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それから千聖は、私を連れて順番にみんなのところをまわった。 「千聖ぉ~」 「さっきは、心配してくださったのにごめんなさいね、早貴さん。茉麻さんと友理奈さんも。」 駆け寄って来たダチョウ倶楽部…じゃなくてネプチューン…じゃなくてくまぁず+なっきぃに、深々とお辞儀をする千聖。 「いいよそんなの。お帰り、二人とも。キュフフ」 なっきぃはいつもどおり、明るい声で笑ってくれた。 「また友理奈さんって言ってるー。ウチも千聖さんて呼ぼうかな。」 「まあ、嬉しいわ。」 不思議ちゃん同士の、新しい友情が芽生えたみたいだった。 妙にポワポワした会話に、なっきぃたちと目を合わせて笑ってしまった。 「…千聖。」 茉麻が千聖の肩を抱く。 「キャラ変わって大変なこともあると思うけど、まぁはいつでも千聖のこと抱き締めてあげるから。一人で抱え込んだらダメだよ。」 「茉麻さん…」 千聖を慈しむように見つめるその顔は本当のお母さんみたいに優しくてたくましかった。 「わたしはベリキューみんなの茉麻ママなんだからね。聞いてる?舞ちゃんにも言ってるんだよ!」 「「は、はい!」」 思わず千聖と声を合わせて返事をすると、茉麻は満足そうに笑った。 「あっ、そうだ千聖…さん、何かね、お嬢様の手助けができるような説明書とかないかな?」 「説明書?」 「ウチなんかそういうのあると安心するからさあ、何でもいいの。千聖の手引書とか、千聖マニュアルとか…あれ、ウチなんか変なこと言ったかな?おーい…」 熊井ちゃんは、超能力でもあるのか。 岡井千聖マニュアルを持ってコピー機へ走るくまぁずを見送って、次はソファでくつろいでる三人のところへ向かった。 「あー!やっと来た!おー嬢様ー!」 「きゃん!」 よっぽど待ちくたびれていたのか、千奈美は千聖の腕を掴むと、自分の横に据え置いた。 「千聖ぉーみずくさいなあ。ちぃに相談すれば一発で全部解決したのに。これからはもっと頼ってよね。ベリーズで千聖が頼れる相手は桃だけじゃないもんにー!」 「ちょっとそうやってまた変なこと吹き込んでさー!いい、千聖?徳さんはアテにならないんだから。やっぱり千聖のお姉ちゃんはわ・た・し!」 「ウザッ・・・今日からはウチがお姉ちゃんだよ千聖!」 「ももだよ!」 「ウチだってば!」 「あ・・・あのぉ~お二人ともぉ~・・・」 桃ちゃんと千奈美は千聖を両側からひっぱり合う。 こないだ国語の授業で習った、大岡裁きというやつを思い出した。 でもこの二人じゃ、千聖が二つに分裂するまでひっぱり合いそう・・・ そんなことを考えていると、 「舞。」 舞美ちゃんが私の横に腰を下ろした。 「心配かけてごめんね、お姉ちゃん。」 「何言ってんの。舞は戻ってきてくれたじゃないか。がんばったね、本当に。舞はキュートの・・・・私の誇りだよ。」 私の頭を力強い手がクシャッと撫でる。 舞美ちゃんは、いつも私を見守ってくれた。 私が千聖を傷つけてしまった時も、 独りよがりな思いでみんなとぶつかった時も、 舞美ちゃんは私を見捨てないでくれた。 「お姉ちゃん。」 「まだ、そう呼んでくれるの?私、舞にも千聖にも何もしてあげられなかったのに。」 「そんなこと言わないでよ、お姉ちゃん。私たちが仲直りできたのは、舞美ちゃんたちのおかげなんだからね。」 「あーっ舞舞美がイチャイチャしてる!」 ちぃにからかわれて、私たちはパッと体を離した。 「まあまあ、私たちのことは気にしないで!さあ、ちさまいは次行ってきな!」 照れた全力リーダーが、桃ちゃんとちぃから千聖をもぎとって、私の方へぶん投げた。 「ちょっとー!まだしゃべってたのにぃ!」 桃ちゃんたちのぶーたれる声を背に、私たちは次の目的地に向かった。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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前へ ちっさーって、美人なんだ・・・ 小鳥のさえずりのような「僕らの輝き」を聞いたえりかちゃんがヒーヒー言いながら去っていくのを見届ける横顔を見て、私はそんなことを考えていた。 マスカラののりがとても良さそうな長くて濃い睫の下で、少し茶色がかった瞳が不安げに揺れている。 「えりかさん、体調を崩されてしまったのかしら。」 目が大きいとか、くっきり二重とかいうわけではないけれど、ちっさーの目は切れ長で黒目がちでとても神秘的だ。困ったような表情で見つめられて、少しドキドキしてしまった。 私とちっさーが一緒にいる時は、大抵一緒にバカなことをやって大笑いしていたから、ちっさーと言えば笑顔、元気、明るい、という印象が強かった。 そのギャップの大きさもあるのか、こうして間近で見つめるおしとやかなちっさーはとても可憐で、守ってあげたくなるようなオーラを纏っている。 「大丈夫だよ。なんかテンション上がりすぎちゃっただけだって。ちっさーが気にすることないよ。」 私が明るく返すと、ちっさーは胸の前で握った手を少し緩めて 「ありがとう、栞菜さん。」 とにっこり笑った。 ・・・・千聖はふざけてるわけじゃないよ。 昨日の夜、電話で愛理から真面目なトーンでそう言われたことを思い出す。ちっさーが変わってしまったあの日から、私は何となくちっさーと二人きりになることを避けていた。 元気キャラじゃないちっさーとどうやって話したらいいのかわからなかったし、もしこれが全部ちっさーのわるふざけだったら、私はちっさーを嫌いになってしまいそうで怖かったのだ。 そしてそんな風に考える自分のことも何だかイヤになってしまって、ここ数日、かなり落ち込んでいた。 そんな時、私を気遣ってくれたのか愛理が電話をくれた。私はちっさーに関して自分が思っていることを全部打ち明けた。 感情が高ぶって途中でボロボロ泣いてしまったけれど、愛理は優しい声であいづちを打ちながら、私の話を聞いてくれた。 「そうだよね、千聖が急に違う人になったら怖いよね。」 愛理の声はとても落ちついていて、しゃくりあげる背中をさすってもらっているような気持ちになった。 「でも、あの千聖もちゃんと千聖だよ。 変わっちゃったように見えるかもしれないけど、前と同じで優しくてみんなのことを大好きって思ってくれてる千聖のままだ。 だから私は今の千聖と一緒にいるの。」 何か気が合うっていうのもあるんだけどね、なんて照れ笑いしながら愛理は言った。 「明日、栞菜も千聖と話してみたら?何にも心配することないよ。」 そんな愛理からのアドバイスで、今日はずっと千聖と話す機会を伺っていたのだけれど、結局今に至るまでずっと話しかけられなかった。 「栞菜さん、あまり私とはお話したくないでしょうか?」 「へえっ!?」 悶々と考えこんでいると、いきなり千聖に話しかけられた。 「家族にも、友達にも、千聖は変わってしまったと言われます。でも私には、以前の私がわからなくて。大好きな方たちを困らせてしまうのは嫌なのですが・・・」 「ちっさー・・・」 そっとハンカチで目じりを押さえるちっさーを見ていたら何だかとても悲しくなってしまって、私はちっさーの頭を抱え込むように抱いて一緒に泣いた。 「不安にさせてごめんね、ちっさー。でもキュートはちっさーの家族だから。話したくないなんてありえないから。本当にごめんね。」 そして、いつまでも戻ってこない私たちをなっきーが呼びに来てくれるまで、ずっと抱きしめあって泣いた。(なぜかなっきーも号泣した。) 「どーしたの!?瞼腫れてるじゃん!」 鼻をグズグズさせながら休憩室に戻ると、舞美ちゃんが慌ててかけよってきた。 「喧嘩?殴り合いとか?仲直りは?」 「違うよぅ。」 慌てる舞美ちゃんがちょっと面白くて、思わず顔を見合わせて笑ってしまった。 「私たちは仲良しでっす!さて、顔洗ってくるね!いこ、ちっさー」 「あ、栞菜さん。」 「・・・栞菜でいいよ」 「はい。・・・・・栞菜。」 ちょっと!私だってまだ愛理さんなのに!と愛理が後ろで叫んでいるのを尻目に、私とちっさーは手をつないで水道まで走った。 次へ TOP
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前へ 千聖もう寝てるんじゃないの、とか 今会ってもしょうがないよ、とか そんな口を挟む間もなく、私は舞美ちゃんのお兄さんが運転するワンボックスカーに詰め込まれた。 仲間を思う舞美の気持ちがどうとか、絆がどうとか、舞美ちゃんがそのまま男になった感じの男の人が喋っている。 時刻は午前3時。まさか千聖の家まで3時間もかからないだろう。本気なのか、この人達は。 「私ね、やっとわかったんだ。」 私のことは着替えさせたくせに、自分はネグリジェのままの舞美ちゃんが語りだした。 「舞が今のちっさーを受け入れられないなら、それはもう仕方ないと思ってた。 仕事の時にちゃんとやってくれるならっいいかって。でもそれは違うよね。 舞ももう現実と向き合っていかないといけなかったんだ。」 やだ。何言ってるのお姉ちゃん。だって、舞は。 「私やえりが最初に気づいておくべきだった。舞がどれだけしっかりしてたって、まだたったの13歳なのに。 何もかも自分で判断させるなんておかしかった。舞がもし良くない態度でちっさーに接したら、その場で注意するべきだったんだよ。なっきーはちゃんとそうしてたのに、リーダーの私は」 「待って、舞美ちゃん。何で今そんなこというの?っていうか、今私たち何しに行くの?」 「何しにって。」 舞美ちゃんは相変わらず無表情のまま顔を近づけてきた。 「今までのこと、謝りに行くんだよ。」 「・・・・・なんで。やだよ。別に私は悪くない。」 「だって、舞泣いてたじゃない。千聖に会いたい、謝りたいって。」 ああ、それは違うんだよお姉ちゃん。あの千聖に謝りたいんじゃなくて、前の千聖にだよ。 「ちっさーは優しいし、人の思いやりがわかる子だから大丈夫だよ。私もついていってあげるから。 このままじゃ舞のためにも、ちっさーのためにもならない。そうだよ、うんそうだ。」 舞美ちゃんは完全に舞美ワールドに入ってしまって、私の声なんか聞こえてないみたいだ。何だか悲しくなってきた。 「降ろして。私があの千聖に謝ることなんて何もない。舞美ちゃんには関係ないじゃん。それにあれはなっきーが」 「舞。じゃあ何でちっさーは泣いてたの?あんなに雨ふってたのに、何で一人で帰るなんて言ったの?なっきーが全部悪いとでも言うの?」 舞美ちゃんの声はあくまで冷静だったけれど、私を見据えたまま一歩も引かない。 年上だけど、リーダーだけど、どこかで私は舞美ちゃんをなめていたのかもしれない。 でも今の射抜くような視線は、言い逃れや責任の押し付けなんて許さないような迫力がある。 「このままじゃだめなんだよ、舞。」 「降りる、降ろして。舞歩いて帰る。」 「バカなこと言わないの。できるわけないでしょ。舞、逃げないの。」 「もう、やだ何で・・・舞だって、いろいろ考えてるのに。みんなでそうやって舞を責めるんだ。」 もう悔し紛れの逆ギレしかできない。 車はどんどん加速していく。 こんな気持ちのままあの千聖に会って、何をしろっていうんだろう。 「みんな舞よりも、あの千聖を取るんだね。なっきーも、舞美ちゃんも、もう舞の味方じゃないんだ。どうでもよくなっちゃったんだ。」 「それは違うよ。みんな心配してるんだよ、舞とちっさーのこと。どうでもいい人のために、ここまでするわけないじゃないか。」 少しだけ、舞美ちゃんの表情が緩んだ。 「舞、辛いかもしれないけど聞いて。ちっさーはもうずっと今のままかもしれない。治るかもしれないし、そんなことは誰にもわからないよね? だから、舞も意地張ってないで今のちっさーを受け止めてあげてほしいんだ。」 ・・・ああ。どうしよう。もうこの件で人前で泣くのは終わりにしたかったのに。私の目の前はまた霞んできた。 「わ、わかってるもん。」 「うん。」 「あの千聖が、前と同じで舞のこと思いやってくれてることも、見ていてくれてることもわかってる。 千聖が、私にひどいことされても、私の前で泣かないようにしてたのも知ってるよ。 でも舞には前の千聖じゃなきゃだめなの。どうしても会いたいんだよ。あきらめられないの。」 「そっか、うん、わかった、ごめん。ごめんね舞。急すぎたよね。」 舞美ちゃんのぬくもりが体を包む。抱きしめられると、どうしようもなく胸が切なくなって涙が止まらなくなる。 “お兄ちゃんごめん、やっぱり行かない戻って” “ちょ、おま” どうやら引き返してくれるらしい。私の背中をさすりながら、舞美ちゃんも少し鼻を啜っていた。 「ごめんね、私暴走して。どうしても今じゃなきゃって思っちゃって。アホなリーダーでごめん。」 「ううん、ありがとう。・・・舞、昨日のことだけはちゃんとあの千聖に謝るから。 明後日レッスンあるでしょ?できたら明日、相談に乗ってほしいな。」 「うん、うん。わかった。明日起きてから、ゆっくり話そう。そうだね、ゆっくりでいいんだ。」 ありがとう、お姉ちゃん。 まだキュートは私の居場所でいいんだね。優しい腕の中で、ゆっくりと目を閉じた。 次へ TOP
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・・・・何だかお尻の辺りが湿っている。気持ち悪い。 「舞ちゃあああん!」 なんだよ、千聖うるさいな。私はいつのまにか眠ってしまっていたらしい。 千聖が私の体をがくがく揺さぶる。 「んー、ちょ、待っ・・・・」 ?この手は、千聖の手じゃない。もっと細くて、ひんやりしている。 眠くて閉じかかる目を無理矢理こじあけると、眩しい光の中からなっきぃの唇が顔に近づいてきていた。 「うわあ!何!何!」 「起きた!舞ちゃん起きたよぉみぃたぁああん!」 高い声で耳がキーンと鳴った。おまけに涙がボタボタと顔に落ちてくる。 な、なっきぃとキスする予定はない。一体何が起きているんだろう。 「もう、バカバカバカ!どうしてごんなところにぎだの!」 そっか、バレちゃったんだ。まあ、ここら辺が潮時だったのかもしれない。 まだ海は真っ黒で見えなかったけれど、みんなが持ってる懐中電灯で洞窟の中だけは昼間のように明るくなっていた。 「な、な、なっきぃ。逃げないからちょっと離し」 「何言っでんの!あどねぇ舞ぢゃん!みんながどでだげ心配しだのがわがってんの!」 わかった、わかりました。ごめんなさい。だから鼻水を落下させないで! 「千聖ぉ。どうしちゃったんだよー」 隣では、栞菜愛理コンビが千聖の傷だらけの足をさすったり、髪をとかしたりしている。 えりかちゃんは後ろから千聖を抱きかかえている。でも私たち以上にビショビショだ。さては海に落ちたな。 舞美ちゃんは黙って仁王立ちで私たち二人を眺めていた。やばい。無表情モードだ。 「舞ちゃんね、危なかったんだよ。二人がここ来たときはどうだったか知らないけど、水が押し寄せてきてたの。 二人とも水に浸かったまま目閉じてて私、もうだめかと思った」 なっきぃが夢中で話しかけて来た。さっきのは人工呼吸か。 「・・・とりあえずさ。」 舞美ちゃんが口を開いた。空気がちょっと凍る。 「ここは狭いし、危ないから浜辺に戻ろう。」 そのままきびすを返して、さっさと外へ出てしまった。 どうしようどうしよう。これはまずいかもしれない。ストレートに怒られたほうがマシだ。 「舞ちゃん、行こう。」 なっきぃが体を起こしてくれて、体を支えられながら洞窟を出た。 「今、何時ぐらい?」 「・・・0時だよ。夜中の0時。私たちずっと二人を探していて」 なっきぃのお説教は延々と続く。 0時って。 私たちが逃げ出したのは、夕方のことだった。 それからずっと、みんな私達を探していたんだ。ごはんも取らずに、寝ないで。 きっとスタッフやマネージャーも一緒だ。パパやママに連絡が行ってるかもしれない。 今更ながら寒気がしてきた。自分達のやったことの重大さに足がすくんだ。 「ど、どうしよう、なっきぃ。舞なんてことを」 歩いてられなくなって、足場の悪い中腹にしゃがみこんでしまった。 「舞ちゃんしっかりして。まだ警察には言ってない。みぃたんが心当たりあるっていうから、とりあえず様子を見ようってことになったの。 さっき二人がいたっていう連絡はしたから。みんなで一緒に謝りに行くから、ね?大丈夫だよ。」 私たちのやりとりが聞こえたのか、背後で千聖が息を呑んだ。 「大丈夫だって。ほら行くよ。舞美が待ってる。話はちゃんと聞くから。」 普段は天然が目立つえりかちゃんが、今はシャキシャキしていて心強い。 みんなに支えられながらようやく岸に戻ると、「こっち。」と舞美ちゃんが手招きした。 「座って。」 水際を避けて、舞美ちゃんとえりかちゃんを正面に私と千聖が並んで腰を降ろした。愛理となっきぃと栞菜は四方に散らばって懐中電灯で私たちを照らしている。何だこれ。 普段なら笑って突っ込んでいるところだけど、とてもそんな雰囲気じゃない。 私たちはそれなりにまずいことをしたんだ。どう罵られてもしかたない。 「舞。ちっさー。」 名前を呼ばれて顔をあげると、舞美ちゃんが右手を振り上げていた。 えっ、待ってまだ心の準備が。 反射的に目をつぶった。 ビッターン! ペチン ・・・・あれ、痛くない おそるおそる目をあけると、舞美ちゃんが両手で私のほっぺたを包んでいた。 「えっビンタじゃないの!」 えりかちゃんは千聖を思いっきり張り倒していたみたいだ。とはいっても握力7。千聖はキョトンとした顔をしていた。 「もー・・・・2人とも、怖かったでしょ。ごめんね。」 怒られるのかと思っていた。でも、舞美ちゃんは私と千聖を抱き寄せて、事もあろうか謝ってきた。 「私、2人がこの岩場にいたのは気づいてたんだ。でももうちょっと遊ばせてあげようって思ってたら、いつのまにか見失ってた。バカだ私。」 「ち、ちがうよお姉ちゃんは悪くない。私が千聖を誘って、千聖は断りきれなくて一緒にこんなとこまで来ちゃったの。」 「それは違うわ。私は、私の意志で」 「ストーーーーーーップ!!」 どこかで聞いたような口調で、なっきぃが止めに入った。 「もう誰が悪いとかいいよ。2人はどこにも行かないでしょ?これからもキュートでしょ?」 「うん。」「はい。」 「じゃあ、みんなで大人に謝りに行こうよ。」 愛理がにっこり笑って言った。 こうして、私たちのランデブーは失敗に終わった。 砂浜を歩く間、千聖と手をつなごうとしたら栞菜にチョップされた。 「2人は1週間接近禁止だから。」 無理矢理遠ざけられて、舞美ちゃんに腕を引かれた。 「舞。」 「はい。」 「・・・・あんまり、勝手に大人になるなよ。」 照れ笑いのような、泣き笑いのような顔で舞美ちゃんはデコピンをくらわしてきた。 「ほらほら、行くよ。」 デコピンは痛かったけれど、大人扱いをしてくれて少し嬉しかった。 「いやだ、えりかさん。私そんなことしていないわ。本当よ。ひどいわ。」 ・・・あっちはあっちで盛り上がってるみたいだ。 ふと、千聖と目が合った。 思わず手を振ると、栞菜がまた空中チョップでさえぎってしまった。 “見つかってよかったわね、舞さん” たしかに千聖の目はそう言っていたと思う。 そうだね千聖。私たちは帰る場所があるから、こんなバカなことができたんだ。 「まあ、1週間ぐらいは我慢しよっかな。」 私は唇を指でなぞりながら、栞菜の目を盗んでもう一度千聖と微笑み合った。 戻る TOP コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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桃ちゃんはシャワーを浴びたり、着替えやメイクで準備があるからと先にここへ向かっていなさいと指定してきた。 その場所はここから歩いて数分のみなとみらいだった。 何でも舞美を好きなら男としてエスコートできるかが見たいのだそうな。 私を舞美だと思ってしっかりやらないとダメだからね、とも言っていたから本番のつもりで頑張らないとだ。 今は桃ちゃんとのことに集中しなくてはと考えると、余計に舞美ちゃんの顔が思い浮かんでしまう。 桃ちゃんの言っていたことは本当なんだろうか? 舞美ちゃんが僕を好きだって言っていたことが事実なら、嬉しすぎて飛び跳ねてしまいたいくらいだ。 でも、相手が桃ちゃんだからどこまで信じていいか、そこが考えものではあるんだ。 みなとみらいまではあっという間で、こんな考え事をして歩いていてもすぐに着いてしまった。 あとは桃ちゃんがすぐに来てくれればいいだけだ。 「お待たせ~ちょいとスタッフさんが送っていくからとか言ってくれるの断るのに時間かかっちゃって」 あれから、もう一時間近く待たされたあげくにようやく桃ちゃんが現れた。 桃ちゃんは私服に着替えると、何だか高校生に見えないからどうも”お姉さん”と言われるとしっくりこない。 衣装のままの方がよっぽどよかったくらいだ。 「遅いぞ。散々待ったんだぞ。いくら女の子が着替えとかに時間かかるからって遅いじゃん」 「ごめんごめん。でも、これくらいで怒るとはまだまだお子様だね」 遅れてきたくせに、人を子供扱いして笑うなんて失礼な”お姉さん”だ。 「あ、すねた。レディがデートに遅れたら、そこは心配するくらいじゃないと。はい、減点」 「な、何が減点なんだよ。そっちこそレディだなんて大人ぶってるけど、似合わないから」 「笑うなぁ~あんたは舞美相手でもそんな言い方するんですか?」 「す、するもんか。舞美ちゃんは桃ちゃんみたく意地悪しないから。ちゃんとデートするから」 何だか、とっても子供同士の喧嘩じみてきた。 いくらお互いにキッズに入ってから六年が経とうとも、心は小五と小二のままなんだなぁとつくづく思った。 タイムスリップした錯覚まであるし、こりゃもう舞美ちゃんを想定してのデートなんかなりっこない。 僕らは結局ふざけあったまま、桃ちゃんが食べてみたいっていう高級そうなレストランに入った。 「ねぇ、こんな高そうなお店入って平気? 僕、お金ないよ」 「そんな心配はいいの。お姉さんを信用しなさい。これくらい、お姉さんがちゃんと払ってあげるから」 桃ちゃんは何度も横浜には来ているのに、プライベートで遊びに来たことはないから憧れていたらしい。 だからだろう、桃ちゃんは落ち着かずにきょろきょろ周りを眺めては、感動の声を洩らす。 いいねぇ、すごい、お洒落、この単語しか知らないみたいにずっと話している。 これらの言葉が出るたびに桃ちゃんと同じものを見るけど、僕の場合はとても落ち着かない気分になるだけだ。 一品目の料理が運ばれてきて、テーブルに並んでいるのに食べる気が起きない。 「千聖、お腹すいてるでしょ? 遠慮はいいから食べなって。たまにはこういうのも食べてみるもんだよ」 僕が食いしん坊だからって遠慮してしまうのに対し、桃ちゃんはおいしそうに頬張っている。 一口一口を噛み締めながら、料理のおいしさに酔いしれてしまっている桃ちゃんは、やっぱり子供だ。 足をばたばたとさせて行儀が悪いったらありゃしない。 「もう、人が食べてるの見てないで食べな。あんたが食べないならいただいちゃうよ」 「はいはい、これは僕の分だからあげません。桃ちゃんは次がくるまで我慢できないなら、お皿食べちゃえば?」 「よぉし、じゃあ食べてみちゃおうかな。あ~ん、って食べるか。お皿はさすがに食べられません」 桃ちゃんのノリツッコミも健在で、二人とも変わってるようで変わらないことにまた喜びを感じてしまった。 これではどんなにいいところにでかけても、僕らにかかっちゃ高級料理も台無しになってしまうのかな。 「ここ、綺麗な夜景が見られて最高でしょ。私ね、こういうところでいつか彼氏とデートしたかったの」 「へぇ~叶うといいね。桃ちゃん可愛いからすぐにみつかるよ」 「ありがとう。当分は仕事があるから無理かもね。今日のデートは言うならば、その穴埋めってところかな」 夜景をみながら、桃ちゃんはどこか遠く眺めつつ独り言みたくつぶやく。 その横顔は普段はみられない大人っぽい一面を強烈にみせてきて、こうしてみると意外と大人かなと思ってしまう。 桃ちゃんに彼氏か、それは考えたくもない話だ。 もうとっくにふっ切ったはずの淡い恋心がふつふつと湧き上がってくる。 あの頃は伝えきれなかった言葉を今なら伝えられそう、そういう雰囲気があるのが原因かもしれない。 「舞美だって、きっとこういうところ連れてきたら一発だよ。あの子は意外とロマンチストだからね。王子様とか憧れてるよ」 「うん、乙女だよね。舞美ちゃん、ピンク好きだし。色んなところでそういうのわかる」 「まぁね。うっかり口滑らせちゃったけどね、舞美はあんたに真剣だよ。これはチャンスだと思うから、頑張りな」 「舞美だって、きっとこういうところ連れてきたら一発だよ。あの子は意外とロマンチストだからね。王子様とか憧れてるよ」 「うん、乙女だよね。舞美ちゃん、ピンク好きだし。色んなところでそういうのわかる」 「まぁね。うっかり口滑らせちゃったけどね、舞美はあんたに真剣だよ。これはチャンスだと思うから、頑張りな」 舞美ちゃんが僕を好きだっていうのは、どうやら本当らしい。 なのに素直に喜べない僕がいて、一方ではこの場で飛び上がって喜びを表したい僕もいる。 「何、浮かない顔しちゃってさ。舞美はあんたを好きで、あんたも好きなんでしょ。違う?」 「そりゃまぁ」 「違うのぉ? はっきりしないねぇ。ま、私も複雑な想いではあるんだけどね」 ここで僕を正面から捉えて、桃ちゃんんは瞬きもしないでじっとみつめてくる。 「入った頃はあんたは私を好きそうだったし、しょっちゅう一緒にいたから今でも好きだって思ってたからさ」 「・・・ど、どうしてそれを?」 「女の勘かな。っていうか、当たってたんだ。はは、ったくこのませたガキんちょは」 桃ちゃんがにっこり笑って、僕の頭をくしゃくしゃにかき回してくる。 可愛がっていた弟が遠くにいってしまって寂しいのを、こうやって愛情を伝えてきているみたいだった。 ←前のページ 次のページ→
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トップページ メンバー紹介 oさくらこo 職 業:パラディン レベル:42 特 技:剣道四段 好きな銘柄:スーパードライ、八海山、ジントニック 接続時間 21 00~25 00付近が多いですが、仕事でウィズダムに間に合わないことも( _ ) 夏が キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! 夏が来ちゃいましたね(*^^)v 夏は海で生ビール!( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ! 水着アバターも準備オッケーで@はお誘いを待つばかり~♪ ケイ。さん 以前からフレだったケイ氏にいいところだよーと クランへのお誘いを受けて来ちゃいましたヽ(´ー`)ノマンセー ↑SOAについて説明を受けるさくらこの図 マルスDEスパルタw(゜o゜)wワオ!! 先日はマルスDEスパルタありがとうございましたヽ(´ー`)ノマンセー もうしばらくはソロクエかなと思ってたので! とっても楽しかったですわぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ オソロイ(*^o^)/\(^-^*)オソロイ 只今まったり成長中です^^; 一緒にラビできる日を乞うご期待ヽ(´ー`)ノマンセー 新アバター(*^.^*)エヘッ 最近なかなかINできなくってスミマセン( _`)ウゥ でも新アバターが出た様なのでそれだけは確保しようと INしてみましたヾ(@°▽°@)ノあはは 撮影場所をもうちょっと考えればヨカッタカモ( ;)ウーン 追伸:この前エモ断られてガーンポーズで スカート覗かれたんですけど通報するべきでしょうか?(・∀・)ニヤニヤ このページへのコメントは、以下にどうぞ☆ よくあることですが普通ではないですよね!!!!www -- ちゅちゅ (2009-07-21 20 35 20) 剣道4段なんだ! よくあること・・・なのかな・・・w -- AII (2009-07-21 23 13 48) よくあるんだw普通じゃない人が多いってこと?w四段合格したてのホヤホヤホヤホヤ -- さくらこ (2009-07-22 14 07 34) 酒の銘柄ww 夏はスーパードライだよなあw -- ケイ (2009-07-25 14 51 11) スーパードライだよねーww -- さくらこ (2009-07-27 00 29 51) 夏と言えば海!海と言えばスーパードr・・・水着!さくらちゃん、セクシーv -- AII (2009-08-05 23 42 46) 水着はボーダーワンピが欲しいなぁと思う今日この頃ヾ(@°▽°@)ノあはは -- さくらこ (2009-08-06 01 13 11) こんにちはwこの前さっそく撮影してたのかwwリアル大変でしょうが応援してます^^ -- tasya (2009-10-13 16 21 27) おわー、さくらちゃん、お久しぶり!下gry 水着アバターの次は、・・・、・・・これも水着?w セクシーxSF チックで素敵w -- AII (2009-10-15 20 35 17) 名前 コメント メンバー紹介に戻る
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前へ 遠ざかるちっさーの背中を見送るなっきぃは、また落ち込んだ表情に戻ってしまった。 「何かごめんね。茉麻ちゃんも、友理奈ちゃんも。」 「あ、ううん全然。」 沈黙が訪れた。 なっきぃが涙目になってしまっていることに気がついて、私も熊井ちゃんも声をかけようがなくなってしまったのだった。 「私、千聖のために何にもできない。悔しい。」 なっきぃはキュートのまとめ役みたいなところがあるから、すごく責任を感じてしまっているみたいだ。 「なっきぃ、・・・千聖のこと、どうしてもうちらには話せないかな?」 思い切ってそう切り出してみると、なっきぃは明らかに動揺した表情で、瞳を揺らした。 「千聖のことも心配だけど、何だかまぁはなっきぃのことも心配だよ。 話して楽になるなら、そうしたほうがいいと思う。 ベリーズじゃ、力になれない?」 「そうだよ、なかさきちゃんが元気なくなるとつまんないよ。」 私たちはグループこそ違うけれど、同じキッズ出身の仲間で。 その大切な仲間達が何か抱え込んでいるなら、一緒に悩んで解決したいと思うのは自然なことだった。 しばらく考え込んだ後、なっきぃは険しい表情のまま、私と熊井ちゃんの顔を見比べた。 「ありがとう。・・・・・・・・・みぃたんに相談してみる。一緒に来てくれる?」 「みぃたん。」 みんながいる部屋に着くと、なっきぃはちぃと喋っていた舞美ちゃんを端っこに連れ出して、ぼそぼそと話しを始めた。 ところどころで舞美ちゃんが「えぇっ!何で」とか「でも・・・待って」とか結構な大きさの声で叫ぶから、だんだんとみんなの視線は2人の方へと集まっていった。 「茉麻、なっきぃと舞美ちゃん誰の話してるかわかる?」 私がなっきぃと一緒に帰ってきたからだろう、舞ちゃんがとても強張った顔をして、おそるおそる話しかけてきた。 誰の、と言っている時点で大方話の予想はついているのかな。 それでも私は千聖のために、今は知らないふりをしておくことにした。 「わかんない。ちょっと深刻そうな顔してるね。」 「ねぇ~まぁ。千聖どこにいったか知らない?」 今度は梨沙子と愛理だ。 「戻ってこないの。ケータイはおきっぱなしだし、ももと一緒にいるのかな?もものも電源入ってないんだ。」 あんまり不安そうな顔をするから、私はそれで、梨沙子がすでに千聖の件について何か知ってるということを悟ってしまった。 「千聖はもものところだよー。大丈夫だよ梨沙子。」 熊井ちゃんがそう答えると、梨沙子はほっとした顔になった。 「そっか、ももならいいんだよね、愛理?もう知ってるし」 「ちょっと梨沙子!シーッ」 「あばばばば」 普段はおっとりマイペースなくせに、熊井ちゃんはこういうのは聞き逃さない。 「なーに?ももと梨沙子は千聖のあの変な喋り方のこと知ってるの?」 「えっ・・・!」 「熊井ちゃん待って、その話は」 あわてて止めたけど、少し遅かったみたいだ。 依然話し合いを続けるなっきぃと舞美ちゃん以外の、キュートメンバー全員の視線がこっちに向けられた。 何も言わない。 どう切り出したらいいのかわからないんだろう、みんな黙って私と熊井ちゃんを見ている。 「・・・・・ねー!!!もう!!!なんなの今日!!!みんな内緒ばっかり!」 その時、空気が不穏になってきていた楽屋に、思いっきりテーブルを叩く音が響き渡った。 今日の不機嫌MVP、千奈美の爆弾が落ちた。 次へ TOP
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スレでたまに見かけるであろうキーワードについて。 ギャ/バンドギャル(V系用語/修正待ち) バンドギャルとは一般的にヴィジュアル系、V系と呼ばれる音楽を好む女子を指す。 さらに縮めた略称で「ギャ」と表現されることもある。 男子の場合はバンドギャル男=バンギャ男=ギャ男と呼ばれている。 年齢としては10代後半~20代前半が多いため、ある程度年齢が高くなると 「オバンギャ」(おばさん+バンギャ)と呼ばれるようになるが、定義は曖昧である。 好きなバンドマンの雰囲気に影響され、ゴシック系やパンク系、ロリータ系の服装を好むことが多い。 近年ではギャル系、姫系の服装も目立ち始めている。 服装に関して言えばあくまでバンギャというコミュニティ内で占める割合が多いだけであるため、 ゴシック系、ロリータ系の格好=バンギャとは言えないので注意。 中には人生を挙げてバンドマンを応援する熱心なバンギャも存在する。 バンギャの集まりの中には大体知らなくていい世界がある。 《引用先:ニコニコ大百科》 ttp //dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3 麺(V系用語/修正待ち) バンドのメンバー、バンドマン、バンドやってる人のこと。 「バンド麺」と書かれていたものが略された。複数系も単数系も「麺」でいい。 《引用先:ビジュアル板用語解説》 ttp //www.geocities.jp/uwabakiire/visual_2ch.html#men 箱(V系用語/修正待ち) 北海道(話盛りすぎ属性/黒歴史) ハニーバンチ(真似っこ属性/大惨事) 元はメガマソ関連でお友達になったIKちゃんの愛用していたブランド。 『恋人の意味をもつ“Honey Bunch” パリス・ヒルトンのワードローブをイメージした遊び心のあるミックススタイルを中心に恋人に逢う時の高鳴った気分をよりいっそう輝かせることのできるお洋服を全ての女性に提案』 …とのこと。(『』部分は公式より引用) 対象年齢は非公開であるようだが、明らかに20代前半~中盤の 垢抜けた感じの女性を対象にしている感のある服を販売している為 あむちゃんが着ると、その垢抜けない雰囲気と服が合わずにちぐはぐになっている上に 自身のセンスの無さも手伝い大惨事。これは酷いを通り越して最早別ブランド。 その為あむちゃんが着るハニーバンチは「ゴリラバンチ」と揶揄される。 《ゴリラバンチ:一例》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=gorirabannchi.JPG 《公式サイト》 ttp //www.honey-bunch.net/ 《参照:服DB》 ttp //www.fukudb.jp/node/24613 ゆら時代:ち●こもげてしまえ ゆらがTwitter上でよく使っている言葉だが、元は毒めぐが使っていた文句。 (関係者証言655再登場時の住民コメによる情報) ちなみに化物語にマクロスFは元カレの趣味をまねしている。(恐らくはニコ生も) 似非関西弁はIたんの猿真似でラルクは元親友さんの真似(元親友さんは嫌がっている) ちなみに「やらないか」の元ネタも知らずに使用していた事もあった。 ゆらちゃすは嘘とパクリ(猿真似)で出来ています。 ゆらちゃすは嘘とパクリ(猿真似)で出来ています。 大事な事なので2度言いました。 にかわ(マクロスF編) 七夕に行われたイベントに出かけた際に得意げに上げた「ランカちゃんのキラッ☆」のポーズ(本人曰く)が間違えだった際に「にわかだから仕方ない」とコメントをした住民がいたことから。 《あむちゃんのキラッ☆※間違い》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=niwaka0707.PNG 《↑をゴリ痛スレ782さんが明るくしてくれたもの》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=niwakaakarui.jpg 《ランカちゃんのキラッ☆※正解》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=rannka.jpg オタを自称しなくても少し詳しいなら間違う事がないと思うが…。 ※放送中、ファンサイトやら公式で散々盛り上がったポーズなので印象深い パジャマ出勤 12年の夏に部屋着(本人曰く)出勤した時の画像が余りにパジャマだった ことから。スレが「これは酷い」と言う住民の賞賛の書き込みで盛り上がった 《パジャマ出勤画像》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=pajyamas.PNG 代理ミュンヒとネグレクト ゆらが「いつかママになりたい☆」と言い出した時などに囁かれるキーワード ぴんく板ゴリ痛1より88さんが上手く纏めてくれたものが↓の文章。 88 :名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 03 26 01 0 82 ~ミュンヒハウゼン症候群(ミュンヒ)~ 自分に周囲の関心を引き寄せるために虚偽の話をしたり、 自らの体を傷付けたり、病気を装ったりする症例の事 ゆらの“病気である自分(か弱い私)”を演じることにより、 周りから何かを得ようとする(愛情、同情)行為はミュンヒハウゼン症候群に当てはまる パパへの金銭や物資の要求はどちらかと言えば「詐病」に該当する(下記参照) 「代理によるミュンヒハウゼン症候群」の場合は近親者を病気や 怪我人に仕立てあげることにより、「健気に看病する私(母、娘、配偶者など)」 「病気の子供を持ってしまったかわいそうな私(でも健気に頑張る★)」を演じ、 周囲の同情や関心を引く行為。 (例)いちごちゃんは心音が弱く~~~(wiki参照) しばしばその為に児童虐待や育児放棄(中には子供に毒薬を盛ったケースも)を行う例もある http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 ネグレクト=育児放棄 食事、家事などを子供のために行わないこと 子供よりも自分の楽しみを優先すること 例:子供を家や実家に放置して、自分は遊びに行く ついでにこれも ≪詐病≫ http //ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%90%E7%97%85 経済的または社会的な利益の享受などを目的として病気であるかのように偽る詐偽行為 ミュンヒ=同情、関心 詐病=経済面の利益が目的 制服を盗む~ ゆらがバイトを探す度に出てくるであろう言葉。 現時点でスレで確認できている窃盗済みの制服は神戸屋、旧型サイゼ、吉野家、そしてナース服。 あろうことか盗んだ制服をオークションに出そうとしていた事もある。 《吉野家制服窃盗発言》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=yoshinoya.JPG 《神戸屋制服》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=koube1.JPG ゆら:爆発目玉焼き 8/13のメゴリアル記事にUPされた目玉焼き画像から。 《どうみても黄身が爆発》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=bakuhatumedama.JPG 「ほんとにできた!」…だと…? ゆら:チ○ポナポリタン 旧メゴリアルにUPされたゆらちゃんお手製ナポリタンの愛称。 具材に使われたキティちゃんのソーセージが男性のアレに似ていた事に 由来する。残念ながら画像はない。 おまけ:それでも料理が出来ると主張するゆらちゃん お料理は苦手だけど、できないわけじゃないんだおー。 多分ゆらと付き合った人は(ゆらちゃん料理好きなんだなっ)て思ってるとおもう。 そんくらい作るwやたらと作って待つの好きw ひとりだとね、やる気出ないんだよね~(´・з・`) 8 58 PM Dec 4th ついっぷる/twippleから 《証拠SS》 http //www26.atwiki.jp/yura-asaki?cmd=upload act=open pageid=22 file=yu-ryouri.JPG ゆらちゃん料理好きなんだよ☆と言いつつ出来るのはチンポリタン… なんで友達が去っていくの? @●and●●ib●●n ゆらね、いっぱい絶望的なこととか後ろ向きな鬱っぽいことゆって、友達が何人も離れていったから、いまは明るく前向いて生きれるように、必死なんだ(`;ω;´) 12 57 PM Sep 27th webから ●and●●ib●●n宛 本人曰く↑こんな感じですが、実際はゆら語録と元彼関連と元親友さんの頁を参照。 おねがい!マイメゴリイ (ぴんく怪造1/10&21) 大人じゃない ゴリラです 怠けるのが仕事です パパの名前呼ぶだけで お金がくるの 聞き分けない この体 太りだして止まらない はちきれそうで可哀相 お洋服が ウホホ マイメゴリー マイメゴリー おなが撫でてたら 腹の肉育ちすぎて マイメゴリー 薬見つけたなら ぼりぼりぼり ラムネラムネ 大戸屋で 傘振り回す 嘘じゃない ホススレ 754-758 ぶりぶりぶーふわふわぷーこんなキモいメロメロディ 夢だけど夢じゃないこんなキモいマイ(脳)メモリー 男じゃない女じゃない故意するのが仕事です 君の名前日記に書くと叩かれーるの 聞き分けないこの頭動き出して止まらない 毎日行けなくてごめんなさいだけど聞いて 届け11枚ー11枚ー星空を越えて君の夢守るニコ生 マイメモリー(マイメゴリィー)ハート見つけたなら ぐるぐる巻きにしちゃうからね うぉーうぉーお゛ぇー覚悟しといて嘘じゃない 人じゃないゴリラでもない鳴いたりだってしちゃいます 女の子に魔法でーしてもらったのー(12時まで) 2番 ぶりぶりぶーふわふわぷーこんな気持ちメロメロディ 夢だけど夢じゃないお願いねATM 嫌いじゃないてゆーか好き(金!)素直になんてなれません 君の顔を見るだけでライブ行けるの それなのにそれなのにー憎まれ口撃ちまくり 一人になって喜んで写メ練習さ だからマイメロディー(カラオケさ)マイメロディー(アニメ声) 本当の顔ネットに出てたばれた今年 マイメロディー欝イッターで弁解 来る来る人捕まえちゃえ うぉーうぉーうぉー(唸)逃がさないからここへ来て PMSじゃないつらいです 嘘ばれたら真っ赤にだってなっちゃいます どの薬も効かない不思議でー作られたのー 《元ネタ》オトメロディー/おねがいマイメロディOP http //www.youtube.com/watch?v=JltqpZYCVz0 feature=related おまけ:スネークのすすめ 凸目的ではなく、鍵付き時にゆらちゃすがどうウホっているのを見る為にスネークしたいという方へ。 効果の程はわかりませんが参考にしてください。 《用意するもの》 1・ツイッターのアカウント 2・アメブロ 《注意点》 1・身バレする情報は記載しない。(行動範囲、ちゃすへの皮肉っぽい呟き) 2・板にスネーク宣言しない(ちゃすも板は覗いています) アメブロはちゃすの興味を惹く内容がいいでしょう。 ちゃすだけでなく住民も欺く位の気合で行ってください。 ちょっと身バレしそうな(皮肉を除く)情報はアメ限ですればいいと思います。 後々ちゃすをアメンバーに引き入れることを考えて、アメ限記事も書いてください。 スネークは住民からも見られる(オチられる)可能性も高い立場です。 自分の垢にURL凸があっても迂闊には動かない、板で自分の名前が出ても反応しない強さを身につけて下さい。
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「もう、気が済んだでしょ。離して」 だけど、そんな幸せな気分は、千聖の憮然とした声で打ち砕かれた。あんまり聞いたことがないようなその声色に、私は不安を覚えた。 抱きかかえるようにして体を起こすと、ちょうど向き合うような体勢になる。千聖は完全に無表情だった。いつも喜怒哀楽がはっきりしていて、顔を見れば機嫌がわかるはずなのに。緊張で、喉がキュッと音を立てた。 「千・・・」 「これ、外して。痛い。」 「あ、あ・・・うん」 まだ喋り方は淡々としていたけれど、千聖は眉間に皺を寄せて不快そうに体を捩った。例えネガティブな感情でも、まだこうして意思を表してくれた方が安心する。私は少し安心感を覚えて、急いで机の上の鍵を取った。 「・・・」 手錠が解ける。自由になった右手をさすりながら、千聖はじりじりと私との距離を離していく。 「・・・・・・何か、こういうこと、無理やりされるっていうのが、どういうことかわかった。」 「千聖、」 「そんなのわかりたくなかったけど。怖かった。本当に。嫌だったんだよ」 まるで独り言のように、千聖はスカートの乱れを直しながら淡々と話し続ける。 「ごめ・・・」 「謝るぐらいならさぁ、最初からやらなきゃいいじゃん」 「ごめん」 「だからさぁ」 苛立つような口調。そのまま怒ってくれたほうがまだマシだったけれど、千聖の目には涙がいっぱい溜まっていた。それで私は今更、自分のしでかした事がどういうことなのか、やっとわかった。 こんなことはするべきじゃなかった。千聖の煮え切らなさや私への甘さにつけこんで、結果的にひどく傷つけた。 「私はおもちゃじゃない」そう言って嫌がっていたのに、私はわざと聞き流した。どんなことをしても、千聖は最後には許してくれると思っていたから。えりかちゃんへの対抗心や、自分の中で膨らんでいた欲望を解消するために、自分の意思を貫いてしまった。 「・・・・帰る。」 気まずい沈黙の後、千聖はポツリとつぶやいた。 「待って。ママに車出してもらうから」 「いい。一人で帰りたい。」 「でも、その方が不自然だから。お願い、送らせて。」 必死で食い下がると、千聖は小さくため息をついてうなずいてくれた。 どうしよう。私がバカだった。 お嬢様の千聖を泣かすのはもちろん嫌だったけれど、正直この千聖に嫌われるのはもっと大打撃だった。冷や汗が吹き出る。 帰りの車の中で、千聖は一度も私の顔を見てくれなかった。ママに話しかけられた時は普通にしていたし、私が話しかければ答えてくれたけれど、私の胃は余計にキリキリ痛むだけだった。 「・・・あ、この辺でいいです。ありがとうございました。」 「そう?それじゃあ、気をつけてね」 「はい。」 「千聖・・・」 「舞ちゃん、明日頑張ろうね」 千聖は早口でそう言うと、さっさと車を降りて歩いていってしまった。信号を渡って、小さな背中がどんどん遠ざかる。 どうしよう、どうしよう。時間を元に戻せるなら、どうか今日舞の家に来る前までタイムワープしたい。いや、むしろなっきぃとエッチビデオを見てしまったあの時まで・・・ 「喧嘩でもしちゃったの?どーせ舞が千聖ちゃん怒らせちゃったんでしょ」 「うるさいな」 勘のいいママが、今はちょっぴり憎らしい。私はブランケットでバサッと体を包むと、フテ寝を決め込むことにした。・・・でも頭が興奮していて、ちっとも眠くならない。 さっき、ちょっと泣いてたな。そういえば、千聖は基本的に、マジギレというのをできない性格だった。怒ると泣いて凹んじゃう、なんて自分で言ってたぐらいだ。私は誰よりもそのことをわかっていたはずなのに、あまりにも思いやりのない行為だった。 千聖は長女のわりに甘えん坊だと思っていたけど、本当にワガママでガキなのは自分のほうだって、こんなことになるまで気がつけなかったことが情けない。 明日はゲキハロ初日なのに、果たして私も千聖も大丈夫だろうか・・・ 翌日。 「おはよ・・・」 「あら、おはようございます、舞さん。」 だけどそんな心配とは裏腹に、舞台上でなっきぃと台本の読みあわせをしていた千聖は、私の姿を捉えると、ぴょこっと頭を下げて微笑んだ。 キャラはお嬢様に戻ってるんだ。私は一瞬、千聖が昨日のことを覚えていないんじゃないかという期待を覚えた。でも、 「千聖・・・」 「あ、舞美さん。この台詞の間についてですけれど・・・」 「ねえ、」 「ごめんなさい、今ちょっと。愛理、このシーンの立ち位置を・・・」 調子付いて話しかけようとすると、プイッと違う人の所へ行ってしまう。一見本番に備えての確認に奔走しているようにも見えるけれど、よく聞けばさほど重要なことを話してわけでもない。 それこそ、長年の付き合いだからわかる。千聖は明らかに私を避けている。心が重く沈んでいく。 「舞ちゃん、大丈夫?」 そんな私の様子にいち早く気づいてくれたのは、えりかちゃんだった。 「うん・・・」 「千聖、ちょっと変だね。何かあった?」 普段はおふざけ仲間で、誰よりもはしゃいじゃうところがあるえりかちゃんは、こういう時は意外に年下組の様子を見ていてくれている。 「うん・・・・」 えりかちゃんは恋敵だけど、それ以前に私の大切なおねえちゃんだ。弱ってるときに優しくされたら、そりゃあ甘えたくなってしまう。 「舞、千聖にひどいことしちゃった。千聖が何でも許してくれるって思い込んで、怒らせちゃったの。でも、普通に謝るんじゃ足りないっていうか、どうしようもない気がして。」 内容が内容なだけに、あんまり詳しくは言えなかったけれど。それでもえりかちゃんはこんな端折った説明だけで「ふーん。そっか。」なんて言ってうなずいた。 「え・・・今のでわかるの?」 「何となくね。可愛い妹たちのことですから。」 そう言って、私の頭を肩に乗っけてくれる。 「きっと、千聖は舞ちゃんが何を考えてるのかわからないんじゃないのかな。」 「わからない・・?」 「ウチの予想だと、舞ちゃんはきっと、何の説明もなしに、いきなり千聖にワガママを言った。もしくは、何か強引にやらかした。」 「・・・うん。そうだと思う」 えりかちゃんの声は柔らかくて、それでいて頼もしい。心の中を見抜かれてしまうのは恥ずかしくて嫌な事のはずなのに、優しさが自然に染み入ってくる。 「もう、だめかも。ある意味犯罪者だもん、舞。」 「ええ???」 「だって・・・」 こういうの、何て言うんだっけ。セクハラ罪?痴漢罪っていうのはあるのかな。とにかく、そういうヘンタイ系の罪になることは間違いない。 「いや、まあ、でもさ。今ならまだ大丈夫だと思うよ。そんな、犯罪者だなんて怖いこと言わないでよ舞ちゃん。」 「そうかな」 「千聖はあれで、結構臆病なとこあるから。今は何がなんだかわからなくて、怖がってるんだと思うよ。だから、舞ちゃんが思ってること全部伝えて、安心させてあげてほしいな。ほら、今だって千聖、すっごい舞ちゃんのこと気にしてる。」 えりかちゃんがこっそり指差す先にいた千聖は、なるほど確かに私たちの方をチラチラ観察している。目が合うと、すぐに背中を向けてしまったけれど。 「あれは、えりかちゃんの方を見てたんじゃないの・・・」 「違うよ。舞ちゃんだよ。ウチとは視線がぶつからなかった」 「そう・・?そう、かな」 「そうだよ」 えりかちゃんはそこで大きく体を伸ばすと、「さ、ウチらも最後の確認しよ?」と私を促してくれた。 「ちゃんと、後で千聖と2人っきりで喋れる場所確保してあげるから。」 「本当?」 えりかちゃんは不敵に笑うと、「千聖ー!読み合わせやろう!」と千聖を手招きで呼んだ。 「ん?何で笑ってるの?」 「んーん。別に。・・・えりかちゃん、ありがとうね。」 不思議な感覚だ。やっぱり敵わないな、って思ったのに、うれしいなんて。悔しいから、それは言ってあげないけど。 ついこないだは舞美ちゃんに励ましてもらって、今日はえりかちゃん。みんな心配してくれてるんだから、ほんとにちゃんとしないと。 「さ、集中集中!」 ほどなくみんなも集まってきて、自然に全体の最終確認になる。 大丈夫。今は、やるべきことに集中して。 「舞ちゃん、次舞ちゃんだよ!」 「あ、ごめんごめん!」 私はほっぺたを2回ペチペチ叩くと、みんなの読み合わせに追いつくべく台本に目を通した。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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さくらゆいちゃん 画像提供:由比町商工会 都道府県 静岡県 肩書き 静岡市清水区由比町商工会マスコットキャラクター 公式サイト http //web.thn.jp/yui-sk/ ゆるキャラGP http //www.yurugp.jp/yuruchar.php?id=146 uk= 攻略難易度 ? イベント情報