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工場一覧 募集 工場名 人数 住所 アクセス方法 主な生産 工場 〒 住所 求人募集要項 勤務地 上記工場 職種 自動車製造に関する各種作業 雇用主 直接雇用 契約期間 正社員登用 給与 〆支払 月収例 手当詳細 製造未経験 可 応募資格 18歳以上 勤務時間 休日 自動車通勤※寮以外 待遇 工場食堂 選考情報 書類審査 筆記試験 実技試験 面接交通費 保証人 健康診断 コア年齢 服装 選考持ち物 NG項目 ☆アイシン高丘の他工場へ ☆アイシン高丘の寮情報へ ☆アイシン高丘のQ Aへ ☆アイシン高丘のリンク集へ コメント
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求人募集要項 勤務地 柏原工場 職種 自動車製造に関する各種作業 雇用主 直接雇用 契約期間 正社員登用 給与 〆支払 月収例 手当詳細 製造未経験 可 応募資格 18歳以上 勤務時間 休日 自動車通勤※寮以外 待遇 工場食堂 選考情報 書類審査 筆記試験 実技試験 面接交通費 保証人 健康診断 コア年齢 服装 選考持ち物 NG項目 ☆八千代工業の他製作所へ ☆八千代工業の寮情報へ ☆八千代工業のQ Aへ ☆八千代工業のリンク集へ コメント
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DQⅣ 【へんじがない ただのしかばねのようだ】の亜種。 【ソレッタ】に何故かひとりだけ全く動かない農夫がいるので話しかけると、 「へんじがない……」 すわこんなところに死体が!?と思わせておいて、ただのカカシでしたというオチ。 心臓に悪い。 DQⅨ まさかの復活。 【エラフィタ地方】にあるカカシを調べるとこう表示される。 こちらはどう見てもただのカカシなので、返事がなくて当たり前なのだが…。
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工場一覧 募集 工場名 人数 住所 アクセス方法 主な生産 工場 〒 住所 求人募集要項 勤務地 上記工場 職種 自動車製造に関する各種作業 雇用主 直接雇用 契約期間 正社員登用 給与 〆支払 月収例 手当詳細 製造未経験 可 応募資格 18歳以上 勤務時間 休日 自動車通勤※寮以外 待遇 工場食堂 選考情報 書類審査 筆記試験 実技試験 面接交通費 保証人 健康診断 コア年齢 服装 選考持ち物 NG項目 ☆日本特殊陶業の他工場へ ☆日本特殊陶業の寮情報へ ☆日本特殊陶業のQ Aへ ☆日本特殊陶業のリンク集へ コメント
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転校生というのは注目の的だ。 休み時間には前の学校の事とか、色々と質問責めになる。 でも 「あの…………ぇと…………ぅん……」 とか 「ぁ…………その……………………ぁ………………」 なんて反応をしていれば、そのうち興味を持たれなくなる。 そんな事は、分かっているんだ。 でも、僕は他の子が恐くて、上手く話せない。 前の小学校で虐められて以来。 幸い、この学校で虐められた事は今のところはない。 でも、友達もできそうにない。 そして、母さんは友達ができたか尋ねてくる。 どうしたら友達ができるんだろう。そんな事を考えながら、下校しようと教室を出た。 そこで、 「こんにちは、少年」 「え?」 校舎を染める夕日より赤いマントの男に出会った。 「っ!?」 男の事を知っていた訳じゃない。男が何かした訳じゃない。 ただ直感的に、この男は危ないと判断して、僕は逃げた。 「おやおや廊下を走ってはいけないよ」 そんな男の言葉は当然無視した。 逃げたは良いけれど、何処に行けば良いのかと困っていたら 「こっち!!」 女の子の声がした。 とっさに、声のした場所に飛び込む。 タイルの冷たい床に、いくつも並んだ扉。そこは、 「…………女子トイレ!?」 「大丈夫だった?」 「うわっ!?」 背後から話しかけられ、驚いて振り向く。 そこには、まるで学校の怪談なんかで聞く「花子さん」みたいな女の子がいた。 「……あれ?」 「え?…………あ……ぁの………………ぅ……」 女の子は何故か僕の顔をじっと見てくる。 「……ぅ、あ…………あの……ぇと……」 「あっれ~?キミ、人間だよね~?」 「ぇ?あ……う、…………ぅん」 「都市伝説かと思ったのにな~。あれ~?」 この子は何を言ってるんだろう。 「人間ならほっとけばよかったかな~」 ほっとくって……そうだ、さっきの変な人は、いった……い 「みぃーつけたー」 「ぅ……わ……」 「げ~」 気がつけば、トイレの入口には、さっきの赤いマントの男が立っていた。 「何~、赤マント。ここは私の領域だよ~」 「いやいや、君に用は無いので気にしないでくれたまえ。用があるのはその少年だ」 「ぇ?……え、ぁ…………え?」 わけがわからない。わけがわからない!わけがわからないっ!! と、とりあえず、ぇと 「そっ、その子からっ、は、離れろう!」 なんか語尾が変になった気がする! 「えっ?私?」 「うん?」 なんか、なんかこの男、危ない感じするし、どこの子か知らないけど、女の子を危ない目に合わせわけには、 ……あれ?なんか女の子がこっち見て笑ってる? 「んふふ~、赤マント。やっぱりこの子はダメ~」 そんな事を言いながら、女の子が抱き着いて……って 「ぅええっ!?」 「この子、私の契約者にするから~」 「おやおや、君は人間が嫌いだと思っていたのだが?」 「人間は嫌い~。でも、この子は嫌な感じがしないから~」 「そうかい、仕方ないね。討伐される前に帰るとするかい」 そう言って赤いマントの男は去っていった。 結局、なんだったんだ。わけがわからなかった。 ていうか、何か大変な事に巻き込まれた気が。 「んふふ~」 気がつけば、女の子が僕に手を差し出していた。 「よろしくね~」 「ぁ……ぇと、ぁ…………ょろ、しく?」 ………………何が? 学校を出ると、買い物の帰りらしい女の人が歩いていた。 ていうか、母さんだった。 「あら、今帰り?」 「ぁ、うん」 あの後、花子さんと自己紹介とかしていたら随分と遅くなってしまった。 ……あ、そうだ。 「お母さん」 「はい?」 「友達ができました」 「そう、よかったわね」 そう言って母さんは、何故かいつもしている大きなマスクの向こうで、嬉しそうに笑った。 終
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「兄貴!、暇だしトランプの相手しなさい!!」 行き成り立ち上がり俺を指差しながらそんな事を言ってくる桐乃。 お前はどこかの団長様か?。なんてことを考えながらも有言実行として今の言葉を照れ隠しとして脳内変換してみる『と、トランプを一緒にしたいんじゃないんだからねっっ!」(ツンデレ風)よし、変換完了。続いてそれを脳内保管。 …ふむ、可愛いやつめ。ぬふふ。 「よし分かった、お兄ちゃんに任せなさい!!」 「キモ。何か背中を悪寒が走り抜けたんですけど」 そんな言葉でさえも脳内変換で「なんかゾクッとしちゃった(ハート)」にしてみるとかなり可愛げがある。 俺は顔に力を入れてニヤけるのを何とか止めて桐乃から渡されたトランプを無心になって繰りはじめる。邪念よ去れ!。 悟りを開こうとせんばかりに俺が己の中の邪念を振り払っていると、何を思ったのか皆も口々に参加の意を唱え始めた。 まぁ確かにこんな旅行気分にトランプは付き物と言っていいがそこまで目を血走らせなくてもいいんじゃないかな、と俺は思うのですよ。楽しくいこうぜ。 どうする?皆も混ぜる?、という言葉を乗せて桐乃に視線を送るが、何故かつっけんどんとしていてそっぽを向いてしまった。これは俺に判断を任せていると判断していいのだろうか。 もしそうなら俺は皆を混ぜて楽しくする方を選ばせて頂き等ござる。 ちょっと間俺は桐乃に対して以心伝心を試みていたが、どうやら反応を示す気は無いらしい。 しかたがないので繰り終わったトランプを皆に配り始める、どうも桐乃の不機嫌度が大幅上昇した気がしてならないが今更配ったカードを集める様な度胸は残念ながら俺には無いのでそのまま続行。 ちょっと間経って配り終わるがそこで大事な事に気がついた、遅かった気もするが。 「これってよく考えたら何をするか決めてなかったよな」 そう肝心な事を失念していたのだ、いくらトランプを配り終わってもやる事を決めていなかったらトランプなんて物は何の役にもたたない紙屑に過ぎない、むしろツルツルしているので紙屑にも劣る、そんな劣化製品へと変化を遂げてしまうのだ。 さぁ、このトランプ達が俺の汗ばんだ手の中で無用の異物となる前にこいつらの存在意義を見つけ出してやろうではないか。 無意味な事に気合を入れて握り拳をつくる俺。 だがここでも一つの問題に気がつく、そう、自分自身の問題に。 俺は皆から顔をそらして雲を見ながら爽やかに笑った。 ははは。 ……俺ってそんなに種類しらないんだよねっ。えへっ。 ってなもんである。我ながら情けない。 俺が知っているとすれば、まぁ代表的な物だとババ抜き、ジジ抜きあたりだろう。そして俺が唯一知っている皆が知らなさそ~な奴といばページワンぐらいだろうか。 無知な自分が憎いぜ。 これは誰かに意見を求められる前に自分から何か簡単な物を言った方が良さそうだな。わざわざ待って自分の無知を晒す事もあるまい。 そう考えて俺は「ババ抜きでもしよーぜー」なんて軽い乗りで言おうとしたら、どうしたのか、ブリジットちゃんが珍しく自分の意見を言おうと挙手していた。 ここは学校じゃないんだからそんな挙手しなくてもいいよー、なんてツッコみをしてしまうところだったが相手はまだ幼い子なんだ。わざわざそんな事を言わなくてもいいだろうという俺の理性が何とか開きかけた口を止めてくれた。 さて、話が脱線して地球の裏側に行きそうな勢いで暴走しかけたがそれを力尽くで引き戻して話も元に戻そうではないか。 まぁとにかく俺が何を言いたいかと言うと、折角ブリジットちゃんが勇気を出してんだ、見届けてやろうぜ。って事だ。 だが、しかし、しかしだ、このままブリジットちゃんを放っておいていいんだろうか?大丈夫なんだろうか? 答えは否である。 このままだと何時まで経っても話し出さないのは目に見えているではないか。 さっき見届けると言ったばかりでなんだが、俺達の為にも、ブリジットちゃんの為にも少々力を貸してやろう。 そう考えると内心がちょっとだけ踏ん反り返って偉そうにしているのが分かったが俺は気にせずブリジットちゃんに一声かけた。 「はい、ブリジットちゃん意見どーぞ!!」 俺がそんな感じでおどけて先生風に言ってみるとブリジットちゃんはピクッと体を跳ねさせ「ひゃ、ひゃいっ!!」と奇妙な声を上げて席を立った。 緊張し過ぎだ。 「じ、じつは私………」 何故溜めるのか分からないが、その溜めがわざとだろうがなかろうが、どちらにせよそんな雰囲気を出されるとこちらも緊張してくるのは避けられない。 俺達はゴクリと息を飲み込んで先を促すようにブリジットちゃんを見た 「ババ抜きしか出来ないんです!!!」 この答えを聞いてずっこけた俺達を誰が攻められよう、そう、攻められるわけがない。ないんだ。 俺がやっと立ち直って自分の席に座り直すと、そんなに恥ずかしかったのだろうか。何やらモジモジしているブリジットちゃんがこちらの顔色を伺っていた。 はっはっは。そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫。俺も似た様なもんだからな。 そんな『お仲間だな』的な視線をブリジットちゃんに飛ばしていると何を思ったのかポッと頬を染めて指先をモジモジと絡め始めた。 「こ、今夜お待ちしていまス」 「ぶふふぉっふぁぁあ!!」 気道を通る筈の酸素が食道を無理矢理開いて乱入してきた。いや、この様子だと乱入どころか俺の喉でフィーバーダンスしていやがる。 思い切りむせて言葉にならない声が出てきた。でもそれだけでは食道に入った酸素は許してくれないらしい、俺は咳が止まらず口に手を当てるのが精一杯で、誤解を解く言葉を口にする事が出来ない。 な、何だ、一体ブリジットちゃんの中で何がどうなってそんな言葉が出てきたんだ?。 ブリジットちゃんの言葉を俺的に解釈したら今夜「ピーーーーーーーーッ」をしようと言っている様に聞こえたんだが。 ……うん、いや、分かってるって。ブリジットちゃんがそんな行為を知っている筈が無いって。 きっと別の意味があるって。分かってんだよ。 でも、でもなぁ。 お兄さん、もうちょっと言い方を考えてほしかったかなぁ。 隣で拳を固く握り締めているリアと加奈子を涙目で見ていると、とうとう俺の頭は故障したのだろうか、何も考える事ができなくなり、何故か知らないが乾いた笑いが咳と共に出てくる。 「は……は、ケホッははは。ケホフッ」 ここまで来ると俺は諦めて、潔く目をつむる。 さぁ、ばっちこぉい。 心意気充分、何時でも来いと言わんばかりに目をつむって何処に攻撃が来るか分からないので全身に警戒信号を発令、危険度SSに指定して筋肉痛を恐れずに力の限り筋肉を酷使して肉壁による防御壁を展開した。 だが数十秒、数分間、かなり経っても全く来る気配が無い。どうしたのだろうか。 そろそろ全身に力を入れっ放し状態は辛くなってきたのでやるなら早くしてほしい、そしてやらないでいてくれるなら俺は更に嬉しい。 なんて淡い期待を込めてうっすらと目を開くと…… そこには加奈子の満面の笑顔があった。 「ババ抜きしようぜっ!」 キラッ、という効果音が付きそうな感じで加奈子がそう言う。ゾクリと背中を悪寒が走った。 なんか絶対裏があるっっっ!!。一体どんな悪巧みしてやがる!?、そんな事を考えながら慌てて周りを見渡してみるとどうだろうか、皆笑顔、超笑顔、ウルトラ笑顔。怖い。 そう思った俺を誰が攻められる?。想像してみてほしい、家で桐乃のジュースを思い切りこぼしてしまった時、桐乃が笑顔で「いいっていいって、兄貴!」なんて笑顔で言ってきてみろ?、俺はその夜、闇討ちが怖くて寝付けない自信があるね。 そのくらいの違和感があるのだ、今のこの状況は。 「ははははは、兄貴。早く手札出さないと始まらないよ?」 「サー・イエッサー」 即答、そして桐乃の目の光彩が消えている事を確認した。 もう嫌だあああああぁあぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁあああああああああああっっっ!! 内心絶叫、今、恐怖のババ抜きが始まったのだった。 「ん、兄貴の番」 本来なら楽しい筈のトランプ、だが今私達がやっているのはそんな甘ったるい物ではない。 何故ならこれには今夜の兄貴の所有権がかかっているからだ。 そのせいか皆の顔は暗く、何時にも無く真剣だ。多分私も同じ様な顔をしているだろう。 何故こうなった?、それを説明するにはほんの少し時を遡らなければならない。そう、それは兄貴が攻撃に備えて全身に力を入れまくっていた時の事だ。 その時私は兄貴のお仕置きは前の二人に任せて、心を痛ませてブリジットちゃんに詰問していた。 「こ、ここ、今夜ってなに!?、何なの!?、私の京ちゃんをどうするつもりなのぉおお!?」 少々壊れた地味子と一緒に。 「ちょっ、桐乃さん!麻奈実さん!、やめて、そんなに振らないで!?」 「ならちゃっちゃと白状しなさい! どうしてこうなったかを!!」 声に少々の怒気を含めながらそう言う。 ブリジットちゃんは最早サラババ(よく知らないけど使ってみたかったんだよね!)を踊っている様だ、首をカックンカックンさせながら「ちょ、は、はな、話しま、すからぁ、離してぇえ」と言っている。ちょっと面白い。 私と地味子が肩を離すと、目が回ったのだろうか、ブリジットちゃんは頭をクラクラさせながらフラフラしている。 擬音だらけで訳が分からなくなってきたが、簡単に言うとブリジットちゃんが倒れかけって事だ。 「さ、どうやって京ちゃんを垂らしこんだか白状して!、ムフン!!」 さもないともう一回するよ!、と言わんばかりに腕を組む地味子。 「マ、マネージャーさんが直接言っていたんじゃないんですけど、そ、その、目がそんな感じの事を言っている気がしたんです」 ガクッ。 まるで漫画かアニメの様に私の体は椅子から落ちた。 な、何よそれ、絶対勘違いじゃない。第一あいつが視線で語るなんてそんな器用なまねできる筈が無いのよ。もしくはやろうとしても勘違いされてお終いなのよ!。 「違うよ!、それは私に京ちゃんが目線で語ってたんだよ~」 「それ間違ってるから!?」 何をサラリと言っているんだこの地味子は。 「いや、よくよく考えたら拙者にだった様な気がするでござる、京介氏が拙者に目線で結婚してくれと言っていたのを今さっき思い出したでござる!」 あんたは絶対にありえないでしょ!?、後ろ向いてた兄貴がどうやって前にいるあんたに視線で語るのよ!!。 「そ、そういえば加奈子だった様な気が……する様な」 「ふふ、皆さん何言ってるんですか!、私なんか視線でどころか口で何回も結婚してくれと言われてますよ?、だから今回もきっと私に違いありません!!」 「皆勘違いやさんだなァ、キョウスケおにいちゃんは私に言ったンダヨ!!」 「先輩は…私に…ウフフ」 なにやら皆が口々に好きな事を言い始めた。 こ、ここ、こここ、こうなったたら私も言うしかなくなるじゃん!?。 「何言ってんのよ!、兄貴はシスコンなのよ!?、私に決まってんじゃん!!!」 「ムフフ、ならば丁度良いでござる!、トランプで今夜の京介氏の所有権を決めましょうぞ!!」 まるで計算通り!、と言わんばかりに用意した様な言葉を口にする沙織。今思えばもうこの時には沙織に私達は嵌められていたのだ。 『上等!!!』 私達は声を揃えてそう叫ぶと手元のトランプを勢い良く掴み取ったのだった。 そして現状に至るのだ。 沙織に乗せられた事には気づいているが今更引き返す事など出来る筈もなく、私は負けない様に今までで一番真剣にババ抜きをしている。 ちなみにババ抜き用の席順はこんな感じだ。 あやせ ブリジット 桐乃 麻奈実 リア 加奈子 沙織 黒猫 京介 席は回転して動かす事が出来るタイプなので自由に移動できる、なので今回は皆が向かい合う形になり兄貴はまるで社長の様な位置に座っている。 決め方は相も変わらずくじ引きだ。 ある時、一人の男が自分の席へと舞い戻った。 机に予め用意されていた札を手に取り先に席に着いていた皆の顔を見回してきた、その中には私も混じっている。目が合う、鋭く、冷たい、そんな目が真っ直ぐ私に突き刺さる 私は目を逸らして赤くなった頬を誤魔化す様に男に向かって声をかけた 「お帰り…」 その言葉に対して男は微妙な、笑っているような、泣いている様な顔になると「ただいま」と返してくる。 この勝負で自分の運命が決まるというのになんなんだろうか、この男の表情は。 諦めているのではなく、失望しているのではなく、淡い期待に縋っている訳でもない、微妙な、表情。 そこで私はある考えに辿り着いた 「そうか」 この男は、全てを『受け入れた』のだ。もうどうにでもなれ、とかそんな感情では無い、それはどんな感情なのかは私には分からないが受け入れたのだ、この男は。 だからこんな嬉しそうで、悲しそうで、楽しそうで、辛そうな、そんな全てが混ざり合った様な表情を出来るのだろう。 「さ、続けようか。皆」 男………………………………………………………………っもう辞め!!、この乗り疲れた!! 私は勢いよく立ち上がり、今までの乗りを打ち消す様に頭を左右に振る。 するとどうだろうか、あやせ達は私の事を不思議そうに、兄貴は「え!?、何!?、俺なにもしてないよな!?」と言いながらこちらを見ている。 確かに考えてみると行動が奇抜すぎたかもしれない。 そう考えた私は誤魔化すようにニコリと笑う。 さ、兄貴、続きをどうぞどうぞ。 手を兄貴に向けて動作でそう言うと、私は座りなおして何事も無かったかの様にトランプと向き直ったのだった。 「さ、続けような、皆」 兄貴も仕切りなおす様に、若干弱気になりながらも切り出した。 今私の手元に死神はいない、という事は残りの八人の中に死神を手の中に持つ仲介人が居る。 まぁ今そんな事を気にしていても始まらない 私はあやせの手札から一枚手に取る、ハートの7、揃ったので真ん中の捨て札の山に向かって放り投げた。 次はリアの番だ、隣のあやせに見られないように気をつけながら手札をリアに向けて引くのを待つ。リアが引いたのはキング。揃ったのだろう、リアも揃ったカードを捨てた。 次は沙織の番だ、どうも手強い、何時も笑っていて表情は読み辛いし、あんなメガネをかけているから視線による観察もできない。これはかなりの武器だろう。 「ぬふふ」沙織はそう不気味に笑うとリアの手札から一枚を抜き取って自分の手札の一枚と合わせて捨て山の中へと投げ捨てた。 「よし、次は俺だな」 兄貴は強張った顔をしながら沙織の手札の中から一枚引き抜く、するとどうだろうか、表情が一瞬で変わって満面の笑みに変わったではないか。揃ったのだろう。 「分かりヤすっ!」 多分思わず口をついてしまったんだろう、リアがそう言うと兄貴は取り繕う様に揃ったカードを仏頂面で捨て札の山へと投げ捨てた。 よし、これで万が一にも兄貴が勝つ可能性は消えた。後は誰が一番最初に上がれるかって事だ。 今更言っちゃなんだが、ババ抜きなんてのは結局運だ。と私は思っている。他の勝負事も同様だ。 だからどうやって運をこちらに引き寄せるかが鍵になるのだ。たとえばババ抜きだとババを一枚だけ目立つように持つ、すると相手はこれがババかどうかを疑いだす。 そんな風に相手を騙し、騙されの繰り返しが賭けなのだ、相手が引っかかるかは時の運としか言いようが無い。 だが一つだけババ抜きにも出来る事がある、それは記憶力による相手の手札の読み取りだ。 相手が自分の手札を取って捨てなかった、となると相手は私の手札から取ったカードを持っていないという事になる。それの繰り返しで相手のカードを読み取り、奪い、上がっていくのだ。 まぁこの作戦を実践できる者は限りなく少ないだろう、さすがの私も無理だ、一体どんだけ記憶力がよかったら実践できるのだろうか、検討もつかない。 「次は私の番ね」 黒猫は兄貴の手札の一枚一枚に手を伸ばし兄貴の表情を見ている、すると、ある一箇所に黒猫の手が伸びると兄貴がまたもや満面の笑みになった。 こいつ死神持ってんぞおぉおおおおお!! 多分私と同じ事をここの兄貴以外全員が思っただろう。 一瞬、黒猫は兄貴に哀れみの視線を送る、だが勝負は勝負、やはりここで死神を我が身に宿すわけにはいかぬのだ。 「ごめんね、先輩」 黒猫はババの隣のカードを手にとって捨て札置き場へとカードを捨てた。 残念そうな顔をしていた兄貴は取り繕う様に引きつった笑顔を黒猫に向けた。全く取り繕えていないのは言うまでもあるまい。 次は誰だ?、加奈子だ。 加奈子も兄貴と同じタイプだから別に敵対視しなくても大丈夫だろう、ほら。 「ふおぉ」 加奈子は何をするつもりなのか、力を入れ過ぎて手がプルプルと震えている、やっぱり兄貴と一緒だ。 黒猫の手札の中から一枚カードを取った。すると揃わなかったのか加奈子は眼に見えてシュンとしている。 「ふっふっふ。加奈子め、表情でどんな状況なのか丸分かりだぞ?、ポーカーフェイスがカードゲームの鍵だというのに」 まるで自分が表情に出てないと思っているのか兄貴は加奈子を見ながらそんな事を呟いている。 多分ここに居る兄貴と加奈子以外は皆『お前が言うな』と思っただろう。当たり前だ。 「次は私の番だね、頑張るからね!京ちゃん!」 そう言ってニコッと笑う地味子 「おう、まぁ頑張れ」 それに対してはにかみながら笑い返す兄貴。………なんかムカつく。 さっきまでの緊張した空気こいつら独特のホンワカっていうかノホホンというか、そんな表現し難い空気に侵食されていくのが分かる。気に食わない、イラつく。 いつまでも笑いあっていそうな二人に私はちょっと怒気を含めた声で先を促した 「もういいからさっさとしてよ!」 「さっさとしろよな!」 「姉さん遅いです!」 「さっさとしないと私の魔術で暗黒街に叩き落すわよ」 「早くしてください!、私の番が回ってこないじゃないですか」 「麻奈実氏、早くしないと決着がつかないでござるぞ」 「キョウスケおにいちゃんに色目使っちゃ駄目だよ!」 どうやらこの空気が気に入らないのは私だけではなかったらしい。 皆の声が混ざり合って何を言っているのか全く分からなくなった言葉でも、何かしら感じ取ったのか兄貴は顔を逸らしてカードに目を向けた、地味子も「ご、ごめんね」と言ってブリジットちゃんに向き直る。 地味子は一度深呼吸したかと思うと「ゴゴゴゴゴ………とうっ」と言ってブリジットちゃんのカードを引き抜いた。揃ったカードを捨てる。 それを見た兄貴ははにかんで頬杖をついていた。多分和んでいるのだろう。 瞬発的に兄貴のスネを思い切り蹴る。 「ふぬぉぉおおお」 てめっ、何しやがる。と言わんばかりにこちらを睨んでくるが桃色の空気を量産していた兄貴が悪いので無視。 さぁ皆続きをしようか。 「次は私の番ですね!」 ブリジットちゃんはそう言うとあやせのカードを一枚引き抜いた、カードを捨て、特に何も無くブリジットちゃんの番は終了。 さて、ここからちょっと話を飛ばそう。このままずっと皆の番をやり続けたら切がないので、ここは一気に話を飛ばして最後の二人の状態からスタートだ。 「ふぅ」 ババ抜き開始時刻から早三時間、未だにあの二人の決着は見えない。 『どうしてこうなった』私がこう思っているように私以外も皆そう思っているだろう。 あの二人は永遠にババの受け渡しを繰り返す気だろうか。 あれから兄貴と加奈子はババの受け渡しをずっと続けていて、終わる気配が全く無い。今も加奈子が兄貴の表情を見て「ぬふふ」と笑ってカードを引き抜いた、当然ババじゃない。 その次の兄貴も全く一緒で加奈子の表情を見てほくそ笑んでババじゃないカードを引き抜く。無限回廊。 イッツァエンドレス。 え?なに?、一番最初に上がった人が兄貴を好きに出来るんだから別に二人の戦いなんかどうでもいいじゃないか?。そうだけど決着がつかなかったら次の遊びを兄貴と一緒に出来ないじゃないか。 ちなみに一番最初に上がったのは私。 そんな事を考えていると沙織から何やら殺気を含んだ視線を感じる。… ………ごめん、嘘。本当は沙織だ。沙織です。 残念ながら。 ―――――とまぁ、現状はそんな感じなんだが、終わらないでほしいという気持ちもはっきり言って私の中には、ある。あっちゃったりする。 このままずっと決着がつかなかったら勝負が有耶無耶になってくれるかもしれないからだ。 有耶無耶になるなら現状も全然受け入れられる。なら無いなら次の遊びで兄貴と遊びたい。 そんな気持ちが今、私の中でひしめき合っているのだ。 「ねぇ、これって終わらなかったらどうなんの?」 「一番最初に上がった人が所有権を得るのに変わりは無いでござる」 まぁ聞いてみれば大体分かるでしょ。 という事で聞いてみたところ、今さっきの様に沙織の即答が帰ってきた。 やはり加奈子とかとは違って忘れたりはしないらしい。と言う事で早く終われ。そして私と遊べ兄貴。 「っふ、良い勝負だな」 「ほんとだなっ!」 何時終わるか分からない、低レベルな戦いを繰り広げているくせに何やら額に汗を光らせながら互いに笑い合っている加奈子と兄貴。 いや、こいつらには低という言葉すら生易しい、低いとかそんなレベルじゃなくマイナスなのだ。こいつらのバカさを高いとか低いで例えるのは不可能なのだ。何故なら掘っている内に何時の間にか地球の反対側に出てしまうのだから。 まさに底が知れないというやつなのだろう。 まぁとにかく、この何時終わるか知れないババ抜きをどうやって終わらすかを考えながら、ちょっとだけ感情を吐き出そう。 感情の篭らない呆れた、関白な息で、質素な目で、腹の底に溜まった感情を一気に息として吐き出そう。 さん、はい。 「はあぁ」 ―――――――――到着。あれから何時間経ったかははっきり言って覚えていない。 唯一覚えているとしたらあたし、加奈子がかなりの高レベルの戦いを繰り広げた事だ。 意外に強かった加奈子の相手、クソマネ……いや、し、思考の中でぐらい名前で呼んでやらないと可哀そうだな。うん。 き、きょ、京介 加奈子はそこまで考えたところで頭から湯気を出てくる。 っつぁ、や、やっぱり辞め!、加奈子はやっぱりクソマネの方がしっくりしな!! ちょっと話がずれたが、まぁ何が言いたいかというと加奈子とクソマネが伝説に残る程の名勝負をしたって事だ。 「なにぶつくさ呟いてんだ?加奈子」 加奈子が考えて一人悦に浸っていると、目の前にぬっと出てきた顔。 隣を歩いてたから聞こえてしまったんだろうか。 「なんでも無いっつ~の。それよりさ、今回決着つかなかったじゃん?、後でもう一勝負しねぇ?」 「よし、了解!、次こそは俺が勝つからな!!」 人がどれだけ気を引こうと頑張ってるかも知らないでクソマネは満面の笑みで嬉しそうに答えてきた。 さすがに夜になったら勝負に負けた加奈子は手が出せないけど夜までだったらいいよな。 加奈子はそう考えて苦笑い気味な笑顔をクソマネに向けたのだった。 252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]:2011/07/04(月) 19 57 01.27 ID Lm0xLseAO おっつー 仮にも主役のはずなのに、めっきり鈍感ヒロインポジを確立しつつある京介さんパネェ ところでババ抜きってそんな延々と決着が先送りになるゲームだったっけ?? 千葉カスタムルールとかかな まぁ何にせよ、勝てなかったならドベ争いを楽しむってのも味があって良いね。 加奈子はそこまで計算しては…出来てはないようだけど それから加奈子は手持ち無沙汰だったのでクソマネとなんか雑談でもと思って話しかけようととすると、加奈子の声に割り込む様に桐乃の声が聞こえてきた。 「ちょっと、何二人だけで決めちゃってんのよ。私もまざるからね!」 「だってよ、加奈子」 片目を瞑りながら笑いかけてくるクソマネ。たまにキザったらしい事をするから困る。 そんなクソマネにちょっと赤くなった顔で加奈子は笑い返す。 「わかってるって、旅館に着いたら皆でもう一回ババ抜きな」 「ん?、皆さん?、何言ってるんですか?。旅館についたら皆さんには早速リアさんと特訓してもらいますよ?」 ―――――――? 今何て言ったんだ?、特訓って言ったか? 普通外国に行ったら時差とかもあるしちょっと休憩を入れたりするんじゃないのか? もし本当にそんな事をするってなると加奈子の《昼間なのにウフフ計画》を実行できなくなる。それは大いに困る。 ここは加奈子の意地に賭けても阻止しなければ。 「ちょっと、それは無いんじゃね?。加奈子ってば~、時差とかでちょっと疲れちゃってるし今日ぐらい休憩入れた方が良いと思うんだよね~」 なんとか阻止しようとそんな事を言うが……ん?名前なんだっけ? 「ふむ、本当は筒賀 道程(つつが みちのり)と言うのですが。呼びにくい様でしたら京介さんの様にハンサムで結構ですよ」 笑ってそう言うハンサム。まぁ本人がそう言ってんだからこれでいいだろ。 ってそうじゃねぇ、危なく話を逸らされるところだった。 取り敢えず話を元に戻そうとし息を吸い込み言葉を発し様としたら、またも割り込む様にハンサムが言葉を紡ぐ。 「話を戻しても無駄ですよ。これはもう決定事項です。帰ったら皆で特訓ですからね」 決定事項らしい。 はあぁ、着いたら特訓か。はっきり言って全然やる気でねぇ、だって加奈子ってば体育もサボりがちだしよぉ。 やる気なんて出る訳ねぇだろ? そんな事をグチグチ言っていると、余程しつこかったのか、ハンサムが「しょうがないですねぇ」と呟いた。 え?、なに?、もしかしてしなくてもいいわけ? なんて事を考えて目を輝かせていると、ハンサムが続きを喋り始めた。 「そこまで言うなら致し方ありません。やりたくない方は参加しなくて結構ですよ。ただし、リアさんと京介さんは強制参加ですのであしからず。それでは、参加しない方はこちらにサインして下さい」 そうハンサムが言い終わり用紙らしき物を出すと、リアとクソマネ以外は皆サインしようと体を動かし始めた。 「あぁ、でもリアさんと京介さんが二人で特訓となると……どうなるんでしょうねぇ。輝く汗、透けるシャツ、荒い息、人気の無い隅の更衣室。ふむ、非常に官能的ですねぇ」 何を思っているのかハンサムは何時もよりニヤケ度が増した気がする笑みでそんな事を喋った。 するとどうだろうか、皆の動きが一斉にピタッと止んだではないか。 もちろん加奈子も動きを止めてハンサムの話に耳を傾ける。 そんな中、「京介さんは強制参加」と聞いてからボーっとしていたクソマネが独り言を喋りだす 「旅館って事は浴衣、かなぁ。もしそうだとしたら外国人の金髪美人と日本の浴衣の夢のコラボが……フッ」 声は小さかったが、注意を傾けたら小さくても聞こえてくる。ましてやあんな張り詰めた空気の中でそんな事を呟かれたら嫌でも聞こえてしまう。 ハンサムも聞こえてたのか苦笑いをしている。 あぁ、駄目だ、こんな奴とリアって奴が一緒に特訓なんかしたら絶対過ちを犯す。 初めてが更衣室なんて……じゃなくて、どうせなら加奈子と……、ってそれも違くて、過ちを未然に防ぐ為、そう、過ちを防ぐ為にも加奈子も参加しなくては。 加奈子は決心を決めると深く頷く。 「はは……まぁ京介さんの独り言はさておき。どうします?皆さん」 『参加します』 加奈子達は声を揃えて参加の意を唱えたのだった。 ・・・・ 「はっはっふー、はっはっふー」 知っている人が聞いたならそれは子供生む時の呼吸法だろ!、とツッコまれそうな息のつぎ方をしている加奈子。 他の呼吸法も試してはみたが、結果、この呼吸法が一番楽だったので実行している。 どんだけ走ったかは覚えていない、日頃授業をサボっているせいか加奈子とクソマネは息が上がるのが他の皆に比べてかなり早かった。 まぁクソマネに授業をサボる度胸があるとは思えないのでどうせ日頃の運動不足のせいだろう。 そんな事を考えて周りを見渡すと、そこには案の定クソマネの本日三度目の休憩をしている姿があった。 だらしなく足を伸ばしていかにもダルそうだ。 さ、さーて、加奈子もそろそろ体力の限界だし休憩しようかなぁ。 たまたま加奈子が体力の限界を迎えたので休憩しようと、そしてたまたま近くにクソマネがいたので、スポドリを分けてもらおうとクソマネの元に歩を進める。 クソマネの間接キッ……、もとい水分補給源まで、もう少し。後ちょっと。 よっしゃ到着!。 加奈子はそう思ってクソマネの隣に腰を下ろそうとするが、その動作を行う前に邪魔がはいった。 「加奈子ぉお!!、休憩?、だったらこれ飲みなよ!」 桐乃が必死な表情で走ってきたかと思うとそんな事を言い出したのだ。 くそぅ、もう少しのところで!! 加奈子は内心悔しさで一杯になりながらも何とか笑顔を作り出すと「ありがとう」と言おうと口を開こうとするが、加奈子が言う前にまたもや誰かが割り込んできた。 「えっ、いいなぁおい。俺のやつ切れちゃってさぁ、良かったら俺もくれよ」 そう、クソマネが割り込んでそんな事を言ってきたのだ。 数秒間加奈子達の思考が停止し、思考が一分後ぐらいにやっと作業を再開しだす。 作業を再開したと思ったら桐乃は顔を真っ赤にして「ふひゅー、ふひゅー」と過呼吸に陥っている。 そんな桐乃から加奈子はスポドリを無理矢理奪い取って一口飲む。 「そら、飲めよ」 そう言って加奈子がニコヤカにクソマネにスポドリを渡そうとすると、正気に戻った桐乃が正に鬼の形相で加奈子からスポドリを奪い取った。そして一口飲む。 「はい、兄貴」 「させるかぁ!!」 それを加奈子達が5・6回繰り返すとクソマネが呆れた様に「……お前ら何やってんだ?」と呟いた。 「それにもう無くなってんじゃねぇか」 太陽に透けて見えたのだろうか、専用の容器に入れられた飲料はもう底をついていていた。 それを見た加奈子達は二人揃って溜息をつくとクソマネの傍からトボトボと去っていったのだった。 あ、そうそう、いきなりこんな状況で説明が足りなかったな。わりぃわりぃ。ここは、え~と、何だっけ、何て名前かは忘れたけど……、まぁ簡単に言ってドームみたいな運動場、って所だ。 あれから旅館に行き、まぁ何かといざこざ(部屋割りとかご飯の時の席順など)はあったがなんとか無事終わり。今ドーム?で練習しているって訳だ。 クソマネの話だと社長さんはかなり無茶苦茶な奴らしいけど、さすがに今回はドームを貸切なんて事はしていなく、加奈子達以外もかなりいる。 それでもカメラとか撮影道具が揃っているとやはり人目につくらしく、加奈子達はかなり注目されている。 その中でも一際目立っているのはやはりと言うか何と言うか、クソマネだった。 「あれってCMに出てた京介さんじゃない!?」 「サインもらえるかな!?」 なんて声が聞こえてくるがクソマネは馴れたのかまともに取り合っていない。 まぁその視線に加奈子達も次第に馴れていって、冒頭の様な普段と同じ態度に戻ってきて現在に至るのだ。
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募集 工場名 人数 住所 アクセス方法 主な生産 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。 〒479-8511 愛知県常滑市久米字御林200番地 求人募集要項 勤務地 職種 技能系:自動車部品の加工・組立・検査 雇用主 契約期間 6ヶ月の有期契約 (契約更新の可能性あり) 正社員登用 有り 給与 1,300円/時間 月収例 手当詳細 時間外割増手当・深夜割増手当・休日出勤割増手当・交替勤務手当 製造未経験 未経験者可 応募資格 高卒以上、交替勤務が可能な方 勤務時間 休日 週休2日(会社カレンダーによる)、GW・夏季・年末年始 自動車通勤※寮以外 待遇 選考情報※情報求ム 選考日程 持参するもの 書類審査 筆記試験 {実技試験] 面接交通費 保証人 健康診断 コア年齢 服装 NG項目 ☆大信精機の寮情報へ ☆大信精機のQ Aへ ☆大信精機のリンク集へ コメント
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/133.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/24-28 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第059回 性交をしないで四日目、木曜日ともなると桐乃は朝から不機嫌だった。ちょっとしたことで睨む、怒鳴る、物を叩きつけると言った具合で、以前の態度そのものだ。何かストレス発散の方法でも考えてやろうと思い、俺は麻奈実を金曜の夜から日曜日の朝まで桐乃の部屋に泊めることにした。幸い麻奈実の家族には信頼されているので無理な話ではない。 二人は初対面ではないが、ほとんど話したことはなく、いずれ並べて楽しむためにも親睦を深めさせ、桐乃には麻奈実相手に愚痴でも言わせて鬱憤晴らしをさせてやるつもりだった。桐乃が一方的に麻奈実を嫌っていることは知っていたが、説得すればいい。そう思って話したところ、桐乃は不貞腐れながらも俺の案を了承した。ついでに麻奈実とも肉体関係があることを話し、今後も関係を続けることを認めさせておいた。麻奈実も桐乃とは仲良くしたいとの事で、二つ返事で家の了解を取ってきた。 金曜日の夜には三人で食事をし、個別に風呂に入って就寝となった。二人は多少ぎこちないものの、それほど険悪な雰囲気でもなく、俺は桐乃と麻奈実との3P時に何をするかを考えながら、自室で安らかな眠りに就いた。 そして土曜日の朝。料理上手な麻奈実に朝食でも作ってもらおうと、桐乃の部屋のドアを開けた途端、俺は異様な光景に出くわした。 「いい気になって泊まりにくるなんて、バッカじゃないの? 聞いてんの? ねえッ!」 「おらおらおらおらっ、もっとケツ振れ、この雌ブターっ! お兄ちゃんに色目使いやがって、調子に乗ってんじゃねえぞっ、判ってんかっ、こらァ!」 「んぎびあぁ……ごめんなざいぃ……あぎびぐあぁ……ごめんなざいぃ……」 いつの間にか加奈子が来ていて、ベッドの上で桐乃と共に裸の麻奈実を嬲っていた。桐乃はショーツ一枚の姿でペニスバンドを着け、四つん這いになった麻奈実の菊門を後ろから責め、加奈子は全裸で同じくペニスバンドをつけてベッドに仰向けになり、麻奈実の膣を突き上げている。見ると、麻奈実の両手首には縄が結ばれており、ベッドの支柱へと繋がれていた。縄と二つのペニスバンドは、先々のあやせ攻略用にと予め二人に渡しておいたものだ。 「……おい」 「あれ、来てたんだ? 朝ご飯? もちょっと待ってて」 「あっ、お兄ちゃん、おっはよ~ん。一緒に遊ぼ」 「はぎゃあぎあっ……だじげでぇ……ひぐがばああっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……」 三者三様の答えが返ってくる。桐乃と加奈子は淡々としているが、麻奈実は泣き顔で息も絶え絶えだ。とは言え、試しに近寄って覗き込んでみると、両乳首は目玉クリップで挟み潰されていて勃起状態は不明だが、陰核は包皮から突き出して大きく勃起し、淫裂からは愛液をダラダラと垂れ流している。 「桐乃、加奈子、何やってんだよ」 「だってさぁ、ねえ、加奈子」 「そうそう、この雌ブタ生意気なんだも~ん。こんな身体しやがって、加奈子に対する嫌味かッ! おらッ! このぶよぶよとデカ尻は嫌味なのかよッ! 謝れッ!」 「んぎひゃあげはぁ……ごめんなざいぃ……あひあひぃへあっ……ごめんなざいぃ……」 まあ、相性はいいのかも知れない。意地悪そうに笑う加奈子はともかく、桐乃はすっきりとした顔をしているし、苦悶に顔を歪めている麻奈実も快感を得てはいるようだ。いつかは調教を桐乃と加奈子に任せるつもりでいたし、麻奈実に実妹との関係を説明して納得させる手間も省けたし、別にいいか。 「じゃあ、加奈子の分も朝飯作っとくから。程々にな」 「えっ? ご飯作ってくれんの? あたしの当番の日なのに? 混ざんないの?」 「お兄ちゃ~ん、加奈子としようよぉ。今日は泊まれるよぉ」 「ぎびあがあっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……んごぐげはあっ……だじげでえぇ……」 「何が、た・す・け・て、だっつーの。こんなにオマンコ汁漏らしちゃってさ。ほらッ!」 「おらおら、何回イったか言ってみろや、あァ? おらっ、言えッ!」 「あぎあぐがはぁ……じうなながいでずううっ……んごはぎああっ……じうなながいいいぎまじだああっ……うがぎびあがああっ……もぶ許じでぐだざいいいいいっ……」 「飯の準備して喰ったら、用があっから出かける。夕方には戻ってきて混ざるから、それまでは好きにしろ。それと、クリップがまだあんならクリトリスにも付けて潰しとけ。但し、麻奈実を完全に壊すなよ?」 そう言って部屋を出てドアを閉め、俺は朝食を作る為に階下へと向かった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-1 「やっぱり先輩は攻めが似合うと思うんですよね。受けは、あたしのクラスの男子です。ほら、ここ。こんな感じで男子を順番に犯していく先輩、激萌えです」 先日のレンタルルームの中、瀬菜は嬉々とした様子で頼んでもいないイラストの解説をし始めた。昨晩、珍しく携帯に電話があり、暇ならば見て欲しいものがあると言ってきた時には何事かと思ったが、どうやら俺の手にしている数枚のケント紙を見せたかったらしい。そこには男同士が裸で絡み合う、俺としては吐き気を催しそうなイラストが描かれている。が、それは何とか我慢してもいい。我慢できないのはモデルが俺だということだ。当然、裸どころか想像上の陰茎まで描かれている。まさか瀬菜にこんなセクハラを受けるとは思っていなかったので、俺は一頻り唖然としていた。 「これはスキャナで取り込んで彩色して、あたしのHPで公開するつもりです。で、こっちは先輩のお尻にもバイブレーター入れてみました。ほら、ここです、ここ」 「……おい、瀬菜ちゃん」 「えっ? なんですか? もしかしてお尻に入れるの、プラグとかの方がよかったですか? まさか、受けがよかったとか? ダメですよ、先輩は攻めです」 真剣な顔で言い放つ瀬菜を見ると、怒る気にも、この場で強引に犯す気にもなれない。素直に家で4Pをしているべきだった。 「……こういうの描く時には、俺じゃなくて赤城とかをモデルにしてくれよ」 この精神的虐待から逃れられるのなら、赤城の立場を多少回復させてやってもいい。 「嫌ですよ、あんなの。大っ嫌いですから。描きたくもありません」 拗ねた口調と不貞腐れた素振りを見ると、今では心底赤城のことを毛嫌いしているようだ。だが、不信感を抱くように計らったのは一週間前だ。事の展開が早過ぎる。 「どうした? 何かあったのか?」 「べ、別に何もありませんよっ。それよりちゃんと見てください。正直な意見が聞きたくて、こうして先輩にお見せしてるんですから。ほら、これも」 少し焦った様子で、瀬菜はショルダーバッグからクリアケースを取り出した。中に入っているのは同種のイラストだろう。今のところは深く追求せず、話を合わせてやった方がいいか。望み通りに正直な意見を聞かせてやろう。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-2 「チンポ」 「はひぃ?」 俺の言葉に瀬菜は素っ頓狂な声を上げ、クリアケースから紙を取り出す姿勢のままで固まった。 「だからチンポだよ、チ・ン・ポ。これな、このイラスト、こっちもそうだけど、こんなチンポの奴なんかいないぞ? あとこっちのキン玉袋な、これじゃ狸だ」 「ちょっ、ちょっとっ、そんな言葉繰り返さないでくださいよっ!」 瀬菜は顔を真っ赤にしながら俺を睨み付けてきた。てっきり腐女子ということで淫語は標準装備だと思っていたのだが、オプション追加の必要があるらしい。しかし、実際に描いておきながら今さら言葉で驚くか? 「じゃあ何て言えばいいのかな? 瀬菜ちゃんはいつも何て言ってんだ?」 「い、いつもなんて言ってませんっ。……そ、その、お、おちんちん、とか……」 「じゃあ、そのおちんちんな、イラストは上手いと思うけど、おちんちんに違和感があんだよな。正直に言うと、おちんちんが細長過ぎて触手みたいだ。まあ、こういうおちんちんが好きなら別にいいんだろうけどさ。おちんちん、ちゃんと実物を見たことあんのか? おちんちんの実物を」 「な、何度も言わないでくださいっ。あ、ありますよっ、見たことありますよっ。その、あの、子供の頃に、父のとか、兄のとか……」 そのまま瀬菜は言葉を詰まらせ、弱々しく項垂れた。このまま話を誘導し、俺の陰茎を瀬菜の眼前に晒してやることは可能だろうが、安易過ぎて面白味に欠ける。ここは少し赤城に対する負の感情でも煽っておくか。 「おちんちん、赤城に頼めば好きなだけ見せてくれるだろうに」 「あんな兄のなんか見たくありませんッ! 目が腐りますッ!」 眉を寄せ、怒りの形相を俺へと向けてくる瀬菜の様子からすると、やはり赤城絡みで何かあったようだ。まさか仕掛け中の別策が上手くいったとも思えないが、素直に話してこないのは言い辛い内容なのかもしれない。強引に聞き出すよりは、話題を変えた方がよさそうだ。 「おちんちん、HPやってるくらいなら、ネットで好きなだけ見られんじゃねえの?」 「いちいち言わないでくださいっ。そりゃ、確かに写真でなら何度も見てますけど、描くとこう、何か違う気がして……」 「じゃあ、これが瀬菜ちゃんの理想のおちんちんなんだ?」 「べ、別に理想じゃありませんっ。って言うか、これならスルスルっと結腸の奥まで入りそうかなって……」 「どこまで入れる気なんだよっ!」 我慢し切れずにそう突っ込んで、恥じ入る素振りの瀬菜の前で俺は笑った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第061回 瀬菜と別れて所用を済ませ、予定通り夕方に自宅に戻ると、桐乃たちによる調教は中休みの最中だった。麻奈実は桐乃のベッドの上でうつ伏せになり、身体をピクリとも動かさず、恍惚感に満ちた顔でうわ言を呟いている。 「はぁ……桐乃様ぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 俺は未だペニスバンドを装着したまま傍らに立つ、二人の中学生に尋ねてみた。 「何回イかせた?」 「さあ? 五十回過ぎた頃からどうでもいっかって思っちゃって。加奈子、覚えてる?」 「加奈子も覚えてな~い。ごめんね、お兄ちゃん。本人に聞いてみよっか? おらっ、起きろッ! 起きろってんだよっ、雌ブタッ!」 加奈子が尻を何度か蹴り飛ばすと、麻奈実は必死にだらしない顔を上げ、俺と桐乃、そして加奈子を見上げて嬉しそうに笑いかけてきた。 「はぁ……何でしょうかぁ……はぁ……加奈子様ぁ……はぁ……きょうちゃん……はぁ……帰ってたんだぁ……はぁ……おかえりぃ……」 「なに勝手に媚びてんのよっ! 馴れ馴れしくすんなっ!」 どう見ても手加減せずに、桐乃が麻奈実の頬に二発の平手を喰らわせた。だが、麻奈実はうっとりとした顔で叩かれた頬を擦っている。完全に桐乃と加奈子に隷属しているようだ。元々麻奈実には被虐的な資質があったとは言え、一日足らずでここまで堕としたことに俺は少なからず感心した。 「おいこら、雌ブタ。お兄ちゃんのことを名前で呼ぶんじゃねえ。加奈子たちのお兄ちゃんなんだから、お前は今後、ご主人様って呼べや。お兄ちゃん、それでい~い?」 「……ああ」 加奈子の態度の切り替えの早さに、俺は苦笑いしながら答えた。早々と加奈子を堕としておいたのは間違いではなかったようだ。桐乃以上に加虐的でありながら俺には従順で、その落差が何とも可愛らしい。 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 「でな? テメエ、何回イったか覚えてっか? ちゃんとお兄ちゃんに報告しろや」 「はぁ……わたしが覚えてるのはぁ……はぁ……六十七回目までですぅ……はぁ……その後は覚えてませぇん……はぁ……申し訳ありませぇん……はぁ……ご主人様ぁ……」 実際に聞いてみると、幼馴染にご主人様と呼ばれるのも悪くない。 「あァ? 使えねえブタだなぁ、テメエ。お兄ちゃん、どうしよっか? 少し身の程を判らせちゃう? 加奈子がお仕置きしよっか?」 「加奈子はセックスしてもらいなよ、あたしはできないから。その分、地味子によっく判らせとくから。でも明後日からはちゃんとしてよね、兄貴?」 半裸の妹と裸の少女二人を前にして、確かに俺の陰茎は勃起しているが、正直、少し気を取り直してから始めたいところだ。 「まだ時間はあるし、まずは夕飯でも喰おう。その後、風呂に入ってから、桐乃はここで麻奈実と、加奈子は俺の部屋で。それでいいか?」 「ん、あたしはいいよ、それで。オチンポ見ちゃったら、我慢できなくなっちゃうもん」 「加奈子、お兄ちゃんとお風呂入りた~い」 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……ご主人様ぁ……」
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目次 難易度 パーティー(チーム)検索チャンネル PT志願 PT募集エリアの選択 IDの選択 宣伝メッセージ 募集する 難易度 英雄インスタンスダンジョンの難易度は入門、一般、熟練の3つから選択することができます。 入門が最も易しく、熟練が最も難しくなり、難易度が高いほど良い報酬を期待することができます。 封魔インスタンスダンジョンは複数の難易度から選択することができます。 段階によって報酬が追加されたり、固定報酬が向上します。 現在の主流は、デイリークエストのクリアだけが目的のIDは入門難易度や1段階でささッと終わらせ、目標のアイテムが手に入るIDを適した難易度で周回するというものになっています。 パーティー(チーム)検索チャンネル IDの前にある龍の柱の近くで「Fキー」を押すことで入場することができます。 近くに龍の柱がない場所でも「F7キー」を押すことでも使用することができます。 ここで重要なのが西落エリアを選択しておくことです。 1人ではクリアできないIDに出くわしたけど、。PT募集が全く流れないしPTを募集してみたものの誰一人来てくれない。 そんな経験があるのではないでしょうか。私もその経験があります。 これはみんなが冷たいのではなくシステムに問題があります。 パーティー(チーム)検索チャンネルは 「北方大陸」 「西落」 「建元成都/破天成都」 「白青山脈」 「水月平原」 「斎龍林/大砂漠」 6つのエリアに分かれており、龍の柱の前で「Fキー」を押した場合はそのIDがあるエリア、「F7」キーで開いた場合はログインしたエリアか統合IDや火龍の巣などから出場したエリアが選択されています。 そして、パーティー(チーム)検索チャンネルは選択したエリアの募集しか見えない仕組みになっています。 そこで現在はほぼ全てのPT募集を「西落」で行い、「西落」エリアだけを見ていれば全ての募集を見ることができるようにするというのが主流となっています。 もうお分かりかと思いますが、「斎龍林/大砂漠」等のIDを選択して募集しても誰も見ていません。 PT志願 「F7キー」を押し龍の柱を開いたら西落エリアを選択します。これがすんだらもう閉じて構いません。 これでPT募集があればチャット欄に流れるようになります。 参加したいPT募集が流れたら、「F7キー」を押し龍の柱を開き右端の志願をクリックすることでPTに志願することができます。 PT募集 エリアの選択 「F7キー」を押し龍の柱を開いたら西落エリアを選択します。 なんども言いますがこれが大事です。 IDの選択 西落エリアのID 暴風の白砂神殿などPTを募集するIDを選択 非西落エリアの6・4人ID 亀月島を選択しメッセージに募集するIDを記入 非西落エリアの12人ID 黄昏の聖殿を選択しメッセージに募集するIDを記入 宣伝メッセージ 初期の「パーティーメンバーを募集します」 このままでもかまいませが西落以外のIDならそれを伝える必要があります。 他にも特殊な条件を加えて募集することもあります。 セット いくつかのIDをまとめて募集することもよくあります。 7ID:4人用の英雄ID3か所と封魔録ID4か所、計7か所を回る募集です。 3封魔:混沌の補給基地を除いた封魔録ID3か所を回る募集です。 鮮血悲嘆:6人用英雄IDの鮮血の鮫港と悲嘆の雪獄宮の2か所を回る募集です。 難易度 入門:英雄IDは入門難易度を選択します。 熟練:英雄IDは熟練難易度します。 1か所熟練:デイリークエスト「荒野の絶対的達人」目当てに3英雄中1つだけ熟練難易度を選択します。 封魔XXXX:Xの部分には数字が入り封魔録の段階を示します。 その他の情報 周回:同じIDを繰り返し攻略 回収:特定の人向けのPT募集 @~:後~人募集 募集する 自動宣伝をチェックしたら「募集する」をクリック。 これを忘れると1回募集メッセージが流れるだけになります。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/ 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第079回 昼過ぎまで眠った後に食事を取ると、俺は瀬菜に祖母宅を案内して貰うことにした。 歩いて十分程の所にある和洋折衷の二階屋で、レンガ風の高い塀に囲まれている為に中の様子は判らなかったが、家の前なら何度も通ったことがある。 玄関から中に入ると案外に広く、6LDKと言ったところか。 一階は八畳の和室が二部屋、同じく八畳の洋室が一部屋、リビングダイニングキッチン、風呂場と脱衣所という当たり障りのない作りだ。 が、先行きの介護でも意識していたのか、風呂場は無駄に広く、浴槽も四人までなら一緒に入れそうな程に大きな物が据えられている。 二階は八畳の洋室が三部屋とベランダだけだが、このベランダが中々に面白い構造になっていた。 戸袋からアクリル板を引き出せるようになっており、透明な壁に囲まれた密閉空間にすることが可能で、その気になれば外の景色を眺めながら性交が出来る。 無論、外からも丸見えとなってしまうが、時間を夜に限定し、室内灯を点けなければ周囲の人間に感付かれることもない筈だ。 瀬菜の話では祖母はガーデングが趣味ということで、その為に使うつもりだったのだろうが、精々俺の快楽の為に活用させて貰うことにしよう。 最後に庭だが、残念ながら庭木は殆ど朽ちており、縄を使って吊せるような枝振りの樹木は一本もない。 とは言え、それなりの広さがあり、敷地を囲む塀はどこも高く、場所を選べばここでも交じり合うことが出来そうだ。 「けど、何でこんなに幾つも部屋があんだよ? ここには瀬菜の爺さんと婆さん、二人しか住んでなかったんだろ?」 一通り確認した後に庭先で尋ねると、瀬菜は少しだけ寂しそうに微笑んだ。 「ほんとはあたしの家族と一緒に住みたかったらしいんです。でも、父がそれを断って……。それでも、いつでも泊まりに来られるようにって……。以前、お爺ちゃんにそう聞きました」 俺は黙って相槌を打った。祖母が介護施設へ入所しているという話を聞いた時にも思ったのだが、瀬菜の祖父母と両親との間には何らかの確執があるのかもしれない。 それが嫁姑の諍いだろうと、エディプスコンプレックスの成れの果てだろうと俺には関係ないが、亡くなった祖父の供養の為にも、この家を使って孫娘を存分に可愛がってやるべきだろう。 「で、本当にこの家に住むのか?」 しんみりとした雰囲気の瀬菜の頭をそっと撫でてやりながら、俺は穏やかな口調で問い掛けた。何しろ事ある毎に肩すかしを喰らわせてくる相手だ。 今になって矢張り止めたと言い出してこないとも限らない。となれば、この家をどのように利用するか考えても全て無駄となってしまう。 しかし、そんな心配は無用だったらしく、瀬菜はそれまでの陰りを振り払うように明るく笑って首肯してきた。 「はいっ、もう決めました。例え父に昨日のことを話すことになったとしても、兄の自業自得ですし。それで一人暮しが出来るなら安いもんです。 もうこれで誰の目も気にせず、好きなゲームをしたり、イラスト描いたりしていられます」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第080回 祖母宅を出て駅前のファミリーレストランで食事をし、自宅へ戻った後は当然のことながら性交の時間だ。 真奈美を使って再度赤城から宿泊の許可を取り、避妊薬を飲ませてから風呂場で二回、自室のベッドの上で三回ほど射精してやると、 瀬菜は苦痛の陰もなく陰茎の抽送を受け入れ、俺の指示も受けずに自ら腰を振るようになった。 それも自己の淫悦の為ではなく、俺を喜ばせようと思ってのことらしい。 その心意気に応えようと俺も激しく膣を責めてやり、結果として交じり合いは小休止を含みながらも十二時間に及んだ。 深い眠りを経て目覚めた時には夕方間近で、俺は瀬菜と共にリビングで軽い食事を取ると、再び性愛に耽ることにした。 帰宅しなければならない時間が迫っていた為か、瀬菜は座位で繋がるとすぐに俺にしがみ付き、殊更に乱れて何度も何度も繰り返し果てた。 当初は稚拙だった腰の動かし方も次第に上手く潤滑になり、その痴態と快感に耐えきれずに俺が精を放つと媚笑を浮かべて同時に達し、後に余韻に浸りながら嬉しそうに頬を擦り寄せてきた。 「はぁ……先ぱぁい……はぁ……好きですぅ……はぁ……先輩大好きぃ……」 背中を撫でてやりながら俺は薄く笑った。最早精神は完全に墜ちたと言っていい。後は身体だが、瀬菜に対して調教する気はもう失せた。 今までに培ってきた腐女子としての性知識と偏った趣味性、そして予想外の言動を楽しむだけで充分だ。 感度のいい肉体を弄りつつ望む行為を許容してやれば、いずれ自ら性の奴隷となってくれるだろう。 腕の中で息を整える瀬菜から枕元の時計へ視線を移すと、時刻は十六時三十八分。そろそろ行為終了の頃合いだ。 俺がそっと一物を引き抜こうとすると、瀬菜は哀し気に俯いた。 「……妹さんが帰ってくる時間ですか?」 「十八時頃って言ってたからな。シャワーも浴びてえし、今回はもう終わりだ」 「……今夜は帰らなくちゃ、ダメ、なんですよね?」 「夜になったらな。けど、会えなくなる訳じゃねえだろ? また泊まりに来いよ」 「はいっ。今度はちゃんと準備してから来ます」 瀬菜は顔を上げて朗らかに笑ったが、何となく嫌な予感がして俺は尋ねてみた。 「……準備って?」 「あの、もっと可愛い下着とか、まだ着ていないパジャマとか――」 その当たり前の返答に俺は息を吐いた。とんでもないことでも言い出すかと思ったが、どうも疑心暗鬼に捕らわれていたようだ。 「―――洗顔料とか、デジカメとか――」 「……ん?」 「――ボイスレコーダーとか、綿棒とか……」 「……ちょっと待て。デジカメ以降はいらねえだろ?」 「でも、先輩にイラストのモデルになって欲しいですし、その、出す直前の可愛らしい声と息遣いも録音して手元に置いておきたいです。 こういう関係になったんですから、いいじゃないですか」 どうやら瀬菜は瀬菜で俺を充分に活用するつもりのようだ。勢いに乗じてハメ撮りも出来そうだし、デジカメは許してやってもいい。残るはボイスレコーダーだが……。 「俺の声を録音してどうすんだよ? オナニーでもすんのか?」 「うへへっ」 俺の問い掛けに瀬菜は気味の悪い声で答えてきた。図星だったらしいが、せめて演技でもいいから恥じ入る素振りをして欲しいところだ。 しかし、その場で上手く誘導してやれば自慰を見せてくれる可能性もある。ここは許しておくべきか。 「まあ、それでもいいや。それと、綿棒って何だ? そんなもんならウチにもあるぞ?」 「いえ、お願いする立場ですし、やっぱりあたしが用意するべきかなって……」 「お願いする立場? 何をだ?」 悪寒の核心に迫った気がして俺は唾を飲み込んだ。 「尿道オナニーです。あたし、一度見てみたかったんですよね。それも先輩のが見られるなんて、すっごく感激です」 「しねえよっ! って言うか、したことねえよっ!」 俺が怒鳴ると、瀬菜は何を勘違いしたのか、両手を頬に当てて満面の笑みを浮かべた。 「じゃあ、初の尿道オナニーってことですね? なら、ちゃんと記録に残さなくっちゃ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第081回 その後、浴室で瀬菜とシャワーを浴び、リビングで夕食を取っていると、予め聞いていた時間よりも幾分早く桐乃が帰宅してきた。 と言っても、瀬菜を家に泊めることにした時から二人が顔を会わせるのは予想の内だ。 桐乃は明らかに不愉快そうな態度になったが、瀬菜が同人誌の話題を振ると簡単に喰い付き、俺が互いを紹介してやるまでもなく、やがて二人は和気あいあいとした雰囲気になった。 もちろん、瀬菜に同人誌のことを口にさせたのは俺の指示だ。他にも桐乃の性格、趣味嗜好などを伝え、仲良くしてやって欲しいとだけ話してある。 それでも瀬菜は演技しているようには見えず、桐乃の方も沙織や黒猫と話している時よりも明るく見えた。 共に学校では趣味を隠しているだけに、似通ったところや感じ入る部分があるのかもしれない。この分なら遠くない日に二人を並べて犯すことも出来そうだ。 「あの元絵師でしょ? 主人公そっくりだったじゃん。瀬菜さんもそう思ってたんだ?」 「よく出版社が許したなって思いますよね? 桐乃さんは新刊読みました?」 「あたしコミックスはパ~ス。アニメになってキャラデザが変わるなら見てもいいけどぉ」 よく判らない会話を聞きつつ俺は先に食事を終え、自分の食器を持って隣のキッチンへと向かった。 汚れた皿を流しに置き、桐乃の分の食事を用意してトレイの上に並べてやる。 ついでに三人分の紅茶を用意してリビングに戻ると、桐乃が俺に向かって問い掛けてきた。 「でさぁ、瀬菜さんって誰? なんで家にいんの?」 その口調は決して意地悪くも辛辣でもなかったが、突然のことではあった。俺が返答に詰まっていると、瀬菜は頬を赤く染めて怖ず怖ずと口を開いた。 「……その、あたし、先輩の、かっ、彼女、かもしれません」 「瀬菜さんも? じゃあ、えっと、四号だ」 「四号?」 「おいこら、桐乃っ!」 「いいじゃん、どうせいつかはバラすんでしょ? あたしが彼女一号、加奈子が二号、あやせが仮三号だから四号じゃん、地味子は単なる肉奴隷だし……」 「ええっ? せっ、先輩っ、どういうことですかっ? ま、まさか妹の桐乃さんにもっ?」 「うん。あたしも兄貴のオチンポ恵んでもらってるよ。こういうのなんて言うんだっけ? 穴兄弟? 女だから違うか。茎姉妹? ロザリオとか授けて欲しい?」 「そっ、そんなっ、先輩が実の妹さんとなんてっ」 瀬菜は目を見開いて嫌々と首を振ると、何かに導かれたように椅子からフラフラと立ち上がり、そのままリビングを出て行こうとした。 急に訪れた修羅場に俺が為す術もなく呆然としていると、桐乃は笑いながら瀬菜の背中に言葉を放った。 「兄貴のこと諦めて逃げんの? あたしは別に構わないけど?」 挑発的な物言いに瀬菜は振り返り、全身を震わせながら桐乃を睨み付けた。桐乃は余裕のある素振りでその視線を受け止めている。 完全に俺は置き去り状態だが、そのことについて文句はない。と言うか、このまま何もなかったことにして自室に帰って寝てしまいたい。 「にっ、逃げませんよッ! 諦めもしませんッ! あたし負けないですからッ!」 「じゃあ、仲良くしようよ? 最後に選ぶのは兄貴なんだし、別にあたしたちが喧嘩することないじゃん。あたし、瀬菜さんとは気が合うかなって思ってんだけど」 その言葉に瀬菜は首を傾げて黙り込み、一頻り何かを考え込んだ後に元の椅子に腰を掛け、深く溜息を吐いた。 「……詳しい話を先輩の口から聞きたいんですけど?」 俺は怖々と頷いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第082回 しばらく瀬菜は頬を引き攣らせていたが、俺の話の途中で桐乃が自ら極度のブラコンであることを告げると、少しだけ表情を和らげてくれた。 赤城は別として、その他の人間の特殊な嗜好性や性癖については一応理解があるらしい。 更に桐乃は畳み掛けるようにして、加奈子には素直になれる相手が必要だったこと、あやせには自分を解放させる相手が必要だなどと嘘を並べて力説し、言葉巧みに瀬菜を納得させてしまった。 中でも傑作だったのが麻奈実の説明だ。誰に対しても欲情する性欲過多の色情狂であり、俺が相手をしているのはリハビリの一環だとまで言い出した。 俺は必死に笑いを堪えたのだが、瀬菜の目には悲しみに耐えているとでも映ったらしく、この時点で態度が急激に軟化した。 更に話は黒猫に及び、桐乃はその人となりを瀬菜に伝えた後、他人とコミュニケーションが殆ど取れず、明らかに重度の精神病であり、 整形外科医で額に義眼を埋めて邪気眼とか言い出す前に何らかの処置が必要であると言ってのけ、人肌の温もりを教え込むのが一番の治療法だと説いた。 驚いたことに、滅茶苦茶な理屈であるにも関わらず瀬菜は桐乃の意見に同意した。 聞くと、瀬菜が委員長を務める現在のクラスにも似たような女生徒が一人おり、その対応には日々手を焼いていて他人事とは思えず、どんな形であれ更生させるつもりならば協力は惜しまないと言う。 試しにその女生徒の特徴を聞いてみたところ、黒猫と完全に一致した。 「桐乃。お前、どう思う?」 「……本人じゃん?」 「えっ? その黒猫って人、五更さんなんですか?」 「瀬菜、そいつの名前は?」 「五更瑠璃さんですけど……」 「ぷっ、瑠璃? なんでそれが黒猫になんの? 今度会ったらルリルリって呼んでやろっと」 「ぷぷっ、その時にどんな顔するのか、あたしも見たいです」 桐乃と瀬菜は顔を見合わせて笑った。ありがたいことに当初の険悪な雰囲気は霧散したが、桐乃のオタク仲間が瀬菜のクラスメイトというのも妙な気分だ。 ついでに沙織についても聞いてみたが、瀬菜はそういう人物の心当たりはないと言う。 その後も穏やかな空気は続き、俺と桐乃が全てを説明し終えると、瀬菜は困り顔で笑いながら一度だけ大きく頷いた。 「それぞれ事情があることは判りました。別に先輩が全員とそういう関係にならなくてもいいとは思いますけど……。ですが、五更さんのこともありますし、もう何も言いません。 但し、先輩が結果としてハーレムを作るというなら、あたしもその中に入れるつもりなら、あたしにだって条件があります」 「……取り敢えず言ってみてくれ」 「月に何度か、最低でも月に一度はモデルになってもらいます。その日はあたしの玩具です。それと、一人暮しを始めたら、あたし、この家に入り浸らせてもらいますから。 先輩も桐乃さんもそれでいいですか?」 俺は正直、拍子抜けした。もっと酷いことを言い出すかと思ったが、その程度で済ませてくれるなら願ったり叶ったりだ。 「ああ、判った」 「あたしもいいよ。泊まりに来た時、たまには一緒に寝よ?」 桐乃の問い掛けに瀬菜はにこやかに微笑んだ。