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このページはこちらに移転しました 無題(5スレ473) 作詞/shin 雨の日が嬉しかった。彼女の送迎が出来るからだ。梅雨が明けてしまった。 詰まらない。彼女からの連絡はnothing。 始まりは、会社の連中に誘われた合コン。相手側は全員高校生だ。 内気な俺はろくに女の子とお喋りも出来ず 途方に暮れ居ていた。そして、俺は店を一人あとにした。すると、後ろから 人影の気配が。彼女だった。それから俺と彼女は仲良くなり、連絡を取り合うようになった。 でも、俺は唯の彼女のお抱え運転手。運転手でしかないんだ。 彼女が遊びに行ったり、雨が降った時とかの緊急危険回避的存在。 でも、それで良いんだ。それで、満足だ。彼女の笑顔を見ることが出来るんなら。 暇だ。会社も休み。趣味はこれと言ってない。雨も降ってない。 友達も居ない。プルルルル、電話だ。誰からかな。!。彼女だ。 はい、もしもし。あー、章仁ー?今からちょっとわたしんち来れない? ブルルルルルル。彼女の家に着いた。彼女が玄関に出てる。 おっ遅かったね。バン、ドアが閉まる。今日は何処まで行きたい? いつもは、友達と原宿で買い物とか、映画を見るとかそんな系だ。 今日もそうなのかな。海!彼女が元気に言った。・・・うん、わかった。 あきひととだよ。え。いや、あきひと、生まれが沖縄だって言ってたじゃん。 だから、海行こっ!フフ、喜んで。ブーーーーン。車は海へと向かう。 (このページは旧wikiから転載されました)
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無題(5スレ473) 作詞/shin 雨の日が嬉しかった。彼女の送迎が出来るからだ。梅雨が明けてしまった。 詰まらない。彼女からの連絡はnothing。 始まりは、会社の連中に誘われた合コン。相手側は全員高校生だ。 内気な俺はろくに女の子とお喋りも出来ず 途方に暮れ居ていた。そして、俺は店を一人あとにした。すると、後ろから 人影の気配が。彼女だった。それから俺と彼女は仲良くなり、連絡を取り合うようになった。 でも、俺は唯の彼女のお抱え運転手。運転手でしかないんだ。 彼女が遊びに行ったり、雨が降った時とかの緊急危険回避的存在。 でも、それで良いんだ。それで、満足だ。彼女の笑顔を見ることが出来るんなら。 暇だ。会社も休み。趣味はこれと言ってない。雨も降ってない。 友達も居ない。プルルルル、電話だ。誰からかな。!。彼女だ。 はい、もしもし。あー、章仁ー?今からちょっとわたしんち来れない? ブルルルルルル。彼女の家に着いた。彼女が玄関に出てる。 おっ遅かったね。バン、ドアが閉まる。今日は何処まで行きたい? いつもは、友達と原宿で買い物とか、映画を見るとかそんな系だ。 今日もそうなのかな。海!彼女が元気に言った。・・・うん、わかった。 あきひととだよ。え。いや、あきひと、生まれが沖縄だって言ってたじゃん。 だから、海行こっ!フフ、喜んで。ブーーーーン。車は海へと向かう。
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無題(05) それは、いつものティータイムが始まろうとしていた時のこと… 唯「澪ちゃん、このストロベリーケーキおいしいよー♪」 澪「お、じゃあそれ食べようかな。ムギ、紅茶を…」 律「その前に澪、このコーヒー飲んでいいぞ!律さまからのお裾分けだ!」 澪「ただ単に飲みきれなくなっただけだろ!まったく、買ったらちゃんと最後まで飲まなきゃだめだろ…チュー」 唯「……」ジー 澪「ん、どうした唯?そんな怖い顔して」 唯「…澪ちゃん、りっちゃんが飲んだコーヒー飲んだ」 澪「それがどうかしたか?」 唯「…なんでもない!」 澪「?」 どうしたんだろ唯。私がコーヒー飲んだくらいで…あ、まさか唯が飲みたかったのかな? まずったな、ちゃんと確認しとくんだった… 紬「…澪ちゃんて意外と鈍感ね」 梓「…ですね」 律「ほーれ澪、ケーキ食わせてやるから口開けろー♪」 澪「い、いいよ、自分で食べるって!」 律「いいからいいから!それともなにか、幼なじみのご厚意を踏みにじる気か?ほら、あーん」 澪「わ、わかったよ…モグモグ」 唯「…澪ちゃん!」グイッ 澪「うお!?」 唯は突然立ち上がると、私の腕を掴んで引き寄せた。 予想外の行動に抵抗する暇もなく、私は為されるがままに唯の隣へと座る。 澪「どうしたんだよ唯。いきなり引っ張ったら危ないだろ?」 唯「…今日澪ちゃんはここでお茶するの」 澪「え?なんで?」 唯「いいの!」 澪「??」 唯のやつ、一体どうしちゃったんだろ?さっきから機嫌悪そうだし顔も赤いし… はっ、もしかして私が律と仲良くしてるのが気に入らないのかな?そうだよな、いつも唯と律は仲いいし! まずったな、律が絡んでくるからつい… 澪「おい律、ちゃんと気を使わないとだめだぞ!」 律「へ?なんの?」 紬「…澪ちゃんてやっぱり鈍感ね」 梓「…ですね」 唯「…澪ちゃん、これ飲んで」 澪「え、それはお前の紅茶だろ?私のはちゃんとムギが」 紬「あらやだ、全部こぼしちゃったわ♪」 澪「ええ!?ま、まぁいいけど…ゴクゴク」 唯「…澪ちゃん、あーんして。ケーキ食べさせてあげる」 澪「ど、どうしたんだよ唯まで?私はちゃんと自分でモガモガ」 唯「…おいしい?」 澪「ゴクン…おいしい…けど、いきなり押し込むな!窒息したらどうするんだよ!?」 唯「えへへ…♪」 澪「?」 唯「あれ澪ちゃん、ほっぺたにクリームがついてるよ?」 澪「え、どこに…」 唯「ペロッ」 澪「!?…な…ゆ、唯!なな、なにす……」 唯「えへへ、澪ちゃんのほっぺ舐めちった…へへ、へへへ…♪」 ま、まったく何するんだ唯は!い、いくらなんでもほっぺを舐めるなんてやりすぎ… いや、待てよ?そうか!これは律と組んで私をからかってるんだ! その証拠に顔を真っ赤にして笑いをこらえながら私がどういう反応をするか見てる…それならこっちだって! 澪「ゆ、唯!おかえしだ!!」 唯「えへへ…へ?」 澪「ペロッ」 唯「!!」 澪「どど、どうだ!?私がいつもやられるだけだと思ったら大間違いだぞ!」 唯「え…へ…へへ…」プシュ~… 澪「ああっ、唯!?」 紬「…澪ちゃんったら、意外とやるわね…」 梓「ですね…ていうかムギ先輩、鼻血拭いてください」 あぁ、私いま何を…ゆ、唯のほっぺを舐め…うう、今さらだけどなんか恥ずかしい…でも唯のほっぺ甘かったな… い、いやでもやっぱり恥ずかしい…それになんかムズムズする…く、くすぐったいっていうか… 澪「ふ、ふふ…へへ…♪」 唯「うひ…ひへへ…♪」 律「な、なんだお前ら…」 END 初出:1- 73- 75 嫉妬の唯って最高だよ -- (名無しさん) 2010-08-18 14 08 59 嫉妬する唯と鈍感な澪とか最強すぎる... -- (名無しさん) 2011-08-03 22 09 49 鈍感な澪とかこのSS最強だ!! -- (名無しさん) 2011-08-04 19 00 01 素晴らしいな まじで -- (名無しさん) 2011-09-09 00 56 33 この組み合わせはガチで最高 -- (名無しさん) 2011-12-12 02 33 22 鈍感澪の破壊力は異常 -- (名無しさん) 2012-01-26 00 38 56 この鈍感!唐変木!だがそれがいい! -- (KYな俺) 2012-03-26 19 58 09 鈍感で考えがズレズレの澪さん素敵です -- (名無しさん) 2012-12-09 18 54 31 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
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無題 一×透華 透華視点 百合注意 ID 4tft4Nag氏 第1局 211~ 216 私、龍門渕透華はイラついていた。 『この鎖がなくなったら、透華が少し遠くなっちゃうような気がするんだ』 遠く。 考えもしなかった言葉。 これまでも、これからも、一は変わることなく自分の傍にいることが当たり前だと。 この龍門渕透華にとって、国広一とは空気のようにある存在だと。 自分から『3年間』と期限を区切ったことなんて完全に忘却の彼方に追いやって。 一から放たれた言葉―― それを聞いてからの、自分の中にある焦燥感。 私は一から離れたくないのか?―― 「…違いますわね」 私『が』一から『離れれられない』んだ―― 「…頭では判ってるのですわ。一に対して、そう言えばいいことも」 だけど、この想いは一には伝えられない―― 私が龍門渕の跡取りだから―― 私は龍門渕の跡取りだから。 龍門渕の血を繋いでいかなければならない定めだから。 父がいつかは連れてくるであろう、血を繋ぐための婿と結婚しなければならない定めだから。 それに対しての抵抗感なんてない。 政略結婚が嫌で逃げ出すなんて、ただの甘えだから。 身の回りの事を何一つ理解していない愚か者のすることだから。 だけど、一から離れたくない、一を離したくない―― 「あーっ!もう!何で私がこんなに悩まなければいけませんの!?」 「わあっ!?」 「うわっ!?」 振り返ると、そこには私の想い人。 「ななな、何ですの!?ノックもなしに入るなんて失礼じゃありませんこと!?」 「ノックしたよっ!したけど返事がないから、おかしいって思ったんだよっ!」 「そ、そうなんですの?…それは失礼しましたわね。で、何の御用ですの?」 「透華が言ったんじゃない。お茶を持ってきてって」 そう言えば、先ほどそんな事を頼んだ覚えがある。 「…そうでしたわね。それでは淹れて頂こうかしら」 「うん、美味しいですわ。貴女もお茶を淹れるのが上手くなりましたわね」 「そりゃあ毎日毎日淹れてたら上手くもなるよ」 「そんなことはありませんわ。これならすぐにでもお店を出していいレベル。普通はここまで上達しませんもの」 「…ありがと」 照れてそっぽを向きながらお礼を言う一。 思わず抱きしめたくなる…! 「ご馳走様。今日はもうお休みなさいな」 「うん、分かった」 「ねぇ、透華」 「何かしら」 「何か悩み事があるんなら、私でよければ聞くよ?」 貴女だから話せないのですわ…!! そう言いたいのをグッと堪えて。 「…大丈夫ですわ。ありがとう」 「そう…」 すぐ傍にいるのに。 手を伸ばせば触れられる距離にあるのに。 「それじゃ、おやすみ」 行かないで 「とーか?」 行かないで! 「とーか?おーい、とーか?」 感情と理性が私の中で鬩ぎあってる…! 「透華!?ちょっと、聞いてる!?」 私はどうすればいい? 「ねぇってば!」 私は龍門渕透華。 「顔が赤いなぁ…熱があるのかな…」 迷った時は、常に前進してきた。後ろを向いたり、立ち止まったりなんてしなかった。 「体温計取ってこなきゃ…」 そう、何も迷うことなんてない。迷うことなんかない! 「はじめ!」 「うひゃい!?」 「ちょっとそこにお座りなさい」 「あ、はい」 椅子にちょこんと座らせた一の体を抱きしめた。 細くて、柔らかくて、甘い香りがした―― 「ととと、とーか!?」 「一度しか言いませんわ…はじめ、貴女が好きです」 「ふぇっ!?」 「もう、貴女なしでは生きていけない…!」 「とーか…」 「貴女の心も、躯も、全てがほしいの…!」 「…」 強く。より強く、一の体を抱きしめた。そこから伝わる微かな振動。 一…怯えてる? 「透華、落ち着いて」 一が私を抱きしめ返す。赤子をあやすように。 ――振動は、消えていた。 震えていたのは私だった。 一がゆっくりと私の手を解き、立ち上がって私の手を両手で包み込んだ。 「全く…透華は何も分かってないんだから」 「わ、私が何も分かってないですって!?」 「そう。ボクは透華のもので居たいってことが」 「え?」 「ボクは透華の側に居られるなら何でもするよ」 ゆっくりと、跪き。 私の手の甲に――キス。 そして私の手を愛おしく、頬ずりした―― 「ボクの指と口はね、透華に気持ちよくなってもらうためにあるんだよ」 「ボクの胸も、お、おまんこも、お尻の穴だって、透華に楽しんでもらうためにあるんだよ」 あっさりと理性を粉々にした本能が、一の唇を奪い。 当然のごとく、一をベッドに押し倒していた――
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このページはこちらに移転しました (無題) 作詞/480スレ57 鼻は一応ついている俺です。欲張りなので、穴は5個です。 皆さん、最近どうですか。勢いない今こそ、目立つチャンスですよ! 俺は、PCどころか携帯もテレビも新聞もない所にいます。 昨日と今日だけ、特別休暇です(脱走とか脱落とも言う) もう暫く、この生活が続く予定です。 汚物が厚く沈殿し、淀みきっていた心と体が、日ごとに清々しくなっていくのを感じています。 出来の悪過ぎる頭も、いくらかはクリアさを取り戻してきた気もします 何も出来ない俺は毎日オナニーするんですけど、それ以外の自由になる時間。やっぱり、頭を通り過ぎていくのは、音楽なんですね。 いつもいつも、音楽が、溢れてきます。その音楽も、いくらか質感が変わった様にも思います。 そして不思議な事に、そんな時に思い浮かべる自分は、自室でギターを弾いているんですよね。 自分にとって、ギターを弾く事という行為は、苦痛でしかないのに。ホント、面白いもんです やはりまた元の生活に戻っても、今まで通り、リフを刻み続けるのだと思います。 あと、日替わりで相手変えながらいっぱいセックスしたいです
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無題 歌詞:5-101 どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! 「絶対絶対赤い糸で結ばれてるのよ!じゃなきゃ許さない!!」 晴れたら遊びに行こうね! 悲しいかな3人で…(ぐすん) 何でいつも3人なの? 私が一番大好きなのに(ぷんぷん) 胸が痛いの このままじゃないかって 私をずっと見てほしいのに!(じゃなきゃいやー!) 我侭なの?我侭なの? 乙女はいつも思うの1人の人に愛してほしいって 胸がチクチク痛み出す はーと★ぶれーく1秒前!! どきどき胸躍るの キミの事 思い出すだけで顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! 2、 いつものよにはしゃいで なれた感じで3人で(ふうー) 何でいつも3人なの? 疑問にもならないよもう私(かなしー) 諦めかけてた そのままじゃないかって 思いしまわなきゃいけないよ(切なくて苦しい…) なのに何で?なのに何で? 急に2人になった望んでたことなのに切ないよ 胸が張り裂けそうになる はーと★ぶれーく1秒前!! どきどき胸躍るの キミの事 見つめ合うだけで 顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 このまま捕まえたい 愛してるの! 「どうしよう。2人になっちゃった。 ぎゅっとして。あの子の分までぎゅっとして。 1人で一杯好きになるから。 前よりももっともっともっと好きになるからお願い。 ぎゅっとして!」 どきどき胸躍るの キミの事 思い出すだけで顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! どきどき胸躍るの キミの事 見つめ合うだけで 顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 このまま捕まえたい 愛してるの! あ・い・し・て……るーの!!
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無題 歌詞:5-101 どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! 「絶対絶対赤い糸で結ばれてるのよ!じゃなきゃ許さない!!」 晴れたら遊びに行こうね! 悲しいかな3人で…(ぐすん) 何でいつも3人なの? 私が一番大好きなのに(ぷんぷん) 胸が痛いの このままじゃないかって 私をずっと見てほしいのに!(じゃなきゃいやー!) 我侭なの?我侭なの? 乙女はいつも思うの1人の人に愛してほしいって 胸がチクチク痛み出す はーと★ぶれーく1秒前!! どきどき胸躍るの キミの事 思い出すだけで顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! 2、 いつものよにはしゃいで なれた感じで3人で(ふうー) 何でいつも3人なの? 疑問にもならないよもう私(かなしー) 諦めかけてた そのままじゃないかって 思いしまわなきゃいけないよ(切なくて苦しい…) なのに何で?なのに何で? 急に2人になった望んでたことなのに切ないよ 胸が張り裂けそうになる はーと★ぶれーく1秒前!! どきどき胸躍るの キミの事 見つめ合うだけで 顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 このまま捕まえたい 愛してるの! 「どうしよう。2人になっちゃった。 ぎゅっとして。あの子の分までぎゅっとして。 1人で一杯好きになるから。 前よりももっともっともっと好きになるからお願い。 ぎゅっとして!」 どきどき胸躍るの キミの事 思い出すだけで顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 わくわくが止まらない 大好きなの! どきどき胸躍るの キミの事 見つめ合うだけで 顔赤くなる どきどき胸躍るの キミの事 このまま捕まえたい 愛してるの! あ・い・し・て……るーの!!
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無題(r008) *Mio* いつからだろう。 君に触れることが、少し怖い。 いつもの帰り道、数歩先を後輩と楽しそうに歩く君に、桜の花びらが降っている。 その見慣れたはずの後ろ姿を、どうしてか目が追ってしまっている。 ――どうして? その栗色の髪に手を伸ばして――届かないと分かっていて手を伸ばして、五本の指に空を掴む。 握った手を顔の前で大事に開いて、意味もなく、何もない手の中を見つめる。 私は――。 「澪ちゃん」 君の声に呼ばれハッとして顔を上げると、目の前に手が伸びてきていて、私は思わず身体をすくめて目をつむった。 次の瞬間、何かが頭に触れるのを感じた。 何かが――君の指先が、すっと私の髪を撫でていった。 私は目を開けられなくなってしまった。 「花びら」 そう促されてやっと目を開けてみると、一枚の花びらを私に見せながらスローモーションで微笑む君がそこに居た。 私はただ短くありがとうと言った。 「どういたしまして」 君は笑って、また後輩の元へ駆けて行った。 一歩ごとに踊るふわふわの短い髪を、また目が追っている。 その頭に、ひらり、桜が降って。 ――ああ、とうとう、知ってしまった。 私はぎゅっと、手を握った。 君の髪に乗った花びらを見つめながら、私はまだこの左手を伸ばせないでいる。 *Yui* いつからだったかな。 君にさわるの、少しだけ緊張する。 去年の春はそんなことなかったのに。 君の長くてサラサラの髪とか、太い弦を器用に弾く指とか、柔らかそうなほっぺたとか。 見てると、さわりたいなって思うんだ。 だけどどうしてか、素直にさわれないの。 なんだか君だけ、特別みたい。 五人一緒の帰り道、後ろを歩く君を振り返って――見つけた。 私は急いで駆け寄って、短く名前を呼んで、君の髪についた桜の花びらに手を伸ばした。 早くしないと、その花びらが風に飛ばされてしまうから。 伸ばした手がその髪に触れるか触れないか。 君に触れることが恥ずかしくて、すごくドキドキした。 私ね、こういう気持ちをなんて言うか、本当は知ってるんだ。 数センチの距離をゼロにする。 花びらと一緒にわざと髪をひとすじ掬って、指先で髪にさわる。 サラサラのきれいな髪はするりと指の間をすり抜けて、私の手から離れていった。 ――ああ、君にさわれる理由が、もっとたくさんあったらいいのに。 私は驚いて目をつむったままでいる君に手に取った花びらを見せた。 「ありがとう」 そう言って恥ずかしそうにしている君にどういたしましてと答えて、すぐにまた前を向いて歩き出した。 だって、なんだか私も恥ずかしくって。 私は一枚の花びらを大切に持ったまま、壊さないように、なくさないように、そっと手を握った。 この手の中の特別な花をきっと大事にしようと、私は握った右手を胸に当てた。 初出:6- 455 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
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無題(r001) 澪「なぁ…唯…唯は…私の恋人だよね…?」 唯「ん??もちろんだよ澪ちゃん!それがどうかしたの?」 澪「………」 唯「澪ちゃん?どうしたの?お腹でも痛いの?」 澪「…じゃ…ぁ…なんで…なんで…」 唯「?」 澪「じゃ、何で先週の休みに私との約束断って梓の所に行ったんだよ!」 唯「ええっ!だ、だってその日はあずにゃんの誕生日だったしプレゼントを渡しに…」 澪「その前の休みだって私との約束断って、和の家に憂ちゃんと泊まりに行ってたじゃないか!」 唯「そ、それは和ちゃんとは違う大学だし…中々会えないから泊まってゆっくりお話しようと…」 澪「それじゃ…今度の休みはどうなんだよ…晶が言ってたんだ…今度の休みに…唯の高校時代の友達(姫子)の大学へ行って…そこのバンドの演奏聞いてくるって…」 唯「え…えーと…」 澪「どうして…どうして同じバンドの仲間で恋人の私を誘わないんだよ!」 唯「み、澪ちゃん落ち着いて…」 バンッ!(壁をたたく音) 唯「ひぃ!」 澪「なぁ…唯…唯は…私と居るより…他の女の子と居る方が楽しいの…?」 唯「ち、違うよ!そう云う訳じゃ…」 澪「嘘だっ!!」 ドンッ!(更に強く壁をたたく音) 唯「うう…」 澪「唯は私の恋人なんだから…恋人なんだから…誰にも渡さない…」 唯「み、みおちゃ…んんっ!」 澪「んっ…んふ…じゅる…ちゅぷ…んぁ…ちゅぱ…じゅぴゅ…」 唯「んんん!ん!やぁ…んぁぁ…」 澪「…ちゅっ……んっふっ……ぷは……ゆーい…♪」 唯「…はぁ…はぁ…みお…ちゃん…」 澪「唯は…唯は…私だけを見て…私だけの声を聞いて…私の腕の中にだけ…抱かれていればいいんだよ…」 唯「…み…お…ちゃん…」 澪「うふふ…ゆーい…♪私だけの…私だけの可愛いお人形さん(恋人)…♪」 唯「(…言えない…言えないよ…澪ちゃんが…澪ちゃんが私だけを求めて…無理矢理キスしたり…襲ってくる事が…心地よくて…気持ちよくて…)」 唯「(その為だけに…澪ちゃんを傷付けて…私だけに心を向けさせているなんて…絶対に…言えないよ…)」 初出:5.75- 287- 288 両方ヤンデレだったのか -- (名無しさん) 2012-03-21 20 15 20 うむうむ、もっとこういうのが増えればよいとおもう -- (KYな俺) 2012-03-27 21 20 22 両方ヤンデレってのも良いな -- (名無しさん) 2012-04-16 00 36 06 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP