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包囲網 託された者たち 遭遇 破壊の声 ベルヴァルトの力 神憑り 一つの終わり 次回予告 包囲網 アメリカ北部国境付近 山道 リクハルド・ハッカライネン もう夜になっちまったな~ 早く終わらせて可愛い子ちゃんたちと 楽しい夜を過ごしたかったのによぉ… マルティナ・ベルヴァルト またリク兄が卑猥なこと考えてる… 少しは任務に集中するんだわさ!! リクハルド・ハッカライネン おいおい、俺ちゃんから 女遊びをとったら何が残るってんだよ? リリー・ベルヴァルト 筋肉バカのアンポンタンっていう 最低のレッテルを貼ってあげるんだよん リクハルド・ハッカライネン サンキューベリマッチョ♪ 俺ちゃんにとって最高の褒め言葉だぜ リクハルド・ハッカライネン だけど安心しな、お前らは10年経っても 俺ちゃんの興味をそそるような女にはならなそうだからな シモーネ・ベルヴァルト ミーたちは10年経ったらリク兄も驚くほどの ボン・キュッ・ボンのナイスバディになる… 絶対に見返してやるんだっちゃ!! リクハルド・ハッカライネン その言葉、覚えとくぜ? ボン・キュッ・ボンのグラマラスボディになったら 大人の女として扱ってやるよ アルフォンソ・ロンバルディ 任務中だというのに落ち着きがないね、君たちは… 一緒に行動しているのが僕だということを分かってるのかい? シモーネ・ベルヴァルト うるさい奴だっちゃ!! 少しは黙んなよ、精神的ヘタレのくせにさ!! アルフォンソ・ロンバルディ おやおや…良いのかい、そんなこと言って? 任務中にふざけていたのをムーロメツ殿が知ったら きっと御仕置きでお尻ペンペンだよ? リリー・ベルヴァルト イリ爺の御仕置きは痛いから嫌だよん… アルフォンソ・ロンバルディ 聞き分けが良くてよろしい… 君たちが面倒ごと起こすと尻拭いが大変だから 僕の邪魔だけはするんじゃないよ マルティナ・ベルヴァルト だけどヘタレにでかい顔されるのは我慢できないんだわさ 一番弱いのに威張ってるから馬鹿にされるって 全く分かってないし死んじゃえばいいんだわさ アルフォンソ・ロンバルディ 訂正しろ…!! エリート中のエリートの僕に向かって 今の言葉…断じて許さないぞ!! コーネリア・マルティネス いい加減にしないか、アルフォンソ!! 貴様こそ任務中だということを忘れていないか? アルフォンソ・ロンバルディ クッ…分かりましたよ、マルティネス殿 リクハルド・ハッカライネン どんまいだぜ、アルフォンソ… クールビューティー姐さんは怒らせたら怖いからな コーネリア・マルティネス …聞こえているぞ、リクハルド 任務中の私語は慎め リクハルド・ハッカライネン 分かってるって… 女を怒らすのと泣かすのは 俺ちゃんのポリシーに反するからな コーネリア・マルティネス ムーロメツ卿からの連絡がない以上、状況が把握できない 各自、不測の事態に備えいつでも動けるようにしておけ リリー・ベルヴァルト 了解だよん マルティナ・ベルヴァルト 了解だわさ シモーネ・ベルヴァルト ミーも了解だっちゃ (画面が暗転する) 託された者たち ナレーション ニコラスの転送魔法により 更に北へと転送されたシモンたち第4小隊だが 隊長のことが気がかりで戸惑いを隠せずにいた… そのような状況でもシモンは冷静を保ち 北へと進むために先導を切るのであった しかしその先には 既にイリヤー、ヴィリアムを除いた 小隊長たちが待ち構えてることなど知る由もなかった… アメリカ北部国境付近 山道 シモン・フェルナンデス あともう少しでアメリカを抜けられる… ここを通り越せば奴らはそう簡単に追っては来れないだろう 最後まで警戒を怠るな シルヴィア・パパンドレウ 分かってるけど…本当にこれで良かったのかしら? ルクレツィア・ディ・カプア 隊長が残ったのを無駄にしないために進むしかない シルヴィア・パパンドレウ そうなんだけど…ルクちゃん… お姉さんたち隊長のことを誤解してたじゃない? だから残して進むことが後ろめたいというか何というか… ルクレツィア・ディ・カプア 隊長が望んだことだから仕方ない… アタシたちに出来ることは隊長の指示を全うすることさ シモン・フェルナンデス ルクレツィアの言う通りだ 隊長から与えられた任務のことだけを今は考えよう 秋月望愛 シモン、隊長が言ってたあの力とかって何? その力があれば隊長もここに一緒にいたんじゃないの? …どうなの? シモン・フェルナンデス ………………………… 秋月望愛 隊長はその力を使うべきじゃないって 言ってたみたいだけど、それは違うと思う 力があるなら使うべきよ、誰も犠牲を出さないために シモン・フェルナンデス ………………………… 秋月望愛 精神的成功体じゃないシモンの力って何よ!? …何とか言いなさいよ、なぜ黙ってるの!? 梁紅玉 止めないか、望愛 少尉が困っているではないか 秋月望愛 だって…おかしいじゃない これじゃ隊長を見殺しにしたようなものだし もう犠牲なんて嫌だよ 梁紅玉 まだ隊長は死んだとは決まっていない それに隊長に与えられた任務を全うすることが 拙者たちが隊長に出来る唯一のことだ 秋月望愛 分かったわよ、早く行きましょ まだ安心出来ないんでしょ? 遭遇 ???? そう…僕たちがまだいるからね 秋月望愛 今の声って… アルフォンソ・ロンバルディ おや、ニコラスがいないね… ムーロメツ殿にやられたのかな? リリー・ベルヴァルト ウチらの相手が一人減っただけだし 問題ないんだよん マルティナ・ベルヴァルト あたちたちの為に イリ爺が獲物を残してくれたと思えばいいんだわさ シモーネ・ベルヴァルト そういうこと ミーたちの出番を残してくれたイリ爺に感謝だっちゃ リクハルド・ハッカライネン うひょー、みんなやる気まんまんじゃねーか!! 俺ちゃんとしては女だけは助けてやりたいが 命令じゃ仕方ねぇ、覚悟してもらうぜ コーネリア・マルティネス 義理兄上がここにいないということはムーロメツ卿が… ということは義理兄上が代表を殺したのだな ならば、お前たちをこれ以上行かせるわけにはいかぬ!! シルヴィア・パパンドレウ ちょ…ちょっとぉ~どうするのよ!? 小隊長クラスが6人もいるなんて無理よ!! ルクレツィア・ディ・カプア 奴らはアタシたちを本気で潰しに来る気だ …だったらやるしかないね!! 梁紅玉 拙者も剣聖の称号を持つ者である以上は 小隊長クラスと言えど遅れは取らぬつもりだ しかしさすがにこれは… 秋月望愛 シモン…望愛たち、ヤバイよ…どうするの? シモン・フェルナンデス (相手は6人、こちらは5人… 数の差だけならば何とかなるが 能力差を考えたら圧倒的に不利か…) シモン・フェルナンデス (6人全員がアルフォンソと同程度の能力ならば 俺一人でも何とでもなったが… あの力を使わざるを得ないのか‥しかし…) 破壊の声 ???? (フフフフ…どうやら危機的状況のようだな…) シモン・フェルナンデス (こ…この声はまさか…!?) (画面に銃剣リグ・ヴェーダが映る) ???? (久しぶりだな、小僧よ…) シモン・フェルナンデス (やはり貴様か… リグ・ヴェーダに潜む破壊神シヴァ… 今、貴様と会話している暇などない…!!) シヴァ (…余の力を欲するか? そこの人間たちを滅ぼしたかろう?) シモン・フェルナンデス (止めろ…俺に語りかけるな…!!) シヴァ (どの口がそんなことを言えるのだ? 既にお前は余の力を借りたことがあるというのに…) シモン・フェルナンデス (貴様の力は必要ない…!! 俺は二度と使わないと決めたからだ…!!) シヴァ (フッ…好きにするがいい お前が窮地に追いやられた時には 勝手に暴れさせてもらう) (画面が戻る) アルフォンソ・ロンバルディ どうしたんだい、シモン? 絶体絶命のピンチになす術もなく観念したのかい? シモン・フェルナンデス ……その軽々しい口を塞げ、アルフォンソ 今の俺はいつも以上に苛立っている アルフォンソ・ロンバルディ 君こそその軽々しい口を塞ぎたまえ!! 君のような俗物が僕の名を口にするなどとは汚らわしい マルティナ・ベルヴァルト アル兄は精神的ヘタレだけど 同じスペイン出身のシモンに対する嫌悪感だけは ヘタレだとは思えないだわさ アルフォンソ・ロンバルディ 君たちも懲りないねぇ… エリートたる僕に向かってヘタレと… ベルヴァルトの力 リリー・ベルヴァルト アル兄のことはどうでもいいけど 第4小隊はウチらで倒すんだよん シモーネ・ベルヴァルト まずはミーたち三人で戦うんだっちゃ!! リリー、マルティナ準備はいい? アルフォンソ・ロンバルディ ここは僕が戦うんだ…!! 君たち第5小隊長の出番じゃない!! リクハルド・ハッカライネン アルフォンソ、止めとけ どう考えたって適任はおチビちゃんたちだ… 先制攻撃は任せるぜ、姐さんも異議ないよな? コーネリア・マルティネス 無論、異議などない…三人とも頼むぞ リリー・ベルヴァルト ウチらの力… マルティナ・ベルヴァルト 見せてあげるんだわさ!! シモーネ・ベルヴァルト 準備オッケーだっちゃ!! リリー マルティナ シモーネ トライアングラー・フォース!! (画面が黄色く光り、シモンにダメージが入る) シモン・フェルナンデス クッ…み、みんな…大丈夫か? 梁紅玉 しょ…少尉…!? シルヴィア・パパンドレウ シモンちゃん、一人で攻撃を受けるなんて… シモン・フェルナンデス グッ…だ、大丈夫だ… ここで死ぬわけにはいかない… 秋月望愛 嘘よ…だってシモン…その怪我じゃ… ルクレツィア・ディ・カプア 自分を犠牲にして アタシたちを守るつもりかよ、死ぬぞ…!? シモン・フェルンナンデス(誤記) な…何度も言わせるな…俺は死ぬつもりはない‥ ここで死ねば隊長に合わせる顔がないからな… リリー・ベルヴァルト 第4小隊全員に照準あわせたつもりだったのに… マルティナ・ベルヴァルト しかも一人で全部攻撃受けてまだ生きてるし… シモーネ・ベルヴァルト 優性肉体的成功体って頑丈なんだね… ミーは吃驚仰天だっちゃ!! アルフォンソ・ロンバルディ 君たちよくやったよ、後は僕の番だ やはりトリはエリートたる僕がやらなきゃね… マルティネス殿、ハッカライネン殿、構いませんね? リクハルド・ハッカライネン 仕方ねぇからシモンは譲ってやるよ だけど女4人は俺ちゃんが美味しくいただくぜ? コーネリア・マルティネス リクハルド、ふざけた発言は慎め それならば残りは任せる リクハルド・ハッカライネン 俺ちゃん、了解だぜ…!! 口ではふざけるが仕事は真面目にやるさ コーネリア・マルティネス 義理兄上に直接話を聞きたかったが仕方あるまい… それが出来ぬならここでお前たちを討つのみだ アルフォンソ、リクハルド…やれッ!! シルヴィア・パパンドレウ ど、どうするのよ…!? お姉さんたちマジでピンチじゃない!? ルクレツィア・ディ・カプア 隊長も不在で少尉もこれじゃ… だけどあのガチムチ変態野郎にはヤラレたくはないね…!! リクハルド・ハッカライネン 安心しろって、お前さんのような女っぽさのねぇ奴は興味ねぇ それよりもそっちの露出度高い女にはそそられるなぁ~ 敵じゃなかったら間違いなく俺ちゃんのモノにしてるぜ シルヴィア・パパンドレウ ちょ…ちょっとこんな時に 告白されても何も嬉しくないんだけど… てか、お姉さんのタイプじゃないし… 梁紅玉 ふざけている場合ではない 相手は一応、小隊長クラスの男だ 少尉がまともに戦えぬ今、拙者たちが戦わねば…!! リクハルド・ハッカライネン 一応ってのが余計だぜ? よく見たらお前さんも結構な美人じゃねぇか 俺ちゃん、既にやる気マンマンだ…!! アルフォンソ・ロンバルディ 僕は嬉しいよ、シモン… この高ぶる気持ち、君には理解できないだろうね? アルフォンソ・ロンバルディ 同じスペイン出身の奴が魔力を持たないのに AOTにいるっていうだけで恥ずべき事実だった… アルフォンソ・ロンバルディ その恥ずべき存在である低俗な君を 正式な任務で討つことが出来るんだからね…!! 秋月望愛 シモンがこのままだと… シモン・フェルナンデス (クッ…こんなところで俺は…) シモン・フェルナンデス 死んでたまるかッ…!! 神憑り (画面が赤く染まる) アルフォンソ・ロンバルディ な…なんだ、これは…!? (全身が赤くなったシモン) シモン・フェルナンデス …コロス…アルフォンソ…!! (スライドするシモン) アルフォンソ・ロンバルディ なななな、なんだよ!? 速いし、動きを追えない… こ、こんなの聞いてないよぉ…!! 秋月望愛 シモンの傷が治ってる… だけど何なのアレ…!? シルヴィア・パパンドレウ シモンちゃん魔力持ってないはずなのに何なのかしら!? お姉さんたち、もしかして助かっちゃう系? ルクレツィア・ディ・カプア 普段の少尉とはまるで別人だ 何かがおかしい…!! 梁紅玉 確かにな… 冷静沈着な少尉がロンバルディ殿に対して殺すなどと… まさか、これが使わずにいた力か…!? リクハルド・ハッカライネン シモンの野郎…あんな隠し球持ってやがったのか…!? こりゃ女遊びしてる場合じゃねぇな… シモン・フェルナンデス ドウシタ…アルフォンソ… コノハヤサヲミセラレタダケデセンイソウシツカ…? アルフォンソ・ロンバルディ な、なんなんだよ、お前は…!? ぼ、僕に逆らったら…ど、どうなるか分かってるのか…!? シモン・フェルナンデス コノカラダガチヲホッシテイル… ヨニアラガウキサマノチヲ…!! リリー・ベルヴァルト このままだとアル兄やられちゃうよ? マルティナ・ベルヴァルト シモンって魔力持ってないはずでしょ? 邪悪な魔力を感じるんだわさ シモーネ・ベルヴァルト 精神的ヘタレがやられるのは構わないけど このままだとミーたちもヤバいだっちゃ!! コーネリア・マルティネス アルフォンソ、下がれ!!…後は私がやる!! アルフォンソ・ロンバルディ シモン、命令で…さ、下がるんだからな…!! ちょ、調子に乗るなよ…!! コーネリア・マルティネス さぁ、来い…シモン… お前たちを捕らえ、真実を白日の下に晒してくれる!! シモン・フェルナンデス コーネリア…アイテニトッテフソクハナイ… ゼンリョクデユク…!! (シモン、スライドする) コーネリア・マルティネス クッ…かすっただけだ…!! リクハルド・ハッカライネン 姐さん無理すんなよ…結構なケガじゃねぇか!? シモンの野郎、予想外だぜ… やっぱり奴を止めるのが最優先だな…!! シモン・フェルナンデス リクハルド…ツギハキサマカ… テカゲンハセンゾ…!! (シモン、スライドする) リクハルド・ハッカライネン グッ…な、なんだ奴のスピードは!? これがシモンの力なのか…!? アルフォンソ・ロンバルディ い、一瞬で…二人を…!? シモン・フェルナンデス マタセタナ…アルフォンソ… コンドコソキサマヲ…コロス…!! (シモン、スライドする) アルフォンソ・ロンバルディ 痛い…痛い痛い…痛いぃぃぃッ…!! リリー・ベルヴァルト も、もうウチらしか残ってないんだよん… マルティナ・ベルヴァルト 今度はあたちたち…? シモーネ・ベルヴァルト ミーたち、仕返しされるかもしれないだっちゃ!! シルヴィア・パパンドレウ お姉さんたち圧倒的に有利よね? シモンちゃん一人でアレだし… ルクレツィア・ディ・カプア 有利であることに変わりはないが どう見たって少尉の様子がおかしすぎる… 梁紅玉 体が紅く光りだしてからスピード、パワー…全て段違い… 敵を完膚なきまでに圧倒し滅ぼそうとする… 既に少尉は何かに取りつかれたかのように別人に… 秋月望愛 こ、こんなのシモンじゃない… 秋月望愛 シモン、止めて!! 相手はもう戦えないんだからいいでしょ!? 望愛たちはもう逃げることが出来るんだよ!! シモン・フェルナンデス ヨノジャマヲ…スルナ…!! (シモン、スライドする) 秋月望愛 シ、シモン…!? ???? シモン、止めるのじゃ!! 秋月望愛 今の声は…!? (イリヤーが現れる) イリヤー・ムーロメツ 下がっているのじゃ、代表の娘よ!! 儂がシモンを止める…!! 秋月望愛 イリヤーさん、どうしてここに…!? イリヤー・ムーロメツ このままではお主までシモンにやられてしまう… 下がっているのじゃ…来るぞ…!! (シモン、スライドで突っ込んでくる) (画面が赤く染まる) シモン・フェルナンデス クッ…ツ、ツヨイナ… イリヤー・ムーロメツ いい加減に目を覚ますのじゃ、シモン!! 一つの終わり (画面が戻る) シモン・フェルナンデス お、俺は…いったい…ムーロメツ殿…!? イリヤー・ムーロメツ 正気に戻ったのじゃな… 代表の娘にまで攻撃を仕掛けようとするとはな… その力はまだ使いこなすには至ってないようじゃな シモン・フェルナンデス な…俺が望愛に…攻撃を…!? イリヤー・ムーロメツ 安心せい、見ての通り代表の娘は無事じゃ それよりも周りを見てみるのじゃ シモン・フェルナンデス これは…小隊長たちが負傷を… 俺が一人で…やったというのか…!? コーネリア・マルティネス ムーロメツ卿、どうしてここに? イリヤー・ムーロメツ 戦闘を止めに来たのじゃ コーネリアよ、小隊長全員まとめて 本部へと帰還するのじゃ コーネリア・マルティネス どういうことです!? 第4小隊を連行するのが任務のはずです みすみす逃がしてしまうおつもりですか!? イリヤー・ムーロメツ 全ての責任は儂が取る… だからみんなを連れて戻るのじゃ、よいな? コーネリア・マルティネス 分かりました… アルフォンソ、リクハルド…怪我は大丈夫だな? アルフォンソ・ロンバルディ 命令だから帰るだけだぞ 僕は忘れないからな、シモン…!! エリートたる僕に傷を負わせたこの屈辱を…!! リクハルド・ハッカライネン アルフォンソは無駄口叩けるだけの元気はあるみたいだな 姐さん、俺ちゃんもなんとか大丈夫だぜ コーネリア・マルティネス ベルヴァルト3姉妹は特に負傷はないな? リリー・ベルヴァルト ウチは大丈夫だよん ちょっと怖かったけど マルティナ・ベルヴァルト あたちも大丈夫だわさ シモーネ・ベルヴァルト ミーも問題なしだっちゃ コーネリア・マルティネス では、我々はこれより本部へと帰還する…往くぞ イリヤー・ムーロメツ ようやく帰還したか… さて、ここからが本題じゃな シモン・フェルナンデス 戦闘を止めに来たとはどういうことですか? イリヤー・ムーロメツ 儂も真実を知ったのじゃ、ニコラスが正しかったと… 梁紅玉 だから拙者たちを助けたと…? イリヤー・ムーロメツ その通りじゃ 仲間割れをしていても何も意味はないからな 秋月望愛 イリヤーさん、隊長は今どうしてるの? イリヤー・ムーロメツ ニコラスはランダによって殺されたのじゃ… 儂にはどうすることも出来なかった ルクレツィア・ディ・カプア 隊長が…死んだ…!? イリヤー・ムーロメツ すまなかった… はじめからお前たちを信用していれば このようなことにはならずに済んだのだろうな シルヴィア・パパンドレウ イリヤーのおじ様、お姉さんたちはどうしたらいいの? このまま戻ってもランダちゃんに殺されちゃうだけよ… イリヤー・ムーロメツ 今、儂ができることそれは… 第4小隊を代表殺害の罪で国外追放することだけじゃ 秋月望愛 望愛たちを追放…? イリヤー・ムーロメツ これはあくまでお前たちの身を案じての措置だ… このまま戻るわけにもいかぬじゃろう? 秋月望愛 うん、そうだけど…でもどうして? イリヤー・ムーロメツ これからのAOTは おそらくランダを中心とした組織になるはずじゃ イリヤー・ムーロメツ 儂はAOTでランダの監視役となり時間を稼ぐ… その間にシモンを中心として今は力を付けるのじゃ 時間が掛かっても構わん イリヤー・ムーロメツ そしてランダと戦うことが出来ると判断した時に AOTへ戦いを挑むのじゃ その時にお前たちの力となろう イリヤー・ムーロメツ だから今は国外に逃げるのじゃ、よいな? シモン・フェルナンデス それではあなたが大変ではありませんか? それに自分たちがランダに戦いを挑まない 可能性を考えたりはしなかったのですか? イリヤー・ムーロメツ 儂はお主の秘められた力について ニコラスや代表から聞いておる… イリヤー・ムーロメツ 特にニコラスはお主の力… そして世界を導く存在になると信じていた イリヤー・ムーロメツ まだ使いこなせてはいなかったようじゃが お主にならば必ずその時が来ると思ったのじゃ だからニコラスを信じてみようと思った、やれるな? シモン・フェルナンデス (あの力のせいで今回もまた… クッ…あの力だけは使うつもりはなかったが… シヴァめ…俺を乗っ取るとは…) イリヤー・ムーロメツ 今は無理でも必ず使いこなせる… 仲間たちを信じ、己の運命に打ち勝つのじゃ シモン・フェルナンデス 己の運命に…打ち勝つ…? イリヤー・ムーロメツ 過去の話もある程度聞かされている 秘められし力と運命に打ち勝つことが出来れば ランダに対しても有効な力となるはずじゃ シモン・フェルナンデス そうですね…分かりました… どのくらいになるか分かりませんが 必ず戻ってくることを約束します イリヤー・ムーロメツ では、さらばじゃ、第4小隊たちよ (画面が暗転する) シモン・フェルナンデス (俺たちはいつか戻って来る… そして奴の野望を阻止する…必ずだ…!!) AOTアメリカ本部 幹部会議室 ヴィリアム・レーンクヴィスト シモンたち、第4小隊は国外逃亡をしました イリヤーのテコ入れが入ったようです マジード・アリー・ムフタール イリヤー・ムーロメツめ… 最後の最後で邪魔立てするとは…!! イライザ・トラヴァース 確かイリヤーは代表を ランダ様が殺害したことを知っているのでしたね? 少々、厄介な事態になったのかもしれません ランダ 心配する必要はないぞ… そうなる可能性も考えて次の手は考えてあるのじゃ マジード・アリー・ムフタール ランダ殿、何をお考えで…? ランダ わらわに誰も逆らうことは出来ない… 今はそれだけにして楽しみはその時まで取っておくぞよ マシード・アリー・ムフタール (この女、やはり危険だ… こちらも早く手を打たねば…!!) ヴィリアム・レーンクヴィスト イリヤーが先に帰還を命じた 小隊長たちがもうすぐ到着する頃ですね イライザ・トラヴァース あまりこちらの内情を知られるわけにはいきません 小隊長たちもこの部屋への入室は制限すべきですね マジード・アリー・ムフタール そのようにするのは特に問題ないだろう 既にAOTでは我々がトップなのだからな ランダ 後はわらわの計画の実行のみじゃ… アハハハッ…!! 次回予告 次回予告 秋月望愛 追っ手から逃げることができた望愛たちだけど それからのAOTはランダってあの女が 実験を握ることになったの… 秋月望愛 だけど望愛たちはそんなランダを許せなかった だから、決めたの…AOTを取り戻すって 秋月望愛 その為にシモンは4年の歳月を掛けて レジスタンス組織ACEを立ち上げた 秋月望愛 今までの仲間と新しい仲間がみんなで力を合わせて 隊長やイリヤーさんから託された世界の為に戦う… 望愛だって役に立つ為に戦うんだから…!! 秋月望愛 次回、時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~ Page.6『反逆 -revellion-』 秋月望愛 あ…言い忘れてたけど 次回から中篇・破戒の章の始まりだよ ちゃ~んと、見てよね!!
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任務のさなか マジード・アリー・ムフタール登場 ランダ登場 陰謀 シモンと望愛 逃避行の始まり 次回予告 任務のさなか AOTアメリカ本部 中庭 シルヴィア・パパンドレウ こっちは異常なしっと… ルクちゃん、そっちはどう? ルクレツィア・ディ・カプア こっちは問題ないね 怪しい気配どころかネズミ一匹たりとも居ない シルヴィア・パパンドレウ ねぇ、ルクちゃん さっきスポンサー希望の人たち見たんだけどね 会長さんっていい感じの人じゃない? ルクレツィア・ディ・カプア あんな感じの優男がタイプなのか? 肉食オラオラ系が好きだと思ってたが意外だな… シルヴィア・パパンドレウ だって、お金持ちに悪い人っていないのよ お姉さん頑張ってアピールしちゃおうかしら ルクレツィア・ディ・カプア はぁ…何を考えてるんだか… 世界規模の大企業の会長様が 一介の魔女を相手にするわけないだろ シルヴィア・パパンドレウ もう…ルクちゃんたら心がドライなんだから… 恋する乙女はもっとドリーミーにならなくちゃいけないのに ルクレツィア・ディ・カプア 言っとくが、アタシは恋する乙女じゃないぞ 恋愛なんてこの仕事には不要な感情だからな (梁紅玉が現れる) 梁紅玉 二人とも、無駄話はそこまでだ 拙者たちの任務はとても重要… 任務完遂まで気を抜くな シルヴィア・パパンドレウ あらあら紅玉ちゃんまで… みんな、女子力低下しちゃうわよ? 梁紅玉 拙者はAOTの為に任務をこなすだけだ スポンサー希望の殿方に現を抜かすことなど以ての外だ ルクレツィア・ディ・カプア まぁ、正論だな… 梁紅玉 それよりも拙者はもう一人の希望者の女性が気になる… シルヴィア・パパンドレウ まさか紅玉ちゃんってそっちの方面に興味があったの!? いくらお姉さんでもノーサンキューよ? 梁紅玉 シルヴィア、何か勘違いしていないか? ルクレツィア・ディ・カプア いつものことだから気にしなくていいさ で、あのランダって女がどうしたんだ? 梁紅玉 隊長や少尉も危惧しているがあの女性は危険な気がする 何も根拠はないが怪しい雰囲気を漂わせている シルヴィア・パパンドレウ あのランダちゃんって子 私はお友達になれそうな感じよ? 怪しくはないと思うわよ ルクレツィア・ディ・カプア 同じような格好してるからか? 人を見た目で判断ばかりするのは良くないな シルヴィアは人の本質を見抜く力を養うべきだ 梁紅玉 シルヴィアに関してはそうかもしれない… シルヴィア・パパンドレウ お姉さん、イケメンなら ホイホイ付いてくようなビッチじゃないわよ? ルクレツィア・ディ・カプア 自覚してなければ出ない言葉だな… 梁紅玉 今はとにかく与えられた任務をこなそう 拙者たちは本部の南側の警備だから 範囲は広くてやるべきことはたくさんある ルクレツィア・ディ・カプア そして隊長は会議室入口で 少尉と望愛が北側警備担当だったな… 梁紅玉 そうだ… さぁ、気を緩めず最後まで警備を続けよう マジード・アリー・ムフタール登場 AOTアメリカ本部 幹部会議室 秋月正樹 スポンサー希望の方よ、AOT本部へようこそ 私がこの組織の代表を務める秋月正樹だ マジード・アリー・ムフタール 私のことは誰でも知っているだろうが一応… 電機軍需産業EAIC会長をやらせていただいている マジード・アリー・ムフタールだ テロップ 電機軍需産業EAIC マジード・アリー・ムフタール [Majid Ali Mokhtar] アラブ人43歳 遺伝子操作出生詳細不明 秋月正樹 お噂はこのAOT本部まで聞き及んでいますよ 確か世界で初めての軍需産業と家電産業を統一し 経営しているというアラブの大企業… 秋月正樹 そして20代半ばという若さでその会社を設立したことも… その経営力のノウハウは是非ともお借りしたいものですな マジード・アリー・ムフタール お褒めいただき光栄です、秋月代表 秋月正樹 それとお連れの女性もなかなかの美人ですな ご紹介していただいてもよろしいですかな? マジード・アリー・ムフタール これは失礼した、紹介しよう… 彼女は私の専属SPを務める腕の立つ剣士、イライザだ イライザ・トラヴァース 電機軍需産業EAIC会長マジード様の専属SP イライザ・トラヴァースだ テロップ 電機軍需産業EAIC会長専属SP イライザ・トラヴァース [Elliza Travers] イギリス人26歳 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 イライザ・トラヴァース ここには良い腕を持つ剣士がたくさんいると聞く 今回の話し合い以外にも興味がある 秋月正樹 AOTには剣を極めた者に 与えられる称号・剣聖を持つ者がいてな… その者たちはかなりの腕を持つ 秋月正樹 第1小隊長のイリヤー、第2小隊長のコーネリア 小隊長ではないが第4小隊員の梁紅玉… 秋月正樹 そして半年程前に新設された 第7小隊の隊長ヴィリアムもその称号を持つ みんな優秀な剣士だよ イライザ・トラヴァース なるほど、良い人材を揃えているようだ 機会があれば是非手合わせ願いたいものだ マジード・アリー・ムフタール イライザ、この面談に関係のない話はそこまでにしておけ イライザ・トラヴァース 申し訳ございません、マジード様 マジード・アリー・ムフタール 今回、スポンサー希望した理由をご説明しましょう… AOTにEAICの軍需部門の技術提供をすることで 我が社のイメージアップをしたいと思っています マジード・アリー・ムフタール AOTにとってはこれからの資金繰りも容易になり 我が社にとっては良い宣伝効果も得られ 家電部門においても売上向上を見込めるのです 秋月正樹 なるほど、お互いに利益を見込めるわけだな これはいい返事を出来そうですな 秋月正樹 お待たせして申し訳ありませんな それでは、そちらの女性の方の話もお聞きしましょう ランダ登場 ランダ わらわの名はランダ… 闇の世界で武器商人をしておる テロップ 自称・闇の武器商人 ランダ [rangda] 出身地年齢不詳 遺伝子操作出生詳細不明 マジード・アリー・ムフタール 闇の武器商人…!? マジード・アリー・ムフタール (いったい何者なんだ、この女は…!?) 秋月正樹 闇の世界?何なのだ、それは…!? ランダ 闇の世界…わらわの望む居心地の良い世界じゃ 秋月正樹 目的は何だ…!? なんのつもりでスポンサーを希望している!? ランダ わらわは数多存在する並行世界から 様々なブラックテクノロジーを集めているのじゃ ランダ ゆくゆくはその並行世界を 一元管理する存在にわらわがなる… その為の力をAOTに借りたいと思ってるのじゃ ランダ もちろんタダでとは言わないぞよ 必要な諸経費や武器など提供するつもりじゃ 秋月正樹 そんな馬鹿なことを…!! 初代AOT司令が定めた他の世界への干渉は 一切しないという意志に背くことは出来ん…!! ランダ アハハハハ…!! 噂通りの堅物で安心したぞよ わらわを拒絶したこと後悔させてあげようぞ 陰謀 AOTアメリカ本部 幹部会議室入口 (爆発音) ニコラス・ガルシア な、何だ!?今の大きな音は…!? ニコラス・ガルシア まさか…!?代表が危険だ…!! AOTアメリカ本部 幹部会議室 ニコラス・ガルシア こ、これは…!? ニコラスの前には 血まみれになり倒れ息絶える代表… そしてスポンサー希望者たちがいた ランダ 誰か居らぬのか…!?謀反じゃ!! 秋月代表を暗殺し、わらわたちまでも亡き者にしようとした ニコラス・ガルシアが謀反を起こしたぞよ!! ニコラス・ガルシア な、何を…貴様いったい…!? ランダ わらわはこの場で目撃したぞよ ニコラス・ガルシアが代表を殺害したところを… そうであろう、EAICのマジード会長? マジード・アリー・ムフタール …そうだな 彼が代表を殺したのは間違いない イライザ、君も見ていたね? イライザ・トラヴァース マジード様やランダ殿のおっしゃる通りです 私もこの男が代表を殺害するところを目撃しました ニコラス・ガルシア クッ…私を嵌めたというのか…!! 代表、すみませんでした…!! (ニコラス、去る) マジード・アリー・ムフタール ニコラス・ガルシア… 逃げてしまいましたが良かったのですか? ランダ 既に手は打っておる… わらわの計画に狂いなどないのじゃ マジード・アリー・ムフタール さすがですね、あなたの計画に賛同して正解でしたよ あなたから預かったイライザの演技も完璧でした 誰も我々を疑いはしないでしょう マジード・アリー・ムフタール (本来なら私が手にするはずだったAOTを どこの馬の骨とも分からない女に出し抜かれるとは…) マジード・アリー・ムフタール (しかし従わねば、その先にあるのは死… 今は下手に事を構えるのは得策ではないな…) イライザ・トラヴァース マジード殿、どうかされたのですか? マジード・アリー・ムフタール いや、何でもない… ランダ わらわの計画に協力を承諾してもらい 計画通りに事は進んだ… 感謝しているぞよ、マジード会長 マジード・アリー・ムフタール あなたがAOTを統括し EAICがスポンサーとなれば 我々の計画はもう誰にも止められません、完璧です マジード・アリー・ムフタール (それにしてもこの女は何物だ? あの力はいったい…並行世界に干渉出来る力を 本当に有するというのか…!?) マジード・アリー・ムフタール (今は従うがいつまでも貴様の言いなりにはならない… いずれ私の本気を見せてやる、必ず…) ランダ ウフフフフ…ここからが楽しみぞよ AOTを掌握し、邪魔者さえ排除すれば 数多なる並行世界はわらわのものじゃ (画面が暗転) ナレーション 会議室を後にしたニコラスは昨晩の代表の言葉 『私にもしものことがあったら AOTを、世界を…そして望愛のことを頼む』 を思い出した ニコラスは代表の事実上の遺言を守るために 行動を起こそうと考えたのであった その頃、シモン達は… シモンと望愛 AOTアメリカ本部 廊下 秋月望愛 ねぇ、シモン… 望愛たちはいつまで警備していればいいのかな? シモン・フェルナンデス 面談が終わるまでだ、それまで気を抜くな 俺たちの任務はまだ終わっていない 秋月望愛 それは分かってるけど、もう一時間くらい経つよね? もう終わるんじゃないかなぁって思ったんだけど… パパたちの話し合い長いよね、望愛疲れてきた シモン・フェルナンデス それだけ話し合いが難航しているということだ 終われば隊長から知らせがある、それまで我慢しろ 秋月望愛 シモンは厳しいんだから… 女の子にもっと優しくしてくれてもいいんじゃないの? シモン・フェルナンデス AOT隊員の時点で男も女も関係ない 求められるのは任務遂行能力…それだけだ 一人の勝手な行動が隊を潰す 秋月望愛 でも…疲れちゃったの 少し休憩してもいいぞ、とかないの? シモン・フェルナンデス 残念だが、俺にそんな権限はない 秋月望愛 そんなに女の子に厳しいとモテないよ 今、望愛のシモンに対する好感度は急降下なんだからね シモン・フェルナンデス ………………………… 秋月望愛 どうしたの、シモン? 急にダンマリしちゃって…もしかして怒った? だ、大丈夫だから、別に嫌いになったわけじゃないし シモン・フェルナンデス …俺は怒ってなどいない 怒っていたのは望愛、お前の方だ 秋月望愛 シモン、やっぱ昨日から変だよ? 何か隠し事でもしてる? シモン・フェルナンデス ……そんなことはどうでもいい、今は任務に集中しろ 秋月望愛 はいはい、分かったわよ~だ シモンのことなんてし~らない 望愛、あっちの方を見回りしてくるからね (望愛、去る) シモン・フェルナンデス ………………………… シモン・フェルナンデス 女にモテない、か…… 俺には一生涯、縁のないことだな (画面に銃剣リグ・ヴェーダが映る) シモン・フェルナンデス 俺にとっての大切な人はいつか不幸になる… 最愛の人だったテレサ…お前がそうだったように… このリグ・ヴェーダがそうしてしまう… シモン・フェルナンデス だから他人に情が移ることだけは避けねばならない… 二度とあの悲劇を繰り返さないために… (画面が戻る) シモン・フェルナンデス それにしても望愛の言う通り面談が長すぎる… 何かが起きたとでも言うのか…? 逃避行の始まり (ニコラスが現れる) ニコラス・ガルシア シモン、ここにいたか… シモン・フェルナンデス 隊長、面談が終わったのですか? ニコラス・ガルシア 面談の方はとりあえずは大丈夫だ それよりもたった今、代表から機密任務を与えられた… 第4小隊全員召集しろ、今すぐAOT本部から出発する シモン・フェルナンデス 了解しました では、入口に全員集めます ニコラス・ガルシア 私は先に入口まで行く、よろしく頼むぞ (ニコラス、去る) シモン・フェルナンデス 隊長が動揺している…何が起きた…? いや…それよりも今は隊員を召集だ (画面が暗転) ナレーション シモンはニコラスの普段見せない表情に 何かが起きたことを悟っていた… そしてこのタイミングでの機密任務… シモンのニコラスに対する不信感はさらに高まった シモンはニコラスの指示に従い 第4小隊のメンバーをAOT本部入口に召集するのであった AOTアメリカ本部 入口 ニコラス・ガルシア 全員揃ったな、早速出発するぞ シルヴィア・パパンドレウ ちょっとぉ~、隊長 急に召集かけてすぐ出発ってどういうことですか? いくらお姉さんでも心の準備が必要なのよ ルクレツィア・ディ・カプア 心の準備がまだ出来てない、かよ… いつでも臨機応変に対応できる心構えくらいしておけよ シルヴィア・パパンドレウ だって、ルクちゃん… 本部の警備より重要な任務なんて今はないでしょ? 他の小隊に任せればいいわけだし ルクレツィア・ディ・カプア まぁ、確かに一理あるな 隊長、アタシも説明を聞きたいんだが… 曹長はどうなんだい? 梁紅玉 拙者も二人と同じ意見です この任務の詳細をお教えください ニコラス・ガルシア 機密任務の性質上 まだここで話すわけにはいかない いずれ話す、今は急ぐぞ 梁紅玉 分かりました… その時が来たら説明をお願いします 秋月望愛 望愛も別にいいけどそれよりも疲れちゃったなぁ… 少し休憩してからにしようよ シモン・フェルナンデス 我慢しろ、詳細は俺も知らないが 急を要する任務であることは確かなはずだ 秋月望愛 分かったわよ… シモンも隊長も厳しいんだから… 望愛、頑張るよーだ…さ、行きましょ ニコラス・ガルシア では、出発するぞ…AOT第4小隊出動だ!! シモン・フェルナンデス (本当にこのままここを離れるべきなのか? しかし命令であるならば従うべきか…) シモン・フェルナンデス (面談の最中に何が起きた…? 隊長、あなたは何を隠している…!?) 次回予告 次回予告 イリヤー・ムーロメツ AOT本部で起きた代表暗殺事件… 逃亡したとされる犯人ニコラスと第4小隊の隊員たち イリヤー・ムーロメツ そして殺害の現場に居合わせた目撃者である ランダ、マジードたちから司令部を通して 儂の第1小隊に追撃の任務が下るのじゃった… イリヤー・ムーロメツ 次回、時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~ Page.3『誤解 -mislead-』 イリヤー・ムーロメツ お主のような男がまさかこのようなことをするとは… 逆賊には相応の返礼を…覚悟するのじゃ、ニコラス!!
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オープニング AOT幹部会議 シモンとニコラス 第4小隊の仲間たち 代表の遺した言葉 銃剣リグ・ヴェータ 次回予告 オープニング ナレーション 約200年前より行われてきた遺伝操作出生法… それは本来持ち得ない力 魔力を持つ者を生み出す方法 時の流れが技術力を進歩させ その出生法の成功率が格段に飛躍した 一方、遺伝子操作による能力の個体差が激しくなり いつしか優劣の区別をつけるようになった 遺伝子操作により生まれた者は 魔力を持つ者を精神的成功体 常人より身体的能力が高い者を肉体的成功体 と呼び、それぞれの特性を併せ持つ者も現れた 遺伝子操作による出生が一般に認知される中 敢えて遺伝子操作を行わずして生まれた者を ネイキッドと呼称し区別するようにもなった 世界を統括する組織AOTには 特に優秀な力を持つ精神的成功体が集まるのだった… AOT幹部会議 AOTアメリカ本部 幹部会議室 秋月正樹 …全員揃ったようだな では、臨時幹部会を始めようか テロップ AOT代表 秋月正樹 [あきづきまさき] 日系アメリカ人48歳 ネイキッド イリヤー・ムーロメツ 臨時の幹部会とは穏やかな話ではなさそうじゃな テロップ AOT第1小隊長 イリヤー・ムーロメツ [Илья Муромец] ロシア人78歳、階級中将 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 コーネリア・マルティネス 急を要する議題なのか、説明を要求する テロップ AOT第2小隊長 コーネリア・マルティネス [Cornelia Martinez] アメリカ人28歳、階級大佐 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 秋月正樹 実はAOTへのスポンサー申し込みが2件あってな それに関して受け入れるべきか否かの話だったのだ アルフォンソ・ロンバルティ なるほど… それでボクたち小隊長に意見を聞こうとしたわけですか? テロップ AOT第3小隊長 アルフォンソ・ロンバルディ [Alfonso Lombardi] スペイン人24歳、階級少佐 劣性精神的成功体 秋月正樹 ああ、そうだ ニコラス・ガルシア では、詳細を聞こう… 二人いるのだったな? テロップ AOT第4小隊長 ニコラス・ガルシア [Nicholas Garcia] アメリカ人44歳、階級少佐 優性精神的成功体 劣性肉体的成功体 秋月正樹 まず一人目は電機軍需産業EAIC会長 マジード・アリー・ムフタールだ リリー・ベルヴァルト ウチ、その人知ってるんだよん 確か、え~っと… テロップ AOT第5小隊長その1 リリー・ベルヴァルト [Lilli Berwald] ドイツ人8歳、階級大尉 優性精神的成功体 マルティナ・ベルヴァルト 電化製品や軍事兵器を開発してる会社のシャッチョさんで あたちのお家の電化製品の八割はこの会社製だわさ テロップ AOT第5小隊長その2 マルティナ・ベルヴァルト [Martina Berwald] ドイツ人8歳、階級大尉 優性精神的成功体 シモーネ・ベルヴァルト シャチョーさんじゃなくてカイチョーさん 代表が言ったの聞かなきゃダメだっちゃ テロップ AOT第5小隊長その3 シモーネ・ベルヴァルト [Simone Berwald] ドイツ人8歳、階級大尉 優性精神的成功体 リクハルド・ハッカライネン 俺ちゃんはそれよりもう一人の方が気になるぜ 美人だったら無条件で受け入れてもオーケーだ テロップ AOT第6小隊長 リクハルド・ハッカライネン [Rikhard Hakkarainen] フィンランド人32歳、階級大尉 劣性精神的成功体 優性肉体的成功体 コーネリア・マルティネス 口を慎め、リクハルド プライベートならばともかく このような場での発言としては感心しないぞ リクハルド・ハッカライネン オーケー、クールビューティー姐さん アンタに言われちゃ従わねぇとな、俺ちゃん了解だ ヴィリアム・レーンクヴィスト では、秋月代表… もう一人のスポンサー希望者についてお聞かせください テロップ AOT第7小隊長 ヴィリアム・レーンクヴィス [William Rehnqvist] スウェーデン人25歳、階級少佐 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 秋月正樹 もう一人がかなりの要注意人物でな… 武器商人を自称しているランダという女で 出身地年齢不詳、名前に関してもおそらく偽名だ リクハルド・ハッカライネン うひょー、謎多き女ってのはすっげー惹かれるぜ さぞや絶世の美女なんだろうな、俺ちゃん興味津々だぜ コーネリア・マルティネス 先程の私の言葉… 理解出来てはいないようだな、リクハルド? リクハルド・ハッカライネン さっきは黙るって言ったが本当に女だとは思わなかったのさ 怒りすぎるとシワが増えて、せっかくの美人が台無しだ それだと俺ちゃんガッカリするぜ? コーネリア・マルティネス 貴様…私を愚弄する気か!? リリー・ベルヴァルト アハハハ…!! リク兄怒られてる、カッコ悪いんだよん リクハルド・ハッカライネン やれやれ、おチビちゃんも言いたい放題だな… まぁ、10年後のナイスバディに期待して許してやるよ マルティナ・ベルヴァルト リク兄がなんかエッチなソーゾーしてるだわさ、サイテー!! アルフォンソ・ロンバルディ 全く君たちには危機感がないね… エリートたる僕が君たちと同じ地位にいると思うと 心のドン底から悲しみが込み上げてくるよ シモーネ・ベルヴァルト 黙んなよ、精神的ヘタレのくせに生意気だっちゃ アルフォンソ・ロンバルディ て、訂正しろ!!断じて…断じて許さないぞ、今の言葉!! 僕は代々第3小隊長を務める名門ロンバルディ家出身… エリート中のエリートなんだぞ!! イリヤー・ムーロメツ 静かにするのじゃ!! アルフォンソ・ロンバルディ クッ………… イリヤー・ムーロメツ まずは代表自身の考えをお聞かせ願いたいのじゃが… 秋月正樹 この組織の運営には莫大な費用が掛かる… まずは二人のスポンサー希望者との面談を行いたい …もちろん受け入れる方向で話を進めるつもりだ イリヤー・ムーロメツ なるほどな…この組織も相当な金喰い虫じゃし 組織を運営する上でスポンサーは多い方がいいじゃろうな 秋月正樹 シモン、君はどう思うかね? シモン・フェルナンデス EAIC会長のマジード・アリー・ムフタールはともかく 素性が分からないランダという女、危険であると考えます …自分はランダへの面談は避けるべきであると進言します テロップ AOT第4小隊長補佐 シモン・フェルナンデス [Simon Fernandez] スペイン人20歳、階級少尉 優性肉体的成功体 アルフォンソ・ロンバルディ 小隊長でもない君が代表に対して進言だって? 図々しいにも程があるねぇ、だいたい君は魔力を持たないし AOTに所属すること自体おかしいのさ、自重したまえ シモン・フェルナンデス ………………………… アルフォンソ・ロンバルディ おやおや、何だいその目は? 言いたいことがあるなら言ってみなよ だけど第4小隊がどうなっても知らないよ イリヤー・ムーロメツ またお前かアルフォンソ、いい加減にせい!! アルフォンソ・ロンバルディ クッ…わ、分かりましたよ、ムーロメツ殿 すみませんでした イリヤー・ムーロメツ シモン、お前の考えも分かるのじゃが この集まりの中ではお前が一番発言権が低い… 儂としてはその考えに賛同は出来ん、他の者はどうか? コーネリア・マルティネス 私もムーロメツ卿や代表に賛同する リクハルド・ハッカライネン 俺ちゃんはクールビューティー姐さんに従うぜ ってことで、面談には異議なしだ リリー・ベルヴァルト ウチもみんなの意見に大賛成するんだよん マルティナ・ベルヴァルト あたちも賛成だわさ シモーネ・ベルヴァルト ミーも異議なしなんだっちゃ ヴィリアム・レーンクヴィスト 私も皆と同意見です ガルシア殿はシモンと同意見ですか? ニコラス・ガルシア 個人的な意見ではシモンと同じ考えだ… しかしこの組織の幹部である以上は 運営に関しても考慮せねばなるまい、賛成する 秋月正樹 話はまとまったようだな 急ではあるが面談は明朝10時よりここで行う 秋月正樹 会場の警備は第4小隊 その周辺の哨戒はその他小隊に任せる では、解散だ シモンとニコラス AOTアメリカ本部 廊下 ニコラス・ガルシア お前を代表に無理を言ってまで幹部会に出席させたのに 気分を害する部分があったろう、すまなかったなシモン シモン・フェルナンデス 隊長が謝罪するようなことではありません 本来なら自分はAOTに所属していること自体が 有り得ないことだというのは承知しています ニコラス・ガルシア お前らしい答えだな、安心したよ ニコラス・ガルシア だが私は世界を導く存在が 必ずしも魔力を持つ者である必要はないと考えている シモン・フェルナンデス では、その可能性が自分にはあると 隊長はそう考えているのですか? ニコラス・ガルシア そうだ、シモン…お前にはその可能性を… そしてそれを実現できるカリスマ性を持つと私は見抜いた だから通常の軍に属していたお前をAOTに引き抜いた シモン・フェルナンデス 自分にカリスマ性が…? いくら隊長の言うことでも根拠のないことは にわかには信じられません ニコラス・ガルシア まぁ、いい…次は小隊ミーティングだ 先に行くが遅れるなよ (ニコラス、去る) シモン・フェルナンデス まさか隊長はリグ・ヴェーダに秘められたあの力のことを? いやそれは有り得ない、あの力だけは… 俺は紅の閃光に戻るわけにはいかない… シモン・フェルナンデス 隊長が俺をAOTに引き抜いた真意とは何だ…? 第4小隊の仲間たち AOTアメリカ本部 第4小隊待機所 ニコラス・ガルシア さて、全員集まったな… 先程与えられた明日の任務についての連絡だ ニコラス・ガルシア AOTへのスポンサー希望者との面談が行われる その会場の警備を我々第4小隊が担当することになった シルヴィア・パパンドレウ あら、代表の護衛任務だなんて光栄じゃない お姉さん、張りきっちゃうわよ テロップ AOT第4小隊員 シルヴィア・パパンドレウ [Sylvia Papandreou] ギリシャ人23歳、階級軍曹 優性精神的成功体 ルクレツィア・ディ・カプア どんな任務でも同じように張り切れって… ま、アタシとしちゃ偵察的な任務の方が向いてるんだけどね テロップ AOT第4小隊員 ルクレツィア・ディ・カプア [Lucrezia di Capua] イタリア人24歳、階級軍曹 優性精神的成功体 劣性肉体的成功体 シルヴィア・パパンドレウ まったくルクちゃんったら仕事熱心なんだから… たまには息抜きも必要よ、仕事のしすぎはお肌に悪いし 美容に気を使わないと婚期逃しちゃうんだから ルクレツィア・ディ・カプア 結婚願望あってどうしてAOTなんかにいるんだ? 余計に婚期逃すだろ シルヴィア・パパンドレウ AOTで隊員やって温かい家庭も持って 可愛い子供もいるのってすごくない? きっとカリスマ魔女ママって呼ばれるわよ、憧れちゃうわ ルクレツィア・ディ・カプア 呆れて何も言えないね… シルヴィアらしいと言えばらしいか 梁紅玉 無駄話はそこまでにしておけ 隊長、拙者たちだけで会場の警備とのことですが 他の小隊はどうしているのですか? テロップ AOT第4小隊員 梁紅玉 [りょうこうぎょく] 中国人22歳、階級曹長 劣性精神的成功体 優性肉体的成功体 ニコラス・ガルシア 他の小隊は周辺の哨戒任務に付くことになっている 余程のことがない限りは外からの襲撃はないだろう 梁紅玉 外部からの襲撃は大丈夫ですか… その表現は内部は危険かもしれないと 解釈しても差し支えないでしょうか? ニコラス・ガルシア その可能性もゼロではない 面談の相手に問題があってな… 秋月望愛 それじゃパパが危険ですよ…!! 望愛、そんなのイヤです!! テロップ AOT第4小隊員 秋月望愛 [あきづきのあ] 日系アメリカ人18歳、階級伍長 優性精神的成功体 ニコラス・ガルシア 心配する必要はないぞ、望愛 私やシモンの力を信じろ、必ず何事も無く終わらせる …なぁ、シモン? シモン・フェルナンデス ………………………… 秋月望愛 シモンどうしちゃったの? ムスっとした表情で黙っちゃって… シモン・フェルナンデス いや、何でもない… シモン・フェルナンデス だが、隊長の言う通りだ 俺たち第4小隊がしっかり警備をやれば 代表には何も起こることはない 秋月望愛 うん、そうだね… シモンや隊長がいれば大丈夫だよね 望愛も頑張る!! シルヴィア・パパンドレウ 望愛ちゃんたらお姉さんたちのことは 頼りにしてないのかしら? これでも攻撃魔法には自信があるのよ 秋月望愛 あ、ごめんごめん シルヴィアさんもルクレツィアさんも紅玉さんも 同じくらいに頼りにしてるよ、だからパパのことお願いね ルクレツィア・ディ・カプパ 任せときなって アタシの腕にかかれば ネズミ一匹たりとも代表には近づけさせないさ 梁紅玉 拙者も武士の端くれ… 使える主はどんなことでも守り抜く覚悟だ 秋月望愛 みんな、ありがとう!! 明日、力を合わせて頑張ろうね!! ニコラス・ガルシア 面談は明朝10時よりAOT本部の幹部会議室で行われる 各自一時間前には配置に付くようにしろ では、解散だ (画面が暗転) ナレーション 幹部会後の会話、第4小隊ミーティングを経て シモンはニコラスに対して不信感を抱き始めた シモンの過去…それは本人も語りたくない過去… それを知っているような素振りを見せたニコラス そして夜になり、ニコラスは秋月代表に呼ばれ 代表の自室へと赴くのであった… 代表の遺した言葉 AOTアメリカ本部 代表室 秋月正樹 明日が大切な任務なのに呼び出して悪いな ニコラス・ガルシア いえ、気にしないで下さい… それよりも何かあったのですか? 秋月正樹 遺言とでも言うべきかな? 明日、私にもしものことがあったら AOTを、世界を…そして望愛のことを頼む ニコラス・ガルシア 代表… 秋月正樹 湿っぽくなってしまったな、すまん お前には苦労かけてばかりだな 秋月正樹 だが、お前は小隊長の中で一番信頼してるからこそだ 望愛を配属したのも、シモンのAOT所属を許可したのも… 秋月正樹 ところでシモンの過去の話…紅の閃光… 奴に秘められた力、本当なのか? ニコラス・ガルシア 私は彼の軍時代を見たことがあります 何かに取り憑かれたかのような絶大な破壊力… おそらく神憑りでしょう ニコラス・ガルシア その時は力に飲み込まれ暴走し 破壊の限りを尽くす虐殺者でした… 秋月正樹 閃光の如く返り血を浴びたことから付いた通り名… それが紅の閃光たる由縁か ニコラス・ガルシア しかし私は信じているのです… 彼がその力を使いこなした時にこそ 世界を導く存在になりうると… 秋月正樹 ならばひとつ聞いてもいいか? ニコラス・ガルシア …何でしょうか? 秋月正樹 私はお前のことを信用しているが シモンのその力のことは信用してもいいのか? ニコラス・ガルシア 彼の目を見れば分かります シモンは信頼に値する男であると… それに私の息子ともよく似ている 秋月正樹 お前の息子…名はリオンと言ったな… まだ13歳の子供と聞いたことがあるが シモンと似ているとは…? ニコラス・ガルシア リオンには無限の可能性を秘める光… シモンには破壊…相反する存在とも見えますが 私には分かるのです… ニコラス・ガルシア 二人の目からは己の信念を貫く強い意志を感じる ゆくゆくは二人は世界にとって大きな存在となるでしょう 秋月正樹 よく分かった…私もシモンを信じよう… そしていずれAOTの一員となるであろうお前の息子もな… では、明日の面談が良い方向に進むことを祈り乾杯だ ニコラス・ガルシア それでは頂きます、乾杯!! 銃剣リグ・ヴェータ AOTアメリカ本部 中庭 シモン・フェルナンデス ………………………… (紅玉が現れる) 梁紅玉 少尉、ここにいましたか… シモン・フェルナンデス 梁曹長、こんな時間にどうしたんだ? 梁紅玉 今日の少尉の様子が変だと 望愛が心配していましたが拙者も気になったのです …どうかしたのですか? シモン・フェルナンデス …気にするな、何でもない 余計な詮索よりも今は明日の任務に集中しろ 梁紅玉 …分かりました しかし一人で何かを抱え込んでいるなら いつでも相談に乗りますよ シモン・フェルナンデス 今は誰にも話すことはない だが、気持ちは受け取っておく すまないが、今はこれくらいしか言えん 梁紅玉 拙者や望愛たちは少尉の部下であり仲間です そのうち打ち明けてくれることを期待してます では、失礼します (紅玉、去る) シモン・フェルナンデス 俺の過去の話など誰にも出来るはずがない… 話をしたところで信じてもらえるのだろうか? (画面に銃剣リグ・ヴェーダが映る) シモン・フェルナンデス 銃剣リグ・ヴェーダに潜む破壊の化身… 俺を破滅の道へと導いた悪魔の存在を… シモン・フェルナンデス あの力はもう使うことはない…そう決めた… 自分を制御出来なくなるあの力だけは… (画面が戻る) シモン・フェルナンデス 隊長、あなたはいったい… 俺をどこまで知っている…!? 次回予告 次回予告 ニコラス・ガルシア スポンサー希望者との面談が始まり 緊張が高まる我々第4小隊の隊員たち… ニコラス・ガルシア そこで勃発した代表殺害事件 偶然居合わせた私は殺人の汚名を着せられてしまう… ニコラス・ガルシア 次回、時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~ Page.2『勃発 -break out-』 ニコラス・ガルシア たった今、代表より機密任務を与えられた… 今すぐAOT本部から出発する、第4小隊出動だ!!
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「「新生クライシス帝国の! 書き手情報局!」」 Chain-情「こんばんは、皆様! 今回は僕、静かなる~Chain-情と……」 フラグビルド「私、素晴らしきフラグビルドの二人でお送りしまーす!」 Chain-情「しかし、こういう華やかな舞台はどうも緊張するなあ……」 フラグビルド「大丈夫ですよ、私がついてるんですから」 Chain-情「フラグビルド……」 フラグビルド「Chain-情さん……」 カンペ『見つめ合ってないで、番組進行して!』 Chain-情「おっとっと……。失礼しました」 フラグビルド「それでは、今回のゲストさんどうぞ~♪」 6/「◆6/WWxs9O1s……。ジョーカーだ、いちおうな……」 軍曹「どもー。毎度おなじみ鬼軍曹だぜ!」 Chain-情「はて……? テンション低いですね、6/さん」 6/「そりゃまあ、このロワでの俺の扱いって今ひとつだからなー。 出だしこそなかなかかっこよかったけど、そのあとぶっちぎりにさんざん追い回され……。 ようやく本来の任務である誤解フラグ作りが軌道に乗ってきたと思ったら、漆黒の龍にライダーキックで蹴り飛ばされ……。 最後はシャリダムの餌になってジ・エンドだぜー」 Chain-情「……こっちが説明しなきゃいけないことを、全部自分で言っちゃいましたね……。まあ、助かりましたけど……」 フラグビルド「そういえば6/さん、Chain-情さんに化けたりもしてましたよね……。私の愛しいChain-情さんに……誤解フラグを……」 Chain-情「わー!! フラグビルド、顔がすごいことになってるから! ラジオじゃわからないけど!」 フラグビルド「はっ! いけません、私としたことが……。愛する人のことになると、つい感情がむき出しに……」 軍曹「なあ、俺の話まだ?」 Chain-情「っと、失礼。軍曹さんは不可抗力で汚れなき愛さんを殺害してしまい、その後寝ていたところを影丸さんに発見されて仲間に。 そして二人+ドラえもんと中心部へ向かうわけですが……」 フラグビルド「別行動を取ったところで、仮面ライダー書き手に襲われてピンチに。 死亡は免れたものの、心を折られてしまうんですよね。そこで出会ったのが……」 軍曹「ああ、コロンビーヌ。俺の最愛の人さ」 フラグビルド「そしてコロンビーヌさんの騎士として覚醒した軍曹さんは、シャリダムを撃破。 しかし、6/さんを取り込んで復活したシャリダムとの再戦で……」 軍曹「愛する人を残して逝くのは辛かったさ……。だが、俺はあの戦いで全てを燃やし尽くすことが出来たんだ。悔いはない。 あの激闘は、今でもはっきりと覚えてるぜ」 「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」 軍曹「そうそう、こんな……って、リアルボイス?」 バキバキッ! シャリダム「ONIICHAAAAAAAAAAAAAAAAAANNNNN!!!!」 Chain-情「で、デビルシャリダム! それにnanasinnも!」 nanasinn「こら、てめえら! 俺たちの順番をすっ飛ばすとはどういうことだ!」 フラグビルド「え……? あっ、そう言えば!」 Chain-情「死亡者リストで別枠になってるから、気づかなかったんですね……」 フラグビルド「これって、プロデューサーのミスでは?」 深淵「ギクッ」 nanasinn「つうわけでだ、ここから先は俺たちがラジオを乗っ取って……。あ? 何だ、この光……」 Chain-情「あなたの言い分はわかりました……。けど、こんな乱暴な手段を使うのはどうかと思いますよ。 それと……本編でフラグビルドを傷つけられた恨み、ついでに晴らさせてもらいましょうか」 nanasinn「そ、それは……! あの時不発に終わった!」 深淵「ちょっと待って、Chain-情くん! スタジオ内でそんな大技使ったら! ほら、フラグビルドさんも止めて!」 フラグビルド「やっちゃってください、Chain-情さん!」 深淵「止める気ゼロだー!!」 Chain-情「ビ ッ グ バ ン パ ン チ!!」 ザー……
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書き置き 管理人の書き置きです。 気にしなくて大丈夫です。 ステマニにはまったく関係ありませんので。 寧ろこのwiki関連の事ですよ~っと。 赤 緑 青 黒←黒 白 黄 紫 水 オレンジ ピンク エメラルド 暗い赤 暗い緑 暗い青 クリームレモン クリアピンク クリアブルー
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「「漆黒と沙羅の!書き手放送局!」」 tu4氏「ご機嫌いかがかしら、愚民の皆さん。予約被りに定評のあるtu4よ。」 漆黒「のっけからなんで喧嘩腰なんですか!あ、漆黒の龍です。よろしくお願いします。」 tu4氏「あー!暑い!こんな暑い日に仕事なんてやってられないわよ!」 漆黒「愚痴らないでください!みんなの中から選ばれた、名誉あるお仕事なんですから!」 tu4氏「別に私がやりたいって言ったわけじゃないしー。」 漆黒「ああもう…。と、とにかくゲストの方に入場していただきましょう!今日のゲストはこのお二人です!」 無明「アニロワ九天大王の一人、無明幻妖side.だ。よろしく頼む。」 カオス「やあ、The god of chaosだよ。カオちゃんと呼んでくれたまえ。」 漆黒「というわけで、今回のゲストは濃厚なバトルの末相討ちとなったこのお二人です。」 tu4氏「謝れ!みんなに謝れ!」 漆黒「ちょ、いきなりなんですか!」 tu4氏「アンタがあんなに早く脱出フラグを立てるから、ジョーカーが召喚されて今の生存者たちが大変になってるんでしょうが!生きてるみんなに謝れ!」 漆黒「言いがかりもいいところだー!」 無明「全くだ!私は自分の行いに、悔いる点など一つもない!」 カオス「よっ!無明ちゃんかっこいい!!」 無明「茶化すな。」 カオス「にゃはは、そのつれない態度もまたよし!」 tu4氏「そしてアンタは私に謝れ!」 カオス「ほえ? なんだい、藪から棒に。」 tu4氏「第1放送直後に死んだくせに、インパクト強すぎ!この空気王に謝れ!」 漆黒「また言いがかりだー!」 カオス「ははは、それは謝るわけにはいかないねえ。だって目立とうと思って目立ってたわけじゃないし。 生まれながらにして持った、この存在感が悪いのさ。」 tu4氏「はい、今の発言でアンタは私を完全に敵に回したー!!」 漆黒「tu4氏、落ち着いて!」 無明「大丈夫なのか、この番組…。」 カオス「全くだねえ。この際、俺と君で番組乗っ取っちゃおうか?」 無明「断る。私はこういう華やかな舞台に興味はない。それに、貴様と組む気にもならん。」 カオス「もう、お堅いんだから。だが、それがいい。どう? 収録終わったら、一緒に酒でも…。」 無明「私は酒はたしなまない。」 カオス「とりつく島もないか…。どうすれば振り向いてくれるのかなあ、無明ちゃんは。」 無明「生まれ変われ。何か別のものに。」 カオス「たはー。こりゃ厳しい。」 漆黒「や、やっと落ち着いた…。それじゃ、次の話題に…。え、放送時間もう終わり?まだまともに話してないのに…。」 カオス「いや、僕らは結構話してたよー。」 漆黒「な、ならいい…のかなあ…? とにかく、時間がないや。皆様、また次回!」 tu4氏「ねえ、漆黒くん。今日のラジオで、私なんか変なこと言ってなかった? 熱さで頭がボーっとしてて、よく覚えてないのよね…。」 漆黒「プロデューサー、スタジオにクーラー入れましょうよ…。」
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オープニング 新たな仲間たち 無二の友 決行 AOT本部にて リオン・ガルシア登場 復讐 次回予告 オープニング ナレーション 秋月代表殺害事件を発端として 国外追放を余儀なくされた第4小隊は 隣国のカナダへと流れ着いた 一方、AOTではランダが代表へと就任し 全権力を掌握した… このことはカナダまで逃げた シモンたちの耳に入るのもそう時間は掛からなかった シモンはニコラスやイリヤーに託された世界を ランダの野望から救う為に レジスタンス組織ACEを立ち上げた シモンはカナダで新たな仲間を迎え ランダの私物と化したAOTに対して 反逆の狼煙を上げる準備を着実に進めていた そして4年の歳月が過ぎ 遂にその時を迎えるのであった… 新たな仲間たち ACE旗艦メシア 甲板 シモン・フェルナンデス 今日はみんなに集まってもらったのは他でもない… 遂に明日、我らACEはランダ討伐の為に AOTへ攻撃を仕掛ける…!! テロップ レジスタンス組織ACEリーダー シモン・フェルナンデス [Simon Fernandez] スペイン人24歳 優性肉体的成功体 ACEの構成員たちは突然の発表にざわめき始めた クラウディオ・デ・ペドロ みんな、静かに…!! これから作戦の説明をするからしっかりと聞いてくれ テロップ ACE医療スタッフ顧問兼軍師 クラウディオ・デ・ペドロ [Claudio de Pedro] スペイン人24歳 ネイキッド クラウディオ・デ・ペドロ 落ち着いたようだね、それじゃ説明するよ クラウディオ・デ・ペドロ みんなも知っての通りAOTは4年前の事件で ランダという女が全権力を掌握してしまっている クラウディオ・デ・ペドロ そして小隊長たちは完全にランダの憲兵と化している… まずはこの小隊長たちを陽動部隊で本部から引き離す クラウディオ・デ・ペドロ 陽動はAOT本部より東、西、南の三部隊に分かれてもらう それぞれのリーダーは… クラウディオ・デ・ペドロ 東がテッド、西がモーリス、そして南がセバスチャン… 君たちが適任だと僕が判断した、やれるね? モーリス・ワイズマン うっす!!…オイラがやれば西側は完璧っす!! 大船に乗ったつもりで任せてください!! テロップ レジスタンス組織ACE構成員 モーリス・ワイズマン [Maurice Wiseman] カナダ人15歳 ネイキッド テッド・ロバートソン 東側は任せな、オレたちは今まで頑張ってきたんだ 魔法が使えなくてもやってやるぜ!! テロップ レジスタンス組織ACE構成員 テッド・ロバートソン [Theodore Robartson] カナダ人15歳 ネイキッド セバスチャン・リシャール ぼ、僕が南側のリーダーって…大丈夫なのかな… テロップ レジスタンス組織ACE構成員 セバスチャン・リシャール [Sebastien Ricahrd] カナダ人15歳 ネイキッド シルヴィア・パパンドレウ あれ~、セバスちゃん自信ないの? お姉さんが自信が出るおまじまいしてあげようかしら? (「セバスちゃん」はシルヴィアがそう呼んでいるだけで誤記ではない。「おまじまい」は多分誤記) テロップ レジスタンス組織ACE構成員 シルヴィア・パパンドレウ [Sylvia Papandreou] ギリシャ人27歳 優性精神的成功体 セバスチャン・リシャール おまじない…? テッド・ロバートソン どう考えてもセバスは馬鹿にされてるな モーリス・ワイズマン 弄ってくれるお姉さんがいるだけでうらやましいっすよ セバスは幸せ者っす シルヴィア・パパンドレウ あらあら、甘えん坊なお子ちゃまちゃんなのね… でもお姉さん一度に何人も相手に出来ないわよ 今は自信のないセバスちゃんの相手だけで精一杯よ? セバスチャン・リシャール シルヴィアさん…!! 僕をバカにしないでください!! ちゃんと、やってみせます!! シルヴィア・パパンドレウ セバスちゃん、自信出たじゃないの これがお姉さん流のおまじないってヤツよ ちょっとバカにしてやる気出させるって高度なとっておきをね セバスチャン・リシャール 僕のこと、まだバカにしてるでしょう…!! それにセバスちゃんっていうのは止めてください!! 僕の名前がセバスチャンだからややこしいんです ルクレツィア・ディ・カプア シルヴィアのちゃん付けで呼ぶのは 昔からの癖だから諦めな アタシのこともルクちゃんなんて呼ぶんだからね テロップ レジスタンス組織ACE構成員 ルクレツィア・ディ・カプア [Lucreziaa di Capua] 優性精神的成功体 劣性肉体的成功体 モーリス・ワイズマン オイラはモーちゃんって言われたことあるっす 牛みたいだけど面白いから問題ないっす テッド・ロバートソン オレはロバちゃんって言われたことがあったな 牛とロバか…セバスが一番まともかもな セバスチャン・リシャール だけどシルヴィアさんは 明らかに僕のことだけバカにしてるよ…!! 梁紅玉 私語はそこまでにしておけ まだペドロ殿の話は終わっていないぞ テロップ レジスタンス組織ACE構成員 梁紅玉 [りょうこうぎょく] 中国人26歳 劣性精神的成功体 優性肉体的成功体 ルクレツィア・ディ・カプア そうだな…こんなくだらない話してる場合じゃなかったな 話の続きを頼むよ クラウディオ・デ・ペドロ 陽動部隊以外は本部へ奇襲を仕掛けるメンバーとなる 奇襲部隊は少数精鋭にするつもりだ そのメンバーは… クラウディオ・デ・ペドロ シモン、紅玉、ルクレツィア、シルヴィア、望愛 そして僕の6人… 秋月望愛 望愛も奇襲部隊でいいの? 少数精鋭っていうから陽動部隊なのかと思ってたんだけど テロップ レジスタンス組織ACE構成員 秋月望愛 [あきづきのあ] 日系アメリカ人22歳 優性精神的成功体 クラウディオ・デ・ペドロ 望愛の奇襲部隊への配属はシモンの一存だよ 僕はシモンの意志を尊重したに過ぎない 秋月望愛 シモンが…どういうことなの? シモン・フェルナンデス ランダ打倒は隊長や代表の弔い合戦でもある… 望愛、お前はこの戦いに参加すべき人間だ 代表の目指した世界の為に戦ってもらいたい 秋月望愛 分かったよ、シモン 望愛、みんなの役に立てるように頑張るね!! クラウディオ・デ・ペドロ 奇襲部隊に関しては問題なさそうだね その他、数十人の構成員たちは 三つの陽動部隊に均等に配属する クラウディオ・デ・ペドロ 陽動部隊が作った隙を突いて 奇襲部隊はこの旗艦メシアで本部近くの海岸線まで近づき 手薄になった本部へと奇襲を仕掛ける クラウディオ・デ・ペドロ この作戦は陽動部隊が 地方のAOT支部で派手に暴れることで 注意をそちらにむけることが大事だ クラウディオ・デ・ペドロ だけど相手は小隊長クラスを含めた 小隊を相手にすることになる、深追いは禁物だ 場合によってはすぐに逃げること、いいね? モーリス・ワイズマン それだとシモンの兄貴たちの方の 危険度が増すんじゃないっすか? オイラは相手が誰だろうと戦う覚悟はあるっす!! テッド・ロバートソン モーリスの言うとおりだ オレはシモンの兄貴の志に心打たれてACEに参加したんだ 相手が強くてもどうってことはないぜ シモン・フェルナンデス お前たちの意気込みは俺としても心強いが 命を無駄にすることは違うぞ シモン・フェルナンデス それに奇襲部隊は特に優秀なメンバーで構成されている 仮に小隊長たちが完全に本部の守りに徹したとしても 俺たちが負けることはまずない クラウディオ・デ・ペドロ それにね、今回の戦いは 犠牲者は一人たりとも出す気はない クラウディオ・デ・ペドロ 犠牲の上に得た平和はいつかは崩れ去る… 僕たちの目指す世界の平和とはそんなものじゃない クラウディオ・デ・ペドロ だから一人たりとも死ぬことは許可は出来ない いいかい、無理だと思ったらすぐに逃げるんだ 後は奇襲部隊に任せればいい セバスチャン・リシャール 分かりました… 危なくなったら逃げるようにします シモンさん、必ず勝ってください!! シモン・フェルナンデス 明日は大事な決戦の日となる… 各自、明日に備え準備をしておけ では、解散だ!! (画面が暗転) 無二の友 ナレーション シモンは4年の歳月を掛けて準備してきた AOT奪還、そしてランダ打倒の計画を 遂に始動することを宣言した シモンの作戦開始宣言を受け 構成員たちの士気はさらに向上していった そして夜となり 旗艦メシアのシモンの寝室に クラウディオが訪れたのであった… ACE旗艦メシア シモン寝室 クラウディオ・デ・ペドロ 第4小隊が国外追放を余儀なくされ 僕のところに逃げて来てからもう4年か… ここに至るまで長かったね シモン・フェルナンデス クラウディオ…この4年間、お前には世話になった 医師として将来が約束されていたはずだったのに こちらの都合で巻き込んですまなかった クラウディオ・デ・ペドロ シモンとは昔からの付き合いだ、気にすることはないよ それに組織に医療スタッフは必要だろ? シモン・フェルナンデス 確かに後方支援は戦いの勝敗を決める要因のひとつだ… だが、お前はAOTには本来関係ない人間だ クラウディオ・デ・ペドロ 他人行儀だなぁ、シモン… 僕は自分の意志でここにいるんだ クラウディオ・デ・ペドロ 現代表のランダが所有するラグナロクという魔導兵器… そして並行世界へ干渉出来る力… 間違いなく世界を滅ぼしかねない存在だ クラウディオ・デ・ペドロ 僕は医師である前に この世界の平和を心から願っている者の一人だ クラウディオ・デ・ペドロ 第4小隊の隊長だったニコラスさん… そして第1小隊長のイリヤーさんの認めた シモンに協力するのは当然だろう? クラウディオ・デ・ペドロ それにね、シモンの志に心を打たれて 協力している構成員たちもたくさんいる… 彼らも僕と同じさ シモン・フェルナンデス いろいろとすまない… クラウディオ・デ・ペドロ それと話は変わるが その銃剣…使いこなせるようになったのかい? シモン・フェルナンデス いや…使いこなせるような代物じゃない… これに秘められた力は使う気はない あくまで武器として使うだけだ クラウディオ・デ・ペドロ それだったらそんな旧式の武器を使うよりも 組織で調達できた武器を使う方がいいんじゃないのかい? シモン・フェルナンデス この武器が一番馴染む、それに手放すつもりはない これを他人が触れれば俺と同じ過ちを犯してしまう… その罪を背負って生きるのは俺だけでいい クラウディオ・デ・ペドロ まだあの大量殺戮事件のことを… やはり後悔しているのか シモン・フェルナンデス あの時、この力が原因で俺は大切な人を失った… そして4年前のあの日も不意に暴走をしてしまい 仲間を傷つけそうになった… シモン・フェルナンデス だから間違いなく後悔している… それと同時にこの力を嫌悪している、破壊神の存在を… だから戒めの為に敢えて持っている シモン・フェルナンデス だが、心配の必要はない この4年間でこの力に屈しないだけの 強靭な精神力を養ったつもりだ クラウディオ・デ・ペドロ そうか…それなら君が持ってる方がいいのかもしれないね 明日は大切な日なのに邪魔したね 今日はゆっくりと休むといいよ (画面が暗転する) 決行 そして夜が明け 陽動部隊はAOTに気付かれぬように細心の注意を払い 西、東、南にそれぞれ部隊を配置したのであった AOT本部から西に数kmの街 AOT支部付近 モーリス・ワイズマン 西部隊の配置は完了っすね 早速、他の部隊と待機中の旗艦メシアに無線連絡っす モーリスは無線機を取り出した モーリス・ワイズマン 西陽動部隊リーダーのモーリスより 東、南の陽動部隊と待機中の旗艦メシアへ連絡っす モーリス・ワイズマン AOT本部より西へ数kmのAOT支部がある街付近に 西陽動部隊18人の配置が完了っす モーリス・ワイズマン 以後、指示があるまで待機してるっす 他の部隊はどうっすか? AOT本部から東に数kmの街 AOT支部付近 テッド・ロバートソン こちら東陽動部隊リーダーのテッドだ テッド・ロバートソン 東陽動部隊18人も AOT支部のある街の近くで配置が完了したぜ こちらもいつでも動くことができる テッド・ロバートソン 東も西同様…シモンの兄貴の指示まで待機するぜ テッド・ロバートソン 南陽動部隊担当のセバスたちはどうだ? AOT本部から南に数kmの街 AOT支部付近 セバスチャン・リシャール こ、こちら南陽動部隊のセバスチャンです… セバスチャン・リシャール み、南も18人配置完了です… 無線から聞こえるテッドの声 セバス、緊張してるのか? セバスチャン・リシャール だ、大丈夫…何とか頑張るから それに僕以外にも17人も仲間がいるし 無線から聞こえるモーリスの声 そうっすね、仲間たちを信じて頑張るっすよ セバスチャン・リシャール うん、二人ともありがとう シモンさんたちの足を引っ張らないように頑張る セバスチャン・リシャール 西、東、南の全陽動部隊の配置が完了です こちらも後はシモンさんの指示まで待機します ACE旗艦メシア 甲板 クラウディオ・デ・ペドロ みんな、無線の連絡は聞こえたね? 陽動部隊は配置完了した、後はこちらの準備だけだ シルヴィア・パパンドレウ セバスちゃん、大丈夫かしら? 声が震えていたけど… ルクレツィア・ディ・カプア セバス一人じゃないし何とかなると思うね それにやばくなったら逃げるように言ってるんだ その辺はしっかりやってくれるだろうよ 梁紅玉 こちらも無駄口叩いてる場合じゃないぞ AOT本部北の海岸線へメシアを動かすのだからな 秋月望愛 ねぇ、シモン…望愛たちも急ごうよ 絶対にAOTをランダから取り返すんだから!! シモン・フェルナンデス よし、俺たちもAOT本部北の海岸線に移動する 全陽動部隊も作戦開始だ みんな必ずAOTを取り戻すぞ!! (画面が暗転する) ACE全構成員 …了解!! AOT本部にて ナレーション ACEのAOT奪還作戦は始まり 東西南の陽動部隊は同時にAOT支部に攻撃を仕掛けた そしてAOT支部は突然の攻撃に対応が出来ず AOT本部まで情報が伝達されたのであった AOTアメリカ本部 幹部会議室 ヴィリアム・レーンクヴィスト 代表、東西南の各支部より 謎の集団による襲撃を受け救援を求めています テロップ AOT第7小隊長 ヴィリアム・レーンクヴィスト [William Rehnqvist] スウェーデン人29歳、階級少佐 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 ランダ フフフ…報告、ご苦労… わらわの首を狙う輩が遂に動き出したようじゃ テロップ AOT代表 ランダ [Rangda] 出身地年齢不詳 遺伝子操作出生詳細不明 コーネリア・マルティネス 代表の首を狙う者…それはいったい…!? テロップ AOT第2小隊長 コーネリア・マルティネス [Cornelia Martinez] アメリカ人32歳、階級大佐 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 イリヤー・ムーロメツ おそらく儂が国外追放処分を下した 元・第4小隊たちじゃろう… テロップ AOT第1小隊長 イリヤー・ムーロメツ [Илья Муромец] ロシア人82歳、階級中将 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 リリー・ベルヴァルト 元・第4小隊ってもしかして… テロップ AOT第5小隊長その1 リリー・ベルヴァルト [Lilli Berwald] ドイツ人12歳、階級大尉 優性精神的成功体 マルティナ・ベルヴァルト あたちたち殺されかけただわさ テロップ AOT第5小隊長その2 マルティナ・ベルヴァルト [Martina Berwald] ドイツ人12歳、階級大尉 優性精神的成功体 シモーネ・ベルヴァルト ミーたちは4年前よりも強くなったし 今なら遅れを取ることはないだっちゃ!! テロップ AOT第5小隊長その3 シモーネ・ベルヴァルト [Simone Berwald] ドイツ人12歳、階級大尉 優性精神的成功体 リクハルド・ハッカライネン 4年経って魔力は強くなっても 相変わらず寸胴で背も伸びねぇし成長してねぇな… テロップ AOT第6小隊長 リクハルド・ハッカライネン [Rikhard Hakkarainen] フィンランド人36歳、階級大尉 劣性精神的成功体 優性肉体的成功体 マルティナ・ベルヴァルト あと8年待つだわさ!! 20歳までには必ずナイスバディになるだわさ リクハルド・ハッカライネン あと8年って…俺ちゃんその頃には40代半ばだぜ? もう家庭持ってる頃かもしれねぇしな… リリー・ベルヴァルト どうせずっと女癖悪いまま チャラチャラして独身貫いてるはずだよん アルフォンソ・ロンバルディ 君たち懲りないねぇ…頭の方は成長しないのかい? それにまだ謎の集団の襲撃を受けたって情報だけだ ちゃんと確認する必要があるね テロップ AOT第3小隊長 アルフォンソ・ロンバルディ [Alfonso Lombardi] スペイン人28歳、階級少佐 劣性精神的成功体 シモーネ・ベルヴァルト いつもいつも偉そうにしてるだけの 精神的ヘタレが一番成長してないだっちゃ!! アルフォンソ・ロンバルディ 訂正しろ…!! エリートたる僕を小馬鹿にする行為は万死に値する!! イリヤー・ムーロメツ 言い争いは止めんか!!代表の前じゃぞ!! アルフォンソ・ロンバルディ クッ…すみません、ムーロメツ殿 コーネリア・マルティネス ムーロメツ卿、今回の襲撃が 元・第4小隊の可能性を疑った理由は何ですか? イリヤー・ムーロメツ AOTの諜報部は優秀な人材を揃えておる… 数日前から第4小隊を追放した方面で 不審な動きを察知していたのじゃ ランダ わらわの首を狙うような者など 世界中探しても奴らしかおらぬ ならば答えは一つのみじゃ、シモン・フェルナンデス… リオン・ガルシア登場 リオン・ガルシア シモン・フェルナンデス… 父・ニコラスや秋月元代表を殺した男…!! テロップ AOT第4小隊長 リオン・ガルシア [Leon garcia] アメリカ人17歳、階級中尉 優性精神的成功体 優性肉体的成功体 イリヤー・ムーロメツ そうじゃ、リオンよ… シモンは元代表を殺害し、逃亡中にニコラスも殺した男… お主にとって憎むべき相手じゃ!! リオン・ガルシア 代表…私に逆賊シモン討伐の任をお与えください!! 私の手でシモンを討たねば父は報われないのです!! アルフォンソ・ロンバルディ シモン…その名を耳にしただけで4年前の古傷が疼く… エリートたるこの僕が必ず奴の首を取る…!! 新米小隊長よりも僕が適任だ!! リクハルド・ハッカライネン うひょー、お前らやる気マンマンじゃねぇーか!! 俺ちゃんも4年前の借りを返す為に一肌脱ぐとするか!! だけど代表殺したのってニコラスって言ってなかったっけ? ヴィリアム・レーンクヴィスト 以前説明したのをお忘れですか、リクハルド殿? 元代表が殺害された現場にはニコラス殿の他に シモンも居合わせていたのです ヴィリアム・レーンクヴィスト シモンはニコラス殿が止めるのも聞かず 元代表を殺害してしまった… ヴィリアム・レーンクヴィスト その後、ニコラス殿はシモンに人質として拘束されたのです そしてシモンは第4小隊と共に北へと逃亡した… ヴィリアム・レーンクヴィスト 第4小隊は逃亡中に人質を抱えたままでは イリヤー殿の追跡を振り切ることが出来ず ニコラス殿はシモンに殺された、あとは知っての通りです リクハルド・ハッカライネン 解説サンキューベリマッチョ♪ 俺ちゃん、女の名前と顔以外は忘れやすくてよ… だが、ようやく思い出せたぜ イリヤー・ムーロメツ 話を戻すとしよう… シモンたちが三箇所の支部に攻めて来たということじゃが おそらくは本部を手薄にする為の陽動じゃな イリヤー・ムーロメツ 儂たち小隊長をそちらの鎮圧に向かわせ ここが手薄になったところをシモンたちが 代表の命を狙うと言った作戦じゃろうな リクハルド・ハッカライネン ちょっと待てよ、シモンたちは5人だけだろ? 三箇所の陽動があるなら本部に攻めて来るのは 多くても二人ってことじゃねぇか? リリー・ベルヴァルト 4年も経ってれば新しい仲間が増えてもおかしくないんだよん マルティナ・ベルヴァルト きっとシモンを支持する馬鹿な奴らの集まりだわさ シモーネ・ベルヴァルト 4年前は少し油断したけど 今度はぎったんぎたんのめっためたにしてやるだっちゃ!! ランダ 無駄話もそこまでじゃ これより陽動と思われる三部隊殲滅要員を発表する ランダ 西方面へはリリー、マルティナ、シモーネ 東方面へはアルフォンソ、リクハルド 南方面へはコーネリア… ランダ 本部へはシモンが現れることを考慮し イリヤー、ヴィリアム、そしてリオンに任せる 尚、反論は認めぬ アルフォンソ・ロンバルディ クッ…僕がシモンの首を取りたかったが命令なら仕方ない 今回はリオン、君に譲ってやるからしっかりやりたまえ せいぜい頑張って、父親の無念を晴らすといい リオン・ガルシア ロンバルディ殿の無念も同時に晴らしましょう 私の今の狙いはシモン・フェルナンデスの首のみ…!! コーネリア・マルティネス ……………………………… リオン・ガルシア コーネリア叔母さん、どうしたのですか? コーネリア・マルティネス いや、何でもない…気にするな ランダ それではAOTが誇る精鋭たちよ 逆賊シモンたちを倒す為に出陣じゃ!! 復讐 AOTアメリカ本部 廊下 コーネリア・マルティネス リオン、出撃前に話がしたいのだがいいか? リオン・ガルシア 話…何でしょうか? コーネリア・マルティネス お前は本当に義理兄上の仇… シモンを討つ覚悟はあるのか? リオン・ガルシア 当然です、父さんの無念を晴らす為に この4年間全くの素人から剣を学び、修練を重ねてきました リオン・ガルシア シモン・フェルナンデスを討つことは AOTにとって、そして私にとっても避けては通れない壁です リオン・ガルシア そしてそれが私が父さんに対して出来る 唯一無二の手向けです コーネリア・マルティネス しかし義理兄上は息子であるお前に 自らの仇討ちをして欲しいなどと望んでいると思うか? リオン・ガルシア …何が言いたいのです!? コーネリア・マルティネス シモンを討てば奴の仲間が復讐をお前に対して企てる 復讐は更なる復讐を生むだけだ コーネリア・マルティネス 復讐というのは憎しみの連鎖だ その果てにあるものは虚しさだけだ その覚悟が本当にあるのか? リオン・ガルシア 父さんの仇であるシモンを討ったことで 更なる復讐が起き、憎しみの連鎖を生むのならば… リオン・ガルシア 更なる復讐が起きないように 私の手でその憎しみの連鎖を断ち切るのみです…!! コーネリア・マルティネス リオン… リオン・ガルシア シモンを討つ為の準備がありますので失礼します… (リオン、去る) コーネリア・マルティネス リオン…義理兄上が死ぬ前までは あんな感じはなかったはずなのに… 憎悪の念に取り憑かれてしまったのか? AOTアメリカ本部 第4小隊待機所 リオン・ガルシア 第4小隊全員いるな… たった今、幹部会が終わったところだ グレース・フォンティーヌ あ…リオン、おかえりなさい どんな内容の会議だったの? テロップ- AOT第4小隊員 グレース・フォンティーヌ [Grace Fontaine] フランス人17歳、階級軍曹 優性精神的成功体 リオン・ガルシア 地方の支部に謎の集団が攻撃を仕掛けたそうだ その鎮圧に第2、第3、第5、第6小隊が向かうことになった リオン・ガルシア 俺たち第4小隊は 手薄になった本部の守りの任務を与えられた だからすぐに準備をしてもらうぞ シーラ 承知しました、マスター… テロップ- AOT第4小隊長補佐 シーラ [X002-SHEILA] メイド型アンドロイド2号機 グレース・フォンティーヌ あたしたちはお留守番なのね そんなに大変じゃなさそうで良かった~ リオンいっつも無茶しちゃうもんね リオン・ガルシア 勘違いするな、グレース どちらかと言えば鎮圧に出る部隊の方が楽な任務だ グレース・フォンティーヌ え…どういうことなの? リオン・ガルシア 地方の支部を攻撃しているのはただの陽動だ 本体は間違いなくここを攻めてくる 代表の首を取りに来るためにだ グレース・フォンティーヌ こっちの方が大変だってのは分かったけど リオン…なんかカリカリしてない? リオン・ガルシア 俺がカリカリしている…どうしてそう見えるんだ? グレース・フォンティーヌ なんか普段と違う… 気持ちが高ぶってるというか、なんというか… よく分かんないけど、何かいつもと違うよ リオン・ガルシア カリカリしてるわけじゃない…嬉しいんだよ グレース・フォンティーヌ これから任務なのに嬉しいって… 何かいいことでもあったの? リオン・ガルシア ここを攻めてくる奴がシモン・フェルナンデスだからだ …どうだ、最高だろ?遂に俺の目的が果たせるんだ 父さんの仇を討つことが出来ると思うと嬉しくなるさ グレース・フォンティーヌ リオン…4年前のあの時から変わったよ… お父さんの仇を討っても悲しいだけだよ 天国でお父さんは何も喜ばないよ リオン・ガルシア コーネリア叔母さんと同じことを…お前も俺に説教か!? 幼馴染だからと言っても俺への口出しは許さないぞ グレース・フォンティーヌ リオン… リオン・ガルシア 母さん、早速だけど僕は父さんを殺した シモン・フェルナンデスを倒す為の任務に就く… 隊長補佐として一緒に頑張って欲しいんだ シーラ 承知しました、マスター… AOTアメリカ本部 幹部会議室 ヴィリアム・レーンクヴィスト 鎮圧部隊は出撃しました こちらの守りもイリヤーおよびリオンが配置に着きました 準備は万全です ランダ ご苦労…ここまで手際よく準備が出来れば EAICに戻っているマジードやイライザを 呼び戻す必要はなさそうじゃ ヴィリアム・レーンクヴィスト そうですね、あの二人にはAOTのスポンサーとして EAICから離れてもらう訳にもいきませんからね ランダ ヴィリアムよ、シモンが現れ次第 イリヤーにシモンの相手を命じるのじゃ ヴィリアム・レーンクヴィスト 了解しました ランダ もうすぐ真実を知る者が消え去る… そして世界はわらわの物になる… アハハハハハ…!! 次回予告 次回予告 クラウディオ・デ・ペドロ 遂にAOT奪還作戦を開始した僕たちレジスタンス組織ACE 陽動部隊のおかげで本部の守りは手薄となっていた クラウディア・デ・ペドロ しかし本部へ攻め込もうとした時 4年前にシモンたちに追放処分を下して助けたはずの あの男が立ちはだかる クラウディオ・デ・ペドロ 次回、時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~ Page.7『洗脳 -brainwash-』 クラウディオ・デ・ペドロ シモン、彼は君が知っている男ではなくなっているようだ 残念だが戦うしかない…!!
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さて、皆さんはとあるVIPの一スレで行われていたバトルロワイヤルを知っているだろうか? 安価で次に書くキャラクターが決まり、書き手は決まったキャラクターのSSを書いていく。 そしてそこのパロロワの書き手はたった一人。 孤独の一匹狼書き手が書き手ロワイヤル3に召喚されたのだ。 我われは この書き手を知っている! いや! この まなざしと この饅頭を知っている! ____ / \ /\ キリッ. / (ー) (ー)\ これから書き手諸氏に殺し合いをしてもらいます / ⌒(__人__)⌒ \ | |r┬-| | \ `ー'´ / ノ \ /´ ヽ | l \ ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、. ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) ____ /_ノ ヽ、_\ ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ/⌒)⌒)⌒. ⌒(__人__)⌒ \ /⌒)⌒)⌒) | / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // だっておwwwww| (⌒) | | | / ゝ / 今更やる夫ロワから出れるわけねーおwww| ノ | | | \ / ) / そもそもあれはパロロワじゃなくて釣りスレだしwwwwwヽ / `ー'´ ヽ / / どうせここでも最終局面までいったら「釣りでした」ってなるに違いねーおwwwww | | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l マジメにやってる連中涙目wwwww ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) ____ /_ノ ヽ、_\ o゚((●)) ((●))゚o / ⌒(__人__)⌒ \ だったら俺はおにゃのこ書き手とフラグ立たせてギジアンしてやるおwwww | |r┬-| | (⌒) モニターの前の皆さんはこの俺の活躍を指を咥えて見ているがいいおwwww | | | | | ノ ~.レ-r┐、 やる夫は主人公補正の塊だから問題ないおwwww | | | | | ノ__ | .| | | \ `ー'´ /〈 ̄ `-Lλ_レレ  ̄`ー‐---‐‐´ ____ /⌒ ⌒\ (ヽ /( ●) (●)\ /) (((i ) ⌒(__人__)⌒ \ ( i))) /∠ | |r┬-| |_ゝ\ (___ `ー'´ ____ ) と、なればさっさと行動を開始するお | / | / | r / ヽ ヽ/ __ノ; ...... 【1日目・深夜 東京都】 【以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします @やる夫がバトル・ロワイヤルに参加しているようです】 【状態】健康 【装備】無し 【持物】支給品一式、不明支給品0~3 【思考】 1、どうせ殺し合いなんて釣りに決まってるおwww 2、おにゃのこ書き手とイチャイチャするおwww 【備考】 ※外見はやる夫です 時系列順で読む Back ◇Y5spzXL3vIの一日 Next 東京へ 投下順で読む Back ◇Y5spzXL3vIの一日 Next 東京へ 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします やる夫はやらない夫を見つけるようです
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地図氏@書き手ロワ2ndによって破壊された大阪の喫茶店から東に少し離れた場所。 だいたい東大阪市の辺りだろうか。 そこには未だ誰もいないのか静かだ。 もしここに誰かいればきっと日本全国でバトルロワイアルが行われているなど夢物語に思うかもしれない。 だが仮に人がいれば静寂は打ち破られ静かな空間は存在しなくなるだろう。 つまり雑念が増える、要するに現実を見てしまう。 なんとも矛盾した理論だろうか。 ――ユラリ そしてこのように静かなこの場所に変化が起こった。 初めは蜃気楼かと思われたそれは見る間に形を為し最終的にあるキャラの姿になった。 それはまさしく長門有希であった。 「……計画通り」 いや正しくは地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2ndである。 だが彼(もしくは彼女)は自らが提供した施設破壊爆弾の爆発でその場にいた3人の書き手と1人の支給品と共に死亡したはず。 いくらお祭りロワとは言え、死者蘇生は早々に許される事ではない――と、実際はそうではない。 結論から言うと、あの時地図氏は皆と一緒に心中しなかった。 ただそれだけの事、故にこうして生きている。 ここで地図氏が死亡したと思われた場面を見てみよう。 そこには―― おお わたしたちよ! しんでしまうとはなにごとだ! 【地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2nd】 【電界結ぶ二つの名簿《ムーンサイド・レーダー》(◆AZWNjKqIBQ)@アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 死亡】 【群青枝篇(◆AZWNjKqIBQ)@ギャルゲ・ロワイアル2nd 死亡】 【スーパー=ザ・ラッキースター=イチバン(◆BOMB.pP2l.)@らき☆ロワ 死亡】 【地球破壊爆弾No.V-7(◆S8pgx99zVs)@アニメキャラ・バトルロワイアル 支給品破壊】 ――という具合にされている。 はい、一目瞭然。 下の4人に関しては【~死亡(支給品破壊)】とあるのに対して地図氏は【地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2nd】だ。 見ての通り死亡表記がどこにも無い、故に読み手の目をも欺いて生存する事ができたのだ。 種明かしをすると、爆発と同時に情報操作能力を使ってあの場から脱出したという事だ。 だから―― 何をも、多次元的に、完膚無きまでに、完全無欠に、再生の可能性すらも一片残らず破壊する爆炎がそこに立ち上り―― ――そして、そこから誰もいなくなった。 ――の記述も合っているし―― 【大阪府/喫茶店跡地/1日目-深夜】 ※喫茶店がありましたが、木っ端微塵に跡形もなく消え去りました。 ※遺体や支給品なんかも一切残っていません。 ――にも矛盾しない。 これは書き手ロワのチート具合を再現したからこそ実現できた所謂荒技又は裏技に近い。 では、なぜ地図氏はそこまで複雑な手を使って同朋を抹殺したのか。 「彼らを殺したのは私の計画の邪魔をさせないため。そう私はこの書き手ロワで――」 ――グシャ!! ◇ 「あああああ、このようなショベルカー如きにてこずるようなヨッミーではない!!!全速前進DEあ~る!!!」 東大阪市内をショベルカーで爆走する書き手ヨッミー。 彼の目的は唯一つ、シンプルなものだ。 『自重しない』 つまり自重なんてしないで超展開でガンガン行こうぜ、という事らしい。 彼の姿が書き手ロワWiki管理人の最終形態と同じゼスト(人間サイズ)な事もその表れだろう。 だがヨッミーは知る由もなかった。 既に「ショベルカーで爆走していたら一人書き手を轢き殺す」という軽い超展開を生み出していた事に。 余談だが書き手ロワ2ndで◆S8pgx99zVs名義で参加していた地球破壊爆弾No.V-7と相思相愛の仲だったクールなロリスキー(◆qvvXwosbJA)。 彼女に唐突な死を送ったのも――ヨッミーであった。 【地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2nd 死亡確認】 【1日目 深夜/大阪府東大阪市内】 【ヨッミー@書き手ロワ2nd】 【状態】ハイテンション 【装備】ショベルカー@ギャルゲロワ 【道具】デイパック、支給品一式、不明支給品0~2 【思考】 1 我輩の辞書に自重という言葉はないのである!!! 【備考】 ※地図氏(◆S8pgx99zVs)@書き手ロワイアル2ndを轢き殺した事に気付いていません。 時系列順で読む Back 理解不可能 Next 反逆の修羅王 投下順で読む Back 理解不可能 Next 反逆の修羅王 014 めがねノこころ 地図氏 ヨッミー 046 愛あるオーバーオーバードライブ!
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絵以外による指示。ツメ指示など。 その他、時間が足りない時や撮影指示など、文字で書かれる場合もある。 動画に書くと仕上げ時に問題があるため、表側に書くのは原画やレイアウト時のみにし、動画時の指示書きでわくわくさんの範囲外に収まらない場合は、裏面に書いたり別紙でメモを添付する必要がある。 アニメ部ではタイムシートが使われることが少ないため、指示書きのようないい加減な形式で書く事が多い。