約 2,146 件
https://w.atwiki.jp/mwiri21/pages/12.html
音節の構造 頭子音-介音-母音-末音 頭子音 唇 歯茎 後歯茎 硬口蓋 軟口蓋 破裂 p b t d k g 鼻 m m n n ng ng 摩擦 f v s x h 破擦 c z q j 接近 w w y 弾き r r 介音 唇音化 歯茎 硬口蓋化 接近 w r y 母音 前 中 後 狭 i u 広めの狭 (i) (u) 中 e o 狭めの広 a 広めの狭:二重母音で後ろ側に来る母音の音 長母音・二重母音を含めた母音 o a u e i 短母音 o a u e i 長母音 oo aa uu ee ii 短母音u末 ou au eu iu 短母音i末 oi ai ui ei 長母音u末 oou aau eeu iiu 長母音i末 ooi aai uui eei 短母音u末、i末母音は後ろに破裂・摩擦音の末子音を続けられない 長母音u末、i末母音は後ろに末子音を続けられない 末子音 唇 歯茎 軟口蓋 破裂 p t k 鼻 m n ng 摩擦 f s h 側面接近 l 声調 高平声調、低平声調、下降声調がある。語の弁別には使われない。短母音音節は下降声調を持てない。 文頭は低平声調になりやすい。述語は高平声調になりやすい。修飾語は、非修飾語が高平声調なら下降声調、低平声調なら低平声調になりやすい。
https://w.atwiki.jp/killiena/pages/12.html
[部分編集] 文字 文字 名前 a a ア b bae ベ c ce セ d de デ e e エ f ef エフ g ge ヂェ h hta アタ i i イ j jota ジョタ k ka カ l el エル m em エム n en エヌ o o オ p pae ペ q ku ク r er エル s es エス t te テ u u ウ v vu ヴ w w オェ x ex エグズ y ypcilön ユプスィレォン z zeta ツェータ その他、トレマ( ä, ë, ö, ü, ï,)、サーカムフレックス( ĥ, ŷ, ŵ)、気音記号ʽが使われる。 アクセント 母音が1つしかないときはその母音、複数あるときは最後から2番目の母音。 ただし、名詞原形のときは最後の母音。 音声 母音 8種類あり、a,o,u,i,e,h,y,w,ä,ö,ü,ĥ,ŷ,ŵです。 硬母音 a,ĥ[a]は口を大きめに開けてアと発音します。 o,ŵ[o]は日本語のオよりも口を丸めて発音します。 u,ŷ[u]は日本語のウよりも口を丸めて発音します。 e,ae,oe[ɛ]は口を広めに開けてエと発音します。 軟母音 i,ai,oi[i]日本語のイよりも口の両端をさらに強く引っ張る感じで発音します。 h,ä[æ]アの口の構えででエと発音します。 w,ö[ø]はオの口の構えでエと発音します。 y,ü[y]はウの口の構えでイと発音します。 母音調和 アクセントの位置の母音に合わせて他の母音も変化する。 (アクセント母音が硬母音なら他も硬母音、軟母音なら他も軟母音に) 例 administri[ædministri] pcikologŷ[psɛkoloʒu] 子音 一通りの発音のもの d[d] f[v] l[l] k[k] m[m] n[n] r[r] t[t] w[o] z[ts,z] 後ろが硬母音か軟母音かで変わるもの 文字 硬音 軟音 g g dʒ p p r s s z qu kv k 軟母音が後ろにつく時の子音を軟子音、 硬母音が後ろにつく時の子音を硬子音と呼びます。 読みが何種類もあるもの 文字 音 c k,g,tʃ,dʒ,s,z 普通は軟母音の前で[s,z]になることが多い j ʃ,ʒ,j 普通は軟母音の前で[ʃ,ʒ],硬母音の前で[j] b b,v,無音 子音の後ろで無音となることが多い x ks,gz,x [x]は軟子音 z ts,z 特殊な発音 ギリシャ語由来の単語 p[f] tʽ[t] x[k] pʽ[r] y[y] pʽytʽm[rytm] Xpist[krist] pʽysik[fyzik] Yの発音 y[u]前の子音は軟子音になる。 h[a]前の子音は軟子音になる。 w[o]前の子音は軟子音になる。 arxhika[arxaika] pʽilocwphy[filosofy] gysta[dʒusta] トレマ ä 母音の後ろ 単音でaと発音 それ以外 硬子音+äの音 ö 母音の後ろ 単音でoと発音 それ以外 硬子音+öの音 ü 母音の後ろ 単音でuと発音 それ以外 硬子音+üの音 A、O+子音 a+母音、o+母音は後ろの母音の音。前の子音は硬子音になる。 encclopaedi[ensyklopedi] Mikaäel[mikael] vencai[venki] 特殊なb 子音の後、後ろに母音の来ないb・・・無音の母音として扱う。前の子音は軟子音になる。 garagb[garadʒ] ガレージ 例外(外来語、固有名詞) 古いラテン語から入った固有名詞はgをcで書くことがある。 Cermania[dʒermanija] Anclia[anglija] Caius[gaijus] ギリシャ語由来単語 [s]をc、[r]をp、[v]をfで書くことがある。 Eypwph[ewropa] Cantpinh[santrina] Hpakleio[araklejo] fin[vin] ヘブライ語から入った固有名詞はhをʽe、vをfで書くことがある。 Abraʽeam[abraham] Gabpiael[gabriel] Lefi[levi] 英語から入った語はコンピュータ関連が多い computer[kømpytæ,kømpyter] internet[intænet] hardware[hardveæ] キリル文字から入った語はЩをwx、иをh、 сをc、рをp、фをʽpで表すことが多い。 bopwx[borʃtʃ] Ykpahna[ukrajna] Copʽha[sofija] その他例外 地名接尾辞-nesiaは-neʃijaと発音する。 Indonesia[indoneʃija] Mikpwnesia[mikroneʃija] Lonesia[loneʃija]
https://w.atwiki.jp/sinteea/pages/12.html
目次 エミュンス語の音韻母音普通母音 複合母音 強母音 子音普通子音 複合子音 アクセント 言文不一致 属格・所有格《un》 コピュラ動詞の《xra/xraz》 疑問の語尾詞《eit》 同一の子音と母音によるセットの長音化 語尾の/o/ 関連項目 エミュンス語の音韻 母音 普通母音 /a/[ä],/ё/[ʌ],/e/[e̞],/o/[o],/э/[ɤ],/u/[u],/i/[i],/н/[oŋ] 母音/н/は特殊で、語尾以外に来る場合は/n/の発音となり、近年の研究では母音として見なさない研究も多いが、強母音と結合した際には省略されるため、本文法書では母音として見なす。この議題に関しての意見はなく、後代の研究に任せる。 また、表記上には登場しないが、子音が連続した場合など[ə]を付けて発音する場合がある。 複合母音 /ae/ [æ] このほか、母音が連続して表記された場合、長音となる。 強母音 強母音の単語は発音、表記される際、前の単語の最後の母音を打ち消し、子音とつなげて発音、表記する。母音が二つ以上つながっていた場合は、最後の母音を打ち消し、前の母音とつなげて発音、表記する。例 《yootis gean(yoot is gean)》、《Leiniun fooji(Leinie un fooji)》 母音だけの一音節の単語、子音と母音の音節の単語は、元の単語がわからなくならないように、前の母音を残す。ヴェオン・レギトなどの地域によってはその場合、意図的に/n/を挟めて発音する場合がある。 一方で動詞《zae》、《ju》など、一音節であっても強母音の単語をつなげて表記する場合がある。 かつて強母音は単語と単語を話して表記していたが、シンテーア暦1662年のエミュンス語表記改正により単語と単語を続けて書くように変更された。 子音 普通子音 子音は普通子音と妙音で構成される。妙音はローマ字表記では普通子音に《 》を付けた形で表記する。 /h/[h][x],/b/[b],/p[p]/,/gk[ʁ]/ /h/は母音/э/、/u/と結合する場合[x]になる。 /h/は母音/i/と結合する場合、妙音化する場合に[ç]になる。 /gk /は存在しない /s/[s],/z/[z],/c/[t͡s],/cz/[d͡z] /s /は[ʂ]になる /z /は[ʑ]になる /sй/は[sʲ]になる /zй/は[zʲ]になる /c /は[t͡ɕ]になる /cz /は[d͡ʑ]になる /cй/は[t͡sʲ]になる /czй/は[d͡zʲ]になる /lr/[ʒ],/j/[ʐ],/sh/[ʂ] /lr /は/ʒʲ/になる /j /,/sh /は存在しない /k/[k],/g/[g] それぞれ母音/i/と結合する場合、[kʲ][gʲ]となる。 /l/[ɾ],/r[r]/,/ll[l]/ /l/は連続して使用されると/ll/の発音になる。 /l/は単語の最後に使用されると/ll/の発音になる /t/[t],/d/[d] /w/[ⱱ][β̞],/v/[v],/f/[f] /n/[n],/m/[m],/y/[j] /y /は/s/,/z/,/c/,/cz/と連結する場合、ローマ字では/й/と表記する。 また、子音として使用される場合、/y/と/y /は同じ発音だが、単語によりどちらを表記するかが異なる。 複合子音 /tl/,/dl/は[tˡ][dˡ]になる。 /hl/は[ɮ]となる。 アクセント アクセントのルールは以下の通り。 エミュンス語のアクセントは「強く、そして少し長く」読む。 単語に長音がある場合は最初のそれがアクセントになる。 ない場合、以下の優先順位で決まる。 前提として/i/と/н/にはアクセントが来ない。/ii/の場合ではその限りではないが、ほかの長音がある場合それをアクセントとする。 keやgёrなど程度をあらわす接頭辞にアクセントは来ない ①母音のa~нの順で強いとし、単語の中の最も強い母音がアクセントになる。単語の一番最後の一文字が母音の場合アクセントにならない(単語の最後のnとmは子音として見なさない)。ただし、単語の頭か最後にしか母音がない場合、頭の母音をアクセントとする。単語に母音が1つしかない場合長音化しない。 ②長音はアクセントになるが、二つ以上あるなら①の強さできまる。単語の頭が長音ならアクセントになるが、単語の一番最後の一文字が長音でもアクセントにならない。 ③固有名詞は初めの母音が/i/でない限り、それがアクセントになる。ただし、単語の頭が母音の場合は長音でない限りアクセントにならず、初めの母音が/ii/である場合、他に単語の最後でない母音があるなら、単語の最後でない母音がアクセントになる。 言文不一致 属格・所有格《un》 属格・所有格「~の」を意味する《un》は例外的に/en/と発音する。 コピュラ動詞の《xra/xraz》 「~である」を表すコピュラ動詞である《xra/xraz》の《x》は無視して発音する。アクセントルールに即して、《xra》の/a/は長音ではないが、《xraz》の/a/は長音になる。 疑問の語尾詞《eit》 「~ですか」を表す語尾詞の《eit》であるが、口語では/eet/で発音する場合が多い。 同一の子音と母音によるセットの長音化 《l ul us(生きる)》、《gagas(守る)》のように、同じ子音と母音によるセットが二度連続して出現した場合、/l uus/、/gaas/のように長音として発音する。 語尾の/o/ 単語の語尾の/o/は/a/で発音する。 関連項目 エミュンス語
https://w.atwiki.jp/volkan2/pages/12.html
母音 a(非円唇の広母音) 日本語の「ア」とほぼ同じ。 e(非円唇前舌半広母音~非円唇前舌半狭母音) 日本語の「エ」よりやや広く口を開く。 ı(非円唇後舌狭母音) 唇を横に引っ張り、舌を下顎に付けて発音。つまり、唇を日本語の「イ」の形にして、舌で「ウ」を発音する。朝鮮語の으とほぼ同じ。 i(非円唇前舌狭母音) 日本語の「イ」とほぼ同じ。 o(円唇後舌半狭母音) 日本語の「オ」より唇を円める。 ö(円唇前舌半広母音) 唇を円め、半開きにして、舌を上顎のやや前のほうに近づけて発音。つまり、唇を日本語の「オ」の形にして、舌で「エ」を発音する。ドイツ語のzwölfのöや、フランス語のjeuneのeuとほぼ同じ。 u(円唇後舌狭母音) 日本語の「ウ」より唇を円める。 ü(円唇前舌狭母音) 唇を円め、öよりも唇の開きを狭め、舌を上顎のかなり前のほうに近づけて発音。つまり、唇を日本語の「ウ」の形にして、舌で「イ」を発音。ドイツ語のFlügelのüや、フランス語のtuのuとほぼ同じ。 母音のうち、e、i、ö、ü を前舌母音(ince ünlü/細い母音)と呼び、a、ı、o、u を後舌母音(kalın ünlü/太い母音)と呼ぶ。 子音 p(無声両唇破裂音) b(有声両唇破裂音) t(無声歯茎破裂音) d(有声歯茎破裂音) k(無声軟口蓋破裂音・無声硬口蓋破裂音) ※前母音と結びつくときは硬口蓋音 g(有声軟口蓋破裂音・有声硬口蓋破裂音) ※前母音と結びつくときは硬口蓋音 m(両唇鼻音) n(歯茎鼻音) r(歯茎弾き音?) ※語末で無声化する。 f(無声唇歯摩擦音) v(有声唇歯摩擦音) s(無声歯茎摩擦音) z(有声歯茎摩擦音) ş(無声後部歯茎摩擦音) j(有声後部歯茎摩擦音・有声後部歯茎破擦音) c(有声後部歯茎破擦音) ç(無声後部歯茎破擦音) h(無声声門摩擦音) y(硬口蓋接近音) l(歯茎側面接近音) ğ(?) ※母音の後ろに付き、母音を長音化させる。また、後ろにも母音が付いた場合(母音に挟まれた場合)は無音。 円唇母音に挟まれると有声両唇軟口蓋接近音に近い音になる。場合によって硬口蓋接近音にもなる。 もとは、有声軟口蓋摩擦音か有声口蓋垂摩擦音だったらしい。
https://w.atwiki.jp/langagoorreda/pages/22.html
オーレダ語の単語のうち、動詞、名詞、形容詞、副詞、の4つは、ほぼすべて英語から作ることができる。その際、次のように英単語を書き換えてオーレダ語の単語とする。 書き換える手順は次の通りで、これらを順番に行う。 1.示品詞接尾字 2.特殊子音 3.同字の二重子音 4.二重母音 5.三重以上の子音 6.三重以上の母音 示品詞接尾字 英単語をオーレダ語にするときは、必ず、示品詞接尾字を単語の語尾につける。 示品詞接尾字は次のとおりである。 ① i) 子音で終わる動詞 → er ii) 母音で終わる動詞 → r ② 一般名詞 → o ③ 形容詞 → a ※副詞は、その副詞の形容詞の形にし、オーレダ語にした後で語尾をaからeに変える。 例) plan[名]→ plano、lonely[副] → (lonelyの形容詞形loneのオーレダ語lonàより)lonè 特殊子音 示品詞接続詞を付けた後は、単語内の特殊な子音の書き換えを行う。 ① 子音 + h で拗音を表す場合 → その子音 + j (ただし⑦にあてはまる場合を除く) ② c → k (ただし①⑦に当てはまる場合を除く) ③ gh → x ④ j + 母音 でジャ行のような発音を表す場合 → dj + その母音 ⑤ lr または rl → rr ⑥ qu → k ⑦ tch → cch ⑧ th → þ または ð (発音に合わせて) ⑨ w → u ⑩ x → ks ⑪ y → i 例) right[形](ここまででrightaになっている) → rixta、thank(ここまででthankerになっている) → þanker 同字の二重子音 上の作業を行った後、1つの子音字が2連続している場所がある場合、その子音の直前の母音にクレイヴをつけ(すなわち、母音を à è ì ò ù の形にして)、その子音を1文字にする。 例) match[名](ここまででmaccjoになっている) → màcjo 二重母音 上の作業を行った後、2つの母音字が2連続している場所がある場合(3,4連続の場合はこの項は飛ばすこと)、次のような書き換えを行う。 ① i + i以外の母音 → j + その母音 ② 異なる2字の母音 → より強い(この項下部参照)母音にアキュート( á é í ó ú )(ただし、語尾ならクレイヴ)をつけ、もう片方を消す。 ③ 同じ2字の母音 → その母音の片方にトレマ( ä ë ï ö ü )をつけ、もう片方を消す。 ※オーレダ語では、(母音として存在する場合は)示品詞接尾字→e→a→o→i→u、の順に強い母音とする。 例) team[名](ここまででteamoになっている) → témo、time[名](ここまででtimeoになっている) → timò 三重以上の子音 上の作業を行った後、3つ以上の子音字が連続している場所がある場合、次のような書き換えを行う。 ① 3つ → 元の英単語での音節の句切れの場所にeを入れる。 ② 4つ → 前後2字ずつに分けられる場所にeを入れる。 例) strong[形](ここまででstrongaになっている) → setronga、instrument[名](ここまででinstrumentoになっている) → insetrumento 三重以上の母音 上の作業を行った後、3つ以上の母音字が連続している場所がある場合、次のような順で書き換えを行う。 i) 強母音( e a o )と弱母音( i u )に分ける。 ii) ① 弱母音が一つもない場合 → i + 最も強い母音 ② 弱母音がある場合 → 最も強い弱母音 + 最も強い強母音 iii) 強母音のほうにアキュート(ただし語尾の場合はクレイヴ)をつける。 iv) i + i以外の母音(あれば) → j + その母音
https://w.atwiki.jp/cerie-ariinie/pages/17.html
子音 唇音 舌頂音 舌背音 咽喉音 両唇音 唇歯音 歯茎音 後部歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音 口蓋垂音 声門音 破裂音 [p][b] [t][d] [k][g] [ɴ] [ʔ] 鼻音 [m] [n] ふるえ音 [r] 摩擦音 [f][v] [s][z] [ʃ][ʒ] 接近音 [j] 側面接近音 [l] 破擦音 [ʧ] その他の子音 [w] 母音 前舌 後舌 狭 [i] [u] 半狭 [e] [o] 半広 広 [a] 長母音 前舌 後舌 狭 [iː] [uː] 半狭 [eː] [oː] 半広 [ɛː] 広 [aː] 二重母音 前の調音が 前舌 後舌 狭 [ie] [ui][uo] 半狭 [ei][eo] [ou][oe][oa] 半広 広 文字との対応表(母音に関しては、文字が二つあっても短母音や長母音に変化しているものがある) 短母音 a,ao[a] e,ue,ai[e] i[i] o,eu,oi[o] u[u] 長母音 aa[aː] ee[eː] ii,ia[iː] oo[oː] uu[uː] ea,ae[ɛː] 二重母音 (同じ母音の連続にさらに母音がくっついている場合("iia"など)は、長母音と短母音の接続と見なす) (母音が三重の場合は、二重母音と短母音の接続と見なす) ie[ie] ui[ui] uo[uo] ei[ei] eo[eo] ou[ou] oe[oe] oa[oa] 破裂音 p[pʰ] b[b] t[tʰ] d[d] k[kʰ] g[g] [ʔ]異なる形態素(単語や接尾辞・接頭辞など)間で母音が連続した場合に発生。無表記。 鼻音 m[m] n(後ろに母音が置かれる場合)[n] n(後ろが母音で無い場合)[ɴ] ふるえ音 r[r]、発音に慣れない場合の異音として[ɾ] 摩擦音 f[f] v[v] s[s] z[z] c,sh[ʃ] j[ʒ] 接近音 y[j] w[w] 側面接近音 l[l] 破擦音 q,ch[ʧ] その他の規則 子音にyが接続した場合、前の子音の硬口蓋化を表す。 語末での消滅、シュワーの挿入は存在しない。 アクセント 高低アクセントで、動詞の前の単語の最後だけ、または最後にかけて高くなる。動詞の部分で音程が戻り、文の最後は少し低くなる。
https://w.atwiki.jp/gionshantveed/pages/217.html
目次 音韻の歴史の変遷 エミュンス語の音韻母音普通母音 複合母音 強母音 子音普通子音 複合子音 アクセント 言文不一致 属格・所有格《un》 コピュラ動詞の《xra/xraz》 疑問の語尾詞《eit》 同一の子音と母音によるセットの長音化 関連項目 音韻の歴史の変遷 かつて強母音は単語と単語を話して表記していたが、シンテーア暦1662年のエミュンス語表記改正により単語と単語を続けて書くように変更された。 また、1800年代前後から強母音と子音《t》、《m》が接続する際に《n》が挟まる現象が発生し始め、1860年にそれが正式な文章として書き言葉に用いることが認可された。 また、強母音と母音が接するとき、《n》が挟まるが、これを『挟子音』という。例:diio+un=diinun 同時に、一部母音や子音が変化し、新しい音韻が正式に認可された。具体的には/e/の発音、/h/、/g/、/gk/の発音が変わった。 エミュンス語の音韻 母音 普通母音 /a/[ä],/ё/[ʌ],/e/[e̞](アクセント),/e/[e](アクセント以外),/o/[o],/э/[ɤ],/u/[u],/i/[i],/н/[oŋ] 母音/н/は特殊で、語尾以外に来る場合は/n/の発音となり、近年の研究では母音として見なさない研究も多いが、強母音と結合した際には省略されるため、本文法書では母音として見なす。この議題に関しての意見はなく、後代の研究に任せる。 また、表記上には登場しないが、子音が連続した場合など[ə]を付けて発音する場合がある。 妙音子音と同時に発音する/e/と/u/は/y/になる。 複合母音 /ae/ [æ] このほか、母音が連続して表記された場合、長音となる。 強母音 強母音の単語は発音、表記される際、前の単語の最後の母音を打ち消し、子音とつなげて発音、表記する。母音が二つ以上つながっていた場合は、最後の母音を打ち消し、前の母音とつなげて発音、表記する。例 《yootis gean(yoot is gean)》、《Leiniun fooji(Leinie un fooji)》 母音だけの一音節の単語、子音と母音の音節の単語は、元の単語がわからなくならないように、前の母音を残す。 また、1700年代前後から強母音と子音《t》、《sh》、《j》が接続する際に《n》が挟まる現象が発生し始め、1740年にそれが正式な文章として書き言葉に用いることが認可された。この現象を『挟子音』言うようになった。時代によって挟子音が発生する子音が異なるので、文章からある程度何年代のものか推測することができる。※例外として後動《y un》などの未来形は挟子音が発生しない。 1800年代に近づくと、《s》,《c》と《r》の間に《p》が、《z》,《cz》と《r》の間に《d》を挟んで発音するようになった。しかし、これは上記のものと違い文章に起こすときは表記しない。 一方で動詞《zae》、《ju》など、一音節であっても強母音の単語をつなげて表記する場合がある。 子音 普通子音 子音は普通子音と妙音で構成される。妙音はローマ字表記では普通子音に《 》を付けた形で表記する。 /b/[b],/p[p]/,/gk[ʁ]/ /gk /は存在しない /s/[s],/z/[z],/c/[t͡s],/cz/[d͡z] /s /は[ʂ]になる /z /は[ʒ]になる /sй/は[sʲ]になる /zй/は[zʲ]になる /c /は[t͡ʃ]になる /cz /は[d͡ʒ]になる /cй/は[t͡sʲ]になる /czй/は[d͡zʲ]になる /lr/[ʒ],/j/[ʐ],/sh/[ʂ] /lr /は/ʒʲ/になる /j /,/sh /は存在しない /k/[k],/g/[g],/h/[x],/gk/[ʀ] /k/,/g/が/i/が結合すると、口蓋化し[kʲ][gʲ]となり、/k /と/g /も同じく[kʲ][gʲ]となる。/h/が/i/と結合すると、口蓋化し/h /[ç]となり、/h /も同じく[ç]となる。 /h/は母音/э/、/u/と結合する場合[x]になる。 /h/は母音/i/と結合する場合、妙音化する場合に[ç]になる。 /l/[ɾ],/r[r]/,/ll[l]/ /l/は連続して使用されると/ll/の発音になる。 /l/は単語の最後に使用されると/ll/の発音になる /t/[t],/d/[d] /w/[ⱱ][β̞],/v/[v],/f/[f] /n/[n],/m/[m],/y/[j] /y /は/s/,/z/,/c/,/cz/と連結する場合、ローマ字では/й/と表記する。 また、子音として使用される場合、/y/と/y /は同じ発音だが、単語によりどちらを表記するかが異なる。 複合子音 /tl/,/dl/は[tˡ][dˡ]になる。 /hl/は[ɮ]となる。 アクセント アクセントのルールは以下の通り。 エミュンス語のアクセントは「強く、そして少し長く」読む。名詞、形容詞、動詞にしかアクセントはない。 単語に長音がある場合は最初のそれがアクセントになる。 ない場合、以下の優先順位で決まる。 前提として/i/にはアクセントが来ない。/ii/の場合ではその限りではないが、ほかの長音がある場合それをアクセントとする。 keやgёrなど程度をあらわす接頭辞や、比較的長い複合語のつなぎの部分にアクセントは現れない ①母音のa~の順で強いとし、単語の中の最も強い母音がアクセントになる。単語の一番最初の母音や語尾の母音はアクセントにならない(単語の最後のnとmは子音として見なさない)。ただし、単語の最初か語尾にしか母音がない場合、最初の母音をアクセントとする。 ②長音は①に優先してアクセントになるが、二つ以上あるなら①の強さできまる。単語の頭が長音ならアクセントになるが、単語の一番最後の母音が長音でもアクセントにならない。 ③固有名詞は初めの母音が/i/でない限り、それがアクセントになる。ただし、単語の頭が母音の場合は長音でない限りアクセントにならない。 ④語尾の長音が妙音化している場合、永劫詞としてアクセントになる。 《アクセントで変わる発音》 長音アクセントの前に/i/があるならその前の子音は妙音化する。《Zhieer》「ジェール」 言文不一致 属格・所有格《un》 属格・所有格「~の」を意味する《un》は例外的に/en/と発音する。 コピュラ動詞の《xra/xraz》 「~である」を表すコピュラ動詞である《xra/xraz》の《x》は無視して発音する。アクセントルールに即して、《xra》の/a/は長音ではないが、《xraz》の/a/は長音になる。 疑問の語尾詞《eit》 「~ですか」を表す語尾詞の《eit》であるが、口語では/eet/で発音する場合が多い。 同一の子音と母音によるセットの長音化 《l ul us(生きる)》、《gagas(守る)》のように、同じ子音と母音によるセットが二度連続して出現した場合、/l uus/、/gaas/のように長音として発音する。 関連項目 エミュンス語
https://w.atwiki.jp/orchishoef/pages/15.html
ラテン文字を用いた表記と、独自の文字を用いた表記の2つが存在します。 通常はラテン文字を用います。 以下に、文字と音素の対応を示します。 (順番は英語の順番に従っています。) 母音 前舌 中舌 後舌 狭 i[i] ü[y] y[ɨ] u[u] 半狭 e[e] ö[ø] o[o] 中 ë[ə] 広 a[a] また、長さにも区別があり、「短」「長」の二つがあります。長母音になることによって母音の質が変わることはありません。 (jy /i/ */ʲɨ/) (jyy /iː/) 二重母音 二重母音は全て下降二重母音です。(最初の母音の方がはっきり聞こえる) 聞こえのはっきりしている方は、長母音に置き換わることもあります。 これ以外の配列は母音連続となり、丁寧に発音されるときは別個の母音として発音されます。 (表 列は後続、行は先行) i u a aɪ aʊ aa aːɪ aːʊ ë əɪ əʊ ëë əːɪ əːʊ i × iʊ ii × iːʊ u uɪ × uu uːɪ × e eɪ eʊ ee eːɪ eːʊ o oɪ oʊ oo oːɪ oːʊ ö øɪ × öö øːɪ × (二重母音を形成する時、二番目の要素について、iはj、uはwと書き換えられます。) 子音 両唇音 唇歯音 歯音 歯茎音 後部歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音 声門音 破裂音 p[p] b[b] t[t] [d] ċ[c] ġ[ɟ] k[k] g[g] 摩擦音 f[f] v[v] ť[θ] ď[ð] s[s] z[z] ś[ʃ] ź[ʒ] ĉ[ç] ĝ[ʝ] x[x] ğ[ɣ] h[h] 破擦音 c[ʦ] ż[ʣ] č[ʧ] ž[ʤ] 鼻音 m[m] n[n] 震顫音 r[r] 側面接近音 l[l] 側面摩擦音 s̃[ɬ] z̃[ɮ] (ng /ng/ */ŋg/) ĥは、子音と母音の間に置かれ、子音と母音を分離する働きを持ちます。 例 罪 adwĥjur 壷 śabĥje
https://w.atwiki.jp/gentoo64/pages/11.html
ギリシア語文法 文字と音韻 ◆目次 ◆目次 ◆アルファベットの名称と発音 ◆母音(vowels)◇単母音(simple vowels) ◇複母音(diphthongs) ◇イオタ下付母音(iota subscript) ◇気息記号(breathings) ◇硬気息(rough breathings) ◇軟気息(smooth breathings) ◇分離記号 ◆子音(consonants)◇唇音(labials) ◇口蓋音(palatals) ◇歯音(linguals) ◇黙音(mutes) ◇流音(liquids) ◇鼻音(nasal) ◇摩擦音(sibilant) ◇複子音(double consonants) ◆アルファベットの名称と発音 ※古代アッティカ方言を復元したエラスムス式発音に基づく。 大文字 小文字 名称(ギ) 名称(古) 翻字 発音(古) 音韻の分類 Α α ἄλφα アルファ a ア、アー 単母音 Β β βῆτα ベータ b バ行 子音、唇音・黙音・中音 Γ γ γάμμα ガンマ g,n ガ行、ン 単子音、口蓋音・鼻音、γγ , γκ , γχ ,γξは鼻音化し「ング」と発音される Δ δ δἐλτα デルタ d ダ行 単子音、歯音・黙音・中音 Ε ε ἒψιλόν エプシーロン e エ 単母音(短母音) Ζ ζ ζῆτα ゼータ z ザ行 複子音、歯音、σ + δから合成 Η η ἦτα エータ ē エー 単母音(長母音) Θ θ θῆτα セータ th サ行(タ行) 単子音、歯音・黙音・硬音 Ι ι ἰῶτα イオータ i イ、イー 単母音 Κ κ κάππα カッパ k カ行 単子音、口蓋音・黙音・軟音 Λ λ λάμβδα ランブダ l ラ行 単子音、口蓋音・鼻音 Μ μ μῦ ミュー m マ行 単子音、唇音・鼻音 Ν ν νῦ ニュー n ナ行、ン 単子音、歯音・鼻音 Ξ ξ ξῖ クシー ks,x クス行 複子音、口蓋音、κ + σから合成 Ο ο όμικρον オミークロン o オ 単母音(短母音) Π π πῖ ピー p パ行 単子音、唇音・黙音・軟音 Ρ ρ ῥῶ ロー r,rh ラ行 単子音、歯音・流音 Σ σ,ς σῖgμα シーグマ s サ行 単子音、歯音・摩擦音、ςは語末にのみ用いられる形 Τ τ ταῦ タウ t タ行 単子音、歯音・黙音・軟音 Υ υ ὖψιλόν ユープシーロン y ユ、ユー 単母音、複母音の時は「ウ」と発音する Φ φ φῖ フィー ph,f ファ行(パ行) 単子音、唇音・黙音・硬音 Χ χ χῖ キー ch,kh カ行 単子音、口蓋音・黙音・硬音 Ψ ψ ψῖ プシー ps プス行 複子音、唇音、π + σから合成 Ω ω ὦμἐgα オーメガ ō オー 単母音(長母音) ギリシャ語のアルファベット(alphabet)は上記の24文字。 各字の名称はビザンチン時代に固定したものである。 聖書や古典の朗読には、大きく分けて二つの発音法がある。 ギリシャ人は「現代語式発音」(modern pronunciation)を用いる。 一方、古典アッティカ方言の推定発音である「エラスムス式発音」(Erasmian pronunciation)もある。 普通、ギリシャ語文法書や辞書などはエラスムス式発音で表記されている。 ◆母音(vowels) 母音は、一文字で表す「単母音」と、二文字で表す「複母音」がある。 さらに単母音は短く発音する「短母音」(short vowels)と、長く発音する「長母音」(long vowels)に分けられる。 ◇単母音(simple vowels) 次の7つが母音(単母音)である。 Α α アルファ a ア、アー 短長両方 Ε ε エプシーロン e エ 短母音 Μ η エータ ē エー 長母音 Ι ι イオータ i イ、イー 短長両方 Ο ο オミークロン o オ 短母音 Υ υ ユープシーロン y ユ、ユー 短長両方 Ω ω オーメガ ō オー 長母音 ◇複母音(diphthongs) 次の11つが複母音である。発音上1母音として扱う。 ギリシャ語 翻字 発音 αι ai アイ αυ au アウ ᾳ āi アー(イ) ει ei エイ ευ eu エウ ηυ ēu エーウ ῃ ēi エー(イ) οι oi オイ ου ou ウー ῳ ōi オー(イ) υι yi ユイ ◇イオタ下付母音(iota subscript) ※複母音のうちᾳ , ῃ , ῳは準複母音(improper diphthongs)で、イオタ下付母音と呼ばれる。 ᾳ , ῃ , ῳの下書きの記号はイオータ(ι)の文字である。 音韻論上、アー(イ)、エー(イ)、オー(イ)であるが、実際は発音されない。 また、固有名詞等でイオタ下付母音を大文字で表記する時は、 大文字の真下ではなく、主母音の右に並記させる。これを「並記のイオタ」(iota adscriptum)と呼ぶ。 [例] θεῷ→ ΘΕΩΙ ◇気息記号(breathings) 母音で始まる単語とρで始まる単語の語頭には、気息記号が付けられる。 語頭の母音が有気音として[h]の音を伴って発音されるか、伴わず無気音かを区別する。 ◇硬気息(rough breathings) 硬気息記号(ἁ)は[h]の音を伴って「ハ」と発音する。 ◇軟気息(smooth breathings) 軟気息記号は(ἀ)は[h]の音を伴わず「ア」と発音する。 ◇分離記号 二重母音でも別々に発音する場合は、分離記号を「ϊ」のように文字の上に付ける。 ◆子音(consonants) 母音以外の17文字が子音である。子音は母音と結合して発音する。 以下の表は音韻上の分類である。 黙音 流音 摩擦音 複子音 軟音 中音 硬音 流音 鼻音 唇音 π β φ μ ψ 口蓋音 κ γ χ γ ξ 歯音 τ δ θ λ , ρ ν σ(ς) ζ 縦の項目(唇音、口蓋音・・・)は発音する際に用いる器官による分類である。 横の項目(黙音、流音・・・)は音の響きによる分類である。 ◇唇音(labials) 下唇を用いて調整する音。 ◇口蓋音(palatals) 舌の上面と口蓋との間で調整する音。 ◇歯音(linguals) 上前歯の裏または先と舌尖または舌端で調音して出す音。 ◇黙音(mutes) 発音の直前に一瞬音声が途切れて無音になる音。 黙音はさらに軟音、中音、硬音に分類される。 •軟音(無声音)(tenuis) •中音(有声音)(tenuis aspirata) •硬音(有気音)(media) ◇流音(liquids) 舌先を上あごに近づけて出す音。 ◇鼻音(nasal) 鼻の通気のみで出す音。 ◇摩擦音(sibilant) 空気の摩擦を利用して出す音。 ◇複子音(double consonants) 二つの子音を合成したような音。 ※同じ子音が二回連続する場合は促音「ッ」で発音する。 [例] Ἀβαδδών(アバッドーン)
https://w.atwiki.jp/gionshantveed/pages/25.html
旧代ダン=ラ=ハン語 dan-la-hangga^sh iepch i-makoumi 発音 däɴ lä häŋɡaːʃ (j)e̞pt͡ʃ 話される国 ニーネン=シャプチ 話者数 約260億人 話者数の順位 1位(国内) 言語系統 ・スムラント=アイユヴァン語族・北部トゥア=グヤーグ語派・マシャタラン諸語・ダン=ラ=ハン語 表記体系 ダン=ラ=ハン文字 公的地位 公用語 ニーネン=シャプチ 統制機関 執政院・国教院 旧代ダン=ラ=ハン語とは、スムラント=アイユヴァン語族の北部トゥア=グヤーグ語派に属すマシャタラン諸語の一言語。アース連邦の言語類型論的には膠着語または孤立語に近いとされている。 ニーネン=シャプチの事実上の公用語の一つに数えられていた。 目次 音韻 子音子音の一覧 声門閉鎖音 lhlの発音について 複合母音を後ろに取る場合の発音の変化 母音単母音 複合母音 二重母音 三重母音 長母音 特殊母音 綴りと発音 文型 語順 倒置法 補語 活用接頭辞 名詞 品詞の活用(活用接頭辞/活用接尾辞) 名詞の数 人称代名詞 四人称三人称所有者としての四人称 物語人称としての四人称 包括的一人称複数としての四人称 指示代名詞 格 接頭形と接尾形 名詞の数 疑問文「何」を聞くangs疑問文 「肯定か否定か」を聞くangs疑問文 疑問挟置詞の用法 動詞コピュラ動詞 関連項目 音韻 子音 ダン=ラ=ハン文字で子音を表す文字は[j]や[β̞](または[w])を除いて21種類ある。 子音の一覧 表記 発音 備考 p [p] b [b],[v] br,brrとb+複合母音の時のみ[b]で発音する m [m],[ɱ] 唇歯音の直前では[ɱ]で発音する f [f] t [t] d [d] n [n],[ɴ] r [r] s [s] sh [sh],[ɕ] 口蓋化子音 j [ʒ],[ʑ] 口蓋化子音 lh [ɬ] 口蓋化子音 lg [ɮ] 口蓋化子音 lhl 不明 口蓋化子音 l [l] 英語の発音でいう「ライトL」が主流 k [k] g [ɡ],[ɣ] 母音の後ろではしばしば[ɣ]で発音することがある rr [ʀ],[ʁ] 口蓋化子音。単語や話者ごとに微妙な発音の違いがあることがある h [h] 後ろの母音がi、uで始まるものは禁則扱い chs [t͡s] ch [t͡ʃ],[t͡ɕ] 口蓋化子音 声門閉鎖音 [ʔ]は以下の文字で使用される。 ・sの前のsh ・shの前のs ・chの前のt ・dtの前のd ・tdの前のt ・kgの前のk ・gkの前のg ・hfの前のh lhlの発音について 調音方法としては頬袋と歯茎の隙間に気流を通しながら歯茎の裏に舌をつけて頬袋の気流と共に破裂させる無声音である。 歯茎の隙間から気流を通しつつ頬袋に気流を溜め、歯茎の裏に舌をつけた状態から頬袋の気流を一気に開放させて「ひゅたー」と発音する文字を表す。言葉では説明しづらくIPAの表記もまだされていない。 複合母音を後ろに取る場合の発音の変化 ほとんどの子音が複合母音を後ろに取る場合、その発音が変化する。 ・ia、iu、ieを後ろに取る場合、軟口蓋化([◌ʲ])が発生する。日本語でいうところの「カ」が「キャ」になるような変化である。 ・ただしiuの場合、話者によっては円唇前舌広めの狭母音([ʏ])を用いることもある。 ・ua、ui、ueを後ろに取る場合、唇音化([◌ʷ])が発生する。日本語でいうところの「カ」が「クヮ」になるような変化である。 ・ただしuiの場合、話者によっては非円唇中舌狭母音([ɨ])を用いることもある。 母音 ダン=ラ=ハン語の母音には長短の区別がある。また、単母音、複合母音、二重母音、三重母音、長母音、特殊母音の六種類の区分があり、それらの順位によってアクセントが決定される。 単母音 単母音はアクセント順位が最も低い母音の種類である。従って、その単語は単母音のみで構成されている場合にのみアクセントにならず、単母音が複数ある場合には一番前の音節をアクセントとする。 /o/を除く全ての単母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 a i u e o 発音 [a],[ä] [i],[ɪ] [u],[ə] [e],[e̞] [ɑ] 複合母音 単母音を二つ続けた母音であるものの、単母音とは異なった発音をする。複合母音の前に子音が来ない場合、複合母音は「子音+母音」の形になり、子音が前に来た場合は子音の種類を変えたり別の母音になる。 複合母音のアクセント順位は二重母音より低く、単母音より高い。アクセントになりうる複合母音が複数ある場合、アクセントは一番前に来る。 全ての複合母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 ia iu ie ua ui ue 発音 [ja],[jä],[ʲa],[ʲä] [ju],[jə][ʲu],[ʲə] [je],[je̞][ʲe],[ʲe̞] [β̞a],[β̞ä],[ʷa],[ʷä] [β̞i],[β̞ɪ],[ʷi],[ʷɪ] [β̞e],[β̞e̞],[ʷe],[ʷe̞] 二重母音 単母音を二つ続けた母音で、単母音とほぼ同じような発音である。二重母音のアクセント順位は三重母音より低く、複合母音より高い。アクセントになりうる二重母音が複数ある場合、アクセントは一番前に来る。 全ての二重母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 ai au 発音 [aɪ] [aə] 三重母音 単母音を三つ続けた母音で、「二重母音+複合母音」や「複合母音+複合母音」と形式である解釈される。ごく一部の単語には母音が4つ以上つくものもあり、それらも含めて三重母音という。 ただし^(長音記号)をつけると長母音になる。 表記 aiu aie uia 発音 [aɪ̆ʏ] [aɪ̆je̞] [β̞ɨ̆jä],[ʷɨ̆jä] 長母音 長く高く発音する母音である。/o/を除く全ての単母音は^(長音記号)をつけると長母音になる。 長母音は最もアクセントの順位が特殊母音と同じく最も高い。従って強制的に長母音と特殊母音が複数ある単語では一番前の長母音または特殊母音がアクセントになります。 長音化単母音 表記 a^ i^ u^ e^ ou 発音 [aː], [äː] [iː],[ɪː] [uː],[əː] [eː],[e̞ː] [ɔː],[oː] 長音化複合母音 表記 ia^ iu^ ie^ ua^ ui^ ue^ 発音 [jaː],[jäː],[ʲaː],[ ʲäː] [juː],[jəː],[ʲuː],[ʲəː] [jeː],[je̞ː],[ʲeː],[ʲeː̞] [β̞aː],[β̞äː],[ʷaː],[ʷäː] [β̞iː],[β̞ɪː],[ʷiː],[ ʷɪː] [β̞eː],[β̞ e̞ː],[ʷeː],[ʷe̞ː] 長音化二重母音 表記 ai^ au^ 発音 [aɪː] [aəː] 特殊母音 特殊母音は長母音以外の全ての母音を無視してアクセントになる例外の母音である。発音はこの特殊母音は単母音の中間的なものと位置づけられており、必ず長音になる。 表記 io oe 発音 [yː] [œː] 綴りと発音 ダン=ラ=ハン語では、発音しづらい部分を省略したりしなかったりすることがある。また、発声的に難しい音節が消えることもある。そのような表記や発音の例外について紹介する。 sh, j, ch, lh, lg, lhlは口蓋化子音といい、ダン=ラ=ハン語における特にiを嫌う発音グループである。現代ダン=ラ=ハン語ではsh、j、ch、lh、lg、lhl、rrの七種類がこれに該当し、古代スモラヌンプラエ語ではそれぞれ[s]、[z]、[t]、[ç]、[ɡʰ]、[çɹ]、[ʍ]と発音されていたとされている。 そのため、これらの音の直後のsh、j、chは/ɕ/、/d͡ʑ/、/t͡ɕ/、と発音する。例えばshuch(晴れ)という単語は概ね[ʃəˑt͡ɕ]と発音される。 また、口蓋化子音に複合母音がついた場合、またはアンシェヌマンによって複合子音になってしまう場合は、複合子音の一文字目を発音しない。例えばmakrishiut(民族)は[mäkrɪʃuˑt]と発音される。 軟口蓋鼻音ngはほとんどの場合末子音のみに現れ、原則的に頭子音には現れない。ngを語尾に持つ単語の後ろに母音がつく場合には緩衝音としてgが挿入されます。例えば、spiang(8、八)という単語に遊置詞の属格接尾形-a^shを挿入する場合には、spiangga^sh[spʲäˑŋɡaːʃ]と発音する。 文型 語順 原則的にはVSO型(動詞―主語―目的語)である。しかし、根本的にはV1語順(先頭に動詞を必ず置く語順)の言語であるため、VOS型の文型を取る場合もある。詳細は後述を参照。 句の語順はNA型(名詞―修飾語)の語順を取る。すなわち、形容詞や副詞、または句は後置修飾の形式を取る。 倒置法 文語においてVOS型の文にすると倒置法になる。倒置法は聞き手に対して目的語を強調したり、主語の行う動作を強調したりする印象を与える効果がある。 補語 補語とは、ダン=ラ=ハン語におけるコピュラ動詞であるpnai(~になる)、nai(~である・~だ)の直接目的語のことをいう。 ダン=ラ=ハン語の形容詞は英語や日本語のように修飾する対象なしに文に置くことができず、専ら名詞を修飾するための品詞であるため、英語のSVC文型のような形を取ることはない。そのため、コピュラ動詞の主語と目的語がイコールで結ばれている状態にあるその目的語のことを補語と呼ぶのである。 活用接頭辞 ダン=ラ=ハン語では原則的に以下の接頭辞をつけることで名詞を別の品詞に活用させることができる。 動詞化の活用接頭辞a- 原形の語頭がbの名詞を動詞化する活用接頭辞am- 原形の語頭が単母音の名詞を動詞化する活用接頭辞an- 上記以外の動詞化接頭辞の例外としてau-などの形も見られる。 原形の語頭が主にs、sh、ch、lh、lgの場合の名詞を形容詞化する活用接頭辞i- 原形の語頭が主にそれ以外の場合の名詞を形容詞化する活用接頭辞is- 原形の語頭が主にs、sh、ch、lh、lgの場合の名詞を副詞詞化する活用接頭辞e- 原形の語頭が主にそれ以外の場合の名詞を副詞化する活用接頭辞es- ただし、品詞活用を行う場合、その名詞が活用した後活用接頭辞の母音を語尾に付加、または単母音置き換えを行うことや動詞化の場合は第一音節が長音化する場合、形容詞化や副詞化の場合は後ろから二番目の音節が長音化する場合があるなど、以上のパターンに当てはまらないものが多いため学習者は注意が必要である。 名詞 品詞の活用(活用接頭辞/活用接尾辞) ほとんどの名詞は、名詞を原形として動詞、形容詞、副詞の全てまたはいずれかに活用する。 例えばtelmi(色)という名詞は以下のように活用する。 telme:【名詞】色、色合い a-telme:【動詞】染まる i-telmi:【形容詞】鮮やかな e-telme:【副詞】鮮やかに・目立って ダン=ラ=ハン語では通常telmeなどの名詞を原型とし、それぞれ接頭辞a-をつけると動詞形、接頭辞i-をつけると形容詞形、接頭辞e-をつけると副詞形の品詞活用と呼ぶ。 ただし、nai(~である)、mau(可愛い)などsaf-ag(少しずつ)など一部の語彙に限っては原型が名詞以外の品詞である。 名詞の数 ダン=ラ=ハン語の名詞には四種類の名詞の数がある。それぞれ対応した示数詞と呼ばれる接頭辞または接尾辞を対象の名詞に置くことで示す。 数の種類 示数詞 単語の例 意味・役割 単数形 なし maft(一日・ある日)shapch(シャプチ正教) 抽象的な事柄や一つしかないもの、または特定のものを表す 双数形 ki-または-i(^)k ki-maft(二日)nalik(一対の耳) 二つで一対になる名詞を表す 組数形 na-または-a(^)n na-maft(数日)sua^mam(渡り鳥の群れ) いくつかでひとまとまりの名詞を表す主に3から8までが対象となる 複数形 tu-または-u(^)t tu-maft(日々)si^nggut(無数の光) 不特定多数の名詞を表す主に10以上からが対象となる 示数詞を置くことによってその名詞の発音が単母音、複合母音、二重母音、三重母音、長母音の形以外の形式になる場合、接頭辞の場合は緩衝音'nが、接尾辞の場合はその語尾の母音の置換、または以上の形になるように変化させる。 kaine(肩)→kainik(両肩) baiu(命)→baiut(無数の命) また、動詞よっては示数詞をつけることで意味が変わるものもある。 a-pagch(片足で踏む)→a-ki-pagch(両足で踏む) 人称代名詞 ダン=ラ=ハン語の人称代名詞は四つの人称を持つ。 格変化がなく、特に主語の場合は省略形を用いることもある。 .a-nipch ius i-niai .a-nipch'us i-niai アニプチュス ィニャイ (ありがとう) (注)上下どちらの例文も同じ発音である。 人 称 表 記 発 音 意 味 一人称 ius [jɪ̈s] 私 ニ人称 uesh [β̞e̞ʃ] あなた 三人称 ings [ɪŋs] 彼、彼女、それ 四人称 oush [ɔːʃ] 彼、彼女、それ、(物語上の)私、私とあなた 人称代名詞の名詞の数は二人称と四人称に限って特殊な語形を用いる。 --- 単数 双数 組数 複数 一人称 ius iusik iusan iut 二人称 uesh uesheg uengsh uech 三人称 ings ingsik ingsan iut 四人称 oush ousheg oungsh ouch 四人称 ダン=ラ=ハン語の四人称は以下の三つの性質を包括している。 三人称所有者としての四人称 .angs a-iam uesh ja-niuli^ nai^ mai-iu^lta^sh lau .she ,a-iam ius ja-oush あなたはユールトさんの友達であるニュリーさんを知っていますか。 はい。私は彼女を知っています。 例文では、話し手である私(ius)と聞き手であるあなた(uesh)、そして二人が共通で知っていると思われるユールトさんという人物(ings)という登場人物がいる。この「ユールトさん」という人物の友達や夫婦や子供など、すなわち三人称で呼ばれる人や物に関連した人や物を指す場合、四人称を用いる。 物語人称としての四人称 .karsh kun-maftra^rr ,iach a-ka^ch kapnia^rr kun-shutourrie “.a-niniot oushaifi^shjut ja-iesh a-ile-spashiai frai-trem-bni^t nin ma-iusht na” ある時、カプニャーグ博士は言いました。 「私は、自分と同じ境遇を辿った人を見捨てることはできない」 物語やおとぎ話などに代表される、伝聞を人に話す際における登場人物の一人称に用いる。これは物語だけでなく、噂話や西洋言語学でいうところの直接話法などでも用いることがある。 包括的一人称複数としての四人称 ..a-fnie^ ousha^nai ma-bni^t sha-kangs-nikra^ i-densi e-lalgte 大きなニクラーの木の下であなたと私、仲良く遊びましょう! 包括的一人称複数とは「私とあなた」あるいは「あなたと私」という意味で用いる人称代名詞のことを指す。双数で用いる場合には「私たち二人組とあなたたち二人組」といった意味で用いられること。「私の友達とあなたの友達」などの包括的三人称複数は四人称で表すことができない点に注意。 指示代名詞 ダン=ラ=ハン語の指示代名詞は四種類が使われており、対象物の距離ではなく、話し手と聞き手の関係によってそれらの種類を選んで用いる。 代名詞 日本語訳 意味 kiu これ 話し手の近くにある対象物 diu それ どちらにも近い対象物 siu それ 聞き手の近くにある対象物 pniu あれ どちらにも遠い対象物 そのため、ダン=ラ=ハン語と他の言語を比較する時に指示代名詞の種類が異なる場合がある。 .nai kiu ma-sepga^sh これは象です。 .nai diu ma-iusika^sh taupnauik この人たちは私たちの両親です。 格 ダン=ラ=ハン語には13種類の格を持つ。格を標識するのは遊置詞という品詞であり、遊置詞にはそれぞれ接頭形と接尾形がある。 格の種類 接頭辞/接尾辞 意味・役割 主格 なし 主語を表す 属格 sha-/-a(^)sh 「~の」を意味する。所有や意味上の主語や目的語を表す 与格 cha-/-a(^)ch 「~に」を意味する。動詞の間接目的を表す 対格 ja-/-a(^)j 「~を」を意味する。他動詞の直接目的を表す 具格 ma-/-a(^)m 「~で」を意味する。手段や道具の目的語を表す 所格 ka-/-a(^)k 「~で」を意味する。場所や位置の目的語を表す 呼格 なし/-i(^)che 呼びかける際に単独の名詞または名詞句に用いられるまた換体句という修辞法で表現する際にも用いられる 節格 ua-/-au 複文(節)の中の主語を表す 内格 fra-/-a(^)fra 「~の中へ(に)」を意味する。「~の中から」とする場合は出格と組み合わせて用いる 出格 sa-ks-/なし 「~から」を意味する 入格 fai-ks/なし 「~まで」を意味する 通格 li-ks/なし 「~を通って」を意味する。期間も表す .nai ius ma-meli^ .nai ius meliam 私、メリーさん。 .jai ius ka-krich sha-uesh e-srap .jai ius uesha^sh kricha^k e-srap 今、あなたの後ろにいるの。 接頭形と接尾形 格を持つ名詞を作る場合、その遊置詞の接頭形か接尾形かのどちらかを選ぶことができます。接頭形を用いる場合は前置修飾の形をとり、接尾形を用いる場合は後置修飾の形をとります。通常、文語(いわゆる書き言葉)では接頭形、口語(いわゆる話し言葉)では接尾形が好まれます。 私、メリーさん。 .nai ius meliam コピュラ動詞naiの目的語を取る場合には具格(ma-または-am)を用いる。 今あなたの後ろにいるの。 .jai ius ka-uesha^sh krich e-srap 名詞の数 ダン=ラ=ハン語の名詞には単数、双数、組数、複数の四種類の数があります。それぞれ名詞に接頭辞または接尾辞をつけることで数を表します。 数の種類 示数詞 単語の例 意味・役割 単数形 なし maft(一日・ある日)shapch(シャプチ教) 抽象的な事柄や一つしかないもの、または特定のものを表す 双数形 ki--(^)ik ki-maft(二日)nali(^)k 二つで一対になるものを表す 組数形 na--(^)an na-maft(数日)sua^man(渡り鳥の群れ) いくつかでひとまとまりになるものを表す 複数形 tu--(^)ut tu-maft(日々)si^nggut(光) 不特定多数の名詞や不可算名詞を表す 名詞の語尾が母音の時、接尾辞がくっつくことで単母音、複合母音、二重母音、三重母音以外の形になってしまう場合、その名詞の語尾の母音を無視します。 kaine(肩)→kainik(双肩) baiu(命)→baiut(数え切れない命) 疑問文 ダン=ラ=ハン語の疑問文ではangs(アンス)という付加詞をつけることによって疑問を表す。E語やその他の言語のように疑問を表す記号(クエスチョンマーク:?)が存在しない。また、平叙文と疑問文のイントネーションの違いがない。 「何」を聞くangs疑問文 angsは「何」という意味で目的語に用いることで「○○は何ですか?」または「○○は何をしますか?」という文章になる。 この目的語に用いられるangsを主語と入れ替え、angsを主語とすることによって「○○とは(一体)何ですか?」のような語調を強めた、または強調された意味になる。 これは何ですか? .nai kiu^ ma-angs 一体何をしたのですか? .tai angs ma-siu^ 「肯定か否定か」を聞くangs疑問文 angsは文頭または文末に置くことで、肯定か否定かを聞く文になる。つまり、「○○は△△ですか?」または「○○は△△を…しますか?」といった文章を作ることができる。 これはクッキーですか? .angs nai kiu^ ma-sani あなたはドアを開けますか? .angs a-chengga uesh ja-ki-sas 疑問挟置詞の用法 疑問挟置詞にはchse|angs(どこ)、nui|angs(なぜ)、ie^|angs(誰)、jut|angs(どういう意味)、pel|angs(いくつ)、pash|angs(いつ)の六種類がある。これらの挟置詞に含まれるangsはangs単独の用法と同じように名詞として目的語または主語に置くか、文頭に置きます。angsでない方は文頭に置く。 ここはどこですか? .chse nai kiu^ ma-angs そこはどこにありますか? .chse nai siu^ ka-angs あなたがたくさん食べ物を食べるのはなぜですか? .nui a-miu^rr uesh ja-tu-ma^niu i-spki jou-angs なぜあなたはたくさん食べ物を食べるのですか? .nui angs a-miu^rr uesh ja-tu-ma^niu i-spki 動詞 動詞に品詞活用の接頭辞a-がつく。 ダン=ラ=ハン語の語順はV1語順であり、動詞は概ね文頭に置かれる。ただし、接合詞や付加詞は動詞の前に置かれる場合があるので、必ず文頭に来るとは限らない。 ダン=ラ=ハン語の他動詞は目的語を一つしか取らない。辞書に[ ]で示されている格が目的語を取る格である。それ以外の修飾句は補語と呼ばれる。 文の時制や態で語形が変化することはなく、節(副文)の動詞のみ活用が起こる。 コピュラ動詞 ダン=ラ=ハン語ではコピュラ動詞と呼ばれるものが4つある。通常、動詞には接頭辞a-を伴うがコピュラ動詞にはそれがない。また、コピュラ動詞が取る目的語の格は通常具格(ma-/-a(^)m)になる。 コピュラ動詞 カタカナ 日本語の意味 nai ナイ (ma-/-(^)am)~(で)ある、~だ tai タイ (ja-/-(^)aj)~(を)する jai ジャイ (ma-/-(^)am)~(に)いる、居る、ある pnai プナイ (ma-/-(^)am)~(に)なる 関連項目 ダン=ラ=ハン語 ニーネン=シャプチ