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お空太陽ビートデッキ デッキタイプ:ファンデッキ 構築者:??? 最終更新日:09/10/22 デッキ解説 とにかく『地獄の人工太陽』を早く出し、場を一掃してから残った霊烏路 空で殴る。ただそれだけのデッキ。 序盤はマナの生成・サニーミルクなどのノード加速や軽量キャラクターで場を維持し、産霊『ファーストピラミッド』から霊烏路 空を出して『地獄の人工太陽』。 『地獄の人工太陽』が出てからは冥界に落されないように注意しつつ永夜の術と鬼火『超高密度燐禍術』を用いてセットカードの高速化を図り、相手キャラを一掃後に攻撃をかける。 とにかく『地獄の人工太陽』を早く出すことと冥界に落ちないようにすることが大切。これが守りきれないと負けがほぼ確定する…かもしれない。 デッキ構成 キャラクターカード(16枚) 枚数 No カード名 2 001 上海人形 2 002 蓬莱人形 3 015 サニーミルク 3 161 犬走 椛 3 304 キスメ 3 331 霊烏路 空 スペルカード(16枚) 枚数 No カード名 3 056 産霊『ファーストピラミッド』 3 070 死符『ギャストリドリーム』 2 341 怪奇『釣瓶落としの怪』 2 350 霊符『古き地縛霊の目覚め』 3 354 鬼火『超高密度燐禍術』 3 363 『地獄の人工太陽』 コマンドカード(18枚) 枚数 No カード名 3 075 マナの生成 3 083 作戦阻止 3 089 永夜の術 3 096 断罪裁判 2 134 魔法研究 2 298 リザレクション 2 387 空間操作 サイドボード 枚数 No カード名 デッキについての質問、不明点などはコメントでどうぞ。 いいねえ。お空のデッキは何回か見たことがありますが・・・キスメ→ツルベを採用しましたか。メディとか -- 公明の罠 (2009-10-22 19 25 23) ツチノコ入れたほうがいい気がしないことも無い・・・キスメが場にいたらコスト0でだして、マナチャさせたほうがうまいかも -- 紫がすきなんだ! (2009-10-22 20 04 36) ごめん上の補足!ツチノコがいたら釣瓶だしてマナチャさせたほうがいい気がするって事です^^; -- 紫がすきなんだ! (2009-10-22 20 07 10) ギャスドリよりエゴのほうがいい気がしないでもない。早さ的 -- ギザミ星 (2009-10-23 12 57 37) ギャスドリよりエゴの方が良いような気がしないでもない。早さ的な意味で。 -- ギザミ星 (2009-10-23 12 58 24) 地獄の人口太陽を引かないことには勝てないのに、フォビ対策が一枚もないのはスペースの都合? それにしたって瞳もカタディもないんじゃあ -- 名無しさん (2009-10-23 23 12 41) 個人的に空間操作と自縛霊が微妙。それを抜いてカタディ3枚、魔法研究をもう1枚積んだ方が良いかと。 -- 名無しさん (2009-10-25 00 38 52) サニー一体じゃ心もとないから、上のコメントのようにツチノコの採用を推したい -- 名無しさん (2009-10-25 11 24 02) ツチノコだと相手のマナチャージ要員を止めることできるしな!それと空間操作と自縛霊はいらないと思う。自分ターン開始時にしかスペル使えないから、相手にフランやら天子やらいたらなけるかと・・・それで、開いたところに香リンドウと秘密結社をいれる。 -- 名無しさん (2009-10-25 14 47 50) 結社いれるんならリザレクションいらなくね? まあ、無縁塚の回避手段には使えるか -- 名無しさん (2009-10-25 21 41 38) スペルがキーならテリブルないと不安。あと相手の速攻キャラ対策にリグルが2枚くらいあってもいいんじゃ・・・ -- おくうだいすき (2009-11-08 17 16 46) 思念の看破と解呪いれるとおもしろいと思う、当てられたら心折れるだろうし -- うにゅほ~~ (2009-11-20 20 41 14) 慧音の採用はどうですか?太陽が破壊されにくくなると思うのですが。 -- 名無しさん (2010-11-27 16 24 26) ↑慧音が太陽で焼かれるじゃねーかwww -- 名無しさん (2010-11-27 23 43 35) +耶馬台の国どうよ -- 名無しさん (2011-05-10 23 56 29) 9弾環境だと卵十凶星ジェラシー突っ込んで余裕があったらおじじが禁断の魔法して斬り掛かるのかな -- 名無しさん (2011-05-11 00 08 57) ジェラシーはともかく卵はいらないと思う。燐火術は太陽に回したいし。あとお空というか鳥獣チームも相性良くていい感じ -- 名無しさん (2011-05-11 13 31 33) 名前 コメント
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野田 憲太郎(のだ けんたろう、1976年2月24日 -)は三重県四日市市生まれの自称作曲家、自称演奏家、自称著作家、自称ピアニスト、元Wikipedia利用者。 完全無欠・絶対無謬・至高の音楽神であり、オウム真理教信者以外に野田憲太郎尊師に逆らう者は存在しない(野田憲太郎尊師の批判をする者はすべてオウム真理教信者と決まっている)が、Wikipedia日本語版やはてなでは不当な迫害を受けている。 Wikipediaで野田憲太郎尊師はロシア音楽に対する深い造詣と博士号という高学歴を背景に、ロシア現代音楽に関する項目の編集を行った。ところが、Wikipediaの編集方針に反するという身勝手な理由により編集を取り消されたことから編集合戦の後、激しい罵倒を繰り広げる。その後、すべてを仕組んだのはオウム信者であり、JAWP(Wikipedia日本語版)の管理者はオウム真理教に牛耳られており、関係者はすべてオウム信者かその複アカウントであるという恐るべき真相を暴露した。さらに、オウム信者と対立するかのように見せかけている悪徳商法マニアックスもオウム真理教二宮派であることを見抜き、その真実を悪マニ別館ブログのコメント欄で鋭く追求し続けている。 現在はWikipediaからも追放されたため、主に悪マニ別館と「日本アンチキムチ団」のコメント欄にて、日本のインターネットがオウム信者の支配下にあるという誰も知らない恐るべき真相を告発し続ける日々を送っている。 略歴 京都市立芸術大学音楽学部にてピアノを専攻後、アメリカのワイオミング大学音楽学部やノースフロリダ大学音楽学部に在学中にピアノ、作曲等を学んだ。ノースフロリダ大学在学中まで、学生による個展ボイコットなどのトラブルのために、目立った作品を発表していない。日本へ帰国後、若手作曲家の集い第一位を含むいくつかの作曲コンクールに入賞したが、その後は音楽活動からネットでの匿名投稿に主軸を移している。 作曲 代表作品にフルートとヴァイオリンの為の「最も大切なこと」、弦楽四重奏の為の「希望なき自由」、ピアノ、チェレスタ、グロッケンシュピール、クロタレスの為の「五つの精霊」、5人の歌手と14人の楽器奏者の為の「ツンデレラ」などがある。 これまでの一般的な形式としては、ある一定の素材を始めに長時間にわたって集中して提示し、その作品への印象を深ませる点、そして最後のコーダに至ってそれを 180 度場面転換または開放しさらに新しい世界を求めていく事が第一の特徴としてあげる事ができる。A-B の A の部分が長いバール形式の一種と考えられ、近年では A の部分が 95% を占める作品も作曲している。譜面はモートン・フェルドマン風の書き方だが、出てくる音響は別物に近い。 演奏 ピアニストとしては国内外の無名や新作の初演を行うことが多い。他の演奏家と比較されることを避けるため、また「初演」の栄光を手にするためである。そのため、曲の良否よりも珍しさを重視する。 著作 フランコ・ドナトーニが作曲したピアノ独奏の為の「フランソワーズ変奏曲」の、第一変奏から第二八変奏までの校訂報告を作成したが、日本語版のみ。 Wikipediaにおいて Wikipediaでは野田憲太郎を自称する人物が利用者 Noda,Kentaroとして活動。 主に現代音楽関係で編集活動をしていた。 その際主観的で検証可能性に乏しい独自研究的、評論的記述を繰り返し、これらを指摘すると感情的にいちゃもんを付けたり暴言を吐くといった行為を繰り返していた。 また複数のソックパペットを利用したりなどWikipediaにおいて問題行動を複数起こしていることから重大な荒らし行為をする人物としてWikipediaからブロックされている。 なお、利用者 Noda,Kentaro = 野田憲太郎であることに疑いを持つ人物も多かったがWikipediaにおいて「2007年7月下旬に、野田憲太郎が自分のHPで、「ウィキペディアの中国人・韓国人投稿者について日本語版Wikitruthに論文(を発表)」と記したことにより、野田憲太郎 = Noda,Kentaroであることは動かしがたい事実となった。」と記されている。
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気を失った兄の代わりに ウザイ亀が事情を説明してくれた。 兄は、とある事情で人より数倍早い歳の取り方をしている事 その兄の体は、もう限界である事 戦っている存在がいる事 と箇条書きにしてみたが上手く理解できなかったので 亀に石を投げつけ始めた。 隣の家の屋根を破壊し続けた小太郎の肩は良い出来であった。 亀に石を投げつけていると 「大体の事情は飲み込めたか?」 と兄さんが言ってきた。 まったく全然理解できていなかったが とりあえず首を縦に振った。 「そんな事より久しぶりに会えて嬉しいよ、兄さん」 「俺もだ。こんな姿になってしまったがまだ兄と呼んでくれるんだな」 老体は涙もろいのかボロボロ鳴き始めた。 歳はとりたくないものだ、と小太郎は思った。 感動の再会に水を差すように海辺から先ほど 逃げたホルホル(仮)が現れた。 「ホルホル~、ホルホル~」 ホルホル(仮)は一体ではなかった。 最初の一体が上がってくると その後ろから次々に新たなホルホル(仮)が現れた。 その数、30体以上。 すべて「ホルホル」と言っているがその姿は 千差万別で人の姿をしているものもあれば 牛や魚のような外見のものまでいる。 「くそっ、仲間を連れてきたのか」 兄は嘆くようにいった。 そして、兄はこちらに向くと 「俺のベルトと箱を持って、カルピスと一緒に竜宮に逃げるんだ!」 カルピス????? 「弟殿!こちらです!」 お前か、亀・・・・・ 言われるまま小太郎は カルピスのところに向かった。 「ベルトと箱はお持ちですか?」 小太郎は兄を埋める時に 実ぐるみ全部はいでいたので無論、ベルトと箱も持っていた。 「持ってる。だけど、兄さんはどうするんだ?」 兄は決意した顔でこちらを見ていた。 「小太郎!短い時間だったが死ぬ前にお前に会えてよかった! これから辛いことがたくさんあるだろうが頑張って生き抜け!お前ならできる! さようならだ!父さんによろしくな!」 無数のホルホル(仮)が兄を囲んだ。 「弟殿!今から竜宮に行きます。私に乗ってください!」 そういうと亀は何故か尻をこちらに向け上げた。 「早く入ってください!人類は水中では呼吸ができないでしょう!奴らが来る前に私の体内へ!」 え・・・・なんか臭いんすけど 臭いが命を失うよりましだと考えた 小太郎は亀の尻に突っ込んだ。 「おうふぅぅぅぅ」 亀がよくわからん声を出した気にしなかった。 小太郎の体はカルピスの体内に吸い込まれるように入った。 入る直前、埋められたままで抵抗できずホルホル(仮)に 一方的にボコられている兄の最後の姿が見えた。 「竜宮まで超特急で行きます!さようなら太郎さん!あなたとの蜜月を私は忘れません!」 あなたの入れていた穴にどうやら僕も入ったようです、兄さん。 二つの意味で兄弟になりましたね。さようなら
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「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 小太郎は父が消えた場所を何度も何度もさするように 探したが何の感触もなかった。 「なんでだよぉぉぉぉぉ、俺はあんたに何もしてやんなかったのに なんで最後に自分の命まで使って助けたんだよぉ。 俺なんかコピーで代用品なんだから死んだって代わりはいたんだろぉ」 小太郎は言えなかった言葉を今更だが ぶつけ続けた。 「ふんっ、親も女々しければ息子も女々しいか」 小太郎は立ち上がりおもむろに 拳を振るいホモ太郎を殴りつけた。 「なんだと、愚民が俺に触れただと!」 自称神は殴れたことに驚愕していた。 菩薩を吸収しさらなる高みに上ったはずなのに たかが人間が作った人工生命対に触れられるとは 思ってもいなかったのだった。 続けざまに小太郎に殴られ続けたホモ太郎は ついには膝を突いた。 「おぉぉぉぉぉ、神が・・・・・神が地面にひれ伏すなどぉぉぉぉぉ」 ホモ太郎は全身から神気を放出し 立ち上がった。 小太郎も全身からタマテバ光を迸らせている。 そして技も何もない殴り合いを始めた。 小太郎が殴ればホモ太郎が殴り返す。 「小太郎頑張れ、小太郎頑張れ」 カルピスが見守る。 「これはがぶりつきウキー。ポップコーンはどこで売ってるウキー?」 アナルは蚊帳の外 殴り合いを始めて16時間が過ぎた。 月の兵士は皆、撤退し 場に残ってるのは 殴り合いをしている2人と それを見守る一匹の猿と亀だけだった。 そして決着がついた。 立っていたのは 小太郎だった。 ホモ太郎は前のめりに倒れて動かない その体が足から消え始めていた。 顔だけ上げ小太郎を見上げた 「いい顔になったじゃないか、あの世に来たら掘ってやんよ!」 そして右手を動かし地蔵を抱いた。 「すまないな、セバスチャン。結局、消えることになっちまったよ」 消え入りそうな声だった。 「いえ・・・・・あなたとなら本望です。温羅さんのところに行きましょう」 「そうだな・・・・・あいつには謝らないと。俺ってツンデレだから素直じゃないって最初に言わないとな。 でも、許してくれるかな」 「大丈夫ですよ。許さなかったら。人を許す慈悲の心を私が温羅さんに叩き込んで上げます。」 「そうか・・・それなら安心だな。安心して逝ける」 その言葉を最後に2人の姿は空気に溶けた。 小太郎のもとに カルピスとアナルが走ってきた。 「弟殿!やりましたな!これで世界は救われますよ」 「キキー、おまえにしてはよくやったほうだウキー」 小太郎は2人のほうを向いた。 「お別れだ、ふたりとも」 小太郎の手が砂になり 風化し始めていた。 「ははは、使いすぎちまったみたいだ。限界は18時間って言ってたもんな」 「お・・・・弟殿・・・・・・・」 「俺も兄さんや父さんのところに行くよ。まぁ、やる気はなかったけど世界は救えたし、いいだろ。 子供の夢ばっか壊してた俺が最後は守ったんだ。十分すぎる」 「こ・・・小太郎うきーーーーーーーーーー」 「じゃあ、元気でな」 小太郎の全身が砂になり地面に積もった。 小太郎が消えた場所で カルピスとアナルは泣き崩れていた。 もうどれくらい泣いたかわからなくなってから カルピスが口を開いた。 「私、鬼が島にたくさんの子供を生んできました。 その中の2人に『太郎・小太郎』と名前をつけて育てます。 将来その子たちが成長したときに、この星を救った人の 名前なんだよって教えてあげるんです」 「じゃあ、ボクは世界に広めるウキー。世界中を周って 小太郎たちの話を広めるウキー」 そう言って2人は月を、仲間達との別れの場を後にし 彼らが生まれた地球へと戻っていった。 今、昔話の童話として伝わっている物は もしかしたらアナルが伝えた話なのかもしれない。 完
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第2部 「ホモ太郎と鬼」 苦難の旅を乗り越えついに鬼が島に たどり着いたホモ太郎。 そこには今まで見たこともない 締まった肉をした兄貴たちが盛っていた。 鬼たちの素晴らしい上腕や 腹筋のキレに惚れ惚れしたホモ太郎は自らも脱いだ。 脱いだといってもホモ太郎は出発したときから 褌一枚だったので全裸になるまで数秒であった。 逞しい体に人のうらやむ美貌を持ったホモ太郎は すぐに鬼たちに受け入れられようとしていた。 だが鬼は基本的にSのタチで高圧的な攻めしかしてこなかった。 それに酷く憤慨したホモ太郎はキレた。 「久々にキレちまった。浜辺に行こうぜ。ここだとハッテン場が汚れる。」 大勢の鬼を引き連れたまま浜辺についたホモ太郎。 背には海、正面には見渡す限りに広がっている 鬼と鬼にたらし込まれた兄貴たち。 鬼はホモ太郎に馬鹿にされたが非常に気に食わなかったようで 自慢の筋肉を隆起させ金棒を持って襲い掛かってきた。 ネコの兄貴たちは自慢の肉体を駆使し応援していた。 ホモ太郎に襲い掛かってきた鬼たちは 軽く見積もっても100はいた。 そのすべてが手に金棒を持っていた。 噂によると鬼は、人知を超越した腕力で金棒を 木の枝のように扱うらしい。 たたださえ力が強いというのにその強力で 振るわれた金属の棒で叩かれたら人間など一たまりもない。 まさに現代に受け継がれる諺にある鬼に金棒 それに大してホモ太郎は苦楽をともにしたお地蔵様を構えた。 こちらは現代に受け継がれてもいない諺にあるホモにお地蔵 今は昔の話、鬼とホモが合間見えた瞬間であった。 鬼は一斉に襲い掛かってきたが 繰り出す攻撃すべてはホモ太郎に軽くいなされていた。 鬼たちは今まで自分たちの振るう金棒を 防がれたことがなかったので困惑した。 島で盛っている間に衰えたのか 否、このキレのある筋肉 そんなはずはない。 剛力は健在・・・ならば何故? ホモ太郎は地蔵を背負ったまま万里以上を旅して来た。 その腕力は鬼さえも凌駕していたのだった。 半時もしないうちに ホモ太郎の周りにすべての鬼が転がっていた。 「ふんっ、サディズムっていうのはこういうのを言うんだぜ」 転がった鬼の尻を美味しくいただこうとした時 ホモ太郎の背後でただならぬ気配現れた。 ホモ太郎が振り向くとそこには村では一番の高身長だった ホモ太郎より遥かに凌駕する巨漢が立っていた。 「俺の名は温羅 鬼の王だ」 ホモ太郎は、対峙した温羅のあまりの 圧力に今まで感じたことのない恐怖を感じていた。 これまでの鬼とは次元が違う。 ホモ太郎の本能がそう告げていた。 温羅から視線をはずせないホモ太郎の体は硬直し 指一つ動かせない状態であった。 そんんあホモ太郎を尻目に温羅は腰に巻いていた 布切れを取りこう言い放った。 「 や ら な い か ? 」 ホモ太郎は別に部分が硬直し始めたのを感じた。 ホモ太郎は、その誘惑に耐え切れず 温羅に近づいていった。 ホモ太郎は、おずおずと温羅の金棒を手に取った。 すごく大きいです。 その時、温羅は何を思ったのか ホモ太郎の傍らにある地蔵を見て言った。 「物は試しだ、その地蔵入れてみろ」 ホモ太郎は逆らえずセバスチャンを温羅の後ろに入れた。 温羅は尻から鮮血を迸らせ死んだ。
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塔から落ちた三人は カグヤとさきほどまでいた 最上部を見上げていた。 その頂点で黒い粒子が集まり 黒い渦作り始めた。 温羅とアナルは前に一度見たことがある光景だった。 その漆黒の穴は周りの瓦礫などを 飲み込み始めた。 すべてが黒い穴に飲み込まれる中 穴の中心部から何かが這い出てきた。 それは金色に輝く菩薩の頭だった。 続いて世界に響くような低い声が聞こえた。 「 俺 が 神 だ ! 」 穴から出てきた存在は空に浮いていた。 それは褌一枚で片手に金色に輝く地蔵を持った 美男子であった。 「この時を待っていたぞ!この神が解放されるときを! 毎日毎日、菩薩ばかり犯して飽きていた!」 片手で持たれている菩薩の頬が少し朱に染まっていた。 「菩薩まで篭絡させられたか・・・・」 温羅が呟いた。 空に浮いていた存在はゆっくりと地面に降り立った。 あまりにの存在感に見るのもすべてが 行動不能に陥っていた。 塔の騒ぎを聞きつけ皇女を救うために 集まったレズビアンの兵士たちもこの存在に睨まれて 一歩も動けないでいた。 「ふんっ、雌どもばかりか気にくわん」 そう言うとその存在は地蔵を 小物でも置くかのように地面にコンッと置いた。 月が真っ二つに割れた。 その次元の違いに 小太郎は心底震えていた。 今までは恐怖しても内心ではwktkだったのだが 今は違う。体の細胞一つ一つが奴との戦いを避けろと命令する。 だが、ここで退けばここまで来た意味がなくなってしまう気がした。 小太郎は動かない体を無理やり動かした。 「奥義!貫超!」 小太郎は、存在に向けて最大の蹴り 万以上の夢を砕いてきたローキックで繰り出した! 小太郎が放った渾身の一撃は 存在に対してまったくの無力だった。 存在は何事もなかったように 平然としていた。 「おい、お前。懐かしい臭いがするな。 ちょっとその着物脱げ」 そういって指を動かすと 小太郎のスーツが爆ぜた。 存在は鼻をピクピクさせた後 何かを思い出したように言った。 「お前、温羅の子か!それとなんだもう一つ何かが混じってるな」 小太郎の後方で温羅の声がした。 「それはお前の臭いだ、ホモ太郎!その子は小太郎!俺とお前の細胞を掛け合わせて作った子供だ!」 「ふんっ、お前まだ俺に未練があったのか 女々しい!実に女々しいぞ!」 温羅は決意したように口を開いた 「俺にとってもお前は初めて好きになった男だったんだ! お前が消えてからもお前のことを忘れた時など一度もない!」 温羅は涙ながらにホモ太郎に訴えた。 だがそれをあざ笑うかのようにホモ太郎は 「神に愛などいらぬ!その愛の結晶とやらを消し去ってやろう!」 ホモ太郎の持つ地蔵が小太郎の方を向いた。 そして地蔵が光った。 小太郎はまばゆい光に囲まれ 自分自身が消えてゆくような気持ちになった。 声が聞こえた 父さんの声だ 「こたろぉぉぉぉぉ」 温羅は小太郎の体を光から遠ざけるように押した。 そして小太郎が囲まれるはずだった光の渦に飲み込まれた。 「小太郎・・・・・・ホモ太郎も愛していたがお前のことも愛していた。 お前は生きろ。生きて生きて生きぬいて死ね」 温羅は光に完全に飲み込まれ消え去った。
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どうやら言葉が通じないようだったので ホモ太郎は猿をとって食う事にしました。 ホモ太郎の嘗め回すような視線に恐怖を感じた 猿達は一斉に逃げ出しました。 ですがホモ太郎は、俊敏さは人知を超えた速さでした。 逃げ出した猿を捕まえると一匹づつ畑に埋めていきました。 一匹を残してすべてを埋めたホモ太郎は、ここに作物ならぬ猿物が 実ることを祈ってマーキングしていきました。 宿場に戻って老人に事の結末を話すと 涙を流して喜んでいたので成功報酬として 居間に置いてあった刀を頂いていくことにしました。 一匹捕まえた猿は性処理の道具として使うようでした。 ホモ太郎曰く、猿もホモサピエンスも締りは大して変わらんとの事です。 一日世話になった家を出る時、縛られたままの老人が何か助けを求めるように叫んで いましたが賛美の言葉だろうと考えホモ太郎は前を向いて歩き出しました。 ホモ太郎は捕まえた猿に「アナル」という名前を付け セバスチャンに縛り付けて飼うことにしました。 道中、他の旅の者には奇異の目で見られましたが 尻以外は鈍感なホモ太郎は気にしませんでした。 お爺さんとお爺さんと別れてから7日が経とうとした頃 街道を歩いていると空を一匹の雉が飛んでいました。 ホモ太郎は涎を飲み込むと罠の準備を始めました。 ホモ太郎は会心の出来の罠を作りました。 それは餌であるチーズを板の上に置き その上を覆うように竹の籠を紐の付いた棒で支え 雉がチーズに食いついた瞬間に紐を引くと 食いついた雉を囲うように籠が落ちるという素晴らしい罠でした。 ですが、雉は一向に降りてこず チーズの上に糞まで落とされる始末でした。 ホモ太郎は雉を諦め旅路に戻りました。 雉と出会った場所からさらに三日ほど西に歩くと 襲われてるという噂の村に着きました。 海辺にあり漁業が盛んなのか かなり大きな村でホモ太郎が育った村など この村の広場ほどの大きさしかないようでした。 ホモ太郎は早速、裏道に入り その筋の方にここで一番のハッテン場の位置を聞きました。 この村に着く少し前から猿がぐったりしていたので精力の付く餌をたっぷり 与えてました。セバスチャンは、何も食べなくてもいつも元気なのに。 燃費の悪い猿だと思ったそうです。 ホモ太郎が聞いたハッテン場に行ってみると そこには誰もいなく寂れていました。 途方に暮れていた時、ハッテン場に一人の男が現れました。 その男は、ホモ太郎にこの村のハッテン場がこんなに寂れてしまったのは タチの兄貴もネコも皆、鬼が島に連れて行かれてしまったのが原因だと告げました。 働き手の男たちが皆、島に連れて行かれてしまったおかげで 村から活気も消えもう朽ちていくしかないとのこと。 その頃、ホモ太郎の頭の中は兄貴三昧のお兄ヶ島の事でいっぱいでした。 ホモ太郎は、一隻の小船を借りおとものセバスチャンとアナルをつれて出発しました。 ホモ太郎が小船を漕いでいたのでsが 孤島まで結構な距離があり 漕ぐのがめんどくさくなったホモ太郎は 少しでも船を軽くするために海にアナルを捨てました。 これで軽くなったとセバスチャンと愛の船旅を続けました。 アナルの尊い犠牲により、なんとか島に着く事ができたホモ太郎。 島に上陸したホモ太郎を待っていたのは 血沸き肉踊る男たちの楽園だった。 果たしてホモ太郎とセバスチャンは彼らから地球を取り戻せるのだろうか! 第2部 「ホモ太郎と鬼」に乞うご期待!
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むか~し、むか~しの事じゃった。 あるところにお爺さんとお爺さんが住んでいました。 ある日、お爺さんは山に芝刈りに お爺さんは川で洗濯しつつ漁師のダイスケと盛っていました。 お爺さんとダイスケが川辺で盛っていると 川をどんぶらこ、どんぶらことショタの尻のような ほんのり赤みがかった桃が流れてきました。 お爺さんはダイスケにブチ込まれたまま桃を拾いました。 情事を終えた後、お爺さんは、その桃を持って帰りました。 家に着いたお爺さんは、桃を食べようと思い大きな鉈を振り下ろそうとした瞬間。 桃が割れ、中には実ではなく玉のような男の子が入っていました。 「嘘だっ!」 お爺さんは驚いて腰を抜かしました。 落ち着いた後、山の芝刈りから帰ってきたお爺さんに事情を説明しました。 子供を授かれない体だったお爺さんとお爺さんは大層喜びました。 お爺さん達は、桃の神様が授けてくれた子として、この子に ホモ太郎と名づけました。 ホモ太郎は、お爺さんとお爺さんの優しさに包まれ すくすくと育ち、16歳になりました。 16歳になったホモ太郎は 素晴らしい男っぷりを見せる人となり 周りの人たちから一目置かれる存在でした。 ある日、そんなホモ太郎が行きつけのハッテン場に行った時 ある噂を耳にするのでした。 ある噂とは、ホモ太郎とお爺さん達が住んでいる村から 遥か西にある孤島から屈強な男達 通称「鬼」と呼ばれる悪漢達が孤島付近の 村々を襲い恐れられているという話でした。 近隣の村ではその島を鬼が住む島「鬼ヶ島」と 呼んでいるとのこと。 IQ3のホモ太郎は鬼が島を「お兄ヶ島」という ガチムチの兄貴がたくさんいる島と勘違いし 島に行くと言いはじめたのでした。 ホモ太郎は考えるより先に体が動くタイプの人間でしたので 噂を聞いたその日に島に向かって旅に出ると言い出したのです。 これにホモ太郎の外見に誘われやってくる美男子を食い 美味しい思いをしていたお爺さん達は焦りました。 お爺さん達は、ホモ太郎を何とかこの村に残るように 説得しようとしましたが会話が通じない程の阿呆なので 途方にくれていました。 家にいてくれないなら意味がないと お爺さん達はホモ太郎に旅に出る餞別として 毒の入った団子を持たせました。 ホモ太郎は、お兄ヶ島の事ばかりを 考え西に向かって歩き始めました。 西に向かって半日程歩いた頃 道端にお地蔵様と腹が減って弱っている犬がいました。 犬はホモ太郎に何かを欲するようにすがり付いてきたので ホモ太郎は犬の尻にブチこんでやりました。 犬は「ここ掘れワンワン、ここ掘れワンワン」と大層喜んでいたようでした。 ホモ太郎は尻の報酬としてお爺さん達から貰った団子を 腹が減っていて弱っている犬に食べさせてあげました。 犬は泡を吹いて絶命しました。 ホモ太郎は、いいおともが見つかると思ったのですが 犬が死んでしまったのでお地蔵様を旅の友にと担いで行く事にしました。 犬の死を乗り越えたホモ太郎は 街道を抜け宿場に着きました。 ここで一泊しようと宿を探していると ボロボロの家の前に年老いた老人が座っていました。 その老人は何かに悩んでいるようでした。 ホモ太郎がどうかしたのかと聞くと 「旅の人を頼るわけにはいかないのですじゃ」と言われたので ホモ太郎は放置し宿探しに戻りました。 しかし、宿場の宿はどこもいっぱいで 泊まれるところがありませんでした。 宿無しは嫌だったので路上でウリでもしようと思っていたとき 先ほどの老人が話しかけてきました。 「話を聞いてくれるならワシの家に来ないか?」 ホモ太郎は、これは天の導きかと考え、答えました。 「だが断る!」 しかし、断ると言ってみたかっただけのホモ太郎は 言ったあとに平謝りし老人の家に行くことになりました。 老人は、あんなボロ屋だがホモ太郎一人ぐらいなら大丈夫じゃ と言いましたがそうなると肩に背負ったお地蔵様のセバスチャンは駄目だと 言われたようなものでした。 仕方がないので家の鍵を開けた瞬間に 老人の後頭部をセバスチャンが強打し昏倒させ中に入る事にしました。 作戦は成功しホモ太郎はタダの宿を手に入れました。 老人は起きてから暴れないようにハッテン場で身に着けた縄術で完璧に縛ってあります。 暖かい家の中で一晩過ごしたホモ太郎は 旅の疲れも抜けすっかり元気になっていました。 セバスチャンも頭部に赤い液体が付着していますが元気なようです。 目覚めると縛られた老人が騒いでいました。 事情を聞くとホモ太郎が悪いと言っていたので 軽く平手で2,3発叩いてやると大人しくなりました。 家の食物を一通り食べ終えたホモ太郎は話を聞く事にしました。 老人が言うには近くの畑を荒らしまわっている猿がいるとのこと。 その猿たちはすばしっこくずる賢いため手を焼いている 猿が作物を取ってしまうので人間に食べ物が回ってこないということだった。 ホモ太郎は一泊の恩と搾取した老人の財産の恩を返すために 猿をシメる約束をしました。 老人から聞いた宿場はずれの畑にいくと そこは酷い有様でした。 掘り返され中途半端にかじられた芋が散乱し 野菜が育っていたと思われる穴には 猿の糞らしきものが詰まっていて、とても畑とは呼べないものでした。 ホモ太郎があまりの惨状にwktkしていると 近くで動物の鳴く声が聞こえたので振り返ってみると そこには10数匹の猿が群れを成していました。 「お前らが畑を荒らした犯人か!」 「そうだろ!」 「そうなんだろ!日本語通じないのかよ!」 ホモ太郎は必死に動物に話しかけていましたが通じないようでした。
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アナルの星を襲った異星人というのは 女しかいない種族レズビアンというらしい。 雄の存在を許さず雄をすべて滅ぼし 雌が唯一無二の存在だと見せ付けることが行動理由だそうだ。 アナルの種族 薔薇族は地球の猿と同じで 一度覚えた女体との性交の快感に逆らえず レズビアンの手練手管に陥落され奴隷扱いに。 女人に陥落されない存在、男にしか興味がない存在HOMO Hyper Origin Male One としてホモ太郎を作ったのだった。 話を聞いてもサッパリ理解できないホモ太郎は とりあえず了解し温羅が行くならいいよ~と言っておいた。 温羅も男磨きのために行くとアナルに伝えたので ホモ太郎もレズビアン退治に向かう事になった。 セバスチャン・ホモ太郎・温羅・アナルは レズビアンに占領された薔薇族の星ゲイを 目指し宇宙へ飛び出した。 「宇宙戦艦エネマグラ 発進ウキー!」 地球を離れて三日ほど経ち セバスチャン・ホモ太郎・温羅は毎日 愛を育んでいた。 アナルは操船が忙しいらしく 猿なのにカチカチ山のようになっている。 後、2日ほどで惑星ゲイに着くという事だ。 ホモ太郎は、働かなくてもいいしHできるしこの生活が ずっと続けばいいなどと思い始めていた。 あれから2日が経ち ついに宇宙船からゲイが見えるまでになった。 「あれがゲイウキー!地球に似た綺麗な星ウキー」 見えてきたはいいが ゲイを囲むようにレズビアンの戦闘艦らしきものが 展開されていた。 「ウキ~、なんて数の戦艦だウキー、こっちはエネマグラ一隻しかないウキー」 ホモ太郎は、この戦艦に武器はないのかとアナルに聞いた。 すると反重力素子を圧縮して打ち出すブラックホールクラスターと言う 薔薇族の科学の粋を集めた超兵器があるとの事だった。 しかし、強力すぎるため弾丸は一発 さらに今の位置から撃つとゲイまで消し飛んでしまうという事だった。 ホモ太郎は発射スイッチを押した。 セバスチャン・ホモ太郎・温羅・アナルは ゲイが消える一部始終を艦橋から見えていた。 ホモ太郎は呟いた。 「酷い話だ」 「なんてことするウキー!仲間が!みんなが!お前のせいでー!」 アナルは感情を剥きだしにしてホモ太郎に襲い掛かった。 だが、傍らに控えていたセバスチャンで殴り飛ばされた。 「俺は神だ!」 ホモ太郎 16歳 宇宙世紀3025年の事であった。 吹っ飛ばされたアナルに温羅が駆け寄った。 流石に酷いと、男じゃないとホモ太郎を叱咤する そして俺が知っているホモ太郎は馬鹿だが優しい男だった、と言った。 ホモ太郎は温羅を見下し言った。 「三桁、俺と寝たぐらいで俺のことを知った口を聞くなカスが!」 言い放った後、セバスチャンで温羅の顔面を殴りつけた。 その時、セバスチャンの顔に亀裂が・・・・。 セバスチャンの亀裂が徐々に大きくなり それは額から下半身へ進み 真っ二つになるように入ったものが大きくなり セバスチャンが割れた。 その中から光り輝く菩薩が現れた。 「ホモ太郎・・・・今まではあなたにも微かな優しさが見えていましたが 今のあなたからはまったく感じられません。あなたはこの次元に悪影響を及ぼす恐れがあります。 ゆえにこの次元を管理する者としてあなたを排除します」
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ツクヨミとよく似た女性が豪奢な椅子に座ったまま言った。 「ふむ、血族以外の者で私の玉座の間に入ったのは 貴様らが初めてだ。褒めて使わそう」 ツクヨミがその傍らで頭を垂れていた。 「お姉さま、これが所望されていた物です。 これで私を王族に戻してくれると約束してくださいまし!」 「ほう、これが反重力素子弾かえ?想像していたより随分お粗末な作りじゃの。 流石は、猿の作り出した物と言うべきかのぉ」 「お姉さま!私のことは!私を見てください!」 姉と呼ばれた者の指がツクヨミに向いた。 「五月蠅い、ハエじゃのぉ」 一瞬、その指が光ったと思った時 ツクヨミが大の字に倒れた。 「そんな・・・・・お姉さま・・・・・・カグヤお姉さま・・・・・」 ツクヨミを殺したカグヤは玉座から立ち 小太郎達の方を向いた。 「五月蠅いハエは始末し、残るは蛆虫だけか。 この遊戯が終わったらホモ太郎とやらの力を見てみようかのぉ」 そういい終わった瞬間 小太郎達に強大な力の本流が襲った。 巨体の温羅が部屋の外まで吹き飛ばされ アナルはマスかきながら窓をぶち割って落下していった。 その圧倒的な力に スーツを着て調子こいていた小太郎はビビリまくっていた。 「ほう、そちはその珍妙な着物のおかげで 無事であったか。よく耐えた。褒めてつかわそう」 カグヤは涼しい顔で小太郎を褒めていた。 「だが、私も遊戯に割く時間も少なくてな。 皇女というものもこれで大変なのだよ。さっさと死んでくれたも」 カグヤが右手を振り上げた。 ただそれだけのに小太郎には右手に強大なエネルギーが収束するのを感じた。 小太郎は圧倒的な差に死を覚悟した。 その時だった。 割れた窓の外から 「弟殿ぉ~!忘れ物でござる~!太郎様からこれを弟殿に渡すように言われていたのでした~」 足の部分から火を出して飛んできたカルピスが カグヤと小太郎の間に割ってはいった。 カルピスはカグヤのエネルギー波を食らって来た窓から帰っていった。 小太郎の前にはカルピスが持ってきたと思われる 銀色の釣り竿があった。 小太郎の目の前には兄が残したという 釣竿があった。 だが小太郎はトラウマで釣り竿を持つことが出来ない。 今もなおカグヤは攻撃をしようとしていた。 そんな時、頭部で音が響いた。 「サンペー ヲ シニン シマシタ 。 メモリー 3 サイセイ カイシ シマス」 その音の後、懐かしい兄の声が聞こえた。 「小太郎へ これを聞いているということは 俺は、もう死んでいるのだろうな。 そしてスーツを着て戦っているということは 時間もないだろう。だから手短に言う。 俺の顔の傷はお前のせいじゃない。 竿の使い方を上手く教えてやれなかった 俺が悪いんだ。面と向かって言えなかったが 傷の事なんか全然気にしていない。 だから竿を手に取るんだ。それはお前の窮地を救ってくれる そして自分自身の力を信じるんだ、小太郎!」 小太郎は落ちていた銀色の釣竿サンペーを手に取った。 そして小太郎はサンペーを振りかぶり 「未来を釣れ!サンペェェェェェェェェェ!」 カグヤに向けて振りぬいた。 スーツの膂力に従い竿と同色の 釣り針がカグヤに向かって飛んでいった。 そのスピードはすさまじくカグヤの後方の玉座を破壊し その後ろの壁に大穴を開けた。 そして小太郎は竿に手ごたえ 何かが釣れた感触。 竿を引き一気に釣り針を戻す。 先にはアナルが引っかかっていた。 カグヤは目の前で相変わらず元気だった。