約 9,962 件
https://w.atwiki.jp/ggeneration_spirits/pages/87.html
前哨戦無し 本戦 出撃部隊数:2 ハロスコア目標値:2080→5170→9300→14470→20680 MAPは上空と宇宙の2面、双方の行き来は不可能。 上空MAPはゼーゴックのみで戦い、自軍は宇宙MAPに出撃することになる。 初期配置 味方 ユニット パイロット 備考 ヨーツンヘイム マルティン・プロホノウ 宇宙MAP ヅダ ヒデト・ワシヤ ヨーツンヘイム艦載機、出撃状態 ゼーゴック(第3兵装) ヴェルナー・ホルバイン 上空MAP 敵 ユニット パイロット 備考 ジム×2 連邦兵 宇宙MAP ボール×3 連邦兵 宇宙MAP チーム編成 サラミス×2 連邦士官 宇宙MAP ジム、ボール×2搭載 サラミス×3 連邦士官 上空MAP 移動不可・武装無し 援軍 敵 ユニット パイロット 出現位置 出現条件 備考 セイバーフィッシュ×10 連邦兵 宇宙MAP 上方と下方に5機ずつ 2ターン目敵フェイズ 上下とも内3機がチーム編成 ジム×6 連邦兵 宇宙MAP MAP左方 4ターン目敵フェイズ 上下3機ずつチーム編成 ボール×4 連邦兵 宇宙MAP 上記ジムの更に左 4ターン目敵フェイズ サラミス×2 連邦士官 宇宙MAP MAP右方 6ターン目敵フェイズ ジム×6 連邦兵 宇宙MAP 上記サラミスの間 6ターン目敵フェイズ 上下3機ずつチーム編成 コア・ブースターⅡインターセプトタイプ×2 連邦兵 上空MAP 中央のサラミスの左右 サラミス1隻撃破 マゼラン 連邦士官 上空MAP 上方 サラミス2隻撃破 移動不可・武装無し コア・ブースターⅡインターセプトタイプ×2 連邦兵 上空MAP 上記マゼランの左右 サラミス2隻撃破 上空MAPでは8ターン以内に戦艦を全て撃破しなければならない。 初期配置のサラミス3隻に加え、増援のマゼランもノルマのうちなので計画的に動かないと厳しい。 ゼーゴックの攻撃力はなかなかのモノだが、サラミス撃破にはピンポイントアタックのクーベルメでも1発では足りず クローバイスビームでの追撃が必要(こちらはピンポイントでなくてもいい)。 戦艦の自動回復は無いので、まずピンポイントのクーベルメを一発ずつ当てておいて チャンスステップを利用してまとめてトドメをさしていくのがリスクも無くて効率的。 3隻沈めた時点で超強気になるので、増援のマゼランはピンポイント+クリティカルで沈む。 なお、1ターン目にはクリティカルポイントに攻撃が届かないが攻撃せずに待機させておいても問題ない。 上空の戦艦をすべて倒すと、残っていた場合コアブースターは撤退、イベント後上空MAPは消滅する。(なお最後の戦艦を落とした後すぐにイベントが始まるが、経験値はしっかりとゼーゴックに入っている) 無傷でできる上空MAP敵全滅法1ターン目:ゼーゴックからみて右側(左でもよい)のサラミスにクーベルメ。ピンポイントではないが問題ない。2,3ターン目:他のサラミスにそれぞれピンポイントでクーベルメ。4ターン目:最初のサラミスにクーベルメ、他にはクローバイスでトドメ。超強気に。5ターン目:クーベルメでコア・ブースター2機落とす。6,7ターン目:クーベルメでコア・ブースター掃除。超一撃に。8ターン目:超一撃+ピンポイントのクーベルメでマゼランを轟沈。残念ながらオーバーキルせず。コア・ブースターはクローバイスビームでは(クリティカルでも)落とせない。9マス動く上に射程が6マスもあるので、追い詰められないよう上手く逃げること。宇宙MAPでのスコア獲得状況によって変わるかもしれないが、上空MAPを全滅させればゼーゴックをSランク生産登録することが可能。 宇宙MAPではターンが経過するごとに多数の敵が多方向から押し寄せてくる。 出現が敵フェイズ開始時なので必ず先手を取られることになる。ターン終了時の味方の配置に注意。 ヨーツンヘイムを初期位置からあまり動かさずにいると、4ターン目の増援に後ろを取られる形でボール・ジムに囲まれてしまう。 かといって前に出過ぎれば6ターン目の増援のサラミスに撃たれる可能性がある。 自軍ユニットを囮につかうなどして上手く守ること。 敵は戦艦を含めて脆いユニットばかりなので、それほど改造を重ねたユニットでなくても無双プレイが可能。 戻る STAGE 3 軌道上に幻影は疾る←Prev Next→STAGE 5 雷鳴に魂は還る
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/296.html
『PHASE 21:広い広い大海原の小さな出会い』 ミーアがディオキアを出た後、アスランとポルナレフ、形兆は、ひとまずレイの待つミネルバに戻った。ルナマリアは街へ遊びにいくようだ。そしてシンはというと、基地でバイクを借り、走りにいくことにした。 デュランダル議長より武器商人ロゴスの話を聞いてから、シンは気が落ち着かない。一人でいると尚更だ。こういう時はバイクをかっ飛ばして、風で雑念を吹っ飛ばすにかぎる。 海沿いの道を突っ走り、ある程度スッキリした辺りで停車する。広い海を眺めるのにはいい場所だった。その青さが視覚を、潮騒が聴覚を、海風と潮の香りが触覚と嗅覚を楽しませてくれる。 空もまた青く、白い海鳥が飛んでいる。カモメ……いや、ニャアニャア鳴いているからウミネコか。 ふと気付く。岸の崖の上に少女が一人踊っていた。白いドレスを着た金髪の少女。背丈からして自分とそう変わらない歳だろうに、随分子供っぽいことをやっているなぁと思いながら、何となしにその動きを眺めていた。 狭い崖の上をクルクルと独楽のように回り、そして…… 「……えっ?」 目に映ったものが理解できなかった。納得がいかなかった。普通そんなドジがあるか? そう思いながら、シンは海を覗き込む。そこには水面でもがく金色の髪と、頭上に上げられ宙を掻く両手が見えた。 「嘘だろ!? 落ちた!? しかも泳げないのかよ!?」 やがて少女は力尽き、だんだんと海中に沈んでいく。 「やばい!」 シンはすぐさま上着を脱ぎ、泳ぎやすくすると10メートルはある崖下へ飛び込んだ。舌には痺れる塩味。これで味覚でも海を堪能したわけだ。 着水のショックを受けるが、気にしてはいられない。少女の側に近寄って、その体を抱え、頭を水上に出してやる。 「……ぁあっ っ! ぁっ!」 だがパニック状態になっているのか、少女は両腕を振り回す。しかも力はその細い体躯に見合わぬ強さだ。 「こ……のっ!」 このままでは自分も巻き添えで溺れると思ったシンは、背後に回ってどうにか押さえ込みながら、いまだに暴れる少女を浅瀬へと連れて行く。 「あ、暴れるなよ! 死にたくはないだろ!」 思わず叫んだその一言が、少女にどのような影響をもたらすか、シンは考えもしなかった。 「……死……に」 「ん?」 急に少女の体から力が抜け、ぐったりとなる。 「お……わかってくれたか? そうそう、大人しくしていれば死なずにすむ……」 「イ、イヤァァァアァァッッッ!!!」 絶叫。 「うわっ! な、なんだ!?」 ようやく腰から上を空気中に出せる浅瀬までたどり着いたところで、少女は急に悲鳴をあげ、いっそう激しく暴れ始めた。そしてシンの拘束を無理矢理引き剥がすと、逃げるように、海へと向かって行く。 「お、おい!?」 「いやぁっ!! 死ぬのいやっ! 怖いぃぃぃ!!」 「待てよ! そっちに行ったらそれこそっ……!!」 シンは少女を追い、その手首を掴んだ。 「死ぬ……死ぬのッ! 撃たれたら死ぬのッ!!」 悲鳴と共に、掴んだ方でない片手が、振り回される。その手は鋭くシンの顔を打ち貫いた。 「ぐはっ!!」 思わぬ攻撃に、シンは弾き飛ばされる。口の中を切ったらしく、血の鉄くさい味を感じた。 「駄目よ! それは駄目!! 死ぬのは駄目!!」 「待つんだ!!」 海へと向かい続ける少女に必死で追いすがる。 「いや! 死ぬのいやっ!! 怖い!!」 「怖くない!! 俺が守るから!!」 シンは少女を強く抱き締めるようにして抑える。そして叫び、誓う。 「大丈夫だ! 君は死なない! 俺がちゃんと守るから! だからっ!!」 その言葉が届いたのか、単に疲れきったのか、少女の体から弛緩する。その顔がシンの方を向き、そのすみれ色の目が、はじめてシンの顔を映す。その目からは大粒の涙が溢れ、少女は泣きじゃくる。 「ごめんな……乱暴な口きいて……」 少女の頭を撫でながら、気の済むまで泣かせてやる。おそらくは、戦争か何かによって、心に深い傷を負ったのだろう。自分も妹や両親の死で傷ついたからわかる。自分はその時世話になったオーブ軍人や、ポルナレフ教官らに救われたが、彼女は立ち直りきれていないのだ。 「大丈夫……もう大丈夫だから……」 シンは優しく少女を慰め続けた。かつて、妹の面倒を見ていた頃のやり方を思い起こしながら。 「きみのことは、ちゃんと俺が守るから……」 「まも……る……?」 「うん、だからもう……大丈夫だから。君は死なないよ。絶対に」 我ながら大それたことを言っている。自分は特撮番組の正義の味方ではない。自分はあの生命力に溢れた教官でも、自分より遥かに豊富な戦歴を誇る隊長でも、彼らから聞かされた強き戦士たちでもない。 それでもこの言葉は嘘ではない。自分の命に代えても、この少女を助けたいと切に願う。こんな少女が、理不尽な不幸を背負っている。それこそが、彼が最も許せないと思うことだから。 シンは少女を連れて海から上がる。周囲を観察するが、岩場になっており上までよじ登って戻るのは無理そうだ。まして情緒不安定な少女まで連れていては…… 「あっ……怪我してるの?」 少女を改めて見ると、足に傷があり血が流れていた。岩に擦れて傷ついたのだろう。 「ちょっと見せて」 シンは少女の足に持っていた白いハンカチを巻きつけ、止血する。その仕草を見ながら、ステラは少年の言葉を反芻する。 『守る』 言われたことのなかった言葉。 教育を受けているとき言われたことは、『戦え』『殺せ』。 ブチャラティたちに言われたことは、『生きろ』『強くなれ』。 前者は利己的なコーディネイターへの憎悪を込めて、後者はステラたちが生き延びられるようにという優しさを込めて、正反対の意図が込められた二つの言葉。 共通点があるとすれば、それはステラを戦士としてとらえ、かけられた言葉であるということ。 (なんだろう。なんだか安心する……) 「これでよし。しかしどうやって脱出するかな……」 呟きつつも、方法は考えていた。あまりやりたくはないが…… 「また教官に笑われるか、隊長に呆れられるか……」 だが背に腹は代えられない。シンはため息一つつき、緊急信号を出す小型発信機を発動させた。この信号をキャッチし、そのうち救援が来るだろう。 「迎えを待っている間、あの岩陰にいよう? 風で体を冷やすといけない」 シンは少女をうながした。 「俺の名前はシン・アスカ……君の名前は?」 シンは、乾いた流木を拾ってきて焚き火を起こし、暖をとっていた。いくら温暖な気候とはいえ、濡れたままでいるのは体に悪い。 ちなみにシンは少女に背中を向けている。少女が今着ているのがショーツ一枚だけだからだ。少女は羞恥心というものがないようで、健康的ななめらかな肌、細い手足、全身の凹凸を惜しげもなくさらしている。 それが嬉しくないといえば嘘になるが、これ幸いとかぶりつきで見るほど恥知らずではない。従って、あの師匠がいたにしてはウブな少年にとって、この状況は生殺しであり、何か喋って気を散らさずにはいられなかった。 「ステラ……ステラ・ルーシェ……」 反応があったことに安堵し、彼女の住所や家族のことを聞いたが、成果はかんばしくなかった。ただ、ネオ、スティング、アウルという人たちと一緒に暮らしていることくらいだ。 (ここを出たら、その人たちを探さないと……) そう考えていた少年は、背後で少女が何やら動いているのを感じた。 「シン」 名を呼ばれ思わず振り向き、肌色を目にして慌てて顔を背けるシン。そんなシンに首をかしげながら、ステラは右手を少年に向けて差し出す。その手の上には、ピンク色の桜貝が置かれていた。さきほどステラが拾い、宝物にしようとしていたものだ。 「……くれるの?」 ステラは微笑んで頷いた。 「ありがとう」 シンもまた微笑んで受け取る。ステラは、少年が喜んでくれたことで、自分もまた嬉しい気分になった。 二人がそんな歳の割には微笑ましい時間をすごしているうちに、日は沈み星が輝き始めたころ、ようやくエンジンの音が彼らの耳に聞こえてきた。 「休暇中にエマージェンシーとは、やるときはホント、派手にやってくれる奴だな君は!!」 「こんなとこで遭難するとは物好きだなオイ!!」 「隊長!! 教官!!」 シンが最も頼りにする上官二人の声に、シンは安堵する。 「断っておきますけど、遭難したわけじゃないですよ。ただちょっと……」 シンが言い訳をしているうちに、彼の背後から裸身の美少女が現れたことに二人の救援者は目を丸くした。 シンとステラは無事救出され、ポルナレフと共にアスランの運転するジープに乗っていた。 「この子が崖から海に落ちちゃって……助けてここに上がったはいいけど動けなくなっちゃって……」 「ふーむ、運の悪いやつかと思っていたら、実はラッキーだったんだなこのヤロウ」 ポルナレフが、支給した毛布を体に巻いたステラを見ながら言う。ポルナレフは、シンがこの少女に強い関心を寄せていることを見抜いていた。 「しかし名前しかわからないとなると、ザフト基地に連れて帰って、そこで身元を調べてもらうしかないな」 あらましを聞いたアスランの提案は、しかし無用に終わった。 「ステラ~~っ!!」 「どこだ~っ!! この馬鹿ぁ~~っ!!」 少女を呼ぶ声が聞こえてきたから。 「スティング! アウル!」 ステラが二人の少年の名を呼ぶ。それで少女の知り合いと確信したシンたちは、彼らの元へとジープを進めた。 「ったく! どこに行ったんだあの馬鹿!!」 アウルが罵る。だがその声には怒りだけではなく、心配と焦燥があった。スティングとアウルにとって、ステラは同じ場所、同じ環境ですごした仲間だ。心配しないわけがない。 「怒鳴っても仕方ねえだろ……見つかるまで探すしか……」 アウルをなだめるスティングが、ふと自動車のライトが近づいてくることに気付いた。 「スティング~~! アウル~~!」 二人のエクステンデッドは、ステラが見つかったことに安心しながらも、彼女が乗るのがザフトのジープであり、しかも赤服が二人も乗り込んでいることに驚愕する。 しかし相手の雰囲気から、こちらの正体がばれているわけではないと判断し、堂々と振舞った。 彼らの内心を知らず、ステラは喜びの声をあげてジープから跳ね降りる。 「心配かけやがって。ブチャラティたちも別のトコ探してんだから、帰ったら謝るんだぞ」 アウルが腕組みをして偉そうに言う。ポルナレフはアウルの言った名前に聞き覚えがあったが、同姓の別人だろうと気にはしなかった。 「海に落ちたのを助けていただいたとは……ザフトの方々には本当に、色々とお世話になって……」 スティングが礼を言うと、シンは照れて頭を掻く。 「いえ、そんな……気にしないでください。良かったねステラ。お兄さんたちに会えて」 「うん!!」 ステラが元気良く頷く。スティングはその様子に少々意外の念を抱く。 (今日初めて会ったばかりの人間に、ステラがこんなに懐くなんて) 「……では私達はこれで」 アスランが言い、基地へと引き返す準備をする。シンもジープに乗り込んだ。 「シン、行っちゃうの?」 「ステラ……」 雨に濡れた子犬のように悲しげな目をするステラに、シンは心を針で刺されるような痛みを覚える。 「迷惑をかけるなステラ」 スティングにたしなめられても、まだ納得できないらしいステラ。 ジープが動き出し、見送るステラの切なそうな顔に、シンは気がつけば声を出していた。 「また会えるよ! ていうか、会いに来るから!」 名前以外何も知らない少女に、シンは叫んだ。住所も知らないのに、また会えるも無いものだが。そのときのシンは本気で、また会おうと思っていた。 (また会おう、ね……。会えるかもな。運命っていうのは時々味なマネをするもんだからよぉ……) ジョナサン・ジョースターがエリナ・ペンドルトンに会ったように。ジョセフ・ジョースターがスージーQに出会ったように。 (せめてこの時代、そんくらいのロマンチックがなきゃあよぉ……) ポルナレフは教え子の淡い想いが実ることを祈っていた。 「シン……」 ステラは少年の名前を呟く。それだけで、ステラは自分が少年に守られているような暖かさを感じる。 シンの存在は、ステラの傷を癒していた。 『死』。ステラに架せられたブロックワード。兵器としての暴走を止める鍵。 ダイアーの波紋によって、薬物の副作用よりまぬがれてなお、彼らエクステンデッドを苦しめる呪い。ブチャラティたちでも消せなかったその呪縛を、シン・アスカはなんら気付かぬままに解こうとしていた。 ステラが戦士であると知るがゆえに、誰もかけることのなかった『守る』という言葉と行為。戦士にとっては、あるいは侮辱と受け止められるかもしれないその言葉は、ステラには良い方に作用した。 『死』から『守る』という言葉が、彼女をブロックワードから守ったのだ。 それはシンがステラを知らなかったという、無知ゆえの幸運か。否、それだけではない。シンという男が、人を『守る』と言うに相応しい戦士であったがゆえ。彼の言葉に、覚悟と信念が篭っていたがゆえ。 まさしくこの少年少女の出会い(ボーイ・ミーツ・ガール)は運命と言えるだろう。 だがこれは始まりに過ぎない。シンの誓いが、ステラの救いが、守り抜かれるかどうかは、いまだ見えざる試練を乗り越えられるかどうかは、まだ見えぬままだ。二人の命を運ぶ運命は、まだ動き始めたばかりである。 ――――――――――――――――――――――― 「一体どうなっているのです!!」 ロード・ジブリールは怒りに震えながら、モニターに映る顔に向けて怒鳴りつけた。振り下ろされた拳がデスクを打つ。 「それは君だって知っているだろう? プランの準備が完全に調っていなかったところへもってきて、あの未曾有の大被害。それでも君の言うとおり、強引に開戦してみれば、プラントへの核攻撃もかわされ、オーブはプラントと手を結び、あっという間に手詰まりだ」 モニターに映る、大西洋連邦大統領コープランドが辟易とした調子で答えた。 「これではあちこちで民衆がはねっ返り、ゴリ押しで結んだ同盟が綻びはじめるのも無理ないさ」 (こいつ……ろくに反論もせずに言いなりに開戦をしておいて、この状況になってから『だから嫌だった』などと、こちらに責任を押し付けるようなことを……!! この最低の無能が!!) ジブリールは、自分が反論させないように仕向けたことを棚に上げ、怒りに燃える。 「私はそんな話が聞きたいのではない! そんな現状に対して、あなたがどんな手を打ってらっしゃるのかを、聞いているのです!! コーディネイターを倒せ、滅ぼせと、あれだけ盛り上げてさしあげたのに、その火を消してしまうおつもりですか!?」 「いや、それは……」 コープランドは苦い表情になる。正直コープランドは、自分の地位と権力さえ安泰ならば、コーディネイターの撲滅など大した執着はないのだ。だがブルーコスモスの支援を失えば、地位が危うくなるから従っているに過ぎない。 「弱い者はどうせ最後には力の強い方につくんです! 勝つ者が正義なんですよ! そんな簡単な法則すらお忘れですか、大統領!」 「ジブリール……」 そうは言われても納得はいかない。圧倒的な物量によってすぐに勝負がつけられると思われた戦争は、ほぼ互角のままずるずると長引いてしまっている。戦争を続けるのはつらい。だが恥を受け入れてまで止めるほど致命的な被害はない。なんとも選択の難しい戦況だ。 だがそれでもジブリールはこの戦争、勝たなくてはならなかった。アズラエルの死後、弱体化し続け、ジブリールの尽力でようやく立て直された『ブルーコスモス』。ここで成果を出せなければロゴスからも見捨てられてしまう。 ロゴスの後ろ盾が無ければブルーコスモスなど、そこらの過激な環境保護団体と変わらない。それがわかっているからジブリールも焦る。その焦りを隠し、表面上はあくまで強気に叫ぶ。 「我らが力を示さないから、はねっ返りが出るんです! ならまずそこから手を打ってください!! ユーラシア西側のような状況を、いつまでも許しておくから、あちこちではねっ返りが出るんですよ! そのために『スリーピング・スレイヴ』もつくったというのに!!」 疎ましく思っているブチャラティたちの部隊さえ手札として出しながら脅しをかける。 「確かにスリーピング・スレイヴはよくやってくれているが、それでもなお足りん! 我々とて手一杯なのだ!!」 スリーピング・スレイヴの交渉、あるいは実力行使により、反乱は多少食い止められている。だが一部隊ではいくら有能といえ手が足りない。 「戦力は限られているし、人員の問題もそうそうは……だいたい、君のファントム・ペインやブードゥー・キングダムだって、大した成果は上げられていないじゃないか!!」 コープランドの逆襲に、ジブリールも言葉に詰まる。確かに戦艦ミネルバはいまだ沈めることができず、おかげでミネルバやそのクルーは、勝利の象徴として士気高揚に多大な効果をあげているようだ。 シン・アスカやアスラン・ザラを大々的に紹介したプラントの雑誌やTVニュースを思い出し、ジブリールは歯噛みする。 (逆に言えば、あれを落とせれば敵の士気はガタ落ちになるということだ……!!) ジブリールはミネルバを討てぬネオ・ロアノークに怒りを向ける。だが現在のところ、彼に頼るしかない。そのためにブチャラティと合流もさせたのだ。目的のためには手段は選ばない。 「いいでしょう……近いうちに必ず、あの忌まわしい船を落として見せましょう……!!」 ジブリールはコープランドの顔を、仇を見るような目で睨みながら通信を切った。 「……ふう。ジブリールめ。何が『勝つ者が正義』だ。ならばやはり、お前は正義ではない……」 コープランドは吐き捨てながら、温かみのない笑みを浮かべる。 「そしてそう……スリーピング・スレイヴは本当によくやってくれているよ……それこそ、ロゴスを滅ぼそうというほどにね」 軍需産業複合体ロゴスは国際的な巨大企業だ。たとえ国家でさえ、その巨大な経済力には太刀打ちできない。確かに言うことに従うことで得られる恩恵もある。大西洋連邦がこの世界でリーダー面をしていられるのもロゴスの協力あってこそだ。 (だが……この戦争は危険そうだ) コープランドとて大統領にまでなった政治家だ。ロゴスの先行きは、明るいものと断言できなかった。1年前ならば断言できたが、今となっては。 (スリーピング・スレイヴという反乱者が出ているだけでも、それは感じ取れる。今まで反乱者の芽さえ出させなかったロゴスの支配が、緩んできているのだ) ブチャラティやアバッキオといったメンバーと顔を合わせ、彼らならやれるかもしれないと判断した。だがまだ可能性の段階だ。 今裏切って、ロゴスを倒せなければ破滅だ。かといって大西洋連邦優位の世界にこだわり続けてロゴスに味方し、挙句にロゴスと共倒れになればそれもまた最悪だ。 (いつ……どちらにつくか……その見極めに、私のすべてがかかっている……!!) ふらふらと揺れ動くコウモリはコウモリなりに、未来を手に入れようと前向きに行動している。誰もが、それぞれ戦っているのだ。 王は王なりに。戦士は戦士なりに。強者は強者なりに。弱者は弱者なりに。正義は正義なりに。邪悪は邪悪なりに。 それが、生きるということなのだから。 TO BE CONTINUED
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/151.html
敵潜水艦、神の一撃:水上艦5艇に120%?とかいうのが・・・戦闘3倍速でカットイン連打でカットしててよく見えなかったけれど(汗 - 名無しさん 2017-12-22 21 34 43 な・・・なんですと!?ちょっと検証してみます…! - 管理人 2017-12-24 20 43 24 確認しました!「神の雷撃」、水上艦最大5隻に威力120%の雷撃、です! - 管理人 2017-12-25 05 41 05 雷撃でしたか、検証有り難う御座います。・・・戦力は上げにくくなったからか訳の分からない戦技放り込んでくるようになりました(汗 - 名無しさん 2017-12-25 11 01 37 おそらく運営は「攻略法の最適解」をある程度想定して、いわばパズルを解くように攻略させたいのでしょうね(今回は重巡や戦艦といった砲撃を連発できる艦ばかり編成してもなるべく勝てないように強力な戦技を用意した・・とか。) - 管理人 2017-12-25 20 29 42 あくまで砲撃回避だから(航空以外にも)水雷とかでという考えがあるのかもしれないけれど、艦艇の相性でマイナス補正かかりますからね。重巡の雷撃がまともなら大活躍した・・・かもしれないのに(でも、範囲技ないし押し負けるだろうな) - 名無しさん 2017-12-25 22 39 14 大和・長門・赤城・ファーゴ・フレッチャー・Z43(9850) - 名無しさん 2017-12-21 14 22 34 ↑10回目ぐらいでまぐれ勝ち - 名無しさん 2017-12-21 14 23 03 情報ありがとうございます!空母が少ない!駆逐の雷撃、および全体攻撃の連続で「熟練提督の直感」を乗り切った感じですかね…!? - 管理人 2017-12-21 17 17 27 大和、長門、赤城、Z43が1ターン目で全て範囲攻撃出来たのが勝因かと思います。 - 名無しさん 2017-12-22 09 24 37 砲撃8回回避って、主砲パーツで攻撃回数増やせば一気に消費させられるのかな・・・だとすれば、速力速い艦に砲塔パーツで回避を消費させて足の遅い主力艦の直撃を当てられる? - 名無しさん 2017-12-21 23 15 41 理論上は可能だと思います!理論通りに実行できるはわかりませんが… - 管理人 2017-12-25 03 16 53 数少ない手持ちの主戦力が空母ばかりなので戦1、空4、駆1(10800)で勝利。潜水艦の先制スキルがあっても50%なのでそこまで脅威にならないし、前回とちがってこちらの奇襲もとれるので余裕でした。戦闘機は☆4x3、☆3x1(局地戦が雪でポンコツになってますが・・・) - 名無しさん 2017-12-21 03 20 12 次回は空母つぶしがきそうで怖いです。 - 名無しさん 2017-12-21 03 21 39 情報ありがとうございます! 空母はさんざん潰されてるのでまだ大丈夫だと思います(汗) - 管理人 2017-12-21 17 15 33 調子に乗っていたら12回目で戦技がさっぱり発動しなかったのか、丁字有利から押し返されて負けた(汗・・・とはいえ前回のイベントとかで勝率4割位だったのを考えると圧倒的。 - 名無しさん 2017-12-21 23 12 30
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/1625.html
←その7 ーーーーーーーーーー1年後ーーーーーーーーーーーーー 見滝原ホテルの大宴会場でほむほむ等防除法設立1周年のパーティが開かれていた。 市長「ほむほむ等防除法設立から一年か・・・。効果は絶大だったな。街に生息するほむほむはほむランドのプレイヤー人口に反比例して激減した。 山の裾野やその周辺に住むほむもむたちも超小型ほむまど爆弾でほぼ一掃できた。あのボタンを押したのが私の市長生活の中でも 一番のエピソードになるかもな。市役所までほむほむ達の悲鳴が聞こえてきたからねww 爆弾を開発した少女を表彰したいんだが匿名とは残念だ。 ほむほむ達が人間を恐れて全く近寄ってこなくなったが一番の収穫だな。これでもう不幸な事故は起こるまい。」 知久「市長の決断の結果ですよ。市長が決断してくださらなかったら何も事は進みませんでした。市長ありがとうございます。」 市長「鹿目君!いやこれは君の功績だよ!!あれから一年。ほむほむ駆除を成功させるどころか、ミタキハラを食べに市外からたくさんの 人が来るようになった。ほむランドの市外からの収益も増える一方だ。市の経済規模が膨れ上がって税収はたった一年で例年の3倍に なったよ!!!!!しかし街にはまだほむほむ達が生息している。根絶やしにする為これからも頑張ろうじゃないか!」 知久「根絶やしにする必要はありませんよ。市長。」 市長「ぬ?何故だね?」 知久「というか根絶やしは無理ですよ市長。我々はほむほむの繁殖能力には勝てません。だから私は単純に駆除するのではなくこういう方法を とったんですよ。」 市長「ふむ・・・・。」 知久「根絶やしにできない。だから僕はほむほむ達を人間が管理できる資源にしたんです。ミタキハラだって元を辿れば野生のほむほむですし ほむランドを遊ぶにはほむほむ達が必要不可欠ですよね?市長最初に言いましたよね?見滝原はほむほむと共にあるって。 昔からそうなんです。ずっと我々見滝原市民はほむほむを利用して街を発展させ来たんです。それがここ数年おかしな事になってしまった。 僕はかつての状況にこの見滝原を戻しただけですよ。」 市長「なるほど・・・。言われてみればその通りだ・・・。時代ともに大切な事も忘れてしまっていたみたいだな我々は・・・・。改めて礼を言うよ鹿目君!」 知久「お礼はほむほむ達に言ってあげてください。これも最初にいいましたね。僕はほむほむ達を愛して止まないんです。そしてこの街も愛しています。 何度でもいいます。見滝原はほむほむと共にあるんです!」 その日、見滝原港に一隻の船が錨を下ろした。同じ港には2度寄港しないというルールが定められた大富豪達を乗せて世界中を旅する豪華客船だ。 ミタキハラの味に魅了された大富豪達のたっての希望でルールを破り見滝原港に二度目の寄港である。 見滝原スーパーアリーナでは、最強ほむランドプレイヤー決定戦 第一回ほむ劇が開催され世界中からプレイヤーと観客が集まっている。 見滝原市は平和で活気に溢れ健やかだ。 見滝原はほむほむと共にある。 ほむら「ふん。。。私なら根絶やしにできるけどね。まぁでも虐待の限りを尽くされみじめに死んでゆくだけの生き物だし別にいいか。 なんか役に立ってるみたいだし。さてっと・・・・。」ガチャ!! おしまい
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/324.html
長崎県 今まで行った所 > 都道府県別 都道府県別北海道青森県秋田県岩手県山形県宮城県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県山梨県静岡県新潟県長野県岐阜県愛知県富山県石川県福井県滋賀県京都府奈良県和歌山県三重県大阪府兵庫県島根県鳥取県岡山県広島県山口県愛媛県香川県高知県徳島県福岡県佐賀県長崎県大分県熊本県宮崎県鹿児島県沖縄県 より大きな地図で 長崎県 を表示 長崎県旅行記 写真 旅行記 2002年春合宿・アフター 2005年春合宿アフター 諫早市 / 雲仙市 / 西海市 / 佐世保市 / 島原市 / 長崎市 / 波佐見町 / 南島原市 雲仙市 小浜温泉浜の湯 / 小浜マリンパーク / 小浜温泉 / 国道57号 / 国道251号 / すこやかランドふれあい広場 / 長崎県道201号 / みずほ温泉千年の湯 西海市 国道202号 / 西海橋 / 西海橋公園 / 長崎県道12号 / ビジネスホテルはしもと 島原市 かんざらし / 寒ざらし / 観音島泉源公園足湯 / 国道251号 / 島原 / 島原海浜公園 / 島原市中央公園 / 島原城跡 / 島原港 / ホテル南風楼 / 六兵衛 長崎市 大浦天主堂 / 旧香港上海銀行長崎支店 / 黒崎教会 / 慶華園 / 国道34号 / 国道202号 / 国道251号 / 松翁軒 / 出島 / トルコライス / 長崎カステラ / 長崎県道116号 / 長崎ブルースカイホテル / 東山手洋風住宅群 / 日見隧道 / 日見峠 / 平和公園 / 眼鏡橋 / オランダ坂 / ツル茶ん / ドラゴンプロムナード 南島原市 国道251号 / 原城跡 / 道の駅みずなし本陣ふかえ おすすめ 長崎県道201号 自然・景勝地 「長崎県 自然」をタグに含むページは1つもありません。 社寺・建物・史跡 大浦天主堂 / 旧香港上海銀行長崎支店 / 島原城跡 / 出島 / 原城跡 / 針尾送信所 / 東山手洋風住宅群 / 日見隧道 / 平和公園 / 眼鏡橋 / オランダ坂 展望 ドラゴンプロムナード 施設 観音島泉源公園足湯 / 西海橋公園 / 平和公園 / 道の駅みずなし本陣ふかえ / ドラゴンプロムナード / 道の駅みずなし本陣ふかえ 食べ物 一口香 / かんころもち / 寒ざらし / トルコライス / 長崎カステラ / 六兵衛 飲食店 慶華園 / ツル茶ん 宿泊地(宿泊地一覧) 小浜マリンパーク / 勝浦ホテル三日月 / 島原市中央公園 / すこやかランドふれあい広場 / 長崎ブルースカイホテル / ビジネスホテルはしもと 道路(国道一覧)(都道府県道一覧)(自転車道一覧) 国道34号 / 国道57号 / 国道202号 / 国道206号 / 国道251号 / 長崎県道12号 / 長崎県道116号 / 長崎県道201号 / 日見峠 写真
https://w.atwiki.jp/hachinai_nanj/pages/2337.html
次のランクマでは人権級やろな - 名無しさん (2021-10-04 13 33 32) 強いけどURと比べると…感じかな - 名無しさん (2021-10-08 16 00 33) 言うて+2000×9の効果量と考えたら全員にミート究極はヤバい。ランクマは打ってなんぼでコールド上等だから余計噛み合ってるし条件 - 名無しさん (2021-10-08 16 14 10) 現状の他校はここまでしないと採用出来るか怪しいレベル - 名無しさん (2021-10-08 17 58 34)
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/955.html
~とある夜 番外個体個室~ 番外個体 「海原さんに誘われた?」 結標 「うん。この間のお礼に食事でも、って」 番外個体 「お礼って?」 結標 「みんなして風邪こじらせたじゃない。あれよ、あれ」 番外個体 「あーあー。淡希が寝ずの看病してたときの話ね」 結標 「ちょっ、それはもういいのよ!」 番外個体 「ねえ、具体的に何してあげたの?」 結標 「……悪寒が酷いっていうから、人肌で……」 番外個体 「キャー、だいたーん☆」 結標 「」スチャ 番外個体 「はい、黙るので軍用懐中電灯はしまってください」 結標 「ったく……」ハァ 番外個体 「……? でもさ、淡希がダウンしてる間はずっと付き添ってもらってたんだよね?」 結標 「うん。だからいいって言ったんだけど……」 ~~~~~ 海原 「それでは僕の気が済みませんので」 ~~~~~ 結標 「だって」 番外個体 「まー、海原さんらしいと言えばらしいのかな」 結標 「単に貸し借りゼロにしておきたいだけでしょ」 番外個体 「うっわ、なにそれ。可愛くなーい」ニヤニヤ 結標 「」ムスー 番外個体 「大体、貸し借りゼロで気が済むんなら、看病して終わりでしょ」 結標 「そうだけどさ」 番外個体 「なにか不満なの?」 結標 「正直、お礼とか貸し借りとかどうでもいいの。せっかく出かけるのに食事だけってのも……」 番外個体 「もっとデートを満喫したいですぅ、ってことね」 結標 「」コクリ 番外個体 「あれもこれも、って感じで連れ回せばいいんじゃない?」 結標 「いいのかな……」 番外個体 「紳士な海原さんなら、どこぞの白いのと違って無碍にはしないと思うけどな」 結標 「貴女も苦労してるみたいね」 番外個体 「いや、あいつも口が悪いだけで付き合ってはくれるよ、一応」 結標 「んー、リクエストはしてみるけど」 番外個体 「けど?」 結標 「どういうところがいいと思う?」 番外個体 「ランジェリーショップ」 結標 「」スパァァン 番外個体 「いったぁぁぁぁ!?」 結標 「こっちはこれでも真剣なの!」 番外個体 「太ももに手形が……そ、そんな淡希にはコレだ!」スチャ 結標 「学園都市Walker?」 番外個体 「ええと……あったあった。ほら、第6学区に水族館オープンだって」 結標 「へー、水族館か。そういえば、行ったことないわね」 番外個体 「しかもほら、開館キャンペーンでカップルのお客様に写真撮影のサービスが」 結標 「ちょっと待ちなさい。なんでこのページにポストイットが貼ってあるの?」 番外個体 「……私も誘ってみたんだけどさ。都合が悪いって」 結標 「……」 番外個体 「私の分も、ってつもりじゃないけど。代わりに行ってきてよ」クスッ ~同日夜 きぬはた荘 海原個室~ 海原 「水族館、ですか?」 結標 「そう。よかったらどうかな、と思って」 海原 「面白そうですね。実は行ったことがないんですよ」 結標 「え? そ、そうなの?」 海原 「昼食の後に寄ってみませんか?」 結標 「い、あ……」 海原 「?」 結標 「貴方が行きたいんだったら、別に……」 海原 「いやぁ、これは楽しみです」ニコニコ 結標 「よ、良かったじゃない……」 海原 「しかし、急なお誘いになってしまって申し訳ないですね」 結標 「いいのよ、どうせいつも暇なんだから」 海原 「またまたご冗談を」 結標 「冗談じゃなく、ホントに大してやることないんだって。わかってるでしょ?」 海原 「まあ、僕も似たようなものですしね」 結標 「最近ふられてくる仕事もなんかアレだしね」 海原 「あ、それで、当日の待ち合わせなんですが」 結標 「? 一緒に出ればいいんじゃないの?」 海原 「当日に整髪していきたいんですよ。これにまで付き合わせる訳にもいきませんので」 結標 「そういうことね。じゃ、どうすればいい?」 海原 「11時でどうでしょうか?」 ~ドアの向こうでは~ 番外個体 (んー、肝心なところが聞こえない) 番外個体 (ちゃんと誘ったのかな) 浜面 「何やってんだ?」 番外個体 「!」 浜面 「あ、もしかしてスネークごっこか? よし、じゃ俺ビッグボス(ガシッ)モゴッ」 番外個体 (しーずーかーに!) 浜面 「???」 滝壺 「2人してなにしてるの?」 婚后 「ここは、海原さんの部屋ですわね」 番外個体 「」 : : : 海原 「ほう。ミサワさんが最近いつも付けているピアスはやはり彼が」 結標 「いきなり言い出すもんだから驚いたわよ、ホント」 海原 「あの頃は大変でしたね。まさかあなた方が喧嘩なさるとは」 結標 「まあ……仲直りできてから、前より仲良くなったような気もするけどね。 あのときはありがとね。ちょこっと話聞いてもらえただけでも楽になったし」 <ちょっと押さないで! <超バレますって! <痛いですのー! 海原 「? なんだか廊下が騒がしいですね」 結標 「……まさか」 ガチャ ドタッ ベチ ビターン 番外個体 「いててて……急に開けないでよ!」 結標 「みんなして何やってんのよ!?」 浜面 「やべっ、二人とも逃げるぞ!」 滝壺 「うわ」 絹旗 「ひ、引っ張らないでくださいよ!」 結標 「……」ヒクヒク 婚后 「えーと……し、白井さん?」ヒュン 白井 「ほほほ、お、お休みなさいませ」ヒュン 番外個体 「え、ウソ……私だけ? ヒドくない?」 結標 「まーこーとー……」 <天誅! <みぎゃぁぁぁぁ!! 海原 「雨降って地固まる、ですか。友情とはいいものですね」ニコニコ ~11月下旬 きぬはた荘 リビング~ 結標 「ねえ、変じゃないかな」 番外個体 「うーん……正直、私に聞かれても。ファッションとか疎いし」 結標 「別にコーディネートがどうとか聞いてないわよ。貴女から見て変じゃない?」 番外個体 「その服に、この間買ったロングブーツだよね? いいんじゃないかな……でも、これ」 結標 「?」 番外個体 「スカートがダークブラウンなせいで、ユリコの毛が目立ってる」 結標 「え? あーー!!」 ユリコ 「(*・ω・)ノシ」ペシペシ 結標 「あ、ユリコだめ! スカートの裾で遊ばないで! これカーテンじゃないから!」 番外個体 「ほら、ユリコ。焼き海苔あるよー、ほれほれ」つ■ ユリコ 「(・ω・*)三三三」トテテテ 結標 「ユリコに悪気はないんだろうけどね……」 番外個体 「ユリコは白猫だし、これはしょうがない」 結標 「今日は家に貴女一人なの? あの子たちは学校なんでしょうけど」 番外個体 「滝壺さんと浜面さんは一緒に出かけたし、絹旗さんもどっか行っちゃったし」 結標 「ちゃんとお留守番できる?」 番外個体 「それ、どういう意味かな」 結標 「冗談よ。じゃ行ってくるわね」 番外個体 「今日は帰ってこなくていいからねー」 <バタン 番外個体 「はあ……ねえ、ユリコはお留守番できる?」 ユリコ 「(・ω・)?」 ~同日 第7学区 とある駅前~ 結標 (10時半過ぎだもんね、さすがにまだ来てないか) 結標 (このベンチに座ってればすぐ見つけてくれるかな)ポスン 結標 「……」 結標 (水族館だけじゃなくて、もうちょっとどっか行きたいなぁ) 結標 (買い物でもいいし、景色が綺麗なところでもいいし) 結標 「……鏡」ゴソゴソ 結標 (前髪ヘンじゃないかな? 大丈夫よね?) 結標 「はぁ……」 結標 (待つのは慣れてるつもりだったけど、なんでこんな長く感じるのかな) 結標 (海原と二人組で行動なんてこれが初めてじゃないのに……いつからこうなったんだろ) 結標 「……まだあと20分もあるのか」ソワソワ ??? 「こちら暗号名M、駅前にてターゲットを捕捉」 ??? 『こちら暗号名S。了解、至急そちらに合流します』 ??? 「了解」ピッ ??? 「……ふふっ。今日が最後の思い出にならないよう、せいぜいしっかりやることだね」 : : : 結標 「あ!」 海原 「すみません、お待たせしてしまいましたか」 結標 「……遅い。私が早く来すぎたのもあるけど」 海原 「いやぁ、申し訳ないです。お詫びになるか分かりませんが、今日はとことんお付き合いしますよ」 結標 「信じていいのね?」 海原 「もちろんですとも」 結標 「ふーん……それについては、お昼食べながら話しましょ」 海原 「そうですね、何か食べたい物とかありますか?」 結標 「何かって……こういう場合、誘ったほうが店を考えておくものでしょ?」 海原 「候補はいくつか用意してありますよ。その中から、結標さんのニーズにあった店を選びたいかと」 結標 「えと、じゃあ、ヘルシーなのがいいかな」 海原 「となりますと、野菜か魚といったところですかね」 結標 「う、うん。それで」 海原 「では、行きましょうか」 結標 「どこいくの?」 海原 「野菜料理をメインにしてる店があるんですよ。そこに行きましょう」 結標 「あら、いいじゃない」 海原 「口に合うといいのですが」 結標 「そればっかりは食べてみないと分からないわね」 海原 「ふふ、手厳しいですね」 結標 「♪」コツコツ 海原 「……今日はなんだか」 結標 「うん?」 海原 「服装が、いつもと違う雰囲気ですね」 結標 「えっ……そ、そうかな?」 海原 「ええ。落ち着いた感じがして良いと思いますよ」 結標 「な、なによ。いつもはそんなこと言わないじゃない」 海原 「そりゃ普段は露出狂じみてて(ベシッ)痛いですよ」 結標 「~~っ、さっさと行くわよ」グイ 海原 「結標さん、引っ張らなくてもお店は逃げませんよ」 結標 「お腹空いてるの!」 結標 (服選ぶの時間かけすぎて朝食べられなかったんだもん) 黒服女(小) 「お待たせしました、暗号名M」 黒服女(大) 「思ったより早かったね、暗号名S……ねえ、暗号名って必要?」 黒服女(小) 「やはりこういう時は超雰囲気から入りませんと」 黒服女(大) 「いや、なんか厨2っぽくてさぁ……」 黒服女(小) 「だったら、こんなマトリックスオフみたいな格好してる時点で超アウトですよ」 黒服女(大) 「そこはほら、目立たないようにね」 黒服女(小) (逆に目立ってますって) 黒服女(大) 「さーて。事前情報によると、ターゲットはまず昼食、その後で水族館に向かうらしいよ」 黒服女(小) 「むむ……意外性に超欠けますね」 黒服女(大) 「ターゲットも実力者だから。尾行は慎重にね。見た情報は持ち帰らないといけないし」 黒服女(小) 「超わかってますとも」 結標 「そのお店までどれぐらいかかるの?」 海原 「このペースで歩けば、15分ほどで着きますよ」 結標 「じゃ、ゆっくりいきましょ。天気もいいんだし」 海原 「お腹空いているのでは?」 結標 「う、うるさいわね! いいでしょ、別に!」 結標 (急いだら、この時間が勿体無いような気がしちゃった) 海原 「まあ、今日は結標さんに合わせるつもりですので、従うだけなんですけどね」ニコニコ 結標 「……バカ」 ガキッ 結標 「えっ?(やばっ、ヒールが……!)」 海原 「危ない!」グイッ 結標 「ひゃぁ」ポフ 海原 「いやぁ、危なかったですね」 結標 (……やっぱり胸板厚いな) 海原 「足首は痛めてませんか?」 結標 「うん、大丈夫。ありがと……」 海原 「怪我がないようでなによりですね」 結標 「そうだ、ヒール……見事に折れちゃってるわね。このブーツ、2~3回しか履いてないのに」 海原 「食事より先に修理屋に行きましょうか」 結標 「ゴメンなさい……」 海原 「トラブルはつき物ですよ。こんな程度で済んでよかったと思っておきましょう」 結標 「腕につかまっていい? 歩きづらくて」 海原 「ええ、どうぞ」スッ 黒服女(小) 「なるほど、これが超フラグイベントというヤツですね」 黒服女(大) 「淡希……まさか、わざとヒールを溝に差し込んだのかな」 : : : リペア屋 「ちょっとお時間いただきますね」 海原 「さ、どうぞ。座っててください」 結標 「貴方はいいの?」ストン 海原 「イスは1つしかありませんし」 結標 「あ」 海原 「いいですよ。お気になさらず」 結標 「ご、ゴメン、なんか……」 結標 (幸先悪いスタートね……) 海原 「いいじゃないですか、こういう寄り道も」 結標 「」ムー 海原 「時間はたっぷりあるんですから」ニコニコ 結標 「……そ、そうよね」 結標 (ホント掴みどころがないわ) リペア屋 「終わりましたので、確かめて頂けますか?」 結標 「はい、どうも」ゴソゴソ 結標 「……うん、大丈夫かな」カツカツ 海原 「おっ、ちょっと背が高くなりましたね」 結標 「うるさいわね、ほっといてよ」 海原 「気にしてましたか? これは失礼」ニコニコ 結標 「サイテー……すみません、いくらですか?」 リペア屋 「1800円です。……彼氏さんですか?」 結標 「へ? あ、そ、そんなのじゃないんです、決して」 リペア屋 「そうなんですか? 仲良さそうだったので、てっきり」 結標 (そ、そんな風に見えるのかな……) 海原 「終わりましたか?」 結標 「わっ!? びっくりさせないでよ!」 リペア屋 (美男美女のカップルかー、いいなー) 海原 「すみません、驚かせるつもりはなかったんですが」 結標 「ったく、もう……あ、ありがとうございました。ほら、行きましょ」 海原 「あ、お世話になりました」ペコリ リペア屋 「またどうぞー」ニコニコ 結標 (彼氏……) 海原 「結標さん、まだ歩きづらいですか?」 結標 「いえ、もう大丈夫よ?」 海原 「そうでしたか。腕を掴みっぱなしだったので、まだ歩きづらいのかと」 結標 「Σ」パッ 海原 「さ、ちょうどお昼時ですし。満席になる前に行きましょう」 結標 (調子狂わされるなぁ) ~15分後 野菜レストラン「オールグリーン」~ 店員 「いらっしゃいませ」 海原 「2名お願いします」 店員 「かしこまりました。こちらへどうぞ」 結標 「へぇ……サラダバーもあるのね」 海原 「ええ。あれは基本的に食べ放題ですよ」 店員 「こちらのお席へどうぞ。ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」 海原 「ついてますね、窓際の特等席ですよ」 結標 「サラダバーからは遠いけどね」 海原 「さて、ここは野菜ソムリエの方が常駐してまして、味の評判もいいんですよ」 結標 「オススメってある?」パラパラ 海原 「ロールキャベツのトマトソースがけでしょうかね」 結標 「じゃあそれ」 海原 「決まりですね。すいません」ノシ 店員 「はい」 海原 「ロールキャベツを2つ、1つはトマトソースで、もう1つはホワイトソースで」 店員 「かしこまりました」 結標 「あら、ソース選べたのね」 海原 「あ……すいません、勝手に決めてしまいましたね」 結標 「いいわよ、今日は貴方のオススメで」 : : : 店員 「お待たせ致しました。こちらロールキャベツになります」カチャカチャ 海原 「お、来ましたね」 結標 「えっ、美味しそう」 店員 「ごゆっくりどうぞ」ペコリ 海原 「では、いただきます」 結標 「いただきます……おいひい」モグモグ 海原 「気に入って頂けたようで安心しました」 結標 「美味しくてヘルシーなんて、最高じゃない」 海原 「ええ。だから女性に人気があるのでしょうね」 結標 (言われてみれば、店の中ほとんど女性客ね……女性客か) 結標 「ねえ……ここには誰かと来たの?」 海原 「何回か来ましたが、いつも1人でしたね」 結標 「1人で? 居づらくないの?」 海原 「いえ、全然」 結標 「尊敬しちゃう。私はファーストフードとかならともかく、こういうお店に1人は無理だわ」 海原 「慣れればなんてことありませんよ」ニコニコ 結標 「すぐには慣れそうもないわね……だから、また連れてきてよ」 海原 「僕でよろしければ」 結標 「言質とったからね。ね、ホワイトソースって美味しいの?」 海原 「味見してみますか? どうぞ」ズイ 結標 「(パク)うわ、すごいコク。だけど、ちょっとカロリーありそうね」 海原 「小麦粉とバターを使う分、トマトソースよりは高いでしょうね」 ~その頃 数十メートル離れた廃ビル~ 黒服女(小) 「超絶好のスナイプポイントですね」 黒服女(大) 「そこまでしないけどね」スチャ 黒服女(小) 「気を付けてくださいよ。スコープの反射光で見つかるとかアホすぎて超笑えません」スチャ 黒服女(大) 「おー、いたいた。丁度窓際にいてくれたよ」 黒服女(小) 「……なんか、アレ見てたら超お腹すいてきました」 黒服女(大) 「ダメだねぇ、空腹ぐらいで音をあげちゃ」ギュルルルル 黒服女(小) 「……」 黒服女(大) 「……」 黒服女(小) 「なんか買ってきてください。ここは私が見てますので」 黒服女(大) 「うん、お願い」 ~野菜レストラン「オールグリーン」~ 海原 「ごちそうさまです」 結標 「う……」 海原 「ああ、ゆっくりどうぞ。味わって食べて頂きたいですしね」 結標 「ゴメン、遅くて」 海原 「お気になさらずに」 結標 「そうさせてもらうわ。そういえばさ、メニューにケーキがあったんだけど」 海原 「野菜のケーキじゃないですか?」 結標 「そんなのあるの?」 海原 「ええ。野菜の甘味を活かした、すっきりとした味わいですよ」 結標 「それも食べたいわね」 海原 「追加で頼みましょうか?」 結標 「うん、お願い。貴方と同じヤツでいいわ」 海原 「了解です。あ、すいません」ノシ 店員 「はい」 海原 「追加でコレを2つお願いします」 店員 「すぐにお持ちいたしますか?」 海原 「彼女が食べ終わってからで」 店員 「かしこまりました」 結標 「……なんか悪いわね」 海原 「お店もこれぐらいは対応してくれますよ」 結標 「何頼んだの?」 海原 「来てからのお楽しみにしておきましょう」ニコニコ 結標 「ごちそうさま」カチャ 海原 「ご満足頂けましたか?」 結標 「ええ、もう。こんないいお店があったなんてね」 海原 「それは何より。誘った甲斐があったというものです」 店員 「お待たせ致しました。こちらキャロットシフォンケーキになります」カチャ 海原 「あ、どうも」 結標 「ニンジンのケーキ? なんか想像できないわね」 海原 「食べれば分かりますよ」 結標 「……へえ、普通のケーキよりしつこくない甘さなのね」 海原 「僕にはこれぐらいが丁度いいんですよね。 もっと甘くしたい場合は、横に添えられたクリームで調整してください」 結標 「横ってこれ?(ペロ)うわ、あっまい……調整か、なるほどね」 結標 (これなら、あの子のニンジン嫌いも治るかしら) ~その頃~ 黒服女(大) 「絹旗さん、お昼買ってきたよ」 黒服女(小) 「……」 黒服女(大) 「絹旗さん?」 黒服女(小) 「……」 黒服女(大) 「……暗号名S、昼食にしましょう」 黒服女(小) 「おお、これは超申し訳ないです」 黒服女(大) (あー、そうだった。この子、リアル中2だったんだ) 黒服女(小) 「にしても、ターゲットはあんな超オシャレなお店でランチなのに、私達はファミチキですか……」モフモフ 黒服女(大) 「Lチキの方が良かった?」カシュッ 黒服女(小) 「そうではなく! なんでこんな超天気のいい日に、廃ビルの一室でジャンクフードなどを」 黒服女(大) 「うわマズ。この缶コーヒーは地雷認定だね」 黒服女(小) 「超スルーですか」 結標 「あ、そうだ」 海原 「?」 結標 「この間はありがとね。つきっきりで看病してくれて」 海原 「いえいえ。それはお互い様じゃないですか」 結標 「そ、お互い様よ。だから……」 海原 「だから?」 結標 「だから、今日はお礼とか抜きにしてほしいの」 海原 「ですが、それでは」 結標 「気が済まないって言うんでしょ? でもそうはいかないわよ、お互い様って言ったじゃない」 海原 「これは一本とられましたね」 結標 「……そういう理由とかないと、私と外出できないの?」 海原 「え? そ、そんな訳ないじゃないですか」 結標 「じゃあいいわね。はい、決まり」 海原 「適いませんね、これは」 結標 「だって、接待されてるみたいなのも居心地悪いんだもの」 海原 「申し訳ないですね、これは僕の悪いクセです」 結標 「これから気をつけてね」 海原 「そういえば、聞きたかったのですが」 結標 「?」 海原 「風邪をこじらせたとき、結標さんはどうしてあのような格好で僕の隣に?」 結標 「」 海原 「朝起きてみれば、結標さんがあのような姿で隣にいたんですから。 何か間違いを犯したのかと真っ青になったものです」 結標 「だ、だっ、だって、貴方が寒い寒いって言うから……」 海原 「そんなことを言っていたのですか。あの時は意識も朦朧としてて記憶が定かじゃないんですよね」 結標 「今思い出しても、ホントに辛そうだったわね」 海原 「いやはや、お恥ずかしい……結標さんには頭が上がりません」 結標 「ちょっと」 海原 「おっと失礼、こういうのはナシでしたね」 結標 「うん、よろしい。それにお恥ずかしいって言うけど、こっちだって恥ずかしかったんだからね」 海原 「いえ、何も見てませんよ?」 結標 「治った日は私より先に起きてたじゃない」 海原 「ですから見てませんて」 結標 「ホントに? 私の目を見て言って」ジー 海原 「……すみませんでした」ペコリ 結標 「変態! 変態! 変態!」バシバシバシ 海原 「不可抗力ですって! 起きたときにやっと把握したんですから!」 結標 「……まあ、ある程度は覚悟してたけどね」ムー 海原 「あ、でも、綺麗でしたよ?」 結標 「もうその話はお終い! やめ!」 海原 「?」 結標 (なんでそこまでしたか、気付かないかなぁ……) 店員 「失礼致します。こちらミックスベジタブルジュースになります」 海原 「おや? 頼んでいませんよ?」 店員 「ランチタイム限定のサービスです」 海原 「これはこれは、ありがとうございます」 結標 「さっきから随分と尽くしてくれるお店ね」 海原 「細やかな心配りが、人気の秘訣なのでしょうね」 ~30分後~ 海原 「さて、そろそろ行きますか」 結標 「そうね。ずいぶんゆっくりしちゃったし」 海原 「では参りましょう」サッ 結標 「あっ、ちょっと」 海原 「どうしました?」 結標 「伝票掻っ攫わないでよ。私の分が」 海原 「出しておきますよ」 結標 「そういうのはナシって言ったでしょ。自分の分ぐらい出すわよ」 海原 「そういうのは抜きにしても、ここは出させてください」 結標 「なんでよ……」 海原 「見てしまったお詫びです」ニコニコ 結標 「バカ……いいわ、これでチャラにしてあげる」 黒服女(大) 「ねー、次何いく?」カチカチ 黒服女(小) 「ジンオウガの上位素材が超ほしいです」カチカチ 黒服女(大) 「じゃそれいくかなー。弾は通常2と散弾2と麻痺と……」 黒服女(小) 「……あ、ターゲット動き出しました!」 黒服女(大) 「やっと? よし、私らも行こうか」 : : : 海原 「たしか、第6学区でしたね」 結標 「そ。だから、バスで移動ね」 海原 「今度はコケないでくださいよ」 結標 「分かってるわよ」ガシ 海原 「結標さん?」 結標 「手袋忘れちゃったから、手冷たいの」 海原 「は、はあ……」 結標 「ほら、行きましょうよ」 海原 「そうですね。遅くなってもいけませんし」 結標 「第6学区行きは……え? なにあれ?」 海原 「あのバス停だけ妙に混んでますね」 結標 「もしかして、みんな水族館目当てかしら」 海原 「かもしれませんね。今日は休日ですし」 結標 「満員バスは気が進まないけど、しょうがないか」 海原 「はぐれないようにしませんとね」ギュ 結標 「!(握り返してくれた!)」 海原 「さ、並びましょうか」 結標 「うん」 ~バス車内~ ガタン... ブロロロロ... 結標 「……うー」 結標 (ここまで混んでるなんて) 海原 「結標さん、大丈夫ですか?」 結標 「どうにか……」 結標 (期せずして向かい合わせに密着することになっちゃったわね……) 海原 「大混雑ですね……まあ、これも着くまでの辛抱です」 結標 「……そうね」 結標 (ラッシュは嫌いだけど、これなら着かなくてもいいかも) 結標 「」カオグリグリ 黒服女(大) 「バスに乗られちゃったか……さすがに同じ車内だとバレるよね」 黒服女(小) 「先回りしましょうか。行き先は水族館でしたよね?」 黒服女(大) 「うん。いざ、第6学区へ」 ~20分後 第6学区 水族館前~ 結標 「……えー」 海原 「予想以上の盛況っぷりですね」 結標 「これはちょっと……」 海原 「人ごみは苦手なんですよね? 今回は見送りますか?」 結標 (でも、真琴に託されちゃってるし……) 結標 「ううん、入りましょ。貴方だって楽しみだって言ってたじゃない」 海原 「無理はなさらないでくださいね」 黒服女(小) 「超すっごい人ですね」 黒服女(大) 「うわ、これムリ。断られて正解だったな」 : : : 海原 「ようやくチケットが買えましたね」 結標 「これだけで疲れちゃいそうね」 海原 「しかし、やはりと言いますか。カップルばかりですね」 結標 「あ」 結標 (いけない! 記念写真のこと言ってなかった!) 海原 「結標さん、どうぞ」スッ 結標 「なに? 手?」 海原 「人も多いですし、はぐれないようにしませんと」ニコニコ 結標 「あ……はい」ギュ ~水族館「ライトブルーガーデン」~ 海原 「おお……これが水族館というヤツですか」 結標 「私も何年振りかしら」 海原 「向こうに巨大水槽があるらしいですよ、行ってみましょう」 結標 「ちょ、引っ張らないで。水槽は逃げないわよ」 海原 「これは失礼、つい気持ちがはやってしまいまして」 結標 「時間はたっぷりあるんでしょ?」 海原 「ふふ、それもそうですね」 結標 「あ、あれそうじゃない?」 海原 「ここから見ても相当な大きさですよ」 結標 「行ってみましょ」 海原 「ええ」 結標 「すごいわね、これ……こんな大きなガラス、どうやって用意したのかしら」ペタペタ 海原 「見たことある魚もいれば、見たことない魚も多いですね」 結標 「あ、イワシの大群」 海原 「美味しそうですね」 結標 「それ、水族館で持つ感想なの?」 海原 「食卓ではお世話になってるもので」ニコニコ 結標 「そんなに出てたかしら……うん?」 海蛇 「」ヘロゥ 結標 「うひゃぁ!? 蛇! 蛇!!」ダキッ 海原 「大丈夫ですよ、可愛いじゃないですか」 結標 「無理無理無理無理!!」 海原 「ははっ、では次にいきましょう」 結標 「さっきはびっくりした……」 海原 「ここは? 急に暗くなりましたが」 結標 「なにこれ? 光ってる?」 ピカ キラキラ 結標 「うわぁ……」 海原 「これは、クラゲですね」 結標 「すごーい……これだけいると、ちょっとしたイルミネーションね」 海原 「どうやって光ってるんでしょうね、こやつらは」 結標 「確か蛍光タンパク質がどうとか……あー、そんな難しい話はいいのよ」 海原 「そうですね、見て楽しむとしましょう」 結標 「いいわね、これ。飼いたくなっちゃう」 海原 「その時はウミヘビも是非」 結標 「絶対イヤ!」 海原 「クラゲコーナーはここまでのようですね」 結標 「あ、なんか貼ってある」 【お土産コーナーにてクラゲアイス販売中!】 結標 「……」 海原 「クラゲアイス。エキセントリックですね」 結標 「いや、ね……わざわざこれをクラゲコーナーの出口におく?」 海原 「クラゲに興味を持ってもらうためでしょう」 結標 「なんか違うような……」 海原 「この先はシートンネルだそうですよ」 結標 「水族館にありがちなアレね。行きましょ」 海原 「楽しみですね」 黒服女(大) 「やべー……絹旗さんが人ごみに飲み込まれてどっかいっちゃった……」 黒服女(大) 「小さい分、流れに巻き込まれると全然分かんないし」 : : : 結標 「うっわ、綺麗……」 海原 「水面を下から見上げると、こんなにも輝いているとは」 結標 「そうそう見れないもんね。沖縄行った時を思い出すなぁ」 海原 「向こうの海も綺麗でしたね」 結標 「ちょうどこんな感じよ。下からみると光が乱反射してて」 海原 「惜しいことをしました。僕も潜っておけば良かったですね」 結標 「またいつか行きましょうよ。私も行きたいし」 海原 「婚后さんにお願いしませんとね」 結標 「あ、あっち見て。大きい亀が」 海原 「ずいぶんとゆるやかに泳いでますね」 結標 「亀が超スピードで泳いでたら相当シュールね」 海原 「ええ、やはり亀はこうでありませんと」 結標 「ねえ、この魚ってなにかな」 海原 「これはまた大きいですね、何人前でしょうか」 結標 「CIAのエージェントみたいなこと言わないでよ」 海原 「いや、彼なら"で、ウマイのか?"って聞くでしょう」 結標 「イワシの大群に美味しそうって言った貴方も似たようなものよ」 海原 「たしかに、心の師匠ですけどね」 結標 「……捕まらない程度にしてよね」 海原 「心に留めておきます」ニコニコ 海原 「おっと、どうやら水中トンネルはここまですか」 結標 「えー……もっとあってもいいのに」 海原 「ふふ、少々名残惜しいですね」 結標 「少しぐらい立ち止まっても平気かしら」 海原 「何かあるんですか?」 結標 「もう一回、水面を見ておきたいの。ここ、写真撮影禁止だし」 海原 「そうですね、目に焼き付けておきましょう」 結標 「また来れるかなぁ」 海原 「人入りが落ち着いた頃に、また来ましょうか」 結標 「約束だからね」 海原 「ええ、約束です」 : : : 結標 「残念、イルカショーまであと1時間半か。どうする?」 海原 「うーん……迷ってしまいますね」 結標 「次の機会にしましょ」 海原 「よろしいので?」 結標 「これで、もう一回ここに来る言い訳が増えたでしょ?」 海原 「なるほど、そういうことですか」 係員 「あ、写真撮影のお客様ですか?」ニコニコ 海原 「はい? 写真撮影?」 結標 (え? あれってここで撮るの!?) 係員 「はい、開館イベントの一環で、カップルのお客様には記念写真撮影のサービスを行っております」 海原 「結標さん、どうします?」 結標 「…………撮る」 海原 「ではお願いできますか」 係員 「はい。一緒に写る海の仲間をお選びください」ニコニコ 結標 「一緒って?」 係員 「イルカ、ペンギン、ウミヘビのいずれかと一緒に撮影となっております」 海原 「では、ウミヘ(グシャ)結標さん、ヒールで足を踏まれるのは痛いのですが」 結標 「ペンギンでお願いします」 係員 「はい、ではこちらへどうぞ」 係員 (ずっと手繋いでて。仲良いんだなぁ) 海原 「ペンギンがお好きなんですか?」 結標 「そりゃね。あの走ってる姿とか可愛い過ぎじゃない」 ~ペンギンコーナー~ 結標 「ここって……」 海原 「普通なら入れない場所ですよね」 係員 「みんなー、でておいでー」パンパン ゾロゾロヒョコヒョコ 結標 「」 海原 「おお、よく統制がとれてますね」 結標 「か、かわいい……///」 係員 「準備ができましたら声を掛けてくださいね」 海原 「さて、どう撮りましょうか」 結標 「ね、ねえ。それなんだけどさ」 海原 「お、なにか妙案が?」 結標 「これぐらいしてもいいわよね」ダキッ 海原 「え?」 結標 「お願いしまーす」 係員 「では撮りますねー、はい笑って笑ってー」 海原 「あの、結標さん?」 結標 「ほーら、いつものスマイルはどうしたの?」 海原 「え? あ、はい、こうですね」ニコニコ 係員 「撮りまーす」 カシャッ : : : 海原 「よく撮れてますね、少々照れくさいですが」 結標 (写真立て買ってこないと) 海原 「さて、残すはグッズコーナーのようですよ」 結標 (にしても、腕に抱きついたのはちょっとやりすぎだったかな) 海原 「折角ですし、みなさんにもお土産を買っていきましょう」 結標 (あててんのよ、ってヤツよね。うわーうわー///) 海原 「……?」 結標 (そう考えると、この写真見られたら何言われるか分からないわね) 海原 「結標さん?」 結標 「は、はい!」 海原 「大丈夫ですか? どこか具合でも?」 結標 「大丈夫よ、全然大丈夫」 海原 「ならいいのですが……」 結標 「で、えと、なんだっけ」 海原 「グッズコーナーでお土産を選んでいきませんか?」 結標 「そうね。みんなにも何か買っていかないと」 <お客様にお呼び出し申し上げます。 <第7学区よりお越しのきぬはた……これ、もあいでいいの? <失礼致しました。きぬはたさいあい様、お連れ様が迷子カウンターでお待ちです。 結標 「……なんか聞き覚えのある名前が聞こえたわね」 海原 「絹旗さんもいらっしゃってるのですか。折角ですし、合流しますか?」 結標 「まあ、そう考えるわよね、貴方なら」ハァ 海原 「はい?」 結標 「……やめときましょ。アナウンスしてるってことは、誰かと一緒ってことでしょ?」 海原 「なるほど。茶々を入れるのも無粋ですしね」 結標 「そういうこと」 結標 (それは私たちにも言えるんだけどね) 結標 「それより、なにか買うんでしょ?」 海原 「」ジー 結標 「海原? どうし」ピキーン 海原 「これ買っていって、リビングに飾りませんか?」 結標 「ウミヘビの置物?」 海原 「はい」 結標 「やだぁ! 絶対やだ!」 海原 「ダメですか……まあ、次回にお預けということで」ニコニコ 結標 「次回も次々回もずーっと先も絶対イヤだからね! ていうかどんだけ蛇好きなのよ!」ムキー 海原 「心の師匠ですから」キリッ 結標 「~~っ、ともかく! 私の前で蛇はやめて!」 海原 「しょうがないですね、自重します」 結標 「お菓子とかにしときましょうよ……」 海原 「あの、このぬいぐるみじゃダメですか?」 結標 「……リビングじゃなくて、自分の部屋に飾ってよね」 海原 「やった……ありがとうございます」 結標 (意外な一面が見れたわね……) 海原 「あとは何にしましょうか」 結標 「そうね、無難にお菓子とか。あ、これ絹旗さんに似合うんじゃない?」 海原 「これは……どう使うんでしょうか」 ~1時間後 水族館前バス停~ 結標 「結局いろいろ買っちゃったわね」 海原 「いやぁ、でも楽しめましたよ。ついはしゃいでしまいました」 結標 「ええ、ホントに……私も楽しかった」ニコニコ 海原 「また来たいものですね」 結標 「うん、また機会があれば2人で」 海原 「その時には、みなさんも一緒に」 結標 「……」 海原 「?」 結標 「知らない」プイッ 海原 「??」 結標 (男ってみんなKYね) ~第7学区 とある駅前~ 結標 「帰りのバスは空いててよかったー」ノビー 海原 「荷物も増えてますし、座れたのは幸運でしたね」 結標 「今何時?」 海原 「そうですね、大体……18時をちょっとまわったところですね」 結標 「あれ? まだそんな時間? 真っ暗だからもっと遅いと思ってたわ」 海原 「最近日も短くなりましたし」 結標 (これからどうしよっかなー) 海原 「帰宅するにはちょうどいい時間ですかね」 結標 「え?」 海原 「今から帰れば、夕食の時間ぐらいじゃないですか」 結標 「そうだけど……」 結標 (いいの? これで) 海原 「今日は楽しかったです、ありがとうございました」ニコニコ 結標 「う、うん」 海原 「さて、遅くなりすぎる前に行きましょうか」 結標 (……今言わないと!) 結標 「ねえ、海原」クイクイ 海原 「どうしました?」 結標 「……」 海原 「結標さん?」 結標 「まだ帰りたくない」 黒服女(小) 「ありえないです! 超ありえないです! 人を迷子扱いした挙句にアナウンスなんて!」 黒服女(大) 「しょうがないじゃん。あの人の多さじゃ探せないって」 黒服女(小) 「しかも! 人の名前を超間違いやがりましたね!」 黒服女(大) 「それは私のせいじゃないよ!」 黒服女(小) 「知り合いが聞いてたらどうするつもりなんですか!」 黒服女(大) 「少なくとも二人は聞いちゃってる人がいるけど?」 黒服女(小) 「」 黒服女(大) 「さて、そのお二人。なんか妙な空気になってるけど、どうしたんだろ」 黒服女(小) 「ヒドイですぅ……ヒドイですぅ……」ブツブツ 黒服女(大) 「あーもう、あとで晩ご飯奢ってあげるから戻ってこい!」ガシガシ 黒服女(小) 「頭なでないでください!」 海原 「あの、帰りたくないと申されますと?」 結標 「そのまんまの意味よ」 海原 「何かあったんですか?」 結標 「何かなきゃいけない訳?」 海原 「はい?」 結標 「昼間も似たようなこと聞いたけど、理由とか必要なの?」 海原 「そういう訳ではありませんが……」 結標 「それとも、私といても楽しくない?」 海原 「そんな訳ないじゃないですか!」 結標 「じゃ、もう少しいいじゃない。ねえ、ダメ?」 海原 「ですが……」 結標 「なんで、分かってくれないの……?」ウルウル 海原 「……」 海原 (そうか……最近は仕事らしい仕事がないとはいえ、彼女も暗部で生きてきた人間) 海原 (こういった"普通の"時間は貴重であり、また憧れていたのかもしれませんね) 海原 (そのお相手役が僕というのは不服かもしれませんが、できることはしましょう) 海原 「では、夕食にしませんか? また移動が必要ですが」 結標 「!」 海原 「この辺の店ですと、夜は閉まってしまいますからね」 結標 「じゃあ、どこに行くの?」 海原 「第5学区です。あそこなら夜もやっているお店が多いですから」 結標 「でも、バスも終わっちゃってるわね……」 海原 「タクシーがありますよ。大通りにでて捕まえましょう」 結標 「……」 海原 「結標さん?」 結標 「手冷たい」 海原 「はいはい、これでいいですか?」ギュ 結標 「ふふ、よろしい」 海原 「あ、家の方に連絡をしておきませんと」 結標 「もうしといたわよ、バス乗ってるときに」 海原 「素早い対応、お見事です」 結標 「"今日は帰らない"ってね」 海原 「え」 結標 「冗談よ、遅くなるってメール送っておいたわ」クスクス 海原 「驚かさないでくださいよ」 結標 (最初は"帰らない"って打ったけど、結局打ちなおしたのよね) 海原 「さて、タクシーはすぐ来てくれますかね」 結標 (別にすぐに来てくれなくてもいいわよ) 結標 「っくしゅん」 海原 「冷えますか?」 結標 「ちょっと失敗しちゃったかな。さすがに暗くなると冷えるわね」 海原 「もう12月も間近ですしね」 結標 「羽織るものでも持っておけば(ファサ)えっ?」 海原 「僕のマフラーでよければ、使っててください」ニコニコ 結標 「……あ、あの……ぅ……寒くないの?」 海原 「僕は大丈夫ですよ」 結標 「あ、洗って返すから……」 海原 「そんな。安物ですよ、気負わないでください」 結標 「ゴメン……」 海原 「お、やっとタクシーが」ノシ キキィ バタン 運転手 「どちらまで?」 海原 「第5学区の◯◯通りまでお願いします」 運転手 「」コクリ 結標 「……? 運転手さん、なんか見覚えが……」 海原 「お知り合いですか?」 結標 (サングラスかけてて顔はよく分からないけど……ていうかこんな時間にサングラス!?) 海原 「女性の運転手さんも珍しいですね」 運転手 「……そうでしょうか?」 結標 (まぁ……いっか。面倒なことになってもイヤだし) 黒服女(小) 「タクシーをジャックするとか、超やりすぎじゃないでしょうか……」 黒服女(小) 「しかし乗り心地が超悪いです……まだ着かないんですか」 ~20分後 第5学区~ 結標 「ここは年齢層が高いだけあって、まだ賑わってるわね」 海原 「大学生中心の街ですしね」 結標 「これから行く店ってどんなところなの?」 海原 「あそこにビルが見えるでしょう?」 結標 「あの、一番高いヤツ?」 海原 「はい。あそこの最上階にあるレストランです」 結標 「えっ? だ、大丈夫なの?」 海原 「まあ、少々混んでるかもしれませんが」 結標 「そっちじゃなくて!」 海原 「どっちですか?」 結標 「その、お金とか」 海原 「ご心配なく。味と雰囲気の割にはリーズナブルなんです」 結標 「服装とか」 海原 「ドレスコードはありませんよ。駆動鎧でも入れます」 結標 「あ、あと……」 海原 「気後れしなくても大丈夫ですよ。さ、行きましょうか」グイ 結標 「引っ張らないでよ! 逃げないから!」 : : : 黒服女(大) 「着いたよー」ガチャ 黒服女(小) 「」ゲッソリ 黒服女(大) 「あれ?」 黒服女(小) 「トランクは……もうイヤですぅ……」 黒服女(大) 「ほらほら、ターゲットを追わないと」 ~第5学区 展望レストラン「ダブルムーン」~ 結標 「」ポカーン 海原 「昼食に続いて、窓際の席とは。今日はついてます」 結標 「綺麗……」 海原 「ここからの夜景は、雑誌に紹介されるぐらい評判ですからね」 結標 「来てよかった、本当に」 海原 「さて、何にしますか?」 結標 「えと……こういうお店、よく分からないから。任せた」 海原 「任されました」ニコニコ 店員 「お決まりですか?」 海原 「ディナーコースを魚料理でお願いします」 店員 「お飲み物はいかがされますか?」 海原 「いかがされますか?」 結標 「う? な、何があるの?」 店員 「各種ワイン、シャンパン、コーヒー、各種の紅茶からお選び頂けます」 結標 「……シャンパンって、ノンアルコールあります?」 店員 「はい、ございます」 結標 「じゃあ、それで」 店員 「かしこまりました」ペコリ 結標 「……なんで急にふるのよ!」 海原 「飲み物ぐらいは選んで頂こうと思いまして」ニコニコ 結標 「焦っちゃったじゃない……絶対店員さんに笑われてるわ」orz 海原 「大丈夫ですよ」 結標 (それにしても、料理は自分で頼まなくて正解ね……) 海原 「あとは待つばかりですね」 結標 「貴方、慣れてる感じがするわね」 結標 (こういうお店は……流石に一人じゃないわよね) 海原 「ここにも一人で来たことがありまして」 結標 「……ウソでしょ?」 海原 「僕に一緒にくる相手がいると思います?」 結標 「それは……否定できる材料がないんだもん……」 海原 「結標さんが、同行者第1号ということになりますね」ニコニコ 結標 (なんで天然でこんな事言うかなぁ……) 海原 「僕にこういった雰囲気のお店は似合いませんかね?」 結標 「似合わないっていうか……正直意外だわ」 海原 「意外とは……普段僕がどう思われてるか気になりますね」 結標 「変人」 海原 「手厳しいですね」 結標 「それ言っちゃうと、あの家の人はみんなどっかしら変人だけどね」 海原 「個性豊かで結構じゃないですか」 店員 「失礼致します。こちら、お飲み物になります」カチャカチャ 海原 「はい、どうも」 結標 「シャンパンゴールドって、こういう色なのね」マジマジ 海原 「結標さん、今日はお疲れさまでした」スッ 結標 「え? あぁ、そういうことね。じゃ、乾杯」 ガチン☆ : : : 店員 「失礼致します。こちらデザートの"季節のフルーツ ヨーグルトソース"になります」 海原 「コースはこれで全部ですね。ありがとうございます」 店員 「ごゆっくりどうぞ」ペコリ 結標 (高級な見た目の料理ばっか。緊張して味なんて分からなかったわ……) 海原 「いかがでしたか?」 結標 「う、うん。超美味しかった」 海原 「超?」 結標 「あ」 海原 「絹旗さんが伝染りましたか」 結標 「な、たまたまよ、たまたま!」 海原 「超」ニコニコ 結標 「ほっといてよ!」ムキー 海原 「ふふ、これは失礼」 結標 「ったく……ん? これなに?」 海原 「伝票ですね」 結標 「伝票すら、こんな高そうな革ケースに入ってるのね」パカ 結標 「」 海原 「どうしました?」 結標 「えー……すごい。二人で12000円って……」 海原 「まあまあじゃないですか?」 結標 「しかもこのサービス料ってなに?」 海原 「そのまんまの意味ですが」 結標 「そ、そうなの……」 海原 「一息ついたら、帰りましょう」 結標 「うん、そうしましょ」 結標 (初回から朝帰りもアレだしね) 海原 「今日はいい日でした、大満足ですよ」 結標 「そう? 気が合うわね」クスクス 海原 「また、お付き合い願えますか?」 結標 「はい?」 海原 「またその内、どこか出かけたいなと思えてきまして」 結標 「あ……わ、私で良ければ」 結標 (キターーーー!) 海原 「では、そろそろ行きましょうか」 結標 「うん!」 ~第5学区 カレー専門「これでもくらえ」~ 黒服女(小) 「ターゲットはもういいんですか」 黒服女(大) 「あんな店に入られたらどうにもならないでしょ、外からも見えそうにないし」 黒服女(小) 「まあ、もうほっといても超大丈夫でしょうね」 黒服女(大) 「クライアントとスポンサーに報告するネタも十分に揃ってるしね」 黒服女(小) 「今日はこんなところですか。正直いって超疲れましたし」 黒服女(大) 「タクシーも一応返さないといけないしねー」 黒服女(小) 「私たちもこれ食べたら帰りましょうか」パク 黒服女(大) 「? ちょっと待って。そっちの皿私のじゃない?」 黒服女(小) 「( ゚ロ゚)」 黒服女(大) 「辛さLevel5大盛りの……って遅かったか」 ~帰りのタクシー内~ 結標 「」スピー 海原 「ふふ、余程お疲れだったんですね」 運転手 「奥さんですか? 仲がよろしいですね」 海原 「ははは、そう見えますか?」 海原 (そういえば、今の家に初めて来た時も絹旗さんに間違われましたね) 海原 「懐かしいものです」ポツリ 運転手 「懐かしいですね、私も若い頃はブイブイ言わせたものです、ゼハハハ」 海原 (ちょっとうるさいですね、起こしてしまうでしょう) 結標 「ん……」スピー 海原 (そういえば沖縄でも……結標さんは手が届く範囲にあるものを抱き枕にするクセがお有りなんですね) 結標 「」スリスリ : : : 結標 (もう家に着くのか……なんか今日あっという間だったな)コツコツ 海原 「みなさんまだ起きておいでですかね」 結標 「この時間だったら……あ、滝壺さんはもう寝てるかもね」 海原 「滝壺さんは早寝早起きですから」 結標 (滝壺さんか……いつだったか、見せつけてくれちゃったわね) 結標 (そういえば、真琴はほっぺたキスしてやったって言ってたのよね) 結標 (……あれ? 同年代で私だけ出遅れてる?) 結標 「これってマズくない?」 海原 「はい? 何がですか?」 結標 「あ、声に出てた? ゴメンなさい、なんでもないの」 海原 「?」 結標 (今いくっきゃないわよね、今日の締めくくりに) 結標 (リップは……あったあった)ヌリヌリ 結標 「ねえ」クイクイ 海原 「なんでしょうか」 結標 「ちょっとでいいから目閉じてて」 海原 「? それはまた、どうして」 結標 「いいから!」 海原 「は、はあ」パチリ 結標 (思い切って……あ、あれ?) 結標 「ん~……」グググ 結標 (届かない……!)←154cm+ヒール4cm 結標 (ぐ、つ、爪先立ちで、どうにか……あ、あぶなっ……)ガシ 海原 (両肩を掴まれた!? 一体何をされるというんですか……!)ガクブル 結標 「まっ、まだ目開けないでよ!」 海原 「はいはい」 結標 (……うー、でもやっぱまだ唇は……ムリ) 海原 (この香りはなんでしょうか) ※あわきんの髪の匂い 結標 (初回だし、頬で) 結標 「ん……」chu☆ 海原 「ッ!?!?」ゾクッ 結標 「も、もう開けていいわよ」 海原 「むっ、むむむ、結標さん!? 今なにを!?」 結標 「え……なに、そんな引いてるのよ」 海原 「何かを顔に当てられたような……」 結標 (分からないの!?) 結標 「コレよ」 海原 「コレ? その、人差し指を当ててる、唇ですか?」 結標 「……コレ」 海原 「なっ、ななな……」 結標 「言わせないでよ恥ずかしい!」ムキー 海原 「」ポカーン 結標 「……な、なによ」 海原 「いえ、あまりに唐突だったもので……」 結標 「だ、だって、私、その……あぅ……」 海原 「結標さん?」 結標 「わああああ///」ヒュ 結標 「…………あ、やば」 結標 「自分が飛ぶつもりが、間違えて海原飛ばしちゃった」 結標 「はぁ……」コツコツ 結標 「転移先は家の近く……のハズだから、大丈夫よね」 結標 (私としたことが、焦ってバカやっちゃったな) 結標 「せめて、家まで一緒に帰りたかった」 <結標さーん!? 結標 「え?」 海原 「あ! 結標さん!」 結標 「う、海原!?」 海原 「探しましたよ。おっと、今度は飛ばさないでくださいね」 結標 「なんで? 先に帰っててもよかったじゃない」 海原 「それでもよかったのですが、どうせなら一緒に帰ってもいいじゃないですか」 結標 「っ……」 海原 「家に帰るまでが遠足、といいますか」 結標 「遠足じゃないわよ、バカ」 海原 「それに、こんな夜道を女性一人で歩かせる訳にもいきませんし」 結標 「私を誰だと思ってるの? そこいらのチンピラ如きに後れは取らないわよ」 海原 「それでもですよ」ニコニコ 結標 「……じゃあ、はい」 海原 「握手ですか?」 結標 「」ジトー 海原 「これは失礼しました。こうですね」ギュ 結標 「よろしい」 海原 「では、改めて。帰りましょうか」 結標 「うん」 ~きぬはた荘 リビング~ <ただーいまー <ただいま戻りました 番外個体 「お、帰ってきたよ」 絹旗 「それではみなさん、ご報告はまた改めて」 結標 「あら? みんな揃ってなにやってるの?」 絹旗 「お茶会です」 浜面 「お、なんだ。二人一緒だったのか?」 海原 「ええ、そんなところです」 結標 「水族館いってたの。これお土産だから、みんなで食べて」ドサッ 婚后 「あら、可愛らしい。いただくのが勿体無いですわね」 滝壺 「でも美味しそうだね」 白井 「ここは愛でつつ頂きますの」 結標 「あと、これは絹旗さんに。似合いそうだったから」 絹旗 「……なんですか、コレ」 結標 「チョウチンアンコウカチューシャ」 滝壺 「なにこれ可愛い」 婚后 「ぜひ着けてみてくださいな」 絹旗 「は、はあ……こうですかね」ミョンミョン 番外個体 「~~~」プルプル 白井 「大きいお姉さま、笑いをこらえて痙攣するのは失礼かと……プクク」 絹旗 「なんですか! 超失礼じゃないですか!」ミョンミョン 番外個体 「う、動かないで……頭のそれが動いて……もうムリ! ひゃはははは!」 絹旗 「ぬぐああああ!」ミョンミョン 結標 「ちなみにコレ、横にスイッチがあってね」カチッ 浜面 「おお! 光った! 光りよったぞ!」 海原 「これは予想外に似合いますね」 絹旗 「……なんか、今日は超ロクな目にあってないんですが」ミョンミョン ユリコ 「(*・ω・)ノシ」ペチペチ 婚后 「ユリコもお気に召したようですわよ」 絹旗 「まあ……無碍にするのも失礼なので、もらっておきます」ミョンミョン 滝壺 「ねえねえ、水族館ってどうだった?」 結標 「うーん、どこから話そっかなー」 白井 「あら? なんだかご機嫌ですの」 浜面 「そりゃご機嫌になることがあったんだろ、な?」 結標 「ふふ、ナイショ♪」 番外個体 (そりゃあれだけ連れ回せば) 絹旗 (超ご機嫌にもなるってものです)ミョンミョン ~数日後 きぬはた荘 結標個室~ 結標 「♪」コトッ 結標 (次はいつかなぁ、どこ行くのかなぁ) <バーン 結標 「ッ!?」パタン 番外個体 「Freeeeeeeze!!」 結標 「うるさーーい!!」ピコッ 番外個体 「いてっ」 結標 「いくら私たちの仲といっても、ノックぐらいすべきでしょ!」 番外個体 「チッ、反省してまーす」 結標 「ったく……で、何の用?」 番外個体 「後学のためにさ、海原さんとどこまでいったか聞かせてもらおうかと」ニヤニヤ 結標 「貴女が面白がるような話はないわよ。一緒にご飯食べて水族館行っただけじゃない」 番外個体 「ずっと手繋いでたでしょ?」 結標 「」 番外個体 「お昼のとき、海原さんにあーんしてもらってたよね?」 結標 「」 番外個体 「ねえねえ、海原さんのマフラーってどんな匂いだった?」ニヤニヤ 結標 「」プルプル 番外個体 「"貴方の心にムーブポイントしたい"」 結標 「それは言ってないわよ!」ボスボスボス 番外個体 「痛い痛い! 枕で殴らないで! ホコリまってるから!」 結標 「なんで!? なんで私と海原が気付かないような尾行してるの!」ボスボスボス 番外個体 「ちょ、ギブ! ギブギブ!」 結標 「はぁはぁ……それで、どっからどこまで見てたの」 番外個体 「ちょっとだけだよ……合流してから、夜に高そうなレストランに入るところまで」 結標 「ほとんど全部じゃない!」ガシッ グリグリ 番外個体 「あいたたたた! ムリ! ムリムリ!」 結標 「ここが痛いの? 貴女、胃が弱ってるんじゃない?」 番外個体 「足つぼマッサージとかでkいったぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ 結標 「ほら、言うことがあるでしょ!」 番外個体 「ゴメンなさいゴメンなさい!!」 : : : 番外個体 「」グッタリ 結標 「まったく、貴女も抜け目ないわね」 結標 (キスシーン見られなかっただけマシか……) 番外個体 「? ねえ、なんでこの写真立て伏せてあるの? ていうか、こんなの前からあったっけ?」 結標 「!」 番外個体 「ははぁ、さては恥ずかしーい写真とかが、って消えた?」 結標 「これはダメ」 番外個体 「ちょっとぐらいいいでしょー」 結標 「ダメだったらダメ!」 番外個体 「ちょっとだけー」 結標 「これだけは譲れない!」 結標 (大事な思い出だし、なによりまだ人に見せるのは恥ずかしいし……) 結標 (……思い出か……また増やせるかな) 番外個体 「ねえってばー」 結標 「しつこい!」 =====
https://w.atwiki.jp/abverdandi/pages/112.html
海原聖美 一気にキングさんとギャルが切れたww ギャル男Mk-Ⅱ お前はすぐ習い事を投げ出す小学生かと £トリイル£ ww £トリイル£ そら切れるわw 海原聖美 うん^^; ギャル男Mk-Ⅱ 何回したわけ ギャル男Mk-Ⅱ 制御全部解けてますよ 超キング おまえな・・・ちょっと人としてどうかと思うぞwwエビフィレオ 4回かな ギャル男Mk-Ⅱ wwwwwwwwwwwwww ギャル男Mk-Ⅱ マスターにいわれたwwwwwwwwwwwww ギャル男Mk-Ⅱ 俺もずっと思ってたけど ギャル男Mk-Ⅱ カワイソウだからあえて黙ってたエビフィレオ じゃあもうそれでいいです 超キング じゃあそれでいいなら 超キング あやまれやー 'しんのじ' キング:おまえな・・・ちょっと人としてどうかと思うぞww 'しんのじ' らしいw 超キング なな ギャル男Mk-Ⅱ バカにした態度で謝ったら £トリイル£ ww ギャル男Mk-Ⅱ マジどこまでも追い詰めてやるから ギャル男Mk-Ⅱ その覚悟で謝れよ 超キング 書いたって認めるってことでいいとか ギャル男Mk-Ⅱ すっげーいまさらーwwwwwwwwwwwwwwww ギャル男Mk-Ⅱ しかも ギャル男Mk-Ⅱ 自分でゲロってからそれを言うか ギャル男Mk-Ⅱ 来た時点で言うべきじゃないんすか ギャル男Mk-Ⅱ すげーいまさらーwwwwwwwwwww ギャル男Mk-Ⅱ 「おまえなんだよw」 ギャル男Mk-Ⅱ いまさらーwwwwwwwエビフィレオ そもそも隔離なんて設定便所の落書きみたいなものだろ ギャル男Mk-Ⅱ お前みたいなウンコが書き込みに来る釣堀だねエビフィレオ 書いて警察に強制連行か?w ギャル男Mk-Ⅱ 警察wwww ギャル男Mk-Ⅱ どっから警察来たのwww ギャル男Mk-Ⅱ てか俺が書いた で済まそうとしてるのはなんですか ギャル男Mk-Ⅱ キングがゆった言葉忘れたんエビフィレオ 俺がうんこなら管理人のアンタはし尿処理場だなw 超キング なな ギャル男Mk-Ⅱ そうだね^^ ギャル男Mk-Ⅱ 煽りが下手くそすぎて 'しんのじ' ぐは・・・・キングおどろきw ギャル男Mk-Ⅱ あ~蚊がいるなぁ~程度 超キング 違うよw 'しんのじ' 書かれた件によって、聖ちゃんが引退しそうになったことや 超キング まずエビちゃんかどうか明確にするのが 超キング 目的ではあったw 'しんのじ' セラGが解体寸前までいったことかな・・・ 超キング もしエビちゃんなら聖ちゃんに謝罪してもらってあとは今後ないようにエビフィレオ そりゃ悪いことしたなあ 超キング する方向だったんだがw 超キング おまえがこじらせたのも事実w 超キング わかるよな? 超キング で今後ROやっていくなら 超キング 二度としないと言ってほしいw 超キング もう見なければいいw エビフィレオ 書き込まないとギャル男寂しがるよ?w 海原聖美 ・・・ 超キング また同じことして俺とか困らせたい? ギャル男Mk-Ⅱ なれなれしく呼び捨てすんな愚民エビフィレオ だから隔離はゴミ扱いされるんだよw 'しんのじ' 少なくても、自分がROを楽しくやりたいなら、他人のROの楽しみを 'しんのじ' 奪わないようにしてほしいのよ ギャル男Mk-Ⅱ 正論 超キング だねw 超キング まず一回 'しんのじ' いなかった 海原聖美 聖ちゃん 海原聖美 つれて 'しんのじ' それだけw 'しんのじ' ごめー 'しんのじ' 聖ちゃん、サイトしてー 'しんのじ' w 'しんのじ' だれも居ないとおもうけど・・・ 'しんのじ' ねんのためにねw 海原聖美 ぽーちょぽにょ 海原聖美 にょ 'しんのじ' これでAXとか居たら笑うんだけどな・・・ 海原聖美 女の子なの? 海原聖美 ここでさ 海原聖美 前にエビと 海原聖美 隔離の件でいいあって 'しんのじ' ラブラブしたの? 海原聖美 バイバイした@に 海原聖美 エビがリアで口説いてる 海原聖美 ちなつって子と 海原聖美 ここで話してたらww 海原聖美 エビINして 海原聖美 鉢合わせww 'しんのじ' www ☆涼香☆ w 'しんのじ' ここで落ちんなよ・・・とwエビフィレオ かいにいく? 'しんのじ' キングコングに変身? 超キング 30分かかるからいいよw 海原聖美 ぶww 海原聖美 そかかw 'しんのじ' あらら・・・ エビフィレオ 休憩でもいいよ ニイニプニだしてるからw 超キング タスポないw 海原聖美 じゃ 超キング まぁ我慢しますw 'しんのじ' シケモクいっとかないと! 海原聖美 話すね 海原聖美 聖ちゃんが今 海原聖美 隔離で叩かれてんだけど 海原聖美 エビちゃん知ってるよね?エビフィレオ いあしらない エビフィレオ そうなの? 海原聖美 一応ね 海原聖美 隔離の管理人に 海原聖美 IP調べてもらってね 海原聖美 京都IPで 海原聖美 書き込み多数あったのね 海原聖美 聖スレに関しては 海原聖美 せらGと同じIPで 海原聖美 かかれててエビフィレオ ふむふむ 海原聖美 その件について 海原聖美 エビちゃんに聞きたくってね 超キング 右のWIZさんが聖ちゃん? 海原聖美 うんwエビフィレオ えーと 'しんのじ' ですwエビフィレオ 要はエビフィ… http //seele.wiki.fc2.com/wiki/20080712_E_B_I_2 2008-07-13T00 49 08+09 00 'しんのじ' してるよエビフィレオ ちょっと別窓でみてみる 海原聖美 おねねw 'しんのじ' ただ、別PCや光以外のもので接続されると 'しんのじ' IPが変わるから・・・ 'しんのじ' 別PCなら変わらないか・・・ 超キング 俺レスみてなくて内容わからないので@@ 海原聖美 しんさん 海原聖美 だせる? 'しんのじ' あい? 'しんのじ' 書き込まれた内容? 'しんのじ' 同一IPで同一人物だと思われるレスだけでいいんだよね? 海原聖美 うん 'しんのじ' まず・・・古い日からねw 'しんのじ' 63 エビさん隔離で書かれる様な人じゃねえしw 'しんのじ' 言いたいことあるのなら直接言 'しんのじ' いに行けば? 'しんのじ' ま、それができないからこんなとこに書き込んでるんだろうけどね。 'しんのじ' 私怨乙w 'しんのじ' 69 66と67が屑なのはよくわかったw 'しんのじ' 知り合いだから擁護したが、そもそも隔離で叩かれるような人じゃないしな。 'しんのじ' 話しに行けばわかるよ。ちなみに残念ながら自演ではないよw エ… http //seele.wiki.fc2.com/wiki/20080712_E_B_I_3 2008-07-13T00 48 50+09 00 超キング 1番最初にレス立って種 海原聖美 うん 超キング 4番までだっけか? 'しんのじ' そうだねw 'しんのじ' 4までだねw 超キング 5に書いてほしいってことだよね? 'しんのじ' 書き込んでもらったら、5が出来るはずなんだけどな・・・エビフィレオ おれもみてみたけどさ エビフィレオ けっこうひどいこと書いてあるなこれ・・・ 海原聖美 そうね 'しんのじ' ちょ・・・ 超キング 書き込みしたことなんだけど 'しんのじ' 身変わりのはやいやつ? 超キング 書き込みって俺でもできるかな? 海原聖美 そそw 海原聖美 だから 'しんのじ' キングさんでも出来るよw 海原聖美 話し合いが 超キング なんか打って 海原聖美 長引くのよwww 超キング 送信とか?エビフィレオ これって皆かけるの? 超キング 書き込みするとか?か 海原聖美 エビちゃんも書いてみ? 'しんのじ' 名前は書かずに大きな四角の枠の中だけにエビフィレオ かいたよ? 海原聖美 IP調べて潔白証明してあげれるし 'しんのじ' 書いて、「書き込み… http //seele.wiki.fc2.com/wiki/20080712_E_B_I_4 2008-07-13T00 48 32+09 00 海原聖美 ありりね 超キング やっぱすぐできるから 超キング 文章打ってエビフィレオ 6こめだよね 超キング ただ↑にある書き込みってとこクリックすればでますねw 超キング 俺6個目^^;; 'しんのじ' wwwエビフィレオ ぶww エビフィレオ 3回書いてみたけどいけてる? 海原聖美 ないかな~ 超キング ないねwエビフィレオ あれ なんでだ^^; 超キング 俺でもできたからエビフィレオ かきこみましたって 超キング できないわけないお^^;エビフィレオ でてるんだけども・・・ 海原聖美 ん~ 超キング 書き込み押して 超キング そのままにしておけばいけるかなw 海原聖美 隔離はアクセス禁止とかないらしいから 海原聖美 よっぽどじゃないと 海原聖美 削除もしない方針らしいし 海原聖美 エビちゃんの潔白証明してあげたかったけどエビフィレオ いあ書き込んでるから エビフィレオ 削除とかは エビフィレオ なってないんじゃないかな 'しんのじ' 4 'しんのじ' 6 'しんのじ' か 'しんのじ' 次、7なん…自白ログ2へ続く http //www28.atwiki.jp/abverdandi/pages/113.html
https://w.atwiki.jp/h21fjhs/pages/39.html
黒服女(大) 「やべー……絹旗さんが人ごみに飲み込まれてどっかいっちゃった……」 黒服女(大) 「小さい分、流れに巻き込まれると全然分かんないし」 : : : 結標 「うっわ、綺麗……」 海原 「水面を下から見上げると、こんなにも輝いているとは」 結標 「そうそう見れないもんね。沖縄行った時を思い出すなぁ」 海原 「向こうの海も綺麗でしたね」 結標 「ちょうどこんな感じよ。下からみると光が乱反射してて」 海原 「惜しいことをしました。僕も潜っておけば良かったですね」 結標 「またいつか行きましょうよ。私も行きたいし」 海原 「婚后さんにお願いしませんとね」 結標 「あ、あっち見て。大きい亀が」 海原 「ずいぶんとゆるやかに泳いでますね」 結標 「亀が超スピードで泳いでたら相当シュールね」 海原 「ええ、やはり亀はこうでありませんと」 結標 「ねえ、この魚ってなにかな」 海原 「これはまた大きいですね、何人前でしょうか」 結標 「CIAのエージェントみたいなこと言わないでよ」 海原 「いや、彼なら"で、ウマイのか?"って聞くでしょう」 結標 「イワシの大群に美味しそうって言った貴方も似たようなものよ」 海原 「たしかに、心の師匠ですけどね」 結標 「……捕まらない程度にしてよね」 海原 「心に留めておきます」ニコニコ 海原 「おっと、どうやら水中トンネルはここまですか」 結標 「えー……もっとあってもいいのに」 海原 「ふふ、少々名残惜しいですね」 結標 「少しぐらい立ち止まっても平気かしら」 海原 「何かあるんですか?」 結標 「もう一回、水面を見ておきたいの。ここ、写真撮影禁止だし」 海原 「そうですね、目に焼き付けておきましょう」 結標 「また来れるかなぁ」 海原 「人入りが落ち着いた頃に、また来ましょうか」 結標 「約束だからね」 海原 「ええ、約束です」 : : : 結標 「残念、イルカショーまであと1時間半か。どうする?」 海原 「うーん……迷ってしまいますね」 結標 「次の機会にしましょ」 海原 「よろしいので?」 結標 「これで、もう一回ここに来る言い訳が増えたでしょ?」 海原 「なるほど、そういうことですか」 係員 「あ、写真撮影のお客様ですか?」ニコニコ 海原 「はい? 写真撮影?」 結標 (え? あれってここで撮るの!?) 係員 「はい、開館イベントの一環で、カップルのお客様には記念写真撮影のサービスを行っております」 海原 「結標さん、どうします?」 結標 「…………撮る」 海原 「ではお願いできますか」 係員 「はい。一緒に写る海の仲間をお選びください」ニコニコ 結標 「一緒って?」 係員 「イルカ、ペンギン、ウミヘビのいずれかと一緒に撮影となっております」 海原 「では、ウミヘ(グシャ)結標さん、ヒールで足を踏まれるのは痛いのですが」 結標 「ペンギンでお願いします」 係員 「はい、ではこちらへどうぞ」 係員 (ずっと手繋いでて。仲良いんだなぁ) 海原 「ペンギンがお好きなんですか?」 結標 「そりゃね。あの走ってる姿とか可愛い過ぎじゃない」 ~ペンギンコーナー~ 結標 「ここって……」 海原 「普通なら入れない場所ですよね」 係員 「みんなー、でておいでー」パンパン ゾロゾロヒョコヒョコ 結標 「」 海原 「おお、よく統制がとれてますね」 結標 「か、かわいい……///」 係員 「準備ができましたら声を掛けてくださいね」 海原 「さて、どう撮りましょうか」 結標 「ね、ねえ。それなんだけどさ」 海原 「お、なにか妙案が?」 結標 「これぐらいしてもいいわよね」ダキッ 海原 「え?」 結標 「お願いしまーす」 係員 「では撮りますねー、はい笑って笑ってー」 海原 「あの、結標さん?」 結標 「ほーら、いつものスマイルはどうしたの?」 海原 「え? あ、はい、こうですね」ニコニコ 係員 「撮りまーす」 カシャッ : : : 海原 「よく撮れてますね、少々照れくさいですが」 結標 (写真立て買ってこないと) 海原 「さて、残すはグッズコーナーのようですよ」 結標 (にしても、腕に抱きついたのはちょっとやりすぎだったかな) 海原 「折角ですし、みなさんにもお土産を買っていきましょう」 結標 (あててんのよ、ってヤツよね。うわーうわー///) 海原 「……?」 結標 (そう考えると、この写真見られたら何言われるか分からないわね) 海原 「結標さん?」 結標 「は、はい!」 海原 「大丈夫ですか? どこか具合でも?」 結標 「大丈夫よ、全然大丈夫」 海原 「ならいいのですが……」 結標 「で、えと、なんだっけ」 海原 「グッズコーナーでお土産を選んでいきませんか?」 結標 「そうね。みんなにも何か買っていかないと」 <お客様にお呼び出し申し上げます。 <第7学区よりお越しのきぬはた……これ、もあいでいいの? <失礼致しました。きぬはたさいあい様、お連れ様が迷子カウンターでお待ちです。 結標 「……なんか聞き覚えのある名前が聞こえたわね」 海原 「絹旗さんもいらっしゃってるのですか。折角ですし、合流しますか?」 結標 「まあ、そう考えるわよね、貴方なら」ハァ 海原 「はい?」 結標 「……やめときましょ。アナウンスしてるってことは、誰かと一緒ってことでしょ?」 海原 「なるほど。茶々を入れるのも無粋ですしね」 結標 「そういうこと」 結標 (それは私たちにも言えるんだけどね) 結標 「それより、なにか買うんでしょ?」 海原 「」ジー 結標 「海原? どうし」ピキーン 海原 「これ買っていって、リビングに飾りませんか?」 結標 「ウミヘビの置物?」 海原 「はい」 結標 「やだぁ! 絶対やだ!」 海原 「ダメですか……まあ、次回にお預けということで」ニコニコ 結標 「次回も次々回もずーっと先も絶対イヤだからね! ていうかどんだけ蛇好きなのよ!」ムキー 海原 「心の師匠ですから」キリッ 結標 「~~っ、ともかく! 私の前で蛇はやめて!」 海原 「しょうがないですね、自重します」 結標 「お菓子とかにしときましょうよ……」 海原 「あの、このぬいぐるみじゃダメですか?」 結標 「……リビングじゃなくて、自分の部屋に飾ってよね」 海原 「やった……ありがとうございます」 結標 (意外な一面が見れたわね……) 海原 「あとは何にしましょうか」 結標 「そうね、無難にお菓子とか。あ、これ絹旗さんに似合うんじゃない?」 海原 「これは……どう使うんでしょうか」 ~1時間後 水族館前バス停~ 結標 「結局いろいろ買っちゃったわね」 海原 「いやぁ、でも楽しめましたよ。ついはしゃいでしまいました」 結標 「ええ、ホントに……私も楽しかった」ニコニコ 海原 「また来たいものですね」 結標 「うん、また機会があれば2人で」 海原 「その時には、みなさんも一緒に」 結標 「……」 海原 「?」 結標 「知らない」プイッ 海原 「??」 結標 (男ってみんなKYね) ~第7学区 とある駅前~ 結標 「帰りのバスは空いててよかったー」ノビー 海原 「荷物も増えてますし、座れたのは幸運でしたね」 結標 「今何時?」 海原 「そうですね、大体……18時をちょっとまわったところですね」 結標 「あれ? まだそんな時間? 真っ暗だからもっと遅いと思ってたわ」 海原 「最近日も短くなりましたし」 結標 (これからどうしよっかなー) 海原 「帰宅するにはちょうどいい時間ですかね」 結標 「え?」 海原 「今から帰れば、夕食の時間ぐらいじゃないですか」 結標 「そうだけど……」 結標 (いいの? これで) 海原 「今日は楽しかったです、ありがとうございました」ニコニコ 結標 「う、うん」 海原 「さて、遅くなりすぎる前に行きましょうか」 結標 (……今言わないと!) 結標 「ねえ、海原」クイクイ 海原 「どうしました?」 結標 「……」 海原 「結標さん?」 結標 「まだ帰りたくない」 黒服女(小) 「ありえないです! 超ありえないです! 人を迷子扱いした挙句にアナウンスなんて!」 黒服女(大) 「しょうがないじゃん。あの人の多さじゃ探せないって」 黒服女(小) 「しかも! 人の名前を超間違いやがりましたね!」 黒服女(大) 「それは私のせいじゃないよ!」 黒服女(小) 「知り合いが聞いてたらどうするつもりなんですか!」 黒服女(大) 「少なくとも二人は聞いちゃってる人がいるけど?」 黒服女(小) 「」 黒服女(大) 「さて、そのお二人。なんか妙な空気になってるけど、どうしたんだろ」 黒服女(小) 「ヒドイですぅ……ヒドイですぅ……」ブツブツ 黒服女(大) 「あーもう、あとで晩ご飯奢ってあげるから戻ってこい!」ガシガシ 黒服女(小) 「頭なでないでください!」 海原 「あの、帰りたくないと申されますと?」 結標 「そのまんまの意味よ」 海原 「何かあったんですか?」 結標 「何かなきゃいけない訳?」 海原 「はい?」 結標 「昼間も似たようなこと聞いたけど、理由とか必要なの?」 海原 「そういう訳ではありませんが……」 結標 「それとも、私といても楽しくない?」 海原 「そんな訳ないじゃないですか!」 結標 「じゃ、もう少しいいじゃない。ねえ、ダメ?」 海原 「ですが……」 結標 「なんで、分かってくれないの……?」ウルウル 海原 「……」 海原 (そうか……最近は仕事らしい仕事がないとはいえ、彼女も暗部で生きてきた人間) 海原 (こういった"普通の"時間は貴重であり、また憧れていたのかもしれませんね) 海原 (そのお相手役が僕というのは不服かもしれませんが、できることはしましょう) 海原 「では、夕食にしませんか? また移動が必要ですが」 結標 「!」 海原 「この辺の店ですと、夜は閉まってしまいますからね」 結標 「じゃあ、どこに行くの?」 海原 「第5学区です。あそこなら夜もやっているお店が多いですから」 結標 「でも、バスも終わっちゃってるわね……」 海原 「タクシーがありますよ。大通りにでて捕まえましょう」 結標 「……」 海原 「結標さん?」 結標 「手冷たい」 海原 「はいはい、これでいいですか?」ギュ 結標 「ふふ、よろしい」 海原 「あ、家の方に連絡をしておきませんと」 結標 「もうしといたわよ、バス乗ってるときに」 海原 「素早い対応、お見事です」 結標 「"今日は帰らない"ってね」 海原 「え」 結標 「冗談よ、遅くなるってメール送っておいたわ」クスクス 海原 「驚かさないでくださいよ」 結標 (最初は"帰らない"って打ったけど、結局打ちなおしたのよね) 海原 「さて、タクシーはすぐ来てくれますかね」 結標 (別にすぐに来てくれなくてもいいわよ) 結標 「っくしゅん」 海原 「冷えますか?」 結標 「ちょっと失敗しちゃったかな。さすがに暗くなると冷えるわね」 海原 「もう12月も間近ですしね」 結標 「羽織るものでも持っておけば(ファサ)えっ?」 海原 「僕のマフラーでよければ、使っててください」ニコニコ 結標 「……あ、あの……ぅ……寒くないの?」 海原 「僕は大丈夫ですよ」 結標 「あ、洗って返すから……」 海原 「そんな。安物ですよ、気負わないでください」 結標 「ゴメン……」 海原 「お、やっとタクシーが」ノシ キキィ バタン 運転手 「どちらまで?」 海原 「第5学区の◯◯通りまでお願いします」 運転手 「」コクリ 結標 「……? 運転手さん、なんか見覚えが……」 海原 「お知り合いですか?」 結標 (サングラスかけてて顔はよく分からないけど……ていうかこんな時間にサングラス!?) 海原 「女性の運転手さんも珍しいですね」 運転手 「……そうでしょうか?」 結標 (まぁ……いっか。面倒なことになってもイヤだし) ~その頃 トランクでは~ 黒服女(小) 「タクシーをジャックするとか、超やりすぎじゃないでしょうか……」 黒服女(小) 「しかし乗り心地が超悪いです……まだ着かないんですか」 ~20分後 第5学区~ 結標 「ここは年齢層が高いだけあって、まだ賑わってるわね」 海原 「大学生中心の街ですしね」 結標 「これから行く店ってどんなところなの?」 海原 「あそこにビルが見えるでしょう?」 結標 「あの、一番高いヤツ?」 海原 「はい。あそこの最上階にあるレストランです」 結標 「えっ? だ、大丈夫なの?」 海原 「まあ、少々混んでるかもしれませんが」 結標 「そっちじゃなくて!」 海原 「どっちですか?」 結標 「その、お金とか」 海原 「ご心配なく。味と雰囲気の割にはリーズナブルなんです」 結標 「服装とか」 海原 「ドレスコードはありませんよ。駆動鎧でも入れます」 結標 「あ、あと……」 海原 「気後れしなくても大丈夫ですよ。さ、行きましょうか」グイ 結標 「引っ張らないでよ! 逃げないから!」 : : : 黒服女(大) 「着いたよー」ガチャ 黒服女(小) 「」ゲッソリ 黒服女(大) 「あれ?」 黒服女(小) 「トランクは……もうイヤですぅ……」 黒服女(大) 「ほらほら、ターゲットを追わないと」 ~第5学区 展望レストラン「ダブルムーン」~ 結標 「」ポカーン 海原 「昼食に続いて、窓際の席とは。今日はついてます」 結標 「綺麗……」 海原 「ここからの夜景は、雑誌に紹介されるぐらい評判ですからね」 結標 「来てよかった、本当に」 海原 「さて、何にしますか?」 結標 「えと……こういうお店、よく分からないから。任せた」 海原 「任されました」ニコニコ 店員 「お決まりですか?」 海原 「ディナーコースを魚料理でお願いします」 店員 「お飲み物はいかがされますか?」 海原 「いかがされますか?」 結標 「う? な、何があるの?」 店員 「各種ワイン、シャンパン、コーヒー、各種の紅茶からお選び頂けます」 結標 「……シャンパンって、ノンアルコールあります?」 店員 「はい、ございます」 結標 「じゃあ、それで」 店員 「かしこまりました」ペコリ 結標 「……なんで急にふるのよ!」 海原 「飲み物ぐらいは選んで頂こうと思いまして」ニコニコ 結標 「焦っちゃったじゃない……絶対店員さんに笑われてるわ」orz 海原 「大丈夫ですよ」 結標 (それにしても、料理は自分で頼まなくて正解ね……) 海原 「あとは待つばかりですね」 結標 「貴方、慣れてる感じがするわね」 結標 (こういうお店は……流石に一人じゃないわよね) 海原 「ここにも一人で来たことがありまして」 結標 「……ウソでしょ?」 海原 「僕に一緒にくる相手がいると思います?」 結標 「それは……否定できる材料がないんだもん……」 海原 「結標さんが、同行者第1号ということになりますね」ニコニコ 結標 (なんで天然でこんな事言うかなぁ……) 海原 「僕にこういった雰囲気のお店は似合いませんかね?」 結標 「似合わないっていうか……正直意外だわ」 海原 「意外とは……普段僕がどう思われてるか気になりますね」 結標 「変人」 海原 「手厳しいですね」 結標 「それ言っちゃうと、あの家の人はみんなどっかしら変人だけどね」 海原 「個性豊かで結構じゃないですか」 店員 「失礼致します。こちら、お飲み物になります」カチャカチャ 海原 「はい、どうも」 結標 「シャンパンゴールドって、こういう色なのね」マジマジ 海原 「結標さん、今日はお疲れさまでした」スッ 結標 「え? あぁ、そういうことね。じゃ、乾杯」 ガチン☆ : : : 店員 「失礼致します。こちらデザートの"季節のフルーツ ヨーグルトソース"になります」 海原 「コースはこれで全部ですね。ありがとうございます」 店員 「ごゆっくりどうぞ」ペコリ 結標 (高級な見た目の料理ばっか。緊張して味なんて分からなかったわ……) 海原 「いかがでしたか?」 結標 「う、うん。超美味しかった」 海原 「超?」 結標 「あ」 海原 「絹旗さんが伝染りましたか」 結標 「な、たまたまよ、たまたま!」 海原 「超」ニコニコ 結標 「ほっといてよ!」ムキー 海原 「ふふ、これは失礼」 結標 「ったく……ん? これなに?」 海原 「伝票ですね」 結標 「伝票すら、こんな高そうな革ケースに入ってるのね」パカ 結標 「」 海原 「どうしました?」 結標 「えー……すごい。二人で12000円って……」 海原 「まあまあじゃないですか?」 結標 「しかもこのサービス料ってなに?」 海原 「そのまんまの意味ですが」 結標 「そ、そうなの……」 海原 「一息ついたら、帰りましょう」 結標 「うん、そうしましょ」 結標 (初回から朝帰りもアレだしね) 海原 「今日はいい日でした、大満足ですよ」 結標 「そう? 気が合うわね」クスクス 海原 「また、お付き合い願えますか?」 結標 「はい?」 海原 「またその内、どこか出かけたいなと思えてきまして」 結標 「あ……わ、私で良ければ」 結標 (キターーーー!) 海原 「では、そろそろ行きましょうか」 結標 「うん!」 ~第5学区 カレー専門「これでもくらえ」~ 黒服女(小) 「ターゲットはもういいんですか」 黒服女(大) 「あんな店に入られたらどうにもならないでしょ、外からも見えそうにないし」 黒服女(小) 「まあ、もうほっといても超大丈夫でしょうね」 黒服女(大) 「クライアントとスポンサーに報告するネタも十分に揃ってるしね」 黒服女(小) 「今日はこんなところですか。正直いって超疲れましたし」 黒服女(大) 「タクシーも一応返さないといけないしねー」 黒服女(小) 「私たちもこれ食べたら帰りましょうか」パク 黒服女(大) 「? ちょっと待って。そっちの皿私のじゃない?」 黒服女(小) 「( ゚ロ゚)」 黒服女(大) 「辛さLevel5大盛りの……って遅かったか」 ~帰りのタクシー内~ 結標 「」スピー 海原 「ふふ、余程お疲れだったんですね」 運転手 「奥さんですか? 仲がよろしいですね」 海原 「ははは、そう見えますか?」 海原 (そういえば、今の家に初めて来た時も絹旗さんに間違われましたね) 海原 「懐かしいものです」ポツリ 運転手 「懐かしいですね、私も若い頃はブイブイ言わせたものです、ゼハハハ」 海原 (ちょっとうるさいですね、起こしてしまうでしょう) 結標 「ん……」スピー 海原 (そういえば沖縄でも……結標さんは手が届く範囲にあるものを抱き枕にするクセがお有りなんですね) 結標 「」スリスリ : : : 結標 (もう家に着くのか……なんか今日あっという間だったな)コツコツ 海原 「みなさんまだ起きておいでですかね」 結標 「この時間だったら……あ、滝壺さんはもう寝てるかもね」 海原 「滝壺さんは早寝早起きですから」 結標 (滝壺さんか……いつだったか、見せつけてくれちゃったわね) 結標 (そういえば、真琴はほっぺたキスしてやったって言ってたのよね) 結標 (……あれ? 同年代で私だけ出遅れてる?) 結標 「これってマズくない?」 海原 「はい? 何がですか?」 結標 「あ、声に出てた? ゴメンなさい、なんでもないの」 海原 「?」 結標 (今いくっきゃないわよね、今日の締めくくりに) 結標 (リップは……あったあった)ヌリヌリ 結標 「ねえ」クイクイ 海原 「なんでしょうか」 結標 「ちょっとでいいから目閉じてて」 海原 「? それはまた、どうして」 結標 「いいから!」 海原 「は、はあ」パチリ 結標 (思い切って……あ、あれ?) 結標 「ん~……」グググ 結標 (届かない……!)←154cm+ヒール4cm 結標 (ぐ、つ、爪先立ちで、どうにか……あ、あぶなっ……)ガシ 海原 (両肩を掴まれた!? 一体何をされるというんですか……!)ガクブル 結標 「まっ、まだ目開けないでよ!」 海原 「はいはい」 結標 (……うー、でもやっぱまだ唇は……ムリ) 海原 (この香りはなんでしょうか) ※あわきんの髪の匂い 結標 (初回だし、頬で) 結標 「ん……」chu☆ 海原 「ッ!?!?」ゾクッ 結標 「も、もう開けていいわよ」 海原 「むっ、むむむ、結標さん!? 今なにを!?」 結標 「え……なに、そんな引いてるのよ」 海原 「何かを顔に当てられたような……」 結標 (分からないの!?) 結標 「コレよ」 海原 「コレ? その、人差し指を当ててる、唇ですか?」 結標 「……コレ」 海原 「なっ、ななな……」 結標 「言わせないでよ恥ずかしい!」ムキー 海原 「」ポカーン 結標 「……な、なによ」 海原 「いえ、あまりに唐突だったもので……」 結標 「だ、だって、私、その……あぅ……」 海原 「結標さん?」 結標 「わああああ///」ヒュ 結標 「…………あ、やば」 結標 「自分が飛ぶつもりが、間違えて海原飛ばしちゃった」 結標 「はぁ……」コツコツ 結標 「転移先は家の近く……のハズだから、大丈夫よね」 結標 (私としたことが、焦ってバカやっちゃったな) 結標 「せめて、家まで一緒に帰りたかった」 <結標さーん!? 結標 「え?」 海原 「あ! 結標さん!」 結標 「う、海原!?」 海原 「探しましたよ。おっと、今度は飛ばさないでくださいね」 結標 「なんで? 先に帰っててもよかったじゃない」 海原 「それでもよかったのですが、どうせなら一緒に帰ってもいいじゃないですか」 結標 「っ……」 海原 「家に帰るまでが遠足、といいますか」 結標 「遠足じゃないわよ、バカ」 海原 「それに、こんな夜道を女性一人で歩かせる訳にもいきませんし」 結標 「私を誰だと思ってるの? そこいらのチンピラ如きに後れは取らないわよ」 海原 「それでもですよ」ニコニコ 結標 「……じゃあ、はい」 海原 「握手ですか?」 結標 「」ジトー 海原 「これは失礼しました。こうですね」ギュ 結標 「よろしい」 海原 「では、改めて。帰りましょうか」 結標 「うん」 ~きぬはた荘 リビング~ <ただーいまー <ただいま戻りました 番外個体 「お、帰ってきたよ」 絹旗 「それではみなさん、ご報告はまた改めて」 結標 「あら? みんな揃ってなにやってるの?」 絹旗 「お茶会です」 浜面 「お、なんだ。二人一緒だったのか?」 海原 「ええ、そんなところです」 結標 「水族館いってたの。これお土産だから、みんなで食べて」ドサッ 婚后 「あら、可愛らしい。いただくのが勿体無いですわね」 滝壺 「でも美味しそうだね」 白井 「ここは愛でつつ頂きますの」 結標 「あと、これは絹旗さんに。似合いそうだったから」 絹旗 「……なんですか、コレ」 結標 「チョウチンアンコウカチューシャ」 滝壺 「なにこれ可愛い」 婚后 「ぜひ着けてみてくださいな」 絹旗 「は、はあ……こうですかね」ミョンミョン 番外個体 「~~~」プルプル 白井 「大きいお姉さま、笑いをこらえて痙攣するのは失礼かと……プクク」 絹旗 「なんですか! 超失礼じゃないですか!」ミョンミョン 番外個体 「う、動かないで……頭のそれが動いて……もうムリ! ひゃはははは!」 絹旗 「ぬぐああああ!」ミョンミョン 結標 「ちなみにコレ、横にスイッチがあってね」カチッ 浜面 「おお! 光った! 光りよったぞ!」 海原 「これは予想外に似合いますね」 絹旗 「……なんか、今日は超ロクな目にあってないんですが」ミョンミョン ユリコ 「(*・ω・)ノシ」ペチペチ 婚后 「ユリコもお気に召したようですわよ」 絹旗 「まあ……無碍にするのも失礼なので、もらっておきます」ミョンミョン 滝壺 「ねえねえ、水族館ってどうだった?」 結標 「うーん、どこから話そっかなー」 白井 「あら? なんだかご機嫌ですの」 浜面 「そりゃご機嫌になることがあったんだろ、な?」 結標 「ふふ、ナイショ♪」 番外個体 (そりゃあれだけ連れ回せば) 絹旗 (超ご機嫌にもなるってものです)ミョンミョン ~数日後 きぬはた荘 結標個室~ 結標 「♪」コトッ 結標 (次はいつかなぁ、どこ行くのかなぁ) <バーン 結標 「ッ!?」パタン 番外個体 「Freeeeeeeze!!」 結標 「うるさーーい!!」ピコッ 番外個体 「いてっ」 結標 「いくら私たちの仲といっても、ノックぐらいすべきでしょ!」 番外個体 「チッ、反省してまーす」 結標 「ったく……で、何の用?」 番外個体 「後学のためにさ、海原さんとどこまでいったか聞かせてもらおうかと」ニヤニヤ 結標 「貴女が面白がるような話はないわよ。一緒にご飯食べて水族館行っただけじゃない」 番外個体 「ずっと手繋いでたでしょ?」 結標 「」 番外個体 「お昼のとき、海原さんにあーんしてもらってたよね?」 結標 「」 番外個体 「ねえねえ、海原さんのマフラーってどんな匂いだった?」ニヤニヤ 結標 「」プルプル 番外個体 「"貴方の心にムーブポイントしたい"」 結標 「それは言ってないわよ!」ボスボスボス 番外個体 「痛い痛い! 枕で殴らないで! ホコリまってるから!」 結標 「なんで!? なんで私と海原が気付かないような尾行してるの!」ボスボスボス 番外個体 「ちょ、ギブ! ギブギブ!」 結標 「はぁはぁ……それで、どっからどこまで見てたの」 番外個体 「ちょっとだけだよ……合流してから、夜に高そうなレストランに入るところまで」 結標 「ほとんど全部じゃない!」ガシッ グリグリ 番外個体 「あいたたたた! ムリ! ムリムリ!」 結標 「ここが痛いの? 貴女、胃が弱ってるんじゃない?」 番外個体 「足つぼマッサージとかでkいったぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ 結標 「ほら、言うことがあるでしょ!」 番外個体 「ゴメンなさいゴメンなさい!!」 : : : 番外個体 「」グッタリ 結標 「まったく、貴女も抜け目ないわね」 結標 (キスシーン見られなかっただけマシか……) 番外個体 「? ねえ、なんでこの写真立て伏せてあるの? ていうか、こんなの前からあったっけ?」 結標 「!」 番外個体 「ははぁ、さては恥ずかしーい写真とかが、って消えた?」 結標 「これはダメ」 番外個体 「ちょっとぐらいいいでしょー」 結標 「ダメだったらダメ!」 番外個体 「ちょっとだけー」 結標 「これだけは譲れない!」 結標 (大事な思い出だし、なによりまだ人に見せるのは恥ずかしいし……) 結標 (……思い出か……また増やせるかな) 番外個体 「ねえってばー」 結標 「しつこい!」
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/1226.html
2016年12月18日23時07分の対戦 キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 バトロイの刺客 歴代ボスリバイバル 70 堅守高速 1 9 大海原アシレーヌ(ポケットモンスター) 18 25 バランス 1 0 おことわり(2ch) VIPPER 35 体力重視 1 0 ギコ猫(2ch) VIPPER 23 スピード 1 0 第82回決勝大会がスタートです! 現在バトロイの刺客がタイトルを8回防衛しています! 挑戦者がタイトルを奪取するのか、チャンピオンが防衛記録を伸ばすのか!? バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率5%)バトロイの刺客 「我はバトロイを知り尽くしている」 おことわりはギリギリかわした。おことわり 「攻撃力35以上の攻撃はおことわりします。(゚ω゚)」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 25 , おことわり 35 , ギコ猫 23 ) ギコ猫の攻撃!(命中率95%/会心率5%)ギコ猫 「逝ってよし!」大海原アシレーヌに4のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 35 , ギコ猫 23 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率85%/会心率5%)大海原アシレーヌ 「私の綺麗な歌声聞いて、ギコ猫を眠らせるよ~。」ギコ猫に4のダメージをあたえた!! ギコ猫 「なんだこの厨房どもの会話は!!」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 35 , ギコ猫 19 ) おことわりの攻撃!(命中率27%/会心率5%)おことわり 「バトロイの刺客の勝ち抜きはおことわりします。(゚ω゚)」 バトロイの刺客はゆうゆうとかわした。バトロイの刺客 「遅すぎて体が鈍っちゃうよ」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 35 , ギコ猫 19 ) バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率5%)バトロイの刺客、連続攻撃!!!バトロイの刺客 「我はバトロイを知り尽くしている」おことわりに3のダメージをあたえた!!おことわりに2のダメージをあたえた!! おことわり 「ちゃんと攻撃力34以下で攻撃してるね。(゚ω゚)」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) ギコ猫の攻撃!(命中率37%/会心率6%)ギコ猫 「逝ってよし!」 バトロイの刺客はゆうゆうとかわした。バトロイの刺客 「遅すぎて体が鈍っちゃうよ」 残り体力( バトロイの刺客 70 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率30%/会心率7%)大海原アシレーヌ 「私の綺麗な歌声聞いて、バトロイの刺客を眠らせるよ~。」バトロイの刺客に3のダメージをあたえた!! バトロイの刺客 「お,威勢いいじゃん」 残り体力( バトロイの刺客 67 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) おことわりの攻撃!(命中率31%/会心率8%)おことわり 「バトロイの刺客の勝ち抜きはおことわりします。(゚ω゚)」 バトロイの刺客は素早くかわした。バトロイの刺客 「遅すぎて体が鈍っちゃうよ」 残り体力( バトロイの刺客 67 , 大海原アシレーヌ 21 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率9%)バトロイの刺客 「我はバトロイを知り尽くしている」大海原アシレーヌに2のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 67 , 大海原アシレーヌ 19 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) ギコ猫の攻撃!(命中率95%/会心率10%)ギコ猫 「逝ってよし!」大海原アシレーヌに5のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 67 , 大海原アシレーヌ 14 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率34%/会心率11%)大海原アシレーヌ、会心の一撃!!!大海原アシレーヌ 「バトロイの刺客、うたかたのマリアでとどめですわよ!受けてみなさい~♪」バトロイの刺客に34のダメージをあたえた!! バトロイの刺客 「お,威勢いいじゃん」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 14 , おことわり 30 , ギコ猫 19 ) おことわりの攻撃!(命中率94%/会心率12%)おことわり 「ギコ猫の勝ち抜きはおことわりします。(゚ω゚)」ギコ猫に3のダメージをあたえた!! ギコ猫 「なんだこの厨房どもの会話は!!」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 14 , おことわり 30 , ギコ猫 16 ) バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率13%)バトロイの刺客、会心の一撃!!!バトロイの刺客 「おことわり俺の勝ちだ!」おことわりに32のダメージをあたえた!! 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 14 , おことわり -2 , ギコ猫 16 )おことわりのLIFEは0になった!おことわりがボスを倒すのをおことわりします。「防御力30以上で挑むのはおことわりします。(゚ω゚)」 ギコ猫の攻撃!(命中率95%/会心率14%)ギコ猫 「逝ってよし!」大海原アシレーヌに4のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 10 , ギコ猫 16 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率38%/会心率28%)大海原アシレーヌ 「私の綺麗な歌声聞いて、バトロイの刺客を眠らせるよ~。」 バトロイの刺客はギリギリかわした。バトロイの刺客 「遅すぎて体が鈍っちゃうよ」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 10 , ギコ猫 16 ) バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率15%)バトロイの刺客、連続攻撃!!!バトロイの刺客 「我はバトロイを知り尽くしている」ギコ猫に3のダメージをあたえた!!ギコ猫に2のダメージをあたえた!! ギコ猫 「なんだこの厨房どもの会話は!!」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 10 , ギコ猫 11 ) ギコ猫の攻撃!(命中率95%/会心率15%)ギコ猫 「逝ってよし!」大海原アシレーヌに4のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 6 , ギコ猫 11 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率95%/会心率30%)大海原アシレーヌ 「私の綺麗な歌声聞いて、ギコ猫を眠らせるよ~。」ギコ猫に6のダメージをあたえた!! ギコ猫 「なんだこの厨房どもの会話は!!」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 6 , ギコ猫 5 ) バトロイの刺客の攻撃!(命中率95%/会心率15%)バトロイの刺客 「我はバトロイを知り尽くしている」大海原アシレーヌに4のダメージをあたえた!! 大海原アシレーヌ 「なにするのですか~、邪魔しないでください~」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 2 , ギコ猫 5 ) ギコ猫の攻撃!(命中率47%/会心率30%)ギコ猫 「逝ってよし!」 バトロイの刺客は素早くかわした。バトロイの刺客 「遅すぎて体が鈍っちゃうよ」 残り体力( バトロイの刺客 33 , 大海原アシレーヌ 2 , ギコ猫 5 ) 大海原アシレーヌの攻撃!(命中率44%/会心率45%)大海原アシレーヌ、ハイパークラッシャー!!!大海原アシレーヌ 「バトロイの刺客、うたかたのマリアでとどめですわよ!受けてみなさい~♪」バトロイの刺客に38のダメージをあたえた!! 残り体力( バトロイの刺客 -5 , 大海原アシレーヌ 2 , ギコ猫 5 )バトロイの刺客のLIFEは0になった!バトロイの刺客は水の泡・・・バトロイの刺客 「俺の力を越えたのか...」 ギコ猫の攻撃!(命中率95%/会心率30%)ギコ猫、本気で怒りながらカウンターした!!!ギコ猫 「ゴルァ!!」大海原アシレーヌに36のダメージをあたえた!! 残り体力( 大海原アシレーヌ -34 , ギコ猫 5 )大海原アシレーヌのLIFEは0になった!大海原アシレーヌはじんせい オワタ大海原アシレーヌ 「あれ…私のパフォーマンス上回った?すごいじゃないの、ギコ猫。」 勝ち残ったのはギコ猫です!ギコ猫が見事に決勝大会を制覇しました!ギコ猫 「スレを荒らすものを見かけたらすぐに通報してアク禁だからな!」 WithBOSSでは75勝なのにここではまさかの9勝と一桁でリタイアwww。どうしてこうなった。 by味餡