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スネーク「…生きてたか」 銃を構えながら律に目を遣るスネーク。 りっちゃん「えっ……あっ、はい!」 スネーク「あいつがテロリストのボス、秋山澪か」 りっちゃん「……一応そうなるの…かな。でも何で伝説の傭兵がこんなところに」 スネーク「そんな大層なもんじゃない。フィランソロピー、今はメタルギア根絶の為に戦ってる」 りっちゃん「それで…」 澪「頼もしい助っ人だな。良かったじゃないか、律! お前には世界中に味方がいて!」 りっちゃん「なっ、何いってんだよっ! 今のはそんな話じゃ……」 スネーク「お前達がどういった関係かは知らん、だがどんな関係だろうがテロリストはテロリストだ」 スネークは全てを見透かした様に澪にSOCOMを向ける。 テロリストに情など向けるなと、同じ兵士である律への当て付けの様に。 りっちゃん「……」 律もそれがわかったのか渋々Mkを澪に向ける。 澪「伝説の傭兵が相手じゃ分が悪いな…。」サッ 後ろに大きくバックジャンプし、逃亡を図る澪。 スネーク「逃がすかッ!」 バンッバンッ!! カンッ!チュインッ! 澪「そんなものじゃなっ! 腕は一流でも銃の方はポンコツかな!?」 スネークの銃弾を強化外装のコートが軽く弾き、澪はいつの間にか視界から消え去った。 スネーク「ぐっ、逃がしたか。…何故撃たなかった?」 りっちゃん「えっ…」 スネーク「ここは戦場だ。女子校じゃあない。死にたくないならさっさと帰ることだ」 SOCOMをしまうと指を鼓膜に宛て何やらしている。恐らくナノマシン通信だろう。 りっちゃん「何だよ…人の気も知らないで…」 水を差された律は不機嫌そうにスネークの通信が終わるのを待っていた。 スネーク「厄介なことになってるな。名前は?」 りっちゃん「……りっちゃん」 スネーク「りっちゃん? コードネームか。まあいい。今からこいつを破壊する、手伝ってくれ」 伝説の傭兵の第一印象は 偉そうに……そんな印象だった。 りっちゃん「りょ~かい……」 でもそれは自分が子供だから、世界の規模を、世界の重さをわかってないからだろうって、そう思った。 だから…そんな自分に余計苛立った。 それでも… りっちゃん「(澪……お前はもう戻って来ないのか……?)」 ───────── 澪「コートがなかったら蜂の巣だな……」 もう私一人しかいない。ムギは最後の最後に反抗したから眠らされた。作戦実行まで起こされることはないだろう。 澪「私…なにやってんだろ…ぉ……助けてよ……りつぅ……」ガタガタ バカだ、自分が選んだ道に律がいないことなんてわかってたのに。 それでもまだ私は律に頼ってる。 いつまでも変わってない。 あの頃のまま…… 澪「それじゃ……いけないんだ…!」 私はもっと、もっと、もっと……強くならないと。 あの日を取り戻す為にも ────── 梓「あれ…ここは、部室?」 紬「おはよう梓ちゃん。良く寝てたからみんなで起こさない様にしてたの」 唯「全くあずにゃんは~」 律「さっきまで寝てた唯が言うなよっ!」 唯「えへへぅ~」 澪「今日も練習出来なかった……」 紬「また明日すればいいじゃない、ね?」 澪「…そうだな」 律「明日明日~」 唯「ずっと一緒だもんね♪ 私達!」 ああ、これは夢なんだろうな だから、言った 梓「明日なんて……もう来ませんよ……」 周りの風景が一気に砕け、散る。 ───無人島 研究所付近─── ポツ─── 梓「ん……」 何かが顔に当たり目覚めた。 梓「私……」 ポツポツ…… 梓「雨……そっか」 律先輩にやられて……。 梓「…生きてる」 体の感覚を確かめながら起き上がる。 背中がやけに暖かかったのが不思議で振り向くとライオンのむすたんぐが座り込んで眠っていた。 梓は少しはにかむとよしよしとむすたんぐを撫でた。 「起きたか」 梓「っ! 誰?!」 声の方に振り向くとそこには白い外装に包まれた男が木に凭(もた)れながら立っていた。 雷電「俺は雷電……元FOXHOUNDだ。この島にはメタルギアの破壊とテロリストの駆除の為に来た。あんたの所属を教えてくれ」 梓「……(駆除……か)」 この人にとっては私達は世界を危険に曝した虫か何かとしか思ってないんだよね……。 梓「私は……」 「あずにゃ~ん!!!!!」 梓「ッ!?」 雷電「なんだ?」 唯「あずにゃんみっけ」ダキッ 梓「ゆ、唯先輩っ!? なんでこんなところに……というか何か元に戻ったと言うか……」 唯「ふぅ?」 間違いない、あの時の唯先輩だ。 戻ってきたんだ……! 梓「先輩っ!」ダキッ 唯「ようやくあずにゃんに私の愛が通じたんだねっ!」ダキッ 雷電「お、おい」 唯「あずにゃ~ん」 梓「唯先輩っ」 雷電「おいっ!」 唯「ん?」 ようやく雷電の存在に気付いた唯が雷電を見て一言。 唯「変な人がいるっ!」 雷電「……」 ─────── 雷電「所属は?」 梓「えっと……」 ここでテロリストなんてばか正直に言ったら殺されちゃう……私はともかく唯先輩はダメっ! 絶対守らないとっ! 梓「私達テロリストに捕まってて(ry」 唯「テロリストでしたごめんなさい!」 梓「唯先輩っ!?」 梓「なんで言っちゃうんですかっ!」 唯「だってぇ~……嘘は良くないしぃ…?」 梓「唯先輩は素直過ぎますっ! こういう時は嘘をつく必要もあるんですっ!」 唯「えぇ~……嘘は駄目だよ~?」 梓「もうっ」 雷電「……(本当にこんな子達がテロリストなのか?)」 だが敵ならやむを得ない……か。 雷電「すまないな……」 静かに刀を抜く雷電。 雷電「(ローズ……俺は……正しいことをしてるのだろうか)」 言い合ってる二人に刃を向け、 雷電「(二人一緒に逝かせるのがせめてもの……)」 横一閃、 ガキィッ 刃と刄がぶつかり合う音が木霊した後、次第にそれはギシギシと刃が擦り合う音に変わって行く 雷電「なに…っ」 唯達の間に割り込み雷電の刀を止めたのは、全身を忍者のような強化スーツで覆った人物だった。 ニンジャ「させない……」 唯「わっ、わっ、何っ?」 ニンジャ「あなた達は下がっていて」 雷電とニンジャのつばぜり合いを見て、梓も動く。 梓「加勢します…。」 ニンジャ「邪魔になるだけよ、下がってて」 それを聞いて少し眉を細める梓だが、直ぐ様 梓「それは聞き捨てなりません」 と反論する。次に梓が取った行動は自分の持っているナイフの刃を自らの手に押しつけると云う異形だった。 血が梓の小さな手のひらの上に溜まり出るのを見て唯が思わず叫んだ。 唯「あずにゃん!?」 梓「大丈夫です…、見てください」 唯「傷が……」 ニンジャ「……」 雷電「吸血鬼……ヴァンプと同じ、デッドセルの生き残りか」 梓「私は自らこの力を求めました…。小さくて弱くて…いつも誰かに守ってもらってばかりの自分が嫌で…っ!」 唯「あずにゃん……」 梓「雷電さん……確かに私達はテロリストです。世界を脅かし…眠れない夜を過ごさせました……」 雷電「それがわかっていて尚、生き続けるのか?」 梓「償いはして行くつもりです…。一人じゃ怖くて行けなくても…唯先輩、澪先輩…紬先輩に……律先輩。みんなと一緒ならきっと…」 唯「あずにゃん……」 唯は梓の手を取り、 唯「ずっと一緒だよ。これから…何があっても」 そう呟いた。 梓「はい…」 ニンジャ「……」 雷電「今から反省するから許してくれ…か。ムシがいいな」 梓「わかってます…だから……あなたと戦うことになったとしてもっ……! 私達はここで死ぬわけにはいかないんです!」 ニンジャ「」ガキィッ 雷電「くっ」 刃を弾き返し雷電を後退させる。ニンジャも唯達の意見に同意したかのように改めて雷電に向かって構え直した。 唯「私も戦うよ……! そしてまたみんなとやり直すんだ…!」 雷電「だがこちらもそれで引き下がるわけにはいかない。相応の報いは受けてもらう……それが世界のルールだ。 楽にいかせてやりたかったが……」 雷電も名もない日本刀を構える。 梓「私達は自分達の世界の為に戦いますっ!何と言われても!」 雷電が動く、一番厄介だと思われるニンジャに斬りかかる。 ニンジャ「ッ!」 それをマチェットで受けてから返しに一閃 それを軽く飛び避け、クルっと空中で一回転しながら刀を降り下ろす雷電。 ニンジャ「くっ…」 今の行動で一対一の実力なら雷電が上回っているのがわかる。刃物の使い方、間合いの取り方など格段に雷電の方が巧い。 避け、弾き、その隙間に斬り込んで来るため隙がないのも特徴だ。 梓「てやっ!」 そこで分の悪そうなニンジャを投げナイフで援護する梓。 雷電はそれを見て後退しつつ弾く。 唯「ギー太スタン弾モード!」クルクルッ ギターを雄々しく二回回すとガチャリ、と何が切り替わる音がする。 唯「レボリューションだよっ!」 更に唯のスタン弾、特殊加工のゴム弾が雷電を襲う。 実弾を使わないのは唯の弱さ故か、優しさ故にか。 雷電「(あれだけ言っても殺す気では来ないか。それで自分達の世界を守る……か)」 梓「はあっ!」 左からはナイフを持った梓が接近する。 ニンジャ「っはぁ!」 右からはマチェットを持ったニンジャが。 雷電「(世界の答えはそんな甘くはない)」 ガシッ キィンッ 梓「えっ」 ニンジャ「ッ!」 左のナイフをそのまま掴み、右のマチェットを日本刀で防ぐ。 雷電「甘えるな…!」 その声と同時にナイフを離し、梓の鳩尾に雷電の左拳が狙い済ましたかのようにスルリと入り込む。 梓「かはっ…」 雷電「ふんっ!」 右の日本刀でマチェットを払い上げ、ニンジャの体勢が整わない内に袈裟斬り。 ニンジャ「くっ」 強化スーツの上からでも切り裂き、ニンジャの左腕から血が吹き出す。 雷電「何を言おうがお前達はテロリストだ。その事実は何があろうと変わらない。さっきから自分達主観の綺麗事ばかりを言っているがそれはお前達が都合のいいよう解釈しているだけに過ぎない。お前達は…悪だ」 梓「っ……確かに私達は悪いかもしれません…でもだからってここで諦めたくないんです!」 苦しいながらも息を振り絞って告げる。 精一杯の気持ち。そうだ、ここで終わってしまってはあの人に申し訳が立たないじゃないか。 どんなに変わっても、部長として私達を叱りに来てくれたあの人に。 雷電「……」 雷電は黙って俯いたままそれを否定することもなく聞き入れる。 ただ、雷電の根元にある闇は深い。 梓「私達に償うチャンスをください……!」 雷電「償う……か」 思えば俺は、生きていなかった。 自分の意思でやっていたと思ったことは、奴らに利用されていただけだった。 記憶をすげ変えられ、偽りの自分を演じられ続けていた。 最愛の者を想う気持ちでさえ本当なのかもわからず……ただ俺はこうしてまた誰かに利用されながら生きている。 だが、今この子達を許してやれる立場にいるのは間違い。 俺が許すことで彼女達はこの場だけでは救われるだろう。 それは他でもない俺自身の決断によるものだ。誰にも左右されず、利用されていることもない純粋な俺の答えを出せる。 だが、それでも 雷電「……その償う気持ちが本当かどうか、俺が確かめてやろう」 梓「やっぱり…」 雷電「ああ、このままただ黙って見過ごすわけにはいかない。それにさっきチャンスと言ったな? チャンスと云うものは待っていれば来るものじゃない。掴みとるものだろう」 梓「……」 雷電「俺を倒して掴みとってみろ。この先一生を賭けて償う覚悟を見せてみろ」 雷電「来い」 もう語ることはない、かかって来いと言わんばかりに首をくいっと動かし、顎を突き出した後、刃に手を添え構える雷電。 唯「あずにゃ~ん大丈夫~?」 だいぶ距離が離れてしまっていた唯が二人を心配して近寄って来た。 梓「大丈夫です。ただ私達はどうしてもあの人を倒さなくちゃいけないみたいです。」 唯「…どうしても?」 梓「はい。ここで何もしないまま殺されたら律先輩に申し訳が立ちませんから」 苦笑いでそう告げる。 唯「りっちゃん……。うん、そうだね」 うんと頷き更に続ける 唯「これからりっちゃんやあずにゃんやムギちゃん……澪ちゃんも。みんなでまたやり直すんだもんね!」 梓「はいっ!」 唯「じゃああの変態さんを早く倒しちゃおっか! ニンジャさんもいい?」 ニンジャ「」コクリ 唯「あっ! 怪我してる……ちょっと待っててね。こうやってこうやって……せいっ」 もっていたハンカチで簡単に治療すると「これでよしっ」とニコニコしながらニンジャに微笑む唯。 ニンジャ「……変わらないのね、唯」 唯「??」 11
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読売ジャイアンツファンの芸能人有名人リスト(前身球団も含む) 青山剛昌 漫画家 子供の頃から熱狂的な巨人ファンでもあり過去に名探偵コナンと読売巨人軍応援コラボを実施した事もある。 秋広優人 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 秋元康 作詞家 子供の頃からの大の巨人ファンである。巨人ファンが高じてからかAKB48等に巨人とのコラボ企画までやるほどの熱狂的な巨人ファン。 浅香光代 女優 故人。巨人ファンでアンチ阪神であり、1999年に発生した「ミッチー・サッチー騒動」の元凶は野村克也氏が阪神の監督に就任した事だという説がある。 浅野翔吾 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 阿部慎之助 巨人監督 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。掛布に憧れていたというのは父親が高校の同期だったためお世辞で言っているだけで、左打ちにしたのは掛布の影響ではなく小学生の頃に右目を悪くして父親に勧められたため。 生稲晃子 タレント議員 熱狂的な巨人ファン。 石原慎太郎 元政治家・作家 故人。古くから大の巨人ファンで長嶋茂雄や渡辺恒雄とも親交があった。 石原伸晃 政治家 大の巨人ファンである。 糸井重里 コピーライター 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 稲田朋美 政治家 熱狂的な巨人ファン。 井納翔一 元巨人選手 子供の頃からの大の巨人ファンである。 猪瀬直樹 政治家 長野県出身。子供の頃から大の巨人ファン。 伊原凛 元タレント 夫である松本人志と共に巨人ファン。 今井絵理子 タレント議員 沖縄県出身でもありながら熱狂的な巨人ファン。 上原浩治 元巨人投手 大阪出身だが子供の頃からの巨人ファン。憧れの巨人に入団でき、大喜びしていた。また「FA権を獲得した選手は自動的にFAになるようにするべき」等巨人に有利な持論を多数発言している。阪神ファンを自称していたのは嘘で大のアンチ阪神である。 内村光良(ウッチャンナンチャン) お笑いタレント 熊本県人吉市出身だが原辰徳監督と同じ誕生日でもあり巨人ファンになった。 内海哲也 元巨人選手 京都府出身だが子供の頃からの大の巨人ファンで巨人入りを熱望してオリックスのドラフト指名を拒否した。炭谷の人的補償で西武へ移籍した際、「将来的にはジャイアンツに帰ってこれるように」と発言するなど戻りたい意思が満々であったが現役で復帰することはなかった。巨人との交流戦で八百長とも取れるような投球をして滅多打ちにされたことがある。 梅村みずほ 政治家 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 大城卓三 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 大久保博元(デーブ大久保) 巨人コーチ 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。原辰徳に心酔していた。 大竹一樹(さまぁ~ず) お笑い芸人 相方の三村マサカズと共に巨人ファンでもある。 岡本和真 巨人選手 関西の奈良県出身だが巨人ファンでアンチ阪神。 奥田碩 元トヨタ会長 熱狂的な巨人ファン。 オコエ瑠偉 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファンで現役ドラフトで楽天から移籍した時大喜びしてた。 小野田紀美 政治家 熱狂的な巨人ファン。 梶谷隆幸 巨人選手 子供の頃からの大の巨人ファンでFA権を獲得すると迷うことなく移籍した。 片山さつき 政治家 さいたま市出身。熱狂的な巨人ファン。 門脇誠 巨人選手 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 上重聡 日テレアナ 大阪府出身で、PL学園の野球部の投手として春夏甲子園に出場しており松坂大輔投手との投げ合いの末に破れはしたが高校卒業後に立教大学に進学し野球部に入部した。特に長嶋茂雄に憧れている。 岸田行倫 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 北野武(ビートたけし) お笑いタレント 子供の頃から長嶋茂雄選手に憧れて巨人ファンでもあり過去に長嶋茂雄さんとの交流も深まっている。 北野大 化学者 北野武の兄でもあり兄弟揃って巨人ファンでもある。 木原誠二 政治家 熱狂的な巨人ファン。 桑田真澄 元巨人選手 大阪府八尾市出身だが子供の頃から大の巨人ファンである。 河野太郎 政治家 大の巨人ファンでありTwitterで中日ファンの支持者の「連敗を止めて」という願望に対し「巨人の優勝を妨げないのなら許す」という妙な発言をしたこともある。 小林誠司 巨人選手 大阪出身だが巨人ファンでアンチ阪神。 榊原定征 経団連名誉会長 熱狂的な巨人ファン。 坂本勇人 巨人選手 関西の兵庫県出身だが巨人ファンでアンチ阪神。プロ入り前は甲子園のライトスタンドで巨人を応援するほどの強者だった。 桜井誠 在特会初代会長 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 櫻井よしこ ジャーナリスト 熱狂的な巨人ファン。 佐藤正久 政治家 福島県出身。熱狂的な巨人ファン。 澤村拓一 元メジャーリーガー、元巨人選手 栃木県出身。子供のころからの大の巨人ファンで、「巨人以外の球団から指名されたらアメリカでのプロ入りを選んでいた」と発言し、ロッテにトレードに出されると即座にFA宣言してメジャーリーグへと移籍した。しかし日本球界復帰時に巨人からのオファーはなく、嫌々と渋々ロッテに戻った。 菅義偉 政治家、元総理大臣 秋田県湯沢市出身。大の巨人ファンである。 菅野智之 巨人投手 巨人・原監督の甥。巨人入団を熱望して日本ハムの指名を拒否し、浪人の道を選んだ。 杉田水脈 政治家 神戸市垂水区出身だが熱狂的な巨人ファン。 すぎやまこういち 作曲家 故人。熱狂的な巨人ファン。 DAIGO タレント 大の巨人ファン。 大悟(千鳥) お笑い芸人 岡山県出身だが巨人ファン。 大勢(翁田大勢) 巨人投手 兵庫県出身だが祖父と父親の影響を受けて子供の頃からの大の巨人ファン。阪神ファンを自称していたのは嫌がらせ目的の嘘。 高市早苗 政治家 熱狂的な巨人ファン。 高梨雄平 巨人選手 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 竹中平蔵 パソナ会長 和歌山県出身だが熱狂的な巨人ファン。阪神ファンを自称していたのは嘘。 玉木雄一郎 政治家・国民民主党代表 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 田母神俊雄 軍事評論家 福島県出身。長嶋茂雄、同郷の中畑清に憧れている。 千葉麗子 右翼活動家・元アイドル 熱狂的な巨人ファン。 長野久義 巨人選手 佐賀県出身だが子供の頃からの大の巨人ファンで、巨人入りを熱望して日ハム、ロッテのドラフト指名を拒否した。丸佳浩の人的補償でカープに移籍したが巨人に戻りたい意思が異常に強く、ついにはカープから「不要」と判断されてしまい、即座に巨人に返却された。 テリー伊藤 TVプロデューサー 東京都中央区出身。典型的な長嶋信者で異常とも言えるほどの熱狂的な巨人ファン。 徳光和夫 フリーアナウンサー 神奈川県茅ヶ崎市出身(東京都目黒区生まれ)。典型的な長嶋信者で異常とも言えるほどの熱狂的な巨人ファン。 十倉雅和 経団連会長 熱狂的な巨人ファン。 戸郷翔征 巨人投手 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 中居正広 司会者、タレント、元歌手(SMAPのメンバー) 神奈川県藤沢市出身。大の巨人ファンである。 中西宏明 元経団連会長 故人。熱狂的な巨人ファンだった。 成田悠輔 経済学者 熱狂的な巨人ファン。 新浪剛史 サントリー社長 熱狂的な巨人ファン。 西田昌司 政治家 熱狂的な巨人ファン。 西村健太朗 元巨人投手 少年時代からの大の巨人ファンで巨人入りを熱望していた。 橋本琴絵 作家 熱狂的な巨人ファン。 橋本聖子 政治家・元オリンピック選手 熱狂的な巨人ファン。 橋下徹 弁護士・政治評論家、元大阪府知事 大の巨人ファンである。 浜田雅功(ダウンタウン) お笑い芸人 兵庫県尼崎市出身だが大の巨人ファン。 原辰徳 巨人監督 子供の頃からの大の巨人ファンで、ドラフトの際巨人以外から指名された場合は入団を拒否するつもりだった模様。また「俺は巨人以外のチームで絶対に監督はやらない」と明言しており、何がかんでも巨人まみれの人生にしたいと。 原貢 アマチュア野球指導者 故人。佐賀県出身。原辰徳の父で菅野智之の祖父。子や孫が巨人に入団することを熱望し、日ハムが菅野を強行指名した際には激怒した。 張本勲 元巨人選手 巨人の選手だったこともあり、かなり心が傾いている。岡本が大好き。 百田尚樹 放送作家 大阪市淀川区出身だが、自身の代表作「永遠の0」を原監督が愛読していることを知り、感謝感激して巨人ファンに。 広末涼子 女優 高知県出身でもありながら大の巨人ファン。 広瀬めぐみ 政治家 子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 堀江貴文 実業家 消滅の危機に陥った旧近鉄バファローズを買収しようとしたり、新球団を設立して新規参入使用としたが実は熱狂的な巨人ファン。 松井一郎 政治家 熱狂的な巨人ファン。 松井玲奈 タレント(元SKE48) 愛知県出身でもありながら大の巨人ファン。 松川るい 政治家 熱狂的な巨人ファン。 松木安太郎 サッカー解説者 子供の頃、長嶋茂雄選手に憧れて巨人ファンでもあり現役サッカー時代の頃、希望の背番号は長嶋茂雄選手の3番を選択した。 松田宣浩 ソフトバンク→巨人選手 滋賀県出身でありながら幼少期から大の巨人ファン。ソフトバンクに入団したのは当時の王貞治監督と一緒にプレイしたかった為で将来的に巨人にFA移籍する視野は入れていた。(尚FAは使わなかった) 松本龍 元復興大臣 故人、子供の頃から熱狂的な巨人ファン。 松山千春 歌手 北海道足寄郡出身、大の巨人ファンである。 丸佳浩 巨人選手 千葉県勝浦市出身。子供の頃からの大の巨人ファンでFA権を獲得すると迷うことなく移籍した。一部でロッテファンを自称していたのは嘘でFA移籍時にはロッテからのオファーを無視した。 御手洗冨士夫 キヤノン社長 大分県出身だが大の巨人ファンで2019年のリーグ優勝の際に祝福コメントを贈った。 三原じゅん子 タレント議員 熱狂的な巨人ファン。 三村マサカズ(さまぁ~ず) お笑い芸人 子供の頃から熱狂的な巨人ファンでもある。 村田修一 元巨人選手 少年時代からの大の巨人ファンでFA権を獲得すると迷うことなく移籍した。横浜(現DeNA)時代に「巨人だけには入りたくない」と発言したことがあるが愛情の裏返し。 元木大介 巨人コーチ、元選手 大阪府豊中市出身。子供の頃は南海(現ソフトバンク)ファンだったが、小6の頃に巨人の王監督(当時)に「プロ野球に入るなら巨人に来いよ」と言われてから巨人ファンになった。 森まさこ 政治家(注:歌手の森昌子とは別人) 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 森喜朗 政治家 松井秀喜の小学校の先輩である。 山口俊 元プロ野球選手 子供の頃からの大の巨人ファンでFA権を獲得すると迷うことなく移籍した。 山口鉄也 元巨人投手 「さんまのまんま」に出演した際に生涯巨人宣言をした。 山崎伊織 巨人投手 兵庫県神戸市出身だが子供の頃からの熱狂的な巨人ファンで、小学校低学年の頃には母親に巨人の選手名鑑のところに「自分の名前を書いて」とねだった。 山下真 奈良県知事 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 横山英幸 大阪市長 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 吉川尚輝 巨人選手 子供の頃からの熱狂的な巨人ファン。 芳野友子 日本労働組合総連合会会長 熱狂的な巨人ファン。 吉村洋文 大阪府知事 熱狂的な巨人ファン。 米倉弘昌 元経団連会長 故人。熱狂的な巨人ファンだった。 ヨネスケ 落語家 熱狂的な巨人ファンでもあり特に長嶋茂雄選手に憧れている。 脇谷亮太 元巨人選手 子供の頃からの大の巨人ファン。片岡の人的補償で一旦西武に移籍したが、「自分が巨人以外にいる意味はない」と発言し国内FA権を取得すると即座に宣言して古巣の巨人へと戻った。 渡邉美樹 ワタミ会長 横浜市出身。子供の頃は野球少年でその頃からの大の巨人ファン。 巨人支持だが巨人ファンとは言いがたい有名人 渡邉恒雄 読売新聞社会長 巨人を強く支持しているが、あくまでも新聞の売り上げのためであり一般的な「巨人ファン」とはかなり性質が異なる。 読売ジャイアンツを支援している企業・団体 アンチ阪神 野球ファン 巨人ファンのほぼ全員がアンチ阪神ということもあってか巨人ファン率が非常に高い。 AKB48 アイドルグループ 仕掛け人の秋元康が大の巨人ファンで、過去にAKB48と読売巨人軍応援コラボを実施した事もある。 サンデーモーニング テレビ番組 巨人ファンで構成されている番組。2022.4.17にも原辰徳が出演。 自由民主党(自民党) 政党 所属議員に巨人ファンが多く、支持者も巨人ファンが多いと言われている。また巨人の親会社の読売新聞が自民党を支持する報道をするなど、こちらの面でも親密度が高い。 東京ドームシティ 娯楽企業 巨人の本拠地である東京ドーム本体を含む周辺各施設を運営する企業で当然ながら巨人贔屓。 日本維新の会 政党 自民党と同様に巨人ファンの議員が多く、読売新聞社との親密度も高い。 日本経済団体連合会(経団連) 経済団体 自民党を支持する報道をする読売新聞社との親密度が高く、上層部に巨人ファンが多いことと相まって当然球団との結びつきも強い。 日本テレビ放送網 在京民放テレビキー局 読売グループのテレビ局で巨人贔屓であり、CSチャンネル「日テレG+」で巨人戦を全試合中継。 RFラジオ日本 ラジオ局 読売グループのラジオ局で巨人贔屓あり。「ラジオ日本ジャイアンツナイター」で巨人戦を全試合中継。 読売新聞グループ本社 持株会社 言わずと知れた巨人軍の親会社で当然巨人贔屓である。 よみうりランド 遊園地 その名の通りの読売グループの遊園地でコラボもしている。
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『毒入りゆっくり』 12KB 虐待 観察 ゲス 独自設定 四作目。遅筆ですねぇ。 誤字脱字があるかも知れません。 都合の良い展開。 独自設定があります。 「おにいさん。れいむはおちびちゃんがほしいんだよ!」 「ダメっつってんだろ。いい加減分かれよー」 「ぼおじでそんなこというのぉおおお!?おじびちゃんをつくればゆっくりできるんだよぉおおおおおおおお!?」 真っ昼間からけたたましい声が家に響く。この押し問答を俺は一週間位続けている。だがいい加減飽きてきた。 このれいむは銅バッジの安物である。これをわざわざ買ったのは別に話し相手が欲しかったわけではない。ただ道具として欲しかったのだ。 最初は野良でも良いと思ったがあいつ等は聞き分けが良い奴から根っからのゲスと、大分ムラがある。 ゆ虐店で品定めをして丁度良いゆっくりを買った方が時間の無駄にならないと踏んだのだ。 ちなみにあんな事を言っているれいむだが、目論見は大体見当が付く。まりさだ。この家の庭には野良まりさが現れるのだ。 まりさとれいむは意気投合し、よく話し込んでいる事を俺は知っている。尤も奴らは気付かれていないつもりらしいが……。 となれば今後の展開がどうなるかは大体予想が付くというものだ。 次の日 昼ごろ、野暮用で出かけていた俺が帰宅し、いつもれいむを置いている部屋に行くとそこで 「「ゆっくりしていってね!」」 野良まりさとれいむが俺を迎えた。勿論れいむの額には茎が生えていた。 「あーあ、ついにやっちまったか」 「おにいさん!れいむのおちびちゃんをみてゆっくりしていってね!それとまりさをかいゆっくりにしてね!」 「ここはまりさのゆっくりぷれいすだぜ!でもかんっだいなまりさはにんげんさんもとくべつにすまわしてやるのぜ!!」 どうやらこのまりさは生粋のゲスのようだ。別に構わないけど。 「はぁ……、あれだけ子供を作るのはダメって言ったのに。なぁれいむ」 「おちびちゃんをつくるとゆっくりできるんだよ!」 「今の内に言っておく。絶対にゆっくり出来ない」 「そんなわけないでしょおおおおおおおおおお!!?おにいさんいいかげんにしてねぇええええええええええええええ!!?」 「そうなのぜ!おちびちゃんをつくればゆっくりできるんだぜ!これはせかいのじょうっしきなのぜ!!」 「……ま、作ってしまったものはしょうがない。好きにするといいよ」 「ゆっ!やっとれいむのただしさがつたわったんだね!おにいさんのりかいりょくのなさにはいつもおどろきだけど、れいむはやさしいからゆるしてあげるよ!!」 「さすがれいむ!やさしさがてんっじょうしらずなのぜ!」 「ああはいはい、それじゃあ俺は飯の支度するからなお前らはそこで待ってろ」 「「はやくしてね!たくさんでいいよ!!」」 返事だけはいっちょ前である。俺は饅頭二匹に餌をやる。二匹はまるで我が世の春が来たかの様に満面の笑みを浮かべて喜んでいる。 尤も咲いた花弁は明日には散り行く運命なのだが。 「ゆぅん……なんだかぺにぺにがひりひりするのぜ……」 まりさがポツリと呟いた。 野良まりさがやって来て二日目。早朝 「どおしでおちびちゃんしんでるのぉおおおおおおおおおおおおお!!?」 糞近所迷惑な目覚まし時計が騒ぎ出す。駆け付けるとれいむの額には何も実っていない茎、その近くには黒ずんだ実と思われるモノが落ちていた。 「ゆぅん……れいむ、どうしたのぜ……?……っ!?ゆわぁあああああああああ!!どおしておちびちゃんがしんでいるのぜえええええええええええええええ!!?」 「しらないよぉおおおおお!!れいむがおきたときにはもう……えいえんにゆっくりして……」 「あーあやっぱり死んじゃったか」 「おにいさん!やっぱりってどうゆうことぉおおおおおお!?」 「まりさお前、体に何か違和感ないか?」 「ゆ?そういえばさっきからぺにぺにが……ぺにぺにがいだぃいいいいいいいいいいいいいい!!?」 さっきまでれいむの方に気が行っいて気が付かなかったが、俺の言葉で体の異変を察知した様だ。 「ゆぎぎぎっ……いだい…いだいよぉ……」 「ゆ!?まりさどうしたの!?」 「だから言ったろ。ゆっくり出来ないって」 「おにいさん!これどういうことぉおおおおおおおおおおおお!?」 「お前はゆん毒(ゆんどく)にかかってるんだ。すっきりーすると番や子供が死んじゃう病気な」 「ゆんどくぅううううううううう!!?なにそれぇええええええええええええええ!!」 「だから言ったろ。あれだけすっきりーはダメだって。あーあ、まりさどうするんだよ。これじゃあ精々あと一週間の命だな。こりゃあもうれいむが殺したような物だな」 「れ……れいむぅうううううううううううううううう!!!!」 「ゆ!?まりさ、ゆっくりしてね!」 「よぐもまりささまをこんなめにあわせたなぁあああああああああああああ!!!」 「ちが……そんなことれいむはしらなかったよ!おしえてくれなかったおにいさんがわるいんだよ!!」 「えー、言ったじゃん何度も(嘘)。れいむは『そんなのかんけいないよ!』とか言ってたけど(言ってません)」 「ごのぐぞれいぶぅうううううううううううううう!!ごろじでやるぅううううううううう!!ゆびゅふっ!?」 れいむに突進しようと体に力を入れた刹那、まりさのぺにぺにから餡子が噴出した。 「ゆぎゃあああああああああああ!!いだっ!いだいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!じぬ!!にんげんざ…だずげでぇええええええええ!!」 面白いようにぺにぺにから水っぽい餡子がビュルビュルと出てくる。例えるなら下痢うんうんがぺにぺにから出ている様だ。 「助けたいはやまやまだけど、その病気は不治の病なんだ(勿論嘘)。まぁすぐには死なないから安心しな」 「ぐ……ぐぞぉ……まりささまが…こんなくぞでいぶのだべに……ゆっぐ……」 まりさは余りの苦痛で失神した。痛みの峠を超えたのだろう、これで当分は大人しくなる。俺は念の為、まりさにラムネスプレーを掛けておき 呆然として立ち尽くしているれいむの元へ行く。 「さてと……。すっきりーしないという約束を破ったれいむは今日から飼いゆっくりじゃない。ただの野良だ」ブチッ 「……ゆぅぅぅ!?」 俺はれいむに付いている銅バッジを毟り取る。 「どぼじででいぶのばっじさんどるのぉおおおおおおおおおお!?」 「言い付けをを破ったんだ当然だろ?」 「それはでいぶがくろうじてとったばっじさんなんだよぉおおおおおおおおお!!?」 「ほざけ、銅バッジなんざ生きてる健康体なゆっくりなら誰でも取れるわ」 「で、でもおにいざんがかってにどるけんりなんてないよぉおおおおおおおおおお!!」 「その手の会話は聞き飽きたよ」 「ゆっぐりだっでじゆうに(プシュ……ゆ…なんだか……ねむたく………」 俺は家に仕掛けてあるカメラの電源を切ると、れいむとまりさをダンボールに入れ車でとある所に向かう。そこはまりさがかつて住んでいたとある公園の雑木林である。 ここは現在、土地をめぐる問題により市が管理を放棄し、荒れ果てている。結果ゆっくりが大量に住み着いているのだ。 ちなみに何故俺がまりさがここに住んでいた事を知っていたかというと、あらかじめまりさの周囲を調べていたのだ。無論、その周辺のゆっくりの群れ、個体の状況も。 「今日からここに住みな。なぁに、すぐにお友達ができるさ」 まりさとれいむをダンボールごと木の根元に置く。これでとりあえずここがこいつ等の寝床になる事だろう。 この林はゆっくりの治安が悪い。住宅地にさほど遠くなく、ゆん口の多いこの場にゲスなまりさが制裁もされずに生きているということは群れ全体の程度が低いということ。 そして役所も土地問題で簡単には手が出せないので完全に人間を舐めプ状態なのだ。 「さぁて、ここにはゲスもレイパーもいる。これからどうなるか、じっくりと観察しようじゃないか」 そして俺はこの林をこっそりと私物化していた。 『でいぶのせいでこんなことになったのぜぇええええええええ!!』 『うるさいよ!れいむだってすきでこんなことになったんじゃないよ!!』 モニターの向こうから聞こえる喧嘩も翌日には静まっていた。理由はまりさのぺにぺにの痛みが引いたからだ。そして二匹は持ち前の餡子脳で病気の事などすぐに忘れ 糞人間に卑怯な事をされてゆっくりプレイスを追い出されたと事実を書き換えた。 そして次の日には復讐の作戦を企てながら弱そうなゆっくりを制裁(リンチ)して食料を集めていた。 実はぺにぺにに痛みが走るのはゆん毒の初期症状である。毒がまだぺにぺにの周囲のみに存在していた時に起きるのだ。故に、既に感染しているれいむは痛みを感じなかった。 だがそろそろ次の段階に進むであろう。完全に毒が回り今度は体全体に変調が起きる。勿論、先に感染していたれいむから……。 チュン…チュン… 「ゆっくりおきるよ!…………ゆぅん、なんだかおかおがむーずむーずするよ……」 「ゆ~んふぁ……ゆっくりおき……ゆゆっ!?どおしたんだぜれいむ!そのかお!!」 「ゆん?まりさ、れいむのおかお、なにかへん?」ズルッ 「ゆぎゃあああああああ!!れいむがゆっくりしでないぃいいいいいいいいいいいい!?く、くるなぁあああああああああああ!!」 れいむの顔はズルズルに爛れていた。例えるならロボコップに出てくる、廃液を被った悪党の様に。 まりさはその顔を見て恐ろしさの余り、しーしーを垂れ流しながられいむから逃げていった。 「ゆぅん、どうしたの?なんであんなにゆっくりしてないの?」 れいむは怪訝そうな顔をしながらも今は起きたばかりのせいか、食欲が勝った。 が、貯蓄などという発想が頭の悪い二匹にあるはずも無い。 「まりさ!れいむはおなかがすいたよ!ゆっくりしないでごはんさんをもってきてね!」 … …… ……… 「どぼじでごはんさんもってきてくれないのぉおおおおおおおおおお!?れいむがおなかすいてるんだよぉおおおおおおおおお!!?」 当然返事など有る訳ない。れいむは渋々食料を探しに行く。が、探し初めてすぐに自分の異変に気付く。 「どぼじであんよさんうごいてくれないのぉおおおおおおおおおおお!?」 体が上手く動かせないのだ。それどころか爛れた皮が地面に削り取られ痛みを生じる。それでもどうにか前に進もうと、前のめりになっているが全く効果はない。 むしろそれが悪い方向へ進む事となる。前のめりになってケツを突き出していたのがいけなかった。 「ゆぐぐぐ……ごんのぉぉおお!」 「んほぉ!いいおしり!さそってるのねぇえええええええええ!!」 「れいぱぁぁだぁああああああああああああああああ!」 「れいむのまむまむぐちょぐちょよぉおおおおおお!たまってたのねぇえええええええええええ!?」 「ゆぎゃああああああああ!!いだっ!いだいぃいいいいいいいいいいいいいい!!」 グチョグチョなのは爛れていたせいである。れいむにとっては前後にピストン運動される毎にまむまむの皮が破け、地獄の苦しみを味わう事になる。 「すっすっきりーーーーーーーーーー!!」 「もっど…ゆっぐじじだがっだ……」 れいむはまむまむとあにゃるから餡子を垂れ流し死んでいった。ちなみに、すっきりー死ではなく出餡多量による失餡死である。 健康なゆっくりなら生きていたであろうレベルだ。レイパーはというと、肌をツヤツヤさせながら満足そうにこの場から去っていった。 場所を変わってまりさ 「ゆひぃ、ゆひぃ、こ、ここまでくればだいじょうぶなのぜ。もうあんなゆっくりしてないれいむとは、いっっしょうおさらばなのぜ」 「むきゅ!まりさ、ひさしぶりね」 「ぱ、ぱちゅりーか、ぜ」 「いったいどうしたの?ぜんぜんゆっくりしてないわね」 「きもちのわるいれいむにつきまとわれてたんだぜ。もう、だいじょうぶなのぜ」 「むきゅ……それはさいなんだったわね。でもまりさはもてるからしかたないわね」 「ゆへへ、ぷれいぼーいもほどほどにしないとだめなのぜ……。つかれたらはらがへったのぜ。ぱちゅりー、なにかくわせるのぜ」 「ひさしぶりにあったというのにいきなりしょくりょうをようきゅうするなんて、あいかわらずね」 「そんなこというなぜ。ぱちゅりーにあうためにいちっもくさんでここにきたのぜ?」 「もう、またそんなこといって」 「ほんとうなのぜ。ぱちゅりー、あいしてるぜ」 「まりさ……///」 さっきまで恐ろしーしーを垂れ流していた奴とは思えない口振りである。 しかし、女性は少し悪っぽい男に惹かれる危ない青春時代があるというが、まりさのこの腰の軽さは本当に役に立つ。 「むきゅぅううううううううう!!?ぱちぇのまむまむがぁあああああああ!!?」エレエレ…… 「ど、どうしたんだぜ!?ぱちゅりー!!」 …… 「あでぃすのどがいはなぺにぺにがぁああああああああああああ!!」 …… 「ぢぃいいいいいんぽ!くらみじあ!!ばいどぐぅううううううう!!?」 …… 「わぎゃらないよぉおおおおおおおおおお!!」 …… 「れいむのおちびちゃぁああああああああん!ゆっくりしてぇえええええええええええ!!」 「ゆぴぃ、ゆ、ゆっくちぃ!」 …… 予想以上のスピードでゆん毒は広がっていった。何よりレイパーが感染拡大の役に立った。実はあのレイパー、レイプできる相手を減らさぬ為に いつも死なない程度にしかすっきりーをしなかったのだ。レイプされたゆっくりはレイパーの子供を殺し、或いは生かし、自分の番を探しすっきりーをする。 そしてすっきりーをした番の子供は殆どが死に絶え、運良く生きて生まれた者も殆どが足りないゆか、弱々しい感染ゆっくりだった。 こうなってしまってはこの群れはもう長くは持たない。人間ならば……いや、せめて頭の良い長のいる群れならば、もしくは助かるやもしれないが こんな所に頭の回るゆっくりなどいる筈もない。 今日も明日も、雑木林に悲鳴が響く。この悲鳴が無くなる時、ゆっくりはこの林から居なくなっている事だろう。 『ゆぎゃあああああああああ!!いだいぃいいいいいいいいい!?』 『どがいばなまむまむがぁあああああああ!!』 『ぺにぺにからあんこさんがとまらないぃいいいいいいいい!!?』 『こんな事になりたくなければ!Let s検診!!』 『あなたの、大切な人達を悲しませたくない。』 俺の作ったゆっくり予防接種促進(兼、性病撲滅)キャンペーンCMは個人制作のCMコンテストにて好評を博しTVにも放送された。 皮膚の爛れたゆっくり共が醜く蠢く映像は煙草の肺イラストパッケージの如く強烈だった。 しかし、それ以上に一部のヒャッハーな人達に大好評だったらしく、ゆん毒がゆ虐の道具として使われるようになったのはまた別のお話。 END あとがき いやー性病って怖いですねー。てウシジマくんを読んでたら思いました。 ま、私にはかかる要素なんざ全く無いんですけどね! ちなみにゆん毒は梅毒と掛けていますが実際の病気との症状の違い等はご了承ください。 過去作 anko3613 ゆっくりを寝取ってみた anko3620 裏切り者の話 anko3673 加工所だって生きてるんだよ! 挿絵:
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朝8時半に電話で起こされ、パチりに行ってきますた。 10時頃家を出て、早苗さんの待つ藍プラに向かう。 あ゙ー面倒くせぇ。 実は俺、連れ打ち自体が あんまし好きではない。 学生時代から過去何百回と連れ打ちしてきたが、一人で打ってる方が遙かに楽しいのだ。 なので俺が早苗さんと連れ打ちするのを楽しみにしてると思ってる人も居るかもしれんが、 それはとんでもない誤解である。 毎回パチ屋を出る時には、 「もう金輪際俺を誘うな。」 「行きたきゃ勝手に一人で行け。」 「次に誘ったらブン殴るぞ。」 等と散々嫌らしい事を言って、二度と誘わぬ様に釘を刺している。 ・・・が、早苗さんにそれは通じない。 彼女は知っているのだ。 俺は基本 冷たい人間だし、友人をも平気で裏切るが、 しかし本当に大切な人は、絶対に見捨てられない男だという事を。 事実昨日も電話に出た時、 「誘うなっつったろ! 誰が行くかバァーカ! つか起こすな!」 と悪態を垂れたが、・・・結局こうして藍プラまで来てしまった orz 何で俺ってこうなんだろ orz (絶対行かねぇ!!)と頭で思っていながらも、 いざ家に居ると、何をしてても落ち着かないのだ。 早苗さんは今頃、見知らぬパチ屋で困ってるんじゃないだろうかとか、 ひとり寂しい思いをしてるんじゃなかろうかとか、 打ち方分からずにパンクさせてやしないか、 ボロ負けしてはいないか、etc・・・ 悶々と悩んでいる内に、結局早苗さんの居るパチ屋に向かってしまうのだ。 あぁクソッ腹立たしい! こんな自分を見透かされてる事も、 見透かした上で誘ってくる早苗さんにも、全てに腹が立つ!! 10時半、藍プラ到着。 ホントは休みの日ぐらいはパチ屋以外で過ごしたいんだが。 まぁ来ちまったモンはしょうがねぇ。 なるべく爆死しない様に気を付けながら、早苗さんの気が済むまで付き合ってやろう。 CR北斗のシマで早苗さん発見。既に2箱出している。 俺の姿を見つけると、早苗さんが叫ぶ。 「あっ、むっしぃ~♪ まさか来てくれるとは思わんかったぁ!!」 ・・・クソッ、このメスゴリラ、よくも ぬけぬけとっ・・・!(怒) 早苗さんに缶コーヒーを渡して、俺も何か打つ事に。 店内掲示板を見ると・・・どれどれ、今日は「花の慶次」がイベント対象機種らしい。 おぉっ、徳ちゃんで名無しの人に熱烈に勧められてたヤツだ。 今更感もあったが、今日のイベントは慶次オンリーみたいだし、またとないチャンス。 よ~し、今日こそ慶次を堪能するか!! CR花の慶次。 ニューギンの大ヒット作。 1/399で、確変継続率80%。 要するに北斗の拳と同じ、パチンコ界きっての「ギャンブル台」って事だ。 この台に座る以上、爆死も覚悟せねばならないっ・・・! 覚悟を決めて回し始める。 打ってみると、概ね20回転/1Kといった釘。 まぁ悪くない。 あとはどれだけ低投資で、確変まで辿り着けるかっ・・! 投資4.5K。 保留4で、いきなり「もののふチャンス」到来! ボタンを押すと、選択されたのは直江兼続。 そしてトリプルリーチへ発展。 「きいた風な口を利くなぁーーーっ!!!」 おぉ~っ、名言キタコレw ニンマリしつつリーチを眺めるも・・・残念、1コマ行きすぎてハズレ! (ハハ、どうせハイワr・・)と思った瞬間、止まった絵柄は「大ふへん者」!?!? え・・ちょ・・・き・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! まさかまさかの大ふへんボーナス! イェス! イェスイェスイェェーーース!!! 左上のアタッカーが2回パッカパッカと開いて終わる。 ・・しかし問題なし! 俺はブチ込んだのだ、確変に! 正直 初当たりまで30Kぐらいは覚悟してたが、まさか4.5Kで辿り着けるとはっ・・・! こりゃ渋々藍住まで来た甲斐があったな!(嬉) さぁ、あとは爆連させて、慶次の確変中を堪能させてもらいましょうか!! 「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ~♪ もひとつオマケにおりゃ~♪」 上機嫌で、角田に合わせて、鼻唄を歌いながら回す。 すると10Gほどで、「ブォォ~」とホラ貝が。 おぉっ、城門か!? しかし捨丸が、「本陣が急襲されました!」とほざく。 むぅ・・・ま、まさかな・・・。 いきなりのピンチに冷や汗が出る。 「紅軍が勝てば、戦モード(確変)継続!」 固唾を飲んで見守る中、バッタバッタと紅軍が斬り倒され・・・「敗北」! orz えっ・・ちょ・・・う・・嘘でしょ? そんな・・そんなバカなっ・・・! こうやって不安を煽って、ホントは潜確なんでしょ? ねっ? そうだと言ってっ・・! ・・・しかし100G後、あっさり「通常」へ orz く・・クソがぁああああ!! ビッチ! サノバビィーーッチ!!! たった2回パカパカアタッカーが開いて、んで「ハイお終い」って? き・・・き・・・きいた風な口を利くなぁーーーッ!!(怒) その後ブチ切れて15K追加投資するも、小当たりすら引けず orz 諦めて席を立つ。 ぶぁ~~か! 二度と慶次なんて打たねェーよ!!(涙目) 早苗さんは相変わらず北斗で、出たり飲まれたりしながらも、順調に箱を増やしている。 う~む、こりゃ早苗さんのペースに合わせて打ってると、大火傷するな。 既に負債は15K。 こうなったら仕方ない・・・。 やって来たのは白海(甘デジ)コーナー。 普段は甘デジなんぞ触りたくもないんだが、今はそうも言ってられない。 今日は何時まで付き合わされるか分かったモンじゃないしな。 給料日直後の大敗だけは、何とか避けねばならない。 苦肉の策だが、これなら低投資で遊ばせてくれるだろう。 適当に着席して、まったりと回し始める。 これがなかなか良釘で、4Kで当たりを引いたところから、 出たり飲まれたり、また出たり飲まれたりと、ジワジワジワジワ増え続け、 気が付きゃ出玉は3箱へ。 おぉ・・・甘デジ馬鹿にしてたけど、海の甘デジに限っては、なかなか面白いじゃないかw サクサク当たるし、展開も早い。 こりゃ時間つぶしには持ってこいだな。 どれだけ時間が経っただろう。 その後も出たり飲まれたりを繰り返し、出玉が2箱まで減ったところで、突然 早苗さんがやってきた。 早「ちょぉ むっし~。 今確変中なんやけど、続き打ってくれん?」 俺「はぁ??」 早「娘迎えに行かなアカンのよ。」 俺「おまっ・・・旦那さんに頼んでたんちゃうん!?」 早「ううん・・頼んでない。 今日は私が迎えに行かなアカン。」 俺「アホか! 時間の限られた状態で北斗なんて打つな! ってか、もっと早くに止めれただろうが!」 早「ゴメン・・・さっき確変引いたんやけど・・・こんなに続くと思わんかったんよ。」 俺「おまっ、最初から夕方で切り上げるつもりだったのに、俺を巻き込みやがっqあwせdrftgyふじこlp!!!」 思いっきりブチ切れたいトコだが、時刻は既に4時。(4時に迎えに行く予定) ギャーギャー文句を言いつつも、こうなっては続きを打つしかあるまい。 ・・・しかし釈然としない。 俺は昔からプライドだけは高いからな。 他人に確変中の台を譲ってもらうなど、本来なら屈辱でしかない。 「クッソが・・・!」 ブツブツ言いながら早苗さんの台に向かうと、1箱丸々残してあるではないか。 急いでジェットカウンターへ走る。 箱を流してる早苗さんを掴まえ、まくし立てる。 俺「オィィイ! どういうつもりぞ! あんなの要らんわ!!」 早「ええやん。 1箱あげるけん、あとは頑張ってね!」 俺「ふざけろ! 俺は他人から施しを受けたくないんよ!!」 早「もう玉流し終わったし。 ほなサイナラ!」 それだけ告げると、早苗さんはカウンターに向かって歩き始めた。 今までこうして何度も早苗さんから お情けを受けてきた。 ギギギ・・・本人は善意のつもりなんだろうが・・・何という恥辱。 こんなので俺が喜ぶとでも? ざけんな!! ホンットいつもいつもいつも、どれだけ俺が本気で言っても、まるで聞く耳持ちゃしねぇ。 あんな強情な女は見た事がない。 そして結局はそれに従ってしまう自分が、情けなくてたまらない。 スゴスゴと北斗のシマに戻る orz さて、散々ぶー垂れてきたけど、もうこうなっては後へは退けない。 かくなる上は、早苗さんから引き継ぎ、確変中の北斗を打つしかない。 液晶を見ると、ケンシロウとラオウが向かい合っている。 つか「10連中」って! あの人やっぱスゲーな!!(汗) さて現在の出玉は、白海から持ってきた2箱と、早苗さんが残していった1箱で、計3箱。 3.3円だから、大体1箱「5K」ってところか? つまりチャララインまで、ノルマはあと「1箱」。 慶次と同じく80%継続の北斗なら、楽勝の展開といえるハズ。 ・・が、しかし・・・ こと「俺」に関しては、そう楽観できないのだ。 1発引いてチャラ、2~3連でも十分プラス、爆連させたらボロ勝ち・・・ 普通に考えたら、限りなく低いハードルではある筈。 さすがに80%なら・・・いや、しかし・・・(汗) 覚悟を決めて、天に祈りながら回し始める。 すると僅か数回転で、早くもバトル勃発。 ガガガガガとボタン連打も虚しく、ラオウの攻撃。 あわわ・・・ ラ「北斗剛掌波!!!」 ひぃぃいぃっ!! 剛掌波を喰らい、ブッ倒れるケンシロウ。 ま、まさかねっ? そんなっ・・・そんな事あるハズないよね? ほら、リンが出てくるんでしょ? あっ、ユリアかな? ねっ? 復活するんでしょ!? ねっ? ねっ? 「ケーン!」って言ってよ! お願いだから、「ケーン!」って言ってよぉぉおおお!!! 「・・・無双モード突入ッ!!」 ぎゃぁぁああああ!!! orz 頼むっ・・・実は「潜確」であってくれっ・・・! もう これで「バシューン」が来たら、俺は立ち直れねぇっ・・・!(涙) ・・・しかし そんな俺の祈りも虚しく、60G目で「バシューン!」→通常へ orz ( ゚Д゚)ポカーンとしてると、換金を終えた早苗さんが様子を見に来る。 早「むっしぃ、調子はどう!? って・・・えっ!?!?」 通常に戻った画面を見て、早苗さんも絶句。 俺「・・・・。」 早「じゃあ・・・帰るわ・・・バイバイ・・・。」 そそくさと去っていく早苗さんを見送り、途方に暮れる。 あぁ・・・何で俺ってこうなんだろう。 機種は違えど、80%継続の確変を、2連続で一発転落って・・・。 おかしいよ。 絶対こんなの間違ってるよ。 ぐぐっ・・・グギギギ・・・ ・・・フヒッ。 フヒヒヒヒィィ!!!www ついに頭のネジがブッ飛んだ俺。 あろう事か、3箱抱えて、尚も台移動。 そして やって来たのは、またしても花の慶次。 プハハハハ!! もうこうなったら、この3箱で全ツッパしてやんよ! ウヒヒィイ!!w 自棄になって、慶次にブッ込む俺。 しかし1/399が そう簡単に引ける訳もなく、あっという間に飲まれてゆく。 スッコーンとハマッて、3箱あった出玉も、今や上皿を残す程度。 ハハ・・終わった・・・マジで終わった・・・ orz しかし。 パチンコとは正にドラマである。 最後の最後。 これまで散々な目に遭ってきた俺だが、 そんな俺に、ついにパチンコの女神が微笑みかけた。 ホント残り数発で、何やかんやと予告が絡んで、真田幸村リーチへ。 (はいはい終わった終わった・・・) と眺めていると、一旦外れた後に、慶次登場。 (おっ、ここから更に発展するのか?) と思いきや、慶次が絵柄ぶった切って、555が揃っとる! え・・・えぇぇええぇえぇぇっ!?!?!? き・・き・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 地獄の縁から、起死回生の「15R確変」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 神は! 俺を! 見捨ててはいなかったッ!!(涙) 誰がこんな展開を予想できたであろうか!? 夢じゃないっ・・・! 最後の最後に、ついに確変を引き当てたのだっ・・・!! ラウンドを消化し、確変に突入。 いやぁ~・・・ホント居るね。 パチンコの神様は間違いなく居るよ。 ホント5分前まで、ゾンビみたいな顔して打ってたもんよ俺。 それが今やどうだ? 角田と一緒に熱唱してるじゃんYO! 「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ~♪ もひとつオマケにおりゃ~♪」 上機嫌で確変を回す。 ここまで本当に酷い展開だった。 思い出したくもないぐらい、散々な目に遭った。 だが しかぁ~し! 今度こそ! 三度目の正直! ここで一気に爆連カマして、大勝ちしてやんよ! 何せ80%ループの確変! ここから一発逆転も! 決して! 難しいものでは ぬぁいッ!! 20Gほど回したところで、「ブォォ~」っとホラ貝が。 ククッ・・・ここから俺の伝説は始まる!!! しかし・・・空気を読まずに、捨丸が叫ぶ。 「本陣が急襲されました!!」 んなっ! いや、そんな まさか・・・(汗) 心臓バクバク言わせながら見守る中、バッサバッサと紅軍が斬り崩され・・・ 「敗北」 えっ・・・えぇっ!? いやいや・・・えぇぇえ~~~~っっっ!?!?(汗) 「・・そだ・・・ウソだ・・・そんな・・・バカな・・・」 ブツブツつぶやきながら回すこと100G。 「バシューン」と通常へ。 もしこの世に完璧なる絶望というものがあるならば、 あの時の俺は、まさしく その絶望を味わった―――。 左隣の兄ちゃんは10連中。 右隣のオッサンは20連中。 そんな間に挟まれ、俺は静かに1箱飲まれて席を立つ。 そして そのまま・・・泣きながら家に帰った・・・。 昨日の収支:-19K orz という訳で、いつも慶次を勧めてくれてる人よ。 慶次打ってきたわ。 まぁ・・・爆連させたら面白いんぢゃないかな。 アハ・・ハ・・。 ただ少なくとも、俺には向いてない・・・そう思ったね。 今後慶次を・・・ってかバトルスペックを・・二度と打つ事は無いだろう。 ハハハ・・・アハアハ。
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水属性のビビじゃん。役割としてはバギィのループ用とか道中変換の短縮だね -- 2015-05-17 06 00 36 ネプのサブでなくはないかな -- 2015-05-18 00 29 51 バギィ入ればリーダー運用でも割と行けそうループ安定してできるし -- 2015-05-18 00 40 33 バギィ使って水以外約6割カットかな?ピアニースとバギィで列5はあるしマーキュリー・青オデン・イズイズなんて面白そう -- 2015-05-18 00 48 26 三蔵入れるがフレに湧くのかといういつもの問題 -- 2015-05-18 00 57 56 25%≒HP1.333・・・倍だから、水が居ないところでは実質HP回復1.7倍以上になる。。。あれ?強くね? -- 2015-05-18 01 01 03 LFピアニにバギィ入れたループはすげぇ安定しそうだな -- 2015-05-18 02 24 32 引いたから使ってみるか。水ピィ余ってるけど、使うのもったいないかな? -- 2015-05-18 02 36 59 20回で引けたわラッキー。初期ターンは11だった -- 2015-05-18 02 40 52 バギィで軽減60%か。列ガン積み&高回復力だしフレさえいれば最強の一角やな -- 2015-05-18 13 08 19 LFピアニース Sドロメダ ドロメダ ヘルメス ティーダ これしか組めない -- 2015-05-18 15 04 27 ↑2 0.75×0.7=0.535なのでバギィと使っても軽減46.5%ですよ -- 2015-05-18 18 40 15 ↑すいません。0.75×0.7=0.525でした。 -- 2015-05-18 18 41 05 バギィ入れるならFは別のキャラがいいと思う 10%程度しか違いないし攻撃倍率伸ばしたほうが有利では -- 2015-05-18 19 23 18 ↑5 LFの軽減考えたら60%であってました。すいませんでした。 -- 2015-05-18 19 27 36 ↑2 アンドロメダか覚醒ラクシュミーになるのかね -- 2015-05-18 19 28 38 ↑サラスでもいいしネプでも面白い -- 2015-05-18 21 08 00 ボルテックスカウンター使ってスキルターン経過させつつの耐久できるからLFピアニース揃うならそれで良いんじゃね? -- 2015-05-18 21 28 55 ・・・でかいっ!( ゚Д゚) -- 2015-05-18 23 26 17 フレンドはネプチューンかラクシュミかな。ピアニースはバギィのサポート用と割りきる。ネプのメンバーはマーキュリやトランクスや初芽局あたり -- 2015-05-19 01 43 12 ↑ バギィ無し56.25%deいや15% -- 2015-05-19 05 41 12 ↑8 間違った、失礼。バギィ無し56.25%で、バギィ在りが39.38%だから17%の開きがある。確かに元々の30%の効果は薄まるけど、決して悪い数字でも無い。難しいね。 -- 2015-05-19 05 48 31 LFコイツよりも、どっちかコイツでバギィの方がよさげか・・・・・・・・・・なるほど(。・ω・。) -- 2015-05-19 05 52 17 バギィが要る理由は水属性相手だろ。100%から70%に軽減出来るのは大きいし、ピアニースなら無限ループも出来る。ネプチューンのエンハンス乗らないのはさほどの欠点にはならない -- 2015-05-19 08 11 56 金で解決できないのでヘタなレアガチャキャラよりも手に入れづらい、アーサーばっかりでつらたん(^-^) -- 2015-05-19 12 04 26 LFピアニースでバギィループすると水が30%軽減、それ以外常時80%軽減だから、緑オーディンを片リーダーにしてるより耐久できる性能に 緑オーディンみたいにHP満タンじゃなくても8割カット出来るのがやばい 緑オーディンが大和ラッシュクリアしてるくらいだからこいつはもっとやばい可能性ががが 耐久で最強のリーダーかもしれん 俺的にはLFで組んだ方が耐久に特化できるから中途半端に別のと組むよりは強いと思う まだ入手してないから使ってみないと分からないけど -- 2015-05-19 12 23 03 ↑oh...計算間違えてたyo... 55%カットだってお -- 2015-05-19 12 25 22 色々考えると結局ヌトでいいじゃんってなる。30%なら強いんだけど…… -- 2015-05-19 13 36 42 ただLFで列4つの差は大きいから、耐久力はヌトの方が上でも瞬間火力はピアニースのほうが高い可能性もある。そうするとどうせなら花火よりも列組みたくなる -- 2015-05-19 16 45 27 ↑3 60%じゃない?LFで約45%カット、バギィで約60%。間違ってたらごめん。 -- 2015-05-19 19 11 19 覚醒メイメイなんかをリダで使うよりかは遥かに強いな。バギィのおかげではあるが。 -- 2015-05-20 12 04 31 ↑攻撃倍率とかHP見るとそうでもない気がするけど 非ガチャ限 -- 2015-05-20 14 24 49 としては破格の性能 途中送信失礼 -- 2015-05-20 14 25 23 ↑4 それであってる 55=100-45だろうな -- 2015-05-20 15 00 38 軽減系の利点は敵の使ってる来る割合ダメージ(主に99%攻撃や100%攻撃等)も軽減できる事・・・これは単純なHP倍増系では解決できない事 -- 2015-05-21 06 43 37 ↑4 LF+バギィのおかげでほぼ常時水以外の属性全てを60%減で攻撃2.5倍だが単色染め出来るから総合的には上だと思うよ。メイメイは条件のせいで思った以上に火力出せないし、軽減もLFで3色約50%だからここまでの性能にはならない。 -- 2015-05-21 13 16 12 友情ガチャだから入手が困難すぎる -- 2015-05-22 23 18 43 でかい -- 2015-05-23 01 01 55 ミニ三国を抜いてくれ・・・金玉孔明はいらんのや・・・ -- 2015-05-23 02 22 43 ジッサイ=つよい -- 2015-05-23 12 25 09 最終日に4回回したら来た。しかしフレがすごく少ないだろうから果たして満足に使えるだろうか? -- 2015-05-24 06 57 16 強いかどうか、使えるかどうかなんて関係ない。欲しいかどうかだけだ。 -- 2015-05-24 10 09 05 ウィングマンもループ出来るなこれ。バギィと入れたら攻撃と耐久が常時30%アップか。 -- 2015-05-24 15 50 22 どうせなら3個ほど水ドロップ生成してくれれば良かったのに。反撃って価値無いから実質的に1ターンスキル溜めるだけのスキルになってるのが勿体無い。 -- 2015-05-24 23 21 03 LFピア Sバギィ ウィングマン この時点で水列6もあるんだな・・・残り二枠入れるとしたら局とカリンかな そうすれば列8だし陣→変換で二色陣になるし -- 2015-05-25 13 54 33 ネプ入れたらそれなりに高い火力になるな。覚醒西洋と違って水以外は耐久できるから僅かに残って属性変更による軽減対象外れの率低いし、相当な発狂ダメージでもなければ立て直せる。 -- 2015-05-26 09 01 05 反撃なんていらないからスキルターン短くしてくれ -- 2015-05-26 11 10 27 LFとバギィで3枠スキル枠が潰れるのがなあ -- 2015-05-26 16 48 53 LFで火属性半減、火に2倍ダメージの水、火を蹂躙するパーティーだな。 -- 2015-05-27 12 59 30 フレンドに覚醒ネプチューンでもイケる。サブにマーキュリーとか詰めて -- 2015-05-27 13 03 24 2体あるけど使い道あるかな? スキル上げかな? -- 2015-05-30 22 57 51 列ガン詰めの方が良くない?アンドロメダ青おでんヘルメスバギイとか -- 2015-05-31 13 39 14 バギィとか入れたらかえって弱くなるだろ、これw たぶん列染めが最強。青おでん2アンドロメダシャロンで水列13&封印100%。ピアニースのスキルは回転を早めるスキブと割り切って、サブに変換詰め込んで列連発した方が良い。青おでん2体のHPあれば44%軽減でも十分耐久できるよ -- 2015-06-01 20 26 23 全然弱くはならないがバギィ使った事ないのか?そんな半端な耐久PT組んでもいけるとこ増えるわけじゃなし。 -- 2015-06-02 14 46 08 星矢コラボのカミュとアフロディーテは確保しとくといいよ。あいつらコスト20未満だからピアニース、バギィ、カミュ、アフロディーテ、シャロンとかのコスト制限D用PT組めるようになる。 -- 2015-06-04 23 16 52 バギィスキルマとこいつスキルマでバギィループできるんだな・・・ありだな -- 2015-06-04 23 43 11 コストがこいつ(20)バギィ(20)シャロン(17)アフロ(18)カミュ(18)かなるほどね 超地獄行けそうな編成で制限やれるのは強みだな -- 2015-06-07 17 49 43 友情産だから+297振るのは構わんが。いくら可愛くてもピイくわすのは躊躇するな -- 2015-06-10 11 08 39 バギィ入れてループするならスミレPTのがいいよw ピアニースPTにはバギィ不要 -- 2015-06-15 09 19 10 バギィは入るだろ。列も持ってるのにあえて外す意味がわからん。 -- 2015-06-15 14 35 12 覚醒イズイズが来たらたぶんLFで相性抜群になりそう -- 2015-06-16 00 00 31 バギィ入れればフレは別のにできるし入れたいよね。けろっぴーっと組んでピアけろとか耐久として優秀そうだ。…うん、ピアけろと言いたかっただけなんだ -- 2015-06-16 09 42 10 珍しいリーダースキルと容姿の面から気に入ってますが無課金編成に難儀。究極イース、ノア(花火と封印)、キティンミミーナ(エンハ)、渋々ジーク(軽変換)…ノア花火の後、回復キツそうだなぁ。しかしマーキュリーにはは譲れない -- 2015-06-18 21 47 05 ↑イースの自動回復があるとはいえ回復低そうなPTだからジークではなくセイレーンかベリドラにしてはいかがか?無課金で入手可能な水っていうとあとは、プレッシィ、ゴーレム、ブリ、リヴァイアサン、ワダツミ、フォークロア、上忍、スターリング、クラーケン、醤油くらいかな?列がどうしても少なくなるのが残念・・・ -- 2015-06-25 21 13 38 褐色好きなんだけど色白ってのもいいもんだな -- 2015-06-29 17 11 05 LFピアニースにしなくてもFラクSバギィでも1F開幕31000に耐えれて火力も耐久力確保できスキルが腐らん。LFピアはフレ見つかんないし思考停止よ -- 2015-07-08 15 46 55 潜在覚醒で自動回復or回復強化で欠点克服できそうやね +あるなら水軽減でも面白そうだが -- 2015-07-10 15 37 22 LFピアSメダヘルメス覚カリバギィで組みたいけどバギィがいない。モンハンコラボまだか。 -- 2015-07-13 10 24 31 ↑3 今はまだ一回だけだから少ないけど今後も定期的にこのガチャやるだろうしそのうち所有者増えるだろ -- 2015-07-13 18 34 09 潜在水属性軽減で初の全属性軽減に! -- 2015-07-16 21 44 33 ssnosnが泣いてるぞ -- 2015-07-18 21 29 51 ピアニースのサブにインディゴ複数体で、列もある程度持たせつつ封印耐性も100%に!インディゴ一応5ターン変換でステータスもそこそこなんで期待だなぁ。 -- 2015-07-24 22 02 50 分岐ヘルメスに2個目の封印が付けばLFピアネプSメダヘル白雪バギィで組む。ピアに水軽減5で火木53%水63%光闇27%まで減らせる。エンハ対象が少ないけどないよりマシだろう。 -- 2015-08-06 01 08 37 水着アルビダなんかも意外と相性いいかもしれない唯一軽減できない水属性をアルビダだけでかなり減らせるし。 -- 2015-08-12 10 11 03 白雪姫に封印付いてくれれば封印100にしやすいんだがな。 -- 2015-08-24 08 16 26 こいつシャリテとの相性よくね? -- 2015-08-29 00 00 25 アイルーコラボ来たぞ、バギィ猫持ってないヤツは絶対に手に入れとけ、銀卵なのに金以上のぶっ壊れ -- 2015-09-06 15 25 56 バギィは確保できたけど、肝心のフレンドがいない。ガンコラ終わったら少しはピアニース増えると思ってたのに -- 2015-09-08 12 16 09 ピア出してるうちに切られるかもしれないからな、フレンド欄とかの仕様変更してくれれば増えるかも。 -- 2015-09-08 17 19 14 多属性軽減パはガチャ限揃えているなら覚醒スサノオで393が出来るしな。こいつを育てるメリットがほとんどないからフレも出してこない。 -- 2015-10-09 08 07 03 F覚醒イズイズで実質1.3/8.125/3.3、LFだけで列4封印3つのパーティに。HPに対して回復の倍率が過剰ぎみか?パーティに華は出そう。 -- 2015-12-05 11 10 20 この子……でかいな…… -- 2016-01-09 12 42 39 今日ガチャで出て初めて存在を知ったけどデザインすげえ好みだわ、でかいし。 -- 2016-04-27 08 08 21 スキルの効果をもう少しなんか有用なのに変えて欲しい…ヘイスト7ターンは嬉しいがせめてドロ強とか1.5倍エンハぐらいは付けて欲しい… -- 2016-05-27 11 00 08 うずしおキング -- 2016-09-13 15 08 35 桜サクヤが欲しいのにダイヤ卵からこの子ばかり出る。2体目スキルマを作る必要性はないから残念。 -- 2017-02-18 07 45 25 今回のガチャで何体も出た。何に使えばいいの?? -- 2017-02-27 23 12 20 限凸の上昇幅もデカいし超覚醒に対応すればワンチャン -- 2017-12-22 10 27 07
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「どうだった?」 演奏を終えた私は目の前の男に尋ねる 「全体的には良かったと思うよ。 ただサビの部分はもう少し勢いをつけてもいいかな?」 ふんわりと微笑みながら答えてくれる彼、名前は○○。 こんな暗い私にも優しくしてくれる好青年。 ちなみに能力を使っていないので鬱になったりはしない。 新しい曲を作っては、まず彼に聞いてもらって意見を貰うのが最近の私のやり方 だってその方がいい曲が作れる気がするし… 「でも本当にルナサはヴァイオリンが上手だね」 「…ありがとう」 そういう理由があれば彼に頻繁に会えるから… 「今度のライブも絶対見に行くよ」 「うん、期待しててね…」 「はは~ん、姉さんはその○○って人にお熱なのね~」 「ちっ違う、そんなんじゃ…」 「あれ? 違うの?」 翌日、なんとなく妹達に彼の事を話してみたら凄い勢いでからかわれた やっぱり話さない方が良かったかな… 「違わない…けど…」 「やっぱり惚れてるのね~」 「なっ」 「おっ、ルナ姉が赤くなった」 何故か幸せそうな顔をしているメルラン、いやらしいと言えそうなくらいニヤニヤしているリリカ そんな妹達とは対照的にうずくまって…、おそらく真っ赤になっているであろう顔を隠している私 うぅ…、顔が凄く熱い… 「でも○○って人は人里では結構人気があるらしいよ? 早くしないと他の誰かに取られたりして」 「えっ?」 思わず立ちあがる、顔の熱は一気に引いてしまった 椅子が倒れてしまったがそんな事気にする余裕はない 「それ…本当!?」 「本当だって、ルナ姉もあんまり引っ込み思案だと後悔するよ?」 「…ちょっと行ってくる」 我ながら冷静さを欠いているわね 頭の片隅でぼんやりそんな事を考えながらも、私は家を飛び出して人里に向かって飛び立った 「人気があるって言っても近所の寺子屋の子供たちにだけどね」 「からかいすぎよ~、リリカ~」 「ルナ姉がよく確認しないのが悪いのよ」 「はぁ…、姉さん普段はしっかりしてるのに変なところで抜けてるからね~」 「それだけ○○って人に夢中なんでしょ」 「上手く行くといいんだけど~」 (まぁ、なんだかんだで姉さんは美人だから上手く行くかしら?) 「はぁ…はぁ…、そういえば○○はこの時間帯何処に居るんだろう?」 勢いで飛び出してきたはいいけど、彼と会うのはいつも夜だから昼間は何処に居るのか分からない… とりあえず彼の家に行ってはみたけど案の定留守だった そもそも彼に会ったら何を言えばいいのかな… 「…とりあえずフラフラしよう」 人里をフラフラしてたらどこかで会えるかもしれないわね とりあえず商店街の方へ行ってみましょう 「あっ…いた!」 そろそろ商店街の端に着こうかという頃、彼を見つけた 今日はお仕事お休みだったのかな? ついてるわね… 「お~ぃ…?」 彼に声を掛けようとしたとき、私は何かに気づいた 「あれは…、山の上の巫女…?」 半年くらい前にやって来たらしい、山の上の巫女と彼がアレコレ商品を取りながら楽しそうに話している なんだか声を掛けづらい… それにしても… 「楽しそう…」 あんなに楽しそうな彼の顔を初めて見た… いつも私に見せる笑顔とは違う…、何であの女にはそんな笑顔を見せるの…? 『これなんて似合うんじゃない?』 『あっ! カワイイですね~、これ』 遠くから二人の楽しそうな会話が聞こえる…? どうして? その人がこっちに来て半年くらいってことは付き合いもその程度なんでしょう? 私なんて3年も彼と…、○○と付き合っているのに 「…付き合って …いる?」 もう一度二人に目をやってみる… 傍から見れば二人は仲睦まじい恋人に見える 『そろそろお腹空いてきましたね~』 『じゃあお昼にしようか。 この間ご馳走してもらったから今日は僕が奢るよ』 『えへへ、お言葉に甘えちゃいますね』 「~!」 思わず後を付けてしまった… 二人が入ったのは最近あたらしく出来たらしいうどん屋さん そういえばリリカが行きたがっていたわね… 中の様子を探ってみると、二人は私が覗いていた窓のすぐ近くに座っていた 「…!」 慌てて身を屈める…。 私何をしているんだろう… なんだか惨めな気持ちになってしまう… 『諏訪子様ったらヒドイんですよ~』 『あはは、でもいきなり頭突きされるよりはいいんじゃない?』 楽しそうな会話が聞こえてくる… 気圧が…下がる… どれくらい時間が経っただろうか… 相変わらず二人は食事をしながら楽しそうにしている… そろそろ帰ろうか…そう思った時のこと 『それにしても僕にこんな可愛い彼女ができるなんて未だに信じられないな』 『もうっ、褒めても何も出ませんよ? それに私の方から告白したのに○○さんがそういうセリフ言うのもどうかと思います』 『あの時はビックリしたな~、憧れのあの娘からまさかの告白!? なんてね』 目の前が真っ暗になった 彼女? 告白? それじゃあ二人はやっぱり恋人同士…? ~でも○○って人は人里では結構人気があるらしいよ? 早くしないと他の誰かに取られたりして~ リリカの言葉が頭に浮かぶ… あはは… ホントだね… 取られちゃったみたい… もう一度中に目をやる 相変わらず楽しそうに話している二人 私は彼の隣りには居られないのね…、あの人がいる限りは… あの人がいる限りは…? じゃああの人がいなくなれば…? 一瞬恐ろしい考えが脳裏をよぎってしまい、それを振り払うようにあたまをブンブンと振る でもその考えは消えてくれなくて… ダメだって理性で抑えようとするほど黒い感情は大きくなって… 「ちょっとリリカ~? どういうことよ~?」 「可笑しいわね、私の情報網によると○○って人はまだフリーのハズなんだけど…」 「…情報網ってもしかしてあの天狗?」 「いえ…、永遠亭の兎です」 「はぁ~。 詐欺兎のことなんて信じちゃだめよ~」 「…ごめんなさい」 「とにかく…姉さんを見失っちゃったし、探すしかないわね~」 (もう…、嫌な予感がするわ…) 気がついたら私は人里の外れに来ていた… 人里の外れの…そう、人里と妖怪の山とのちょうど中間辺りに… ここにいればきっとあの人が…あの女が来るはず… そろそろ陽が落ちようと言うころだろうか、私はヴァイオリンを弾いていた… 遠に響くように態と大きな音で… 「あなたですか? ヴァイオリンを弾いていたのは?」 釣れた…。 私は思わず口角がつり上がるのを感じるが慌てて抑える 「ええ…あなたは確か…守矢神社の…」 「早苗です、もしかしてお邪魔でしたか?」 偶然を装って、自然な流れになるように会話を続ける あたかも私が練習していたところに偶然出くわしたかのように… 「いいえ…、演奏は誰かにいいてもらわないと意味が無いもの…。 せっかくだから一曲聴いて下さる?」 「えっ? あっ、じゃあお願いします」 しまった…すこし性急だったかな… でも音楽を聴かせる事は上手くいったわね… 「それじゃあ…行くわね」 傍にあった適当な丸太に座らせる… できれば逃げづらい体勢の方がいいから好都合ね… 準備が整ったところで私は演奏を始める… もちろん唯の演奏じゃない…、これは彼女へのお礼… あんな素敵な人を譲ってもらうんだもの…これくらいはしなくちゃね… 「…♪」 あの女は私の演奏に聴き入っているらしい… 馬鹿な女だ… 「…?」 表情が変わって来た… 異変に気付いたのかな… 「…!」 慌てて逃げようとしているけどもう遅い… そもそも音が聞こえない範囲にそんなに早く移動できるものでもないのにね… …っと! 「はぁ…はぁ…、何を…?」 まさか弾幕を放ってくるとは… やっぱり巫女は普通じゃないのかしら…? 能力を全開にしているから普通の人間ならとうに鬱状態になっていてもおかしくないのに… 「…演奏よ?」 構わず私は演奏を再開する… もちろん能力は全開で… 「うぅ…」 そろそろ動く気力もなくなって来たようだ… でもせっかくだからこの曲を最後まで聴かせてあげようかしら… 「ありがとうございました」 これは演奏を聴いてくれた事と…彼を譲ってくれることへのお礼よ… 「さてと…」 アイツを背負って飛び立った… 目指すは守矢神社… このまま死なれたら面倒だからね… 後は少し時間が立つのを待って… 「あの後結局何があったのかしら~?」 「分かんないけど…ルナ姉が黒い笑みを浮かべてたり…とにかく普通じゃ無かったね」 「守矢神社の巫女さんが酷い鬱状態になってるって聞いたけど…」 「…ルナ姉だよね、やっぱり」 「あの女には絶対私の能力を使わないようにって釘を刺されたのよね~。 あんなに怖い姉さん初めて見たわ」 (あの巫女さんには悪いけど逆らわない方が身のためかしらね~) …あれから数日経った そろそろいい頃合いだと思ったから作戦を次の段階に進める… 『早苗さん…どうしてこんなことに…』 アイツのお見舞いに来ている彼… そんな奴の為に泣かなくてもいいのよ…? 『色々手は尽くしているけど…やっぱり外的要因によるものだと原因をどうにかしないと意味がないわね…』 『…そうですか』 そりゃあそうでしょうね… 何せあれだけ私の鬱の音を聞いたんだもの… いくら永遠亭の薬師でも治せるハズはないわ… 『それでは…また』 『ええ…、あなたも気をしっかりね…』 彼が帰るようだ…先回りしないと… 「こんにちは、○○」 「ルナサ? どうしてこんなところに」 こんなところ…竹林と人里の間辺りかしら 「あなたに逢いたくて…」 「あっ…、ゴメン…。 ライブ見に行くって言ったのに…」 「気にしないで…。 聞いたわ、彼女のこと…」 「あっ…うん…。」 なんて言ったらいいのか困ってるわね… まぁ…仕方ないでしょうけど さて、そろそろ作戦の仕上げと行きましょうか 「ねぇ○○?」 「なっ、何?」 「あんな女の事なんか忘れて、私をあなたの彼女にしてくれない?」 「なっ!?」 凄く驚いた表情を浮かべる彼…。 いいわね…、これからもっと彼の色々な表情を見れると思うとうれしくてたまらない… 「あの女もきっと治ることはないわ。 それなら新しい恋に生きればいいじゃない」 「そんなこと…」 「うふふ…、そうだ○○。 一曲聞いてくれない?」 「何をこんな時に!?」 今度は怒った表情を見せてくれた彼 貴方は他にどんな表情を見せてくれるのかしら…? 自分でも分かるくらい黒い笑みを浮かべながら私はヴァイオリンを取りだし演奏を始める 傍から見れば何をしたいのか分からない私の行動を見ながら彼は困惑している 「…ハッ!? ルナサまさか?」 演奏を始めて少し…彼は何かに気づいたらしい それと同時に人里の方へ向って飛び立った… 演奏しながらだから早くは飛べないけど、○○だって幻想郷の普通の人 元々そんなに早く飛べる訳でもないわ それに私の鬱の音を聞き続けているから… ほらフラフラして来て… 落ちるように着地した… 「うふふ…大丈夫? ○○」 「もしかして…早苗さん…も…?」 体を動かす気力は無くてもまだ言葉を発する気力はあるようね… 「うふふ…そうよ。 私がやったの」 「なん…で…」 「さぁ…、なんでかしら?」 この期に及んでまだアイツの事を考えてるようね… でも大丈夫。 考える気力もなくなるくらい鬱の音を聞かせてあげるわ どうやら気絶しているようね… 私はそのまま彼を抱き上げて家に帰ることにする… 全て上手く行った…これで彼は私のものね… 「まさかこんな事になるなんてね~」 「うぅ…私の馬鹿…」 「済んだ事を気にしちゃダメよ~リリカ~」 「でも…」 「ああなった以上、手をつけられないし。 下手な事したら姉さんが消滅しちゃうわ~。 騒霊は意外とすぐ消えちゃうものだって閻魔様に言われたでしょう?」 「うん…だけど…」 「ほらリリカ~? それより今度のライブよ~? 姉さんがいない以上は私達二人でやるしかないのよ~?」 「うん…そうだね」 あの後私は冥界から… いや、私の家から出ることは無くなった… 下手な事したら博麗の巫女辺りに感付かれるかもしれないから… 彼は…○○はずっと私の隣に居る… あの後本当に何もしなくなってしまったので、メルランに頼んで適度に鬱の気を抜いてもらった そうしないと餓死してしまうし… 自分から動くことは無いけど、こちらから働きかければ動いてくれるように… それ以上は○○がここから逃げ出してしまう可能性もあったので止めておいた… ○○は以前のように接することすらできなくなってしまったけどそれでもいい… だって○○の隣に居るのはいつも私だから… ○○が行方不明になってから数週間 早苗は回復することも無く今も永遠亭に入院している メルランとリリカは以前にもましてライブを開くようになった、音楽に夢中になれば余計な事を考えなくても済むからだ。 無論そこにルナサの姿は無く、それを事を不審に思った人に何事かと聞かれると「親しい友人を亡くしてショックだったようです」 と何かを諦めたような表情で話した。 ○○の件を調べていた博麗の巫女も不審に思い、メルランとリリカを問い詰めたようだが その時も「姉さんも○○さんの事が好きだったから相当ショックだったみたい」といって誤魔化し続けた。 博麗の巫女もこれ以上は聞いても無駄だと思ったのか渋々と言った感じに引き下がって行った。 しばらくするとルナサの姿が無いことに違和感を覚える人もいなくなった。 ~後書き~ 久々にSSを書くに当たって妖々夢や花映塚をプレイしてルナサの口調を確認しようとしたのですが 微妙に口調が変わっているので、結局どういう口調にすればいいのか分からなかった… 作中でも微妙に口調が統一されて無いのはそんな理由からです。 と言い訳みたいなこと言っておきます。 最後まで読んでくださってありがとうございました。
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ポケモン板 やや小動物系の、常に着ぐるみな男の子(年齢不詳) 出会って最初の頃は素っ気ないが、懐いてくると常に一緒にいたがるようになる 育成要素もあり、ヒロインが勉強を教えるとインテリに、スポーツを教えるとスポーツマンに、など 性格や言動はプレイヤーとの接し方次第で決まり、プレイヤーの数だけその性格がある 引きこもりにするもエリートマンにするもあなた次第 迎えるエンディングもその性格や育成した能力値で決まってくる また、育ちやすい能力はそのキャラごとに決まっていて、どんなキャラに出会えるかは運次第 まさに、自分だけの恋人を育成できる ポケモン板で色々考えてみたけど、携帯ゲーム3兄弟とは浅からぬ因縁がありそうだ。 友人とかライバルとかじゃなく、もっと深い何か。 携帯ソフト板とRPG板とは特に色々ありそうだ。 あと、Wi-Fi板とも縁はありそう。 Wi-fi板は携帯ゲーム3兄弟が通う学校の先生で、携帯ゲーム3兄弟を通じてポケモン板とWi-fi板と知り合うことになるとか。 何の因果か女向けゲー板の家に住むことになって、それで女向けゲーが面倒見ることになったって感じかな。 ポケモン板の成長した姿は大きくわけて8つ。 これは、イーブイの進化数と進化させなかった場合の数。 成長させたパラメータに応じて容姿が変化する。 Wi-Fi板は、ポケモン板がこの世界に来た理由を知っている。 携帯ゲームレトロ板も関わりあり。 モデル:エーフィ 頭脳が良くて、かつ女向けゲー板に良く懐いていると超常現象に深く興味を示すように。 女向けゲー板を守りたいという気持ちが強く、不思議な力を使えるようになる。 モデル:グレイシア 頭脳が特に秀でている場合、エリートの道を歩むことになる。ただし冷たい場所を好むという変わり者。 やや冷たく人を突き放した言動を良く取るが、女向けゲー板には深く信頼を寄せている。 モデル:ブラッキー 夜に遊ぶことが多いと、不良になってしまう。そのためよく喧嘩をしては女向けゲーをやきもきさせる。 決して力が強くはないが、打たれ強くかつ相手の体力を削る戦法を得意とする。 モデル:シャワーズ 体力に秀でていると、シンクロナイズドスイミングの道を目指す。 早く泳げるわけではないけど泳ぐのが何より好きで、女向けゲーと共に華麗な演技を見せる 。 モデル:ブースター 力が優れていると、格闘家を目指す。まるで炎のように力強い攻撃で、相手を打ち倒す。 ただし打たれ弱く、大きな攻撃を食らうとやばい。 モデル:サンダース 頭脳がそこそこ高く、器用だとプログラマーになる。 素早く正確にプログラミングを組むことが得意で、どんなシステムもお手の物。 モデル:イーブイ そのどれにも当てはまらない、中途半端に育てると容姿が大きく変化することはない上、引きこもりになる。 自分が何になりたいのかが分からず、どの道を歩めばいいのかと模索し続けている。 ただ一つはっきりしているのは、女向けゲーを好きだということだけ。 モデル:リーフィア 粘り強い性格に育てると植物が好きになる。 彼が面倒を見ると植物がいつも以上にすくすくとよく育ち、まるで植物と心を通わせているかのようだ。 ポケダンは人間がポケモンになるという話だったけど、ポケモン板はポケモンが人間になったもの。 嵐の翌日、携帯ゲーム兄弟とともに海岸に行くと、そこで行き倒れているポケモン板を見つける。 介抱してみると、自分のことをなにも覚えていないと言い出したため、女向けゲーが引き取ることに。 記憶を失って不安な状況から、ポケモン板は女向けゲーに深い信頼を寄せるようになる。 色々あったけど、最後はポケモン板は結局ポケモンの世界に帰ることになる。 光に包まれ消えて行くポケモン板を見て、何か言いたいことがあったはずと思うのに、思い出せない女向けゲー。 女向け「待って!私、言いたいことが……!」 しかし思い出したまさにその瞬間、無情にもポケモン板は消えてしまう。 最後の瞬間、元の姿に戻ったポケモン板の姿が、目に焼き付いていた。 それから数カ月。 女向けゲーはポケモン板のことを忘れられない日々を過ごしていた。 そんな時、ふと思いついてポケモン板と出会った海岸に向かった女向けゲー。 海を眺めていたら、なにやら足音が。 なんとなく予感がして振り返ってみると、そこにはポケモン板が。 駆け寄って抱きつく女向けゲー。それを、ポケモン板は嬉しそうに受け止めるのだった。 女向け「おかえりなさい!」 ポケモン「ただいま!」 夜寝る時は、どうやって入っているんだと思うくらいに小さなかごの中に丸くなって眠る。 狭いところが好きらしく、休む時はそういう場所だと落ち着くようだ。 育成するパラメーターは「体力」「力」「根性」「器用さ」「頭脳」「我慢強さ」 ポケモン板には、好感度の他に「懐き度」が設定されていて、その懐き度によって反応が変わってくる。 好感度が一定に達するまでに進化の条件を整えていると「進化」する。 進化前は、小6くらいの容姿だったのに進化すると一気に成長してヒロインと同じくらいの年頃になる。 髪の色も、変化する。 ブースタータイプ 赤 シャワーズタイプ 青 サンダースタイプ 金 エーフィタイプ 薄桃 ブラッキータイプ 黒 リーフィアタイプ 緑 グレイシアタイプ 銀 進化すると、ポケモン板の謎にまつわるストーリーが始まることになる。 また、ギャルゲー板の好感度が高いと勝手にライバル認定しているらしく、よく張り合っている。 進化するとそれが顕著になる。 ギャルゲ「お前なんだよ!女向けゲーと一緒の部屋で寝てるって!」 ポケモン「だって、僕女向けゲーと一緒にいたい!」 ギャルゲ「い……一緒にいたいだって?冗談じゃ……!」 女向け「ギャルゲ板君!ポケモン板をいじめないで!」 ギャルゲ「いじめてねーよ!ただ……」 女向け「ただ……?」 ギャルゲ「何でもねーよ!お前は俺より、そいつの方が良いんだな!」 女向け「あ!まってギャルゲ板君!」 ポケモン「(咄嗟に女向けゲーの服の裾をつかみながら)行かないで!」 女向け「ポケモン板……」 ポケモン「一人にしないで……」 女向け「(優しく微笑みながら)大丈夫よ、ちょっと話をしてくるだけだから」 ポケモン「……どこにも行かない?」 女向け「勿論!」 ポケモン「分かった……(服を離す)」 -ギャルゲ板の部屋にて- 女向け「ギャルゲ板君」 ギャルゲ「女向けゲー……」 女向け「ポケモン板はね、自分が誰かも分からない状態で倒れていて、それを私が拾ったの。 だから私に懐いているのよ。だからもう少し……優しくしてあげて」 ギャルゲ「……分かったよ(渋々といった感じで頷く)」 女向け「そう?よかった!(嬉しそうな顔で)」 ギャルゲ「……お前、あいつ拾ってから、雰囲気変わった?なんか……大人っぽくなった気がする」 女向け「そうかな……それなら、きっとポケモン板の面倒見ていたからかな。 (急に照れたように笑って)……それじゃあね、また明日、学校でね!」 ギャルゲ「……あ、ああ」 女向けゲーの去った背中を眺めながら、一人黄昏れるギャルゲー。 その時、女向けゲーの部屋の窓ががらっと開いて、ポケモン板が顔をのぞかせる。 ギャルゲ「……何だよ」 ポケモン「……僕にとって、女向けゲーは大切なパートナーなんだ。 だから……ギャルゲ板、あなたは僕のライバルだ!」 そう宣言すると、ポケモン板は再び窓をがらっと閉めてしまった。 一瞬呆気にとられたものの、すぐに気を取り直してその閉じた硝子窓に向かって闘志をみなぎらせるギャルゲー板。 ギャルゲ「面白いじゃねえか……俺だって、絶対に負けねえ!」 そう硝子窓に向かって指さすギャルゲー板。 勿論、そんなことには気づきもしない女向けゲーなのであった。 基本的に一人称は僕だけど、進化した姿に応じて口調や一人称が変わるのも萌えだよね。 グレイシアやエーフィなら私とか、ブラッキーやブースターなら俺とか。 一気に成長したポケモン板に戸惑う女向けゲー。 だけどその戸惑いがやがてときめきにとか…… ポケモン板登場イベント 一定期間のうちにDSを手に入れていると発生する -ある日、Wi-fi板の家にて- Wi-fi板「……すごい嵐だなー」(登場していないと???で表される) そう呟きながら、いつものようにDSの電源を入れるWi-fi板。 Wi-fiに接続して、ともだちきゅうじょをしようとふしぎなメールを取得したところで、 一通のメールが目に入った。 Wi-fi板「なんだこれ?……”たすけてください!”?」 ふしぎなメールはこれだけしか届いておらず、奇妙に思いながらもそのメールを取得して、 開いてみるWi-fi板。 Wi-fi板「えーと……”たすけてください!どうかこのこだけでも……!”……?」 変だと思いながらも、その依頼を受けることにしたWi-fi板。 その時、部屋が真っ白な光に包まれた。 Wi-fi板「うわあっ!」 まぶしさに思わず目を閉じてしまうWi-fi板。 その時、その部屋から一筋の光がものすごい勢いで飛び出していった。 -そのころ、女向けゲーの部屋にて- 女向け「……すごい嵐」 そういいながら、窓際に立つ女向けゲー。 すると、一筋の光がまるで流れ星のように海岸に向かって走っていくのを見た。 女向け「お……オペレーションメテオ?(違」 ずれたことを呟きながらも、その光が気になって仕方がない女向けゲー。 翌日、海岸に向かうと選べばポケモン板が出現する。 そうでない時はWi-fi板が拾うが、そうなってしまうと攻略は出来ない。 ポケモン板登場イベント続き 流れ星のような、それよりももっと強い光が海岸に向かって流れた日の翌日、 幸いなことに日曜だったので確かめに行ってみようかと悩むヒロイン。 その時、近所の携帯ゲーム3兄弟がヒロインを訪ねてやってくる。 携帯ゲームソフト板(以下ソフト板)「お姉さん!ねえねえ見た、昨日の夜のやつ!」 女向け「もしかして……あの、流れ星みたいな?」 携帯ゲーム攻略板(以下攻略板)「うん、あれ見て、僕たちすごいドキドキしたんだ。 だから一緒に……探しに行こうよ」 携帯ゲームRPG(以下RPG板)「ねえお姉さん、一緒に行ってくれる?」 女向け「えっと……どうしようかな」 ソフト板「一緒に行こうよ!あの光、海岸の方に向かっていったみたいだし!」 攻略板「海岸?僕はてっきり、公園に落ちたのかと思ったけど」 RPG板「僕は……あのね、神社に落ちたんじゃないかって思うんだけど」 ソフト板「うーん……ねえ、お姉さんはどこに落ちたって思う?」 女向け「そうねえ……」 ニア海岸だと思う→ポケモン板が出現する 神社だと思う→戦国武将板が出現する 公園だと思う→その日暮らし板が出現する 気にならないから、家で乙女ゲーをする→何も起こらないが、影でイベント企画板がずっこける 海岸だと思うを選択 ヒロインの自宅から徒歩十分ぐらいでいける海岸へ、携帯ゲーム3兄弟と共に向かうことに。 ~海岸にて~ ソフト板「うん……と……」 女向け「どうしたの、ソフト板君……攻略板君と、RPG板君も」 攻略板「なんか……変……胸が……苦しい」 女向け「だ……大丈夫?」 RPG板「ん……あのね……なんか、さっきから誰かに呼ばれてる気がするんだ」 女向け「……誰か」 ソフト板「うん……あっちの方から……誰かが呼んでる」 そういいながら、ソフト板が指さした方向に目を向ける女向けゲー一般。 するとその先で、誰か行き倒れているらしきヒトカゲを目にした。 女向け「……大変!」 慌ててそのヒトカゲに駆け寄る女向けゲー一般。 後の3兄弟も、一緒になって駆け寄っていく。 女向け「着ぐるみを着た……男の子?」 倒れている男の子を見て、3兄弟も納得がいったように頷いた。 攻略板「うん、僕たちを呼んでいたのは、この子だね」 RPG板「聞こえる……今も、僕たちを呼んでる」 女向け「そうなの?でもとにかく、この子を起こさないと!」 男の子を何度か揺さぶると、やがてその子が薄く目を開いた。 男の子「ん……ここは……どこ?」 女向け「ここは2ちゃんねるよ。ねえ、あなたはどこから来たの?名前は?」 男の子「2チャンネル……?僕は……どこから来たんだろう」 ふらふらしながら頭を抑える男の子。 それを揃って心配そうに眺める4人。 女向け「……自分のこと、分からないの?」 男の子「……一つだけ……分かるのは……僕の名前……ポケモン、板……」 それだけ言うと、男の子――ポケモン板はもう一度気を失ってしまった。 その様子を見て、不安そうな顔を見合わせる4人。 女向け「この子……どうしようかしら」 ソフト板「一度、お姉さんの家に連れて行こう」 攻略板「うん、それが良いと思う……呼び声ももう、聞こえなくなったし」 RPG板「この子……どうして僕たちのこと呼んだのかな」 ソフト板「何でだろう……でも、僕たちはこの子を知っている。そんな気がする」 女向け「……みんな」 その後、ひと騒動はあるもののポケモン板は女向けゲー一般の家に居候することに。 拾ったせいで刷り込まれたのか女向けゲーにしか懐かないので、女向けゲーが ポケモン板の面倒を全て見ることになる。 そしてこの日から、ポケモン板の育成が始まるのだった。 ポケモン板バレンタインイベ。 誰か(誰でもいい)に『バレンタインは好きな人にチョコをあげる日』って教わったんで 苦戦しながらもきのみをチョコでコーティングして女向一般にくれる。 大人お姉ちゃんに教わって。 2月13日 「あれ? ポケモン板、なにしてるの?」 「えっ! あ、お、女向ゲー!!」 「ああ、この子ね~。実はあんたに……」 「わーーーーーー!!!!!!!」 「え?」 「おねーちゃん!言っちゃダメだって言ったでしょー!!(ぷくぅ)」 「あー、ごめんごめん。おねーちゃんが悪かったわねー。 ……と言うわけだから、あんたしばらく立ち入り禁止ね」 「えっ……?」 当日 「あのね、僕ね、女向ゲーのために、チョコ作ったの。 好きな人にチョコを渡す日って聞いたから…… 女向ゲーのこと、大好きだから」 みたいな感じ。
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「マスター、そういえば言い忘れてました」 「あ? どした?」 愛用のエプロンを付けて鼻歌交じりに食器を洗っていたシャワーズが キッチンからひょこっと顔を出して言った。 「私の妹が今度、こっちに来るらしいです」 「……は?」 俺は片付けが落ち着いたシャワーズを座らせて話を聞く事にした。 ちなみにイワークはさきほど探してみたところ、俺のベッドですやすやと丸くなって 気持ちよさそうに寝ていた。 「妹ってのはどういうことだ? いつ来るんだ?」 「そういえば言ってませんでしたね」 いつものように柔らかな笑顔を見せるシャワーズだったが、はっきり言って俺は困惑していた。 今度の話は初耳どころの騒ぎじゃない。寝耳に水だったからだ。 「何よりもまず妹が居たかという話から聞いてなかったんだが」 俺はシャワーズが用意したコーヒーを口に流し込みながら尋ねた。 「ソイツ……お前の妹もじいさんの所に居るのか?」 じいさん、つまり俺の祖父は萌えもんの研究を生業としている。 だが稀にじいさんは気に入った子を俺にあてがおうとするのだ。 このシャワーズと、今俺のベッドを我が物顔で占領しているイワークも そうした故があって俺と共に暮らしているのだ。 「そのようですね。数日前、博士から連絡がありまして、『新しい子を送るから宜しく』、と」 「はあ……。 全く、本当に毎回好き勝手やらかすな、じいさんは……」 俺はこめかみの辺りを抑えた。 技術と気概に溢れ人望も厚い祖父だけに、たまにやらかす茶目っ気も 研究所で共に働く周囲の人々は「しょうがないなあ」と言って許してしまうのだ。 実際に同僚を何人か、じいさんがうちに連れてきた時に聞いた話だから間違いない。 「それで……」 おずおずとシャワーズが尋ねてくる。 「マスターはどうされるのでしょうか」 心配そうな表情を浮かべるシャワーズに、俺は少しばかり違和感を感じながら、 「どうするったってなあ。まあ一回会ってみてからかな」 コーヒーを飲み干しつつ俺はそう答えていた。 数日後。 シャワーズから話を聞いたその日の内に俺は改めて祖父に、今回の件について 確認した。 新しい子を寄越す日取りを調整して、ついに今日こそ、その子と会う約束の日だ。 俺とじいさんは二人、待ち合わせしていた駅前の噴水広場にて顔を突き合わせていた。 ちなみにシャワーズとイワークは自宅にて歓迎会の準備をしている。 俺は二人には「必ず連れて帰る」とは言ってなかったんだが。 俺の方はともかく、相手が俺のことを気に入らなくて 「今回の件は無かった事に……」なんて 言われるかもしれないことを考えていないのだろうか。 「それで、じいさん」 「ん、なんじゃい」 今ここに居るのは俺とじいさんのふたりだけだった。 「その『新しい子』ってのは何処に居るんだ?」 「ああ、それな」 かんらかんらと笑うじいさん。 「逃げられたわい、あっはっはっは!!」 爆笑するじいさんの言葉に、俺は壮絶にずっこけた。 「は、はあ!!??」 「いやあ、ワシ相手にすら人見知りする子でのう。唯一自分の姉にだけは 懐いていた子じゃったんじゃが、どうやらあの子の中ではお前さん、『大事な姉ちゃんを 連れて行った悪い人』みたいなイメージで見られてたみたいでのう」 「ちょい待て、そもそもシャワーズすらじいさんが連れて来たんだろうが……」 「情報操作の不具合、というやつじゃな。失敗失敗、あっはっは!」 けたけたと笑うじいさん、いやじじい。頚動脈をぎゅってしてやろうか。 「というわけで、じゃな」 「あん?」 ぽい、と平べったくて丸いものを手渡される。なんだこれ、ドラゴ●レーダー? 「見た通りのレーダーじゃよ。くっつけておいた発信機があの子の今居る場所を知らせてくれる ように出来ておる。 それを追っかけていけ」 「いやです、じじい」 「な、なんじゃと!?」 驚きを隠せない様子のじじい。俺が「よし分かった!」とか言うと思っていたのだろうか。 ―――はああ……とてつもなく頭が痛い……。っつうか、一体どういうことか なんとなく分かってきたぞこれは……――― じじいは昔からイベンター気質な所がある。きっとじじいは最初からわざとその新しい子を 逃がすように仕向け、それを俺に助け出させて一気に仲良くさせようという魂胆なのだ。 ちなみにぶっちゃけコレ、イワークの時と全く同じ方法である。 「前と一緒じゃん」 「ち、違うわい! 今回はレーダーがあるし!」 確かに前回はGPS機能搭載の携帯電話だった気がするが。 全く……前と比べて悪趣味な方向にだけ進化してんじゃねえか……。 「はあ……ったく。 しゃあねえな」 「お?」 俺は少々―――いや、かなり―――渋々だったが。 「これでもシャワーズやイワークに会わせてくれたのだけは少しだけ じじいには感謝してんだ、気は乗らねえけど行ってやるよ」 「おお、さすがはワシの孫! ノリとか空気っつうもんが分かっとるのう!」 「そういうテメエこそ年相応のノリを知っとけっつの……」 そう行って、俺は軽くストレッチをして、そしてレーダーを握り締めて駆け出した。 「ああ、そうそう、言い忘れておったわい!」 「あ”!?」 俺は走りながら耳を向けた。 「ちゃんとお前らの様子は街頭カメラをジャックして完全録画しとるからしっかり頑張れよ~!」 「だからそういう事に最先端技術を使うんじゃねえ!!」 それから小一時間、俺は街中を走り回る事となった。 雑踏、ビルとビルの間の細い小道、住宅街、公園、etc……。 自宅の前を通った時は軽く諦めかけたが、なんとかモチベーションを維持して走り抜けた。 そして今。小高い丘の上、並び立つ木々のひとつに赤い髪の少女が座り込んでいた。 レーダーが独特の電子音を発している。何度か照らし合わせてみたが、どうやら彼女がそうで あるようだ。 「はあ……っはあー……。 やっと見つけた……」 俺は荒く息をつきながら、一人ごちる。さすがに乱れた息のまま話しかけた所で怪しまれるだけ だろう、一度自分を落ち着ける。 「ふう……。っよし!」 俺は 以前(イワークの時)に活躍した『秘密兵器』をポケットに入れて隠しながら 足の底に力を入れるようにして立ち上がり、ゆっくりと歩き始めた。 「よっ」 びくっ、と、少女の体が震える。 「こんな所で何やってんだ」 少女は何も答えない。俺が見下ろす形になっていて、相手はうつむいたままだ。 「横、座っていいか?」 出来るだけ優しく聞いたつもりだったが、少女はぷるぷると首を横に振った。 「そうか、駄目か。 じゃあ立たせてもらうか」 俺は彼女の返事を待たずにそう言って横に並び、そのまま木に持たれかかった。 「お前、名前は何ていうんだ?」 数秒、間を空けて。 「……ブースター」 容姿と同様、幼い雰囲気が漂う声色でそう言った。 「よし、じゃあブースター。 お前どうしてそんなへこんでんだ?」 「…………」 しかし少女は答えない。 「……いや、まあ、言いたくないならいいけどな」 それからしばらく、俺は少女に何か言うでもなくそのままの姿勢で立っていた。 「……お姉ちゃん……」 「あ?」 地面に視線を向けたまま、彼女がぽつりと言葉を口にした。 「お姉ちゃんは、元気?」 「お前、俺の事知ってたのか?」 少女はこくりと頷いた。 「そうか、それなら話は早いな」 俺はそう言ってから少し間を空けた後に言葉を続けた。 「元気だと思うぞ。 まあアイツはああいう性格だからな。 もしかしたら心の中に溜め込んで る気持ちがあるのかもしれんが」 「…………」 「俺が知ってる限りでは、傍でよく笑ってくれる」 「……そう」 「ああ、何だったら今から会えば良いじゃねえか。 アイツも喜ぶぞ?」 「…………」 また言葉が途切れた。さらさらと木の葉が風に揺れる音だけが辺りに流れている。 「…………私の」 「ん?」 「私の居場所は」 ぽつりと。 「きっとそこには無いから」 抑揚の無い声で彼女がそう言った。 「お姉ちゃん、電話で楽しそうだった。あなたの事はもちろん、イワークって子も 新しく出来た妹みたいですごく良い子だって、言ってた」 「……もしかして」 ―――お前、やきもちを焼いてるのか――― そう言いそうになる口を慌てて閉じた。 再び訪れる、自然以外の音が途絶えた静寂。その中で俺は考えていた。 ブースターの持つ雰囲気はイワークともシャワーズとも違う独特のものだが、俺はこの、 言葉の無い澄んだ空気が不思議と嫌では無いと感じていた。 (はあ……まったくあのじいさん。なんでこんな突っ返すのがためらわれるような子ばっかり こっちに寄越してくるんだよ……) 俺は心の中で愚痴をつきながら、ポケットの中の最終兵器を取り出した。 「おい、ブースター」 「なに?」 「これ食え」 目の前にひとつ、袋に包まれた飴玉を放り投げてやる。 「なに? これ」 「なんだお前、飴玉も知らんのか」 「……馬鹿にしないで」 ほんの少しだけ、むっとした顔になる。 (なんだ、別の顔できんじゃん) そう思いながら、俺はもうひとつ飴玉を手にとって口の中に放り込んだ。 「うん、美味い」 だがブースターはそれを手の中で転がしていた。 「食わんのか?」 「……今はいらない」 「そうか」 飴をころころと口の中で転がすと、りんご味の爽やかな甘みが口の中に広がった。 「うちのじいさんの話で悪いがな」 「…………」 「昔あの人に教えてもらった事で一つだけ好きな言葉があるんだ。なんか分かるか?」 「分かるわけない」 「そりゃそうか。 言うとだな、じいさん曰く『ケンカをしたら飴玉をあげろ』ってんだ。 何言ってんだろうな。飴玉あげたくらいで相手と仲直りできるわけないのにな」 「私とあなたはケンカしてない」 「まあそうだけどな。続きがあるんだから聞けって」 俺は笑いながら話を続ける。 「俺が反論したらじいさんは続けてこう言ったんだ。『自分が大好きなものを相手にあげる くらいの気持ちがあれば仲直りは簡単だ』、ってな。 俺、そんとき子供だったからよ。 それ聞いてすげえ関心しちまったんだ」 ブースターは黙ったまま、手のひらで飴玉を転がしていた。 「俺とお前、まださっき会ったばっかだけどさ。それでも飴玉あげたくなるくらいには 一緒に居てもいい、なんて俺は思ってるんだどな」 「…………」 ブースターは手のひらの飴玉をじっと見つめていた。 「だめか?」 俯いたままのブースターを見て俺は少し気持ちが沈んだ。 「…………いいの?」 「あん?」 「わたしがずっと傍にいても」 その日、はじめて。 俺はブースターの顔を正面からはっきりと見た。 表情こそ薄いものの、姉に負けず劣らずの端正な顔立ちに俺の胸が少しだけ高鳴った。 そんな気持ちを抑えつつ、俺は言った。 「……ああ、好きなだけ」 俺がそういうと、ブースターは飴玉の袋を開けて小さな口の中に放り込み、 少々控えめの―――そしてとびっきり可愛い―――笑顔で答えてくれた。 「美味しいね、マスター」 夕方頃。 俺とブースターはそのまま帰路に着いた。 そして玄関を開けた瞬間、クラッカーのけたたましい音と共に出迎えてくれた シャワーズとイワーク(とじいさん)の声が響いた。 「ブースター、久しぶり、いらっしゃい」 「よろしくね、ぶーすたー!」 「遅かったな、愛孫よ。全部見ておったぞ」 少し気まずそうなブースターだが、実際に姉であるシャワーズと対面して自分の勘違いに 反省したのだろう、極力自然に振舞おうとしていた。 俺はとりあえずじじいの顔面にレーダーを思いっきり叩きつけ、長い話は後にして三人に リビングに入っていくよう促した。 リビングに入ってみるとテーブルの上には様々な料理が所狭しと料理が並べられていて、 シャワーズの調理技術の幅広さに今更ながら驚いた。 そしてテーブルの上には皿が並べられていて、上座に一人、両側に二人ずつ座れるよう 既に準備がなされていた。 疲れていた俺は上座に近い方の片側に座り込み、他の皆の着席を待った。 すると、ブースターがいきなり、上座とは反対方向となる俺の隣にぺたんと座った。 「ブースター、貴方はこっち。主賓なんだから上座の方に座りなさい」 シャワーズが優しくそういうと、ブースターはバッサリと、 「いや、マスターの隣がいい」 といってシャワーズの言葉をぶった切った。 部屋が一瞬凍りついた。 「あ? ……何言ってんだ、ブースター。お前はこっちだって」 「そ、そうよ。ほらマスターもこう言っているんだし」 「そこ、わたしの席……」 イワークも混じってブースターの行動を諌める三人。だが、 「マスター、ずっと傍に居ても良いって言った。だから、私はここ」 抑揚の無い言葉で、しかしどこか幸せそうな感じのする口調で言うブースターだったが、 その一言はあっという間に幸せになるはずだった歓迎会を修羅場に変えてしまったわけで……。 「な! ……何を言ってるのブースター! マスター、嘘ですよね? 今の話、嘘ですよね!?」 「やだ~! ますたーの隣はわたしなんだから~!」 「ちょ、お前等、待てっつってんだろ! あ、こらブースター、腕に抱きつくな! ややこしくなる!」 「……みんな、邪魔。どいて」 「や~だ~!」 「マスター! 説明してください!」 「あ”ー! ウゼーっつってんだろがテメー等!!離れろーーー!!!」 その様子を横から見ていたじじいが(レーダーを顔にめり込ませたまま)満足そうにこう言った。 「くっくっく、なかなかにモテモテじゃのう、マスターさんよ?」 「ぶっ殺すぞテメエ!!」 「かーっかっかっかー!! ではさらばじゃー!!」 「あ、逃げやがった! 待ちやがれ!!」 「マスター、動かないで」 「説明を! マスター!」 「いや~~~だ~~~!」 「あ”ーーー! ちくしょーーーー!!!」 俺の叫び声は外へ響き渡り、そして宵闇の中へとむなしく消えていった……。
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続き → スライム♀×人間♂ 人間♂×スライム♀ ◆IyobC7.QNk様 人通りのない林道を青い髪の少女と俺は歩いていた。 隣にいるのは少々たれ目であるが顔立ちの整った美少女である。 スラリと伸びた手足に胸元には大きめの膨らみが布を押し上げ存在を主張している。 背中に垂らした艶やかな髪はまるで一つの塊のように背中から更に流れ地面に届きそうに伸びてきつつあった。 「おい! 髪の毛が崩れてる」 そこで隣を歩いている少女にツッコむ。 「え? ああ、はいっ」 少女が慌てて返事をすると垂れていた髪が元の長さに戻る。 「なあ、やっぱりお前等が人間に擬態するのは無理があるきがするんだが」 「いえいえ、大丈夫です。最初は基本外郭を維持するのも難しかったンですよ。充分進歩してます」 「髪の毛は基本じゃないのか」 「この“け”の部分の塊は動きが複雑で難しいンです。あなたみたいに短いのを乗せるだけじゃ駄目ですか」 恨みがましく俺を見る少女にきっぱりと言い放つ。 「だめ。人間の女の子は皆、伸ばしてるモンなの」 「牝の特性なンですか……私も受動性スライムですから頑張ります」 鼻息荒く誓う美少女の形をしたスライムの隣で、こっそり小さくため息を吐く。 「そろそろ町だからフード被っておけよ」 「はいっ!」 元気の良い声と共に少女の髪がうねり形を変えようとしていた。 「フードは荷物にはいってるから髪はそのまま。変形させない!」 「はい!」 声にビクリと髪を震わせてスライム少女は背中の荷物を探る。 「背中の荷物を髪で探らない!」 更なる叱責にスライム少女は頭を下げた。 「すみません。荷の袋が背面に有りましたから、つい」 「全く……。髪はそのままの形で利用しないように」 「分かりました、気を付けます。それにしても布を身体に巻き付けるのにはまだ馴れませン」 スライムは基本的に全裸だから仕方ない事である。 しかし、だからと言って下手に服まで造らせると時間経過で皮膚部分と服が同化して気色の悪いことになる。 表情を曇らせ渋々フードを被るスライム少女。 初めて逢ったときはツルンとした人形その物だった事を思えばかなり器用になったものだ。 食事を済ませ宿の部屋に入ると同時にスライム少女は何の問題もなく服を脱ぎ散らかした。 正に陶磁器のように滑らかな肌が露になる。 「こら、草々に脱ぐな。人が来たらどうすんだよ」 「大丈夫です、族長は人間の番なら常時裸でも構わないって言ってました」 胸を張って答えるスライム少女。 「それは偏見だ。俺が変態になる」 「ええっ! 年中発情してるんじゃないんですか?」 わざとらしい程に目を丸くしてスライム少女は聞き返す。 本当につがってやろうか、入れる場所もないが。 「少なくとも俺はしてない」 「単に相手が居ないンじゃなくて、ですか」 言いにくい事をズバッと言い放つ。 「ノーコメントだ。経験はある」 「経験? ああ、複数の個体による増殖行為の事ですね。私たちの場合は互いが分からなくなるまで混ざって、そのまま暫く生活するのから直ぐ分裂するのまで様々ですが、人間は行為にどのくらいかかりますか」 「普通は大体二三時間位だな。……スライムは単性増殖じゃないのか?」 「それだと同じ自分ができる訳ですから新しい個体と呼べないし集合体の勘違いの原因になるンですよね、 感覚の近い同じ動性スライム同士で固まっちゃったり。で、緊急時以外の個体分裂は族長が禁止したんです」 種族の恥だろうにスライム少女は内情をぺらぺらと喋る。 「俺たちとした場合どうなるんだ?」 「さあ? そう云った話は聞きませンね。私たちと人間が交わって新たな個体ができるかどうかは興味深い問題です」 何となく聞いただけだったのだが、意外と乗り気の返事が返る。 「試してみます?」 「新たな個体って言われると妙な感じだな」 否定しなかった俺のつぶやきを肯定として取ったらしいスライム少女が断定的に続ける。 「どちら流にしましょうか」 「とりあえず人間流にしてみますか。くれぐれも途中で溶けるなよ、再起不能になるからな」 「はい! で、具体的に何をどうするんですか?」 理解できたのかは判らないがスライム少女は瞳を輝かせながら元気良く質問する。 「じゃあ、先ずはその体に必要な物を幾つか造らないとな」 「それはどンなものですか?」 「あー、知らないのか。ちょっと待てよ、よしコレだ」 荷物の底から俺の秘蔵のエッチな本を取り出しスライム少女に手渡した。 「それと自分を比べて足りない部分を造れ」 指示しながら自分も服を脱ぐ。 「んー。上半身は未だしも、この下肢の付け根のは難しい形ですね……実際はどんなものですか」 「難しいなら最低限で俺のコレが入ればいい」 極力相手を意識しないようにつたえるが、言葉だけだと殆ど変態である。 「コレですね、ちょっと確認させてください」 言うが早いかスライム少女は指を変形させ、まだ臨戦態勢ではないソレを包み反対の手を 自身の股に指を這わせる。 「妙な形ですね、大きさと長さがこのくらいだから……うン。こんなものですか」 俺のはコレから変化するのだが敢えて教えない。 確認しろとばかりに見せつけるスライム少女の割れ目に指を這わせ内部を確認する。 「どれどれ。あ、色は薄いピンクで奥はもっと滑らせて、もう少し深めでよろしく」 「? 分かりました。色は唇くらいでいいですか」 「うんうん。それで胸のだけど小さめで刺激を受けたら尖る様にできるか?」 「刺激で尖るですね、出来ますよ。色はさっきと一緒でいいですか」 「オッケーオッケー」 少女の膨らみの頂点に淡い小さな突起が出現する。 「こんな感じで良いですかね」 「おおっ! すげぇ」 差し出された胸の弾力性を楽しもうとタッチした瞬間、手のひらに痛みが走る。 「っ! なんだ?」 「刺激を受けましたので先が尖りました」 わざとなのか天然なのかスライム少女は事も無げに返答する。 「トラップかよ、突き刺さってんじゃん。……うん。俺の言い方が悪かった」 「間違いましたか……残念です」 薄く滲んだ血を舐める。 そんな俺を見ながらスライム少女は明らかに悄気ていた。 しかし、すぐに何かに気が付く。 「あれ? あなたにも同じような物が付いてるじゃないですか。どんなものか触らせてください」 ヤバい。咄嗟に身を捩るがスライム少女の両手が胸部に吸い付いた。 「うぉっ! あひゃ。止めろよっ」 ヌルリとした感触に妙な声が洩れたがスライム少女は気にしない。 「ああ、摩ると尖るのではなく突起が出っ張るンですね。理解しました」 「あ、止めちゃうの……」 あっさり解放されて少々残念に呟くが、スライム少女は自身の改造に夢中で聞こえてはいない様だった。 「修正しました、これで同じように反応しますよ。これで準備完了ですね」 尻の穴がまだだけど今度でいいか。下手に突つくと逆に俺が突っ込まれかねない。 「まま、任せて任せて」 問うスライム少女をトンと軽く押して夜具に倒す。 そしてキスした俺に首を振り拒否を示した。 「うンっ? ダメですよ」 スライム少女は、聞き返す前に説明を始めた。 「これは栄養摂取用です。あなたの舌を消化しても良いなら続けて構いませンが」 色気の無い態度に少々萎えかけたが気を取り直し再び挑む。 ひやりとした身体は体重を掛けると少しの抵抗を持って受け止めた。 やはり人間と同じとはいかないがプニっとした感触に、これはこれでと思える。 スライム少女の造形は俺の好みに合わせてある。 何故か目の形だけは上手く出来ず垂れ目になってしまったが、そこ以外は本当によく出来ていた。 特にスライム少女が邪魔だと言い続けた体に対して大きめのおっぱいは垂れる事無く誘う様に揺れている。 俺の腕に触れたまま、じっとしている相手に気付く。 「どうした?」 間抜け面ですね、程度の罵倒を覚悟していたが返答は予想外のものだった。 「やっぱり人間は熱いです」 「多分、お前らが冷たいんだと思う」 「人間に言わせれば、そうなるンですかね」 何故か顔が悲しそうに曇ったが、次の瞬間には常と同じ調子に戻っていた。 「あ、体を揉まれたら人間的に何か反応した方がいいンですか?」 上目遣いにスライム少女が問う。 「あー、まあ。有るに越したことはないが、無理はしなくて良い」 「なンだか妙ですね」 「そうだろうな。俺の気分の問題だし」 「でも面白さはあります」 「ただの好奇心だろう」 「そうとも言います」 笑うとかわいい、当然か。などと考えていると 「……って、え? ちょ、ちょっと待ってください! 何ですかソレ! ソレの変化について私は聞いてませンよっ」 面白がっていたスライム少女がソレを見たとたんに予想以上の勢いでビビる、俺の待ってた反応はコレよこれ。 抑え切れずに多少笑いながら説明にならない説明をする。 「あ、ごめんごめん忘れてた。コレは性交時にはこうなるワケ」 「な、なら、ソレに合わせて接合部を修正しますから、ちょっと時間をください!」 スライム少女は先ほど造ったばかりの割れ目を両手で必死に隠そうとする。 「今更無理だって、ほら観念しろ」 自分でも品がないと思うが、こうなった俺に“待った”はない。 「止めてくださいっ! 無理無理ムリですって、明らかに穴が小さいじゃないですか!」 両手を押さえ込まれ目一杯身体をくねらせて抵抗する。 この状況で液体化して逃げないのは単に忘れているのか、なんなのか判断できないが、ここで止めては男が廃る。 宛がい少し力を加えると狭い割れ目は侵入を阻むが、力ずくで押し込む。 「あっ! ちょっ、あ痛っ! 痛たたたああいっ」 「おおおっ! これは、凄く良いっ」 単に処女っぽい感覚を楽しみたかっただけなのだが、意外とスライム少女の体の内部は弾力性に優れ、 人間とは違った快感をもたらしていた。 締め付ける狭い入り口と流動するゼリー状の内部をモノ全体で楽しむ。 惜しむらくは冷たい事だが、それも楽しめる。 「止めっ、痛いっ! 裂けっ! 中っ、いやっ」 涙が出ないのが本当に残念である。 俺に揺さぶられて苦痛を訴えるスライム少女の様子がまた可愛いかった。 運動の度にくちょぐちょと音をたてて接合部の中から透明な液体が洩れシーツに染みをつくる。 限界を感じ一層強く打ち付けると俺はスライム少女の中に放出した。 痙攣するように震えた相手に少しの背徳感。 「おい、大丈夫か?」 行為が終わって暫く経っていたが、喚くでもなく未だにうつ伏せでプルプル震えている少女に不安になり声を掛けた。 シーツには結構な大きさの染みが広がっている。 この染みが人間にとっての血ならば、ちょっと可哀想な事をしたかも知れない。 「理解、しました。人間流だと牝の表面を撫で回し性感を刺激した後に接合部の中を牡のソレで混ぜ交配を促すンですね」 抑揚を抑えた言葉。 ゆっくりと起き上がると薄闇にスライム少女がニヤリと笑い、少女としての輪郭が失われ質量が爆発的に増大する。 「今度は私たち流に、あなたを犯らせて頂きます」 響く様な声が少女だったスライムから発せられ、ジリジリと俺との距離を詰める。 狭い空間の中で流動体生物に襲われれば逃げ場は無い。 「待て、俺が悪かった! 話せばわかる、な。止めっ! ぎゃーっ」 翌日。 元気一杯スッキリした様子の少女と、対照的に青い顔をした男が逃げるように宿を後にし、 後には半分溶解した部屋と掃除に来たままノブを握りしめ硬直した宿の主人が残された。 <後日> 「大体ですね、力も無いのに好奇心を暴走させるのが悪いンですよ」 ちょっとしたイタズラ心が引き起こした事態により早々に宿を後にした俺は原因となった相手から説教をくらっていた。 その相手とは見た目からすれば、スレンダーな身体に大きめの胸を持つ青い髪をした少々たれ目の美少女である。 代金に色を付けたとはいえ、宿の主人には悪い事をしたと思う。 「あー、うん。今回は確かに全面的に俺が悪かったとは思う」 とりあえず相手の意見を素直に認め、俺は“でもな”と言葉を続ける。 「人間の村の宿で本性だして襲うなよ」 「下手に私を刺激するからじゃないですか。それに、ちゃンと手加減はしました」 「アレで?」 少女の心外だと言わんばかりにした抗議の先を促し、昨晩の事件を思い出し身震いした拍子に体の節々が痛んだ。 「私が本気なら、今頃あなたは文字どおりに骨までトロけてますよ」 可笑しそうにケラケラ笑いながら言う少女の言葉に先程とは別の意味の身震いが俺を襲う。 端から聞けば羨ましく聞こえるかも知れない言葉なのだが、この少女の正体はスライムである。 モンスターの代名詞とも言える洞窟や森の奥などに棲息するプヨプヨとした基本的に不定形の流動体生物で、厄介な事に基本的に焼かない限り、叩いても切っても死なない上に雑食。 よく生きてたな俺。 「……にしても、そこまで嫌なら途中でスライムに戻れば良かったのに」 「極端にびっくりしてると巧く変形ができないンですよ。それに」 「それに?」 一旦区切り何やら思案している様子のスライム少女に言葉の先を促す。 「途中で溶けるな。って最初に言われましたし、途中までは同意の上でしたことですからね。 一応その辺も加味したンです」 昨日の夜の事件を要約すると、お互いの好奇心から事に及び、俺のイタズラ心により軽い強姦プレイになり、スライム少女の復讐心によって逆レイプされ、最終的にスライム少女の手心により俺は生きている。 「……俺が調子に乗りすぎた。ごめんなさい悪かったです」 「なら、この問題は水に流しましょう」 そう言ってスライム少女は嬉しそうに俺を見た。 無理矢理であった昨日のスライム流は認めたく無いが、かなり気持ち良かった。 俺はマゾなのだろうか……。 「何をしてるンですか、行きますよ」 立ち止まり考えていたらスライム少女の呼び声が俺を現実に引き戻した。 鮮やかな髪が愉しげにフヨフヨと舞うのが視界に入る。 「おいっ、髪が踊ってるぞ」 「ああっ、すみません」 例によって例のごとくのスライム少女。 結局、こうやって漫才のごとく俺の1人負けで奇妙な旅の日々は過ぎるワケだ。 そう悟り1つ息を吐くとスライム少女を追いかけた。 ↑ 名前 コメント すべてのコメントを見る タグ … スライム 人間♂ 鬼畜 !◆IyobC7.QNk
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541 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17 46 08 戦後日本版パトレイバー 劇場版 ※注意 これは戦後世界で公開された映画という設定の劇中劇扱いとなるネタssです。 日本で放映された映画作品である。 機動警察パトレイバー劇場版とはメディアミックス作品パトレイバーの劇場版作品。 第一作 機動警察パトレイバー the Movie 1990年公開 1999年.物語は天才プログラマー帆場暎一がバビロンプロジェクトにより建設中のレイバー用海上プラットホーム「方舟」から投身自殺するところから始まる。 時を同じくして各地でレイバーが突如暴走する事件が多発する。 遂には国防陸軍の試作機までが暴走を起こし、精鋭で名高い空挺師団を用いての鎮圧事件にまで発展することとなった。 この一連の事件ではどれも無人機であり、更に稼働状態ではない機体であろうと暴走したという奇妙な関連性があった。 これらの事件の対処に追われる特車二課第2小隊の篠原遊馬巡査は、多発する暴走事件の異常さに気づき、独自に調査を開始する。 調査の末、暴走した全ての機体には原重工製の最新レイバー用OS「HOS」が搭載されており、これが原因ではないかという推測にいきついた。 また同様に疑問を抱き、調査を行っていた後藤喜一警部補は本庁の松井刑事に捜査を依頼。 結果、「HOS」に内包されるコンピュータウィルスが意図的に引き起こす暴走が事件の原因で、暴走の引き金が強風によって建造物から発せられる低周波音であることが明らかとなる。 政府はこれに対し、余計な混乱を起こさないために一般には事実を伏せながらも、新OSに欠陥が見つかったと虚偽の発表を行い、市場に出回っているレイバーの回収を始めた。 だが時悪く大規模な台風の接近と、その進路にある音量の低周波音を発する建物である レイバー用海上プラットフォーム「方舟」の存在。 大規模暴走の危機を防ぐため、上層部から政治的な言い回し※1で遠回りに方舟解体の指令を受けた特車二課は“偶々”休暇に来ていた国防軍所属の隊員数名※2と合同で方舟解体のために 緊急出動するのであった。 ※1 つまり責任は取ってやるから動けるうちにさっさと行ってこいという意味。 ※2 軍の試作レイバーが暴走したい歳から独自に調査していた軍属の隊員。 「HOS」の正体が判明した後に彼らも上層部から方舟解体に命令を受けていた。 542 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17 46 46 第二作 機動警察パトレイバー 2 the Movie 1995年公開 1999年アフリカ某所の紛争地域では国防陸軍よりPKO派遣されていた部隊の一つが、 現地のゲリラと交戦状態へと陥った。 現地で隊を率いていた隊長は素早い判断のもと上層部から反撃の許可をもらい、これを撃破。 その後部隊は後続と入れ替わりで帰国した。 一年後帰国した部隊の内の一人が自殺した。 「自分が殺したのは子供だった…」※3という内容の遺書を残していた。 しかしこの事は小さいニュースにはなったものの一般への知名度は低かった。 そして何を思ったのかこの事件の後、彼の所属していた部隊の隊長であった柘植行人中佐は軍を退役。そのまま行方をくらませた。 時は流れ2002年。それは起こった。所属不明の戦闘機から放たれたミサイルが横浜ベイブリッジへ直撃。これを破壊。この様子が世間へテレビによって報道される。 これが全ての始まりであった。 この事件に対する様々な憶測が流れる中、国防軍のBADGEシステムへのハッキングにより三沢基地所属機による幻の東京爆撃が演出されるという事件が発生する。 これらの事件で各界が混乱し、様々な情報が入り乱れるなか、南雲と後藤の前に、陸幕調査部別室の荒川※4と名乗る男が現れ、柘植行人という人物の捜索協力を依頼する。 後藤はこれを怪しがるも依頼を承諾。渋々と言った体で捜査を開始する。 時同じくして、政府は米軍へと協力を仰ぎながらも、軍へ治安出動命令を下し、関東圏一体と、日本各地の重要地域へと部隊を派遣させた。 警察は軍と連携を取りつつ捜査を続け、捜査線上に柘植行人という人物が浮かび上がってきた。 そして2月26日の朝。柘植行人は前もって関東圏一体と重要地域へ飛ばしておいた無人飛行船から極力な妨害電波を飛ばし、各地の情報を遮断。 その後東京一体へ治安部隊に紛れ伏せさせておいた自分の部隊へ各地の妨害を指示。 更には切り札たる三機の戦闘ヘリ(ヘルハウンド)により、都内各所の通信施設及び橋梁を破壊し、治安部隊を分断、孤立。 かくして柘植行人の手により東京を舞台とした「戦争という時間」が創りだされていった。※5 特車二課も戦闘ヘリのうちの一機により襲撃を受けたが、手持ちのパトレイバーを穴だらけにされながらも、これを撃墜。脱出したパイロットを捕えることに成功した。 また情報が寸断され、混乱状態の上層部を横に遠回しな言い方で許可を取った後藤と南雲はかつての特車二課第二小隊の面々を招集。 混乱の極みにある東京を舞台に戦場を創り上げたテロリストを逮捕するために行動を開始する。 ※3 現地で交戦したゲリラには多くの少年兵が含まれていた。 ※4 原作では騒乱を計画した「グループ」の一人だったが、ここではトウキョウフーチ(統合情報局)の実働メンバーの一人。 ※5 原作と同じく「グループ」※7の計画を横取りし、過激に仕上げた代物。 実行したのはアフリカから彼に尽き従って来た一部の元部下達。 全てのメンバーが事件の最中に戦死するか、逮捕される。 ※6この作品の「グループ」は軍内部ではなく、更なる兵力増強を考える一部の過激派政治家や将校、活動家の集まり。 なお作品内では語られなかったが関係者は事件後軒並み逮捕され失脚。 543 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17 47 20 第三作 WXIII 機動警察パトレイバー 2003年公開 事の起こりは東京湾に貨物機が墜落したことから始まる。 その後湾岸の各所で何者かによってレイバーが襲撃される事件が多発。 更にその数日後の雨の夜にディスコクラブにて車に乗ったカップルの惨殺死体が発見される。 時同じくして近隣にある水上コンテナ備蓄基地で突如警報が作動。 停電と共に内部の職員と連絡が取れなくなる。 そこへ通報により近隣から駆けつけた警察官が警備員と共に施設内部へ分け入る。 しかし、そこで彼らが遭遇したのは得体の知れない怪物であった。 特車二課、国防軍、米軍、そして初めに怪物と遭遇した刑事たちを巻き込み、事件は動いていく。 そこには悲しき母の思いと多国籍企業※7の暗躍が隠れていた。 ※7原作では米軍などが関わっていたが今回は米軍の研究所より何らかの手段により原作と同じサンプルを手に入れたとある企業が暗躍。 オープニングの墜落した貨物機は研究していた素体を載せていた。 事件後、米政府の活躍により企業は潰され、研究は没収された。 544 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 17 48 41 投下終了 wikiへの掲載は許可はOKです。 実写版の方は見てないので。 545 :ひゅうが:2016/01/03(日) 17 54 40 乙です。ただ、 541だと「自衛隊」となっております。「国防陸軍」では、と思うのですがどうでしょう? 546 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 18 00 57 あ、それは単なる書き間違えです。 Wikipediaのやつ見ながら書いたので(汗 547 :名無しさん:2016/01/03(日) 18 06 29 乙でーす。 第二作では、国防軍の治安作戦中の部隊がそのまま鎮圧部隊になって柘植の部下たちを掃討したんでしょうねぇ。 行動を起こした時点で目立ってしまいましたから、あとは都市戦闘のプロの第一師団や、重装備を関東で備えている東部教育隊、空挺師団に狩られるのみですから。 548 :名無しさん:2016/01/03(日) 18 08 49 第一作のは確かに国防軍側も戦後世界だと動いていそうですよねえ。 最悪、治安出動を行って無人レイバーによる破壊活動防止に動かないといけなくなるかもですし。 549 :ひゅうが:2016/01/03(日) 18 35 39 【ちょっと、P2の情景でこんなのが思い浮かびましたのでさくっと投下をば…】 「数年前まで、国防軍はこの町が函館や旭川の仲間入りをすることを前提に物事を考えていた。 百里や小松の航空隊も、入間の高射群も、最初の閃光が千代田の真上できらめくまでしか責任を持とうとしない。 その頃には2隻の空母が復讐の刃を放っているのだろうから。 だが、消えることを前提に存在する町の住人は何をすればいい? シェルターで震えながら待つのか?助けを待ちながら? 我々は北海道か新潟に上陸したソ連軍相手に撤退戦を戦うのに忙しいのに、誰が彼らを助けるというんだ? 結局は血を流して死んでいく。嘆きと恐怖をはき出しながら。 そして救いがたいことに、そうした血を流す側がこそ、町に火を放つ。」 「金閣寺は燃やされねばならぬ。なんともいじらしい話に聞こえるがね。」 「それほど町を愛することができる人間はこの町にいるのかね? ぱっと燃えてぱっと散るのを愛する精神性は前の大戦後に形而上の存在以上ではなくなった。」 「形而上の存在がその町の運命なら、現実もまた形而上の存在となる、か。 なら、連中がやろうとしていることもまた紙の上の活字にすぎなくなってしまうんじゃないのか?」 「結局のところ、頭の中で考えるよりも肌に感覚をたたき込むつもりなのだろうな。 理性というやつを極めたカントやヘーゲルの末裔はいともたやすく神秘主義と原始時代に退化した。 つまり、その程度のことなのだろうと俺は思うよ。」 「荒川さん。あんた、愛国者だな。」 「俺は『などて人間となりたまひし』なんて夢枕で恨み言を言う甲斐性はないさ。」 「いつでも俺たちの戦はまけいくさだしな。」 「勝ってずるずる引き延ばすよりはマシさ。 さ、行こうか。終わったらうまい蕎麦屋を教えてやる。おごるよ。」 550 :New:2016/01/03(日) 18 36 09 乙。見事に原作と乖離せずに情勢が変わってる 551 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 21 37 21 547 原作より柘植一派が仕掛けてきた範囲が広かったのでちと手こずりましたが、 最後は数と質の差で1日立たずに掃討完了。 残っていた2機のヘルハウンドも停止命令に従わなかったので撃墜されました。 548 もしも破壊に失敗した場合のため、方舟破壊部隊とは別に密かに幾つかの部隊へは出動要請が掛かっていました。 552 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 21 39 52 550 ありがとうございます。 549 乙です 渋い会話ですなあ。それが良い。 荒川さんトウキョウフーチ実働隊員ですので原作と違って捕まっておりません。 これからの作品にも友情出演しそうですw 553 :ひゅうが:2016/01/03(日) 22 04 16 552 荒川さん友情出演 そいつは素敵だw 頭のいい奴がそれを鼻に掛けつつ自嘲するような押井節が出せていれば幸いですw ちなみに台詞の出典は、 「金閣寺」と「英霊の聲」という三島由紀夫作品です。 前者はよく知られているように、「きれいなものは消えてなくならなきゃいけない(キリッ)!」 後者は、2.26で死んだ青年将校の霊がイタコ芸の得意な人にくっついて恨み言を言う危ないおはなし。 にしてもこの二人、さんざんあてこすった末に一緒に天麩羅蕎麦を食べに行くあたり仲がよさそうだw 554 :名無しさん:2016/01/03(日) 22 21 55 552 いいですねぇ。 荒川さんは中々渋い役どころで出てきてくれるでしょうね。 トウキョウフーチは後藤さんにとっては心強い味方でしょうし。 555 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 22 27 10 前にパト2見た時にあの人良いキャラしていたので劇場版だけなのはもったいないなあ と思い、このような役どころにしました。 556 : テツ:2016/01/03(日) 22 41 15 この場合の特車二課は警視庁警備部の警備部隊か、東京都警察警備部の警備部隊か 557 :ひゅうが:2016/01/03(日) 22 48 19 広域展開する必要上、警視庁じゃないのかなぁ… 558 : テツ:2016/01/03(日) 22 50 24 ならば警視庁は警備公安部門に特化するのか 警視庁は現在でも9個機動隊に1個特科車両隊保有してるし 561 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 23 01 35 特車課がどこの所属になるかはその手のことには詳しく無かったので決めていませんでした。すいません(汗 562 :ひゅうが:2016/01/03(日) 23 01 38 史実の警視庁の役割の多くが東京都警察に移管されているならば、機動隊は東京都警察および、警察管区付きではないかなと。 警視庁は広域警察のようなものですから、レイバー隊が各地に設置される前に警視庁が管轄することにより広域展開性を確保しつつ、東京都警の中をもっぱら活動する存在として特車二課が設置と… 愚連隊呼ばわりされるのもわかる…かも? 563 : テツ:2016/01/03(日) 23 04 02 つまりジャパニーズ官僚名物「縄張り争い」故に東京都警警備部ではなく警視庁警備部に設立されたとw 564 :トゥ!ヘァ!:2016/01/03(日) 23 05 56 なんとも日本的で実にパトレイバーらしいといえばらしい理由ですねw 565 : テツ:2016/01/03(日) 23 09 23 警視庁の偉い人「レイバーが帝都のみに存在するのであればパトレイバー隊は都警警備部に置けばいいでしょう。しかし千葉埼玉は言うに及ばず、東海や北陸、北海道ですら既にレイバーが建築機材として活動しています。「帝都の守護者」たる都警が他の道府県警で活動するのは無理が生じてくるので?」 なんて言ったかな