約 147,403 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6066.html
桃子(どうも、東横桃子っす……突然の告白ってどう思うっすか?私は……) 桃子「ウチの高校は駅から遠くて嫌になるっすねー」 桃子(バスは混んでるからむぎゅ……押し潰されるし、こんなときも影の薄さが嫌に、むぐっ) 京太郎「あの、よかったら座りますか?」 桃子(?……ご老人も妊婦さんもいないみたいですけど) 桃子「……もももも、もしかして私に言ってるっすか!?」 京太郎「?ああ、女子でこの混雑は大変でしょ?」 桃子「あ、ありがとうっす!」 桃子(この人、清澄の人っすよね!?私が普通に見えるっすか!?) 桃子「……清澄の麻雀部員さんっすよね?」 京太郎「そうですよ、鶴賀の東横桃子さんでしすよね。須賀京太郎です」 桃子(普通に会話できる!?しかも覚えられてるなんて……) 桃子「た、タメ口でいいっすよ!どうしてこっちに?」 京太郎「実は買い出しで……」 桃子(普通に会話……それに男子となんて、もしかして久しぶりどころか初めてじゃないっすか?) 桃子「あはは、面白いっすね……あ、着いたみたいっす」 京太郎「いつの間にか、なんだか時間が経つのが早く感じるな」 桃子「なんっすかそれ、おじいちゃんの台詞っすよ。本当に京太郎は面白いっすね、それじゃあ」 桃子(本当……こんなに楽しい『普通』、時間が経つの早すぎるっすよ。あーあ、メアドとか聞ければよかったっすねー……もう会えないかも、とか、思っちゃ……) 京太郎「桃子!」 桃子「え、京太郎!?ど、どうしたっすかバス降りるのここじゃ」 桃子(も、もしかして同じようにまた、話したいから連絡先とか思ってくれたり) 京太郎「好きだ!一目惚れした!俺と」 京太郎「付き合ってくれ!」 桃子「え」 桃子「……ええええええええっ!?」 桃子「……ッハ!?いつの間にか自分の部屋に」 桃子(そ、そうだ少し考えさせて欲しいっすって言って連絡先だけ、交換して……) 桃子「突然の告白なんてどうしたらいいか分からないっすよー!もー!」 桃子「こういう時、どうすればいいっすか?……そもそも京太郎とは会ったばかりで」 京太郎(美化30パーセント増)『あっはっはっは、おもちおもち』 桃子「そりゃかっこいいし、話してて楽しいし……あれ?断る理由ないっすね?」 桃子「……いやいやいや!そもそも一目惚れって、私のどこが……そうだ!こんな時は友達に相談っす!」 桃子「友達いなかったっす……いや!麻雀部のみんなが私にはいるっす!」 桃子「えーと、ケータイ取りだしポパピプペっと、『私のいいところってどこっすか?』」 桃子「三通しか返ってこなかったっす……」 桃子「妹尾先輩は多分メールに気づいてないっすね……」 睦月『悩みがあるなら相談してほしい』 桃子「違うっすよ津山先輩……そうじゃな、いや、でも悩みではあるっすね」 智美『モモは麻雀が強いなー』 桃子「智美先輩、そうじゃなくてこう外見とか特徴とか……」 加治木『モモは特徴がなくとも、それを逆手にとり武器にする……言うなれば特徴のないことこそが特徴に……』 桃子「それはその通りですけど!うう、どうすれば……余計こんがらがっただけっす、いや、これは悩むだけ無駄ってこと。そもそもそんなこと京太郎にしか分からない、なら私は当たって砕けていくだけっす!いや、砕けたくはないっすね」 桃子「兎に角京太郎にメール、そうだ!デートに誘ってそこで答えを出すっす!ポパピプペっと」 桃子『今度の土曜日、駅前で待ち合わせっす!』 桃子「……よし、送ったっす。あれ?妹尾先輩から返信が」 妹尾『桃子ちゃんはふくよかで可愛いよ』 桃子「……」ふにっ 桃子「ど、土曜日まで後三日!とりあえずダイエットっす!」 桃子「グロスを塗って……アヒル口ってどうやるんっすかね?い、いや別にキスを期待してるわけじゃないっすけどね……一応!一応!あ、いいものが 」 アヒルちゃんプロペラ「」 桃子「……むー?こ、こうひゅかね?」 智美「なんでモモはアヒルとにらめっこしてるんだー?」 桃子「わっひょい!?」 桃子「ね、ネイルって……今時の女子高生ってそんなことまでやるっすか?」 ゆみ「むしろ私は今までやってなかったことに驚きだよ」 佳織「駄目だよーちゃんとしないと」 桃子「うひっ、くすぐったいっすよ!」 睦月「カラコンとマスカラ、とりあえず色々揃えてみたけど……」 桃子「ありがとうございます!」 睦月「こういうのはやり過ぎても……って行っちゃった」 桃子「よし!装備は完璧っす!あとら明日に備えて寝るだけっす」 桃子「ぜ、全然眠れない」ドキドキ 桃子(だ、大丈夫っす目覚ましも三個セットしてあるし安心して寝れる……会うだけ、会うだけでそんな緊張する意味なんて) 桃子(……可愛いって言ってくれるっすかね、みんなと相談して、多分人生で一番のオシャレっす) 桃子(だ、か、ら!寝ないといけないっす!クマだらけの顔で京太郎に会うわけには……) 桃子(もしかしたら、明日から彼氏が……できるかもしれない、本当に今までだったら考えられないこと……) 桃子(あ、あはは……もう外が明るいっす……こうなったらこのまま起きてハイテンションのまま乗りきるしか……よく、考えればその方がいいっす、素面のままあったら恥ずかしくて顔みれな) 桃子「ぐう」 桃子「……んが」 桃子「……」 桃子「……」 桃子「……」 時計『待ち合わせ十分前やな』 桃子「ね」 桃子「寝坊したぁあああああああ!?」 桃子「あ、ど、どうしよう、と、とりえず顔洗って、着替え、着替え、あ、化粧……諦めるしかないっすね……と、にかく早くしなきゃ、京太郎が……」 桃子「はぁ、はぁ……急げばバスに間に合うっすね、ちょっとマナー悪いっすけど、バスの中で髪は整えるしか……」 桃子「痛っ……あ、ああ……ヒール折れたっす……これじゃあ間に合わない……こうなったらもう片方も折るっす!えい!」 桃子「ああ、もう時間が……とりあえずバスに乗って、って、なんでこんなに混んで、むぎゅ……押さないで欲しいっす、服が、今日のために用意した綺麗な服……」 京太郎「……どうしたんだろ、桃子。電話も出ねーし、なんかあったのか?」 京太郎「振られた?……いやいや!探そう、行き違いになってるかもしれないし」 京太郎「……ああ、いたいた。どうしたんだ桃子?」 京太郎(街路樹の下で、隠れるようにうずくまる桃子がそこにいた) 桃子「……今日ほど、消えたいと願った日はないっす」 京太郎「どうしたんだ?具合でも悪いのか?」 桃子「なんで怒らないっすか?遅刻したっすよ、私……遅刻して、髪もぐしゃぐしゃで、化粧もしてないし、部活のみんなで選んだ服もぐちゃぐちゃになって、背伸びして履いたヒールも折れて……」 桃子「こんな、こんなんじゃ、京太郎に会わせる顔なんて、ないっす」 桃子「私が、目立とうとしたのが間違いだったんっす、恋人なんて、誰かに、好かれるなんて、夢みたのが……」 京太郎「えーと、さ、それってつまり、いつもの桃子ってことだろ?」 桃子「……そうっすよ、いつもの、地味で、影の薄い」 京太郎「そんなことねえよ」 桃子(頭、撫でて……) 京太郎「俺は、その、なんだ、いつもの、普段の、バスで隣通し喋った桃子がとっても魅力的で、ぴかぴかして惚れたんだ。地味でもないし、影なんて薄くない、めちゃくちゃかわいい女の子だよ」 桃子(涙を流す私の顔を見て、京太郎はそう言ってくれたっす……そのとき、私が京太郎を気になっていたのは顔でも性格でもなくて……その) 京太郎「あ、また告白しちまったな……これで恥ずかしさおあいこってことでさ」 桃子(その、まっすぐに私を見てくれる眼が……) 桃子「京太郎」 京太郎「元気でたか?それじゃむぐっ!!???」 桃子「……っぷは、あ、アヒル口忘れてたっす」 京太郎「も、桃子今の……」 桃子「モモって呼ぶっすよ、だって」 桃子「恋人っすから」 京太郎「……へーへー、じゃあ買い物にでもいくか、モモ」 桃子「ってうわぁ!?お姫様だっこって……恥ずかしいっすよ……」 京太郎「お返しだ」 桃子「買い物って、どこに……」 京太郎「そうだな、服屋に化粧品……とりあえずは」 京太郎「靴屋だな」 桃子(その日、私は彼氏に買ってもらった靴を履いて帰ったっす) 桃子「と、言うわけでこれが私の告白作戦っす!同じようにすればきっとその好きな人と恋人になれるっすよ!」 咲「あーうん、もういいや、っていうか目的がなくなったというか、試合になってなかったっていうか……うぅ」 桃子「どうしたっすか?加治木先輩から恋愛相談されたときはビックリしたっすけど、大丈夫っす!他にも色々話すことはあるっすよ!」 咲「うう、部長に相談したら恋愛経験ある人紹介してくれるって言ったけどこれじゃああんまりだよ……」 桃子「代わりにと言ってはあれっすけど、ちょっと京太郎のことで聞きたいことがあって……宮永さんは幼馴染みっすから色々……」 咲「うわぁあああああん!」 カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6184.html
特別編 side新道寺 ※日記発見から中身拝見までの流れは省略します ○月×日 今日は学校は休みだったが、午前中は部活だった 相変わらず校内ランキング上位のみんなには敵わないが、今日はなかなか調子が良かった 部活が終わった後、部室の鍵を預かって、今日の感覚を忘れないうちにまた練習するために残った しばらく牌譜を見たりネト麻をしていると、帰ったはずの姫子さんが戻ってきた なんでも、俺が残っていると聞いて来てくれたらしい パンやおにぎりも買ってきてくれていた。昼もまだだったのでありがたかった それから姫子さんは練習に付き合ってくれた。校内ランキング1位に色々教えてもらうのはさすがにためになる ずっと牌譜を見て教わったり、ネト麻をしたりしているうちにすっかり遅くなってしまった 暗くなる前に姫子さんを送っていった しかし、休日にずっと付き合ってもらってこのままではさすがに悪いと思い、何かで埋め合わせをしたいと申し出た 姫子さんは気にしなくていいと言ってくれたが、そういう訳にもいかない 色々言っていると姫子さんは少し考えるような素振りを見せ、今日付き合ったのだから今度の休日に1日付き合ってほしいと言った それくらいお安い御用だ そう言うと姫子さんはいたずらっぽく笑いながら、 「2人だけよ?他の人に言うたら絶対駄目やけんね?……ね、約束」と言いながら小指を出してきた ゆびきりで約束なんていつ以来だろうか 姫子さんの指、小さくてきれいだったな そして寮の前で別れた 今度の休みが少し楽しみだ 哩「姫子ー?いつぞやの休みは『中学の時の後輩と会う』言っとったよねー?」 煌「これはすばらくないですね」 美子「部長にまで嘘ついて……」 仁美「これは姫子が駄目やね」 姫子「えっと……いや、後輩、ではあって……あ!用事が…」 哩「リザベーション」 姫子「ひうっ!?」ビビクン 仁美「さーキリキリ喋ろーかー」 姫子「あうー……ちょっと出かけただけですってー……」 △月◇日 昨日、ついついネト麻に熱中して徹夜してしまった 授業中はなんとか耐えたが、部活に行く前、限界が来て廊下で落ちてしまった たまたま煌さんが近くにいたらしく、倒れる俺を支えて、1人で保健室まで運ぼうとしてくれたらしい さすがに途中で目が覚めたが、心配だと言う煌さんに手を引かれて保健室まで行った 保険医も居なかったが、勝手にベッドを使わせてもらった ベッドで横になると、煌さんが隣に座り、しばらく説教された 倒れたかけた瞬間、かなり驚き、かなり心配したらしい 本当に悪かったと思う しばらく放っておけないと言って保健室にいたが、途中で来た姫子さんに引っ張られて行った 後で聞いたが、俺が倒れそうだったと連絡してから保健室に運んだらしい おかげでみんなに心配かけてしまった 結局今日の部活の時間は保健室で寝ていた 帰りに、わざわざ待っていてくれたらしい煌さんと帰った 改めて謝って、今後はこんなことはしないと約束した ここまで心配してくれるなんて、本当にいい人だ 哩「あん日は大変やったな……」 美子「珍しく慌てた花田が『京太郎くんが倒れたんで連れていきます!!』って言って」 仁美「そっから部長や姫子、他みんな心配しよったな」 煌「全く、徹夜で倒れるなんてすばらくないですよ」 姫子「やからってずっと京太郎の隣にいるのはどげん?」 煌「……倒れた人をそのままにしていくなんてすばらくないです」 姫子「抜け駆けもすばらくないんじゃないとー?」 煌「だからってあんなに無理矢理引っ張っていくのは……」 哩「ま、心配かけた京太郎のせいやね」 美子「2人は保健室行っとったから知らんけど、本当は部長が一番心配しよって…」 哩「美子ー!!それは言うなー!!」 仁美「……なんもかんも京太郎が悪い」 ☆月●日 今日は……正直罪悪感とか色々なもので押しつぶされそうだ 放課後、いつものように部室に行き、いつものように打とうとしていた が、たまたま足を滑らせ、煌さんの胸に顔からダイブしてしまった そりゃもう、漫画みたいに綺麗にいった(横から見ていた姫子さん談) そのまま押し倒してしまったんだが……正直、小さいと思っていた煌さんの胸だが、実際には確かに柔らかくて温かくて、正直すばらでした 勿論すぐに起き上って土下座した 煌さんは恥ずかしそうにしていたが、事故ということで許してくれた。そこで終わったはずだった 今日の俺はなにか憑いていたのかと思う 煌さんが少し俺の方に近付こうとした時、古くなっていたせいか、椅子に煌さんのスカートが引っかかった そのせいでバランスを崩し、俺は反射的に煌さんを抱き留めていた つい、と言え思いっきり抱きしめてしまって、さすがの煌さんも真っ赤になってしまった 慌てて離れたが、そしたら椅子に引っかかったせいか、スカートがずれていて……うん、白だった それからはすぐに俺は部室の外に行き、しばらくして部室に戻った 煌さんは俺と目を合わせようとせず、ずっと顔は赤いままだった うん、今思っても罪悪感がやばい でも、煌さん柔らかかった……いや何書いてるんだ俺は!! 明日どんな顔して煌さんと話せばいいんだ…… 姫子「ああ、あのどっかの漫画顔負けなラッキースケベやった時やね」 美子「アレはもう狙っとるかと思ったよ」 煌「狙ってあんなことできませんって!!」 哩「……花田、すばらやったか?」 煌「それはすば……」 仁美「止まっとるよ」 煌「……ノーコメントでお願いします」 哩「おい顔赤かぞ」 姫子「京太郎も赤かったし……同じことばすれば……」 哩「姫子ー?変なことしよったらリザベで止めるけんなー?」
https://w.atwiki.jp/kureohu/pages/24.html
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました おじいさんとおばあさんは一緒に川に洗濯に行きました 男女共同参画社会の実現です するとすると、川の上流のほうから、桃が流れてきました しかもただの桃ではありません とてもとても大きな桃です おじいさんとおばあさんは桃を引き上げようと思いました 「どっこらしょっとどっこいしょ」 「どっこらしょっとどっこいしょ」 人がいない川辺に、掛け声が響き渡ります おじいさんとおばあさんは二人で桃を受け止め、川から引き上げました おじいさんとおばあさんは二人で一緒に、家に桃を持ち帰りました おじいさんは男女共同参画社会の乱で使った刀を使って、桃を真っ二つにしました すると、桃の中から血みどろの桃太郎が出てきました おばあさんとおばあさんは一緒に、医者のところに行きました お医者さんは「仲良く男女平等に行動していますね」と言いました お医者さんは腕がよかったので、すぐ桃太郎は完治しました このころから、鬼ヶ島に鬼が住み着き始めました 桃太郎はすくすくと成長し、1週間もたたないうちに青年になりました 桃太郎はおじいさんとおばあさんへの恩を返すため、鬼退治をすることにしました そして、桃太郎の旅立ちの日 おばあさんが、袋を渡しました おばあさんは「これはキビダンゴだよ」と言いました おじいさんは「キビダンゴは最強の団子じゃ」と意味不明なことを言っていました そして男女共同参画社会の乱で使った刀をくれました そして桃太郎は旅に出ました 桃太郎が歩いていくと、桃太郎を治した医者と合いました 医者は「キビダンゴをくれるなら君についていこう」 と言いました 桃太郎は、「せっかくですがお断りします」 と言いましたすると、医者が怒りました 「私のせっかくの好意を無駄にしやがって!」 桃太郎は走って逃げましたが、まだ追いかけてきます 医者は叫びました「あの時もそうだった!看護婦に告白したのに奴は私を振った!この私をだぞ!?いくら年収があると思っているんだ!ヒャヒャヒャ!当然殺してやったさ!」 それをいった瞬間、どこからともなく、黒い服を着た人たちが集まってきました 桃太郎や医者の何倍もの速さで移動しています そして、医者に近づき、首に注射を刺しました 医者は「何をする貴様ら!」 と言いました 黒い服の人は、「禁止語句『看護婦』を確認、処刑を実行」 と言いました 「ぎゃあああああああああああああああああああ!」 医者は腹にナイフを刺され、悶えていました 黒服は「毒がぬってあります」といいました 黒服は医者の足を適当に折ってから、どこかに消えました かくして桃太郎は医者を倒しました 桃太郎は歩きつかれたので、宿にとまることにしました 桃太郎が宿に入ろうとすると、「キャウンキャウウン!」と犬の叫び声が聞こえました 桃太郎が近づくと、宿の主人らしき男性が、「こんにちは」と犬を叩きながら挨拶してきました 桃太郎はあまり関わらないほうがいいと思い、無視しました すると主人らしき男性が「ぐぎゃああああああああああ」と叫びました 桃太郎は何事かと思いその方向を見ると、主人らしき男性が犬にかまれていました 男性は暴れましたが、何分かして死にました 犬は「こんにちは、お泊りですか?」と聞いてきたので 桃太郎はやっと安心して、「はい」と答えました 犬は「何日間の滞在ですか?」と聞きました 「1日です」 「そうですか」 「料金は?」 「1両になります」 「そうですか」 桃太郎は犬と一夜を明かしました 桃太郎が起きると、豪華な朝食が並んでいました。 犬は「久しぶりに作ったので時間がかかってしまいました」と言いました 桃太郎は「豪華な肉料理ですね」と褒めました 桃太郎が食べ始めると、犬は「すいません」と言いました 桃太郎は「何のことでしょうか」と言いました 犬は、「実はきびだんごを食べてしまいました」と言って、土下座しました 桃太郎はかなりイラっとしましたが、仕方ないので「あなたが仲間になるなら許しましょう」と言いました こうして犬が仲間になりました 桃太郎と犬が歩いていると、桃太郎はふと、朝の肉は何のお肉だったのか疑問になりました なぜなら、とてもおいしかったからです 桃太郎が犬にそのことを聞こうとした瞬間、キジの群れが桃太郎を襲いました 桃太郎はびっくりしてその場に尻餅をついてしまいました すると地中から、巨大なモグラの夫婦が出てきました 桃太郎はびっくりして「かごめかごめ!」と叫びました すると森から、「キャメロッサマン!」と叫ぶ ケダモノタチガデテキタ アシヲメガケテカミツクモグラ メヲツツクキジ セマッテクルケダモノ 桃太郎は絶体絶命と思って、桃ビームを放ちます きびだんごはモグラ二匹の頭を貫通して、全治二週間の大怪我を負わせます キジどもはびびって腰を抜かします ケダモノどもはあっちのほうからきた黒服に両手を切り落とされます こうして桃太郎は助かりました 桃太郎は片方の目が見えなくなりましたので、晴れて独眼流になりました キジを一羽一羽、桃太郎は殺していきました 死んだキジは犬に食べられました 最後の一羽に、桃太郎はきびだんごを食べさせました するとキジは、桃太郎の忠実なる奴隷となりました 桃太郎は鬼が住む近くの温泉街に来ていました 桃太郎は重い、おじいさんからもらった男女共同参画社会の乱で使った刀を売り、お金に換えました 桃太郎は近くで一番高い温泉宿に入ると、キジにお金を盗ませて、がっぽがっぽと稼ぎました こうして宿一番の富豪になった桃太郎はとりあえず軍隊を作りました お金があれば人は集まってくるものです 1ヵ月後、きびだんご補給隊が帰ってくると、桃太郎はついに軍で鬼を攻めました 鬼は鬼みたいに強く、みんな死にました もちろん桃太郎は主人公ですから、死にません 桃太郎はなんか疲れたので、温泉で休んでいると、サルが温泉に入っていました みんな死んでしまったので、温泉は荒れていたからです かつて賑わっていた温泉街の面影はまったくといっていいほどありません サルは桃太郎に「ウキー」といいました キジでさえ日本語をしゃべり、理解できるのに、サルはいまだに識字率が5パーセントぐらいしかなく、自分がいかに下等な生物かを知らしめていました 桃太郎はサルを鬼たちに特攻させようと思い、きびだんごをあげました するとサルは、英語を話せるようになり、桃太郎の友達になりました 桃太郎は鬼の住むところに近づいて、キジにきびだんごをたくさん食べさせて、「鬼の財宝をとって来い」といいました サルは「ano kizi daijoubu desuka?」と言いましたが、桃太郎は無視しました 桃太郎は「いったん温泉街に帰ろう」と言うと 犬が「わんわん!」と言ったので、桃太郎はイラっとして、犬にもきびだんごをたくさん食べさせて、鬼のところに行かせました。 やはり言葉は大事です 変に使うと、相手の怒りを買ってしまいます 何分かたつと、犬が「キャウンキャングウギルピャ~」と断末魔をあげて鬼に食べられていました キジは意外にうまく立ち回り、何人かの目を潰しましたが、最終的に鬼に握りつぶされ「マキャヴェリ!」と叫んだ後、食べられました こうして桃太郎はこの日は帰りました 何日かすると、犬、キジを食べた鬼は発狂し、その妻に暴力を振るいはじめました もちろん黒服に心臓を一突きにされた後、首をはねられ、足を切断されました 桃太郎は、その様を見て、ニヤリと笑いました 黒服ににらまれました その次の日、桃太郎はサルに「きびだんごをもてるだけ持て」と言いました そして、自らもきびだんごを持って鬼の住むところに行きました 鬼はちょうど、昨日なぜ鬼が発狂したのか、黒服はなんなのか、とみんなで集まって話し合っていました 一番年を取った鬼が話をまとめました 発狂する前の鬼は気分が悪かった つまり頭にくる病気かなにかと思われる 。。。黒服に関して。。。 黒服に抵抗しようとしたが全くかなわなかった おそらく先の国会で提出された男女共同参画社会の法案が可決されている 黒服は政府公認部隊だと思われる 異性への暴力を行った場合即死刑になる という結論に至ったようです 秘境にある、鬼が住むところまでは男女共同参画社会の法案の話はまだ伝わってなかったようです その話し合いの間、桃太郎は鬼の酒蔵に忍び込み、樽にきびだんごを入れました ザッザッザ・・・ 鬼は話し合いが終わったのか、酒を取りにきました 鬼の夫婦です サルは「dou simasu!!??」と言いました 桃太郎は、「be silent!」と言いました しかし! サルはくしゃみをしてしまいました オニガキヅイタネ ナンダナンダ!? ダレダカクレテルノハ! 「daremo imasen yo!」 イルジャネエカヨ! ブッコロシテヤル! オニガキヅイタネ ケドオンナニボウリョクフッタラ黒服ニ・・・ ソウダ!ドウシヨウ・・・ ウーン・・・ 「souda bouryoku ikenai」 ヤッパコロス! ヤッパコロス! オニガキヅイタネ イセイ(異性)ヲコロシタトキ黒服ガクル ツマリアイテノセイベツヲシラベテカラコロセバイインダ オレタチフウフダシナ! 桃太郎は、サルに「do you believe in God ?」と言って、 サルをぶん投げました サルは「huzakennnaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」と言いました サルは鬼に捕まり、拷問されました それを見ながら鬼は酒を飲みました 次の日、桃太郎は「ついに独りになってしまったか」と嘆き「皆のためにも鬼を倒さないと」と、冗談を言いました 鬼たちは、気分があまりよくなかったので、寝込んでいました 桃太郎は鬼の住むところに行き、長老の家に火をつけました 当然鬼たちは怒って、桃太郎を捕らえようとしました しかし捕まえることはできませんでした 鬼たちは頭がぐらぐらしていました 少し気分もよくなって、なんだか雲の上を歩いている感覚だったのです 鬼が全員集まったところで、桃太郎は言いました 「君たちは現在麻薬である『きびだんご』の中毒者だ」 「『きびだんご』は摂取して1日後に効果が現れる」 「何日も摂取しなかった場合、発狂することになる」 「先日死んだ君たちの仲間がいい例だ」 「発狂しても死には至らない」 「しかし男女共同参画社会の法案が可決されているため、発狂し異性に危害を加えた場合黒服に殺されるだろう」 「今私を殺したら、『きびだんご』の供給は絶たれ、君たちは全員死ぬことになる」 「私の要求は、君たちから私への絶対の服従」 鬼たちはもはやどうしようもありませんでした こうして桃太郎は鬼の王になって、鬼桃と呼ばれるようになりました 周りの村を薬物汚染し、ひどい搾取をしました いつしか自分も『きびだんご』の中毒者になっていました おじいさんとおばあさんは『きびだんご』を大量生産しました 鬼はその『きびだんご』を輸送しました 何年かが過ぎて、鬼も『きびだんご』の製造方法を知りました しかし鬼桃には逆らいませんでした 鬼桃は完全に「王」でした 鬼桃は忘れませんでした 男女共同参画社会の法を 鬼桃は忘れていました 悪は成敗されるということを ある日、鬼桃が起きると、 側近が「近くの村に行った伝令兵が帰ってきません」と言いました 鬼桃は寝坊でもしていたら殺してやろうと思いました 近くの山がなぜか黒く見えました 鬼桃は知りませんでした。気づきませんでした。分かりませんでした。 国会で、麻薬取締法が可決されたことを。
https://w.atwiki.jp/sorimachi/pages/4.html
昔むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがおりました(m) 二人は死後2ヶ月でした。(y) おじいさん「なぁ、なんでワシら成仏できへんのやろうなぁ・・・」 おばあさん「はて、なんででしょうねぇ・・・」(i) おじいさん「三途の川に流れてた、あのでっかい桃を食っちまったのがいけねえんだろうか・・・」 おばあさん「あれは、うまかったですねぇ」 おじいさん「何かいい方法はないもんじゃろうか・・・」 と、その時。(k) おばあさん「あいたたたたっ!あいたたたたっ!おながが痛いぃ・・・」 おじいさん「ばあさん!どうしたっ!?急に腹が痛み出したのか??あの桃があたったんじゃねぇのか?」 おばあさん「うぅうう、うまれる!!うまれる!!」(i) 桃太郎「おぎゃーおぎゃー」(y) まんまるとしたかわいい桃太郎が生まれました。 おじいさん「おおー、なんてかわいい子なんじゃ」 おばあさん「こりゃあ、ぶったまげたのう」 おじいさん「いやいやばあさん、ワシも嬉し・・・。ウウッ!!痛え!!」 おばあさん「どうした、じいさま!!」 おじいさん「なんだかワシも急に腹が痛・・・」 おばあさん「なんてこった!!」 おじいさん「うぅうう、うまれる!!うまれる!!」(k) おばあさん「じ、じい様ぁ〜、大丈夫けぇ? 顔が真っさおじゃけぇのぉ じいぁま「はぁ、はぁ、はぁ」 ばぁさま「あぁ、大変じゃぁ大変じゃぁ、じいさまぁが死にそうじゃ〜、誰か〜! 誰か〜!」 じいさま「あほぉ、ばあぁさま、わしらはもうとっくのとうにしんどるんじぁ、いまさら腹のひとつやふたつ、どうにでもなるべぇ、それに、こんなところじゃ、誰もおりゃせんよ。それより、腹の中で何かがごろごろ動いとるんじゃ。こんなのは生まれてはじめてじゃよ。」 ばぁさま「し、しかし、じいぁま、さっきから顔色が すんげーわるいでーの。どんどん、どんどん、ひんどくなってきよる」 そうこうするうちに、じい様の顔色はみるみるわるくなっていきました。 じいさま「あぁ、もうだめじゃ、でる、でるぞーーーーー!」 ドゥブシュク!(生まれた効果音) おじいさんは、大きな大きな卵を生みました。 おじいさん「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」 おばさん「お疲れ様です。おじいさん。ちょっとお茶でも飲んで休憩しましょう。」 おじいさん「そうじゃな。そうしよ。」 おばあさんは湯のみを持ってきました。 おじさん、おばあさん、桃太郎は無言でお茶をすすりました。(鳥) 一息ついたところで、桃太郎が言いました。 桃太郎「おじいさん、おばあさん、僕を生んでくれてどうもありがとう。僕は実は、桃太郎なのです。あのにっくき鬼どもを退治するためにこの世にやってきたのです」 おじいさん「まあ、あの世だけどね」 桃太郎「(聞いてない)僕は鬼ヶ島に行かねばなりません。旅立つ僕をお許しください」 おばあさん「だったら、この卵をもってっておくれ。わしらが持ってても仕方ないしのう。それに、食べれば栄養もつくじゃろうし」 桃太郎 「(驚く)えっ・・・。キビダンゴはくれないんですか・・?」 おばあさん「あ、いや、べつに・・・。」 ちょっと気まずい雰囲気が流れました。桃太郎の眉間に寄るその皺は、どこか秋の荒ぶる日本海を思わせました。(小島) 桃太郎は、「この世」に旅立つことにしました。「おじいさん、おばあぁん、いままでお世話になりました。あと、この卵も大事にします!それでは、鬼どもをやっつけてまいりますので、どうかあの世から見守っていてください。」 おじいさん、おばあさん「達者でな〜」 この世につくと、桃太郎は、早速動物園にいきました。猿とキジを仲間にするためです。(も) 桃「ふう、ここが上野動物園とやらか」 桃太郎はすぐにサル山に向かいました。 そこでは、ちょうど、猿とカニが合戦をしている最中でした。 桃「ん?きみたちはなにをしてる?」 猿「おまえはどこからきた?ちょうどよかった、今カニと戦ってて大変なところなんだ。俺はどうしてもこの柿の木を、カニの手から守らなければならない。力を貸して欲しい!」 桃太郎は猿と一緒に必死でカニと戦いました。 その結果、ついにカニをサル山から退治しました。 桃「やったやった!カニを退治したぞ!」 桃太郎は大喜びで、おじいさんとおばあさんの待つあの世へ帰りました。 桃「おじいさんおばあさん!ボクはカニを退治してきた!」 おじいさん「おかえり桃太郎。おや?カニを退治してきたって?おまえさんが退治するといったのは鬼ではなかったのか?」 桃「・・・しまった!カニとオニを間違えた。語尾は一緒だけど全く違う! あの猿め、うまく俺をだましやがって」 桃太郎はふたたびあの世を出発する準備にとりかかりました。(陽) 桃太郎は犬を仲間にするために埼玉県警察本部に出向きました。 「やっぱり、強い犬といったら警察犬だろう。 すいませーん。警察犬一匹貸してくださーい。」 「だめだめ!!こっちだって忙しいんだから!!」 通りすがりのデカが答えました。 「そうかぁ。よし、こういうとき警察には賄賂を渡すもんだよな。お腰につけたキビダンゴを・・・じゃなかった、お腰につけたおじいさんの卵を・・・。」 桃太郎は卵を差し出しました。 そのときです、 「パキパキ」 卵は割れ、中からチワワが生まれました。 「ホントウに欲しいものって、実は自分のすぐ側にあるんだな・・・。」 桃太郎はなんだか急にこの世界がいとおしく感じられました。(鳥) ちわわ「ご主人様、ご主人様!」 桃太郎「ん?どうしたんだい?」 ちわわ「ご主人様、私に名前をください。」 桃太郎「んー、そうだなぁ。じゃぁ ちくわ なんてのはどうだ?」 ちわわ「わー、かわいい。今日から私はちくわです。よろしくお願いします。」 桃太郎「やっぱりやめた、千代の富士にしよう。」 ちわわ「えー。」 桃太郎「うむ。いい名前だ。鬼を倒すためには、まず、名前が強そうじゃなくちゃな。ただでさえ、ぷるぷるしてて弱そうなんだから、あれだ、名前くらいはったりでいこう! よし、千代の富士、ロードワークにいくぞ!まずは足腰を鍛えるんだ。」 桃太郎と千代の富士はこうしてお散歩にでかけることにしました。(も) 二人はジョギングをしてまわりました。しばらく行くと、となりに一人のオヤジが併走してきました。オヤジは上下カッコいいジャージとサングラスを身につけ、ipodで音楽を聴き、これみよがしに呼吸を整えながら、ジョギング初心者の二人を牽制してきます。 千代の富士「桃太郎さん、なんかあいつイラッときますね」 桃太郎「んだな。殺っちまうか」 ふたりはオヤジを奇襲しました。 オヤジ「うわあ~っ!助けて!!」 オヤジは死にました。桃太郎はオヤジの身ぐるみを剥いで、持って行きました。 そのとき、二人は後ろから呼び止められました。 「コラッあんたたち!!!そんなイケナイことして、許しませんわよ!!!」 振り向くと、そこにはキジ・・・みたいな鳥顔のオバサンが、エプロンつけて箒を持って、立っていました。(小島) 桃太郎「やべ、見られた! 千代、逃げるぞ!」 千代「はい」 桃太郎と千代の富士は全力で逃げました。 きじばぁ「ちょっとあんたたち、待ちなさいよ!」 おばちゃんは、見事に鍛え上げられた四肢を駆使し、圧倒的な速さでぐいぐい追いついてきます。 桃太郎「やべぇ、追い疲れる!」 おばちゃんは、あっという間に追いつくと、そのまま追い抜いていきました。 桃太郎、千代「えっ!?」 キキィー!!! ドーン! おばちゃんは車に轢かれました。そして、ちだらけの姿で帰ってきました。 おばちゃん「はぁ、はぁ、はぁ、つい昔を思い出して、本気で走ってしまったわ。あぁ、ジョイナーと走ったあの日を思い出すわ。あんたたち、ありがとうね、あのジョギング男、下着ドロボーだったのよ。私は、レレレのおじさんをよそおって、はりこんでたのよ。」 男のジャージのポケットからは、エッチな下着がでてきました。 おばちゃんは、死体から金目のものをあさりました。しかし、ipodしかでてきませんでした。 おばちゃん「ちっ、しけてるわね!んじゃ、あんんたたち、私は、帰るわよ。」 千代「桃太郎さん、桃太郎さん、あのおばちゃん、なんとなくキジっぽいし、きっとめちゃくちゃ強そうだから、仲間にしましょうよ」 桃太郎「うん、そうだな。おばちゃーん、これから鬼退治にいくんだけど、仲間になってくれませんか?」 おばちゃん「ふむ。いくらでるの?金しだいね。それに、昔のドーピングのせいで、私がたたかえるのは、3分間だけよ。」 桃太郎「お金なら、鬼を退治すれば、鬼のうばった金品がたっぷりありますよ。是非いきましょう!」 おばちゃん「なるほどね。その話のったわ!じゃあ、ちょっとまってて、洗濯物とりこんできちゃうから。それにこのちみどろの服もきがえたいわ」 こうして怪力おばちゃんが、仲間になりました。 (も) いよいよ、桃太郎一行は鬼が島へ向かうことにしました。 桃太郎「いくぞみんな!鬼が島へレッツゴー!」 千代「鬼が島ってどこなりか?」 鬼が島の場所を誰も知りませんでした。そこでおばさんが提案しました。 「あら、とりあえずタクシーにでも乗って、運転手さんに連れてってもらえばいいんじゃない?」 桃太郎「ナイスアイデア!そうしよう。」 桃太郎たちはタクシーに乗り込みました。 桃太郎「鬼が島までお願いします。」 運転手「・・・。お客さん、悪いことはいわねえ。そこへ行くのはよしといたほうがいいぜ」 桃太郎「どうしてですか?」 運転手「あそこは今、史上稀に見る混乱ぶりで、島全体のあちこちで戦いが起こり、人々はみな大変な状況に陥ってるからですよ。」 桃太郎「だからこそ、私たちは、その元凶である鬼を退治しに行こうと思ってるんです。」 運転手は一息呼吸を置くと、話を続けました。 運転手「あんた、なんのつもりでそんな気をおこしたのかは知らないが、一方的に鬼が悪いから退治するなどと、身勝手なことを思ってはいないか?」 桃太郎「違うんですか?」 運転手「そんな、くだらない昔話やハリウッド映画みたいに、単純な勧善懲悪の問題だと思っていたらとんだ大間違いだぜ。 もともとなぜ鬼が人々を困らせ始めたのか、そもそも鬼とは誰なのか。あんたたちは何も知らないのじゃないのか?」 桃太郎「・・・。確かに何も知りません。」 運転手「あんたみたいのが勝手に鬼と戦って、英雄気取りになるのが一番タチが悪いんだよ。 あんたたちは鬼を敵だと思っているが、向こうの鬼にしてみても、あんたたちは自分を攻撃してくる敵に他ならない。 互いに互いを敵だと思っている。だからこそ衝突は起こるわけだが。昔のように、一方が敵で一方が悪などという考え方では、いつまでたっても争いは収まらない。世界は確実に多極化していくんだ。そこを理解した上で行動しないと、余計あんたたちは人々を混乱に陥れることになるぜ? それに、あんたたちは戦いで傷ついた者の気持ちを考えたことがあるか。相手が誰であろうと、情けを持ったものならば、どんなにそれが辛いことかわかるはずだろう」 桃太郎「・・・」 運転手「あんたたちは行動が軽率すぎる。まずはもっと戦略を練るんだ。そのためには、もっと様々な状況を詳細に知らなくてはならない。」 桃太郎「確かにそんな気がします。」 運転手「よし、じゃああんたたちのためになりそうな所へつれてってやろう」 運転手はタクシーを走らせました。(陽) タクシーは長いこと走り続けました。 桃太郎一向は、しらずしらず、深い眠りに落ちていました。 運転手「お客さん、おきな! ついたよ。」 目の前には、大きなスペースシャトルがそびえたっていましあた。一向は驚嘆の声を上げました。 ちわわ「すごいなりー。いったいここはどこなりか?」 運転手「お客さん、スペースシャトルといったら、種子島だろう。ほんと世間知らずもいいところだな」 きじ「いや、あんた、そもそもなんで、私らが、種子島なんかにつれてこられなきゃいけなんだよ! ま、まさか! あんた、鬼が島と、種子島ちょっと似てるからって。。。ギャ、ギャグ!?? それってギャグ?? ひえぇぇ、ナンマイダブナンマイダブ。」 桃太郎「いやぁ、しかし、でっかいもんだなぁ、スペースシャトルって! それで、運転手さん、いったいうちらはここに何しにきたんですか?」 運転手「そう、そうだな。まずは、このスペースシャトルにのって宇宙からこの気球を眺めてもらいたい。、丸くて、青いこの地球をね。世界地図にのってる国と国の境界線なんて、どこにもない、ありのままの地球をみるとな、ほんとうに感動するぜ。そして、自分たちの争いがいかに意味のないことなのか、身にしみて感じるはずだ。」 千代「わぁー、すごーい! みてみたーいなりー。キテレ、あ、いやいや、桃太郎さん、桃太郎さん、是非、宇宙へいってみましょうよ!」 桃太郎「なるほど。それは確かに必要かもしれませんね。僕自身、運転手さんに先ほどいわれたことがまだ、ひっかかっています。まだ生まれたばかりですが、当然鬼を退治するのが、僕の使命だとおもっていました。この地球を外から眺めて、何かに気付ければと思ってます。」 きじ「ちょっと、まちな、あんたたち! 宇宙旅行っていったら、何千万も金が必要なのよ! あんたたちまだ打ち出の小槌も手に入れてないのに、どこにその大枚があんのよ!」 運転手「きじこさん、心配しなくて平気ですぜ。フランシスコザビエル卿の預言によると、あんたたちの鬼が島での戦いは、相当惨いものになる。大勢が死ぬんだ。そして、種子島の連中はそれをとめるために、こうして、今日までこつこつ準備してきた。あんた達を宇宙へつれていくためにな。ここの島の連中は、みんな平和を愛してる。だから金なんていらねぇよ」 千代「すごいなりー。ただで宇宙食がたべれるなりー。」 桃太郎「コロ、いやいや、千代、やったな。楽しみだ。」 きじ「うーん、なんか怪しいわねぇ。話がうますぎないかい?」 千代「きじおばちゃん、考えすぎですよー、だって、運転手さんだってこんなにいい人じゃないですか。素直に喜びましょうよ。」 運転手「さぁさぁ、それじゃぁ、フライトは明日ですし、今日は、宴といきましょうや。それに三代目ザビエル卿にもあっていただきてぇ。みんなあんた達を心待ちにしてたんだ。」 桃太郎「よし、それでは参りましょう。」 あたりはもうすっかり暗くなっておりました。一行は運転手につれられて宴の席につくことになりました。 運転手「しめしめ」 運転手は、不敵な笑みをうかべていましたが、それに気付くものはおりませんでした。(も) 宴はそれはそれは盛大なものになりました。 3人は島の人々に迎えられ、飲めや歌えやの大騒ぎでした。 みんなすっかり上機嫌になり気がつくと3人はすっかりお酒も回り、そのまま眠ってしまいました。 千代「う~ 気持ち悪い・・・ 吐きそうだ・・・ トイレに行かなきゃ。あれ?周りにいた島のみんながいなくなってる。 桃太郎さん!きじおばさん!起きてください! 起きてくださいよ! だめだ 全然起きないや。 おえ ダメだ トイレはどこだ?探しに行こう」 千代の富士は部屋からでてトイレを探し始めました。ふと窓の外を見ました 千代「え~~ 何だこれは?飛んでるじゃないか~ ひょっとしてこの建物は宇宙船だったのか?大変だ二人に知らせなきゃ! うっうわ」 * 「思ったより早く気づいてしまったか。ふんっ」 千代「うげっ」 桃太郎が目を覚ますと、大きなホールの真ん中にいました。 一段下がったフロアには大勢の島民が並んですわり一つの方向を見ています。 その先にはここまで連れてきてくれたタクシーの運転手さんが立っていました。 桃太郎「運転手さん!これはどういうことですか?」 運転手「こうするしかなかったんだよ。私が三代目ザビエル卿だ。」 島民たち「ザビエルまんせー」 桃太郎「お千代!」 千代はぐつぐつ煮立った土なべの中で煮込まれていました。 千代「はうあぁ はうあぁ で でる 」 桃太郎「くそう!どうすればいいんだ?そうだこんなときのために、きじおばさんを仲間にしたんだった!きじおばさん!千代を助けてやってくれ!」 きじおばさんは桃太郎の横でなぜか、サナギになっていました。 桃太郎「くそう、こんな時に!ザビエル!お前はいったい何が目的だ?」 ザビエル「お前ら、おに退治に行くといったな?おにが島がどこだか教えてやろう。あれだよ」 桃太郎「地球?」 ザビエル「そうだ。あのきれいな青い星だよ。あのきれいな星にすんでいる人間たちだよ。彼らは絶えず互いに憎しみあい、殺しあっている。おに以外の何者でもないではないか?私たちはそいつらを一掃し、そこにわれわれだけで新しく争いのない国を作るつもりだ。 おに退治がしたいんだろ?この船にはそれを可能にするだけの兵器が搭載されている。手伝ってくれるな?」 桃太郎「くそう 千代が捕まっていなければ!」 ザビエル「う~ん いいだしが出ているぞ。じゅるじゅる。お前もどうだ?」 桃太郎はお千代のだし汁を受け取り、一気に飲み干しました。薄味でしたが深みのある味でした。 そのとき、ぴしぴしとサナギにヒビが入りました。 きじ「ふー」 サナギから出てきた、きじおばさんの背中からは小さな羽根が生えていました。 きじ「ふー 心配しなくても大丈夫よ。これで4分間は戦えるようになったから。」 きじおばさんは関節をぽきぽき鳴らしながら言いました。(レッズ) ザビエル「1分伸びただけではないか!」 キジおばさん「四の五の言わずかかっておいで」 ザビエル「生意気なっ!!」 二人の攻防は続き、早くも4分間を過ぎようとしています。 キジおばさん「そろそろワタシは戦えなくなる。千代のだし汁はそのくらいにして桃太郎後は頼んだよ!」 桃太郎はだし汁の入った茶碗を置き言いました。 「うるせっ」 キジおばさん「あんた主人公でしょうが」 桃太郎は爪楊枝を捨てて言いました。 「うるせっ」 キジおばさん「いいかげんにしな!」 「うるせっ」 キジおばさんは途方に暮れています。 そうです。桃太郎は反抗期を迎えたのです。年頃なのです。体は大人、心は子供。大人は汚い、でも自分もそれになりつつある、そんな年頃なのです。 ザビエル「臆したか桃太郎」 「うるせっ カーーぺッ!」 ザビエル「きさま、宴の席にタンを吐いたな!」 「カーーぺッ」 反抗は止まりません。宴の席はますますタンで汚されていきます。 「カーーペッ」「カーーペッ」「カーーペッ」 ザビエル「くっくそぉぉぉ」 ドテッ!!(ザビエル倒れる) ザビエルの精神的ダメージは計り知れず、ついに倒れてしまいました。 桃太郎「とどめだ。・・・・・カーーーーーぺッ」 桃太郎はザビエルの顔めがけてタンを吐きました。 今日一番のタンであった事は言うまでもありません。 キジおばさん「さっすが!やったね☆」 キジおばさんはハイタッチを求めます。 もちろん桃太郎はのりません。反抗です。 キジおばさん「まあいいわ。勝ったんだから」 と、その瞬間。 「オブリガード!モモタロウ」 桃太郎「・・・・」 キジおばさん「・・・だれ?」 「ワタシハ、ホンモノノザビエルデース。アイツニ、トジコメラレテイマシタ。ホントウニ、オブリガード。オレイニ、コレヲ」 桃太郎達は何かの鍵を受け取りました。 「コノカギハ、シンジュクのロッカーノカギデース。ユータチガ、メザスオニガシマハソコ二アリマース。」 千代「目指すは新宿!新宿にもどろう!」 桃太郎はザビエルに蹴りをかまし、新宿を目指すのであった。(はじめ) 新宿に戻った桃太郎たちは、鍵の合うロッカーを必死で探しました。 千代「これだ!やっと見つけたぞ!」 それはふつうより少し大きなロッカーでした。ちょうど人が一人入るくらいの大きさです。 桃太郎「よし、開けるぞ!」 * 「がちゃ」 そこにはのれんがかかっており、お店の入り口のようでした。 桃太郎たちはのれんをかきわけて中に入ることにしました。 ピン子「いらっしゃ~い」 そこは幸楽でした。橋田壽賀子の世界です 。 ピン子「なんだ、あなたたちかぁ ちょうどよかった。今お店が忙しいのよ!手伝ってちょうだい!」 桃太郎たちはまったく面識がなかったのですが、他にすることもないので手伝うことにしました。 ピン子「ほら、あなた!こんなお皿の洗い方じゃだめよ!お皿って言うのはこうやって洗うの。ね?わかった?」 厳しさの中にあたたかさとやさしさのある指導を受けていく中で、ギザギザしていた桃太郎の心はだんだんとまるくなっていきました。桃太郎はこんな母親の姿を求めていたことに気づきました。 ピン子「あ やっと終わった~ ありがとうね。助かったわ。」 桃太郎の目は涙であふれていました。 ふと隣を見ると、きじおばさんも号泣していました。きじおばさんも人情にふれ、今までの自分を振り返っていたのです。 きじおばさん「うぅ・・ うぅ・・ わてがまちがっとたわぁ 自分が母親の代わりしてやらんかったから、ぐれてもうたんやなぁ・・ すまんなぁ・・ わし もう少しここで働くわ。今のままではあんたらのあしひっぱるだけやわぁ これ受け取ってくれや あいつが戦かってる最中におとしたものや。 そのまま、ねこばばしようとしてたんや ほんとだめなやっちゃな わしは・・・」 ピン子に慰められながら、きじおばさんは涙を流しながら桃太郎にそっと手渡しました。 それは個室ビデオの半額券でした。(レッズ)
https://w.atwiki.jp/zzzhonki/pages/21.html
承太郎 承太郎とは、ぷーれの愛猫であり視聴者にも愛される天使の名前である。 承太郎ディッシュプレート事件 の主犯。 ただし「非常食にするぞ承太郎」「邪魔したら焼き肉にするぞ承太郎」等のぷーれの発言から、虐待の噂がささやかれている。 事実かどうかはいまだ明らかになっていない。 また、ぷーれ宅に引き取られたのは2018年5月5日で誕生日は2017年5月6日。2024年に7歳を迎える。 誕生日にはみんなで承太郎の生誕を祝おう。 4歳になった承太郎は人間換算で32歳である。ちょうど同年にぷーれも32歳を迎えた。 YouTubeにも承太郎はアップロードされているので、ぜひご覧に入れたし。 「にゃーんだな、承太郎」 参考動画 (YouTubeより) 再生リストはこちらから なおYouTubeのメンバー登録(月額190円)をすると承太郎のプライベート写真が不定期で見られる。 他にも「あスタンプ」や「や金ずスタンプ」を使えるなどの特典もあるため、興味がある方は登録をオススメする。解約はいつでも可能なため、まずはお試しで登録してみてはどうだろうか。 余談だが、承太郎の名前の由来は嫁ぷーれが「名前は(戦国武将みたいな)漢字がいい」と言い、ぷーれが「じゃあ承太郎はどう?」と提案した結果採用された。にゃーんだな承太郎
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/1120.html
【元ネタ】長野県・静岡県の民間伝承 【CLASS】アーチャー(アサシン) 【マスター】 【真名】早太郎 【性別】雄 【体長・体重】108cm・18kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 【固有スキル】 戦闘続行:B 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 また、致命傷を受けても主人の下まで帰り着く能力。 野生:B+ 狼の本能。発達した五感と危険察知能力を有する。 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、 野生動物の本能としての気配遮断を行うことができる。 【宝具】 『見付天神山津白羽矢(みつけてんじんやまつしらはや)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 山神が人身御供の娘を選定するのに用いた白羽の矢。 この矢で指し示した対象の容姿・気配といった外面を模倣し、敵を欺く事ができる。 ただし、自らが攻撃態勢に移るとこの効果は解除される。 また、能力・精神といった内面を模倣する事はできない。 この矢で選定された娘に代わって箱に隠れ、山神を待ち受けたという伝説の具現である。 【解説】 長野県駒ヶ根市、並びに静岡県磐田市の伝説に登場する英霊犬。 今は昔、一匹の山犬(狼)が信州信濃(現在の長野県駒ヶ根市)の光前寺の縁の下で子供を産んだ。 光前寺の住職は彼女らを手厚く世話してやり、その事に恩義を感じた山犬は山へと帰る際、子犬を一匹、寺に残していった。 住職はその子犬に早太郎と名付け、我が子のように大切に育てていた。 同じ頃、遠州府中(現在の静岡県磐田市)の見付村には毎年、秋の祭の夜、山神に人身御供を捧げる因習があった。 人身御供として捧げられるのはいずれも年若い娘であり、その娘の家には予め山神によって白羽の矢が突き立てられていた。 そうして見初められた娘を白木の箱に入れて夜の社に置いておくと、翌朝にはいなくなって二度と帰る事はなかったという。 ある年、見付村にやって来た旅の僧が山神の正体を暴いてやろうと隠れて様子を窺っていた。 すると年老いて妖怪と化した巨大な狒々が現れ、 「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」 等と歌いながら。人身御供の娘を攫っていった。 それを聞いた旅の僧がすぐ信州へと向かって捜して見れば、早太郎とは光前寺で飼われている狼の早太郎の事であった。 子犬から精悍な狼へと成長していた早太郎は旅の僧に乞われ、共に見付村へと向かう事になった。 そうして翌年の祭の夜、早太郎は人身御供の娘に代わって箱の中に隠れ、狒々を待ち受けていた。 やがて昨年と同様、歌いながら現れた狒々に早太郎は襲い掛かり、死闘の末に噛み殺す事に成功する。 しかし早太郎自身も戦いの中で致命傷を負ってしまった。 その頃、光前寺の住職は一晩中、眠る事なく経を挙げていた。 やがて明け方になり、血だらけになった早太郎が住職の下へと帰って来た。 そうして最期に一目、住職の顔を見た早太郎は一鳴きして息を引き取ったのである。 旅の僧は早太郎の菩提を弔うべく『大般若経』六百巻を写経し、光前寺に奉納した。 この霊犬伝説には地方によって幾つかの異なる箇所があり、 中でも霊犬の名前は静岡県では悉平(しっぺい)太郎、長野県の一部では疾風太郎、兵坊太郎であるとされている。 類似する伝説は『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』等の説話集にも収録されているという。 また、この伝説の取り持つ縁で磐田市と駒ヶ根市との間には姉妹都市の関係が結ばれている。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3348.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1393921285/ 京太郎「よし、ナンパしよう。」 京太郎「運が悪くなるが、女性にモテると噂の泣きぼくろも付けた。」 京太郎「しかしリスクが高いな。よし、コンマに頼ろう」 京太郎「けど逆に悪いコンマだと...」 京太郎「考えても仕方がないか。よーし...こい!!」 京太郎「っと、その前にターゲット決めないとな。」 京太郎「あれは...清水谷さんか?それにしても、あんなに急いでどこへ」 竜華「怜~」 京太郎「人探しか。ちょうどいいな。すみません清水谷選手ですよね?」 竜華「怜~...って、なんやねん。今忙しいから、またあと...」 京太郎「大変そうですね。俺も手伝いましょうか?」 竜華「あ、はい。お、お願いします...///」 京太郎「じゃあ、一緒に探しましょうか。」 竜華「う、うん(あかん...うちどうして、こんな初めて会う男に)」ドキドキ 京太郎「(この黒子のおかげか、すんなり接触できたな。)」 竜華「あ、え...っと、」 京太郎「自己紹介がまだでしたね。須賀京太郎です。」 竜華「し、清水谷竜華です!(あかん。声が裏返ってもうた)」 京太郎「じゃあ、行きましょうか。」ニコッ 竜華「は、はい!!」 竜華「へえー、うちらと同じやな。」 京太郎「といっても、雑用ですけどね。」 竜華「雑用でも偉いやん。それに、うちらも須賀君みたいな人やったら大歓迎やで?」 京太郎「俺も、竜華さんに会えてラッキーでしたよ。竜華さん、素敵ですもん」 竜華「須賀君ったら、上手やな~。本気にしてまうやろ///」 京太郎「本気だったら、どうします?」 竜華「え?」 京太郎「俺が本気で竜華さんに惚れていたとしたら?」 竜華「ちょ、ち、近いで...須賀く「京太郎」」 京太郎「京太郎って呼んでください。竜華さん」 竜華「け、けど...あって間もないし...と、年上をからかったらダメやで、京太郎君(ち、近い)」 京太郎「竜華さん。」 竜華「京太郎君...(あかん...けど、振りほどけん。振りほどきたくないねん)」 京太郎「嫌だったら、言ってくださいね。」 竜華「い、嫌なわけ...ない「ひゅーひゅー」」 怜「竜華、えらい楽しそうやなー」 京太郎「あなたは確か...」 竜華「あ、あああ!」 怜「なんやお楽しみ見たいやし、お邪魔虫は退散しよかな~」 竜華「ちゃ、ちゃうねん。ちゃうねん。怜~」 怜「すごいな~竜華は。肉食系女子やん。」 竜華「こ、これは...その...」モジモジ 怜「ウチよりやっぱり男がええんか~...残念やー」 竜華「ちゃうねん。そら怜も大事やけど...京太郎も」 怜(あわてる竜華もかわええなぁ) 京太郎「これ以上の接触は危険か?」 京太郎(焦るな...効果は理解した。あとはじっくり...ふふふ) 竜華「京太郎君?」 京太郎「おっと、どうかしましたか?」 竜華「あ、あのな、怜も見つかったことやろ?だから、お礼、なるかわからんけど一緒にお茶飲まん?」 怜「えらいルックスの男やな...けど、竜華の太ももは渡さんで!」 竜華「怜!」 京太郎「あはは。ありがたい話ですね。」 竜華「ほな、一緒にいこ?」 京太郎「けど、買い出しの最中なので失礼します。」 竜華「そうなんか...残念や」 京太郎「じゃあ、また会いましょう。」 竜華「ほんま?約束やで!」 京太郎「じゃあ、竜華さん、怜さん。失礼します」 竜華「ほなな~」 怜「なあ竜華?」 竜華「なんや?」 怜「また会う。言うてたけど、連絡先しっとるん?」 竜華「そらもう...あーー!!」 怜「はぁ...(しゃあない。この怜ちゃんが竜華の恋を成就させたるで!)」 竜華「怜、ニヤニヤしてどしたの?」 怜「なんでもないで~」 京太郎「ふぅ...予想以上の効果だな。」 京太郎「買い出しで頼まれていたおやつも買ったし帰るか。」 京太郎「お店でかわいい店員におまけもしてもらった。ふふ...この黒子があればこの世のおもちは...ふふふ、はーっはっは!」 京太郎「ただいま戻りましたー」 まこ「おー、おかえりー」 久「ずいぶん遅かったわね。リュックはそこにおいてちょうだい。」 京太郎「ええ。色々ありまして。よいしょっと」 咲「お帰り、京ちゃん!」 京太郎「ああ。ただいま。咲」 咲「......」 京太郎「咲?」 咲「あ、何でもない。なんでもないよ?(なんだろう...今日の京ちゃん見てるとドキドキする)」 京太郎「変な咲」 咲「私変じゃないもん!」 和「......」 京太郎「変な人はみんなそういうんだよ。咲」 咲「だから、私変じゃないもん!」 京太郎「はいはい。」 和「咲さん。」 咲「なに?和ちゃん」 和「あっちで牌譜を見直しましょう。さあ行きますよ。」 咲「え、でも、さっきみんなで」 和「いいから早く」ズルズル 咲「またねー京ちゃん」 京太郎「おう。またな~(おかしいぞ...この魅惑の黒子が和に効かないだと?)」 京太郎「安物だからか?レズでも効くはず...それに、さっき部長にも効かなかったような...」 久「さっきからなにブツブツ言ってるの?」 京太郎「部長!脅かさないで下さいよ」 久「失礼ね。あら?須賀君、泣きぼくろなんてあったかしら?あら、取れないわね。」 ドクンッ! 久「ひぅっ」 京太郎「部長?」 久「な、なんでもない。何でもないわ(おかしいわ...須賀君の顔を見てから胸が変ね)」 京太郎「そうですか。(部長、さっきまでの反応と全然違うな。)」 久「あははは。」 京太郎「熱でもあるんですか?」ピトッ 久「ち、近いわよ。(須賀君の顔...最近まともに見てなかったけどこんなに...)」 京太郎「熱はないみたいですね。良かった」 久「い、一応お礼を言っておくわ。ありがと」 京太郎「いえいえ。部長に何かあったら大変ですから」 久「そうね。何かお礼をしなくちゃ...そうだ♪」 まこ「また悪い顔しとる」 久「今度から私のことを『久』って呼んでいいわよ。」 京太郎「久ですか?でも、部長は先輩」 久「これは命令よ。京ちゃん」 京太郎「きょ、京ちゃん?まぁいいか。わかりました。久(部長の目、これは竜華さんと同じだ)」 久「よろしい♪」 まこ「また変な思い付きかのう?」 久「京ちゃん、これからもよろしくね♪」 美穂子「う、嘘ですよね...」 美穂子「私の、私の上埜さんが...男に」 美穂子「許しません。上埜さんは尻軽じゃありません。あの男...許しません...絶対に!」 京太郎「おまけで貰ったお菓子...どうしようかな。部屋で一人で食べるのもつまらないし」 京太郎「夜風に当たりながら食べよっかな?」 京太郎「そうと決まったら...夜の公園で食べよう」 公園 京太郎「どこで食べようかな?」 京太郎「あそこがいいかも。」 京太郎「ここでいいや。いただきまーす。」 「いただきます。」 京太郎「誰だ!」 照「お菓子の妖精。そのボッキーがほしい」 京太郎「ああ、どうぞ。」 照「いただきます。」ガツガツ 京太郎「ああ、俺のボッキーが...」 照「最後の一本...いただきます。」 京太郎「ちょっと待てや」 照「なに?今忙しい」 京太郎「まずそのポッキー返せ。もともとは俺のボッキーだ」 照「......」ジー 京太郎「?」 照「!」 京太郎「ボッキー返せ」 照「んー」 京太郎「ボッキー咥えてどうした?」 照「ボッキーを二人で食べる///」 京太郎「赤らめる前に、口元の食べかす何とかしろよ。」 照「失敬。」ごしごし 照「よし。んー♪」 京太郎「どうしようかな」 照「はやふ~♪」 京太郎「......」ぎゅー 照「いたい...」 京太郎「あんまり食べると、太りますよ?」 照「太ったら責任取ってね。京ちゃん」 京太郎「ふざけ...京ちゃん?」 照「久しぶり。元気だった?」 京太郎「照さん!?」 照「かっこよくなったね。」 京太郎「久しぶりの再会がボッキー強奪なんて...照さんは相変わらずですね。」 照「照れる。照だけに///」 京太郎「久しぶりに会ったんだし、どこか行きます?」 照「なら、ケーキでも食べない?じゃんけんで負けたほうがおごりで」 京太郎「じゃんけんって...そこは先輩である照さんが」 照「じゃーんけーんポン!」グー 京太郎「ポン」パー 照「......」 京太郎「やったー」 照「仕方がない。菫を応援に呼ぼう」 照「うん。そう。財布もって...よろしく」 京太郎「照さんが奢ってくれるんじゃなかったんですか?」 照「私に任せて」フンス 京太郎「まあいいか。」 照「ついた。」 菫「まったくいきなり財布を持ってこいなんて」ブツブツ 照「菫早いね。」 菫「お前のせいだろう...が...?」 京太郎「はじめまして。」 照「どうかした?」 菫「おい、あのイケメンはなんだ」ヒソヒソ 照「弟、婚約者?」 菫「ふざけるな!ずぼらなお前にこんな」 京太郎「あのー」 菫「ああ、失礼した。初めまして。白糸台の部長である弘世菫だ。」 京太郎「初めまして。須賀京太郎です。」 菫「よろしく頼むよ。」 京太郎「はい。こちらこそ」 菫「......(照にはもったいない男だな。このルックスに金色の髪...私にぴったりじゃないか)」 菫「いきなりで悪いが、ここより私たちのホテルに来ないか?照の身内というなら、歓迎しよう。」 京太郎「ホテルですか?」 照「私も一緒」 菫「そうだ。なんなら、泊って行ってもいいぞ?ベッドは2つしかないし、照の寝相は悪いから私と一緒だが」 菫「そうだ、麻雀はできるか?もしできないなら私が教えてやろう。なに、遠慮はするな。」 菫「食べ物は何が好きだ?ホテルに行く前に買い出しに行こう」 菫「なに、財布の心配はするな。照のお菓子代に比べれば...どうだ?くるだろ?くるよな?」 京太郎「おっと、メール...すみません。帰らなきゃいけないみたいなので、失礼します。」 菫「そ、そうか。なら...お詫びだけさせてくれ。」 京太郎「お詫びですか?」 菫「ああ。ちょっとじっといしていてくれ。動くなよ?」 京太郎「はぁ」 菫「んむっ」 京太郎「んんっ!」 照「ほぁっ!」 菫「ふぅ、ファーストキスだ...特別だぞ」 京太郎「な、な...」 菫「じゃあまた会おう京太郎君。行くぞ照(これで彼も私にシャープシュートだ)」 照「え、んー...わかった。」 京太郎「ラッキー...だったのかな?」 宥「す、すごいなぁ...うぅ、寒い。早く温かいもの買わないと」 宥「けど、白糸台にあんな人いたかなぁ?」 京太郎「急いで帰って来いって部長、何の用事なんだろ?」 宥「きゃっ」 京太郎「おっと、すみません。大丈夫ですか?(おもちだ、服に隠れてるけど、大きなおもちだ!)」 宥「は、はい」ブルブル 京太郎「失礼ですけど、寒いんですか?」 宥「う、うん。私、変だよね」 京太郎「......」ぎゅっ 宥「え、えぇ」 京太郎「いきなりごめんなさい。寒そうで見ていられなかったので」 宥「い、いえ...(この人...あったかぁい♥)」ぎゅっ 宥「ふわぁ///」 京太郎「どうですか?」 宥「う、うん。あったかかったです」 京太郎「じゃあこれで、俺は失礼しますね。」 宥「あ、あの、ちょっと待って」 京太郎「どうしました?」 宥「ありがとう。私、松実宥です。」 京太郎「須賀京太郎です。宥さん」ニッコリ 宥「また、ギュッてしてほしいな」 京太郎「ええ。いいですよ(おもちが大きい人は大歓迎です)」 宥「約束だよ」チュッ 京太郎「こちらこそ」チュ 宥「キスってあったかーい♥」 京太郎「じゃあさようなら。」 宥「はぁ~い」 京太郎「黒子様様だな。」 京太郎「これさえあれば何でもできるぜ。貧乳も寄ってくるのが難点だが」 京太郎「あ、そうだ。部長に連絡してねーや。怒られっかな」 京太郎「げっ...着信20件?スゲー怒られるかも」 ぷるるる 京太郎「もしもし、ぶちょ『須賀君?今どこ?無事?』」 京太郎「あのー『何回かけても出ないから心配で心配で、あ、これはあれよ、そう。部員の失態は部長の失態だからよ。』」 京太郎(いつもの部長じゃない。) 『ちょっと?返事をしなさい。もしかして、女の子と一緒かしら?』 京太郎「そ、そんなことあるわけ...会ってました。」 『いますぐ私たちの宿泊先に来なさい。理由は、わかるわね。』 京太郎「はい。」 久「お帰りなさい。京ちゃん」 京太郎「ただいま帰りました。部長」 久「部長?」 京太郎「ただいま久」 久「よし♪」 京太郎「ところで、咲たちは?」 久「あら?またほかの女の話?それ、失礼だからやめたほうがいいわよ。私だからちょっとの罰で許してあげるけど」 京太郎「待てよ...今の俺は魅惑付...いけるか?」 久「ちょっと、私の話聞いてる?」 京太郎(よーし...) 京太郎「久」ギュ 久「な、なによ。急に抱き付いて」 京太郎「心配かけてごめんな。」 久「な、別に心配なんて...してたけど」 京太郎「俺は、清澄高校の須賀京太郎。どこにもいかないさ。」 久「ん...なら、私のそばにいなさい。部長命令よ。」 京太郎「それはちょっと...」 久「さっきのは嘘かしら?それとも、あなたも私の前から消えるの?」 京太郎「それはその(目が...なんだ、光が消えたというか)」 久「あははは。冗談よ。じょーだん」 京太郎「じょ、冗談?」 久「みんなもう寝ちゃったし、だれも見てないからからかってみたのよ」 京太郎「は、はぁ」 久「さ、夜も遅いし、もう帰っていいわよ。それとも一緒に寝る?」 京太郎「じゃあ失礼します。」 スタスタ...... 久「泊っていけばよかったのに」 次の日 京太郎「うーん、いい朝だ。飯も食ったし皆に合流しようかな。」 京太郎「あれ?部長、早いですね。」 久「こら、また部長って言ったわね」 京太郎「おっと、おはよう久」 久「おはよう、京ちゃん」 京太郎「それにしてもどうしたんですか?」 久「朝一番で日光に浴びると肌にいいのよ」 京太郎「へー」 久「京ちゃんもどう?」 京太郎「今日もまた買い出しに行けばいいですか?」 久「そうね。離れるのは寂しいけど」 京太郎「ははは。久らしくないですね。」 久「私だって女の子ですもの。たまには甘えたくなるわ」 京太郎「ちょっと、急に抱き付かないで下さいよ。」 久「残念ね。せっかく京ちゃんを独占できるのに」 京太郎「独占って...物みたいに言いますね。」 久「それはいいわね。でも、覚えておいてちょうだい。京ちゃんが物なら、私はさっさと自分のものにしているわ。」 京太郎「はい?」 久「なんてね♪さ、みんなを呼んでくれる?」 京太郎「はい!」 久「ふふふっ男子三日会わざればって言うけど本当ね。」 久「京ちゃん......今は遊びなさい。けどね、いずれは私のものよ。そうなった時には...ふふ」 京太郎「今日も人がいっぱいいますね。」 和「女子の大会なのに...どうして男が」ブツブツ 咲「京ちゃん、強い人いるかな?」 京太郎「うーん...咲より強いとなると」 和「咲さんより強い人なんていません。なぜなら咲さんですから」 京太郎「和?」 久「そうね。でも、油断は禁物よ。IHには魔物が潜んでいるわ。」 優希「どんなやつも私のタコスの具にしてやるじぇ~」 京太郎「笑顔で恐ろしいことを言うな。」 優希「う、うるさいじょ!い、犬のくせに...かっこよくなって...」ボソッ 京太郎「なんだ?」 優希「な、なんでもないじょ!」 久「その前に、。京ちゃん...少し話したいことがあるの」 咲「あ、私も話したいことあるんだけど」 京太郎「えーっと...こういう時はどちらから」 和「咲さん、一緒にお花をつみにいきませんか?行きましょう」 咲「え、え?わ、引っ張らなくても歩けるよ」 和「さぁ行きましょう。」 咲(最近京ちゃんとお話しできないなぁ...それに、部長の京ちゃんに対する反応...気のせいかな?) 久「ふふっ...ナイス和」 京太郎「何か言いました?」 久「いえ、何も言ってないわ。じゃあまこ、優希、さきに部屋に行っててくれる?私たちもすぐに向かうから。はい、これタコスよ」 優希「わかったじぇ~」 久「ふふふっ......行ったわね。」 京太郎「部長?」 久「こら、また呼び方忘れてるわよ。」 京太郎「あ、久。みんなの前じゃ恥ずかしくて」 久「ねぇ、ちょっと相談に乗ってくれないかしら?」 京太郎「相談ですか?」 久「ええ。最近、京ちゃんのことを思うと、なんだか胸が苦しいのよ。京ちゃんが優希と喋っていると特に、咲ともそうよ。」 京太郎「もしかして病気ですか?一緒に医務室行きます?」 久「そうね。でも、これはきっと医務室へ行っても治らないわ」 京太郎「も、もしかして、心臓病とか!?」 久「うーん...もっと大病ね」 京太郎「なんてことだ...部長が...うわっ」 久「でも、京ちゃんに抱き付くと、動機もおさまるの。それに、心の隙間が満たされていく気がするの」 京太郎「で、でも...こんな場所で抱き付かれたら周りの目が...」アセアセッ 久「いいじゃない。美少女に抱き付かれて幸せでしょ?」 京太郎「は、離れてくださいよ。恥ずかしいじゃないですか」 久「なによ...仲のいいところをアラサーとかに見せてあげましょうよ。」 京太郎「アラサーって...」 ギヤァー アラサーが発狂したぞー!抑えろー!! 若いからって調子に乗るんじゃないぞ☆ 鬼が出...ぎゃー!! 久「ね、面白いでしょ?それに、今は私とおしゃべ「京太郎君!」」 京太郎「この声」 竜華「久しぶりやな~やっと会えたで~覚えとる?」ギュッ 京太郎「竜華さん!(相変わらず大きい!)」 竜華「覚えててくれたんか!?うれしいわ~♥」 久「竜華さん?」ムカッ 京太郎「もちろんですよ。」 竜華「さすが京ちゃん、かっこええだけやないな~」ムギュー 京太郎「それほどでも」 久「ねぇ、貴女清水谷さんよね?私の京ちゃんから離れてくれないかしら?」 竜華「なんでや?それに、京太郎君はあんたのもんやないで?あんたが離れたらええやん」 久「い、いうじゃない...でも、『部外者』である貴女のほうが無関係じゃないかしら?」 竜華「なんやと?」 久「それより、私たち試合があるから帰りたいのだけど」 竜華「そんなら帰ればええやん。」 久「そうね。じゃあ京ちゃんも行くわよ。」 竜華「ちょ、京太郎君は試合ないやろ?な?」 京太郎「確かに、試合はないですけど」 久「だからなにかしら?」 竜華「ほんなら、京太郎君借りてってもええやろ?」 久「ダメに決まっているわ。彼も大事な部員、人だもの」 京太郎「だ、そうです。すみません」 竜華「う、嘘やろ?」 久「残念だったわね。じゃ、試合があるので失礼するわ。行くわよ、京ちゃん」 京太郎「は、はい。じゃあ、失礼します。竜華さんたちも頑張ってください!」 竜華「きょ京太郎君...」 久「決勝で戦えるといいわね~、できればもう会いたくないけど」クスクス 竜華「京太郎くーん!」 竜華「......あの女、許さんで」 京太郎「部長に言われて買い出しは無しになったけど、軟禁状態だ」 咲「ぶ、部長に京ちゃんを部屋から出すなって言われてるから、ごめんね。でも、その分二人でお話しよ?」 京太郎「そういえば...あの人は今何してるのかな?」 京太郎「菫さん...おもち大きかったな。」 咲「菫さん?誰?」 京太郎「あ、き、気にするなよ。」 咲「ふーん...」 菫「はぁ...」 照「菫?お菓子食べる?」 菫「はぁ......会いたい」 照「無視された...お菓子買ってくる」 菫「会いたい、会ってギュッてしてほしい。」 淡「誰に~?」 菫「王子様だ」 淡「ぷっ...あはははは!」 菫「何がおかしい!」 誠子(弘世先輩の独り言...なんて言えない) 淡「だって、王子、いまどき王子って...あははは!今時言わないですよ?」 菫「それくらいカッコよかったんだ!」 淡「うっそだー!菫先輩って大げさ~」 菫「違う、けして過大評価などでは...いや、なんでもない。」 淡「??」 菫「いいから、この話は終わりだ。(おっと、危ない。ライバルは少ないほうが狙いやすいからな。淡にこれ以上喋るわけには...)」 淡「変な菫先輩...!」 菫「どうした?変な顔をして」 淡「イケメンなら、彼女とかいるんじゃないんですか?」ププッ 菫「なんだと?」 淡「だって~イケメンだったら普通はいるでしょ~」 菫「あり得ん...彼に彼女...私以外の」 誠子(独り言から察するに、弘世先輩は彼女じゃないんじゃ...) 淡「菫先輩は彼女じゃないですよ?たぶん」 菫「あ゛ぁ?」 淡「ひっ!」 誠子「地雷を踏みに行くなんて...さすが大星、高校100年生」 菫「耳が遠くなったかな、もう一度言ってくれないか?」 淡「あわわわ...そ、そんなに言うのなら、会わせてくださいよー...なんちゃって~」 菫「なんのつもりだ?」 淡「い、いえ、せっかくなんで、先輩の見てみたいな~「奪る気か?」」 菫「私の王子様を奪う気かと聞いているんだ」 淡「そ、そんなつもりは」 菫「嘘だ!」 バンッ!! 淡「ひっ!!」 淡「な、なんで...」 菫「あまり調子に乗るなよ?彼と同じ金髪だからと言って、お似合いとは限らない。私のような大和撫子こそが一番なんだ。」 淡「菫先輩...なんか変...」 菫「それにだ。彼に私はファーストキスをささげている。この意味が分かるか?」 菫「おとぎ話でもあるように、彼は私の運命の相手だ。王子様なんだ。気安くお前のような1年が」ブツブツ 淡「に、逃げなきゃ...」 淡「ご、ごめんなさーい!」ダダダダッ 菫「逃がすか。大将戦もあるんだぞ?それに、逃げるふりをして、彼に会うつもりじゃないのか?」 淡「そ、そんな、顔も知らないのに...」 菫「黙れっ!!」 淡「ひぅっ!」 誠子(ご愁傷様...大星) ガラララ 照「ただいま。」 誠子「お、お帰りなさい。」 尭深「...ただいま」 淡「うわーん、てる~、尭深せんぱ~い」 照「何かあったの?」 尭深「?」 菫「あぁ、会いたいなぁ...君も会いたいよなぁ...私はここだぞ?早く来てくれ私の王子様」 照「?」 竜華「あぁ、あかん、だめ...んっ」ビク 竜華「京太郎君、京太...いっ..」 『京ちゃんは私のものよ~』 竜華「うわぁぁ! はぁ、はぁ...」 竜華「慰めても慰めても、この体は満足せん...怜に膝枕しても、まだ足りんねん。しかも、いつもいく寸前にあの女の顔が浮かぶ...」 竜華「竹井久...」ギリッ 竜華「うちがいない間に彼に変なことしとらんやろな...あの女なら、部長権限や言うて」 竜華「あかん。考えれば考えるほど彼、京太郎君が不安や。よしっ探しに行こ!」 竜華「待っててな、京太郎君♥」 竜華「けど、どこ行ったらええねん。京太郎君の連絡先も、宿泊先も聞いてないし」 怜「本能やで竜華」 竜華「怜!」 怜「運命の相手なら、必ず会えるで。うちら2人みたいにな」 竜華「怜~」ギュッ 怜「これじゃ、いつもと逆やんか。世話が焼けるでほんま」 竜華「行ってくる、応援してな。怜」 怜「後のことは、まかせてーな。」 竜華「おおきに、おおきに。」 竜華「確か、京太郎君はうちらと逆の会場やったな」 竜華「会場に来たものの、もう夜やし会場にもおらん。」 竜華「......」 久『貴女には、京ちゃんはもったいないわ。他校のくせに、京ちゃんも迷惑よ。』 竜華「あない屈辱、二度と忘れられんねん。けど、このままじゃ京太郎君とも会え...『だーれだ♪』」 竜華「ひぁぁっ!」 京太郎「おっと、そんなに驚かなくても、俺ですよ。」 竜華「その声...!」 京太郎「はい。京太郎です。竜華さん、覚えてますか?」 竜華「うちの名前まで...感激やぁ~」ギュッ 京太郎「抱き付くなんて、案外甘えん坊でかわいいですね。」 竜華「本物に触れれてうれしいわ...やっぱり、京太郎君は運命の人やったんやな。」 京太郎「運命の人ですか?」 竜華「そや、大阪から来たうちと、長野から来た京太郎君、普通会えへんで?」 京太郎「確かにすごい偶然ですね。」 竜華「それに、昼間は竹井久に邪魔されても、夜には2人きりで会える。これはもうあれや!うちらはロミオとジュリエットやん!!」 京太郎(竜華さんは俺の黒子でベタ惚れ状態...ルックス、スタイル良し、邪魔者もいない。仕掛けるなら今か?) 京太郎「ジュリエット、会えてうれしいよ。」チュッ 竜華「んんっ!」 京太郎「貴女と会えたのが運命なら、俺はどんな運命も受け入れましょう。」 竜華「んっ、それって...うちと」 京太郎「ええ。とりあえず、俺の部屋に来いよ。2人きりで、な?」 竜華「う、うん。ええの?」 京太郎「もちろんだ。それとも、竜華は俺が怖いか?」 竜華「ううん。こわないよ?」 京太郎「今日は泊っていくだろ?」 竜華「ええの!?泊る!」 京太郎「ふふっ(こんなに簡単にいくとはな)」 竜華「笑った顔も、かっこええなぁ~」 京太郎「竜華もいいよ。特に、足がいい。」 竜華「ひぅ、もう、手が早いなぁ。」 京太郎「竜華も期待してただろ?」 竜華「もぉ~、言わんといてぇな、はずかしいやん」 京太郎「ま、部屋でゆっくりな。」 竜華「優しく、頼むで///」 怜「竜華...」 怜「寂しなるけど、よかったなぁ竜華、幸せになり」 怜「避妊はしっかりな。怜ちゃんはクールにタクシーで帰るで。」 ブロロロロ 竜華「とき?」 京太郎「どうした?」 竜華「怜がいたような...気のせいやろか?」 京太郎「いたなら、誘うか?」 竜華「ううん。気のせいやったわ。それより、はよしよ?(怜には悪いけど、彼だけは誰にも渡したないねん。)」 京太郎「まったく、こんなに淫乱に育てた覚えはないぞ。」 竜華「こんなん、京太郎君の前だけやで。」 京太郎「ははっ、じゃあ今日は帰さないからな。」チュッ 竜華「んっ...こっちも、帰る気ないで♪」チュッ 京太郎「ふっ、んっ、んっ」 竜華「あんっ、んんっ、ひぐっ、あんっ」 京太郎「この体、触り心地、最高だな。」 竜華「ひっ、そこはだめ、弱い、ひっ!!」 京太郎「竜華の体、だれのものかしっかり叩き込んで」 竜華「来て、うちも、もう、んん~~~!」 まこ「良い子もいるだろうし、S○Xシーンは省略じゃ。すまんのう。」 京太郎「朝か...なんだ、この感触」 竜華「んんっ...」 京太郎「そうだ。竜華さんが泊ってたんだった。」 竜華「京太郎くぅん...」 京太郎「そうだ。俺はやったんだ。これでもうキャスターにはならない。俺はランサーだ。女を突いたんだ。」 竜華「えへへ...」 京太郎「それにしても、いい体だな。」モミッ 竜華「あうっ、も~なんなん、朝から」 京太郎「裸で寝てるほうが悪いんですよ。触りたくなりますって」 竜華「そんなん、京太郎だって同じやん。もっかいする?」 京太郎「やりたいけど今日も試合あるでしょ?体、べとべとでしょ?シャワー浴びません?」 竜華「そやな。名残惜しいけど、うちも学校あるしな。でもまたしてくれるやろ?うち、もう京太郎君の彼女みたいなもんやんか」 京太郎「そうですね。じゃあ、俺と付き合います?」 竜華「うん!ゆ、夢じゃないよね?あの女も出てこんよね。」 京太郎「何言ってんすか。現実ですよ。俺に抱かれたことも、俺の彼女になったことも」 竜華「京太郎!」ギュッ 京太郎「竜華」 竜華「浮気したら...許さんで」 京太郎「竜華?」 竜華「京太郎がうちを選んでくれたのは嬉しいで。でもな、もし京太郎がほかの女と一緒にいたら...」 京太郎「だ、大丈夫。竜華以外の」 竜華「なら安心や。やっぱり、相思相愛だと安心するで。そや、写メとっとこ。怜たちに見せよっと」カシャ 京太郎「りゅ、竜華?」 竜華「よし、きれいに撮れたで。」 京太郎「ちょ、ちょっと(しまった、おもちを前に焦りすぎたか?)」 竜華「なんや?キスか?ええで、んっ」 京太郎「そ、そうじゃなくて、その...写真とか、彼女とか、ちょっと急ぎすぎじゃないかな~なんて、」 竜華「は?」 京太郎「ひっ...(竜華の目から光が)」 竜華「なんや、何か不満でもあるんか?」 京太郎「そういうわけじゃ...ただ、あまり縛られても俺が困るというか」 竜華「うちがそんな重い女に見える?ただ京太郎と幸せになりたいだけやん。そやろ?それとも、うちが嫌いになったんか?」 京太郎「そういうわけでは...(おかしい、黒子があるのに、優位に立てない)」 竜華「ならええやん。あの竹井とかいう酷い女にも伝えといてな。京太郎にふさわしい女は誰か、っちゅうことをな。」 竜華「そや、なんならうちが伝えたるで。電話、貸して」 京太郎「い、いや、さすがに『貸せ!』」 竜華「よし、それでええねん。あ、もしもし?え、京ちゃん?おもろいこと言うなぁ、私の京太郎君やで?気安く呼ばんといてえな。」 京太郎「あ、あわわ」 竜華「京太郎君ならおるで。そや、あんま酷い仕事押し付けたらあかんよ?」 竜華「彼氏を奴隷扱いされて喜ぶ女なんておらんで?なに?誰が彼氏彼女やと?うちと京太郎君に決まっとるやろ。鈍いなぁ」 竜華「そういうわけや。ほなな。」 京太郎「まずいことになった......」 竜華「なにがや?」 京太郎「久に...」 竜華「京太郎?久、言うたか?」 京太郎「え、ええ。」 竜華「うち以外と親しくなったらあかんで?京太郎はイケメンやし、女の子が勘違いしてまうやろ?」 竜華「だから、うち以外の名前呼びはもう禁止や。わかったな?」 京太郎「でも、幼馴染とか、呼びなれてる「返事は?」」 京太郎「了解です。マスター!(な、なんだ...口が勝手に...)」 竜華「そないかしこまらんでも...長い付き合いになるんやし、よろしくな。京太郎♪あつっ、なんや、太ももに変な模様が」 京太郎「ウソだろおい...あれってジョークじゃなかったのかよ。」 竜華「なんや、何か知っとるんか?」 京太郎「それは俺を縛る呪い...最大3つまでマスターの願いをかなえます。(まただ...また勝手に)」 竜華「そうなんか...それって、私の夫になれ。とかも効くんか?」 京太郎「それがマスター...主の望みなら」 竜華「ええこと聞いたで。これから楽しみやな、京太郎♪」 京太郎「はい。主の御心のままに(俺はこの時初めて、竜華さんが怖いと思った。)」 京太郎「まずいことになった...この黒子、デメリットがあるとは聞いていたが、ここまでとは」 竜華「なにブツブツ言ってんの?」 京太郎「何でもありません。主、それよりこれからどう行動するのですか?」 竜華「その、主言うのやめてほしいな。なんか距離感じてしもうて寂しいねん」 京太郎「しかし、主は主であり」 竜華「竜華でええよ。京太郎」 京太郎「わかりました。竜華様」 竜華「なんか違うけど、まあええわ。それより、さっきから電話鳴りやまんね」 京太郎「ええ。どうやら、部長からのようです。」 竜華「しつこいなぁ...そや、京太郎から直接言えばええねん。」 京太郎「言えというのは?」 竜華「そやなぁ...『部長、俺彼女ができました。俺はこの人に忠誠を誓います。』でええよ。あの女の悔しがる顔が目に浮かぶで」 京太郎「で、ですが、それでは...」 竜華「京太郎、言えへんの?」 京太郎「...わかりました。(逆らえない...黒子のせいか?しかし、このままじゃ)」 竜華「ほら、電話やで。しっかり言いや」 京太郎「もしもし部長ですか?ええ。須賀京太郎です。実はですね部長、俺彼女ができました。俺は今後この人に忠誠を誓います。」 竜華「ええでええで~」ニマニマ 京太郎「冗談ではなく、え、脅されてる?そんなことは...」 竜華「脅すわけないやんかな~」ギュッ 京太郎「わ、竜華、急に抱き付かないで...え?今どこか?まだ旅館ですけど」 京太郎「え、いや、来られても困るんで...え、竜華に変われ?」 竜華「ええで、電話貸して。もしもし、さっきからヒステリックな声あげて...あんまり京太郎困らせんなや」 竜華「え?困らせてるのはお前?馬鹿言うなや。あんたホンマしつこいで。な、京太郎もそう思うやろ?」 京太郎「俺は......竜華さんのものじゃない!」 竜華「なんやと?」 京太郎「助けてくれ、久!咲!」 竜華「久言うたな。さっきの話は無しや。今日は京太郎君、千里山に連れてくわ。色々お話したいしな。じゃあ切るで。」 プツッ...ツー、ツー 竜華「京太郎、今の言葉なんや?なんかの冗談やろ?彼氏になって気が動転してただけやろ?そうに決まっとるよな?」 京太郎「俺は、竜華のことは確かに好きだ。けどな、こんな関係望んでないんだよ。がはっ!」 竜華「言うやんけ...京太郎、やっぱり男らしいなぁ、そういうところも大好きやで」 京太郎「だったら、さっさと俺を解放「それはできんナぁ」」 竜華「そや、これ試してみよか。3つまで願い事かなうんやろ?」 京太郎「霊呪...それで俺を縛る気か?」 竜華「ううん。縛るなんて人聞き悪いなぁ...ただ、京太郎君の目を覚まさせるだけやないか」 京太郎「覚まさせる?」 竜華「そや。誰の彼氏か、うちがどれだけ京太郎を愛しているか、ほかの女が京太郎にとってどれほど害悪かをな。」 京太郎「主、いえ、竜華...どうして」 竜華「さっきから主や竜華やキャラぶれとるなぁ...久のせいか?久の声聞きいてからやもんな。ほんま清澄の部長は悪女やで」 京太郎「......俺にどんな呪いをかけるつもりですか?」 竜華「そやなぁ~...一番はあれやろ。うちと結婚、子作りやろ。」 京太郎「そ、そんな...」 竜華「けどな、京太郎には本心で好いてもらいたいねん。こんなのに頼らんでな」 京太郎「ならば、そんなものに頼らず、俺を解放してくれれば「それはあかん。」」 竜華「京太郎は魅力的やからな。逃げられんようにしとかんと...そや、これにしよか」 竜華「命令や。これからはできる限り、うちと一緒にいてもらうで。」 キィーン 京太郎「あぐっ、がっ、頭が...(なんだこれ、脳みそに針を刺されているような...)」 竜華「効いたんかな?京太郎?」 京太郎「何でしょうか、わが主、竜華様」 竜華「京太郎のこれからの予定は何?」 京太郎「今日は、これから竜華様と千里山高校のメンバーと合流し、その後は竜華様の付き添いになります。」 竜華「ん~~♪」 京太郎「竜華様?」 竜華「清澄はええんか?」 京太郎「はい。竜華様と一緒にいることが、俺の使命ですから。」 竜華「そやな。なら、こんなホテルチェックアウトして、うちらのホテルこれから泊ろっか。1人増えても一緒やもん。」 京太郎「竜華様のそばにいられれば、俺は構いません。」 竜華「ええ返事や。さすが京太郎やな。」 竜華「怜もびっくりするやろな...うちが彼氏連れてきたら...じゃ、行くで。邪魔者が来たら面倒やし」 京太郎「はい。」 竜華(この霊呪、効き目抜群やな。使いどころ選ばんと...) 京太郎(清澄のみんな...ごめん。俺はもう、戻れないかもしれない) 竜華「♪」 一方そのころ 阿知賀イベント コンマによっては修羅場有 宥「うう、寒い...」 玄「おねーちゃんがマフラーを脱いだ!?」 憧「嘘、雪でも降るの?」 宥「寒いとね、あっためてもらえるんだよ?」 憧「あっためてもらう?」 玄「だ、誰に?」 宥「金髪の...太陽みたいな人///」 憧「そ、それって男?」 宥「うん...とっても、あったかい人」 玄「ど、どんな人なのです?」 憧「だから、金髪の太陽みたいな人って」 宥「それに、すっごくきれいな顔なの。泣きぼくろも素敵で」 憧「ベタ惚れじゃん...名前とかわからない?」 宥「うん...一回しか会ったことないから...また会いたいなぁ」 憧「一目ぼれ!?」 宥「そうなるのかなぁ...でも、あの人はすごく素敵なの。あったかくて、私を包んでくれるの」 憧「ゆ、宥姉がそこまで...」 玄「お姉ちゃんをここまで...ええい、見つけ次第とっちめてやるのです!」 宥「誰を?」 玄「そのナンパ男をなのです!」 宥「なんで?」 玄「だって、お姉ちゃんに抱き付くなんて...」 宥「とっちめて、もし私が嫌われたら?」 玄「えっと、それは...」 憧(真顔で問い詰める宥姉、怖いわ) 玄「そうなのです!とっちめるより、捕まえてお姉ちゃんに会わせるのです。」 宥「探してくれるの?玄ちゃんは優しいね」 玄「あ、当たり前なのです!私のコンマ運にかかれば、男の1人や2人、すぐ」 憧(玄ってコンマ運いいっけ?) 宥「じゃあ、お願い、しようかなぁ...きっと、この会場にいると思うから」 玄「お、お任せあれ!」 玄「行ってくるのです!」 宥「頑張ってね~」 憧「試合始まるのに、見つけられるのかな?」 玄「その前に、おトイレ行ってくるのです!」 憧(ホントに大丈夫かなぁ...) 玄「見つけたのです!」 憧「はやっ!」 玄「女子トイレの近くにいたのです。金髪、イケメン、泣きぼくろ、ビンゴなのです。」 京太郎「ここは?」 憧(うわ、すごいイケメン...化粧しっかりすればよかったかも。でもなんで女子トイレの前?) 玄「まぁまぁ、お姉ちゃんが話があるのです。」 京太郎「お姉ちゃん?」 宥「お、覚えてますか?」 京太郎「貴女は確か...宥さんでしたっけ?」 宥「はい...覚えてて、くれたんですね。」 憧「宥姉嬉しそ~」 玄「お姉ちゃん、私もほめてほしいのです。」 宥「試合、頑張ってね。」 玄「そ、それだけ?」 宥「憧ちゃん、玄ちゃんのことお願いしていい?2人きりになりたいの」 憧「は、はい。ほら、玄、行くよ。」 ズルズル 玄「お姉ちゃーん!」 宥(見つけてくれてありがと...玄ちゃん) 京太郎「それで宥さん、いったい何の用事でしょうか?」 宥「あの、あう...えい」ギュッ 京太郎「!?」 宥「あったかーい」 京太郎「宥さん?」 宥「少しだけ、少しだけでいいの。貴方のぬくもりに包まれたいの」 京太郎「困ったな...弱っている女性を拒むわけにもいかないが、わが主との約束もある......」 宥「主?誰かなぁ?」 京太郎「俺の大切な人です。髪が長く、俺のことを心配してくれる心優しい方です。」 宥「......」ギュッ 京太郎「宥さん?」 宥「聞いてもいい?その人って、誰?もしかして...彼女?」 京太郎「ええ。わが主こと竜華様は俺の彼女です。」 宥「...して」 京太郎「何か言いました?」 宥「どうして...どうして彼女なんて...」 京太郎「それが主の望みだからです。」 宥「貴方は...それで満足なの?」 京太郎「ええ。それが彼女、竜華様が望んでいることですから」 宥「さっきからそればっかり...私に抱き付いたのはどうして?彼女がいたなら、どうして白糸台の人ともキスをしたの?」 京太郎「そのようなこともありました。しかし、今の俺は竜華様が大事なんです。俺が一緒にいなければ...だから、これで失礼します。」 宥「行かせない。貴方は...きっと騙されてる。」 京太郎「...離してください。」 宥「いや...わがままだけど、ここで離したら、もう会えない気がするから」 京太郎「竜華さんが俺を待っているんです。」 宥「また竜華さん...そんなにあの人がいいの?」 宥の病み度が3/10となりました。 京太郎「ええ。あの人が私の主ですから。」 宥「だったら...私はどうすればいいの?」 京太郎「それは...あがっ、っつ!(またこの痛み...なんだこれ)」 宥「だ、大丈夫?」オロオロ 京太郎「え、ええ。軽い頭痛ですから。失礼します。」 宥「ここで、休む?」 京太郎「優しいですね。宥さん...」 宥「貴方が...心配だから」 京太郎「そのやさしさを...いっ、ほかの人に向けてあげてください。俺なんかよりもいい人が...」 宥「無理だよ...」 宥「京太郎君だから、こんなに心配なんだよ?」 京太郎「宥さん...」 宥「わがままだってわかってる...けど、京太郎君は私の...大事な」 竜華「やっと見つけたで。京太郎」 京太郎「竜華様!」 宥(清水谷...竜華...) 竜華「ほら、ほかの女と話とらんで、部屋いくで。命令忘れたんか?」グイッ 宥「あっ......」 竜華「なんや?人の彼氏に手だすつもりか?」 宥「そうじゃない...京太郎君は頭痛が...」 竜華「そ、そうなん?大丈夫?」 京太郎「はい。竜華さんに会ってから、頭痛が引いていきました。」 竜華「らしいで。案外、あんたが原因やったりしてな。ほな、京太郎に何かあったら困るし、あんま近づかんでな」 宥「自分勝手...」 竜華「なんか言ったか?」 宥「自分勝手だって言ったんです。」 竜華「面白いこと言うな、あんた。松実、宥やったか?」 宥「貴方に京太郎君は相応しくない。別れて」 竜華「あほらし、恋人ごっこしたいなら、ほかの男でやれや。行くで京太郎」ギュッ 京太郎「はい。竜華様」 宥「京太郎君!」 竜華「竜華でええ言うとるやろ。それと、敬語禁止な」 京太郎「ごめん、竜華...心配かけて」 竜華「ま、許したるわ。京太郎はイケメンだから、さっきみたいなストーカーぎょうさんおるやろうしな。けど、2度はないで」 京太郎「竜華を裏切るなんて、絶対しないさ。」 竜華「ええこや。今日の夜も、たっぷりしよな♪」 宥「なんで...京太郎君...あったかくないよ...寒いよ...ぐすっ」 憧「あれって、清水谷さんだよね?なんで、うちらの部屋に...って、宥姉!?」 宥「うぅ、ぐすっ、許せない、絶対許せないよ...京太郎君がかわいそう」 憧「京太郎ってさっきの?それに、清水谷さん...なにがあったの?」 京太郎「怜さん...大丈夫かな...」 竜華「怜のためにも、絶対勝たなあかん。そやろ?」 京太郎「ええ。精一杯、サポートしますよ。」 竜華「ありがとな...京太郎、うち不安なんや。」 京太郎「不安?」 竜華「怜の病気の再発、それに、京太郎までいなくなってまうかもって考えたら...怖いんや」 京太郎「竜華...」ギュッ 竜華「京太郎?」 京太郎「一度忠誠を誓ったからには、絶対裏切りません。約束します。」 京太郎「だから、もう悲しい顔はしないでください。」 竜華「きょうたろ~」ギュッ セーラ(こいつら病室で何いちゃついとんねん。) 次鋒戦 泉「高1最強としてここは...」 菫「ロン、8000だ。」 泉「またですか...」 宥「ねぇ...少し聞いてもいいかな?」 泉「私にですか?」 宥「うん。千里山に...京太郎君、いるよね?」 泉「え、ええ。おりますけど」ビクッ 菫「なに、京太郎だと?」 泉「な、なんですの?二人とも、今試合中ですよ?」 菫「なぜ君たちのところに彼がいるんだ?」 泉「そら、清水谷先輩の彼氏だからって聞いて「彼氏だと?」」 菫「今彼氏といったか?」 泉「え、ええ。言いましたけど」 菫「ふざけるな!!」 泉「わ、私に言われても」 宥「彼、ストーカーがいっぱいだから困るよね。今も...千里山に監禁されて」 泉「か、監禁!?」 宥「違うの?だって...清水谷さんが、私の京太郎君を奪っていったよ?」 菫「監禁か...今はやりの王子を助ける姫...ふふふ。私にぴったりだな。」 泉「監禁なんてしてません!清水谷先輩と京太郎さんは相思相愛です。さっきだって、園城寺先輩が倒れるまでは部室で...///」 菫「腹は決まったな。」 宥「必ず助けてあげる...」 泉「な、なんです、二人して...そんなに睨まないで下さいよ」 菫「狙いは千里山だ」 宥「京太郎君...待っててね。かならず助けてあげる。」 泉「そんな理不尽な...勘弁してくださいよ」 菫「私の王子をさらった罪」 宥「あったかさを奪った...あの女」 菫・宥「「潰す(してあげる)」」 泉「とばっちりじゃないですか~」 美子(私だけ蚊帳の外...) イベント ランチタイム~竜華と京太郎~ 京太郎「竜華さん、何か食べないと体に毒ですよ?」 竜華「食べたいけど...食べたないねん。」 京太郎「怜さんが心配なのはわかりますけど、竜華さんだって試合あるんですよ。」 竜華「じゃあ京太郎が食べさせてや。」 京太郎「え?」 竜華「だから、京太郎が食べさせてくれるなら食べる言うてるんや」 京太郎「それは、いいですけど...」 竜華「決まりやな。じゃあさっさと食べにいくで」 京太郎「あれ、ほかのみんなは呼ばないんですか?」 竜華「あほ、2人きりで食べたいんや。って、何言わせるねん///」 京太郎「じゃあ、何食べます?」 竜華「そやなぁ...京太郎と一緒ならなんでもええけど...ま、食堂言って決めよ♪」ギュッ 京太郎「はい。」 「もきゅもきゅ...パフェおかわり」 竜華「混んどるなぁ...」 京太郎「はぐれないように、気を付けないといけませんね。」 竜華「はぐれても、今まで会えたやろ?だいじょうぶやで」 京太郎「それもそうですね。どれにします?」 竜華「京太郎のおすすめってある?」 京太郎「そうですね、タンパク質やビタミンも摂取できる、オムライスとかどうですか?」 竜華「京太郎が食べさせてくれるなら、なんでもええよ♪」 京太郎「じゃあ、俺のは竜華さんが選んでください。」 竜華「じゃあ、ハンバーグとかどう?お肉やし、好きやろ?」 京太郎「じゃあそうしましょうか。注文してくるので、席の方お願いします。」 竜華「はいはーい。」 竜華「どこにしよかな...あ、ここ空いてる。京太郎も見えるし、いい場所やな。」 竜華「京太郎は優しいなぁ~...最高の彼氏や~♪」 宥「ここ、いいですか?」 竜華「すんません、彼氏が座るんで...って、あんたか」 宥「奇遇ですね。私も...彼氏を待ってるんです。」 竜華「京太郎なら渡さんで」 宥「それは彼が決めることですよね?これだから話を聞かない大阪人は...」 竜華「べらべらとよう喋るやんけ。さっさと目の前から消えろや」 宥「下品ですね...彼を返してくれれば...すぐ帰りますよ?」 菫「いーや、彼は私のものだ。」 宥「弘世さん...」 菫「悪いな、彼にはファーストキスを奪われたこともあるのでな。」 竜華「なんや、さっきからぞろぞろと...目ざわりや。」 菫「京太郎はこんなガラの悪い魔女につかまったのか?」 竜華「誰がガラの悪い魔女だ。それに、どっちかっていうと、あんたらのほうが人の男に手を出そうとする悪女に見えるで」 菫「なんだと?」 宥「ふふっ...」 竜華「ちっ...あんたら見て食事なんて出来るかい...京太郎、ここ出るで。」 京太郎「え、今食事貰ってきたところですよ?」 竜華「京太郎のストーカーがびっしりおる場所で飯なんて食えるかいな」 照「私は婚約者だから大丈夫」 菫「照、誰が婚約者だ!」 照「京ちゃんとはホテルに行きそうになる仲...ミスで行けなかったけど」 菫「なに、それは本当なのか?」 宥「ウソつきばっかり...私が彼を...」 照「この前はいけなかった。だから今度こそ行く」 竜華「言いたい放題言いよって...」 照「やっぱり、京ちゃんには、おしとやかな女の子の方がいいと思う。」ムシャムシャ 菫「同感だな。すくなくとも、こんな獣みたいな女は相応しくはない。」 竜華「なんやと?白糸台だか何だか知らんけど、あんまりふざけたこと言ってるとしばくで」 宥「ほら...口でかなわないと暴力...獣同然」 竜華「お前ら...」 京太郎「ちょっと、喧嘩はやめてくださいよ。」 照「喧嘩じゃないよ?」 菫「そうだな。」 宥「うん...京太郎君も、嫌なことは嫌って言ったほうがいいよ」 竜華「な、なにをやねん!」 照「貴女が彼女だって言い張ること」 菫「それが彼にどれだけ負担となっているか、考えたことがあるのか?」 竜華「んなわけあるかい!京太郎...そやろ?」 京太郎「え、ええ。もちろんです。竜華さんは、俺の彼女です。」 宥「」ズキッ 菫「くっ...」 照「?」 竜華「ほら見んかい、京太郎がこう言ってるんや。外野はさっさと帰りな」 菫「しかし、それが京太郎の、私の王子の本心とは限らない!照!」 照「照魔境で見てみる。」 竜華「なんやと?」 京太郎「照魔境?」 宥「待ってててね。今、私たちが助けてあげるから」 照「出た。京ちゃんの本心は...一度忠誠を立てたからには、俺は竜華さんと添い遂げる!らしい」 菫「馬鹿な!?」 宥「う、嘘...」 竜華「ほら見んかい、彼女っちゅうんわな、無理やりなるもんやないんやで!」 菫「しかし、彼と貴様の接点すらもないじゃないか!」 竜華「うちらはな、偶然会い、一度は障害にぶつかりながらも、あきらめんと再度あった仲や。つまり、本能から結ばれとんのや!」 宥「本能...」 竜華「怜から聞いたで。あんた、妹使って京太郎探し当てたそうやないか。うちがトイレ行ってる間に、ようもまぁ盗んだもんや」 宥「ちがっ...盗んでなんか...」 竜華「ま、そんなことしてもすぐ見つけるけどな。それくらいうちらの仲は深いんや!」 宥「あっ...あぁ...」 菫「しかし、彼とキスしたのは私だ。」 照「それはちょっとうらやましい」 竜華「キスくらいくれたるわ。その程度のつながりで...よくもまぁ吠えれるもんやなぁ」 菫「それくらいだと!?」 竜華「これ見てみい。京太郎もほら」 京太郎「は、はい。」 菫「首筋?」 宥「赤い...あったかい...まさか...」ガクガク 竜華「さすがにぶりっ子っちゅうわけやないやろ。見た通りや。そんなわけで、さっさと帰りな」 照「待って」 竜華「なんや、まだあるんかい」 照「鏡で見た。足の模様...何?」 竜華「ああこれかい。うらやましいやろ?」 菫「刺青か?大阪はこれだから」 竜華「じゃかぁしいわ!いい機会やし教えたる。これはな、京太郎とつながった証なんや。」 照「つながった証?」 竜華「簡単に言えば、おまえらストーカーと彼女の違いみたいなもんや。」 宥「私はストーカーなんかじゃない...ストーカーじゃない」 竜華「ええ機会や。この証の力...見てみるか?」 菫「力だと?」 竜華「といいたいところやけど、見せるのはもったいないわ。」 宥「その証...奪いさえすれば」ブツブツ 竜華「無駄やで。それにな、京太郎はうちと一緒にいないと、大変なことになるんよ。」 照「大変なこと?」 竜華「そや。そこのマフラー撒いてるストーカーさんなら、よお知っとるやろ?」 宥「頭痛...まさか...」 竜華「そや。詳しくはそのストーカーから聞きや。もうええやろ。こっちも大事な時間無駄にしたないねん。」 竜華「行くで、京太郎。ここじゃ食べれんやろ?怜の場所いこか」 京太郎「は、はい。」 照「待って、京ちゃん」 竜華「なんやねん...しつこいなぁ」 照「京ちゃんの声で聴きたい。本当に、私たちが嫌いになったの?」 竜華「あほか、そんなもん決まっとるやないか。」 照「貴女には聞いていない。私が効いてるのは京ちゃん」 竜華「...さすが個人戦チャンプ...ずいぶん偉そうやなぁ」 照「照魔境で見ても、それが京ちゃんの本音とは限らない。だから答えて、京ちゃん」 竜華「ふん、何度聞いても変わらんで。京太郎」 京太郎「俺は...」 竜華「言ったれ言ったれ」 京太郎「俺は......」 菫「京太郎...」 宥「京太郎君...」 京太郎「俺は...俺は、竜華さんの彼氏じゃない!」 照「京ちゃん!」 菫「よっし!」 竜華「嘘やん...またなんかの冗談やろ?朝みたいにな、そやろ?」 京太郎「主、いえ竜華さん」 竜華「なんや?キスか?それとも、ベッド行くか?」 京太郎「初めての相手はあなたでした。それに、初めてできた彼女...嬉しかったです。」 竜華「なんやねん...なんでそんなさみしい顔すんの?」 京太郎「怜さんにお別れが言えないのはつらいですけど、いくら縛られようとも、やっぱり本心は帰れませんでした」 京太郎「正直に言います。最初に竜華さんを抱いたとき、覚えてますか?」 竜華「も、もちろんやん。」 京太郎「本当はあの時、竜華さんの体目当てでした。」 竜華「なん...やて?」 京太郎「本当にすみませんでした。いくら謝っても、許してくれるとは思いません。」 竜華「いやや。そんなこといわんで...」 宥「往生際が悪いですよ...清水谷さん」 京太郎「訴えるなら、訴えてもらっても構いません。」 菫「安心しろ。君は私が守る。」 京太郎「菫さん...」 菫「いっただろ?君は私の王子様だと」 宥「あったかいギュッてしてくれる?」 京太郎「宥さん...」 照「良かったね。京ちゃん」 京太郎「照さん...」 「...んで」 「...んで、...郎」 「...じる。」 京太郎「竜華さん?」 竜華「そっかぁ、うち捨てられたんかぁ...なら、京太郎なんて...」ブツブツ 菫「醜いな」 宥「散々私たちを馬鹿にしてたのに...」 京太郎「竜華さん...」 竜華「いらんよね。けど、京太郎を誰かに渡すんも嫌や。京太郎はずーっとうちのものや。ほかの誰でもない、うちのものなんや。」ブツブツ 照「なんだか怖い...」 竜華「なああんたら...うちから京太郎を奪って楽しいか?」 竜華「うちは許さん...あんたらを絶対に許さんで。うちが地獄に行っても、それは1人でやない。京太郎も一緒や。」 照「なにするき?」 竜華「アハハハハ!令呪を持って命ずる。京太郎、うちを殺せ!」 「「「!?」」」 菫「馬鹿らしい...何が命ずる!だ。くだらない。」 宥「京太郎君もそうおも...う...え?」 京太郎「う、ウソだろ...やめてくれ...殺したくない...殺したくないんだ」 竜華「ここは食堂...刃物ならいっぱいあるで。」 照「止めなきゃ...あぅっ」 菫「すごい力だ...おい、周りのみんなも手伝え!」 竜華「もう遅いで。ほらおいで、ここやで。京太郎の大好きなここ刺してえな。」 京太郎「やめ...ひぐっ、やめてくれ...」 竜華「あはは、泣いてる顔もええなぁ...さ、はよ頼むわ。京太郎の手で、うちを殺して。」 京太郎「嫌だ。だれか、誰か...俺を止めてくれー!!」 宥「ダメ...力が強すぎる。」 菫「周りの連中も刃物を持っているせいか、手を貸そうともしないとはな。」 竜華「安心しいや。ちゃあんと、最後の令呪も残したるさかい...」 京太郎「いやだぁーーー!」 ザクッ! 竜華「かはっ...そ、げふっ、それでええんや、それで...これで、げほっ...京ちゃんは永遠に...」 女の子が刺されたぞー! 救急車、それに警察をよべー! 京太郎「あ、あぁ...」 照「京ちゃん!」 京太郎「照さん...おれ、おれ...」 菫「よくも、京太郎を人殺しに!」 竜華「最後、っのれい、じゅ、を、もって、命じる...」 菫「また何かする気か?」 竜華「自害せよ、京太郎...うちの、げほっ、ために...」 菫「まずい、宥、照、京太郎を止めろ!!」 宥「京太郎君!」 京太郎「と、止めないでください...俺は、俺のせいで...」 宥「いや...いやだよ...こんなの...あったかくないよ...」 照「やめてー!」 ザクッ 京太郎「がはっ...い、いてえ...けど、ぐふっ...竜華さんはこれ以上の痛...」 竜華「さ、最初の令呪...覚えとる?」 京太郎「え、ええ...一緒にいるですよね。」フラフラ 照「動かないで、出血が...」 京太郎「これでお互い...地獄行きですかね...げほっ、おえっ」 菫「血が...おい、救急車はまだか!」 京太郎「手遅れですよ。ヒュー...ヒュー...じぶんでもわかる。」 宥「だめ、貴方はあったかくないと...また私をあっためて...ぐすっ」 京太郎「竜華...本当に、こうなっちまうとはな...」 竜華「2人で...死ぬと..ロミオと...ジュリエットみたいやな...先、いっとるで」 京太郎「ああ...地獄でも、一緒にいてやるよジュリエット」 竜華「......」 京太郎「笑顔で逝きや...あぁ、待っててくれ...ジュリエット...俺も、もうすぐ...」 照「京ちゃん!!」 菫「京太郎!」 宥「京太郎君!!」 京太郎「......」 「いやぁぁぁ!!」 DEAD END
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3341.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1388485491/ 咲「…」(読書中) 京太郎(さっきからパンツがチラチラ見えてる…) 京太郎(今日は白か) 京太郎(というかこいつ男の前でミニスカ体育座りとかしやがって…防御力低すぎだろ…) 京太郎「なあ咲」 咲「なに?京ちゃん」 京太郎「パンツ見えてるぞ」 咲「ふぇっ!?」 咲「きょ、京ちゃんのエッチ!変態!」 京太郎「いやもう何とも思わん。見慣れてるし」 咲「見慣れてるの!?」 京太郎「お前無用心だから結構見た」 咲「も、もう私帰る!バイバイ!」 京太郎「おいそんな焦ったら…」 咲「あっ!?」 京太郎「やっぱつまずいたか」 咲「いたた…」 京太郎「大丈夫か?あと言いにくいけど…」 咲「どうしたの?」 京太郎「転んだ拍子にスカートめくれてる」 咲「み、見ないで変態京ちゃん!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「う~こたつぬくいなあ」 シロ「京太郎」 京太郎「……」 シロ「……京太郎」 京太郎「……何ですか?」 シロ「飲み物持っ」 京太郎「嫌です」ズバシ シロ「……」 京太郎「そんな目してもムダですよ。大晦日の俺は省エネ京太郎ですから」 京太郎「年越しそばなら、どん兵衛とポットがもう用意されてますからね」 シロ「この目は元から……ん~」 京太郎(……なんか考えてる) シロ「京太郎、リモコン取ってくれる?」 京太郎「リモコン? すみません、何処にあるかちょっと……」 シロ「こたつの中かも」 京太郎「入れたっけな」ゴソゴソ 京太郎「!?」ガタッ 京太郎(そう言えばシロさん今日スカートだった……あと少しで見えそう……) シロ「……」クイッ 京太郎(!? シロさんの白さんが!!) シロ「……」 京太郎(うおお……何だかこたつのヒーターの橙色の光に照らされ、神々しく見え……あっ、熱、あれ今何秒経って)ジリジリ シロ「京太郎、リモコン」 京太郎「あひゃい!? って痛ぁっ!」ガツン シロ「頭打った?」 京太郎「だ、大丈夫です、リモコンは……」 シロ「ごめん、こっちにあった」 京太郎「あっ、そっすか」 シロ「……ところでさ、京太郎……長いこと、こたつの中で何を探してたの?」 京太郎「えっ、いや、その、あの……」カアァ シロ「飲み物欲しいな」ボソッ 京太郎「今持ってきまっしゅ!!」ダッ シロ「……」 シロ「……流石に、ちょっと恥ずかしかったな」ゴロン カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラっていいよな」 優希「は?」 京太郎「なんだよ、そのお前は何言ってんだって目は」 優希「京太郎、お前私が前にパンチラした時いらねーで一蹴したよな?」 京太郎「あれはパンチラじゃねぇ、ただの痴女だ。俺がいいと思うのは不意に見えるパンチラなんだよ」 優希「理解出来ないじぇ……」 京太郎「まっ、お子様のお前にはわからん世界ってこった」 優希「なんでそんなに偉そうなんだじぇ……」 京太郎「はぁ……」 優希「……」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 淡「んーっ! んーっ!!」ピョンピョン 京太郎「何跳び跳ねてんだ淡」 淡「あ、きょーたろー。あのねー、たかみーが転んだら眼鏡がすぽーんって本棚の上に入っちゃったの」 尭深「見えない……」 京太郎「そげな漫画みちょーな……怪我はないっすか?」 尭深「うん、大丈夫」 淡「たかみー、きょーたろーはこっちだよ」 京太郎「本気で見えないんすね」 尭深「私、目が悪いから……」 淡「たかみー、それ湯呑みじゃなくてケトルだよ……」 京太郎「おお、もう……とりあえずじっとしといて下さい。俺と淡で眼鏡取りますんで」 尭深「うん。ごめんね?」 京太郎「いえいえ」 淡「で、どーするの? 結構高いとこだけど」 京太郎「俺でも微妙に届かねーな……なんか椅子でも」 淡「あっ、閃いた!」 京太郎「うん?」 淡「きょーたろー、しゃがんでしゃがんで!」 京太郎「おう」スッ 淡「とーっ!」ピョコンッ 京太郎「うおっと! なんだ、なるほど肩車か」 淡「そそ。ほらほら立って立って」ペチペチ 京太郎「叩くなこら。よっと」スクッ 淡「おーっ! あはは、高い高い!」 京太郎「あんまはしゃぐなって。眼鏡見えるか?」 淡「うん。結構奥の方みたい」 京太郎「落ちないように気を付けろよ」 淡「まっかせてー! んー……ん! 取った!」 京太郎「よし、んじゃ下ろs」 淡「とうっ!」ピョンッ 京太郎「ちょ、ばっ!」 淡「ほっ……わあっ!」トッ ズデンッ!! 京太郎「おい大丈──ぶふっ!?」 京太郎(じゅ、純白!?) 淡「いったぁー……、あわ?」 淡「…………」 淡「あわっ」ボフンッ 京太郎(あ、爆発した) 淡「わ、わー! わー! わー!!」ポイポイポイポイッ コッ コーンッ カンッ パリーンッ 京太郎「ちょっ! 淡落ち着けテキトーに物投げんな!? ──ぐはっ!」ゴンッ!! 京太郎「ゆ、湯呑みは鈍器だろ……」ドサッ 淡「はーっ! はーっ!! うぅぅ……パンツ見られた……」シクシク 尭深「あの、淡ちゃん……眼鏡は……」 淡「あ」 京太郎「いつつ……ん?」 眼鏡だったもの「」チーン 京淡「「ああっ!?」」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 絹恵「あー昨日のサッカー凄かったな!特に終盤のあのシュートとか!」シュ 京太郎「先輩スカートでシュートのマネ止めてくださいよ」 末原「なんや須賀はパンツ見て恥ずかしがっとんのか?」 末原「ならいくらでも見てええで」ピラッ 京太郎「や、止めてくださいよ」 末原「何てな。スパッツはいとるから平気やで」ピラッピラッ 絹恵「あ」 漫「あ」 代行「末原ちゃんスパッツはきわすれとるで~」 末原「へ?」 京太郎「///」 末原「ア……アホーーーー!!!!」パンチ 京太郎「ありがとうございます!」バキッ カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「奈良の大仏見ようと思い立って勢いで奈良まで来てしまった…」 京太郎「携帯の地図頼りにしてたけどこんなときに電池切れだし」 京太郎「さてどうしようか…」オロオロ 憧「あの人…なにしてるんだろ」 京太郎「すいませーん」 憧「あ、なんでしょうか」 京太郎「この辺の娘かなぁ…ちょっと奈良の大仏までの道が知りたいんだけど聞いてもいいか?」 憧「大丈夫ですよ。良かったら私案内しましょうか?」 京太郎「え、大丈夫?予定とかは…」 憧「はい。私の目的地もそこら辺なんでついでにってことで」 憧(…それにこの人結構カッコいいし) 京太郎「じゃあ…お願いしちゃおっかな」 憧「じゃあ行きましょ」 ーーー 憧「そうなんだぁ須賀君も麻雀部の……」 京太郎「って言っても初心者も初心者。全国大会が終わるまで専門書読んでネトマやるぐらいしかしてなかったけどな」 憧「雀荘は?近くにないの?」 京太郎「あぁ部活の先輩がRoofTopって雀荘のオーナーの一人娘でな」 京太郎「割と気軽に顔出せはするんだけどこれが見事に鴨られるんだわ」 憧「はぁそういうレベルなわけね」 憧「っと、見えてきたわよ、あれが奈良の大仏」 京太郎「おお!ありがとな。俺にこの試作品のタコスをもらってくれ」 憧「いやいやなんでタコスなんか持ち歩いてんのよ」 京太郎「知り合いにな。三度の飯よりタコスってほどのタコスジャンキーがいてな逐一備蓄しとく癖がついちまったんだ」 憧「清澄。恐ろしい所…和も染まってなきゃいいけど」 京太郎「へ、今和っt」 「憧ー!!」 ドーン 憧「きゃっ」 京太郎「ぶっ」 京太郎(黒とピンクのレース…見た目おしゃれな娘だったけど下着にまで拘ってるのか…ごちそうさまです) 憧「いたたた。もぉなにすんのよシズ」 穏乃「なにじゃないよー約束の時間になっても一向に来ないから心配してたんだよ」 穏乃「そしたら男の人と仲よさそうに談笑しちゃってて」 憧「あーごめんごめん。道を聞かれたからここにくるついでに案内してたんだけど同じ麻雀部だっていうから話しこんじゃってさ」 穏乃「麻雀部?そうなの?」 京太郎「あぁまだヒヨッコだけどな」 穏乃「じゃあこれから部の皆で麻雀するから混ざらない?」 京太郎「お!いいな。でも部の皆って当然女子ばっかだよな。俺も混ざって大丈夫か?」 穏乃「全然平気!」 穏乃「憧!」 憧「なによ」 穏乃「そういうことだから!」 憧「はぁまぁいいけどね。じゃあ須賀君一緒に行こうよ。ついでに私もできる限り教えてあげる」 京太郎「あざーっす」 穏乃「じゃあしゅっぱーつ!」クルッ 京太郎「……」 京太郎(吐いてない)(確信) 憧「じゃ、行きましょっか」 京太郎「よろしく頼むよ」 京太郎(片や黒とピンクレース、片やノーパン……か) 京太郎(永住しよ) カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 哩「京太郎、私と姫子の能力はリザベーションばい」 京太郎「哩さんの和了が姫子の和了と連動する能力ですよね」 哩「そう」 哩「そしてそれは麻雀に限らんと」 京太郎「え」 哩「そい、パンチラ//」リザベーションクリアー 京太郎「うわっ!?女の子がそんなことしちゃいけません!」 哩「これで京太郎は明日姫子のパンチラを二回見ることになると」 京太郎「なにそれこわい」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「うーっす」 まこ「京太郎、あんた何でジャージなんじゃ」 京太郎「ああ、これ。体育長引いて、そのまま着てきたんですよ」 まこ「はや着替えんさい」 京太郎「だって楽じゃないですか、ジャージ」 和「もっとしゃんとした方がいいと思いますよ」 京太郎「そ、そう? あはは、手厳しいな……」 和「そうですよ……ん?」 京太郎「でも染谷先輩も―――」ペラペラ 和(……ちゃんとシャツを入れてないから、須賀君のズボンから、その、青いのが覗いて……) 和(やっぱり、言った方がいいんですかね……でも、それは恥ずかしいような……) 和(……須賀君ってああいうの穿くんですね。確かに須賀君のイメージに合ってるような……って、私は何を考えて!?) 咲「和ちゃん?」 和「ひうっ!?」ビクン 咲「どうしたの、和ちゃん?」 和「えっ? い、いえ、あの、す、すがく……」 咲「京ちゃん?」 京太郎「おっ、咲来てたのか」 咲「もう、京ちゃんまだジャージのままなの? だらしないなあ。ほら、パンツ見えてるよ」 京太郎「えっ、そう? あはは、ご愛嬌ご愛嬌」 和「……流石咲さん」ホッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 穏乃「京太郎ー!お昼一緒に屋上で食べよう!」 京太郎「おう。いいぜ」 ~屋上~ 京太郎「よし、じゃあ食べようぜ」 穏乃「ここでクイズです。今日の私のお昼ご飯はなんでしょうか?」 京太郎「パンだろ」 穏乃「え!?なんで分かったの?」 京太郎「お前の後ろにあるコンビニの袋からパンがチラ見してる」 穏乃「しまった」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 久「別にタイツだからって恥ずかしくない訳じゃないのよ?」 京太郎「はあ」 久「生じゃなくても、それなりに恥ずかしいわけ。分かる?」 京太郎「何をおっしゃりたいのかが分かりません」 久「つまり、タイツは恥じらいが無いからダメ、なんて言うのは止めなさいってこと!」 京太郎「俺そんなこと言ってませんから!」 京太郎「じゃあ部長はタイツを履いていても、風かなんかでスカートがまくれあがったりしたらそれなりに恥ずかしいってわけですね?」 久「そういうことになるわね」 京太郎「でもさすがにノータイツで捲れるほど恥ずかしくはないと」 久「うん」 京太郎「ならそーい!」ペラリンチョ 久「………………」 久「どーん!」ドカッ 京太郎「なにするんですか。痛いじゃないですか」 久「私の心はもっと痛んでるわよ。須賀君ならそういうことしないと思ってこういう話してたのにひどい裏切りよ」 京太郎「タイツ履いてるから恥ずかしくないんでしょ?」 久「さっきの話をもう忘れてしまったのこのニワトリ脳は」 京太郎「そんなに見られたくないなら今度からタイツでなくジーパンでも履いてくるんですね」 久「怒った。久もう怒った」 久「反省のない。須賀君にはお仕置きね」 京太郎「うわあああああああああああああああああああ」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「俺実はおっぱいよりパンチラが好きなんですよ」 「そんな俺にとって、清澄麻雀部はとても過酷な環境でした」 「事あるごとにパンツを見せつけようとする優希、やめてくれ俺が見たいのはパンツじゃないパンチラなんだ」 「鉄壁のガードを誇る和、膝丈スカートもさることながら」 「何より胸部に搭載した防衛機構OO(ダブルオー)は視線を吸い上げて数少ないパンチラ目撃のチャンスを奪ってしまう」 「そして部長と咲!!」 「初めての出会いから今までずっとそのポンコツっぷりでいつもパンチラを楽しませてくれた咲」 「それなのにパンチラを見られたくないからってパンツ履かないってどんだけポンコツなんだよ!!」 「ポンコツぶりは変わらないんだから色々見ちゃいけないものが見えちゃうんだよ!」 「部長に関しては…思い出すだけでも恐ろしい…」 「パンスト越しのパンツ、そんな最上級のパンチラを期待していつも目を凝らしていました」 「そしてやっと見えたと思ったそのとき目に飛び込んだのは…」 「パ ン ス ト 越 し の 茂 み だ っ た …」 「まさかのノーパンパンストに呆けている俺に気づいた部長は妖しくも魅惑的な笑みを浮かべながら俺をロッカーへ…」 「あぁ思い出しただけでもう…」 「本当、この状況どう思います?染谷先輩!!」 まこ「爆発して死ねばええんじゃね?」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 部室にて 京太郎「こんにちはー」 玄「うへへ~、待つのです二人とも~」ダダダダダッ 憧「待つわけないでしょ!」 穏乃「玄さん、やめてくださいよ!」 京太郎「はあ……部活前だからか、皆元気が有り余ってるな」 玄「大人しくおもちを揉ませるのです!」 憧「誰がそんなことを許すか!」 穏乃「私たち、宥さんと違って大きくないですよ!」 玄「大きさは問題じゃないですのだ~」 京太郎(こういう時に女子との見えない壁を感じるよな) 玄「捕まえたのです!」ガシッ 憧「あっ、こら! シズ、助けなさいよ!」 穏乃「ごめん、憧。玄さんに捕まったら抜け出すのが難しくて…」 憧「ちゃっかり距離とってんじゃないわよ!」 玄「ぐへへへ~、さあて、おもちをご賞味させていただきますのだ~」ワシワシ 憧「こんのぉ…、いい加減にしろ!」ドンッ 玄「あっ!」ガシャンッ 憧「ちょっ、大丈夫!?」 玄「じゃ、雀卓にぶつかってしまったのです」 憧「ごめん……でも、玄も悪いんだからね。いつまでもしつこくおもちを揉ませろだのわけわからない言うから」 玄「面目ないのです」シュンッ 憧「うっ、急にしょげられるとツラいわね。まあお互い様ってことで…」 玄「う、うん……」 京太郎「……」 京太郎(……見えた) 京太郎(はっきりと全部は見えなかったけど) 京太郎(雀卓に体をぶつけた時の衝撃で、ちらっとのぞかせるような感じだった) 京太郎(パ、パンツも玄さんらしく、かわいく柔らかそうで…) 京太郎(じゃなくて!) 京太郎(今のはなかったことにした方がいいよな…) 京太郎(「パンツ見えましたよ」なんて言われて嬉しい人なんていないだろ) 京太郎(というか玄さんだけにパンツも……) 玄「……」チラッ 京太郎(おっ、目が合った) 玄「///」サッ 京太郎(頬が赤い……やっぱり俺の目を気にしてるんだよな) 憧「本当に大丈夫なの、玄?」 玄「ひゃっ、はい!」 憧「そろそろ部活の準備するわよ。手伝って」 玄「はい!おまかせひゃれ!」 憧「大丈夫じゃないでしょ、あんた」 玄「あうぅ…///」 京太郎(焦って縮こまってる玄さんもかわいい……) 京太郎(ちげえよ! そうじゃないって) 京太郎(本人も恥ずかしがってるんだし、やっぱりここは黙っておこう) 憧「あんたはね、高校生にもなってあんなことばっかしてるから…」 玄「は、はぃ…」モジモジ 京太郎(黙ってるのが優しい男だよな。さて、俺も準備を…) 穏乃「……」ジーッ 京太郎(げっ!) 京太郎(そういや穏乃も俺のそばにいたから見えてたよな) 穏乃「……」ジーッ 京太郎(玄さんを食い入るようにじっと見てる。やっぱりお前も気になったか……) 穏乃「……」チラッ 京太郎(こっち見た!なんかすげえ言い出しちゃいそうな雰囲気) 京太郎(でもダメだ!もの申したい気持ちもわかるけど、玄さんにもメンツがある。たぶん) 京太郎(こいつ、空気の読めないところがあるし、釘を刺しておいた方が…) 穏乃「玄さん」 玄「な、なに?」ギクッ 穏乃「玄さんは」 京太郎(言うな!) 穏乃「クマさんが好きなんですか?」 灼「悪くないとおも…」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 晴絵「きょ、京太郎~」オズオズ 京太郎「あ、晴絵さん年越し蕎麦はどれくらい食べられま――って、その格好…」 晴絵「い、いやね…大掃除してたら阿知賀の頃の制服が出てきてさ…ど、どうかな?」 京太郎「どうって…」 晴絵「あ………そ、そうだよね!さすがに似合わないよね、今着替えてく「待ってください」…京太郎?」 京太郎「その…いきなりで驚きましたけど、に、似合ってますよ」 晴絵「ほんと…?『こいつ歳考えろよ…』とか考えてるんじゃ?」オソルオソル 京太郎「そんなことないですって。晴絵さんは綺麗ですから今でも全然似合いますし……」 京太郎「そ、その、こ、恋人のそういう姿が見れるって凄く嬉しいですよ…」ポリポリ 晴絵「あ、あはは…そ、そうかな」テレテレ 京太郎「ええ、それに俺が見ることができなかった昔の晴絵さんが見れてよかったです」 晴絵「そっか、よかった………あ~なんだか安心したらお腹空いたな!」クルクルッ 京太郎「ああもう、埃立つから食事前に部屋の中d――ぶっ!?」 晴絵「ん?どうしたの京太郎?」 京太郎「え、え~と…その…」 晴絵「なあに~言いたい事があるなら言いなさいよ~うりうり」ダキツキ 京太郎「その…さっき晴絵さんが回ったときにス、スカートが捲れてその…」 晴絵「スカートって…あ///……もしかして、見えちゃった?」 京太郎「はい…」 晴絵「………どうだった?」 京太郎「その、大人っぽい黒で…」 晴絵「ふんふむ」 京太郎「………サイコーでした」 晴絵「ふ~ん、普段からそれ以上の物見てるくせに?」 京太郎「それとこれとは別です」キリッ 晴絵「な~に真面目な顔して言ってるのよこの」ハナフニ 京太郎「はにふるんでふか」 晴絵「さ、お蕎麦伸びないうちに食べようか」 京太郎「ほうでふね」 晴絵「ほら拗ねない。あとでこの格好のまま膝枕してあげるから、ね?」ギュ 京太郎「…あい」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ああ……いい天気だ」 京太郎「部活での先輩からのしごきも、癒やされていく……」 京太郎「屋上開放してる高校なんて、なかなか無いよな……ん? 上の方から何か音が」 ??「……」バッ 京太郎「え!?」 ??「な!?」ドスッ 京太郎(階段室の上から人間が、正確には女の子が舞い降りてきた。舞い降りてきて……墜落した、俺の上に) 京太郎「ぐえあ」バタン ??「す、すまん。大丈夫か」 京太郎「お、俺は大丈夫ですけど……」 京太郎(綺麗な人だ……長く艶のある黒髪、きりっとした目元、それになかなかのおもち) 京太郎(その女の子は、寝転がった俺にのしかかった体勢になっており……こちらからは下着が伺えた) 京太郎「……いちごパンツ」ボソッ ??「へっ? ……きゃぁッ!!」バチコン 京太郎「ふもげ!!」 京太郎「それで今日は遅れてしまった訳で」 ダヴァン「オー、ジャパニーズエロゲ?」ズルル 京太郎「違います」 ダヴァン「ヘンタイ?」 京太郎「違いますって!」 ダヴァン「それデ……そのストロベリーパンティーの子ニ……」 京太郎「一目惚れをしまして」キリッ ダヴァン「パンティーニ?」 京太郎「違いますよ!いやもちろん、いちごパンツも重要な要素です」 京太郎「清楚で綺麗な女性が、いちごパンツを穿いているというギャップに俺は猛烈に―――」 智葉「楽しそうだな」 京太郎「ひっ!? 先輩!?」ビクッ ダヴァン「折檻は止めてあげた方がいいデスヨー」 智葉「ああ、怪我をしているみたいだしな」 京太郎「気がついたら保健室にいたんですよね。あの、今日はご覧の通り体の調子が悪いので……」 智葉「外傷と麻雀は関係ないだろ? さあ来い、みっちりしごいてやる」 京太郎「ひいいぃ……」 智葉(……決して、知られる訳にはいかないな) カンッ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……部長、俺の精液には雀力を上げる効果があるらしいです」 久「須賀君、頭打った?」 京太郎「……すみません、俺どうかしてたみたいです」 久「そんなことより、パンチラをゲットしに行きなさい。そうすると雀力上がるらしいわよ」 京太郎「はい、分かりました!」 来年へ続く >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「こんな真夜中なのに、人がいるもんだな」 咲「そうだね」 京太郎「はぐれないようにしろよ?」 咲「もう、また子供扱いするんだから!」 京太郎「咲がすぐはぐれるのは事実だろ?」 咲「それはそうかもしれないけど……ほらっ」 京太郎「ん?」 咲「手、つないでるから大丈夫、でしょ?」 京太郎「ははっ、それもそうだな」 咲「願い事、どうしようかなあ」 京太郎「何でもいいだろ、優勝でも、新入部員でも」 咲「……」 チャリーン 咲(なんて言ったけど、願い事は決まってる) 咲(京ちゃんと今年も、いやずぅーっと一緒にいられますように) 咲(京ちゃんは、何を願ってるのかな? 私と同じ? それとも……) 京太郎(パンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラ) 咲「ねーえ京ちゃん、何お願いした?」 京太郎「バカ、願い事は秘密にしないといけないんだぞ」 咲「えへへ、そうだよね。私も秘密だもん」 京太郎「なんだ? そう言われると気になるな」 咲「だから秘密だってばー」 カァーンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 洋榎「脱衣麻雀や」 京太郎「どうしてこうなった?」 京太郎「姫松に転校して数ヶ月・・・だいぶ麻雀強くなった気がする」 洋榎「そやな、京太郎中々上手くなったやん、まぁうちにはおよ」 京太郎「そーでしょ?いやぁそろそろ洋榎先輩にも勝ってしまったりして」 洋榎「ほぅ?・・・じゃあ勝負するか?ついでやしなんか賭けようか?」 京太郎「賭けですか?」 洋榎「そうや、金以外なら何でもいいで?物でもいいし何か命令してもええ?負けたら何でも言うこと聞いたる」 京太郎「何でも・・・」ゴクリ 洋榎「おっ!今なんかエロいこと考えたやろ?なんや?脱衣麻雀でもするか?」 京太郎「そ、そんな!俺が勝ったらとんでもない事になっちゃうじゃないですかぁー」 洋榎「うちは負けるつもりで卓につくことはない・・・それより京太郎本気でうちに勝てる気でおるんか?」 洋榎「・・・ええやろ脱衣麻雀で勝負したる!さらに負けた方は勝者の言うことを聞く!やるで」 京太郎「ええぇ~」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 霞「手伝ってくれてありがとう、京太郎君」 京太郎「神社って色々大変なんですね……」フゥ 霞「まあ行事の時はそうね。普段もそれなりにすることはあるけれど」 霞「休みましょうか。夜食にお蕎麦でもどう?」 京太郎「はい、ありがたくいただきます」 初美(霞ちゃん、大人の女性っぽい余裕を醸し出してますねー。ここははっちゃんの出番ですよー) 初美「……」ソローリソローリ 霞「姫様とも仲良くしてくれてありがとうね」 京太郎「いえ、そんな……ん? あれは」 初美「シィーッ」 霞「? どうしたの?」 京太郎「いえ、その……」 初美「隙あり! 袴取ったり、ですよー! 」バッ 霞「えっ、きゃぁあーっ!!」ヒラー 京太郎「なああっ!?」 霞「ちょ、ちょっとはっちゃん!」シャガミ 京太郎「ま、まる、みえ……」 初美「うっかりすべっちゃいましたよー」 霞「絶対嘘でしょ、もう!」 京太郎「か、霞さん、とりあえず俺のコートで隠して……」ササッ 霞「あ、ありがと……」 初美「良かったですね、霞ちゃーん」タタッ 霞「もう……」 京太郎「霞さん、これ袴。どこかで着て……」 霞「そ、そうね……」 京太郎「霞さん……」 霞「な、何?」 京太郎「確かにその色なら、袴に擬態して」 霞「もう忘れて!!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「あー、あっちぃー」 京太郎(なんでこんな炎天下で買い出しとか行かせるんだよ部長のバカー) 京太郎(どっかで休みたいなぁ……あ、あんなところにベンチ) 京太郎(……と汗だくの女の人だ) 京太郎(日陰になってるベンチに横になって……いいなぁ) えり(暑い……) えり(例年よりも暑い夏って何年言い続けてるんでしょうかこの街は) えり(日陰が気持ちいい……って早く会場に戻らないと休憩が終わってしまう!)ガバッ 京太郎「あっ」 えり「へっ」 えり「君……一体何を……」 京太郎「べ、別に怪しい者ではないですよ!金髪ですけどこれ地毛です!」 京太郎「ゴミを拾うふりをしてお姉さんのパンツを見ようなんてこれっぽっちも微塵も全然全く思ってませんから!」 えり「好きな色は?」 京太郎「水色が好きになりました!」 京太郎「……はっ!」 京太郎「通報はしないでくださいご勘弁ください!俺が連行されると咲たちの夢が壊れてしまうんですお願いします!」 京太郎「つい!ついふと魔が差したんです!」 えり「そんなに謝らなくてもいいですよ」 えり「今回はこんなところで寝ていた私も悪かったですし、同じ金髪が地毛で悪いようにみられてしまう者同士ということで」 京太郎「ぁぁぁありがとうございます!」 えり「その代わり、私のパンツを見た罰としてペットボトル一本を請求します」 京太郎「そのくらいお安い御用であります!今すぐ買って参ることも可能ですがいかがいたしましょう!」 えり「どうしてそんなに堅い言葉を……君は清澄高校の生徒ですよね?」 京太郎「えっ、どうしてそんなことを知っているんですか?」 えり「男子部員含めて6名の急造チーム、清澄高校」 えり「内訳は三年女子部員1、二年女子部員2、一年女子部員3、一年男子部員1」 えり「Bブロックの試合が開始される直前で一年生の男子部員が買い出しに行かされる部活環境」 えり「このことから、清澄高校の唯一の男子部員かな……と」 えり「近隣で麻雀以外の競技大会が行われていることもなかったのでそれも加味しました」 京太郎「……なるほど、そんな情報まで知ってるってことはお姉さんは大会の関係者とかでいらっしゃったりいらっしゃらなかったり?」 えり「針生えり、職業はアナウンサーです」 京太郎「え……あ……一昨日くらいに夜の報道番組で見たような……すみません、わからなかったです」 えり「いえ、気にしてないですよ」 京太郎「俺は須賀京太郎です、須賀はお茶っぽいやつで京太郎は西村です」 えり「何となくわかるような……わからないような」 えり「とにかく、自己紹介も終わったところで、早く会場へ向かいましょうか」 えり「エスコートお願いしますね、須賀君」ニコッ 京太郎「は……はいっ!」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 照「……」ピラッ 京太郎「……」 照「どう、パンチラ? 嬉しい?」 京太郎「うーん、嬉しいか嬉しくないかで言えば、どう反応していいか分からない、です」 照「嬉し過ぎて?」 京太郎「Noです」 照「どうして? 淡はこれで喜ぶと言ってたのに」 京太郎「あんな子の言うことを信じるんじゃありません。あのですね、3つ、問題点があります」 京太郎「まず、恥じらいがありません。露出狂が現れて、喜ぶ人がどこにいますか?」 照「でも瑞原プロが水着姿で現れたら?」 京太郎「それはもうさいこ……ってそれはともかく!」 京太郎「次に、下着は見慣れてます」 照「京ちゃん、いつの間にそんな性豪に……」 京太郎「照さん、あなたの下着ですよ。まあ下宿してる身ですから、何でもしますけどね」 京太郎「それにしてももう見慣れ過ぎて、今の照さんの下着のサイズ、メーカー、洗い方も暗唱できるレベルです」 照「……京ちゃんのえっち」 京太郎「違いますよ!? 違いますからね!」 京太郎「えー、それと最後になりますが……」 照「やっぱり♭な私じゃ……」 京太郎「違いますよ。……そんなことしなくても、もう好きですから。余計だってことです」 照「ほんとに?」 京太郎「本当です! だから、もうそんな風にピラピラめくったりしないで下さいね」 照「うん、分かった。その代わり」 京太郎「その代わり?」 照「家に帰ったら、京ちゃんにめくらせてあげるね」ニコッ 京太郎「……えっ」プシュー カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンテラって良いよな」ボソッ 咲和タコま久「「「「「!!」」」」」ピクッ 咲和タコまこ久「「「「「包茎! 包茎! 包茎! 包茎の人~!!! 」」」」」 京太郎「!?」 京太郎「ほ、ほ、ほ、ほ、包茎ちゃうわ!しかも皆パンテラファンかよ!」 カンっ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラってさ、良いよな」 咲「京ちゃん、今日はどうしたの? お薬飲む? 私持ってるよ」 京太郎「別に病気じゃないけど」 咲「はいこれ」スッ 京太郎「でも、ありがとう」 京太郎「……」 京太郎「咲、これ抗鬱剤って書いてあるけど」 咲「うん。京ちゃんの為にいつも持ち歩いてるんだ」 京太郎「なるほど」 京太郎「咲は将来良い嫁さんになるな」 咲「えへへ、そうかな///」テレテレ 京太郎「で、パンチラの話なんだけど」 咲「あ、やっぱりそこに帰結するんだ」 京太郎「こう、翻ったスカートの隙間から僅かに垣間見えるその奥は如何に?」 京太郎「清楚な白? 大胆な黒? パンチラ。ああ、なんと甘美な響き」 咲「そっか……じゃあ」ゴソゴソ 咲「恥ずかしいけど、京ちゃんが喜ぶなら見せてあげてもいいよ?///」スルスル 京太郎「」 京太郎「はっ!? あ、こら。スカートをたくし上げようとするんじゃない!」 京太郎「咲、咲おい! いいから、そんなことしなくていいから」 咲「もう! 見たいって言ったりいいって言ったりどっちなの!?」 咲「私はどうすればいいの? どうすることが正解なの?」プンプン 京太郎「え? ご、ごめんなさい……」 京太郎「なんで俺が謝ってるんだ?」 京太郎「違うんだ。そうじゃないんだ」 京太郎「確かにパンツが見たいけど、でもそんな安易に見えちゃダメと言うか……」 咲「見たいけど見えちゃダメなの? それっておかしくない? 語義矛盾だと思うけど」 京太郎「う~ん、なんて言えばいいんだろうな?」 京太郎「実は今だから言うけど、お前、前よく川の土手のとことかでよく本読んでただろ」 咲「うん」 京太郎「あん時とかたまにチラチラ見えてたんだよ」 咲「ええっ!? まさか京ちゃん見てたの?」 京太郎「御恥ずかしながら」 咲「き、京ちゃんのえっち…………///」 京太郎(かわいい)ホッコリ 咲「もしかして他の人とかにも……」 京太郎「いや、誰か来そうになったら俺がすかさず学食に誘ってたから俺の知る限りでは他人には見られてないと思う」 京太郎「咲のパンツを外のヤローなんかに見せてなんてやれねぇからな」 咲「そうなんだ。ありがとう京ちゃん♪」 京太郎「任しといて」 京太郎「だが、ある時を境に咲のパンチラを見れなくなってしまったんだよ」 咲「そうなの?」 京太郎「それはインターハイの開会式と抽選会の日。咲は染谷先輩の丈の長いスカートをはいていた」 咲「え、もしかして似合ってなかった……?」 京太郎「いや、ぜんぜん」 京太郎「むしろバッチ来いだったけど」 咲「そっか///」 京太郎「しかしその日以降、咲のパンチラを拝むことは出来なくなってしまった……」 京太郎「その抑圧された感情が……」 京太郎「……」 京太郎「なぁ咲、もしかしてお前」 咲「なぁに?」 京太郎「俺のこと嫌いか?」 咲「そんなことないよ? 大好きだよ」 京太郎「そうか。俺も咲が大好きだ」 京太郎「と、言うわけで」 京太郎「パンツ見せてください」平身低頭覇! 咲「もう! しょうがないなぁ京ちゃんは///」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ハオさんの家って豪華ですね」 ハオ「父が幹部だから」 京太郎「あれ、この部屋は……」 ハオ「っ!?」バタン 京太郎「あの、今白と黒の生き物が何頭も……チラリと……」 ハオ「……京太郎君、生きて帰りたいよね?」 京太郎「あっ、はい」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……」 衣「ほう、ネリイはグルジヤから来たのか!」ヒラリ ネリー「うん、そうだよ」ズリッ 一「グルジアって……何処だったっけ」ピラピラ 初美「ヨーロッパの東側だったような気がしますー」ポロッ 京太郎「あの……暖房、少し気温下げません?」 一「ん、暑かった? でも今日特別寒いからね」 京太郎「皆さんあれですよね、軽装ですよね」 初美「鹿児島は温かいので、薄着でも平気なのですよー」 京太郎「もう少し厚着した方がね、色々とよろしいんじゃないかと」 衣「ハギヨシと同じことを言うのだな、キョータロー」 ネリー「私のこれは、民俗衣装だから」 京太郎(着方だよ、問題は!!) カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 尭深「…今日は売り子よろしくお願いします」 京太郎「おう、任しといてくれ」 尭深「あ…くれぐれも本の中は見ない様に」 京太郎「え?あー…何か知らんけどそう言うなら見ない様にするわ」 尭深(流石にハギ×京本作ってるとは言えない…) 京太郎(これ何か誰かに似てる気がするんだけどなー) 京太郎(しかし…) 尭深「どうぞ見ていってください」 京太郎(改めて見ると尭深って良い体してるよなー) 尭深「ありがとうございました」ペコッ ピラッ 京太郎「うぉっ!?」 尭深「?どうかしました?」 京太郎「い、いや…何でもない」 尭深「あ、京太郎さん、本の在庫ダンボールから出してください」 京太郎「お、おう」ゴソゴソ 京太郎(今確実に見えたよな…)チラッ 尭深「……」ピラッ 京太郎「うぉっ!!」 尭深「?何か…」 京太郎「いや、何でもない、何でもないぞ」 京太郎(ヤバい、スカートが短いからしゃがんだらモロ見えじゃないか…) 尭深「~~」 京太郎「……」チラッ 尭深「~~」 京太郎「……」チラッチラッ 尭深「……あの」 京太郎「ふぁい!?」ビクッ 尭深「気付いてますからね?」 京太郎「な、何の事だかさっぱり…」 尭深「……」ジトー 尭深(まったく…この人は…)ハァ 尭深「…帰ってからならいくらでもしてあげますから」ヒソッ 京太郎「!!」 尭深「…だから今は真面目にお願いします」 京太郎「お、おう!」 京太郎(ふ、不覚にも勃っちまった…) 京太郎(これどうしよう…)ビンビン カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「だから、恥じらいが無ければいけないんだ」 淡「そうなの? 同じじゃない?」 京太郎「違う! 例えば清楚な尭深さんなら、きっとパンチラで顔を赤らめるはず、その恥ずかしがり方こそ至宝なんだ!」 淡「恥ずかしがるとも限らないけどね。意外と自分から見せてきたりして」 京太郎「そんなことはないだろ、尭深さんならきっと恥ずかしがってくれるはず」ウンウン 淡「じゃあ逆に恥ずかしがらない人は……」 京太郎「照さんとか菫さんじゃないか? あの人達いつもクールだし」 淡「うーん、それじゃ試してみよっか」 京太郎「えっ」 菫「ん? 二人だけか」ガラガラ 淡「菫せんぱーい♪」ダッ 京太郎「ちょ、ちょっと淡……!」 菫「ん?」 淡「えいっ!」ガバァッ 菫「んなっ!?」ピラァ 京太郎「」 菫「あ、あわ、あわ淡、何するんだ! ちょっ、離せ、離してくれぇ!」ジタバタ 淡「あれっ、菫先輩普通の下着ですね。菫だけにバイオレットとかじゃ」 京太郎(下着。それは白の下着だった。部長の潔白さ、純潔を証明するかのような) 京太郎(スカートは茶巾とまではいかないが、へそを露出するほどにはまくられていた) 京太郎(部長の白い脚と、柔らかくそれでいて引き締まったお腹が露わになっている) 京太郎(部長は必死に抵抗していた。だがこういう時の淡を止められる者は―――) 菫「あわっ、あわ、京太郎! こいつを離せ! 京太郎!」 京太郎「……はっ! はいぃ!! ただ今!」ダッ 淡「あわわっ、今離すから!」バッ 菫「……ハァ」ドサッ 京太郎「ぶ、部長、大丈夫ですか?」 菫「……京太郎、見た?」プルプル 京太郎「あっ、いえあの……はい」 淡「ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな?」 菫「うぅぅ……見られ、ちゃった……」グスッ 京淡「!?」 京太郎「ごめんなさい部長! 俺頑張って記憶無くしますから!」 淡「す、菫先輩ごめんなさい! ほら、元気出して!」ヨシヨーシ 菫「……ううぅ」 亦野「なんかエラいことになってる……」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……どうしたものやら」 灼「京太郎、頭抱えてどうしたの?」 京太郎「あ、部長、いやちょっと悩み事がありまして」 灼「悩み事? 最近玄が男の胸筋にも目覚めて京太郎の胸をよく見てるけどそれ?」 京太郎「……今知ったことで玄さんも悩みの種になりましたけど、さっきまで悩んでたのは穏乃のことです」 灼「ああ、そういえば最近穏乃が九九を七の段から言えないって判明したね」 京太郎「……すみません、このまま会話を続けると知らなければよかった事実が増えて行きそうなんで推測を言わないでくれませんか?」 灼「ん、わかった」 京太郎「ありがとうございます。それで話を続けますけど、穏乃ってジャージの上しか着てないじゃないですか」 灼「たまに普通の格好もするけど殆どそうだね」 京太郎「そのせいで色々と、その、見えてはいけないものが見えるんですよ」 京太郎「この前の休日一緒に山を登った時なんかは木を飛び移ってたんで完全に丸見えで」 京太郎「目のやり場に困ってずっと下向いてたら崖から落ちそうになっちゃいまして」 京太郎「せめてパンツくらいは穿いて欲しいんですけど、ってどうしたんですか部長、いきなり不機嫌そうな顔になって」 灼「……なんでもない、京太郎が穏乃とデートに行ったことなんてどうでもいいし」 京太郎「別にデートじゃないですよ、一緒に遊んだだけで」 京太郎「それで最近穏乃と居るのがちょっと気不味くてですね、どうにかしたいなー、と」 灼「なら、私にいい考えがある」 京太郎「本当ですか! 良かったー今週末は穏乃と、ってなんでいきなり脱いでるんです部長!?」 灼「要は、京太郎が女の子の裸に慣れればいいんだよね」 京太郎「いや、その解決方法は絶対に間違って、んぐっ」 灼「……ぷはっ、大丈夫だよ京太郎、もう穏乃のことなんて視界にも入らないようにしてあげる」 この後京太郎を盗られてガン曇りする穏乃が見られますが無害です >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 一「えっ?トモキーのパンツみたいの?」 京太郎「お願いします!」 一「驚くと思うよ?ほら」ピラッ 智紀「・・・。」 京太郎「こっ!これは!!オムツ!?」 智紀「廃人はshortsなど履かぬッ!!」 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「至高のパンチラとは……」ブツブツ 咲「きょーうちゃんっ」ポンッ 京太郎「ん? 何だ咲か」 咲「京ちゃんってば、またそんな変なこと考えてるの?」 京太郎「変じゃない、男の浪漫だよ」 咲「そんなことばっか言ってるから、京ちゃんモテないんだよ」 京太郎「……痛いところ突いてくるじゃないか、咲の癖に」 咲「……黙ってればイケメンなのに」 京太郎「イケメン? 俺が?」 咲「どっちかって言うとね。どっちかって言うと」 京太郎「俺がイケメンねえ」 咲「だからもっと言動をそれらしく……」 京太郎「咲」キリッ 咲「な、何?」 京太郎「パンツ、見せてくれ」イケメンスマイル 咲「バカじゃないの!」バシンッ 京太郎「いてえ!?」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「おおっ、美幸先輩着物ですか」 美幸「そうだよ。どう?」 京太郎「似合ってますよ。うんうん」 美幸「嬉しいかもー」 友香「私も着付け手伝ったんでー」 京太郎「へえ、友香が。……それって、大丈夫なんですか?」 美幸「大丈夫だよ。色々上達したんだよ、友香ちゃんもー。ほら、この通り」ピョンピョン 美幸「……って、あれ?」ズルッ 京太郎「ちょっ、先輩! 帯が、裾が!」 美幸「いやあっ!! やだこれもー!」ズルズル 友香「すみませんでー!」 京太郎(下着も和風で……よろしゅうございました) 美幸「うう……京太郎君見た? 見たよね?」 京太郎「……正直にもーせば、見ました」 美幸「こんなはずじゃなかったのにもー……」 京太郎「いや、でも、下着も似合ってましたし……って俺は何を!」 美幸「ほ、ほんと?」 京太郎「本当です!」 美幸「それなら、もー少し見せてあげてもいいかもー」 京太郎「え、それって……」 友香「めでたしめでたしでー」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 穏乃「京太郎~」ドタバタ 玄「京太郎く~ん」ジタバタ 京太郎「部室で走り回るなって穏乃。玄さんも年長者なんだから落ち着いてください」 穏乃・玄「「は~い」」 憧「ハルエより先生っぽいわね」ジャラジャラ 灼「先生って言うより…お兄ちゃん?」ジャラジャラ 宥「ふふ…あったかいね~」ジャラジャラ 晴絵「………………」ジャラジャラ 帰宅 京太郎「ただいまーっと。それじゃあ夕飯出来るまでテレビでも見て待っててくださいね」 晴絵「………ねぇ、京太郎」 京太郎「ん、なんですか晴絵さん?」カチャカチャ 晴絵「今日さ…玄たちがはしゃいでたよね?」 京太郎「そうですね、麻雀でずっと座ってるから体動かしたくなる気持ちも分かりますけど部室では勘弁して欲しいですよね」アハハ 晴絵「うん、それでさ………その時に京太郎、玄のスカートの中見てたっしょ?」 京太郎「ぶふっ!?な、なんで・・・」クルッ 晴絵「憧たちは気付いてなかったけど私からは見える位置だったからね」 京太郎「そ、それは…」 晴絵「別に怒る気はないよ。でもさ、そんなに玄の下着が見たかった?」ジー 京太郎「い、いえ、別に玄さんのが見たいとかじゃなく、そこにおもちや下着があるなら見るのが男の本能と言うか…」 京太郎「あ、だからと言って別に玄さんに魅力がないってわけじゃなく…」アセアセ 晴絵「なるほどね…」フーン 京太郎「えっと…晴絵さん?」 晴絵「ああ、だから怒ってないよ。たださ…それって私でも?」 京太郎「え…?そ、そりゃ勿論ですよ」 晴絵「そっか………よし!それじゃあ見るがいいさ!」ヌギバサッ 京太郎「おお!………って、ズボン脱いだパンモロはちっがーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「急に呼び出してどうしたんです?年始ぐらいゆっくりしたかったんですけど…」 揺杏「ごめんってばー、いいもんみせてあげるからさー」 京太郎「はぁ…で、いったい何なんです?」 揺杏「まーあわてなさんなって…いやー君は幸運だよ、うん」 揺杏「なんせこの岩館さんフル監修のパーフェクトユキが見れるんだからね!」ドヤッ 京太郎「なにそれ詳しく」ガタッ 揺杏「お、乗り気だね少年?もう少し微調整があるから…まー大体五分くらいかかるけどさ、期待しててよね!」バタンッ 京太郎「新年由暉子かー…」 京太郎(振袖…いや一応ここミッション系っぽいしそれはないか…) 京太郎(いやいやでも…はっまさかエロい修道服とか!?あ゛あ゛あ゛気になるぅぅ!!)モンモンモンモン …五分後 オーイジュンビデキタヨーカクゴハイーカイ? ムシロカクゴヲキメルベキナノハコチラナノデハ? コマケーコトキニシナイノ 京太郎「来たか…!」ガタッ 京太郎「んんっ…どうぞお入りください」 揺杏「おっ、いい声だねぇ…じゃあ、お披露目たーいむ!」ガチャッ 由暉子「…どうも」(最新刊裏表紙はやりスタイル) 京太郎「これは…!」 京太郎(新年に着るような振袖やらはたまた修道服を期待していた分肩透かしな部分があることも否めない) 京太郎(しかし!この服もなかなかどうして…!) 京太郎(おっぱいを強調、そしてパンツが見えそうで見えない申し訳程度のぎりぎりのライン…!) 京太郎「揺杏さん、揺杏さんちょっと」クイクイ 揺杏「ん、なんだね?ちょっとごめんねユキ」トテトテトテ 由暉子「えぇ、構いませんが…」 …… 京太郎「これは…これはけしからんですよマジに!」ヒソヒソ 揺杏「まあねー。はやりんがあれを着たとなればユキも着るべきだと思ったんだよ。なんせ打倒はやりだし!」 京太郎「はやりさんもあれを…何と言いますか、熱くなっちゃいますね…」 揺杏「股間が?」 京太郎「下ネタかっ!」 揺杏「えー、違うのー?」 京太郎「そりゃ違っ…わなくはなくもないですけどもだ!揺杏さんがそれを言ってはいけませんよ!」 揺杏「まぁいいさ、とりあえず君は『エロ可愛い』ってことでいいんだね?」 京太郎「くれぐれもそれ直接伝えないでくださいよ?せめてすごく似合ってるぐらいまで濁してくれると…」 揺杏「おっけーおっけー…ユキー!京太郎がめちゃくちゃエロ可愛いってさー!」 京太郎「アイエエエエ!?」 由暉子「可愛い、ですか…そう言われるとこの服を着た甲斐がありましたね…」モジモジ 京太郎「なにこの子めちゃくちゃ可愛いんだけど」 揺杏「実はこれだけじゃないんだぜ…?ユキ、その場でターン!」 由暉子「はぁ…わかりました」クルン ピラッ 京太郎「パン…チラ…!?」 由暉子「…!」バッ 京太郎「あっやべっ、声に!?」 揺杏「うん、まーそんな短いの着てたらそりゃあ見えるよねー」ウンウン 由暉子「…揺杏さん、まさか…」 揺杏「知っててやらせたに決まってんだろ!いいパンチラだったぜ!」グッ 由暉子「…」ゴゴゴゴ 揺杏「あ、やべ。逃げろー!」ダダダダ 由暉子「ふ、ふふふ…」スタスタ 京太郎(い、今のうちに…)コソコソ「京太郎くん」「ハヒィ!?」 由暉子「後で…お話ししましょうね?」ニッコリ 京太郎「アイエエエエ…」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 清澄高校 旧校舎 廊下 京太郎「お前もさ、スカートを買い換えたらいいじゃねえか? 部長たちくらいの長さならパンチラもなくなるだろ」 咲「なんで京ちゃんの目を気にしてスカートを買い換えなきゃならないの…」 京太郎「お前がパンチラを気にしないなら別にいいんだけどさ」 咲「気にするよ!すっごく気にするよ!」 京太郎「だったらロングにすりゃいいじゃん。前から思ってたけど、咲にはロングの方が似合うって」 咲「ええー、じゃあどうしようかなぁ。うーん、迷っちゃうなぁ…」 京太郎「……なんか嬉しそうだな、お前」 咲「ぜんぜん嬉しくなんかないよ!何を言ってるのかな!」 咲「……あっ、そうだ」 京太郎「?」 咲「ごめん京ちゃん、先行っててくれる?私、頼まれごとがあったの忘れてた」 京太郎「そっか、じゃあ先に部室行ってるわ」 咲「ごめんねー、すぐ行くから」 咲「~♪」 京太郎「やっぱり嬉しそうだな……スキップしてるし」 ガチャッ 京太郎「こんにちはー」 京太郎「って、誰もいない。少し待つとするか」 京太郎「おっ、ちょうど優希から連絡が……優希と和も遅くなる、か」 京太郎「こうして一人だと、この部室もだいぶ広く感じるなー」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「天気も穏やかだ」 京太郎「ふぅ、こうゆったりとした時間になると、眠くなってくるな」 京太郎「へへへ、たまには俺もベッドとか使わせてもらえたらいいんだけどな」 京太郎「……ちょっとくらい横になるのもアリだよな」 京太郎「じゃあ失礼して」 久「……」クゥ~w 京太郎「……」 京太郎「まったく、この人も本当に自由だよな、生徒会長なのに」 久「学生議会長よぉ…」 京太郎「うわっ、起きてた」 久「うぅーん、ムニャムニャ…」 京太郎「寝言か……。ベタすぎる気もするけど」 京太郎「そういや部長もロングスカートが似合うよな。大人の女っぽい感じが様になってるし」 久「……zZZ」 京太郎「なんとなく部長の寝顔を見てると自然とにやけてきちゃうな」 京太郎「一緒に狭いところに入りたくなるというか」 久「……zZZ」 京太郎「……喋ってたら起こしちゃうな」 京太郎「さて、じゃあ俺はお茶でも…」 久「んっ……」クルンッ 京太郎「あっ、ふとん蹴飛ばさないでくださ…」 京太郎「!!」 久「……zZZ」 京太郎「おぉ……」 京太郎(今まではふとんで隠れて見えなかったけど) 京太郎(部長のロングスカートが普通じゃありえないほど、めくれあがって) 京太郎(太もものあたりまで丸見えじゃないか!) 京太郎(普段は足を露出させないからこそ) 京太郎(すげえそそる!) 久「んんっ…」 京太郎(しかもシチュエーションがレアだ) 京太郎(あの部長が寝息を立てている) 京太郎(綺麗な片足だけをむき出しにしてるのもまたいい) 京太郎(これはひょっとして…) 京太郎(すごくおいしい状況にいるのでは!) 京太郎「いや、だめだ」 京太郎(いくらパンチラを愛する俺でも) 京太郎(いくら部長のパンチラが拝めるといっても) 京太郎(これ以上先に踏み込んだらダメだ) 京太郎(ここは涙を呑んで、ふとんをかけ直してやるのが正義) 久「……」クルッ 京太郎(あっ!) 京太郎(寝転がった拍子にまたスカートが…) 京太郎「あと少し、あと少しなんだ……!」 京太郎「もう足の付け根辺りまで見えている」 京太郎「ここで俺が少しでも部長のスカートに手をかけたら…」 京太郎「いやっ、でも待て! それはパンチラとは言えないだろ!」 京太郎「なんていうか、それは、恣意的で、作為的で、介入行為は、パンチラの定義に当てはまらないっていう感じで…」 京太郎「やっぱり俺は…!」 久「……んっ」ゴロッ 京太郎「……!!」 京太郎(また寝転がった) 京太郎(仰向けで無防備な体勢) 京太郎(これは……) 京太郎(……) 京太郎(……) 京太郎(……) 京太郎「小指だ…」 京太郎「俺は寝入っている部長のスカートを戻してあげようとした」 京太郎「しかし偶然にも小指がスカートの端にひっかかってしまった」 京太郎「めくりあがるスカートを戻そうとしたが、目に焼き付いた光景は消えずに留まる」 京太郎「実に不運な出来事だった」 京太郎「……」 京太郎「よし!」 京太郎「通らばリーチだ!」ガバッ 咲「通るわけないでしょ!」ドンッ 京太郎「ぐえっ!」 咲「何をやってるのっ、京ちゃん!」 京太郎「いやだから、部長のスカートを戻そうとして…」 咲「そんなの嘘に決まってるでしょ!さっきからずっと声に出てたよ!」 京太郎「えっ!マジかよ…」 咲「人がせっかくいい気分でやって来たっていうのに…なんでそれを台無しにしようとするかな!」 京太郎「やっぱりお前嬉しかったんじゃ…」 咲「うるさいよ!ほら早く来てよ!」グイッ 京太郎「おい、どこに連れて行く気だよ!」 咲「いいから黙ってついてきて!」 バタンッ アッ サキチャン キイテクレ ノドチャンガワザトパンチラーヲー シテマセン フカコウリョクデス! 久「……」 久「……」 久「…………///」 久「~~~~!!!」バタバタバタ まこ「で、どのあたりから起きとったんじゃ?」 久「どこにいたのよ!?」ガバッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎(み、見てしまった…憧のパンツを…) 俺、須賀京太郎は国内留学で奈良吉野の山奥にある阿智賀にやってきた。 通う学校は阿智賀女子学院。そう、女子高だ。 まさか男の俺が女子高に通える日が来るなんて夢にも思っていなかったぜ。 憧「おっ、京太郎じゃん。一緒に帰ろうよ」 京太郎「おぉ、憧か。別にかまわないけど…」 この娘は新子憧。同じ阿智賀女子学院に通っている俺と同じ1年生だ。 見た目は小悪魔的なのだが、かなり知的で、県内偏差値トップクラスの高校も狙えたほどらしい。 実は麻雀部で、たまにだが相手をしてもらっている。 京太郎「ぜーはーぜーはー、それにしても、ここの坂道は辛いなぁ」 憧「あははは…だらしないなぁ。あたしにとっちゃこんな坂、全然たいしたことないよ~。てか、長野もけっこう坂あるんじゃないの?」 京太郎「同じ内陸部だからって、長野を田舎だと馬鹿にするなよ。まぁ、否定は出来ないんだが…」 阿智賀の坂道は急ではないが長く続いていて、普段から運動をしていない俺にとっては過酷な道であった。 汗だくの俺とは違って、憧は汗1つかかず俺の前を進んで行く。なんという体力だ。 京太郎(はぁはぁ、憧のやつすげぇな。息切れもしてないとは。こんな道毎日歩いてるんだから、相当足を鍛えられているんだろうな) 京太郎(でも見るからにそこまで筋肉質な足じゃないんだよな~。すらりとして綺麗で、太股はいい感じにぷっくらしてるし…) 京太郎(にしてもやっぱスカート短いなぁ。普段から短いけど、坂道だとなおさらだな。あれじゃ中が見え―――――っ!!!) その時、俺に電流が走った。 一瞬だった… 憧が調子良く坂道を歩いている最中、彼女のスカートがなびき、すらりと伸びる2本の両太股の間に"白いモノ"がチラッと見えたのだ。 京太郎(おい、さっきのって…パ、パンツじゃね?まじかよ、へへへ、ラ、ラッキ~~~☆) 憧「ん…どうしたの~京太郎?」 京太郎「えっ、あっ、いやっ、なんでもないよ。ハハハハ……はは…」 憧「?」 京太郎(憧のやつ全く気付いてないな。上手くいったらまだまだ憧のパンツを見れるんじゃないだろうか?) 京太郎( 都合よく坂道まだ続くし。よし、これは狙ってみる価値があるぜっ!) この時、さっきまでヘトヘトだった俺の体だったが不思議なことに異様な回復を果たし、 あれほど苦であった坂道がどうにも感じなくなっていた。 恐るべしパンチラパワーというべきなのだろうか。 憧は何事もなかったの様に再び坂道を昇りだした。それに連れて憧の後を追う俺。 憧がこちらを向かないよう、当たり障りのない会話を心掛けつつ、何度も姿勢を低くしスカートの中を覗いてみる。 その度に白い布切れがチラチラと姿を現した。 京太郎(間違いない、あれはパンツだ!素材からしてサテンだな…いわするテカパンってやつか~、憧らしいな) 京太郎(本人に気付かれずに見れるパンツ。まさにチラリズムの醍醐味だな~。ありがたや~、ありがたや~) 思わず憧に向かって手を拝む。 京太郎(そういや、直にテカパンを見たのは初めてだな。全体的にはどうなってるんだろうか?) 京太郎(……見たい。あぁ、見たい。憧のならなお更見たい!まだチャンスはあるっ!チャンスがあるなら高い点、狙ってみるかぁ!) 欲望と探求を胸に秘め、憧のパンツの全貌を解明すべく、俺は憧に向かって前進した。 全体的にパンツを見るためには、出来る限り近くでスカートの中を覗き込むしかない。しかも超低姿勢、這いつくばってだ。 勝負は一瞬で決めないとならないだろう。這いつくばってしまえば足音がなくなり、 憧に不審に思われ振り向かれてしまう確率が高いのだ。 京太郎(よしっ、いくぞっ!) 両頬をパンッと叩き、気を引き締めて憧に近づく。 憧「おっ、急に元気になったじゃ~ん」 京太郎「ま、まぁな」 憧「うむ、よろしいよろしい。ほれほれ、頑張れ~~~~」 さっきまでへたっていた俺に励ましの声を掛けてくれる憧。そんな優しい憧のスカートの中を、俺はこれから覗こうとしている。 彼女の心を踏みにじる最低な行為だ――――――だが、見たいのだ。パンツを・・・新子憧のパンツを。 坂道は尚も続く。 昇り始めた頃は5mほどあった憧との距離であったが、気付けばもうそこまで迫っていた。 そしてとうとう辿り着く!憧との距離、およそ50cm。 あとは覗くだけだ・・・這いつくばって、愚かに、情けなく、欲望をむき出しにし、上を見上げ、パンツを覗くのみ! 京太郎(やばい、心臓がドキドキする。手足も震えてきた・・・はぁはぁ。憧、ごめん。お前のパンツ、見せてくれ!) 憧の良い匂いが鼻をくすぐる中、俺はその場に這いつくばろうと、膝を曲げ、瞬時に姿勢を低くする! ―――――がっ!!! ・・・最悪の事態が起こった。 さっきまで何事もなく歩き続けていた憧が、俺の行動を見計ったかのようにピタッと立ち止まったのだ。 京太郎(っ!ヤバいっ!!!) 俺は後ろへと蛙が飛び跳ねるようにジャンプし、すぐさま体勢を立て直した。 明らかに不自然な行動。が、憧はこちらに振り向いてはいない。どうやら不審がられてはいないみたいだ。ふぅと胸をなでおろす。 京太郎「ど、どうしたの、憧?」 明後日の方向に目を向け、俺は恐る恐る憧に話しかけた。 憧「え?いや、あそにコンビニあるでしょ。何か甘いもの食べたいな~って」 京太郎「あ、ああ、そう。そうなんだ、ははは・・・」 京太郎(コ、コンビニかよ。助かった~) 憧「ん~、何食べよっかな~?」 そう言うと、憧はその場に立ちすくみ、悩みだした。 京太郎(くっそ~ビックリさせやがって~。寿命が縮んだぜ~・・・ん?立ち止まってる・・・ビックチャンスと~ら~い!) 京太郎(よ~し、憧、そのままずっと考えてろよ~。それ、今だっ!) 俺は再び憧の後ろに近づくと、彼女の足元で堂々と這いつくばり、そして彼女のスカートの中を見上げた。 京太郎(うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!) 見上げた先・・・それは絶景。 ピンクのスカートの中、ぷっくらとしたすべすべしていそうな白い太股。その先にはプリッとした形のいい尻。 そして、その尻を包み込む白のサテンのパンツが俺の目に飛び込んできた。 京太郎(こ、これが憧のパンツ!はぁはぁ・・・) 俺はこの光景を脳裏に焼き付けるため、食い入るように憧のパンツを覗き続けた。 憧はというと、今の状況に全く気が付いていない様子だ。 京太郎(白のサテン地に・・・うおおっ、淵は黒のレース!ぶほぁっ、しかもサイドは黒のヒモじゃないかっ!) 京太郎(な、なんてエロい下着を穿いてるんだ、憧は!) 憧「京太郎、アイス買ってよ。バニラ」 京太郎「バ、バニラ?バニラ・・・白・・・あぁそうだね白はいいね。く、黒のレース、やべぇ~(ボソボソ)」 憧「え、黒?あぁ、チョコクッキーか~。いいね、チョコクッキー入りのバニラアイス。買ってくれる?」 京太郎「い、いいよ。チョコクッキー入りのバニラパンツ、いやバニラアイス。買ってあげる」 憧「やった~!」 俺は憧のパンツを存分に堪能し、何事もなくその場を立ち上がった。もちろん俺の股間も立ち上がっているわけだが・・・ 憧「へへ~、京太郎ありがとう」 チョコクッキー入りのバニラアイスを片手に満面の笑みで俺に感謝する憧に対し、俺も彼女にお礼を言った。 京太郎「いえいえ、こちらこそいいものありがとう」 憧「?」 こうして俺は見てしまったのだ、憧のパンツを。 その晩、京太郎は脳裏に焼き付けたあの光景をを再生し、オカズにしたことは言うまでもないだろう。 だがしかし、数日後、京太郎が憧のスカートの中を覗いていたことが町内で噂になったとか・・・ -カン- >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「怜さん、パンツ見せてくれませんか」 竜華「京ちゃんあんた何言い出すのん…ほら、ちゃんと怜も断らんと」「ええよー」「怜ーーーー!?」 怜「なんや竜華、うっさいなあ…なんかえーことあったん?」 竜華「いやえーこともなんも何言うてんのん!?」 怜「えー…別にパンツなんて…処女と違うていくらでもあるやん」 竜華「しょっ…!?…とーーきーー…!」 京太郎「ていうか今の流れってことはみせてくれるんですか!?やっ「ただし条件がある」たー…ってえ?」 怜「条件。これやらんと見せられへんで?」 京太郎「なる程…してその条件とは?」 怜「」チョイチョイ 京太郎「」トテトテトテ 怜『あんな?監督含めて千里山全員のパンツを見せてくれたら私のも見せたるで?』 京太郎『それなんて無理ゲーですか』 怜『ヘーキヘーキ、いけるって。うちも協力したるし』 京太郎『協力って…例えば?』 怜『そうやなぁ…ちょっと離れてみ?』 京太郎『はぁ…わかりました』 京太郎「」トテトテトテ 怜「おっ、そんくらいそんくらい。そんでこっち向いて」 京太郎「はい」クルッ 怜「とー」バサッ 竜華「ひゃあっ!?」ピラッ 京太郎「なんとぉー!?」 京太郎(黒の…レースパンツだと…!?大人しい竜華さんからは想像できないほどの大胆さ…だかそれがいい!)グッ 怜「」グッ 竜華「あ・ん・た・らー…!」ゴゴゴゴ 京太郎「これは…」 怜「せやな」コクリ 「「逃げろー」」ダバダバダバ 竜華「こらーー!!」 ……… 京太郎「いやー、竜華さんは強敵でしたね」 怜「ほんまやなぁ。まさか走ってすぐ転ぶ→パンツ見えるのコンボかましてくるとは…萌えはなんたるかをわかっとる」ウンウン 京太郎「しかもフィニッシュとして真っ赤になりながら『…見た?』でしたからね…あれは悶えざるを得ません」 怜「さて…お次は誰に行こうか」 京太郎「迷いますねぇ…」 カンッ? >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ??「あんた、いろんな女の子のパンツを見てまわってるんだって?」 京太郎「い、いえ…そんなことは…」 ??「見てないって言うのかい?」 京太郎「いえ、見てない訳じゃないんですが…」 トシ「だったら遠慮する事はないさ♪私のも見たいんだろ?」 京太郎「勘弁してください…」 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「漏れる漏れる!」ガチャ 京太郎(ん?先客か、あの人は…) 大沼「あー…」ガチャガチャ 京太郎(あれは確か…大沼プロ!ベルトを外そうとしてるのか…あっ!)スルスルスル…パサッ 京太郎「Oh…」 大沼「あー…」ジョボボボボ…ブンブン 大沼「ふぅ…お先に」ガチャ 京太郎「ちょっと!ズボンあげ忘れてますよ!!」 京太郎(まさか大沼プロが金のTバックを履いているとは…) >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 菫「な、なあ京太郎。お前に関して妙な噂を聞いたんだが……」 京太郎「げっ、菫先輩!」 菫「その様子を見ると、本当みたいだな」 京太郎「……先輩。俺は―――」 菫「大丈夫だ。た、確かに風紀の乱れを生じさせるかもしれないが、だからと言って止めさせるようなことはしない」 京太郎「菫先輩……ありがとうございます」 菫「そ、それでだな。早速……」 京太郎「うーん、そうですね」 京太郎(菫先輩にはどのようなパンチラが似合うだろうか……風に吹かれてか、後ろを向いてか、それとも……)カチャカチャ 京太郎「って何俺のベルトいじってんですか!?」ビクッ 菫「こ、この中に雀力の上がるせ、せ、精液があるんだろ……」ハァハァ 京太郎「何ですかそれ!? そんな訳ないじゃないですか!」ガビーン 菫「じゃ、雀力を上げるためだからな。は、恥ずかしいけど仕方ない……!」ズルッ 京太郎「マズいですよ先輩!!」 菫「暴れるな、暴れるなよ京太郎……すぐ済むから、すぐ済むから、な?」パクッ 京太郎「あひぃん」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 智紀「……」カタカタ 京太郎「……」ジー 智紀「……」カタカタカタカタ 京太郎「……」ジーッ 智紀「……」カタカタッターンッ 智紀「…つまらなくない?」 京太郎「いや、全然そんな事ないですよ」 智紀「…そう」カタカタ 京太郎(しかし…)ジー 智紀「……」カタカタ 京太郎(普段と違って部屋着ラフだよなー) 智紀「……」チラッ 京太郎(ただでさえスタイル良いのにこれは反則だよなー) 智紀「……」チラッ 京太郎(普通に見えそうだよなー…気にしてないのかなー)ジローッ 智紀「……///」 京太郎(角度変えたら見えないか?)ソーッ 智紀「……」 智紀「…見たい?」 京太郎「!?」ビクッ 京太郎「い、いやそんな」 智紀「…バレバレ」クスッ 京太郎「ゴメンナサイ」 智紀「…いいよ?」スルッ 京太郎「え?ちょ!?」 智紀「……」スルスル 京太郎「……」ゴクリ 京太郎(黒か…) 智紀「…どう?」 京太郎「い、いや、凄い良いですけどこんなんされるとヤバいと言うか我慢できなくなるというか」 智紀「……うん///」コクッ 京太郎「あ…」 京太郎「……いいん…ですよね?」 智紀「…これ…結構恥ずかしいから…///」 京太郎「…智紀」 智紀「あ…///」 …… 智紀「…とまぁ、初めてはそんな感じだった」 佳織「はわわわ///」 未春「沢村さん意外と大胆ですね…///」 まこ「アンタらもやるこたぁやっとるんじゃのぉ」 佳織「で、でもそれ失敗したら立ち直れないですよね!?」 まこ「魅力ないって言われる様なもんじゃからのぉ」 未春「よく思い切りましたよねー」 智紀「…恥ずかしかったけど」 智紀「…多分、女が本気で誘惑したら堕ちない人はいないと思う」 佳織「ほえー///」 未春「…チッ」 まこ「…チッ」 智紀「?」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「お待たせ、とよねえ」 豊音「ううん、全然待ってないよー」 京太郎「本当は?」 豊音「……三時間前から玄関で待ってたよー」 京太郎「いやいや待ちすぎですって。せめて温かくして待って下さいよ」 豊音「大丈夫! ストーブ玄関に持って来てたからー!」 京太郎「ええー、そこまで……。まあとりあえず、行きましょうか」 豊音「うんっ!」 ビュオオォ 京太郎「うっ、寒!」 豊音「あはは、京太郎くんには岩手の冬はちょっと……ちょー寒いよー」プルプル 京太郎「岩手育ちだからって、皮膚が厚くなる訳じゃないでしょうに。……いや、寒いほど体が大きくなるって説があったな」 豊音「それ、ちょっと失礼かもー」ムー 京太郎「ああ、いや、ごめんごめん」 豊音「ふーんだ」 京太郎「あーと、ほら、とよねえ! 手をつなぎましょう手を!」スッ 豊音「手?」 京太郎「そうすれば、少しは温かくなるかと……」 豊音「うん、つなごっ。それじゃ手袋外して」スルッ 京太郎「えっ、手袋? ……そう言えば、手袋したままじゃ手つないでも意味ないか」 豊音「ほらっ、京太郎くん!」 京太郎「はい、とよねえ」ギュッ 豊音「ここが神社かな?」 京太郎「年越しだから、こんな夜中なのに人がいますね」 豊音「桂明神?」 京太郎「はい。昔々飢えた少年達のいる村に、ご飯を散らしてあげたことから、飯散ら神として崇められたそうです」 豊音「へー」 京太郎「他にも矢吹神社、河下神社もあるんですが、ここが一番近かったので……」 豊音「京太郎くん、詳しいんだねー」 京太郎「何でもは知りませんよ、飯散らのことだけ……」 豊音「あっ、京太郎くん、お蕎麦! お蕎麦あるよ!」 京太郎「えっ、そば? 本当だ、あれ売ってるのかな」 豊音「食べよう、ねっ」グイグイ 京太郎「ちょっ、行くから、行くから引っ張らないで下さいって!」 豊音「お蕎麦ちっちゃかったねー」アハハ 京太郎「ただで配ってましたからね。それじゃ、お参りしましょうか」 ガランガラン パンッパンッ 豊音「……」ムー 京太郎(……とよねえは何を祈ってるんだろう。いや、とよねえのことだ。考えなくても分かる) 京太郎(ずっとみんなと一緒にいたい) 京太郎(そう願ってるんだろう。だが……そんな願いは叶わない、叶うはずもない。俺達はやがて、バラバラになってしまう) 京太郎(俺はとよねえのように優しくはなれない。だから俺はこう願った) 京太郎(とよねえと一緒にいられますように、と―――) 豊音「じゃあ帰ろうか、京太郎くん」 京太郎「とよねえ、とよねえは何を願いました?」 豊音「えー? 願い事は人に言うと叶わないんだよー?」 京太郎「あはは、そうでしたね」 豊音「うーん、でも……」 京太郎「どうしました?」 豊音「神様が叶えてくれなくても」ギュッ 京太郎「と、とよねえ、そんな体寄せて……」 豊音「私が自分で叶えてみせるから、大丈夫だよー」ギュギュッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラ……うっ、頭が」 咲「なあに、パンチラって?」 京太郎「いや、頭の中に突然浮かんできたんだ、パンチラって言葉が」 咲「変な京ちゃん」 京太郎「ん、咲、今日はズボンがやけに長いな」 咲「これ? うん、ズボン汚しちゃって。洗ってる間染谷先輩に借りてるんだ」 京太郎「へえ」 咲「どう、似合うかな?」 京太郎「あー、かわいいかわいい」 咲「もうっ、適当に答えないでよ!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 憧「じゃあ今日はこれくらいにしとこっか」 京太郎「ふぃ~ありがとうございましたー」 憧「ございました~」 憧「京太郎もようやく初心者に毛が生えたね」 京太郎「えーまだそんなレベルかよー」 憧「ふふ、ローマは一日にして成らずってやつよ。みんな子どもころからやってるんだから」 京太郎「いまから追い付きたかったら人の何十倍も努力しろってことな、先は長ぇぜ」 憧「まぁまぁ、いくらでも付き合ってあげるからさ」 京太郎「今後とも宜しくお願いします憧先生」 憧「先生、先生か・・・チョットイイカモ」 京太郎「ん?おーい憧ー?どしたー?」 憧「ふぇ!?あ、ごめん、ちょっとトリップしてた」 京太郎「疲れたか?もうこんな時間だし」 憧「ん~ん、全然ヘーキだから。ごめんね」 憧「そーだ!こないだ部活のみんなと遊びに行ったときの写真があるんだー」 京太郎「あ、見たい見たい!」 憧「ちょっと待ってね、いまそっち送るから」 京太郎「おぉ来た来た。かわいいかわいい愛しの憧ちゃん最新画像を見せてもらいましょうかねーっと」 憧「な、なななに言ってんのよ!」 京太郎「照れてる憧ちゃんちょーかわいい」 憧「うっさい!バカ!変なコト言ってないでさっさと写真見なさいよ!」 京太郎「本心なんだけどなぁ、まぁいいや。どれどれっと」 京太郎「おぉ・・・!!これはなかなかのなかなかだな・・・」 憧「・・・・・・京太郎、いま玄か宥姉のこと見てるでしょ」 京太郎「い?なんでわかった?」 憧「・・・やらしい顔してる」ジトー 京太郎「oh・・・」 憧「サイテー」 京太郎「すみませんでしたー」フカブカー 憧「かわいいとか愛しいとか言っといてなによもう」ブツブツ 京太郎「おーい、あこーあいしてるーお前に夢中だー」 憧「ふんッ」 京太郎「悪かったよ。ごめんな、わりぃ、すまね・・・ん?」 京太郎「おい、憧」 憧「なによ」 京太郎「これ、誰かに見せたか?」 憧「京太郎が初めてだけど、なんなのよ?」 京太郎「写ってる」 憧「はぁ?なにが・・・」 京太郎「ばっちり写ってる・・・」 憧「だからなに・・・もしかして心霊写真、とか?」 京太郎「憧のパンツ」 憧「は?」 京太郎「淡いピンクの・・・・」 憧「はあああああああああああああああ!!????????????」 憧「ちょっと!なに!どれ!?何枚目よ!!??」 京太郎「6枚目の高鴨さんと二人で写ってるやつ」 憧「6枚目って・・・げ」 京太郎「な?見事に見えてるだろ?」 憧「き、京太郎これ」 京太郎「わかってるって」 憧「うん、お願いね?」 京太郎「ちゃんと保存しとくから!」 憧「ちがーーーーーーう!!」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「よいしょ、と」フゥ 由子「また雑用?」 京太郎「由子先輩。ええ、まあそんなところです」 由子「代行も人使い荒いのよー。手伝ってあげよか?」 京太郎「いいんですか? 助かります」 ガサゴソ 由子「~♪」 京太郎「由子先輩って優しいですよねー」 由子「え~? そんなことあらへんのよー」 京太郎「いや、そうですって。優しくて、穏やかで」 由子「おだてても何も出えへんのよー」 京太郎「いや、そういうつもりじゃなくて」 由子「京太郎くんはいっつも……って、うわわわ」バサバサッ 京太郎「あー、資料が……」スタッ 由子「あ、ありがと。手伝ってるはずやのに、余計な手間増やしちゃったのよー」パシパシ 京太郎「いえいえそんな……ん?」パシパシ 京太郎「あ、あの、由子先輩、その……」 由子「ん? どしたん?」 京太郎「そういう風にしゃがまれるとですね、その、スカートが……」 由子「へ? うわわっ、み、見んといてー!」パサッ 京太郎「見てません、見てませんよ!!」 由子「うー……」 京太郎「さ、さっさと拾いましょうか」 由子「……京太郎くん、いつもあんなの穿いてる訳じゃないのよー」 京太郎「だから、見てませんってば」 由子「代行の差し金なのよー」 京太郎「えっ、あれ代行の何ですか!? あんな穴空い」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ふわぁ~、今日も疲れた~。明日も学校行かなきゃいけないのか~」 京太郎(ん?あそこにいるのは・・・玄先輩と宥先輩だ。2人とも両手にレジ袋・・・学校の帰りついでにスーパーに寄ったのかな?) 京太郎(結構重そうだな。よし、ここは俺が代わりにあのレジ袋を持って、2人にかっこいいところを見せるチャンスだな、へへっ!) 京太郎(あ、結構急な階段を上がり始めたぞ。あんなところでバランスを崩したら大変だ。急いで手伝わないと) 京太郎「おーい、せんぱ~い。玄せんぱ~い、宥せんぱ~い。あれ、聞こえないのかな?もう少し側に行かないとダメか」 京太郎(よし、階段の手前まで来たからら流石に聞こえるだろう) 京太郎「せんぱ~い、重そうですね~。よければこの僕がお持ち――――――っ!?」 京太郎(うおっ、玄先輩のミニスカートと黒のニーハイソックス、そしてその2つの間に存在する神秘的空間、絶対領域!) 京太郎(いや、そんなものよりも・・・ここからだとみ、見えそうだっ!玄先輩、その制服姿で階段は流石にヤバイですよ~。ごくり) 玄「お姉ちゃん、重そうだけど大丈夫?」 宥「大丈夫だよ玄ちゃん。これくらい平気。私はお姉ちゃんなんだから、しっかりしないとね!」 京太郎(うわ~、平気とか言ってるけど辛そうだぞ~。あぁ~、どうする?すぐに助けるか?) 京太郎(それともこのまま黙視して玄先輩のパンツを見るべきなのか~)オロオロ 京太郎(くそっ、何を迷ってるんだ!ここは2人のか弱い女の子を助けるべきだろ!) 京太郎(そうだよ、俺は漢だ。漢の中の漢、須賀京太郎だぁ!キリッ) 京太郎「先輩っ、その荷物、僕が―――ぼふぅおっ!!!」 京太郎(あ、あああ・・・し、白・・・あ、あぅ・・・ムチムチのお尻に・・・く、食い込んで・・・)鼻血ブー 京太郎(お、落ち着け俺。わざと見たわけじゃないんだ。もう見えてしまったんだ、仕方がないんだ!) 京太郎(く、玄先輩の純白パンツ・・・ごくり。お尻に食い込んで割れ目がはっきりとわかるじゃないか) 京太郎(はぁはぁ・・・階段を1段1段上るにつれてパンツがよじれてっ!)鼻血再ブー 京太郎(だ、ダメだ!このまま見続けると玄先輩に失礼だ。見ちゃだめだ、見ちゃだめだ!でも・・・見てしまうんだぁ~~~!)ニヤ~ 宥「京太郎・・・君?」 ビクッ 京太郎(あぁっ、宥先輩に気付かれた!) 京太郎「こ、こんにちは。先輩、荷物重そうですね」 玄「あわわ・・・京太郎君、こんにちはなのです」 京太郎「・・・・・・・・・」 玄&宥「?」 京太郎(―――玄先輩・・・両手塞がったままでこっちに向いちゃダメですよ) 京太郎(無防備すぎて・・・前からパンツが・・・丸見えです。フロント部分が、クロッチが・・・反則っす!)鼻血再々ブー バタンッ 宥「きゃっ、京太郎君!?」 玄「え?京太郎君、大丈夫?大丈夫ですかっ?」 須賀京太郎、大量出血。が、松実姉妹の迅速な救護により、その一命を取留めることができた。 だがしかし、数日後、京太郎が松実玄のスカートの中を覗いていたことが町内で噂になったとか・・・ -カン- >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「はぁ…」 怜「んー?どないしたんや京太郎?ため息なんかついて」 京太郎「怜さん…千里山のみんなのパンチラを見続けてきたわけなんですが…」 怜「割と最低やな」 京太郎「手伝ってたくせに何言ってんすか…まあ、とりあえず…なんかこう、足りない気がするんすよ…」 怜「んー…見たんて誰やったっけ?」 京太郎「えーっと…まず竜華さんでしょ?」 怜「うん」 京太郎「セーラさんに船久保さん…あと泉に…」 怜「うんうん」 京太郎「…あっ!そう言えば怜さんのパ「あー、あーあーあー!監督の分ちゃうかなー!」 京太郎「いや怜さんの「監督のやなー監督の分だけ見てないんやなー!」 京太郎「…確かに監督の分はまだ見てませんでしたね」 怜「せやろ?まだ見とらんやろ?」 京太郎「そうするにしても…どうやって見ましょうか…?」 怜「まあ確かになー…緩そうな顔してるくせに割とそういうとこ鉄壁やしなー」 京太郎「やっぱり怜さんの方から見た方がはや「京太郎よ…男はなぜ山に登るんや…?」 京太郎「それは…」 怜「そこに…山があるからやろ…? 京太郎「…!!」 怜「難しいことに挑んでこそ男なんや!手近なとこで済まそうとしたらあかんねんや!」 京太郎「怜さん…!俺…間違ってました…!」 京太郎「俺…やります!そして…監督のパンツを…絶対に見ます!」 怜「よう言うた!それでこそ日本男児や!」 京太郎「はい!」 怜(ふぃー、京太郎が単純で助かったわー) 怜「それで作戦なんやけどな…」 京太郎「ふむふむ…ほうほう…なるほど!」 怜「どや、いけそうやろ?」 京太郎「確かに!いける気がしてきました!」 怜「合い言葉は…」 京太郎「愛(パンツ)のために!」 怜「よっしゃ!オペレーション・アンダーウェアの開始や!」 京太郎「イエス・マム!」ピシッ ……… …… … 雅枝「ん?部室の明かりが…まだ誰か残っとんのか…?」 …… ガラッ 雅枝「おい、誰が残っとんのや?」 京太郎「あ、監督。お疲れさまです」 雅枝「須賀か…そろそろ下校時間や。キリの良いとこまでいったら帰るんやぞ?」 京太郎「うす。帰る準備ができたとこなんでもう出まーす」スタスタ 雅枝「お疲れさん」 ー怜「いくら鉄壁やゆうたかて少ないながら隙は当然ある。今回はその隙が出来る状況を作り出してパンツを見るんや」 ー怜「ええか?作戦はこうや。明かりがついてたら監督なら誰が残ってるか確認するはずや」 ー怜「残ってるのが京太郎一人で、かつ帰るとこっていう情報を与える」 ー怜「帰るところ。ここが情報で一番大事なところや」 ー怜「帰るところっていうことは部屋を出てすぐ閉めるわけやろ?」 ー怜「普通そういう状況なら窓全部閉まってたり電気も消えてたりせなあかんわけや」 ー怜「まあまだ出てないから明かりは除外するとして…入り口からでも窓の鍵は見えるから自然とそこに意識がいくやろ?だから…」 京太郎「お疲れ様でーす」トコトコ 雅枝「おー」キョロキョロ ー怜「その隙を…狙う」グッ …… 怜「足払いじゃー!」ズシャー 京太郎「ぬわーー!」ステーン 雅枝「!?」 ー怜「そしてもう一つの重要ポイント。うちが唐突に出現して」 ー怜「京太郎に足払いをかける」 ー京太郎「いや、それさすがに意味不明過ぎません」 ー怜「あほ。意味不明なんが重要なんや」 ー怜「人間、予期してへんことが重なったら一つ一つを理解するまでのラグが出来んねん」 ー怜「いきなり予期してへん人物が出てきて、意味分からん行動したら止まってまうやろ?」 ー怜「まして監督は窓の戸締まり確認の方に意識いっとるからな。隙だらけや」 ー怜「足払いのタイミングはうちがダブルで確かめて最適のところでやったる。京太郎は覚悟だけしといたらええ」 ー京太郎「ダブルって…!?そんなことしたら怜さんが!」 ー怜「京太郎…男には、どんな犠牲を払ってでもやりたいことがあるやろ?」ニコッ ー京太郎「怜、さん…!」 ー怜「京太郎…」 ーうちの屍を… 越えていき…? …… 京太郎(俺が…俺が見なきゃ…!) ー俺が見なきゃ… 誰が見る…! 怜(まあそんな下らんことに使ってられるかって話やけどなー。タイミングはテキトーや) 京太郎(俺の決意台無しィ!) 怜(こいつ直接脳内に…!?) スッ…テェェェェン… 京太郎(何はともあれ監督のパンツパンツパンツゥ!はてさていったいどんなパンツをば…) チラッ… ラッ… ッ… 京太郎(なん…だと…!?) 京太郎「黒…+ガーター…?」 雅枝「…っ!!」サッ 俺の言葉を理解した監督はさすがと言うべきかすぐに両足を閉じて隠した。 だがそんなことをしてももう遅い。 なぜならもう俺の網膜に焼き付いているのだから。 シンプルな黒のパンツ。そしてガーターベルト。極めつけは厳密にはパンツではないがタイツ。 この三つのアイテムから連想されるものは一つ。女教師だ。 女教師のイケナイ個人授業。男子高校生ならば一度は夢見るシチュエーションである。 しかもこの衣服の着用者は眼鏡も装備している。まさに完璧。 ザ・女教師という出で立ちだ。正直、ピッタリ似合いすぎてて興奮を隠せない。 なあ、雅枝さん。知ってるか?あンた、100回は俺にヤられてるぜ…? もちろん、俺の妄想の中でだがな。正直、自分の妄想力が恐ろしいね。あっという間にシチュが思い浮かんだんだからな。 京太郎(ま…これを堪能出来たしあとはこのまま帰るだ)ドゴォ「げはぁ!?」 京太郎(こ、この京太郎が吐き気催すだと…眩暈もだ!) 雅枝「…」ゴゴゴ 京太郎(あ、当然ですね。むしろ今までこんな反応無かった方がおかしいですよね) 京太郎「か、監督…不可抗力です…すみませんでし」「死ね!」ゲシッ「ぶべらっ!」 京太郎「」ドサァ 怜「」ソソクサ 雅枝「園城寺ィ…!」ゴゴゴ 怜「ひぃっ!」ビクーン 雅枝「見たところ…あんたも関わってるみたいやなぁ…」ゴゴゴ 怜「あ、あははー…うち、病弱やし何のことかわからんなーって」フイッ 雅枝「ほぉ…」ギリギリギリ 怜「いだだだ関わってましたごめんなさいごめんなさいだからこれは勘弁してててて」ミシミシミシ 雅枝「なるほどな…」パッ 怜「ぉぉぉ…脳が…頭蓋骨が…」 京太郎「」チーン 雅枝「ま…罰の続きは明日やな…お前等今日はとっとと帰れ」 怜「え…京太郎気絶しとるんやけど…」「じゃーなー」 怜「えー…どないしよ…まぁとりあえず引っ張ってこか…」 京太郎「」チーン 怜「よいっしょお!」グイー「おっもーい!これ校門まで無理ー!ここに捨ててこかなーもー!」 京太郎「」チーン ……… …… … 泉「えーっと…」 セーラ「なんなんこれ…?」 竜華「まぁ…罰にはちょうどええんちゃうかな…?」 怜「あ゛ー足がしびれるー」セイザ[私はパンツ覗きに荷担しました]←フリップ 京太郎「監督ゥ!これ…なんかこれェ!めっちゃ恥ずかしいんですけど!」セイザ[私はパンツを覗きました]←フリップ 雅枝「当たり前やボケどもが」フン 浩子「ま、おもろい写真ごちそうさんです」パシャパシャ 「「撮るなー!」」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「こんちわーっす」 雅枝「おっ、早いな」 京太郎「HR終わってすぐに駆け付けましたんで」 雅枝「そこまでしなくてもええのに」 京太郎「いえ、監督の為にご奉仕する肉体ですから」キリッ 雅枝「あはは、そうなん? ありがとな、京太郎」 京太郎「いえいえ」 雅枝「とりあえず今日はこの資料をやな……っとっと」バサバサッ 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 雅枝「だ、大丈夫。一人で拾えるわ」ヒョイ 京太郎「それなら……って!?」 京太郎(向こう向いて、しゃがまずに立ったまま拾ってるから、スカートの中が……) 京太郎(なまめかしく光るタイツが透けて、その中の白い、白い……) 浩子「おばちゃん、パンツ見えてんで」ヒョコッ 京太郎「うわーっ!!??」 雅枝「えっ、ほんま?」 浩子「ほんまほんま、須賀君も困っとるわ」 京太郎「い、いえいえそんな……」 浩子「須賀君も、言ってあげんとあかんで」ニヤリ 京太郎「ソ、ソッスネ……」 雅枝「ごめんな京太郎、変なもん見せて」 京太郎「そんなこと無いですから、大丈夫ですから」 雅枝「あはは、そか」 浩子「言うてもおばちゃんのパンツやからな、男子高校生にはちょっとキツ……」 京太郎「そんなこと無いです! 眼福でしたから!! 人妻パンツ最高ぉ!!!!!!」ガタッ 雅枝「……そ、そうなん? あ、ありがとな」 浩子「愛やね」 京太郎「うわぁぁあああぁ!!!! 今のナシ、今のナシでお願いします!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 美穂子「あの……相談があります」 京太郎「はぁ、俺っすか?」 美穂子「う、上埜さんのパンツ写真一枚一万円で買います!お願いします、撮って来て下さい」 京太郎「ええっ……俺が?」 美穂子「お願いします、お願いします……」ポロポロ 京太郎「うーん」 京太郎「女の涙には弱いんだよなぁ」 京太郎「あの人、携帯のカメラ使おうとしたら爆発したらしい。困ったもんだ」 部室 久「……」ペラッ 京太郎「ちーす」 久「あら、おはよう。須賀君。早いわね」 京太郎「そうっすか?早めに起きたんで……」 京太郎(さて携帯のカメラを起動して……。後はチャンスを待つのみ) 久「須賀君と二人きりなんて緊張するわ~」 京太郎「何を今更」 久「もちろん嘘よ。須賀君は掃除でもしてなさい」 京太郎「たまには手伝って下さいよ。いい加減、バチが当たりますよ?」 久「そうねぇ……たまにはしましょうか」 京太郎「部長は窓を拭いて下さい」 久「ええ、わかったわ。そう言えば一年の時は私しか居なかったから掃除大変だったの」 久「年末なんか掃除してるだけで一日が終わったりしてね」 京太郎「その大変さわかってるのに俺に押し付けますか!」 久「……てへっ」 京太郎「俺、ゴミ捨てて来ますからね。ちゃんとやっといて下さいよ」 久「わかってるわよ」 久「よし、窓を拭くわよ」 フキフキ……フキフキフキフキ…… 久「流石に一番、上までは届かないわ。須賀君の身長なら……って無理か」 久「椅子、椅子っと」ガタッ 久「んっ~~~~~、ぎ、ギリギリかも」プルプル 京太郎「……」ジーーーー 久「くっ……つま先立ちすれば……、ええぃ」プルプル ササッ 京太郎(チャンス到来だぜ) 京太郎(俺は気配を消す事が出来る。部長は俺が部室に戻って来た事に気付いてないみたいだ) 京太郎(このまま後ろから近付いて……撮る) 京太郎「そおっと…そおっと……」ソロリソロリ 久「も、もう少し」プルプル カシャッ!グラッ…… 久「きゃっ!」 京太郎「危ねぇ!?」 ドンガラガッシャーン!!!! 久「いたた……ってあれ?痛くない」 京太郎「ぶちょー、重いでーす」 久「須賀君!?私を庇ってくれたの!」 京太郎「へへっ、部長がバランス崩してとっさに体が動きましたよ」 久「須賀君……あなたって子は……」ジーン 久「よっと。さぁ、私の手に掴まって」 京太郎「はい」ギュッ 京太郎を起こす久 京太郎(上手く撮れたかな) 久「須賀君、怪我はない?」ポンポン 京太郎「あーケツが痛いかもっす」 久「ごめんね。私がドジしちゃったばっかりに」サスリサスリ 京太郎「もっと右っす。あーそこそこ」 夜、須賀の家 京太郎「上手く撮れてっかな」 京太郎「おーばっちり。パンツは黒か!流石、久姉たまんねぇ」 京太郎「とりあえず抜いとくか」シコシコ 後日 美穂子「あのぉ……上手く行きましたか?」 京太郎「家庭用のプリンターなんで画質悪いですけど……、これ」スッ 美穂子「きゃあ///く、黒ですか///」 京太郎「黒っすね」 美穂子「上埜さん、こんな下着で学校に///や、やだなぁ///」 京太郎「福路さんは黒のパンツ持ってないんですか?」 美穂子「私は水色とか白が好きだから……って!?」 京太郎「水色と白ね。ふむふむ」キリッ 美穂子「……///」プシュー 京太郎(この人、スカート覗いても怒らなそうだよなぁ) 美穂子「こ、これお代です。失礼します」ピューーーーン 京太郎「くれぐれも部長のパンチラ写真悪用しないで下さいよー!」 美穂子「了解です~」 京太郎「福路美穂子さんの美乳揉みたいぜ……」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ガチャ 京太郎「こんちゃーっす」 咲「あ、京ちゃん」 京太郎「ん? なんだ咲だけか?」 咲「うん。まだ誰も来てないよ」 京太郎「そっか。だから一人で本読んでたんだな」 咲「えへへ、まぁね」 京太郎「寂しい奴め」ニヤニヤ 咲「むぅ。いいじゃん、別に。騒がしいのは好きじゃないの」 京太郎「左様で。なんか飲むか?」 咲「ん~。うん」 京太郎「紅茶でいいよな」 咲「うん。ありがとう」 咲「……」ペラ 京太郎「……」 咲「……」ペラ 京太郎「ん……」ジー 京太郎「ぶふぅ!?」 咲「えぇ!? ど、どうしたの京ちゃん?」 京太郎「いや、いい。大丈夫、咽ただから」 咲「ホントぅ? 背中擦ってあげようか」 京太郎「大丈夫大丈夫。騒ぎ立てて悪かった」 咲「う、うん。次からは気を付け飲んでね?」 京太郎「おう」 京太郎(突然だが状況を説明しよう) 京太郎(咲は今、部室に置かれた仮眠用のベッドに座って本を読んでいる) 京太郎(そこまではまだ良い。問題はその座り方だ) 京太郎(咲は所謂体操座りの姿勢でヘッドボード側を背凭れにして読書に耽っている) 京太郎(これらの意味するところは) 京太郎「白…………か」 咲「ん? 京ちゃん、なにか言った?」 京太郎「いや、なんでもない」 京太郎(咲よ。そんな無防備だとおにーさんちょっと心配になるぞ?) 京太郎(ふむ、しかし……これは) 京太郎(決して豊満とはいえない華奢な体躯。だがそれでも女性らしい丸みのある肉付き良さそうな太もも) 京太郎(その白磁器のような美しく滑らかな両脚の付け根から僅かに覗く尻) 京太郎(そして中央に位置する魅惑の逆三角形) 京太郎「……」 京太郎(やべ、自分の解説で勃起してきた)ギンギン 京太郎(もしかして……咲は俺を誘ってるんではなかろうか?) 京太郎「咲~……」ボソ 咲「ん~、なぁに?」 京太郎「いや、ただ呼んだだけ」 咲「ふふ、さっきから変な京ちゃん」クスッ 京太郎(あ、これ完全に誘ってますわ) 京太郎「……」スタスタ 咲「? 今度はどうしたの?」 京太郎「咲、お前さっきからずっとパンツ見えてたぞ」ボソ 咲「ふぇ? き、きゃあ!?///」バッ 咲「もしかして京ちゃんずっと見てたの?」 京太郎「まぁ、な」 咲「う~、京ちゃんのえっち///」 京太郎「なぁ、咲」 咲「な、なに?」 京太郎「俺、咲がほしいよ」ガシ 咲「え、なっ!? だ、ダメだよ! こんなところでみんな来ちゃうよ」 京太郎「しょうがないだろ咲のパンツ見てたら我慢できなくなったんだ」 咲「私の所為にして自分を正当化しないで、あ……」チラ 京太郎「……」ギンギン 咲「っ……///」フイッ 京太郎「なぁ咲。愛してる」 咲「昼間の学校で下半身目一杯腫らした人にそんな真剣に言われても……」 京太郎「咲、愛し合う2人にも性生活には変化が必要なんだよ」 咲「変化っていうか、変態っぽい気がするけどなぁ~……」 京太郎「咲」 咲「……」フイッ 京太郎(無言で視線を逸らすのはOKのサイン。いちいち可愛い奴だよな) 京太郎「咲」 咲「京ちゃ、ん……ちゅ、んん……」 コンコン 京咲「え……」 久「あーこほん。あなた達、今日は部活休みでいいからもうホテルでもどこでも行きなさい」アキレ 京咲「」 ――――― ――― ― まこ「なんじゃ、今日は咲と京太郎は休みか」 久「知らなーい」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「はい。分かりました、伝えておきます。……えっ、いやそれは……あ、愛してるよ。うん、それじゃ」ピッ 姫子「……どうしたと?」 京太郎「あ、ああ、哩さんは今日は用事があるって」 姫子「それは知っとーと。私が言っとるのは最後の言葉ばい」 京太郎「最後の言葉って……! いや、それはその」タジタジ 姫子「ふふっ、冗談たい。二人がそういう関係なのはよく分かっとるけん」 京太郎「からかうのは止めてくれよ……」 姫子「ごめんごめん。……まだ誰も来ないみたいやね」クイッ 京太郎「そうだな。……そんな短いスカートで脚組み替えたら、見えちゃうぞ」 姫子「えっ、見えたと?」 京太郎「見てない。見えたかは知らないけど」 姫子「そ? ぶちょーに操立ててるんやね」 京太郎「そういうのじゃないけど……」 姫子「いけんね。ぶちょーの彼氏たぶらかしちゃ」クスッ 京太郎「たぶらかすってそんな……」 姫子「ほら」ピラッ 京太郎「な、何してるんだよ姫子!!」 姫子「あっ、赤くなっとる。いけん子やね、ぶちょー以外の女の子のパンツ見よるなんて」クスクス 京太郎「……お前、マジでそういうこと止めろよ。俺の心臓がもたないよ」ハァー 姫子「んー、京太郎君って反応が可愛いけん。ついいじめたくなっちゃうとよ」 京太郎「哩さんに報告しとくよ。部内でいじめ問題が起きてるって」 姫子「ごめんごめん、あっ、お詫びにポッキーあげるけん」ガサゴソ 京太郎「いりませーん」 姫子「まあまあ遠慮せんと。はい……って、おっとっと!?」スタスタ、コケッ ドサッ 京太郎「なっ!?(椅子に座ってる俺の上に、姫子がこちら向きで……というか今……)」 姫子「あ、あはは……京太郎君の上に乗っかっちゃったばい」 京太郎「姫子、今わざと転ばなかったか?」ジトッ 姫子「えっ、そ、そんなことなかとよ?」 京太郎「転んだんなら、そんな綺麗に開脚できる訳ないだろ!」 姫子「か、開脚だなんて京太郎君、えっちいばい……」 京太郎「そこに反応!? と、とにかく、早く降りて……」 姫子「うん……京太郎君、そう言えばこの体勢って」 京太郎「言うな言うな言わないでお願」 姫子「対面座位……やね?」 京太郎「……俺の操返して」 姫子「でもこれくらい、親子でもやるけん」 京太郎「……俺達親子だったのか」 姫子「親愛の証ってこと」 京太郎「親愛ねえ……まず哩さんとこうなりたかったけど」 姫子「ぶちょーと、ね」 京太郎「とりあえず早く降りて下さい。もうそろそろ……」 姫子「ね、京太郎君」 京太郎「な、なんだ?」 姫子「ぶちょーだけで足りてる?」 京太郎「……何を言ってるかよく」 姫子「ねえ、京太郎君」ピラァ 京太郎「ちょ、姫子―――」 姫子「ぶちょーで物足りんくなったら、いつでも待っとるけん」 姫子「予約しといても、ええばい」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「穏乃……いい加減にしてくれよ」 穏乃「え?」 京太郎「なんでみんなのSS投下を邪魔するんだ?」 穏乃「え?え?な、何言ってるの京太郎?」 京太郎「とぼけるな!みんな一生懸命書いてるんだぞ!!どういうつもりなんだよ!?」 穏乃「いや、そう言われても本当に何を言ってるのか……」 京太郎「このっ……!いい加減にしろっ!!」ドカッ! 穏乃「きゃ!!」 京太郎「今日という今日は許さないからな!」ヌガシヌガシ 穏乃「や、やだ。やめてったら京太郎!」 穏乃(み、見られてる。京太郎に私のお尻見られちゃってるよぉ///) 京太郎「この格好もそうだ。いつもこんなふざけた格好で尻もパイパンのアソコもチラチラ見せつけてきて……どういうつもりだよ?」 穏乃「だ、だってこの格好涼しくて気持ちいいから……そんな事よりもうやめてよ、京太郎。私が何か悪い事したならあやま…」 京太郎「なるほどな、この……ド変態が!」バチーン! 穏乃「ムキャッ!?」 京太郎「このっ!露出狂!山猿!」バチーン!バチーン!バチーン! 穏乃「やめっ!お尻痛っ!キャウッ!」 京太郎「ん?なんだ?股間からなんかポタポタ垂れてるぞ?……まさか叩かれて感じてるのか?」 穏乃「グスッ…お尻が……お尻がぁ……」 京太郎「返事し……ろっ!」バチーン! 穏乃「キャン!はいっ!!はいぃ!お尻叩かれて気持ちよくなってましたぁ!!ごめんなさい!ごめんなさい!」 京太郎「謝る相手は俺じゃないだろ?お前にSS投下を邪魔されたみんなだろ?」バチーン! 穏乃「はっ、はいっ!ごめんなさい、皆さん!ド変態の山猿がSS投下邪魔してごめんなさいっ!」 バチーン!バチーン! 穏乃「ごっ、ごめんなさい!ごめんなさいぃ!!」 ……… 京太郎「ふぅ、これくらいでいいかな」 穏乃「……」ブツブツ 京太郎「じゃあな、穏乃。もうこんな事はするなよ?」 穏乃「…なさい……SS投下の邪魔してごめんなさい……SS投下の…」ブツブツ 穏乃ちゃんも反省してくれたようです。これで安心してSS投下出来るね! カンッ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 塞「で、この人が例の、不思議な能力を持ってるっていう……?」 トシ「そうだよ。ほら須賀君」 京太郎「須賀京太郎って言います。よろしくお願いします」 塞「私は臼沢塞。よろしく。それで、この人の能力って……」 トシ「うーん、実際に見てもらった方がいいかもね。ほら、上がりなさい」 塞「お邪魔しまーす」 京太郎「……」 トシ「須賀君、そんな離れてないで」 京太郎「いや、でも……」 トシ「大丈夫だよ。それに須賀君から来なくても、じきに塞の方から来るから」 塞「私? まあとりあえず二階に上がるね……って、うわぁ!?」タンタン、ズルッ 京太郎「危なっ、むぐぅ!?」ドシーン トシ「早っ」 塞「いたた……って、きょ、京太郎君!?」 京太郎「パ、パ、パ……」 トシ「顔に塞のお尻を押し付けられ……うーん、清々しいまでのラキスケだねえ」 塞「き、きゃぁあああ!?」 京太郎「ぷはぁっ! い、息が……」 塞「ハッ! ご、ごめんなさい京太郎君! こんな……お、お尻ぶつけちゃって」 京太郎「いえ、これくらい……」 トシ「ボリューミーだったかい?」 京太郎「それはもう、まんまるで肉厚で……」 塞「……」ジィー 京太郎「じゃなくて、すみませんでした! 信じられないかもしれませんが、これが俺の能力みたいなんです」 塞「ど、どれが? 何が君の能力なの?」 京太郎「えーっとその、何と言いますか……ToLoveると言うか、ラッキースケベと言うか」 塞「ラッキースケベ?」 京太郎「それは……偶然、乳やらお尻を目撃したり、触ったり、押し潰されてしまうってことです!!」 塞「……何それ?」 トシ「ともかくそういうことなの」 京太郎「トシさん、肝心な時に喋りませんね」 塞「それで、それを塞ぎたいの?」 京太郎「はい、切に」 塞「まあ、トシさんの頼みだし、危険性は垣間見れたし」ジトッ 京太郎「うっ」 塞「それじゃ、私が能力を……って、一時的に塞いでも意味無いよね?」 トシ「そうだね。だから、一週間かけて能力を完全に塞いでもらおうと思ってね。生活費は用意するから」 塞「えっ、それって……」 トシ「それじゃ、共同生活頑張って」 京塞「ええええええええええええ!!??」 塞「って、君も聞いてないんだ……」 トシ「まあ続かないけどね」 カンッ
https://w.atwiki.jp/fuusetsu-corabo/pages/190.html
称号:『水色の瞳のプロダンサー』、『真っ赤な歌舞伎踊り』、『????』 名前:太郎 フルネーム:海野 太郎(うんの・たろう) 性別:男 能力:水を操る能力 身長:170cm 体重:60kg 年齢:20歳 国籍:日本 特徴:トラ柄のバンダナと黒いサングラス、戦闘時に巻く赤いバンダナ、三白眼。基本的に楽天家で軽い性格だが、笑わせる事が好きなムードメーカーでもある。 出身地:長野県 職業:ダンサー 髪型:横ハネセミロングヘアー(バンダナ巻くと前髪が隠れる) 種類:英雄 階級:古代英雄 種族:人間 イメージ:水、現代風歌舞伎者、ダンサー イメージポエム: 武器:巨大な刀、扇子、真田軍崩具「???」 属性:水 エレメント:六角柱型のアクアマリンのペンダント 好きなもの:ダンス(特に歌舞伎踊り)、J-POP、寿司、オレンジジュース 嫌いなもの:先祖帰り、ダンスや歌舞伎をこなすもの、水中 髪の色:金髪【カナリア・イエロー】 瞳の色:水色【アイス・ミント】 肌の色:普通【ミルキー・ホワイト】 技: 台詞 「Hey!俺は海野太郎ってんだ!TAROって名前でダンサーもやってんだ。まぁ、よろしくな!」(自己紹介) 「ヒップホップ?レゲエ?ジャズ?ノーノー、俺の得意なジャンルは歌舞伎!!日本が誇る最強のダンス文化、歌舞伎さ!!」(歌舞伎の拘り) 「歌舞伎は演劇で、ダンスじゃないなのは分かってるさ。けど、俺は歌舞伎に心惹かれてダンスをやるようになったんだ。いつかは俺も歌舞伎役者になるんだ!!ダンサーは、その第一歩さ。」(夢を語る) 「よっ、あんたが真田軍の親方サマかい?…って、え?違う?それじゃ…、あっちの娘っ子??……嘘ォ!?」(ゆきとの初遭遇) 「な、名前に『海』って入ってるからって、水上水中が得意って訳じゃねーぞ!!!いい加減にしろ!!!…能力は水だけどさぁっ!!」(水上と水中について) 「知らざあ言って聞かせやしょう!(中略)海野六郎が正統継承者、海野太郎たぁ俺がことだぁ!!!」(名乗り) 「それじゃあ…あいつは?俺達の知ってるあいつは、何処に行っちまったんだよ!!!死んだ奴が今更しゃしゃり出てくんじゃねぇよ!!!」(???) イメージCV: 歌CV: 関連人物 『海野六郎』・・・先祖 『真田ゆき』・・・主(本人曰く認めたくない) 『由利鎌之介』・・・嫌悪 コラボ関連人物 『』 『』 『』 創作者名:天野宮 風説 登場作品:オリジナル系 ≪太郎の詳細≫ 真田軍所属「海野六郎」の正統継承者。普段はプロのダンサーとして働いている青年。芸名はTARO。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/551.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342344359/ 京太郎「俺以外みんな強く全国に行くような連中だし俺は場違いだよな…」 京太郎「部長にかかれば俺以外の雑用係を確保するのも簡単だろうし…」 京太郎「タコスはハギヨシさんに頼めば作ってもらえるだろうし…」 京太郎「和には振り向いてもらえないし…」 京太郎「そしてなにより……」 京太郎「昔と違って咲は一人ぼっちじゃないしな…」 京太郎「麻雀通して沢山友達ができたんだ…もう俺が面倒見なくても大丈夫だろ…」 京太郎「と、いう訳で麻雀部を辞めたんですよ」 ハギヨシ「ならこれからは須賀さんは放課後時間があるという事ですね?」 京太郎「そうですけど?」 ハギヨシ「それならば、もしよろしければ私の仕事の手伝いをしてみませんか?」 京太郎「どうしてこうなった…」 透華「貴方がハギヨシの言ってた執事見習いの方ですの?」 京太郎「あ、はい」 京太郎「というかハギヨシさんに言われるままに来ちゃいましたけど自分なんかがやれることってあんまり無いと思いますよ?」 透華「まぁハギヨシにも何か考えがあるのでしょう、これからどうなるのか分かりませんがよろしくお願いしますわ」 京太郎「ハイ、分かりました」 ハギヨシ「お嬢様とのご挨拶も済んだようですね」 京太郎「しかし本当に俺は何をすればいいんですか? 大体のことってハギヨシさんだけで出来るでしょう?」 ハギヨシ「いえいえ、貴方にしか出来ない事をしてもらいますよ」 ハギヨシ「私がお願いしたい仕事というのは衣お嬢様のお相手をすることなのですよ」 京太郎「っていうと確か大会の時に大将をやっていた?」 ハギヨシ「はい、衣お嬢様は以前はご友人もあまりいらっしゃらなかったのですが…」 ハギヨシ「お嬢様が集めた方たちのおかげで最近は本当に楽しそうにしているのです」 ハギヨシ「ですが、衣お嬢様と仲の良い男性となるとお世話係をしている私くらいしかいませんで」 ハギヨシ「歳の近い男の方と仲良くなることも衣お嬢様のためになるかと考えていたので」 ハギヨシ「まさに須賀さんはうってつけという訳なのですよ」 京太郎「家事などの仕事をするんじゃなくて天江さんと仲良くなればいいんですね」 ハギヨシ「その通りです」 京太郎「なるほど、それなら俺でも出来そうですね」 ハギヨシ「引き受けてくれますか?」 京太郎「はい、いつもハギヨシさんにはお世話になってますし、これくらいならどうってことないですよ」 衣「む?見なれぬ顔がいるな」 ハギヨシ「私の仕事の手伝いをしてくれる須賀京太郎さんといいます、今日から来たので衣お嬢様にもご挨拶をと思いまして」 京太郎「どうも、須賀京太郎といいます」 衣「ふむ、そう固くならくていいぞー?」 京太郎「そうですか?でも自分の方が年下ですし」 衣「そんなの関係ない、普通に話した方が衣も話かけやすいしな」 京太郎「分かった、俺もあまり固っ苦しいのは苦手だしできるだけ普通に話すな」 衣「うむ」 ハギヨシ「ところで衣様、須賀さんは今日が初めてで丁度いいですし」 ハギヨシ「今日は衣様のお世話は私の代わりに須賀さんがやってもよろしいでしょうか?」 衣「ほー いつもと違うとなんだかわくわくするな! うん、今日はきょうたろうと遊ぶとしよう!」 京太郎「よし、じゃあ遊ぶか!」 衣「おー」 京太郎「ところで遊ぶと言っても何をする?」 衣「きょうたろうは麻雀できるか?」 京太郎「一応できるけど弱っちくて面白くないかもだぞ?」 衣「強さは関係ない、打てるなら一緒に麻雀をしよう」 京太郎「それならやるか、しかしやるからには俺も本気で行くぞー」 衣「その意気だ、かかってこいきょうたろう!」 京太郎「んだー負けたー」 衣「やっぱり衣と打つのはもう止めとくか?」 京太郎「なんのまだまだー」 衣「! 衣と打って負けたのにまだ打ってくれるのか?」 京太郎「? そりゃー負ければ悔しいしな、衣さえ良ければもう1回やろうぜ」 衣「うん! もっと打とう!」 京太郎「そう来なくっちゃな! 次は負けないぞ!」 衣「なんの!返り討ちにしてくれる!」 京太郎「言ったなー」 京太郎「結局1回も勝てなかった」 衣「でも何度か面白い打ち筋をしていたし、きょうたろうはもっと強くなれると思うぞ」 京太郎「そっか、ありがとな」ナデナデ 衣「うぁーなでるなー衣の方がおねーさんなんだぞー」 京太郎「ってもうこんな時間か、そろそろ帰らないと」 衣「え?帰るのか?」 京太郎「あぁ、明日も学校あるしな」 衣「そうか……」 京太郎「なに、明日も学校終わったら来るからまた遊ぼうぜ?」 衣「そうか! なら約束だぞ!きょうたろう」 京太郎「あぁ、それじゃまた明日な」 衣「うん、また明日!」 『翌日』 京太郎「と、いう訳で今日も来たぞー」 衣「おーきょうたろうよく来たな、待ってたぞー」 京太郎「さて、今日は何をする?」 衣「ふむー そうだな」 京太郎「予定がないなら外にでも出てみるか? いつも家の中ってのもあれだろうし」 衣「おぉ! いいな、おもしろそうだ! 衣もきょうたろうに賛成だぞ!」 京太郎「よし、それじゃあ遠くに行くと帰りが遅くなるし近場を散歩でもするか」 衣「さんせーい」 衣「わーい」 京太郎「そろそろ時間も時間だし帰るか」 衣「むぅ もうそんな時間なのか楽しい時間はあっというまだな」 京太郎「はは、楽しんでもらえたようで良かったよ」ナデナデ 衣「だからなでるなというのにー」 衣「む?」 京太郎「ん?どうした?」 衣「あれは…」 京太郎「アイスクリームの移動販売車? ここらへんあんまり人通りないのに何考えてんだ?」 衣「あいす…」ジー 京太郎「食べたいのか?」 衣「!」ハッ 衣「いやっ 食べたくなんてないぞ! おねえさんな衣はアイスなんか全然…」ダレー 京太郎「にしてはよだれ出てるぞ」 衣「!」ハッ 衣「///」ゴシゴシ 京太郎「まぁ夕食前だし我慢するか?」 衣「うぐぅー」 京太郎「夕食残さず食べられるっていうなら買ってやろうか?」 衣「いいのか!?」 京太郎「おぅ、ただし夕食ちゃんと食べるんだぞ?」 衣「食べる食べる!」 京太郎「よし、じゃあ買ってやるぞ」 衣「味がいっぱいある!」キラキラ 京太郎「本当にいっぱいあるな なんだこの親田辛味大根味って、いくら地元の特産だからってこれは…」 衣「衣はこれがいい!」 京太郎「いちご味か、オーソドックスでおいしそうだな」 衣「うん!」 京太郎「よし、すいませんこのいちご味1つください」 おっさん「まいどー」 京太郎「はい、落とさないように気をつけろよ」 衣「うん ありがとな、きょうたろう」 京太郎「じゃあ帰るか」 衣「おー」 衣「おいしい」ムグムグ 京太郎「それは良かった」 衣「きょうたろうは買わなかったのか?」 京太郎「あぁ、たくさんは食べれそうになかったしな」 衣「少しなら食べるのか?」 京太郎「ん? まぁ夕食前だし少しくらいなら満腹になってしまったりはしないだろうな」 衣「なら衣のアイスを一口たべるか?」アーン 京太郎「え?」 衣「いやか?」 京太郎「いやいやいや、そっちこそいいのか?」 衣「何がだ?」 京太郎(そういえば男の知り合いってハギヨシさんくらいしかいなかったんだよな) 衣「きょうたろー?」 京太郎(なら普通に仲のいい女友達と同じように接してくるのもうなずけるか…) 衣「いらないのかー?」 京太郎(どうする? ここはやんわりと断った方が…) 衣「聞いてるのか?」ジワ 京太郎「ん? ってなんで泣いてるんだ!?」 衣「だってきょうたろう呼んでも返事してくれないし…」 京太郎「あー ごめんな 考え事してたんだよ」 衣「アイスいらないのか?」 京太郎「あー アイスはなー」 衣「衣のアイスいらないのか?」ジワ 京太郎「あー! 貰う貰う! 丁度衣が食べてるの見て俺も欲しくなってた所だしな!」 衣「そうか! なら遠慮せずに食べていいぞ!」ニコー 京太郎「じゃあ一口だけ貰うな」 衣「うん、どうぞどうぞー」 京太郎「むぐ お、結構美味いな」 衣「だろー」 京太郎「美味かったよ、ありがとな」ナデナデ 衣「なでるなー」 京太郎「お、早く食べないとアイス溶けちまうぞ?」 衣「はっ 早く食べなきゃ」ペロペロ 一「おかえり、丁度晩御飯が出来たところだし須賀君も食べてくかい?」 京太郎「え? そこまでしてもらうのは悪い気がするんだが」 衣「アイスのお礼だ、食べていけばいいじゃないか」 京太郎「でもな…」 一「アイス?」 衣「!!」ビクッ 一「衣、ごはん前にアイス食べたの?」 衣「な、なんのことだ? 衣はアイスなんて食べてないぞ?」 一「じー」 衣「」アセアセ 一「ほっぺにアイスついてるよ?」 衣「え!?」バッ 衣「あれ? ついてない??」 一「やっぱり食べたんだ」 衣「あーうー」 一「まぁ晩御飯ちゃんと食べるんなら何にも言わないよ」 一「で、須賀君はどうするんだい?」 京太郎「なら迷惑じゃなければ晩御飯を食べてから帰ろうかな」 一「うん、衣もなついてるし迷惑なんかじゃないよ」 京太郎「そっか、そりゃ良かったよ」 衣「いっしょにごはんだー」ワーイ 京太郎「これ美味しいですね」 一「それは良かった 須賀君、おかわりはいるかい?」 京太郎「あ、ならお願いしてもいいですか?」 一「ん、了解」 純「いっぱい食うなー 衣もこれくらい食べないと大きくなれないぞー」 衣「むっきー そういうじゅんは大きすぎるぞー」 純「ハハハ 悔しかったらもっと大きくなってみろー」 衣「むー」 衣「衣もおかわりするぞ!」 一「食べれるのかい?」 衣「大丈夫だ! おねーさんな衣にかかればごはんのおかわりくらい簡単にできる!」 透華「あまりお姉さんとおかわりに関係はない気もしますが」 智紀「やらせてあげればいい」 衣「もうおなかいっぱい」 一「言わんこっちゃない」ハァー 京太郎「今日は夕飯までごちそうになってお世話になりました」 透華「あら?もう帰るんですの?」 京太郎「まぁ明日も学校がありますしね」 衣「んー? きょうたろう帰るのか―?」ウツラウツラ 京太郎「おう、でもまた明日もちゃんと来るぞ」 衣「うん、なら待ってるぞー」 京太郎「よしよし えらいえらい」ナデナデ 衣「だからなでるなー///」 京太郎「じゃあまた明日、今日は散歩で疲れてるだろうし早めに寝ろよー」 衣「分かったー、また明日な―」 一「おや、来たね」 京太郎「あ、一さんこんにちは 衣が見当たらないんですがどうしたんですかね?」 一「今日の学校が思いのほか疲れたみたいで、京太郎君が来るまで休むって言ってたんだげど」 一「この状況から察するにまだお昼寝中みたいだね」 京太郎「そっか、なら今日はハギヨシさんの仕事手伝ってから帰ろうかな」 一「それだと衣が起きたとき可愛そうだよ」 一「衣が起きるまで僕とお茶でもしながら待ってるってのはどうだい?」 京太郎「え? いいんですか?」 一「うん、そういえばキミとちゃんと話す機会ってあんまりないしね」 一「多分そろそろ起きると思うし、それまで少しの間のんびり待ってようよ」 京太郎「それもそうですね」 一「どうぞ、紅茶で良かったかな?」 京太郎「全然大丈夫ですよ」 一「それは良かった、お茶菓子もあるし 遠慮せずに食べてね」 京太郎「はい、いただきます」 京太郎「」クピクピ 京太郎「この紅茶美味しいですね」 一「はは ありがとう」 京太郎「それにこのお茶菓子のクッキーも凄い美味しいですよ」 京太郎「どこのクッキーなんだろう? こんな美味しいの食べたことないぞ、さすがお金持ち」 一「あーそのクッキーはお金持ちとかは関係ないよ?」 京太郎「え? でも凄く美味しいですよ? 有名なケーキ屋とかの商品なんじゃ?」 一「ないない、だってそれ僕の手作りだもん」 京太郎「え!? 本当ですか?」 一「嘘なんてつかないよー」 京太郎「あ、すいません」 京太郎「じゃなくて! これが手作りですか? この美味しさ、普通に店で買うよりずっと美味しいんですけど」 一「面と向かって褒められるとなんか照れるね///」タハハ 京太郎「だって本当に美味しいですよ、店が開けるレベルですよ!」 一「もう褒めなくていいよぉ///」 キョウタロー キテルノカー? 一「あっ 衣が起きたみたいだよ 早く行ってあげて」 京太郎「みたいですね、分かりました」 京太郎「紅茶とクッキーご馳走様でした、すっごい美味しかったですよ」 一「たはは ありがとね///」 オーコロモーオキタノカー アーキョウタロウミッケー 一「京太郎くん、か」 一「明日はケーキでも作ってみようかな?///」