めちゃイケ抜き打ちテスト東京スカイバカ見ながら100に。 30 4/9 1 50 30 522 358 249 364 343 HPMP最低値キター!!「種@外見【勇者】 内面【兵士】だ~w」ぐぅのねもでんw 30 4/11 100 665 454 564 425 301 433 400 31 4/11 1 95 427 693 356 259 168 406 頭が悪くて根性なし!あはは! 31 4/12 100 1058 815 739 411 305 218 457 32 4/12 1 356 160 304 251 372 206 410 ふぅー。期待し損 32 4/14 100 1158 705 358 296 424 265 456 33 4/14 1 455 430 517 430 462 391 279 33 4/15 100 962 1133 577 488 514 450 347 34 4/15 1 686 413 564 498 287 472 181 どんそく!! 34 4/16 100 1219 885 628 552 356 530 233 35 4/16 1 305 449 574 505 378 279 375 35 4/18 100 1133 1106 625 562 426 327 434 36 4/18 1 514 723 411 226 179 177 189 34 4/19 100 1081 985 477 282 242 225 253 35 4/19 1 613 65 485 390 192 297 368 35 4/20 100 1141 355 556 456 247 349 421 36 4/20 1 923 269 403 244 309 270 369 36 4/21 100 1817 722 466 295 357 322 410 37 4/21 1 111 569 264 333 348 217 295 37 4/23 100 779 1090 311 390 396 279 355 38 4/23 1 574 769 329 504 539 227 296 38 4/23 100 1146 1767 390 554 600 283 361 39 4/23 1 1037 429 385 419 453 370 255 39 4/25 100 1577 1080 456 470 507 432 314 40 4/26 1 668 338 358 472 347 179 266 40 5/2 100 1186 842 422 523 412 243 319 41 5/2 1 272 73 221 599 567 167 375 41 5/4 100 826 938 285 673 621 218 429 42 5/5 1 596 512 251 167 378 343 437 42 5/5 100 1171 1078 307 233 441 388 504 43 5/5 1 613 1071 376 216 198 295 253 おるづ 44 44 5/19 100 1095 1156 332 280 574 322 508 45 5/19 1 246 762 458 366 456 414 556 次で維持出ろ!! 45 今日のごはーん。 2011年3月7日「豚と草」 「ミルフィーユ鍋」 火にかけると茶色くなる。当たり前か。あさつきをぶわっとぶちまけた。 ポン酢をたらっと。ビール。ブルーチーズ。セミドライトマトをアンチョビやニンニクやハーブに漬け込んんだやつと草。 食べ終わったらダシの出たスープでカレーうどん。食い過ぎ!? 2011年3月8日「草と魚」 と、いうわけで寿司です。 こまつなのおひたし。 きんぴら。 ごまどーふ。 みそしる。 ビール。 食後は転職しながら赤ワインとブルーチーズの予定。 2011年3月9日「肉と耳」 わすがこねくり回してるもんは、牛乳にひたしたパンの耳。おどろくくらい牛乳いれるとおどろくくらい旨いからやってみ。 ボールの底には玉ねぎのみじん切り。おそろしい量が入ってます。合びき肉と、たまご。 焼き野菜を添えたら、お手製ソースをかけて。ソースは、焼いた時の肉汁ににんにくのみじん切りと赤ワインと…こっから先は企業秘密(ぇ 中まで焼けてます。 箸で喰います。 おそろしーくらいおいしー☆ これを、勇者復帰の片手間に作る自分おつ。 なんで料理ブログみたいになってるんだろう。 明日は・・・鍋かな。。。雑炊で体にやさしくしたいです。 カキ鍋でございます。もちブタしゃぶしゃぶ肉も入れただす。あおいのは豆苗。 塩スープでございます。ビールに合います。 当たり前のように雑炊。焼酎で。 ガトーショコラを薄く切ってバニラアイスを添えます。仕上げは赤ワイン。 2011年3月30日「しもふりカルビ」 ①しめじと玉ねぎを、焼き色がちゃんとつくようにバターソテーして、ほかほかご飯の上に盛りつけます。 ②あらかじめタレを揉みこんでおいたカルビ様をミディアムレア~に焼き、①の上に投下します。 以上。 ってかんじで、簡単にウマウマ☆彡 クラムチャウダーと、トマト サニーレタスのサラダをお供にひきつれ~、一番搾り、ブルーチーズも控えております。こりゃ、長期戦でくうっきゃないと(=m=) Fがつく人に「喰い杉」と言われても構わない(ぁ 2011年4月9日「テッパン!!」 元気ですかーッ!!!! 元気があれば、何でもできるっ!!! ってことで、豚バラがこ~んがり焼けて、香ばしい食感がたまらない「1人お好み焼き」でございます。 焼きそばも、目玉焼き(潰)も、入ってますですよぅ~~。 キャベツたっぷり、ほくほくでございますよぅ~~! 実はきょう、昼からホワイトシチューを煮込んでいたのに、NHKの連続テレビ小説チラ見したらモーレツに食べたくなってしまったわけです・・・。 明日の朝はシチューです。(=人=) 今夜は寿司がくいたいです。 -- 名無しさん (2011-03-08 14 12 55) 明日はハンバーグにしよう。にくー -- 名無しさん (2011-03-08 19 14 42) 何これうまそう。つかよく何品もおかず作れるよね。うちの今夜のおかずは鶏肉とキャベツのマヨ醤油炒め。食後に鮪の刺身と八海山ですw -- Futti- (2011-03-09 19 44 21) (=皿=)ふっ。嫁にしたくなったか? 食後のマグロ 八海山、最高ですね;; -- 名無しさん (2011-03-09 20 04 22) 雌鳥相手は無理っす^p^ -- Futti- (2011-03-09 20 13 39) ヽ( `Д´)ノぴぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! -- 名無しさん (2011-03-09 20 48 02) 写真がたてむきぢゃないか! -- 携帯|´◇`)/ (2011-03-11 02 03 48) 牛乳、ワシも入れますよ~めっちゃ旨くなる♪ -- 夢衣 (2011-03-12 15 16 18) 画像がおいしそうすぎる!!。:゚(。ノω\。)゚・。 -- 海月 (2011-03-12 20 35 46) これはすごいwお店ですよ。ハンバーグ本格的♪ -- れんか (2011-03-19 00 18 39) ぁ、夢衣ちゃん、くらげちゃん、ふぁみ、ご来店ありがとうございますー。写真とる気になれなくて、数日とまってました。また復活させますo(_ _)o元気だしていこうにっぽん。 -- トリ (2011-03-19 14 15 50) トリコさんって一人暮らし?一人なら正直食い過g -- Futti- (2011-03-26 19 45 07) 思ったより5倍料理がうまいwというか少し食べてみたくなるww -- 紅 (2011-03-28 23 04 56) 5倍料理がうまい、って新しい表現すぎて恋しそうになりました← -- トリ (2011-03-30 19 47 39) こりゃぁ、おデブちゃんのもとね(゜-゜) -- 無印 (2011-03-31 13 33 01) ヽ(`Д´)ノ -- 名無しさん (2011-03-31 14 18 01) おいしそう! 今度作ってください~!(・∀・) -- SANYA猫 (2011-04-01 14 51 24) (=m=)猫たんも、おいそうだy(蹴 //最近写真とるの忘れて、食後に「アッー!!」ってなります。 -- トリ (2011-04-08 12 41 26) これが噂のトリ好み焼きw(蹴 -- むと (2011-04-10 00 30 46) 茶色いものばっか作ってるな! -- トリ (2011-04-12 12 36 11) 今夜は手巻きにします。 -- トリ子 (2011-05-05 21 17 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/41.html
番長G・SS 合計点 +8 番長G・SS合計点 +8 +2『ひとりぼっちのお月さま』 なんという中二力…! +3「外宇宙への放出」 銀河BTてお前wwww +3「番長決定前親睦会」 番長Gは腐女子ばっかりか! +2『ひとりぼっちのお月さま』 なんという中二力…! 殺は生まれてすぐに、病で右目を失った。 幸いにして左目は無事だったので、暮らしに不便を感じることは、それほどなかった。しかし、幼い子供にとって、他人と違うということは、どれほどに精神を脅迫し弱らせるものか。殺は前髪を伸ばして右目を隠すようになった。 他の人々の許に居場所のなかった殺は、はずれにある、桜のところにいることが多かった。 その木は、もう花も咲かない老木だったが、どっしりと張った根が、その木の積み重ねてきた、時の厚みを表していた。 人々には忘れられている木だったが、殺はなんとなくそこにいるのが好きだった。そこでは他人の目を気にする必要もなかったし、幹の窪みに身体を預けていると、なんだかこの桜に優しく守られているような気がしたから。 その日も、桜の許に腰かけていた殺は、日差しが気持ちよくて、ついついうたた寝をしてしまった。殺が目覚めると、辺りはすっかり真っ暗になっていた。慌てて起き上がった殺がふと見上げると―― 満開の桜。夜の闇の中、ぼうと花弁のひとつひとつが、浮かび上がっていた。そしてその先には、満月。 なぜ、花が咲いているのか。なぜ、満月の日ではないのに、満月が出ているのか。それらの疑問が頭に浮かぶよりも早く、殺は眼前の光景の美しさに心を奪われていた。 しかし、その美しさに見惚れると同時に、何か言い知れぬ畏怖のような感情も抱いていた。彼女の今まで培ってきた経験と語彙では表すことのできない、違和感。 そして、唐突に声が響く。殺の他に人はいない。それは内に直接響いてくるような声だった。 (――見えるのか、俺が) 誰なのか。自分の他には誰もいない。他にあるのは、桜と……月。 夜の闇の中で明るく美しく、しかし幻のようにぼんやりと、捉えどころのないようにも見える桜と対照をなすかのように、その向こうにある月は、ぎらぎらと存在感を放っている。 (普通の人間と話すのは、一体いつぶりか……) 殺は改めて月を見据えた。月に口があって、話しているのが分かるわけでも、声が月の方から、空気を伝わってくるのが分かるわけでもないが、殺にはなぜか確信できた。この声の主が、今頭上で輝いている月であることを。 (お前は、この『ツキノワ』にいつもいたから、俺たちの気を帯びてしまったのかもな) そして、やや間をおいて、殺は言った。 「……あなたは……何?」 自然と、口から言葉が出てきた。なぜか、もう怖いとは思わなくなっていた。 それは、もうすっかり慣れ親しんでいた、この場所の安心できる雰囲気が、なぜかその声からも感じられたからか。 それとも、自分が『普通の人』だと認めてもらえたのが、なんだか嬉しかったからか。 (……さあ、なんだろうな。どちらにもなりきれない、半端ものというところか) 月の言葉には、一言一言に、ことば以上の年月や想いの重みが感じられた。 「ずっと、ここにいるの?」 (ああ。俺は土地につく『モノ』だから、寄り代となるツキノワ(忌み地)が必要だ。ここ以外の景色は久しく見ていない) そして、口調が今までよりも幾分か柔らかいものになって、言った。 (……だから、お前の見ているものを話してくれないか) ――そうして、月と殺はぽつりぽつりと話し始めた。 月は自分自身については多くを語ろうとしない。殺の話を聞き、今の世界のことを聞きたがった。 この月は一体何者なのか。神か、怪(あやかし)か……しかし、その『神』は、神にしては、あまりにも頼りないように、殺には見えた。 神ならば孤独であり孤高であることを、当然のこととして享受しているはすだが、その『神』は、あまりにも、孤独に疲れているかのようにも殺には見えたからだ。 むしろ、殺が接してきたそこらの人間よりも、よほど人間的であるかのようにすら、そのときの殺には思えたのだった。 殺が自分の話を終えると、少しの沈黙の後、月の声が響いた。 (――つまり、お前は目が欲しいのか) そして、次に驚くべきことを言った。 (ならば俺がお前の目になってやろう) さらに付け加える。 (その代わり、お前は俺の目になってくれないか) 「……え?」 最初、殺は、月の言っていることがどういうことなのか、よく分からなかった。 (今までは桜(こいつ)についてきたから移動したことはなかったが、お前自身が俺のツキノワになれば、お前の目となったまま共に行くことができるかもしれない) (お前の右目の孔を俺の棲みか――ツキノワとしよう) (安定させるのには――その傘を使えばいいか) 言っていることが、なんとなく分かってきた後も、月の言っている具体的なことは、やはりよく分からなかった。 「え? わかんないよ。どういうことなの? ……目が、見えるように、なるの?」 (俺も今では、こんな姿に成り果ててしまったが、お前の一部となることで、俺の一部を取り戻すことができる) (両目がそろって、はじめて一人の普通の人間だとするなら……お前と俺は二人で一人) その後、月はやや厳かな口調になって、続けた。 (その代わり、条件がある。この『目』は他の人間の前で開いてはいけない) (もう欲やら野心のために使われるのは御免だからな。お前のことを信用してやるということだ) 実際のところ、そのときの殺には、月の言っていることのほとんどが理解できていなかっただろう。 ただ、ひとつだけ理解できたことば。 「ふたりで……ひとり」 「ふつうの……にんげんに」 殺は、左目で月をしっかりと見つめていた。 そして右目の義眼を外し、前髪をよけて右の眼窩をあらわにする。 「……いいよ」 月と、その周囲の空気、そしてそこに纏わりついている、夜よりも濃い『闇』が、風のうねりとなって、殺の右目に吸い込まれてゆく。 それに伴い、月の輝きは徐々に弱く、おぼろげに。 桜もだんだんとその存在感が薄くなり、輪郭が不鮮明になっていくように見えた。 「え、桜が……?」 (桜(こいつ)も連れて行く。こいつは、もう俺なしではこれ以上留まることはできないからな。まあお前には、ただの桜にしか見えていないのだろうが) それが殺自身にとって何を意味しているのか、何を暗示しているのか――そのとき、自分の理解を超える出来事の連続に、すっかり判断力を失っていた殺は、月の言葉の意味について、深く考えるということをしなかった。 「この桜は……何なの?」 (こいつも、もう俺の一部。魔人なんてものほど、不確かで、また多様なものもいないからな。見た目だけで判断してはいけない) 「やっぱり、よくわかんない」 (……まあ分からなくてもいい) 右目に集約されていく闇の奔流がおさまり、静けさが戻ってくると、殺は、瞼の上から右目に触ってみた。 右目には、闇のような虚ろなモノが詰まっていることが分かった。しかし、それは義眼と同じように、確かな質量を持っていた。 気づくと、横に置いていた、何も絵柄のなかったはずの傘に、月と桜の絵柄が写りこんでいた。 この出来事は、殺にとって果たして幸せなことだったのか。ただ、月に思い違いがあったとするなら、それは殺が幼すぎたことなのかもしれない。 殺が『普通』でありたいと思っていたのは、他の人間と普通に接し、また普通に接してほしいという思いからくるものであり、また『右目』が欲しかったのは、それによって他の人間に『普通』であると認めてほしかったからだった。そして、禁忌を破ったらどうなるかということまで想像を及ぼし、賢明な判断をするには、殺はまだ幼すぎた。 「……あは、すごいきれい。月夜って、こんなにきれいだったんだ……」 初めて、ふたつの目で見る景色。柔らかい月明かりが、殺を照らしている。 月のきれいな、夜だった。 +3「外宇宙への放出」 銀河BTてお前wwww AD18654 人類はついに宇宙の果てに到着した。 それまでに、宇宙は有限であるという答えが出ていなかったわけではない―― だが、この一歩は、前人未踏の領域に人類が足跡をつけたという以上の意味があった。 自分たちは、閉ざされた鳥籠の中の鳥にすぎないということを、身をもって味わうこととなったのだ。 箱庭の中で魔人の能力のインフレはとどまることなく進み、そして飽和していった。 それから一万年以上の時が流れた。 オオツキ・TENGAにより発表された「宇宙オナ○ール論」 この学説が物議を醸すことになった。 すなわち。 宇宙を埋め尽くすほどの巨大な銀河BTを召喚、 銀河BTによって精製された新たなる開拓の種子は、 この学説が正しければ、宇宙の外部へ出ていくことができる、という考え方ができるのである。 銀河BT召喚能力、そして、それをさらに巨大化させるロックジョーの歌声。 限りある宇宙の大きさは、膨張するBTを容赦なく締め付けることになる。 そして生まれた白き河はいつか届くだろう。 宇宙の外部にある新たなる宇宙。 人類の命のゆりかごへと……。 +3「番長決定前親睦会」 番長Gは腐女子ばっかりか! ロック「うふふ、ようこそお集まりいただきました」 首領蛙「ゲロゲロ、今日はゆっくりしていってね」 スーリエ「スーさん達が一生懸命おもてなしするよ」 宇宙に漂う番長小屋の一室に番長グループが集合していた 呼びかけたのは番長グループアタッカー軍団「エロスエンジェル」 というかスーリエその人である 白金「くそ、何でこんな所にこなきゃあいけないんだ」 伯爵「そりゃあ仲間なんだからじゃないでしょうかねえ」 結構な人数が欠席しているにもかかわらず 白金他数名は律儀にも集まっているのだ 一般生徒も数多く見られるが何故か女性が多い 首領蛙「ゲロ!!まずは料理を食べていただくゲロ~」 合図とともに皆の前に料理が運ばれてくる ころす夫「うひょー美味そうだお」 レッゾ「こいつはグランデ(大きい)なサルシッチャ(ソーセージ)だぜ」 観月はじめ「んふっ、かじると中からアツい肉汁が溢れて来て美味ですね」 白金「まあ美味い事は認めるけどなあ」 首領蛙「ゲロゲロwスペース鹿児島産の宇宙黒豚をふんだんに使った高級品ゲロ~」 ブーッ テカテカと黒光りするソーセージを咥える男たちを見て 殺(あやめ)は鼻血を噴き出した ロック「アラアラ純情ねえwさて次は飲み物を用意したわ」 皆の前にコップが配られた コップの形が歪でなんだか飲みにくそうだ 白い液体にクリームたっぷりでバナナがトッピングされているパフェのようだ レッゾ「へえ?ドルチェ(甘い)だなあ、カルピスか?ずいぶんスクーロ(濃く)作ったもんだなー」 須獄「口のまわりにクリームがついてしまった、美味しいけど、なんだか飲み難い形ですね」 ロック「一応ブランドデザインのグラスなんだけどねー、うふふ」 白金「食い難いんだよこのバナナ」 ころす夫「美味しいお」 超一郎「美味い美味い」 スーリエ「スーさんおススメの宇宙台湾バナナよー」 一生懸命バナナを咥えている男性陣の口の周りは白いネバネバでベトベトだ ブーッ!! 殺(あやめ)は鼻血を噴き出した -K-「あらあら良いものが見れましたわ」 リリィ「あとでカップリング談義しようぜ」 ラザホー「写真はバッチリよ、今度書く絵の参考になるわ」 コスモ「!!!!(妄想が暴走している)」 極萌「素敵な企画ね…流石は次期番長さん」 部屋の片隅で番長グループの女性幹部がベーコンレタスバーガーを食べながら怪しげな笑みを浮かべている スーリエ「喜んで貰えてスーさんも嬉しいよ」 ロック「うふふふふ企画したかいがあったわ」 首領蛙「ゲロゲロゲロ、コンゴトモヨロシクゲロ~」 その後こうして特に山も無ければ意味もなく落ちもないような親睦会は終了し 数日後、圧倒的な女性票を獲得したスーリエが番長に選ばれたのである
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1658.html
※ちょっと長めになるかもしれません。 ※胴体付きれみりゃいぢめです。あまり積極的ではありません。 ※その上、それ以外の饅頭は基本ゆっくりしています。 ※ムチャクチャな俺設定であるおそれがあります。 ※ご了承いただける場合は、お読みいただきたいと存じます。 『冬のれみりゃ Part1』 「う~♪う~♪きのごがいっぱいはえてるどぉ~♪みぃ~んな でみでゃがだべちゃうんだどぉ~♪」 時は十一月の終わり。幻想郷の過酷な冬が、目前に迫っていた。あらゆる生物が、冬を迎える準備に追われ、 あわただしい空気が張り詰める季節。そんな折、緊迫したムードとはまるで無縁の、 能天気な大声を張り上げて、よたよたと頼りなげに漂う、ひとつの影があった。 「う~♪おがしなにおいだどぉ♪でもきにせずにだべちゃうんだどぉぉ~♪♪」 ふらふらした影は、アカマツの根元にまばらに生えたきのこの香りに誘われてきたらしい。 言うまでもなく、それはマツタケであった。手当たり次第、むさぼるようにして食い散らかす「それ」。 その挙動は、まさしく、刹那に生きる者のそれだった。 幻想郷にも、厳しい冬がやって来る。だから、ゆっくりと呼ばれる饅頭も冬眠こそしないが、 命をつなぐために冬ごもりの支度を念入りに行うことはよく知られていた。 饅頭は愚鈍である。知性も、運動能力も、他のどんな野生動物と比較しても劣っている。 そんなゆっくりでさえ冬に備えるというのに、より本能に忠実に生きんとする生命体があった。 その名を、ゆっくりれみりあ。略して「ゆっくりゃ」とか「れみりゃ」などと呼ばれているのだが、 当の本人の発音によると、「でみでゃ」としか聞こえない。悪趣味な服装をし、 奇怪なポーズで所構わず創作ダンスを踊りまくる。甘いものに目がない反面、野菜は絶対受け付けない。 また、自立心が乏しく、何かあればすぐ、某パーフェクトなメイドの名を叫び、頼ろうとする。 極めつけは、ゆっくりチルノにも劣る、人間の乳幼児と同程度か、あるいはそれ以下の知能。 このお馬鹿ぶりは底知れないわがままさと相まって、「れみりゃ」の性質を決定付けていた。 むろん、その能天気な肉饅頭たちには「冬支度」という高度な計画など、及びもつかない。 そこで、なぜれみりゃたちは絶滅せずにいるのか、という疑問が起こってくるのであるが、 それはおそらく、れみりゃの持つ、驚異的な代謝(再生)能力が鍵となると思われる。 つまり、連中は冬の間、なすすべなく猛吹雪にさらされ、カチンコチンの冷凍肉まんとなる。 だが、冬期が終わりを迎え、温かな春の陽射しにより解凍されることによって、 以前の状態に、何一つ相違なく、復元することが出来るわけなのである。 にわかには信じがたい話であるが、吹きさらしの野原を長期間観測した結果得られたデータ故、 信用に値するものと、私は信じている。ついでに言うと、私はその観測員だった。 「うっう~♪へんなあじだどぉ~♪すじっぽいどぉぉ~♪♪♪ う~う~うあうあ☆ あっちのはやしにもいっでみるどぉ♪」 私が荒野の冬期観測員となって、二度目の冬がやってくる。観測の拠点となるのは、 簡素な山小屋だった。夏期と冬期とで、観測員は交代制で居住することになり、 半年の空白を挟んだとしても、内部が荒れ果ててしまっているといったことはなかった。 内装や家具のレイアウトが、前の住人好みに様変わりしてしまっている点だけは、未だに慣れないのだが。 こうして私が、懐かしの職場へと復帰し、ようやく火のおこった旧式の石炭ストーヴでお茶を淹れ、 一息つこうとしていた時であった。かなり遠くのようではあったが、ゆっくりの悲鳴がこだましてきたのだ。 私はそれを聞き逃さなかった。むろん、救助に駆けつける義務はなかったのだが、 好奇心を抑えきれず、厚いガラスを嵌め殺しにした窓から双眼鏡を用いて、はるかな雑木林の様子を窺うことにした。 「う~!!あま゛ぁ~いのまでぇぇ~!!た~べちゃ~うぞぉ~!!!」 「ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ!!ごっぢに゛ごな゛いでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛え゛!!!」 先の悲鳴は、胴体付きゆっくりゃの追跡に遭い、命の危機に瀕したことを悟った、 一匹の子まりさのエマージェンシーコールだった。泣き叫びながら、親の名を呼んでいる。 林に分け入り、落ちた木の実を採取していたのだろう、頬一杯につめたドングリやクリの実を、 吐き散らかしてこっちに向っているようだ。……こっちに来ている。困ったことになりそうだ。 観測員の業務とはまさしく、決められた期間、決められた土地周辺の様相を、文字通り、 観測し続けることにある。自然環境や、その状態を把握することは勿論、大繁殖しているゆっくりたちが、 万が一、里へ侵攻しようとする場合などは、それを察知し、速やかに本部へ打診する必要があった。 いわば物見やぐらか、斥候の役割といったところだった。これに照らしてみれば、 目前で繰り広げられているハンティングなどは、たいした出来事ではないのである。 だが、私は頭を抱えていた。それは、里とゆっくりとの間に結ばれ、代々受け継がれてきた、「協定」の存在が原因だった。 条文にいわく、「ゆっくりは人里に立ち入らず、人間に迷惑をかけないこと」そして「人間はゆっくり保護区にむやみに立ち入らず、 ゆっくりに危害を加えないこと。互いの生命を尊重すること」というものである。協定というよりはむしろ、 単なる人間社会における法令のようなものではあったが、山野の鳥獣とは異なり、 ゆっくり饅頭たちはちっぽけながら知性を持っていたため、このように、文書化され、「協定」の形を取ることになったと伝えられている。 例えば、今回のような場合、上記の法をいかように解釈すべきだろうか。 私のいる山小屋とその周辺は所謂緩衝地帯であり、立場としては中立である。 その行為基準は、先の協定とはまた別の法に拠るものであった。とは言え、目前の事態は、緊急性を孕んだものであり、 現にゆっくり一匹の命が懸かっていた。こんな時、私はいかような行動を取るべきか。「ゆっくりとゆっくり保護区に関する法令集」、 略して「ゆ法全書」にまとめられた、「人里とゆっくり保護区との境界におけるゆっくり観測局についての特則」、 略して「ゆ特則」の「第四条 特別観測員の行動基準」によれば、目前にかような事態が起こった場合、「ゆ法」の基礎的精神にのっとり、 攻撃者が保護対象外の場合であるなど、諸々の条件の下、観測員はこれを排除してよいということになっている。 このレベルのことは、観測局員養成学校の時代に叩き込まれていたため、私は渋々ながらも、ゆっくりまりさに加勢することを決め、 山小屋を後にしたのである。もっとも、躊躇う理由はあくまで寒いからであり、私は虐待おじさんというわけでもないのである。 「う~!あま゛いのまづんだどぉ~~!!」 「ゆ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ!まりざはお゛い゛じぐない゛よ!!ゆ゛っぐり゛あぎらめでね!!」 小屋のそばの、なだらかな坂道を子まりさが駆け降りてきて、そこに、ゆっくりゃが追いすがる。 坂の上に並び立つ、マロニエの木の落葉がクッションとなるが、勢いを殺しきれず、子まりさがスポーーンと、こちらに飛んで来る。 踏み切り台となってしまったようである。私の胸に飛び込んできた子れいむ。 「お、おじざん!!まりざを゛だずげで!!まだじにだぐない゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!」 顔面を餡子色の涙でぐしょぐしょにしており、泣き腫らした目は水羊羹の色だった。 とりあえず、よしよし、もう大丈夫だなどと慰めて、後続の肉まんに相対する。 「うっう~♪そのあま゛いのはでみでゃのだどぅ♪さっざどわだざないど、いだいめ゛みるんだどぉ~~♪♪♪」 相変わらずの肉餡脳であり、厚手のコートに身を包み、いかめしいブーツを履いた私の姿を見ても、 ひるむことがない。むしろ、狩りの間の無邪気さはどこへやら、ふんぞり返って上から目線である。 抱えていた子まりさを降ろしてやり、私の背後に隠してやる。 「う~~!!!その゛たいどはなんだどぉお゛!さっさどひぎわださないど、たべちゃうんだどぉぉおぉお~~~!!!」 「ゆ゛ぎゅ゛ぅ゛ぅ゛!!おじざん!!お゛ねがいじまず!!!までぃざをだずげでぐだざい゛!!!」 子まりさは滂沱の涙をながし、私のコートの裾をぎりぎりと噛み始めた。ゆっくりゃはさらに態度をでかくし、増長し、 ぷす、ぷすっと合間合間に屁をこいている。この珍妙な空気のながれる場にあって、私は「法律って何だろう」と考えざるをえなかった。 我に返ると、ゆっくりゃが間近に迫り、子れいむが腰を抜かして、卒倒してしまっているではないか。すわ一大事。 私はそれなりの力を左足に込め、みぞおちを狙ってゆっくりゃを数メートルほど蹴っ飛ばしてやった。 右足はかつてのゆっくりとの戦争で失ったため、既に義足である。 「ぶっぎぎ!!!でゅべ!!!!!」 盛大に肉汁を噴出し、ふざけた放物線を描いて吹っ飛んだゆっくりゃ。私が履いていたブーツは、 軍靴と見紛うほど頑丈なものだったので、わずかの力でも、ゆっくりゃにかなりのダメージを与えたようだ。 生地はピンク色だが、薄汚れている衣装はやぶれ、胸部の筋肉が張り裂けていた。 黄ニラや青ネギの混じった肉餡を露出させた大きな裂傷からは、じゃぶじゃぶと豚汁様の液体が、泉のようにあふれ出ていた。 「ぎゅあ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!でみでゃの゛ぜぐじぃ゛~な゛おむ゛ね゛がぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! お゛べべがあ゛ぁ゛ぁ゛!!やぶれ゛ぢゃっだどぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!!!ざぐや゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!」 「ぶびっ!ぶぼ!ぶりゃーーーーっ!!!びしびしっ!ぶごご!ばぷぅぅぅっ!!!!!」 少々やりすぎたようだ。激臭のする屁を猛烈な勢いで連発し、痛みに悶え苦しみ、完全で瀟洒な某メイド長の名を叫んでいる。 やむなく防毒マスクを装着する。いくら代謝が並外れて活発なゆっくりゃとはいえ、ダメージの大きさと、 自らの負った深刻な傷を目の当たりにした精神的なショックのために、この場合は回復に相当の時間を要するものとみられる。 とは言え、あくまでゆっくりゃなので、この程度では致命傷とはならない。気絶したままの子まりさの介抱にかからねばならない。 「うぎぎぎ…………!!!???ぶばっ!!!!!ぐっざい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!! ぐさいよ゛ほぉお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!!!!!!」 なんと、ゆっくりゃの放ったニンニクガスの臭気が、子れいむに賦活効果をもたらした。 白目を剥いて餡子色の泡を吹いていたのが、逆に目玉をひん剥き、血走らせ、過呼吸状態になっている。 「ぐざい!!!ぐざい゛よぉお゛おっ!!!いぎがでぎない゛!!!!!!!!!!!!」 途端に跳ね起き、この場を逃れようとする子まりさ。私は自らの山小屋の方角を指し示した。 脱兎の如く駆け出す子まりさのスピードは、もはやゆっくりのそれではなかった。観測記録更新の仕事が出来たことになる。 「う゛ぶぶ……ぐざぐないんだどぅ……でみでゃのぶり゛ぢーなお゛ならはごぞうろっぷにしみわだるんだどぅ………」 すっかり生気を失ったゆっくりゃは、マスタードガスかくあるべしという、自らの放屁を弁護しつつ、その場でのびてしまったのだった。 (続く) ハチの話を書いた者です。SSは書き慣れないのですが、どうしてもゆっくりをいぢめたくて、 やらかしてしまっております。規制中でスレに書き込めない状態ですので、 感想を頂戴したお礼をこちらでさせていただきます。ありがとうございました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1079.html
紬「私もまだまだやれるわねッ!」 紬はこの一撃に手ごたえを感じ、調子に乗って2発目を放った。 さっきと同じ腰に刺が食い込み、肉片をそのまま地面に叩きつける。 律「ぎゃああああああああ!!!あああ!!あああああああ あああ!!」 律の腰は肉を削られ、あっと言う間にグロテスクな状態へと化した。 ひどい所は骨盤が裸のまま、空気にさらされていた。 紬は久しぶりの運動に張り切って、3発目を振り下ろした。 今度はふくらはぎが鞭の餌食となり、肉をむしり取られた。 律は頭痛と手の痛みと肩の痛みと鞭による痛みに耐えきれず失神を繰り返す。しかし、 紬「寝ちゃだめよっ!」 ブツッッ。 律「ぐふ、ぎ、ぎぇぇぇぇぇぇ!!!」 凶器の前では、寝ることなど許されなかった。 紬は律の体を満遍なく打ち続ける。 爪が飛び、乳首が飛び、指が飛び、律は全身を赤く染めて悶え狂った。 紬「ふうっ……ふうっ……」 律「さ……む……い……ッ……さ……さむぃ……」 そこにぶら下がっているのはもはや人間と呼べなかった。 全身をむしり取られ、あちこち肉がめくれあがっている。 左足のすね部分なんか、骨に肉がこべりついている状態であった。 右肩から先はもうつながっておらず、万力は右腕だけをぶらぶらと吊るしている。 紬「これでは血が足りなくなって死ぬのがオチね」 紬はこう呟いたが、まるで少年のような輝きを瞳に秘めていた。 そこで斉藤が持ってきたのは鉄の棒の先端に平らな鉄板のついた器具であった。 その鉄板は予め熱してある、これは焼きゴテと呼ばれる拷問道具だ。 しかし紬はこれを止血として用いった。 紬「死にたくないわよね?じゃあ我慢してね」 律は乱暴に降ろされると、仰向けの状態を強いられた。 そして胴体の傷に向かって、焼きゴテを押しつける。 律「うぎいいいッッ!!ぎゃああああああッッッ!!」 皮下脂肪がパチパチと音をたて、ジュウジュウと赤い肉汁をこぼした。 紬は全体重をかけて焼き終えると、また新たな焼きゴテを取って再び胸へ押しつけた。 律「ッッッッッ!!!ん゛ぎゃあああああああッッ!!!」 紬「ほら暴れないで、止血しなきゃ」 一通り止血を済ませると今度は片手で操作できるくらいの小さな焼きゴテを手にした。 そしてちぎれた肩の断面に押しつけ、止血を開始する。 律は憔悴しきった悲鳴を聞かせてくれた。 律「ぅああぁあぁぁ……ぁぁ……」 肉の焼ける音が紬の食欲をすする。 紬「ああ、食べたいわりっちゃん……でも我慢するの、私」 引き続き、拷問はさらなる虐待を用意していた。 ハンマーを手にした紬は律の足に見とれると、こう呟く。 紬「こんな簡単に死なせないわよ、もっと痛がってほしいの。こんな足付けてても拷問の邪魔になるだけよ」 律の膝小僧を優しく撫でると、そこに勢いよくハンマーを振り下ろした。 一発で粉砕し、金具が奥へとズイズイめり込む。 膝小僧が頭を出していたおかげで、砕けた骨から噴き出る骨髄のシャワーを浴びることができた。 紬は口辺りに付着した骨髄を舌でなめ取ると、笑ってみせる。 律の悲鳴はもはや、声として成り立たないくらい小さなものだった。 紬は刃の小さい良く切れると評判のノコギリに持ち変える。 そして斉藤の助けを借りると、その刃を綺麗な太股に当てた。 紬「死ぬ確率が高いわね、でももういいわ、その時はその時よ」 斉藤「はい」 律の体を押さえつけるよう男に指示を出し、紬はゆっくりと口を開いた。 紬「斉藤から引いて、ノコギリで切断するわ」 斉藤「了解、では」 斉藤は気持ちの良い返事をして、ノコギリを引いた。 最初は太股の肉が引っかかって、うまく切ることができなかったが要領良く切り込んだ途端、 ジュクジュクと音をたてスムーズに切れ始めた。 切れ目から鮮血が噴き出し、まるで血の噴水のようだ。 紬「よいしょ、よいしょ」 紬と斉藤の息は驚くほどピッタリで、何回か削り続けていくうちにもう骨に当たった。 紬は気合いを入れるよう斉藤に呼びかける。 それは一生懸命、工作に励む幼稚園生さながらの振る舞いであった。 紬「せーのっ!」 ギッギッギッギッ――――。 律「……っ……っ……」 骨を削る作業が始まった。 骨の粉末が切り口の断面を白く、お洒落なものにしている。 律は痙攣を繰り返しながら、トロロのような泡を吐き出していた。 苦痛を感じていたかというと無論、心拍数は確実に弱まっている。 紬「ふうっ、そろそろ二つに切れるかしら」 切断まであともうちょっとというところで紬は手を止めた。 といってもまだ5センチ程厚さがある。 紬「私もう疲れた、貴方たちが手でちぎって頂戴。念のために輸血や手当もしてあげて」 紬は一仕事終えた達成感に満足したようだ。 律の後始末は男に任せ、自分だけ唯の場所へと歩み寄った。 しかし唯の姿がどこにも見当たらない。 紬「あら?唯ちゃんは?」 斉藤がそれに答えた。 斉藤「あの方でしたら隣の部屋です、あまりにも五月蠅かったので」 紬は口元をニヤつかせ、そうとだけいうと第2地下室を後にした。 紬「お邪魔するわ、唯ちゃん」 紬は唯の居る第1地下室を訪れ、溌辣と挨拶をした。 返ってきた悲鳴に紬は期待を膨らませる。 真っ暗な部屋にスイッチをいれ、光を部屋に行き渡らせた。 唯「ひッッ、ひッッきゃあああああああ あ あ あァ ア!!!」 紬「そんなに驚かないで、唯ちゃん」 唯はコウノトリという器具を付けられ、身動きの取れない状態で、真っ暗な空間に一人閉じこめられていた。 コウノトリとは首枷、手枷、足枷が一体となった、三角形の形をした拷問器具だ。 三角形の頂点に当たる部分、ここで首を拘束され、胸に両手を差し出す形で手首を拘束される。 そして両足を折り曲げる形で拘束され、精神的苦痛と呼吸困難、神経の圧迫など様々な症状を引き起こす恐ろしい道具。 この器具の恐れるべきは、精神への負担だ。 常人であれば1時間で発狂し、死に至るケースも珍しくない。 いきなり光を与えられた唯の精神はあの悲鳴を聞けばわかる通り、相当おかしくなっていた。 唯「ふッふッふッ、ひぎ、ひィ!ひィィッ、ぎッ!」 唯は手足をブルブル震わせて、目を限界まで見開いていた。 この震えはコウノトリによって痛めつけられた体の痙攣である。 紬は可愛い、と唯の頭を撫でた。すると、 唯「いや゛あああああッういッういういッ!!!ういいいいいいッたずけで!!うわ゛あああああ!!!」 どうやら幻覚をみているようである。 妹の憂に助けを求める姿は、人間の末路を感じさせた。 紬「そんなに憂ちゃんに会いたい?会いたいの?」 紬は唯の顔に近づくと、甘やかすように喋りかけた。 唯「ひッ、ひッ、ひッ、ひッ!!」 紬「うふ、安心して唯ちゃん……憂ちゃんはきっと助けにくるわ」 紬「でなければとっくに貴方を傷つけているもの……」 紬は小さな声で、呟いた。 紬「このイベントの目玉は貴方達なんだから……ふふっ」 唯「……」 唯「……ッ、あ、れ……」 気がつくと唯は真っ暗な空間に一人、寝そべっていた。 数時間前に紬がコウノトリを解除して、精神安定剤をうっている。 そのお陰で今はそれほど怖くない、束縛されていた時の記憶は残っていなかった。 「いやあああああああ……」 唯「ひっ……!」 隣から澪ちゃんの悲鳴が聞こえて、唯は体を丸くさせた。 そうだ、私はムギちゃんに監禁されている――――。 良い夢から覚めた時の喪失感、それに似た感情が体を粟立たせた。 唯を縛るものはなにもない、大した怪我もしていない。 唯はチャンスだと思い、力を振り絞って地面に手をついた。 唯「ん……」 唯はなにかを枕にしている、頭の後ろでなにかが蠢いた。 唯「え」 唯はとっさに後ろを振り向いた、しかし暗くてよくわからない。 よく目を凝らしてみても、その正体がなんなのか、わからなかった。 とその時、唯の首元でモゾモゾとなにかが動く。 唯「ひっ、ひっ!いやっ!」 唯は蠢くそいつを片手で弾きとばすと、なるべく遠くへ逃げた。 一体、なにに寄りかかっていたのか。 正体のわからない恐怖に唯は全身を震い立たせる。 唯「はぁっ、はぁっ、はぁっ」 唯「あっ……」 壁に行く手を遮られ、唯は背中をぴたりとくっつけた。 なにかのおうとつが背中を擽る、反射で唯は振り返った。 唯「あ……スイッチ……?」 唯「……」 スイッチを見つけた唯は、それが存在する意味を瞬時に把握した。 恐らくこいつを押せば、この部屋の明かりがつく。 唯「……ッ」 明かりがつけば、あの正体がわかる。 しかし嫌な予感しかしない、きっととんでもないものがあるに違いない。 決心の一歩手前で臆病な自分が、自らの足を引っ張っていた。 唯「ふぅっ、ふぅっ……」 唯「……」 唯「……」 カチッ――。 明かりをつけてしまった。 唯「……」 おそるおそる、振り返った。 光が眩しくて、瞼が言うことを聞かなかったが、今それを気にする段ではない。 まるで真夏の陽炎が漂っているみたいだ、視界がユラユラと揺れていた。 唯「……ッ」 段々とはっきりしてくる、唯は生唾を呑み込んだ。 唯「え……」 正体をこの目で見ることができた。 唯はどうやら人のお腹を枕にしていたようだ。 唯「あ……ぁ……ぁっ……」 唯は吸い込まれるように、その枕へ近づいていった。 その人間のお腹は大きく切り開かれていて、中には夥しい数のゴカイが蠢いている。 唯「やだ……やだよぉ……ッ……ッ……やだッ……!」 唯はゴカイ構わず、その人に抱きついた。 よく見てみると目玉がくり貫かれ、口にはナマコが突っ込んである。 長い前髪には血の赤がこべり付いていた。 唯「り……っちゃん……やだッッやだよりっちゃんやだあああああああッ!!!」 唯は虫の住処と化した律のお腹を枕にしていたのだ。 長い前髪が唯一、律である事を証明していた。 しかしまだ、絶望はまだ終わらなかった。 唯「はぁっ、はぁっ!ううっ……!……うううッ!」 唯はもう言葉にできず、ただただ泣きじゃくった。 隣に、丸坊主の梓が律同様の仕打ちを受けて、仰向けに寝ていた。 髪の毛はあの時のジュースに使われたのだろう。 もう動くことのない、原型すら止めていない大事な友達を前に唯は狂った様に泣き叫んだ。 唯「いやあああああああああああッッッ!!!」 卒業の約束を交わした友は、無惨にも昆虫の餌食となってしまった。 引き継ぐ約束を交わした後輩も、同じくこんな姿になり果ててしまった。 たった二日で、放課後ティータイムの3年間が崩れたのだ。 たった一人の欲望で、幸せは無に還った。 澪「……ッ、あァッ!」 朝日が顔を出すか出さないか、とにかく朝方から澪は苦痛に蝕まれていた。 第2地下室に澪のうずくまった影が、もぞもぞと動いている。 澪は過酷な拷問を受けた後、肛門から濃縮洗剤を多量に注入された。 裂けた肛門は開かないように、乱雑な手縫いで閉じてある。 澪「はぁッ、はぁッ、はぁッ!!んんんッぁぁッ……!」 ぷっくらと膨らんだお腹はまるで妊婦のように形の良い曲線を描いている。 腸内が炎症を起こし、澪に耐えがたい苦痛をもう3時間も与え続けていた。 澪「いやあああぁぁぁ……おかじくなるッ、うううう……」 激痛に耐えるしかない、どこにも逃げ場はなかった。 いくら痛くてもそれに耐えるしかないのだ。 甘えん坊の澪にとって、耐えるという事が一番の苦痛となった。 澪「あああああ……」 この悲鳴は、紬が拷問を再開するまで止むことはなかった。 6