約 12,541 件
https://w.atwiki.jp/jpops/pages/10814.html
ツベルクリンをお気に入りに追加 ツベルクリンのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット ツベルクリンの報道 インスリン取扱い時の注意点 「インスリン注射器の使用徹底」を呼びかけ PMDA「医療安全情報」No.23改訂版を公表 - 糖尿病リソースガイド 【朝晴れエッセー】豫防接種個人票・10月27日 - 産経ニュース 「コッホコッホ」の結核、日本はいまも中蔓延国 なぜハンコ注射? - 朝日新聞デジタル アルパカの「ジェロニモ」を救え! 英国で署名広がる - AFPBB News 【ギモン解消!!ワクチン接種Q&A】ワクチン副反応の「モデルナ・アーム」は心配不要 専門家「多くは数日で治まる」 - ZAKZAK <新型コロナ>BBQの20代ら5人に 埼玉で1人死亡290人感染 大学でクラスター、中学では臨時休校 - 埼玉新聞 注射器使い回しで最大45万人感染 法廷闘争経て救済制度―B型肝炎 - 時事通信ニュース 新型コロナワクチンを注射した際になってしまう「COVID腕」とは? - GIGAZINE 1瓶で1回分多くワクチン接種…増産体制の“特殊な注射器”が今まで普及しなかった理由を聞いた - Nippon.com なぜ「5回」問題は起きたのか。1ヶ月前に問題化していた米欧の動きとは?ファイザー製ワクチンの注射器(今井佐緒里) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コロナにBCGは「有効」なのか?東北大・大隅教授が緊急解説 - Esquire 新型コロナ「60代以上で重症化」BCG接種との関係は? - NEWSポストセブン 体の免疫を調整 BCGワクチンを打つと肺がんが6割減る?|医者も知らない医学の新常識 - 日刊ゲンダイヘルスケア 時代遅れの政策はなぜ続く? 結核対策に見る体制の独り歩き - nikkei BPnet ツベルクリンとは ツベルクリンの70%は白い何かで出来ています。ツベルクリンの18%は世の無常さで出来ています。ツベルクリンの9%は陰謀で出来ています。ツベルクリンの2%はマイナスイオンで出来ています。ツベルクリンの1%は微妙さで出来ています。 ツベルクリン@ウィキペディア ツベルクリン Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ツベルクリン このページについて このページはツベルクリンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるツベルクリンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/wiki11_biohazard/pages/61.html
「お願いだ、助けてくれ」 だが奴は冷たい目で俺をみる。それは生きた人間を見る目じゃない。 「何の事だね」 「とぼけないでくれ。3日前に俺にした注射、あれが理想郷への第一歩だなんてデタラメだろう」 「分からないな。言っただろう、あれは君達を幸せにする薬なんだよ」 奴が村に来たのは丁度1ヶ月前、最初は相手にする人間は殆どいなかった。そりゃそうだろう、奇跡とか、人知を超えた力、なんて話をする奴はペテン師と相場が決まっている。でも奴は語り続けた、毎日毎日村の広場で。そのうち立ち止まって話を聞く奴が少しづつ増えてきた。そしてある日、噂を聞いた領主がやってきて奴にすっかり感化されてしまい、それがきっかけで他の多くの村人達も。やがて殆どの村人は奴の信者になった。 「気がついているぞ!、あの薬はそんな物じゃない、もっと何か、そう、人を根こそぎ変えてしまうようなものだ!」 奴が村人達に理想郷を現実にする薬と称する物を注射し始めたのは10日前だった。その頃はほぼ全ての村人が奴の信者になり、人数が多いため数日にわたって注射を行う事になった。俺は最後のグループで3日前に注射をし終えた、全員に注射するのにちょうど1週間かかった訳だ。その日、俺はやっと皆と一緒になれた事で安心していたし、これで理想郷を実現するための力を手に入れられると信じていた。だが今日、俺は現実を見てしまった。 「何でそんな事を言い出すのか分からないが、安心したまえ。私に任せておけば全てが上手く進む」 「ウソだ!、俺は見たんだ。最初に注射された奴の背中から何か得体の知れないグニグニした物が飛び出しているのを!」 正直全くおかしいと思わなかった訳じゃない。最初に注射をした奴らは5日目位から少し様子が変だった。何かこう無気力な感じになって顔色も悪かったが、それでもうっすら笑ったような顔をするようになった。その顔はまるでデスマスクのように見えたが、何より気になったのはそいつらの目だ。何かを見ているようで実は何も見えていない、意思を感じないガラス玉のような目。だがそれも奇跡の力を手に入れるための一時的な状態だと説明されて、皆、納得した様子だった。もっとも俺を含めた全員が、納得するしか選択肢がなかったのかもしれない。既に村人の3分の2以上は注射が済んでいた訳だし、そこで何かおかしいと思っても、もう引き返せない所まで来ていたからな。こういう閉鎖された村社会では全員が運命共同体みたいなもので、半数以上が良しとする事態になったらそれは常に全員の合意になるんだ。 「ほう、もうそんなに成長したか、思ったより早いな。私の見込んだとおり、ここの村人達はあれの培養に向いていたようだ」 何の話か分からないが俺は奴の言葉を聴いた瞬間恐怖した。やっぱり全員何か別の物になってしまう、いや違う、本当に怖かったのは皆じゃなくて俺が、俺自身が俺じゃなくってしまうって思ったからだ。それは死の恐怖そのものだった。死んだ後、人はいったいどうなるのか、俺が俺じゃなくなったら、俺はその後どうなるのか。 「お願いです、何でもします、俺だけは助けてください」 「ほう、他の奴らがどうなっても良いと言うのか」 「はい、お願いです。俺は嫌です」 「そうか....。お前はそのままでも役に立てるかもしれないな.....。じゃあ一つテストをしてみようか」 その言葉を聞いて俺は心底嬉しかった。助かる方法があり、俺だけがそのチャンスを手に入れる事ができたんだから。正直に言おう、奴のその後の言葉を聞いても俺はまだ歓喜の中にいたんだ。
https://w.atwiki.jp/turtl/pages/35.html
きりたんぽが近々購入予定。 類語 にんにく注射 ホルモン注射
https://w.atwiki.jp/bokuori_data/pages/262.html
製作者 書道ムーン 出場大会 第六回大会 経歴 設定 性別:女 学年:2年生 部活動:化学部 特技:多種多様の調合による薬の生成 趣味:薬品を混ぜ合わせる事 好きなもの:兄。甘々なチョコとアイス。 薬物調合のエキスパートであり、彼女の作る薬はボンドから爆弾まで何でも揃えられる。 しかし、唯一彼女が作れないと豪語しているのが、何でも効く万能薬であり、それを完成させ、病弱である兄を元気にするのが現在の彼女の目標である。 その為、ほぼ独学で薬品調合の分量などを記憶し、偶然にでも一度出来たものは材料さえあればいつでも作れる。 今現在の傑作は『水を入れると容器であるガラス瓶ですら溶かすベーキングパウダー』と、『燃やすと爆発する塩』。たまたま料理中に出来たらしい。この2つは中和する。 普段は大人しく、マッドサイエンティストな雰囲気すら無い普通な女の子だが、兄の事になると暴走気味になる、所謂ブラコン(恋愛感情はなく、家族愛の方)。これには両親も大分困っている。 兄も菩氷学園の生徒であり、『超高校級の頑丈体』と噂されているが、彼女はその事については否定している。因みに彼を丈夫な体にしたのはだいたい彼女の作る薬品のせい。万能薬の犠牲になっているのだ。 調停委員に立候補した理由がそんな兄を守る為。 兄が病弱なせいでいじめられている(勘違い)、兄には負担をかけさせたくない、兄には楽しい学園生活をして欲しい、兄は何かと大変だから自分が助けてあげないと、兄兄兄兄と過保護な気持ちが立候補まで彼女を押し出した。 1年生の時に一度立候補はしたものの完全な力不足で委員になれなかった。 今回はリベンジという形で再び立候補することになる。 兄の他に好きなのは、甘々なチョコレートとアイスクリームであり、特にチョコレートは常にかじっているほど好物である。チョコ中毒。 インドア系な趣味に部活動なのか、運動音痴。何も無いところで転ぶ程ではないが、体育実技は最低級。 しかし、自分の作った薬品の影響か、兄レベルに体は丈夫であり、すぐに息が切れてしまう兄と比べて人並みにスタミナもある。 永久的に身体能力を上げるようなドーピングせず、するとしてもそれは自身の体が変質してしまう可能性が高いので兄に対してすら使っていない。何かの機会に誰かにその薬品を使おうとはしている。 一時的なものは後述に。 本人自身の戦闘能力は無いが、自分が持つ大量の薬物入り試験管を投げて攻撃をする戦闘スタイル。 試験管が割れると中身がばら撒かれるので、粉末に液体、気体による毒やら爆弾やらの攻撃ができる。 また、それを応用しての煙幕も撒くことが出来、その煙幕にも毒を仕込ませることも可能。 自分で作った毒ならば、彼女への影響はほぼ無い(抗体が一応出来ている)が、何かしらの化学反応で彼女が知らない毒が発生するなら効く。 トリカブトや青酸カリなどの一般的によく知られる程度の毒は兄共々既に摂取済み。これも万能薬の為。 即効性の高いものから時間がかかるものが様々だが、基本的に致死性が高いほど効果が現れる時間は長い。 これは彼女が使用する機会が極端に少ないため、改良出来なかった名残である。勿論即効致死の薬もあるが、彼女は万が一を考えて持ち込まず、調合しないようにしている。 割れた試験官の中身と手持ちの薬物入り試験管を投げ、調合することもあるので、対処法としては迅速に薬物を排除しておく必要がある。 傑作の2つも勿論持っているので、一見無害だが、水を掛けたり、マッチで火をつけたりなどもする。 試験官の他にも注射器も隠し持っており、足元に投げる試験官と違い、注射器は自分や相手に直接向けて投げる。 ただ、運動音痴なので近くなければ届かず、命中率も悪い。 自分に一時的強化の注射を打てば改善するが、これの効果は1時間であり、24時間の間を置かなければ再度使用しても効果は現れない。 一時的強化の注射は身体能力を向上させ、人並み以上に動くことが出来る。が、運動音痴を改善するものではなく、あくまで投擲の命中精度と距離を高める為である。 ただ、止まっている的だろうが必ず当てられるわけではない。 投擲用の注射器はガラスで出来ており、投げて足元に落ちても割れるようになっている。 自分用の注射器は小さめに出来ており、1本しか無い。あまり傷にはならないらしい。 自分に注射を打つこともある所為か、左腕に包帯が巻かれている。 試験管や注射器を白衣に隠し持っている他に、スカートの中にも持っている。運動音痴なだけで体力はないわけではないので、動く分には問題ない。 ただし、激しい運動をすると試験管が割れるおそれがある。 試験管や注射器の持てる数に限りがあるので、長期戦向きではない。全て攻撃向きというわけではないので、攻撃系が切れたらそれまで。 持てる数に限りがあるだけで、戦闘時以外で十分に補充することは出来る。 持てる数は収納数の他に重さも付加しているので、なるべく素早く動きたい時では試験管や注射器の数は少なく、切れやすい。 補足
https://w.atwiki.jp/numasei/pages/1277.html
名前:アミノ 種族:★ガラルヤドラン(♀) 身長: 164cm 一人称:私 二人称:あなた 好き:注射 苦手:病気 怪我 おや:ナギクサ 胸囲 体力 知力 社交性 成長性 A C B D B ※ A(超スゴイ)、B(スゴイ)、C(一般的)、D(ニガテ)、E(超ニガテ) 雪村診療所に勤める看護師の女性。 医療行為には極めて真面目だが、治療のためには過激なことも辞さない。 とにかく尻に注射したがるのは趣味でもなんでもなく、医療的に有効であるから。 患者が嫌がっても効率的なので仕方が無い。でも注射自体は好き。 優秀な薬剤師でもあり、薬の調合も行っているが、彼女の作る薬の殆どが座薬である。
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/1448.html
医者スサノオ シークレットレア 必要魔力 24 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 5372 11628 17000 10000 誕生日 1月11日 身長 153cm 体重 43kg 3サイズ スキル 憧れの白衣効果 常に敵からの攻撃ダメージを大きく軽減する 親愛度 コメント 低 こ、この衣装はですね、その、アマテラスお姉様に無理やり着させられて…あ、いえ、とういうのは嘘です、ごめんなさい…本当は憧れのお医者さんになりたくて…あの、お医者さんになる練習をしたいので、わたしだけの患者さんになってくれませんか? 中 あ、ありがとうございます。わたしだけの患者さんになってくれるんですね?それじゃあ、注射の練習をしたいので腕を出してください…あわわ、そんな心配そうな顔をしないでください〜。ふぇ…患者さんを不安にさせるなんて、お医者さん失格ですぅ! 高 しくしく…お医者さんになる道のりは険しそうですぅ…わたしって弱虫ですから、カッコイイお医者さんになれば強くなれるって思ったんですけど…ふぇ、わたしを応援してくれるんですか…えっ、次は手術の練習!?そんなの無理ですぅ!! 嫁 しくしく…わたし、気づいちゃいました…わたしってお医者さんに向いてないんですね…潔くお医者さんになるのを諦めます…ふぇ?白衣姿のわたしが可愛いから、もっとその格好でいていてほしいんですか?ふええ、そんなこと言われたら…頑張っちゃいますぅ♪ 親愛度 セリフ 低 付き合ってくれないなら、独りでやりますから大丈夫ですよ… 今日からわたしはお医者さんです! ひええ、注射針って尖っていて怖いですぅ こ、この格好、似合ってるでしょうか?おかしいとこ、ありませんか? 中 針が刺さるのを見るのは、怖いから苦手ですぅ 白衣を着ると気持ちがしゃきっとなりますですね べ、別にあなたが実験隊というわけではないですからね…? お注射、失敗したらごめんなさい…! 高 手術ってお腹を開くんですよね…ひええ、無理ですぅ!! ひええ、お注射をどこかに置いてきてしまいましたぁ 女医さんなのに大人の足りなくてすみません…ふぇぇ… 目を閉じていれば、お注射は怖くないことに気が付きました…! 嫁 ちょ、聴診器でわたしの心臓の音、聞きますか…? あ、愛情をたっぷり込めて、あなたを隅々まで診察します…! お薬の時間ですよ!さぁ、いっぱい飲んでください! ひええ!こっちに注射針を向けないでくださいぃ! スキンシップ後 朝 ふええ…夜勤明けはつらいですぅ… 夜 夜勤はつらいですね…眠くなってしま…スースー… なでなで なでなでされたら、疲れが吹き飛びました…! その他 誕生日 ふえ、誕生日ケーキをくれるんですか!?それじゃ、メスで切り分けますね♪ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/612.html
33話「赤い水」 「お化けいる~……ここ怖い……」 一体どれだけの間、悲鳴を発しながら墓場の中を走り回っていたのか。 松尾芭蕉は息切れしながら墓石の一つにもたれ掛かって座り込んでいた。 着ている着物は泥だらけになっている事から、何度か躓いて転んだのだろう。 「そ、そうだ……支給品を確認してなかった……」 疲労により返って冷静になる事が出来たのか、ここに来てようやく芭蕉は、 自分のデイパックの中身を漁り始めた。 名簿や地図などの基本支給品は後回しにし、ランダム支給品を取り出す。 何か武器になるような物が入っていれば気が休まったのだが。 「何だこれ……?」 出てきた物は赤い液体が入った大容量の注射器が三本と、 「参加者詳細名簿」と表紙に書かれた小冊子。 赤い液体が入った注射器は説明書には注射器の使い方しか書かれておらず、中身の液体の正体は分からない。 だが、まるで血のように赤く、ただの色水とも思えない。 流石の芭蕉も何となく「やばそうな液体」とは感じた。 (これを人間に注入したらどうなるんだろう……) 注射器の一本を手に取りながら芭蕉は考える。 そして脳裏に苦しみもがく人間の姿を思い浮かべてしまい、自分で想像しておきながら恐怖する。 そそくさと注射器を地面に置き、次に参加者詳細名簿なるものを開いてみる。 そこには小さな似顔絵――芭蕉は知る由も無いが、これは「顔写真」という物である――が沢山並び、 それぞれの下に名前、職業、性格が至って簡潔に書かれている。 (こ、これって、この殺し合いの全参加者の似顔絵と名前が書いてあるって事!? 凄いな……何だか犬とか猫みたいな人もいるし……あ、私の欄だ! 曽良君のもある!) 自分と弟子である曽良の顔写真とデータが記載された場所を見つけた芭蕉。 それぞれの顔写真の下には、 『名前:松尾芭蕉(まつお・ばしょう) 職業:俳人 性格:気弱、臆病』 『名前:曽良(そら) 職業:俳人(松尾芭蕉の弟子) 性格:松尾芭蕉に対して加虐嗜好(S)、他人物に対しては冷淡』 と記載されている。 「確かになあ……私は気弱で臆病かもしれないな。しかし曽良君の性格の記述は実に正確だ、うん」 しかしこの参加者詳細名簿なる物、かなり役に立つ代物かもしれない。 これを一通り読めば、書かれている職業や性格などから、誰が危険人物の可能性があるかを割り出す事が出来そうだ。 もっとも、記述されている事が「嘘」でなければ、の話だが。 そう考えた芭蕉がランタンを取り出し詳細名簿を読もうとした、その時だった。 一発の銃弾が、芭蕉のすぐ近くの空気を切り裂いた。 「うわあああああ!?」 突然の出来事に再び恐慌状態に陥る芭蕉だったが、今度は自制心が働いたのかその場に留まった。 しかしこの場合、逃げ出した方が良かったのかもしれない。 芭蕉の前方十メートル程に、小型のリボルバー拳銃を構えた青年、石川清隆が立っていた。 彼は翼を生やした女性、リリア・ミスティーズに襲撃された後、迷った末に殺し合いに乗る事を決意し、 比較的近場に存在したこの墓場を訪れたのだ。 その時、墓場を大声を出して走り回る芭蕉の姿を目撃(この時の芭蕉は恐怖で完全に錯乱しており、 更に暗かったため清隆の存在には気付かなかった)し、こっそり後をつけていた。 「おっさん、さっきまでこの墓場ん中大声出して走り回ってた人だろ? この殺し合いの中で、あれは完璧に自殺行為だぜ」 清隆の言葉を聞いて、芭蕉は先程までの自分の愚行を後悔する。 ――そう言えば目の前の青年は何と言う名前だっただろう。参加者に間違い無いので、詳細名簿に載っているはずだが、 ざっと見てみただけだし、勿論、今確認する余裕も無いし、そもそもそんな事は今はどうでもいい。 目の前の青年は、確実に自分を殺そうとしている。 手には見た事も無い武器が握られているが、どうやら火縄銃と似たような物で飛び道具らしい。 清隆がじりじりと距離を詰めてくる。その度に芭蕉の顔は死への恐怖で引き攣り、 脂汗が流れ、心臓の鼓動がはっきり聞こえる程大きくなっていた。 清隆は実を言うと、完全に余裕があるように装っていたが、 38口径短銃のグリップを握るその手は微かに震えていた。 彼は殺し合いに乗る事を決めたとは言え、やはり所詮は平穏な暮らしをしてきた一般人。 いざその時が来ると、平静を装うのに必死になっていた。 (おい、何震えてんだよ俺。今更、後になんて引けねぇだろ) 心の中で自分を叱咤する清隆。 森で襲い掛かってきたリリア・ミスティーズと名乗った女性のように、殺し合いに乗った人間が大勢いるはず。 生き残るためだ。仕方の無い事だ。と、自分に言い聞かせる。 (大丈夫だ。これだけ近けりゃ当たるさ。何、簡単だ。引き金引くだけだ。 銃なんて扱った事無ぇけどな……おっさん、悪いな。アンタに恨みは無ぇけどよ、俺もここで死にたく――) 「う、ああああああああああ!!!」 「えっ!?」 突然、銃を向けられ硬直していたはずの男――松尾芭蕉が絶叫し、突進してきた。 その手には何か液体のような物が入った注射器らしき物が握られていた。 まさか反撃されるとは思っていなかった清隆はロクに狙いも定めず引き金を引く。 しかし、放たれた38口径弾は芭蕉の右肩を掠めただけだった。 そして、芭蕉は手にした注射器の針を、清隆の首に思い切り突き刺した。 「ぐああああっ!!?」 首筋に走る痛み。頸動脈に何かが流し込まれる感覚に、清隆は動揺し、戦慄する。 一体何を注入していると言うのだろうか。 「この糞ジジイ!!!」 「ぎゃあっ!!」 芭蕉の腹に思い切り蹴りをぶち込み、吹っ飛ばして転倒させる。 空になった注射器が墓場の石畳の上に落下し、ガラス製であったために砕け散ってしまった。 慌てて注射部位を押さえる清隆。幸い大した出血こそ無いものの、 正体不明の液体を身体の中に注ぎ込まれたという事実に恐怖せざるを得ない。 「野郎、ぶっ殺してやる!!」 怒り狂った清隆が今度こそ息の根を止めんと、地面に蹲り腹を押さえ吐瀉しながら苦しむ芭蕉に向け、 38口径短銃を発射しようとした。 だが、清隆がその引き金を引く前に銃声が響く。 38口径短銃のものでは無い、別の銃の銃声である。 (な、何だよ? 俺、まだ撃って……) 「動くな! 下手な真似をしたら、今度は当てるぞ!」 壮年の男性の声が墓場に響く。清隆と芭蕉が声のした方向に顔を向けると、 そこにはオーバーコートを羽織った、外国人と思われる気難しそうな中年男性と、 黒、或いは紺色系のスーツを着たサラリーマン風の優男の姿が。 オーバーコートの男――アルソンズ・ベイルの手には銃口から煙を噴き出す大型リボルバー、マニューリンMR73が。 アルソンズは厳しい目付きで銃口の先にいる青年――石川清隆を睨み付ける。 周囲の状況からして、前方の青年が殺し合いに乗っていると判断して差し支えは無さそうだった。 「くっ……」 全く想定外の事態に狼狽する清隆。 この距離で撃ち合いをして勝てる自信など無かった。 それに、先程謎の液体を注入された事で、戦意が減退していた事もあり、清隆は完全に及び腰になっていた。 「……ちくしょおおおお!!!」 清隆は絶叫し、墓場の出口に向かって脇目も振らず走り出した。 「……逃げたか。全く、腰抜けめ。そんな度胸でよく人を殺そうとしたものだな」 逃げ去っていく青年の後姿を見届けながら、アルソンズは青年を嘲笑する。 「あの人、大丈夫でしょうか」 そう言ってアルソンズの後ろにいた章高が、蹲っている和服姿の男――松尾芭蕉を指差す。 二人は芭蕉の元へ駆け寄る。 「おい、大丈夫か」 「あの、どこか、怪我とかは――」 「…………ふひっ」 アルソンズと章高の二人が目を合わせる。 今、この男は、笑ったように聞こえたが……。 「ふひひひひひひひひひっ」 芭蕉は明らかに普通では無い笑い声を上げながらゆっくりと立ち上がる。 そして、おもむろに自分のデイパックの中に手を突っ込むと、赤い液体の入った注射器を二本取り出した。 そしてアルソンズと章高は芭蕉の顔を見た瞬間、思わず凍り付く。 目は焦点が定まっておらず、口からは涎とも、泡ともつかない何かを噴き出していた。 明らかに正気では無い、と言う事は確かだった。 次の瞬間。 芭蕉は手にした注射器の針のカバーを外したかと思うと、その内の一本をアルソンズの首に突き刺した。 そして、中身の液体を躊躇も無く、アルソンズの体内に注ぎ込む。 「ぐあああああっ!? な、何をする!! やめろ!!」 「俳句の神が君を欲してるんだよお~~君は生贄に選ばれたんだ~~うっふふふふふふ」 「アルソンズさん!? くそっ、やめろ!! 離せ!!」 アルソンズと章高は必死で意味不明な事を喋る芭蕉を引き剥がしたが、 時既に遅し、既に注射器の中の液体は、アルソンズの中に全て注ぎ込まれた後だった。 「だ、大丈夫ですか!?」 「あ……ああ……何とも……」 アルソンズは片膝を付いて首筋を押さえ、苦しそうな表情をしているが、今の所特に身体に異常は無いようだ。 一方の芭蕉は訳の分からない事ばかりを言い、狂った笑い声を上げながら、 自分のデイパックを残したままどこかへ走り去ってしまった。 その手に残った最後の注射器を持ちながら。 芭蕉が走り去った後、アルソンズと章高の二人は、芭蕉が残していった荷物を漁っていた。 先程の注射器の説明書と思われる物を発見したが、書いてあるのは注射器の使用方法のみで、 肝心の注射器の中身には一切触れられていなかった。 謎の液体を注射され、さすがのアルソンズも内心不安になっていた。 一体あの液体は何なのだろうか。もしかしたら遅効性の猛毒薬品か何かかもしれない。 だとすれば、自分はやがて確実に死ぬだろう。解毒剤でも打たない限りは。 「アルソンズさん……」 アルソンズの心中を察した章高が心配そうな表情で声を掛ける。 「……今の所は何とも無いがな。一体あの注射器の中身は――」 そう言い掛けた所で、突然アルソンズは、何か言いようの無い感覚に襲われた。 何か、どことなく、幸福感にも似たような、そんな感覚。 そして。 「!! あ、アルソンズさん、目、目から、血が――」 異変はすぐに目に見える形でやってきた。 アルソンズの両目から、真っ赤な、血の涙が流れ出ていた。 ◆◆◆ 石川清隆は墓場を抜け、幹線道路が走る草原地帯まで来ていた。 そして街灯の灯るアスファルトの道路までやってくると、適当な街灯の根元に座り込み、呼吸を整える。 (まさか……あそこで銃を持った奴が出てくるとは思わなかった。 完全に油断していたぜ……くそっ) まだ自分は覚悟が足りないのだと、清隆は思う。 だからあの時、絶対に殺せるはずだった和服姿の男に予期せぬ反撃を食らって謎の液体を注射され、 結果的に無様に逃げ出すはめになってしまったのだ。 (そう言えば、さっきのあのおっさんが俺に注射したアレは一体……ん?) 清隆の思考が一旦中断される。妙な感覚に襲われたためだ。 言葉で言い顕すのは少し難しいが、強いて言うなら、何か好きな食べ物を食べている時や、 大好きな人と会話している時のような、そんな感覚。 しかし周囲には好物も無ければ会話する相手もいない。 その時だった。清隆は頬を伝って何かが流れ出るのを感じた。 指にそれを取って、見た瞬間、清隆の背筋が凍り付いた。 「え、何だこれ、血?」 清隆の両目から血の涙が流れ出ていた。 ◆◆◆ 結論から言おう。 松尾芭蕉は狂ってしまった。 殺し合いという異常状況下、恐怖、絶望、諦念、激痛……彼の精神を破綻させるのに十分過ぎる材料が溢れていた。 「うふふふふふふふみんなみんな曽良君もみんなキノコになってしまえばいいんだああああ~~~」 最早、彼の思考は支離滅裂で、正常な行動は全く出来ないと言った方が良い。 その手には、赤い液体で満たされた注射器が一本、握られていた。 それ以外には何も持っていない。 「ああああ~?」 そして狂人と化した元・俳聖の男が見つけたもの。 それは、古いながらも荘厳な佇まいの、教会だった。 ◆◆◆ 石川清隆。アルソンズ・ベイル。 彼らが「彼ら」でいられなくなるその時まで、後どれくらいの時間が残されているのか。 【一日目/黎明/G-5墓場西部外周付近】 【松尾芭蕉@増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和】 [状態]:発狂、右肩に掠り傷、衣服が土汚れだらけ [装備]:赤い水入り注射器@オリジナル [所持品]:無し [思考・行動]: 0:(思考回路が破綻しています) [備考]: ※単行本第八巻第145幕「怪談奥の細道」より後からの参戦です。 ※狂いました。正常な思考・判断が出来ません。 【一日目/黎明/F-5草原幹線道路】 【石川清隆@オリキャラ】 [状態]:屍人化進行中(進行度10%、血の涙流出、軽度の感覚異常)、首筋に注射痕、動揺 [装備]:38口径短銃@SIREN(4/6)、ガントレット@FEDA [所持品]:基本支給品一式、38sp弾(30) [思考・行動]: 0:殺し合いに乗り、優勝する。 1:血の涙……!? 2:リリア・ミスティーズという女には注意。 3:「石川清憲」が少し気になる [備考]: ※リリア・ミスティーズの名前と容姿を把握しました。 ※自分と似た名前の「石川清憲」なる人物が少し気になっています。 ※屍人化が進行しています。いつ完全な屍人と化すのかは不明です。 【一日目/黎明/G-5墓場】 【アルソンズ・ベイル@オリキャラ】 [状態]:屍人化進行中(進行度15%、血の涙流出、軽度の感覚異常)、首筋に注射痕、動揺 [装備]:マニューリンMR73(5/6) [所持品]:基本支給品一式、357マグナム弾(30) [思考・行動]: 0:殺し合いはしない。何とかして脱出したい。 1:どういう事だ……!? 2:殺し合いはしたく無いが、正当防衛ならば…………。 3:章高と行動を共にする。 [備考]: ※費覧という人物の特徴をおおよそ把握しました。 ※屍人化が進行しています。いつ完全な屍人と化すのかは不明です。 【章高@オリキャラ】 [状態]:健康、動揺 [装備]:小型催涙スプレー [所持品]:基本支給品一式、小型催涙スプレー(2)、 自主製作映画企画書@自作キャラでバトルロワイアル [思考・行動]: 0:殺し合いはしない。とにかく生き残る。 1:血の涙……!? これは一体……。 2:もっとマシな武器が欲しい。 3:費覧には出来れば会いたくない。会いたくない。 ※G-5一帯に銃声が響きました。 ※G-5墓場に松尾芭蕉のデイパックが放置されています。 デイパックの中身=基本支給品一式、参加者詳細名簿@オリジナル ≪支給品紹介≫ 【赤い水入り注射器@オリジナル】 SIRENに登場する、人間を屍人へと変貌させる「赤い水」を、 今回のロワの主催側の研究グループが改造を施し、それを注射器に入れたもの。 人間や動物の体内に注入されると、血液内で液体の成分が増殖し、血液に取って代えられる。 不要になった血液は目から排出され、血の涙となる。 そして奇妙な幸福感などの感覚異常、意識障害、異常行動を繰り返すようになり、 最後には生ける屍「屍人」と化す。 但し本編に登場する屍人とは下記のように性質が異なる部分が多い。 ■不死では無い。頭部を破壊するか焼き殺せば倒せる。またシェル化もしない。 ■ある程度の自我が残り、会話も辛うじて可能。 ■犬屍人や蜘蛛屍人などに変化はしない。 ■「仲間を増やすため」に殺戮を行うのではなく「愉快目的」で殺戮を行う。 また完全に屍人化するまでの時間は個人差があり、注入後僅か数分で完全に屍人化する者もいれば、 何時間も掛かる者もいる。 本ロワでの屍人は「殺しを楽しむ殺戮マシーン」という設定です。 【参加者詳細名簿@オリジナル】 バトルロワイアル全参加者の顔写真及び名前、職業、性格が簡潔に記載された小冊子。 顔写真は身分証明などに使われる物から隠し撮りされた物まで様々。 BACK 驕った姫の落日 時系列順 NEXT あなたは今どこで何をしていますか BACK 驕った姫の落日 投下順 NEXT あなたは今どこで何をしていますか BACK 寂しい芭蕉は、一人ぼっち 松尾芭蕉 NEXT エルフィ… BACK 森の反則王女にご用心 石川清隆 NEXT ぱらいぞうにまうづ BACK 錆付いた歯車 アルソンズ・ベイル NEXT Corpse of chapel BACK 錆付いた歯車 章高 NEXT Corpse of chapel
https://w.atwiki.jp/galeos/pages/339.html
1)外科的切除術(経蝶形骨洞腫瘍摘除術(Hardy法))が基本 2)放射線療法・ガンマナイフ 3)薬物療法の適応 となる。治療の目標はGH、IGF1の正常化と代謝異常・合併症の進行予防にある。 奇異性変化 グルコース→奇異性上昇 TRH LHRH→奇異性上昇 ドパミン→奇異性低下→治療薬 薬物療法の位置づけ 薬物療法は,手術後にも本症のコントロールが不十分ないし不良である場合に行います。 A.ブロモクリプチン(ドパミン作動薬)経口投与(※1,※2)奇異性低下 メシル酸ブロモクリプチン 2.5~15 mg を1 日 2~3 回に分けて食直後に経口投与する。 B.オクトレオチド(ソマトスタチンアナログ)皮下注射(※1,※3) 酢酸オクトレオチド注射薬 150~300 μg を 1 日 2~3 回に分けて皮下投与する。注入ポンプを用いた連続皮下投与も有効である。 オクトレオチド(ソマトスタチンアナログ)徐放性製剤(※4) 酢酸オクトレオチド徐放性製剤20mgを4週毎に3ヶ月間殿部筋肉内注射する。 その後は病態に応じて10~40mgを4週毎に投与する。 ※1効能・効果,用法・用量等は製品添付文書をご参照ください。 ※2メシル酸ブロモクリプチンの用法・用量 通常,ブロモクリプチンとして 1 日 2.5~7.5 mgを 2~3 回に分けて食直後に経口投与します。なお,年齢・症状により適宜増減が必要になります。 ※3酢酸オクトレオチド皮下注射製剤の用法・用量 通常,成人にはオクトレオチドとして 1 日量 100 または 150 μg より投与を始め,効果が不十分な場合は 1 日量 300 μg まで漸増し,2~3 回に分けて皮下投与します。なお,症状により適宜増減が必要になります。 ※4酢酸オクトレオチド徐放性製剤の用法・用量 通常,成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヶ月間,殿部筋肉内に注射する。その後は病態に応じて10mg,20mg又は30mgを4週毎に投与するが,30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる。
https://w.atwiki.jp/unturned/pages/132.html
Vaccine(ワクチン)は町の薬局や軍施設で発見できます。 説明文訳 病気を治せる薬の注射。 データ 体力回復 10% 空腹回復 なし 水分回復 なし 汚染回復 50% 汚染 なし スタック数 25個 重さ 0.1kg 医薬品 3.X 以降 錠剤 Vitamins / Antibiotics / Painkillers / Tablets 2.2.5 錠剤 Vitamins / Purification Tablets / Antibiotics / Painkillers 注射 Morphine / Adrenaline / Vaccine 注射 Morphine / Adrenaline / Vaccine 包帯 Rag / Bandage / Dressing 包帯 Rag / Bandage / Dressing その他 Medkit / Blood Bag / Suturekit / Cough Syrup / Splint その他 Medkit / Blood Bag / Splint
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/370.html
どんな怪我でも一発で治します!……ただ、ちょーっと染みますけどね! ―――守るために戦う、白衣の天使。 名前―Name―:ベルジュ・フローレンス(Berge Florence) 性別―Sex―:女 年齢―Age―:19 身長―Height―:155cm 体重―Weight―:【非公開】 好きなもの―Like―:甘いものとか色々。 嫌いなもの―Dislike―:負傷者を作り続ける世界 仕事―Occupation―:フリーの看護婦 所属―Affiliation―:なし 能力―Capacité― 『Ange de la Crimee』―クリミアの天使― 大・中・小の3つのサイズの注射器を手に召喚する。 それぞれが違う働きを持つ薬品が魔力によってシリンジ(注射器)内に精製され、それを打ち込むことで効果が発現する。 全てのサイズに共通して本体は未元物質であり、例え重要な器官に打ち込まれても死ぬことはなく、効果を発揮するだけに留まる。 大・中に限り、刺し跡は何れ跡形もなく消え去るだろう。 大 全長1.2m、太さ20cmの巨大な注射器。針の太さは2cmもあり、刺すと確実に痛点を貫くだろう。 しかし普通の注射器ぐらいのチクッと感。其処まで痛くないが、苦手な人は苦手だろう。 精製される薬品は「Coeur de la peur」という白色の所謂回復・治癒の物。その効果は非常に強力で、簡単な呪いすらも消してしまう。 しかし回復とともに全身が痛みが襲い掛かる。痛みと回復量は比例し、粉砕骨折を治そうものなら全身に激痛が走り続ける。 打ち込み終われば、自然に痛みは消える。 因みに「Coeur de la peur」とは「恐怖の心」。その激痛がトラウマになるのだろう。 中 全長50cm、太さは8cmの通常よりは大きな注射器。針の太さは1.5cmで、コレも痛点を刺し貫く可能性が高い。 精製される薬品は「Drogue」という身体能力強化の薬品。所謂ドーピングで、打てば忽ち体のリミッターが外れ、全てのステータスが大幅にアップする。 しかし効果は3レス間。効果が終われば無理をした全身に激痛が走りまともに動けなくなるほか、その後2レスは「Drogue」を受け付けなくなる。 「Drogue」とは「麻薬」の意味。麻薬のような後遺症などはなく、意外と安全なのだが。色は透明。 小 全長20cm、太さは4cmほどの通常サイズの注射器。このサイズだけは針がナイフのようになっており、切っ先から薬品が出る。 精製される薬品は「Bruler」,「Gelure」,「Choc」の3種。色は赤,青,黄となっており、使い分けが出来る。 効果は状態異常。打てば打ち込んだところを中心に爆発的に広まり、それ相応の痛みやショックが襲う。 「Bruler」は火傷、「Gelure」は凍傷、「Choc」は電撃と名が体を表す。 「Bruler」,「Gelure」は効果範囲が直径10cm。「Choc」は2レス間ビリビリと麻痺が続くだろう。とはいえ、動けないレベルではない。 投擲のレベルが非常に高く、小サイズを半径10m以内の不動の物に当てるのならば命中率は100%。 投げる場合は命中した瞬間自動で薬品が打ち込まれ、その後注射器は消滅する。 容姿―Apparence― 【後頭部でお団子のように丸めた黒曜石のような深い色の髪に、同色の透き通るような優しげな瞳】 【染み1つ無い純白のナースキャップを被り、同じく染み1つ無いナース服からは、適度に膨らんだ胸や細い体のラインが見える】 【ナース服は膝まで伸びており、その下は肌色が薄く透けた白色のストッキング。運動靴のような白いナースシューズ】 【女性にしては少し小柄で、白が多い肌色は身に纏う衣装たちと同化してしまいそうでどこか違う】 【白衣の天使と形容された事のある、誰もが想像したことのあるようなナース姿の女性】 ナースキャップ、ナース服、ストッキング、ナースシューズは魔術的な措置がしてあり どんな傷、汚れであっても数十秒後には元通りとなっている他、内部を快適な環境にする効果もある。 因みに下には薄いTシャツを着て白いハーフパンツを穿いているが、ナース服に完全に隠されている。 性格―Personnalité― 基本的に温和で平和的な思考の持ち主。 感情豊かで、泣く時は大泣きするし、怒るときは確りと怒り、笑うときはニコニコとしている。 どんな人物にも自分なりに明るく接しようとし、あの手この手で近寄る手立てを探そうとする。 その分潔さは群を抜いて悪く、一度興味を持ったものならば解決するまで諦める事は少ない。 特に負傷者に対しては優しく、自身の能力で何とか治せないかと方法を考え、結局大サイズの注射器を打とうとすることが多い。 戦闘―Comment lutter contre la― 不戦をモットーにしているために余り戦いたがらないことが多い。 戦うのならば、中サイズの注射器でドーピングを自分に打ち込み、小サイズの注射器を手に投擲や近接戦闘で攻めてくる事だろう。 因みに小サイズは斬れただけでも効果を発揮する(打ち込んだときよりも効果は薄いが)ので、それらをメインにしていくと思われる。 (勿論ちゃんと戦いますのでご了承ください) 概要―Personne― 自らをフリーの看護婦と自称する、何処かから流れてきた流浪の女性。 一人称は「ベル」か「私」で、相手にベルと呼ぶように言う癖がある。二人称は「あなた」だが、親しい人物になると名前で呼ぶ。 女性というには幼いが少女とも呼べない体つきや顔をしている。19歳と言う半端な年齢のせいだ。 世界の負傷者をこの手で治療することを目的としており、場合と状況によればそれが悪の組織だろうと構う事は無い。 日常でも怪我をして泣いている子が居れば即座に駆け寄り治療しようとする。 しかし治す手段が大サイズの注射器しかないため、怖がられて逃げ出されることがしばしばだったりする。 このごろ恐怖心を無くすために目隠しさせる方法を教わったが、逆に恐怖が増大してやっぱり逃げられる事が多いと言う。 最近はどこかの病院に籍を置いているようだ。……その割には外出が多いのだが。 日記―Journal― +2月 2月 +2/18 2/18……公園で怪我をした子供を発見して、また例によって逃げられてしまいました。そのとき知り合ったのがグー・ゲルギルさん! 虎の獣人さんで、ものすごく足が速かったです! それに、何時も逃げられてしまう対策に目隠しさせるのを教わりました! 逃げられたと思っていた子供も治せましたし、今日は良いことが沢山ありました! +3月 3月 +3/2 3/2……また公園で怪我をした子供を発見。今度は目隠しのおかげで逃げられなかったんですけど、その代わりにラッシュ・ワンスドッグさんに怪しいと思われたみたいです……。 銃を持ってて、明らかに普通の会社員じゃなかったんですけど……、とにかく、会社員にしては怪しすぎです! でも、最終的には分かってくれたみたいで、良かったです。……でも、注射器の何が怪しいんでしょうか……。 +3/8 3/8……路地裏で悪いお兄さんたちに迫られていたんですけど、其処で助けてくれたのがエヴァンさんです! ベルと同じ放浪の身らしいのですが、各地で依頼を受けて報酬で生活しているようでした! ベルのお仕事も褒めてくれて、嬉しかったです! +8月 8月 +8/11 8/11……公園で注射器の投擲練習をしていると、其処で出会ったのは神父服のアポストロさん! 服の中に刃物とか隠し持ってて、最初こそ怪しいと感じたんですけども、話していく内に丁寧で優しい人であるとわかっていきました! 泊まる所に困っていたので一泊の宿を提供しました! 探し物、見つかると良いですね!