約 31,492 件
https://w.atwiki.jp/netapoke/pages/1706.html
du9e*各タイプの争い~第六世代 注意:各タイプの争い系列のページは非常に巨大なため、携帯での視聴を推奨しません。 また、環境によっては矢印、発言等が本来とズレて見える場合があります。 作製、編集の際はプレビュー機能などをうまく使用してください。 ここには ノーマル ほのお の第六世代での内部争いが書かれています。 第五世代はこちら 神々と、変わったやつらと、ノーマル野生王国 猿でもわかる炎の争い 神々と、変わったやつらと、ノーマル野生王国 【アルセウス】私が神だ←―――――――――――┐ 【レジギガス】特性が…特性さえなけりゃ俺だってよおぉ!【メロエッタ】技でフォルムチェンジ。珍しいでしょ? || |私こそがネ申だ|ノーマル格闘は私だけ |↓ |―ノーマル伝説の領域↑――――――――――――――――――――――――――――――――――― ↓立場をわきまえよ【キリンリキ】上手く弱点を相殺してるよ! 【ビーダル】今度はムラっけで神となるか…【メブキジカ】自然の力トライアタック化反対! 【ホルード】ちからもち万歳! ↑【エレザード】俺の火力スゲーだろ? |【カエンジシ】ハイボ一致で打つためだけのノーマルか…… |お前らだけ複合かよ。裏切り者め【プクリン】僕がばくおんぱ覚えないのってバグでしょ? |―そこまで珍しいわけではなくなった複合ノーマルの領域―――――――― |【ムーランド】私をげっ歯類どもと一緒にするな | ↑ ||ものひろい同盟 (序盤ノーマル一同)↓【マッスグマ】神速腹太鼓でネ申になる! ←┐ お前ら…【オオタチ】お見通しスカーフトリック美味しいです^^←―――――――→【ラッタ】(いかりのまえば安売りされすぎだろ…専用技だったのに)【ミルホッグ】ほほう、眠らせてやろうか? ←┘ 自分から火傷になるなんて変な鼠だなあ あなたは貧弱すぎる あなたは美しくない 一番美しいのは私よ!私より遅いくせに…【ペルシアン】←――――――――→【ブニャット】←――――――――――→【ミミロップ】←――――――――――【トリミアン】| 君たちには耐久が足りない!|妬ましい…↓【エテボース】ダブルアタックって便利だよなー【チラチーノ】スキルリンク!グォルェンダァ!↑|真の意味でテクニシャンなのはこの私だ|【ドーブル】 牛カップル これからはアフロの時代だ 何その頭【ミルタンク】←――――→【ケンタロス】←――――――――→【バッフロン】↑ (特殊振りまいてた時代が懐かしい…)|オカン同盟<アタシたちゃゴーストなんか怖かないよ!↓【ガルーラ】子供ががんばってくれるから怖いものなしさ! 若造が… ニートめ…【ヤルキモノ】←――――――――→【ケッキング】【カビゴン】何で爆発技弱体化したん?【ベロベルト】これからはノーてんきでいくとするかね…【リングマ】グランブルの野郎一人勝ちかよ…↑|アニメで迷惑同盟↓【バクオング】ばくおんぱktkr【オドシシ】四季鹿のような個性が欲しいぜ…【カクレオン】へんげんじざいGET! え?ゲッコウガでおk?【パッチール】外見の数なら全ポケモン一番なのになぁ【ザングース】毒で暴走してやるぜ!【ノコッチ】へびにらみてんのめぐみまひるみ、いきまーす【イーブイ】何に進化しようかな~↑―全タイプ最多!単色ノーマル動物園↑―――――――――――――――――――――――――――|↓てきおうりょく仲間 【ポリゴンZ】←――――――――――→【ポリゴン2】 しんかのきせきで下剋上だ! 調子に乗るな。トリックで取り上げてやろうか? 俺にもバトルやらせて… 頑張って卵作ってろwww【メタモン(夢)】←―――――――――――――→【メタモン(通常)】【ポワルン】天候パ弱体化って…||一応僕も妖精なんだな↓―科学の世界からきたポケモン達↑―――――――――――――――――――――――――――【タブンネ】なんでフェアリーもらえなかったし ↑|その気持ち、わかるわ... 私が特殊耐久最強よ! 【ラッキー】←――――――――――→【ハピナス】↑ しんかのきせきなんて邪道よ!|ピンクの悪魔どもめ…|【エネコロロ】こっちのスキンにも補正ついてもいいじゃないのさ!―身も心も癒される?妖精達の領域↑――――――――――――――――――――――――――――【ピジョット】種族値修正&鋭い目強化ktkr!【ヨルノズク】特殊耐久と豊富な補助技で頑張るかのう…↑|~相容れない壁~↓【ムクホーク】物理飛行最強は俺だ!ブレバ!インファイト!隼なんて知らない!【オニドリル】スナイパードリルライナーで頑張るぞ【オオスバメ】素早さと焼き鳥戦法で頑張ろう【ウォーグル】真の神鳥使いはこの俺だ!・・・ギャグじゃないぞ!?【ドードリオ】ヤバイ…立場が苦しくなってきたかも…↑|~超えられない壁~|【カモネギ】確定急所ktkr! …それでも苦しいのは否定できないけど↑|確定急所同盟↓【ケンホロウ】急所始まったな! カラスなんか知らん!【ペラップ】ランダムマッチ解禁だあああああああああああ!※飛行タイプの争いも参照―飛べる者たちの仁義なき抗争↑―――――――――――――――――――――――――――― とりあえずノーマルだけ作ってみた。修正点あれば頼んます。 猿でもわかる炎の争い 仲良くしようず ┌――――――――――【ビクティニ】 | サンドバックから解放された… | | 【レシラム】――――――――――――↓おーい、いい加減にしろあんたら――――――――――――― | 【マフォクシー】 お前ら庶民には爆発力というものの価値が分からんのだろうな 【ヒヒダルマ】 | これで同等… ↓ネタですらなくなったな 【ファイヤー】←―――――【エンテイ】←――――――――― 【ブースター】 …………。 こっちは聖なる炎 フレアドライブ習得したよ! ↑ | | あんたにそれを言う | 資格ないよ それでも私の方が強いですけど 【ヒードラン】←――――――――【シャンデラ】←――――――――→【バクーダ】 お前らに足りないのは何だ? 爆発力欲しいなら噴火しろよ ↑噴火前に殴られて乙だろw 火力だよ | ↑ トリパでボコんぞ↓ | 【バクフーン】 |威厳も無いくせに |伝説を名乗るな お前だれだっけ? 【ウインディ】←―――――――――【ホウオウ】――――→【クイタラン】 ↑ ゴキブロスは準伝だ | あんたこそだれよ・・ | |い 一緒にするな | |素早くて技が豊富なだけ有難いと思えよ |や | ↓ |9 | 【バオッキー】 |倍 飛行タイプじゃねーのかよw | |だ | | 貴方の存在で立場がないんですよ・・・ |ぞ ↓ お前ら夢に頼るな ↓ | 【バシャーモ】←――――――→【ゴウカザル】←―┬――【エンブオー】 |尻 | 鉄の拳(笑) ↑ | 速いっていいね |尾 メガ進化組 ├――――┐ | | |が 氏ね | | | | 【キュウコン】←――――→【リザードン】 | | |全くだな 俺も日照り手に入れたは | | 【ブーバーン】 【ヘルガー】 | 【ギャロップ】 最速ぶん取られてやんの 【ファイアロー】 ↑新参はすっこんでろ 【カエンジシ】輪に入れない |世代交代ですねw↓ 飛べないうえ水・地面4倍(笑) 物理受け(笑) 【ウルガモス】←―――――――――――→【マグカルゴ】←――――→【コータス】 ちょっと本気出す↑ 岩4倍(笑) 孵化要員(笑) | ↓地面4ば……何ィ!? \zzz..../ 【ヒートロトム】 【ドンメル】 一応仮作成。どんどん修正してください
https://w.atwiki.jp/overmass/pages/103.html
固有名称 第六階層守護者 基本名称 マーレ レアリティ ★5 タイプ 速 ロール ヒーラー 種族 人間種 攻撃タイプ 魔法 ※MAX~LV150 スキルLV100・親密度最大時 ※Fin ★5覚醒スキル解放ボーナス補正込み ステータス LV100 MAX LV110 LV120 LV130 LV140 LV150 Fin HP 5,713 6,213 8,442 9,760 10,867 11,856 12,766 13,166 攻撃力 4,444 5,632 6,572 7,128 7,596 8,012 8,396 8,596 防御力 2,348 2,967 3,241 3,402 3,537 3,658 3,770 3,860 素早さ 327 377 445 485 518 548 576 606 ★5覚醒後・スキル解放ボーナス補正 LV120 LV140 タイプ 龍大地 防御力+30 素早さ+10 アタッカー 精神力増幅(中) 防御力+30 素早さ+10 エンハンサー 集団中傷治癒 防御力+30 素早さ+10 ヒーラー 土属性UP HP+200 攻撃力+100 アタッカー 魔防UP HP+200 攻撃力+100 タンク 合計 HP +400 攻撃力 +200 防御力 +60 素早さ +20 スキル 龍大地 (ドラゴンアース) 奥義ゲージ+6~9 MP2 敵単体に1回の魔法攻撃(土) 精神力増幅(中) (レジスタンス+) 奥義ゲージ+12~18 MP2 味方単体に3ターン、被魔法ダメージカット+5% 集団中傷治癒 (マス・ミドル・キュアウーンズ) 奥義ゲージ+6~9 MP5 味方全体のHPを回復 土属性UP パッシブ 土エレメント強化+20% 魔防UP パッシブ 魔法防御力+10% ★5覚醒後・スキル効果 スキル LV 効果 龍大地 LV100 敵単体に1回の魔法攻撃(土) LV120 敵単体に1回の魔法攻撃(土) LV140 敵単体に1回の魔法攻撃(土) 精神力増幅(中) LV100 味方単体に3ターン、被魔法ダメージカット+5% LV120 味方単体に3ターン、被魔法ダメージカット+25% LV140 味方単体に3ターン、被魔法ダメージカット+40% 集団中傷治癒 LV100 味方全体のHPを回復 LV120 味方全体のHPを回復 LV140 味方全体のHPを回復 土属性UP LV100 土エレメント強化+20% LV120 LV140 土エレメント強化+35% 魔防UP LV100 魔法防御力+10% LV120 魔法防御力+16% LV140 魔法防御力+25% 奥義 世界樹の加護 (ユグドラシル・コネクション) Lv1 味方全体のHPを回復 Lv2 味方全体のHPを回復 Lv3 味方全体のHPを回復 Lv4 味方全体のHPを回復 Lv5 味方全体のHPを回復 ★5覚醒後 Lv6 味方全体のHPを回復 Lv7 味方全体のHPを回復 Lv8 味方全体のHPを回復 Lv9 味方全体のHPを回復 Lv10 味方全体のHPを回復 ★5覚醒に必要な素材 解放Lv Lv110 100 70 15 3 Lv120 55 25 7 Lv130 60 30 10 Lv140 65 25 13 Lv150 70 40 15 合計 100 320 135 38 備考 2020年8月31日上方修正 HP 976 (4,879) → 1,143 (5,713) 攻撃力 789 (3,832) → 916 (4,444) 防御力 1,003 (2,005) → 1,174 (2,348) 素早さ 112 (279) → 131 (327) 龍大地 (ドラゴンアース) 消費MPを3から2に変更 集団中傷治癒 (マス・ミドル・キュアウーンズ) 消費MPを6から5に変更 魔防UP 効果量を上方修正 2022年3月30日覚醒(調整なし) 評価 良い点 ★5覚醒によりステータスが大幅に強化可能。 スキルと奥義で全体回復が可能。 「龍大地」の消費MPが2と少ない。 週末無料ガチャ、無料チケットガチャ、大半のガチャで入手可能。 HPと素早さが全キャラクター中トップクラス。 覚醒後の「精神力増幅(中)」の魔法ダメージカット+40%が強力 【アウラ】至高の御力 右盾のような被ダメージカット持ち+60%以上に使うだけで魔法に無敵になる 悪い点 覚醒前の「精神力増幅(中)」の魔法ダメージカットが誤差程度の数値。 MP5の全体回復スキルは燃費が悪い。 物理攻撃には耐性が無い。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dvdsale/pages/170.html
中世を模した架空の王国で繰り広げられる覇権争いを壮大なスケールで描いたスペクタクル巨編。米HBO(R)製作の大ヒット海外ドラマの第六章。(全10話) 「ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風 DVD」架空の王国を舞台に、一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを壮大なスケールで描き、世界を釘付けにしているスペクタクル巨編。米国のケーブル局HBO(R)が一話につき製作費約600万ドルを投じ、これまでのべ9ヵ国でロケを敢行。原作ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」の世界観を、想像を遥かに超える規模で映像化した。原作の先を行く予測不能の展開に乞うご期待!第2話「王の道」 …一命を取り留めたブランだったが、秘密が漏れるのを恐れるサーセイとジェイミーは罠をしかける。“王の手”の指名を受けたネッドは、妻を残し娘たちとキングズ・ランディングへ。ジョン・スノウは“壁”を守る“冥夜の守人”となるため北へ向かい、サーセイの弟ティリオンも一群に加わる。一方、“狭い海(ナロー・シー)”の向こうでは、ドスラク人の王に嫁いだデナーリスが夫と心を通わせようと苦心していた。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1026.html
第六章 とりあえずあの未来人…これからは俺(悪)としておく、によると俺はあの二人を何とかせねばならんようだ。 長門なら朝倉と一対一なので大丈夫だろうが古泉はあのアホみたいな顔をした巨人約50匹と戦っている、一匹でも数人がかりなのにな、かわいそうなこった。 やはり俺とハルヒが最初に閉鎖空間に閉じ込められたときと同様、ほかの機関の超能力者は入って来れないようで一人で戦ってるように見える。 俺は走って病院の駐車場に走った、窓から見るに古泉は病院に近いところににいる神人から倒しているようだったので。比較的近くにいたのですぐに古泉の下まで来れた。 「古泉!大丈夫か?」例の赤玉姿なのでやつの状態はわからないので聞いてみた。 「大丈夫です、涼宮さんはのほうは大丈夫ですか?」古泉は非常につらそうに言った。 「ああ、いろいろありすぎたが多分大丈夫だ。半分はな。」手伝えることが無いのはわかっていたがとりあえず聞いてみた。 「半分?まあいいでしょう、あなたが大丈夫だと言うなら大丈夫です。実はほんのちょっと前にわかったんですが、涼宮さんの能力を消去できるツールがあるようです。いったいどこにあるのかはわかりませんが存在していることは確かのようです。できればそれを探してきていただけませんか?恐らく近くにあるはずです。 一応言っておきますが何故わかったのかと言うとわかってしまうのだから仕方がありません。」 そんなモンが近くにあるのか?タイミングがよすぎるだろう。だがここはしかたない。 「わかった、探してくる。それがあれはハルヒは普通の人間戻ってこの巨人どもも消えるんだな?それまで持ちこたえてくれよ」 俺は古泉がニコッと微笑んだように見えた。そして古泉は返事をしなかった。 とりあえずそのツールとやらを探そう、古泉によるとこの近くにあるんだよな、とりあえず情報が少なすぎる、長門なら何かわかるかもしれない。 とりあえず病院内で朝倉と交戦中の長門のところに行って聞いてみることにする、なに場所なら簡単だ、どっかんどっかん言っているところがそうに違いない。なぜ病院が崩れないのかが不思議だ。 朝倉の目的は恐らく俺なので攻撃してくるだろうが長門が何とかしてくれるだろう。全く長門には頼りっぱなしだ。俺は恐らく長門と朝倉が戦ってるであろう場所を目指し走った。 爆音地に着くとやはり朝倉と長門がいた、長居は無用なのですぐに用件だけ伝えた。 「長門!古泉によるとハルヒの能力を消すツールがこの辺にあるらしいんだがどこにあるのかわからないか?」 すると高速で朝倉のどっかの細目の警官のような突きを交わしながらなんと俺のほうを指差した。 何?俺?俺がそのツール?いやいやありえねーよ、そんなわけが無い。まさかそんな真実があったなんて、やっぱ俺の正体も何かしら隠されてたのかー…などと喜んでいいのか悲しんだらいいのかよくわからん状態になってたら長門が「その後ろ。」 やっぱり?でー俺の後ろ?俺の後ろには何も無いぞ?と思った瞬間さらに長門が心を読んでいるのか「もっと。」だと。 なるほどね、ヒントはもらった。 つまりはこの方角のずっと先にあるってことね。「サンキュー長門。」 そうして走り出そうとし後ろを向いたとき、長門がそっと言った。「sleepingbeauty…」 またこれか…今はそんなこと気にしてる場合じゃない。「サンキュー長門」と言いなおしとっとと外に出た。 そして俺が長門の指した方向を見て俺はおどろいた、なんと見覚えのある大豪邸だ、言うまでも無くあれは鶴屋邸だ。 そうするとそのツールとは恐らくあのオーパーツの事だろう、そういえば10cmくらいの棒って…そんなお菓子があったような…、 なるほど。だいぶ話が見えてきたな。などと考えつつ鶴屋邸を目指した。病院から鶴屋邸までは5分も走れば何とかなる。 5分たったころには俺は鶴屋邸に着いた。 とりあえずとっととオーパーツを探そうとしよう。ここも閉鎖空間の範囲内なので誰もいないので大丈夫なはずである。 泥棒のような感じで嫌なのだが世界がかかってると言うことになると話が変わってくる、俺は鶴屋邸に不法侵入…もとい家宅捜索を開始した。 手当たり次第に探すのも効率が悪いので金庫などを調べてみようと思う。 ……………………………………………………………………………………………… …………………………………………あれ? 金庫ぶっ壊したり手当たりしだい金目のものを隠してあるような場所を探してみた が見つからない。 30分は探しているが見つからない。 どこにあるんだ、俺はある場所以外を懸命に探していた。 それは鶴屋さん本人の部屋である。 いくらなんでもそれは鶴屋さんに悪いと思ったからだ。 しかしなんとか世界を救うためと自分に言い訳をして彼女の部屋に入った。 そして俺は驚嘆した、なんと例のオーパーツがなんと彼女の学習机の上においてあったのだ、メモのようなものもあった。 「キョン君がんばってくるにょろよ。」 全く…この人には驚かされてばっかりだ。 わかってるのかわかってないのか、なにものなんだろうか。 ていうか何をがんばるのか、その辺を詳しく書いて欲しかったな。 さて長居は無用である、すぐに病院に戻って何とかしなければならない。 古泉を何とかしてやらないとな。 俺は必死に病院を目指し走った。 しかしこれはどうやって使えばいいんだろう、古泉は何も言ってなかった。 ハルヒに向かって振ればいいのか? 1つだけ心当たりがあるのだが…恐らくこれは無いので今は考えないでおこう。 あれこれ考えているうちに病院に着いた。 俺は古泉に一礼し病室へと急いだ。 長門もまだ戦っているようで爆発音が鳴り響いていた。 朝比奈さんは気絶したまま、未来人も腕組んで壁にもたれてて、ハルヒは朝比奈さん(大)と話ていた。 一応聞いてみる。 「ハルヒ、この金属棒でお前を何とか直せるかも知れん。やり方とかわかるか?」 当然ハルヒがわかるわけも無く、首を横に振った。 「おい、そこの未来人。これの使い方わかるか?ていうかわかるだろ。教えてくれ。」 未来人は顔色一つ変えずに「教えない、これは俺の規定事項だ。お前にとってもそうだろう?朝比奈みくる。」 「ええ、そうね。でもこれは私の抵抗、キョン君。あの時の…最初のヒントを思い出して頂戴。」 最初のヒント…白雪姫か。 「わかりました。」 俺は考えた、ここは閉鎖空間であり、長門はsleepingbeauty、朝比奈さんは白雪姫。 やっぱあれか。じゃあこの金属棒はどうするんだろう。今は考えてばかりいる場合ではないような気がする。 何かしらの行動を起こしてみるか。 じゃあやはり学校に言ってみるか。あの時のようにすればいいのかもしれない。 思い立ったが吉日だ。 「おい、ハルヒ。お前外に出る余裕あるか?学校に行ってみよう。何かわかるかもしれない。」 ハルヒは一瞬考えて首を立てに振った。いつも主役なのに空気過ぎないか?お前。 とりあえずハルヒと俺だけの二人だけで学校に向かうことにする。 第七章
https://w.atwiki.jp/shachozero/pages/48.html
466 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 18 41.34 ID +aUXCjVk0 ~ダンス中~ . / / / /´ / / 丶 ヽ .\. . \| | \ | | /. │ / / l \\ } ヽ . .| | \l | j |│ー 、/ j{ .ヽ∨ヽ } . | |ヽ、 .` 、 ∨|. l |∧ /\ ハ ! | ハ__ 斗-‐┼ l\ \ \ |. | | ヽ_{,_{\{ヽ. | j /j___j,,z-/ │ \ ) ヽ ∧ | | ア/仔≧トkヽ\ `ー-j孑仔f¬「⌒ヾ\ | `ヽ、 , . / }人 !、Ⅵ {iヘ jト ヽ ./ イiヘ j.| / . /│ }. } l ノ\从ヘ 弋込イ| ノ / 弋込.イソ ./ . / .| /⌒V / 「……あんたが学院長と何を話してたかは知らないわ | ./\厶 ハ ,_ゞ=ー  ̄ `ー=<_ / . / ん ´〔 │ / でもね、あんたが落ち込んでるとなんか嫌なの `ーく /´{∧ } //// , ///// / . / ∧ )-〈 | { だから、言って少しでも楽になるなら私に言いなさいよ ∧/ ヾヘ 八 / . / // | l ヽ ……少しは私に頼って」 / | ∧ ゝ.、 ヘ / . / ∧\ | / ! . ノ{ | ト∧ ,_ ィ/ . / ∧/∨l\/ / | 〃 \∧ ヾ ヽ ∨>‐--<ヽ〃 ./ .ハj/⌒) / .j {i . ヾヘ ∨ハ ∨ハ 〃 ./ |、/ \/ / / ヾ \  ̄{,ヘ ∨ハ {! { . l∧_厂 ノ / 472 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 20 32.88 ID +aUXCjVk0 ,. ヽ. ヽ l l l l / ヽ. ヽ l l l l / / ヽ. ` 、 ヽ ヽ. レ、l l. l / / 丶、 ` 、 ヽ ヽ / ヘ \ l l / / ` 、_ \. ヽ. ∨ , `丶 \ ! l / ヽ - ニ_ー三>ィヘ、 ヽ ∨、ハ }. 〉j l l ト 、 \ ` 、 丶、  ̄ / j ` 、 ヽ}_」 j /∧. l l 「……ふぅん。ダンスひとつまともに踊れん奴に頼る気にはなれん」 `丶、\ `丶、_`ァハ / ` 、 l!__, / Ⅵ l `丶\ゝ、_,イ{j } / ヽl.// ∧ Ⅴ ! `丶、 ヽ ´ Ⅵ ,ヘ ヽ l l ソ‐-、_` 、  ̄´ \ヽ. l. l / `丶 」____\ヽV / |  ̄ ̄ く、 | `丶, _ | `´、_ /| \ ,イ .| ,rf⌒ ┌‐\ ∠.」 ! { | \__/ | _l. 弋_ | 〈 ̄.l l l l l l l j _____j___/______ ____/___\ _ _ \  ̄\. | |. //´ ヽ /´〉 | レ 〈 483 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 23 56.09 ID +aUXCjVk0 / \ / / . . ..丶 / / / / \ . ... . . . . ヽ ./ / l . .l / \ . .ヽ丶 . `、 . . . . ハ l l | .!.{ . .{ ._{_, ._ヽ 斗 ト . ,. . .l . . . . , . .} | | l. l厶. イヽ .ヽ . ..ハ. l_}ヽ..}ヽ| . . . . . } / i i V _ヾ{z=k ハ.. . / ィ戈 〒ヾl . . ./∧ ノ ∧. ヽ ,ィf戈. ノ! }. / V≧ソ / / K . . .ヽ / . / ハ . ,` ヘ≧= ´ ´ ̄ イ . . . .| . .ヽ . .} 「きゃ! ちょ、ちょっと! / .. . / . . ヘ. ヘ . . ! . . . .l . . . . / ……もう、何であんたは何でもできるのよ / . . / . . . . ム . . 、 , ′ . ∧ . . . .{ 使い魔にリードされる貴族なんて聞いたことないわ」 ヽ . . { . . ./ .l . .ト、 ´’ イ . . . . ./ ヽ_ . . ヽ、 )ノ . .ヽ . . .j ! . l. > 、__, ィ ´ / . . . . ./ `ヽ . . . .  ̄ `ヽ , -一 . . / .∧ } . . V | 〉く ./ . / l . . . . . . . . } / . . . . / . . .{ \/ . . .l Ⅳ⌒ヽ// / / ヽ . . . . . . ., . / . . . . / . . . . .l / . . . } マ=マ / /. . ヽ ∧ . . . . . / { . . . / . . . . . . ./ . . . .人 弋7 { . . . . ヽ___ / l . . . . / `ヽ . . . ヽ . . ./ . ./ ヽV∠-ヘ . . . . . \ ! . . . .{ ノ . . .} . .{ .. . . ./ / ヘ . . . . . ヽ. | . . . . ゝ __ノ! ヾニ二 人 . / . .ヽ . . ./ ∧ \ . . . . . . .j | . . ヽ . _ノ 495 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 27 54.85 ID +aUXCjVk0 ,. ヽ. ヽ l l l l / ヽ. ヽ l l l l / / ヽ. ` 、 ヽ ヽ. レ、l l. l / / 丶、 ` 、 ヽ ヽ / ヘ \ l l / / ` 、_ \. ヽ. ∨ , `丶 \ ! l / ヽ - ニ_ー三>ィヘ、 ヽ ∨、ハ }. 〉j l l ト 、 \ ` 、 丶、  ̄ / j ` 、 ヽ}_」 j /∧. l l 「ふぅん。お前が無能なだけだ」 `丶、\ `丶、_`ァハ / ` 、 l!__, / Ⅵ l `丶\ゝ、_,イ{j } / ヽl.// ∧ Ⅴ ! `丶、 ヽ ´ Ⅵ ,ヘ ヽ l l ソ‐-、_` 、  ̄´ \ヽ. l. l / `丶 」____\ヽV / |  ̄ ̄ く、 | `丶, _ | `´、_ /| \ ,イ .| ,rf⌒ ┌‐\ ∠.」 ! { | \__/ | _l. 弋_ | 〈 ̄.l l l l l l l j _____j___/______ ____/___\ _ _ \  ̄\. | |. //´ ヽ /´〉 | レ 〈 500 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 29 32.57 ID +aUXCjVk0 / / / { \ l ,′ / / `、 , | l ! . . ./、 ノ ヽ/、 \. . | | ! | . .ハ .\/{. / . . ヽ/ヘ. . l ヽ |. .! |/ | . ヽ. { ハ. . {\{. . . .. . ./}. . .八 |. . . . }. . . .jV / l ァ癶、_ ∨ヽ∧ヽ . / ∧/__斗z. . ハ. . / / . | . .|ヾ _戈ミテァ ∨. ./ィrチテ_ /ノ. Ⅳ{ / . .l . . | ´´ ̄ j/  ̄`` { . | 八 「……ねぇセト / . . . ハ . . | //// ////, . . . |. .. \ もしかして照れてる?」 / . . . /. .ハ . .|\ l^ーー1 .イ . . |. . . .. \ / ... . . .〃 . ._ム . .V `ト ヽ ノ .< . i . . . |ヽ . . . ヽ / . . . . . . {i. ./ ヘ . .ヽ┴-=≧‐-‐≦こ/ . . . . |. . }. . . . , { . . . . . /⌒ヽ _ヘ . . \ /∨^ヽ {. . . . .{< . . . . . . | ヽ . . . .j/^\ ヽ/⌒Y ヽ\//⌒\∧ r‐、/⌒ヽ. . . | \ ./ \/ /⌒ヽ ). ∨¨¨¨゙マ} ヽ | /⌒\. \ ノ )/ l / /^Y .∨\/V YV⌒\ ヽ. } ( /. l 八 ⌒ヽ . l\ハ/ /! {- 、 ヽ /. . ヽ /. . . . | / \ ′-rく . .| V / | ト、 ヽ /. . . . ヽ / . . . . . ∧ / >、 ). . j ;小ヘ Yヾ - ィく. . . . . . ノ 512 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 31 12.97 ID +aUXCjVk0 ,. ヽ. ヽ l l l l / ヽ. ヽ l l l l / / ヽ. ` 、 ヽ ヽ. レ、l l. l / / 丶、 ` 、 ヽ ヽ / ヘ \ l l / / ` 、_ \. ヽ. ∨ , `丶 \ ! l / ヽ - ニ_ー三>ィヘ、 ヽ ∨、ハ }. 〉j l l ト 、 \ ` 、 丶、  ̄ / j ` 、 ヽ}_」 j /∧. l l 「……ふぅん。調子に乗るな」 `丶、\ `丶、_`ァハ / ` 、 l!__, / Ⅵ l `丶\ゝ、_,イ{j } / ヽl.// ∧ Ⅴ ! `丶、 ヽ ´ Ⅵ ,ヘ ヽ l l ソ‐-、_` 、  ̄´ \ヽ. l. l / `丶 」____\ヽV / |  ̄ ̄ く、 | `丶, _ | `´、_ /| \ ,イ .| ,rf⌒ ┌‐\ ∠.」 ! { | \__/ | _l. 弋_ | 〈 ̄.l l l l l l l j _____j___/______ ____/___\ _ _ \  ̄\. | |. //´ ヽ /´〉 | レ 〈 530 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 34 47.03 ID +aUXCjVk0 ,. -―- .._ _,,.. -―‐ 、 / ``丶、_ _,,... -‐ァ ´ ヽヘ、 . / /´ ̄`ヽ_  ̄__,,. / / ̄__ \ /i ´ _ _ /´ `丶、 ´ / /´ ヽ . / l/_____/ ` ー‐ ´ ,.// 〃 ,.. , / |/´ /| ,. ´ ̄  ̄´ /// ii_ / / ,. ,.イ ! | {/ 〃 ,. - _,// |/¨フヽ// / ノ ,, ,′ | / ,|l / _,. -‐ ´/| , イ示c、{ハ /_,∠.../_〃/ ノ | / / jj / /´ __,/ ! l トゞヨゾ` ヾ ,厶rく , / 「ふふ、そう _,ノ | / ,′,. -―<_ _,,..‐ァ′丿j . 込ソ/, / ……セト、元の世界に帰りたい?」 ,.イ | /\ / 〈 / ̄ _ __,ノ\ 、_ _ . / // { ハ{ )/ ∧ ,. -‐ ´. . . .\ .\_`ーrrrァ7´/ ,′ \∧/ | 〃 } ,.ィ ´. . . . ._. __. __. . .`ヽ/⌒ヽ ∨ /! ( __ / }__,人 { |/ { . . ,. . ´. . . . . . . . . `丶、}、 丿. \ ) \ ノ--ーヘ!`ァヘ. ∨. . . . . . . . . . . /´ ̄``<. . . . . . .\ ) __,/ /. .ハ \ . . . . / `<. ̄´\ / /. . . . . . / / . . . ./ ー;- ...__  ̄``丶-ゝ... __ _ _,,. ‐ ´ . . . . . / /´ ̄´,| ´ ``ヽ、 \ . . . . . . . . . .,.二./ ____,/. /| l `ヽ._ /´ ̄`>、 - ―. . / ,.ィ ´ ̄ ,. ´ | l | `丶...,,__ ヽ. O/´ 丶、 . . . . . .人 {| ,ハ. l | / \\__>┴ァ、_ \ . . . . / ` ーゝ _/ | l ト、 ( \ 〈 /´| r、ヽヽ} 537 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 37 16.55 ID +aUXCjVk0 ,. ヽ. ヽ l l l l / ヽ. ヽ l l l l / / ヽ. ` 、 ヽ ヽ. レ、l l. l / / 丶、 ` 、 ヽ ヽ / ヘ \ l l / / ` 、_ \. ヽ. ∨ , `丶 \ ! l / ヽ - ニ_ー三>ィヘ、 ヽ ∨、ハ }. 〉j l l ト 、 \ ` 、 丶、  ̄ / j ` 、 ヽ}_」 j /∧. l l 「当然だ。手段を見つけ次第即刻俺は帰還する `丶、\ `丶、_`ァハ / ` 、 l!__, / Ⅵ l ふぅん。まぁその間の世話は貴様にさせてやる `丶\ゝ、_,イ{j } / ヽl.// ∧ Ⅴ ! 光栄に思うんだな」 `丶、 ヽ ´ Ⅵ ,ヘ ヽ l l ソ‐-、_` 、  ̄´ \ヽ. l. l / `丶 」____\ヽV / |  ̄ ̄ く、 | `丶, _ | `´、_ /| \ ,イ .| ,rf⌒ ┌‐\ ∠.」 ! { | \__/ | _l. 弋_ | 〈 ̄.l l l l l l l j _____j___/______ ____/___\ _ _ \  ̄\. | |. //´ ヽ /´〉 | レ 〈 549 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 40 29.23 ID +aUXCjVk0 . / / / /´ / / 丶 ヽ .\. . \| | \ | | /. │ / / l \\ } ヽ . .| | \l | j |│ー 、/ j{ .ヽ∨ヽ } . | |ヽ、 .` 、 ∨|. l |∧ /\ ハ ! | ハ__ 斗-‐┼ l\ \ \ |. | | ヽ_{,_{\{ヽ. | j /j___j,,z-/ │ \ ) ヽ ∧ | | ア/仔≧トkヽ\ `ー-j孑仔f¬「⌒ヾ\ | `ヽ、 , . / }人 !、Ⅵ {iヘ jト ヽ ./ イiヘ j.| / . /│ }. } l ノ\从ヘ 弋込イ| ノ / 弋込.イソ ./ . / .| /⌒V / 「……!! ……いいわ今は怒らないであげる | ./\厶 ハ ,_ゞ=ー  ̄ `ー=<_ / . / ん ´〔 │ / …………ありがとね。 `ーく /´{∧ } //// , ///// / . / ∧ )-〈 | { フーケのゴーレムにつぶされそうになったときに助けてくれて」 ∧/ ヾヘ 八 / . / // | l ヽ / | ∧ ゝ.、 ヘ / . / ∧\ | / ! . ノ{ | ト∧ ,_ ィ/ . / ∧/∨l\/ / | 〃 \∧ ヾ ヽ ∨>‐--<ヽ〃 ./ .ハj/⌒) / .j {i . ヾヘ ∨ハ ∨ハ 〃 ./ |、/ \/ / / ヾ \  ̄{,ヘ ∨ハ {! { . l∧_厂 ノ / 556 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 43 22.26 ID +aUXCjVk0 ,. -‐ 、. /  ̄`~` ‐ 、 / ` ` ‐、 / `‐、 / \ , \ / ! \ / l ! | i . / , │ l l ! | │ / /./ | │ l 、 | | | , | .l ! . / / /l ! l | | | \ !|l | / | | ! / / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ\ \ ヽ. ヽ. |│/ヽ| ! l ! 「ふぅん。そんなこともあったな」 ` ‐ 、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l\\`‐、ヽ、\ヽ.| レ /ヽヽl ! ! . `‐、| 、ト、__\ 、 ヽ. l トーz、-‐ラ フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│ \ヽl\`ー ヽ、\ヽ ∨ー`‐← ||!-、-、 /! |│ ヽト. ´ ̄ジヽN` -ゝ |! リ /|.| | | ! \ _iー | |.| | | |\. \ r‐== ヲ |  ̄`~` ‐ - 、 | ` ー-ヽ、 V r -‐ / .| | | `‐、 `ー- ./| , -.、 | | `‐、 / .| { {lll}} f{! _ _,,. 、-‐ | `エ´-─ー| ` ー ゞ ´ ヽ` ー- |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / 565 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 46 11.43 ID +aUXCjVk0 . . . . . . . . /. . . . . . . . ./. . \/. . . . . . /. . . . . . . . . . . . }. . . . .|ヽ. . . |. . . . . . . . l. . . . . . . .| | . . . . . . . . .|=≧チ去左≧ミkl\ //. . . . . . . . . . . . ./!. . . . | j/!\. . . . . .|. . . . . . . | | . . . . . . . . .|. . .x彳丁 | . / ア㍉\/ . . . . . . . . . . . / |. . . . .j/,,斗≦=- . |. . . . . . | | . . . . . . . . .l/イ{. . | ∨〃 { .外、ヾ/. . . . . . . . . / j_,ィ≦气Ⅳトミ . . . . j |. . . . . . |. j . . . . . . . . ヽ ヾ! . .| ∧. V小ヾj{\_,、// /升 ^ハ jシリ j. . . . .从. . . . /j/ . . . . . . . . . . l\ . | {i ヘ イ刋 ハ. . . / イ{ ノリ /. . /| . j. . . / . . . . . . . . . . | ヽ{ _弋ヒ辷ユソ \/ {iトイjソ {/. . . l乂/ 「え? ちょ、な、何!? . . . . . . . . . . . l ///// `ー= ー |. . . . . ヽ 何でダンスの途中で肩に担ぐのよ!? . . . . . . . . . . . `、 _ 、 ///// |. . . . . . . \ こ、こらぁー!! 離しなさーい!!!!」 . . . . . . . . . . . . . \ , ヘ/`ヽ、______, j. . . . . . . . . . \ ヽ. . . . . . . . . . . . . . ヽ. / `ヽ / イ. . . . . . . . . . . . . .ヽ /,i. . . . . . . . . . . . . . . `( ∨ <. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `、 /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ / < //∧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . , /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヘ> _∠z< ///////∧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∨\¨ア ̄ |///////////∧ . . . . . . . . . . . . . . . . . . | , / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i ∨^ヽ ///////////// } . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |  ̄∧ ̄ヘ. / ///////////// . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | ,/ . ,____|/ ///////////// . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ 574 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 47 56.75 ID +aUXCjVk0 , -─- 、 , -‐- 、 ,, - `V `‐、 / \ ./ \ / ヽ ./ / l ヽ / / / / ./ / l | .l .lヽ | l. l / / / ./ .l | | l / / l l.〉 l、 | | l / / ./ ./ |. l | ./ ./ ./ | |./ l、| | l // ///| l / / //// / / . l、l | /l///_/ l / //_|/_∠| / | / . /⌒ヽ | \ `ー ゝl // `ー /|/⌒v 「ワハハハハハハハ!!!!!! | l⌒l l|  ̄ ̄ //|〉 ̄ ̄ ̄ .|/^_l.l 言ったはずだぞ、はたくだけでは済まさんとな! ヽゝ(ー| /| ´ \| ll ),l ノ ちょうどいい機会だ! .l/ | l ̄ ̄ ̄/ / / ,ノ! 貴様の部屋でどちらの立場が上かはっきりさせてやろう!!!!」 / |.. V´ ̄∨ ./ /,.-‐ .| ./ (;;) |\ `ー‐ ´ / / | | _|_\ /| ./ | (| ,.-‐ | \__/ .|/ _,.-─; |/ .(;;) |─────┤ _,.-‐ /  ̄ | |^l / 592 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 50 30.67 ID +aUXCjVk0 . . . . . . . . /. . . . . . . . ./. . \/. . . . . . /. . . . . . . . . . . . }. . . . .|ヽ. . . |. . . . . . . . l. . . . . . . .| | . . . . . . . . .|=≧チ去左≧ミkl\ //. . . . . . . . . . . . ./!. . . . | j/!\. . . . . .|. . . . . . . | | . . . . . . . . .|. . .x彳丁 | . / ア㍉\/ . . . . . . . . . . . / |. . . . .j/,,斗≦=- . |. . . . . . | | . . . . . . . . .l/イ{. . | ∨〃 { .外、ヾ/. . . . . . . . . / j_,ィ≦气Ⅳトミ . . . . j |. . . . . . |. j . . . . . . . . ヽ ヾ! . .| ∧. V小ヾj{\_,、// /升 ^ハ jシリ j. . . . .从. . . . /j/ . . . . . . . . . . l\ . | {i ヘ イ刋 ハ. . . / イ{ ノリ /. . /| . j. . . / . . . . . . . . . . | ヽ{ _弋ヒ辷ユソ \/ {iトイjソ {/. . . l乂/ 「なななな何する気よ!! . . . . . . . . . . . l ///// `ー= ー |. . . . . ヽ 離せ!! はーなーしーなーさーいー!!! . . . . . . . . . . . `、 _ 、 ///// |. . . . . . . \ ああもう、やっぱりあんたは最低の使い魔よーーー!!!!!」 . . . . . . . . . . . . . \ , ヘ/`ヽ、______, j. . . . . . . . . . \ ヽ. . . . . . . . . . . . . . ヽ. / `ヽ / イ. . . . . . . . . . . . . .ヽ /,i. . . . . . . . . . . . . . . `( ∨ <. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `、 /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ / < //∧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . , /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヘ> _∠z< ///////∧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i /,|. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∨\¨ア ̄ |///////////∧ . . . . . . . . . . . . . . . . . . | , / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i ∨^ヽ ///////////// } . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |  ̄∧ ̄ヘ. / ///////////// . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | ,/ . ,____|/ ///////////// . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ 596 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 53 00.47 ID +aUXCjVk0 / , -― ‐´ ̄ ` ‐ 、 / / l / / ヽ、_ ヽ/ ハ / l / イ / `― i / / / // / /ハ / / / ー ´ / r、 f、 / / _/-/ト/-!-/ / //-{-/、/_ , / / . ト-ヽ{ニヽヽ . // !/ // / リ/// /-´ _// / 「大丈夫かしら、あの二人」 ー>. / , .l ´彳r}`ヽ // /./リ_ ニニニニリ/ / ニテ―‐ /、 . /-´7 // ヽ、!  ̄ ノ-!/ // / ´ f ヽ、イ // f‐、_,イ! / 「大丈夫。彼、そういうことには興味なさそう」 . / l l/i . . /ヽ、 l/ . l /li ー ‐ f―‐{ ー ‐/-イ . r‐--!./イ-{ . . . . ./ _ -, 〉/{/l l/、ヽ、____ - ´ , `ヽ、___/ ´ リ ! 〉 . /|/ 、 ー /´‐-リ } リrヽ- , _-ニ´ ` ‐-、 / !/ j./`丶r、 , イ `ヾ、 r\ - -‐ニ´_-イ `ー‐ / リ / l ト、ーヽ´ ̄ ̄`ヽ、 `ト、/ ハゝ、 /-´ ,-‐´ / . . . ./-、 ゝ_` ̄ ヽ `ヽ、 `ヾ ヽl `ー _ - ´ ヒ´ヽ / / . . . / >‐ ´ `/`} \ \`ヽ、_ , -´ / / 601 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 54 25.31 ID +aUXCjVk0 / , -― ‐´ ̄ ` ‐ 、 / / l / / ヽ、_ ヽ/ ハ / l / イ / `― i / / / // / /ハ / / / ー ´ / r、 f、 / / _/-/ト/-!-/ / //-{-/、/_ , / / . ト-ヽ{ニヽヽ . // !/ // / リ/// /-´ _// / 「あらあらぁ? タバサ。私は大丈夫って聞いただけなんだけどぉ? ー>. / , .l ´彳r}`ヽ // /./リ_ ニニニニリ/ / ニテ―‐ /、 『そういうこと』ってどういうことかしらぁ?」 . /-´7 // ヽ、!  ̄ ノ-!/ // / ´ f ヽ、イ // f‐、_,イ! / . / l l/i . . /ヽ、 l/ . l /li ー ‐ f―‐{ ー ‐/-イ 「…………」 . r‐--!./イ-{ . . . . ./ _ -, 〉/{/l l/、ヽ、____ - ´ , `ヽ、___/ ´ リ ! 〉 . /|/ 、 ー /´‐-リ } リrヽ- , _-ニ´ ` ‐-、 / !/ j./`丶r、 , イ `ヾ、 r\ - -‐ニ´_-イ `ー‐ / リ / l ト、ーヽ´ ̄ ̄`ヽ、 `ト、/ ハゝ、 /-´ ,-‐´ / . . . ./-、 ゝ_` ̄ ヽ `ヽ、 `ヾ ヽl `ー _ - ´ ヒ´ヽ / / . . . / >‐ ´ `/`} \ \`ヽ、_ , -´ / / 614 :社長の使い魔 ◆.H42NtoyGg:2007/12/08(土) 22 57 06.50 ID +aUXCjVk0 ,. ´ ̄ ` 、 /`´ \ / 、 `ヽ、 / / !ヽ i i i | / / ,|/⌒、 | ハノ !`´ i 、\灯`|ノi / 人,ノ! i ト、.\. | .i/ >`ー- 、_ 「あ、タバサ! / ∧i, |ヽ ̄ / ∨ ` ‐ 、 もう、私の周りって素直じゃない子ばっかりなんだから `ー´ / .ハ\ k. フ/ , `ー、 ;ヘ ……そこがかわいいんだけど!」 _,./ / i |\ トイ ! /ゝ、 ヽ; /! ヘ ./ ./ ー.j |―\!v ⌒ヽ;/´ ` -、i / ./ i / / i ム ,ノ / ヽ r ´ / | .| /. |,.- ´  ̄`ヾ; / ∨ i | / i ,! ヘ、_ _ ,.-, / ノ 、 ,/ i / | .r _`__ ∨イ.〉´ , く_/´ / / !/ ヽ ト、 _,.-y´//_ ,.- く,i `v、 / / ;/ ノ .人ゝ._,.ノ_,/ i ヽ、 iク / / / ー / i ヾ´ / 第六話 ~怒りの理由~ 終了 前へ トップページ 次へ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5786.html
第六章 翌朝。 やはり妹のボディアタックによって強烈な目覚めを演じた俺は、さえない気分で朝食を食べ終えたあと自分の部屋で何をするでもなくセミの合唱に耳を傾けていた。 怠惰な姿勢から身体を少し動かすと、ベッドの枕元に放置されている携帯電話が目につく。こいつは朝起きたときからここにあり、したがって昨日の夜からここにあったということになる。夜のうちに誰かが動かしたという可能性は無視していいだろう。そんなことをしても何の利益も生まれない。 ようするに、と俺は身体を起こした。 ここはパラレルワールド、ハルヒが創り出した平行世界である。 そういう単語だけ聞くと恐ろしい思いになっちまうが、実際は全然そんなことないということを、俺は起きてからの一時間弱で悟っていた。指摘されなければ気づかない程度にいつもと同じ朝である。事実、俺は長門に指摘されるまで平行世界にいたということに気づかなかった。 それはいいとして、となると、この世界は昨夜ハルヒから電話のあった世界である。その内容はプールがどうのという話であったから、すなわち本日はSOS団でプールに行く予定の日なのだ。 そういうわけで手元には海パン等が入ったプールバッグが用意されており、サイフには千円札を何枚かしのばせてあって時計は午前八時三十分を示している。駅前集合は九時だったが、やたらに早く行くのもシャクなのでこうして何をするでもなく時間を潰しているのである。 枕元の携帯電話が着信音を奏で始めたのは、いい加減セミの鳴き声にも飽きてそろそろ駅前に向かうことにしようかと考え始めた頃だった。電子文字が表示している名前は涼宮ハルヒである。 「なんだよ」 何気なく通話ボタンを押すとすぐさま怒鳴り声が飛んできた。 『遅っいわよバカキョン! 早くしないとプール混んじゃうでしょ! あんた今どこで何やってんの!?』 「あー……」 家にいるなどと言えるような雰囲気ではない。 「自転車に乗ってそっちに向かう最中だ」 『ふーん、自転車乗りながら電話に出るとはいい度胸ね。今すぐ警察に通報して現行犯逮捕してもらうから、覚悟しなさい』 「お前は俺に早く来て欲しいのか遅れて欲しいのか、どっちなんだ」 『なに言ってるの、それとこれとは話が別よ。いくら急いでるからって市民の掟を破るような団員には、あたしから永遠に活動停止を言い渡してやるわ。だって法律を守れないようなヤツに団の規則なんか守れるわけがないもの』 「……すぐ向かうよ」 そうとだけ告げると、ハルヒ声がまだ騒ぎ立てていたが無視して電話を切った。脇に準備してあったプールバッグをつかんで、俺はすぐさま部屋を出る。 今日はプール。 さしあたり駅までママチャリでぶっ飛ばさなければならんだろう。 とはいえ、ハルヒの言うように交通法規を遵守していたら駅前までのタイムはいつもとあまり変わらないものとなってしまった。 集合場所には当然のように他の四人のメンツが揃っており、ママチャリを有料駐輪場に置いて小走りでやって来る俺を真っ先に見つけたのはハルヒだった。 夏らしい薄着をして、水着入りのビニールバッグを肩にかけているハルヒは、 「警察につかまらなかった?」 怪しげな笑いを浮かべて訊いてきた。 「ああ、つかまったね。つかまったとも。おかげで遅くなったんだ」 「バカなこと言うんじゃないの。どうせあんた、あたしが電話をかけたときにはまだ家にいたんでしょう」 別に見抜かれても構わないウソなので俺は否定も肯定もせず、ハルヒの横にちょこんと可愛らしく立っている団員に目を向けた。 俺はオシャレなプールバッグを両手で握っている朝比奈さんに頭を下げながら、 「すみません。待たせちゃったみたいで」 「いえ」 朝比奈さんは柔らかく首を振って、 「全然だいじょうぶですよー。まだ、九時にもなってないし」 俺に満天の微笑みを返してくれた。荒んでいた心が和んでいくのが解るね。俺も暑さをこらえできる限りのスマイルを返す。 もう少し朝比奈さんと談笑していたい欲望に駆られながらも俺は視線をさらに横移動させて、すっかり仏像と化している残りの二人を眺めた。 まず目に入ったのは古泉の微笑である。奴はこの暑さの中、長袖を羽織ってジーンズを穿いていた。俺はその憎らしいほど整った顔に小声で、 「お前もご苦労さんだよな。ハルヒのご機嫌取りと灰色空間を往復して」 古泉の顔が怪訝そうに歪んだ。 「灰色空間、ですか?」 しまった。こっちの世界では長門、朝比奈さん、古泉は普通の人間なんだっけ。 「いや、なんでもない。今の会話は取り消しだ」 「SFか何かの用語でしょうか。異空間の一種ですかね?」 「なんでもねえって」 それでも古泉はしつこく食い下がってきたが、俺が無視しているとそのうちお決まりの苦笑で肩をすくめて見せた。ところで、こいつはこの世界では素でこの性格なのだろうかね。だったら相当イヤな奴である。 古泉からさらに視点移動を行うと、真昼の月のごとき希薄な存在感を誇る長門の姿が目に入った。汗一つかかずモニュメントか何かと見まごうくらい微動だにしないその光景は目に馴染んだものだったが、長門は今日、珍しく私服だった。白のノースリーブワンピースに麦わら帽子。大方ハルヒに買わされたんだろうが、私服姿の長門というのもそれはそれで映えるものである。一見は地味でパッとしない服だが、長門が着ると妙にマッチングするような気がする。 そんなことを考えながら無表情娘を観察していると、長門がちらっと俺を見上げた拍子に目が合っちまった。 「あ……元気か?」 長門は物珍しそうな目で俺を見てから、やはり三センチくらい頭を傾けるだけだった。 「ほらキョン、有希も、早く来なさい! 急がないと電車に乗り遅れちゃうわよ」 盛夏のセミにも負けないよく通る声でハルヒが怒鳴る。振り返ると、ハルヒはプールバッグを振り回して駅の構内に入っていくところだった。 俺は長門を促し、走ってハルヒの背中を追いかけながら、 「なんだよ、市民プールじゃないのか?」 「うん。それでもいいんだけど、あそこは小っちゃすぎるのよね」 ハルヒは朝比奈さんの手を引きながら言う。 「やっぱりね、高校生のあり余るエネルギーを発散するには、もっとデカイとこじゃないとダメだと思うのよ。ビニールプールで水遊びするより海で泳ぐ方が思いっきり楽しめるでしょ? だから今年は隣町のオープンしたばかりのプールに行くことにしたってわけ」 お前のそのあり余るエネルギーがどこから来ているのか知りたいもんだ。俺はこの間の夏合宿で一夏分のエネルギーを発散し尽くしちまって、プールにくれてやるエネルギーはもはやどこにも残っていないぜ。おそらく朝比奈さんと古泉も同じだろうが、この二人は既に諦めの境地に達してしまったらしく苦笑を浮かべるだけであり、長門にはもとよりエネルギーを発散する気がない。かくいう俺も真夏の太陽なみに目を輝かせたハルヒに反論を唱える気にもなれず、おかげで今やSOS団は団長の独壇場、まるでファシズムである。もちろん、その一党独裁の時代にははたして恐怖しかなかったかと言われれば、それは違うと答えるだろうけどさ。 俺は渋々という言葉を体現しつつも、大股で堂々と歩くハルヒに続いて改札を抜けた。 ハルヒにせかされるまま走りに走るとホームには既に電車が到着しており、身体からぶつかるようにしてハルヒが真っ先に飛び込み、最後尾の長門がひっそりと乗り込んだところでドアが閉まった。発車時刻は九時前であり、だったら九時集合では明らかに間に合わんだろうと俺は憮然。息せき切って目を白黒させている朝比奈さんをなんとなく眺めながら電車に揺られること数分、目的駅の名前を告げるアナウンスがして一行はロクに休む間もなく電車を降りた。 駅を出ると確かにそこには地元駅とは違う駅前風景が展開していた。空気もなんとなく新鮮に感じられるね。どっちかというと田舎の部類に入る我が町と比べれば、大きな街だけあって見受けられる駅ビルの数も多い。 「プールまではバスで行くからね」 いつの間に調べ上げてきたのか、ハルヒはバスの到着時刻までも頭に入れていやがった。時間通り駅前のバス停にやって来たバスに乗り込むと車内は冷房がヌルヌルだったが、歩くよりははるかにマシなのでいいとしよう。 二十分ほどののち、ハルヒは目的バス停の一個手前で降車ボタンを押した。 間違えたのかと思ったが、そう言ってもハルヒはここで正しいと言い張る。わけが解らないまま、そのうちバス停に着くとハルヒ一人でずんずん降りていってしまうので、俺らも後に続かざるを得ない。 全員がバスから吐き出されてきたのを確認するとハルヒは不敵な笑みを浮かべつつ宣言した。 「みんないい? こっからプールまでは思いっきり走るわよ。それも全速力で!」 「何のために」 とすかさず俺。 「汗をかくためよ」 とハルヒは即答する。なんだそれは。この炎天下で汗をかいて何が楽しいんだろう。 「わかってないわねえ、あんたは。せっかく今からプールに入るってのに、ずっと涼しいところにいたら冷たい水に入った瞬間の喜びが激減するでしょうが。いい? 暑いからこそプールに入るの。つまり暑いのは前提なわけ。だから、暑くなるために走るのよ。そうよね、みくるちゃん」 「え、ふぇえ?」 急に話を振られて朝比奈さんは困惑していらっしゃるが、ハルヒはそれにも構わず背後から朝比奈さんに抱きついた。わかった。わかったから今すぐその役を俺と代われ。 ハルヒは朝比奈さんに抱きついたまま、建物の影と調和している長門に指を突きつけて、 「有希、勝負よ! どっちが先にプールまでたどり着けるか」 そう言うやいなやハルヒは朝比奈さんを突き放してプールに向かって走り出した、が残りの団員にはここは走るなという暗黙の了解的雰囲気が漂っていたらしく誰も走り出さない。当然と言えば当然だがハルヒは気に入らなかったらしく、後ろを振り向いてツカツカと戻ってくると声を張り上げて宣言した。 「ビリの人は、飛び込み台から突き落としの刑に処すわよ!」 そう言うハルヒの顔は、これ以上ないほど楽しそうなのだった。 はたして、ビリは俺であった。 少し言い訳をさせてもらおうか。 まず長門はこういう競技がもともと得意である。ハルヒに続いてさっさと行ってしまった長門を追う気にはなれず、俺は朝比奈さんか古泉あたりと休戦協定を結ぼうと考えていた。ほら、全員一緒にゴールで同着とか、そんな感じのやつだ。ところがいざ談合を持ちかけようとしたところで古泉が俺らを出し抜きやがってダッシュ、残ったのは俺と朝比奈さんだった。無論、真剣勝負となれば俺が朝比奈さんに勝つのはたやすいことである。あるがしかし、そこは俺である。人道的にこういう状況で朝比奈さんをビリにすることなどできるわけがなく、したがって俺は危なっかしいフォームでよたよた走る朝比奈さんの後ろをストーカーのごとくついていったのだった。 さっさと着替えに行けばいいものを、トップでゴールしたハルヒは俺たちをしっかり待っていた。奴は腰に手を当て策略通りと言わんばかりに勝ち誇った笑みをたたえながら、最後にやって来た俺に飛び込み台から突き落としの刑を求刑したのだった。 嫌だとは言わなかったけどさ。仲間内のプールなんてのはそういうのを楽しむために来るようなもんだろう。 かくして、いったん男性更衣室と女性更衣室に別れたSOS団の面々は、着替えを済ませてから激しい太陽光の下で合流した。 「朝比奈さん、こっちこっち」 とっくにシャワーを浴びて手持ちぶさたに突っ立っていた俺は、ワンピース姿でバスケットを抱えた朝比奈さんを見つけると、必要もないのに大げさに手を振ってやった。 なにしろどこに行っても一際目立って可愛らしい(誇張ではない)朝比奈さんである。当然、彼女に手を振っている俺にも好奇の眼差し向けられるわけで、それがむず痒くも愉快である。二人きりのデートではないところが残念だったが、普段は損ばかりしている俺だからせめてこんな時ぐらいはいい思いをさせてくれたっていいだろう。 「あれ? 古泉くんは?」 朝比奈さんの後に続いて小洒落たセパレートを身につけているハルヒが現れた。その傍らにはやはり飾り気のない水着を着た長門が伴われている。朝比奈さんだけでは抱えきれなかったのか、長門も小さなバスケットを持っていた。今日の昼飯は期待できそうだ。 「荷物の場所取りに行ったよ」 と俺は答えた。 「へえ、感心ねえ。さすが副団長だわ」 「まったくだ」 団長がこれじゃあ副団長もさぞかし大変だろうよ。 「まあいいわ。じゃあ古泉くんに感謝して、あたしたちは先に水に入っちゃいましょ」 言うなりハルヒはキョロキョロすると、手近なプールにいきなり飛び込んだ。舞い散る水しぶきを頭から被って俺もとっとと水浴びしたい衝動に駆られ、ハルヒに続いて水に入る。ちょうどいい感じに冷たくて気持ちいいぜ。 「みくるちゃーん、有希も! 早く飛び込んじゃいなさい!」 雲一つない青空にハルヒの声が響く。もちろん朝比奈さんも長門も命令通りに飛び込んだりせず、おっかなびっくり足から水に浸かっていく。 「へいっ、キョンこっち!」 無防備にハルヒを振り向いた俺に、大量の水がぶっかけられた。 夏休みだけあって、プールは盛況であった。 もちろん暇を持て余した子供とその親も大量発生していたが、さすが巨大プール施設だけあって中高生やカップルの姿もふんだんに見受けられた。みな一様に楽しそうな笑顔を張り付かせており、俺らもそんな中高生のうちの一グループなんだと思うと妙に落ち着かない気分になるね。なにしろ今の俺たちは何の能力も持ち合わせておらず、客観的にも主観的にも普通の高校生グループなのだ。 飛び込み台は敷地内のわりと隅っこの方にあった。 そのせいかどうかは知らないがまったく人気がなく閑散としていたため、実質SOS団が貸し切りの状態となってしまった。 そこで取り行われた俺の公開処刑は、両手を掲げている俺にハルヒが後ろから体当たりするという謎の儀式の様相を呈していた。もちろん監視員の目の前でそんなことやらかしたら利用禁止になること請け合いなので、監視の隙をついて行わなければならない。真っ黒に日焼けしたグラサンの兄ちゃんが一瞬、飛び込み台から目を離したのをハルヒは見逃さなかった。俺はハルヒに身体をぶつけられて吹っ飛ばされ、水面でしたたかに腹を打って動けなくなり即刻退場した。 「よくやりますよ、あいつら」 しばらく陸に上がってもがいた後、俺は飛び込みプールを囲む柵の外にいる朝比奈さんに歩み寄って言った。朝比奈さんの瞳には、三人の団員が餌を見つけたペンギンのように次々と水中に飛び込む姿が映っている。 「ええ。涼宮さん、すごく楽しそうです」 柔らかな微笑みをたたえたまま朝比奈さんが言う。 「やっぱりあいつ、入学当初とは違いますかね?」 「え?」 朝比奈さんはなんでそんなことを訊くのか考えるような間を空けてから、 「それは……ぜんぜん違いますよ。前はもっと、なんていうか、普通じゃないことばかりやってたような気がするし」 「宇宙人とか未来人ってさんざん騒いでましたからね。まだ見つかってないらしいですけど」 俺の頭には夜のグラウンドの巨大紋様が自動再生される。 「そうですねえ。すべての体力をそういうものを探すために費やしてましたよね、あの頃の涼宮さん」 遠い目をする朝比奈さんを見て、ああやっぱりハルヒは変わったんだろうなとか思った。 今まで謎にばかり向かっていたハルヒのエネルギーが、友人と遊ぶことにも向けられるようになったのだ。なぜかって? そんなん、ハルヒのあの抜群の笑顔を見ればすぐ解る。ハルヒにとっては友人と遊ぶことはが放っておけないくらい楽しいことで、ハルヒは自分の気持ちにウソをつくことができなかったからだ。やっぱり、なんといっても一番の楽しみは仲間と一緒に遊ぶことにあるのさ。それはハルヒじゃなくたって、誰だって同じだと俺は思うね。 そういうことである。たぶんそれ以上でも、それ以下でもない。 「まあ別に、悪いことじゃないっすけどね」 いつの間にやら、柵の周りには人が集まりだしていた。 それもそのはず、プールを占領して次々に頭から飛び込んでいく奇妙な団体が見えれば誰だって好奇心をそそられるだろう。しかもそのうち二人は(客観的に見れば)かなり可愛い部類に属する少女なのだから、これはもう水着姿を鑑賞するだけでも見る価値があると言っていい。ちなみに俺は女子部員の水着姿なら合宿でいらんほど拝ませてもらったので、今さら食い入るように見るようなもんでもないということを付け加えておこう。 「そういえば朝比奈さん、なんか喉乾きませんか?」 俺の使命はハルヒのヘソなんぞを見つめることではなくて、もっぱら朝比奈さんを気遣うことの方にあった。長く太陽光にさらされたせいか朝比奈さんの白い肌は赤っぽく上気している。 「そうです、ねえ」 「ならちょうどよかった、俺も何か飲み物を買ってこようと思ってたんですよ。朝比奈さんのもついでに買ってきますけど、何がいいですかね」 「あ……じゃあウーロン茶か何かをお願いします。……えっと、お金は」 「いえいえ」 気にしなくてけっこうですよ。俺のサイフに入った現金は罰金の支払い用としてではなく、本来はこういうふうにして使われるべきなんですから。あいつらもそっちの方が払われがいがあるってもんです。 「じゃあちょっと行って来ます」 俺は屋台の飲み物メニューにウーロン茶があったかどうか考えながら、小走りにサイフの置いてある更衣室まで戻っていった。 夏もいよいよ盛りの陽差しは強く、ベタ塗りみたいな青空からはさんさんと太陽光線が降り注いでいた。開場から二時間も経つと人がどんどん増えてきて、流れるプールなどはほとんど小学生以下の子供によって埋め尽くされてしまった。 もちろんそんなことを蚊ほどにも気にしないのがハルヒであり、 「ねえねえ、流れるプールで鬼ごっこやりましょうよ。わざわざ電車乗って来たんだもの、全プール制覇しないともったいないわ」 と言い出したのもハルヒである。夏の光が反射してハルヒの笑顔はいやにまぶしく輝いて見え、そのためだったかどうかは知らないが俺はそのハルヒの提案に賛成してやった。 イルカやらシャチやらに乗ったガキどもが漂流するプールに乗り込んだ俺たちは、我ながら恥ずかしくなるくらい大いにはしゃいだ。最後の方はもはや鬼ごっこではなくなっていたが、それでも楽しかったからいいさ。 一時間近くが経過して休憩時間を告げる放送が入ったところで、我々はようやく陸に上がった。俺はまともにスポーツした後くらいに疲れており、時間内の半分くらいずっと鬼役をやっていた朝比奈さんは息も絶え絶えで古泉さえも微笑が崩れていたが、長門だけは平然と直立していた。俺が追いかけてるときも長門は人外的な速度で泳いでいたし、こいつは本当に普通の人間なんだろうな。あまりにも宇宙人バージョンと変わりばえがしないので怪しくなってくるぜ。 昼も近くなっていたので、俺らはそこの休憩で昼飯を食べることにした。いやいや、昼飯というのは下品で失礼だな。ランチ。そんな感じか。 「去年と同じで申し訳ないんですけど……またサンドイッチを作ってみました」 なにしろ朝比奈さん手作りの昼ご飯である。おずおずとバスケットを差し出す朝比奈さんもメチャクチャ可愛い。そこらへんの屋台ではフランクフルトや焼きそばを売っていたりもしたが、ちっとも買う気にならんね。二つのバスケットにサンドイッチばかり大量に詰まっているのも全然問題になりません。食い物ならハルヒが何でも食べますし、長門なら喰ってろと命令すれば日が暮れるまで食べ続けていそうな気がしますからね。 昼食休憩の後も、まだまだ水遊びは続いた。 午後の部はどうやらウォータースライダーから始めるようであり、階段と水の滑り台を三往復したあたりで俺は古泉とともに観客側に回った。朝比奈さんもすっかりくたびれていらっしゃる様子だったが、哀れにもハルヒにワンピースの首根っこをつかまれて階段を引きずられていった。 「…………」 長門はというと、意外にもこういうアトラクション好きなのか無言で滑り落ちてきては無言で階段を上っていくのを繰り返していた。時々、短い髪から水を滴らせたまま何か確認を取るようにちらっと俺を見るのがいかにも長門らしい。 「気が済むまで何度でも行って来いよ。時間ならいらんほどあるからさ」 そう言われると長門は首を少し傾げてまた階段をすたすたと上っていく。その小柄な水着姿があまり楽しいと感じているようには見えんのだがな。俺には。 「まあ、長門さんですから。楽しそうでなくても本人が楽しければいいんですよ」 俺の隣で薄笑いの古泉が言った。 「夏だしな。ちっとはハイになってるのかもな、あいつも」 「だといいんですが」 俺は階段を上る長門の後ろ姿に去年のそれを重ね合わせる。一万何千回も夏休みをループしてきた長門の、わずかに退屈そうな表情を。 「なあ古泉よ。これは例えばの話なんだが、例えば、あの長門が宇宙人だったとしよう。火星とか水星とかの出身じゃなくて、もっとはるかに遠い望遠鏡でも見えないような宇宙出身のやつだ。で、もしそうだったとしたら、お前は長門に対してどんな感情を抱くんだろうな」 「それはまた、やけに難解な質問ですね。長門さんの性格や外見は変わらないものとするんですか?」 「ああ。ただ単に、今の長門に宇宙人っていう肩書きがついただけだ」 おそらく意味の解らんだろう俺の愚問に古泉は眉をひそめ、数学Ⅲの応用問題に挑戦するような雰囲気を漂わせていたが、 「たいして何も感じないでしょうね。ええ、それ以外にありません」 また普段の微笑に戻って言った。 スライダーから次々と吐き出されてくる連中をなんとなく眺める俺に古泉は続けて、 「意味のない肩書きなら存在しないも同然です。馴染んでしまえば関係ないんですよ、宇宙人だろうと人間だろうとね。……そうですね、こんなのはどうでしょう。本当のことを申し上げると、僕はなんと超能力者なんですよ。さて、あなたはどう感じますか?」 「冗談だよな」 「ええ、冗談ですけど」 冗談ならもっと解りやすいやつにしてくれ。そのたとえは俺にとっては非常に解りづらいし、しかも心臓に悪い。背筋に嫌な汗をかくところだったぜ。 俺が古泉に何事か文句をつけてやろうと思ったとき、目の前で派手なスプラッシュが上がった。俺も古泉もまともに水を食らっちまい、誰だよ非常識だなと思って見たらハルヒだった。すぐ後に朝比奈さんと長門も続いて着水する。 ハルヒは水をたらしながら俺に向かってずかずか歩いてきて、 「本当はもう十回くらいやりたいけど、あんたたちがサボってるからやめておくわ。次はあのでっかいプールで遊びましょ。今度はサボらせたりなんかしないから覚悟しなさい」 と言って施設の中央にあるメインプールを指差した。勝手にしてくれ。その代わり明日、筋肉痛で動けなくなってても俺は知らんぞ。 俺は陽光ですっかり火照ってしまった身体を冷やすため、ハルヒの後に続いて水に入った。 結局、その日は太陽が傾いてプールが夕陽に染まるまで遊び倒した。 というのも、古泉があきれたことに浮き輪とビーチボールまで持参してきやがったからである。たった一つのボールだけで三時間以上も遊び続けられるもんだということをよく思い知らされたね。 我々が着替えを済ませてプール施設を出る頃には客の姿もまばらになっており、帰りのバスはガラガラであった。朝比奈さんはもちろん、ハルヒもさすがに疲れ果てたのかすーすーと寝息を立て始め、駅に着いたところで二人とも長門に揺り起こされていた。 それから先はどうなったのかよく覚えていない。プールの輪郭ばかりがいやにはっきりと思い出され、その後は記憶からすっかり抜け落ちちまった。 ただ、自町の駅前に戻ってきて、帰り際にハルヒが、 「とりあえず明日は休みにするわ。またやることが決まったら電話するから、よろしくね」 と言ったのはなんとなく覚えている。 その後は解散の流れとなって、俺はそのまま自転車こいで家に帰り着いて、確かその頃には辺りは暗くなっていた。そんで晩飯喰って風呂に入って、携帯を忘れずに枕元に置いて、そのまま死んだように眠りに落ちた。 第七章 TOP
https://w.atwiki.jp/ganpura/pages/96.html
第六話「犬猿の仲!?Wを探せ 中篇」 「うう・・・ここは・・・どこだ?」 ユウスケは薄暗い部屋で目を覚ました 「おや?目が覚めたようぞ!社長を呼べ!」 ユウスケがいるのは取調室のような部屋だ 「ちょっと?!俺なんでこんなとこにいるの?出してくれー!」ユウスケは叫ぶ すると部屋の中に誰かが入ってくる 「やぁ君起きたか」 白い帽子をかぶった男だ 「すまないねうちの若いのが」 ユウスケはわけがわからない 「えっと・・・ここはどこなんですか?」 「おっと、それはすまなかった、ここは鳴海コーポレーションだ、そして私は社長の鳴海荘吉だ」 「鳴海コーポレーション?」 ユウスケは首をかしげる 「あぁそうだ、ここは君が遭遇した怪人ドーパントを退治する専門の組織ってところだ」 入ってきた男が言った 「え?あなたは・・・昨日の緑のライダー!」 間違えない昨日ドーパントと戦っていたライダーだ 「あぁ!俺はヒダリショウタロウだ、よろしくな」 「あれ?昨日のが起きたのかい?」 緑のパーカーを着た青年フィリップが入ってくる 「あっ!!!お前は!」 昨日ユウスケを倒した黒いライダーだった・w・ 「すまなかったね、どうやら君はドーパントじゃなかったみたいだ」 「あ・・うん・・・信じてもらえないかもしれないけど俺はこの世界とは別の世界から来たんだ」 ユウスケは意を決していってみた 「ん?知ってるよ?」 あっけない返事に拍子抜けするユウスケ 「あっ!起きたんですねユウスケ!」 夏海が入ってきた 「あれっ夏海ちゃん?!」 「君を追いかけてきたんだよ。」 二人が再開を喜んでいると 「ピーピーピー!ドーパント出現、直ちに急行せよ」 緊張が走る 「聞いたな!各員戦闘配置!」 荘吉が叫ぶ 「了解!」 広場 「ケケケッ・・・!今度こそすべて溶かしてやる・・・」 アシッドドーパントが広場を溶かしつくしていた 「・・・なんだこりゃ・・・ドロドロだな」 「?!お前ら・・・仮面ライダーか!」 ショウタロウとフィリップが駆けつける 「いくぜ!カチッ」「さっさと倒すよ!カチッ」 「サイクロン!」「ジョーカー」 「変身」「変身」 二人はサイクロンとジョーカーに変身した 「今度は2人か?!まぁいいまとめて相手をしてやる ケケッ」 「俺が相手だドロドロやろぉ!」 サイクロンが飛び出す すると 「あっ!先駆けは許さないよ?」 ジョーカーがサイクロンの脚を引っ掛けた 「うわっ!?ズコッ」 サイクロンは盛大に転んだ 「いてて・・・何するんだフィリップ!?」 「ふん!僕が倒すのさ!」 今度はジョーカーが歩みだす 「させるかぁあ!」 サイクロンは脚を引っ張る 「うわぁ!!?」 ジョーカーも倒れた 「・・・ケケッ・・・バカなヤツラだな!溶けちまいな!! 最大噴射溶解液!」 アシッドドーパントは腕を構え溶解液を噴射した 「!?」「!?」 溶解液が二人目掛けてとんでいく 「まずいっ!!」「これは・・・やばいね・・・」 二人は自分達の不仲を呪った 次回 「犬猿の仲?!Wを探せ 後編」
https://w.atwiki.jp/yuimio/pages/72.html
ゆいみお!第六話(終) ゆいみお!第6話(最終回)です 「いよいよだね、澪ちゃん!」 「あ、あぁ…そうだな、唯!」 「澪ちゃん、そっちは壁だよ」 「…あぁっ!どおりで…唯が白くて平べったいなって思ってたんだよ」 「もー、澪ちゃん緊張しすぎ!」 いよいよ迎えた演芸大会本番 「ゆいみお」の二人は控室で出番を待っている 唯の誘いからできたこのユニット 一週間前唯の家で行った集中合宿以降は、休憩時間と部活後のわずかな時間しか練習できなかった しかし、演奏する曲「わたしの恋はホッチキス」は元々練習してきた曲であり、それぞれの課題は明確であった 唯はミスなく演奏すること。澪はしっかりと歌いきること そして二人共通の課題は、それぞれのソロパートを演奏しきること これらの課題克服を目指し、練習を重ねた 日曜日はぎこちなさがあった二人だったが、月曜からは今まで通りの関係で練習ができた 澪はあきらめて、唯は開き直っている様子が窺えた 「唯は相変わらず緊張してないみたいだな」 「えへへー、だってこの衣装きれるんだもん」 「別に私は制服でもよかったのに…」 「駄目だよ!せっかくの晴れ舞台なんだから」 二人が本番に向けて選んだ衣装は、昨年の学際で着たミニ浴衣だった しかし、唯はアクシデントでこの衣装を着て舞台に上がれなかった だからもう一度着たいという唯の強い希望から、この衣装に決まった 学際の時は季節からファーがつけられたが、今回はそれは取り払われ浴衣のみで演奏をする 「なんか、あっという間だったねー」 「んっ、何がだ?」 「私たちがペアを組んで本番が来るまでだよ」 「あぁ…元々準備期間が短かったからな」 「…んもうっ、そういう意味じゃないよ!」 「えっ?!…そうなの?」 「…」ガタッ 無言で立ち上がる唯 「ど…どうしたんだ…唯」 唯の行動に驚く澪 「おトイレ!」バタンッ そう言って控室から出る唯 「…澪ちゃんのバカ」 控室の外で唯が呟く 「…あぁ、分かってる…私にとっては、夢のような時間だったよ」 一人残された澪が呟く 1週間前、自分の唯への気持ちに気付いた澪 しかし気付いたきっかけが、唯に好きな人がいることを知ったときという皮肉なものとなった それからの1週間は、唯への思いは封印し、本番へ向けての練習に集中した だが二人での練習を終え一人になったとき、唯への思いは爆発する そのぶつけどころのない思いに悩み、枕をぬらす夜が続いた澪 そして悩み続けた結果、澪は一つの答えを出す 「(これが終わったら…唯に…)」 また、唯も… 「(これが終わったら…澪ちゃんに…)」 二人がそれぞれの決意を持って本番を迎える 刻一刻と迫る出番の時、ステージの袖で出番を待つ二人 元々緊張しぃの澪は、ほとんど声を発することがなかった しかし、いつもは本番前までいつも通りな唯も言葉数が減っていた 「…唯、大丈夫か?」 いつもと様子の違う唯を心配して、澪が声をかける 「…えっ?!大丈夫だよ」 「…」 そう言う唯の笑顔は、いつもとは違うかなりぎこちないものだった そして、声がわずかだが震えているのを澪は聞き逃さなかった 「唯、緊張してるのか?」 「えぇっ?!…ま、まっさかー…澪ちゃんじゃないんだからー」 平静を装ってる唯だったが、明らかにいつもと違う そう確信した澪は… 「唯っ!…」 「ひゃっ!…もーっ、どうしたの澪ちゃーん」 唯の手を握り、手の温度を確かめた 「…唯、すっごく手冷たいよ」 「えっ…わ、私は…心があったかいから、手は冷たいんだよー…前そう言ったでしょ」 確かに、唯は去年の冬にそう言った しかし今日は夏の日差しが照り返し、真夏日になろうかというくらいの暑さだった 唯の手は、その暑さを感じさせないくらい冷たかった…まるで今日が真冬であると感じるほどに 「(…一緒に演奏するのが、私しかいないから唯…緊張してるのかな)」 澪は、唯の緊張の原因は自分にあると思った 軽音部でステージに立つ際は、ムードメーカーの律、安心感を与える紬、癒しを与える梓と、唯の緊張をほぐす人物がいた しかし澪はステージに立つまで緊張しっぱなしで、周りを見る余裕なんてなかった 「ほ、ほら澪ちゃん…次、私たちだよ」 ゆいみおの前の演技者がステージに上がる このままステージに上がれば、唯は確実に失敗する そう澪は確信した。なんとかして唯の緊張をほぐさないと…1年の学際の時、唯が自分にしてくれたように 「…唯、大丈夫だから」 「えっ…」 「私がいるから、安心して」 「澪ちゃん…」 真剣な眼差しを唯に向け、澪が続ける 「これまで私が一番近くで、唯の演奏、声を聞いてきた。その私が保証する、唯は大丈夫。だから、安心して演奏して」 「…」 「唯の隣には、いつも私がいるから」 この言葉を聞いて、唯の手に体温が戻ってくるのを感じる 「今までもこれからも、それは変わらない…」 そう言いきると、一旦唯から視線を外す澪 唯の手はあっという間に熱くなっていた 「…うん、そうだよね…そうだよ!」 「唯…」 唯がいつものトーンで話し出す 「ずっと、放課後ティータイムで…私も一番近くで澪ちゃんの演奏と声…聞いてきたよ」 「うん…」 「だから、澪ちゃんも大丈夫!安心して歌ってね!」 いつもの笑顔を澪に向ける 「うん、分かった」 自分の精一杯の笑顔を唯に向ける澪 『次は、エントリーNo.15「ゆいみお」です』 出番を告げるアナウンスが響く 「いよいよ出番だよ澪ちゃん!」 「あぁ行こう、唯!」 ステージへと上がる二人 二人の間の手は、繋がったままで | | | ・ ・ ・ 「終わっちゃったねー」 「うん…」 本番を終え二人は今、公園のベンチに腰掛けている 「優勝…できなかったね…」 「うん…」 結果としては、二人は優勝できなかった しかい、オリジナル曲を歌い、二人の息の合った演奏・歌唱が評価され3位という大健闘を見せた 「3位でも、賞品でるんだね」 「そうだな」 「これ使って、二人でお出かけしようね!」 「あぁ」 3位の賞品として貰ったのは、映画のペアチケット そしていつか遊びに行く約束をする二人 「…」 「…」 二人の間に流れる無言の時 演奏終了後から、二人の会話、言葉数が減っていた それはまるで、何かを言うタイミングを窺っているかのように見える しばらくたって…その時は、来る… 「「あ、あのっ!」」 「あっ!…ゆ、唯…何だ?…」 「そういう澪ちゃんこそ…何?」 言いだしたタイミングがかぶり照れる二人 「あ…えーっと…唯から先に言ってくれないか?」 「うーん…澪ちゃん、先に言って?」 「い、いや!唯が先に言ってくれ!」 「ううん!澪ちゃんから先に言って!」 どちらが先に言うかで譲り合う二人 そんなやりとりが続いて… 「うぅ…分かった…私が先に言うよ…」 「うん!」 根負けして澪が先に言うことになった 「じゃ、じゃあ…言うぞ」 「う、うん…」 ベンチのとなり通し、澪は自分の真正面を見ながら言葉を放ち 唯は自分の足元を見ながら、澪の言葉を待つ 「私は…唯と一緒に練習できたこの1週間…すっごく楽しかった」 「…えっ」 澪の言葉に驚き、顔を上げる唯 「なんか2年になってから、唯と一緒にいることが減って…だからこの1週間は、1年の頃みたいで… すごく楽しかったんんだ。あぁ、前はこんなだったなって…」 「…」 澪の言葉を、しっかりと聞く唯 「唯といることの楽しさ以外にも…気付いたことがあるんだ…でもそれは、今となっては遅いことかもしれないけど」 ついに澪が決心する 「先週の合宿の夜、唯好きな人いるか聞いたろ」 「う、うん…」 「あのときさ、私はいないって言った後…唯はいるって言ったろ」 「うん…」 「それ聞いた時、すっごく胸が痛んだんだ…その痛みがどこからくるのか…その理由が、分かったんだ」 「…」 澪の言葉に集中し、返事ができない唯 そして澪は深く息を吸い… 「私は、唯が好きだということに…唯、好きだ。友だちとしてではなく、一人の女性として…愛している」 澪が唯に告白する。澪は唯の手を握り、視線を唯にまっすぐに向ける 「っ……」 澪の告白を受け、言葉を失う唯 「ただ、私の気持ちを…聞いてほしかった…迷惑かもしれないけど、もう抑えられなかったんだ」 澪はずっと視線を唯から外さない しかし唯は、上げていた顔を再び下げる 「…ひっ…ふぇっ…うっ…うえぇぇーん」 「えっ?!ゆ、唯ぃ?!」 突然泣き出した唯に驚く澪 「うえぇぇーん…えぇーん」 「あっ…の…その…迷惑とかだったら…断っても構わなんだ…その…ただ、私の気持ちを…聞いてほしかっただけなんだ」 動揺する澪 「ふぇっ…ぢ、ぢがうのー…ぐすっ…」 「えっ?!違うって何が?」 「べづに…ぶぇ、めいわぐなんがじゃ…ないがらぁー」 泣きながら自分の気持ちを伝える唯 「えっ…迷惑じゃないって…」 「ぐすっ…わ、わたしも…澪ちゃんのこと…好きだから、大好きだから…嬉しかったのー!」 泣きやみ、澪の告白に応える唯 「…えっ、今何て?…」 「だからー、私も澪ちゃんと一緒で大好きなの!澪ちゃんのこと愛してるの!」 感極まり大声で再び告白する唯 「…と、いうことは…」 「りょ、両想い…ってこと、だよね」 「「や、やったー!!」」 お互いの思いを確認し合い喜ぶ二人 「えっと…唯は、いつからその…私のこと、好きなんだ?…」 「うーんっとね…1年の頃は、綺麗でかわいいなぁーって思ってるだけだったんだけ…」 「う、うん…」 「ちゃんと澪ちゃんのこと好きだって思ったのは…2年になってからかな」 「えぇっ?!そんな前から?」 結構前から唯が自分のことを好きだったことに驚く澪 「うん…澪ちゃんのこと好きだって気付いたら…澪ちゃんとお話したり、練習するの…恥ずかしくなって…」 「…で、律や梓とコミュニケーションとるようになったのか?」 「あずにゃんは可愛いし、りっちゃんといると楽しいから…全部ってわけじゃないけど…少しは、あるかな」 「はぁーっ…そうだったのか」 唯とのコミュニケーションが減った理由を知り、安心したようなそうでないような気持ちの澪 「でもよかったよぉー、澪ちゃんから先に好きだって言ってもらえて」 「んっ…だったら、さっき唯も告白しようと思ってたのか?」 「えへへーそうだよ!」 笑顔でVサインをする唯 「そうだったのか…なら私のこの1週間は、取り越し苦労だったのか…」 「そんなことないよ!私は1年以上悩んだんだから!」 「あぁそうだった…ごめんな唯、待たせて」 「うぅん、いいんだよ!両想いになれたんだし!」 「そうだな」 お互い笑顔で向き合う 「えへへ…これからよろしくね、澪ちゃん!」 「あぁ…こちらこそ、唯!」 二人を夏の真っ赤な夕日が照らし出す まっすぐに延びた二人の影が、これから続く二人の関係が長く続いていくのを示しているかのように見えた 以上です なかなか続きを投下できず、お待たせしたことをお詫びいたします 約1年ぶりとなる長編の続きものだったのですが、終わらせることができました これもスレの皆様のおかげです、ありがとうございました これでゆいみお!は一旦終了します でも、この後の二人について色々と妄想済みですのでまたssが出来次第ひっそりとあげていきたいと思います 最後にこのssを読んでいただいた全ての唯澪ファンの皆様、ありがとうございました 初出:1- 621 The sequel:唯澪!! INDEX:ゆいみお! BACK:ゆいみお!第五話 戻る(SS) TOP
https://w.atwiki.jp/evafilm/pages/13.html
TV版第六話「決戦、第3新東京市」相当
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/2842.html
※第六之干支・巳ドロップ確定 ランク400以上推奨※ 第六之干支・巳降臨 敵リスト ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3 ラウンド4 ラウンド5 魔術師ファウスト ※1(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万)魔道士マーリン(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万)魔法使いキルケー(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万) 竜宮の客人・浦島太郎 ※2(初1T後1T/攻撃100万/HP100億) 魔術師ファウスト ※1(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万)魔道士マーリン(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万)魔法使いキルケー(初2T後1T/攻撃555555/HP8800万) 白黒の叛妃・ミケーレ ※3(初1T後1T/攻撃100万/HP600億) 第六之干支・巳 ※4(初1T後1T/攻撃200万/HP850億以上) ※1 先制攻撃 ダメージ55,555 2秒でリール強制停止 特殊攻撃「時制の魔法」ダメージ277,777 次ターン2秒でリール強制停止 ※2 先制 4thリールガイド消失 特殊攻撃「玉手箱の中身は何かな?」ダメージ1,000,000 ランダム3体遅延 「楽しい時間だったね♪」ダメージ3,000,000 ※3 先制攻撃 味方の必殺効果を解除 ダメージ500,000 特殊攻撃「ここまでは白♪」ダメージ1,000,000 次ターン3秒でリール強制停止 「ここまでは黒♪」ダメージ1,000,000 ③④⑤遅延 「角は私のもの!!」ダメージ3,000,000 ※4 先制攻撃 ダメージ1,000,000 消費スタミナ 獲得EXP 獲得コイン Wantedモンスター Wanted報酬 -120 400,000