約 12,330 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2060.html
第4話 熊はひばりに恋をした 13 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 17 35 49.20 ID 1p5eBFTj0 教官さん ん? 何だ、ハルカ? 俺曹長とエルマ少佐ってお似合いだと思います? う~ん……はっきり言って合わないと思うなぁ… やっぱりそうですかねぇ… でも、んなことどうでもいいだろ? はいっ! 俺曹長ならきっと二人が幸せになれる道を見つけられるはずですっ! そうだな、俺曹長……いや、エルマ少佐も満更でもないかもしれねぇか……とにかく、二人なら相性なんていう障害は簡単に乗り越えちまうさ 二人は熊でもひばりでもないんですもんね うん、二人は人間なんだ……ちっぽけで力強い一人の人間なんだから 第4話 熊はひばりに恋をした 14 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 17 40 33.58 ID 1p5eBFTj0 俺「もう行っちまうんスか?」 教官「ああ、もうやり残したことは無いからな。」 飛行船型ネウロイの襲撃の翌日、教官少佐はもうスオムスを発ってしまうらしい。 俺「もうちょっとゆっくりしていけばいいのに…。」 教官「そういうわけにはいかないんだよ。今までけっこう無理を言わせてもらってたからね。」 そこまで無理してでもなんとかしたかったやり残したこと……タイミングを考えてみると………俺のことか…。 俺「あの…ありがとうございます……。」 この人がやり残したこと……それは多分、俺の片思い。 これを何とかしたかったのだろう。 でも…何で……? 教官「うん、まあ……あんまり役に立てなかったかもしれないからなぁ……。でも、結果はどうあれ、行動することは間違いじゃないと思うよ。」 昨日の俺の強さアピールは多分、失敗に終わったのだろう。 でも、行動する勇気を出せた。 レイヴォネン少佐に俺を好きになってもらえるように、一歩を踏み出すことが出来た。 それが出来ただけでも、この人に何度お礼を言っても足りないくらいだ。 17 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 17 46 11.91 ID 1p5eBFTj0 教官「あっ…あとコレ、エルマ少佐に渡しておいてくれ。」 そう言って教官少佐が取り出したのは、大きな紙の束。 俺「これは…?」 教官「訓練の方法から胸を大きくさせる方法まで網羅した、『扶桑式ウィッチマニュアル―花開く前の蕾編―』だ。」 パラパラとめくってみると、大きな紙いっぱいに文字がびっしりと書いてあった。それが何枚も。 本当に、射撃のコツとか、人間関係の作り方とか色々書いてある。 それが、全員分。 俺の分もある。そうか…俺は少し胸筋を鍛えすぎてるのか…。気を付けよう。 教官「一応それをずっと持っておいてくれ。悩んだ時、苦しい時に見てみて、参考にするなり反面教師にするなりしてくれるとうれしい。」 俺「絶対…一生大事にします…!」 この人がいたのはたった一週間だ。それなのに、これだけの資料を作り上げるなんて……。 教官「うん、普段から穴が空くほどウィッチを見つめる努力の賜物だよ。」 俺「………。」 ちょっと見直したのに………ハァ…。 19 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 17 50 58.96 ID 1p5eBFTj0 俺「とにかく、ありがとうございます。あいつらもきっと喜ぶと思います。」 まぁ、渡す前に俺の検閲が入るけどな。 もしかしたら、レイヴォネン少佐のスリーサイズとか……ってイカンイカン! 教官「じゃあ、そろそろ行くわ。」 俺「はい、お気を付けて。」 そうだ、最後に聞いておこう。 俺「あの…教官少佐…? どうして、俺のことをあんなに気にかけてくれたんですか…?」 教官「それはお前、イイ男だからに決まってんだろ?」 俺「ひぃっ!?」 やっぱりコイツホモの人だっ! 教官「バッ……違うっての!! 妄想も大概にしろっ!」 俺「だってアンタならホモでもおかしくないし…。」 教官「俺は中学生専門だ。(キリッ」 俺「それはそれで…」 20 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 17 54 54.72 ID 1p5eBFTj0 教官「まぁとにかく、君はイイ男だからな。そいつが女に惚れたっていうんだったら、全力で応援してやるのが扶桑男児の性ってやつだ。」 はぁ…扶桑人の性ですか…。 っていうか、 俺「俺はイイ男なんですかね…」 教官「ああ、そうだよ。君が世界で一番大事なものは何だ?」 俺「俺が面倒見てきた後輩達全員です。」 教官「さすが、即答だな。」 俺「はい。」 これだけは、揺るがない。揺るがせない。 ヘタレた俺が守るべき最後の矜持だ。 教官「それを即答出来るからこそ、君はイイ男なんだって。 しかし、ここでエルマ少佐、と答えられない辺り君は不器用だな。」 俺「あっ……。」 教官「ハハハッ…まぁ、エルマ少佐も同じ答えだろうしな。あの娘もイイ女だよな。」 俺「………。」 22 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 00 26.48 ID 1p5eBFTj0 そう……なのか…? いや、そうに決まっているか…。 俺が好きになったあの娘はそういう娘だ。 違うな、好きになって『しまった』娘か…。 教官「ひばりはあんなに可愛らしいんだ。 熊が恋をしてしまっても、何の不思議もないだろう?」 俺「えっ……?」 教官「確かに、君達はあまり相性は良くないかもしれない。 でも、頑張ればきっと上手くいく。 熊もひばりも元を辿れば、どっちも同じ炭素の塊だ。結ばれない道理なんてない。」 俺「それは……へ理屈ですよ…。」 教官「固いこと言うなって。とにかく、頑張れ。」 俺「………。」 25 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 06 28.73 ID 1p5eBFTj0 教官「俺は、君もエルマ少佐も大好きなんだ。だから、二人にはくっ付いてほしい。 イイ男とイイ女はくっ付くもんだって、世間では決まってんだよ。」 俺「レイヴォネン少佐はイイ女だと思いますけど…。」 教官「だろ? んで、君は天下の扶桑皇国陸軍少佐も認めるイイ男だ。 お似合いだな。うん、お似合いだ。」 俺「そんなことは……。」 教官「うるせぇ。言い訳すんな。諦めの悪さもイイ男の条件だ。 とにかく、君はエルマ少佐とくっ付け。 これが、さっき渡した指導マニュアルの代金だ。」 俺「………。」 教官「恩を仇で返すんじゃねぇぞ?」ニッ 26 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 12 36.62 ID 1p5eBFTj0 教官少佐がスオムスを発ってから3日経った。 エルマ「あのぅ……俺曹長、ちょっとよろしいですか…?」 俺「えっ…あ、はい…。」 ん? レイヴォネン少佐の方から話しかけてくるなんて珍しいな。 エルマ「えっと……先程の射撃訓練で指をケガされた、と聞いたんですけど…。」 俺「あっ……これですか? 大丈夫ですよ。小指の先っちょをちょっと切っただけなんで。」 俺としたことが……使い慣れているはずのM1897で指を切るとは…。 最近弛んでいるな。恋愛に現を抜かして、自分の本分を忘れるなんてそれこそレイヴォネン少佐に合わせる顔がねぇ。 ふむ……明日の休暇は、久しぶりに猟にでも出るか。 エルマ「良かった……。」ホッ レイヴォネン少佐は心底安心したようにホッと溜息を吐いた。 心配してくれていたのか…。 自分だけではないと分かっているが、けっこう嬉しいな。 28 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 18 40.76 ID 1p5eBFTj0 エルマ「その……些細なことでも、何かあったら私に言ってくださいね…? 一応隊長なんですから…。」ジーッ 俺「あっ…ハイ。今度から気を付けます。」チラッ エルマ「よ、よろしくお願いしますね…?」プイッ 俺が視線を合わせると、そっぽを向いてしまった。 俺と目を合わせたくねぇのかなぁ…? やっぱりこの前の『たくましい俺にエルマさんもメロメロ作戦』はレイヴォネン少佐に俺に対する恐怖心を与えただけだったみたいだな。 エルマ「………。」ソワソワチラッ ほら…やっぱりいつもより俺を警戒してる…。 エルマ「………。」チラッチラッ あれ? そういえば、前だったら用事が済んだらすぐに俺の傍を離れていたのに…。 まだ何か用事があるのか? 俺「あの、レイヴォネン少佐? まだ何か用事が?」 エルマ「へっ……あっ…す、スイマセン…! し、失礼します!///」ペコペコ そんなに顔を真っ赤にしてまで謝らなくてもいいのに……。 30 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 24 24.33 ID 1p5eBFTj0 ……………………。 これじゃあ、以前と変わらねぇよな。 教官少佐と約束したんだ。 頑張るって。行動するって。 だから…… 俺「あのっ…れ、レイヴォネン少佐!!」 エルマ「は、ハイ!?」ビクッ 俺「明日、俺と………でっ……でっ…でっ………」 勇気を出して、一歩を踏み出すんだ。 俺「デートに行きませんかっ!?」 エルマ「…………………………………………………………………へっ…?」 31 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 30 40.39 ID 1p5eBFTj0 エルマ「うわわっ……!」ヨロ 俺「おっと、大丈夫ですか?」グイッ エルマ「す、スイマセン! ありがとうございます…。///」アウアウ 今日はネウロイの襲撃がある確率が非常に低いとのことで、俺達L中隊は休日となった。 そんな日に、俺とレイヴォネン少佐はカウハバ基地近くの山になんぞ来ているわけで…。 やっぱり失敗だったかなぁ…。俺のことをもっと知ってもらおうと思って趣味の狩猟に誘ってみたはいいけど… 俺「! いたっ!」 バァン エルマ「きゃあっ!?」ビクンッ チッ…逃がしたか…。けっこう大きいトナカイだったのになぁ…。イカンな…やっぱり腕が鈍っている。 俺「あっ…スイマセン、驚かせてしまって…。」 エルマ「い、いえいえ…!」ブンブン なんで俺はこの娘を狩猟なんか連れて行こうなんて思いついたんだろう…。虫も殺せないような優しい娘なんだから、トナカイを撃ち殺したりしたら泣きだしてしまいかねないぞ…。 というか、誘っても断られると思っていたが、思いの外あっさりと承諾してくれた。 33 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 37 20.00 ID 1p5eBFTj0 しかし… エルマ「えっと……俺曹長…? 次はどこに…?」オロオロ この様子を見ると…楽しんでくれているようには見えないよなぁ…。 ガサッ 俺「!?」 エルマ「な、何ですか!?」 グルルルルルルル 俺「おおぅ…これはでっけぇヒグマだな…。」 エルマ「く、熊ですか?」ビクッ 俺達の目の前に現れたのは、体長2mを超すであろうヒグマ。 これは、久しぶりの大物だな…。 俺「レイヴォネン少佐、ここから離れてください。ただし、危険なので俺の姿は見失わないようにしてください。 俺に何かあったら、基地への連絡をお願いします。」ジャキッ エルマ「へっ……えっ…あのっ…!」 34 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 42 33.01 ID 1p5eBFTj0 俺「早くっ!!」 エルマ「は、はいっ!」ダッ レイヴォネン少佐が立ち去ったことを確認して、俺は目の前のヒグマと対峙する。コイツも俺達の様子を窺っていたみたいだな。 レイヴォネン少佐がいなくなって敵が減ったことを確認したということは…… ガアアアアアアアア ヒグマは俺に向けて突っ込んできた。 バァンバァンバァン 愛銃のウィンチェスターM1897を構えて撃つ。 しかし、必殺のスラムファイヤでもこの森の王は止まらない。 俺とヒグマとの距離は、残り2m。 バァン 散弾銃に装弾されていた最後の散弾をヒグマにぶちまけると、奴の額から赤い鮮血が吹き出した。 俺とヒグマとの距離は1.5mもない。 ドサリ ヒグマの前足は、俺の額の30cm手前の中空を掻き、地面に倒れ伏したその巨大な胴体に引っ張られて力無く地に落ちていった。 36 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 48 37.36 ID 1p5eBFTj0 俺「ふぅ……あっぶねぇ…。」 今のは危なかった…。怖気づいてちょっとでも撃つのを躊躇っていたら、確実にやられていた。 さっきまでトナカイを狩る側だったのに、今度は熊に危うく狩られる所だった。 これが、猟の怖い所であり、醍醐味であると俺は思う。 こうやって自然に放り出されてみて、自分の弱さも、強さも強く感じることが出来る。 俺が狩猟が好きな理由の一つが、それだ。 我ながら、野蛮だよなぁ…。 エルマ「あの…俺曹長、お怪我はないですか…?」 俺「大丈夫です。やりました、今日は大猟ですよ!」 エルマ「………。」 俺が熊を倒したのを見て、レイヴォネン少佐が戻ってきた。 もう息絶えている熊がまた息を吹き返すことを恐れているような表情で見つめている。 そりゃあまぁ、こんなでっけぇ熊は怖ぇよな。 そして、それと対峙する俺も…。 37 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 18 54 45.96 ID 1p5eBFTj0 俺「レイヴォネン少佐、スイマセン…。こんな危険な目に合わせてしまって…。怖かったでしょう…。」 何がしたかったんだろうなぁ…俺…。デートで熊猟なんて、原始人だってやらねぇよ。 エルマ「大丈夫です。怖くなんてありません。」 俺「へっ?」 エルマ「だって、貴方が守ってくれるじゃないですか。」ニコッ 俺「………。」 エルマ「それに、今日は俺曹長のすてk………た、頼もしい姿も見られましたし。///」 頼もしい…か……。 俺「無理しなくていいですよ? 怖いでしょう? 熊は怖くなくても、俺が……貴女の隣にいる俺が、貴女を獲って喰ってしまうかもしれないんだ。」 熊にとって、ひばりは食糧の一つでしかないのだから。 エルマ「そんなことないですって。」ギュッ レイヴォネン少佐の両手が、冷え切った俺の手のひらを包み込んだ。 あったかいな…。 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 18 57 35.67 ID zbd5R6530 ああ甘いなああああ支援 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 18 57 45.69 ID GVY5RjMeO 2828させやがるなぁ…… 支援 42 :熊はひばりに恋をした ごめんなさい…またちょっと呼び出された…:2011/08/17(水) 19 13 26.28 ID 1p5eBFTj0 エルマ「この手は、私達を守ってくれます。私達を傷つけるものをやっつけてくれます。 そして、私達に温もりをくれます。 そんな手を私達が恐れるなんて、あるわけないじゃないですか。」ニコッ 俺「……………温もりなんて、あげられてねぇよ…。」 エルマ「フフフ…その手でニパさんを笑顔にしてあげたじゃないですか。」 あの時……カタヤイネンが落ち込んだ時に頭を撫でてやった手も………カタヤイネンが大金星を上げた時に抱きしめてやった手も… ネウロイを虐殺して、今巨大な熊の命を散らしたこの手と同じ手なのか……。 エルマ「安心してください。私は貴方を怖がったりしません!」グッ …………………………。 俺「ガオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ガバッ エルマ「きゃああああああああああああ食べないでくださいいいいいいいいいいいいいい!!!」ビクゥゥ 俺「………………。」 エルマ「いやっ……あのっ…これは違っ………!」アウアウ 俺「…………………………………………………………ククッ……ハハハハハハハハハハッ!!」 エルマ「ちょっ…ちょっと驚いただけですって…!」 44 :熊はひばりに恋をした 戻ってきました:2011/08/17(水) 19 21 30.28 ID 1p5eBFTj0 分かっている。今この娘が言ったことは本心だ。 この娘が、あんな真っすぐな目で嘘を吐けるわけがないからな。 エルマ「俺曹長、水筒にお茶を入れて来たんですけど、いっしょに飲みませんか?」 俺「いいですね。いただきます。」 俺とレイヴォネン少佐はちょうどいい高さの木の根に腰かけた。 エルマ「その大きな熊、基地まで持って帰るんですか?」 俺「基地の誰かを呼んで車で運ぶつもりです。いやぁ、基地の料理長が喜びそうです。久しぶりに腕がなるなぁ。」 スオムスの寒さを耐えるために身を寄せ合って。 エルマ「俺曹長はお料理をなさるんですか?」 俺「はい。けっこう上手いですよ? 帰ったらごちそうします。」 エルマ「フフフ…楽しみにしていますね?」 今日は来て良かったなぁ。 45 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 19 22 33.81 ID 1p5eBFTj0 俺「今日はお疲れじゃありませんか?」 エルマ「そうですね…ちょっと疲れちゃいました。でも、楽しかったですよ?」 俺とレイヴォネン少佐の距離がずいぶん狭まった気がする。 俺「そう言っていただけるとうれしいです。また誘っても……ってやっぱり危険すぎるか…。」 エルマ「大丈夫ですって。俺曹長が守ってくださるんでしょう?」 肩と肩が触れ合いそうな距離。心臓の鼓動が激しくなり、息苦しい。 俺「ぷ、プレッシャーかけないでください…。」 エルマ「す、スイマセン…!」 でも、何故かとても居心地がいい。 俺「ハハハッ…冗談ですよ。ぜひまたいっしょに行きましょう。」 エルマ「そうですね。よろしくお願いします。」 スオムスの秋空の下、二人の男女が寄り添っている。 俺「寒いなぁ…。」 エルマ「寒いですねぇ…。」 スオムスの秋の寒さに体を震わせながら、熊とひばり………いや、俺とレイヴォネン少佐が身を寄せ合っている。 46 :熊はひばりに恋をした:2011/08/17(水) 19 23 54.06 ID 1p5eBFTj0 次回予告 エイラ「パロメータチェックの時間なんダナ。ちなみに今回から教官さんのパロメータはなくなるんダナ。」 俺「いやっふううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!! 教官少佐のパロメータがなくなったぜええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」 エイラ「エルマ先輩の好感度:102、信頼度:158なんダナ。良かったじゃないカ。√突入だゾ? って…」 俺「良かったよおおおおおおお……これでホモENDはなくなったああああああ………!」 エイラ「聞いてねぇナ…。あっ、ちなみに次回から新パロメータとして、嫉妬度っていうのが加わるんダナ。」 俺「嫉妬度?」 エイラ「ああ、100超えるとエルマ先輩が病んで部隊全員死ぬんダナ。」 俺「何……だと…?」 次回「熊はひばりに恋をした」第5話 パンケーキを君に 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 19 26 38.18 ID 7g8qB61i0 あれ、少佐√の作品じゃなかったの……? 第5話へ続く
https://w.atwiki.jp/daigaku_juken/pages/135.html
#blognavi ■帯広空港離陸 28日午前9時半ごろ、帯広空港を離陸した航空大学校の訓練機(4人乗り)が緊急信号を出し、行方不明になった。同日午後2時ごろ、空港の西北西約30キロの山中で墜落しているのが見つかった。道警は機長の田中賢二郎さん(44)ら教官2人と訓練生1人とみられる遺体を収容した。付近で救助された訓練生1人はやけどを負い軽傷。 運輸安全委員会は同日、調査官2人を現地に派遣。道警は業務上過失致死傷の疑いで捜査を始め、29日にも航空大帯広分校(帯広市)を家宅捜索する方針。 道警によると、遺体は田中さんと教官の森園隆二さん(45)、訓練生の藤井一朗さん(23)とみられる。28日午後に芽室町内の林道で救助された男性は訓練生の川口勇さん(23)と確認され、「墜落後、自力で1時間半ほど歩いた」と話しているという。 航空大の説明では、この日は低空での操縦と計器飛行の訓練を予定。午前9時11分に離陸し、3分後に訓練空域に入るとの連絡があったが、その後は交信が途絶えていた。機体は芽室町の剣山付近の斜面で大破しているのを自衛隊のヘリコプターが見つけた。事故当時は田中さんと川口さんが操縦席にいたとみられる。 道警に対し、川口さんは「計器飛行中、雲の中にいて何も見えなかった。視界が開けると山が迫り、教官が回避したが間に合わず、激突して燃え上がった」と証言。航空大関係者に対しては「田中教官の『あっ』という声とともに地面に激突した。エンジン付近から火災が起き、脱出した」と説明しているという。 航空大によると、田中さんは航空自衛隊出身。森園さんは海上自衛隊や民間航空会社を経て、教官になったという。 (朝日新聞7/29) カテゴリ [ニュース] - trackback- 2011年07月29日 10 31 43 #blognavi
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/101.html
イニシアチブとはシビルウォー後、合衆国50州全てにヒーローチームを置くことを目標とした計画のこと ここでは特に、コネチカット州スタンフォード、スタンフォード事件の跡地に建設されたキャンプ・ハモンドに集められた、ヒーロー訓練所のスタッフとその訓練生を指すスタンフォードでは特に反ヒーロー運動が強く、キャンプ周辺は常にデモ隊に取り巻かれ、街に出れば市民にリンチされかねない 訓練生は下記メンバー以外にも多数存在し、キャンプハモンド勤務のヒーローの総勢は数十名に達する。 スタッフ 計画責任者 ヘンリー・ピーター・ガイリック【辞任】 アドバイザー イエロージャケット(スクラル) カウンセラー(初代) ジャスティス【脱退】 カウンセラー(二代目) トラウマ 軍医 バロン・フォン・ブリッツシュラーグ 軍医 フィジーク 教官 ガントレット(一期生教官) タスクマスター(二期生教官) コンストリクター(訓練生より昇格、三期生教官) メンバー(訓練生) 一期生 コモド【第一期卒業生】 MVP【死亡】 ハードボール【第一期卒業生】 クラウド9【第一期卒業生】 トラウマ【第一期卒業生】 アーモリー【能力剥奪、離脱】 既存ヒーロー(一期生と同期、又はそれ以前) ソーガール(スクラル)【第一期卒業生】 ウルトラガール【第一期卒業生】 トライアスロン→二代目3-Dマン【第一期卒業生】 レイジ【離脱】 スラップスティック【離脱】 デブリ【離脱】 ウィキャン【卒業?】 スタチュア【卒業?】 ハルクリング【卒業?】 スティングレイ コンストリクター【教官に昇格】 ベンガル【シャドウイニシアチブに昇格】 二期生 三代目アントマン【第三期サンダーボルツ入り】 クルセイダー(スクラル)【SIにて戦死】 メリー ゲルドフ→プロトン【戦死】 レッド9 ダイヤモンドバック ドラゴンロード【戦死】 三期生 アネックス 3代目プロディジー【卒業。ヘビーヒッターズ二代目リーダー】 ゴリラガール サンストリーク バットウィング【シャドウイニシアチブに昇格】 バターボール【退学】
https://w.atwiki.jp/bellofelm/pages/129.html
美崎歌(みさき うた) 人物データ 身長 --- 体重 --- 年齢 ? 所属 K.G.A(カラクリ・ガーディアン・アカデミー) 趣味・特技 --- 役職 K.G.A教官 K.G.A(カラクリ・ガーディアン・アカデミー)の名物女教官 指導は「鬼教官」と呼べるレベルに厳しいが、露出の多いセクシー衣装と 生徒のド肝を抜く奇抜な授業内容で受講者からの人気は高い 常人をはるかに超えた運動能力を有しており年齢も不詳であるなど、何かと謎の多い女性 ニンジンが大の苦手 謎の怪人と非常によく似ているが…? 追記 キャラデザインはしぽりんさん 主な活躍 外伝「ジブリール -Crossed Destiny-Slave of Fate」 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/valiantlegion/pages/22.html
※Newsではアプリ、公式HP等で更新された情報を引用、掲載しています。 期間限定ダンジョン登場 2/12(木)【更新】期間限定クエストイベント開催のお知らせ +... 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 現在開催しております期間限定クエストイベント「クエストを遊びつくせ!」におきまして、一部クエストが正常に表示されない現象を確認しております。 当現象のため、現在報酬の対象となっているクエストの一部変更を行います。 ◆下記クエストの報酬をイベント期間以前に受け取っていた場合も、期間中の受け取りとしてカウントいたします。 メイジ教官マリアに勝利 メイジ教官ウィルに勝利 ローグ教官クリスに勝利 ローグ教官ハッシュに勝利 ファイター教官ジラに勝利 ファイター教官スミスに勝利 ◆下記クエストをカウントから除外いたします。 ヴァンパイアロード討伐 デスナイト討伐 リザードウィザード討伐 ◆クエスト報酬受取数を変更いたします。 クエスト報酬受取数 イベント報酬 30個すべて 金ガチャチケット 1枚+銀ガチャチケット 10枚 29〜24個 銀ガチャチケット 10枚 23〜15個 銀ガチャチケット 5枚 14〜8個 銀ガチャチケット 3枚 7〜1個 銀ガチャチケット 1枚 ※一部クエストは、クエスト報酬をイベント期間以前に受け取っていた場合でも、期間中の受取数としてカウントいたします。 ■対象クエスト一覧 【更新 2/13 19:30】 期間中の受取に限る 期間以前の受取でも可 期間以前の受取でも可 リヴァイアサン討伐 リッチ討伐3 教官ゴルドンに勝利 ディープブルー討伐 マンティコア討伐3 メイジ教官マリアに勝利 ロードスペクター討伐 ミノタウロス討伐3 メイジ教官ウィルに勝利 デスブリンガー討伐 サイクロプス討伐3 ローグ教官クリスに勝利 エンシェントゴーレム討伐 スペクター討伐3 ローグ教官ハッシュに勝利 スレイプニル討伐 クラーケン討伐3 ファイター教官ジラ バスタートロール討伐 チーフリザード討伐3 ファイター教官スミスに勝利 ヘルタウロス討伐 ゴーレム討伐3 レッドスパイダー討伐 ラージスコーピオン討伐3 ゴブリンゾンビ討伐 メデューサ討伐3 ダークメデューサ討伐 スケルトンチーフ討伐3 マッドホーン討伐 ※テーブル内右2列のクエストは、イベント期間以前にクエスト報酬を受け取っていた場合も、イベント期間中の受取としてカウントします。 ※「教官ゴルドンに勝利」のクエストは、その他の「教官に勝利」系のクエストをクリアしていくと…。 ■報酬配布日 2/18(火)以降の配布を予定しております。 ぜひこの機会に、クエストを達成して、金ガチャチケットをゲットしてください! 『ヴァリアントレギオン』運営チーム 2/6(木)13:00 メンテナンス実施のお知らせ +... 2014-02-05 ※NEWSより引用 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 下記の期間においてメンテナンスを行います。 ■期間 2014/2/6(木)13 00から 2014/2/6(木)16 00まで ■内容 第一弾大型アップデート〜頂きへと続く道〜 ー新機能「倉庫」の実装 ーインベントリ機能の改修 ーギルド検索機能の修正 ー地下コロシアムのマップ改修 タイムアタックイベントの開始 期間限定ログインボーナスの実装 闘技場イベントの終了 ガチャキャンペーンの終了 ■注意事項等 メンテナンス期間中はゲームにログインすることはできません メンテナンス期間は状況により変更される場合があります メンテナンス内容は変更される場合があります お客様には大変ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願い 申し上げます。 『ヴァリアントレギオン』運営チーム デススカルシリーズ実装記念SR以上確率2倍キャンペーンのお知らせ 2014-1-28 +... ※NEWSより引用 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 デススカルシリーズ実装を記念して、スペシャルガチャの確率を変動するキャンペーンを行っております. 詳細は以下の通りです。 ■期間 2014/1/28(火)16 00〜2014/2/5(水)メンテナンス開始まで ※キャンペーン終了日時は変更される場合がございます。 ■概要 期間中、スペシャルガチャからSR以上のアイテムが出現する確率が通常時の2倍になります。 期間中、スペシャルガチャからRのアイテムが出現する確率が2/3になります。 期間中は高いレアリティの装備が出やすくなり、一番低いレアリティの装備は出にくくなっていいます。 この期間を利用して、より高いレアリティの装備をたくさん手に入れちゃいましょう! 『ヴァリアントレギオン』運営チーム 1/28(火)開催イベントのお知らせ +... ※NEWSより一部引用 期間限定節分ダンジョンイベント ■期間 2014/1/28(火)16 00〜2014/2/5(水)メンテナンス開始まで ※イベント終了日時は変更される場合がございます。 ■報酬 イベント期間中限定で出現しているダンジョン「小鬼の逆襲」において、「節分の宝箱」を手に入れると、期間限定アイテムの「福は内の首飾り」が手に入ります. 1/28(火)13:00 メンテナンス終了のお知らせ +... ※NEWSより一部引用 ■対応内容 新アイテム「デススカル」シリーズの追加 ーデススカルシリーズはHP吸収効果を持つSR以上の確定の新武器シリーズです デススカルシリーズ実装記念、スペシャルガチャキャンペーンの開始 ースペシャルガチャからSR以上のアイテムが2倍の確率で出現します。 ースペシャルガチャからRのアイテムが出現する確率が2/3になっています。 1/28(火)13:00 メンテナンス実施のお知らせ 2014-1-28 +... ※NEWSより引用 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 下記の期間においてメンテナンスを行います。 ■期間 2014/1/28(火)13 00から 2014/1/28(火)16 00まで ■内容 新アイテムの追加 期間限定ダンジョンの追加 新アイテムの追加に伴うキャンペーンの開始 イベントの終了 ー闘技場イベント ■注意事項等 メンテナンス期間中はゲームにログインすることはできません。 メンテナンス期間は状況により変更される場合があります。 「ぐるぐる!イーグル」事前登録で銀ガチャチケットをゲットしよう! +... 2014-1-23 ※Newsより一部引用 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 『ヴァリアントレギオン』を開発・運営しております株式会社AIMINGでは現在、本格ゴルフゲーム「スマホでゴルフ!ぐるぐるイーグル」の事前登録を実施しております。 この度「スマホでゴルフ!ぐるぐるイーグル」の事前登録に参加していただいたお客様全員に、『ヴァリアントレギオン』の銀ガチャチケットがもらえるシリアルコードをお伝えするキャンペーンを実施することが決定いたしました!! 「ぐるぐるイーグル」で検索して事前登録にご参加ください。 闘技場イベント開催のお知らせ 2014-1-21 +... ※公式HPーNEWSより引用 NEW 闘技場イベント開催のお知らせ 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 1/21(火)16 00から期間限定で闘技場イベントを開催いたします。 ■期間 1/21(火)16 00~1/28(火)12 59まで ※イベント終了日時は変更される場合がございます。 闘技場の開催時間 12 00~13 00 18 00~20 00 23 00~25 00 ■概要 イベント期間中に闘技場で勝利したお客さまには、勝利回数に応じて下記報酬を後日配布いたします。 1勝:銀ガチャチケット 1枚 5勝:復活チケット 1個 10勝:銀ガチャチケット 5枚 ■報酬配布日 1/28(火)以降の配布を予定しております。 ぜひこの機会に、闘技場の覇者となり、銀ガチャチケットをゲットしてください! 『ヴァリアントレギオン』運営チーム 1/21(火)13:00 メンテナンス実施のお知らせ +... ※NEWSより引用 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 下記の期間においてメンテナンスを行います。 ■期間 2014/1/21(火)13 00から 2014/1/21(火)16 00まで ボス討伐イベント開催のお知らせ +... ※公式HPーNEWSより引用 ボス討伐イベント開催のお知らせ 2014/01/15配信NEWS 『ヴァリアントレギオン』運営チームです。 1/15(水)15 30から期間限定でボス討伐イベントを開催いたします。 氷の城の城主「ヴァンパイアロード」を討伐して、報酬を手に入れてください! ■期間 1/15(水)15 30~1/20(月)23 59まで ※イベント終了日時は変更される場合がございます。 ■概要 期間中、下記ボスを討伐したお客様には、後日報酬を配布いたします。 ・スレイプニルを一度でも討伐したアカウント -AP回復薬 1個 ・リヴァイアサンを一度でも討伐したアカウント -復活チケット 1枚 ・ヴァンパイアロードを一度でも討伐したアカウント -銀のガチャチケット 1枚 ■報酬配布日 1/21(火)以降の配布を予定しています。 ぜひこの機会に、ボス討伐をお楽しみください! 『ヴァリアントレギオン』運営チーム
https://w.atwiki.jp/wiki6_ragnarok/pages/2.html
まずは何をすればいいのか。 ゲームを始める 最初に、ファラという女性NPCがいる所に出ます。 この人に話しかけましょう。 「どこへ行けばいいの?」を選択すると行き先を教えてくれます。 ここで、指示通りに進む前にもういちど話し掛けましょう。 Lvをアップさせてくれます。 指示通りに進んでいくと男性NPCがいます。 話し掛けて初心者修練に申し込みましょう。 申し込むと別の部屋に行きます。 まっすぐ上に行くと剣士っぽい人(クルセイダー)がいますので話し掛けましょう。 いろいろ説明を受けたあともう一度話しかけ、「次はどこへいけばいいの?」を選択すれば次の教官の所に連れて行ってくれます。 合計3人の教官に話しを聞きますが、全て指示に沿って行動しましょう。 特にアイテム教官は、指示通りの行動をするとご褒美をくれます。 3人の教官の話しを聞くと、アイテム教官のすぐ右下にカプラ職員がいるので話し掛けましょう。 ここで次の場所に送ってもらいますが、その前に「カプラサービスにはなにがあるの?」を選択します。 空間移動サービスと倉庫サービスの説明を聞くとLvアップさせてくれます。 その後、第二修練所に送ってもらいます。 第二修練所にいる二人に話し掛けるとフィールドマップに連れて行かれます。 そこでLvをJobLv10になるまでLvを上げましょう。 その時に一度死んでおくとBaseLvをアップさせてもらえます。 JobLv10まで上げたらフィールドマップの上のほうにいる男性に話し掛けます。 適正職業判定をしてもらえます。 判定が終わると、あなたの適正職業が聞けて、その職業にするか聞かれます。 嫌であれば違う職業を選択してもいいですが、適正職業につくと武器がもらえます。 職業を選ぶと転職する街に飛ばされます。 転職 転職は様々です。 近くにいる他のプレイヤーに転職方法をきいてみるといいでしょう。 中には1人では大変な職業もあるので丁寧に頼んで助けてもらうといいかもしれません。
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/464.html
ガイエル 種族:獣人族 登場作品:神のラプソディ 解説 神の戒土に仕える獣人。 生真面目で規律を重んじる性格。 何事においても神の戒土の理想を追い求める事を最優先としており、その為に若者達を導く教官の立場に就いている。 後継者候補に対しては厳しいながらも優しさに満ちた指導を行っており、教官としての評価は高い。 終の御祠に所属する教官の中でも特に神の戒土からの信任厚く、右腕として重宝されている。 コリドーラとは対等な立場にいる同僚だが、色々と問題児な彼女とは反りが合わずに手を焼いている。 豊穣の神が倒された後はクヴァルナ大平原の平穏と発展を語り合う会議に参加している。 雑感・考察 名前
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1519.html
キミクス 2 「!」 気合の声とともに、先輩は教練木刀を振るう。 半身右肩高くに構えた、流派の斬撃。この一振りに渾身の力を込めて。それは力任せでなく、流派の、あの片目の教官の教えたとおりの、体のすべてを使った、流れるような斬撃。遠目の間合いから、滑るような踏み込みと、強い蹴り脚で迫りくる。 刹那に迷い、ルキアニスは応じる。けれど迷いの分だけ、遅い。 教練木刀が相討つ。 「!」 打ち合った木刀を、ルキアニスはあえて流す。自ら踏み込みながら、打ち合った刀は押し込まれる。右肩から、背へと、自ら倒れて沿うように。その刀身を、先輩の教練木刀が削り下ろす。打ち付けてくる剣への守りにはならない。斬撃をいなしす。それが、この技だ。 そうやって斬撃をすり抜けて、体を入れ替える。すれ違いざまに流した刀身を振るう。そんな技が、型稽古にある。今なら、先輩の背から胴を斬る。 そのように、ルキアニスは、先輩を打った。あっ、と先輩の声がする。 打ったルキアニスは打って型通りに身を翻し、 振るった木刀を構え直す。教練木刀とはいえ、打たれれば痛い。とても。だから常なら、打たぬようにする。 構えを取って、ルキアニスは己がしくじったことを見て取る。キミクス先輩は、背から胴を打たれた姿のままだった。彼は構えを取らずルキアニスを見る。 「君が習ったのは、そういうやり方だったか」 キミクス先輩は、振り向く。おろしていた教練木刀の切っ先を上げ、構えをとる。強くルキアニスを見据える。 「手加減したな。僕を、馬鹿にしたな」 「ちがう、ちがいます」 しかし教えられていた。あそこで打ったなら、とどめまでゆかねばならない。とどめを取れる時が幾度もあると思うなと教えられた。手の内の加減は、手の加減とは違う、とも。良きようにすることを手の内の加減というのだ、と。加減無くば技は決まらぬ、とも。その手が汗で滑る。 「ならば、本気で打ってみろ!」 一歩、先輩は退き、間合いを取り直す。左半身からの構え、右肩から斜め高くに切っ先を上げたかたち。教わった通りの、流派の最初と最後の構えを、先輩はとる。ルキアニスと同じ構え。先輩の目は、眼鏡の奥から鋭くルキアニスを見据える。 先輩は、気合の声を上げる。そして地を蹴る。渾身の斬撃。受ける木刀が軋みを上げる。真っ向から受けてはならないと教えられていた。受けて損じればもうあとが無い、と。振るわれる先輩の切っ先を、剣を振り上げて躱す。躱しただけでは、剣技は収まるはずがない。振り上げた刃は、必ず振るわれる。 「!」 先輩の斬撃が続く。振るわれる教練木刀と打ち合い、あるいはすり抜けて返し技を放ちながら、ルキアニスは退く。今一度、教練木刀が激しく打ち合う。木刀がきしむ。 剣を損じてもなお戦うやり方も聞いていた。そこに入るように、ごく近い間合いに踏み込む型も教えられてはいた。ルキアニスの振るった木刀の軌跡に、吸い込まれるように先輩が踏み込む。知ってるはずなのに。さっきの技と、あまり変わらない。受けて、そのまま踏み込む。いなしたり、背に流したりはしない。刃の背を腕で支えながら、そのまま押し返す。刃を滑らせながら押し下げ、相手の間近へ踏み込む。その型で、狙うのは、首筋。 打たずに、ルキアニスはすれ違う。斬れなかった時にも技がある。身を大きく翻し、後ろから、首を狩る。 当たれば、喉だって潰れる。 木刀と木刀が、激しく打ち合った。先輩がかろうじて上げた切っ先を、ルキアニスは打った。 「!」 それは、息を吸い込む、ひっという音に聞こえた。 ルキアニスは大ぶりに振るった木刀を引き寄せ、切っ先を前に、刀身を上に、そして背をもう一方の手で支える構えをとる。守りの構えだ。近年の新しい剣、刺し違えん勢いで初太刀の斬撃を振るう流れに応じる構えなのだと聞いていた。構え自体は昔からある、と教官は言っていた。覚えるなら、役立つものから覚えるのが良かろう、とも。 役に立たぬことにかまけるときは、無かろう、と。 「・・・・・・」 息荒い先輩は、木刀を握りしめて、半ば棒立ちのようになっていた。ゆっくりと、ルキアニスへ目を向ける。眼鏡の向こうから。 先輩は、何も言わなかった。 何も言わぬためかのように、唇を引き締める。震えるほど力を込めて。 「・・・・・・」 「君たち!」 不意に声がした。今まで気づかなかった。ルキアニスたちがいつも使っている練兵場の隅、今は立会いをしているその場を、遠巻きに囲むように学生たちがいる。尋常ならざるキミクス先輩の気合の声に、気づいた者ららしい。ルキアニスには目を向けるゆとりなんかない。声は続ける。 「学生は、どこであろうとも、私闘は禁じられている。何をしてるんだ、キミクス君、君らしくないぞ」 知り合いなのだろうか、キミクス先輩は、ほんのわずかルキアニスから目を逸し、声へと目を滑らせる。知り合いなのだろうか。同じく三年生なのだろうか。ルキアニスは、いつ打ちかかってくるかわからないキミクス先輩から目を逸らせない。 彼が、怖かった。先輩は何も言わなかった。 代わりに、握りしめていた木刀を、もう一度構える。流派の初手の構えに。左肩を前にした半身の構え。腰を据えて、切っ先はまっすぐに天へでなく、わずかに後ろに流して。ルキアニスの受け太刀の構えに応じるように。息を整えている。教官は言った。いくさでは、恐れそのものを刈り取ることはできない。己でできるのは、息だけだ。息を知れ、と。意は息に沿う、と。遮るように声が響く。 「キミクス君!」 「構わん」 別の声が遮る。聞き知った声。教官の声。 「ここは練兵場。いまは課外教練の刻」 教官のいつもの声は、こちらへと響いてくる。 「俺が許す。続けろ、ふたりとも」 「教官!」 声は抗う。 「彼を古人と戦わせるなんて無理だ!」 「ならばお前は、奴を名簿からはずすか。どのようにしてだ。廃兵扱いか」 「それは詭弁です」 「詭弁なものか。相対する相手が古人だったら、敵は奴を退かせてくれるのか」 続けろ、と教官はいつもの声で言う。 「忘れるな、ふたりとも。剣だ」 「・・・・・・剣」 荒い息の下で、キミクス先輩はつぶやく。教官は常のように言っていた。剣など、今の世では役に立たぬ、と。それは俺が一番良く知っている、と。だが、それでもやるのなら、とも。 最後に役立つくらいには、と。 「うおおおお!」 キミクス先輩が気合の声を上げる。ほとんどやけっぱちに聞こえる。地を蹴り、木刀を振るった。上段からの連撃、すっぽぬけかけながら、踏み込んで先輩はこらえる。こらえて踏みしめたかたちから、崩れた下段からの力任せの籠手の斬り上げ。摺り上げて躱したルキアニスの上段と、真っ向から打ち合う。木刀が軋む。 先輩が、苦しげに大きく息を吸い込む。鍔迫り合いが止まる。 「うおおおお!」 再び声を上げて、先輩は鍔迫り合いからルキアニスを突き飛ばす。膝から押さない形では、押されたくても、押されきれない。代わって先輩が退いた。退きざまは、打ち込みの期だ。どれだけ練習したことか。先輩の二段の打ち込みを、ルキアニスは受けた。教練木刀が軋む。けれど受けたときは、切り返しの時。 退く先輩を負うように、下段から斬り上げる。後ろ足でこらえて、先輩も打ち込む。力任せの上段から。 「おおお!」 「!」 妙な音だった。妙な手応えでもあった。 目の前を、何かが飛ぶ。肘から先くらいの、短い棒。まるで、教練木刀の切っ先くらいの。 何が起きたのか、刹那にはわからなかった。 渾身の力で、木刀を振り下ろしたキミクス先輩の姿が、目の前にある。 そして、振り上げたルキアニスの木刀は、夕空を示している。何かがおかしい。 妙に短い。 こん、と何かの音が響く。練兵場に跳ねる、棒の音だ。 たった今、折れて飛んだ、ルキアニスの教練木刀の切っ先が、落ちて、跳ねた、その音。 「うおおおお!」 すべてをかき消すように、先輩の声が響く。真っ向から、木刀が振り下ろされてくる。 目を閉じた。思わず。斬られるとは、こう言うことなのかと思った。いつか、ルキアニスが斬られ、突き殺されるときには、こうなるのか、と。 光も闇も訪れなかった。 迎えに来るという使徒さまの姿も。 「・・・・・・」 恐れていた痛みは、いつまで経っても訪れなかった。 代わりになのか、こつん、と何かが軽くルキアニスの頭に触れた。 「・・・・・・・」 やっぱり、と声は言った。荒い息の下で、あえぐような声。 それはキミクス先輩の声。なんどもなんども息をついて、彼は言う。やっぱり、ともういちど。とぎれとぎれに続ける。 やっぱり、君に、手加減されてた、と。 「・・・・・・なさけないよ」 つぶやくようなその言葉に向けて、ルキアニスはそっと瞳を開いた。 汗みずくのキミクス先輩は、教練木刀を杖のようについて、肩で息をしている。 「君に、本気を出せ、なんて言いながら、情けないよ」 彼はもう立っていられないというふうに、その場にしゃがみ込む。教練木刀を杖のようにしたまま、それにすがるようにして、うつむく。 「君を、本当に、打ち据えることすらできない、僕は、弱虫なんだな」 「剣折りを教えなかったのは俺だ」 横合いから、杖突く音が聞こえる。教官の声だ。 「知っていればキミクス、お前はもっと早くにアモニスの刀を折っていたかもしれん」 教官は続ける。あんなものは役に立たないと思っていたのだ、俺も、と。 「お前の剣が折られていたかもしれん。だが、最後の賭けなら上等だ」 そのまま、どれくらい過ぎたのだろうか。ゆっくりと、キミクス先輩は顔を上げる。ルキアニスを見て、続いて教官を見る。 「・・・・・・せんせい」 「どうした。お前は負けたのか」 「そう、思う・・・・・・」 「生きて立ち、己の剣でどうするのか、選りうるのに、か」 「・・・・・・でも、あんなに手加減されて」 「技を習わせても、心が育たねば、斬り合いなどできん」 教官は言う。三年かけて、お前はここまで来た、と。お前はもっと早くに投げ出すと思っていた。何一つ自負を養うことなく、終わりかねないと思っていた、と。けれど教官は言う。 「お前は、生きて帰らねばならんのじゃないか」 肩で息をつくキミクス先輩は応えない。しゃがんだまま、杖突く木刀にすがるようにしたまま、うつむいて、その額を木刀に押し付ける。 やがて彼は言った。 「・・・・・・はい」 「俺のように生きて帰ってくることができれば、繋いだ命で、お前に託された、行うべきことを行えるんじゃないのか」 「はい」 「お前は明らかに己より強いものに挑み、そして、策をもって相対した。忘れるな。剣など役に立たん」 常の言葉に、教官は続ける。 「だが諦めるな。それが手にあるかぎり、まだ生きている」 「はい!」 その声に、よろしい、と教官は言った。 「折角だ。目録を持ってゆけ。後で渡そう」 解散だ、と教官はいつもの声で言った。あたりを見回し、集まった学生たちへと。ざわめきが、やがて足音とともに広がってゆく。横薙ぎの夕日から、長く伸びた影たちが、右へ左へと別れてゆく。 「アモニス」 不意に教官に呼ばれて、ルキアニスは顔を上げた。片目のその顔がある。 「よくやった」 教官は言う。 「勝ち方はまだ知らぬはずだ。お前はお前に出来ることをやって凌いだ。それが大事だ」 「・・・・・・はい」 「もう、良いか」 「・・・・・・なにが?」 問いかけて、慌てて口調をもどす。もとい、何がでしょうか、と。教官は笑った。楽しげに。 「続ける気があるなら、このあとも教えよう」 そうだね、とキミクス先輩も言う。そうか、とも。 昔のようなどこかのんびりした響きで。 「僕は、ここを去るのか」 キミクス先輩は練兵場を見ていた。 夕日の落ち行くその場を。ひと気の去りゆくそこを。 ずり落ちかけた厚い眼鏡の奥で、しばたいて。 −−−− ブロック
https://w.atwiki.jp/vippar/pages/69.html
名無しさん:2013/06/10(月) 22 59 52 ID iSIaM7tw0 町並みー木造校舎ー校舎裏、射的場のような広場 そこに生徒一同が規則正しく整列し、先頭列が間隔を空けて的前へと入る。 十数メートル先には藁作りの案山子 教官「構えぇいっっっっ!!!!!」 地響く怒号にあわせ前列全員が返事 「はいっ!!」 教官「抜き杖っっっ!!!」 「はいっ!!」 返事とともに左腰に下げていた杖を全員が右手で抜き取り、方手持ち中段の構えで制止 教官「火炎呪文.....詠唱っっっ!!!!」 全員が魔法呪文を唱える。個々の体表が薄く光り、杖周りが最も強く光っている。 杖先3寸前の空間に炎が現れる。人によって疎らの大きさ、形。 教官「射てぃっっっ!!!!」 3 :1です:2013/06/10(月) 23 03 24 ID vAgcPCeA0 列全員が杖先の炎を前方の案山子へ飛ばす。全員命中…と思いきや一体だけ無傷の案山子 その案山子と向かい合っていたのが主人公。 教官が主人公へと歩いていく 教官「何をやっている主人公っ!!」 主人公「はっ!魔法発動に至りませんでしたぁ!!」 教官「馬鹿者ぉ!!!」 主人公「同意です!!」 教官「いや、同意はいいから…ね?もっかい、やってみて」 主人公「はっ!」 全員が見守る中、再び構えて詠唱。 激しい光を放つ.....がそれだけで 炎が出現する気配は無く、 主人公もだんだん険しい表情になる バキッ 主人公「力みすぎて杖を破損してしまいましたぁ!」 教官「大馬鹿者ぉ!!!」 主人公「同意です!」 教官「この錫杖は我々の魔法発現に必要不可欠な重要装備品だ! 魔法が使えなければ自衛はもとより、民衆も守ることはできん!」 教官「即ち、この錫杖は貴様の命よりも重い! その重要武具を貴様は一体いくつ壊したと思う!」 主人公「はっ!入学から今日に至るまで37本です!!!」 教官「数えてたのね!!!」 主人公「はっ!!」 4 :1です:2013/06/10(月) 23 10 18 ID vAgcPCeA0 教官「ねえ何度いったらわかるの? この火炎魔法は誰でもできる超初歩魔法なんだよ? やり方教えれば農民でも一ヶ月で習得できるようなやつなんだよ? なんで主人公ちゃんはいつまで経っても出来ないのかなぁ?」 主人公「鍛錬が足りないからだと推測します!」 教官「うーん鍛錬だけかなぁ?もっと根本的にやり方を間違ってるとか 絶望的に魔法の才能がないとかしちゃったりしないかなぁ?」 主人公「魔法の才は足りませんが、他科目では成果を出すと誓います!」 教官「うん、まあ主人公ちゃんは確かに他実技ではそこそこ強いよね。 でもね、今の世それだけじゃ駄目なんだよほらこれ」 杖を持ち主人公に見せる教官 教官「魔法(これ)がさ、西洋文化と共にやって来たよね。そのおかげで日本は目覚しい文明開化を遂げたけど そんな世の影で魔法(これ)による犯罪も出て来たじゃん?犯罪は警察が取り締まらなきゃじゃん? でもやっかいじゃん?だからこっちもこれで対応しなきゃ駄目なんだよじゃん? だから警察学校でもこれは必須科目なの。 絶対修得しなくちゃいけないの」 主人公「……」 教官「君の父は凄い人だったよ。剣の才もあり、魔法の才もあり そして警察としての正義感も立派な人だった… なのにお前ときたら」 主人公「父上は私にとっても誇りであります!その父の名に恥ぬよう日々精進するようにー」 教官「いやもう恥じろ!恥じる段階まで来てるからお前!留年ギリギリだし、退学も迫ってるから!」 主人公「はっ!」 教官「てか父親から魔法習ってなかったのか?」 主人公「はっ!父からは剣術、魔術、心得、一通り教わった記憶があります!」 教官「じゃ出来るだろ普通…何で今出来ないんだよ」 主人公「ここのとはちょっと感覚があれというか、なんか、えっと…すみません忘れましたぁ!!!」 言い切るとほぼ同時に脳天に拳がめり込む 5 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 15 49 ID vAgcPCeA0 主人公「記憶違いか…」 ーー学校帰り、珈琲喫茶で談話してる久丞、瑠璃 、うなだれる主人公 久丞「ダッハッハッハ!今日はえらい可愛がられたのう主人公」 瑠璃「とても痛そうでしたわ、私まで背が縮みそうでした」 久丞「しかし何で出来へんやろなあ。棒持ってヒョイと出すだけやのに」 久丞はそう言いながら杖先から小さな氷の粒を発現させて ポチャンポチャンとコーヒーカップの中へ落としこむ 瑠璃「棒じゃなくて魔法の杖(マジックワン ド)。 警察機関での正式名は第三級外来教技術専用補助錫杖。 それを街中で軽々しく振ってはいけませんわ久丞さん」 瑠璃「源力となる体内マナの集束や放出はあまり深く考えなくて良いのよ 杖が自動的に補助してくれるから、後は呪文で魔力に変換するだけよ」 主人公「うむ、マナを体内で練り上げるのは出来てる気がするのだ… 何故か、こう…うーん」 久丞「そいでできひんなら、もう才能が全く無いちゅーこっちゃ。 魔法は諦めて剣術一つで何とかするしかないやろ」 久丞「まあ教官が言うように今の時代、剣だけじゃキツいやろけどな正直。 今は剣より魔法や」 席を立ち店を出る 6 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 19 48 ID vAgcPCeA0 ーー路地、歩く三人 主人公「....」 主人公(思い起こせば父から最初に習ったのは剣術だった気がする... その時が4才頃で翌年に魔法もかねて教わろうとした直後に父は亡くなった....) 主人公(.......くそっ、情けない!父が生きていれば魔法も使えてたかも そう思ってしまう自分が情けない!) 主人公(頼るのは甘えだ!亡き父への冒涜だ!精神薄弱で正義なる仕事が勤まるものか! 父に憧れ警察を目指し強い男になると決めたのだ!父を越えると誓ったのだ!!) 主人公(だが、やはり...正義としての才能が....) 久丞「お、おい....瑠璃、主人公!ちょいこっち!」 久丞が突然呼び止めて路地裏を指差す 7 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 23 37 ID vAgcPCeA0 路地裏の奥をよく見ると2つの人影が見える 一つは着物の女性、もう一つは黒いフードを被り顔は全く見えない 何やらボソボソと話している 久丞「何やあれ、なんか怪しくあらへん?」 瑠璃「暗くてよくわかりませんが、女性がフードの人に何か渡そうとしてますね」 主人公「渡し物は.....赤ん坊だ」 久丞「赤ん坊と小包み....あれは銭か....!」 瑠璃「どうやら里子の引き渡しみたいですわ」 久丞「いやただの里子とは限らんで、フードの野郎が怪しさ満点や」 久丞「…貰い子殺人かもしれへん」 主人公、瑠璃「......!」 ーー貰い子殺人とはーー 昔の日本では刑法で堕胎は違法とされ 人工中絶も合法化されていなかった。 何らかの事情により、育てられない新生児などを ある程度の養育費をつけて里子に出す場合が少なくなかった。 しかし中には養育費目当てでその貰い子を引受け 金銭受領後に邪魔になった新生児を殺害する者が存在した。 主人公「赤ん坊を渡しただけでそうとは限らんぞ久丞」 久丞「女の方見てみいあのバツの悪そうな表情、明らかに訳ありで手放そうとしとるやん フード野郎も姿隠すの不自然や。犯罪の匂いがプンプンするぜぇ」 瑠璃「確かに違和感がありますわ....」 8 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 30 17 ID vAgcPCeA0 受け渡しが終わり、路地裏から出てくる二人 着物の女性は大通りへ消えて行き、もう一人は反対側へと歩いて行く 瑠璃が男に向かって呪文を唱える。杖で弧を描きながら水面鏡が出現する 水面鏡は三十メートル程先のフードの人物を映していて カメラのシャッターを切るように徐々に拡大して行く バストアップまで寄ると透視スコープのようになりフード内のボディラインが表れる 瑠璃「あの殿方外国人ですわ…そして両手に魔法具の反応がありますわ」 久丞「異人で魔法使い!これは魔法犯罪の線も出てきたでダブル役満リーチや! ちょっと尾行してみよか」 主人公「待て久丞、魔法許可がおりてる一般民かもしれないし それに我々警察学校生徒が許可なく警察業務の真似事をするのは規則違反だぞ」 久丞「ここで逃せば行方もわからず、犯罪が起きた後になる可能性も大や ワイは赤んぼを救出できるかどうかのほうが大事や。 勘違いや規則違反で済むなら大したリスクやないわ」 主人公「ぐぬ…」 瑠璃「久丞さんが正論を吐くとうなじが痒くなりますわ」 主人公「分かった…尾行してみよう」 久丞「オッケーイ!主人公もここで手柄上げれば 汚名返上どころか一気に警察官チャンスやで一丁頑張ろうや!!」 9 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 40 22 ID vAgcPCeA0 ーーどんどん人気のない場所になる。辿り着いたのは廃墟のようなボロボロの洋館 男は中へ入る。入口まで近づく三人 ドアをゆっくり開ける 久丞「おいおーい…瑠璃っちワイら本当にバレへんやろな」 瑠璃「直接見られたらバレるわ 魔法で探知されないように低級不干渉術をかけただけですわ」 主人公「まるでゴミ屋敷だなここは…」 和と洋のオブジェが混在して無造作に転がっている 千と千尋の街みたいなハウルの城みたいなごった煮感 瑠璃「違法呪術品も相当数あるようですわ。犯罪者であることは確定ですね てーぷれこーだーで録画しておきましょう」 久丞「ハイカラなもん持っとるなあ瑠璃っちは…おお!戯画すとあの新刊や!」 主人公「ぐぬ、こんな散らかってると進みにくいな…ん?」 ふと壁に目をやると掛軸がかけてある。猛々しく『同心円』と書かれてある 10 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 47 04 ID vAgcPCeA0 主人公「家のと同じ掛軸だ…」 回想 主人公の自宅、畳間で掛軸を見つめる父親 ちっせえ主人公「父上!それは何とかかれているのですか?」 父「んー?心を強くする。と書かれている、格好良かったから何となく買った」 ちっせえ主人公「おめめがたかいですな!」 父「まあな」 ちっせえ主人公「父上!こころってなんですか?」 父「あーそうだなー…主人公はいつもどんな事を考えている?」 ちっせえ主人公「父上のような正義のけいさつかんになりたいと考えているです!」 父「じゃそれだ。それが心」 ちっせえ主人公「正義がこころですか!」 父「そうだ」 ちっせえ主人公「では父上、心があれば父上のようにかっこいい剣やまほうができるのですか!」 父「心も体も鍛えればな」 そういうと指先から水を発現させて、水鉄砲のように主人公に浴びせる ちっせえ主人公「あばばばおいしいみずです父上!」 父「そうか」 ちっせえ主人公「ふつうのけいさつかんはまほうの杖でまほうのをだすって聞きました。 父上はまほうの杖をつかわないのですか?」 父「んー?俺天才だし、めんどっちいじゃんそんまま出す方が楽だなあ」 ちっせえ主人公「もっとおしえてください!剣もまほうももっとしりたいです!」 父「えー?昨日も習ったじゃん。続きは帰って来てからな」 ちっせえ主人公「ぜったいですよ父上!おつとめがんばってください!」 ダイジェスト?でカットシーン 民衆の暴動、それを鎮圧してる警官隊、父の姿 大きな爆発、爆炎に巻き込まれる民衆の前に立ち塞がる父、 魔法を繰り出し防ごうとする父、更なる爆発 墓の前で立ち尽くす主人公と母親らしき姿 呆然としている 回想おわり 11 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 13 51 ID vAgcPCeA0 久丞「……おい主人公!主人公聞いとるか!?」 主人公「ん…はっ何でありますか」 久丞「作戦やしっかり聞いとけ。どうやら異人男はあの奥の部屋におるようや」 何かが床で割れる音、赤ん坊の泣き声 異人男「ファッキン!もうクソかヨ!!だからベイビーは嫌いなのですヨ! 何ならもうキルしてしまいまショウか!ああ!? マネーを貰えればそれで良いのですカラ!!」 瑠璃「今にも犯行に及びそうね、良いですか二人とも…取り押さえるのは直前が望ましいですわ」 瑠璃「久丞さんは男に捕縛魔法を、私が援護しますわ。 主人公さんは速やかに赤ん坊を確保して下さい」 久丞「おk!」 主人公「うむ了解だ」 瑠璃「私の合図で突撃ですわ、準備は宜しいですか…………」 久丞「………」 主人公「…………」 カサカサカサ… 瑠璃「嫌ああああああああゴキブリィィィイイイ!!」 久丞、主人公「ええええええええええええ!!!?」 異人男「だ…誰ですカ!!」 12 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 17 20 ID vAgcPCeA0 久丞「ちいっ!しもた!」 飛び出す久丞、異人男へ突進する すぐ後ろから主人公テーブル上の赤ん坊へ走り出す 異人男「何ですカ貴方ガタワ!!」 異人男が向かってくる久丞へ持っていたナイフを突き出す 久丞は抜いた杖で間一髪それを弾く。そのまま杖頭で偉人男の腹を殴打 ゼロ距離の魔法 久丞「うおおおおお!捕縛呪文!!」 光が偉人男を締め付ける それと同時に主人公は側のテーブルから赤ちゃんを救助 瑠璃「………はっ!」 久丞「ふええ……まあ結果オーライやな…」 異人男「ぐっ……何者ナノデスカ!!?」 瑠璃「け…警察です!貴方を魔法術取締法違反及び殺人未遂の容疑で逮捕します!!」 異人男「クソ…もう嗅ぎつけたのでスカ…ファッキンドッグ共め……だが甘いデス」 異人男が手を動かす。 瑠璃「……何を?…………!!」 瑠璃が咄嗟に振り返ると鎧の大男が斧を振りかざしていた 主人公「瑠璃!!」 ギリギリで一撃目をかわしながら杖を抜く瑠璃。 瑠璃「雷砕石呪文」 鎧男の内部から電気が破裂するように散乱する。鎧が崩れ落ちるが中身の人間はいない 久丞「何やあコイツ…?」 そう発した瞬間、幾つもの雛人形が久丞に襲いかかる 主人公「久丞!!異人男だ!こいつが我楽多を操っている!」 久丞「クッ……コイツ」 異人男「捕縛解除呪文」 異人男の捕縛魔法が解かれる 瑠璃と主人公にも新たな我楽多が襲いかかる 久丞、瑠璃は魔法で応戦。主人公は赤ん坊を抱きながら必死に攻撃を避ける 異人男「三人掛かりなら逮捕できると高を括りましタカ……警察も随分甘くなったものデス」 異人男「この館に入った時点でキルエンドなのデス!ここにあるコレクションの殆どが曰く付きの魔術品! ワタシはそれをこの魔法具で意のままに操れるのデスヨ!!」 手の指輪を見せつける偉人男。どの指にも幾つも指輪が嵌められている 13 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 19 38 ID vAgcPCeA0 瑠璃「主人公さん!何とかして隙を作りますので逃げてください!」 主人公「……だがしかし!」 久丞「赤んぼ助けるのが最優先やで主人公!」 主人公「……よし、りょうか…」 異人男「隙が出来るのは貴様らデス…」 壁に亀裂が走り、我楽多で出来た巨人が出現する 衝撃で宙に浮く三人、そこへ空かさず人形達が瑠璃久丞からは杖を、主人公からは赤ん坊を奪う 巨人が異人男の傍らで動きを止め、赤ん坊を手に持つ。異人男は人形から杖をうけとる 異人男「ビヨーク知ってますよ警察の弱点ハ…この杖が無ければ無力同然」 杖を手に取り火炎魔法で燃やす異人男 異人男「ここもバレてしまっては消し去るしか無いデスねアーモッタイナイモッタイナイ」 燃える杖を我楽多の山へ投げる、火が移り周囲に広がって行く 久丞「てんめえ……ぐっ!」 瑠璃「きゃあっ!」 人形に取り押さえられる二人 主人公は何とかかわして異人男、巨人と間合いを取る 異人男「先程から奇妙に思っテたのですガ、あなたはその腰の物を全然使いませんネ…」 主人公「……。」 息を切らしながら杖を抜き取り、構える主人公 異人男「………プッ、ハハハハハ!ジーザス!OMG! まさか警察というのに魔法を使えナイ!ナイのデスか!!」 主人公「赤ん坊を返すのだ!!」 異人男「返す?日本語オカシクないデスか?これは元々ワタシの。 ワタシが何処ぞの婦人から貰ったモノです」 主人公「お前は赤ん坊の命を奪おうとしている!それを阻止するのだ!」 異人男「マスマス可笑しいです。この命は最初から無いに等しかったのです」 主人公「………!」 異人男「ワタシの国では親に子を育てる能力が無い場合、人口中絶が認められてマス! その方が不幸にならないとわかっているからです! この国は可笑しいのです!不幸が不幸を呼んでいる、だから生んだ子供を捨てるのデス」 14 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 21 34 ID vAgcPCeA0 主人公「………はっ、しまった!」 主人公の足元に我楽多が絡まっている動きを封じられる主人公。杖も足下に落とす 異人男「今までワタシがベイビーを引き取り、その後連絡をよこす親はいませんでした そう、居なかった事にしたいのデス!ベイビーは、命は、元々イナカッタ! そういう事にしたいのデス!」 異人男「ワタシはその手伝いをして少し報酬をイタダいてるダケ 言うなレば…これは殺しても良い正義なのデス」 巨人の手の平で泣きじゃくる赤ん坊 主人公「ふざけるな…」 必死に抵抗し、異人男へ向かおうとする。 主人公「うおおおおおおおおお!」 瞬間、巨人の拳が主人公と衝突する。 通路まで吹き飛び我楽多の山に埋もれる主人公 久丞「主人公!」 異人男「アナタ達はココで死になさい。ベイビーは…ここに置いてくのはマズイので 何処かで埋めるとしまショウ」 瑠璃「せめて赤ちゃんは…助けたかったなぁ」 久丞「…………クソッ!クッソオオオオ!」 15 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 24 53 ID vAgcPCeA0 我楽多の山で横たわる主人公、半身は埋れた状態 主人公(殺して良い正義だと…?) 父の姿を思い出す 主人公(父はデモの暴動で起きた魔法爆発で死んだ) 周囲の炎がどんどん大きくなる 主人公(デモの民衆を、部下達を、守って死んだ) 埋もれた右手がかすかに動く 主人公(殺して…死んで良い正義があるのか?) 遠くの二人、赤ん坊の泣き顔、笑みを浮かべる異人男 主人公(そんな正義は…無い!) 何かを掴む右手 大きな轟音と爆風 周りの我楽多が吹き飛ぶ 異人男「ナ…何が……!?」 煙の中から影が飛び出し、その影が一瞬にして 部屋にいた小人形と我楽多、そして炎さえも細切れにする 影は久丞と瑠璃のところで動きを止め、二人を解放する 久丞「主人公…?何やそれ…」 主人公が日本刀を手に持ち、激しい光を放っている 瑠璃「それって…妖刀!?刀で魔法が発動したって事ですか!!?」 主人公「同じだった…俺にとって、剣と魔法は同じだったのだ」 異人男「ヌヌヌヌヌ…それはワタシのコレクションです!返しなさい!」 襲いくる巨人 瞬く間に巨人を通り抜ける主人公、巨人は制止し気付けば片腕が消滅している 主人公「ならばその前に赤ん坊を返してもらおう」 赤ん坊を抱いている主人公そしてまた一瞬で久丞と瑠璃の元へ 異人男「はっ……はぁあアアアアアア!?」 主人公「瑠璃、久丞、赤ん坊を頼む……おい異人!」 16 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 43 25 ID vAgcPCeA0 主人公「人を殺して良い正義があると言ったな、それは正しいと」 異人男「わ、忘れまマシタ…」 主人公「死ぬか生きるか決めるのは天と己自身だ!! この赤ん坊が自分で殺すかどうか決めるのだ!!他人が決めていい訳が無い!!」 異人男「ベ…ベイビーがそんなこと決めれるわけないデショ…」 主人公「そうだ、だから決めれるまで生きるべきなのだ 確固たる信念と正義が生まれるまで人は生きるべきなのだ!」 異人男「うううう五月蝿いデス!ジャポネの言葉はイミフです!!」 異人男が懐から新しい指輪をだし、それを嵌める 巨人の頭が一瞬にして膨れ上がり下半身が破裂。 主人公は三人を抱え、素早く通路まで非難する 館の外壁が損壊し巨人が空に浮かぶ、肩には異人男 異人男「ハハハハハアディオス!ジャパニーズドッグ!!」 瑠璃「あんな魔法まで…赤ちゃんは救助出来ましたし、悔しいけど犯人確保は諦めましょう」 主人公「いや、行ける…良しあった」 散らばる瓦礫と我楽多の中から自分の杖を取り出し、それを久丞に渡す 主人公「久丞、まだ魔法出せるか」 久丞「いや、どうやろなもう体力もあらへん、強力なのは自身無いわ」 主人公「いや弱いのが寧ろ良い、誰でもできそうな超初歩魔法を頼む」 久丞「…言うやないかい」 ニヤリとする久丞 17 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 44 08 ID vAgcPCeA0 異人男「ファッキン!折角のアジトが水の泡バブルデス! …でもまあマネーは出来るだけ持ってきまシタシ、これからもこの国のドコカで…」 振り返る異人男 後方からひとつの火の球が空飛ぶ巨人に向かって来る 異人男「ハハハハハ最後っ屁てヤツでしょうカ!!ド低級の火炎魔法じゃナイですか! こんなもの余裕…」 巨人の残った腕で受け止める……が火炎魔法は進行を止めない 火が弱まっても止まらない、どんどん巨人の腕を細切れにしながら肩上の異人男へ向かって行く 異人男「き…貴様はアアアアアア!!?」 主人公「お前を逮捕する!!!!」 巨人を両断し、残った風船頭部を掴み異人男をキャッチ 18 :名無しさん:2013/06/11(火) 06 45 41 ID vAgcPCeA0 ーー館の外、警察官が慌ただしく動き久丞、瑠璃、主人公、ボロボロのまま事情徴収 瑠璃「あ、教官殿ですわ…」 久丞「えっもう来てるの!?」 主人公「うむ…」 教官「お前ら、 好き勝手やってくれたな…自分達が何をしたかわかっているのか」 瑠璃「……」 久丞(あれ!?怒られる雰囲気!!?) 主人公「勝手な行動を取り危うく命を落とす所でしたぁ! 教官にも迷惑が至り、誠に申し訳ありません!!」 教官「はあ……もういい」 教官「今回捕まえた犯人は警察が以前取り逃がした容疑者でな 私も捜索本部に加わっていたのだ。裏で違法魔法組織と繋がりのある人物で 今回の件でようやく尻尾が掴めたと上は喜んでいる…お前らのお手柄だ。」 久丞「うおおおツモったあああ!」 瑠璃「あの…赤ん坊はどうなるんでしょうか」 教官「本当なら実親に返すのが一番だが、不可能なら施設に渡すべきだろう 小耳に挟んだが引き取りたいという警官が何人かいるらしい。 運が悪ければ……貴様らの教え子になるかもなあ」 ニヤリとする教官、微妙な顔になる三人 教官「それと、主人公!」 主人公「はっ!」 教官「魔法が使えたそうじゃないか、どうやってだ?」 主人公「犯人の部屋にあったこれです、押収品ですので後ほど鑑識にお渡しします」 教官「妖刀か…柄に魔力が籠められているな、これと反応して魔法が発現した… 肉体活性の魔法だったらしいな」 主人公「はっ!」 教官「お前の父が最も得意とするのも肉体活性術だ」 主人公「………」 教官「おめでとう主人公。ようやく父に一歩近づけたな」 少し涙目になる主人公 主人公「はいっ!!!」 教官「今度父の刀を持ってこい杖から柄を作り、特殊魔法用具として携帯を許可する!」 瑠璃「凄いですわ!」 久丞「良かったなぁ主人公」 主人公「………ありがとうございますっ!」 教官「だが教習の熾烈さも特別だと心得よ!」 主人公「はっ!」 ーー日本には海外(そと)から数多の文化や機器が流れ混み、影響を及ぼしていた。 そして、"魔法"もその一つであったが、それを知る物は極わずかであった そんな波乱に満ちた時をーー 『大正時代』という おわる
https://w.atwiki.jp/arcanaknights/pages/50.html
データ/修練島_モンスター 修練島 [#k76138d9] モンスター名 Lv 出現場所 キューブ カード その他 備考 リトルオパード 1 ダスク ヴェール リトルルースター 1 修練者の世界樹 ルミナスピン 1 アストライオス神殿 オパード 2 ダスク ヴェール マッハリトルルースター 2 修練者の世界樹 ルミナスプリン 2 アストライオス神殿 タフリトルルースター 3 初級教官キャンプ ビッグオパード 3 初級教官キャンプ ルミナスペルソ 3 初級教官キャンプ ロックトートル 3 初級教官キャンプ ロックチェッカー 4 初級教官キャンプ ハンマーLv1 ルミナスクラウン 5 キャンプの南の草原 ロック・ディフェンダー 5 キャンプの南の草原 ルミナスプレミア 6 キャンプの南の草原 ロック・チェイサー 6 キャンプ東の緑森 ロングテイルオパード 6 キャンプ東の緑森 アドベンチャラーシューズLv1 ルースター 7 キャンプ北丘 ロック・ブレイカー 7 キャンプ東の緑森 ロングテイルオパードL 7 キャンプ東の緑森 アドベンチャラーシューズLv1 スイフトルースター 8 キャンプ北丘 タフルースター 9 キャンプ北丘 アドベンチャラーシューズLv1 ロックエグセクター 9 銀杏の森 アナテーマ[*] 10 潮の香りの坂道 +1 ディバインスマッシュ br;+1 回転撃 ライトレザージャケットLv1 boss オパードビッグフット 10 銀杏の森 オパードビッグリーダー 11 銀杏の森 パンテラ; ライトシールドLv1 銀杏亀 11 潮の香りの坂道 トルタス; br;+1 聖火のオーラ br;+1 クイックムーブ アドベンチャラースーツLv1 ケンタウロスジュニア 11 潮の香りの坂道 オパードビッグプライム 12 銀杏の森 夕暮の銀杏亀 12 潮の香りの坂道 トルタス; アドベンチャラーシューズLv1 グレートルースター 13 潮の香りの坂道 +1 クイックムーブ br;+1 エネルギービート br;+1 クリーチャーテイミング アドベンチャラーシューズLv1 ケンタウロスナルキソス 13 潮の香りの坂道 黄昏の銀杏亀 13 潮の香りの坂道 アドレンチャラーシューズLv1 ケンタウロスアドニス 14 潮の香りの坂道 ワームピラニア 14 熱砂の海岸 +1 カマイタチ br;+1 バイタルサポート ハーフエッジLv1 br;ライトグローブLv1 br;ライトシールドLv1 br;アドベンチャラーシューズLv1 グレートルースターEX 15 潮の香りの坂道 ポールトリ; br;+1 カマイタチ br;+1 エネルギービート ライトシールドLv1 active スイフトワームピラニア 15 熱砂の海岸 アイアンメイスLv1 active 親分ワームピラニア[*] 15 熱砂の海岸 +1 ファイアボール boss コメント [#c51cec16] 名前