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登録日:2017/11/19 Sun 21 48 38 更新日:2024/05/03 Fri 18 04 29NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 ※土曜夜19時30分です。 しつこい またお前らか みんなのトラウマ やっぱり負ける イーッ! ギャング ザル警備 ショッカー シンジケート テロリスト ド外道 ネオナチ ブラック企業 マフィア ライダー系悪の組織リンク 不屈 不滅 世界征服 人呼んで悪魔のショッカー 仮面ライダー 仮面ライダー(初代) 何故かなかなか立たなかった項目 全ての元凶 全部こいつらのせい 地獄の軍団 学習能力ゼロ 怪人軍団 恐怖の軍団 悪の組織 悪魔の軍団 拉致 改造人間 新しい物好き 日本一有名な悪の組織 最終的に負ける 殺戮集団 秘密結社 諸悪の根源 鬼畜 鷲 黒幕 首領「その黄泉帰りし魂で次は何を望むか」 地獄大使「世界征服に…ございます」 村枝賢一『仮面ライダーSPIRITS』より ショッカーとは、『仮面ライダー』に登場する悪の組織である。 主人公である本郷猛と一文字隼人を改造し、人ならざる者にした元凶であり、番組冒頭で毎週語られている。 なお、「ショッカー」の名前自体は、原案である『マスクマンK』の時代から既にあった。 その後、タイトルは『仮面天使 -マスクドエンジェル-』『クロスファイア』『スカルマン』『仮面ライダーホッパーキング』と変わったものの、 ショッカーの名は不変である。 ●目次 概要 作戦①資金調達型 ②技術支援型 ③要人暗殺型 ④兵器製造型 ⑤拉致型 ⑥拠点制圧型 ⑦殺戮型 構成員首領 大幹部 幹部 怪人 戦闘員 その後の顛末『仮面ライダーオーズ』 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』&『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』 『仮面ライダーゴースト』&『仮面ライダー1号』 『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』 『仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!』 『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』 その他派生作品のショッカー『仮面ライダー(漫画版)』&『仮面ライダーEVE』 『仮面ライダー THE FIRST』&『仮面ライダーTHE NEXT』 『仮面ライダーSPIRITS』 『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』 『ウルトラマンVS仮面ライダー』 『仮面ライダー1971-1973』 『仮面ライダー(SFC)』 『仮面ライダー 正義の系譜』 『AZITO2』 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』 『ロストヒーローズ』 『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 『シン・仮面ライダー』 概要 世界征服を目指す悪の犯罪シンジゲート。 この組織は「ショッカー首領」なる人物のワンマン経営に基づいており、世界各国にある支部は大幹部と呼ばれる上級改造人間が最高指揮官となる。 合議は大幹部以下の複数名で行われるため、基本的には上意下達の組織運営がなされている。 改造人間である怪人達は各々にアジトとチームが用意され首領直々に指令が下されるなどそこそこの待遇ではあるものの、最下層のショッカー戦闘員などは人造人間らしいがその扱いは悲惨その物で、 仮面ライダーに捕まったりするたびに処刑されるし、何もしなくても怪人の実験台にされる、怪人の攻撃に巻き込まれる、組織の代替わりの際に駆逐されることもある。 さて、最初の幹部ゾル大佐(後述)はナチスドイツの若き士官という設定であるが、実はショッカーはこのナチスの系譜を引いている。 ショッカーの改造人間技術を発明したのは死神博士であるが、この死神博士はナチスで博士号を取っていたのである。 そして死神博士はナチスで捕虜や犯罪者を使って改造人間を製造し、そこで首領やゾル大佐と出会った。 ナチス解体後、首領が世界征服のために作り上げたのがこのショッカーである。 故に戦闘員たちは片腕を上げて敬礼するし、ドイツの象徴とされていた鷲のような紋章を掲げているわけである。 …こう書くと「ほう、幹部の大半がナチス関係者だから、ショッカー首領はナチスの出身だったのか」と思われそうだが、その辺はぼかされておりよくわからない。 そもそも、ショッカー首領って脳だけの宇宙人だし。 こう考えると「首領がヒトラーを操ってナチスを作った」とも考えられそうだが、あくまでファンの邪推なので信じ込まないように。 GOD(*1)辺りでもっと訳の分からんことになるし。 なお、ヒトラーはGODで怪人にされてしまっている。 ショッカーの掲げる目標は「全人類の隷属」である。 その過程として、各国の首脳を改造人間に仕立て上げ、その改造人間を支配してショッカーが世界を支配する、という計画が作中で語られている。 果てしなく遠大そうだが、メキシコなど一部の国ではショッカー軍団がかなりの覇権を得ているとの描写もある。 毎週怪人たちが掲げる作戦には一貫性と言うものがまるで感じられないが、ショッカーを「企業」としてみると、 資金繰りや人材調達など、結構マメな仕事を行っていることが分かる。 アンサイクロペディアも企業として扱っている 来る怪人来る怪人、出しては仮面ライダーに各個撃破されている描写があるが、実は一部の怪人には量産化が進められている。 しかし、大量に出現させた場合には大概十把一からげにやられる。 弱点対策を講じるという発想はないらしい。 当初戦闘員や怪人は死亡すると泡になって消滅していたが(*2)、第九話のコブラ男を境に爆発するようになった。絵面は大事。 世界中で暗躍を続けていたが悉く仮面ライダー、FBI、民間組織であるアンチショッカー同盟等に潰され続け、 最終的に幹部が全滅、怪人も大半が撃破されて組織が立ちいかなくなったため、アフリカでショッカー首領が作り上げていたカルト宗教系武装組織「ゲルダム団」と経営統合。 旧ショッカーの人員はブラック将軍/ヒルカメレオン率いるゲルダムにより弾圧され、遂に殆どの怪人や戦闘員が殺されてしまった。(粛清しなくても、脳改造手術をして再度取り込むなりすれば良いのに…) その後、人員整理(物理)の果てにゲルショッカーが成立することとなる。 仮面ライダーのパロディ作品「仮面ノリダー」ではジョッカーという名前の悪の組織が登場する。 作戦 大きく分けて、以下のような7つの属性に分類できる。 ①資金調達型 強盗、盗掘、脅迫などで金を調達する。 改造人間を1体つくるだけで途轍もない金が必要だし、出資者はいそうにないというのもあって、基本的に資金調達方法はどれも超現場主義である。 そもそもこいつらがまじめに働いたり株や土地を転がしたりできるようであれば、悪いことなどしないしそんな殺人や財宝強奪などやらないだろう。 (実際、映画『仮面ライダー1号』に登場するノバショッカーは暴力行為ばかりに走る旧ショッカーの姿勢に呆れ、経済的見地からの世界掌握を目論んでいた) ただ、銀行強盗や現金の強奪といった「現金(日本円)を得る作戦」は劇中では一回もなかった。 同時期のニクソンショック(*3)、で現金への信頼がなかったのだろうか? これに該当する怪人は ナチスの財宝の在り処を知る元日本軍の軍人を脅迫し、財宝を掘り当てようとした死神カメレオン 金保管所を襲って黄金を奪い取ったコブラ男 エジプト古王朝が日本の超古代王朝に送った宝石の在処を探すためにショッカーが甦生させたエジプタス ダイヤモンド鉱山の在り処を探そうとしたイソギンチャック などが挙げられる。 ②技術支援型 科学者を襲って拉致し④の兵器製造などに協力させたり、発明品を強奪したりして技術力を挙げる。 作中、「明らかにこれは軍事利用されるだろ」的な技術を発明した科学者がいた場合、まず間違いなくその博士が今週の被害者である。 そして翌週にはすっかり忘れる。 これに該当する怪人は 光学兵器・デンジャーライトを研究していた助手を改造したヤモゲラス 自分のクローンを大量に作らせようとしたドクガンダー 液体爆薬を盗んで札幌を更地にしようとしたムササビードル 人工重力発生装置を建造しようとしたザンジオー 細胞甦生薬を奪って、死去した天才科学者を生き返らせ仲間にしようとした毒トカゲ男 電気工学の世界的権威を攫おうとしたアブゴメス などが挙げられる。 ③要人暗殺型 ショッカーの任務遂行の邪魔になる人を殺す。勿論「邪魔になる人」の中には仮面ライダーも入っており、そのためだけに作戦を組むこともある。 もしくは政府関係者などの権力者を殺す。 サボテグロンとの戦いを見る限り、FBI捜査官などはかなり多くのメンバーが亡き者にされているらしい。 コブラ男の話で警察官がショッカーに捕まり、しかも仮面ライダーに救出されているんだから、 『仮面ライダークウガ』『仮面ライダードライブ』などのように警察が捜査に乗り出してもいいはずだが、 なぜかまったくそうした描写は見受けられない(*4)。 …もしかして既に警察の上層部はショッカーと内…いかんいかん、邪推はやめよう。 該当者は ライダーを殺すためだけに作られたゲバコンドル プロレス会場で毒ガスを散布し招聘された要人を皆殺しにしようとしたピラザウルス ロケット工学の権威である並川博士を暗殺しようとしたプラノドン ライダーと仲間たちを同士討ちさせようとしたハエ男 などが挙げられる。 ④兵器製造型 ⑥の拠点制圧や⑦の殺戮に使用する武器の調達・製造を行う。これのために⑤の拉致が行われることもある。 新しく基地を作ることもあるが大抵はクソザル警備で、悉く自爆の憂き目に遭っている。科学者拉致と同じく学習能力ゼロ。 しかも、基地の近くをうろついただけで片っ端から目撃者を殺して回っているため、「神隠し事件」「近寄らないように警戒が必要」などと 新聞報道され自分達から余計にライダー達を呼んでしまうこともしばしば。アホか、こいつらは。 該当者は 毒ガスを作るため眼鏡を売り捌いて掛けた人を工場で強制労働させていた蜂女 山中にミサイル基地を建造したヒトデンジャー 殺人化学兵器製造のために女性を攫って働かせようとしたドクダリアン などが挙げられる。女性怪人多くない? また、アリキメデスなど、単為生殖が可能な改造人間の場合、幼虫や卵を育てるための要員を拉致しようとすることもある。 ⑤拉致型 雑用のために人員をかき集める。 多くはその辺から捕まえてきた奴隷であり、何の賃金も福利厚生も与えられず、戦闘員に死ぬほどシバかれた挙句、 最後は機密漏洩防止のために処刑される、よくても改造されるという最低な労働。ブラック企業の社会風刺だろうか。 ちなみに手口は怪人及び戦闘員による実力行使であり、まともな募集を装って人々を拉致するようなことはなかった。 これはおそらくFBIなどのエージェントが乗り込んでくるのを防止するためであろう。 この手口や客演作品での労働環境も合わせてショッカーはゲドンに匹敵する真っ黒な組織であることが窺える。 あと、意外にも幼稚園バスを襲撃したことは無い(普通のバスならある)。ライダーシリーズで初めて行ったのは『仮面ライダーX』のミノタウロス。 該当者は 植物園来場者を片っ端から拉致していたサラセニアン 地中潜行型改造人間の素体を集めようとしたモグラング 要人暗殺用の帯電人間の素体を集めようとしたクラゲダール ショッカー少年隊を作ろうとしたムカデラスやカブトロング などが挙げられる。 2話に登場した蝙蝠男は倍々ゲームでドンドン下っ端兵士が増える「バットウイルス」をばら撒くという滅茶苦茶効率のいい作戦に出ていたが、 これも広い意味では拉致型に当たると言えなくもない。 ギャグアニメ『仮面ライダーSD』に登場した蜘蛛男のように、むやみやたらにかき集めず選別の末に 改造人間用の身体能力に優れた人間を攫うこともある。 ⑥拠点制圧型 侵略の拠点とするため、インフラ設備を破壊したり、標的となる自治体の出入りを封鎖したりする。 寒村や限界集落だけではなく、都心部でも平気でやろうとするのだからたちが悪いが、大概ライダーに奪還・開放される。 該当者は メキシコの花でダムを破壊しようとしたサボテグロン 砂嵐で東名高速道路を破壊し流通を妨害しようとした地獄サンダー ガスタンクを破壊し大阪と東京を火の海にして経済を混乱させようとしたアルマジロング 発電所を落雷で焼き落とそうとしたエイキング 桜島を噴火させようとしたゴースター 貯水池に毒カプセルをばら撒こうとした毒蝶女ギリーラ 雪山を爆破して雪崩を起こそうとしたベアーコンガー などが挙げられる。 東京ズタズタ作戦のために地底怪獣まで蘇らせた『ウルトラマンVS仮面ライダー』の毒サソリ男もたぶんこれに該当。 ⑦殺戮型 究極の作戦。何も脳味噌を使わず「とりあえず殺す」。 何がしたいのかは全く分からず、とにかく大災害を引き起こしたり、一大テロを巻き起こしたりする。おめーらも死ぬぞと突っ込んだ視聴者は数知れず。 地獄大使が幹部の頃になると「○○○を起こしてパニックを発生させ、その隙に…」という実に単純な計画が数多く作られるようになった。 それで日本侵略できるようだったら、大きな組織だったら誰だって侵略できるしそもそも仮面ライダーは必要ない。 というか殺しすぎて国民を皆殺しにしたら隷属も征服も何もあったもんじゃない。 そのためなのか無差別殺戮自体はあれど、「皆殺し」を掲げた場合は東京都などに限定していた。 さすがにこんなバカな作戦は1クール1回くらいであるが、平然と考え着く大幹部の残酷さには舌を巻くばかりである。 該当者は 東京の地中で水爆・カマキリの卵を炸裂させ大地震を起こそうとしたかまきり男 再生怪人を引き連れ原子力研究所を破壊しようとしたトカゲロン(今だったら東日本大震災の影響で放送自粛である。) 水中爆弾で海底地震を引き起こし北海道全域に大津波を引き起こそうとしたカニバブラー フォッサマグナを爆発させて日本列島を分断しようとしたガマギラー デッドマンガスを空中から散布しようとしたギルガラス 殺人レントゲンで日本中の時計を爆発させて大量殺人を引き起こそうとしたフクロウ男 日本中に殺人音波を放送しようとしたセミミンガ などが挙げられる。 余談だが円藤祥行の『空想科学裁判』(宝島社)や盛田栄一の『空想法律読本』(メディアファクトリー)においては、これらの行動がどれほど悪質であるかが検証されている。 どちらも「現場の怪人は脳改造による『道具』としても、命令した幹部連中は間接正犯で100%死刑」という認識で一致している。 構成員 首領 ショッカー首領 昭和ライダーシリーズ全ての諸悪の根源。 「ショッカー」とは組織の名前であるが、初期にはこの首領がショッカーと呼ばれていた。 詳細は個別項目を参照。 大幹部 首領の下で直接作戦の指揮・組織の運営を担う最高指揮権限を有する幹部。軍隊で言う所の将軍クラス。 作中では3人が登場し、全員が首領によりショッカーに勧誘された悪人である(脳改造される前から忠誠を誓っていた)。 いずれも最後は改造人間に変身し、ライダーと戦った。 ゾル大佐/狼男 死神博士/イカデビル 地獄大使/ガラガランダ いずれも個別項目を参照。 幹部 現場で指揮を行ったり、作戦を補助したりする幹部。軍隊で言う所の将校クラス。 多くは生身の人間で、洗脳されるなり自分でショッカーに忠誠を誓うなりしている。 中にはサボテグロンのように怪人でありながら幹部級の奴らもいる。 ハインリッヒ博士 演:A・ウンガン CV 市川治 6.7話に登場した。ナチスの老化学者。死神カメレオンと組んで、ナチスの財宝を探そうとする。 綾小路律子 演:新井茂子 10話に登場。ショッカー女戦闘員の制服を着たマッドサイエンティスト。ヒステリックに怒鳴り散らす短気な姉ちゃん。 仮面ライダーに敗北し重傷を負ったコブラ男の再改造を担当する。 最後は用済みと見なされショッカー首領から見限られてコブラ男に焼き捨てられた。 マヤ 演:真理アンヌ 16,17話に登場したピラザウルス計画の責任者。 最後はピラザウルスが撒き散らした毒ガスから身を守ろうとしてガスマスクを付けるも、ライダーガールズに奪い取られて即死。 ハリケーン・ジョー 演:原田力 マヤと組んでピラザウルスの素体を拉致しようとしたマッチョ男。怪人のトレーナーや幹部のボディガードを担当。 軍服姿の幹部 演:飯塚実 32話に登場したガマギラーと共に列島分断計画を遂行していたおじさん。 最後はライダージャンプで乗っていたセスナ機をぶち壊されて二人仲良く地獄行き。 軍服姿の幹部 39話に登場。ゾル大佐が開く殺人大パーティーの出席者たち。大した活躍もせずに退場。 世界各地の幹部 67話で登場。モロッコやジブラルタル、シンガポールや香港にもいるらしい。 ちなみにゾル大佐は中近東支部、死神博士はヨーロッパ支部(スイス)、地獄大使は東南アジア支部の元締めである。 また映画『ビヨンド・ジェネレーションズ』(後述)には声優の立木文彦演じるカーキ色の軍服を着た幹部が登場した。 怪人 ショッカー怪人と言われる改造人間。軍隊で言う所の士官クラス。 「○○男」と呼ばれることが多いが、勿論それ以外のネーミングの怪人もたくさんいる。 ナメクジラなんて初見ではゲルショッカーの怪人だと思ってしまう人も多いのでは? 特殊ネーミングの一例 ベース生物そのまま…ピラザウルス等 男(女)以外の接尾語…サラセニアン、トカゲロン等 接頭語…死神カメレオン(*5)、ゲバコンドル等 その他捩り…ヤモゲラス、サボテグロン等 …といったパターンがあり、奇しくも平成ライダー怪人の命名パターンと符合している。 ベース生物そのまま…魔化魍、ファントム等 男(女)以外の接尾語…オルフェノク、アンデッド等 接頭語…ミラーモンスター等 その他捩り…グロンギ等 多くは生身の人間を無理矢理(ごく稀に極悪人やショッカーに傾倒する者などは同意付で)改造したものであり、当初は本郷猛のようなエリートだったり、 サッカー選手・野本健やレスラー・草加昇のように一芸に秀でた人を改造していたが、途中からは一般人や目撃者を直接改造することも多くなった。 ただ、前述した一部の昆虫怪人は素体無しで単為生殖が可能であり、エジプタスやスノーマンのように素体無しで改造された者もいる。 また、ヒトデンジャーやユニコルノス、ザンブロンゾといった化石をベースに作られた怪人や、 ゴースターのように無機物と合体した改造人間もいる。 基本的に戦闘員より立場は上で、好き勝手に部下を殺すようなクズもいるものの、 ゲバコンドルなど一部の知能の低い純粋戦闘型改造人間はタメ口を叩かれていた。 トカゲロンの「改造人間は死なぬ! 故障した個所を治せばいくらでも復活するのだ!!」というセリフがある通り、 改造人間は何度も何度も作り直されており、一部の怪人は量産化も行われている。 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』や『仮面ライダー1号(映画)』では改造人間のバージョンアップに関しても描かれ、 前者では旧態依然のシオマネキングやギリザメスが殺人光線を放ち、後者ではゲバコンドルや蜂女の最新モデルが登場した。 以下、全怪人リスト ●クリックで表示 ☆旧1号編及び旧2号編初期 『仮面ライダーSPIRITS』においては死神博士の部下であることが判明している。 蜘蛛男 人間蝙蝠 さそり男 サラセニアン かまきり男 死神カメレオン 蜂女 コブラ男 ゲバコンドル ヤモゲラス トカゲロン サボテグロン ピラザウルス ヒトデンジャー カニバブラー ドクガンダー アマゾニア ムササビードル キノコモルグ ☆ゾル大佐傘下 地獄サンダー ムカデラス モグラング クラゲダール ザンブロンゾ アリガバリ ドクダリアン アルマジロング ガマギラー アリキメデス エジプタス トリカブト エイキング 実験用狼男 ☆死神博士傘下 スノーマン ゴースター ハエ男 プラノドン カビビンガ ナメクジラ ベアーコンガー トドギラー ヒルゲリラ イソギンチャック カメストーン ユニコルノス ギルガラス ザンジオー ☆地獄大使傘下 ジャガーマン 海蛇男 ゴキブリ男 毒蝶女ギリーラ ドクモンド 毒トカゲ男 ミミズ男 フクロウ男 ナマズギラー ハリネズラス サイギャング セミミンガ カブトロング カミキリキッド ギリザメス ギラーコオロギ エレキボタル アブゴメス モスキラス シオマネキング シラキュラス バラランガ シードラゴン三兄弟 イモリゲス ウニドグマ 戦闘員 ショッカー戦闘員を参照の事。 その後の顛末 ゲルショッカーが潰れた後、ショッカー首領はしつこく デストロン GOD ゲドン ガランダー帝国 ブラックサタン デルザー軍団 ネオショッカー ドグマ帝国 ジンドグマ を立て続けに作り出すも全て仮面ライダー達によって潰される。 最後は地下帝国バダンを繰り出し最終決戦に臨むも完敗を喫し、しばらく首領は出てくることも無く、ショッカーは潰えたかに思えた。 ところが並行世界でまだ生き延びていたショッカーは大ショッカーやスーパーショッカーを作り出して他の世界の怪人たちをも抱き込み、 裏切った仮面ライダーディケイド他に潰された後もまだ残党は懲りずに活動を続けている。 ある時には魔法の力によって復活し、スペースショッカーなる組織として再構成されたこともある。 『仮面ライダーオーズ』 ショッカー戦闘員の数少ない生き残りである千堂院が登場。 カザリに騙され、仮面ライダーに復讐するためにヤミーを作り出す宿主にされる。 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』 1971年に飛んだアンクの落としたセルメダルを戦闘員が拾い、ショッカーグリードを作り出して1号・2号を撃破。 拿捕して改造を加え、彼らを扱き使って全世界に侵攻。日本は忽ち滅亡し、40年後には国連は彼らに乗っ取られてしまった。 時空が多少歪んでいる、というか初代ライダーとはパラレルなようで、1971年段階で既にブラック将軍/ヒルカメレオンがゲルダムではなく ショッカーの幹部になっていたり、既にゲルショッカーやデストロンの怪人(試作機?)が先行生産されていたりしている。 ゴルゴムやグロンギ族といった他の組織も抱き込んで、民族浄化計画を実行に移す。 大ショッカーと違い世界を渡って怪人を呼び出すというPRは出来ないが、どうやってこいつらを加入させたのだろうか。血の気の多い戦闘民族のグロンギやアンデッド、ただの人喰い怪人でしかない魔化魍、ひとつの文明を築き上げてかつショッカーよりも歴史の古いファンガイアとか手懐けるのも一苦労だと思うが… 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』&『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』 黒井響一郎/仮面ライダー3号により1号・2号はゲルショッカー壊滅直後に撃滅。 すぐさま首領はまた「ショッカー」を立ち上げ、続くV3以降の全てのライダーを倒し、世界を征服。 全ての仮面ライダー(主役級及び、『仮面ライダー剣』の4人。ただしてつをのみ脱走)をショッカーライダーに改造。 更に他の組織の幹部級怪人たちを次々にヘッドハンティングした。 実はショッカー首領による歴史改変により「分岐」した未来の出来事であり、最後は時間が修復され、消滅する。 しかし、とあるライダーの『これ以上仲間が死ぬのを見たくない』という願いを受けて歴史改変が再発。 仮面ライダー4号を生み出すための『4号計画』が実行されて……。 『仮面ライダーゴースト』&『仮面ライダー1号』 未だ残党が活動を続けており、世界各地で悪事を働いていた。 しかし幹部候補生だったハイエナ型改造人間ウルガと、そのシンパであるバッファル、イーグラが脱走し、新組織「ノバショッカー」を設立。 これにより戦闘員の1/2が引き抜かれ、立花藤兵衛の孫娘・真由に眠るアレクサンダー眼魂を巡りライダー達と三つ巴の戦いを繰り広げる。 『仮面ライダーゴースト』では第24話にてショッカー傘下のヤマアラシロイドがショッカー構成員の勧誘活動を行っていた他、 映画劇中で倒されたはずのウルガが生存して成り行きを傍観している場面や、 海外某国で仮面ライダー1号がザンジオー率いるショッカーの軍勢と戦うシーンが挿入されている。 超全集や『小説 仮面ライダーゴースト』掲載の年表によると本エピソードの時系列は映画の少し後とされており、 ノバショッカー壊滅後もショッカー残党と仮面ライダーの戦いが未だ続いていることがうかがえる。 『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』 電脳世界に逃げ込んでいたショッカー首領三世(おい、二世は誰だよ)により、現世に復活。 今まで地球に侵攻してきたあらゆる組織(スーパー戦隊の悪役含む)の電脳コピーを次々に現世に送り込み、世界征服を目論む。 ショッカー首領三世も大蜘蛛大首領の正体を現した。 手駒たちが電脳世界から召喚されたコピーヒーローたちに敗北すると、 密かに結託していた宇宙幕府ジャークマターのモライマーズロボ(かなりデカいタイプ)に乗り込み戦いを繰り広げる。 『仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!』 イカデビル率いるメンバーがデンライナーを占領するが、目的は宝くじの当選金額を得るという壮大なのかしょうもないのか判断に悩む物。 大規模な歴史改変は2度ほど失敗しているので比較的小規模な作戦内容にしたのだろうか。 財政難に陥ったのはショッカー首領三世の打倒による実力者不在とノバショッカーの離反が原因による組織の弱体化と思われる。 (経済的見地から支配を企んだノバショッカーへと自発的にせよ引き抜きにせよ経済・財政に明るいメンバーも移籍、ノバショッカー壊滅後は裏切り者として扱われるため戻れないことは想像に難くない) 偉大な悪の組織と呼ばれた連中も落ちるところまで落ちたものである。 『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』 舞台となる2021年では表立った活動はしておらず、既に滅びたかのような扱いをされている。 + だが実際は… 50年前に幹部(演:立木文彦)の実験失敗により、ギフに匹敵する凶悪な悪魔「ディアブロ」が復活してしまう。 その結果、あまりに凶暴すぎるディアブロを制御不能と判断した上層部は、スタンプに戻して基地ごと封印し、 責任失敗を被験者となった科学者・百瀬龍之介(*6)に擦り付け、ロケットで宇宙に投棄した。 そして映画冒頭でデッドマンズにより、ディアブロが再び解放されてしまった。 つまり本作における2022年以降の地球が悪魔の天下になった全ての元凶はフェニックスが掘り返していたディアブロスタンプをショッカーが強奪し、ロクな事前検査もせずにぶっつけ本番でいきなり起動実験を行ったせいで失敗し、挙句の果てに杜撰な処理で実験結果を隠蔽したせいである。 やっぱりこいつらロクなことしねぇな!! その他派生作品のショッカー 『仮面ライダー(漫画版)』&『仮面ライダーEVE』 石ノ森章太郎御大による漫画版でもほぼ同様の設定で登場するが、終盤では思いもよらぬ作戦を繰り出した。 続編の小説『仮面ライダーEVE』によれば、あの後もゲルショッカーやデストロンやジンドグマといった全ての組織を裏で操っていたことにされた。 『仮面ライダー THE FIRST』&『仮面ライダーTHE NEXT』 「Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm」(直訳 同種の血統による全体の、神聖なる支配権)略してショッカー。 死神博士にそっくりな老人、若い美女、ストリートファッションの青年の三人が大幹部として登場し、モニター上で指令を下す。 活動目的はTV版や石ノ森版と大差ないが、やることの悪質さはそれ以上。 『NEXT』ではナノマシンを大量に散布することで無差別に改造人間を作り出すというテロまで行っていた。 『仮面ライダーSPIRITS』 魂の無い傀儡として暗闇大使に復活させられる。 東京湾海底の最後の秘密基地で仮面ライダーを迎え撃つも、唯一魂が残っていた地獄大使の暴走もあって、仮面ライダーにより滅ぼされる。 これに伴い、ショッカー首領が操る組織はデルザー軍団を残しすべて滅亡、バダンもショッカー首領に反旗を翻し独立することとなる。 また、時系列がTV版の前半にあたる『旧1号&旧2号篇』では、ショッカーの犠牲となった被害者遺族の描写が掘り下げられている。 当時のショッカーは多くの人々にとって都市伝説と同じ程度にしか認識されていなかった上、 ショッカーの脅威を知らせようとした被害者遺族に対し警察もマスコミもショッカーの存在を全く信じようとしなかった。 一文字曰く「民衆はいつでも起きてしまってからしか認めようとしないもんさ」 『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』 本作においては仮面ライダーはTVの中の作り話であり、ショッカーに憧れるヤクザが覆面強盗をしたりする程度であった。 だが……? 『ウルトラマンVS仮面ライダー』 毒サソリ男なる怪人が東京ズタズタ作戦を遂行し、古代怪獣ガドラスを復活させた。予期していたものなのか、結果オーライなのかは不明。 『仮面ライダー1971-1973』 今までの比ではないほど強大な組織として登場しており、大国の核戦争による潰し合いを避けるべく世界征服を画策している。 なんと1970年の時点で携帯は愚か、2017年現在のスマホより格段に優秀なタブレット端末まで作り出している程の科学技術を有している。 「戦闘員」に当たる部門は「兵隊クラス」であり、下級な改造人間が量産されている。 所謂普通の怪人、エリートクラスは「仕官クラス」、その上は大幹部級。 首領はただ「【彼】」と称されている(リンク先ネタバレ注意)。 『仮面ライダー(SFC)』 1993年にスーパーファミコンで発売されたベルトスクロールアクション。 19××年、突如として復活を遂げ日本各地へと怪人たちが出没する。 首領は芋虫状の下半身とカマキリ状の上半身を持つ巨人デスバンイーター。 おそらくTV版首領の戦闘形態で、再生幹部を取り逃がすと吸収してパワーアップしていく。 『仮面ライダー 正義の系譜』 「邪眼」と呼称される存在によってゲルショッカーと共に復活。1972年、1974年、1988年、2004年の4つの時代で幹部達がそれぞれの作戦を率いている。 これは仮面ライダーの妨害があったとしても、どれか一つでも成功すればいいという考えのもとに行われた作戦である。 案の定、基地のある発電所に各時代のライダーが異変を察知して出現。激しい戦いを繰り広げることになった。 『AZITO2』 脱サラして悪の首領を志したプレイヤーにショッカー首領が最初に接触し、自身が手掛けた数々の組織の怪人(*7)のデータを戦力として提供する。 特筆すべきはその中にショッカー首領自身(*8)の物もあることで、分身みたいなものとはいえショッカー首領が最前線に出撃し銀行強盗や幼稚園バスジャックなどを直接行う世にも珍しい光景を見ることができる。 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』 ライダー大陸の悪の組織。 中盤で壊滅し、他の悪の組織を抱き込んでネオショッカーを設立させる。 ちなみに傘下に下ることを拒んだバダンはミサイル攻撃で滅ぼした。 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』 デルザー軍団を始めとする、昭和のライダー組織全ての軍事複合体であり、あくまで名前が「ショッカー」なだけの組織。 最高幹部(名目上のリーダー)はマシーン大元帥。 世界征服を目論み、地球圏制圧を狙うジオン公国軍(*9)と提携し、ヒマラヤ爆破、四国沈没などの悪行の限りを重ねる。 最後はシャア・アズナブル率いるネオ・ジオン軍の粛正対象にされ、全ての基地がコロニーレーザーで破壊される。 部下を見捨てて逃走したマシーン大元帥はクロスボーン・バンガードの残党狩りに遭い、バグで切り刻まれ惨殺された。 残る怪人たちは野良としてその後のステージにも出てくる。 『ロストヒーローズ』 「スーパーショッカー」名義ですべての世界の悪が手を組んだ「リジェス」の一員として登場。 ミュージアムも同じ組織に統合されている他、クライシス帝国の怪人やイマジン、多くのウルトラ怪獣も配下に置き、 グリードや巨大ヤプールとも手を組んでいる。 大幹部はイカデビル、ガラガランダ、テラー・ドーパント、恐竜グリード。 他の幹部格としてウェザー・ドーパント、ネガタロス、ボガール、カザリ、タブー・ドーパントらが所属。 タイラントとショッカーグリードを切り札としていた。なんでこう組織として纏まってるか不思議な状態。 力を失った1号と2号をトドギラーの冷凍シュートで捕え、さらにエクストリームメモリとアンクのコアメダルも奪ってヒーローたちの力を削いでいた。 しかし、アジト・キューブでの戦いで1号と2号、ウルトラ兄弟を救出されたうえ、協力者のヤプールが倒される。 そして本拠地のショッカー・キューブでの決戦では次々に幹部や配下の怪獣達も倒され、 ヒーロー達も力を取り戻してイカデビル、ガラガランダ、テラーが倒されたことで壊滅した。 しかし、恐竜グリードはウルトラマンベリアルとともにジェノサイド・キューブの怪獣墓場で最後までヒーローの前に立ち塞がる。 なお、首領はストーリーに一切関わらず、クリア後の裏ボスとして登場。 「ゲルショッカー首領」名義だが、実質レッツゴーの時のものになっている。 裏ボスらしくとんでもなく強いが、HPが残りわずかになると自爆する。 『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 残党のネヴァンにより、過去のあらゆる怪人たちを蘇らせ世界征服に着手する。 『シン・仮面ライダー』 「Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling(計算機知識を組み込んだ再造形による持続可能な幸福組織)」の略称。 人類の幸福を目的としており、世界征服は目的としていない。 以上の通り、ショッカーは未だに滅びていない。 悪と善が同一の混沌から生まれる、というのは石ノ森作品において最大のテーマであり、ショッカーもまたそうした混沌に他ならないのである。 いかに残党を潰そうと、幹部を倒そうと、首領を騙る傀儡を滅ぼそうと、ショッカーが死ぬことは永遠に無い。 人間の欲望と悪意がある限り、ショッカーを滅ぼすことは不可能なのだから。 そう、9人の戦鬼を世に送り出した黒い幽霊達がそうだったように……。 だからこそ仮面ライダーは、今日も人類の自由のために闘い続ける。 「闘いますよ たとえ甲斐がなくても…」 「ショッカーの敵…そして人類の味方」 「それが『仮面ライダー』の使命なのだから」 「たとえ未来が変えられなくても見過ごせない今を救えるのなら…」 村枝賢一『新仮面ライダーSPIRITS』より その戦いに、終わりがないと知っていたとしても。 邪魔な追記は許さんぞ 修正 それゆけ 冥殿軍 人呼んで アニヲタwiki △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\イ-ッ!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 日本支部だけでなく、ヨーロッパ支部と南米支部も仮面ライダーの手で壊滅させられたが、他の国の支部は、仮面ライダー以外に壊滅させられた辺り、弱いのか?どう考えても改造人間に普通の人間が敵うわけないし。 -- 名無しさん (2017-11-20 00 02 04) ショッカーの首領になったのって今何人いるっけ?士やたっくんも含めて -- 名無しさん (2017-11-20 00 32 15) ↑2 当時ライダーが二人しか居なかったためかその後の後継組織より長期間活動してる上に残党も後が断たないしライダーがヨーロッパや南米を中心に活動してただけで他支部も基本ライダーに壊滅させられたんじゃないの? -- 名無しさん (2017-11-20 04 28 23) これで何で負けたと突っ込みたくなるほど後から後からわいてくるジオン残党みたい>ショッカーは未だに滅びていない -- 名無しさん (2017-11-20 09 16 55) ↑じ、ジオンは連邦の物量と上のごたごたのせいだろうし……ッ -- 名無しさん (2017-11-20 09 27 58) 今思えば、鎧武のユグドラシルコーポレーションみたいに各国の政治家とグルになっててもおかしくないよな -- 名無しさん (2017-11-20 09 42 23) 仮面ライダー正義の系譜では邪眼に組織ごと乗っ取られた。 -- 名無しさん (2017-11-20 11 07 02) 未だに「仮面ライダー」の項目ってないのか… -- 名無しさん (2017-11-20 12 07 07) ショッカーの真の首領がSPIRITSに出てる「JUDO(スサノオ)」なのかな? -- 名無しさん (2017-11-20 12 29 43) 「ナチス残党のテロリスト」って肩書きは1970年代ではここ20年間と比べて重みも強かったのかな? -- 名無しさん (2017-11-20 15 39 36) ショッカー首領1世→納谷さん。2世→関智一さんか。 -- 名無しさん (2017-11-20 18 37 08) ↑x6ショッカーは常に秘密裏に行動し、そして多くの個人をこっそりとショッカーのいいなりにしてしまう。そのため、いつの間にかショッカーの支配下になっている国というのは相当数存在すると考えられる。 -- 名無しさん (2017-11-20 21 26 56) 強殖装甲ガイバーのクロノスはある意味、ショッカーが目指した世界征服のなれの果てだと思う -- 名無しさん (2017-11-21 00 47 00) HEROSAGAでは首領の正体=B26暗黒星雲から来た宇宙人がつまらない地球征服を面白くするために作った組織。 -- 名無しさん (2017-11-21 13 43 50) ゴーストの年表だとヤマアラシロイドが勧誘活動してたのは、1号よりも後。しぶといなショッカー -- 名無しさん (2017-11-21 22 18 46) ↑ライダーいるかぎりショッカーは不滅 逆も然りだけどね -- 名無しさん (2017-11-28 10 59 41) ネオになったときの戦闘員の末路が・・・。 -- 名無しさん (2017-12-05 09 57 07) とりあえずダムに毒流しと子供のいるバスをハイジャックしておけば・・・。 -- 名無しさん (2017-12-05 09 58 13) 歴代怪人軍団が集結は兎も角、春映画や、スーパー戦隊等のコラボSPになると、お馬鹿っぽく描かれたり、誰もショッカー&ゲルショッカーを知らなかったり、ナチスの残党という設定がない・・・等々の雰囲気・感じになってて、その描写・展開・状況が・・・どこか・・・物悲しく感じることがある・・・個人的ですが・・・。 -- 名無しさん (2017-12-05 22 22 13) 初期の怪人、マスクの下にスーアクの目が見えるからアップになるとめっちゃ怖い -- 名無しさん (2018-06-03 09 24 20) 仮にショッカーが滅びたらハイブリッド・インセクターみたいに守るべき人類が手の平を返して一方的に仮面ライダーを潰しにかかるだろうな -- 名無しさん (2018-06-04 02 27 10) ライダーにそんなシニカルいらん -- 名無しさん (2018-06-04 08 11 32) ↑4 仮面ライダー1号とか、ゴーストの映画だからそういうのは優先しないだろうと察してはいたけどやっぱりライスピみたいなのを求めずにはいられないから困る -- 名無しさん (2018-06-09 23 17 34) 『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』でまさかのご本人達登場 ショッカーはいるが、ライダーもいるのかな? -- 名無しさん (2018-07-01 20 50 11) 二世は多分大ショッカーの大首領だった彼ではないだろうか -- 名無しさん (2018-08-20 21 36 49) たまにショッカーよりジョッカーのほうがまともな作戦立ててるんじゃないかと思うことがある -- 名無しさん (2018-09-10 05 22 44) 第三帝国も地球外生命体や地底人とのコンタクトをとってたし首領もそれに呼ばれてきた存在なのかもしれない -- 名無しさん (2019-07-13 13 50 14) 令和ライダーシリーズの世界でも、いまだに悪事を続けていそう -- 名無しさん (2019-08-31 12 59 08) 思想はオウム真理教及び昨今のカルト宗教団体に通づるものがある。因みに過去の仮面ライダーが地上波で再放送できないのはそれが理由らしい。50年前では絵空事で済んでいたことが現実になってしまったということよ。 -- 名無しさん (2020-10-12 07 47 51) 蝙蝠男(人間蝙蝠)だけ専用ページがないのか…最メジャークラスなのに -- 名無しさん (2021-01-05 03 41 49) ↑2 そもそも昭和特撮の再放送自体が今じゃほとんどないんだから別に関係ないと思うけど… -- 名無しさん (2021-12-13 12 43 44) ↑3 思いっきり地上波のMXで初代再放送してる時期じゃないか、その書き込み… -- 名無しさん (2021-12-13 13 14 37) 首領はナチ残党や各国の犯罪結社とコンタクトしてショッカーを結成する一方で、ゲルダム団とも接触して第二の組織結成の準備も怠りなくやってたんだな。 -- 名無しさん (2021-12-14 03 56 19) シン・仮面ライダー....庵野監督さんによる「 ショッカー 」はどのように描かれるのだろうか....?ゼーレやネオアトランティスをオマージュしたような組織になるのか、戦車などの火器・銃器を扱う特殊部隊が出るような組織になるのだろうか?? -- 名無しさん (2022-01-02 23 19 57) 『ビヨジェネ』の幹部…騒動の発端という意味で「マジでダメなオッサン」じゃねーか ここには記載されていない『プリティ電王』では当たりくじを狙うほど財政面で困窮していたがやはりノバショッカー分裂騒動はダメージ大きかったのか -- 名無しさん (2022-01-03 18 22 05) 「ナチスドイツに通じる組織」が「平和と自由を守る個人」と闘うのだから、結局「戦前」対「戦後」の戦いなのよね… -- 名無しさん (2022-04-07 22 17 53) 首領の正体や姿はそれこそいくつもある「仮面」にすぎない。作品によっては人間を生み出したのも首領で、強いて言うなら歴代の仮面の戦士に理不尽を与える神。 -- 名無しさん (2022-04-07 22 56 25) ↑4 公式アプリ見た感じだと、「幸福になるために改造人間になって人間を辞めろ」っていうカルト宗教寄りの組織みたいね -- 名無しさん (2022-05-23 19 27 10) 子供向け番組のなんちゃって悪党的に語られることあるが、ネタ的にツッコミながら視聴できるだけでやってること自体はえげつない重犯罪組織 -- 名無しさん (2022-08-15 08 18 47) 初代ピラザウルスが自分の毒ガスで死んだのもよくネタにされるけど、拉致されて怪人にされた挙句、ああやって改造の不具合のせいで無惨に死んで行った人間が他にあと何人いるんだろうか、と考えると正直あまり笑えないシーンだと思う -- 名無しさん (2022-08-15 10 09 54) 名前 コメント
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1970 米国、機械化歩兵装甲ハーディマンの実戦部隊を前線配備人類初のFP(Feedback Protector)兵器を運用する実戦部隊が月面戦争へ投入される。 1971 日本、機械化歩兵装甲の導入と研究開発を決定第一次月面戦争における戦果から、国産可能かつ有効な対BETA兵器としてFPの導入と、それに伴う基礎研究の開始を決定。 1972 欧州、EU統合及びNATO軍再編異星起源種との戦争という状況に後押しされる形で、EC(欧州共同体)がEU(欧州連合)へ発展。 米国、同盟各国に試作戦術機の存在を公表政府の情報公開を受けて、開発メーカーであるマクダエル社が、同盟各国に売り込みを開始。 日本、新型兵器F-4戦術機の導入を即時決定メーカーへの要求仕様の検討に入る。日本機専用装備として近接戦用の長刀を発注。 1973 04.19:中国新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)にBETAの着陸ユニットが落下。中国とBETAの戦闘が始まる。 オリジナルハイヴ(H1 甲1号目標)の建設を開始。 BETA群が西進を開始中国は、優勢な戦況を背景に国連軍の派遣を拒否するが、光線属種の出現により、人類側の航空戦力を無力化される。BETAの物量に抗しきれず、中ソ連合軍側は撤退を重ね戦術核を用いた焦土作戦で対抗するも実質的な効果なし。 ソ連、共産党政府非常事態宣言発令国家の全機能を軍の統制下に組み込み、全国民を軍属に編入。この施策により、非ロシア民族の殆どが兵役に就き、その子息も軍の教育施設で兵士として成育された。 月面、第一次月面戦争終結 プラトー1を放棄するBETAの地球侵攻を受け、国連航空宇宙総軍司令部が恒久月面基地プラトー1の放棄と月からの全面撤退を宣言。月がBETAの完全勢力下に。 国連、オルタネイティヴ3発動直接的な侵攻と驚異の物量に歯が立たない実状を受け、決定的な成果を生まないオルタネイティヴ2が見切られ、ソ連主導のオルタネイティヴ3への移行が決定する。 中国・ソ連、焦土作戦開始異星文明技術の独占を狙う中国は緒戦が優勢に推移した事から国連軍の受け入れを拒否。その後、光線級の出現によって航空兵力が壊滅し一気に劣勢に追い込まれる。同盟国のソ連に救援を求めるも時既に遅く、敗走を重ねた結果、戦術核による焦土作戦に踏み切るがBETAの勢いは全く衰えなかった。 1974 07.06:カナダ、サスカチュアン州アサバスカにBETAユニット落着落下したユニットに対し、米軍が喀什の教訓を生かし着陸とほぼ同時に戦略核の集中運用でBETAを殲滅するが、カナダの半分が汚染され人が住めなくなる。 国連、世界人口の激減を警告国連統計局が世界人口が約30%減少したと発表。原因はBETA大戦の影響。 米国、戦略防衛構想(Strategic Defence Initiative)発表喀什とカナダへのBETAユニット落着に危機感を抱いた米国は、宇宙空間でのBETA着陸ユニットを迎撃する軌道防衛体制の強化を謳った。人工衛星や軌道ステーション、宇宙往還機がBETA光線属種の攻撃対象とならない事実から、衛星軌道上に前哨線を設置し、それまで個別に行われていた空間迎撃、軌道迎撃、高々度迎撃、地表迎撃を統合的に運用し盤石の防衛ネットワークを築く事を提唱。(翌年には国連が国際防衛計画、所謂SHADOWとしてこの構想を採択し世界規模の計画に発展・昇格した) 米国、人類初の戦術機F-4 ファントムを実戦配備補助兵装としてCIWS-1(65式近接戦用短刀)、CIWS-2(74式近接戦用長刀)、WS-16c(突撃砲 105mm滑腔砲・20mm機関砲)を同時に採用。 米国、サイン計画発動 BETA鹵獲技術の研究を開始アサバスカから回収した着陸ユニットの残骸がロスアラモス研究所に搬入され、ウィリアム・グレイ博士指揮の下、敵性先進技術の研究が開始される。 日本、74式近接戦用長刀のライセンス生産開始納入された74式近接戦用長刀のライセンス生産を開始するが、機体は納入されず。アサバスカ事件を受けて、米国議会は北米の対BETA防衛力を優先的に高める法案を決議。最前線である欧州供給枠は据え置かれたため、日本の供給順序が降格される。 日本、戦略防衛構想に参加プロメテウス計画での実績と基礎技術研究を高く評価した米国が、計画への参加を要請。帝国議会はその真意が経済協力であることを見抜きながらも、BETA有事(本土上陸)に抗するには米国の軍事力に頼らざるを得ないため、即時参入を表明。 10月:BETA、マシュハドハイヴ(H02 甲2号目標)建設開始衛星探査により旧イラン領マシュハドに喀什と同様の地表構造物が発見される。更なる調査で門(ゲート)、地下茎構造(スタヴ)等が確認された事からH 02マシュハドハイヴと命名される。これに伴い喀什ハイヴにもH 01の呼称が与えられた。折しも着陸ユニットの宇宙迎撃システム構想が進められる中、ハイヴが分化するという衝撃の事実が判明する。 1975 BETA、ウラリスクハイヴ(H03 甲3号目標)建設開始黒海沿岸を北上したBETA群がソ連領カザフスタン州に侵入。ウラリスクにハイヴが建設される ソ連、共産党政府がハバロフスクに首都機能を移設BETAの侵攻に圧迫される形で共産党政府はハバロフスクに首都機能を移設。国内主要産業や軍需産業の疎開が始まる。 米国、HI-MAERF計画開始人類未発見元素・グレイ11を応用したハイヴ攻略兵器「XG-70」と専任護衛戦術機「XF-108」の開発が始まる。ロックウィード、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムが三社合同プロジェクトとして受注。 国連、対宇宙全周防衛拠点兵器群建設開始二度にわたるBETA着陸ユニットの飛来を受け、国連安保理にて大気圏外迎撃システムの構築が決定。月軌道監視網・L1早期核投射プラットフォーム・地球周回軌道核攻撃衛星群による最終迎撃ラインの3つを柱とする対宇宙全周防衛拠点兵器群「シャドウ(SHADOW:Spaceward Hardwares for All-Round Defensive Ordnances and Warheads)」を構築開始。 日本、空軍を解散し、陸、海、航空宇宙の各軍に再編 ソ連、MiG-21 バラライカを配備開始 中国、殲撃8型を配備開始 1976 BETA、ユーラシア大陸を北進喀什から西進していたBETA群は東欧一帯を勢力下に収めた後に北進、ソ連領ヴェリスク・ミンスクの2ヶ所にハイヴの建設が開始される。 BETA、ヴェリスクハイヴ(H04 甲4号目標)建設開始 BETA、ミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)建設開始 日本、曙計画始動F-4の導入に伴い、帝国軍・民間企業合同の戦術機開発・運用技術研修プロジェクト「曙計画」が始動。合同研修チームが米国に派遣される。世界的な戦術機供給不足を解消するため、米国は同盟国に対し戦術機開発を奨励し、各国の技術研修チームの受け入れを開始。F-4供給順の降格に失望した帝国国防省は独自開発を強く進言し、派遣へと繋がった。 米国、F-5 フリーダムファイターを輸出開始量産性の高さから欧州に優先的に供給され、アジア枠は3割以下となる。 米国、F-11 タイガーを配備開始開発メーカーであるグラナン社は、F-4供給の順番待ちをしている日本などアジア各国に対し売り込みを開始する。扱いやすい機体であったが試作機の改良に伴う重量増が主機の出力不足を引き起こし、短期間でF-4に代替された。改良型の売り込みが斯衛軍にも行われた。 日本、F-4J 撃震の試験運用開始戦技研及び教導部隊への部隊配備が開始される。日本へのF-5及びF-11の売り込みが激化。F-4キャンセルを恐れたマクダエルは対抗策として一個中隊12機と、その運用に必要な周辺機材や部品を先行納入する。 仏、ミラージュⅢを配備開始 英国、独、伊、トーネードを配備開始 スウェーデン、J-35 ドラケンを配備開始 イスラエル、クフィルを配備開始 1977 BETA、ウラル山脈に到達ウラル山脈の南端に達した喀什のBETA群がソ連領に侵攻。ソ連北西部までをその支配下に置き、ソ連領バルバシ湖の北にエキバストゥズハイヴの建設を開始した。 BETA、エキバストゥズハイヴ(H06 甲6号目標)建設開始 世界、各国でオルタネイティヴ計画誘致の動き他国に対BETA戦略のイニシアチヴを持たれることを嫌った国々が、次期オルタネイティヴ計画を見越した基礎研究分野に大規模な予算配分を開始する。なかでも米国はBETA由来技術(アサバスカ事件で鹵獲したG元素)などを精力的に研究しオルタネイティヴ計画の主導権争いで優位に立つようになった。 オルタネイティヴ3による対BETA陽動効果の実証実験開始オルタネイティヴ3で確認されたBETAに対する陽動実験の追試がユーラシアの各戦線で本格的に行われ始める。その結果、BETAの戦術情報伝播モデル(各ハイヴに独立した作戦立案機能と支持命令系統が存在するという考え、情報を収集したBETAがハイヴに戻ると約19日間で全個体にその情報が行き渡り、その後同一派生系に属する全てのハイヴにその情報が即時伝播されてしまう。以降その情報に対してBETAは何らかの対策を打ってくる事が有り、2001年の歳末にはその動きが非常に多く見られた)の推定までに至った。 日本、77式(F-4J) 撃震の実戦配備開始F-4実戦部隊が稼働開始。西部方面隊第8師団が優先される。 米国、A-6 イントルーダーを配備開始戦術機史上初の水陸両用機。長距離侵攻用の母機となるソードフィッシュ級中型潜水艦も同時に配備が開始される。 1978 東ドイツ、月光の夜(モントリヒトナハト)事件東ドイツ国家人民軍(NVA)の高級将校を中心とした反体制派によるクーデター未遂事件。 欧州、パレオロゴス作戦NATO・ワルシャワ条約機構連合軍によるミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)攻略作戦。2ヶ月の激戦後、全欧州連合軍を陽動に、ソビエト陸軍第43戦術機甲師団・ヴォールク連隊がミンスクハイヴ地下茎構造への突入に成功するも数時間後に全滅。後に「ヴォールクデータ」と呼ばれる貴重なハイヴ内の観測情報を人類にもたらす。 BETA、ユーラシア北西部制圧パレオロゴス作戦の報復であるかのようなBETAの一大攻勢によりソ連は東西に分断され、前作戦で消耗しきった欧州戦線が全面瓦解。ユーラシア北西部から人類は完全に駆逐される。 BETA、スルグートハイヴ(H07 甲7号目標)建設開始ソ連領スルグートにハイヴが建設される。 中東、第一次聖戦連合軍結成BETA侵攻圧力に抗する為、中東諸国は聖戦を宣言。宗派の枠を超えて一斉反抗作戦を展開し、一時的に戦線の押し上げに成功する。 ソ連、オルタネイティヴ3本拠地を疎開BETAの侵攻を受けて、ノボシビルスクのオルタネイティヴ3本部がハバロフスクへの移設される。 米国、A-10A サンダーボルトⅡを実戦配備フェイアチルド社が開発した拠点防衛と支援に特化した重戦術機、 サンダーボルトⅡの実戦配備が開始される。同機の高い戦車級浸透阻止能力は特に欧州戦線において高い評価を得た。 1979 米国、ムアコック・レヒテ機関の臨界実験成功カールス・ムアコック博士とリストマッティ・レヒテ博士の共同実験が成功。抗重力機関技術が確立される。 米国、サンタフェ計画発動HI-MAERF計画参加者より、「ML理論に基づく戦略的破壊兵器に関する覚書」が大統領・ハリー・オラックリンに対し極秘裏に提出された。同年、ML機関をより単純な臨界超過反応兵器として応用する別計画がスタートした・・・G弾開発計画の幕開けである。 米国、戦術機生産技術移転を制限各国の技術習得が進み現地生産などによる前線の戦術機不足が解消され始めた事を受け、米国議会は次世代戦術機生産技術の対外移転を禁止する法案を可決。 日本、教育基本法改正優秀な対BETA主力兵器の衛士を育成するため、英才教育環境と適性者抽出システムの構築が開始される。 日本、曙計画終了第一世代戦術機開発・運用に関わる基礎技術の習得が完了する。 国連、バンクーバー協定発効統括の無い戦闘がBETA支配域急拡大を招いたとし、ハイヴ攻略作戦をはじめとした対BETA戦争を国連主導にて行う事が国連安保理決議として採択される。加盟各国の対BETA交戦権は自衛権及び集団的自衛権に限定され、鹵獲品も国連管理下とする事が明文化された。 1980 欧州、ECTSF(European Combat Tactical Surface Fighter)計画始まる英・独・仏を初めとするNATO各国が同計画に合意。1985年の実用化を目標として、各国共同研究が始まる。 国連、アジア及び欧州各国の政府及び難民の受入先の仲介交渉を開始 ソ連、米国に対しアラスカ売却を打診売却は拒否されるが、租借という方向で協議が進む。 ソ連、MiG-23 チボラシュカを配備開始 米国、LWTSE計画始動近接戦用戦術機技術研究の一環として、軽量・小型且つ高い機動性をもった機体の技術実証試験が始まる。この計画によりYF-16,YF-17が開発された。制式化の予定は無いとされた計画だったが後にHi-Low-Mix構想の出現を受け、実戦機開発計画へと昇格した。 日本、徴兵制度復活欧州、アジアの各戦線に於ける人員損耗率を鑑み、帝国議会は陸軍戦力の再編と増強を決定。これに伴い徴兵制度が復活した。 1981 BETA、北欧圏へ進攻78年のBETA一大進攻により兵力が弱体化した中ソ連合軍、欧州連合軍はBETAに押されるような形で北欧最後の砦であるスカンジナビア半島に後退、10年以上続く北欧戦線は更に過激さを増す。 BETA、ロヴァニエミハイヴ(H08 甲8号目標)建設開始スカンジナビア半島に侵入したBETA群が、フィンランド領ロヴァニエミにハイヴの建設を開始。 欧州、ダンケルク作戦発動BETAの西欧州進攻を受け、欧州各国は文明・民間人をアフリカ、南米、東南アジアへ脱出させるダンケルク作戦を発動。以降1984年まで継続。(*1) 米国、ATDP計画始動米国防総省高等研究計画庁(DARPA)、陸軍、NASAによる第3世代機技術を模索・確立する為の先導技術実験機計画。実験機X-29が製造された。 国連、SHADOWの部分運用開始 日本、81式(A-6J) 海神を配備開始 仏、ミラージュ2000を配備開始 1982 米国、ソ連のアラスカ租借を議会承認 期限は50年間当該地域住民の移送が始まる。また、ソ連でも各方面で移設準備が開始される。同時に米国は軍事的な保険措置として、米ソの国境を跨ぐ形で存在するユーコン基地とその周囲の地域を、国連に50年間無償貸与した。 日本、82式(F-4J改) 瑞鶴を配備開始 日本、国産次世代機開発研究機構発足82式開発の純国産開発挫折を受け、対米技術格差を埋めるべく、官民一体の国産次世代機開発の統合研究が開始される。 米国、F-14 トムキャットを配備開始本格的な第二世代戦術機の実戦配備が始まる。 1983 欧州、海王星(ネプトゥーン)作戦ポーランドに展開するBETAの誘出撃滅と、それによる欧州の戦況好転を目的とした国連軍、米国軍、欧州連合軍、ワルシャワ条約機構軍による4軍合同の一大反攻作戦。投入兵力の総計は、艦艇300隻、戦術機500機、ヘリ400機、総員兵数30万人以上。(*2) 喀什のBETAの西進が進み、西欧州が主戦場になり始める。欧州連合軍は河川部を駆使した遅滞防御を行ったが、奮闘も虚しくベルリンが陥落。 米国、ATSF計画始動BETA大戦後の世界を見越した次世代戦術機の開発が米国で開始される。 日本、耀光計画始動ATSF計画始動を受け、国産次世代機開発研究機構は目標を第3世代機開発へと方針転換。 欧州、EU本部をロンドンへ移転EUは本部機能をブリュッセルからロンドンへ移転。ベルファストの本部が完成するまでの一時的措置。 ソ連、MiG-27 アリゲートルを配備MiG-23の強化改修型であるMig-27は、配備時には既に旧式化していた機体だったが、MiG-21を代替する主力機として長年ソ連軍を支え続けた。 1984 BETA、本格的な南進を開始ヒマラヤ山脈を迂回した喀什由来の大規模BETA群がインド亜大陸に侵入。中近東方面からの侵攻を受けたインド亜大陸各国軍は、ヒマラヤ山脈を盾に東南アジア諸国と緊密な連携を保ちながら約10年間持ち堪えるが、結局物量に圧され、スリランカに連合司令部を移設し防戦を継続した。 BETA、アンバールハイヴ(H09 甲9号目標)建設開始イラク領アンバールにハイヴの建設が開始される。これにより、中東戦線は大きな撤退を強いられると同時に石油資源の不足が深刻なものとなりつつあった。 BETA、ノギンスクハイヴ(H10 甲10号目標)建設開始 日本、非炭素系疑似生命の基礎研究開始帝国大学の霧山教授は、開示された歴代オルタネイティヴ計画の研究データを精査し「人間よりもコンピューターに強い反応を示すBETAに対し、炭素生命体によるコミュニケーションは不可能」という仮説を導き出し、非炭素構造擬似生命に関する論文をまとめた。欧州各国の敗走に危機感を募らせた帝国政府は、国連軍を防衛戦力として国内駐留させるための方策として次期オルタネイティヴ計画の誘致を決定。霧山仮説とその論文を極秘とし、国費による非炭素構造擬似生体と擬似生命プログラムの基礎研究を開始した。 ソ連、MFPTI計画始動MiG-23/27の失敗を挽回すべく、米国のATSF計画に対抗する多機能前線戦術機計画(MFPTI=МФПТИ)が開始される。 国連、SHADOWの運用開始地球周回軌道での核攻撃をベースとした最終防衛ライン「アーテミシーズ」が完成。L1早期核投射プラットフォーム「スペースワン」で目標を変更仕切れなかった場合の対処が可能となる。 米国、F-15C イーグルを配備開始マクダエル・ドグラム社のF-15C イーグルが配備開始。F-4更新機として開発され、遠近共に高い対BETA戦性能を誇る汎用第2世代戦術機として世界各国で採用された。 1985 BETA、ブダペストハイヴ(H11 甲11号目標)建設開始ハンガリー領ブダペストにハイヴの建設が開始される。これにより、欧州戦線でのBETAの侵攻は更に勢いを増す。 日本、オーストラリア、オセアニア諸国と経済協定締結帝国政府は西日本が戦場になった場合を想定し、国内の主要産業、各種重工業や製造業等の生産拠点を海外に新設する方針を固め、オセアニア圏、ニュージーランド、オーストラリア等の各国に工業プラントを相次いで建設。 ソ連、国家基幹機能のアラスカ移転が完了オルタネイティヴ3本拠地、ハバロフスクからアラスカ州タルキートナへ政府機能や軍事施設に続き、基幹産業、各種生産基盤そして多くのロシア人の疎開が完了。以降ソ連軍は、ベーリング海を挟んだ極東ロシアを絶対防衛線として位置付け、国土奪還の戦いを続ける。 EU、BETA侵攻により、西独、仏が相次いで陥落。パリ攻防、ダンケルク撤退戦に続いて英国本土攻防戦始まる。 仏、ECTSFの主機選定で自国製主機の採用を強硬に主張。英、西独と対立し、翌年にECTSF計画から脱退する。 1986 BETA、リヨンハイヴ(H12 甲12号目標)建設開始フランス領ローヌ県リヨンにハイヴの建設が開始される。英国本土への侵攻に続き、イベリア半島へのBETA侵攻が開始される。 米軍、F-16 ファイティングファルコンを配備開始F-14、F-15の調達コスト高騰への対策として「Hi-Low-Mix」構想を策定した米国政府は、技術研究目的のLWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を実戦機開発に格上げし、ゼネラルダイノミクス社開発の第2世代戦術機F-16を完成させる。同機はF-5Eを更新する軽量戦術機として多くの国で採用された。 アジア、中国と台湾が対BETA共闘条約に調印 統一中華戦線が誕生 08.18:日本、次期主力戦術機選定に関して、日米合同演習を実施日本帝国の次期主力戦術機選定に向けた日米合同の異機種間戦闘訓練(DACT)が、矢臼別演習場で行われる。本演習に於いて帝国斯衛軍の巌谷大尉はF-4j改でF-15を破るとい快挙を成し遂げた。 日本、帝国本土防衛軍を創設帝国軍は戦線の本土接近を鑑み帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊・本土防衛軍を創設。自国領の死守を戦略目標として軍組織を再編。 スウェーデン、JA-37 ビゲンを配備開始 EU、米国からのF-15、F-16輸出攻勢が強まる。それに伴い、西独がECTSF計画の大幅な遅延を理由として、同計画からの撤退とF-15導入を示唆。 1987 欧州、欧州各国政府が英国とグリーンランドへ避難BETA群の本格的な西進に抗しきれず、難民の欧州大陸脱出を支援するためポルトガル領内に踏みとどまっていた各国政府が、英国領やグリーンランド、カナダなどに首都機能を移設。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 7月:米国、五次元効果爆弾(通称G弾)の起爆に成功ニューメキシコ州ホワイトサンズで行われた「モーフィアス実験」にて小規模ながらG弾の制御された起爆に成功し、G弾実用化への道を開いた。 11月:米国、HI-MAERF計画の中止を決定計画の遅延に加え、より安価で実用的なG弾の実用化に目処が立ったため、国防省が中止を決定。 日本、琵琶湖運河の浚渫工事が始まるインド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備された。 米国、F-18 ホーネットを配備開始 ソ連、MiG-25 スピオトフォズを配備開始 EU、実質的な単独開発国となっていた英が、ECTSFの要求仕様を、近接機動格闘戦能力を重視した第三世代水準機へ転換すると発表。 国連、日本帝国及びオーストラリアの常任理事国入り。常任理事国が米英仏ソ中日豪の7カ国になる。但し、日豪の拒否権は20年間(2007年まで)凍結。 1988 日本、教育基本法全面改正衛士の育成を主眼に置いた全面的な法改正。義務教育科目の切り捨てや大学の学部統廃合が始まる。 米国、国連に次期オルタネイティヴ計画案を提示オルタネイティヴ3に見切りを付けた米国が次期予備計画の招集を待たず、新型爆弾(G弾)によってハイヴを一掃する対BETA戦略を計画案として提示。G弾を限定的に使用し外縁部のハイヴを攻略。G元素の獲得→G弾の量産というサイクルを繰り返し、最終的に大量のG弾による飽和攻撃でオリジナルハイヴを含むユーラシア中心部のハイヴを一掃するというもの。 国連、トライアッド演習実施国連宇宙総軍と米国戦略軌道軍は光線属種の迎撃基準を検証するための物質投下試験を合同で実施。積載物の内容に関らず、落着予測地点付近の重光線級のみが迎撃を行い、一定距離以遠では一切反応しないことが判明。詳細原理は不明ながらも、低軌道衛星、HSSTの定常的な配備を大きく後押しする結果となる。 香月夕呼14歳、因果律量子理論の検証を始める 1989 国連、米国が提案した次期オルタネイティヴ計画案の不採用を決定オルタネイティヴ3の成果に対する評価の違いと、ユーラシア各国が影響を予測できない新型兵器の使用に反対したことが主な不採用の理由。これによって米国は国連に深く失望し、独自の対BETA戦略を強行する方針を固める。国連内部に対するあからさまなロビー活動が開始される。不採用案はより尖鋭化し、最終的にオルタネイティヴ5へと繋がった。 国連、SHADOW初迎撃に成功月面より飛来したBETA着陸ユニットと思われる物体に対し、対宇宙全周防衛拠点兵器群 SHADOWによる迎撃を初展開、この軌道を逸らせることに成功する。ただし、この物体が実際に着陸ユニットであったかにういては議論が分かれている。 中東、アラビア半島での戦闘が激化 帝国国防省、第二世代戦術機F-15イーグルの試験導入、ライセンス生産を開始純国産戦術機開発計画の停滞を打開するため、技術検証を目的とした試験導入。予定調達機数は120機 06.15:北アフリカ、スエズ戦線にて、約4ヶ月に渡るスエズ防衛戦始まる。 1990 BETA、ボパールハイヴ(H13 甲13号目標)建設開始インド領ボパールにハイヴの建設が開始される。欧州撤退の後、喀什ハイヴ攻略に備えてインド方面を重視していた人類は、同方面での徹底抗戦を打ち出した。 喀什のBETAが本格的な東進を開始カシュガルハイヴから出現した大規模BETA群が東進を開始。ユーラシア北東部、東アジア、東南アジアが主戦場となる。統一中華戦線とソ連、東南アジア各国は激しい防戦を繰り広げるも、物量に圧されて戦線は徐々に後退した。 米国、ATSF計画終了 YF-22が選定されるロックウィード社のYF-22とノースロック社のYF-23による4年に渡る競合開発の結果、米国軍の戦略に即しコスト面でも優れるYF-22が次期主力戦術機に選定される。1年間の運用試験が実施された後に制式採用が決定しF-22の制式番号が与えられる。 ソ連、MiG-31 ブラーミャリサを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局によるMig-25の強化改修型の第2世代機Mig-31の実戦配備が開始される。 1991 日本、帝国議会が大陸派兵を決定BETAの東進を自国の危機と判断した日本は、東アジア戦線への帝国軍派遣を帝国議会で決定する。帝国軍は大陸派遣軍を創設し、戦術機甲部隊を中心とした大兵力を前線に投入した。 G弾実用化。それに伴いF-22懐疑論が発生。 香月夕呼17歳、帝国大学・応用量子物理研究室に編入弱冠17歳の学徒が説いた独自理論「因果律量子論」の論文がオルタネイティヴ計画招致委員会の目に止り、次期計画案の基礎研究を進める帝国大学・応用量子物理研究室への編入が認められた。 米国、DRTSF計画始動F-22も調達難航を受け、既存機に近代化改修を施し次期主力機配備までの空白と機体不足を埋めるべく計画された統合任務戦術機開発計画。計画に応募したマクダエル・ドグラムとゼネラルダイノミクスからF-15EとF-16XLが提案されたが、後に兵装搭載量、拡張性、調達コストに優れるF-15Eが制式化された。 1992 BETA、敦煌ハイヴ(H14 甲14号目標)建設開始中国領敦煌にハイヴの建設が開始される。後に重慶を始めとする北東アジアや東南アジアを脅威に晒す一大拠点となる。 BETA、クラスノヤルスクハイヴ(H15 甲15号目標)建設開始ソ連領クラスノヤルスクにハイヴの建設が開始される。BETAのあまりに急激な東進に極東でも危機感が高まる。 印度、インド亜大陸反攻作戦・スワラージ作戦発動インド亜大陸での勢力挽回を懸けて発動されたボパールハイヴ(H13 甲13号目標)攻略作戦。国連が主導し、アフリカ連合と東南アジア諸国が参戦した。宇宙戦力が初めて投入され、軌道爆撃や軌道降下部隊など、その後のハイヴ攻略戦術のセオリーが確立した。オルタネイティヴ3直轄の特殊戦術情報部隊が地下茎構造に突入、リーディングによる情報収集を試みるも成果はなく、ほぼ全滅した。この作戦以降、「間引き」に乗じた小規模部隊によるゲリラ的な突入作戦が散発的に繰り返される。 中国、重慶防衛線を構築敦煌ハイヴ(H.14甲14号目標)から溢れ出た大規模BETA群が南シナ海方面に向け進撃を開始。統一中華戦線、帝国軍大陸派遣部隊及び韓国・ベトナムの義勇軍は重慶市北方より流れる嘉陵江に防衛線を構築。各軍は奮戦するも昨年から行われてきた遅滞作戦の疲弊もあり、年明けに戦線は崩壊する。殿軍は大陸派遣軍 北部方面第7師団 第71戦術機甲連隊 第2戦術機甲大隊が預かり、撤退までの間避難民を死守した。 日本、飛鳥計画始動帝国城内省が国防省の耀光計画に相乗りする形で、瑞鶴の後継機たる斯衛軍次期主力戦術機開発計画を開始する。 ソ連、Su-27 ジュラーブリクを配備開始Su-27は、スフォーニ設計局がグラナン社からF-14の技術情報の提供を受けて開発した第2世代機だが、初期型はトラブルが多く衛士には不評だった。その後、改良型であるSu-37の登場によって調達は早期に打ち切られた。 1993 BETA、重慶ハイヴ(H16 甲16号目標)建設開始中国領重慶にハイヴの建設が開始される。嘉陵江戦線が崩壊して以降、統一中華戦線は九-六作戦等で戦況の好転を図るも何れも功を奏さず核を使った撤退戦が続いた。 BETA、全欧州大陸を完全制圧最後まで抵抗を続けていた北欧戦線が瓦解し、欧州連合軍司令部が全軍の撤退と欧州の放棄を宣言。これ以降、欧州各国は大陸沿岸の島嶼部に前線基地を設置し、来るべきユーラシア奪還作戦に備え「間引き」を続けていく。 中国、九-六作戦発動大連に向かう大規模BETA群の殲滅を目的とした中韓連合軍の要撃作戦。日本帝国の大陸派遣軍も側面支援として参戦したが、BETA群の奇襲に遭い二個大隊が壊滅した。後、戦術核の運搬により大連侵攻は回避、帝国軍の本隊は哈爾浜に一時撤退を強いられた。 神宮司まりも19歳、死の8分を越える 1994 BETA、インド亜大陸占領喀什から南進したBETA群は、この年インド亜大陸を完全に支配下に置く。これによってBETAの東進が勢いを増し、中国戦線は泥沼の様相を呈していった。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 日本、帝国議会で徴兵対象年齢の引き下げを柱とした法案を可決後方任務に限定した学徒志願兵の動員を開始。 国連、オルタネイティヴ4予備計画招集日本、カナダ、オーストラリアがオルタネイティヴ第四計画本部招致に立候補。予備計画の招集を受け、本部招致レースが国連常任理事国間の政治問題に発展する。 香月夕呼20歳、国連に招聘され因果律量子論の検証を進める 2月:94式戦術歩行戦闘機「不知火」を配備開始富嶽、光菱、河崎の3社共同開発による念願の純国産機・94式不知火は、89式陽炎のライセンス生産を経て、ようやく実戦配備に至った。世界初の第3世代準拠戦術機として高性能を誇ったが、拡張性に乏しい突き詰めた設計が、後年改修計画の紆余曲折を招いた。 米国、F-18E/F スーパーホーネットを配備開始F-18E/Fは、F-18をアップグレードした機体で高い総合性能を有していた。コストパフォーマンスの良い同機の完成と配備は、それまで海軍主力機の絶対的な地位を守り続けてきたF-14を退役へと追い込んだ。 統一中華戦線、殲撃10型を配備開始統一中華戦線とイスラエルが水面下で共同開発した殲撃10型が実戦配備を開始。F-16Cをベースに盛都とIEIが共同開発した第2世代機であり、最も成功したF-16派生機となった。 ソ連、MiG-29 ラーストチカを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局の開発によるMig-29は、機動性と近接格闘戦能力を極限まで高めたソ連製第2世代機の集大成とも言うべき高性能戦術機であったが、国内調達は振るわず、海外にその活路を求めた。 EU、ユーロファイタス社、ECTSF技術実証機、ESFP(Experimental Surface Fighter Program)を完成。各国へのアピールを目的とした技術実証機運用部隊"レインダンス"中隊を編成し、英国政府の支援の下で国連欧州方面軍へ派遣する。 1995 兵士級BETAが初めて確認される 国連、オルタネイティヴ4に日本案の採用を決定 オルタネイティヴ3を接収へオルタネイティヴ第四計画は帝国大学に所属する香月夕呼博士の案が採用され、即時本計画に格上げされる。急な決定に本部施設の建設が間に合わず、仮説本部を帝国大学・応用量子物理研究等に設置。香月博士はオルタネイティヴ4の総責任者に就任。異例の早期格上げが実現した裏には、尖鋭化した自国案の復活を目論む米国の強引なロビー活動に対する国連側の反発が存在した。 AL4、00ユニットの開発に着手選定候補者の受け皿として、接収を予定していた帝国陸軍白陵基地に計画直属の衛士訓練学校を設立。 日本、オルタネイティヴ4の招致決定に伴い、更に多くの帝国軍施設を国連軍に開放 日本、18歳以上の未婚女性を徴兵対象とする修正法案可決 国連、ブルーブック計画を発動 地球生命の多様性存続のため、あらゆる生物のDNAデータを収集・保管する計画。 ソ連、ポールナイザトミーニィ計画を発動 オルタネイティヴ3計画で生み出された人工ESP発現体を兵器利用する計画。 国連、世界人口がBETA大戦前の約50%まで減少したと国連統計局が発表 米国、F-15E ストライクイーグルを配備開始 1996 アジア各国がオセアニア、オーストラリア各地に臨時政府を樹立戦闘地域のアジア各国が、オーストラリアとオセアニア諸国に援助を要請、国家機能の移転を開始する。マレーシアやシンガポールは2001年現在も自国領を維持している。 東南アジア、大東亜連合設立領土を失った国々の多くは、国連軍の直接的な指揮下に編入されることを良しとせず、大東亜連合を結成して間接的に連携する道を選択した。これはスワラージ作戦が国連の秘密計画のために強行されたことに対する不信感から。 キリスト教恭順主義派が急速に拡大 その抗議活動やデモンストレーションが活発化する 国連、オルタネイティヴ5予備計画招集国連の強引な格上げに対する不安と、日本案のあまりに荒唐無稽な内容に対する保険的措置として第五予備計画の招集をアメリカが提案。それを南アメリカ及びアフリカ諸国が後押しする形で可決された。 国連、プロミネンス計画発動オルタネイティヴ5予備計画の招集は「米国が焼き直したG弾集中運用案を通すための呼び水に過ぎない」とするユーラシア諸国が提唱した先進戦術機技術開発計画が開始され、アラスカの国連軍ユーコン基地が本拠地に決定。基地の拡張工事が開始。 日本、帝国議会が男性徴兵対象年齢の更なる引下げを含む修正法案可決事実上の学徒全面動員へ。 日本、北九州を始めとする九州全域に第2種退避勧告が発令。 統一中華戦線、殲撃11型を試験配備 スウェーデン、第三世代戦術機、JAS-39 グリペンを配備開始 1997 BETA、アラビア半島を制圧10年以上BETAの侵攻を持ちこたえていたアラビア半島の戦線が瓦解。アフリカ連合軍と中東連合軍はスエズを渡って前線を再構築し、アフリカ大陸への侵入を辛うじて食い止めた。 欧米、ダイダロス計画成功 NASAがイカロスⅠの信号を受信蛇遣い座バーナード星系に適合度AAの地球型系外惑星を発見。これを受けて米国はユーラシア各国の主張に配慮し、系外惑星への避難を加えた次期オルタネイティヴ計画修正案を提出。あまりのタイミングの良さに、自国案を通すためのでっち上げだという指摘もある。 国連、オルタネイティヴ5予備計画が米国案に確定 AL5、ラグランジュ点での巨大宇宙船計画がスタートする事実上オルタネイティヴ計画が並立するという異常事態に。この件が切っ掛けとなり、カナダを含むオセアニア、ユーラシア諸国と、アメリカを中心とするアフリカ、南アメリカ諸国の対BETA戦略の差が明確になる。 AL4、A-01連隊発足オルタネイティヴ第四計画直属の特殊任務部隊が発足。 台湾、総督府が中国共産党政府の台湾受け入れを表明 日本、97式 吹雪を配備 ソ連、Su-37 チェルミナートルを配備 1998 日本、朝鮮半島撤退支援作戦・光州作戦発動1998年、国連軍と大東亜連合軍の朝鮮半島撤退支援を目的とした作戦。後に光州作戦の悲劇と呼ばれる彩峰中将事件が発生する。 夏:重慶ハイヴから東進したBETAが日本上陸北九州を初めとする日本海沿岸に上陸し、わずか一週間で九州・中国・四国地方に侵攻犠牲者3600万人 日本人口の30%が犠牲となる(この時点で世界人口の60%が死滅している)近畿・東海地方に避難命令。2500万人が大移動を開始する(一部はオーストラリアへ)。一ヶ月に及ぶ熾烈な防衛戦の末、京都陥落(8/15)。首都は京都から東京に移される 9/25 佐渡ヶ島陥落 米軍は日米安保条約を一方的に破棄して撤退佐渡島ハイヴの建設に伴い長野県付近でBETAの侵攻が停滞。その間に米国は日米安保条約を一方的に破棄し在日米国軍を撤退させた。 仙台第二帝都への首都機能移設準備が始まる AL4、オルタネイティヴ4本拠地の移設を開始共に仙台への移設を開始。白陵基地の衛士訓練学校も同様の措置が採られた。 BETA、東進再開、首都圏まで侵攻し、西関東が制圧下に 帝国軍白陵基地壊滅BETA群は帝都直前で謎の転進。伊豆半島を南下した後に進撃が停滞、以降は多摩川を挟んでの膠着状態となり、24時間体制の間引き作戦が続く。 BETA、横浜にハイヴを建設開始偵察衛星の情報により横浜ハイヴ(H22 甲22号目標)確認される。 国連軍総司令部は、カムチャツカ-日本-台湾-フィリピンからアフリカ-イギリスに至る防衛線による、ユーラシア大陸へのBETA封じ込めを基本戦略として決定 香月夕呼博士、国連に横浜ハイヴ攻略作戦を提案国連司令部は即時承認。大東亜連合に参戦を打診。 日本、帝国議会が女性の徴兵対象年齢を16歳まで引き下げる修正法案を可決 国連、アラスカ州ユーコン基地の拡張工事が完成する EU、ECTSF先行量産型、英国陸軍試験部隊へ引き渡し開始。機体正式名称を「EF-2000 タイフーン」と決定。 仏、独自開発の第三世代戦術機、ラファールを実戦配備開始 米、F-22A ラプター先行量産型の実働部隊での運用を開始 1999 国連、本州奪還作戦・明星作戦国連軍と大東亜連合によるアジア方面では最大、BETA大戦においてはパレオロゴス作戦に次ぐ大規模反攻作戦。横浜ハイヴの殲滅と本州島奪還が優先戦略目的。 08.05:米軍が二発のG弾を使用する。人類史上初ハイヴの奪還に成功。 各国でG弾脅威論が噴出する明星作戦で目の当たりにしたG弾のあまりの威力に、ユーラシア各国ばかりではなくアフリカ諸国の一部でも脅威論が噴出し始める。それとは逆に、米国案を元々支持していた国々は、威力の実証によってより強硬にG弾の使用を主張し始める。 香月夕呼博士、国連に横浜基地の建設を要請オルタネイティヴ4の本拠地として、横浜ハイヴ跡地上に国連軍基地の建設を要請。国連は即時承認。横浜基地建設着工と同時に国連軍司令部は米軍に即時撤退命令を下す。即時承認の主な理由は、米国が強引に推進する第五予備計画に対するG弾脅威派の牽制。 米・ボーニング社、フェニックス構想始動F-15強化策の実証実験がユーコン基地で始まる。ボーニング社の戦術機開発部門が提唱した、パーツ換装や軽易な改修でF-15を安価に第三世代機相当性能に強化する構想。 ソ連、Su-47 ベルクートを開発スフォーニ設計局が独自開発したSu-37の強化試験機。 米国、A-12 アベンジャーを配備開始 2000 1月:国連横浜基地、オルタネイティヴ4占有区画稼働開始1月の段階でオルタネイティヴ計画占有区画が完成し、研究機関が帝大より移設される。それに伴い、帝国軍練馬駐屯地に仮移設されていた衛士訓練学校も移設。 2月:帝国斯衛軍、純国産第三世代戦術機「武御雷」配備開始 5月:EU、EF-2000 タイフーン、英国陸軍、及び国連欧州方面軍に実戦配備開始。供給の優先順位から、国連初の配備部隊に西独軍"ツェルベルス"大隊が選定される。 米国、米国議会内にもG弾脅威論噴出 G弾脅威論が反オルタネイティヴ計画思想に発展キリスト教恭順主義に傾倒した国連職員によってG弾爆心地の写真と様々なデータが暴露され、その実状に触れた米国議会内でもその使用に疑問を持つ派閥が現れ始める。同時に、G弾脅威論に賛同していた国々の中に、オルタネイティヴ計画そのものの是非を問う動きが出始める。 日米共同戦術機開発計画・XFJ計画を承認米国の持つ最新戦術機開発技術の習得を目的とした、94式戦術機改修機開発計画が帝国議会に承認される。F-4の耐用年数が迫る中、その代替機となる次期戦術機の機種選定を巡って議論が紛糾。巌谷榮二中佐の提唱した日米共同開発計画案が、米国の最新技術を盗み、日本の開発技術の底上げを行うという建前を落とし所に採用された。一方米国でも、XFJ計画の受注元であるボーニング社の活発なロビー活動の結果、反オルタネイティヴ5派閥の取り込みが成功し議会承認された。 2001 国連横浜基地、実稼働開始7割程度の完成度ではあったが、主要な基地機能が概ね100%の稼働状況に達したため、全面開設が認可される。未完成部分の工事は継続。 香月夕呼博士、米国のオルタネイティヴ支持派と会談オルタネイティヴ4を支持する政財界の代表団が香月博士と秘密裏に接触し、HI-MAERF計画接収を協議セットアップしたのは帝国情報省・外務二課の鎧衣左近である。同時に反オルタネイティヴ5派にも接触工作を仕掛けた。 2月:BETA新潟上陸。 3月:F-22Aラプター部隊配備開始。 5月:XFJ計画、始動 8月:BETAカムチャツカ半島東岸部侵攻。 08.28:XFJ計画、不知火・弐型ロールアウト 9月:国連ユーコン基地に於いて、大規模テロ発生。 11.11:BETA新潟上陸。 11.29:国連横浜基地に於いて、極秘裏に新概念OS(のちのXM3)の実証試験実施。 12.05:12・5事件。帝国軍の一部によるクーデター。 12.10:国連横浜基地に於いて、新概念OS・XM3のトライアルが実施されるトライアル中、捕獲されていたBETAが逃走し、多数の死傷者が出た。 12.24:国連軍第11方面軍司令部及び、帝国軍参謀本部より、『甲21号作戦』発令。 12.25:G弾による佐渡島消滅を以て、佐渡島ハイヴの破壊に成功。 12.29:佐渡島ハイヴの生き残りのBETAが横浜基地へ急襲。横浜基地は大損害を被る。 12.31:桜花作戦発動。 2002 01.01:あ号標的の破壊。 7月:東シベリア奪還。 日本、02式 吹雪 改を配備 2003 04.10:錬鉄作戦発動。鉄原ハイヴ(H20:甲20号目標)攻略作戦。 04.12:鉄原ハイヴ制圧。 8月:日本帝国、ソ連共同軍による、サハリン沿岸のBETA掃討作戦。 2004 欧州奪還作戦。 日本、04式 極光を配備 年代不明 第二次月面戦争 オペレーション・オリンパス ハーキュリーズ級艦隊による火星ハイヴ群攻略作戦。 G元素と世界覇権を巡り人類同士、そして人が生み出した新たな種族、人造種"00ユニット"、調律種"人工ESP発現体"、合成種"BETAブリッド"との内戦が人類統合体発足まで続く。 2031 第七世代戦術機実用化 2043 数多の滅亡の危機を乗り越え、人類統合体発足。 2044 BETA創造主”シリコニアン”接触計画公表。 使節艦隊の建造計画と艦載機たる第八世代型戦術機F-47"イシュクル"開発開始。 2049 01.01:人類統合体宇宙総軍使節艦隊派遣。
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PK 無印 アップデート・シナリオ配信によって新たに追加された大名録があるが、それらはプレイ記録には登録されないので発生させなくても報酬には関係ない。 (例:織田家「播磨平定」・「三木合戦」 上杉家「手取川の戦い」) 織田家 (大名録:14 武将録:12) (大)家中統一 発生条件 シナリオ「家督相続」開始直後 達成条件 1 清洲城を支配下に置く 犬山城を支配下に置く 2 末森城を支配下に置く 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 今川軍と交戦する 3 織田家が末森織田家との同盟を破棄する 4 1559年12月になる 結果 「清洲城を支配下に置く」達成後、尾張の本城が清洲城になり、那古野城は支城になる(清洲城と那古野城の内政データがそっくり入れ替わる)条件1達成後、末森織田家とは自動的に同盟解消条件2達成後、織田信長が統率経験値を獲得条件2達成後、柴田勝家・林秀貞が織田家の家臣になる (大)桶狭間の戦い 発生条件 (大)「家中統一」達成、もしくはシナリオ「桶狭間の戦い」開始直後、または1560年4月になる織田家の本城数が一つのみ、太原雪斎が今川家にいない 達成条件 1 鳴海城を包囲する(包囲するだけで達成だが、落城したことにはならないので落城させたい場合はそのまま攻城を続ける必要あり) 2 織田信長が今川義元を撃破する(今川義元隊が兵2000で鳴海城へ向けて出陣してくる、織田信長隊で接触すれば達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 1563年4月になる 3 織田家が2城以上の本城を支配する 4 達成前に今川義元と交戦する 5 今川義元が鳴海城に到達する 結果 今川義元が死亡毛利新助が家臣になる信長が「信長の野望」を習得松平元康が松平家康に改名松平家康が今川家から独立し、織田家に24カ月同盟を提案 備考 ムービー「乱世への旅立ち」あり (大)美濃攻略 発生条件 (大)「桶狭間の戦い」達成織田家の本城数が3以下 達成条件 1 稲葉山城を支配下に置く 松平家の信用を100にする 浅井家と縁戚になる(浅井家の信用を100にすれば自動的に達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 織田家が4城以上の本城を支配する(4城目が稲葉山城の場合は達成) 3 1567年になる 4 お市が浅井長政以外と結婚する 5 徳姫が松平信康以外と結婚する 結果 織田信長が特性「能吏」を修得松平信康と徳姫が婚姻関係に(両者が未登場でも婚姻関係になる)浅井長政とお市が婚姻関係に (大)上洛 発生条件 (大)「美濃攻略」達成、もしくはシナリオ「天下布武」開始直後1568年5月以前 戦国伝開始時発生事象 明智光秀・明智秀満が織田家臣になる 達成条件 1 観音寺城を支配下に置く 2 観音寺城と二条御所を支配下に置く(河内・越前の本城を支配下に置くと失敗。本城数が8になっても失敗。8城目が二条御所の場合は達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 戦国伝発生後5年が経過する 結果 室町幕府が再興される(二条御所に足利義昭を大名とする足利家が登場し、足利家は織田家に従属状態になる。)一色藤長、京極高吉、細川藤孝、和田惟政が足利家臣になる(達成時に織田家臣だった場合でも足利家に移る)松永久秀・松永久通が織田家臣になる家宝「九十九髪茄子」を入手(勢力保有ではなく織田信長個人保有となる) (大)信長包囲網 発生条件 (大)「上洛」達成、もしくはシナリオ「信長包囲網」開始直後 戦国伝開始時発生事象 浅井家と織田家の婚姻同盟が解消信長包囲網が形成(関係大名家同士の同盟等が成立)長島城が織田家所属の場合は本願寺家所属になる 達成条件 1 長島城を支配下に置く(戦国伝開始時に長島城を撤去済の場合は即条件達成となる) 浅井家を滅ぼす(小谷城のみ残すと(武)長政の死が発生) 朝倉家を滅ぼす 2 二条御所を包囲する(条件1達成で足利家が織田家への従属を破棄する)(包囲するだけで達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 足利家の大名が足利義昭でない 3 二条御所が足利家所属でない 4 織田家が足利家との従属を破棄する 5 戦国伝発生後5年が経過する 結果 信長が「不屈」を習得 備考 発生条件:1566年までに「上洛」をクリアしないと、足利義昭が三好家に仕官してしまい、発生しない「(武)長政の死」を達成しないようにすれば浅井家滅亡後に長政を登用することも可能 (大)長篠の戦い 発生条件 (大)「信長包囲網」達成、もしくはシナリオ「長篠の戦い」開始直後武田信玄が死没して武田勝頼が家督を継いでいる高遠城が武田領岡崎城が徳川領 達成条件 1 政策「火器集中運用」を実施(条件1の達成が成立したら火器集中運用を取りやめてもよい) 2 織田信長が設楽原に布陣する(岡崎の徳川家康隊2000が援軍として同様に設楽原に布陣する) 3 信長が武田勝頼を撃破する(戦闘開始で条件達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 武田家の大名が武田勝頼でない 3 武田軍の設楽原侵入を許す 4 戦国伝発生後5年が経過する 5 織田家と徳川家が同盟関係でない 結果 信長が「神弾」「堅陣」を習得 備考 ムービー「長篠の戦い」あり(条件3達成時) (大)安土城築城 発生条件 (大)「長篠の戦い」達成1578年6月以前木下秀吉が羽柴秀吉に改名済み織田家の本城数が10以上 達成条件 1 観音寺城の石高を1200以上にする 観音寺城の商業を1200以上にする 2 観音寺城を180日間守る 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 二条御所が織田家所属でない 3 1579年6月になる 4 観音寺城が攻撃を受ける 結果 観音寺城が安土城に変化(外観変化、耐久9000に)織田信長が特性「築城名手」を修得 備考 ムービー「欲するものは」あり(条件2達成時) (大)播磨平定 発生条件 シナリオ「手取川の戦い」開始直後 達成条件 1 黒田官兵衛が姫路城を包囲する 2 羽柴秀吉が姫路城主になる 結果 黒田官兵衛が特性「余禄」を修得 備考 ver1.0.0.4(2014/2/20更新)からの新しい戦国伝?大河ドラマ連動か (大)三木合戦 発生条件 「播磨平定」達成後 戦国伝開始時発生事象 有岡城と高槻城が毛利家所属になる荒木村重、池田勝正、池田知正、中川清秀、高山友照、高山右近が毛利へ移籍(事前に他城へ移動していてもこのメンバーが離反することを確認) 達成条件 1 有岡城と高槻城を支配下に置く別所家を滅ぼす 2 本願寺家を滅ぼす毛利家を滅ぼす 結果 織田信長が特性「謀神」を修得 備考 ver1.0.0.4(2014/2/20更新)からの新しい戦国伝?大河ドラマ連動か (大)中国征伐 発生条件 「安土城築城」達成毛利家の勢力が一定以上(要検証)織田家と毛利家が同盟していない 達成条件 1 中国地方の本城をすべて支配下に置く 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 羽柴秀吉が死亡する 3 1583年になる 結果 織田信長が特性「鉄甲船」「百万一心」を修得 備考 (大)甲州征伐 発生条件 シナリオ「夢幻の如く」開始直後 戦国伝開始時発生事象 木曾義昌が織田家臣になる 達成条件 1 高遠城を包囲する(迎撃部隊は出てこない・包囲するだけで落城させたことになる) 2 新府城を包囲する(迎撃部隊は出てこない・包囲するだけで落城させたことになる) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 徳川家の大名が徳川家康でない 3 高遠城が織田・徳川・武田以外の所属である 4 新府城が織田・徳川・武田以外の所属である 結果 (条件1達成時)仁科盛信が死亡(条件2達成時)武田家が滅亡(条件2達成時)武田勝頼・土屋昌恒が死亡(条件2達成時)織田信長が特性「風林火山」を修得 備考 徳川家も同時に武田領へ侵攻開始するため、高遠城・新府城は徳川家が包囲すると徳川家の所属になってしまうが、その場合でも戦国伝そのものは達成扱いになる。 (大)夢幻の如く 発生条件 徳川家康が大名織田信忠、織田信雄、織田信孝、柴田勝家、羽柴秀吉、明智光秀が織田家所属一乗谷城、清州城、稲葉山城、観音寺城、二条御所、姫路城が織田家保有武田家が滅亡している・「夢幻の如く」開始の場合、「甲州征伐」達成済みで1582年12月以前・上記以外の場合、1582年中で「中国討伐」が発生中か達成済み 達成条件 1 織田信忠が二条御所にいる 織田信長が二条御所にいる 羽柴秀吉が中国地方の本城にいる 柴田勝家が一乗谷城または北庄城にいる 2 明智光秀が二条御所にいる 失敗条件 1 織田信長か織田信忠が死亡する 2 羽柴秀吉か明智光秀が織田所属でない 3 1583年になる 4 一乗谷城・清洲城・岐阜城・姫路城のいずれかを失う 結果 織田信長が死亡織田信忠・森蘭丸・村井貞勝が死亡羽柴秀吉が織田家を継ぐ勢力図が再編される 備考 プレイ大名が羽柴秀吉に変更、金銭・兵糧・軍馬・鉄砲も引き継ぐ領土と家臣が、羽柴家・明智家・柴田家・清洲織田家(織田信雄)・岐阜織田家(織田信孝)に分割ムービー「滅せぬもの」あり (大)山崎の戦い 発生条件 「夢幻の如く」達成、もしくはシナリオ「天王山」開始直後黒田官兵衛が羽柴家所属吉川元春・小早川隆景が毛利家所属 戦国伝開始時発生事象 羽柴家と毛利家が24カ月の同盟を締結 達成条件 1 羽柴秀吉が石山御坊にいる 2 明智家を滅ぼす 失敗条件 1 羽柴家の大名が羽柴秀吉でない 2 黒田官兵衛が羽柴所属でない 3 戦国伝発生後5年が経過する 結果 羽柴秀吉が特性「信長の野望」を修得(条件1達成で習得) 備考 明智光秀死亡イベントは無く、明智家滅亡後に光秀を登用することも可能ムービー「中国大返し」あり (大)賤ヶ岳の戦い 発生条件 「山崎の戦い」達成、もしくはシナリオ「清須会議」開始直後 達成条件 1 雑賀城を支配化に置く 岐阜城を支配化に置く 2 柴田家を滅ぼす(北庄城のみ残すと「(武)勝家の死」発生) 失敗条件 1 羽柴家の大名が羽柴秀吉でない 2 清須織田家の大名が織田信雄でない 3 二条御所を失う 4 戦国伝発生後5年が経過する 結果 羽柴秀吉が特性「鬼」を修得 備考 「(武)勝家の死」が発生しても達成しなければ柴田家滅亡後に勝家を登用することも可能 (大)大坂城築城 発生条件 「賤ヶ岳の戦い」達成 達成条件 1 石山御坊の商業を1500以上にする 2 石山御坊を180日間守る 失敗条件 1 羽柴家の大名が羽柴秀吉でない 2 黒田官兵衛が羽柴所属でない 3 石山御坊が攻撃を受ける 結果 羽柴秀吉が特性「築城名手」を修得石山御坊が大坂城に変化、城の耐久が9000に上昇 (大)小牧・長久手の戦い 発生条件 「大阪城築城」達成清洲織田家・徳川家が健在清洲織田家が尾張(清洲城?)を領有している 戦国伝開始時発生事象 羽柴家と清洲織田家・徳川家との同盟が解消 達成条件 1 清州織田家を滅ぼす 2 徳川家と同盟する(信用60にすれば自動的に達成) 失敗条件 1 羽柴家の大名が羽柴秀吉でない 2 徳川家の大名が徳川家康でない 結果 (条件1達成時)徳川軍が全軍撤退し、断絶→関心に変化(条件2達成時)羽柴秀吉が特性「野戦名人」・「外交術」を修得 備考 清洲織田家の領地が減りすぎていると発生しないが、伊勢方面は失っても清洲城さえ領有していれば問題ない模様1の清洲織田家の滅亡と共にイベントが発生し、こちらを攻めている徳川軍がいても全軍撤退その後、徳川は攻めてこなくなり、断絶→関心に変化ただし、こちらの配下軍団城主は勝手に徳川を攻めるので要注意関心に変化後、信用60まで稼ぐと自動的に達成 (武)利家の窮地 発生条件 家中統一達成後、木下秀吉と前田利家が織田家臣 戦国伝開始時発生事象 前田利家が浪人になる(以後2年間移動はしない模様) 達成条件 1 前田利家を2年間登用しない 結果 織田家が特性「槍術」を獲得前田利家が一回り大きくなります(各能力+1、特性「槍術」「利殖達人」を獲得) 備考 前田利家が2年間浪人します (武)墨俣一夜城 発生条件 美濃攻略発生後、木下秀吉と蜂須賀小六が織田所属 達成条件 1 墨俣に築城する 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 木下秀吉か蜂須賀小六が織田家臣でなくなる 3 大垣城・郡上八幡城のいずれかが織田家所属になる 4 美濃攻めが終わる(戦国伝「美濃攻略」が終わらなくても稲葉山城を落とすと失敗する) 結果 木下秀吉が特性「築城名手」を修得木下秀吉と蜂須賀小六の機嫌がよくなります(忠誠補正の「最近は良いことがあった」が発動) (武)三顧の礼 発生条件 斉藤家の大名が龍興(史実では義龍は1561年没)稲葉山城乗っ取りイベント→戦国伝『美濃攻略』達成後に発生 達成条件 1 竹中半兵衛を登用する 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 木下秀吉が織田所属でない 3 稲葉山城を失う 4 1569年1月になる 結果 竹中半兵衛が織田家所属になる木下秀吉が特性「人たらし」を修得 備考 登用するたびにイベントがおき、浪人に戻ってしまう。3回登用する必要あり (武)長政の死 発生条件 「信長包囲網」発生後、浅井家の支配拠点が小谷城のみとなる 達成条件 1 小谷城を強攻で落城させる(強行を開始した時点で達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 浅井家の大名が浅井長政でない 3 浅井家が勢力を回復する(浅井家が小谷城を保持したままでそれ以外の拠点を得る) 4 浅井長政とお市の婚姻が破棄される 5 小谷城を強攻以外で落城させる 結果 浅井長政が死亡織田信長が特性「真の武士」を習得 (武)松永久秀という男 発生条件 戦国伝「信長包囲網」発生中(シナリオ「信長包囲網」で開始の場合はすぐ発生する)足利義昭・武田信玄が大名として健在松永久秀が織田家所属筒井城が織田家所属 達成条件 1 松永久秀を筒井城城主にする 2 織田信長が筒井城を包囲する(包囲した段階で達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 松永久秀が織田所属でない 3 1575年1月になる 4 久秀独立前に信長包囲網が崩壊する 5 安土城築城が開始される 6 織田信長以外が筒井城を陥落させる 結果 条件1達成後、松永久秀が大名として独立。松永久通が松永家家臣に※その他の筒井城所属武将は信貴山城に移動している条件2達成後、筒井城と松永親子が織田家に戻る 備考 このイベントに限らないが、筒井城の兵をカラにしておいても、イベント後すぐに筒井城の兵がMAXに回復する。筒井城から他の武将で出撃させ、久秀を城主任命して鎮圧すると兵がお得。 (武)昌景の死 発生条件 戦国伝「長篠の戦い」発生後、条件2(織田信長が設楽原に布陣する)を達成 達成条件 1 織田信長が山県昌景を撃破する 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 武田家の大名が武田勝頼でない 3 織田信長以外が山県昌景を撃破する 4 長篠の戦いが終了する 結果 山県昌景が死亡織田信長が「赤備え」を修得 備考 長篠の戦いの付属イベントであり、山県昌景1500・内藤昌豊1500・武田勝頼3000・馬場信春1000の順に高遠城から設楽原に向かって進軍してくる。武田勝頼隊よりも先に山県昌景隊を撃破しないと失敗接触しただけでは達成にならず、実際に撃破することが必要 (武)昌豊の死 発生条件 戦国伝「長篠の戦い」発生後、条件2(織田信長が設楽原に布陣する)を達成 達成条件 1 織田信長が内藤昌豊を撃破する 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 武田家の大名が武田勝頼でない 3 織田信長以外が内藤昌豊を撃破する 4 長篠の戦いが終了する 結果 内藤昌豊が死亡織田信長が「副将」を修得 備考 長篠の戦いの付属イベントであり、山県昌景1500・内藤昌豊1500・武田勝頼3000・馬場信春1000の順に高遠城から設楽原に向かって進軍してくる。武田勝頼隊よりも先に内藤昌豊隊を撃破しないと失敗接触しただけでは達成にならず、実際に撃破することが必要 (武)鬼美濃死す 発生条件 戦国伝「長篠の戦い」発生後、条件2(織田信長が設楽原に布陣する)を達成 達成条件 1 織田信長が馬場信春を撃破する 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 武田家の大名が武田勝頼でない 3 織田信長以外が馬場信春を撃破する 4 戦国伝「長篠の戦い」を失敗か放棄する 結果 馬場信春が死亡織田信長が「鬼」を修得 備考 長篠の戦いの付属イベントであり、山県昌景1500・内藤昌豊1500・武田勝頼3000・馬場信春1000の順に高遠城から設楽原に向かって進軍してくる。長篠の戦い達成後(武田勝頼隊撃破後)に達成可能接触しただけでは達成にならず、実際に撃破することが必要 (武)松永久秀の最期 発生条件 (武)「松永久秀という男」達成(大)「安土城築城」達成上杉謙信が大名として健在明智光秀が織田家所属 達成条件 1 松永久秀を筒井城城主にする 2 織田信長が筒井城を包囲する(包囲した段階で達成) 失敗条件 1 織田家の大名が織田信長でない 2 松永久秀が織田所属でない 3 明智光秀が織田所属でない 4 久秀独立前に上杉謙信が大名武将でなくなる 5 1578年1月になる 6 織田信長以外が筒井城を陥落させる 結果 条件1達成後、松永久秀が大名として独立。久通が松永家家臣に※その他の筒井城所属武将は信貴山城に移動している条件2達成後、松永久秀が爆死し、平蜘蛛茶釜が入手不可に織田信長が「封殺」を修得 備考 安土城完成直後に発生。上杉が一定の勢力を保っている必要があるものと思われる (武)攻城名人、秀吉 発生条件 「播磨平定」達成後 達成条件 1 秀吉が三木城を包囲落城させる秀吉が鳥取城を包囲落城させる 失敗条件 1 三木城を包囲以外の手段で攻撃する 2 鳥取城を包囲以外の手段で攻撃する 結果 別所長治が死亡します吉川経家が死亡します羽柴秀吉が特性「攻城達人」を修得 備考 ver1.0.0.4(2014/2/20更新)からの新しい武将伝? (武)高松城水攻め 発生条件 「攻城名人、秀吉」達成後、もしくはシナリオ「夢幻の如く」開始直後 達成条件 1 秀吉と官兵衛が備中高松城を包囲する 2 秀吉と官兵衛が備中高松城包囲を続ける 失敗条件 1 備中高松城を包囲以外の手段で攻撃する 2 水攻め開始から30日以上経過する(達成条件2実施中) 結果 清水宗治が死亡し備中高松城が落城する羽柴秀吉が特性「真の武士」を修得 (武)勝家の死 発生条件 戦国伝「賤ヶ岳の戦い」の条件「柴田家を滅ぼす」発生中に、柴田家の支配拠点が北庄城(一乗谷城)のみとなる 達成条件 1 北庄城を強攻で落城させる(強行を開始した時点で達成) 失敗条件 1 羽柴家の大名が羽柴秀吉でない 2 柴田家の大名が柴田勝家でない 3 柴田家が勢力を回復する(柴田家が北庄城を保持したままでそれ以外の拠点を得る) 4 北庄城(一乗谷城)を強攻以外で落城させる 結果 柴田勝家が死亡お市が死亡羽柴秀吉が特性「鬼」を修得羽柴秀吉が特性「真の武士」を修得 武田家 (大名録:5 武将録:0) (大)信濃統一 発生条件 シナリオ「家督相続」開始直後 達成条件 1 葛尾城を包囲する※包囲するだけで達成 2 木曽福島城を包囲する※包囲するだけで達成 失敗条件 1 武田家の大名が武田晴信でない 2 山本勘助が武田家所属でない 3 村上家の大名が村上義清でない 4 戦国伝発生後2年が経過する 5 武田家が4城以上の本城を支配する 結果 村上家が滅亡し、葛尾城は武田家所属になる村上義清が長尾家所属になる木曽家が武田家に降伏し家臣はそのまま武田家所属になる武田晴信が特性「能吏」を修得 (大)甲相駿三国同盟 発生条件 信濃統一達成北条家と交戦中でない 達成条件 1 今川家と縁戚になる※信用を100に上げるだけでよい 2 北条家と縁戚になる※信用を100に上げるだけでよい 失敗条件 1 武田、北条、今川いずれかの大名が変わる 2 武田義信か黄梅院が既婚か、武田所属でない 3 北条氏政か蔵春院が既婚か、北条所属でない 4 今川氏真か嶺松院が既婚か、今川所属でない 5 太原雪斎が死亡かまたは、今川所属でない 結果 武田晴信が特性「外交術」を修得 備考 武田義信が元服前でも発生する失敗条件にはないが、今川家と同盟破棄したり北条家と交戦すると失敗になるムービー「善徳寺の会盟」あり※この戦国伝開始直後、今川家の外交姿勢が信頼に変化する※条件1達成後、北条家の外交姿勢が信頼に変化する (大)川中島の戦い 発生条件 シナリオ「桶狭間の戦い」で、桶狭間の戦い後1560年6月発生又は「甲相駿三国同盟」達成済みで長尾景虎が上杉政虎に改名済み武田家と北条家が縁戚高坂昌信、馬場信春、武田信繁、山本勘助が武田家所属 達成条件 1 海津城を築城する※シナリオ「桶狭間の戦い」では海津城が存在するので築城不要 2 上杉政虎が妻女山に布陣するのを待つ※海津城が完成すると上杉政虎が兵3000で出陣してくる 3 武田信玄、武田信繁、山本勘助が川中島で待ち伏せする 4 馬場信春と高坂昌信が妻女山に上る※上杉政虎がいる場所に突撃すればOK 5 馬場信春と高坂昌信が川中島へ戻る※上杉政虎隊が川中島へ瞬時に移動し戦闘開始 6 上杉政虎を撃破する 失敗条件 1 武田家の大名が武田晴信でない 2 上杉家の大名が上杉政虎でない 3 啄木鳥作戦を実行しない、またはできない 4 上杉政虎が妻女山に布陣する前に攻撃する 5 上杉政虎が妻女山布陣後、長時間が経過する 結果 (条件1達成後)馬場信春が特性「築城名手」を修得(条件4達成後)山本勘助と武田信繁が死亡します(条件6達成後)武田信玄が特性「風林火山」を修得(条件6達成後)武田信玄が特性「慧眼」を修得 備考 ムービー「川中島合戦」あり(条件4達成後) (大)駿河侵攻 発生条件 川中島の戦い後、居城に戻ると発生 達成条件 1 武田義信を追放する※追放した後、評定終了すると達成が出る 2 駿府館を制圧する 3 山県昌景で北条氏政を撃破する※条件2達成後、北条家との同盟が破棄され北条氏政が駿府まで出撃してくる。山県昌景で接触すればOK 失敗条件 1 武田家の大名が武田晴信でない 2 武田義信、飯富虎昌、昌景が武田所属でない 3 今川家、北条家との同盟を破棄する 4 北条氏康か氏政が北条所属でない 5 駿府館を失う 結果 (条件1達成後)武田義信と飯富虎昌が死亡します(条件1達成後)飯富昌景が山県昌景に改名(条件1達成後)今川家との同盟が破棄されます(条件2達成後)北条家との同盟が破棄されます(条件3達成後)飯富昌景が特性「赤備え」を修得(条件3達成後)北条氏政と黄梅院が離縁し、黄梅院は死亡(戦国伝達成後)北条家が24ヶ月同盟を打診してくる(断ることも可能) 備考 (大)西上作戦 発生条件 「駿河侵攻」達成またはシナリオ「信長包囲網」開始直後または1572年9月以降で駿府館が武田家所属清州城・稲葉山城が武田家所属でない岡崎城・浜松城が徳川家所属 達成条件 1 武田信玄が浜松に入らず三方ヶ原に入る 2 武田信玄が徳川家康を撃破する※条件1達成後、家康が兵力10000で浜松から出撃してきて自動的に達成される 3 二条御所を支配下に置く 失敗条件 1 武田家の大名が武田信玄でない 2 山県昌景と馬場信春が武田所属でない 3 徳川家康撃破前に武田軍が浜松城を攻撃する 結果 (条件2達成後)武田信玄が特性「野戦名人」を修得(条件3達成後)武田信玄が特性「封殺」を修得 備考 ムービー「三方ヶ原の戦い」あり(条件2達成後) 上杉家 (大名録:5 追加大名録:1 武将録:4) PK追加(大名録:4 追加大名録:4 武将録:0) 75 5 800 PK追加(大)越後動乱 発生条件 シナリオ「信長誕生」開始直後 達成条件 1 長尾為景が上条定憲を撃破する 2 長尾晴景に家督を譲る 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾為景でない 2 直江景綱が長尾所属でない 3 長尾晴景が長尾所属でない 4 上条定憲の春日山城下侵入を許す 結果 柿崎景家が家臣になります宇佐美定満が家臣になります長尾為景が特性「知将」を修得 PK追加(大)宥和政策 発生条件 「越後動乱」達成 達成条件 1 上田長尾家の信用を100にする 2 越後上杉家の信用を60にする 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾晴景でない 2 長尾為景が長尾所属でない 3 仙桃院が長尾所属でない 4 直江景綱が長尾所属でない 5 長尾政景が上田長尾所属でない 6 越後上杉家が滅亡する 7 仙桃院と長尾政景が婚姻できない 8 期限1541年12月 結果 長尾為景が特性「外交術」を修得越後上杉家と永久的な同盟関係になります上田長尾家と婚姻同盟を結びます PK追加(大)為景の死 発生条件 「宥和政策」達成 達成条件 1 栃尾城を支配下に置く 2 長尾景虎が安田城を制圧する 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾晴景でない 2 越後上杉家の大名が上杉定実でない 3 仙桃院が長尾所属でない 4 長尾景虎が長尾所属でない 5 柿崎景家が長尾所属でない 6 直江景綱が長尾所属でない 7 宇佐美定満が長尾所属でない 8 期限1548年12月 結果 長尾景虎が特性「軍略家」を修得 PK追加(大)景虎起つ 発生条件 「為景の死」達成 達成条件 1 長尾景虎に家督を譲る 2 坂戸城を包囲する(包囲するだけで達成) 失敗条件 1 長尾景虎意外に長尾家の家督を譲る 2 越後上杉家の大名が上杉定実でない 3 越後長尾家との同盟を破棄する 4 上田長尾家との婚姻同盟を破棄する 5 柿崎景家が長尾所属でない 6 直江景綱が長尾所属でない 7 宇佐美定満が長尾所属でない 8 期限1551年3月 結果 長尾景虎が大名武将になります長尾景虎が特性「名将」を修得 (大)家中統一 発生条件 シナリオ「家督相続」開始直後 達成条件 1 坂戸城を包囲する(包囲するだけで達成) 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾景虎でない 2 坂戸城が陥落する 3 1552年4月になる 4 長尾家が4城以上の本城を支配する 結果 坂戸城が長尾家所属になり上田長尾家の所属武将は全て長尾家臣になる(長尾政景は仙桃院を妻にしたままだが長尾一門扱いにはならない)長尾景虎が統率経験値を修得長尾景虎が武勇経験値を修得 (大)義戦 発生条件 「家中統一」達成 戦国伝開始時発生事象 葛尾城が武田家所属になり村上家が滅亡村上義清が長尾家臣になる平井城が北条家所属になり山内上杉家が滅亡上杉憲政が長尾家臣になる魚津城(椎名家)が従属から長尾直属の家臣になる 達成条件 1 平井城を支配下に置く 2 富山城を支配下に置く 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾景虎でない 2 春日山城が長尾家所属でない 3 柿崎景家・宇佐美定満・甘粕景持のいずれかが長尾家所属でない 4 魚津城が長尾家所属でない 5 戦国伝発生後7年が経過する 結果 長尾景虎が特性「民心掌握」を修得 備考 (大)北条討伐 発生条件 「義戦」達成、もしくはシナリオ「桶狭間の戦い」開始直後佐竹家が健在北条綱成が北条家所属箕輪城が長尾家所属ではない 戦国伝開始時発生事象 唐沢山城(佐野家)が北条家従属から長尾家従属になる 達成条件 1 唐沢山城を救援する 河越城を制圧する 2 玉縄城を支配下に置く 3 小田原城を包囲する(包囲すれば達成だが、落城したことにはならないので落城させたい場合はそのまま攻城を続ける必要あり) 失敗条件 1 長尾家の大名が長尾景虎でない 2 上杉憲政・柿崎景家が長尾家所属でない 3 戦国伝発生後8年が経過する 4 唐沢山城が半年以内に落城する 結果 (唐沢山城救援達成時)長尾景虎が特性「神速」を修得・唐沢山城(佐野家)が直属の家臣になる(玉縄城攻略達成時)長尾景虎が関東管領に就任・長尾景虎が上杉政虎に改名(小田原城包囲達成時)上杉政虎が特性「遠路踏破」を修得 備考 ムービー「黒衣の軍神」あり(謙信軍が唐沢山城に接触した直後)唐沢山城救援は、発生から半年落とされなければ達成「北条討伐」発生のためには箕輪城を持っていると発生しない。大名録発生後は箕輪城をとっても問題ない。北条討伐をS2(桶狭間)以外で発生させるには義戦完了時に長野が生存してることが恐らく条件であり、S1で戦国伝の上洛まで行くのを確認済(2014/2/20追記) S1(家督相続)にて、義戦完了時に長野が滅亡していても北条討伐が発生することを確認。 (大)川中島の戦い 発生条件 「北条討伐」達成高坂昌信、馬場信春が武田家所属武田晴信が武田信玄に改名済み砥石城が武田家所属「家督相続」開始の場合、葛尾城が武田家所属「桶狭間の戦い」開始の場合、海津城が武田家所属 達成条件 1 甘粕景持と柿崎景家が妻女山に布陣する(※妻女山は海津城の左上、Xで交差してる場所) 2 上杉政虎が妻女山に布陣する 3 北信濃で武田信玄を撃破する(条件1・2達成で武田信玄隊が妻女山付近に出現する) 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉政虎でない 2 柿崎景家か甘粕景持が上杉家所属でない 3 戦国伝発生後5年が経過する 4 武田軍に気づかれる(甘粕景持と柿崎景家が妻女山に布陣する前に上杉軍と武田軍が交戦する) 5 武田軍との戦いを避ける(条件3実行中) 結果 上杉政虎が特性「軍神」を修得(条件1達成時)柿崎景家が特性「先駆け」を修得(条件1達成時)甘粕景持が特性「殿軍」を修得 備考 川中島の戦いは北条討伐を終わらせたとき葛尾城が武田でないと発生しないようなので最初に武田に家宝あげて印象良くして同盟組めばおkムービー「川中島合戦」あり川中島の戦い達成後に上杉政虎が帰城もしくは30日経過で上杉政虎が上杉謙信に改名し、特性「信仰心」を修得 (大)上洛 発生条件 シナリオ「信長包囲網」開始直後もしくは上杉政虎が上杉謙信に改名済み 達成条件 1 七尾城を支配下に置く 尾山御坊を支配下に置く 2 二条御所を支配下に置く 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉謙信でない 2 柿崎景家が上杉家所属でない 3 春日山城を失う 結果 上杉謙信が管領に就任上杉謙信が特性「真の武士」を修得 (大)手取川の戦い 発生条件 シナリオ「手取川の戦い」開始直後 達成条件 1 上杉謙信が柴田勝家を撃破する(交戦開始で自動的に達成) 柴田勝家の尾山御坊侵入を防ぐ 結果 上杉謙信が特性「真の武士」を修得 備考 ver1.0.0.4(2014/2/20更新)からの新しい戦国伝戦国伝開始後、柴田勝家が出撃してくる。尾山御坊に勝家が着く前に謙信軍で接触すれば条件1達成 (武)軍師、最後の御役目 発生条件 「家中統一」終了済 達成条件 1 長尾政景と宇佐美定満が坂戸城にいる 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉政虎でない 2 長尾政景が上杉家所属でない 3 宇佐美定満が上杉家所属でない 4 長尾顕景が上杉家所属でない 5 坂戸城を失う 結果 長尾政景が死亡します宇佐美定満が死亡します長尾顕景が上杉政虎の養子になります長尾顕景が上杉景勝に改名します (武)二人の後継者 発生条件 シナリオ「天下布武」開始直後 達成条件 1 北条家と同盟を結ぶ(信用を上げるだけではなく外交で同盟を結ぶ必要あり・同盟の期限は問わない・婚姻でも可能) 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉政虎でない 2 北条家の大名が北条氏康でない 3 春日山城を失う 4 上杉家と北条家が戦争状態になる 5 北条氏政が北条家所属でない 結果 上杉景虎が上杉家所属になります (武)御館の乱 発生条件 上杉謙信が死亡(史実では1578年)後継者に上杉景勝を指名樋口兼続と上杉景虎も上杉家所属武田家と北条家が存続している 戦国伝開始時発生事象 上杉景虎が新発田城または箕輪城で独立 達成条件 1 武田家と同盟する 2 上杉景虎を滅亡させる 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉景勝でない 2 樋口兼続が上杉家所属でない 3 春日山城を失う 結果 上杉景虎が死亡します上杉景勝が特性「不屈」を修得 備考 (武)美しき反逆者 発生条件 上杉謙信が死亡(史実では1578年)後継者に上杉景虎を指名樋口兼続と上杉景勝も上杉家所属武田家と北条家が存続している 戦国伝開始時発生事象 上杉景勝が春日山城で独立(家臣は樋口親子・本庄繁長・斎藤朝信・甘粕景持など) 達成条件 1 北条家と同盟する 2 上杉景勝を滅亡させる 失敗条件 1 上杉家の大名が上杉景虎でない 結果 上杉景勝が死亡します上杉景虎が特性「遠路踏破」を修得 備考 毛利家 (大名録:3 武将録:3) (大)巌島の戦い 発生条件 シナリオ「家督相続」でイベント「大寧寺の変」(1551年9月)の直後、もしくはシナリオ「厳島の戦い」発生直後 戦国伝開始時発生事象 大寧寺の変が発生し、大内義隆が死亡、大内義長が大名になる毛利家と大内家の同盟が解消 達成条件 1 宮尾城を築城する 2 村上家の信用を40にする 3 陶晴賢が宮尾城を攻撃する※一度、陶晴賢に宮尾城を包囲させる必要がある 4 毛利元就が陶晴賢と交戦する毛利隆元が陶晴賢と交戦する吉川元春が陶晴賢と交戦する小早川隆景が陶晴賢と交戦する※宮尾城はすぐ陥落してしまうので、城の近くに待機させておくと良い 隆元・元春・隆景は副将でもよい 失敗条件 1 毛利家の大名が毛利元就でない 2 元就の息子のいずれかが毛利家所属でない 3 陶晴賢が大内家所属でない 4 戦国伝発生後4年が経過する 5 宮尾城が毛利家所属でない 結果 (条件2達成時)能島村上家と大内家の同盟が解消・能島村上家と毛利家が無期限の同盟を締結・小早川隆景が特性「外交術」を習得・陶晴賢が山口館から兵力4000で宮尾城へ向けて出陣(条件4達成時)陶晴賢が死亡・能島村上家が毛利家に従属・毛利元就が特性「謀神」を修得 備考 ムービー「厳島合戦」あり(条件4達成後) (大)防長経略 発生条件 「巌島の戦い」達成後 達成条件 1 山口館を支配下に置く 指月城を支配下に置く 失敗条件 1 毛利家の大名が毛利元就でない 2 元就の息子のいずれかが毛利家所属でない 3 戦国伝発生後6年が経過する 結果 毛利隆元が特性「百万一心」を修得 備考 ムービー「三矢の訓え」あり(戦国伝達成後) (大)尼子氏との戦い 発生条件 「防長経略」達成後、もしくはシナリオ「桶狭間の戦い」開始直後 戦国伝開始時発生事象 新宮党事件が発生し、尼子国久・尼子誠久が死亡 達成条件 1 山吹城を支配下に置く 2 月山富田城を支配下に置く 尼子家を滅亡させる 失敗条件 1 毛利家の大名が毛利元就でない 2 元就の息子のいずれかが毛利家所属でない 結果 吉川元春が特性「慧眼」を修得 備考 (武)「隆元の天命」によって毛利隆元が死亡しても戦国伝失敗にはならない (武)百万一心 発生条件 シナリオ「家督相続」「桶狭間の戦い」開始直後 達成条件 1 吉田郡山城の区画を4にする 失敗条件 1 毛利家の大名が毛利元就でない 2 吉田郡山城が毛利家所属でない 3 戦国伝発生から3年が経過する 結果 毛利元就が特性「百万一心」を修得 (武)隆元の天命 発生条件 「尼子氏との戦い」の条件1(山吹城攻略)達成後毛利隆元が吉田郡山城にいない 達成条件 1 毛利隆元が吉田郡山城に入る 失敗条件 1 毛利家の大名が毛利元就でない 2 吉川元春、小早川隆景が毛利家所属でない 3 尼子家が滅亡する 4 尼子家が毛利家に対して従属または同盟する 結果 毛利隆元が死亡します毛利元就が特性「利殖達人」を修得吉川元春が特性「百万一心」を修得小早川隆景が特性「百万一心」を修得 (武)尼子再興軍 発生条件 歴史イベント「七難八苦を!」発生済み吉川元春が毛利家所属1568年1月以降尼子家が滅亡しているまたは大名録「尼子氏との戦い」達成済み 戦国伝開始時発生事象 尼子勝久が新山城で独立し山中鹿之助が家臣となる 達成条件 1 新山城を支配下に置く 失敗条件 1 吉川元春が毛利家所属でない 2 尼子家が2以上の城を支配する 結果 山中鹿之助が脱走するイベントが発生 備考 「七難八苦を!」は(大)「尼子氏との戦い」発生中の1561年1月以降に尼子家の支配する城を月山富田城のみにすると発生「七難八苦を!」を発生させておけば後にこの武将録が発生する 北条家 (大名録:4 武将録:0) (大)受け継がれしもの 発生条件 シナリオ「家督相続」開始直後 達成条件 1 古河御所を支配下に置く 2 平井城を支配下に置く※平井城は包囲すれば落城したことになる 失敗条件 1 北条家の大名が北条氏康でない 2 北条綱成が北条家所属でない 3 1553年4月になる 結果 上杉(憲政)家が滅亡し、上杉憲政が長尾家臣になる北条氏康が特性「民心掌握」を修得 備考 ムービー「河越夜戦」あり(戦国伝開始時) (大)甲相駿三国同盟 発生条件 (大)「受け継がれしもの」達成 達成条件 1 武田家と縁戚になる※信用を100に上げるだけでよい 2 今川家と縁戚になる※信用を100に上げるだけでよい 失敗条件 1 武田、北条、今川いずれかの大名が変わる 2 武田義信か黄梅院が既婚か、武田所属でない 3 北条氏政か蔵春院が既婚か、北条所属でない 4 今川氏真か嶺松院が既婚か、今川所属でない 5 太原雪斎が死亡かまたは、今川所属でない 結果 北条氏康が特性「外交術」を修得 備考 ムービー「善徳寺の会盟」あり(条件2達成時)※この戦国伝開始直後、武田家の外交姿勢と信用が敵視0→信頼60に変化する※条件1達成後、今川家の外交姿勢と信用が敵視0→信頼60に変化する (大)北条包囲網 発生条件 (大)「甲相駿三国同盟」達成もしくはシナリオ「桶狭間の戦い」開始直後里見家、佐竹家が存続 戦国伝開始時発生事象 上杉政虎が兵力2000で出陣してくる 達成条件 1 韮山城を1年守る河越城を1年守る古河御所を1年守る 失敗条件 1 北条家の大名が北条氏康でない 2 北条氏政か北条綱成が北条所属でない 3 古河御所が北条所属でない 4 河越城が北条所属でない 5 韮山城が北条所属でない 結果 北条氏康が特性「堅陣」を修得北条氏康が特性「籠城達人」を修得北条綱成が特性「地黄八幡」を修得 (大)関東の覇者 発生条件 今川義元が死亡している(甲相駿三国同盟が成立すればほぼ間違いなく桶狭間の戦いが発生して義元が死亡する)。北条家と上杉家が同盟・婚姻していない 戦国伝開始時発生事象 武田家と今川家の婚姻が解消武田義信・飯富虎昌が死亡 達成条件 1 武田家と手切れする※破棄の使者を送れば達成 2 2年以内に上杉家と同盟する※信用を60に上げるだけで自動的に同盟イベント 3 関東の本城をすべて支配下に置く 失敗条件 1 北条家の大名が北条氏康でない 2 北条氏政が北条所属でない 3 同盟破棄前に武田信玄が死亡する 4 同盟締結前に上杉謙信が死亡する 結果 (条件1達成時)北条氏政と黄梅院が離縁し、黄梅院は死亡(氏政の配偶者欄は空になるため再度の縁組が可能になる)(条件1達成時)上杉家の外交姿勢が「関心」に変化(条件2達成時)いわゆる越相同盟(北条三郎氏秀の上杉家養子縁組)が発生するが、無期限同盟ではない(24カ月)ので注意(条件3達成時)北条氏康が特性「慧眼」を修得(条件3達成時)北条氏康が特性「兵站上手」を修得(条件3達成時)北条氏政が特性「余禄」を修得 備考 シナリオ「桶狭間の戦い」だと結城と同盟済なので、期間切れを待つか、破棄の必要がある
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榊ガンパレオリジナルキャラクター 自衛軍一覧 略記(詳細は各キャラクター名をクリック) 《陸軍》 □岩国基地・筑豊要塞□ 司令部荒波壮一郎(あらなみ そういちろう)岩田憲吾(いわた けんご) 司令部護衛小隊浮田(うきた) 水原(みずはら) 朝倉(あさくら) 砂原(すなはら)野島(のじま) 司令部後方支援 宮下倫太郎(みやした りんたろう)前園 菫(まえぞの すみれ) 列車砲『厳島』林(はやし) 巌流島砲台陣地高野(たかの) □第一師団(赤坂)□ 秋月俊輔(あきつき しゅんすけ)第一連隊(赤坂) 香川 (かがわ)第二歩兵大隊 野津 (のづ)坂巻 (さかまき) 藤安 (ふじやす) 第三連隊(麻布)鼻山 (はたけやま)玉田 (たまだ)西山 (にしやま) 第五十七連隊(佐倉) 菊地原 (きくちはら)向井 (むかい) 仁科 (にしな) 工兵連隊荻野 (おぎの) □第二師団(会津若松)□栗田中隊栗田(くりた) 清原(きよはら) □第三歩兵師団(名古屋)□ 山川譲(やまかわ ゆずる)泉野清秀(いずみの きよひで)第六連隊藤川(ふじかわ) 第三十四連隊岡部(おかべ) □第三戦車師団(広島)□ 兵頭幸一(ひょうどう こういち)酒見(さかみ) 矢吹大隊(第四大隊) 矢吹重雄(やぶき しげお)藪中隊(第四中隊) 藪(やぶ)木藤(きふじ)大石(おおいし) 梶山(かじやま) □第四師団(大阪)□ 聖沢(ひじりざわ)三宮(さんのみや)藤堂(とうどう)磯部 (いそべ) 浜田(はまだ) □第六師団(熊本)□ □東部方面軍□ 木塚(きづか)諸角(もろずみ)小池 (こいけ) □第八師団(弘前)□三十一連隊(弘前) 西岡(にしおか)萩原(はぎわら)金村 (かねむら) □第七師団(北海道)□ 本間 秋人(ほんま あきと)小谷野(こやの) 第八航空群森本(もりもと)下柳(しもやなぎ) □第十一師団(四国・甲信越)□ □第十二師団(小倉)□ □第十四師団(宇都宮・近畿)□ 永原(ながはら)堂島小隊堂島(どうじま)亀井 三山 笹本伸也(ささもと しんや) □第十六師団(京都)□ □四十二師団□ 那智 浩一(なち こういち) □第百十六師団□ 桐野武人(きりの)野池(のいけ) ■幼年学校■弘前幼年学校相馬班 相馬順平(そうま じゅんぺい)小林恵津子(こばやし えつこ) 須藤(すどう) 《陸軍》 会津閥、薩摩閥が軍の中心。 ドメスティックな部分を濃厚に受け継ぎ、声の大きな者が幅を利かせる。 郷土連隊制に基づき藩閥に裏打ちされた地域毎の気性の違いは濃厚だが、 徴兵制から志願制に移行後は、 志願に積極的な地域の兵員の積極的でない地域への流入により弱まりつつある。 □岩国基地・筑豊要塞□ 司令部 壁に作戦課、後方支援課、情報課等のプレートが掛けられ、 オペレータ達が端末を忙しく操作。殆どが尉官以上。 廊下の警備兵は歴戦のオーラ。敬礼省略、セクハラ・パワハラ禁止。 給湯室には静岡産ほうじ茶+巨大やかん。 なんとも風変わりなシロモノ。 上陸戦の際は、根室に拠点設置。 荒波壮一郎(あらなみ そういちろう) 登場巻 :episode two もうひとつの撤退戦 九州撤退戦(下) 山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還0・3・4 津軽強襲 弘前防衛 イラスト初出:山口防衛戦1 階級 :中尉→千翼長→中佐→大佐→少将 所属 :3352小隊→士魂号教官→岩国基地副司令→岩国最終防衛ライン臨時司令官→九州派遣軍司令官・筑豊要塞司令官→東部方面軍司令官代理 178cm 69kg O型(牡羊座) 二十代後半の二枚目俳優の様な顔の"大天才の荒波神司令官" 制服の襟をはだけネクタイを緩めているがダンディな雰囲気。 格闘技の名手で動体視力にも優れる(岩国にて紅稜の神崎から場外弾) 愛機・士魂号単座軽装甲に赤い旋風(ローテンシュトルム)と命名。 自衛軍きってのエースにして善行の盟友。パズルゲームの作家が友人にいる。 茜を見込んでいるらしく戦術指導を命じる事も。 九州戦初期撃墜数は200以上、山口戦時には300以上に。銀剣突撃勲章授与3回。 八代戦にて部隊全滅の後、 士魂号Lの搭乗員、人型戦車のテストパイロットを経た後、 善行同様人型戦車の有効性に着目し試作実験機小隊を設営し運用。 部下の死を極端に恐れており、 彼女等の負担を減らす為の戦術「吊り野伏」を考案。 阿蘇戦区で負傷し、療養を兼ね郊外で士魂号教官となるが、 態度と顔のでかい上官に直談判し岩国に異動。 撤退戦では遠坂の要請と本田の懇願により殿の後退を支援。 山口戦では岩国基地臨時司令官に就任。 奪還戦では半ばから派遣軍司令官・筑豊要塞司令官に就任。 青森戦開戦に伴い東部方面軍司令官代理に。 性格・実績・政治色のなさから派閥を問わず人気あり。 大胆不敵なエースにして用心深く慎重な指揮官。パワーハラスメントは嫌い。 気分転換はアニメと卓球、部下を連れてのゲーセン通い。 愛国心・自己犠牲は八代に置き忘れ。好きなお酒はスコッチ(シングルモルト)。 会津閥の第二師団長は友人。火中の栗に手を突っ込んだまま。 学兵は野戦を避け陣地戦に用いる方針。 攻撃精神の塊にして周到な防御思想の持ち主(善行) 部下を守る事に関しては執念の人(佐藤) エースの条件とは九九九まで才能。 岩田憲吾(いわた けんご) 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還3・4・5 津軽強襲 弘前防衛 階級 :少佐→中佐→大佐 所属 :第21旅団→岩国基地司令部参謀→九州派遣軍司令部作戦課主席参謀 二十一旅団出身の岩国基地参謀。通称"土木の岩田"自称"スタッフの潤滑油" 耳にピアスをしており、外見は5121の岩田裕(従弟)に酷似。 芝村一族に連なる家系の出身。 職業上では日本参謀史の研究が趣味。著書には「日本参謀史・黎明編」がある。 長州が失脚した影響で評価が低い大村益次郎を再評価 自衛軍きっての奇才とされるが、奇矯な言動が災いし直系の弟子がいない。 ゴスロリ好きが遠坂と出会う事によりメイド趣味へと昇華。 (旧荒波小隊総メイド化計画推進中・衣装調達済、遠坂は心の友にして論敵) 山口戦では陣地建造を指揮。又、独立防空支援隊を率い敵航空戦力に対抗。 人類の直線など幻獣の直線に比べれば糸の様な物であり直線的軍人は必敗 故に「基本はじわじわんです♩」 出世欲の塊でギャグセンスもない駄目な奴(5121岩田) 税金の無駄遣いが大好き(荒波) 不測の事態に弱い? 美少女が似合わないのは自然の摂理。 "病状"が進んでいる為、終戦後は荒波により陸軍病院に推薦予定? 司令部護衛小隊 浮田(うきた) 登場巻 :九州奪還5 階級 :伍長 所属 :司令部護衛小隊 "オモチャ"起動の際は前園と共に先導。後、青森にて鉛筆所望。豪快。 水原(みずはら) 登場巻 :九州奪還5 階級 :上等兵→一等兵 所属 :司令部護衛小隊 島村と同年代。"オモチャ"起動の際は後方警戒。 後、青森にてハイソックス要求。島村は女神様。 朝倉(あさくら) 登場巻 :ファンブック 階級 :伍長 所属 :司令部護衛小隊 柔道技を使う屈強な伍長 写真を見つつ丼飯お代わり 恩賞はエプロン 青森にて箸予約 砂原(すなはら) 登場巻 :ファンブック 階級 :軍曹 所属 :司令部護衛小隊 先任 報酬はカチューシャ 野島(のじま) 登場巻 :ファンブック 階級 :軍曹 所属 :司令部護衛小隊 アルバム3冊 司令部後方支援 宮下倫太郎(みやした りんたろう) 登場巻 :山口防衛戦2・3・4 九州奪還2・3・4 階級 :中佐→大佐 所属 :善行戦闘団→九州派遣軍 田野浦コンテナターミナル守備隊司令官→九州派遣軍司令部 後方支援主席参謀→東部方面軍 後方支援首席参謀 40代後半の風采のさえない外見で愛想が悪い。従軍経験は大陸戦から。 荒波からは士官学校時代の癖で「先輩」と呼ばれる。 仁川防衛戦では兵站を担当するが、 独断で突破補給を行った為上層部から忌避を買い出世コースから外れる。 山口戦では市内にて守備隊を指揮し、善行戦闘団を支援。 奪還戦当初は守備隊司令官に。同時に島村和美に補給のイロハを教え込む。 後、後方支援主席参謀に就任。 極秘任務遂行の為、専用オペレーションルームへ。 青森戦では荒波と共に東部方面軍へ移動。大学生になる子供がいる。 この仕事で最悪から最善まで考えられない奴は塵だ。 現場の兵は命を賭けている。 前園 菫(まえぞの すみれ) 登場巻 :山口防衛戦3・4 九州奪還3・4・5 イラスト初出 九州奪還5 階級 :少尉 所属 :第二十一旅団→岩国基地司令部 作戦課オペレータ→九州派遣軍司令部 ロジスティクスチームオペレータ 兵站・補給を司るロジスティクスチームの一人。コーヒー淹れ担当。 士官学校卒業後、二十一旅団に配属(当時の主席参謀が現・岩田大佐) 髪を短く切り揃えた二十代で、一般兵・下士官とも気軽に話せる気さくな性格。 射撃・格闘術ともSP級で、護衛小隊にも一目置かれる。 趣味は合気道(五段)とショッピング。ロジスティクス方面での藤代の師匠役。 山口戦では作戦課オペレータを務め、舞・厚志にサンドイッチを補給。 奪還戦では後方支援オペレータをこなしつつ岩田参謀から宮下大佐を守る盾役。 とある件で島村を援護し、是を契機に彼女と戦友に。 極秘作戦発動に伴い、宮下大佐の下、専用のオペレーションルームに配属。 青森にて宮下より百式熱線砲(試作品)を受領。 宮下をして「まるでネコだな」といわせる。 好きなタイプは「岩田参謀以外なら誰でも」 列車砲『厳島』 林(はやし) 登場巻 :九州奪還4 階級 :大佐 所属 :戦艦→列車砲 厳島 指揮官 元戦艦乗りの年金生活者。 御蔵入りしていた列車砲 厳島 の再就役に伴い再召集。 巌流島砲台陣地 高野(たかの) 登場巻 :山口防衛戦1・4 階級 :少尉 所属 :巌流島第三砲台陣地 大柄でヒゲ面だが、神経が細やかで不眠症。 西部方面軍に赴任した途端、九州総軍が大潰走。 山口戦の際は他隊に向け敵情を報告。 □第一師団(赤坂)□ 近衛師団の廃止以来「首都の守り手」 名族の保護も役目。 伝統あるブランド師団で、地方師団とは別格扱い。 主に東京・千葉・山梨からの志願兵で構成。 師団司令部は旧軍と同じく赤坂(皇居・官邸側) 第一・第三連隊(東京) 五十七連隊・偵察隊・師団戦車隊(佐倉) 四十九連隊(甲府) 捜索連隊(朝霞) +砲兵・工兵連隊 炊事班は、ならず者の集まり。 秋月俊輔(あきつき しゅんすけ) 登場巻 :東京動乱 階級 :中将 所属 :幕僚監部→第一師団 師団長→決起軍司令官 山川譲と並び会津閥の龍虎とまで呼ばれる、 陸軍の重鎮にして軍内部主戦派の急先鋒。 部下を駒と考え人に担がれ奉仕される事に馴れている。 山川譲を更に鋭利で鋭くした雰囲気の持ち主で、礼儀に煩く形式を重んじる。 ユーラシア戦の頃は西の配下として幕僚監部に所属し、 剃刀の様な怜悧さで軍を統括していた。後、一師団長に栄転。 奪還戦を前に山川と"政治"をするも敗北。 経歴が華やかな分甘さがあり出世競争に最後の最後で敗れるタイプ(泉野) すぐにレッテルが口をついて出る、絵に描いた様な陸大出の秀才(大原) クーデター失敗により小菅の陸軍刑務所に収監され、 "武士の情け"により「憂国論」執筆。好きな銘柄はスコッチ。 松平容保の側近として仕え、八月十八日の政変にて藩兵を率い、 戊辰戦争では軍事奉行添役として出陣した秋月悌次郎の家系か? 第一連隊(赤坂) 六本木東通りに面した広大な敷地内に駐屯。 官邸迄2km足らずの地点(師団本部に隣接) 要塞を思わせる兵舎。成績優秀。 香川 (かがわ) 登場巻 :東京動乱 階級 :大佐 所属 :第一連隊 連隊長 クーデターに反対し憲兵と接触、 秋月中将の"栄転"を画策するも師団司令部に連行され軟禁。 しかしクーデター失敗後解放。 幻獣による津軽強襲の際は名誉挽回の為に張り切っている。 第二歩兵大隊 第一・第二中隊 首相府 第三中隊 道路 第三大隊 TV・ラジオ・新聞社 連隊長・大隊長→師団司令部 0500状況開始 野津 (のづ) 登場巻 :東京動乱 階級 :少佐 所属 :第二歩兵大隊 大隊長 役職 :「国土回復研究会」主催者 鹿児島出身だが成績優秀につき第一師団に配属(実家に棕櫚の木) 軍人らしい硬質な雰囲気。 八代会戦に参加出来ず、鹿児島時代の友人が戦死する中生き残った事が恥。 奪還戦では後詰として下関に待機していたが上陸する事なく終戦。 戦後、"国土回復研究会"を主催しているうち師団長の「勉強会」に呼ばれた。 師団長直々の指名を受け第三大隊から二個中隊を加え戦闘団編成(中核)。 気の毒な将棋の駒(大原) 坂巻 (さかまき) 登場巻 :東京動乱 階級 :中尉 所属 :第二歩兵大隊 大隊付参謀 テレビ映りによる印象操作の重要性に気づいた。 藤安 (ふじやす) 登場巻 :東京動乱 階級 :大尉 所属 :第2中隊 動乱に於いて官邸警備を担当。 第三連隊(麻布) 機械化と三個連隊制の影響で名目上に 実質一個大隊 鼻山 (はたけやま) 登場巻 :東京動乱 階級 :軍曹 所属 :第三連隊 30代後半の先任軍曹。 テレビ新東京制圧に参加していたが、箕田の申し出に同意。 玉田 (たまだ) 登場巻 :東京動乱 階級 :上等兵 所属 :第三連隊 テレビ新東京制圧に加わっていたが、女性職員を暴行より守る。 後、21旅団に投降。 西山 (にしやま) 登場巻 :東京動乱 階級 :一等兵 所属 :第三連隊 テレビ新東京制圧に加わっていたが、女性職員を暴行より守る。 後、21旅団に投降。 第五十七連隊(佐倉) 二個大隊強 菊地原 (きくちはら) 登場巻 :東京動乱 階級 :大佐 所属 :第五十七連隊 連隊長 向井 (むかい) 登場巻 :東京動乱 階級 :軍曹 所属 :第五十七連隊 第二大隊 飯田橋交差点にて分隊を率い検問「反乱軍呼ばわりする者は殺せ」 仁科 (にしな) 登場巻 :東京動乱 階級 :少佐 所属 :第四大隊 大隊長 シビリアン・コントロールを遵守する生真面目な軍人。 主戦派だが"勉強会"には不参加。木更津出身で妻子が一人づつ。 一個大隊を率い佐倉駐屯地封鎖。 工兵連隊 全国各地から選りすぐられた他の第1師団と違い、 九州、山口と転戦してきた兵で纏められる。 5121とは岩国以来の付き合い。 首相派の連隊長は新宿御苑~新宿通りにて戦死、 激昂した将校は外堀通り沿いビルに展開し猛攻(戦闘員だけで千名以上) 荻野 (おぎの) 登場巻 :東京動乱 階級 :少佐 所属 :工兵連隊第1大隊 クーデターには参加せず、四谷駅付近の第三連隊と対峙。 □第二師団(会津若松)□ 仙台・会津出身者が多い、会津閥の象徴。 岩国戦に参加し勇名を響かせた精強。 師団長は荒波の事を気に入っている。十分頑固(荒波) 栗田中隊 師団戦車隊所属の人型戦車中隊。光輝号砲戦仕様9機+トレーラーの重量級中隊。 岩国の一件からトラウマを引きずっている隊員が多い。 奪還戦では藤代凡人小隊と共に田野浦・和布刈公園付近のファミレスに駐屯。 青森戦にも参加。 なんとかしないと税金の無駄遣いと嘆く荒波からの指示は「卑怯未練に戦え」 栗田(くりた) 登場巻 :もうひとつの撤退戦、九州奪還4・5 階級 :中尉→大尉 所属 :士魂号試作実験小隊長→人型戦車中隊 中隊長 映画やアニメから抜け出た様な会津閥の若手エリート。 荒波より一回り大きな体格で、無骨で生真面目。上官にも礼儀正しい。 本来は歩兵将校だったが、 人型戦車のエキスパートになる様期待されている。 熊本戦では荒波小隊の面々を率い菊池戦区へ。 奪還戦以降は光輝号中隊を率い転戦。 初陣での失敗がトラウマになっている様で、 未だ自信が持てず歩兵部隊への転属を願い出ている様子。 清原(きよはら) 登場巻 :九州奪還4 階級 :軍曹 所属 :人型戦車中隊 山口戦にて動員された人型戦車パイロットの一人。後、大宰府にて脚部不良に。 □第三歩兵師団(名古屋)□ 名古屋常設師団だが会津閥の影響下。 伝統があり闘志と責任感に溢る精鋭だが経験不足。 奪還戦一ヵ月前に山川の政治力により砲兵を全て自走砲(75式)化し、 第八師団(弘前)から大量に部隊を引き抜き。 上陸後、直方に司令部を設置し第三戦車師団と共に先鋒を務め、 対幻獣戦の過酷さを知る。 後半は小隊、中隊レベルで直方・大宰府方面に転用。 青森戦では逼迫する戦況に合わせて三〇一独立混成旅団として投入。 山川譲(やまかわ ゆずる) 登場巻 :九州奪還1・2・3 東京動乱 津軽強襲 階級 :中将 所属 :九州派遣軍司令官→第三歩兵師団 師団長→予算委員会議長→陸上幕僚監部長→統合幕僚監部長 新任の師団長で、山川道久の父親。学生時代のニックネームは生徒会長。 髪を短く刈り上げた、がっしりした体格の、立派な風采の将軍。40代 会津閥が温存してきた逸材で、その世代No.1。嫁は西郷官房長官の三女。 西郷より「情報こそが命」との薫陶を受け各方面に情報源を持ち、 高級軍人の情報を把握しゴシップに詳しい。 頭の回転が速い、派閥きっての論客で、 偶に事務的な文脈から逸脱した豪快・率直な言葉を放つ。 息子同様大柄らしく(180台半ば?)、どこかから脱出する度に苦労している。 政治力に富み、防御・迎撃戦が得意だが、出来れば派手な攻勢をやりたがる人物 ユーラシア戦を経験しているが、出撃した途端、中央に呼び戻されていた。 レザー製ホルスターのコルトガバメントは父が米軍将校からプレゼントされた物 善行を胡散臭く思っているが、査問会抗弁には共感。息子とは相性が悪い? 奪還戦にて派遣軍司令官に就任。 シビリアン・コントロール下の軍のあり方を良くも悪くも理解しており 「常に主導権を握った積極攻勢」を信条とし、 大演説"山川中将の歴史的瞬間"を行い、 政治家との強力なパイプを以て積極策を推進。 戦役後は予算委員会議長に就任。 動乱の際は第三歩兵師団を首相派に引き入れる等、終結に向け一役買い、 後、陸上幕僚監部長に(部署異動後も第三師団兵は可愛い部下達) 首相の要請により"爆弾発言"引き出し。 エリート意識の強い政治好きだがその信念は揺るがない。 欠点は多いが信念の人(大原首相) 偉くなる為の虎の巻(茜) 口から先に生まれた様な男(自称) 日本携行食料協会(レトルトメーカーの業界団体)より"政治資金" 女性は料理。 泉野清秀(いずみの きよひで) 登場巻 :九州奪還1・2・3・4・5 東京動乱 弘前防衛 階級 :大佐 所属 :第三歩兵師団 作戦課首席参謀→?→? 山川と同じく会津閥。白皙顔の30代で、その世代№1エリート。 地形を上手く利用し敵をいなすように戦う有能な片腕。 正論の積み重ねで相手を術中に引き込む謀略好き。病的な迄の完璧主義者。 善行に対し強烈なライバル意識を持ち功名心旺盛だが、門閥社会には疎い。 名家の出ではない為社交界に呼ばれず人脈作りに苦労(村山法相にもごますり) 成績は優秀だったが出自の為か地方師団を転々とした様で、 中央の情報機関にも知名度は低い様子。 牧島大佐の紹介で西中将と知己。 戦役後は末次を手元に置き、燻っている主戦派を纏め上げクーデターをお膳立て クーデター失敗後は小菅陸軍刑務所に収監されていたが…。 企画・行動力に優れた優秀な参謀だが上に立つ器ではない(秋月) 頭はまわるが空まわり(西) 第六連隊 連隊長は慈悲深い善人 久留米にて殿軍を担い、「間違った」覚悟 藤川(ふじかわ) 登場巻 :九州奪還3 階級 :伍長 所属 :第六連隊 口数が多い名古屋人。味噌カツが好物。 第三十四連隊 福岡にて被害 後、佐賀市を守備 岡部(おかべ) 登場巻 :九州奪還2 階級 :少尉 所属 :第三十四連隊第三小隊 小隊長 実家が静岡市内の茶屋で、 玉露の前にうっかり軍務を二の次にするほどの茶の愛好家。 □第三戦車師団(広島)□ 西部方面軍最精鋭の広島の虎の子(戦略打撃型) 師団マークは稲妻になぞらえた「3」 真新しい偵察車両をふんだんに持つ、機械化された金満師団。 車体の汚れは迷彩とする為放置され、 砲塔から顔を出す車長はむさい髭面ばかり。 山口戦を前に方面軍司令部の混乱を収拾し、戦闘団に部隊を派遣。 攻勢転移後、本体も追撃戦に加わる。 奪還戦では第三歩兵師団と共に主力を担い、 後半は複数の戦闘団を形成し要塞線陣地に部隊を派遣、 穴埋め・ゴールキーパー役を務める。 動乱の際も部隊を派遣し、青森戦にも参加。 山口・九州で経験を積み名実共に精鋭に。オーラが違う(佐藤) 兵頭幸一(ひょうどう こういち) 登場巻 :九州奪還1・2・3 階級 :中将 所属 :第三戦車師団 師団長 大陸では凄惨な撤退戦を経験した、泣く子も黙る師団長。 無派閥。 戦車将校として唯一人の中将だが政府の戦車温存策もあり実力未知数。 矢吹の様な指揮官が育っている事から先達としての役割は果たしている模様。 酒見(さかみ) 登場巻 :山口防衛戦1 九州奪還1・2 階級 :中佐 所属 :第三戦車師団 参謀 山口防衛戦では方面軍司令部の異変に際し、 善行の後押しを受け師団長に意見具申。 後、善行戦闘団に僚友の矢吹を派遣。 奪還戦では善行の真意を見抜き周りの将校達を諫める等、有能な面を見せる。 舞に「兵力の出し入れ」を伝授。 矢吹大隊(第四大隊) 第三戦車師団の看板。山口では戦闘団に参加。 奪還戦では芝村支隊に同行する事も。後半、大宰府にて派手な戦車戦。 矢吹重雄(やぶき しげお) 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還2・3 イラスト初出:山口防衛戦3 階級 :少佐→中佐 所属 :第三戦車師団第四大隊→善行戦闘団 戦闘部隊指揮官→第三戦車師団第四大隊 大隊長 矢吹家の多少難ありサラブレッド。八代会戦で兄と弟を亡くしている。 堂々とした長身の三十代の佐官で既婚者、娘一人。またの名をカレーの鉄人 。 幼年学校の入試をインフルエンザ発病の為失敗してから父親とは不仲。 中学の頃担任(理科教師・天文学専門)の影響で天文学者を目指していたが、 家系以外に、才能ある星好きを守る為軍人になった、鬼の大隊長。 戦車小隊長の頃に植村の隊に散々に打ち負かされた経験あり。 山口戦で酒見参謀の推薦を受け善行戦闘団に出向し初陣。 派遣される途上、人型の論文を読破、 戦闘部隊を指揮し、舞達を自在に動かし初陣とは思えない功績を残す。 しかし危険な目に合わせた隊から怒りを買い、 手土産(神戸モロトフ社製高級チョコ)を手に平謝り。 奪還戦終盤は戦闘団の一員として戦線維持に従事。 青森戦に於いても独自に戦闘団を編成し穴埋めに奔走。 臨機応変と頑固さが同居する稀有な軍人で5121の理解者。練馬に宿舎。 戦車屋の伝統は馬鹿にならない(善行) 照れ性(温子) 恰好つけ過ぎ(初音) 浅黒い顔の副官は長野出身。 藪中隊(第四中隊) 損害ゼロが二つの戦役に跨る最精鋭 藪(やぶ) 登場巻 :九州奪還4 階級 :大尉 所属 :第四大隊第四中隊 中隊長 矢吹の部下。口数が少なく冷静な人物。根っからの日本の戦車屋。 七四式の特性を生かした、車体を隠蔽しての戦闘には定評あり。 青森にて有事に際し志願。 木藤(きふじ) 登場巻 :東京動乱 階級 : 所属 :第四大隊第四中隊 藪の部下 大石(おおいし) 登場巻 :九州奪還1 階級 :少尉 所属 :第三戦車師団 真新しい指揮官型アーリーFOXに軽量のサブマシンガン。偵察要員? 梶山(かじやま) 登場巻 :九州奪還3 階級 : 所属 :第三戦車師団 大隊長 情に厚く高潔で立派な人物だが、 それが仇となり撤退中に友軍支援に赴いた為、 師団長より囮役として引導を渡された。(撤退中の救援=戦力の逐次投入) □第四師団(大阪)□ 自衛軍最弱とよばれる、西部方面軍隷下の一線級甲編成完全機械化師団 師団長以下の人員を全て大阪、兵庫、和歌山で占め、 計算して黒字を出す戦いかたを流儀とする。兵は穏やかで人懐っこい。 「猫の手師団」と蔑称され、周囲からは警備師団と同程度扱いだが ユーラシア戦を戦い抜いた将官、下士官を 大量に温存しているという強みを持つ。 実際に防衛戦での戦いぶりはかなりのもの。 ユーラシア戦では芸術的な撤退戦を行い、 また上海解放戦では人民解放軍と協力して強力な陣地を築き幻獣を迎撃し、 師団の犠牲を最小限に留めるが、 陸軍の主流派であった会津閥からは疎まれ、一時期解散されそうになる しかし大阪府知事、議員らによる「府民の動揺」なる政治的理由によって 存続を認められていた。 粉モンがないとパワーが出ない為?タコ焼きセット常備(タコは明石産?) 聖沢(ひじりざわ) 登場巻 :津軽強襲.弘前防衛 階級 :中将 所属 :第四師団 師団長 中型幻獣との市街戦を想定した研究を長年続ける、長身痩躯な初老の男 ユーラシア戦時は人民解放軍と連携 早くから大原支持を表明 弟は国会議員となって兄と同じく大原首相を支えている 三宮(さんのみや) 登場巻 :津軽強襲.弘前防衛 階級 :大佐 所属 :第四師団 参謀長 大原派の一人として陸上幕僚会議に呼ばれる。 眼鏡をかけ、小柄で風采の上がらない佐官(事務仕事の方が似合いそう) 兵の疲労を思考の起点とし、完璧なローテーションを構築する温泉参謀。 人型戦車に理解があり過ぎ、息子が滝川機の大ファン。岩田参謀とは同期の桜。 どんな状況になろうとも生きてる者が勝ち。 藤堂(とうどう) 登場巻 :津軽強襲 階級 :中尉 所属 :第四師団 第八連隊偵察隊 先遣偵察隊 兄は第二十一旅団の旅団長である藤堂京介。 育ちの良さそうな温厚な顔立の若い中尉。オットリした、こてこての関西弁。 作中で出された手帳から察するに、几帳面な人物であることがうかがえる。 青森市郊外・奥内付近のファミレスにて一ノ瀬隊に出会い、 彼女達を市内に送った後、八師団・萩原の小隊と共に 7号線沿いに弘前まで戦線の穴探し。 隊の主な装備は小隊機銃、サブマシンガン、零式ミサイル。 とにかく食わんと身が持たん。 磯部 (いそべ) 登場巻 :弘前防衛 階級 :軍曹 所属 :第四師団 ユーラシア帰りの髭面古参兵。 弘前・神田の県営住宅にて 一〇四五旅団司令部壊滅後の指揮系統の混乱に有松豊が困惑する中で 彼を諭し、二丁の機銃班を指揮し弾幕を張りまくる。 "居候"の有松達の補給について上申。 浜田(はまだ) 階級 :軍曹 所属 :第三十七連隊 木戸小隊 弘前市郊外にてワイトの浸透を受け部隊壊滅 再編の為、弘前大キャンパスの師団本部へ □第六師団(熊本)□ □東部方面軍□ 青森本町に司令部ビル 木塚(きづか) 登場巻 :津軽強襲 階級 :中将 所属 :東部方面軍司令→統合幕僚監部長兼東京守備隊司令官? 豊な髭が自慢の陸軍会津閥の長老であり、 ユーラシア戦・上海解囲戦で第八師団を率いて"勝利"に導いた"生ける軍神" 血気盛んで攻撃的、押し出しの良い風貌から 理想の軍人像のモデルに(実質は会津閥が作り上げた虚像) 政治性は薄く勇猛果敢な性格で戦果をあげるが、 柔軟性に欠け頑固で思い込みが激しく消耗も多い。 (独断専行が過ぎ常に攻勢を主張し突出猛進、西・山川が後始末) 第一師団師団長であった秋月の師匠筋だが、兵からの人気はそれ程高くない。 山川中将の陸軍大学時代の元教官だが、微妙に距離を置かれている様子。 海軍将官嫌いで、 数年前の予算委員会に乗り込み第一艦隊提督と掴み合いになったエピソードが有名。 女性に弱くその悪癖が祟って現在夫人とは別居中。 A級監視対象者。青森戦開戦後、"常勝の神話"を守るべく、山川が接触。 樺山のエージェントも接近。 戦争の話をしていればご機嫌な老人(東三条) 野に放つと主戦派が勢いづいて大変(山川) 諸角(もろずみ) 登場巻 :津軽強襲 階級 :大佐→少将 所属 :東部方面軍 参謀長 勤勉、実直で洞察力に優れ性格に角の無い穏やかな人物。 山川譲より3歳ほど年上で士官学校の先輩でもあった。 津軽が幻獣に強襲された際は木塚では勝てないことを見抜いていた。 木塚が"栄転"した後に少将へ昇進 退役後に戦史研究をして過ごすのが夢。 小池 (こいけ) 登場巻 :極東終戦 階級 :軍曹 所属 :東部方面軍司令部 第十七補給中隊 小池組 二tトラックの荷台に兵5名 小隊機銃+サブマシンガン 自慢の運転手(上等兵)はカーマニア ミサイルネズミに"お年玉"配布 □第八師団(弘前)□ ユーラシア戦では木塚の指揮の元で戦功をあげ、 日本最精鋭といわれた師団(死守連発) しかし九州奪還戦で第三師団に大量の兵を引き抜かれ、戦力は1/3に 現在は歩兵第五連隊、工兵、砲兵を残すのみ 二師団兵曰く、「頑固で頭が固すぎる」 三十一連隊(弘前) 相次ぐ引き抜きで二個大隊に減少し県内各地に分散配置 西岡(にしおか) 登場巻 :弘前防衛 階級 :少佐 所属 :第八師団第三十一連隊 品種改良センター陣地守備隊司令 幻獣上陸の報に接し基地内の歩兵二個中隊・重迫撃砲中隊・工兵等を掻き集め 豊成の中学・品種改良センター付近に展開し守備隊司令として指揮を執る。 拠点防衛という任務が性にあっているようにも見える。 萩原(はぎわら) 登場巻 :九州奪還3 津軽強襲 階級 :軍曹 所属 :第三師団第六連隊(派遣)→第八師団第三十一連隊(原隊) 第三師団(名古屋)が定員不足の為引き抜かれていた小隊機銃手。 下北の漁師の息子。髭面。 久留米にて黒の人型の狂気に魅入られる。 後、青森市郊外・奥内付近のファミレスにて四師団・藤堂中尉の隊と合流し、 彼等の偵察任務を支援。 金村 (かねむら) 登場巻 :津軽強襲 階級 :少尉 所属 :第八航空分遣隊 豊富基地守備隊 24歳 陸軍士官学校を超低空飛行の成績で卒業 子供の頃からの農作業で節くれ立った指を持つ 東北(秋田)出身という事もあって幻獣とは無縁の生活を送ってきた □第七師団(北海道)□ 本土が八代会戦からの戦いに明け暮れる中、沈黙を保ち続けた師団。 元・東部方面軍傘下だが、件の法律により独立管区軍として認識される様に。 樺山財閥をバックに本土の師団が羨むほどの豪勢な装備を要する。 (政府の産業振興策により資金豊富) 佐官クラス以下は道出身者で占められ、選抜されたエリートにより構成。 兵士は北海道一等市民の子弟によって編成され現地化。 給料は本土軍より三割上。方面軍情報部の使用チップは四菱製。 直属の空中打撃中隊(戦闘ヘリ)・空中強襲中隊(ヘリボーン)あり(20機強) 戦車隊は四個中隊 ・特殊作戦部隊α1小隊 "穏便な方法で処理"すべく派遣 本間 秋人(ほんま あきと) 登場巻 :北海道独立1 階級 :中将 所属 :ユーラシア戦線ヘリボーン部隊長→陸幕→第7師団 師団長・北海道方面軍司令→国防長官→知事代行 代々軍人を輩出してきた小笠原家の分家出身であり、 日本本土の士官学校卒業後に数々の役職を歴任。 ヘリボーン部隊を指揮しレスキュー・降下作戦を何度も経験した、 大胆・細心な性格。 風貌は華奢な体格で色白、穏やかな性格で青年のような容貌を維持しているが、 怒ると細目の満面笑顔になる癖がある。独身。 八代会戦の直前に人事工作等もあり、 陸幕を経て大佐から中将に抜擢され42歳の若さで第7師団師団長に着任した。 独立派が多い指導部の中でも数少ない穏健派の一人。 桐野はユーラシアを友に戦い抜き何度も盤面を囲んだ気の合う大先輩。 ウィンタースポーツ全般を趣味とし、囲碁・将棋では名手。 吉良潤に親しみを感じる一方、甥の小笠原武春の事を兄さんと慕ってもいる。 しかし断固として反樺山。 後、大原の要請を受け知事職を代行。 一筋縄ではいかない、徳川風の様な上品な男(荒波) 小谷野(こやの) 登場巻 :北海道独立1 階級 :大尉 所属 :第十七捜索中隊 指揮官 知事命令により技術試験中隊のフォローの為派遣 本土政府と北海道庁のあつれきを苦々しく思う穏健派軍人の一人 第八航空群 札幌に司令部 地上支援用ヘリ部隊 地上攻撃機の充実に注力 森本(もりもと) 登場巻 :北海道独立3 階級 :少将 所属 :第八航空群(札幌司令部) 本間中将と同年代であるが彼とは違い年相応の風貌の持ち主 本土回帰派 ロシア航空群の行動を北海道大学の教授などを動員して止める 吉良秘書官と面識あり 下柳(しもやなぎ) 登場巻 :北海道独立2 階級 :中尉 所属 :第八航空群(標津) 本土で空のレスキューをしていたころに 同部隊にいた本間中将を知り合う その後、自衛軍を辞めるが本間中将に拾われ北海道へ 悪趣味なメイドマークが描かれたヘリが愛機の無精髭中尉 標津勤務 恵庭付近にて"短髪眼鏡"確保 □第十一師団(四国・甲信越)□ 兵員輸送車、ヘリ部隊を有する戦略機動型。会津閥一色。 九州では熊本・阿蘇戦区を担当し、 勇敢で野戦に強く、拠点防御・陣地死守で鉄壁と讃えられる。 岩国にて爆破攻撃を受け壊滅するも、勇名を響かせた。 頭の硬い将官が多く、絵になる様な戦争が好き(岩田参謀) しかし末端の兵は柔軟で臨機応変。 □第十二師団(小倉)□ □第十四師団(宇都宮・近畿)□ 市街戦重視の沿岸警備型。はしっこさで有名な市街戦のプロ。 岩国戦に部隊を派遣し勇名を響かせた。 現在のところ宇都宮連隊が東京に抑えとして駐屯し、主戦派を警戒している。 永原(ながはら) 登場巻 :津軽強襲 階級 :中将 所属 :第十四師団 師団長 数少ない軍内部大原派(和平派)の一人 堂島小隊 岩国戦時、合田小隊と共に吉香公園を守備した市街戦のプロ。 負傷兵収容の為向かった野戦病院が壊滅していた為、 移転先の整備工場へ赴き守備隊に参加。 堂島(どうじま) 登場巻 :山口防衛戦3 階級 :少尉 所属 :第十四師団小隊長 大阪の下町育ちで楽観論者。 レンジキャストでフィギュア製作・彩色 パンプス右 亀井 登場巻 :山口防衛戦3 階級 : 所属 :第十四師団堂島小隊 三山 登場巻 :山口防衛戦3 階級 : 所属 :第十四師団堂島小隊 笹本伸也(ささもと しんや) 階級 :中尉 所属 :第十四師団 条約に不満を持ち、陸上幕僚監部長に面会 □第十六師団(京都)□ 百十六師団に部隊転出 □四十二師団□ 沿岸警備師団 山口にて壊滅的被害を受ける 奪還戦には一部連隊規模で動員 那智 浩一(なち こういち) 登場巻 :もうひとつの撤退戦 九州奪還4 ファンブック 弘前防衛 階級 :中尉→大尉 所属 :第四十二師団 戦車隊第一中隊 元・紅陵女子α小隊の戦車教官。士官学校出身。通称「髭だるま」 熊本戦時の撃破数は七十八。率いる隊は精鋭。 丸顔でずんぐりむっくりの小太り、 揉み上げからもじゃもじゃ髭のヒゲゴジ大尉。 陽気で人相・柄が悪く威勢の良い声で、 数多くの死を乗り越えているであろう歴戦。 目だけが鋭い刑事ドラマの犯人役の様な容姿だが、 "経理課長閣下"の前では借りてきた月ノ輪熊。 モットー「死んで花実が咲くものか」、視認だけに頼らない事、 車体隠蔽・待ち伏せ戦術を教え、後のα小隊の部隊運用に影響を与えた。 初陣を堅田戦車隊の後方で飾らせた後、前線に復帰。 撤退戦時には菊池を救出し、奪還戦を前に紅稜女子α小隊に配属させた。 奪還戦では再建中の師団ごと九州へ。後、佐藤を激励。 顔馴染みを引き抜いて師団戦車隊を編成し、第一線へ。 終戦後は間宮春子と結婚するが、 新婚早々青森に幻獣が侵攻してきた為に出撃し、芝村支隊に参加。 学生時代は柔道一直線。 実家は深川の鳶の親方だが高所恐怖症の為士官学校入り。 (おふくろに嘆かれ親父には出来損ない扱い) 四の五の言わぬ軍人気質だが、 「箱入り上製本の世界文学全集」をお宝として大切にしている側面もある。 十二畳程の自室は"男の子の部屋" もんじゃ焼きを語らせると長い。 タキシード姿は何処かの漫才師(ルネッサーンス?) 自分が死んだら後ろも殺られる為、自信は無くとも簡単には死ねない。 ポシェット内の財布には真っ白な封筒。 打てば響く有能で優しい工事現場の監督(佐藤) 辛辣で鋭い名漁師(植村) 人相の悪さは親の遺伝子、柄の悪い言葉遣いも両親の影響(自称) □第百十六師団□ 京都第十六師団の子師団。薩摩閥の要求により甲編成。 隷下に熊本連隊・鹿児島連隊。十三連隊長は血の気が多い。 ・熊本連隊 萩戦に一個中隊を派遣。逆上陸の際は直方平野を拠点防御 ・鹿児島連隊 逆上陸の際は八幡方面を担当 奪還戦後は国境警備に就いていたが、 上陸戦に於いて函館方面を担当し、海峡通に面した樺山物産ビルに司令部設置。 桐野武人(きりの) 登場巻 :九州奪還1.2 階級 :中将 所属 :第百十六師団 師団長 薩摩閥からの要求で就任した鹿児島出身の54歳。将棋好きな熱血タイプ。 髭を蓄えた古武士といった風貌で、骨太な資質を持ち清廉で公平な人格。 官僚主義からは縁遠い稀有な軍人で、 軍内政治に無関心な為、昇進は山川に比べ10年は遅れている。 予算委員会の西とは親友。山口での善行の"冒険"に好意的。 本間と気が合い、ユーラシアでは共に戦い抜き何度も盤面を囲んだ仲。 剣道五段の実力の持ち主でもある。 野池(のいけ) 登場巻 :北海道独立2 階級 :大佐 所属 :百十六師団 作戦参謀 函館にて今後の方針を協議 ■幼年学校■ 幼年時から幹部将校候補を純粋培養する為の教育機関(中学校相当) 卒業者は上等兵待遇。 "未来のエリート様には敬意をもって接するべし" タテマエだけだが。 →予科士官学校(高校相当)→士官学校(大学相当) 軍のエリートは殆どがこの道を進む。 しかし軍人を多く輩出する地域では常識でも全国的な組織ではない様子。 弘前幼年学校 男子は勉強は出来るが 人に世話を焼かれ面倒を見て貰って当然という子ばかり 相馬班 計五名 本来の任務は"自宅及び避難場所で別命あるまで待機" 相馬順平(そうま じゅんぺい) 登場巻 :津軽強襲 階級 :上等兵(待遇) 所属 :弘前幼年学校 相馬班班長 理由はわからないが生き急いでいる節がある。背丈は145㎝。牛潟出身の13才。 父親は軍人だったが八代会戦で戦死した為に経済的な理由から幼年学校へ入学。 父の戦死後、元々戦争嫌いな母は軍人アレルギーに。 後、揉め事を起こし正月も学校に残り、母を実家に追い返す。 その後、牛潟は幻獣の海に呑み込まれた。 軍人が尊敬される土地柄の為かエリート意識だけは高い。 先輩からのプレッシャーには強い熱血坊や。 身長にコンプレックスがある為、牛乳毎日1ℓ。 弘前駅にて合田小隊に引き取られ、"隊付きの奴隷"に。 一言多い野球少年(橋爪) 素直でよく働き応急手当も几帳面なとってもイイ子?(飯島) 金属バット所持。 小林恵津子(こばやし えつこ) 登場巻 :津軽強襲 階級 :上等兵(待遇) 所属 :弘前幼年学校 相馬班副班長 相馬を心配して同じく幼年学校へ入学し、偶然が重なり同じ班になる。 背丈150㎝、13才の柔道少女。家は乾物問屋(カート内にスルメ満載) 小学校で"燻製臭い"と虐められた際等よく相馬に庇われた。 好奇心丸出しだが、優しくて賢い娘。 合田小隊に引き取られた相馬に追随。 怒ると怖いヒステリー女(相馬) 須藤(すどう) 登場巻 :津軽強襲 所属 :弘前幼年学校 相馬班 国民の税金で勉強する者の義務として相馬に連れてこられる。 13才にして背丈165㎝超。
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計略一覧 計略名 三日天下 効果 一定確率で属性効果が悪いほど攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [煌]明智光秀 計略名 ジュスト 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]高山右近 計略名 無刀取り 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]柳生石舟斎 計略名 五大老 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]毛利輝元 計略名 猛虎蹂躙 効果 一定確率で攻撃値が増加、次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]武田信玄 計略名 堅忍不抜 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]筒井順慶 計略名 不屈 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]長宗我部盛親 計略名 さらさら越え 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]佐々成政 計略名 弓箭姫 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]甲斐姫 計略名 五七桐 効果 一定確率で発動後の計略の発動確率が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]羽柴秀長 計略名 先鋒 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]柿崎景家 計略名 逃げ弾正 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]高坂昌信 計略名 天王寺屋 効果 一定確率で次の武将の計略の効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]津田宗及 計略名 風神 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [煌]高橋紹運 計略名 かかれ柴田 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]柴田勝家 計略名 出奔 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]伊達成実 計略名 嫌疑 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]尼子義久 計略名 弓名人 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]大島光義 計略名 十字架紋 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]中川清秀 計略名 大指武蔵 効果 低確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [闘]新納忠元 計略名 七本槍 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]脇坂安治 計略名 処世術 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]山内一豊 計略名 弓術士 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]六角義治 計略名 義士道 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]吉川経家 計略名 鬼吉川 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]吉川元春 計略名 猪突猛進 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]龍造寺隆信 計略名 忠烈の士 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]高橋紹運, [闘]高橋紹運 計略名 歩き巫女 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]望月千代女 計略名 狙い撃ち 効果 光役でダメージが防御値に関係なく50ポイント増加する。 武将名 [覇]杉谷善住坊 計略名 無中生有 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]竹中半兵衛, [将]竹中半兵衛 計略名 槍の又左 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]前田利家 計略名 乾坤一擲 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]脇坂安治, [真]高橋紹運, [将]仙石秀久, [将]立花宗茂 計略名 一網打尽 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]伊達成実, [真]片桐且元, [真]朝倉義景, [真]金森長近, [真]小西行長, [真]森長可, [真]上杉謙信, [将]内藤昌豊 計略名 新陰流 効果 5文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]柳生宗矩 計略名 百万一心 効果 一定確率で防御値が高いほど攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]毛利元就 計略名 三年呪詛 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]大谷吉継 計略名 腰元鉄砲隊 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく50ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [極]立花ぎん千代 計略名 沼田御守城 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]小松姫 計略名 甲賀流 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]猿飛佐助 計略名 化猫の祟り 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]鍋島直茂 計略名 小夜左文字 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]細川藤孝 計略名 攻めの三左 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]森可成 計略名 殿軍 効果 高確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]馬場信春, [将]甘粕景持 計略名 上杉鉄砲隊 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [闘]直江兼続, [闘]上杉景勝 計略名 茶聖 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]千利休 計略名 和談 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]北条氏政 計略名 女皇 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]淀君 計略名 十文字魂 効果 一定確率で発動後の計略の発動確率が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]島津豊久 計略名 深謀遠慮 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]馬場信春 計略名 楯無の鎧 効果 一定確率で攻撃値が増加、次の武将の計略の効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]武田信玄 計略名 南部領 効果 一定確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]南部晴政 計略名 八面六臂 効果 高確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]太田道灌 計略名 殲滅 効果 たね役でダメージが防御値に関係なく敵防御値の10%分増加する。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]織田信長 計略名 眉目秀麗 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]森蘭丸 計略名 知勇兼備 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]榊原康政 計略名 九鬼水軍 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]九鬼嘉隆 計略名 武辺者 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]福島正則 計略名 歌仙兼定 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]細川忠興 計略名 鉄砲騎馬隊 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく70ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [闘]片倉小十郎 計略名 一本杉 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]本多忠勝 計略名 毛利両川 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]毛利元就 計略名 土佐七雄 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]長宗我部元親 計略名 大策士 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]黒田官兵衛 計略名 左三つ巴 効果 一定確率で発動後の計略の発動確率が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]山本勘助 計略名 巌流 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]佐々木小次郎 計略名 嚆矢 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]北条早雲 計略名 甲山の猛虎 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]飯富虎昌 計略名 剛毅果断 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]上杉景勝 計略名 立割真守 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]片倉小十郎 計略名 真田丸 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]真田幸村 計略名 内赤の盆 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]宇喜多秀家 計略名 日光一文字 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]北条氏直 計略名 足軽大将 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]武藤喜兵衛 計略名 瓶割刀 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]伊東一刀斎 計略名 猛将 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]毛利勝永, [将]北条綱成 計略名 太郎坊兼光 効果 一定確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]加藤嘉明 計略名 武芸百般 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]細川藤孝 計略名 小豆袋 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]お市 計略名 赤母衣衆 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]前田利家 計略名 自爆 効果 一定確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]松永久秀 計略名 傾奇者 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]前田慶次 計略名 戦乙女 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]甲斐姫 計略名 十文字槍 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]森長可 計略名 三段撃ち 効果 高確率でダメージが防御値に関係なく50ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [将]滝川一益, [闘]明石全登 計略名 大日輪 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]後藤又兵衛 計略名 姫若子 効果 10文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [煌]長宗我部元親 計略名 陽動 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]島津義久 計略名 震撼 効果 低確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]武田勝頼 計略名 御家再興 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]長宗我部盛親, [闘]山中幸盛 計略名 策士 効果 低確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]角隈石宗, [闘]宇佐美定満 計略名 組撃ち 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [闘]雑賀孫一 計略名 金砕棒 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく50ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [極]最上義光 計略名 返り忠 効果 一定確率で属性効果が悪いほど攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]本城常光 計略名 九州三傑 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]龍造寺隆信 計略名 観音弓 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]六角義治 計略名 飛騨攻め 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]金森長近, [闘]金森長近 計略名 陣馬奉行 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]原昌胤 計略名 猪武者 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]福島正則 計略名 内政尽力 効果 低確率で次の武将の計略の効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]加藤嘉明 計略名 和平 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]初 計略名 人心掌握 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]豊臣秀吉 計略名 三河武士 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]酒井忠次, [将]松平信康 計略名 知勇仁愛 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]武田信繁 計略名 信濃獅子 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]真田信幸 計略名 西美濃衆 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]氏家卜全 計略名 従属策 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]北畠具教 計略名 彦山天狗 効果 一定確率で属性効果が悪いほど攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]小早川隆景 計略名 恋文 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]高坂昌信 計略名 三日月宗近 効果 一定確率で属性効果が悪いほど攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]山中幸盛 計略名 暗愚 効果 10文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]斎藤龍興 計略名 八咫烏 効果 光役でダメージが防御値に関係なく敵防御値の10%分増加する。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]雑賀孫一 計略名 直江状 効果 一定確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]直江兼続 計略名 毘沙門天 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]上杉謙信, [覇]上杉謙信 計略名 内通 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]柿崎景家, [闘]筒井順慶, [将]小西行長 計略名 生一本 効果 一定確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]立花宗茂 計略名 七人切 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]佐竹義重 計略名 千鳥 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]立花道雪 計略名 傀儡 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]松永久秀, [極]三好義継 計略名 陣太刀餅 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]伊達政宗 計略名 紀州筒 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく777ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [絆]雑賀孫一 計略名 捨て奸 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]島津豊久 計略名 尼子の人壱 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]尼子勝久 計略名 和議 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]鳥居元忠, [闘]安国寺恵瓊 計略名 堅持 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]山内一豊, [闘]尼子晴久 計略名 自衛 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]上杉景虎 計略名 防戦 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]鍋島直茂, [将]鳥居元忠 計略名 防備 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]北条綱成, [闘]真田幸隆 計略名 迎撃 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]浅井長政 計略名 保身 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]藤堂高虎 計略名 護身 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]鍋島直茂 計略名 警護 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]藤堂高虎 計略名 阻止 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]蜂須賀正勝 計略名 先陣 効果 低確率で発動後の計略の発動確率が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]本城常光, [闘]可児才蔵 計略名 試練 効果 低確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]上杉景虎 計略名 迫撃 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]北条氏政 計略名 特攻 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]毛利勝永 計略名 進撃 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]内藤昌豊 計略名 反攻 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]尼子晴久 計略名 突貫 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]下間頼廉 計略名 夜襲 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]九鬼嘉隆 計略名 挾撃 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]佐竹義宣 計略名 怜悧 効果 一定確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]上泉信綱 計略名 土遁 効果 一定確率で次の武将の計略の効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]猿飛佐助 計略名 金遁 効果 低確率で次の武将の計略の発動確率と効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]風魔小太郎 計略名 木遁 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [覇]猿飛佐助 計略名 水遁 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]霧隠才蔵, [闘]服部半蔵 計略名 口寄せ 効果 低確率で1つ前に発動した計略が1回発動する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [覇]霧隠才蔵 計略名 防陣崩し 効果 カス役でダメージが防御値に関係なく敵防御値の10%分増加する。計略レベル20で有効。 武将名 [真]小早川秀秋, [闘]小早川秀秋 計略名 士気低下 効果 札役でダメージが防御値に関係なく敵兵力の1%分増加する。計略レベル20で有効。 武将名 [真]本願寺顕如 計略名 禅僧 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]太原雪斎, [真]板部岡江雪斎 計略名 不死身の鬼美濃 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]馬場信春 計略名 奸臣 効果 カス役で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [将]本多正信 計略名 変わり身 効果 一定確率で1つ前に発動した計略が1回発動する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [覇]服部半蔵 計略名 水禍の計 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]黒田官兵衛 計略名 鬼柴田 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]柴田勝家 計略名 焼き討ち 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]明智光秀, [真]吉川元春, [覇]明智光秀, [将]陶晴賢 計略名 甲斐の虎 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]武田信玄 計略名 三英傑 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]豊臣秀吉, [真]徳川家康, [真]織田信長, [真]木下藤吉郎 計略名 無双の才覚 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]石田三成 計略名 混水摸魚 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]陶晴賢 計略名 律義 効果 7文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]佐竹義宣 計略名 威信 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]黒田長政, [将]上杉景勝, [闘]浅井長政 計略名 反撃 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]尼子勝久, [真]長宗我部盛親, [真]加藤嘉明 計略名 矢合わせ 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]今川義元, [闘]今川義元 計略名 乗り崩し 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]南部晴政 計略名 槍衾 効果 札役で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]大谷吉継 計略名 弓攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]四方竹弓, [素]飛燕, [素]重藤弓, [素]一張弓 計略名 勝鬨 効果 一定確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]招き猫, [素]虎眼石, [素]虎眼結晶, [素]虎眼原石 計略名 忍者攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]煙球, [素]水蜘蛛, [素]手裏剣, [素]クナイ 計略名 女将攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]可花, [素]銀刻, [素]加鶴, [素]紅雅 計略名 軍師攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]三十六計, [素]三略, [素]呉子, [素]孫子 計略名 無双攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]鬼丸国綱, [素]大典太光世, [素]三日月宗近, [素]童子切安綱 計略名 鉄砲攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]紀州鉄砲, [素]国友鉄砲, [素]堺筒, [素]種子島筒 計略名 槍攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]人間無骨, [素]蜻蛉切, [素]日本号, [素]御手杵 計略名 調略攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]平蜘蛛, [素]九十九髪茄子, [素]楢柴肩衝, [素]黒楽大黒 計略名 騎馬攻勢 効果 低確率で攻撃値が増加。 武将名 [素]黒雲, [素]帝釈栗毛, [素]放生月毛, [素]松風 計略名 掌握 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]三好義継, [闘]原昌胤, [闘]三好義継 計略名 謀殺 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]織田信雄, [真]太田道灌 計略名 斬釘 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]北畠具教, [真]佐々木小次郎 計略名 文武兼備 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]朝倉義景, [闘]足利義輝 計略名 横薙ぎ 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]加藤清正, [真]北条氏直, [将]片桐且元 計略名 挟撃 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]本城常光, [闘]今川氏親 計略名 降伏 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]尼子義久, [将]吉川広家, [闘]別所長治 計略名 乗崩 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]佐久間盛政, [真]片倉小十郎, [真]原昌胤, [闘]黒田長政 計略名 是非に及ばず 効果 30文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [覇]織田信長, [闘]織田信長 計略名 越後流 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]宇佐美定満, [覇]宇佐美定満 計略名 狙撃 効果 低確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [真]森蘭丸, [将]北条氏康, [真]伊達政宗, [将]佐々成政, [真]徳川秀忠, [闘]滝川一益 計略名 連撃 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく10ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [真]明石全登, [真]佐竹義重, [真]滝川一益, [真]上杉景虎, [真]細川忠興 計略名 愛宕百韻 効果 五光で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]明智光秀, [闘]明智光秀 計略名 特攻 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]下間頼廉, [真]毛利勝永, [将]佐竹義宣, [覇]井伊直政 計略名 内助の功 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]寧々, [将]三条夫人, [闘]寧々 計略名 三つ餅 効果 低確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]藤堂高虎 計略名 他力本願 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]本願寺顕如, [将]本願寺顕如 計略名 今川仮名目録 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]今川義元 計略名 麒麟児 効果 猪鹿蝶で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [真]山中幸盛 計略名 独眼竜 効果 高確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]伊達政宗, [闘]伊達政宗 計略名 孤高 効果 一定確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]石田三成 計略名 影武者 効果 一定確率で1つ前に発動した計略が2回発動する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [極]徳川家康 計略名 松風駆走 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]前田慶次 計略名 如水軒 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]黒田官兵衛, [覇]黒田官兵衛 計略名 日本号 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]福島正則 計略名 泥足毘沙門天 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]上杉謙信 計略名 六文銭 効果 一定確率で発動後の計略の発動確率が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]真田幸村, [将]真田昌幸, [闘]真田信之, [闘]真田幸村, [将]真田幸隆 計略名 切支丹 効果 7文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]明石全登 計略名 女帝 効果 光役で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]茶々 計略名 燕返し 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [覇]佐々木小次郎 計略名 三年呪縛 効果 低確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]大谷吉継 計略名 空弁 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [覇]吉川広家 計略名 山吹一輪 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]太田道灌 計略名 赤備え 効果 赤短で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]山県昌景, [闘]山県昌景, [絆]山県昌景, [将]井伊直政 計略名 鬼左近 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]島左近, [将]島左近 計略名 又兵衛桜 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]後藤基次 計略名 御神の謀 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]竹中半兵衛 計略名 直江状 効果 一定確率で発動後の計略の効果が上昇。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]直江兼続 計略名 鬼若子 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]長宗我部元親 計略名 マムシの娘 効果 猪鹿蝶で兵力が回復。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [将]濃姫, [覇]帰蝶, [極]帰蝶 計略名 一夜城 効果 高確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [闘]羽柴秀吉, [極]豊臣秀吉 計略名 燕尾 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]蒲生氏郷, [闘]蒲生氏郷 計略名 大義名分 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]羽柴秀吉, [闘]石田三成 計略名 蜻蛉切 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]本多忠勝, [覇]本多忠勝 計略名 甲陽軍鑑 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]武田信玄 計略名 瓶割り 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]柴田勝家 計略名 五輪書 効果 高確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]宮本武蔵 計略名 隻眼軍配 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [極]山本勘助 計略名 寝返り 効果 高確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]真田昌幸, [真]吉川広家, [将]中川清秀 計略名 米五郎左 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]丹羽長秀, [将]丹羽長秀 計略名 十面埋伏 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]浅井長政, [真]馬場信春, [将]吉川経家, [覇]吉川元春 計略名 伝家宝刀 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]伊東一刀斎, [真]柳生宗矩, [覇]伊東一刀斎, [闘]島左近 計略名 駆虎呑狼 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]宇喜多秀家, [極]北条氏康 計略名 一刀両断 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]足利義輝, [真]柳生石舟斎, [真]柳生十兵衛, [覇]柳生宗矩, [覇]上泉信綱, [覇]宮本武蔵, [闘]加藤清正, [闘]宮本武蔵, [闘]仙石秀久 計略名 賢明 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]安国寺恵瓊, [真]羽柴秀長, [真]立花道雪, [覇]毛利輝元, [覇]山本勘助, [覇]片倉小十郎, [覇]竹中半兵衛, [闘]高山右近, [闘]北条氏直 計略名 座禅陣 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]島津義弘, [真]島津豊久 計略名 騎馬猛攻 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]黒田長政, [将]細川忠興, [真]高坂昌信, [覇]榊原康政, [闘]尼子勝久, [闘]高坂昌信, [将]島津豊久 計略名 鏡花水月 効果 7文以上で兵力が回復。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [将]千利休, [真]古田織部, [真]津田宗及, [覇]陶晴賢, [真]細川藤孝 計略名 騎馬突撃 効果 低確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]井伊直政, [将]徳川秀忠, [真]武田勝頼, [真]真田信幸, [覇]酒井忠次, [真]柿崎景家, [闘]井伊直政, [真]飯富虎昌 計略名 三連弾撃 効果 高確率でダメージが防御値に関係なく30ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [真]堀秀政, [将]雑賀孫一, [真]高山右近, [覇]森蘭丸, [将]最上義光, [闘]豊臣秀頼 計略名 五遁 効果 一定確率で次の武将の計略の発動確率と効果が上昇する。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]服部半蔵, [将]望月千代女, [将]風魔小太郎, [覇]望月千代女 計略名 一撃必中 効果 一定確率でダメージが防御値に関係なく50ポイント増加する。計略レベルに応じて発動確率が上がる。 武将名 [真]織田信忠, [真]九鬼嘉隆, [真]佐々成政, [闘]織田信忠, [闘]堀秀政 計略名 万華 効果 カス役で兵力が回復。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [真]出雲阿国, [闘]初, [闘]お市, [将]小松姫 計略名 三本の矢 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]毛利輝元, [将]毛利元就, [覇]小早川隆景, [覇]毛利元就, [将]吉川元春, [闘]小早川隆景 計略名 一騎打ち 効果 高確率で攻撃値とダメージが増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]山県昌景, [真]本多忠勝, [真]小島弥太郎, [真]可児才蔵, [真]前田利家, [闘]後藤又兵衛, [闘]小島弥太郎, [闘]島津義弘 計略名 剛毅斬撃 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [将]山内一豊, [真]今川氏親, [真]吉川経家, [将]蜂須賀正勝 計略名 恵愛 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]まつ, [将]細川ガラシャ, [真]江, [闘]大友宗麟, [闘]小松姫, [闘]濃姫 計略名 姫武者 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]立花ぎん千代, [将]井伊直虎, [真]小松姫, [将]甲斐姫, [将]立花ぎん千代 計略名 犬伏の別れ 効果 5文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]真田信之 計略名 心頭滅却 効果 低確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]尼子晴久, [真]陶晴賢, [真]小早川隆景, [真]榊原康政, [真]新納忠元, [将]脇坂安治, [覇]徳川家康, [真]六角義治, [真]島津義弘 計略名 篭城堅固 効果 高確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]筒井順慶, [真]別所長治, [真]最上義光, [真]荒木村重, [極]北条氏政, [極]高橋紹運 計略名 天香 効果 一定確率で兵力が回復。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]細川ガラシャ, [真]濃姫, [真]三条夫人, [真]初, [極]寧々, [真]甲斐姫, [将]江 計略名 機敏 効果 一定確率でダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]今川氏真, [真]佐久間信盛, [真]武田信繁, [真]氏家卜全, [将]森蘭丸, [覇]風魔小太郎, [将]織田信忠, [闘]酒井忠次, [覇]織田信忠, [闘]佐々成政, [闘]池田恒興 計略名 離間計 効果 低確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]佐竹義昭, [真]池田恒興, [真]酒井忠次, [将]足利義昭, [真]細川幽斎, [真]斎藤龍興, [覇]宇喜多直家, [覇]斎藤道三, [将]池田恒興, [闘]北条氏康 計略名 二虎競食 効果 一定確率で攻撃値が増加、ダメージが減少。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]島津義久, [闘]宇喜多秀家, [真]大友宗麟, [将]片倉小十郎, [真]豊臣秀頼, [真]今井宗久, [覇]松永久秀 計略名 渡世術 効果 7文以上で攻撃値が増加。計略レベルに応じて効果が上がる。 武将名 [極]山内一豊 計略名 下克上 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]斎藤道三, [真]龍造寺隆信, [将]尼子経久, [極]北条早雲, [真]松永久秀, [真]宇喜多直家, [将]斎藤道三, [覇]北条早雲, [闘]斎藤道三 計略名 剛毅槍撃 効果 一定確率で攻撃値が増加。計略レベルに応じて発動確率と効果が上がる。 武将名 [真]森可成, [真]松平信康, [真]福島正則, [真]中川清秀, [真]蜂須賀小六, [真]南部晴政, [真]北条綱成, [闘]松平信康, [真]後藤基次, [闘]前田利家, [将]可児才蔵
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龍興記 > ネタ解説1 ネタ解説2 ネタ解説3 ネタ解説4 初回ノ伍 初回ノ陸 初回ノ柒 第弐回ノ壱 第弐回ノ弐 第弐回ノ参 コメント欄 ▲ネタ解説1 初回ノ伍 [部分編集] 天道チュートリアル/大叔父上/次を担うニューホープ 肆と伍の間にあたる9月4日、「天道」体験版が出ている。うp主はさっそく「天道」変態チュートリアル動画「 新録画実験ノ壱 」をうpした。チュートリアル担当は北条氏政と幻庵。幻庵は隙を見せると昔話をしたがるキャラになっている。氏政が妙ににやけた顔だが、これはチュートリアル専用のグラ。チュートリアルには脱線防止措置がされているらしいが、うp主は抜け道? を見つけてしまったようだ。脱線への執念、おそるべし。 #なお、チュートリアルが進むと氏政は革新の頃より能力値も、最初の頃より心構えも立派に成長し、(覚醒の片鱗を見せる チュートリアル13(ただし「新録画実験ノ弐」) →北条家を導く。 チュートリアル18(最終回) )。残念ながら龍興の期待は裏切られたようだ。 このブルジョワめ/まじっすか らきすたネタ。相変わらずのかがみん萌え。 江戸っ子 画面の背景に映っているのは江戸周辺。近世の江戸っ子は、高価な「初鰹」の入手にこだわったり、「ホトトギスの初音」を人より早く聞くことを自慢するなど、「旬」に極度に敏感な文化を持っていた。 蓋を開けたら阿鼻叫喚/周りがなんと言おうと楽しんだ者勝ち/恐ろしき次第 「ああ、昔はよかった……」。コーエーの新作がボロカスに叩かれるのは、歴ゲ板・三戦板界隈ではデフォルト。「革新」だっていろいろ言われた。文句を言いながら、なんだかんだで楽しむのだろうと思う。 畠山の家老衆/仲いいなあいつら 能登守護・畠山家の「重臣」といっても、江戸時代のそれのように主君に絶対服従の家来ではなく、それぞれに所領と軍事力を持ち、自力で権益を確保し得る「独立の領主」であることをまず確認しておきたい。複雑怪奇な能州情勢は、老舗の能登畠山サイト「 能登畠山氏七尾の歴史 」に詳述されているので、そちらを参照していただきたい。 《畠山七人衆の登場》能登畠山家の最盛期を築いた名君・畠山義総が1545年に没すると、義総の下で統制されていた重臣・国人たちの抗争が起こり、能登国内は乱れに乱れた。抗争の中心にいたのは、先代の畠山義総に信任された実力者温井総貞と、守護代家出身の遊佐続光(美作守)であり、穴水の国人領主(もともと畠山の家来筋ではない)長続連(対馬守)も強力な軍事力でその存在を示していた。義総の跡を継いだ義続にこの騒乱を収める力はなく、重臣たちは結局自力で事態を収拾してしまう。1551年、義続は隠居して息子の義綱に家督を譲り、能登の国政は温井・遊佐・長ら「畠山七人衆」と呼ばれる重臣たちの合議組織で進めるようになった。 《温井+長 vs 遊佐》合議組織ができたとはいえ、構成する面々が仲良く話し合って政治を進めていたわけではなく、時には武力衝突に至るのは従来どおりだった。1553年、温井総貞は長続連などほかの重臣たちとともに、政敵の遊佐を大槻一宮合戦で破る。遊佐は国外逃亡し、温井総貞は事実上能登に君臨することになるのである。 《長+遊佐 vs 温井》畠山義綱は温井総貞の専横を快く思わず、他の重臣たち(長とか)と謀議の上、温井総貞を暗殺した。1555年のことである。温井一族は義綱陣営と争い、内戦は5年ばかり続くことになる。この内戦のさなか、総貞と対立していた遊佐続光は能登に復帰して義綱の重臣に収まっている。結局温井一族は敗れて能登国外へと逃れていく。その中には、総貞の孫の温井景隆(備中守)の姿もあった。 《長+遊佐+温井 vs 畠山義綱》義綱は、当主の下への中央集権を目指して側近中心の政治体制を作るが、今度は「既得権益」を持つ重臣たちと対立するようになってしまう。1566年、遊佐続光・長続連らは共謀して畠山義綱を追放し、義綱の子・義慶を傀儡当主に擁立する。この政変ののち、温井景隆は能登に帰国して畠山家重臣に列した。これは、遊佐が長を牽制するために引き込んだともいう。 《遊佐+温井 vs 長》1570年代には、能登へは東からは上杉家、西からは織田家の勢力が伸びてくる。長続連はいちはやく信長と通じ、遊佐(親上杉)・温井(親一向宗)を抑えて畠山家中の主導権を握った。1576年からの上杉謙信の能登侵攻に際し、長続連が主導する畠山家は堅城七尾に籠もってよく防いだが、城内では疫病が流行るやら当主義慶をはじめとする畠山一族がばたばた死ぬやら(遊佐・温井による暗殺説あり)という混乱に陥り、そんな状況下で遊佐・温井によるクーデタが発生。長一族は皆殺しにされ、1577年に七尾城は上杉家に降るのだった。もうやだこの家中。 《それぞれの結末》長一族のうち生き残ったのは、織田家に援軍要請の使者として派遣されていた三男の長連龍だけであった。復讐に燃える連龍が先頭に立って織田軍は能登に侵入。遊佐と温井は今度は上杉を裏切り保身のために信長に降伏するが、遊佐は許されずに処刑された(遊佐は城を捨てて逃亡・潜伏したが、連龍に探し出されて処刑されたとも)。温井は越後に逃れて機会をうかがい、本能寺の変後のどさくさの折に能登奪回を目指したが、失敗して討たれることになる。連龍は前田利家の与力として活躍を重ね、のちに加賀藩家老3万3000石・穴水城主に収まる。加賀藩重臣「加賀八家」の中で唯一在来勢力として名を連ねた長家はそのまま幕末まで続き、明治になると男爵に叙せられて華族となる。 #コメントに「3人の義理合計いくつだ」とあったが、78である(遊佐11・長42・温井25)。意外に高い。 逃がすとしぶとい 畠山義綱は1566年に重臣たちのクーデタにより追放されてしまうが、その後は六角氏の下に身を寄せ、能登の奪回を政治的・軍事的に図るなど、結構しぶとい行動を続けていた。結局能登回復がかなうことはなかったが、遊佐らの傀儡にされた息子たちよりも長生きし、1593年に近江余呉で没した。 先の借 信玄は村上義清に2度大敗を喫している。上田原の合戦(1548年)では板垣信方・甘利虎泰らを、砥石崩れ(1550年)では横田高松らを失った。 先祖の因縁に血縁 村上家( wikipedia )は清和源氏出身で、平安時代から信州更級郡村上郷の領主として土着した一族。北信濃に大きな勢力を誇ったが、鎌倉幕府・室町幕府からは重要な役職を与えられず、不遇をかこった。室町時代初期~中期には信濃守護小笠原氏に不満を持つ勢力の旗頭として、小笠原家との争いを繰り広げた。ただ、室町中期以降は小笠原家の分裂もあり、同盟関係も複雑になっている。後述するように、戦国期の府中小笠原家と村上義清は縁戚になっている。 先の戦 上田原の合戦(1548年2月)で討ち死にした板垣は諏訪郡代であり、小笠原長時(貞慶の父)はすぐさま諏訪の反武田勢力と呼応して諏訪に侵攻するが、塩尻峠の戦い(1548年7月)で大敗する。小笠原氏はその後も劣勢は覆せず、1550年に村上義清の許に逃れることになる。 体が安定する/神より秘術を窺い知る 元ネタは この動画(ヤゴコロダンス) 。小笠原は八意永琳の「八意式健康術」( ニコ百 )を修めたらしい。いかなる状況でも上体がぶれなくなるため、射術には有効かもしれない。 小僧丸/伯父上 村上義清の正室は小笠原長棟の娘。すなわち小笠原貞慶(幼名・小僧丸)の義理の伯父に当たる。信玄に敗れた小笠原長時は、はじめ義兄の村上義清を頼って逃れた。 信濃は村上の物だ 葛尾城主・村上義清は豪勇で知られた傑物であり、北信濃から東信濃まで勢力を伸ばして村上家の最大版図を築いた。 否、我等の物ぞ 真田氏は、古代以来東信濃(佐久郡・小県郡)に基盤を持っていた豪族・海野一族から出ている。東信濃は15世紀後半以来村上と武田の角逐の場となり、海野一族は衰退。1541年に海野平の戦いで海野棟綱が武田・村上連合軍に敗れ、上州に逃れた。海野一族の真田幸隆(棟綱の子ともいう)にとって東信濃の奪回は悲願であり、史実では武田信玄と結ぶことで果たしている。 (CM) 戦国ブックガイドこと「戦国時代が舞台の小説・漫画紹介」。うp主マイリストにも書かれているが、歴戦ネタとしてではない、史実人物・小笠原貞慶も魅力的な生涯を送った人物。貞慶を主人公とした小説があってもいい。 軍☆神 ☆を入れるな☆を 。 人選からして/勝組/姪でも連れて来い 武田・上杉の精鋭の中では、成田長忠(統率45、武勇51、知略38)の援軍は「いないよりまし」程度。成田家は武蔵国忍の小領主であり、戦乱の関東にあってめまぐるしく立場を変え、当主の娘(甲斐姫)が秀吉の側室に迎えられたり、関が原で東軍についたりで、戦国を泳ぎ抜いて命脈を保った(ただし江戸初期に改易)。近年は『のぼうの城』で注目されたりしているため、一応は「勝ち組」と言えるかもしれない。長忠の父・長泰は、上杉謙信の関東管領就任式の際に下馬しなかったため、謙信に烏帽子を打ち落とされる屈辱を受けたといい、成田家と謙信の間には因縁がある。長忠の兄・氏長の娘である甲斐姫は、豊臣家の大軍を向こうにまわした美貌の女傑として有名だが、この年代ではまだ生まれていない。 はい消えた 元ネタはテレビ番組「なるほど!ザ・ワールド」。(レギュラー番組としては)1981~96年放送。DIO様はおそらく無関係。 小僧丸「天文13」 元ネタは八意永琳のスペルカード“天呪「アポロ13」”と思われる。あるいは“天丸「壺中の天地」”“秘術「天文密葬法」”あたりとも複合されているかもしれない。「小僧丸」は小笠原貞慶の幼名。天文13年は1544年だが、貞慶は天文15年(1546年)生まれのため、年号の意味ではかかっていないようだ。あるいは「射」の名手ということでゴルゴ13を想起させようとしている……のかもしれない。 #年号の「天文」の読みは「てんぶん」が正しいとされているが、「てんもん」も許容されているらしい。 別動画での怨念の跳ね返り 多くの動画において小笠原貞慶は、家宝を奪われたり処断されたり追放されたり爆弾にされたりしている。怨念も降り積もっているだろう。 軍☆神最強装備 「革新」において、宇佐美が謙信の部隊に入ると、謙信唯一の欠点・知謀を補って手がつけられなくなる。宇佐美の愛称が「うさみみ」なところから装備あつかいされることも。 水と相性が悪い 宇佐美定満は長尾政景と野尻湖で舟遊び中に「水死」した。水は宇佐美の死亡フラグ。 霧には強いぞ 第四次川中島の合戦の際には霧が味方となり、上杉軍は八幡原合戦の武田本陣を衝くことに成功している。これは勘助の死亡フラグ。 禁術「百万手式」 小笠原流には「百手式」あるいは「百々手式」という儀式がある(ももてしき。参考: 小笠原流弓馬術礼法公式サイト )。本来は10人の射手が10手(=20本)の矢を射る(100手)ことで、魔物を鎮める神事である。「百手式」はそこそこ大きな神社などにも年中行事として奉納されているようなので、禁断の儀式というわけではないようだが、「百万手式」の実現はさすがに難しかろう。「百手式」は射手が入れ替わり間断なく矢を射るもので、見ごたえがあるらしい。「百」が「百万」になっているのは、伊吹萃香のスペルカード「百万鬼夜行」からのネタだろうか。 新作の情報次第 「信長の野望 天道」は9月18日に発売。 初回ノ陸 [部分編集] 妖精さん 大元のネタはアイルランドの妖精レプラコーン。地中に住み宝の在り処を知り、靴職人の作りかけの靴を主人が寝ている間に完成させるという。そこから派生して寝ぼけて記憶にない状態で仕事を片してしまう状態を言うようになった。もちろん碌な出来ではない。 あたいったら最強ね 元ネタは東方projectに登場する氷の妖精チルノ。 ⑨=バカ 。絶対に仕事を任せるべきではない。 実際には水軍を得るまでに/海を得て幾許もなく 挙げられているのは、史実における駿河侵攻の代償。信玄は1568年に駿河へ侵攻し、その後1年半ほどをかけて平定、念願の海を得て、伊丹氏などの水軍を配下に加えた。信玄はその後間もない1573年、信州駒場(長野県下伊那郡阿智村)で没している。 明日はホームランだ 元ネタは吉野家のCM。松井秀喜が牛丼を食べて一言。 柏崎より七尾っぽい 柏崎は目の前に日本海が広がるが、七尾は七尾湾に面している。入り江を抱えたグラにはイメージ的に近いかも。 悲しいけどこれ戦国なのよね 元ネタはガンダム。スレッガー中尉の「悲しいけどこれ戦争なのよね」。 本家は小笠原密着、三男は武藤の両天秤 真田家といえば両天秤。幸隆の長男は真田信綱、三男は武藤家(信玄の母方・大井家の一族)を継いだ真田昌幸。 能登は地獄の三鼎 「三鼎」は、鼎の足のように三者が三方に相対して座ること。アニメ「地獄少女」の第三期「三鼎」のことも掛けてるかも? ちなみに主人公閻魔あい役の声優は能登麻美子である。 木曽は美濃 古代から中世にかけて、木曽谷は美濃国恵那郡の一部とみなされていた時期もあった。美濃と信濃との境界も不分明で、しばしば争いになったりもしたらしい。木曽谷全域が信濃国との認識が定着するのは戦国期、信玄がこの地に影響力を及ぼしてからであるという( wikipedia )。近年では、「木曽路はすべて山の中である」と記した島崎藤村の故郷、木曽路最南端の馬籠(旧長野県木曽郡山口村)が、2005年にすったもんだのすえ岐阜県中津川市に編入されたことが記憶に新しい。 蜂の仔も触れそうにない 少年時代の信玄は芋虫が嫌いで、これを治すために馬場信房が「こんな芋虫にも触れないとは臆病な」と挑発して触らせたという逸話がある。信玄は力を入れすぎて握りつぶしたとも、指先まで血の気が引いて真っ青になったとも。木曽をはじめとする信州の山間部では、蜂の子・ざざ虫・いなごといった虫を加工した食品(佃煮など)が貴重な蛋白源として発達した。 もふもふ兜/本当に使っている明確な記憶 グラにも描かれている「諏訪法性の兜」は、信玄が諏訪明神から授かったものと言われ、川中島の合戦の際に身に付けていたという。もっとも、武田=諏訪法性の兜のイメージが定着したのは江戸時代中期の人形浄瑠璃「本朝二十四孝・狐入りの段」に登場してからという。この作品は、謙信の娘で勝頼の許婚である「八重垣姫」が、上杉家が返さない武田家の家宝「諏訪法性の兜」を武田家に返すべく奮闘するというラブ&ファンタジーな物語。諏訪湖には八重垣姫の銅像が建てられている。 直江津のオカマバー 直江津金魚。元ネタは「魔理沙遊興記」。 郷に似て暖かい/今頃どうしておるやら 虎胤の流転については 初回ノ弐 参照。ゲーム上の年代(1562年)からまもなく、原虎胤は1564年没、高城胤吉は1565年没。 三河者はどう翻っても関わらぬ遠き地 史実の徳川家は、約30年後に関東に関わるわけで。ちなみに高城胤吉の息子の一人は出家して浄土宗の僧侶「照誉了学」となり、のちに増上寺の貫主となった。了学は本多忠勝や徳川秀忠の葬儀を執り行っている。 怪しい旗を作った美作を陥れる 時事ネタのもとは前々回解説参照。なかったので折ってつなげて間に合わせたというスキがあるが、「切って張り合わせた」というのは選挙戦中のフレームアップである。こわやこわや。 真田家の旗に長家の紋 長家の紋は銭九曜(参照:「 武家家伝 長家 」)。落語「真田小僧」などが触れる「俗説」ではあるが、真田家の「六連銭」は、とある戦で真田家が北条と戦った際、幸村が北条家の重臣松田氏の永楽銭の旗を掲げたところ、北条軍が「松田が裏切った」と大混乱、同士討ちを始めたところから、そのまま真田の旗印としていただいた――という話がある。 覚醒 前回解説にもあるとおり、義綱はけっこうしぶとい。 滅亡してからハッスル 龍興も滅亡してからむしろ生き生きとしている武将である。 小笠原家と小笠原流 小笠原貞慶はいとこの赤沢経直(小笠原貞経)に小笠原流の古伝の一切を譲ったという。領主(大名)としての小笠原家と弓馬礼法の家元としての小笠原家を分けたのである。ちなみに「小笠原流」を掲げる流派はいくつかあり、「赤沢経直が貞慶から家元の地位を譲られた」とするのは、「小笠原流」最大勢力で経直の系譜を引く「小笠原弓馬術礼法」の掲げる所伝。 奔馬 「八意式健康術」の元動画(動画: 【東方】八意式健康術【手描き乗馬】 )は、タイトルからもうかがえるように「乗馬マシンシリーズ」( ニコニコ大百科 )に現れた作品だった。小笠原流は流鏑馬をやっていたりするので、乗馬運動を鍛えるのは間違いではない。 サクマー、ヤクマール、ミシュクマー 信長の野望・革新で「クマ」がつく武将は佐久間氏(信盛、盛政、柴田勝政、安政)、大熊朝秀、熊谷氏(信直、元直)、角隈石宗、神代勝利、隈部親永、薬丸兼将、御宿政友、松平氏の妙高院(熊姫) 初回ノ柒 [部分編集] 小笠原右近と父子の数代 信玄の前に立ちふさがった猛将長時。信長・家康・秀吉に仕えて、旧領復帰・出奔・改易・帰参・大名復活と波乱の生涯を送った貞慶。大坂夏の陣は天王寺口の戦いで家康本陣を守って散った秀政・忠脩親子。父と兄の死により家督を継ぎ豊前小倉藩15万石の基礎を築いた忠真。戦国から江戸初期にかけての小笠原一族の物語はもっと知られてもいい。「家宝ネタ」が入り口でもいいから。 先の関白秀次公 うp主がhistory-reproductionで手がけた「秀次事件」。 応仁期に武将と武将以外で一名ずつ/片方は「時」 「時」の人は山名宗全であろう。「例」(先例)にこだわる公家に対して、「時」(現実)を見据えて対処していくことの重要性を説いたという逸話がある。もう一人(武将ではない人物)はいろいろ詮索できそうだが、ここはうp主の秘密の趣向を楽しみたい。 嘉吉の変 1441年に発生した、赤松満祐による将軍足利義教殺害事件とその後の赤松氏討伐戦。 wikipedia 参照。「くじ引き将軍」と揶揄されながら「万人恐怖」と称される強権的な中央集権を成し遂げた足利義教、80歳にして将軍殺しを決行した幕府の最長老・赤松満祐、赤松氏討伐軍の主力を率いた山名持豊(のちの宗全)、将軍暗殺の混乱の中で発生した嘉吉の徳政一揆、この一件で没落した赤松残党による「後南朝」からの神器奪回とお家再興(1443年)など、周辺人物・事件も含めて興味深い。 八王の乱 三国を統一した晋(西晋)における皇族同士の内乱(291~306年)。西晋を崩壊に導き、中国大陸を長きわたる分裂と流血の時代に投げ込んだきっかけとなった事件である。大陸規模のお家騒動をされた日には、さしもの能登畠山家も霞んでしまう。 wikipedia も参照。三国志の物語が「晋による統一」という意外な結末で終わり、多くの犠牲の果てに英雄たちが望んだ平穏が訪れたかと思いきや、実はまだまだ動乱の序曲にすぎなかったのである。鬱展開もいいところ。中国大陸の分裂は、隋による統一(589年)まであと300年ほど続く。 影響の大きい初期の作品 愛称で呼ばれる作品群。それぞれ、OMIKATA(足利義輝の野望)、霧雨(霧雨の野望) 顔君主(君主は陶濬)、山賊志(三國志Ⅳで中国征服)、ダメ殿軍神(ダメ殿・憲政を軍神に仕立て上げる )。 九州席捲/偉大なる先人 九州席巻 は無理ゲーとして名高い。「S4全なし河野家の人」ことコナン氏がZOOMEでクリア動画を上げている(http //circle.zoome.jp/nobu12playvideo/media/66/) 第弐回ノ壱 [部分編集] 世の中、どんな形であれ結果をださないと意味ないんじゃね? 龍興自身のことでもあるのだろう。暗君として評価されているのも結果を出さなかったから。城を失っての後の奮闘は視聴者の知るところだが(まだご存じない方は 竹中半兵衛の憂鬱 大尾 参照)、いくらがんばったところで結果を残していないために、その努力が世の中で広く評価されているとは言いがたい。 結構万能/足軽は第一線、弓と内政を最高級 太田牛一は、信長に直仕した「弓三張」と呼ばれる弓の名手の一人であった。1564年の堂洞城攻め際には弓の働きを信長に褒められた――と太田牛一著『信長公記』に書いてある。金ヶ崎の退き口にも活躍する一方、織豊政権で代官や奉行の職務もこなす、すぐれた吏僚でもあった。『太閤立志伝V』では、統率37、武力79、政務62、智謀66、魅力71で礼法3、弁舌3、弓は4という能力値。「統率だけ低い」というのも珍しい。 浅井の大殿、じゃなかった下野殿 「人は城」は1555年5月スタート。まだ隠居させられていない。 あんたの甥、ひょっとしたら孫 龍興の母は近江の方。浅井久政の娘(養女)とも妹ともいう。ただ、久政(1526年生まれ)・義龍(1527年生まれ)・龍興(1548年生まれ)という生年を信じるならば「近江の方=久政の実の娘」は厳しい(久政と龍興が22歳差)。よって、久政の養女(実は久政の妹)という説が有力なようだ。 ゲーム内の年代 1555年当時、龍興(幼名・喜太郎)は8歳である。 親父に似てでかい 斎藤義龍 ( wikipedia )は巨体の持ち主で、「六尺五寸殿」と呼ばれたという(身長6尺5寸=約197cm)。 半兵衛も浅井家には世話になってる 稲葉山城奪取の一件(1564年)の後、半兵衛は浅井長政の客分になっていたことがある。もちろん、1555年の久政たちが知りようがない。 前作では 前作「竹中半兵衛の憂鬱」。古くから暗君の謗りを受ける久政だが、近年は再評価を唱える声もある。 天下を左右するのがごろごろ 北近江出身者では石田三成・藤堂高虎が著名。このほか、増田長盛・脇坂安治・宮部継潤・田中吉政・片桐且元・大谷吉継(異説あり)などもこの地域出身。 懐かしい景色だな 浅井家とは、前作「竹中半兵衛の憂鬱」からの長い付き合い。 磯野ー、戦しよーぜ! 元ネタはサザエさんから、中島の「磯野ー、野球しよーぜ」。サザエさんの先祖には、幕末期に「磯野藻屑源素太皆(いその-もくず・みなもと-の-すたみな)」という、おはぎの大食いで名を残した人物がいたことが知られるので、あの磯野家は実は源姓である。 武家家伝 によると磯野員昌の磯野氏には源姓という説があるらしいが(もしくは菅原姓)……おそらく偶然であろう。 守りに入ると死亡フラグ/出たら出たで半々くらい 堅城・小谷に本拠を構えた浅井氏であったが、北の朝倉・南の六角・東の土岐斎藤といった強大な勢力に脅かされ、亮政も久政も外交に苦慮している。しかし、浅井亮政が一介の国人から上り詰め北江の支配者の地位を掴み取った時、六角氏に背いた長政が「野良田表の合戦」に勝利した時、信長に「志賀の陣」で窮地にまで追い詰めた時……攻め続ける浅井家は輝いていた。姉川の合戦で躓くのだが。 ノーカン 紙芝居(ストーリー)上で登場する雨森弥兵衛清貞だが、「革新」には登場しない。よってノーカウント。#「天道」デフォルトでも登場しないが、公式サイトで「タイアップ武将」として配布されている。復活おめでとう! 美作(赤尾)殿のほうが城代には向いて御座ろう/城を乗っ取る 赤尾清綱は浅井家重臣であり、小谷城内に「赤尾曲輪」と呼ばれる居館を持っており、そこに在番していた。「城を乗っ取った」のは、久政の強制隠居の際。 (平和なCM) 「登用プレイ」。兵士たちの血が一滴も流れない平和な乱世。渦巻く謀略と駆け抜ける裏切りの上に「黒い平和」が打ち立てられた。 六角への意趣返し 一代の英傑亮政によって浅井氏は北近江の実権を握ったが、久政の頃には周辺諸勢力に攻め込まれるなど危地に立たされた。浅井氏は六角氏からは下に見られており(六角氏は近江源氏の流れを汲む近江南半国守護、浅井氏は六角の分家である京極氏に仕えた国人の出身)、従属的な同盟を結ばされることになる(浅井長政の最初の妻・平井氏は、六角家重臣の娘)。きっとストレスも溜まっていただろう。 第弐回ノ弐 [部分編集] (太田牛一) うp主が設定したステータスは、統率41、武勇83、知略73、政治79で、義理32。声は猛将タイプ。適正では足軽B、弓A、内政Aが目を惹く。統率の低さが難点だが、結構何処でも使えそうである。 嫌悪武将は 小瀬秀正(甫庵) 。牛一のことを「愚にして直」(正直すぎてツマンネ)と評した人物。列伝に曰く、「織田家臣。弓の腕前で頭角を現した後、信長の側近として政治にも携わり、変後は秀吉に仕えた。信長、秀吉、家康等の軍記を残し、特に「信長公記」は有名。」 近江の代官の事 牛一は信長の下、近江で代官をしていたことがある。もちろん浅井家滅亡後の話。 こやつめ、ハハハ ハハハ。 吉田先生 六角家家臣で、弓道 日置流(へきりゅう) 中興の祖となった吉田重政。弓Sという技能を持つため部隊に同行させると便利で、革新プレーヤーの間では「吉田先生」と呼ばれて親しまれている。(小笠原流を別として)近世に広がったほとんどの弓術流派がこの人につながるというものすごい人。剣術界でたとえれば「剣聖」と目される塚原卜伝・上泉信綱クラスに相当するだろう。 六角のカリスマ/烏丸六角 後藤賢豊は進藤貞治とともに「六角氏の両藤」と呼ばれた重臣中の重臣。人望も厚かったようで「カリスマ家老」と言えるかも知れない。「烏丸六角」は京都市内を東西に走る六角通(四条通の3本北)と南北に走る烏丸通(地下鉄も走る幹線道路)の交差点。ここにある頂法寺はその本堂の形から「六角堂」と呼ばれ、通りの名もそれに由来する。六角氏は、先祖(近江源氏佐々木氏の嫡流)が鎌倉時代に六角堂付近に屋敷を構えていたことからこれを家名にしたものである。六角堂は華道の「池坊」ゆかりの地でもあり、今も付近に「池坊会館」があるなど華道の中心地のひとつである。 小僧だが有望そうなの/ウホ謙信 上杉謙信に仕えた河田長親は近江の国人の子と言われ、謙信が上洛した際に見出されて側近に取り立てられたという。智勇兼備の将として知られ各地を転戦、永禄年間からは織田軍に対する越中方面の総司令官として奮戦したが、1581年に死去した。生年はいくつか説があるようだが、革新では1540年生まれと設定されている。美貌の持ち主だったというが、謙信とそういう関係であったかどうかはわからない。 暗殺とかされない 1563年、六角家重臣後藤賢豊は、主君義治(義賢の子)に観音寺城内で殺害される。義治側の言い分としては「実権を取り戻して中央集権化を図りたかった」などがあるようだが、この事件に対して家臣たち(もともと国人たちは独立性が強い)は動揺や反発を示し、義賢親子は一時観音寺城を追われた挙句、大名の権利に制約が加えた「六角氏式目」を認めさせられるなど、六角氏の支配力は大いに低下する。この一連の騒動を 観音寺騒動 という。 判らないことは調べろ/グーグル八分 googleは、「ググる」という言葉が定着するほど基本的なツールとなった検索エンジンの代表。逆にgoogleが検索結果にフィルターをかけてしまうとユーザーは情報に到達できなくなり、ものごとの存在自体が認識されなくなってしまう。これを「村八分」になぞらえて「 グーグル八分 」と言う。 承禎君/時代考証を間違えただけ 六角義賢が嫡男義治に家督を譲り、承禎と号するのは1559年。 碌な跡継ぎもなしに 六角義賢は家臣である吉田重政に弓の教授を受け、その家伝を譲られている。なのだが、重政は一旦これを拒んで越前に逃げているし、家伝が絶えることを避けるために四男を京都に逃がしている。主君が権柄づくで弓の「家元」の座を奪ったと言われてもしかたない。 家のことを悪く言った報い 義賢が家臣に宛てた、斎藤家のことを「出自が胡散臭え」とけなしてる手紙が残っている。この文書のおかげで「“斎藤道三の国盗り”は親子二代で行ったこと」といったことがわかる。 未来 龍興・半兵衛は、もう来てしまった「未来」の歴史を知っている。メタだからしょうがない。 (義)父上 朝倉景紀は、大叔父にあたる宗滴の養子になり、敦賀郡司を継いだ人物。この親子はお隣の「 あずさの天下創世 」( ニコ百 )で重要なポジションについており、ここでの景紀は「ノリ」として親しまれている。 同盟なんぞ利害の産物ぞ。従属させるか利で釣るのさえ…… 1525年、北近江を制した浅井亮政が美濃土岐氏の紛争にちょっかいを出したとき、朝倉宗滴は六角氏とともに「武力介入」している。宗滴は小谷城に半年間駐留し、浅井家と朝倉家は同盟を結んだ。この同盟を「対等同盟」とみるか「従属同盟」とみるかには諸説ある。 浅井六角は豊臣になってもカオス 《カオスな浅井家》浅井家は「敗者」でありながら、秀吉がその旧領を治めたり、淀殿が秀吉の側室となった縁もあり、浅井家の縁故者や「近江閥」が豊臣政権中枢に入っている。「浅井長政の落胤」説があり、「根津甚八のモデル」ともされる浅井井頼のような、よくわからない人もいる。 《カオスな六角家》六角義賢は(龍興同様?)信長に対してかなりしぶとい戦いをした人で1598年まで生きた。後年本願寺にかくまわれたとかキリシタンになったとか言われている。義賢の子(義治の弟)の六角高定(義定)はのちに江戸幕府に仕えて旗本となった(高家の六角家は公家出身であり、戦国六角氏の一族ではない)。 六角家は近江源氏佐々木氏嫡流という名門だが、室町後期・戦国時代の系譜は混乱しており、中央政界を動かした有力大名のわりにはっきりしない部分が多い。のちに偽系図や偽歴史書(とみなされているもの)が出回ったりしたことも事態を複雑化させている。六角義賢の系統は分家にすぎず「嫡流」は別にあるという「異説」があり(安祥松平とか伊作島津とか平戸松浦とか、実権を握った有力分家が嫡流を圧倒すること自体はよくあること)、その説では「嫡流」とされる六角義郷という人物はたしかに秀吉に召し出されている。しかし、彼らの所伝(とされている物語)、たとえば「羽柴秀吉は流浪時代に六角嫡流六角義秀に仕え、諱を賜った」とかなんとか話を史実とみるのには否定的である。しかしがんばっている人がいて 朝倉の馬鹿息子も六角出の説 朝倉義景は六角家から迎えられた養子だとする説がある。なお、浅井久政にも六角出身説がある。家内統制が難航したことなどが説明できるとされるが、どちらも「異説」としての扱いにとどまる。それにしても、斎藤の馬鹿息子が何を言う。 竹生島/間違いなくこいつも加担 竹生島は琵琶湖に浮かぶ信仰の島で、浅井久政が押し込められたことで有名。阿閉氏の居城・山本山城(現:滋賀県東浅井郡湖北町)のある山本山からは、竹生島を西に眺めることができる。阿閉貞征は浅井家重臣にして要衝の城主であったが、織田氏の攻勢の中で浅井家を裏切って所領を安堵され、羽柴秀吉の寄子となった(のちに信長の直臣になったようだ)。浅井時代は不明だが少なくとも信長政権で阿閉氏は竹生島に知行を持っており、秀吉とこれをめぐって争っている。 行動のタイミングとか結果とか/RIKISHI級の父親 阿閉貞征・貞大父子は本能寺の変の際に明智光秀に加担、遺恨のある秀吉の長浜城を攻めた。そんなこんなで結局、滅ぼされてしまう。信長の野望での阿閉貞征はワーストランキングの常連。貞大は強力の持ち主で相撲の上手として知られ、相撲好きの信長から相撲イベントの奉行を任されたり、当人の相撲っぷりを所望されたりしている。 ローゼン宮部 「信長の野望烈風伝」や「太閤立志伝5」で使われた顔グラ(゚⊿゚) が、「ローゼン閣下」こと某元首相と似ていたことから。 ニコニコ大百科 参照。革新の顔グラではそれほど似てない。 マイ甲冑 天海が着用したという鎧が伝わっており、現在博物館大阪城で見ることができる。 戦国武将列伝 アイドルが紹介する戦国武将列伝。うp主が述べているように、本動画投稿時点で最新作の第5回で「竹中半兵衛の憂鬱」が紹介された。後藤賢豊が紹介されたことがある。 第弐回ノ参 [部分編集] あんころ和尚 「豊臣家の盛衰」より。 納豆が御座れば極楽極楽 天海には、徳川家康に初めて謁見した際に好物の納豆を献上したというエピソードがある。「自身の健康の源」と言ったというから、健康マニアの家康とは気が合ったのかも知れない。 まだ天海を名乗ってないんじゃね? 天海を称したのは1588年に川越の喜多院に移ってから。その前は「随風」という名だったという。 明智とか三宅とかな 天海和尚の謎に包まれた「前半生」「正体」をめぐるあれこれ。明智光秀説というのは有名だが、光秀の娘婿である明智秀満(三宅弥平次)と同一人物との説もある。革新には光秀と天海が別々に登場するので、「システム」的には別人説。 親父にでも似た 久政の父・浅井亮政は、国人一揆をよく束ね、ついに北近江の支配者に躍り出た。 親子なれば似るのが道理/俺の親父の悪口 蝮と呼ばれた親父、その蝮を討った息子。「義龍は道三の実の子ではない」ともいうけれど、戦国を生きるよく似た親子にも見える。……え? 龍興の馬鹿っぷりが義龍ゆずりだなんてまさかそんな。 今日も参りましたな、殿への刺客 実際、長慶は暗殺未遂事件に遭遇しており、義輝が関与したとか。弾正が説明すると弾正が一番の黒幕に見えるふしぎ。 この時期に公方様が京におわす 戦国期、中央政界の抗争により将軍はしばしば京を追放された。史実の1555年時点、義輝は近江朽木にいる。これは1553年に三好長慶との戦いに敗れて京を追われたため。1558年5月に六角義賢とともに東山まで進軍して布陣、11月に三好家との協定が成立し、入洛を遂げる。 (アイマス天下創世系動画に多大なる敬意を表して) 「 アイマス戦記『秀吉』 」、「 燃えよ双星 」などでも活躍中。 長慶も幼き頃より釁(ちぬ)られし人生を送った 11歳のとき、父三好元長は一向一揆に討たれる。じつは元長の勢力拡大を嫌った主君細川晴元の差し金と言われる。長慶は助命され父殺しの黒幕である晴元に仕えて隠忍のときを送り、やがて復讐の刃を向けることになる。 覚慶 1555年時点で足利義昭(義秋)はまだ仏門に入っている。 御病気 中二病。 ニコ百 も参照。 将軍故致し方なし 一介の中学生が神だか悪魔だかの生まれ変わりと主張したり(自分は出自が違う=選ばれた特別な存在であるという願望)、意のままに全世界の運命を左右するような台詞を吐くのが「中二病」的と言われるもの。義輝は飾るまでも無く将軍家出身で、(いちおう)権威と権力を持っているホンモノだから仕方ない。地に落ちた権威と権力が厳然として存在するかのように振舞ったという点で「中二的」と解釈できるかもしれない。 二人並んでいる矛盾 仏門に入っていた義昭が政治に関わるのは義輝死後(還俗は1566年)なので、この二人が並んで活躍するのは本来ありえない。 因縁多いのが居る 細川藤孝(幽斎)には、「足利義晴のご落胤」説がある。これを信じるならば藤孝は義輝・義昭兄弟の庶兄ということになる。義晴がすでに身ごもっていた側室(清原宣賢の娘)を、家臣である三淵晴員に下げ渡した……というのだが、われらが斎藤家にも義龍の出生をめぐって似た話があるのは周知の通り。 前にやったことある 本シリーズ中では「 七弾正の野望 」で、弾正たちと一緒に攻めている。 何年後の話 史実では15年後の話。1570年1月、反信長の戦いをつづけ三好三人衆を頼っていた斎藤龍興は、かれらとともに将軍足利義昭を攻め殺そうとした。当時義昭は信長が擁立していたため。本圀寺の変( wikpedia )である。 そうだ京へ行こう 元ネタはもちろんJR東海のキャッチコピー。そうだ、京都、行こう。 敵は本国寺にあり 現在の名称は「本圀寺」だが、当時の名称は「本國寺」だったようだ。「國」の現行の字体が「国」。 公方様に弓を引く 戦国期の近江六角家は、しばしば京を追われた将軍家を保護した。六角義賢と足利義輝とはともに京都に攻めのぼる仲。本作でも六角義賢は、足利義輝に対してきわめて強い忠誠心を持っている様子。 ▼ネタ解説3 コメント欄 龍興記解説とネタ解説1・同2・同3・同4へのコメント 驚きのネタ解説ページwww -- 名無しさん (2009-07-21 16 54 51) 一回の動画につきこの解説量・・・、うp主といいwiki編集者といい本当に何者なんだ。 -- 名無しさん (2009-08-02 13 45 06) うp主の驚愕ぶりにも納得の解説ページ…w最近本編と並んで楽しみだったりしますw -- 名無しさん (2009-08-17 00 56 33) 解説の人自重(するなもっとやれw) ( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん! -- 名無しさん (2009-08-30 19 33 05) 今回の攻略法は紅海夜(大航海時代Ⅲ)に似てるな…あっちは陸路でインドに到達したら何故か「インド航路を発見」してたのだが… -- 名無しさん (2009-08-30 20 21 06) 解説早すぎるwww -- 名無しさん (2009-09-15 01 38 36) 解説乙www改めて見ても畠山家は酷いwwwww -- 名無しさん (2009-09-15 11 11 39) すごい、ネタ解説だけで分割してしまう情報量w驚きの一言です。 -- 名無しさん (2009-09-16 01 18 50) いつも楽しみにしてます。今回もすごい情報量ですね。 -- 名無しさん (2009-10-05 04 16 28) 解説様いつもご苦労様です。いろいろと勉強になります。 -- 名無しさん (2009-11-25 10 54 26) 解説を見てやっと動画を見終わった気分になれる。そんな楽しみ方。 -- 名無しさん (2009-11-25 19 03 54) 相変わらずの解説の豊富さw動画で分からなかった所もここを見ればすっきり解決、流石と言わざるを得ませんw -- 名無しさん (2009-11-25 20 35 57) 解説様乙です。 -- 名無しさん (2009-12-22 09 21 53) 将軍家の方達の中二病っぷりは天井知らずですねw -- 名無しさん (2010-03-06 12 19 41) でも、将軍様は中二病発言を事実にしてしまうあたり恐ろしい。 -- 名無しさん (2010-03-07 18 07 40) 細かい事ですまん、通常従三位未満の場合~義藤朝臣となるはずだが? -- 名無しさん (2010-03-24 06 31 14) 吉田先生の策略?にまんまと嵌った剣豪将軍は次回どうなるのだろう?正気に戻るのか、はたまた『中二病』の果てに辿り着くのか・・・ -- 名無しさん (2010-06-20 22 07 14) まだ7はない、か・・・。流石にこの速さで解説が出来てたら俺でも引くよ。 -- 黄泉人知らず (2010-12-26 10 11 01) 六角偽当主なんて話があったのか。まだまだ知らんことが多いなぁ。 -- 名無しさん (2010-12-27 07 41 38) もう捌の解説があるwお疲れ様です。 -- 名無しさん (2011-01-05 05 33 56) あいかわらず解説は勉強になる。 -- 名無しさん (2011-01-06 19 46 30) 通信教育で空手を極めるくらいありえない>さりげなく上田教授ディスってんじゃねーぞww -- 名無しさん (2011-03-31 21 09 17) 良くそのネタが判ったなwそれ意識して書いてたんだがw -- start (2011-04-01 10 33 13) 長慶って1556年死亡説あるの?ずっと64年だと思ってた -- 名無しさん (2011-05-08 20 03 07) 間違えました。如何せん急拵えで作った物で・・・ -- start (2011-05-09 18 40 15) ↑市民、解説は完璧でなければなりません。クローンナンバーを増やしたいのですか? -- 名無しさん (2011-05-17 12 22 57) パラノイアとか誰が憶えてるんだよwwwwwwwww -- クリアランス・ヴァイオレット (2011-08-04 23 17 18) 初めての編集。左道について誰も明記してないから書いてみた。 -- 黄泉人知らず (2011-11-19 17 10 04) 「余の命である」がAIRの神奈かと思ったが、違うか。 -- あと、フェアリーテイルに龍興の女体化があった。 (2015-06-09 16 23 58) 名前 コメント 龍興記 ネタ解説 1(序~初回ノ肆)・2(初回ノ伍~第弐回ノ参)・3(第弐回ノ肆~拾)4(第弐回ノ拾壱~) コメント 龍興記解説コメント 関連作品 竹中半兵衛の憂鬱
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[[トップ /]] イベント ヴェネツィア 物語 [#o3e98ca4] 序章:旅立ち [#efee6a3b] 1章:昇天祭の出会い [#y874b624] 2章:異色のサロン [#y3s2e777] 3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 4章:キプロス迎撃指令 [#be0c7ce8] 5章:砂漠の覇王 [#z5f13c84] 6章:太陽は西天へ [#lef84980] 7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 8章:慧眼のパトローネ [#x79f3004] 9章:家族の残照 [#m1ca73ce] 10章:窮地の光明 [#zd74e250] 11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] 14章:神に背いても [#g9c3d0bd] 15章:宝剣を求めて [#p27ed71a] 重要人物 [#o7aa24fb] 16章-30章 物語 あなたが偶然ヴェネツィアの街中で助けた令嬢は、元首補佐官アルヴィーゼの妹にして名家オルセオロ家の娘ヴィットーリア。 彼女は、冒険家や芸術家を支援する活動に没頭しており、自ら主催するサロンにあなたを招待してくれるのだった。 序章:旅立ち あらすじ東方交易がもたらす巨万の富により、長きに渡り地中海の女王として君臨してきた、潟上の都市国家ヴェネツィア。この美しき水の都にて プレイヤー名 は航海者としての第一歩を踏み出した。 2,000Dを入手する。 ダガーを入手する。 帆塗料を入手する。 望郷のカリヨンベルを入手する。 東地中海の入港許可証を入手する。 **1章:昇天祭の出会い [#y874b624] あらすじ昇天祭の日、ヴェネツィアにて行われる、「海との婚礼」の儀式。人々は、国家の永遠の繁栄を予感させる、その豪奢なる光景に酔いしれていた。と、そこに、突如、助けを求める女の声が響く。貴族家の侍女らしきその女は、お嬢様を助けてほしいと、 プレイヤー名 に懇願する。街のはずれへ駆けつけると、そこには貴族の娘を手にかけようとする暴漢の姿が。姿を見られた彼らは、 プレイヤー名 もろとも始末しようと、短剣を構える。だが、巡回中の夜警隊が通りかかり、たちまち遁走してしまう。 プレイヤー名 の勇気ある行動に深く感謝する、その貴族の娘の名はヴィットーリア。名家オルセオロ家の娘であった。そこに使者がやってきて、彼女の兄のところまで来るよう、伝えられる。ヴィットーリアは、兄が事件について知るのが、早すぎるのではないかと訝しみつつも、目撃者である プレイヤー名 と共に、元首公邸へと向かうことに。ヴィットーリアの兄、元首補佐官アルヴィーゼと面会する プレイヤー名 たち。アルヴィーゼは、政敵グラデニーゴ率いる長老派の手下が、妹の身辺で蠢いているのを、事前に察知していた。だが、彼らが尻尾を出すのを待ち構えるため、あえてその件を秘していたのだという。自分が政争の囮として使われていたことに、当惑するヴィットーリア。そのとき、突如、公邸に男たちが乱入してくる。ヴィットーリアが、自らのサロンに招き、支援している芸術家や、学者たちだった。アルヴィーゼは、彼らをガラクタと断じ、いつまで家に飼い続けるつもりだと、皮肉る。だが、ヴィットーリアは、彼らへの援助は、このヴェネツィアの文化を発展させるための大切な仕事だとし、出て行ってしまう。アルヴィーゼは、妹の強情さに嘆息する。公邸の表で、ヴィットーリアは、兄の自分への態度を嘆く。父も母も亡き今、肉親はアルヴィーゼ一人しかいない。少しは、自分の身を心配してくれてもいいのに、と。ひとしきり、胸の内を明かしたヴィットーリアは助けてくれた プレイヤー名 に改めて感謝を述べる。そして、来る日の再会を約し、黄昏の街へと消えていくのだった。 香油を入手する 2章:異色のサロン あらすじ 1章終了後30日以上の航海を経ていること 出港所でイベント開始 ある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの港にて、無賃乗船をとがめられているムスリムの少年と出会う。財宝発掘家の卵で、ハルーンと名乗るその少年は プレイヤー名 が、ヴィットーリアと知り合いだと知るや、自分を彼女に紹介して欲しいと懇願する。オルセオロ家を訪れた プレイヤー名 を、歓待するヴィットーリア。紹介を受けたハルーンは、ヴィットーリアに自分を売り込むため、手持ちの発掘品を差し出そうとする。だが、ヴィットーリアは、それが盗掘品であることを知り、受け取りを拒む。彼女は、学問的な発掘には喜んで出資するが、遺跡を傷つける盗掘を、嫌っていたのだ。肩を落とし、去っていこうとするハルーン。だが、ヴィットーリアは、そんな彼を呼び止め、盗掘をやめることを条件に契約を持ちかける。ハルーンは大喜びでこれを受けるのだった。新しい仲間を歓迎する芸術家や学者たち。彼らは語る。専門家も真っ青の目利きであるヴィットーリアのサロンでは、普通の貴族のサロンと違い、お世辞が一切通用しない。その代わりに、世に認められぬ一匹狼にも活躍の場が与えられるのだと。不意にハルーンが、オルセオロ家で収蔵している美術品を見てみたいとせがむ。ヴィットーリアは、特別だといって、 プレイヤー名 を伴い、収蔵室へと向かう。そこでヴィットーリアが自分が好きな絵だと言って見せたのは、一枚の聖母子画だった。この絵に描かれた、穏やかな微笑を湛えた聖母。それこそが、ヴィットーリアが芸術に興味を持つきっかけとなったのだという。そこに突如響き渡る怒声。無断で収蔵室に入ったことを叱るアルヴィーゼに、ヴィットーリアは謝りつつも、なぜそこまで頑なに立ち入りを禁じるのか尋ねる。アルヴィーゼはおまえが関知することではないと答え、政務に出て行ってしまう。落ち込むヴィットーリアに、ハルーンは自分がムリを言ったせいだと謝る。そして、あらためて プレイヤー名 に、ヴィットーリアに自分を引き合わせてくれたことを感謝するのだった。 山師のダウジングロッドを入手する **3章:聡明なる月の女神に [#jf63a142] 二章終了より30日後。 商業地区道具屋主人前にいるエマレッタと会話する。 あらすじ後日、 プレイヤー名 はヴィットーリアとハルーンが、出航所の役人と言い合いになっているところに出くわす。事情を語る二人。発端は、議会での地盤固めを望むアルヴィーゼが、ヴィットーリアを有力貴族と結婚させようと画策したことだった。自分の意志を無視する、兄の強引な手口をよしとしないヴィットーリアは、ハルーンの手引きで、屋敷を脱出。そのままナポリ近郊にあるというローマ時代の遺跡を見に行こうとしていた。ところが、港にはすでにアルヴィーゼの手が回っており、オルセオロ家の船を出すことができなかった。二人は、 プレイヤー名 にナポリの遺跡に連れていってほしいと持ちかける。 ナポリへ移動 ナポリに到着し、早速、郊外へ向かう プレイヤー名 たち。ハルーンの地図によれば、街から東の方角にある大きな枯れ木が、遺跡への目印だという。 郊外東側にある大きな枯れ木を調べるとカンパーニャ地方へとばされる 目印のリボン(行商人から購入)を所持していくことを薦めます。 ようやく到着した遺跡では、すでに発掘隊の手により、太陽神・アポロンの像が出土していた。発掘を指揮する青年はさらにアポロン像と対になる、月の女神ディアナの像を探すよう命じる。ヴィットーリアは、遺跡が噂通り、ローマ時代のポンペイの街だったことに、歓声を上げる。それに気づき、声をかけてくる青年。そこに、一台の馬車がやってくる。出てきたのは「伯爵夫人」と呼ばれる壮年の婦人だった。発掘隊長のジュリアンは、彼女に慇懃にかしずく。アポロン像に目をつけた伯爵夫人は、自分の庭園を飾るため、すぐに掘り出し、馬車に積み込むよう命令。だが、ヴィットーリアは、盗掘同然のその行為をとがめる。盗人呼ばわりされた夫人は腹を立てるが、そこにジュリアンが割って入る。彼は彫像を、価値もない粗雑なものだと嘘をつき遺跡から出土したという、豪華な金細工の首飾りを差し出す。たちどころに機嫌を直す夫人。去り際、ジュリアンは、ヴィットーリアにこう告げる。「聡明にして、美しき月の女神ディアナに、いつか再びお会いできますことを」馬車が行った後、ヴィットーリアは、ジュリアンが「パヴォ(孔雀)」、すなわち、価値のない物を売りつけ、文芸保護家から金を騙し取る輩かもしれないと疑う。なぜなら、彼が、夫人に差し出した首飾りは、出土品ではなく、最近になってから作られた模造品だったためだ。だが、その一方、彼が主人に嘘をついて、アポロン像を守ったことも、紛れもない事実だった。ジュリアンの相反する行動に当惑しつつも、ヴィットーリアは、遺跡まで連れてきてくれた、 プレイヤー名 に礼を言い、ナポリへの帰途につく。 20000D入手 冒険名声40獲得 街に、アルヴィーゼの命を受けた、彼女の侍女エマレッタが待ち構えていた。婚姻が破談になったと告げられ、思わず笑顔を見せるヴィットーリアに、エマレッタは呆れ顔。ヴィットーリアは、オルセオロ家の船に乗せられヴェネツィアへと連れ戻されてしまう。 4章:キプロス迎撃指令 あらすじ 3章終了後30日以上の航海を経ていること 出航所でイベント開始 キプロス島沖で、トルコ海軍により、ヴェネツィア籍の商船が襲われる事件が頻発していた。それでも、これといった対抗手段を講じない政府に、苛立ちを募らせているヴェネツィア市民。そうした中、 プレイヤー名 は、十人委員会委員長グラデニーゴにより、元首公邸へと呼び出される。公邸には、同じく呼び出された民間の船乗りたちがいた。グラデニーゴは、 プレイヤー名 らを臨時で徴用し、キプロス沖に出没するトルコ艦隊の討伐を命じると宣言。船乗りたちは、なぜ、正規の海軍ではなく、自分たちを派遣するのだと異論を唱えるが、グラデニーゴは、取り合おうともしない。そこにアルヴィーゼが乱入。 プレイヤー名 らを指し、こう言う。「彼らは、ヴェネツィア市民とトルコ、両者に対し、体面を繕うための捨て石派兵というわけか」核心を突かれて、狼狽するグラデニーゴ。アルヴィーゼは、自ら討伐艦隊の指揮を執ると宣言。グラデニーゴは、後で後悔するでないぞと言い、立ち去っていく。自分たちが「捨て石」とは、どういうことか。船乗りたちの問いに、アルヴィーゼは答える。トルコの軍事力は、ヴェネツィアの数十倍。全面戦争に陥れば、まず勝ち目はない。しかし、海賊行為をこれ以上黙認しては、長老派は世論を敵にまわし、次の選挙が危うい。そこで、勝敗は度外視で、民間から徴用した艦隊を派遣。曲がりなりにも討伐に乗り出したことで世論を沈静化させ、トルコに対しても、民間人の独断として言い訳をつけようとしたのだという。アルヴィーゼと プレイヤー名 の急な遠征を心配し、港にやってきたヴィットーリア。アルヴィーゼは、トルコ海軍など、ヴェネツィアの敵ではないとうそぶき、ヴィットーリアに引き続きの謹慎を命じる。冷淡な兄の態度にむくれるヴィットーリア。そんな妹が去るのを見届けたアルヴィーゼは、こうつぶやく。グラデニーゴとの対立により、自分はいつ殺されるやもしれない。ヴィットーリアの結婚を急ぐのも自分がいなくても生きていけるようにとの願いゆえなのだ、と。アルヴィーゼは、ヴィットーリアのためにも、必ず生きて帰るよう、 プレイヤー名 に言い聞かせると、ファマガスタへの出撃を、全艦隊に命じるのだった。 キプロス島西沖(1400.3385付近)で強襲用ガレー×3、ガレー×2と戦闘 キプロス沖にてトルコ艦隊を補足した プレイヤー名 たち。だが、敵艦隊は殿軍を残し、大半が撤退。勝利こそしたものの、釈然としないまま、ヴェネツィアへの帰途につく。ヴェネツィアに戻ると、撤退の理由が明らかに。トルコに服属するエジプト太守が、アルヴィーゼらの攻撃に対する報復を口実に、コショウの輸出を停止していたのだ。コショウの輸入が止まれば、ヴェネツィア経済は大打撃を受ける。すべては、トルコがヴェネツィアを外交的に追い詰めるために仕組んだ、罠であったまた、人々は、キプロス沖の攻撃は、すべてアルヴィーゼの独断だと信じこんでおり、帰還したアルヴィーゼに容赦のない罵声を浴びせかける。アルヴィーゼは、事の次第を確かめるべく、元首公邸へと急ぐ。だが、グラデニーゴは、すべては民間の風聞に過ぎないと言いつくろい、アルヴィーゼに新たな指令を下す。アレクサンドリアへ赴き、停止されたコショウの輸入を再開させよ。アルヴィーゼは、国家の危機を救うため、予算も使節団も与えられぬ、この困難な命令をあえて受け入れる。そんな彼の背に、グラデニーゴはこう言い放つ。「オルオセロ補佐官・・・。あなたの亡きお父上は、実に物分りのよい、貴族の中の貴族とも呼べる方でした。わざわざ、身の破滅を招く、今のあなたの行いを見たら、きっと嘆き悲しまれることでしょうな」アルヴィーゼは、 プレイヤー名 に長老派の襲撃に用心せよと、ヴィットーリアへの伝言を託し、エジプトへと旅立っていくのだった。 30000D入手、戦闘名声60獲得 5章:砂漠の覇王 ヴェネツィアのオルセオロ邸にて開始 あらすじ プレイヤー名 の帰還にほっとするヴィットーリア。だが、アルヴィーゼが、エジプトに向かったと知るや、顔色を変える。危険を察した彼女は、アレクサンドリアへ向かい一緒に兄の身を守ろうと、 プレイヤー名 に持ちかける。アレクサンドリアに着いた プレイヤー名 たち。だが、港で目を離した隙に、何者かがヴィットーリアを連れ去ってしまう。街の雑踏では、さらわれたヴィットーリアの身柄が、競売にかけられていた。次々と値を張り合う商人たち。助けを求める声も熱狂にかき消されてしまう。値が500万に吊りあがったそのとき、忽然と現れた大柄の男が、破格の5000万を提示する。遊牧民ベドウィン首長、砂漠の覇王ファイサル。その男の名を聞いた商人たちは、すごすごと立ち去るしかなかった。ファイサルは、ヴィットーリアを連れ去ろうとする。ヴィットーリアが悲鳴をあげると、一人の男が駆け寄ってくる。先にアレクサンドリア入りしていた、アルヴィーゼであった。事の次第を聞いたファイサルは、ヴィットーリアに陳謝。ヴェネツィアの高官がなぜ、こんな所にいるのか尋ねる。その原因が、コショウの輸出停止だと知るや、何か思惑ありげに、宮殿へと向かう。慇懃な出迎えをするエジプト太守。ファイサルはコショウ輸出を止めた意図を問い詰める。宗主国トルコの敵に売るコショウはないと答える太守。ファイサルは、輸出停止の影響により、商人の護衛をする機会が減っていると指摘。たちまち、口ごもる太守に、ファイサルはさらなる追い討ちをかける。「牙を持て余し、血に飢えた狼は、砂漠から出でて、そなたらのノド笛に喰らいつくだろう」恫喝に怯えた太守は、トルコへの黙秘を条件に、コショウの輸出再開を約束する。アルヴィーゼは、ファイサルの実力に感服すると共に、謝礼を出そうとする。だが、ファイサルはヴェネツィアとベドウィン、相互の利害が一致しただけのことだと断り、続けてこうつぶやく。「近いうちに砂漠を通るコショウなど、意味がなくなる」言葉の意味を問うアルヴィーゼに、ファイサルはさらなる、謎めいた言葉を残し、去っていく。「太陽は中天を越え、西へと傾きつつある」ファイサルの言葉に、アルヴィーゼは一つの心当たりがあった。それは、数年前、イスパニアのコロンという男が西廻りインド航路を拓いたとの報告だった。もし彼が、本当にインドからコショウを仕入れたとすれば、ヴェネツィアでの独占体制は、既に崩壊していることになる。アルヴィーゼは、対策協議のため帰還する自らの代わりに、セビリアで事実関係を探ってきて欲しいと、 プレイヤー名 に依頼する。そのたびに自分も連れて行ってほしいと懇願する、ヴィットーリア。国の一大事に何もせずにいることが耐えられないというのだ。アルヴィーゼは同行を許可。 プレイヤー名 にその身を託すのだった。 6章:太陽は西天へ 5章から連続 セビリア出港所→リスボン酒場 (なお新規の北大西洋入港許可は名声1000(17.8.24以降)必要) (新規で北大西洋入港許可が合計名声900でおりました(2006.3.26)) (さらに前提となる西地中海(ピサ〜バレンシア)の新規の入港許可は冒険・交易・戦闘いずれかの名声250(2007.5確認)必要。合計名声ではない模様) あらすじセビリアに到着した プレイヤー名 たち。だが、港で人々のうわさに上っていたのは、コロンではなく、聞きなれぬ男の名前だった。ポルトガルのインディアス遠征提督・ガマ。彼は数日前に、インドからコショウを持って、リスボンに帰還したのだと言う。リスボンの酒場に行くと、ガマのインド遠征に随行したという士官が、インドの土産話を自慢げに語っていた。高額なコショウが、タダ同然の価格で売られているとの話に、船乗りたちは半信半疑。士官は、航海日誌を取り出し、それが真実であることを見せびらかす。 プレイヤー名 は日誌を見せるよう、士官に頼み込む。すると、士官は、機密文書を見せるわけにはいかないと、出し渋りつつ、ヴィットーリアをだしに、ある条件を提示してくる。葡萄酒を飲み比べて、勝ったら、日誌を見せる。ただし、負けたら一日付き合ってもらう、と。ヴィットーリアは、ハルーンの制止も聞かず、受けて立つ。そうして、互いに飲むこと十数杯。泥酔して別人のような態度で酒を強引に飲ませるヴィットーリアに、士官はタジタジ。ついに負けを認め、気絶。まもなく、ヴィットーリアも、倒れこんでしまう。たちまち、騒ぎを聞きつけた兵士がやってくる。 プレイヤー名 らはヴィットーリアをおぶって、酒場を退散する。士官の日誌は、どさくさまぎれにハルーンがくすねていた。任務を果たした一行は、ヴェネツィアへ帰還する。日誌を受け取ったアルヴィーゼは、 プレイヤー名 達の働きに感謝し、早速元首への報告に向かう。元首はコショウの独占体制が崩壊したことを知り、愕然とする。アルヴィーゼは、この事実を、なるべく穏当な形で発表するよう、嘆願する。衝撃を和らげなければ、先行きへの不安から、経済恐慌が起こるとの判断からだった。だが、グラデニーゴは、ポルトガルへの敗北を認めては、ヴェネツィアの権威失墜に繋がるとしてこれに反対。元老院が召集され、緊急討議が行われる運びとなる。しかし、結局、これといった結論も出ぬまま、時だけが無為に過ぎ、ついに噂が広まってしまう。そして、ヴェネツィアの街は、危惧していた通りの大恐慌に見舞われるのだった。 交易名声100獲得 **7章:虚飾の宴 [#ra2b4df1] 6章終了後、航海日数30日以上の経過が必要。道具屋前にエマレッタが立っていれば、オルセオロ邸で開始できる あらすじヴェネツィアの街は、近々、元首公邸で開催されるという、晩餐会の噂で持ちきりになっていた。しかし、先日のコショウの一件があったばかりで国の財政が傾いているときに、なぜ晩餐会が開かれるのかと、ヴィットーリアは首をかしげる。各国から大商人を招き、「重大発表」をするためなのだというが、失敗は目に見えていると吐き捨てるアルヴィーゼ。ヴィットーリアは、その晩餐会に プレイヤー名 も、一緒に来てほしいと誘う。アルヴィーゼは、ヴィットーリアに、賓客たちに粗相のないように言いつけ、一足先に公邸へと向かう。公邸では、贅を尽くした宴が催されていた。壇上に現れた元首が、商業振興のため、アフリカ廻りのインド航路への参入を発表。外洋航路に不慣れな自国商人の代わりに、他国の商人たちを誘致しようというのだ。表向き、追従の相手をする商人たち。だがその表情は一様に冷ややかだった。それもそのはず。今やコショウの産地に最も近いのは、大西洋沿いのポルトガル。地中海の奥に位置するヴェネツィアは、最も遠くなってしまったのだから。そんな現実も見えず、かつての威光にすがる長老派の無能ぶりにアルヴィーゼは、愛想を尽かし、出て行ってしまう。演説が終わり、舞踏の時間となる。いつの間にか プレイヤー名 とはぐれたヴィットーリアが、商人に酌をさせられていた。勧められた酒を断ったヴィットーリアに、商人はお高く留まりやがって、と舌打ち。「没落国家」のくせにとヴェネツィアをあざ笑う。商人の無礼な振る舞いに、思わず怒りの視線を向けるヴィットーリア。一触即発のそのとき、突然彼女を踊りに誘う男の声が。ナポリ郊外の遺跡で会った、ジュリアンという青年だった。ジュリアンは、見事な踊りでヴィットーリアを、リード。美しい二人の姿に、その場の人々は思わず溜息をつく。晩餐会が終わり、公邸を後にする プレイヤー名 たちのもとに、ジュリアンが挨拶に来る。助けてくれた彼に礼をいうヴィットーリア。そこにアルヴィーゼがやってくる。ジュリアンが語る肩書きに偽りがあることを見抜いたアルヴィーゼは、不快そうに退去を命じ、去っていく。ジュリアンは、しばらくヴェネツィアに身を置くにあたり、財宝探索家として、ヴィットーリアと契約したいと持ちかける。ヴィットーリアは正式な出資の条件として、古代の詩文を頼りに、伝説のカルタゴの遺跡を見つけてくるよう依頼。ジュリアンは監視役のハルーンと共に、旅立って行く。 8章:慧眼のパトローネ 7章終了後航海30日の経過が必要 あらすじ後日、ヴェネツィアに帰還していたハルーンと再会した プレイヤー名 。彼によれば、ジュリアンは見事、カルタゴ遺跡を発見。発掘が長引くため、ひとまずハルーンだけ報告に帰ってきたのだという。ハルーンの報告を受けたヴィットリーアは、サロンの学者や芸術家を連れて、現地へ視察に行くと言い出す。 プレイヤー名 の船で、遺跡があるというチュニスへ向かう一行。だが、ハルーンが遺跡への地図を失くしていたため、仕方なく自力で発掘現場を探索。(※当該クエストはマルセイユ若しくはセビリアの冒険者依頼仲介人で受けられる。)ついに、遺跡のあるビュルサの丘に到着する。出資者であるヴィットーリアが、わざわざイスラム圏の発掘現場まで視察に来たことに驚くジュリアン。さらに彼を驚かせたのは、彼女がサロンの芸術家や学者まで、連れてきたことだった。彼らは、過去の叡智に直接触れることで、着想を得て、新たな作品作りに燃えている様子。ヴィットーリアは、ここまで連れてきてくれた プレイヤー名 に改めて謝意を表し、ヴェネツィアへの帰途につくのだった。 30000D入手、冒険名声100獲得 **9章:家族の残照 [#m1ca73ce] 8章から連続 あらすじヴェネツィアへ帰る船に乗ろうとしたところで、ヴィットーリアは、ハルーンの姿が見当たらないことに気付く。さっそく、手分けして探しに向かう プレイヤー名 たち。 プレイヤー名 は、街の休憩所にて、商人と立ち話をしているハルーンを見つける。ハルーンは、生き別れの両親が、行方を探しているとの話に、動揺している様子。 プレイヤー名 が傍にいたことに気付いた彼は、立ち聞きしていなかったかを確かめ、船に戻る。ようやく、揃った一行はヴェネツィアへと帰還する。チュニスから戻って以来、ハルーンの様子がおかしいことに気付いたヴィットーリア。彼の身に何かあったのかと プレイヤー名 に尋ねる。ハルーンが、両親の生存を知ったものの、ヴィットーリアに仕える手前、会うに会えない状況にある、と告げる プレイヤー名 。すると、ジュリアンは、自分がハルーンの両親の行方を捜しに行くと申し出て、 プレイヤー名 に手助けを依頼する。まずは、ハルーンが会っていたという商人から話を聞くため、チュニスへと戻ることに。商人によれば、ハルーンの両親は、サハラ砂漠の行商で、現在は、アフリカ西部に旅立っているのだという。砂漠では、遊牧民による襲撃の恐れがあるため、二人は海路を使い、回り込むことに。 アフリカ西岸の入港許可状が必要、必要名声合計:5000 ハメッドはシエラレオネで確認 この前提となる北海入港許可状は必要名声合計:2500(2007.5確認)必要 ついに、ハルーンの父・ハメッドを見つけた プレイヤー名 たち。彼はハルーンが生きていたことに驚き、できれば一緒に暮らしたいと、胸の内を明かす。 プレイヤー名 とジュリアンは、彼の手紙を携え、ヴェネツィアへの帰途につく。ハルーンの父の手紙を受け取るヴィットーリア。 60000D入手。 そこに当のハルーンが入ってくる。一緒に行商をやって欲しいという父の意向を知った彼は、ヴィットーリアのサロンの一員であることを理由にこれを拒否。ところが、ヴィットーリアは、契約の打ち切りを冷たく申しつけ、ハルーンを船に乗せるよう命じてしまう。 冒険名声100獲得 ヴィットーリアは、ハルーンの才能を知りつつも、彼の本心が両親の元へ帰ることにあることを見抜いていた。そして、彼女自身、幼い頃に両親を亡くし、そのかけがえのなさを知っているからこそ、あえて突き放すことで、ハルーンの背を押したのだった。「…なるほど。お互い望むならば…、ですか」溜息をつくジュリアン。ハルーンを見送る プレイヤー名 たち。ヴィットーリアの真意を察していた彼は、涙を流し、別れを惜しむ。そして、パトロンであり姉のような存在でもあった彼女のもとへ、いつか戻ると約束。両親の待つアフリカの地へと旅立っていくのだった。家族---。ハルーンの去った後、不意にジュリアンがつぶやく。彼がヴェネツィアに来たのも、顔すら知らない母の肖像画を探すことが目的なのだという。ヴィットーリアはその絵の捜索を手伝うと約束する。だが、そこにアルヴィーゼから、急な呼び出しがかかる。部屋に入るなり、ジュリアンに、嫌疑の視線を向けるアルヴィーゼ。彼の素性を調べた結果、出てきたのは、奇怪な経歴だったという。パリで『宮廷の寵児』としてもてはやされ、数々の貴婦人たちと浮名を流し、彼に関わった貴婦人のうち、二人までもが、フランス王家への反逆の罪で起訴されているとのこと。ジュリアンの直接関与も囁かれていたという。すべて人聞きの悪い噂と退けるジュリアン。だがアルヴィーゼは、何の目的で妹に近づいたのかとジュリアンに詰め寄る。一触即発の空気の中、突然、伝令が邸内に駆け込んでくる。トルコが、イスタンブールで、大規模なガレー艦隊を建造し、本格的なヴェネツィア侵攻を企てているというのだ。アルヴィーゼは、 プレイヤー名 にジュリアンが怪しい動きを見せたら報せるよう依頼。対策を協議すべく、公邸へと急ぐのだった。**10章:窮地の光明 [#zd74e250] 9章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 あらすじトルコの侵攻の噂に怯えるヴェネツィアの街。人々は政府に動きがないことを不安がっている。オルセオロ邸へ赴くと、そこにはアルヴィーゼにトルコとの開戦を嘆願する、軍人たちの姿があった。艦隊を与えてくれれば、必ず敵を蹴散らすと訴える軍人たち。だが、アルヴィーゼは、トルコの戦力をヴェネツィアの十倍と分析。また、コショウ貿易の利権を握られているため、大局をわきまえない、無謀な戦は危険だと説く。政府は、対トルコ戦に向けて、周辺国との連携を進めているので、しばらく待つよう説得する。引き下がっていく軍人たちを見送った後、嘆息するアルヴィーゼ。実際のところ、イスパニアやフランスといった、周辺国からの援軍は期待できず、ヴェネツィアとしても、手詰まりの状態なのだという。そんなアルヴィーゼに、根を詰めすぎだと微笑むヴィットーリア。彼女が持ってきたハルーンからの手紙には、彼の近況が綴られていた。砂漠の遊牧民・ベドウィンが蠢動しているため、安心して旅もできないこと。そして、これから、カイロを経て、陸路アラビアへと渡ること。それを読んだアルヴィーゼの胸に、一つの秘策が浮かぶ。それは、ベドウィンの首長ファイサルと連携し、トルコの後方を攪乱。ヴェネツィアへの侵攻を断念させる事だった。更には、スエズの地を占拠し、ヴェネツィアの投資で運河を開削すれば、コショウ貿易の王座を、ポルトガルから奪還することも夢ではない――。計画を実行に移すため、意気揚々と元首公邸へと向かうアルヴィーゼ。それを見たヴィットーリアは、久々に覇気に溢れる兄の姿に喜ぶのだった。**11章:爛熱と頽廃の宴 [#faebbeb8] 10章終了後、航海日数30日以上の経過が必要 衛兵前に商人・住民NPC出現 あらすじ無為無策な政府に代わり、トルコ海賊の取り締まりを徹底してほしい。住民たちからアルヴィーゼへの嘆願書を託された プレイヤー名 。それを受け取ったアルヴィーゼは、苦しげな顔。トルコへの対抗策として、ベドウィンと連携する計画を議会で提議したものの、長老派の妨害で、頓挫しつつあったためだ。長老派が提示した計画に賛同する条件は、イタリア半島に領土的野心を持つフランスと相互不可侵条約を締結することであった。だが、フランスの国権を握る母后は、ヴェネツィアに対し、根深い敵意を抱いている。ゆえに、条件を承諾する可能性は限りなく低い。ヴィットーリアは兄の辛そうな姿に心を痛める。そこにジュリアンがやってきて、自分が母后との交渉の橋渡しを引き受けると言い出す。実は彼には、パリ宮廷時代に築いた、母后側近の貴婦人たちとの繋がりがあるという。ジュリアンの素性を怪しむアルヴィーゼは、彼の同行を一度は拒否。ヴィットーリアの説得で渋々受け入れるものの、 プレイヤー名 にも同行を要請する。ジュリアンが怪しい動きを取らないか、見張ってほしいと言うのだ。こうして、アルヴィーゼとジュリアン、そして プレイヤー名 の三人は、貴婦人たちに会うため、マルセイユへ出向くことに。マルセイユに到着( 30000D入手 )し、婦人たちの待つ屋敷へと向かう一行。「何があっても、決してご婦人の機嫌を損なわぬように」と微笑するジュリアンに、アルヴィーゼは不可解な顔をする。そこに、貴婦人たちが入ってくる。彼女たちは、母后への取り成しを頼むアルヴィーゼの言葉には耳も貸さず、色気むき出しで迫る。たまらず、たじろぐアルヴィーゼ。ジュリアンは、一同に夜通しの宴の始まりを告げる。歓喜する貴婦人たちをよそに、アルヴィーゼたちは、言葉を失うのだった。夜が明け、宴が終わる。アルヴィーゼは、精根尽き果てた様子でジュリアンに母后への取り成しを頼み、よろよろと屋敷をでていってしまう。その頼りない後ろ姿に、ジュリアンが苦笑していると、先刻の貴婦人の一人が戻ってくる。彼女が差し出したのは、通りがかりの男から託されたという、一通の書簡。それを、友人からの他愛もない手紙だと語るジュリアン。「じきに、母后が行幸してくるとの報せがあるでしょう」と言い残すと、急いだ様子でその場を立ち去ってしまうのだった。**12章:疑惑の謁見 [#xf2a21e3] 数日後(30日前後?)ヴェネチア交易所前のフランス商人か、マルセイユ酒場の商人か、住人に話しかけてスタート あらすじ母后の夏の行幸先が、急遽、南仏に変更される。そして、王族の行列がマルセイユの街にやってきた。その壮麗な行列を プレイヤー名 と共に眺めていたアルヴィーゼは、行幸先をも動かしてしまったジュリアンの手腕に舌を巻く。アルヴィーゼはジュリアンに褒美を与えようとするが、彼はこれを固辞。代わりに、オルセオロ家の先代・マウリツィオが集めていたという、秘蔵の美術品を見せてほしいと懇願する。アルヴィーゼは躊躇しつつも、これを認める。 プレイヤー名 とジュリアンを連れ、謁見に向かおうとするアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは、人と会う約束があると言い突然、立ち去ってしまう。アルヴィーゼは、その無礼な態度に怒り、ジュリアン抜きで離宮へと向かう。二人の前に現れた母后は、スエズ計画を「書生の夢物語」と評しつつも、アルヴィーゼの意気に感じ入り、条約締結を決意。だが、調印前に、謁見の立役者であるジュリアンを連れてくるよう命じられてしまう。アルヴィーゼから、ジュリアンを探してくるよう依頼された プレイヤー名 。街の教会にて、ようやくその姿を見つけたとき、彼は隻眼の僧を相手に、こう語っていた。「では、檄文事件を背後で動かしていたのは・・・」しかし、僧は プレイヤー名 の気配に気付くと、たちまち姿をくらましてしまう。ジュリアンによれば、僧の名はオーギュスタンといい、孤児だった彼に、財宝探索家として生きる術を教えてくれた恩人なのだという。だが、彼との謎めいた会話の詳細については、結局、はぐらかされてしまう。離宮に戻ると、アルヴィーゼはジュリアンの顔色が冴えないことに気付く。だが、これ以上、母后を待たせるわけにはいかないと、急いで謁見の間へと向かう。母后は、会談を膳立てしたジュリアンと プレイヤー名 に、恩賞を授ける。 (50000D入手) その際、ジュリアンを間近で見た母后は、驚きの声をあげる。その顔が、古い知人にあまりに似ていたからだ。その人物の名は、ヴェルニエ子爵夫人・マルグリット。二十年前に母后が輿入れした際、パリ宮廷で唯一親身になってくれた恩人なのだという。母后は、ジュリアンに彼女の親戚なのかと問う。だが、ジュリアンは、生まれてこの方、自分は天涯孤独の身だと微笑を浮かべるだけだった。謁見が終わり、改めて事の真偽を確かめるアルヴィーゼ。だが、ジュリアンは一笑に付し、立ち去ってしまう。すると、アルヴィーゼもまた、「帰還前に調べておきたいことがある」と言い、そそくさと離宮を後にするのだった。 (交易名声100獲得) **13章:拭えぬ曇り [#b559e0cf] ヴェネ教会前スタート しばらく航海日数(30日で確認済み。)の経過が必要 あらすじ後日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアの街角で、ヴィットーリアと再会する。彼女によれば、アルヴィーゼは、フランスから帰還して以来、なぜか亡父の書斎にこもるようになり、何かにつけて苛立ちを募らせているという。ジュリアンへの態度も一層厳しくなり、最近では家からの追放まで促しているとのこと。ヴィットーリアは、兄の変貌に心を痛めつつも、外交や政権争いで厳しい状況が続くゆえの苦しい胸のうちを思いやる。そのとき突如、広場で強盗騒ぎが発生する。強盗は港に係留したばかりのエジプト商船を占拠し、街から逃走を図る。だが、商船に同乗していた男が、これを難なく叩きのめしてしまう。その男こそ、スエズ計画の鍵を握る男、ベドウィンの族長・ファイサルだった。ヴィットーリアと プレイヤー名 は、彼を連れ、オルセオロ邸へと向かう。突然の来訪者に驚くアルヴィーゼ。ファイサルは、スエズ計画への返答が遅れたことを詫びると共に、計画遂行にあたり、大きな障害があることを告げる。それは、「預言者の代理人たる証」カリフの宝剣が、どうしても手に入らないことだった。ベドウィン諸族の首長たちを決起させるには宝剣を手に入れ、スエズの支配者として、正統性を示すことが必要不可欠である。だが、宝剣はエジプト・マムルーク朝が滅亡した際、何者かが持ち去ったまま、行方が知れないという。ヴィットーリアは、自分たちが、その宝剣を探す手伝いをできないかと、 プレイヤー名 に持ちかける。だが、アルヴィーゼは、国事に口出しをするなと厳しくたしなめ、政府の諜報員を派遣することを提案。ファイサルもこれを受け入れる。懸念の宝剣探しへの協力が得られたファイサルは砂漠への帰途につくのだった。別れ際、ファイサルはアルヴィーゼに問う。「おぬし、迷いを抱えてはおらぬか?」と。眼光に、以前にはない曇りがあるというのだ。アルヴィーゼは、計画遂行までに迷いを断っておくと約束する。ファイサルは再会を誓い、ヴェネツィアを後にするのだった。そこにアルヴィーゼの秘書官が駆け寄ってくる。グラデニーゴが、アルヴィーゼの計画を無視し、トルコとの講和条約を準備しているというのだ。講和の条件は、アドリア海沿岸のヴェネツィア領二都市をトルコに割譲すること。もし、海洋王国のヴェネツィアが、アドリアの制海権を手放せば、没落は決定的になり、近い将来トルコの属国になることを免れない。そう直感したアルヴィーゼは、 プレイヤー名 にひとまず別れを告げ、講和計画を阻止すべく、公邸へと駆けていくのだった。**14章:神に背いても [#g9c3d0bd] ラグーザ真南、アドリア海域に入ってすぐ辺り(794,3055)にいる船に話しかけてスタート しばらく航海日数の経過が必要 あらすじヴェネツィアの商船が、キプロス沖でトルコ海賊に追われているとの話を聞いた プレイヤー名 。 カンディア北で重ガレー×8と戦闘。戦闘せずに逃走してもイベントは進みます。 ※重ガレーの強さは白兵ATK93程度。また、装甲をつけていない模様。一般的な重ガレーNPCよりは弱い。戦闘Lv19の軍人が8隻撃沈したら経験663名声94でした 現地へ向かうと、すでに商船は海賊たちにより、拿捕寸前の状況にあった。 プレイヤー名 の助太刀により、商船は、カンディアへと逃げ込む。| 重症を負った商人は、 プレイヤー名 に、元首公邸に届けてほしいと、一通の書簡を託す。 その差出人は、イスタンブール駐在大使だった。 異変を察したモチェニーゴ官房長官は、 プレイヤー名 を首脳陣の会議が行われている議場の間へと通す。 50000D入手 書簡を受け取った元首は、顔面蒼白になる。 トルコが大型ガレー艦隊を完成させ、数ヶ月のうちに侵攻を開始する可能性があるというのだ。 グラデニーゴは、抗戦か講和かを投票で決めるべきだと主張。 政府の長老格の言葉には、元首でも抗うことができず、翌日の決選投票が決まってしまう。 戦闘名声100獲得 プレイヤー名 を呼び止めたアルヴィーゼは、家の者に今日は帰れないと伝えるよう依頼。 講和案に投票せぬよう、委員たちの元へ最後の嘆願に出向くのだった。 議場での顛末を聞いたヴィットーリアは、兄の敗北を予感し、グラデニーゴらの仕打ちを嘆く。 そこに現れたのは、ジュリアンだった。 「力なき正義もまた無能なり」 そう言って取り出したのは、グラデニーゴ肉筆の書簡だった。ジュリアンは、そこから単語を抜き出し、巧みに筆写していく。 出来上がったのは、トルコに降伏後、グラデニーゴの地位が保証されるとの文書だった。 これを証拠に、グラデニーゴをトルコとの内通の罪で失脚させれば、アルヴィーゼが権力を握るのも夢ではないと語る。 だが、ヴィットーリアは受け取らない。 アルヴィーゼは、何があろうと陰謀などに頼らず正々堂々と国を救うと信じているためだ。 「それでこそ、私の見込んだパトローネです」 ジュリアンは、手紙の処分をヴィットーリアに委ね、出て行ってしまう。 残されたヴィットーリアの面貌には、普段は決して見せない、不安と苦悩の色が浮かんでいた。 しばらく航海日数の経過(約5日)が必要、元首公邸前スタート 後日、元首公邸の前に、人々が群がっていた。 夜警隊が、公邸内に大挙して入っていったというのだ。 そこに駆けつけてくるヴィットーリア。 決選投票に惨敗し、打ちひしがれた兄の姿に耐えられなかったと、慙愧の表情で語る。 そのとき、公邸から一発の銃声が響く。 公邸内では、夜警隊を率いたアルヴィーゼが、グラデニーゴに銃を向けていた。 冤罪を被せてまで、自分を追い落としにかかったかと、冷笑するグラデニーゴ。 アルヴィーゼは、その言葉を一笑に付し、夜警隊に逮捕を命じる。 グラデニーゴは、いずれ存分に礼をさせてもらうと言い、連行されていく。 アルヴィーゼは、自分に万一のことがあったら、代わりにヴィットーリアを守ってやってほしいとつぶやき、出ていく。 プレイヤー名 に事の真相を告白するヴィットーリア。 挫折に苦しむ兄の姿に耐えられず、ジュリアンの偽造文書を見せてしまったというのだ。 すると、そこにジュリアンがやってきて、自らを責める理由など、どこにもないと諭す。 ヴィットーリアは、苦渋の表情で、ジュリアンと プレイヤー名 に語る。 たとえ神に背こうと、自分は唯一の肉親であるアルヴィーゼの夢を守り抜くと。 ジュリアンは、いざというときは プレイヤー名 と共に手を貸すと一方的に約束し、去っていく。 一方、権力を掌中にしたアルヴィーゼは、『通商五人委員会』を設立し、自らその委員長に就任。 対トルコ外交、スエズ計画について、小数の委員で迅速に意思決定する体制を、政府内に築いたのだった。 15章:宝剣を求めて しばらく航海日数の経過(約30日?)が必要 エマレッタは広場の交易所徒弟の前にいる あらすじある日、 プレイヤー名 は、ヴェネツィアで、ヴィットーリアの侍女エマレッタと出会う。彼女は、前日に、オルセオロ邸の財宝を所蔵している部屋で、泥棒らしき人影を見たという。だが、人影は、ここ以外に考えられないと、つぶやくなり、姿を消してしまったとのこと。興奮した様子で話すエマレッタを、アルヴィーゼが止める。彼は、事件について無闇に話さぬようエマレッタに厳命。 プレイヤー名 には、依頼したい仕事があると言い、元首公邸への出頭を命じる。元首から直々に命じられた任務とは、ある政府諜報員の行方を探すことだった。「カリフの宝剣」を探すため、エジプトに諜報員を派遣したものの、その諜報員が、「宝剣の手がかりを見つけた」との報告を最後に、消息を絶ってしまったというのだ。そこで、 プレイヤー名 は、まずアレクサンドリアに向かい、現地で情報収集を担当する商人と接触。事件について、新しい情報が入っていないか、確かめることに。出航しようとした プレイヤー名 を、ジュリアンが呼び止める。彼は、自分も宝剣を一目見てみたいと、 プレイヤー名 の船に同乗する。 変装の必要は有りません アレクサンドリアに到着すると、トルコの駐屯軍らしき軍隊が、どこかへ向け出発しようとしているところだった。内地の巡察にしては物々しい雰囲気を、ジュリアンはいぶかしむ。目的の商人と接触した プレイヤー名 たちは、諜報員が最後に残した通信文を受け取る。そこには、宝剣を探すため、これから現地民と共に、ナイル中流の古代神殿へ向かうと記されていた。 ※ルクソール神殿に到達したキャラと艦隊を組む、もしくは【生者の街(チュニス-冒険者ギルド)】を取らないと先に進めない。 ナイル川中流上陸、ルクソール地方へ ようやく到着した神殿遺跡には、諜報員らしき男の死体が転がっていた。二人は東へ続くラクダの蹄の跡をたどってみることに。すると、今度は地元民と思しき死体を発見する。ジュリアンは、二つの死体についた傷が、あまりに鮮やかすぎることに気付く。その傷が、手錬れの軍人の手によるものだと悟ったとき、二人はすでにトルコ軍の兵士たちに囲まれていた。絶体絶命のそのとき、一筋の閃光が走り、トルコ兵たちは、声をあげる間もなく地に斃れる。 プレイヤー名 の危機を察したファイサルが助けにきたのだ。ファイサルに事の次第を説明していると、近くの石室から物音が響く。 神殿内部へ 石室には、諜報員に同行していた盗掘家が監禁されていた。彼らは、宝剣の発掘に成功したものの、その直後トルコ軍の襲撃を受けて、壊滅。宝剣は、生き残った彼の仲間が紅海沿岸のマッサワへ持って逃げたという。だが、紅海への陸路は、トルコ兵が各地で警戒網を張っており、引き続きの追跡は困難とのこと。そこで、まずは事件の顛末をアルヴィーゼに報告し、対応を協議することに。 100000D入手 トルコ軍も宝剣を追っているとの報告を受けたアルヴィーゼは、エジプトへの派兵を思い立つ。だが、元首は、敵領内に兵を派遣しては、トルコが全面侵攻に踏み切ってしまうと、静止する。これといった打開策が出ず、焦るアルヴィーゼの元に、伝令がやってくる。長老派の庇護を受けていた商工業者たちが、グラデニーゴ釈放を求め、抗議集会を始めたというのだ。アルヴィーゼは、苛立ちつつも、通商五人委員会に緊急招集を命令。カリフの宝剣の件については、必ず打開策を見つけると プレイヤー名 に約束し、対策協議に出て行くのだった。 冒険名声100獲得 16章-30章に続く 重要人物 ヴィットーリア・オルセオロ(サロンの主催者) アルヴィーゼ・オルセオロ(元首補佐官) ハルーン(ムスリムの少年、財宝発掘家の卵) グラデニーゴ(十人委員会委員長) ファイサル(ベドウィン首長) ジュリアン・クラレンス(フランスの財宝探索家) オグン(アフリカの戦士)
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【4】戦域攻勢作戦計画4101号 JUGGERNAUT 後半 コスナー作戦 《艦隊が運河に進入する。無事通過できるよう連合艦隊を護衛しろ ミスは許されないぞ!》 AWACSの激を受けて、周辺空域で制空任務に当たっていた各隊の緊張は更に高まった。 確かに狭い水路で行動の制約される水上部隊など、トロいわデカいわでいい的でしかない。 《艦長ウィーカー 全乗組員 聞け ただし手は止めるな。制空権は上空の戦闘機が確保する 我々は前を見て突破するぞ!》 出来る限り艦隊から遠くでベルカの攻撃隊を撃退するために、はやて達マジシャン隊は編隊を維持していた。 ロングレンジのXLAAとSAAMを主体とした遠距離攻撃は、効率的に迫ってくるベルカ機を撃墜し、 マジシャン隊は所定の目標を達成しつつあった。 だが、実戦経験の浅い部隊がベルカ軍の陽動に乗せられ、まんまと防衛ラインを突破されており、 いまにも防空エリア全体がドッグファイトに移行しそうな状況に陥っていた。 「ちょっとまずい感じよね」 F-20タイガーシャークのコクピットでフェイトは知らずと独り言を漏らしていた。 さきほどまでのような距離をとったBVR(視程外)戦闘なら、 はやてちゃんもシャマルもそれなりに戦果を挙げることができるけど、ドッグファイトとなると、どこか不安が拭えない。 シグナムは単機で戦闘するぶんには信頼できるけど、これだけの集団戦になると、求められる能力がまた違ってくる。 今回はグリューン隊対マジシャン隊のような単純な状況とはまた異なる。 乱戦になる。間違いなく・・・。 「さて、ベルカの皆さんにミッドチルダの戦いを見せてあげなきゃね」 フェイトは独り言をその顔に似合わず不敵な内容で締めくくった。 さて、ベルカという単語には管理局の仲間達を指していたのか、この世界のベルカ空軍を指していたのか? それは独り言なので知りようもない。 すくなくとも同僚達がフェイトから聞かされた念話にはそうしたニュアンスは含まれていなかった。 <はやてちゃん?ドッグファイトになりそうだけど、どうする?> <ん~ 誰か反応つかんだか?> はやての問いにシャマルがいち早く答えた。 <いえ、特に何も> <そう、シグナムはどないや?> <こちらも反応ありません> <じゃ、今回は普通に戦争ということで。みんな無理せんときや> <了解> 思念通話を終えると、はやては深呼吸して無線の通話ボタンを押した。 現場の判断として、イーグルアイには連絡しておく。 敢えてわざとらしくお堅い軍人口調で宣言して、心理的にも制止されにくいようにする。 《マジシャン隊、2手にわかれて敵攻撃機を排除。ネメシスはタリズマンと組む。ブレイズはモビウスに続け。ドッグファイトに移る!》 フィンガーチップの編隊から、フェイトのF-20が俊敏なロールをうって離脱し、シャマルがそれに続いた。 《んじゃいくで、シグナム!》 《いつでもどうぞ 》 ミサイルの安全装置を解除したはやてがいち早く魔法の衣を纏ったXLAAミサイルを発射する。 《メビウス FOX3!》 F-16らしきベルカの2機は急激な回避運動を行い懸命にミサイルをかわそうとしていたが、 はやてとリィンが誘導するミサイルの前には無力だった。 相次いで直撃をうけた2機のF-16は爆発と同時に脱出シートを作動させ、パイロットを空に打ち出した。 <お見事です> 一瞬影がさし、上空からF-15がパワーダイブ降下して突っ込んできた。 すれ違いざまに被ってきた影と一瞬交差し、互いに縦に大きなループをとり、今度は正面から渡り合い、両機の機銃が吠える。 クイックロールでかわすはやてのフォックスハウンドの側面をF-15から放たれた曳光弾が流れ去り、 次の瞬間にはコクピットを覆うようにベルカ機の陰が通過する。 F-15ははやての機のはるか後方で不自然に姿勢を崩し、やがて勢いを失って落下していく。これで撃墜スコアに更に付け加える。 その後ろには敵の2番機のF-15が控えていた。 咄嗟にフットバーを蹴り飛ばし、機体を右ロールさせたと同時に敵2番機が閃光に覆われた。 <シグナム、ありがとうな> 安堵の吐息と同時に冷や汗が吹き出す。 <いえ、我等の務めです。ですが主はやて、質量兵器を使う戦い。もう少し慎重に> <そやな、気つけるわ> <!?・・・あれは?> <ん?どないしたんや?> <対艦ミサイルをぶら下げた・・・攻撃隊の本命?> さっと再び隊形を組みなおし、新たな敵 トーネード攻撃機の予想針路へ機首を向ける。 シグナムのフルクラムでは限界一杯の全開でも離されそうな勢いではやてのフォックスハウンドが攻撃隊に急迫する。 トーネード編隊は意外なほどあっさりと散開し、はやて達の攻撃を回避しようと一見、無秩序な行動を取りだした。 《艦隊の直援機がやっかいだ 艦隊に近づけない》 《慌てるな。頼りになる増援を要請してある。それまで持たせろ》 2 はやて達と別行動を取ることになったフェイトとシャマルも混乱する空の真っ只中にいた。 《まさに蜂の巣をつついたって感じだね》 フェイトの前を機影が2つ横切り、咄嗟に回避するが、目前を通り過ぎた機体は味方のオーシア海軍のホーネットだと気が付く。 ベルカ軍は意図的に長射程ミサイルを封じて近接戦闘を仕掛けていた。 お陰でAWACSの指示による統制された戦場どころか、数が多いだけに混乱の収集に精一杯である。 連合軍は数の多さを活かしきれず、辛辣な見方をすればベルカ軍機に標的を大量に与えているともいえた。 《撃てば当たるという状況だ》 ヴァレーの他の傭兵組も混乱に陥っていた。 《所定の空域には敵の影も形もない。情報は確かなのか?》 《何処見て撃ってやがる! アレは味方の攻撃隊! ミ・カ・タ・だ!味方。馬っ鹿野郎!》 《識別信号を見分けるだけでも大変だ》 《ヴァイパー隊 迎撃任務中止は撤回。直ちにポイントA23C7へ向かえ》 混乱の渦の中でベルカ軍機は数の少なさを逆手にとって善戦していた。 あちこちでドッグファイトに長けたベルカパイロットが剽悍な動きに自信と戦意を漲らせて襲い掛かっている。 「っ!」 フェイトの斜め上から敵機が被さってきた。考えるより先に、相棒ヴァルディッシュが警告する間も無く、 条件反射のように目一杯エアブレーキを立て急減速する。 同時に右へ機体をひねりつつ旋回し、突っ込んできたベルカ軍機を確認する。 スナップアップで失った高度を稼ぐが、低空から急上昇してきた新たな敵機からレーダー照射警告を受けて、 フェイトは機体をスライドさせながら軸線を外した。一面に広がる蒼に大地の茶色が混じったタイミングに併せて、スロットルを絞る。 速度を殺してくるりとコンパクトに旋回する。襲い掛かってきた敵は親友と同じ機種、F-4ファントムだった。 HUDに照準が重なるまえにミサイルを放つ。 <バルディッシュ?任せるよ> ミサイルの誘導は信頼する相棒に任せ、フェイトは視界を右に外した。 そこではシャマルがレーダー照射する位置につこうとフェイトの後ろを追いかけてくるF-16の更に後ろへ迫っていた。 淡い緑の光が浴びせられ、薄茶色に塗装されたベルカのF-16の尾翼と右主翼が砕け散る。 《マジシャン2、マジシャン4がそれぞれ1機撃墜》 「もう!・・・・何これ? ぐちゃぐちゃじゃない!」 シャマルは連合軍側はベルカの攻撃隊を全て撃退するか、撃墜するかしなくてはならないのに、 攻めるベルカ側は対艦ミサイルを抱えた何機かが、連合軍の防御網を潜り抜ければ、事実上の勝ちだと看破していた。 とにかくシャマルは忙しかった。 戦闘が激しいという意味ではなく、クラールヴィントで収集し、 洪水のように流れ込んでくる情報の真贋を咄嗟に切り分け、取捨選択するという作業に忙しい。 更にイーグルアイからの情報と自機のレーダー情報にも気を配る必要がある。 この手の煩雑な作業はヴォルケンリッターの面々の中でも参謀役たるシャマルの能力が圧倒的だった。 ヴィータ・シグナムあたりなら「めんどくせぇ」・「手間だ」で投げ出しかねない。 直接的な戦闘能力はヴィータやシグナムの足元には及ばないが、勝てるだけの環境を整え、 不確定要素をできるだけ排除することでシャマルはこれまで幾つもの戦いを重ねてきた。 <フェイトちゃん? 方位3-1-0に攻撃機。2-1-5にいる敵は脅威じゃないので無視、あと方位0―9―0の低空に何か> <何かって?> <少なくともいい感じがしないわね> 高速性能は無視できないが、格闘戦に持ち込んだ攻撃機ミラージュ2000Dはそれほど恐れる敵でもない。 何度かもつれ合った後に機動力で勝るフェイトのF-20タイガーシャークがミラージュのバックを取る。 慎重に、しかし素早くミサイルのシーカーを活性化させると、コクピット内に独特のオーラルトーンが流れた。 《ネメシス FOX2》 ミサイルが迫っていくのを確認したが、フェイトはミラージュ2000Dの最期を見届けることはなかった。 相棒バルディッシュの能力を疑う事などない。 既に新たな敵、砂漠の砂を巻き上げるかのような超低空を舐めるように飛ぶ攻撃機を視界に捉えていた。 《シャマル? 低空にいる奴って・・・》 《大当たりよ!》 シャマルが思わず叫び、機体を全速パワーダイブさせて、フェイトと共にベルカ軍機に迫る。 <こちらシャマル。クラールヴィントに反応あり、敵の新手からです> <え? この状況でかいな?> イーグルアイの報告に先んじてシャマルは咄嗟に仲間へ思念通話を送った。 対する返答には、はやてが困った時にするイントネーションが出ていた。語尾が延びて軽くビブラートする独特の訛り。 イーグルアイからも追認の形で報告が入る。 《新たな敵部隊を確認、方位0-8-0に4機》 大規模攻勢を食い止めるためにエース部隊を一気に投入してフトューロ運河を護りきるというベルカの決意がひしひしと感じられた。 <できるだけ敵増援部隊の相手をしなきゃ> といっても容易なことではなかった。 急遽編成された混成部隊の弱点としてウスティオ機とオーシア機の連携がちぐはぐなものになっている。 <フェイトちゃん?> シャマルの問いかけは質問ではなく、行動を促す為のものだった。 <うん。全力で阻止するよ> イタチザメが軽快なロールで針路を変え、それにシャマルが続く。 《敵連合軍には傭兵も混じっているようです》 《それなりに腕は立つようだな》 《インディゴ1より各機、目標を確認 攻撃を開始する》 3 攻勢計画4101は大規模作戦であり、参加している航空機もかなりの数にのぼった。 バレー基地からだけでもガルム・マジシャン・ルーガルー・ベーオウルフ・フェンリル・スコル・リカントロープの各隊が参加している。 連合軍として指揮系統が統一されているとはいえ、現場レベルではどうしても齟齬や混乱が生じる。 数では劣るものの、ベルカ軍の艦隊迎撃はかなりはげしいものだった 《ベルカの狙いは艦隊だ 取り付かれる前に落とせ》 数では劣るベルカ軍機が縦横に駆け抜け、混乱を収拾させないよう掻き乱していた。 特に4機のJAS39グリペンが鋭く舞っている。 撃墜できなくとも混乱を続けさせることができれば良い事を知っているらしく、 連合軍機を撃墜することに拘らず、戦闘不能に追い込むことで目的を果たそうとしていた。 《雑魚に構うな。我々の飛び方を貫けばいい それが勝利へと導く》 襲い掛かってきたオーシア海軍のF/A-18ホーネットの尾翼と補助翼を機銃で吹き飛ばし、退散させる。 雑魚程度にミサイルを使わずともよい。 《この運河を手放すわけにはいかん》 《艦隊の進入をなんとしても阻止する》 《各機、射ぇ―!》 インディゴ隊のグリペンから放たれた対艦ミサイルが突き進んでゆく。 《ヴァンパイア警報! 各艦 対応急げ!》 《防空システム作動 叩き落せ!》 だがミサイルは意外にも空母を目指して飛翔していなかった。 途中で針路を変え、艦隊の方すら向いていない。 インディゴ隊は第一目標に後方で待機している油槽艦・補給艦を狙っていた。 《敵ミサイル発射確認! 注意 射程距離内》 補給艦から悲鳴に近い報告が上がる。 《ミサイル接近! ファランクス!》 最初にミサイルに喰われたのは油槽船だった。 1発の対艦ミサイルが2重構造になった船体の外殻をつきやぶり、 その0.01秒後には燃料槽に大きな穴を開けていた。穴に突き刺さった0.07秒後に装甲で保護されていた信管が作動し、 高性能炸薬がそのエネルギーで隔壁を吹き飛ばす。1秒後には船体が文字通り薄い紙切れのように裂けていた。 上空を飛ぶ戦闘機も揺るがす大爆発で船体が破裂した油槽船は一瞬のうちに轟沈した。 続いて補給艦がミサイルに捕まった。 《船尾に被弾 第三ブロック閉鎖! 総員直ちに移動!》 《艦首にも直撃弾! ダメだ・・・・沈没する》 《艦が沈むぞ!総員退避!》 それでも油槽船よりは運に恵まれていたようで、乗組員が退艦するぐらいの僅かな時間。 (それでも1分程度ではあった)は海面に姿をとどめることができた。 一介の戦闘機パイロットでありながら、戦争に与える影響を計算するところがハインリッヒを単なるエースではなく名指揮官たらしめていた。 補給なしでは作戦行動は維持できない。敢えて防御の固い空母や戦闘艦艇を狙わずとも支援艦艇を叩けば、艦隊としての機能は失われる。 《僚艦が沈んでいく!》 支援艦艇の護衛についていたフリゲート艦がインディゴ隊を迎撃しようとしていたが、 4機のグリペンは最初から支援艦艇に随伴する護衛艦を無視していた。 《諸君。次はちょっと難しい課題だが、大丈夫かな?》 打ち上げられるSAMをあたかも泳ぐかのように悠然と掻い潜り、駆逐艦を飛び越える。 明らかに余裕を残しながらもハインリッヒは隊の状況確認を行った。 最新鋭空母の初任務を最期の航海にするのがインディゴ隊2番目の任務だったが、その割にはリラックスしている。 《ウスティオ機を行かせるな!インディゴ隊を援護せよ!》 インディゴ隊の前方上空では、混乱を抜け出したベルカ軍のSu-27とF-5Eが2機づつ、 4機が迫ってくる連合軍の2機に襲いかかろうとしていた。 《援護、感謝する》 ハインリッヒは素直に謝意を示した。 双子のエックマン兄弟のポストラー隊と「フトゥーロの風」とも称されるガーベル隊の技量は、 精鋭揃いのベルカ空軍の基準からしてもいい腕である。 《うわぁぁ!》 《っ・・何!・・ザ・ザザザザザザ》 4 インディゴ隊の面々にとっても俄かには信じがたい情景だった。 先ほどまでレーダーに映っていたガーベル隊のタイガーが艦隊の外周空域で警戒している2機に叩き落されていた。 周囲を警戒しながら先ほどのガーベル隊と連合軍機との空戦を頭の中で再生し、嫌な答えがでた。 《・・・・・インディゴ1より各機、攻撃一時中止。対空戦闘に切り替える》 《そんな。獲物はもうすぐ先です!》 《判らんかね?生易しい相手ではないぞ》 《はっ、失礼しました。対空戦闘用意!》 戦いの最中でも部下を怒鳴りつけずに従わせる。 栄えあるベルカ騎士はこの程度のことで大声をあげない。 名門8将家の血を絶やしていない最後のハインリッヒ家にとって、それは戦いの場でも守り抜くルールの一つだった。 《では諸君。槍試合の時間だ》 一斉に散開し、有翼獅子(グリペン)に跨る騎士が鋭く舞う。 タイトなフォーメーションの2機、ウスティオのマークをつけたF-4とF-15とお互いガンアタックを見舞いながらすれ違う。 《やはり、いい腕だ。私の敵となるに相応しい》 艦隊から少しはなれた空から、なのはは最初のヘッドオンで敵の力量を測っていた。 機体も優秀ながら性能に頼ったものではない剽悍な動きは明らかに歴戦のパイロットのものだった。 だが、この部隊からは経験では納まらないものを感じる。 特に編隊長機からはさきほど対峙したようなF-5E部隊とは異質な空気が伝わってくる。 《グリペンでこの動き。さすがに藍鷺、別格だな》 緊張感の中にもどこか弾むような楽しげなピクシーの声が無線越しに響く。相棒も同じような感覚を感じているのだろうか? 小柄なクロースカップルデルタの機体がヒラリと舞い、なのはの斜め後方の位置に出た。 ドッグファイトでは最新鋭のグリペンに古い大柄なファントムが敵うはずもない。 「やるねっ!」 なのははスプリットSで機体を捻りこみつつ、急速降下した。だが、当然グリペンもミサイル発射の好位置を取ろうと追いすがってくる。 ファントムのコクピット内でレーダー照射警告のアラームが鳴り響くのを意識の片隅に留めながら、高度計と速度計に意識を集めていた。 くすんでいた砂漠の景色が鮮明になり、 崩れた建物や焼け残ったコンテナーが確認できるようになったタイミングでスロットルを絞り、操縦桿を引き起こす。 「ここっ!」 地上10メートルにまで降下したなのはは、砂塵を巻き上げながらもそのまま超低空を維持してグリペンを振り切ろうとした。 ちょっとでもタイミングを誤ると地面に激突する低高度でファントムが逃げを打つ。 「ふん・・・超低空だと逃げ切れると思ってるのか」 なのはを後ろから追い掛け回していたインディゴ4、フランツ=ブライトナーは戦争マニアと呼ばれるほど攻撃的で容赦ない戦い方で、 伝統的ベルカ主義者の軍人からの受けは今一つ良くなかったが、ハインリッヒがわざわざ指名してインディゴ隊に抜擢するほどの技量だった。 ファントムが巻き起こす乱気流で小柄なグリペンを揺らしながらも、ほぼ同じ高度を保っている。好機はすぐに訪れた。 《旧い亡霊はあの世に帰りな!》 「My Master. Incoming Missso Missssssso!」 「判ってる!」 レイジングハートの警告には感謝しながらも無視し、なのははぎりぎりまでひきつけてから一気にスロットルを全開に叩き込んだ。 2基のジェットエンジンが搾り出す衝撃波が大地で跳ね返る。 グリペンが放ったAAMは衝撃波に襲われ、一瞬バランスを崩しそのまま砂漠に突っ込んで無駄な爆発をした。 「ふぅ!危なかった・・・」 《今日は無茶苦茶だな 相棒?》 《コイツらだけはには負けたくないの!》 全開のまま一気に急上昇し、高度をとっていたピクシーの斜め後ろにつく。 サイファー=なのはの妙に高い戦意に若干辟易しながらもピクシーが釘を刺す。 《俺が援護する。その代わり、あまり無茶するな いいな?》 《了解!任せたよ》 これでは、一体どちらがガルム編隊長なんだか、わかったものではない。 一旦距離をとったブライトナーの4番機との戦闘は一旦中断となった。 なのはもブライトナーも戦場が今はお互い二人の対決を求めていないと感じ取っていた。 戦場は今度は右上方からガルム隊の後方へ回り込もうとする2機編隊との戦闘を用立てていた。 その2機編隊こそインディゴ1・2のディミトリ=ハインリッヒとベルティ=ベッケンバウアーのコンビだった。 そしてハインリッヒは期せずしてなのはとまったく似たような感想をウスティオの2機から感じとっていた。 赤い片羽根のイーグルは機体性能を活かしきっている。実戦経験の豊富な戦闘機乗りにしかない抜け目無いしたたかさ。 もう1機の長機らしきファントムは旧式にも関わらず鋭く強い飛び方だが、どこかに飛び方に躊躇を残している。 「甘いな」 生死を賭けた戦いに甘さは禁物だ。だが、さっきのブライトナーの攻撃をかわしたようにどこか常識では測れない雰囲気もある。 《慣れない相手で勝手が違う 引き締めていけ》 当たり前の事を当たり前に注意する。 部下のベッケンバウアーを引き連れたまま、一瞬だけ雲を曳く高速ループでガルム隊の後ろに迫ろうとする。 極平凡な飛び方のように見えて、インディゴ隊の2機は雲を発生させないぎりぎりの速度で旋回し ガルム隊から発見されるリスクを最小限に留めていた。 並のパイロットなら翼の端から雲を曳いたままの旋回を行って、その位置をすぐにバラしてしまうところだ。 ガルム隊の2人もその意図にやすやすとのってやるお人良しではなく、更にグリペンの背後に回りこもうとする。 こうなると旋回効率の高い機体のほうが有利で、普通ならファントム乗りのなのはに勝ち目は薄い。 お互いが直接目視できない位置で後ろの奪い合いが始まる。見えない相手と命がけの3次元の場所取りゲームだった。 「機体制御に集中して!」 「All Right My Master」 なのはは自身の能力を空力重力制御に注ぎこみ、旧式のF-4ファントムでは考えられない旋回を引き出した。 機体をスライドさせながらも最新鋭のグリペンに負けない旋回をするファントムの存在というのはインディゴ隊の誤算だった。 開戦以来F-4ファントムとは各地で戦い、全て打ち勝ってきた経験から格闘戦状態のファントムが取れる機動は予測できる。 そうした実戦の中でしか得られない貴重な教訓を活かして、ウスティオのファントムを落とす計算ができていた。 インディゴ2=ベッケンバウアーは愛機が大きく揺さぶられるのを感じた。 「くそ・・・誰だ!」 直感的に別の連合軍機から不意打ちを受けたと思ったが、白青の塗装の大柄な逆ガルウィング・・・ 「何っ!?」 被弾したショックよりも、実戦経験に裏付けられた空戦方程式が崩されたショックのほうが大きかった。 急速にRM12ターボファンが勢いを失い始める。 《インディゴ2、直ちに戦域を離脱せよ。幸運を・・》 ベッケンバウアーには苦しい時間が始まった。 《2が喰われた。 各機、甘さを見せるな やられるぞ》 後ろで高度を落としていく僚機、インディゴ2に離脱許可を出しつつ、さらに2機目を仕留めようとするウスティオ編隊から一旦距離をとる。 今まで出合った中で最高の敵パイロットではないか? 「但し、F-4ファントム使いとしては最高という意味だが・・・」 自分だけしか聞こえない不敵な独り言を呟き、ハインリッヒは正面にF-15を捕らえた。 むこうもこちらを狙っていたらしく、ヘッドオン。 F-15が放ったAAMを視覚以外の感覚で捉えるが、慌てない。 一瞬にしてミサイルとの距離が詰まるが、落ち着いた動作で一気にバレルロール。 ミサイルは急激な位置変化に追随できず、後方に飛び去ったことを確認してから正面に迫るF-15にガンアタックを見舞う。 華麗に機体を翻し、ぶさまに黒煙を吐くF-15は印象的な赤い片羽の機体ではなかった。 「ふむ。別の隊の機だったか」 《こちらインディゴ3、別の敵編隊と交戦中。連合軍のエース部隊らしい》 《インディゴ3、自分の戦い方を忘れぬようにな》 ハインリッヒはインディゴ隊の中で最も信頼しているオベラート大尉に忠告し、直ちに部下のフォローに向かった。 ハインリッヒは自身をエースだ撃墜王だと評価を高めるよりも先に戦隊指揮官として部下を統率する必要があった。 マティアス=インディゴ3=オベラートが激しくやり合っている相手はいい動きを見せる黒っぽいF-20タイガーシャークと、 薄い森林迷彩を施されたトーネードIDSの2機編隊だった。 トーネードIDSも見た目よりも侮れない相手だが、小柄な機体に比較的余裕のあるエンジンで俊敏な運動性能を活かした戦闘を得意とする F-20タイガーシャークはグリペンと設計思想的にかなり近いものがある。 それだけに長くドッグファイトを続けたい相手ではない。自身の腕を疑う訳ではないが戦いの中のリスクは少ないほうが良い。 《1より3。俺がトーネードを殺る。鮫退治は任せるぞ》 《感謝します!隊長》 藍鷺が翼を翻し、翼を広げたトーネードの正面を塞ぐ。 《私が相手だ。ウスティオのパイロットよ》 ハインリッヒと1対1で対峙することになったシャマルは意外なことに慌ててもいなければ動揺もしていなかった。 だがさすがに緊張はしている。 医務官の今では活躍する場も無いが、身体的能力と修練に頼らない媒体を介した戦闘をシャマルは苦手としていない。 というよりも得意としていた。 守護騎士、ヴォルケンリッターの一員として何人もの主人に仕えてきており、中には質量兵器による戦いもあったものだ。 可変翼を畳み、一気にトーネードを加速させたシャマルは、直線的なヒットエンドランでハインリッヒに挑もうとしていた。 図らずもハインリッヒもミサイルの射程圏外から急速接近で一撃離脱を狙っていた。 お互いが暗黙の了解のうちに戦いのルールを定める。 最初の交錯には正面からのヘッドオンでガンキルのみ。ミサイルは無し。 それは、まさしく一騎打ちの馬上槍試合、ジョストそのもの。 趣味でフェンシングを嗜むハインリッヒは正面攻撃には絶大な自信を抱いていた。(最も自信家でない戦闘機パイロットなど皆無なのだが) この一撃を外したら、一気にドッグファイトを展開するという万が一の可能性に備えて、ミサイルの安全装置を確認を行う。 《覚悟はいいかね?》 アフターバーナーを吹かし、小柄な機体に似合わぬ獰猛さを見せつけながら、有翼獅子が大竜巻に飛び込もうとする。 ハインリッヒのグリペンが加速したタイミングに併せて無線でシャマルが応じる。 《悪いけど、落ちてもらいますね》 ハインリッヒは動揺を隠せなかった。 「女?」 ベルカ軍にも女性の戦闘機パイロットはいる。オーシア・ウスティオにも当然いるだろう。 敵パイロットが女性である可能性は低いにしてもありえない話ではない。 同時に「ありえない話ではない」を逆に解釈をすれば、 「可能性としてはかなり低いもの」と言い換えることもできた。 ハインリッヒは正面からの一撃でトーネードを屠るつもりでいた。一瞬の、ごく微量な掌の筋肉の動きが操作スティックに伝わり、 シャマルを必殺の一撃から救った。わずかな余計な反応がガンアタックのタイミングをずらし、 それは音速で飛ぶ空戦では大きな違いとなって表れた。 2機が互いに致命傷を与えられずにすれ違う。 まったく無傷だったトーネードに対し、 グリペンは主翼に3つの風穴を開けられ、左カナードに機関砲弾の衝撃波による亀裂を作っていた。 《やるなっ!》 素早い身のこなしでグリペンがインメルマンターンでトーネードの後ろを取ろうとする。 意外なことにシャマルは逃げの一手で一気に遁走しようと図っていた。 ヘッドオンで交差した瞬間、ハインリッヒの力量と魔力レベルを探っていた。 ハインリッヒは無意識で自身の体内で育ちつつある魔力を僅かではあるが使えるようになっていた。 身体を機械と融合させるというエイセスデバイスの機能を何処で学んだのか?あるいは自然と身に付けたものか? 「勝てる相手じゃないわ」 シャマルは守護騎士らしく自身と敵の力量を冷静に評価したが、珍しくも諦めの悪そうな癖のある笑顔を浮かべていた。 管理局の面々でも普段のシャマルからは想像もできないだろう。 「でも、負けない戦いなら十分できるしね・・・」 グリペンはその損傷の影響を全く感じさせない鋭い飛び方でトーネードの後を狡猾な針路予測で追いかけ、すぐにその距離を詰めた。 こればかりはどうしようもない、シャマルとハインリッヒとの経験の違いであった。 《戦場外で会えれば良かったんだが!》 ハインリッヒがAAMを放つ。 トーネードの可変翼が開き、急激な減速と攻撃機ならではの安定性を活かしたナイフエッジターンでミサイルの追尾を振り切る。 攻撃回避に専念し、隙をみせた瞬間に逆撃にでるという戦い方を選んだシャマルは長期戦を覚悟した。 管理局のエースがデバイス所有者を確実に撃墜できるように足止めする。 それがシャマルがこのフトゥーロ運河の空で果たす役割だった。 シャマルが言う「管理局のエース」の一人でもあるフェイトはタイガーシャークのコクピットの中で 敵機グリペンが合流して2対2の戦いになりそうなことに一瞬緊張したが、その合流した機こそが魔力反応源と知ると、 先ほどまでのオベラートとの戦いを中止してハインリッヒを追おうとした。 管理局の面々は戦争をする為にこの世界にわざわざやってきたのではなく、 戦争は「エイセスデバイスの回収に伴う不可避な付随作業」なのだ。 精神的にも肉体的にも消耗と疲労の激しい任務の連続で目的意識を見失いそうになる。 その穏やかな表情と声に騙されるのか、知る者は少ないが、実戦であれ、訓練であれ、フェイトは気質的に闘争を厭わない。 ついつい異世界での空戦に引き込まれている自分自身に反省を促し、声にだして叫ぶ。 《あの隊長機。あれさえ落とせれば!》 フェイトの叫びにオベラートが返す。 《うちの隊長だけは落とさせない!》 斜め左方向から交錯するラインでグリペンがタイガーシャークに向かってロールしながらおおいかぶさって来る。 バレルロールで攻撃軸線をずらしてフェイトは針路をナイフエッジターンで左旋回をとり、間合いを取り直そうとした。 だが、既にグリペンはフェイトの機の斜め後ろのポジションを占めようとしていた。 「何て速い!」 思わず驚嘆する。軽く舌打ちしながら後ろに迫るオベラートのグリペンをひきつける。 後方警戒レーダーが耳障りなアラームを響かせるが、ぐっと我慢。 「バルディッシュ!」 「Harden the defense」. オベラート機から放たれたAAMが迫る。 ラダーペダルを蹴り飛ばし、スロットルを同時に絞りながら操縦スティックを倒し込むと 後ろから不愉快な衝撃がフェイトをタイガーシャークごと揺さぶる。 「喰らった!?」 「Barely prevented」 「そっか・・・」 こういう時、そっけないバルディッシュの答え方はかえって頼もしく感じる。 フェイトはオベラートの攻撃に対抗するように左にロールし、天地を入れ替えて、スプリットSで急速降下させる。 コクピットから視界の片隅でグリペンを捉えると、相互の位置関係を計算しながら、今度は強引に逆宙返りのループで高度を稼ぐ。 グリペンの位置を確認しながらループしようとしても正ループでは見失うため仕方が無い。 バルディッシュの重力制御の補助があるとはいえ、頭部に全身の血液が集中し、 視界も血流の集中で赤くなる。 「くっ・・・っ・・」 歯軋りしながらマイナスGを耐え抜いたフェイトは、眼球の毛細血管の内出血で鬼気迫る眼をさらに開いてエンジンスロットルを一気に絞った。 タイガーシャークが強引な逆ループで上昇するとは予想外だったらしく、グリペンの動きに遅れが出ていた。 咄嗟に勝負どころと感じたフェイトは失速寸前のタイトな旋回でグリペンの後ろを取ることに成功した。 ミサイルのシーカーがロックを示す緑のランプが点り、空戦の集大成としてミサイルに想いを込めて放つ。 《ネメシス、 FOX2》 ミサイルの赤外線シーカーを補助するように高度な誘導魔法がグリペンのテールを追いかける。 フレアとチャフを撒いて必死に回避を試みるオベラートの機動の鋭さはミサイルで追うだけでもフェイトに精神的な消耗を強いた。 《Goddam!インディゴ3 イジェークト》 尾翼と排気ノズルを吹き飛ばされ、主翼にも大穴をあけられたオベラートは罵り言葉を吐き捨てながら、エジェクトバーを引き抜いた。 ハインリッヒは頼りにしている部下が立て続けに2機落とされたことに正直ショックだった。 《この運河でウスティオも なかなかやるじゃないか・》 ハインリッヒは小癪な回避運動で決定的な攻撃のチャンスをつかませないトーネードを牽制しながら、戦況と部隊配置を再確認した。 《面白い。危機こそチャンスとはよく言ったものだ・・・》 複雑な表情を浮かべ、シャマルのトーネードを急激な旋回とロールで追いかけながらも、 ハインリッヒは冷静さをたもっている頭の一部で戦術判断を下した。 《ブライトナー? 状況知らせ》 《4より1へ、現在、敵2機編隊と交戦中。 1機はあの片羽だ!》 ブライトナーはガルム隊の2機とドッグファイトを再開していた。 《空戦にのめり込むな。隙を見て、北西に向かうんだ!》 ブライトナーはハインリッヒの突然で抽象的すぎる指示にも関わらず、その意図を理解した。 一時的に艦隊の護衛機のカバーが失われている。このタイミングで対艦ミサイルを叩き込めば、 連合軍はフトゥーロ運河を奪取する戦略的意義を失ってしまう。 今しかない。 ブライトナーは巧みにドッグファイトの場を徐々に高空へと誘いこんだ。 ピクシーとなのはが更に優位な高空を取ろうとした時に、タイミングを図ってアフターバーナー全開のパワーダイブで距離をとる。 《えっ!?》 《何だ いきなり?》 咄嗟の出来事に訝るガルム隊の2人を尻目に遁走するようなグリペンをみせられて、急に戦意を削がれた二人を叱咤した人物がいた。 《一体、何をぼけっと!? 艦隊の傘がガラ空きだ!》 ベルカ海軍を吹っ飛ばして帰ってきたルー・ガルー隊の隊長、ナタリー=ヴェステス大尉の一喝だった。 お世辞にも空戦性能に優れているとはいえないこのF-1部隊は、 反復攻撃に備え、オーシアの空軍基地へ補給に戻る途中だった。 ナタリーは攻撃機乗りらしく、対空戦闘ではなく、対地対艦戦闘の視点から戦場を眺めていた。 ガルムもマジシャンもどちらかといえば制空・要撃任務に重点をおいていることもあり、空にしか目が行き届いていなかった。 やはり餅は餅屋ということらしい。 《!! あっ・・》 なのはが叫ぶよりも速く、既にピクシーのF-15Cイーグルがアフターバーナー全開で急速降下を始めていた。 《イーグルアイ、艦隊に警報を!》 《既に連絡済み。だが、貴隊が一番近いぞガルム2》 《糞っ!間に合えっ・・・》 強力なF-15のF100ターボファンエンジンにアフターバーナーの力が加わり、 一気にピクシーがグリペンとの間合いを詰める。 だが、ブライトナーのグリペンも出力を最大限に搾り出して対艦ミサイル発射位置を目指そうとしていた。 「有翼獅子」と「鷲」の競争は追いかける鷲に目があった。 《ピクシーFOX3!》 F15から必殺のAMRAAMが放たれ、グリペンとの距離を詰める。 《これは・・・さすがにどうかな?》 後方警戒レーダーが鳴り響く中、ブライトナーは咄嗟に対艦ミサイル発射予定地点と後ろから迫るミサイルとの相対的な位置関係を考えた。 回避行動を取る時間はなさそうだ。 今ここでケツに喰いつくミサイルを回避する訳にはいかない。 俺を信じてくれたハインリッヒ隊長の期待、インディゴ隊メンバーとしての誇り、ベルカの威信に賭けて! 《沈め!》 グリペンから2発の対艦ミサイルが放たれた。 戦術教範で定める射程距離には満たないが、設計値どおりの性能ならこの距離からでも届く筈だ。 これ以上の我慢すれば後ろのミサイルの餌食だ・・・・。 ブライトナーはミサイル発射とチャフ射出を同時に行うという複雑極まる作業をこなしながら、更にミサイル回避行動に移った。 後ろからミサイルが迫る中で一気にスロットルを絞って急減速するのは極めて勇気がいる。 だが、その勇敢な決断はほんの少しだけ、1秒ほど遅かった。 AMRAAMが爆発し、無数の破片がグリペンの複合素材の機体を切り裂き、クリップドデルタのコンパクトな機体を吹き飛ばした。 無意識の内に射出シートで空中に放り出されたブライトナーは、怒りに燃えながらも冷静だった。 オーシアの新鋭空母一隻TOPエース部隊、天秤にかければインディゴ隊といえども磨り潰すだけの価値はある・・・・ ハインリッヒ隊長も判っている筈だ。 あとは2発のミサイルがきちんと仕事をしてくれれば良い。 2発のミサイルはデータリンクで結ばれており、慣性誘導飛行を行った後、目標と定めた赤外線イメージ情報をミサイル間で交換した。 複数の熱源の中でも最大の規模の熱源に2発とも集中させるようにアルゴリズムが判断する。 《武器使用自由 武器使用自由》 僅かな間隙を見逃さない完璧な奇襲で、ケストレルの防空は直衛のフリゲート艦が頼りだった。 イージス駆逐艦は混乱する空戦に対処するために分散配置されすぎた。 明らかな戦術判断ミスか・・・否、敵がこちらより一枚上手だったということか。 フリゲート艦の艦長は苦い表情を浮かべていた。迎撃SAMが4発を費やしてどうにか1発の対艦ミサイルを迎撃した。 だが、もう一発はミサイルでは対処しきれない近距離に迫っていた。 「副長、取り舵20度 機関全速120%。 ケストレルの横へ回せ」 「取り舵20度、機関120%アイ、艦長。 盾の役目を果たしますか」 「レディを護るのはいつの時代も騎士の役目さ」 艦長は覚悟を決め、鋼鉄の女王ケストレルに一瞥をくれると制帽を目深にかぶりなおした。 4000トンのフリゲート艦が対艦ミサイルを喰らえば、ひとたまりも無い。 20ミリバルカン砲を備えたCIWSが唸りを上げ、最後の迎撃を試みようとしていた。 「来ます!」 「ショック警報を出せ!」 そういい残して艦長はCICから艦橋に戻ると自分の艦にミサイルが突き刺さろうとするのを凝視した。 睨みつけることでミサイルが迎撃できるかのように・・・。 舷側からわずか30メートルの所でCIWSのU238劣化ウラン砲弾がようやくミサイルを捉え、 ブライトナーの放った2発の対艦ミサイルはケストレルの護衛艦に阻止された。 だが爆発しながらもミサイルは勢いを保ったままフリゲート艦の上部構造物にぶち当たり、 艦の乗組員を肉片に切り刻み、フリゲート艦に大火災を発生させた。 《フリゲート艦、「エグレット」大破!》 《ケストレルは?》 《無事だ。エグレットが盾になった》 《一級殊勲章ものだな!》 艦を犠牲にしてでも空母を護った艦長はこれから賞賛と同時に十字架を背負っていくが、当事者以外にはわかるはずもない。 連合軍の電子戦機の機内でも空母がきわどいところで助かったことで安堵の空気が流れていた。 「空母は護れたようだな?」 「そんな事より聞いてくれよ。管制主任よ」 ベルカ軍の圧縮された通信波をキャッチしていた。 「何だ?」 《展開中の全部隊へ、発令コードSGR42、発令コードSGR42・・・》 「ベルカ軍の戦域司令部の通信らしいな」 但し、平文とはいえ、肝心の発令コードの意味が解読できなければ、意味を成さない。 「大きな動きがあるかもしれん。」 《ベルカ軍の上級司令部より展開中の部隊への通信を傍受。内容の意図は不明。全面的な戦局の変化を警戒せよ》 こちらの通信はベルカ軍とは違い、そのままの内容をデジタル暗号化されて発信された。 はやてとシグナムにはインディゴ隊と空戦の機会はなかった。 戦場全体の混乱を収拾させてからでなければ、魔力反応のあるパイロットと接触する機会を逃してしまう。 魔力反応がある戦闘機が何処にいるのか、見逃さないように監視しながら空を戦っていた。 《イーグルアイよりマジシャン隊、さらに敵の増援を2機確認 方位1―1―0》 《イーグルアイ、メビウスとブレイズで迎撃する》 《了解した。たった2機の増援とは妙だ。十分注意しろ》 フォックスハウンドとファルクラムの種類の異なる2機のMiGが迎撃に向かう。 <あ、この反応って?> <りぃん?> <はやてちゃん、 魔力反応が急速接近します。 2つ> <ちょい待ち! 今なのはちゃん達が相手してるのとはまた別なんやな?> <はい。さっきの物とは波の形が全く別物です> <いずれにせよ。一戦交える必要がありそうです。力量を測る為にも> 思念通話でシグナムが割り込んできた。 <そやな・・・、じゃ、確かめてみよか? この反応が何者か・・・> まず、はやてがフォックスハウンドのXLAAで長距離攻撃を仕掛けた。 レーダーに映る2機は正面から迫るミサイルをかわしたのも驚きだが、 リィンの魔法誘導で更に進路変更して追いすがるミサイルを強烈な機動であっさりと振り切ってしまったことは更にショックだった。 《強い!今までとはまるで格が違う。》 シグナムが呆れたような口調で呟く。 戦闘空域に突入したベルカ軍の2機は制空権を確保しようと立ち塞がる連合軍の攻撃を無視するかのように、 縦横無尽に飛び回り、オーシアのF-16の背後をとると瞬く間に撃墜した。 その近くにいた連合軍機、ヴァレー基地所属のサラマンダー隊のF/A-18だった・・・は、F-16が空中で四散したときには 既にミサイルにロックオンされており、必死で回避行動をとろうとしていたが、 糸で結ばれたかのように背後に迫るベルカ軍機を振り切れず、こちらもあっさりと落とされた。 《SGR42とはな。連合軍を混乱させつづけなければならん》 《空母にはインディゴ隊が向かったそうです》 《そちらの後始末はディミトリに任せ、我々の仕事に取り掛かろう》 大柄な機体にも関わらず華麗とも言うべき連携のとれた鋭い機動で更に3機を葬りながら、 その増援部隊は戦場をもう一度にかき回そうとしていた。 ブライトナーの奇襲は護衛艦を大破させるという戦果となったが、空母への攻撃を食い止められたことには変わりはなかった。 そのブライトナーも片羽に落とされた。 エースとしての誇り、編隊長としての誇り、ベルカ騎士としての誇り、 ディミトリ=ハインリッヒはベルカ大貴族の跡取り息子でもあり、常に誇りと高貴な義務を考えて行動しているが、 今は国の為に果たすベルカ軍人としての義務と誇りを掲げて戦う時だと理解していた。 プライドに生きるとは、固執することと同じではない。 コード「SGR42」の発令、 増援部隊による援護を受けながら戦線を後退させる。 これが、発令された今となっては、可能な限り味方を撤退させることが要求される。 《こちらインディゴ1、生き残りたい者は私に従え》 ベルカ軍でも名声が鳴り響いているエース、インディゴ1の指示で連合軍の隙をついてベルカ機が空域の離脱していった。 《逃すかよ!》 いち早くオーシア軍のドラケンとF-16が追撃をかけようとしたところに、ハインリッヒの容赦ない一撃が襲い、2機とも叩き落される。 《相変わらずいい腕だな。騎士達はどうした?》 この年長の僚友の声を聞くのは久しぶりだった。 《みんな落とされたよ。俺の指揮ミスだ》 ハインリッヒの声もさすがに渋い。 《そうか。だが責任を取るにためにも無事に撤退するぞ》 《判っている。コルモラン1》 増援のSu-37編隊は翼にぶら下げた電子ポッドで強力な電波妨害を行いながら味方機が安全圏まで離脱するまで踏みとどまった。 そこに機動性に飛んだグリペンが加わる。 たった3機で連合軍の戦闘機をかく乱し、隙をみては逆襲する戦いぶりは多くのパイロット達に恐怖を与え、士気が著しく衰えた。 《何て奴らだ!》 《敵の撤退に併せてこちらも戦線を納めるぞ》 魔力反応のある戦闘機が3機、管理局の面々としてはデバイスをまとめて回収する絶好の機会だった。 <みんな。まだ戦える?> 全く退く気のないなのはの問いかけに対し、 <この機会を逃すわけにはいかないよ> これまた、やる気のフェイトと <見逃して後悔するような事はしたくない> 常に見敵必殺なシグナムである。 <残弾が厳しいけど、 まだいけるわ> さらに勝ち目の薄い相手でも妙に強気なシャマルだった。 <こっちはXLAAもうあらへん。ドッグファイトでは分が悪い相手やな>唯一はやてだけが、トーンを落としていた。 管理局魔導師のリーダーという立場では、ここは積極的交戦あるのみ!と言いたいが、 偽装の身分でもあるウスティオ空軍編隊長としての立場もあり、妥協点を探す。 《マジシャンリードからイーグルアイ。ベルカの殿が踏ん張っているようだけど?》 《マジシャン隊、ガルム隊、あの3機を排除できるか?》 《他の味方機を後退させてくれれば。》 イーグルアイは少し考え、エース部隊の地位を確立しつつある両部隊が存分に戦える環境を整えてやることにした。 《ガルムとマジシャンが掃討戦に出る。他の部隊は撤収せよ》 はやては希望通りの指示がイーグルアイから引き出せたことにほくそ笑んだ。 こうした駆け引きは管理局の指揮官訓練では教えてくれなかった。 《マジシャン了解》 《ガルム、了解!》 《連合軍も精鋭を向けてきたか》 この戦場でなのは達とやりあっていたハインリッヒはグリペンのレーダーに頼らず、直感でマジシャンとガルムの登場を感じとった。 《なるほど、この周囲を圧するような空気。只者じゃないな》 Su-37の2番機が応じる。 《では。この辺で失礼するか?》 上位司令部からは撤退命令がでており、あくまでも殿軍として踏ん張っていたにすぎない。 《決着をつけたい気持ちもあるだろうが・・・・ハインリッヒ?》 《そうだな。だが、騎士は耐えることを知る勇者でなくてはな》 ベルカ軍が撤退した今、この空で戦うことはできるが、それはハインリッヒ個人の私的な戦闘でしかない。 決闘だ。 私的な欲求の為に戦おうとするものは傭兵となんら変わりがない。騎士道とは名誉と誇りを護ることがだけの単純なものではない。 雪辱は別の戦場で果たすべきだ。 《よし、後退する》 だが、そのまま容易に後退させてくれるほど甘い相手ではない事はハインリッヒが良く知っていた。 2機のSu-37を率いる編隊を組み、オーシアの追撃部隊と後ろを取り合う動きを始めた。互いに後ろを取りに動くタイミングを狙っていた。 同じパターンの一瞬の揺さぶりに即座に反応する。いいリアクションだが、それが失敗だ。 これまでのゆさぶりと全く別の機動を行おうと見せ付けると、ウスティオ軍機も慌てて対応している様が感じ取れた。 なのは達は視界に入るベルカ軍機の機動に身体が条件反射のように動こうとするが、頭はフェイントだと理解しており、行動を抑制していた。 《別の動きがあった時だ》 《揺さぶりに惑わされては駄目よ》 シグナムとフェイトの警告どおり、なのはは突然別の動きをみせたベルカ軍編隊に咄嗟に対応しようとした。 「かかったな!」 実は最後に見せた機動こそが陽動だった。流れるように再びもとの揺さぶりと同じ動きにはいり、機体を鋭く旋回させる。 タイミングは完璧に決まった。揺さぶりに見えた機動こそがハインリッヒが狙っていたものだった。 優秀な敵なら最初数回にわたって見せつけた動きを、フェイントだと判断するだろう。それこそがハインリッヒのねらいだった。 同じ動きを繰り返すことで思い込むという心理を利用し、 生じた隙につけこんでJAS39グリペンとSu-37ターミネーターがガルム隊マジシャン隊の後ろに迫ろうとする。 《しまった!》 ピクシーが毒づくが管理局の面々も同じ想いだった。 《インディゴ1 FOX2、FOX2》 《コルモラン1 FOX3》 《コルモラン2 FOX3》 ガルム隊、マジシャン隊各機のコクピットでミサイル警報が鳴り響いていた。 《マジシャン隊、散開!》 《ガルム隊、フレア放出!分散行動》 はやてとなのはが咄嗟に回避指示を出す。 一気に編隊を崩した6機が全速力で回避行動を行っている最中に 異なる種類のミサイルを放ったベルカ軍機は、回避行動に入ったウスティオ機を無視して 全速力で北の方向へ向かっていった。 Su-37とグリペンは共に綺麗なフォーメーションを維持したまま戦線を離脱していく。 後ろにはりついたミサイルを回避し、周囲の状況を確認したなのは 空が平穏なことに気が付いた。 「あ・・・・そういうことか・・・・」 ファントムのコクピットパネルに拳を叩きつけながら、なのはは呻いた。 「くぅぅぅ・・・・一杯喰わされた!」 《当該空域の敵性戦力は撤退した。こちらも引くぞ》 《了解》 どこまでも冷静なイーグルアイの無線が虚しく響いた。 地上からケストレル艦長から謝辞の無線が入っていた。 連合軍としては勝利だろう。 だが、なのは達、管理局のお仕事という点では完全な失敗だった。 [[戻る http //www38.atwiki.jp/nanohass/pages/898.html]] [[目次へ http //www38.atwiki.jp/nanohass/pages/669.html]] [[次へ http //www38.atwiki.jp/nanohass/pages/1052.html]]
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ALTERNATIVE世界の歴史 年表 1867 日本、元枢府誕生倒幕派大名と将軍家が大同団結し大政奉還が成立。その後、煌武院・斑鳩・斉御司・九條・崇宰の五大武家で構成される元枢府を設置。元枢府の長(政威大将軍)は五摂家の当主衆の内一人を皇帝が任命する。首都機能を江戸から京都へ移行、中央集権化が推し進められる。 1939 09.01:第二次世界大戦勃発枢軸国(日独伊)と連合国(米英ソ)の間で行われた全世界的規模の戦争。 1941 12.08:大東亜戦争開戦開戦劈頭より馬来作戦・布哇海戦・比島作戦・香港攻略を開始。 1944 ドイツ、原爆投下一時は欧州のほぼ全域を占領していたドイツだが、欧州反攻の末、米国に2発の原爆を首都ベルリンに投下され降伏。 大東亜戦争(第二次世界大戦)終結日本帝国は条件付き降伏するも、大戦中から顕著化した東西イデオロギー対立による戦後冷戦構造に即時組み入れられ、米国の最重要同盟国として戦後復興を遂げる。史実と異なり、捷一号作戦、天一号作戦、原爆投下等の作戦は実行されず。ソ連軍侵攻も無かった為、樺太・北方領土は帝国領土のまま。 1946 米国、宇宙総軍を創設旧来の陸、海、空、海兵隊、沿岸警備隊に加えて六軍体制に移行。 1950 米欧共同の系外惑星探査プロジェクト・ダイダロス計画スタート衛星軌道への到達→月への有人飛行→大型軌道ステーションの建設→月面開発→恒久月面基地建設→惑星探査→外宇宙惑星探査に至る人類史上最大の総合宇宙計画。アメリカ国立航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)による共同極秘計画として開始されたが、のちに西側各国が参加する世界規模の国際宇宙計画に発展。多段式大型ロケット、軌道往還機、宇宙ステーション、MMUなどが次々と実用化される。表向きはマーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画として段階的に公表された。最終的な系外惑星探査計画は、大型探査機「イカロスⅠ」の通信途絶により失敗したと公表された。ソ連も東側陣営と共に同様の計画を進め、当初開発競争をリードしたが、月面到達レースに敗北したため、以降無人探査と低軌道投入技術へシフトした。 日米安全保障条約締結米国はこの条約に基づき占領軍を正式に在日米軍として駐留させ、極東への影響力を強めた。一方、日本帝国は米国の属領という誹りに甘んじながら、その軍事的庇護の下、国力の回復に邁進した。 1955 米国、MMUの大型化を検討無人大型探査機「イカロスⅠ」建造の遅れに対し、建造作業に使用されるMMUの大型化で対応する案が浮上、承認される。 日本、プロメテウス計画に参入ダイダロス計画の参加計画に日本帝国が参入。主に、軌道上での大型探査機「イカロスⅠ」建造作業の分担、素材開発、デブリ処理などを受け持つ。 1956 米国、スーパーカーボンを開発大型軌道ステーション「ホープⅡ」の実験棟にて探査機構造材として開発される。 1957 米国、大型MMU実用化ダイダロス計画の一環で開発された大型MMUが実用化。マニピュレータ作業用のスーパーカーボン製多目的切削ナイフが採用される。 1958 米国、探査衛星ヴァイキング1号が火星で生物を発見画像送信の直後に通信不能となる。その後、相次いで火星探査計画が浮上する。 1959 国連、特務調査機関ディグニファイド12招集火星表面の巨大建造物発見により火星生命が知的生命体である可能性が示唆され、コミュニケーション方法を確立する目的の研究が開始される。 1961 無人大型探査機イカロスⅠ発進核パルス/ラムスクープドライヴを搭載した大型探査機が衛星軌道から発進。大深度宇宙の学術データ回収の他、人類居住可能惑星の発見を目的とした人類史上最大(当時)の宇宙探査が開始される。 日本、帝国航空宇宙軍を創設し、プロメテウス計画を移管プロメテウス計画はNASDAから新設された航空宇宙軍の管轄へ。 1965 日本、65式多目的切削刀を制式採用航空宇宙軍は自軍所属の大型MMU用の補助装備として、スーパーカーボン製多目的ナイフの制式採用を決定。F-4戦術機導入の際に、65式近接戦用短刀と改称され補助兵装として採用される。 1966 国連、オルタネイティヴ計画スタートディグニファイド12が発展的にオルタネイティヴ計画へ移行。世界規模の巨大計画へ昇格。(補足:この時点では「敵対的」と判明していないためBETAとも命名されていない。ほかの無人探査機による言語解析等だったとすると、サクロボスコ以前にオルタ1が開始されていても矛盾はない。) 1967 BETA大戦勃発 月面、サクロボスコ事件国際恒久月面基地「プラトー1」の地質探査チームが、サクロボスコクレーターを調査中に、火星の生命体と同種の存在を発見、その後消息を絶つ。 第一次月面戦争勃発人類史上、初の地球外生物と人類との接触及び戦争の始まり。 異星起源種がBETA:Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race――『人類に敵対的な地球外起源生命』と命名される 米国、対BETA宇宙兵器の基礎研究開始サクロボスコ事件とそれ以降の戦闘結果を検証した米国国防省が在来宇宙兵器の決戦能力に疑問を提示。政府肝入りで軍産一体となった対BETA宇宙兵器の基礎研究が推進され、新素材から電子工学まで、あらゆる分野での開発プロジェクトが多数提示される。米軍の4軍(陸・海・空・宇宙)共同開発プロジェクト・NCAF-X計画もその一つとして始動。 米国、NCAF-X計画発動サクロボスコ事件とそれ以降の戦闘結果を検証した米国国防省が、在来兵器の決戦能力に疑問を提示。軍産一体の対BETA宇宙兵器開発プロジェクトが多数提示される。 1968 国連、オルタネイティヴ計画を第二段階へ移行戦争状態の現出を受けて、より直接的なBETA生態研究のためにオルタネイティヴ計画は第二段階へと移行。これ以後、前段階をオルタネイティヴ1、現段階をオルタネイティヴ2と呼称することが決定する。オルタネイティヴ2ではBETAの捕獲、生態研究に莫大な予算と犠牲が払われたため、「結果的に得た者は、BETAは炭素生命体という事実のみ」と揶揄され、“失敗した計画”という印象が付きまとうが、実際には代謝低下酵素の発見など人類に対する貢献度は非常に高い。 国連、オルタネイティヴ3予備計画招集BETAとのコミュニケーション方法を模索するというオルタネイティヴ1の失敗に対し、「ESPによって直接思考を読み取る」というソ連案が採択され、ソビエト科学アカデミーの研究に国連予算の提供が開始される。 1970 米国、機械化歩兵装甲ハーディマンの実戦部隊を前線配備人類初のFP(Feedback Protector)兵器を運用する実戦部隊が月面戦争へ投入される。 1971 日本、機械化歩兵装甲の導入と研究開発を決定第一次月面戦争における戦果から、国産可能かつ有効な対BETA兵器としてFPの導入と、それに伴う基礎研究の開始を決定。 1972 欧州、EU統合及びNATO軍再編異星起源種との戦争という状況に後押しされる形で、EC(欧州共同体)がEU(欧州連合)へ発展。 米国、同盟各国に試作戦術機の存在を公表政府の情報公開を受けて、開発メーカーであるマクダエル社が、同盟各国に売り込みを開始。 日本、新型兵器F-4戦術機の導入を即時決定メーカーへの要求仕様の検討に入る。日本機専用装備として近接戦用の長刀を発注。 1973 04.19:中国新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)にBETAの着陸ユニットが落下。中国とBETAの戦闘が始まる。 オリジナルハイヴ(H1 甲1号目標)の建設を開始。 BETA群が西進を開始中国は、優勢な戦況を背景に国連軍の派遣を拒否するが、光線属種の出現により、人類側の航空戦力を無力化される。BETAの物量に抗しきれず、中ソ連合軍側は撤退を重ね戦術核を用いた焦土作戦で対抗するも実質的な効果なし。 ソ連、共産党政府非常事態宣言発令国家の全機能を軍の統制下に組み込み、全国民を軍属に編入。この施策により、非ロシア民族の殆どが兵役に就き、その子息も軍の教育施設で兵士として成育された。 月面、第一次月面戦争終結 プラトー1を放棄するBETAの地球侵攻を受け、国連航空宇宙総軍司令部が恒久月面基地プラトー1の放棄と月からの全面撤退を宣言。月がBETAの完全勢力下に。 国連、オルタネイティヴ3発動直接的な侵攻と驚異の物量に歯が立たない実状を受け、決定的な成果を生まないオルタネイティヴ2が見切られ、ソ連主導のオルタネイティヴ3への移行が決定する。 中国・ソ連、焦土作戦開始異星文明技術の独占を狙う中国は緒戦が優勢に推移した事から国連軍の受け入れを拒否。その後、光線級の出現によって航空兵力が壊滅し一気に劣勢に追い込まれる。同盟国のソ連に救援を求めるも時既に遅く、敗走を重ねた結果、戦術核による焦土作戦に踏み切るがBETAの勢いは全く衰えなかった。 1974 07.06:カナダ、サスカチュアン州アサバスカにBETAユニット落着落下したユニットに対し、米軍が喀什の教訓を生かし着陸とほぼ同時に戦略核の集中運用でBETAを殲滅するが、カナダの半分が汚染され人が住めなくなる。 国連、世界人口の激減を警告国連統計局が世界人口が約30%減少したと発表。原因はBETA大戦の影響。 米国、戦略防衛構想(Strategic Defence Initiative)発表喀什とカナダへのBETAユニット落着に危機感を抱いた米国は、宇宙空間でのBETA着陸ユニットを迎撃する軌道防衛体制の強化を謳った。人工衛星や軌道ステーション、宇宙往還機がBETA光線属種の攻撃対象とならない事実から、衛星軌道上に前哨線を設置し、それまで個別に行われていた空間迎撃、軌道迎撃、高々度迎撃、地表迎撃を統合的に運用し盤石の防衛ネットワークを築く事を提唱。(翌年には国連が国際防衛計画、所謂SHADOWとしてこの構想を採択し世界規模の計画に発展・昇格した) 米国、人類初の戦術機F-4 ファントムを実戦配備補助兵装としてCIWS-1(65式近接戦用短刀)、CIWS-2(74式近接戦用長刀)、WS-16c(突撃砲 105mm滑腔砲・20mm機関砲)を同時に採用。 米国、サイン計画発動 BETA鹵獲技術の研究を開始アサバスカから回収した着陸ユニットの残骸がロスアラモス研究所に搬入され、ウィリアム・グレイ博士指揮の下、敵性先進技術の研究が開始される。 日本、74式近接戦用長刀のライセンス生産開始納入された74式近接戦用長刀のライセンス生産を開始するが、機体は納入されず。アサバスカ事件を受けて、米国議会は北米の対BETA防衛力を優先的に高める法案を決議。最前線である欧州供給枠は据え置かれたため、日本の供給順序が降格される。 日本、戦略防衛構想に参加プロメテウス計画での実績と基礎技術研究を高く評価した米国が、計画への参加を要請。帝国議会はその真意が経済協力であることを見抜きながらも、BETA有事(本土上陸)に抗するには米国の軍事力に頼らざるを得ないため、即時参入を表明。 10月:BETA、マシュハドハイヴ(H02 甲2号目標)建設開始衛星探査により旧イラン領マシュハドに喀什と同様の地表構造物が発見される。更なる調査で門(ゲート)、地下茎構造(スタヴ)等が確認された事からH 02マシュハドハイヴと命名される。これに伴い喀什ハイヴにもH 01の呼称が与えられた。折しも着陸ユニットの宇宙迎撃システム構想が進められる中、ハイヴが分化するという衝撃の事実が判明する。 1975 BETA、ウラリスクハイヴ(H03 甲3号目標)建設開始黒海沿岸を北上したBETA群がソ連領カザフスタン州に侵入。ウラリスクにハイヴが建設される ソ連、共産党政府がハバロフスクに首都機能を移設BETAの侵攻に圧迫される形で共産党政府はハバロフスクに首都機能を移設。国内主要産業や軍需産業の疎開が始まる。 米国、HI-MAERF計画開始人類未発見元素・グレイ11を応用したハイヴ攻略兵器「XG-70」と専任護衛戦術機「XF-108」の開発が始まる。ロックウィード、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムが三社合同プロジェクトとして受注。 国連、対宇宙全周防衛拠点兵器群建設開始二度にわたるBETA着陸ユニットの飛来を受け、国連安保理にて大気圏外迎撃システムの構築が決定。月軌道監視網・L1早期核投射プラットフォーム・地球周回軌道核攻撃衛星群による最終迎撃ラインの3つを柱とする対宇宙全周防衛拠点兵器群「シャドウ(SHADOW:Spaceward Hardwares for All-Round Defensive Ordnances and Warheads)」を構築開始。 日本、空軍を解散し、陸、海、航空宇宙の各軍に再編 ソ連、MiG-21 バラライカを配備開始 中国、殲撃8型を配備開始 1976 BETA、ユーラシア大陸を北進喀什から西進していたBETA群は東欧一帯を勢力下に収めた後に北進、ソ連領ヴェリスク・ミンスクの2ヶ所にハイヴの建設が開始される。 BETA、ヴェリスクハイヴ(H04 甲4号目標)建設開始 BETA、ミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)建設開始 日本、曙計画始動F-4の導入に伴い、帝国軍・民間企業合同の戦術機開発・運用技術研修プロジェクト「曙計画」が始動。合同研修チームが米国に派遣される。世界的な戦術機供給不足を解消するため、米国は同盟国に対し戦術機開発を奨励し、各国の技術研修チームの受け入れを開始。F-4供給順の降格に失望した帝国国防省は独自開発を強く進言し、派遣へと繋がった。 米国、F-5 フリーダムファイターを輸出開始量産性の高さから欧州に優先的に供給され、アジア枠は3割以下となる。 米国、F-11 タイガーを配備開始開発メーカーであるグラナン社は、F-4供給の順番待ちをしている日本などアジア各国に対し売り込みを開始する。扱いやすい機体であったが試作機の改良に伴う重量増が主機の出力不足を引き起こし、短期間でF-4に代替された。改良型の売り込みが斯衛軍にも行われた。 日本、F-4J 撃震の試験運用開始戦技研及び教導部隊への部隊配備が開始される。日本へのF-5及びF-11の売り込みが激化。F-4キャンセルを恐れたマクダエルは対抗策として一個中隊12機と、その運用に必要な周辺機材や部品を先行納入する。 仏、ミラージュⅢを配備開始 英国、独、伊、トーネードを配備開始 スウェーデン、J-35 ドラケンを配備開始 イスラエル、クフィルを配備開始 1977 BETA、ウラル山脈に到達ウラル山脈の南端に達した喀什のBETA群がソ連領に侵攻。ソ連北西部までをその支配下に置き、ソ連領バルバシ湖の北にエキバストゥズハイヴの建設を開始した。 BETA、エキバストゥズハイヴ(H06 甲6号目標)建設開始 世界、各国でオルタネイティヴ計画誘致の動き他国に対BETA戦略のイニシアチヴを持たれることを嫌った国々が、次期オルタネイティヴ計画を見越した基礎研究分野に大規模な予算配分を開始する。なかでも米国はBETA由来技術(アサバスカ事件で鹵獲したG元素)などを精力的に研究しオルタネイティヴ計画の主導権争いで優位に立つようになった。 オルタネイティヴ3による対BETA陽動効果の実証実験開始オルタネイティヴ3で確認されたBETAに対する陽動実験の追試がユーラシアの各戦線で本格的に行われ始める。その結果、BETAの戦術情報伝播モデル(各ハイヴに独立した作戦立案機能と支持命令系統が存在するという考え、情報を収集したBETAがハイヴに戻ると約19日間で全個体にその情報が行き渡り、その後同一派生系に属する全てのハイヴにその情報が即時伝播されてしまう。以降その情報に対してBETAは何らかの対策を打ってくる事が有り、2001年の歳末にはその動きが非常に多く見られた)の推定までに至った。 日本、77式(F-4J) 撃震の実戦配備開始F-4実戦部隊が稼働開始。西部方面隊第8師団が優先される。 米国、A-6 イントルーダーを配備開始戦術機史上初の水陸両用機。長距離侵攻用の母機となるソードフィッシュ級中型潜水艦も同時に配備が開始される。 1978 東ドイツ、月光の夜(モントリヒトナハト)事件東ドイツ国家人民軍(NVA)の高級将校を中心とした反体制派によるクーデター未遂事件。 欧州、パレオロゴス作戦NATO・ワルシャワ条約機構連合軍によるミンスクハイヴ(H05 甲5号目標)攻略作戦。2ヶ月の激戦後、全欧州連合軍を陽動に、ソビエト陸軍第43戦術機甲師団・ヴォールク連隊がミンスクハイヴ地下茎構造への突入に成功するも数時間後に全滅。後に「ヴォールクデータ」と呼ばれる貴重なハイヴ内の観測情報を人類にもたらす。 BETA、ユーラシア北西部制圧パレオロゴス作戦の報復であるかのようなBETAの一大攻勢によりソ連は東西に分断され、前作戦で消耗しきった欧州戦線が全面瓦解。ユーラシア北西部から人類は完全に駆逐される。 BETA、スルグートハイヴ(H07 甲7号目標)建設開始ソ連領スルグートにハイヴが建設される。 中東、第一次聖戦連合軍結成BETA侵攻圧力に抗する為、中東諸国は聖戦を宣言。宗派の枠を超えて一斉反抗作戦を展開し、一時的に戦線の押し上げに成功する。 ソ連、オルタネイティヴ3本拠地を疎開BETAの侵攻を受けて、ノボシビルスクのオルタネイティヴ3本部がハバロフスクへの移設される。 米国、A-10A サンダーボルトⅡを実戦配備フェイアチルド社が開発した拠点防衛と支援に特化した重戦術機、 サンダーボルトⅡの実戦配備が開始される。同機の高い戦車級浸透阻止能力は特に欧州戦線において高い評価を得た。 1979 米国、ムアコック・レヒテ機関の臨界実験成功カールス・ムアコック博士とリストマッティ・レヒテ博士の共同実験が成功。抗重力機関技術が確立される。 米国、サンタフェ計画発動HI-MAERF計画参加者より、「ML理論に基づく戦略的破壊兵器に関する覚書」が大統領・ハリー・オラックリンに対し極秘裏に提出された。同年、ML機関をより単純な臨界超過反応兵器として応用する別計画がスタートした・・・G弾開発計画の幕開けである。 米国、戦術機生産技術移転を制限各国の技術習得が進み現地生産などによる前線の戦術機不足が解消され始めた事を受け、米国議会は次世代戦術機生産技術の対外移転を禁止する法案を可決。 日本、教育基本法改正優秀な対BETA主力兵器の衛士を育成するため、英才教育環境と適性者抽出システムの構築が開始される。 日本、曙計画終了第一世代戦術機開発・運用に関わる基礎技術の習得が完了する。 国連、バンクーバー協定発効統括の無い戦闘がBETA支配域急拡大を招いたとし、ハイヴ攻略作戦をはじめとした対BETA戦争を国連主導にて行う事が国連安保理決議として採択される。加盟各国の対BETA交戦権は自衛権及び集団的自衛権に限定され、鹵獲品も国連管理下とする事が明文化された。 1980 欧州、ECTSF(European Combat Tactical Surface Fighter)計画始まる英・独・仏を初めとするNATO各国が同計画に合意。1985年の実用化を目標として、各国共同研究が始まる。 国連、アジア及び欧州各国の政府及び難民の受入先の仲介交渉を開始 ソ連、米国に対しアラスカ売却を打診売却は拒否されるが、租借という方向で協議が進む。 ソ連、MiG-23 チボラシュカを配備開始 米国、LWTSE計画始動近接戦用戦術機技術研究の一環として、軽量・小型且つ高い機動性をもった機体の技術実証試験が始まる。この計画によりYF-16,YF-17が開発された。制式化の予定は無いとされた計画だったが後にHi-Low-Mix構想の出現を受け、実戦機開発計画へと昇格した。 日本、徴兵制度復活欧州、アジアの各戦線に於ける人員損耗率を鑑み、帝国議会は陸軍戦力の再編と増強を決定。これに伴い徴兵制度が復活した。 1981 BETA、北欧圏へ進攻78年のBETA一大進攻により兵力が弱体化した中ソ連合軍、欧州連合軍はBETAに押されるような形で北欧最後の砦であるスカンジナビア半島に後退、10年以上続く北欧戦線は更に過激さを増す。 BETA、ロヴァニエミハイヴ(H08 甲8号目標)建設開始スカンジナビア半島に侵入したBETA群が、フィンランド領ロヴァニエミにハイヴの建設を開始。 欧州、ダンケルク作戦発動BETAの西欧州進攻を受け、欧州各国は文明・民間人をアフリカ、南米、東南アジアへ脱出させるダンケルク作戦を発動。以降1984年まで継続。(*1) 米国、ATDP計画始動米国防総省高等研究計画庁(DARPA)、陸軍、NASAによる第3世代機技術を模索・確立する為の先導技術実験機計画。実験機X-29が製造された。 国連、SHADOWの部分運用開始 日本、81式(A-6J) 海神を配備開始 仏、ミラージュ2000を配備開始 1982 米国、ソ連のアラスカ租借を議会承認 期限は50年間当該地域住民の移送が始まる。また、ソ連でも各方面で移設準備が開始される。同時に米国は軍事的な保険措置として、米ソの国境を跨ぐ形で存在するユーコン基地とその周囲の地域を、国連に50年間無償貸与した。 日本、82式(F-4J改) 瑞鶴を配備開始 日本、国産次世代機開発研究機構発足82式開発の純国産開発挫折を受け、対米技術格差を埋めるべく、官民一体の国産次世代機開発の統合研究が開始される。 米国、F-14 トムキャットを配備開始本格的な第二世代戦術機の実戦配備が始まる。 1983 欧州、海王星(ネプトゥーン)作戦ポーランドに展開するBETAの誘出撃滅と、それによる欧州の戦況好転を目的とした国連軍、米国軍、欧州連合軍、ワルシャワ条約機構軍による4軍合同の一大反攻作戦。投入兵力の総計は、艦艇300隻、戦術機500機、ヘリ400機、総員兵数30万人以上。(*2) 喀什のBETAの西進が進み、西欧州が主戦場になり始める。欧州連合軍は河川部を駆使した遅滞防御を行ったが、奮闘も虚しくベルリンが陥落。 米国、ATSF計画始動BETA大戦後の世界を見越した次世代戦術機の開発が米国で開始される。 日本、耀光計画始動ATSF計画始動を受け、国産次世代機開発研究機構は目標を第3世代機開発へと方針転換。 欧州、EU本部をロンドンへ移転EUは本部機能をブリュッセルからロンドンへ移転。ベルファストの本部が完成するまでの一時的措置。 ソ連、MiG-27 アリゲートルを配備MiG-23の強化改修型であるMig-27は、配備時には既に旧式化していた機体だったが、MiG-21を代替する主力機として長年ソ連軍を支え続けた。 1984 BETA、本格的な南進を開始ヒマラヤ山脈を迂回した喀什由来の大規模BETA群がインド亜大陸に侵入。中近東方面からの侵攻を受けたインド亜大陸各国軍は、ヒマラヤ山脈を盾に東南アジア諸国と緊密な連携を保ちながら約10年間持ち堪えるが、結局物量に圧され、スリランカに連合司令部を移設し防戦を継続した。 BETA、アンバールハイヴ(H09 甲9号目標)建設開始イラク領アンバールにハイヴの建設が開始される。これにより、中東戦線は大きな撤退を強いられると同時に石油資源の不足が深刻なものとなりつつあった。 BETA、ノギンスクハイヴ(H10 甲10号目標)建設開始 日本、非炭素系疑似生命の基礎研究開始帝国大学の霧山教授は、開示された歴代オルタネイティヴ計画の研究データを精査し「人間よりもコンピューターに強い反応を示すBETAに対し、炭素生命体によるコミュニケーションは不可能」という仮説を導き出し、非炭素構造擬似生命に関する論文をまとめた。欧州各国の敗走に危機感を募らせた帝国政府は、国連軍を防衛戦力として国内駐留させるための方策として次期オルタネイティヴ計画の誘致を決定。霧山仮説とその論文を極秘とし、国費による非炭素構造擬似生体と擬似生命プログラムの基礎研究を開始した。 ソ連、MFPTI計画始動MiG-23/27の失敗を挽回すべく、米国のATSF計画に対抗する多機能前線戦術機計画(MFPTI=МФПТИ)が開始される。 国連、SHADOWの運用開始地球周回軌道での核攻撃をベースとした最終防衛ライン「アーテミシーズ」が完成。L1早期核投射プラットフォーム「スペースワン」で目標を変更仕切れなかった場合の対処が可能となる。 米国、F-15C イーグルを配備開始マクダエル・ドグラム社のF-15C イーグルが配備開始。F-4更新機として開発され、遠近共に高い対BETA戦性能を誇る汎用第2世代戦術機として世界各国で採用された。 1985 BETA、ブダペストハイヴ(H11 甲11号目標)建設開始ハンガリー領ブダペストにハイヴの建設が開始される。これにより、欧州戦線でのBETAの侵攻は更に勢いを増す。 日本、オーストラリア、オセアニア諸国と経済協定締結帝国政府は西日本が戦場になった場合を想定し、国内の主要産業、各種重工業や製造業等の生産拠点を海外に新設する方針を固め、オセアニア圏、ニュージーランド、オーストラリア等の各国に工業プラントを相次いで建設。 ソ連、国家基幹機能のアラスカ移転が完了オルタネイティヴ3本拠地、ハバロフスクからアラスカ州タルキートナへ政府機能や軍事施設に続き、基幹産業、各種生産基盤そして多くのロシア人の疎開が完了。以降ソ連軍は、ベーリング海を挟んだ極東ロシアを絶対防衛線として位置付け、国土奪還の戦いを続ける。 EU、BETA侵攻により、西独、仏が相次いで陥落。パリ攻防、ダンケルク撤退戦に続いて英国本土攻防戦始まる。 仏、ECTSFの主機選定で自国製主機の採用を強硬に主張。英、西独と対立し、翌年にECTSF計画から脱退する。 1986 BETA、リヨンハイヴ(H12 甲12号目標)建設開始フランス領ローヌ県リヨンにハイヴの建設が開始される。英国本土への侵攻に続き、イベリア半島へのBETA侵攻が開始される。 米軍、F-16 ファイティングファルコンを配備開始F-14、F-15の調達コスト高騰への対策として「Hi-Low-Mix」構想を策定した米国政府は、技術研究目的のLWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を実戦機開発に格上げし、ゼネラルダイノミクス社開発の第2世代戦術機F-16を完成させる。同機はF-5Eを更新する軽量戦術機として多くの国で採用された。 アジア、中国と台湾が対BETA共闘条約に調印 統一中華戦線が誕生 08.18:日本、次期主力戦術機選定に関して、日米合同演習を実施日本帝国の次期主力戦術機選定に向けた日米合同の異機種間戦闘訓練(DACT)が、矢臼別演習場で行われる。本演習に於いて帝国斯衛軍の巌谷大尉はF-4j改でF-15を破るとい快挙を成し遂げた。 日本、帝国本土防衛軍を創設帝国軍は戦線の本土接近を鑑み帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊・本土防衛軍を創設。自国領の死守を戦略目標として軍組織を再編。 スウェーデン、JA-37 ビゲンを配備開始 EU、米国からのF-15、F-16輸出攻勢が強まる。それに伴い、西独がECTSF計画の大幅な遅延を理由として、同計画からの撤退とF-15導入を示唆。 1987 欧州、欧州各国政府が英国とグリーンランドへ避難BETA群の本格的な西進に抗しきれず、難民の欧州大陸脱出を支援するためポルトガル領内に踏みとどまっていた各国政府が、英国領やグリーンランド、カナダなどに首都機能を移設。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 7月:米国、五次元効果爆弾(通称G弾)の起爆に成功ニューメキシコ州ホワイトサンズで行われた「モーフィアス実験」にて小規模ながらG弾の制御された起爆に成功し、G弾実用化への道を開いた。 11月:米国、HI-MAERF計画の中止を決定計画の遅延に加え、より安価で実用的なG弾の実用化に目処が立ったため、国防省が中止を決定。 日本、琵琶湖運河の浚渫工事が始まるインド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備された。 米国、F-18 ホーネットを配備開始 ソ連、MiG-25 スピオトフォズを配備開始 EU、実質的な単独開発国となっていた英が、ECTSFの要求仕様を、近接機動格闘戦能力を重視した第三世代水準機へ転換すると発表。 国連、日本帝国及びオーストラリアの常任理事国入り。常任理事国が米英仏ソ中日豪の7カ国になる。但し、日豪の拒否権は20年間(2007年まで)凍結。 1988 日本、教育基本法全面改正衛士の育成を主眼に置いた全面的な法改正。義務教育科目の切り捨てや大学の学部統廃合が始まる。 米国、国連に次期オルタネイティヴ計画案を提示オルタネイティヴ3に見切りを付けた米国が次期予備計画の招集を待たず、新型爆弾(G弾)によってハイヴを一掃する対BETA戦略を計画案として提示。G弾を限定的に使用し外縁部のハイヴを攻略。G元素の獲得→G弾の量産というサイクルを繰り返し、最終的に大量のG弾による飽和攻撃でオリジナルハイヴを含むユーラシア中心部のハイヴを一掃するというもの。 国連、トライアッド演習実施国連宇宙総軍と米国戦略軌道軍は光線属種の迎撃基準を検証するための物質投下試験を合同で実施。積載物の内容に関らず、落着予測地点付近の重光線級のみが迎撃を行い、一定距離以遠では一切反応しないことが判明。詳細原理は不明ながらも、低軌道衛星、HSSTの定常的な配備を大きく後押しする結果となる。 香月夕呼14歳、因果律量子理論の検証を始める 1989 国連、米国が提案した次期オルタネイティヴ計画案の不採用を決定オルタネイティヴ3の成果に対する評価の違いと、ユーラシア各国が影響を予測できない新型兵器の使用に反対したことが主な不採用の理由。これによって米国は国連に深く失望し、独自の対BETA戦略を強行する方針を固める。国連内部に対するあからさまなロビー活動が開始される。不採用案はより尖鋭化し、最終的にオルタネイティヴ5へと繋がった。 国連、SHADOW初迎撃に成功月面より飛来したBETA着陸ユニットと思われる物体に対し、対宇宙全周防衛拠点兵器群 SHADOWによる迎撃を初展開、この軌道を逸らせることに成功する。ただし、この物体が実際に着陸ユニットであったかにういては議論が分かれている。 中東、アラビア半島での戦闘が激化 帝国国防省、第二世代戦術機F-15イーグルの試験導入、ライセンス生産を開始純国産戦術機開発計画の停滞を打開するため、技術検証を目的とした試験導入。予定調達機数は120機 06.15:北アフリカ、スエズ戦線にて、約4ヶ月に渡るスエズ防衛戦始まる。 1990 BETA、ボパールハイヴ(H13 甲13号目標)建設開始インド領ボパールにハイヴの建設が開始される。欧州撤退の後、喀什ハイヴ攻略に備えてインド方面を重視していた人類は、同方面での徹底抗戦を打ち出した。 喀什のBETAが本格的な東進を開始カシュガルハイヴから出現した大規模BETA群が東進を開始。ユーラシア北東部、東アジア、東南アジアが主戦場となる。統一中華戦線とソ連、東南アジア各国は激しい防戦を繰り広げるも、物量に圧されて戦線は徐々に後退した。 米国、ATSF計画終了 YF-22が選定されるロックウィード社のYF-22とノースロック社のYF-23による4年に渡る競合開発の結果、米国軍の戦略に即しコスト面でも優れるYF-22が次期主力戦術機に選定される。1年間の運用試験が実施された後に制式採用が決定しF-22の制式番号が与えられる。 ソ連、MiG-31 ブラーミャリサを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局によるMig-25の強化改修型の第2世代機Mig-31の実戦配備が開始される。 1991 日本、帝国議会が大陸派兵を決定BETAの東進を自国の危機と判断した日本は、東アジア戦線への帝国軍派遣を帝国議会で決定する。帝国軍は大陸派遣軍を創設し、戦術機甲部隊を中心とした大兵力を前線に投入した。 G弾実用化。それに伴いF-22懐疑論が発生。 香月夕呼17歳、帝国大学・応用量子物理研究室に編入弱冠17歳の学徒が説いた独自理論「因果律量子論」の論文がオルタネイティヴ計画招致委員会の目に止り、次期計画案の基礎研究を進める帝国大学・応用量子物理研究室への編入が認められた。 米国、DRTSF計画始動F-22も調達難航を受け、既存機に近代化改修を施し次期主力機配備までの空白と機体不足を埋めるべく計画された統合任務戦術機開発計画。計画に応募したマクダエル・ドグラムとゼネラルダイノミクスからF-15EとF-16XLが提案されたが、後に兵装搭載量、拡張性、調達コストに優れるF-15Eが制式化された。 1992 BETA、敦煌ハイヴ(H14 甲14号目標)建設開始中国領敦煌にハイヴの建設が開始される。後に重慶を始めとする北東アジアや東南アジアを脅威に晒す一大拠点となる。 BETA、クラスノヤルスクハイヴ(H15 甲15号目標)建設開始ソ連領クラスノヤルスクにハイヴの建設が開始される。BETAのあまりに急激な東進に極東でも危機感が高まる。 印度、インド亜大陸反攻作戦・スワラージ作戦発動インド亜大陸での勢力挽回を懸けて発動されたボパールハイヴ(H13 甲13号目標)攻略作戦。国連が主導し、アフリカ連合と東南アジア諸国が参戦した。宇宙戦力が初めて投入され、軌道爆撃や軌道降下部隊など、その後のハイヴ攻略戦術のセオリーが確立した。オルタネイティヴ3直轄の特殊戦術情報部隊が地下茎構造に突入、リーディングによる情報収集を試みるも成果はなく、ほぼ全滅した。この作戦以降、「間引き」に乗じた小規模部隊によるゲリラ的な突入作戦が散発的に繰り返される。 中国、重慶防衛線を構築敦煌ハイヴ(H.14甲14号目標)から溢れ出た大規模BETA群が南シナ海方面に向け進撃を開始。統一中華戦線、帝国軍大陸派遣部隊及び韓国・ベトナムの義勇軍は重慶市北方より流れる嘉陵江に防衛線を構築。各軍は奮戦するも昨年から行われてきた遅滞作戦の疲弊もあり、年明けに戦線は崩壊する。殿軍は大陸派遣軍 北部方面第7師団 第71戦術機甲連隊 第2戦術機甲大隊が預かり、撤退までの間避難民を死守した。 日本、飛鳥計画始動帝国城内省が国防省の耀光計画に相乗りする形で、瑞鶴の後継機たる斯衛軍次期主力戦術機開発計画を開始する。 ソ連、Su-27 ジュラーブリクを配備開始Su-27は、スフォーニ設計局がグラナン社からF-14の技術情報の提供を受けて開発した第2世代機だが、初期型はトラブルが多く衛士には不評だった。その後、改良型であるSu-37の登場によって調達は早期に打ち切られた。 1993 BETA、重慶ハイヴ(H16 甲16号目標)建設開始中国領重慶にハイヴの建設が開始される。嘉陵江戦線が崩壊して以降、統一中華戦線は九-六作戦等で戦況の好転を図るも何れも功を奏さず核を使った撤退戦が続いた。 BETA、全欧州大陸を完全制圧最後まで抵抗を続けていた北欧戦線が瓦解し、欧州連合軍司令部が全軍の撤退と欧州の放棄を宣言。これ以降、欧州各国は大陸沿岸の島嶼部に前線基地を設置し、来るべきユーラシア奪還作戦に備え「間引き」を続けていく。 中国、九-六作戦発動大連に向かう大規模BETA群の殲滅を目的とした中韓連合軍の要撃作戦。日本帝国の大陸派遣軍も側面支援として参戦したが、BETA群の奇襲に遭い二個大隊が壊滅した。後、戦術核の運搬により大連侵攻は回避、帝国軍の本隊は哈爾浜に一時撤退を強いられた。 神宮司まりも19歳、死の8分を越える 1994 BETA、インド亜大陸占領喀什から南進したBETA群は、この年インド亜大陸を完全に支配下に置く。これによってBETAの東進が勢いを増し、中国戦線は泥沼の様相を呈していった。領土を失った各国の軍隊は、以降国連軍の指揮下に編入された。 日本、帝国議会で徴兵対象年齢の引き下げを柱とした法案を可決後方任務に限定した学徒志願兵の動員を開始。 国連、オルタネイティヴ4予備計画招集日本、カナダ、オーストラリアがオルタネイティヴ第四計画本部招致に立候補。予備計画の招集を受け、本部招致レースが国連常任理事国間の政治問題に発展する。 香月夕呼20歳、国連に招聘され因果律量子論の検証を進める 2月:94式戦術歩行戦闘機「不知火」を配備開始富嶽、光菱、河崎の3社共同開発による念願の純国産機・94式不知火は、89式陽炎のライセンス生産を経て、ようやく実戦配備に至った。世界初の第3世代準拠戦術機として高性能を誇ったが、拡張性に乏しい突き詰めた設計が、後年改修計画の紆余曲折を招いた。 米国、F-18E/F スーパーホーネットを配備開始F-18E/Fは、F-18をアップグレードした機体で高い総合性能を有していた。コストパフォーマンスの良い同機の完成と配備は、それまで海軍主力機の絶対的な地位を守り続けてきたF-14を退役へと追い込んだ。 統一中華戦線、殲撃10型を配備開始統一中華戦線とイスラエルが水面下で共同開発した殲撃10型が実戦配備を開始。F-16Cをベースに盛都とIEIが共同開発した第2世代機であり、最も成功したF-16派生機となった。 ソ連、MiG-29 ラーストチカを配備開始ミヤコム・グルビッチ設計局の開発によるMig-29は、機動性と近接格闘戦能力を極限まで高めたソ連製第2世代機の集大成とも言うべき高性能戦術機であったが、国内調達は振るわず、海外にその活路を求めた。 EU、ユーロファイタス社、ECTSF技術実証機、ESFP(Experimental Surface Fighter Program)を完成。各国へのアピールを目的とした技術実証機運用部隊"レインダンス"中隊を編成し、英国政府の支援の下で国連欧州方面軍へ派遣する。 1995 兵士級BETAが初めて確認される 国連、オルタネイティヴ4に日本案の採用を決定 オルタネイティヴ3を接収へオルタネイティヴ第四計画は帝国大学に所属する香月夕呼博士の案が採用され、即時本計画に格上げされる。急な決定に本部施設の建設が間に合わず、仮説本部を帝国大学・応用量子物理研究等に設置。香月博士はオルタネイティヴ4の総責任者に就任。異例の早期格上げが実現した裏には、尖鋭化した自国案の復活を目論む米国の強引なロビー活動に対する国連側の反発が存在した。 AL4、00ユニットの開発に着手選定候補者の受け皿として、接収を予定していた帝国陸軍白陵基地に計画直属の衛士訓練学校を設立。 日本、オルタネイティヴ4の招致決定に伴い、更に多くの帝国軍施設を国連軍に開放 日本、18歳以上の未婚女性を徴兵対象とする修正法案可決 国連、ブルーブック計画を発動 ソ連、ポールナイザトミーニィ計画を発動 国連、世界人口がBETA大戦前の約50%まで減少したと国連統計局が発表 米国、F-15E ストライクイーグルを配備開始 1996 アジア各国がオセアニア、オーストラリア各地に臨時政府を樹立戦闘地域のアジア各国が、オーストラリアとオセアニア諸国に援助を要請、国家機能の移転を開始する。マレーシアやシンガポールは2001年現在も自国領を維持している。 東南アジア、大東亜連合設立領土を失った国々の多くは、国連軍の直接的な指揮下に編入されることを良しとせず、大東亜連合を結成して間接的に連携する道を選択した。これはスワラージ作戦が国連の秘密計画のために強行されたことに対する不信感から。 キリスト教恭順主義派が急速に拡大 その抗議活動やデモンストレーションが活発化する 国連、オルタネイティヴ5予備計画招集国連の強引な格上げに対する不安と、日本案のあまりに荒唐無稽な内容に対する保険的措置として第五予備計画の招集をアメリカが提案。それを南アメリカ及びアフリカ諸国が後押しする形で可決された。 国連、プロミネンス計画発動オルタネイティヴ5予備計画の招集は「米国が焼き直したG弾集中運用案を通すための呼び水に過ぎない」とするユーラシア諸国が提唱した先進戦術機技術開発計画が開始され、アラスカの国連軍ユーコン基地が本拠地に決定。基地の拡張工事が開始。 日本、帝国議会が男性徴兵対象年齢の更なる引下げを含む修正法案可決事実上の学徒全面動員へ。 日本、北九州を始めとする九州全域に第2種退避勧告が発令。 統一中華戦線、殲撃11型を試験配備 スウェーデン、第三世代戦術機、JAS-39 グリペンを配備開始 1997 BETA、アラビア半島を制圧10年以上BETAの侵攻を持ちこたえていたアラビア半島の戦線が瓦解。アフリカ連合軍と中東連合軍はスエズを渡って前線を再構築し、アフリカ大陸への侵入を辛うじて食い止めた。 欧米、ダイダロス計画成功 NASAがイカロスⅠの信号を受信蛇遣い座バーナード星系に適合度AAの地球型系外惑星を発見。これを受けて米国はユーラシア各国の主張に配慮し、系外惑星への避難を加えた次期オルタネイティヴ計画修正案を提出。あまりのタイミングの良さに、自国案を通すためのでっち上げだという指摘もある。 国連、オルタネイティヴ5予備計画が米国案に確定 AL5、ラグランジュ点での巨大宇宙船計画がスタートする事実上オルタネイティヴ計画が並立するという異常事態に。この件が切っ掛けとなり、カナダを含むオセアニア、ユーラシア諸国と、アメリカを中心とするアフリカ、南アメリカ諸国の対BETA戦略の差が明確になる。 AL4、A-01連隊発足オルタネイティヴ第四計画直属の特殊任務部隊が発足。 台湾、総督府が中国共産党政府の台湾受け入れを表明 日本、97式 吹雪を配備 ソ連、Su-37 チェルミナートルを配備 1998 日本、朝鮮半島撤退支援作戦・光州作戦発動1998年、国連軍と大東亜連合軍の朝鮮半島撤退支援を目的とした作戦。後に光州作戦の悲劇と呼ばれる彩峰中将事件が発生する。 夏:重慶ハイヴから東進したBETAが日本上陸北九州を初めとする日本海沿岸に上陸し、わずか一週間で九州・中国・四国地方に侵攻犠牲者3600万人 日本人口の30%が犠牲となる(この時点で世界人口の60%が死滅している)近畿・東海地方に避難命令。2500万人が大移動を開始する(一部はオーストラリアへ)。一ヶ月に及ぶ熾烈な防衛戦の末、京都陥落(8/15)。首都は京都から東京に移される 9/25 佐渡ヶ島陥落 米軍は日米安保条約を一方的に破棄して撤退佐渡島ハイヴの建設に伴い長野県付近でBETAの侵攻が停滞。その間に米国は日米安保条約を一方的に破棄し在日米国軍を撤退させた。 仙台第二帝都への首都機能移設準備が始まる AL4、オルタネイティヴ4本拠地の移設を開始共に仙台への移設を開始。白陵基地の衛士訓練学校も同様の措置が採られた。 BETA、東進再開、首都圏まで侵攻し、西関東が制圧下に 帝国軍白陵基地壊滅BETA群は帝都直前で謎の転進。伊豆半島を南下した後に進撃が停滞、以降は多摩川を挟んでの膠着状態となり、24時間体制の間引き作戦が続く。 BETA、横浜にハイヴを建設開始偵察衛星の情報により横浜ハイヴ(H22 甲22号目標)確認される。 国連軍総司令部は、カムチャツカ-日本-台湾-フィリピンからアフリカ-イギリスに至る防衛線による、ユーラシア大陸へのBETA封じ込めを基本戦略として決定 香月夕呼博士、国連に横浜ハイヴ攻略作戦を提案国連司令部は即時承認。大東亜連合に参戦を打診。 日本、帝国議会が女性の徴兵対象年齢を16歳まで引き下げる修正法案を可決 国連、アラスカ州ユーコン基地の拡張工事が完成する EU、ECTSF先行量産型、英国陸軍試験部隊へ引き渡し開始。機体正式名称を「EF-2000 タイフーン」と決定。 仏、独自開発の第三世代戦術機、ラファールを実戦配備開始 米、F-22A ラプター先行量産型の実働部隊での運用を開始 1999 国連、本州奪還作戦・明星作戦国連軍と大東亜連合によるアジア方面では最大、BETA大戦においてはパレオロゴス作戦に次ぐ大規模反攻作戦。横浜ハイヴの殲滅と本州島奪還が優先戦略目的。 08.05:米軍が二発のG弾を使用する。人類史上初ハイヴの奪還に成功。 各国でG弾脅威論が噴出する明星作戦で目の当たりにしたG弾のあまりの威力に、ユーラシア各国ばかりではなくアフリカ諸国の一部でも脅威論が噴出し始める。それとは逆に、米国案を元々支持していた国々は、威力の実証によってより強硬にG弾の使用を主張し始める。 香月夕呼博士、国連に横浜基地の建設を要請オルタネイティヴ4の本拠地として、横浜ハイヴ跡地上に国連軍基地の建設を要請。国連は即時承認。横浜基地建設着工と同時に国連軍司令部は米軍に即時撤退命令を下す。即時承認の主な理由は、米国が強引に推進する第五予備計画に対するG弾脅威派の牽制。 米・ボーニング社、フェニックス構想始動F-15強化策の実証実験がユーコン基地で始まる。ボーニング社の戦術機開発部門が提唱した、パーツ換装や軽易な改修でF-15を安価に第三世代機相当性能に強化する構想。 ソ連、Su-47 ベルクートを開発スフォーニ設計局が独自開発したSu-37の強化試験機。 米国、A-12 アベンジャーを配備開始 2000 1月:国連横浜基地、オルタネイティヴ4占有区画稼働開始1月の段階でオルタネイティヴ計画占有区画が完成し、研究機関が帝大より移設される。それに伴い、帝国軍練馬駐屯地に仮移設されていた衛士訓練学校も移設。 2月:帝国斯衛軍、純国産第三世代戦術機「武御雷」配備開始 5月:EU、EF-2000 タイフーン、英国陸軍、及び国連欧州方面軍に実戦配備開始。供給の優先順位から、国連初の配備部隊に西独軍"ツェルベルス"大隊が選定される。 米国、米国議会内にもG弾脅威論噴出 G弾脅威論が反オルタネイティヴ計画思想に発展キリスト教恭順主義に傾倒した国連職員によってG弾爆心地の写真と様々なデータが暴露され、その実状に触れた米国議会内でもその使用に疑問を持つ派閥が現れ始める。同時に、G弾脅威論に賛同していた国々の中に、オルタネイティヴ計画そのものの是非を問う動きが出始める。 日米共同戦術機開発計画・XFJ計画を承認米国の持つ最新戦術機開発技術の習得を目的とした、94式戦術機改修機開発計画が帝国議会に承認される。F-4の耐用年数が迫る中、その代替機となる次期戦術機の機種選定を巡って議論が紛糾。巌谷榮二中佐の提唱した日米共同開発計画案が、米国の最新技術を盗み、日本の開発技術の底上げを行うという建前を落とし所に採用された。一方米国でも、XFJ計画の受注元であるボーニング社の活発なロビー活動の結果、反オルタネイティヴ5派閥の取り込みが成功し議会承認された。 2001 国連横浜基地、実稼働開始7割程度の完成度ではあったが、主要な基地機能が概ね100%の稼働状況に達したため、全面開設が認可される。未完成部分の工事は継続。 香月夕呼博士、米国のオルタネイティヴ支持派と会談オルタネイティヴ4を支持する政財界の代表団が香月博士と秘密裏に接触し、HI-MAERF計画接収を協議セットアップしたのは帝国情報省・外務二課の鎧衣左近である。同時に反オルタネイティヴ5派にも接触工作を仕掛けた。 2月:BETA新潟上陸。 3月:F-22Aラプター部隊配備開始。 5月:XFJ計画、始動 8月:BETAカムチャツカ半島東岸部侵攻。 08.28:XFJ計画、不知火・弐型ロールアウト 9月:国連ユーコン基地に於いて、大規模テロ発生。 11.11:BETA新潟上陸。 11.29:国連横浜基地に於いて、極秘裏に新概念OS(のちのXM3)の実証試験実施。 12.05:12・5事件。帝国軍の一部によるクーデター。 12.10:国連横浜基地に於いて、新概念OS・XM3のトライアルが実施されるトライアル中、捕獲されていたBETAが逃走し、多数の死傷者が出た。 12.24:国連軍第11方面軍司令部及び、帝国軍参謀本部より、『甲21号作戦』発令。 12.25:G弾による佐渡島消滅を以て、佐渡島ハイヴの破壊に成功。 12.29:佐渡島ハイヴの生き残りのBETAが横浜基地へ急襲。横浜基地は大損害を被る。 12.31:桜花作戦発動。 2002 01.01:あ号標的の破壊。 7月:東シベリア奪還。 2003 04.10:錬鉄作戦発動。鉄原ハイヴ(H20:甲20号目標)攻略作戦。 04.12:鉄原ハイヴ制圧。 8月:日本帝国、ソ連共同軍による、サハリン沿岸のBETA掃討作戦。 2004 欧州奪還作戦。
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ファーマー プリンス/プリンセス ウォリアー ファランクス パイレーツ シノビ モンク ゾディアック ビーストキング バリスタ ファーマー ショーグン アンドロ 概要 スキル一覧 スキルツリー スキル詳細 サブクラス [部分編集] ◆ステータス Lv HP TP STR TEC VIT AGI LUC 1 36 15 3 3 5 6 12 35 169 97 15 17 23 25 41 70 305 181 28 31 42 45 71 99 390 233 36 39 54 57 89 評価 1 2 1 1 2 2 5 ◆装備可能武具 農具・軽鎧・服・その他共通武具 農具とは各武器種内でファーマー専用となっている一部のものを指し、武器カテゴリ自体は存在しない。 武器種に依らず速度補正は±0となっており、サブクラスで対応する武器マスタリーを取得した場合にはファーマー以外でも装備可能になる。 メインクラスの武器マスタリーを取得しても装備可能にはならない。 (例えばウォリアーが鎚マスタリーを取得して速度補正±0の備中を装備→不可能 ファランクス/ウォリアーが鎚マスタリーを取得して速度補正±0の備中を装備→可能) また、サブクラスでファーマーを習得しても農具は装備できない。 抜粋すると以下のものが農具に該当する。 名前 性能 分類 買値 品切 スロット 必要素材 説明文 備考 大ナタ 攻撃力+14 剣 50 - VIT - 山林での作業などの時によく用いられる片刃の農具 初期販売品 ピッチフォーク 攻撃力+16 槍 60 - LUC×2 - 長い柄と三叉になった歯が特徴的な収穫時に使う農具 初期販売品 ジャイルズのクワ 攻撃力+52 槌 - - HP×2 - バタビアで農業を営むジャイルズからもらったクワ 大航海クエスト報酬「再起を賭けた果実」唯一品 カブキリ 攻撃力+57 槌 1,290 - 空き×2 赤海星の核×2 切り株の切断のために農民がよく用いる農具 第二階層 スペードスコップ 攻撃力+78 槍 3,780 - 空き×3 卵殻のカケラ×2 土を掘り返したりする時に使うことが多い農具 第三階層 稲刈り鎌 攻撃力+107 剣 7,610 - 空き×2 剣魚のウロコ×2 稲を収穫するときには欠かせない農民必携の農具 第四階層 くれたたき 攻撃力+141 槌 13,100 - 空き×4 ネズミの前歯×2 固い土の塊などを砕く時に使う破砕用の農具 第五階層 備中 攻撃力+163 槌 29,800 - 空き×4 星映しの卵殻×3 非常に多様な使用法を持った強力に購買欲を誘う農具 第六階層 スキル一覧 ※各スキル名をクリックすると詳細説明に飛びます。. 名前 最大Lv 効果 必要スキル 消費TP 備考 Lv 1 .★. 大自然の恵み 10 自分が生存状態だと全員の習得経験値が上昇する、ファーマー専用のスキル - - 固有スキル ブレイブハート 5 自分が前衛でHPがMAXの場合ターン終了時に自分のTPが回復する 怪我の功名Lv5 - 五分の魂 10 戦闘中一度だけ、ターン終了時に一定確率で自分の戦闘不能を回復する 鳴かずば討たれずLv5不思議な種Lv3 - 解体マスター 5 戦闘終了時のアイテムドロップ率が上昇するスキル キャンプマスターLv3 - 野生の嗅覚 10 採集ポイントでのレア入手確率が上昇するスキル 収穫マスターLv3 - キャンプマスター 10 野営時に戦闘不能と石化を回復&味方全体のHP・TP回復量が上昇 - - 子守唄 10 子守唄を歌って眠りを誘うスキル敵全体と自分に睡眠効果を付与する - 2 10 自分自身は必ず寝る 鳴かずば討たれず 10 息を潜め、3ターンの間敵から標的にされにくくなるスキル 子守唄Lv1 3 7 不思議な種 10 不思議な種をまき、ターン終了時敵全体の頭か腕か脚を封じるスキル 子守唄Lv3 3 8 弱り目に祟り目 10 4ターンの間、敵全体の攻撃力を低下敵が状態異常中だと効果が大きい 子守唄Lv3 5 9 怪我の功名 10 自分が状態異常の時、その状態異常を敵1体に押し付けるスキル 弱り目に祟り目Lv3 3 10 応急蘇生 10 味方の戦闘不能を回復するスキルキャンプメニューでのみ使用可能 キャンプマスターLv5 5 5 回復量は固定値 収穫マスター 5 伐採・採掘・採取ポイントの全てのポイントで採集できるスキル - - 二毛作 10 伐採・採掘・採取の実行可能回数を回復させるスキル 収穫マスターLv5 10 55 探知マスター 10 一定歩数の間、フロアのF.O.Eの位置を地図に表示させるスキル - 6 10 Lv1:5歩Lv2:10歩Lv3:15歩Lv4:20歩Lv5:25歩Lv6:30歩Lv7:35歩Lv8:40歩Lv9:50歩Lv10:60歩 帰宅マスター 1 街に帰還することができるスキル 探知マスターLv1 13 - アリアドネの糸と同じ効果 アメニモマケズ 10 一定歩数の間、ダメージ床とぬかるみ床の効果を無効化するスキル 探知マスターLv3 10 14 Lv1:10歩Lv2:15歩Lv3:20歩Lv4:25歩Lv5:30歩Lv6:40歩Lv7:45歩Lv8:50歩Lv9:60歩Lv10:70歩 安全歩行 5 一定歩数の間、敵との遭遇率をゼロにするスキル 探知マスターLv5 12 14 Lv1:15歩Lv2:20歩Lv3:25歩Lv4:30歩Lv5:40歩 みちくさ 1 ひまつぶしを始め1時間経過させるスキル - 2 - スキルツリー 固有 大自然の恵み/10 子守唄/10 Lv1 鳴かずば討たれず/10 Lv5 五分の魂/10 Lv3 不思議な種/10 Lv3 弱り目に祟り目/10 Lv3 怪我の功名/10 Lv5 ブレイブハート/5 収穫マスター/5 Lv3 野生の嗅覚/10 Lv5 二毛作/10 キャンプマスター/10 Lv3 解体マスター/5 Lv5 応急蘇生/10 探知マスター/10 Lv1 帰宅マスター/1 Lv3 アメニモマケズ/10 Lv5 安全歩行/5 みちくさ/1 [部分編集] 概要 その能力とスキルの貧弱さから、ダメージ要員としてはかなりお粗末。 全Lv帯で常に最下位というある意味すさまじいSTR/TECのため、リミットスキルでも火力は期待できない。 専用装備である農具の性能が意外と高いため、入手直後は通常攻撃だけでもそこそこがんばれるのだが…… HPが少々心もとないため耐久力は高くはないが、イメージに反して実はモンクに半歩負ける程度。 VITは平均レベルあり軽鎧も装備できることもあって前衛職抜きパーティでは二番目に硬く、普通のパーティでもしっかり防御を固めれば前衛は張れる。 SPDも平均レベル(少し物足りないが)。農具や短剣の速度補正も含めウォリアーやビーキン等よりは早く動く。 LUCだけは全職中ぶっちぎりのトップなため、異常要員等にすると意外なまでの働きを見せてくれる。 自前で「不思議な種」による封じ役を務められる他、まどろみの絵本などの異常特化装備や、鍛冶で複数種の異常/封じを付加した武器を持たせると良い。 それ以外にも戦闘で活躍させたい場合はサブクラスで補えばいい。 特に石化や即死との相性が抜群である。 探索のエキスパートというだけあって、フィールドスキルは他の追随を許さない優秀さを誇る。 また樹海内で発生するミニイベントのうち木の実やキノコといった自然物に関わるイベントでは、毒草を指摘したり、おいしいイモをご馳走してくれたりと、有用な結果をよく招く。 マップ埋めを重視しているときなどに1名加えておくと、快適な旅を約束してくれるだろう。 育成指南 ファーマー5人の収穫特化PTを作る場合、聞きかじりを覚えさせるか、 クエストクリア時の経験値を与える様にすると育成するのが楽になるだろう。 スキル構成は、1人を収穫マスター+帰宅マスター、もう1人は安全歩行+TPブースト。 残りは収穫マスター+二毛作+野生の嗅覚にしておこう。野生の嗅覚があると戦闘のリスクを負わずレアを取得出来る。詳しくはこちら 最終的に3人に収穫+二毛作、2人に収穫+帰宅+安全歩行をマスターさせれば、一度潜るだけで最大55個も手に入れる事が可能。 大抵消費アイテムを常備していてあまり素材集め出来ないので、二毛作は後回しでも大して問題ない。 また、素材集めに完全に特化させる場合、最終的には収穫マスターとコモンスキルの各種採集スキルを上げていくことで、 二毛作無しでも採取、伐採、採掘をそれぞれ60回以上可能になるので、二毛作側は休養させて帰宅・安全歩行に切り替えてしまっていいだろう。 メインパーティに加えるなら、序盤は後衛で子守唄を使った睡眠要員。序盤から前衛へ出す場合でも、子守唄は他スキルの条件なので取っても損はない。 前衛の火力が不足しているなら、ジャイルズのクワを手に入れたのち思いきって前衛に立たせてみるのもあり。 専用最強武器の備中も最強の短剣ダンダ・チャクラと同等の攻撃力を持っており、4つある空きスロットに属性を詰め込めばそれなりの威力になる。 このラインの攻撃力と4つ以上の空きスロットを兼ね備えた武器は他にもいくつか存在するが、FOEおよびボスドロップが素材となるものばかり。備中の素材は21F雑魚ドロップなため、それらに比して入手が簡単なのが大きな長所。 (なお属性詰め込み前提なら空スロ*6短剣の布都御魂が存在するため、サブクラスの武器マスタリー無しだとこちらが最強装備となる。素材集めがかなり面倒なのは欠点) LUCとAGI以外のパラメーターが低すぎるので、中盤以降もメインパーティに加え続けるのであれば何かしらの補強が必須。 サブクラスのマスタリーで強い武器を持たせるにもSTR・TECが本職の1/2以下なのでアタッカーとしては機能させづらい。 とはいえ、本当の弱点はステータスの低さよりも、スキルの貧弱さである。サブクラスからスキルを取り補助役にすれば十分戦える。 ……ちなみに、愛を注ぎ込む(引退、法典を使う)ことでサブクラス習得なしの純ファーマーだけで六層ボスを倒すことも可能(ニコニコ動画に動画有り)。農民だって根性出せば案外やれるのだ。 [部分編集] スキル詳細 ▼ 大自然の恵み Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 経験値増加率 10% 12% 14% 16% 18% 20% 22% 24% 27% 30% パッシブスキル(固有スキル) Lv1で10%、以降Lv8まで2%ずつ上昇し、Lv9,10は3%ずつ増加で合計30%の経験値増加になる(経験値1.3倍)。 効果が累積するので、ファーマーが5人ともLv10所持の場合は30×5=150%となり、最大で2.5倍の増加になる。経験値は人数割りされるので、聞きかじりの経験を考慮しないなら少人数で倒した方が一人あたまの経験値は多くなる。 元々少人数PTの方が一人あたまの経験値は多く、このスキルで増えた分も分割されるので、ただ単に入れただけではPT人数を減らした場合とそこまで差は無い。どちらかと言うと経験値量を維持しながら頭数を増やせるスキルと考えた方がいいだろう。入手経験値の総量が増えるので、微々たるものだが「聞きかじりの経験」の恩恵も増える。 ミッションやクエストで貰えるクエスト報酬固定経験値には適用されない。 育成用ファーマーであれば、できれば早めにLv10まで上げたい。メインPTのファーマーなら他に回したいところだが、それでもLv1は取得しておきたい。後で伸ばすかどうかはSPと要相談。 大航海クエストに登場するNPCファーマーはそこそこのLvで習得している。経験値稼ぎの際にはお世話になるとやや楽になる。一方で、PT5人の経験値を揃えることにこだわっている場合は激しく邪魔になる。 ▼ ブレイブハート Lv 1 2 3 4 5 TP回復量 1 2 3 4 5 パッシブスキル 独立独歩でTPを補給できるという、それなりに希少価値のあるスキル。極めるにはスキルポイント16が必要。 ファーマーを前衛に置く場合は何らかの対策を要するので、他のサブとして選択した場合に活きてくる。耐久のあるキャラが優先的に狙われる今作では、前衛ファーマーは割と素の状態でも満タンを維持出来たりする。相手次第ではあるが。 「ロイヤルベール」などターン終了時回復するスキルが発動する前に全快していないと、そのターンは発動しない。リミットの武息の場合は同一ターンでも発動する。 PTに「アンブッシュ」持ちがいるなら先制すれば確実に発動させられる。「キングスマーチ」もあれば更に楽。リミットスキル「武息」使用後にも確実に発動する。 ▼ 五分の魂 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 発動率 16% 18% 20% 22% 24% 27% 30% 33% 36% 40% パッシブスキル Lvにかかわらず復活時のHPは20で固定。 効果は悪くないが、前提含めるとSPがやや重いのが難。 復活のタイミングは重要なのに最大40%なので、優先度は低目。 ▼ 解体マスター Lv 1 2 3 4 5 増加値 1% 2% 3% 4% 5% パッシブスキル 乗算ではなく増加値の人数分加算。5人Lv5だと、レアドロップ品(ノコギリガザミの「血塗れの大刃」など)の確率も10%→35%になる。本作のレアドロップ品はかなり入手しづらいうえにそこそこ数が要るので、このスキルがあると多少楽になるかもしれない。 大航海の終盤で、撃破した敵のすべてのドロップ品が手に入るリミットスキル「幸運のハンマー」が手に入ることは留意。また解剖用水溶液も終盤で量産可能。これらが手に入るまでの攻略中のドロップ率を上げるためのスキル。 バランスのいいクラス5人(パフモゾバ等)のサブをファーマーにすることで、戦闘・採集を問わないアイテム稼ぎ用パーティも育成可能。 第6階層辺りまで来ると基本ドロップ率が低いのか、一人がマスターしている程度では何も落とさないこともしばしば。それでも有る無しではかなり差が出る。その頃には幸運のハンマーがあると思われるのでそちらのほうが有用か。 最高難易度の1%ドロップ品である宝典系も26%まで上がる。なんと26倍である。…が、宝典稼ぎをするなら素直に幸運のハンマーに頼った方が良いだろう。 ▼ 野生の嗅覚 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 レア入手率 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 10% パッシブスキル 伐採、採掘、採取でのレア入手率UP。このスキルがあれば、予感前にレアが出る様になる。 Lv1でもたまにレアが出るが、レベルを上げると確率が上がる。 複数のファーマーが取得している場合、解体マスター同様に全て加算される。最大で10%×5=50%。 安全にレアを獲得したい、多くお金を稼ぎたい時に有用。第6階層のレアは一つ4500enと破格の売却価格を誇る。一周で200,000en以上を稼ぎ出すことも。 通常素材の取得率にも偏りがあるため、30%を超えたあたりで素材3種の内1種が極端に入手し辛くなってしまう。 非レア素材(各2つのうち確率の低い方)が欲しい時は却って邪魔になる。なので、いっそ「野生の嗅覚」の有無で採集PTを2組作ってしまうのも悪くない。レア狙いPTならAGI・LUC特化で「 !!ああっと!! 」時の逃走率アップを、アンコモン狙いならTP特化で「二毛作」回数アップ、というように装備も変えてやると尚良し。 ▼ キャンプマスター Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 HP追加回復量 40 80 120 160 200 240 280 320 360 500 TP追加回復量 10 20 30 40 50 60 70 80 90 125 パッシブスキル 通常テント使用時の回復量(HP100、TP50)に、上記数値分及び蘇生・石化解除の効果が追加される。つまりLv1ならHP140、TP60、Lv10ならHP600、TP175回復する。習得者が複数居れば、その分加算される。例えばLv3が2人居る場合、回復量はHP340、TP110となる。 ファーマー自身が死亡・石化していても蘇生・石化解除の効果は発動する。 「解体マスター」前提のLv3だけでもテントを2、3個以上使えばほぼ全回復できる効果がある。Lv10で急激に効果が増えるため、キャンプの時間経過が気になるならマスターを狙いたい。 テントが100enなので、中盤以降宿代、治療代をケチりたい人は控えのファーマーに覚えさせておくといい。ただ、そういうプレイングだと低レベルの大航海クエストを済ませるほうがより安上がりなので…… ▼ 子守唄 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 2 3 4 5 6 7 8 9 10 催眠成功率 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 55% 60% 速度補正 ±0 頭スキル 敵全体と自分に催眠。自分への催眠率はLvに関わらずほぼ100%。 序盤にファーマーが戦闘で活躍できる唯一のスキル。 寝てしまうリスクがある分、成功率は「忍法 含針」や「催眠梟招来(獣王マスタリー無し)」よりもやや高いが、ある程度上げないと成功率がリスクに見合わない。Lv10まで上げれば基礎成功率が6割に達し、耐性の無い相手なら大抵眠るようになる。 毒や呪いなど、睡眠より優先順位の高い状態異常中は自己睡眠のリスク無しに連発できる。一応盲目・麻痺を寝て治す事も可能だが、行動できなくなるので素直に治した方が早い。 全体睡眠が役に立つのは主に雑魚戦なので、睡眠さえかけてしまえば後はファーマーが寝ていても特に問題はない。 速攻で処理できない強敵相手に使う場合はさすがに起こさないと危険。リミットスキルの「介護陣形」と組み合わせるのが手っ取り早い。 「忍法 分身」とのコンボでリミットスキルを何度も使い回すことができる。(詳しくはリミット・コモンスキル参照)「子守唄」で眠ってからリミットスキルを発動するまでに眠っていた方が何らかの理由で目覚めてしまうと、通常通り全員のリミットゲージが消耗してしまう。「ディバイドガード」役も連れていくなど工夫はしておきたい。 ターン開始時に発動するリミットスキルを使う場合は前のターンで寝かせておくことを忘れずに。 戦闘終了時に分身が統合される際、リミットゲージは本体(分身時、元の位置にいたキャラ)の分が引き継がれるので、この場合の攻撃系リミットスキルは分身の本体以外に使わせること。 単体リミットスキルでこれを行う場合はファーマー/シノビ、シノビ/ファーマーでないと不可なので注意。 ▼ 鳴かずば討たれず Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 3 4 5 6 7 狙われ補正 -3~5 -3~6 -3~7 -3~8 -3~9 -3~10 -3~12 -3~14 -3~16 -3~20 速度補正 +6 頭スキル ファランクスの「挑発」の逆バージョン。挑発と同様の弱点を持っている。 HPがMAXの場合に発動するスキルを持っている場合などに有効活用出来る。 全体攻撃に無力なことや素の耐久力の関係上元から狙われづらいこともあり、優先度は低目か。 全体攻撃には護符やミストを活用する事で欠点を補えば自衛手段としては有効。全体攻撃を複数持っている相手でも2属性までなら護符+ミスト+このスキルでほとんどダメージを受けない状況を作れる。 全員が「鳴かずば討たれず」を使用したからといって敵が全体攻撃しか使わなくなるわけではないのであくまで1人だけピンポイントで死なないようにする使い方。 「カウンター」狙いの仲間やビーストキングの剣虎が居る場合に他の全員がこのスキルを使用する事で「忍法 招鳥」や「挑発」を使わずに1人に攻撃を集中させることも一応可能。本来「挑発」に使うはずだった強化枠を別の強化に使えるのが利点だが流石に現実的ではないか。 ▼ 不思議な種 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 3 4 5 6 7 8 腕スキル 種をまく。ターンの最後に発芽する(しないこともある)。発芽するチャンスはそのターンのみ。スキルLv9以上なら確実に発芽が成功する(【リマスター版】のみ確認。【DS版】は未検証) + 発芽率検証 かみつき魚に不思議な種(Lv9)を100回使用。100/100の確率で発芽の成功を確認。 敵1体毎に3種類の効果判定が行われるので、理論上全員を3種類封じ状態にすることも可能。 当然と言うべきか、封じの成功率はあまり高くない。一箇所も封じられない事もザラにあるので期待し過ぎてはいけない。 ダメージを与えないのが条件ドロップ狙いには便利。 低SPで習得可能な為、序盤で条件ドロップを狙う場合に大活躍。 ▼ 弱り目に祟り目 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 5 6 7 8 9 被dam倍率 95% 94% 93% 92% 90% 状態異常時 80% 77% 74% 71% 68% 65% 62% 58% 54% 50% 速度補正 +3 腕スキル いわばウォリアーの「ウルフハウル」の攻撃力版。これをかけた後で状態異常にしても効果が上がる(かけた後で状態異常が消えると効果も下がる)等、基本的な特徴は同じ。 各種号令やビーストロア、ガードスキルなどは物理属性しか軽減できないため、全属性対応の防御手段というのは何気に貴重。 最大Lvまで取得すると、これ単体でもビーストロアLv2~Lv3相当の効果が得られ、敵の攻撃を耐えられるラインが変わることがある。 敵の攻撃力強化を打消せるので、レベル1でも役立つ事は多い。 状態異常のうち、併用した際に特に有効なのは、敵のダメージ行動を阻害できない「毒・腐敗」や、阻害はできても不安定な「盲目・麻痺」辺り。「混乱」に対しては、敵の大半の攻撃を封じるので、このスキルよりも防御弱体などを優先させてもいいかもしれない。 「呪い」に対しては、反射ダメージも下がってしまうため注意したい。 大王ペンギンの我慢など、ダメージが固定値の攻撃にはさすがに効果が無い。 使いづらい傾向のあるファーマーの戦闘スキルの中で、特にデメリットが無く使いやすいため、SPがあれば取っておくといいだろう。リミットスキル「守護陣形」やビーストキングの「ビーストロア」(こちらは斬突壊限定だが)と合わせれば、打撃がすべて痒くなるレベル。 ▼ 怪我の功名 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 3 4 5 6 7 8 9 10 成功率 60% 63% 66% 70% 74% 78% 82% 86% 90% 999% 速度補正 +3 腕スキル Lv10だと無効(完全耐性)でない限り100%押しつける。 本当に厄介な異常は、もっと確実に治療したいというちょっと厄介なスキル。 当然、行動不能系(石化、睡眠等)は押し付けられない。 なので実質的には麻痺、呪い、毒、腐敗、盲目の5種類にしか使えない。 ファーマーはLUCが高く異常の羅病率が低いため、どちらかと言うとウォリアー等のLUCの低いクラスのサブ習得に向いている。 ▼ 応急蘇生 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 5 HP回復値 1 30 60 100 140 180 220 260 300 500 探索スキル キャンプメニューでのみ、戦闘不能となった味方を回復できる。 ネクタルが早い時期から格安で手に入るので需要はさほどでもない。それでもTP5で蘇生ができるので1だけでも取っておくといざという時便利ではある。 アイテムをあまり持って行きたくない収穫特化PTでは、それなりに役立つ。 宿やテントの出費が痛い序盤では習得しても損はないだろう。 ▼ 収穫マスター Lv 1 2 3 4 5 増加値 1 2 3 4 5 探索スキル 同時に3種の採集回数を増やせる、とてもお得なスキル。その分、最大でも5回分しか増やせない。ファーマー5でも各25回止まりなので、便利ではあるがこれだけでは物足りなくもある。 コモンスキルと合わせると、1人で採取・伐採・採掘を各15回ずつまで採集可能となる。「野生の嗅覚」を覚えないならアリかもしれない。所持アイテム上限:60個に合わせるなら、「収穫マスター:Lv5」に加えて「伐採/採掘/採取:各Lv7」を5人ぶん用意すればOK。 採集回数はあくまでパーティ全体で管理される。そのためこのスキルを覚えているメンバーが動けない状態であっても、採集回数には何ら影響しない。 ▼ 二毛作 Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 回復値 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 探索スキル TPを消費して3種の採集回数を回復する。樹海の採集ポイントと街とをわざわざ行き来する手間を大きく省ける。1キャラクターが賄える採集回数は最大まで伸ばしてもそれぞれ各15回までで、且つそこまで至るには膨大なSPが必要なので、序盤の内は重宝する。採集要員が4人いれば、回復なしで所持アイテムの限界所持数である各60回まで行える。最終的にはギルドの採集要員を4枠以上割くことを厭わないならば、基本的に無用のスキルとなる。逆に言えば、採集要員の人数をできる限り絞りたいならば、最後まで重要となるスキル。特に上述の「野生の嗅覚」の有無でレア素材狙いと非レア素材狙いの2PTを作る場合など。 レベルを上げると一度に回復する採集回数も増えるが、その分消費TPも跳ね上がっていく。序盤に使うには少々苦しいか。当然であるが『回復するスキル』なので、最大値が10未満なら途中で止めないとTPとSPの無駄遣いになる。 メインシノビで煙りの末Lv10とあわせて取得すると便利。その際はLv1で止めるとTP消費1で使用できる。「煙りの末」の効果が固定値のため、Lv2以上にすると逆に効率ががた落ちする。TPに余裕が出てきて「二毛作」を連打するのが面倒に感じられるようになったらLvを上げると良い。いくらTPを余らせたところで一度に所持できるアイテム数には限界がある。結局のところ所持アイテムが満タンになった時に、最悪一人「帰宅マスター」する分のTPさえ残っていればよく、一度のTP効率にこだわり過ぎて費やす手間と時間を必要以上に増やすのは本末転倒である。 採集ポイントに到着した時間帯によっては「みちくさ」で日付を変えて採集回数を回復する手段もある。 ▼ 探知マスター Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 6 7 8 9 10 歩数 5 10 15 20 25 30 35 40 50 60 探索スキル ゾディアックの「星体観測」の拡大版。綿毛狩りに最適。 新しい階に降りたらすぐに使ってFoEの位置を確認、アイコンを配置しておくと、かなり気分が楽になる。数回歩いて行動パターンや範囲を確認しておくとなお良し。初期配置を見るだけなら中盤以降に店に並ぶ簡易遠眼鏡でも良いが、そちらは品切れがある上に素材がドロップアイテムのため、数を揃えるのが非常に面倒くさい。 今作は前作までと違い、踏んだことのない床にいるFOEは地図に映らないのでかなり便利。 B17F以降に配置されてる不可視ゾーン内の冒険者がいる時には効果無し。(一度出れば確認できるようになる) ▼ 帰宅マスター Lv 1 消費TP 13 探索スキル 言わばTPが有る限り無尽蔵に使える「アリアドネの糸」。パーティーに使い手が1人居れば、帰るたびに糸を買い直す煩わしさから開放される。 早目に取得しておけば、序盤から終盤まで常に使える便利スキル。特に序盤は糸の値段がかなり財布に厳しいため、このスキルのおかげで装備の充実が早まれば間接的に大幅な戦力強化となる。糸の販売解禁前でも緊急脱出できるメリットは大きい。最序盤限定でもファーマーを入れてみる価値は充分あるのだ。 当然だが、習得者がTP枯渇状態や死亡状態では使えない。糸・アムリタ・ネクタル・「リザレクト」用のTPも無い……という事態に陥らないようにしよう。このような事態にならないためにも、習得者は戦闘でのTP節約にも常に気を配っておく必要がある。 うっかりさんプレーヤーは糸とこれの二段構えにしておくのも一つの手。hageるよりはマシである。 ▼ アメニモマケズ Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 消費TP 10 11 12 13 14 歩数 10 15 20 25 30 35 40 50 60 70 探索スキル ダメージ床だけでなく、ぬかるみも回避出来る探索スキル。そのため、第一層の宝箱を初到達時点で難なく回収出来る様になり、序盤の態勢を整えるのにそれなりに役立つ。 今回のダメージ床は1歩で10ダメージと結構痛いので、安全歩行のついでにLv1だけでも取っておくとかなり気が楽になる。ダメージ床対策はモンクの「火渡りの行」の他に、プリンスの「キングスマーチ:Lv10」も含まれる。「火渡りの行」は前提スキルこそ無いものの下位互換、「キングスマーチ」はマスターに至るまでのSPがかなり重いのが難点。 対TP効率は上がるが、長距離の特殊床は少ないのでLV1で十分かもしれない。 こちらがあれば火渡りの行にモンクのSPを割かなくて済むのも長所。ファーマーとモンクでは能力も役割も全く異なるので、総合的に考えると一概に上位互換とも言いづらい。採集用やMAP作成用としてなら、こちらのほうが役立ってくれるだろう。 他の仕掛け床(回転床・落とし穴など)は一切回避できない。期待しすぎないように。 10Fを越えればしばらくは出番は無くなる。ダメージ床で死ぬことは無い(HP:1で止まる)。「安全歩行」や立ち回りで戦闘回避できるのであれば、必須と言えるほどのスキルではなかったりする。 ▼ 安全歩行 Lv 1 2 3 4 5 消費TP 12 13 14 歩数 15 20 25 30 40 探索スキル 100%エンカウントが発生しなくなる便利な探索スキル。ランダムエンカウントはこれを使えば無くせるが、FoEやイベント戦には無意味なので油断は禁物。エネミーアピアランス増加は反映されるまでに少々時間がかかる。このため少々移動してからこれを使うと『スキル効果は発揮されるがエネミーアピアランスは増加していく』という事も。完全に青状態で使えば、効果時間中に増加することはないのだが。 収穫専用PTには是非欲しいスキル。通常探索PTでも戦闘を後回しにして、探索を優先したい場合は非常に有用。小技として、まずはファランクスの「警戒歩行」を使い、エネミーアピアランスが赤くなってきたらこれを使うようにすると、かなり歩数を稼げる。 周回プレイ時にも大きな効果を発揮する。 また、F.O.Eを回避する際、エンカウントにおびえなくて済む。 効果期間が短く思われるが、隠し通路を活用すれば20~30歩で階段まで辿り着けるので問題ないだろう。 リミットがMAXの状態でボスまで行きたい場合などでも活躍出来る。 意外と消費が重いことには注意。うっかり「帰宅マスター」分のTPまで使ってしまわないように。 消費TPの上昇に対する歩数の増加度合いがやたら高い。SPに余裕が有るならマスターして損は無し。シノビ/ファーマーの場合はLv2(煙りの末10で消費TP:3)で止めたほうが無難だろう。だが所詮は15~20歩程度なので、いかに燃費が良いとはいえB15~16Fのような長丁場だとTP消費&手間がキツい。上述のようにファランクスの「警戒行進」と併用して、負担を分散/軽減してやったほうが良いだろう。 ちなみにファランクスの「警戒行進」、パイレーツの「トラブルメイク」とは同時に使用できず、後から掛けたものに上書きされる。 F.O.Eと戦わなくて済む場所(9~11F・夜間時など)でなら、ダメージ床を強引に踏破するのにも使える。ダメージ床で戦闘不能になる事は無いので、戦闘にさえならなければ、例え全員のHPが1でもリスクはほとんど無いに等しい。 リマスター版において、採集時のみ難易度PICNICに切り替えるようなプレイスタイルだと必要性は大きく下がる。ファーマー5だろうと装備を整えておけばAUTOバトルで片付いてしまうので……とはいえ所持品をドロップで圧迫されて採集回数を使い切れないという事態を回避しやすくなるので、採集ポイントまでの道中が長い場合は使っていく理由にはなる。 ▼ みちくさ Lv 1 消費TP 2 探索スキル その場で1時間経過させるスキル。 時間限定モンスターと戦いたい場合や、バリスタ、アンドロの為に夜にしたい時、ショーグンの「明星」「禍時」の威力上昇時間外を避けたい時に役立つ。 FOEは移動しない。そのため、時間帯によって動作が変わるタイプの敵に追われた際の回避手段としても利用できる。 日付を進めると採集回数が全回復するため、「採集」→「みちくさ」連続使用で1日経過→採集という使い方もできる。PTの採集回数が多い場合は「二毛作」よりTP効率が良い。 「みちくさ」しはじめた時刻次第では手間と時間が「二毛作」連打以上にかかるので注意。夜に出発するなど工夫をこらしたい。 メッセージのパターンが意外と多く設定されている。脳内妄想のお供にも良し。 [部分編集] サブクラス 非力なファーマーをメインにする場合は、必然的に大自然の恵みの恩恵に期待する事となる。その為基本的にはサポート役が主な役割となる。トップクラスの運の高さを利用して、状態異常や封じ要員として活用するとよい。 大自然の恵みは戦闘力には直結しないため、育ちきったパーティや、戦闘力を重視するパーティであればメインで採用する理由はほぼ無い。 ▼ ファーマー/プリンス(プリンセス) 鳴かずば討たれずによってロイヤルベールが活きやすい。単体攻撃が主体の敵ならずっと自動回復していられる。 号令はステータスの影響を受けないので、号令役はファーマーでも十分に勤まる。 エミットウェポンは自身の能力に依らない攻撃ができるため、アタッカーにもなれる。TPは低めなのでここぞと言う時に。 TPを消費せず、TECに左右されないキングスマーチとの相性も良い。 大自然の恵み・解体マスター・応急蘇生・帰宅マスター等+ロイヤルベール・王者の凱歌・キングスマーチで超安定の探索行。ドロップ・経験値も増え、糸忘れにも対応。戦闘時は各種号令に1ずつでも振っておけば生きる場面も。 ▼ ファーマー/ウォリアー 弱り目とウルフハウルで敵の弱体化が可能。高LUCを活かしたクラッシュブローで状態異常にもしやすい。物理限定の他のスキルと違い、全ての攻撃に影響するのでハマったときは強力。 基本的にSTRが低いので火力にはならない。 クラッシュブロー、アームブレイカーおよびスタンアタックの補助効果は本職より狙いやすい。槌スキル目当てだとジャイルズのクワやカブキリなどのファーマー専用槌を持たせれば攻撃速度が若干改善される。火力度外視のまどろみの絵本やブラインドダガー等にさらにスタンを乗せられるのでスタンアタックが活きやすい。 ▼ ファーマー/ファランクス 攻撃力も火力スキルもTPも無く戦闘中暇になりがちなファーマーにとって盾役は適任。盾役はPTに1人居れば良い為ファランクスの枠が空き、他の職を入れられるのも大きな利点。 HP差と金属鎧装備不可が気になるのでパリィ2種は外せない。HPブーストも欲しいが即死さえしなければどうにかなるのでアクセサリを使い分けたい。 HPが低い分、オーバーガードを本職よりも使いこなせる可能性はあるが……? SPが余りがちなため三色ガードを極めるのもいい。Lv10にすれば無効化するためヤワさも気にならない。TECが低く属性攻撃で大ダメージを受けるので終盤はほぼ必須。 気の長い話ではあるが、3色ガードはどうせいるのだからサブ取得前は大自然の恵みと帰宅マスターのみ取得し他のメンバーが育つまで待つという作戦もある。3竜戦まで連れて行けるならPTおよび聞きかじり組に大きな恩恵がある ▼ファーマー/パイレーツ TP効率、攻撃力ともに本家より劣るが、インザダークで盲目、ハンギングで封じを狙えば高いLUCを活かせる。 ハンギング自体の攻撃力も高いので、そこそこ程度の火力は期待できる。インザダークは弱り目に祟り目用の状態異常を自前で準備できる。 高いLUCを活かした状態異常武器我流も悪くない。雑魚戦の燃費が楽になるが、キャンプマスターがあるファーマーはTPに困らないということは念頭に置いておこう。 リミットブーストでリミットを高速で回すことも出来る。ただしSTRやTECが低いので陣形などの補助リミット専門にしたい。 「イーグルアイ」は、火力を持たず手が空きやすいファーマーにとって、パーティ総ダメージを伸ばせる手段が増えるため相性が良い。ただ育て方によってはSPが余りがちなファーマーの場合、目的が「イーグルアイ」だけだと勿体ないことも。上述されているバステ付与スキルやパッシブも絡めての取得が推奨される。 大自然の恵み+解体マスター+トラブルメイクで黙々と雑魚狩り。別メンバーにアンブッシュがあればなお良し。 ▼ファーマー/シノビ 本職よりもLUCが高いため首切りが決まりやすい。雑魚戦でかなりの活躍が期待できるが前提が厳しくマスターはかなり先になるのが欠点。 飯綱は首切より成功率が高く(雑魚敵なら7~8割程度)、対FOEでも割と良い確率で決めるため、安定感を求めるならこちらを。威力もあるためボス戦での火力にも少しはなる。(鷹乃羽のほうがボス戦向きだが…) 含針、撒菱、影縫などバステ系のスキルが揃っているのでかなり優秀なサポート役にもなる。LUCは高くとも高レベルは欲しいので、習得は的を絞って計画的に。 陽炎や招鳥はパーティー構成次第では便利。余裕があれば遁走の術も取っておくといいかもしれない。 高LUCのため潜伏を修得すると本職のシノビ顔負けの回避性能を得られる上、本職より硬いこともあり、雲隠&招鳥の囮役もかなりこなせる。軽業も併用するとTP還元も出来るがボス戦などでは余りがちになるか。一応、ボス撃破したが糸切れ+帰宅マスター使用不可…と言う状況に陥りづらいのは安心感を得られる。 なお、分身は戦闘終了直前に統合されてしまうため、大自然の恵みや解体マスターの効果は本人の分しか得られない。 忍法 分身と子守唄の組み合わせでリミットスキルを複数回使いまわす事が可能。パーティに空きがあればそれだけ連発できる。応用例としてリミットゲージを満タンにして分身→本体(分身時、元の位置にいた方)に子守唄、分身に幸運のハンマーを使わせる→本体のリミットゲージは消耗せず→戦闘終了で分身解除、リミットゲージ統合。の流れで何度も幸運のハンマーを使用できる。詳細はリミット・コモンスキル参照。 なお、2人用以上のリミットスキルであれば、同じリミットスキルをセットしている「子守唄」が使えるキャラと「忍法 分身」が使えるキャラをそれぞれ1人ずつパーティーに入れておけば、リミットスキル2連発まではできる。さらに分身させて3連発以上させたり、幸運のハンマーなどの単体リミットスキルを何度も使いまわすつもりでないなら、ファーマー/シノビにこだわる必要は無い。 ▼ ファーマー/モンク ファーマーはTECが致命的に低いので、ヒーリング系スキルは取得しても回復量は期待できない。取るならフルヒーリング+回復量固定のリザレクトで。LUCの高さから状態異常・頭封じの回避に期待したリフレッシュ・バインドリカバリ要員としての運用が強い。 ステータス上の問題から、戦闘させるならモンク/ファーマーの方が優れてると言えなくもない。安全歩行で一切戦闘しない場合向け。 敢えて戦闘するならば低燃費全体睡眠の子守唄を活用。子守唄10+チャクラ10はファーマー唯一の高パラメータであるLUCも手伝ってそこそこ有効。 気功拳と暗黒拳の状態異常撒きも良好。麻痺と呪いどちらも弱り目に祟り目が活きる状態異常なのでファーマーとは相性が良い。反面拳スキルの威力に関しては絶望的。ブレイブハートを狙うのでもない限り威力度外視で後列配置にしても構わないだろう。 ▼ファーマー/ゾディアック ゾディアックのスキルは、攻撃スキルと自己火力増強スキルが主であり、非力なファーマーとは根本的に相性が良くない。 ダークエーテル要員。高消費アタッカー2人構成等、常時ダクエ役が欲しい場合には丁度良い。本当にダクエしかしないので有ればSPも早々に余り、HPブーストを積めばプリンス以上ウォリアー以下ぐらいの耐久力にはなる。前衛に出せる耐久と余SPが揃う為、ブレイブハートの早期投入も可能。メインシノビに燃費こそ劣るがアムリタで回せる範疇。一方で耐久で勝り、獲得経験値増加によってパーティー全員の底上げをし、フィールドスキルも充実する為、アムリタを消費する価値は十分にある。 エミットの砲台役として使うならあり。各階層にあるファーマー専用武器は攻撃力が高いので、エミットはファーマー5人の採集PTではかなり高火力のスキルになる。残り3人をサブプリにして、最後の一人をサブゾディにしてダークエーテル役にさせれば低燃費で高火力PTとなる。クイックオーダーで圧縮させ、アームズからエミットといった感じ。 先見術・アイテム要員。 属性付加武器に属性マスタリー・エーテル圧縮・特異点定理を乗せての通常攻撃で火力強化も出来なくはないが、元が貧弱なので期待しすぎないこと。 サブモンクの場合と同様、TECが低すぎるため星術の威力は無いに等しい。属性チェイスの引き出し役がせいぜいか。 ▼ファーマー/ビーストキング 固有スキルがないせいで獣の耐久力・攻撃力が低い事に目を瞑れば、本職よりは行動が早い事もあって封じ・状態異常要員として優秀。 ファーマーは全職業中最高のLUCを持つため獣の封じ・状態異常の確率は高い。そのため封じ・状態異常要員と割り切れば雑魚戦ボス戦ともに使える。ステータスの低さも剣虎の即死狙いであれば問題にならない。ボス戦では封じを獣にまかせ自らはドラミング・ビーストロア・アイテムとPTの補助係として立ち回る。ドラミング・ビーストロアは強化枠を使わずプリ等の補助と枠を争わないのでボス戦で使いやすい。獣の耐久力に不安があるなら後列に呼び出すと良い。が、隠しボスクラスになると一撃で昇天することも。 STRが低すぎるのでダメージ自体にはほとんど期待できない。敵の死に際の行動を封じたい時や条件ドロップを狙う場合には攻撃力の弱さが逆に利点となる事もある。 後衛の場合、雑魚戦で手持無沙汰になりがち。剣虎の召喚/帰還を繰り返す戦法ならビーストキング固有スキルの影響がほとんどないので相性が良い。とはいえビーストキング自体もファーマーに匹敵するLUCを持つ。 TPに余裕が無いのでビースト帰還のタイミングを逃し続けるとすぐガス欠になる点に注意。 獣の警戒でサポート要員としてさらに磨きがかかる。 召喚するビーストによるが、弱り目に祟り目の効果を引き出せる点も地味に魅力。 ▼ ファーマー/バリスタ 弩は後衛からでもダメージが低下しないので総合的なダメージUPが図れる。ただし、本職と違いGKも無くSTRが低すぎるのであくまでも付け焼刃程度。 アンブッシュで先制すれば1ターン目にブレイブハートが乗るので、前陣Lv1やバラージをザコ戦で有効に使える。前列アタッカーとして起用するのなら鳴かずばもあれば尚良し。キングスマーチ+アンブッシュ+ブレイブハートや照明弾+王家→エクスチェンジ+ブレイブなどプリとのシナジーが高い。 味方の命中UPの照明弾やLUCを活かせる盲目付与の発煙弾、先制率UPのアンプッシュなどサポートスキルも多い。 余裕があるなら各種バラージに1だけ入れてチェイス起動要員にすればあまらせがちなTPが無駄にならない。 弩を持たない場合でも正射必中によりスタンナイフなどの命中率の低い状態異常武器の命中率をある程度補うことが出来る。 アンブッシュはああっとにも有効なので、これのためだけにバリスタを選ぶのもあり。 ▼ ファーマー/ショーグン 刀マスタリー系はSTRの低さから扱いにくいが、野伏せの陣立・一斉射撃・乱れ竜の陣などは味方の攻撃力に依存するため問題なく使用可能。 先陣の名誉や殿軍の誉れも本人のステータスの影響を受けないので使いやすい。 ショーグンよりファーマーのほうが重装備可能な上、TPも多めなので支援特化の場合はショーグン/ファーマーより安定するかも。必要SPが少なめなのも魅力。 素早さを生かして柄落しでスタンを狙うのもアリ。 介錯は条件ドロップを邪魔する弊害があるが、子守歌を使えば一時的に介錯を封じる事ができてちょっと便利 ◆他職のサブとしての注意点 本職のステータスがかなり貧弱であり、探索スキルも本人の能力に左右されないため、欲しいスキルが限られているならメインファーマーを起用するよりサブのほうが良い場合も多い。サブクラスに採用する場合、戦闘中は忙しく他に手が回らないメンバーや本職のスキルだけで充分役割がこなせるキャラが取ると良いだろう。具体的には盾役、バフ役、回復役など。 固有スキルの大自然の恵みは育成中にしか効果が無い為、完成形のパーティではまずサブクラスとしての運用になる。攻撃スキルはほぼ持たないため、サポート狙いとなる。 素のドロップ率が低く設定されていることもあり、解体マスターは有用。特にストーリー攻略中の素材集めで効果を発揮する。 弱体枠を使って全属性攻撃力を削減できる「弱り目に祟り目」は価値が高い。物理以外のダメージを軽減できる数少ない手段。ただし状態異常の種類によってはそもそも敵の攻撃を受けることがない場合も多い。状態異常を駆使しないときの軽減率は10%。これにサブクラス1枠を当てる価値があるかは人それぞれ。 召喚後暇になりがちなビーストキングや、味方がダメージを受けていない時にやる事のないモンクであれば、「不思議な種」を連打したり「鳴かずば討たれず」をかけておくことで有意義な暇潰しができる。 シノビ/ファーマーは、低消費の安全歩行 帰宅マスター アメニモマケズが魅力。遠隔地への採取や、マップ埋めに有効。消費1の二毛作は、ある意味で本職を上回る使い勝手のよさ。 応急蘇生は1振っておくだけでも、いざという時役に立つ。その前提分で取得することになるキャンプマスター(SLv5)と合わせて、非常に探索が捗る。 前衛職のサブとしてならブレイブハートがそれなりにおいしい。ただし、使い勝手はPTのヒール力に左右される。 戦闘スキルではないが、3種採集が1スキルで完結する収穫マスターは金策/装備充実/クエスト攻略にと貢献度が高い。ただし、採集専用PTを別途作っている場合は、そちらで十分なため基本不要となる。