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E語:音韻 X-SAMPA にて表記。 単母音 i /i/ 「イ」 [i] 非円唇前舌狭母音~[I] 非円唇前舌め広めの狭母音 e /e/ 「エ」 [@] シュワー~[e] 非円唇前舌半狭母音 a /a/ 「ア」 [a] 非円唇前舌広母音 o /o/ 「オ」 [o] 円唇後舌半狭母音 二重母音 ei /ei/ 「エイ」 [ei]~[e ] ou /ou/ 「ウー」 [u ]~[ou] ie /ie/ 「イエ」 [ie]~[je] ue /ue/ 「ウエ」 [ue]~[we] 子音 m /m/ 「マ」 [m] 両唇鼻音 b /b/ 「バ」 [b] 有声両唇破裂音 p /p/ 「パ」 [p] 無声両唇破裂音 v /v/ 「ヴァ」 [v] 有声唇歯摩擦音 f /f/ 「ファ」 [f] 無声唇歯摩擦音 w /w/ 「ワ」 [B_o] 両唇接近音 n /n/ 「ナ」 [n] 歯茎鼻音~[N] 軟口蓋鼻音~[~] 鼻母音 d /d/ 「ダ」 [d] 有声歯茎破裂音 t /t/ 「タ」 [t] 無声歯茎破裂音 z /z/ 「ザ」 [z] 有声歯茎摩擦音 s /s/ 「サ」 [s] 無声歯茎摩擦音 l /l/ 「ラ」 [l] 歯茎側面接近音 r /r/ 「ラ」 [4] 歯茎はじき音~[r] 歯茎ふるえ音~[r\] 歯茎接近音 y /j/ 「ヤ」 [j] 硬口蓋接近音~[j\] 有声硬口蓋摩擦音 g /g/ 「ガ」 [g] 有声軟口蓋破裂音~[G] 有声軟口蓋摩擦音~[N] 軟口蓋鼻音 k /k/ 「カ」 [k] 無声軟口蓋破裂音 x /x/ 「ハ」 [x] 無声軟口蓋摩擦音 h /h/ 「ハ」 [h] 無声声門摩擦音~[ ] 長母音 異音 n [n] 母音や n, d, t, w, j の前。語末の -nn は [n] だが母音が続くと長子音 [n ] になる。l, r の前に現れることもある。 n [N] g, k の前。語末の -nh は [N] だが母音が続くと [Nh] になる。 n [~] 上記以外の場合は直前の母音を鼻母音にする。l, r の前は [n] になることもある。 r [4] 母音の前。 r [r] 母音間や音節末で現れやすいが全ての r を [r] で発音しても良い。 r [r\] 音節末で現れやすいが全ての r を [r\] で発音しても良い。 j [j] が標準だが [j\] でも良い。 g [g] 母音の前と音節末。 g [G] 母音間と音節末。 g [N] n の前。 h [h] 母音の前と母音間。 h [ ] 音節末で直前の母音を長母音にする。 口蓋化音 i, ie, y の前の子音は口蓋化することがある。 特に注意を要するものについて述べる。 d [dZ], t [tS], z [Z], s [S] ie の前では高率に口蓋化する。i の前では口蓋化しないことが多い。 x [C] 無声硬口蓋摩擦音。必ず口蓋化する。全ての母音の前で口蓋化しうる。
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ヴヮル語(Yrr Maagina V wal )とは、清瀬桜李によって開発中の人工言語である。帝王星物語シリーズ及び八方Projectシリーズにおいて登場。 目次 概要 文字 音声 母音 子音 文法 関連項目 外部リンク 概要 帝王星物語における旭民主太平国の先住民族原旭人の民族語で、帝王戦記の時点では既に死語となっている。しかし、土着呪術であった開言術の詠唱用として残存しており、ネイティブスピーカーではない富永京一郎と赤谷良平も、ともにこの言語を修得している。 尚、帝王星の住民ではないものの、瀬堀黎音が魔術詠唱の際に用いているのもこのヴヮル語である(作中では異界の言語と形容されている)。 文字 かつては独自の文字が用いられていた。この文字体系は母音aを含む子音字からなり、これにそれ以外の母音や子音字に含まれる母音aを除外する記号などを付加する事で音声を表すものである。現実世界においてはインド系文字等において見られる体系である。 現在ではこの文字体系は完全に廃れており、音声はラテン文字表記を用いている。 音声 ここでは、赤谷良平による記録法に基づくラテン文字表記を記す。 母音 母音はa, e, i, o, u, rの六種類(厳密にはrは成節子音に分類されるが、発音上は母音と同様に扱われる)があり、それぞれに対して長音と短音の区別が存在する。短音は母音字一つで、長音は二つで記す。 ヴヮル語の母音は常に子音の後に続けて記される。その為、母音単独の発音は存在しない。 前舌母音 中舌母音 後舌母音 狭母音 i, ii [i][iː] u, uu [ɯ][ɯː] 半広母音 e, ee [ɛ][ɛː] o, oo [ɔ][ɔː] 広母音 a, aa [a][aː] 成節子音 r, rr [r̩][r̩ː] 子音 唇音 舌頂音 舌背音 咽喉音 両唇音 唇歯音 舌茎音 後部歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音 声門音 破裂音 p[p] b[b] t[t] d[d] k[k] g[g] q[ʔ] 鼻音 m[m] n[n] 摩擦音 f[f] v[v] s[s] z[z] x[ʃ] j[ʒ] h[h] 接近音 w[ʋ] y[j] 側面接近音 l[l] 破擦音 無声歯茎音 c[ʦ] 尚、音節末や、後にy, wが続く場合など子音字に母音が付加されていない場合、 を子音の後に付けて示す。 また、y やw は二重母音末のイ、ウを示す場合に用いられる。 文法 ヴヮル語の語順はOVSC文型である。ただし、Oは常に直接目的語のみを示す。 コピュラ動詞(英語のbe動詞等と同様の働きをする動詞)は存在せず、コピュラ文(「~である」文)は主語の後に直接述語を続ける事で成立する。 修飾は後置修飾の形を取る。これは助動詞を動詞に添える場合も同様である。 文全体を修飾する副詞・副詞句は間接目的語の後に置かれる。間接目的語も前置詞を添えて副詞句として扱う。 関連項目 開言術 魔法科学 ランシア語 リア語 ミ・デア語 帝王星の言語一覧 ティオ・ハーグリップ - 集団名の由来はヴァル語で革命の意で用いられた文、TIQO HAAGR QIP である 外部リンク Libr ta Yrr Maagina V wal - E★エブリスタ - 現在唯一のヴヮル語解説資料 人工言語 ランシア語 会話集 リア語 会話集 ヴヮル語 会話集 ミ・デア語 会話集
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ティールの方言で、ポリネシア系のティール。母音が使われておらず、WはA、JはI、YはU、HはE、Gは長母音となる(以下子音性母音)。Oはどこへ行ったかというとW,J,Y,EのあとにGが使われない場合、その音はOになる。ちなみに代用は大文字をつかう。例 WNJTWGSH(ウニトセ)。WWJSTWN(アウィスタン)。JWNKHG(イアンクー)。 子音性母音の並べ方 最初に子音性母音が来る場合、W,J,Gは子音になり、Yは母音、Hは無声(フランス語と同じ)になる。 WWSHG(ワセー) ちなみに、W,J,Y,H,Gは発音が二重になることはない。↑のようになぜウーセーではないのかというと、一番最初のWは子音に変化、二回目のWは二重にはならないので仕方なくAになる。あとは既出。 また、子音性母音が二つ重なったら、一文字目が子音に変化するのであれば二文字目は母音である。一文字目が母音であれば左記と反対である。 JWNTJS(ジャンティス) YWKJTGBLH(ウアキトブレ) また、ハンマッシ( )があれば二重母音は可能である。 W W W W W W!(アァァァァァァ!) また子音性母音はただの子音と連続すると、母音に変化する。だがハンマッシ( )があれば子音の連続は可能。 NHKGWNJ(ネコアニ) PJHN YWND(ピエニャンド)
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エシュガル語の音節構造 エシュガル語の音節は 『1個の頭子音 + 0個ないし1個(まれに2個以上)の介母音 + 1個の主母音 + 0個ないし1個の末子音』 から成る。 頭子音 23種類。子音字の子音22種類に加えて声門破裂音。声門破裂音は母音の左ではなく上に表示される。 例1)声門破裂音を示す記号が付いた口母音 ⇒ ú ó í á é 例2)声門破裂音記号と鼻母音記号が融合した記号の付いた鼻母音 ⇒ û ô î â ê 但し声門破裂音は語の先頭では、表記上は脱落する。音声上も、それによって誤解を生じる音の組み合わせである場合(例えば音声上iで終わる語の後にiやìで始まる語が続く場合、声門破裂音を挟まないと妙な事になってしまう)以外は通常は脱落する(ゆっくりはっきり発話する場合であれば脱落しないかもしれない)。 介母音 ほぼ6種類。複数の介母音が連なるケースは比較的珍しい為、それを無視した場合は『無し or 口母音5種類』で6種類。 主母音 10種類。口母音5種類 or 鼻母音5種類。 末子音 11種類。無し or 無声子音10種類。
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動画を使って耳と目で発音を学べるサイト Phonetics The Sounds of American English アメリカのアイオワ大学の言語学科、人文科学学科の共同研究の発音教材です。 子音、母音がどのように発音されるのか動画などを通じて、学習することができます。 通常の発音の学習教材では、音と、口の形の絵で学ぶというのが一般的なスタイルですが、 このサイトでは、発音を音と、 どのように口の中が動くのか、 口の形はどのように変化するのか 詳細な動画を通じて学習することができます! また、大学の研究なので、正確性は折り紙つきです。 使い方 ①子音を聞きたい場合 上段のconsonants(子音)の「voice」をクリック 「voiced」「voiceless」という項目が出現し、「voiced」をクリック 発音記号が表示されるので、聞きたい発音記号を選択し、クリック ②母音(単母音)を聞きたい場合 上段のvowels(母音)のmonophthongs(単母音)をクリック 「front( 前舌母音)」「central(中舌母音)」「back(後舌母音)」 が出現するので、その中で聞きたい母音のものをクリック 発音記号が表示されるので、聞きたい発音記号を選択し、クリック ③母音(二重母音)を聞きたい場合 上段のvowels(母音)のdiphthongs(単母音)をクリック 「diphthongs」という項目が出現し、これをクリック 発音記号が表示されるので、聞きたい発音記号を選択し、クリック ①~③ではその後、再生の三角ボタンをクリックすることで、 選択した発音記号を再生することができます。 左側では、口の中の動きを、右は口の動きを確認することができます。 この動画で正しい発音をマスターしましょう!
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e 絶対格:自動詞文の主語や他動詞文の目的語になる。 (V)se 能格:他動詞文の主語になる。動詞の完了幹に付くときは幹母音を間に挟む。 幹母音は絶対格は長母音、能格は短母音になり区別しやすくなる。 動詞の完了幹のように子音が重なっている場合は発音しやすいように幹母音を繰り返す。 e.g. ridd + se → riddse → riddise つなぎの母音は強勢がないので開音節でも長母音にならない。 直前の子音が有声無声の対立がある有声子音の場合は s も有声化する。 e.g. ridse /rid ze/ en 属格:名詞同士の関係を表す。n は歯茎鼻音。 i 与格:やり取りの相手を表す。与える場合も貰う場合も相手は与格になる。 会話のように双方向のやり取りの相手も表す。 (※差出人か受取人かを明示したい場合は後述の from や to に相当する格を代用する。) Vn 所有、所属の属格:主に人について持ち物や所属団体や配偶者を表す。 e.g. 「私の家」「私の会社」「会社の社長」「私の妻」 V は幹母音。幹母音に e が来ることはないので -en の一般属格とは区別できる。 es 具格 eris 共格 共格は主語と共に同じ動作をするが具格は主語とは異なる働きをする。 (V)reix 欠格:without er and ラテン語の -que と同じ。 (V)rou or 時間/場所 emte/ente from emme/enne till, to me/ne at mes/nes during, in mou/nou around emmi/enni before emti/enti after metis/netis through
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デーヴァナーガリー文字 文字類型 アブギダ type abugida ISO 15924 【Deva】 目次 contents デーヴァナーガリー文字目次 contents 概説 overview 文字と発音 alphabet and pronunciation母音字 vowels《例》子音字प(/p/)に母音符号を付加した場合 子音 consonants 結合文字 conjuncts 記号など diacritics, etc. 参考文献 references書籍 books WEB 概説 overview 文字と発音 alphabet and pronunciation 母音字 vowels 短母音 長母音 二重母音 母音字 母音符号 音価 母音字 母音符号 音価 母音字 母音符号 音価 अ --- /ɐ/, /ə/ आ ा /ɑː/ इ ि /i/ ई ी /iː/ उ ु /u/ ऊ ू /uː/ ऋ ृ /ɻ/ ॠ ॄ /ɻː/ ऌ ॢ /ɭ/ ॡ ॣ /ɭː/ ए े /eː/ ओ ो /oː/ ऐ ै /əi/ औ ौ /əu/ 《例》子音字प(/p/)に母音符号を付加した場合 付加字 音価 付加字 音価 付加字 音価 प /pɐ/, /pə/ पा /pɑː/ िप /pi/ पी /piː/ पु /pu/ पू /puː/ पृ /pɻ/ पॄ /pɻː/ पॢ /pɭ/ पॣ /pɭː/ पे /peː/ पो /poː/ पै /pəi/ पौ /pəu/ 子音 consonants 結合文字 conjuncts 記号など diacritics, etc. 参考文献 references 書籍 books WEB Wikipedia ウィキペディア Omniglot
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旧代ダン=ラ=ハン語 dan-la-hangga^sh iepch i-makoumi 発音 däɴ lä häŋɡaːʃ (j)e̞pt͡ʃ 話される国 ニーネン=シャプチ 話者数 約260億人 話者数の順位 1位(国内) 言語系統 ・スムラント=アイユヴァン語族・北部トゥア=グヤーグ語派・マシャタラン諸語・ダン=ラ=ハン語 表記体系 ダン=ラ=ハン文字 公的地位 公用語 ニーネン=シャプチ 統制機関 執政院・国教院 旧代ダン=ラ=ハン語とは、スムラント=アイユヴァン語族の北部トゥア=グヤーグ語派に属すマシャタラン諸語の一言語。アース連邦の言語類型論的には膠着語または孤立語に近いとされている。 ニーネン=シャプチの事実上の公用語の一つに数えられていた。 目次 音韻 子音子音の一覧 声門閉鎖音 lhlの発音について 複合母音を後ろに取る場合の発音の変化 母音単母音 複合母音 二重母音 三重母音 長母音 特殊母音 綴りと発音 文型 語順 倒置法 補語 活用接頭辞 名詞 品詞の活用(活用接頭辞/活用接尾辞) 名詞の数 人称代名詞 四人称三人称所有者としての四人称 物語人称としての四人称 包括的一人称複数としての四人称 指示代名詞 格 接頭形と接尾形 名詞の数 疑問文「何」を聞くangs疑問文 「肯定か否定か」を聞くangs疑問文 疑問挟置詞の用法 動詞コピュラ動詞 関連項目 音韻 子音 ダン=ラ=ハン文字で子音を表す文字は[j]や[β̞](または[w])を除いて21種類ある。 子音の一覧 表記 発音 備考 p [p] b [b],[v] br,brrとb+複合母音の時のみ[b]で発音する m [m],[ɱ] 唇歯音の直前では[ɱ]で発音する f [f] t [t] d [d] n [n],[ɴ] r [r] s [s] sh [sh],[ɕ] 口蓋化子音 j [ʒ],[ʑ] 口蓋化子音 lh [ɬ] 口蓋化子音 lg [ɮ] 口蓋化子音 lhl 不明 口蓋化子音 l [l] 英語の発音でいう「ライトL」が主流 k [k] g [ɡ],[ɣ] 母音の後ろではしばしば[ɣ]で発音することがある rr [ʀ],[ʁ] 口蓋化子音。単語や話者ごとに微妙な発音の違いがあることがある h [h] 後ろの母音がi、uで始まるものは禁則扱い chs [t͡s] ch [t͡ʃ],[t͡ɕ] 口蓋化子音 声門閉鎖音 [ʔ]は以下の文字で使用される。 ・sの前のsh ・shの前のs ・chの前のt ・dtの前のd ・tdの前のt ・kgの前のk ・gkの前のg ・hfの前のh lhlの発音について 調音方法としては頬袋と歯茎の隙間に気流を通しながら歯茎の裏に舌をつけて頬袋の気流と共に破裂させる無声音である。 歯茎の隙間から気流を通しつつ頬袋に気流を溜め、歯茎の裏に舌をつけた状態から頬袋の気流を一気に開放させて「ひゅたー」と発音する文字を表す。言葉では説明しづらくIPAの表記もまだされていない。 複合母音を後ろに取る場合の発音の変化 ほとんどの子音が複合母音を後ろに取る場合、その発音が変化する。 ・ia、iu、ieを後ろに取る場合、軟口蓋化([◌ʲ])が発生する。日本語でいうところの「カ」が「キャ」になるような変化である。 ・ただしiuの場合、話者によっては円唇前舌広めの狭母音([ʏ])を用いることもある。 ・ua、ui、ueを後ろに取る場合、唇音化([◌ʷ])が発生する。日本語でいうところの「カ」が「クヮ」になるような変化である。 ・ただしuiの場合、話者によっては非円唇中舌狭母音([ɨ])を用いることもある。 母音 ダン=ラ=ハン語の母音には長短の区別がある。また、単母音、複合母音、二重母音、三重母音、長母音、特殊母音の六種類の区分があり、それらの順位によってアクセントが決定される。 単母音 単母音はアクセント順位が最も低い母音の種類である。従って、その単語は単母音のみで構成されている場合にのみアクセントにならず、単母音が複数ある場合には一番前の音節をアクセントとする。 /o/を除く全ての単母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 a i u e o 発音 [a],[ä] [i],[ɪ] [u],[ə] [e],[e̞] [ɑ] 複合母音 単母音を二つ続けた母音であるものの、単母音とは異なった発音をする。複合母音の前に子音が来ない場合、複合母音は「子音+母音」の形になり、子音が前に来た場合は子音の種類を変えたり別の母音になる。 複合母音のアクセント順位は二重母音より低く、単母音より高い。アクセントになりうる複合母音が複数ある場合、アクセントは一番前に来る。 全ての複合母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 ia iu ie ua ui ue 発音 [ja],[jä],[ʲa],[ʲä] [ju],[jə][ʲu],[ʲə] [je],[je̞][ʲe],[ʲe̞] [β̞a],[β̞ä],[ʷa],[ʷä] [β̞i],[β̞ɪ],[ʷi],[ʷɪ] [β̞e],[β̞e̞],[ʷe],[ʷe̞] 二重母音 単母音を二つ続けた母音で、単母音とほぼ同じような発音である。二重母音のアクセント順位は三重母音より低く、複合母音より高い。アクセントになりうる二重母音が複数ある場合、アクセントは一番前に来る。 全ての二重母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 ai au 発音 [aɪ] [aə] 三重母音 単母音を三つ続けた母音で、「二重母音+複合母音」や「複合母音+複合母音」と形式である解釈される。ごく一部の単語には母音が4つ以上つくものもあり、それらも含めて三重母音という。 ただし^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 aiu aie uia 発音 [aɪ̆ʏ] [aɪ̆je̞] [β̞ɨ̆jä],[ʷɨ̆jä] 長母音 長く高く発音する母音である。/o/を除く全ての単母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 長母音は最もアクセントの順位が特殊母音と同じく最も高い。従って強制的に長母音と特殊母音が複数ある単語では一番前の長母音または特殊母音がアクセントになります。 長音化単母音 表記 a^ i^ u^ e^ ou 発音 [aː], [äː] [iː],[ɪː] [uː],[əː] [eː],[e̞ː] [ɔː],[oː] 長音化複合母音 表記 ia^ iu^ ie^ ua^ ui^ ue^ 発音 [jaː],[jäː],[ʲaː],[ ʲäː] [juː],[jəː],[ʲuː],[ʲəː] [jeː],[je̞ː],[ʲeː],[ʲeː̞] [β̞aː],[β̞äː],[ʷaː],[ʷäː] [β̞iː],[β̞ɪː],[ʷiː],[ ʷɪː] [β̞eː],[β̞ e̞ː],[ʷeː],[ʷe̞ː] 長音化二重母音 表記 ai^ au^ 発音 [aɪː] [aəː] 特殊母音 特殊母音は長母音以外の全ての母音を無視してアクセントになる例外の母音である。発音はこの特殊母音は単母音の中間的なものと位置づけられており、必ず長音になる。 表記 io oe 発音 [yː] [œː] 綴りと発音 ダン=ラ=ハン語では、発音しづらい部分を省略したりしなかったりすることがある。また、発声的に難しい音節が消えることもある。そのような表記や発音の例外について紹介する。 sh, j, ch, lh, lg, lhlは口蓋化子音といい、ダン=ラ=ハン語における特にiを嫌う発音グループである。現代ダン=ラ=ハン語ではsh、j、ch、lh、lg、lhl、rrの七種類がこれに該当し、古代スモラヌンプラエ語ではそれぞれ[s]、[z]、[t]、[ç]、[ɡʰ]、[çɹ]、[ʍ]と発音されていたとされている。 そのため、これらの音の直後のsh、j、chは/ɕ/、/d͡ʑ/、/t͡ɕ/、と発音する。例えばshuch(晴れ)という単語は概ね[ʃəˑt͡ɕ]と発音される。 また、口蓋化子音に複合母音がついた場合、またはアンシェヌマンによって複合子音になってしまう場合は、複合子音の一文字目を発音しない。例えばmakrishiut(民族)は[mäkrɪʃuˑt]と発音される。 軟口蓋鼻音ngはほとんどの場合末子音のみに現れ、原則的に頭子音には現れない。ngを語尾に持つ単語の後ろに母音がつく場合には緩衝音としてgが挿入されます。例えば、spiang(8、八)という単語に遊置詞の属格接尾形-a^shを挿入する場合には、spiangga^sh[spʲäˑŋɡaːʃ]と発音する。 文型 語順 原則的にはVSO型(動詞―主語―目的語)である。しかし、根本的にはV1語順(先頭に動詞を必ず置く語順)の言語であるため、VOS型の文型を取る場合もある。詳細は後述を参照。 句の語順はNA型(名詞―修飾語)の語順を取る。すなわち、形容詞や副詞、または句は後置修飾の形式を取る。 倒置法 文語においてVOS型の文にすると倒置法になる。倒置法は聞き手に対して目的語を強調したり、主語の行う動作を強調したりする印象を与える効果がある。 補語 補語とは、ダン=ラ=ハン語におけるコピュラ動詞であるpnai(~になる)、nai(~である・~だ)の直接目的語のことをいう。 ダン=ラ=ハン語の形容詞は英語や日本語のように修飾する対象なしに文に置くことができず、専ら名詞を修飾するための品詞であるため、英語のSVC文型のような形を取ることはない。そのため、コピュラ動詞の主語と目的語がイコールで結ばれている状態にあるその目的語のことを補語と呼ぶのである。 活用接頭辞 ダン=ラ=ハン語では原則的に以下の接頭辞をつけることで名詞を別の品詞に活用させることができる。 動詞化の活用接頭辞a- 原形の語頭がbの名詞を動詞化する活用接頭辞am- 原形の語頭が単母音の名詞を動詞化する活用接頭辞an- 上記以外の動詞化接頭辞の例外としてau-などの形も見られる。 原形の語頭が主にs、sh、ch、lh、lgの場合の名詞を形容詞化する活用接頭辞i- 原形の語頭が主にそれ以外の場合の名詞を形容詞化する活用接頭辞is- 原形の語頭が主にs、sh、ch、lh、lgの場合の名詞を副詞詞化する活用接頭辞e- 原形の語頭が主にそれ以外の場合の名詞を副詞化する活用接頭辞es- ただし、品詞活用を行う場合、その名詞が活用した後活用接頭辞の母音を語尾に付加、または単母音置き換えを行うことや動詞化の場合は第一音節が長音化する場合、形容詞化や副詞化の場合は後ろから二番目の音節が長音化する場合があるなど、以上のパターンに当てはまらないものが多いため学習者は注意が必要である。 名詞 品詞の活用(活用接頭辞/活用接尾辞) ほとんどの名詞は、名詞を原形として動詞、形容詞、副詞の全てまたはいずれかに活用する。 例えばtelmi(色)という名詞は以下のように活用する。 telme:【名詞】色、色合い a-telme:【動詞】染まる i-telmi:【形容詞】鮮やかな e-telme:【副詞】鮮やかに・目立って ダン=ラ=ハン語では通常telmeなどの名詞を原型とし、それぞれ接頭辞a-をつけると動詞形、接頭辞i-をつけると形容詞形、接頭辞e-をつけると副詞形の品詞活用と呼ぶ。 ただし、nai(~である)、mau(可愛い)などsaf-ag(少しずつ)など一部の語彙に限っては原型が名詞以外の品詞である。 名詞の数 ダン=ラ=ハン語の名詞には四種類の名詞の数がある。それぞれ対応した示数詞と呼ばれる接頭辞または接尾辞を対象の名詞に置くことで示す。 数の種類 示数詞 単語の例 意味・役割 単数形 なし maft(一日・ある日)shapch(シャプチ正教) 抽象的な事柄や一つしかないもの、または特定のものを表す 双数形 ki-または-i(^)k ki-maft(二日)nalik(一対の耳) 二つで一対になる名詞を表す 組数形 na-または-a(^)n na-maft(数日)sua^mam(渡り鳥の群れ) いくつかでひとまとまりの名詞を表す主に3から8までが対象となる 複数形 tu-または-u(^)t tu-maft(日々)si^nggut(無数の光) 不特定多数の名詞を表す主に10以上からが対象となる 示数詞を置くことによってその名詞の発音が単母音、複合母音、二重母音、三重母音、長母音の形以外の形式になる場合、接頭辞の場合は緩衝音 nが、接尾辞の場合はその語尾の母音の置換、または以上の形になるように変化させる。 kaine(肩)→kainik(両肩) baiu(命)→baiut(無数の命) また、動詞よっては示数詞をつけることで意味が変わるものもある。 a-pagch(片足で踏む)→a-ki-pagch(両足で踏む) 人称代名詞 ダン=ラ=ハン語の人称代名詞は四つの人称を持つ。 格変化がなく、特に主語の場合は省略形を用いることもある。 .a-nipch ius i-niai .a-nipch us i-niai アニプチュス ィニャイ (ありがとう) (注)上下どちらの例文も同じ発音である。 人 称 表 記 発 音 意 味 一人称 ius [jɪ̈s] 私 ニ人称 uesh [β̞e̞ʃ] あなた 三人称 ings [ɪŋs] 彼、彼女、それ 四人称 oush [ɔːʃ] 彼、彼女、それ、(物語上の)私、私とあなた 人称代名詞の名詞の数は二人称と四人称に限って特殊な語形を用いる。 --- 単数 双数 組数 複数 一人称 ius iusik iusan iut 二人称 uesh uesheg uengsh uech 三人称 ings ingsik ingsan iut 四人称 oush ousheg oungsh ouch 四人称 ダン=ラ=ハン語の四人称は以下の三つの性質を包括している。 三人称所有者としての四人称 .angs a-iam uesh ja-niuli^ nai^ mai-iu^lta^sh lau .she ,a-iam ius ja-oush あなたはユールトさんの友達であるニュリーさんを知っていますか。 はい。私は彼女を知っています。 例文では、話し手である私(ius)と聞き手であるあなた(uesh)、そして二人が共通で知っていると思われるユールトさんという人物(ings)という登場人物がいる。この「ユールトさん」という人物の友達や夫婦や子供など、すなわち三人称で呼ばれる人や物に関連した人や物を指す場合、四人称を用いる。 物語人称としての四人称 .karsh kun-maftra^rr ,iach a-ka^ch kapnia^rr kun-shutourrie “.a-niniot oushaifi^shjut ja-iesh a-ile-spashiai frai-trem-bni^t nin ma-iusht na” ある時、カプニャーグ博士は言いました。 「私は、自分と同じ境遇を辿った人を見捨てることはできない」 物語やおとぎ話などに代表される、伝聞を人に話す際における登場人物の一人称に用いる。これは物語だけでなく、噂話や西洋言語学でいうところの直接話法などでも用いることがある。 包括的一人称複数としての四人称 ..a-fnie^ ousha^nai ma-bni^t sha-kangs-nikra^ i-densi e-lalgte 大きなニクラーの木の下であなたと私、仲良く遊びましょう! 包括的一人称複数とは「私とあなた」あるいは「あなたと私」という意味で用いる人称代名詞のことを指す。双数で用いる場合には「私たち二人組とあなたたち二人組」といった意味で用いられること。「私の友達とあなたの友達」などの包括的三人称複数は四人称で表すことができない点に注意。 指示代名詞 ダン=ラ=ハン語の指示代名詞は四種類が使われており、対象物の距離ではなく、話し手と聞き手の関係によってそれらの種類を選んで用いる。 代名詞 日本語訳 意味 kiu これ 話し手の近くにある対象物 diu それ どちらにも近い対象物 siu それ 聞き手の近くにある対象物 pniu あれ どちらにも遠い対象物 そのため、ダン=ラ=ハン語と他の言語を比較する時に指示代名詞の種類が異なる場合がある。 .nai kiu ma-sepga^sh これは象です。 .nai diu ma-iusika^sh taupnauik この人たちは私たちの両親です。 格 ダン=ラ=ハン語には13種類の格を持つ。格を標識するのは遊置詞という品詞であり、遊置詞にはそれぞれ接頭形と接尾形がある。 格の種類 接頭辞/接尾辞 意味・役割 主格 なし 主語を表す 属格 sha-/-a(^)sh 「~の」を意味する。所有や意味上の主語や目的語を表す 与格 cha-/-a(^)ch 「~に」を意味する。動詞の間接目的を表す 対格 ja-/-a(^)j 「~を」を意味する。他動詞の直接目的を表す 具格 ma-/-a(^)m 「~で」を意味する。手段や道具の目的語を表す 所格 ka-/-a(^)k 「~で」を意味する。場所や位置の目的語を表す 呼格 なし/-i(^)che 呼びかける際に単独の名詞または名詞句に用いられるまた換体句という修辞法で表現する際にも用いられる 節格 ua-/-au 複文(節)の中の主語を表す 内格 fra-/-a(^)fra 「~の中へ(に)」を意味する。「~の中から」とする場合は出格と組み合わせて用いる 出格 sa-ks-/なし 「~から」を意味する 入格 fai-ks/なし 「~まで」を意味する 通格 li-ks/なし 「~を通って」を意味する。期間も表す .nai ius ma-meli^ .nai ius meliam 私、メリーさん。 .jai ius ka-krich sha-uesh e-srap .jai ius uesha^sh kricha^k e-srap 今、あなたの後ろにいるの。 接頭形と接尾形 格を持つ名詞を作る場合、その遊置詞の接頭形か接尾形かのどちらかを選ぶことができます。接頭形を用いる場合は前置修飾の形をとり、接尾形を用いる場合は後置修飾の形をとります。通常、文語(いわゆる書き言葉)では接頭形、口語(いわゆる話し言葉)では接尾形が好まれます。 私、メリーさん。 .nai ius meliam コピュラ動詞naiの目的語を取る場合には具格(ma-または-am)を用いる。 今あなたの後ろにいるの。 .jai ius ka-uesha^sh krich e-srap 名詞の数 ダン=ラ=ハン語の名詞には単数、双数、組数、複数の四種類の数があります。それぞれ名詞に接頭辞または接尾辞をつけることで数を表します。 数の種類 示数詞 単語の例 意味・役割 単数形 なし maft(一日・ある日)shapch(シャプチ教) 抽象的な事柄や一つしかないもの、または特定のものを表す 双数形 ki--(^)ik ki-maft(二日)nali(^)k 二つで一対になるものを表す 組数形 na--(^)an na-maft(数日)sua^man(渡り鳥の群れ) いくつかでひとまとまりになるものを表す 複数形 tu--(^)ut tu-maft(日々)si^nggut(光) 不特定多数の名詞や不可算名詞を表す 名詞の語尾が母音の時、接尾辞がくっつくことで単母音、複合母音、二重母音、三重母音以外の形になってしまう場合、その名詞の語尾の母音を無視します。 kaine(肩)→kainik(双肩) baiu(命)→baiut(数え切れない命) 疑問文 ダン=ラ=ハン語の疑問文ではangs(アンス)という付加詞をつけることによって疑問を表す。E語やその他の言語のように疑問を表す記号(クエスチョンマーク:?)が存在しない。また、平叙文と疑問文のイントネーションの違いがない。 「何」を聞くangs疑問文 angsは「何」という意味で目的語に用いることで「○○は何ですか?」または「○○は何をしますか?」という文章になる。 この目的語に用いられるangsを主語と入れ替え、angsを主語とすることによって「○○とは(一体)何ですか?」のような語調を強めた、または強調された意味になる。 これは何ですか? .nai kiu^ ma-angs 一体何をしたのですか? .tai angs ma-siu^ 「肯定か否定か」を聞くangs疑問文 angsは文頭または文末に置くことで、肯定か否定かを聞く文になる。つまり、「○○は△△ですか?」または「○○は△△を…しますか?」といった文章を作ることができる。 これはクッキーですか? .angs nai kiu^ ma-sani あなたはドアを開けますか? .angs a-chengga uesh ja-ki-sas 疑問挟置詞の用法 疑問挟置詞にはchse|angs(どこ)、nui|angs(なぜ)、ie^|angs(誰)、jut|angs(どういう意味)、pel|angs(いくつ)、pash|angs(いつ)の六種類がある。これらの挟置詞に含まれるangsはangs単独の用法と同じように名詞として目的語または主語に置くか、文頭に置きます。angsでない方は文頭に置く。 ここはどこですか? .chse nai kiu^ ma-angs そこはどこにありますか? .chse nai siu^ ka-angs あなたがたくさん食べ物を食べるのはなぜですか? .nui a-miu^rr uesh ja-tu-ma^niu i-spki jou-angs なぜあなたはたくさん食べ物を食べるのですか? .nui angs a-miu^rr uesh ja-tu-ma^niu i-spki 動詞 動詞に品詞活用の接頭辞a-がつく。 ダン=ラ=ハン語の語順はV1語順であり、動詞は概ね文頭に置かれる。ただし、接合詞や付加詞は動詞の前に置かれる場合があるので、必ず文頭に来るとは限らない。 ダン=ラ=ハン語の他動詞は目的語を一つしか取らない。辞書に[ ]で示されている格が目的語を取る格である。それ以外の修飾句は補語と呼ばれる。 文の時制や態で語形が変化することはなく、節(副文)の動詞のみ活用が起こる。 コピュラ動詞 ダン=ラ=ハン語ではコピュラ動詞と呼ばれるものが4つある。通常、動詞には接頭辞a-を伴うがコピュラ動詞にはそれがない。また、コピュラ動詞が取る目的語の格は通常具格(ma-/-a(^)m)になる。 コピュラ動詞 カタカナ 日本語の意味 nai ナイ (ma-/-(^)am)~(で)ある、~だ tai タイ (ja-/-(^)aj)~(を)する jai ジャイ (ma-/-(^)am)~(に)いる、居る、ある pnai プナイ (ma-/-(^)am)~(に)なる 関連項目 ダン=ラ=ハン語 ニーネン=シャプチ
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フィンランド語(自称はスオミ語)はウラル語族フィン・ウゴル語派の言語の一つ。使用文字はラテン文字だが、ヨーロッパの言語の中では珍しくインド・ヨーロッパ語族には属していない。 ハンガリー語とは同じウラル語族に分類されているものの、互いの話者はほとんど意思疎通ができないくらいの隔たりがある。 歴史的に長年、ゲルマン語派であるスウェーデンの影響下にあった(スウェーデン語は現在でもフィンランドの公用語の一つ)ことから、ウムラウトの使用などの点で他のゲルマン語派の文字と共通点もある。 ダイアクリティカルマーク 使われるダイアクリティカルマークは基本的にはウムラウト(ä, ö)のみであり、ドイツ語配列やエストニア配列などを使用することがほぼ可能であるが、ごくまれにスウェーデン語の地名などを表すためにリング符号付きのåが使われることがあると言われている。リングはほぼ出てこないが、万全を期するのであればリングも出せる配列を使う方がよいかもしれない。 ダイアクリティカルマークの種類は少ないがä, öともに頻出であり、特にäはフィンランド語全体の約3.5%を占める(öは約0.5%)。 しかも「長音は母音を二つ並べて表現する」という規則があるため、ääと連続で打鍵する機会が多い。 配列 インターナショナル配列など、デッドキーによる二打鍵でウムラウトで出すような配列ではロスが大きい。 フィンランド語配列・ドイツ語配列など、ウムラウト付き文字を一打鍵で出せる配列の使用が望ましい(ほかにparaph配列でもäは一打鍵で打てる)。覚えるべき文字はäとöの2つだけであり短時間の練習で習得が可能なため、導入して比較的早い段階から効果が感じられるだろう。 その他 トルコ語やハンガリー語と同じく母音調和がある。フィンランド語には前舌母音(ä, ö, y)、後舌母音(a, o, u),中舌母音(i, e)と三種類の母音があるが、このうち前舌母音と後舌母音は一つの単語のなかで共存することはできない。この規則もあるため、一つの単語内で同じ文字がよく出てくる(ただし複合語などでは一つの単語の中に前母音と後母音が混在することもある)。 ゲルマン語派の言語と比べると母音の比率が高く、やや日本語のローマ字入力に近い面も持ち合わせている(発音もほぼローマ字読み)。 <フィンランド語配列の画像> 通常の状態 Shiftを押した状態 Altキーを押した状態
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最上位標目 アルカ文法史 上位標目 方言, 第十五期新生アルカ 玲方語とは2009年5月18日、第十五期新生アルカで作られたフィクションの人工言語である。2008年12月9日にできた理方語の派生方言であり、アルディア時代のルティア(lutia)国の宮中で生まれ、上流階級に広まり、ナディア時代に庶民にも模倣されたという設定である。(玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16が確認できるものの中で最古) 作成理由は夢織の朗読で紗枝にルティア語を喋らせるためだという(axlei804 2009/05/20 (水) 22 39 33)。 文化 leield [言語]玲方語、上方ルティア語 20 yunkの代表である玲音(lein)とleiをかけて玲方と訳した。 [文化] 上方ルティア語。アルディアでルティア城内の王立図書館に仕えていたユンクの女官たちが、クミールを崇めて言葉を雅にしていこうとした結果生まれたもの。やがて宮中に広まり、身分の高いものに広まり、上方となった。ナディアでは庶民も背伸びして真似、下記のような諺を生んだ。 [成句] rsiil tid tis lein leield a miva. 貧しくとも娘に言葉は着せんとす:武士は食わねど高楊枝。ぼろは着てても心は錦。leinとしているのは雅語で、leieldとの頭韻でもある。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) 音声 音素 ○母音 北方語と共通の母音6つ a i ɔ ɛ u ə 北方語にはない鼻母音5種 œ~(円唇前舌半広母音)、a~、ɑ~、ɔ~、y~ ※玲方語 2009/05/18 (月) 22 19 10で「ɛ~(非円唇前舌半広母音)とæ~(非円唇前舌狭めの広母音)の間の音」と表現されていたものが、œ~に 二重母音の変化に現れる北方語にない音声 œœ(円唇前舌半広母音)、øø(円唇前舌半狭母音) 発音 鼻母音 nの前で鼻母音化する。その際、母音の音声が変わる。 ユンク語が元であるため、後ろ舌傾向が目立つ。 in→œ~(円唇前舌半広母音。フランス語だとinと綴るとエァンっぽい音で、unと綴るとこの音になる。混同注意) en→a~(非円唇前舌広母音。ふつうに日本語のアンでOK。) an→ɑ~(非円唇後舌広母音。フォントがないのでギリシャ文字で代用。喉を開いてオンと言うようにアン) on→ɔ~(円唇後舌広母音。アルバザードだとふつうcを反対にしたほうのオ。深くオンと言う) un→y~(円唇前舌狭母音。逆に前舌になり、代わりに円唇化する。イュンという感じ) (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) ※玲方語 2009/05/18 (月) 22 19 10で「ɛ~(非円唇前舌半広母音)とæ~(非円唇前舌狭めの広母音)の間の音」と表現されていたものが、œ~に mの前の母音 mの前では鼻母音にならないものの、母音の音声は上記の通り変わる。 また、mの後にシュワーが付く。 例)im→ɛmq イムからエァンムという感じに。実際は若干鼻母音化していると思われる。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) rの前の母音 rの前の母音にアクセントがあればその母音は長母音になる。 lestir→lestiir mark t avelant中のmark→maar(kが発音されないのは下記参照) (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) eのシュワー化 子音の間にあり、アクセントを持たないeはシュワーになる。 avelant→avqlant(アヴラーント) teel→eeなのでteelのまま ket→アクセントがあるのでketのまま (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) シュワーの付加 長音節1以下の単語は、語末の子音にシュワーが付加され、音節が小さく分けられる。 lant→lan tq ket→ket tq veigl→vei gql これはアルバザード語などの北方語でも早口以外で見られる現象である。 ただし、語末がnの場合、鼻母音になり、シュワーの付加は起きない。 non→no~ この特徴は北方語にはない。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) 語末子音とリエゾンについて 長音節2以上の単語は、語末の子音が発音されない。口の構えも作らない。 ただし次の単語が母音から始まる場合はリエゾンする。 上掲avelantは正しくはavqlɑ~(アヴラーン)と発音される。 avelant etはavqlɑ~t et(アヴランテット)と発音される。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) mやnは語末でも消失しない。(同 2009/05/19 (火) 16 33 24) 特殊な例 そもそも長音節の長さで語末子音の消失の可否が決まる理由は何か。 それはあまりに短い単語で子音の消失を行うとlatやlasなどといった単語が区別できなくなるためである。 これを踏まえると以下のことが分かるのだが、長音節が1以下でも、その単語が句の一部となっている場合は子音は消失する。 例えばmark t avelant(死神の鎌)の場合、これでひとつの句なので、markは長音節が1だけれども、maarと発音される。 従って、全体的にはマール・タヴラーンのように発音される。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) 二重母音 ii→yi(イィ。アクセント位置移動。以下同) ie→ye(イェ) ia→ya io→yo iu→yu ei→ee ee→ee ea→œœ eo→øø eu→uu(uに横棒を引っ張った音声記号。中舌・狭母音) →øø(2009/05/19 (火) 08 36 50 変更) ai→ee ae→ee aa→aa(ただし奥舌) ao→œœ au→øø oi→øø oe→øø oa→œœ oo→oo ou→oo ui→wi(アクセント位置移動。以下同) ue→we ua→wa uo→wo uu→wu (初出 玲方語 2009/05/18 (月) 22 25 47) koinなどの場合、koと鼻母音inなので、koœ~と発音される。(玲方語 2009/05/18 (月) 22 26 44) 二重母音の扱いにはならない。(同 2009/05/18 (月) 22 27 05) 長音節1以下で二重母音の開音節を持つものは、二重母音が変化しない。 sae→seeではなくsaeのまま fleu→fleuのまま(同 2009/05/19 (火) 13 15 08) tau(買う)→tauのまま taut(買った)→開音節ではないので二重母音が変化(同 2009/05/19 (火) 13 44 38) 北方語だと開音節でも二重母音が変化する。(同 2009/05/19 (火) 13 45 47) アクセント アクセントは常に最終音節に置かれる。 語頭にアクセントがあると語気が強くなるため、ユンクらしく後ろに後退している。 なお、シュワーが付加された音節は最終音節とはみなさない。 latはlattqと発音されても、シュワーにアクセントは付かないのでaにアクセントが付く。 (玲方語 2009/05/18 (月) 12 51 16 確認できる中で最古) 参考資料 セレン=アルバザード "leield.mp3" 人工言語アルカ 玲方語 2009/05/19 13 32 ※玲方語音声 non taut fan raos (幌を買おう) mark t avelant(死神の鎌) lanvem in sae(青鴉は紗枝を見る) セレン=アルバザード "xiar_nod.mp3" 人工言語アルカ 玲方語 2009/05/19 (火) 13 54 18 ※上記玲方語を北方語で発音したもの 最上位標目 アルカ文法史 上位標目 方言, 第十五期新生アルカ