約 374,352 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1002.html
839 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/05/22(火) 04 44 11 「ところで一成、さっき言ってた私事って、この辺りでするような用件なのか?」 帰る直前の背中に向けて、そんなことを口にした。 「ん? ああ……そうだな、衛宮には話しても問題はなかろう」 一成がくるりと振り返る。 「衛宮、霧島君を知っているな」 キリシマ。 その名字にぞくりとした。 そうだ、何故忘れていた。 三月にまで延期された生徒会長選で一成の次代を引き継ぐことになった、先代の副会長。 そして—— 「ああ……知っている、今の、生徒会長だよな」 ——君は、君達は、お互いが実に利用しがいがあるナカマさ、それは誇って良いことだと思うぜ? おそらく昨日戦ったJ.B.に…… 「……どうした、衛宮?」 我知らず拳と歯に力を込めていたらしい。 「いや、なんでもない……話を続けてくれ」 「その霧島君がな、ここ数日生徒会に顔を出さんらしいのだ、俺自身の引き継ぎは終わっているのだが、決済しておかねばならない書類がまだ幾つかあるようでな…… 勿論、春休みという時期を考慮すれば文句も言えんのだが、連絡も取れんのでは少々問題があるのでな」 大凡の事情は掴めた、だが、一成には……そして彼女達にはこっち側に踏み込んで欲しくないと思う。 「……一成が決済できないのか?」 「駄目だ、俺はもう生徒会長ではない、後進の指導は出来ても実務までしては示しが付かん……それで見舞いをと思ったのだ」 その辺りの、生徒会長という立場への配慮というべきか、融通の利かなさというべきか分かりかねる思考はさすが一成と言うところか。 そしてそう考えているならば、考えを変えさせることは極めて難しいだろう。 「そうか、足止めしてしまって済まないな……」 ならばせめて夜が来る前に用件を終わらせて返さなければ一成が危険だ。 「構うまい、見舞いの品とはいえあれだけ持っていては迷惑だろう、衛宮達のおかげでこれだけ減らせたしな」 「お詫びというわけではないが、ついていこうか?」 「はは、衛宮がついてきてくれるのは有り難いが……彼女とそれほど親密というわけではないのだろう? 彼女から衛宮の話を聞いたことはないし、ただでさえこの家の女性達は数多いしな」 一成が笑いを漏らす。 悪気はないのは分かるのだが……悪気がないから余計に心にズキリと来るものがあるなあ。 「それならせめて……早く帰れよ? 最近はまた物騒だからな」 「うむ、隣のS市の事もあるし、この近隣でも行方不明事件があったようだからな……日が暮れる前には帰ろう」 行方不明事件? それは初耳だが……それはやはり…… 「それではな、あまりここで話し込んでいるわけにもいくまい」 「あ、ああ……それじゃまた、気をつけてな、一成」 「うむ、今度は衛宮も寺に来ると良い、歓迎しよう」 そんな言葉を最後に、一成は再び背を向けて歩き出した。 閉まりきったドアを見つめて思考に浸る。 近隣で発生した行方不明事件、霧島さんの失踪、S市を中心に行われている歪な聖杯戦争。 これらはイコールなのか? それとも、別の何かなのか。 少なくとも、セイバーを名乗るJ.B.と彼女の失踪はイコールの筈だ。 だが既にこちらはあの家がアジトだと理解している。 そしてこちらを調査したのならば、こちらがどれだけの戦力を保有しているかは理解できるはずだ。 どれほどの実力者であろうと、この戦力を相手にするのはほぼ確実に不可能、可能であったとしても決死であるはずだ。 そう考えれば、あの場所に戻っている可能性は極めて低いはずである。 キエフ:だがそれでも心配だ、一成の後をつける事にする カフカス:ならば一成の話した行方不明事件の詳細を探るために外出する ハリコフ:ならばS市を中心として行われている聖杯戦争についての方策を遠坂達と相談するべきだ
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1653.html
145 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2008/09/28(日) 04 45 47 自らの戦闘力が低下し、まともに戦えぬ事は自覚していた。 また同時にマスターが負傷した以上、ここはなんとしても突破しなければならないということも理解していた。 その判断の故か、僅かに力が湧いて出てくる。 『もしかしたら、これが最後の底力というものかもしれない』 そう考えると、僅かに笑みが漏れる。 『サクラ、脱出します』 『ライダー、まさか……』 『安心してください、無駄に死ぬつもりはありません』 どの道それほど戦闘ができるとは思えない。 初撃で弾き飛ばし、そのまま脱出する。 それしかなかった。 戦意を失わぬ、少なくともそう見える敵を、マタドールは喜悦をもって迎え入れた。 無論その感情は外に漏れることはなく、それどころか自らにさえ理解できてはいないだろう。 失せたカポーテがあるかのように構え、じりじりと間合いを詰めていく。 ライダーは鎖剣を握り直すと、四足獣のように手足を地面に叩き付ける。 失せた頭部、その場所から視線を感じた。 両者の睨み合いが僅かに続く。 遠くで爆発音が響いた瞬間、睨み合いは終わった。 ライダーが、まるでカタパルトから打ち出されるように渾身の力を込めて敵へと突撃する。 直後、迎撃のための刃がライダーの頭部を目掛けて打ち出される。 『ここでっ……』 その刃が突き刺さる寸前、地面に鎖剣の先端を突き刺し跳躍する。 自身を弾丸と見立て敵に体当たりを仕掛けた決死の一撃は、僅かに逸れ右の肋骨を吹き飛ばすだけに終わる。 『まだッ!』 直撃でなかったと判断した直後、地面に足を突き立て、鎖剣を握る両腕に力を込め、停止を試みる。 同時に地面に突き立てた足を軸に、残った足で回し蹴りを放つ。 その蹴りが左の肋骨を二本吹き飛ばし、マタドールの体勢を大きく崩す。 『よし、この隙を……』 そう考えた瞬間、胴体へ強かにマタドールの刀身が打ち付けられ、吹き飛ばされた。 それはマタドールの意図した物ではない。 ライダーの連撃で崩された体勢は、すぐに止まることの出来ぬ回転運動となっていた。 最初の迎撃で突き出された腕と刃は旋風となって後方に回ったライダーを打ち据えたのだ。 壁に叩き付けられ、鎖剣を取り落としたライダーは、自らの限界を自覚した。 もとより連撃の段階で自滅を覚悟するほどだったのだ。 これ以上戦おうとすれば、並の魔術師よりいくらかマシ程度の力しか振るえないであろうことは予め分かっていたのだ。 回転運動を制御したマタドールが、剣を握りしめて向かってくるのが見えた。 『サクラ、あなただけでも今のうちに離脱を……!』 そう念話を送った直後、爆音が響いた。 その場にあった視線の全てが爆音の方向、ビルの屋上へと向けられた。 爆音の正体はK1200Rのエキゾーストだ。 屋上から自由落下のようにビルの壁面を駆け下りるバイクを視界に捉える。 「……シャリフ」 駆け下りるバイクから放たれる銃撃を叩き落としながら、マタドールは新たに現れた強敵に向けて喜悦とともに走り出した。 K1200Rが路上を捉えた瞬間、シャリフは舞い上がり、中空からマタドールへ向けて銃弾を放つ。 コントロールを失ったK1200Rがウィリー状態で桜に向けて突撃する。 それが何を意味しているのか、ライダーは理解した。 通過する寸前のK1200Rに飛び乗り、そのまま桜の肩を掴む。 『このまま離脱します』 『待って、ライダー!』 『……彼女は機動力を手放したのです、その意志をムダにしてはいけません!』 既に最高速寸前にまで達した状況下では通常の会話など出来ようはずもない、二人は念話で意志の疎通を図る。 意志が遺志となる可能性を考慮から外して、ライダーは戦場から離脱していった。 走り去る愛機のエキゾーストを聞きながら、シャリフは微笑んだ。 アパム:連続して銃撃を続ける ティフ:接近して攻撃する ジェレミー:敵を観察する 投票結果 アパム:5 ティフ:0 ジェレミー:2 隣町での聖杯戦争 隣町での聖杯戦争 第245話
https://w.atwiki.jp/city_blues/pages/55.html
――MI作戦戦果詳報 某日の深海棲艦による鎮守府攻撃に端を発するMI作戦は、我軍の大勝利に終われり。 MIを占領していた敵深海棲艦の首魁・飛行城姫は、特型駆逐艦一番艦・吹雪率いる第五遊撃部隊を筆頭とした我軍の猛攻により轟沈す。 戦死者の数も提督や秘書官である長門型戦艦一番艦・長門や二番艦・陸奥の予想を裏切り、一切出さなかった事実を鑑みても、我軍は大勝を収めたと言えよう。 まことに遺憾ながら、たった一人の生死不明艦を出した事を除けば、だが。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ その日はムカつく程にスッとした快晴であった。 水で洗い流されたように雲一つない青空に、丸い太陽が燦々と輝いている。厭な気持が纏めて吹っ飛びかねない、そんな天気だ。 嘗て、飛行城姫とその配下の深海棲艦と、熾烈な海上戦を繰り広げたMI諸島の沖合を、その少女は水上スキーの要領で滑っていた。 こんな天気だ。海が時化る素振りは、欠片も見られない。思う存分彼女の捜索に時間を割く事が出来る。 あの日、この場所で共に戦い――神隠しにでも遭ったように忽然とその姿を消した、同じ重雷装巡洋艦……『北上』に。 「北上さん、北上さん……北上さん……!!」 若い竹のような緑色のセーラーを着用した、茶髪の少女だった。 普通に生活していたら可愛らしい事この上ないその顔に刻まれた深い隈と、眼球に走る血管は、睡眠不足を雄弁に物語る何よりの証拠だった。 女性の睡眠不足は、肌と髪に如実に表れる。髪はキューティクルが剥がれて痛んでおり、肌は目に見えて荒れている事が男でもすぐに解る事だろう。 しかし、今の彼女はそんな事は瑣末な事。気にしていられないのだ。血走った瞳、必死の形相。今の彼女は少女と言うよりも、鬼女か、般若の類である。 「北上さん、北上さん、北上さん!!」 同じ事、同じ人物の名前を、彼女は何度も口にし続ける。口内の唾液が全て乾いてもなお、少女、重雷装巡洋艦『大井』は北上の名を呟き続ける。 その様は最早狂気じみており、並々ならぬ執念をいやがおうにも感じさせる。一種の、偏執狂とすら言えるだろう。 それだけ、大井の中において北上と言う少女は、特段のウェートを占めていた。今の行動原理は、早く北上に会い、その無事を確かめ、抱き着きたいと言う一点に他ならない。 MI作戦の折に、重雷装巡洋艦・北上は生死不明となった。 如月のような轟沈ではない。確実に生死不明、或いは行方不明なのだ。これは大井の妄言ではない。何故なら大井は、北上が消えたその瞬間に立ち会っていたのだ。 索敵や敵艦感知や味方の状態を逐次把握する艦娘達、そして、大井と北上の近辺にいた艦娘達からの証言も取れている。 敵駆逐艦型深海棲艦に追跡される北上を見、急いで救援、大井はその駆逐艦を撃破し、北上を救出した。 その後、二人の“““愛”””のコンビネーションを以て、二人を取り囲む駆逐艦を尽く轟沈。 二人の力を合わせれば、駆逐艦如き恐るるに足らない。空母だって戦艦だって、静める事が出来る。そう北上と認識しあおうと思い、彼女の方を向いた、その時だった。 いないのだ。北上の姿が、煙のように消えてなくなっていたのだ。ありえない。攻撃されるにしても、敵駆逐艦の物らしき砲音は聞こえなかったと言うのに。 沈んだ訳でもない、何処かに移動した訳でもない。その姿を消した北上を見て、大井は錯乱した。この瞬間から、彼女はMI作戦で使い物にならなくなった。 そんな状態に大井がなろうとも、鎮守府の命運を賭けたこの大作戦に勝利を収められたのは、せめてもの救いと言うべきか。 MI作戦から、既に数日が経過した。 大井は今日も、MI諸島周辺の沖合を血眼になって動き回っている。其処は、自分が北上と戦った場所。彼女と最後に会話を交わした海域。 あの作戦の日からずっと大井は、提督や長門の許可を得て、この海域を探し回っている。夢幻のようにその姿を眩ませた、北上の姿を求めて。 遠くから、そんな彼女の様子を見つめる金剛と加賀、吹雪と言った、MI作戦で活躍した第五遊撃部隊の面々が、痛ましそうに大井の姿を見つめていた。 彼女は、あの作戦の日からずっと、眠っていなかったし、風呂にも入っていなかったし、食事も摂っていなかった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ねーアレックスー」 「何よ」 ニトリで購入した組み立て式のテーブルに置いたNECのノートパソコンに向き直る、若竹色のセーラー服の少女に対し、安いナイロンの絨毯に寝転がりながら漫画本を読む男が、やる気なくそう答えた。 「あたしのパソコンのデスクトップに入ってるこの、女の子のアイコンの奴、何?」 「俺が落としたエロゲだけど」 見た所明らかに十代の少女であると言うのに、彼女に対してエロゲ、と口にする事に男は一切の気恥かしさも躊躇もなかった。声音に迷いが全くない。 それを聞いてその少女――北上は、赤面して怒るとか恥ずかしがるのではなく、寧ろ、呆れた様な表情を、その男に対して向けていた。 「買ったとかじゃなくて落したってのは……」 「torrentだけど」 「言わなくても良いから」 自らの身銭を切って買ったとかならばまだしも、金すら落とさず『落とす』とは、何とも資本主義社会とゲーム制作会社に喧嘩を売っている男だろうか。 尤も、縦しんば自らの金でエロゲーを購入したとしても、買ったゲームがゲームの時点で、北上的には褒められる要素など欠片もないのだが。 「……うわ、このゲーム2GB以上もあるの……? 重くなりそうだから削除していい?」 「お前、2GB何て誤差だろ誤差。マスターのパソコン何て大した奴入ってないんだから、良いだろそれ位」 「人のパソコンをエッチなゲーム専用機にするのやめてよアレックスー」 「てなわけでポチっとー」、と、間延びした声音でアレックスと言う男が落としたゲームを削除。 漫画を放り投げ、チッと軽く舌打ちするアレックス。怒りはしない。後でまた落とし直せばいいのだと、考えているに違いない。 「……おい、何やってるん?」 ゲームを削除する、と言うだけでは北上は終わらなかった。アレックスは見たのだ。 彼女がパソコンのコントロールパネルを開き、何かを設定し直したのを。 「パソコンを開くパスワード設定してる」 「ちょ、何やってんのマスター!!」 こんな手に出るとは予測しなかったらしく、慌ててアレックスは立ち上がり、北上の方に駆けよった。 が、時既に遅し。既に彼女は、自分だけにしか解らないパスワードを設定し終えたようである。 「この 新宿 での唯一の俺の暇つぶし手段に何してんだよ、なぁ~!! エロゲと動画サイト巡りしかやる事ないのに!!」 「もっと建設的な趣味探した方が良いと思う」 的確に急所を抉る様な正論であるが、アレックスは全く動じない。 「なぁ、パスワード何て設定したんだ、教えてくれ頼む!!」 北上の肩を揺すりながら、アレックスは問い掛ける。赤の他人に銀行の口座番号を教えてくれと乞うのと同じ位、馬鹿げた質問だと言わざるを得ないだろう。 ……だが彼女は、アレックスから顔を背けながら、ボソっと口にする。目線の先には、窓越しに広がる 新宿 の住宅街の風景があった。 「……『大井っち』」 「……あん?」 何かを呟いた北上を見て、アレックスは疑問気な表情を浮かべながら、北上から手を離す。彼女はアレックスの姿などまるで見えていないように、黄昏ていた。 「パソコンでタイピングする様な感じで、『OOITTI』って設定したのよ」 「それ、人の名前か何かか?」 事情を知らないアレックスにも、その程度の事は理解出来るようである。 「あたしの大事な友達の名前」 パタンとノートパソコンを閉じながら、北上が語る。瞳は遠くを見ていた。 「元の世界にね、おいて来ちゃったんだ。はは、今頃寂しがってると思うよ、大井っちも」 言って北上は、パソコンの傍に置いていた群青色の鍵を弄ぶ。 ピーン、と言う良い音を立てさせながら、北上がその鍵を弾き、器用にキャッチングする。 彼女ら艦娘達の主戦場である大海原よりも見事な青の鍵。誰が名付けたかは知らないが、これは契約者の鍵と言うらしい。 この鍵の正体が理解していれば、今頃 新宿 に何て来る筈はなかったのに。 MI作戦の際、大井と絶妙なコンビネーションで、迫り来る駆逐艦型深海棲艦を打ち倒していた時の事。 自分達の周りを取り囲んでいた駆逐艦を全て倒した時、一匹だけ、特にしぶとかったそれが、水底に沈み行く際に、ある物を吐きだしたのだ。 それこそが、今北上が握っている、契約者の鍵。もしやこれが、駆逐艦が異様な強さを発揮した理由かと思い、海に沈んで行くそれを慌てて掬い取った、その瞬間――。 気付けば北上は 新宿 にいた、こう言う事である。 そして、その契約者の鍵に導かれてやって来た北上のサーヴァントこそが、彼、『モデルマン』のクラスで顕現した、アレックスである。 大井のような茶髪、巻いた白い鉢巻。青を基調とした服装。何でもこの男は、一応勇者であるらしい。眉唾物である。何せ北上のパソコンにエロゲーを落とす位だ。 勇者と認める事自体が、相当の勇気を必要とする行為であろう。事実北上は、この男を勇者とは認めていなかった。 「こうやってさー、余裕ぶって、間延びした感じの喋り方をしてるけどね……本当は、とっても怖いんだ」 契約者の鍵に、北上の顔が映る。光の反射と鍵の形状の影響で、北上の顔は小さくにしか見えないが、その状態でも。 不安と恐怖の翳を色濃く映しているのを、十分に見て取れる事が出来た。 「鎮守府の皆や、大井っちに会えないで死んじゃうのかなって思うと……叫びたくなる。怖い、いやだ、逃げ出したいって」 戦争は、人の心を映す鏡である。本当に危険な状態でこそ、人はその本性を露にする。そう言ったのは、誰だったか。 人は死を前にして初めて自分の本当の性格を知る、北上に限らず、一度でも死線を掻い潜った事のある艦娘はその事を骨身にしみて認識している。 死を前にした時、寧ろ奮い立つ者もいる。恐怖で竦み上がる者もいる。黙ってそれを受け入れる者もいる。――艦娘にいるとは思いたくないが――全てを放棄し逃げ出す者も。 北上は、死ぬのが怖い少女だ。あの時駆逐艦の深海棲艦に負われていた時も、大井が助けに来るまでは本気で恐怖を抱いていた。 きっと、それこそが自分の本質なのだろう。余裕ぶった口調で、飄々とした人物を演じてはいるが、死ぬのは怖い。北上は自分で自分の事を、そう認識していた。 聖杯戦争。いつも自分達艦娘が、一切気の抜けない死闘を演じている海の上でのそれとは違う戦争である事は、北上にも解る。 だがこの世界には、同じ死闘を共有した吹雪も金剛も加賀も瑞鶴も、大井もいない。北上は、完全に一人だ。 北上は思うのだ。この世界でもしも死んだら、鎮守府の皆は自分が死んだ事を一切認識しないのでは。そして、自分と同じ重雷装巡洋艦の片割れであるあの少女は。 いなくなった自分の影を求めて、永遠にあの青い海の上を彷徨うのではないか。怖い、怖い、怖い!! 死ぬのも怖い、それ以上に、誰にも知られず果てるのが、怖いのだ!! 「あはははは」と、誤魔化すような乾いた笑いを上げる北上。 しかし、一瞬、氷でも当てられたようにその身体が震えたのを、果たしてアレックスは見る事が出来たか。 「なあ、マスター」 話の途中で胡坐をかき始めていたアレックスが、そう言った。 「その大井っちっての、女?」 「うん」 「美人?」 「まあ、可愛い方」 「ヘレンとかデイジーとかキャロルよりも?」 「誰それ」 まったく知らない女性の名前を羅列されて、きょとんとする北上。 顎に手をあて考え込むアレックスだったが、三秒程経過してから、「よし」、と頷いた。 「俺にその大井っちっての会わせてくれよ、口説くから」 「大井っちを~!? そりゃあなた無理無理無理のカタツムリって奴だよ。多分聖杯手に入れるより難しいと思うよ」 アレックスに口説かれる大井の姿を想像する北上。流暢なトークを行うアレックス、頬を赤らめる重雷装巡洋艦・大井。……ないない、と否定する北上であった。 「それに、大井っちに会いに行くにしても、どうやって? 新宿 って、私のいた所とは世界が違うらしいじゃん?」 「さあ? 俺もそれは解らないけど、確実な方法は、俺もマスターも一つだけ知ってるよな」 「……聖杯?」 北上が、恐る恐る、と言った風にその単語を口にする。アレックスは首肯した。 「のんべんだらりとエロゲプレイしてニート生活……、を、満喫したかったが、この世界じゃどうも、そうは問屋が、見たいだしな。面倒くさいが、サーヴァントとして俺も振る舞わなきゃならないらしい」 言ってアレックスは立ち上がり、左腰に掛けている鞘から、剣を引き抜いた、 丸い物を幾千枚も張り繋いで剣身を加工した長剣。北上はその張り合わせたものが、凄い大きな鱗だと気付いた。 「最初に言っただろ? 俺はこれでも勇者なんでね。らしく振る舞えって言われたら、俺も振る舞うさ」 剣先を北上の眉間に合わせ、アレックスは口を開く。 「マスター、アンタの引いたサーヴァントは“最強”何だぜ? 勇者を信じろ、“もしも”を叶えてやるから」 「……はは」 笑みを浮かべる北上。それは、元居た世界で大井と談笑していた時に浮かべていた表情。 この 新宿 にやって来てから、久しく浮かべる事のなかった感情の発露。北上は漸く、自然体になれた、そんな気がする。 「それじゃ、信じてみちゃおっかな。エッチなゲーム消されて悔しがってた、おませな勇者さんをさ」 そうだ、自分は元の世界に帰る。青い海が見渡せる、あの広い広い鎮守府に。 それでもって、取り戻す。あの世界での、楽しくて、しかし命の危険が確かに存在する、生きていると言う事を何よりも実感出来る鎮守府での日常を。 そして、皆に再び会って見せる。第五遊撃部隊の皆に、駆逐艦のウザったらしい子供達に、大人ぶった重巡戦艦達に、偉ぶった長門や陸奥に。 ――自分の大事な大事な友達である大井に。彼女に会ったら、ワンワン泣きながら抱き着いてしまうかも知れない。そうなる日を……今の北上は望んでいた。 そしてその後で、もののためしにアレックスに口説かせてみるんだ。それで、口説きに失敗し痛烈な毒舌を貰い肩を落とすアレックスを見て、大笑いする。 勝ちに行くのだ。海の上ではない、陸の上で繰り広げられる、聖杯戦争を。 何としてでも、生きて帰るのだ。青と白とレンガの赤が眩しい、あの鎮守府に。 「……ありがとね」 静かにそう呟いた北上の言葉を、アレックスは聞き逃さなかった。 「こういう時はなぁマスター、俺達の世界ではこう言うんだぜ」 すぅっ、と息を吸い込んでから、アレックスは、言葉を紡いだ。 「めでてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww、ってさ」 「うん、めでたいね。あいや、めでてぇ、だっけね」 流石に今は、アレックスみたいに、馬鹿みたいな底抜けの明るいトーンでは言えない。キャラじゃないし。 だけどいつかは、聖杯を取り終えたら、彼みたいな笑い方が出来るのだろうか。そうありたいものだった。 換気の為に空けた窓から、カーテンをふわりと持ち上げて、一陣の風が入り込んで来た。海のない 新宿 の風は、生ぬるく、都会のコンクリートの匂いで満ちていた。 【クラス】 モデルマン 【真名】 アレックス@RPGツクール2000デフォルトキャラクター、或いは、VIPRPG 【ステータス】 筋力C 耐久C(EX) 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具EX 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 万人の雛形:EX ありとあらゆる人物へと『なりうる』可能性を秘めたスキル。 1つの村の冴えない村民として終わる可能性もあれば、数多の世界を股にかけ極悪非道の魔王を討ち滅ぼす最強の勇者となる可能性もある。 一方で、誰にも同情されず惨めに死んでゆく小悪党になる可能性もあれば、世界中の人間に認知され、ありとあらゆる人物から危険視される大悪党にも成り得る。 果ては、人間以外の存在。地獄に名を轟かせる大悪魔にもなる事もあれば、勇者の敵そのものである大魔王にだってなる可能性も、決してゼロではない。 平時のモデルマンは非常に俗物的な人物であるが、彼が如何なる人物になるのかは、外的要因及び、彼を取り巻く状況によって決定される。 【保有スキル】 魔術:B モデルマンは魔術にも造詣が深く、主に神聖、或いは光属性とも呼ばれる魔術を行使出来る。 モデルマン、もといアレックスと言う人物は勇者としての資質を強く設定されており、光の術の他に、回復や戦闘不能者の復活の術にも造詣が深い。 後者は世界観によっては死者の蘇生すらも可能とする術であるが、聖杯戦争の舞台では当然のように死者蘇生は認められない。 仕切り直し:E+++ モデルマンは『エスケープ』と呼ばれる魔術を習得しており、詠唱に成功すれば、状況が如何に不利でも、相手が如何なる追撃のスキルを持っていようとも、 その状況から確実に逃げ果せる。ある種の空間転移に等しい。但し、固有結界内、または魔術そのものが使用不可能な空間である場合には、このスキルは発動しない。 対魔力:C(EX) 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 ある宝具を発動させた場合には、カッコ内の値に修正される。 【宝具】 『“もしもサーヴァントだったら”』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:自身 後述するもしもの力を限定的に、自分にだけ発動する宝具。 この宝具を開帳する事で、モデルマンは、聖杯戦争における基本の七騎のクラスへと一時的に変身する事が出来、 それらのクラススキルを獲得する他、クラスに準じたステータス修正を受ける事が出来る。 外見こそ平時のモデルマンと変わりはないが、性質だけを完全に異なるものへとさせる、より高次元の変異現象。 発動させる事で以下のクラスに変化、そのクラス特性を獲得する セイバー…対魔力の値がAに修正され、騎乗:Bを獲得する。 ランサー…対魔力の値がBに修正され、敏捷がワンランクアップする。 アーチャー…単独行動:Aを獲得する。また、平時の魔力消費量が一番低くなる。 ライダー…対魔力の値がBに修正され、騎乗:Aを獲得する。 アサシン…気配遮断Bを獲得する。 キャスター…道具作成:C、陣地作成:Cを獲得し、魔術スキルに補正が掛かる。 バーサーカー…幸運を除いた全ステータスがワンランクアップするが、狂化:Cを獲得する アーチャーを除く各クラスに変身している間は、平時の魔力消費量は、モデルマン時のアレックスに比べて割増になっている。この時割増される魔力量は、全クラス同じである。 また、如何なる手段を用いても、『モデルマン以外のエクストラクラスへの変身は出来ない』。 『“もしも勇者が最強だったら”』 ランク:EX 種別:最強宝具 レンジ:- 最大補足:自身 モデルマンのみならず、彼がいた世界に於ける象徴とも言える宝具。 その詳細は全てのステータスをA+++ランクにし、どんなサーヴァントでも滅ぼせる最強の一撃が放てる……と言うものではなく。 『触れた物を絶対に斜め方向に吹っ飛ばせる』と言う宝具。この宝具は発動している間は、モデルマンに触れようとした存在を斜め方向に吹き飛ばせるのである。 吹っ飛ばせるものは生命体や物質のみならず、魔的なものや霊的なもの、概念的なものにまで及び、発動最中は銃弾や魔術、精神干渉や呪詛、 空気の中に含まれる毒素ですら吹っ飛ばす事が出来、一切モデルマンに干渉が出来なくなる。 ランクを問わず全ての現象を吹き飛ばす事が可能で、因果律に作用する必中や確実な必殺宝具も、モデルマンに触れた瞬間あらぬ方向に吹っ飛ばされ無効化されてしまう。 五つの魔法や如何なる次元の干渉をも吹き飛ばし切る、『全て遠き理想郷』とは似て非なる方法の、最強の守り。耐久ランクと対魔力スキルのEXとは、この宝具を発動している時の値である 相手を吹っ飛ばすとは言っても、この宝具はそれ以上の事は出来ない。吹っ飛ばした際にはダメージは全くなく、吹っ飛んだ先に壁があり、其処に激突したとしても、 そのダメージはたかが知れている。また攻撃を相手の方に反射すると言う性質の宝具でもない為、この宝具発動時に飛び道具を放ったとしても、 放った本人に発射した飛び道具が跳ね返る事はない。そして何よりも、この宝具を発動、維持するには莫大な魔力が必要になり、令呪のバックアップを用いたとしても、精々が数十秒程度しか最強状態はキープ出来ない。 『IF(もしもの力)』 ランク:- 種別:対人~対界宝具 レンジ:-~∞ 最大補足:自身~∞ 嘗てモデルマンが活動していた世界群で、何の法則もなければ秩序もなく発動していた高次の力。 その内容は、もしも何かがこうだったら、と言った風に、その世界に住まう人物の立場や運命、果てはその世界の物理法則や世界の根幹すらも『改竄』してしまう力。 モデルマンの存在や意思を遥かに超えた超高次元の力の為に、モデルマン自身はこの宝具の力を限定的な範囲でしか引き出す事は出来ない。 彼に許された発動範囲は、『もしも聖杯戦争の参加者だったら』、宝具・『もしもサーヴァントだったら』と『もしも勇者が最強だったら』と言う三つだけであり、 それ以外の『もしも』は無条件で発動不可。聖杯戦争において許される『もしもの力』とは、聖杯以外には許されない。 【weapon】 ドラゴンソード: ドラゴンの鱗を加工して作られた片手剣。ドラゴンとは言うが、モデルマンのいた世界では強い種族でこそあれ普遍的な魔物の一種であり、幻想種とは全く異なる。 メタ的な話をするのであれば、ドラゴンソードとはRPGツクール2000でゲームを新しく制作する際、デフォルトのデータベースに記録されている中では最強の片手剣。 宝具、もしもサーヴァントだったらを発動し、ランサーになった場合には、同じくドラゴンの鱗を加工して作った槍である、ドラゴンスピアに変化する。 【人物背景】 能力のバランスがよく、強力な装備を扱うことが出来、回復魔法や神聖攻撃魔法を操るオールマイティーな勇者……と言う設定の、キャラクター。 元ネタはRPGツクールのデータベース上に存在するデフォルトキャラクターの一人。職業はそのまま勇者。 アスキー社が意図したキャラクターとは裏腹に、カスゲではニートだったりダメ人間だったりで勇者らしい片鱗を全く見せないキャラクター。 しかしオールマイティーと言う言葉には嘘偽りはなく、素の能力値自体は非常に高い。悪役や外道を演じる事も出来そんな意味でもオールマイティー。 むしろ主人公や味方キャラとしての登場と同じくらい敵役(特にラスボスや大ボスの役)としての活躍が多い。勇者は味方に回っても敵にまわっても美味しいのである。 リナックスとか言う妹がいるらしい。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの北上をさしあたって元の世界に戻す 【マスター】 北上@艦隊これくしょん(“““アニメ版”””) 【マスターとしての願い】 元の世界に戻り、鎮守府での日常を取り戻す 【weapon】 14cm単装砲: 軽巡や重巡の基本装備と言うべき主砲。当然、人間相手には火力オーバーと言う他ない代物。 MI作戦の最中からの参戦であるので、持って来る事が出来た。 61cm四連装(酸素)魚雷: 重雷装巡洋艦の象徴とも言える魚雷。 北上の艦の特徴も相まって、海上では無二の威力を発揮出来るのだが、生憎 新宿 には海がない為基本的に宝の持ち腐れ。これには北上も相当落ち込んでいる。 【能力・技能】 水上での地形適応スキルと、水上戦闘の技量を持っていたが、 新宿 は海がない為それらを発揮出来る機会は絶無。 艦娘としての勘や運動神経は高い上、換装も持ってきている為、戦闘能力自体は高い。 【人物背景】 大井の相棒。彼女はどう思っているかは知らないが、北上にとっては大事な友人。 MI作戦最中からの参戦であり、あの作戦がどうなったのか、大井は無事なのかを確かめたい。 【方針】 聖杯狙い。ただ、弱い者いじめとかはしたくないかなー、とか思ったり。 時系列順 Back 有里湊&セイヴァー Next LOVE SICK 投下順 Back 有里湊&セイヴァー Next LOVE SICK Character name Next→ 北上 全ての人の魂の夜想曲 モデルマン(アレックス)
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/29.html
496 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/08/26(土) 03 08 49 カウベルの音と共に「トラサルディー」と書かれたイタリア料理店に入った。 「へぇ……」 決して派手ではない、だが自然と人を惹きつける落ち着いた内装。 「良い雰囲気ですわね」 貴族である彼女から見ても店の雰囲気は合格であるらしい。 「でもテーブルが二つ? 店の広さに比べて少ないのね」 「それはワタシがヒトリでやってるからでス」 厨房であろう、店の奥から人が現れた。 「ヒトリでウェイターも兼ねてますから、テーブル二コで精一杯なんデス、サ、お席へどうぞ」 少しだけ癖のある日本語、だがそれすらも人当たりの良さそうな笑顔に包まれて好印象を与える。 「あ、申し遅れマシタ、ワタシ、トニオ・トラサルディーといいまス、トニオと呼んで下サイ」 少しだけ横目でルヴィアを見ると、彼に対しても好印象だったのか、先程の疲れを忘れたかのように笑顔を見せていた。 普通の人から見ても、貴族から見ても好印象であるらしい。 そんな事を少しだけ考えて、彼が言った。 「あ、と、すいません、メニューを見せて頂けますか?」 「献立表 リスタ ですか? ウチにはアリマセン」 「無い? というのは?」 「ワタシがお客様をミテ料理をお出ししておりまス」 「へー、変わったシステムなんですねー」 じ、と。 トニオの眼孔が鋭くなったような気がした。 そして突然ガシッ、と。 1:士郎の腕を掴んだ 2:桜の腕を掴んだ 498 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/26(土) 03 22 28 2 桜の胸を掴んだ だと思ったが3秒後に真実に気づいてしまった 2で 500 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/08/26(土) 04 30 45 498を見て思った、この想いは間違いなんかじゃないんだから! 3:桜の胸を掴んだ 投票結果 1 3 2 5 3 5 決定
https://w.atwiki.jp/hoshinokaabyi/pages/34.html
マスクド・デデデ 説明 モードの一つ、「大王の逆襲」のラスボス。 USDXにおける四天王の一人。 カービィにリベンジをするデデデ大王。 仮面をつけ、ハンマーがニュー・デデデハンマーになっており、 デデデミサイルや、デデデファイア、ハンマーボルトなどをしてき、 ハンマーは電気を帯びていて、普通に持っている状態でも触れるとダメージを受ける。 出演 星のカービィウルトラスーパーデラックス 星のカービィトリプルデラックス デデデ大王のデデデでデンZ ←もどる
https://w.atwiki.jp/muscle-brain/pages/200.html
ルールランダム結果表 戦闘ルール 令呪ルール 消費済み令呪 ステータスセイバー エンペラー ブレイバー ドランカー ルーザー フライヤー ウィキペディアン ウィッチ 前回突発:突発企画-聖杯戦争4 ルール ランダム結果表 0.グッドイベント! 1.他の参加者1名と遭遇(ランダム・友好的) 2.他の参加者1名と遭遇(ランダム・中立) 3.他の参加者1名と遭遇(ランダム・非友好的) 4.他の参加者1名と遭遇(相手・態度共にランダム) 5.GM指定の参加者1名と遭遇 6.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(ランダム) 7.他の参加者同士が接触してる場面に遭遇(ランダム) 8.何も無し 9.バッドイベント! 0.幸運が訪れた! 1.他の参加者同士が遭遇(友好) 2.他の参加者同士が遭遇(友好) 3.他の参加者同士が遭遇(非友好) 4.他の参加者同士が遭遇(非友好) 5.他の参加者同士が遭遇(友好・非友好ランダム) 6.何も無し 7.他の参加者から襲撃を受ける。 8.何も無し 9.不運に見舞われた! 戦闘ルール 前と同じ 令呪ルール (前と同じ) 1人3画まで持っています 使い方は3種類あります。 1.勝率に+20% 2.ステータス選択振り直し 3.2画消費する事で、敗北時に撤退 例外的に、一部サーヴァントの宝具は令呪を消費しないと使えません。 令呪が無くなった場合、そのチームはそこで敗北。サーヴァントは消滅します。 単独行動持ちだけは例外です。 消費済み令呪 セイバー 脱落 エンペラー 脱落 ブレイバー 脱落 ドランカー 脱落 ルーザー 脱落 フライヤー 脱落 ウィキペディアン 2 ウィッチ 脱落 ステータス セイバー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:セイバー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:柳生宗在 【レベル】:30 【アライメント】:混沌・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:25 【耐】:20 【敏】:25 【魔】:10 【運】:15 【宝】:15┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○対魔力:C ステータス選択で【魔】が選ばれた場合、相手の【魔】合計値に-10。 元々魔術に縁がある人物ではないので、単純なクラス補正である。 ○直感:D 戦闘にて、自分に有利な展開を「感じ取る」能力。 戦闘時、勝率に+5%。 ○心眼(真):C 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。 戦闘時、相手の勝率補正を最大10%まで無効化できる。 ◎柳生新陰流 ランク:D- 種別:対人宝具 名高き柳生新陰流の剣術。ただしセイバーは武人としての名は低く、ランクとしては若干低め。 戦闘時、【筋】か【敏】のステータスが選択された場合、その数値に+5。 更にそこで勝つごとに、勝率を+5%する。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:片倉優樹 【レベル】:20 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:20 【敏】:15 【魔】:20 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ダブルブリッド ○混血児 妖怪と人間の混血児。短い寿命と引換に、尋常ではない身体能力、知覚能力を得ることが可能。 戦闘時、【運】と【宝】以外の好きなステータスに+10。 筋力増幅(ブースト)や神経融合(ブレイク)もこのスキルに含まれる。 ○鬼の血 鬼の血脈による、度外れた再生能力と剛力を発揮。戦闘時、勝率を+5%。 更に勝率をシナリオ中1度だけ、更に+20%できる。 ただし1度のみの効果の方は、外見が人ならざる姿になってしまうので、それを彼女が使いたがる事はない。 全くのオマケだが異常に酒に強く、全く酔わない。そのくせ相当な酒好き。 ○警察官 非常に正義感が強い。 相手が見るからに公序良俗に反する存在の場合、勝率に+5%。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ エンペラー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:エンペラー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:???? 【レベル】:1 【アライメント】:中立・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:3 【耐】:3 【敏】:3 【魔】:3 【運】:15 【宝】:10┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○単独行動(偽) 家臣を持たぬ、孤高の王―――と言えば聞こえは良いが。単に弱くて燃費が良いだけである。 ドランカーのように固有結界を使うわけでもなく、基本的に単なる爺さんであるエンペラーは、 その燃費の良さから令呪を全て失っても現界が可能。 ただし本来の単独行動スキルとは違い、限界活動時間はそのターンから数えて3ターンである。 また、それまでの間に戦闘で敗北した場合、即座に座に戻る。 ○カリスマ(偽):A(エンペラー) 何の権威も後ろ盾も無いながらも、人々に敬愛され、皇帝と呼ばれた一種のカリスマ。 本来のカリスマとは似て非なるものであるが、他者に与える影響力という点ではなんら劣るものではない。 戦闘時、参戦キャラクターの数×6%の勝率補正を与える。 このスキルは自身が参戦していなくても使用出来る。 ◎皇帝特権(偽) ランク:C 対人宝具 本来であれば何の権限も無いにも関わらず、サンフランシスコを中心とした市民に慕われた皇帝である。 友好的な接触が発生した場合、相手を自身の話術とカリスマで同盟相手として引き込む事が可能。 ただ純粋に自身の魅力だけで、何の後ろ盾も持たずに市民からの尊敬を勝ち取った稀有な魂。 ◎勅命 ランク:E+ 対人宝具 本来であれば一切の後ろ盾を持たない、エンペラーから発される勅命。 しかし謎のカリスマにより人々の敬意を集めていたエンペラーが発すれば、それは後ろ盾は無いが強い言霊となり、 投げかけられた対象を揺り動かす。 令呪1画の使用を必要とするが、敵味方あらゆる相手の中から、1つの宝具かスキルを1戦闘の間無効化可能。 この能力は1戦闘に1回しか使えないが、エンペラーが戦闘に参加していなくても使用可能。 ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:アミバ 【レベル】:20 【アライメント】:混沌・悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:20 【敏】:25 【魔】:0 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○アミバ流北斗神拳 ランダムで自分のステータスを強化したり弱化したりする。 最悪の場合、自ら「あべし」や「たわば」することになるが、果たして………。 ○天才 時々原作を見ていて思う。独学であそこまで北斗神拳を模倣できたアミバ様、本当に天才だったのでは。 戦闘時、勝率に+10%。紙一重な気もするが、一応非常に才能には恵まれている。 ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『アミバ』 学会から追放された医者。 人体の構造を研究するうちに、何故か武術をかなりいいラインまで極めてしまった頭の良い馬鹿である。 自分を追放した学会を見返す手段として、小聖杯を求めているらしい。 ………が、サーヴァントが戦争に乗り気ではないので、根気強く説得を行なっているようだ。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ ブレイバー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ブレイバー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:闘鬼・コボルド 【レベル】:40 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:30 【耐】:30 【敏】:35 【魔】:5 【運】:20 【宝】:10┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○直感:C 戦闘時、自軍の勝率に+10%。 自分に最も有利な展開を感じ取る能力。 クラス補正ではなく完全に素の能力。これが勇気の力だ!! ○人の話を聞かない 人の話を聞かずに突っ込んで、大きな声で叫びながら暴れまわる。 致命的に共闘に向いておらず、共闘相手が1名増える毎に勝率に-15%の補正が入る。 また、使えるスキルは毎回必ず全て使う為、温存が出来ない。 ○絶対勇気の力 戦闘時、好きなステータスを+10出来る。 見せてやる、本当の勇気の力を……ッ!! ただし、小細工とかは苦手となる。基本力押しバンザイ。 ○ブロウクンマグナム と、言う名の棍棒。前回の聖杯戦争では宝具だったが、今回は宝具ではないので弱化している。 というかただの棍棒を宝具としていた時点で半ば詐欺である。 【筋】を+10する事ができるが、このスキルが発動すると同時に1/2の確率で棍棒が折れ、 以後そのスキルは使用不可能になる。 ◎宝具:キャプテン・クロ ランク:D 対クロさん宝具 かつての聖杯戦争で自分とともに戦った主、キャプテン・クロを召喚する(強制)。 クロさんは例外的に、ブレイバーとの間に勝率ペナルティを発生しない。 ただし戦闘ごとにブレイバーの攻撃の数割がクロさんにヒットし、ボコボコになる。 使用には令呪が必要。また、使用後のクロさんは放置される。送還はされない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:キャプテン・クロ 【レベル】:15 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:10 【敏】:20 【魔】:20 【運】:-10 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○エプロン装備 執事の仕事が終わり、一人自室で料理をしていたキャプテン・クロ。 今日の夕食は何にしようか―――。 そう考えながらエプロンを装着した瞬間、光りに包まれて戦場へGO。 エプロンとおたま装備で戦場に放り出されたクロさんの明日はどっちだ。 ○おたますら持ってねぇ! 服であるエプロンはまだしも、おたまは念の為に一時的に没収されていた。 その状態で召喚された結果がこれだよ! もうおたますら持ってねぇ!!┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:柚原春夏 【レベル】:0 【アライメント】:中立・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:― 【耐】:― 【敏】:― 【魔】:― 【運】:― 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○パンピー このキャラクターは完全な一般人であり、戦闘データが存在せず、参戦ができない。 その代わり、自分が参戦せずにサーヴァントのみが参戦している場合、勝率を+10%できる。 ○主婦の応援 このキャラクターは戦闘に参加しない代わりに、任意のステータス1つの戦力合計値を+10できる。 ……娘の運動会と同レベルの応援なのは気のせいか。お母さん、その弁当しまって。ピクニックじゃないから。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『柚原春夏』 主婦。それ以上でもそれ以下でもない。 偶発的にサーヴァントを召喚し、なんとなく聖杯戦争に参加しているようだ。 当然のごとく一般人なので、戦闘能力は皆無に等しい。また、事態の重さを多分全然わかってない。 聖杯に願う願いは、娘の成績が良くなりますように、だそうだ。 どうやら最近、幼馴染と付き合い始めた娘の成績が心配らしい。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ ドランカー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ドランカー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:張出大関 【レベル】:2 【アライメント】:混沌・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:3 【耐】:3 【敏】:3 【魔】:3 【運】:30 【宝】:30┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○飲ま飲まイェイ 熊谷酒合戦の判定に成功した相手が居た場合、1キャラ相手のみ限定で再判定を強要できる。 リアルでやってはいけません。アルハラは犯罪です。 ○私の酒が飲めんのか 飲ま飲まイェイの効果による再判定に失敗した相手のステータス減少を、-10から-20に引き上げる。 酒の席で素面なんて無粋、そんなの私が許さない!(さやかちゃん声) ◎熊谷酒合戦 ランク:B 種別:対素面宝具 戦闘に参加している相手もしていない相手も皆纏めて、【耐】×2を目標値とした判定に 強制的に参加させる。失敗すると酔い潰れ、全ステータスが-10される。無論味方も。 某赤アーチャー的な固有結界と言うべき宝具であり、それから逃れる術は無い。 ちなみにバーサーカー本人は判定に失敗しない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:シックス 【レベル】:26 【アライメント】:混沌・6┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:16 【耐】:16 【敏】:16 【魔】:26 【運】:26 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○悪意の塊 とりあえず状況を面白いと思った方向へ転がす悪癖。 状況を面白くするためには、無駄に物理法則を超えるパゥワァを発揮する。初代小聖杯製造とか。 状況が面白い場合には、任意のステータス3つを戦闘前に+10出来る。その辺はGMと観客がアバウトに裁定する。 ○愉悦塊 ユエツカタマリ。つまり、愉悦の塊みたいなやつ。 とても面倒でうざく、かつ、しぶとい。戦闘時、敗北した場合にシナリオ1回まで判定を振り直せる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『シックス』 かつての最初の小聖杯戦争にて、小聖杯戦争作成に参加した人物。 今回の小聖杯戦争にも何か意図があって参加したと見られているが、当人は『ラーメンたべたい』と供述しており、動機は不明。 本当にラーメン食べたり地酒飲んだり、サーヴァントと共に物産展をめぐったりと、実にエンジョイしているようにしか見えないのは気のせいだろうか………。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ ルーザー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ルーザー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:小田氏治 【レベル】:10 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:10 【運】:0 【宝】:40┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○でしゃばり このキャラクターが味方陣営にいる場合、最低でもサブ参戦をさせねばならない。 ○敗運 ルーザーが『人生一度も戦争で勝ててない』と言うほどの負けっぷりを象徴する敗運。 戦力値計算において、他のキャラクターの数値、補正を全て無視して、強制的に【運】を0にする。 当然、味方の。 ◎百戦無勝 ランク:B 対味方宝具 人生において、統治者や主君としては何故か無駄に愛されまくったものの、戦争では全敗に等しいルーザーの逸話を 凝縮した宝具。サブ参戦時、自分の全ステータスを「割らずに」計算することが出来る。 ただし、計算では「足さずに引く」。 ―――あともう1個┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:葵・喜美 【レベル】:25 【アライメント】:混沌・賢姉┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:5 【耐】:15 【敏】:10 【魔】:25 【運】:50 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○賢姉様マジ賢姉! ランダム表で連続して前ターンと同じ結果が出た時に発動。 『そんなのツマラナイ』という理由で、強制的にその結果を振り直す。 これは他のスキルに優先して発動し、妨害することが出来ない。 ○高嶺舞 どっかの領地の槍侍の攻撃をも捌ききった、破格の防御術式。まぁ世界線違うけど。 戦闘敗北時、そのペナルティを無視して離脱できる。シナリオ1回のみ使用可能。 ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『葵・喜美』 今夜もゴーゴー朝までDancing! あ、浅間でじゃないわよ? フフフ、あの娘ったら最近これまで異常にナイスオパーイになってきたわね! 分かるでしょ!? バイーンよ、バイーン!! フフフ、エロティカ!!▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ フライヤー ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:フライヤー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:荻ノ海 松右エ門 【レベル】:35 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:35 【耐】:35 【敏】:5 【魔】:5 【運】:20 【宝】:10┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ◎我が肉体は鉄柱の如し ランク:D 種別:対人宝具 大槌で力の限り打たれても、打った相手が手を痛めるほどの剛体。 戦闘時、常に【筋】と【耐】を+10するが、自分側のステータス選択は【筋】と【耐】しか 選べない。我が肉体は鉄柱の如し ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:雲居一輪 【レベル】:20 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:25 【耐】:15 【敏】:10 【魔】:20 【運】:5 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○拳符「天網サンドバッグ」 戦闘時、【筋】ステータス合計値に+10。更にその比較で勝利したならば、勝率+10%。 ○潰滅「天上天下連続フック」 またの名をオラオラッシュ。拳の弾幕で相手を高みから反撃を許さず叩き潰す。 戦闘時、ランダムステータス選択前に宣言。 ランダム選択ダイスを2回振って、好きな方を選べる。 この能力は1回しか使えない。 ○不屈 原作では地底深く封印された後に気合と根性で自分らのリーダーを取り戻した。 劣勢に強く、粘り強い。自陣の最終勝率が50%以下の場合、勝率+10%。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ウィキペディアン ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ウィキペディアン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:中山源兵衛吉成 【レベル】:35 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:25 【耐】:20 【敏】:35 【魔】:5 【運】:0 【宝】:20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○直感:C 戦闘時、自陣の勝率に「+10%」の補正を加える。 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 ○ウィキの加護 対戦する相手サーヴァントの真名が、ウィキに単独項目があるものだった場合、 相手の能力に関して詳しく知悉。勝率補正に+10%のボーナスを得る。 これは累積する。 ○知名度補正(特殊) この世界においての中山源兵衛吉成は、現実と違って、日本の若年層に妙に高い知名度を得ている。 その力が源兵衛に流れ込んでなんか適当にパワーアップする。【筋】【耐】【敏】【宝】のうち、 好きなステータス2つを+5できる。 ○風伝流槍術 ランク:C 種別:対人宝具 単純さ故に、用法は無限であり、粗大巧緻は自在とされる槍術。 源兵衛が風の姿(無形広大自在な働き)に槍法の理想を見出したが故の技法。 ステータス選択時のランダムステータス選択を、1度だけ振り直せる。 ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:ギンコ 【レベル】:15 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:10 【魔】:20 【運】:20 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○蟲師 “蟲”と呼ばれる“生と死の間、者と物の間にいるもの”―――つまりは一種の怪奇を見ることが出来る異能者。 蟲専門の医者と言い換えても良い。 ギンコ自身は蟲に好かれやすい体質の為、一箇所に留まれない根無し草である。 戦闘以外のすべての判定において、成功率+20%。 ○蟲の知らせ 敵対遭遇の対象として選ばれた場合に使用。 自分を候補から排除し、相手を振り直させる。 この能力はシナリオ1回しか使えない。 ○トラブル体質 蟲を引き寄せる体質故に、様々なトラブルに巻き込まれ慣れている。 或いは自分から首を突っ込む事も割と多いが。 ともあれそういった状態での処世術と状況判断に優れているのは確かだろう。 ランダム遭遇などで相手を決定する場合、シナリオ1回だけ、2回相手を振ってその中から選択できる。 ―――以下不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ウィッチ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ウィッチ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:やる夫 【レベル】:35 【アライメント】:きゃるるんラブパワー┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━━┻━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:25 【耐】:30 【敏】:25 【魔】:30 【運】:10 【宝】:20┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○この世全ての悪 かつての聖杯戦争でこう認定されてしまったがゆえに得たスキル。 こいつに出会った他の参加者は、友好接触だろうと中立接触だろうと敵対接触になる。 ○伝説の魔法少女 変身する事により、高い戦闘能力を発揮する。 ……ただし、外装はその、単なる女装した白饅頭になる。 戦闘時に好きなステータスを2つ、+10。 ○ドキドキ☆恋する乙女の心をポエムにしてビーム ランク:B 種別:対SAN値宝具 ポエムを叫びながら桃色のふわっとした感じのラブ光線を発射する。 周囲のSAN値を犠牲としながら放つそれは、小聖杯戦争としては破格の威力を持つ火砲となる。 使用に令呪が必要だが、勝率を+30%し、更に【宝】ステータスを+20する。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:朝霧アサギ 【レベル】:10 【アライメント】:主人公/次回作┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:15 【敏】:15 【魔】:10 【運】:0 【宝】:―┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○永遠の次回作主人公 このキャラクターはいつまで経っても次回作が出ない不運さを持つ。 自陣の【運】ステータスの合計値を、強制的に0にする。 ただし、この小聖杯戦争中に日本一ソフトウェアがアサギ主人公の次回作を発表した場合、 この効果は消え、【運】ステータスを100に再設定する。 ○More Deban 出番を、出番を寄越せ……! このキャラクターはそれまで戦闘が無かったターン数×10%の勝率補正を得る。 ○戦闘術理:C 数多の作品にゲスト参戦して身につけた戦闘技術。 【筋】か【敏】のステータス比較で勝利した場合、勝率を+10%。 この効果は双方のステータスで勝利しても重複しない。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『朝霧アサギ』 過去、多くの事件にゲスト参戦してきた歴戦の巻き込まれ枠。 先の第四次小聖杯戦争ではキャスターを率い、序盤は息を潜め、後半で全力を出す立ち回りで優勝者を追い詰めた。 自身の戦闘能力はそこそこ以上。 今回は召喚したサーヴァントと一緒に主役を目指して積極的に動こうとする―――のかと思いきや、動くのを嫌がり引き篭もろうとするも、サーヴァントに引きずられるようにして戦場に出向く羽目になっているようだ。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/363.html
122 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/22(日) 04 44 02 「あー!」 野獣の絶叫のような大声が公園の入り口から聞こえた。 イリヤを胸の中においたまま入り口の方を見てみれば、冬木の黒豹こと蒔寺の姿が。 「おーい、由紀っち! 鐘っち、こっち! 大変な事態だー!」 ぬ、まさかまた何か事件が発生か? 「どうした? 網走帰りで何か懐かしい物でも……む」 「どうしたの? 蒔ちゃん? ……あれ?」 うわあ、あの二人までやってきた。 「まさか遠坂だけでなく幼女にまで手を出すとはー!」 ちょっと待てそこな黒豹。 「ふむ、予想外と言えば予想外だ」 「え、えーっと」 二人はなんと言って良い物やら悩んでいるらしい。 だがなんだろうか、もの凄く誤解されているような気がするんだが。 「えーっと、イリヤ、悪いんだけど、ちょっと離れてくれるかな?」 事情を説明というか、話をするにしてもこの密着した体勢というのはどうかな、と思う。 「んー? いいじゃない『お兄ちゃん』、少しくらいー」 ぺたぺたと体を触ってくる。 うう、見られていると意識するとなんだか非常に恥ずかしい。 衛宮君、妹さんがいたの? という視線を送る三枝さん。 まさかそう言う趣味だったとはと呟く蒔寺。 少なくとも黒豹さんは誤解しております。 「あー、三人とも、話せば長いんだが」 「お兄ちゃんか、衛宮」 なんだか声と視線が凍っておりませんか氷室嬢。 「……うむ、そうなんだ」 そうとしか答えられない。 「そういえば寺の子から衛宮は養子だと聞いたことがあるが、その子が実子か?」 寺の子って一成の事か。 「まあ、そう言うことになる」 これは嘘ではない事であるし。 今現在家にはあと三人程血の繋がってない妹がおりますとか言えませんが。 「……ふむ、私は氷室鐘、妹さん、お名前は?」 目線をイリヤと同じ高さまで下げて氷室が尋ねた。 その事に感銘を受けたのか、イリヤが離れて、優美に一礼する。 「私は兄様の妹、イリヤスフィールと申します、以後お見知りおきを」 うーむ、こういうのもなんだが高貴なオーラが漂っている。 「ね、お兄ちゃん」 いや、突如戻られても反応に困ります。 「良かったぁ……」 三枝さんが胸をなで下ろしている。 どうやら彼女も微妙に誤解していたようだ。 なんというか最近ロリコン疑惑を掛けられる事が増えているような気がするんだ。 123 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/22(日) 04 46 17 「納得いかねー!」 だがそれでも黒豹は爆発した。 「なんでこんな美人で将来楽しみな妹が衛宮の家に住んでるんだぁー!」 ん? そういえば、家には住んでないってことを言ってなかったな。 というか当然のように城に住んでいると思っていたがそれで正しいのだろうか。 「弓道部長とか遠坂にまで手を出しておいてこんな妹までいやがるたーどんな家系と血統なんだこんにゃろー!」 「蒔、それでは何を言いたいか衛宮に伝わりはせんだろう」 愚痴とかじゃなくて何か伝えたいメッセージがあったのか? つきあいの長さから分かる何かがあったのだろうか。 「つまりだ、蒔の字は『納得いかねぇ、家に行かせろ』と言いたいようだ……ついでに言えば私も君の家には少し興味はある」 「私も、ちょっと行ってみたいな」 後ろで三枝さんが頷いている。 「……なるほど」 ある意味で好機かもしれない。 イリヤをただ家に誘っただけでは断られるかもしれない。 だが妹と名乗ったからには一緒に暮らしていると考えるのは道理だろう。 彼女たちにアインツベルンや聖杯戦争についての話をするわけにもいかない以上話を合わせるのが最良の手段であると思う。 うん、極自然にイリヤを家に連れて行くことが出来るかもしれない、ある意味で感謝だ! 三人とも。 「ああ、うん、構わないよ、良いよな? イリヤも」 きょとん、とイリヤが惚けていたが、言葉の意味にはすぐに気付いたらしい。 「あ、うん、いいよ、それじゃあ、帰ろうか?」 心の中でガッツポーズをする。 良かった、丁度連れて行く口実が出来た。 「ああ、そうだ、衛宮、家まではどの程度かかる?」 家の前までは行ったことはあったはずだが、どうにも位置までは曖昧だ。 「ん? 一時間もかからないぞ?」 言われて手首の時計に目をやる。 「ふむ……少々早いが昼時だな、それにお邪魔するというのに手ぶらというのは問題がある」 「んー? いいじゃんいいじゃん、どーせ衛宮の家だぞー?」 「で、でもお野菜とかお総菜とか位は買っていっても良い、と思う」 「ふむ、決まりだな、商店街に寄っていこう、なに、そう時間と手間はとらせん、買った物も当然私達が持とう」 そう言って歩き出す。 「いや、それはさすがに気が引ける、重い物は持つぞ」 ついでに言えば色々と買い置きしておこうとも思っていたしと付け加える。 「ふむ、そう言えば大家族というか、駆け込み寺のような状態だと言っていたな、何人ほどいるのだ?」 簡単に数えてみる。 藤ねえと桜、遠坂は家に居るだろう。 バゼットさんは居るか不明だが、ルヴィアは見知らぬ街を観光で歩きまわるということはあまりなさそうだ。 それにライダー、キャスター、ジェネラル、先生、なのはにフェイト。 ……美綴は家に帰ったはずだからこれで全員、かな? 「……俺を含めて12、いや13人、かな? ああ、それから今大動物が二匹いる」 バゼットさんが密輸したシベリアトラの雄雌と、そしてイリヤのカウントを忘れていた。 四人とも目を見張る。 「君の家は社員寮か何かかね?」 「いや、そう言う訳じゃないんだけど、成り行きでな」 イリヤは驚きをどうにか隠せているがいつ決壊してもおかしくない状況になっている。 「ますます興味が湧いてきたな、急いで買い物を済ませてしまおう」 妹達との遭遇:「あれ? 先輩?」衛宮邸の妹達と商店街で出会った 衛宮邸へ帰還:そんなわけで、買い物をして衛宮邸に戻った 超凄い模擬戦:家では、バゼットさんと先生がもの凄い組み手をしていた
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27502.html
登録日:2014/02/13 (木) 03 24 03 更新日:2024/09/07 Sat 00 46 28NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 6面ボス まさかのバトルアクス ウルトラスーパーデラックス ガチバトル シークレット ジャイアントマスクド・デデデ タランザ ダークマインド デデデトルネイド デデデ大王 デデデ大王の本気 トリプルデラックス ニューデデデハンマー パロディ ブラックデデデ マスク マスクド・デデデ マスクド・デデデ リベンジ マスクド大王…一体何デデデなんだ… マスク・ド・オウガ←ではない ラストリベンジ リベンジ オブ エネミー リベンジ オブ デデデ ロイヤルロード 下弦のマスクド・デデデ 何これかっこいい 公式が本気 前座 大王の逆襲 悪役 戦闘マシーン 星のカービィ 星のカービィキャラクター項目 最初からクライマックス 正統強化 熊崎信也 王位の復権:D.D.D. 神BGM 星のカービィシリーズに登場するボスキャラクターの1体。 概要 平たく言ってしまえば…というか隠す意味も無いが、マスクをつけただけのデデデ大王。 ネーミング的にはマスク・ド・サタンや覆面神機使いを思い起こすものがある。多分(*1)。 マスクは『星のカービィ 鏡の大迷宮』のラスボス「ダークマインド(第1形態)」を基にデザインされている。 勿論ただのコスプレではなく、これは彼にとって本気の証の勝負衣装であり、自身のパワーを高める増強装置の役割を果たしてもいる。 そもそもこのような格好をしている理由は、 マスクド・デデデが初登場した『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』のモード「大王の逆襲」自体(特にラストステージ)が、 ほぼ初代エクストラモード「メタナイトの逆襲」のセルフパロディだったからというのが大きい。 ラストステージ道中のデデデとワドルディの会話、ラスボス戦前の演出からもそのことがうかがえる。 仮面は最早メタナイトの真似事であろう。 しかし、デデデ自身が「全ての力をもってカービィを倒して見せる」という強い意気込みもあってか、今までのデデデ大王よりも明らかに強くなっている。 「はるかぜとともに」のデデデは星形弾の吐き出しなどの攻撃を食らうと怯んでいたが、マスクドデデデはそれ以外全てのボスのようにほとんど怯まなくなり、簡単に隙を曝さなくなった。 当然ながら体力もガッツリ上がっているため、軽い気持ちで延々と技を出し続けるだけで勝てる程甘くはない。 そして、武器を木製のハンマーから機械仕掛けの「ニューデデデハンマー」にチェンジ。 攻撃性能の強化はもちろん、高所から叩きつけた際に衝撃波を出し、 槌の部分にも2種類の重火器を搭載するなど抜かりが無い。ちなみにスマブラXの機械仕掛けハンマーとは無関係。 BGMも従来の「デデデ大王のテーマ」の倍速3拍子アレンジである『カービィのきらきらきっず(SFC)』版を更に高速4拍子版へとアレンジした「マスクド・デデデのテーマ」を専用BGMまたはその原曲としている。 きらきら版と同じく、サビをあえてイントロに持ってきた名アレンジはかなり好評。 作品毎の活躍 参加している作品数は少ないが、いずれもゲーム全体の後半で登場する宿敵として、初見にとってインパクトの大きい活躍を残している。 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス「大王の逆襲」 デデデ大王と しゅくめいのたたかい! ニューデデデハンマーをひっさげた 大王あいてに どうするカービィ!? 初登場作品。追加モード「大王の逆襲」のラスボスを務める。 前述した通り本モード自体が「メタナイトの逆襲」パロディであるため、 原作の台詞を元ネタにした2人の会話がいちいちおかしく笑いが込み上げてくる。 特にあの名台詞も、デデデにかかれば一転して迷台詞に… メタナイト「…しにぞこないどもめ。かってにするがよい」(どうしても戦いたいメタナイツに対して) デデデ大王「…しにぞこないめ。かってにするがよい」(自分じゃムリだと嫌がるワドルディに対して) そしてラストバトル。 なにやらいつもと違うリングの中央には、台座に収まったハンマーが… 入手すると勿論「ハンマー」をコピー。直後に現れるデデデ大王…いや、マスクド・デデデ。 やはりメタ逆意識である。 仮面被っていてもデデデ大王その人だと分かるのがまた何とも言えない。 本人は端から隠す気など無いだろうが。 ステージ上空が電撃金網のダメージゾーンで覆われてたり、ガードすると余計に痛い回転攻撃、 元から大幅に怯みにくくなったことなど、前置きがネタまみれだったのに対しガチな強化がされている。 頑張って撃破すると例によって屋根を突き破り、城の外に吹っ飛ばされる。 メタ逆と同じ夕日をバックに、しょんぼりしながら荒野を歩くデデデ大王は実に哀愁漂う… 「真 格闘王への道」では追加ラスボスだけで構成された四天王の1番手。 後にはワムバムジュエル、ギャラクティックナイト等の強敵が控えており、 ここでつまづくようでは先が遠い。 ちなみに、「はるかぜ」のデデデが前屈み姿勢で身体=当たり判定がやや低かったのに対して、 マスクド・デデデは「背筋を常に伸ばし(要は夢デラ等でおなじみの体勢)、当たり判定が広くなっている」という違いがある。 従って、ずっこけ攻撃などがジャンプだけだと飛び越しにくい…という細かいところまでさりげない強化が入っている。 星のカービィ トリプルデラックス タランザの あやつりの まほうに かかり、なぞのマスクを そうちゃくした パワーみなぎる 大王さまと ひさしぶりのマジバトル… 目をさますんだ、デデデ大王! 浮遊大陸フロラルドのレベル6「ロイヤルロード」でラスボス前座として復活。 「大王の逆襲」は半分ネタに近かった為、戦闘前のムービー終盤でまさかのマスク装着に驚かされたファンも。 ただし、今回は敵のタランザに操られた状態での戦闘となる。 操られているマスクド・デデデは目のハイライトが消えている。 戦闘開始時のアクションがBGM「リベンジ オブ エネミー」のイントロに合わせており中々格好良い。 初めは「大王の逆襲」の時とほぼ同じ攻撃パターン・性質だが、デデデトルネイドは使わない、一部動作が元より素早い、などの違いも幾つかある。 他にも大きな変更点として、ホバリングを除いた全ての動作が中断させられなくなった。 というか全く怯む様子を見せない。 前座であることを考慮しても体力が中ボス並に低めだが… 撃破するとニューデデデハンマーを失い、マスクも半壊して倒れる。 あっさり終わりすぎて拍子抜けしたプレイヤーもいただろう。 すると、タランザが魔法で大量のエネルギーを送り込み、彼の中のリミッターを解除。 ここから今回のアレンジ版BGMとして「「王位の復権 D.D.D.」」が流れだし、次の瞬間、紫色に染まり戦闘マシーンと化したデデデ大王は柱からバトルアクスを引っぺがして柱を粉砕、 続いてアクスに溜めたエネルギー弾で隣の柱も破壊するという衝撃的なデモンストレーションを実行。 そして名を「マスクド・デデデ リベンジ」と改め、再度カービィに戦いを挑む。 …そう、ここからが彼の本領発揮なのである。 やぶれてなお、あふれるほどパワーを おくりこまれて よみがえる大王! リミッターは外され、巨大なアクスを かるがるあやつる かつての ライバルは、 せんとうマシーンとなって あばれくるう! 強制的に潜在能力を引き出されたと言うべきか、復活したマスクド・デデデは本当に強い。 なんせ追加された攻撃の殆どが見たこともないモーションばかりであり、 初見では常にヒヤヒヤ(そして興奮)させられる戦闘を味わうことになる。 激しい戦いを決すると、マスクが全壊したデデデは気絶して動かなくなり、タランザが悔しがる。 そして、万物の女王がカービィの前に姿を現す… 初っ端からマスクド・デデデとして戦い、得物をハンマーからアクスに変える衝撃の展開、 今まで片鱗も見せてこなかった強烈な技の数々… まさに面目躍如と言うべきパワーアップを遂げており、これでも前座扱いとは信じ難い強さである。 思えば、コピー能力が使える作品で戦うシチュエーションは『ウルトラスーパーデラックス』から実に約6年ぶりと久しく、 近年では見られなかった本気の真っ向勝負が出来たこと、納得の強化を遂げたことに喜んだファンは多い。 しかし、サプライズはこれだけでは終わらなかった。 ブラックデデデ 女王の間に かざられていた なぞのカガミ。 そこに うつしだされた ブラックなデデデ、 りゃくして ブラデ があらわれた! 大王が のりこえるべき あいて… それは、大王じしんの 心のカゲだった。 デデデ大王操作で挑むタイムアタック「デデデでゴー!」のラストバトル3連戦の2番手は、本人の代わりにデデデ大王の心の影から生まれた存在が立ちはだかる。 見た目は深く黒ずみ、真っ白な目をしたデデデ大王といった所。 略して「ブラデ」。あれ?どっかで聞いたことが… 本編のスタッフロールにもディメンションミラーに映った姿でこっそりと登場しており、 この時点で悪心サイドのデデデの登場を予想していた人もいる。…ということはやっぱr(デンショッカー! ストーリーモードのマスクド・デデデの更なる強化版という位置づけで大体の攻撃がまんべんなく強化されており、 地上ではハンマー(アクス)を2度叩きつけるほか、衝撃波が一段と高くなった。デデデジャンプのはA長押しでギリギリ回避可能。 前半はマスクド・デデデと同じニューデデデハンマーを扱うが、後半は自力で起き上がり 空間からアクスを召喚するというカッコいい行動を見せつけてくれる。 そして攻撃もより激化し、ストーリーモード以上に苛烈な猛攻を仕掛けるようになる。 倒すと鏡のごとく砕け散り、消滅する。 「真 格闘王への道」でもカービィと戦う。 元が強いのに余計パワーアップしていることもあり、ちょっとした油断からすぐにダメージが嵩んでしまう。 特に真・格闘王はワンミスが後々まで響く余裕のないゲームの上に次の相手がやたら強く、本気で死活問題に発展するので極力ダメージを抑えたいところである。 なおデデデ本人にしろ、ブラックデデデにしろ、本作で作られたモーションの数々は後の作品のデデデとその亜種にも多く流用されている。 カービィのすいこみ大作戦 コピー能力無し、ラスボスが(表も裏も)デデデ、と初代リスペクトを突き詰めた本作であるが、 本作のデデデ大王は一度倒されても、きらきらぼしの力で巨大化した「ジャイアントデデデ」として復活するという、初代エンディングの趣返しのような展開がある。 で、本作の真の最終ステージ「シークレット」ではここもラスボスはデデデ大王(リベンジ)なのだが、 その後の巨大化形態では何と例のマスクとニューデデデハンマーまで装備した「ジャイアントマスクド・デデデ」になる。 まさかのマスク装着&巨大化の合わせ技である。 攻撃パターンはジャイアントデデデ(リベンジ版ではないのがミソ)の延長線上で、やはりニューデデデハンマーを使った新技も追加されている。 しかも、マスクが巨大化して防御力も高まったのか通常の星型弾に完全耐性を持っており、例外なく跳ね返されてしまう。 ダメージを与えられるのは2個以上星を吸い込んで作った貫通弾のみであり、カービィがまんぷく状態になるぐらい大きな貫通弾でようやくまともなダメージ量になる程。 ラスボスだけあって動きも早く、おまけにシークレット自体が5ステージぶっ通しの長丁場なので、初見だとここまで到達した時点で体力が減っていると心細い。 今回もBGMが専用アレンジ版になっており、『みんなで!カービィハンターズZ』で「巨大ボスとの戦い」がアレンジされて登場した「強大なボスとの決戦」+後半部分にマスクド・デデデのテーマを連結したロックアレンジの終始激しい一曲となっている。 カービィファイターズ2 本作のほんとにほんとの最終決戦で再び登場。だが本作ではメタナイトも似た仮面を被り、従来の物とは違う。 詳しくはカービィファイターズ2を参照 星のカービィ ディスカバリー 本編作品にはしばらく出ていなかったが、遂に別の形で復活。 詳しくはこちらから。 攻撃パターン ずっこけ(ヘッドスライディング) おなじみの転倒からのヘッドスライディング攻撃。 だが前述のように縦の判定が強く、一度走り始めると怯まないので止められなくなる。 『USDX』では稀に膨らんで突っ込む事があり、この場合は完全にジャンプだけでは飛び越し不可能。 3連デデデジャンプ 3回連続でスピーディーにホーミング大ジャンプ。 『USDX』は前半と後半でホーミング精度が劇的に違う。後半はもう疲れてるんじゃないかってぐらいに落ちる。 リベンジ版は着地時に衝撃波を左右へ飛ばすようになり、ただ走って移動するだけでは回避できない。 ブラデは直接ターゲットの頭上に飛んでから急降下する(マスクド・デデデは山なりの軌道)。 ハンマー(アクス)叩き 共通して、ジャンプからの叩きつけで前方に衝撃波が走るという特徴がある。 『USDX』では空中のカービィに用いる対空カウンターを平常時から使うことも。 リベンジ版は地上のハンマー(アクス)叩きでも衝撃波が走り、ブラデは前後半ともに地上では2回叩く。 『吸いこみ大作戦』では叩きつけると360度に衝撃波が広がり、引っ込めると同時に大量の星が出現する。 すいこみ おなじみの吸い込み攻撃で使用の際はマスクを目元あたりまで上げている。 『USDX』の時は従来のものと同じ性能だったが『TDX』では性質が大きく変わり、 前方の全てが効果範囲になって吸い込み時間も非常に長くなった。 しかし全力で走って踏ん張れば近距離であっても吸い込まれずに済み、うまく背後に回れば絶好の攻撃チャンスにもなる。 『吸いこみ大作戦』ではジャイアントデデデのそれと同じく吸引力が異常強化され、まんぷく状態だと絶対抗えずに吸い込まれてしまう。 それに加えて吸い込み時間が延び、画面手前からゴルドーの群れがどんどん転がってくる。 左右端まで逃げながら走ればやり過ごせるので、正面から避けるのに自信がなければ。 ホバリング カービィを追うようにして空中を舞う。 攻撃を当てれば技を中断させることが出来る。 デデデミサイル ハンマーの柄を接地し、砲口からデデデ柄のミサイルを3発(ブラデは4発)撃つ。 『TDX』では発射までの時間がやや短くなっている。 ホーミングではなく、角度は3種類で固定(どの角度が先に来るかはランダム)。 吸い込むと「ボム」をコピーできる。 『吸いこみ大作戦』では横一列を薙ぎ払うように連射する。 たまに一往復したり、一気にまとまった数のミサイルを撃つことも。 デデデファイア ハンマーの柄を接地し、砲口から火炎放射を出す。 『TDX』では発射までの時間がやや短くなり、ブラデ版は射程距離が僅かに伸びる。 ちなみに『USDX』での性質はヘビーロブスターのそれと全く同じで、後半は攻撃時間が延びるのも同じ。 ビーム攻撃 『吸いこみ大作戦』のみ登場。上二つの命名法則から推測するなら「デデデビーム」だろうか。 フタ部分が左右に開き、極太ビームを真下に照射しながらカービィを追い回してくる。 かなり追尾性能がきつく、途中で星が出るものの吸い込む余裕はあまり無い。 しかも、照射が終わった直後そのままハンマー叩きに移行するので、(重なって貫通弾が作れそうな)星に釣られるとペシャンコに。 デデデトルネイド/アクストルネイド マスクド・デデデを象徴する必殺技。 突然ハンマーを構え、凄まじい勢いで高速回転しながら目を回すまでカービィを追跡し続ける。 一度回転し始めてから攻撃終了までは完全に無敵と化す、非常に恐ろしい攻撃。 空中まで追いかけて来ないのが弱点だが『USDX』では天井の金網に電気が流れているので、 落ちず浮き過ぎずの高度を保ってホバリングする必要あり。 しかしこの攻撃の最も恐ろしい点は、ガード状態でくらうとそのまま連続で削られてしまうこと。 『USDX』では普通に直撃した時はダメージ1回だけで済むのが、迂闊にガードすると直撃するよりも体力が遥かに大きく減らされてしまう。 生半可な体力ではあっという間に即死コース。 ゆえに、いかなる状況であろうと絶対にガードしてはならない。 『TDX』以降は普通に直撃しても連続大ダメージを食らうようになったので、ガードしても割と削られるがしなかった場合は更に危険なので注意。 アクストルネイドは溜め時間が非常に短いこと、手前と奥に行き来する独特の軌道になっていることを除けばデデデトルネイドと同じ。 以下、リベンジ・ブラデの追加行動 アクスショット 画面端でアクスが赤く光ると、赤いエネルギー弾を2回発射する。 軌道がかなり初見殺しで、1発目は空中に向かって飛び、2発目は普通に直進(ブラデは逆の順番で飛ばす)。 空中に向けて撃つ弾はカービィをホーミングする性質があり、 「何か来る!」と思って迂闊に飛んだら追撃された…という経験をした人もいるはず。 フライングアクス スピア能力の「スピアコプター」の要領で空を飛びながら体当たり。 それも普段のホバリングとは比べ物にならないほど素早い。 画面奥に飛んでからこちらに急襲し、続いて手前からも飛んでくる。 最後は左右どちらかに着地して目を回すが、デデデ(アクス)トルネイドと違って星が出るのは 奥・手前から突っ込んでくる時だけ。 リベンジ版では意外とバリエーションが細かく、上述したパターンの他に 奥から一回だけ突っこむ 奥→手前→奥→手前としつこく狙い打ち なんてものが存在する。 後者は戦闘が長引かないと見れない可能性あり? ブラデは1往復と片道の2パターンだが、どちらのパターンでも最後は横からの突進が加わる。 アクスボンバー アクスが炎を纏うと、凄まじい大ジャンプからアクスを叩きつけて大爆発を引き起こす。 最初の爆発に巻き込まれると連続でダメージを喰らってしまう。 また、攻撃終了まではマスクド・デデデに攻撃が届かなくなる。 ブラデは3回連続で行う。 実は爆風の当たり判定が最初ぐらいにしかない上に、精密な位置調整が苦手。 どちらかと言うと見た目の派手さで驚かせる技。 シャイニングアクス 飛び上がって斧が白く光ると、大量の白いエネルギー弾で床一面を攻撃する。 射出された時点で当たり判定を有しているため、軌道に奥行きを感じて油断すると当たる。 実は普通にエネルギー弾を吸い込むことも可能。飲み込めばビーム能力が手に入る。 ブラデは必ず画面中央で行い、赤黒いエネルギー弾を2回に分けて掃射する。 斧の舞 画面端から連続で斧を振り回す、大変危険な攻撃。 前半のうちは4回斬り→回転→短い突進斬りだが、体力低下後に出すものはこれよりも長く、 初めに4回、間にやや多めの回転を挟んで更に4回振り回し、トドメに溜めてからの突進斬りを繰り出す。 いずれにせよ攻撃範囲が広く、デデデの頭上から反対側に飛び越す手は使えない。 無敵になれる突進技ですれ違っても、キッチリ方向転換する周到ぶり。 そして最後の突進斬りは端まで届くほどリーチが長く、完全な初見殺しモーションである。 アクストルネイド同様、上空が安全地帯なのが救い。 ブラデはどちらのパターンにせよ、最後に必ず突進斬りを加える。 長いパターンの場合は直前に回転を挟んでから行う。 タランザボウル~バッティング/スーパータランザボウル~タッグでバッティング 画面奥からタランザが投げる魔力球「タランザボウル」をガンガン打ち返す。 タランザボウルは徐々に飛んでくる間隔が短くなり、最後は巨大なタランザボウルを打ち返してくる。 「スーパータランザボウル~タッグでバッティング」は上下にバウンドするだけでなく、 フィニッシュに奥からデデデが打ち返して大爆発を引き起こすため、最後まで油断してはならない。 何より爆風が思った以上に広く、最初からダッシュしていないと確実に巻き込まれる。 戦闘が長引くと、バッティングとタッグでバッティングを分けて使うようになる。 ブラデ戦ではタランザがいないのでこれを使わない。 ベリィブラックマター タランザボウル~バッティングと差し替えで追加されたブラデの大技。 画面奥で腹が大きく裂けた口に変化し、紫がかった黒い球を連続で撃ってくる。 更にこちら側へ戻ると、上下にバウンドする巨大な黒い球を3連続で放つ。 もちろん軌道は全部バラバラで、ブラデの真上や真下に避難してもなぜか余裕で当たる。 つまり無敵技が無い時はガチ避けを強いられてしまう。 3つの黒い球の軌道に入らない安全地帯をいちはやく探すことが重要。 お察しの通り、完全に『3』『64』の乗り移られたデデデ大王を意識している技。 心の影がこんなものを再現してくる辺り、相当デデデのダークマターに対するトラウマは深いという事か… よくぞきたWiki篭り……さぁ、そのキーボードをとれ! いよいよ、お前との宿命の編集に決着をつける時… この新兵器「ニュー追記・修正キーボード」の力、ぞんぶんに味わうがよい! 出典 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』任天堂 ハル研究所 2008年11月6日発売 (c)1996-2008 HAL Laboratoly.inc./Nintendo. All Rights Reserved. 『星のカービィ トリプルデラックス』任天堂 ハル研究所 2014年1月11日発売 (c)2014 HAL Laboratoly.inc./Nintendo. All Rights Reserved. △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乙ZOY! -- 名無しさん (2014-02-13 03 31 00) USDX版はトルネイドさえクリアすれば後はちょっと強いデデデだから案外簡単に倒せる。真格闘王の四天王では一番楽かも? -- 名無しさん (2014-02-13 09 07 11) マスクドデデデ…いったい何デ大王なんだ… -- 名無しさん (2014-02-28 23 28 49) スマブラに登場してもおかしくない。 -- 名無しさん (2014-03-12 07 57 34) マスク割れとはな -- 名無しさん (2014-03-31 08 20 44) 最後の切り札に出てきて欲しい… -- 名無しさん (2014-04-01 01 10 06) ブラックデデデは海外ではシャドーデデデと呼ぶらしい… -- 名無しさん (2014-05-12 21 32 59) ミサイル吸い込めたんだ・・・知らなかった -- 名無しさん (2014-05-28 11 28 41) デデデ仮面「君の視線を釘付けにするッ!」 -- 名無しさん (2014-08-20 12 29 02) デデデの強化版であるマスクド・デデデのさらに強化版であるマスクド・デデデリベンジ、その強化版のブラックデデデを倒したデデデ大王の強化版がマスクド・デデデ、その強化版が・・・なんだこの無限ループ -- 名無しさん (2014-12-31 22 38 43) 更にブラデ以上の最強のデデデがまた登場するという最近のデデデ推し -- 名無しさん (2015-02-06 12 32 22) 冒頭の部分が画像掲載のルールにかなり引っかかるようなのであえなく変えさせて頂きました -- 名無しさん (2016-01-02 03 25 42) 3回も憑りつかれてたら心の闇も深くなるわな -- 名無しさん (2016-05-11 16 28 22) ニューデデデハンマーがスマブラと関係ないって書いてあるけど「機械仕掛けのハンマー」って要素自体はスマブラからの逆輸入じゃないかね -- 名無しさん (2016-05-17 17 34 19) スマブラXとUSDXの発売日が同じ年なのでそうとは言い切れない...と思う -- 名無しさん (2016-12-25 09 27 26) マスク旦那のbgmはこれから起こる闘いに対する恐怖と興奮を煽り立てるのにこれ以上ないくらい良い曲だと思うな。これからもアレンジの機会があるのならまた聞いてみたいね -- 名無しさん (2017-05-23 08 13 55) スマブラ新作での切り札に実装!! -- 名無しさん (2018-06-26 21 00 43) 切り札スピード感あってほんとかっこいい、総攻撃系も感動するけど単体の「良さ」は個人的ぶっちぎり一位だ -- 名無しさん (2020-07-24 03 22 35) ファイターズ2でラスボスとして再登場! -- 名無しさん (2020-09-26 02 41 03) ↑×4 メドレーやリミックス中心にこのBGMのアレンジもすっかり定番になってきた感ある -- 名無しさん (2020-11-21 22 12 38) BGMはUSDX以降で見られる「強い・かっこいいデデデ」の象徴だよなぁ -- 名無しさん (2021-04-09 00 45 14) 登場するたびにいろんな仮面を身につけていて今回はスタアラ以上に獣化してしまった。 -- 名無しさん (2022-03-31 19 22 18) ワイルドはこっちの分類でいいのだろうか? -- 名無しさん (2022-04-14 21 27 51) ディスカバリーでもBGMアレンジ出てきて感動した。 -- 名無しさん (2022-04-25 12 26 54) こういう隠す気ゼロの覆面キャラ好き -- 名無しさん (2022-04-25 12 31 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ytpmvmed/pages/30.html
ここのメロディだけ抜き取っちゃったらただのデデデ戦じゃね?っていう
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1004.html
927 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM :2007/05/26(土) 05 10 41 僅かな差であった。 この家を根城にしたサングラスの男がその痕跡を消してから既に数時間が経過している。 だが衛宮士郎が訪れた前後30分の間に、衛宮士郎を含め5人がこの家を来訪した。 一人は柳洞一成。 呼び鈴を鳴らし、その数分後に鍵の掛かっていない扉を前にこの家を去った。 一人は山猫のような男。 戦いの痕跡さえ消えたその室内で鼻をヒクつかせ、その臭いを追跡するべくこの家を去った。 一人はジャッカルのように鋭い目を持つ男。 戦いの痕跡が消されて尚、その戦いの様子がその男の目に浮かび、消された痕跡の向かう先を追いかけるべく、この家を去ることとなる。 そしてもう一人は、衛宮士郎と遭遇することとなった。 ——落ち着け。 口元を抑え、呼吸音を消すようにしながら深呼吸をする。 体温で暖められた空気が深呼吸の爽快感を打ち消したが、頭は冴えた。 僅かな足音が違う方向に向かう。 必死に家の構造を思い出す。 ……合致、続いて音の聞こえ方から対象の位置を割り出す。 この音から察するに……背後を見せている。 そう判断して壁から身を乗り出し、対象を確認する。 予想通り、違う部屋の入り口に立ち背後を見せているのは……子供、少女だった。 上から下まで、紫を基調にしたシックなドレス姿に白い手袋をしている。 屋内にも関わらず同じく紫を基調にした山高帽を被り、立ち止まっているようだった。 室内を見渡しているのか、一瞬だけ横顔を見せる。 物憂げな顔が印象に残った。 ざわつく。 この場所で昨日戦ったという認識がそうさせたのか。 それとも何か理由があるのかは分からない。 あの少女を警戒しろと、何かが訴えている。 あの少女はただの少女だと脳が訴える。 あの少女はただの少女ではないと、心が訴える。 思考と本能のズレとでも言うのだろうか、その感覚を、衛宮士郎は感じていた。 だがどちらにせよ、少女に気付かれずにその場から離脱することは難しいと言うことは理解できる。 窓でも割って逃げれば別だろうがそれはそれで問題だ。 もう一度深呼吸し、心を落ち着け、それでも警戒を解かずに少女に話しかける事にした。 まず足音をわざと立て注意を向けさせておく事にする。 「君は、この近所の子かい?」 距離を保ちつつ、視線を少女と同じ高さにし、出来うる限り優しく話す。 少女はこちらを振り向いたが、反応は無く、表情も乏しい。 「えっと……君の家はどこだい? 父さんか母さんはこの辺りにいるのか? それと、ここに来ることを伝えていたりしているかい?」 ここは危ない、なんてことはうっかり言えたものではない。 もしかしたら、霧島の家とは親交がある家の子供かも知れないからだ。 そんなことを考えていると、少女は俯いてしまった。 「お父さんも、お母さんもいないから……」 「あ……そう、なのか」 しまった……おもいきり地雷を踏んでしまった。 俯いた山高帽の鍔に遮られて表情が見えないが、とてもじゃないが愉快な表情をしているとは思えない。 「えっと、とにかく、この家には今誰も居ないから、ここにいても何にもならないぞ?」 近付く、少女の頭を軽く撫でる。 「うん……」 「ほら、手を出して?」 ゆっくりと差し出された少女の手を取る。 「君の家は、どこにあるんだい?」 「……わかんない」 ……まさかまた迷子なのか。 両親が居ないと言えている事を考えればノインのような記憶喪失の線は消えるが、この少女は何者だ? 例えば両親を亡くした少女が遠い親戚の家に預けられ、家に帰ろうとして迷子になった、と言うことならば…… いや、その場合この家に立ち寄った理由が説明できない。 仮にこの家に預けられるとすれば、預けに来るであろう大人が不在を確認しただろう。 ……だとすれば聖杯戦争がらみか? 昨日のS市で行われた大規模な戦いの他、冬木でも戦ったし、詳細こそ知らないが行方不明事件もあったという。 その場合それに両親が巻き込まれて……駄目だ、そうだとすればこの時間までどこかを歩き回っていたことになる。 少女を家の外へ誘導しながら考え込む。 どうするべきか。 ザ・コップ:失踪者であると考え警察に連れて行く クライストチャーチ:聖杯戦争がらみであると予測しS市教会に連絡を入れる カオスロジック:判断を保留して衛宮邸に連れて行き、善後策を考えることにしよう