約 1,857,805 件
https://w.atwiki.jp/kubo-zemi/pages/1096.html
トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20091102 this Page {2009年11月02日 締 切 新聞論評 学籍番号 1814061 氏名 坂田花佳} 1.新聞情報 見出し 理想の子どもの数 既婚女性は2人 新聞名 日本経済新聞 朝刊 発行日 2009年11月8日 面数 17面 2.要約 ライフネット生命保険が既婚女性1000人に、理想の子どもの人数を調査した。20歳から45歳の女性を対象に、調査したところ、93.6%が子どもは二人以上欲しいという回答をした。しかし現実は経済面の不安から1.37人である。(99文字) 3.論評 ライフネット生命保険の調査結果をもとにこれから国は子供に対してたくさんの支援をしていかなければいけないと感じた。現在、女性が一生涯に産む子どもの人数は1.37人であり、実際に二人以上欲しいと思っていてもなかなか、二人目を出産できる環境ではない。 この調査のなかで、なぜ二人目を産まないのかという質問に対し、約6割の女性が「経済的な負担が大きい」と回答した。経済的な余裕があれば、少子化は防げるのだから、もっと、子供を産みやすい経済状況にしなければならない。企業側は、育児休暇や子ども一人に対していくらか給料を上げる制度を用いている企業も多いが、それだけでは解決につながっていない。女性が社会進出して、男性並みに働く女性が増えてきているのも子供が少ない原因だが、一人ひとりの子どもに対してなんらかの支援が必要だと思う。 現在、子供手当を支給するという話があるが、私はその案には反対である。義務教育の子どもに対してお金を支援する必要はないと思うからだ。それをするぐらいなら、高校や大学も無料化すればいいと思う。(448文字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/260.html
普通の子ども ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 市街地へと歩みを進めつつ、思考を巡らせる。 朧さんに先頭を任せているので、それくらいの余裕はある。 完全に人を頼りきってしまうつもりはないが、いまは考えなければならないときだ。 前を行くおキヌさんが心配そうに振り向いているので、微笑みを返してから思考に没頭する……―― ◇ ◇ ◇ 僕のなかには、三つの記憶がある。 僕自身、すなわち才賀勝という少年の記憶。 おじいちゃんである人形破壊者(しろがね)・才賀正二の記憶。 そして――自動人形(オートマータ)の造物主・フェイスレスの記憶。 一つ目は僕が生まれた日より培ってきたものであるのに対し、二つ目と三つ目は違う。 二つ目はおじいちゃんの血を飲んだことで入手し、三つ目は僕の身体を手に入れようとしたフェイスレスによって流し込まれた。 だから僕のなかには三つの記憶がある――が、断じて三人分ではない。 おじいちゃんはしろがねとして百年以上生きてきたし、フェイスレスに至っては二百年をゆうに越える。 ただ単に、『長い』だけではない。 おじいちゃんは医者にして、懸糸傀儡制作の第一人者であり、剣術も免許皆伝の腕前で、一流企業『サイガ』のトップでもあった。 フェイスレスに至っては『賢者の石』を造り上げるほどの錬金術師であり、人形繰りの天才であり、おじいちゃんの右腕として『サイガ』の上層部に常にいて、さらにはしろがね-Oという改造人間を作り出すほど人体や工学にも精通している。 つまり――『多い』。 僕のなかにはただ三人分の記憶があるのではなく、僕という普通の子どもの記憶と、あらゆる分野に精通した人間二人の記憶がある。 医学も。 剣術も。 化学も。 工学も。 生物学も。 経営学も。 錬金術も。 言語能力も。 人形繰りも。 全部、僕のなかに『ある』。 使いこなせるかはさておき、事実として間違いなく存在している。 そんな膨大な知識をもってしても、現状は不可解だ。 朧さんやおキヌさんと話したところ、全員が『いまはいつなのか』という認識が違っていた。 二人とも、僕より過去を現在だと思っていた。 からかっているワケではないようで、また思い違いでもないらしい。 普段ならば決して考えないが、すでにある発想に至る要因は十分にあった。 刃さんが物干し竿の柄紐を解くと、空間に穴が開いた。 おキヌさんによると、美神令子というGS(ゴーストスイーパー)は時空移動能力を持つという。 朧さん曰く幽霊の気配は一つしか捉えられなかったというのに、もう死んだはずの人間が何人も名簿に記されている。 仮説――――このプログラムの参加者は、『異なる時間』から呼び出されている。 ならば、頷ける。 いろいろと納得がいく。 この仮説を口にはしていない。 認識の違いからおキヌさんと朧さんは思い至っているかもしれないものの、まだ僕から告げてはいない。 他の誰かから告げられてもいない。 それに――もし『これが真実である』のなら、『明かさないほうがいい』ことだってあるかもしれないのだから。 とにかく、考えを固めたいところだった。 『どうにかすることによって時間移動が可能である』という確証を得たい。 「…………って!?」 不意になにかに当たった。 いや、当たらなかった。通り抜けた。 「うわわっ! ちゃんと前を見てなきゃダメですよ、勝くん」 「ご、ごめんなさい」 いつの間にか、おキヌさんが足(?)を止めていたようだ。 見れば、朧さんもまた少し前で立ち止まっている。 歩み寄っていくと、朧さんは険しい表情のまま静かに口を開く。 「何者かが飛行しながら迫ってきています」 朧さんの視線の先を確認するが、なにも見当たらない。 困惑していると、十秒ほど経ってからその視線の先に人影が現れた。 「あれ? おキヌちゃんじゃない」 腰まで伸ばしたストレートの茶髪。 紫色の派手なボディコンスタイル。 整った顔立ちで、気が強そうな目つき。 さらに、いまのおキヌさんに対しての発言。 運がいい。心から、そう思った。 僕が所持していない霊に関する知識を有しており、時空移動能力を持っている。 まさしく――現時点においてもっとも会いたかった参加者の一人だった。 「なによ、ジロジロ見て。 ……でもなんか育ちがよさそうな雰囲気してるわね、賢そうな顔つきだし、もしかしてお坊っちゃまとかかしら…………」 小声でぼそぼそと言っているのが聞こえてくる。 確信した。彼女こそ、話に聞いた美神令子さんその人だ。 ◇ ◇ ◇ 「み、美神さぁ~~~ん!」 三十秒ほど目をぱちくりさせて、おキヌさんはようやく状況を認識したらしい。 「そんな大きな声出さなくても聞こえてるわよ」 「無事でよかったです~~~!」 「はいはい」 おキヌさんに勢いよく抱きつかれながら、美神さんは具合が悪そうに頬をかいた。 ぶっきらぼうな言葉に反して、どこか気恥ずかしそうな笑みを浮かべている。 「ところでおキヌちゃん、なんで幽体離脱してんのよ」 「……? いったいなにを言ってるんですか、美神さん」 「いやいや。なにって、そのままなんだけど」 「…………?」 「幽体離脱するのはいいけど、体どっかに置いてきちゃダメでしょ」 「………………?」 首を傾げすぎて、おキヌさんの首の角度が大変なことになっていた。 そのそぶりに、美神さんもまた困惑を露わにする。 もしやと思った。 こういう、認識のズレは知っている。 美神さんとおキヌさんも、お互いに『認識している現在』が違っているのかもしれない。 指摘するべきか否か。 いま、『参加者の時間軸が異なっている』可能性に触れてしまっていいのだろうか。 迷う僕とは違い、朧さんは迷わなかった。 「なるほど。お二人の時間軸も異なっているようですね」 なんの躊躇もなく、あっさりと言ってのける。 意図せず口が半開きになった僕の前で、美神さんは「あーあーあーあー」と四回ばかり声に出したのち深く頷く。 「そういうことね」 「……えっ?」 未だよく分かっていないらしいおキヌさんをよそに、美神さんは一人納得したように呟く。 「なるほどなるほど。 通りでジャンとちょっと話が合わなかったはずだわ。うむうむ」 「どういうことですか?」 「うーん、これおキヌちゃんに言っていいのかしら。 でもまあ幽霊のおキヌちゃんなら大丈夫か。うん、言っちゃおう」 美神さんも迷わなかった。 「『私の時間軸』だと、おキヌちゃんって身体手に入れてるのよね」 「はあ。でも私、三百年前に死んでるんですけど……」 「まあいろいろあったのよ」 「いろいろあったんですか」 「そうそう」 「いろいろですかー」 僕が『時間軸のズレについて触れないほうがいいかもしれない』と思った理由は、こうしてあっさりと乗り越えられた。 『言ってはいけない未来もある』と思ったのだが、完全に無視されていた。 一瞬躊躇したのを見るに、美神さんも気付いていたはずなのに…… 「っていうことは、キース・ブラックも美神さんのような能力を持っているのでしょうか」 「ほぼ間違いなくね。 他人をつれてこれる辺り、私のより使い勝手いいんじゃないかしら」 「むむむ、強敵ですね」 おキヌさんのほうも、大して気にしていないらしい。 身体手に入れるって、それ相当のことだと思うんだけどなあ…… いや、まあ置いとこう。 すんなり片づいたのなら、それに越したことはない。 なにより、いまの話題に乗っておきたい。 「あの美神さん、おキヌさんから話は聞いてます。 アナタには時間移動能力がある――とのことですが、本当でしょうか」 「ん、まあ……ね」 いままでの会話ですでに明らかだったが、あえて尋ねておいただけにすぎない。 にもかかわらず、帰ってきた返事は曖昧なものだった。 「雷くらいのエネルギーがあれば発動できるようですが、それでこの殺し合いをなかったことにするのは可能ですか?」 「無理」 またしても、美神さんは迷わなかった。 おキヌさんが目を見開いているが、僕には大した驚きがない。 朧さんも同じだったようで、平然としている。 「と、いうと」 「まず、ここに張られている結界。 地図の端だけじゃなく上も、そして下まで張られてるでしょうね。 ちょうどいまこのホウキで上昇して確認してきたんだけど、そっちから来たってことはアンタたちも見てきたの?」 「はい」 「張られてたでしょ? なんか、目には見えない壁みたいのが」 「……はい」 「それは、三次元的に物体を阻むだけの結界じゃないのよ。 四次元的、つまり時空移動さえも完全に遮ってしまっている。 だから――」 一拍置いて、美神さんは断言する。 「無理」 おキヌさんは驚き、僕と朧さんは驚かない。 「その結界を解除すれば、どうにかなりませんか?」 「うーん、それ考えてたんだけどね。まあ無理。 ここを出なきゃいけないから、結界の解除は必須だと思うのよ。 でもそれで『時空移動できるようになった! 全部なかったことにしよう!』は無理、少なくとも私には。 私は時空移動能力を受け継いでいるけれど、決して完全に使いこなせるワケじゃないのよね。 どれだけ膨大なエネルギーを集められたとしても、ちょうど過去のキース・ブラックが殺し合いを始めようとしているところに移動してー……ってのは無理」 「そう、ですか……」 驚きはない。 そう、ない。 ないはずなのに……勝手にため息がこぼれた。 多少なりとも、期待してしまっていたのだろう。 けれど、それでも――大人しくかっこつけて諦めてなんかやらない。 「では結界について、教えていただけませんか? 僕は『父親の方針』で様々な分野の知識を『まあまあ』持っているんですが、心霊関係についてはまったく知らないんです」 問いかけると、美神さんは目を丸くした。 「もっと凹むと思ってたんだけど、結構タフね。 うちの横島くんだったら、間違いなく二週は引きずるんだけど」 「そんな余裕、ありませんよ」 そう、落ち込んでいる余裕はない。頭を切り替える。 僕は普通の子どもにすぎないんだから、その分抗うんだ。 全部なかったことにするのが無理なら、いまできることをやってやる――! 「落ち込んでたら、キース・ブラックの思うつぼだもの。 一番の敵は、結界でも首輪でも殺し合いに乗った参加者でもない。 諦めようとする自分自身の弱い考えと、なにより戦わなきゃいけないんだ」 美神さんの目を見て言い切ってから、勢いよく頭を下げる。 「だから――覆っている結界を取り払う方法を教えてください」 GSとして働いている美神さんにとって、結界の知識はそうそう明かせぬものだろう。 おキヌさんの言葉通り利益優先主義であるのならば、なおさらである。 ゆえに頭を下げる。 それでもダメならば、他のなにかを考える。 そう思っていると、美神の返事より先にエンジン音が響いた。 「……ッ!?」 反射的に顔を上げると、美神さんとおキヌさんもそちらを見つめている。 朧さんだけが一人、そちらに視線をやらずにあらぬ方向を眺めている。 「警戒する必要はないですよ。 迫ってきている男が殺し合いに乗っている可能性はありません。 苛立ちこそ溢れ出していますが、殺気は漂っていませんし――それに」 エンジン音は、僕らから少し離れたところに止まった。 原付を止めると、乗っていた男性がゆっくりと歩み寄ってくる。 「なにより、彼は最速のスプリガン――ジャン・ジャックモンドですから」 長く伸ばした金色の髪を風になびかせて、ジャンさんは朧さんに鋭い視線を飛ばす。 「おいおい、なにバラしてんだよ。一応機密事項だろうが、そいつは」 「ふふ。元より、アナタは知りたければ知れというスタンスではないですか」 「はッ! 俺たちに軽々しく手ェ出したら終いだって、バカどもに知らしめてやるだけだろ」 「現状、手を出されていますけどね」 「だから分からせてやるんだろうが、あのしたり顔のキザ野郎によ」 「そう上手く行っていないようですが」 「ちッ。久々に会ったってのに見透かしたみてえな口調は変わんねーな、朧。 でもその通りさ。なにも間違っちゃいねー、ボコられっぱなしだ。だが終わっちゃいねー。生きてる以上は、あの野郎に分からせてやる。 アンタだって、言われるがままってワケじゃねーんだろ。もしそうなら、こんなガキたちがアンタと一緒にいられるはずがねえ」 言いながら、ジャンさんは朧さんから視線を外す。 辺りを見渡そうとして――ある一点でオブジェのように静止した。 「…………」 そちらでは、美神さんがおキヌさんの背後に身を隠していた。 けれどおキヌさんは幽霊であるので、まあ、うん。 美神さんの姿は、見事に透けて見えている。 それはもう完全に。まったくもって丸見えだった。 「…………」 「…………」 「…………よォ、しばらくぶりだな」 「…………あっ、バレた」 なにがあったのかは定かではないが、なにかしらがあったのが明白だった。 にもかかわらず、美神さんは素知らぬ顔で切り出す。 「悪いとは思うけど、間違ってたとは思ってないわよ。 あの状況で残ってても話がこじれるだけだったし、面倒ごとに巻き込まれるのも好きじゃないもの」 「み、美神さぁん! なにしでしたんですかあ!?」 「なにしたっていうか、なにもしなかったというか」 おどおどするおキヌさんをよそに、美神さんはしれっとしている。 少しばかり間を空けて、ジャンさんは静かに答えた。 「別に責める気もねーよ。 あんときは頭に来て怒鳴ったけど、終わったいまとなっちゃアレで正解だ」 反論を待っていたのだろうか。 意外そうに、美神さんの眉が揺れ動く。 「なによ、それ。 私にとって正解だったけど、アンタにとっちゃ違うでしょ? 怒ればいいじゃない」 「…………はッ。ンなこたねーよ。 お前が残ってたところで、あそこに転がる死体がもう一つ増えてただけだ。 あのあといろいろあって丸く収まったんだけどな、その直後に気味の悪い動く人形が現れて――」 ジャンさんは、自嘲気味に口角を吊り上げる。 「俺以外、全員殺されたんだからな」 静寂が辺りを包む。 誰一人として口を開かない。 『気味の悪い動く人形』――心当たりがある、ありすぎる。 「その人形って言うのは……」 尋ねようとして口籠もる。 特徴を聞いたところで、どうなるというのか。 それが誰なのかを知ったとして、なにになるというのか。 「安心しろよ。破片になるまでブッ壊してやった」 ぽん――と、頭を軽く叩かれる。 その手はひどく傷ついていた。 「なんだよ、美神。らしくねえじゃねえか」 「……なんでもないわよ」 「もし戻ってきたところで意味なかったって言ってんだから、気にしてんじゃねえよ」 「……別に。気になんかしてないわよ」 「そうかい」 言葉に反して、美神さんは下唇を噛み締めていた。 その理由を問うことなどできるはずもない。 「んで朧、このガキと霊はなんなんだ? こんだけやられたあとなんでな、役に立たねえヤツとつるむ気はねーぜ」 「見た目で判断するのはよくないですよ。その少年は伸びる余地があります」 「将来の話じゃなくて、いま役立ってもらいてえんだよ。 じゃなきゃ、こんだけの首輪をくれたヤツらに示しがつかねえだろ」 ジャンさんが開いたリュックサックには、いくつもの首輪が入っていた。 「そういうことでしたら問題ありません。 戦闘は発展途上ですが、工学知識のほうはすでに完成されていますよ」 「あァ?」 露骨に眉をひそめるジャンさんに、僕は向き直る。 僕自身は普通の子どもだが、僕の記憶は普通ではない。 その自負は――ある。 「錬金術と工学の知識には自信があります」 「…………本当か?」 「本当です。 現状、首輪を眺めてもなにも掴めていませんが……それでも、僕の知識がたしかなものであるという確信はあります」 何せ、その知識はフェイスレスのものであるのだから。 しろがねを操り、自動人形を操り、他にも様々な人を操った――諸悪の根元のものであるのだから。 その知識が大したことないのならば、こうはなっていない。 普通の子どもである僕が『ゲェム』を突破し続けているのは、アイツの記憶があるからなんだ。 「そうかよ。だったら役に立ってもらうぜ」 「ただ、工具や作業を行うスペースがなければ、どうにもなりませんが……」 「工具なら俺が持ってる。スペースは……まあちょっと行けばあんだろ」 言いながら、ジャンさんは原付を蔵王にしまい込む。 同行してくれるらしい。 「で、お前なんて言うんだよ」 「あっ、はい、僕は――」 そういえば、まだ名乗っていなかった。 若干しどろもどろになりつつ、ゆっくりと告げる。 「才賀勝と言います」 次の瞬間、視界が反転した。 「…………あれ?」 なにが起こったのか。 分からない。なにも、分からない。 名前を言ったと同時に、奇妙な浮遊感を味わい――いつの間にか目の前に土がある。 立ち上がろうにも立ち上がることができない。 「勝くん!」 心配そうなおキヌさんの声。 振り向くこともまたできなかった。 背中に押さえつけられている圧迫感がある。 「ジャン、アナタはなにをしているのですか?」 朧さんの声は、これまで聞いたことがない冷えきったものだった。 首が動かないため、僕の視線は地面に向けられたままである。 地上にある僕の影の上には、もう一つ影が重なっていた。 そのもう一つの影は、僅かに結われた長い髪を揺らしている。 朧さんと美神さんも髪は長いが結っておらず、おキヌさんに至っては『影ができない』。 必然――僕の上に馬乗りになっているのは、ジャンさんということになる。 「落ち着けよ。 この俺がキース・ブラックの言いなりになってるワケねーだろ」 軽口を叩くような口調とは対照的に、僕の身体にかかる力は強くなった。 腕どころか指一本動かない。 これでは『分解』で逃れることも不可能だ。 「ただ、な。 『才賀』ってヤツに痛い目見せられたあとだからな。 疑り深くなるのは仕方ねえだろ。甘いことしてらんねえって痛感したんだしな」 才賀。 その姓を持つ参加者は、僕以外に三人。 しろがねと、おじいちゃんと、アンジェリーナさん。 その誰もが殺し合いに乗るはずがない。断言できる。 「才賀正二ってジジィ知ってるか? 俺と美神は、そいつに襲われたんだけどよ」 バカな。 そんなはずがない。 おじいちゃんに限って、それはない。 しろがねのために生きてきたおじいちゃんでも、しろがねのために誰かを殺すなんて…… ――ありえない、のか? 僕がいる。 ギイさんがいる。 アンジェリーナさんがいる。 だから、いくらしろがねのためでも…… ――本当に? 「ジャン、血縁関係だからといって必ずしも同じ思想とは限らないというのは、アナタがよく知っているはずですよ」 「うるせえな。その通りだけど、違うとも限らねえだろ」 朧さんとジャンさんがなにか言っているが、ほとんど耳に入らない。 僕のなかには、おじいちゃんの記憶がある。 おじいちゃんがしろがねのために、なにをしてきたのか。 しろがね一人のために、どれだけの犠牲を生んできたのか。 知っている。よく、知っている。 ――ありえないと断言できるのか? 「もちろん……僕のおじいちゃんなんだから、よく知ってますよ」 平静を装いつつ返答すると、ジャンさんは大げさなため息を吐いた。 「まァ、この件についてはいろいろ不可解な点も多いからな。 自分の親戚が手ぇ染めたかもしれねー話とか聞きたくねーかもしんねーけど、聞いてもらうぜ」 「…………構いません」 たしかに聞きたくはない。 けど、聞かねばならない。 聞かないワケには――いかない。 ◇ ◇ ◇ 「――ってことだ」 ジャンさんの話が終わる。 終始押さえつけられていたせいで身体が痛むが、そんなことはどうでもいい。 「そういう……こと、ですか」 ジャンさんのいう『不可解』は、僕にとって『不可解』でもなんでもなかった。 つまり――いったいなにがあったのか、僕はすべてを理解した。 おそらく、間違いはない。 「断言します、ジャンさん。 最初に遭遇した才賀正二と、寺の前で会ったという才賀正二は別人です」 「――ッ、やっぱりか……!」 「寺の前にいた才賀正二が、僕のおじいちゃん・才賀正二であり――」 僅かに迷う。 が、言わねばならない。 隠しておけば信用が薄れるし、そうなればアイツの被害者が増えかねない。 「最初に遭遇した才賀正二は、僕の父・才賀貞義です。 名簿には『フェイスレス』という名で記載されている男です」 なにもかも、アイツの仕業だ。 他人に成り済ますことができるアイツならば可能だし、アイツならばやりかねない。 ここにおじいちゃんがいるのならば、むしろ率先してやるだろう。 引っ掻き回しに引っ掻き回して――そして、結果的におじいちゃんを死に追いやった。 アイツの思惑はたしかに実っていた。 知らない間に歯を噛み締めていたらしく、口のなかに血の味が染みてくる。 「……信じろってのかよ、それを」 話し終えた僕に、ジャンさんは冷たく言い放つ。 当然だろう。それはそうだ。分かり切っている。 誰が信用できるものか。こんな話を。こんな戯言を。 アレほどまでの知識を持ちながら、ただ恨みで引っ掻き回すなど。 仮初の姿とはいえ親子として接し続けた親友を、あっさりと裏切るなど。 そんな輩がいてたまるか。あっさり受け入れられてたまるものか。 「信じてください。 フェイスレスならやりますよ、間違いなく。 迷わず断言できます、だって僕のなかには……」 だから、僕は鬼札(ジョーカー)を切る。 「その、フェイスレスの記憶があるんですから。 こういう状況において、あの男がそういう行動に出ることなんて――お見通しですよ」 身体にかかる力が強くなる。 予想していた。 予想していたけど、やっぱり痛い。 痛いけど、言葉を続ける。 「僕はアイツの『器』になるべく、作られた子どもなんですよ。 身体を乗っ取り新しい身体を得るために、僕は生み出された。 僕という器に、アイツ自身を『転送(ダウンロード)』するためにッ」 ぎりぎりと、身体の軋む音がする。 痛い。本当に痛い。涙が出そうだ。 でも泣かない。ここは泣くべきときじゃない。 「そんな大それたことが簡単にできるワケがない! ダウンロードは三つ段階を踏まねばならないんだ! 第一段階で『記憶』を、第二段階で『人格』をダウンロードさせ、第三段階で『ミクスチャー』させて完了だ! でも僕は、おじいちゃんの手によってダウンロードは第一段階で済み――人格は僕自身のまま、アイツの記憶だけを手に入れたんだッ!!」 笑う。 おじいちゃんのおかげで、アイツの思惑は覆されたんだ。 だから笑う。笑ってやる。笑って語ってやる。 「…………証拠になるもんでもあんのかよ」 ほんの少し、身体にかかる力が弱くなる。 未だ信じ切れないという声色だ。 「あるよ」 ――鬼札(ジョーカー)は二枚ある。 「僕のデイパックの底に、二つ蔵王がある。 それを開けば分かるよ。全部本当なのがね」 「美神!」 「私ぃ!? 関係ないじゃない!」 「この話に信憑性があるかねーかで、あのジジィに対する礼も変わるだろ。 もし本当だったら、さんざん弄ばれたってのに、現状全然仕返しできずに掌の上にいたことになるぜ」 「まあ……ねえ」 渋々といった様子で、美神さんが近付いてくる。 僕とジャンさんの間にあるため苦心していた様子だが、どうにか蔵王を取り出したらしい。 「なによこれ」 ばさりと書物の落ちる音がする。 そちらを最初に出してくれたのなら、話は早い。 「そのファイルの十六章と十七章を開いてください。 できれば全員で目を通してくれると、話が早くて助かります。 章題は『しろがね』と『勝』です。ページ数は――」 時間をかけて思い出すまでもない。 脳ミソに刻み込まれている。 忘れられるものか。 時間が経つにつれて、みんなが言葉を失っていくのが分かる。 しようがないことだ。 ――――愛人との間に子どもを作り、不要となった様々な存在を処分するための『餌』とする。 そんな内容が記されているのだから。 「読み終わったら、もう一つの蔵王から中身を出してください」 頃合いを見計らって頼むと、ちょうどいいタイミングだったらしい。 美神さんが取り出した蓄音機を地面に置いくと、それは勝手に起動する。 『記憶の伝達が完全でなかったときのため、私はこの部屋を残しておくことにする』 この蓄音機に残された内容もまた忘れられない。 『【いまは勝】よ、この録音を聞き、私が誰か認識できるか』 淡々と再生されていく。 僕がアイツに用意された器に過ぎないという事実が、無感情に淡々と。 たっぷり五分ほど経って、蓄音機は『思い出せ』以外の言葉を発しなくなる。 そこで、美神さんは蓄音機を蹴り飛ばす。 僕がかつてやったように、完膚なきまでに破壊した。 僕の身体に籠められた力も、ほどなくして弱くなった。 「…………悪かったな」 「構いませんよ。そう簡単に信じてもらえるとは思ってませんでしたから」 立ち上がって関節を伸ばす。 身体の節々が痛むが、ゲェムが終わったときほどじゃない。 「一つ、訊かせてくれ。 どうしてあんなこと明かしたんだ。あんなもん……聞いて欲しくなんか、ねえだろ」 おかしな質問だった。 答えなど分かり切っている。 「信用してもらうためなら、なんだってしますよ。 聞いて欲しくないことを教えるくらい、大したことじゃない。 そんなことを躊躇している余裕なんかないんです。 『これはできない』だとか、『他の方法を考える』だとか、僕にはそんなこと言ってられないんです。 ここには朧さんやジャンさんみたいな強い人がいるし、美神さんみたいな専門知識を持っている人もいるし、フェイスレスはそんな人たちを手玉に取っているけれど――」 呼気を整えて、はっきりと断言する。 「僕は、普通の子どもですから」 はッ――と短く笑い、ジャンさんは髪を掻き揚げた。 「躊躇しねえ、か。 同じ考えだ。俺も――そんなことする気はねえからな」 【A-4 東部/一日目 昼】 【才賀勝】 [時間軸]:黒賀村である程度過ごしてから。 [状態]:健康 [装備]:物干し竿@YAIBA [道具]:首輪×2(おキヌ、朧)、貞義のファイル@からくりサーカス、基本支給品一式 [基本方針]:殺し合いを止める。 【おキヌ】 [時間軸]:本編にて生き返る前(美神令子の時間移動能力を知っている時期) [状態]:不健康、首輪解除 [装備]:無し [道具]:マーラの銀鏡@スプリガン、ランダム支給品0~1、基本支給品一式 [基本方針]:勝についていく。 ※幽霊です。『本人が触れたいと思うもの』以外はすり抜けます。 【朧】 [時間軸]:不明 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3、水晶髑髏@スプリガン、中性子爆弾@ARMS [基本方針]:殺し合いに乗る気はない。 【美神令子】 [時間軸]:ルシオラを敵だと認識している時期。 [状態]:疲労(小)、雷撃のダメージ、すり傷。 [装備]:青き稲妻@GS美神極楽大作戦!! [道具]:ヴァジュラ@スプリガン、鍋@現実、土手鍋(説明書未読)@金剛番長、基本支給品一式、首輪(ナゾナゾ博士) [基本方針]:殺し合いには乗らない。脱出するべく首輪を調べる。アシュタロスには関わらない。 ※ジャンと少しばかり情報を交換しました。 ※植木、ユーゴーと情報をテレパスで共有しました。 【ジャン・ジャックモンド】 [時間軸]:少なくともボー死亡後。 [状態]:疲労(大) [装備]:なし [道具]:基本支給品一式×5、首輪×5(剛力、暁、パウルマン、アンゼルムス、正二) 門構@烈火の炎、翠龍晶@うしおととら、閻水@烈火の炎、対AMスーツ用特殊ライフル(弾丸:11)@スプリガン、拡声機@現実、工具@からくりサーカス あるるかん@からくりサーカス、カロリーメイト9000キロカロリー分(一箱消費)@現実、H○NDA・スーパーカブ110@現実、不明支給品1~5(確認済み) [基本方針]:殺し合いには乗らない。殺し合いに乗ったと思しき相手は、躊躇せず殺す。高槻涼に会う。 ※美神と少しばかり情報を交換しました。 【支給品紹介】 【工具一式@からくりサーカス】 白雪宮拳(剛力番長)に支給された。 フェイスレスがマリオネットや自動人形を制作する際に用いていたもの。 【貞義のファイル@からくりサーカス】 才賀勝に支給された。 才賀貞義(フェイスレス)が才賀家に残したファイルであり、彼の思惑がある程度記されている。 【貞義の遺した蓄音機@からくりサーカス】 才賀勝に支給された。 才賀貞義(フェイスレス)が才賀家地下に遺した蓄音機である。 『転送(ダウンロード)』が成功しても効果が表れない際の保険として、ダウンロード後の自分に『現在は才賀勝ではない』と自覚させるべく遺した。 ◇ ◇ ◇ 「あーらら、まーた勝くんの勝ちか。 これで、またしても『ゲェム』の連敗記録は続く――と。 「あんなフツーのガキに負けるなんて考えられない? やはり自動人形は旧式に過ぎない、Oの時代が来ている? ふ、ふふふふ……言うなァ。実際、君たちだって負け続きのクセに。 「それに、才賀勝がフツーの子どもだって? フツー、フツー、フツー、フツー……ねえ。 だいたいさァ、そもそもの話として、その『フツー』ってのはなんなのさ。 音信フツーってことかい? 一方的にだけど僕は彼と連絡を取れるし、彼の姿をこうしてリアルタイムで眺められるじゃないか。 それとも、なんだい? 文字通りに『通らない』ってことかい? 「…………この言葉遊びこそ、まさしく通らないな。 「ともかく――彼を普通のガキだと思っているのなら、それこそ君らに勝ち目はないよーん。 「勝くんは、僕の知識を持ってるんだから。 自動人形やOの構造を知っているからこそ、分解するポイントも知っている。 それに、頭だってメチャクチャいいんだぜえ。 僕には及ばないと言っても、勝くんの持つ知識にはないはずの仕掛けだって弱点をズバッと見抜いちゃう。 正二から受け継いだ『見浦流』も、自動人形殺しの日本刀『雷迅』と組み合わせることで真価を発揮している。 アレに斬られちゃあ自動人形はおしまいだし、Oだって油断していられない。 正二の血液――つまり生命の水を飲んでいるから、完全なしろがねほどじゃなくても身体能力や治癒力だって向上してるしね。 さらに、彼が使っている三種のマリオネットは、この僕が僕自身のために残した代物だ。 どれもかなりクセがあるけれど、その分だけ使いこなしたときのポテンシャルは図抜けている――そして彼は自在に操れるようになってきている。 「つまり――才賀勝は『普通の子ども』なんかじゃない」 「分かっている? はッ! ハハハハハッ! 「あー……笑わせるなよ。そういう不意打ちはズルだぜ。 君たちは、断じて分かっていない。なーんにも理解していない。 僕の言わんとしていることを、自動人形もOも揃ってこれっぽっちも読み取れていない。 「勝くんは『普通の子ども』ではないが、しかし――自分を『普通の子ども』と思っているのさ。 「よくよく考えてみろよ。 僕と正二の記憶に、けた外れの頭脳、人形繰りに剣術、さらには百八十億もの莫大な遺産。 それだけたくさんのものを持っているのに、普通――それこそ普通は、だ。 普通、自分をただのガキだと思えるか? 思えるはずがないんだよ。それこそ『普通』なら。 「でも、勝は違う。 自分を『普通の子ども』と見て、その上で油断をしない。 決して思い上がらずに、むしろ自分自身の力を過小評価している。 九割九分九厘勝てる状況でも、残りの一厘を考慮に入れることを忘れない。 「幼少期、豊かな生活をできなかったせいかもしれない。 出生の件もあり、イジメられていたせいかもしれない。 母親と祖父を早くに失ってしまったせいかもしれない。 自分が単なる器に過ぎないと知ったせいかもしれない。 僕と正二の記憶を手にしてしまったせいかもしれない。 あるいは――加藤鳴海と死に別れたせいかもしれない。 「いかなる場面においても、『もう大丈夫』だとか『勝ちは決まった』だとかそんなふうに安心してしまうことがない。 「自分を過小評価しているからこそ、多少の傷では動じない。 自分を過小評価しているからこそ、敗色濃厚でも揺らがない。 自分を過小評価しているからこそ、血みどろになろうと考える。 自分を過小評価しているからこそ、命以外のすべてを投げ出せる。 自分を過小評価しているからこそ、奇策にだって出ることができる。 自分を過小評価しているからこそ、所持する手札をすべて使い果たす。 自分を過小評価しているからこそ、恥も外聞もなく勝利に貪欲になれる。 自分を過小評価しているからこそ、自分のなかの恐怖から目を逸らさない。 自分を過小評価しているからこそ、連日連夜アレだけのトレーニングに励む。 自分を過小評価しているからこそ、自分を過大評価している君たちに――勝つ。 「これが、ヤツのもっとも恐ろしいところだ。 注意すべき点は、僕の知識ではない。正二の知識でもない。 生命の水で得た身体能力や治癒力でも、並外れた頭脳でも、類稀なる観察力でも、正二が遺した日本刀でも、僕が作った三種のマリオネットでもない。 「自分自身を『普通の子ども』と見なしている――――それこそが、才賀勝最大の武器なのさ。 「ま、君たちには分からないんだろうけどね。 いいんだよ、それで。むしろ余計なこと考えるなよ。 こんなものはゲェムなんだから、盛大にやられたほうが盛り上がるだろ? だいたい勝くんは僕のボディになるんだから、ほんとに殺してもらっちゃ困るんだよねえ」 【備考】 ※A-4東部に、貞義の遺した蓄音機@からくりサーカスが壊れた状態で転がっています。 投下順で読む 前へ:ワンダーランド2 戻る 次へ:「お前は弱いな」 時系列順で読む 前へ:ワンダーランド2 戻る 次へ:[[]] キャラを追って読む 100:100話到達記念企画、首輪の謎に迫る! おキヌ : 朧 才賀勝 102:明暗 ジャン・ジャックモンド 107:能力者CO/価値観の不一致 美神令子 ▲
https://w.atwiki.jp/kodomonomachi/pages/19.html
こどものまち(仙台) 「こどものまち」は、子ども未来フォーラムが2002年から継続して取り組んできました。仕事があそびで、あそびが仕事。「まち」には楽しい仕事=あそびがたくさんあります。働けばお給料がもらえます。お給料で買い物したり、ジュースを飲んだりできます。手づくり作品を持ってくれば、店長になってお店を開くことができま す。仕事= あそびを通じて、社会の仕組みを体験的に学ぶことができます。ひとりひとりが主役を演じる舞台になるでしょう。 目次 1概要 2歴史 3仕事ブース 4大人の会議(例) 5子どもの会議(例) 6話題(例) 6.1(始まりの頃の特筆すべき点) 6.2(現在の特筆すべき点) 6.3(外部の協力者) 7参考文献 8関連項目 9外部リンク 概要 子ども未来フォーラムは、「仙台市すこやか子育てプラン」の策定を受け1997年に活動が始まりました。仙台を拠点に、子どもに 向けた活動にかかわる大人たちがボランティアで集まり、仙台市と協同体制で実行委員会を組織し、10年間活動を継続してきました。11年目の2007度から、仙台市の負担金と事務局運営が 打ち切られたた め、活動は繰越金による自費運営となりました。 歴史 第1回 2002年10月26日・27日 せんだいメディアテーク 第2回 2003年10月18日・19日 せんだい演劇工房10BOX 第3回 2004年10月30日・31日 仙台市泉中央市民センター 第4回 2005年11月 5日・6日 せんだい演劇工房10BOX 第5回 2006年11月 5日 みどりの森幼稚園 第6回 2007年10月 7日 みどりの森幼稚園 第7回 2008年10月12日 みどりの森幼稚園 仕事ブース 当市のこどものまちの仕事ブースは●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●という特徴を持つ。 例年用意される、または少数回でも特徴的に設置された仕事ブースは、次の通り。 市役所(管理局、観光局、フォーラム局)、 民芸品 炭火亭 宝くじや、 棋院 あそび神社 大地建設、 スクリーム研究所 ハッピーラッキーだじゃれ道場、 ケーキハウス アトリエ・フェルティ、 店長デビュー(手づくり作品を持ち込み自分の店をつくる) 大人の会議(例) こどものまちを主催する大人による会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル名または画像URL) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル名または画像URL) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル名または画像URL) ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 子どもの会議(例) こどものまちの主役である子どもによる会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 話題 (始まりの頃の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (現在の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (外部の協力者) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 主催団体 〒 仙台市立町マイスクール児童館内 担当:永浜Tel 090-2997-4651(9月~11月ころのみ) kodomomirai@helen.ocn.ne.jp 参考文献 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 関連項目 こどものまち(仙台)2008年のイメージ写真 ●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/4234.html
登録タグ イエメン 危険度2 悲劇 戦争 検索するべき言葉 真実 餓死 鬱 イエメンで撮られた餓死する2日前の子どもがヒットする。その表情は絶望を見ているようだ。 子どもの名前はウダイ・ファイサル君。生後5ヶ月でこの世を去った。 長らく内戦が続いているイエメン。海上封鎖によって物資の欠乏化が深刻になり、ユニセフの調査によればイエメン国内の子ども38万人が命に関わる深刻な栄養失調状態に陥っている(2016年現在)。 また、画像検索すると胎児 カモメやスプリットタンの画像などがヒットする。 分類:真実、鬱 危険度:2 コメント なんとなく24人の瞳思い出した -- 佐野(1コメ) (2020-12-20 15 07 19) 雰囲気はOmayra Sanchez に似ている -- 海草ライト君 (2020-12-20 16 23 35) 治療を受けているっぽいけどダメだったのか -- 名無しさん (2020-12-21 21 07 16) 世界にはこのような子供がたくさんいると思うとゾッとする -- ゲーム太郎 (2021-01-10 21 25 30) 子供は生まれる国を選べないからね・・・ -- 名無しさん (2021-04-23 17 40 53) 可哀想に… 戦争、紛争がこの世からなくなることを願う -- 名無しさん (2021-04-26 16 24 50) なんの光も通さない瞳にゾッとしたと共に悲しくなった -- 名無しさん (2021-06-26 03 39 01) 生まれてくる子供のために環境を整えてやるのが大人の役目なのだがいつまで経っても大人は戦争を減らす方法でなく相手を殺す方法ばかり考えている -- 名無しさん (2021-08-05 17 18 55) こっちガン見しててビビった -- 名無しさん (2022-01-12 18 09 02) ちょっと見たらこっちガン見してることに気づいてビビった。 -- 名無しさん (2022-04-11 22 25 28) 危険度2でもいい気が… -- 名無しさん (2022-11-18 07 21 37) うわああァアァあ亜ア! -- ああああ (2023-04-01 18 15 02) 泣く体力も残っていないのかな… -- かんおけ (2023-04-30 17 12 02) 今,どれだけ自分が幸せか初めてわかった。 -- 一ノ宮 みこと (2023-06-22 21 09 42) (このコメントは削除されました。) この言葉、ダックダックの画像検索で出てくるベネズエラの赤ちゃんも痛ましい… -- おれ (2023-11-11 21 12 01) 戦争は憎い・・・。 -- 戦争❌ (2023-11-20 09 24 01) ↑そもそも国ができているのが悪い -- ミジンコ (2024-07-11 16 29 29) 画像検索でなぜかダリナの画像がヒットした -- 名無しさん (2024-07-19 11 48 12) 関係ない画像(舌が2つに分かれてる画像、ダリナちゃん等)が出てくるので危険度2に上げたほうがいいと思います -- 名無しさん (2024-07-19 16 39 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kodomonomachi/pages/23.html
子どもがつくるまちむさしのミニタウン 子どもがつくるまち むさしのミニタウンは、実行委員会形式で行っているため 社会的に認めてもらうために後から“子どもの参画をすすめる会”をつくり管理と継続性を持たせました。現在25名が会員となっておりその中の数名が、むさしのミニタウン実行委員会の事務局を担っています。子どもの参画をすすめる会は、ミニタウンを行うことを基本活動としており、他の活動については市内の他の地域でも行えるようバックアップをしていけたらと考えています。 目次 1概要 2歴史 3仕事ブース 4大人の会議(例) 5子どもの会議(例) 6話題(例) 6.1(始まりの頃の特筆すべき点) 6.2(現在の特筆すべき点) 6.3(外部の協力者) 7参考文献 8関連項目 9外部リンク 概要 子ども実行委員は小学5年~中学3年。半年以上の期間かけ、前半はまち作りを考え、後半は実際のまちを具体化させる。2回目は1回目のいい所・反省を活かし、まち並、大人の対応も随分変わった。 障害児のスムーズな参加を目指し話し合いを重ね、体制をとった。地域のイベントに参加しアピールをすると共に、地域との繫がりを持ち関わる事によって、いろいろな勉強をさせてもらっている。当日は4歳からの参加~大人サポーター84歳までの多世代の関わり、地域との協働で成り立ったまちである。 歴史 第1回 2007年 3月24日・25日 武蔵野市立大野田小学校 第2回 2008年 3月29日・30日 武蔵野市立大野田小学校 第3回 2009年 3月29日・30日 武蔵野市立大野田小学校 (予定) 仕事ブース 当市のこどものまちの仕事ブースは●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●という特徴を持つ。 例年用意される、または少数回でも特徴的に設置された仕事ブースは、次の通り。 【公共系】:市役所、警察、銀行、大学、清掃局、職安、病院、幼稚園、放送局、観光ガイド(大人向け) 【創作系】:アクセサリー屋、花屋、お絵かき屋、工芸社 【娯楽系】:イベント会社、ゲームセンター、映画館 【食べ物系】:駄菓子屋、飲み物屋、ホットボール屋、パン耳スナック屋、石窯焼きピザ屋、お好み焼き屋、タウン汁屋、おにぎり屋、サンドウィッチ屋、お汁粉屋 特徴的ブース:おとな村 大人の会議(例) こどものまちを主催する大人による会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 子どもの会議(例) こどものまちの主役である子どもによる会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 話題 (始まりの頃の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (現在の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (外部の協力者) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 主催団体 子どもの参画をすすめる会 事務局: 〒180-0001 武蔵野市吉祥寺北町5-6-19 けやきコミュニティセンター内 Tel 080-6809-5843 / Fax 0422-54-8719 musashino-minitown2007@ezweb.ne.jp 参考文献 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 関連項目 この時代に、むさしのミニタウンを経験した当時の子ども達が中心となり、2020年から「Teens Townむさしの」が、同地で開催されています。
https://w.atwiki.jp/kyushoku_hoiku/pages/55.html
乳幼児期は、心身の発育・発達が著しく、人格の基礎が形成される時期です。 個人差が大きいこの時期の子どもたちの一人一人の健やかな育ちを保障するためには、心身共に安定した状態でいることのできる環境と、愛情豊かな大人の関わりが求められます。 そのため、第1章(総則)の2.保育所の役割及び3.保育の原理(2)保育の方法に示されているように、保育士等は、子どもの発達の特性とその道筋を十分に理解し、一人一人の発達過程に応じて見通しを持って保育を行うことが求められていることを踏まえ、この章では子どもの発達について記します。 子どもは、様々な環境との相互作用により発達していく。すなわち、子どもの発達は、子どもがそれまでの体験を基にして、環境に働きかけ、環境との相互作用を通して、豊かな心情、意欲及び態度を身に付け、新たな能力を獲得していく過程である。特に大切なのは、人との関わりであり、愛情豊かで思慮深い大人による保護や世話などを通して、大人と子どもの相互の関わりが十分に行われることが重要である。この関係を起点として、次第に他の子どもとの間でも相互に働きかけ、関わりを深め、人への信頼感と自己の主体性を形成していくのである。 これらのことを踏まえ、保育士等は、次に示す子どもの発達の特性や発達過程を理解し、発達及び生活の連続性に配慮して保育しなければならない。その際、保育士等は、子どもと生活や遊びを共にする中で、一人一人の子どもの心身の状態を把握しながら、その発達の援助を行うことが必要である。 子どもは、生まれながらに備わっている諸感覚を働かせながら、身の回りの環境に働きかけていきます。温かく受容し、優しく語りかける大人に見守られながら、子どもは環境に働きかけ、環境から働きかけられる中で、成長していきます。そして、その相互作用においては、子ども自らが環境に働きかける自発的な活動であることや、五感など身体感覚を伴う直接的な体験であることが大切です。また、特定の大人との親密な関わりにおいて育まれる子どもと大人の信頼関係が、子どもが主体的に環境に関わるその基盤となります。 子どもが人、物、自然などに触れ、興味や関心を広げていくことは、子どもに様々な心情をもたらし、自ら関わろうとする意欲を促していくことでしょう。 また、人、物、自然などと出会い、感覚を磨きながら多様な経験を積み重ねていくことにより、子どもは自らの生活を楽しみながら、環境と関わる姿勢や態度を身に付けていきます。より豊かで多様な環境との出会いの中で、子どもは、行きつ戻りつしながら様々な能力を獲得していきます。こうした過程そのものが、子どもの発達であるといえるでしょう。 子どもと共に過ごす保育士等は、子どもに安心感や安定感を与えながら、子どもの発達の特性や発達過程に沿った適切な援助をしていかなければなりません。 また、生活や遊びを共にする中で、子ども一人一人の心身の状態を把握し、子どもが自ら環境に働きかけ、感じたり考えたり試したり工夫したり繰り返したりする過程を見守り、子どもと共に環境を再構成しながら楽しんでいくことも大切です。
https://w.atwiki.jp/kodomonomachi/pages/20.html
ミニいちかわ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 目次 1概要 2歴史 3仕事ブース 4大人の会議(例) 5子どもの会議(例) 6話題(例) 6.1(始まりの頃の特筆すべき点) 6.2(現在の特筆すべき点) 6.3(外部の協力者) 7参考文献 8関連項目 9外部リンク 概要 当市のこどものまち「●●●●●●」は●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●という特徴を持つ。 南北に長い市内全域をカバーするため、地域の大型公園を利用し、2会場・各2日間開催。1日平均1,250人の子どもが市民となる(2007年は4日間で5,000人)。 歴史 第1回 行徳駅前公園 2003年11月15日・16日 第2回 行徳駅前公園 2004年10月16日・17日 第3回 行徳駅前公園 2005年10月15日・16日、 大洲防災公園 10月22日・23日 第4回 行徳駅前公園 2006年10月 7日・8日、 大洲防災公園 10月14日・15日 第5回 行徳駅前公園 2007年10月 6日・7日、 大洲防災公園 10月13日・14日 第6回 行徳駅前公園 2008年11月 1日・2日(予定) 大洲防災公園 11月 8日・9日(予定) 仕事ブース 2008年は、子どもたちが考えた市役所各課を作る予定。子どもたち一番人気の「どろぼうブース」についても、しくみを企画中。 例年用意される、または少数回でも特徴的に設置された仕事ブースは、次の通り。 公共系 市役所各課・ 職安・ 銀行・ 大人の学校・ ミニいち学校・ 警察・ 新聞社・ 放送局・ レンタル文具・ どろぼう 等 工房・サービス系 プニプニ風船工房・ ゲームセンターとカジノ・ フェイスペインティング・ 手作り楽器屋さん・ ぽんぽんアクセサリー 等 食べ物系 ぐるぐるパンや・ ファミリーマーヨ・ スイーツ春巻き・ そーすせんべい屋、 ネコのクレープやさん、 ケッキー屋、 等 市長 各会場1日目は選挙運動と選挙、2日目に就任。 大人の会議(例) こどものまちを主催する大人による会議は、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 子どもの会議(例) 約半年前から子どもたちと準備を進め、当日も中高生・青年がスタッフとなり、まちの運営に携わる。2008年は、公募で集まった小学生が(本物の)市役所見学をきっかけにミニいちかわに必要な課について話し合い、環境課・住民課(総合案内)などを作る事に。また子ども店長として自分が作りたいブースを準備していく。 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 ●●月 ●●●●●●として開催 話題 (始まりの頃の特筆すべき点) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 (現在の特筆すべき点) 大人への理解を深めるため、またスタッフとして積極的に巻き込むため、大人の学校を卒業したらスタッフになれる。 2008年は幼児付き添いの親に向けての学校も設立予定。 (外部の協力者) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 主催団体 (特非)市川子ども文化ステーション 「子どもたちが自主的、創造的、文化的な体験活動を行ない、豊かな人間性を育む地域社会づくりに寄与すること」を目的に、・子ど もの舞台芸術の創造、鑑賞、普及・子どもの自主的な遊びの体験・子育て支援・子どもの権利条約の啓発など、子ども参画の様々な 活動を展開。2006年9月「市川子ども文化ステーション」に名称 変更。 事務局: 〒272-0137 市川市福栄2-9-22-101 Tel/Fax 047-395-7670 i_ccs@icnet.ne.jp http //www.gekijyo.jpn.org/ 参考文献 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。 関連項目 ●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●● ●●●●●●●●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●。
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/1223.html
ドマの子どもたち 依頼主 :ホウザン(西ザナラーン X13-Y14) 受注条件:レベル50~ 概要 :ベスパーベイのホウザンは、冒険者に新たな依頼があるようだ。 ホウザン 「おかげで、荷物の積み込みは、おおかた片付いたよ。 そろそろ第一陣を出発させたいんだが・・・・・・。 困ったことに、子どもたちの姿が見えなくてね。 新しい土地に興味津々なんだろうが、困ったもんだ。 探し出して、呼び戻してくれないだろうか? せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、 ほかの子どもたちの居場所も分かるだろう。」 ホウザン 「子どもたちを呼び戻してくれないか。 せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、 ほかの子どもたちの居場所も分かるだろう。」 ヨウザンと話す ヨウザン 「ねえちゃん、オレたちを迎えに来てれくたのか? ・・・・・・次は、ウルダハってところに行くのか!? でも、もう狭っくるしくて臭い船には乗りたくねえよ・・・・・・。 船じゃなくて、チョコボ・キャリッジってのに乗るの? ・・・・・・すげぇ、馬じゃなくて鳥がひく車なんだ!? オレ、はやく乗ってみたい! あ、でもオレたち今、隠れんぼしてるんだよね~。 ねえちゃんが、隠れてる3人を探して、 みんなに「出発するから父ちゃんとこに集合」って伝えてよ。 ドマでは「シュギョー」がてら、隠れんぼしてたから、 子どもはみんな、隠れるのがうまいんだぜ! ・・・・・・ねえちゃんに見つけられるかな?」 ヨウザン 「植物も、建物も、洋服も・・・・・・街のにおいも! 何もかもがドマと違うから、面白いよ!」 隠れている子どもを探す 隠れている子供 「わー、びっくりした! ・・・・・・お姉ちゃん、誰? あたしはコハル!」 コハル 「・・・・・・そろそろ出発だから、ホウザンおじさんとこに戻れって? わかった、すぐいくねー。 ・・・・・・もしかしてお姉ちゃんは、ユウギリ様の知り合い? ユウギリ様って、強くて、賢くて、優しくて、かっこいいよね? あたしの夢は、ユウギリ様のようになることなの!」 隠れている子供 「ぐはぁ、見つかった・・・・・・って姉ちゃんは誰? え、ウルダハってとこに出発するから、 呼びに来てくれたの・・・・・・? わー、どんな街なんだろう!? さっきもらった食べ物より、おいしいものあるかな!? はやく出発したいから、あたし、今すぐ戻る!」 隠れている子供 「くぅ、見つかっちまったか。 これが師匠にばれたら、大目玉だな・・・・・・。 師匠はハンランで死んじゃったけど・・・・・・。 え、出発するからホウザンさんのところへ戻れって? へー、ウルダハってとこに行くのか。 安心して眠れるところだといいな・・・・・・。」 ホウザンに報告 ホウザン 「子どもたちは全員戻ってきたよ、ありがとう。 ・・・・・・なに、隠れんぼをしていた、だって? そうか、今でもあの子らは、 ドマの日々を忘れず、修行を続けていたのか・・・・・・。 いかんいかん、ちょっと感傷的になってしまったよ。 さて、ほかの者たちは、すべて出発したことだし、 残りの私たちも・・・・・・といきたいところなんだが、 厄介な問題が起きていてね。」
https://w.atwiki.jp/fbleiflsd/pages/108.html
最近子どものことを考えない親が増えてきたなと思いました。 姑にしてもそうですが、5人も子どもを産んでおいて、 孫のことは全く考えていません。 夜遅くなったら、子どもの生活リズムが崩れて大変なのに、 夜に誕生パーティーとかをやろうとします。 本当にそういった態度を取られると腹が立ちます。 そんなことをやりたいのなら、勝手に自分たちだけやってくれと思いました。 本当にやっていられませんよ。 結婚するということは一体何なんだろうと思いました。 オイシックス らでぃっしゅぼーや パルシステムの比較 コラリッチはシミしわが気になるアラフォーに最適です 24hコスメはマリエも愛用しています ミュゼプラチナムのプラセンタわき脱毛体験
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/147.html
総括所見:デンマーク(第2回・2001年) 第1回(1995年)/第3回(2005年)/第4回(2011年)OPAC(2005年)/OPSC(2006年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/15/Add.151(2001年7月10日) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、2001年5月22日に開かれた第699回~第700回会合(CRC/C/SR.699 and 700参照)において、1998年9月15日に受領したデンマークの第2回定期報告書(CRC/C/70/Add.6)を検討し、2001年6月8日に開かれた第721回会合において以下の総括所見を採択した。 A.序 2.委員会は、子どもの状況に関する理解をより明確なものとすることを可能にしてくれた、締約国の第2回報告書および事前質問事項(CRC/C/Q/DEN/2)に対する文書回答の提出を歓迎する。委員会は、報告書が、グリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載しておらず、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがっていなかったことを遺憾に思うものである。委員会は、締約国との間に持たれた建設的かつ開かれた対話を心強く思うとともに、議論の際に行なわれた提案および勧告に対する前向きな反応を歓迎する。委員会は、条約の実施に直接関与する代表団が出席してくれたことにより、締約国における子どもの権利についていっそう十全な評価が行なえたことを認知するものである。 B.締約国によってとられたフォローアップ措置および達成された進展 3.委員会は、子どもの権利条約の実施における全般的進展について締約国を称賛する。委員会の第1回総括所見および勧告(CRC/C/15/Add.33)を子どものための立法、政策およびプログラムに適用しようとした締約国の努力が留意されるところである。 4.委員会は、国際協力および開発援助の分野における締約国の傑出したコミットメントに、評価の意とともに留意する。これとの関連で、委員会は、締約国が、主として後発開発途上国への支援として、国内総生産の相当割合を対外援助に配分していることに留意するものである。 5.委員会は、保育施設の質を向上させるため、法律により導入され、かつ自治体および教育専門家と協力しながら行なわれている、子どものケアに関する取り組みを歓迎する。 6.委員会は、子どもに対して体罰を用いる親の権利が1997年に廃止されたことに、満足感とともに留意する。委員会は、この新法について親に情報を提供するために行なわれた全国規模の意識啓発キャンペーンについて、さらなる満足感を表明するものである。委員会は、キャンペーンのフォローアップとしてマイノリティ言語による資料を含める取り組みに留意する。 7.委員会は、国家子ども評議会が1998年に法律によって常設機関とされ、かつ、条約の原則および規定に照らして締約国における子どもの状況を独立の立場から評価する権限を与えられたことに、満足感とともに留意する。 8.委員会は、締約国が、国際的な養子縁組に関する子の保護および協力に関する1993年のハーグ条約を1997年に批准したことに、満足感とともに留意する。批准によって養子縁組法の改正が必要となり、とくに自己の養子縁組への子どもの参加の拡大が確保されることとなった。委員会はさらに、締約国が、最悪の形態の児童労働の禁止および撤廃のための即時の行動に関するILO条約(第182号)および就業が認められるための最低年齢に関するILO条約(第138号)を批准したことに留意する。 9.委員会は、締約国が最近、第2回デンマーク若者議会の開催の便宜を図ったことに留意するとともに、若者議員の決定および勧告を検討しかつ回付する内閣の取り組みを歓迎する。 C.主要な懸念事項および勧告 1.実施に関する一般的措置 報告 10.委員会は、報告書が、グリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載しておらず、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがっていなかったことを遺憾に思う。 11.委員会は、次回の定期報告書がグリーンランドおよびファロー諸島の子どもの状況に関する十分な情報を記載し、かつ条約第44条1項(b)に基づいて締約国によって提出される定期報告書の形式および内容に関する一般指針(CRC/C/58)にしたがうことを確保するため、締約国があらゆる効果的な措置をとるよう勧告する。 留保 12.委員会は、締約国が、手続法に関する常任委員会を通じ、条約第40条2項(b)(v)に対する留保を見直す手続を開始したことに留意する。 13.ウィーン世界人権会議のウィーン宣言および行動計画(1993年)に照らし、委員会は、締約国に対し、条約第40条2項(b)(v)に対する留保を撤回する目的で、当該留保の見直しの手続を完了させるよう奨励する。 立法 14.委員会は、法務大臣が、子どもの権利条約を含む中核的国際人権条約をデンマーク法に編入することに関わる利点および不利益について検討するための人権専門家委員会を設置したことに留意する。委員会は、専門家委員会の勧告がまだ完成していないことには留意しながらも、国内法における子どもの権利条約の法的地位について依然として懸念を覚えるものである。 15.委員会は、締約国に対し、子どもの権利条約を含む中核的国際人権文書を国内法に編入することを検討するよう、奨励する。これとの関連で、委員会は、締約国に対し、すべての国際人権文書を平等に重視するよう促すものである。締約国は、この問題に関する専門家委員会の勧告および政府の決定についての情報を次回の定期報告書に記載するよう、勧告される。 国際人権文書の批准 16.委員会は、締約国が現在、すべての移住労働者およびその家族構成員の権利の保護に関する国際条約への加入の可能性を検討していることに留意する。 17.委員会は、締約国に対し、同条約に加入するよう奨励する。 調整 18.省庁間子ども委員会の委任事項が1997年に更新されたことには留意しながらも、委員会は、条約がまだ省庁間委員会の活動の枠組みとして定められていないことを依然として懸念する。委員会はまた、子ども政策および子どもプログラムの一般的考慮事項に条約を明示的に含めるために締約国が行なった努力が不十分であることも懸念するものである。 19.委員会は、締約国に対し、条約を省庁間委員会の活動の枠組みとして定めることを検討するよう、奨励する。加えて、締約国は、子どもの権利条約に基づく、子どものための包括的戦略の策定を検討するよう奨励されるところである。 データ収集 20.委員会は、現行のデータ収集機構が、条約のすべての側面に関する細分化されたデータの収集を確保し、かつ、達成された進展の監視および評価ならびに子どもに関して採択された政策の効果の評価を効果的に行なうには不十分であることに、懸念とともに留意する。 21.委員会は、条約の実施に関して達成された進展の監視および評価ならびに子どもに関して採択された政策の効果の評価を効果的に行なうため、締約国が、データ収集システムを強化しかつ指標を開発するよう、勧告する。データ収集システムが、条約が対象とするすべての分野を編入し、かつ、とりわけ脆弱な立場に置かれている子どもをとくに重視しながら18歳未満のすべての子どもを網羅することを確保するための努力が行なわれるべきである。 独立の苦情申立て機構 22.委員会は、締約国が、オンブズマン事務所および電話ホットライン等を通じ、自己の権利侵害に関する子どもの苦情申立てを促進するための多くの取り組みを設けてきたことに留意する。しかしながら委員会は、締約国内のすべての子どもにとってのこれらの苦情申立て機構のアクセス可能性および利用可能性について、依然として懸念を覚えるものである。 23.委員会は、子どもの権利侵害に関する苦情申立てに対応し、かつこのような侵害に対する救済を提供するための独立した苦情申立て機構がすべての子どもにとって容易にアクセスできかつ利用者にやさしいものとなることを確保するため、締約国があらゆる効果的措置をとるよう提案する。これとの関連で、委員会は、締約国に対し、子どもによる苦情申立て機構の効果的利用を促進するための意識啓発の取り組みを強化するよう、奨励するものである。子どものために別個の苦情申立て機構を設けることへの消極的姿勢には留意しながらも、委員会は、締約国に対し、国家子ども評議会の権限を強化して個別の事案および子どもからの苦情への対応を含めることを検討するか、オンブズマン事務所内に子どもの権利担当部署を設置するよう、奨励する。 条約およびその原則の普及 24.委員会は、学校においておよび子どもとともに働く専門家(教員、学校管理者および警察職員を含む)の間で、インターネット等も通じ、条約の原則および規定を普及するために締約国が行なっている努力に留意する。しかしながら委員会は、子どもならびに子どもとともにおよび子どものために働く専門家が条約およびそこに掲げられた原則について十分な意識を有していないことを、依然として懸念するものである。 25.委員会は、締約国が、条約の原則および規定を体系的にかつ継続的に普及し、かつ、条約が学校カリキュラム、ならびに、子どもとともにおよび子どものために働く、社会のあらゆるレベルの専門家集団および行政機関の研修活動に体系的に編入されることを確保するための努力を強化するよう、勧告する。 2.一般原則 差別の禁止 26.委員会は、とくに刑法改正ならびに民族的マイノリティと警察に関するパンフレットの作成および配布を通じ、差別の禁止を促進するために締約国がとった措置を認識する。しかしながら委員会は、一部集団の子ども、とくに民族的マイノリティに属する子ども、子どもの難民および庇護希望者、移住者家族に属する子ども、障害のある子どもならびに社会的および経済的に不利のある家族に属する子どもに対する事実上の差別および排外主義的感情が、教育制度におけるものも含めて引き続き懸念の対象となっていることに、留意するものである。 27.条約第2条その他の関連条項に照らし、委員会は、締約国が、とくに継続的な意識啓発キャンペーンを組織することにより、マイノリティ集団、とくに移住者家族に属する子ども、子どもの難民、障害のある子どもならびに社会的および経済的に不利のある家族に属する子どもに対する態度の変革ならびに事実上の差別および排外主義的感情の解消のための措置(民族平等委員会を通じての措置を含む)を強化するよう、勧告する。 子どもの最善の利益 28.委員会は、子どもの最善の利益の一般原則(第3条)が、締約国の政策およびプログラムの実施において全面的に適用されかつ適正に統合されていないことを懸念する。これとの関連で、委員会は、しばしば親の権利のほうが子どもの最善の利益よりも重要だと考えられていることに留意するものである。 29.委員会は、子どものための法律、政策およびプログラムならびに子どもに関わるあらゆる司法上および行政上の決定における子どもの最善の利益の原則の実施を確保するため、締約国がさらなる努力を行なうよう勧告する。 子どもの意見の尊重 30.委員会は、意見を聴かれる子どもの権利について法律にさまざまな規定が置かれていること、および、この点に関わる法定最低年齢が12歳であることを認識する。しかしながら委員会は、条約第12条の実施が不十分であること、および、12歳未満の子どもは意見を聴かれる権利を有しないことを、依然として懸念するものである。 31.委員会は、裁判手続のみならず、子ども保護サービス、監護手続および子どもの施設措置に関するものを含むさまざまな行政上の決定においても条約第12条の効果的実施を確保するため、締約国が必要な措置をとるよう勧告する。さらに、締約国は、子どもの発達しつつある能力にしたがって、かつ条約第12条に照らし、12歳未満の子どもの意見の尊重を効果的に促進しかつ奨励するよう促されるところである。 3.家庭環境および代替的養護 親の指導および責任 32.ひとり親を対象とする金銭的援助および特別援助のプログラム(自治体レベルのものを含む)が確立されたことには留意しながらも、委員会は、ひとり親家族に属する子どもが脆弱な状況に置かれていることを依然として懸念する。民族的マイノリティの家族に属する子どもの状況についても懸念が表明されるところである。 33.委員会は、締約国が、ひとり親家族および民族的マイノリティの家族を支援するプログラムおよび取り組みを強化するよう、勧告する。 家庭における児童虐待およびネグレクト 34.委員会は、性的虐待に関する省庁間作業部会の提案の実施を含め、子どもの虐待およびネグレクトに対応するためにとられたさまざまな措置に留意する。しかしながら委員会は、この現象の規模および実施されたさまざまな措置の効果に関する情報が存在しないことを依然として懸念するものである。 35.委員会は、締約国が、児童虐待(性的虐待を含む)およびネグレクトのあらゆる事案の通報および付託に関する効果的システム、とられたさまざまな措置の成果の定期的評価、ならびに、子どもにさらなるトラウマを負わせることを回避するための、十分な訓練を受けた専門家による、子どもにやさしい部門横断型の手続を確保するための法律を含む、包括的な政策を策定しかつ実施するよう、勧告する。 4.基礎保健および福祉 思春期の健康 36.締約国の努力には留意しながらも、委員会は、思春期の子どもが直面している健康上の問題、とくに、とりわけ10代の女子の間で多数発生している摂食障害、薬物、アルコールおよびタバコの濫用ならびに自殺について、依然として懸念する。 37.委員会は、締約国が、とくに若者の自信を強化し、かつ健康に悪影響を及ぼす可能性がある行動を防止するための予防教育、カウンセリングおよびリハビリテーション・プログラムを通じて、思春期の身体的および精神的健康に関わるこれらの懸念に対応するための努力を強化するよう、勧告する。 5.教育、余暇および文化的活動 施設における子どもへの暴力 38.この点に関して締約国が行なっている活動は認知しながらも、委員会は、学校におけるいじめの水準がやや高いこと、および、保育施設その他の施設における虐待(性的虐待を含む)からの子どもの保護が不十分であることを、依然として懸念する。 39.委員会は、締約国が、この点に関する国家子ども評議会の勧告を考慮に入れ、かつ子どもの参加を得ながら、学校における暴力およびいじめを防止しかつこれと闘うための措置を強化するよう、勧告する。さらに、締約国は、子どもに対する犯罪について有罪判決を受けた者が子どものためのケア施設その他の施設で働くことを防止するために必要な措置をとるよう、奨励されるところである。 6.特別な保護措置 少年司法の運営 40.少年司法の分野における締約国の努力には留意しながらも、委員会は、15~17歳の子どもが成人用の拘禁施設に収容され、かつ独居拘禁下に置かれる可能性があることを依然として懸念する。 41.委員会は、締約国に対し、少年司法を規律する法律および政策が条約、とくに第37条、第40条および第39条、ならびに、北京規則、リャド・ガイドラインおよび自由を奪われた少年の保護に関する国連規則のようなこの分野における他の関連の国際基準に全面的に一致することを確保するため、当該法律および政策を見直すよう促す。条約第3条、第37条、第40条および第39条に照らし、委員会はさらに、子どもが拘禁施設で成人から分離され、かつ子どもが独居拘禁の対象とされないこと(これが子どもの最善の利益にかない、かつ裁判所による審査の対象とされる場合を除く)を確保するため、締約国があらゆる効果的措置をとるよう勧告するものである。加えて、委員会は、締約国に対し、法律に抵触した子どもの更生および再統合のためのプログラムを強化するよう、奨励する。 性的虐待および搾取 42.委員会は、性的虐待に関する情報収集システムを最近確立したことを含め、性的虐待および搾取を防止しかつこれと闘うための締約国が行なっている努力を認識する。委員会は、子どもの虐待および搾取に関する意識が欠けており、かつ児童ポルノに対応するための努力が不十分であることを懸念するものである。委員会はまた、虐待の被害を受けた子どもとともにおよびこのような子どものために働く専門家(警察官、弁護士およびソーシャルワーカーを含む)を対象とした研修の必要性があることにも留意する。 43.条約第34条その他の関連条項に照らし、委員会は、締約国が、これらの現象を防止しかつこれと闘うための現行の政策および措置(ケアおよびリハビリテーションを含む)を強化するための努力を増強するよう、勧告する。委員会は、締約国が、虐待および搾取の被害を受けた子どもとともにおよびこのような子どものために働く専門家の研修を導入しかつ(または)強化するため、あらゆる適当な措置をとるよう勧告するものである。 44.委員会は、社会の規範および規則への適応の面で困難を経験している可能性がある15~17歳の子ども、とくに法律に抵触したこれらの子どものための支援を提供する法案が提案されたことに留意する。しかしながら委員会は、このような子どもの状況について依然として懸念を覚えるものである。 45.委員会は、締約国に対し、これらの子どもおよびその親に対して十分な支援を提供する努力を継続し、かつ必要なときは強化するよう、奨励する。 7.選択議定書の批准 46.委員会は、締約国が、武力紛争への子どもの関与ならびに子どもの売買、児童買春および児童ポルノに関する子どもの権利条約の両選択議定書に署名していることを認識する。 47.委員会は、締約国に対し、両選択議定書を可能なかぎり早期に批准するよう奨励する。 8.文書の普及 48.最後に、条約第44条6項に照らし、委員会は、締約国が提出した第2回定期報告書および文書回答を広く公衆一般が入手できるようにするとともに、関連の議事要録および委員会が採択した総括所見とともに報告書を刊行することを検討するよう勧告する。このような文書は、政府、議会および一般公衆(関心のある非政府組織を含む)の間で条約、その実施および監視に関する議論および意識を喚起するため、広く配布されるべきである。 更新履歴:ページ作成(2011年1月20日)。