約 1,954,536 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1637.html
武装神姫…それはテクノロジーが生み出した全く新しいロボットである。 MMSと呼ばれる基本素体にCSCチップを搭載、さらに様々なパーツを使用することで無限の能力を引き出す事ができるのである。 武装神姫と暮らす日常 第四章『種と稲』 べるのと少女は自らの神姫を筐体へとセットする。 「私は何時でも準備OKですわよ」 「私もOKだよ」 『サンタ型ノエル オーナー:美月べるの ランク:C 種型浅葱 オーナー:白雪夜月 ランク:C バトルフィールド:砂漠 .........配置完了』 『システムOK…マスター次も勝ってみせますよ』 「当然ですわ、私が負ける事なんてあり得ないんですから」 『READY』 「頑張ってね、浅葱」 『はいっ、マスター』 『FIGHT』 輝く太陽、風で巻き上がる砂、何処までも遮蔽物の存在しない地平… その中心に数本の筒状のブースターを生やした基本装備のジュビジーの浅葱が立っていた。 「う~…何か居るだけで暑い気持ちに……」 『確かに見ているだけでも暑そうなエリアだね それで相手の位置はわかる?』 夜月の言葉に浅葱は周辺を見回す。 「ちょっと輪郭がハッキリしないけど、それらしいものが前方に」 『OK、それじゃ作戦は何時も通り射撃武器で牽制しつつ近距離戦ね』 「はいっ!」 言って浅葱はブースターを全て点火し前方へと突っ込んでゆく。 砂塵に包まれながらノエルは悠然と佇んでいる。 「マスター、前方に敵影補足 こちらに対して一直線に突っ込んできています」 『ふんっ、自信満々でしたからどんな手を使ってくると思いましたら馬鹿正直に直進とは思いませんでしたわ ノエル、よく引き付けてから一撃できめてさしあげなさい』 勝者の笑みを浮かべながらべるのは言う。 「了解、目標ロック…発射用意……」 ノエルは直進してくる浅葱に狙いを定めトリガーを引く。 『浅葱、回避用意!』 「はいっ」 返事と共に浅葱はブースターを地面に対して吹かし、ロールをかけるかのようなステップで回避しつつ更に接近。 「いきますっ!」 そしてそのままパウダースプレイヤーを構えノエルに対し射撃。 「その程度でっ」 ノエルはその攻撃をシールドで防ぎ、お返しと言わんばかりに背中に装備されているミサイルを乱射する。 「当たりません!」 浅葱は一気にブースターを吹かしノエルの真横をすり抜けミサイルを回避する。 『そのまま後ろを取って!』 「はいっ」 浅葱はノエルの真後ろに移動したところで急停止そのまま射撃を攻撃をかけつつグリーンカッターを構える。 『何をやっていますの!早くあんな神姫けちょんけちょんにしてさしあげなさい!!』 「で、ですがこの装備では旋回能力が…」 『つべこべ言わず早くなさいーっ!!』 「りょ、了解」 重装備故かノエルは直には浅葱の方向へ旋回できずにいた。 「これでっ!」 グリーンカッターの刃を回転させながら浅葱は全速力でノエルに向かって突撃する。 「く…ぅ」 ノエルは咄嗟に数センチ後退するも胸部の装甲版を数枚削がれ更に両腕の武装を数個両断された。 「舐めるなッ!!」 ウェポンラックからショットガンを取り出しすれ違い無防備となった浅葱の背中に撃ち込む。 『浅葱、防御!』 「…っ!」 ブースターで急制動をかけ反転し両腕で防御体制を取る浅葱。 「!! しまっ…」 しかし散弾の弾はコア周辺だけでなく、リアパーツに接続されているブースターにも着弾し爆発四散する。 「ああぅ、きゃぁぁっ!!」 爆発の衝撃に吹き飛ばされ砂地に転がる。 『浅葱っ!!』 「これで、止めっ!」 ノエルは全身の砲身、銃身その他諸々の兵器を浅葱に向け一気に発射する。 「――――ッ!」 そのすべての弾は浅葱に直撃し、何度も爆発を起こし周りの砂を吹き飛ばす。 「やった?」 そして爆発が止んだ後は、辺り一体に煙が立ち込めていた。 『おほほほ、やはり口だけだったご様子ですわね』 その様子を見てべるのは笑う。 『………』 『自分の神姫が圧倒的な差で負けて声もでないようですわね、まぁ仕方ないことですけれど』 『………まだ終わっていないですよ』 『へ、えっ、え、そ、そんな嘘にだまされる私ではありませんですわよ!』 夜月の言葉にべるのは慌てふためく。 『なら証拠を見せてあげるよ 浅葱っ!』 「はい、マスター!」 浅葱の声とともに黒煙の中から金色の稲のエフェクトが現れだす。 『システムキドウ…』 「システム起動…モードB」 『バトルモード・シェルプロテクションヘイコウ…』 「キュベレー起動…損傷問題なし」 『ゼンシステムオールグリーン…キドウカンリョウ…』 「これが私の本気ですっ!!」 声と共にキュベレーで風を起こし黒煙を噴き飛ばす。 同時に稲のエフェクトが二人の間を舞い上がる。 「な、なに…っ」 『何であれだけの攻撃を受けて立っているのっ!?』 状況を飲み込めずべるのとノエルはただただ混乱するばかりだった。 『種型の打たれ強さを侮らないほうがいいですよ』 「その通りです!」 言って浅葱はキュベレーを構える。 『くっ…ならばもう一度火達磨にしてさしあげなさい!』 「は、はいっ」 ノエルは銃器を構えなおし浅葱に向かって発砲する。 『浅葱、Harvest!!』 「はいっ」 浅葱は片側のキュベレー振り上げ、片側のキュベレーを自身を守るように前に出し、爆発せずに残っているブースターを点火し一気に突撃をする。 「このっ、とまりなさいっとまりなさいってばっ!!」 ノエルの銃撃をキュベレーで弾きながら浅葱は更に距離をつめて行く。 (マスター見ていてください…) もう互いの距離は数cmといった所で浅葱は更にスピードを上げつつ振り上げたキュベレーをノエルのほうへと突き出す。 「これが私の必殺技ですっ!!」 「そ、そんな…わ、わたしが負け…」 ノエルが言葉を言い切る前にそれを遮る様にしてキュベレーの刃が胸に深々と刺さる。 『サンタガタノエル…コアシステムキノウテイシヲカクニン……Winner Yaduki』 「お疲れ様、浅葱」 「はい、がんばっちゃいました」 夜月は、筐体から出てきた浅葱を手に乗せ頭を撫でてやる。 「夜月さーん」 そんな二人の所にゆかり達がやってくる。 「凄い戦いだったよー、あたし胸がスーッとしちゃった」 敗北の時の悔しそうな顔が嘘だったかのような満面の笑みを浮かべながらクラリスは言う。 「あ、これがゆかりさんの神姫ですか?」 クラリスとアリエスを指差しながら夜月は言う。 「そうそう、可愛いでしょ」 我が子を自慢するかのようにゆかりは言う。 「昨日からずっとこの調子なんだよなぁ」 隣で卯月が呆れ気味に言う。 「あっれー確かマスターもおんにゃじだったような…」 「わーわーそれは言っちゃダメーっ!」 「むーぐーむぐぐー」 卯月は慌ててラキの口を塞ぐ。 「まぁそれは置いておいて、ゆかりさん余り最初から無茶をしちゃダメですよ」 「うー…」 「ちゃんとトレーニングと自分にあった実戦をこなせばクラリスちゃんの重装甲も生かせるようになりますからね」 クラリスを見ながら夜月は言う。 「何か年下に教えられるって複雑ぅ…」 「きぃーくやしいくやしいくやしいですわー!」 「マ、マスター…落ち着いてください」 ハンカチの角を口に咥えて引っ張っているべるのに対してノエルは言う。 「これで、わかったかな? ここには貴方より強い人がいくらでもいるって」 「ふ、ふんっ た、たまたま私に勝てたからと言っていい気にならないことですよ それに筐体の調子が悪かったのかもしれないですし何よりあの不可解な防御力!何か不正していないと言う保障は…」 「筐体の事を悪く言うのは勝手だが俺の夜月を悪く言うのは頂けないな」 「筐体の事も気にしたほうがいいと思うけどねぇ」 べるのは話に割り込んできた声の主のほうを見るとそこには一組の男女が立っていた。 「貴方達、私の大事な話に割り込んで一体何様のつもりですの!」 「ただの店長様とその清楚な妹様のつもりなんだけどねぇ」 女が肩をすくめて言う。 「まったく、騒がしいと思って来てみれば……お前、余り他のお客様に迷惑かけるようならこちらにも考えがあるからな」 「な、なによ…」 「まずはここいら一帯の模型店への出入り禁止令、後は営業妨害で警察に突き出す事もできるが…」 「な、ななななななっ」 男の発言にべるのは目を丸くする。 「貴方、私を誰だと思っているの!私は玩具会社の社長令嬢よ!こんなお店なんてパパに頼めば…っ」 「どうなるってんだい?」 「え?」 「もしここを含めて多くの店があんたのとこの玩具を入荷しなくなったらどうなるか……わかるよね?」 「そ、そんなこけおどしには騙されませんわよ!」 「こけおどしかどうか…試してみるかい? 玩具店間の繋がりを甘く見ないほうがいいよ」 ニヤリと笑みを浮かべつつ女は言う。 「ぐ…」 「マ、マスター」 「まぁ、今日はこのまま引き下がるなら不問とするが…どうする?」 「ふ、ふんっ きょ、きょうの所は引き下がりますが 次はこうはいきませんわよ!」 男を指差しながらべるのは言う。 「ノエル、帰りますわよ!」 軽く涙目になりながらべるのは言う。 「は、はい!」 一礼してからノエルはべるのの肩に乗る。 「ちょっと今のはやりすぎだったような気がするが…」 べるのが完全に見えなくなってから卯月は二人に言う。 「まぁいいじゃないさ、あーいうのはアレくらいいっとかなきゃなおらないよ」 笑みを浮かべながら女は答える。 「ていうか霜月さんは楽しんでただけの様な…」 その発言に対して夜月がぼそりと言う。 「そう言えば、霜姐も師走兄貴も店の切り盛りしてなくて大丈夫なんスか?」 店の人間が全員二階に来ている現状に対し卯月が突っ込みをいれる。 「っと、しまった花月と柊に任せたままだった」 師走と呼ばれた男が思い出したかのように言う。 「霜月、戻るぞ」 階段の方へと向かいつつ師走は言う。 「はいはい、ついていきますよっと」 霜月と呼ばれた女はそれについてゆく。 「あー私も戻ります~」 浅葱を肩に乗せ夜月も二人について行く。 「それじゃ俺達も一階に行くか?」 ゆかり達を見つつ卯月は言う。 「賛成にゃー」 「私はそれでいいよ~」 その後ゆかり達は一階で装備を見たり、師走達と戦略について話し合ったりしてから帰路についた。 ―次回予告― 「べるのを一度は退ける事に成功したゆかり達」 「倒したのは浅葱にゃんだけどにゃー」 「しかしべるのはもうリベンジの用意をしていた!」 「早いにゃー」 「何と今度は料理対決!」 「魚なの魚なのかにゃ!?」 「果たしてゆかりは勝てるのか!?寧ろ料理はできるのかっ!?」 「今さらりと酷いとこいったにゃ…」 「次回クッキングファイターゆかり第五話『私の想いを受け取って!』 二人の愛が料理を変える…」 「そのネタは色々まずいと思うのにゃ…」 続く? 戻る
https://w.atwiki.jp/kakiterowa4/pages/153.html
新々漫画バトルロワイアル 書き手紹介 317 :クワマン:2013/04/07(日) 21 29 25 ID Y9zCQR3s0 後、新々漫画ロワは書き手紹介がなかったと思いますので簡易的な紹介を 【渾名】麻雀超人 【トリップ】◆wKs3a28q6Q 【投下数】2 【代表作】麻雀とは、成長の遅い植物である。それが上がりという名の花を咲かすまでは、幾度かのムダヅモ・振り込み回避の回り道を受けて、耐え抜かねばならぬ。そしてそれ故に相手の花壇をクッソ荒らし、咲いてもいない花を摘み取り、相手の花壇で焼き畑農業始めるレベルの場外乱闘まであるので、やっぱり麻雀ってクソだわ。 【簡易紹介】 とにかくクロスオーバーの上手な書き手さん。 1作目では完璧超人という強敵を異なる麻雀漫画のキャラクターのコンビプレーで撃退し、 2作目では麻雀という遊戯の中でバトル漫画のキャラクターやテニス漫画のキャラクターそれぞれの味を出しきった。 台詞の一言、何気ない一文に至るまで読み手を引きこませるパワーに満ち溢れている。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2496.html
登場人物 (メインキャラクター) ■オーナー Type:-- Name:安部 瑠璃(アベ ルリ) Age:20 Tall:150cm イメージCV:遠藤 綾 ルキスの生みの親であり、オーナー。現役大学生(籍だけ) 3年程前にゲーム界を賑わせたバンド“STRAY SHEEP”のリーダー兼ベース&ヴォーカル。 芸名は本名のアベ ルリから、アベル。 ファンの女の子曰く、子羊を導くような澄んだ声で人間のみならず神姫すらも魅了する。 神姫バトルにも精通しており、謳う時の優雅な姿とは裏腹に神姫バトルになると、狂ったように笑い出すことからバンド名の皮肉も込めて“狂い羊(マッドシープ)”とあだ名される。 3年前は、相棒のユノと、セカンドリーグの上位常連だった。 2年前の痛ましい事件により、対人恐怖症に陥っているものの、本人は強く変わりたい、と望んでいるため、新たな第一歩のパートナーとしてルキスを組みあげた。 その心の傷は、ルキスや、バンド仲間の紅、碧の協力のおかげでゆっくりとだが、克服の方向へ向かっている。 本来の彼女は、負けず嫌いで、すぐ熱くなる男らしい性格。 喋り方も「○○なのか?」や「○○だろう」など、中性的な言葉遣い。 ただし服装の好みはそうでなく、ふわふわしたワンピースやフリル、レースをふんだんにあしらった、いわゆる甘ロリと呼ばれる物。 対人の恐怖を和らげる顔を隠すためのサングラスは常備品である。 低身長を気にしており、そこに触れると不機嫌になる。 ■ルキス Type:ストレイシープ型 メサルティム Name:ルキス Age:-- Tall:[[3rd]] small素体 イメージCV:沢城 みゆき オーナーお手製の神姫。褐色の肌に癖のある白い髪。もっちり大きい胸部パーツを持つ。 いわゆるロリ巨乳。オーナーの趣味らしい・・・ コアに組み込まれた性格は、気弱で内向的。かつ臆病。しかしセットされたCSCはユノの物と同じ組み合わせなせいか、芯が強く、オーナーに忠実。 今はまだ、そういった性質はコアの設定に呑まれてちらりと顔を覗かせるのみで、おどおどとまさに羊のような所作をとる。 また、自分を造ったオーナーを神様、と認識している節があり、他人がオーナーに無礼な態度を取れば怒り心頭、恐怖など忘れ大声を出すことも。 戦闘においてはまだ未知数だが、おそらくはユノと同質の接近戦および奇襲がメインになる。 ■紅 Type:-- Name:甲斐田 紅(カイタ コウ) Age:20 Tall:183cm イメージCV:三浦 祥朗 元“STRAY SHEEP”のギター担当。 芸名は苗字のカイタより、カイン。 長身にスレンダーな身体、金に染めた髪を1本に結ている。 顔は一般的なイケメン。バンド時代女子人気のみならばアベルよりも上だった。 神姫オーナーではないが、瑠璃や碧のことを理解し、ともに歩む。 クール担当で大変な皮肉屋だが、どこか抜けている。 瑠璃のファーストキスを奪う事で、彼女の凍った心を溶かした。 瑠璃のことを妹のように思う反面、それ以上の感情も持っているようだが、いまいち伝わらない。 というよりは彼女の重荷にならないよう隠している。 ■碧 Type:-- Name:瀬戸 碧(セト アオイ) Age:20 Tall:191cm イメージCV:伊藤 健太郎 元“STRAY SHEEP”ドラム担当。 芸名は苗字のセトよりそのまま。 短髪に刈り上げた髪に日に焼けた肌、がっしりとした筋肉だるまだが、人当たりのいい優しい顔から、主に男性、女性ともに人気があったようだ。 現在は漁師見習いとして横浜付近で働いている。 大変世話焼きで、すぐ熱くなる瑠璃や、抜けている紅のストッパーになることもしばしば。 気の利くいい奴。 パートナーのメルクリウスとは、バンド時代からの仲で、現在も仕事の合間を縫って足しげくゲーセンに通っている。 そのためか、最近はセカンドリーグの真ん中辺りを彷徨っている。 ■メル Type:猫型 マオチャオ Name:メルクリウス Age:-- Tall:3rd small素体 イメージCV:水城 奈々 碧のパートナー。語尾が「ですみゅ」。 他人にあだ名をつける、など、同型と同じく、屈託のない喋りかたをするが、その実、冷静で策略家。 面倒見のいい碧の性格が移ったのか、ほか神姫の面倒を見ることもしばしば。 バンド時代の名残で瑠璃を「アーちゃんリーダー」紅を「カイさん」と呼ぶ。 自身のオーナーの碧すらも「セトくん」と。 戦闘は接近戦のほかにっも重火器を使った中距離での戦闘も得意とする。 持ち前のスピードと分析力で、相手を翻弄する。 二つ名こそ持ち合わせていないが、セカンドにあがりたての神姫オーナー達から危険視されていることは事実。 (サブキャラクター) ■ラン Type:-- Name:甲斐田 ラン(カイタ ラン) Age:18 Tall:164cm イメージCV: 紅の妹。兄たちのバンドに憧れ自身もバンドを立ち上げる。 ヴォーカルを担当しているものの、自分の声に納得がいかず、兄のバンドにいた瑠璃を引き入れようと必死になっている。 当初は瑠璃に憧れを抱いていたが、家に上がりこんで以来、彼女が自分の手の届く存在と気づき、無理矢理にでも自分のものにしようと身体を蹂躙する。 SEX依存症を患っており、それに気づいた瑠璃は助けるつもりで抱かれている。 当作の百合担当。 スレンダーな美女で、赤いルージュが印象的。 ■ライア Type:エレキギター型 ベイビーラズ Name:アグライア Age:-- Tall:3rd small イメージCV: ランのパートナー。 基本性格から大きく外れておらず、常にじゃんじゃんじゃかじゃかうるさい。 バトルはせず、ランのバンドのギターを担当している。 底抜けに明るく、細かいことは気にしない。 ランのことを最優先に考えるため、他人の迷惑など知ったことではない。 ■梨里 Type:-- Name:梨里 守(ナシサト マモル) Age:21 Tall:179cm イメージCV:福山 潤 紅の学友。常に笑い茸を食べたかのように笑っている。 他人を驚かせたり、悪戯するのが趣味。恋バナも好き。 人懐っこく、社交的。初対面の人間でも、下の名前にちゃん付け、など、チャラい。 第一印象が最悪だったため、ルキスやオーナーには嫌われているが、気にとめていないようす。 (随時追加予定) CVはイメージというか趣味丸出しですみませ・・・!!
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1801.html
鋼の心 ~Eisen Herz~ 登場神姫の武装紹介 アイゼン #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen01.JPG) 【ファルクラム】(fulcrum) アイゼンの標準装備。 ストラーフの各種装備を中心とした、オーソドックスな重量級神姫。 主兵装は2門の【FB256 1.2mm滑腔砲】で、弾種は【徹甲弾】【榴弾】【散弾】の三種を撃ち分けられる(弾薬選択はセレクターではなく、マガジン交換によって行う)。 副兵装は同じくフォートブラッグの【M16A1アサルトライフル】で、主砲リロード中の牽制や対空砲火として使用する他、軽装甲高機動の神姫相手ならば主力としても使用する。 補助兵装として使用するハンドガンも、やはりフォートブラッグの【FB0.9V アルファ・ピストル】で、『ハンドガンの利点は携帯性』と言う観点から小型拳銃として選ばれたもの。 近接武装としては【アングルブレード】【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】を二本ずつ備えており、多角的で手数と威力を両立させた攻撃が得意。 ただし、めんどくさくなると装甲に任せての力技に持ち込むので、目が離せないのだとか……。 これらの各種近接武装は、通常時【アングルブレード】をチーグルの内側に、【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】は背中に装備している。 特に背中の、【フルストゥ・グフロートゥ/クレイン】は放熱板としても機能しており、緊急放熱時には重なっている部分が展開し、あたかも2対の翼を持つ悪魔のように見えるとか……。 なお、脚部のタンクは増槽であり、追加の燃料が入っている。 外部に剥き出しではあるが、混合前の原液である為、被弾による爆発の心配は無いらしい。 もちろん、使った後は投棄し、機体を軽量化できる。 設計思想としては、腕部の重量を増大させることによりカウンターウェイトとしての効果を狙い、ストラーフの長所であるパワーで短所である機動性の低さ補った形の武装になる。 重量のある腕を振り回す事で反動を得、瞬間的にではあるがストラーフの域を超えた回避力を発揮することが可能。 更に、切り札として。収納状態の【FB256 1.2mm滑腔砲】を、反動抑制をカットした状態で発砲し、反動で拳の速度と威力を爆発的に増加させた“必殺技”とでも言うべき攻撃法、『ブーストアーム』を持つ。 ただし、空ぶった場合はチーグルの肘間接に反動が全て集中するため、おそらくは間接部の破壊により使用不能になると推測される。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen02.JPG) 【バックファイア】(Backfire) アイゼンの砲戦装備。 第二話において、フェータと戦うために一晩で組み上げた砲戦装備。第七話でも使用しているが、基本的には緊急時用の予備武装。 主兵装は【ファルクラム】と同様に【FB256 1.2mm滑腔砲】で、副兵装に【M16A1アサルトライフル】、補助兵装に【FB0.9V アルファ・ピストル】を装備しているのも同じ。 【ファルクラム】の格闘能力をオミットした簡易設計に過ぎないが、【FB256 1.2mm滑腔砲】がバックパックに直接装備される形状となったため、弾種選択がセレクターで行えるようになっている。 これは、バックパック内部からの給弾で【徹甲弾】、砲に装填されたマガジンから【榴弾】を薬室に送り込むことで弾種を使い分ける仕様。 ちなみにこの装備では【散弾】は使用不能(微妙に弾の長さが違う為)。 また、バックパックからの直接給弾である為、装弾数が倍近くまで増加しているのも利点の一つ。 もちろん、事前に必要があると分かれば、【徹甲弾】と【榴弾】を入れ替えて装備することも可能。 とは言え、地味に命中精度が上がっているのが、実は一番のメリットだったりもするが……。 【フランカー】(Flanker) 対四姉妹(土方京子の神姫)用に開発されたアイゼンの切り札。 アサルトフォーム、フライトフォーム、ライダーフォームの三形態に変形し、強力な【レイブレード】と【斥力場シールド】を武器とする。 元々、四姉妹に対抗する為に四姉妹の持つ能力を再現する方針で作られたデッドコピーであり、個々の性能は四姉妹には及ばない。 また、【斥力場シールド】を持つとは言え、装甲自体の防御力は【ファルクラム】等と比べると明らかに見劣りし、パワーそのものもかなり低下している。 そのため、アイゼンの得意とする戦法とは合わず、100%のポテンシャルを引き出せるとは言いがたい。 それを補って尚余りあるのが、リーナの開発した超高出力のエンジン【メルクリウス】であり、これをパワープラントとする事で各種機能の強化や追加機能を使用し基本性能を補う事になる。 【レイブレード】 武装に割く余裕の少ない【フランカー】にとって、飛び道具は装備し辛い部分が多く、元より飛び道具の効かないカトレアを相手に戦うことも想定されていた為主兵装として抜擢された武装。 奇しくもカトレアと同じ武器であるが、製作者の技術レベルの差異がその性能の差として顕著に現れている。 結果として稼働時間も威力もカトレアの【レイブレード】には遠く及ばず、2刀を持ってしても太刀打ちできなかった。 【ハイパー・レイブレード】 主兵装である【レイブレード】をエンジンユニット【メルクリウス】に直結させる事で、強力な出力と実質無制限となる持続性を獲得させた形態。 威力はカトレアの【レイブレード】に勝るとも劣らず、非常に強力。 ただし、エンジンユニットごと振り回すために重く、攻撃速度はどうしても遅くなる。 リーチは非常に長い為、剣と言うよりもむしろ槍として運用される。 【フェルミオン・ブレイカー】 基本的に重火器を有さない【フランカー】の追加装備。 速射可能で威力と効果範囲も凄まじい陽電子砲だが、弾薬と砲身が一体化した砲撃ユニットが使い捨てである。 その為、一度の出撃で最大2発までしか使用できず、使用時は【メルクリウス】と直結させねばならない為、一部の機能とは併用できない。 しかし、それでも威力はブーゲンビリアの【ユピテルレーザーシステム】の“class1”程度でしかなく、“class3”、まで存在する【ユピテル】に比せる性能では無い。 その上、使用コストが膨大であり、一発辺り500円もする。 これは、高校生がゲーセン(神姫センター)で使うには高すぎる金額だと言えよう。 尚、【フェルミオン・ブレイカー】を有している【フランカー】を【ストライク・フランカー】と呼称する。 【カロッテP12】 機動性の高い【フランカー】運用時には、【ファルクラム】使用時の【FB0.9V アルファ・ピストル】では命中率が不足する事から、新たに補助兵装として選定されたもの。 これ自体には特に改造は施されていないものの、基本性能の高さとレーザーサイトによる命中率の補強は充分実用に耐えられる。 銃器に関し『Vulcan Lab』社がトップクラスである事の証左。 【メルクリウス】 多機能を誇る【フランカー】の中枢であり、最重要部位でもあるエンジンユニット。 開発をリーナ・ベルウッドが担当しており、同クラスの神姫のパワープラントとしては最先端クラスの性能を誇る。 この超高出力エンジンこそが【フランカー】の全戦闘力を支えると言っても過言ではない。 【斥力場シールド】 装甲の薄い【フランカー】を補う為のバリアシステム。 メインジェネレーターである【メルクリウス】に合計8器が内蔵されており、同時に8枚の斥力場フィールドを形成することが可能。 8枚を全面に展開しフルバリア(全周囲防御)として使用する事も、一方向に集中して鉄壁の盾として使用する事も可能。 当然ながら集中防御の方が強度は高い。 防御力の方はモデルであるカトレアの【イージスの盾】に比してかなり劣っており、集中防御でようやく対等である。 もちろんその状態で全周囲防御を実現しているカトレアの方が遥かに性能は高い。 【フライトフォーム】 機動性を極限まで向上させた形態。 戦闘モードであるアサルトフォームよりも機動性に勝り、高い回避力を誇る反面、装甲は薄く防御力は激減している。 この形態でも【斥力場シールド】は使用できるが、使用中は機動性が極度に低下する為通常はOFFになっている。 基本的に上に乗るか、下にぶら下がって使用する為、戦法としての自由度は高く、補助AIによる自律行動可能な為、ある種の【ぷちマスィーンズ】であるとも言える。 【ライダーフォーム】 移動力に特化した【フランカー】の一形態。 基本的な構成は【フライトフォーム】と大差ないが、飛行能力を捨てている分、最大速度が向上している。 構成が同一である以上、この状態でも【斥力場シールド】は使用可能。 もちろん、使用時には最大速度が低下する。 尚、上記の【フライトフォーム】と、この【ライダーフォーム】において、敵に向かって加速した後【斥力場シールド】を展開し、突進する攻撃をアイゼン自身が考案しており、纏めて【シールド突撃】と称する。 【アクセルモード】 反応速度の鈍いアイゼンの限界を補う為の補助装備。 思考速度を極限まで加速させると同時に、身体機能のリミッターを解除する諸刃の剣。 使用する事で身体、AI双方にダメージが蓄積される為、長時間使用も連続使用も不可能。 ただし、高速戦闘に不向きなアイゼンがそれを行う為には必須の装備であり、使用せざるを得ない局面は極めて多い。 アイゼン曰く、「使用中は頭痛がする」との事。 因みに、アイゼンの場合、反応速度はこれを使用してようやくカトレアと同等。 このシステム自体にも限界がある為、元々反応速度の高い神姫には余り効果が無い。 フェータ 【ファルクロス】 フェータの標準装備。 ノーマルのアーンヴァルから一部の装甲をオミットし、軽量化したもの。 武装が刀一本と言う事もあり非常に軽量で、エクステンドブースター無しでそれに匹敵しうる最大速度をもつ。 更に、全備重量の軽さから、回避、加速などの挙動が軽快であり、機動性は極めて高い。 反面、装甲は非常に脆弱で、防御力は全く期待できない上、武装が限定されている為、リスクの高い近接戦闘を余儀なくされるという尖った構成。 ただし、フェータ自身の技量と機体特性の適合性は高く、高速且つ必殺の威力を持つ抜刀(居合い抜き)を可能としており、限定的とは言え、戦闘力は非常に高い。 なお【ファルクロス】とは、【ネストランザ】が開発された後に、【ネストランザ】との区別のために命名された呼称。 【ネストランザ】 島田祐一により作成された、アーンヴァル用の強化ウイングユニット。 出力が強化されたメインスラスターと、各種バーニアを装備しており、巡航能力、機動性の双方で高い性能を発揮する。 主翼は可変翼を採用しており、根元から角度を変えて機動性を更に強化する他、エアブレーキとしての機能も併せ持つ。 重量の増加により挙動の一部が重くなるので、それを相殺する為にバーニアを使用した細かな姿勢制御が必須であり、飛行タイプの神姫以外にはやや扱いが困難という欠点もある。 更に、相変わらず装甲は薄く、不意の被弾が致命傷になりかねないという弱点は残ったまま。 【フリッサー】 本来は【ストライクフランカー】用の防御装備であったが、仕様の変更により【ネストランザ】と併用するように調整されたもの。 基部に装備されたエネルギーパック(通称マテリアル)を使用して高出力の電磁衝撃波を発生させる。 原理的には電磁波と衝撃波を同時に放出するだけの単純な機構だが、高度な制御プログラムの支配下において様々な効果を発揮する多目的兵装となっている。 衝撃波をそのまま放射する事もできるが、射程距離は1m。有効射程ならば30cm程度と射程距離は極めて短く、飛び道具としては扱い辛いものの、その特性上単純な装甲厚では防御できず、同時に放出される電磁波により一時的な機能不全も起こり得る。 これによって齎される機能不全は、平均的な神姫で1秒程度、電子戦に優れた神姫であっても0.5秒程度の麻痺効果。 更に、この衝撃波には銃弾やレーザー、荷電粒子などを吹き散らす効果もあり、防御兵装としてフェータの防御を一手に担っている。 また、【フリッサー】は直接接触時にも使用可能で、【刀】を振動させる事により高周波ブレードとしての機能を付与し、切断力を向上させる他、相手の身体を直接掴んで発動させる事で気絶状態にさせる事も可能。 尚、【フリッサー】の弾数はかなり特殊で、装備されている3器のマテリアルは開放する事でそれぞれ、凡そ5回の【フリッサー】起動を可能とするが、解放後は時間経過に応じてエネルギーを放出してしまう為、15回全部使える状況は殆ど無い。その為、使用回数は3~12回前後と安定せず、運用には注意が必要となる。 【為虎添翼(イコテンヨク)】 フェータ愛用の刀。 特別な加工は特に無く、店売りの量産品である。 フェータの真の強さは特別な武器を必要とせず、何処にでも在り(場合によっては敵が持っている事もある)、簡単に購入できるこの剣で十全の力を発揮できる事にあるのかもしれない。 尚、作中で一度ストレリチアに折られている為、大会の前後で違うものを使用している。 大会前の刀は【ハラキリ丸】、大会以後の刀を【クビキリブレード】と呼ぶらしいが、美空がそう主張しているだけで、フェータ本人はそれを否定しているとか…。 レライナ 【レティナラティス】 高速戦闘型のサイフォス、レライナの通常装備。 サイフォスにしては軽装で、防御力は平均的な神姫と同レベルでしかない。 ただし、レライナの武器は神速を誇るダッシュであり、そもそもレライナをまともに狙うことそのものがまず困難である事を考えれば必要充分な防御力だと言える。 主兵装は通常のサイフォス同様【コルヌ】を使用する。 この【コルヌ】は通常のものと何ら変わらない性能であり、特別性は無い。 また、サイフォスとしては低い装甲防御力を補う為に小型のシールドが装備されているが、こちらは非常に頑強で、ガードしてしまえば殆どの攻撃は無効化できる。 【ペタルプレート】 レライナの機動性を向上させる為の追加装備。 外見はジルダリアの【フローラルリング】そのものであるが、むしろ幾つかの機能がオミットされた簡易品である。 そもそも、圧倒的な瞬発力を持つレライナにとって、機動性を代替する装備はむしろ速度の低下にしかならない。 そこで、設計者であるリーナ・ベルウッドは、ダッシュ(超低空跳躍)中のレライナを強制的に着地させ、即座に別方向へのダッシュを可能とする装備を模索した結果が【フローラルリング】であったと言う事になる。 その為に機動ユニットとしての継続的な使用は念頭に入っておらず、浮遊か瞬間的な加速(もちろん加速といってもレライナのダッシュには及ばない為、基本的にダッシュ中のレライナを強引に着地させるためにだけ使用される)しか出来ないが、これを駆使することでレライナは圧倒的な機動力を発揮し、瞬時に相手の背後へ回りこむ事すら可能としている。 ただし、レライナのダッシュは大量の電力を消耗する為、活動時間が制限されると言う欠点があり、この【ペタルプレート】を装備することによってそのリミットは更に短くなってしまう。 【追加バッテリー】 レライナの腰の右に付いている外部電源BOX。 圧倒的な戦闘力を誇るレライナ唯一の弱点である継戦能力を補う為に装備された追加バッテリー。 もちろん、これで完全にバッテリー不足が解消される訳ではないが、戦闘時間はそれなりの向上を得ている。 セタ 【ツインピレム】 砲撃戦を主体とするハウリン、セタの標準装備。 主兵装は2門の【吠莱壱式】と【ホーンスナイパーライフル】で、狙撃と曲射砲による間接攻撃が主な戦闘スタイル。 中でも【吠莱壱式】を曲射砲として使用する高精度砲撃は、魔弾と称されるほどの精度を誇る。 セタもまた、ハウリンの例に漏れず【ぷちマスィーンズ】を装備しているが、彼女の装備する【ぷちマスィーンズ】は攻撃能力を完全に廃した代わりに、通信及び索敵性能を大幅に強化されている完全な偵察ユニット。 これを利用して、遥か遠方の標的を目視せずに砲撃することが可能。 また、近接戦闘用の装備として【ハグタンド・アーミーブレード】2本を【吠莱壱式】の内側に仕込んでいる。 作中では、フェータを相手にまるで歯が立たなかったが、砲撃装備を廃したセタはそれなりの格闘戦能力を有する。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 音を聞く事で周囲の状況を把握するパッシブソナーとしての機能の他、アクティブソナーとしても使用可能。 パッシブ時には静音状態であれば神姫の稼動音すら識別可能な精度を誇り、直接視界の通らない壁向こうや、完全な暗闇状態での策敵も容易にこなす。 神姫はその本来の静粛性から、たとえ隠密タイプとは言え静音性にまで手を加えているものは少ない為、非常に有効な索敵手段として機能する。 更に、アクティブ時には自ら発した超音波の反響で索敵を行う。 反響索敵においては、物体に当たり、跳ね返ってくる音波を拾う事で周囲を把握する為、形さえあれば音が無かろうと透明だろうと探知できる。 ただし、この場合は壁向こうなどの索敵は不可能であり、探知距離も短くなってしまう。 尚、ソナーとは本来こういった反響索敵を意味する単語。 【魔弾=タスラム】 超長距離、視界外への精密砲撃。【ぷちマスィーンズ】による視界外、遠距離での着弾観測を使用し、射線の通らない目標への攻撃を可能としている。 弧を描いて飛来する砲弾は、途中に岩や森、壁などの障害物があっても、その上を通過して目標を正確に捕捉することが可能。 使用する砲弾が着弾地点の周囲に爆炎を撒き散らす【榴弾】である事に加え、発射角と使用する炸薬の量を調節することで、複数の箇所へ行った砲撃が、その着弾時刻をまったく同じになるように調節することも可能。 敵からしてみれば、数体の砲撃機に集中攻撃を受けているようなものであり、生半可な機動性では脱出は難しい。 【魔弾=ザミエル】 中距離、視界内での誘導砲撃。 弾速が遅い、という欠点を持つ【吠莱壱式】榴弾仕様の特性を逆手に取った攻撃で、先行して発射した【吠莱壱式】の弾頭を、後発の【ホーンスナイパーライフル】の高速弾で狙撃し、その弾道を変更すると言うもの。 精密砲撃を駆使するセタは、自身の放った砲弾の弾道を正確に把握している為に、それを自ら狙い打つのは決して不可能なことではない。 弾道を自在に変えられる為に、敵の予期しない方向からの攻撃はもちろん、回避する敵を砲弾で追いかける一種のホーミングすらも可能としている。 ただし弾道の操作中は、セタ自身一切の移動はおろか防御行動すら出来ない程に集中力を要するために、完全な無防備状態となってしまう。 デルタ 【トリプルダガー】 デルタシステムの標準モデル。 親機であるデルタ1と、子機であるデルタ2、3で構成される戦闘ユニット。 量子力学に基づく共有意識を有する構成であり、相互の交信には一切のタイムラグが無く、距離制限も存在しない。 もちろんあらゆる妨害も通用せず、理論上この交信を妨げることは不可能とされる。 このシステムは、テレパシー(ESP)と呼ばれる物を量子力学で再現したものであり、簡単に言えば一つの意識に3つの身体が与えられているようなものである。 このため連携は非常に高レベルであり、個々の性能の低さをそれで補う事で高い戦闘力を発揮する。 【自爆システム】 デルタシステムの特性を活かした非常に強力な攻撃。 高度な自律思考を行い、自ら組み付いてくる爆弾がどれ程効果的かはあえて語るまでも無いが、自分自身である子機を自爆させるため、本来はデルタ本体にも高い精神的ストレスが与えられるとされる。 それを防ぐ為、デルタには『痛覚』及び『感覚』が除去されており、自らの自爆に一切の躊躇を持たないようにされている。 神姫としては非常に歪んだ存在だが、本人は余り気にしてないらしい。 大会以後、専用の爆薬を内蔵するようになり、破壊力は更に向上したが、レギュレーションには完全に違反している為、厳密にはイリーガルとも呼べる存在(大会では【トリプルダガー】は使用しておらず、審査にはかけられていない)。 【ロンクロイム=速射砲】 デルタの標準装備となる速射砲。 フォートブラッグの標準装備である【FB256 1.2mm滑腔砲】をベースに連射性と携帯性を向上させた武器。 火力の高さは【FB256 1.2mm滑腔砲】譲りであり、構造も単純で信頼性も非常に高い。 ベースに比べ、遠距離での命中精度に難が有るが、中距離以内では連射性の向上と取り回しの良さを活かした制圧射撃が可能。 対地、対空、中距離狙撃、弾幕と、様々な用途で使用できる非常に便利な火器。 尚、典雅の製品として販売される予定。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 デルタシステム用のオプションが追加されているが、基本的にセタのものと同一性能。 性能、外見は変わらないが、こちらの方は試作機である為、配線が整理されておらず少々整備に手間がかかるらしい。 典雅の製品として販売されるやいな、大型の策敵装置としては空前の売れ行きを見せ、同社の看板商品となる。 マヤア 【アーテリー】(artery) マヤアの標準装備。 何の変哲も無いツガルタイプの武装一式。 変形時のタイムラグを縮める為に幾つか手を加えられているが、その他はほぼ無改造。 しかしながら、機動性を中心にマヤアの強さを支える一要素であることは疑いようが無く、 ツガルの開発元である『Studio Roots』の技術力の高さを証明する好例。 ただし、ツガル本体と合わせ扱いこなすのが難しい事でも知られ、ポテンシャルを引き出せなければその性能は平均値にも及ばない。 そこそこ頑強なアーマーを各所に配し、その中にバーニアを仕込むという装備構成が防御+回避を高いレベルで実現しており、 遠、中、近と取り揃えられた武装が、高い機動性と相まって相手の不得意距離での戦闘を実現している。 更に変形し、ビークルモードになるなど、後々の神姫の多くが取り入れる事になる変形合体システムの走りとしての側面もある。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3550.html
【予選バトルロワイアル参加者リスト】 【男性】 ○相本 連太郎(あいもと れんたろう) ○天谷 剣吾(あまたに けんご) ○宇骨 計(うこつ けい) ○移 陽炎(うつろい かげろう) ○得ノ本 翔(えのもと しょう) ○該 凱哉(がい がいや) ○枯ノ葉 冬樹(かれのは ふゆき) ○湖桷 匁(こずみ もんめ) ○暫 勘太(しばらく かんた) ○新坂 恒康(しんざか つねやす) ○ステブルス ○田中 仲他(たなか なかた) ○多良見 進(たらみ すすむ) ○十村 鈍吉(とむら どんきち) ○豊田 弘一(とよた ひろかず) ○鯊倉 尭尾(はぜくら ぎょうび) ○日形 絶斗(ひがた ぜつと) ○平松 晩魔(ひらまつ ばんま) ○普蒲 六景(ふがま ろっけい) ○福富 安兵衛(ふくとみ やすべえ) ○不動 光良(ふどう みつよし) ○(名前が消されている) 【計22名】 【女性】 ○雨梨 楓(あめなし かえで) ○稲芽 御咲(いなめ みさき) ○草薙 司(くさなぎ つかさ) ○倉田 文江(くらた ふみえ) ○黒羽 茜(くろばね あかね) ○鸛(こうのとり) ○狛村 羽月(こまむら うづき) ○田野屋 美雪(たのや みゆき) ○問野 七式(といの ななしき) ○長谷川 燐(はせがわ りん) ○汎自 九様(はんじ くよう) ○飛騨 真巳(ひだ まみ) ○弼間 天和(ひつま てんな) ○歩騙 紗綾(ふだま さや) ○富良野 雹華(ふらの ひょうか) ○眞泉 夜鶴(まいずみ よづる) ○世迷 桜(よまい さくら) ○藁畝 薊(わらうね あざみ) 【計18名】 【合計40名】 【主催者】 砕崩 覇轟(さいほう はごう)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/778.html
激烈なる拳──あるいは決勝その一(前編) “鳳凰カップ”二日目。ボク達ロッテお姉ちゃんとクララ……梓は、 神姫バトルの決勝ブロックまで、進める事になったんだよ。サードの ロッテお姉ちゃんが何故……とか色々言われるけど、こればっかりは 運とロッテお姉ちゃんの弛まぬ努力、としか言えないもんね。うん。 でも此処からは、本当に強い人しか残れない。気が抜けないんだよ。 「んしょ……梓ちゃん、そう言えば最初の相手はどなたですの?」 「誰、だったかな……オーナーは、柊咲矢さんって言う男性だよ」 「柊さん?それって確か“神姫部”の……って、あれですのッ!」 “フィオラ”姿のロッテお姉ちゃんが指さした先から駆けてくるのは、 渡瀬美琴っていう部長さんが率いる“黒葉学園神姫部”の面々、数名。 一回戦は個室の控え室じゃないから、こうして他の人と話す事もOK。 でもその手には……書類?なんだかボク、嫌な予感がするんだよ……。 「ふふん。貴女がマイスター・槇野晶の妹さん、とその神姫ねッ!」 「そうだけど、何か用かな?特に柊さんと……その後ろの千空さん」 「ひっ!?……あうあうあう……やっぱり止めましょうよ皆ぁ……」 「あぁいやいや、俺自身は特に用がない。良い勝負をしよう、位か」 「そう。用があるのは私なのよ、槇野梓さんとロッテちゃんッ!!」 何か懇願する千空さんを盛大にスルーしつつ、部長さんが私に詰め寄る。 その手には、二枚の“誓約書”。どちらにもお姉ちゃんのサイン、そして 多分美琴さん直筆のサインが、契約の署名として印されていたんだよッ。 「……これ、何かな?お姉ちゃんの署名があるけど……?」 「えっと、“当方の敗北時、──サイズの服を無料で”?」 「わかんない様ね……いいわ、全部説明してあげるッ!!」 そのサイズ指定に、ボクもロッテお姉ちゃんも違和感を隠せないんだよ。 だってそれは人間用の指定。しかもお姉ちゃんが今着ているのと、同じ。 だからボクらは大人しく、美琴さんの解説をじっと聞く事にしたんだよ。 『よもや貴様の身内と戦う事になろうとはな、千空……とその保護者』 『ああ宜しく、晶ちゃ……って痛ッ。千空、どういう人なんだよこれ』 『この間エルゴに一人で行った時、何故か目を付けられちゃって……』 『有無……そうだ、柊とやら!ここは一つ、私と“賭け”をせぬか?』 お姉ちゃんの提示は、“凪千空を一日貸せ”……ちょっと嫉妬するもん。 普通なら乗らない様な話なんだけど、目の前の美琴さんは違うらしいね。 『じゃあ、そっちはそうね……負けたらオーダーメイドで服を作って!』 『ふぇ、ええええぇぇっ!?美琴先輩、それって……もしかして……?』 『フフフ……もちろん、着るのは千空ちゃん。千空ちゃん用の服よ!!』 『ええええええぇぇぇぇーっ!?美琴先輩、なんで僕用なんですか!?』 『でもね?貴女には絶対!見せないわよ!!ってか見ちゃダメッ!!!』 “千空ちゃんを賭けるってのはそれ位の事なのよ!”と息巻く美琴さん。 お姉ちゃんの歯軋りする表情が目に浮かぶもん……何せ、千空さんは妙に 気に入られている。それがどういう感情なのかは、ボクにも分からない。 でもきっとお姉ちゃんなら、その挑発に……こんな感じで応えるんだよ。 「“よかろう、ならばフルオーダーを無料で作ってやる”……かな?」 「そうそう、って良く分かるわね。どう見ても外国人だけど流石は妹」 「それで、このメモ用紙が互いのチップ代わり……ですの?美琴さん」 「当然よロッテちゃん!負けたら誓約書は、その場で破いてもらうわ」 そうしてボクには、勝利時の誓約書が渡される。その紙面には確かに、 “Akira・Machino”の筆記体サイン……“Makino”じゃない事からも、 これがお姉ちゃん……マイスター(職人)のサインである事は、明らか。 つまりこの時点で、ボクらは名実共に“お姉ちゃんの名代”なんだよ。 お姉ちゃんの望みが例え不明瞭でも、もうボクらは負けられないもん。 「ハン、どうするサード野郎?ビビったなら降りていいんだぜ!」 「……降りる事など有り得ませんの、お姉ちゃんの意志ですから」 「上等じゃねぇか。その鼻っ面、へし折ってやるぜサード野郎ッ」 「セカンドのハンゾーさん、お互い良い勝負をしましょうですの」 「良い勝負?セカンドの俺に出来ると思ってるのか、おめでてぇ」 次の対戦相手はマオチャオタイプと聞いていたから、この強気な神姫が 多分、そのハンゾーさんなんだよ。ランクとしてはまだサードの中堅に 存在しているロッテお姉ちゃんを、甘く見て……はいない様子だもん。 正確には……誰でも全力で叩き潰す方針に変わりのない、強固な意志。 だからボクらを煽って、自分の強さと優位性をアピールしてるんだよ。 「ここまで上がってこられたのは運ですの、でも運勢も力の一つ」 「つまり、俺にもラッキーで勝とうってか?ナメられたモンだぜ」 「……いいえ。運も実力、実力も運。勝てる所まで、勝ちますの」 「よくわかんねぇ……けど、勝つのはセカンドの俺だ!いいな!」 小難しい言い回しだけど、ロッテお姉ちゃんは“常に全力を尽くす”。 そう言いたくてハンゾーさんに笑ったんだよ。負けるかもしれないけど それで悔いの残らない様に、全力全開自分の力を出し切ります、って。 そして別れ際、ボクは意気消沈している千空さんに話しかけたんだよ。 「……災難だったんだよ、千空さん」 「えうえうぅ……タスケテクダサイ」 「それは、無理。諦めてほしいもん」 ──────可哀想だけど、もう賽は投げられたんだよ? 次に進む/メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/15.html
バトルロイヤルR設置サイトのリストです。 まだ情報不足なので、追加等自由にどうぞ。 また、「自分のバトロイ載せるな」等あったらご自由にどうぞ。 []内は題名がバトルロイヤルR以外の物の題名です。 但し設置しているだけで、別にサポート等はしてないので注意。 アイコンデフォルト サイト名 URL 登録枠 試合間隔 初期LIFE 優勝戦名 優勝戦出場条件 LIFE回復連勝数 備考 Marinonet. http //marinonet.sakura.ne.jp/battle-r/battle.cgi 30 6分 10ないし12 D-BR杯 5勝 2連勝 管理者曰く「本サイトの運用、データ管理など一切停止しております。ゲーム関連の保守管理も一切しておりませんので、 プレイされる際は、ご承知の上よろしくお願いいたします。」とのこと。 ひんこのページ2 Extreme QX9770 http //hinko.s14.xrea.com/battle/battle.cgi 13 3分 5 D-BR杯 2勝 3連勝 abc1234のページ NEO http //abcneo.com/game/battle-r/battle.cgi(閉鎖) 13 3分 5 D-BR杯 2勝 3連勝 game.www12.net http //game.www12.net/ 23? 3分 5 MHNMC杯 3勝 3連勝 ※URNは該当サイトTOPページ バトルロイヤルR of 広場 http //ribia.net/battle-r/battle.cgi 13 5分 5 D-BR杯 2勝 3連勝 みんなあつまれ!バトロイ大会! http //battleasian.atspace.cc/battle-r/battle.cgi(通常版)http //battlesinon.atspace.cc/battle-r/battle.cgi(ボスカット版) 60 3分 10 決勝大会 5勝 2連勝 2016.10.27完成 バトロイR最新作。家族や友達みんなで楽しめるバトロイ。 Connecting With you バトルロイヤル! http //connectingwithyouteruzuki.atspace.cc/battle.cgi 13 3分 10 LastWar 5勝 3連勝 名前欄の限界が全角14文字に、バトロイRとしてはネーミングが異質。ネームコンセプトは「闘え、その力を尽くすまで」。 BR系列総合トップ http //myhome.ryuhoku.jp/brr/battle.cgi 13 3分 5 D-BR杯 2勝 3連勝 邂逅輪廻 http //kaikou-rinne.com/cgi-bin/battle-r/battle.cgi 20 3分 5 D-BR杯 5勝 3連勝 テストページ(仮) https //ss631758.stars.ne.jp/battle-r/battle.cgi(閉鎖) 30 3分 10 D-BR杯 5勝 3連勝 音楽なし サイト名 URL 登録枠 試合間隔 初期LIFE 優勝戦名 優勝戦出場条件 LIFE回復連勝数 備考 ひらお電鉄?[バトロイ研究室] http //www20.tok2.com/home/akihira26/exercise/battle.cgi(閉鎖) 8 4分 5 データ決勝戦 2勝 3連勝 作者対抗トーナメント対抗戦 http //www20.tok2.com/home/akihira26/mybatoroy/battle.cgi(閉鎖) 8 3分 5 決勝杯 3勝 3連勝 BOSSキャラがいます LIFE50バトルロイヤルR http //www20.tok2.com/home/akihira26/mybatoroy-r/battle.cgi(閉鎖) 40 3分 50 再戦 15勝 3連勝 LIFEがおかしい。 OverDriveバトルロイヤルR 閉鎖 30 3分 10 D-BR杯 5勝 2連勝 能力がおかしい。 ノヒタのホームページ[バトルロイヤルN] http //www48.tok2.com/home/kirin33/roiyai/battle.cgi(閉鎖) 10 2分 4 N-BR杯 4勝 1連勝 音楽がうまく鳴らない Limiter Cut Battle Royal http //s1534.cs.land.to/ba-ro-/battle-r/battle.cgi 99999 3分 1 D-BR杯 2勝 無し 制限が殆ど無い アイコン変更、追加あり サイト名 URL 登録枠 試合間隔 初期LIFE 優勝戦名 優勝戦出場条件 LIFE回復連勝数 備考 STADIAM http //team-aone.com/ 100 40分 5ないし7 IWGP 2勝 3連勝 画像がちょっと特殊? ポケモンチャンピオンリーグ~セキエイ高原~ http //w10.oroti.net/~hak/rakisuta_frame/battle.cgi(閉鎖) 13 10分 5 マスターボールカップ 5勝 3連勝 2015/7/30 6時頃多重登録被害発生。 最近過疎気味? ポケモンバトロワ杯 http //w4.oroti.net/~ikuseiron/cgi-bin/batoframe/battle.cgi(閉鎖) 13 4分 10 ポケモンリーグ 4勝 ?連勝 ひらお電鉄 http //www20.tok2.com/home/akihira26/battle-r/battle.cgi(閉鎖) 20 3分 20 再戦 トータル15勝 2 名称不明[帰ってきたロワイヤル(嘘] http //hpcgi2.nifty.com/cyberdude/battle.cgi(閉鎖) 天下一武道会~バトルロイヤル~ http //lonsroom.k1.xrea.com/battle-r/battle.cgi(閉鎖) 13 5分 3 天下一武道会 決勝 3勝 桃色蜘蛛の溜まり場 http //www7a.biglobe.ne.jp/~seed100hyakushiki/cgi-bin/battle-r/battle.cgi 30 3分 20 D-BR杯 5勝 3連勝 こっちは連続登録不可。 http //r-style2.sakura.ne.jp/cgi-bin/battle.cgi ver1.17と1.32をログで再配布。 http //gew6.web.fc2.com/
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/931.html
ホーリー、バトルデビュー!! 前編 いずるは昨日のことを思いだしていた。あの有名デザイナーの竜崎賢市が神姫界に出場してくるのだ。彼のチームが出場する事で神姫界の流れは変わってしまうかも知れない。そのことを考えていた。 「観奈ちゃんも知らなかったから、まだ神姫歴は浅いはずだ。となると、相手の実力は未知数だな。いくら名が知れていないとしても、実力となると話は別になるはずだ」 机に向かって勉強をしながら、いずるは昨日観奈に言われた事の意味を考えてみた。 「このまま行けばいずれおぬしの神姫と闘う破目になるかもしれんのだぞ?それでも闘うつもりなのか?」 観奈にこんな事を言われたいずるは、こう答えるしかなかった。 「どうするかはまだ決めてないよ。でも、それが宿命だとしたら、闘わないといけないかもしれない。でも私は…」 「おぬしは闘いという意味をまだ分かっておらぬ。人はいつかは闘わなければならぬときが来る。逃げてばかりではだめなのじゃぞ」 確かにその通りだ。今の自分は竜崎さんに逃げてるだけだ。でも相手は闘いを好まない性格だ。どうやって闘いに挑めばいいんだ…。いずるは心の中で焦りを感じていた。 「…いずる、おぬしの神姫が泣いておるぞ。おぬしは闘う前から逃げておると泣いておるぞ」 観奈に言われたいずるは、肩に座っているホーリーを見た。そして前にホーリーに言われた事を思い出した。 『いずる、ホーリーは闘うよ。確かにケガをするかもしれないし、やられちゃうかもしれない…。でも戦いの中でお互い分かり合えればみんなと仲良しになれるから、ホーリーはバトルに出る事にする。いずるも分かってくれるよね…』 (そうだ、私はホーリーの思いをだめにしちゃいけないんだ。彼女の強い思いを…) いずるは顔を上げ、決心をした。 「わかったよ観奈ちゃん、もう私は逃げない。たとえ竜崎さんと闘うことになっても後悔しない」 それを聞いた観奈は頷いて答えた。 「その調子じゃよ、それだけの決意があればおぬしはどんな相手でも立ち向かっていくことが出来るじゃろう。だがいずる、おぬし達の道は決して平坦ではない。打ちのめされることもあるかもしれん。それでもおぬしは立ち上がってがんばらなければならんのじゃぞ」 観奈は後ろを向き、この場を去ろうとした。少し歩いてからいずるの方を振り向くと、にっこりと微笑んだ。 「わらわはこれで失礼する。今度会うときはおそらくおぬしらと闘うときじゃろう。その日までがんばるのじゃぞ」 そして出口に向かって走り去っていった。 「平坦じゃない茨の道、というわけか…」 闘うという意味を、いずるは改めて考えさせられたのだった。 「…観奈ちゃんの言うとおりだ、もっとがんばらないと竜崎さんの神姫に勝つことなんて出来やしない」 いずるはノートを閉じると、充電のためにクレイドルに眠っているホーリーを見つめた。 (ホーリーはあの神姫と友達と言ってたな。もしその友達と対戦することになったら、ホーリーはどう闘うんだろう…。でもホーリーだってそうなることを承知でバトルに挑むんだ。私達はもっと強くならないといけない。そのためにも研究所でテストバトルを重ねて、経験値をつまないと) いずるはホーリーの頭を軽く撫でると、パソコンに向かってホーリーの身体のチェックを始めた。 それからというもの、いずるとホーリーは小百合の提案したメニューに沿って、数々の練習をこなしていった。学校の帰りに研究所に寄って練習をしたり、休みを利用して本格的な模擬試合も行った。それを繰り返していくうちに、ホーリーのレベルは急激にアップしていった。 「なるほど、僅か十日でこんなにレベルアップするなんてね。前に練習試合をしたときより格段によくなってるわ」 データを見ながら小百合は話した。 「ほんとほんと。こんな事ってすごいと思うぜ。どうやら俺の目に狂いはなかったようだな」 恒一もいずるとホーリーのコンビに太鼓判を押した。 「そんなことないよ、小百合さんのメニューや恒一のアドバイスがあったからここまでレベルアップ出来たんだから」 「いや、お前達はかなり強くなったよ。この調子なら一週間後のバトルアリーナで良い成績残せるぜ。まあ俺は出れないから客席で応援するしかないんだけどな」 恒一は残念そうにため息をついた。それもそのはず、彼の相棒であるシュートレイは未だにリハビリ中でとても試合が出来る身体ではない。そのため、今回のアリーナ出場は見送る事になったのだ。 「ああ、お前の分までがんばるよ。小百合さん、あともう一回シミュレーションお願いできますか?新装備をホーリーに使いこなしてもらわないと」 「分かったわ。じゃ、もう一回だけやりましょう。対戦相手は誰にしましょうね」 小百合は嬉しそうに対戦相手のデータを選び始めた。 「…本当は小百合さんの方が楽しんでたりして…」 「そうみたいだな…」 やれやれと、二人は首を傾げるのだった。 そして一週間後。ついにその日がやってきた。いずる達は決意を胸にアリーナ会場へやってきた。 「いよいよだないずる、今日のデビュー、気を引き締めて行かないとすぐにやられちゃうぞ」 「分かってるよ、そんなことにならないようにがんばるよ」 いずる達は控え室に入るため、二階へ上がった。階段を上がって右に曲がったとき、見知らぬ少女に鉢合わせしてしまった。 「あっ、ごめんなさ~い。余所見しちゃって…ああっ!!」 少女はいずる達の顔を見て、まるでどこかで会ったようなリアクションをとった。 「き、木野恒一、なんでこんなとこにいるの?」 どうやら恒一があった事のある人物のようだ。いずるは恒一に誰なのか聞いた。 「この子、誰なんだ?」 「さあ…?どこかで会ったかな…」 見覚えがないと言い張る恒一。しかし少女は半分怒った声で問いただした。 「前に同じ大会で会った事あるでしょう?あたしよ、井上沙耶よ!」 「さ、沙耶…?ああ、あの時の」 思い出したのか、恒一は手をポンと叩いた。 「そう、あの時の大会の悔しさをばねにして、ついにこの大会の切符を手に入れたのよ!思えば長い道のりだったわ…、あるときは動体視力を鍛えたり、あるときは色々な対策本を読みまくったり…」 自分の世界に浸っている沙耶を横目に、恒一達は控え室へとそろそろと歩いていった。 『いいのか、久しぶりに会ったんだろ』 『いいのいいの、あいつの演説はしばらくの間延々と続くからな。放っておいた方がいいのさ』 そうとは知らずに沙耶は演説を続けるのだった。 「そしてついにこの大会に出場する資格を取ることが出来たのよ!もうあんたになんか負けないからね」 びしっと指を向ける沙耶。しかし差した方角には人っ子一人いなかった。 「…あれ…?」 「も~、沙耶ちんが延々と演説してるから、まんまと逃げられたんニャ」 沙耶のショルダーバックからメイリンが呆れ顔で出てきた。 「…なんで逃げた事を言わなかったのよ…」 「いや~、沙耶ちんの演説の邪魔をしちゃだめだと思って~」 それを聞いた沙耶は、メイリンを再びバッグに押し込んだ。そしてぷんぷん怒りながら自分の控え室へ歩き始めた。 「余計なお世話だってーの!ったく、今度会ったらただじゃすまないんだからね!」 「ふにゃ~、あんまりだニャ~」 押し込められたメイリンは涙声で謝った。 「ただいまより、バトルアリーナ第3エリア大会を開催します。各参加メンバーはステージに出場してください」 いよいよバトルアリーナが始まった。今回の参加者は12組。数は多くないが、地方から集った精鋭ばかりが集っていた。 「ついにホーリーといずるの初試合がはじまるね。いずるはドキドキしない?ホーリーはドキドキしっぱなしよ」 胸を手に当て、今の心境を語るホーリー。 「あ、まあね。それよりも、これから5試合もするんだから、お前も気を抜かないようにがんばるんだぞ」 「うん、思いっきりがんばるから、いずるもがんばろうね」 開会式終了後、対戦表がスクリーンに掲示された。今回のバトルアリーナでは2ブロックのステージを用い、同時に試合が行われることになる。参加者は合計5試合のバトルをし、勝つ事によってバトルポイントの点数を多く稼ぐ事ができる。そして最もポイントが多いチームが最優秀選手に選ばれるのだ。 「さてと、お前たちが最初に闘う相手は誰になるかな?」 いずると恒一は掲示板を見上げ、これから闘う事になる相手が誰になるかを見た。だが、それを見た恒一は青ざめた顔になってしまった。 「何てこった…、まさかこいつが最初に闘う相手になるなんてな」 そこには井上沙耶&メイリンのチーム名があった。 「井上沙耶って、さっき会った女の子だよね?その子の神姫って結構強いの?」 「言葉では言いあらわせないほど素早い奴でね、特に格闘戦じゃかなりの手馴れだぜ…。気をつけたほうがいい」 あの子の神姫がそんなにすごい相手だなんて…。いずるは少し不安を感じていた。 「大丈夫、あんなに一生懸命練習したもの、心配する事ないわ」 不安そうな顔のいずるに、小百合は後押ししてあげた。 「そういえばお前の試合時間、順番が早いみたいだぞ。早く準備してこいよ」 恒一の言葉に、いずるはハッとした。 「…そういえば、そう書いてある…。ちょっと準備してくる!」 いずるは急いで控え室に戻っていった。 「…先が思いやられるな…」 「まあ、今回は初めてという事もあるから、そうなってもしょうがないのよね…」 二人はため息をついた。 そしてついに、いずる&ホーリーの初試合の時間がやってきた。いずるはホーリーをヴァーチャルカプセルに入れ、バトルの準備をしていた。 「ホーリー、コンディションはどうだ?」 「ばっちりOK。満足に闘えるよ」 ホーリーの笑顔を見て、いずるはホッとした。 (よかった、今まで心配してたけど、どうやら大丈夫のようだな。これで気合を入れて闘える) いずるはコマンドシートにすわり、武装や体調などのチェックを始めた。 「そういえば、対戦相手の井上さんのほうはどうなってるんだろう…?」 チラッと向こう側を見てみると、沙耶とメイリンが何かを話している様子が見えた。 (何だ…?ミーティングでもしてるんだろうか…?) 二人の様子を見て、いずるは何か対策でも立ててるのだろうと思っていた。しかし実際は違っていた。 「沙耶ちん、いつまでもイライラしないで冷静になって頂戴ニャ~」 「あたしは十分冷静よ!あんたもいい加減カプセルに入ったら?」 なんと沙耶はさっきの事をまだ根に持っているのだ。そんな沙耶を、メイリンはなだめていたのだった。 「こんな状態で試合に出たら、勝てる試合も勝てなくなるニャ。もっと落ち着いて、深呼吸して試合に挑むのニャ~~」 「はいはい、分かったからさっさとカプセルに入って!もう時間ないじゃない」 困った顔のメイリンをポイっとカプセルに放り投げる沙耶。そしてふたを強引に閉めた。 「さてと、あんたらにはあたしが受けた恥の責任を取ってもらうわ。覚悟しなさい」 いずるを睨みつける沙耶。そんなことは知らないいずるは、彼女の行動をただ変に思うだけだった。 「それでは第2ブロック・第2試合を行います。各神姫はステージに入場してください」 半球型のスクリーンにバトル用のステージが映し出される。そこには、ホーリーとメイリンが闘技場の上に立っていた。 「今回のステージは闘技場です。比較的無難なステージですが、障害物がない分、己の技量が試されることになります。なお、試合時間は30分とし、それを過ぎると引き分け扱いになります」 アナウンサーの説明が終わると、いよいよ試合開始のカウントダウンが始まる。掲示板に映し出されたカウンターが点滅し、緊張を生んだ。 「それではバトルアリーナ第2戦、レディ・ゴー!!」 つづく もどる 第八話へGO
https://w.atwiki.jp/kasoukokka/pages/49.html
ノルモンド主義 ノルモンディズム(NORMONDISM)とは、ブラーウッドの哲学家ミーゼル・ノルモンドが提唱した無政府資本主義理論。 国境なし、人種なし、規制なしの極限までの自由経済・自由産業の提唱が行われていたリベルジア経済主義(トニー・カール主義)に感銘を受けたノルモンドは、無規制の理解を「介入なき政府の存在は不要」として解釈し、転じて反政府主義・反共産主義・反郷土主義を付け加えた過激な思想となった。 ノルモンドの子孫 ミューティ・ノリア(1970~2011) ノルモンド主義の血筋的な継承者。2000年にノルモンドから「ノリア」へ苗字を変更。元ノルム・セキュリティー社CEOで、所有していた民間兵は、厳格な審査を経て「勝利の人民戦線(通称PF4V)」に組み入れ、テロ活動を行わせていた。「ミューティ・ノリア」への改名もこのため。 また、ノリアへの忠誠を優先させた組織・個人は、その他のノルモンド・ネオノルモンド主義者からは「ミューティ「反解放」主義者」と罵られる。 アリエテ・ノルモンド(2000~?) ノルモンド主義を継承せず、1999年に兄のミューティと絶縁して以降消息不明。 ノルモンド主義・ネオノルモンド主義団体 PF4V(勝利の人民戦線/People Front For Victory) ミーティ・ノリアが創設したテロ組織。反政府・反共産主義・反郷土主義・極限的資本主義「領域」建設を掲げる。 スローガンは「我々は何時何処であろうと必ず勝利を掴む戦士である。(We are warriors who will always win, no matter what time or where we are.)」。 また、攻撃時などの暗号などにスローガンが使われるようになってからは「WAWWWAW,NMWTOWWA」と略されるようになった。2011年のノリア死去以降は解散を宣言しているが、一部はノルモンド主義者党へ移動や、個人ゲリラ化。 派生・残党組織として、ミライデ・アリテセイ率いる「PF4V別班」が存在する。 ノルモンド主義者党 ネオ・ノルモンド主義者の政党。西ブラーウッドで組織され、300人程度の党員を抱える。 機関紙は「極限的自由(absolute liberty)」、理論紙は「ノルモンド(NORMOND)」。 ノルモンドの細胞(個人ゲリラ) 個人ゲリラが犯行声明に使用する肩書き。 1984年から存在は確認されていたが、PF4V登場までには自然消滅。 ノルモンド主義武装戦線 少なくとも1990年から活動していた。 ミオーグ・セグルジェ、トラリー・キューブが主犯として、各地で反国家テロ活動を行なっていた。 2011年にPF4Vが誕生するタイミングで自然解散し、ミオーグ派は個人ゲリラや「N4F(NORMOND For Freedom)」創設メンバーへ、トラリー派はPF4Vへ合流した。 理論紙に「政府破壊(destruction of government)」。
https://w.atwiki.jp/nekokonomasuta/pages/5.html
武装神姫 MMS,Type DEVIL STRARF 「ボクのパワー、見せてあげるよっ!」 全てを粉砕するは、その身体。 無数の刃と身を包み、鋼の身体で敵を討つ。 敵に与えるは永遠の絶望。その名、悪魔に相応しく。 漆黒のボディに鮮やかに咲き乱れるは、相手の血肉、その屍。 『悪魔型MMS ストラーフ』 ストラーフはアーンヴァルと共に第一弾として発売された武装神姫だ。 強靭なレッグパーツ・サバーカと圧倒的出力を誇るGA4アームを装備し、中~近距離を主眼に置いた武装神姫。 無数の実体剣を装備し、武装神姫随一のハイパワーを生かした華麗な白兵戦を行う。 射撃武装類も比較的充実しており、幅広いレンジに対応可能。 但し、運動性確保の為に本体装甲が比較的軽装で纏められており、防御面に若干の不安を残す。 その性能と外見により非常に人気が高く、発売からかなりの年月が経過しているにも関わらず、時として未だにプレミアが付くほどの入手困難な機体である。 【基本能力】 ストラーフはクロスレンジ戦闘のプロフェッショナルである。 そのため戦闘基本値に以下の修正を得る。 【射撃基本値】(+2) 【格闘基本値】(+3) 【回避基本値】(+3) 【特殊】5HEX以下の敵に対して【基本値】(+1) 《GAアーム》技能習得済(+5) 【技能】 ストラーフはキャラクター製作時に、以下のリストから技能を3つ習得できる。 また経験を積んでキャラクターレベルが上昇した場合、3で割り切れるレベル(3,6,9,12……)に到達する度、新しい特殊技能をひとつ、修得できる。 ストラーフ 技能リスト 《追加HP》 《一斉発射》 《ウェポン習熟》 《緊急回避》 《逃走》 《シールドブロック》 《追加SP》 《反射神経》 《連携攻撃》 《タフネス》 《突撃》 《不死身》 《SP回復》 《捨て身》 《鉄壁》 《パワーアタック》 《掃射攻撃》 【基本性能】 【射撃修正】(±0) 【センサー性能】(±0) 【速度】(6) 【格闘修正】(+1) 【装甲値】 ( 5 ) 【旋回】(3) 【回避修正】(±0) 【HP】 ( 28 ) 【パワー】 ( 8 ) 【格闘武器】 名称 /威力/格闘補正/使用回数 格闘 / 8 / ±0 / ∞ Gアーム(1~2)(*1) / 11/ -10 / ∞ アングルブレード / 9 / ±0 / ∞ フルストゥ・グフロートゥ / 8 / +1 / ∞ フルストゥ・クレイン / 7/ +3 / ∞ 【射撃武器】 名称 /威力/~5/~10/~15/~20/使用回数/間接/連射 S・R・G・R / 10/-1/ -4/ - / - / 8M / ○/ ○ PHC・ウズルイフ / 8/+3/ - / - / - / 6M / ×/ × (*1)通常の攻撃とは別に攻撃可能。 その場合GAアームは【命中-3】のペナルティを受ける。 【カスタムデータ】 【部位】 /【CP】/ 【名称】 /【効果】 頭部 / (0)/ / 胸部 / (0)/ buAM_FL013アーマー /《HP+2》 《装甲+1》 脚部 / (2)/ GA2“サバーカ”レッグパーツ /《HP+2》 《装甲+1》 《格闘+1》 《速度+1》 《パワー+1》 背部U / (3)/ DTリアユニットplus+GA4アーム /《HP+4》 《パワー+2》 《GAアーム内臓》 武装 / (0)/ S・R・G・R 計 /( 5 )