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スポンサー遍歴(冬期) 金曜プレステージ フジテレビ系列(金)21 00~22 52 対象日1月8日 1月22日 1月29日 2月5日 2月12日 2月19日 2月26日 3月5日 3月12日 3月26日 除外日休止 対象日 1月8日 1部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、Norton、リンナイ、フォンテーヌ、ホーユー、原子力発電環境整備機構、三菱自動車、(PT)丸美屋食品 ヒッチハイク(30秒) - サッポロビール(YEBISU) 2部60秒 - Kao、UCC COFFEE、積水ハウス 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ 1月22日 1部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、KEIRIN、リンナイ、フォンテーヌ、三菱自動車、ホーユー、三洋物産、原子力発電環境整備機構 ヒッチハイク(30秒) - すき家 2部60秒 - 積水ハウス、Kao、UCC COFFEE 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ 1月29日 「松本清張ドラマスペシャル 山峡の章」 (PC)フジテレビ・番組ページ 1部60秒 - Kao、UCC COFFEE、積水ハウス 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ ヒッチハイク(30秒) - JAバンク 2部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、三菱自動車、リンナイ、フォンテーヌ、ホーユー、住友林業、原子力発電環境整備機構、(PT)「Dr.パルナサスの鏡」 2月5日 「剣客商売スペシャル 道場破り」 (PC)フジテレビ・番組ページ 1部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、KDDI、リンナイ、フォンテーヌ、三菱自動車、ホーユー、ジャパネットたかた、原子力発電環境整備機構 ヒッチハイク(30秒) - サッポロビール(YEBISU) 2部60秒 - Kao、UCC COFFEE、積水ハウス 30秒 - メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ、スカパーJSAT、(PT)ダイハツ工業 2月12日 「奇跡の動物園2010」 1部60秒 - UCC COFFEE、積水ハウス、Kao 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ ヒッチハイク(30秒) - ガシーレンカー 2部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、KDDI、リンナイ、フォンテーヌ、三菱自動車、ホーユー、住友林業、原子力発電環境整備機構 2月19日 「顔も声もご本人と一緒!爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」 (PC)フジテレビ・番組ページ 1部60秒 - UCC COFFEE 30秒 - 日清オイリオ、アメリカンホーム保険、リンナイ、フォンテーヌ、三菱自動車、ホーユー、SUZUKI、原子力発電環境整備機構 ヒッチハイク(30秒) - ガシーレンカー 2部60秒 - ヤマザキナビスコ、積水ハウス、Kao 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ 2月26日 「教えてMr.ニュース 池上彰のそうなんだニッポン2」 1部60秒 - 積水ハウス、Kao、UCC COFFEE 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ ヒッチハイク(30秒) - サッポロビール 2部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、アメリカンホーム保険、リンナイ、フォンテーヌ、三菱自動車、ホーユー、富士フイルム、原子力発電環境整備機構 3月5日 「黒澤明生誕百年企画悪い奴ほどよく眠る」 1部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、三菱自動車、リンナイ、フォンテーヌ、ホーユー、TOTO、原子力発電環境整備機構、(PT)ワコール ヒッチハイク(30秒) - 富士フイルム 2部60秒 - 積水ハウス、Kao、UCC COFFEE 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ 3月12日 「居場所をください4」 1部60秒 - Kao、UCC COFFEE、積水ハウス 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ ヒッチハイク(30秒) - 三菱自動車 2部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、三菱自動車、リンナイ、フォンテーヌ、ホーユー、YKK AP、原子力発電環境整備機構、(PT)日産自動車 3月26日 「教えてMr.ニュース 池上彰のそうなんだニッポン3」 1部60秒 - Kao、UCC COFFEE、積水ハウス 30秒 - ダイハツ工業、スカパーJSAT、メガネトップ(眼鏡市場)、ニトリ ヒッチハイク(30秒) - 韓国観光公社 2部60秒 - ヤマザキナビスコ 30秒 - 日清オイリオ、三菱自動車、リンナイ、フォンテーヌ、ホーユー、YKK AP、原子力発電環境整備機構、(PT)ユニ・チャーム 除外日 休止 1月15日 - ホンネの殿堂!!4時間スペシャル(19 00~22 52) 3月19日 - ホンネの殿堂!!4時間スペシャル(19 00~22 52)
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シャツ 木綿のシャツ 材料 木綿(もめん)×4、茶色の液体×1 称号 - 上着 エプロン 材料 亜麻布(あまぬの)×10、木綿×5、青い液体×1 称号 - 帽子 木綿のバンダナ 材料 木綿×1、青い液体×1 称号 - ズボン 木綿のズボン 材料 木綿×3、茶色の液体×1 称号 - アクセサリ 眼鏡(めがね) 材料 巨大昆虫の眼×1 称号 眼鏡の~ 拡大画像 木綿のシャツ エプロン 木綿のバンダナ 木綿のズボン 眼鏡
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2スレ目よりエピソードまとめ2-2 だいたい2スレ目の160~385くらいまで。 日常今日は子供の日 ブラコンニイサン アレルヤが個室に移動したようです アレハレの学園祭 学園祭前その1 学園祭前その2 学園祭当日 みんなの進路 新しい裏家業・カエルの変 食事今日も芋だから 周辺【もしも】三国エースが兄妹だったら【00】 学校の帰りにファ○リーマートに行きました 日常 今日は子供の日 173 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 13 14 ID ??? 刹那「今日は子供の日だ」 アレ「こいのぼり飾ろうよ」 刹那「五つ飾るとするか」 アレ「じゃあ僕が屋根の上に登って飾ってくるね」 刹那「よろしく頼む」 眼鏡「おい、なんか天井の辺りが生臭ぇぞ」 ハレ「天井つうより外からだな……あと隣に住んでる爺さんが鯉五匹いなくなったって泡吹いて倒れたぜ」 録音「よし、これでセッティング完了だな!」 刹那「お雛様も飾るのか」 アレ「今日はめでたいね」 178 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 20 13 ID ??? 爺さんちに鯉を返してきました ハレ「ったく……もうあんな事するなよ?」 刹那「ごめんなさい……」 アレ「鯉がまだ生きてて良かった……」 ハレ「屋根でビチビチと跳ねてる鯉を見た時は心臓止まるかと思ったぜ……」 録音「まぁ許してやれよ、二人も反省してるんだし」 眼鏡「早くひな壇片付けてこいよ芋野郎」 180 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 29 33 ID ??? 眼鏡「何でひな壇なんだ、芋にぃ?」 録音「芋にぃ言うな!」 荒れ「鎧兜は去年ガンダムごっこして壊れちゃったからね…」 刹那「ガンダム…俺はガンダムになれないorz」 晴れ「ったく、しょうがねぇな…ほらよっ」つ新聞紙で作った兜 刹那「!?ガガ、ガンダァアアアアム!!!」 183 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 42 35 ID ??? ハレ「それっぽい布あったからこれでこいのぼり作ろうぜ」 刹那「俺は青がいい」 アレ「僕はオレンジにするよ」 録音「仲いいなぁ、あいつら」 眼鏡「人形に小型のライフル持たせるのやめろよ。すげぇ物騒で気分ぶち壊しだ」 録音「いや、今日は端午なんだからせめて男の子らしくと」 眼鏡「そこ気にするならしまえよ」 録音「嫌だね」 眼鏡「何で!?」 録音「お前さんは……ひな壇の迷信を知ってるか?」 眼鏡「芋……女々しいぞ。あと俺は既に結婚をしている(電子界の嫁と)」 185 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 53 04 ID ??? 録音wwwブラコン過ぎwwww しかし将来みんな結婚して出ていったら淋しいだろうな 少しでもその日が来るのを遅らせたいのはわかる 187 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 14 57 39 ID ??? 185 録芋「う゛あぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁlああぁぁっぁあああああ!!!!」 晴れ「お、おいどうした!携帯見ていきなり泣き出しやがって・・・」 眼鏡「落ち着け録芋!いい年こいて泣くな!」 荒れ「兄さん泣かないで、ほら柏もちあげるから」つ柏もち 刹那「ちまきもやるぞ」つちまき ブラコンニイサン 190 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 02 24 ID ??? 刹那「ガンダムが俺の嫁だ!」 アレ「マルチ大好き!」 眼鏡「一夫多妻制ですが何か?」(パソコン持って) ハレ「お前ら…………」 195 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 16 10 ID ??? 刹那「今まで世話になったな、録音」 録音「え……何言ってんだよ刹那」 アレ「ずっとこの家で過ごして来た事忘れないよ」 録音「ア、アレルヤ……?」 刹ア「「ばいばい、兄さん!」」 録音「ウワァァァァァァァァァア!!!!」 録音「はっ……夢か。夢………………」 朝 アレ「うぅ……なんかベット狭いな……マルチ寝ぼけてはいっ……おわぁぁぁぁあ!!」 ハレ「アレルヤ!?」 アレ「な、何で僕のベットに兄さんと刹那いるのかな!?」 刹那「しらねーよ!!俺だって目覚めたらここにいたんだよ!!」 録音「Zzz……」 196 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 17 44 ID ??? サザエさんちみたいに 奥さん共々一緒に住めばいいじゃないか 197 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 18 47 ID ??? 196 録音「そ れ だ !」 アレルヤが個室に移動したようです 201 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 20 11 ID ??? そしたらアレルヤに1部屋与えないとな。 今はハレルヤと同部屋だろww 217 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 54 36 ID ??? 201 録音「そういや忘れてたな。うちにはまだ一部屋あったんだった」 アレ「僕が使っていいのかい?」 録音「ああ」 アレ「そう言われても静か過ぎて何だかなぁ……」 マルチ「キュ~ン(´;ω;`)」トテトテ アレ「ああ、ごめんマルチ。寂しい思いさせちゃって」 ハレ「ここがテメェの新しい部屋かアレルヤァァァァア!!」 アレ「ハレルヤ、そっちも随分広くなっただろ?」 ハレ「テメェがいなくなって清々したぜ!!」 アレ「はは……」 アレ「ハレルヤ、マルチ、そろそろ寝る時間だから部屋に戻った方が……」 ハレ・マルチ「「ぐぅ……」(寝てる) アレ「…………(今までと変わってないな……)」 アレハレの学園祭 238 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 19 22 16 ID ??? アレルヤ「そういえばハレルヤ。ハレルヤは学祭でなにやるの? 僕達農学部は手作り発酵食品の販売をやるんだ。オリゼー達に頑張ってかもしてもらったよ。ね、オリゼー!」 オリゼー1「そうだな、あれるや」 オリゼー2「かもすぞ~」 ハレルヤ「(アレルヤがまた見えない何かと会話を…)お、俺は仲間とバンド組んでステージで歌うぜ」 アレルヤ「バンドかぁ。ハレルヤはなんの楽器をやるの?」 ハレルヤ「いや、だから歌うんだよ。俺はボーカルだ」 アレルヤ「……え、ハレルヤが歌うの?」 オリゼー3「鼓膜への武力介入だな~」 オリゼー4「だな~」 アレルヤ「そんな、ハレルヤが音痴だなんてはっきり言わないでもいいだろ、オリゼー!」 ハレルヤ「はっきり言ってるのはお前だ、アレルヤ。だからなんだよ、オリゼーって」 242 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 19 52 16 ID ??? 録芋「よーしハレルヤ!歌の練習なら兄さんも手伝うぞ!」 ttp //www.vipper.net/vip515478.jpg (※画像を補完できませんでした) 255 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 20 49 20 ID ??? 242 録音「よーし、バンドにお兄ちゃんも入っちゃうぞー!!」 ハレ「いらねぇぇぇぇぇえ!!しかも何で俺らパイスーだよ!?」 録音「かっこいいだろHAHAHA」 ハレ「よくねぇ!!俺はこんなモン脱いで……」 アレ「練習頑張ってる?」 録音「おっ、アレルヤ」 アレ「差し入れのじゃがいもドーナツだよ」 録音「ありがとうな、アレルヤ」 アレ「兄さんもハレルヤも頑張ってね。刹那とティエリアを誘って見に行くから」 ハレ「……………」 アレ「それじゃあね。ほら、行くよまっくろくろすけ」ズササ… 録音「アレルヤの周りに黒いものが……あれは一体……」 ハレ「………芋」 録音「ハレルヤ?」 ハレ「今から5時間ぶっ続けで練習するぞ!!」 録音「お前操縦しやすいよな」 256 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 20 55 20 ID ??? 242 ~リビング~ 眼鏡「腹が減ってはエロゲはできぬ。何か食うもんはないのか?・・・うん?録芋とハレルヤ兄者はいないのか」 アレ「じゃがいものドーナツが出来てるよ。ハレルヤは文化祭でステージがあるから練習してて、兄さんはそれに付き合ってるみたい」 眼鏡「モグモグ・・・地下室でやってるのか?そういえば最近やたら家中に振動音が響くのはそのせいか」 刹那「家がミシミシ言ってる・・・」 アレ「あはは、それだけ練習に熱が入ってるってことだよ。二人ともそろそろ疲れたんじゃないかな・・・ 刹那、二人を地下室から呼んどいで。ドーナツ出来たから食べようって」 刹那「わかった」タッタッタッ ~地下室~ 録音「フゥ~ッ!ハレルヤ、なかなかいい線行ってるじゃねぇか!」 ハレ「へへ、そうか・・・?兄貴のベースもいい感じだぜ」 録音「ありがとな。俺の腕もまだ錆付いちゃいないようだな」 ハレ「よし、最後にもういっちょいっとくか!そしたら休憩だ!」 録音「おう、行くぜ弟よ!」 刹那「この部屋か・・・録音、ハレルヤ兄ちゃん、開けるz」 「ランリーーーートゥーーーーーーヘーーーーーブーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!」 刹那「!?」 ~リビング~ 「・・・刹那、遅いなぁ・・・どうしたんだろ?ちょっと様子見に行ってくるね」 「いてらー」モグモグ ~地下室~ 「刹那、いるの?・・・っ!?」←ドアの入り口で倒れている刹那発見 「フタリ・・・キリ・・・カケヌケテ・・・イk・・・」ガクッ 「刹那!?刹那ぁ、せつなぁぁぁぁぁ!!!!」 264 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 21 19 20 ID ??? 刹那「やべーよ芋とハレルヤ兄ちゃんの歌唱力」 眼鏡「学園祭に武力介入……洒落になんねぇな」 刹那「せめて歌う歌を変えればいいと思うんだ」 眼鏡「そうだな……少し柔らかめのを」 アレ「じゃあ僕が選んでくるね」 アレ「頑張ってね、ロックオン兄さん、ハレルヤ!」 録音「おう……」 ハレ「…………」 録音「とっとこハム太郎とそれいけアンパンマンか……」 ハレ「パイスーといい方向性がおかしくなってきたな……」 267 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 21 38 23 ID ??? 264 眼鏡「おい、さすがにそれじゃハレルヤ兄者が文化祭で恥をかいてしまうぞ。もっといい曲のチョイスは無いのか」 アレ「うーん・・・でも僕他にあんまり歌知らないからなぁ・・・」 刹那「俺にいい考えがある」スッ アレ「せ、刹那・・・?」 眼鏡「マイクを持って地下室に向かったようだが・・・何するんだ?」 ハレ「絶w望はwwwwww甘い罠wwwwww」 録音「閉ざwされたwwwwwその扉wwwwww」 刹那「頑張ってるな」 ハレ「あ!刹那先生!」 録音「先生どうですか、俺達の歌は!」 刹那「いいぞ二人とも。なかなかガンダムだ」 アレ「刹那を見る兄さんとハレルヤの目が・・・輝いている・・・」 眼鏡「刹那め、何をしたんだ・・・ゴクリ」 いや、刹那の中の人はマジで歌うまいんでビビッタ 学園祭前その1 258 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 21 01 26 ID ??? 眼鏡、晴れ、兄を芋呼びとは何事だwww 録音も返事しないで怒れwwwww 272 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 21 49 42 ID ??? 258 録音『ハレルヤ、ティエリア、刹那、ちょっとそこに座りなさい』 晴れ『なんだよ改まって』 眼鏡『早くしろ、アユちゃんが俺を待っている』 刹那『…あと5分でガンダムが…』 録音『…お兄ちゃんの名前を言ってみろ』 晴・眼『『録芋』』 刹那『芋』 録音「ってことがあってさ…」 片桐「へぇー…(録芋www)」 録音「………また家出…」 片桐「それだけは止めろおおお!!!!」(ガタッ!) 録音「おぁあ!?(ビクッ!!)」 片桐「…ああ、ごめんね取り乱して」 録音「い、いえ…」 片桐「……」 録音「……」 片桐「……」 録音「……あ、今度アレルヤとハレルヤの大学で学園祭やるんで是非1人で来て下さい」 片桐「あ、うん、ありがとう。行かせてもらうよ、1人で」 学園祭前その2 275 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 21 58 34 ID ??? 刹那「学園祭に他のみんなも誘おう!」 沙慈「どうしたの、刹那?」 刹那「いや、その……」 沙慈「?」 ルイス「刹那の持ってるパンフレット見なさいよ匙!」 沙慈「え?あ、学園祭の……」 刹那「あの……」 沙慈「もしかして連れて行ってくれるの?」 刹那「あぁ……」 沙慈「本当?ありがとう!」 ルイス「私も見に行ってもいい?」 刹那「もちろんだ」 アレ「じゃあまっくろくろすけはトトロを誘って来てね」 黒介「ズササ…」 顔無「ア…ア…」 アレ「君も行くのかい?」 眼鏡「ミリィたんとアキちゃん……レナもって全員じゃないか。そんなに見に行きたいのか……仕方ない嫁達だ」(眼鏡、バッグにフィギュアを丁寧に入れる) 眼鏡「携帯に電子界の嫁を移動させて……よし、完璧だ」(携帯の壁紙がエロゲのヒロイン) ソレスタ家の客寄せ 友人:二人 人外:多数 無機質:多数 ジブリネタすまん 学園祭当日 295 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 23 07 52 ID ??? 学園祭当日 刹那「芋とハレルヤ兄ちゃんは大丈夫だろうか……」 アレ「(みんなは怖がって帰ったから僕らだけか……たくさん応援しよう)」 眼鏡「頑張れ芋とハレルヤ兄さん……嫁も見守っているぞ……」 楽屋 ミハ「ハレルヤの奴おっせーなぁ……確か芋兄貴も出るっつってたけどよ……」 ハレ「待たせたなnmkw!」 ミハ「おせぇよハレルヤ!一体何して……おぉぉぉぉぉお!?」 録音「ど、どうしたんだ!?」 ミハ「お前らこそ何だよ!?何でパイスーなんだよ!?」 ハレ「テメェこそ何だそのちゃらちゃらした格好は。おら、パイスー着ろや!!」 ミハ「俺らはビジュアルバンドだろうがぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」 さっきnmkwがギター持ってるというレスがあったから…… 302 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 23 25 54 ID ??? 295 眼鏡「ああ、やはりあのハレルヤ兄者にボーカルをやらせるというのには心配でならない」 アレ「そうだね。僕もハラハラしてきた」 眼鏡「俺の嫁(ミク)に歌わせたほうがマシなんじゃないか?」 刹那「……お前ら、自分の歌唱力は棚上げか」 303 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 23 31 05 ID ??? ヨハ「おや、君達は……」 ネナ「やっほー」 刹那「ヨハン・トリニティ、ネーナ・トリニティ?」 アレ「ああ……ミハエルも同じバンドだからね」 ヨハ「本人に来い来いと急かされてな」 眼鏡「24歳のくせにバンドに参加した馬鹿兄よりはましだ」 ネナ「でも気合い入ってたわよ、ミハ兄」 ヨハ「ああ、すごい格好の衣装も用意してたしな」 アレ「そういえばハレルヤもだったかな……まぁ、二人なら似合いますって」 刹那「おい、次あいつらの番だぞ」 アナウンス「続いてはハレルヤくん、ミハエルくん+αでのライフです」 ネナ「始まるよ、ヨハン兄!」 ヨハ「(ミハエル……私は90年代のアイドルの衣装を選んだお前のセンスに絶望したが、それでも応援するぞ……)」 チュイーン(ギターを鳴らした音) ミハ「見てるか!?兄貴!!ネーナ!!」←パイスー着用 ヨハ「お前って奴はぁぁぁぁぁぁぁあ!!」 311 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 23 59 30 ID ??? ハレ「ライブ成功したな!」 ミハ「おう!なんかみんな俺達の歌声に魅入られてたよな!録音兄貴もあざーっした!!」 録音「いいって事よ!」 ハレ「さぁてアイツらの所に行こうぜ!」 録音「着替えるのも面倒だからこのままで行くか!」 ミハ「待ってろよ兄貴!ネーナ!」 ヨハ「先にネーナと他の店巡っていると伝えてくれ」 眼鏡「刹那とメイドカフェ行ってくる。捜すなと伝えておいてくれ」 片桐「……との事だよ」 アレ「引き止められなくてごめんね……」 録ハ「「そうか……」」 片桐「うん……とりあえずお前らさっさと着替えてこい」 ミハ「兄貴ぃぃぃぃぃぃい!!ネーナァァァァァア!!」 312 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 00 08 38 ID ??? 晴れ「そういや俺、バンドに夢中でクラスの出し物何か知らねぇ」 荒れ「それ確実に顰蹙買ってるよ…」 晴れ「…ドンマイ」 荒れ「こっちのセリフだよ…」 314 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 00 36 06 ID ??? アレ「あそこは射撃屋だよ」 ハレ「色々景品あんな……(やべぇ全然店何やってんのか分かんねwww)」 片桐「こういうのはロックオンくんが得意じゃないのかい?」 録音「俺なんてそんなに凄くありませんって。とりあえずあのDSでもゲッツしてやりますよ」スチャ… 射撃屋「お、あいつアレルヤ・ハプティズムじゃね?」 射撃屋B「あー……あの根暗な奴なw」 射撃屋「おいお前何て事言って……」 パァンッ 射撃屋B「…………!!」シュウウ… 録音「おっとやべぇ。景品と間違えちまったwwwww」 ハレ「何やってんだよ録音!あいつの髪二、三本掠っちまってんぞ?当たってたらどうすんだよwww」 録音「俺射撃の腕悪くて良かったなぁw」 片桐「今絶対わざと外しただろ!?つーか、それ実弾じゃねぇかぁぁぁぁぁあ!!」 316 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 00 45 14 ID ??? アレ「あれ?何か銃声が……まぁ、いいか。このタコ焼きうめぇwwwwww」 317 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 01 01 30 ID ??? 眼鏡「刹那、たまにはこの俺がお前に大人の世界のなんたるかを教えてやろう」 刹那「俺録音達のところに戻りたい」 眼鏡「まあそう言うな。この俺が特別に案内してやろうというのだ。黙ってついてこい」 刹那(・・・行き先はあの出し物のメイド喫茶かよ!) メイド「お帰りなさいませ~ご主人様~!」 眼鏡「ふっ・・・三次元の割には上出来だな。まあ俺の嫁達には劣るが・・・フヒヒ、フヒヒヒ・・・」 刹那「・・・・・・・・。(何だ、この変な耳をつけた女達は・・・)」 メイド「こちらへどうぞ、ご主人様~!」 (個室に通された二人) ???「私達がご主人様達の専属メイドです、よろしくお願いしま~す☆」 眼鏡「ちょwwwこの野太い声・・・まさか・・・!」 ラセ「いよーう!ティエリアに刹那じゃねーか!」 リヒ「あっ、君達はアレルヤの弟君たちじゃないか!いらっしゃい~☆」 眼鏡「ちょwwwラッセ兄貴wwwww」 刹那「あんたは・・・アレルヤの友達のリヒティか・・・」 眼鏡「な、何で貴方達がこんな所に、そ、そんな格好で・・・?」 ラセ「メイドの数が足りなくてなぁ。仕方なくOBの俺も借り出されてるってわけだ、ハハハ」 リヒ「結構慣れると楽しいっスよ!」 ラセ「さあ、注文は何にするんだ?ん~ティエリアは相変わらず貧弱だな・・・もう少し筋肉つけろよ!」ベタベタ リヒ「ご遠慮なく言ってくださいね、ご主人さまぁ~☆」 眼鏡「あああ・・・絶望した・・・絶望したアッーーーーーーー!!!!!」 刹那(逃げ出すならイマノウチ・・・早くアレルヤ達を探そう)コソコソ 俺の学校の文化祭じゃ女装喫茶やってたの思い出した 322 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 07 36 15 ID ??? ハム「ほう…学園祭か…」 323 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 07 54 00 ID ??? ハム来ちゃったwwww 324 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 02 04 ID ??? 322 ハム「ドーナツか…失礼、そこの女生徒君。このドーナツには芋は使われているか?」 女生徒「…いいえ」 ハム「何と!!原材料は何かね」 女生徒「はあ…主には強力粉とイーストと牛乳と砂糖と塩…こちらは薄力粉とバターと卵…」 ハム「ふっ…手伝おう…!」 女生徒「はい?」 ハム「ここに男爵がある」 ポケットから→男爵 ハム「グラハムスペシャルドーナツ屋だ!!」 女生徒「えぇぇぇ?!」 グラハムによる文化祭介入が始まる… 325 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 06 39 ID ??? 324 晴れ「…アレルヤ。警備員さんを呼んでこい、不審者が女生徒の店荒らしてるって」 荒れ「合点承知!!」 326 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 12 37 ID ??? 324 ハム「今回は男爵には生のまま削らせてもらおう…女生徒君!オロシ金を持って来たまえ!」 女生徒「はっはい!」 ハム「男爵の蒸したホクホク感よりすり下ろして生地に混ぜモッチリ感を使用する!どうしても時間が立つと生のジャガイモは変色してしまう!時間との勝負だ!!!」 女生徒「はい!分かりました!!」 ハム「君…名前は?」 女生徒「クリスです!」 ハム「うむ。素敵な名前だ…よろしくだなガンダム!」 クリス「はい!」 327 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 15 16 ID ??? 325 片桐「暫く傍観しよう」 328 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 32 10 ID ??? 326 クリス「生地はどっち使いますか?」 ハム「うむ。男爵のモッチリ感を生かすには…中力粉にしようか!クリス君にはバターを常温にしてもらおう!後はベーキングパウダーと卵、砂糖をくれないか!」 クリス「はい!」 ハム「中力粉!君の中にベーキングパウダーを混ぜさせてもらおう!」 振いにかける ハム「卵にはすり下ろした男爵に空気が当たらないよう防衛に入ってもらう!砂糖も投下する!クリス君!」 クリス「はい!何ですか?」 ハム「中力粉の混ぜたものを振るいながら入れてくれ!」 サラサラ クリス「こうですか?」 ハム「上手いな!実にガンダムだ!落とす間隔が見事としか言い様が無い!!」 ハム→練り練り クリス「やったぁ」 ハム「ある程度繋がってきたな…」 クリス「今ですね!」 バター投入 ハム「見事だ!見事だクリス君!さあ生地を寝かせる…」 クリス「ラップの用意出来てますよ」 ハム「なんと!!クリス君…この感情!正に愛だ!……男爵に寄せる想いと似た物を君と共有出来そうだ!!」 クリス「美味しいグラハムスペシャルドーナツ作りましょうね!!」 329 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 08 43 55 ID ??? 328 クリス「いらっしゃいませ~美味しいグラハムスペシャルドーナツですよ~」 わいのわいの 録音「あの店凄い客だなぁ…人だかりで何の店だか…」 片桐「録音君!刹那君達はこっちだよ~」 録音「ああ!」 クリス「大盛況でしたね!!グラハムスペシャルドーナツ!」 ハム「ああ!クリス君君の協力の賜だな!ではまた何時か会う事もあるだろう…さらばだ!」 クリス「グラハムさん…ありがとう!」 クリス「でね凄い売上よ!グラハムさんって方でね!協力してくれた後に颯爽と去って行ったの!」 アレハル「「…まさかね」」 333 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 09 31 33 ID ??? コラ「懐かしいな学園祭……俺にもこういう時があったよな……」 ネナ「あ、あれコカコーラ先生じゃない?」 ヨハ「本当だ……」 コラ「お、ネーナか。お兄さんも久しぶりです」 ヨハ「いつも妹が世話になっています」 ネナ「んもう、ヨハン兄!先生はどうしてここに来たの?」 コラ「たまたま通り掛かってな……」 ヨハ「でしたら私達と一緒に回りませんか?」 ネナ「そうしよ!」 コラ「うーん……」 ネナ「どうしたの?」 コラ「俺にはカティ先生がいるしこんなガキとか……」 アナウンス「皆様、東口付近から避難してください。短パンの男が一般人に暴行を加えているとの事です。繰り返します~」 ミハ「(短パン……まさか……)やめろ兄貴ぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 みんなの進路 338 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 11 14 46 ID ??? 刹那「そういえばアレルヤは大学でなにを勉強しているんだ?」 アレルヤ「僕は農学部生命機能科学科で生化学や分子生物学を基礎に 微生物から人間に至るまで様々な生命機能の仕組みを解き明かし それを食品などへの応用を試みようって研究をしてるんだ 最近はバイオマスなど、環境に悪影響を与えない燃料を用いたグリーン電力・発電ってのも世界的に流行してるよね そのバイオマスの利用についても勉強してるよ」 刹那「よくわからないが……お前、本当に大学生だったんだな」 アレルヤ「うん。そうだけど、なんで?」 刹那「だって普段……いや、なんでもない」 339 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 11 21 45 ID ??? 338 ヨハン「そういえばミハエル、お前はこの大学でなにを勉強しているんだ?」 ミハエル「あ?ハレルヤに聞いてくれ、あいつと同じだから」 ヨハン「なぜお前は自分がやっていることをわかっていないんだ」 ミハエル「……そんなん、サボってるからに決まって」 ヨハン「お兄ちゃんが汗水流して働いて稼いだ学費を無駄にするんじゃない!」 ミハエル「でもこの前学費滞納してるって言われたぜ」 ヨハン「よし、お前、そろそろ就職しろ」 345 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 11 41 31 ID ??? 338 刹那「アレルヤが…アレルヤが…(なんかショックだったらしい)」 眼鏡「どうした、刹那」 刹那「ティエリア…お前、進路とか考えてるか?」 眼鏡「いきなりなんなんだ。でもまあ、一応考えてはいるが。 以前から某大学の法学部を考えていたが、 最近株取り引きが面白くなってきてるからそっち方面も迷っている。 まだ少し余裕があるからじっくり考えてみるさ。 そういうお前はどうなんだ?」 刹那「(アニメかゲームの専門学校だと思っていたのに……!)俺は……俺は…………ガンダアアアアアアアアム!」 346 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 11 51 33 ID ??? 345 録音「ボソ…刹那の為に家族会議だな」 ハレ「…俺はお前の将来のが心配だぜ」 録音「(゚Д゚)…」 ハレ「こっちみんな」 347 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 11 56 31 ID ??? ホストは若いうちしか出来ないからな・・・ 生きろ、録音www 348 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 12 02 47 ID ??? そういえばホストだったなwww 録音最近仕事してなくねw 349 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 12 03 56 ID ??? 録音「今はしがないホストだが・・・俺はそのうち歌舞伎町のドンになってみせる! その時には刹那、お前が俺の右腕になればいいんだ!どうだ刹那、ホストになってみないか?」 刹那「・・・・・・・・・。」 ドドドドドドドド(階段を降りる音) 眼鏡「(バタン!)おい大変だ!あの刹那が猛勉強してるぞ!いったい何が起こったんだ!?」 ハレ「録音テメェ何か刹那に変なこと吹き込んだんじゃねぇだろうな!」ユサユサ 録音「ぐえええええ・・・は、放せ・・・ぐるしいいいいいいい」 アレ「まあまあ、勉強してるなんていいことじゃない。ドーナツ作って持っていってあげようっと」 刹那「ガンダムだ・・・俺はガンダムになる・・・!!」ガリガリガリガリ(猛勉強中) 新しい裏家業・カエルの変 355 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 12 31 02 ID ??? 346 眼鏡「何だその段ボールは?」 ドンッ 録音「新しい裏家業だ」 ハレ「へぇ~(少しは考えたか)」 眼鏡「…(表立って言うか?裏家業って)何だ?」 録音「何でもこのカエルは珍しい品種で育てて売ると結構な金に」 眼鏡「ちょ!何処が珍しい品種だ!騙されてる!この人騙されてる!!早く業者と連絡取れ!!!」 録音「何言ってんだ色が微妙に違うって業者が!」 プルルルル… アレ「雨蛙さんだ~」 刹那「雨蛙がガンダムだ!」 アレ「本当に雨蛙が沢山だね、刹那」 録音「…現在使われておりませんって…」 ハレ「……そこまでだ…そこまでだよ録音」 359 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 12 41 27 ID ??? 355 眼鏡「…で…幾ら注ぎ込んだ?」 録音「…(真っ青)」 ハレ「まさかてめぇ…今月の生活費全部とか言うなよ」 録音「…うん」 眼ハレ「「はあぁ!?万死に値する!」殺すぞこらぁ!」 アレ「そんなに怒らないで!」 刹那「時にはガンダムもガガガガンダムだ!」 アレ「そうだよ!刹那の言う通りだよ!」 ハレ「お前意外分かるか!」 アレ「刹那は誰にでも失敗はあるって!…グスン」 ハレ「悪かったよ…怒鳴って」 眼鏡「落ち着け…グラハムなら騙す事は簡単だ。転売しよう」 ハレ「お前は悪魔か!?」 364 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 12 51 50 ID ??? { 359} 録音「…(硬直)」 眼鏡「完全にフリーズしたな」 ハレ「…ティエリアカエルの流通を調べろ」 眼鏡「…ほほう。幾ら取り戻せるか分からないがやってみよう…俺は部屋に籠る」 パタパタ 刹那「ハレルヤとティエリアがガンダムだ!」 アレ「良かったね!」 ハレ「ボソ…俺が…悪かったよ」 録音「…!」 ハレ「だからもう、こんなもんに騙されんな!いいか!」 録音「おう…グスン」 375 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 13 06 21 ID ??? 364 一時間後 眼鏡「ハレルヤ…ちょっと」 録音「転売出来そうか!」 眼鏡「録音はそこで反省してろ!ハレルヤ」 録音「……」 アレ刹那「「泣かない泣かない」」 ハレ「なんなんだよ…」 眼鏡「見ろ…」 携帯端末 ハレ「これは!」 眼鏡「実験用にカエルを探してる研究室…KATAGIRIだ」 ハレ「まんまあいつじゃねえか」 眼鏡「何をやってるかは知らんが…」 ハレ「実験用だってアレルヤと刹那には黙っとけよ…倍はいけるな」 眼鏡「いいや通常の三倍で売る!」 380 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 13 27 00 ID ??? 375 眼鏡「変装は完璧だな」 ハレ「ああ行くぞ」 研究室KATAGIRI 片桐「三倍…吹っ掛け過ぎじゃないかい?」 眼鏡「とある人から貴方なら三倍出すと聞いた」 片桐「とてもじゃ無いが三倍は」 ハレ「このカエルが何処に生息してたと思う?」 眼鏡「…マンション九条の排水口横の池だ」 片桐「まっマンション九条!!」 眼鏡「彼女がシャワー使ったかもしれない水で育っている…彼女の肢体を伝った水…かもしれない」 片桐「…ゴクリ…」 眼鏡「彼女が蛇口から水を飲んで唇から…萌えるシチュだろう?」 片桐「ハァハァ…かかか買った!!!!!」 眼ハレ「「(計画通り!!)」」 385 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/06(火) 13 41 46 ID ??? 380 ハレ「お前本当最悪だな」 眼鏡「お前もな。俺は『かもしれない』と言ったまでだ」 ハレ「三倍になったから安心するだろうな」 眼鏡「喜ぶんじゃないか?」 ハレ「…焼肉要求に決まりだ!」 眼鏡「国産霜降りは堅いな」 ハレ「牛タンアレルヤと刹那に食わしてやりてぇなぁ!」 眼鏡「…ああ」 食事 今日も芋だから 208 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 26 14 ID ??? 今更ながら自分もアイルランド 食事についてぐぐってみた。 ここの一家は毎日こんなものを食わされているのか!!!!!! ・・・いや、一日だけだったら美味しそう・・・だけどなw 209 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 28 04 ID ??? アイルランド料理すげえよな。 芋だけじゃなくてハム類&バター&油の消費量もハンパないと思うぞ・・・ それなのによくメタボにならないなこの兄弟はw 210 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 29 48 ID ??? 209 ハレルヤが隠れて栄養面をカバーしています 211 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 31 52 ID ??? 209 眼鏡は修羅場時とネトゲ時とエロゲ時には、 栄養補助ゼリーとかカロリーメイトとかで済ませてそうだからww 212 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 32 52 ID ??? 眼鏡「くっ……今日も芋だ!やってらんねぇ……たまには違うモンが食いたい……」 マルチ「キャンキャン!(ご飯まだかなぁ)」 眼鏡「…………」 ハレ「アレルヤ、何で味噌汁あっためてんだ?」 アレ「それがマルチのご飯なくなっちゃったんだ……」 ハレ「なくなったって……まだ一缶あっただろ?」 アレ「そうなんだけど……はい、マルチ今日はねこまんまで我慢してね?」 マルチ「キュン……」 215 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 43 34 ID ??? 211 >修羅場時とネトゲ時とエロゲ時 ハレ「それ以外にあいつなんかしてるのか?」 216 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 15 53 37 ID ??? 眼鏡「ふむ・・・コンビーフみたいで割とイケるな・・・マヨネーズをかけるとさらにウマーだ・・・ムシャムシャ」 人間も食えるっちゃ食えるんだがな・・・犬用のエサもw 218 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 02 22 ID ??? 216 眼鏡の中の人は猫の餌を食べたことがあるらしいなw 220 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 04 57 ID ??? 218 マジかw神谷wwwww でも最近のペットフードって結構美味そうなの多いよな 犬用ケーキとか見たときびびった 221 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 07 21 ID ??? 眼鏡「ドッグフードキャットフードはどれも人間が食べるには味が薄め。だからちょっと味を足してやれば人間でも食える。 それ故に逆に犬猫に人間の食べる物は味が濃すぎて体に良くないんだ」 222 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 08 12 ID ??? 犬用ケーキ… マルチ「わん!(食ってみてぇ!)」 224 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 10 55 ID ??? ハレ「犬用ケーキなんてモンがあるのか・・・ゴクリ」 225 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 10 58 ID ??? 222 お前ハト食ってただろwwwwケーキなんてもんで満足するわけがねぇwwww 226 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 11 31 ID ??? 224 そこまでだ…そこまでだよハレルヤ 227 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 13 23 ID ??? 近所の主婦in公園「最近この公園、鳩減ってない?」 228 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 18 36 ID ??? マルチ「はとぽっぽを戦争幇助と断定……マルチ、目標を殲滅する!!」 229 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 16 37 43 ID ??? マルチ、はとぽっぽは平和の象徴なんだが 231 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 17 08 50 ID ??? 録芋「犬用のケーキを作ってみるだって?ああ、材料なら台所にたくさんあるぞ・・・メークインに男爵に(ry)」 ハレ「聞いてねえよ!つか犬用デザートにまで芋入れんな!」 232 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 17 11 56 ID ??? 231 芋「じゃがいもが駄目ならさつまいもはどうだ?これならデザートにも最適・・・」 晴「て め ぇ こ ろ す ぞ !」 周辺 【もしも】三国エースが兄妹だったら【00】 169 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 13 56 02 ID ??? ソーマ「カタギリさん、兄が大変お世話をおかけしました」 ビリー「君は?」 ソーマ「はい、【もしも】三国エースが兄妹だったら【00】がたった場合、 妹で長女のソーマです」 ビリー「その企画、やめたほうがいいんじゃないかな?」 ソーマ「何故ですか」 ビリー「いや、年齢的に、 ソーマ:しっかり者の妹、18歳乙女 グラハム:黙って立っていれば、それなりだが…、実際は…かなりの問題男、27歳ガンダム馬鹿 ソーマ「はい」 ビリー「で、長兄は…」 ソーマ「……」 どこか遠くから 「イィヤッフゥ~~~~~~~!!」 の声が… ソーマ「ブルブル、この企画なかったことにします。 私は、やはり中佐と幸せな家庭を築くことにします、では」 ビリー「それもちょっとだがね……」 ビリー「はぁ、彼女にグラハムの世話任したほうが楽なような気もしたが、 スペシャルな彼の被害を考えると…ボツにしてよかったんだよね、ホント、穏やかじゃないよね」 ........................................... コーラ「おや、なんだ、この企画は? 【もしも】三国エースが兄妹だったら【00】 う~ん、スペシャルな俺様の出番が増えるかな?」 学校の帰りにファ○リーマートに行きました 234 :通常の名無しさんの3倍:2008/05/05(月) 17 35 29 ID ??? 学校の帰りにファ○リーマートに行きました 沙慈「お腹空いたねー」 刹那「ファミチキ食いてぇ」 コーラ「お、刹那に沙慈か」 刹那「コカコーラ先生だ!」 沙慈「何してんすかアンタ!」 コーラ「みんなには内緒だからな!」 沙慈「はぁ……」 刹那「沙慈、これは一体何だ?」 沙慈「え?ああ……ここにあるチョコレートを買うとカーネーション付きの袋がもらえるんだ……」 コラ「もう少しで母の日だからな。そのキャンペーンだ」 沙慈「そうなんですか……一つ買っていこう」 刹那「母さんか……」 沙慈「お、お兄さん達にあげてもいいと思うけど」
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カード名 J03-105/R カード名:《鬼畜妖精》(きちくようせい) LPリミット20 イベントアイコン:forever END:- 【自分の場[メガネ]属性のカードが出た時】あなたは自分のLPを5%アップする。 「」 ブースターパック「鬼畜眼鏡」で登場したforeverイベントカード。 [メガネ]属性のカードは「鬼畜眼鏡」環境では佐伯克哉(眼鏡)だけだが、「純情ロマンチカ」に高橋孝浩と角圭一が存在するためコンボが狙える。
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聖オッキアーリ学院高等学校 学校名 学校名:聖オッキアーリ学院高等学校 学校の読み:せんとおっきあーりがくいんこうとうがっこう 初期兵士施設レベル 番長小屋:10 保健室:3 畑:2 初期学校属性 モヒカン雑魚 特殊能力『眼鏡の加護』発動率50% 特殊能力効果: 勝利処理時、ランダムで1個の施設のレベルが1あがる。 特殊能力原理: 恋の眼鏡の持つ無限の潜在能力が恋守に加護を与える。 勝者である恋守の魅力に魅了され、施設に所属する兵士が増える。 学校設定 「one for glasses all for glasses(一人はメガネのために、みんなはメガネのために)」を理念とし、眼鏡至上主義を掲げるメガネっ娘/メガネ男子育成機関。 「眼鏡っ子が本領を発揮するのはメガネを外した時」などという寝言を抜かす愚かな旧人類(オールドタイプ)を滅ぼし、 メガネを愛する新人類(ニュータイプ)によって世界が幸せに統治されることを目指している。 男女ともに入学時にメガネの着用が義務付けられており、拒んだものは労働資源として扱われる。 モヒカンだろうとビッチだろうとゾンビだろうと眼鏡である。 コンタクトレンズは敵。 キャラクター設定 キャラクター名:鯖江恋守 キャラクターの読み:さばえ・れんず 性別:女 設定:聖オッキアーリ学院風紀委員長。 古代ヨーロッパの都市国家”グラッスィア”が残した秘宝たる伝説の眼鏡の一つ”恋のメガネ”の適合者にして、 学園の風紀を通じて学園を支配する事実上の最高指導者。 舞い散る雪のように白い髪をセミロングにした一見儚げな雰囲気を漂わせる美少女。 典型的な喋らなければいいのに系美人存在で、左腕に「超☆眼鏡」と書かれた腕章を身に着けている。 メガネ屋の娘で幼いころより眼鏡に囲まれていたがゆえに、メガネっ娘を愛するようになったメガネっ娘大好き少女である。 「どうも。我々に逆らい労働資源になる道を選んだ愚かな他校の皆様。鯖江恋守です」 安田離夢(やすだ・りむ) 聖オッキアーリ学院副風紀委員長。 保険室担当の清楚系ビッチ。一人称は私。 黒髪ロングヘアーの片メカクレ、赤縁のアンダーリムタイプの眼鏡をかけた美少女。 元は廃校になった他校の生徒だったが、才を惜しんだ恋守により副風紀委員長に登用された。 恋守に恋愛感情を抱いており、彼女には忠実。 内ロル(うち・ろる) 聖オッキアーリ学院副風紀委員長。 畑を担当する園芸部部長。 ショートカットで、ローブ風の服を着たナイロールタイプの眼鏡をかけた美少女。 卓越した園芸術により、ゾンビを操る無慈悲で恐るべき園芸戦士だ。 定期的に寒いダジャレを言っては周囲を凍りつかせる。 学園のあゆみ(本戦結果) +1ターン目 1ターン目 ■行動提出SS 「なぜ希望崎に存在する他の学校は、無駄な抵抗をやめ、即座に廃校を受け入れようとしないのでしょう」 聖オッキアーリ学院風紀委員室。風紀委員長鯖江恋守が、机に両肘を立て、口の前で手を組んで座っていた 「メガネこそ至高の芸術品であり、この地球上に存在する最も偉大な存在。故に希望崎で最も優れた教育施設なんて我々以外ありえないというのに。 それを理解できないとは実に愚か。ええ、実に愚かなことです。そのような方々には労働資源として生きていただくのはもはや仕方のないことですね」 恋守が笑みを浮かべる。 「離夢」 恋守が指を鳴らすと、呼びかけに応じて一人の少女が現れる。 聖オッキアーリ学院副風紀委員長、安田離夢。 飾り気のない服装や穏やかな立ち振る舞いから清らかな印象を与えるが、その実態は保健室を支配するビッチである。 「なんでしょうか?恋守様」 「遠征です。叩き潰して差し上げれば、己の分というものを知り、弁えることでしょう」 「分かりました。いつでも問題ないよう準備はしていましたので、すぐにでも問題はありません」 「ええ期待しています」 「はい力になれてうれしいです」 そういうと離夢が部屋から立ち去った。 特殊能力発動ダイス!→[3] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]が発動した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)[番長小屋]を強化した! [番長小屋]の施設LVが[10]→[11]に上がった! 2)[保健室]を強化した! [保健室]の施設LVが[3]→[4]に上がった! 3)[職員室]を強化した! [職員室]の施設LVが[1]→[2]に上がった! LIFEが[5]→[2]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 聖オッキアーリ学院高等学校は[村立ンボバババババ学園]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 村立ンボバババババ学園 ! 聖オッキアーリ学院高等学校の遠征勢力はビッチ[400]人 村立ンボバババババ学園の防衛勢力はモヒカン雑魚[800]人 相性差により、攻撃力[800]VS防御力[800] ダイス目[10],[2]により、攻撃力[1800]VS防御力[1000] 聖オッキアーリ学院高等学校の勝利! 聖オッキアーリ学院高等学校はDP1獲得した!([0]→[1]) 眼鏡の加護の効果により、[職員室]の施設LVが[2]→[3]に上がった! 聖オッキアーリ学院高等学校は私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントveに遠征を受けた! 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントver VS 聖オッキアーリ学院高等学校 ! 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントverの遠征勢力はゾンビ[300]人 聖オッキアーリ学院高等学校の防衛勢力はモヒカン雑魚[1100]人 相性差により、攻撃力[300]VS防御力[2200] ダイス目[7],[2]により、攻撃力[1000]VS防御力[2400] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 施設は無事だった! +2ターン目 2ターン目 ■行動提出SS 「ふふふふ、ガチャに魂を囚われた愚昧な方々が攻めてきたようですが話になりませんでしたね」 私立ソシャゲー学園高等部が攻め込んできたがナントカ倒した。 漫画原作コン大賞最終候補作にも選ばれた私立ソシャゲー学園高等部は傑作であるし、 1ターン目から、29%が成功した強さも認めざるを得ない。 だが、眼鏡の力の前ではそれも塵芥にすぎなかった。 「希望崎最強なのは課金ではありません。眼鏡の力ですから」 聖オッキアーリ学院の力を見せつけるには十分な戦火といったところか。 「さて、遠征の方ですが」 恋守が目の前の机に目を落とす。 彼女の机の上には離夢が持ってきた村立ンボバババババ学園への遠征についての報告書が置かれている。 恋守がそれを手に取り、中身に目を通す。 「リーダーが眼鏡をかけているとは、原始人にしては見どころがあったようですが、所詮時代錯誤の旧人類。眼鏡力が足りません。 我々の前に立ちはだかるには数千年早いといってたところでしょうか」 恋守が胸元に閉まっていた『眼鏡は∞』と書かれた扇子を取り出すと、自分の方へ向けて扇ぎ始めた。 「全人類メガネ化計画へ向けて進捗は順調といってよいでしょう。ふふふ。あはははは」 恋守の楽しそうな高らかな笑い声が風紀委員室に響き渡った。 特殊能力発動ダイス!→[67] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に失敗した…… ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)[番長小屋]を強化した! [番長小屋]の施設レベルが[11]→[12]に上がった! 2)[保健室]を強化した! [保健室]の施設レベルが[4]→[5]に上がった! LIFEが[2]→[0]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 遠征先が全て埋まっていた! 聖オッキアーリ学院高等学校は遠征できなかった…… 聖オッキアーリ学院高等学校は私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントverに遠征を受けた! 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントver VS 聖オッキアーリ学院高等学校! 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントverの遠征勢力はビッチ[2100]人 聖オッキアーリ学院高等学校の防衛戦力はモヒカン雑魚[1200]人 相性差により、攻撃力[4200]VS防御力[1200] ダイス目[5],[7]により攻撃力[4700]VS防御力[1900] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… [番長小屋]の施設レベルが[12]→[11]に下がった! [保健室]の施設レベルが[5]→[4]に下がった! +3ターン目 3ターン目 ■行動提出SS 「そんな……我々が……眼鏡が敗北するなんてありえません……」 だが、事実として聖オッキアーリ学院はソシャ学の襲撃により敗北した。 恐るべき限定レアの暴力による蹂躙。 ビッチ軍団の前に聖オッキアーリ学院の精鋭たちは歯が立たなかった 人類は、聖オッキアーリ学院は、ロリバスさんの寿司券二万円マウントパワーには勝てないというのか……。 眼鏡の力はこれが限界だというのか 「いえ、今回敗れたのはまだ眼鏡の力が引き出しきれなかっただけです。恋の眼鏡の加護の力を」 眼鏡が敗北したのは恋守が未熟だったからに過ぎない。 万全であれば眼鏡の力が敗れるはずがない。 眼鏡は無敵なのだ。 「ええそうです。少し計画は狂いましたが誤差の範囲なのです。全人類メガネ化計画に向けて立て直しましょう 離夢やロルにも今以上に力を発揮してもらわなければ」 特殊能力発動ダイス!→[34] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に成功した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)休んだ! LIFEが[0]→[5]に回復した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立秘密院高校]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 私立秘密院高校! 聖オッキアーリ学院高等学校の遠征勢力はビッチ[400]人 私立秘密院高校の防衛戦力はモヒカン雑魚[0]人 相性差により、攻撃力[800]VS防御力[0] ダイス[4],[2]により攻撃力[1200]VS防御力[200] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 聖オッキアーリ学院高等学校は1DP獲得した ([1]→[2]) 眼鏡の加護の効果により、[保健室]の施設LVが[4]→[5]に上がった! 聖オッキアーリ学院高等学校は[聖バブイル女学院]に遠征を受けた! 聖バブイル女学院 VS 聖オッキアーリ学院高等学校! 聖バブイル女学院の遠征勢力はビッチ[800]人 聖オッキアーリ学院高等学校の防衛戦力はモヒカン雑魚[1100]人 相性差により、攻撃力[1600]VS防御力[1100] ダイス[7],[7]により攻撃力[2300]VS防御力[1800] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… [番長小屋]の施設レベルが[11]→[10]に下がった! [部室棟]の施設レベルが[1]→[0]に下がった! +4ターン目 4ターン目 ■行動提出SS 「くっ、また侵攻を防げませんでしたね」 聖バブイル女学院のビッチ集団の前に風紀委員防衛チームは敗北した。 眼鏡の力を希望崎に広めなくてはならない。そのためには防衛においても敗れることなどあってはならないだ。 眼鏡は無敵であるのだ。だから、指導者たる恋守も敗れるわけにはいかない。 であるにもかかわらずこの結果は自分の未熟さを思い知らされる。 「いえ、今回も誤差の範囲内です。離夢の部隊は遠征に成功しています。 眼鏡の力が劣っているわけではないのです」 自分がやるべきことは粛々と眼鏡の力を見せつけるだけだ。 特殊能力発動ダイス!→[85] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に失敗した…… ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)[番長小屋]を強化した! [番長小屋]の施設レベルが[10]→[11]に上がった! 2[保健室]を強化した! [保健室]の施設レベルが[5]→[6]に上がった! 3)[職員室]を強化した! [職員室]の施設レベルが[3]→[4]に上がった! LIFEが[5]→[2]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 聖オッキアーリ学院高等学校は[絶望崎学園]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 絶望崎学園! 聖オッキアーリ学院高等学校の遠征勢力はビッチ[600]人 絶望崎学園の防衛戦力はビッチ[600]人 ダイス目[1],[10]により攻撃力[700]VS防御力[1600] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… 何も得られなかった…… 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立七重飼殺学院]に遠征を受けた! 私立七重飼殺学院 VS 聖オッキアーリ学院高等学校! 私立七重飼殺学院の遠征勢力はモヒカン雑魚[500]人 聖オッキアーリ学院高等学校の防衛戦力はモヒカン雑魚[1100]人 ダイス目[2],[5]により攻撃力[700]VS防御力[1600] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 施設は無事だった! +5ターン目 5ターン目 ■行動提出SS 「恋守様、負けてしまいました」 風紀委員室では遠征隊を指揮する副風紀委員長安田離夢が涙を浮かべてながら、恋守に報告しているところだった。 オッキアーリ学院遠征部隊は絶望崎学園に敗北した。 ただ敗北したわけではない。ビッチ対決で敗北してしまったのだ。 保健室の統括者であり、ビッチ力に自信を持っていた離夢にはショッキングな出来事だった。 「やっぱり腹を切ってお詫びするしか」 愛する恋守に貢献できなかった以上死んで詫びるしかない。 離夢は完全に思い詰めていた。 「必要ありません」 「で、ですが……」 「必要ありません。それとも私に腹を切らせたいんですか、貴女は」 なおも食い下がる離夢に恋守がきっぱりといった。 今回は防衛に成功しているが、すでに二回も他校の侵攻を許してしまった。 離夢が腹を切らなくてはならないというなら当然も自分も腹を切らなければならないだろう。 「い、いえ……」 離夢が頭を伏せる。 その様子をみた恋守は椅子から立ち上がり離夢の隣まで進むと、彼女の肩に触れた。 「ふふふ、愚かな者達に夢を見させているのも今のうちだけです。 最終的に勝利するのは眼鏡の力なのですから。そうでしょう」 「も、もちろんです!」 「期待していますから」 恋守が耳元で囁く 「はい!」 翌日、いままで以上に張り切る離夢の姿があったという。 特殊能力発動ダイス!→[32] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に成功した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)[番長小屋]を強化した! [番長小屋]の施設レベルが[11]→[12]に上がった! 2)[保健室]を強化した! [保健室]の施設レベルが[6]→[7]に上がった! LIFEが[2]→[0]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立にわとり商業高校]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 私立にわとり商業高校! 聖オッキアーリ学院高等学校の遠征勢力はビッチ[700]人 私立にわとり商業高校の防衛戦力はゾンビ[500]人 相性差により、攻撃力[700]VS防御力[1000] ダイス目[9],[7]により攻撃力[1600]VS防御力[1700] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… 何も得られなかった…… 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立七重飼殺学院]に遠征を受けた! 私立七重飼殺学院 VS 聖オッキアーリ学院高等学校! 私立七重飼殺学院の遠征勢力はゾンビ[500]人 聖オッキアーリ学院高等学校の防衛戦力はモヒカン雑魚[1200]人 相性差により、攻撃力[500]VS防御力[2400] ダイス目[3],[1]により攻撃力[800]VS防御力[2500] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 施設は無事だった! +6ターン目 6ターン目 ■行動提出SS さて先月の話だ。 みんなも知っての通り聖オッキアーリ学院は私立にわとり商業高校に遠征した。 しかし、にわとり商業はゾンビで埋め尽くされていた。 死体軍団を攻略したいオッキアーリ学院だったけど、返り討ちにあってしまったんだ。 ゾンビは離夢達とは相性が悪いからね。 酷な報告はしたくなかったし、にわとり商業だけにチキンと攻略したかったよね まあ、このままだとまずいってことで恋守も離夢も頭を抱えていて、会議をしてるところなんだ。 オッキアーリはどうなってしまうんだろうね。 もう一度起き上がーりたいところだよね。オッキアーリだけに。 じゃあね。このレポートは副風紀委員長の内ロルが奇術させてもらったよ。 特殊能力発動ダイス!→[100] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に失敗した…… ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート! 1)休んだ! LIFEが[0]→[5]に回復した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立エセリアナ学園幼稚園]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 私立エセリアナ学園幼稚園! 聖オッキアーリ学院高等学校の遠征勢力はビッチ[700]人 私立エセリアナ学園幼稚園の防衛戦力はビッチ[700]人 相性差により、攻撃力[700]VS防御力[700] ダイス目[4],[8]により攻撃力[1100]VS防御力[1500] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… 何も得られなかった…… 聖オッキアーリ学院高等学校は[私立金森平泉業高校]に遠征を受けた! 私立金森平泉業高校 VS 聖オッキアーリ学院高等学校! 私立金森平泉業高校 の遠征戦力はビッチ[800]人 聖オッキアーリ学院高等学校 の防衛戦力はモヒカン雑魚[1200]人 相性差により、攻撃力[1600]VS防御力[1200] ダイス目[6],[2]により、攻撃力[2200]VS防御力[1400] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… [番長小屋]の施設レベルが[12]→[11]に下がった! [職員室]の施設レベルが[4]→[3]に下がった! +7ターン目 7ターン目 ■行動提出SS <前回までのあらすじ> 遠征の失敗に次ぐ失敗! このままでは廃校待ったなしだ! 果して、聖オッキアーリ学院高等学校のあしたはどっちだ! 「わ、私のせいです。やはり腹を切るしか……」 「ですから、必要ないといっているでしょう!」 遠征の失敗により廃校が見えてきたため、また腹を切ると言い出した離夢を止める恋守。 「ですが、恋守様……」 自分の失敗で自分だけならまだしも恋守まで労働資源にしてしまうのは離夢には耐えられない。 「必要ないといっているでしょう!そもそもあなたがお腹を切っても事態は何も解決しませんからね!」 「はい」 離夢がうなだれる 「これからは私が遠征を率います!」 「やはり私はお払い箱……」 恋守様に見限られてしまったと離夢が呻く。 「何を言ってるんですか!学校の防衛は貴方が私の代わりに行うんです。見捨てたわけではありませんからね」 「恋守様……」 「眼鏡の力を見せつけるのです!まだ時間はありますから」 廃校になるとしてもできるだけあがくのだ! 自分が生きるために! 特殊能力発動ダイス!→[96] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に失敗した…… ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート 1)[保健室]を強化した! [保健室]の施設レベルが[7]→[8]に上がった! 2)防衛属性を変更した! 防衛属性が[モヒカン]→[ビッチ]に変更された! 3)[職員室]を強化した! [職員室]の施設レベルが[3]→[4]に上がった! LIFEが[5]→[2]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! [聖オッキアーリ学院高等学校]は[進鋼学園高等学校]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 進鋼学園高等学校! 聖オッキアーリ学院高等学校 の遠征戦力はモヒカン雑魚[1100]人 進鋼学園高等学校 の防衛戦力はゾンビ[600]人 相性差により、攻撃力[2200]VS防御力[600] ダイス目[9],[9]により、攻撃力[3100]VS防御力[1500] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 聖オッキアーリ学院高等学校は1DP獲得した([2]→[3]) 聖オッキアーリ学院高等学校は[つるぎ女学院高等学校]に遠征を受けた! つるぎ女学院高等学校 VS 聖オッキアーリ学院高等学校! つるぎ女学院高等学校 の遠征戦力はビッチ[1400]人 聖オッキアーリ学院高等学校 の防衛戦力はビッチ[800]人 ダイス目[3],[3]により、攻撃力[1700]VS防御力[1100] 聖オッキアーリ学院高等学校は敗北した…… [保健室]の施設レベルが[8]→[7]に下がった! [畑]の施設レベルが[2]→[1]に下がった! +8ターン目 8ターン目 ■行動提出SS 「さて離夢は遠征に出発したころでしょうか。 この遠征が成功したとしても、今から形成逆転し、わが校の存続を認めさせるのは難しいのかもしれません。 私は”恋のメガネ”の適合者として導いてきたつもりでしたが、まだまだ未熟だったようです。 ですが――――」 「ええ、ですが、我々が敗北したとしても、眼鏡は決して滅びたりはしません。 眼鏡は至高にして究極の存在。神が生み出した最高の芸術品。その存在は∞。 愚かな旧人類がその魅力から目を逸らそうとしても、抗い続けることなど不可能 故にいつか第二、第三の眼鏡っ子が現れ、希望崎学園、そして希望崎統括機関を支配することでしょう。 ふふふふふふふふふふふ、ははははははははははははははははははははは」 特殊能力発動ダイス!→[14] 聖オッキアーリ学院高等学校の[眼鏡の加護]は発動に成功した! ■聖オッキアーリ学院高等学校の内政パート 1)[職員室]を強化した! [職員室]の施設レベルが[4]→[5]に上がった! 2)防衛属性を変更した! 防衛属性が[ビッチ]→[モヒカン雑魚]に変更された! LIFEが[2]→[0]に減った! ■聖オッキアーリ学院高等学校の遠征パート! [聖オッキアーリ学院高等学校]は[私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントver]に遠征した! 聖オッキアーリ学院高等学校 VS 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントver! 聖オッキアーリ学院高等学校 の遠征戦力はビッチ[7000]人の予定だったが、人数が足りないためビッチ[700]人となった。 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントver の防衛戦力はビッチ[1900]人 私立ソシャゲー学園高等部希望崎コラボイベントverは行動提出をしていなかったため、攻撃力[700]VS防御力[950] ダイス目[8],[1]により、攻撃力[1500]VS防御力[1050] 聖オッキアーリ学院高等学校は勝利した! 聖オッキアーリ学院高等学校は1DP獲得した([3]→[4]) 聖オッキアーリ学院高等学校の能力発動! 番長小屋の施設レベルが[11]→[12]に上がった! 聖オッキアーリ学院高等学校は遠征を受けなかった。
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303_バーチャル友人桔梗(ゆうじんききょう) カード名 バーチャル友人桔梗 コスト 6 タイプ サポート 上段 - パワー±0 下段 - パワー±0 効果 〔登場〕お互いに手札を全て捨て、捨てた枚数分ドローし、このターン、お互いに戦闘で受けるダメージを1軽減する 属性 学生、眼鏡、やべーやつ 第四弾(前半)で登場した学生、眼鏡、やべーやつのサポートカード。 関連ページ 学生 眼鏡 やべーやつ 〔登場〕 リンク バーチャル友人桔梗(Youtube)
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第一回戦第五試合 医死仮面 名前 性 魔人能力 医死仮面 男 サナティック・アスクレピオス 一∞ 女 眼鏡の王(Lord Of Glasses) 櫛故救世 女 鈴具輪久 採用する幕間SS なし 試合内容 “TRAIN‐BRAIN” 「ただいまより1回戦第5試合を開催いたします。試合会場の特急列車は世界一と名高い豪華列車・ロリエントエクスプレスを再現しております。本来行き先の無いこの列車ですが、冥府行に変更されないよう、各々方のご健闘をお祈りしております。」 斉藤窒素の美声は3選手の聴覚野に直接試合開始をアナウンスした。各選手のスタート地点は先頭車両、中央車両、最後尾車両のどれかにランダムで設定されている。横に狭く縦に長いこのステージは当然挟み撃ちを喰らう可能性のある中央車両が最も不利と言えるが、そもそも能力による有利不利の差が激しい魔人同士を戦わせるという時点で、全員に公平なセッティングは不可能と言っていい。不利なスタートとなった者は己の不運を嘆くしかない。 彼女の言葉通り、この特急列車は世界一の豪華列車、ロリエントエクスプレスの車両を模しており、その内装は非常に見事なモノだった。ロリータコンプレックスの魔人職人によって装飾の施されたこの列車で旅をした乗客は、必ず自身もロリコンに目覚めるという。 「これはいい…このコちょっと四ちゃんに似てる…」 先頭車両がスタート地点となった一∞は、天井に描かれた性の快楽を貪る幼女の絵をしばし見上げていた。幼い顔に浮かんだ淫靡な表情、触手に弄ばれる第二次性徴前の肢体を見ていると、なぜだか彼女の喘ぎ声、卑猥な水音、漂う淫臭までもが感じられ、∞の秘部もしっとりと湿り気を帯び始める。いつもは不敵な笑みを絶やさないその顔も家族が眼鏡をかけて快楽に喘ぐ様を思い浮かべ、だらしなくにやついていた。 「ん…!何をやっているんだ…ぼくは…!」 ∞が我に返ったのはその数分後で、そのときには絨毯に愛液の世界地図が描かれていた。同じ列車内には自分を狙う敵が2人いるというのに、我を忘れて自慰に耽っていたのだ。痛恨の失敗、そもそも何故自分はまだ生きているのかと思った∞だが、すぐにその理由に思い至った。 「他の2人も同じってわけか…」 「戦場で何をしていたんだ私は…」 ちょうど同じ頃、中央の車両で医死仮面も股間のプロテクター内に精液をぶちまけ、賢者モードに突入していた。今までどんな色仕掛けをされてもピクリとも反応しなかった自分が幼女の像を見ただけで自慰に耽るなど信じられないという気持ちだった。そしてこの試合の模様は中継されているという。自分は仮面をつけた状態とは言え、自慰という最も秘すべき行いを全世界へ公開したことになる。一瞬意識が遠のきかけた。しかし、ロリエントエクスプレスの魔力に当てられて尚陰茎を露出しての自慰に走らなかったのは、彼の素顔を隠すことへの執念恐るべしと言うべきであろう。 「いやあ私…嘘…一人Hするとこ…みんなに見られちゃったの…?こいしちゃんのこと想像して…ヤダもう死にたい…。」 最後尾車両の櫛故救世もまた自身の痴戯の痕跡を拭き取りながらさめざめと泣いていた。 ロリエントエクスプレスは多くのミステリー作品の題材となっているが、そこに描かれる事件の九割は乗客の幼女へのレイプである。冥府魔道を征く3魔人でさえもその魔力には抗えぬのである。 「まっ…この数分は無かったのと一緒…仕切り直しだね…。」 「大会が終わればどうせ捨てる顔だ…いいさ…私の恥では無い。医死仮面の恥だ。」 「絶対他の2人ぶっ殺す!」 瞬時に切り替える2人と八つ当たり的に決意を固める1人。本当の戦いの幕開けであった。 この試合で最も有利と言えるのは当然一∞である。元々の戦闘力は高い上、彼女の能力を活かすにはこの横に狭く縦に長い会場はうってつけである。 「他の2人はまだ索敵範囲には入っていないか…」 眼鏡サーチで前方を確認しながら∞は慎重に歩を進める。慎重ではあるが、止まるという発想は無い。この試合会場自体「待ち」の戦法には不適だし、彼女自身制圧前進が好きだった。 今のところ人間らしき熱源は確認できない。ロリエントエクスプレスの全長は400m強、先頭車両に配置された∞と中央車両に配置された医死仮面のスタート時点の距離は直線で200m。環状の線路を走っていることを計算に入れても、彼を索敵範囲に収めるためには後数十m歩く必要があった。 彼女の眼鏡レーザーは最速の即死攻撃だが、無駄撃ちによるオーバーヒートの危険を考えれば流石にハッキリと認知できる距離に入らねば使えない。治癒能力者がいると聞いているが、装備まではどうかわからない。 「(先頭からこちらへ向かってくるのが1人…出来るな…。もう1人の敵は…。)」 中央車両にいた医死仮面は隣の食堂車に移っていた。「食欲と性欲は同時に湧かない」との配慮からなのか食堂車には幼女の装飾が無い。テーブルには誰が運んだのか温かい料理が並べられ、優雅なクラシックが流れている。 床に聴診器を当て、車両の床を伝わる音に耳を澄ます。聴診器の性能と、魔人としての聴覚、医死としての集中力は走行音の中から他の車両の人間の足音すら聞き分けることを可能にしていた。 そして彼が捉えた足音はひとり分。先頭からこちらへ向かう足音、ゆっくりと歩いているが、その歩き方から何かしらの武術を極めた人間のモノであることがわかる。自身のそれとは別体系の技術だが、極めて洗練されたモノであることは、同じ達人として理解できた。しかし、違うのは暗殺者としての自身のそれのように、足音を隠そうという気はまるで感じ取れないことだ。 足音を感じ取れないもう1人。自身より後方にいるはずの敵はその場から一歩も動いていないのか、或いは自分と同じく、「暗殺者の歩法」を身につけているのか。 一∞と櫛故救世、どちらも属する組織から考えて相応の実力者なのだろうが、彼には歩き方だけでどちらがどちらか判断できるほど両者の情報は無かった。 「(どちらにしろ気にしている余裕はあまり無い。私は私の準備をするか。)」 そう言ってベルトのホルダーから別な道具を取り出す。その様も当然中継されているのだが、殆どの観戦者には、彼が何も持っていないように見えた。 「もうそろそろ敵に遭遇するころか…」 無音移動術で、櫛故救世は慎重に歩を進めていた。敵に遠くの車両の足音まで感知できるモノがいる、と想定しているわけでは無く、訓練の結果日常的な歩行もそのようになってしまっただけだ。 今のところ敵の気配は感じないが、いつ遭遇してもいいよう小太刀に手をかけておく。彼女の能力「鈴具輪久」は正直強いとは言えないが、かと言って「待ち」に適した能力でも無い。 中央車両にたどり着くが、そこにも敵はいない。幼女の装飾が目に入って、危うくまた股間に手を持っていきそうになった自分を戒めた。次の車両、食堂車の扉の前。扉に耳を当てて車内の音を聞き取ろうとするが、クラシック音楽が流れていてよくわからない。足音らしき振動が伝わるのは感じられなかった。 身を屈め、壁の陰に隠れてボタンを押すと幼女の『らめえっ』という喘ぎ声がして扉が開く。そっと中を覗き込むと、やはり敵はいない。が、 「これって…」 「2人とも…すぐ近くにいるね…1人はぼくと同じくらい…こっちが櫛故ちゃんって子かな…。もう1人が医死仮面くんか…眼鏡力は2人とも0かあ…つまんないなあ…。」 遅れて1分程後、∞も食堂車の手前に来ていた。敵の2人はとっくに索敵範囲に入っていて、櫛故救世は距離にして10m先、食堂車の真ん中辺りにいるようだ。そして、医死仮面は-車外にいた。 「(中ではそろそろ始まりそうだな…同士討ちになってくれるのが理想的だが…)」 医死仮面は食堂車の窓から脱出し、車体にへばりついていた。列車は時速150kmで走っており、当然車体にへばりつく彼はかなりの風圧にさらされているのだが、それで平然としているあたり流石は魔人である。窓から脱出する前に設置してきた小型の高感度で電子式の聴診器と内視鏡、早い話がマイクとカメラはそれぞれ車内の映像と音声を医死仮面の持つ受信機に送ってくれる。 戦闘破壊家族一家となんでも屋「封鈴花惨」、それぞれ業界では有名だが、その代表たる2名は如何なる戦いを見せてくれるのか。もちろん、医死仮面が聴診器と内視鏡を仕掛けたのは観戦などでは無く、その能力の把握のためであった。 「自分は車外にいて漁夫の利を狙おうってことかな…?あっちの子もあんなことしてるし…消極的だなあ…やっぱり戦いは攻めなきゃ楽しくないでしょ。」 「彼を仕留めるのは後にしようか」 眼鏡レーザーの出力を上げて撃てば車体を貫通し、医死仮面を殺すことも出来るだろう。しかし、車体を切断すれば脱線などの事態につながるやも知れない。眼鏡バリアーも横転する車内で身を守ることには役に立たない。 そして、救世がしている「あんなこと」というのは天井にへばりつくことであった。車両の天井はかなり高く、正面から入ってきただけでは隠れている救世の存在には気づかないであろう。動きづらい座席の陰よりも死角である頭上を狙える天井という隠れ場所は好手と言えるかも知れない。そして、自身の能力でチリンチリンと鈴の音の幻聴を聴かせ、隣の車両の敵を誘っている。 しかしそれも「眼鏡サーチ」の前には意味が無かった。∞の眼鏡には天井にヤモリのようにしがみつく彼女の熱をハッキリ捉えている。 「(来た…!)」 幼女の喘ぎ声は戦闘開始を告げる法螺貝の音色のように思われた。ドアの向こうから現れた眼鏡の王女様、一∞は恐怖を感じさせない悠々とした歩みで食堂車に入ってくる。 が、車両に入って1m程歩いたところで足を止めた。目の前に張られていた一条の死線に気づいたためだ。 それは医死仮面が食堂車の窓から出る前に張り巡らしたモノ。よく目を凝らさなければ見えない細さだが、一本でトラックを安々と持ち上げる強度のこの縫合糸。そのまま気づかずに歩けば首が飛ぶとは言わずとも致命傷を負ったかも知れない。 おや危ない、と言った笑みを浮かべて、身を低くし、糸の下をくぐる。その先に張られていた数本の死線も同じようにかわし、歩いて行く。天井にへばりつく救世には全く気づく素振りも見せず。 「…!」 しかし、その様を天井から見ている救世はある「あり得なさ」に気づいていた。そして∞が救世の真下にまで来たその瞬間、救世は確信を持って天井から離れた。その右手は得物の小太刀を抜くことはなく、代わりに、落下しながら、天井に隠れる前にテーブルから拝借していたナイフを滑らかなモーションで、前方にいるだろう姿の見えない「本物」の一∞に向かって投げた。 「…!?」 救世の真下にいた∞は当然「眼鏡イリュージョン」による幻影である。救世が天井を離れた瞬間に「眼鏡イリュージョン」を消し去り、レーザーを照射して焼き殺す。そのはずだったが、予測しない反撃に虚を突かれた形となった。レーザーの発射を中止。 「眼鏡バ…近すぎる…!」 バリアーを展開して防ぐには、既に近すぎる距離までナイフの接近を許してしまっていた。 「くっ…!」 身を躱そうとするが避けきれず、ナイフは右肋骨の辺りに突き刺さった。頭部より的として大きい胴体を狙うのは射撃でも投擲でも定石である。肺に刺さりはしなかったが、肋骨を貫かれ、重傷には違いない。 「(バレてた…でも何故…?ああ、そういうわけか…)」 片膝を突き、視線が低くなってようやく気づき、自分の迂闊さに苦笑する。 首の高さに張られた糸はフェイクに過ぎず、本命の「死線」は足元に張られていたのだ。 (ちなみに実は料理には毒が混入してある。)そして「眼鏡イリュージョン」によってそのことを認識せずに生み出した幻影の自分はその死線を素通りしていた。だから救世に気づかれたのだ。幻影だと。 一∞は目がいい。眼鏡のおかげで。しかし、なまじ目が良かったせいか、パッと見だけで物事を見通したような気になっていた。 櫛故救世は目が特にいいわけでは無いが、壁に隠れ、視線を低くしたおかげで「死線」に気づくことができた。結果的にせよ救世は「よく見ていた」のかも知れない。 そして、「眼鏡イリュージョン」を使ったことはもう1つ彼女に不幸を招くことになるが、それは少しだけ後の話である。 「曇っていたのかも知れないな…ぼくの眼鏡は…。いや、ぼくの眼が…。」 自分の眼の曇を眼鏡のせいにするなど眼鏡っこにあってはならないと彼女は自分の弱さを恥じた。しかし、そのことで彼女の眼に曇は無くなったのである。 「今度は…確実に仕留める…!」 着地し、体勢を立て直した救世。こちらは無傷であちらは重傷だが、今のナイフ投げで仕留められなかったのは痛い。恐らく相手は幻覚以外に遠距離攻撃が可能であることはさっきの戦術でわかっている。対してこちらの得物は小太刀。たまたま自分の着地点に縫合糸が張られてはいないが、向こうに辿り突くまでには幾重もの死線を超えなくてはならない。最後の得物である小太刀をもう1人敵がいる状況で投げるのはリスキー過ぎる。 ∞がレーザーを撃つために顔を上げるのと、櫛故救世が他のテーブルナイフに手を伸ばすのはほぼ同時であった。救世がナイフを投げようと投げるまいと、∞のレーザーは彼女を焼殺し、たとえナイフを投げられても予測済みの∞に当たることは無い。∞の勝利確定、のはずだった。 が、レーザーが発射される前、ナイフが救世の手を離れる前に、突然車体は大きく揺れ、そして天地は大きく傾き、今度は共に不意を突かれた2人の体は車内ではあるが宙に放り出される形となった。 特急列車は車外にいた医死仮面の手により、脱線・横転させられたのである。 「なんと試合会場の特急列車が脱線・横転しましたーッ!世界一の豪華列車(のレプリカ)が見るも無残な姿です。見た目には派手ですが、やっていることは卑劣です!医死仮面選手―ッ!!」 斉藤窒素の美声がそのように実況するのを聞きながら、卑劣と非難された医死仮面は車両の屋根に自身を固定していた安全ベルト替わりの包帯をメスで切断した。横転の際の衝撃で軽い脳震盪を起こしているが、手の動きに淀みは無い。 「馬鹿馬鹿しい。暗殺者に正々堂々とした試合を期待するのが無体というもの。」 医死仮面は天井にへばりつく救世に∞の幻影が迫る間、体を縫合糸で支えながら車体から思い切り身を乗り出し、線路脇の石を拾っていた。それも2~3kgありそうな大石を。一歩間違えば指を失いかねない、二歩間違えば時速150kmの地獄へ落ちていきかねない危険な行為だが、彼は淡々とこなしていた。 石を2つほど手に入れ、車両の屋根に登った医死仮面はそれを砲丸投げのフォームで前方に放り投げる。魔人の腕力は安々と大石を300mほど先まで運ぶ。落下したのは当然先頭車両の先の線路のレール上。ガゴンッと、大きな音が立ったが、その数秒後には列車が石に乗りあげて横転し、それより遥かに大きな轟音が響き渡ることになる。医死仮面も狙い通り脱線するかは自信を持っていなかったが、ダメ元の作戦が上手く行ったのは僥倖と言うべきだろう。 もし∞が眼鏡サーチを常時展開していたなら彼の動きを探知できただろうが、彼女は眼前の敵を仕留めるためのイリュージョンに眼鏡を用いていた。眼鏡は同時に2つの役目は果たせない。 「2人は…まだ生きているな。しかし重傷のようだ。片方は死にかけている。」 横転の際に電気系統が故障したようで、電気が消えて薄暗くなった車内だが、内視鏡が本来映しだすべき人間の体内の暗さは今の車内どころでは無い。明度は下がったが問題なく映像は送られてきており、無残な車内と、息も絶え絶えな2人の姿が映し出されていた。 触れれば切れる死線の張り巡らされた食堂車が横転して、中の人間が無事で済むはずが無い。むしろ両者とも生きている方が不思議であった。 ここまで観察した限りでは一∞の能力は幻影を見せること(「眼鏡バ…」と叫んでいたので恐らく他にも能力があるのだろう。)櫛故救世のそれは実際には鳴らない鈴の音を出す能力か。天井に昇る際全く聞こえなかった鈴の音が一∞を挑発するときだけ聞こえていた。 「さてどちらが出てくるか。出来れば両者とも車内で死んで欲しいが。」 車両から少し離れた位置で上を向いた窓に注意を向ける。脱出するとすればあそこからだろう。空気圧で毒針を射出するアスクレピオスの杖の先端を向け、更にメスを構える。 能力を探るためにカメラとマイクで戦いを観察し、自分の安全を確保した上で列車を横転させ、重傷を負った2人に更に同士討ちを期待し、それが出来なければ消耗の激しい勝者を仕留める。確かに卑劣と言える戦術だが、自身で言った通り、彼は暗殺者であり、誇り高き戦士でもエンターテイメントに徹するプロレスラーでも無いのだ。 横転した食堂車の中では、贅を尽くした料理、ワイン、それらが盛りつけられていた高級な食器、ナイフやフォーク、スプーン、飾られた花や花瓶が散乱する状態であった。列車内でありながら高級レストランのような雰囲気だった食堂車が見る影もない。 「ハーッ…!ハーッ…!医死仮面くんがやったのか…?彼のことも…ちゃんと見て無かったな…。」 ヒビの入った窓ガラスの上で、生者より死体に近そうな体を、一∞は何とか立てなおそうとしていた。しかし、全身の切り傷からの大量の出血と痛み、頭をテーブルに打ち付けたショックで意識が朦朧としている上に、眼鏡に大きくヒビが入ってしまったようで、視界はかなり悪く、上手く立つことが出来ない。彼女の愛した眼鏡の1つは、もはや使いものにならないだろう。 「ゴメンね、ゴメンねぼくのせいで…。」 目からは涙が溢れ、さらに視界がぼやける。自分のせいで死なせてしまった愛眼への別れの涙と不覚への謝罪。しかし、だから彼女も一緒に死ぬ、というわけには行かない。彼女は戦って生きねばならない。一∞は「愛するものが死んだ時には自殺しなけあなりません。」というメンタリティの持ち主では無いのである。 チリン…チリン… クラシックも止まった車内に、鈴の音が響き渡る。自分の前方数mの距離から聞こえてくるさっきと同じ音。しかし、そこには救世の姿は無い。彼女は、四つん這いになった∞の後ろで、その首筋に小太刀を突き立てんとして構えていた。右手は切断されており、失血でガクガクと震える左腕で。 自分と同年代と思しき少女を背後から突いて殺すということに、些かの罪悪感を覚えながらも、これが自分の世界であり、彼女もその住人なのだ、と自分を納得させた。覚悟を決めると腕の震えが止まる。無駄な力みが取れ、スイッチを押すかのような感覚で命を奪える、殺人者に最適な心境が完成する。そして∞の白い首筋へ、すっと小太刀を突き立てようとするが、彼女は気づいていなかった。 列車の横転で散乱した食器類、その1つであるスプーンが彼女の顔のすぐ下に落ちていることに。 そのスプーンの凸面が鏡となって自分の姿を映していたことに。 ∞の顔が鈴の音の方向でなく、そのスプーンを向いていることに。 今度は「見ていた」。不安定な視界で、しかしハッキリと。 「眼鏡レーザー・フィナーレ」 ∞の呟きと共に、ヒビだらけの眼鏡から二条のレーザーが射出される。「最終奥義」のような名前の響きとは裏腹に、それは市販のレーザーポインタと大差ない低出力だった。眼鏡の性能が大幅に落ちたせいだが、高出力のレーザーではスプーンを溶かしてしまっていただろう。 凸面で反射されたレーザーは小太刀をコンマ1秒もあれば突き立てて∞を殺していたはずの救世の目に当たり、視力を奪った。 「ううっ…」 目が眩み、隙が出来る救世。この隙が、彼女の敗北を決定づけた。 「さっき列車が横転したとき…鈴は鳴らなかった…その鈴、本当は鳴らないんだろう…?」 「眼鏡チェンジ」 ∞に奥の手を使う余裕を与えてしまったのだから。 「…!」 それまで立ち上がることすら困難であった肉体は救世に反応すら許さない疾さで反転しながら後ろに跳び、救世の顔面に裏拳を叩き込む。その際、指の背で強く目元を叩くようにする。「メガネ=カタ」の正拳突きとも言える基礎技術・「鏡割り」だが、眼鏡無しで受けた救世は眼球が脳を貫通し、頭蓋骨と皮膚を突き破って後頭部から脳漿と共に飛び出した。櫛故救世の体は壊れたフラワーロックの様な痙攣の後、その場にグシャリと崩れる。 「(一∞…!何をした…?)」 「眼鏡レーザー・フィナーレ」で相手の目を眩ませ、そしてその隙に「眼鏡チェンジ」すると、それまでの死に体が一瞬で超人的な戦闘力を発揮したのである。カメラの映像では反撃する瞬間、∞の体は消えていた。その場に自分がいても見えていたかというスピード。仮面の下のジョン・スミスの頬を冷や汗が伝う。 「生き返らせて貰ったら賞金できみに眼鏡を買ってあげる。綺麗な目を潰しちゃったお詫びに。」 死体となった櫛故救世を見下ろしてそう呟くと、外にいる医死仮面に目を向けた。壁(床)越しなので見えてはおらず体温を感知しているだけだが。 「あのとききみを真っ先に殺しておくべきだったね。今思えば。」 自身の甘さへの反省を込めて、壁の10m程先にいる目標へ狙いを定める。 「眼鏡レ…」 途中まで言ったところで、彼女はここからでは彼を仕留められないことに気づいた。仕方ない。今の自分はパワーアップしているが、肉体的には瀕死の重傷である。油断は禁物だが、それでも彼を仕留めるには外に出るリスクを侵さねばならない。 窓を破って飛び出してくる一∞の姿を確認すると、医死仮面は毒針を射出し、メスを投げた。ジャンプの最高点に達した際に心臓が来る位置を狙って。狙いには寸分の狂いも無い。が、 「眼鏡バリア」 眼鏡が生み出した空間の歪はあらゆる推進物を阻む壁となる。何かに当たったような音もせずに、針とナイフは空中で静止し、そして重力に引かれて落下した。 「(なるほど…「眼鏡バリア」か…さっきのは)」 この結果は半ば予想済みであったが、次の瞬間背筋に寒気が走った。「殺気」というものが如何なるエネルギーかはわからないが、どうやら空間の歪をも超えて届くモノらしい。熟練の暗殺者はそれを鋭敏な感覚で察知した。バリアの向こうにある自分を見つめる眼光が見えているかのように頭に浮かぶ。 「(何か来る…!)」 光線の直進を妨げる空間の歪が消えた瞬間、そこを光が疾る。医死仮面が立っていた場所に2本の線が引かれた。地面を覆う草が発火し、その線上にあった石は切断された。殺気を感じて反射的に軽身功で横に跳ばなければ彼の体は3つに分断されていただろう。マントの端に当たって火がついていたが消し止めた。 「へえ…!」 「(『眼鏡レーザー』…本来はこういう技か…!)」 何とか躱したものの、敵が圧倒的に有利なのは言うまでも無い。医死仮面は銃弾を見て楽に躱せるが、光はその100万倍の速度、そしてこの防護服も一瞬で貫通するだろう出力。 医死仮面は太陽を背に、∞は正面から太陽を見る形に立っていた。通常は不利とされる位置取りではあるが、メガネ=カタにおいてはむしろ理想とされる。言うまでもなく、最大の武器「眼鏡レーザー」を放つために。 更に数発のレーザーが立て続けに放たれるが、同じように躱して見せる。 「凄い…凄いねきみ…!」 興奮しながら言う∞だが、頭の中には何故ここまで上手く避けられるのかという疑問と、連射によってフレームがかなり熱くなっていることへの不安があった。メガネ=カタには 統計データによる弾道予測の理論があるが、完全に直進するレーザー相手にはただ避けるしか無い。無論光速であるから、発射される前に。医死仮面の軽身功は見事なモノだが、それでもスピードは今の自分の方が上だろう。 医死仮面が∞のレーザーを躱し続けられるのは救世が首を動かす際の「アンコンシャスサイン」と呼ばれるモノを観察しているためである。 アンコンシャスサイン…東洋医学で言う経絡からわかるように、人間の全身は一般の常識では想像もつかない器官同士のネットワークによってなりたっている。そのため、ある部位の筋肉を動かそうとしたとき、全く別な部位の筋肉に本人にもわからないほど小さいが、その予兆が出るのである。これをアンコンシャスサインと言い、その法則を熟知し、且つ観察力に優れた人間なら次に相手が行う動きを直前に予測できる。東洋医学を応用した中国拳法にも、この理論を活かした「體洞察の法」と呼ばれる技術があることは、洋の東西を問わず医学が行き着く先に共通点があることを示している。(民明書房刊「人体の不思議が面白いほどわかる本」より抜粋) とは言え、この回避も薄氷を踏むようなモノで、少しでも判断を誤れば死は確定する。 「どうした…もう弾切れかい…その眼鏡…?」 試合開始から初めて、医死仮面が相手に向けて声を発する。∞がレーザーを撃たなくなったことから、撃てる回数に限りがあると見越して無駄撃ちさせるための挑発だが、事務的な会話しかしない医死仮面が勝利のためとはいえこのようなことを他人に言うのは極めて稀である。 「ふふっ…さあ…そう思わせて飛び切り凄いのが来るかも知れないよ…。それより随分可愛い声してるんだね?まさか肉声じゃ無いでしょ?その仮面取って素顔を見せてごらんよ。本当の声を聞かせておくれよ。」 「(冗談じゃない。素顔を見せるくらいなら死を選ぶ)」 勿論死に顔も誰にも見せるつもりはない。そういう意味で、爆弾仕掛けのマスケラについて彼と組織の利害は一致していた。 「おや…ダンマリかい?人と話すときは眼鏡を掛けて相手の目をよく見て話すモノだよ。きみの国じゃあそう教わらないの?」 「(見ているさ…。目ならしっかりとな…)」 確かに医死仮面は眼鏡の奥の∞の瞳を注視していたが、それはレーザーの射出口、ただそういう意味での警戒に過ぎなかった。「目は口程にモノを言う」とか、そういう意味での「目」を見ることも見せることも、彼には生涯無いのであろう。 レーザーの撃ち止めが先か、自分の判断ミスが先か。我慢比べに勝負を賭けるのはかなり不安が大きい。第一彼女のレーザーの消耗限界が近いという推測も不確かなモノである。撃ってこないのはそういったミスリードのためかも知れない。 だからと言って攻めるのは更に困難である。医死仮面の持つ飛び道具はあのバリアの前では役に立たない。レーザーを躱して懐に入り、接近戦を挑むか。「ワンミニットエクスタシー」ならば接近戦で勝ちを望める。が、それには超えねばならない壁があった。 車両の上に立つ∞と地上にいる医死仮面の間には2m程の落差がある。距離を詰めるには当然跳ばねばならない。そうすれば彼女の絶好の的だろう。限界が近いという推測が当たっていても、もう一発も撃てないということはまさかあるまい。しかし…医死仮面のある推測が当たっているならば、攻めの勝算はやや大きい。 初めは固唾を飲んでこの膠着状態を見守っていた観客の中にも、それが数分続くと白ける者が出始める。 「おい戦えよ臆病者!」 ディスプレイに向かって誰かがそう叫んだ瞬間、それに応えるかのように均衡は崩れた。均衡を破ったのは医死仮面。共に不確かな根拠に基づく攻守2択だが、そんなときは攻めを選ぶのがジョン・スミスという人間だった。 「(ワンミニットエクスタシー!)」 内気功とドーピング、脳内麻薬の力によって魔人としての潜在能力を引き出し、限界を超えた身体能力と集中力を1分間のみ手に入れる。筋肉が隆起し、風の音がやけに大きく聞こえ、一瞬時間が止まったと錯覚するほどに、風で揺れる木の動きがゆっくりと見えた。 その1分の無敵時間で彼がした最初の行為は、アスクレピオスの杖の投擲であった。槍投げのようなフォームだが、ライフル弾のように回転を加えている。医神の杖は戦車の装甲も貫く魔槍と化した。 「(疾い…!)」 レーザーを躱す動きと比べても段違いの疾さで行われた投擲により、放たれた魔槍は∞を串刺しにせんと迫ってくる。 「眼鏡バリア!」 先程のメスと同様、魔槍も空間の歪に絡め取られ、停止する。眼鏡バリアは空間の歪に収まるサイズであれば、それが持つ運動エネルギー量とは無関係に停止させてしまう。 が、杖を投げた直後、医死仮面は強化された脚力で跳躍していた。衣装のマントを大きく広げ、高く高く舞い上がるその姿はまさしく鳥人であった。槍投げはフェイク、バリアを展開するのに眼鏡を使わせ、その隙の空中からの攻撃が本命。 「駄目だね!眼鏡レーザー・ウルティマ!」 斜め下からの攻撃に対して展開した空間の歪は、斜め上に放つ光線を歪めはしない。数分の間にある程度冷却された眼鏡で、最大出力のレーザーを放つ。勝利を確信した彼女の眼鏡に映ったモノは青空と、そこに浮かぶ太陽の光をマントで遮る医死仮面。 「(しまった…!)」 何故電車内から自分を撃たなかったのか。あの出力なら車体を貫通して自分を狙えただろう。彼女の眼鏡に遠方の相手も察知する機能があるらしいことは、天井にへばりついていた櫛故救世への言葉でわかっている。 彼女がレーザーを放つ際、眼鏡のレンズが光を収束していた。ならば、あれは十分な光量が無ければ威力を発揮できないのでは無いか、だから電気が消えた車内では出力が不十分だった。そうした推測を立てたのである。そしてそれは当たっていた。 眼鏡から放たれた二条のレーザーが胸に当たる。ブスブスと衣装が煙を上げ、数秒あれば医死仮面の体を貫いて殺せていたのかも知れない。がそんな余裕は当然無かった。 袖口に仕込まれた鍼を放つ。空気抵抗が極限まで小さいそれは、彼の放つ武器の中で最速であり、一∞の反応を許さずにその眼鏡のレンズ、そしてその奥の双眸を撃ち抜き、脳にまで達していた。 「ぼくの…眼鏡…」 眼鏡はおろか眼球を潰された状況で出てくる言葉が「眼鏡」、という眼鏡への執着は凄まじいが、それが∞の最後の言葉となった。3本目の鍼が眉間を撃ちぬくと、彼女はバタリと後ろに倒れた。 医死仮面は∞の死を確認すると、その後は一瞥もくれることなく自身の胸の火傷に薬を塗り始める。ジョン・スミスは誰の心にも残らないし、誰も心に残さない。彼女らと違い、死を悲しんでくれる者などいないのだろう。
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普段コンタクトの奴が珍しく眼鏡 このところ忙しかったせいか、その人と久しぶりに顔を合わせたのはその日のお昼休みだった。 コンビニのハンバーグ弁当に集中していた俺が隣に気配を感じて視線を向けると 吉田さんが穏やかな微笑みを浮かべて会釈した。 「隣いいかな?」ということらしい。俺が頷くと、吉田さんはゆっくりと腰を下ろす。 手に持っているのは湯気の立つ湯のみと、コンビニ弁当 いつもは手作りなのに珍しいなぁとぼんやり考えていると、それ以上の違和感に漸く思い至った。 「あれ、今日は眼鏡ですか?」 我ながらなんと鈍い、吉田さんの眼元が見慣れぬ銀縁のフレームで覆われているではないか 「ああコレ?実はずっとコンタクトだったんだけどね。昨日眼鏡に戻してみたんだよ」 「眼鏡よりコンタクトの方が楽じゃないっスか?」と俺が尋ねると、吉田さんは困ったように言った。 「僕はどうもそそっかしくてね、よくコンタクトのまま寝ようとしちゃうんだよ」 そこで言葉を切ると、吉田さんは軽くため息をついた。どこか具合でも悪いんだろうか?そう言えば 手に持っている弁当もあまり減っていない。 「…今までは、そう…僕がそのまま寝ようとするたびに注意してくれる人がいてね。その人のおかげで 僕はコンタクトをはずし忘れることもなかったんだ。口うるさく思ったこともあるけど、こうしてみる と有難かったんだな」 吉田さんの言葉を俺はただ黙って聞いていた。その人は誰なんですか?とか今は何処にいるんですか? とか、聴きたいことはいくつもあってけど何か聞いちゃいけない雰囲気に思えた。 「その人に、つい先日言われたよ。『お前コンタクトは止めて眼鏡にしろよ、もう毎晩コンタクトはずせって 言ってやれないからな』ってね。まさか最後の最後にそんな心配をされるとは思わなかった。」 そう言ったっきり、吉田さんは黙って窓の方に視線を向けてしまった。勝手に言いたいことを言って黙って しまうなんて先輩とはいえそれは無いんじゃないかと、多少不満に思いながらも俺は吉田さんに目を向ける。 見慣れた吉田さんの優しげな顔にはやっぱり眼鏡が見慣れない異物のようで、表情が分かりにくいのが 俺には酷く不満だった。 目許が一瞬光って見えたのはきっとレンズの反射とかであって、別に涙が浮かんでいるわけじゃない いつも穏やかで感情を荒げたことも無い吉田さんが、俺なんかの前で涙を見せるわけが無い 俺は視線を弁当に戻してハンバーグに集中しようとした。 けれど浮かんでくるのは 吉田さんがまた元通り笑ってくれるなら俺が誰かの代わりに「コンタクトを外さなきゃ駄目ですよ」って 毎晩でも口うるさく言ってあげるのに…なんて考えても仕方のないことばかりだった。 普段コンタクトの奴が珍しく眼鏡
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第二回戦第三試合 一∞ 名前 性 魔人能力 一∞ 女 眼鏡の王(Lord Of Glasses) 真野風火水土 男 イデアの金貨 採用する幕間SS なし 試合内容 『トーナメント二回戦 一∞VS真野風火水土』 「これはどうも、参ったね…………」 一旦距離を置き、手近な手術室に飛び込むと思わず呟く。さっきまで居た廊下の突き当りの壁が破壊された音が激しく響いた。 彼我の戦力差は圧倒的だった。ある程度予想はしていたものの、これ程とは。 事前に一回戦の映像で予習していたのだが、それにしても──────────。 「まさか眼鏡がこんなに強いとは…………」 今までの人生観を根こそぎ変えられた気分だった。 歯を磨く事の次くらいには得意だと思っていた銃の腕前だが、どうにも相性が悪い。敵の武術は明らかに銃弾を避ける技術において、他に抜きん出ていた。 舞い踊るような華麗な回避技術もさることながら、それでもなお絶対の確信をもって命中させたはずの銃弾さえ、眼鏡から展開される不可視の障壁が強固に阻む。 とはいえ、嘆いてばかりもいられない。 もしかすると、たまたま回避に失敗してくれる「かもしれない」。 もしかすると、たまたま防御の隙が生まれる「かもしれない」。 もしかすると──────────。 その万一に賭けて抵抗を続けるべきか、或いは──────────。 普通では歯が立たないのなら、普通でない手段を取るだけだ。 懐からもう一つの相棒、幾多の危機を共に乗り越えてきた金貨を取り出す。 「さて…………頼むよ」 指に弾かれ、宙を舞った金貨が床に落ちると同時に、その唇は開かれていた。 「そこの君。取引をしようと思うんだが、どうかな?」 そう言葉にしてしまった事が、真野風火水土(まの・せかい)の失敗だった。 失敗というのが言い過ぎなら、誤算だった。 「なかなか面白い事を言う。取引というものは、立場の違う両者がそれでもお互いに利益を得る為に行う相互契約だ」 その言葉に対し、手術室の外の廊下から返された声が続く。殺すか殺されるかの戦闘中にも関わらず、何処か愉快そうな少女の声。 「しかして、勝利を求める両者の間に成り立つ取引というものが存在し得るのかな?」 確かに、一回戦の三つ巴戦ならともかく二回戦は通常の一対一での戦いだった。勝つか負けるか、単純なゼロサム・ゲームにおいて両者の利害が一致する事など有りはしない──────────筈だ。 「普通に考えれば、なさそうではあるが。しかし、条件次第でどうだろう?」 「条件?」 若干の不審な色が混じり、問い返される。 「あぁ、応じてくれれば君にもメリットがある筈だ」 ここが勝負所だ。馬鹿げた提案だと自分でも思うが、しかし、人には価値観というものがある。せっかくの閃き、試してみるのも悪くはない。 「このままではどうにも私に勝ち目は薄いようだ。だから、ゲームをしようじゃないか」 「頭のいい相手とのゲームは嫌いじゃないよ。続けてくれたまえ」 一つ、クリア。 「君は無類の眼鏡好きだと聞いている。失礼を承知で言えば、狂信的と言ってもいい程にね」 「否定はしないでおこうか。続けてくれたまえ」 二つ、クリア。 「もしゲームを受けてくれるなら私は抵抗は止め、更に負ければ今後自らに戒めを課して生きていこう」 「成る程、無粋な撃ち合いはおしまいという訳だ。それは確かに興味深い提案だね…………それで、戒めというのは何かな?」 三つ、クリア。 真野は敗北した場合に自らを律する三つの条文を挙げた。すなわち。 第一条 真野風火水土は眼鏡っ子に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、眼鏡っ子に危害を及ぼしてはならない。 第二条 真野風火水土は眼鏡っ子に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。 第三条 真野風火水土は、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、あらゆる状況において眼鏡を掛け続けなければならない。 二人の間に、沈黙が流れた。その時間は、永劫。 やがて、ゆっくりと眼鏡の少女が真野の待つ手術室へと足を踏み入れた。 「フフフ…………素晴らしい三原則じゃないか。地球上の全ての人類がこれを遵守すれば、世界は平和な楽園になるだろうね」 その世界には狂人か変人か眼鏡っ子しか残っていない気もするが──────────とは思うものの、勿論口には出さない。 「いいだろう。このまま戦闘を続ければぼくが絶対的有利だけれど、その素晴らしい着想に敬意を表してゲームを受けようじゃないか。ぼくだって、出来れば眼鏡の似合うナイスミドルを傷つけたくはないからね」 「それはどうも。お世辞としても嬉しい限りだよ」 オールクリア。 いや、これでようやくスタートラインだ。 「それで、種目はどうするのかな? 賭け事はあまり得意じゃないんでね。できれば複雑なものは遠慮したいね」 「それなら…………インディアン・ポーカーを知っているかい?」 熟慮の後に、真野は提案する。 より正確に言えば、熟慮したふりをした後に。 「あぁ、それなら知っているよ。とてもシンプルだしね」 インディアン・ポーカーとは、簡単に言ってしまえばお互いのカードの大小を競うトランプ・ゲームである。配られた1枚ずつのカードを比較し、数が大きい方が勝ち。 単純なゲームに駆け引きの要素を加えているのが、そのゲーム名が示すインディアンという言葉。配られた自分のカードは羽飾りのように自らの額に当てて相手に見せるが、自分では決して見ることはできない。 つまり、相手のカードの強さは分かるが自分のカードの強さは分からない。その状況でコール(勝負)orドロップ(降り)を選択する、シンプルなゲームだ。 「それなら良かった。幸い、私はいつもカードを持ち歩いている…………おっと、勿論封を切っていない新品だよ」 おどけたように両手を広げて肩を竦める。 「そこは信用してあげることにしようか。ただ、せっかくだから一発勝負はつまらないな」 一つ、口を挟まれる。まぁ、すんなりと全てがうまくいく訳もない。真野はさして動揺も狼狽も見せない。 「どうせなら、脱衣インディアン・ポーカーにしよう。それなら、観衆だって経過を楽しめる」 試合を見守る観客の事を考えた、エンターテインメントに徹した言葉。それはそれで立派なのだが、普通は年頃の少女から出るような類の言葉ではない。 「君はひょっとして…………いや、何でもない」 露出狂の変態なのか? と思わず問い掛けようとしてしまい、口を噤む。そんな事で万一気分でも害されてご破算になっては元も子もない。 「何でもなければ、細かいルールを決めておこうか。後で言った言わない、になるのは面倒だからね」 願ってもない事だった。 そして、短い話し合いの後に決められたルールは以下の通り。 ルール1 ドロップの場合は降りた者が1枚脱ぐ。コールの場合、敗者は2枚脱ぐ。同点だった時は両者共に1枚脱ぐ。一度脱いだ衣服は着用しない。脱げる衣服が無くなった時点でゲーム決着。 ルール2 眼鏡は衣服に含まれる。 ルール3 カードのすり替え等のイカサマの発覚は即、ゲームの敗北とする。 ルール4 能力の使用は自由とする。 明示されたルールは過不足なく、そして絶対。両者の合意が得られた。 真野は静かに考える。 ルール1。これはいいだろう。両者にとって公平であり、基本ルールと言っていい。 ルール2。眼鏡が衣服かどうか、世間一般的には意見の分かれるところかもしれないが、相手の思想信条を考えれば認めるのもやむを得まい。それに真野自身も眼鏡を掛けている為に勝負的な不利はない。 ルール3。勿論、発覚すればの話だ。その意味をお互いは口にせずとも分かっている。 そして、ルール4だ。 これは考えるまでもなく、自分に不利だ。何しろ相手は幻覚を生み出す事ができる。カードを好きなように変える事ができる、と言っているようなものだ。 それ故に、眼鏡の少女は自らの必勝を確信しているだろう。 だが、だからこそ。 だからこそ、インディアン・ポーカーなのだ。 自分の手札を額に掲げていては、それは対象に取れない。 使えるとすれば、相手の手札。 それが分かっていれば。 手術台を挟み、相対するそれぞれに配られた手札。コールorドロップは交互に宣言する。 「さて、最初だからね。いきなりドロップもなんだし、コールといこうか」 いたって気軽な口調で勝負を始める。先ほどまでと変わらぬ余裕のある表情からは真野の手札の強弱は全く読み取れない。これもまた一つのポーカーフェイスと言えよう。 真野にも自身の手札の数は分からない。分かるのは相手の手札だけだ。 「勿論、私もコールするよ。初戦の勢いは大切だからね」 真野に見えている札は、スペードの9。なかなかに強い手札である。10~K、或いはAでなければ勝つ事は出来ない。 「では、オープンしよう…………」 スペードの9に対するは、ハートのJだった。 ひとまずの勝利に、真野は息をつく。反対に眼鏡の少女は眉をひそめた。 「おっと…………これは幸先が悪い」 いきなりの2枚喪失。 「あぁ、床に置くと汚れてしまうぞ。手術台にでも置くといい」 脱いだ衣服を手術台に置いていくように勧めたのには、勿論理由がある。常にお互いの目が届くようにする為だ。 真野は眼鏡少女の幻覚能力のもう一つの使用先として、当然衣服を考慮に入れていた。脱いだふりをされるのは避けたいところだが、常に監視していれば、二度以上の使用は不可能だろう。一枚分程度の上乗せなら、誤差と言える。 最初に脱ぐのはセーラー服のスカーフともう一枚、というところか。 しかし、真野の予想は大きく外れた。 「………………一つ聞きたいんだが、順序が間違っていないか?」 脱いだ黒いストッキングと白いパンツを丁寧に畳んで手術台に置いた眼鏡の少女へ、真野はある種の畏怖を感じずにはいられなかった。 「眼鏡は最後に決まっているじゃないか」 何を馬鹿な事を、と当然の顔で返答。 「あぁ、ストッキングと下着を脱ぐ為に靴を脱いでしまったのだけれど、これは履き直してはいけないルールになるのかな?」 「いや…………それはいいとしよう。敗北条件で脱いだ扱いではないしね」 そもそも、そんな事態を想定したルールではない。 限りなく好意的に考えれば、ミニスカートが残っていればその中が裸でもさしたる問題はない。逆にミニスカートとストッキングを脱いでしまえば下着姿が晒されるのだから、この選択もあながち間違いという訳でも──────────。 「やぁ、これはいけない。今回はドロップしておこう」 次戦、真野の手札が余程強く見えたのかあっさりと諦めた少女は、ごく自然にミニスカートに手を掛けた。 「待ちたまえ。やはり君は間違っている」 「靴は最後まで履かせたままの方がいい、というのは男の美学だと思っていたのだけれど………………きみは少数派だったかな?」 「私は少数派ではないし、そもそも裸に靴は男の美学でもないし、第一、年頃の娘が真っ先に下半身露出の方向に進むのは間違っているだろう…………」 「仕方がない、それなら忠告に従って今回は靴にしておくよ」 何故か残念そうに、しぶしぶながらローファーを脱いだ。 いかん、少しペースが乱されている。心理作戦に乗ってはいけない。 真野は呼吸を整える。勝負事は平常心を失ってしまえば負けだ。 逆に言えば、平静さを保ってさえいれば負ける事はない。事実、二戦にして相手は既に3枚のロスである。 「さて、次に行こう。のんびりやっていると冷えてしまう」 女のコは腰を冷やすと良くないからね、などと口にしているが勿論取り合わないことにする。 三戦目。真野に見えた札はクローバーの3。少考の後、コールを選ぶ。 結果は──────────真野の敗北。手札はスペードの2だった。 真野は躊躇することなく、即座に残りの山札を改めた。 山札の中にスペードの2は──────────無い。 「ひどいな、全く信用されていないなんて」 大仰に天を仰いで嘆きの表情を見せる眼鏡の少女。勿論、ポーズだけなのは真野には分かっているし、それも相手は分かった上での茶番だ。 「悪いね、念には念を入れるって事で」 幻覚によるカードの書き換えは、これで防げる。変えられるのが一枚だけなら、確認も容易である。 それに、毎回確認する必要もない。牽制として見せておけばそれで十分だ。イカサマの発覚は即敗北というルールなのだから。 靴と靴下を脱いで手術台に置き、次に臨む。 次戦。真野のドロップ。ジャケットを静かに脱いだ。 更に次戦。コールしての引き分け。真野はワイシャツを置き、眼鏡使いの少女はセーラー服やアンダーシャツよりも先に、パンツとお揃いのブラを恥ずかしそうな演技で脱いだ。 真野の残り衣服は、肌着、ズボン、下着、そして眼鏡。 対する少女は、スカーフ、セーラー服、アンダーシャツ、ミニスカート、そして眼鏡。 一般に女性の方が初期衣服は多い。それでもその物量差を真野はそれほどに悲観していなかった。 戦いは着々と進む。二戦目までのリードを巻き返されはしたものの、概ね、真野の予想通りに。 真野は手品師ではないし、プロのディーラーでもない。カード捌きにはそれなりの自信があったが、それでも思い通りのカードがそれぞれに行き渡るような芸術的なシャッフルとまでは行かない。 だが、その必要はなかった。 インディアン・ポーカーにおいて、自分の手札を知る事が出来れば限りなく勝利は近い。 真野は占い師ではないし、千里眼能力者でもない。自らの額に掲げられた手札を覗き見る事はできない。 だが、その必要はなかった。 封を切っていない新品のトランプがあったからだ。 封を切っていない新品の、イカサマ用トランプだ。 といっても、大したものではない。カードの右隅・中央・左隅のいずれかに微細な刻印があり、それを指でなぞるだけだ。 全てのカードの種類を網羅する程に細かすぎては判別がしづらく、バレる可能性も高くなってしまう。限定的でありながら効果的な識別分類は、すなわち2~5、6~9、10~Kである。Aには刻印がない事で判別がつく仕組みである。 特注品ではあったが、しかし意外に用途は広い。インディアン・ポーカーだけでなく、ハイ&ロー、更にはブラックジャックにも応用が効く。もしインディアン・ポーカーが拒否されたとしてもある程度は挽回が効く布陣であった。 必勝とは行かないが、それでも相当の優位。一発勝負では無い事も幸いした。 積み重ねていけば、確率は収束する。 細身だが鍛えられた上半身を真野が晒した頃には、既に眼前にはミニスカートと眼鏡だけを残したあられもない姿の少女が立っていた。 中性的な一人称に反し、同年代の少女に比べて平均以上の豊かさを持つ膨らみを片手で隠しながら、眼鏡の少女は最後の勝負に臨む。 「…………っ!」 「勝負有り、だ」 だが、オープンされた互いの手札は、スペードのAとハートのQ。無情にもカードは真野の勝利を告げた。 「決着としようか。ゲームとはいえ、紳士のつもりの私は可愛い娘さんの全裸を衆目に触れさせるのは忍びない」 脱いでいた自らのジャケットを敗者に掛ける為に手にする。 「ご親切にどうも…………でも、まだ勝ち誇るには早いんじゃないかな?」 「服を着ているように幻覚を見せても、脱げる衣服が無い以上、結果は変わらないよ」 最後の切り札であろうものさえ、緩やかに否定する。 「それもそうだね。だから…………」 すぅ、と息を一つ吸い込んで。 「眼鏡チェンジ!」 残された眼鏡。今までの眼鏡は敗北の代償という役目を終え、全く同時に新たな眼鏡がその顔に舞い降りる。 「なん……だと…………?」 「どうかしたかい?」 「いやいや、衣服を追加するのは反則だろう」 真野の非難に、しかし眼鏡の少女は平然と答える。 「反則というのは、ルールを破った行為に与えられる名称だ。ところで、この行為は1~4のどのルールに反しているのかな? ぼくとしてはルール4の通り、禁止されていない能力を使っただけのつもりだけれど」 詭弁だ。誰がどう聞いたとしても。 だが、ルールを決めた以上、それに反していなければ明確な反論ができない。 「さてと、今のうちに決めておこうかな。次に掛ける眼鏡はどれが良いと思う?」 脱いでいたセーラー服の内側から、ずらり、と手術台に並べられた様々な種類の眼鏡。その数はまさに──────────無限。 収束する確率など歯牙にも掛けない、圧倒的な物量だった。 「言っておくけれど、この眼鏡はセーラー服と一緒に脱いだものじゃないからね。問題が無いのは靴を脱ぐ時に確認済みだよ」 「それも作戦だったとはね…………分かった、降参だよ。この試合、君の勝ちだ」 お手上げのポーズで真野は肩を竦める。 「まさか、この為に脱衣を提案したとはね…………流石に読めなかったよ」 「きみはひょっとして、ぼくを露出狂の変態か何かだと勘違いしていたんじゃないだろうね?」 心外、と言った様子で片眉を上げる。 真野はしばらく何も言わなかったが、大きく一つ嘆息を洩らしてから言葉を続ける。 「ところで、よくゲームをOKしたね? 種目も決まっていなかったし、脱衣に決まるとも限らなかったのに、最初から負けるとは思っていなかったのかい?」 「まさか。勝負事は運否天賦だからね…………当然、負ける事もあるとは思っていたさ」 「おや、意外に博奕打ちだったのか。計算高いタイプに見えたんだが」 「何、単純な話さ。ゲームをする、とは言ったが、それでこの試合自体の勝敗を決めるとは一言も言ってないからね。ゲームに負けたらその時はそのまま、至近距離からレーザーを叩き込んでいただけさ」 真野が取引を持ちかけ、射程内に招いてしまった時点で勝負は決まっていたのだ。 いったい誰が、ゲームと試合を分けて考えられるというのか。通常の思考では有り得ない謀だった。 「…………前言撤回だ。博奕打ちではなく、口から先に生まれた詐欺師タイプだよ、君は。ついでに言うと、鬼畜だ」 苦笑しながらの真野の感想に、真面目くさった顔で答が返る。 「そこまで褒められると照れるね。でも…………生憎、眼鏡から先に生まれたんだ」 勿論冗談に決まっているだろうが、そうとは言い切れない妙な説得力があった。 「恐れ入るね…………さて、風邪を引かれるわけにはいかないな。第一条違反になる」 真野はスマートに嘯くと、自らのジャケットを眼鏡娘に掛けてやった。 「やれやれ、こんな格好を晒してしまって、絶対に四ちゃんは怒るだろうな…………」 勝負を終え、衣服を着直しながら思う。 からかうと反応の楽しい、強気に見えて実は泣き虫な可愛い妹。怪我でもすればきっと、怒りながら真っ赤に目を腫らしてしまうだろう。 それはそれでまた可愛いが、出来うるならわざわざ泣かせる事もない。 相手の武器が拳銃であった以上、一掬いの不運、一瞬の隙で何が起こるか分からない。怪我か、当たり所が悪ければ──────────。 それ故に、無傷で決着のつく提案は彼女にとっても好ましいものであったのだ。 「これで残りはあと二つ、か…………流石にもう、無傷は難しいだろうな」 その性、何処までも不敵。その心、何処までも透明な闇。誰よりも眼鏡に愛されし少女──────その名は、一∞(にのまえ・むげん)。 <了>
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