約 115,492 件
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/581.html
正統日本ではゲーム感覚の気楽さと容易さで、いつでもどこでも戦車や航空機の操縦、重装甲強化服を纏った重歩兵として仮想戦闘を楽しむ事が出来る。 俺が重歩兵の道に足を踏み入れたのは小学生の頃だった。 最初は使用弾薬が無限だったり一定時間経つと回復したり、どれだけ攻撃を食らっても武器が破壊されなかったりアイテムを取って機体の損傷を修理出来たり、対戦車ミサイルの直撃に何発も耐えるぐらい頑丈だったりする緩い設定で遊んでいたが、次第に満足出来なくなってきた。 腕が良くなる度に難易度を上げ、強敵(とも)と切磋琢磨し、共に高みを目指していった。強くなりたい。何者にも勝る最強の重歩兵に。 それだけを考え、ただひたすら己の腕を上げていった。どこまでも果てしなく遠い、どれだけ手を伸ばしても届かないかもしれない何かをこの手で掴む為に。 数年の時を経て、遊びの全く無い最高難易度へ辿り着いた。ここからが重歩兵としてのスタートライン。ここまで来てようやく、『素人』から『半人前』を名乗る事が許される。そして、『一人前』になるべく地獄の如き戦いが始まるのだ。 かつての強敵との殺し合い、共闘。自分一人だった戦いはかつての強敵を仲間に、2人、5人、10人と数が増え、最終的に俺をリーダーとする100人の戦闘集団となった。 屍の山を築き血の河を渡り、地獄の鬼をも殺して喰らう気迫と覚悟で戦って戦って戦い抜いて、軍の重歩兵と互角に戦えるまで成長した時。軍からメールが届いた。内容を要約すると(君達100人軍人に)ならないか。 ウホッ! いい勧誘……。 全員無職もとい自宅警備員の重歩兵馬鹿だった俺達は、誘われるままホイホイと正統日本陸軍重歩兵になっちゃったのだ(はぁと) 無論、というか当たり前だが重歩兵としての腕がいいだけで軍人になれるはずもなく、数年間みっちり訓練を施された後、俺達のチームはそのまま軍正式の重歩兵中隊となった。その直後、大海上都市群「兵庫」が異世界へ転移した。 また転移で戻るかもしれない、万一に備えて、という理由で、戦闘車両などの陸戦主力や精鋭重歩兵は都市の防衛に。失っても惜しくない普通の腕の重歩兵が魔王軍の戦いに投入される事になる。 民間人時代から十年以上、鍛えに鍛えた俺達ですら並とみなされるのが重歩兵の世界。一人前であっても精鋭ではない。 悔しいけど、僕は並の重歩兵なんだな。悲しいけど、これ事実なのよね。 しかし、それでも構わない。 オレ達はようやく登り始めたばかりだからな。この果てしなく遠い重歩兵坂をよ…。 魔王軍との戦いから約一年が経過。 今、俺達は再転移した異世界で沢山のナマモノ相手に戯れてます。 ふぅ。 作業が完了して一息吐く。そこ、賢者タイムとか言わない。 重歩兵用大型シャベルは四十本しかないので、他の八十人は重歩兵用小型シャベルを片手に塹壕を掘った。 こ、小型と言っても、生身の人間が使う物よりは大きいんだからねっ。勘違いしないでよねっ。 全方向から攻めてくる生物に備えるべく、円形塹壕を掘り終えその他+αの仕掛けも終わった。敵の砲弾が塹壕の中で爆発とかした場合に被害を最小限に抑える為ジグザグにしてあるから正確には円ではないが、こまけえこたぁいいんだよ! さて、生物の大軍勢が到着するまで残り十分。まずこちらの戦力から確認しておこう。 重歩兵一個中隊(100人)、無人小型弾薬補給車イグルー50両、牽引式輸送車25両。 無人小型弾薬補給車イグルーは触手状給弾管で弾薬を補給してくれる支援車両。最前線で戦闘しながらの給弾が可能であり、重歩兵には欠かせない存在だ。 とても便利であるが、一般家庭で使う乗用車を少し大きくした程度の大きさしかないから積める弾薬量は少なく、触手状給弾管の仕様上、重い弾薬の給弾が出来ない。 牽引式輸送車は重歩兵二人が伸縮可変鋼線で牽引して移動させる輸送車両。イグルーで補給出来ない重量の重い弾薬、その他色んな事に使う色んな物を色々積んでて、こいつも重歩兵には欠かせない。 近距離の突撃型、近距離~中距離の近接型、中距離~長距離の狙撃型、長距離の砲撃型、後方支援型。うちの中隊は五つの兵科が20人ずつ平均的にいる、標準的な部隊。ちなみに俺は近接型な。 単一の兵科のみで纏まった中隊に比べれば(特に狙撃中隊や砲撃中隊)純粋な火力は低いが、総合的な戦闘力と汎用性は高く、大体どんな敵とでも戦えるしどんな任務も遂行可能。 とはいえ流石に限度ってモンがあるぞ。今回ばかりは敵の数が洒落になってない。こっちの千倍以上、十万を超えている。正確な数はどうでもいいや、ぶっちゃけ知っても知らなくても同じだ。 圧倒的な物量差であるが、勝機が全く無い訳ではない。そこら辺の事情を色々と説明する前に決めとかなきゃならん事がある。それは。 「便宜上、奴らを『オルトロス』と呼称する」 生物の名前決めである。 <ティナに触手でエロい事をするんですね、分かります> <便宜上、奴らを『オルトロス』と呼称する(キリッ)だっておwwwww(バンバン)> <普通過ぎてつまらないだろ、常識的に考えて> 全く、しょうがない奴らだな。ならばこうだッ! 「フフフフフ、名前が欲しいな。『タコ』じゃあいまいち呼びにくいッ! この俺が名付け親(ゴッドファーザー)になってやるッ! そうだな……「メキシコに吹く熱風!」という意味の『オルトロス』というのはどうかな!」 <流石隊長! 俺達に出来ない事を平然とやってのけるッ! そこに痺れる憧れるゥ!> ノリの良い奴らだ。さて、説明に移るとしよう。 「ナマモノの名前を決めた事だし、んじゃ、説明始めるぞー。オルトロスは2m、3m、4m、5mの四種類が確認されている。小さい順から一型、二型、三型、四型と呼称する。 全高2mのオルトロス一型は接近戦を挑んでくる歩兵、一番の雑魚だな。3mの二型は胴体左右から針弾を発射する火力支援型。こいつはそこそこ厄介だ。この二種類がついさっき地獄への片道切符を無償譲渡してあげた奴らだ。 V3ホッパーからの情報で知っているとは思うが、こっちに向かってくる団体さんは一型と二型に、より大型の三型と四型が加わる。 4mの三型は体の正面に角の様な突起を持ってる。観察と情報解析の結果、多分こいつは二型のような射撃能力は無いんじゃないかなぁ、と思う。突進するだけのデクの坊、それも時速たった50kmの低速だ。とはいえ油断すんなよ。 次、5mの四型。一番デカいだけに一番数が少ないが、こいつが一番ヤバいんじゃないかなぁ、と一番思う。 こいつは胴体上面に発射口っぽいのがあるんだが、ここからロケット弾っぽい高威力の砲弾を発射するっぽいというのが情報解析の結果っぽい。オルトロスの中で一番高火力の砲兵っぽいという事だ。 この四種類は相互に連携し合いながら、互いの短所を補い長所を高め、攻撃してくるだろう。それもこっちの千倍以上の数で。普通なら勝負にならんだろうが、俺達に有利な点が幾つもある。 まず第一。さっきの戦闘で判明したが、オルトロス一型と二型、実際にブチ込んでみなきゃ分からんが恐らく三型と四型も、振動熱兵器に対する耐性が全く無い。 25mm振動熱徹甲榴弾の場合だが、耐振動熱防御も防御用振動熱発生機能も無い只の鋼板なんぞ1000mmでも余裕でブチ抜く威力がある。 熱したナイフでバターを切るのと同じ、奴らの防御は零も同然だ。頑丈な鱗状の皮膚をしているようだが、振動熱兵器の前ではバターと変わらん。 第二。奴らは能動遮蔽も受動遮蔽も使わんし、広域妨害も無い。つまり、兵器の性能を100%完全に発揮出来るって事だ。各所に散ったV3ホッパーから送られてくる情報のおかげで敵の動きは全部丸見え、遠距離でも針の穴を射抜く精密射撃が可能だ。 第三。オルトロスは鱗状の皮膚の表面に16個の目の様な感覚器官を持ってるが、視覚は持たず聴覚、嗅覚、赤外線を探知して周囲の環境を把握しているようだ。姿を消さなくていい分、遮蔽の電力消費が少なくなるからその分を攻撃に回せる。長期戦になる程効果は大きい。 第四。俺達は塹壕に立て篭もって防戦に徹する。攻撃側より防御側の方が有利なのは古来からの幾多の戦いが証明している。何より、俺達ゃ簡単に殺されるような柔な鍛え方はしてねえ。 徹底的に出血を強いて最大の損害を与え、最後の一人になろうと両手両足引き千切られようと、敵の喉笛に牙を突き立てる事を止めない。それが俺達重歩兵中隊の生き様だ」
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/166.html
224 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/02/28(月) 23 50 00.43 ID OLGrgGmE Be 夕方、帰宅した春奈は激しい自己嫌悪に陥っていた。 「はあ……あたし、なんであんなことをしちゃったんだろ。よりによって、 ママの体でいやらしいことをして……ママになんて言ったらいいの」 カバンをリビングの床に置いて、大きなため息をついた。 学校で自分がおこなった破廉恥な行為を思い出すと、深い自責の念に駆られる。 母から借りた体が疼いて我慢できず、休み時間のたびにトイレに行って自分を慰めた。 いつ周囲の人間にばれるかとひやひやしながら、禁忌のエクスタシーを繰り返した。 しかし、自宅に帰って冷静になってみると、母の肉体を悪用して 淫らな振る舞いに没頭した自分が、この上なく卑しい存在に思えてならなかった。 どうしてあんな恥知らずなことをしてしまったのかと春奈は不思議に思ったが、 自慰にふけっていたときの記憶は、高熱を出して寝込んでいたときのように ぼんやりとしか思い出すことができない。まるで悪霊に憑りつかれた気分だった。 (どうしてあたし、あんなエッチなことを── ひょっとして、ママの体がエッチしたがってるのかな?) 頭の片隅に浮かんだ発想を、春奈は首を振って打ち消した。 (ううん、そんなわけない。普段から優しくてお行儀のいいママが、 そんなにエッチなはずないよ。きっと、あたしがエッチだからいけないんだ。 ママの体でオナニーなんか……本当にごめんね、ママ) 頬を赤らめ、胸の内で謝罪の言葉を重ねた。 今日も直紀の帰りが委員会で遅くなるのがありがたかった。 思慕してやまない義兄に、とてもこんな醜態を見せられるものではない。 春奈はどうにか落ち着きを取り戻すと、着替えのために陽子の部屋に足を踏み入れた。 今の春奈の体格で元の自分の服を着ることはできず、 着替えも陽子のものを借りる必要があった。 「うーん、どうしようかな。これから晩ご飯のお買い物に行かなきゃいけないから、 あんまり変な格好はできないし……」 和箪笥やクローゼットの中をしばらく物色したのち、 春奈が選んだのは長袖ブラウスと膝丈のスカートという平凡な装いだった。 陽子は普段どちらかと言えばジーンズやパンツの類を好んで身につけているが、 春奈はスカートの方が好きだ。飾り気のない母の衣類は、 自分の洋服の可愛らしいデザインと比べると地味な印象は否めないが、 今は贅沢を言える状況ではない。 ジャージからブラウスに着替えた春奈は、夕食の買い物に出かけた。 今日の献立は何にしようかとぼんやり考えながら、 最寄りのスーパーマーケットまで歩いた。 225 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/02/28(月) 23 52 31.24 ID OLGrgGmE Be 「あら、あなた……春奈ちゃん?」 買い物カゴを片手に店内をうろうろしていると、聞き覚えのある声が春奈を呼んだ。 刺身のパックを並べた陳列ワゴンの向かい側で、 見覚えのある小太りの中年女性が春奈を見つめていた。 「あ、ミカちゃんのお母さん。こんにちは」 春奈に話しかけてきたのは、小学生の頃に仲の良かったクラスメイトの母親だった。 ミカという名の明るい子で、昔はよく春奈と一緒に遊んだものだが、 それぞれ別の中学に行ったことから疎遠になってしまった。 今ではたまに顔を合わせたときに挨拶する程度の仲だ。 「あらあら、ホントに春奈ちゃん? まあ、びっくりしたわ。 しばらく見ないうちに、随分と大きくなったわねえ。見違えたわ」 「い、いいえ……そんなことないです」 首から下が母の体と入れ替わった自分の姿をじろじろと観察され、春奈は赤面した。 このような状態で知人と会うことが無性に恥ずかしく、顔を上げられなかった。 すっかり変わってしまった春奈の外見は、 ただでさえ通行人の好奇の視線を集めていた。 落ち着いた雰囲気のブラウスとスカートを身につけた肉感豊かな女の体と、 それとは全く不釣り合いなあどけない少女の顔立ち、 そして愛くるしいツインテールの黒髪という春奈の奇妙な容姿を、 ミカの母親も興味津々で見ているはずだ。 (いやだ、そんな目であたしを見ないで……) 周囲の人間全てが自分を注視しているように思える。 春奈は羞恥に耐えかねて泣き出しそうになった。 脚がガクガク震えて、立っているのも辛かった。 「本当に、女の子ってちょっとの間に変わるものねえ。 ついこないだまで小さくて可愛らしい女の子だったのに、 もうすっかり綺麗なお嬢さんになっちゃって。 それにしても、やっぱり親子よねえ。雰囲気がお母さんにそっくりだわ」 誉められているはずなのに、ちっとも嬉しいと感じなかった。 春奈はうつむいたまま、ぼそぼそ小声で調子を合わせた。 早く向こうに行ってほしいと切実に願った。 この年齢の女性にはよくあることだが、ミカの母親の話は長かった。 まずは自分の娘の近況を楽しそうに語ったあと、それから 「家のことを自分でするなんて、春奈ちゃんは偉いわねえ。 うちの子ったら、ホントに何にもしないのよ」と春奈を誉めちぎり、 さらには「最近どうしてるの? お兄さんは元気?」と、 春奈や直紀の私生活を何のかのと詮索してきた。 その大きな声が周囲の注目を集め、春奈の羞恥心をいっそう煽る。 「あ、あの、すいません。 あたし、早く帰ってご飯作らないといけないので、そろそろこの辺で……」 「あらあら、あたしったら、つい話し込んじゃったわ。ごめんなさいね、春奈ちゃん。 よかったらまた今度、うちの子と遊んでやってちょうだい」 春奈は会釈して、そそくさとその場をあとにした。 うろたえるあまり軽いパニックに陥ってしまい、 何を買えばいいのかもわからなくなって、あてどなく売場をさまよった。 買い物を済ませて店から出てきたのは、日がとっぷり暮れてしまったあとだった。 226 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/02/28(月) 23 55 09.08 ID OLGrgGmE Be 「おかえり、春奈。お買い物に行ってたんだね。お疲れ様」 ようやく家に帰ってくると、直紀が春奈を出迎えてくれた。 温かい笑顔でかけられる労いの口上が、傷ついた春奈の心を癒してくれる。 「ただいま、お兄ちゃん」 春奈は目尻を軽くこすって微笑んだ。 今はこの義兄だけが彼女の心の支えといっても過言ではなかった。 「僕もついさっき帰ってきたところでね。 ああ、お腹がぺこぺこだよ。今日の夕飯は何にしたの?」 「うん、オムライスを作ろうと思って……」 「それは楽しみだな。僕も手伝うよ」 といって、直紀は春奈の手から買い物袋を取り上げる。 二人の指が触れ合うと、直紀の表情がわずかに感嘆の色を帯びた。 「へえ、なるほどなるほど」 「どうしたの? お兄ちゃん」 「いやあ、本当に春奈の手はママの手になっちゃったんだなあって思ってさ。 春奈の手は小さくて可愛らしかったから、こうして触ってみると違いがよくわかるよ」 大きくなった春奈の掌を揉みながら、直紀が答える。春奈の頬に朱が差した。 「やっぱり春奈の体の首から下は、ママの体とそっくりそのまま 入れ替わっちゃったみたいだね。爪の形までママとまったく同じだよ」 「うん、そうみたい。でも、どうしてこんなことになっちゃったんだろ。 あたしたち、元の体に戻れるのかな……」 春奈の肉体が変化してから半日が経つが、 いまだに元に戻る方法はわからず、入れ替わった原因すら謎のままだ。 果たして元に戻れるのだろうかという不安が、繊細な十五の娘を苛んでいた。 「大丈夫さ。きっと元に戻れるよ。だから心配しないで」 今にも泣き出しそうな義妹を慰めようと、直紀が春奈の髪を撫でる。 何の根拠もない励ましに過ぎないが、この義兄に言われると 疑いなく信じてしまうのが不思議だった。 「うん、そうだね。ありがとう、お兄ちゃん」 「さあ、一緒にご飯を作ろうか。 ママは今日は遅くなるらしいから、二人で先に食べてちゃってもいいみたいだよ」 「そうなの? ママはあたしの体でお仕事してるんだよね。大丈夫かな……」 朝、陽子は春奈がお気に入りの桜色のワンピースを着て出かけていった。 小柄な女子高生の体に四十前の中年女の頭が載っているのは滑稽だったが、 当事者の春奈にとっては笑い話では済まない。つくづく陽子のことが心配だった。 「大丈夫だよ。ママは僕たちと違って立派な大人なんだから、心配はいらないさ。 案外、今ごろ春奈の体になって喜んでるかもしれないよ。 やったー、若返ったわ、とか何とか言ってさ」 「えへへ、そうだね。ママ、喜んでたらいいな」 茶目っ気たっぷりの直紀の口調が、春奈を笑顔に変える。 恋慕する義理の兄に手を引かれながら、春奈は軽い足取りでキッチンへと向かった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 227 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/02/28(月) 23 57 38.21 ID OLGrgGmE Be 「ごちそうさまでした」 直紀は丁寧な仕草で、空の皿に手を合わせた。 「美味しかった? お兄ちゃん」 春奈はテーブルの向かい側でにこにこ笑って、料理の感想を兄に訊ねた。 夕飯に出したオムライスは直紀の好物で、春奈が真っ先に作り方を覚えた品だった。 「うん、とびきり美味しかったよ。ほっぺたが落ちるかと思った」 「もう、大げさなんだから」 半ばお世辞とわかっていても、一生懸命作った手料理を誉められて 嬉しくないわけがない。顔が赤くなるのを自覚した。 「いや、春奈が作ってくれたご飯は本当に美味しいよ。 これから先も、毎日ずっとこのご飯を食べられたらいいなあって思っちゃうもの」 「これからも、ずっと……」 兄の言葉を反芻する。昨日と同じ内容だったことに、春奈は少なからず驚いた。 「そうだよ。春奈さえよかったら、ずっと僕のそばにいて 美味しいご飯を作ってほしいな。僕、いつまでも春奈と暮らしたいんだ」 「えっ、いいの? だって今のあたし、ママの体なんだよ。 元に戻れるかどうかもわからないのに……」 春奈は浮かない顔で直紀に訊ねた。 自分の体の首から下は、母の陽子の体と入れ替わっている。 いくら髪や顔立ちが春奈自身のものとはいえ、それ以外は全て、 三十八歳の熟女の肉体に変わり果ててしまったのだ。 原因はいまだに判明しておらず、元に戻る目処も立たない。 最悪、一生このままという可能性さえあった。 肌の張りや潤いを失い、肩こりに悩まされる中年女になった自分は、 直紀に気味悪がられて捨てられてしまうのではないか。 不安と恐怖が春奈の胸を締めつけていた。 だが、直紀は春奈の懸念を否定するかのように、首をゆっくり左右に振った。 「関係ないよ。どんな姿になっても、春奈は春奈じゃないか。 ママの体と入れ替わったからって、僕が春奈を好きなことに変わりはないよ」 「ああ……お兄ちゃん、嬉しいっ」 兄の情愛が春奈の心に染み渡る。 一寸先も見えない闇の中で光明を見つけた気分だった。 「ふふっ、べそなんてかいて、春奈は泣き虫だな。じゃあ、後片づけをしようか」 直紀は涙ぐむ義妹を慈しみの目で眺めやると、汚れた食器を持って立ち上がった。 「あ、お皿洗うのはあたしがするよ。お兄ちゃんは休んでて」 「別にいいよ。春奈には美味しいご飯を食べさせてもらったからね。 これくらい僕がやらないと」 「ダメ、あたしがするの。お願い、あたしにやらせて」 といって、春奈は直紀の手から慌てて皿を引ったくる。 今はこの義兄のためなら、どんなことでもしてやりたかった。 「そうかい? それじゃあ、お願いしようかな。 なんだか春奈に働かせてばかりで申し訳ないけれど」 「ううん、いいの。お兄ちゃんだって、あたしがご飯作るの手伝ってくれたじゃない。 このくらい、どうってことないよ」 二人分の食器を流しに運び、再びエプロンをつけて皿洗いに取りかかる春奈。 無意識のうちに鼻唄が出るほどいい気分だった。 228 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 00 04.74 ID OLGrgGmE Be 「春奈、何か手伝うことはないかい?」 直紀が後ろから声をかける。手持ち無沙汰なのが落ち着かないようだ。 「ううん、大丈夫だよ。すぐに終わるから、お兄ちゃんは向こうで待ってて」 「悪いなあ。そうだ、肩を揉んであげようか。 今の春奈はママの体だから、肩こりがひどいだろ」 直紀は食器を洗う春奈の背後に立つと、おもむろに肩に手を置いて揉み始めた。 「大丈夫だってば、お兄ちゃん。あっ、ダメっ。手元が狂っちゃうから後にしてよぉっ」 春奈は抗議したが、こわばった筋肉を指圧で解きほぐされるのはやはり心地よい。 揉まれているうちに皿を洗う手が止まり、春奈はその場で棒立ちになった。 「さすがにこってるなあ。ほら、ここ。筋の辺りがゴリゴリいってる」 「あ、ホントだ。い、痛いけど気持ちいい……」 肩を揉まれる気持ちよさにうっとりする春奈。小さな口から満足の吐息が漏れた。 「ふふっ、春奈、気持ちいいかい? じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるよ」 そのとき、直紀の雰囲気が変わった。声が若干低く、冷たくなった気がした。 直紀の手が正面に回り込む。ずしりと垂れ下がる春奈の豊かな乳房を両手ですくい、 力を入れて握り込んできた。春奈が予期しなかった行為だ。 「ああっ? 何をするの、お兄ちゃんっ」 「肩こりをほぐすには、こっちも揉んだ方がより効果的なんだよ。 何しろ、今の春奈のおっぱいはこんなに大きいんだからね。 肩がこるのも当たり前さ。ほら、じっとして。力を抜いて」 驚く春奈の乳房を、直紀の手はエプロン越しにもてあそぶ。 指づかいにいやらしさを感じた。 「い、いやあっ。やめて、お兄ちゃん……」 「嫌なのかい? おかしいなあ。 これだけタプタプのお乳を揉まれたら、とっても気持ちいいはずなんだけど」 直紀の指が体の表面を這い回り、巨大な乳を搾りとろうと蠢く。 服の上から先端の突起を突つき回され、春奈は大きく身をよじった。 「ダ、ダメぇっ。お願いだから、こんなことしないで……」 少女の目尻に涙が浮かぶ。 兄の愛撫に即座に反応してしまう体に、春奈は恐怖を感じた。 「動かないで、春奈。じっとしてれば、すぐに気持ちよくなるから」 「気持ちよくなっちゃダメなのっ。この体はママの大事な体なんだよ? こんな風にいたずらしちゃいけないのに──あっ、あああっ」 母を想う娘の心をあざ笑うかのように、借り物の女体は着実に高ぶりつつあった。 ボリュームのある乳房が自由自在に形を変え、新しい持ち主を喘がせる。 「お、お願い、やめてっ。あんっ、あんっ」 「やめてって言うけど、春奈のおっぱいはとっても気持ちよさそうだよ。 もう先っちょが硬くなってる」 直紀はくすくす笑って、春奈の体に密着してくる。 耳たぶにカリッと歯を立てられ、少女の悲鳴があがった。 「あっ、あああっ。お、お兄ちゃあんっ」 「好きだよ、春奈。今までの可愛らしい春奈も好きだったけど、 こんな風にフェロモンをぷんぷんさせて僕を誘惑してくる春奈も大好きだ」 「そ、そんな言い方……ううっ、ひどいよ。あたし、誘惑なんてしてないのに」 「そうかな。春奈はママのムチムチボディになって、本当は嬉しいんじゃないの? 休み時間はトイレにこもって、随分とお楽しみだったじゃない」 思わぬ指摘を受けて、春奈の顔が青ざめた。 「お、お兄ちゃん、どうしてそれを……」 「僕が知らないとでも思った? 僕は春奈のことなら何でも知っているんだよ。 いやらしい春奈は、今だっておっぱいを揉まれて気持ちよくなっちゃってるんだよね」 直紀の手が腹を伝い、下に向かって伸びていく。 スカートの中身が餌食になろうとしていた。 229 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 02 43.38 ID OLGrgGmE Be 「や、やめて、お兄ちゃん。 あたしの体じゃないのに、こんなことしちゃいけないよ……」 「関係ないよ。どんな姿になっても春奈は春奈だって、さっきも言ったじゃないか。 それに、春奈だってママの体でエッチなことをしていただろ? 文句を言われる筋合いはないね」 きつい口調でそう言って、直紀は下着の中に手を侵入させてくる。 毛深い股間を撫でられ、春奈の息が乱れた。 「いやあっ、そこはダメっ。ああっ、あんっ」 敏感な箇所を虫が這いずるような感覚に、春奈は艶めいた声を抑えられない。 (お兄ちゃん、どういうつもり? どうしてこんなことをするの) 兄の真意がつかめなかった。 直紀は学校での春奈の淫らな行為を知っているというのに、それをとがめもせず、 逆に春奈の性欲を煽るように積極的に体をもてあそんでいる。 いったい何を考えているのだろうか。恐ろしい発想が春奈の脳裏をかすめた。 (もしかして、お兄ちゃんはあたしを……ママの体になったあたしを──) 抱くつもりか。決して交わってはならない義母の身体を犯すつもりだろうか。 自分のものではない春奈の体が、禁忌の恍惚にうち震えた。 「ふふふ、アソコもいい具合に濡れてきたよ。 やっぱり春奈のムチムチボディはエッチなことをされると喜んじゃうんだね」 直紀は指を秘所の入り口にあてがい、春奈を焦らすように肉びらをこすり立ててくる。 鼓膜をくすぐる淫靡な囁きに、理性が少しずつ削り取られていくのを感じた。 「ち、違う。そんなことないっ」 懸命の抗弁にも、直紀は耳を貸さない。 不逞な指が性器の内部に侵入し、春奈のはらわたをかき回した。 「はあっ、あっ、ああっ。や、やめてぇっ……」 膝が笑い、とうとう立っていられなくなる。崩れ落ちる春奈を直紀が支えた。 男性にしては細身だと思っていた直紀が彼女を軽々と持ち上げ、リビングへと運び出す。 義兄の腕に抗いがたい力強さを感じた。 「ど、どうするの、お兄ちゃん? ああっ、やだっ」 春奈の体はカーペットの上に下ろされた。 間髪いれず、その上に直紀がのしかかってくる。 「春奈は本当に可愛いね。泣き出しそうな顔をして震えてるじゃないか。 ふふふ、もっといじめたくなるよ」 直紀は春奈の股を開いて、両腕でがっちり固定する。 脚を閉じることさえできず、スカートの裾からは肉づきのいい太腿が丸見えだった。 「ダ、ダメっ。お兄ちゃん、これ以上はやめてっ、ああっ……」 汗ばむ少女の首筋を口づけが襲った。 母から借りた女体が、愛撫を受けて燃え上がる。腹の底が疼いて収まらない。 意思に反して反応してしまう過敏な熟女の肉体が恨めしかった。 春奈が抵抗らしい抵抗をできずにいるうちに、 直紀の口は首筋を這い上がり、頬をなめしゃぶった。 唇にも直紀が迫る。二人の口が合わさった。 (ああっ、あたし、お兄ちゃんとキスしてる……) うっとりする春奈の歯をこじ開けて、直紀が乱暴に押し入ってくる。 舌が口内で暴れ回り、無垢な少女を蹂躙した。 互いの鼻息を混じり合わせる下品な行為に、春奈は限りない興奮を覚えた。 直紀の口から送り出された唾液の塊を、ためらいなく飲み下す春奈。 愛する男の体液は媚薬となって、三十八歳の貪欲な女体を狂わせた。 なおも直紀は止まらない。 陶酔する春奈と情熱的な接吻を交わしながら、再び股間に指を這わせてくる。 既に愛液をしたたらせていた女性器は、容易に直紀の指を受け入れた。 230 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 07 33.24 ID rtMuSpGo Be (ああ、ダメっ) 春奈の体が跳ねた。下着の中で直紀が熟れた肉びらをこすり、膣内をかき回していた。 声を出せない苦しさに涙がにじむが、どうにもならない。ただ耐えるしかなかった。 直紀は義妹の弱点を知っていた。 舌で春奈の口を犯しながら、秘所を執拗に責めたててくる。 恋い焦がれる相手の淫らなテクニックに、春奈は翻弄されるばかりだ。 (す、すごいっ。おかしくなっちゃうっ) 春奈の理性を、陽子の本能が浸食していく。 春奈は童顔に不似合いな巨乳を弾ませて、母の肉欲の虜となった。 (いけない。あたし、どんどんエッチになってる) わずかに残っていた理性が警告を発したが、 それも圧倒的な性欲の波に飲まれて消え失せてしまう。 いったい何がいけないのかわからなくなった。 このまま素直に兄に身を委ねてもいいのではないか── 淫らなキスに耽溺するうちに、そんな誘惑に取り込まれる。 気が遠くなるほど春奈の呼吸をせき止めてから、ようやく直紀が口を離した。 兄妹の唇を唾液の糸が繋ぎ、春奈はぼんやりと直紀を見上げた。 「ふふふ……物欲しそうな春奈の顔、とってもいやらしいね。 きっと、ママも昔は父さんを相手にそんな顔をしてたんだろうな」 直紀が笑った。端正な顔の造作が、今まで春奈が見たことのない 酷薄な笑みを浮かべていた。 「やめて、お兄ちゃん。ママをそんな風に言わないで」 「ママと初めて会った日のことを、僕はよく覚えてるよ。 母さんが死んで、まだ一周忌が終わってなかったかな。 父さんが知らない女の人を連れてきて、この人が新しいお母さんだって言ったんだ。 僕と同じくらいの年頃の、可愛い女の子も一緒だった」 「お兄ちゃん……?」 春奈は困惑した。唐突に過去のことを語り始めた直紀の意図をはかりかねた。 「僕は新しいお母さんに気に入られようと努力したよ。 学校では模範的な生徒でいることを心がけたし、 家でも決してわがままを言わなかった。春奈のことも実の妹同然に可愛がった」 直紀はいつになく饒舌だった。 まるで胸の内に溜まっていたものを吐き出しているかのようだった。 「でも、僕の努力は報われなかった。 やっと新しい家族にも慣れて穏やかに暮らしていたら、今度は父さんが死んで、 ママはショックで酒びたり──僕は自分を呪ったよ。 どうして僕だけこんな目に遭うんだろう、ってね」 春奈は沈黙した。直紀にかける言葉が見つからなかった。 春奈とは違い、直紀にはもう血の繋がりを持つ家族は残っていないのだ。 優しい兄の仮面の下にある、多感な少年の素顔に初めて気がついた。 231 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 10 16.04 ID rtMuSpGo Be 「僕が先生に出会ったのは、ちょうどそんなときだった。 先生といっても、学校の先生じゃないよ。 僕に黒魔術を教えてくれた、魔法使いの先生さ」 「く、黒魔術?」 思いもよらぬ単語が出てきて、春奈は目を見開く。 直紀は戸惑う彼女の瞳を、楽しそうにのぞき込んだ。 「そう、黒魔術さ。 もう僕はいい子でいるのをやめて、好き勝手に生きることにしたんだ。 そのために、先生からいろんな術を教わったよ。 春奈の体がママの体と入れ替わっちゃったのも、実は僕のしわざなんだ」 「ええっ? ホ、ホントなの?」 春奈は驚愕した。兄の言葉が信じられず、幾度となくまばたきを繰り返した。 「そうさ。昨日の夜遅くに、黒魔術で春奈とママの首をすげ替えたんだ。 どうだい、びっくりしただろ?」 「う、嘘でしょ、お兄ちゃん? そんなこと、できるわけないよ……」 「残念だけど本当のことさ。 ついでに言うと、学校で春奈にエッチなお遊びをさせたのも僕でね。 あのときの春奈、まるで何かに操られていたような気はしなかったかい? あれは、僕にエッチな魔法をかけられていたからだよ。 学校のトイレでこっそりオナニーに熱中するいやらしい春奈は最高だったよ」 「そんなぁ……ひ、ひどいよ、お兄ちゃん。うわあああん……」 直紀の告白が、春奈の思慕を打ち砕く。 今まで信じていたものが脆くも崩れ去り、春奈は声をあげて泣きじゃくった。 「どうして泣くのさ。春奈だって、大好きなママの体になれて嬉しいだろ? ママの体でいっぱいオナニーして、気持ちよくなってたじゃないか」 「い、いやだよぉ。お願い、お兄ちゃん。あたしとママを元に戻して……」 「ああ、いいとも。ただし、一つ条件がある」 「条件……?」 春奈は充血した目を直紀に向けた。 よく知っている兄の姿が涙でにじみ、知らない人間のように見えた。 「今から僕とセックスしよう。 それで僕を満足させられたら、春奈を元の体に戻してあげる」 「そ、そんな……大切なママの体で、そんなことできないよ」 非常識な兄の提案に、春奈は首を横に振った。 「できないんだったら、元に戻してはやれないね。 春奈は一生そのまま、ママの体でいるといい。 ふふふ、ママも喜ぶだろうなあ。これからずっと、可愛い娘の体でいられるんだから。 そうだ、せっかく入れ替わったんだから、ついでに顔も交換してみたらどうかな? そうしたら、春奈は頭のてっぺんから爪先までママになれるよ。 顔も、声も、体つきも、春奈の全てがママになるんだ。 春奈は毎日ママの服を着てママの職場で働いて、 代わりにママが春奈のセーラー服を着て、僕と一緒に学校に通うんだ。 とっても面白そうだろ?」 「い、いやあっ。そんなのいやあ……」 「じゃあ、僕の言うとおりにするんだ。服を脱いで、裸になって」 直紀は残酷だった。助けを求める義妹の体を押さえつけ、 卑劣な交換条件を突きつけてくる。春奈は鼻をすすり、悪鬼と化した兄の姿に涙した。 平穏な暮らしが一転して、奈落の底に突き落とされた思いだった。 232 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 13 09.02 ID rtMuSpGo Be 「ふふふ、そんなに深刻な顔をすることはないよ。 春奈はただ、ママの体でセックスの予行演習をするだけなんだから」 「よ、予行演習?」 「そうさ。春奈はまだバージンだろ? ママの体でセックスの練習ができると思えば、どうってことないじゃないか。 可愛い娘が大人の経験を積むためなら、そのくらいママだってきっと許してくれるさ」 「そんなのおかしいよ。お兄ちゃんはどうしてそんなことを考えるの……」 春奈の頬を涙が伝う。兄の思考は春奈の理解を超えていた。 「春奈、僕が怖い? でも大丈夫だよ。 春奈もすぐに僕と同じようになるから。じゃあ脱がしてあげる。じっとしててね」 直紀は春奈の体を引き起こし、ブラウスのボタンを一つずつ外していく。 逆らうことの許されない春奈は、それを黙って見ていることしかできない。 スカートも下着も兄に奪い取られてしまい、妖艶な春奈の裸体がさらけ出された。 「ふふっ、おっぱいの先がつんと尖ってるね。 春奈が赤ちゃんの頃におしゃぶりした、ママのおっぱいだよ。 まだミルクは出るのかな? 味見してみようか」 直紀はいたぶるように笑って言うと、春奈の豊かなバストの先端を口に含んだ。 乳首を強くかじられ、春奈は身悶えする。 「や、やめてっ。痛い、痛いっ」 「おやおや、どうやらミルクは出ないみたいだね。 でも、すごく大きくて美味しいよ。春奈のおっぱい」 直紀の指が硬くなった乳首をつまみ、ぐりぐりと面白そうにもてあそぶ。 体を玩具にされる悲しさが涙を誘う。春奈は嗚咽を漏らして耐え忍んだ。 (優しかったお兄ちゃんが、こんなひどいことをするなんて。 あたしは一体どうしたらいいの……) 強制的に母と肉体を交換させられ、慕っていたはずの義兄に 手篭めにされようとしている。あまりにもむごい仕打ちに、春奈の頬を涙が流れた。 むせび泣く妹とは対照的に、直紀はますます笑みを深くしていた。 春奈の乳房を味わいながら、彼女を抱きしめるようにぴったり密着してくる。 春奈の脚に、硬い何かが押し当てられた。 (あっ、何これ? 硬い。ひょっとして、これはお兄ちゃんの──) 視線を下に向けると、直紀のズボンの中からたくましい肉の棒が顔をのぞかせていた。 想像していた大きさとは比べものにならない。 反り返った太い幹からは、ドクドクと力強い脈動を感じた。 (お兄ちゃんのおちんちん、すごい。こんなに大きいんだ) 両親が再婚してしばらくの間は、直紀に風呂に入れてもらうこともしばしばあった。 優しくて面倒見のいい義兄と湯船につかりながら、 彼の両脚の間に細い棒のようなものがついているのを見て、 幼い春奈は不思議に思ったものだった。 その頃とはまったく異なる、雄々しく成長した男性器を目の当たりにして、 一時的に静まっていた春奈の性欲に再び火がともった。 春奈は喉を鳴らして直紀の男の象徴に見入った。 「ふふっ、そんなに僕のが欲しいのかい? チンポを見た途端に泣き止むなんて、春奈は現金な子だなあ」 兄の嘲笑に、春奈は我に返る。 直紀の言うとおり、涙が止まっていた。羞恥で顔が赤くなるのがわかった。 (どうして欲しいなんて思うんだろ。 お兄ちゃんのおちんちんを見てると、エッチな気分になっちゃう) 体が火照り、下腹が疼く。借り物の女体が切実に男を欲していた。 兄の男性器から目が離せなかった。 233 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 15 45.66 ID rtMuSpGo Be 「やっ、やめて、お兄ちゃん。もう、これ以上はしないで……」 春奈は残った理性を振り絞って、せめてもの抵抗の意思を示した。 そうしないと、欲望に屈服してしまいそうだった。 「嘘はいけないよ、春奈。ふふっ、さっきも言っただろ? 僕は春奈のことなら何でも知っているんだよ」 直紀が春奈の体を床に押し倒す。カーペットが敷かれているとはいえ、 火照った背中を冷たい床に押しつけられ、震えを抑えられない。 「お、お兄ちゃん……」 「正直に言うんだ、春奈。僕とセックスがしたいだろ?」 直紀は仰向けに横たわった春奈の両脚をかかえ上げると、 陰部に己のペニスをあてがった。切っ先を割れ目にこすりつけ、 焦らすようにゆっくりと腰を動かしてくる。 蜜で濡れた陰毛が亀頭に引っ張られ、春奈に耐え難いもどかしさをもたらした。 「い、いやあっ。ああっ、ダメ、動いちゃダメぇ……」 「動いてるのは春奈の方だよ。ふふふ、やっぱり僕のが欲しいんじゃないか。嘘つき」 「えっ? そ、そんな──」 春奈は目を剥いた。おむつを替えられる赤子のような姿勢で自分の腰が妖しくくねり、 ペニスと触れ合う膣口を緩やかに摩擦していた。 直紀は春奈の体を押さえつけただけで、自らはほとんど動いていない。 淫靡な動きで交合を求めているのは春奈の方だった。 (どうしてなの。あたしの体、勝手に動いちゃう) 本来自分のものでない女体が、直紀の性器に貫かれることを望んでいる。 そうとしか思えなかった。 「そんなに欲しいのなら、自分からおねだりしてごらん。 お兄ちゃんのチンポをハメて下さいって言ったら、入れてあげるよ」 「そ、そんなこと言えないよ。おねだりなんて絶対できない── ああっ、あっ、こすっちゃいやあっ」 理性は直紀の支配下に置かれることを拒絶するが、 それも性器のこすれる甘美な感覚にからめ取られる。 (もうダメ、我慢できないっ) 幾度か喘ぎ声を漏らしたあと、春奈は耐えかねて直紀を見上げた。 頭の中に霧がかかったようで、思考力が極度に低下していた。 「お、お願いします。お兄ちゃんのおチンポ、ハメて下さい……」 兄の指示通りの言葉を口にする。春奈の身も心も屈した瞬間だった。 「ふふっ、いい子だ。お望み通り入れてあげるから、じっくり味わうんだよ」 直紀は邪悪な笑みを浮かべると、自らの腰を突き出した。 ペニスの先端がずぶずぶとめり込み、春奈の胎内を一気に突き進んでくる。 「ああっ、入ってくる──あんっ、ああんっ」 待ち望んだ感触に、春奈はツインテールの黒髪を振り乱した。 焼けた鉄棒のような直紀の性器が、出産経験のある媚肉をえぐり、春奈を串刺しにする。 全身が引きつり、呼吸が苦しくなった。 「入ったよ、春奈。ちゃんと一番奥まで入った」 「うん、入れられちゃった。 大事なママのアソコにお兄ちゃんのおチンポ、ハメられちゃった……」 春奈はうっとりしてつぶやく。 腹の奥が温かなもので満たされる快感に鼻息がこぼれた。 大好きな義兄の顔がすぐ間近にあった。 234 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 17 57.27 ID rtMuSpGo Be 「それじゃあ動くから、気持ちよかったら気持ちいいって正直に言うんだよ」 直紀はそう命じると、春奈の両脚をかかえて動き始めた。 ぬめる肉ひだを男根が引っ張ったかと思うと、再び奥へと分け入ってくる。 決して指の届かない深い部分に兄の亀頭がめり込み、春奈の体を震わせた。 「あんっ、あっ、お兄ちゃあんっ。んっ、んひいっ」 「どうだい、春奈。お兄ちゃんのチンポは気持ちいいかい?」 「す、すごいっ。おチンポ、気持ちいいのっ」 春奈の可憐な口から下品な声があがる。 肉の槍を出し入れされるたび、電流のような熱い波動が体をはしった。 初めて味わう義兄のペニスは麻薬のようだった。 汚れのない春奈の心を強烈な快感が塗り潰し、さらなる欲望を煽り立てる。 春奈は直紀の背中に腕を回して、無我夢中で泣き叫んだ。 「あんっ、ああんっ。はあああんっ、いい、気持ちいいっ」 直紀のひと突きごとに、春奈の声が大きくなっていく。 春奈の首に繋ぎ合わされた三十八歳の熟女の肉体が、若々しい雄を堪能していた。 「春奈、可愛いよ。可愛くて、とってもいやらしい。 ふふっ、エッチなおまじないをかけた甲斐があったね」 直紀は首を伸ばして、しつこく義妹の唇を奪う。 口内に侵入してくる兄の舌に、春奈は自らのを積極的に絡め合わせた。 (エッチなおまじない? それっていったい──) かすかな疑問が頭に浮かぶが、すぐに官能の嵐に吹き飛ばされてしまう。 直紀に上下の口を同時に犯されて、春奈はますます高ぶっていった。 「はむんっ。ふうっ、ふんっ。ううんっ」 (すごい。セックスがこんなに気持ちいいなんて、あたし知らなかった) 鼻息荒く、義兄とのディープキスに没頭する春奈。 昨日までの無垢な少女の姿ではない。 肉感的な肢体を直紀に絡みつかせて快楽を貪る今の春奈は、 持て余した性欲を年下の少年で発散する卑しい中年女のようだった。 「春奈のおマンコ、ねっとり絡みついてくるよ。いやらしくて最高だ」 口を離して直紀が笑う。悪魔のような薄ら笑いだった。 「いいっ、いいのっ。いやらしいのがいいのっ」 直紀は折れ曲がった春奈の体にのしかかり、結合部を淫らな動きでかき回している。 愛しい男に獣のように犯される幸福に、春奈は天にも昇る心地だった。 「ああっ、ダ、ダメっ。何かくるっ、あああっ」 太い肉の杭を体の中心に穿たれ、膣内がざわめく。軽く絶頂に達して、 持ち上がった爪先が小刻みに痙攣した。心身ともに満たされる多幸感が、 十五歳の少女をからめとった。頭の中が真っ白になった。 「ふふっ、春奈、イっちゃった? でも、イクときはちゃんとイクって言わないと駄目だよ」 「ま、待って、お兄ちゃん。あたしまだ──あんっ、はあんっ」 直紀の動きはなおも激しくなる。 片脚を真上に向けてかかえ上げられ、春奈は深々と貫かれた。 235 マジックペンですげ替わり・4 ◆cW8I9jdrzY [sage] 2011/03/01(火) 00 20 18.49 ID rtMuSpGo Be 「んああっ、深い。深いよぉっ」 「春奈のおマンコ、もういっぱいいっぱいだね。 子宮が僕のチンポとキスしてるのわかる?」 笑いをこられきれない様子で直紀が問う。 (一番奥まで串刺しにされてる。ママの子宮が犯されてる) 自分が産まれてきた子宮を亀頭で突き回され、ゾクゾクした興奮がまき起こった。 母との肉体交換に対する嫌悪と、母の体で密かに男に抱かれる罪悪感、 そしてとろけるような至福の官能が化学反応を起こし、春奈の心を汚染していく。 「うん、わかるよ。ママの子宮が突つかれてコリコリいってる。 すごくいやらしいの……信じられない」 「元々、ママの体はいやらしいんだよ。春奈は気づいてなかっただろうけど、 ママはよく夜中にオナニーをしていたんだ。 熟れた体を持て余してる未亡人なんだから、いやらしくて当たり前なのさ」 直紀が義母を嘲笑し、陵辱を続ける。 肉の棒が女性器の最奥部をえぐり、春奈を喘がせた。 「ああっ、ああんっ。ひっ、ひいいっ。すごいっ」 (あたしがエッチになっちゃうのは、ママの体になったから…… ママの体、本当はいやらしいんだ) 直紀の言葉に、母に対してわずかに抱いていた疑念を裏づけられた気がした。 春奈の首から下に繋がっている陽子の体に熱がこもり、 春奈を官能の渦に引きずり込もうとしていた。 母の肉体の疼きを、春奈は我がこととして感じた。 (ああっ、あたし、自分から腰を振ってる。なんてはしたない…… でも、いやらしいママの体なんだから、しょうがないよね。 あたしがふしだらな女の子になっちゃったのも、みんなママのせいなんだ) 今まで母に抱いていた尊敬の念がねじくれ、悪意となって春奈をたぶらかす。 (そうだよ。いやらしいママの体のせいで、あたしまでエッチになっちゃったんだから、 ママには責任をとってもらわないと) 春奈は不実という名の蜘蛛の巣に囚われつつあった。慕っていた母を裏切り、 借り物の肉体で義兄と交わる背徳的な行いにたまらない魅力を感じる。 春奈は丸みを帯びた尻を派手に振って、禁忌の性交を楽しんだ。 「ああ、春奈のムチムチボディは本当にいやらしいなあ。 僕、そろそろイっちゃいそうだ。ねえ春奈、このまま中に出してもいいかな?」 成熟した女体を意のままに辱めていた直紀が、陶然としてそう訊ねた。 春奈の胎内に埋まっている男性器が膨張し、 射精の準備を整えているのがありありとわかる。 (中に出す……ママの体に、お兄ちゃんの精子を注ぎ込むんだ) 「いいよ、お兄ちゃん。このまま中にちょうだい。あんっ、あんっ」 決して同意してはならない問いかけに、春奈は首を振ってうなずく。 拒絶する意志は、もはや春奈には無かった。 「よし、たっぷり注ぎ込んであげるからね。春奈も一緒にイクんだよ。ほら、ほらっ」 直紀は春奈の体をかかえ込み、激しく腰をぶつけてくる。 乱暴に犯される興奮が春奈の全身に広がり、少女の魂を真っ赤に染め上げた。 「ああっ、ダメっ。そんなにされたらイクっ、イっちゃうっ」 歓喜の瞬間を迎えて春奈の童顔が色めき、絶叫する。 視界に星が舞い、手足の先まで痙攣がはしった。 やがて腹の底に生温かい感触を覚えて、春奈は幸福の頂にのぼりつめる。 初めて味わう熟女のオーガズムだった。 (ああっ、熱い……体が飛んでっちゃうよぉ……) 心も体も焼ききれて、何もかもがわからなくなる。 春奈は今までの人生で最高の体験に酔いしれながら、意識を闇の底に沈めた。
https://w.atwiki.jp/teampf/pages/202.html
治安維持局秘密諜報部に所属している人物。本名は不明だが治安維持局秘密諜報部から〝コード〟を与えられており、コード・ウルズと名乗っている。治安維持局秘密諜報部の存在は謎に包まれており、同じくそこに所属する彼の行動の真意も不明である。その正体は十也と同じ世界から転移してきたヘレティス1であり、Nにより肉体を改造されサイボーグとなったのであった。Nの反乱後は人格崩壊してしまった昴を元に戻すため彼女と共に傭兵決闘者として活動している。
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/159.html
35 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/11/28(日) 20 52 01 ID 1/C7hVE/ Be 「歳時機」1 時刻は8時をまわり9時まで30分あまりを残す頃 アパートの一室で一人の女性が時折時計に視線を向けながら、片手で小さな塊を弄んでいた。 一瞬携帯かと思いそうなその塊は、確かに携帯とほとんど変わらない大きさと形。 しかしその表面には、小さな押しボタンが2つある限り。 もちろん携帯ではないだろう。 といってテレビやエアコンのリモコン…というわけでもなさそうだ。 最近の家電のリモコンで、ここまでボタンの少ないモノはまず存在しない。 「そろそろかな…」 壁掛け時計の長針が文字盤の6にさしかかろうとした頃、女性は弄んでいたあの塊を握り直すと、その向きを部屋の窓の1つに向けた。 よくみればそこにはリモコンの発信部にも似た半透明のパーツがついている。 ということはこの塊…機械はやはりリモコンなのか? だとしても何故リモコンを窓に向けるのか? 女性の指がリモコンらしき機械のボタンの1つにかかった。 半秒後、そのボタンが浅く沈み込み、数秒後、女性の力が抜けると共に、元の高さに戻る。 が、何も起こらない。 テレビに映像が映ることもなければ、なんの音楽も響かない。 エアコンが作動している様子もないし、照明の明るさもそのままだ。 あれがリモコンだとしても、実は室内の家電いずれにも対応していない、なにかオモチャのリモコンなのだろうか? そう考えても不思議ではない程度の時間が過ぎ去った頃、変化が訪れた。 女性の身体がなにかおかしい。 正確にいえば、身につけている服がおかしいというべきだろうか。 彼女がはいているジーンズの裾が緩やかに余りだし、踝を通り過ぎて床につきそして皺を作っている。 異変は下半身だけに留まらない。 みれば着ているシャツの袖の中に彼女の手、指先までもが完全に隠れてしまっている。 いつのまに服が大きくなったのか? いや、服が大きくなっているのではない。 よくみれば彼女そのもの、彼女の身体が縮んでいるのだ。 160センチぐらいあった彼女の身長がすでに150センチあるかどうかだ。 と同時に、別の事実にも気づく。 彼女の背が縮んでいるだけではない。 20代中頃と思しき彼女の年齢。 しかし、今の彼女の顔だちから、とても20代…成人女性とは思えない。 極端に幼いわけでこそないが、少女の面影があちこちに残るその顔だち。 20代というよりむしろ高校生ぐらいの顔だち。 そんな観察を続けている間にも、彼女の身長は更に縮んでいく。 裾丈どころか、他のサイズもあわなくなったのか、ジーンズが腰ばきを通り越して臀部からもずりおち…先ほどまで布地越しとはいえヒップラインを浮かびあがらせていたジーンズそのものが明らかに弛んでいる。 上半身のシャツも袖の弛みだけではない。明らかに肩幅が合わなくなっている。 それどころか、決して大きくはないにしても、それなりにシャツの布地を盛り上がらせていた胸の膨らみ。それがいつのまにか消え失せていた。 そして、今の彼女の顔だち、それはもはや高校生どころか、ローティーン…中学生にしかみえないところまで幼くなっていた。 そう中学生。 今の彼女の身長、ポロポーション、そして顔だち。 1分前まで、20代の女性が存在していたアパートの一室に今立っているのは、二回り近くサイズの大きな服に埋もれるようにしている女子中学生だった。 36 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/11/28(日) 21 42 48 ID 1/C7hVE/ Be 「歳時機」2 身長が140センチ近くまで縮んだところで、彼女の肉体の変化は止まった…らしい。 身長だけではなく、スタイルも顔だちも、まるで中学生の少女そのものだ。 顔にほのかに化粧が残っていることがどこかちぐはぐなくらいだ。 「さて…と」 まだ握ったままのあのリモコン…彼女の手や指も小さくなったせいか、多少大きくみえる…をテーブルの上に置くと彼女は部屋の隅におかれた姿見にと向かった。 「ふ~ん、今回はこんな感じか…ちょっと小さくなりすぎたかな…」 多少失望混じりの響きが混じったその声もまた中学生…完全に声変わりが済んでいない…甲高いが落ち着きのない、金属やガラスを叩いた音のような耳に突き刺さるような声。 「まあ、これぐらいならなんとかなるかな。」 誰に聞かせるとでもなく呟いた彼女は、まず服を脱ぎ始める。 服を脱ぐと、彼女の肉体が縮んだだけではなく、若返っていることがはっきりと分かった。 すっかり細く華奢になった肩と腕。 起伏らしきものはあるものの膨らみというには難のある胸では、必要性に疑問の生じるブラジャーが明らかにそのカップの許容力をもてあましている。 ウェストは細いが、胸の貧弱さのせいで、それはくびれではなく、ただの細身にすぎない。 臀部の盛り上がりもまたローティーンの平均的サイズ。 ブラと違い、伸縮性に富んだ素材でできたパンティはどうにか、その小さな臀部の引っ掛かっていた。 「これとこれ、それにこれならなんとかなるかな。」 クローゼットから引き出した衣服を順に身につけていく女性…今は少女。 サイズのあうブラがなかったのか、まずは小さめのタンクトップ。 その上にはタイトな…本来の身体ならそうなのだが今では少し大きめの…ブラウス 膝より若干上丈のスカート…は本来ならミニスカートだったのだろう。 新たな衣服を身につけた彼女の外見は、背伸びをして大人びた衣服を無理に身につけた女子中学生だったが化粧品を相手に奮闘すること20分。 どうにか、成人にしては小柄にみえる女性…といったところにまで持ち上げることに成功したようだ。 「これならなんとかなるかな。まあ、怪しまれてもなんとでもなるし。」 時刻は既に9時をまわっている。 最後に、髪を多少整えると、彼女は玄関でミュール…これなら多少サイズの融通が利く…に足を入れる。 アパートからでた彼女の向かった先は、近くの…歩いて15分ほどの繁華街。 37 名無しさん@ピンキー [sage] 2010/11/28(日) 21 43 34 ID 1/C7hVE/ Be 「歳時機」3 ミュールの踵の助けがあっても150センチに大きく届かない彼女は、繁華街では異質という意味でやや目立つが、時刻は9時過ぎ。 既に酔いの回った人間はそんなことを気にしないし、それぞれの店の人間もそういったことには敢えて口を出そうとはしない。 「さて、今日はどこにいこうかな。」 繁華街の入り口付近で立ち止まった彼女は周囲を軽く見回し 「ちょっと、そこの貴女。」 右側から声が聞こえた。 40代後半か、50歳そこそこと思しき女性…繁華街には似つかわしくない地味で妙に堅苦しそうな服装に加え、ご丁寧にも腕には腕章。 「貴女、その格好だと高校生よね。こんな時間こんな場所にいていいと思っているの?」 補導員あるいはその類の巡回者なのは間違いない。 「高校生?若くみられるのは嬉しいけど、あたしはちゃんとした成人ですよ。」 補導員の女性に毅然と言い返す彼女。 一見トラブルかと思える展開だが、これは予想の範囲…どころか実は期待さえしていたこと。 「成人?そんなウソ…」 「ほら!これみてくださいよ!」 バッグから取り出した(当然だが取り出しやすいようにしまっておいたのだ。)免許証を突き出す彼女。 中学生の顔だちを化粧で年上に見せかけているだけに、免許証の顔写真そっくりととはいかないが、そもそも免許証の顔写真は日常生活でみせる顔と似ていないことが多い。 ローティーンの顔とはいえ、あくまで彼女の顔の造りそのものは変わっていないので充分に似ている範囲。 細かな差違は写真を撮った時との環境の違いに吸い込まれてしまう範囲だ。 その上、繁華街特有のネオンサインの照明のせいで、ますますはっきりとした差違を朧気にしてしまっている。 「え…こ、これは…」 成人の振りをする高校生を何度もみてきたのだろう補導員だったが、免許証という年齢がはっきりと分かるものを提示されては驚くしかない。 「で、でも貴女ってどうみても…」 「あたし、昔から背も低し、顔も子供っぽいから、年下に見られること多かったんですよ。あ、だからといって気にしているわけじゃありませんから。 じゃあ、もう行っていいですか?」 「え、その…」 「これ以上疑うなら、交番にいってもいいし、会社とか知り合いに電話で確認してもらってもいいですよ。どうしてもっていうのなら。」 いくら補導員とはいえ、「成人女性」に対してそこまでやったとしたら後でどんな問題がおこるか分からない。 「え、いえ、それならいいのよ。お時間をとらせてごめんなさい。」 先ほどまでの上から目線はどこへやら。 どこか納得しきれない素振りを見せながら、その補導員は立ち去っていった。
https://w.atwiki.jp/remember11/pages/20.html
悟がユウキドウ計画によって幽閉しようとしていた『セルフ』 沙也香を殺した犯人は本当に超越的な存在なのでしょうか? その正体は、この先の謎全てに関わってくる―― いえ、もうはっきり言ってしまいましょう。 その正体を知らない限り、これ以降の謎は、一切解けない。 このゲームの根幹であり、最重要の存在です。 しかし、その謎を解く鍵は、その正体を暴く鍵は、 厄介なことに、そうだとわかる形をしていない。 その鍵は『オーストラリア行きのチケット』です。 悟の部屋の雑誌に挟んであった 1月18日発のオーストラリア行きチケット 彼はオーストラリアに何をしにいこうとしていたのでしょうか? それは、転移装置の実験。 年表にはこうあります。 2011年 月日不明―― 悟 18便が東北地方で行方不明になっていることをニュースで知る。 乗客の名前も放送中に読み上げられたが、悟は時空間転移の実験場探しに集中していたため、 黛の名前を聞き逃す。 悟らの導き出した仮説上、時空間転移の転移時間(タイムスリップする時間)の長さは、 転移空間(テレポートする距離)の長さに比例する。 長い時間を転移するためには広大な敷地が必要なため、 日本のように国土の狭い場所では不可能であると判断。 よって、実験場はオーストラリアに決定する。 オーストラリア行きの航空機を手配と共に、長期滞在の準備を行う。出発日は01月18日。 この後、墜落した飛行機に黛が乗っていたことを知った悟は予定を変更、 オーストラリア行きと実験は中止となり、使われなかったチケットが 悟の部屋にあったチケットというわけですが、 年表の『転移時間と転移距離は比例する』という部分に注目してください。 今回の舞台となったSPHIAから山小屋までの距離は約500km、 SPHIAからオーストラリアまでだと距離は約7000kmです。 500kmの距離で1年という時間を越えており、 それをそのままSPHIAオーストラリア間に当てはめると14年になります。 (SPHIAが実験場になるとは限りませんので、その距離と時間は前後すると思われます) 実験なら日本国内で行えば面倒が少なくすむところを、 『長い時間を転移するため』に わざわざ遠く離れた海外を選んだのはなぜか? それは『沙也香の救出』を前提としていたから。 考えてみれば納得でしょう。 黛達を救おうと転移装置を使用した悟が、 妹を救おうとしないはずが無いのです。 俺悟はユウキドウ計画が終了次第、 沙也香を救い出す行動を開始するはずです。 では、俺悟は妹を救うために、何をしなければいけないのか? まず必要な時間を遡れるだけの土地を選定し、 日本とオーストラリアに時空間転移装置を設置、 沙也香の存命時である2001年まで時を遡る。 そして、沙也香を2012年の未来に攫う・・? TIPSや年表では沙也香の死は明確であり、行方不明とはなっていません。 彼女そのものを未来に連れ去れば、その死に矛盾が生じ、 タイムパラドックスを引き起こすことになるでしょう。 あの新聞記事の謎と同じことです。 しかし、沙也香の死はこころ達のような 死体のすり替えができる特殊な死ではありません。 そうなると残る手段は――たった一つ。 そう、人格交換現象を使った救助です。 沙也香の肉体は過去においてきたまま、人格だけを未来に連れ去る。 歴史をなぞりながら彼女を救い出す手段は、おそらくそれしかないのです。 ・・・お気づきでしょうか? 『未来において沙也香を救う』 それは―― 『過去の沙也香の人格を殺す』 と同義になるということを。 悟には沙也香を助けたいという強い思いと、 それを可能とする転移装置がある。 それはすなわち―― 沙也香を殺す動機であり、凶器となる。 俺悟は沙也香を救うために行動を開始し気づくでしょう。 彼が追い求めていた妹殺しの犯人 『セルフ』と命名したそれは、 皮肉極まることに、文字通りの『自分自身』であったのだ。と―― SPHIAで起きた重大事件は、双子の人格が『オレの身体』で起こした事件でした。 時計台の事件も『悟自身の影』をセルフだと誤解し起きた事件。 悟が愛した妹を殺した真犯人すらも『悟自身』だったのです。
https://w.atwiki.jp/sinkyara/pages/203.html
【作品名】ああ女神様っ 【ジャンル】漫画 簡易テンプレ ベル:一級神。転移可。30m級ロボ破壊。50m怪物防御。人間魔族降伏。 女神キャラの大まかな速度格付け。 ヒルド1/1000分身=リンドの飛行速度>リンドの斧攻撃≧(音速の壁) (音速の壁)≧ベルダンディーの術=ウルドの術>ヴェルスパーの時戻し>(描写の壁) (描写の壁)>ウルドの弓攻撃>螢一=常人 共通設定:本気で力を使うと、世界を崩壊させてしまう危険があるので、 力を押さえるアイテム(封環)を使用しているらしいが、ここでは使用しない。 作品では女神が使う力を法術、魔族が使う力を魔術と総称している。 女神や魔族は、ユグドラシルシステムやニドヘグと呼ばれている天界や魔界の施設で、 この世界に介入できる。テンプレの女神や魔族の力もそこを経由していると思われる。 法術や魔術の詠唱はこの装置に対するコマンドであると思われ、詠唱必須に近い。 ユグドラシルには、少なくとも全宇宙の時間の流れを制御できるレベルの力がある。 戦闘開始後すぐにこの施設に転移して、施設操作すれば楽勝だがルール違反。 女神や魔族は、人間の目に見えない怪物が見えるので、霊を見ることができるはず。 女神や魔族の宇宙生存可能描写はない。寿命がかなり長い。 テンプレの一級神の力 "この世界での一級神の力は、一歩間違えば地上を破滅させ得る程のものである" "クローンウルドは暴走し、やがて地球崩壊規模の力を解放後、自己崩壊する" "山を引き裂ける。海を蒸発させられる。星を真っ二つにできる。これが一級神の力" と言う語りがある程度。惑星破壊可能であるとは認めがたいので、描写を並べた。 封環なし状態のベルダンディーがバラバラに壊れた大きめの木造家屋を、 9行の詠唱で元通りにした時に、全力の1/1000万の力であると言っているが、 界王拳などと違い、どこをどう1000万倍すればいいのか不明である上、 (ここ以外で、手加減の程度表現がないに等しい)同じ一級神でも力の差があると 推測される描写があるので、一級神だからといって最低基準を設定できない。 テンプレの沙夜子以外の各項目は、本気でやるならこれより強いだろうと推測される。 法術や魔術無しでは一般人かそれ以下の力しかないと思われる。 10次元存在 「私達の神の世界は、次元がずっと高い世界なんです。2次元の人が3次元の人を見ること ができないように、あなたたちは、普通、私たちを見ることはできません。だから、私達 はあなたたちに見えるように、常に原子の再構成をしながらこの体を保っています。 たとえ再構成をやめても、一時的に消えるだけですから心配しないでください」 と言うペルダンディーのセリフから、本体は高次元的存在と定義される。 今までは、低次元からはダメージを受けず、たとえ見かけの肉体が消滅しても、 まったく問題ないと定義されていたが、73話(13巻)でスクルド(女神)が 「自転車で転ぶと痛い(≒自転車で転ぶだけでもダメージを受ける)」と言っている。 しかも、作品描写で確実に高次元存在になっているのは、鏡の中やテレビの中や天界だけなので 「高次元の肉体(透明状態)で確実に描写の攻撃が可能である」とは言い切れない。 したがって、特記がない限りは「通常の人間程度の肉体強度しかない」とせざるを得ない。 or 10次元存在 「私達の神の世界は、次元がずっと高い世界なんです。2次元の人が3次元の人を見ること ができないように、あなたたちは、普通、私たちを見ることはできません。だから、私達 はあなたたちに見えるように、常に原子の再構成をしながらこの体を保っています。 たとえ再構成をやめても、一時的に消えるだけですから心配しないでください」 と言うペルダンディーのセリフと設定本から、女神達の本体は10次元的存在と定義される。 また、10次元存在である「宇宙のひも」を切断するのに特殊なアイテムが必要だった所からして 10次元に攻撃可能でない限り、本体は影響を受けないと推測される。 (作品では、この"宇宙のひも"は10次元存在なのに誰でも見える描写だという矛盾はあるが、 10次元存在は、それ以下の次元からは認識されず、かつ影響受けないと言うこと) ただし、女神たちが10次元状態にあるとき、女神が単身で低次元に対して干渉を与えた描写は 「天界で人間界から持ち込んだおもちゃで遊んだり、マンガを読んだりした」ことしかなく、 仮の肉体を用意しない限りテンプレ上の攻撃が可能であるとは言いがたい。 つまり、「10次元存在は、それ以下の次元からは認識されず、かつ影響受けないが、 見える肉体がなければ他の世界にたいした影響を与えることができない。肉体がなくなれば 再び肉体を構成する必要がある」と言う事なので、10次元存在≒無限再生能力者。 【名前】ベルダンディーwithカラオケセット 【属性】女神。 【大きさ】身長160cmくらい。 【攻撃力】特殊能力参照。知覚能力は全宇宙(自称)。法術無しでは非力な女性並み。 【防御力】10次元存在。腕だけで家屋破壊レベルの光線を防いだ。 バリアのような物を張れる。少しの威力を防ぐだけならタメはいらない様子。 10数mの距離からウルドが洋弓から放った矢を、バリアを張って守った。(40m/s?) 目の前にある手のひらサイズの爆弾の、導火線の残りが数mmの状態から詠唱を始め、 周囲一里(4km)を木っ端微塵にする(自己主張)爆発の威力をバリアで包んで防ぐ。 (爆発そのものは防いでいない)(52話) 全長50mの5匹の蛇がまとまったような怪物の体当たりを防ぐバリアを張れる。(封環解除) 紅茶に混ぜられた薬で眠った。 普段の状態では、力を使いすぎると眠ってしまう。 【素早さ】飛行可能。箒を使った飛行では天界最速。 (音速以上の)リンドの動きを認識可能。 螢一が仰向けに自由落下しようとするのを、1mぐらい落ちた所で法術の念力で救助。 長めに見ても0.45秒未満の反応。(11話) スクルドとウルドが落とし穴に落ちるのを、1mぐらい落ちた所で法術の念力で救助。 ほぼ同時に世界のあちこちに落ちてくる52個の隕石を、早く燃え尽きるようにした(封環解除) 大学生に押し倒され、キスされる前に1m強の瞬間移動のようなもので逃げた。タメなし。 タメなしで鏡を介して空間転移が可能。ベルダンディーは常に手鏡を携帯している。 メッキ等反射する物であればそれでも可能で、結界内や異次元など 転移する側の状況やそこに至るまでの距離に関係なく一瞬で転移できる。 【特殊能力】万物の力を使い、飲食店の火事をも消すような大雨を降らせたり、突風を起こしたりできる。 感情感知:タメなしで集中すれば感情を色として知覚できる。複雑な感情は無理。 変性:自縛霊(の様なもの)をねずみに変えた。ただし本人が望んだ事なのでおそらく 強制的には無理。ほぼ接触。 眠らせる キスの欲望を持って、必死で迫ってくる螢一を眠らせた。射程2mくらい。 時間はかかっているが反撃されていない。 気球:暴走するトラック(30Km/h?)が、螢一に3m位の距離まで接近していることに 5mくらい離れた所から気づき、トラックが1mまで接近した時点で螢一を数m吹き飛ばす。 特にタメはない描写。(28話) 吹き飛ばす:大学生男性を数kmほど、回転ベットごと吹き飛ばした。(男性は無傷) 回転ベッドが飛び出す勢いでラブホテルの壁も破壊できた。 エンジン停止:バイクのエンジンのプラグを壊した。射程5mくらい。 疎通:動物や機械と意志疎通可能で、機械修理等に使用。 束縛:90ノット(165km/h)で水中移動し、幕張イベントホールを軽く破壊する100m級の狼 (フェンリル)を束縛した。ただし罠としての準備をしていた。(封環解除) 解体:30m強はあるロボットの、無数にあるネジのほとんどを外してバラバラにした。 射程10強m。ネジの摩擦を消しているらしい。近接状態でバイクのエンジンを、パーツ 単位でバラバラにした。 消化:火を吹く自動車やガス湯沸かし器の火などの街中の火を消した。45話(7巻) 水暴走:50m級プールの水全部を暴走させて吹き飛ばす。射程数m。69話(12巻) 風送り:峠道で、コースアウトしようとするバイク(40Km/h?)を、風を送って 救った。詠唱を開始してから救い終わるまで5mも進んでいないように見える。 また、50km/hで走るレースボードのエンジン吸気を遮断した。射程10数m。 詠唱力:30分かけて唱える呪文を、逆転させて一音も外さずに詠唱する。 縮小化:自転車で追いかけてくるキャラの自転車だけを小さくした。射程2m。 自分も10cmくらいに小さくなれる。その状態では力を消費しにくいらしい。 歌:50曲歌を歌う間、半径400mくらいの人間と魔族(マーラー)が行動不能になった。 効果発動速度は、疲労していたが常人並以上に反応できるはずのマーラーが、 ボタンを押すことすらできないほど早い。その後、別人が語りかけた 「部活に入ってください」と言う願いを聞いた人間すべてが部活に入った。 (すべてと言うのは描写推測だが、マーラーは確実に入部) ベルダンディー本人なら降伏を強要できるだろう。カラオケセットと飲んでいた薬で、 歌の力が増幅されていたと思われる。タメなし。179話(28巻) 【長所】特殊能力の万能性。一級神設定。 【短所】嘘がつけない。タメなしと書いていない所には詠唱がいる。 【戦法】生きている存在なら歌。ロボット等なら解体。歌や解体が効かないなら、 縮小化や空間転移で時間を稼ぎつつ束縛とかでがんばる。 【備考】森里螢一の「ずっとそばにいてほしい」と言う願いで、この世にとどまり続ける女神。 封環解除と書いてあるところは力を抑える封環を使用していない状態のもの。 嘘はつけないが、黙っていることはできる。きわめて豊富な知識の持ち主。 「完璧ね。きれいな歌声、美しい顔立ち、整ったプロポーション、おまけに誠実で優しい」 参戦:vol.2 174 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 19 22 54.97 ID r7o8z22o ベルダンディー考察 ○ジェニー 分解勝ち ○○サム、スリック 歌で降参 ×マックス・ペイン スナイパーライフルには反応できない 殺され続け負け ×サンレッド 先に攻撃され負ける ○ポール・ヒッケンドルフ 歌で降参 ○ドロシー・ゲイル 先に歌って勝ち ×スラリン スラ・ストライク負け マックス・ペイン>ベルダンディー>スリック
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/2883.html
【作品名】ZERO ESCAPE 刻のジレンマ 【ジャンル】アドベンチャーゲーム 【名前】シグマ 【属性】科学者 【年齢】68歳と18日 【長所】見た目は青年、頭脳は老獪な科学者(のはず) 【短所】このルートでは直後に餓死した可能性大。 【備考】極限脱出シリーズは 1作目:999の扉 2作目:善人シボウデス 3作目:ZERO ESCAPE 刻のジレンマ の3作がある。 シグマは2作目にて2028年12月25日時点で22歳でありその後 2074年1月25日にある未来の自分の肉体に転移して1月27日までABゲームに参加する。 2029年4月13日の自分の体に飛びその後、2074年1月25日まで約b45年かけてABゲーム開催の準備を行う。 2074年1月25日時点で肉体年齢は67歳と言われているため少なくともシグマの誕生日は12月25日の47日以上前。 そして2074年1月25日に2028年12月25日に飛ぶ。 そして3作目にて2028年12月31日にディシジョンゲームに参加。 D-END2では2029年11月16日までは生きていたため少なくとも68歳と18日。
https://w.atwiki.jp/bdueloflegendwikidol/pages/329.html
回避 逃げとも。 ユニットで見た場合、除去を回避する時に使用する、召喚解除・生命吸収・生体転送のこと。 マジックの場合は、魔法除去を回避する魔法解除・魔力吸収・魔道転送がこれにあたる。 ユニット回避魔法の比較 生体転送CP50 自分の場のユニットを全て亜空間へ転送し、自分のターン開始時に場に戻す ユニットを次のターンまで転送する 手札に関係なく使用できる 装備魔法は装備されたまま 時の砂で転送中のユニットを帰還できるが、行動済みは治らないので連続攻撃はできない ターン開始時にアドを稼げるユニットと相性が良い 生命吸収CP50 自分の場のユニットを全て破壊し、破壊したユニットのCP分のMPを回復 ユニットを破壊し、MPを回復する 手札のユニットの消耗が大きく、ユニット切れを起こしやすい 装備は墓地に送られるが、抽出系を装備させてアドを稼げる 復活の蓮華門で再召喚して連続攻撃できる 抽出系能力持ちユニットと相性が良い 召喚解除CP100 自分の場のユニットを全て手札に戻し、戻したCP分のMPを回復 ※手札に空きが無ければ戻れない ※擬似 召喚されたカードは対象外 他の回避はCP50だが、このマジックはCP100 手札が満タンだと、ユニットを戻せずMPを回復できない 擬似ユニットは手札に戻せずMPを回復できない 装備は墓地に送られてしまう 手引きの果実・種族手引きで再召喚して連続攻撃できる cip能力持ちと相性が良い
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/623.html
. 『"明日を向く"……とても素敵な言葉だと、私は思う。』 名前 フレデリック・シャリエール 性別 男性 年齢 28 身長 181cm 体重 83kg 所属 ゼン=カイマ(教会) 好き 美しき人の心、妻、子供 嫌い 戒律に半するモノ、害意 特技 聖書の暗唱、槍術 【人物】 宗教都市ゼン=カイマの大司教で、同都市の第三近衛騎士団、その元団長でもある。 六罪王ダグラスの古くからの親友だが、様々な変遷を経て 現在は各々の立場から手紙のやり取りすらしていない。(ただし仲違いはしていない) 性格は生真面目で自分に厳しく、また他者にも規律を求めるタイプ 加えて傲慢で、横柄で、尊大な所もある(ただしそれが欠点だと自覚もしている)。 それでも〝聖地巡礼〟を経て非常に丸くなっており 厳しい中にも優しさを見せ、常日頃から笑うようになり、人への当たりも柔らかくなった。 また同じ騎士団の部下であったマリア・アレンスと先日結婚。 式では"親友"と協力して教会そのものから花火までを用意し、無数の人々の前でキスするという大胆な行動もした。 現在は彼女と共に世界中の孤児を救うための『シャリエール基金』を立ち上げた他 マリアの孤児院『カランコエ』の子供たち十数人の〝父親〟としても日々精力的に活動している。 【服装】 白いローブと豪奢なマント、素足にグラディエーターサンダルという出で立ちが主。 以前は豪槍を背負っていたが、近頃は聖書を一冊持ち歩いている。左手薬指には結婚指輪も欠かさない またその鍛えあげられた肉体はゆったりとした布の上からでも分かるほどである。ナイスバルク。 尚、右肘から先と左足首から先は戦闘で失ったが、それぞれ戦闘向けの黒鉄の義肢を装着している ちなみにローブは櫻の大妖『折鶴童子』の織った布を使用しており、対魔法性能が非常に高いほか デザインとして白地に光線の様な三角のラインが走る、という造形である。 このことから分かるようにフレデリックは妖怪や怪物は見下しているが、その力や作った品の強力さは認めている。 番外編として、結婚式の際は上記とはまったく異なり白のフロック・コートを着用していた。 これは一時でも敵対したUTに所属する"仕立て犬"に無理を言って作ってもらった最上級の品であり 一般的な男性よりも圧倒的に大柄なフレデリックであっても着こなせる特別仕様の一着である。 また、下着はほぼ常時下帯(ふんどし)を着用している。 ねじりタイプではなく、古代ローマ風の布面積が多く前垂も長いアレである。 【能力】 『軟性形態』自らの肉体(脂肪、筋繊維)をスライム状にすることが出来る能力。神経や内臓はそのまま。つまり腕や表皮であれば斬撃、打撃は効かず、銃弾もうまく貫通すれば無傷ということ。これは近接戦闘を主とするフレデリックにとっては最大の強みかつ戦法の主たるものである。ただし雷や火などの水と相対する属性の攻撃を受けると能力は発動せず例えば電流などを受けた場合は感電も早い為に弱点も非常にわかりやすい面も。ただしフレデリックは自らの槍にわざわざ雷属性のモノを使用しており自らの弱点を自らが用意することで慢心を避け、身を戒するという考えのもとに戦うことを忘れてはならない。 【戦闘】 己が肉体と愛槍一本を武器に中~近距離で戦っていく正面突破タイプ。 槍の腕は流石に主武器に据えているだけあって一級であり、精密かつ強烈な一撃が特徴。 また能力により下手な傷は効かない為、かなり強引な策を使うことも。 なんといっても自身の身体・技術・能力の全てに自信を持っているため、生半可な戦いは死を招く。 唯一の突破口は能力と雷槍の関連を見出すことだが、如何に利用するかという機転も重要である。 これらに加えて教会(正確には騎士団独自)の術を使用することもでき、こちらもまた強力。 ある程度の詠唱が必要となるものの、周囲一帯を爆破させたり、或いは雷を落としたりすることが出来る模様。 余談だがこれらの術の一部は第三近衛騎士団の正規団員であれば誰しも教えこまれているため使用できる。 特に団長のフレデリックは所謂『秘術』の類を数多く知っている、という具合である。 【所持品】 『雷槍カテドラル』雷の力を秘めた宝槍。長さは3mほどもあり、穂先はおよそ40cm。基本的に突くことを主としているが刃の形状はグラディウスに似ており、斬ることも可能。雷を飛ばしたり、刺した上で一挙に放電させることが出来るため、一度捉えられると危険な武装である。 『転移術式のマント』フレデリックが使用する豪奢なマント。実はフレデリックのお手製であり計七枚の薄衣からなる一品で、その一枚一枚に緻密な転移術式が織り込まれている。その為、魔術に疎くとも僅かな才能さえ有れば高度な転移の魔術を使用できるようになりまた元より転移に優れたフレデリックが本気で使用すれば瞬間移動に近い技も可能である。ただし転移の際は攻撃の先に気配を悟られる可能性がありそのまま反撃を受けるという事も十二分に有るため、彼はあまり戦闘にこれを利用していない。 『翁の右手首』櫻の国で暴れた〝翁〟という怪物の右手首を、セスタス状の武器に加工したもの。これを使用すると岩をも砕く怪力を手に入れられるものの元が邪悪な存在であるため、多用はじわりと肉体を侵食する事となる。幸いにしてフレデリックは浄化や聖の属性に精通しているため他者よりも被害は少ないがそれでも使用直後はべっとりと汗をかくほどの痛みに襲われるという。 『黒鉄の義肢』右腕の肘から先、左足首から先にそれぞれ装着している義肢。信用のおける技師に作ってもらったものであり、ミスリル製で非常に頑丈な作りである。戦闘向けの構造であるため無骨な外見で、人肌の体温などは存在しない。その分、神経伝達速度やパワーに重点が置かれていて、爪も丸いものと鋭いものに換装出来る。 『古い聖書』フレデリックが子供の時から使用している聖書。神の教えが記されている他にそれに付随する預言書なども記載されており、彼自身の書き込みも有るため非常に分厚く重い。普段は腰に皮のベルトで留めており、魔術使用の際の媒体としている。 『結婚指輪』妻であるマリア・シャリエールと交わした誓いの証。プラチナリングにダイヤの輝きが美しい指輪でありその内側には『Forever in love』の刻印が有る。ちなみに彼が送ったものにも同様の文句があるとか。 【備考】 妻と共にゼン=カイマの為、孤児の為、子供たちの為に奮闘する日々。自らの行いを深く悔いて心を改めたそうで、今後は街中でも見かけるかも知れない。
https://w.atwiki.jp/bdueloflegendwikidol/pages/215.html
No211聖なる壁 CP50継続魔法自分の場のユニットの戦闘を無効化 ※自分のターン開始時に表側表示になっていると破壊 仕様 聖なる壁発動中の場のユニットに攻撃をすると、戦闘は行われないが攻撃を仕掛けたユニットは行動済みになる。 自分の聖なる壁が発動中に自分のユニットが攻撃した場合、相手ユニットとの戦闘は行われないが、直接攻撃で相手プレイヤーのLPを減らす事はできる。 解説・考察 特攻を利用した小型速攻など、ユニットを並べるデッキに対して強い足止めカード。 ターン経過でメリットを得られる小型ユニットがこちらの場にいるときに使えば効果が高く ガマゴンや1stプラント、そして火力アップなどの強化に使える。 生体転送との比較 聖なる壁は、単純に発動しても、相方がすべての攻撃を浴びるだけである。 相方の場にも強力なユニットが出ている時なら使い時だが、相手側にとっては未完のキューブの使い時でもある。 場にユニットがいなくなると聖なる壁の効果が発動しないので、後から破壊マジックを撃たれるようなら最初から生体転送にしておくべき。 ただし、「相方にLPダメージが流れる」ことを利用できる場合には有用。 ソーマの烙印等足止めマジックとの比較 前述の通り、足止めの方が相方に攻撃が流れずに済み、当然汎用性にも優れる。 ただし聖なる壁は絶対防御と同じく、相方に攻撃が流れない状況なら、一気に複数の相手ユニットを縛ることができる。 総評 一般的なデッキに投入すると、なまじユニット保護・足止め・プレイヤー保護の効果をすべて持っているために、扱いが難しい 一義的な目的であるユニット救出の面では、戦闘破壊しか防げないため生体転送に劣る。 他方足止めとしては、大規模な防御が出来る可能性があるが、ユニットが必要だったり相方に流れたりと、汎用性には欠ける。 そして時間稼ぎとしては、ユニットがいなくなれば無効である以上絶対防御の下位互換である。 特に目的があって投入している場合以外は、このカードを入れるより他に1枚でも多くソーマや守備強制の原石を入れておくべき。 ただしこれはあくまで一般的なデッキでの話であり、前述の通り、居座りデッキならばむしろ入っていない方が不自然と言える。 居座り効果を持つカードを主眼に置いたデッキでは、他の補助マジックと共に状況に合わせて運用したい。 複数の保護効果が発揮できれば、複数のマジックが必要な場面をこれ1枚で乗り切ることも出来る。