約 11,724 件
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/1237.html
武将名 いしくまどうじ いしくま童子 統一名称:いしくま童子 生没年:不明「なんでうちが 踊らなあかんのや~~!」大江山に住まう鬼・酒呑童子の配下酒呑童子に命じられて、舞を踊り歌を披露する。鬼の首魁である酒呑童子直々に命じることから、舞と歌の名手であったことが窺われる。主の酒呑童子や四天王とともに討たれたかは知られていない。 勢力 紫 時代 平安 レアリティ N コスト 1.0 兵種 槍兵 武力 3 知力 2 特技 鬼 計略 石熊ヨイショ(いしくまよいしょ) 最も武力の高い味方の武力が上がる。特技「鬼」を持つ味方であれば、さらに武力が上がり、敵を撃破すると復活時間が増加する 必要士気 3 効果時間 知力時間 Illust. シガタケ 声優 小池理子 計略内容 カテゴリ 士気 対象 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 武力強化 3 鬼無 +2 - - - 7.9c(知力依存0.4c) - 鬼有 +3 - - - 撃破時復活時間+15秒 (最新Ver.2.1.0D) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.2.1.0D 効果時間 6.7c → 7.9c ↑ - 所感 初登場となる1コスト鬼持ち。 武力3と鬼の組み合わせで1コスト同士の乱戦にめっぽう強く、端投げ及びその対処などの城際で力を見せる。 計略「石熊ヨイショ」は鬼を対象とすることで撃破時の復活時間増加、いわゆる完殺効果を付与できる投げ強化。 重ねがけすれば復活時間増加も重複する。 効果時間はそれほど長くなく、これ単体で複数部隊の撃破を取るには時間が足りないことが多い。 主力計略に追加する形で敵の高コストやキーカードを狙い、ゲームメイクを混乱させていきたいところ。 本カードの追加により、これまで困難だった5枚鬼神号令デッキが実現可能となった。 1コスト、敵騎兵を牽制できる槍、軽量投げ強化、女性など鬼デッキに足りなかった要素を1枚で補う優良カードといえる。 解説 石川県白山市の国指定重要無形民俗文化財である東二口文弥人形浄瑠璃「でくの舞」の一つに「酒呑童子・大江山」というものがある。 その中で池田の中納言の娘が貴族の息子に嫁ぐことになり、鬼が貴族の使者を騙り娘を大江山に連れさるのだが、その使いの正体がいしくま童子である。 大戦シリーズにおいて 実はVer.2.0.0Aで追加される以前から、ER酒呑童子の季節限定贈り物セリフで言及されており、土蜘蛛と同じくそのうち追加されるのでは? と噂された鬼・妖怪枠の一人(一体)。 そちらでは「石熊」と呼ばれており、酒の肴として踊るように命じられていた。 台詞 \ 台詞 開幕 オニは見かけによらぬもの!うちが"いしくま童子"や! └自軍に紫019_酒呑童子 いよっ、酒呑童子様!日本一! 計略 なんでうちが踊らなあかんのや~~! ├紫019_酒呑童子 対象時 天はオニの上にオニを作らず、オニの下にオニを作らず!…いや、めっちゃ作っとるぅ!? ├紫056_鬼童丸 対象時 オニを呪わば穴二つ、鬼童丸の坊ちゃん、やっちゃってくださ~い! ├EX025_大嶽丸 対象時 オニは一代、名は末代!大獄丸の登場だぁ!! ├[大江山四天王] 対象時 その名もオニ呼んで、大江山四天王なり! └絆武将 ここにオニの力を集結させ、オニの時代を取り戻しましょ~! 兵種アクション てりゃ~! 撤退 ぼろびぃ~… 復活 他のオニよりしぶといんでさぁ 伏兵 あれれ?失敗してもうた~… 攻城 あ、いっけ♪いっけ♪ そっれ、いっけ~♪ 落城 鬼に歯向かうからこうなるんですよ…… 贈り物① どもども~贈り物はこっちに運んでくださ~い! 贈り物② おっ、酒ですか? 主は、酒の味にうるさいもので~うちが味見いたしましょう。 贈り物(お正月) 元旦早々、なんでうちが踊りつづけにゃならんのだ~!! 贈り物(バレンタインデー) うまっ! うまうまっ!……あい? なんでうちが贈る側になるんですか? 贈り物(ホワイトデー) 鬼とたむろしてていいんですか?そのうち酒呑童子様のパシリになっちゃいますよ~ 贈り物(ハロウィン) 百鬼夜行を真似しても……とうてい本物には及びませんよ…… 友好度上昇 寵臣 └特殊 贈り物の特殊演出 会話武将 台詞 紫019酒呑童子 今宵は肴が足りんな。おい石熊、酌はいいからひとさし舞え。 紫051いしくま童子 無茶ぶり!? 主、なんべんも言ってますけどうち別に踊り得意じゃないんですよ~!? 紫019酒呑童子 その舞も見飽きたな……別の曲は?ないなら遊女でもさらってこい。 紫051いしくま童子 四天王の皆さん暇してるのにうちばっかり……こんな真っ黒な鬼社会もう嫌や…… 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前 絆計略「ここにオニの力を集結させ、オニの時代を取り戻しましょ~!」 - 名無しさん (2023-11-24 19 47 34) 酒呑童子が居る時の開幕と酒呑童子が計略対象になった時のボイスが逆ですね - 名無しさん (2023-11-05 22 09 53) 演舞場で確認してますが合ってると思います。 - 名無しさん (2023-11-05 22 17 24)
https://w.atwiki.jp/presenile/pages/703.html
2007.12.14現在、Yafoo-BBSで森田童子について語られている。わたしは書き込みしないがいろいろと参考になることが多いので読むことにする。以前にも森田童子についてのスレッドがあったのだが、気がついたときには消えていてとても寂しかった。今度のスレッドは消えないで欲しいと切に願う。 スレッドが落ちそうなときは、誰か書き込みをして上げて欲しい。 RSSを取り込んでみた。↓ showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 Yafoo 掲示板まで行くのが面倒だという方のために、ログをHTML保存しました。 スレッド1から144まで ファイルのダウンロード案内画面が出ます。見たいだけの方は「開く」を、自分のPCに保存したい方は「保存」をクリックしてください。(ウィルスバスター2008でチェック後アップしてあります)あるいは、このページ下方の添付ファイルからも見ることが出来ます。
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1483.html
ラノで読む 「相談があるんだ枕木《まくらぎ》くん。女性の裸っていったいどうなっているんだろうか」 昼食中に突然そんなことを言われて、枕木|歩《あゆむ》は口に含んでいたコーヒー牛乳を噴き出してしまった。 「ゴホッゴホッ! 何を言い出すんだよ委員長!」 学校童子《がっこうわらし》である枕木に相談しに来たのは、学級委員長である小林《こばやし》だった。中二なのに髪の毛を七三にわけ、銀縁メガネがやけに似合っている。成績も素行もすこぶる優秀な委員長の鏡と言った少年だ。 まさかそんな小林から『女性の裸』なんて言葉が出てくるとは思ってもみなかった。 「大丈夫か委員長。熱でもあるんじゃないのか?」 「何を言っているんだ。ぼくは至って健康体だ。毎日乾布摩擦をかかさずしているからね。肉体と精神を健やかにしてこそ、勉学の道は開かれるんだよ」 ふふんっと自慢げに小林はメガネをくいっと上げた。 「なんでまた女の裸を見たいなんて言い出すんだよ……」 いやむしろ自分たちの年なら異性に興味を示すことのほうが健全なのだが、どうも真面目一貫の小林が言うと違和感があると枕木は思った。 「ぼくはね、もっともっと知識の見聞を広げたいんだよ。ただ学校の勉強が出来るだけではなんの意味もない。もっとたくさんのことを知る必要があるんだ」 「それと女の裸と何の関係があるんだ?」 「子供の頃から世界旅行をして様々な物を今までに見たけれど、ぼくは生まれてこのかた一度も女性の裸体を見たことが無いんだよ。うちの家は厳しくてね、漫画やその他の雑誌も見せてもらえないし、テレビも禁止だったんだ。だけど親元を離れた今こそがチャンスだとぼくは思う。すべての知識を得るためには、異性への知識も完璧でなければならないんだ。由緒正しき小林家の跡取りとしてね!」 小林は拳を振り上げ力説を始めた。正直その思想にはついていけないが、女の裸が気になると言うのはある意味真っ当な相談だ。 それと言うのも、学園都市だけあってこの双葉区において未成年のエロ規制は結構厳しい。街の書店にあるエッチな雑誌や漫画はまず学生が買えないだろうし、怪しげなDVDショップも利用できない。インターネットも規制されていることが多いのでなかなかそういう機会がないのだ。 「しかし色々な相談を受けてきたけど、ここまでストレートな相談は無かったな」 さてはてどうしたものかと枕木は椅子の背もたれに体重をかけながら腕を組んだ。さすがに中等部の自分がエッチなビデオや本を入手するのは難易度が高い。すぐに風紀委員に捕まってしまうだろう。そんなのはごめんだ。 「うーん……彼女でも作ったら?」 「何を言うんだ。学生が不純異性交遊なんてダメに決まっているだろう!」 「お前なぁ……」 面倒くさいやつだなと枕木は呆れた。 「そうだ。図書室に行けば『中学生の保健体育』って本があるから。それ見れば性知識ぐらい簡単につくさ」 「何を言ってるんだ。図書室の本なんてすべて読んでいる。ぼくは保健体育だって成績五だよ。だがあの本には実際に裸が載っているわけじゃないだろう」 「うーん。じゃあどうするんだ」 「そうだ。枕木くん。確か今日の五時限目、女子は体育だったね」 そう言って小林は名案を思い付いたとばかりに手をポンと打つ。枕木は嫌な予感がした。 「よし、実際に見てこよう!」 「まてまてまてまて! それは犯罪だっての!」 突然教室を出ていこうとした小林の腰に抱きつき、枕木は必死に制止した。 「ええい。離してくれ枕木くん。ぼくにはやらないといけないことがあるんだ!」 「お前さっきまで不純異性交遊はダメとか言ってたじゃないか。覗きはもっとダメだっていうの!」 なんとか小林は落ち着きを取り戻したようで、誤魔化すようにメガネをくいくいくいっと上げていた。そんなにメガネずれるなら買い換えろよ、と枕木は心の中で毒づく。 「……すまない。少しばかり取り乱したようだ」 「別にいいさ。ちゃんと僕が力になるから、一緒に考えよう」 「そういえば枕木くん。きみは確か『|電波使い《テレパス》』だったよね」 「ああ。そうだよ」 小林が言う通り、枕木の異能は精神感応系である。精神波の送受信が可能なのだ。 「だったらこのぼくに夢の中で女性の裸を見せておくれよ。きみならぼくに暗示をかけて特定の夢を見せることぐらい可能だろ?」 「まあそれはできるけど」確かに電波使いの枕木は自身のイメージを対象に流し込むことができ、暗示をかけて幻覚や夢を見せることぐらい朝飯前だ。 「うん。じゃあ物は試しだ。やってみよう。じゃあ僕の目をじっくりと見つめてくれ」 枕木はそう言って小林と数秒ほど見つめ合った。 ※ ※ ※ その日の夜、枕木に暗示をかけてもらった小林は、布団の中でわくわくしながら眠りについた。 しばらくして小林は夢を見始める。 夢の中では小林好みの大和撫子が和服姿で現れた。大人っぽい色気を振りまきながら少しずつ着物の帯を解いていく。 (おっ。おおおお!) 夢の中で小林は興奮する。夢の中とは言え。ようやく自分の長年の夢が叶うのだ。 女性は帯を地面に落とし、後ろを向きながらはらりと着物をはだけさせていった。そして艶やかな背中が丸見えになり、小林の興奮は絶頂を迎える。 そうしてすべての着物が地面に落ち、女は小林の方へと振り返った。 憧れの女の裸。女体の神秘をようやく小林は―― ※ ※ ※ 「枕木くん!」 さらに翌朝、小林は勢いよく教室に飛び込んできた。枕木は小林の怒りの形相に面食らう。 「や、やあ。いい夢見れた?」 「冗談じゃないよ! 肝心な部分全部にモザイクがかかっていたじゃないか!」 「仕方ないだろ。僕だって女の裸なんて見たことないんだから!」 枕木が見せられる幻覚や夢には限界がある。自分がイメージできないものは流し込むことができないのだ。枕木もまた悩み多き童貞《チェリー》の一人であった。 「うう。最後の望みも潰えてしまった。ぼくはもう諦めるしかないのか……」 小林はがっくりと項垂れた。別に十八歳を迎えるまで待てばいいじゃないか、と思ったが、それまで我慢できないのは同じ思春期である枕木もよく理解できた。 しかし実際問題これ以上自分にはどうすることもできないのではないのだろうか。出来る限り生徒の相談を投げ出したくはないのだが、自分の手に余ることを無理にするわけにはいかない。 枕木が頭を抱えていると、ポケットの携帯電話がブルブルと震えた。 「メールだ。誰からだろう」 開いてみると『学校童子通信』からのメールだった。学園に数いる学校童子同志の情報を纏めて“本物《オリジナル》の学校童子”から定期的にメールが届くのだ。 「なになに。『最近夜になると女の露出狂が現れる。生徒のトラウマになりかねないので変態や変質者に注意するべし』か」 その情報を目にし、これだ! と枕木は思った。 「どうしたんだ枕木くん。真剣に考えてくれよ」 メールに夢中になっている枕木に小林は苛立っているようだったが、枕木はニヤリと不敵な笑みを浮かべて彼の肩を掴んだ。 「まかせてくれ委員長。僕が必ずきみの望みを叶えてみせる」 空がすっかり真っ暗になった頃、枕木と小林は人気の無い道を歩いていた。周囲には明かりも少なく、月明かりとわずかな電灯だけが二人を照らす。 「ほんとに僕の願いが叶うんだろうね。怒られるのを覚悟してぼくは寮を抜け出してきたんだよ」 「平気さ。『学校童子通信』の情報によるとこの辺りによく女の露出狂が現れるらしい。女の裸を見ることができないなら、見せてもらえばいいのさ」 心配そうにする小林をよそに、枕木はわくわくしながら露出狂が現れるのを待った。枕木もまた男子中学生らしく、裸が見られるこのチャンスを逃す手は無いと思った。 「うわああああああああ!」 ブラブラと夜の道をしばらく歩いていると、前方から人の叫び声が聞こえ、男が逃げるように走ってくるのが目に入る。 「露出狂だあああああああ!」 と叫びながら男は枕木たちの横を猛スピードで駆けぬけていく。 「ビンゴ。どうやら大当たりらしいぜ委員長」 「あ、ああ」 枕木たちは目の前の闇を注視する。すると全身を隠すようなトレンチコートを着込んでいる美女が姿を現した。厚手のコートの上からでも豊満な肉体を持っていることが分かる。 露出狂がブスだったりしたらどうしようかと思ったが、どうやらその心配はなさそうだ。枕木も小林も手に汗を握る。 「ん?」 でも待てよ。この女が露出狂の痴女だとして、なぜさっきの男は逃げ出したんだろう。美女の裸を見て逃げ出す男がいるのだろうかと枕木は不思議に思った。 「見ろ枕木くん。いよいよだぞ」 小林は興奮したようにメガネを光らせて見入っていた。 「わたし、キレイ?」 美女は二人に近づいて、そう尋ねる。 「は、はい。とってもキレイです!」 小林は即答する。すると、美女はトレンチコートの前をばさりと広げ、その下の素肌を風にさらした。 だがその女の裸を見て枕木は気を失いそうになる。女の身体は化け物そのものだった。無数の触手が生え、巨大な口がぽっかりと開き、鋭い牙が見え、中からは巨大な舌べらが伸びてよだれを垂らしている。 「これでもキレイかしら―――――――!」 ぎゃはははと不気味な笑い声を上げ、女は枕木たちに異形を見せつけるようにして近づいてきた。 「うぎゃあああああああああああああああああ!」 枕木は一目散に逃げ出した。あんなものを見せつけられたらトラウマ必須である。まさか露出狂の正体が化物《ラルヴァ》だったとは予想外だ。 だが横を見ても小林の姿は無い。一緒に逃げ出したと思ったのに、後ろに目を向けるとまだ小林はその場に留まっていた。 恐怖で動けないのだろうか、早く助けに戻らなくてはと枕木は思ったが、 「すごい! なんて美しさだ! これが女性の裸! 女体のすべて! 思っていたよりもずっと綺麗だ! 感動的だ!」 と露出狂の裸を見て大喜びしていた。 「え? 本当? わたし本当にキレイ? こんな体なのに? 嬉しいわ!」 露出狂の化物は小林の言葉に頬を紅潮させ、恥ずかしそうにはにかんでいる。 「……当人同士が満足ならそれでいいか。もう放っておこう」 枕木は呆れかえりながらそのまま家路についた。 「いやあ。枕木くん、きみには感謝してもしきれないよ!」 翌朝になると、小林はテカテカと顔を光らせて枕木に礼を言ってきた。 「あの後あの女性……あっ、さっちゃんって言うんだけどね。さっちゃんといい雰囲気になってね……一気に大人の階段を上ってしまったよ。ほら、見てくれ、プリクラを一緒に撮ったんだ」 小林は嬉しそうに昨日出会った露出狂の化物のことを語る。 枕木は頬杖をつきながらあれでいいのかよとか、不純異性交遊はダメって言ってたじゃないかとか、色々言いたいことがあったが、とりあえずこう言った。 「おめでとう委員長。末永くお幸せに」 なんだかんだで楽しそうな小林のことを、少しだけ羨ましいと枕木は思った。 おわり トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1481.html
ラノで読む 「ねえ枕木《まくらぎ》くん。あなた学校童子《がっこうわらし》なんでしょ。なんでも生徒の頼みごとを聞いてくれるっていう」 放課後、枕木|歩《あゆむ》が帰宅しようと校門を出ようとすると、クラスメイトの山内《やまうち》小百合《さゆり》が話しかけてきた。 「正確には代理だけどね。それで、頼み事ってなんの用だい。僕はどんな些細な悩みでもちゃんと聞いてあげるよ」 きざったらしく学帽のツバを上げて枕木はそう言ったが、意外にも小百合は「違う違う」と手を横に振った。 「悩み相談じゃなくて頼みごと。今日私の親帰って来るの遅いから、妹の世話を頼まれているのよ」 「ふうん、立派じゃないか」 「でも、私これから彼氏とデートだからさー、ごめん。夜まで妹の遊び相手をお願いね!」 「へ?」 ぱんっと両手を合わせて小百合は一度枕木に頭を下げると、彼女の後ろにいた、ランドセルを背負っている小さな女の子を前へ押しやり、枕木と向き合わせる。ツインテールがよく似合っている可愛らしい女の子だ。 「これ妹のさくら。じゃあよろしくねー!」 「ちょ、ちょっと待ってよ山内さん!」 返事も待たずに、小百合はスカートを翻しながら校門を飛び出して行ってしまった。あとに残された枕木は茫然とするだけだった。 「ちぇっ、学校童子は便利屋じゃないんだけどな」 愚痴りながらどうしたものかと頭を掻いていると、さくらがちょいちょいっと小さな手で彼の袖を引っ張った。 「ああ、えっと、さくらちゃん――だっけ。きみのお姉ちゃんが言った通り、僕が夜まで遊んであげるからね。寂しくないよ」 「なに言ってるの。あたちは全然さみしくないわ。お姉ちゃんなんか居たってどうせ遊んでくれないもの。どうでもいいのよ。それに遊び友達ならたくさんいるわ。ほら、あたちってばケータイにいっぱい友達のアドレスが入ってるのよ、すごいでしょ」 やけにませた物言いに枕木は面食らう。さくらは子供用の携帯電話をポチポチと慣れた手つきで操っていた。 「で、でも。僕も頼まれちゃったからね。きみに付き合うことにするよ」 「ふん。あんたみたいな芋っぽい人なんてこのあたちに相応しくないわ。ボーイフレンドならたくさんいるもの。間に合ってるわ」 「そうもいかないよ。最近は何かと物騒だしね」 ここ最近子供の誘拐事件が多発しているということを枕木は聞いていた。警察も風紀委員も犯人を追っているらしい。 「仕方ないわね。わかったわマクラギ」 「……せめてお兄ちゃんって呼んでくれないかな。まあいいや。さくらちゃんの言うことはなんでも聞くから、僕と一緒に行こう」 生意気なさくらに苦笑いしながらも枕木は手を差し出した。さくらはムスっとしていたが、嫌々ながらも彼の手を取る。 「さくらちゃんいくつなの?」 「えっとね。えっとー、七つ!」 そう言ってさくらは自慢げに五本の指を向けた。それじゃあ五歳だ。しかし七つ、ということは初等部の一年なのだろう。生徒の悩みを解決する学校童子と言えど所詮枕木は代理だ。この年頃の相手はほとんどしたことがないので、枕木はどうしたらいいのかと考え込んでしまう。 枕木は肩車をしろと駄々をこねるさくらを担いで、ブラブラと双葉の街を歩いていた。 「ほらちゃんと歩きなさい。あなたはあたちの馬なんだからね」 「いて! いてて! 暴れないでってば。ああ、帽子が落ちるって!」 乱暴に枕木の背中を殴ったり、髪を引っ張ったりとさくらは好き放題していた。これはまた大変なお姫様を預かってしまったと後悔する。 「ところでさくらちゃん、何して遊びたい? 公園でも行く?」 「いやよ。あたちはそんな子供っぽい所で遊ばないわ」 「んー、じゃあゲームセンターとか。っても僕はお金あまり持ってないからなぁ……」 相手が小さくても男の子ならまだ遊びようがあるが、女の子相手となる何をして遊べばいいのかさっぱりわからない。 「ねえ。下ちて」 「え? なに?」 「下ろちてってば!」 「わ、わかったよ。ほんと自由だなきみは」 枕木は肩車を止め、さくらを慎重に下した。気が付けばいつのまにか賑やかな商店街へついてしまっていた。おいしそうな鯛焼きの匂いが枕木の鼻孔をくすぐる。 「ねえ、あたちあれ食べたい!」 「ええー。勘弁してよお姫様。僕だって少ない小遣いでやりくりしているんだぜ。それに今あんなの食べたら夕飯がお腹に入らなくなって怒られるよ」 「やだやだ食べたい!」 「ダメなものはダメだよ」 ここは年上としてびしっと言い聞かせなくてならないだろうと、枕木は強めの口調で言ったが、さくらはボロボロと涙を流し始めてしまった。 「うわーん! この人ロリコンだよー! あたちを誘拐しようとするよー!」 「わー! 何言ってるんだよさくらちゃん!」 枕木は慌ててさくらの手を口で塞ぐ。なんて子供だこの子は。枕木は周囲の白い眼から逃れるように、こそこそとさくらを鯛焼き屋まで連れて行った。元来お人好しの枕木にはさくらという小さな暴君は相性が悪いようだ。 「ほら、これ食べたら少しは僕の言うこと聞いて大人しくしててよね」 「もぐもぐ……うん、わかったぁ」 おいしそうに頬をほころばせて鯛焼きを食べる姿はやたら無邪気で、そこだけ見れば天使のように可愛い。食べ歩きは行儀が悪いだろうと、近くの公園のベンチに座ってさくらが鯛焼きを食べ終わるのを待った。 「ねえマクラギ。あたち隠れんぼしたい」 「え? 公園で遊ぶなんて子供っぽいって言ってたじゃないか」 「いいの。あたちがやりたいんだから。ほら、百数えて、あたち公園の中で隠れるから」 「しょうがないなぁ。遠くに行っちゃダメだからね」 やれやれと枕木は目を瞑り「いーちにーい……」と数を数え始めた。 「……きゅうじゅきゅっ、ひゃーく。さて、どこに隠れたのかな」 百数えた枕木は公園内をざっと見渡したが、さくらはどこにもいなかった。 ※ ※ ※ 「ふー。やっと自由になれたわよ」 さくらは枕木が目を瞑っている間に、どこかに行ってしまおうと思っていた。隠れんぼなんて自分がやるわけがない。あのままあの冴えない枕木といてもきっと面白いことなんてないだろうとさくらは思っていた。 しかしこの公園の敷地は結構広く、なかなか商店街の方へと戻れない。いったいどの辺りを歩いているのかすら見当がつかない。どこかに案内板があったはずだと、さくらはきょろきょろと周囲を見ながら歩いていく。 もう日が沈みかけていて、すっかり辺りは薄暗い。木から伸びた影が妙に怖く、少しだけさくらは心細さを感じた。 「うう。怖くない。全然怖くないもん」 強がりながら歩いていると、カン、カンという変な音が聞こえてきた。 なんの音だろう。その音がする場所に人がいるんじゃないかと思ったさくらは、音の方へと歩いていく。 すると、人気が無くなった遊具場の砂場付近に奇妙な男が一人立っていた。男は麦わら帽子に腹巻きという古臭い格好をした老人だ。彼の脇に置かれた自転車には、何やら平ぺったい四角い物が乗っている。 「さあよってらっしゃい見てらっしゃい。楽しい紙芝居の始まりだよ」 老人は拍子木をカンカンカンと鳴らしていた。どうやらさっきの音はこれのことだったらしい。 「おっと。そこの可愛いお嬢ちゃん。うちの紙芝居を見ていかないかい。おいしい駄菓子も売ってあげるよ」 老人はちょいちょいっとさくらを手招きした。好奇心が旺盛なさくらは、怪しげな老人に興味を持ってついつい近づいてしまう。 「紙芝居ってなに?」 「おや。ご存じでない? なら見てもらった方が話しは早い。紙芝居を見るのにお金はいらない。楽しい楽しい紙芝居の始まりだよ。貧乏、成金、大人も子供もみんな平等に見ていってね」 そうして老人は自転車の荷台に乗せていた紙芝居ケースを開き、一枚目の絵をさくらに見せた。 「さあ今から始まります演目は『怪奇! 紙に閉じ込められる少女』」 紙芝居なんて面白いのかしらん、とさくらはバカにしていたが、絵具で描かれたおどろおどろしいタイトル画に目を引かれ、その場に座り込む。 「あるところに可愛らしい女の子がいました。女の子はたった一人で人気の無い、夕暮れの公園を歩いていました」 そう言って老人が紙をめくると、髪を二つに結った女の子が橙色の公園にいる絵が現れた。見ていると怖くなるほどに迫力がある。 「女の子はとっても怪しげなおじいさんに話しかけられました。頭の悪い女の子は、警戒心も持たずおじいさんに近づいてきます」 不気味で怖い顔をした変な老人の絵が少しこの老人と似ているなと思ったが、彼の語りに魅了されていたさくらは、黙って紙芝居に見入っていた。 「しかし女の子はおじいさんに気を取られているあまり気づいていませんでした。なんと、女の子の後ろにはそれは怖い、怖い、お化けたちが列をなして集まっているのです」 さっと紙を引くと、女の子の背後で無数のお化けたちが蠢いている絵が現れる。不定形な黒いお化けたちは気が付かない女の子の肩や腕に手を伸ばしていく。 「ああ、危ない! 何してるのよ! 後ろ後ろ!」 紙芝居を食い入るように見ていたさくらは思わず声を上げたが、ふと自分の肩や腕に誰かが触れている気がした。さくらはなんだろう、いいところなのに、とうしろを振り返った。 「哀れ女の子は、お化けたちに紙芝居の中へと閉じ込められてしまいましたとさ」 ※ ※ ※ 「おーい、さくらちゃーん。降参だからもう出てきておくれー!」 どこを探しても見つからない。枕木は公園内を走り回ったがさくらはどこにも隠れていなかった。もしかして誘拐でもされたんじゃないだろうかという不安が彼の中で大きくなっていく。 最近この辺りでは突然いなくなる子供が多いという。そのことを知っていながらもあんな小さな子から目を離してしまうなんて自分の過失だと枕木は己を責めた。 空を見ると日はほとんど沈み、茜色から紫色へと変わっている。このままじゃあ埒が明かない。自分だけでは探せないかもしれないと思った枕木は、携帯電話を取り出して風紀委員に連絡を入れる。 「あっ、そうだ。確かさくらちゃんも携帯電話を持ってたな」 さくらと番号交換したこともすっかり忘れていた。どうやら焦っていたせいでまともに頭が回らなかったらしい。 さっそくさくらの番号に電話をかけてみる。 すると、どこからか女児向けアニメの着うたが鳴り響いてきた。 「これはさくらちゃんの着信音か。どこだ。どこから聞こえるんだ」 辺りを見回すと、木々の影に麦わら帽子を被った老人が自転車を引いて歩いているのが見えた。その荷台に乗っているのは紙芝居だろうか。枕木もまた紙芝居屋を生で見るのはこれが初めてである。 だがおかしなことに、その紙芝居屋がこちらに近づくにつれ着うたの音が大きくなっていくのだ。つまりこの音はあの紙芝居屋から聞こえてくるのだろうと、枕木は確信した。 「紙芝居屋のおじいさん。このへんで七歳ぐらいの女の子を見なかった?」 枕木が話しかけると、紙芝居屋の老人はニタニタと笑いながら「知らないよ」と言って、その場から去ろうとした。だが枕木は彼の肩を掴んで引き留める。 「じゃあこの紙芝居から聞こえるこの歌はなんですか?」 「知らないねえ」 「ちょっとそれ見せてください」 枕木が紙芝居ケースに触れようとすると、老人は怒りの形相になり彼の手を払いのける。 「わしの商売道具に触るんじゃない!」 「怪しいな。少しでいいから見せてください」 「ダメだ。今日の演目はもう終わったんだ」 「見せてくださいってば」 二人が揉めている拍子に紙芝居ケースが荷台から落ち、中に詰まっていた紙芝居の絵がパラパラと広がった。 「あっ!」 その絵を見て枕木は声を上げる。その絵にはさくらそっくりの絵が描かれていたのだ。その絵の最後の一枚には、大勢のお化けたちに囲まれたさくらが、まるで助けを求めるようにこっちを見つめている。その手には携帯電話が握られ、ここから音が鳴り響いていた。 「さ、さくらちゃん!」 「それはわしの物だ。返せ!」 枕木が紙芝居を手に取ると老人は飛びかかってきた。なんとかそれを避け、枕木は老人から距離を取る。見た目通りの歳のようで、動きは随分とのろい。 一体どうしてさくらが絵の中に入り込んでしまったのかわからないが、どうやらこの老人の仕業らしい。 「お前がさくらちゃんをさらったんだな。待っててさくらちゃん、今助けるから」 「無駄だ。取り返しても娘はそこから出ることはできんぞ。このわしが術を解かない限り、その娘はその中のままだ」 ひひひひと笑い、老人は絶望に歪む枕木の顔を楽しんでいた。さくらを取り返していても、これではまだ人質のままだ。 「くそ、どうすればさくらちゃんを元に戻せるんだ……ん? これは」 枕木は紙の裏側に目を向ける。そこにはこの紙芝居のストーリーが書かれていた。どうやらこの紙芝居を見せられたせいでさくらは閉じ込められてしまったらしい。 「そうか……!」 枕木はケースの中に紙芝居の紙を入れ始める。だがその順番は真逆であった。閉じ込められた最後の一枚が、一番前に来ているのだ。 「紙芝居屋のおじいさん。紙芝居のいいところって色々あるけど、僕は絵自体にストーリーが書かれていないってところにあると思うんだ」 「はあ? お前は何を言ってるんだ小僧」 「たとえ同じ絵でも、やり方次第でいくらでもストーリーが変えられるからね。そう、例えばこんなに風に。さあ今日の演目は『閉じ込められた女の子の奇跡の脱出』だ」 枕木は紙芝居ケースを老人に向け、|紙芝居を始めた《・・・・・・・》。 「あるところに紙芝居の中に閉じ込められた女の子がいました。可哀想に、彼女はここから出ることができません」 そう言って枕木は本来最後の一枚である紙をスライドさせ、次にお化けたちがさくらに襲いかかっている絵を見せる。 「でも女の子はこのお化けたちに|助けられ《・・・・》、絵の中から出してもらうことになりました」 枕木が語っているのは本来のストーリーとは違う、まったくの出鱈目だ。枕木はこともあろうに紙芝居を逆から始め、物語を捏造していく。 「や、やめろ! やめるんだ!」 「ずるずるとお化けたちが絵の中から押し出してくれたおかげで、女の子は助かりましたとさ」 枕木がそう言うと、さくらが絵の中から飛び出し始め、絵の中に引きずり込まれる寸前の状態まで戻っていく。それはまるでビデオの逆再生のようだった。 「え? あれ? あたちどうしたんだっけ?」 現実世界へ戻ることができたさくらは、きょとんとしている。だがさくらが外に出ると同時に、無数のお化けたちも外へと出てしまっていた。 「きゃあ! またあのお化けだぁ!」 「大丈夫だよさくらちゃん。こっちおいで」 「あ、マクラギ!」 お化けに怯えたさくらは枕木の腰に抱きつく。だがお化けたちは二人を取り囲んだままである。 「どうしようマクラギ……お化けがいっぱいだよぉ」 「平気さ、さくらちゃん。こいつらは多分あのおじいさんの式神だ。憑代である紙芝居がなきゃ僕らに手出しもできない」 枕木の言う通り、お化けたちは特に動きもせず二人を見つめているだけだ。老人は悔しそうに足踏みしている。 「大人しく紙芝居を返すんだ。大人を舐めるんじゃない!」 老人はナイフを手に持ち枕木を威嚇した。だが枕木はにやりと笑い、ポケットからライターを取り出す。 「それに式神は憑代が無ければ存在すらできないのさ」 そして容赦なく、紙芝居に火をつけた。 「やめろおおおお!」 老人の叫びも虚しく紙芝居が燃えると同時に、周囲のお化けたちも一斉に灰になってその場に崩れ去っていく。風に吹かれ、あっという間にお化けたちは消滅した。 「ゆ、許さん。許さんぞ小僧!」 なりふり構わなくなった老人の凶刃が枕木たちに向けられる。 しまった、油断していた。自分一人なら避けられるかもしれないが、今はさくらが自分に抱きついている。彼女を見捨てるわけにはいかない。枕木の異能ならば幻覚を見せることができるが、相手と目を合わさ無ければならない。だが老人の目は半分麦わら帽子で隠れてしまっていた。 避ける余裕もなく枕木は、さくらを自分の後ろにやり、せめてこの子だけは助けなければと老人に立ちふさがる。 ――ダメだ、刺される! 枕木は覚悟を決めて目を瞑った。 「そこまでだ。誘拐犯!」 だがナイフが枕木の肌に届く前に、老人はどこからかやってきた女生徒たちに押さえつけられた。 老人は「ぎゃあ」と呻き声を上げて地面に伏せられ、女生徒たちは特殊な手錠ですぐさま老人を拘束していく。彼女たちがつけている腕章には『風紀委員』の文字が書かれていた。 「た、助かった~」 どうやらさっき風紀委員にメールを入れたおかげで駆けつけてくれたようだ。彼女たちが間に合わなかったら危うく死んでいたところだろう。枕木は安心すると同時に一気に震えが来てその場に尻もちをついてしまう。 「怖かったよマクラギ!」 わんわんと泣きながらさくらが抱きついてきた。涙と鼻水で枕木の学ランがカピカピになっていくがそれも仕方がないだろう。でも無事でよかったと、枕木は安堵の溜息をつく。 「危ないところだったな枕木くん」 ふっと前に目を向けると、日本刀を二つ携えた長髪の少女――風紀委員長の逢洲《あいす》等華《などか》が彼を見下ろしていた。彼女は老人を取り押さえている仲間たちに警察や学園に連絡を入れるよう指示していた。 「まさか最近頻繁に起こっていた誘拐事件の犯人が紙芝居屋とはな……すぐに警察へ突き出してやる。それまで大人しくしているんだな」 「ぐう……ここの生徒たちは高く売れるのに」 さすがに老人も観念したのか、その言葉を最後にぐったりとした様子で押し黙った。 「ありがとうございます逢洲先輩。助かりました」 「なに大したことではないさ。だがあまり無茶はするんじゃない。あと一歩遅かったら大変なことになっていたからね」 「はあ。すいません」 生徒への奉仕を目的とする“本物の”学校童子や学園に数名いる学校童子の代理人は、学園の治安を守る風紀委員とたびたびバッティングすることがある。そのため枕木も少しだけ逢洲と面識があった。 「ところで枕木くん。中等部二年であるきみに、どうしてライターが必要なのかな?」 逢洲は枕木が手に持っていたライターを指差した。枕木は慌ててライターを背に隠す。 「いや、あの、それはですね。こんなこともあろうと常に持ってるわけで。『学校童子七つ道具』でして。別に僕はタバコを吸ってるとかそんなわけじゃなくてですね……」 「いいからきみも来るんだ。きつく絞ってやる」 「いてててて!」 逢洲に耳をつねられながら、枕木は生徒指導室へと連れて行かれたのだった。 それから翌日のこと。なんとか喫煙の疑いが晴れた枕木は、教室で配布されていた学園新聞に載っている昨日の記事を読んでいた。 『紙芝居屋の正体は没落陰陽師の誘拐犯だった。昨日夕方現行犯で御用となった犯人の自白によって誘拐されていた子供たちの居場所がわかり、生徒会と風紀委員の活躍によって子供たちは無事全員助け出された』 どうやら自分の知らぬ間に事件は解決し、大団円ということにったようだ。めでたしめでたしだと枕木は新聞を閉じる。 すると山内小百合が枕木のところまでやってきた。 「枕木くん。昨日はありがとう。色々大変なことがあったみたいだけど、うちの妹も感謝してたよ」 「いやあ。結局僕のミスでさくらちゃんを危険に巻き込んじゃったからね。申し訳ないぐらいだよ。たはは」 やっぱり自分には子守りは難しい。枕木は自分はまだまだ未熟なのだと反省した。 「そんなことないわよ。さくらってばあれからあなたのこと随分と気に入ったみたいでね。というわけで、今日もさくらのことよろしくね」 そう言って小百合はまたも後ろに隠していたさくらを枕木に押し付けた。 「やっほーマクラギ! またあたちが遊んであげゆわよ!」 「げえ!」 さくらはもう昨日の出来事などどうでもいいかのように元気よく枕木に抱きついた。また今日もこの子の相手をしなければならないのかと思うと、今から疲れてしまう。 しかし枕木がさくらにじゃれつかれていると、他の生徒たちが何やら彼の近くに寄ってきた。 「なあ枕木。お前学校童子なんだってな。生徒の頼みごとを聞いてくれるっていう」 「え? ああ。そうだよ」 「じゃあ俺の弟の相手も頼む」 「俺の妹も」 「わたしの猫も」 「おいらの犬も」 「ぼくの蛇とトカゲとカメレオンも」 枕木はダッシュで教室から逃げ出した。 おわり トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/294.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:エンディングを見る 開始時間:2011/01/10(月) 02 54 07.94 終了時間:2011/01/10(月) 04 32 31.66 参加人数:2 最後は再びアクションゲーム 操作するのは全編前鬼となっている ボタンの組み合わせで様々なアクションを駆使しクリアを目指せ! ZENKI三部作で最初に発売された作品ということもあり とっつきやすい正統派のアクションゲーム ステージによって童子になったり鬼神になったりします 鬼神状態時は下記コマンドで様々な技が使用可能 鬼神状態時のコマンド技 技名 コマンド(右向き時) 備考紅蓮撃 Y連打 パンチを三連打裂風竜 上+Y 竜巻が発生金剛角雷光牙 Yを一定時間押して放す 飛び道具雷撃破 Yを一定時間押して右 目の前に光の玉金剛角魔破 右・右+Y ダッシュしながら攻撃 待望のパンt・・・変身シーン 原作にはこれ以上のお色気シーンが満載で 当時小明ちゃんにお世話になった諸兄も多いと思われます ラスボスの死颶魔(シグマ) あまり強くないので「第2形態あるか?」と思いましたが 特に変身とかしませんでした エンディング&スタッフロール ちなみにスタッフロール終了後は2周目に突入 2主感想 子供の頃連載されていたZENKIのゲームということで懐かしさを覚えつつプレイ OPデモではアニメ版のOP曲が流れます グラフィックはかなり作りこんでいて前鬼のアクションも多彩 ゲーム自体も要所でのアドバイスなどが非常に丁寧で 比較的しっかりと作られている印象を受けました しかし低い難易度と全5ステージという短さのため 結構あっさり終わってしまったのが残念ではありましたが・・・ 原作は最初の方(とエロシーン)しか読んだことがなかったので これを機会にしっかり読んでみたいという気にさせられる一作でした
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/296.html
童子切丸は砕けない(後編) ◆jiPkKgmerY 轟音を撒き散らし、何百もの瓦礫へと姿を変えたビル。 その上空にナイブズは居た。 あの一瞬、瓦礫に落下してくる寸前、ナイブズは自身の真上に『門』を形成し、瓦礫を消し飛ばしたのだ。 その結果、ナイブズはビル崩壊によるダメージを受ける事なく、無傷での脱出に成功を収める。 「……バラバラになったか、瓦礫に潰されたか」 無表情に瓦礫の山を見渡し、ナイブズが呟く。 バラバラ、生き埋めとは、おそらく殺生丸の事だろう。 確かに上空から見る限り殺生丸の姿はどこにも無い。 「あの戦闘力……少々惜しかったな」 あそこまで追い込まれたのは初めてだった。 制限下とはいえこの自分と斬り合い、右腕を潰した男――殺生丸。 爛れた右腕は、ピクリとも動かず、常に激痛が走っている。 少なくともこのゲーム中に回復する事は有り得ないだろう。 それにエンジェル・アームを使った事による疲労も無視できない。 「休息をとるか……」 ポツリと呟き、ナイブズは身を翻す。 ドゴォッ! ――その時、背後から奇妙な音がした。 首を回し、音のした方に顔を向けるナイブズ。 その瞳に映った光景は、光の鞭で瓦礫を吹き飛ばし宙に躍り出る男の姿。 「逃がすと……思ったか?」 殺生丸といえども何百もの瓦礫の塊は防ぎきれなかったのだろう、華麗な銀髪は赤に染まり、着物もボロボロ――一目で満身創痍だと分かる。 だがそれでも最強の妖怪は仇敵へと剣を突き付けた。 決して、戦から逃げようとはしない。 その鬼気迫る姿にナイブズの瞳が見開かれ、次の瞬間には、愉悦の色が浮かんでいた。 「フ、ハハ、やるじゃないか、殺生丸! 素晴らしい! 本当に素晴らしい! 秀逸だ!」 嗤う。 両手を広げ、最強の妖怪を見下ろし、男は嗤う。 「凄まじい執念! そして何よりも瀕死の身体でも全く衰えない殺意!! 最高だ!!!」 それは新たなオモチャを与えられたような、愉しげな笑い。 「……それ故に残念だ……お前を殺す事が」 ナイブズは理解している。 殺生丸が決して自分に、いや、他の誰にも服従しない事を。 だからこそ、面白い。 自分の、この圧倒的な力を見て、刃向かう者など居なかった。 恐れるか、敬うか、逃げるか、今まで出会った人間の誰もがそうだった。 だが、この男は違う。変わらない殺意で、反抗の牙を突き付ける。 その身が満身創痍だろうと、決して揺るがない。 あのバカな弟のように、自分の信念を貫き通そうとする。 ――最高だ! 「何を勘違いしている。死ぬのは貴様の方だ」 呟きと共に掲げられるは、童子切丸。 殺生丸の分身、爆砕牙には劣るが、それでも充分な力を誇る妖刀。 その刀身を蒼い光が渦巻いている事に、ナイブズは気付いた。 その光から発せられる、今までの長い人生でも感じたことのない、プレッシャー。 瞬時に理解した。 これが殺生丸の本気の一撃なのだろう、と。 「いいぞ……来い! お前の全力を見せてみろ!」 ナイブズも刃と化した左腕を構え、『門』を造り出す。その大きさは、今までで最も巨大。 制限下でなければ都市一つを丸々破壊できる程の力が込められている。 世界が氷ついたかのように、静寂が二人を包む。 人間を越えた者達の戦闘は、人間では到底成し得ない力で決着がつこうとしている。 その衝突を邪魔する事など、誰にも出来ない。 「――蒼龍破ッッ!」 「――消えろッッ!」 妖刀から放たれる蒼色の極光。 『門』から放たれる無数の斬撃。 蒼色の光と不可視の斬撃が激突し、白い光へと姿を変えた。 本来なら有り得るはずのない邂逅が、世界を包む闇を消し飛ばし、市街地を真昼のように照らす。 その圧倒的な破壊力の前では、全ての物が脆すぎた。 地面や木々は余波にすら耐えかれず砕け散り、そびえ立つビル群も、まるで怯える小動物のように振動を始める。 光の強さが段々と増していき、強すぎる光が世界を塗り潰す。 だが、その光の中心に居るはずの二人の男は寸分も怯まない。 ただひたすらに、極光の先にいる相手を睨み、持てる限りの力を込める。 (……馬鹿な……!) 完全な拮抗状態。 その中、焦りの色を浮かべたのはナイブズであった。 本来、彼の能力、エンジェル・アームはこのような拮抗を生み出す筈がない。 エンジェル・アームから放たれた斬撃は何物をも斬り裂き、刻み落とす。 たが今現在、実際にエンジェル・アームは、殺生丸が持つ最強の術『蒼龍破』と衝突し、極光を散らしている。 何故か? 答えは、殺生丸が振るう妖刀・童子切丸、そして蒼龍破の特性が持っていた。 童子切丸――人間の生き血を捧げれば、あらゆる防御術式を貫く事ができる妖刀。 蒼龍破――殺生丸自身の妖力と妖刀に宿る妖力を複合し、相手に放つ殺生丸の奥義。 ここで注目するのは、童子切丸の『あらゆる防御術式を貫く』という特性と蒼龍破の『妖刀の妖力を複合して』という特性だ。 『あらゆる防御術式を貫く』――確かに強力な特殊能力。 上手くいけば最強の剣になる可能性すらある。 だが、残念な事に殺生丸は人間の生き血を捧げていない。 その効果は発動しないはずだ。 だが、ここで蒼龍破が持つ特性が現れる。 『妖刀の妖力を複合する』――つまり、童子切丸の『あらゆる防御術式を貫くという力』を複合。 そう、今放たれている蒼龍破はただの蒼龍破ではない。 『あらゆる防御術式を貫く妖力を複合した蒼龍破』なのだ。 それはエンジェル・アームという人知を越えた力さえ効果の範囲内。 とはいえ、殺生丸が生き血を捧げていないのも事実。 だからこそ、エンジェル・アームを貫けない。だが、童子切丸の能力により、触れられない斬撃を捉える事は出来る。 あとは、蒼龍破とエンジェル・アーム、殺生丸とナイブズの力勝負。 そしてその力勝負は拮抗――いや、殺生丸が圧している。 ゆっくりと、ゆっくりとナイブズの方へと傾いていく極光。 唇を噛み、力を込めるも圧倒的な暴風は進行を止めない。 「――突き抜けろッ!!」 咆哮の主は殺生丸。その絶大な圧力に震える両腕を渾身の力で振り抜く。 瞬間、極光が割れた。 世界を染める白の中から現れる蒼き龍。 打ち出した時と比較し明らかに弱体化しているが、それでも龍は光を貫き仇敵へと迫る。 ――世界が蒼色に染まった。 □ 何時しか光は消えていた。 世界は再び闇に包まれ、建物を震わせていた轟音も聞こえない。 光に呑まれた木々や瓦礫は、存在すら許される事なくこの世から消え去っていた。 光の範囲から逃れた建物群もヒビが入り、今にも崩れ落ちそうな痛々しい姿を見せている。 その光景はまるで台風が通り過ぎていったかの如く。 二人の男が作り出したとものとは誰も信じないだろう。 そんな市街地を、空に立つ一人の男が見下ろしていた。 「惜しかったな……」 風になびく金髪、そしてその中の三割ほどを領する黒髪。 男は何処か遠い眼をして、思考する。 ――死を覚悟した。 あの一瞬、自分の能力を突破し迫る蒼い光を見て、確かに自分は死を意識した。 あの時――数年前、今は亡きジュライにて半身を吹き飛ばされた時と同様に。 しかし、身体が無意識に行動を起こした。 反射的に『門』――『持っていく力』を出現させ、出口を殺生丸の真後ろに形成。 出口から飛び出した龍は、主である殺生丸に炸裂し、命を奪った。 奴は自分が死んだ事すら分からずに、自らの勝利を確信したまま消え去ったのだ ろう。 「予想以上に厄介だな、この制限とやらは……」 もし蒼き龍が万全な状態であったなら『持っていく力』も喰い破られていただろう。 憎々しげに首輪を触る金髪の男。 制限さえ無ければ……だがそれは、あの男とて同じ。互いの状況は変わらない。 自分は……負けたのか―― そこまで考えて、不意に体から力が抜けた。 意志と反して身体が地面へと落下していく。 制限下でのエンジェル・アームの連発、殺生丸に潰された傷。 それらは飛行魔法を維持する事すら出来ない程に、男の体力を奪っていた。 地面に降り立ち膝をつく男。 「チッ、身体が……動かんか……」 ぐらり、と身体が揺れ、男は固いアスファルトへと倒れ伏す。 男からしたらあるまじき醜態。だが、今の男には自尊を考える余裕もなかった。 襲ってくる猛烈な疲労に身を任せ、男の意識は闇の中へと消えていく―― □ 「なんだったのだ、あの光は……」 E-7に位置する平野の中、唖然といった様子でインテグラルが呟いた。 背中には傷だらけのキャロを背負っている。 隣に立つギンガもインテグラル同様、呆然とその現象が起こった方角を見つめていた。 ――それは唐突に起こった。 殺生丸にあの場を任せ、逃走を始めてから十数分経った頃、突然、後方から強烈な白色の光が発生したのだ。 それは、魔法を知る二人にとっても異常な規模の光。 まオーバーSランクの砲撃同士をぶつけたとしても、あれ程の光は発さない。 明らかに異常であった。 光は、蒼色に変化した後、これまた唐突に消失してしまったが、それでも二人は走り始める事が出来なかった。 「……行きましょう」 インテグラルを現実へと引き戻したのは、ギンガの一言であった。 ギンガは今までにない程に冷静な表情をインテグラルへと向けている。 「あ、ああ、そうだな」 そんなギンガに僅かな違和感を感じつつもインテグラルは頷き、歩き始める。 ――冷静すぎやしないか? いくら自分以上に魔法の知識を持っているとはいえ、先程の現象は異常だったはずだ。 もう少し動揺があっても良い。 しかも、あの場で足止めしているのは、ギンガ自身が語っていた殺生丸――敵であり、おそらく憧れの男。 普通の少女だったら多少の焦りが見えても不思議ではない。むしろその反応の方が正常だ。 それなのに――。 解ける訳のない疑問にインテグラルが頭を悩ませている時、ギンガも同じく思考の海を漂っていた。 多分、先程の光は殺生丸さんと金髪の男との戦闘により発生したもの。 シグナム副隊長すら退かせた殺生丸さんなら、あれ程の砲撃魔法を行使できたとしても頷ける。 ……そして、それ程の攻撃を使用しなくてはいけない程、あの金髪の男は強いのだろう。 ――大丈夫。 殺生丸さんが負けるはずない。 あの人は、自分なんかより何倍も強い。負けるところなんて想像も出来ない。 大丈夫、大丈夫。 今自分に出来る事は、一刻も早く駅へとたどり着きキャロを休める事、それだけだ。 市街地に戻ったとしても、戦闘が終わってなかったら足を引っ張ってしまう。 今あの場に行くのは、危険。殺生丸さんを信じるんだ。 ……そういえば、名前を読んだ時、殺生丸さんは不思議そうな顔をしていた。 考えてみれば、空港火災から助けてもらった事を言っていない気がする。 そうだ。 殺生丸さんが駅に着いたら、あの時の礼を言おう。 元の世界に戻ったら再び敵対するかもしれないけど、この場に於いて彼は味方なんだ。 いくらでも説得が出来る。 いくらでも礼を言う事が出来る。 いくらでも自分の気持ちを伝える事が出来る。 そう、いくらでも――。 傷だらけの少女を背負い二人は走り続ける。 彼女達が待つ男が、もうこの世に存在しない事を知らずに。 三時間後――放送の時に襲う絶望を知らずに。 ――彼女達は走り続ける。 【1日目 黎明】 【現在地 E-7 南部の平野】 【ギンガ・ナカジマ@魔法妖怪リリカル殺生丸】 【状態】顔面に打撲(小)、疲労(極小) 【装備】なし 【道具】支給品一式×2、ランダム支給品1~3(確認済)、ランダム支給品1~3 【思考】 基本 この殺し合いを止め、プレシアを逮捕する 0:殺生丸さん…… 1:駅に向かい、殺生丸を待つ 2:インテグラを護衛し、アーカードを捜索する 3:殺生丸が帰ってきたら話をつける 4:できることなら誰も殺したくはない 5:可能ならば、六課の仲間達(特にスバル)とも合流したい 【備考】 ※なのは(A's)、フェイト(A's)、はやて(A's)、クロノの4人が、過去から来たことに気付きました。 ※一部の参加者はパラレルワールドから来た人間であることに気付きました。 ※「このバトルロワイアルにおいて有り得ないことは何一つない」という持論を持ちました。 ※制限に気がつきました。 ※インテグラがいなくなった後のアーカードに恐怖を抱き始めました。 ※アーカードを暴走させないためにも何としてもインテグラを守るつもりです。 【インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲート・ヘルシング@NANOSING】 【状態】健康 【装備】ジェネシスの剣@片翼の天使 【道具】支給品一式、ランダム支給品0~2(確認済)、葉巻のケース 【思考】 基本 この殺し合いを止め、プレシアを叩きのめす 0. ギンガ……大丈夫か? 1:駅にむかい、殺生丸を待つ 2:その後地図上のHELLSING本部に向かう 3:アーカードと合流し、指揮下に置く 4:できることなら犠牲は最小限に留めたいが、向かってくる敵は殺す 【備考】 ※同行しているギンガが、自分の知るミッドチルダに住む人間ではないことを把握しました。 ※一部の参加者はパラレルワールドから来た人間であることを把握しました。 ※葉巻のケースは元々持ち歩いていたもので、没収漏れとなったようです。 ※アーカードは参加者に施されているであろう制限の外にあると思っています。 【キャロ・ル・ルシエ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(中)、脇腹に切り傷、左太腿に貫通傷、気絶中 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 基本:殺し合いを止める。殺し合いに乗ってる人がいたら保護する。 1:…………… 2:仲間を探し合流する。 [備考] ※取り敢えずキャロの傷は命に関わる程ではありません。 ※バルディッシュはF-9のホテルアグスタの近くに落ちています。 ※別の世界からきている仲間がいることに気付いてません。 □ 「カレンさん! あと少しですから頑張って下さい!」 「ああ……大丈夫だよ、なのは……」 遡ること十数分前――まだ殺生丸とナイブズが戦闘を開始したばかりの頃。 高町なのはとカレン・シュタッドフェルトの二人は、現在ギンガ達の居る地点の上空を飛行していた。 彼女達が目指しているのはH-6にある病院。 理由は、勿論カレンの治療の為だ。 最低限の応急処置はしたものの、それは気休め程度。 ――本格的な治療をするには、圧倒的に器具が足りない。 そう判断したなのはが病院を目指す事を提案、拒否するカレンを無理矢理背負い空を飛び始め――現在に至る。 最初は「子供に無理させられるか!」と喚いていたカレンも、決して意志を曲げないなのはに呆れたのか、怪我による消耗か、徐々に大人しくなっていった。 そして、それは不意に発生する。 光。 世界を照らす優しげな光ではない、全てを染め上げる暴力的な光が前方の市街地から発生したのだ。 「何だったのだ、あの光は……」 「多分……魔法、ですかね……。でも、だとしたら相当な実力者ですよ……」 「……本当に魔法というモノは凄いんだな……」 突然起こった謎の現象に、首を捻りながらも直進を続ける二人。 そして数分後、二人が見たものは地獄絵図と化した市街地であった。 ひび割れた地面。 薙ぎ倒さた木々。 窓が全て吹き飛んだビル群。 ひね曲がる街灯や信号機。 余りに凄惨過ぎるその光景に、二人は息をのむ事しか出来ない。 先を急ぐ事すら忘れ、呆然と立ち尽くしていた。 「……行きましょう、今はカレンさんの怪我の治療が先決です」 口を開いたのはなのはであった。 破壊し尽くされた市街地を見下ろし、呟く。 その表情は苦々しく歪んでいた。 「なのは、無理しなくても、良いんだぞ…………気になるんだろ、生存者が居るかもしれないって……」 だが、そんななのはの呟きに、カレンは優しげに返した。 カレンは、応急処置の途中、なのはの持つ情報を聞いた。 痛みにぼやける頭では、把握しきれないところもあったが、それでもなのはが魔法という強大な力を持ち、人々を守る仕事をしているという事は理解できる。 だから、気付いた。 この凄惨な光景を見てなのはが、何を考えているのか。 「そ、そうですけど……」 「私なら大丈夫だ……止血はしたし、それに私はそんな甘い鍛え方はしていない……な、心配するな」 「で、でも……」 「それに魔法を使えば直ぐに終わるのだろう……? 大丈夫だ……私を、信じろ……」 そのカレンの言葉を聞き、何かを考え込むように押し黙るなのは。 そして、数秒後。 「…………分かりました。一分で終わらせちゃうんで待ってて下さい!」 なのはは、ビルの一つへと舞い降り、カレンを横たえた。 直ぐさま立ち上がりS2Uを掲げ、魔力を集中させる。 使用する魔法はエリアサーチ。 生み出された光球が市街地を駆け抜け、なのはの脳内に周囲の状況をフィードバックさせる。 ……十秒程経っただろうか。 唐突になのはが顔を上げた。 「カレンさん、生存者が居ましたよ! 気絶してるみたいですけど………………カレンさん?」 声を掛けてもカレンは反応を示さず、仰向けに寝転がったまま動かない。 ――まさか。 ある可能性に行き着き慌ててカレンの顔を覗き込むなのは。 「カレンさん! カレンさん!!」 大声で呼び掛けても、やはり返事はない。 気絶している。 ――当たり前だ。 手を吹き飛ばされて平気な人が居る訳ない。 自分の心配そうな顔を見て、カレンさんは嘘をついたのだ。 肩を揺さぶっても全く反応がない。 血を流し過ぎたのか、それとも疲労からかは分からない。ただ、漠然とした危機感がなのはを押し寄せた。 「S2U、アクセルフィン!」 叫びと共になのはの両足首に桜色の翼が形成される。 『アクセルフィン』――高速移動の為の魔法。 「カレンさん……死なないで!」 カレンを背負うと同時に空に飛び上がり、桜色の両翼が羽ばたき加速。 眼下の市街地が物凄い勢いで後方へと流れていく。 数秒後、目的地――エリアサーチで見つけた金髪の男が倒れている場所へと着いた。 周囲には、凄まじい破壊痕が見えるが、それを詳しく調べている時間はない。 たが―― 「ひ、酷い……」 ――男の右腕を見た時、なのはの動きが止まった。 それはあまりに酷い傷であった。 男の右腕は、ドロドロに爛れ紫色に変色している。 辛うじて元の状態を保っている皮膚もベロンベロンで、今にも剥がれ落ちてしまいそうだ。 ドロドロの奥に見える白色の物体は骨だろうか――。 頭の片隅がそこまで理解した瞬間、猛烈な吐き気が襲ってきた。 必死に口元を手で抑えるが、ほんの少しでも気を抜けば、胃の中の物が逆流しそうになる。 数秒におよぶ吐き気との戦闘。 何とか吐き気を抑えつつ、立ち上がるなのは。 男の右腕を見ないようにしながら、急いで男を背負い、再び飛び上がる。 (お、重い……けど) カレンに加え、長身痩躯の男。 魔法少女として縦横無尽に空を飛び回るなのはとて、流石にキツい。 だが、なのは弱音を吐かずに飛行の速度を上げるため魔力を高め続ける。 「絶対に、絶対に死なせませんから!」 時たまふらつきながらも、魔法少女は自身が成せる全力全開で空を駆ける。 二つの命を救うために。 ――だが、少女は知らない。 その背負っている男が、この破壊現象を起こした張本人だという事を。 未来の自分の部下を傷付けた男だという事を。 知らずに少女は闇夜を突き進む――。 【1日目 黎明】 【現在地 F-7市街地の上空】 【高町なのは(A s)@魔法少女リリカルなのはA's】 【状態】疲労(中) 【装備】S2U@リリカルTRIGUNA's 【道具】支給品一式、ランダム支給品0~2個 【思考】 基本 プレシアと話し合いをする 1:病院に向かい、カレンと金髪の男(ナイブズ)の治療 2:仲間との合流 3:もう一人に私に会って…… 【備考】 ※制限に気がつきました ※自分がクローンではないかと思い悩んでます ※パラレルワールドという考えには至っていません ※プレシアの目的がアリシアの蘇生か、アルハザードへ到達するためにあると思っています ※S2Uがなのはの全力に耐えられるかは分かりません 【カレン・シュタットフェルト@コードギアス 反目のスバル】 【状態】疲労(小)、重傷(左手欠損)、気絶中 【装備】ヴァッシュの銃 (0/6)@リリカルTRIGUNA's 【道具】支給品一式、ランダム支給品1~2個 【思考】 基本 元の世界に帰る 0:気絶中 1:病院で治療 2:なのはから情報を得る 【備考】 ※なのはとチンクが普通の人間でないことに気がつきました ※ここが日本でないことには気がついてます ※異世界の存在には気づいてません ※参戦時期はSTAGE10でいなくなったゼロを追いかけていったところからです 【ミリオンズ・ナイブズ@リリカルTRIGUNA's】 【状態】疲労(極大)、黒髪化三割 、全身打撲(小)、右腕壊死、気絶中 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品(1~3) 【思考】 基本:出会った参加者は殺す。が、良いナイフ(殺戮者)になりそうな奴は見逃す。良いナイフになりそうな奴でも刃向かえば殺す。 0:気絶中 1:中心部へ向かい人を探す。 2:ヴォルケンズ、ヴァッシュは殺さない。 3:制限を解きたい。 【備考】 ※エンジェル・アームの制限に気付きました。 ※高出力のエンジェル・アームを使うと黒髪化が進行し、多大な疲労に襲われます。 ※黒髪化に気付いていません。また、黒髪化による疲労も制限によるものだと考えています。 ※はやてとヴォルケンズ達が別世界から来ている事に気付いていません。 ※F-7にて大規模な発光現象が起こりました。周囲一マスくらいに届いたかもしれせん。 □ そして無人となった市街地。 煉獄と化したそこに、何かが突き刺さっている。 それは刀。 刀身には幾多に及ぶ亀裂が刻み込まれ、使い物にはならない事は一目瞭然であったが、それでも刀は威風堂々と自らの存在を誇示し続けていた。 それは、まるである妖怪の信念のように。 誰にも従う事なく己の力を信じて生き続けた男のように。 ――童子切丸は、砕けない。 【殺生丸@リリカル殺生丸 死亡】 ※F-7市街地に、ボロボロの童子切丸が刺さっています。 ※殺生丸のデイバッグ、基本支給品、スタングレネード×2は消え去りました。 Back 童子切丸は砕けない(前編) 時系列順で読む Next シャーリーと爆砕牙 投下順で読む Next 最初からクライマックスなのか!? インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲート・ヘルシング Next 残酷な神々のテーゼ(前編) ギンガ・ナカジマ Next 残酷な神々のテーゼ(前編) ミリオンズ・ナイブズ Next ちぎれたEndless Chain キャロ・ル・ルシエ Next 残酷な神々のテーゼ(前編) 高町なのは(A's) Next ちぎれたEndless Chain カレン・シュタットフェルト Next ちぎれたEndless Chain 殺生丸 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/twistedfox/pages/106.html
茨木童子 人間名:茨木道子 妖怪名:茨木童子 CP:825cp (未使用cp 11cp ) ■能力値(人間時/妖怪時) 小計:396cp ST 50(37)/120(44) 185+21 DX 15 60 IQ 13 30 HT 13/153 30+70 基本致傷力 人間時 妖怪時 突き 5D+2 13D 振り 8D-2 15D 移動 基本移動力 7+1.25 移動力 8 荷重 人間時 妖怪時 無荷 50 120 軽荷 100 240 並荷 150 360 重荷 300 720 超重荷 500 1200 防御 受動防御 なし 計 - 0 能動防御 よけ 10 受け 15(12) 止め - 防護力 肌 10 - 計 10 - ■特徴と癖 小計: 特徴 消費CP 備考 有利な特徴 計25 うわばみ 5cp 大雑把 5cp 一族/鬼 10cp 名声3Lv 5cp 狭い対象(日本古来の悪い妖怪) 不利な特徴 計-49cp 乗り物酔い -10cp 妖怪の名誉 -5cp 鬼にふさわしい振る舞いをする 誓い -5cp 自分より弱い相手には本気を出さない 自信過剰 -10cp お祭り好き -5cp くいしんぼ -5cp 方向音痴 -3cp 性格傾向: 負けず嫌い -2cp おせっかい -2cp 偽悪的 -2cp 癖: 人の生き血を好む -1 アニメ ゲーム好き -1 戦うの大好き! -1 妖怪への軽度の義務感 -1 卑怯者は嫌い -1 ■技能 小計:60 技能名 消費CP 技能Lv 備考 格闘 24 20 相撲 8 17 投げ 4 15 武器の手 4 16 戦術 0.5 10 跳躍 1 14 軽業 1 13 ランニング 0.5 10 言いくるめ 1 12 演技 4 14 社交 2 13 性的魅力 1 12 歌唱 1 13 裏社会 1 12 闇社会 8 16 地域知識:平安京 2 13 地域知識:江戸 1 12 ■反応 超美人 同性+2/異性+6 大雑把 +1/神経質な方-2 自信過剰 子供+1/ベテラン-1 お祭り好き お祭り好き+1/清貧な人-2 名声 日本の古い妖怪+3 恐怖判定 -8/+2 ■武器と装備 攻撃型 致傷力 技能 重量 備考 人間時 パンチ 殴 5D+2 16 - キック 殴 5D+4 14 - 頭突き 殴 5D-1 14 - KOパンチ 殴 8D-2 13 - 能動防御+2 金棒(武器の手) 叩 8D-2 12 - 妖怪時 パンチ 殴 13D 20 - キック 殴 13D+2 18 - 頭突き 殴 13D-1 14 - KOパンチ 殴 15D 17 - 能動防御+2 ■長距離射程武器 抜き打ち 正確さ 半致傷距離 最大射程 備考 な に そ れ ? ■妖力 小計:300.5cp 妖力名 レベルなど 増強/限定 CP 妖怪基本セット - - 100cp 畏怖すべき美 - - 20cp 人間変身 - - 15cp 追加体力 50+70 50:限定なし+70:-30%(妖怪時のみ) (206cp) 追加HP 140 (70cp) 妖怪知識 - 日本の妖怪 5cp 角 2 -30%(妖怪時のみ) 10.5cp 超反射神経 - - 60cp 高速走行 2 -50%(妖怪時のみ、疲労2L) 20cp 防護点 10 - 40cp 高密度 5 +50%(密度を操作可能) 30cp ■妖術 小計:61.5cp 妖術名 型 威力Lv 増強 CP消費 技能Lv CP消費 合計CP 備考 妖気知覚 5 -50%(時間がかかる:4秒 疲労6L) 7.5cp 12 4cp 11.5cp 人払い 10 -50%(時間がかかる:16秒、疲労2L)) 10cp 11 4cp 14cp 化ける 3 -30%(時間がかかる:8秒、記憶不要、疲労14L、人間の女性にしか化けられない) 32cp 12 4cp 50cp 姿記憶 1 - 3cp 11 1cp 4p 姿パックA取得のため 姿パックA:0cp 片腕 -20cp 武器の手/分離型 -20%(叩き属性) 20cp ■弱点 小計:-31 弱点 影響 獲得CP 炒った豆 炒った豆をぶつけられると防護点無視の7d6ダメージ。やめろ投げるな。 21cp 行動抑制 柊鰯の飾られた家に入れない(極稀+よく知られた弱点) 10cp ■人間としての顔 小計:50cp CP CP 身元 偽造戸籍 5cp 我が家 ? 0cp 職業 フリーター - 月収 50万\ - 財産 標準 25cp 地位レベル 0 0cp 容貌 超美人 10cp - - - ネットワーク 中規模 10cp たまり場 ? 0cp ■人間への態度 小計:-15cp 人間への態度 獲物 -15cp 態度パック - CP計算 能力値 396cp 妖力 300.5cp 有利な特徴 25cp 妖術 61.2cp 不利な特徴 -49cp 弱点 -31cp 癖 -5cp 人間としての顔 50cp 技能 65cp 態度 -15cp 小計 427cp 小計 371cp 合計 799cp 設定 『平家物語』や『太平記』『御伽草子』等に謳われた、大江山の鬼の副首領。 ウィキペディアに記事がある程度には有名な個体 今回は漫画とかで推されがちな女性説を採用してみました。 妖怪的な語り 力こそパワー! を地で行こうとする感じ。 既にロボと楡の木と探偵さんとリカさんと鬼殺しの鬼さんに戦闘能力で負けている気もするが、 組み付けばなんとかなるよ。1on1ならそこそこの戦闘力だろう。 あと、外見社交能力含め意外と妖怪社会的にリッチ。 実は情報収集系キャストか。 人間社会での生活的語り 生まれ故郷である越の国や1000年前にねぐらにしていた大江山もかなぐり捨てで なぜか高田馬場のあたりでだらだらしている。 多分都会が好きなのと、ブラウニーさんの家が居心地良かったからだと思われる。 普段はお酒とか飲んでだらだらしながら、偶に力仕事や闇系のお仕事で日銭を稼いでいる。 あと、最近気づいたんだけど人の肉より牛とか豚の肉のほうが美味しいね。 その他お好み 未使用Cpで呼び出す場合の用途: 妖怪知識(日本の) 無駄にあふれる社交能力 悪い妖怪への顔の広さ 力仕事 あたり? 言い訳 態度:獲物について 仲間をだまし討にされた鬼が善良とか友好ではなんか違和感があるし(言い訳) 鬼殺しの鬼がいるなら、正統派の鬼はちょいワルで攻めたい気もするし(責任転嫁) ハッチャケ気味なキャラでストレス解消したいし(本音) 人間は嫌いだが、年配者の手前弱っちい若い妖怪は守ってやらねばと思ってる(-1cp)ので、 若い妖怪が何かしようとしてればお節介にも手伝い始めるし(-2cp)。 そのうち負けず嫌いが高じて本腰を入れ始める(-2cp) という流れでどんなセッションでも参加できるような気はしている。 茨木童子、むっちゃ空飛んでる気がするなぁ。 CPどうやって捻出しようかなぁ。 取り敢えず、wikiにPCデータを上げてもいいんだ! というおまじない。 まだかなりできかけ。 -- t-jun (2011-06-29 02 04 30) 表の使い過ぎで見る媒体によっては逆に見づらくなってないかしら? -- t-jun (2011-06-29 02 05 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tmranking/pages/245.html
【表記】 【俗称】 【種族】サーヴァント 【備考】混沌・悪、地属性、反英雄、竜属性、魔性 【設定】 【ステータス】 筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具B 【スキル】 気配遮断:C 神性:C 伊吹山の伊吹大明神(=八岐大蛇)と人間の子であると見なす説、戸隠山(=九頭龍)の申し子と見なす説。 いずれにせよ龍神の子であり、坂田金時と共通の背景を持つ。 果実の酒気:A 声色や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させる。 魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考が蕩けてしまう。 鬼種の魔:A 戦闘続行:A+ 【宝具】 『千紫万紅・神便鬼毒(せんしばんこう・しんぺんきどく)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:~ 最大捕捉:人 『()』 ランク: 種別:対宝具 レンジ:~ 最大捕捉:人 【戦闘描写】 【能力概要】 【以上を踏まえた戦闘能力】 【総当り】
https://w.atwiki.jp/dorenowiki/pages/321.html
カード名 酒天童子 二つ名 強襲型超ド級鬼 ログコスト 2 クラスタ 【赤】 構築条件 【赤】 BP 110 サイズ M SP B+++ アビリティ1 《Fast》 霊威 コスト 山札2枚捨札 このユニットに「強化」を1枚エンチャントする。 アビリティ2 《Auto》 猛威【+20】 - このユニットから発生するアタックダメージを20追加する。 TYPE 鬼 Sub Effect - レアリティ ST 収録 スターターデッキ 煉獄ノ王 フレーバー 「酒も飲めねえような餓鬼が、しゃしゃりでてんじゃねーよ」 ファストフェイズ時に山札を2枚捨てることで、アタックダメージを150にするユニット。 「霊威」は山札さえ捨てれば、その内容に問わず「強化エンチャント」が1枚付く。よって実質BP130である。 「猛威」は【赤】ならお馴染みのアビリティ。 またシングルシンボルなので、構築の幅を広げてくれるだろう。 デッキ枚数をいつも把握しておき、「霊威」を使うかどうか判断しておこう。 SPはBの中ではかなり早めだがAには勝てない。めくれたときやや先攻を取りやすいと思った方がいいだろう。 そしてB+++のカードは非常に少ないので、スピードバーンが起こりにくいというメリットもある。 相棒キャスターのケイゴなら、キャスト時のターンは打点170のBP150となる。 ぜひセットでの運用を考えたい。 関連カード SP B+++の他のユニット 反攻型超ド級トリシューラ ガネーシャ 幻惑型ド級アプサラス メーナカー
https://w.atwiki.jp/cerulidatafile/pages/168.html
名前 座敷童子 初期レアリティ ★5 属性 炎 ジョブ 戦霊 攻撃タイプ タイプ 専用装備 フライパン <ステータス> HP ★5 14477 ★6 41867 ★10 342927 攻撃力 ★5 3495 ★6 7680 ★10 21187 防御力 ★5 633 ★6 925 ★10 1585 速度 ★5 502 ★6 683 ★10 1035 <スキル> フライパンLv1(アクティブ) 後列の敵に76%のダメージを与え、さらに25%の確率でターゲットを2ターンの間めまい状態にする。 フライパンLv2(アクティブ) 後列の敵に91%のダメージを与え、さらに29%の確率でターゲットを2ターンの間めまい状態にする。 フライパンLv3(アクティブ) 後列の敵に120%のダメージを与え、33%の確率でターゲットを2ターンの間めまい状態にする。さらに50%の確率でターゲットに246%のダメージを与える呪い状態を1個つける。呪いダメージは2ターン後に付与される。 幸運Lv1(パッシブ) 幸運の権化、座敷童子。自身の防御力が33%、HPが19%増加する。 幸運Lv2(パッシブ) 幸運の権化、座敷童子。自身の防御力が34%、HPが28%増加する。 幸運Lv3(パッシブ) 幸運の権化、座敷童子。自身の防御力が41%、HPが80%増加する。 食の焔Lv1(パッシブ) コックの怒りにより、クリティカル攻撃を受けると100%の確率で1回反撃し、152%のダメージを与える。 食の焔Lv2(パッシブ) コックの怒りにより、クリティカル攻撃を受けると100%の確率で1回反撃し、243%のダメージを与える。 食の焔Lv3(パッシブ) コックの怒りにより、クリティカル攻撃を受けると100%の確率で1回反撃し、500%のダメージを与える。 フライパンガードLv2(パッシブ) 自身のHPが75%未満のとき、自身をガードする力を開放し、3ターンの間、自身のダメージ減少が34%増加する。この効果は一度の戦闘につき1回のみ発動する。 マジックシールドLv3(パッシブ) 自身のHPが75%未満のとき、自身をガードする魔力を開放し、3ターンの間、自身のダメージ減少が47%増加する。この効果は一度の戦闘につき1回のみ発動する。 <ボイス> 「えっと…今の相場はどうだったっけ」 <紹介> <メモ> ボイスの元ネタはアラド戦記のダフネ。