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1. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 55 58.32 0 梨沙子の方がROCKだし 3. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 57 01.60 0 あれはブルース 4. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 57 24.70 0 梨沙子はロックすぎるから初期Buono!のコンセプトに合わなかった 6. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 57 53.84 0 声質や歌唱力的にはそうだな 7. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 58 03.68 0 声も歌い方も梨沙子が一番だけど1曲通して聴けない歌唱力って印象がある 8. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 09 58 28.09 0 あいりしゃみやだとただの仲良しグループになっちゃうじゃん 桃子がピリッと利いてるからバランスがいいんじゃね 12. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 00 44.27 0 州*‘ ー‘リ<・・・・・ピザーラ 15. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 01 19.59 0 イベントをドタキャンされたらシャレにならん 18. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 02 21.37 0 梨沙子と愛理は一緒のグループにできないキッズ界の鉄のおきて 22. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 03 34.72 0 りしゃ音痴だから無理 それにボノがロックとか言い出したのは途中からだしな 23. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 04 22.01 0 22 結成イベでゴスパンクやります言うてたやん 33. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 15 57.09 0 もうボーノは愛理ワントップ体制になっちゃったから おまけ扱いされるボーノなんかに入ってなくてよかったな 35. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 18 55.62 0 人気に沿っただけだろ 最初から愛理でいいものをおかしくしたから面倒になったんだ 38. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 21 35.46 0 セカンドに収録されたソロ曲の雰囲気が絶妙だから今更他の面子は考えられんわ 39. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 22 18.60 0 そのほうが良かったと思うよ ボーノは全員同じような歌い方だから桃子か夏焼が菅谷と変わってたほうが 変化があってよかっただろうね 41. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 23 06.16 0 安倍の影に隠れがちな石黒飯田の歌唱力を生かすために作られたタンポポみたいなもんだから 59. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 30 15.82 0 ピザーラの私物になったボーノに興味はない 62. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 31 59.78 0 梨沙子はロックだがボーノはなんちゃってロックだから合わないよ 71. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 43 06.68 0 梨沙子がソロでCD出したらボーノより売れるだろう 75. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 45 06.43 0 buonoはある意味一番ポップなユニットだろ 82. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 10 49 42.07 0 梨沙子が愛理と組む時は二人組だろ 余計なもんはいらねえよ 98. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 05 04.51 0 桃子の代わりに梨沙子が入ったユニットは相当見たいけど このユニットでCD出したりツアーやったりはやめた方がいいかな ハロコンとかでやってほしい 105. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 09 35.14 0 梨沙子はブルースよりシャンソン向き ブラックの細かいリズムに対応させるより情感をタメとツッコミで表現させたほうがあってる 本人もフランス好きだし興味持って取り組みそうだし 113. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 13 46.71 0 りさこに泣き虫少年やカタオモイ。を歌わせてみたい 132. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 25 57.37 0 雅はベリよりBuono!でのほうが生き生きしてるからなあ 134. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 26 29.30 0 愛理もBuono!のほうが生き生きしている 137. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 26 55.48 0 ももちもBuono!のほうが生き生きしている 138. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 27 28.75 0 梨沙子や熊井ちゃんはベリでもガー4でも大して変わらんな 139. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 27 34.74 0 雅と愛理の声質が似てる2人のユニゾンがいいんだよね そこに桃子が加わっていいアクセントになってる 162. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 38 13.71 0 この先桃子が学業優先とか やりたいことが有るってハローを脱退したときに ベリキューから一人選べと言われたら梨沙子が一番適任だとは思う 164. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 39 21.30 0 梨沙子より岡井の方が合ってるだろ 思い入れも相当凄いし 166. 名無し募集中。。。 2011/06/25(土) 11 40 37.69 0 ちっさーが好きなのはBuono!というよりみやびちゃん 名前 コメント
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金沢市にある駅んだがよ! 中心市街地から離されてる難点がある。 もはや新大阪。 2015.03.14さ開業したJR北陸新幹線、 伴い直江津まであったのに金沢短縮されたJR北陸線と 短縮区間うち石川県側引き継ぐ、いしかわ鉄道。 いしかわ鉄道んあ津幡から分岐るJR七尾線への列車が!な! あぁ、いしかわ鉄道通じ津幡まで乗りコンドル。 北陸鉄道 浅野川線の北鉄金沢駅は、地下にあるが、 同鉄道には、石川線あるが、 もともと石川県に多数あった路線は、別々会社であったため、 全部繋がっておらず! 離れた野町起点、当駅には、通じておらず、 JR北陸線とは、西金沢近く新西金沢で接続可能性でら、 金沢駅西口から野町駅行乗らなければ接続不能。 むしろ、金沢駅より野町駅のが市街地に近い。 野町駅から白菊町は、貨物メインだったし、渋滞対策で踏切廃止目的に廃止された。 というか、白菊町は、金沢駅から離れてしまうから残っても無意味損々ん!だったと思われる。 土地がなかったのも推測出来るあ! 北陸新幹線ホームん。 リンク あ本採用 ☆こはわ ほあ、 かでわ 隣駅? JR北陸新幹線 (小松←(白山)←)◎→(津幡)→新高岡 JR北陸線 西金沢←◎ いしかわ鉄道(含:JR七尾線) ◎→東金沢 北陸鉄道の浅野川線は北鉄金沢駅、 同社の石川線は野町駅より発着します。 なお石川線は西金沢駅近くの新西金沢駅からも発着中ですよん。
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前回 今回 次回 第46話← 仮面ライダー電王 DVD VOL.12 特別版第47話、第48話、第49話総集編+未使用映像→ ⇒ 仮面ライダーキバ 第1話 【あらすじ】 年が明けてデンライナーもお正月気分。オーナーものんびり、と言いたいところだが、新年早々駅長とのチャーハン対決に臨むことに。 これを逃すと駅長としばらく会う機会を逃すことになるとか。ということは、未来が決まるということか。 そんな話をするウラタロスやキンタロスの指先が一瞬粒子化して…。 良太郎は姉の愛理と初詣へ。が、分岐点の鍵である愛理がいつイマジンに襲われてもおかしくはない。 良太郎は侑斗とともにそれとなく周囲に気を配るが、そのころカイは大量のイマジンとともに新たな行動を開始しようとしていた…。 良太郎と侑斗がカイによって操られたイマジンに引きつけられている隙に、分岐点の鍵・愛理がカイに襲われてしまう。 過去の世界から現在へと戻ろうとする良太郎たちは、途中キンタロスがデンライナーから下車。イマジンと戦いつつ良太郎らに別れを告げる。 悲しみを振り切り、旅を続ける良太郎たちだったが、今度はイマジンによってデンライナーに爆弾が仕掛けられていたことがわかる。 しかもウラタロスが裏切り、イマジンの先頭に立って良太郎たちに攻撃を加えてくる…。 一方、カイもある異変に襲われていた。愛理の体に手を入れ取り出したもの、それは…。 デスイマジンの圧倒的なパワーに追い詰められていくゼロノス・ゼロフォーム。 やがてカイがパワーを集中させた空が怪しく渦巻き始めた。 あのすべてを破壊する瞬間が再び訪れるのか…。 デンライナーから降り立った良太郎とモモタロスは、「この時間は消させない」と決意も新たにする。 そして、良太郎はモモタロスに初めて自らの望みを告げる。その望みとは…? 【内容】 時間の都合でカットされた場面を追加して再編集したデレクターズカット版。 オープニングにクレジットを入れている。逆にエンディングはクライマックスジャンプのインストルメンタル。 オープニングの映像はゼロノス登場以降に変更になったバージョンが使用され、曲はClimax Jump DEN-LINER formが使用される。 ラストシーンが大幅に異なり本編の第49話になんでココを切ったんだと思いたくなるくらいの未公開シーンが追加されている。 未使用映像集では常連としてお馴染みの尾崎、三浦の登場場面が大幅増量?。 桜井侑斗(過去の男)として岡野友信がオープニングにクレジットされる。 【脚本】 小林靖子 【監督】 長石多可男 【アクション監督】 宮崎剛 【収録】 仮面ライダー電王 DVD VOL.12 特別版 【収録時間】 71分51秒 →放映リスト 【関連するページ】 仮面ライダー電王 DVD VOL.12 特別版 放映リスト 第47話 第48話 第49話 話数4
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【種別】 登場人物 【名前】 過去の男 【よみがな】 かこのおとこ 【キャスト】 ノンクレジット 【年齢】 ? 【登場話】 第2話~ イマジンの飛ぶ時代に現われる男。懐中時計を持ち過去に飛んだイマジンと良太郎との戦いを影で見守る謎の男。 2004年 ウルフイマジンと戦闘中の良太郎がこの男と接触 その時落とした見覚えのある懐中時計みて顔色を変える。その真相をたしかめるべく彼を追いかけるが見失ってしまう。良太郎はその場で「桜井さん」叫ぶのであった。その男の時計には文字が刻まれており 愛理の婚約者だったサクライユウトに姉弟でプレゼントした時計だった。プレゼントした時にはなかった文字が刻まれていたがこの文字は桜井が行方不明になった時に残っていた時計に刻まれていた文字と同じだった。この手がかりだけで良太郎は桜井さんと判断しているようだが顔は逆光で識別はできなかった。もう一度真相を確かめる為オーナーに3年前のこの日に行きたいと頼むのだが日付の入ったチケットが無いので断られてしまう。 +ネタバレに注意 作品の核心に至る内容が記述されています。 後に、ゼロノスカードを失った桜井侑斗の前に自ら姿を現し、正体が桜井本人であることが判明。 侑斗にゼロノスカードを手渡した。そして侑斗が11枚目のゼロノスカードを使った直後、その姿を消した。 イマジン達の過去を変えて未来を変える為の鍵の初期のターゲットとして過去を逃げ回る。だが実は本当の鍵を隠すための囮。 すべてはイマジンの司令塔のカイから分岐点の本当の鍵を隠すため。三重の囮を使い隠し通した。 囮に成る前は、ゼロノスとしてイマジンとたった一人で戦っていた。 ピンチの良太郎と過去の自分を救うために一度だけ彼らの前で変身した事もある。 都合上、アルタイルフォームにしかなれないが、良太郎達が二人がかりで歯が立たなかったイマジンを一人で翻弄するなど、その戦闘能力は過去の桜井侑斗を上回る。 最後は、ゼロノスのカードで現在の自分の記憶を使い果たし過去の自分に新しい未来を託し消滅した。 自分は消滅しても未来を守る事を選び消滅したが、無謀な性格は過去の桜井侑斗の頃から変らない。 現在の桜井が消滅した事により、愛理との出会いに誤差が生じたがハナは生まれてくる事に。 ミルク・ディッパーにはリュウタロスの描いた愛理の絵が飾られてはいたが愛理の記憶に桜井があるのかは不明。 ある意味今回の戦いの黒幕の一人である。 小学館 仮面ライダーメモリアル 「またあおうぜ!!」によると過去の男を演じていた人はスタッフとゼロノススーツアクターの伊藤慎、 第46話のみ中村優一、その他を含めると5,6人で演じていた。 →登場人物へ 【関連するページ】 05 懐中時計をもった過去の男 2004年 2006年 ウルフイマジン カイ ゼロノスカード 使命 出来事 地下鉄丸の内線 西新宿駅 契約 岡野友信 時間 桜井侑斗 第20話 第45話 謎の男 過去が希望をくれる
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105. 名無し募集中。。。 2010/01/05(火) 23 27 47.21 0 「うわぁ〜!冷たーい!!」 「ヤッバーーーイ♪」 イルカがジャンプする度、あたし達2人はどんどんびしょ濡れになっていく でも!水がかかっても関係ナッシング! 9月20日はサンデーアフタヌーン! 韻踏んでないけどいいんだぜ!イェーーーーーイ!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・浮かれてる。あたし浮かれてるよぉ〜 でも、今日のイルカショーはあの時と違って 本当に、ほんとにほんとにほんとに楽しい あたしが大人になったのかな それとも・・・ こどもっぽい笑顔でショーに夢中のこの人が隣にいてくれるからかな あの人が隣だったら・・・・・・・なんてね 今何してるのかな?あたしのこと考えてたりするのかな? 108. 名無し募集中。。。 2010/01/05(火) 23 43 19.18 0 ふと未送信BOXに入っているメールを思い出した 書きかけのそのメール 忘れていたわけじゃない ただ、変な時間に送ってみやに迷惑かけるのが嫌だった・・・から・・・ ・・・・・・・・・やっぱりあたしは自分勝手 それ以上に嫌だったんだ。今日を楽しめなくなるのが メールを送ると切なくなる。メールが来ると寂しくなる。 きっときっと泣きたくなる 『この空で繋がってるから』 なんかの歌詞であるような言葉が浮かんだ 違う。それじゃだめなんだ 一緒にいれなきゃ意味がないんだよ ねぇ、みや・・・ 今誰のこと考えてるの? 109. 名無し募集中。。。 2010/01/06(水) 00 02 40.25 0 携帯を取り出してこっそり待ち受け画面を覗き見る そこには満面の笑顔のみやとあたしがいた そして携帯にゆらゆら揺れる“M”の文字 もちろんそれはみやのイニシャルの“M” あの日、合宿前日のデートの時、離れてもお互いそばに感じられるようにって みやがプレゼントしてくれたストラップ あたしの携帯にはみやびの“M”、みやの携帯には愛理の“A” 『これでいつも一緒だよ』 やけに似合う赤いリストバンドを着けた左手であたしの髪の毛を梳かしたみや じっと見つめてからストラップをぎゅっと握ってみる 外はまだこんなに暑いのに・・・水のそばにいるから? 握ったそれはとても冷たかった・・・ 158. 名無し募集中。。。 2010/01/08(金) 01 35 14.62 0 「愛理ちゃ〜ん。あいりちゃ〜ん!おーい・・・・・・」 き、危険な状態です、先生! 反応が・・・反応がありません!! ・・・人工呼吸・・・!先生、人工呼吸を!・・・・・なんて イルカショーはとっくに終わったっていうのに ストラップを握りしめたままぼーっとしてる愛理 まったく・・・この病気はやっかいね あの愛理をここまで追い込んじゃうなんて・・・ 何に悩んで、何を迷っているのか 何を怖がって、何を求めているのか それがわかんないあたしにはどうしようもない こんなあたしが今出来ることは・・・ 本物のお医者さんに会わないでいられるように、 顔の水を拭いてあげることだけ あたしじゃ無理なのかな あなたの笑顔を守ることはできないのかな
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126 :名無し募集中。。。:2010/02/12(金) 21 53 51.25 0 あれから徳永先輩とラーメンを食べて(じゃんけんに勝って奢ってもらった) 合宿で疲れ切った体を引きずりながら家に帰ってきた 部屋に入って真っ先にベッドに倒れ込む あー久しぶりの感触 やっぱ自分の部屋は落ち着く ・・・でも、夏焼先輩と一緒にいるのはもっと落ち着く 「ちょっと寝ようかな・・・」 起きたらお風呂入って・・・日記書いて・・・あ、その前に洗濯物出さなきゃ・・・ ていうかあたし着替えてないや・・・ そんなことを考えてるうちに早々と夢の中へ旅立った 外は今にも雨が降りそうだった 128 :名無し募集中。。。:2010/02/12(金) 22 05 57.26 0 ~♪ 着信音で目が覚めた 目を擦りながら今何時だろう?って時計を探すけど部屋は真っ暗 窓の外は大雨になっていた その間も鳴り続ける携帯に、睡眠ボーガイだと心の中で文句を言いつつディスプレイを見る そして一瞬にして目が覚めた 「!!!」 夏焼先輩 090×××××××× 「え!えっ?あ、もしもし!?」 なぜだか応答がない 「・・・あれ?もしもーし。聞こえますかー?」 電波ないのかな? 「もしもーし。先輩?」 130 :名無し募集中。。。:2010/02/12(金) 22 33 54.42 0 『梨沙子ぉ・・・』 「はい!菅谷です!!っていうかあたしの携帯だから梨沙子です!」 『なぁんか・・・』 「はい?」 『うち・・・愛理にふられちゃったみたい・・・』 ・・・・・・・・・ 「はい!?」 『あー・・・なんていうか、もう・・どーしよ・・・』 「え~っと・・・」 夏焼先輩が愛理ちゃんにふられた!? え?それで先輩は何であたしにかけてくるの? 起きたばっかりの頭じゃ理解できないけど 多分、普通に聞いてもそんなすぐに理解できないんですけど! 『ねぇ梨沙子・・・なにか、言ってよ・・・』 「え~~~~~~・・・?う~~~~~~ん・・・」 こういうときなんて言えばいいんだろ? え~っと・・・ 「・・・がんばれっ」 携帯越しじゃ見えないだろうけどあたしは右手でガッツポーズをつけて言った。 『・・・・・がんばる、か・・・』 「あ~、えっと、なんか違いますよね!え~っと・・・」 夏焼先輩からかってる? そんなワケないか・・・ 声がすっごく落ちてるし・・・でも・・・何で? 137 :名無し募集中。。。:2010/02/12(金) 23 08 13.11 0 「てか先輩・・・今外ですか?」 なんか雨の音がすっごい聞こえるんですけど・・・ 「あー、うん」 「どこにいるんですか?」 こんな雨の中・・・・ ―――え? 何気なく見た窓の外 暗くてよく見えないけど、確かにそこには誰かがいた 「そこで待っててください!!!」 それだけ言うと携帯を切って階段を駆け降りた 玄関を開けて表に飛び出す そこにはいたのはやっぱり夏焼先輩だった 138 :名無し募集中。。。:2010/02/12(金) 23 09 34.12 0 「・・・何してるんですか、傘もささないで」 「梨沙子だってさしてないじゃん」 「そうですけどっ・・・!」 ゆっくりと先輩に歩み寄る 上から下までびっしょりで体は冷たい いつからここに居たんだろう・・・ 「先輩・・・なんで?」 「だって梨沙子が」 「あたしが?」 「別れた時は一番最初に言ってくださいねって、前言ってたから」 はははって乾いた声で笑う先輩 あたしそんなの言ったっけ?って思うけど今はそれどころじゃない 「先輩、とりあえず上がって・・・」 「いいよ、帰る」 「え?」 「ごめん、なんか分かんないけど・・・ここ来ちゃった。ごめんね・・・」 5 :名無し募集中。。。:2010/02/14(日) 20 56 47.39 0 先輩は雨に濡れたまま、背中を向けて歩いていく いいの?これでいいの?あたし・・・ 先輩、あんなに寂しそうなんだよ? 先輩、あんなにつらそうなんだよ? あたしのこと、少しでも必要としてくれてるんじゃないの? あたし、あたし・・・ 「ま、待って!!!」 「え・・・?」 「あたし・・・あたし・・・先輩のそばにいたい!!」 この言葉に特別な意味なんてない・・・ ただ必死だった・・・先輩の力になりたいって本当にただそれだけの気持ちでいっぱいだった 21 :名無し募集中。。。:2010/02/15(月) 02 10 13.78 0 「ははっ。新種の告白?」 先輩はあたしに言葉に噴出すように笑った 真面目な顔で言ったはずなのに伝わらなかったのかな? ううん、違う… 先輩は優しいから笑ってはぐらかしただけ… 本当にそばに居てほしいのはきっとあたしじゃないから… 「ありがとう。でも、大丈夫。なんか梨沙子の顔みたら元気出たし」 優しく頭に触れてくれた手から伝わる温もり 雨は冷たいはずなのに先輩の手は暖かくてすごく心地良い 「そう…ですか?」 「うん…。それよりさ…さっきからすごい熱いんだけど、梨沙子もあつ…い…」 「え?」 ことんと倒れるように先輩の頭があたしの肩に乗っかった 「ちょっ先輩!?」 39 :名無し募集中。。。:2010/02/16(火) 01 49 56.70 0 あたしにもたれかかってくる先輩 慌てて抱きとめると・・・ 「あつっ!!」 体が凄く熱い・・・もしかして!っておでこに触れると案の定。 「せ、先輩!!しっかりして!」 「だい・・・じょうぶ・・・だから・・・さ」 先輩は苦しそうに笑うとそのまま気を失った 59 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 12 47 42.08 0 小雨になってきている中 あたしは先輩を倒さないように家の玄関まで運んだ。 ずぶ濡れの夏焼先輩は冷たくなって顔も青かった。 ママが「どうしたの~?」なんて呑気にリビングから出てきたから 正直あたしも事情とかわかんないけど・・・ 手伝ってもらって急いでタオルと着替えさせたり。 「ねぇ、梨沙子・・・この子のお家に連絡しなくてもいいの?」 「ん~・・・先輩が目を覚ましてからじゃ遅いかな?」 何であたしのトコに来たのか。 あたし「別れたら教えてください」なんて、本当に言ったかな? あ、でもベッドに寝かせた先輩は大分顔色が良くなっていた。 62 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 17 41 52.05 0 「先輩・・・」 起こさないように小声で話しかける 布団を肩まで掛け直してそっと額に触れた まだ熱は下がってない 「あたしね・・・」 好きなんです、あなたが 愛理ちゃんを想う先輩を見てるのはつらかったけど だからって別れればいいのになんて思ったことはないし 先輩の不幸を願ったこともないし、愛理ちゃんを恨んだこともない 先輩の『特別な子』になれないのは悲しかったけど、先輩が幸せそうに笑う顔は好きだった そっとほっぺたを触ってみた 先輩、泣いたのかな?涙の跡はないけど雨で流れちゃったのかな? それともあのびしょびしょに濡れた顔は雨じゃなくて涙だったのかな? この時のあたしは、今までの自分の行動がどれだけ愛理ちゃんを傷付けてたかなんて知らなかったから なんで愛理ちゃんは先輩を振ったんだろう、なんて呑気に考えていた 63 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 17 44 24.97 0 ・・・・・先輩 もしあたしに出来ることがあればなんだってしますから・・・ 何も言いたくなかったら何も聞きませんから・・・ せめて側にいさせてください・・・ そっと先輩の手を握って目を閉じた 64 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 17 46 34.36 0 「ん・・・・」 目が覚めて最初に目に映ったのは 自分の部屋でもなく、もちろん愛理でもなく うちの手を握って眠る梨沙子だった 「ここ・・・どこ?」 もしかして梨沙子の部屋?なんで?うちどうしたんだっけ?あれ、これ梨沙子の服? うわ・・・めっちゃ頭痛い・・・寒気もする・・・ だるい体をなんとか起こしてここにいる理由を必死に思い出す そうだうち・・・あのあと・・・ワケわかんなくなって外に飛び出して・・・ 愛理の家に行ってみたけどいなくて・・・宛てもなく歩いて・・・ 放心してたのかな?気付いたら梨沙子の家の前まで来ちゃってたんだ・・・ 「うち、バカだなぁ・・・」 ホント何してんだろ・・・ 愛理に振られて・・・梨沙子にまで迷惑かけて・・・ カッコ悪い・・・うち、カッコ悪すぎるよ・・・ こんな情けない姿誰にも見せたくないのに・・・ こんなんじゃ梨沙子にも嫌われるよ・・・ 65 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 17 49 38.64 0 「梨沙子・・・」 「ん・・・あっ先輩!!」 髪を撫でて呼ぶとすぐに梨沙子は起きたくれた 梨沙子は慌てて立ちあがるとうちのおでこに手を当てた 「先輩大丈夫!?倒れたんですよ!?」 「あー・・・ごめんね。ほんとに・・・」 「いいです!それより、頭痛くないですか?気持ち悪くないですか?いいからこのまま寝ててください」 梨沙子に促されて再びベッドに沈む 体調管理は基本ですよキャプテン!そう言ってうちの頭をグシャグシャ撫でる乱暴な行為とは裏腹に うちを見つめる梨沙子の瞳は少し潤んでいて、本気で心配してくれてるのが分かった 「ひひひ!先輩バカなのに風邪引くんですね」 なのにいつも通り振舞ってくれる梨沙子に思わず泣きそうになって 慌てて布団をかぶった 66 :名無し募集中。。。:2010/02/17(水) 18 17 36.34 0 「ねぇ先輩」 「・・・ん?」 ――どうしてあたしのとこ来たんですか? また聞いたらしつこいかな?傷付けちゃうかな?無神経かな? 『梨沙子になら弱いところ見せれるから』 『梨沙子に支えてほしかったから』 そんな答えが返ってきたらどれだけ幸せだろう こんな時に幸せ感じるのもアレだけど・・・ でも先輩はきっと、ここに来たことに深い意味はなくて・・・ 先輩は簡単に弱音を吐くような人じゃないけど 大好きな人に振られてつらくないわけないから・・・ 誰でもいいから側にいてほしかったんだと思う あたしじゃなくてもよかったんだと思う だけど、それでもいいです あたしは愛理ちゃんにはなれないけど・・側にいたい さっき言ったことは嘘じゃないよ? 100 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 09 47 31.76 O 「梨沙子~何?」 「あ、えっと…あ!先輩のお家に連絡しなくて大丈夫ですか?」 「あ……そうだ…今って、うわ結構遅い時間だね… メールして迎えにきてもらうよ 梨沙子んチにも迷惑だろうし」 携帯でメールを打とうとする先輩。 キツそうだから自宅でゆっくり休んだ方がいいのか… それとも、キツそうだから動かないでうちに泊めた方がいいのか… 違う。 ただ… あたしが先輩といたいだけ… 先輩のメールを打つ手に自分の手を重ねた。 「今日は、泊まっていって下さい。 うちは全然迷惑じゃないですから」 「―――ありがと梨沙子。 一応、家にはメールしとく」 先輩はキツそうだけど笑顔を見せてくれた。 …なんだか空元気な笑顔。 あたしなんかに無理しなくていいのに。 少し胸がチクッとした。 101 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 10 49 42.83 0 迷惑だってのは分かってるけど正直体を動かすのすら億劫だったから お言葉に甘えて梨沙子んちに泊めてもらうことにした それに、なんとなくだけど、梨沙子と一緒にいたかった なんでか分かんないけど ……一人になるのが怖かったのかな? 「先輩はそのままそこで寝てくださいね」 「梨沙子は?」 「あたし、横にお布団敷くんで」 「うちそっちでいいよ。梨沙子ベッドで寝なよ」 「いいですって。先輩は何も気にしないでいいんで 今は体調直すことだけ考えてゆっくり寝てください。分かりましたか?」 「……はい」 「あ、寒くないですか?お風呂は今日のとこは我慢してくださいね」 梨沙子は押し入れからタオルケットを一枚取り出すと うちの布団の上にかけた 102 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 11 10 08.88 0 「なんか……梨沙子やさしいね」 「えっ!???」 ついにネジ飛んだ?熱上がった? 慌てて先輩のおでこに手をやると・・・うーん、別にさっきと変わらない 「へ、変なこと言ってないで早く寝てください!」 電気を消して布団に潜り込んだ 先輩は何も言わなかった きのうもおとといも一緒の部屋で寝たけど、今日はいつもと違う雰囲気が部屋に漂っていた 103 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 11 11 13.21 0 「梨沙子」 今にも消えそうな声であたしを呼ぶ声 「なんですか?」 「うち…明日愛理に謝りに行くから…朝、家出るね」 「っ!」 風邪引いてるのに…!?って言いかけたけど我慢した きっとそれどころじゃないんだってのは先輩を見てれば分かる それよりも…あたしが気になるのは… 「…謝るって、先輩が何かしたんですか?」 「何かしたから振られたんじゃん」 「何をしたか分からないのに謝るんですか?」 「………」 「…それ、愛理ちゃんが可哀相ですよ…」 105 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 11 28 16.75 O 「…でも、あの愛理が…あんな風に、その… すっごい泣かせちゃってさ…… だから、うちバカだから何かしたんだよ…」 「先輩それって…」 「ん?」 『先輩の自己満足なだけじゃないですか? 何をしたかもわからないことを謝るなんて してしまった”何か”に対して何の反省もないと思います』 言う、べきなのかな? たかだかマネージャーのあたしが… わからない……。 「…謝るなら何がいけなかったかくらいはわかってた方がいいと思います」 「…そっかな…ん~……」 「今はおとなしく眠って下さい! 明日には今より良くなってるハズだから 朝、起きてからでもいいじゃないですか?」 「梨沙子のくせに… ……良いアドバイスありがと」 先輩の声、後半は少し小さかったけどわかってくれたかな? 熱もまだあるのに難しいこと考えない方が良いと思ったんだもん… 106 :名無し募集中。。。:2010/02/19(金) 12 39 48.95 0 しばらくしてお互い何も話さなくなった 先輩は体調が悪いせいか、それとも愛理ちゃんのことがあってつらいのか、 何度も寝返りを打ったりうなされたりして凄く苦しそうだった そんな先輩の横であたしは冷静にいられるわけもなく 合宿で疲れてるはずなのになかなか眠ることができなかった そして聞こえてきた先輩の寝言・・・ 「あ・・・り」 「・・・」 「あい・・・り」 堪え切れなくなって上半身を起こした 暗闇の中手探りで先輩のほっぺに触れると・・・湿ってた 先輩・・・泣いてるんだ 「・・・先輩、好きだよ」 寝てる先輩に向かって呟いた 先輩が愛理ちゃんのこと諦められなくても、あたしは先輩が好き ずっと好きだよ・・・
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347. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 00 02 23.66 0 朝、家を出たら先輩が門扉の前にいた。 私はビックリしてあいさつも忘れちゃってた。 「おはよ、梨沙子」 「せ、せ、先輩!」 「びっくりしすぎだよ」 「で、でも!」 あれ、なんかこんなこと前にもあったような・・・ 「姫を迎えにきました・・・なんてねw白馬じゃなくて自転車だけど。 ここ、おいでよ。あ、あと先輩って呼んじゃダメ。」 「あ、うん・・・」 みやはニコっと笑って自転車のサドルをぽんぽん叩いた。 348. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 00 30 05.74 0 「梨沙子って朝早いんだね」 自転車を漕ぎながら先輩が話す 「あ、はい、でも先、みやこそ今日早い」 「びっくりさせようと思ったんだけど梨沙子が何時に家を出てくるのかわからなかったから」 「そうなんだ・・・」 「でもこの時間ならこれから朝練も出れそうな気がするなぁ」 あ、そっか・・・みやって実はバスケ部だったっけ・・・ 何気にみやって多忙だよね、部活やってバンドやって・・・ そうこうしているうちに校門が見えてくる なんか色んなところからすごく視線を感じる・・・ あんまりいい気分がしないかも・・・ 391. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 21 53 06.91 0 校門をくぐってすぐのところに見慣れた後姿を見つけた 「あ・・・愛理だ!みや、ちょっと降ろして!!」 「え?」 キッ!! あたしは素早く自転車から降りて愛理にかけよろうとした 「ちょ〜っと待ってよ」 「あ・・・愛理が・・・・」 「あぁ、そういえばケンカしてたの仲直りしたんだっけ? そっか今朝はこの辺で勘弁してあげる。また休み時間なりお昼なり会おうね♪」 みやはウインクをしながらコツンと軽くあたしの額に軽く当て サッと自転車に乗って行ってしまった・・・ なんか、やっぱりカッコイイな 「りーちゃん?」 「わぁっ!あたし今ちょうど愛理に・・・」 「夏焼先輩が後ろにいるよって。一緒にきたの?」 クスッて笑いながらいつも通りの優しい笑顔の愛理 話しにくいような、でも聞いてほしいような 少し複雑な気持ちで愛理と他愛もないことを話しながら教室へ向かった 387. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 21 42 06.33 0 夏焼先輩がりーちゃんを自転車の後ろに乗っけて登校してきたことで、クラスはちょっとした騒ぎになっていた。 無理もない。今まで、いくらみんなが夏焼先輩のことでキャーキャー言っていようと りーちゃんは一人で興味なさそうにしていたから。 そんな子がある日突然先輩と一緒に登校してきたんだから、みんなが驚くのも無理はないのだ。 まだりーちゃんから話を聞いたわけじゃないけど、 一緒にいるということはきっとそういうことなんだろう。 私としては少し複雑だけど、これでよかったんだと思う。 だって、りーちゃんと喧嘩までしたんだもん。 お互いあんなつらい思いしたんだもん。 うまくいってくれないと割に合わないじゃん。 そんな私に、授業中小さな手紙が届いた。 先生に見つからないようにこっそり開けてみると、そこには見慣れた字が並んでいて。 私は思わず笑みを漏らす。 内容のない短い文だったけど、私たちにはこれで充分だった。 私はその下に返事を書いて差出人の元へ返す。 りーちゃん。私、後悔してないよ。 夏焼先輩を好きになったこと。 りーちゃんと喧嘩したこと。 失恋したこと。 だって、失ったものより得たものの方が大きかったから。 それはね、りーちゃんとの絆と信頼。 私は教科書で顔を隠しながら、手紙を読んで嬉しそうに微笑んでいる親友を見た。 絶対、私の分まで幸せになってよねって思いを込めて。 あ り が と う り さ こ ど う い た し ま し て あ い り 399. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 22 12 50.86 0 まだ今は愛理にうまくみやとのことは話せないけど あたしと愛理が親友だってのは何が変わろうと変わらない それだけは自信をもって言えるんだ たとえば失恋したって もしまたママが離婚したって 何かが変わったとしてもあたしと愛理の関係は変わんない 変わりたくない。 変わらせない。 こんなことも前なら考えなかったかな? あたし、みやと逢ってからすごい速度で変わってる 多分良い方向に・・・ 401. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 22 29 43.55 0 教室に入るとなぜか急にざわつき始めた。 なに?と思いながら席に着くとすぐに千奈美が寄ってきた。 「みや!中等部の子と登校してたって噂ほんと!?」 「噂って…」 ついさっきの話なのにもう噂って… さっきのざわつきはそれだったのか。 別に、そんな騒がなくてもいいのに。 「中等部の子にまで手出すなんてどんだけ飢えてんのよ」 「そうゆうんじゃないよ、梨沙子は」 「まったく…キャプテンはあんなに泣いてたのにみやは女の子と遊んでるなんてさ…あっ!」 「…キャプテンがなんだって?」 キャプテンが・・・泣いてた? ヤバい言っちゃった的な感じで焦ってる千奈美。 誤魔化そうとしてるけど、もう遅い。ばっちし聞いた。 どういうこと?辞めるって言ったのはキャプテンなのに… なんでキャプテンが泣くのさ… 402. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 23 08 36.04 0 なんで?って考えているとメールが届く、しかも二通 一通目を開けると熊井ちゃんから 『今日は8時にいつものところでいいよね?』 8時か・・・だったら今日は部活に出てみようかな・・・ なんて思ってもう一通のメールを開いて思わず口元がゆるむ 『大好きなみやへ 今日、屋上でお昼食べよ?』 メールから梨沙子の可愛さが伝わってきて即OKの返事をした 403. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 23 40 56.86 0 まだ短い期間だけど梨沙子についてわかったこと あまりメールで顔文字とかを使わない イマドキのコはハートとかバンバン使うんだけど・・・ 今までのうちが刹那的に関係をもったコ達とかね。 なんか なんか新鮮でワクワク・・・ドキドキする 404. 名無し募集中。。。 2009/07/08(水) 23 48 46.56 0 お昼をおもいきって誘ってみたらすぐにOKの返事がきた それだけで舞い上がっちゃうあたし 付き合ってるって感じがして嬉しくなる みやのことが好き・・・ ついこの間まで恋っていう感情さえ知らなかったのに・・・ みやを想うと胸が苦しくなる みやを想うと心が温かくなる 気づいたらノートに「みやみやみやみや」って書き続けていて あわてて消そうかと思ったけどやっぱり消すのは嫌でそのままにしておいた 412. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 08 47 04.65 0 お昼になって愛理がパタパタとあたしのところにきて 「夏休み前に委員会で話し合いあるらしいから しばらくお昼は会議室で食べるね、ごめん!」 愛理は手を合わせて頭をペコリってやって その後、慌しくファイルとお弁当箱を持って駆けてった 気、つかわせちゃってる・・・よね? ごめんねとありがとうが混ざった 少し複雑な気持ちのまま あたしは購買でメロンパンとバナナオーレを買って屋上へ向かった 413. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 10 14 08.41 O 屋上の扉を開けると雲一つない真っ青な空が広がる だけど肝心のみやがいない…と思って給水塔に昇るとみやがぼーっと座っていた 「みや」 「ん?あ、梨沙子」 あたしが呼ぶと優しい笑顔で迎えてくれるみや やっぱりみやはクールじゃないと思う だってこんなにも笑顔があたたかい… 隣同士座って食べようとしたところでみやの膝の上のお弁当が目に入る 「あれ?みやってお弁当?」 「あ、うん、作ってきてくれる子がいるんだ ホントは自分で作った方がおいしくできる自信があるんだけど… 朝弱いし甘えてる」 苦笑しながらそのお弁当にお箸をつけるみや んー…あたしだってお料理得意なのにーって誰からかもわからないお弁当をじーっと睨みつけてしまった 414. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 11 29 51.57 0 「あの、あた・・・あたし、作ってきちゃダメかな?」 「え?」 「・・・・・・お弁当・・・」 「え?」 気持ちより先に言葉が出た みやは目を丸くしてあたしを見てる 「あたし、お料理好きだし みやにあたしのお料理食べてほしいし・・・」 「・・・ぁ」 「ダメ、かな?」 首をブンブン横に振るみや 「ううん!嬉しい!!うち、梨沙子の料理食べたいし!!」 「ホント?」 「うん!梨沙子がお弁当作ってくれるなら・・・あ! さっきも話したけどうち朝は弱いから・・・今度うちが夕ご飯作るよ♪」 「みやのご飯?食べたい!いひぃーっ♪」 みやはクシャッて笑いながら うち、エビフライ得意なんだって得意げな顔をした 419. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 12 51 00.86 0 「みやエビフライ好きなの?」 「大好きっ!」 屈託の無い顔で答えるみやに あたしはちょっぴり、ちょっぴりだけど嫉妬 「みやに大好きって言われるエビフライ、いいなぁ――・・・・・・」 声に出した自覚は無かった でも直後にみやに抱きしめられて 「エビフライと梨沙子は別物だよ!」 なんてまた優しく頭をを撫でられた それは『お前とエビフライ様を比べるなボケ!』という意味じゃ、ないよね? 最近のあたし、変だな いや、きっとこれは変じゃなくて恋なんだ と思う・・・ 420. 名無し募集中。。。 2009/07/09(木) 13 01 24.06 O それからお互いのことを色々話しながらお昼休みを過ごした あたしたちはまだ知り合って少ししか経ってないから知らないことばっかりだった お互いの誕生日や血液型、趣味とか みやのことを少しずつ知って、あたしのこともたくさん知ってもらった 詳しいことは言ってないけど今のパパが本当のパパじゃないってことも聞いてもらえた するとみやが 「梨沙子は梨沙子だよ」って言って額に口づけてくれた 455. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 10 37 32.26 0 昼休みなんて短いもので、あっという間に授業5分前の予鈴が鳴る。 「行かなきゃね」 「うん…」 寂しそうに頷く梨沙子。よしよしと頭を撫でると「子どもじゃないもん」と頬を膨らませた。 でも手はぎゅっとうちの手を握っていて離さなくて、そんな彼女を愛おしく思った。 ホントはもっと一緒にいたい。もっとたくさん話したい。 けどやっぱりうちはそういうのを口に出すのは苦手だから、この気持ちを梨沙子の唇にぶつけた。 好きだよ梨沙子。昨日より君が好き。 そんなことを思いながら、結局授業が始まるギリギリまでキスをしていた。 456. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 10 52 46.64 0 昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。 行かなきゃってみやに言われたけど離れたくなくて、手をぎゅっと握った。 授業に行かなきゃいけない。浮かれてばっかじゃいられない。 分かってるんだけど体が動かない。 こうゆう時、自分はホントに子どもだと痛感する。 こんなんだからみやに「よしよし」なんて言われちゃうんだろうな…。 みやとキスを交わして手を繋いだまま屋上を出ると 授業が始まる寸前ということで廊下はたくさんの生徒でごった返していた。 ・・・・・・・・ん? なんか、すごい見られてる…? みんなヒソヒソ言ってる。気のせい、かな…?ちょっと怖いんだけど… でもみやはそんな空気に気付かないのか、「じゃ、またね梨沙子」なんて笑顔で言いながら 自分の教室の方へ戻っていった。 468. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 19 42 08.00 0 「菅谷さんだっけ?」 教室に入ろうとしたところで知らない子に声をかけられた 同級生だけど今まで話したこともない 名前も知らない子・・・・達? 「あなた夏焼先輩の何?」 「何って・・・」 「どういう関係かって聞いてるんだけど」 「言わなきゃいけないの?」 あたしのこの言葉が彼女らには気にくわなかったのか 元々つっけんどんだった態度が敵意を剥き出しにした 「夏焼先輩はみんなのアイドルなのよ!」 「そうよ!大体あんた今まで夏焼先輩に興味なかったんじゃないの!?」 口火を切って数人にまくし立てられる でもそんなの知ったこっちゃない 授業が始まればこの子達もこの場を去らざるおえない 言いたいこと言わせておこう 「ちょっと!聞いてんの!?」 上の空のあたしの顔にビンタが飛んで 470. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 19 48 15.52 0 くる・・・・!ハズだった 咄嗟に瞑った目を開くとあたしと あたしに手をあげた子の間に愛理が立ち あたしの頬に飛んでくるハズだった手を捕まえていた 顔は見えないけど 愛理じゃないみたいな低い声 「りーちゃんに何してんの?」 「あ・・・あんたも夏焼先輩のこ」 「関係ないでしょ!!りーちゃんはあたしの親友だから 暴力ふるったら絶対に許さないんだからっ!!」 「「「・・・・・・・」」」 愛理の迫力におされて”夏焼先輩のファン”の方々は黙った そしてタイミングよく始業のチャイムがなり そのままあたしは愛理に引っ張られ教室に入った 474. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 20 35 38.16 0 「なんか・・・迷惑かけてごめんね愛理」 「なんでりーちゃんが謝るの?何も悪くないでしょ」 「うん・・・ありがとね・・・」 しかし、大変なのはそれからだった 授業が終わった途端高等部の先輩がわざわざ教室まで集団で見に来たり、さっきの子たちが教室の周りをウロウロしたり こんなんじゃ愛理はもちろん、同じクラスの子達にも申し訳ない 放課後になったらとりあえず逃げよう きっと今日を乗り越えれば大丈夫・・・そう信じていた 早く放課後になれと、そればかりを願っていた 484. 名無し募集中。。。 2009/07/10(金) 23 03 46.71 0 「なんか今日みやのファンの子達来なくない?」 「確かに〜」 放課後同じクラスの子達がうちの机を囲んでそう話し込んでた 確かに今日は誰1人してクラスに押しかけてこない 安心したと同時に何だか嫌な予感もした 「どおりで今日は疲れないと思った…って千奈美は?」 いつも放課後真っ先に来る千奈美の姿がそこにはない 「千奈美なら用事あるってさっさと帰ってったけど」 「へ〜千奈美に用事なんて珍しい。じゃあうち部活出るからまた明日」 「うん。頑張ってね」 クラスの子と別れると足早に体育館へ向かう 廊下は帰る人や部活に向かう人でごった返し賑わっていた その中に中等部の制服を着た子を見つけ声をかける 「ねぇ、中等部の子?」 「あ、はい」 「菅谷さんってもう帰ったかな?」 「菅谷さん?あ〜たぶん帰ったと思います。なんか慌てたし」 「帰ったか…。ありがとう。ごめんね」 「いえ」 梨沙子に帰り少しでも会いたかったのに帰ってしまったことに少しショックを受ける自分がいた 「なんかうち1人でつっぱしてるのかな…」 頭をぽりぽりかきながら少し小走りで部活へと急いだ 528. 名無し募集中。。。 2009/07/11(土) 15 34 29.98 0 梨沙子は帰りのHRを抜け出し 来るつもりはなかったがなんとなく遠回りして歩いていたら みやのマンションの前に辿りついていた 「みや、すっごくモテるんだ・・・知ってたけど」 わかっていたが実感の無かった現実が梨沙子の中でグルグル回っていた 興味は無かったが名前だけなら知っていた 愛理が、他にもみんながカッコイイ・綺麗とはしゃぐから 「みやのファンの人達のこと・・・みやに・・・ 言ったら心配かけちゃうかな? バンドも部活もあるし・・・あたしの悩み事なんて」 言わない方がいい 一人で納得してマンションのエントランスでしゃがみ込んで みやにメールを送った 『気がついたらみやのマンションの前についちゃった みや今日部活? りさこ』 以前ならこんな行動はしなかった 気がついたら好きな人の家の前なんて・・・ 梨沙子は自分の行動に苦笑した 529. 名無し募集中。。。 2009/07/11(土) 15 51 10.29 0 胸に引っかかるみやの部屋のフォトフレーム あたしのことを乱暴に抱いたくらいだから 前に付き合ってた人がいたって全然おかしくない 前に付き合ってた人との思い出? わからない 恋なんて初めてで何がどうなんてわからない 何であたしはみやを好きになったんだっけ? みやは何であたしを好きになってくれたんだろ? 思考がグルグル駆け巡りエントランスの隅 しゃがんだまま眠りに落ちた 530. 名無し募集中。。。 2009/07/11(土) 16 06 21.31 0 信じていたものを失って また何かを信じて そしてまた裏切られたら どうすればいいの? 信じていいの? あたしはまた傷つくの? 繰り返し 繰り返し きっと数分くらいの浅い眠りで 過去のこと 愛理やみや、熊井ちゃんとのこと カナシイノハ イヤ ウラギリ ニ ナレタクナイ サビシイ・・・サビシイ・・・サビシイヨ・・・・・・・・ 〜♪ メールの音でハッと起きた あいにくみやじゃなくママから 返信がこないってことは部活なんだろな あたしは立ち上がった 「帰ろ・・・」
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「やはり子供だな…ムキになりすぎる」 【名前】 アントホッパーイマジン(アリ) 【読み方】 あんとほっぱーいまじん(あり) 【声】 鳥海浩輔 【登場作品】 仮面ライダー電王 【登場話】 第31話「愛(アイ)・ニード・侑(ユウ)」第32話「終電カード・ゼロ!」 【分類】 イマジン 【契約者】 藤代裕也 【契約内容→解釈】 野上愛理を連れてきてほしい→自らが藤代に憑依して愛理を攫う 【童話】 アリとキリギリス 【イメージモチーフ】 アリ、キリギリス 【特色/力】 スコップ型の武器、アントホッパーイマジン キリギリスとの連携 名前の由来 蟻(英:Ant)+跳ねる(英:Hopper)+イマジネーション+魔人 【詳細】 良太郎の姉である愛理に横恋慕していた藤代裕也と契約し、童話「アリとキリギリス」からアリとキリギリスのイメージが混ざりあった形で現出したイマジン。 契約者の願いを叶えるためではなく、イマジンの活動を阻害する電王を始末する事を目的としているため現代人との契約もあくまで実体化を果たすための手段に過ぎない。 アントホッパーイマジンは同じイメージを共有しながらも複数の個体が同時に出現した珍しいタイプのイマジンであり、こちらは実直な性格のアリの個体。 自由気ままなキリギリスに対して冷静な指示を飛ばす司令塔として動く他、先端が刃になったスコップ型の武器を扱い、高い身体能力と冷静な状況判断能力を使って優位に戦闘を行う。 初戦では電王ガンフォームを遮蔽物の多い工場跡地へとおびき寄せ巧みに挑発しつつ圧倒。トドメを刺す一歩手前まで追い込んだ。 だが、デネブの乱入で逃がしてしまったため、契約者である藤代の身体を乗っ取って(オールバックに眼球全体が漆黒という恐ろしげな風貌に変化)愛理を攫い、電王とゼロノスをおびき寄せることに成功する。 この際、狙ったものか律儀に契約を叶えようとしたのかは不明だが、「自分のもとに野上愛理を連れてくる」という当初の契約を果たす形で行動していた。 姉を助けるためやってきた良太郎とデネブを相手取るも、そこへゼロノスカードが残り1枚を使い果たしたはずの桜井侑斗が駆けつける。 そして最後のカードを使い侑斗が変身した仮面ライダーゼロノスと戦い始める。 高い戦闘力を活かしてゼロノスアルタイルフォームに対し優勢気味に戦っていくが、最期はゼロノスが発動したグランドストライクに押し切られる形で爆散した。 【余談】 イメージソースはイソップ童話の一つである「アリとキリギリス」。 その蟻とキリギリスを混ぜ込んだデザインとなっている。性格面では蟻がモデル。 明確に「電王の始末」という過去に飛ぶ以外で実体化を果たした初めてのイマジン。 そのため過去に移動しておらず現代で倒されたのだが、バットイマジンのように契約者のイメージを使って身体の修復を行うようなことはなく、 倒されたまま退場することとなった。 分裂して別々の個体が出現するという、珍しい実体化を果たした影響なのかは定かではない。 なお、同様に複数の個体が一度に実体化したイマジンはピギーズイマジンがいるが、そちらはこのイマジン達と異なり、本当に兄弟らしい。 この戦いでゼロノスは自分の持っていたカードを全て使い切ってしまうことになり、少しの間戦闘に参加できなくなってしまった。 後にカードは補充されたが。 仮面ライダー図鑑では「アントホッパーイマジン アリ」名義で登録されている。 「分裂するタイプのイマジン」として紹介されており、元々は一つのイマジンだったものがイメージソースの影響で分裂した模様。 「完全超悪」でのデザイン画によると、「二重人格」のイマジンを想定してデザインされたようだ。 ベルトのバックル部分が陰陽図になっているのは回転することで人格の切り替わりを示す予定だった模様。 実際にはスーツが2着用意されたのはデザイン担当も驚いたとか。
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全・然・納・得・いかないな。 「愛理?どうしたの」 「ううん。」 私の知らない間に、この数日間いろいろなことがあったみたいだ。 舞ちゃんと千聖が楽屋を出た後、舞美ちゃんを中心に当事者それぞれが話をしてくれた。 「・・・だからね、みんな。悪いのはなっきぃだから。舞ちゃんのことは責めないで。」 「なっきぃ。これはみんなが悪いんだ。舞が出してたサインを誰も拾ってあげられなかったから、あんなことになったの。 舞も本当に反省してる。まだいろいろ整理できてないことはあるみたいだけど、ちゃんと今の千聖と舞なりに向き合ってみるって。今2人はその話してるんだよ。」 要は、千聖にひどいこと言った舞ちゃんを許せってこと?反省してるからって? そんなに単純な話なのかなぁ。 今日の千聖の、尋常じゃない真っ青な顔と目の下の隈を見ていたら、千聖がどれだけこの件で傷ついて悩まされたのかおのずと伝わってくる。 私は頭を打って変わった千聖のことを、それまで以上に大切に、そして慈しむ気持ちで見守ってきていたつもりだ。 活発で天真爛漫な千聖も大好きだったけれど、柔らかく優美で儚い心をもった今の千聖には、ある種の同調と羨望の念を抱いた。だからいつでもそばにいて、千聖をなるべく痛みから遠ざけてあげるようにしていた。 舞ちゃんが前の千聖を恋しく思っていて、その気持ちがよくない方向に傾いていたのはわかっていた。 それでも私や栞菜が守っている限り、直接手出しはしてこないと思っていた。 油断していた。 舞ちゃんに問い詰められて、どんなに怖かっただろう。 自分のせいじゃないことを責められて、どんなに苦しかっただろう。 そのことを考えるだけで、私の中に黒く凝った感情が湧き上がってくる。 どうも、舞ちゃんをはいそうですかと簡単に許せないみたいだ。 最年少?私や千聖とたった1歳違うだけじゃないか。そんなの舞ちゃんの振る舞いを許す理由になんてならない。 たまには私が我を張らせてもらったっていいだろう。 「舞美ちゃん。悪いけど私は、舞ちゃんとは少し距離を置かせてもらうから。・・・今舞ちゃんが千聖に見せてる、千聖が前の千聖に戻るためのマニュアルっていうのにも私は何にも書かない。私は今のままの千聖がいい。」 「え、な、愛理?」 全く想定してない答えだったらしく、舞美ちゃんは口をぱくぱくさせている。 「・・・愛理がそういうなら、私も。」 栞菜がおずおずと手をあげて、腕を絡めてきた。 「昨日、ちっさーにキュートを辞めるべきかって相談されたの。」 「「「「えっ!」」」」 それは知らないよ、栞菜。そういう大事なことは早く言おう。 「今すぐに決めるわけじゃないっていうから、一応黙っていようと思ってたんだけど。でも、私も愛理と同じ。舞美ちゃんの言うことはわかるんだけど、まだ納得しきれない。 みんな、舞ちゃんに甘いよ。 それに・・・お嬢様ちっさー、すごく魅力的だし、無理に元に戻らなくてもいい気がする。」 さては様子見てたな、栞菜。コウモリめ。 でも私たちの気持ちは概ね一緒のようだから、ここは手を組ませてもらうことにした。 「というわけなので、私たちはこれまでどおり、お嬢様の千聖を支持します。仕事面でのキャラ作りのサポートはするけど、それ以上はしないから。」 「ちょ、ちょっと・・・えーどうしよう・・・」 「栞菜ぁ。愛理も、ワガママ言わないでよぅ。キュートのためじゃない。」 舞美ちゃんとなっきぃはかなり必死に舞ちゃんを擁護しているけど、えりかちゃんはさっきから何も言わない。 天然なようで重要なところは結構冷静なえりかちゃんのことだ。自分があんまり事態を把握していないことについては、必要以上に口を挟まないというスタンスなんだろう。 「これはワガママじゃないよ。キュートが団結するのはいいことだけど、皆が同じ意見を持たなきゃいけないなんて絶対間違ってる。よって、われわれはここに、お嬢様千聖を支持することを誓う!!」 カ゛チャ。 「・・・・・愛、理?」 ハイになった私が栞菜とともに椅子に上って高らかに宣言したのとほぼ同時に、舞ちゃんと千聖が楽屋に戻ってきた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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前へ 家族も寝静まった真夜中の2時、私は自分の部屋のバスルームに座り込んでいた。 今日はけっこう早めにベッドに入ったのに、全然眠れなかった。下腹部がムズムズして、胸が苦しくてたまらない。 女の子の日の少し前に、いつもこの症状が出る。甘い香りのもやもやが私の頭を包んでしまう。 “愛理、そういう時梨沙子はね” 「ん・・・」 “そこを、指で” 「っ」 “そしたら、中に入れて” 前に梨沙子が教えてくれた方法を思い出して、試してみようと思った。 まずは軽く胸を何度か握って、先端に触れる。 くすぐったいのに何故か泣きそうな切なさが押し寄せてくる。 「痛っ・・・・」 少し指に力を込めたら、先っぽが痛くなってしまった。やっぱり無理か。 梨沙子の言う、その続きなんてありえない話だ。 あきらめてシャワーを止めると、ベッドに飛び込んだ。 中途半端に刺激したせいで、もやもやの感覚が余計に強くなってしまった。 “言わないだけで、みんなやってることだよ。” 梨沙子はそう言ってたけれど、まさか確認することなんてできない。 学校の友達はもちろん、キュートのメンバーにだってこんなことは聞けない。 もし誰もそんなことしてなかったら、私はお嬢様キャラからエロキャラに格下げになってしまう。 「愛理!大丈夫だよ!私たちキュートの仲間じゃないか!まあ私たちはしてないんだけどさ!でも愛理がオn(以下略)」 と舞美ちゃんが馬鹿でかい声で励まして、栞菜と千聖と舞ちゃんは数歩後ろから生暖かい優しい目で私を見つめている。 「明日からはあいりんじゃなくてお●りんだね」陰口を叩くえりかちゃんとなっきー。 地獄絵図が脳裏をよぎった。 そんな妄想をしてるうちに朝が来てしまって、私は一睡もしないでPV撮影にのぞむこととなってしまった。 「何か今日の愛理色っぽくない?」 メイク中に、栞菜が話しかけてきた。 「ええ?そんなことないけどー」 まさかずっとムラムラしてますとは言えない。 栞菜のいうとおり、鏡に映った私は何だかいやらしい。 半開きの唇。下がった目尻。潤んだ瞳。 寝不足だからかもしれないけれど、(エッチな方向に)気分が高揚している。 昨日の続きがしたい。しないとまともに仕事に取り組めない気がする。 「ちょっと私、トイレ。」 「あ、じゃあ私も」 「いや、大丈夫!行って来るね!」 ・・・・何が大丈夫なんだろう。とにかく、今なら梨沙子の言っていた「続き」をできそうな気がした。 なるべく楽屋から遠いトイレを選ぶと、個室にこもった。 心臓が高鳴ってきた。私は大人の階段を上る。 下着を下ろしかけたその時、 「っぁん・・・ん」 隣からピンク色の声が漏れてきた。 ちょ、ちょっと。どうしよう。先客がいた。 「んはぁ」 あ、れ? この特徴的なため息を、私は知っていた。息を詰めて、相手が外に出てくるのを待つ。 次へ TOP