約 1,312,100 件
https://w.atwiki.jp/mitudomoe_eroparo/pages/482.html
―――――――――― キーンコーンカーンコーン ふへぇ……。やっとガッコ終わったぁ~……。 「あー…今日も疲れた。クタクタだぜ」 「千葉くん、最後思いっきり寝てたよね」 「睡眠学習してたんだよ」 「じゃあ、次の宿題は手助け要らないね」 「え~っと、それはまた別問題であってだな……」 「おい千葉ぁ、ゲーセン行こうぜ。駅んとこの。 アベちゃんとうっちん呼んで2vs2のランダム戦やろっぜ」 シノケンは俺の答えの前に、すでにスマホの上で指を踊らせ召集をかけていた。 今日は三女さんたちから借りたノートをコピって勉強しなきゃならんのだが……いいか。 テストは来週なんだから、コピーだけしときゃあ時間はあるさ。 「あれ? 篠田くん、塾は?」 「休み」 パソコン部に向かおうと立ち上がった本庄が口にした素朴な疑問に、シノケンはしれっとした顔で答える。 よくもまあ。ある意味感心するぜ。 「サボりだろが」 「おっ、アベちゃ~んからメール返って来た。 おっけだって」 「…ま、好きにしろや」 俺も中学の後半(だけ)は塾へ行っていたから、アレのめんどくささはよくわかる。 ……サボった場合、家に帰ってから余計に面倒な事になるんだが、 こいつの自己責任にまで踏み込むつもりはサラサラ無い。 「俺、一旦帰ってチャリンコ取ってくるから、先行っといてくれ。 一応言っとくが、メダル引き出しのパスワード変えといたぞ」 「え~~! ケチケチすんなよ、2000枚もあるんだから」 「ざけんな。 貴重なタネ銭払って、コツコツ貯めた俺の財産だっつの。 んじゃ、後でな」 「ケチ学帽!お前には友情がないのか!そんな子に育てた覚えはありませんよ!」 シノケンはなおも意味不明の文句を唱え続けてるが、んなもん相手にしてられるか。 背中で受け流しながら、さっさと教室を出る。 「あっ、ちょうどよかった。 久しぶりだね、えっと…千葉、くん」 そしてすぐに、今度は別の野郎に呼び止められてしまった。 背は俺よりちょい下くらいに高く、物腰からも雰囲気からも真面目さがにじみ出ている、爽やか系のイケメンだ。 久しぶり、と言われても俺はこんな輩に覚えは……んん? 「夏の試合のときはお世話になったね。ありがとう」 夏の試合…ってことはやっぱそうか。 「弓矢部の奴だよな」 「うん、そう。 弓道部の野崎だよ……ごめん、考えてみたらあの日は自己紹介もしてなかったよね。 野崎智也。 よろしく、千葉君」 弓野郎はイケメンらしくはにかみながら、スッと握手を求めてきた。 無論、俺に野郎の手を握る趣味は無い。のでポケットに両手をつっこんだままスルーしておく。 この後の展開を考えると、余計に仲良くする気なんて起きねえし。 「んで、何か用かよ。 俺、帰るところなんだけど」 「……ああ、えっと、ちょっと話があるんだ。申し訳ないけど時間もらえないかな」 差し出した手を無視された弓野郎は、一瞬停まったがすぐに爽やか笑顔に戻って(その余裕もむかつくな)、 はきはした声でしっかり要求してきやがった。 さて、俺とは全く接点のなさそうなイケメンが、下手気味(?)に出向いてきた。 イケメンさえも思わず弟子入りを申し込みたくなるほど、俺から発されるオーラが漢気に満ちているからだ。 なわけはない。 「丸井の事か?」 「……まあ」 やっぱな。 ったく…またかよ。俺は三女さんのマネージャーじゃねえっての。 めんどくせえ。 けど、 「りょーかい。 おーいシノケン!悪ぃけどさっきのナシで! 今日は真面目に塾行っとけ!!」 その分、あの人の『面倒』を減らせられるんだ。 やるしかないだろ。 ・ ・ ・ 「うあ~あ、いつになったら涼しくなんのかね………」 弓野郎を引き連れてやってきたのは、こういうときにいつも使う場所。 ウチの1-Cから出てすぐ、隣の校舎と繋がる3階渡り廊下だ。 4階部が屋根になって日陰を作ってくれて、風通しもそこそこいいはずなんだが、それでもやっぱ暑いもんは暑い。 寄りかかったコンクリ壁も、日差しで熱されてやがる。 あーくそっ、パソコン部で話したいな。あそこクーラー効いてる…でも部外者立ち入り禁止なんだよなぁ。 静かで声も響いちまうから、込み入った話はしにくいし。 もちろんここだって、放課後とは言えチョコチョコ人が歩いてるが、外からの音でそこそこうるさい上、 野郎ふたりが話してる事なんか誰も彼も興味ないから、ただ通り過ぎていくだけだ。 「あっ、野崎くんバイバイ」 「ああ、うん。さようなら」 前言撤回。 イケメン様ってのはどいつもこいつも目をひくみたいだ。 何人かの女子が、弓野郎に『だけ』挨拶して帰っていった。 しかもさっきの女なんて、こいつが返した途端嬉しそうに顔を赤らめながら『キャー』とか走っていくし。 へーへー、人気があって結構なことですね。ケッ。 「さっきの子は同じクラスの子でさ。 …で、あー……まずは、夏の事。千葉君も弓を届けてくれてありがとう。お礼、遅くなってごめん」 「『千葉』でいいよ。でもって礼もいらねえ。 俺はただ持って行っただけだ」 「でも、その分の時間を割いてくれたじゃないか。だからありがとう」 態度悪くかったるそうに話す俺に対しても、イケメン様はあくまで爽やかだ。 丁寧な言葉遣いには嫌味とかそんなのは1%も見当たらないし、 丁寧に頭まで下げて、気持ちが表面のモノだけじゃないって証明してくださる。 あー…そういや、家がちょい遠い町の地主かなんかやってる奴が弓矢部に居るって噂を聞いたような。こいつなのか。 つまり、お家がよろしいんで、根元から礼儀ができてるわけだ。 佐藤んちも親父さんの稼ぎがいいし、イケメンはデフォルトで金持ち設定が付いてくるのか? ううわ、なんだよそれ。 この不条理に対する怒り、また佐藤にちょっかい出して晴らしとこう。 「あの日の試合に勝てたのは、丸井さんと千葉が俺の弓を届けてくれたおかげだよ。 いや、それ以上にあの弓は祖父からもらった大事なものだったから……。 ……こっそり返してくれたのも助かった。 弓を隠したのは俺の小学校からのとも「その辺の細かいストーリーはマジ興味ねーから。悪いけど」 8月の登校日、弓道場がうるせえなぁって思いながら帰る途中だった。 三女さんが『妙なところから『視線』を感じて気になったから』と、弓を持って(音も無く)現れた。 落ちてた場所からして誰かが嫌がらせかなんかで隠したんだろうと踏んで、持って行こう……としたけど、 人が集まりすぎてて近寄れない(実際は三女さんが行けば人が割れるから、ある意味簡単に行けるが)、 って困ってたから、俺が代わりに持ち込んだんだよな。 こういう事になるのは読めたんだから、俺が見つけたって言って渡せばよかったかなぁ……。 「こっちだって忙しいんだ。さっさと要件頼むぜ」 「……そうだね」 弓野郎は俺のぶった切りに軽く鼻白んだが、一拍後には体勢を直して……だけじゃなく、 硬そうな覚悟まで用意してから言葉を続ける。 「話っていうのは、丸井さんにもお礼を言いたくてさ。 それで彼女の携帯番号を「丸井は携帯持ってねえ」 やっぱコレか。 なぜだか知らんが、俺が三女さんの携帯番号を知ってるって噂が学校に広まってんだよな。 おかげで1学期は地獄だったぜ。噂を広めた張本人は絶対見つけて、御礼してやる。 俺はみつばの番号すら知らねっての。 ……知らないと言うか、教えてもらえなかったんだが。 あの雌豚、この4月から携帯持ち出したから軽く番号聞いてみたら、 『なんであんた如きに教えてあげなくちゃなんないのよ。思い上がらないで』とかほざきやがった。 そのくせ、あいつは好きなときに非通知でかけてきやがるし(番号の流出元は松原か杉崎だろう)…くそっ。 世の中むかつく事ばっかだぜ。 …って、とりあえずみつばの事は置いとこう。今は三女さんについてだ。 「まだあの噂を信じてる奴が居たって事実にびっくりだよ。 あの人はマジで携帯持ってねえから、当然番号なんて知らない。ついでにマル秘情報的なものも知らない。 知ってるのは鴨橋町に住んでて、3人姉妹の三女で、姉が『丸井ふたば』で、 家事が趣味で、特撮ヒーローマニアってことだけ。 そんくらいはどうせお前も知ってんだろ。 一応丸井んちの電話番号は知ってるけど、教える必要性も意味もないから教えないし、 友達でもないのにいきなり家に電話かけるとか真性の変態だから諦めろ。 なんかで調べてもいいけど、あの人の家族からイタ電と判断されたら、 『丸井ふたば』の取り巻きに即殺されるから覚悟しとけよ。 以上」 もはやテンプレとなった『三女さん情報』を機械的に並べ立てていく。 よどみなくスラスラ言えてしまう自分が果てしなく悲しい。 ……しかしあのふたば親衛隊(正式名称は忘れた)の連中、何をどうやって情報集めとかしてるんだろうか? あいつらにつっこんだら敗けだと思って、ある程度スルーしてるが、やっぱ気になるぜ。 「えー、あー……」 ガーッと連射された言葉に圧されて、弓野郎が目を泳がせる。 相手がジタバタしてる隙にさっさと消えるのは簡単だけど、そしたら今度は下駄箱に手紙コースなのは目に見えてる。 だから俺は、ちゃんと釘を打っておく。 「あの日の礼は俺から伝えとくよ。 お前があの日助かったって事だけで、丸井は充分喜ぶよ」 「いや…やっぱりお礼はちゃんと自分で言いたいから………」 さっきまでの歯切れのいいしゃべり方から一転、弓野郎はモジモジもにょもにょしだした。 キメえ。そういうのをやっていいのは可愛い女子だけだ。 「じゃあ普通にAクラ行って言えや」 「そりゃそう、なんだけど………。 丸井さんいつも誰かと居るし、ひとりになるとすぐ消えちゃうっていうかさ………。 ああっ、変な事いうけど彼女本当に『消える』んだよ。ずっと見てたはずなのに、パッと居なくなるんだ。 それでさ、まあ、落ち着いて話せる機会を持ちたいっていうか……」 「落ち着いて、個人的に伝えたいって事は、礼以外の意図が有るってことだろ。 そういうの、丸井には迷惑なだけだぜ。 家と家族の事が忙しいから、今は誰かと付き合うとか考えられないって、 そう言われて学校中…どころか他校も含めてイケメン野郎がこぞって振られたの、知ってんだろ。 『髪長姫』は、真剣に忙しい人なんだよ。俺らと違ってな。 だからやめとけ」 「あー……知ってる、んだけど……」 「自分は違うってか? 自分がイケメンだからか?金持ちだからか?学校の人気者だからか? 少なくともこの高校では、自分と付き合えばメリットがでかいってか?」 そうだろう。その通りだ。損得で言えば丸ごと得だ。 ぐうの音もでねえ。 目の醒めるような美少女が、三十路前のパッとしないおっさんを想って悩んでるなんて、おかしいさ。 だけどさ、 「勘違いするなよ」 三女さんは自分の『幸せ』を目指して、自分の力で一生懸命前に進んでるんだ。 横から他人がどうこう押し付けんな。 「丸井はただ、拾ったものを持ち主に返しただけだ。そんなの当たり前だろ。 お前と仲良くしたいってんなら、あの日自分で直接渡したよ。 勝手に運命感じちゃって暴走すんなよな」 ただでさえ歳の差があるってのに、相手は元担任だ。しかも小学生のときの。 常識以前の問題だらけだ。ロクな事にならねえに決まってる。 一生懸命頑張るだけ頑張って、傷ついて終わるかも知れねえ。 何も知らないガキが、勝手に夢見てバカやってるだけなのかも知れないさ。 「知ってるだろ、あの人は誰にでも優しくて、親切なんだ。そういう人なんだ。 ちょっとくらいお前が特別だとしても、お前だから特別なストーリーに発展したりなんて無いっての」 んな事は本人が1番わかってんだよ。 わかってて、わかってるから頑張ってるんだ。 恥ずかしがり屋で怖がりで、頭が良い分先の事が気になって、頭の中ぐちゃぐちゃになって、 それでも『外』に出ようって、勇気を出して頑張ってるんだよ。 あんなに小さな、すぐに壊れてしまいそうなくらい華奢な子が、歯を食いしばって頑張ってるんだよ。 「………わかってる、つもりさ。 あんな事がきっかけで上手くいくなんて、本気で思ってるわけじゃない。 だけどせめて、自分の気持ちだけでも伝えたいんだ」 だから押し付けないでくれ。 あの子が自分の足で立って頑張ってる間は、あの子の思うとおりにさせてくれ。 させてあげたいんだ。 俺らは子供だけど、だから頑張る権利は誰にも否定させない。 させるもんか、絶対に。 「お前さ、弓を拾ってきたのが普通の女子でもこんなに突っ走ったのかよ? さっきの女子みたいに、軽く流して終わりだったろ。 ただ相手が『髪長姫』だから、過剰反応で勘違いしちゃってるんだよ。はっきり言って痛いぜ」 「いっ…いや、そんなつもりじゃないって。 俺は真剣に……」 「俺のダチにもイケメン野郎がいるからわかるんだが、お前ら基本、 女が自分を気にしてるって自惚れがあんだよ。ズバっと言って悪ぃけど。 実際、自分の告白が相手に迷惑になるかもって、真剣には思ってねーだろ。 って言われても理解できないのが変だって、わかれ」 「………………………」 ここまで言われてやっと、勘違い男は静かになる。 悔しい気持ちをぐっと噛み殺し、苦い顔で飲み込む。 「じゃあ、キミみたいに」 わけがないよな。 いいさ、ここまで言われて黙ってたら男じゃねえって、それはわかってやる。 「じゃあキミみたいに、適当な距離でナイト役をやり続けて、 彼女から気付いてもらうのを待つのが正しいっていうのか。 そういうのこそ、一方的だって思うけどな」 「はあ~~……。 その手の勘違い、本気で迷惑なんだが。 俺は別に丸井とどうこうなりたいなんざ、思ってねえっての」 どいつもこいつも勝手に勘違いするな。 「お前らさ、噂ででもいいよ、俺が丸井の彼氏だ的な妄言吐いたって聞いた事あるか? 丸井と付き合いたいみたいな不相応な夢を語っちゃってたって、聞いた事あるか? お調子者のバカな男なんだから、そういうの思ってたらダチにポロっと漏らすだろ。 俺はお前らよりよっぽど現実見て生きてんだよ。 丸井とはちょっと関わりがあるだけだって、自分の立場を知ってるんだ」 俺は勘違いした事なんて1度も無い。 知ってるんだ。直接聞いたから。 あの日、あの夕日で金色に染まった河川敷で――… ―――そうだね。私らしくないよね。…でも、だから変わらなきゃって思ったんだ。 ―――先生のパソコン。今の…ううん、これまでの生徒達の事がすごく細かく書かれてた。 ―――先生にとって、誰かを助けるっていうのは、誰かの幸せのために頑張るっていうのは当たり前の事なんだよ。 ―――先生と一緒に居るには、『私』のままじゃふさわしくないんだって、そう思ったの。 ―――先生みたいになりたい。いきなりは無理だけど、できる事からやってみようって、そう決めたんだ。 ―――先生へ―― ―――先生を―― ―――私は、先生が―― ……俺は『登場人物A』の端役を、端役らしくこなしてるんだ。これまでも、これからも。 ただ、思っただけだ。 「ま、あいつの苦労もちったあ理解してるから、 お前らみたいなのに聴かれれば、正直に答えてるんだよ」 想いを語る横顔がすごく綺麗だって。 頑張って誰かに手を差し伸べて、なのにこの娘が傷つくなんて、すごく悲しいって。 それだけなんだ。 「………………………」 やれやれ、黙ってくれたか。今度こそ話は終わりだな。 俺はそう判断して壁から背を離し、黙りこくった野郎を置いて下駄箱へと「関わりって、小学校の時のかい?」 !!? 心臓が凍る。ギョッとしてモロに背中が震えたのが自分でもはっきりわかる。 一瞬後には、動揺しちゃまずいだろって脳が命令するけどもう遅い。今のキョドりは見られちまった。 何だコイツ何で知ってんだ偶然か偶然だろ落ち着け探りを入れろあくまでサラッと背中向きのまま! 「な…ナにいってんダお前?」 アホか俺!声が上ずってんぞ! 「噂で聞いたんだ。 丸井さんが小学生の時の担任と……その…デキてるって。 千葉は…何年生のときか知らないけど、その担任のとき丸井さんと一緒のクラスだった……んだろ?」 ちょっ…マジでか!?んな噂が流れてんの!? 8割方正解に辿り着いてんじゃねーか!! 「…………はあ? お前頭ダイジョーブか?エロ漫画かなんかの読みすぎじゃねーの? 俺、小学生のとき丸井とは2、3回同じクラスだったけど、 んなエキセントリックなロリコン教師なんて出会ったことねーって」 必死で心臓を押さえつけ、乾いた喉を湿らせてから、なんとかばかばかしそうな声音を引き出す。 ……背中向きのままってのが不自然なのはわかってるが、しょうがないだろ。 汗だくの顔を見せるわけにはいかねえっての。 「………そりゃ、まあ、確かにありえない話だけど……」 「だろっ!?」 相手が迷いを見せてくれた分、こっちに余裕が戻ってきた。 勢いのままバッと振り返り、ガンガン畳み掛けてやる。 「教師と生徒がなんて漫画だぜ?しかも出会ったのは小学生の頃だぜ?常識で考えてありえねーだろ。 いるんだよな~。他にも『幼なじみフラグ』とか真顔で言う奴もいたし。痛ぇっての。膿んでんじゃねえか。 何であの超絶美少女があんなおっさんを好きになるんだっつーの。 アレだろ、どうせ三女さんに振られたヤツが腹いせに広めたデタラメだろ? お前、嫌がらせの片棒担いでんのと一緒だぜそれ。最低だよ。もう忘れろってんなネタ。 ………なんかしょっ…証拠、みたいなのでもあんのかよ?」 「……………………」 無いだろまさか?黙ってんじゃねーよくそっ、さっさと答えろ!心臓がめちゃ痛いんだよコッチは!! 「無い、さ。噂だけだ」 よっしゃあ!! 「でも」 なんだよ!? 「じゃあ何で千葉はそんなに髪長姫に近いんだい?」 「…そりゃどーいう意味だよ。俺みたいなバカゴリラが髪長姫と仲いいのは納得いかねーってか」 「……悪いけど、そういうの、有る」 だよなー。俺もすげーそう思うわ。 超マズイ。俺のせいで三女さんに迷惑かけるなんざ、最悪だ。 「お前、素でむかつくな。 ……あのなぁ、俺は丸井と近所で小中一緒なんだ。ちっとぐらいは親しくなるっての。 あいつだって人間なんだから、誰とも関わらずに生きてくなんて、それこそありえねえだろ」 「その条件で括るなら、該当する男子はこの学校にも沢山居るじゃないか」 「そ…そりゃそう、なんだけどよ……」 だぁ~、やっぱこれは答えになんねえか! わかっちゃいたが厳しいぜ。 「それにさっき千葉は言ったよな、『関わりがある』って。 やっぱり何かあるって事だろ?」 「うっ……」 俺のウルトラスーパーバカ野郎!! なに調子乗って余計な事くっちゃべってんだ!! ええいちくしょう、どうするどうする!?早く反論しろ黙ってちゃ余計怪しいぞほらもう5秒は経った早く!! 「……ちっ、しゃーねえ」 「?」 「まあホントの事言うと、丸井がかなり親しくしてる野郎が居てさ。 付き合ってるとか、そういうわけじゃねえけど」 「……やっぱりそうなのか」 「ああ、佐藤って言ってな」 困ったときのイケメン頼りだ。 許せ佐藤、巻き込ませてもらうぜ。お詫びに今度うまい棒奢るからな(それ以上奢るつもりはない)。 「そいつこそ丸井と超近所でさ、もちろん小中と一緒だった…っていうか、 幼稚園から11年間ずっと同じクラスだったんだ。 今はそいつ私立行ってるけど、やっぱそんだけいつも一緒に居たらそりゃあな。 しかもそいつ、イケメンで頭良くてサッカー上手くて結構金持ちなんだよ」 やべー。佐藤を殴りたくなってきた。 「何よりすげえのが、そいつの丸井への尽くしっぷりでさ。 ガキの頃からずっと、丸井が願ったら何でもやった。 ちょっと見てて引くレベルで何でも。 丸井が『空を飛んで来て』って願ったら、飛ぶレベル」 どうやってかって?知らねーよ。でも飛ぶんだよ。 ふたばが願えば、あいつは何だってできるようになるんだから。 「…じゃあ、なんで別々の高校に進んだんだい?」 「さっきも言ったが、別に付き合ってるってわけじゃないからな。 傍から見てるとなんだそりゃ、って感じだが……ま、そういう関係。 それに丸井も最近は、あいつの負担になってるって気付き始めたみたいで、 ちょっと距離おいて自分で何でもやろうってしてるんだ」 松原との事も含めて、さ。 それがわかってないのは佐藤だけだ。本当にバカな男だぜ。 「んで、俺はその佐藤とガキの時からつるんでるんだよ。 むしろコンビ組んでた。漫才でようぜってくらい。 さっきイケメンのダチが居るって言ったろ?そいつ。 だからそいつを挟んで、俺は丸井とちょい関わりがあるんだよ」 『上手い嘘は真実を何パーセントか混ぜること』。 昔そう本で読んだ気がするが、本当の事だったんだな。 スラスラと『間』を埋めるネタが出てくるぜ。 「あんま見せたくねーけど、そいつと俺と丸井が一緒に映った写メあるぜ。 髪長姫の写メだぜ? 知ってるだろ、写真に撮られるの嫌ってて、しかも勘が良いから盗撮もできないって話。 その写メがあるって意味、わかるよな」 ここは、賭けだ。 本当は三女さんが映ってる写メなんてねえ。 見せたくない理由は用意してるし、佐藤と俺の(ふたば撮影)はあるから、リスクは小さくできてるが、 それでもかなり踏み込んでる。 口調はさっきまでと同じでダルそうな演技を続けてるけど、心臓はバクバク鳴って痛いくらいだ。 頼む、上手くいってくれよ……! 「……見せたくないって、どういう事さ?」 「見せたら、こいつなら勝てるかもとかお前が思うだろ。 ぶっちゃけお前なら、佐藤とイケメン度は互角だと思うし、あいつ背ぇあんま無いからなー。 それがめんどくさい。 別に見せたくないのはお前だけってわけじゃないぜ? 変に現実見せて基準を作ったら、学校中色々めんどくせーことになるだろ。だから佐藤の存在自体隠してる。 つか、当然丸井だってこんな完全プライベートな事に踏み込まれたくないだろうし、 正直勝手にこんだけ話した上、写真まで見せるのは俺もすげえ気まずいんだよ。お前にんな義理もねーし。 ケチくせえだろうが、でかい『貸し』にさせてもらう。 それでもどーしてもって言うなら、見せてもいい」 さあどうだ!? 「……わかった。ごめん、いいよ写真は。 それに俺のわがままで、もうかなりキミたちのプライベートに踏み込んだよね。本当にごめん」 よっしゃあ!!パート2!! 「そういうこった。 あ~あ、貴重な放課後を30分も使っちまった。つか、お前も部活いいのかよ?」 「ああ…ごめん、そうだね。部活には遅れるって言ったけど、確かにもういかなきゃ」 「おう、お勤めごくろーさん。 んじゃあな」 長居は無用だ。 俺は右手をひらひら振って、この場からさっさと離れることにする。 あー疲れた。 「ごめん!もうひとつだけ!!」 パアン、と手のひらを合わせる音と共に、弓野郎が声を張り上げる。 こいつの声質は良く通るから、結構遠くまで響いたみたいだ。 校舎の方を通っていた女子が、びっくりしてコッチを向いたのが見えた。 まだあんのかよ……。 「あんだよ?」 「……その佐藤くんとは、付き合ってるわけじゃないんだよね?」 「ちっ…『まだ』な。そういうレベル。 未練がましいぜ、お前。 さっきも言ったが髪長姫にちょっと優しくされて勘違いして、俺にこんだけ時間使わせといてよぉ。 おまけに突っ走って丸井に迷惑までかけるようなら、流石に普通にキレるぜ。あんま関係ない俺でも。 そういうの、全部考えて行動しろよな。すでに普通人の俺から見て痛いぞ」 「………ああ、わかったよ。度々ごめん」 再三俺が釘を打ち込んでやっと弓野郎は話を打ち切り、神妙な顔で再び頭を下げてから校舎へと消えていった。 ……あれだけやっておけば大丈夫、だろう。と思いたい。 にしても、反省点ばっかだったなぁ。特に最初のがまずかった。 かなりあやふやな噂だったし、キョドらなけりゃどうとでも誤魔化せたはずだ。 あらかじめの心構えもだが、なんか作戦考えるかぁ……。 「はぁ~あ……めんどくせ」
https://w.atwiki.jp/ishitubute/pages/722.html
『ハム野郎』はBARギコっぽい一般の住民である。 イケメン お尻を拭くのは右手 元サッカー部 漫画とアニメが大好き 身長170cm 結婚後、親夫婦との同居はNG 一戸建ての3階。イキたいです// ●(茶色い何か)からセクハラを受けて困っている。 「次から違う名前で来てやる」と悔しげにつぶやいているが、いい人なのできっと次も同じ名前で来てくれる さわやか。 配信中、頻繁に飛行機のエンジン音が聞こえる 愛用のPCはMACのマカーである 命の危険因子はセクハラ。性的に告訴するだとか。 美脚系男子である。 Haagen-Dazsが好物である。 ビタミンエッス(S)♪ 変態(草彅的) とっとこハム太郎が好き。今も愛してる。 岡崎サイコーーーーーーーーーーー!!!
https://w.atwiki.jp/roujinkaigo/pages/22.html
昭和 38年法律 133号。日本の老人人口の増加に対応して,老人の福祉の原理を明らかにした法律。基本的理念として「老人は,多年にわたり,社会の進展に寄与してきたものとして,かつ,豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに,生きがいをもてる健全で安らかな生活を保障されるもの」とされている。
https://w.atwiki.jp/orthopaedics/
現役の整形外科医が、接骨院での治療(施術)の詳細について記述しています。 一般の方々の中には、接骨院と整形外科が同じものと考えている方が多くおられます。 かくいう私も整形外科医になりたてのころは接骨院の有資格者が柔道整復師だとは知らず、 また、柔道整復師という資格の詳細も知りませんでした。 しかし、整形外科医として診療を続けていると、接骨院とのかかわりが多くなり、 患者さんが接骨院に抱いているイメージと現実との乖離、 接骨院の問題点などが分かるようになってきました。 このサイトの目的は一般の方々、そして患者さんに柔道整復師および接骨院についての理解を深めていただくことであり、 接骨院での施術を否定するものではありません。 患者さんが結果的に痛みが取れて症状が楽になるのなら、違法診療も限定的には許容できるかもしれないと思っていますが、 患者さんの不利益になるような、あるいは健康保険行政の問題になるような行為は改善すべきであると考えています。
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/3189.html
虐待ジャンルには虐待対象を食うというネタがある。 しぃ、ゆっくりその他いろいろなキャラで行われてきたネタで、工場設定も同様だ しかし「ほむほむを美味しく食べる」という言葉ほど狂気とある種の興奮を感じさせる ものがほかにあるだろうか? この言葉に心惹かれてスレの住人になった奴はたくさんいるだろう このシリーズを読破しほむほむを心から(食糧的に)堪能してほしい 正直引くわー。ゼノギアスに出てきたソイレントシステムみたいで気味悪い。そして生きているほむほむ食べるまどか達が巨人みたいで嫌だ。 何が楽しくてこんなスレ立ててるの? わけがわからないよ。これ見て喜んでる奴の考えが理解できない。脳病院行った方がいいよ。マジで。 けなし方にひねりが足りないな、20点ってところか。 食べるべきじゃないってのは同意だな ただ引いてる野郎もほ食推奨してる野郎もほむほむみたいな糞虫を大事に思って虚しくならないわけ? ボロクソにしてこそほむまどだろ? そして生きているほむほむ食べるまどか達が巨人みたいで嫌だ。 →ならお前は自分より小型な生き物食わないわけ?鳥豚魚介類なんかを 何が楽しくてこんなスレ立ててるの? わけがわからないよ。これ見て喜んでる奴の考えが理解できない。脳病院行った方がいいよ。マジで。→何が楽しくてこんなスレ開いたの?わけがわからないよ。ここ来てまで叩いてるお前が理解出来ない。義務教育からやり直した方がいいよ。マジで。 他者や他生物が苦しみもがくのを見て喜びを感じるのは正常な反応だよ スプラッターやホラー好きが皆狂人とでも言いたいのか
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/3530.html
一発! 検索野郎 商品ページ L:一発! 検索野郎 = { t:名称 = 一発! 検索野郎 t:要点 = 過去ログ,データベース,検索 t:周辺環境 = 情報端末 t:特殊 = { *一発! 検索野郎DXのアイテムカテゴリ = ,,,非着用型,消費型。 *一発! 検索野郎DXの位置づけ = ,,,プログラム。 *一発! 検索野郎DXの効果 = 一つの情報を評価20で処理する。 *一発! 検索野郎DXの使用回数 = ,,,1回 t:→次のアイドレス = バージョンアップ(イベント), } } コメント #このアイテムは万屋アイテム作成所の既存アイテムカタログ。作る事も不可能ではないが、費用、スキルが伴う。詳しくはリンク先参照 自動情報収集ソフトの性能UP型アイテム。収集能力自体が5→20とググっと上がってるだけにググル能力は段違いであろう。 また名前を考えると検索する能力もあがっているから20 な気もする(おそらく検索方法的な意味でも自動情報収集ソフトよりもより色んな検索をできるような気がするし……。
https://w.atwiki.jp/nanaitatrp/pages/832.html
13/04/02~ 本スレ TRPG系実験室 http //kanae.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1364910156/ 避難所 http //jbbs.shitaraba.net/internet/20240/ http //774san.sakura.ne.jp/test/read.cgi/hinanjo/1376924727/ + 趣旨 TRPG関係であれば自由に使えるスレです 他の話で使用中であっても使えます。何企画同時進行になっても構いません ここの企画から新スレとして独立するのも自由です 複数企画に参加する場合は共通のトリップを使ってもいいですし企画ごとに別のトリップを使っても構いません 使用にあたっては混乱を避けるために名前欄の最初に【】でタイトルを付けてください 使用方法(例) 超短編になりそうなTRPG 始まるかも分からない実験的TRPG 新スレを始めたいけどいきなり新スレ建てるのは敷居が高い場合 SS投下(万が一誰かが乗ってきたらTRPG化するかも?) スレ原案だけ放置(誰かがその設定を使ってはじめるかも) キャラテンプレだけ放置(誰かに拾われるかも) + 現在進行中 ココリコ坂で耳を澄ませば隣のアリエナイッティ ある年の夏休み―― 家庭の事情、あるいは病気療養、理由は何でもいいが君は一夏を過ごすために見知らぬ町にやってきた。 自然が豊かでのどかな、何の変哲も無い町だ。 ただ一つ変わった事と言えば、小人か妖精か謎の小動物らしきUMAの目撃情報が頻発しているという事だ。 一緒にご近所の事件を解決してみてもいいし、一夏の恋の物語にしてみるのもいいだろう。 どこにでもありそうな町で、少し不思議な物語が始まる―― ジャンル:少し不思議 コンセプト:ジブリの冒険活劇じゃない系統のやつ 決定リール:あり レス順:無し 版権・越境:あり(ただし自キャラ以外の盤外ネタはお控え下さい) キャラクターテンプレ 名前: 性別: 年齢: 外見: 名前:アリエナイッティ 性別:??? 年齢:??? 外見:小さな少女、あるいはもふもふした動物など、諸説入り乱れる 推理倶楽部 + 完結済みor打ち切り エロマンガ島の日常 エロマンガ島の首都タケトシシティーはお金持ちとかこじきの住む町。 精神病が流行っていて今日も力いっぱいに虐待が始まる。 空も雲も病院も街も気持ち悪いデザインのもので溢れているが、 百人に一人は友達がいるから安心して欲しいし、君たちは住むのだ。 この街に! なお、エロマンガ島とは妄想と関西のあいだにあり 夢列車やイタ車で行けると噂されている…… のだ!! キャラクターテンプレ 名前: 一条ゆかりこ 出身:エロマンガ島 属性:大御所 種族:主婦 性別:女 年齢:32 技能:子育て 名前:一条ヨヒシコ 出身世界:エロマンガ島 属性:ぺいぺい 種族:ハムみたいな赤子 性別:男 年齢:2 技能:すくすく育つ なんちゃってソーテー ソーテーのアニメ劣化版みたいなコンセプト。 万人受けを狙った子供向けな感じ。 キャラクターテンプレ 名前:カナロア・トロ 性別:男 年齢:13 職業:漁師見習い 名前:エル 性別:女 年齢:13 職業:巫女見習い ラスボスになりたい! + スレ原案 韓流TRPG(名称未定) ジャンル:韓流時代劇。TRPGは韓国が起源 コンセプト:朝鮮の架空王朝、舜氏朝鮮の時代で繰り広げられる愛と憎しみの歴史スペクタクル! 決定リール:あり。決定リールも韓国が起源 レス順:自分優先の態度で 版権・越境:あり。史実の人物を出した場合は作中年代が確定 敵役参加:あり。倭寇は必ずやられること その他:韓国語翻訳ツール(読み方ルビ付き) http //hot-korea.com/tool/translation/ ■舞台■ 中国は明の時代。 朝鮮では李朝の王である傾宗が高麗王族の血を引く叡祖の蜂起で討たれ、新たに舜朝へと改まる。 首府は開城(ケソン)に移され、五十年が経ち、叡祖の孫である舜景(スン・キョン)の治世。 三代が続くうちに王権は次第に縮小し、代わって両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族達が権勢を振るうようになっていた。 両班の中で最大の派閥は王母の弟、柳仁弼(ユ・インビル)を中心とする一派。 彼らは私有する土地と兵を背景に政争を勝利し、国政を牛耳り、王の世継ぎ争いにまで誰憚ることなく口を出す。 実権を臣下に握られ、腐敗してゆく国を憂う舜景は、王権の回復を願い、密かに直属の組織を作った。 諸国を内偵して官吏の不正を暴き、時に暗殺をも厭わぬ暗行御史である! 王族、両班、文官武官、女官、明、倭寇、商人に無頼の徒、そして無数の民……。 様々な思惑が入り乱れる壮大な史劇が、今ここに始まる! ■人物設定欄■ 姓名: 性別: 年齢: 風貌: 身分: 特技: ビッグダディTRPG おおまかなあらすじ。 岩手県に住む林下清志さん(通称、ビッグダディ)は、 整骨院などで生計を立て8人の子供たち(4男4女)と暮らしていた。 その後、彼が知人の借金の連帯保証人となったことで、妻・佳美(よしみ)は、離婚して家を出る。 大勢いる子供の教育費が賄えなくなり苦慮していたところ、鹿児島県の奄美大島大和村では通学費補助が付き、 生活費も格段に安く上がるとの情報を得て家族全員で移住することとなった。 林下家の奄美大島での暮らしぶりの放送を見ていた元妻・佳美が、離婚後に産んだ三つ子を連れて、 奄美にやってきて、子供が新たに出来たことにより最終的に復縁することとなった。 彼は家族の生活費を稼ぐため、愛知県豊田市の接骨院へ出稼ぎに出た。 しかし、その後、元妻とは再び離婚し、18歳年下で5人の子持ちの女性、美奈子と再婚。 奄美大島に高校生の子供2人(次男、三男)を残して、豊田市でふたつの家族がひとつになった。 このころ、シリーズがスッカリ人気となっていた「ビッグダディ」だったが、 豊田市の寮が狭いなどの理由により奄美大島に戻ろうとしたが、 結局子供2人(長女、長男)を寮に残し、勤務していた接骨院を辞めて香川県の小豆島に移住した。 小豆島で古い一軒家を破格値で購入し、借り店舗にて接骨院を開業した。 やがて現妻・美奈子との間に子供が誕生したが、再び、離婚の危機。 とうとう別居することとなったのだった。 年齢は、2012年。 父:清志(きよし 47歳) 現妻:美奈子(みなこ 28歳) 元妻:佳美(よしみ) 元妻・佳美(よしみ)との間の子。 長女:愛美(まなみ 20歳 歯科医院受付・愛知県豊田) 長男:新志(あらし 19歳 よこやま整骨院で見習い・愛知県豊田) 次男:熱志(あつし 横浜で会社員) 三男:武志(むさし 奄美) 次女:柔美(よしみ 中2) 四男:源志(げんし 中3) 三女:詩美(うたみ 中1) 四女:都美(ととみ 小6) 佳美(よしみ)の連れ子。(豊田) 三つ子:空美(ひろみ 通称そら)、海美(ひろみ 通称うみ)、心美(ひろみ 通称ここ) 両親の子:紬美(つむみ) 現妻・美奈子(みなこ)の連れ子。 星音(しおん 小6) 乃愛琉(のえる 小4) 姫麗(きらら 小1) 來夢(らいむ 5歳) 妃翠(ひすい 4歳) 両親の子:蓮々(れんと)
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/4979.html
このページはこちらに移転しました 味噌にしとけばよかった 作詞/143スレ246 作曲/223スレ20 醤油 醤油 show your 醤油 ズルッ ズルッ ズルッ ズルッ も~のた~りな~い☆ 音源 味噌にしとけばよかった
https://w.atwiki.jp/archer5678/pages/51.html
十全老人 一、吃饭——吃饭多在家中,餐餐四菜一汤。概多粗粮,米麦粱秫俱有。时蔬杂备,肉为点缀。鸡鸭买自山后村家放养者,蔬果亦来自零落园亩而非大场强加肥料揠长之品。葡萄常吃到酸的,所吃香蕉总是弯瘦,西瓜没吃过无子的。 油盐少使,味精未闻。若贮西食,不过巧克力、奶酪、咖啡豆数项而已。 既少上外间餐馆,厚酱浓辣无需入喉腹,菜上刻花及伧俗盘器亦无虑碍眼。 家中碗盘粗净,出自地方窑坊可也,白瓷、青瓷、酱色瓷皆得用之。 从未用过免洗筷,亦不甚有机会用塑胶筷、象牙筷。 没吃过一碗方便面。没喝过一杯可乐或罐装咖啡、即溶咖啡。 偶有宾客,不妨对酌。黄酒、大曲、葡萄酒皆好。下酒的花生米、豆腐干、白切肉也易备得。 二、住居——容身于瓦顶泥墙房舍中,一楼二楼不碍。不乘电梯,不求在家中登高望景,顾盼纵目。 必居于有四时之地。冬日瑟缩,倚炉火漫度长夜;夏日挥汗,炎炎午后正好瞌睡连连。 亦必有庭院,院中有树。不识营造园林,无需曲径通幽。疏树两三株,菜地一小块,有闲地堪晾衣晒被,人出房进屋有屋内室外之际足矣。 木窗木门,无需镂花冰裂。开门可以见山,闭门无需思过。坐只木椅木凳、藤椅竹椅;板硬不耐久撑臀骨,而藤竹骨疏,久坐时闻吱吱咿咿,亦令人如半坐半悬,适教人坐坐而起身动动,不必如烂肉一摊深陷软絮终日。 卧则棕棚、藤棚、木板棚,上铺棉褥。不用弹簧垫。求其硬,撑倚易也。 三、行路——不曾坐飞机。轮船稍有,扁舟则最素常。近则安步,远则汽车火车。山道维艰,偶赖流笼滑竿。 若乘汽车,不曾行驶在高速公路上。 行路观风赏光,随遇而安。迎面拂风,抬头见月,不必吟风弄月。停村坐店,但求歇其所止,不特攀乡搭客。 四、穿衣——穿衣惟布。夏着单衫,冬则棉袍。薄衫夹里,层层披上。暖时脱卸,凉则添加。不特变化款式,亦只灰蓝颜色。件数稀少,常换常涤,不惟够用,亦便贮放。不占家中箱柜,正令居室空净,心不寄事也。 五、度日——爱打呵欠,伸懒腰,咳嗽,清喉咙。偶亦吐痰,吐于土中,随滚成尘团。喝茶,时亦以舌漱荡口中浊腻,吞腹中。 凡写,只知以笔,不曾按压键盘以出字。实亦甚少写,日常惟以圆珠笔或铅笔记下电话号码。偶一写信而已。严冬呵冻笔研墨写春联已算是年中写字大事。 从未看过录影带;凡看电影,必看自电影院,且必在旧式单厅大院。切割成六厅八厅之新式小放映院,不曾进过。 听戏曲或音乐,多在现场。且远久一赴,不需令余音萦绕耳际,久系心胸。家中未必备唱器唱片,一如不甚备书籍同义,使令暗合家徒四壁之至理也。 倘合以上,其非十全老人? 百年来天下四处,此乡彼镇总存在些这样的十全老人。我亦途经不少地方,窥望度测过一些这样的人,或十全里的一袭一抹,引人遐羡。隔久了,走远了,亦常在心中泛起。旅中受风寒,卧床空寂,拉杂记下。 (刊一九九九年十二月二十三日中时“人间”) .
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/99.html
引越しは問題なく終わった。途中ちょっとおまわりが見にきたぐらいでこれと言って何もなかった。やっと終わった。時間は4時。帰れる。 「お前ら表の車洗っとけ。それが終わったら兄貴が飯連れてってくれっから。」 智光先輩が言った。まだ帰れねーのかよ。俺と真也は渋々表のベンツの洗車をはじめた。 「クソ、いい車乗りやがって。悪い事やって稼いでんだろーな。」 車を洗いながらつぶやく。 「でもあのぐらいの歳でベンツ乗れるんだからけっこうヤクザって儲かるんだな。俺も格さんみてーにヤクザんなろーかな。」 真也が羨ましそーに言った。たしかに智光先輩の兄貴はまだ30ちょっと過ぎたぐらいだ。 「バカじゃねーの。よっぽど才能ないとこんな生活出来ねーよ。それに危ない橋渡ってんだから常に危険にさらされてんだぜ。そんな思いまでしていい車なんか乗りたくねー。いくら俺達が族だからって族の上にこれしかねー訳じゃねーだろ?俺はもっと真っ当な事していい生活してーよ。」 「たしかにな。我慢も嫌いだし、痛いのも嫌だし。俺達には向かねーな。」 俺達は笑いながらそんな話してた。すると上から声が聞こえてきた。 「洗車終わったかー?そろそろ行くぞ!」 智光先輩の声だ。俺達は洗車を終わりにして飯食いに行った。 「今日はご苦労だったな。なんでも好きな物食え。」 智光先輩の兄貴が焼肉屋に連れてきてくれた。でも好きな物食う様な雰囲気じゃない。俺と真也は安い肉とご飯だけを頼んだ。 「なんだ、そんだけか?遠慮しねーでもっと食え。格田、コイツらの分も頼んでやれ!」 やたら気前がいい。気持ち悪いぐらいに。絶対裏があるに決まってる。 「ところで兄ちゃん達は格田と同じ歳なんだよな?学校はおもしれーか?」 きた。当たり障りないように答える。そっからは大変だった。なんとか断る事ができたけど、最後にいつでもこいって名刺もらった。ヤクザも人手不足なんだ。じゃなきゃこんなガキ勧誘しない。ヤクザなんか一見けっこう自由気ままな様に見えるけど実際は大変だ。どんな道も楽じゃねーって思った。礼金もらったけど二人で飲んで使っちまった。やっぱり俺はヤクザなんかよりコイツらとバカやってる方が楽しい。 帰り道、信義から電話が入った。竜が人を殺して逮捕された。って。