約 374,240 件
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/
2014年6月19日 二次キャラ聖杯戦争 完結!! ようこそ、聖杯を求める諸君。 此処は強欲な君達が己の欲望を賭けて、 命を奪い合う闘争の場。 純粋に願いを叶えんと欲するならば 殺戮と骸の頂点に君臨するが云い では、存分に殺しあい給え *管理者より、お知らせ 先の個人情報流出の件でこちらを確認しました、現状では悪意あるスクリプトなどは確認しておりません。 閉鎖も考えましたが、私が離れてからも利用者がある現状暫く様子を見る事とさせていただきます。 *本編には殺人、流血、暴力、スプラッター、リョナといった過激な描写や鬱展開が含まれています。閲覧の際は十分にご注意ください。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/140.html
さ行の用語 【最優(笑)】 セイバークラスの事である。やたらと参加人数が多い割りに、全く活躍出来ていない事から 『最優(笑)のセイバークラスをディスらないでください! 幸運Eに2騎がかりで負けたとか、弁当食ってるだけとか、 主人ボコられるの見てただけとか、主人痛めつけただけで何もしてないとか、 主人から『情報持ってるハズなのに情弱過ぎて使えねぇ』呼ばわりとか どうしてそんなひどいこというんですか!!!』 と散々にディスられた事から。およそ半数がスレ住人に忘れられているため、頑張って活躍しないと「大量処分」されてしまう危険がある。 しかし、48話にて最弱のセイバーと自負するイスラが嘘と騙し討ちを駆使してとあるキャラを討ち取る活躍を見せたのでマシになってきているはず… …と、思われたのも束の間。まぁ、その、何だ…53話にて、二次聖杯屈指の強マーダーことゼフィールと狂王さんの大暴れで 本当にセイバーの半数が華麗に蹂躙されました。やっぱり最優(笑)だったのかもしれない……(まぁ戦闘じゃそこそこ頑張ってたが) そして71話にてステルスマーダーとして頑張っていたイスラも脱落。開始から半日と少しで円卓を除くセイバークラスの二次キャラは全て脱落してしまった…… その一方で、アルトリアが71話でイスラを撃破し、73話で士も撃退、しかも制限解除によりパラメータも上昇と、最優の名に恥じない活躍を見せた。もう最優(笑)とは言わせない! その分卿が割を食うハメに…マスターのせいで寺組崩壊を招いてしまったりと逆方向で活躍しちゃったし…… そして、90話でアルトリアがアヴァロンを解禁。更なる強化が解かされた。 【最弱のセイバー】 天海陸のサーヴァント、イスラ・レヴィノスのこと。自他ともに認める最弱のセイバーである。まず、ステータス。 筋力D+ 耐久D+ 敏捷C 魔力B+ 幸運D 宝具B…+補正はあるものの、これだけ見るとキャスターかアサシンじゃないかと思う低スペック。 純粋に高いスペックを駆使した剣技を得意とするはずのセイバーとしてはこの時点で致命的。その上セイバーでありながら対魔力スキルがない。 そして彼を象徴する宝具「紅の暴君“キルスレス”」は発動すると全ステータスランクUP、全異常・憑依無効、暴走召還、真紅の鼓動(自動回復)… と、数多くの特性が付加される強力な宝具である。…あるのだが、決定的な弱点がある。燃費が最悪なのである。 少なくともただ一度発動しただけでマスターの陸は大いに苦しみ、嘔吐すらしてしまった。そう、マスターを体調不良にする程に魔力をゴリゴリと削るのだ。 しかし(魔力次第では効果が低下するとはいえ)様々な効果を発揮する異界の住人を召還する宝具、あらゆる攻撃を受けようとそれがAランク未満ならば 決して死ぬことは無いというスキル『死の呪詛』、敵マスターの魔力の吸収による『紅の暴君』の発動など、他のセイバーにはない独自の強みは多い。 そして極めつけに、彼は騎士のクラスでありながらもあらゆる嘘や騙し討ちといった卑怯な手段を使うことを厭わない。 最優のサーヴァント「セイバー」でありながら、「低スペック」「対魔力を持たない」「補助的なスキルや能力が豊富」と、非常に異質な存在である。 【さやかちゃん】 そのまんま、サーヴァントの一人である美樹さやかのこと。またの名をバーサヤカー。 二次キャラ聖杯戦争においてはバーサーカーとして召還され読み手に強いインパクトを与えた…のだが。 宝具やスキルが微妙、初戦でジェムの濁りが半分も溜まる(ムーンセルにはグリーフシードが無いので魔女化フラグ立ちまくり)、マスターが一般人、 何より主人公格やボス級の鯖が多い為、素の戦闘力すらも見劣りする(作中でも「弱い」扱いされている)というかなりの不遇っぷりが浮き彫りになった。 そもそも他の鯖に対して優位に立てていた状況が殆どない。初陣で魔力消費を気にしながら戦っていたDIO様の不意を突くことが出来たくらいか。 まぁ、時止めを発動された途端さやかちゃんは無駄無駄でフルボッコにされていたし、乱入者のテレサにも顎を切り落とされたりしてたのだが…。 さやかの主な宝具は再生能力。ダメージの即時回復という点では確かに優れているが、そもそも自己治癒や再生能力持ちの鯖なんてのは意外といる。 (さやかちゃん並の再生能力に加え、素で高い耐久力、スキルによる一度受けた攻撃への耐性、対魔力、更には高威力の攻撃を持つアレックスなど) 他の鯖が持っているような攻めに使える押しつけ宝具を持ち得ないことも彼女の実力を考えればキツいか。 スレでも生存を諦める空気が流れ、「魔女化するしかないじゃない!」とまで言われてしまう有様。 しかしその不遇っぷりのせいか、常にちゃん付けされて親しまれており(?)やたらと魔女化が望まれている。 また、幸運Eの癖して3組の参加者を殺害する暴れっぷりを見せたゼフィール&アシュナードから唯一逃げ延びることに成功したりと妙な所で運もいい。 因みに劇場版のパンフレットの記事で、初期設定では5人娘の中では最弱だったという事が判明。更に某寿司店からもネタにされてる(名前的な意味で)。 【参加者あだ名一覧】 漫画・アニメ・ゲームなど様々なジャンルより参加者が出演している二次キャラ聖杯戦争。 多くのキャラはスレなどであだ名で呼ばれることが多い。ここで、スレや作中などで使われるあだ名を並べてみた。 天野雪輝→ユッキー タマモ→キャス狐、駄狐 ゼフィール→ゼフィ、回転王、覇王 アシュナード→狂王 アルトリア→セイバー(あだ名と呼べるのかは微妙)、最優(笑)、騎士王、セイバーちゃん 鳴上悠→番長 クー・フーリン→兄貴 ランスロット→謎スロット、ランス、ゴキブリ 花村陽介→ガッカリ王子、ジュネス 蘇 妲己→妲己ちゃん 鹿目まどか→まどっち、ラスボス、クリームヒルトちゃん、ウェヒヒ DIO→DIO様、テラ子安 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(ゼロ)→童帝、魔王、ルル、ルル山さん リインフォース→リインちゃん 衛宮切嗣→ケリィ 門矢士→ディケイド 美樹さやか→さやかちゃん、オクタヴィアちゃん 太公望→軍師 ジョン・バックス→市長、死超 ファニー・ヴァレンタイン→大統領 間桐雁夜→おじさん トキ→ジョインジョイントキィ、トキィ 間桐慎二→ワカメ ラオウ→拳王様、ジョイヤー キンブリー→金鰤 イリヤスフィール→イリヤ 本多忠勝→ホンダム 金城優→弁当 アストレア→バカ 我妻由乃→ゆのっち、ヤンデレ ジョン・ドゥ→某死体さん、死体 言峰綺礼→マーボー、神父 トワイス・ピースマン→欠片男 ギルガメッシュ→ギル、英雄王、金ぴか、慢心王、AUO ※おまけ 暁美ほむら→ほむらちゃん、ほむほむ、ホムラチャン 巴マミ→マミさん、デブさん、デミさん キュゥべぇ→QB、淫獣 イザナミ→ナミさん ケンシロウ→北斗神拳正統伝承者、救水主 ジャギ→ジャギ様、石油王、汚物、魔法戦士QMZ、石油のアルカナ、バイクのエンジン音 サウザー→聖帝、やわらか聖帝 間桐臓硯→蟲ジジイ 天海春香→春香さん、春閣下、はるるん、ハルカッス、中村先生、ののワさん、のワの 星井美希→みきみき、金髪毛虫、ミッキ 【七英雄】 二次聖杯において、各クラスから最後に残った1人ずつ。計7人を殿堂入りの意を込めてまとめる。 セイバー→ガウェイン ランサー→アレックス アーチャー→DIO ライダー→火野映司 キャスター→ゾルフ・J・キンブリー アサシン→ファニー・ヴァレンタイン バーサーカー→ランスロット 【市長組】 主従揃って強力な戦力を誇るゼフィール ライダー(アシュナード)組とD4C(いともたやすく行われるえげつないチート)でムーンセル冬木市市長の座を手に入れたジョン・バックス アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)の同盟チーム。 ハッキングで市長の座を手に入れたというインパクトの強さ故かこんな通称になった。 色々と制約はあるが冬木市内に配置したNPCのおかげで市庁舎から一歩も動かずして情報が手に入る市長、元々諜報に向いている上に一撃必殺、無限復活、制約付きだが分裂可能という超宝具を持つ大統領と最近になって三組もの参加者をまとめて葬るという大戦果を挙げた回転王 狂王の組み合わせはチームとしてあらゆる能力が高水準で纏まっており、今後更なる活躍が期待されている。 ただその一方で互いが互いにこの同盟を一時的なものと見倣しているため、他の勢力と違っていずれ同盟が破綻することが約束されている。 余談だがこのチームの四人、意外と共通項がある。 全員が何らかの国又は組織の長である事と単なる私利私欲に基づかない理想を持っているという事である。 しかし、77話でゼフィールとアシュナードが、悠とクー・フーリンの捨て身の行動(+DIOの援護攻撃)により葬られた為、事実上壊滅した。 【事故ナギ】 原作で合体事故・合体予報によるイレギュラーを利用して作られた、強力なスキルを持ったイザナギの事。 本来イザナギは初期装備のペルソナ。それ故に、後に使用出来る様になる他のペルソナと比べると見劣りする部分が多々あり普通ならば戦力外となる。 しかしその渋カッコいい外見、バランスよく整ったステータスなどからイザナギの人気は高い。 そこでペルソナの合体における事故を『わざと』引き起こして生み出されたのが通称『事故ナギ』である。 事故ナギは十分戦力となるスキルや能力を持っており、これを使う ことで思う存分イザナギを戦力として装備出来る様になるのだ。 しかし、そもそも事故を利用した作成なのでかなりの運任せ。事故ナギを生み出す為には相当な労力を必要とする…。 ただ、増量移植作品であるP4ゴールデンではかなり気軽に事故ナギ作成に挑める様になった模様。 二次聖杯ではワイルドの能力を失った番長のペルソナとして活躍。数多くのスキル、鯖程ではないにせよ高い戦闘能力で大いに役立った。 しかし最近になって切嗣の起源弾に撃ち抜かれ、まさかの消滅となった。さらば事故ナギ…… 【ジャンプ史上最高のヒロイン】 参加者の一人、キャスターの蘇妲己ちゃんの事なのよぉん♥ 長い歴史のジャンプの中で「誰が最高のヒロインか」という話題が出ると彼女が選ばれるのぉ♥ 完璧なプロポーションと可愛い言葉づかい、妹思いの優しい性格や原作内での活躍が人気の秘訣かしらぁん♥ し・か・も♥ 最終的にはラスボスを出し抜き、主人公を救うというヒロイン要素のキャラクターなのぉ♥ とっても素敵だわぁん♥ この聖杯戦争でもキャスターとして顕現し、キャスターの不在で「キャスターきてーはやくきてー」と悩んでいた寺組の元にサササっと駆けつけ、 「キャスター来た!」「メイン神殿来た!」「これで勝つる!」「素敵タル~」と賞賛の嵐を受けるヒロイン力の高さを見せ付けたわん♥ 彼女の登場で、堅苦しい面々で構成された寺組にもドキドキで素敵な展開になる事、間違いなしよぉ♥ あぁ~ん♥ 素敵ぃ~♥ うふぅん♥ この項目は何者かにより勝手に作成されました。事実とは全く異なる可能性があります。 【ジャンプ史上最凶最悪のヒロイン】 参加者の一人、キャスターの蘇妲己の事である。長い歴史を持つ週間少年ジャンプの中で「誰が最凶最悪のキャラか」という話題が出ると彼女が候補に出る。 その魅力で男女を問わず他者を誑かし、二人の妹以外には一切の情け容赦を向けない残酷な性格から今尚人気を得ている。 戦闘面での実力もあるが、真の恐ろしさは作中で誰一人として出し抜くことが出来なかった明晰な頭脳である。 主人公たる策士の太公望は作中で一度も彼女に勝つ事が出来ず、その恐ろしい頭脳でラスボスをも手玉に取っていた。 散々悪行を働いたにも関わらず、最終的な目的である『地球との融合』を遂げ、結局一人勝ちをした。 【新春セイバー大量処分祭】 セイバーがやたらと参加人数が多い割りに、全く活躍出来ていない事から最優(笑)と称され「大量処分」されてしまうのではと危惧されていた。 が、53話にて二次聖杯屈指の強マーダーことゼフィールとアシュナードの大暴れで本当にセイバーの半数が処分されてしまった。 この話の中での死亡したサーヴァントは全員セイバーだったため、作者がタイトルをこちらにしようか迷ったがネタバレになるため現行のものとなった。 ところで、このムーンセル内の冬木市は何月頃なのだろうか?新春と書いてあるのはこの話が一月に投下された為で、作中の季節とは一切関係ない。 【新都連合軍】 鹿目まどか&アーチャー(DIO)、ジョン・バックス&アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)、衛宮切嗣&ライダー(門矢士)、枢木スザク&バーサーカー(ランスロット)、キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)で構成されたマーダーチーム。 切嗣陣営以外はそれぞれ天国組・市長組・スザク団に属していたが、他のメンバーが死亡した事で所属チームは壊滅。対主催チームの遠坂邸同盟に対抗すべく結成された。 戦力的には全チーム中最強クラスだが、それ以上に何時裏切りが発生するか分からない空気に包まれている。そもそもこのチーム自体、遠坂邸同盟を潰す事だけを目的にしており、いずれは確実に対立する事になる。更にDIOに全く信用されていないまどかを筆頭に、過労死も時間の問題になりつつあるバックス、時期が時期とは言え未だに聖杯に執着している切嗣、もはや噛ませ犬同然なスザク、小鳩を利用した挙句裏切ったキンブリーと遠坂邸同盟以上に爆弾要素が多い(更に最近になって遠坂邸同盟の爆弾要素が解消されつつあるので、その対象がより深くなっている)。 【スイカバー】 「ここからいなくなれー!」 ロッテが販売しているアイスキャンディ及び機動戦士Zガンダムの最終攻撃「ウェイブライダー突撃」の欲称。本項目では後者の意味で取り扱う。 意味合いとしては全てを掛けた特攻なのだが、二次聖杯ではクー・フーリン、アルトリア・ペンドラゴンの2名が該当。それぞれ、クー・フーリンはアシュナードとゼフィールに、アルトリアはディケイドに対して行なった。元ネタの劇中でもウェイブライダーでの特攻により、シロッコを倒すことに成功するも、代償としてカミーユの精神は完全に崩壊してしまった。そして二次聖杯においてもそれに匹敵する悲劇的な結末が待っていたのだった。 【スザク団】 匂宮出夢&アサシン(懐刃サブラク)、枢木スザク&バーサーカー(ランスロット)、羽瀬川小鳩&キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)からなるチーム。 スザクが出夢に依頼した事で結成された。ワカメ軍団とは違い、自分達から進んで組んでいるのが特徴的(小鳩のみ流れ的に合流)。 ワカメ軍団や市長組に代わるマーダーチームだが、1日1時間しか戦闘に出ない出夢。傷が完治していないスザク&バーサーカー。戦うことさえままならない小鳩と、全マスターが何かしらの問題を抱えている。 その後完結編2話で出夢とサブラクが脱落した為、事実上壊滅。 【聖杯大戦】 「永遠の闘争・・・それこそが我が理想なり」 二次聖杯において最大にして最後の戦闘になるであろう遠坂邸同盟と新都連合軍の戦いの通称。 ここまで生き残ってきたという事もあり、遠坂邸同盟は唯一能力が限界突破したアルトリア・ペンドラゴンを筆頭にガウェイン、アレックス、火野映司、リインフォース。新都連合軍は最も被害を受けていないDIOを筆頭にファニー・ヴァレンタイン、門矢士、ランスロット、ゾルフ・J・キンブリーと双方のメンバーもなかなかの強者が揃っている。逆に言えばこの大戦に参加できなかった陣営は弱者と見られるかも知れない これこそ、平行世界のゼロが望んでやまなかった事なのだろう。しかし恐ろしいのはどちらが勝ってもバッドエンド確定という点である。同盟側はルルーシュが本編以上の結末になる確立が低く、陽介はバッドエンド確定。名無やこなたはに至っては賑やかし担当。一方の連合軍側も同盟を倒したら即第二ラウンド開始。その前に互いの腹の読み合いという第零ラウンドの存在と、何処までも救いが無かったのであった。やっぱり神様なんていなかったね! その後、完結編14話でついに聖杯大戦が開戦。良くも悪くも読み手を裏切る展開はその目で確認してもらいたい。 【聖杯戦争のセオリー】 その名の通り、聖杯戦争におけるセオリーのこと。 通常の聖杯戦争ならば大体2週間程度。開始から数日はあまり動きもなく、どの陣営も慎重な行動もしくは静観気味。 そして一度戦闘が巻き起これば他のチームもそれに乗じて動き出したり、積極的な行動を起こし始め本格的な戦争が始まるということが多い。 …しかし、二次聖杯においては当然ながら聖杯戦争初参加者ばかりであり、セオリーを知る者が少ない。 恐らく「サーヴァントを使って戦う、生き残りと聖杯を賭けたバトルロワイアル」程度の認識だろうか。 その為初日から積極的に動く参加者が多く、あちこちで熾烈な戦闘が勃発。チーム戦、乱闘、果ては複数の敵の蹂躙など序盤からとにかく激しいのだ。 参加者が25組もいることによるエンカウント率の高さもあるだろうが、それを抜きにしても初日から非常に参加者の動きが多い。 初日の夜明けまでの時点で既に参加者の3分の1近くが脱落しており、二次キャラ聖杯戦争は短期決戦になるのでは?という意見も多い。 まぁ、パロロワ的には「序盤には何もしない」というのは退屈な上に2週間分も続けるのは面倒だと思うので短期決戦になるのは必然とも言える… 序盤で一通りサーヴァントの戦闘能力を披露しておくということもあり、それも戦闘の多さに繋がったか。 【絶望ロック】 中二病臭い音楽ジャンルの事ではなく、パロロワ企画における生存ロックや死亡ロックの亜種であり、この聖杯戦争以外ではあまり確認されていない。 園崎詩音と美樹さやか(バーサーカー)の主従にこれがかかっており、書き手や読み手達により『絶望以外のルートが存在しない』状態となっている。 園崎詩音は精神状態の悪化で雛見沢症候群が進行し、末期になると錯乱した挙句に凄惨な死を迎える可能性があり、 美樹さやかは精神状態の悪化と魔力の消費でソウルジェムが濁り、最終的には魔女へと転化してしまう。 現状では回復手段がほとんどなく、そもそも救済する気が主催&書き手&読み手の誰も持ち合わせていないので、 現状彼女達には最悪の結末が約束されているとさえ囁かれる薄幸っぷりだった。 しかしその後、大方の予想を裏切り……
https://w.atwiki.jp/222seihaisensou/pages/70.html
夏は暑い。 八月ともなれば日本は亜熱帯とかす、などと言うものもいるほど暑い。なにせ地球温暖化だ。この半世紀でどれだけ真夏日が増えたか。 暑いと人は涼を水へと求める。文明開化前の冬木ならともかく、今の工業化の進んだ冬木では海に入ることはできない。そこで冬木市はプールを作った。今では県でも有数のスポットだ。 さて、そんな入水には適さない冬木の海だが曲がりなりにも水辺ならばいくらかは涼しいものだ。げんにその場にいる者達は暑い思いをしていなかった。役一名など不本意な海水浴で低体温症を引き起こしているほどだ。その役一名ことイリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、間桐慎二の言った言葉に疑問符を頭の上に浮かべた。 「シンジ、だったかしら?」 声を幾分震わせながら、イリヤは問うた。それにシンジこと間桐慎二は視線で言葉の先を促す。 「オリジナルの聖杯戦争って、どういうこと?」 「そうだよ!それってこの殺しあいが何度も起きてるってことなのか!?」 イリヤにつられるように、色丞狂介も声をあげた。彼からしても、このようなものがいくつもあるという点は驚きに値する。 一方この場に四人いるマスターでアリス・マーガロイドだけは沈黙を貫いていた。彼女にももちろん思うところはあるし多少の驚きもあったが、聖杯戦争に種類があるというのは予想の範囲内であった。それに、彼女の疑問はこの二人が代わりに聞いて、答えはペラペラと少年が話すだろう、そう考えてあえて何も言おうとはしない。 そして皆の視線を一身に集めるなか、やれやれといった感じでシンジは話し始めた。 「そもそも聖杯戦争ていうのは願いを叶えるアイテムの奪い合いのことだ。」 「魔法のランプっていうおとぎ話は知ってるだろ?ああいう使うと願いが叶うものを全部まとめて聖杯ていうんだ。」 「そんなことを聞いてるんじゃないわ、そんなの聖杯戦争の常識じゃない!私が聞いてるのはこのーー」 「ちょっと待った!それ常識なの?聖杯戦争てみんな知ってるものなの?」 「あなたは黙っててキョウスケ!」 「な、なんだよ、えーとーー」 「イリヤ!イリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ、それでシンジ、これが冬木の聖杯戦争のパクりってどういうことなの?」 「ちょっと待て今アインツベルンて言ったか?御三家の一つじゃないか!」 「アインツベルンてそんな有名なの?」 「ええそうよでも私は今そんなことを聞いてるんじゃないの早く質問に答えてもらえる?」 「それが人にものを頼む態度か!?御三家ならそんぐらい自分でわかるだろ。」 「へー、淑女(レディ)にそういう態度をとるのね、マキリは。」 「何がレディだ小学生はノーカン、アウトオブ眼中なんだよ。」 「言葉が古いのよワカメ頭!」 「ワカメじゃないウェーブだ!」 「どうみてもワカメじゃない!」 「ウェーブて言ってるだろ!このオシャレさもわからないからガキなんだよ!」 「ダサいのよ!キョウスケ、あなたもそう思うでしょ!」 「おい狂介お前からも言えこのオシャレさを!」 「そうだぞ狂介はっきり言ってやれ。」 「キャスター?!便乗はズルいだろ!!」 『マスター、これは止めた方が良いのでしょうか……?』 『そろそろ収集がつかなくなりそうだし、そうね。』 今まで一言も話さなかったアリスはパン、と手を叩く。言い争う三人のマスターの目線が集まる。 「なにか、聞こえないかしら?」 冬木市の警察が有能か無能かは評価が分かれる。 冬木大橋での無差別通り魔殺人及び爆破テロという未曾有の事態に直面して、冬木市の市境に検問を張り早速現場付近での捜査を数百人規模で行っているというのは有能と言えるだろうし、変質者の通報があったにも関わらず小一時間目撃された港に来なかったのは無能と言える。 だがともかく、一応警察は来た。サイレンを鳴らしてパトカーが向かってくる以上、キャスター達は離れなければならない。なにせ通報にある不審者とはまさしくキャスターのことだからだ。そしてその被害者とされているのはそのマスターである。 「御三家なら金持ってるだろうけどガキに払わせるのもあれだからおごってやるよ。」 「せいぜい10ユーロぐらいで威張らないでくれるあ・り・が・と・う。」 「で、何処にいくんだ慎二?橋は通行止めらしいけど。」 「教会だ。あそこは中立地帯のはずだ。そこなら落ち着けて話せるだろう?」 「言峰教会ね。」 あのあと四人のマスターは、一度場所を移して仕切り直すことにした。 慎二と狂介は港から離れる必要があったし、アリスもイリヤも慎二から聖杯戦争について聞き出さなくてはならない。 四人の思惑が合わさった結果、全員で同じタクシーに乗るという展開になったのだ。これは、それぞれのマスターへの危害をもっとも減らそうとしたためである。港では、直径10メートル程の円の中のエリアに四人のマスターがいた。このとき、どのサーヴァントも他のマスターを攻撃することはできない。彼らの攻撃では自らのマスターも巻き込みかねないからだ。そして距離をとろうとするマスターは、その真意に関わらず他の主従から巻き添えを食らわないために距離をとったという警戒を招いてしまう。このようにどのマスターも他のマスターから離れられないという状況が狭いタクシーへの乗車を選ばせた。 因みに、席順はアリスが助手席、慎二が右、狂介が左、イリヤが真ん中である。もちろんこれを決めるにも二三分かかった。「なんで私が座り心地の悪い真ん中なの」とか「びしょ濡れのお前の横に座るこっちの事情も考えろ」とかタクシー運転手を困惑させながら険悪な雰囲気を終始醸し出していた。 付け加えると、サーヴァントの内、赤城とパピヨンは屋根やボンネットに腰かけることになった。パピヨンはともかく赤城は陸上での機動力には難がある。均衡を崩すような真似を避けるためにアリスは赤城をタクシーに乗せたかったのだが生憎そのスペースはない。というわけでフロントガラスを背もたれにボンネットに腰かけたパピヨンの後ろ、屋根に乗せることにした。このとき赤城がパピヨンとは対照的な凄く切ない顔をしていたのだがフドウを除いてそれを知るものはいない。 「それじゃあ、出発かしら。」 後部座席に振り向くとアリスは全員の顔を見渡す。ようやく一時の平和が訪れたことを確認した。 タクシーは、ゆっくりと走り出した。 【新都、港近くのタクシー/2014年8月1日(金)0638】 【アリス・マーガロイド@東方Project】 [状態] 健康。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 幻想郷に戻ることを第一とする。 1.オリジナルの聖杯戦争? 2.とりあえず色丞狂介、間桐慎二、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと行動を共にする。 3.定期的に赤城の宝具で偵察。 4.できれば冬木大橋を直接調べたい。 5.人形を作りたいけど時間が…… 6.聖杯戦争という魔法に興味。結界かあ…… [備考] ●予選中から引き継いだものがあるかは未確定です。 ●バーサーカー(ヘラクレス)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)のステータスを確認しました。 ●タクシーの助手席に座っています。 【赤城@艦隊これくしょん】 [状態] 筋力(20)/D、 耐久(150)/A++、 敏捷(20)/D、 魔力(10)/E、 幸運(30)/C、 宝具(30)/E+++ 霊体化、魔力消費(小)、タクシーの屋根に搭乗中。 [思考・状況] 基本行動方針 マスターを助ける。今度は失敗しない。 1.警戒を厳に、もしもの時は壁役に。 2.定期的に宝具で偵察し必要なら制空権を確保する。 3.魔力を補給したいが今は黙ってる。 【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】 [状態] 全身ずぶ濡れ、磯臭い、低体温症、頭痛、その他程度不明の怪我(全て治癒中)。 [装備] 特別製令呪。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 全員倒して優勝する。 1.オリジナルの聖杯戦争? 2.とりあえずシンジとキョウスケとアリスと行動を共にする。 3.なんなら同盟を組んでもいい。 [備考] ●第五次聖杯戦争途中からの参戦です。 ●ランサー(幸村)、ランサー(アリシア)、アサシン(扉間)のステータス、一部スキルを視認しました。 ●少なくともバーサーカー(サイト)とは遭遇しなかったようです。 ●自宅はアインツベルン城に設定されていますが本人が認識できているとは限りません。 ●バーサーカーと共に冬木大橋から落とされました。怪我の有無や魔力消費は不明です。 ●アサシン(千手扉間)がハサンではない可能性に気づきました。 ●アーチャー(赤城)、キャスター(パピヨン)、キャスター(フドウ)のステータスを確認しました。 ●タクシーの中央後部座席に座っています。 【バーサーカー(ヘラクレス)@Fate/stay night】 [状態] 筋力(50)/A+、 耐久(50)/A、 敏捷(50)/A、 魔力(50)/A、 幸運(40)/B、 宝具(50)/A、 霊体化、不明、狂化スキル低下中。 [思考・状況] 基本行動方針 イリヤを守り抜く、敵は屠る。 [備考] ●イリヤと共に冬木大橋から落とされましたが少し流されたあと這い上がっできました。 【間桐慎二@Fate/stay night 】 [状態] 疲労(小)、精神的疲労(中)。 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 聖杯を手に入れる。何を願うかは後から決める。 1.とりあえず狂介とアリスとイリヤと共に教会へ。 2.なんだか段々大所帯になってきたな…… 3.ライダー(孫悟空)は許さない。 4.間桐家で陣地作成を行う。 5.会場と冬木市の差異に興味。 [備考] ●孫悟空のクラスとステータスを確認しました。 クラス・ライダー、筋力B耐久B敏捷B+魔力D幸運A このステータスは全てキャスター(兵部京介)のヒュプノによる幻覚です。 ●キャスター(パピヨン)、バーサーカー(ヘラクレス)、アーチャー(赤城)のステータスを確認しました。 ●この聖杯戦争を『冬木の聖杯戦争を魔術で再現した冬木とは別の聖杯戦争』だと認識しています。 ●タクシーの右後部座席に座っています。 【キャスター(フドウ)@聖闘士星矢Ω】 [状態] 筋力(30)/C、 耐久(40)/B、 敏捷(60)/C+、 魔力(100)/A+、 幸運(50)/A、 宝具(50)/A 霊体化。 [思考・状況] 基本行動方針 マスター・慎二を見定める。今のまま聖杯を手にするならば━━ 1.成り行きにここまで任せてきたが…… 2.今は慎二に従い、見定める。 3.求めるなら仏の道を説くというのも。 4.色丞狂介、か…… [備考] ●慎二への好感度が予選期間で更に下がりました。ただ、見捨てたわけではありません。 ●狂介に興味を持ちました。 ●孫悟空が孫悟空でないことを見破っています。 【色丞狂介@究極!!変態仮面】 [状態] 疲労(小)、精神的疲労(中)、ハンバーガー所持。 [残存令呪] 1画 [思考・状況] 基本行動方針 聖杯戦争を止める。悪人をお仕置きする。 1.オリジナルの聖杯戦争? 2. とりあえず狂介とアリスとイリヤと行動を共にする……イリヤはずぶ濡れだけど大丈夫かな? 3.ランサーだけあって逃げ足は早いんだな…… 4.帰ったら家で陣地作成したり核金作ったりしてもらう。 5.下北沢のサーヴァント(サイト)を警戒。冬木大橋も気になるからこのあと寄ってみる? [備考] ●核金×2、愛子ちゃんのパンティ所持。 ●予選期間中にサイトの魂食いの情報を得ました。東京会場でニャースを見た場合、サイトの姿や声を知る可能性があります。 ●孫悟空のクラスとステータスを確認しました。 クラス・ランサー、筋力C耐久C敏捷A+魔力B幸運C このステータスは全てキャスター(兵部京介)のヒュプノによる幻覚です。 ●キャスター(フドウ)、バーサーカー(ヘラクレス)、アーチャー(赤城)のステータスを確認しました。 ●タクシーの左後部座席に座っています。 【キャスター(パピヨン)@武装錬金】 [状態] 筋力(20)/D、 耐久(30)/C-、 敏捷(30)/C、 魔力(40)/B、 幸運(50)/A、 宝具(40)/B 霊体化。 [思考・状況] 基本行動方針 せっかくなんで聖杯戦争を楽しむ。 1.……ここまで影が薄いとは…… 2.帰ったら家で特殊核金を制作。今日はパピヨンパークは無理か? 3.冬木市の名物は麻婆豆腐‥‥? [備考] ●予選期間中にサイトの魂食いの情報を得ました。東京会場でニュースを見た場合、サイトの姿や声を知る可能性があります。 ●気分で実体化したりします。 ●孫悟空が孫悟空でないことを見破っています。 ●マスターが補導されたのを孫悟空による罠と考えています。 ●ビッグマックとハッピーセットは狂介に押し付けました。 ●タクシーのフロントガラスを背もたれにしてボンネットに座っています。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/95.html
Night of The Round ガウェインとの契約を交わし、今後の行動を決めようと思案していた時、 ルルーシュは不意に眩暈を覚える。 「……ッ!?」 不意に襲われた不快感に頭を抱え、 もう一度頭を上げた時、 そこには思いもよらない光景が目に入る。 「なっ…!?」 先程までの宮殿のような光景は消滅し、 窓から月の光が差し込む長い廊下の真ん中に いつの間にか自分は立っている。 『ムーンセルによる移動が行われたようですね』 傍から白銀の騎士の声だけが響く。 「ガウェインか? 何処にいる?」 ルルーシュの声に反応するように光が集約し、 人の形を成していく。 ものの数秒で始めからそこに居たかのように ルルーシュの傍らに白銀の騎士が現れる。 「常にお傍に」 サーヴァントの霊体からの実体化を初めて目の当りにし、 若干腰が引けているが、それをガウェインに悟らせない様に 咳払いを一つし、ガウェインに目を向ける。 「……ムーンセルとはどういう事だ?」 ルルーシュの質問にガウェインは暫し沈黙した後、 周辺に目を向け、何事かを閃く。 「丁度良い場所に飛ばされたようです。 着いて来て下さい、口で説明するよりも 分かりやすいものが有りますので」 そういって彼は暗い廊下を先行していく。 それを訝しみつつもルルーシュも後に続いていく。 「こちらです」 そう言って彼が指し示したのは一つの個室。 扉の上に貼り付けられたプレートには 『図書室』と書かれている。 「ここは……図書室? 何の冗談のつもりだ、ガウェイン?」 眉間に皺を寄せ、詰問するような口調のルルーシュを 微笑んで軽く流し、ガウェインは引き戸を開けて中へ入っていく。 顔を顰めつつ、ルルーシュも中へ入ろうとして 今までの暗い廊下とは違い、 明かりの点いた室内に一瞬、目を細める。 「あっ、いらっしゃい! あなたがマスターさん?」 図書室の受付に座る黒い学生服を着た少女が 明るく声をかけてくる。 その傍ではガウェインがにこやかに ルルーシュに手招きしている。 「説明をしろ、ガウェイン! この女は誰だ? 何故、俺がマスターだと知っている!」 声を荒げるルルーシュを宥め、 隣の女性を示して、 「彼女は間目 智識(まめ ちしき)さん。 我々のサポートをしてくれるNPCです」 ガウェインに紹介された少女がルルーシュに手を振る。 だが、その少女を無視し、 ルルーシュはつかつかと歩を進めると ガウェインに詰め寄る。 「それで、この馬鹿みたいな名前の女が 何の役に立つというんだ?」 「バッ!? き、気にしているのに……」 ルルーシュの言葉に凹む少女を「まぁまぁ」と宥めつつ、 にこやかなままガウェインはルルーシュに向き直る。 「落ち着いてください、ルルーシュ。 ここにはムーンセルに集められた 全ての情報が記録されています。 彼女はここの管理人です」 エッヘンと胸を張る少女を不審そうな目で眺め、 疑念は晴れはしないままに仕方無さそうに ルルーシュが口を開く。 「……取り敢えず、ムーンセルと聖杯戦争に ついての記録を出して貰おうか?」 「あいあい」と軽く返事をして少女がPCに向かい、 キーボードを軽快に叩いていく。 すぐにPCのディスプレイに映った文字列を眺め、 少女は一瞬、困った表情を浮かべると 「はい、これだよ」 と、一冊の書籍を取り出す。 その本を手に取り、ぱらぱらと捲り ルルーシュが首を捻る。 「……如何いう事だ? 俺は『ムーンセル』と『聖杯戦争』についてと言ったのだが、 これには『聖杯戦争』についてしか記載されていないが?」 ルルーシュの質問に少女は「あはは~」と 困り顔をしつつ、言い訳を始める。 「いやですね、私も出来れば協力したいんだけど 『始めから答えを与える様な甘えは許さん』って、 どっかの神父さんから通達が来てましてね」 「本当にごめんなさい!」と両手を合わせる少女に 舌打ちこそしたが、それ以上の追求はせずに ルルーシュは渡された本に目を落とす。 「……随分と断片的な記録だな。 過去のものに到っては行われた回数と日付のみか… ん? この第5次聖杯戦争というのは 最近行われたものなんだな?」 それまでは断片的だった記録が その部分に関してだけは詳細に記載されている。 「勝者は衛宮士郎…イレブンか。 待て、そういえば此処は何処だ?」 唐突な移動により頭から抜けていた疑問が 「イレブン」という単語で急に頭を過ぎる。 「此処は冬木市。 貴方の世界で言う所のエリア11の 一つの街ですよ、ルルーシュ」 疑問に対してすかさずガウェインが答えを返す。 その隣では少女が仕事を取られたような 情けない顔をしていたが。 「……エリア11。 日本だったのか、此処は」 自分にとっては因縁深い場所である事に対してか、 ルルーシュの表情に蔭りが差す。 だが、一つの疑問が頭を過ぎり、 頭を上げてガウェインに視線を向ける。 「いや待て。今、お前は『貴方の世界』と言ったな。 それはお前が過去の人物だから言った事か?」 ルルーシュの質問にガウェインは驚いた様に目を丸くした後、 その行為が無礼に値すると感じたのか恥じ入るように 少しだけ俯いた後、すぐに顔を上げて真剣な表情でルルーシュを見つめる。 「いいえ、言葉の通りです、ルルーシュ。 貴方は『この世界とは異なる世界』から 聖杯によって選ばれたのです」 ガウェインの言葉や表情に偽る様なものは無い。 俄かには信じがたい話だが、 ルルーシュの明晰な頭脳はこれまでの経緯も含めて その可能性を素直に受け入れる。 「平行世界(パラレルワールド)か・・・ そうすると聖杯というものは 確かに願望器と呼ぶに相応しいな」 顎に手を当て、呟く様に答えを導くルルーシュに ガウェインが微笑んで言葉を続ける。 「聖杯は情報の収集を主としております。 いえ、正確にはそれしかしないんです。 ですがそれは同時にあらゆる可能性にまで及んでいます。 その情報量は私には想像も及びません」 「それが何故願いを叶える事に繋がる?」 「私に分かるのは其処までです。 何故それが願いを叶えるのに繋がるのか それを知る事が出来るのは 最後に勝ち残った勝者だけですから」 「あわわわ……な、何この人、いきなり核心にまで迫った!? ルルーシュ、恐ろしい子ッ!」 一人、驚愕の表情を浮かべている少女を尻目に ルルーシュは足早に出口へと歩いていく。 「どちらへ?」 ガウェインが首を傾げてルルーシュの後を追う。 「取り敢えず、ここが何処なのかという事と 聖杯戦争と言うものについては知る事が出来た。 当面はここに来る用も無ければ、 ここに長居する必要もない。 ここで情報が閲覧できる以上、 ここに来る者は全て、 他のマスターという事になるだろうからな」 口元に少しだけ笑みを作り、さっさと扉を開けて 一人先に外に出て行ってしまう。 やれやれといった様子でガウェインも後に続き、 出口の前で少女に深々と一礼した後、 その姿を霊体化させて、その場から消えた。 「……さて、誰か来る前に仮眠しとこ」 取り残された少女は寝袋を取り出して、 いそいそと仮眠の準備に勤しむのであった。 「ガウェイン、そこに居るんだろう?」 見向きもせずに声だけで確認する。 『ハイ、こちらに居ります』 今度は実体化せずにこちらも返事をするだけに留めている。 「さっきの書籍に気になる名前があった。 第5次聖杯戦争の勝者、衛宮士郎。 会ってみる価値はあるだろう」 ―――――――――――――――――――――――――― コンロに火を点けて、薬缶を温める。 その間に台所の戸を開けて、茶葉を探す。 「えぇっと、あぁ有った。 セイバーは緑茶で良いか?」 「えぇ、私は何でも構いません」 台所からセイバーの姿に目をやる。 キチっとした姿勢で正座し、 穏やかな表情で自分の方に目を向けている。 目が合い、何だか気恥ずかしくなって 慌てて薬缶に向き直る。 程よく暖まったお湯を急須に注ぎ、 湯飲みにお茶を淹れる。 ほんのりと渋い匂いに少しホッとする。 「出来たぞ、セイバー」 「ありがとうございます、シロウ」 机に向かい合う形で座り、 お互いの湯飲みを置く。 お茶を少しだけ啜る。 熱めに沸かしたお茶が逆に心地良い。 気分が落ち着いてきたのでそろそろ本題に切り込む。 「セイバー、今回の聖杯戦争についてなんだが セイバーも気づいてるよな? 今回の聖杯戦争はおかしいって事」 セイバーも湯飲みを置き、士郎の言葉に続く。 「えぇ、理解しています、シロウ。 7騎ではなく25騎にも及ぶサーヴァント。 これは明らかに異常です」 その言葉にうんと頷き、そして首を傾げる。 「セイバーは聖杯の事は分かんないんだよな? 柳堂寺の地下の大聖杯はもう無いんだ、 じゃあ、今回の聖杯は一体何処から現れたんだ?」 「すみません、シロウ。 聖杯の所存については私も分かりません」 しゅんとしょげかえるセイバーに慌ててフォローをいれる。 「いや、別にセイバーを責めてる訳じゃないんだ! ただ、今回の事は分からない事だらけで 俺も如何したら良いか分かってないんだし」 気分を落ち着ける為にお茶を一気に流し込む。 まだ少し熱かったが気分は少し落ち着いた。 「そ、それでだな、セイバー。 今回も夜の見回りをしようかと思ってる」 提案としては愚直も良い所である。 しかし、自分にはここから手を付けるしかない事を 分かっているからこその提案である。 セイバーは机に置いておいた湯飲みを持ち、それを一口啜る。 コトリと湯飲みが置かれ、セイバーが真剣な表情で シロウの顔を見つめる。 「分かっています、シロウ。 ですが、約束して下さい。 決して一人では無茶な行動はしないと」 「あぁ、俺もあの頃よりは理解出来てるよ。 セイバーを心配させるような真似はしない」 お互いに真剣に見つめあい、意識を確かめる。 後は空になった湯飲みを持ち、台所へと向かう。 湯飲みを洗いながら後方のセイバーへと声を掛ける。 「そうだ、セイバー。 俺もただぼんやりと過ごしてたって訳じゃないんだ。 一緒に道場の方まで来てくれないか?」 ―――――――――――――――――――――――――― 乾いた竹刀の音が響く。 だが、それは打ち合いと言うにはあまりにも一方的で、 指導と言った方が的確な状態である。 振るわれた竹刀が腕に当り、 思わず竹刀を取りこぼす。 「……いてて、やっぱりセイバーには敵わないか」 「確かに以前よりは上達したようですが、 まだまだですね、シロウ」 ご満悦と言った表情でセイバーが胸を張る。 そういえば、前から気になっていた事があるから、 ご満悦ついでに聞いておこう。 「そういやさ、セイバーは剣の腕で誰かに負けた事はあるのか?」 その言葉にセイバーがムッとする。 「何を言いますか、シロウ。 私はセイバーの名を冠するサーヴァント。 剣に於いて他に遅れを取ることなどありません!」 誇らしげに話すセイバーだが、ちょっと引っかかる事があるな。 「いや、でもセイバーって確か伝承じゃ――」 その言葉を途中で遮られる。 セイバーの顔は真剣で何かに集中している。 この感覚は――まさか! 「シロウ、近くにマスターが来ています! かなりの魔力を感じます、間違いありません」 セイバーの周りに風が集まり、 瞬時に礼装に包まれる。 セイバーの様子からして、相手も相当やばい奴だ。 「シロウはここに!」 言うや否や、セイバーが一人で外に飛び出してしまう。 慌てて続こうとして前にもこんな事があったのを思い出す。 あの時はセイバーがアーチャーの奴を切り伏せちゃったから、 とんでもないことになってしまったんだった。 「…とと、こんな事考えてる暇はないぞ。 セイバーを追わないと!」 急いで表門から飛び出し、周囲に目をやり、 セイバーの姿を探す。 「居た!」 意外と近くに居たセイバーに安堵すると同時に疑問が起こる。 遠くに見えるセイバーは明らかに動きを止めている。 相手の反撃にあったような感じでもない。 何かに驚いているといった様子だ。 「セイバー!!」 走りながら意識を集中させる。 『―――同調、開始(トレース オン)』 一番、意識しやすい二振りの剣を投影する。 <干将・莫耶> 陰陽二振りの短剣。 アイツが使っていたのは気に食わないが、 瞬時に投影できるのはこれくらいなのだから いちいち選り好みはしてられない。 短剣を構えて、セイバーの横に並ぶ。 セイバーの姿にはやはり何処にも外傷は見当たらない。 ならば、セイバーは『何』に対して ここまで驚いているのだろう? セイバーの視線の先に目を向ける。 そこに白銀の騎士が立っていた。 「お久しぶりです、アーサー王。 いえ、今はお互いにサーヴァントの身。 叔父上と呼んだ方が宜しいですかね」 白銀の騎士が構えていた剣を収める。 「あなたは……ガウェイン」 固まっていたセイバーが口を開く。 ガウェイン? ガウェインって、確か円卓の騎士で アーサー王の片腕とまで言われた騎士の事か? 剣を収めたと言う事は少なくとも 向こうに今は敵意は無いみたいだが。 「フン……いきなり飛び掛る番犬とはな。 前回の勝者とやらはその無節操さで 他の者に勝利したのか?」 悪態をつきながら白銀の騎士の影から一人の青年が姿を現す。 細身で黒髪だが瞳の色が日本人ではない事を証明している。 「……誰だよ、お前!」 セイバーはまだガウェインと呼ばれた騎士に驚き、固まったまま。 いくら相手が知り合いだったからと言って油断が出来ない事は 前回の経験から充分に身に沁みている。 警戒心を解かない俺を青年は鼻で哂い、 「俺の名前はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。 貴様に用があって此処に来た。 セイバー「ガウェイン」のマスターだ」 そう言って、右手に刻まれた令呪を翳した。 【深山町・衛宮邸前/深夜】 【衛宮士郎@Fate/stay night】 [状態]:健康(残令呪使用回数:3) 【セイバー(アルトリア)@Fate/stay night】 [状態]:健康 【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス】 [状態]:健康(残令呪使用回数:3) 【セイバー(ガウェイン)@Fate/Extra】 [状態]:健康 BACK NEXT Interlude Cannibal Corpse 投下順 027 Cyclone 043 Interlude 時系列順 027 Cyclone BACK 登場キャラ NEXT 003No.3 衛宮士郎 セイバー 040 FINAL DEAD LANCER(前編) 010No.10 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア セイバー 040 FINAL DEAD LANCER(前編)
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/427.html
【英数字】【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ・を・ん】 【対聖杯】 参加者のスタンスの一つ。聖杯そのものへの反抗を目的とした方針。 所謂対主催的なもの……なのだが。 望んで聖杯戦争に参加したマスターたちは殺る気な上に、偶然参加したうちで殺る気がない者たちも悩んだりまずは様子見情報集めを決め込んでいた。 そのため、登場話時点で具体的に対聖杯を表明し行動を開始したのは一組のみ。 しかもその片割れはあのHELLSINGが誇る戦争狂、少佐という珍事が発生した。 【中立】 参加者のスタンスの一つ。対聖杯にも聖杯狙いにも属さない方針。 対聖杯程ではないがやや少数派。「戦争に迷いを抱いている」「方舟の調査そのものが目的」などその在り方は様々。 全体的に情報収集や自衛に徹するチームが多いが、中には聖杯狙いと殆ど変わらない好戦的なチームも。 聖杯に対する明確な方針を持たないチームが殆どの為、それぞれの色はかなり異なる。 【月海原学園】 会場内に存在する施設の代表格。Fate/Extraでお馴染みの学園である。 Extraにおいては聖杯戦争の予選会場であり本戦を迎えたマスター達の拠点のような場所だったが、 二次二次においてはあくまで施設の一つという位置づけ。 原作との大きな差異として「小中高一貫校」という設定が追加されている。 こうした設定の追加による規模の拡大、マスターの学生勢の多さ、 そして原作においても舞台としての役割を担った月海原学園といったファクターが噛み合い、 マスターのおよそ三分の一以上が月海原学園関係者という事態が発生した。 因みに作中の描写によると高等部の時間割は45分7時間授業の形態。 一時間目が8:30開始、各10分の休み時間が挟まれ、四時間目〜五時間目の間には昼休みが入る。 四時間目の終了時間は12:00、つまりルーラーによる定時通達の時刻である。
https://w.atwiki.jp/d-hf/pages/13.html
ダンゲロス聖杯戦争は「Fateシリーズ」をモチーフにしたTRPGです。 概要 参加プレイヤー数は7~10人を想定しています。 プレイヤーはとある街に集まった魔人魔術師となり、全てのマスターの脱落を目指して行動します。 行動は何をしても自由です。 ただし成功するかどうかはキャラクターの能力と説得力、そしてダイス目次第。 コンセプト 今回は個人戦で、TRPG色を強めてかなり行動の自由度を高くしたいと思っています。 過去のゲームで言うと学園祭形式に近い感じ 多人数で並行して進めるため、リアルタイムでは進行できないので行動提出はメールでのやりとりとなります。 この辺はゾンビダンゲロスに近い感じ。 プレイヤー同士の対立をメインにすることと、協力プレイの処理が難しいことから、参加プレイヤー間の情報交換は禁止させてもらいたいと思います。 SS提出も、文章力や時間による優劣を無くす意味も含めて無し。 ダンゲロスの重要な要素であるコミュニケーションに大きな制限がかかってしまい、ゲーム進行中に不自由な思いをすることになってしまいますが、その点あらかじめご了承いただくようお願いします。 特殊能力 今回のルールでは行動の自由度の高さに伴って、様々な用途で能力を作成できます。 しかし強力過ぎて対処が不可能な場合はGKの方で調整を要求します。 どういう原理で何ができる能力なのか、わかりやすくハッキリしていればある程度のことまではOKにしたいと思っています。
https://w.atwiki.jp/outerzone/pages/176.html
「まさかルーラーがもうひとり召喚されていたとはな」 「私もまさか自分が聖杯戦争のルーラーで召喚されるとは思ってなかったわよ」 監督役の神父、言峰綺礼の前にルーラーのサーヴァントが現れた。栗色長髪に榛色の瞳で 白を基調とした赤いラインが入った服を着ている少女。彼女の名前はアスナ。ルーラーのサーヴァントである。 ただルーラーのサーヴァントは既にアルヴィースと呼ばれるサーヴァントがルーラーで召喚されており、彼女は聖杯が今回の聖杯戦争を管理するために保険として召喚したもう一人のルーラーではないかと思われる。 「それで君はこれからどうするんだ?」 綺礼がアスナに質問する。 「他にルーラーがいるなら私は今回の聖杯戦争には関わらないけど、魂食いや無関係な人を襲うサーヴァントがいたらルーラーとして放置はしないわよ。」 それだけ言い残し、アスナは綺礼の前から姿を消す。 【サーヴァント】 【クラス】 ルーラー 【真名】 アスナ『結城明日奈』 【出典】 ソードアート・オンライン 【ステータス】 筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A 【属性】 中立・善 【クラス別能力】 対魔力:B 魔術発動における詩唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 真名看破:A ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。 神明裁決:A ルーラーとしての最高特権。 聖杯戦争に参加した全てのサーヴァントに二回令呪を行使することができる。 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。 【保有スキル】 カリスマ:A 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 血盟騎士団の副団長としてギルドを率いた彼女の逸話が昇格したスキル。 戦闘続行:A 大切な人やみんなのために最後まで戦い続けた彼女の逸話が昇格したスキル。 仕切り直し:A 戦闘からの離脱、あるいは状況をリセットする能力。技の条件を初期値に戻し、同時にバットステータスの幾つかを強制的に解除する。 【宝具】 『マザーズ・ロザリオ』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人 11連撃のOSS「オリジナルソードスキル」 彼女が大切な親友から託された技である。 『スーパーアカウントO 1・創世神ステイシア』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:50人 アンダーワールドで彼女が使用したスーパーアカウント。創世神ステイシアの姿になれる。無制限地形操作が可能で、地形を丸ごと変える術である。彼女自身も頭痛に苦しむリスクもある。 【人物背景】 『ソードアート・オンライン』のメインヒロイン。 本名は『結城明日奈』。 アスナという名前は仮想空間ゲームで彼女が名乗っていた名前。 エリートコースを歩んできた令嬢。 『ソードアート・オンライン』と呼ばれる仮想空間ゲーム、略称して『SAO』と呼ばれるゲームに参加し、デースゲームに巻き込まれる。そこで主人公のキリトと出会う。時には反発したりしながらも、キリトと絆を深め、恋人になる(ゲームの世界では結婚もしてる)。 『SAO 』の世界では最強のギルド血盟騎士団の副団長を務め、閃光のアスナの異名で呼ばれていた。 『SAO』事件解決後もキリトを支え、お互いに大切な存在になっていった。 ちなみに本当の娘ではないがユイという大切な娘がいる。それと幽霊やオバケが苦手らしい。 【方針】 基本的に聖杯戦争に関わらず、見守るだけにするが、魂食いや無関係な人間を襲うサーヴァントがいたら全力で止める。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。聖杯戦争を最後まで見届ける。 【把握媒体】 原作小説及び、アニメシリーズ。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/368.html
【マスター】 電人HAL 【出典】 魔人探偵脳噛ネウロ 【性別】 男性 【参加方法】 春川英輔を殺害する前、ゴフェルの木片の電子データを用い聖杯戦争に参戦する。 事前にムーンセルにハッキングした事で聖杯戦争を把握している。なお、ゴフェルの木片の存在は春川には秘匿している模様。 【マスターとしての願い】 電脳世界で完全な「本城刹那」を構築する。 【能力・技能】 電脳世界においてはほぼ無敵であり、その実力は強大な力を持つ魔人の侵入を二度も退けるほど。 今回は制限によって著しく弱体化しているものの、それでもその性能は驚異的と言える。 原作では護衛として怪物を召喚する等していたが、此度の聖杯戦争でもそれが可能かは不明。 【weapon】 「コードキャスト 電子ドラッグ」 HALが聖杯戦争用に組み直したプログラム。 本来の電子ドラッグは、見た者の脳を刺激する事により、理性から犯罪願望を解放させると同時に、電人HALへの服従の意を刷り込ませる洗脳プログラムである。 今回構成された電子ドラッグには、見た者のデータを書き換え、電子ドラッグを多量に使用した状態にさせる効果がある。 当然ながら、電子ドラッグを過度に使用した者は例外なくHALの尖兵となってしまう。 NPCには効果覿面だが、サーヴァントやマスターにまで通用するかは現時点では不明。 電子ドラッグはインターネット等の回線を利用する事で拡散させる事が可能だが、過度の洗脳はペナルティを受ける可能性がある。 【人物背景】 錯刃大学教授・春川英輔の脳を複製したプログラム人格。 日本中に電子ドラッグをばら撒き、原子力空母「オズワルド」を占拠した事で世界中を混乱に陥れた。 その目的は、かつて春川が救えなかった人間「本城刹那」をプログラムとして電子世界に蘇らせる事。 オズワルドを占領したのも、そこを拠点としてスーパーコンピューターをかき集め、「本城刹那」の構築に専念する為だった。 しかし、彼自身も「1ビットたりとも違わない人間」を作り出すことは不可能であると悟っており、防衛プログラムを突破さえた際には素直に負けを認めていた。 その後、デリートボタンを押させる事で自ら消滅する道を選ぶが、完全に消滅する"刹那"、自らが最も求めていた者にようやく出会い、満足しながら消滅した。 【方針】 アサシンの特性を最大限活用し、優勝を目指す。 登場話一覧 +... No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 024 電人HAL&アサシン 電人HALアサシン(甲賀弦之介) ◆WRYYYsmO4Y 041 破戒すべき全ての電人(ルールブレイカー) 電人HAL&アサシン C-6/錯刃大学・春川研究室 早朝 ◆ZTnr6IpaKg 056 電脳淫法帖 電人HAL&アサシン狭間偉出夫&ライダー C-6/錯刃大学・春川研究室C-6/マンションの自室 午前 ◆FFa.GfzI16 096 忍音 電人HAL&アサシン C-6/錯刃大学・春川研究室 午後 ◆OSPfO9RMfA 107 戦争考察 ジナコ・カリギリ&アサシン電人HAL&アサシン B-5/賃貸マンション屋上B-10/街外れの一軒家C-6/錯刃大学・春川研究室 夕方 ◆F3/75Tw8mw 115 俺はお前で、私はあなた ジナコ・カリギリアレクサンド・アンデルセン&ランサー電人HAL&アサシン B-10/住宅街のはずれC-6/錯刃大学・春川研究室 夕方 ◆IbPU6nWySo
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/219.html
キャラシート(マスター用) 【名前】 三谷 扶希 【サーヴァント】 バーサーカー 【性別】 女 【性格】 何かを考えているようにみえない楽観的 わがままをいう時はいうがすぐに諦めてくれる 【出典】 オリジナル 【属性】 中立・中庸 【ステータス】 筋力 E(10) 耐久 D(20) 敏捷 D(20) 魔力 C(30) 幸運 C(30) 供給 A(50) TOTAL 160 【詳細】 聖杯戦争なんていい暇潰し。そんなことを考えながらこの聖杯戦争に望んだ 彼女は柊 司の義理の妹である。七つ年が離れており、司が生きていればきっとこの場にいたのは扶希ではなく25歳になった司だった。 実家がヤクザだというのに彼女は姉とは違いフィジカルは並大抵、思考は少し子供じみたところも多く、とにかく勝てる見込みがある場合は負けたくないの一点張り、一方負け試合の場合は試合放棄をするなどする執念深いのかあっさりしているのかが分からない態度をとる。純粋に小さい子供が大きくなったような感じで、周りの空気を読まない、大泣きしながら騒ぐ、我儘ばかり、それでいて落ち着けばちゃんと誠意をもって謝り、他人の悩みなどを真摯に聞いてくれる生徒会の庶務ちゃん。 人形やコスプレが大好きで、プライベートでたまにコスプレをするほどである。 姉よりもたくさん父に甘やかされた為甘え上手。 裏設定
https://w.atwiki.jp/animefate/pages/2.html
メニュー メニュー(携帯用) あらすじ 登場人物マスター サーヴァント その他の登場人物 聖杯戦争のルール 舞台について 用語解説 本編 陣営別SS追跡表 登場話候補一覧 書き手向けのルール 議論覚書 その他 現行スレ したらば掲示板 テンプレ 砂場 更新履歴 取得中です。 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -