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925 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 09 31 ID ??? 411 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/14(土) 10 12 42 ID 7Hb84bPB] チョwwwwwww タイプ10ギャグ超面白いけど、それ以前に絵上手すぎ!!!!! 425 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/14(土) 14 18 14 ID 9ng/hXT3] 全然、他と違うんで一個一個説明はしませんが、 私にとって10と知能の高い3点セットは強烈な存在です。 なんと言うか鮮烈。 439 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/15(日) 07 03 39 ID g3OaULiv] 411 「ちょっとでいい・・・ちょっとでいいから夢を見せてくれよ・・・」 と思ったw 449 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 02 26 55 ID ohAX8YZ4] 439 いや、いや、いや、それよりあれ何ていう画法? 飛び出してるように見えるんだけど! 3D画法???? 453 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 10 52 33 ID CY2D2xlJ] 449 あれ、つかめそうですよね! 454 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 11 34 24 ID zu+kqvcS] 453 多分、空間把握能力に長けてるんだと思いますよ。 455 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 13 57 09 ID 3lOgcjc6] 454 天才過ぎて、もう突っ込みどころがないわw 926 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 10 13 ID ??? 456 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 14 01 08 ID 3lOgcjc6] 人って天才過ぎる人を見ると呆れるんだね。 なんかもう、次元が違いすぎて、どうでもいいよw 457 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/16(月) 14 13 10 ID 3lOgcjc6] そして何、10のあの物事を見抜く力?? 464 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 05 36 03 ID VMqQdizN] 453 写真より物質的だから不思議だ・・・ 465 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 05 38 23 ID VMqQdizN] まぁ、写真を越えなければ絵じゃなく写真でいいからな。 466 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 05 43 20 ID VMqQdizN] 449 写実主義の進化系・・・かな? 467 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 05 47 40 ID VMqQdizN] トリックアートなどは後ろに影を入れる事により 絵が飛び出してるような錯覚を引き起こしてるが、 あれは影さえ描きもまれてない。 ※上で絶賛されている画像 927 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 11 07 ID ??? 923 そりゃそうだw 聞きたくも無いのに、自分のサイトでは飽き足らず、わざわざ2chで 必死で存在感をアピールしてるんだからw 持って生まれた才能ではなく、後付けした奇抜な存在感だけで勝ち取った栄光だもんね。 さすが同じギフテッドのお友達ちゃま方は、分かってる~!ww 天才とかカリスマだとか、空気読めない場違いな感想はりょん婆が脳内で書いてくれるから ヲチャの皆様は、それで充分に義理を果たされてますよwww 928 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 13 19 ID c079MwQC ○○のレス→ 913 917 918 921 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 ×× のレス→ 918 920 922 929 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 13 21 ID ??? 468 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 06 09 04 ID VMqQdizN] とりあえず遺伝子売買ブローカーに 10の髪の毛一本たりとも渡しては駄目だと思った。 469 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 07 55 09 ID QSQyrial] 明治製菓は大ラッキーだな。 あんな芸術界で歴史的な作品に使ってもらえて。 470 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 08 04 54 ID QSQyrial] お礼にカールを山ほど送りつけるなよ。 彼女の好物はスナック菓子ではなくチョコレートだ。 471 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 08 12 46 ID QSQyrial] 467 俺は絵に詳しくないから最初は写真かと思ったよ。 930 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 14 19 ID c079MwQC ○○のレス→ 913 917 918 921 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 ×× のレス→ 918 920 922 931 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 15 22 ID ??? 478 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 12 34 21 ID CTTlgWHG] 471 あれって作品の権利はどこにあるの? 集英社?明治?りょんさん? 479 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 12 45 33 ID CTTlgWHG] あれだけ彼女に酷い事し尽くした集英社に権利があると思うと イラッとくる。 ほんとに嫌な会社。 481 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 13 43 54 ID eOCNODT1] あの人、これだけ世界的有名人になったのに 国内では知られてないところがウケるw 932 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 17 00 ID ??? 484 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 20 25 43 ID 8Jrixu1Q] 478 権利以前に、完全に趣味で描いてそうだw 485 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 20 46 08 ID 8Jrixu1Q] 479 ところで集英社っていつになったらウチらに友好的になるの? 486 名前:名無しさん@おだいじに [2009/03/17(火) 20 48 59 ID 8Jrixu1Q] あと、競馬番組も。 いっつもウチらに嫌味言って笑ってる。 下品。 *********************** http //unkar.jp/read/namidame.2ch.net/doctor/1233613759 以上、本当はみんなにこうして褒めて欲しいけど誰も言ってくれないため、みんなに言われたい賞賛の言葉を自分で書き込むりょんたんの醜態でした(ToT) >それ以前に絵上手すぎ!!!!! >天才過ぎて、もう突っ込みどころがないわw 駄目だwwwwww腹筋がwwwwwwwwwwwww 933 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 19 38 ID c079MwQC ○○のレス→ 913 917 918 921 927 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 925-926 929 931 932 ×× のレス→ 918 920 922 ○○タイプ4、ハゴロモタイプ2、××タイプ2 おまえら仲いいな。 学生時代におまえらがどんなグループにいたか安易に想像がつくよ。 934 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 22 03 ID c079MwQC ××(タイプ2)は、$$(タイプ6)のお気に入りで妹分。 935 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 26 48 ID ??? 自己愛性人格障害は褒めたりおだてたりするとますます悪化するってさ。 『自分は特別な存在と思い込んでおり、周り が便宜を図ったり、 賞賛し、自分を特別扱いするのは、当たり前だと考えています。 そして、その特権意識がしば しばトラブルの元になるのです。 対策としては、マネジャー的パートナーを得る、あるいは耳の痛いことを言ってくれる人を大切にすることです。』 で、『批判したり、欠点を指摘する時には絶交を覚悟するように』と言う注意書きがあった。 ここで無責任に綺麗だの可愛いだの心にもない事書いてる人は、りょん婆の自己愛を悪化させてるって事 時々注意してる人もいるけど、もれなくりょん婆に絶交されてる。 とにかく注意しまくっておだてたりしない事が良いらしいけど、ここで独りで呟いている限り 性格の改善は絶望的に無理 あれ?おともだちの日記にはりょん婆の事一つも書いてないねwww もしかして脳内でお友達だと思ってる? 936 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 28 57 ID ??? はい不正解~あと 誤)××(タイプ2)は、$$(タイプ6)のお気に入りで妹分。 正)$$はヘタレ・擦り寄りの激しい××のさらに劣化コピー りょんたんって20年以上前に厨房だったオバチャン層にはウケル作風なんだから、身の程を知ってヘタレ同士で仲良くやってりゃよかったのにィ~☆バーカ☆ 937 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 30 21 ID c079MwQC 人を馬鹿にできるほどの大天才『○○様』のサイト -- 人を馬鹿にできるほどの大天才『ハゴロモ・ジャスミン』のサイト http //hagoromo-jasmine.blog.ocn.ne.jp/fairies/ ハゴロモは人、女、綺麗、大切、本当、自分も漢字に変換できない。 938 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 33 18 ID c079MwQC 935-936 これは○○ 939 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 36 56 ID ??? $$婆と仲良くしたかったの?りょんたんwwwww りょんたんが嫌っている**に、いまだに$$がせっせと貢物して寵愛を受けている現実がしみるねえ~wwww 940 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 37 48 ID c079MwQC ○○大先生、ご自分の作品がどほど デッサンが取れていてセンスが良く上品で色彩能力に優れているか お聞かせいただけないでしょうか。 ここにはフランスの専門かも見に来てるので、ぜひ。 941 :940誤字訂正:2009/04/18(土) 16 38 53 ID c079MwQC ×○○大先生、ご自分の作品がどほど ○○○大先生、ご自分の作品がれほど 942 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 42 16 ID c079MwQC 俺はまだ駆け出しのイラストレーターゆえ、ご指南いただきたい○○先生。 ○○先生の作品を例に挙げてデッサンや色彩のセンスのご指南を。 943 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 46 19 ID ??? 突然「俺」とか「イラストレーター」とかどうしたんすかりょんさんwwwwww 944 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 46 25 ID c079MwQC パソコンデザインの天才、××先生の作品は、 $$のところにありますよね。 そこから、××大先生のサイトに飛べますよね。 ××先生、ご自分の作品を例に挙げてご指南ください。 俺、パソコンそんなに得意じゃないんで、ぜひ。 945 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 46 43 ID ??? 数時間で消したから大丈夫とでも思っているんですか? ここのログを警察に提出されたら困るのはあなたのほうではないですか? 私はここのログ自体を画像として残してありますよ。 りょんさんがいつも「わたしへの誹謗中傷は全て第三者の陰謀」というような記事を書かれているので、 それが本当に警察への証拠になり得るのであれば、あなたの発言は脅迫などに問われるでしょう。 集英社にも送って置きましょうか? 後、削除依頼してもはっきり言って無意味ですよ。 承認制でもない限り、一度書き込んで誰かの目に晒されたものは必ずログが残ります。 インターネットは"キャッシュ"というものが存在しますので 一度消しても表示された履歴のようなものが残るわけです 聡明な貴方は当然お分かりですよね? アナタも人に脅迫めいたコメントを吐くのは一向に構いませんが 暴言を吐く前に一度冷静になって考えてからコメントなさったらいかがでしょうか。 私も含め、こういった証拠をプリントアウトして警察に持っていくのでしょうが 今までログを残している方々が同じように警察にりょんさんが削除しようとした このスレッドのログ等を持ち込めばりょんさんが優位にたつ事は絶対にありません。 このコメントが忠告ではなく中傷に捉えられるのであれば、それはそれでけっこうですが、 私自身は、悪口を言うつもりでコメントしているわけでは無いことを念のため記載しておきます。 946 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 16 56 54 ID ??? 育ちの悪さや教養のなさ…品性ってちゃんと文章や絵柄に出るもんなんだね そして文章(言葉遣い)にもしっかりと 特に30後半にもなるといくら外見を綺麗にしていても そういう内面から出るものって誤魔化せないもんだし りょん婆を見て同人やって無くても、若い人は「こうならないように自分を磨こう」と思うし 同世代でも「わぁ~、気をつけなければ!」と思えるだろうし 散々言われている事だが、ネットで個人情報を晒していたら賛否両論来て当然。 プロのイラストレーターじゃなく、きちんと趣味として同人やってる普通の人だって 露出する分だけ色々言われてるよ。それが今の世の中。 まして、りょん婆の馬鹿・奇形絵・へたれは本当の事じゃないか… 欠点をハッキリ言われてショックなのはわかるけど 完全無欠の天才でもないくせに、讃美だけが欲しいなんて我儘なんだよ! りょん婆ってさ、中途半端におかしいからかわいそうだと思うよ。 完全におかしくなってしまえば、自分の世界の中だけで生きられるのに。 その世界はりょん婆を賛美する声しかないだろうから幸せになれるよ。 しかし、何でまたギフテッドやら持ち出すのかな。嘘ってバレバレなのに。 皆に聞いてみたいもんですよ、本当にあの絵が天才的だと思うのか。 お姉さんは自分の血を分けた妹があんな事してて恥ずかしくないのかな。 947 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 02 07 ID c079MwQC そんなことはいいんで、このご自分の作品で、 ご指南いただけませんかね、○○巨匠。 -- 948 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 05 19 ID c079MwQC ○○のレス→ 913 917 918 921 927 935- 936 939 945 946 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 925-926 929 931 932 ×× のレス→ 918 920 922 ○○タイプ4、ハゴロモタイプ2、××タイプ2 人を馬鹿にできるほどの大天才『○○』巨匠のサイト -- 人を馬鹿にできるほどの大天才『ハゴロモ・ジャスミン』文豪のブロブ http //hagoromo-jasmine.blog.ocn.ne.jp/fairies/ 文豪ハゴロモは人、女、綺麗、大切、本当、自分も漢字に変換できない。 949 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 07 32 ID c079MwQC ○○は40代なんだな。 950 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 10 28 ID c079MwQC 一度、更年期障害の専門医に観てもらった方がいいと思うぞ○○巨匠。 951 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 12 45 ID ??? 950 そのセリフそっくりそのままお前に返してやるよ 自分は罵倒されまくり、今時恥ずかしくて付けられないようなフリークス画像を必死でうpしたのに、 ねらーにはバカにされ、しかも同ジャンルのお友達にマルコリーニを貰っちゃった★って言われたら 発狂して○○とやらを妬まずにはいられないよなw 悔しくて悔しくてしょうがなかったんでしょwりょん婆 952 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 17 47 ID c079MwQC 951 アラフォーはすぐに年齢の話題に噛みついてくるよな。 俺は二十代ゆえ気にすらならん。 953 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 21 21 ID c079MwQC とりあえず、○○がりょんさんに嫉妬してもらいたいのは良く解った。 954 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 21 30 ID ??? 誰よりも早く年齢の話題振っといて、「すぐ噛み付いてくる」とかほんと勘弁してくださいよりょんさんwwwwwwwww 955 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 24 22 ID c079MwQC 954 誰よりも? 956 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 27 15 ID c079MwQC 俺はりょんさんのサイトで自分の年齢の話題を見た事がないぞ。 ○○がこのスレで何回、年齢の話題を出したかはすぐに数えられるが。 ちなみに佐々木編集長と○○が断トツ年齢の話題が多い。 957 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 29 49 ID c079MwQC 俺は誰が何歳でもどうでもいいんだが。 958 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 33 36 ID ??? 949 2009/04/18(土) 17 07 32 ID c079MwQC ○○は40代なんだな。 ↓ 957 2009/04/18(土) 17 29 49 ID c079MwQC 俺は誰が何歳でもどうでもいいんだが。 さすがマジキチ 959 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 17 36 02 ID c079MwQC ここのお越しの皆様、感情センターの参考資料にどうぞ ○○のレス→ 913 917 918 921 927 935- 936 939 945 946 951 954 958 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 925-926 929 931 932 ×× のレス→ 918 920 922 ○○タイプ4、ハゴロモタイプ2、××タイプ2 960 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 03 43 ID c079MwQC 俺がアンカーつけすぎて、このスレが重くなってたらスマン。 961 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 13 07 ID c079MwQC 思考センターの変な人 タイプ6 感情センターの変な人 タイプ4 本能センターの変な人 タイプ8 こんな感じか? 962 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 27 15 ID xedr6Z28 とりあえず、彼女がマジ吉なのか? この企画に携わった俺ら全部ひっくるめてマジ吉なのか? じゃあ「世界マジ吉の会」でどうだ? 963 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 29 34 ID ??? 962 > じゃあ「世界マジ吉の会」でどうだ? 本当センスないね…りょんたん(ToT) 964 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 41 44 ID GadlR24i 961 関西に多そうなメンバーだな。 965 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 44 43 ID GadlR24i 963 つ 947 966 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 48 53 ID GadlR24i ところで、マジ吉アラフォー隊長は女性ホルモン順調に出てますか?? あ、俺、ネーミングセンスないんで諦めてください。 967 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 18 57 06 ID GadlR24i ××さんは、「マジきょん吉」隊員で。 968 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 01 12 ID GadlR24i フィギュアスケート女子フリーが始まったな。 969 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 18 44 ID GadlR24i 「世界マジ吉の会」詳細(Wikipediaから抜粋…した気分) 種類:公開サークル 市場情報:ここ 本社所在地:2ちゃん医療板 電話番号:(0120) かってに調べてかけろ 設立:2009年4月18日 業種:サークル 代表者:取締役会長:○○ 外部リンク:-- 970 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 28 17 ID GadlR24i マジ吉の会、入会条件:ここで関わった人、ここを見てる人 マジ吉の会・内サークル: 「アラフォーが20~30代にイジられる会」 ※随時、会発足 971 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 41 40 ID ??? どうでも良いけど癖丸出しで恥ずかしい自演もうやめたら? マジで友達居ないんだね。 972 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 44 33 ID ??? せっかくりょん婆がギフテッドと名乗って、なりきって酔ってるのに スレッドで「奇形絵」「婆」さりげなく並べるギフテッドのお友達ちゃま達gj ググったら、あっさりミイラの化けの皮はひっぺがされ 医師板経由で、また御新規ヲチャさんが増えますなw そう簡単に逃げられねーよ!甘いよりょん婆ww 973 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 19 50 32 ID ??? なんでわたしが佐々木なんだよ。 お久しぶりとでも言って欲しいのか、りょん婆w 自分に都合の悪い情報を出されると全部佐々木の妄想なんだねお気の毒。 身バレ粘着されないようにイベ後とかフェイク入れているに決まってるだろヴァカ。 あそこに何人いたと(ryよほど友達いないんだね。 りょん婆はまさか構って欲しくてわざとやってるんじゃないだろうな 話題にのぼらなくなる方がはっきり言ってむなしいだろうしな 佐々木氏にかかわらず出版部や商業作家をニートりょん婆と比べるのは あまりにも失礼ですよw お前は同じ土俵にすら上がってないんだから 974 :970:2009/04/18(土) 19 56 15 ID GadlR24i あ、「ハミ吉と漢字の勉強をする会」と 「マジきゃん吉のツンデレをからかう会」も追加。 975 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 20 00 39 ID GadlR24i ところでアラフォー先生は「悪態をつく」と言うコミュニケーションしかとれんのか? 976 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 20 03 11 ID GadlR24i 950 アラフォー先生は更にウザキャラらしいぞ。 977 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 20 06 02 ID GadlR24i 973 ま~たまた~w 今さら○○先生である事を工作して隠さなくてもいいっスよ○○先生~w せっかくオイシイ思いしてるじゃないっスか~w 978 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 38 33 ID ??? 米欄なくして、メアドも隠匿して、都合の悪い意見からは目を逸らし耳をふさぐんですね 中傷被害者が、りょん婆の言う通りに何とかしてコンタクトを取ろうと拍手をおしたとしてもこれですからね。 「拍手が来た」という事実だけに目を向けていれば、自分の醜いプライドは守れますからね。 979 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 43 46 ID ??? 977 それは自分のことだよね? あんなりょん婆相手じゃ誰だって無意識に嫌な話し方になるんだろうね。 不愉快なのはオマエだよ、りょん婆 りょん婆は絵柄・見た目・知性、見習いたい部分が一か所も無い リサイクル不可能のゴミみたいな奴だ。 知性に異常に固執する割に、役立たずの糞サイトで大切な時間を浪費して… 心底バカなんだな。 980 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 49 12 ID ??? 手垢付きまくりで酸化しちゃってる古臭~~~いシャネルは堂々と晒しちゃうのに どうしてそんなにりょん婆の絵ってフリークスみたいなの? あとりょん婆、どうして友人から貰ったプレゼント画像出さないの? 本当にあるんだったら出せるよね? たまには逃げないで載せたらどうですか?できるもんならやってみてねwww 婆て、本当にギフテッドなんかな。幻覚か妄想なんじゃないのか? それかそれっぽい(私は天才!)とか臭わしたらビビるんじゃないかと思ってるとか。 まあ相手にされなかったと書いて相手がビビるかは謎だけど、なんせりょん婆だし… 981 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 51 05 ID ??? 980 りょん婆はシャネルとか持ってないだろ 982 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 55 08 ID ??? 981 ああ、ごめん勘違いしてたwwでもこれだけは言われてください 因果応報って言葉知ってる? りょん婆に嫌がらせされた身としては、誤解もへったくれもなく そのまんま文章の性格なんだが。 物の言い方がまんまの内容を被害者っぽく卑屈にしゃべるだけ。 983 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 21 59 30 ID ??? りょん婆、不幸顔だったな それと、服は本人なりに目指す方向性があるんだろうなーとは思うけど、いかんせんセンスがないのと勘違いで、よくいる、本人だけはヲタに見えないと思い込んでるイタイ人だったな~ りょん婆のサイトそのものだねw 984 :アラフォーに合わせて懐かしの:2009/04/18(土) 22 01 01 ID DRepFwhn 978-983 ヾ(´∀`)ノ アラ・フォーーーー!!! ノ ノ .(((;  ̄ )))) 985 :984:2009/04/18(土) 22 01 54 ID DRepFwhn レディーファーストの俺様は○○さんの好みに合わせて マッチョ芸人のネタで攻めてみました 986 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 03 35 ID ??? つまらないから帰っていいよりょんおばちゃん^^; 987 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 04 12 ID DRepFwhn ☆☆が○○に個人情報を漏らしまくってるようだな。 988 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 05 15 ID DRepFwhn 986 セイセイセイ ヽoノ (( 、ノ )) フォーーーーーーーーーー!!!!! 989 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 08 25 ID ??? もはや泣きながらコピペするしかできないのかりょん婆!もっとがんばれよ!昭和生まれの心意気見せようよ! 990 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 09 04 ID ??? 家族に相手にされず 友達も無く 若くも無く 財産も無く ひとりぼっち 991 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 10 02 ID ??? そっかあ函館は今HGがキテるんだ? 992 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 10 25 ID DRepFwhn っつーか2と4のレスで埋め尽くされてるな。 993 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 11 08 ID ??? 訴えようとしたら逆に訴えられるwwwワロタ りょん婆完全死亡www 994 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 11 55 ID ??? ○○さんの件で暴れたのはマズいっしょ りょん婆取り調べとか耐えられる? ネットできないよ? サイトも更新できないよ? 995 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 12 40 ID DRepFwhn i`ヽ ,r‐ ァ `ヽ:: ::´ ヽ ヽ , -‐--、 / / ヽ \ I ::::: I_ _ / / ┌──────────── ヽ ヽ i,(;;;ノI、;;;)l ,,/ , <家族に相手にされず、友達も無く… ヽ ` ー 、.,,ゝ´ヮ`,ノュ_, - r └──────────── ` 、_ /: `山 : / ヽ: | :"",r‐ 〉 | ¨/ /;;;;;;;/;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;/ 《 ;;;;;;;《 ヽ )) / ヽI,r """^ ̄ヽ / ,/ ヽ ヽ 996 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 12 48 ID ??? 気取れば気取るほどバカむき出しのりょんちゃんカワユス 997 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 13 31 ID ??? すぐ「私のお友達~」て言い出すけど、 なんで自分ができないことをお友達で表現すんの? 998 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 13 57 ID DRepFwhn ○○のレス→ 913 917 918 921 927 935-936 939 945 946 951 954 958 ハゴロモ・ジャスミンのレス→ 914 916 923 925-926 929 931 932 ×× のレス→ 918 920 922 ○○タイプ4、ハゴロモタイプ2、××タイプ2 人を馬鹿にできるほどの大天才『○○』巨匠のサイト -- 人を馬鹿にできるほどの大天才『ハゴロモ・ジャスミン』文豪のブロブ http //hagoromo-jasmine.blog.ocn.ne.jp/fairies/ 文豪ハゴロモは人、女、綺麗、大切、本当、自分も漢字に変換できない。 999 :名無しさん@おだいじに:2009/04/18(土) 22 14 27 ID ??? 1000ならりょん婆逮捕
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~ゆいあずシリーズはやはりいいな… -- (名無しさん) 2010-12-13 15 36 21
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39: 名前:サスライ☆05/10(日) 17 03 05 シェンフォニー様はパチンと指を鳴らす。すると昭和中期のBGMが鳴った。それに合わせて彼は足を動かす。昭和中期のダンスだ。 嗚呼、私はこの背中を知っている。 「天が呼ばない、地も呼んでくれない! 人が呼ばずとも雪が呼ぶなら俺は来よう!」 クルリとターン。拳銃の真似事か、私に人差し指が向けられる。 とってもアホな背中。突っ込まずにはいられない。 「恥ずかしいわぁ!馬鹿主!!」 「アウチ!」 エプロンから取り出したカビだらけでモッサリしているフランスパンを彼の顔にぶつける。精神的ダメージは強大ナリ~。 「って言うか何でアンタが居るんですか!」 「いやな、何となく山に入ったらさ、お国言葉で叫び、山を下る雪が見えるじゃないの。 そこで俺は急きょ、ラジカセを宗厳に借りて…アウチ!」 痛いように調節した脳天チョップが彼にヒットした。 私の命<BGMかい! …ん?と、言うか草原!?今草原って言ったか! 「草原さんを知っているのですか!?」 「そりゃ、BGMを流してるの宗厳だし… アウチ!」 なんだか良く解らないが殴りたくなった。それでも彼は何時もの砕けた笑顔で、逆になんかムカついた。 40: 名前:サスライ☆05/10(日) 18 21 46 慣れてくるとBGMがどこから流れているか解る。 草影。 そこに視線を浴びさせると人影が草を分けて出てきた。 「ん…どっこいしょっと」 私はその姿にあんぐりする、だって【彼女】は私の知っている人だったのだから。 「なあシェンフォニー。私は、この『ヴァーニングラブ』よりも『荒野を越えて』の方が好きなのだが」 「だけど、それでは空気に合わない。だからこちらを流したのだろうに」 「ふむ。今度からは私の推薦が似合う登場をして欲しくてな」 軍服にマント、そしてロリヴォイス。てん… 「天童ちゃんー!?」 「さんを付けてくれ!恥ずかしい!」 「あ あ、スミマセン、天童さん」 確かに可能性はあった。しかし余りにも仙人という言葉が似合わない。だから候補から除外していたが…。 私が口をパクパクさせているその時だ、シェンフォニー様が蹴り飛ばした鉄兵が動き出した。 「!?」 シェンフォニー様は直ぐに構えをとる。しかし、この場面を制したのは天童ちゃんだった。 「君達は何をしているのかね?」 「へ?だってあれは私達に襲い掛かって…」 聞いた途端に天童ちゃんは鉄兵に歩み寄る。そして目を合わせて、数秒。 結論を出した。 「ど うやら『宗厳を探しているみたいだから連れていこうとしたら逃げた。だから追いかけた。そしたら攻撃が来たから反撃した』だ、そうだが…」 呆然な私、その前に聞きたいことがある。 「あの、どうやって意志疎通したんで?」 「電波だ!」 恥ずかしげも無く言う彼女にもはや肩を落とすしかなかった。 http //n.upup.be/?z6N3i3ESxm 41 名前:サスライ☆05/11(月) 20 40 48 懐中電灯にも使えそうに光る、蝿の目玉の様なカメラを左右交互に点滅させて鉄兵は起き上がった。 「ああ、紹介しよう。彼の名は『クロガネ』、この山の清掃をしている」 クロガネはデコピンを喰らった時を思わせる動きで額をさすった。俺に蹴られたソコは靴の爪先型に凹んでいる。 「クロガネさんね、はじめまして。シェンフォニーだ。勘違いして悪かったねぇ」 「『それ程でもない』だそうだ」 宗厳が代弁する。 額を蹴られても冷静だ。凄いなー、憧れちゃうなーってか。 「て、言うか普段会わないよね。何時もは何してんの、ポップンしてんの?」 これは雪にもある疑問だろう。山菜取りによく来るのに全く巨体に会わないのだから。 「『朝・昼は誰も来ない滝の水力発電で充電、寝静まった頃に山のゴミ拾いと警備をしている』」 「うわ、いい人だな。人は見かけによらないってやつか」 「…突っ込みませんからね!」 「えぇ~、 いけずうぅ~♪」 ともあれ、これでこの島が平和な理由が解った。 山に限らず、影でこの様な者達が撃退して、ゴミ拾いこそついでだろう。 と、くると、この島の歴史は、まさか…。 「あ、ところで電波ってどうやってだすの?」 「気合だ!」 「ネーヨ!」 ところで今回の突っ込みは雲吉か。どうでもいいけど。 42: 名前:サスライ☆05/11(月) 21 06 55 宗厳は今さら威厳タップリに胸を張って、雪に言わせれば『あ、可愛い』とか思われているのだろうな。 そんな宗厳が肺に森が生み出したばかりの健康な空気を取り込み、一緒に吐き出す声がある。いい空気なせいか声の調子も良い。 「雪、私は草原ではない!宗厳だ!!」 「今更かよ」 雲吉のクールな突っ込みが冴え渡り、しかし雪は解らない様子。 まあ、発音の強弱だけで理解しろと言う方が困難だろう。 「あー。その顔は解ってないなー、ウワーン!」 「ええと、取り敢えず泣き止んでよ天童ちゃん。 ハイ、クレープ」 エプロンから紙包みが現れて、宗厳に行き渡る。宗厳はそれを受けとると一心不乱に味わった。 「ム…私がこんなモノに… わぁ、甘い♪美味しい♪幸せ~♪♪♪アハハハハ」 この世のモノとは思えぬ幸せな笑顔を浮かべた。やべえ、この顔撮ってからかうネタに使いたい。 「… ハッ!私をこんなモノで釣ろうとは… 思うなよ!」 一つのクレープを30分近く、よく噛み完食してからの第一声がそれだった。 「あ の、それで頼み事なのですが…」 「ふむ。普段は受け取らんが今日は【偶々】に機嫌が良いから何でもいいぞ!」 よし、今の台詞を意訳しよう。『甘味こそ神!』 43: 名前:サスライ☆05/11(月) 21 30 38 天童ちゃんに聞いてみたのは今回の事件の根幹、『雲吉の世話の仕方』だ。 「雪ー、肉ー」 「あー、ハイハイ」 私はエプロンに入れていた干し肉(ビーフジャーキー)を取り出す。なんで持ってるかって?シェンフォニー様のオツマミですよ。 「で、雲吉の世話なんですが…」 「雪ー、トイレー」 「あー、 ハイハイ」 雲吉の胸の辺りを持って糞をさせる。肩にされたらたまったものではないし。 「何かありませんかねぇ…草原さん」 「いや、そこに私が介入する必要はあるのか? そして私は草原でなく宗厳だ」 指摘を受けて雲吉と目を合わせる。その目は何を言いたいか、今はよく解らない。自分自身がどんな感情なのかもよく解らない。 肩の力がどっと抜けた事は覚えている。言えることは只、一つのみ。 もはや「草原」でも「宗厳」でもどっちでも構わない! 「なんか、どっちでも構わないや…」 「い や、構ってくれ!」 天童ソウゲンちゃんが叫ぶ。この思想を読むか、電波パゥワー恐るべし… 44: 名前:サスライ☆05/11(月) 21 53 32 岸壁が波を砕く。その上にそびえ建つ何時もの辰凪館。 雲吉を野生に帰して二日程、 シェンフォニー様は今日も展望台で紅茶を飲んでいる、一体どんな悪戯を頭で組み立てている事やら。 † † † あの後、シェンフォニー様の居ない場面にて。 「ところでな、雪。実はシェンフォニーは私の家に来ていないんだ」 「え?それじゃBGMはどうやって…」 天童ちゃんの話をまとめるとこうだ。 私の悲鳴を聞き付けて必死な顔で走るシェンフォニー様が窓から見えた。 何故かは知らんがクロガネに私が襲われている、これでシェンフォニー様は必死で助けるだろう、 しかし、助けた後、絶対ふざける。私の安心の為に。シェンフォニー様はそういう人間だ。 そこでふざける事を自然にする為にラジカセを持ち出したらしい…、シェンフォニー様は読み取ったのか指パッチンまでして自分に非を擦り付けたが。 「全く、何でアイツはふざけるのだか…。雪の安心は助けに来ただけで保証されるだろうに」 「いえ、何となく分かります…」 「ほぅ。興味深い」 「秘密ですよ、宗厳ちゃん♪」 「ムゥー」 私は天童ちゃんの頭を帽子の上から撫でた。小さくて可愛い。なんつーか、アレだ。 萌え~ 45: 名前:サスライ☆05/11(月) 22 12 50 シェンフォニー様は立ち上がろうとした、が、足を滑らせる。 このままでは彼は床に激突してしまう。だから素早く肩から支えた。 「む、雪か。助けに来るなんてあれかにゃ、企みかにゃ?」 「ハ イハイ。企んでるのはアンタでしょ、そして猫なで声キモいです」 「そんにゃあ~」 ヨタヨタと歩く彼を客間のソファーに座らせて、私は部屋を出た。だって、そうでもしないと彼は『治療』をしないから。 枝や石や切れ味の良い草葉の多い山道を全力で駆け上がったのだ。彼の足は無事だろうか。 移動にホバークラフトを用いる程に重い鉄の塊を爪先で蹴り飛ばしたのだ。彼の足は無事だろうか。 そんな訳ない。 きっと客間では全身汗だくで足を押さえている彼が居るだろう。 「全く、【格好つけたい】だけのは分かりますけどバレバレなんですよ。馬鹿主…」 扉に背を向けて下を向き、毒づく。 と、扉が勢いよく開いて、見ると足が痙攣して、しかし陽気な顔があった。 尚、扉を開けた時、私は扉に頭をぶつけた。 「よ~、雲吉が遊びに来ちゃったぜ~♪」 「肉ー!肉ー!」 エサをたかってるだけだろ…、で、叫ぶ。 「この、馬鹿主ーーー!!!」 第二話 完 46: 名前:サスライ☆05/12(火) 19 54 45 第三話 ランプで燈色に照らされた石壁。土臭い空気。 辰凪館の中でこの地下室だけは異世界と化している。館において、ここだけは建設当初と変わらないからだ。 「歴史から取り残された空間…」 この空間の主であるボク、井時 晶は何となくそんな事を呟いていた。 これは今の館の主二人がこの空間を見て「なんだこりゃ?」と、言ったから返した台詞だ。 シェンフォニーは納得した顔で「ふーん、ところで君って男みたいだね」と言ってた。 雪は「?、ハ、ハァ…そうですか」と言ってた。 まぁ、ボクには関係無い。ボクは何時でも傍観者である第三者。触れない、だから傷付かない、だから 何も感じない。 正直、あのシェンフォニーって苦手だ。何を考えているのか解らないし、近付いてくる。 そのくせ、自分がどんなに傷付いても良いと思っている。 どう接していいか解らない、 宗厳は、どう接して居るだろうか。 その時だ。 「ハロー!アッキラちゅあ~ん、シェンフォニーさんだよ~ん」 向こうから何の嫌味も無い声が聞こえてきた。 てか、何故にルパン口調!? 47: 名前:サスライ☆05/13(水) 21 07 09 何…?なんなの!?なんでボクはシェンフォニーに強制的に野外に拉致されているの!? 「シェンフォニーだからー」 シェンフォニーの肩にとまっている白い鳥に突っ込みを入れられた。うわぁ、なんか屈辱! 「はーなぁーせぇー!離せよー!ボクは地下室に潜って同人誌を読んでいたいんだー!」 健康的に引き締まった筋肉と小麦色の肌なんていらないやい。因みに同人誌は雪にもらった。読んだ感想は「真面目に生きる必要なんて無いんだろうな…」だ。 「ま あまあ、人生を楽しくエンジョイするのが愉快なコツだぞ?」 「同意語三つ混ざってません!?」 「キャッ、 雪!いつの間に!」 今、思わず乙女チックな声を出してシェンフォニーにからかわれている気がするけど、 アーアー、キコエナーイ てか、雪がいつの間にか居るのが驚きだ。くの一の称号をかけてもいい驚きだ。そんなもの持ってないけど。 「シェンフォニー様に呼ばれてね、全く、何がしたいんだか…」 「雪は何故かボクの心を読むね」 「そりゃ、あんだけシェンフォニー様にからかわれているにも関わらず私を見て驚いた顔をしてれば、ね」 ボクは耳まで顔が熱くなるのがわかった。 48: 名前:サスライ☆05/15(金) 16 41 04 シェンフォニー様が晶ちゃんを拉致った少し後 † † † 私は銀田一 雪。メイドだ。愚直ガールとシェンフォニー様に呼ばれた事が二回程あるが決して違う、と、思いたい。 さて、私達二人はこの村雲島に来る前は何をしていたか。言わなくても良いが台本に書いてあるから言うしかない。 それは、海運会社だ。 ある事情でクルーごと手に入れた海賊船を、貨物船に改造。そして海賊の多い海域での運送に使っていた。元が海賊なだけあって皆強いのに加え、シェンフォニー様が居たお陰で営業は安定した。 今では一線を引いて隠居している。たまにその手伝いをして生活費を稼いでるらしいが… 絶対、ケタがおかしいから!なんで一日で20年は遊んで暮らせる額が入ってるんだよ!? でも、言わないんだろうな、強がりだから。 と、何故に今回こんな話をしたか。 「酒だ~!!」 「酒池肉林じゃあ~!!」 「見せてやる!俺の下半身を!!」 私はズボンを下ろそうとした彼の股間を下から上へサッカーボールキックする。 「うわおぉ!なんか新しい感覚に目覚めちまいそーだぜ!」 「ギャ ハハ、バーカ」 「バーカ」 大広間。現在、運送会社のメンバーが宴会を始めていた。 50: 名前:サスライ☆05/16(土) 21 41 47 彼等は何時も通り届け物をしていた。今日の届け先はこの島。島への滞在中に現れたのがシェンフォニー様だ。 彼は言った。「宴会やらない?」。 と、言う事で大広間は現在カオスになっている訳だ。因みに先程股間を蹴られた彼はまだ痛がっている。 「ハァ…、なんでシェンフォニー様もこんな事するんだか」 私は溜め息を吐いた。今回ばかりは意味は無いと思うから。 しかし、ある事に気付く。肝心のシェンフォニー様が居ないのだ。右にも左にも下にも上にもスカートの中にも。実際に調べたのだから居ないのだろう。 そして最後のは明らかに必要無いと感じた、得たものはそれだけだ。 そこで私は生暖かく、酒臭い宴会の中に身を飛び込ませる。 「あ、シェンフォニー様知りません?」 「ん~、船長がそういや姐さんを探してたな~」 シェンフォニー様を探して居るのだ。ジャック君(船長の名前)はどうでもいい。尚、姐さんとは私の事だ。 「い や、シェンフォニー様についてですよ、聞いてるのは」 「あ~、船長がシェンフォニー様に付いてなんか話があるってよ~」 こいつ、わざと遠回しに言ってないか?と、思う今日この頃…。 51: 名前:サスライ☆05/17(日) 22 37 52 アルファベットのUを二つ重ねた様な形の金属があった、船が停泊する時に用いられる錨(イカリ)だ。 「海運会社;ロックンロール宅配便」の社長兼、「貨物船;ヘビメタ号」の船長であるジャック君のメイン武器だ。 武器が巨大で特徴的だからだからジャック君はとても見つけやすい。 ジャック君はシェンフォニー様と同い年位で、中肉中背の、髪をベリーショートにカットした金髪をしていて、目には一文字の傷がある。そしてジャラジャラとアクセサリーを付けていた。 ぶっちゃけ小物チンピラ臭がプンプンする。 始めてあった時は「こいつ絶対カマセだろ」とか思ったものだ。 実際、シェンフォニー様にボコされたからそうなのだけど。 「雪、今凄い失礼な目線だったぞ、哀れむような」 流石に小物!その手の気配には敏感だ、なんか卑怯な手を使って人の頭を踏んで「どうだ悔しいか!フヒヒヒヒ」とか言ってそうだ。 「おい、そこは驚くか反省だろ、なんで感心してんだ虎羅(コラ)」 今、物凄いアホみたいな当て字があった気がするけど聞かなかった事にした。 銀田一 雪さんとシェンフォニー様と後、なんかの話 続き2
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公園 哩「……大会、こんままやと厳しかね」 哩「やっぱ飛ばんっちゅーても宮永照は脅威やね……大将も……大将……」 哩「……姫子はもう!羨ましか……やなくて!あんな全国放送で!」 「……ん……あ……だ……」 哩「うん?こん声は……姫子?」 姫子「やから……ダメやって……」 京太郎「よく言いますね……言い出したのは姫子さんなのに」 姫子「そ、そやけど……」 哩「姫子!」 姫子「ぶちょー?」 京太郎「やべっ」 哩「きょ、京太郎まで……なんばしよっか!」 京太郎「こ、これは……」 哩「なんで……なんでこがんとこで、姫子はネクタイしか付けとらんとか!!」 姫子「その……散歩です」裸ネクタイ 哩「ネクタイだけで散歩って……」 姫子「これがリードなんです。こうやって持ってもらって……」 京太郎「こう?」 姫子「昼間はあがんこつした……私への罰です……もう、めちゃくちゃにされて……」 京太郎「なんか嬉しそうじゃないですか?」 哩「……か」 京太郎「え?やっぱりやりすぎて…」 哩「ずるか!!」 京太郎「……え?」 哩「……わん」 姫子「……わん」 京太郎「えっと……思うように稼げなかったから罰が欲しいって、理屈は分かりますけどね」 京太郎「なんで哩さんまでやるんですか!?」 哩「……くぅん」裸ネクタイ 京太郎「なんか細かい動作まで犬っぽいし……かなり興奮してません?」 哩「わんわん!」 姫子「む……わんわんわん!」 京太郎「対抗してる!?というかここ外なのに……」 哩「わん?」 姫子「くぅん?」 京太郎「……今更か。躾が必要かな」 哩姫「!?」 ちゃんと帰ってから"躾"しました カンッ!! 哩「……わん」 姫子「……わん」 京太郎「えっと……思うように稼げなかったから罰が欲しいって、理屈は分かりますけどね」 京太郎「なんで哩さんまでやるんですか!?」 哩「……くぅん」裸ネクタイ 京太郎「なんか細かい動作まで犬っぽいし……かなり興奮してません?」 哩「わんわん!」 姫子「む……わんわんわん!」 京太郎「対抗してる!?というかここ外なのに……」 哩「わん?」 姫子「くぅん?」 京太郎「……今更か。躾が必要かな」 哩姫「!?」 ちゃんと帰ってから"躾"しました カンッ!!
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716 :uhehe [sage]:2010/10/23(土) 00 37 32.93 ID H9R9bn.0 X JAPANの紅おすすめめめ ハスキーにも教えていいよ 719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 38 49.78 ID xH65oys0 716 それなら俺でも分かるぜ!! 太鼓の達人で有名なやつだろ!? 719 なんかツボったwww声だしてワロタwwww 730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 43 43.21 ID xH65oys0 真剣にレスしたのに...orz とりあえずONE OK ROCKってのと メドレーが前薦めてた9mm聞いてみるわぁ(`・ω・)b 720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 39 09.58 ID iVUKcm.0 メドレー AKBのまゆゆは好き? 721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 39 33.16 ID FYp7Zmc0 初書き。 ACIDMANとthe band apartおすすめです 722 :メドレー ◆vwbuPYLdgA [sage]:2010/10/23(土) 00 40 09.36 ID Dx4FLv20 いやでも昨日も言ったけどロックに限らずなんでも聴くよw iTunesの最近再生したやつ見たらめっちゃくちゃだったしwww 723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 40 14.96 ID hHQJ56A0 いつからここは音楽のスレになったんだ… キモヲタの俺には半分以上ついていけん 725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 40 51.10 ID bbPHsVAo 723 おれもだ 735 :メドレー ◆vwbuPYLdgA [sage]:2010/10/23(土) 00 46 23.45 ID Dx4FLv20 バンアパもアシッドマンもベボベも好きだぁぁああっ! AKBのまゆゆも好きだぁぁああ!!! まぁとりあえず勧められたやつ聞いてみるわwww えーとなんだっけ? 剣士会の話? 738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 47 26.15 ID ptvh.yI0 perfume好きならきっとcapsuleも聞いてると信じてる 739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 47 39.25 ID x569s16o capsuleとかなら分かるかも。ロキノンはRADWIMPSとか? capsule大好きwww 実家の部屋にポスター貼ってたwww RADはライブの客のマナーが悪すぎて引いた思い出があって敬遠している… 742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 48 46.89 ID u7qU1Y60 AKBは板野友美こそが至高だろう? 剣士会kwsk 742 ともちんの顔あんまりタイプじゃないんだよなぁ ごめんねwww 745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 49 44.46 ID /XDy.F6o 735 wwktk ハスキーに言いよってきた剣士会の男に「帰れよ!」って言った話・・・あれ? 750 :uhehe [sage]:2010/10/23(土) 00 51 25.37 ID H9R9bn.0 みんなにいいたい「帰れよ!」 756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 52 58.87 ID 8fRVcS60 「帰れよ!」の汎用性の高さwwwwww 751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 51 28.61 ID ojymNADO 流れ切るかも知れないが、前スレで入籍予告した俺が、無事入籍完了した事を報告します。 流れが早過ぎて転居先にネット環境がない私は携帯から追い付けない…orz メドレー&ハスキー、カキコしてる方、ROMしてる方、皆幸せでありますように祈ってまアァァァァァンす♪ あらあら!! 751おめでとう!! 771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 56 19.74 ID e60IQYM0 751 おめ メドレーのパワーは画面越しにも伝わるからな 昨日はバイト中に携帯でスレ見てたときは客からおこづかいもらったり最高だった だが、電池切れてみれなくなった途端、不幸続きだった 777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 58 49.55 ID K1SDxoDO 771 昨日一時間暇な時間があったのでスロット打って諭吉さん一人増やしました… これもメドレーさんのおかげですか…? 778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 00 59 39.96 ID hHQJ56A0 777 もういいことはすべてメドレーのおかげだよ 782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 01 00 26.55 ID GndnF6DO 777 777番目に書き込めたのもハスメド教によるものじゃね? →続き
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52:名前:サスライ☆05/19(火) 18 51 35 「なあ、雪。俺は考えた、奴をギャフンと言わせる方法を!」 奴とはシェンフォニー様の事だ。ジャック君が私に会うときは大抵そこから始まる。 ジャック君は小物だから船長のランクを取られた恨みを未だに引きずっている。もう返したのに… 「ハイハイ、で、今度はどんな計画なんですか」 私は今に至るまでジャック君の計画が成功した姿を見た事が無い。彼の計画は規模が大きすぎて、故に穴だらけだからだ。 でも聞くのは面白いからだろう。今度はどう、バカな計画を建てたものか期待しているのだ。 「この島の岸壁を掘って地下室に侵入、そして奴が地下室に来たところを卑怯だが不意討ちで倒す!」 「ワー スゴーイ」 「な、なんだその生暖かい目は!これじゃ俺が無謀みたいじゃねえか」 地下室に来れたとして、晶ちゃんに見つかるし、岸壁を掘る作業が見付からない筈無いし、何より地下室、あんま使わない。 穴だらけにも程がある。 「…で、そのシェンフォニー様になんか聞いてるらしいですが?」 「俺の話終わりかよ!?」 「あ゛? ええから、話せっちゅうんじゃ、解らんのかいワレ」 「ハ イ」 私と目をジャック君は正座になった。まるで叱られた子犬の様に。 53: 名前:サスライ☆05/20(水) 19 12 30 私は天童 宗厳。軍服をこよなく愛する軍隊マニアであり、ついでに山の管理人なんかもやっている。 私が何時からここに居たか、それは井時 晶と同じ位、つまりは秘密ということだ。 美少女はミステリアスさを含み美少女たりえるのだよ… いや、私だから!私って美少女だよね!?もしかして私のナルシズムだった!? まあ、そんな私は今この山の頂上に居る。 頂上はこの環境でしか生えない植物に、時間によって色が変わる色鮮やかな花が咲いたり、 他にも素晴らしい所はあるが言い尽くせない。 この景色の前では都会の擬似的に得られる様な快楽等、無に等しい。 ここはこの島で一番美しい。泣きたくなる程に。 何故、此処に居るか。それはシェンフォニーが何か企んでいるらしい。 ハァ、人を個人的な企みに巻き込むなよ。 ため息は風に流され、そして跡形も無くなった。 54: 名前:サスライ☆05/21(木) 12 56 28 俺、晶ちゃん、そして雪。俺達は今、山道を登っている。 雪は俺の持ってきた荷物を、俺は俺の持ってきた荷物を、それぞれカバンに詰めて登る。 しかし、普段引き込もっているせいか一番息が荒いのは晶ちゃんだった。 彼女は俺を怨めしそうに見る。 「あ~、大丈夫♪宗厳の家には誰も居なかっただろ?」 警戒する晶ちゃんの思考を感じとり、安心させる。 どうも彼女は宗厳が苦手らしい。 理由は「活発過ぎる」との事。宗厳はアウトドア派だから晶ちゃんは苦手なのだろう。 因みに宗厳に聞いてみれば「ネクラだ!」と、一喝。 でも、二人は反対の性格では無い。 磁石は反極を合わせると寧ろ結合する。もし、反発するならばきっと似すぎているのだろう。 そして噛み合わない部分があれば攻める理由になる。人は似すぎると、傷付け合うのだ。 「さて、休憩する?」 俺はカバンから取り出した水を晶ちゃんに渡そうとするが、首を横に振り、 「いい!もっと行くんだ!」 酸素の少ない肺から枯れた声を吐き出して拒否した。 ね、似てるでしょ? 57: 名前:サスライ☆05/23(土) 21 41 41 私達は山頂に着いた。すると待ち受けていたのは見慣れた軍服。 軍服とブカブカの服。個性溢れる二人の悲鳴がこだまする。 「「うわあああああああ!!!」」 アーアーアー…。 高い声が山びこになり私達の耳に流れ込み、それぞれに微妙な気持ちをもたらした。 只、一名を除いて! 「おぅ、雪や。 やっ ぱ悲鳴って良く響くねぇ~♪」 目をつぶり音を楽しむ彼は私にまるで映画の感想を話す様に、愉しげだ。 「もしかしてこれが目的だったんですか! この馬鹿主~~!」 「ハッハッハ、実はそう♪」 私は彼のアゴに跳び膝蹴りを喰らわそうとしたが、なんとそれをクルリと一回転する事で回避。 ポーズを決めていたのが余計に殺意を持たせてくれる。 と、ここでやっと異変に気付いた。晶ちゃんと天童ちゃんだ。 何時もなら口喧嘩をはじめている癖に今日はそれが無い。 そんな視線を二人に浴びせると納得出来る答えが即答されてきた。 「山登りで疲れてるんだ、相手なんかしてられるか…」 「この景色で喧嘩なんかしたら次来る時、嫌な気持ちになるだろう」 私は目を見開く。そこまで考えて今回の事を起こしたものかと。 やっぱりシェンフェニー様は尊敬できる主だ。 「あるえ~、喧嘩がエコーになって楽しいと思ったのに~♪」 私のボディーブローは彼の脇腹に吸い込まれていった。 58: 名前:サスライ☆05/23(土) 22 03 07 彼がジャック君を通して私に頼んだもの、それは ブルーシートとジュースとコップ、それに弁当だった。 シートをクサビで固定して四人は座る。 「んじゃ、花見でもするか♪」 頂上から町を見下ろし、風に服を当てながらシェンフェニー様は先ず、言った。 そこで私は思うのだ。口喧嘩しては花見など出来ない、やはり彼の狙いは…。 「いやあ、しっかし残念だ」 「残念?」 天童ちゃんはツッコミ待ちの独り言に反応する。 「う ん、喧嘩は祭りの華って言う…ウグ!」 「馬鹿者!他人の不幸を喜ぶな!」 オニギリ片手に天童ちゃんのアッパーが炸裂。彼は良い感じのダメージの仰け反り方をした。 「いや、まだ、言ってるさいちゅ…ヒデブ!」 「……… ばーか」 仰け反りから戻った彼に晶ちゃんはジャムパン片手にドロップキックを喰らわす。 私は凄いコンビネーションだと感嘆した。お互いが理解し合っていなければそうできるものでは無い…。 「ちぇ…本気になっちゃって~」 「んじゃあ、口喧嘩は冗談ですか」 「うんにゃマジ。本気と書いてマジだよ~ん★」 山頂で打撃音がまた一つ…。 その時、滅多に笑わない天童ちゃんが笑った 気がした。 59: 名前:サスライ☆05/24(日) 10 37 11 ジュースに落ちる花びら、心地好い風、鳥のさえずり…、 そして、どんちゃん騒ぎで皆の笑う顔。 「いいねぇ…」 「そ゛~ですね゛ぇ~」 爽やかなシェンフェニー様に私はギザギザの声を浴びせる。 何故かというと… 「何故にアンタ等がいんですか~!!」 私が怒鳴った先にはいつの間にか来ていたロックンロール宅配便のメンバーが宴会をはじめていた。 「それはですね、船長を見れば解ります」 宴会の中から出てきたのは猫科を思わせる顔の、眼鏡をかけた凛々しい女性。海賊時代から秘書だった人だ。 他は酔っていると言うのに彼女だけ酔っていなかった。 「いいか。シェンフェニー!俺はお前に負けるわけにはいかない、例え宴会だとしても!」 「いやぁ~、まさか君達が来るとは思わなんだな」 酔ったガラの悪いチンピラ、イコール、ジャック君に絡まれているシェンフェニー様は彼に感嘆していた。 「船 長は貴女が持ち運んだ道具から何をするか推測したらしいです」 「…マジですか!?」 もしかしたら宴会じゃないかも知れない。山には来ないかも知れない。 しかし、どうやら穴だらけの計画でもたまには当たるそうだ。 60: 名前:サスライ☆05/25(月) 17 38 25 山頂は土に恵まれていた。 だから自然に恵まれていた。 だから美しかった。 ボク、井時はたまにクロガネに乗って人知れず此処まで来る。 インドアだけど、此処は好きだから。 でも今は何故か自然を見ようと言う気にはなれない。 「ヒャッハァ!兄ちゃん酒を飲め!」 「兄ちゃんじゃない、ボクは女だから!生物学的に!」 「な~にぃ~!ならば酒を飲め!」 「意味解らないよ!」 「難しい事言うなよ、女々しいぞ。 あ、俺今、頭良い事言った!天才じゃね」 「馬鹿じゃねーの!」 「バーカ」「バーカ」「ヒャッハァ」 ボクは酒と汗臭い野郎どもにモミクチャにされていた。 自然鑑賞の余裕なんてあるか~! 「アンタ、何やってるんですか!」 「ゲェ、姐さん!」 「お 仕置きの時間ですよ~」 ギャハハハハ クヒヒヒヒヒ アハハハハハ 渦巻く風に流されて耳を横切り続ける笑い声。 静かに本でも読むか景色を眺めるか…快楽はそれだけの筈だったのに。 「楽しいな…」 シェンフォニーが酒蔵から無断で持ち出した高級酒を雪に見つかり、スクリューアッパーを喰らってるシェンフォニーを見ながら言った。 その時、彼と目が合う。彼は歯を見せて笑いながら言った。 「やっと笑ってくれた♪」 61: 名前:サスライ☆05/29(金) 23 21 57 昨日まであの海運会社が此処に泊まっていた。だから今は居ない。 「さ て、と…」 俺は背伸びをした。先程まで読んでいた本でしおりを挟む。 ポケットに手を突っ込んで口笛を吹きながら階段を下った。 ランプで照らされた薄暗い見慣れた光景。そこに彼女はやはり居た。 「あっきらっちゅわ~ん♪あっそびっましょ」 挨拶に彼女は挨拶を返す。 「そろそろセクハラで訴えるよ」 「シャイなんだから~」 「…馬鹿?」 受け流す様な罵倒の返事だ。聞き慣れているから気にしないが。 兎に角本題に移る事にした。 「愉(タノ)しかった?」 「外へ連れ出した原因はそれ?」 「まぁね~」 得意気に胸をはってやった。 彼女は俺を無視して想いを告げる。本で口元を隠しながら。 「…よく解らない。本を読んでも自然を眺めるのは『楽しい』だけど なんか、今回は違うんだ…只、」 彼女は俺を見た。口元を本から話して、開いた。思わず俺はにやけてしまう。 「只…?」 「……… …… … また、ボクも呼んで欲しい!」 ここは相変わらず薄暗い。しかし、少しだけ明るくなった気がする。 まるで、俺等の住んでる地上の明かりが入った様に。 62: 名前:サスライ☆05/29(金) 23 56 50 http //y.upup.be/?f2SYPk5mwT 第四話 完 65: 名前:サスライ☆05/30(土) 23 23 37 第五話 都会の喧騒も離れ、今日も海岸に建てられた館ではメイドと主の追いかけっこが繰り広げられる島、村雲島。 因みに追いかけっこの原因はメイドってゆーか雪のプリンを俺ことシェンフォニーが食べたのが原因ね。 そこは書斎。地下室程では無いが大体の書物は揃う。 そんな紙臭い部屋の角に追い詰められていた。 「フッ フッフ…観念しなさいよぉ~」 雪の手がワキワキと動く。勿論、目は笑っていない。 こういうのって立場逆じゃね?いや、逆は逆でヤバイか。 「無駄無駄無駄ァ!」 俺は書斎にあったマンガ本のキャラクターの台詞を言いながら一冊の本を引っ張る。 そう、隠し扉は一つではないんだね、これが。 そんな俺を見て雪は呆れた目をしていた。 …まさか。 「あ れ?開かないんデスケド、隠し扉」 「探して見つけて鍵をかけさせてもらいました」 困ったな。隠し扉を蹴りで叩き割れば通路には出れるけど、割に合わないしなぁ。 だからって本棚を登って雪を飛び越えれば本が崩れる。 雪を殴るなんて問題外。 「ど うですか、自分が一方的に責められる気分は」 勝ち誇った雪に対して、いい思いじゃないと苦笑いを返して、言葉を紡ぐ。 「お 前の欲しい物は何だ?」 「取り敢えずプリン買ってきてください!楽しみだったんですからああああ!」 直後、書斎に俺の悲鳴が響いた。「図書室では静かに」のポスターが見えた。 66: 名前:サスライ☆05/31(日) 15 08 38 俺がプリンを買いに商店街に入ろうとした時、上から聞き覚えのある機械で再生した様な声がした。 「1、2、⑨、バーカ、バーカ!」 声の主である白い鳥、雲吉は俺の肩を止まり木にする。 彼にとっちゃ発声練習みたいなものだろうが偶然にも的を獲ていた。 「ったく、うるせーな」 「そうか、尻に敷かれているのか」 どこでそんな言葉覚えてくるのやら、ポケットに突っ込んでいた片手でチョイチョイとクチバシをつついてやる。 「負 けてねー、倒されただけだっちゅーの」 「イッツ負け惜しみ」 全く、コイツは。からかっても面白くねーし、でも、言いたい事は言いやがんでやんの。 喰えないよなぁ…。 俺は苦笑いを返す。今日は苦笑いをよくする日だと思った。 からかって面白い奴なんてこの辺に居たっけ? 商店街をブラブラしながら目を上にして考える。 こうして思い出されるのは一人の少女だった。 そういやぁ、アイツと会ったのここだっけなぁ。 「ニヤニヤキモい」 「うっせえな~、焼き鳥にすんぞ~」 気の抜けた声だと思う。 そして、俺は所謂「玩具」を探してキョロキョロしてたと思う。 「…ん、あいつは」 「玩具」を見つけた今、俺は目を輝かさせているだろう、苦笑いとセットで。 67: 名前:サスライ☆05/31(日) 15 31 27 商店街に見慣れない姿がある、いや、「浮いている」と言った方が正しいか。 そいつは島中の珍品等が取り扱われる【マニアック堂】の前でウロチョロしていた。 そんなウロチョロしている奴にチェシャ猫の様にニタリと笑みを浮かべ、フック船長の様に常識的に近付いてみせる。 だから彼女に話しかけた。 「や、宗厳ちゃん♪」 「ヒッ!イヤァ!」 後ろから突然声をかけられた為か肩をビクリとふるわせる。 いやぁ、それにしてもホント変なトコで乙女チックな事と言い、似てるよな~、晶ちゃんと。 違いと言えばアクションがある事位だ。 「安心しなってば、俺だから。 シェンフォニーだから。 だからソレをしまってくれ」 挨拶と同時に抜き放たれた刀を指差す。マジ怖ぇ。 「な、 なんだ。シェンフォニーならそうと言え!」 「カッカッカ♪後ろから突然『シェンフォニーだよ~』って言ってたらお前どーするよ」 「勿論斬る!」 凄い矛盾を見せつけられた気分になったがそれはそれで面白いので放って置くことにするが…。 「じゃあ意味なくね?」 取り敢えず雲吉が落ちをつけた。 68: 名前:サスライ☆05/31(日) 15 59 23 彼女は丁寧に刀を納める。それはとても素人の動きとは思えず、そんな腕前で斬られたら一刀両断だっただろう。 少し後ろから声をかけて良かったと感じて苦笑い。 「ココは笑うトコロだろうか」 独り言に反応した宗厳は再び刀に手を付け、居合い斬りの構えをとる。 「いやいや、別に宗厳が商店街に居ても笑いはしないから」 そうか。と胸を撫で下ろし、彼女は再び刀を鞘に戻そうとする。 で、雲吉が余計な一言。 「でも、引く」 俺の目の前に突如として伸びてきた白刃。 その、「突き」は調度俺の肩の上、則ち雲吉の居たトコロを汽車の様なスピードで素通りした。 雲吉は野生の本能だろうか突きが放たれる直前に空に逃げたのが分かる。 で、また俺の肩に戻った。 宗厳を見て、「実はコイツ刀を振り回したいだけの危ない奴なんじゃねーの」と、どうでもいい事を考えてみる。 「流石にそれじゃ誰も近付けねーぞ?」 「安心しろ。今日の刀は刃潰ししてあるから命に別状は無い!」 偉業を達成したかの様に胸を張って言う彼女に雲吉が突っ込みをいれた。 「そ れ、いつもは真剣って事じゃネーカ!」 「男がワガママを言うな!」と、カオスな反論を眺めていると頬から横一文字に傷が出来ているのがわかった。 これ、さっきの突きの風圧でやったの?スゲェなぁ…。 感想はそれだけだが。 69: 名前:サスライ☆06/01(月) 18 37 26 「てか、珍しいね~、町まで降りて来るなんてさ」 何となく宗厳の頭を撫でながら言ってみた。こういう時、何故か彼女は抵抗しない。 むしろ安らいでる。背景が点描だし。あ、小説じゃわかんねーか。 「ふむ、今回はクロガネの修理でな。貴様のやったやつだ」 そう言えば思いっきり蹴ったっけ。装甲に足形つけちゃったからなぁ…。 「悪いな、弁償するか?」 「いや、あれはどうしようも無かった」 「お~、男らしい♪」 「私 は女だ!」 顔を、額も真っ赤にした宗厳の頭突きが鼻と口の間にヒット! これ、力加減間違えたら陥没すんじゃね? 「テ テ…、で、こんなトコで何してんの?」 店頭に奇妙なオブジェが飾られ、時折獣のうめき声がする店【マニアック堂】。 「今 回の装甲張り替えで、クロガネにも飾りもつけようと思ってな…」 「ふむふむ」 「デコレーション用のシールを買いに来たのだ!」 「ブッ!」 流石に吹く。ブラックボディのゴツい鉄兵にキラキラのデコレーションシールが大量に貼ってあるのを想像した。 分かり辛いなら、黒電話に大量のキラキラデコレーションシールが貼ってあるのを想像すれば良い。 「でも、こういう店は、その…恥ずかしくて」 頬を赤らめた上目遣いだが、軍服マントで言っても説得力が無いと思うんだぜ。 銀田一 雪さんとシェンフォニー様と後、なんかの話 続き3
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あれからちょうど1週間。 彼女がやってくることを確信していた僕は、良からぬ計画を企てた。 今日は一人でない。 旧知の隆明に、彼女のことを話したところ、 彼が飛びついてきた。スーパーガールの熱狂的なファンだ。 頼む!自分にもやってもらえるように頼んでくれないか!!! 友人である隆明の依頼をむげに断ることもできない。 が内心では、彼女のリアクションが不安だった。 もし彼女が怒り出したり、2度と来なくなったらどうしよう。 不安をよそに、ブォーンという風切り音が耳に入った。 ふと見ると、目の前に降り立っているスーパーガール。 「あれっ、今日はお友達と一緒?」 「彼は隆明、僕の古い友達だ。彼のわがままを一つ聞いてほしいんだけど。」 「かまわないわよ。なんでも言って。 スパナ曲げ、それとも砲丸の握り潰し?サインもつけましょうか?」 ねじ曲げられたスパナや指の跡がくっきりと残った砲丸は、マニアの間では垂涎の品。 サイン付きともなると、ネットオークションでも高値で取引されている。 「そういうのじゃないんだ こないだ僕にしてくれた、、なんて言ったら、、、」 「ふーん?なあーんだ。お安い御用よ。ちょっと待ってね。」 隣の部屋から、メモ用紙とペンを持ってきた。 「ほんと、一応だから、念のため誓約書を書いてね。 スパナや砲丸と違って、生身の体を触るので、、 ほら、吸い方しだいでは、根元からちぎれちゃうこともあるの。」 根っからのスーパーガール・マニアの隆明は、よろこび勇んで誓約書にペンを滑らせる。 書き終えると、隆明は自らズボンをずらした。 青と赤のコスチュームはコスプレではない。 正真正銘本物のスーパーガールを目前に、彼のイチモツは激しく勃起している。 庭先でしかも僕の目の前でやるのは、どうかと思ったが、 二人ともそんなことは気にしていない様子だ。 ひざまずいたスーパーガールは、 そのまま、パクッと彼のイチモツをくわえ込んだ。 一瞬の出来事だった。 ズニュ、ズズッ、ズニュル、、 「アゥ、ィイ、、」 猫のような声を漏らす隆明。 わずか1秒ほど、 彼女は手の平に精液を吐き出すと、 ジュッ! ヒートビジョンを照射し、跡形もなく蒸発させてしまった。 「もっと、、もっとやってくれないか。」 「えっ?そんなことすれば、身体が?」 「それでも構わない!もっと!!」 隆明が必死の形相で懇願すると、彼女は僕を見た。 軽くうなずく僕を見た彼女は、勃起したままのペニスを再びくわえ込んだ。 今度は、両手で彼の腰を掴んでいる。 ズニュ、ズズッ、 ゴクッ、彼女は精液を飲み込んだ。 あれ、さっきは吐き出したのに、、 さらに、ゴクッ、ゴクッと彼女ののどが鳴る。 ズズズズ、、、、、ズニュズニュズニュ、、、、、 「いや、オエウウウウ、、、、、」 ズルズルズル、、ズルズルッ、、、、、、、、、、 先週の水やり用ホースは、ゴムがビヨンビヨンに伸び、捨てざるを得なかったのを思い出した。 「や、やめ、、おね、、」 隆明は言葉にならない声を発しながら、ペニスを引き抜こうともがく、が、 スーパーガールの両手で固定された腰を動かすことなどできるはずもない。 ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、、、、 顔から生気が失われ、 彼の上半身は、だらんと脱力し、彼女にもたれるように覆いかぶさった。 「やめるんだ!!!」 思わず、大声で怒鳴ってしまった。 彼女はこちらを向いて、軽くほほ笑むと、 ゴクリッ、と最後の一口を飲み干し、ペニスを解放した。 「だってえ、この人が構わないって言ったんだもん。」 と悪びれたふうもなく、いたずらっ子のように言ってのけた。 変わり果てた隆明の姿。 意識はあるようだが、老人のような皺だらけの顔、全身の肌がカサカサに干からびている。 「いいから、彼を早く病院へ運ぶんだ。」 救急車を呼ぶよりはるかに早く病院にたどり着いたが、 重度の脱水症状で一歩間違えば命にかかわるほどの重症だった。 しかも、ペニスや睾丸といった性器は全て機能喪失、、 腎機能も不全となり、一生人工透析の生活を送らざるを得なかった。 (おしまい)
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「どうしたのです?折角僕が大仰な望遠鏡を持ってきたというのに、そのように月を仰ぎ見られては形無しです。それとも、あなたが見ているのは目前の少女の背中なのでしょうか」 古泉がやにわに俺へと話掛けると、天空へと視線を固定していた長門はゆるりと振り返り、この夜空よりは明るい漆黒の瞳で俺をジッと見つめてきた。 「お前はなにを見てたんだよ」 俺は古泉に言う。揶揄したような笑みを浮かべるこいつのハンサム面からは、不思議と不快さは感じられない。 「さて、僕はなにを見ていたのでしょう。今僕の視線の先にはあなたがいるようですが、先程までは長門さんを見ていたような気もしますね。ですが、何を見ていようとも、僕の頭を支配している考えは全て一緒なのです。脳が情報を得るために外界のものを認識するのであれば、僕は何も見ていなかったとも言えますね」 なげやりな言葉でおざなりな返答をする古泉。こいつの思考を支配しているものをわざわざ聞く俺でもない。 「……この世界を変えること、か」 そう呟き、また頭上の月を仰いだことによって、俺の頭の中では一つの思い出が想起されていた。 あれは中三の頃だ。俺は高校進学を危ぶまれた結果、母親から学習塾へと放り込まれた。 そのクラスに佐々木という奴がいて、そいつは俺と学校も一緒だった。 たまたま塾での席が近く、まさに学校が一緒だったというだけで、どちらともなく話しかけて話すようになったんだっけ。 佐々木はパッと見だと男共の視線を引っ掛けるような女の姿をしていたが、あいつの一人称は僕であり、また、世間を斜に見ているような考えを持っていたためかは知らんが、話し言葉も男口調だった。ハルヒと同じ恋愛観の持ち主でもあったが……こんな月が出ている夜、あいつは一度だけ結婚願望じみた話をしたことがある。 それは塾の帰り道、自転車を押しながら歩く俺が、隣で空を見上げながら歩いていた佐々木に話掛けた時――。 「どうしたんだ。ちゃんと前向かないと転んじまうぞ?」 「……ん、ああ。じゃあ僕が転ばないように、気をつけていてくれよキョン?」 まがいなりにも気遣って声を掛けたのだが、これ以上何を俺が注意出来ることがあるというんだろうか。 「では、僕が地面と親交を深めるような事態が起きそうな場合に、キミはそれを防いでくれたまえ」 「……お前の顔面と地面がキスするのを見たいと思わんが、そりゃ不可抗力だ。俺には何も出来ねえよ」 佐々木はクツクツとした独特の笑い声を立て、 「そうかい。それは残念だと思うが、不思議と嬉しい気もするね」 なおも空を見続けながら、とりとめのないように佐々木は話す。 「お前、月がそんなに珍しいか?そんな夢中になることもなかろうに」 若干皮肉を入れた俺の言葉だったが、 「うん、これほど珍しいものはないね。えらく神秘的で、真に唯一で、千篇一律でありながらも人の情をかり立てるような……月の姿というのは」 俺も空を仰いでみる。そこには淀んだ空気の中に佇む銀盤が太陽の光を受け、きらびやかに輝く姿があった。 「お前が言ってるのは、月の光のことなのか?確かに、満月の夜には変質者だとか子供が増えるだとかいった話があるが」 「いや、そんな形而下の事象ではないんだ。キョン、僕が言っているのはね、ひどく形而上のものでありながら、それは確実に証明されるような月の曰くについてさ」 佐々木は歩きながら今度は俺へと体を向けつつ、 「僕は求道者でもなければ、心の拠り所に神的存在を置いているわけでもない。だがね、旧約聖書に書かれている物語やギリシャ神話、はたまた仏陀などの逸話には、僕という人格形成上においてすべからく影響を受けている部分もあるのだ。そして、とあるキリスト教徒の方が書かれた本の中にとても惹かれるような一文があってね。もちろんそれはキリストに対しての話だったんだが、僕はそれよりも、そこに使われていた月の性質について感銘を覚えてしまったんだ。それは何かというと……」 下げていた右腕の肘を曲げ、人差し指を月へ向ける。それに追従するように俺と佐々木は月を視界に入れ、 「その教徒の方は、月を見てキリストを想ったんだ。かのキリスト様も、この同じ月を見ていたんだとね。これは、とてもロマンチックでありながら、リアリズムに富む感性的認識じゃないかと僕は考える。これについて、キョンはどう思うのか教えてはくれないか?」 俺は顔を下ろし、微笑を湛えている佐々木を視認すると、 「……確かに、キリストが実在したってんなら、あの月を見てたんだろうな」 目前の文学少女はこくりと顎を引き、 「そうだね。月という存在は、かつて他の何物にも取って変わられたという歴史はないだろうから、あの月は地球の創世からあまねく世界を見渡してきた隣人なんだ。あわせて、始原の生物が現在の体系へと歩みを進める間中、僕らの祖先とも言えるべき存在がずっと認識していたであろう星でもある。これはつまり、コペルニクスやソクラテス、モーゼや孔子もあの月を見ていたということで、言ってしまえば歴史上の不鮮明な登場人物でさえも月に抱く概念は一緒なのさ。月は他に存在しないからね」 「へえ。そう考えてみると、月を見てるのも良いような気がしてくるよ」 俺が感心したように述べると、佐々木は嬉しそうにくっくと笑い、 「ここからが面白いんだ。月は唯一無二であるのだから、架空の人物が見ていたとされる月もあの月と変わらない。いやしない正義のヒーローが呼ばれて飛んでいく空、フランケンシュタインが闊歩する世界においても月は同義なのさ。絶対的に不変なものというのは、かくも超越した存在だと思わないかい?そう考えて月を見ているとね、もっと漠然とした存在との意識共有を感じることができるんだ」 「どんな奴だ?」 この俺の質問に、佐々木は意外にも爛々と輝く瞳をもってこう答えた。 「己の人生のうちで、伴侶となるべき人さ」 「……結婚相手だってのか?」 よもや、こいつの口からそんな夢見少女のような発言が飛び出すとは思わなかった。赤い糸伝説でも信じているのだろうか。 「まさか。定義上から知覚外の存在でしかない赤い糸なんてのは、もとより信じちゃいないね」 呆れ返ったように言うと、 「けどねキョン、月は違うんだ。例えば、僕が将来誰かと一生の契りを交わすとしよう。その相手は、現時点での僕が求める理想像から予見すると、年齢的には僕とそう変わりないはずだ。よって、現在何処かにいる彼も、月の存在を知っているに違いない。これは面白いことで、時既に、僕とその見知らぬ伴侶は月の概念を同じくしているのだ。これは憶測でしかないのに、これほどハッキリと言いきれるものは他にないだろうね。この繋がりは弱いようでいて、限りなく真であるという奇特な接点だと言えるんだよ」 ……そういえば、俺にもそれと似たような考えがあるな。 「へえ、興味あるな。それはなんだい?」 思わず視線を逸らしてしまう程に瞳をきらめかせている佐々木に、俺はジュースを片手に映画を見ているとき、丹念に構築された世界観の中で動く役者に対して、こいつらもこのカラメル着色された炭酸水を飲んだことがあるんだなと思うことによって現実を取り戻すという話をした。 「面白いね」佐々木はまず一言感想を言い、「それは対照が極身近なものであるために、より相手に対して親近感を覚え易いだろう。いささか現実味を帯びすぎている感も否めないが、いかにもキョンらしくて僕は好きだな」 明朗と佐々木は答える。なに、月並みには及ばないさ。そいつが健康志向だったら終了だ。やっぱり俺は、幻想的絶対的な月の方が良いと思うぜ。……と言いつつ、 「ってゆーか、お前も結婚とか考えてるんだな。俺はてっきりしないもんだと思ってたよ」 「それは心外だな。僕は、なにも異性を忌避しているわけじゃない。そんな女性が辿る末路は、僕にだって正直あまり良いものとは思えないしね。ただ、僕は恋愛関係というものに重きを置いていないだけなんだ。生物学的観念と社会的見解においての夫婦という関係は、重要で必要なものだと感じているということさ」 「じゃあ、見合いで結婚するつもりなのか?」 「わからない。今の僕からすれば、どんな過程で結婚まで至るのか想像すら出来ないんだ。ただ、結果としてそうなるというのは感じるというだけでね。というより、行き遅れてはたまらないという気持ちも多少ある。これについては現在どうしようもないんだがね、月を見ていると、どうにかなるような気もしてくるのさ」 なんでだろう。 「何故なら、月が見ているこの世界は、常に変化しているからだ。僕ももしかすると、いずれ己の見識が変容するような事態に遭遇するかもしれない。そのときの僕が恋愛についてどう考えるかは誰にも与り知るものじゃないが、まあ、僕が考える恋愛の本質については並大抵の問題じゃ変わりようがないだろうね。僕が望むのは、月のような立場に身を置くことなのだから」 佐々木が言う月の立場というのは何だろうとしばらく考えていると、 「つまり、常に理性的で論理的な自分で居たいということさ。これは前にも話したけど、何故そうありたいと僕が願うのかといえばね、ゆるぎない自己を確立すれば、変化する世界を偏見の入る余地なく見つめることが可能になるからなんだ。もっとも、これを僕がキョンに言うのは若干気が引けるけどね。だって、」 思案顔を浮かべる俺が佐々木を見やると不意に視線がぶつかり、佐々木は目を逸らさぬまま、 「僕はね、キミをまさに月のような存在だと感じているんだ。だから、わざわざ僕が言うまでもない。釈迦に説法を説くような行為は慎みたいのさ」 その言葉と裏腹に俺はあまり理解していないので申し訳なく思っていると、佐々木はまた月へと視線を戻した。俺もそれに習い、なんとなく…… 「何処かの想い人……ね。お前のそんな人も、この月を見てると良いのにな」 「それは確率を論じているのかい?それとも、結果論に基づいた発言なのかな?」 さてね。なにを言っているのか俺にもわからん。 「そうかい?」 ……この言葉を最後に、俺達はただ、月を望みながら歩くことに残り時間を費やしていた…………。 なんてね。思い返してみたら、佐々木は俺との帰路に退屈して月なんぞを見ていたのかも知れないな。 「……んみゅ?」 と、妙に可愛らしい声を上げて我がSOS団団長は浅い眠りから目を覚ました。俺は雑用係として気遣うように、 「ハルヒ。そろそろ風邪引いちまうぞ。起きたほうがいいんじゃないか?」 「んっ……んん……」 忠告虚しく、こいつはまた眠りやがった。 「良いではないですか。僕が見張っておきますから、あなたも寄り添われては如何ですか?」 朝比奈さんになら喜んでダイブして行きたいがな。そんなことしちまったらハルヒ大魔神が怒りと共に目覚めちまうだろうよ。 「それは困ります。ですが、現状を打開する一つの方策として考えてみても悪くは……」 「良いんじゃないか?お前がやる分には俺は止めん」 その後お前には地獄が待っているがな。とは言わず、俺はハルヒの寝顔を見る。すうすう寝息を立てている姿からは、とても昼間の活動エネルギー量が同じ人物から出ているとは思えない。うん。こいつは太陽って所だろうな。 そして俺は月を仰ぐ。佐々木は今、この月を見てるんだろうか?あいつは俺を月のようだと言っていたが、俺よりもお前のほうがずっと月みたいだったと思うね。 ん?月と太陽はどっちが好きだって?そんなの、俺に聞かれても困る。なんの関係があるんだろうか。ただ……、 どちらかがなくなってしまえば世界は悲しむだろう?その世界の中に、俺もいるってことは確かなのさ。
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人口は「増えた」のか? 続き 2005/11/26 7 03 [ No.34969 / 39216] 投稿者 ja2047 3) 安全区以外は無人だったのか? 安全区外に多数の人が残っていたという多くの記録があります。 「日本軍の砲弾が新街路近くの一角に落ち、一〇〇人以上の死傷者を出した。一方、安全区という聖域を見いだせずに自宅に待機していた民間人は五万人以上を数えるものと思われる。その死傷者数は多く、ことに市の南部では数百人が殺害された。安全区の非戦闘員の食料は、中国軍の瓦解により供給が完全に絶たれた。」 (ニューヨークタイムズ記事 1937年12月19日 ダーディン) 「こうして、安全区を別とすれば、南京市は人気がなくなり、われわれ委員会メンバー、わずかのアメリカ人記者、取り残されたヨーロッパ人が2,3人いるだけになりました。中国側によればまだ中国人が大ぜい安全区の外に隠れているという話でしたが、これは確かめることができませんでした。」 (ヒトラーへの上申書 ジョン=ラーベ 1938年6月8日 「南京の真実」 講談社文庫 P344) 「市街では住民を見なかったが、大隊本部の宿舎付近の民家の奥には、各家に一~二名の住民が残っており、残した家財を見張っていたようである。本部の兵が食糧徴発に行って、”奥の方に人が居た”と言っていた。」 (佐藤増次 歩兵第九連隊第一大隊本部先任書記「証言による南京戦史(8)」『偕行』1984年11月号 P7) 「残留住民は家の奥の方にはいたようであるが、街路両側の民家は戸を締めており静かであった。本道上には障碍物はなかったが、中央ロータリーのところにトーチカ式の銃座があった。」 (城島赳夫 戦車第一中隊長 「南京戦史」P192) 安全区外にはまだ人がおり、それが安全区に避難してきたのです。 4) 虐殺はほとんど城内で行われたのか? 紅卍字会の埋葬記録、4万1千のうち、城内で収容した死体は全体の4.2% その数に疑問を挟む人の多い崇善堂の11万体に対しても城内の死体は6.7%です。 圧倒的に城外の死体数が多く、中国側の主張でさえ、「城内で大虐殺」とは言っていません。 5) 城内への人口流入は可能だったのか? 日本側の記録では、城門の通行は厳しく制限されています。 「又、城内外の通行は食糧問題解決、城内清掃を俟って一般に許可する予定なるか、目下は城内外にある家族との関係其他を考慮し、城外近傍の者にのみ其の自由を若干認めあり」 (『華中宣撫工作資料』南京班第一回報告(一月二十一日提出) 「難民の城門の通行に関しては厳重に之を制限しありしも情勢の推移に鑑み漸次之を緩和し二月二十五日以降無制限通行を許可したり 」 (『華中宣撫工作資料』南京班第二回報告 二月中状況) 城門を日本軍が封鎖しているので、大規模な人口流入はあり得ません。 以上、城外から避難民が帰ってきたので人口が増えた、という説が成り立たないことは、理解いただけると思います。 これは メッセージ 34968 ja2047 さんに対する返信です もどる
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148 :earth:2012/04/05(木) 23 11 16 日本帝国政府(正確には夢幻会)はあまり乗り気ではなかったが、最終的に津州皇国との国交を開いた。 異世界の国であるが、日本と津州は人種的にも、文化的にも近いものがあったので良い関係を築けるのではないかという声が 日本国内にはあった。 「異世界の国でも信頼できる国なら問題ない。平然と裏切ったり、俺達を下等な猿扱いする連中が闊歩する国よりかはマシだろう」 それが多くの日本人の意見だった。 世論の期待に押されるように日本政府は津州皇国の外交団が到着した際に大々的な歓迎式典を執り行い、世界最強国家の首都に 相応しい都市を目指して再開発が進められる帝都東京、そして工業地帯を見学してもらった。 多くの日本人からすれば好意によるものだったのだが、見学させられた津州皇国の人間達は日本がその圧倒的な生産力と技術力を 見せ付ける行為でしかなかった。 「これがこの国の底力とでも言うのか」 外交団の一員として参加していた皇国陸軍大尉・三笠光清は、宿泊先のホテルの部屋で日本帝国の力に恐怖さえ覚えた。 (近代化を開始して100年も経たないうちに、世界最強国家にまで上り詰める……冗談のような国だな) 陸軍工廠に並べられた多数の高性能戦車、自分達の世界では考えられないような巨大戦艦群、そして戦場の概念を根底から覆す 大規模な航空機部隊。トドメに大都市をただの1発で廃墟にしてしまう核爆弾。そしてそれらの兵器を満足に運用することを 可能にする圧倒的と言ってよい生産力と技術力。 それらは全て津州皇国にはないものだった。 (ゲート越しでも敵対できる国は無い。いやむしろ、彼らの力を利用して津州皇国を強くする必要がある) このような衝撃を受けたのは彼だけではない。 外交団は勿論、詳細な情報を受け取った津州皇国政府首脳も巨大な衝撃を受けていた。 ゲート越しとは言え、どの列強よりも強大な国家が隣り合ったようなものなのだ。幸い友好関係は築けそうだが、それでも この新たな隣国を脅威と見ない人間はいない。 おまけにゲートの出現と共に、エネルギーの流れに変化が生じたのか津州皇国が切り札と考えていたG動力の研究は半ば 頓挫しかけていた。 「どうしたものか……」 津州皇国政府関係者の苦悩は深い。 だがそれ以上に苦悩が深まる者達もいた。そう、津州皇国に復讐を誓う者達だ。 彼らは圧倒的と言っても良い隣国、それも津州皇国とよく似た国家の存在が自分達の目的を阻害するのではないかと 気が気でなかった。 「列強を結集しても勝てるかどうか」 世界最大国家であるヴェラヤノーチ帝国の皇帝に取り入った男・コロトコフは苦い顔だった。 「日本帝国と津州皇国の分断、そしてこちら側の列強を集結させての対日、対津同盟が必要になるか。出来ることなら 日本帝国側の世界の列強とも関係を築ければ良いのだが……」 彼の暗い情念が実を結ぶか、それは誰にも判らなかった。