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俺部屋 アリーセ「パパおそいなー」 シャーリー「アリーセのパパはまだお仕事中だからなー。だからあたしがアリーセの相手を頼まれたんだ」 アリーセ「シャーリーおねえちゃんありがとう」 シャーリー「アリーセのパパとあたしは付き合う事になったから暫くはあたしがアリーセの面倒を見ることが増えそうだよ」 アリーセ「ほんとう?シャーリーおねえちゃんがわたしのママになってくれるの?もうママってよんでもいいの?」 シャーリー「あははーまだわからないなー。だからまだシャーリーお姉ちゃんって呼んでくれよ?」 アリーセ「うん!」 カチャッ 俺「ただいまアリーセ。シャーリーもアリーセの面倒を見てくれてありがとう」 アリーセ「パパー、おかえりー。ねえねえ、シャーリーおねえちゃんがママになってくれるって本当?」 俺「アリーセ……まだ全然そんな事は決まってないんだ。ママはもう少し待ってくれないか?」 アリーセ「パパとシャーリーおねえちゃんはつきあうんでしょ?つきあったらけっこんするんでしょ?」 シャーリー「あたしなら別にいいぞー?」 俺「シャーリーも煽らないでくれ。アリーセ、前も言った通りこの事は簡単には決められる事じゃないからママはもう少し我慢してくれ、な?」 娘「でも……グスッ」 俺「アリーセ、わがままばかりはいけません。わがままばかり言っているとパパ怒っちゃうからな?」 娘「うわーん。パパなんてだいっきらい!」 俺「大嫌い…大嫌い…大嫌い…シャーリー娘に嫌われた。もうだめだ生きてるのがつらい死にたい」 シャーリー「しっかりしろ、俺。俺ーーーーーー」 俺「くぁwせdrftgyふじこ」 シャーリー「こうなったらしばらくはダメだなー。アリーセはあたしが後を追いかけておくよ。大丈夫、あたしに任せておけってー」 俺「」 俺「いかん、腑抜けている場合ではない。私もアリーセを追わねば!待ってろアリーセェェェェーーーーーー」 ズドドドド… 俺「どこへ行ってしまったというんだ。てっきりみんなの所かと思ったんだが、となると後はミーナの所か」 ミーナ部屋 俺「ミーナ大変だ!アリーセを見なかったか?」 ミーナ「あら俺さんアリーセちゃんがどうかしたのかしら?」 俺「アリーセに大嫌いって言われた…そうだった、大嫌いって言われたんだった。ドウシヨウ娘に嫌われた。このままじゃ生きてけない」 ミーナ「俺さん落ち着いてまずはゆっくり深呼吸をしてください」 俺「すーはーすーはー」 ミーナ「落ち着いたかしら?」 俺「ああ、それでアリーセが部屋を飛び出してしまって探しているんだがここへ来なかったか?」 ミーナ「ええ、アリーセちゃんなら私のところへ来たわよ。その後シャーリーさんが来てアリーセちゃんならシャーリーさんと一緒にどこかへいったわ」 俺「シャーリーと合流したのか。そのシャーリーはどこへいくか聞いていないか?」 ミーナ「ええ、どこへ行くかは聞いていないわ。けど、俺さんはアリーセちゃんと少しの間距離をとったほうがいいかもって言っていたわね」 俺「今会いに行ってもまた大嫌いって言われるかもしれないな。ミーナ仕事の邪魔をしてしまったな」 ミーナ「お仕事はもう終わってるから大丈夫よ?ねえ俺さん、少しお話でもしません?」 俺「かまわないが何の話だい?」 ミーナ「アリーセちゃんやグレーティアさんの事よ?」 俺「そうきたか。しかしまだあの事は完全には吹っ切れていないぞ?」 ミーナ「俺さんはやっぱり今でもあの人の事を……?」 俺「ああ、未だに忘れられない。もう居ないってわかっているのにそのうちひょっこり帰ってくるんじゃないかとまだ思ってしまうんだ」 ミーナ「だからなのね」 俺「アリーセにもそろそろ母親が必要だとは思うんだ。けどどうしてもグレーティアの事が頭をよぎってしまう」 ミーナ「俺さん、その事なんですが」 俺「ミーナ、ダメだよ?ミーナが何を言いたいかはわかる。けどその答えにはNOとしか答えられないからね」 ミーナ「……」 俺「そんな顔をしないでくれよ。私は一度ミーナを捨てた男だ。私にミーナの答えにYESと答える資格などないよ」 ミーナ「けどっ!」 俺「すまないミーナ。今はどんなことがあろうと絶対にNOとしか言えない」 シャーリー部屋 シャーリー「なーアリーセ、そろそろ機嫌を直したらどうだー?」 娘「パパなんてだいきらいだもん」 シャーリー「アリーセのパパだってアリーセの事を色々考えた上でああいってるんだぞー?」 娘「パパなんてしらないもん!だいきらいだもん!」 シャーリー「アリーセも俺に似て強情なところがあるなー」 娘「パパになんてにてないもん!」 滑走路 俺「私もいい加減過去を振り返ってばかりなのをどうにかしないといけないな」 「「「「わっせわっせわっせわっせ」」」」 「「「「俺少佐こんな所でどうしたでありますか!」」」」 俺「どうもしてないさ。シッシッ、お前らとっとと訓練に戻れ」 「「「「俺少佐が落ち込んでる時は100%アリーセたんに何か言われた時でありましょう?今度はなんと言われたんですか?」」」」 俺「うるさい!お前達には関係ないだろう」 「「「「いえ、我々はアリーセたんが心配であります」」」」 俺「私を心配してるんじゃないのか!?」 「「「「当たり前であります!我々の小さなアイドルのほうが心配であります、お義父さん!」」」」 俺「お義父さんだと、おまえら……そこへ直れ!」 カチャリ 「「「「俺少佐、銃をしまってくださいであります!」」」」 俺「大丈夫だ、俺の魔法を忘れたか?誰がお前達にアリーセをやるか!久しぶりに恐怖体験をさせてやる」 「「「「俺少佐、拳銃をしまってください。そんな大口径な銃で撃たれたら吹き飛んでしまいます!」」」」 俺「ぎりぎりで曲げてやるから大丈夫だ、問題ない」 俺「リボルバーか、私はあまり好きじゃないが……。さてまずはノッポお前からだ」 カチャッ ノッポ「待ってください少佐!撃鉄を起こさないでください!」 デブ「俺少佐、前、前!」 俺「んんん?なんだこの魔法陣?撃鉄を起こしたら出てくるのか。しかしなんだこれは。おい、ガングロちょっとその魔法陣触ってみてくれ」 ガングロ「俺っすか!いやっすよ!」 俺「うるさいやれ」 ガングロ「俺少佐横暴すぎますよ……!」 俺「特に何も無しか……仕方ない一発撃ってみるか」 カチ。ダンッ。キュゥィィィィイイイイ…… 俺「弾が魔法陣に吸い込まれた?……これはまずいかもしれないな、俺の直感がやばいって言っている。ノッポ、思いっきり横へ走って逃げろー!」 ノッポ「なんですってー!?」 ゴォォォォォ デブ「ぎゃーーーーーーーーーーー極太ビームがくるーーーーー」 俺「やれるか? Lv3:フリー!曲がれぇ!」 ノッポ「……少し髪の毛かすった。けど生きてる。生きてるって素晴らしいな」 俺「なるほど。あの魔法陣に弾丸を撃ちこむ事で術式が完成するわけか……しかも私の魔法の効果も乗るみたいだな。危ないがいざという時に役に立ちそうだな」 翌朝食堂 娘「…(ツーン」 俺「ははは…アリーセ、今日のご飯もおいしいな」 娘「…(プイッ」 俺「なあ、アリーセ?」 娘「パパなんてだいきらい!」 俺「だいきらい…だいきらい…」 エイラ「俺少佐が灰になったゾ」 シャーリー「俺しっかりしろよ~。あたしからも後でなだめておいてやるから元気だせよ~」 俺「…シャーリー頼むよ。全てがかかってる」 坂本「なあ、ミーナも俺を元気づけてやらなくていいのか?」 ミーナ「え、ええそうね……」 坂本「ミーナ?」 ミーナ「でもここは私でなくシャーリーさんに任せておいた方がよさそうね……」 坂本「それもそうか。子供の扱いはルッキーニで慣れているだろうし適任か……だが、この間の戦闘以来随分と俺とシャーリーの中がいいな」 ミーナ「そうかしら?」 坂本「気のせいか。ミーナ、シャーリーに俺を取られないようにな」 ミーナ「美緒何いってるのよ!?」 坂本「はっはっはっ」 俺「はぁ……」 シャーリー「しっかたないなー……ほら、しっかりしろってー。ほらちゃんと食べないともたないぞー?」 俺「すまない……食べるよ」 ミーナ「そうね、私ももう少し頑張った方がよさそうね」 外 俺「はぁ……今日の訓練はもう終わりでいい」 ノッポ「どうしたんだろうな、俺少佐。まさか……(ヒソヒソ」 眼鏡「ああ、アリーセたんに嫌われたままらしい(ヒソヒソ」 ガングロ「それだけなのか・・・?(ヒソヒソ」 デブ「それだけでも俺少佐にとっては大ダメージだよ・・・(ヒソヒソ」 芳佳「えっ?まだ準備運動しか終わってませんよ」 俺「え?そう、なら自主的に訓練しておいいてくれ」 芳佳「え?は、はい」 リーネ「俺少佐、大丈夫かな」 ペリーヌ「・・・ちょっと口を聞いてもらえないだけでああなんて、なさけないですわ」 坂本「ふむ。あれは少々重症のようだな」 基地内 俺「どうすればいいんだろうか……」 シャーリー「俺じゃないかー。まだ口もきいてもらえてないのかー?」 俺「全然だめだ……もう生きているのが辛い」 シャーリー「そんなに落ち込むなってー。なんならあたしが俺を慰めてやろうかー?ほれほれー」 俺「子供じゃあるまい、そんな事じゃ慰めになんてならないさ」 シャーリー「ちぇー。もう少しあたふたしてくれたら面白そうだったんだけどなー」 俺「私はもういい年だからな。胸を押し付けられて取り乱したりなんてしないさ」 シャーリー「つまんないなー」 俺「つまらない男で悪かったね」 シャーリー「けど、そこが俺のいい所なんだよなー。ま、気分転換でもしようぜ?あたしの手伝いをしてくれよー」 俺「気分転換か……それもいいかもしれないな。よし、手伝おう」 シャーリー「助かるよー。人手がなくってさー、ルッキーニじゃちょっと手伝いは無理そうだしなー」 俺「そうかそうか」 同時刻俺部屋 ミーナ「俺さん居るかしら?」 キィ…… ミーナ「……居ないみたいね。この時間だと訓練かしら?」 ミーナ「俺さんの部屋……少し位ならいいわよね」 ミーナ「これが俺さんのベッド……すぅー……俺さんの匂いがする。(モゾモゾモゾモゾ」 ミーナ「こうして布団に包まっていると、俺さんに抱きしめられてるみたい……」 ミーナ「俺さん……なんで私に振り向いてくれないのかしら……シャーリーさんとはあんなに仲がよさそうなのに、なんで私は……」 ミーナ「……ちょっとスケジュールを調整して俺さんと一緒に居られるようにしちゃおうかしら」 ミーナ「なら、さっそく俺さんのお休みをいじって私と休みを合わせなきゃ……でも今はもう少しだけこうしていたいわ……俺さん……」 基地内廊下 俺「・・・(チラッチラッ」 娘「・・・(プイッ」 俺「まだダメか……しかたない訓練でもするか(トボトボ……」 ミーナ「あら?あれは俺さんね……シャーリーさんも一緒じゃないし今がチャンスかもしれないわね!」 ミーナ「俺s シャーリー「おーーーい、おれーーー」 俺「どうしたシャーリー、私に何か用か?」 シャーリー「いや、姿が見えたからな呼んだだけだけどなー。それより俺はなんでこんなところをとぼとぼ歩いてたのさ」 俺「アリーセがまだ口を聞いてくれないから、ちょっとリハビリと気分転換を兼ねて飛ぼうかとね」 シャーリー「そんな事ならあたしが一緒につきあってやるよー。またあの時みたいに落ちそうになったら困るだろう?」 俺「それもそうだな、なら一緒に飛んでくれるかい?」 シャーリー「もちろんさ」 俺「ありがとう、また落ちそうになった時は頼むよ」 シャーリー「任せとけよ」 テクテク×2 ミーナ「あっ、俺さん待って……」 昼 ミーナ「おr シャーリー「おーい、俺―――!」 俺「ん?またシャーリーか。どうしたんだ?」 シャーリー「そろそろお昼だし、一緒にご飯を食べないか?」 俺「もうそんな時間だったか。それじゃあ行こうか」 シャーリー「そんな事だろうと思ってもう準備してもらってるんだぜー?」 ミーナ「…………どうしてなの?」 夜 ミーナ「 シャーリー「おーいおれー、飲もうぜ!」 俺「そうだな・・・まだアリーセが口を聞いてくれないし今日は飲んで嫌な事を忘れたほうがいいのかもしれないな……」 シャーリー「そう思って誘ってみたんだー。おつまみも宮藤に作ってもらったから俺の部屋で飲もう」 俺「準備がいいな。それじゃあアリーセを誰かに預けてこないとな」 シャーリー「おつまみを作って貰ったときに宮藤に頼んでおいたから大丈夫だぜー?」 俺「そうか。ならいこう」 ミーナ「……(ギリッ」 ミーナ・自室 ミーナ「シャーリーさんさえいなければ私が……はっ、なんてことを考えてるの私ったら…きっと疲れているのね」 ミーナ「そうだ、俺さんの休みの日を直しておかなきゃ。こうしてこうしてこうして…これでよし。うふふ、明日が楽しみね」 ミーナ「そうだ、俺さんとシャーリーさんの様子を見ておかないといけないわね」 俺部屋・前 ミーナ「……あれから大分時間がたったけどまだシャーリーさんは出てこないわね。俺さんの休みを変える作業なんて15分もかからなかったから15分ちょっとで飲み終わるなんてないだろうし……待つしかないわね」 ミーナ「……もう12時、出てこないわね……何をしてるのかしらね」 ミーナ「…………1時」 ミーナ「……2時。ふふ、二人は随分遅くまで飲んでるみたいね」 ミーナ「……3時」 ミーナ「……4時。どうしてシャーリーさんは出てこないのかしら?もう4時よ?もう流石に飲んでる訳ないし、俺さんと何をしているのかしら……」 ミーナ「……けど、俺さんに色仕掛けは通用しないし、まだ会って数日だからあんなことやこんなことはきっとしてないわよね?」 ミーナ「……5時」 ミーナ「……6時。そろそろ俺さんが起きてくる時間だからここに居ては不味いわね……」 数時間前・俺部屋 俺「うおーーーん、アリーセーーー口を聞いてくれよーー」 シャーリー「泣くなよ、俺―」 俺「泣かないでいられるかー今日はヤケ酒だ!(グビグビ」 シャーリー「それにしても、いい飲みっぷりだなー。酒は強いのか?」 俺「……(フルフル」 シャーリー「弱いのにそんなにのんだのかよ…流石に飲みすぎだぜ?それにもう12時過ぎてるしそろそろ寝たほうがいいぞー。ほら、歩けるか?手を貸してやるからもう寝ような」 俺「すまない…(フラフラ」 シャーリー「フラフラじゃないかー本当に大丈夫か~?……っとうわわ」 ぽふっ 俺「しゃーりぃ…」 シャーリー「お、俺!?アリーセのママになってもいいっていったし、そうなったらどんなことをするかもわかってるけど、あ、あたしにだって心の準備が……あれ?俺?」 俺「Zzz…アリーセェ…」 シャーリー「何だ、寝ちゃったのか。でもびっくりしたなー……身動きとれないや、仕方ない、あたしも今日はここで寝よう。お休み俺(ギュッ」 チュンチュン シャーリー「んー……よくねたなー」 俺「うーん…愛してるよ、グレーティア…むにゃむにゃ」 シャーリー「グレーティアって確か俺の亡くなった奥さんだよな……やっぱり今の俺はあたしは眼中にないのかな…」 俺「アリーセ……グレーティア……」 シャーリー「よし、こうなったら俺をあたしに振り向かせてやるっ。その前に……あたしも一度自分の部屋に戻ったほうがよさそうだなー。あのカタブツに俺の部屋から出てきた所を見られたらなんて言われるか分からないしなー」 俺部屋・前 ミーナ「……7時。結局俺さんも起きて来なかったわ……。やっぱりお楽しみだったのかしら……俺さん、5年も独り身だったからシャーリーさんのわがままボディーに誑かされて……俺さんに限ってそんな事ないわよね…流石にこれ以上は無理ね、もう戻るしかないわね」 トボトボ…ギィ、バタン ミーナ「!?」 ミーナ「あれは…シャーリーさん。やっぱり昨日は俺さんの部屋に居たのね……しかも下着姿だなんて……(ドンッ」 ミーナ「まずは壁を殴って落ち着くのよ…後少しじゃない、朝食の時に俺さんを誘えばいいだけよ」 朝食後 娘「パパきのうはごめんなさい…」 俺「ど、どうしたアリーセ!」 娘「あのね。おねえちゃんたちからいろいろきいたの。わがままばかりいってごめんなさい…」 俺「…そうだアリーセ、明日は休みになっていたから街に一緒に遊びに行こう!」 娘「うん!」 ミーナ「(チャンスが来たわ!ここで街を案内をするために誘えばいいのね!今よ!)」 シャーリー「俺―、ならあたしが街を案内してやるよー。丁度あたしも休みなんだ。ロマーニャは初めてなんだろ?」 ミーナ「(私としたことが、俺さんと私が一緒の休みになるようにしたのはいいけど、シャーリーさんを入れ替えるのを忘れていたわ……ああ、私の馬鹿っバカっ)」 俺「そうだな、それじゃあ頼もうか」 娘「やった~!パパだけじゃなくてしゃーりーおねえちゃんもいっしょにくるんだ~♪」 ミーナ「……(ギリッ」 ミーナ「・・・」 坂本「おい、ミーナ。顔色が悪いぞ?大丈夫か?」 ミーナ「ええ、ちょっと昨日は睡眠不足だったのと、日ごろの疲れが溜まってるだけだから大丈夫よ」 坂本「ふむ…それならいいが、よかったのか?ミーナも休みなら一緒に付いていけばいいだろう」 シャーリー「中佐も明日休みなのかーなら一緒にいかないか~?」 俺「そうだな、人が多い方が賑やかでいい」 娘「みーなおねえちゃんもいっしょにいこうよ~」 ミーナ「3人で行ってらっしゃい。私は基地でゆっくりして日頃の疲れを取らせてもらうわ」 シャーリー「そっかー。なら仕方ないかー」 娘「こんどはみーなおねえちゃんもいっしょにいこうね!」 ミーナ「ええ、そうねアリーセちゃん。今度一緒に行きましょうね」 娘「やくそくだよ!」 ミーナ「ええ、約束よ」 ミーナ「……」 坂本「ミーナ…」 俺部屋 ミーナ「はぁ…俺さん……すぅー…やっぱり布団から俺さん以外にあの女の匂いがする……!」 キラリ ミーナ「この髪の色、長さ……確定ね。昨日この布団で俺さんとシャーリーさんは一緒に……」 ミーナ「……どうしましょう。どうしたら俺さんを私のほうに振り向かせられるかしら。アリーセちゃんを懐柔したほうが早いかしら……」 夜 娘「~♪」 宮藤「アリーセちゃん物凄く嬉しそうだけどどうしたの?」 娘「あしたね、パパとシャーリーおねえちゃんと一緒におでかけするの!」 リーネ「よかったね、アリーセちゃん」 娘「うん、それにこんどはミーナおねえちゃんともおでかけするんだ!」 ペリーヌ「よかったですわね、パパと仲直りもできたようですし」 娘「うん!おねえちゃんたちありがとう」 俺「アリーセこんな所にいたのか。明日は出かけるんだからもう寝ないとだめだぞ?」 娘「うん!きょうはパパといっしょにねる~」 俺「そうかそうか。ならもう部屋に戻ろうな」 娘「うん、おやすみなさいおねえちゃんたち!」 俺「3人ともお休み。お前たちも遅くまで夜更かしはダメだぞ?」 宮藤「はい、おやすみなさい」 リーネ「おやすみなさい。芳佳ちゃん、私達も今日はもう寝よう?」 ペリーヌ「わたくしも今日はもう寝ることにしますわ、みなさんおやすみなさい」 俺部屋・前 俺「ん?シャーリーか、どうしたんだ?」 シャーリー「よう、俺。アリーセに頼まれて来たんだ」 俺「アリーセに頼まれた?アリーセ、シャーリーに何を頼んだんだ?」 アリーセ「うんとね、シャーリーおねえちゃんもいっしょにねよう?」 俺「」 シャーリー「なるほどー。来てとしかいわれなかったけどそんなお願いだったのかー」 娘「うん!パパとしゃーりーおねえちゃんといっしょにねたいの」 シャーリー「あたしはいいぞー?俺はどうなんだ?」 俺「……まあ、昨日の事もあるしこの位のアリーセからのお願いは断るわけにはいかん」 娘「やった~!」 俺部屋 娘「んとね、パパはみぎがわー」 俺「わかった。ここでいいか?」 娘「うん、そこでいいよ!そしてわたしがまんなかー♪しゃーりーおねえちゃんはひだりがわね!」 シャーリー「あたしはここでいいかー?」 娘「うん、これでいいよ。えへへ」 俺「そういえば俺も小さい頃は父親と母親と川の字になって寝てたっけ…」 シャーリー「あたしも小さい頃はそうだったなー」 娘「昨日はよしかおねえちゃんとリーネおねえちゃんとこうやってねたんだよ」 俺「そうかそうか」 娘「んー…ぱぱもっとわたしのほうによってー?」 俺「この位でいいか?」 娘「だめーもっとー」 俺「こうか?」 娘「うん!しゃーりーおねえちゃんももっとー」 シャーリー「はいはい。これでいいかー?」 娘「うん!えへへ…」 俺「それじゃあアリーセ、もう寝ようね」 娘「うん!わたしがねるまででちゃんとぎゅってしててね?」 俺「ああ、いいとも。それじゃあお休み」 シャーリー「アリーセお休み」 娘「おやすみなさい、パパ。シャーリーおねえちゃん」 娘「Zzz……ぱぱ……まま……」 俺「ふぅ、ようやく寝付いてくれたみたいだな」 シャーリー「仕方ないさ、きっと明日が楽しみで楽しみでしかたなかったんだ」 俺「やっぱりそうだろう。シャーリーもアリーセのわがままに付きあわせてしまってわるかった」 シャーリー「いいっていいって。なあ、俺。今日も泊まっていっていいか?」 俺「今日はアリーセもいるしいいぞ」 シャーリー「サンキュー。な、な、そっちに行ってもいいか?」 俺「別にかまわないがアリーセを起こさないようにな」 シャーリー「わかってるさー、よいしょっと」 俺「別にこっち側に来る必要なんてなかったんじゃないか?」 シャーリー「だって、こっち側に来ないとこんなこともできないだろ?(チュッ」 俺「……全く」 シャーりー「なー俺はまだ前の奥さんの事を忘れられないのかー?」 俺「なぜそんな事を聞くんだ?」 シャーリー「昨日、寝言でグレーティアグレーティアって連呼してたぞー?」 俺「そうか……」 シャーリー「あたしじゃやっぱりダメなのか?」 俺「……どうなんだろうね。そういえば前にも同じ用な事をミーナに言われたな…」 俺「私はまだグレーティアの事を忘れれる事なんてできないのかもしれないな。何時かは決着をつけなくてはいけないのだろうけど…」 シャーリー「……それが聞けただけでもよかったよ。あたしたちももう寝ようぜ。お休み」 俺「私に抱き着いたまま寝るつもりか?」 シャーリー「ダメか?」 俺「まあ、いいだろう。ただしアリーセが起きる前に起きてくれよ?」 シャーリー「分かってるよー。お休み」 俺「ああ。お休み」 翌朝 娘「パパ―!シャーリーおねえちゃんおきて!おきて!」 俺「うーん…アリーセ。ずいぶん今日は早く起きたんだな」 娘「だってきょうはパパたちとおかいものだもん!」 俺「そうだったね。ほら、シャーリーも起きなさい」 シャーリー「もう朝かー?んー……」 娘「シャーリーおねえちゃんもパパにだきついてないでがやくおーきてー」 シャーリー「おはようアリーセー。今日は一緒に買い物にいくんだったなー」 娘「そうだよ!だからはーやーくー」 俺「こらこら。そんなに急かしちゃだめだよ。まずはごはんを食べて着替えてから出かけるからね?」 娘「はーい!」 シャーリー「それじゃーあたしも部屋に戻って着替えてくるよー。またあとでなー」 食堂 娘「ぱぱーはやくたべてー」 俺「まだ早いからそんなに慌ててでかけても、お店が全然空いてないぞ?」 娘「んー・・・うん」 宮藤「アリーセちゃんは楽しみで楽しみで仕方ないんだよね?」 娘「うん!」 俺「ミーナは本当に一緒に来なくていいのか?せっかくの休みなんだから休みの日まで基地に居るよりは気分転換になるとおもうんだが」 ミーナ「シャーリーさんと3人で行ってらっしゃい。街にでかけちゃったら余計疲れがたまっちゃいそうだもの」 俺「そうか、なら仕方ないな」 ミーナ「アリーセちゃんとは今度一緒に行くって約束したからその時にはちゃんと一緒に行かせてもらうわ」 俺「わかった。みんな買ってきて欲しいものがあったらメモをくれ」 シャーリー「俺ー、アリーセおまたせー」 娘「シャーリーおねえちゃんおーそーいー」 シャーリー「悪いね、準備に少し手間取っちまった」 俺「アリーセも忘れ物はないな」 娘「うん!」 俺「それじゃあそろそろ出かけようか」 シャーリー「ふふん、それじゃー車にのってくれ。飛ばしていくぜー?」 バルクホルン「俺少佐、アリーセと楽しんでくるといい。リベリアン、くれぐれも迷惑をかけるなよ?」 宮藤「それじゃ俺少佐、買い物の件よろしくお願いします」 リーネ「俺少佐、どうかご無事で」 俺「わかった。では今日は楽しませてもらうとするよ」 シャーリー「いっくぜー!」 ミーナ部屋・窓辺 ミーナ「……(ジー」 ミーナ「行っちゃったわね……私も一言一緒に行きたいって言えばよかったのに……」 道中 俺「シャーリー?なあ、もう少し速度を落とすべきじゃないか?」 シャーリー「そうかー?もう少し速度あげてもいいと思ったんだけどなー」 娘「シャーリーおねえちゃんすごーい!」 シャーリー「そうかー。ならアリーセ、こんなんはどうだー?」 俺「カーブだぞ?ブレーキ、ブレーキ!」 シャーリー「ふふん」 ガチャッ。キキーーーーーーー 俺「今、スピンしかけたよな?もっと安全運転を…」 シャーリー「スピンじゃないぜ?ドリフトだよドリフト」 娘「すごくたのしいよ!」 俺「リネット曹長の言っていたご無事ではこの事だったのか…」 シャーリー「ほら、ロマーニャの街が見えてきたぞ?後少しだからぶっとばすぜー」 娘「いけー!シャーリーおねえちゃん!」 俺「後少しなら飛ばさなくてもいい!!!」 基地・露天風呂 ミーナ「ふー…生き返るわね。こんな朝からお風呂なんて久しぶりね。そろそろ俺さんはロマーニャに着いた頃かしら?」 ミーナ「……ハァ。でもこうお風呂に入ってると嫌な事も忘れられるわね」 ミーナ「いいお湯加減だったわ。……今日は夕方まで俺さんもいないし、私も仕事もないし、うふふ」 俺部屋 ミーナ「やっぱり俺さんの布団に包まれてるって良いわ……こうやって俺さんの匂いが……俺さん以外の女の匂いがするわね」 ミーナ「また長い髪の毛……この色は…アリーセちゃんね。またあの女の髪かと思ってしまったわ。……けど、あの子も邪魔ね」 ミーナ「あら、いけない。またいけない事を考えてしまったわ……今はまだ必要よね。そのうち邪魔になってしまうけど」 ミーナ「ふぅ……私の俺さん……!?この髪の毛、シャーリーさんのよね、昨日全部拾って捨てたのにまた落ちてる……どういうことなのかしら、あの泥棒兎」 街 娘「パパー、たのしかったね!」 俺「帰りは安全運転で頼む」 シャーリー「そうかそうか~。アリーセはたのしかったかー。さーて、ロマーニャの街だよ」 娘「すごーい!パパみて。すごいおおきいたてものがあるよー」 俺「凄いな、ロマーニャの街は」 シャーリー「ふふん、驚くのはまだまだこれからさ。まずは買い物だろ?こっちだよ」 デパート 娘「みてみて、パパー。にあう?」 俺「とっても似合ってて可愛いよ。そうだな、店員さん、今この子が着てる服と、そこのとあそこのも一緒にください」 店員「かしこまりました」 シャーリー「おーい、俺ー。あたしのはどうだー?」 俺「シャーリーもよく似合ってるじゃないか」 シャーリー「なら次、これはどうだー?」 俺「ノーコメントだ」 シャーリー「なんでだよー。どうだ?可愛くないかー?」 俺「……下着位自分で選びなさい」 シャーリー「俺だって見る事になるんだから、一緒に選んでくれよー」 俺「……なら、それでいいんじゃないか?」 店員「奥様も大変似合ってますよ?」 シャーリー「奥様!?あはは、そう見えるかー、うんうん」 俺「奥様……か。店員さん、あの服と下着もさっきの子供用の服と一緒に会計を」 シャーリー「いいよ、この位自分で払うよー」 俺「いやいいさその位。デートで年下の女性から代金を出させるのは大人としてはちょっとね」 シャーリー「そうかー、ならお言葉に甘えさせてもらうよー」 店員「ありがとうございましたー、またお越しくださいませー」 シャーリー「俺、ありがとう」 俺「いやいいさあのくらい」 シャーリー「しかしたくさん買ったなー、よかったなアリーセ」 娘「うん!パパー次はあそこみたい!」 俺「玩具か。よし、行こう」 娘「んーと、えーと……あのおにんぎょうと、おうちと……やっぱりあっちのおにんぎょう」 俺「両方ともでも、いや好きなだけでいいんだぞ?」 娘「ほんとう?じゃああれも!」 シャーリー「アリーセはなんの人形をかってるんだー?」 娘「えーとね、森の家族の人形だよ!」 シャーリー「森の家族かー。なるかしいなー」 娘「みて、このにんぎょうパパとシャーリーおねえちゃんと一緒の耳だよ」 シャーリー「ウサギとグレートデーンか。ならこれはバルクホルンかー」 娘「うん!こっちはリーネおねえちゃんだし、これはミーナおねえちゃん!」 俺「シャーリー、少しアリーセを見ていてくれないか?私も少し探すものがあるんだ」 シャーリー「いいぜー、あたしたちはここに居るから探し物してきてくれよー」 俺「頼んだ」 俺「アリーセ、シャーリーお待たせ。こっちの買い物は終わったよ」 シャーリー「もう終わったのかー。こっちはまだまだ悩んでるみたいだぞ?」 娘「うーん……」 俺「まだ決まらないのか?」 娘「うん、どれとどれにしよう……」 俺「その位なら全部いいんだぞ?人形12個とその家でいいんだろう?」 娘「うん!」 俺「それじゃあお会計お願いします」 店員「ありがとうございましたー!」 シャーリー「ふー、みんなから頼まれたものも買ったしこれでいいなー」 俺「ああ、随分と大荷物になってしまったな」 シャーリー「殆どこれアリーセの荷物だぞー?こんなに甘やかしていいのかー?」 俺「たまにはいいのさ。な、アリーセ」 娘「うん、パパだいすき!」 俺「だいすき……大好き……(グッ」 シャーリー「その、なんだ。余韻に浸ってるのはいいんだけどそろそろお昼にしないかー?」 俺「それもそうだな……アリーセ何が食べたい?」 娘「んーと……おこさまらんち!」 シャーリー「それならあそこにあるレストランだなー」 俺「よし、そこにしよう」 レストラン 俺「アリーセ美味しいか?」 娘「うん!すっごく美味しいよ」 シャーリー「だろー?ここでよかっただろー」 俺「ああ、こっちの料理も凄く旨いな。よく知っていたな」 シャーリー「ルッキーニから前に教えてもらったんだよ」 俺「そういえば、ルッキーニ少尉はロマーニャ出だったな」 シャーリー「そういうことさ。ほらアリーセ、ほっぺにトマトがついてるぞ?(ヒョイ、パクッ」 娘「ありがとう、シャーリーおねえちゃん!」 シャーリー「服にこぼさないようになー」 俺「……」 シャーリー「どうしたんだ?何か嫌いな物でもはいってたか?」 俺「すまない、少し考え事をしていた……(まるで本当の親子みたいだな」 数時間後 俺「アリーセ楽しかったか?」 娘「うん!シャーリーおねえちゃんいろいろおもしろいところにつれていってくれてありがとう」 シャーリー「時間があればもっと色々回れたんだけどなー」 俺「仕方ないさ。一日じゃ回りきれないさ」 娘「また今度連れてきてね?」 俺「そうだな、次はミーナと一緒にこような」 シャーリー「それじゃあ帰ろう。帰りも飛ばしていくぜー?」 俺「安全運転で頼む……」 基地 娘「ただいま~~~」 宮藤「お帰りなさい、アリーセちゃん」 リーネ「今日は楽しかった?」 娘「うん!すごくたのしかったよ!」 バルクホルン「可愛い服だな。俺に買ってもらったのか?」 娘「うん!にあう?」 バルクホルン「ああ、凄く可愛いぞ。可愛いぞ……可愛い服を着た妹ぉ!」 俺「ただいま、みんな。今日はお休みをありがとう」 シャーリー「ただいまー。いやー、遅くなってわるかったよー」 ミーナ「あら、お帰りなさい。アリーセちゃん、今日は楽しかった?」 娘「うん!……ミーナおねえちゃん、大丈夫?」 ミーナ「どうかしたのかしら?」 娘「んー……今日のミーナおねえちゃんなんだか怖い…」 ミーナ「あら、まだやっぱりまだ疲れてるのかしら……」 娘「ミーナおねえちゃん、早く元気になってね?」 ミーナ「アリーセちゃんありがとう。ちょっと元気になった気がするわ」 娘「うん!」 ミーナ「ところで俺さんとシャーリーさんは何処へ行ってしまったのかしら?」 エイラ「俺少佐達なら大量の荷物があるから置いてくるって部屋に戻っていったゾ」 ミーナ「ちょっと手伝いに行ってくるわね」 廊下 俺「シャーリー、今日は本当に助かった。お礼といっちゃなんだが、これを。ショーケースずっと見てただろ?」 シャーリー「これは……ありがとう。服といい、これといい……けどもう1個お礼を貰ってもいいか?」 俺「いいぞ?何が必要なんd、むぐっ」 シャーリー「ん…ちゅ……」 カランっ 俺・シャーリー「!?」 ミーナ「嘘…俺さんにシャーリーさん……そんな……嘘よ……」 俺「ミーナ!?」 シャーリー「中佐、これには訳が」 ミーナ「ごめんなさい、お邪魔よね。みんなには内緒にしておくから二人はゆっくりしてらっしゃい」 タタタタタタッ 俺「ミーナ……」 俺「シャーリー、ちょっとミーナの所に行ってくるよ」 シャーリー「あ、ああ・・・」 俺「ミーナ、待ってくれ!」 シャーリー「行っちゃったか……あたしだけ見ててくれればいいのにな」 ミーナ部屋 俺「ミーナ、開けてくれ俺だ!(ドンドン」 ミーナ「……かえって!俺さんはあのままシャーリーさんとイチャイチャしてればいいじゃない!シャーリーさんにアリーセちゃんのお母さんになって貰えばいいじゃない」 俺「ミーナ、違うんだ。話を聞いてくれ(ドンドン」 ミーナ「もうほおっておいて!俺さんなんて今も昔も私の気持ちなんか知らないくせに!」 俺「……」 坂本「俺少佐、何があったか知らないがミーナがここまで取り乱すような事なんだ、少し一人にさせてやろう」 俺「……はい」 ミーナ部屋 宮藤「ミーナさん、大丈夫ですか?ご飯持ってきました」 ミーナ「宮藤さんありがとう……まだ食べたくないからそこに置いておいて貰えるかしら」 宮藤「あ、はい。それよりミーナさん大丈夫ですか?目が真っ赤に腫れてますよ?」 ミーナ「ええ、大丈夫よ。ちょっと泣いただけだから大丈夫よ」 宮藤「ミーナさん、無理はしないでくださいね」 ミーナ「ええ、宮藤さんありがとう。食器は自分で戻しておくわ」 宮藤「はい、わかりました。お願いします」 ミーナ「はぁ……せっかく俺さんが追いかけてきてくれたのに追い返しちゃったわ……」 モゾモゾ ミーナ「何かしら」 娘「ミーナおねえちゃん大丈夫?」 ミーナ「あら、アリーセちゃん。何時の間に来ていたのかしら。布団に潜り込んでいたのに気付かなかったわ」 娘「今、よしかおねえちゃんといっしょにきたんだよ。ねえ、ミーナおねえちゃんだいじょうぶ?ないてるの?」 ミーナ「ちょっとね……でももう大丈夫よ。心配してくれてありがとう」 娘「パパがね、わたしが寂しかったり泣いてた時はこうしてくれたの(ギュッ」 ミーナ「ありがとう……(ナデナデ」 娘「ねえねえ、ミーナおねえちゃんききたいことがあるの」 ミーナ「私が分かることならだけど…」 娘「んー……ママのことおしえて?パパはなにもおしえてくれないの」 ミーナ「アリーセちゃんのママの事ね。よく知ってるわ……そうね」 ミーナ「これでいいかしら」 娘「Zzz…」 ミーナ「あら、疲れて寝ちゃったのかしらね。私も少し喋りすぎちゃった。起こすわけにもいかないし今日は一緒に寝るしかないわね。おやすみなさい、アリーセちゃん」 娘「Zzz……」 ミーナ「でも、本当にイライラする位あの女にそっくりね……この子もあの女と一緒に死んでしまえばよかったのに……」 ミーナ「そうしたら、俺さんはずっと私に依存してくれたはずなのに……」 食堂 坂本「で、お前はミーナの事をどう思っているんだ?」 俺「ミーナの事ですか……それは……」 坂本「隠さなくてもいい、お前とミーナの関係はバルクホルン達から聞いている」 俺「あの二人め……ええ、確かに私とミーナは一時期付き合っていました。けど、恋愛とかそんなものではなく、お互いの傷を舐め合っていたと言った方がいいでしょう」 坂本「あそこでミーナはクルトを失い、俺はグレーティアを失った……か」 俺「そうです。それで互いに支えてくれるものを求めていて丁度目の前に同じものを探していた人が居たわけですよ。元々知らない人ではなかったから尚更」 坂本「そうだったのか……俺は今のミーナの気持ち、知っているんだろう?」 俺「ええ……まだ私の事を好きでいてくれているみたいですね。一度はミーナを捨てたこんな私を」 坂本「俺はどうなんだ?ミーナの事をどう思っているんだ」 俺「ミーナの事は……嫌いではないです、好きです。よりだって戻したいと思った事だってあります」 坂本「なら、なぜそうしなかった。お前がよりを戻そうと言えば簡単にいったのではないか?」 俺「そうかもしれませんね。けどあの頃と違ってある程度冷静にモノを見れるようになり、どうしても私はまだ妻の事が……それに私からから捨てたんです。そんな私が再びミーナの隣に立つ事など…」 坂本「そうか……気持ちの整理が落ち着いたら、またミーナの隣に立てるのか?」 俺「整理がつけば……でしょうね。アリーセの事もあるし近日中には決着は付けるつもりです」 坂本「振り切れるのか?」 俺「もう5年だ。いい加減逃げるのはやめにします」 翌朝 ミーナ「もう朝ね……昨日の事考えていたらまた一睡もできなかった」 娘「Zzz……」 ミーナ「私の気もしらないでのんきに寝てられるなんて……(グッ」 娘「……」 ミーナ「このまま首を絞め続けたら死んじゃうかしら?」 娘「けほっ、けほっ……」 ミーナ「……」 娘「けほっ、けほっ」 ミーナ「……(パッ」 娘「ごほごほ。おはようミーナおねえちゃん」 ミーナ「おはおう、アリーセちゃん」 娘「ごほごほっ、苦しくて目がさめちゃった」 ミーナ「あらあら大変ね。大丈夫?」 娘「けほっ。うん。もうだいじょうぶ」 ミーナ「それじゃあごはんを食べに行きましょうか」 娘「うん!」 数日後 ミーナ「…(ボー」 坂本「ミーナ?ミーナ!聞いているか?」 ミーナ「ええ、何だったかしら。ちょっとぼーっとしていたみたい…」 坂本「大丈夫か?目のしたのクマが最近酷いぞ?」 ミーナ「大丈夫よ?ちょっと最近寝付きが悪くて寝不足気味なだけよ」 坂本「ふむ、そうか……」 ミーナ「私は部屋に戻って書類と格闘してくるわ。後の事はよろしくね、美緒」 坂本「ああ。しかしミーナこそほどほどにしておかないと倒れてしまうぞ?」 ミーナ「ええ、わかってるわ……(バタッ」 坂本「おい、ミーナ!?」 turn back
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http //psnprofiles.com/abiKYOKAN トロフィーレベル 18 PS3ゲームソフトプレイ数 69本 PS3DL専用ソフトプレイ数 27本 PSVITAゲームソフトプレイ数 5本 PSVITA DL専用ソフトプレイ数 2本 合計 103本
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廊下 宮藤「坂本さん、本当にミーナ中佐が俺少佐をあんな……」 坂本「まだわからん。だが本当ならミーナを止めてやらなくてはならん。俺のためにも、ミーナのためにも」 バルクホルン「少佐!」 坂本「バルクホルンか!そっちはどうだ!」 バルクホルン「何処にも見当たらない」 坂本「居住区内に居ないという事は……格納庫か!」 宮藤「ここにいないならシャーリーさんならそこに居るとおもいます!」 坂本「よし、格納庫へ急ぐぞ!」 ペリーヌ「さーかーもーとー少佐ーーー」 坂本「どうしたペリーヌ、そんなに慌てて」 ペリーヌ「シャーリーさんが坂本少佐にこう伝えろと…かくかくしかじか」 坂本「なにっ、アリーセが危ない!?……成程、ミーナの狙いは俺の側に居る女性。それが子供でもか……」 宮藤「アリーセちゃんなら今日はサーニャちゃん達と一緒に居るはずです」 坂本「でかした宮藤!格納庫でなくサーニャの部屋へ行くぞ!」 格納庫 俺「……ハァ…………ハァ。ミーナは狂っちゃいない……あれは……確かどこかで聞いたことがある。 スオムスか何処かで以前あったネウロイによる洗脳か……? しかし聞いた時とは微妙に違うようだったが……しかしどうであれアレが必要になるな」 俺「……待ってろよミーナ…………」 廊下 ミーナ「うふふ、一体シャーリーさんは何処にいるのかしら♪誰かに知られる前に始末しなきゃいけないのに♪」 ミーナ「見つけたらどうしようかしら……そうね、俺さんと約束した手料理の材料になってもらいましょう。 丁度いいわね。お肉も柔らかそうだし脂肪も十分乗っているし……そうね、ハンバーグにしたら美味しそう」 ミーナ「上手に作れたら、俺さんは喜んでくれるかしら?美味しいって言ってくれるかしら♪」 ミーナ「うふふ、本当に何処にいっちゃったのかしら」 ミーナ「でもシャーリーさんの事だから少しは抵抗してくるわよね……でもきっとそれは愛の試練だわ。俺さん、私頑張るわね」 ミーナ「シャーリーさんを始末し終わったらようやく私と俺さんを邪魔するものが居なく…ならないわね。そういえばもう1人居たわね」 ミーナ「シャーリーさんの前にアリーセちゃんから消しちゃいましょう。シャーリーさんより楽そうだし、どこにいるのかしら?」 ミーナ「アリーセちゃんどこかしらー?でていらっしゃい?私と少し遊びましょう?」 ミーナ「いないわね…この部屋かしら?」 バンッ ミーナ「外れね。じゃあそこの部屋かしら?」 バンッ ミーナ「ここも居ない……一体今日は誰と一緒に寝ているのかしらね。ここかしら?」 バンッ ミーナ「ここも外れ……仕方ないわね……空間把握、本当にコレが使えて助かるわ」 ミーナ「みーつけた♪あそこに居るみたいね……美緒達もどうやら気づいてしまったみたいだし私も急がないといけないわね…」 サーニャの部屋 ドンッ シャーリー「アリーセ!」 娘「?」 エイラ「な、ナンダヨ急にー。そんなにあわててどうしたんだー?」 サーニャ「…シャーり大尉、どうしたんですか?」 シャーリー「説明は後だ!急いでアリーセを安全な、みんなの場所へ連れていかないと」 エイラ「何か悪い予感がするぞ……タロットタロット……」 サーニャ「エイラ、占いなんてしている場合じゃないわ理由はわからないけど急ぎましょう?」 ミーナ「…………みーつけた♪」 シャーリー「遅かったか!」 ミーナ「これは好都合ね、二人とも一緒だなんて探す手間が省けたわ」 エイラ「一体どういうことだよ、説明しろー!」 ミーナ「エイラさん?少し黙っていてくれるかしら?(ニコッ」 サーニャ「エイラ……ミーナ中佐の手に持ってるもの…」 エイラ「うっ……血まみれの包丁…?」 サーニャ「エイラ……怖い」 エイラ「だ、大丈夫なんダナ。サーニャは私がまも、まもっ…まもるんだー……」 シャーリー「ついでにアリーセも守ってやれよ?けど一体ミーナ中佐どうしちまったんだよー」 ミーナ「どうもしていないわよ?ちょっと俺さんに付く悪い虫を駆除しに来ただけよ?シャーリーさん、大人しく消えて頂戴?」 シャーリー「…悪い虫ね。ミーナ中佐本当にどうしちまったのさ!」 ミーナ「どうしたもなにも…あなたが悪いのよ!私の俺さんに近づいて、誑かそうとして……許せないわ!」 シャーリー「落ち着いてくれよミーナ中佐!あたしは俺を誑かそうとしたわけじゃないさ!」 ミーナ「誑かそうとしてるじゃない!一緒にデートに出かけたり、一緒に寝たり……アリーセちゃんの面倒をみてアピールしたり……ブツブツブツブツ」 シャーリー「ミーナ中佐……確かにあたしはそんな事をしたかもしれないけど……あたしじゃダメだったんだよ。俺のほうから手すら出してくれなかった」 ミーナ「そうなの……シャーリーさんあなたも……。けど関係ないわ?俺さんに近づく女は私が消すと決めたの、あなたも、その子も邪魔なの!一番邪魔なのはその子だけど……その子のせいで!」 タンッ エイラ「危ないなー!当たったらどうするんだよー」 サーニャ「アリーセちゃん、大丈夫?怪我はない?」 娘「うん……でもミーナおねえちゃん、どうしちゃったの?」 エイラ「わけがわかんないよー」 シャーリー「ミーナ中佐何をしているのかわかってるのか!アリーセを手にかけたりしたらそれこそ俺はミーナ中佐から離れていくぞ?」 ミーナ「ふふ…大丈夫よ?その時の事はもう考えてあるから。一応もう1丁持ってきておいたけど…やっぱり銃はダメね」 タンッ タンッ タンッ タンッ サーニャ「あぶないっ」 エイラ「たすかったー」 ミーナ「本当にシールドが張れるウィッチは厄介だわ」 シャーリー「そうだぞ。幸いここにはウィッチが3人もいるんだ。じきに今の銃声を聞いて坂本少佐達もかけつけるぞ?」 ミーナ「そうね……ならやっぱりコレにするわ」 ブンッ キィィンッ! シャーリー「くそっ、包丁かよ……」 ミーナ「スパナで防ぐなんて…シャーリーさんらしいわね。けどそんな小さなスパナでいつまで防ぎきれるかしら?」 シャーリー「そいつはどうも。けどこいつがあれば十分さ!」 キンキンキンッ ミーナ「しつこいわね……大人しく諦めなさい?」 シャーリー「あいにく諦めがわるくってね…痛っ」 ミーナ「大人しく刺されておけばそんなに傷だらけにならないで済んだのに…」 シャーリー「まだまだこんなもの俺が受けたものに比べたら…!」 ミーナ「そんなにボロボロになってよく言うわ?おとなしくしていれば楽にしてあげるわよ?」 シャーリー「それはお断りだね」 ミーナ「そう……できる限り痛くしないであげたのに残念ね」 シャーリー「嘘だろ?そんな目をしていたらバレバレさ。明らかに楽には死なせないって目だ」 ミーナ「あらいけない私ったら……そうね…ならもっと痛くしてあげる…………」 ミーナ「 死ね…死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ 死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ!」 シャーリー「くそっ、さばききれない……」 ミーナ「おとなしく死になさい?」 シャーリー「……ここまでか」 キィィィィンッ! ミーナ「!?」 坂本「大丈夫かシャーリ。遅くなって済まなかった」 シャーリー「坂本少佐助かったよ…もう少し遅かったらあの世行きだったよ」 ミーナ「あら美緒。…時間をかけすぎてしまったみたいね」 バルクホルン「ミーナ、お前は何をやっているのか分かっているのか!」 ミーナ「わかっているつもりよ?」 坂本「そこまでだミーナ!言いたいことは後からゆっくり聞いてやろう……だから今は少しおとなしく眠っていてもらうぞ!」 ミーナ「仕方ないわね……」 坂本「すまないがそれ相当のダメージは覚悟してもらう!」 キィィィィンッ! ミーナ「それ相当?何の事をいっているのかしら」 坂本「馬鹿な!私の攻撃を…烈風丸を包丁で受け止めただと!?」 サーニャ「坂本少佐気を付けてください、ネウロイの反応が…ミーナ中佐からです!?」 「ナ、ナンダッテー!?(AA略)」 バルクホルン「サーニャ、間違いなくネウロイの反応なのか?」 サーニャ「はい、間違いありません」 エーリカ「トゥルーデ見て!ミーナの持ってる包丁!」 バルクホルン「あれは…ネウロイ化しているだと!?しかもあの赤い光はネウロイのビームが包丁を包んでいるというのか」 坂本「だから烈風丸を受け止める事が出来たのか」 ネウミーナ「…ばれちゃったわね」 リーネ「ミーナさんの胸の辺り、前に基地内に忍び込んできた・・・その、むしネウロイ…が///」 宮藤「ほんとうだ…何だかモゾモゾした感じを思い出しちゃうね…///」 ペリーヌ「…///」 ネウミーナ「撃ちぬこうとしても無駄よ?シールドがあるもの。シールドを抜いたり切りつけたりしても…その後はどうなるかわかるわよね?丁度心臓付近よね、ここ」 バルクホルン「くっ・・・!」 ネウミーナ「それに私はただ単にこの人間の望みを叶えてあげようとしているだけよ?大分歪ませてだけど♪」 坂本「まさかミーナがネウロイに洗脳…いや、乗っ取られていたとは……」 宮藤「けど、何時の間にでしょうか。あのネウロイだって倒したはずですよ?」 ネウミーナ「確かに私はあの時この人間に潰され砕け散った…はずだった。けどコアの一部が奇跡的に消滅せずに残ったのよ。そしてこの人間に寄生してコアの修復に励んだわ。大分時間がかかってしまったけど」 シャーリー「あの時の虫か!」 ルッキーニ「むしー!あたしのとこにかえってきたー!」 「えええええええ!?」 ネウミーナ「あの時の恨みをここで晴らさせてもらうわね」 坂本「どうすればいい…下手に攻撃をしたらミーナを傷つけてしまう」 宮藤「坂本さん!あのネウロイから放たれるビームは威力こそ低いけどずっとはシールドがもちませんよ!?」 ネウミーナ「攻撃してもいいのよ?無駄でしょうけど」 バルクホルン「ミーナすまないっ…これも部隊のタメだ!」 タンッ ネウミーナ「そんな小銃じゃ無駄よ?私だってシールドを張れるんですもの」 バルクホルン「くそっ、何か。何か方法はないのか!」 …パリンッ! ネウミーナ「シールドが破られたですって!?」 俺「ハァ……ハァ……」 カチャッ 坂本「俺少佐、休んでいろといったはずだ!」 バルクホルン「今こそ大きく外れたが、そんなもので撃って当たりでもしたら…ミーナの上半身が吹き飛ぶぞ!?」 俺「シールドを貫けそうな銃器がこのレールガンしか思いつかなかった……それに私の魔法を忘れたか?俺ならやれる、あのネウロイだけを撃ち抜く」 ネウミーナ「俺さんに撃てるんですか?まさか忘れたわけじゃないでしょう?また同じ事の繰り返しになるかもしれないわよ?」 俺「……」 ネウミーナ「やっぱりできないわよね?また自分の手で大事な人を殺してしまうかもしれないのに」 俺「……黙れ」 ネウミーナ「!?」 俺「次は、……今回は!」 シャーリー「けど大丈夫なのか?的が小さいうえにネウロイとミーナ中佐との距離が殆どないぞ!?」 俺「…大丈夫だ。ミーナには劣るものの、幸い私には空間を把握する能力や距離感には天性の才があるらしくてね」 ネウミーナ「なら撃ちなさい?ほら、早く撃ちなさい?やれるんでしょう?」 俺「くっ……」ガタガタ ネウミーナ「ほら、やっぱりできないじゃない。その武器、厄介だから最初はあなたからにしましょう。あの時あなたは居なかったので恨みはないですけど、さようなら」 俺「!?」 シャーリー「俺ーーー!避けろーーー!」 娘「パパあぶない!!」 俺「……シールド?」 娘「パパ…大丈夫…?」 俺「ああ、大丈夫だ。しかし驚いた、何時の間に……」 ネウミーナ「まさかそんな!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!」 娘「パパはわたしがまもるんだもん!」 シャーリー「すげー……あのシールド、ビームを消滅させ……いや吸収してるのか?」 坂本「防御面はこれでいいとして……攻撃に転じれないのでは埒が明かない」 エーリカ「攻撃が止まったよ!」 ミーナ「……俺さん。私に構わず撃って頂戴」 俺「ミーナ、洗脳が解けたのか!?」 ミーナ「ネウロイが取り乱した時に洗脳が緩まったの……そう長くは持ちそうにないから早く!」 俺「…無理だ。私には打てなかった。やはりあの時の事を思い出して引鉄を引くことができなかった…」 ミーナ「俺さん、あなたならできるわ。あの時みたいにならないように今までいろいろしてきたんでしょう?私は俺さんを信じているわ。例えダメだったとしても私は何も恨まないわ」 俺「……」 ミーナ「だからお願い撃って。私を撃ちなさい、俺さん!」 俺「……ミーナ。安心してくれ、幸い痛みは感じずに死ねる、そして一人では逝かせない」 俺「シャーリー……もしもの時はアリーセを頼む」 シャーリー「ああ、任せてくれよ」 俺「ミーナありがとう。大切な事をわすれていたな。私はもう二度とあのような事は……ミーナ、後で言いたい事がある。その時はちゃんと話を聞いてくれよ?」 ミーナ「ええ、もちろんよ。俺さん、また後で会いましょう……」 ネウミーナ「ハァハァ……熱くなりすぎて人間ごときにコントロールを奪い返されるとはな、さあもう終わりにしようか」 俺「ああ、終わりにしよう」 カチャッ ネウミーナ「さっきは撃てなかったじゃない!いいの?失敗したらこの人間も吹き飛ぶのよ!?」 俺「”失敗”したらな。悪いが失敗をする気など全くないんだ」 ネウミーナ「!?」 俺「選ばせてやる、ミーナを解放するか、消えてなくなるか」 ネウミーナ「やめなさい・・・やめて、やめてやめてやめてやめてやめて!!」 俺「終わりにしよう…Lv4ロックオン……」 ネウミーナ「何この本体に浮かび上がる魔法陣は……!何なのよこれは!」 俺「……Lv1プログラム。Lv4の弾道を強制変更……距離は丁度100。目標到達後120度回頭……窓から弾を外へ…」 ネウミーナ「お願い……やめて俺さん」 俺「……ネウロイが気安く私の名を呼ぶな。今からミーナから離れても無駄だぞ?今から撃つ弾は射程距離内ならお前をどこまでも追尾していく。秒速5900mの弾を振り切れるとは思わないがな」 俺「…………(グレーティア、私はここから新しいスタートを切ることにするよ)」 俺「……撃ち抜け!」 カチッ ……ドンッッ! パリン……パリンッ! ネウミーナ「馬鹿な……本体のみを撃ちぬくなんて……」 俺「だから失敗する気なんてないっていっただろう?」 ネウミーナ「人間を甘くみたせいか…………」 バタッ 俺「敵機殲滅……」 バタッ ドクドクドク…… turn back
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《公開済》SEV000009 シナリオガイド 公式掲示板 シャンバラ教導団へようこそ! 今から地獄の日々が始まる…… 担当マスター 村上 収束 主たる舞台 シャンバラ教導団 ジャンル バトル 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 リアクション公開予定日 2009-06-17 2009-06-19 2009-06-23 2009-07-03 リアクション公開日 2009-07-03 サンプルアクション 前衛を担当する +... ▼プレイヤーの意図 自分の力を他の生徒に見せてアドバンテージを稼ぐ ▼キャラクターの目的 前衛を担当する ▼キャラクターの動機 自分の力を試したいから ▼キャラクターの手段 シャンバラ教導団の生徒は、これから戦いの中に身を投じていくのだから、今から慣れておく。 誰よりもガンガン前へ出て、出来るだけ傷を負わないよう、敵を見つけ次第先手必勝で攻撃する。 但し、梅琳教官の忠告は守り、防衛システムには手を出さない。 後方支援に徹する +... ▼プレイヤーの意図 梅琳教官の言葉通り、全員無事にゴールする ▼キャラクターの目的 後方支援に徹する ▼キャラクターの動機 前線で戦うだけが戦闘ではない ▼キャラクターの手段 後方支援があってこそ、前線は背中を気にせず戦える。後方支援は戦いの要だ。 考えなしに前線に出たがる奴の背中を守り、恩を売るのも悪くない。 常に武器を構え、周囲や後方からの攻撃への警戒を怠らないようにする。 エレーネと仲良くする +... ▼プレイヤーの意図 エレーネからシャンバラ教導団の事をあれこれ聞いて、ついでにスキンシップ ▼キャラクターの目的 エレーネと仲良くする ▼キャラクターの動機 他人のパートナーって可愛く見えるよね ▼キャラクターの手段 自分のパートナーも良いけど、他人のパートナーも可愛く見えるもの。 それにエレーネは先輩なので、今の内にあれこれシャンバラ教導団の質問をしたり、さり気なく肩に手を回したりしてスキンシップを図り、仲良くなっておけば色々と便宜が図ってもらえるかも。 エレーネを襲う敵は身を挺して庇い、格好良く決めて好感度アップも図る。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:000009 SEV シャンバラ教導団 バトル 村上 収束 正常公開済】
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街中 (ジングルベールジングルベール) 俺「クリスマスも近いからずいぶんと賑やかになってきたね」 娘「うん!クリスマスツリーもいっぱいだし、あそこにサンタさんもいるよ」 俺「そうだね、アリーセの所にはサンタさんは来てくれるかな?」 娘「うん!いいこにしてたからきっときてくれるよ」 俺「当たり前の事だったな。よーし、基地に帰ったら大きな木にみんなで飾り付けてクリスマスツリーでも作ろうか」 娘「やったー。パパだいすき」 俺「うんうん……。しかし…周りからの視線が痛いのは何故だろうか」 独身男性A「チッ……」 独身男性B「子持ちで女連れとかいいご身分ですね」 独身男性C「もげろ、爆発しろ」 ミーナ「この時期、独り身の男の人や女の人は気が立ってるからよ?」 シャーリー「一人ならともかく、こんな美女二人も連れてだもんな~、視線が痛いのはそのせいだろうな」 俺「ふむ……」 娘「ねーミーナママ、パパがいってたけどおうちに帰ったらクリスマスツリー作るのー?」 ミーナ「クリスマスツリー、いいかもしれないわね。基地も少し位この雰囲気を出すのも悪くは無いわね……」 独身男性「母親はあっちか……あのナイスバディ―な子はフリーかっ!」 独身男性B「アタックしてみるか、当たって砕けろだ」 独身男性C「幼女ハァハァ」 シャーリー「電飾はあたしに任せておけよな。アリーセ、あそこのツリーにも負けない凄いのにしてやるからね」 娘「わー。シャーリーママすごーい!たのしみにしてるね」 シャーリー「ああ。すごいの作ってやるからな~」 ] 独身男性A「チッ。たらしは死ね。氏ねじゃなくて死ね」 独身男性B「もげろばくはつしろたたなくなれ」 独身男性C「アリーセたんっていうんだねハァハァ」 俺「よーしパパ、アリーセにクリスマスプレゼントを買ってあげちゃおうかな!」 娘「ほんとう!?」 俺「ああ、本当だよ。アリーセは何が欲しいんだい?」 娘「んーとね。シルバニア一家の血染めの赤い屋根のおうちが欲しい!」 俺「わかった、それを買ってあげよう」 娘「わーい、パパだいすき」チュッ 俺「いやいや……父親として当たり前の事をするまでさ」 ミーナ「よかったわね、アリーセちゃん」 シャーリー「アリーセのパパは優しいパパでよかったな~」 娘「うん!」 シャーリー「パパにプレゼントを買ってもらうのはいいとして、サンタさんには何をお願いするんだ~?」 俺「そういえばそうだったな。パパがサンタさんにお願いしにいかないといけないから教えてくれないかな」 ミーナ「そうね。先に頼んでおかないとサンタさんも準備ができないものね」 俺「そういうわけで、何が欲しいんだ?」 娘「んーとね。妹が欲しいの」 俺「///」 ミーナ「///」 シャーリー「///」 独身男性A「はいはい性夜性夜、クリスマスベイビークリスマスベイビー」 独身男性B「クリスマスは3Pでお楽しみですね」 独身男性C「お兄ちゃんはいらないのかな、ハァハァ」 俺「アリーセ?サンタさんは玩具やお菓子をプレゼントで持ってきてくれるから妹は無理じゃないかな?」 娘「えーそうなの?」 ミーナ「妹はそのうちきっとパパが何とかしてくれるからゆっくり待ってればいいわよ?」 シャーリー「そうだな~。10月位にもしかしたら妹が出来るかもしれないな~」 俺「」 娘「シャーリーママほんとう!?」 シャーリー「パパが頑張ってくれたらだけどな~」チラチラ ミーナ「そうね。俺さんそこの所はどうなのかしら」ニコニコ 俺「それはだな……?そのなんだアリーセ、妹はじきに多分出来ると思うからもう少し待っててくれるよな?コウノトリさんに頼まないといけないんだ」ダラダラ 娘「ならはやくコウノトリさんにたのんでー」 俺「アリーセ……コウノトリさんはね。秋にしかこのあたりに来ないんだ。コウノトリさんが来たら頼んでおくから今は我慢できるね?」 娘「うん。でもパパ、ぜったいだからね?おねがいね?」 俺「ああ、もちろん。パパは約束は破らないからな」 ミーナ「パパは約束を破らないですって」 シャーリー「ああ、聞いた。来週は楽しみだな~」 ミーナ「そうね、どうしてくれるのかしら。今から楽しみだわ」 シャーリー「そうだな~。これで俺がどっちの方が好きかもわかるな~」 ミーナ「そうね。24日の夜どっちを選ぶか楽しみだわ」 シャーリー「そうだな~。楽しみだな~」 俺「」ダラダラダラダラ 娘「ママたちはパパから何かプレゼントしてもらわないのー?私は買って貰えるけどママたちはー?」 ミーナ「大丈夫よ。私も今度とっても素敵な物を貰うから」 シャーリー「あたしも俺から貰う物は決まってるし、クリスマスの夜にプレゼントしてもらえるから大丈夫さ」 俺「」ダラダラダラダラ 独身男性’s「チッ」 俺「……ストレスで胃が痛くなるとはこの事か」 ガランド「俺、こんな所で何をしている?」 俺「ガランド少将こそ一人でこんな所で何をなされてるのですか?」 ガランド「私か?本当ならリーネちゃんとデートの予定だったのだが拒否されたよははは」 俺「それはご愁傷様ですね」 ガランド「そっちは美女を二人連れていいご身分だな」 俺「ははは……」 ガランド「結局あの二人のどっちを選ぶ事にするんだ?そろそろクリスマスだろう」 俺「まあ、その、あの、はい。ぼちぼち……」 ガランド「できれば早く結果を教えて貰えると助かるんだ。ミーナを選ぶのか、あっちのイエーガー大尉を選ぶのか。今、上層部では俺がどっちとくっ付くか賭けをしているんだ」 俺「人を賭けの対象にしないでください……」 ガランド「細かいことは気にするな。私はもちろん大穴狙いだから期待しているよ」 俺「はぁ……」 58 自分:俺教官特別編・血のクリスマス[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 01 31 20.59 ID 2IdyrnZn0 [9/10] ガランド「ほら、三人が待ってるみたいだ。行ってやれ」 俺「はい。ガランド少将こそ頑張ってください」 ガランド「そうだな……デートがダメならプレゼント攻勢をかけてみるか」 俺「……それでは私はこれで」 ミーナ「俺さん今のガランド少将だったわよね?何を話していたのかしら」 俺「リーネをデートに誘おうとしたけど振られたって愚痴を聞かされていたのさ」 ミーナ「あの人も懲りない人よね……」 俺「ああ……」 シャーリー「そんな事より早く先にいこうぜ~」ギュッ ミーナ「(むっ)そうね、行きましょう?」ギュッ 俺「わかったわかった。けどくっ付かれると歩きにくいんだが」 シャーリー「別にいいだろ~」 ミーナ「そうよ。ゆっくり歩けばいいわ」 娘「パパーわたしもかたぐるまー」 俺「はいはい、わかったわかった」 独身男性A「くそっ……おっぱいが」 独身男性B「幸せオーラが痛い……」 独身男性C「ハァハァ」 91 自分:俺教官[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 22 14 22.88 ID 2IdyrnZn0 [3/7] 基地 宮藤「この木に飾り付けをするんですね」 ミーナ「ええ。高い所は危ないから俺さんに後でやってもらいましょう」 リーネ「私達は手の届く範囲で飾り付けをすればいいんですね?」 ペリーヌ「こういうのもたまにはいいかもしれませんわね」 娘「わたしもやるー」 ミーナ「アリーセちゃんはこっちで一緒にやりましょうね」 娘「はーい」 シャーリー「ルッキーニ、コードを取ってくれよ」 ルッキーニ「うじゅー、シャーリーこれー?」 シャーリー「ああ、あってるよ。そうしたらあっちのコードもこっちにくれ」 ルッキーニ「りょーかい」 93 自分:俺教官[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 22 20 31.19 ID 2IdyrnZn0 [4/7] バルクホルン「クリスマスツリーか……こんな事をしていて大丈夫か?」 ミーナ「少し位私達もクリスマスの気分を味わってもいいじゃない。それに今はアリーセちゃんもいるわ」 バルクホルン「それもそうか」 シャーリー「ルッキーニ次はコードをバッテリーにつないでくれ~」 ルッキーニ「これかなー?」 カチリ ピカピカ シャーリー「ツリーのライトアップはこれでOKだよ」 娘「シャーリーママすごーい」 シャーリー「すごいだろー」 娘「このまえのまちでみたのよりすごーい」 シャーリー「あれに負けないように気合をいれたからな~」 95 自分:俺教官[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 22 25 15.11 ID 2IdyrnZn0 [5/7] 俺「へーすごいな。プロ顔負けじゃないか」 シャーリー「へへへ、頑張ったからな~」 ミーナ「アリーセちゃん、私達も飾り付けをしてしまいましょうね」 娘「うん!」 俺「私も高い場所に飾り付けをしてしまおうか」 ミーナ「俺さん、悪いけどお願いね」 俺「お安いごようさ。高い場所で危ないからみんなにやらせるわけにはいかないからな」 シャーリー「あたしも手伝おうか~?」 俺「シャーリーも低い場所の飾り付けを手伝ってあげてくれ」 シャーリー「わかったよ~。よーしアリーセ、あたしと一緒に頑張ろうな」 ミーナ「私とがんばりましょうね」 娘「えーと……」 坂本「二人ともアリーセが困っているだろう」 ミーナ「そうね……3人で一緒に頑張りましょうか」 シャーリー「そうだな~、3人で一緒に頑張ろうぜ」 つづく turn back
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武装教官 ロックス…だと!?(笑) -- 2012-09-24 18 57 00 もうちょっとましな構築があった気が・・・ -- 2012-10-25 09 15 23 そうですかねー。俺は好きですけど。何か面白そうなんで。 -- 2012-11-11 03 15 24 バイソンにラッコはいらないだろ 退却してくれなきゃ困るんだから -- 2012-11-24 00 24 51 ↑編集した者ですが、ではお好きなユニットに変えてみてください。サンプル的なものなので。実際に回してみた身としては、あった方が使いやすかったのでレシピに入れました -- 2012-11-24 00 39 21 ダックビル入れようぜ! -- 2012-11-24 11 49 33 G2はむすけはいらない気が…代わりにバニラとコンパスライオン入れよう -- 2012-12-05 21 27 25 ↑G2はむすけはいらない気が] -- 2012-12-06 01 50 55 ↑ミス。G2はむすけはいらない「気が」するって事は、実際に回していないのか? 正直俺もg2はむすけはやりすぎだとは思うが、実際回してもいない身としては何とも言えないと思うんだが -- 2012-12-06 01 54 15 ブレーメンループの導入についてはどう思う? -- 2012-12-09 23 52 58 俺はG2のはむすけを抜いてコンパスライオンX4パンダをX3枚いれてます。やっぱりコンパスとパンダの方が強いです。俺はそう思います。 -- 2012-12-10 16 15 38 はむすけかわいいぜ” -- 2013-01-11 21 17 14
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あれから数か月後 俺「ヘルマァ!何回言えばわかるんだ人の話聞いているのか?」 ヘルマ「ごめんなさいであります。ごめんなさいであります!」 俺「謝ってる暇があるならとっととやれぇ!」 ヘルマ「ごめんなさいであります、ごめんなさいであります」 俺「ええい、追加で走り込み10km追加だ!」 ヘルマ「あんまりであります、あんまりでありますー」 俺「ハァ……筋はいいんだがなぁ」 ウィッチA「ヘルマちゃんまた俺大佐にしごかれてるみたいね」 ウィッチB「そうね。またヘマしちゃったもんねー」 ウィッチA「俺大佐に私も特訓してもらいたいなぁ。夜の」 ウィッチC「ヘルマちゃんは俺大佐のおきにだから仕方ないよー」 ウィッチB「俺大佐ってまさかロリコン……?」 ウィッチA「そんな事ないとおもうけど……」 ウィッチB「でも、ヘルマちゃんばっかりに構ってるよね」 ウィッチC「確かに……」 ガランド「気を付けろよ~。俺大佐はロリコンだからな」 ウィッチーズ「ガランド少将!?」 俺「ガランド少将!何訳の分からない事を吹き込んでいるんですか」 ガランド「ははは。冗談はさておき…俺大佐がヘルマを可愛がるのは娘が恋しいからだろうな」 ウィッチーズ「娘ぇ!?」 俺「そうか、言ってなかったな。5歳になる娘が一人いる。かれこれ数か月は会えていないが」 ウィッチーズ「ええええええ!?」 ウィッチA「娘が居るって…独り身だと思ってたわ」 ウィッチB「意外だわ…」 ウィッチC「信じられないわ」 ウィッチA「不倫…それもいいかもしれない」 ウィッチB「やめときなって」 ガランド「不倫もなにも俺大佐は今独り身だぞ?」 ウィッチA「チャンスね!」 俺「今は独り身だけが一応待たせている女性が居るんですが…」 ガランド「そうだったな、すまんすまん」 ウィッチA「ざんねーん」 ガランド「この部隊もそのうち公になるだろうからそれまでは我慢してくれよ?」 俺「ええ、それは分かっているつもりです」 俺「(かれこれここへ来て半年以上たつがミーナ達は元気にやっているだろうか…)」 ヘルマ「俺大佐、走り終わったであります。もう動けないであります……」 俺「今日もよくがんばったな(ナデナデ」 ヘルマ「明日も頑張るであります」 ウィッチA「そうよー。もっと頑張りなさい」 ウィッチB「私達位になれとはいわないけどもう少し頑張ってね」 ウィッチC「随分良くなってきたけどまだまだね」 ヘルマ「はいであります……」 ガランド「ははは。手厳しいな」 俺「ヘルマ、お前はまだ若いし焦らなくてもいい。カールスラント奪還作戦も近いがまだ時間はある」 ガランド「そうだ、もうすぐカールスラント奪還作戦が始まろうとしている。そこで我々第44戦闘団は公のものとなろう」 別の基地 ミーナ「トゥルーデ、フラウ。ついにあなたたちともお別れね」 バルクホルン「長い間一緒に戦ってきたからな。ミーナと離れ離れになるのは少々寂しいな」 エーリカ「そうだよー。このまま司令を続ければいいのに急に異動だなんてー」 ミーナ「仕方ないわ。ガランド少将の命令ですものきっと何かあるに違いないわ?それに私はもうすぐ飛ぶことはできなくなるから……」 バルクホルン「私もミーナの後にすぐ飛べなくなるのだろうな……ハルトマン、カールスラント奪還は任せたぞ」 エーリカ「うん、私達の故郷は必ず取り戻してみせるよ。だから二人は待っててよ」 ミーナ「ええ、そうさせてもらうわ」 バルクホルン「私はミーナの後を引き継ぐみたいだから暫くは覚悟しておけよ?」 エーリカ「うえー……」 ミーナ「それじゃあ二人とも、今まで楽しかったわ。また軍の作戦で一緒に行動することもあるでしょうし、カールスラントが奪還できたらそこでまた会いましょう」 バルクホルン「そうだな。約束だ」 エーリカ「なら頑張ってカールスラントを取り戻さなきゃ!」 バルクホルン「ミーナ、そういえばどこの部隊へ異動になるんだ?宮藤やリーネの居る所か?」 ミーナ「第44戦闘団みたいね。でもこんな部隊聞いたことないわね」 バルクホルン「ああ、もしかしたら新設される部隊なのかもしれないな。第501統合戦闘航空団の設立に関わっていたから召集されるのかもしれないぞ」 ミーナ「ガランド少将の事だからそうかもしれないわね」 バルクホルン「落ち着いたら手紙を書こう」 エーリカ「私も書いて送るよー」 ミーナ「そうね、私も向こうへ着いたら書かせてもらうわ」 バルクホルン「アリーセも連れていくのか?」 娘「そうだよ~。ミーナママといっしょにいくのー」 バルクホルン「こんな前線に居るよりは全然マシだろうな。しかし俺は何をやっているんだ」 エーリカ「結局半年以上たつのに音佐太すらなかったよね……」 ミーナ「本当にどうしてしまったのかしら……」 娘「ぱぱいそがしいのかな……」 ミーナ「大丈夫よ。きっとまたそのうちひょっこり帰ってくるわよ」 娘「うん!」 バルクホルン「我々も俺を見たらミーナやアリーセに連絡を入れよう」 エーリカ「むしろ縄で縛ってでも連れていくよー」 ミーナ「ええ、お願いね。それじゃあ行きましょうかアリーセちゃん」 娘「うん!トゥルーデお姉ちゃん、フラウお姉ちゃんまたね」 バルクホルン「道中気を付けるんだぞ」 エーリカ「またいつか会おうねー」 数日後:第44戦闘団基地 俺「司令補佐が来るですって?」 ガランド「ああ、私もまだ忙しい身だから俺大佐に全てを任せてしまっているだろう?司令代理と戦闘隊長の兼任も辛いとおもってな、手配しておいた」 俺「それはありがたい。どんな人が来るんです?」 ガランド「それは秘密だ。ただ元ウィッチだから色々と都合はいいだろう」 俺「そうですか。これでようやく少しは楽になりそうだ」 ガランド「大分楽になる。司令業を全部丸投げしても大丈夫かもしれないからな」 俺「それはいいですね。もしそうなら本業に専念できそうだ」 ガランド「ああ、明日か明後日には到着はずだから楽しみにしているといい」 俺「そうさせて貰いますよ」 ガランド「少々驚くかもしれないがね」 俺「?」 ガランド「気にしないでくれ。独り言だ」 俺「そうですか。ガランド少将は今日もまたこれから?」 ガランド「いや、2-3日はこっちの仕事をするつもりだ。というわけだ、明日からは数日本業へ戻ってもらっていい」 俺「了解。明日より数日本業へ戻らせてもらいます。あいつらたるんでなければいいが…」 ガランド「小うるさいヘルマがいるから大丈夫だろうさ」 俺「確かにそうかもしれませんね」 2日後・第44戦闘団基地 ミーナ「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐、ただ今到着いたしました」 ガランド「ミーナ久しぶりだな。急に異動させてしまってすまなかった。そっちは俺大佐の娘だな?」 娘「アリーセです。よろしくおねがいします」 ガランド「流石俺大佐の娘だ。ちゃんと挨拶できるみたいだな」 ミーナ「俺さんは大佐になられたんですか?」 ガランド「ああ、オペレーション・マルスの後に銃殺刑か大佐に昇進して馬車馬の如く働くかを選ばせた」 ミーナ「なら俺さんは無事なんですね?」 ガランド「ああ、無事だとも。今もしっかりと私の代わりに働いてくれているよ」 ミーナ「けど、無事ならなぜ連絡をくれなかったのでしょうか」 ガランド「俺大佐には少し重要な任務に就いてもらっているからな。機密保持のために外部との接触は禁止だったのだよ」 ミーナ「そうだったんですか…けど俺さんが無事という事がわかっただけでも…」 娘「パパは元気なのかな」 ガランド「ああ、君のパパは今も元気にやっているよ」 ガランド「ミーナをここへ呼んだのは司令補佐及び司令代理補佐を頼みたかったからだ」 ミーナ「司令補佐と司令代理補佐ですか?」 ガランド「ああ、実質司令代理補佐だ。私は殆どここへ来ることがないからここの戦闘隊長に司令代理も押し付けている」 ガランド「カールスラント奪還作戦も近づいているからそろそろ本業に専念させてやりたくてね。基地の司令経験があるミーナを呼んだ訳だ。補佐とは言うが実質司令業務を全て丸投げだ」 ミーナ「了解しました。私でできることならやらせて頂きます」 ガランド「そういってくれると思ったよ。戦闘隊長は今訓練に出ているはずだから戻ってきたら紹介しよう」 ミーナ「戦闘隊長と司令代理を兼任されているならさぞ立派な方なんでしょうね」 ガランド「ああ、よくやってくれているよ」 ミーナ「お会いするのが楽しみです」 ガランド「ああ、楽しみにしていてくれ。きっと驚くぞ」 上空 俺「よし、みんないい仕上がりみたいだな。奪還作戦も近い。これからは毎日飛んで更に練度を上げていくぞ」 ウィッチ達「了解!」 ウィッチA「今日はヘルマちゃんもいい動きしていたわよ」 ヘルマ「特訓の成果が出たであります!」 俺「随分私の特訓を頑張ってきたからな…できてあたりまえだ」 ウィッチB「そういえば今日ですよね。司令補佐という名の司令がくるのって」 ウィッチC「どんな人なんだろう」 俺「私も元ウィッチとしか聞いていないな。帰ったら会えるんだその時どんな人か分かるだろう」 第44戦闘団基地 ガランド「ウィッチ達が帰ってきたみたいだな」 ミーナ「凄い、ここのウィッチ達はみんなジェットストライカーを使っているんですね」 ガランド「ああ、この第44戦闘団はジェットストライカーを始めとする最新鋭装備を運用する部隊となっている。そのせいもあってまだ公には発表していないがね」 ガチャッ 俺「ガランド少将、お呼びでしょうか」 ガランド「ああ、お呼びだ。俺大佐、ついに司令補佐が到着した」 ミーナ「…………!?」 娘「パパーーーーーー!」 俺「アリーセ!?久しぶりだな、元気にしていたか?連絡してやれなくてごめんな、寂しくなかったか?」 娘「うん、さみしかったけどミーナママやトゥルーデおねえちゃんやフラウおねえちゃんもいっしょだったからがまんできたよ」 俺「そうかそうか。けど、どうしてアリーセがここに居るんだ?」 娘「ええとね。ミーナママといっしょにきたんだよ?」 俺「ミーナと一緒に!?」 ミーナ「……」 俺「……」 ガランド「彼女が今度新しく司令補佐及び司令代理補佐を務めるミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐だ(ニヤニヤ」 俺「ミーナ……」 ミーナ「俺さん……」 ギュッ 俺「ミーナ、どうしてここへ?」 ミーナ「あがりを迎えた後、急にここの司令補佐を任される事になったの」 ガランド「だから私が無理やり引き抜いた」 俺「ガランド少将……」 ガランド「おっと、勘違いするなよ?有能な司令を確保しておきたかっただけだからな?」 ミーナ「でも俺さんにようやくあえてよかった……まさかここに居たなんて思わなかったわ」 俺「私もカールスラントを奪還するまでは会えないと思っていたよ……ミーナにもアリーセにも」 娘「パパーわたしも、わたしもいるよー!」 俺「アリーセもよく来たね。ミーナは優しくしてくれていたかい?」 娘「うん!本当のママみたいだったよ」 俺「そうかそうか。よかったなー」 娘「うん!」 ガランド「おほん。いつまでそうやって抱き合っているつもりだ?」 俺「すみませんついね…」 ミーナ「申し訳ございませんガランド少将」 ガランド「ま、わからんでもないがな。それではミーナ中佐、暫くは私や俺大佐の代わりにここの基地司令の代理を頼む」 ミーナ「司令代理をですか!?確か司令補佐の為にここへ異動になったはずですが」 ガランド「私も忙しい身だ、俺大佐だってカールスラント奪還作戦が間近の為に忙しくて司令代理をやる暇がない」 ミーナ「まさか最初からそのつもりで……」 ガランド「そういう事だ。第501統合戦闘航空団司令を務めたミーナ中佐なら何ら問題はないだろう?」 俺「ネウロイとの戦闘や作戦に関しては私が全て請け負うから以前よりは楽だと思うぞ?」 ミーナ「わかりました。司令代理の任務お受けします」 ガランド「そういってくれると思ったよ。詳しい事は俺大佐から聞くといい。私はこれからまた上と会議だ。暫くは戻れないから2人とも頼んだぞ」 俺「了解」 ミーナ「了解しました」 ガランド「そうそう俺大佐言い忘れた事がある」 俺「何でしょう」 ガランド「羽目を外しすぎるなよ?物事には順序があることをまた忘れないようにな。大事な作戦前なんだ、ミーナを使えないような事にはするなよ?」 俺「こりゃ手厳しい。俺ももう昔みたいなガキじゃないので大丈夫ですよ」 ガランド「そうだったな。それでは頼んだぞ」 俺「本当に久しぶりだなミーナ」 ミーナ「ええ、本当よ。何か月ぶりかしら」 俺「10か月ぶり位か…本当に長かった」 ミーナ「ええ。でもこうやってまた会う事が出来た、私はそれだけでも満足よ」 俺「そういえば、まだあの時、言おうとしたことが言えていなかったな…」 ミーナ「そういえば、何を言おうとしていたのかしら?」 俺「それはだな……」 「押さないでくださいであります。」 「ちょっとヘルマちゃん、もう少しずれてよ見えないじゃない」 「あの女の人誰かしら……小さな子供もいるみたいだけど」 「何よあの女!俺大佐と親しげに話しちゃったりして!」 「押さないでくださいであります、もうダメであります!」 ガタッ…バターン 俺「ん?どうしたお前たち」 ヘルマ「違うであります、違うであります。覗き見なんてしてないであります」 ウィッチB「ちょっとヘルマちゃん、覗きって言っちゃだめじゃない」 ヘルマ「そうでありました。たまたま近くを通っただけであります」 俺「別に覗かなくたって夕食辺りで紹介するつもりだったのだがな。こちらは基地司令及び基地司令代理補佐としてこの第44戦闘団に配属されたミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐だ」 ミーナ「はじめまして。今日からここの基地司令及び基地司令代理補佐をするつもりだったんですが基地司令代理を務めることになったミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです。よろしくお願いしますね」 俺「ということだ。これからはミーナ中佐が司令を務め、私は本来の戦闘隊長の役職に専念することになる」 ウィッチ達「はぁ~い」 ヘルマ「まさか新しく来る人がミーナ中佐だとは思わなかったであります」 ミーナ「あなたは確かヘルマさんだったわね」 ヘルマ「覚えていてくれたでありますか!感激であります」 ミーナ「ええ、忘れもしないわ。あの時は大変だったわね」 ヘルマ「はい。けどみんな無事でよかったであります」 俺「なんだ、ミーナとヘルマは知り合いだったのか」 ミーナ「ええ。以前に少しね」 キミ空参照 ウィッチA[で、あの子供は誰かしら」 娘「えっと、アリーセです。よろしくね」 ウィッチB「可愛いわね~。ミーナ中佐の子供かしら」 ウィッチC「それはないはずよ?」 俺「それは私の娘だ。もし虐めてでもしてみろ?どうなるかはわかっているな?」 ウィッチA[…蜂の巣になるわね」 ウィッチB「虐める訳ないじゃないですか~」 ウィッチC「お持ち帰りしたい位なのに~」 ヘルマ「よろしくであります、アリーセちゃん」 娘「よろしくねおねえちゃん!」 ヘルマ「お姉ちゃんでありますか!?」 娘「うん!」 ミーナ「どうやらヘルマさんが気に入ったみたいね」 俺「そのようだな。ヘルマ、私が忙しい時は娘の面倒を頼んだぞ」 ヘルマ「了解であります!」 俺「というわけだ。私とミーナは基地の事などでまだ話が長くなりそうだから娘の面倒を見ていてくれないか?」 ヘルマ「了解であります!いくでありますアリーセちゃん」 娘「うん!」 ウィッチA「基地を案内してあげましょう?」 ウィッチB「そうね、迷子になったら大変ですものね」 ウィッチC「一緒に行きましょう?」 俺「コレで少しは静かになるな」 ミーナ「お仕事の話なんてする気はないんでしょう?」 俺「まあな」 俺「ただ二人きりになりたかっただけさ」 ミーナ「もう、悪い人ね」 俺「ミーナだって今は二人きりのほうがいいだろう?」 ミーナ「それはそうだけど……」 俺「それに他の人が見てたら恥ずかしくて伝えようとしていた事が伝えられないさ」 ミーナ「そんなに恥ずかしい事を言うつもり?」 俺「まあな」 俺「アリーセの言葉で再度決心したよ。ミーナ、アリーセの母親になってもらえないだろうか?」 ミーナ「アリーセちゃんの母親に…それって…!?」 俺「こんな子持ちでバツイチな私とだが…結婚してはくれないだろうか」 ミーナ「」 俺「……やっぱりこんな奴とはダメだったか」 ミーナ「いいえ、そんな事ないわ。こっちこそ本当に私でいいのかしら?俺さんを刺したりしたこともあるのに…」 俺「そんな事いったら、私だって一度ミーナを捨てたこともあるだろう?もういちど言おう。ミーナ、私と結婚してくれ」 ミーナ「はい」 ガターン ヘルマ「…痛いであります」 俺「ヘルマ!?」 ヘルマ「な、何も聞いてないであります。聞いてないであります!」 俺「どうしてそこに居たんだ?怒ってないから言いなさい」 ヘルマ「忘れ物を取りに来たら大事な話をしていたみたいなのでつい…」 娘「パパー!ミーナおねえちゃんが本物のママになるのー?」 俺「ああ。まだ先になると思うが、そのうちにな」 ミーナ「けどアリーセちゃん、もう本当のお母さんだと思って接してくれてもいいのよ」 娘「うん!」 ヘルマ「おめでとうであります!みんなに言ってくるであります!」 俺「待て、ヘルマ!言いふらすな!……行ってしまったか」 ミーナ「着任早々大変な事になりそうね」 俺「そうだ、後コレも渡しておかないといけないな」 ミーナ「この箱何かしら」 俺「開けても構わないよ」 ミーナ「この指輪、前に俺さんと買い物へ行ったときの…」 俺「本当はすぐに渡すつもりだったんだが色々ありすぎたせいで今になってしまったよ」 ミーナ「ありがとう俺さん。そしてこれからよろしくお願いします」 俺「こっちこそよろしくミーナ。届出はカールスラントを奪還してからになるがいいか?」 ミーナ「ええ、構わないわよ。」 俺「今は浮かれている場合ではないんだ、それだけは分かってくれるかい」 ミーナ「ええ、それは私も同じよ。だってネウロイから私の、俺さんの故郷を取り戻すための作戦なんですもの…」 俺「ああ。必ずこの手でカールスラントからネウロイを1匹残らず仕留めてみせる。俺達の故郷を取り戻してみせる」 ミーナ「私はもう前線に出ることはできないからお願いね…」 俺「任せておけ。カールスラントを取り戻したら大々的に結婚式を挙げようか。トゥルーデや坂本少佐達も呼んでね」 ミーナ「楽しみにしてるわね」 そして数か月後 俺「ついにこの日が来たか…もう一度確認しますが本気なのですね、ガランド中将」 ガランド「ああ、本気だとも。我が故郷カールスラント…私も一匹でも多くのネウロイを倒してみせるさ」 俺「止めても無駄なのはわかっていますが、無茶だけはしないでくださいよ?シールドだって張れないんですからね」 ガランド「ああ、わかっているさ。だがこの完成したMe262ならばネウロイなど恐るに足りん!」 俺「確に。以前使っていた物よりも遥かに良くなった」 ガランド「このカールスラント奪還作戦は我々第44戦闘団の活躍にかかっているからな?」 俺「というわけだ、お前らびびってないだろうな!」 ヘルマ「びびってないであります!びびってないであります!」 ウィッチA「もちろんよ。この数か月自分の手足のようにコレを使えるようになる為に厳しい訓練をしてきたんですもの」 ウィッチB「私達だってエース級のウィッチなんですよー?心配しないでも大丈夫でーす」 ウィッチC「そうですよ。俺大佐もガランド中将も私達の足を引っ張らないでくださいね」 俺「言うようになったな」 ガランド「俺大佐も無理はしなくてもいいんだぞ?ここで怪我でもされたらミーナに何を言われるかわかりゃしない」 俺「ガランド中将、大丈夫ですよ。俺は無事にミーナの所へ戻るって約束しましたので。それに、この戦いが終わってカールスラントを奪還できたら結婚だってするんですから」 ガランド「俺大佐……それは言っちゃいけないワードが大量に…」 俺「?」 ヘルマ「死亡フラグがびんびんであります…」 俺「死亡フラグなんてネウロイごとこいつで撃ち抜くまでだ」 ウィッチA[俺大佐~。そんなに武器を積んで重くないんですか?」 ウィッチB「レールガンを一体何本装備すれば気が済むんですか」 ウィッチC「ひーふーみー……12門のレールガンとかばかげてます」 俺「この位ないと長時間戦えないからな。それにせっかくうちの技術屋達が頑張ってくれたんだ。使ってやらないとな」 ガランド「さて、おしゃべりはこの位にしよう。……全軍に次ぐ、カールスラント奪還作戦をこれより開始する」 俺「というわけだ。私達第44戦闘団の力を、新鋭装備の力を見せつけてやるぞ!他の戦闘団に遅れを取るなよ!」 「了解!」 地上・作戦本部 ミーナ「ついに始まってしまったわね…俺さんどうかご無事で」 バルクホルン「ミーナ!ミーナじゃないか!」 ミーナ「トゥルーデ!どうしてここに?噂だとまだ前線で戦っていたと聞いたけど」 バルクホルン「この間、ハルトマンに全てを託して前線から身を引くことにしたんだ」 ミーナ「そう、フラウは頑張っているのね」 バルクホルン「ああ、今回の作戦も私やミーナ、俺大佐の為に頑張ると意気込んでいたぞ」 ミーナ「俺さんも前線に出ているからもしかしたらフラウと遭遇するかもしれないわね」 バルクホルン「何、まだ俺大佐は戦っていたのか」 娘「パパは強いからネウロイをみんなやっつけちゃうよ!」 バルクホルン「アリーセもここまで来ていたのか」 娘「うん。パパにがんばれーっていいにいっしょにきてたの」 バルクホルン「そうか……となれば後は作戦が成功するのを祈るしかないな」 ミーナ「ええ……きっと無事に作戦は成功するわ。そんな気がするの」 カールスラント ガラント「よし、一機撃墜!悪いな、今回の勝負は勝たせてもらおうか」 ヘルマ「やったであります!こっちも一機撃墜であります」 ウィッチA「私達もネウロイをぶっとばすわよ~」 ウィッチB「ええ、一機でも多く!」 ウィッチC「けど、本当にネウロイだらけね……」 俺「……だが私達はそのネウロイを全て倒し、カールスラントを取り戻さねばならない。もたもたしていられないぞ?」 俺「さて…全レールガンのチャージ完了。邪魔な大型には小型共々退場願おうか」 俺「Lv5マルチロック!全大型ネウロイをロックオン……Lv1プログラム、大型までの道筋の小型をできる限り潰せるルートを見極めろ…」 俺「ネウロイ、悪いが故郷を返してもらうぞ……!」 俺「消え失せろ。ヘッジホッグフレア!」 エピローグへ続く
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「レア収奪ってなぁに?」 (休んでもいい、諦めるな! By ソニーズブートキャンプ) まずは初歩的な基礎知識 レア収奪とは、NPCがドロップするアイテムで通常のアイテム意外に 別のアイテム設定がされており、これを収奪する事を指します。 収奪方法としては、副官スキルの「積荷強奪」白兵中でアイテム「略奪指令書」の使用。 または「白兵での拿捕」大きくこの3種類がレア収奪の主力になります。 基本は副官スキルの「積荷強奪」をいかに発動させるかがポイントデス。 *陸戦でのNPCドロップもあります。(甲板戦でのレア収奪も一部アリ) オラ~!そこ~、ちゃんとメモ取っておけ~! •NPCには交易品とアイテムの2種の設定があり、この2種に別枠でレアの 設定が全てのNPCに実装されています。 これからレア収奪を始める諸君達に、ソニックス教官から必要スキルを伝授しよう! お前ら~! よ~く聞いておけ~! 必須スキル:①積荷強奪:(副官スキル)これがないと始まらないぞ! レア収奪の主力兵器となります。基本、1度の白兵で 2回発動します。つまり2回発動した時点で次の敵船に移動 して目的のレアアイテムが出るまで何度も粘着をしよう! 但し女の子には粘着するな!嫌われるぞ~!(紳士たれ!) ②防御:(白兵スキル)積荷強奪を発動させるまで、白兵での 粘着が必要になります。このとき拿捕しない様に防御をして 敵船員の減少を防ぎます。(最重要スキル) ③外科:(白兵スキル)白兵粘着をしている間、どうしても自船の 消耗が激しくなります。白兵してるんから当たり前! 船員回復が出来ないと長く粘着出来ません!(最重要スキルの一つ) ④救助:(冒険スキル)戦闘中、敵の砲撃によって自船の船員が著しく 消耗していきます。レア収奪は長丁場での粘着が基本なので船員 回復は必須となります。 ヤロー共、分かっていると思うが救助はレディーファーストが基本だぞ!ソニックス教官:(紳士スキルR16+4)自己申告 ⑤応急:(海事スキル)戦闘中の船員の減りを抑える効果があります。 長時間の白兵に持ちこたえるためにも重要なスキル。 ⑥回避:(海事スキル)敵の砲撃を当てにくくする効果。これは非常に 重要デス。粘着中、白兵をしていない他の敵船から集中砲撃を食らいますので 耐久力や船員の減少が著しく下がります。このスキルの発動のアリ無しでは耐久及び 船員減少の値にかなりの差が出ます。 ⑦収奪:(海事スキル)このスキルは白兵戦や陸戦で勝利した際のドロップ率を 高める効果があります(公式HP確認)実戦の中では意外と実感できないが、レア収奪を目的と する当キャンプでは、収奪確率を高める行為は自然の流れである事から必須と思われる。 ちなみにソニックス教官は収奪13である。。(紳士的収奪がポリシー) 他にも剣術や、白兵中の攻撃力、防御力の調整に必要となる銃撃、戦術も全て欲しい言いたいところだが 全てのスキルを取るの厳しいと思われるので、上記7点だけでも揃えよう! ⑧奇襲:(副官スキル)これが無くても収奪は可能であるが、あるのと無いのでは かなり確率が違う気がします。(データは無いが)私は奇襲持ち副官配備(てんそば)なので、 毎回かならず奇襲をかけてから戦闘にはいってます。実際、レア収奪の9割以上は奇襲からの 収奪となっている事をかんがえると必須と考えます。 これに意見したいと言うヤロー共~ 文句は副官の「てんそば」に言ってくれ!! 教官~! 取引スキルが一杯でスキル枠がありません。。 「なにー、取引スキルなんざ全て切ってしまえ!!」orz 収奪のマナー (楽しくゲームをするために、最も重要デス) レア収奪は特定のNPCを狩る事になるため、他プレイヤーと取り合いになり事が多々あります。 特定多数で沸くNPCなら良いのですが、雑魚を狩って始めてレア艦隊が出現する等、その存在自体が 希少なNPCも多数存在します。 •その海域で既に狩りをしている方(艦隊)が居る場合、先約の方が終わるまで手を出さない事が 最低限のマナーです。近くの街などに移動して、先約さんが終るのを静かに待ちましょう。 •どうしても狩りたい場合は、先に居る方に失礼の無いように声をかけてみましょう。 「○○○目的できたのですが、良かったらご一緒できませんでしょうか?」と。 ここで偉そうな態度は厳禁だ~! 先にいる方からすれば、貴方の存在は迷惑なものなのです。 •逆のケース:自分が先に狩りをしていて後から他プレイヤーが来た際。 お前ら~!そんな時は逆に誘ってあげるんだ~!(紳士たれ~!) 「○○○狙いですか? 良かったら一緒にやりますか?」と。 こういったコミニケーションを取れば、トラブルも極力避ける事が出来ます。 •中にはこういったマナーを無視して周りの人間を不快にさせるプレイヤーも存在しますが、 皆さん大人の対応を心掛けましょう。 どうしても分からない奴は狩ってしまえ~!! つ「本気にしちゃダメよW」 収奪リスト 紋章収奪 アイテム収奪 レシピ収奪 お役立ちアイテム アイテム 入手場所 効果 略奪指令書 海賊島の海賊ロットNo.1、NPC等 白兵中に紙を使うと成功時のときに収奪発生 白煙弾 海賊島の海賊ロットNo.1、NPC等 敵の白兵攻撃を下げる 白煙弾は相手の攻撃力だけを大幅に削るので収奪時には有用ですよ。 -- 名無しさん (2011-03-14 15 40 24) 情報提供感謝です^^ -- Komatsu (2011-03-18 05 29 43) 名前 コメント
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俺部屋 シャーリー「なー俺ー」 俺「……」 シャーリー「おーい、聞いてるかー?」 シャーリー「おーい、おれー?」 俺「あっすまない…また考え事をしていた」 シャーリー「坂本少佐と飲みに行った後からなんか様子が変だぞー?ぼーっとしたり上の空だったりどうしちゃったんだよー」 俺「すまない、色々考えなくてはいけない事が山積みでね」 シャーリー「まさか…坂本少佐とどうすればばれずに浮気できるか考えてたのか?」 俺「違うさ…俺自身の問題なんだ。そう、5年間逃げ続けた俺の問題…」 シャーリー「そっかー。あたしに何か手伝える事や相談に乗れることはあるのかー?」 俺「すまないが無理だろう……」 シャーリー「そっか…」 俺「すまない…もう寝よう」 シャーリー「ああ、そうだなー。なー俺…」 俺「どうした?」 シャーリー「やー、なんでもないや。お休みー」 俺「ああ、おやすみシャーリー」 バンッ 坂本「俺っ、いるか!?」 シャーリー「どうしたんだよ少佐ーそんなに慌ててさー」 坂本「シャーリー?まあいい。大変だ、ミーナが倒れた。一緒に医務室まで来てくれ」 俺「ミーナが…!?わかった医務室だな」 坂本「シャーリー大尉も一応一緒に来てくれ。今後についてを話さないといけないかもしれない」 シャーリー「ああ、わかったよ少佐」 医務室 ミーナ「…ここは?」 俺「ミーナ、大丈夫か?俺が誰かわかるか?」 ミーナ「俺さん……それに美緒やみんなどうしたの?」 坂本「ミーナ、覚えてないのか?私と話していた時に倒れたんだ。過労と寝不足らしい」 バルクホルン「しかし、ミーナらしくないな。これを期にミーナも貯まっている休暇を消化したらどうだ?」 ミーナ「ごめんなさい。忙しいときなのにみんなに迷惑をかけて・・・」 坂本「迷惑ではないさ。ミーナには今まで頼りきりだったからな…」 エーリカ「にゃははー、たまにはゆっくりすればいいよ~」 シャーリー「あたし達に任せておいてくれよー」 俺「暫くゆっくり休んで疲れを取るといい。書類関係は私でもどうにかできるしな」 坂本「というわけだ。ミーナ、暫くゆっくり休め」 ミーナ「みんなありがとう。お言葉に甘えさせてもらおうかしら」 坂本「ああ、そうしろ。そうだな、後の事は俺に任せようか」 俺「わかりました」 坂本「積る話だってあるだろう?」 バルクホルン「それではミーナを頼むぞ俺少佐」 エーリカ「じゃーねー」 シャーリー「それじゃーあたしも戻るとするよー」 バタン… 俺「……」 ミーナ「……」 ミーナ「俺さん、シャーリーさんとの交際は順調なのかしら?」 俺「別に私とシャーリーは」 ミーナ「そうでしょう?この間だってシャーリーさんとキスをしていたじゃない」 俺「…。しかしシャーリーとはこれ以上発展はしなさそうさ…」 ミーナ「嘘…だって俺さんはよくシャーリーさんと一緒に寝てるじゃない。朝方部屋から出てくる所を見たことがあるのよ?」 俺「あれは、アリーセが……」 ミーナ「アリーセちゃんだって凄くシャーリーさんに懐いているじゃない。このままシャーリーさんにお母さんになって貰ったら?」 俺「そう簡単に決めれないさ……アリーセが懐いてるって理由だけだったらシャーリーだけじゃなくてミーナでも…」 ミーナ「そんな事は言わないでもいいのよ?俺さんは私の事が嫌いなんでしょう?」 俺「そんな事はないが?ミーナ最近一体どうしてしまったんだ?」 ミーナ「……嘘よ。最近ずっと私の事を無視していたじゃない!」 俺「無視?無視なんてした覚えは一度もないが」 ミーナ「嘘、嘘よ!何度も何度も俺さんの事を呼んだのにそれを無視してシャーリーさんの呼びかけにばっかり……(ブツブツブツブツ」 俺「ミーナ……?そんな事なんて」 ミーナ「嘘は辞めて頂戴!本当は聞こえていたんでしょう?でもシャーリーさんと一緒に居たかったから私を無視していたんでしょう?そうよ、そうにちがいないわ……」 俺「落ち着けミーナ。私はそんな事を考えたりしたことなんて一度だってない」 ミーナ「そんな事を言うのは辞めてちょうだい!いいのよ。シャーリーさんと居ると楽しいんでしょう?アリーセちゃんだって懐いてるし…(ギュッ」 俺「…ミーナ、離れるんだ。何かお互いに勘違いしているようだから話合おう?」 ミーナ「俺さんはまた私を拒絶するの!?あの時もそうだった。今回もまた同じなの?どうして!」 俺「違う。前は…そうだったかもしれない。けど今回は違う。拒絶しようとしてるんじゃない」 ミーナ「……そう。でもそんな嘘つかなくていいのよ?私決めたの……んっ…ちゅ…」 俺「……」 ミーナ「どんな手段を使っても…無理やりでも俺さんを私のものにするって…」 俺「ミーナ…?何を言っているんだ、落ち着くんだ」 ミーナ「さっきは少し取り乱してしまったけど、今私はとても落ち着いてるわよ?」 俺「落ち着いているなら。考えなおそう。まずは話を」 ミーナ「やめないわ。私が俺さんからグレーティアさんの事も、シャーリーさんの事も、アリーセちゃんの事も…忘れさせてあげる。 私の事だけ、私じゃなきゃダメにしてあげる。俺さん、逃げようなんて思っちゃだめよ?逃げたりしたらアリーセちゃんがどうなってもしらないんだから」 俺「何っ!アリーセに手は出すな!」 ミーナ「どんな手段だって使うと言ったでしょう?俺さんの事だからアリーセちゃんの事になると周りが見えなくなるもの利用しない手はないわ?」 俺「ミーナ、本気なのか…?」 ミーナ「ええ、本気よ。わからないかしら?」 俺「……わかった。ミーナの好きなようにするといい。けどアリーセには手は出さないと約束してくれ」 ミーナ「ええ、いいわ。アリーセちゃんには手は出さない。ふふ、そんなにアリーセちゃんの事が心配かしら?…俺さん…ちゅ……」 俺「……」 翌朝:朝食後 坂本「ミーナ、もう大丈夫なのか?」 ミーナ「ええ、おかげさまでだいぶ楽になったわ」 坂本「はっはっはっ、俺少佐に任せて正解だったな」 芳佳「俺さんどうしたんですか?」 俺「ん?俺がどうかしたか?」 芳佳「んー。何か心配事でもあるんですか?」 俺「そんな事は特になにもない。ちょっと考え事をしているからそのせいだろう」 シャーリー「しかし、ミーナ中佐が倒れた時はどうなるかとおもったよなー、俺」 俺「ああ。そうだな……」 ミーナ「・・・・・・俺さん、途中になっていた書類整理の手伝いの続きをお願いしてもいいかしら?」 俺「あ、ああ。わかった」 ミーナ「さぁ、いきましょう?」 シャーリー「俺ー、書類整理頑張ってこいよー」 俺「ああ、がんばってくるよ」 ミーナ「それではシャーリーさん、俺さんは借りていくわね」 ミーナ部屋 ミーナ「…俺さん?誰の許可を得てシャーリーさんと話なんてしたのかしら?」 俺「いや、それは…話を返しておかないと不自然だったろう?」 ミーナ「不自然でもいいのよ?シャーリーさんの事は無視して!まだ分からないのかしら?」 俺「……」 ミーナ「アリーセちゃんの事での脅しと気持ちいい事だけじゃダメなのかしら……俺さん、3回ぽっちじゃダメだったかしら?」 俺「ちがっ…」 ミーナ「ねえ俺さん。また昨日の続きをしてあげるわ。俺さんの弱い所は全部知ってるんだから……シャーリーさんじゃ知らない事を私は全部知ってるんだから……」 俺「ミーナ……」 ミーナ「俺さん、早く他の子達の事は忘れて私だけを見て?」 数日後 ミーナ「~♪」 坂本「ここ数日機嫌がいいみたいだな、いい事でもあったのか?」 ミーナ「ええ。少しいいことがあったのよ」 坂本「そうか。しかしようやくミーナが元のミーナに戻ってよかった、はっはっはっ」 バルクホルン「ああ、これでもう大丈夫そうだな」 俺「……」 シャーリー「俺ー、大丈夫か?中佐が元気になったと思ったら今度は俺かよー」 俺「……」 シャーリー「俺ー元気だせよー?どうしちゃったんだー?ほら、コレで元気だせよー」 バルクホルン「リベリアン!な、な、何をやっているんだ。俺少佐の顔を胸に埋めようとするな!」 シャーリー「うるさいなー。この位いいだろう?俺ー元気でたかー?」 俺「……」 ミーナ「シャーリーさんそんなんじゃダメよ?俺さん、元気を出して頂戴?」 俺「……そうだな」 ミーナ「俺さん明日休みだから一緒に出掛けましょう?気分転換をすればきっと元気になるわよね?」 俺「それもいいかもしれないな」 バルクホルン「それがいいようだな。俺少佐もミーナの代わりに書類作成からなにまでさせてしまったからな…慣れない事をして疲れが溜まっているのだろう」 シャーリー「遅くまで頑張っていたみたいだしなー」 ミーナ「そうね、俺さんには随分迷惑をかけてしまったもの…疲れて当たり前よね」 坂本「俺は今日ももう休みでもいいぞ?今度は俺に倒れられたら困るからな…」 俺「すまない、坂本少佐。なら私は今日も休ませてもらうよ…」 シャーリー「なら俺ー、あたしと……ありゃ?」 俺「……(フラフラ」 シャーリー「相当疲れてるみたいだなー……ゆっくり休ませてやったほうがいいかー」 俺の部屋 俺「これでいい。すまないシャーリー……」 娘「パパーだいじょうぶー?」 俺「アリーセ大丈夫だよ。パパ少し疲れただけだからちょっと休んだらすぐに元気になるよ」 娘「うん!わたしおねえちゃんたちのところへいってくるね!」 俺「あまり迷惑をかけないようにな」 娘「いってきまーす!」 俺「アリーセ…パパが絶対に守ってやるからな」 夜 俺「…そろそろミーナの所へいく時間か」 シャーリー「おーい俺ー。今夜俺の部屋に行ってもいいかー?」 俺「すまない、ちょっと今日はヤボ用がある」 シャーリー「そうかー。最近まともに話すらできなかったからなー。でも用事ならしかたないかーじゃーなー」 俺「…すまない」 ミーナの部屋 ミーナ「俺さん28秒の遅刻よ?…随分待ったんだから」 俺「28秒位いいだろう?」 ミーナ「どうして28秒も遅刻したのかしら?まさか俺さん……他の子と話してて遅れたんじゃないわよね?」 俺「まさか。私の部屋の時計が少し狂っていただけのようだ」 ミーナ「そうよね、俺さんが私以外の子と……」 俺「……」 ミーナ「もういいわ。そんなところに立ってないで早く来て?」 俺「わかってる」 ミーナ「でもこうやって一緒に抱き合って寝ていると5年前の事を思い出すわね…」 俺「…ああそうだな。5年前は毎晩こうしていたか」 ミーナ「ええ、そうよ。でも5年前の俺さんは本当にダメな大人だったわよね」 俺「…そうだな。14の女の子を弄んだ悪い大人だったな」 ミーナ「ふふっ、そうね」 ミーナ「けど、いいのよ?そのおかげで今こうやっていられるんですもの」 俺「……」 ミーナ「それに……あの時のおかげで俺さんの事を全部覚えたんですもの」 俺「……」 ミーナ「俺さん、今日は何回したいのかしら?」 俺「ミーナ、今日はもう寝よう。明日は出かけるんだろう?」 ミーナ「そうだったわね。私とした事が忘れかけていたわ」 俺「おやすみミーナ」 ミーナ「おやすみなさい、俺さん。ちゅ」 俺「……」 翌日 ミーナ「俺さん起きて?ねえったら」 俺「…おはようミーナ。もう朝か」 ミーナ「ええ、もう朝よ?やっぱり俺さんはお寝坊さんね。今日は私と出かける事…覚えてる?」 俺「ああ、忘れたりしないさ」 ミーナ「よかったわ。後、お願いがあるの…できれば俺さんと二人っきりで出かけたいの」 俺「…今度はアリーセも一緒に連れてっていいか?」 ミーナ「ええ、今度一緒に行きましょう?」 俺「わかった。アリーセには悪いが今日はお留守番をしてもらうとするさ」 ミーナ「ごめんなさい。わがまま言ってしまって」 俺「…いいさ。私は準備とアリーセを誰かに預けてくる。玄関で落ち合おう」 ミーナ「わかったわ」 俺「…昨日までのミーナはなんだったんだ?今日のミーナは何処もおかしくない。私が疲れていただけなのか?」 基地内 俺「アリーセ、パパは今日ちょっとミーナと出かけてくるけど…お留守番できるか?」 アリーセ「きょうはつれてってくれないのー?」 俺「今度一緒に連れてってあげるからな?」 アリーセ「んーわかった。パパいってらっしゃ~い」 俺「シャーリー、今日一日アリーセの面倒を見てもらっても大丈夫か?」 シャーリー「任せておけよー。今日はゆっくり気分転換してこいよー?」 俺「助かるよ。アリーセ、シャーリーに迷惑をかけたらだめだぞ?」 アリーセ「うん!」 俺「それでは頼むよ」 外 俺「お待たせミーナ」 ミーナ「それでは行きましょう?」 俺「(待たせても大丈夫だったか。…多分ミーナもこの間は疲れていたんだな)」 街 ミーナ「俺さん、まずはどこから行きましょうか」 俺「それならまた色々頼まれているものがあるからそれを買っておいてしまいたい」 ミーナ「わかったは、なら何でも揃うあのお店ね」 デパート 俺「ええと、あれとこれとそれと…これも必要だっったな。頼まれたものはこの位だな。ミーナ、頼まれたものは全部見つけた。あれ、ミーナ何処へいってしまったんだ?」 ミーナ「……」 俺「お、いたいた。ミーナ探したぞ?」 ミーナ「あ、俺さん勝手に居なくなってごめんなさい。俺さんが頼まれていた物を探している間に私も自分の買い物を終わらせようとしていたの」 俺「一緒に探せばよかったのにな。何を探していたんだ?……包丁?」 ミーナ「ええ、そうよ。私ももうすぐアガリを迎えるでしょう?その時の為に宮藤さん達に料理でも習っておこうと思って。もし料理がうまくできるようになったら真っ先に試食してもらえるかしら?」 俺「ああ、楽しみにしてるよ」 ミーナ「宮藤さんたちだけでなくて俺さんからも習っちゃおうかしら」 俺「手が空いている時でよければ料理の1つや2つ教えるよ」 ミーナ「ありがとう俺さん。ならこれとこれを買えばよさそうね」 俺「(そんな分厚い包丁使いにくいとおもうが…)」 俺「ミーナ、本当にその包丁でいいのか?料理ならもっとこっちに良い包丁が…」 ミーナ「これでいいの。何だかもってしっくりきたのよ。やめた方がいいかしら?」 俺「手にしっくりくるなら…ありか」 ミーナ「私、これを使ってがんばるわね」 俺「ああ、がんばって是非手料理を振る舞ってくれ」 ミーナ「うふふ、楽しみにして居て頂戴。さ、買い物の続きをしましょう?」 俺「そうだな。次に行こうか」 別フロア 俺「指輪…か」 ミーナ「俺さん何を見ているのかしら?」 俺「ちょっと指輪を見ていたのさ。どれも綺麗だろう?」 ミーナ「ええ、とっても綺麗……」 俺「……近々指輪を贈ろうと思う人が居るんだ。同じ女性として聞いておきたいんだが、ミーナならどの指輪を贈られたい?」 ミーナ「……」 俺「やっぱりどれも綺麗だから迷うよな」 ミーナ「そうね…私ならこれかしら?」 俺「なるほど、それを選んだか。やっぱりミーナは見る目があるな」 ミーナ「一体誰に贈るんですか?」 俺「まだ誰とは決まってはいないけれど近い未来、アリーセの母親になってくれる人に贈ろうとおもうんだ。」 ミーナ「……そう。俺さん、次はあそこのお店に行きましょう?」 俺「ああ、次はあっちか。ちょっと荷物を置いてくるから先にいっててくれ」 ミーナ「わかったわ。お店の前で待ってるわね」 俺「ああ。すぐに追いつくよ(あの指輪か…どっちに渡しても大丈夫そうなデザインだな)」 俺「すみません、その指輪を1つ。ええ、お願いします」 一方 ミーナ「コレとコレも必要ね。4個位あればいいわね」 ミーナ「うふふ……」 数分後 俺「ミーナお待たせ」 ミーナ「ごめんなさい。俺さん一人にあんなに一杯荷物を運ばせてしまって」 俺「ああ、あのくらい大丈夫さ。車の中に入れてきたから少し時間がかかってしまってすまなかったね」 ミーナ「全然大丈夫よ?私も急に思い出した買い物をできたから」 俺「そうか。ならよかった」 ミーナ「それじゃあ早くあそこのお店にいきましょう?」 数時間後 ミーナ「俺さんごめんなさい。食事や私の買い物まで出費させてしまって…」 俺「ミーナが気にすることはない。私が勝手に会計を済ませただけだ」 ミーナ「そういうところは昔から変わらないわね」 俺「そうだったか?」 ミーナ「もう落ち着いた大人になってしまったけど、時々妙な所でプライドを持ってるあたりは昔のままね」 俺「昔の事はあまり思い出したくないな…」 ミーナ「あっ、ごめんなさい。そうよね…昔の事は思い出したくない事だったわね…」 俺「私が全て悪いんだけどな。きっかけを作ったのも、それを引きずっているのもね」 ミーナ「俺さん……」 俺「さて、そろそろ基地に戻ろうか。遅くなるとみんなが心配するぞ?」 ミーナ「そうね、俺さんありがとう。今日は楽しかったわ」 俺「俺も、いい気分転換になったよ」 基地 坂本「随分と遅かったな。心配したぞ?」 ミーナ「美緒、ごめんなさい。やっぱり連絡を入れるべきだったかしら」 坂本「ミーナと俺の事だからそこまで心配はしていなかったがな」 ミーナ「でも次からは遅くなるようならちゃんと連絡をいれるわ」 坂本「ああ、そうして貰えると助かるな。それでその俺はどうした?」 ミーナ「俺さんなら頼まれていた買い物をみんなに渡しにいっているわ」 基地内 娘「パパおかえりなさい!おみやげはー?」 俺「ただいまアリーセ。ちゃんとお土産は買ってきたぞー?」 娘「パパありがとう~!」 シャーリー「俺、お帰り~。アリーセよかったなーお土産を買ってきてもらえて」 娘「うん!」 宮藤「最近アリーセちゃんは俺さんよりシャーリーさんに懐いちゃってる感じですね!」 俺「えっ!?」 リーネ「今日だってまるで親子みたいでしたよ?」 俺「えっ!?」 ペリーヌ「そうでしたわね。あれはまるで優しいお母さんと可愛い娘といった感じでしたわ」 娘「シャーリーおねえちゃんだーいすき!」 シャーリー「そうかそうかー。アリーセはあたしが好きかー」 娘「シャーリーおねえちゃんがママになってくれたらいいのにー」 シャーリー「それはあたしじゃどうにもならないなー」 宮藤「けどお二人はお似合いだとおもいます」 シャーリー「ミヤフジー、あまりからかわないでくれよ」 宮藤「からかってなんてないですよー」 「あははははー」 俺「さて、私は少し部屋に戻ろうかな」 娘「パパー。今日はよしかおねえちゃんたちとねてもいい?」 宮藤「俺さん、私達は迷惑じゃないですからアリーセちゃんは今夜私達の部屋で一緒に寝ますね」 俺「宮藤がそういうのなら頼もうか」 娘「やったー!」 俺「それではたのんだよ」 シャーリー「あっ、俺ー待ってくれよー。あたしも行くよー」 俺部屋 俺「(ミーナは居ないな……)」 シャーリー「俺ーどうしたんだー?部屋に入らないのかー?」 俺「いや、なんでもない。今行く」 俺部屋・ベッドの中 シャーリー「なー俺ー。最近どうしちゃってたんだー?」 俺「どうしちゃったっていうのはどういうことだ?」 シャーリー「ほら、何かに怯えてたような…疲れてていたような…どうも様子が変だったから心配したんだぞー?」 俺「もう大丈夫だよ。今日で疲れは取れたからね(ミーナの様子も普通だった。もう大丈夫だろう)」 シャーリー「そうかー…(モゾモゾ」 俺「どうした?」 シャーリー「俺と一緒に寝るのは久々だからなー。俺分を補給したいんだよ~」 俺「そういえばそうだったな。けどくっ付きすぎじゃないか?」 シャーリー「何だ?今日は珍しく緊張してるのか?好きなだけ触ってもいいんだぞ?」 俺「いや?遠慮しておくよ」 シャーリー「そう簡単に否定されると何か悔しいなー」 俺「手を出すわけにはいかないからな」 シャーリー「触る位ならいいんだぞ?ほら」 俺「私はもうおっぱいおっぱい言ってられる年ではないしな」 シャーリー「そっかー……なあ俺、まさか俺って」 俺「?」 シャーリー「女に興味がないとか、小さな子にしか発情しないとかじゃないよな……?」 俺「そんなわけない」 シャーリー「本当かー?こんないい女が抱き着いてるのに勃つどころか触ろうともしないし、昔はまだ14のミーナ中佐に手をだしたんだろー?」 俺「……言っておくが。私は男が好きな訳でもないし、小さい子しか愛せない人種じゃない。時には狼にだってなるさ」 シャーリー「へー……」 俺「信じてないな?」 シャーリー「信じろっていってもなー」 俺「独身生活が長くて女っ気もなかったからな…でも今でもシャーリーにむしゃぶりつきたいとか思っていたりするんだぞ?…コントロールできるけどな」 シャーリー「むしゃぶりついてもいいんだぞー?」 俺「そういう事は結婚した相手としかしないと決めたんだ」 シャーリー「そっかー、ならしかたないなー」 俺「昔はやんちゃだったが、今では自称紳士だからね」 シャーリー「あははは、なんだよ自称って」 俺「…もう疲れたよ。寝るよ」 シャーリー「ああ、そうだなー」 俺「なあ、シャーリー。もし私が今ここで別れようなんて言ったらシャーリーはどうする?」 シャーリー「そうだなー。あたしは別に俺がそう決めたなら構わないよ。元々あたしが押し掛けたんだしなー」 俺「そうか……」 シャーリー「やっぱり…迷惑だったかー?」 俺「いや、そういう訳じゃないんだ。今のは忘れてくれ」 シャーリー「わかったよー。お休み俺―」 俺「ああ、お休みシャーリー」 俺「(……私はどうすればいいんだグレーティア)」 翌日・夜 俺「あれ以来ミーナは特におかしい所もなく、私がシャーリーと話していても特に何も言わなかった。これはもう完全に大丈夫だろう、今度ゆっくりミーナと話をするべきか」 ミーナ「俺さんいるかしら?」 俺「ミーナか。丁度いい、少し話をしないか?」 ミーナ「お話?良いわよ?」 俺「…ミーナもう大丈夫なのか?」 ミーナ「何の事かしら?倒れた時の過労ならもうとっくに大丈夫よ?」 俺「いや、その後の事だよ」 ミーナ「何の事かしら?」 俺「俺にした事を覚えてないのか?」 ミーナ「私って俺さんに何かしたかしら…?」 俺「(覚えていない?)」 俺「いや、何もなかったならいいんだ。きっと私が見た夢だろう」 ミーナ「私が俺さんの夢に出てくるなんて少しうれしいわ」 俺「そうなのか?」 ミーナ「ええ。だって夢でも私の事を考えてくれていたんでしょう?」 俺「そうかもしれないな…」 ミーナ「ええ……!?」 俺「どうしたんだミーナ?」 ミーナ「……(ブツブツブツブツ」 俺「ミー…ナ?」 ミーナ「…俺さん、これは何かしら」 俺「!?」 ミーナ「俺さんの髪の毛の長さじゃないわよね?しかも色だって違う」 ミーナ「この色…シャーリーさんね?なんで俺さんの枕の上に落ちているのかしら」 俺「それは、きっと昨日アリーセを預けた時に…」 ミーナ「そう……」 ミーナ「お…さん…う……き」 俺「ミーナどうしたんだ?」 ミーナ「俺さんの嘘つき!!今朝からもう俺さんからあの女の匂いがプンプンしていたわ!どうして嘘をつくの!昨日一緒に寝ていたんでしょう?」 俺「!?」 ミーナ「どうしたのかしら?言い返してもいいのよ?ほら、言い返してみなさいよ!」 俺「……今まで黙っていて済まなかった。私とシャーリーは今付き合っているんだ」 ミーナ「……そう。けど俺さんは何も悪くないわ?どうせ向こうから押し掛けてきたんでしょう?全部あの女が悪いわ。あの泥棒兎が消えたら私と俺さんの邪魔をするものなんて何もなくなるわ?」 俺「!?」 ミーナ「俺さん、ちょっとまってて。すぐに終わらせてくるから」 俺「終わらせるって何をだ…?」 ミーナ「何って、ちょっと邪魔なものを消してくるのよ」 俺「ミーナ、本気で言ってるのか?私を驚かそうとしているだけだよな?」 ミーナ「冗談なんて言うわけないじゃない。俺さんもあの女に誑かされてそんな事いってるのよね?でも大丈夫よ。私があの女から俺さんを助けてあげるから」 俺「待てっ、ミーナ!」 タンッ! ミーナ「俺さんはそこで待ってて?アリーセちゃんがどうなっても私は知らないわよ?それに次はもしかしたら俺さんに弾が当たっちゃうかもしれないわ」 俺「ウィッチ相手に銃なんて通用すると思っているのか?ミーナ、私は全力でミーナを止めないといけないらしい」 ミーナ「どうして私の邪魔をするの?俺さんを助けてあげるだけなのに。仕方ないわね」 タンッ!タンッ! 俺「!?」 ミーナ「シールド…やっぱりウィッチは厄介ね」 タンッ!タンッ!タンッ!カチッ 俺「ミーナ、もうやめろ!」 ミーナ「あら、弾切れ……手詰まりね」 俺「ミーナ。今なら他の誰かに今の事を言う気はない。だから一度落ち着いて話し合おう」 ミーナ「武器もなくなっちゃったし素手で俺さんに勝てる気はしないわ…いいわ話し合いましょう?」 俺「よかった…ならこっちで」 ザクッ ミーナ「うふふふふ♪ごめんなさい俺さん」 俺「ミーナ……?」 ザクッ 俺「ぐぅっ……」 バタッ ミーナ「ごめんなさい俺さん、そんなに血を流して痛い?痛いわよね…」 ザクッ ミーナ「でも、俺さんが悪いのよ?私を止めようなんてするから。」 ザクッ ミーナ「俺さんの事なら何でも知ってる私を差し置いて、あんな女と話した挙句、一緒に寝たりして、あの女色に染まって……」 ザクッ ミーナ「ああ、でもあんな女にまで優しくする俺さんも大好きよ…けど誰にも渡したくない、あの女にも、あの女にも、あの女にも!」 ザクッ ミーナ「私だけの俺さん、私だけ見ていて?すぐに私達の邪魔をするものを消すから」 ミーナ「本当にごめんなさい…本当は俺さんを傷つけたくなんてなかったの。痛いわよね?辛いわよね?」 ザクッ ミーナ「俺さん、少しだけ辛抱していて?すぐに終わらせて宮藤さんを呼んでくるから……邪魔者が居なくなったらゆっくり愛しあいましょ?」 俺「……ミー…ナ……」 ミーナ「俺さん、死んじゃ嫌よ?少しだけ頑張って頂戴。私も頑張るから……俺さん愛しているわ……ちゅっ」 俺「…………7発。ヤバイのは2発か……這うぐらいならいけるか……ぐぅ……」 ズルズル…… 俺「…へ…やの………外……・…・…でなきゃ……」 俺「ミーナを……と……め………ないと………血…です………ぎか…………」 坂本「今さっき銃声がしたが……俺!?大丈夫か!?何があった!」 俺「……ナを……め…い…と……」 坂本「宮藤!宮藤!!!!」 宮藤「どうしたんですか坂本さーん」 坂本「緊急事態だ!早くこっちへ来い!」 宮藤「はっ、はいっ!!って俺少佐!?!?どどどどどうしてこんなに血まみれ……血の池じゃないですか!?」 坂本「そんな事はどうでもいい!宮藤、早く治療を!」 宮藤「え、あ、はい!!!」 俺「そ・・・こと・・・そこ・・・を・・・さい・・しょに・・・」 宮藤「わかりました!絶対に治して見せますから俺少佐、気を確かに!」 俺「さか・・・も・・・としょう・・・さ。ミー………ナ…を……止め……」 坂本「ミーナがどうしたというんだ?……まさかこれはミーナがしたというのか!?何故俺を!」 俺「あと・・・でせつめ・・・いし・・・ます・・・・・・いま・・・は…ミーナを……止め…てくだ・・・さ・・・い」 坂本「……わかった。まずはミーナを探して何かしようとしているのを止めればいいのだな」 俺「(コクッ」 坂本「しかし……ミーナがどうしてこんなことを……俺、ミーナの行き先に心辺りはないか?」 俺「……リー。シャー…リー」 坂本「シャーリー?シャーリーの所か。宮藤、お前はそのまま俺の治療をしてくれ」 リーネ「坂本少佐、急によしかちゃんを呼んでどうしたんですか?」 ペリーヌ「俺少佐もいるようですけど?」 リーネ・ペリーヌ「!?」 坂本「見るな!リーネは急いでバルクホルンとハルトマンをここへ呼んできてくれ!ペリーヌはシャーリーの所へいってミーナが来たら逃げるように言うんだ!緊急事態だ、急げ!」 リーネ・ペリーヌ「了解!」 数十秒後 バルクホルン「坂本少佐、緊急事態とはどうした!」 エーリカ「一体どうしたのー?」 坂本「俺がミーナにめった刺しにされた……」 バルクホルン・エーリカ「!?」 坂本「理由は不明だが、次はシャーリーを狙っているらしい。何としても止めなくてはならない」 バルクホルン「ミーナがそんなことを?しかも俺相手にか?」 エーリカ「最近ちょっとミーナおかしなところがあったから…本当なのかも」 坂本「今は一刻を争う。シャーリーを見つけ次第、ミーナから逃げるように伝えてくれ」 バルクホルン「了解だ。行くぞハルトマン!」 エーリカ「一大事だ一大事だー」 坂本「宮藤、私もミーナを探しに行く。このまま俺の治療を続けて、治療が終わったらお前も探すのを手伝ってくれ」 宮藤「わかりました坂本さん!坂本さんもお気をつけて!」 俺「…宮藤……軍曹、残りの部分は…傷を軽く塞ぐ程度でいい……」 宮藤「けど!」 俺「大丈夫だ…さっきの2か所・・・以外は致命傷ではない……宮藤軍曹も……ミーナをさがし…てくれ」 宮藤「わかりました。俺さんはここでじっとしていてください。ミーナさんを見つけて止めた後また治療します」 俺「ああ…頼む」 俺「…これでコレ以上血は流れないか。私行かないと……私が止めてやらないと……」 ハンガー シャーリー「ハァ?何言ってるんだ?ミーナ中佐がそんな事をするわけないだろー」 ペリーヌ「嘘ではありませんわ!坂本少佐がシャーリー大尉に伝えるようにとおっしゃったんですもの」 ルッキーニ「うじゅー、ペリーヌがおかしくなったー」 ペリーヌ「あの惨状を見ていないからそんな事をいえるんですわ!」 シャーリー「坂本少佐がねー……ならそうなのかなー」 ペリーヌ「そんなのんきな事を言ってる場合ではありませんわ!狂ったミーナ中佐が来るかもしれないんです、早くできるだけ多くの人数と合流して……」 シャーリー「ミーナ中佐がねー…でも私達はウィッチだぞー?シールドもはれるしミーナ中佐の魔法だってあたしたちを傷つけられるようなものじゃないだろー」 ルッキーニ「そうだよ、シャーリーは強いからミーナ中佐が襲ってきてもかえりうちだもん」 シャーリー「あははは。大丈夫さー。けど中佐があたしをねー……まずい。これはまずいぞ!?」 ペリーヌ「どうしましたの?」 シャーリー「ペリーヌ、急いで坂本少佐の所へ走ってくれ。あたし以外にももう1人ターゲットになる可能性がある!」 ペリーヌ「はっ、はいっ」 シャーリー「あたしよりもアリーセが危ない!」 turn back