約 841,834 件
https://w.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/146.html
作成者:佐藤ぶそあ 部品構造 部品定義部品 大樹の中の家 部品 木の生育を妨げない工夫 部品 大樹の耐久性 部品 災害に遭いにくい立地 部品 外壁 部品 水回り 部品 煮炊き 部品 気温調節 部品 居室 提出書式 インポート用定義データ 部品構造 大部品 木の中にある家 RD 9 評価値 5部品 大樹の中の家 部品 木の生育を妨げない工夫 部品 大樹の耐久性 部品 災害に遭いにくい立地 大部品 住宅の機能 RD 5 評価値 3部品 外壁 部品 水回り 部品 煮炊き 部品 気温調節 部品 居室 部品定義 部品 大樹の中の家 森国の木々の中には、非常に大きく育つ樹種が存在する。 森国の人々は、そういった大樹の中でも、木をくりぬいて中に住むことのできる樹種があることを知っている。 長く知識と技術を受け継いできた伝統的な家は、存在そのものが森国の人々の心の拠り所のひとつである。 部品 木の生育を妨げない工夫 木をくり抜いて中に住む、と言っても、ただくり抜いては木が死んでしまう。 家として住みたい木がある場合、その木がまだ若いうちから大きな洞ができるよう働きかけ、時には魔法を使って少しだけ成長の方向性を導く。 そうすることで、大きく育った木の中に広い空間を確保することができるのである。 部品 大樹の耐久性 生きた大樹そのものを住居として利用する関係上、とても高い耐久性をもつ。樹木自体がしなるため、風にも地震にも強い。 部品 災害に遭いにくい立地 大樹の中に家がある、ということは、その木が大樹となるまで、大きな災害に見舞われなかったことを意味する。 そんな大樹がたくさん集まって村を作っている場所であれば、なおさらである。 部品 外壁 防犯、防風、防雨(雪、潮)防砂機能をはたす。防火性も重要である。材質は建設される所在地の気候や施工主の好みによって、石、レンガ、コンクリートモルタル、木材などさまざまな種類から選ばれることになる。 部品 水回り 水道、もしくはタンクによる貯水などで飲用水、生活用水(入浴、洗濯、排泄処理など)が供給される。衛生を保つためにも上水と下水は分離されていなければならないし、家財の汚損を避けるためにしっかりとした配管設備は重要視される。 部品 煮炊き キッチンに必要なのはコンロ、野菜や食器の洗い場と調理台であろう。コンロの口数やオーブン・食器洗浄機の有無、冷蔵庫や食器棚を配置可能なスペースなど、家人の好みで様々なレイアウトの選択が可能ともいえる。コンロについてはオール電化式、ガス式、かまど式など都市のインフラによる部分もある。 部品 気温調節 家が建築される風土によって空調の必要性なども異なる。セントラルヒーティング、エアーコンディショナー、オンドル、暖炉など、人が快適に暮らす環境が保たれるための工夫がさまざまな方式で発達してきた。 部品 居室 居間、ダイニング(食堂)、寝室、書斎、応接室、家族の個室など。設定された目的に応じて壁紙、灯火、窓とカーテン類などアレンジが行われる。基本的には自宅でくつろげる環境が重要視されることが多い。 提出書式 大部品 木の中にある家 RD 9 評価値 5 -部品 大樹の中の家 -部品 木の生育を妨げない工夫 -部品 大樹の耐久性 -部品 災害に遭いにくい立地 -大部品 住宅の機能 RD 5 評価値 3 --部品 外壁 --部品 水回り --部品 煮炊き --部品 気温調節 --部品 居室 部品 大樹の中の家 森国の木々の中には、非常に大きく育つ樹種が存在する。 森国の人々は、そういった大樹の中でも、木をくりぬいて中に住むことのできる樹種があることを知っている。 長く知識と技術を受け継いできた伝統的な家は、存在そのものが森国の人々の心の拠り所のひとつである。 部品 木の生育を妨げない工夫 木をくり抜いて中に住む、と言っても、ただくり抜いては木が死んでしまう。 家として住みたい木がある場合、その木がまだ若いうちから大きな洞ができるよう働きかけ、時には魔法を使って少しだけ成長の方向性を導く。 そうすることで、大きく育った木の中に広い空間を確保することができるのである。 部品 大樹の耐久性 生きた大樹そのものを住居として利用する関係上、とても高い耐久性をもつ。樹木自体がしなるため、風にも地震にも強い。 部品 災害に遭いにくい立地 大樹の中に家がある、ということは、その木が大樹となるまで、大きな災害に見舞われなかったことを意味する。 そんな大樹がたくさん集まって村を作っている場所であれば、なおさらである。 部品 外壁 防犯、防風、防雨(雪、潮)防砂機能をはたす。防火性も重要である。材質は建設される所在地の気候や施工主の好みによって、石、レンガ、コンクリートモルタル、木材などさまざまな種類から選ばれることになる。 部品 水回り 水道、もしくはタンクによる貯水などで飲用水、生活用水(入浴、洗濯、排泄処理など)が供給される。衛生を保つためにも上水と下水は分離されていなければならないし、家財の汚損を避けるためにしっかりとした配管設備は重要視される。 部品 煮炊き キッチンに必要なのはコンロ、野菜や食器の洗い場と調理台であろう。コンロの口数やオーブン・食器洗浄機の有無、冷蔵庫や食器棚を配置可能なスペースなど、家人の好みで様々なレイアウトの選択が可能ともいえる。コンロについてはオール電化式、ガス式、かまど式など都市のインフラによる部分もある。 部品 気温調節 家が建築される風土によって空調の必要性なども異なる。セントラルヒーティング、エアーコンディショナー、オンドル、暖炉など、人が快適に暮らす環境が保たれるための工夫がさまざまな方式で発達してきた。 部品 居室 居間、ダイニング(食堂)、寝室、書斎、応接室、家族の個室など。設定された目的に応じて壁紙、灯火、窓とカーテン類などアレンジが行われる。基本的には自宅でくつろげる環境が重要視されることが多い。 インポート用定義データ [ { "id" 6481, "title" "木の中にある家", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 13 01 10.455097", "updated_at" "2017-08-20 13 44 38.005265", "character_id" "1938", "children" [ { "id" 34792, "title" "大樹の中の家", "description" "森国の木々の中には、非常に大きく育つ樹種が存在する。\n森国の人々は、そういった大樹の中でも、木をくりぬいて中に住むことのできる樹種があることを知っている。\n長く知識と技術を受け継いできた伝統的な家は、存在そのものが森国の人々の心の拠り所のひとつである。", "part_type" "part", "character_id" null, "children" [] }, { "id" 34793, "title" "木の生育を妨げない工夫", "description" "木をくり抜いて中に住む、と言っても、ただくり抜いては木が死んでしまう。\n家として住みたい木がある場合、その木がまだ若いうちから大きな洞ができるよう働きかけ、時には魔法を使って少しだけ成長の方向性を導く。\nそうすることで、大きく育った木の中に広い空間を確保することができるのである。", "part_type" "part", "character_id" null, "children" [] }, { "id" 34794, "title" "大樹の耐久性", "description" "生きた大樹そのものを住居として利用する関係上、とても高い耐久性をもつ。樹木自体がしなるため、風にも地震にも強い。", "part_type" "part", "character_id" null, "children" [] }, { "id" 34795, "title" "災害に遭いにくい立地", "description" "大樹の中に家がある、ということは、その木が大樹となるまで、大きな災害に見舞われなかったことを意味する。\nそんな大樹がたくさん集まって村を作っている場所であれば、なおさらである。", "part_type" "part", "character_id" null, "children" [] }, { "id" 28054, "title" "[[住宅の機能]]", "description" null, "part_type" "group", "character_id" "1979", "children" [ { "id" 28055, "title" "外壁", "description" "\n防犯、防風、防雨(雪、潮)防砂機能をはたす。防火性も重要である。材質は建設される所在地の気候や施工主の好みによって、石、レンガ、コンクリートモルタル、木材などさまざまな種類から選ばれることになる。", "part_type" "part", "character_id" "1979", "children" [] }, { "id" 28056, "title" "水回り", "description" "水道、もしくはタンクによる貯水などで飲用水、生活用水(入浴、洗濯、排泄処理など)が供給される。衛生を保つためにも上水と下水は分離されていなければならないし、家財の汚損を避けるためにしっかりとした配管設備は重要視される。", "part_type" "part", "character_id" "1979", "children" [] }, { "id" 28057, "title" "煮炊き", "description" "キッチンに必要なのはコンロ、野菜や食器の洗い場と調理台であろう。コンロの口数やオーブン・食器洗浄機の有無、冷蔵庫や食器棚を配置可能なスペースなど、家人の好みで様々なレイアウトの選択が可能ともいえる。コンロについてはオール電化式、ガス式、かまど式など都市のインフラによる部分もある。\n", "part_type" "part", "character_id" "1979", "children" [] }, { "id" 28058, "title" "気温調節", "description" "家が建築される風土によって空調の必要性なども異なる。セントラルヒーティング、エアーコンディショナー、オンドル、暖炉など、人が快適に暮らす環境が保たれるための工夫がさまざまな方式で発達してきた。\n", "part_type" "part", "character_id" "1979", "children" [] }, { "id" 28059, "title" "居室", "description" "居間、ダイニング(食堂)、寝室、書斎、応接室、家族の個室など。設定された目的に応じて壁紙、灯火、窓とカーテン類などアレンジが行われる。基本的には自宅でくつろげる環境が重要視されることが多い。\n", "part_type" "part", "character_id" "1979", "children" [] } ] } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/1398.html
ゲンブとスザク、流也が帰り、一人になったランカは、二階にいる家族二人のもとへ向かった。 「マナちゃん、アズール、入るよ」 「……どうぞ」 アカネの部屋にいた二人だったが、人の姿のアズールは既に完調、マナも目を覚ましていた。 「ランカ……」 「二人とも、具合はどう?」 ランカの言葉に、マナは「大丈夫、ありがとう」と短く答えたが、アズールは俯いたまま答えない。 「どうしたの、アズール」 「…………」 「アズール?」 何回か呼びかけると、消え入りそうな声で、 「……ごめんなさい、マスター」 そんな答えが帰って来た。 「アズール……?」 「決めたのに……マスターのために強うなるって、決めたのに……ウチ、何も出来んかった……」 彼女を苛んでいたのは、無力感。主であるランカのために強くなると、守るために力をつけると決めて、旅に出た。 それなのに、いざその時になって、何も出来なかった。 「……アズール、大丈夫だよ」 そんな彼女に、ランカは明るく声をかける。 「マスター……?」 「今回は、向こうが一枚上手だった、それだけだよ。それに、お母さんだったら言うよ。『昨日より今日、今日より明日』って」 「……そう、でしょうか」 「そうだよ、絶対。……そうだ。今度、アカノミさんって人……あれ、人じゃないっけ、樹だっけ? とにかく、そこに皆で行くことになったんだ」 「アカノミ……百物語組の一角ですな」 「そうそう。せっかくだからさ、アズールとマナちゃんも行かない?」 提案に対し二人は、 「私は構わない。色々あったし、ちょっと気分転換がしたい」 「……マスターが行かれるなら、ウチが行かへん道理はありません」 「ん、わかった。……じゃあ、先にお風呂入って来るね。今日はここでゆっくり休んでてね」 「……ここは?」 気が付くと、アズールは白波邸の廊下にいた。人の姿を取り、窓から射す陽光を浴びて。 「はて……ウチ、さっきまで寝とったはずなんやが」 寝過ぎて寝ぼけたんやろうか、と考え、とりあえず歩いて見る。 「?」 どうなっとるんや、と疑問を覚えつつ横を向くと、見慣れた扉。アカネの部屋の扉があった。 「そや、マナさんここにおったはずやな」 ノックをしようと手を出して、 「あれ、アズール?」 「マスター?」 横合いから突然ランカの声がした。振り向くと、そこにはやはり主の姿が。 「どないしたんですか、突然」 「わかんない……さっきまで、自分の部屋で寝てたはずなんだけど」 「……何かありますな。ともかく、中に入って見ましょか」 「うん」 用心しつつ、アズールはランカを背中に庇うようにして扉を開け、中に入る。 と、 「こら、アズール! 人の部屋に入る時は、ノックして声をかけなさい! 言ったでしょ、ちゃんと」 『!?』 聞きなれた、そして懐かしい、しかしあり得ないはずの声が聞こえた。それは、 「アカネさん!?」 「お、お母さん!? お母さんなの!?」 扉を全開にして飛び込んだ二人の目に映ったのは、墨色の髪と薄緑の目を持ち、Tシャツとジーンズでまとめた、快活な印象の女性。一児の母とは思えないほど整ったスタイルと長身。 間違いなく、ランカの母にしてシドウの亡き妻、白波 アカネその人だった。 あまりのことに、感激する前に驚愕して硬直する二人。しかし、アカネは二人に構うでもなく、 「ほら、勝手に入らないの。やり直し、やり直し」 「あ、は、はい」 言われるがまま外に出た二人は、改めてアズールを前にノックをする。 コンコン、 「アカネさん、アズールです。失礼します」 「はい、どうぞ」 かちゃ、と扉を開けると、机の前の椅子に腰を下ろしたアカネが見つめていた。 「OK、今度は合格よ。さ、入りなさい」 静かに部屋に入り、扉を閉める。 呆然とアカネを見つめていると、そのアカネが苦笑して、言う。 「そんな所で突っ立ってないの。ほら、こっちいらっしゃい」 招かれるまま、おずおずと歩み出すランカ。 「お、母さん」 「なぁに?」 昔と変わらないその微笑みに、ランカの中で堰を切ったように感情が溢れ出す。 「お母、さん……お母さぁん!!」 「! っとと……よしよし。相変わらずね、ブランカ。甘えん坊なんだから」 無我夢中で、ランカは母の胸に飛び込んでいた。優しく抱きとめてくれたその温もりは、幼い頃の記憶と何一つ変わっていない。あの頃のままだ。 一方のアズールはそのまま立ちつくしていたが、ふと我に帰り、アカネの近くに歩み寄る。 「アカネさん……」 「久しぶりね、アズール」 だが、胸の中で泣きじゃくるランカを抱いたアカネの表情は、どこか鋭い。 「あ、アカネさん? どないしたんですか?」 「どないしたんですか、じゃないでしょ? ランカをおいて突然出て行くなんて、何考えてるの」 ―――怒っていた。ランカを置いて旅に出た事に、途轍もなく怒っていた。 「う、いや、その」 「ランカに話したのは聞いたわ。でもね、アズール。ここで、私に、自分の言葉で説明して。とりあえず、きっかけだけでもいいから」 「わ、わかりました」 アズールから改めて事情を聞いたアカネは、ため息をついてもう一度彼女を見た。 「……そういうこと。でもねアズール、さすがにいきなり旅に出ちゃうのはどうかと思うんだけど?」 「で、でも、ウチは強うなりたかったんです。マスターを守るために……」 「気持ちはわかるわ。けど、考えてみなさい。あなたがいない2年の間、ブランカはほとんど一人ぼっちだったのよ? それって本末転倒じゃない?」 「う……」 ようやく泣きやんだランカをベッドに座らせ、アカネはアズールの目を見据える。 「いーい、アズール? 例え相手のためであっても、それが必ずしもそうなるとは限らないのよ。いくら守りたいからって、あなたがいない時に襲われたらどうする気だったの」 「そ、それは」 「終わった事だし、それについてはこれ以上言わないわ。けどね、これだけは覚えておきなさい」 強い意志を宿した目でアズールを見つめ、アカネは毅然と言い放つ。 「これ以上、ブランカに心配をかけないこと。でないと、何度でも叱りに行くわよ」 「は、はい。肝に銘じときます」 「ん、よろしい」 そこまで来て、ようやくアカネは相好を崩した。 「それじゃ……今度は、旅の話を聞かせて、アズール」 「……そ、それは大変だったわね」 「アズール、大丈夫だった?」 「いや、今思うとよう助かったと思いますわ。全く、無茶はするもんやないですな」 ランカを挟んでベッドに座ったアカネとアズールは、3人で昔話に花を咲かせていた。 アズールの旅の話、ランカの近頃の話。 「……それで、大さんとお父さんが来てくれたから、何とか助かったんだ」 「鳴り物入りじゃなくて毎日いなさいよ……全く、ダメな人ね」 「よ、容赦ないですな」 「悪い人じゃないんだけどね……自己中心的になるのが玉に瑕ね」 はぁ、とまたため息をつくアカネ。シドウは確かに善人ではあるが、ともすると自分の判断が先行するのが問題だった。だからこそ、かつては自分が押さえていたのだが。 (いくらなんでも、ブランカを危険にさらすのは頂けないわね) 額に指を当て、どうしてくれようかしら、と密かに思うアカネに、ランカが言う。 「あとね、あとね……」 他愛も無い……しかし、とても暖かい話。家族の事、友達の事、出会った人たちのこと……。 そんな話を、一体どれほど続けただろうか。 「……さて」 ふと、アカネが立ちあがった。不思議そうに見る二人に向けて、部屋の真ん中でくるりと身体ごと振り返ったアカネは、部屋の扉を指して言った。 「―――お話はこれでおしまい。さあ、起きる時間よ、二人とも」 「あ……」 ――――夢は終わり。 それを理解して、ランカの目に涙が浮かび、アズールは寂しそうに目を伏せる。 そんな二人の「娘」に、アカネは苦笑しつつも言う。 「私はもう、あなた達を助けてあげられない。でも、忘れないで」 「あなた達には、友達が、仲間がいるでしょう?」 『!』 「辛い事はあるわ。今日みたいに、自分が嫌になる時だってある。でもね、そこで諦めないで。辛かったら、苦しかったら、周りを頼っていいんだから。何もかも自分一人でしなきゃならないなんて、そんなことはないんだから。そして、アズール」 「は、はい」 「自分が弱いと思うなら、強くなりなさい。昨日よりも、今日。今日よりも、明日。明日よりも明後日、少しだけ強くなりなさい。それと、ブランカを守りたいなら、覚えておきなさい。誰かを守るっていうことは、とても大変なことよ。相手を守って、自分も生きなきゃならないんだから。あなたにそれが出来る?」 問われたアズールは、しばしの躊躇を置いて答える。 「……やって見せます。ウチは、そのために旅に出たんですから」 「よろしい。その気慨があれば十分よ。ただし、決して無理はしないこと。いいわね」 「はい、アカネさん」 アズールの答えに、満足げに頷いたアカネは、次に愛娘を見る。 「お母さん……」 「そんな顔しないの、ブランカ。私はもう死んだのよ。こうして話が出来ること自体、本当はあり得ないことなんだから」 「でも、でも、せっかくまた会えたのに」 「寂しいのは私も同じよ。でもね、子供はいつか、親から巣立って行かなきゃならないの。自分の力で、生きていかなければいけないのよ」 ―――だが、そう諭すアカネの心は、悔しさと悲しさで一杯だった。 (こんな……こんなことって……この子はまだ14歳……まだ、まだ私が守ってあげなきゃいけなかったのに……っ!!) 娘を守れない。助けられない。その事実が、アカネを締め付ける。 ブランカは確かに強い子だ。だが、それは年齢の割に、ということだ。大切な何かを失えば、崩れてしまう。 おまけに、本来彼女を支えるべきシドウはいない。 (出来ることなら……このまま……!) だが、それは許されない。彼女はまだ生きている。死んだ者である自分の我が儘で、彼女をこちら側に引き込むことは絶対に出来ない。 それでも、まだ幼い、と言っていい娘をあの渦の中に放り出すのは、母親として絶対に受け入れられない。 ―――どれほど拒んでも、現実がある。だから、悲しくても、悔しくても、別れを告げなければいけない。 だからこそアカネは、今すぐにでも娘を抱きしめて泣きじゃくりたいのをこらえ、表には一切そんな素振りは出さず、笑顔の仮面を被ったまま言う。彼女にとって、最後まで良い母親であろうと。 「大丈夫よ。あなたには、頼もしい友達がいるでしょう? その人達がいれば、きっと大丈夫。どんなことがあったって、乗り越えて行けるわ」 そしてそれは、己に向けた言葉でもあった。 「……うん。わかったよ、お母さん。私、みんなと一緒に頑張るから」 「ん……よろしい」 心が引き裂かれそうな痛みを無理に堪え、アカネは扉を開ける。 「さあ、行きなさい」 「―――うん」 「はい。アカネさん……ありがとうございました」 アズールの後を追い、ランカが扉の外に出る。 「――――さよなら、お母さん」 手を振る母親に、笑顔でそう告げて。 「……ぅ……うぁぁああっ……!」 二人が去った後、アカネは崩れ落ちるようにして泣いた。 どうして娘を守れない? どうしてあの子と一緒にいられない? 彼女を襲っていたのは、他ならぬ彼女自身がアズールに言った「無力感」だった。 (どうして……どうして私は死んでしまったの……!? どうして私が死ななければならなかったの……!?) まだ、ブランカにも、アズールにも、言っておきたい事が、してあげたいことが両手に余るほどあった。それがあの日、一瞬で潰えてしまった。 病を力で補っていた綱渡り、いつ切れてもおかしくなかった。だがそれでも、この場所―――自分だけの閉ざされた世界で、悔いなかったことはない。 それでも今までは、何とか割り切って来られた。それが今日、不意に娘二人と再会したことで、一遍に崩れてしまった。 二人を送り出した時は、本当に胸が張り裂けそうだった。 「ブランカ……アズール……!」 誰に何にか、アカネは声なき声で叫んでいた。 (お願い……! もう一度、もう一度でいいから……あの子達を、私の娘達を守らせて!! あの子達の傍に、いさせて!!) 振り仰いだ先の視界が、 「―――ッ!?」 不意に、真っ白に染まった。 「――――あれ?」 目が覚めると、ランカは自分の部屋にいた。確かに、さっきまで母と話をしていたはずだが……。 「……夢、だったのかな」 夢。しかし、そう言い切るには現実感があり過ぎた。 母の胸の温もりも、泣いて疲れた目の感覚も、しっかり残っている。 「お母さん……会いに来てくれたのかな」 たとえ夢であっても、母に会えたのが嬉しかった。 彼女の言葉を、しっかりと胸に刻む。 「お母さん……私、頑張るよ。アズールやマナちゃん、綾ちゃんと一緒に」 「だから、空から見ててね」 母の想い、子の想い (決意する娘は知らなかった) (自分を送り出した母の想いを) (その裏にあった悲しみを) 「! 今度は何じゃ!?」 「向こうで音がしましたが……」 (そして、一つの出来事を)
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4220.html
戻る …美しく咲き誇っていた大花は、変わりゆく時代の波に揺られ凋落しました。 悲しき事に、この世に生きる貴方がたが育んできたその花は、今では誰も彼もが忘れ去り、誰にも知られることなく、静かに枯れ果ててしまいました。 この世界は、あるべき姿を失い… 今、灰色に染まる幻想へと歩みを進めている。 誰が望んだか?誰が選んだか?誰が欲したか?…応えるものは誰一人としていない、なぜならば―――――― 人はみな、応えられなくなってしまったからです。その輝かしい唯一の理性すらも。 灰色に染まる… 貴方がたは"一つの存在"として、この息苦しい世に生かされ続けているのです。 答えを与えられず、答えることすら許容されない、この秩序と化した世に――― ――貴方がたは、何故、そんなにも、己を殺してまで呼吸を繰り返すのだろうか。 このような世を選択したのは貴方がた… ですが、私はもう見るに忍びないのです。 だから、私が、貴方がたを救って差し上げましょう。そのために、この世は"あるべき姿"に戻らねばならない。 破壊、殺戮、慟哭、憂鬱、快楽、断罪、憤慨、驚愕、憎悪……総てをひっくるめて……――――― ――――――【 混 沌 】――――――― ~新世界・闇の世界~ 白尽くめの人物「コツ…コツ…(妖しく光る禍々しい形をした街灯をいくつも潜り抜ける。胸に抱えた古く分厚い書物には、何枚もの付箋が貼られていた)………噂には聞いていた。やはり広い世界ね…何処へ行けば会えるのかしら…?(閑散とした十字路の真ん中で停止する) 」 バリバット「バサバサバサバサバサッッ(落ち着きのない様子で翼を激しく羽ばたかせながら、猛スピードで空から急降下し) ――――――――――――ィィィイイイイイイイイイイイイイイイイェェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッス!!!!!!!!!!!!!!!! ズッザザザザザザザザザーーーーーーーーッッッッッ!!!!(勢い余って着地に失敗し、路地裏に向けて転がって行く 」 白尽くめの人物「……!…あら…?(ものすごい音がした方へ振り返り、その路地裏へと向かい暗闇の中を覗き込む) 」 カゲッチ「(路地裏にて、勢いよく転がってきたバリバットに近づいて)お、おい、相棒?どうしたんだそんなに慌てて………まさか、何かスゲーもの撮って来たとか?ねぇ、そうなのかぁ? 」 白尽くめの人物「(随分小さくて…可愛らしい生き物だこと。)(好奇心から二匹の傍へ歩み寄る) 」 バリバット「………い、痛ってぇー……… はっ、そ、そうだそうだ!!(ボロボロの状態で起き上がり、カゲッチを見て)そうなんだよぉ……超ヤッバいもの撮って来ちゃったよぉ!これな……… 英雄って呼ばれてる奴らのプライベートをだなぁ………!!(ニヤニヤしながら口を開け、中から小型のビデオカメラを取り出して 」 カゲッチ「Σえ、英雄のプライベートぉ!?マジかよ、そんなんマジで撮れちゃったのぉ!?ねぇ、どんなもん撮ったのよ、あの英雄の……… んっ?(近くから第三者の気配を感じ取り、その気配の方向に目を向ける)…………? えっ、あ………あんた、誰?(白尽くめの人物に 」 白尽くめの人物「――――『英雄』…へぇ~。(その二文字を聞き逃すこともなく、わざとらしく声をあげて更に距離を詰める)…君たち、小さいけど情報収集能力に長けているみたいだね。良いセンスしてるわ…(称賛しながらビデオカメラを見つめる)…一つ尋ねてもいいかしら? 」 バリバット「はい?………あぁ、そりゃどうもありがとございm………… え、何?案内でもして欲しいんかい? 」 白尽くめの人物「ええ…案内してほしいといえば、そうね。……私、『革命家』を探しているのよ。(白いハットに同色のコートを着こなし、菫色の仮面に素顔を隠した得体の知れない人物。一瞬、狂気的な道化師の様に歪みを帯びた仮面の口元が更に歪なものになったかのように見えた) 」 カゲッチ「(Σえ、俺っちの質問ガン無視ですかぁ……)………革命家?何じゃそれ、相棒、知ってるか? 」 バリバット「え?いや、俺もよく分かんないけど……… 革命家、ねえ………(考え込み)………Σあっ、もしかして………!(何かを思い出した様子で)………あ、いや、ダメだ………あいつ確か摑まったじゃん………。 」 白尽くめの人物「(夜の概念がない暗黒世界の真っ暗な空を仰ぐ)…かつて光のあたる世界を闇に沈めた救世主『ダークマスター』、カオスホールで大規模なテロを起こしたバレッティーノ・ファミリーの首領(ドン)『ロング・バレッティーノ』… そして…フフフ… とにかく『この世界』には、地上で名を馳せた『革命家』たちがたくさんいた。私はね、『そういう方たち』を求めているんです。…今貴方が頭に思い浮かんだ人物もまた、そうですわね。(仮面の奥で掠れた笑いを零す) 」 バリバット「えっ………あ、あぁ………そ、そうっすね………一応、俺達の同期ってか、仲間の1人だったんすけど………今奴は牢屋の中にぶち込まれちまったもんでね………… てか、あんたよく知ってんな? 」 ―――― ズ…ズッ……(暗い路地裏の更に奥に広がる闇の中から、何かが這うような気味の悪い足音が聞こえてくる) 白尽くめの人物「ええ、当然です。何故なら、私は、彼ら『革命家』たちを………(フフフと怪しい笑みを零したところ、二匹の奥にいる『何か』を静かに捉える) 」 カゲッチ「………なぁ、何かこいつ、ヤバそうな気がするんだけど……マジで案内すn――――――――――――!?(バリバットに耳打ちしている最中、気味の悪い足音を聞き)………な、こ、今度は――――――――――――何だぁっ!?(音のする方を振り返り 」 バリバット「え――――――――――――(同じく振り返り)――――――――――――――――!? 」 赤コートの人物「ズッ…ズ…ッ…(這うような、引き摺る様な音を立てながら現れ出でたのは、かつてカゲッチたちの前にも姿を露わした謎の多い存在、赤いコートを羽織った人物だった)…この地で出会えるとは…これも運命の巡りあわせでしょうか…?フ、フフフ…(ぶつぶつと独り言を呟いては薄気味悪い笑いを零している) 」 白尽くめの人物「…… …いったい、誰の事を言っているのでしょうかね…(明らかにこの世界の住民の雰囲気から逸脱している赤いコートの人物を見て、仮面の奥で輝く瞳がより鋭くなる) 」 カゲッチ「お、お前は………確か、シングにあの計画持ちかけたっていう……… ま、前と、何か変わってるみたいだけど………何かあったのかなぁー?(大汗) 」 赤コートの人物「フフフ… 多くの見聞を広め、優れた見識を持った貴女ですら…この私が何者なのか、ご存知でない様で…。ですが、私は貴女を知っていますよ。かの者たち(ダークマスターやロングなど)、所謂貴女の言う『革命家』たちを支援した"真の革命家"…そうですね?――――――『 ラプンツェル 』さん。(コートの奥から覗く眼鏡を歪に光らせ、白尽くめの人物を見つめる) 」 白尽くめの人物→ラプンツェル「……ッ…!(初対面の人物に名前を言い当てられ首筋に冷や汗が滲む)…私の名前、ご存知の様で。見聞の広さなら貴方の方が上回っているのではないでしょうか?(やや皮肉を込めた口調で) バリバット「え………ええええええええええっ!?(赤コートの人物の発言を聞き、ラプンツェルを見て)」 赤コートの人物「ホホ…驚いた様ですね。こう見えても私、長い間『この地』に留まっていましたからね…フフッ…(口元に手を当てて薄ら笑いを浮かべる) 」 ラプンツェル「…それに、私は革命家などではありません。私はあくまで"革命家を支援する者"であり、自ら先頭に立って活動するほど、優れた『力』を持ち合わせていないので… …ところで、私に何か御用ですか? 」 赤コートの人物「なるほど… 先程のお話を耳にしました。どうやら『革命家』なる存在をお探しの様ですね… ですが、いないのなら、貴女がなればよろしいのではないでしょうか――――本当の『革命家』に。 」 ラプンツェル「何を言って…だから私には、革命に必要な『力』というものが――――― 」 赤コートの人物「――― 一つお伺いしますが、貴女の言うその『力』とはどのようなものですか? 」 ラプンツェル「ぇ…――――――― 」 ォ ォ ォ … ッ … (歪な風が流れ込み、街灯の闇色の焔が揺れ始める) 赤コートの人物「…少し場所を変えましょうか。ついてきてください…(そう言うと踵を返し、暗闇の中へと溶け込む様に消えていく) 」 ラプンツェル「はぁ… ……(後を追うように足を進めようとした時、傍にいたカゲッチとバリバットの二匹に軽く会釈をして消えていった) 」 ~闇の世界・とある教会~ 赤コートの人物「(教会内の祭壇の前に立ち、ステンドグラスから零れる妖しい光をその身に受ける)貴女にとって『力』とは何か、そして、貴女が革命家たちを支援目的…私はそれを是非とも知りたいのです。フフフッ…話していただけますか。 」 ラプンツェル「……(赤コートの人物の問いかけにしばらく沈黙し、手にしていた古い書物をゆっくりと開いた)…私は「ある目的」のために、遠い星からここへやってきました。この星に踏み入れて間もなかった当時、この世界では種族間による紛争やテロが頻発していた。私は自分の目的を成し遂げる為に、事件の首謀者たちと裏で手を組み、支援金を送り続けていました。しかし私が支援した組織はことごとく壊滅していった…当時はまだ、『英雄』ではなかった人々によってね。 」 赤コートの人物「…(ほぅ、と興味を示すように耳を傾けて) 」 ラプンツェル「ですが私は諦めませんでした… するとある時、ある大きな戦争が勃発していました。世間ではその大戦争を『第二次ティンクル族反乱戦』と呼んでいました。恐らく貴方がたも知っている、最厄を極めた戦争でしょう。 」 赤コートの人物「…コクリ…(無言で頷く) 」 ラプンツェル「その大戦争が終戦を迎えた後、気になった私はこの戦争に関するありとあらゆる情報を世界各地から集め回りました。すべての始まりはおよそ500年前から、そして長い時を経てこの現代まで続いている… 世界規模という領域を遥かに超えた凄絶な戦争… そして、それを起こせるだけの人物がいったい何者なのかを一番知りたかった。その人物こそ…―――――『 シ ル ヴ ィ』。 」 ラプンツェル「シルヴィは、破壊と殺戮を繰り返す凶悪犯罪者として世界政府が一番警戒していた存在。彼は凶悪なテロリストだった。(ページに挟まれていた新聞の切り抜きを見つめながら)ですが彼の元に集った者たちはみな彼に心酔していた。その理由も実に興味深かった。彼が理念とする破壊と殺戮は、その先にある『再生』のためだった。破壊・殺戮が激しいほど、その後にやってくる再生はより大きな可能性を秘めている… 彼は"終わりのない戦争"を続けることで、このケイオスが抱える問題…外敵からの侵略を未然に防ごうとしていた。 」 ラプンツェル「なんて大層な野望…!(両腕を広げて)そして、その野望の実現を確定付けるは、彼自身が持つ圧倒的な力―――『武力』。その時私は知った…革命家に求められるのは大きな『野望』と圧倒的な『武力』!その二つを兼ね備えていたシルヴィはまさに、私が思う『革命家』の理想像だった…!だからこそ、彼に心酔する者が数多くいたのではないかと思うのです。(パタンと書物を閉じ、天井を仰ぐ) 」 赤コートの人物「……(それが貴女の言う『力』ですか…フフッ…)(女性の話を面白そうに聞いている) 」 ラプンツェル「…とはいえ、残念ながら彼はある大戦で敗北し、世間からその姿を消した――――だけど今!彼の意思を継ぐ者たちが世界各地で革命を起こしている!私は、彼の意思を継ぐそんな方たちこそを支援したかった…!力の無い私にできるのは…これが精一杯でしたから… ……っ、すみません。つい熱くなってしまって…(菫色の仮面をくいっとあげる) 」 赤コートの人物「(「いえ」と会釈して)……だから、自らは表舞台に出ず、裏であらゆる革命家たちの支援を図ったのですね。なるほど、実に興味深い話でした… ……私もですね、会ったことがあるのですよ…『彼』にね。(フードの奥で光る眼鏡をくいっとあげ) 」 ラプンツェル「……!(驚愕したように微動し、コートの方を見やる) 」 赤コートの人物「私はですね…『彼』が500年の時を経てこの世に目覚めた時から…ずっと『彼』の動向を探っていました。初めてであった時の日も忘れやしません… いや、あれを忘れることなど、恐らく誰にも出来ないでしょう。それだけ『彼』は、辺りにあるものすべてに影響を及ぼす、いわゆる絶対存在みたいな方でしたからね…フフフッ…(愉快そうに嗤う)貴女が先程申し上げたように、『彼』は革命家たちの理想像だった。他ならぬ私にとってもそう。……私はね、支配とか、破壊とか、そんなものには興味がありません。ただ…"変わり果てたこの世界を、あるべき姿に戻したい"だけなのです。 」 ラプンツェル「この世界の…あるべき姿…?(小首を傾げる) 」 赤コートの人物「…『彼』はそれを成し遂げようとしていた。だから私も、『彼』に惹かれたのかもしれない。そして私も、貴女のように…『彼』に代わる様な革命家たちと接触して、世界各地でテロを引き起こしてきました。まあ、結果は残念なものになりましたがね… しかし彼らが失敗したのにはある一つの理由がありましてね…それは――――誰も、自らの憧憬となる存在のの意思を持っていなかったことです。 」 ラプンツェル「意思…(自分に言い聞かせるように繰り返し呟く) 」 赤コートの人物「某戦闘民族も闇の種族も、果ては神の下につく者たちはみな、それぞれ素晴らしい野望を抱いていた。しかし彼らには欠けているものがありました。それは、"憧憬"です。 」 ラプンツェル「…っ…どういうことですか…? 」 赤コートの人物「例えばかの『未来軍』をご存知ですか?彼らはシルヴィの意思を何処よりも強く受け継いだ巨大組織でした。世界政府の最大戦力の一角を潰し、世に珍しい世界大戦を勃発させた。結局彼らも、この世界の英雄と呼ばれる様な方たちによって敗北してしまいましたが…それまでの組織以上の奮闘劇を見せてくれた。 」 赤コートの人物「そこで私は気づいたのです… 人は"憧れ"を持つと、それに近づこうという大志を抱くのだと。前例があるからこそ人々は自信と勇気を持ち、結果、組織の士気が高まる。だから彼ら(未来軍)の旺盛は凄まじいものとなった。 」 赤コートの人物「分かりましたか?革命に必要なのは『野望』と『武力』、そして…『憧憬』なのです。それらすべてを持つことで、革命は成し遂げられる可能性は高まるのです。…貴女には『野望』と『憧憬』がある。不足しているのは『武力』、ならばこの私が、足りないものを補って差し上げましょう。 」 ラプンツェル「……そうか…私はまだ、何も知らなかったのか……(っ…甘い、甘すぎた…だから、私は何度も、失敗して…)(歯を食いしばる音が仮面の奥から聞こえる)――――――!どういう…ことですか…? 」 赤コートの人物「私はこれでも名の通った大魔導師でしてね…貴女に戦力を提供しようと思います。貴女には、彼らには足りなかった『憧憬』がある。貴方なら、私が望む"混沌"を見せてくれると信じている…だから、この私と手を組みませんか?貴女自身の『革命』を成し遂げるためにも…ね?…フ…フフフッ…!(不気味に嗤いながら) 」 ラプンツェル「(『革命』―――――)(脳裏に様々な像が駆け抜けていく。爆音と悲鳴の混ざった灰色の像が。)……貴方と共に行けば、本当にできるのですか…? 」 赤コートの人物「この私を信じるのも、革命を起こすのも、野望を実現するのも…――――すべては貴女次第ですよ。(ニタリと嗤う) 」 ラプンツェル「………(仮面の奥で瞳を閉じる) 」 赤コートの人物「私は、貴女に新たな可能性を見出しているのです。『彼』の意思を継ぐ貴女になら、『彼』を凌ぐほどの大きな革命を起こせるのではないかと。フフッ…私と貴女は、同じ「革命家の支援者」。誰よりも彼らの姿を目にしてきた、そして静かに俯瞰することが出来た。我々のこの邂逅も、きっと天の巡り合わせというものでしょう。 」 ラプンツェル[…… ……わかりました。(そっと瞳を開け、コートの中で怪しく輝く眼鏡の光を見る)ようやく貴方の正体も分かり安心しましたので。…共に成し遂げましょう、『革命』を。(赤コートの人物に握手を求め) 」 赤コートの人物「…よろしくお願いします、ラプンツェルさん。(しわしわの白い手で握手を交わす) 」 ラプンツェル「ところで貴方は一体…それに、これからどうするおつもりなんですか?計画を練るのも簡単ではないのですよ…? 」 赤コートの人物「…今はまだ、私の名は控えさせていただきます。大丈夫、私の名前には大した価値はありませんので…ホホホッ…(フードを目深に被り)…既に"シナリオ"は描き終えている。あとは我々がその通りに動くだけです。行きましょう―――――『カナン』の地へ、我々の『夢』を見に… 」 ラプンツェル「……はい…―――――――――――― 」 ここから私の 本当の『革命』が始まる あの日に起きた悲劇の連鎖 この世界が齎した惨劇 私は決して貴方たちを許さない 今は亡き同胞たちのため 私自身のため この身が滅ぶことになっても成し遂げて見せる 消えない痛みを抱えて 憎いこの世界の中心で 私は ―――――――― " 復 讐 " と い う 名 の 革 命 を 起 こ す ―――――――― ~South・M・Land 秘境の地『カナン』~ 青々とした美しい結晶で形作られた建物が幾つもそびえ立つ幻想空間。空で舞い踊る美しいオーロラが、静寂に包まれた世界に光を降り注がせる… ネイピア「スゥ……スゥ……(結晶の木の根元で穏やかな眠りについている)」 …美しく咲き誇っていた大花は、変わりゆく時代の波に揺られ凋落しました。 悲しき事に、この世に生きる貴方がたが育んできたその花は、今では誰も彼もが忘れ去り、誰にも知られることなく、静かに枯れ果ててしまいました。 この世界は、あるべき姿を失い… 今、灰色に染まる幻想へと歩みを進めている。 誰が望んだか?誰が選んだか?誰が欲したか?…応えるものは誰一人としていない、なぜならば―――――― 人はみな、応えられなくなってしまったからです。その輝かしい唯一の理性すらも。 灰色に染まる… 貴方がたは"一つの存在"として、この息苦しい世に生かされ続けているのです。 答えを与えられず、答えることすら許容されない、この秩序と化した世に――― ――貴方がたは、何故、そんなにも、己を殺してまで呼吸を繰り返すのだろうか。 このような世を選択したのは貴方がた… ですが、私はもう見るに忍びないのです。 だから、私が、貴方がたを救って差し上げましょう。そのために、この世は"あるべき姿"に戻らねばならない。 破壊、殺戮、慟哭、憂鬱、快楽、断罪、憤慨、驚愕、憎悪……総てをひっくるめて……――――― ――――――【 混 沌 】――――――― 赤コートの人物「(青々とした宝石のような高台の上に立ち、ズレた眼鏡をくいっと上げる) 秩序に縛られしこの大花、再び咲かせるのは貴方がた。私は『種』を与えるだけ。…さあ、始めましょう。――――――― パキィーン…ッ ! ! ! (両手を合わせる)」 ラプンツェル「……(赤コートの人物と共に、腕を束ねて幻想世界を俯瞰している)」 ―――― これより混沌世界(ケイオス)は永き眠りより覚醒し、あるべき姿へと帰る ―――― 赤コートの人物「―――― 蘇生魔法“厭離穢土” ――――― 」 ―――― メキ メキ メキ メキ メキィ … ッ … ! ! ! ボゴォンッ ! ! ! ! (地面から漆黒色に光る棺桶が幾つも出現する) ネイピア「―――――ッ!?(大きな衝撃音に驚いて目覚める)…?……??!(慌てて辺り左右を見渡し状況確認する)」 ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………バタン、バタン、バタン、バタン、バタン…ッ…… ! ! ! !(全ての棺桶の蓋が一斉開放する) ラプンツェル「…ここから始まる…―――――― 本当の"復讐"が……!!」 モララー「ふぃー…昼は暑かったな…(月光が照る中、川のほとりでチョコバーを食しながら涼しんでいる) 」 レン「ズサァァ!(モララーの元、スライディングで登場)ちょっとよろしいかしら、そのチョコバーはどちらに置いているのかしら? 」 小悪魔「 \ジャンボー!/(モララーの居る場所よりも川の上流の方からご機嫌な大異性が響き)いやぁーくっそあづい夜にくっそ冷たいジャンボアイスをボートの上で食す!一介の使い魔がこの贅沢を自然と調和した空間でたしなむというこの異変を悠々と満喫できる、いーい季節ですねぇ。どっかのもやしに横取りされる心配もなし、この勝ち組感たまりませんn……(まったり顔でジャンボアイスを頬張り小舟で川を桃のように流れており、丁度モララーの前を通りかかる) 」 モララー「のっはぁあ!?(ダイナミック転倒)こ、これか…?その辺のビニコンに売ってたんだが…(汗)…ん?…あ………(流れてきた小悪魔…の、ジャンボアイスを見る)そいつを俺によこせェーッ!(超エリートサイ○人風の顔で) 」 ヒロ「セーフ!セーフ!(レンのスライディングに対し)……君、素晴らしいスライディングだったな! そしてチョコバーくれ! 」 モララー「やかましい!うおっとしいぜ、お前!(ヒロの目の前でチョコバーを食べつくした) 」 レン「 どうもありがとう(ヒロに) あら、転ばせるつもりはなかったわ。ごめん遊ばせ(アイコンな感じで髪ファサ)前置きは置いて、珍しいものね。所謂ヒーローっていう幻想物がこうして夜に駄菓子を頬張るなんて 」 ヒロ「………ふざっけんナヨ!!!鬼!悪魔!モララー! 」 小悪魔「こぁ!?(スライド移動してきたレンと金髪になってまでプリンを死守しそうなサイヤ人のようなモララーの気迫に押されデフォ涙目になる)ほあっ!ほあっ!ほあああぁぁー!?ややややいやですよぅ!今日はせっかくのなけなしの休暇なんです!なんぴとたりとも私の幸せを奪わせはしませんよ!どうしてもというならこの星を消しとばしてくださいッ!(こあっ!) 」 モララー「俺はヒーローでも鬼でも悪魔でもねえよ。(「あのなぁ」と後頭部を掻いて)俺だって一市民だ、平和なひと時を味わいたい気持ちだってある。あの事件(カコログ)以来、最近何も起きてないからな。お陰でぐーたらしほーだいよ。 」 棗鈴「 こぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!猫をいじめるなーーーーーっ!! ズザーーーッ(レンにスライディング) 」 モララー「早くよこせェーッ!!!間に合わなくなっても(?)知らんぞおおおォォォォーーーッ!!!! 」 ヒロ「……はい、コリジョンルール適用!アウト!!(ぇ(鈴に)私こういうものですが(明らかに偽物の名刺を用意する)あなたこそ我がライオンズに必要な存在だ(ぇ(レンに) 」 小悪魔「 ククク……ざんねんでしたね……ッ!既にアイスは死に(溶け)おったわァ!ふぁぁふぁぁあぁふぁぁふぁぁぁぁー!(パラガス並みの泣き笑い)うぅ…愛しのジャンボが逝ってしまわれた。ヒョウタンゴミムシになりたい……orz 」 棗鈴 「 やかましい!ボケ!足で殴るぞ(← (ヒロに) 」 モララー「やっとまともな奴が来てくれた…(鈴を見てほっと安堵する)クソッタレエ゛エ゛エ゛エ゛ェェ…ッ!!絶対に許さんぞォッ!!!(血眼) 」 ヒロ「あんまりグータラしてると太るぞ?俺みたいに(ケラケラ笑いながらモララーに) 」 モララー「あ、その心配はないっス。(・.・ )(無表情でヒロに) 」 レン「 ズサササササアア!!!!(鈴のスライディングに反応して辺り一面スライディングしまくって全員転ばす)ごめん遊ばせ 市民達の視線からはどうかしらね……少なからず世界を救うって、とっても凄い事よ。履歴書に書けるかどうかはわからないけれど。 」 ヒロ「コリジョン!コリジョン!コリジョォォォォン!!!!(転倒) 」 黒いティンクル族「トテテテテ…!(一同から遠く離れた方角より、一頭身の饅頭のような生き物が走ってくる) 」 棗鈴「 ん?(ふとモララーを見る) Σ…!? 」 モララー「のっぶぁッ!!(転倒する)おおっ、お前言うじゃないか。そうか、英雄って資格として扱われるのか!(ぇ なんだよ便利だな英雄~ww 大企業進出できんじゃね!?(՞ةڼ◔)イヒーwwwwイヒヒwww(← な、なんだよ…!(こちらを見て驚く鈴に)……んあ?(遠くからやってくる何かを発見して、その正体を見据える) 」 棗鈴「 むっ…おまえなかなかやるな。何て言うんだ?(レンに 」 モララー「のっぶぁッ!!(転倒する) 」 小悪魔「 ジャンボー★の誘惑に騙されたお前と私の姿は実にお笑いでしたねぇワロスワロスwww……ワロス……(絶望顔) ちょっとまって陸地からボートの相手をスライディングでってどういう原理ぃぃぃー!?(ぼちゃん) 」 棗鈴「 ば………バケモノー!!(ぇ(モララーに) 」 ヒロ「退場ぅー!!!(鈴に)なんだてめぇ結果にコミットしてんのかぁぁ!!??(モララーに)…なんだ…?(ティンクル族を見て) 」 棗鈴「 やじゃボケぇ!(ヒロに) 」 黒いティンクル族「トテテテ… ……ハッ…ハッ…(モララーたちの元までやってくると荒い呼吸をし始める)………" たすけて "…(耳元で囁くような、酷く小さい声でモララーたちに) 」 レン「 ……セブンイレブンとか、雇ってくれるんじゃないかしら?(適当) ごめんなさい、私のスライディング、全画面判定なの。船の上も余裕よ(ドヤァ) あら、小さな頭の子 」 モララー「お、お…俺は化け物じゃぬぇーッ!(はっ、そうか…猫って普通喋らないもんな…それに二足立ちだしな…)黙レンコン。(ヒロの口内にレンコンをぶっさす)結局ビニコンじゃねえか。泣けるわ。(泣いてない)おっ、おうおぅ…どうしたんだよお前…(ハルシオンの野郎に似てるな…あいつと同じ種族だろう…)…まあとりあえず、そこの川の水でも飲めよ。結構旨いんだz――――(救済を求める声を耳にした時、「何があったんだ?」とでも言わんばりに表情が強張る) 」 棗鈴 「おのれぇ…一瞬ほんとに猫だと思っちゃっただろ!はっ…もやし(※もしや)…これも、あたしを油断させるための、さささs(中略)の策略か!(ぇ(モララーに) 」 ヒロ「退場!退場!退場うううう!!!!(鈴に顔を近づけながら叫ぶ)いたインディアン(インディアンの格好)船の上も余裕……素晴らしい!(レンの手をがっしりと握る)……何か事件のようだな!(ティンクル族の声を聞き) 」 棗鈴 「うわっ、近っ…こっちくんな!あっちいけーっ!(ヒロに対する拒否は次第にエスカレートしていく) 」 黒いティンクル族「ハァ…ハァ…… 故郷、襲われてる… 誰も『夢』、見られなくなる… ギ ュ オ ォ ン … ! ! (そう言うと前方に、銀河のように煌めく異次元の穴を出現させる)…助けに、来て…――――― シ ュ バ ッ (そう言い残すと一人颯爽と穴の中へと消えていく。穴は、モララーたちを誘うように渦巻き続けている) 」 モララー「被害妄想か!んなこと知るかァ!!(鈴に謎の逆ギレ) …『夢』…?一体何なのことd、あっ、おい…っ…!…っ~~~!訳が分からないが…とりあえず、何かが起きているということは事実だ。それに助けを求められたら…断れないよな。(ふぅとため息をつき、渦を見やる)」 レン「 ズサァァァア!(その誘われるような渦巻きに速攻で突っ込む)いいわ、その誘い乗るわ 」 棗鈴「 知れ!!(ぇ)全部おまえが悪いんだ! ………?ん……なんだ?ソフトクリームみたいだ(ぇ(渦を見て) 」 モララー「ちょ待てちょ待てお前。(渦の中に手を突っ込んでレンを連れ戻す)いきなり突っ込むとかどーかしてるぜ!こういうのは俺が先に入るって暗黙のルールがあんだろ?(← …てのは冗談だ。とりあえず落ちつけよ。この先で何が起きているのかもわかんねーのによ…(汗)…とりあえず俺は行く。付いてくる奴はいるか? 」 レン「 ……(第一に突っ込めなかった為か少しふてくされている)えぇ。こういう冒険結構してみたかったの。つれてってくれるかしら? 」 棗鈴「なんだかよくわからんが……とりあえず、あたし一人じゃダメだ。いろいろとまずい。 」 ヒロ「……そこまで言うことないじゃない(ショボーン)(鈴に)行くぞ! 」 モララー「むちゃくちゃじゃねーか!!(鈴に)そうか…じゃ、ついてきな。(ニシシと笑って再び渦を見る)…ふぅー…この先で何が待ってんだろうな… 久しぶりに興奮してきたぞ。…んじゃあ…――――行くぜ!! (大胆不敵に笑んで渦の中へと飛び込んだ) 」
https://w.atwiki.jp/mahousyoujo/pages/90.html
林の中 博物館 ミルクとスクナを乗せた黄金の馬車は天井に穴を開け大空へと飛び立っていった。 それと共に砂嵐も収まり、静けさを取り戻した館内には砂一粒も残されていなかった。 あれほど吹き荒れたにも拘らず・・・ 上空に巻き起こる砂嵐の上を書ける黄金の馬車の上、スクナは高笑いを上げていた。 が、その内心はかなり焦っていた。 手綱を引こうが戻そうが全く反応がないのだ。 早い話、黄金の戦車を操縦できていないのだ。 ミル「ねえ、どこか行きたい所があったの?」 スク「っふ!ぎぎぎぎ!!!」 (あらん限りの力を込めスクナは手綱を引くが、びくともしない。 ) スク「なあミルクよ。 ただ従わせるだけでなく、時には馬を自由にさせるという事も王の度量の一つとは思わぬか?」 (一直線に動く戦車は中庭近くの林に分け入り突き進む。 林の中には木に混じって二人分の人影が!) ミル「ぎゃーっ!!ぶつかるぶつかる!そこの人早く避けてーっ!!」 (レベッカとスカーフェイスは、一直線に向かってくる金色の戦車を確認すると、互いに中つ国の言葉を交わした。 ) スカ「チャースーシェンマ?」 レヘ「カンプトン、チンポー!」 スカ「ツァイチェン。」 (スカーフェイスはどこかへと走り去り、レベッカは飛びのいて金色の戦車を避けた。) ミル「ししし…死ぬかと思った……」 レヘ「おいおい、ずいぶんと激しいプレイが好きなんだな。」 レヘ「てめぇらのプレイはメテオストライクか?」 スク「ふははは、こ、この程度を激しいプレイとは!単なる王の行進である!」 (その後、戦車と何故か一緒の砂嵐に巻き込まれたレベッカは、口にたくさん砂が入ってしまった。 レベッカは口の中をショリショリさせながらつぶやいた。) レヘ「…しょっぺえ。」 (そうしてもう一度スクナが腰の瓶詰め砂漠の蓋に手を当てると辺りに漂っていた熱風と砂は全て消えうせてしまった。 勿論レベッカの口の中の砂も。 ) ミル「え?砂が…消えた?」 スク「ん?誰かと思えば、収録の時の・・・レベッカか。」 レヘ「あーよ。レベッカ・ウォンだ。」 ミル「スクナの知り合い?」 ミル「…って忘れてたーっ!どこかケガしてない!? もう一人はもしかしてひいちゃった!?」 (慌ててミルクが戦車の下をのぞき込んだ時、スクナが声をかけてきた。) スク「ミルク、大丈夫か? 」 ミル「あたしはなんとか大丈夫…って誰がいつあんたの従者になっ……!」 ミル(いや待て。 スクナはこんなでも、古代のアイテムに王様と認められる素質を持ってるみたいだ。 てことは、従者してれば他にもそれっぽいアイテムが手に入った時、分け前をかすめ取ってうはうは!?) スク「もう一人はどこかへ言ったが、レベッカはちゃんと避けたから大丈夫だぞ。 これなるは余の従者、ミルク。 レベッカ、そちの従者は走り去ってしまったようだが・・・ どうだ?西方の祭りは楽しんでおるかな?」 レヘ「わざわざそれを俺に言うためだけにこの騒ぎか?たいした王様だな。」 ミル「はじめまして、レベッカさん。 あたしはミルク・パウダーシュガー。 今はこちらにいるスクナ様の従者兼案内役やってます。 さっきは急に車が暴走しちゃって…危ない目にあわせてごめんね。 ケガがなかったみたいで良かったけど、お仲間の人には悪いことしちゃったかな…」 レヘ「あれは俺の従者なんかじゃねーぞ。ただトレーの場所を聞かれてただけだ。 走っていったのは、よっぽど股間に水が溜まってたせいだろ。気にすんな。」 馬「ご注意ください王よ。その者は王化に服さぬ我らの敵の仲間です。」 ミル「う、馬がしゃべってるっ!?」 スク「うろたえるな、ミルク。」 レヘ「ああ?敵って俺かよ。」 馬「王よ。戦うべきか否か、御命令を」 (少し考え、スクナは口を開く。 スク「黄金の馬よ。その忠節は見事。 じゃが、王下に服さぬといって即攻撃するようでは狭量この上ないわ。」 ミル「さっすがスクナ様!話がわかる!」 レヘ「よう王様、話がわかるじゃねーか。俺はこれからすぐに猫耳メイド喫茶店に行かねーと。」 ガポ** (黄金の馬がスクナの頭を咥えて振り回している) 馬「我と王の会話に立ち入るとは無礼千万!」 ぶるんぶるんとまるで小枝のようにスクナを振り回す黄金の馬。 ミル「ちょっとちょっとそれ王様!それにその振り回し方は死ぬ!スクナが死ぬーっ!!」 暫く振り回していたが、突如としてスクナを解放し、頭を垂れる。 馬「・・・御意に」 ミル「大丈夫!?スクナ!なんか頭から血が出てるけど!」 大人しくなった黄金の馬にスクナはフラフラとした足取りで近づいていく。 スク「ふふふ、愛い奴め。じゃれおってからに。」 頭から血を噴出しながら黄金の馬の首をポンポンと叩く。 レヘ「可愛いのはおめーの方だよ。(笑)」 ミル「可愛いというかなんというか…」 スク「レベッカ、こやつは心配性での。 安心せよ。余は寛大なので安心するが良い。」 (学園の方から手紙を咥えた氷製の鳥が飛んできて… 手紙を"斥力球"で ミルクの前に浮かべ、投げ渡すと、氷の鳥は解けて消えた) 手紙の内容は ========================= (前略) 貴殿が展示品に搭乗し、博物館にて行った破壊活動にて負傷致しましたので、 その旨、及び後ほどお礼に伺う旨をお伝えしたく、書面にて連絡させて頂きます。 (中略) 追記 貴殿の行った破壊活動により、当家より学園に貸与しております 秘宝 霊氷の杖が破損した可能性があり、専門家による調査が済み次第 その結果をお伝え致しますので、その際は宜しくお願いします。 ========================= ミル「な、な、な、な…何よこの手紙は~っ!?」 ミル(あたしが破壊活動って、あの展示品を動かしたのはスクナで、あたしじゃないだろ!! しかも負傷したお礼参り?杖が破損!? 負傷は日頃の鍛錬不足だろうし、あの程度で破損するような秘宝なんぞ展示しておくな! ) ミル「どこのどいつか知らんが、こんな手紙をあたしに送りつけるとは良い度胸してるなうふふふ…」 実は、周囲にいる数々の小動物に紛れて白い毛並みのフェレットもどきが その様子をそこそこの距離から覗き見し、手紙が消えると同時に 学園に向かっていったのだが…気付く者はいたかは定かではない。 スク「ん?・・・西方の花火はまた派手じゃのう!」 レベッカに血まみれの顔で笑いかけていると、大きな爆発音が響く。 事の重要さなどさらさら感知もせずに、感心するように空を見上げた。 レヘ「ああ…俺の予定が変わっちまったな。猫耳メイド喫茶店が爆発したぞ、おい。」 ミル「留学生のあんたがなんで猫耳メイド喫茶の場所を知ってるのよ!?」 レヘ「知ってちゃ悪いか?俺だってリーから聞いてさっき知ったばかりだよ。」 ミル「とにかく、予定を変更せずに一緒に猫耳メイド喫茶に来てもらうわよ。 怪我人がでてたら救助に人手がいるしね。 あ、王様は戦車を置いていって下さい。 どうせ王様以外乗れないんですし、目立って質問責めにされたくないでしょ」 レヘ「そういうこった、王様。早く行こうや。」 スク「ふっ、愚問だな。王たるもの下々の者に注目されるは宿命。 構わぬ、行くぞ!・・・しかし名前が無いと不便じゃな・・・。」 ミルクの忠告を無視して黄金の戦車に乗り込むが、黄金の馬は全く耳を貸しはしない。 黄金の戦車に乗り華々しく登場したかったのだが、一向に動きそうにない。 スク「どうした?名前なら後でつけてやるというに。」 やれやれ、といった台詞とは裏腹に、苦虫を噛み潰したような顔で戦車から降り、黄金の馬の顔を撫でようとすると。 馬「下郎が!気安く触るな!」 (黄金の馬はスクナが正面に来た瞬間、前足でスクナを蹴り飛ばしたのだ。 ) (あっという間にミルクとレベッカを抜きさって中庭に転がり落ちるスクナ。 ) ミル「ちょっとちょっと!いくら急いでるからってなんて飛び方してくるのよ!?」 スク「ぐ・・・ぐふううぅ・・・照れ屋じゃのう。仕方がない奴め。」 ミル「王様…あんまり無茶ばかりしてるとそのうち死にますよ。 だいたい上に立つ人ってのは、もう少し行動に……」 中庭 (104で〆)
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/5931.html
【登録タグ ゆ 冬乃桜 天秤亭 宇宙を飛ぶ不思議な巫女 曲 永遠の春夢 純化の定理、百合の花 -TABLETALK ROLE PLAY IN TOHO 9-】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); } rt { font-family Arial, Verdana, Helvetica, sans-serif; } /** Main table styling **/ #trackinfo, #lyrics { font-family Noto Sans JP , sans-serif; font-weight 350; } .track_number { font-family Rockwell; font-weight bold; } .track_number after { content . ; } #track_args, .amp_text { display none; } #trackinfo { position relative; float right; margin 0 0 1em 1em; padding 0.3em; width 320px; border-collapse separate; border-radius 5px; border-spacing 0; background-color #F9F9F9; font-size 90%; line-height 1.4em; } #trackinfo th { white-space nowrap; } #trackinfo th, #trackinfo td { border none !important; } #trackinfo thead th { background-color #D8D8D8; box-shadow 0 -3px #F9F9F9 inset; padding 4px 2.5em 7px; white-space normal; font-size 120%; text-align center; } .trackrow { background-color #F0F0F0; box-shadow 0 2px #F9F9F9 inset, 0 -2px #F9F9F9 inset; } #trackinfo td ul { margin 0; padding 0; list-style none; } #trackinfo li { line-height 16px; } #trackinfo li nth-of-type(n+2) { margin-top 6px; } #trackinfo dl { margin 0; } #trackinfo dt { font-size small; font-weight bold; } #trackinfo dd { margin-left 1.2em; } #trackinfo dd + dt { margin-top .5em; } #trackinfo_help { position absolute; top 3px; right 8px; font-size 80%; } /** Media styling **/ #trackinfo .media th { background-color #D8D8D8; padding 4px 0; font-size 95%; text-align center; } .media td { padding 0 2px; } .media iframe nth-of-type(n+2) { margin-top 0.3em; } .youtube + .nicovideo, .youtube + .soundcloud, .nicovideo + .soundcloud { margin-top 0.75em; } .media_section { display flex; align-items center; text-align center; } .media_section before, .media_section after { display block; flex-grow 1; content ; height 1px; } .media_section before { margin-right 0.5em; background linear-gradient(-90deg, #888, transparent); } .media_section after { margin-left 0.5em; background linear-gradient(90deg, #888, transparent); } .media_notice { color firebrick; font-size 77.5%; } /** Around track styling **/ .next-track { float right; } /** Infomation styling **/ #trackinfo .info_header th { padding .3em .5em; background-color #D8D8D8; font-size 95%; } #trackinfo .infomation_show_btn_wrapper { float right; font-size 12px; user-select none; } #trackinfo .infomation_show_btn { cursor pointer; } #trackinfo .info_content td { padding 0 0 0 5px; height 0; transition .3s; } #trackinfo .info_content ul { padding 0; margin 0; max-height 0; list-style initial; transition .3s; } #trackinfo .info_content li { opacity 0; visibility hidden; margin 0 0 0 1.5em; transition .3s, opacity .2s; } #trackinfo .info_content.infomation_show td { padding 5px; height 100%; } #trackinfo .info_content.infomation_show ul { padding 5px 0; max-height 50em; } #trackinfo .info_content.infomation_show li { opacity 1; visibility visible; } #trackinfo .info_content.infomation_show li nth-of-type(n+2) { margin-top 10px; } /** Lyrics styling **/ #lyrics { font-size 1.06em; line-height 1.6em; } .not_in_card, .inaudible { display inline; position relative; } .not_in_card { border-bottom dashed 1px #D0D0D0; } .tooltip { display flex; visibility hidden; position absolute; top -42.5px; left 0; width 275px; min-height 20px; max-height 100px; padding 10px; border-radius 5px; background-color #555; align-items center; color #FFF; font-size 85%; line-height 20px; text-align center; white-space nowrap; opacity 0; transition 0.7s; -webkit-user-select none; -moz-user-select none; -ms-user-select none; user-select none; } .inaudible .tooltip { top -68.5px; } span hover + .tooltip { visibility visible; top -47.5px; opacity 0.8; transition 0.3s; } .inaudible span hover + .tooltip { top -73.5px; } .not_in_card span.hide { top -42.5px; opacity 0; transition 0.7s; } .inaudible .img { display inline-block; width 3.45em; height 1.25em; margin-right 4px; margin-bottom -3.5px; margin-left 4px; background-image url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2971/7/Inaudible.png); background-size contain; background-repeat no-repeat; } .not_in_card after, .inaudible .img after { content ; visibility hidden; position absolute; top -8.5px; left 42.5%; border-width 5px; border-style solid; border-color #555 transparent transparent transparent; opacity 0; transition 0.7s; } .not_in_card hover after, .inaudible .img hover after { content ; visibility visible; top -13.5px; left 42.5%; opacity 0.8; transition 0.3s; } .not_in_card after { top -2.5px; left 50%; } .not_in_card hover after { top -7.5px; left 50%; } .not_in_card.hide after { visibility hidden; top -2.5px; opacity 0; transition 0.7s; } /** For mobile device styling **/ .uk-overflow-container { display inline; } #trackinfo.mobile { display table; float none; width 100%; margin auto; margin-bottom 1em; } #trackinfo.mobile th { text-transform none; } #trackinfo.mobile tbody tr not(.media) th { text-align left; background-color unset; } #trackinfo.mobile td { white-space normal; } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { use strict ; const headers = { title アルバム別曲名 , album アルバム , circle サークル , vocal Vocal , lyric Lyric , chorus Chorus , narrator Narration , rap Rap , voice Voice , whistle Whistle (口笛) , translate Translation (翻訳) , arrange Arrange , artist Artist , bass Bass , cajon Cajon (カホン) , drum Drum , guitar Guitar , keyboard Keyboard , mc MC , mix Mix , piano Piano , sax Sax , strings Strings , synthesizer Synthesizer , trumpet Trumpet , violin Violin , original 原曲 , image_song イメージ曲 }; const rPagename = /(?=^|.*
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/63205.html
【検索用 あなたのゆめのなか 登録タグ 2019年 ImaginaryDance VOCALOID あ 初音ミク 曲 曲あ 諸伏もふ】 + 目次 目次 曲紹介 音楽配信曲目 歌詞 コメント piapro 作詞:ImaginaryDance 作曲:ImaginaryDance 編曲:ImaginaryDance イラスト:諸伏もふ(Twitter・pixiv) 唄:初音ミク 曲紹介 いつまでも手の届かない 遠い世界の電子の歌姫であってくれ この曲は "叶わない夢の歌" 曲名:『あなたの夢の中』(あなたのゆめのなか) 2019年5月15日にpiaproに投稿されたImaginaryDance氏のオリジナル曲。作者ツイートはこちら この楽曲は作者いわく「あるコンテスト投稿曲へのアンサーソングとして制作した曲です」(本人ツイートより)とのこと。ぜひ探してみてほしい。 『初音ミク「マジカルミライ 2019」楽曲コンテスト』準グランプリ受賞楽曲。マジカルミライ2019にて会場BGMとして使用された。各リンクはこちら→発表動画、公式発表、作者ツイート KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。初音ミク「マジカルミライ 2019」楽曲コンテスト特集配信楽曲。 2019年7月1日にニコニコ動画とYoutubeに投稿。作者ツイートはこちら + マジカルミライ2019 楽曲コンテスト 受賞楽曲一覧 マジカルミライ2019 楽曲コンテスト 受賞楽曲一覧 曲名 作曲者 ボーカル 賞 ある計画は今も密かに 森羅 初音ミク グランプリ あなたの夢の中 ImaginaryDance 初音ミク 準グランプリ あの雲だけを追っている coha 初音ミク 準グランプリ 雨のちソーダ カラスムギ 初音ミク 準グランプリ 空想ホリデイ ごーぶす KAITO 準グランプリ Change The World Alpaca 初音ミク 準グランプリ 音楽配信 前作 今作 次作 - あなたの夢の中 - 流通:配信 発売:2019年7月26日 価格:¥150 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:諸伏もふ 曲目 あなたの夢の中 (feat. 初音ミク) 歌詞 (piaproより転載) 夢を抱えながら 僕は泣いてた 遠い未来の先 揺れるかがり火よ 今日も明日も全部 嘘だと言ってよ 夢の中 僕は 消えてしまいたい 想いが届くなら あなたにあいたいな 願いが叶うなら あなたにあいたいな もしも 奇跡が起こるなら あなたにあいたいな 魔法がかかるなら あなたは あなたは夢の中 私は願った あなたの夢を 空へ届けること 言えなかったこと 私は願った 夢でつないだ手 滲む優しさに 魔法はとけてゆく 想いが届くなら あなたにあいたいな 願いが叶うなら あなたにあいたいな もしも 奇跡が起こるなら あなたにあいたいな 魔法が届くなら あなたの あなたの夢の中 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sing-sh/pages/335.html
檻の中の箱庭 < > 00 08~ 彼方より来りて~ (The eye gaze from afar peeped the phenomena.) (The ones who were able to create plenty of worlds were the laurants.) 嘗て願いの星は~ (Once the wishing stars were spread all over the sky of July;) (thus the different horizons were linked as one.) 00 33~ 嘗て神は~ (Einst schuf Gott die Menschen zu seinem Bild.) (アインスト, シューフ ゴット ディー メンシェン ツ ザイネ厶 ビルデ) (Doch, zu welchem Zweck wurde dann jenes gechafft?) (ドッホ, ツ ヴェルヒェム ツヴェック ヴァデ ダン イェーネス ゲシャッフト) 「Nein.」 ⇒ ナイン 「Das ist der neunte Horizont.」 ⇒ ダス イスト デァ ノインテ ホリツォント 00 57~ 主よ... → Mein Herr(マインヘァ) 02 25~ 《主》 → あなた 02 49~ 主よ... → Mein Herr(マインヘァ) 03 12~ 逆説定理 → パラドックス 03 21~ 《地平線》→ 世界 03 40~ 《主》 → あなた 04 05~ SCHau → シャオ 04 08~ 【楽劇】 → ショー 04 09~ RÖhre → レーレ 人生 → いのち 04 11~ 【通路】 → 通り道 04 12~ DINg → ディンク 04 16~ GERät → ゲレート 04 33~ 《主》 → あなた コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/23346.html
すんだかぜのなかに【登録タグ Masayoshi_n す 初音ミク 曲】 作詞:Masayoshi_n 作曲:Masayoshi_n 編曲:Masayoshi_n 唄:初音ミク 曲紹介 ノスタルジックな感じがする曲調に仕上げてみました 歌詞 いつか遠い場所で見た 面影重ねている どこに向かって行くのか 今日は分からないけど 誰かが自分きっと呼んでる 心の中いつまでも そして 夕暮れそっと迫る大空は 月の昇る前の深い青さに 想像のキャンバスにラインを引く 深い海の底まで せわしなく通り過ぎる 息つく間もないまま 頭の中駆け巡ってく 忘れかけた事まで そして 胸締め付けるような思い出が 追憶の箱から溢れ出てくる 時代の影をそっと落としてく セピア色の砂時計 長い間安らぎ求め 心の中いつまでも 今は ほのかな灯りだけを頼りにして 暗闇さまようこともあるけど この先今を振り返るときに 微笑んでいられるように 澄んだ風の中に コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/29648.html
【検索用 ゆめのなかのまりん 登録タグ 2014年 VOCALOID いのっぴ ゆ ヨナミ 初音ミク 曲 曲や】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:いのっぴ 作曲:いのっぴ 編曲:いのっぴ PV:ヨナミ 唄:初音ミク 曲紹介 夢に逃げよう。夢に逃げよう。 曲名:『夢の中のマリン』(ゆめのなかのまりん) いのっぴ氏 の23作目。 歌詞 誰も知りたくない この部屋の中 暗がりでひとり 水色になる 悲しいことは 消えない 立ち向かうことさえ出来ないの 間違いじゃなくて 答えがない マリンブルーの海で おやすみしよう 南の海で揺れるような そんな私を見ているの la la la・・・ 目の前のような 遠いような 届くはずの思いが沈んで (伝えきれないの) 夢の続きを忘れて そしてまた思い出して 繰り返すの 南の海でゆっくりと 浮かんでいるの ゆらり揺れる 私がいつも見てるような 夢の中の綺麗なマリン la la la・・・ コメント いいね -- 名無しさん (2014-06-28 09 28 28) 好きだわ -- 名無しさん (2018-07-27 20 40 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ikenuma-yui/pages/38.html
鏡の中の池沼唯 唯は憂と一緒に雑貨屋に買い物に来た。 憂「いい、お姉ちゃん。お店で騒いだらお仕置するからね!分かった?」 唯「う゛ーう゛ー!ゆい、おしおきやー!」 憂「なら、お利口にしることね」 唯「あーう!ゆい、おりこーさんする (^q^)/」 憂「約束よ!」 憂は毎度の如く、唯に釘を刺してから、店内に入る。 今日はちょっとしたインテリア雑貨を買いに来た。 しかし、池沼の唯には買い物の目的が食べ物でないことから、早くも飽きてきた。 唯「うーい!あいすー! (^q^)」 池沼のいつもの我侭が始まった! 憂「もー!終わったら買ってあげるから、それまで我慢しなさい!」 唯「やー!いま、あいすー! (-q-)」 憂「あっそう…お姉ちゃんは、そんなにお仕置されたいんだー!」 唯「あーう!ゆい、いまあいすいらない ("q")」 全く、注意されたにも拘らず、すぐに我儘を言うとは… 鶏以下の記憶力である。 雑貨店内で、憂があちこち行くのを唯は詰まんなさそうに着いて行く。 唯の心はよそにあり、注意力散漫な唯の口はポカーンと開いたまま、涎を垂らし放題である。 唯は涎掛けをしていたが、余りにも大量な涎のため、服はおろか店の床にまで垂れている。 その様子を見た他の客は、唯から目を反らし、唯の元から直ぐに去って行く。 いつもの事だ。 唯「あ~う~ ( q )」 唯は飽きてあちこちに目を向ける。 唯「あう!?(゚q゚)」 池沼さん、何か見つけた様です。 早速、目的の物へ近付いて行った。それは、大きな鏡(姿見)であった。 鏡の前に行くと、自分の姿が写っている! しかし、池沼の唯はこのように全身が綺麗に写る大きな鏡など見た事がなかった。 しかも、自分自身のお姿を把握していない唯にとって、鏡に写っている人は全くの別人が居るとしか思えなかった! 唯「う"ーう゛ー !(^q^)」 唯は鏡に写る人に向かって叫ぶ。 しかし、鏡の人の反応などある筈が無い。まして、唯の叫ぶ声に返事などあるわけがない。 しかし、反応が無いので唯は不機嫌である。 唯「あ゛ーあ゛ー!(`q´)」 唯は鏡の中の人に向かって叫ぶが、またしても返事は無い。 唯は、自分の声が聞こえていないと思い、更に大きな声で叫んだが、結果は変わらない。 当然の事だが、唯にはこの状況が全然理解出来なかった。 唯「わたしは、ひらさわゆいです。あなた、だれでつか?」 何と、今度は鏡の人に向かって自己紹介し始めた! 池沼なりに無い知恵を搾って、強行政策から融和政策にしたのだろか… しかし、鏡の仕組みが分からない池沼さんには、どんな高等なコミュニケーション手段を用いようが、反応が無い事が分からない。 自分自身のマヌケな姿に、一生懸命叫び挙句の果ては自己紹介まで仕出すとは…… つくづく、残念な子だ…… 唯「ゆい、うんたん♪じょーずだよ!(^q^)」 唯は相変わらず、鏡に向かって一生懸命話し掛けている。 その様子は、単なる池沼では片付けることが出来ないほど、マヌケな行為である。 しかし、唯は真剣だ! 何としても鏡の人とお話がしたい! 唯の頭の中はそのことで一杯であった。 とうとう痺れを切らした唯は、鏡の人の所へ行くこと?にした。 しかし、唯が鏡の中へ行こうとしたら、頭を鏡にぶつけ中へ進めない! 唯「あう!?(゚q゚)」 唯はこの状況が飲み込め無い! なぜだ?どうしてだ? なぜ、唯は鏡の中のお友達の所へ行かれないのか? 唯の疑問は深まるばかりである。 しかし、一度執着したらそのことから離れる事が出来ないのが池沼の哀しい所である。 まさに、猪突猛進だ! その言葉の如く、唯は思い切り鏡の中へ飛び込んだ! ガッチャーン!! 大きな音をたてて鏡は割れた! と同時に、鏡から吹き飛ばされた反動で唯は床に投げ出された。 大きな音が店内に響いたので、店員や回りの客が何事かと集まって来た。 その視線の先には、割れた鏡の破片で顔から血を流しているデブな女が、床に転がってがっていた。 憂も胸騒ぎがして駆け付けたが、唯の余りの姿に絶句した! 憂「……」 しかし、憂の心とは裏腹に、唯は鏡が割れたことで先程まで写っていたお友達が消えてしまったことに泣く! 唯「うわーーーん!おともだち、きえたよーーー!うわーーん! ("q")」 鏡の破片で顔中に血を流しながらの、池沼泣き! 血と涙と鼻水と涎と池沼液と……とにかく、おぞましい物を顔から噴出させていた。 憂が気を取り直した瞬間、目の前の唯のあまりの池沼ぶりの行動に怒り心頭! 気がついたら、憂は唯に殴る蹴るの暴行を加えていた! 憂「もう!お姉ちゃんのバカバカバカバカ……!!」 憂は叫びながら、さらに唯をタコ殴りにしていた。 唯が殴られて気絶した時には、鏡の破片と憂の殴打で血まみれになっていた…… ==完== (2010.07.30) 池沼唯のSS に戻る カウンター 今日: - 昨日: - 通算: -