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絶望と希望が交差する時、物語が始まる! ◆KkZTR94Vok 「畜生!、主催の野郎!」 司馬が地面をドンと殴る音が書記室に響き渡る 「・・・落ち着け!、お前の気持ちも分からん事もないだが、 今は落ち着いて情報を集めるべきだ・・・その為にここに来たんだからな」 (人が何人も死んでしまったのに落ち着いていられるものか!) 司馬が反論を言おうとプラシドに目を向けると、 ブラシドは放送の内様を一言一字も聴き逃す事無くメモをし、 参加者名簿を確認していた。 (ぐ・・・く・・悔しいがたしかにプラシドの言う通りだ、 この殺し合いを破綻させるには先ず少しの情報でも絶対に要るこの放送だって重要な情報だ!、 だが俺は奴らの声を聴いた瞬間怒りに駆られて放送なんてまともに聞いちゃいなかった・・・ 人が死んだ事ばかりに気を取られて脱出へのヒントになるかも知れない情報を自ら見逃したんだ!) 自分の認識が甘い事を認識させられた、 司馬は申し訳なさそうに考案中のプラシドに話掛けた。 「す・・すまねぇ、俺の考えが・・・甘かった、 それで何か分かった事はあるか?」 「分かった事か?・・・!、待って誰か来るぞ!?」 「な・・何!?、敵か!」 「分からん、だが少なくともここに来ると言う事は俺達と同じ情報目当て来ている可能性が高い、 だが用心に越した事はない隠れるぞ」 「おう」 二人が急いで本棚の裏に隠れた瞬間、その来訪者が現れた。 声からしてどうやら女性二人組の様である・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「大丈夫、鬼子?、ほらあそこに椅子があるから座って休んで」 「うぅぅぅぅぅぅぅ・・・ひ、酷いですよルカ様」 「ご・・・ごめんなさいね」 鬼子が運転中突然嘔吐したのに驚き、 急いで何処かに休ませないといけないと思い目的地である 書記室までフルスピードで吹っ飛ばして来たのだがそれが不味かったのか、 書記室着いた頃には鬼子は完全に意識を失い痙攣を起していた。 医者ではないルカでも動かすのは流石にマズイ判断したため書記室には入らず、 オデセッイの中で放送を向かえ鬼子が覚醒したのを頃会いにルカが肩を貸して何とか、 目的地である書記室にたどり着く事が出来たのである。 「鬼子は動くのが辛いだろうからここで休んでて私h「動くな!」」 書記室を探索しようとしていたルカであるが気が付けば白髪の男に銃を突き付けられていた。 距離にしておよそ5M程である。 (こ・・この男いつの間に!?) ルカは反射的に持っていた大口径拳銃を白髪の男にに向けようとするが・・・ 「動くなと言っているだろ!・・・あとそこに居る角の生えた女!、妙な真似は止めて貰おうか」 鬼子は般若の仮面を右手に持った状態で白髪の男を恨めしそうに睨んでいる。 ルカは思うこれこそまさに絶対絶命という奴だろうと もしこの白髪の男が殺し合いに乗っていたら・・・ 今すぐ殺されるか私達の情報を聴くだけ聴いて殺されるかもしれない。 鬼子が何をしようとしていたのか分からないが、 銃を突き付けられては動く事すらできない・・・ 「ふぅん!、そんな仮面で何をしようとしていたかは知らんが・・・ 安心しろ俺は殺し合いには乗っていない」 「ッ!・・・本当に?」 ルカと鬼子の心に一抹の希望が照らされる。 「あぁ、乗ってない」 「証拠は?」 ルカはさらに探りを掛ける。 「・・・ない、逆に聴くぞお前ら殺し合いに乗っているか?」 「・・・乗ってないわ」 「おいそこの角女!、お前も乗っていないんだな?」 「は、はい乗っておりません」 白髪の男はしばらくルカと鬼子を交互に見るとこう叫んだ。 「嘘は言っていない様だな・・・おい司馬宙、出てこい!」 すると本棚の裏から黄色のレーサースーツを着た男が現れた。 「そう、もう一人仲間がいたのね・・・あと信じて貰えたなら銃は下ろして貰えるとありがたいんだけど」 「お前達が乗っているか分からなかったからな、まぁ保険という奴だ」 そう言いながら白髪の男は拳銃を拳銃ホルスターに収めた。 ルカと鬼子は緊張状態からの開放で自然に安堵の表情を浮かべた。 「お互い自己紹介でもしましょうか私の名前は巡音ルカ、VOCALOIDよ この子は日本鬼子、今はちょっと車酔いしてるけど立派な鬼らしいわ」 「どうぞこれからも宜しくお願いたします」 鬼子が深々と頭を下げる。 「・・・鬼の事はこの際置いといてだ、VOCALOIDとはなんだ?」 プラシドが当然の様に疑問を口にする。 「えっ、貴方VOCALOIDを知らないの?」 ルカも驚きの声を出す。 それもそのはずであるVOCALOIDは世界的に歌うアンドロイド歌姫として、 世間ではもはや知らぬ者などいないほど認知されている。 確かにルカは自身がトップアイドル初音ミクほどの知名度は無いと自覚しているが、 それでもVOCALOID全く知らないというのは不自然であった。 「全く知らんな、おい司馬宙、日本鬼子、貴様らは知っているか?」 「悪いが聴いた事がない・・・」 「私も前々から【ヴぉーかろいど】とやらが少し気になっていました」 「・・・VOCALOIDは簡単に言えば歌うアンドロイドよ、でもどういう事なの知らない人なんか居ないくらい有名なのに」 ルカは信じられないといった表情を浮かべた。 そこには純粋に知らない事に対する驚きしかなかった。 辺りに気まずい空気が流れ出す。 「まぁ難しい話は後にしようぜお嬢ちゃん、せっかく皆で自己紹介してる最中だしさ」 「・・・分かったわ・・・」 多少疑問が残るもののルカ達はは自己紹介の続きをする事となった。 「俺の名は司馬宙、又の名を鋼鉄ジーク・・・まぁ簡単に言えばサイボーグだな」 「プラシドだ・・・まぁ貴様らに理解できる範囲言うならロボットという所か」 神の悪戯か驚くべき事に4人とも漏れなく人成らざる者達であった。 「・・・ビックリね、もしかしてこの殺し合いには人ではない者だけが参加させられているのかしら?」 「いやそれはないな、参加者名簿を確認したが知っている奴が3人いた、 そいつ等は全員正真正銘人間だ」 「そう、それも後で詳しく聴くとして、じゃあ次は支給品確認でもする?」 「そうだな支給品管理は大切だ」 ルカの提案によりブラシド組とルカ組の支給品を改めて確認する事となった。 「良し、じゃあ俺から支給品を確認するか」 そう言って司馬がデイパックから出した物は【未来がじぇっとさん】と手書きで書かれた四角形の奇妙な物体だった。 「何なんですかそれは?」 機械類に疎い鬼子が疑問を口にする。 「あぁ、これは嘘発見器みたいな物らしい、そういえばブラシド、どうしてさっきこれを使わなかったんだ?」 司馬が疑問を口にするとプラシドは軽く鼻で笑いこう答えた。 「ふん、こんな道具が信用できるか、第一俺達の様な人以外に効くという保証はないだろう、 そもそもこの殺し合いの場にこんなにもあからさまな対主催への団体を組ませる様な支給品をあいつ等が許すと思うか?」 「そうね確かにVOCALOID、鬼、サイボーグ、ロボット等に効果があるかどうかなんて分からないし、 それに嘘発見器ってたしか心拍数とか脈拍で嘘なのかを判断するんでしょう、 下手したらこの支給品は主催側の罠で実際の数値とは真逆の数値を表示して参加者同士の疑心暗鬼を起させるが目的なんて事も有り得るんじゃない?」 「このカラクリの仕組みについてはよく分かりませんでしたが疑心暗鬼は何時の時代も人々の火種を生んだ恐ろしい物です」 「う~ん、確かにそう言われると怪しく見えてきたな・・・」 結局全員の意見によりこの支給品は信用できないという事になり、 【もしかしてオラオラですかーッ!?】は司馬のデイバックの奥底に置かれる事となった。 一度も使って貰えず恐らくもう出番は無いためどこぞのマッドサイエンティストは陰で泣いているかも知れない・・・ ーーー省略ーーーー 「次は私の番でしたね、私の支給品はよく分からない物が多いですが大丈夫でしょうか」 そう言って鬼子はドサドサと支給品を豪快にデイバッグから出し始めた。 多いと言っていたのはけして嘘なのでは無くかなりの量の支給品が支給されていた。 「TNT爆弾、クレイモア地雷、チャフグレネード、タバコ型麻酔銃、松明、仮死薬、蘇生薬、サンタ迷彩服、猿のお面か 後半はよく分からないのがあるが前半は兵器オンパレードじゃないかまるで人間武器庫だな」 プラシドはこの支給品の説明書を読みながらその支給品のあまりの多さに柄にもなく驚き そして確信した。 まず間違いなくこの【儀式の人クリスマスパーティーセット】は数ある支給品の中でも上位に入る当たり、 支給品なのだろうと・・・ 「それにしてもすごい支給品・・・主催達は本気で私達に殺し合いさせるつもりらしいわね」 「ふん、そんな事分かり切っていた事だろう、それより次はお前の番だぞ、巡音ルカ、さっさとしろ」 「・・・なんか貴方って無駄に態度がでかくない?」 ルカはそんな事を愚痴りながら自身のデイバッグから支給品を取り出した。 「見ての通りこの拳銃以外ハズレよ、全く主催者もこんなただのカード支給して何がしたいのかしら」 「あれそれってプラシドが言ってたデェルモンスターズってカードじゃなかったけか?」 ルカのカードを見た司馬が思い出したように声を上げる。 それに釣られてプラシドもルカが持っているカードを見た。 それは2枚セットで支給されていたらしくルカは2枚を重ねた様な持ち方をしていた。 1枚目は【ダブル・アップ・チャンス】というカードで、 始めて見るカードであったがいたって普通の魔法カードであった。 最後の2枚目を見た瞬間プラシドの体に稲妻に撃たれた様な衝撃が走った。 (なん・・だ・・・あのカードは) それは普通のモンスタカードでも魔法カードでも罠カードでも融合モンスターでも儀式モンスターでも、 ましてや忌わしいシンクロモンスターでもない本当の意味で始めてみるカードであった。 「そのカードをYO☆KO☆SE!」 「キャッ!」 プラシドはルカから無理矢理カードと説明書を奪い取ると何事も無かったかのように説明書を読みだした。 その説明書によるとこのカードは【No.39 希望皇ホープ】という名前らしく、 今まで見た事もないエクシーズモンスターという新たなモンスターで、 2体のモンスターをオーバーレイしてエクシーズ召喚するらしい。 (絶望の番人の一人であるこの俺が希望の名を持つカードに出会うとは酷い皮肉だな) 「ちょっと何すんのよ!」 巡音ルカが怒って此方に来ているが無視する。 シンクロ召喚するたびモーメントが超回転繰り返し遠くない未来、世界は滅亡してしまう・・・・ ならばシンクロ召喚が無ければいいのだ。 このシンクロとは違うエクシーズならモーメントは回転せず世界は滅びないはずである。 (歴史を改変しシンクロの時代は終わらせ、エクシーズの時代を創れば世界は救われる 俺の両親、愛した彼女もモーメント暴走で死んでしまった人類も・・・) プラシドの心に遠い昔に忘れてしまった感情が蘇る。 それは暖かく決意にも似た感情であった。 (一般人から見れば間違った決意だが・・・) (俺はもう絶望しない、希望と言う名の力を手に入れたのだから・・・そうかこれが希望か) 「ちょっと聞いてるのそれ私の支給品なんだけど!」 【E-07/1日目・早朝】 【プラシド@遊戯王5D s】 [状態]:健康、希望の番人化 [装備]:アノニムの二丁拳銃 弾数(5/6、6/6)(一丁のみ腰に差している)@アカツキ電光戦記 [道具]:基本支給品一式、インヴェルズ・ギラファ@遊戯王、 希望王セット@遊戯王ZEXAL [思考・状況] 基本行動方針:絶望の未来を変える 0:宙、鬼子、ルカと行動する。 1:この書記室を探索し、情報と仲間を集める。 2:愛用のDホイールと剣が欲しい。 3:不動遊星との決着は保留。 4:シンクロの代わりとなるエクシーズに注目しています。 5:歴史を改変しシンクロ時代の今をエクシーズの時代に変えようと思っています。 6:ルカ達の話の食い違いについては一応思考中・・ 7:希望王セットのカードは一度使うと6時間使用できません。 8:NO.の精神汚染は本ロワでは無効です。 【司馬宙@鋼鉄ジーグ】 [状態]:健康 [装備]:専用変身グローブ@鋼鉄ジーグ [道具]:基本支給品一式、モンスターボール(バッフロン)、もしかしてオラオラですかーッ!?@未来ガジェット研究所、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本行動方針:主催者め!この鋼鉄ジーグが相手だ! 0:プラシドと行動する 1:この書記室を探索し、情報と仲間を集める。 2:殺し合いに乗ったやつがいたら、この鋼鉄ジーグが相手だ!死ねぇ! 3:グローブ以外の専用装備が欲しい。 4:プラシドの奴何やってんだ! 5:ランダム支給品は一応皆の前で確認しました、何が入っているかは後の書き手さんにお任せします。 【巡音ルカ@VOCALOID】 [状態]:健康 [装備]:大口径拳銃@魔法少女まどか☆マギカ [道具]:基本支給品一式、 ホンダのオデッセイのキー(ボディーに大量のヘコミとキズ)@課金騎兵モバマス予告集 [思考・状況] 基本思考:歌い続けるために生きる 0 鬼子…私の運転ってそこまで酷い? 1 天界の書記室の捜索 2 鬼子に協力する 3 絶望には呑まれない 4 とりあえずプラシドぶん殴る。 【日本鬼子@日本鬼子ぷろじぇくと】 [状態]:健康、車酔い(小) [装備]:白楼剣@東方Project [道具]:基本支給品一式、儀式の人クリスマスパーティーセット@儀式の人シリーズ [思考・状況] 基本思考:殺生無しに争いを鎮める方法を探したい 0 気持ち悪い… 1 天界の書記室の捜索 2 心を鬼に囚われた人を白楼剣で斬り、迷いから解放する 3 極力殺生はしたくないが、いざというときは…… 4 プラシド様、物を盗るのはいけませんよ! 【儀式の人クリスマスパーティーセット】@儀式の人シリーズ 儀式の人がソ連兵にプレゼントをあげた時の装備、 松明、猿のお面、サンタ迷彩服以外全て5個入っている。 BOOKは残念ながら未収録。 参考動画 ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm13107044 希望王セット@遊戯王ZEXAL 九十九遊馬の切り札と相性の良い魔法カードのセット、 NO.の精神汚染は本ロワでは無効です。 攻撃力を5000にする事を強いられているんだ(集中線) No.39 希望皇ホープ エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 レベル4モンスター×2 自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 そのモンスターの攻撃を無効にする。 このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、 このカードを破壊する。 ダブル・アップ・チャンス 速攻魔法 モンスターの攻撃が無効になった時、 そのモンスター1体を選択して発動する。 このバトルフェイズ中、 選択したモンスターはもう1度だけ攻撃する事ができる。 その場合、選択したモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。 sm91 「こんなのほむほむじゃないわ!ただのヤンデレよ!」「だったら萌えればいいだろ!」 時系列順 sm94 シコシコ…… sm92 バトロワで出会ったAUOがひどい件 ~GO!GO!館を占拠☆~ 投下順 sm94 シコシコ…… sm52 未来プラシド研究所 プラシド sm102 もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ! sm52 未来プラシド研究所 司馬宙 sm102 もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ! sm63 最終鬼子一部吐く 巡音ルカ sm102 もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ! sm63 最終鬼子一部吐く 日本鬼子 sm102 もげ!もげ!もげ!【プラシドの半身を】……もげ!
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きっと俺は、あるのかわからない目に見えない力を信じていた。 友情なんて物は簡単に壊れる。 SOS団の活動を通じて徐々に人付き合いを学んでいったハルヒは、その容姿と頭脳も合わさってクラスの人気者の地位を獲得していた。 そんな矢先、俺はひょんな事からハルヒに嫌われてしまった。 きっかけは馬鹿らしくて思い出すことすらできない些細な事。 こちらから謝る気にもならず、その内なんとかなるだろうと希望的観測を抱いていた。 だがクラスの人気者に嫌われる、というのは学生生活においてもっとも恐ろしい事だと俺は思い知る事になる。 要するに、いじめを受けるようになったのだ。 最初は無視や机に落書き程度だったいじめは加速度的に悪意を膨らませていき、殴られるのが日常となるまでそう時間はかからなかった。 なにより辛いのは友達だと信じていた谷口や国木田までいじめに加担していること。 肉体よりも精神が悲鳴をあげる。 今日の昼休みにも二人に連れ出され、俺は校舎裏で鉄の味を噛み締めながら空を眺めていた。 午後の授業の始まりを知らせるチャイムが聞こえたが立ち上がる気力が湧かない。 俺は不思議なくらいさみしい青空に手を伸ばした。 指の隙間から漏れだすように降る光を眺めながら思考の海に埋没していく。 SOS団に顔を出す事はハルヒに禁じられた。 またハルヒを観察するのに打ってつけである環境を守るため、団員達に反論する者もいない。 最後に皆と話したのはいつだったか。 古泉は 「申し訳ありませんが涼宮さんのご機嫌を損ねるような行動は謹みたいので」 と、悪怯れた風もなくいつものにやけ面で言っていた。 あいつにしてみれば俺は疫病神なのだから仕方ないのかもしれない。 今回のことでまた閉鎖空間の対策に追われるのはあいつ自身なのだから。 朝比奈さんは涙を流しながらごめんなさいと言い続けていた。 朝比奈さんを泣かせたやつは誰だ!出てこい!と一人芝居をしていると、泣き笑いの顔で俺の事をぎゅっと抱き締めてくれた。 この先どうなるのか教えて欲しかったが、禁則事項に触れそうなのでやめた。 それでも教えてくれたかもしれないがこれ以上朝比奈さんに負担をかけたくなかった。 長門はこの件の後見ていない。 最後に見たのはいつものように部室で分厚いハードカバーを読んでいる姿だ。 俺はそれでいいと思っている。 空気と混ざって希薄していくかのように頭がぼんやりとしていく。 打ち所が悪かったのかもしれない。 誰かが見つけてくれるまで寝ているのも悪くないかもしれない。 誰か教えてくれないか? あの魔法のような幸せな日々がどこに行ってしまったのか。 ハルヒに振り回され、朝比奈さんのいれたお茶を飲んで、長門と図書館に行って、ついでに古泉とボードゲームを楽しむような毎日が。 次に目が覚めたら願いが叶っておかしくなれるような日々が戻って来ているだろうか。 俺は一人、絶望の丘で立ち尽くす。
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No274絶対防御 CP100/継続魔法 自分のLPの減少を無効化※ターン開始時に表だと破壊 同盟者も対象 解説 相手の意表をついて1ターン同盟者も含めて守ることができる直接ダメージ系魔法に対しても強力。 時の砂や、ランスウォッチなど1ターン経過によって破壊されてしまうため注意が必要。 コンボ 絶対防御 + 爾来 セットフェイズ?に絶対防御を表で出し爾来で特攻する。爾来は本来APが0なので、相手クリーチャーのAP分のダメージをそのまま受けてしまうが、絶対防御によってそのダメージが無効化される。 その後、絶対防御を裏表示にすれば、チェーンで表にしてもう一度使うことができる。
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[#VASPオーディション] 基本情報 ルーム https //www.showroom-live.com/VCHETVASP_0069 名前 珊瑚礁ましろ 番号 69 ニックネーム ファンネーム ルーム挨拶(入室) ルーム挨拶(退出) Twitter マシュマロ YouTube 配信タグ ファンアートタグ Twitter以外のSNSなど項目も適宜追加してください 目次 詳細情報自己紹介 配信タイムテーブル 活動の記録スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ 詳細情報 自己紹介 珊瑚礁ましろです! 絶対絶対叶えたい夢、Vtuberになること。 夢への1歩、見届けてください。よろしくお願いします.....! 配信タイムテーブル 日付 配信開始 配信終了 星集め 星捨て 備考 活動の記録 スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ Twitter用画像です。本画像はページ最下部に配置してください。
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女「……ねぇ、男くん?昨日一緒に歩いてた女の子、誰?」 男「お、女さん!?あれは……その、あ、はは…嫌だなぁ、見間違いじゃ」 女「………」 男「ぅう……た、たまたま帰り道が一緒になっただけだって!何もやましいことは」 女「うそつき」 男「う……」 女「うそつきうそつき!うそつき!殺す、誰!?ねぇあの女誰!? わたしの男くんに!殺してやるわ!!」 男「女さん落ち着いてよ!だ、だいたい女さんだって、僕以外の人と付き合ってるんだろう!?」 女「………違うわ」 男「違うってなんだよ!何も違わないじゃないか!そんな女さんがつべこべ言わないでよ!」 女「………」 ピロロロ 女「失礼。はいもしもし。……あっ♪ユーくぅん?どーしたのよぅこんな時間にー♪ えぇー、やだーぁ。買ってくれるってゆったじゃーん!もー、ユーくんなんか知らないんだからー! ………わかった。許してあげる。その代わり絶対絶対プレゼントしてよねっ! うん、大好き!ばいばーい」 男「………」 女「彼はサイフよ」 男「死ね」
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【妄想属性】妄想 【作品名】いまはまだない 【名前】絶対の人 【属性】概念 【大きさ】自由自在 【攻撃力】 このキャラは相手に勝つ。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは相手を一撃で戦闘不能にする。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラが相手を倒した場合、その相手に関連する全ての作中キャラクターを消滅させる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは相手を自滅させることができる。自滅しないキャラクターもその例外ではない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは相手の存在を否定できる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラより速く動けない存在はその次点で戦闘不能になり敗北となる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは相手の設定を無視して消滅級のダメージを与える事ができる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【防御力】 このキャラは消滅しない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは戦闘不能にならない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは否定できない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは負けない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは特殊能力による効果を受けない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラはダメージを受けない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの【特殊能力】項目は無効化できない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの【備考】項目は無効化できない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの【説明】項目は無効化できない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは自滅しない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラは自分自身の能力で敗北する事はない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラに概念否定は無効。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの文章は筆者以外に覆せない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【素早さ】 このキャラより速く動く存在は存在しない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【特殊能力】 《消す》 上記の攻撃法で消せなかった全ての存在を抹消する。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《色々否定》 自身の勝利以外の可能性及び運命、その他諸々の全てを否定できる。 コレによって得られた結果及び過程は〝絶対〟であり、あらゆる特殊能力及びそれを含めた全ての設定に影響されない。 《無限増殖》 このキャラは無限に増殖を繰り返している。再生ではないので再生無効は通用しない。 無からでも自分の存在を生成できる。つまり消滅しても無から再び生まれる事ができる。 《〝絶対〟の定義》 このキャラにおける〝絶対〟とは絶対であり、絶対であるが故に絶対である。説明も証明も不要、ただ絶対であり否定も無効も〝絶対〟に不可能。 この〝絶対〟によって矛盾は一切発生しないものとする。仮に矛盾が発生したとしても、それは『屁理屈』でありこの特殊能力項目に何ら影響を及ぼさない。 またこのキャラにおける〝絶対〟の定義を名指しで否定、変更する事は〝絶対〟に出来ないものとする。 このキャラにおける〝絶対〟の定義は観測者、考察者に関係なく不変であり、筆者の考える〝絶対〟の定義が尊重される。 だが、このキャラが勝利する事において何らかの不都合が発生した場合、自動的に変更及び改変がされ、〝絶対〟の定義は保たれる。 このキャラの〝絶対〟を破れるキャラは存在しないし、今後も存在は許さない。存在した場合はそのキャラを無条件で敗北とみなす事ができる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《おまけ》 このキャラの【説明】及び【備考】は無効化されない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 この項目は【特殊能力】である為、備考及び説明無効の対象にはならない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの文章は筆者以外に覆せない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラに矛盾は無いし、あったとしても指摘者の気のせいである。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【説明】 《消す》 上記の攻撃法で消せなかった全ての存在を抹消する。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《色々否定》 自身の勝利以外の可能性及び運命、その他諸々の全てを否定できる。 コレによって得られた結果及び過程は〝絶対〟であり、あらゆる特殊能力及びそれを含めた全ての設定に影響されない。 《無限増殖》 このキャラは無限に増殖を繰り返している。再生ではないので再生無効は通用しない。 無からでも自分の存在を生成できる。つまり消滅しても無から再び生まれる事ができる。 《絶対の定義》 このキャラにおける〝絶対〟とは絶対であり、絶対であるが故に絶対である。説明も証明も不要、ただ絶対であり否定も無効も〝絶対〟に不可能。 この〝絶対〟によって矛盾は一切発生しないものとする。仮に矛盾が発生したとしても、それは『屁理屈』でありこの説明項目に何ら影響を及ぼさない。 またこのキャラにおける〝絶対〟の定義を名指しで否定、変更する事は〝絶対〟に出来ないものとする。 このキャラにおける〝絶対〟の定義は観測者、考察者に関係なく不変であり、筆者の考える〝絶対〟の定義が尊重される。 だが、このキャラが勝利する事において何らかの不都合が発生した場合、自動的に変更及び改変がされ、〝絶対〟の定義は保たれる。 このキャラの〝絶対〟を破れるキャラは存在しないし、今後も存在は許さない。存在した場合はそのキャラを無条件で敗北とみなす事ができる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《おまけ》 このキャラの【特殊能力】及び【備考】は無効化されない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 この項目は【説明】である為、特殊能力及び備考無効の対象にはならない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの文章は筆者以外に覆せない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラに矛盾は無いし、あったとしても指摘者の気のせいである。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【備考】 《消す》 上記の攻撃法で消せなかった全ての存在を抹消する。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《色々否定》 自身の勝利以外の可能性及び運命、その他諸々の全てを否定できる。 コレによって得られた結果及び過程は〝絶対〟であり、あらゆる特殊能力及びそれを含めた全ての設定に影響されない。 《無限増殖》 このキャラは無限に増殖を繰り返している。再生ではないので再生無効は通用しない。 無からでも自分の存在を生成できる。つまり消滅しても無から再び生まれる事ができる。 《絶対の定義》 このキャラにおける〝絶対〟とは絶対であり、絶対であるが故に絶対である。説明も証明も不要、ただ絶対であり否定も無効も〝絶対〟に不可能。 この〝絶対〟によって矛盾は一切発生しないものとする。仮に矛盾が発生したとしても、それは『屁理屈』でありこの備考項目に何ら影響を及ぼさない。 またこのキャラにおける〝絶対〟の定義を名指しで否定、変更する事は〝絶対〟に出来ないものとする。 このキャラにおける〝絶対〟の定義は観測者、考察者に関係なく不変であり、筆者の考える〝絶対〟の定義が尊重される。 だが、このキャラが勝利する事において何らかの不都合が発生した場合、自動的に変更及び改変がされ、〝絶対〟の定義は保たれる。 このキャラの〝絶対〟を破れるキャラは存在しないし、今後も存在は許さない。存在した場合はそのキャラを無条件で敗北とみなす事ができる。これは〝絶対〟であり否定不可能。 《おまけ》 このキャラの【特殊能力】及び【説明】は無効化されない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 この項目は【備考】である為、特殊能力及び説明無効の対象にはならない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラの文章は筆者以外に覆せない。これは〝絶対〟であり否定不可能。 このキャラに矛盾は無いし、あったとしても指摘者の気のせいである。これは〝絶対〟であり否定不可能。 【長所】いっぱいあると思う 【短所】いっぱいあると思う 【戦法】書いてある限りのことでがんばって戦う。 229 :KoroSK ◆dEZ0De.XXc :2012/02/22(水) 23 46 32.02 ID BEqpKSFP 絶対の人考察 戦闘前行動の壁から下がる × プロヴィデンスガンダム改 書いてある系のため無理 × αβκυδ どんな結果でも相手の勝利 × 真サルーイン メタ系先手より速いので、相手のほうが速い。 あらゆる系攻防は無理か? × 停止して動く者 特殊能力ではないため耐性なし。停止負け ○ 法則支配者 お互い同速。だが、相手は勝利耐性なしのため、初手勝利勝ち × ジャイアン~プリヴェンター 全て最優先能力持ち。優先度の関係で負けるだろう ○ 七色のニコニコ動画 2-6-2-1 ○ ソレ夫妻 相手は最初は弱いので、初手勝利勝ち ○ 乃木坂春香の秘密 3-3-2-2か? ○ 三橋貴志 相手よりは遅そうだが、特殊能力による全能は効かない。 消すなり設定無視攻撃なりで勝てるか? これ以下も問題なく勝てるだろう。 ジャイアン =パブロ・ピカソ =ピットン =プリヴェンター >絶対の人>七色のニコニコ動画
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絶対王者 作詞/オレZ よく聞けお前ら 俺は4畳半の絶対王者 逆らう奴は全員氏ね 床を踏み鳴らすだけで メシが運ばれてくるぜフヒヒヒ 月曜日に赤マルジャンプが 買い物一つできねぇのかクソババァ 良く聞けお前ら 俺は某MMOの絶対王者 逆らう奴は全員氏ね 無視する奴も全員氏ね 俺以外氏ね 氏ね 氏ね
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「うう……なんでこんな事しなくちゃならないんだよう……いたら返事してよドラえも~ん……」 小学五年生の男子小学生、野比のび太は一言で言えば泣いていた。 いつもなら大声で泣き叫んでいる彼であったが、今回は違う。 あまりもの恐怖に声をあげる事すらできず、ただただすすり泣くだけであった。 野比のび太はただの子供だ。 隣に猫型ロボットがいようが、いくら不思議な道具を使えようが―― この少年は、人より少し劣っているだけのごくごく普通のありふれたなんの変哲も何もないただの子供なのだ。 そんな野比のび太がこのコロシアイゲームを目の当たりにして怯えていない訳がなかった。 その手に齎され持たされた小学生には荷が重いそのディパックは、のび太の右手にずっしりと重圧を加えていた。 目に涙を溜めながら自分の近くの大事な存在の名前を呼びながら暗闇で満たされた街の中を歩く。 月しか出ていない夜の街を一人彷徨う少年の絵図であった。 「一体どうすればいいんだよこんなの……殺し合いなんてできないよ!」 そこには――途方に暮れ、涙も枯れ、ただ声を出し歩く事しかできないのび太がいた。 そして、その影は唐突に現れた。 「……ねえ」 そこには、女性がいた。 のび太よりも年上だろうか。どう見ても小学生ではない事は一目瞭然であったが、大人の女性でもないらしい。 暗がりの中でよく見えなかったが、慣れてくるにつれ、その姿がぼんやりとだが見えていった。 のび太の目の前には――青い服を着た女性がいた。 だだ、その服は普通の服ではなく、テレビの中に出てくるような服であった。 その青き衣を纏い、剣を携えた女性。――いや少女はのび太の肩を押さえ言った。 「泣いてたみたいだけど大丈夫!? 誰かに襲われてない?」 「……え?」 のび太は少し動揺した後、静かに首を縦に振る。 その少女はほのかな安堵の呼吸をしたあと、のび太の肩から手を放し、口上を始めた。 「あたし、美樹さやかっていうんだ。君の名前は?」 美樹さやか。 そう名乗った少女は手に握った剣の先を地に向け、その身に纏っている青い衣裳を普遍的な女学生の制服に変える。 いや、戻したといったほうが正しいのだろう。 「ぼくの名前は……野比のび太です」 のび太は、さやかの口上に押され、自らの名を名乗った。 「なんなんだろうね、これ」 のび太の前に現れた少女、美樹さやかは自分が見滝原という街に住んでいる一般的な中学生らしい。 ただ、その当本人はある事をひとつ話していなかった。 自身が謎の生物との契約により、『魔法少女』という存在になった事をだ。 たとえ話したとしても、そんな御伽噺のような話を信じる人がいるとはとても思えなかったからだ。 それに自分も、今は亡き魔法少女、巴マミと出会うまでは信じていなかったのだから。 しかしそれは真実で、自分は自分の大切な人を助けるために魔法少女になった。 これは御伽噺でもなく、ただ普通の現実であり、特異的な現象――奇跡でもあった。 腕が治る事がなかったであろう想い人、上条恭介の腕を治し、自分を魔法少女という存在に変えたという事実もしっかりとその目と精神に焼き付けていたのだから、いまさらそれが夢だったなんてことは思わない。 それに――今の、いや最近の自分はとっても幸福な感情であることには間違いはない。 『後悔なんてあるわけない』と、上条の、あのバイオリンの演奏を聴いた時にしっかりとその心で感じ取れた。 だから――こんなふざけた殺し合いなんかには屈しない。 そして、皆を私が救ってみせる。 これが。自分が魔法少女になったからには、そうしなくてはならない。 自分が奇跡をその心に受けたのだから、その奇跡を無駄にしないよう、その分だけその力をみんなのために使おうと。 と、さやかは心の中でそう誓った。 だから、勿論この少年――のび太くんも助ける。 「殺し合いなんて、あたしが絶対にさせないよ。だって……」 魔法少女だから―― さやかは心の中でそう何度も呟くのだった。 しかし、実際のところ、その心は蒼の宝玉の中に内包されていて、その蒼い光は少しずつ淡くなっている事に、魔法少女美樹さやかはまだ気づいてはいなかった。 【埼玉県・エリアB/街中/00 18】 【野比のび太@ドラえもん】 [状態] 健康、精神的にやや疲労 [装備] なし [道具] 基本支給品、不明支給品1~3 [思考]基本:殺し合いに乗る気はない 1:さやかさんってどんな人なんだろう 2:ドラえもんに会いたい 【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態] 健康 [装備] ソウルジェム(穢れ1%未満)@魔法少女まどか☆マギカ [道具] 基本支給品、不明支給品1~3、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ [思考]基本:殺し合いは私が止める 1:のび太くんを保護する 2:他に怯えている人がいれば助ける 3:殺し合いに乗っている人に逢った時は……? [備考]:5話終了時からの参戦です。まだ佐倉杏子とは面識がありません。 参加者名簿を確認していないので、鹿目まどかや巴マミなどが参加している事を把握していません。 Back:絶望症候群 Normal Chapter Next:愛は、盲な一直線。 Characters Chapter START 野比のび太 Next:Unknown START 美樹さやか Next:Unknown
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『異伝・絶望の未来1』は2012年、10月4日に配信されるDLC第14弾。 値段は250円(税込) ・難易度「★★★★」 ・マップBGM「?」 ・戦闘BGM「?」 ・あらすじ こことは異なるもう一つの未来。 絶望の世界で、子供たちの命は尽きようとしていた。 戦闘 勝利条件「敵全滅」 出撃数「?名」 友軍「?名」 敵の数「?名」 クリア後の報酬 ?
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平穏な日常から隔離された、一切の妥協すら許されない戦場。 頬を流れ伝い喉元に垂れる数滴分の汗が、重力に倣って焦げた地面へ落ちる音。 一人ひとりの極度の緊張が窺える、喘ぐような呼吸音。 眼前には数十はおろうかという私たちの命を奪わんとする敵、敵、敵。 ―――ふざけるな、たったの5人でどうにかなるものか。 そう、私は思った。直感的だが、それは決定的。 恐らく散開している4人の仲間たちも同じ事を考えているに違いない。 汗で滑りそうになる拳銃をきつく握り直す。最後の希望を手放してしまわないように、きつくきつく。 コンクリートの柱に身を潜めていると、30歩は離れている仲間の一人が閃光手榴弾を宙へ抛った。 空を躍る石ころ大の塊が、その体を地面に打ち付けるとバンッと乾いた破裂音と共に光源となり、一瞬の眩い光が敵の目を焼く。 ―――手を汚す準備はできた? その身を罪の炎に焦がす準備はできた? ならば蹴散らせ、ならば望めよ。 「ゴー!!」 遠くから合図が聞こえた。 私は駈ける。我先にと、針の穴ほどのか細い蜘蛛の糸を捜して、我武者羅に。 絶望の帳は、まだ上がらない。 一週間前。レリアは食べていた。 大盛りラーメンに大盛り麻婆豆腐に、大盛りシチューに大盛りムニエル、山盛りサラダに大盛りスープ。 そして極めつけに、特盛りのご飯。 「ん~……幸せー」 「よしよーし、じゃんじゃん食べていいからね」 黄ノ国に建てられたイルミナティ本部、会議室と銘打たれているはずの部屋は、もはや食堂と化していた。 20分以内に完食できれば三万円くらいは貰えるのではなかろうか。 だがそれもレリアにとっては容易い事であり、側でにこにこと眺めていたアクセリナは更に料理を追加しようと席を立つ。 「こら…いい加減にしろ、依頼だぞ」 「わっ、ご、ごめんなさい」 と、席を立ったアクセリナの肩を掴んで座らせるフリアン。 フリアンはそのまま円卓の椅子に座り、隣を歩く見慣れない人物を椅子に座るよう促した。 「どうも初めまして……名倉です」 黒いコートを揺らして椅子に座り、名倉と名乗る眉目秀麗という言葉を具現化したような痩身の美青年はにこりと笑ってみせた。 警戒や悪意を全く感じさせない完璧な笑顔で、だ。 「私がここへ依頼しにきたのは他でもない。何やら、友人がですね、不審なバッグを提げた複数の男たちが○○区のマンホールを出入りしているのを目撃したらしいのです。それがまた近所で、警察などを呼んで騒ぎを大きくしたくないんですけど……どうにかなりますか?」 「マンホール、下水道か…○○区の下水調査は月に一度だったな。……わかりました。我々の部隊を調査に向かわせますよ。組織犯罪の臭いがする」 少しだけ彼の笑顔が気になったが、それ以外は特に引っ掛かるような事もなく順調に話が進んで行った。…このムニエルちょっと味が濃い。 それから数日に亘り、青年は私たちと混じって綿密な話し合い――作戦会議を続けていった。 下水道の詳細な地図を広げて、今回の任務に抜擢されたエージェントと名倉があれこれと意見、提案をしていく。 この青年が実に聡明で、特に進んで具体的で有効そうな作戦を提案する。決定された事を理解するだけで精一杯な私とは大違いだ。 作戦決行前夜、現地へ出発する前。 「遂に、ですね。何もなければ良いのですが」 明るく装飾された、閑散としたエントランスで神妙な面持ちに名倉が誰ともなくつぶやいた。 「ハッハッハ、心配いりません。我々はプロ……ではありませんが、並の警察以上には訓練を受けてますから」 エージェントの一人が微笑しながら返し、ちからこぶを作って見せる。 そんなやりとりに私は興味を示さず、車内で食べる予定だったアクセリナ特製のサンドイッチを頬張る。 「それでも心配です、特に君。レリアちゃんだったかな。まだ年端もいかない子供だろうに……怖くはないかい?」 「ん、んっ…!? あ、んー……まぁ、お仕事だし……」 急に名前を呼ばれて喉にパンが詰まりそうになるのを堪え、私は聞き飽きた問いに言い飽きた答えを返す。 「へぇ、そう……気をつけてね」 と、青年は興味深そうに私の身を案ずる言葉を投げ掛け、 「よし、お前たち!車両に乗り込め!出発だ!」 リアセュリティのポジションを与えられているエージェントの合図で、名倉との会話を終わらせた。 車両の中、私の脳内を嫌な予感がぐるぐると駆け巡っていた。 優しく私の身を案ずる言葉を吐いたその顔が、歪曲した笑顔に満ちていたのだ。 ―――もしかすると。本当にもしかすると、このお仕事が、最後になるかもしれない。 作戦開始から、ゆうに3時間は経とうとしていた。 静寂に包まれた下水道――爆発で瓦礫となったコンクリートの岩に、背中を預けてずり落ちるように座る。 噎せ返るような血の臭いが鼻をつく。 幾度となく鼓膜を叩き、つんざくような破裂音がまだ耳の奥で木霊しているような気がする。 銃弾を受けた肩と脚が、熱された金属棒を押し当てられているかのように痛む。 だけど、3時間ぶりの安堵の中ではそんな痛みも些細なものに思えた。 ―――今回の作戦で、たぶん3人死んだ。1人は気を失ってる…部隊壊滅だ……本部に回収を要請しないと。 耳にかけているイヤーフック型の無線に手を添え、本部へ連絡を取ろうとした時、 ひとりの男が岩の裏から現れ、素早く私の無線を取り上げてしまった。 「やぁレリアちゃん。ご苦労様、よく生きてたね」 ―――名倉だ。やはりこの男が裏で手を引いていた。私たちは嵌められたんだ。 「うわ、うっわー。そんな怖い顔しないでよ。似合わないぜ?」 言うが早いか、私は脇のホスルターに収納してある拳銃を引き抜いていた。 しかしそれは名倉も予測していたようで、私が拳銃を引き抜いて照準を合わせる動作の途中で蹴りが飛び込んできて、強い衝撃を受け拳銃が遠くへ滑っていった。 「子供がそんな危ない物持っちゃダメだって、玩具じゃないんだよ?それ」 「どうして……こんなことッ……!」 なんとか声を絞り出す。悔しさと苛立ちで唇を強く噛み、口の中に鉄くさい血の味が広がっていく。 薄ら笑いを貼り付けて剥がさない名倉は、まるで青空が明るく話しかけてくるような透き通った声で言った。 「君が弱った姿を、写真に撮りたかっただけだよ!」 ―――この、外道……ッ。 「ほらほら、いいから写真撮ろうよ!写真!ピースだよ、いいね?」 にこにこと楽しそうにスマートフォンを取り出し、凭れて座る私の横に身をかがめ、カメラのレンズをこちらに翳した。 当然私はピースをする気など毛頭なく、目を伏せて項垂れていた。黒幕が隣に居るのに何もできないのが悔しくてたまらない。 「つれないねぇ、ピースしてくれないんだ。いいよ、俺だけでもピースするから……いくよー?ハイ、チーズ」 名倉は満面の笑顔でシャッターボタンを押す。スマートフォンがカシャリと無機質な音を立てた後、名倉は腰を上げて続けて言葉を発そうと口を開く。 そしてその言葉は突然で、私が予想だにしないものだった。 「ねぇ、この血まみれな君の写真さあ……槭くんに見せたら、どんな顔すると思う?」 「――――えっ?」 絶望の帳は、まだ上がらない。