約 681,390 件
https://w.atwiki.jp/corazones/pages/210.html
このページの最終更新日時 2019/12/15 11 49 冒険名声上げ 地方艦隊 毎月1日以降、地方艦隊副官の回収時に冒険者に転職して、炎神などのお守りを使って回収。毎月繰り返せば、冒険クエ出しに困らない程度の名声にはなります コメント 名前 コメント ▲上に戻る▲
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/151.html
噴上げる花 山本周五郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)中畔《なかあぜ》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#8字下げ] ------------------------------------------------------- [#8字下げ]一[#「一」は中見出し] 世間には、同名異人で妙なまちがいを起すためしが少なくない、この場合もつづめるとそれだけのことだが、あいだに立った人が上役でひどい性急だったため、まちがいかたも念がいったことになった。 ――急用があるからすぐ来い。 そういう使いを貰って、伊藤右太夫が組頭の家へまかり出ると、すぐにあるじの居間へと通された。中畔《なかあぜ》六左衛門は外出でもするところとみえて、ちゃんと麻裃を着て、なにかしきりに机のまわりをひっかきまわしていた。 「ただいまお呼びをうけました、ご急用とのことでございますが」 「ああ呼んだ、呼んだよ」 うわのそらで云いながら、積み重ねてある書類や帳薄をあっちへどけたりこっちへ直したりしている。またなにかど[#「ど」に傍点]忘れをしたなと思いながら、右太夫は、しようがないので黙って待っていた。 「ええと、あれをこうしたときに、是をこうやってこうしたんだから、ここに是がある以上は、あれが無くてはならんはず、じゃないか」 「なにかおさがし物でございますか」 いつまでも黙っていられないので、右太夫がちょっと口をいれた。 「なんだ、右太夫ではないか」 「はい」 「呼んだら早く来てくれなくては困るではないか」 「はい、じつは先刻からこれに控えておったのですが」 「なに来ていた、そこへ来ていたのか?」 「ご急用だとのことでしたから」 「来たら来たと申さなくてはいかん、こっちは出掛けるので待ちかねているところだ」 「申しわけございません」 「ええと、伊藤右太夫だな?」 これが実にまじめなのだから、相手になる者は迷惑である。 「はなはだ突然でおどろくかも知れないが、立原玄蕃がそのもとをみこんで、ご三女を嫁に娶ってもらいたいというのだ。玄蕃は因業者だけれども三女は名を菊枝と申してなかなかでき[#「でき」に傍点]者だそうな。わしに仲人をせいというのでひきうけたのだが、どうだ承知するか、承知ならば来月八日が吉日じゃそうで、その日に盃をしたいと申しておる、聞いておるかも知らんが、玄蕃はお国詰めになって来月すえにしゅったつをせねばならんのでな、式張ったことはぬきにして、ともかく八日に祝言をしようという話だ。そのもとのほうでもべつにあらためて支度をするには及ばないと思うが、しかし猫の子をもらうわけでもないから、ひと通りの道具は揃えなければ」 「お話ちゅうでございますが、どうぞしばらく」 とめどがないので右太夫が口をいれた。 「なんだ、不承知か」 「不承知とは申しませんが、あまり突然のお話で、どうもすぐこうこうとご返事は申しあげかねます、生涯の事でございますから、一応考えさせて頂きたいと存じます」 「それはもっともだ、生涯の事だからな。けれども玄蕃のほうはもうよく考えたうえのことらしいがな」 あたりまえでしょうと云いたかった、しかし、右太夫にはべつに用件があった。 「そのお話は、たしかに承りました、よく考えてお返事をつかまつりますが。べつに一つお願いがございます」 「祝言の入費なら心得ておる」 「いえそうではございません、実はさきごろからわたくし消火の道具を考案しておりました」 「消火の道具とはなんだ」 「火消しに用います物で、これまでのように手桶をもって水を掛けているのでは高いところへ届きませんし、その手桶を運ぶために列をつくり、往来が止まってこのたびのようなお咎めを蒙るばあいも」 「それだ、それだったよ」 六左衛門はにわかに眉をひらいた。そして、机の上から一綴の書類をとりあげながらそそくさと立った。 「なにかさっきから喉まで出ていてわからなかった。きょうはそのお咎めの申開きをするために、若年寄のもとへ出掛ける日だった、それをひょっとど[#「ど」に傍点]忘れしたもので眼の前にあるこの書類がみつからなかったのだ、では行って来る」 「ま、お待ちください、ただいまお話し申しました消火の道具につきまして」 「ああ見にゆく見にゆく、明日見にまいるから支度をしておけ」 あるじがどんどん出て行ってしまうから、しかたがない右太夫も中畔家を辞した。すっかり頭がちらちらして、立原からの縁談などはまるで雲をつかむような気持だった。 「とにかく明日見に来るというのだから、こっちのほうを急がなくてはなるまい」 家へ帰ると、すぐに右太夫は自分の仕事場へはいっていった。 [#8字下げ]二[#「二」は中見出し] 火事は江戸の華《はな》と云われた。「華」という表現は江戸人のやけくそ[#「やけくそ」に傍点]とから[#「から」に傍点]景気をまぜたもので、火事になると大きくなるし、いつも巨万の財物を灰燼し人畜の命を失うのが例だった。それで明暦の大火の翌る年、すなわち、万治元年九月に川ではじめて四人の「火消役」を置いた、これが定火消というものである。それからおいおい制度が備わるにつれて、「方角火消」「近所火消」「大名火消」などというものがはっきりと定った。この大名火消の中では、加賀藩前田家のものが最も有名で、ひと口に「加賀鳶《かがとび》」と云われるくらい名の通ったものだったのである。 加賀鳶の名がはじめて世に知られたのは、享保三年十二月、本郷弓町の火事のときのことだった。その辺は幕府の定火消仙石兵庫の責任地区になっていたが、出火と共に、加賀家の消火隊が出てすばやく消してしまい、仙石兵庫の隊が駈けつけたときは、すでに鎮火したあとであった。そのとき両者のあいだに争闘があり、兵庫の隊の者に死傷者が出たりしたが、幕府の決裁によって前田家の勝になった。この事件でいっぺんに「加賀鳶」は江戸市中へ名を売ったのである。 いわゆる加賀鳶と呼ばれるものを完備したのは、前田家五代綱紀の功績であって、本郷の上屋敷に二班、駒込の中屋敷に二班、つごう四班の消火隊が設けられていた。直接消火にあたるのは、市中から選抜して傭った腕っこきの鳶人足であるが、支配には物頭二名、その下に大小姓組の者八名がおり、ほかにもちゃんと予備隊のそなえができていたのである。……中畔六左衛門は物頭六百石で、上屋敷「二の手」支配だった、そして伊藤右太夫はその支配うちで「水がかり」という役を勤めていた。 その頃の消火法は幼稚なもので、さあ火事だというと何百となく手桶(玄蕃という)を持ちだし、井戸なり川なりまた用水なり、手都合によって汲み上げたものを、現場まで人を列べて順繰りに送って消したものである。だからおいそれとは消えないし、大きくしないためには風下にある家をぶち壊して火止めにするのだが、烈風のときなどは役に立たなかった。伊藤右太夫はその水がかりの役で、火事のたびに手桶送りを指揮しなければならない、そして手桶の水をやっこらさと火へうち掛けるのを見るたびに、これは埒のあかぬことだという感をふかくした。 ――なにか方法はないものか。もっと敏速に、もっと高く水を届かせる法がありそうなものだ。 ふとそう思いついてから、彼はこつこつと独りで工夫をはじめたのである。右太夫は決して才能すぐれた人物ではない、食禄は百石、小姓組のきわめて平凡な、その代りこのうえもなく気の弱い善良な男だった。だから工夫にかかるといっても、べつに奇想を凝らすなどということはなく、まず誰でも考えつきそうなところから手をつけた。すなわち子供の水鉄砲である、それも自分で思いついたのではなかった。ある年の秋、江ノ島へ旅をしたとき、藤沢山清浄光寺へ参詣にたち寄った。清浄光寺はつまり時宗総本山の遊行寺である。そこの役僧に清光院喜善という人がいて、その人が大小無数の水鉄砲を作り、寺内の水まきに使っているのをみた、それから思いついてはじめたのである。以来一年あまり、誰にも会わずに根気よく作ったものが五つ、ようやく完成したので、今日はじめて中畔支配に見てもらうことに決めたのであった。 中畦六左衛門は急がしかった。その数日まえ根岸のほうに火事があって、加賀家の消防隊が出動したとき、例の手桶送りの列が往来の邪魔をしたというので幕府からお咎めがあった。これは曽ての仙石事件とおなじく、定火消と大名火消との反目が原因で、べつに加賀家に失策はないのである。しかし六左衛門は責任者として当時の事情をしらべたり、若年寄へ出頭したりしなければならなかったのだ。 六左衛門の多忙は右太夫もよく知っていた。それで消火道具の工夫ができたことも知らせてよいかどうか迷っていたのであるが、呼ばれたのをさいわい思いきって話しだしたのだ。 「さあ、明日こそ一年の苦心の花が咲くぞ」 すっかり準備を済ませて、右太夫はひさかたぶりにぐっすり眠った。その明くる朝である、眼がさめると、なんだか気持がうきうきしていた、ばかに愉快で、からだ中が幸福でいっぱいになっているような感じだった。 「へんだな、苦心した消火道具が世に出るにはうれしいが、それだけでこんなにうきうきした心持になるかしらん」 独り言を云いながら、夜具の中から起きだしたとき、ひょいとその幸福の原因に思い当った。思い当ると同時に、右太夫はうおっ[#「うおっ」に傍点]と大きく喚き、 「そうだ、立原から縁談があったんだ」 と自信たっぷりに呟《つぶや》き、両の拳でとんとんと胸を叩いた。するとまるでそれを合図のように、若い家士が走って来て、 「申上げます、ご支配役がおみえになりましたが、いかが仕りましょうや」 「ご、ご支配役?」 右太夫はあっと慌てだした。 「いま、いままいる、しばらくお待ちを願っておけ、いますぐにまいる」 「なにやら急用との仰せでございます」 「いますぐ、すぐだ」 [#8字下げ]三[#「三」は中見出し] 顔を洗うのも、身支度をするのも夢中だった。玄関へとびだしてゆくと、 「やあ騒がせて済まぬ」 と、六左衛門のほうから声をかけた。 「いえ、わたくしこそ無礼を仕りました、かように早くおみえ下さるとは存じませんでしたので」 「早すぎるとは思ったが、なにしろ一刻も捨ておけぬことなのでな、実は昨日はなした立原の三女の話だが」 「あれは、あれは謹んでお受けをいたします」 右太夫はちょっと赤面しながら、 「少々身分ちがいとは存じますが、わたくしを見込んでとの仰せ、ご辞退申すべきではないと考えますので」 「まあ待て、それに就て詫びにまいったのだ、とにかく、ひどい間違いをしでかして申しわけがない、なにしろ眼のまわるようなさいちゅうのことだから」 「なにごとでございましょうか」 「つまり、立原の三女のことだがな、ぜひ伊藤右太夫にもらって呉れという話で、すぐにまあそともとに申し伝えたわけだ」 「たしかに、承りました」 「それが間違ったのだ、つまりそこもとの伊藤右太夫でないほうの伊藤右太夫だったというわけだ、つまりこっちの右太夫ではなくて、あっちの右太夫だったのだ」 ぜんぶ同じ字で書く伊藤右太夫がもう一人いる、たしか半年ほどまえに駒込の中屋敷から来た男で、書院番かなにかしているという話を聞いていた。 「気がついてみるとあっちの右太夫は三百五十右、立原とは、身分も家柄も相応で、そこもとと間違えるのがおかしいくらいのものだが、はずみというものは恐しい、とにかくそういうわけだから、どうか六左衛門一代の失策として忘れてもらいたい、頼む」 「いえ、そのご会釈では痛みいります。わたくしも実は、いささか身分がちがいすぎますので、どうかしらんと考えてはみたのですか」 「なにまた良縁はほかにいくらでもある、決して気をおとすことはないぞ。これでわしも落ち着いた、ゆうべふと気がついてから独りで汗のかき通しだった。ではこれで……」 云いたいことをいうと、そのままさっさと帰りそうにした。 右太夫は急いで、 「ああしばらく、お待ちを願います」 「……うん?」 「昨日申しあげました消火道具、支度ができておりますゆえ」 「おお、そんなことを聞いたっけな」 「おてまはとらせませぬ、ごらんになって頂きとうございます」 右太夫は、あたふたと組長屋のほうへ走って行った。 なんにも考えたくなかった。問題は明白である、「六左衛門が感ちがいをした」それで話はきれいさっぱりである。考えてはいけない。右太夫は頭を振りながら、組長屋からの者を呼びだして来た。そして南の火の見櫓の下へ消火道具の実演の用意をさせた。 「ほう、これがその道具か」 六左衛門はさすがに興味を惹かれたとみえ、近寄って来て手に取った。 「まるでところてん[#「ところてん」に傍点]を突き出すような物だな」 「はあ、水鉄砲から思いつきました」 「いやところてん[#「ところてん」に傍点]だ、ところてん[#「ところてん」に傍点]を突き出す道具によく似ておる、ふうむ」 ひどく感心したので、握っていた鳶人足たちがくすくす笑った。 それは実際ところてん[#「ところてん」に傍点]の道具によく似ていた、厚い板を四角に合せて真鍮の輪をかけ、元が大きく先が細い、その細い先から、更に細くなった筒が出ている、そして、棒の先に四角な板の付いたものを中へ入れ、水を吸い込み押し出す仕掛けである。 「これは一人持ちでございます」 右太夫はいちばん小さいのを取り、用水桶から水を吸い取ってやっと押し出してみせた。水は出た、勢よく出はしたが、子供の水鉄砲とたいして違いはなかった。 「つまりこの理窟です、是では玩具も同様ですが、五人持ちの分は役に立とうかと存じます。これ、ここへまいれ」 蔦人足を呼んで、最も大きい物をまん中へ運びだした。是は大きかった。筒を五人で持ち、棒を二人で扱うという水鉄砲の豪華版である。六左衛門は興ありげに前へのりだした。 [#8字下げ]四[#「四」は中見出し] 「それ、先を充分に水へつけて、いやもっと深く入れるのだ。よし、棒の者はいっきに引く、力いっぱいにぐいぐい引け、そうでないと水が充満しないぞ。そらよし」 鳶人足たちは云われる通り上手にやった、用水桶の水はまるで底を抜かれたように、大きな筒の中へみるみる吸い込まれた。 「よしよし、そこで筒をあげる。いいか、押すんだぞ、それ!」 五人が担ぎあげた筒。棒を持った二人はうんとひとつ、顔を赤くしながらけんめいに押した。水は筒先から噴き出したか……否! 前へは出なかった。むしろ筒の口からうしろへと噴き出した、すさまじい勢で四隅からびゅーっとはしり出た。そして棒持ちの二人は云うまでもない、そばにいた右太夫も、六左衛門までが頭からこいつをかぶった。 わっ[#「わっ」に傍点]という短い叫び声は誰があげたかわからない、しかし、わあっ[#「わあっ」に傍点]と大きく残ったのは、筒を担いでいる五人がいっせいにふきだす笑い声だった。 「これは、こ、これは粗忽を致しました」 「ええたくさんだ」 右太夫が慌てて駈け寄るのを、濡れ鼠のようになった六左衛門は、ふきげんに手を振って、 「あんまり馬鹿げていて腹も立たん。いや云うな、なるほど思いつきはよいかも知らん、しかし水を掛けるのは火事場の火で、火を消す者が浴びたってしようがないぞ」 「はっ、是はまことに思いのほかの失策でございました、けれどもこちらの三人持ちのほうなれば必ず」 「たくさんだ、また夏にでもみせてもらおう」 六左衛門は精いっぱいの皮肉を云って、羽織の裾から水をたらしながら去って行った。 どんなに右太夫ががっかりしたか、ここでくどく説明するには及ばないだろう。あんなにうきうきして起きたのに、からだいっぱい幸福感にあふれた朝だったのに、早くも今は雲泥月亀の差になってしまった。あんまりひどい。左様あんまりひどい話である。せめて消火道具でも花を咲かせてくれたら、その朝の不幸も半分で済んだろうに、両方いっぺんとはひどすぎる。 ――あの遊行寺の喜善和尚のせいだ、あんな物を作って人を迷わせるなんて、僧職に似合わしからぬ男だ。 ――ご支配役だってなんだ、そこもとの人物を見込んだから三女を娶ってやれなんて、それがひと晩のうちに感ちがいだ、こっちの右太夫じゃなくってあっちの右太夫。まるで、まるで……。 二三日むしゃくしゃしていた、こんなときに酒でも呑めるといいのだが、酒屋の前を通っても酔うというほうで、気を晴らすという方法がない。ただ消火道具だけには未練があるので、そっと自分の家の裏へ取り出して試してみた。 一人持ちから二人持ちまではよかった、しかし三人持ちとなるともういけなかった、それだけの量の水を遠くへ飛ばすには人間の力では不可能なのである、それに小さいものだといいが、三人持ちになるともう、どうやっても口元の方へ水が噴きだしてしまうのであった。 「これだ、この口元の方へ噴きださない工夫をすればいいんだ」そう思いつくと、 ――よし、きっとやるぞ! と、また元気が出はじめた、もう立原の三女もくそもない。この工夫ひとつが成功すれば、なにもかもみかえ[#「みかえ」に傍点]してやれるんだ。 元気がつけばもと[#「もと」に傍点]の伊藤右太夫である、すっかり気持も落ち着いて、火事さえ無ければ閑職だから、また自分の仕事場へはいってこつこつやり始めた。……するとある宵のことだった。仕事を終ったあとで風呂場へ行ったが、考えごとをしていたのでひょいと湯壷へはいってしまった。それは俗に五右衛門風呂というやつで蓋が浮いている、その蓋をしずかに沈めて底にしてはいるようになっているのだが、そのとき右太夫はいきなり蓋の上から踏みこんだ。蓋はほとんど縁とすれすれになっている、それをいきなり上から踏みこまれたので、体重で沈むと同時に、まわりの隙間からびゅっと湯が噴出した。 びしっと、叩きつけられるように顔へ湯をくらった右太夫は、舌打ちをしながらとび退いた、しかしとび退いた刹那、彼の眼がきゅうにいきいきと光りだした。 「ははあ、なるほど、こいつは……」すぐにもういちど、浮いてきた蓋へ足をかけた、ぐいと押すと、こんどは少し傾いたので、一方だけから湯が噴きだした。もういちどやった、更にもういちど、真直ぐにしてやったり、片方へ傾けたり、押す力も色々に変えて繰返しやった。 「これだこれだ。これだ」 右太夫はそのまま風呂場をとびだし、着物をひっかけて仕事場へとびこんだ。 「はっくしゃん、はあっくしょん」 連発するくしゃみ[#「くしゃみ」に傍点]の声といっしょに、仕事場の灯はその夜おそくまで消えなかった。 [#8字下げ]五[#「五」は中見出し] 明る日には作業方から大工が四人呼ばれて来た、しかし家士も家僕も仕事場へは入れない、四人の大工を相手に籠りっきりで、朝早くから夜ずっと更けるまで、木を挽いたり釘を打ったりする物音がつづいていた。 「またなにか珍物ができるとみえるぜ」 「当人は本気だからかなわねえ」 「気をつけねえと、また水をかぶせられるぜ」 組長屋では鳶の者達がしきりに悪口を云いあっていた。 日は遠慮なく経って十二月になった。その六日の夕方のことだったが、明かずの仕事場の大戸ががらがらとあいて、右太夫と大工四人がなにか大きな物をえっさえっさと担ぎだして来た。それをみたのは組長屋の者たちだった。「それ、なにか持ちだしたぞ」 「また恐しくでけえもんだな、こんどはご家中まとめていっぺんに水をあびせようというのだろう」 「あぶねえから遠く寄ってろよ」 担ぎだして来たのは縦三尺に横二尺、深さ三尺五寸ばかりの厚板の箱で、まん中に支柱があり、それへ横に天秤のような棒が附いている、またまん中の支柱の横のところからは、木で作った筒が斜に伸びていた。右太夫はその天秤のような棒を二三度うごかしてみたが、 「おい長屋の者」と、振り返って呼んだ。 「玄蕃(水手桶)で用水桶から水を運んで来てくれ、どんどん持って来るんだ」 「へい。そらおいでなすったぞ」 鳶の者たちは首をすくめたが、いやとは云えない、しぶしぶ手桶を持ちだして、用水桶から水を運びはじめた。……もうかなり黄昏の色が濃くなって、夜霜のひどさを思わせるようにしんしんと冷えて来た。水はどんどん箱へ汲みこまれた、右太夫は四人の大工に、 「では二人ずつ左右へかかれ」と命じた。大工は左右にわかれて、天秤をがっしと握った。このまえ水をあびた蔦の者たちは、慌てて遠くへ逃げだした。 「さあ、用意はいいか」右太夫がそう云ったときである、向うから中畦六左衛門が息せき切ってとんで来たと思うと、いきなり右太夫の袖をつかまえて、 「待て、ちょっと待て右太夫、たいへんだ」 「どうなさいました」 「どうしたではない、わしはえらい失策をやらかした、まず家へはいってくれ、家へ」 「もうたくさんです、お支配」右太夫は袖をふり払って、「それより今日こそごらん下さい、あれから籠りっきりで作りあげた消火道具を、これから試してみようとしているところです」 「な、なに、また水か」 六左衛門は本能的にとび退いた。右太夫は見向きもせずに道具のそばへ寄って、 「ごらん下さい、是は五右衛門風呂から思いついたのです、いや、五右衛門風呂の蓋をいきなり踏み込んだときに思いついたのです」 「だが右太夫、それよりもわしは」 「蓋をいきなり踏み込んだときに、蓋と湯壷の縁との隙間から恐しい勢いで湯がとびだしました。つまり先日の五人持ちの水鉄砲の、口元から水が吹きだしたのと同じ理窟です」 「けれども待ってくれ、右太夫」 「押し出す力を強くし、水の逃げ口を狭くするほど、噴きだす水の勢いは大きく、かつ烈しくなります、ごらん下さい。……この箱の中に筒がありましょう、これがつまり五右衛門風呂です、この筒の中には蓋と同じ仕掛け板があり、それを上のこの天秤で上げ下げするのです、水の出口はこの横に出ている細い筒です。つまり天秤をこうすれば湯壷に相当する筒の中へ水が充満し、片方を上げれば、充満した水がこの細い筒口から出るのです」 「ええ待てと云うのに、細い筒も太い筒もない、五右衛門風呂などはそっちへどけて、ちょっとわしの申すことを聞けというのだ」六左衛門は、声いっぱいに喚きたてた。 「このまえわしは感ちがいと申したろう」 「……はあ」 あまり声が大きいので、右太夫もひょいと振り返った。 「あれは間違いじゃ、感ちがいと申したのはやはり感ちがいで、本当は感ちがいではなかったんじゃ、あっちの右太夫だと思ったのがつまり感ちがいだったんじゃ、わかるか」 「まるで、相わかりません」 「つまりこうじゃ、わしがあのとき感ちがいと申したのは」 「いや拙者から話そう」 そう云って進み出て来たのは、かねて顔だけは見知っている立原玄蕃だった。おやいつの間にと、ふり向いた右太夫の眼にもう一人、玄蕃のうしろに十七八の美しい娘が、じっと眼を伏せている姿がはっきりとうつった。 「これは……立原さま」 「こっちだのあっちだのとばかげた話だ、一言にして云えばわし[#「わし」に傍点]が頼んだのは貴公なのだ。それが今日この中畔がまいって、伊藤右太夫はすでに妻帯をしておると申す、よく訊いてみるとつまり書院番の右太夫じゃ。ばかばかしい、それも今日になってやっと……」 「待て待て、それはわし[#「わし」に傍点]も緩怠であった、だからそれは重々詫びておる、しかし知っての通りわし[#「わし」に傍点]は全く多忙で」 「多忙は多忙、縁談は縁談じゃ、こっちは娘の一生のことなんじゃ、それを『伊藤右太夫はもはや妻帯しておる』などと。ばかな、わしは初めから伊藤右太夫に娘をやりたいと申しておるんじゃ」 「だからわし[#「わし」に傍点]も初めに伊藤右太夫にそうしたのだ、けれどもふと考えると身分が」 「身分がなんじゃ、人物にみどころさえあれば乞食にでもくれるぞ」 「ばかなことを云う、まさか乞食などに」 「いや遣る、必ず遣る、誰がなんと申しても」 老人ふたりやっきと口論をはじめた。こうなるときりがない。右太夫は構わず振り返った。 「さあ始めよう」 と、消火道具のほうへ戻って来た。 「用意はいいか、では力いっぱい頼むぞ」 大工四人は天秤の左右へ手をかけた。 「それ!」 「えっさ、えっさあ、えっさ」 「えっさ、えっさあ、えっさ」 天秤の片方が上れば片方が下がる、三回、四回、力まかせに押しているとやがて、支柱の横に出ている筒口から水が噴きだしはじめた。まるで息をつくように、高くなり低くなりして四五尺あまりのところに上下する。 「そら、力をいれて、そら」 「えっさ、よいさ」 「えっさ、よいさ」 四人の大工はけんめいだった。そのうちに見ていた鳶の者が一人、天秤の左へとびついた。 「よし、おいらが手を貸そう」 「おれもいくぞ」 また一人、右の天秤へとびついた。それをきっかけにばらばらと三四人、誘われるようにとびだして来た。えっさえっさ、天秤が烈しく動きだすと共に、筒口の水はざっ[#「ざっ」に傍点]と、飛沫をあげながら見上げるほど高く噴きあがった。 「やったー、あがったあがった」 「わああ」 天秤を押す者も見ていた者も、いっせいにわっと躍りあがって叫んだ。 「水を運べ、水が足りないぞ」 右太夫が叫んだ。見ていた者たちが言下に手桶をつかんで走ってゆく。すると……立原玄蕃の娘菊枝は、手早く裾をからげ襷をかけたが、そのまま空いている手桶を取っていっさんに駈けだした。 「あ、これ菊枝」 玄蕃がびっくりして呼び止めようとした、すると六左衛門が袖をひいてうなずいた。 「止めるな、この方が話は早そうだ」 「なに?……ああそうか」 「そうだとも、はっはっは。それより見ろ、こいつは竜のように水を噴きあげるぞ」 菊枝はけんめいに水を運ぶ、筒口は天にも届けと水を噴きあげる。……宝暦五年に「竜吐水」として世にあらわれた手押し喞筒《ポンプ》の原案は、斯くしていま高く高く成功の花を噴きあげている、あたりはすっかり暮れていた。 底本:「滑稽小説集」実業之日本社 1975(昭和50)年1月10日 初版発行 1979(昭和54)年2月15日 11版発行 底本の親本:「譚海」 1942(昭和17)年1月号 初出:「譚海」 1942(昭和17)年1月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8047.html
628 三日月の特技?2016/03/28(月) 16 47 42.12 ID ZIPuAJuk0 鉄血解禁ってことで早速 #12316; #12316;ある日のガンダム家 #12316; ガロード「うっわー!!やっちまった!!」 三日月「……どうしたの」 ジュドー「ミカ兄いいところにいた!!こし餡とつぶあんのまんじゅうがぐっちゃぐちゃに混ざっちゃってさあ、仕分けてよ #12316;」 三日月「わかった……つぶこしこしつぶつぶこし……」 ガロード ジュドー「さすがミカ兄!!」 #12316;またある日のガンダム家 #12316; ロラン「シャアさんとギンガナムさんから宅配が届いたけど……品名が書いてない……何が入ってるんだ……」 三日月「そっち(シャアから)はピンクのドレス、こっち(ギンガナムから)はハム……あの人、ハムの人だったのか」 アムロ「ロラン……そっちのシャアからのをかしてくれ」 ロラン「あ、はい。兄さん」 アムロ「こんのど変態め!!!!ファンネル!!!!」(小包を結んだファンネルがジオニック社目掛けて飛んでゆく) アムロ「三日月は箱の中身を見なくてもわかるのか?」 三日月「………?うん。できないの?」 ロラン「普通はできないですよ」 三日月「……そう」 アムロ「ということはだ(ッピ)」 テレビ『さあ今週もやって来ました!!大人気コーナー【箱の中身は何だろな?】箱の中身を触っただけで見破れば【豪華中身】をプレゼントしちゃいます!!』 テレビ『さーて今回の豪華中身はー!?』 中身『ビチビチ』 テレビ『これだーーーー!!!』 中身『ビチビチ【豪華伊勢海老】』 \ワーーーーー!!!/ アムロ「あれを触らずにできるのか……脳波コントロールなしで」 三日月「……うん。兄さんがやれって言うなら」 アムロ「ロラーーーーーン!!」 ロラン「はい!!」 アムロ「今すぐ応募だ!!」 ロラン「もちろんです!!」 三日月(火星ヤシモグモグ)
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/3494.html
ゲーム攻略のため、ストーリーとは関係なく戦闘を行い経験値を手に入れレベルを上げること。「稼ぎ」等とも呼ばれる。 主にゲームの進め方の問題でレベルが極端に低い場合か、終盤に呪文やステータスを完璧にする場合に行われる。 類義語に、ゴールドを満足させるための「金稼ぎ」やⅥ・Ⅶで職業熟練度を上げるための「職業上げ」などがある。 どれも、中盤で過剰に行うと、ゲームバランスが崩れる。 またこれらを全く行わず、いかに弱い状態でゲームをクリアするかに主眼を置く、「低レベルクリア」という遊び方もある。 ドラクエに限らずほぼ全てのRPGで頻繁に行われる行為である。 不思議のダンジョンシリーズにおいても、トルネコ3や少年ヤンガスで使われる。 トルネコ3では多くのダンジョンがレベル継続で、レベルが上がりにくいためにレベル上げが行われる。(特にポポロ編) 方法としては、マジタンコンボや草の神の壺+よくきき草+しあわせ草など。 少年ヤンガスでも仲間モンスターはレベル継続な上に、ヤンガス自身もポッタルランドに戻らなければレベルが1に戻らないのを利用してレベル上げが行われる。 仲間モンスターの場合は、銀のたてごとの巻物+大部屋の巻物、 ヤンガス自身の場合は、マジタンコンボやゲルダの焼き立てパン一気食いなどが方法。 レベルを上げて盗賊王の大宮殿などに入れば、序盤で倒れることはほぼ無くなる。 しかし、面白さを損ねてしまう面もあるので使うかはよく考えたい。
https://w.atwiki.jp/uo00/pages/1139.html
練成スキル上げ スキルを上げる 練成スキルを上げるには、以下のことを行う必要があります。 なお、Royal City中央にあるソウルフォージの近くにいるガーゴイル(Artificer)から、練成スキルを学ぶこともできます。 適切な抽出評価値を持つマジックアイテムまたは特殊素材製アイテムを抽出する。 適切なマジック強度率となる練成を行う。 (1)抽出によるスキル上げ Publish63より、マジックアイテムまたは特殊素材製のアイテムの抽出で上げることができるスキルの上限がなくなりました。 ただし、練成スキルに見合った抽出評価値を持つアイテムを抽出する必要があります。 下に、練成スキルと抽出評価値の関係を示したグラフを提示します。破線付近が現在の練成スキルでスキルを上げやすい抽出評価値となります。 特殊素材製装備品と抽出評価値の例 下表の総強度率は特殊素材プロパティに特殊素材の補正率を考慮したものです。 これに種族・施設・耐久値・練成品補正を行うと抽出評価値となります。 アイテム 品質条件 使用する 特殊素材 総強度率 武器(金属製) なし dull 51 武器(金属製) なし gold 96 武器(大工製) 武器学GM、HQ oak 131 武器(大工製) 武器学GM、HQ yew 142 武器(大工・弓製) なし bloodwood 151 スキル上げのデータ スキル50.0まではパワースクロール110を使用した状態、それ以降はパワースクロール120を使用した状態としています。 なお、装備品の耐久値は50以上に調整しているため、実際にスキルを上げる場合、表の抽出アイテム数よりも多めに作成することになります。 抽出評価値 アイテム特性 スキル 抽出アイテム数 120程度 gold製武器 施設+種族補正30 40~50 400回程度 50~60 550回程度 60~70 1500回程度 150程度 oak製高品質弓 施設+種族補正30 40~50 350回程度 50~60 500回程度 60~70 1000回程度 180程度 bloodwood製武器 施設+種族補正30 50~60 400回程度 60~70 800回程度 200程度 bloodwood製武器 施設+種族補正50 50~60 350回程度 60~70 600回程度 (2)練成によるスキル上げ 装備アイテムに適切な強度のマジック効果を練成することで、スキルを上げることができます。 練成でスキルを上げるときの注意点は以下のとおりです。 注意点 練成に失敗したときはスキルの上昇判定がないため、ほかの生産スキルよりも若干高めの成功率となる練成を繰り返す。 パワースクロール120を使っている場合、60~80%程度の成功率がよい。 練成成功率毎の練成後総強度率と練成スキルの関係は下の図のとおり。 ソウルフォージの補正、ガーゴイルの種族補正は考慮していない。 練成スキルに対し強度率の低いアイテムは、適正難易度にするための練成を行うことも有効。 1つの装備品に対して行う練成は、できるだけ20回(成功回数)までにする。 スキル NPC品50%, HQ品60% 練成後総強度率 NPC品75%, HQ品90% 練成後総強度率 40 50% 28% 50 67% 42% 60 85% 57% 70 107% 75% 80 132% 95% 90 161% 118% 100 195% 145% 110 237% 176% 120 289% 214% スキル上げに助けとなる装備品 練成スキルを上げるために手助けとなるPC製装備品をスキル毎に提示します。 アイテムに最小材料の練成(強度率20%未満)を行うとき、成功率が60~90%程度(グラフの黄~緑の範囲)となるスキルをスキル上げの目安としています。 Publish63以降、特殊素材製アイテムにも練成を行うことが可能となったため、一定のプロパティ強度を持つアイテムを準備しやすくなりました。 鍛冶・細工 鍛冶および細工製アイテムでスキルを120まで上げる場合、gold製のHQ武器に最小材料の練成を行い、さらに別のプロパティを練成するのが有効です。 アイテム 品質などの条件 練成前 総強度率 スキル上げ 目安 盾 gold製 70% 55~75 武器 iron製、武器学GM、HQ 80% 60~80 和鎧、陣笠 iron製、HQ(瞑想可) 100% 70~90 武器 dullcopper製、武器学GM、HQ 130% 80~100 武器 gold製、武器学GM、HQ 170% 92~112 大工・弓工 大工および弓工製アイテムでは、スキル100程度でoak製のHQ武器に最小材料の練成を行い、さらに別のプロパティを練成するのが有効です。 アイテム 品質などの条件 練成前 総強度率 スキル上げ 目安 武器 wood製、武器学GM、HQ 80% 60~80 武器 oak製、武器学GM、HQ 130% 80~100 武器 bloodwood製、武器学GM、HQ 212% 105~120 スキル上げのデータ スキル60程度までは抽出により比較的楽に上げられるため、それ以降のデータとなります。 練成の強度は材料が最小となる20%未満とし、練成成功率を75%前後に調整しています。 スキルは練成に成功したときのみ上昇するため、下表では練成成功回数を表記しています。 このとき、実際に練成に挑戦した回数は成功回数の1.3~1.4倍程度となります。 スキル アイテム特性 練成前 総強度率 練成 成功回数 60~65 NPC製dullcopper強化武器 50% 200回程度 65~70 普通素材HQ武器 80% 250回程度 70~75 普通素材HQ武器 80% 350回程度 75~80 金属製HQ和鎧 100% 450回程度 80~85 金属製HQ和鎧 100% 500回程度 85~90 dullcopper製HQ武器 130% 500回程度 90~95 dullcopper製HQ武器 130% 500回程度 95~100 dullcopper製HQ武器+α 130%+α 950回程度 60~100までの練成成功回数 : 4000回程度 100~105 gold製HQ武器 170% 1200回程度 105~110 gold製HQ武器+α 170%+α 1700回程度 110~115 bloodwood製HQ武器 212% 2600回程度 115~120 bloodwood製HQ武器+α 212%+α 3200回程度 100~120までの練成成功回数 : 9000回程度 成功率の違いによるスキルの上がり易さ 練成スキルが100.0(上限120.0)のとき、成功率が異なる練成を繰り返し、スキルのあがりやすさに差があるか 確認してみました。 練成成功100回毎にスキル値および使用素材数(失敗を含む練成回数)を確認し、スキルを元に戻すことを10回繰り返してます。 左側から練成成功率45%、60%、75%、90%程度で調査しています。 45%程度 60%程度 75%程度 90%程度 練成 回数 上昇 回数 練成 回数 上昇 回数 練成 回数 上昇 回数 練成 回数 上昇 回数 1 206 5 155 7 136 6 108 3 2 225 5 176 4 137 4 111 4 3 232 9 141 6 128 3 105 2 4 224 6 171 6 129 4 112 3 5 221 5 152 5 124 6 108 4 6 200 7 180 5 127 6 119 3 7 203 8 177 7 149 5 110 3 8 230 8 160 6 126 5 107 3 9 255 7 168 6 137 5 108 3 10 229 6 163 7 128 4 111 2 合計 2225 66 1643 59 1321 48 1099 30 1回上昇 材料数 33.7 27.8 27.5 33.3 (3)パワースクロール Royal Cityのソウルフォージの近くにいるガーゴイル(Artificer)から、練成スキルに関するクエストを受けることができます。 クエストは3種類ありますが、完了することで練成スキルのパワースクロールを入手することができます。 キャラクターが必要な魔法素材を抽出できる段階になったときに、受けるとよいでしょう。 余裕があれば、書写スキルで作成できるスクロールシートを使うことで、パワースクロールを1段階上げることもできます。 ソウルフォージの神秘 : Magical residue [魔法の残骸]×50 --- パワースクロール105または110 ソウルフォージの知識 : Enchanted essence [魔力化エキス]×50 --- パワースクロール115 ソウルフォージの修得 : Relic fragment [レリックの破片]×50 --- パワースクロール120 これらのクエストを完了すると、パワースクロールの入ったバックパックを受け取りますが、 稀にrunic mallet and chiselも入っていることがあります。 runic mallet and chiselは石工(大工スキル)用の作成アイテムで、ガーゴイル専用の石系装備を作成するときに使用すると、 runic mallet and chiselの種類に応じたマジック効果および強度が付加されます。 runic mallet and chiselの効果(鍛冶とほぼ同じですが、全て10チャージ) コメント 名前
https://w.atwiki.jp/zakuaku/pages/289.html
特技書*ハイチャクラ 使用者を大回復して、更に攻撃力を5ターン上昇させる。 チャクラの強化版ぬぅーん! 416:特技書*ハイチャクラ 価格:320G 使用:移動時 消耗:消耗する スキル習得 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/567.html
《大旋風》(戦闘) Whirlwind Attack 君は間合い内の全ての敵を同時に攻撃できる。 前提条件:【敏】13、【知】13、《攻防一体》、《回避》、《強行突破》、《一撃離脱》、基本攻撃ボーナス+4。 利益:全力攻撃アクションを行う際に、自分の通常の攻撃をあきらめ、その代わりに一番高い基本攻撃ボーナスを用いて間合いの中にいるすべての敵に対して1回ずつ近接攻撃を行うことができる。それぞれの敵に対して、別々の攻撃ロールを行うこと。 《大旋風》を行う場合、他の特技や呪文、能力によって得られた追加攻撃を行うことはできない。 《代用武器の巧み》(戦闘) Catch Off-Guard 敵は君が正統なものでない、間に合わせの武器を自在に操ることに驚かされる。 利益:君は近接代用武器を扱う際にペナルティを受けない。武装していない敵は君の代用武器による攻撃に対して立ちすくみ状態になる。 通常:代用武器を扱う際には攻撃ロールに-4のペナルティを受ける。 《代用武器体得》(戦闘) Improvised Weapon Mastery 椅子の脚や小麦小袋、それ以外のどのようなものであっても、君の手にあればそれは恐るべき武器へと変わる。 前提条件:《代用武器の巧み》あるいは《万能投擲術》、基本攻撃ボーナス+8。 利益:君は代用武器を使うことによるいかなるペナルティも被らない。さらに、君の手にある代用武器は以下のように強化される。まず、代用武器のダメージ・ダイスを1段階(例えば、1d4から1d6へ)増加させる。ただし最高は1d8(両手持ちの場合2d6)である。さらに、代用武器は19~20のクリティカル可能域と、×2のクリティカル倍率を持つ。 《盾攻撃強化》(戦闘) Improved Shield Bash 君は盾を攻撃と防御に同時に使える。 前提条件:《盾習熟》。 利益:君が盾攻撃を行う際にも、ACに盾ボーナスは適用される。 通常:この特技を持っていない場合、盾攻撃を行ったキャラクターはその盾によるACへの盾ボーナスを、次の自分のターンまで失う(“装備”の章を参照)。 《盾攻撃の達人》(戦闘) Shield Master 君の盾への熟練は、盾が君の動きを阻害することなく戦えるようにする。 前提条件:《盾攻撃強化》、《盾習熟》、《盾のぶちかまし》、《二刀流》、基本攻撃ボーナス+11。 利益:君は別の武器を持っている時に生じる盾攻撃の攻撃ロールへのペナルティを受けない。また、盾の強化ボーナスを武器の強化ボーナスのように盾攻撃の攻撃ロールとダメージ・ロールに加える。 《盾習熟》(戦闘) Shield Proficiency 君は盾を適切に扱う方法を知っている。 利益:タワー・シールド以外の盾を使う場合、盾の防具による判定ペナルティは【筋力】と【敏捷力】を基準とする技能判定にしかつかない。 通常:習熟していない盾を使う場合、君は盾の防具による判定ペナルティを攻撃ロールと、移動に関するすべての技能判定(〈騎乗〉を含む)に被る。 特殊:バーバリアン、バード、クレリック、ドルイド、ファイター、パラディン、レンジャーは《盾習熟》をボーナス特技として持っているため、改めて選択する必要はない。 《盾熟練》(戦闘) Shield Focus 君は盾で攻撃をはじくことに熟練している。 前提条件:《盾習熟》、基本攻撃ボーナス+1。 利益:使用している盾によるACへのボーナスが1上昇する。 《盾のぶちかまし》(戦闘) Shield Slam 適切な位置で使えば、君の盾による一撃で敵は吹き飛ばされる。 前提条件:《盾攻撃強化》、《盾習熟》、《二刀流》、基本攻撃ボーナス+6。 利益:君の盾攻撃を受けた敵は、同時に君の攻撃ロールの結果を戦技判定の結果と見なした突き飛ばしを受ける(“戦闘”の章を参照)。この突き飛ばしは機会攻撃を誘発しない。壁などの障害物で後ろに下がれない敵は、動ける限り後ろに動いた後で、伏せ状態になる。移動アクションや5フィート・ステップが残っているなら、敵と一緒に動くことを選択しても構わない。 《束ね射ち》(戦闘) Manyshot 君は目標1体に対して同時に複数の矢を射ることができる。 前提条件:【敏】17、《近距離射撃》、《速射》、基本攻撃ボーナス+6。 利益:弓で全力攻撃を行う際、君の最初の攻撃は同時に2本の矢を放つ。その攻撃が当たった場合、両方の矢が当たったことになる。狙いの正確さに基づくダメージ(急所攻撃など)とクリティカル・ヒットによるダメージは1本にしか適用されない。コンポジット・ボウでの【筋力】ボーナスやレンジャーの得意な敵のボーナスなどは両方の矢に適用される。ダメージ減少やエネルギーへの抵抗などはそれぞれの矢に適用される。 《タワー・シールド習熟》(戦闘) Tower Shield Proficiency 君はタワー・シールドを適切に使うトレーニングを受けた。 前提条件:《盾習熟》。 利益:タワー・シールドを使う場合、盾の防具による判定ペナルティは【筋力】と【敏捷力】を基準とする技能判定にしかつかない。 通常:習熟していない盾を使う場合、君は盾の防具による判定ペナルティを攻撃ロールと、移動に関するすべての技能判定(〈騎乗〉を含む)に被る。 特殊:ファイターは《タワー・シールド習熟》をボーナス特技として持っているため、改めて選択する必要はない。 《単純武器習熟》(戦闘) Simple Weapon Proficiency 君は基本的な武器を扱う訓練を受けている。 利益:君は単純武器での攻撃ロールを通常通り行うことができる。 通常:習熟していない武器を使う場合、攻撃ロールに-4のペナルティを受ける。 特殊:ドルイド、モンク、ウィザードを除くすべてのキャラクターは自動的にすべての単純武器に習熟しているため、この特技を取る必要はない。 《致命的な狙い》(戦闘) Deadly Aim 対象の弱点を的確に狙うことによって、相手に致命的な一撃を見舞うことができる。ただし、攻撃の成功率は下がってしまう。 前提条件:【敏】13、基本攻撃ボーナス+1。 利益:全ての遠隔攻撃ロールに-1のペナルティを受けることによって、全ての遠隔攻撃によるダメージに+2のボーナスを得ることができる。基本攻撃ボーナスが+4に達した時点及び以降+4されるごとに、ペナルティは-1され、ダメージ・ボーナスは+2される。君はこの特技の使用を攻撃ロールの直前に宣言し、効果は次の君のターンまで継続する。このボーナス・ダメージは接触攻撃や、ヒット・ポイントへのダメージを与えない効果には適用されない。 《聴覚喪失化クリティカル》(戦闘、クリティカル) Deafening Critical 君のクリティカル・ヒットは敵の聴覚を奪う。 前提条件:《クリティカル熟練》、基本攻撃ボーナス+13。 利益:君がクリティカル・ヒットを放った時、相手は恒久的に聴覚喪失状態になる。ただし頑健セーヴに成功した場合、聴覚喪失状態は1ラウンドしか継続しない。セーヴDCは10+君の基本攻撃ボーナスである。この特技は音が聞こえないクリーチャーには効果がない。聴覚喪失状態はヒール、リジェネレイション、リムーヴ・デフネス等々の呪文や効果によって癒すことができる。 特殊:《クリティカル体得》を持っていない限り、1回のクリティカル・ヒットに対して適用できるクリティカル特技は1つだけである。 《追加hp》 Toughness 君は肉体的にタフである。 利益:hpが+3される。3ヒット・ダイスを越える1ヒット・ダイスごとに、1ポイントhpが増加する。また、君のヒット・ダイスが3以上なら、(レベルが上がるなどして)ヒット・ダイスを得る毎にhpが+1される。 《追尾》(戦闘) Step Up 敵が君から離れようとした時、とっさに近づくことができる。 前提条件:基本攻撃ボーナス+1。 利益:隣接する敵が5フィート・ステップで君から離れようとした時、君も割り込みアクションとして5フィート・ステップを行い、この特技の効果を発動させた敵に隣接することができる(隣接しないようには移動できない)。この5フィート・ステップを行ったのなら、次の君のターンで君は5フィート・ステップを取れない。もし次のターンに移動を行ったなら、全移動距離が5フィート減少する。 《突き落とし》(戦闘) Unseat 君は敵を落馬させることを得意とする。 前提条件:【筋】13、〈騎乗〉1ランク、《騎乗戦闘》、《強打》、《突き飛ばし強化》、基本攻撃ボーナス+1。 利益:ランスを持ち騎乗した状態で目標に突撃を行う際に、君は通常通り攻撃を行う。もしその攻撃が命中したなら、それは通常通りダメージを与えるだけでなく、君は即座にアクションを消費することなく突き飛ばしを試みることができる。突き飛ばしが成功した場合、相手は馬から落ち、君と反対側で馬に隣接したマスで伏せ状態になる。 《突き飛ばし強化》(戦闘) Improved Bull Rush 君は敵をあちこちへ押しやることに長けている。 前提条件:【筋】13、《強打》、基本攻撃ボーナス+1。 利益:君は突き飛ばしの戦技を行う時、機会攻撃を誘発しない。さらに、突き飛ばすための判定に+2のボーナスを得る。また、突き飛ばしに抵抗するためのCMDにも+2のボーナスを得る。 通常:突き飛ばしを行う際には機会攻撃を誘発する。 《抵抗破り》 Spell Penetration 君の呪文は通常より簡単に呪文抵抗を打ち破ることができる。 利益:クリーチャーのSRを打ち破るための術者レベル判定(1d20+術者レベル)に+2のボーナスを得る。 《手ひどい一打》(戦闘) Deadly Stroke 良く狙った一撃でもって、君は多くの敵に素早く、痛みに満ちた終焉を迎えさせる。 前提条件:《威圧演舞》、《上級武器熟練》、《防御崩し》、《武器熟練》、選択した武器への習熟、基本攻撃ボーナス+11。 利益:標準アクションで、君が《上級武器熟練》を持つ武器を用いて朦朧状態、あるいは立ちすくみ状態の敵に1回の攻撃を行う。命中した場合、通常の2倍のダメージを与え、さらに【耐久力】に対する1ポイントの出血状態を引き起こさせる(“状態”の章を参照)。クリティカルした場合、2倍したダメージを何倍かするのではなく、通常のクリティカルによるダメージにさらに通常ダメージを加える。クリティカルによって出血ダメージの量は変わらない。 《電光の如き脚》(戦闘) Lightning Stance 君の動き回る速度は敵が君を攻撃することをほとんど不可能にしてしまう。 前提条件:【敏】17、《回避》、《風の如き脚》、基本攻撃ボーナス+11。 利益:もし君がターン中に2つのアクションを使って移動するか、撤退アクションを行った場合、君は1ラウンドの間50%の視認困難を得る。 《統率力》 Leadership 君の大義の下には信奉者が集い、冒険に加わる仲間が増える。 前提条件:キャラクター・レベル7。 利益:この特技は1人の忠実な腹心と、何人かの従者を君のもとに引きつける。腹心は通常クラス・レベルをもったNPCであり、従者は低レベルのNPCである。何レベルの腹心と何人の従者が得られるかについては以下の表:「統率力」を参照。 統率力への修正値:いくつかの要素が君の統率力値に影響し、基本の値(キャラクター・レベル+【魅力】修正値)を上下させる。君の(腹心や従者候補の人たちから見た)評判により、以下のように統率力値を修正する。 リーダーの評判 統率力修正値 大きな信望 +2 公平で寛大 +1 特殊なパワー +1 失敗 -1 高慢 -1 残酷 -2
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1387.html
気概特技 特技名 前提条件 利益 《隠し場所の極意の発露》Secret Stash Deed “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、〈手先の早業〉1ランク 君の身体から黒色火薬または矢弾を取り戻すために、1気概ポイントを消費することができる。 《気概追加》Extra Grit “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、〈手先の早業〉1ランク 1日あたり追加で2つの気概ポイントと気概の最大値が2増加する。 《巧みな射手の発露》Deft Shootist Deed “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、《強行突破》 君が1気概ポイントを持つ限り、火器を撃つか装填する間、機会攻撃を誘発しない。 《跳弾射撃の発露》Ricochet Shot Deed “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、《無視界戦闘》 壁または他の硬い地形から君の弾丸は跳弾する。 《飛び込み射撃の発露》Leaping Shot Deed “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、《強行突破》、基本攻撃ボーナス+4 君は自身の移動速度で移動しながら、火器で攻撃することができる。 《名も無き者》No Name “気概”のクラス特徴または《素人ガンスリンガー》、〈はったり〉4ランク 〈はったり〉判定に+2を得て、気概を使用して〈変装〉判定に+10を得ることができる。 《二つ名たる発露》Signature Deed “気概”のクラス特徴、ガンスリンガー11レベル 1より少ない気概ポイントとして1つの発露を使用できる。 演武特技 特技名 前提条件 利益 《あざける舞踏》*Mocking Dance 〈軽業〉4ランク または〈芸能:舞踏〉 4ランク 機会攻撃を誘発せずに5フィート移動するか、自身の移動速度で移動することができる。 《英雄的な演武》*Hero's Display 《威圧演舞》 演武判定に+2を得て、相手の士気をくじくことができる。 《劇的な演武》*Dramatic Display 《威圧演舞》 演武判定、攻撃ロール、および戦技判定に+2を得る。 《殺人者の輪》*Murderer's Circle 《回避》、〈軽業〉4ランク 君がクリティカルの後に演武判定を行う時に、5フィート移動することができる。 《素晴らしき演武》*Masterful Display 《威圧演舞》、その他の演武特技2つ 2つの演武特技の利益を得る。 《野蛮な演武》*Savage Display 《威圧演舞》 演武判定に+2、ダメージ・ロールに+1d6を得る。 スタイル特技 特技名 前提条件 利益 《猪の型》*Boar Style 《素手打撃強化》、〈威圧〉3ランク 素手打撃で殴打または刺突のダメージを与える。† 《猪の蛮行》* Boar Ferocity 《猪の型》、〈威圧〉6ランク、 素手攻撃に刺突ダメージを加え、相手の士気をくじくことができる。 《猪の細断》* Boar Shred 《猪の細断》、〈威圧〉9ランク 素手攻撃は出血ダメージを引き起こす。 《イフリートの型》*Efreeti Style 【耐】13、【判】15、《エレメンタルの拳》、《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+9またはモンク5レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[火]ダメージにボーナスを与える。 《イフリートの構え》* Efreeti Stance 【耐】15、《イフリートの型》、基本攻撃ボーナス+11またはモンク9レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[火]に対する抵抗を得る。 《イフリートの接触》* Efreeti Touch 【判】17、《イフリートの構え》、基本攻撃ボーナス+13またはモンク11レベル 相手を着火させるかもしれない、円錐形を放つことができる。 《亀の型》*Snapping Turtle Style 《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+1またはモンク1レベル 少なくとも1つの手が自由な時に、ACに+1の盾ボーナスを得る。 《亀の掴み》* Snapping Turtle Clutch 《組みつき強化》、《亀の型》、基本攻撃ボーナス+3またはモンク3レベル 君の盾ボーナスは君のCMDと接触ACに適用される。 《亀の甲羅》* Snapping Turtle Shell 《亀の掴み》、基本攻撃ボーナス+5またはモンク5レベル ACボーナスは2増加し、相手はクリティカル・ロールに-4を受ける。 《麒麟の型》*Kirin Style 《素手打撃強化》、〈知識:神秘学〉6ランク、〈知識〉(ダンジョン探検、地域、自然、次元界または宗教)1ランク ボーナスを得るために即行アクションとして相手に対して〈知識〉判定を行うことができる。 《麒麟撃》* Kirin Strike 【知】13、《麒麟の型》、〈知識:神秘学〉9ランク、〈知識〉(ダンジョン探検、地域、自然、次元界または宗教)3ランク クリーチャーを識別するために、+2の洞察ボーナスを得る。 《麒麟の軌道》* Kirin Path 《麒麟撃》、〈知識:神秘学〉12ランク、〈知識〉(ダンジョン探検、地域、自然、次元界または宗教)5ランク 君は、〈知識:地域、自然、次元界、または宗教〉を使ってクリーチャーを識別するために、出目10を行うことができる。 《猿の型》*Monkey Style 【判】13、〈軽業〉5ランク、〈登攀〉5ランク、《素手打撃強化》 【判断力】ボーナスを 軽業 判定に追加し、伏せ状態の時に攻撃するために、ペナルティを受けない。 《猿の移動》* Monkey Moves 《猿の型》、〈軽業〉8ランク、〈登攀〉8ランク 【判断力】ボーナスを〈登攀〉判定に追加し、半分の移動速度で登り、這うことができる。 《猿の輝き》* Monkey Shine 《猿の移動》、《朦朧化打撃》、〈軽業〉11ランク、〈登攀〉11ランク 《朦朧化打撃》に成功した後、君は隣接したマス目に進入することができる。 《シャイタンの型》*Shaitan Style 【耐】13、【判】15、《エレメンタルの拳》、基本攻撃ボーナス+9またはモンク5レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[酸]ダメージにボーナスを与える。 《シャイタンの肌》* Shaitan Skin 【耐】15、《シャイタンの型》、基本攻撃ボーナス+11またはモンク9レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[酸]に対する抵抗を得る。 《シャイタンの酸撃》* Shaitan Earthblast 【判】17、《シャイタンの肌》、基本攻撃ボーナス+13またはモンク11レベル 20フィートの[酸]の柱を爆発させる。 《ジャーンの型》*Janni Style 〈軽業〉3ランク、〈芸能:舞踏〉3ランク、《素手打撃強化》 突撃する時にACに-1ペナルティだけを受け、君を挟撃している相手は+1ボーナスだけを得る。 《ジャーンの暴風》* Janni Tempest 《ジャーンの型》、〈軽業〉5ランク、〈芸能:舞踏〉5ランク 素手攻撃に成功した後の、突き飛ばしまたは足払い戦技判定に+4を得る。 《ジャーンの乱打》* Janni Rush 《ジャーンの暴風》、〈軽業〉8ランク、〈芸能:舞踏〉8ランク 跳躍するときはいつも助走しているとして扱い、跳躍しての突撃で2倍のダメージを与える。 《ジンの型》*Djinni Style 【耐】13、【判】15、《エレメンタルの拳》、基本攻撃ボーナス+9またはモンク5レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[電気]ダメージにボーナスを与える。 《ジンの魂》* Djinni Spirit 【耐】15、《ジンの型》、基本攻撃ボーナス+11またはモンク9レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[電気]に対する抵抗を得る。 《ジンの回転》* Djinni Spin 【判】17、《ジンの魂》、基本攻撃ボーナス+13 またはモンク11レベル [電気]で自身を取り囲むために、《エレメンタルの拳》を使用できる。 《地の民の型》*Earth Child Style 【判】13、《素手打撃強化》、〈軽業〉3ランク、防衛訓練の種族特性、ドワーフまたはノーム 防衛訓練の巨人に対するACは+6まで増加する。 《地の民の足払い》* Earth Child Topple 《地の民の型》、《足払い強化》、〈軽業〉6ランク 君は超大型サイズまでの巨人を足払いすることができる。 《地の民の束縛》* Earth Child Binder 《地の民の足払い》、《上級足払い》、《朦朧化打撃》、〈軽業〉9ランク 君はどのようなサイズの巨人でも足払いすることができる。立っている巨人に対して機会攻撃が命中したとき、君は《朦朧化打撃》を使用することができる。 《鶴の型》*Crane Style 《回避》、《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+2またはモンク1レベル 防御的戦闘のとき、-2ペナルティだけ受ける。 《鶴翼》* Crane Wing 《鶴の型》、基本攻撃ボーナス+5またはモンク5レベル 防御的戦闘または防御専念を行うとき、1ラウンドあたり1つの攻撃をそらすことができる。 《鶴の突き返し》* Crane Riposte 《鶴翼》、基本攻撃ボーナス+8またはモンク7レベル 君が攻撃をそらす時に、君は機会攻撃を行うことができる。 《蟷螂の型》*Mantis Style 《朦朧化打撃》、〈治療〉3ランク 1日あたり追加で1回《朦朧化打撃》の使用回数を得て、《朦朧化打撃》のDCを+2増加させる。 《蟷螂の判断力》* Mantis Wisdom 《蟷螂の型》、〈治療〉6ランク 君の非モンク・レベルの半分を《朦朧化打撃》効果のためにモンク・レベルとして扱う。 《蟷螂の激痛》* Mantis Torment 《蟷螂の判断力》、〈治療〉9ランク 1日あたり追加で1回《朦朧化打撃》の使用回数を得て、相手を、目が眩んだ状態、よろめき状態、または疲労状態にすることができる。 《虎の型》*Tiger Style 《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+3またはモンク3レベル 突き飛ばし、蹴散らし、および足払いに対するCMDに+2を得て、斬撃ダメージを与える。 《虎の爪》* Tiger Claws 《虎の型》、基本攻撃ボーナス+6またはモンク5レベル 両手によって1つの攻撃を行い、結果を合計することができる。 《虎の飛びかかり》* Tiger Pounce 《強打》、《虎の爪》、基本攻撃ボーナス+9またはモンク8レベル 《強打》からのペナルティをACに適用することができる。 《豹の型》*Panther Style 【判】13、《迎え討ち》、《素手打撃強化》 君に対して機会攻撃を行う相手に反撃できる。 《豹の爪》* Panther Claw 【判】15、《豹の型》 即行アクションとしての代わりにフリー・アクションとして反撃を行う。 《豹の受け流し》* Panther Parry 《豹の爪》 反撃は相手の攻撃の前に解決される。 《蛇の型》*Snake Style 《素手打撃強化》、〈軽業〉1ランク、〈真意看破〉 3ランク 〈真意看破〉判定に+2を得て、素手攻撃によって刺突ダメージを与える。 《蛇の横ばい》* Snake Sidewind 《蛇の型》、〈軽業〉3ランク、〈真意看破〉 6ランク 打ち倒され、伏せ状態となるのを避けるためにボーナスを得て、クリティカル・ヒットを確定するために〈真意看破〉を使用できる。 《蛇の牙》* Snake Fang 《迎え討ち》、《蛇の横ばい》、《蛇の型》、〈軽業〉6ランク、〈真意看破〉 9ランク 相手が君への攻撃に失敗したなら、割り込みアクションとして機会攻撃を行うことができる。 《マーリドの型》*Marid Style 【耐】13、【判】15、《エレメンタルの拳》、《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+9またはモンク5レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[冷気]ダメージにボーナスを与える。 《マーリドの魂》* Marid Spirit 【耐】15、《マーリドの型》、基本攻撃ボーナス+11またはモンク9レベル 1日あたり追加で1回《エレメンタルの拳》の使用回数を得て、[冷気]に対する抵抗を得る。 《マーリドの氷撃》* Marid Coldsnap 【判】17、《マーリドの魂》、基本攻撃ボーナス+13またはモンク11レベル 30フィート直線状の極寒の水を解放することができる。 《竜の型》*Dragon Style 【筋】15、《素手打撃強化》、〈軽業〉3ランク 睡眠、麻痺、および朦朧化にして+2ボーナスを得て、移動困難な地形を無視することができる。 《竜の蛮行》* Dragon Ferocity 《竜の型》、《朦朧化打撃》、〈軽業〉5ランク 素手攻撃にボーナスを得る時、君は相手を怯え状態にすることができる。 《竜の咆哮》* Dragon Roar 《竜の型》(訳注:《竜の蛮行》の誤りと思われる)、〈軽業〉8ランク 1日あたり追加で1回《朦朧化打撃》の使用回数を得て、君は脳を震わせる咆哮を放つことができる。 † 訳注:リストでは刺突ダメージとなっているが、《猪の型》の詳細では斬撃となっており、派生特技《猪の蛮行》において「ダメージ種別に刺突ダメージを追加する」とあるため、おそらく斬撃が正しい。 チームワーク特技 特技名 前提条件 利益 《衛生兵》Combat Medic 〈治療〉5ランク 〈治療〉を行う時に機会攻撃を誘発せず、出目10を行うことができる。 《囮戦術》*Broken Wing Gambit 〈はったり〉5ランク 君を攻撃する相手にボーナスを与える代わりに、相手の攻撃は機会攻撃を誘発する。 《騎兵陣形》*Cavalry Formation 《騎乗戦闘》 他の乗騎と接敵面を共有し、味方の乗騎によって占められた接敵面を通して突撃することができる。 《好機を掴む》Seize the Moment 《クリティカル強化》、《迎え討ち》 味方がクリティカルを確定させるとき、君は機会攻撃を得る。 《縦射》Enfilading Fire 《近距離射撃》、《精密射撃》、その他1つのチームワーク特技 味方が相手を挟撃する時、君は相手に対する遠隔攻撃ロールに+2を得る。 《集団攻撃》Pack Attack 基本攻撃ボーナス+1 味方の攻撃は、君が5フィート・ステップを行うことを可能にする。 《集団スリ》Team Pickpocketing 〈はったり〉1ランク、〈手先の早業〉1ランク 味方が〈はったり〉判定を行う時に、君は割り込みアクションとして相手のポケットから盗むことができる。 《集中砲火》Target of Opportunity 《近距離射撃》、基本攻撃ボーナス+6 味方が遠隔攻撃を命中させた時に、君は割り込みアクションとして攻撃を行うことができる。 《縦列足払い》Tandem Trip ― どのような味方によってでも機会攻撃範囲に収められている相手に対し、君が足払いを行う時は2回ロールし、より高い結果を取る。 《背中合わせ》Back to Back 〈知覚〉 3ランク 相手を挟撃する時、ACに+2を得る。 《背中合わせ強化》 Improved Back to Back 《背中合わせ》、〈知覚〉 5ランク 相手を挟撃する時、隣接した味方のACに+2を与える。 《相乗する隠密》Stealth Synergy ― 君と君の仲間によって行われた〈隠密〉判定に最も高いロールを採用する。 《脱出経路》Escape Route ― 君は味方と隣接している接敵面を通り抜けて移動する時、機会攻撃を誘発しない。 《統合突撃》*Coordinated Charge 2つ以上の他のチームワーク特技、基本攻撃ボーナス+10 味方が突撃する時に、君は同じ相手に突撃することができる。 《フェイントの協力者》*Feint Partner 〈はったり〉1ランク 味方がフェイントに成功した時、相手は君の次の攻撃に対して【敏】ボーナスを失う。 《フェイントの協力者強化》* Improved Feint Partner 《迎え討ち》、《フェイントの協力者》、基本攻撃ボーナス+6 味方がフェイントに成功した時、君は相手に対して機会攻撃を得る。 《振り払い》Shake It Off ― 全てのセーヴィング・スローに対し、隣接した味方毎に+1を得る。 (訳注:*この特技は戦闘特技であり、ファイター・ボーナス特技として修得できる。 **この特技はAdvanced Player's Guideの中に記載されている。)
https://w.atwiki.jp/dnd4e_huruhebi/pages/152.html
前提条件:いずれかの(素手を除く)肉体攻撃への習熟 利益:君が習熟している(素手を除く)肉体攻撃から1種類を選ぶ。《肉体攻撃強化:噛みつき》などのように記述すること。選択した肉体攻撃は、あたかも君のサイズが1段階大きくなったかのように、武器ダメージ・ダイスが大きくなる。 さらに、その肉体攻撃は《強打AL》および《強力突撃AL》に関してのみ、両手武器とみなされる。 加えて、レベル2の時点で君はその肉体攻撃を用いた[武器]攻撃の攻撃ロールとダメージ・ロールに+1強化ボーナスを得る。加えて、その攻撃がクリティカル・ヒットした際には強化ボーナスのプラスの数値ごとに1d6の追加ダメージを与える。このボーナスはレベル6の時点で+2に、レベル11の時点で+3に、レベル16の時点で+4に、レベル21の時点で+5に、レベル26の時点で+6に増加する。 特殊:君はこの特技を複数回修得することができる。この特技を修得するたびに自分が習熟している別の肉体攻撃(素手を除く)を選択すること。
https://w.atwiki.jp/savagetide5th/pages/443.html
Quick-Fingered すばやい指先と敏捷さによって、君は巧妙な手妻を行なうことができる。君は下記の利益を得る: 君の【敏捷力】の値は、最大20までの範囲で1上昇する。 君は〈手先の早業〉技能への習熟を獲得する。もし君がすでにこの技能に習熟しているなら、君がそれを使って行なう判定に習熟ボーナスの2倍を加算する。 ボーナス・アクションとして、君は何かを他の誰かの所持品に紛れ込ませたり、クリーチャーに1つの物品を隠したり、財布をすり取ったり、あるいはポケットから何かを拝借したりするための【敏捷力】〈手先の早業〉判定を行なうことができる。 Unearthed Arcana「技能用の特技」(2017/4/17)に戻る