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「随分と、面白い真似をしてくれるじゃあない」 くつくつと笑う少女の声が、闇に覆われた森に響き、消えていく。 「人間達を集めて、殺し合わせる。面白い見世物だわぁ。ママや、お姉ちゃんが居たら、もっと面白くなったのに」 顔貌に愉悦を浮かべ、言葉を紡ぐのは、深い気品を漂わせる漆黒のゴシック・ロリータ調のドレスに身を包んだ、10代前半の病的なまでに白い肌と、鮮血色の紅い瞳が特徴的な美少女だ。 全体的に線が細く、壊れそうな程に華奢で儚い。殺し合いの場に放り出されれば、一時間と持たずに絶命する。外見だけで判ずればそうなるだろう。 だが、この少女と相対すれば、否、この少女の姿を見れば、誰もが等しくこの言葉を浮かべるだろう。 曰く、『邪悪』曰く、『怪物』と。 少女は正しく人では無い、誰しもが持つ欲望が人を呑み込み人外魔性へと変じた存在である影魔(エクリプス)。 そのエクリプスの王であった存在が、聖天使に産み落とさせた存在。始原(アルファ)にして終末(オメガ)たる影魔姫。その名はオメガエクリプス。 真正の魔であり、正邪善悪を問わず人間を喰らい、犯し、苛み、玩弄し、その血も肉も骨も精神も魂すらも貪り尽くす暴帝であった。 そんな存在がこの様な場所に居れば、恐怖でも憤怒でもなく愉悦を感じるのも当然と言えるだろう。 愉しげに笑う少女は、どこまでも浮ついた表情でいたが、それが唐突に急変した。 「アイツの言い分じゃあ、ママもお姉ちゃんも呼ばれていない。つまりこの殺し合いを止めて、アイツを斃そうとする正義のヒロインは居ない…。詰まらないなぁ」 公園を訪れた幼児が、遊びたかった遊具が事情により使えなかった。喜び勇んで食卓についた幼児が、夕食のおかずが、食べたいと思っていたものとは違っていた。 そんな些細な理由で癇癪を起こして荒れ狂う様に、影魔姫の感情が激変する。 「美味しくないし、愉しくもない人間(オモチャ)がどれだけ居ても詰まらないだけ」 幼い少女の全身から立ち登る、濃密な魔力。影魔姫の邪性に支えられた瘴気は、影魔姫の周囲の空間を陽炎の如くに歪ませ、触れた木を草を瞬時に萎らせ、枯れ落とす。 「まぁ良いわぁ。取り敢えず、此処にいる人間どもに、これでもかと言う程に絶望を味合わせてやるわ。そんなに美味しくは無いだろうけど、お腹の足しにはなるわ…。その後はぁ……」 何が琴線に触れたのか、再度影魔姫は笑い出す。 「最後はアイツよ。けれどもただじゃぁ殺さない。たっぷり嬲って、いっぱい犯して、殺してあげる」 あの傲慢尊大にこの影魔姫を見下ろしていた顔が、自分が与える悦楽と苦痛でどう歪むのか、考えるだけで愉しくなってくる。 くつくつと笑う影魔姫の影が、影魔姫を中心に円形に広がり、影から無数の生物の特徴を無秩序に混ぜ合わせたかの様な、グロテスクで悍ましい肉蛇が生えてくる。 白濁した粘液に濡れた複数の巨大な肉蛇に囲まれて、少女は口元を歪めた。 【オメガエクリプス@聖天使ユミエルシリーズ】 [状態]:健康 不機嫌 [装備]:無し [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3 [思考・状況]基本方針:全員飽きるまで嬲って犯してから殺す 1:乃亜は絶対に殺す 2:正義のヒロインやヒーローがいたら念入りに嬲り殺す
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「恥ずかしくないんですか?自分のやっている事を恥だと思わないんですか?」 耳を閉じて口を開かない、これに尽きる。というか、そうするしかないのだ。 壁に掛かった電磁式手錠のロックを外すと、少女と言っても可笑しくない外見の女は目に涙を浮かべ、手錠の所為で赤くすりむいた手の甲を擦りながら俺を詰る。 喉と鎖骨に掛けての色が白い。 身につけたブレザーの下に覗くブラウスは綺麗に洗濯されたもので、清潔そのものだ。 年齢は丁度そのブレザーににた学生服を着ている位の年齢だろうか。 違和感無く魅力的な肢体だ。 「これも仕事のうちだ。」 思わず口を開いてしまって後悔する。 「恥知らず!あなたみたいな人間…!」 怒りで絶句した少女に燃えるような瞳に睨みつけられる。 「毎日死にものぐるいで戦っている兵隊と少しばかり話をしてやるってだけだろう。お前たちの仕事は。」 俺の言葉がとてつもない侮辱に聞こえたのだろう。 少女は少しばかりポカンと口を開けた後に、美しい顔を歪めた。 そして悲しそうに笑った。 「少しばかりの話?少しばかりの話??ああそう、お話するだけなの。 なら何故同じクラスの子達は死んでしまったの?自殺した子もいた。帰って来なかった子もいた。 友達はもう何人も残ってない。私だって・・・!」 「第2方面軍独立混成第24旅団歩兵246連隊所属女子慰安…」 「共和国のね!私達の国じゃない。」 「勘弁してくれ。俺の仕事は…」 そこでドアが鳴った。 慌てて手に持ったタオルを少女に渡す。 それから籠に入った大量のローション類をモルタルの壁に掛かった棚に並べる。 ドアが空いて尖った目をした軍人が顔を出す。自分より5歳くらい年下だろうか。 堂々と堅太りした逞しい軍服の胸に下級将校の証であるバッチを付けている。 「いつまで準備してるんだ馬鹿野郎!」 「すみません。棚の整理に手間取ってしまいました。」 頭を下げた途端、衝撃と同時に思い切り世界が傾いた。視界の隅で少女がビクリと身体を固くさせたのが判る。 俺はと言えば殴られるのには慣れている。一瞬後には体勢を立てなおして頭をもう一度下げた。 「馬鹿野郎!後ろに何人並んでると思ってるんだ!」 「申し訳ありません。」 「おい、テメエがあんまりサボってるとな、テメエの女房の客の数を増やさざるを得ねえぞ。」 「それは…ご勘弁下さい。」 「テメエの女房が美人で良かったなあ・・・。連隊長や旅団のお偉いさん専用って事で俺が話を通してやってっから テメエは生きてられる、それだけじゃねえ。テメエが頑張って働けばテメエの女房の待遇も良くなる。 だから月に一度はお互いに顔を見せてやってやってる。…まあ、素っ裸で俺の上で腰振ってる時だけだけどな。」 「隊長様には…深く感謝しております。」 軍人の声が緩む。 「だったらさっさとしろ。当たり前の事を当たり前にやれ。今日は偵察部隊が帰ってきたから人数が多いんだ。 この部屋だけで30人は並んでる。…いや、40人はいるな。」 「あああ……」 と少女が軍人に聞こえないくらいの声で小さく呻く。 「ここは人気があんだからよ。さっさと準備して次の部屋の準備しろ。まだあと5部屋も残ってんだろうが。 一番手が俺みたいに優しい奴ばっかりな部屋じゃねえぞ。テメエのミスは女房が支払う事になるんだからな。」 言うだけ言って軍人が扉を閉める。 「お願い、助けて、助けてよ。」 少女が呟く声に、俺は耳を閉じて口を開かない事で答える。 しえーん! 体格のいい兵士に手首を掴まれ暗く小さなキッチンで少女が小さく息を飲んだ。 年の頃は14~16だろうか、ひらひらとした簡素なドレスの裾を恐怖に震わせている。 体は強張り、その身が震えているからだ。 月の光を反射する長い金の糸のような髪は美しいが、それも今は少女を兵士が捕らえる紐と化している。 ここは戦火。 それも仕方ないと部下の行動をキッチンの端で食料を漁りながら眺める。 「いやああ」 質素だが清潔感を感じさせるドレスも力任せに引きちぎられびりびりと悲鳴を上げた。 それと共に外気に小ぶりな乳房が晒される。 「ピンクでかわいい乳首だな」 髪を引き、捕まえた腕を勢いに任せてテーブルに叩きつけるようにして兵士は少女の両手を絡め取ると乳房にむしゃぶりついた。 べちょべちょと悲鳴を上げて泣きじゃくる少女の声を楽しむように兵士は乳房を吸ったり甘噛みして愛撫する。 「ひいいいっ!!やあ!汚い!汚い!!!」 悲鳴がここだけでなく街のあちらこちらから聞こえた。 此処は海も近い防壁に囲まれた割と栄えた街だ。防壁とは高く作られた壁もさながら街自体も「壁」の役割を果たす。 だが一旦侵入を許してしまった壁は檻でしかない。街の男達は防壁前での敗戦の後、城壁近くに集められ、女子供は逃げ出した。 よってここは身寄りも頼りもなく逃げ残ってしまった者たちが餌食にされる場所だ。老人は殺され。わずかに居た少女はいい遊び道具だ 「やだ!やだ!!やめてええ!!」 兵士は凌辱の佳境に差し掛かるところだった。毛も生えそろってない割れ目に男根をねじ込んでいた。 「いたい!!いだい!ひっぐ!!」 少女の悲鳴に薄ら笑いが部屋に広がる中、必死いるのは少女だけという客観的にみると滑稽な場面だ。 ああ。けれど疼く。 「おい!!貴様!来い!」 近くに居る部下に声を掛ける。 「隊長!!お呼びでしょうか!」 薄ら笑いを引っ込めて一番近くに居た兵士が駆け寄ってきた。 「いやあああっ!!ひいっ!だめえ!痛い!」 少女が腰を打ちつけられ悲鳴を上げるテーブルに飛び乗ると私は脚を広げてぐちょぐちょになった股間を兵士に見せつけた。 「っ・・・早く、同じようにしろ」 昂る気持ちを招いた兵士の耳元に囁くと滑る割れ目を指で開いた。 この少女の姿は約6年前の私の姿だ。 敗戦し何人にも陵辱されゴミの様になった私に一人の将軍が目を付けて育て特殊部隊の隊長まで上げたのだ。 「あっ!ぁぁん!あああ!!」 「ひいっ!やめてぇ!」 泣きじゃくる少女に興奮する。腰を振って体をぶつけた。
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「───以上」 男は言った。 それは、黒衣を纏った男だった。 影の如き姿であるが、生気を感じさせない枯れ木の如き気配でもある。 奇妙な人物。 気配と服装は彼をそう思わせる。 彼は決して自らの名を口にすることはない。 見たままを口にせよと戯けて言う。容姿の通りに奇妙な男であった。 偉大にして光輝なる三位一体。 それがこの男の今の名だ。 すなわち、男の名は《メルクリウス》 カールエルンスト・クラフト、あるいはヘルメス・トリスメギストスと人は呼ぶ。 ───もっとも。 ───彼を呼ぶ者など多くはあるまい。 例えば、 至高天に坐す墓の王たる黄金獣であるとか。 第六の天に抗いし無謬の神無月であるとか。 黄金瞳の少女と共に在る黒の王であるとか。 不用意にその名を呼んではいけない。 命が惜しければ。 彼の嘲笑の奥を想像してはいけない。 命が惜しければ。 永劫の時を繰り返すというその男は、眼前の何者かへと語りかける。 既に輝きを失った黄金螺旋の最奥。王の夢の残滓が眠る暗闇の幽閉の間。 影の如くに佇む彼と、もうひとりの"誰か"がそこにいた。 「こうして、たったひとりの少女を陥れた我々は」 「かくして、たったひとりの少女に敗れたのだ」 故に、ここに宣言しよう。 偉大なる実験の終了を。 深淵なる認識の終了を。 ───新たな時代の幕開けを。 「それでは、人間たちよ」 男の声には笑みが含まれていたが、 同時に、亀裂音が響き─── 割れる。砕かれる。 あの虚構の世界と同じに。男の総身に罅が入って。 「それでは諸君」 「御機嫌よう。 果たして、これより訪れる"明日"は、 かの少女らが信じる光足り得るか」 「それとも……?」 「は……」 「は、は、は」 「ははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははは」 そして─── 影は、あの世界と同じくして、砕け散って─── 「さりげに物を知らねえな、メルクリウス。こんな時はこう言うもんだぜ」 「"めでたしめでたし"ってな!」 呵々と笑う声が、全てを───
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ああああ
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夢に 胡蝶となるか 胡蝶 夢に我となるか 夢幻の如くなり 神の御業か天魔の所為か この戦国の世に天下統一の志をもつ19の士が時空を超えて降り立った その物語 (完)
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名前 コメント
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コメントありがとうございます! 少しでも楽しめてもらえて感激です。(感涙 自分では何度も見直してこれで大丈夫だと思っていたのですが、やっぱり問題があったようで……。(汗 2006/8/1 <俺、父、強盗、皆が同じような口調、 <同じような思考回路、 <もっと言うと同じようなキャラクターの様に <感じてしまいました。 全員会話口調が似ている……。 言われてみればそうですね。(沈 気がついてみれば性格とかまったく考えずに作ってしまった……。 このゲーム、キャラに名前がないから「名前を気にするような性格」「名前で呼び合うような関係」といったものをはぶいた結果こんな感じになったけど、失敗ですか?(苦 今から考えても遅い気がするけど、どんな性格がよかったんだろう……。 独り言を言うのにネクラな性格とかだったら怖いから「俺」は熱血系として、他のキャラは……。 ……。 …………。 ……………………。 お、思いつかない……。 キャラの性格を考えるのって難しいですね。(汗 おかげで(?)喋らない「ヘビ」が一番個性豊かになってしまった。(笑 2006/8/3 <むしろ話の方が、これで終わり?というぶち切れ方で気になりました。 <続くんですかね? <次の作品に期待。 ぞ、続編ですか……。 考えていない、というよりも考えられなかったというほうが正確と言いますか、どうも自分の中ではあれで完結したという感覚があるんですよ。 でも……確かにぶち切れすぎでしたか。(汗 考えられたら考えてみるので、期待しないで待ってみてください。(苦笑 2006/8/22 続編を作るとすれば……別の視点での話になりますかね。 今回は「俺」が主人公だったけど他の視点では…………といった感じで。 実際問題、新しく話を作ろうとすればそれに合う背景とかを用意する必要が出てくるんですけど、用意できる自信が無いんですよね。 絵とか書けたらいいんだろうけど……無理です。書けません。(泣 あと、誰が喋っているのか分かりやすくするためにアドベンチャー形式ならどうかな、とか考えてます。それだったら、必ずキャラクターの名前が出ますし。 ……キャラクターの名前考えないといけないなー。 というか、立ち絵の無いアドベンチャーってなんだろう。(号泣 とはいっても、考えてるだけの段階なので今は全く製作していません。いろいろと解決しなければならない問題も有りますし。 続編については引き続き検討中ということで。(汗 2006/9/11 い、いつの間にか500ヒット超えてました……。 こんなサイトでも500ヒットいくものなんですねー……。(涙 500ヒットのキリ番踏まれた方ってどなたなのでしょうか? 何もプレゼントなどはできませんが、せめて名前だけでも残しておきたいなぁ……と思っています。