約 544,089 件
https://w.atwiki.jp/trpg_summary/pages/3042.html
千賀敷数多(チガシキ アマタ) :ぱぱびっぷ キャラクター詳細 『我々は厄介事に愛されている』 立ち絵 『我々は厄介事に愛されている』 ステータス STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU HP MP SAN DB 10 9 9 16 14 16 11 19 技能値 回避:52 聞き耳:75 追跡:75 図書館:85 目星:75 信用:75 説得:35 芸術(人間観察):65 博物学:40 物理学:46 法律:60 設定 『我々は厄介事に愛されている』HO2 TROUBLE SOLVER の対象という意味で人間全般が好き。変わった行動を取る人物を見つけると気になってしょうがない。 刑事は天職だ。犯罪者たちがなぜそんな行動をするのか解明したい。 そんな知識欲ゆえに千賀敷は優秀な刑事であり、これまで数々の事件を解決してきた。そしてその知識欲故に同僚の刑事に厭われ、これまで数々のコンビを解消されてきた。 一方自分の身の回りのことには無頓着。カバンには常にジャンクフードが入っているし、持ってる服は全てデザインで揃えられている。 登場セッション 23/01/12-13 #ぱぱむつ我厄 我々は厄介事に愛されている
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/7390.html
379 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 23 00.44 ID ??? 本当のことを言わないのは良いが、嘘を言うのはいかんな とは言え…… 「裏切ったNPCって人間?」 「UGNに残されたデータでは人間だった事になってるね」 「人間ならワーディング一発で射殺すりゃ良いか(以下、全力で舐めプレイに走る)」 本気で対処に困った例 俺はこの時、何て言えば良かったんだろう…… 380 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 25 34.77 ID ??? PLがマジでそう考えたのかPCの思考を口に出したのか知らないけど考え方の1つとしてありじゃないの 381 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 28 50.63 ID ??? 裏切る数日前に様子がおかしかったとか力が妙に強くなってたとか背中がかゆいとしきりに呟いてたとか そういう目撃証言を出す、とか 382 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 31 51.64 ID ??? 「本当に人間ならね。(ニヤ)」こうだな。 383 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 40 23.90 ID ??? 379 NPCって言ってるのだから、PLがGMに聞いたわけだな。 「違う」とはっきり言うか、「GMとしてはそれは言えない」 とかいうべきだったかな。 384 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 46 00.66 ID ??? 379 そっとNPCに対ワーディングマスク持たせりゃよかったんでない? 385 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 47 20.02 ID ??? 383 >違う PCの知る手段のない情報を聞かれてもセッション中はGMは答えない方が良いと思う >GMとしてはそれは言えない 質問の仕方をダメ出ししてても二度手間だし、「PCが取得できた情報」を答えるのはいいのでは 386 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 19 57 00.32 ID ??? 379 むしろワーディング一発で自分を無力化できる奴がゴロゴロ居る組織を裏切った人間が それに対してなんの対策もとっていないと前提するほうがおかしいんじゃないかなw 387 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20 21 35.67 ID ??? 上手く回らないのなら、ぶっちゃけるしかないのでは。 388 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20 21 50.95 ID ??? 379の >「UGNに残されたデータでは【人間だった事になってる】ね」 で素直に今での人間だと思うのはなんと言うか、良い言い方すれば純粋だよなw 391 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20 43 53.06 ID ??? ワーディングで気絶しないだけの人間もいるんで、識別法として ワーディングをばら撒くのは正解じゃないんだけど…とスレ違いごめん。 392 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 20 46 46.52 ID ??? むしろオーヴァードが気絶したふりをする事もあるしなぁ 393 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 21 07 57.79 ID ??? 383 「UGNの情報」について嘘は言ってないと思う。 というか、その答えをもらって、疑わないほうがおかしいw 395 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 21 28 54.82 ID ??? 388 どう聞いても「データとられた後、人間やめましたよ」としか受け取れないのは、心がヨゴレてしまったからなのか・・・。 スレ327
https://w.atwiki.jp/saikyouwoman/pages/248.html
【作品名】魔界塔士SaGa 【ジャンル】ゲーム 【名前】人間女 【属性】人間の女性 【攻撃力】チェーンソー:核爆弾で大したダメージを受けない 程度の相手なら確実に真っ二つになる 核爆弾:多分小型。未来世界で手に入るので、最低でも現実と同じ位の威力 【防御力】核爆弾を1発食らっても平気 ゾクの鉢巻で炎、冷気、電撃、猛毒、地震の攻撃(最低でも核爆弾クラス)を無効 さらに状態変化攻撃も完全無効化 【素早さ】達人並み 【長所】高い攻撃力 【短所】すばやさ 【戦法】初手核爆弾。通用しなかったら、チェーンソーで斬る 【備考】チェーンソーの効果は後にスクエニ作品でパロになったほどの公式技 vol.3 参戦 3スレ目 159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/24(土) 12 03 15 ID ZWj7j+dz 人間女考察 リリィ・シアフィールドの下位互換でその下には負けないので リリィ・シアフィールド>人間女
https://w.atwiki.jp/dngtouzaisen/pages/52.html
キャラクター名 鮎喰 依罠 ■性別 女性 ■所属陣営 西 ■所持品(ひとつにつきステータス2点消費) なし ■攻撃力(ステータスの合計は16、スズハラ機関は2... 1 ■体力 2 ■体術 2 ■知性 6 ■FS 5 ■FS名 視力 ■特殊能力 『未来のプリズム』 視線の先に不可視のブロックを生成する。 同時に幾つでも生成できるが、一度作ったブロックは彼女には消せない。 ブロックは空間に固定され、動かすことは出来ないが 衝撃を与えると可視化される。 堅さは普通の岩程度。 大きさは約30cm程度の立方体サイズ。 ■キャラクター説明 あくい いわな。 頭に悪趣味なうさぎのぬいぐるみをくくりつけたゴスロリ少女。 外見に似合わぬ高い知性と、知性に似合わぬどこかエキセントリックな言動が特徴的。 趣味は『人間観察』。 落とし穴やタライなど、罠にハマるのを見るのが何よりも楽しいらしい。
https://w.atwiki.jp/origin2015/pages/29.html
【出身世界】アースD(ディティクティブ) 【名前】サラ・エドワーズ 【性別】女 【年齢】17 【職業】メイド 【特徴】身長156cm 茶髪のショートヘア メイド服 【好き】ケーキ、クッキー 【嫌い】ブラックコーヒー 【特技】家事、人間観察 【趣味】トランプゲーム 【詳細】主人の屋敷に住み込みで働いている少女。 主に屋敷内の清掃、炊事洗濯を担当。子守を頼まれる事もあり真面目で主人に信頼されている。 屋敷内で起きた殺人事件を解決した事で世間に名を知られるようになるが本人は探偵になる気はさらさらない。暇な時は同僚のメイド達とトランプをしている。 【備考】 無意識の内に人の仕草や言動などを観察している。 屋敷でパーティーを行なった日に事件は起こり主人の旧友が一人殺された。 犯人は被害者と供にパーティーに出席していた息子だった。 他キャラとの関係
https://w.atwiki.jp/2chpspo2rp/pages/97.html
RPキャラ紹介 キャラクター名 名前 ジャン 種族 ヒューマン 性別 男 年齢 24ぐらい 所属 リトルウィング 身長 177 Rp 体重 57 Kv タイプ ハンターorレンジャー レベル 発展途上 一人称 俺 二人称 アンタ、お前など 三人称 基本呼び捨て 趣味 パズルゲーム 昼寝 人間観察 好きなもの よく膨らむガム だらける時間 美味い飯 嫌いなもの 片付け 不味い飯 その他、紹介。 モトゥブ出身。両親や兄弟とは幼いころに死別しているため孤児院育ち。 ローグスに片足をつっこんでいたが、深く入り込む前に組織が抗争で壊滅。 その後食い扶持を稼ぐためにフリーの傭兵として活動していたが 「住む部屋に困らず珍しいガムや食い物が多くありそうだから」 との理由でLWに入社。現在にいたる。 ジャンは通称。 めったに名乗りたがらないフルネームはジャンマリア・ラ・ローザ・パローディという。 中の人より一言。 いつの間にか背景にいる、そんなキャラを目指したいなと。 RPキャラ紹介 バージョン1.02 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fluorite/pages/79.html
名前:クロロ 性別:雌 種族:猫 年齢:内緒 体毛・瞳:三毛・琥珀 体長:1フィート1.78インチ 住んでいるところ:西区 アクセサリーショップ「虹の雫」内居住区 職業:「虹の雫」の看板猫(一応、ミケーレの使い魔) 一人称・二人称:外に聴こえるのは猫の鳴き声。ワタシ・お前・呼び捨て 趣味/特技:人間観察/鼠取り 好き/嫌い:ミケーレは特別に好き。茹で鶏とチーズが好物。/煩い人、乱暴な人が嫌い。 他作品への登場:OK ミケーレが幼い頃に拾った猫。元々は魔女の使い魔だった為、知性が高く人語を解する。話すことは出来ないがミケーレや魔力持ちには意思を伝えることが可能である。 実は中々長生き。おばあちゃんなんて言うと爪が炸裂するので要注意。 多くの魔力を持たないミケーレに魔術の基本を教えたり、なにかと面倒を見ている。 制作者:まーさん@備前国
https://w.atwiki.jp/naiana/pages/30.html
本文工事中 以下公式特設サイトのキャラ紹介ページより引用 コウスケに取り巻く女生徒の一人。 口数が少なく、基本的に無表情。 しかし感情は豊かで 喜怒哀楽がはっきりしている。 生真面目な性格で、 勉強やスポーツを卒なくこなすが カラオケやゲーム等の娯楽になると 途端に不器用になる。 入学当初に知り合ったコヨリと 行動を共にすることが多く 親友のような関係を築いている。 身長 166cm 誕生日 6月3日 趣味 人間観察 特技 透視 成績 優秀 得意科目 地理 嫌いな物 胸を触られる事 ↓以下ネタバレ注意(反転で閲覧可能 編集者:しらにゅい) ウスワイヤのアキヒロによって学校へ送られてきたアースセイバーの一人。 透視能力と指先から赤い光線のような鞭を出す能力を持つが、共に詳細不明。 番外編「ウソツキ」ではナオヤとB子よりも先にコヨリの「テスト」を受けるが、 身体に異常をきたし、応戦も虚しくコヨリに敗れる。
https://w.atwiki.jp/seijin/pages/16.html
5中メンバー ここでは,新成人の5中実行委員の自己紹介をしてもらいます☆ どんな紹介でもOKです★ 竹口 万梨 今は幼稚園の先生目指して女子大に通っています☆ 小さい子,めっちゃ好きです♪ 体育の授業は週3回あります。結構きついです!でも楽しいです♪ 5月3日生まれなので,もう二十歳になりました☆★☆★ AB型です。よく変子て言われます。友達は,AB型とB型が多いです◎ 基本明るい子です★暗い時はとことん暗いです。。 とっても笑うことが好きです♪ 見つめることが好きです!なぜか人を見たら目が離せなくなります!よく人間観察をします。 嘘をつかれるのが一番嫌いです。うそをつく人もきらいです。。 でも世の中には嫌な人など存在しないと思っています★☆ これから,どうぞよろしくお願いします!! みんなで思い出に残るいい成人式にしような♪♪ 楠木 鈴香
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/90.html
人間 ◆6lu8FNGFaw氏 有賀はニタニタと笑いながら、沙織に向かって銃をちらつかせる。 「さあ…早く逃げなよっ…。何をためらってるの…?」 カイジは絶望感に苛まれていたが、ふと、ある違和感を覚える。 (こいつ…本当に、田中さんを逃がす気があるんだろうか…?) ヘルメットの奥にギラギラと光る二つの瞳。 愉悦を堪えきれず醜くつりあがり、ゆがんだ口。 ふと既視感…そうだ…これはあの時…。 ゴールの…希望のはずの窓……だが、悪寒…。薄暗い窓の向こうにほの見えた、暗い期待…… (駄目だ……窓を開けちゃ駄目だっ… 佐原…!!) 「…カウントダウン、するよ…?10…」 「待てっ…」 カイジはよろよろと立ち上がった。 銃弾を2発受けたのは片足…左足をかばうようにして、無事な右足でなんとか立ち上がる。 「あんた…本気で、片方は逃がすつもりでいるのか…?」 「…なんだ、まだ立ち上がる気力が残ってたの……」 有賀はカイジのほうに改めて銃を向ける。 「そうだよっ…!一人は逃がしてあげる…!うふふ、うふふっ…!」 「なら…銃を降ろせよ…俺はこの通り逃げられねぇし、攻撃もできねぇんだ…田中さんが逃げる間くらい、銃を降ろしてくれねえか…。 そんなんじゃ田中さんも安心して『背中を向けて』逃げられねぇっ…」 カイジは話しながら、足を引きずり、少しずつ沙織をかばうように…有賀と沙織の間…直線に割って入るように移動した。 考えろっ………。 もし仮にここで死ぬことになっても…。 いや、死なねえっ…最後の一瞬まで、『俺』は死なねえっ…! 何かないか… 考えろっ… 考えろっ…!! 有賀と話しながら、カイジは必死に考えを巡らせていた。 もう体の震えは止まっていた。足の痛みのおかげで、むしろ体中の感覚が冴えてくるのを感じていた。 絶体絶命、ほぼ必ず死ぬであろうこの状況で、ならばせめて、自分らしくいるっ…! 『俺』まで明け渡さない…! 有賀を睨みつけながら、必死で言葉を紡ぎ出しながら、カイジは考えていた。 何かないか…! 「なぁ…頼むよっ…銃を降ろしてくれ…数秒の間だけ…」 「うふふ…クク…何言ってるの…?そんなに…早く、殺されたいの…? 指図すんなよ…!体の端から順に穴を開けてやろうか…? すぐには死ねないよ…それとも、本望かな…頭と胴が無事なら数分は生き延びていられる…ウクク…!」 有賀の脅しに、強気のカイジもさすがに怯む。 その表情を見て、有賀はますます口の端をつりあげる。 絶望…ひたすら絶望…! 駄目だっ…何も…何も思いつかねぇ…! 死ぬのか…! ここで二人とも…! 「ねえ…」 ふと、カイジの後ろに立ち尽くしていた沙織が声を発する。 「やっぱり…私も…殺すの…?」 「うふふ…殺さないよっ…殺さないっ…」 「ねえ…お願い…助けて…何でもするから…」 沙織は涙声だった。 沙織の声を聞きながら、カイジはもどかしい思いに駆られた。 彼女は冷たい人間…だからって、死んで欲しくない…! 「うふふ… 何言ってるの…?」 「ねえっ…私だけでも助けて…何でもするからっ…死にたくないの…あなたの言いなりになるから…」 「………いらないよ、別にいらないっ…」 「お願い…!役に立つわ…私をおとりにして人をおびき寄せれば、もっと人殺しができるわ…」 「……………」 有賀と沙織のやり取りを聞きながら、カイジは背筋が凍るような感覚に襲われた。 そこまでして助かりたいのか…?わからない…全く理解できないっ… 「私が、同行中に不意打ちでもすると思っているの…? なら…私の両手をその銃で撃って…手負いにすれば、私はもう何も抵抗できない…」 「フフ…狂ってるね…あんた…狂ってる…!そんなに生きていたいの…」 「死にたくないもの…!お願い、私の命だけは助けてっ…!」 沙織は泣き叫ぶように言った。 有賀はそれを見てニヤニヤと笑いながら、ふと考えた。 生に対する執着…ここまでの奴は初めて見た…! 今まで、女子供をたくさん殺してきた…。 みんな、心躍るくらいに泣き叫び、哀願してきた。 それこそ何でもするからと、自ら服を脱ぎだすような女もいた。 だが… ここまで生に執着する女は初めて…… (こいつを…どこかの建物の中で縛りつけ…端から順にナイフで開いていったら、楽しいかな…? 開くたびに哀願…死にたくないと…許してくれと泣き叫び…もうしないと言って安心させて…、 またもうひとつと…傷をつけていき…再び絶望に染まる顔を眺めたら楽しいだろうか…?) 有賀はこらえきれない笑いをかみ殺し、沙織に言った。 「…何でもする…?」 「ええ…何でも…何でもする…!」 沙織の発する言葉はほとんど悲鳴に近かった。 「そう……なら、君を一緒に連れて行ってあげる…。 君のお望みどおり、両手を撃ってあげるっ…」 有賀は沙織が見える位置まで少し左にずれ、沙織に銃を向けた。 「ま…待って…。このままじゃ体にも弾があたってしまうわ… お願い…、両手を挙げて…少しだけ近くへ行くから、的を外さないようにして…お願いっ……」 「…クク…」 沙織はゆっくりと両手を挙げ、少しずつ有賀に近づいていった。 そのとき、カイジの横を通った。 カイジが呆然とこちらを見ているのが視界の端に映ったが、沙織はカイジに一瞥もくれず、そろそろと有賀に近づいていった。 足が震える。恐ろしい。立っているのもやっと。 殺人鬼。恐ろしい。恐い。だけど、殺されるのは嫌…もっと嫌… 有賀は、沙織の怯えた様子を愉しげに観察していた。 目に涙をためて、恐ろしさのあまりこちらを向かず、ふらつく足元を見ながらゆっくりと歩いてくる。 とても飼い慣らしやすそうだ…本人の言うとおり、少しの間なら奴隷として使ってやってもいいかもしれない。 …少しの間だけなら、ね…うふふ…! 有賀は油断していた。 ふと、銃を持つ手元に目をやった。 そのとき、一閃っ………………!!! 「グワッ…!!」 一瞬、何が起こったのか有賀には分からなかった。 左目に鋭い衝撃……! 「!?」 反射的に銃を構えなおそうとする…その刹那、視界が真っ赤に染まった。 何 が 起 カイジはその瞬間をはっきりと見ていた。 有賀がふと手元に目をやった…その瞬間、沙織の右手が振り下ろされた。 有賀は奇声を発して左目を手で抑えた。 有賀の指の隙間から、沙織は何かを勢いよく突き刺した。 沙織の左手は相手のヘルメットの淵をつかみ、右手は何か細い棒のようなもの… それを、有賀の指の間から突っ込み、根元まで押し込んだ。 有賀の指の間から、赤いものが流れ出した。 血だ。 鮮血はボタボタと垂れ落ちた。 有賀の銃はあさっての方向に向き、弾を放出した。 バラバラッと数発。 ゆっくり、有賀は膝をつき、倒れこんだ。 まるでスローモーションのように。 真っ赤な視界の中で、カイジって奴と女が鮮血を飛び散らせて倒れこむのが見えたんだ… 愉悦… 愉悦… 興奮… 愉悦… 愉しい…人を殺すのは、こんなにも愉しいっ…! うふふ… あはは……… は…… は カイジはゆっくりと、足を引きずりながら沙織に近づいていった。 沙織は、有賀の死体のそばで座り込んでいた。 「……田中さん…」 「……………」 返事がない。 うずくまったまま、肩が時折震えるのが見えた。 カイジは有賀の死体を見た。 有賀の横顔。左目に深く突き刺さっていたのは…見覚えのある物。 普段は筆談用に使っていた、通常支給品のペン。 カイジは足の痛みをこらえながらしゃがみ込み、沙織の肩に手を置いた。 沙織は嗚咽を漏らした。恐怖でも怒りでもなく、ただ悲しみが伝わってきた。 「……っく……っ……………ううっ…!」 「田中さん」 「……う……うう……!殺した……私……人殺し………殺した…!」 「田中さん、俺もだ」 「……………」 「この状況ではこうするしかなかった」 「……………」 「二人で殺したんだ…」 「……………」 「……ありがとう」 「……自分のためにやっただけよ」 「それでもいい…助かった」 「………あなたが、『この殺人鬼は二人とも殺すつもりだ』って教えてくれなかったら、一人で逃げてたわ」 「……………」 「でも……あなたは……最後まで、私を庇おうとしていたでしょう………」 「……………」 「一人なら、とてもこんな度胸なかったわ……。 一人なら……、自分だけが助かりたければ、目先の安全しか見えない…。 だから、…きっと殺されてたわ……………」 「………ありがとう」 「………お礼を言われるようなことじゃないわ…」 「人間らしくいてくれて………、ありがとう」 沙織はカイジのほうに目を向けた。 沙織の目から、涙がぼろぼろとこぼれ落ちた。 …………………… しばらく経って、沙織は深呼吸をした。 「行きましょう」 カイジは頷いた。 「こいつの荷物も持って行きましょう…マシンガンは使えるわ」 「ああ」 「あと、どこか隠れられるところに…、足の手当てもしないと」 「うん」 「歩ける?」 「…なんとか、ゆっくりなら」 「幸い…日も落ちてきたし、見つからぬよう…音を立てないように注意して移動すれば、なんとかなるわ、きっと」 二人は荷物をまとめると、ゆっくりと歩き出した。 * 【C-4/アトラクションゾーン/夜】 【伊藤開司】 [状態]:足を負傷 (左足に二箇所) [道具]:支給品一式×2、果物ナイフ、ボウガン、ボウガンの矢(残り十本) [所持金]:1000万円 [思考]:身を隠せる場所を探す 仲間を集め、このギャンブルを潰す 森田鉄雄を捜す 赤木しげる、一条、利根川幸雄、兵藤和也、平井銀二に警戒 ※平山に利根川への伝言を頼みました。 ※2日後の夜、発電所で利根川と会う予定です。 【田中沙織】 [状態]:健康 [道具]:支給品一式(ペン以外)、サブマシンガンウージー 防弾ヘルメット、参加者名簿 [所持金]:7800万円 [思考]:カイジの足の手当てができる場所を探す 死に強い嫌悪感 森田鉄雄を捜す 赤木しげる、一条、利根川幸雄、兵藤和也、平井銀二に警戒 【有賀研二 死亡】 【残り 29人】 062 変化 投下順 064 人間として 062 変化 時系列順 066 夢現 062 変化 伊藤開司 070 陰陽 062 変化 田中沙織 063 陰陽