約 3,363 件
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/1415.html
さらに、戦後一世を風靡したマルクス主義者たちにとっては、打倒すべき対象である天皇のイメージは“悪ければ悪いほどよかった”。こうして、息苦しい記憶に裏打ちされた「暗い情念」と、占領軍による権威づけと、イデオロギー的利益とが結び合わされ、この三位一体の黙契が実証的な精神を押さえ込んできたのが戦後精神史の一般的な風景だった。この流れに掉さして、「創られた伝統」を増幅させたのが、宗教史の分野では村上重良であり、憲法学の分野では宮沢俊義であり、政治思想の分野では丸山眞男だった。 ~ 新田均(憲法政治学者)『「現人神」「国家神道」という幻想』(2003年) <目次> ■1.戦後民主主義者の思想の枠組み ■2.丸山眞男「天皇制ファシズム論」と反論◆1.丸山テーゼと、その検証 ◆2.丸山テーゼに代わる昭和初期日本の政治・思想状況モデル ■3.村上重良「国家神道論」と反論◆1.「国家神道」に関する事実検証 ◆2.自虐史観を完全に払拭する3STEP ■4.ご意見、情報提供 ■1.戦後民主主義者の思想の枠組み 「社会主義・共産主義への“進歩”を「歴史の必然」と考えるマルクス主義者・戦後民主主義者(進歩的文化人)によって、進歩に逆行する反革命、すなわち「天皇制ファシズム(日本ファシズム)」と断罪された戦前期日本の国家体制、およびマルクス主義の二段階革命論に関するまとめページ」(↓下記)を参照。 マルクス主義と天皇制ファシズム論 このページでは、分野毎の各論(①丸山「天皇制ファシズム論」、②村上「国家神道論」の内容検証・反論)をまとめます。 ■2.丸山眞男「天皇制ファシズム論」と反論 丸山眞男は1946年5月に発表のデビュー論文「超国家主義の論理と心理」、翌1947年6月の講演「日本ファシズムの思想と行動」で、一気に戦後言論界のオピニオン・リーダーに躍り出て、以降1960年の反安保闘争でも活躍し、戦後民主主義者の代表として長期にわたって左翼陣営に大きな思想的影響を及ぼした政治学者である。 東京裁判史観と密接に結び付いた彼の「天皇制ファシズム論」は、戦後マスコミ・教育界の絶対的な思想的ベースとなり、現在でも強くその影響をとどめている。 ◆1.丸山テーゼと、その検証 ※サイズが画面に合わない場合は こちら をクリック願います。 現代政治の思想と行動 増補版 丸山眞男 (著) 1964刊 1974増補出版社 / 著者からの内容紹介戦後日本を代表する政治学者・丸山眞男の『日本政治思想史研究』(東京大学出版会)にならぶ主著。「戦後日本社会科学の精神的起点の一つ」(道場親信)と評され、「丸山学派」とよばれる多くの学者に影響を与えた。三部に分けられ20本の論文が収録されている。各論文は、講演調、書簡体、対話体と、ヴァラエティにとんだ歯切れのよい文体でつづられており大変読みやすく、また著者自身による詳細な「追記および補註」も読者の理解を助けてくれる。第一部には「日本ファシズム」をめぐる論考がおさめられている。特に「超国家主義の論理と心理」の与えたインパクトは大きく、その後の天皇制分析の出発点となった。「軍国支配者の精神形態」では「無責任の体系」というキーワードで日本の支配機構を分析、戦争責任問題の分析への道をひらいた。第二部にはファシズムと同時に共産主義の問題も論じている。第三部では政治学の基本的な概念を整理した文章がならんでおり、著者自身の時代状況への対応も見ることができる。「現代における人間と政治」では、『独裁者』などチャップリンの映画からときおこし、知識人の役割についての考察を深めている。半世紀たった今も、全く色あせるどころかますます輝きをます政治学的考察の宝庫。★評価中共と毛沢東を激賞しスターリンの「功績」をも懸命に擁護して、日本とアメリカの「ファシズム化」に警鐘を鳴らし続けて「本物の知識人」たちを“啓蒙”した丸山眞男の主要論文集。怪番組NHK JAPANデビュー第二回:天皇と憲法の思想的な源流もここにある! 丸山眞男の時代 竹内 洋 (著) 2005.11刊内容(「BOOK」データベースより)戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝というトラウマがあった。本書は、六〇年安保を思想的に指導したものの、六〇年代後半には学生から一斉に背を向けられる栄光と挫折の遍歴をたどり、丸山がその後のアカデミズムとジャーナリズムに与えた影響を検証する。★評価『日本主義的教養の時代―大学批判の古層』のもう一人の中心的編集者。1942年生まれの著者はまさしく学生時代に丸山眞男の強い影響を受けた世代だが、それだけに鋭く丸山氏の矛盾点・問題点を突いている。戦前から続く丸山と蓑田胸喜の浅からぬ因縁、戦後の学生運動への共産党の干渉、1960年の安保闘争、その後の全共闘など「丸山眞男の時代」を簡潔に描き出しており、読み易い。 知識人とファシズム―近衛新体制と昭和研究会 マイルズ・フレッチャー (著), 竹内 洋 (翻訳), 井上 義和 (翻訳) 内容(「BOOK」データベースより)自らの理念を現実化すべく国策関与を深める蝋山政道、三木清、笠信太郎ら当代随一の知識人たち。はたして1930年代は「暗い谷間」だったのか?戦後思想を規定した丸山眞男の誤謬を撃ち、昭和戦前期のイメージを根源から塗り替える。 ★評価日本思想研究家M.フレッチャーによって1982年に著された本書を2011年にようやく翻訳。既に80年代にフレッチャーは昭和研究会の理論家の思想遍歴から、丸山テーゼは成り立たないことを論証していた。全体に良訳であり、巻末の訳者竹内洋氏による丸山テーゼの今日的状況を含めた解説も分かりやすい。お勧め。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜 井上 義和 (著) (上記のM.フレッチャー『知識人とファシズム』の訳者の一人) 2008.6刊内容(「BOOK」データベースより)国家的危機の時代における大学の使命とは何か。欧化一辺倒の東京帝国大学に学風改革を迫り、高度国防国家を標傍する政府とも命がけの思想戦を繰り広げた東大生たち。戦時体制下で宿命的に挫折した“日本主義的教養”の逆説を読み解き、日本型保守主義の可能性を探る。目次第1章 「右翼」は頭が悪かったのか―文部省データの統計的分析第2章 政治学講義と国体論の出会い―『矢部貞治日記』を中心に第3章 学風改革か自治破壊か―東大小田村事件の衝撃第4章 若き日本主義者たちの登場―一高昭信会の系譜第5章 学生思想運動の全国展開―日本学生協会の設立第6章 逆風下の思想戦―精神科学研究所の設立第7章 「観念右翼」の逆説―戦時体制下の護憲運動第8章 昭和十六年の短期戦論―違勅論と軍政批判第9章 「観念右翼」は狂信的だったのか―日本型保守主義の可能性★評価現代の日本会議に繋がる国民文化研究会の母体となった昭和10年代の右翼学生運動の系譜を追い、左翼が壊滅した後、国家改造を進める革新右翼(国家社会主義者・アジア主義者)と激しく対立した観念右翼(伝統保守・日本主義者)の論理と活動の一段面を論証した好著 ◆2.丸山テーゼに代わる昭和初期日本の政治・思想状況モデル ※サイズが合わない場合は こちら をクリック 丸山テーゼは、故意に革新右翼・観念右翼を区別せずに、「狂信的な右翼ファシスト」と一括りにして、激しく糾弾しているが、 (1) 昭和初期の日本の政治・思想状況を解明する上で、この両者を区別する必要性があることは、革新右翼の代表である昭和研究会の理論家であった矢部貞治氏(政治学者)の戦後に発表された記録から早くに知られており、 (2) 1970年代には、伊藤隆氏(歴史学者)が、「進歩(欧化)-復古(反動)」軸と「革新(破壊)-漸進(現状維持)」軸の2軸に、左翼・右翼などの諸思想・勢力を位置づけ、 1 「進歩(欧化)-革新(破壊)」象限に位置する左翼は1930年代半ばに壊滅したが、 2 その後「復古(反動)-革新(破壊)」象限に位置する右翼から、「復古」をより志向する「観念右翼」と、「革新」をより志向する「革新右翼」が分離して、1940年の近衛新体制運動を巡って対立した。 3 近衛政権は、凡そ自らのブレイン集団である昭和研究会を中心とする「革新右翼」の路線に引きずられる形で支那事変を長期化させてしまい、さらに大東亜戦争へと追い詰められていった。 4 しかし敗戦が続く中で、「革新右翼」は後退し、「観念右翼」が、元の親英米派・旧体制派の自由主義者・重臣層と連携して戦争の幕引きを図った。 とする構図を提唱している。 (3) 上のモデル図は、伊藤隆氏の「進歩(欧化)-復古(反動)」軸の「反動」を「伝統」に置き換えて、下の政治的スタンス5分類・8分類図に附合する形式に、「観念右翼」「革新右翼」「左翼」「オールド・リベラル」を各々位置づけたものである。 -... ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ■3.村上重良「国家神道論」と反論 村上重良は戦後の宗教史の第一人者とされ、慶応大・龍谷大講師を勤めた人物である。 その主著『国家神道』(1970年刊)および『慰霊と招魂―靖国の思想』(1974年刊)は、終戦後まもなくの時期にGHQによって出された「神道指令」や、東京裁判の審理進行に合わせて提示された丸山眞男「天皇制ファシズム論」をベースとして、神道や靖国神社を「天皇制ファシズムによる侵略戦争のイデオロギー装置」と激しく批判し、戦後のマスコミや日教組の神道批判・靖国神社批判に「学問的根拠」を与えた、とされる。 以下、村上「国家神道」論の内容と、新田均氏の下記の著作による反論、および関連する近代日本精神史の出来事を列記します。 ◆1.「国家神道」に関する事実検証 ※サイズが合わない場合は こちら をクリック。 『国家神道』 村上重良(著)内容紹介国家神道は、近代天皇制国家がつくりだした国家宗教であり、明治維新から太平洋戦争の敗戦まで80年間、日本人を精神的に支配しつづけた。本書は、国家神道の成立から解体までの過程を詳細にたどり、その構造と思想を分析して本質的性格を明らかにすることによって、神道が日本人にとっていかなる意味をもったかを追求する。★評価★神道や靖国神社を批判する戦後左翼のバイブルとなった一冊。 ↓下は残念ながら現在絶版です。復刊アンケートにご協力願います。http //www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39829 「現人神」「国家神道」という幻想 新田 均 (著) amazonで一部ページを拝見できます。豊富な実証的研究により、「明治以降の日本は北朝鮮のような異常な絶対主義君主国家だった」という立花隆など左翼の大嘘を完全に打ち破る名著※amazonの内容紹介より一部引用「現人神」「国家神道」??これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。「「現人神」「国家神道」とは、日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度である」との嘘八百の言説に異議あり! こういったイメージが幻想に過ぎないことを、実証的歴史研究の成果に照らして明かす。 ◆2.自虐史観を完全に払拭する3STEP STEP1 「日本は韓国を侵略した」 → ×(嘘) 韓国はなぜ反日か?参照 ↓ STEP2 「日本は中国を侵略した」 → ×(嘘) 中国はなぜ反日か?参照 ↓ STEP3 「明治維新以降(あるいは戦前)の日本は異常な天皇制ファシズム国家だった」 → ×(嘘) 当ページの解説参照。但しその際に浅薄な皇国賛美史観に陥らないよう注意しましょう(⇒国体とは何か② ~ その他の論点参照) どうせなら早くSTEP3まで行きましょう。 ■4.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 大変意義のあるサイトに敬意を表します。国家神道に関する村上重良・新田均両氏の著作は歴史の事実と整合性がない、と云うのが現在の評価ではないでしょうか。佐藤雉鳴『神道指令・日米の錯誤』にそのことが記されています。二人の著作ではGHQ文書の解明ができていないということらしいです。 -- チキン (2012-03-09 09 27 32) 今晩は。佐藤氏のサイトを少し見ましたが、佐藤氏個人の独自解釈を強く打ち出している方という印象をまず受けました。こちらの政治思想・政治理論シリーズは、今の日本において「保守」として押さえておくべき「常識」とは何か、ということに主眼をおいて編集しており、新田均皇學館大学教授の論は、その検証内容の実証性・検証結果の総合性から見て、まさにこの「保守の常識」に合致する内容足り得るものと思量し当ページにて紹介しています。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 15 55) これに対して佐藤氏の論は、教育勅語の「内外」という文言の解釈に関する佐藤氏の異論申し立てから全てを演繹している感があり、本人の独自解釈ばかりで検証が浅く総合性に欠けるように思います。因みに教育勅語については、明治40年に文部省が公式に発表した英訳があり、そこでは「中外」は「in all places」となっていて「中外」を「宮中と民間」とする佐藤氏の独自解釈はやはり妥当ではないと思います。詳しくは教育勅語とその精神を参照願います。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 30 18) 補足すると、「保守として押さえるべき常識」とは具体的には、チャンネル桜・日本会議といった実績のある保守系団体・メディアの打ち出している公式的な見解、ということにほぼなります。新田均教授の見解は、この条件に該当すると思われます。これに対して佐藤氏の論は、単なる個人の独自解釈であり、かつ一見したところ、内容が散漫で結局読者の頭を混乱させる効果しかなく、むしろ有害との印象を受けました(従って、現時点では却下)。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 58 45) 以下は最新コメント表示 大変意義のあるサイトに敬意を表します。国家神道に関する村上重良・新田均両氏の著作は歴史の事実と整合性がない、と云うのが現在の評価ではないでしょうか。佐藤雉鳴『神道指令・日米の錯誤』にそのことが記されています。二人の著作ではGHQ文書の解明ができていないということらしいです。 -- チキン (2012-03-09 09 27 32) 今晩は。佐藤氏のサイトを少し見ましたが、佐藤氏個人の独自解釈を強く打ち出している方という印象をまず受けました。こちらの政治思想・政治理論シリーズは、今の日本において「保守」として押さえておくべき「常識」とは何か、ということに主眼をおいて編集しており、新田均皇學館大学教授の論は、その検証内容の実証性・検証結果の総合性から見て、まさにこの「保守の常識」に合致する内容足り得るものと思量し当ページにて紹介しています。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 15 55) これに対して佐藤氏の論は、教育勅語の「内外」という文言の解釈に関する佐藤氏の異論申し立てから全てを演繹している感があり、本人の独自解釈ばかりで検証が浅く総合性に欠けるように思います。因みに教育勅語については、明治40年に文部省が公式に発表した英訳があり、そこでは「中外」は「in all places」となっていて「中外」を「宮中と民間」とする佐藤氏の独自解釈はやはり妥当ではないと思います。詳しくは教育勅語とその精神を参照願います。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 30 18) 補足すると、「保守として押さえるべき常識」とは具体的には、チャンネル桜・日本会議といった実績のある保守系団体・メディアの打ち出している公式的な見解、ということにほぼなります。新田均教授の見解は、この条件に該当すると思われます。これに対して佐藤氏の論は、単なる個人の独自解釈であり、かつ一見したところ、内容が散漫で結局読者の頭を混乱させる効果しかなく、むしろ有害との印象を受けました(従って、現時点では却下)。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 58 45) 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2796.html
八意永琳(狂言)誘拐事件6 タグ一覧 八意永琳(狂言)誘拐事件シリーズ 永琳 740の続きとなります 「残念でしたね」 慧音の旦那である彼も大概の苛立ちを抱えているが、東風谷早苗の方がもっと苛立っている言うのは。 ちょっとは行儀よくしてくれと言う意味で、彼も更に苛立った。 「はい?」 ○○は愛犬のトビーをあやしながらだから、本気の声は出さなかったが。 その笑顔が完全にわざとらしい物であった。 書生君だけが知らない狂言事件に、書生君だけはこの誘拐事件を真実だと思っているから。 せめてもの真実味を持たせるために、少しは捜査を。鼻が良いとして評判の名犬まで借り出して演じようとしている上に。 遊郭街の暗部が見えてしまった以上、一線の向こう側にいる女性を妻としている○○には。 演じるだけでそれ以上はやめろと言われてしまい。 せっかく、どう考えてもそちらの方が本命で本丸に挑める遊郭への調査を。最初から禁じられてしまっている。 それだけでも踊る事にさしたる恥を持っていない○○は、退屈を通り越して苛立ちを抱えているのに。 「だから、残念でしたねと言っているのですよ。クレオソートに義足を突っ込んだ犯人もいなければ、未知の毒物を吹き矢で射かけられた被害者もいないのですから」 「……ええ、全くですよ。登れそうな雨どいもありませんし」 その上、もう何個めかの上乗せか分からなくなってしまったが。 その上で、東風谷早苗は○○に対して挑発のような態度を取っているのだから。 その割に、○○はなおも笑顔で東風谷早苗は悲しいような、憤るような。 ○○の笑顔もわからないが、東風谷早苗からも妙に心配してくれているような態度と言うのも。 はっきり言って、どちらも分からなかった。 「クレオソートって何だ?」 多分このまま、慧音の旦那が何も言わなければ5分でも10分でもにらめっこのような状態を維持していそうな。 そういう意地っ張りな部分が、寺子屋の子供たちで見るよりも酷いそれが見えてしまったから。 つくづく嫌々ではあるけれども、慧音の旦那は声を掛けざるを得なかった。 「石炭を高圧蒸留した後に出てくる液体ですよ。木材への防腐剤なんかに使われていますね」 最近は地底や河童からそう言った、特殊技術が必要な物品も入り込んでいるし。 慧音も科学の知識が必要だとしてそう言う授業も増やしているので。 思ったより簡単に理解できたが…… 若干ではあるけれども、つまらなさそうな顔をしている○○。これが全く持って理解できなかったが。 「行こう○○。阿求さんと慧音が良さげな着地点を見つけるまで時間を稼ぐぞ。鼻の良い名犬トビーが動き回れば……まぁ、何とか持つさ」 慧音の旦那からせっつかれる形で、○○は立ち上がってくれたが。 「これ持って、それからトビーのエサも少し持ってた方が良いかな」 ○○は東風谷早苗からの次の一手を待っている形であった。友人である慧音の旦那に犬をつないでいる紐とエサを渡して。 そして、腰に手を当てて早苗の方を見やった。早苗が少しばかりため息をついて、仕方なく口を出してくれた。 「喋りたければどうぞ。私もシャーロキアンですから、今の皮肉を言われた側の気持ちもわかりますから」 ○○は少しばかり安心したような顔を浮かべた。 「四つの署名(※)」 「ええ、シャーロキアンを自称している方がクレオソートと義足の単語達に反応しなかったら。ちょっと驚きですからね。そう言う意味では安心しました」 「俺も、外の知識で話が出来るなんて楽しいですよ」 ○○はようやく満足したのか、早苗に背を向けて歩き出した。 「じゃあ私は、ちょっと稗田さん所に顔を出してから、守矢神社に一旦戻ります」 ようやく話が切りあがったのを確認できた早苗は、すいーっと言う風に飛び上がって。 その姿はあっという間に、見えなくなってしまった。 「うらやましいなぁ……」 ○○は飛んでいく早苗を見ながらぼやいたが、慧音の旦那は○○が犬を結わえている紐を受け取ってくれなくて若干機嫌が悪くなった。 しかしながら、この場で最もかわいそうなのは。 先ほどから声を一言も上げる事が出来ていない鈴仙とてゐであろう。 鈴仙とてゐからすれば、永琳の焦りや輝夜ですら手綱を制御できなくなったこの狂言誘拐事件に巻き込んでいると言う。 そう言う強力な負い目がある物だから、○○やその友人である慧音の旦那や。 また、真意は謎であるけれども。わざわざ遠くからやってきて、何だかんだで協力してくれている東風谷早苗。 これら全部に、意見を言う権利が無いのではと思ってしまい。結果として、黙って付いて行く以外の道が無いのである。 「○○さん!!先生さん!!」 その上あの、八意永琳が惚れているあの書生君ったら。大人しくしていろと言っているのに、永遠亭から飛び出しやがった。 「もちろん皆さんの傍は離れません!だから私も連れて行ってください!!」 ○○は笑顔で書生君と握手していたが、慧音の旦那は犬をつないでいる紐を強く握りしめながら。 面倒くささにキレないように耐えていた。 「派手だな」 慧音の旦那は、竹林のある場所で巻き散らかされている。 さも運搬中のような薬やら何やらを見て、ただ一言だけ呟いた。 「ええ、そうですね。派手に……やりましたねぇ」 ○○も余りにも派手派手しい、要するに演出過多の現状を見て。苦笑を浮かべては書生君に怪しまれると思ったからだろう。 ○○の方は唇を引き締めて、さもこの場を重大であると言う風に見ている自分を作っていたが。 慧音の旦那の方は、そう言う小細工を使う必要が無かった。 何せ初めから狂言誘拐だと分かっている、要するに茶番へ付き合わされている事で腹が立ち胃がムカムカ。 そして頭脳は沸騰寸前なのだから、さして演じる必要が無いのである。 今の慧音の旦那は、人の良すぎる書生君の目から見れば。 「ありがとうございます、永遠亭の為にそこまで真剣に取り組んでくれて……」2人ともが、特に慧音の旦那は怒りと憤りに満ちている風に見えているのだ。 いや、それもある意味では正しいのだろうけれども。 「よほど転げまわったんだね……賊の足跡も八意先生の足跡も。全部消えている」 ○○は下手に黙っていると、そちらの方が却っておかしな姿を見せて怪しまれると思ったのだろう。 喋り出して、演技を始めたが。黙り続けたい慧音の旦那からすれば、そちらの方が願ったりであった。 役割分担が出来ていると言う事であるから。 「八意先生の持ち物は残っているかな?薬の特徴的な匂いと合わせれば、あるいは」 とは言うけれども、○○も慧音の旦那も期待はしていなかった。 慧音の旦那は付いてきた鈴仙とてゐの方を見たが、鈴仙はしきりに書生君から見えない所から頭を下げて謝罪の意思を示して。 てゐはこちら側にやってきて。 「姫様だけ」 と言う短い言葉を残してくれたが、意味は十分に通じた。 要するに、八意永琳の居所は蓬莱山輝夜しか分からないという事である。 「トビー、辺りを嗅ぎまわっておくれ。俺はもう少し何か無いか広く調べてみるよ。それから書生君からの聞き取りも頼むよ」 そう言いながら、○○はガサガサと竹林の奥へ入って行った。 またかよ……そう思いながらも慧音の旦那は殊勝にも筆記具と帳面を取り出した。 「もちろん!何でも聞いてください!!」 口の端が笑みのような形を見せたが、これは笑みと言うよりは痙攣(けいれん)と言った方が正しかった。 人が良すぎると言うのも実は案外迷惑なんじゃとすら思ってくる。 「ねー?人里以外にもお薬って配達に行ってるの?書生君も付いて行くの?」 竹林の少し中から、○○がいきなり声を入り込ませた、横から割るように聞いてきた。俺に任せるのじゃなかったのかよ。 「人間のいるところは、毎回ではありませんが一人で行くことはそれなりに有りましたよ!人里とか」 「そう、人間のいるところなら一人で行ってたんだ」 このやり取りは、耳に入っていたが頭にはまるで留め置かなかった。 考えていた事と言えば、後で永遠亭からたっぷり給金を頂いてやると心に決めていたという事ぐらいであろう。 どうせ1日では終わりそうもない。 「そう、そう……いつもは何時ごろに八意先生は帰るのかな?」 さすがに慧音の旦那も、歩き回りながらだから不意に書生君から帳面の中身を見られても良いように。多少はまじめにかき込んでいたが。 はっきり言って、書生君からの言葉は右から入って帳面にかき込んだら、即座に左から排出していた。 ○○の愛犬で、鼻の良い名犬も。こんな狂言や茶番に付き合わされて、さざ哀れだろうとも思ったが。 やはりそうは言っても犬だからなのからか、いつもとは違う場所に来れた事の方が嬉しいようで。 辺りを嗅ぎまわってこそいるが、それは捜査の為なのでは無くて純粋な興味でしかなかった。 まぁしかし、しきりに嗅ぎまわる姿は。書生君の眼には必死の捜索と言う風に映っているから、放っておくことにした。 実際、因幡てゐも若干と言うより最初から呆れて力が出ないのか。 ○○の愛犬の頭をなでたりして、ちょいちょい気を抜いている姿が見受けられるが。 そこは、抜け目が無いと言う奴なのだろう。少なくとも書生君にさえ見られなかったら良いのだ。 真面目な鈴仙はやや小突くけれども、こちらもため息の方が強いので。あまり真剣では無かった。 とにかく慧音の旦那からすれば。見えない範囲にさえ、○○の愛犬が飛び出しさえしなければそれで良かった。 けれども、そろそろタスキを○○に持ってもらいたいと言うのも事実。 今度は自分も、竹林の中に入って操作の真似事で時間を潰したかった。 「○○!?何か見つかったか!?」 殆ど真面目に書いていない帳面を閉じたら、真面目でない証拠が書生君から見えなくなったら力が若干抜けて。 思ったよりも大きく声を出すことが出来たし。立っているのに、何だか楽な体勢になったような安堵感があった。 やはりこんな面倒くさい仕事のせいで、力が過剰に全身を駆け巡っていたらしい。 「おーい、○○!?」 しかし、2度目の呼びかけにも返事が無いのは。身の安全とは違う意味で、嫌な予感がした。 書生君の場合は種々の不安感だけれども、慧音の旦那の場合は謀られたかもしれないと言うただ1点のみの不安であった。 たまらず鈴仙が竹林の少し奥へ入っていくと「あー……あー…………何か見つけたみたいですよ」 ○○がそう簡単にくたばるとは思えないし、妻である稗田阿求の事を愛しているようだから危険に自ら足は踏み入れないだろうとは思っていても。 こう、予告なしに何かをやられると腹が立つ。 「置いて行かれた」 「○○さんは何か見つけられたのですか?それで、急に?」 可愛そうだけれども、今の慧音の旦那に書生君の質問や疑問に答える元気は無かった。 鈴仙がおずおずと竹林から出て来て、1枚の書き置きを渡してくれた。 「これが、竹にくくりつけてありました」 置手紙の内容は『当てを見つけたから人のいるところに行ってくる』これのみであった。 ちくしょうが!! 「間に合った……」 ○○は自転車を手近な木の幹に建てかけながら、守矢神社行のロープウェー周辺の空気を読み取って安堵した。 もしも東風谷早苗が、輝夜から稗田邸に渡された細見の閲覧や調査が終わっていたならば、すぐにこちらに。 守矢神社に戻ってくるはずだからだ。 そして現人神である東風谷早苗が戻ってきたならば…… 「今ならベビーカステラ、同じ値段で3個おまけしちゃうよー!」 的屋達も、さすがに少しは荘厳な空気を作っているからである。 「時間が無かったから、伊達眼鏡と帽子だけだが……まぁ、書生君に細見を渡すという事は。顔すら知らないらしいから、どうにかなるかな」 蓬莱山輝夜からは立場を考えろと言われてしまったが。 しかしながら事件調査と言うのは、○○からすれば。 もはや稗田阿求から許された数少ない娯楽であるどころか、○○にとっては最後の一線なのだ。 東風谷早苗から、ごっこ遊びだと批判されようとも。同じ外から来た身分とは言え、東風谷早苗のように現人神では無い○○は。 こうやって、踊り狂って己を慰めるしかないのである。 阿求からの究極のわがままが来るまでは、○○は好き勝手に踊ってやると決めているのだ。 幸いなことに阿求もそれを認めてくれている。究極のわがままを聞くと言う条件の下で。 「やぁ、似顔絵屋」 そのまま○○は、ロープウェイで神社には向かわず。ある人物の所に歩を進めた。 その人物は、帽子を伊達眼鏡をかけている○○を見てしばらく目をぱちくりさせていたが。 「あっ、きゅ、九代目様の夫様…………!!」 すぐに気付いてくれた。 「最近、いかがわしい奴はいない?ちょっと調べているんだ」 「……今日はまだ」 どうやら当たりを引いたようであった。 「そう、じゃあちょっと付き合って」 そう言いながら○○は、似顔絵屋に給金を渡そうとしたが。 「いえ、いえ……」 阿求が怖いのか、素直に受け取ってくれなかった。少しばかり悲しくなった。 「じゃあ、調査内容がうまくいったら。成功報酬はもらってくれよ」 「それでしたならば……まだ」 その後の○○の会話は、若干際どかった。 屋台で買った甘酒を飲み歩きながら。 「なぁ、現人神様に。東風谷早苗のお顔を直に見たことあるか?」 「い、いんや?遠くからや新聞でならあるけれども」 「とんでもない別嬪らしいなぁ……しかしまぁ、こんなふもとで甘酒飲んで管を巻いている俺らじゃ、金積んでもお言葉さえ聞けないだろうなぁ!」 そこまで下品では無いが、そこはかとなく女好きの部分を香らすような会話を。 ○○は意識的に、行っていた。 「○○様、後ろです……」 その甲斐はあったようだ。似顔絵屋が指摘した通り、みょうに鼻につく男が近づいてきて。 その男の脇には、雑誌類の束が握られていた。 「慧音先生の旦那さんが、めんどくささにキレそうだから。早く終わらせるか」 なんだよもう釣れたのかと思いつつも、○○は次の段階に移った。 続く 感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/281.html
【元ネタ】エジプト史 【CLASS】ライダー 【マスター】間桐臓硯 【真名】メネス 【性別】男 【身長】198cm 【体重】100kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具 【能力】 騎乗:A+ 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 ただし、竜種は該当しない。 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有S】 神性:A 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 エジプト最初の地上における太陽神ラーの代行者。 カリスマ:A+ 大軍団を指揮・統率する天性の才能。古代エジプトの現人神であり、 ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。 陣地作成:B 自らに有利な陣地を作り上げる。広範囲の土地を自らの“聖域”に変える ことが可能。範囲内のマナはライダーの任意となる。 魔眼:EX 神域に属する万物照覧の魔眼・ウジャトを所有。存在の終局を観測し、 目を合わせた存在の時間を終局に収斂させ崩壊させる、 魔力B以下の者は無条件で消滅。通常は封印状態。 【宝具】 日輪抱く黄金の翼神(ラー・ホルアクティ) ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大補足:500人 エジプト歴代ファラオがライダーとして召喚された場合に搭載される宝具、神造の黄金船アメン・ ラーによる蹂躙航法。太陽神ラーの乗り物とされる古代エジプト式の帆付き大型船で、太陽の表面 温度に等しい超高熱を放射しつつ、その超突進力を持ってあらゆる障害を粉砕し突進する。またセ ト神の加護により船はあらゆる呪いや害毒を寄せ付けず、ライダーはこの船に乗船している間、A+ の対魔力に相当する加護に護られている。また船が放出する熱は担い手の意思と関係なく上昇し続 けるので長時間の使用は危険で、下手をすると大都市ひとつを焼き払いかねないことになる。 ただし日が沈むと共にその力は衰えて黄金から暗褐色に染まり、ランクが2下がってしまう上、魔 力消費が増大する。太陽を象徴する舟に乗り昼夜を旅するという太陽神ラーの伝承からなる宝具。 御霊抱く昏き祠堂(フゥト・カァ・プタハ) ランク:B- 種別:結界宝具 レンジ:1-50 最大補足:500人 夜になり衰えたライダーが眠りにつくための仮の寝所であり聖域。夜の帳が下りるとともに現われ、 明けの日差しとともに消えるファラオの王墓。眠りにつく間、12のジェド柱が地より生えて霊脈か ら魔力を吸い上げて眠りについているライダーに注ぎ込む。またライダーは寝所にいる間は無防備 でいかなる戦闘行動をも不可能な状態になる。その間は使い魔や12の女神像が護衛にあたる。ジェ ド柱は一夜の眠りごとに大地に沈み、沈んだ柱の数だけライダーの宝具使用の為の予備魔力は増大 していき、夜間においても眠りの数だけ黄金船アメン・ラーの使用が増加する。そしてここで十二 夜の眠りを経た場合、ライダーは宝具の夜間におけるランクダウン、魔力消費の増大等のペナルテ ィが無くなり、魔眼・ウジャトが開放される。 【特記事項】 古代エジプト王朝の創始者である伝説のファラオ メネス王。神官マネトの王名表にメネスが最初の ファラオとして記載されていることから、エジプト最初のファラオが誰なのかについて論争が巻き起 こった。一般には蠍王セルケトの後継者のナルメル王か、ホル・アハ王のどちらかであると考えられ ている。神話では半神半人の支配者の後を継いで、下エジプトを併呑して上下エジプトを統一、62年 間エジプトを治めたあと、カバ狩りの折にカバに連れ去られて殺された。セトが守護する下エジプト を併呑したことからホルス神話を取り入れて、王ファラオをホルスの化身とする王権神授説的な思想 が生まれた。
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/248.html
【概要】 ティダード王国の乱とは、久遠の落日、暗鶚の乱と並び本作に登場する大規模な戦闘及び戦争行為を指す。 ティダード王国の歴史上最大の内乱であり、ティダード独立戦争からしばらく後に勃発した。 この戦いは、数十年に渡りティダード王国をアジア有数の危険地帯に陥れ、シルクァッド・ジュナザードの死後にようやく終結を見る。 背景にはティダード独立戦争で活躍したシルクァッド・ジュナザードの権力拡大がある。 ティダード独立戦争でティダード王国に平和を取り戻したジュナザードは、その指導力、カリスマ性、容姿などから、英雄を超え「ティダードの神」と崇められた。 ジュナザードは現人神として国民の信仰を勝ち取り、その権力は王族をもはるかに凌いだのである。 しかし、敵からは恐怖の対象、国民からは神として偶像視されるジュナザードは人知れず孤独を深めていった。 やがて、ティダード王国の平和な日々に転機が訪れる。 平和に飽いたジュナザードが、突如として邪悪な変貌を遂げたのである。 自らもらたした平和をジュナザードは「神」としての権力を利用し破壊した。 その手法は、「神」である自らが弱い勢力の後ろ盾となる事で、現在権力を握っている勢力と争わせる。 加勢した勢力が強大となると、今度はその勢力を放棄し、再び権力を狙う勢力の後ろ盾となるのである。 ジュナザードはこのように黒幕としてティダード王国にひしめく勢力を牛耳り、内乱状態を維持し続けたのである。 数十年に渡りティダード王国を操り続けたジュナザードだったが、ある時、内乱終結の兆しが見え始めた。 次世代の王であり、ジュナザードの弟子でもあるラデン・ティダード・ジェイハンの存在である。 統治能力に優れたジェイハンは、内乱続きのティダード王国を再びまとめ上げようとした。 ジュナザードの弟子でもある彼は、ジュナザードの配下からも大きな信頼を勝ち得ていたのである。 しかし、YOMIの無手組でもあったジェイハンは日本で白浜 兼一との戦いの末に消息を絶った。 ティダードの王族は統治能力を持たないロナ姫だけが残り、指導者を失ったティダード王国はジュナザードが事実上の王となった。 ジュナザードはジェイハンの父王の側近であったヌチャルドを擁立、残った王族であるロナ姫を始末にかかった。 しかし、ヌチャルドの勢力が予想以上に大きくなったため、ジュナザードはヌチャルドの砦を急襲、ヌチャルドを惨殺し始末した。砦襲撃には日本から連れてきた新たな弟子・風林寺 美羽も含まれていた。 ジュナザードはヌチャルドの砦襲撃の数週間前に、櫛灘 美雲の進言により、風林寺 美羽を誘拐していたのである。 これにより、ティダード王国の乱は複雑に入り組んだ激しい攻防に突入する事になる。 美羽の救出の為に、梁山泊から逆鬼 至緒と白浜 兼一が、一影九拳からは本郷 晶がティダード王国の乱に参戦。さらに、"闇"の長・一影までもがジュナザードの動向を探るべく、ティダード王国に赴いたのである。 ジュナザードは美羽を巡る戦いの末に日本の空手家・本郷 晶により敗れる。 邪神という大きな指導者を失ったティダード王国に新たな内乱が勃発する。 ティダード正規軍のガジャ大佐がジュナザードの後釜に座ろうと、拳魔邪神の勢力に武力侵攻を開始した。 その時、風林寺 隼人が密かに生存していたラデン・ティダード・ジェイハンをティダード王国に連れて現れる。 ジェイハンはその場にいる全ての人間を助け、内乱の終結を宣言する。 数十年続いたティダード王国の乱は、ジュナザードの死とジェイハンの帰還により、遂に幕を閉じたのだった。 コメント ジュナザードが特別邪悪みたいに言われるけど、割りと闇全般邪悪だよね、落日によってこれと同じことを今度は世界規模でやろうとしてたわけだから、正直ティダード一国にとどめて落日にあまり興味なさそうな邪神のほうが良心的にすら見える -- 名無しさん (2023-04-07 01 22 54) 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/204.html
「来たか…」 村の中心に鎮座する霊石に座り続け三日と三晩を経た四度目の朝、それは訪れた。 湿り気を帯びた烈風が吹き荒び、雷光が天を走り、海を落としたような勢いで雨が降り始める。 『かの声は雷電となりて驚天動地のごとし。 かの爪は天剣となりて大山鳴動せしめん。 御姿過ぎ去りし所には七色の帯を引かんとす。 帯に眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識、即ち七識あり。』 俺は気付かぬうち祖父の口伝を口ずさんでいた。 「六道八卦を司る神々の長たる天神、それが龍…全く口伝の通りだ。」 瀬戸に面するこの小さな村は幾度となく龍に襲われた…といっても酒蔵の酒を全て空にされただとか程度の悪戯だが。 だが天神たる龍の誇りを穢したという罪は重く、村へ赴き逆賊を討伐せよという龍皇の勅命を受けて俺はここへ来た。 雲を縫って降り立った龍の姿を見るなり俺は腰の太刀に手をかけた。 まさか『五爪の龍』とは思わなんだ。 最高神である龍の中で最も最高位に属し、現人神として顕在するという言い伝えを思い出す。 よりによって初仕事でこんな化け物に当たるとは…死んだかもな、俺。 五爪の龍は羽衣を纏った美しい天女のようだった。 だが頭の上、長い漆黒の髪から除く双角と周囲に浮かぶ双対の宝玉、 そして腰から生えた龍鱗に覆われた尾は彼女がまぎれもなく龍だと知らしめる。 「我が名は刀 源士郎の子、刀 正宗。そこにあらせられるは五爪の龍とお見受け致すが。」 「いかにも…我は人の姿を借りし五爪の龍、名を巽(たつみ)と言う。かの有名な刀一族の小僧が何用じゃ?」 俺は刀を抜き、上段に構える。 「かの者、一族の誇りを穢す大逆を為した罪なれば“父皇”陛下の勅により貴公を討ちに参った…。 要はお前を倒しに来たんだよ!」 くそっ!声も握りも震えてやがる…。 「小僧。人の身でありながらそれだけの気勢とは…先が楽しみじゃ。」 「俺は小僧じゃねえ!」 応える代わりにくすりと笑うと彼女はおもむろに羽衣に手をかけた。 「なっっっ!?」 慌てて顔を背けた俺の網膜には一糸纏わぬ彼女の裸身がしっかりと焼き付いていた。 「なんだ小僧、女の裸は見たことがないのか?」 「うるさい…っっっ!」 「ふん…初(うい)やつじゃな。どうだ、少しは気が紛れたか?」 え…? 「小僧。呼吸を整え、心を研ぎ澄まし、刃を信じろ。 そのように力んでいては己が力を引き出す事はできぬ。 」 彼女の言われるがまま大きく深呼吸をしてみると、あれほどまでに高ぶっていた闘争心が消えていき、水鏡のように静まっていった。 俺は心からの感謝を込めて一礼を送り、上段に構えていた刀を納刀する。 「それでよい。龍か人を問わんや、一族の誇りも性別もまた同じ、今この場に必要なのは“刀 正宗”と我の刃のみ。」 この上なく満足そうな笑みを浮かべると、彼女も右手を腰に当てて左手を添えた。 彼女も俺も考える事は同じらしい。神速の抜刀術をもって一撃で決める。 彼女の体に赤く呪詛のような龍鱗が浮き出し、やがて彼女の体を鮮やかに染め出す。 「巽殿と刃を交える事ができ至極光栄…全身全霊を持ってお相手いたす。」 「刀 正宗、その心意気や見事だ。このような者と刃を共にするは武人の本懐なり。」 風が凪いでゆく。厚い雲は失せ、夜明け前の空がゆっくりと回る。 心臓の鼓動も、呼吸もなかった。 「「いざ、尋常に勝負…」」 空の果てが燃え上がり、太陽の光が俺たちを差す。 ―――刹那、俺と彼女は閃光となった。 「…くっ」 俺は折れた刀を手に仰向けに倒れ込む。斬られた胸はそこまで深くないが…たった一撃でここまでの差を思い知らされるとは。 彼女は俺の側まで歩みよると、ふっと微笑んで俺に言った。 「見事な一撃であった…」 龍鱗の紋様が消えて行き、片方の角が音もなく折れる。 満足そうな微笑みを浮かべたまま彼女も気を失って俺の上に倒れてきた。 まさかこれが俺達の馴れ初めになるなんてことは夢にも思わなかった…。 次へ
https://w.atwiki.jp/majyusupo/pages/158.html
死者の蘇生 【ししゃのそせい】 (・・)ノ多分に私見が混じってる恐れがあります、最終確認はGMへ 魔獣戦線では(少なくともPLの騎士は)死者蘇生の魔術などは使えない事になってます。 本家の 世界設定のページでは 6.闇の世界用語一覧 死者蘇生 ・死者を蘇らせる術 ・高度な術であるが、この魔術を使うのは禁忌とされている。 メンバー登録のページでは 3-3.禁止事項 ゲーム、世界設定上、次のような能力は禁止されます。 とあり、この禁止能力に ・死者を蘇生させる力 が含まれています 存在しないわけではないのですが魔獣戦線の世界では目撃できるのは超レアです。 他のTRPGではたいてい蘇生魔法は高LVになれば使えることも多いですが魔獣戦線では世界最強の騎士でも使えません。 まあ、NPCをほいほい蘇生させられることになってしまうと たいていのシナリオのシリアスさんはどっか行ってしまいますしね。 死霊魔術 死霊魔術が能力で選択できますが 幽霊を一時的に呼び出せるだけとか、肉体は蘇生するが魂のない抜け殻となる、生き返るが明らかにゾンビです 辺りの条件を付けないと多分登録はできないでしょう。 騎士の力0 セッションで騎士が力0になったとき たいてい気絶を選択しますが、PLはその騎士が死んだことにすることも選べます。 ゲーム的に任意選択なので、 肉体が木っ端になったけど実は完全には死んでないと言って脳をサイボーグボディに入れて復活しました というEVはできるかと思います。 全滅 セッションで全員が力0以下になって魔獣の力が残っていた場合 全滅となり全員強制死亡します。 蘇生がないのでイコールキャラロスト。一度は灰になる段階を踏むウィザードリィより辛めです。 ゲーム的には敗北のペナルティのはずなので 肉体が木っ端になったけど後で残った脳をサイボーグボディに入れて復活しました といって復活はおそらくできないと思ったほうがいいでしょう。 5周年で行われた100の質問では ○一度死んだ騎士がサイボーグ化して・・・・などという騎士が出てきたら認めますか? 設定を見て、あまりにもカッコ良ければOKです。難しいですが。 とのことです。かなり昔の話なので今はどうかわかりませんが。 なお10年以上全滅は出ていません。 全滅するとお通夜モードだそうです。 ほぼ不可能だから ほぼ不可能で取り返しがつかないから セッションで人を守ることを動機にしているPCはNPCにさらなる被害が出て死なないように必死に頑張るでしょう。 魔獣にも同情的な場合、器物型(人が道具型の魔獣を使ってるだけ)か融合型(一体化しているのでどうやっても助けられない)かの見極めをしくじると殺さなくてもすむNPCを殺してしいます。 魔獣が滅ぼせればほかは気にしないという騎士もいますが、気にする騎士(PLもかな)は結構神経割いて戦っているようです。 アルカナに死んだ人が生き返る力をあげるとかそそのかされたりして魔獣になってしまう場合もあったりしますが ちゃんとは生き返りません、そういう場合その人は騙されています。 騎士として戦う理由や魔獣になる動機は大切な人が死んだ(殺された)からというのはかなり多いです。 蘇生が簡単に行えたらこういったキャラクターたちのドラマはなかったでしょう。 成功例 公式に確認できる死亡からの死者蘇生の成功例は魔獣戦線15年続いてますが2人だけのようです。 DB-109 魔獣博士 創造の魔獣王のセッションにて使用されました。 誰にどういうふうに使われたのかはログを読んでみてください。 ちなみに 創造の魔獣王が言うには『死者の蘇生は禁忌、それゆえにあの現人神ですら、その力をもってはいるが使用できぬ』 総帥はその力はあるが使えないようです。 カウンタ - (円柱)14/01/07 いい記事だ、掛け値無しに( ̄▽ ̄) -- 雲 (2014-02-05 00 42 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/101.html
さらに、戦後一世を風靡したマルクス主義者たちにとっては、打倒すべき対象である天皇のイメージは“悪ければ悪いほどよかった”。こうして、息苦しい記憶に裏打ちされた「暗い情念」と、占領軍による権威づけと、イデオロギー的利益とが結び合わされ、この三位一体の黙契が実証的な精神を押さえ込んできたのが戦後精神史の一般的な風景だった。この流れに掉さして、「創られた伝統」を増幅させたのが、宗教史の分野では村上重良であり、憲法学の分野では宮沢俊義であり、政治思想の分野では丸山眞男だった。 ~ 新田均(憲法政治学者)『「現人神」「国家神道」という幻想』(2003年) <目次> ■1.戦後民主主義者の思想の枠組み ■2.丸山眞男「天皇制ファシズム論」と反論◆1.丸山テーゼと、その検証 ◆2.丸山テーゼに代わる昭和初期日本の政治・思想状況モデル ■3.村上重良「国家神道論」と反論◆1.「国家神道」に関する事実検証 ◆2.自虐史観を完全に払拭する3STEP ■4.ご意見、情報提供 ■1.戦後民主主義者の思想の枠組み 「社会主義・共産主義への“進歩”を「歴史の必然」と考えるマルクス主義者・戦後民主主義者(進歩的文化人)によって、進歩に逆行する反革命、すなわち「天皇制ファシズム(日本ファシズム)」と断罪された戦前期日本の国家体制、およびマルクス主義の二段階革命論に関するまとめページ」(↓下記)を参照。 マルクス主義と天皇制ファシズム論 このページでは、分野毎の各論(①丸山「天皇制ファシズム論」、②村上「国家神道論」の内容検証・反論)をまとめます。 ■2.丸山眞男「天皇制ファシズム論」と反論 丸山眞男は1946年5月に発表のデビュー論文「超国家主義の論理と心理」、翌1947年6月の講演「日本ファシズムの思想と行動」で、一気に戦後言論界のオピニオン・リーダーに躍り出て、以降1960年の反安保闘争でも活躍し、戦後民主主義者の代表として長期にわたって左翼陣営に大きな思想的影響を及ぼした政治学者である。 東京裁判史観と密接に結び付いた彼の「天皇制ファシズム論」は、戦後マスコミ・教育界の絶対的な思想的ベースとなり、現在でも強くその影響をとどめている。 ◆1.丸山テーゼと、その検証 ※サイズが画面に合わない場合はこちらをクリック願います。 現代政治の思想と行動 増補版丸山眞男 (著) 1964刊 1974増補出版社 / 著者からの内容紹介戦後日本を代表する政治学者・丸山眞男の『日本政治思想史研究』(東京大学出版会)にならぶ主著。「戦後日本社会科学の精神的起点の一つ」(道場親信)と評され、「丸山学派」とよばれる多くの学者に影響を与えた。三部に分けられ20本の論文が収録されている。各論文は、講演調、書簡体、対話体と、ヴァラエティにとんだ歯切れのよい文体でつづられており大変読みやすく、また著者自身による詳細な「追記および補註」も読者の理解を助けてくれる。第一部には「日本ファシズム」をめぐる論考がおさめられている。特に「超国家主義の論理と心理」の与えたインパクトは大きく、その後の天皇制分析の出発点となった。「軍国支配者の精神形態」では「無責任の体系」というキーワードで日本の支配機構を分析、戦争責任問題の分析への道をひらいた。第二部にはファシズムと同時に共産主義の問題も論じている。第三部では政治学の基本的な概念を整理した文章がならんでおり、著者自身の時代状況への対応も見ることができる。「現代における人間と政治」では、『独裁者』などチャップリンの映画からときおこし、知識人の役割についての考察を深めている。半世紀たった今も、全く色あせるどころかますます輝きをます政治学的考察の宝庫。★評価中共と毛沢東を激賞しスターリンの「功績」をも懸命に擁護して、日本とアメリカの「ファシズム化」に警鐘を鳴らし続けて「本物の知識人」たちを“啓蒙”した丸山眞男の主要論文集。怪番組NHK JAPANデビュー第二回:天皇と憲法の思想的な源流もここにある! 丸山眞男の時代竹内 洋 (著) 2005.11刊内容(「BOOK」データベースより)戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝というトラウマがあった。本書は、六〇年安保を思想的に指導したものの、六〇年代後半には学生から一斉に背を向けられる栄光と挫折の遍歴をたどり、丸山がその後のアカデミズムとジャーナリズムに与えた影響を検証する。★評価『日本主義的教養の時代―大学批判の古層』のもう一人の中心的編集者。1942年生まれの著者はまさしく学生時代に丸山眞男の強い影響を受けた世代だが、それだけに鋭く丸山氏の矛盾点・問題点を突いている。戦前から続く丸山と蓑田胸喜の浅からぬ因縁、戦後の学生運動への共産党の干渉、1960年の安保闘争、その後の全共闘など「丸山眞男の時代」を簡潔に描き出しており、読み易い。 知識人とファシズム―近衛新体制と昭和研究会マイルズ・フレッチャー (著), 竹内 洋 (翻訳), 井上 義和 (翻訳) 内容(「BOOK」データベースより)自らの理念を現実化すべく国策関与を深める蝋山政道、三木清、笠信太郎ら当代随一の知識人たち。はたして1930年代は「暗い谷間」だったのか?戦後思想を規定した丸山眞男の誤謬を撃ち、昭和戦前期のイメージを根源から塗り替える。 ★評価日本思想研究家M.フレッチャーによって1982年に著された本書を2011年にようやく翻訳。既に80年代にフレッチャーは昭和研究会の理論家の思想遍歴から、丸山テーゼは成り立たないことを論証していた。全体に良訳であり、巻末の訳者竹内洋氏による丸山テーゼの今日的状況を含めた解説も分かりやすい。お勧め。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜井上 義和 (著) (上記のM.フレッチャー『知識人とファシズム』の訳者の一人) 2008.6刊内容(「BOOK」データベースより)国家的危機の時代における大学の使命とは何か。欧化一辺倒の東京帝国大学に学風改革を迫り、高度国防国家を標傍する政府とも命がけの思想戦を繰り広げた東大生たち。戦時体制下で宿命的に挫折した“日本主義的教養”の逆説を読み解き、日本型保守主義の可能性を探る。目次第1章 「右翼」は頭が悪かったのか―文部省データの統計的分析第2章 政治学講義と国体論の出会い―『矢部貞治日記』を中心に第3章 学風改革か自治破壊か―東大小田村事件の衝撃第4章 若き日本主義者たちの登場―一高昭信会の系譜第5章 学生思想運動の全国展開―日本学生協会の設立第6章 逆風下の思想戦―精神科学研究所の設立第7章 「観念右翼」の逆説―戦時体制下の護憲運動第8章 昭和十六年の短期戦論―違勅論と軍政批判第9章 「観念右翼」は狂信的だったのか―日本型保守主義の可能性★評価現代の日本会議に繋がる国民文化研究会の母体となった昭和10年代の右翼学生運動の系譜を追い、左翼が壊滅した後、国家改造を進める革新右翼(国家社会主義者・アジア主義者)と激しく対立した観念右翼(伝統保守・日本主義者)の論理と活動の一段面を論証した好著 ◆2.丸山テーゼに代わる昭和初期日本の政治・思想状況モデル ※サイズが合わない場合はこちらをクリック 丸山テーゼは、故意に革新右翼・観念右翼を区別せずに、「狂信的な右翼ファシスト」と一括りにして、激しく糾弾しているが、 (1) 昭和初期の日本の政治・思想状況を解明する上で、この両者を区別する必要性があることは、革新右翼の代表である昭和研究会の理論家であった矢部貞治氏(政治学者)の戦後に発表された記録から早くに知られており、 (2) 1970年代には、伊藤隆氏(歴史学者)が、「進歩(欧化)-復古(反動)」軸と「革新(破壊)-漸進(現状維持)」軸の2軸に、左翼・右翼などの諸思想・勢力を位置づけ、 1 「進歩(欧化)-革新(破壊)」象限に位置する左翼は1930年代半ばに壊滅したが、 2 その後「復古(反動)-革新(破壊)」象限に位置する右翼から、「復古」をより志向する「観念右翼」と、「革新」をより志向する「革新右翼」が分離して、1940年の近衛新体制運動を巡って対立した。 3 近衛政権は、凡そ自らのブレイン集団である昭和研究会を中心とする「革新右翼」の路線に引きずられる形で支那事変を長期化させてしまい、さらに大東亜戦争へと追い詰められていった。 4 しかし敗戦が続く中で、「革新右翼」は後退し、「観念右翼」が、元の親英米派・旧体制派の自由主義者・重臣層と連携して戦争の幕引きを図った。 とする構図を提唱している。 (3) 上のモデル図は、伊藤隆氏の「進歩(欧化)-復古(反動)」軸の「反動」を「伝統」に置き換えて、下の政治的スタンス5分類・8分類図に附合する形式に、「観念右翼」「革新右翼」「左翼」「オールド・リベラル」を各々位置づけたものである。 ※サイズが合わない場合はこちらをクリック ■3.村上重良「国家神道論」と反論 村上重良は戦後の宗教史の第一人者とされ、慶応大・龍谷大講師を勤めた人物である。 その主著『国家神道』(1970年刊)および『慰霊と招魂―靖国の思想』(1974年刊)は、終戦後まもなくの時期にGHQによって出された「神道指令」や、東京裁判の審理進行に合わせて提示された丸山眞男「天皇制ファシズム論」をベースとして、神道や靖国神社を「天皇制ファシズムによる侵略戦争のイデオロギー装置」と激しく批判し、戦後のマスコミや日教組の神道批判・靖国神社批判に「学問的根拠」を与えた、とされる。 以下、村上「国家神道」論の内容と、新田均氏の下記の著作による反論、および関連する近代日本精神史の出来事を列記します。 ◆1.「国家神道」に関する事実検証 ※サイズが合わない場合はこちらをクリック。 『国家神道』 村上重良(著)内容紹介国家神道は、近代天皇制国家がつくりだした国家宗教であり、明治維新から太平洋戦争の敗戦まで80年間、日本人を精神的に支配しつづけた。本書は、国家神道の成立から解体までの過程を詳細にたどり、その構造と思想を分析して本質的性格を明らかにすることによって、神道が日本人にとっていかなる意味をもったかを追求する。★評価★神道や靖国神社を批判する戦後左翼のバイブルとなった一冊。 ↓下は残念ながら現在絶版です。復刊アンケートにご協力願います。http //www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39829 「現人神」「国家神道」という幻想 新田 均 (著) amazonで一部ページを拝見できます。豊富な実証的研究により、「明治以降の日本は北朝鮮のような異常な絶対主義君主国家だった」という立花隆など左翼の大嘘を完全に打ち破る名著※amazonの内容紹介より一部引用「現人神」「国家神道」??これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。「「現人神」「国家神道」とは、日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度である」との嘘八百の言説に異議あり! こういったイメージが幻想に過ぎないことを、実証的歴史研究の成果に照らして明かす。 ◆2.自虐史観を完全に払拭する3STEP STEP1 「日本は韓国を侵略した」 → ×(嘘) 韓国はなぜ反日か?参照 ↓ STEP2 「日本は中国を侵略した」 → ×(嘘) 中国はなぜ反日か?参照 ↓ STEP3 「明治維新以降(あるいは戦前)の日本は異常な天皇制ファシズム国家だった」 → ×(嘘) 当ページの解説参照。但しその際に浅薄な皇国賛美史観に陥らないよう注意しましょう(⇒国体とは何か② ~ その他の論点参照) どうせなら早くSTEP3まで行きましょう。 ■4.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 大変意義のあるサイトに敬意を表します。国家神道に関する村上重良・新田均両氏の著作は歴史の事実と整合性がない、と云うのが現在の評価ではないでしょうか。佐藤雉鳴『神道指令・日米の錯誤』にそのことが記されています。二人の著作ではGHQ文書の解明ができていないということらしいです。 -- チキン (2012-03-09 09 27 32) 今晩は。佐藤氏のサイトを少し見ましたが、佐藤氏個人の独自解釈を強く打ち出している方という印象をまず受けました。こちらの政治思想・政治理論シリーズは、今の日本において「保守」として押さえておくべき「常識」とは何か、ということに主眼をおいて編集しており、新田均皇學館大学教授の論は、その検証内容の実証性・検証結果の総合性から見て、まさにこの「保守の常識」に合致する内容足り得るものと思量し当ページにて紹介しています。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 15 55) これに対して佐藤氏の論は、教育勅語の「内外」という文言の解釈に関する佐藤氏の異論申し立てから全てを演繹している感があり、本人の独自解釈ばかりで検証が浅く総合性に欠けるように思います。因みに教育勅語については、明治40年に文部省が公式に発表した英訳があり、そこでは「中外」は「in all places」となっていて「中外」を「宮中と民間」とする佐藤氏の独自解釈はやはり妥当ではないと思います。詳しくは教育勅語とその精神を参照願います。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 30 18) 補足すると、「保守として押さえるべき常識」とは具体的には、チャンネル桜・日本会議といった実績のある保守系団体・メディアの打ち出している公式的な見解、ということにほぼなります。新田均教授の見解は、この条件に該当すると思われます。これに対して佐藤氏の論は、単なる個人の独自解釈であり、かつ一見したところ、内容が散漫で結局読者の頭を混乱させる効果しかなく、むしろ有害との印象を受けました(従って、現時点では却下)。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 58 45) 以下は最新コメント表示 大変意義のあるサイトに敬意を表します。国家神道に関する村上重良・新田均両氏の著作は歴史の事実と整合性がない、と云うのが現在の評価ではないでしょうか。佐藤雉鳴『神道指令・日米の錯誤』にそのことが記されています。二人の著作ではGHQ文書の解明ができていないということらしいです。 -- チキン (2012-03-09 09 27 32) 今晩は。佐藤氏のサイトを少し見ましたが、佐藤氏個人の独自解釈を強く打ち出している方という印象をまず受けました。こちらの政治思想・政治理論シリーズは、今の日本において「保守」として押さえておくべき「常識」とは何か、ということに主眼をおいて編集しており、新田均皇學館大学教授の論は、その検証内容の実証性・検証結果の総合性から見て、まさにこの「保守の常識」に合致する内容足り得るものと思量し当ページにて紹介しています。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 15 55) これに対して佐藤氏の論は、教育勅語の「内外」という文言の解釈に関する佐藤氏の異論申し立てから全てを演繹している感があり、本人の独自解釈ばかりで検証が浅く総合性に欠けるように思います。因みに教育勅語については、明治40年に文部省が公式に発表した英訳があり、そこでは「中外」は「in all places」となっていて「中外」を「宮中と民間」とする佐藤氏の独自解釈はやはり妥当ではないと思います。詳しくは教育勅語とその精神を参照願います。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 30 18) 補足すると、「保守として押さえるべき常識」とは具体的には、チャンネル桜・日本会議といった実績のある保守系団体・メディアの打ち出している公式的な見解、ということにほぼなります。新田均教授の見解は、この条件に該当すると思われます。これに対して佐藤氏の論は、単なる個人の独自解釈であり、かつ一見したところ、内容が散漫で結局読者の頭を混乱させる効果しかなく、むしろ有害との印象を受けました(従って、現時点では却下)。 -- ページ作成者 (2012-03-10 01 58 45) 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1262.html
エルレイン + 目次 デスティニー2 TOHツインブレイヴ レイズ レイズリコレクション デスティニー2 年齢:27歳 性別:女性 身長:160cm 体重:43kg 声優:榊原 良子 職業:聖女 アタモニ神団の長。人々から現人神として熱烈な支持を受けている。 慈愛に満ちた母性の象徴のような存在で、柔和な物腰でわけへだてなく人々に接する彼女を、 「聖母」と呼んで崇める者も多い。 人々が望む絶対の幸福、それを与えることがアタモニ神の存在意義であるという確信が、 彼女のアイデンティティとなっている。 人々に幸せを与えることを喜びとし、レンズの力を自在に引き出して奇跡を起こす。 そのため恩恵を受けようとレンズの奉納に来るものが後を絶たない。 + ネタバレ その正体は、レンズから生まれた神フォルトゥナによって生み出された「二人の聖女」の一人。 人々の望む多数派の幸せの具現化として生み出された。 エルレインが目指すのは完全な神の降臨による全人類の絶対幸福。 しかし、ホープタウンの人々を筆頭に神から与えられる一方的な価値観による「幸せ」の押し付けを 嫌う人々により完全な神の降臨は叶わなかった。 そのため、エルレインはディムロスへの強い恨みを残して死んだバルバトスと計り知れない無念を残して死んだリオン・マグナスを蘇生、彼らに手助けをさせようとする。 英雄を憎むバルバトスは彼女の望み通り四英雄を襲い、人々の信奉を自分に向けさせる役割に一役買ったが リオンは反発、エルレインのもとを去りジューダスとして反旗を翻す。 一度は天地戦争の歴史を改変することにより彼女の理想世界を創り上げることに成功するのだが、 カイルたちにより歴史を修正されたことで失敗。 「神のたまご」を彗星として落とすことですべてを破壊し、新たな完全なる世界を作ろうと企む。 最終的に母体であるフォルトゥナを倒したことで消滅した。 ▲ TOHツインブレイヴ 自らを聖女と名乗る女性。 エターナルソードとなにか 関係があるようだが……。 + ネタバレ その正体は、時の精霊が時間を超える聖剣エターナルソードの守護者として作った存在。 守護者である彼女はエターナルソードを使うことができないが、 彼女が無理に使おうとした際に彼女の力と歪んだ思想の影響を受けて命を吸う魔剣へと変貌してしまった。 その能力では、ひとつの命を吸うことで新たな命を創造する、というものである。 ただし、死んだ人を生み出したとしても「新たな命」であって死んだ人に似せた人ができるだけであり その人本人ではない(いわばレプリカのようなもの)。 自分の代わりにエターナルソードを使わせるため自分の分身としてリアラを生み出すが拒否されたため、 エルレインは変貌した魔剣を用いて現在の人類を消して新たな人類に作り替え、自らの理想世界を作ろうと目論む。 ▲ レイズ アタモニ神団の指導者の女神官。 信者達からは「聖女」と呼ばれ 崇められており、 「聖女の奇跡」を起こすことが出来る。 + ネタバレ 3部1章にてデミトリアスによって具現化された。 今作ではエンコードによって奇跡の力は大きく制限を受けている。 ウッドロウがイクスたちに救出された後にファンダリア領の領主に据えられる。 デミトリアスやグラスティンに「神の具現化のため」と唆されパティをリビングドールβ化することに協力するがそれは嘘だった。 彼らを糾弾した際に「クロノスの檻」に封じ込められ原作世界での未来で「完全な神の降臨による人類の絶対幸福」という自身の目的がカイルたちに破られることを悟る。 その後、カイルたちを試す形で戦いを挑み、彼らの強さに人間の強さを見、帝国を離反して救世軍に属することを決めた。 ▲ レイズリコレクション 8話ラストにてバルドの姿をした人物(エルナト)と接触。「あなたの想珠を頂ければ人の未来が守れます」と騙され、想珠を差し出した。11話の回想シーンにてヘイズ達から真相を聞かされるが、「正体にこそ気付けなかったが、あの者の気配は人のそれではなかった。彼の者は真に人の未来を幸福を願っていた。―お前たちの幸せをな」とエルナトを責めることはしなかった。 ▲
https://w.atwiki.jp/noah_gara/pages/55.html
功労賞 選択肢 得票数 得票率 (公衆の面前で肛門を犯された)橋誠 138 31% 宝島 62 14% 豚沢尺八晴さん 49 11% ニート率高過ぎのノワヲタの皆さん 40 9% 力道山からの正当性の証拠と言われ煽てられた百田さん。 25 6% ジミー鈴木 24 5% 膳場貴子 20 4% WJスレにwikiのノアオタ名言が貼られてるのにスルーのメイツども(あ、ノワヲタ多数だからかwwww) 14 3% 未だにノアを信仰し続けるノアオタの皆さん 9 2% プ板に舞い降りた現人神(・∀・)ニヤニヤ様 7 2% ゲイ&包茎&片瀬那奈のビキニフェチできもちわるい中年失業者の片腎&ノアヲタク(笑) 6 1% 屠殺彰俊 6 1% テレビ朝日 5 1% 情熱溢れる投票所荒しさん 5 1% 都合が悪くなると全日とDDTに嫉妬する流れになるノワヲタメイツ(笑) 4 1% ひゃくたさん 3 1% コピペに悔しがって唯一プロレスを語れるwjスレを汚すものは許さんって涙目になりながら改編したいつまでもwjにまとわりつく最悪なノアオタメイツwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww (あれ?こういうこと書くとまたプライド傷つけちゃうかなーw?) 3 1% 無職な為、一人で頑張って投票しつづけたのに消されて発狂し各スレ荒らしてる行動がわかりやすい無職ノアヲタw 3 1% いざという時に何の役にも立たなかったノア認定トレーナー(笑)浅子さん 2 0% コピペ君に気持ち悪さを突かれてコピペ君のストーカーとなった元祖コピペ野郎w 2 0% ノアのネタが治まらないと「ノアのネタは飽きた」とノアの話題の強制終了を試みたり 強引に他団体のネタにすり替えようとするノワヲタ集団メイツ(笑) 2 0% ノワヲタの巣窟 wjスレ 2 0% ホモホモ小橋ヲタ 2 0% 会場には行かず、サムライも見られずでニコ動のようなものに頼るしかないメイツ(笑)さん(・∀・)ニヤニヤ 2 0% 癌ほもが素敵な所に行ってしまったらどんな言い訳さらしてくれるんやろ?と(・∀・)ニヤニヤさんも楽しみにしているノアヲタクの皆さん 2 0% G+が見られないノアヲタクどもに無償で教えてあげるノアヲタク思いで天使のような(・∀・)ニヤニヤ 様 2 0% 「いやぁあなた様よりノアに執着心は無いですよぉ[・∀・〕ニヨニヨ」と強がってはいるが内心ビクビクで涙目なニート乞食ノアオタメイツ(笑) 1 0% ノアぷ~スレ住人 1 0% ノアガラスレ最大の功労者 カタストロフィ 1 0% パパママが寝静まった途端にパソコンにとびついて楽しそうにコピペ始めた、他団体オタに成り済ます陰湿なノアオタが多い中で、世界一いらない称号ノアオタであることを隠さない不便なニートノアオタw 1 0% 上昇気流の団体新日本、リアルに潰れかけの団体ノア 1 0% 吊るし上げ君 1 0% 天狗浣腸プラス野地浦さんや雅央さんへのカンチョウ攻撃、ノア興行の裏のベイダーさん興行に出演していたちんこの大きいくろんぼへの乳首つまみ攻撃、対小島さん戦での一人バックドロップと(・∀・)ニヤニヤさんも思い出深い豚沢尺八晴さん 1 0% 少し行ったところに保護センターがあるのに目の前の1円玉や空き瓶を拾いまくってるうちに凍死する、そんなコジキ団体ノア 1 0% 市橋ちゃんが30年間ひきこもりだったのはヤヲ。 ノアヲタクどもだけが40年間・・・・(・∀・)ニヤニヤ 1 0% 悪しきノワヲタの巣窟・wjスレに突撃する正義のガラスレ勇士達 1 0% 替え歌職人 1 0% 該当者無し 1 0% 野地浦貴 1 0% 投票総数 452 正確に書くと、橋では無く橋の肛門に功労賞を進呈 -- 名無しさん (2009-08-24 01 23 03) ノアヲタの荒らしが来たみたいです。関係ないものを削除してください。 -- 名無しさん (2009-08-29 00 23 03) トップページ記載のとおり、不正投票分について、投票数を直近日付の重複分に併せて、1/10にしました。 -- 名無しさん (2009-10-31 23 05 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2901.html
タグ一覧 早苗 「不幸中の幸いといっていいでしょう。あれだけの事故にも関わらず、彼女の命に別状はありませんでした」 「……ただ、彼女にとっては酷な話なのですが、その……彼女の身体は──」 ──────────────────────────── 早苗「ただいま戻りました」 ○○「ああ、おかえり早苗。飯も風呂も準備できてるけど、どっちにする?」 早苗「うーん、悩ましいですが……○○さんで」 ○○「真面目な顔して何言ってんだか。ほら、先に風呂行ってこい」 早苗「うぅ、どうしても駄目ですか?」 ○○「……目、閉じて」 早苗「!はい……んっ」 ○○「続きは夜にな」 早苗「えへへ、はい。じゃあお風呂に入ってきます」 ○○「ゆっくり温まるんだぞ」 早苗「もちろんです。夜のためにぴかぴかに磨いてきますよ」 ○○「言わなくていいから」 早苗「はーい」 ○○「全く……さて、ああいう時の早苗の風呂は長いし、料理の方はもう少し待ってからでいいか」 早苗「さあ、ここからは夫婦の時間ですよー」 ○○「ムードもへったくれもないな」 早苗「いいじゃないですか。それとも三つ指をついた方がいいですか?」 ○○「いや、そこまでは言わないけど……あ」 早苗「ん?あー……やっぱりこの傷、気になります?」 ○○「気になるというか……それは、俺が……」 早苗「何度も言いますけど、あの事故は誰が悪いというわけではありませんでした。○○さんが気にすることはありませんよ」 ○○「だけど、俺があの時……」 早苗「たしかに、あの時の○○さんの行動が違っていれば事故は起こらなかったかもしれません。ですがもっと酷いことになっていた可能性だってあります」 ○○「…………」 早苗「それに、ほら、私はこうして日常生活を問題なく過ごせてしますし……避妊技術の発達していない幻想郷でそれらを気にしなくてよくなりましたし?」 ○○「っ……」 早苗「ご、ごめんなさい。今のはさすがに言っていいことではありませんでした……ですが、私はこの身体になってしまったことを不幸とは思っていませんよ。それは本心です」 ○○「身体にそんな大きな傷跡があることも……子供が作れない身体になったこともか?……俺に気なんて使わなくていいんだぞ」 早苗「本当ですってば。だいたいこんな所にある傷なんて○○さんにしか見られることはないですし、あなたを恨んでいるなら夫婦になんてなりません。それに私は現人神ですから、子供はどのみち諦めなければならなかったでしょうしね」 ○○「それは、そうかもしれないが……」 早苗「ね?私がなんとも思っていないのですから、どこにも問題はないでしょう?ここにいるのはお互いを愛するただの夫婦です。それとも、○○さんは同情と罪悪感だけで私を妻にしたのですか?」 ○○「そ、そんなことはないぞ。そりゃあ罪悪感はあるが、俺は早苗が好きだからここにいるんだ」 早苗「ふふ、ありがとうございます。なら、私は謝ってもらうより、たくさん愛してほしいかなーって」 ○○「……わかったよ……ありがとう」 早苗「えへへ、気にしないでください。夫婦ですから」 ──────────────────────────── 永琳「一つ間違えれば半身不随になっていたかもしれないなんて、あの子にとっては些細な問題だったんでしょうね。子供が作れなくなるのも……ああ、むしろ計算の内か。そこまでする根性はすごいけど、魅入られた男性には同情しかないわね」 鈴仙「師匠?なんの話ですか?」 永琳「なんでもないわ。ただ、負い目を首輪にする女は怖いってだけ」 鈴仙「???」 感想 ありがとう、面白かったです。 -- 金谷 (2019-11-20 23 03 16) 名前 コメント