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600 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/09(土) 17 03 43.81 ID ??? 593 ヘンケン「こう見えても手先は器用でな。手伝おう」 アムロ「マクダニエルのヘンケン店長?!カミーユがお世話になっております」 ハヤト「アムロにだけいい思いはさせるわけにはいかないな」 アムロ「ハヤト!」 オリファー「リア充のバレンタインが駄目になるかならないかか。やってみる価値はあるな」 アムロ「最近ご無沙汰している酒楽のオリファー店長?!」 オリファー「どうも。今回は同志も連れてきた」 ドゥカー「バイク乗り魂を見せる時が来たな!」 アムロ「…同志だっけ?」 オリファー「そうさ、ある意味で」 ウッディ「あんぱんもいいが、今回はチョコレートで技術者魂を見せようじゃないか」 アムロ「ウッディさんも!」 |▼Д▼ノ<「……私の出番かと思ってきたらどういうことだ」 アストナージ「アムロさん、なんで俺を呼んでくれないんですかー水臭い」 アムロ「アストナージ……!! (キュピーン!!) 来ないでくれ! というか、どうして『リア充になったら死亡フラグ』の連中ばかり集まってきたんだ?!」 |▽Д▽ノ<「」
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エーテラリアには人間以外にも様々な種族が存在しますが、クルーズの神々によって創られた種族をここで紹介します。 人間 至高神アルパによって生み出された種族で、様々な環境に適応することのできる種族としての多様性から、世界人口の大半を占めているのが人間です。反面、種族全体として何か突出した特徴があるというわけでもありません。 文化や生活の様式も様々ですが、エーテラリア大陸西部においては、我々の世界で言うところの中世ヨーロッパ(あえてどの年代とは指定しませんが、蒸気機関による産業の革命や、銃火器による戦争の変化が起きるよりは前でしょう)に近い生活を送っています。 ドワーフ 武神バルドによって生み出され、バルドを中心に、鍛冶神タタルや、その他の土地神なども併せて祀る、頑健な種族がドワーフ族です。 身長は成人でも120~150センチ程度で、筋肉質で骨太な体型をしています。 ドワーフ族の男性は立派な髭を蓄えており、彼らはその髭を誇りに思っています。 武勲こそ最大の誉れという意識が強く、常に己の肉体の鍛錬は怠りません。 また、手先の器用さにも優れ、細工物を作ったり、鍛冶などの技術にも長けています。 エーテラリア大陸の製鉄技術はドワーフ族発祥であり、大変すぐれた武具を彼らは生み出しています。 人名例:シグルド、ドゥリン、ビョルン、スルズ、ヒルドル、エイル ドワーフ族に姓はありません。例はドワーフ族の伝統的な名前ですが、現在では人間社会で暮らすドワーフたちを中心に、あまり伝統に縛られない名付け方も広まり始めています。 エルフ 賢神カタリナによって生み出され、カタリナを中心に、芸術神ミュセスや、その他の土地神なども併せて祀る、繊細な種族がエルフ族です。 中には、独自の自然崇拝を行っている部族もいるようです。 身長は人間よりやや長身で、成人で170~180センチ程度で、細身で華奢な体型をしています。 容姿は美しく、大変長い寿命(200~ 300年程度)を持っています。 エルフ族は自然と芸術を愛する種族で、それらを護るためには武力の行使も惜しまない勇猛さも備えています。 彼らは魔法の力にも長けており、ドワーフ族によって発明された製鉄技術を、独自の魔法技術と組み合わせ、優れた武具を生み出していますが、鉄や鋼は野蛮な金属であるという観念があり、特に銀製の武具を好んで造ります。 長命故に、子孫を残す事には無頓着であることが多く、生殖を目的としない婚姻・家族関係を築く事も多いようです。 人名例:アルフォンス、トリスタン、エミール、アリエル、ジルベルト、ミレイユ エルフ族に姓はありません。例はエルフ族の伝統的な名前ですが、現在では人間社会で暮らすエルフ達を中心に、あまり伝統に縛られない名付け方も広まり初めています。 ラランド いかなる神をも信仰しない、自由な種族がラランド族です。 身長は成人でも1 メートルを超えることはほとんどなく、「ハーフリング(小人)」と呼ばれる事が多いのですが、彼らはハーフリングとの呼称について、「自分たちは何の半分でもない」という主張から、あまり快く思っていません。 そして、「自分たちが小さいのではなく、世界が広大なんだ」と考え、彼らの古い言葉で「広い大地」を意味するラランドという名称を好んで使っています。 外見は、大人になっても人間の子供のように見え、その見た目に違わず、無邪気で天真爛漫な性格をしています。 彼らは、その過去にこだわらない性質ゆえに、種族としての出自について記録が一切残っておらず、神話上にもほとんど登場する事がないため、どのようにして生まれた種族であるのかは一切謎となっています。現在のラランド族は独自の生活圏を持たず、人間の都市で生活をしています。 人名例:ピピン・ケルピン、メリズ・エーリズ、トトルク・パルク、ナナキ・ナナセー、ミーミル・ミーミ、ロローナ・ロロンズ ラランド族に姓はありません。ラストネームは字(あざな)のようなもので、成人と同時に自ら命名する名前です。ファーストネームとラストネームは韻を踏んでおり、音楽的な響きを最も大切にしています。 獣人族 東蛮とも呼ばれる、冥神オームによって生み出された種族ですが、現在では冥神信仰は廃れており、主に土地神を祀る、遊牧民族です。 かつてはライカンスロープと呼ばれる、獣に変化する強力な力を持った種族でしたが、現在では獣化の能力は失われ、人間とほとんど変わらない姿に、わずかに動物の特徴を残すのみとなっています。 彼らは特定の国家を持たず、聖三国同盟の東に位置する草原地帯で、山羊や馬などの家畜と共に遊牧生活をおくっています。 かつて、エーテラリア大陸で疫病が猛威を振るった際に、「ライカンスロープの血は万能薬になる」という人間たちの迷信により、連れ去られ、あるいは殺された歴史から、他の種族とは対立関係にありましたが、東方に興ったウルスハン帝国が草原地帯に侵攻を開始したのを受けて、アルメイダ王国の庇護を受け、現在では友好的な関係を回復しています。 人名例:アルダル・ガザル、オルトゥ・ボグジ、ハルシ・ドウ、イルジグ・チチグ、トゴス・サルナイ、ソロンゴ・ツェツェグ フルネームは父の名+個人名の形をとります。 名前 コメント
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死すべき生物 51KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※人間が出ます ※反社会的な演出が非常に多いです ※狂ってます ※エロ入っています ※でも、通報だけは止めてね ※あくまでフィクションです ※こんなことをしたいと思わないし、したこともないよ。 ※あくまでもお話です ※絶対に通報だけは止めてね ※ゆっくり理解できた人だけ読んでください。 ※それ以外の人は今すぐ、右上の×ボタンさんを押してね。 ※非常長いです 死すべき生物 ゆっくりは悪の根源だ。 そう信じる者達がいた。 ゆっくりに良いも悪いもない。 絶対的な悪。 そう断言する者達がいた。 ゆっくりを虐待したい? 虐待ではない。制裁だ。 この世に生を受けたことへの制裁だ。 どんな手段を使ってでも、 苦しめてやる。それがこの組織の目的であった。 とある平日のお昼頃・・・。 女性ニュースキャスターが慌しく臨時ニュースを読み上げた。 『臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 本日、12時13分、 S区内にあるゆっくり愛護協会、通称、ゆっくりんピースの本部ビルにて、 凄まじい爆発があり、ゆっくりんピースの本部ビルが全焼しましたっ!!! 死傷者は合わせて約100名という報告がありましたっ!!! なお、ゆっくりんピースにいたと思われるゆっくりたち、約1万匹は、 みな焼け死んだとの報告がありましたっ!!!』 ADらしき人物がカンペを持ってきた。 『えぇ!? これどういうこと!? し、失礼しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! 衆議院議員の愛出愛子氏が議事堂内に入ってきた男に、 ナイフで刺されたとの報告がありましたっ!!! すぐに愛出氏は救急病院に運ばれましたが、ただいま重体とのことですっ!!! 愛出氏と言えば、ゆっくり愛護法案を立案したゆっくりんピースの会長であり・・・』 さらに・・・。 『ちょっと!!?? さっきからなんなの!?ねぇ!? た、大変、失礼致しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! N県のA山付近で、大規模な山火事が発生し、 付近に住んでいる住民に対して、避難勧告が発令されましたっ!!! なお、このA山の付近には、ゆっくり保護区があり・・・』 ADがカメラの前を横切る。 『ねぇ!?ちょっと!?あなた!? えっ!?これも!?さっきからこれなんなのねぇ!? こ、こ、これもたったいま入ったニュースですっ!! 全国的に展開しているゆっくり製菓の本社ビ・・・』 女性アナウンサーが引きつった表情で異様なニュース読み上げていると・・・。 『おいっ!!!あれはなんだ!!!!』 プロデューサーが叫んだ。 数あるテレビモニターが他局の放送を流している中、 とあるテレビ局でいつもと違う光景が広げられていた。 このテレビ局では、今の時間帯では、 「たのしいゆっくりなかま」というゆっくりを扱った子供向け教育番組を放送している。 歌のお姉さんとゆっくりたちが、楽しく歌を歌うという老若男女問わず、ゆっくりファンには大人気の番組だ。 いつもなら、歌のお姉さんとゆっくりたちがゆーゆー歌ってるだけの単調な番組だが、 今映っているその光景は全く違った。 迷彩柄の服を着て、マシンガンを携えた人間たちが、映っていた。 その人間たちは、みな一様に変わっていた。 全員、れいむ、まりさ、ありす・・・などゆっくりのマスクを被っていた。 中央に立っているれいむのマスクを被った人間が右手をカメラの前に突き出した。 髪を雑に捕まれて、もみ上げをピコピコと上下に振り回して痛そうにしているれいむがそこにはいた。 「いじゃいよぉお!!!はなじでぇええ!!!」 れいむは下腹部をブリンブリンと揺らして、逃げようとしている。 「やめてあげてね!!!いたがってるよ!!!」 「そうよ!!!こんなのとはいはじゃないわ!!!」 「こんなゆっくりできないことはやめてよ!!!ゆっくりしようよ!!!」 「わからないよー!!!にんげんさんがなにがしたいのかわからないよー!!!」 れいむを心配そうにしているゆっくりたちの声が聞こえる。 『何が・・・望みなの・・・?こんな・・・こと・・・しても・・・』 歌のお姉さんと思われる女性が声を震わせながら訴えかける。 『れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が、右手に持っているれいむに問いかける。 「にん・・・げん・・・さん・・・れい・・・む・・・こわ・・・い」 目に涙を溜め、プルプルと体を小さく震わせていた。 『これからこぉんなに可愛い可愛いれいむちゃんを・・・』 れいむだけでなかった・・・。 他のゆっくりや歌のお姉さんも、れいむと同様、この異常事態に体を震わせていた。 『ゆっくり燃やしちゃうよ!!!!』 「やめてぇええぇえ!!!そんなことしないでぇええ!!!!」 「どぼぢでぞんなごどいうのぉおお!!!!」 「やめるんだぜぇぇええ!!!そんなゆっくりできないことはやめてぇえええ!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!ゆっくりできないぃいい!!!ここはゆっくりできない!!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちかえるぅうう!!!!!」 『やめてぇぇぇえええ!!!そんなことしないでぇええ!!!あなたちそれでも人間なのぉおおお!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、泣き叫んだ。 ドバババババ まりさのマスクを被った人間がマシンガンを天井に向けて発射した。 『静かにしてね!!! 邪魔すると殺しちゃうよ!!! あと、れいむちゃんはゆっくり燃やしちゃうよ!!! ゆっくり理解してね!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、みな黙った。 あまりの恐怖にゆっくりたちは、みなしーしーを漏らしていた。 よく見ると歌のお姉さんも失禁していた。 『さぁて、れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が言った。 「にんげ・・・さん・・・れ・・・む・・・し・・た・・・くな・・・」 れいむは瞳から止め処なく涙を流し、声を詰まらせながら話す。 『ん?よく聞こえないよ?はっきりと大きな声で元気よく答えてね!!!』 「れ・・・む・・・しに・・・た・・・」 『聞こえないよ?れいむちゃん!!!こうすれば聞こえるかなぁ!?』 れいむのマスクを被った人間は左手でライターに火をつけ、れいむの下腹部を炙りだした。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!!!」 れいむは体中から体液という体液を分泌させながら、叫んだ。 「でぃぶぅううぅうう!!!!」 「やべでぇぇええええ!!!ゆっぐりぃいいい!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおぉお!!!!」 『いやぁあああ!!!!やめてぇぇえええ!!!!』 ゆっくりと歌のお姉さんは叫んだ。 れいむのマスクを被った人間は、ライターの火を消した。 『なぁ~んだ。元気がなかっただけかぁ~。お兄さん、心配したよぉ!!!』 「あじゅ・・い・・・あじゅ・・・」 『だって、これから殺しちゃうのにさぁ・・・ お返事が小さかったら・・・ジワジワと嬲り殺す楽しみがゆっくり味わえないかと思ったよぉ!!!! れいむちゃんの可愛くて可愛くてかわゆぃいい声が、 痛い~とか熱い~っていうゆっくり出来ない声に変わるのが・・・ お兄さんはとぉてもゆっくりできるんだよぉおおぉ!!!!』 「やめでぇえええぇぇえ!!!!でいぶじにだぐないぃいい!!! おがああじゃんんんん!!!!だずげでぇえええ!!!! おねえじゃんんん!!!!!だじゅげでぇええええ!!!!!!!」 れいむは、助けを乞う。 『やめてっぇえええ!!!どうしてごんなことずるのぉおおおお!!!!』 歌のお姉さんは涙を流しながら、問い正す。 『だってゆっくりできるからじゃないかぁ!! そんなことも知らないなんて・・・バカなの?死ぬの?』 れいむのマスクを被った人間が、れいむの体に何かを塗り始めた。 「くちゃい・・・くちゃい・・・くちゃいよぉ・・・」 『ごめんねぇ・・・れいむちゃん・・・。ガソリンさんの匂いはゆっくりできないかい?』 それを聞いたと途端・・・。 『もうやめてぇえええ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!! 何が望みなのぉおおお!!!ねぇえ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!!!』 歌のお姉さんは顔がクシャクシャになりながら、号泣した。 『れいむちゃんを燃やすのが望みなんだよ!! ゆっくり理解してね!!!!!』 『やべでぇええ!!やべっ!?』 次の瞬間、ありすのマスクを被った人間が歌のお姉さんを殴った。 『静かにしなさい!!!この田舎者!!!!』 『うっ・・・うぅ・・・』 殴られた歌のお姉さんは、頬を押さえながら、静かに泣いていた。 『さぁて、れいむちゃん!!! お楽しみのスーパーメラメラタイムの始まりだよぉおお!!!』 「でいぶじにだくないぃいいい!!!でいぶじにだぐないぃいい!!!」 『大丈夫!!!ゆっくりはみんな無様に死んじゃうんだよ!!! れいむちゃんの場合、他のゆっくりに比べて、ちょっと早いだけだから!!! お兄さんが熱い熱いメラメラさんで燃やしてあげるから安心して燃えてね!!!』 「やだやだぁぁぁああ!!!でいぶもえだぐないぃいいい!!!! ゆんやぁあああ!!!もうやだぁぁああ!!!おうぢがえるぅううう!!!!」 『ダメだよ!!!そんなわがまま言っちゃあ!!! れいむちゃん!!!テレビに前のお友達に最期のお別れの挨拶をしようね!!! ほら、もっとゆっくりしたかったって言ってごらん!!!』 「ゆんやあっぁああ!!!ゆぴぃいいい!!! でいぶじにだぐないよぉおおお!!!でいぶじにだぐないよぉおおお!!! ゆびぃいいいいぃいい!!!!!!」 暴れまくるれいむ。 とにかく逃げようと必死でもがく。 その姿にはもうゆっくりという言葉とはかけ離れ、思いもよらない醜態。 『もう!!!れいむちゃんは!!!聞き分けのない子だね!!! そんなゆっくりできないれいむはゆっくり死ね!!!!』 と、言い終わると、左手のライターに火をつけた。 そして、れいむの体に火をつけ・・・。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!! あじゅぃいいいいいぃいいいいい!!!! ゆわあ。ぁぁぁぁぁああああああ!!!! ゆんああぁぁぁぁぁああぁぁあああ!!! ゆびいいいいぃいい!!!!!!!!!!!!!!」 凄まじい声で叫ぶれいむ。 れいむの全身を真っ赤に燃える炎が包む。 その炎の中で、黒いれいむのシルエットが、物凄い勢いで下腹部をブリンブリンさせているのが、 カメラに映る。 全身が燃えている中でも、助かりたい、逃げ出した、生き延びたいというのが、 見る者をすべてに伝わるかのように・・・。 そして、その暴れっぷりが示すのは・・・。 とてつもない熱さ・・・・。とてつもない痛み・・・。 見るものが目を塞ぎたくなるような映像・・・・。 「でぃぶうううぅうううううう!!!!!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!!ゆっくりぃいいい!!!ゆっくりぃいい!!!」 「わからないよぉおおお!!!わからないよぉおおおお!!!」 ゆっくりたちは、体中から汗、涙、涎を撒き散らしながら、暴れる。 『いやぁぁっぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!でいぶじゃあんんんんん!!!!!!!』 歌のお姉さんは両手で目を塞いだ・・・。 次第に、れいむについた火も消えだした。 「ゆ゛っ・・・・ゆ゛っ・・・」 なんと、れいむはまだ生きていた。 『でいぶじゃんんんん!!!!でいぶじゃんんん!!!!』 歌のお姉さんはれいむの名前を呼び続けた。 「お・・・で・・・え・・・ざ・・・ん・・・」 『れいむちゃん!!!よくがんばったねぇ!!! さあ!!!今度こそ、テレビの前のお友達とお姉さんに最期のお別れを言おうか!!!!』 「で・・・ぃ・・・ぶ・・・じ・・・に・・・だ・・・ぐ・・・」 「で・・ぶ・・・じ・・・に・・・ぐ・・・な・・・い」 クシャ!!! 言い終えた瞬間、真っ黒になったれいむの体は自然に壊れて、れいむの頭がポトリと床に落ちた。 『でいぶぅううぅうじゃんんんん!!!!!!!!』 普段の優しく笑う歌のお姉さんからは想像できない苦悶の表情。 「ゆんやぁぁあ!!!どぼぢでごんなごどずるのぉおお!!!!」 「でいぶぅううぅう!!!でいぶぅううう!!!!」 「もうやべでぇえええ!!!もうやべでぇええええ!!!!」 それに反応するかのようにゆっくりたちも泣き叫びだした。 『さぁて!!!今度はお姉さんの番だよ!!!』 「「「ゆぅぅううぅっ!?」」」 ゆっくりたちは恐怖した。 この人間たちは、さきほど、れいむにしたことをお姉さんにもしようとしている。 「お・・・お・・・お・・・」 「「「おねえじゃんをいじめるなぁぁあああ!!!!」」」 ゆっくりたちは無謀にもその柔らかい体をポニョンポニョンと弾ませて、 人間たちに体当たりをしてきた。 この人間たちはゆっくり出来ない!!! この人間たちはお姉さんをゆっくり出来なくさせる!!! 絶対に許せない!!! 絶対に許せない!!! れいむの仇!!!お姉さんを守る!!! そんな決意をみな持っていたのでもあろう。 が、当然・・・ 「ゆべぇ!!!」 「ゆぼぉ!!!」 「ゆごぁ!!!」 みな、人間たちに踏み潰され、中身を吐いて、絶命する。 『みんなぁぁああああ!!!!!!!!』 歌のお姉さんの絶叫が響き渡る。 『さぁて!!!お楽しみはこれからだよ!!! あっ!?いっけなぁぁい!!! これからは大きなお友達しか見ちゃいけないよ!!! 小さなお友達はゆっくりチャンネルを変えてね!!!』 『い・・・い・・・いやぁぁああ!!!!』 ビリッ!!ビリィ!!! お姉さんの服を破り、半裸に近い姿にした。 『このお姉さんはゆっくりが大好きなんだって!!!』 れいむのマスクを被った男が言う。 『うぅ・・・うぅ・・・』 テレビに自身の裸体が映り、泣き出すお姉さん。 『お兄さんはこんな綺麗なお姉さんのために!!! プレゼントがあります!!! お姉さんが大好物のれいぱーちゃんで~す!!!!』 「んんほぉおおおぉおおおお!!!!!」 そこには薄汚れたれいぱーありすがいた。 恐らく、どこかで拾ってきた野良ありすをレイパー化したのであろう。 すると、まりさのマスク、ありすのマスクを被った人間二人が、 歌のお姉さんの両足を持ち上げ、お姉さんの腕を方に回して、 股を広げるように、二人で抱えだした。 人間たちは、さらに・・・股間を指で・・・ 『いやぁぁぁああ!!!やめでぇええ!!!やめでぇえ!!!! お願いだがらぁあぁあああ!!!!やめでっぇええ!!!!』 必死で抵抗するお姉さん。 が・・・。 『うるさいよ!!!静かにしてね!!!』 ボガッ!!! と、れいむのマスクを被った人間がお姉さんの顔面にパンチを当てた。 「うぶっ!?」 鼻血を出して、うなだれるお姉さん。 『はいはい~!!! カメラさん!!!死にたくなかった、お姉さんのまむまむをドアップで映してね!!! ズームをいっぱいい~っぱいしてね!!!』 カメラマンの後ろにいるちぇんのマスクを被った男が、 マシンガンの銃口を背中に押し付けて、カメラマンに指示する。 カメラマンも申し訳なさそうに、 お姉さんの何も衣服で覆われていない股間をズームで映す。 『これがお姉さんのまむまむだよぉ~!!! 大きなお友達のみんなぁ~!!! シコシコピュッピュする前に、ちゃんと録画してねぇ~!!! こんな無修正のまむまむを地上波で、しかもこぉんなに綺麗なお姉さんの まむまむをドアップで見れることなんて今後100年くらいはないんじゃないのかなぁ~!!!』 『うぅ・・・うぅうう・・・』 ひたすら泣き続けるお姉さん。 『このまむまむにどれだけのぺにぺにが入ってきたのか気になるなぁ~。 ねえ、お姉さん!!!何人のぺにぺにが入ってきたか教えてよ!!! お兄さんゆっくり知りたいなぁ!!!』 まさに外道。 このれいむのマスクを被った人間は、最低な人間である。 『うぅう・・・うううぅうう・・・』 ただ泣くしかないお姉さん。 『泣いてちゃわかんないよ!!! そうだ!!!まむまむがかっぽり開いちゃったから、ぺにぺにがほしんだね!!! わかるよー!!!』 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーを両手に抱えた。 「んんほおおおおぉおおおおお!!!」 『やめでぇええ!!!!ぞれだげばやめでぇえええ!!!! おねがいじまずぅううう!!!おねがいでずがぁらぁあああ!!!! なんでもじまずうぅううう!!!なんでもじまずがらっぁあああ!!!!』 「んんほぉおおぉおお!!! とかいはなおねえぇさんねぇええ!!!! そのつんでれなたいどもかわいいぃわぁあああ!!!! あでぃずのぉおお!!!とはいはのあいをぉおお!!! うけとってぇえええ!!!!」 れいぱーのぺにぺにが大きくなった。 しかし・・・。それは度を越していた。 まさに・・・。馬並み・・・。 いや・・・。馬以上の長さ。馬以上の太さ。 『いいまずっぅううぅう!!! いいまずがらぁっぁああ!!!! やめでぐだざいぃいい!!!!やめぇ!!やめでぇええ!!! ざんに!!!ざんにんでずうぅうううう!!! いままでぇええ!!!ざんにんどやりまじだぁあああ!!!!!』 必死の形相で拒絶するお姉さん。 『三人かぁ~。なんか妙にリアルな数字だね!!! お兄さんちょっとショックだなぁ!!! こういう仕事しているお姉さんって結婚するまで純潔を守ってるんだと思ってたから!!!』 『うひひひぃいいうひぃいい・・・』 目が虚ろになり、焦点がどこかあらぬ方向になっているお姉さん。 『でもよく言えたね!!!立派だね!!! 感動した!!!だからお兄さんからのプレゼント!!!!』 「んんんほぉおおおぉおおおおお!!!!!!!!」 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーをお姉さんの体に投げた。 れいぱーがお姉さんの股間に圧し掛かる。 『いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!やめでっぇえええ!!!!! だれがあぁぁぁぁあああああ!!!!だずげでぇえええ!!!!!!! やめでぇええ!!!やぁぁぁぁぁあぁああ!!!!』 「んんんほぉおおぉおおおお!!!! とはいはのあいをうけとってっぇえええええ!!!!」 『いやぁぁああああっぁあああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『狂って・・・る・・・こいつ・・・ら・・・狂・・・てる・・・』 虐待鬼意山はれいむへアマギリをするつもりだったが、 テレビから流れてきたその異様な光景に言葉を失った。 本来、この時間に流れるはずの「たのしいゆっくりなかま」をアマギる前のれいむに、 見せ付けて、ゆっくりがゆっくりする姿を見て、れいむもあんな風になりたいという希望を、 植えつけた後にアマギり、絶望と痛みだけを与えるという虐待コースを行おうとテレビをつけたら・・・。 なんだこれは・・・。 カランカランカラン・・・。 ショックのあまり、お兄さんは手に持っていたアマギリ専用キリを床に落とす。 この虐待鬼意山、虐待歴10年の大ベテラン。 ゆ虐コンテストでも入賞するくらいの実力者。 そんな強者でも、この映像はまさに狂気。 「お・・・に・・いさ・・・ん・・・なに・・・こ・・・れ・・・?」 あまりの自体に虐待鬼意山だけでなく、れいむも目が点になり、困惑していた。 先ほどまでゆびぃゆびぃと叫んでいたが・・・。 この映像を見て、開いた口が塞がらなかった。 お兄さんは・・・。「たのしいゆっくりなかま」を見させてくれるんじゃなかったの・・・・ 何これ・・・。 もう・・・それどころではなかった・・・。 なんだこれは・・・。 鬼意山もれいむもそれを必死で理解しようとしたが、 理解できなかった。 いや、理解できなくて当然である・・・。 『ぱぴぷぺぽぉぉおおおぉお!!!!ぱぴぺぽぉおおぉおお!!!!』 鬼意山の精神は崩壊したのだ。 「おにいいさんんんん!!!!!ゆっくりしてぇえええ!!!!ゆっくりぃいい!!!」 れいむは必死で叫んだ。 鬼意山をこっちに世界に連れ戻そうとして・・・。 れいむは声が枯れるほど叫んだ。 ゆっくり、ゆっくりと・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「こわいよぉおぉお!!!わからないよぉおお!!!」 『怖がらないで、ちぇん!!私がちゃんと守ってあげるから!!!』 「ほんとぉおお?」 『ええ!!だってあなたは私の宝物ですもの!!!!』 「おねえさん!!!!!」 バリン!!!! 「あれぇ?まどがらすさんがわれたおとがしたよぉおお?」 『何かしら・・・えっ!?あなた!?』 『ヒャッハァァァ!!!!虐待だあぁぁああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ N県のA山付近 「あじゅいぃいいいい!!!!!だずげでぇえええ!!!!」 「ひさんんんんん!!!!あっちにいっでぇええええ!!!!!」 「だれがぁぁあああああ!!!!だじゅげでぇえええええ!!!!」 「どぼぢでごんなごどになっでるのぉおおおぉお!!!!!」 ゆっくり保護区に住んでいた野生ゆっくりたちがみな山火事から逃げていた。 「ゆぅ・・・。やっとひさんからにげることができたよ・・・。」 「どぼぢでごんなごどに・・・ばでぃざのおちびじゃんが・・・」 「ゆんあぁああああ!!!!でぃぶだぢのゆっぐりぶれいずがぁああ!!! みんなのゆっぐりぶれいずがぁあああ!!!!!!」 焼け野原になった場所にて、 生き残ったゆっくりたちは、一同で集まり、みんなゆーゆーと泣き出した。 このゆっくり保護区とは、国立公園であり、 この地区一帯の山々は、 国が管理しており、虐待鬼意山などは立ち入り禁止であり、 国が認定した愛で派の人間しか入れない地域なのである。 さらに、ここに住んでいる住民たちは、 ゆっくりブームにあやかり、 ゆっくりで村興しを考えている者ばかりで、 ゆっくりに対しては非常に優しいのである。 住人たちは、普段から事故が起きないようにと、巡回し、 ゆっくりが安心して暮らせる環境を作っていたのに・・・。 こんな大規模な山火事が起きるなんて、信じられなかった。 ゆっくりにとって、このゆっくり保護区は天国だったはず。 まさに、ゆっくりのためにあるゆっくりプレイスだった。 それが今、辺り一面焼け野原になり、 先祖代々住んでいた家は燃え、 みんなで力を合わせて耕した畑は焼け、 日向ぼっこするには最適な丘は炭と灰で覆い尽くされて、 子供の頃から遊んでいた遊びはなくなった。 春になると綺麗な花が咲いていた花畑には火種がチョロチョロまだ残っており、 夏になるとみんな泳いだ澄んだ水の川は泥だらけになり、 秋になるとみんなで葉っぱを集めるの楽しみだった森の木々は見事に消えて、 冬になると人間がゆっくりのために作ってくれた暖かい暖房の入る小屋は燃えて・・・。 死んでいったゆっくりのお墓は見るも無惨に荒れ放題。 みんなで人間から勉強を教えてもらった「がっこう」も真っ赤に燃えていた。 遊びに来てくれる人間のために、「ゆっくりしていってね!!!」とみんなで書いた垂れ幕は・・・。 「ゆっくりし○○○○ね!!!」と中の文字が燃えて、とても見せられるようなものじゃない。 すべてを失った。 家を、食料を、遊び場を、番を、子供を、親を、 ここに住んでいたゆっくりたちの歴史を、ゆっくりたちの生活を・・・。 『に・・・・・・ろ・・・・』 「ゆぅ!?なにかきこえるよ?」 「あれは・・・おじいさんだよ!!!」 遠くからお爺さんの姿が見えた。 お爺さんは、このゆっくり保護区のゆっくりたちの面倒を見てくれるいい人間だった。 ゆっくりたちが冗長して、調子に乗った時は、厳しく叱り、 ゆっくりたちが痛い思いをした時には、真っ先に飛んできて、ゆっくりたちの怪我を治す、 先生でもあり、医者でもあり、ゆっくりたちの親代わりでもあった。 この優しいお爺さんが生きていた。 こんな激しい山火事の中でも、お爺さんは生きていた。 生き残ったゆっくりたちは、みな目に涙を浮かばせて、ウルウルとしていた。 「ゆぅー!!!おじいさんんん!!!いきていたんだねぇええ!!!!」 一匹のまりさが満面の笑みで駆け寄って行く。 その体を弾ませて、必死で駆け寄って行く。 生き残ったゆっくりたちは、みな涙を流しながら、思った。 そうだ。こんなつらい時でもお爺さんは、 諦めるなと言ってくれた。 どんなにつらくても道は開けるんだと・・・。 みんなの力を合わせれば、この焼け野原をまた、 あの美しいゆっくりプレイスに、みんなの楽しいゆっくりプレイスに戻すんだ!! 彼らはそう思い出した。 「おじいいさんんん!!!!ゆっくりしていってねぇえええ!!!!」 『来るなぁぁぁあああ!!!逃げるんじゃぁああ!!!!早く逃げるんじゃぁああ!!!!』 お爺さんの後ろには、ぱちゅりーのマスクを被った人間が火炎放射器を持っていた。 『ヒャッハァアア!!!汚物は消毒だぁああ!!!!!』 ジュワァァアア!!!! 『うわぁぁああああああ!!!!!』 まりさの目の前でお爺さんは火達磨になった。 『あずいぃいいい!!あずぃいい!!!!』 まりさは、理解するのに数秒ほどかかった。 え!? お爺さんがメラメラと燃えてる!? どうして!? さっきまで燃えていなかったのに!? あれ!?ぱちゅりーがいる!? でも、あれ、ぱちゅりーじゃないよ!! 人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅりーだよ!!! でも、人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅ・・・・・ ボワッァアア!!!!! が、結局、すべてを理解することは出来なかった。 『ヒャッハァァァアア!!!!てめえらまだ生き残ってやがったかぁあ!!! 全部燃やしてやるぅううう!!!!汚物は消毒だぁあああ!!!!!』 「「「「ゆぅうぅうううう!!!!!」」」」 「ゆんやっぁあああ!!!ゆっくりでぎないぃいい!!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおお!!!!」 「ゆびぃいいい!!!もうやだぁああおうちがえるぅううう!!!」 生き残ったゆっくりたちは、目の前にある死に絶望した。 さきほどまで希望を持とうと決意していたのに、 その決意はいとも簡単に崩れ去ったのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『り、り、臨時ニュースです!!!』 『先ほど、議事堂内にてナイフで刺された愛出愛子氏の意識が戻ったとの報告がありました。 現場の○田さん!!!』 『はい!!こちら!!都内にある救急病院に来ております。 こちらには、各報道陣が多数駆けつけており・・・、 あ、たった今入った情報では、あちらの窓の病室で愛出氏が・・・』 ドダン!! ガチャガチャ!!! 『えっ!?何?あの人たち!? ってあれ!??まさ・・・か!?ロケ・・・』 『危ないっ!!ちょ!!!逃げろ!!逃げろぉぉお!!!』 『嘘っ!?』 ドガァアアアンン!!!!! 『きゃぁっぁああああ!!!!! 嘘っ!!!なんてってことをぉぉお!!!』 ザッァァザッァア 『た・・・ただいま・・・映像がみ・・・乱れて・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『なんだよ・・・これ・・・テロ・・・!?』 食道で定食を食べていたサラリーマンたちが、 テレビから流れるその異様な光景に驚きを隠せないようで、 みな箸を落としていた・・・。 「ゆんやぁああああ!!!!!! でぃぶばでざーどざんじゃないよぉおおお!!! だれがぁあああ!!!だずげでぇえええ!!! ゆんやぁああ!!!!」 定食のデザートになっていたれいむの叫び声だけが、 定食屋に響き渡っていた・・・。 れいむの頭に銀色のスプーンがゆっくりと刺さっていく。 「いじゃいいぃいいいぃいいいいいいいい!!!!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『こちら119番!!!どうされましたか?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『・・・へぇ!?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『なんだよぉぉ!!!イタ電かよぉお!!! このクソ忙しい時にぃ!!!』 「ゆっくりまってね!!!!きらないでねぇ!!!!」 『はぁ!?何言ってるだよ!あんた!!! 今、いろんなところから電話が掛ってきて忙しいだよ!!! 切るからなぁ!ったく!!!』 「ゆっくりまってね!!!おにいさんがくるしそうなんだよ!!!」 『えぇ!?苦しそうって!?どういう状況ですか!?』 「ゆっくりしていないんだよ!!!とてもゆっくりしていなんだよ!!!」 『ぇ!?ゆっくり!?なんですか!?それは!? 呼吸はしていますか!?意識はありますか!?』 「ぱぴぷぺぽおおおってずっとさけんでるんだよ!!!」 『ぱぴぴぺぽ?なんですかそれは!?誰か他の方いませんか?』 「れいむしかいないよ!!!ほかのゆっくりはみんなつぶされちゃったんだよ!!!」 『ゆっくり!?へぇ!?お前、ゆっくりなのか!?』 「れいむはれいむだよ!!!ゆっくりしていってね!!!」 『オイオイ・・・マジかよ・・・ オイ、れいむとやら、お前、今どこにいるか教えろ!』 「おにいさんのおうちだよ!!!」 『あぁ・・・やっぱり・・・それじゃあ分からん!!! 住所教えろ!!!住所!!!』 「ゆぅ!?なにそれ!?じゅうしょってなに?あまあまさん?」 『ったく・・・やっぱ聞くだけ無駄だったなぁ・・・ オイ、れいむとやら、諦めろ。じゃあな。』 「まって!!!きらないで!!!ゆっくりきらないで!!! まどからとう○ょうたわーさんがみえるよ!!! あと、おうちはかいだんをあがったからにかいさんだよ!!」 『それだけじゃ分かんねぇよ!!! なんかもっと分かりやすいことを伝えろよ!!!』 「おうちにはいるまえに、 かんばんにひらがなさんでくずれ・・・あとなんかよめないじがってかいてたよ!!! おうちはすごいぼろぼろでこわれそうなおうちだよ!!! いっぱいいっぱいとびらさんがあって、 れいむはいまにかいさんにいるよ!!! おにいさんのおなまえはおにいだよ!!!」 『まさか・・・。オイ、れいむ・・・。 窓からお日様は見えるか?覗いてみろ。 お日様は見えるか?』 「ゆぅうぅうう!!!まぶしいぃいいい!!! あじゅいぃいいい!!!!」 『オイ、れいむ!!!聞こえるか!!! ゆっくりしていないお兄さんの目の下に黒い丸がないか?』 「ゆぅ?ゆっくりあったよ!!!」 『マジかよっ!!!アイツ!!!何やってんだよ!!! オイ、れいむ!!!場所が分かったからそっちに行くからな!!!』 「おにいさんありがとおおぉおおぉ!!! ゆっくりしないではやくきてぇええええ!!!」 『あのボロアパートに住んでいるくずれ荘の鬼意って、 オレの後輩じゃねぇか!!!!全くよぉおぉお!!!! 虐待鬼意山のくせにゆっくりに助けられてんじゃねぇよぉお!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『・・・とのことで、愛出氏は死亡したとの報告がありました。 また、愛出氏を刺した男はゆっくりのようなマスクを被っていたとの証言があり、 ゆっくりしていってね、などと繰り返し叫びながら、ナイフを振り回し、 ゆっくりした結果がこれだよ、と言い残して、自らの首を切って、 病院に運ばれた10分後に死亡したとの・・・えっ!?』 ADが裏からカンペを女性アナウンサーに渡した。 『たった今入った情報ですっ!! 政府はたった今より有事体制を取り、自衛隊の緊急出動を・・・ えっ!?ちょっとあなたたち!!きゃぁあああ!!!!』 れいむのマスクを被った男がやってきた。 「たのしいゆっくりなかま」の人間ではないようだ。 ちなみに彼らはSATと言われる、日本警察の特殊部隊と激しい銃撃戦の末、 全員射殺されたそうだ。 『いやいや、すまないねぇ~。ちょっとマイクを借りるよ。』 れいむのマスクを被った男は、女性アナウンサーの胸についているピンマイクを取った。 『自己紹介をしましょう。 私は・・・。そうだなぁ・・・。 とりあえず頭がおかしい以外はごく普通の人間とでも言っておこうかな? この際、名前なんて・・・どうでもいいと思うんだよね。うん。 賢い方はこの一連の騒動がすべて我々が起こしていると思っているだろう。 まさにそのとおり!!! ビルを爆破し、ゆっくり保護区を焼き、ゆっくり擁護派の代表の国会議員、愛出愛子を殺したのは、 すべて我々だ!!!そう!!!我々なのだ!!!』 れいむのマスクを被った男は胸を張って、堂々と言った。 『どうしてこんなことをしたのか・・・。 まあ、ゆっくり風に言えばだね・・・どぼぢでごんなごどじだのぉおおお!!!! だね、ククク。』 今度は、胸を押さえながら笑っている。 『簡単な理由さ。 ゆっくりが悪だからさ!!! ゆっくりが悪!!!だから殺す!!! 出来るだけ残虐に!!!出来るだけ残酷に!!!』 両手を広げ、さも演説をしているかのように話し出した。 『ゆっくりが悪じゃないっていう方もいるだろう。 まあねぇ~。ゆっくりにも良いゆっくりがいてとか言う方もいるよねぇ~。 うん、それ間違いだから!!!』 また、胸を張る人間。 『ここに良い例を見せようか・・・。 ああ、ちょっと持ってきてくれ・・・。』 ちるのとらんのマスクをした人間たちが、箱を二つ持ってきた。 れいむのマスクをした人間が箱を開けると・・・。 「おい!!!くそどれい!!! あまあまさんをもってこい!!! でいぶはじんぐるまざーなんだよ!!!!」 「うんうんしゃんしゅるよ!!!ちゅっきりぃい!!!」プリュ 「ゆぴぃ~ゆぴぃ~。ゆっ!?うりゅしゃいよ!!!れいみゅをおきょすな!!」 「ゆっ!?きゃわいくてごみぇんにぇ!!!」 一匹のれいむと、3匹の子れいむがいた。 「ゆふん!!こんなところにとじこめるなんて、 くそどれいにはおしおきがひつようなんだね!! ゆっくりせーさいしてやるよ!!! ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」 れいむは、れいむのマスクをした人間に体当たりを繰り返す。 「ゆっくちちね!!!ゆっくちちね!!!」 「ゆ~!!おきゃあしゃん!!!がんびゃれぇええ!!!」 「にんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 どうやら、この子れいむたちはこのれいむの子供であるようだ。 母親の体当たりを応援する子れいむたち。 『そいっ!』 人間のパンチがれいむの顔面に直撃する。 「いじゃいぃいいい!!!! どぼぢでごんなごどずるのぉおぉおおぉおお!!!!」 「にゃにやっちぇるの!!くちょばばぁ!!」 「しょうだ!!!しゃっしゃとしょのゆっくちできにゃいにんげんしゃんをこりょせ!!!」 「しょんなこちょもできにゃいにゃんて!!ばきゃにゃの!!!しにゅの!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおぉおお!!!」 『れいむ、ゆっくりしないで聞いてくれ。 これから私はれいむを殺すよ。』 「ゆんやあぁあああ!!!もういやだぁぁああ!!! おうちがえるぅううぅうう!!!!!」 『でもねぇ・・・。れいむが・・・。 ここにいる君の子供をねぇ・・・。 君が殺すっていうのなら・・・。 助けてあげよう!!!!』 「ゆっ!?そんなことはできるわけないでしょ!! ばかなの?しにゅっ!?」 人間はれいむの顔面に今度は蹴りを入れた。 「いじゃいぃいいいぃいい!!!!」 『痛いだろう・・・れいむ・・・。 でも・・・そこのおちびちゃんを殺したら・・・。 助けてあげるよ・・・。』 「にゃにいっちぇるの!!!そんにゃことしゅるわけにゃいでしょ!!!」 「しょうだよ!!おきゃあしゃんはれいみゅたちにょことがだいしゅきなんだにょ!!」 「そんにゃこちょもわきゃらないにんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 子れいむたちは、相変わらず強気の態度で、人間を罵る。 「おに・・・いざん・・・ おちびじゃんをごろ・・・じだら・・・ ぽんとうに・・・でいぶを・・・だずげで・・・」 『ああ。助けるよ。私は嘘つきじゃないから。 私の信念は自分に正直に生きるということだから。』 「じゃあ・・・でいぶば・・・」 れいむは覚悟した。 自分の子供たちを殺すことを。 さっきから自分は子供たちのために、この人間を制裁しようとしたのに、 殴られて蹴られた時にも心配する一言すらなく、 ただ自分を罵ってくる子供たちの生意気な態度が気に入らなかったこともあったのだろう。 「どぼぢでじょんなごじょいうのぉおおお!!!!」 「おぎゃあじゃんばぁああ!!!れいみゅだぢのおがあじゃんでじょぉおぉお!!!」 「ぎゃわいいでいびゅをまみょるのがぁああ!!!おがあじゃんのじごどでじょぉおぉお!!!」 額にしわを寄せて怒り狂う子供たち。 こんなに可愛いれいむたちを殺そうなんて・・・。 自分の命ほしさに簡単に殺すなんて・・・。 信じられない!!! もうこんなゲス!!! 親なんかじゃない!!! 「「「ゆっくちでぎないおやばじねぇえええ!!!!」」」 その言葉を聞いたれいむは・・・。 「おまえだぢなんがぁああぁぁああ!!!! でいぶのごどもじゃないよぉおぉお!!! ゆっぐりぢねぇえええええ!!!!!!」 れいむは飛び上がり、子れいむの一匹を押し潰した。 「ゆぼぅ!!」 たった一撃で絶命した子れいむ。 「ゆんやあぁああああああ!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちがえるぅうう!!!!」 残った二人は泣き叫びながら逃げた。 しかし、子ゆっくりなど動きが遅い。 あっというまに回り込まれる。 「おきゃあしゃんんんん!!!ごめんなじゃいぃいいぃい!!!」 「れいみゅもあやまりゅきゃらぁあああ!!!!たしゅけてぇええ!!!」 「ゆっぐりじねえぇえええ!!!」 れいむは口を大きく開け、子れいむの一匹に噛み付いた。 「いじゃいっ!?」 体の半分を齧り取られた子れいむもたったい一噛みで絶命した。 残った一匹はそのれいむの圧倒的強さに恐怖した。 恐怖のあまり、うんうんとしーしーが漏れていた。 「きょわ・・・きょわい・・・」 「おまえばじばじばどぉぉおお!!!なぶりごろずよぉおお!!!」 と、れいむは叫んだ。 「ゆんやっぁああ!!!おきゃあしゃんんん!!!!たしゅけてぇええええ!!!」 「ゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは子れいむのもみ上げを口で咥えたら、思いっきり壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!!!」 子れいむは口から餡子を吐き出した。 「ゆふん!!いいぎみだね!!!おやにじねどいっだごどもばゆっぐりじねぇえ!!」 もう一度、れいむは子れいむを壁に叩きつけた。 「ゆぼぉ!!」 子れいむはさらに餡子を吐き出した。 「おきゃあじゃん・・・だじゅげ・・・」 「ゆん!!!おまえなんがおぢびじゃんじゃないよ!!!じねぇええ!!」 れいむはまた子れいむに壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!?」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 もう虫の息の子れいむ。時間の問題だろう。 「もっちょ・・・ゆっくち・・・ち・・・」 断末魔の叫びを言わせないかのように、 れいむは子れいむをさらに壁に叩きつけた。 「ゆばぁ!?」 「がんだんにじなずどでもおもっだがぁああ!!!おまえばゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは、一心不乱に子れいむを壁に叩きつける。 「ゆべぇ!!」 「ゆぼぉ!!」 「ゆげぇ!!」 「ゆがぁ!!」 「ゆごぉ!!」 人間でも数え切れないくらい、 子れいむを壁に叩きつけたれいむ。 「ゆっゆっ~ゆっ~」 息が荒いれいむ。 子れいむはもう皮しか残っていなかった。 周りには餡子が散乱していた。 「おにいざん!!!これででいぶばだずがるよね!!! やぐぞくばまもっでね!!!!」 『れいむ。私は約束を守るよ。 我々は君には手出ししないよ。』 「ゆふん!!!あたりまえだよ!! でいぶばゆっぐりじだいんだよ!!!」 ふてぶてしい態度のれいむ。 『そうだ。君に見せたいものがあるんだ・・・。 あそこにある四角い箱を見てごらん?』 「ゆっ!?でいぶばあまあまざんが・・・」 人間が指差すところにはテレビがあり、 そのテレビから・・・。 ザァザァザアアア 「「「おきゃあしゃん!!!たんじょうびおみぇでちょう!!!」」」 さっき、れいむが殺した子供たちが映った。 「ゆっ!?おちびちゃんたち!?」 さっき殺したはずなのに嘘っ!? れいむは戸惑ったっ!? また殺していなかったのか!! もう一回殺してやる!!! じゃないと!!!れいむが殺される!!! 殺してやる!!!殺してやる!!!殺してやる!!! れいむはテレビに詰め寄っていった。 「なにがだんじょうぶびおめでどうだぁあああ!!!! ごろぢでやるぅううぅうう!!!ごろぢでやるぅううう!!!」 鬼の形相で詰め寄り、今にもテレビを壊しそうな勢いで体当たりするれいむ。 「おきゃあしゃんはれいみゅのたいしぇちゅなおきゃあしゃんだにょ!!!」 「おかぜしゃんをひいちゃとき、おりぇんじじゅーちゅしゃんをもっちぇきてくれちゃよね!!!」 「れいみゅたち・・・うれちかっちゃよ!!!」 「おきゃあしゃんがいじわりゅするにんげんしゃんかられいみゅたちをまもっちぇくれちゃときのこちょおぼえちぇる?」 「れいみゅたちはしゅごくこわきゃっちゃけど・・・おきゃあしゃんがにんげんしゃんをおっぱりゃっちぇくれちゃよね!!」 「おきゃあしゃんはれいみゅたちのほきょりだよ!!!」 次々に流れてくる子れいむたちの感謝の言葉・・・ 「あ・・あああ・・・ああ・・・・」 体当たりしていたれいむは次第に言葉を失って行くと同時に、 体当たりも止めて、テレビを食い入るように見ていった。 「おきゃあしゃんといっちょにたべちゃあのあみゃあみゃしゃん!!!おいちかっちゃね!!!」 「あのちょき、おきゃあしゃん、じぇんじぇんたべないで、おきゃかいっぱいだきゃらってれいみゅたちにぜんびゅくれちゃよね!!!」 「おきゃあしゃんもむ~ちゃむ~ちゃしちゃかったんだよね・・・ごみぇんね・・・おきゃあしゃん!!!」 「だきゃら!!!れいみゅたちはあみゃあみゃしゃんをこんにゃにあちゅめちゃんだよ!!!」 そこにはたくさんの菓子があった。 「おきゃあしゃん!!!だいしゅき!!!おきゃあしゃん!!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 れいむは呆然とした・・・。 「あ・・・あ・・・・あ・・・・あああ・・・」 言葉が出てこず、ただ立ち尽くすだけであった。 『れいむ。いいものを見せてあげよう。』 れいむは振り返った。 人間は、子れいむたちが入っていた箱をひっくり返した・・・。 すると・・・。そこにはテレビの中にある菓子があった・・・。 「おちびちゃんんんん!!!ゆっくりぃいい!!!ゆっくりしていってねぇええ!!!!」 と、テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 れいむは自分のゆん生で最高だと思うくらいの満面の笑みで、 テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 「ごべんねぇえええ!!!でいぶのがわいいおちびじゃん!!! おがああじゃんんがわるがったよぉおおおお!!! みんなぁああああ!!!ゆっくりぃいい!!! ゆっくりしていってねぇえええええぇえええ!!!!」 れいむは誤解していた。 そうだ。れいむのおちびちゃんはかわいいれいむのおちびちゃんだ。 れいむはこんなにかわいいおちびちゃんをもって幸せだ。 れいむはこんなにゆくりしているおちびちゃんをもって幸せ者だ!!! 『れいむ。それはテレビだよ・・・。 君のおちびちゃんたちは・・・。』 れいむのマスクを被った人間は床に転がっている子れいむの残骸を指差した。 「あ・・・・ああ・・・ああ・・・・」 れいむは気づいた。 そう・・・。こんなにかわいいおちびちゃんたちを殺したのは・・・。 自分だった。 「どぼぢでごんなごどにぃいいい!!!!!! ゆんやぁああああ!!!! どぼぢでごんなごどにぃいいいいい!!!! ゆびぃいいいいい!!!! どぼぢでぇえええ!!!!どぼぢでぇえええ!!!どぼぢでぇええええ!!! どぼぢでごんなごどにいぃいいぃぃいいいいいぃい!!!!」 れいむは泣いた。ただただ泣いた。 ひたすら泣いた。その泣き声からはれいむの悲哀が伝わってくる。 『みなさん。ご覧頂いたでしょうか。 ゆっくりというのは、自分の命が助かりたいなら、 こんなに子供思いの子供であっても、簡単に売り渡してしまう悪なのです!!! しかもですね!!! 実を子供をですよ!ジワジワと嬲り後ろすなんて・・・。 まず普通の神経じゃ出来ませんよね。これはもう悪としかいいようがありませんね!!! さらにですね!!! 実は・・・。 このビデオに映っている子れいむたちは、実は全然関係のないゆっくりなんです。 これはどこにでも打っている愛で派の人たちが見ているゆっくりビデオのワンシーンなんです。 ええ。このれいむは野良です。野良ゆっくりです。誕生日なんて・・・。誰も知りませんよ。 当のれいむ自身もね・・・。 このビデオの子れいむたちが言っていることは、すべてフィクションです。 このれいむはこんなこと一切しておりません。むしろ完全放置です。 このれいむは典型的なゲスです。子育てらしい子育てを放置していました。 彼らを捕まえてしばらく見ていましたが、誰の目から見ても育児放棄していましたよ。 なのに、このビデオを見て、号泣するれいむ。不思議でしょう。 実は、ゆっくりには自分の都合のいい事実を作り上げるというなんとも罪作りな性質があるのです。 つまり、このビデオを見て、感動したれいむは自分の子供たちが、 このビデオのとおりのゆっくりした子供たちだと思い込んでしまったのです。 そして、そのゆっくりした子供たちを殺してしまったという自責の念から、 先ほどまで殺意を抱いていなかったのに、今では慈母のようにわんわんと泣き叫ぶ。 そして、悲劇のヒロインを演じて、みなの同情を買おうとするとてつもない悪なのです!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある山奥にて・・・・。 とてつもなく大きな居間で、超大型液晶モニタに映し出されたニュースを見ている、 ゆっくり2匹と人間が1人いた・・。 「ヤッテクレタノウ・・・ヤッテクレタノウ・・・・」 「先生!?お気を確かに!!!」 『しかし、これはなんともまた・・・。』 「こいつ・・・今すぐにでも殺してやりたい・・・」 『まあ、そういうな・・・お前の思ったとおりになるさ・・・』 「どういうこと・・・!?」 『まあ・・・見ておれ・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 男はさらに続ける。 『この箱にあるお菓子は、このビデオの通りに私が揃えただけです。 もちろん、この死んだ子供たちが集めたわけではございません。 まあ、そういうのはさきほどの子供たちの態度見て、おわかりですよね・・・』 ひたすら泣き続けるれいむをよそに男はさらに続ける。 『この親あれば、この子あり・・・。とでも申しましょうか。 あの子供たちも、親に死ねとか言っておきながら、自身が殺されそうになる。 親に助けを求めたり、謝ったりと・・・。 なんとも滑稽ではありませんか・・・。これはなんという小ずるい悪なんでしょう!!!』 男は笑いながら話し続けた。 『何が悪よ・・・。あんたがやってるのは全部ただの弱いものいじめじゃない!!!』 女性ニュースキャスターが小声でボソッと言った。 男は聞き逃さなかった。 『いいえ!!!違います!!断じて違います!!!』 男は、女性ニュースキャスターの顔に近づいた。 『なんと言おうとゆっくりは悪です!!! だから、殺す。それだけです!!! 我々の望み、目的は・・・それだけです!!!』 女性ニュースキャスターは、眉を吊り上げ、睨みつけるように言った。 『じゃあ、何で罪もない人たちまで巻き添えにするの!!! ゆっくり虐待したいだけならば、陰でコソコソと隠れてやっていればいいじゃない!!!』 『何をおっしゃいます!!! ゆっくりは絶対的な悪なんですよ!!!そんなゆっくりを愛でたり、保護したりするようなヤツは、 みんな悪に決まっています。だから殺します!!!だから制裁します!!! それだけです!!!ホントにそれなんです!!! 私は先ほども言いましたけど、嘘偽りは一切言っておりません!!! 私の言っていることがすべて正しいのです!!!』 『あんたの中では正しいんでしょうね!!! でも、少なくてもあんたたちは頭おかしいわ!!!』 『ええ、知ってますよ。そんなこと。 先ほども言ったじゃないですか!!! 私は正しいです。そして、頭がおかしいです。 そんなことは当の昔にわかっています!!! しかし!!!私は敢えて言います!!! ゆっくりは悪なのです!!!ゆっくりは絶対的な悪なのです!!! ゆっくりはこの世にいてはいけないのです!!! ゆっくりは死すべき生物!!!そう死すべきなのです!!! 彼らはそれほどまで罪深い生物なのです!!!! おやっ!?どうやらここまでのようですね・・・。』 男は再びカメラ目線になった。 『諸君!!!我々はもう終わりです。 残念ながら、我々の時間はもう終わりです。 ですが、覚えていてください。ゆっくりは悪なのです。 ゆっくりは死ぬべきなのです!!!! そして、ゆっくりが存在し続ける以上、 我々はいつでもよみがえ』 バキュン!!! 男の胸から血が出てきた。 次の瞬間・・・。 ドバボボボボオ!!! 轟音と共にたくさんの穴が開き、 男は倒れこんだ。 『ゆっぐり・・・じで・・・いっで・・・ね・・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 数日後、いろんな事実が判明してきた。 あの日、あまり目立たなかったけど、 都内で、ゆっくりを飼っている民家が何者かに襲われると言う事件が、 同時多発してたようだ。 被害件数、143件 そのうち14件が飼い主死亡。32件が飼い主や飼い主の家族が負傷したそうだ。 143件中、すべての飼いゆっくりは無惨に殺されたそうだ。 犯人たちは、約253名。1~3人でそれぞれ、ゆっくりが飼われている民家に進入してきたとのこと。 彼らは、ゆっくりを殺した後、その場で自らも後追い自殺をして、 誰一人、逮捕されなかった。 胸が痛くなる話だが、この飼いゆっくり襲撃事件のすべてのゆっくりと飼い主は、 互いを庇いあっていたそうだ。1件くらい、あのれいむのように、 飼い主を裏切る、ゆっくりを見捨てるといったケースがあってもおかしくないと思われていたが、 実は、飼い主と飼いゆっくりには、あいつ等には決して理解できない絆みたいなものがあるんじゃないかと・・・。 さらに、N県A山付近を火炎放射器で放火していた男は、 地元警察に追い詰められた後、自らの体に火をつけて焼身自殺をしたそうだ。 よく調べてみると、全国に7箇所あると言われているゆっくり保護区は、 すべて、襲撃されており、ゆっくり保護区のゆっくりたちはすべて皆殺しにされたそうだ。 犯人たちはいずれも自殺したとのこと。 ゆっくりんピースの本部ビル爆破が今回の事件で、一番被害が大きな場所だったようだ。 実は、その日、ゆっくりんピースの本部ビルでは、ゆ虐に苦しむゆっくりを救おうと立ち上がった、 愛で派たちの集会があり、その飼いゆっくりや、ゆっくり虐待に苦しんだゆっくりたちが集まっていたらしい。 焼け焦げた1万匹のゆっくりたちは・・・みな・・・心の底からゆっくり虐待がなくなればいいと思っていたとか・・・。 彼らの夢は人間とゆっくりとの共存だったとか・・・。中には自発的に参加した野良や野生のゆっくりも混じっており・・・。 その集会が開かれていたら・・・。世間的には大々的なニュースになっていたとか・・・。 そして、ゆっくりんピース会長であり、国会議員でもあった、故・愛出愛子氏は、 ゆっくり愛で派の筆頭であったという。 その聖人君子のような人格は各界で評判があり、女性初の総理大臣も夢ではないと言われるほどの凄腕政治家だった。 彼女自身、元々はゆっくり嫌いであり、ゆっくりを虐待していたという過去があるが、 ゆっくりの愛らしさ、健気さ、無邪気さ、そして無垢な心に、心を洗われて、 虐待から足を洗い、ゆっくり保護に力を入れていた。ゆっくり保護区を作り上げたのは彼女の功績であり、 そして、彼女が殺されたその日、ゆっくり愛護法案の決議の日であったようだ。 彼女が通そうとした法案が、もし通っていたのなら、ゆっくり虐待を趣味にしている、俗に言う虐待鬼意山たちは、 みな飼いゆっくり、野良ゆっくり問わず、虐待行為に及んでいるという疑いがあるだけで、家宅捜索および逮捕、 虐待が発覚した場合、執行猶予なしの実刑に処せられるという大変厳しいものであったとか・・・。 しかし、愛出氏が死んだことにより、この法案を通らせる程の凄腕政治家はゆっくり愛で派には他になく、 このままだと、自然消滅してしまうとか・・・。 そんな彼女だったからか・・・あのゆっくりのマスクを被った輩は彼女を狙ったのだろう・・・。 この事件の後遺症とも言えるのだろうか・・・。 あのテレビを視聴していた者たちは、精神科に通院し始める者が多く、 その4割がPDSD(心的外傷後ストレス)と診断されたそうだ。 そのうちの多くが筋金入りの虐待鬼意山だったらしく、 「オレ・・・もう・・・虐待できない・・・」と、 無気力になっているとか・・・。 噂では虐待されていたゆっくりが、119番に通報したとかなんとか・・・。 虐待するはずのゆっくりに助けられるとは・・・。 多分、番組よりもそっちの方が原因じゃないのか・・・。 あと、「たのしいゆっくりなかま」はあの放送を機に打ち切りになり、 歌のお姉さんをしていた女性は芸能界を引退し、実家の東北地方に帰ったそうだ。 ゆっくりありすを3匹出産したとかそういう都市伝説をよく耳にするが真偽は不明である。 ただ、ネット上ではいくら消してもあの時の動画が出回っているのは確かである。 それと、匿名希望でテレビ局にこういうメールが届いたことが局内で軽い噂になった。 「ゆっくり道の極意を以って、お相手差し上げたく候。 ゆっくりの誇りに懸けて、貴殿らの愚行を後悔させ奉りたく候。」 意味がわからん・・・。なんのこっちゃ・・・。 そう言えば、ゆっくりをデザートにしている定食屋、 なんだかゆっくりをデザートにするのを止めたらしい。 あの放送以降、ゆっくりの叫び声聞くとあの事件を思い出す人が多いとかなんとか・・・。 しかし、この事件でも不可解な出来事があった。 いや、この事件自体が不可解なんだが・・・。 ゆっくり製菓の本社ビルに、ゆっくりのマスクを被った人間約50名ほど襲撃したという情報があったが、 後になって、そんな事実はなかったと、ゆっくり製菓が発表した。 目撃証言も多数あったが、次第に目撃者の数も減っていき、 いつのまにか、今回の事件とは全く関係のない出来事だということになった。 その50名は過去に懲戒解雇してきた元・社員の集まりだと、元・社員たちが警察に出頭してきた。 だが、ゆっくり製菓は彼らに対して、起訴しない方向だと発表した。 それ以来、誰もこの件には触れることがなくなった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある夕暮れ時。 河川敷の斜面に座っているれいむ。 沈む夕日を静かに眺めて、れいむはたたずんでいた。 『お!!あんなところにゆっくりれいむがいるぜ!!!』 『おっしゃ!!!いじめてやろうぜ!!!』 小学生たちがれいむに近づいていく。 『こら!!あなたたち!!!』 後ろから女性が怒る声がした。 『あっ!?やべぇ!!逃げろ!!!』 小学生たちは一目散で逃げていく。 『あら!?あなた!あの時の!!!』 この女性は、あの時、臨時ニュースを読んでいた女性ニュースキャスターである。 「ゆっ・・・ゆっくり・・・して・・・いってね・・・・」 そして、このれいむは・・・。あの事件のれいむであった。 『あなた、最近どうやって過ごしているの?新しい家族は出来たの?』 女性は、れいむに優しく微笑みかける。 「あれから・・・れいむは・・・ずっとひとり・・・だよ・・・」 哀しそうな目で夕日を見つめるれいむ。 『どうして?ゆっくりは家族がいっぱいいるとゆっくりできるんでしょ?』 「れいむはもう・・・ひとり・・・で・・・いたい・・・ もう・・・れいむ・・・れいむのことを・・・じぶんで・・・しんじられない・・・」 れいむもまた、心に傷を負っていたのだ。 『あんなやつのいうことなんて、忘れなさいよ!! まあ、街で野良ゆっくりやってると駆除されちゃうからなぁ・・・。 山にでも帰ったら?そしたらいっぱい素敵な美ゆっくりと出会えちゃうかもよ~』 女性は、なるべく明るいテンションで話しかける。 れいむのペースに合わせると・・・ドンドンれいむは哀しい表情になるから・・・。 「れいむ・・・このまちでうまれたよ・・・ やまでくらしたこと・・・なんて・・・ないよ・・・ かりのしかたなんて・・・しらないよ・・・ それに・・・やまなんて・・・いなかに・・・いきたくない・・・ あまあまさん・・・おちてないし・・・」 沈む夕日をずっと見つめるれいむ。 それを見て、ちょっと困った顔した女性。 ふぅ~と溜息を、一回ついて後、 『じゃあ、うちにくる? うちにはねぇ~生まれたばかりのまりさがいるのよぉ~!! 可愛いまりさでねぇ~!!!すごくゆっくりしてるのよ~!!! だじぇ!!だじぇ!!!って、舌足らずでねぇ~!!! すっごく可愛いの!!! れいむにお願いするわぁ!!!私がいない間、相手してあげてぇ!!! 私ってさぁ~最近仕事が忙しくて、まりさの相手をしてあげてないのよぉ~!!! あなたならぁ~!!!まりさのお母さんの代わりにもなって』 「おねぇざんん!!!!!!」 れいむは叫んだ。 「おねぇえざんん!!!!でいぶばぁあああ!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんをぉおおおおぉお!!!」 『それ以上言わないの!!そんな過去のことをいつまでも引っ張ってちゃダメよ!! それにあなた悔しくないの!?あんなヤツのいいなりになって!!! ゆっくりは悪?ゆっくりは死ぬべき生物? ハァ!?ふざけんなよ!! あんたは神かよ!!!あんたは命を司る神かよ!!! 神だったら、銃撃なんかで死ぬんじゃないわよ!! あんただって、そんなやわな体なくせして、神か革命家かなんかのふりして、 自分よりも弱いゆっくりをいじめたかっただけの、ただの弱虫じゃない!!! 私は認めないわ!!!絶対に!!!あんなヤツ!!! 絶対に認めない!!! ただ、弱いものいじめしたいなら、そういえばいいのに!!! 何が私は嘘はつかないよ!! つきまくりじゃない!!!ホント!!!思い出すだけでムカつくわぁ~!!!』 「おねぇざんんんん!!!!」 れいむは女性の方へ振り向いた。 れいむはボロボロに泣いていた。 「でいぶばぁあああ!!!ぞれでもぉおぉお!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんんんをぉおおおお!!!」 れいむは顔をクシャクシャにして泣いていた。 女性は、れいむを持ち上げて、愛おしく抱き上げた。 れいむは泥だらけだったので、女性の綺麗な服は汚れてしまったが、 女性は一切気にしなかった。 『誰にだって間違いはあるのよ。 まあ・・・あれは取り返しのつかない間違いだったかもしれないわ。 でも・・・そんなあなただからこそ・・・ 私は・・・私のまりさを預けたいと思うわ・・・ 私たちは変われるのよ・・・ あんなヤツなんかいいなりになってたまるもんですか!!! 変わりましょ!!!あなたと私で!!! 見返してやりましょうよ!!!何が悪よ!!!何が死すべきよ!!! てね☆』 れいむと女性は夕日に向かって、家路に帰っていった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「みゃみゃ!!!ありしゅ!!!しゅ~りしゅ~りしゅるぅう!!!」 「♪ちょちょちょちょちょきゃいひゃぁぁあ!!!!」 『あらあら、おちびちゃんたち!!! ダメよ!!ママ!!!まだお仕事さんしてるんだからぁ!!!』 「「「ゆゆゆ~ん☆ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」 『うふふ。私の可愛いありすちゃん!!!ゆっくりしていってね!!!』 終わり。。。? あとがき 無駄に長すぎた。 なんかこういうごちゃ混ぜにした映画って昔あったよね? 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る なんか違う。何か違うのか分からないけど。なんか違う。 -- 2019-03-28 14 41 41 畑荒らしている時点で害獣確定。害虫は駆除、全滅させる。だがこのやり方はひでぇな -- 2018-09-13 19 52 37 オメガグループに射殺されるオニイサンなんて 最高にゆっくりヒャッハー!するね! …後、何人か逮捕されれば良かったのに、と思った。 -- 2017-03-21 23 59 06 テロリストに賛同する。何故成功させなかった。途中までは最高だったのに台無しだよ。 -- 2016-04-23 09 07 54 ゆっくり死すべし ゆっくり愛では悪の象徴 -- 2015-10-07 22 48 20 最後の部分すごい感動した -- 2015-07-03 16 39 02 さすが人間悪魔だ!テロの奴殺したい。(冗談)だと良いね(笑) -- 2015-06-24 00 07 31 あっれーおっかしーなー(放心状態)シンダンジャナ「死んでませ〜ん!!!あの時言ったでしょう? 我々はいつでもよみがえる、と」 「ゆんやああああぁぁぁ!!れいむおうじがえr『ババババババキューン!!』 なんと言うことでしょう。 再びあの惨劇が、今始まる! 本日公開ッ! 題名 「死すべき生物 劇場版」 -- 2015-01-01 21 16 44 こっわ超こっわ あいつら間違いなくキチガイ 特にパチュリーのマスク -- 2014-12-16 16 31 20 ゆっくり虐待はいいけど人に迷惑かけたらアカンやろ -- 2014-11-30 11 47 46 ブロリー「殴らせろ!!奴らを殴らせろ!!」 DIO「止めるんだ、ブロリー!!奴らは、死んだ!!殴っても、気分は、晴れない!!怒りを、ぶつけても、しょうがない!!、だから止めろ!!」 -- 2014-11-10 22 56 17 てんこ「てんこのでばんはいつなの!続編はあるんでしょうね!はやくてんこをいじめてねぇぇぇ!」 いく「そうりょうむすめさま、ざんねんですが続編はないようです。」 てんこ「どおじでぞんなごどいうのおおお!」 -- 2014-10-06 19 42 54 クアドリガ「ゆっくりが悪か...。だが悪なのは愚行の者に過ぎない」 -- 2014-04-10 01 10 50 あぅーーーー(T ^ T)俺、出直してくる!!!クッソー!なにが、虐待ダー!!!!うわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2014-04-03 15 30 10 ↓6君黙りなさい?ブッ殺すよ? -- 2014-03-05 17 52 39 お姉さんのまむまむ。。。 -- 2014-01-18 12 15 19 こんなこというのもあれだが、現実でこれ起きたらと想像すると 阿鼻叫喚と共になぜか自分がテロリストフルボッコして殺さないようにせいっさいっしてる んだが俺おかしいなww もちろんゆっくりの中でゲスな奴おっもちかえりぃしたけど -- 2013-11-02 03 53 06 こういう過激派の活躍をもっと見たいなぁ -- 2013-09-01 23 13 17 もっとこういう方向の作品があってもいいよね。 虐待なんてどんなに言い訳してもゲス行為なんだから、 ゲス虐待人間がゲスゆっくりと同レベルになる話ってのは頷けるわ。 -- 2013-07-21 02 28 38 サイゴノユックリモシネバユカッタノニ -- 2013-07-20 16 35 40
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「夜の公園に武術家が二人……。勝負でしょう」 数分後、そこにはラオウの北斗神拳をまともにくらい、ズタボロの亡骸となった本部以蔵の姿があった。 だが、彼もただ一方的に殺されたわけではなかった。武術家としての意地を見せ、ラオウの小指をへし折ったのである。 拳王相手に一矢報いた本部の死に顔は、安らかだった。 【午前2時/日本・どこかの公園】 【ラオウ@北斗の拳】 【状態】右手小指骨折 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:強者を見つけ出し、戦う 【本部以蔵@刃牙シリーズ 死亡】
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第九話『メルナ死す!!』 ―――アメリカ大陸西部。レイルガルズの支配下に置かれ、完全に以前のアメリカとは 別物の存在となっている街並みが広がる。都市部は、高層ビルが並ぶ空間から 黒い建物がいくつも並び、砦も見受けられる。 そして、この辺りとなると、人の気配はまるでなく、街を行き交うものは 禍々しい姿をしている魔族たちであった。 そしてレイルガルズの本拠があるロサンゼルス中心部に、巨大な要塞と城がある。 それこそが、レイルガルズの長、ヘルの居城。その内部の玉座の間に、 一人の悪魔が大慌てで入ってくる。 「ヘル様に申し上げます!戦乙女たちが、ここアメリカへオクスナートから入った模様! 我がレイルガルズの砦を打ち破りながら、ロサンゼルスへと向かっています!」 その言葉を聞き、ヘルは眉一つ動かさずに、玉座から立ち上がる。 「そうか……奴らめ、とうとう…まあよい、アレイシー!シュルゲ!」 ヘルの声に呼応し、露出度の高い服装の女と、冷徹な顔立ちのメイド服の女が瞬時に 現れ、その場に跪きながら、ヘルの方に向く。 「お前たちに、戦乙女どもの討伐を任せよう。よいな?」 「はっ、仰せのままに…」 「ヘル様に、戦乙女の首を献上致します」 指示を受けたアレイシーとシュルゲは、現れた時と同じように、瞬時に姿を消した。 そしてヘルは再び、玉座へと腰掛け、報告に来ていた兵士を帰し、玉座の間に一人となる。 「ふふっ…だが、アレイシーやシュルゲがいても、ここに戦乙女のうち一人は必ず 来るだろう……そ奴が泣き叫び、余を喜ばせる光景が浮かぶようじゃのう……」 そんなことを想像しながら、ヘルはほくそ笑む。 ロサンゼルスに突入した戦乙女たちは、次々と群がる悪魔どもを斬り倒す。 突入した際から、その勢いは留まるところを知らず、流星のように突っ切っていく。 「こんなものじゃ、物足りないわよレイルガルズ!!」 メルナは斧を横払いのように振るうと、一度に五体ほど斬り捨てる! 「どれだけいても……!」 「無駄だと知りなさい!!」 フィリーと美琴が同時に、フィリーは槍を、美琴は剣を振るい、周りの敵を 打ち倒していく。 「ふう、ざっとこんなところね」 「まったく……数ばかり多いんだからぁ。ボク疲れちゃったよ」 「美琴、まだ先は長いのです。弱音は吐いていられないわ」 粗方、片付き、三人が呼吸を整えていると、突如として妖気がその場に発せられる。 三人はそれに警戒し、身構える。 ドカン!と大きな音が辺りに響きまわると、土煙を上げながら現れたのは。 「アレイシー!」 「シュルゲ……!」 レイルガルズの大幹部二人が戦乙女を睨みつけていた。 「戦乙女…美琴ちゃん、あなたたちをここで殺せというのがヘル様の命」 「残念ですが、戦乙女様たち…あなたたちもここで終わりです」 アレイシーは鞭を、シュルゲは大鎌を取り出し、構える。 すでに倒してきたレイルガルズの軍勢とは比べ物にならないほどの気が辺りに蔓延する。 「ふん!もうあんたたちなんか、恐れはしないわよ!……フィリー、美琴?」 勇ましくメルナが前に出ようとするが、それを二人は制止するかのように メルナよりも前に歩みを進める。 「メルナ、あなたは先にレイルガルズの本拠地に行ってください」 「この場は、ボクたちがなんとかするから!」 そう言って、向こうと同じく武器を構えていく。 「フィリー、美琴……わかった!必ず、生きて会いましょう!!」 「そっちこそ、死なないでよね!」 あくまで笑顔でメルナは二人と別れると、レイルガルズの居城目指して突撃していく。 それを、まだ生き残りがいたのか、下級兵士たちが食い止めようと立ち塞がる。 「もう、いつまでも邪魔するんじゃない!グラビティウェーブ!!」 辺りの重力を操作し、一気に軽くする。その影響で空高く舞った悪魔どもに メルナは慈悲の心は持ち合わせず、斧を振りかぶって投げつける! 「アックス!!ブゥゥメラァン!!」 ものすごい勢いで回転しながら、斧が飛び、次々と敵を斬り裂いていく。 メルナは着地するとすぐさま要塞城に向かって再び駆け出す。、しばらくして 彼女が斬り裂いた雑魚どもがボトボトと落ちてきた。 メルナが去り、残されたフィリーと美琴、そしてシュルゲとアレイシー。 一触即発の雰囲気を打ち破ったのは戦乙女たちの方だ。 二人が勢いよく、フィリーはシュルゲに、美琴はアレイシーに飛びかかる。 ガキン!と金属音が響き、フィリーの槍と、シュルゲの鎌がぶつかり合う。 「シュルゲ!以前は貴様を殺し損ねたけど、今回はそうはいきません!」 「私の弱点が分かっていれば勝てるとでも思っているのですか? 傭兵をやっていたと聞きますが、まだまだ甘いです…よ!!」 シュルゲはフィリーを嘲笑い、力任せに彼女を振り払うと、回し蹴りを浴びせ転倒させる。 「命は…頂きます!!」 「くっ!!」 隙が出来たフィリーを逃さずシュルゲが攻撃しようと飛び込むが、間一髪、 転がりながら回避すると、逆に蹴り返し、槍を横に払いシュルゲに浴びせる! 「ぐうっ!?や、やりますね……戦乙女様」 「メイドはメイドらしく、戦闘なんかしないで後ろに控えていなさい!!」 フィリーが槍を投げつけると、それはシュルゲの腹部を貫通した! 「うあっ…!?」 「どうかしら?戦乙女の力をフルに使えば…貴様たちを浄化することも難しくはない!」 フィリーが戻ってきた槍を再び構えるのに対し、シュルゲは歯を食いしばり 血がドバドバと流れる腹部を抑えながら、彼女を睨みつけることしか出来なかった。 一方、美琴は果敢にアレイシーに向かって斬り掛かり、押していく。 だが、アレイシーはそれでも余裕の表情を崩さない。 「ふふっ、美琴ちゃんはまだまだ甘いわね」 「な、なんだと!もうお前になんかにボクは負けないんだから!!」 激昂した美琴は、さらに剣気を強めて、アレイシーを斬り裂こうとする。 「惜しいわ…ねぇ!」 「うわっ!?」 紙一重で美琴の斬撃を避けると、腹部に蹴りを放ち、さらに鞭を美琴の首を締め上げる。 「ぐぅ……ぅぅ………!」 「さぁて、このままポックリ逝かせてあげるわ…本当はもっと虐めたいけど、 ヘル様の命令だからね」 ググっと、締め付けがさらに強くなっていく。美琴は苦しみに顔を歪めるが 震えながらも鞭に手を掛けた。すると、そこから一気に鞭を引き裂いた! 「な、なんですって!?」 「はぁ、はぁ……もう、負けないって言っただろ!!」 驚くアレイシーに美琴はその隙を逃さず、剣を袈裟懸けに振り下ろし、斬り裂いた! 「ぐ…ああぁぁぁ!!」 「どうだ!少しは参ったか!!」 状況不利と見たか、アレイシーは同じく負傷しているシュルゲの飛ぶ。 「シュルゲ……こうなったら、あんたと私とで……あれをするしかないわ…」 「ア、アレイシー様…!?本当にやるおつもりですか?」 「ここまで戦乙女たちが力を身につけるとは誤算だった……こっちが勝つにはやるしかない!」 アレイシーは相当焦っているようで、シュルゲもそれを理解し、観念したかのように やれやれと目を瞑る。 間もなく、アレイシーとシュルゲは抱き合ったかと思うと、頬を赤く染め、口付けを交わし始めた。 その光景に思わず、美琴は顔を赤くし、フィリーはそんな彼女に手で目隠しして自身も頬を赤く染める。 「ちょ……な、何をしているのですか!?」 「ふふ…すぐに、わかるわよ……」 そう言って接吻を強めると、今度は唐突に二人の身体が眩く光り輝き、融合していく! 「くっ!何が起きたというのですか!?」 「ううっ!……ア、アレイシーとシュルゲが…!」 二人の姿はそこにはなく、代わりにグラマーなスタイルの紫色の長い髪を垂らしながら 露出度の高い服を着こなす美女の姿があった。 その美女はニヤリと怪しく笑みを浮かべると、腕を前に突き出し衝撃波を繰り出してきた! それを間一髪で避ける二人だが、衝撃波が命中した箇所は地割れを起こしたのと同じようになっていた。 「な、なんてパワー…!」 「あの、アレイシーだか、シュルゲだか、どっちかわからないけど、ヤバい感じだ… てゆーか、本当レイルガルズは合体が好きだなぁ」 アレイシーとシュルゲが融合した存在は、唐突に笑い始め、二人を見据える。 「ふはははは!我が名はヨルムンガルド!戦乙女たちよ……ここで朽ち果てよ!」 ヨルムンガルドと名乗った女の腕が蛇のように伸びると、美琴に避ける隙を与えずに 彼女の身体を巻きつけ、締め上げていく。 「ぐぅぅぅ!!こ、こんなので…ああぁぁぁ!」 だが、締め上げるのと同時に、その腕は炎のごとく熱くなり美琴の身体を焼け焦がしていく。 「美琴!はぁぁぁぁ!!」 美琴を締め上げる腕にフィリーは槍を投げつけ、美琴を救出する。 「邪魔をするものでは……ない!!」 ヨルムンガルドが姿を消したかと思うと、フィリーは吹き飛ばされていた。 一瞬にしてヨルムンガルドはフィリーの背後に回り攻撃したのだ。 「くっ……瞬間移動とは…!美琴、大丈夫?」 「うん…だけど、このままじゃまずいね…」 そんなことを話し合ってるうちもヨルムンガルドは無差別に全身から衝撃波を繰り出し 二人の戦乙女を始末しようと激しい攻撃してくる。フィリーも美琴もそれを 避けるだけで精一杯。そしてついに、二人まとめてその蛇のような腕に捕まってしまう。 「うあっ!!くそ……」 「ぐっ!避けることすらままならなくなるとは…」 二人が悔しい気持ちを噛み締めているのがヨルムンガルドにとっては嬉しいらしく 笑みを浮かべ、舌なめずりをする。 「さあ、戦乙女……お前たちは、私の養分となるがよい!!」 次の瞬間、ヨルムンガルドの小さな唇が、巨大に開かれた!その大きさはまさに 化け物と言って差支えがなく、フィリーと美琴を飲み込むのぐらいは余裕であった。 「うああぁぁぁぁっ……!!」 脱出することも叶わず、二人はそのまま飲み込まれてしまった。 戦乙女を始末したヨルムンガルドは、満足げに笑い、息を吐く。 「ふふふ……さて、先に行ったもう一人の戦乙女も食べなくては…」 ゆっくりと要塞城の方を向くと、歩き出そうとする……が、それは出来なかった。 「うぐっ!?あがぁぁ……な、なんだ、この痛みは…!?」 ヨルムンガルドは唐突に腹部から走った激痛に、のた打ち回る。すると、彼女の腹から 光の筋がいくつも、飛び出すと、爆発を起こした! 「うぎゃあぁぁぁぁぁっ!!」 絶叫し、再び辺りを転げまわるヨルムンガルド。そんな彼女に影が差した。 「き、貴様ら……私が食べたはずなのに……」 影の主はフィリーと美琴であった。美琴は不敵に笑みを浮かべて答える。 「あんたに飲み込まれた時は吃驚したけどね…逆にお腹の中からたっぷりと 攻撃させてもらったよ!」 「私たちを食べたかったら、予め、この場で殺しておいた方がよかったですね」 「お、おのれ戦乙女……」」 恨みの視線で見つめるヨルムンガルドだが、もう抵抗することは出来ない。 「フリージングダンス!!」 「風龍連翔撃!!」 フィリーの力で氷漬けなったヨルムンガルドに、素早く二人の槍と剣が無数に刻まれていき 最後に、美琴の起こした竜巻によって大きく吹き飛ばされ、大地に叩きつけられた。 それと同時にヨルムンガルドは光を放ちながら、元のアレイシーとシュルゲの姿へと戻る。 「ど、どうして、よ……合体しても、戦乙女たちに勝てなかった…」 「り、理解…不能……ヘル様、申し訳ございません……」 戦乙女の強さを知ることもないまま、二人は光を放ちながら爆発四散した。 「…そんな付け焼刃な強さでは、本当に強くはなれない…」 「強くなりたきゃ、苦労しなくちゃね、ボクたちみたいにさ」 美琴が嘯くと、要塞城の方へと振り向く。 「フィリー、早くメルナのところに行こう!」 「そうですね、メルナ…無事でいてください」 二人はすぐに要塞城に向かって駆け出していった。 ―――レイルガルズ要塞城。一人突入したメルナは、まっすぐと最奥の部屋である 玉座の間を目指して進んでいく。途中、やはりレイルガルズの怪人怪獣の妨害があったが そんなもの、今のメルナには物の数ではない。 「……ここか…ふん!!」 そしてようやく辿り着いた玉座の間の前。扉を思い切り蹴破り、メルナは部屋へと入る。 「ふっ、ついに来たか…戦乙女。お前はメルナという名だったな」 玉座から立ち上がり、メルナを見つめるのは、レイルガルズの長、ヘルである。 「知ってるなら話は早いわ。レイルガルズの長、ヘル!あんたをここで泣かして 倒して、地球支配も完全にお終いにしてあげるわ!!」 臆せず、力強く、勇ましく宣言するメルナ。だが、ヘルはそれに対し、笑ったままだ。 メルナの斧に対抗して、ヘルも大剣を呼び出し、彼女の前に降り立つ。 偶然か、二人とも体型は小柄であるため、ちょうどよく視線が合う。 「さて…メルナよ、余を見事倒してみるか!?」 「望むところよ!おおりゃあああぁぁ!!」 斧を大きく振りかぶり、ヘルに向かって振り下ろす!だが、寸でのところで避わされてしまう。 逆に背後に回られ、その大剣によって背中を斬り裂かれてしまう! 「きゃあああ!!くっ……」 「今までレイルガルズが支配してきた国々をいくつも解放してきた貴様の実力は この程度か、メルナ?もっと楽しませてほしいものだ」 苦痛に顔を歪ませながらも、メルナは再び斧を構える。 「…ふん!こんなものじゃ、参りはしないわ!ロックアロー!!」 大岩を召還すると、それを勢いよくヘルに向かって飛ばす!速さからいって いくらヘルとて、避けることは叶うまい…だが、ヘルは慌てる様子も見せない。 「…ムスペイル!!」 ヘルの大剣が赤く発光したかと思うと、そこから小さな火の球が飛び出し、 ロックアローとぶつかり合う。一瞬の攻防すらなく、火球は岩を粉砕し、そのまま メルナにぶつかり爆発した! 「うああああぁぁぁぁ!!」 火のエネルギーがメルナの全身に広がり、身体中、ところどころ焼け焦げていく。 「熱かろう?炎の国から直接呼び寄せた火球だからな。一兆度はあるぞ?」 ようやく炎が消え失せるも、メルナのダメージは深刻である。メルナは歯を食いしばり 最後の一撃に掛けるしかないと決意した! 「ヘル……あんたは強い…けど、それでもこっちだって負けるわけにはいかない!!」 「ほう…?どうやって余に勝つつもりなのかな?」 問いかけるヘルに、メルナは無言である。だが、勝算がないわけではない。 「グラビティ……ストォォォム!!」 両腕にエネルギーを集め、それをヘルに向かって解き放った! 「ヘル!これで、あんたも潰れてしまえ!!」 強烈な勢いでヘル周辺の重力が重くなり、一気に押しつぶそうとする。 彼女の周りの物は既にぺしゃんこになり、辺りは大きくひび割れていた。 「ぐっ…ああああ!!」 ヘルも苦しみの叫びを上げ、その場にへたり込んでいく。 メルナもヘルに効いていることに内心喜び、微笑を浮かべる。 「あああ……!…なんてな?」 「!?…な、なに!効いていないの!?」 ヘルはメルナを嘲笑する。メルナが精一杯繰り出した重力波も、ヘルにはまるで効果が なかったのだ。その場で軽々と動いて見せると、大剣に重力波のエネルギーを集めていく。 「メルナ、お前は半神半人の存在となったそうだが…例え完全に神になったとしても 余には勝てぬ!!はああああ!!」 大剣に集めたエネルギーを波状光線に変換し、メルナに向かって放った。 ボロボロのメルナは避けることも叶わず、それを胸に浴びてしまう! 「ぐっ、ああああああああぁぁぁぁぁ………!!」 メルナの悲痛な叫びが玉座の間に響き渡ると、彼女はその場に膝を着いてしまう。 完全に隙だらけになったメルナを逃さずヘルは目にも留まらぬ速さで接近する。 「死ね、メルナ」 音もなく、その大剣を振り下ろす。頭から一刀両断に斬られたメルナはヘッドギアが破壊され、胸から出血が起きる。 不思議と、メルナは痛みを感じることもなく、その場に横たわり…動かなくなった。 最期は断末魔も残さずに。 その直後、怒涛の勢いでフィリーと美琴が玉座の間に駆け込んできた。 「メルナ!!無事!?」 美琴が真っ先にメルナの名を呼ぶが、返事はない。代わりに仁王立ち状態で 立ち上がっている、メルナと同じぐらいの体格の長い黒髪の少女。二人はすぐにそれが レイルガルズのヘルだと気づいた。 「……貴様がヘルか…メルナをどうした!?」 ヘルは二人を見下すように笑い、足元のものを転がした。 「メルナ?ここにいるぞ」 片手で足元のものを掴み、二人に向かって投げ飛ばす。それはぐったりとした メルナの姿。いや、もう、メルナであったものの姿。 「メルナ!メルナ!!……ちょっと、何寝てるんだよ!」 「メルナ……!まさか…!」 次第に青ざめていく二人に、ヘルは止めの一言を呟いた。 「メルナは、死んだよ。余に傷一つ付けることも出来ずにな」 メルナが――――――死んだ。 次回予告 「メルナは死んだ…。悲しみにくれる間もなく、ヘルの攻撃に美琴とフィリーは 立ち向かう。だが、ヘルの圧倒的な力に成すすべは無い。ヘルを倒すにはメルナの 力が必要不可欠なのだ。そこに光臨するブリュンヒルデ。彼女の助けはメルナを 救い出すことが出来るのか?そしてヘルをレイルガルズを倒すことは出来るのだろうか? 次回、いよいよ最終回。戦乙女の旅が終わる」 .
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順位 役名 俳優 得票 総得票に占める割合 1 上杉謙信 阿部寛 12 27% 2 遠山康光 螢雪次朗 9 20% 3 妙椿尼 萬田久子 6 14% 4 上杉景勝 北村一輝 5 5 仙桃院 高島礼子 4 6 柿崎晴家 角田信朗 3 7 北条高広 新井康弘 1 7 上杉景虎 玉山鉄二 1 7 華姫 相武紗季 1 7 お船 常盤貴子 1 7 樋口兼続 妻夫木聡 1 計 44 番外 1 紅葉 1 1 謙信の寄り目 1
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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 06 55.37 ID wwx+Eb6m] 光秀「(主君を)切り替えていく」 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 07 36.30 ID COgs5/im] 本能寺「急に光秀が来たので、、、追い返せば良いのに炎上してしまった」 3 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/04(日) 15 09 27.20 ID 8njlOZZU] 二岡「小坂め、謀反か!」 4 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 09 59.68 ID r7Pxri3H] 梅雪「ぐわっ」 5 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/04(日) 15 13 18.83 ID jKd19urz] 弥助「デラウメーガヤ」 6 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 14 10.57 ID RVoKnJ2G] 徳川「朗報だね」 7 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 15 50.88 ID r7Pxri3H] ペルリ「あれが増上寺か」 8 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 16 16.55 ID 2G+NeBva] 二岡「(謀反の対策)やってねーよ」 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 16 55.98 ID qj+X+ELr] 原「だが男らしい最期と言える」 12 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 19 01.12 ID 8njlOZZU] 二岡「もうタイムリミットやし、これまでやし、考えんでええようになったんちゃうか」 13 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 22 02.72 ID 6Ft8yKcr] 信長「二岡は本能寺でたしかに死んだが暗殺などではない。ただの腹痛で死んだのだ」 14 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 26 45.30 ID c0df6XnD] 小坂遊撃守誠(こさかゆうげきのかみまこと)「二岡討ち取ったり~!!」 15 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 15 27 36.62 ID mcf8+ARV] 二岡「(原を)切り裁いていく」 25 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 16 33 15.69 ID 8ONRIFXt] 古城「すぐにカープと和睦して京都に戻る」 26 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 16 39 01.77 ID 5Acim60E] 二岡「(義経としての人生を捨ててチンギスハーンに)切り替えていく」 29 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 17 12 13.39 ID 6Ft8yKcr] 階段で転んで死亡 信長「知らなかった」 32 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 17 29 06.07 ID mhk7lJFY] 秀吉「しゃーない」 33 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/04(日) 17 31 01.37 ID HuQNiZvt] 秀吉「(天下取りに)切り替えていく」
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ミスラ首無しバラバラ殺人事件Σ(゜д゜|||) イルルシ監視哨開通ツアー 開催! 5月3日のGW真っ只中の20 30 アトルガン白門にて、イルルシ監視哨の開通を企むつわものが集まりました。 下はLv48から上はLv75までのメンバー 高レベルでも開通していない人も多いのですъ(`ー゜) あらかじめ参加を予定していた人や、当日の私のシャウトを見て来てくれた方、総勢15名です( ◇ )ゞ (メンバーの紹介) ■しらつゆ(白魔道士) ■ふぃーね(白魔道士) ■めきゃん(暗黒騎士) ■まーすけ(狩人) ■いーゆ(赤魔道士) ■はつか(白魔道士) ■どこ(吟遊詩人) ■りりか(黒魔道士) ■のーむ(吟遊詩人) ■みさなぎ(赤魔道士) ■るくたる(白魔道士) ■さきゅばす(獣使い) ■ろーずうぉーたー(黒魔道士) ■ぴえとろ(白魔道士) ■そらの(召喚士) 全体的に白魔道士が多く、しかもタルタルが多い(´∀`) この企画は、るくたるさんが 『ノームたん、行きたいたる、行きたいたるねぇ』 と迫ってきたため、実現しました。 アトルガンにこようとして、セルビナ行きの船に乗っちゃったはつかさんと まーすけ氏に拉致されたリリカさんが合流して、さあ スタートです 今回のイルルシ監視哨への道のりは アトルガン白門 汽船 ナシュモ カダーバの浮沼 アラパゴ暗礁域 イルルシ監視哨 となります。 ナシュモ行きの船は普段すかすかなのに、今日はたくさんの乗客に恵まれましたw 船はタルタル族の占拠状態 暴れるタルタルたち 誰かが真空投げをご披露 みんなで遊んでいたら、すぐさまナシュモに到着( ◇ )ゞ ナシュモの競売所で足らないアイテムを購入し、ナシュモの最北出口から出発です。 今回は、人数がとっても多いのに みんなしっかりしたお人ばかりです 『ちょっと待っててねー』っていうと、ちゃんと待っててくれるんです! タルタルがおとなしいと、なんか不安ですw 一同はカダーバの浮沼を進みます。 この場所はいろんな敵が生息していますが 中でも次の敵は絡んでくるので要注意です チゴー (小さいノミ,視覚感知、聴覚感知) インプ (視覚感知、インビジ見破り) でかい木 (聴覚感知) ホネ (聴覚感知、生命感知) ラミア (視覚感知) ナシュモから出たばかりの辺りは、からんでくる敵もいなくて順調に進めます。 H-9のナシュモ出口からJ-9の洞窟を通り抜けてカダーバの浮沼の北側を目指します 誰かが『うわーー、敵がきたーーΣ(゜д゜|||)』と 獣使いサキュバスさんのキャリーたんに、マジびびりしていましたw(´∀`) それはキャリーたんですよーw そしてI-8からアラパゴ暗礁域の入り口となるI-6を目指します。 このI-8からI-6までの道のりに、チゴーやラミアやインプとかとかとか 強い敵がわんさかいますので要注意なのです。 I-8で全員が揃うのをまってから、いっせいに移動開始です 今回、インビジでみんな姿が見えなくなっちゃうので、召喚士ソラノさんにカーバンクルを出してもらいました。 カーバンクルはぴかぴかしてるから、目立つのです。 また、さきゅばすさんのキャリーたんも目印になります(´∀`) もうすぐエリアチェンジって感じのI-6で、吟遊詩人ドコさんがインプに見つかりました ララバイの歌で懸命に寝かせようとしていたドコさん 健闘空しく、帰らぬ人となりました(;´д⊂) とりあえず他の人はアラパゴ暗礁域にエリアチェンジしてもらい、ドコさん救出特殊部隊を編成 蘇生屋ルクタル、寝かせ士ノーム、けもりんサキュバス、かー君使いソラノ 4人の息のあった連携により、すぐさまドコさんを蘇生! そして、どこさんは遠くからやってきた骨に また殺されました(;´д⊂) とりあえず視界にいるホネはねかしたり、カーバンクルに相手させたりして、もういちどドコさんを蘇生! すぐにケアルをかけて、アラパゴ暗礁域にエリアチェンジ! 救出成功です! カダーバのI-6からアラパゴ暗礁域に入ると、I-12からのスタートとなります このI-12の近くには、からくり士取得イベント(H-10)やコルセア取得イベント(I-9)があるので、割となじみのエリアです。 からくり士取得イベント(H-10)が発生する船でホネにからまれ、ホネが一匹だけだったので倒すことに! そして順調にホネを倒すと、暗黒騎士メキャンさんがレベルアップしましたъ(`ー゜) そして一同はJ-10の鉄の扉に集合します。 この扉を通過するためには『ラミアの牙のカギ』が必要です。 誰かが一個もっていればみんな通れるので、あらかじめ私はカギを取って置きました。 カギを使って中に進入し、一番北(J-8)の鉄の扉から出ます。 『扉の中には、ホネとおばけしかいないから、スニークだけでいいよ』っていいましたが、一番北の扉の前にラミアがいました(;´д⊂) うそついてごめんなさい(;´д⊂) J-8を出たら、まっすぐ西へ進んでE-7を目指します E-7へ向けて順調に進んでいると、F-7辺りに、なにやら見慣れない敵が。 ノーム『何だろあれ、なんか見たことない敵がいる』 しらつゆさんによると、『イカ男だよ』とのこと。 なんと、あれがイカ男ですか! Σ(゜д゜|||) イカ男というか、イカじじい? まあイカはどうでもいいや、先陣をつっぱしっていた私に、イカ男の魔法が飛んできます! 『見破るのかよ!Σ(゜д゜|||)』 圧倒的なイカ男の攻撃の前に、 もう、俺は長くないな、、 と、死を悟る私(;´д⊂) 私がさくっと死んでる間に、他のメンバーはイカ男をやりすごします。 他の人にあれこれ伝えようと、キーボードを叩こうとしたその時!!! 私の部屋でコントローラーがテーブルから落ちそうになりました! 落ちそうなコントローラーを掴むオイラ その時、ポチッと何かのボタンを押したかと思うと 画面ではリレイズによって起き上がろうとしている私がいました。 となりにホネがいるのに となりにホネがいるのに! おーまいがっ! って感じで更に死にました! ローズさんのトラクタによって、安全地帯まで運ばれる私。 ルクタルさんのレイズによって蘇生しました。 私が死んでいたその時、実はピエトロさんもお亡くなりになっていたそうです。 『ぴーちゃん、どうしてそんなところに!!』 と、ソラノさんが驚きの声を発していたので、すごいところで死んでいたのでしょうw ピーちゃんもローズさんのトラクタで、何度も運ばれて安全地帯までやってきました ルクタルタルさんのレイズで蘇るぴーちゃん 衰弱状態が回復するまで、安全地帯でしばしの休息。 アラパゴ暗礁域E-8にすすむと、マップが隣のエリアに切り替わり、隣のマップでいうところのJ-8からのスタートとなります。 J-8からも更に西へ西へと進みます。 ここは、はっきりいって地図がないと本当に大変だと思うなぁヽ(;´Д`)ノ シラツユさんが、誰かがはぐれないように最後の方を選んで歩いてくれました( ◇ )ゞ 途中ローズさんとかが、行き止まりに入ったりもしましたが何とか順調に進みますw さすがにこの人数が一箇所に固まって動けるはずもなく、隊列ものびのびになってしまうので、 一度安全地帯にて、みんなが揃うのを待ちます(´_ゝ`) するとー 『あ、おれここの地図もってるー』とマースケ氏Σ(゜д゜|||) 『あ、僕も持っていたタル』と ルクタル氏Σ(゜д゜|||) もっと早く気付きなさいよw もうすぐゴールなのにw J-8 G-8 D-8と 順調に西へ進んだあとは、G-5を目指して北に進みます。 まずF-5へ進み、そこからは洞窟を通ってG-5を目指しますが、 その洞窟にはインプが3体ぐらいいるのです。 最後の難関なのです。 レベルの高い人がインプをひっぱって、その隙にみんなはイルルシ監視哨へーーー なーんて話していると、先走ったミサナギさんから『死んじゃったー』との報告がΣ(゜д゜|||) インプいるから! ミサナギさんがインプに絡まれてくれていたおかげで、イルルシ監視哨があるG-5までインプがいなくなっていました。 そしえ、G-5についたわれわれが目にしたものは、、、 無残なミスラの死体だったのです。 とっても悔しい位置で死んでますw(´_ゝ`) 『頭だけゴールしました』とミサナギ氏 倒れているミサナギさんに乗っかるマースケとルクタルの、暴れん坊タルタルズ 『マースケどきなさい!』 『ルクタルどきなさい!』 と、注意しました。 写真が取れないじゃないか!ъ(`ー゜) ミサナギさんも生き返って、みんなでイルルシ監視哨へゴール この旅の死者は、 ドコさん 3回 ピエトロさん 1回 みさなぎさん 1回 ノーム 2回 です! はい、私死にすぎですねъ(`ー゜) とりあえず目的を果たしたわれわれは、アトルガン白門に戻っったのでした! まだ行きたーいという人達をつれて、ナイズル監視哨とドゥブッカ監視哨も開けてきましたが それはまた別の機会にww 皆様、イルルシ監視哨開通おめでとうございます!( ◇ )ゞ 今回は、いろいろな人と知り合えて、私は大変うれしかったでございますーヽ(´ー`)ノ コメントあればどうぞ わいわい楽しく行くことができましたー。こういうとき絡まれて涙目になることが多いわたしだけど今回はおかげさまで無事帰還できました。ありがとうでした♪ -- Hatsuka (2007-05-04 07 07 11) 来てくれてありがとうー(´_ゝ`) 涙目になったのは私ですw -- Gnome (2007-05-04 13 34 10) く~ナギさん、ギロチンのオチうらやまし~(;´д⊂) 楽しかったでしね~^^ -- Luketaru (2007-05-04 15 45 49) おつかれさまでしたヽ(=´▽`=)ノ -- メキャンです^^ (2007-05-04 23 08 35) おつかれさまでした。また、みんなで、あぞびましょう! -- そらの (2007-05-05 01 29 02) ギロチンうらやましいのか! 皆さんきてくれてありりー(^▽^) -- Gnome (2007-05-05 04 15 36) σ(゚∀゚ の名前は『ドーコ』だぉ^^ちんだのは3回;; -- Dohco (2007-05-05 09 08 37) 名前 コメント
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THE EPITHAPHS FOR IMMOTALS 「「我らが双血の墓碑銘(エピタフ)をここに謳おう────」」 死の嵐を恐れる事無く、隼人と柩……寄り添う二人の瞳が同時に真紅の輝きを放つ。互いを流れる血と血が共鳴し合う。 手の甲に刻まれた血の十字紋から、紅く輝く一条の短槍――否、結晶化した《真祖》の力を宿す血の杭が出現していた。 柾隼人と柩、二人の男女がその血(魂)を共有・共鳴させる事で発動する、異端の墓碑銘(エピタフ)。 人類種が畏れ敬ってきた“死”の概念の化身――“真祖”の血を以て、遍く不死者を討ち滅ぼす異能である。 比翼と力を重ね合わせた隼人の振う一太刀は、たとえ原初の《墓碑銘》に目覚めた不死者さえもその因果の鎖を断ち切って、不可逆の完全なる死を齎し…… 真祖の血で形成された真紅の杭は、吸血種を吸血種たらしめる“不死”の因子を穿ち、その命を灰燼へと帰すのである。 本来であれば、この不死者に一方的な死を与えられる強大な権能は、器たる柩の自我が目覚めたままでは行使は困難であると見られた。 故に龍馬は、不完全な一回限りの発動でも諸外国にその破壊力を知らしめることができればよいと判断、 彼女にとって愛する存在である隼人を眼前で殺害する事で、その内なる力を暴走させ……箱根一帯の吸血種へ自死を強制させた。 一方、何とか箱根でその強制力をやり過ごしたフェレイラは、 隼人の亡骸を操り、あたかも彼が生きているかのように思わせ、対立者の手が及ばない蝦夷の地へ柩を誘き寄せ……自らの精神世界にて彼女を抹殺しその真祖の力を手中に収めようとしたのだが。 ここでフェレイラ(ユダ)にとって、大きな誤算が三つ存在していたのである。 一つ目は、器であり、偽りの外殻でしかないと軽んじた柩という少女の精神が、彼の知らぬこれまでの旅路の中で強く生き抜こうとする意思を育んでいた事。 精神世界での物理的な肉体破壊は確かに苛烈であり、同時に隼人が既にこの世にいないという事実の宣告は心を打ちのめしはした。 それでも少女は魂の強度を取り戻し、自分の足で地を踏みしめこの世界で生きていきたいと強く願い抵抗し続けた事で、ユダは予想を超えた時を割かねばならなかった。 二つ目は、隼人の血と柩の血が、二回の《洗礼》を経て深く共鳴し真祖の力を共有し得る段階にまで至っていた事。 隼人が柩の眷属となった最初の洗礼――この時実は、隼人は洗礼を受けた事で、吸血種黎明の十二使徒と同じ、《真祖》の権能とかなり近しい状態に置かれていた。 そして蝦夷の地で隼人の肉体に施された洗礼の重ね掛け――これが本来柩一人では制御不可能な膨大な力を、二人で力を共有化するという特殊な現象を生んだのだった。 そして―――三つ目にして最大の誤算。最後の死の瞬間まで、ユダが気づくことはなかったその原因は。 ……十六夜村で、無念無想の一太刀で隼人が斬り捨てたはずの澪の血(魂)が、滅びるはずだった隼人の魂を護り、癒し――最後には自らの魂を同化させる事で、柾隼人を現世へと復活させた事。 かつて哀しく離別するしかなかった幼馴染が、これまでも、そしてこれからの未来もずっと寄り添ってくれる事。 そこに魂の救いを感じながら、隼人は真に自らの一部となった刀を携え、遍く不死の因子を滅する力に触れる。 ……これこそ、黒幕達さえも予想し得なかった、人の意思により行使される神の力の顕現。 ―――かくして、目覚めた隼人と彼に寄り添う柩は、未来をその手で切り拓く為に……精神世界でユダ・イスカリオテと、そして現実世界で最大の仇である伊東甲子太郎と対峙するのだった。 「このわたしは、ここにいる……! どこへでも、行ける……!」 ――愛する者を喪ってもなお、胸に脈打つ鼓動に従い生きようとした柩の決意。 『いいの。それで、あたしは隼人とずっと一緒になれるんだから』 ――死してなお、愛する人を見守り、その未来を守ろうとした澪の慈愛。 「柩との約束、ここで果たすよ―――」 ――そして、因縁を打ち破り、伴侶と共に歩む未来を願った隼人の新たな誓い。 「「遍く万象は流転すべきもの、故に死もまた死すべし(T H E E P I T H A P H S F O R I M M O T A L S)」」 旅の果て、隼人と柩、二人の男女を中心とした数多の想いが積み重なる。 死への想い(メメント・モリ)を抱き、神なき世に一つの終わりを告げようとする、双血の契りが生んだ軌跡の結晶である。 ヴァーミリ以来の伝統、最終技でのタイトル回収芸 -- 名無しさん (2021-12-04 10 16 28) 名前 コメント
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1 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 18 58 57.71 ID oNGy8vyC 誰にも助けに来てもらえず 2 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 00 01.12 ID 5abQpCke 放蕩(ほうとう)だからさ 3 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 01 15.53 ID 9RRl+LgQ 坂本「鳳雛堕ちて伏竜飛翔するで」 5 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 01 41.28 ID dwRFDn/X おまえらたまには後漢以外も語れ 6 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 02 41.88 ID bISvi4r+ つまりモナは的廬だということか 7 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 02 42.30 ID ihj8mRTA レッドクリフかよ・・・ 8 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 03 13.83 ID XfZSFXfv 原、岸に三顧の礼 9 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 03 26.45 ID s4uKlLly ニ岡、泣いて矢野を燃やす 10 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 03 34.42 ID ZoQ1jnIU (諸葛亮に)切り替えていく 11 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 03 46.49 ID 9RRl+LgQ . 8 今だとボビーが長野にする場面だな 12 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 06 14.43 ID g3BBkGzH 二岡、死せる坂本にビビッて遁走 13 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 07 19.17 ID Yrr/qOzT 二岡の股くぐり 14 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 09 54.42 ID 9RRl+LgQ . 13 伊原「二岡を重く用いるか、さもなくば殺すべし」 15 :どうですか解説の名無しさん:2008/11/13(木) 19 13 08.93 ID Yrr/qOzT まさに四面楚歌状態