約 1,954,395 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1595.html
姫の閉ざされし檻、呪われし高貴(その二) 第三節:賢者 半ば日が中天に差し掛かる頃、私達はアキバへと帰ってきた。昼食さえも 摂る時間を惜しみ、駅の売店で買った栄養補助食品とスポーツ飲料を皆で 分け合いながら、神姫センターへと赴く。連休も明けて暫く経った平日の センターは、多少賑わっていた物の……混雑という程の人は居なかった。 「ふぅむ……緊急充電用のレンタルクレイドルは、どれも正常だな……」 「ん~……電源ケーブルが何処かへ引っ張り出された跡も、ないですの」 「となると、ロキちゃんは一体何処で充電しているんでしょうね……?」 「……ひょっとして、充電が不要な位のジェネレータを積んでるのかな」 一緒になってクレイドル周辺をまさぐる梓から、そんな推論が飛び出す。 しかし、強ち的外れとも言えない事情がある。それは、彼女の躯に備わる “装備”だ。可変式の高速電磁浮遊ウィングに、プラズマで固めた武装。 いずれも、莫大な電力がなければ満足に運用出来ない筈なのだ……だが。 「ロキは、平然と動き回っていた。有り得ない話ではないかもしれんな」 「あ、あのー……お客さん?そんな所でしゃがんで、お探し物ですか?」 「……あ、うん。スペーサーを落としたんだよ。でも、見つかったもん」 「気を付けて下さいね?センターではそういうの、賠償できませんから」 流石に不審だったのか、店員が私達に声を掛けてくる。ここでこれ以上の 捜索は無理かもしれぬな……。しかし何らかの形で補給をせねば、いくら 優秀なジェネレータでも限界はある。何処かで、ロキは補給をしている。 それは間違いないのだが、此処に今居ないとなると……何処にいるのだ? 私と梓はベンチに腰掛け、深く溜息をつく。痕跡さえ、見つけられない。 「うぅむ、参ったな。ここで補給しているとばかり思ったのだが……」 「他のセンターで、補給しているかもしれないんだよ。行ってみる?」 「でも、雰囲気悪かったり入った事無いセンターは捜索出来ませんの」 「そう、ですよね。ここでさえ、全てを把握している訳じゃないです」 馴染みの深いこのセンターで何も見つけられない、となると。私の往く 活動範囲には、最早探索できる場所は殆ど無いとも言えるだろう……。 途方に暮れるとはこの事か……?皆で、溜息をついた。その時だった! 「心配はいらないよ、小さなレディ達……奴は確かに、ここで補給した」 「何ッ!?き、貴様は……前田、そして“アラクネー”ではないかッ!」 「こんにちは。まさか、こんな形で再会するとは思わなかったけどね?」 私の眼前に、一人の男と一人の神姫が現れたのだ。“自衛官の”前田と、 “女郎蜘蛛の”アラクネー。何故神姫バトルをしているのかさえ不明な、 謎の多い連中……そして、クララの初戦を務め彼女を導いた“賢者”だ。 知らず知らずにクララ……いや、梓の躯が緊張する。未だ、彼女にとって 尊敬するべき“師”なのかもしれん。だが、彼らの雰囲気は剣呑だった。 「前田さん、アラクネーさん……お姉ちゃん達から、噂は聞いてるよ」 「ふむ、某とクララの仲を知っているのか……ならば、問題はないな」 「そうみたいだね。で、何かお探しなのかな?小さなお嬢さん達……」 「……惚けるな前田よ。貴様は今、確かに言ったろう。“奴”とッ!」 私は、自然と前田を睨む。喰えない男だとは思っていたが、今こうして 微笑みながら向かいのベンチに座る奴を見ていると、尚更分からぬな。 自衛官という立場上、何か知ってるのかもしれんが……どういう事だ? 「ああ、そう言えばそんな事を言ったね。僕もうっかりしていたよ」 「どう考えても、私達の探している者を知っているという態度だな」 「はは……出来れば、違っててほしいんだけどね。で、何だろうね」 梓に視線を移す。鷹揚に笑いかけ、世間話を始めようかというこの男に、 全てを話していいものか。私だけの判断では、どうにも雲を掴む様でな? 尤もロキの手懸かりその物が、既に雲を掴む様な状況になりつつあるが。 しかし暫し迷い、梓は肯いた。“クララ”として、彼らを信頼したのだ。 アルマとロッテも、二人の胸元で肯く。となれば、黙っている事もない。 「……探しているのは神姫だ。否、厳密には神姫と呼べぬかもしれん」 「北欧からやってきた、哀しい定めを背負った一体のMMSですの……」 「ひょっとしたらまだ秋葉原にいるかも知れないって、思ったんだよ」 「だから、その。探してたんですけど……そういう貴方達は、何を?」 前田は深く溜息をついてから、アラクネーを促した。この世の終わりでも 来たかの様なオーバーアクションを確認し、小さな神姫が重い口を開く。 それは私達にとって……そして彼女らにとっても、望まざる展開だった。 「某らが追い求めるは、“ハザード・プリンセス”の零号機に他ならぬ」 「“戦略級殲滅型MMS”って分類の、中規模破壊を行うテロ用兵器かな」 「神姫の皮を被った怪物、それこそが……“国家の敵”たる人形なのだ」 ──────世界はやっぱり、残酷なんだよ。 第四節:信念 自衛官の前田と、彼の神姫たるアラクネーから出た言葉。それは正しく、 最悪の運命が間近に迫っている事を告げる、“賢者の忠告”に他ならぬ。 「テロ用の兵器、人形……だと?貴様、知っているのか……ロキを!」 「知っているよ。僕らの任務は、アレを追いつめ無力化する事だから」 「どうしてですか!あの娘は、マスター達の為にやっただけなのに!」 アルマが梓の胸から乗り出し、泣き叫ぶ。助けようと思った存在が、既に 国家という巨大な“モンスター”から目を付けられているという現実に! それは既に、ロキが『“世界の敵”として認識されている』事にもなる。 「存在自体が、極めて危険なのだ。国家という“大を救う”べき者には」 「彼女の存在その物が、罪でしかないんだよ。そこに在るだけで、拙い」 「故に何としても、彼女を無力化せねばならない。破壊してでもな……」 『存在その物が罪』。この世に産まれ出る者にとって、理不尽の極みとも 言える断定であった。それが器物であろうと……神姫であっても、そこに “心”がある以上、これを理不尽と言わずに何というのか。だが同時に、 国家を……民衆を護らねばならぬ者からすれば、ロキは正に害悪である。 「それが、日本って言う国の考え……でいいのかな?前田さん……?」 「構わないよ。ついでに、日本と繋がる主要な国家の考えでもあるね」 「……驚いた。既に世界規模で指名手配されているのか、ロキは……」 「当然であろう、マスター……晶殿。彼女は、“ラグナロク”の残党」 「僕らもつい先日、逮捕したエージェントの自白で知ったんだけどね」 「捕まったんですか、運び屋さん!?……まさか、彼女を棄てたから」 前田は軽く溜息をついてから、肯いた。あの爆破はやはり“事件”として 警察とは別の治安組織が追っていたのだ。ロキを追う過程で、彼女を運び 秋葉原で棄てていった運び屋の存在が、露呈したのだろう。些か現実味に 欠ける話ではあるが、それでも認識せねばならない……事の重大さをな。 「僕らには、上の命令に従ってロキを無力化するという責務があるんだ」 「その為に……無闇に関わろうとする部外者は少ない方が良い、となる」 「だったら、なんですの?わたし達を傷つけて、国の為に封じますの?」 だが、それよりも早く……身を弁えるという理性的な選択より早く、私の 胸元から“感情”に満ちた声が響く。それこそ、黙って前田達の言い分を 聞いていたロッテの声だった。それは、怒りと哀しみに満ちた音である。 「ロッテ君、だったかな。君達を捕まえたり、傷つけるつもりはないよ」 「ただ……そなたらの介入でロキを逃がす事になっては困る、とな……」 「だったら、わたし達が自己責任でロキちゃんを止めればいいですの!」 啖呵を切るロッテに、前田が目を見開く。この反応は、予想外らしいな。 それは、全てを敵に回してでも助けたいという“信念”故の叫びだった。 アラクネーが睨め付ける様に、アルマと梓……更に私を見据える。それは 幾多の死地を潜ってきた主に引けを取らぬ、一種独特の凛とした気配だ。 「万一そなたらや主に危険が及んでも、何の救済も受けられぬのだぞ?」 「……保険を申請しても、事実は隠蔽されるから保証されないんですね」 「そう言う事、だね。秘密裏に全てを終わらせたい。それが上の考えさ」 「話を聞いてて気になったけど、“破壊”は義務じゃないのかな……?」 「執るべき手段の一つであって、確定事項ではない。無力化こそが重要」 しかし己を譲らないロッテに気圧されたのか、アルマと梓も食い下がる。 ここで自分だけ荷を擲つ事は、“姉妹”として考えも及ばぬのだろうな。 二人の事実確認を受けて、ロッテは続けた。それは、私の考えでもある! 「なら……ロキちゃんが破壊を止めて普通の神姫になれば大丈夫ですの」 「普通の、神姫に?……確かに、神姫の因子を持つ相手だが……無謀だ」 「無茶でも無謀でも、そうなれば国家として敵視する道理はあるまい!」 「ま、そうだけどね。僕としても命令は果たせる。でも、いいんだね?」 それは国家の代行者として『失敗した時は私達を見捨てる』という言外の 意味を含んだ、最終確認だった。本当に、私達は後に退けぬ事へ関わって しまったのだ……しかし、それを悔いるのは全てが終わってからでいい! 「いいですの!わたしは……ロキちゃんを必ず救うと決めましたの!」 「はぁ……参ったね。ここで退いてくれた方が、堅実だったんだけど」 「主よ、最早言っても聞いてはくれますまい。やらせてみては如何か」 がっかりした、という様なアクションをしつつ前田は肯き、立ち上がる。 最早、大っぴらに助けを借りる事は出来ない。私達の力で、なんとしても ロキを“日常”へ引き戻してやらねばならぬ。僅かの失敗も、赦されん! 「小さなレディ達、出来れば……僕らに手間を掛けさせないでくれよ?」 「無論そうする。何処の所属かは聞かぬが、本拠で報せを待っていろ!」 「そなたらは不器用すぎる。だが、そういう生き方も嫌いではない……」 「……恐れ入るんだよ、アラクネーさん。でも、必ず成し遂げるからね」 「あたし達には、それしか出来ませんから……きっと、助けてみせます」 「“武装神姫”の意地にかけて、絶対にやってみせますの……絶対ッ!」 ──────想いの力は余りに強く、皆を震わせるんだよ。 次に進む/メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1266.html
降雨、豪雨、風雨、雷雨。 「カンナっ、いそげ!!」 「わかり切ってる事言わないで!!」 急げだなんて、当たり前だ。だって秋子が泣いてる。あのツクハちゃんも、泣いてる。今間に合わなかったら、“友達”を救えなかったら、私は絶対後悔するから。だから、当たり前だ。ただ走るだけ、悲劇を止める為に。 『・・・それにしても遅いわね、その相原って子』 「遅いって言っても、秋子が来てから10分も経ってないけど? 大体アタシ達待ち合わせの時間なんて知らないんだから、秋子が早く来ただけかも知れないよ?」 『甘い!! 例え待ち合わせが何時であろうと、相手より早く来るのがオトコの甲斐性ってモンでしょ!!』 イヤホン越しに熱弁するアニーちゃんをそこそこにあしらい、アタシはまた物陰から駅前に立つ秋子を覗き見る。結局、押し切られてアタシは友達の尾行なんてしちゃっている。後でばれたら怒るだろうな秋子。 『それにしてもあなたの親友、初デートの割に冴えない格好よね。確かに男っ気無し』 胸ボタンにつけた小型カメラで映像もあっちに送られているからって、今度は秋子のダメ出しに入るアニーちゃん。確かに、秋子はジーンズにスニーカー、それと地味めなパーカーだけ。デート、と言われると飾り気は足りないと思う。 「でも・・・、何気にお気にのブレスとかしてるし、普段から考えれば十分張り切ってるよ、秋子は(下手するとジャージで出歩く位だし)。大体、場所が場所だから」 『ああ、そう言えば場所のチョイス自体が問題だったわね。確かに神姫センターでミニスカは無意味だわ。あれ・・・どうやら張本人が来たみたいよ』 言われて見回すと、確かに相原君らしき人影が秋子に近付いてきた。服は秋子に輪をかけてラフ。デートと言うより遊ぶ気満々みたいだ。あ! もう一言二言も交わさない内に駅に入ってちゃった! 見失う前に追いかけないと!! 2人の後に飛び乗った電車に揺られて十数分、降りて徒歩数分。目的のヒメガミ神姫センターに辿り着いた。場所は一応知っていたけれど、実際目にしてみると結構大きい。そして予想以上に混んでいる。 『ここは正式規格のリアルバトルフィールドを設置しているから、ファーストランカーの試合もよくあるのよ。だからね』 「そのリアルバトルとか、ファーストランカーって何なの? アタシやったこと無いから判らないんだけど」 『公式神姫バトルはサード、セカンド、ファーストってランク付けされててね、ファーストランカーはそのてっぺんのランクに居る奴の事よ。それから、神姫バトルは神姫を壊さないようバーチャルでのバトルが主流なんだけど、ファーストだけは破壊の危険もある現実でガチの殴り合いするって暗黙の了解があるのよ。プライドがどーとかこーとかで。で、それが出来る施設がここにはあるという訳』 「殴り合い、かあ・・・」 そんな事、みんな良くやるなって思う。もし、それがロウだったら、アタシは・・・ 『ところで、見失っちゃうから早く追いかけてよ』 「え!? ああ゛っ!!」 人ごみを掻き分け追いつくと、何故か2人は案内看板の前で立ち止まっていた。口論してる?(あ、しているのは秋子じゃなくてポシェットから顔出したツクハちゃんの方か)。ええと、右手がバトルスタジアムで、左手がショッピングモールみたい。 『うっわ~、相原って子、ツレにウインドウショッピングもさせない気? ホント判って無いわね』 「え、でもショップって武装とかを売ってるだけでしょ? 秋子は欲しがらないんじゃないかなぁ」 『甘いわね。その角の方見てみなさい。ここは普通の神姫用服飾の店舗もあるのよ』 あ、アニーちゃんの言うとおりに、そこには人形服みたいなのが沢山並んだお店がある。あれって猫型だっけ?神姫がちゃんと売り子してる。へえ、こういう店もあるんだ。私も後で寄ってみよう、ロウが喜びそうなものもあるかも。 『大体、ショッピングなんてオンナノコが一番輝く時じゃない? 眺めてるだけでも色々うはうはだし、こうどれが似合うーだの甘酸っぱい会話とかしちゃったりすれば一気に進展ってなるのに、それを見逃すなんてホント勿体ないったらああもう・・・』 「アニーちゃん、言い方微妙におっさん臭いよ」 『あたしはどっちだっていいのよ。よし、こうなったら奥の手よ!! アニーちゃん3秒ハッキング!!』 「え? なにを・・・!?」 明音、警告音、赤光。 “只今、バトルスタジアムサーバーに障害が発生致しました。誠に申し訳ありませんが、機能復旧までしばらくの間、バトルスタジアムは使用停止とさせて頂きます” 『これでイヤでもショッピングに行くでしょ』 「・・・アニーちゃん、どうやったのか知らないけど、力技すぎ」 「あれ!? いきなり何だよ? スタジアムがダメになったってのか?」 「ふ~ん!! ショップ寄りたいしゅーこちゃんを無視した甲斐性ナシにバチが当たったんです~!!」 「・・・行きたいって言ったのはツクハの方でしょう?」 法善寺に諌められても、彼女のツクハって言う神姫は俺に喰いかかるのをやめない。ホントにマスターと対照的な神姫だよな、面白いけど。 「タケヤ少尉、どちらにしろ、現状のままここに留まるのは得策とは言えません。彼女の提言を推奨いたします」 頭の後ろから声。今までなりを潜めていた俺の神姫、フォートブラッグのフォトンがナップザックからやっと顔を出してきた。 「フォトン、ずっと中で何してたんだ?」 「センサーユニットの調整です。破損しているMGシステムの代替措置を、バトルまでに完璧にしておくべきと考えました」 「ホント真面目だよな、おま・・・」 「あっ!! あなたがフォトンちゃん? うっわ~っいです!!」 「あっちょっ、ツクハ!? あう!?」 「え? おわっ!?」 法善寺がヘンな声を上げたと思えば、あっという間に白緑の神姫は彼女をよじ登り、俺の肩口に飛び移ってきていた。今その小さい腕が目に刺さりそうで危なかったってば。 「つーはツクハです! フォトンちゃん、以後よろしくです♪ らぶ~です♪」 「はい、よろしくお願いいたします、ツクハ様」 「様なんて他人行儀いいですよ~♪ これから親密になるですから♪」 「・・了解です、ツクハ」 「ちょと俺の上で暴れるなって!」 「とりあえず、移動しましょう。・・・恥ずかしいから」 落ち着いて周りを見れば、周りの視線が痛かった。 法善寺がモール内にベンチを見つけ、肩で暴れている2人をつまみ下ろしてから腰掛ける。さっきからずっと法善寺の神姫はフォトンにべったりだ。 「はう~、やっぱり写真よりずっとカワイイです~♪」 「ホントに面白い性格してるな、法善寺の神姫」 「・・ごめんなさい相原君。フォトンちゃんも」 「いえ、本日はツクハと親交を深める為と少尉に指示されておりましたから」 「・・真面目ね」 「真面目といえば法善寺だろ。ま、神姫を学校に持ってきたのはびびったけど」 「コラ~! しゅーこちゃんをいじめるなです~! しゅーこちゃんがつーを学校に連れてってくれるのにはエーゲ海よりもふか~い訳が・・・」 「判ってる。だから言わないって。でもカッコいいよな、そういうの」 「・・・」 急に法善寺が黙る。俺、何か悪い事言ったかな? でも俺は実際そういう神姫を大事にしてるのっていいなって思ったんだ。今までの仲間ってあんまり神姫を友達みたいにしなかったし、やっぱ女子の方がそういう風に接するのかな? 良くわかんないけど。 「ねーところで、フォトンちゃんってなんでコイツを少尉って呼ぶです?」 「だってその方がカッコいいだろ? じゃあお前は何がいいんだよ?」 「そーですねー、メディコとかいいです!! 愛の治療で手取り足取り腰取り・・ぐふふ・・・」 「・・・ツクハ、ヘンな笑い方しないの」 「法善寺は、参謀って感じだよな。頭良いし」 「え!? あ、うん・・・」 「・・・法善寺様、照れておられるのですか?」 「? フォトン、それってどういう事?」 「・・・」 良く判らないけどともかく法善寺は照れているらしい。さっき黙ったのもそうか。ああ、きっと今まで神姫仲間が居なかったから、こういうの慣れてないのかもな。 「・・・やっぱりアンタはつーの敵です」 「差し出がましいようですが、少尉はもう少し女性の心への配慮を覚えた方が良いと思われます」 「フォトンまで、なんだよソレ」 “サーバーのメンテナンスが終了致しました。只今より、バトルスタジアムの使用を再開致します” 「スタジアム、直ったって。行ってみましょう」 「え~! まだお買い物してないですの~!!」 「ツクハ、我侭はやめてよ。買い物は後でも行けるでしょう。相原君、何か見たいものがあったんでしょう」 「うん、今日はファーストランカーの試合が幾つかあるらしいからな。あ、そうだ、時間があったら俺のフォトンともバトルしてくんない?」 「いや、それは・・・」 「ばっかもの~!!!! オンナノコを争いに駆り立てるなんてそんなフトドキモノは全員死刑です!!」 「はっ!? 武装神姫がバトルするのは普通・・・」 「問答無用!!!」 「・・・ごめんなさい相原君、ツクハは神姫が好きすぎて戦わないの」 「そうなのか? ・・・まあ、そんな神姫がいたって・・・」 「Ho―、Ho―、Ho―・・・」 投擲、飛、接触、芥。 「あん? ゴミぃ!? お前か、コレを投げた奴は! なめた真似してくれるじゃねえか!!」 「え!?」 立ち上がった途端に怒声が飛んで来た。振り向けば、それは(言っちゃ悪いけど)鼻ピアスの似合わない革ジャンを着た太目の人だった。手にしているのはガムか何かの紙くずみたいだ。 「いや、俺はそんなもん知りません!」 「知らねえ訳があるか!! 飛んできたこっちの方には、お前たちしかいねえんだよ!! ガキが女連れて調子乗ってんのか!!」 「ちょっと、彼女は関係ないし、そんな物を投げた覚えも無いって!」 「そうですっ!! コイツはともかくしゅーこちゃんにインネンふっかけるたぁこのつーが許さないですよブタ野郎!!」 「ちょっとツクハ、煽らないで!!」 「ああん? 神姫が息巻いてんじゃねえぞコラっ! 痛い目・・・」 「吉田、その位にしておけ。人目があるんだぞ」 「山田、だがよ・・・」 「だから“人目を気にせずにツブせる”やり方にすればいいんだよ。判るだろ?」 激怒寸前だった太目の人を、後ろから今度は短髪で細身の人が引き止める。この人よりまともそうな格好に見えるけれど、目つきがヤクザみたいで怖い。その目がぎろりとこっちを向いた。 「君、連れがヘンな疑いをかけてすまなかったな。ちょっとこいつ、さっきのバトルでファーストランカーにこっぴどくやられて気が立ってたんだよ」 「ああ、はい・・・」 「だが、実際このままだとお互いの気が晴れないのも確かだ。君たちも神姫やっているようだし、ここは一つバトルで決着をつけないか? 俺達はリアルバトル主体なんだが、今日はあまり戦ってくれる相手が居なくて、な?」 寒気のする視線。丁寧に見えるけれど、俺達は思いきり脅迫されている。“リアルバトルを受けなければ酷い目に遭う”って。でも、バトルを受けたって無事に済むワケないし、フォトンはこの前のバトルの損傷が残っているし、法善寺を巻き込むことには変わらない。どうすりゃいいんだ・・・ 「当然ですっ!! オマエら凸凹コンビの鼻をヘシ折ってやるですよ!!!」 「ってまた法善寺の神姫!? 受けたら・・・」 「あの、今のは私の神姫が・・・」 「受けるか。じゃあスタジアムの方へ行こうや」 法善寺が弁解するスキも与えずに、2人は歩き去ってしまう。 「相原君、御免なさい。庇ってくれたのに。ツクハ、自分の言った事が判ってるの?」 「大丈夫ですよ! つーはヤローには一切手加減しないのです!!」 「戦うのって、神姫よ? ツクハは女の子を傷つけるなんて出来ないでしょう?」 「・・・あ。」 「ともかく、バトルは俺のフォトンで何とかするから。行けるか、フォトン」 「・・・戦力的には圧倒的に不利です。ですが、今回の主目的はマスター達の安全の確保であり、自分が敗北すれば事態は収拾する為問題ありません」 「馬鹿っ!! お前が壊れるだろ、そうなったら!!」 「そうですっ!! つーが居る限りそんな事させません!! フォトンちゃんもしゅーこちゃんも、ついでにオマエも全員無事でらぶ&ぴーす!!」 やけに自信たっぷりに宣言する法善寺の神姫。神姫と戦えないのにどうして・・・ あれ?そう言えば、じゃあどうして法善寺はこいつに戦闘経験があるなんて言ったんだ? 「・・・私は、あなたにこれ以上戦わせたくない。あんなになるまで」 「しゅーこちゃん、大丈夫ですよ。最近はつーも“説得の仕方”判ったですから」 不安げな俺たちの顔を見ても、尚も根拠の無い余裕で笑う彼女。だけどさ、何でかその姿がカッコよく見えて、俺は・・・ 「任せて・・いいのか?」 「アンタはその代わりしゅーこちゃんをちゃんと守るのですよ? 逃げたら去勢してやるです!!」 「・・・ツクハ、下品。相原君、本当にごめんなさい、ツクハが・・・」 「いやいいって法善寺。え~とツクハだったよな、約束する。法善寺は俺が守る」 「当然です!!」 俺は、こいつなら信頼してもいいって思えたんだ。 けど、そのバトルが無かったらなって、俺は後悔する事になる。 目次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2635.html
「……そんなことが」 「はぁー、そんな神姫もいるんだねぇ。……私が言えた義理じゃないけどさー」 空いた休憩所で今までのことを話し終えた。 シオンもだいぶ落ち着いてきた。 シオンが来てから、最近なんか人に自分の境遇を話してばっかりだな。 別に嫌ではない。身の回りがガラッと変わったようなそんな感じがするだけ。 「そんなわけで、なんとかバトル恐怖症を治したくてここに来たのだけど」 「結局こうなってしまった……」 「う、うん。ごめんね」 霧静さんたちは迷惑じゃないのだろうか。普通に考えたら、自分でもこんな神姫はおかしいと少し思ってしまうわけで、まともにバトルできなかったし。 「大丈夫、気にしてないよ。銃が使えない神姫だけどアリエって今はちょっと強いんだよ。昔はまともに戦えなかったし。……それでいえば、アリエとシオンちゃんは似ているのかもね」 なんだよーそれはー、とアリエは納得がいかなそうな顔をしている。 それで、あの奇妙な大剣を使っているのか。わざわざ銃に似せた剣もアリエの為を思った武装なのかも。 優しい子だな、霧静さんは。 「とりあえずさー、私のこの『エレメンティア』が件のストラーフが使っていたのに似ていたのが問題だったんだからさ。他にもバトルさせてみてもいいんじゃない? 何回かやれば勝てるかもよー」 アリエが意見を言う。 『エレメンティア』というのはその大剣の名前だろう。 ファンタジー色の強い、物語に出てくるような名称だ。 僕としては少しカッコイイと思えてしまった。 しかし、あの大剣の状態が変わった時、イスカのに似ていたってのもあるのだけど、まだバトルをやらせてもいいのだろうか。 大丈夫なのかな? 僕はシオンを見る。 「……まだ、やれます……」 涙を拭いて、僕の目を見てくる。 ただそれがうまく出せないだけで、根性はやっぱりあるんだなと思った。 ―――― 駄目だった。 何人かとバトルを申し込ませてもらってみたけど、戦えていなかった。 犬型や砲台型、イスカと同じような悪魔型とも戦うことはできた。 でも、戦うことはできても全敗だった。 負ける度に泣いてしまうシオン。慰める僕たち。 シオンが気になっているのか――バトルの度に、僕の傍に霧静さんとアリエもいてくれる。 ここで真剣に付き合ってくれる友達が出来たのは嬉しいけど、肝心なバトルは白星を挙げられなかった。 そううまくはいかないか。簡単にできたら、宮本さんにいた頃に治っているはずなんだから。 「う~ん、このまま、やらせても勝てないだろうね。きっと」 「……ちょっと、アリエ。言い方が……」 たしなめようとする霧静さん。 「だって、事実でしょー。銃撃を当てられてもない、撃てたとしても、見当違いの所に当たってる。打撃も本気で打ち込めてないみたいだし。こりゃまじ重症だねー」 アリエの言う通り、相手と戦わせてみても、シオンはダメージを与える攻撃を一切できてない。 勝たせるにはどうしたらいいのだろうか。 いや、勝つまでも、まともに勝負ができるぐらいにならないと、どうしようもない。 ああでもない、こうでもないと、僕たちが思考錯誤している時だった。 「いやー、遅れてごめんな!!……ありゃ?」 「……えっと、この人は?」 「うるさい、おにいさんだねー」 霧静さんたちは僕に訪ねてくる。 場が読めてない淳平だ。 そういえば、淳平が遅れて来るのをすっかり忘れていた。 「マスターがご迷惑をおかけしました……それで、この方々は」 といつも通り胸ポケットにいるミスズが言う。 「うわー、羨ましいなー。こんな可愛い子と仲良くなっちゃって。このこの」 僕を淳平が肘でつついてくる。 「えっ……あの……」と霧静さんは可愛いと言われて恥ずかしそうに顔を赤らめている。 「……淳平、それ以上何も言わない方がいいよ」 「えー、なんでー?」 ミスズが冷徹な瞳で見ているから。 神姫が人間に攻撃できるようなら、絶対危ないだろうな。いつか、目で殺されるかもしれないけど。 「リミちんになんかしたら、許さへんでー!」 アリエがエセ関西弁で凄む。(なんで関西弁?) 「そんなのじゃないって。さっき友達になった霧静 璃美香さんと神姫のアリエだよ。まあ、淳平が来ないから、霧静さんたちと仲良くなったのは事実だけど」 「え、そうなのか」 淳平が来なかったから、霧静さんと話そうとしたわけだしね。 でも、僕は今はシオンのことで頭がいっぱいだよ。 「あなたがシオンね。初めまして、ミスズです」 「……初めまして……」 ミスズが床に降り立って、泣き止んだシオンに挨拶をする。 そういえばどっちも初対面だよな。僕がシオンとの会話のタネにしたことがあるくらいだし。 その本人に会えたんだ。 なんとなく、仲良くなれる気がしたからな、この二人は。 「はーい、私はアリエだよ。よろしくー」 「アリエね。よろしく」 目の前で武装神姫が三人集まった。 友達が増えていくのはいいことだな。 「あれー、どこかで見たと思ったら、キミってO大女子高の生徒でしょ。前にここでバトルしてたの見てたよー。この神姫とかがすっげぇ強かったな。あ、俺は伊野坂 淳平。この子はアーンヴァル型の神姫でミスズだからね!」 「……えっと」 「ほら、霧静さんが困ってるでしょ。やめなって」 少し興奮している淳平が見てられない。 可愛い子が好みらしいから、霧静さんの近くに淳平を寄らせないほうがいいのかも知れない。 あ~、霧静さんは人見知りをするらしいから、こっちは仲良くなれるのか心配だ。 ―――― 「シオンのはなかなか重いみたい」 缶ジュースを買って、三人で飲んでいる。 休憩所のベンチに僕が真ん中で左に霧静さん、右に淳平がいる。人は人同士で、神姫は神姫同士で交流を深めると、なぜかアリエが場を仕切った。 まあ、文句はなかったし、別にそれでいいと思ったからこうなった。 少し向こうにシオンたち三人がいる。 楽しそうに話しているのが見える。 三人寄れば姦しいっていうのかな、あれは。 ……うるさくはしてないけど。 「ふーん、戦えない武装神姫、ね。CSCのせいなのか。螢斗は破棄やリセットは許せないんだろ? だったら、このまま、バトルしないってのは駄目なのか?」 (さっきから、その考えが頭にチラつくけど、それは駄目なんだよな) 「元々、宮本さんの所から家出したのもそれが原因だけど。でも、なんとかしてやりたい。シオンはバトルをしたくない訳ではないみたいだし、嫌がってる様子もない。逆に自分からやろうと思ってる。だけど、身体が拒否する感覚があるって。神姫センターに修理にも出したこともあるらしいけど……なにもなかったってさ」 「……したいのに、できないなんて、変な話」 改めて考えると、人間の精神病みたいだなと思った。 神姫なのに人みたいに反応を起こすなんておかしいよな。 人間の思考に近く、感情があるのも大変なことだと思う。 「まぁまぁまぁ、俺たちも、なんとか協力するからさ。元気出せよ! っな! この後、ミスズともバトルさせてからまた考えてみようぜ」 「……そうだね」 肩を叩いて励ましてくれる淳平。 いけないな、僕が暗くなってた。こういう常時明るい淳平が少し羨ましくなった。 「私も……協力する。シオンちゃんがあんなに泣いて可哀想」 「ありが――」 「あんがとねー! 霧静さん!」 「えっ……その……」 なんで、淳平がお礼を言うんだ。ああ、身を乗り出すから、僕の隣から霧静さんが若干距離を離した気がする。 いまだに淳平に慣れていない霧静さんを助けてから、シオン、ミスズ、アリエを呼び戻すことにしよう。 でも、このままバトルを続けて、なんとかなるのだろうか。 ―――― 「はい、これ、ヂェリカンだよー。私の奢りだからー」 螢斗さんたちと離れて、アリエさんとミスズさんと私。 こんな風に神姫だけで集まるなんて初めてだ。 アリエさんが自分の神姫サイズのバックパックから、色んなヂェリカンを取り出した。ヂェリカンは神姫用の趣向品で、人間と同じような、種類のある飲み物だ。 お酒みたいに酩酊状態になる飲み物から、ジュースのドリンクと色々ある。 私の基本データにはそうあった。 「なんで、アリエはこんなの持ってきているの?」 ミスズさんがアリエさんに対して、疑問に思ってそう言う。 ミスズさんは、マスターの淳平さんや螢斗さんたちには丁寧だけど、神姫同士では気軽に接するみたいだ。 ……でも、私はこういうのは初めてで、いまだに緊張している。 「いやだなー、ミっちゃん。敵であったとしても戦い終わって互いにヂェリカンを一杯飲む。それで私たちはもう友じゃん」 「……一緒にヂェリカンを飲んだら友達ということですか?」 「YES!」 「だからって、このヂェリカンをたくさん持っている理由にはならないのだけど。そもそも、なによこれ。『ゲルリン☆ヂェリー』って」 ミスズさんがそれを手に持つ。 ゼリーでできている人間のような、そんな感じ……いや、そうとしか言えないキャラクターのデフォルメイラストが前面にされている。 「ネタで持ってきたんだー。友達がいたら、飲ませようと思って」 「……ひどくない。それ」 アリエさんが、あははっと笑う。 アリエさんは明るいし友達が多そうだ。 私とは大違いだ。バトルに銃武装が使えないっていうハンデがあるのにすごく強いし。 「ほれ、シーちゃんも、これ」 とアリエさんが一つのヂェリカンを渡してくる。 『イチゴ・オレ ヂェリー』と書かれてある。 「ピンク同士、似合いそうだよー」 「……すいません、頂きます」 手渡されて、蓋を開けてみて飲んでみる。 「あ、おいしい」 「だしょー。それ結構お気に入りなんだ。人間の飲むイチゴ牛乳と似せているんだよ。でも、こっちの方が美味いんだよねー」 甘みがあって、ほんのりとイチゴの味がする。 神姫に合うように、調整されているんだろうな。ヂェリカンは初めて飲んだけど、確かにおいしいと思った。 「神姫ショップにこんなのがあった記憶はないのだけど……」 「あー、こういうのは、リミちんの伯父さんが経営している神姫ショップに売ってるんだ。独自に取り寄せててさー。ちなみに、わたしの武装も伯父さんが作ってくれたんだよー。伯父さん、リミちんに甘いから」 「だからって、こういうの買うのはオーナーの霧静さんなんだから。迷惑かけない方が……」 「大丈夫、大丈夫。ちょびーと、貰っただけ」 「……もしかして、無断?」 「もち!」 「だめでしょ!!……ああ、飲んじゃった、お金払わないと。でも、払えるのはマスターだしなー、ああ、どうしよう」 「……ふふ」 なんとなく、可笑しくて笑ってしまった。 この場がなんとなく楽しく思えた。バトルはうまくできなかったけど、この子たちと友達になれたのは素直に嬉しいと思える。 「この際だ! あんた、これ飲みなさい!」 「うわー! やめてってば! ……うッゴク…………マズッ! ガク」 さっきの「ゲルリン☆ヂェリー」を飲ませているミスズさんと、飲まされているアリエさんとがいつのまにか展開されている。 それで、パタリとアリエさんが倒れてしまった。 あれはそんなに不味いのだろうか。 「それ、ちょっと飲んでみたいんですけど、いいですか?」 「やめておきなさい、死ぬわよ」 「マズマズー」 せっかく持ってきてくれたのだし、もったいない。それにイラストもなんか可愛く思えてきた。 「ッゴク……あ、……私、これ、結構好きです」 ドロッとしてはいるけど、飲めるゼリーみたいな。それでいて柑橘系の味がして、しつこいようで、なんでかあっさりしている不思議な飲み物。 私としては、大好きな部類に入りそう。 「ホ、ホント!? シオンが言うなら……どれどれ……ッゴク…………マズッ!……キュ~」 パタリとミスズさんも直立から倒れてしまった。 あれ? なんで、こんなにおいしいのにみんな倒れるのだろうか。不思議だ。 とにかく、このままにしておけない。 螢斗さんたちに、知らせにいかないと。 ―――― 「あ、螢斗さん。大変です、二人が」 なんでか、ミスズとアリエが倒れていた。 傍らには『ゲルリン☆ヂェリー』と書かれたヂェリカン。それから、なにかドロッとしたのがこぼれ出ている。 何があったんだろうか。これを飲んで倒れだしたよな、二人とも。 うめき声でどちらも寝言のように「マズマズー」と言っていた。本当に何があったんだよ。 シオンに聞いても「……おいしいと思うのですけど」と不思議そうに言う。 「うぉー!! ミスズゥーー!!」 「あっ! これって伯父さんの所の。アリエってば、まったく、もう」 結局、この後二人が強制スリープモードから帰ってこず、バトルもせず、その場はお開きとなってしまった。 淳平は何のために来たんだろうか、わからなくなっちゃったな……。 前へ 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1862.html
神姫無頼質問コーナー「時報さんが回答したあとに」 なぜなに武装神姫にならい、自分なりの設定補填をするためのコーナー。 解説の時報(ときほう)さんと武士子の日暮さんの掛け合いをご覧ください。 ※内容的に「他の作家さんの設定を自分なりに解釈」していますが、無論設定を侵害する気はありません。 コーナーログ 第一回「中の人などいないッ!」 第二回「神姫のお値段、いくら?」 第三回「私のカラダ、気になるの?」 第四回「神姫の中身、換えられる?」 第五回「街角に、ラララ海の底に?」 第六回「私のこと、愛してますか?」 第七回「うほっ…いいMMS」 第八回「いろいろ変わる事」 NEW 以下構想中…。 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ 本日 - 昨日 - 総合 - 質問のリクエスト・要望などはこちらへどうぞ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/busou_bm2/pages/15.html
ここを確認する前に、必ず取扱説明書に目を通しておいてください。 DL版の説明書はXMB→ゲーム→メモステ→武装神姫BM→△ボタン→解説書にあります。 購入前Q このゲームってどんなゲーム? Q UMD版とDL版があるけど、どっちがいいの? Q 前作やってないけど大丈夫? Q 限定版があるらしいんだが Q そもそも武装神姫って何なの? Q 登場する神姫の数は? Q この武装何? 見た事無いんだけど Q 俺の好きな神姫が出てないんだが? 引き継ぎQ 引き継ぎに必要なものは? Q 前作とどれくらい違うの? Q 前作のDLCはどうやって引き継ぐの? ゲーム本編Q ○○に勝てないよ! Q ○○が装備できないんだけど?コスト制限もきついよ? Q ○○が入荷したのに売ってないよ? Q △△のパーツどこ?レールアクション揃わないよ? Q 手持ちのパーツが少なくて同時育成が難しいです。 Q 武装エディットの登録データが消えるんだけど? Q 武装エディットで総合アビリティ一覧があったら便利なのに。 Q 一回しか攻撃できない武器があるんだけど。 Q ハンディキャップ戦が難しすぎる。 Q LOVE上げの効率のいいところはどこ? Q F1行くための公式戦でないんだけど?/ファイアーバースト杯出ないんだけど? Q クラブ ヴァルハラ?裏バトル?やっていいの? Q ランク5以降の装備はどこで集めればいいの? Q:逆に低ランク武装が手に入らないんだけど… Q アストライアー(二戦目)が倒せない! Q 称号「闘神の玉座Mk2」の入手方法は? バトル以外Q イベントが進まないんだけど。 Q 同型の神姫って複数持てない?何か駄目とか言われたよ。 Q 神姫の名前変えたいんだけど。 / 武器や神姫の色って変更できない? Q 神姫とのイベント回想はないの? Q 神姫って何体まで買えるの? Q ライバルが上級者すぎるんだけど…。 Q 主人公って男性なの? Q 神姫が増えてくると名前をつけるのが大変なんだけど…。 Q 攻略本って…どう? 対戦関連Q アドパで対戦できる?kaiは? 購入前 Q このゲームってどんなゲーム? A 神姫を育成しつつ、様々な武装やパーツを集めて戦うアクションゲームです。 「アーマードコアのように武装変更できるガンダムvs」と例える人が多いようです。 Q UMD版とDL版があるけど、どっちがいいの? A 前作で不評だったロード時間の問題は、メディアインストール(537MB以上)機能により改善されています。 それでもまったく同じというわけではないため、youtube等にUPされている比較動画を見て気になる方はDL版の方がいいでしょう。 定価の場合、UMD版が5800円に対し、DL版が4800円と1000円安くなっています。 DL版は容量が前作よりもかなり増えているので(約1.4GB)、容量の少ないメモステを使っている方は注意してください。 ゲームだけ遊ぶとしても2GB必須、DLCも欲しいなら4GB、場合によっては8GBや16GBを用意することも視野に入れる必要がでてきます。 Q 前作やってないけど大丈夫? A 前作の内容は本作に全て含まれています。上にもあるように前作はロード時間が非常に長くおすすめできません。 むしろ前作の存在意義が、現状では有料体験版状態(コナミ・ザ・ベスト版UMD2,940円、DL2,300円と、Mk.2の約半額)。 Q 限定版があるらしいんだが A コナミスタイル専売の「特別版」と「コンプリートセット」があります。 「特別版」はアーンヴァルMk.2とストラーフMk.2のフィギュアと水着素体(アーンヴァルMk.2用)のセットです。 2体のフィギュアは、前作の特別版同梱フィギュアに武装を追加したフルアームズパッケージです。 「コンプリートセット」の方は、「特別版」にサウンドトラックCDと水着素体(ストラーフMk.2用)を加えたものです。 ただし、現在では既に入手は極めて困難です。(公式の販売は既に完売。クリスマスセールに少数再販されたが、待ち構えていたファンに瞬殺されました。中古屋やオークションなどで出品される可能性に賭けるしかありません) なお、サウンドトラックCDは単品でも購入することができます。 ※詳細はコナミスタイル・武装神姫BM2特設コーナーを参照して下さい。 Q そもそも武装神姫って何なの? A:コナミから発売されているアクションフィギュアシリーズで、ホビー方面とゲーム方面に展開しています。 MMSと呼ばれる可動素体に様々な武装を装着し、自由に組み替えて遊ぶことが基本コンセプトです。 企画発表当時はフィギュアとWindows向けオンラインゲームは連動企画の位置付けにありました。(現在はサービス終了) 神姫ネット稼働中は一部を除くフィギュアにはアクセスコードが付属し、アクセスコードをKONAMI IDに登録が可能でした。 登録すると、フィギュアと同じ素体とパーツを3Dモデルデータとして、ゲーム内でも使用することができました。 かつてゲームではショップで3Dモデルデータを買うこともでき、本作にも何点かあちらを初出とするパーツが登場します。 なお、残念ながらKONAMI IDを通じたPC向けゲーム フィギュアと本作の連動企画はありませんでした。 mobageをプラットフォームとしたBATTLE COMMUNICATIONも配信開始の2011年11月現在、本作との連動は発表されていません。(2012年5月、サービスは終了しました) 【ホビー方面】 フィギュアと武装のフルセット、ライトアーマー、EXウェポンセットなど数種のパッケージが存在します。 また、限定リペイントモデルなどもあり、デザインだけでも40種類に及ぶラインナップを誇っています。 それでいて、更に次モデルが公開されるなど、非常に息の長いシリーズとなっています。 ※詳細は武装神姫公式サイト・フィギュアの項目を参照して下さい。 【ゲーム方面】 本作のほか、mobageをプラットフォームにしたフィーチャーフォン向けの武装神姫BATTLE COMMUNICATIONが稼動中です。※2012年5月を以て、サービスを終了しました 武装神姫BATTLE COMMUNICATION ミッションをクリアし、武装や経験値を得て神姫を強化させていくソーシャルゲーム(RPG) ※詳細は武装神姫公式サイト・SNSの項目を参照して下さい。 そのほか「神姫NET」名義でWindowsPC向けオンライン専用の下記二タイトルがありました。 しかし、惜しまれながらも2011年10月31日をもって全てのサービスが終了となりました。 双方ともWindowsOSを搭載し、ある程度の3D表示性能を持ったPCとオンライン環境、KONAMI IDがあれば遊べました。 武装神姫BATTLE RONDO 神姫のAIを育成し、AI同士を戦わせることができるバトルシミュレーション 武装神姫ジオラマスタジオ 3Dモデルの神姫に自由に装備やポーズをつけて背景に設置し、バーチャルジオラマを作成できる3Dデータサービス ※詳細は武装神姫公式サイト・神姫ネットの項目を参照して下さい。 Q 登場する神姫の数は? A 天使型アーンヴァルMk.2、悪魔型ストラーフMk.2、犬型ハウリン、猫型マオチャオ HST型アーク、HMT型イーダ、火器型ゼルノグラード 戦乙女型アルトレーネ、戦乙女型アルトアイネス、忍者型フブキ 今作からの追加神姫として、 セイレーン型エウクランテ、マーメイド型イーアネイラ、サンタ型ツガル モトレーサー型エストリル、クルーザー型ジルリバーズ 以上の15体が、パッケージ(追加コンテンツなし)の状態で登場します。 + ネタばれあり さらに隠し神姫が3体あります。 武装パーツのみであれば上記の15体以外も登場します。 Q この武装何? 見た事無いんだけど A バトルロンドからの引用武装のほか、本作用にデザインされたオリジナル武装が多数登場します。 Q 俺の好きな神姫が出てないんだが? A 上記以外の神姫のうち、以下の16体がDLCで配信(販売)されています。 前作から引き続き配信 ヴァイオリン型紗羅檀、エレキギター型ベイビーラズ ケルベロス型ガブリーヌ、九尾の狐型蓮華 鷲型ラプティアス、山猫型アーティル ケンタウロス型プロキシマ、テンタクルス型マリーセレス 本作から追加配信 戦車型ムルメルティア、戦闘機型飛鳥 花型ジルダリア、種型ジュビジー 剣士型オールベルン、剣士型ジールベルン ビックバイパー型ヴェルヴィエッタ、ビックバイパー型リルビエート →詳しくはDL情報を参照。 それ以外の神姫のファンの方は・・・現状では、申し訳ありませんが、KONAMIに次回作の要望を出して気長に待つしかないでしょう。 引き継ぎ Q 引き継ぎに必要なものは? A:前作の「クリアデータ」または「エクストラニューゲームのデータ」。UMDやゲームデータは不要。 最初からやるか、そのまま続けるかを選べる。 Q 前作とどれくらい違うの? A 前作からの主な変更点参照。 バトルまわりが大幅に変更されているので、確認しておかないと思わぬところで大敗します。 Q 前作のDLCはどうやって引き継ぐの? A PSNからコンバート用のデータをDLする。 現時点では神姫素体のみ引き継ぎ可能。 A Ver1.01のパッチを当てた上で、PSNから本作用のDLCをDLすることで使用できます。 前作で購入したアイテム(神姫含め)については「無料」でDL出来るようになっています。 ※最初から購入済みになっていないことに注意してください。 ゲーム本編 Q ○○に勝てないよ! A とりあえず初心者向けページを見てみましょう。希望の対神姫戦が無ければ、現状では更新待ちです。 全体的に、前作で猛威を振るった大剣や斧が弱体化しておりCPUも多用してきた至近距離でRAを発動した時の即攻撃が無くなっているので、移動RAで急接近して密着してひたすらナックルやダブルナイフといった発生の早い武器でハメ殺すのが有効な場面が多いです。 Q ○○が装備できないんだけど?コスト制限もきついよ? A 貴方と神姫が育んだ愛が装備を可能にします。詳しくはLOVE・COST・武装ランクを見てください。 Q ○○が入荷したのに売ってないよ? A +XX(英語2文字) が名前の後ろにつくパーツはプレミアムショップ、 もしくはジャンクショップ(+IR、+GR、+KT等のピーキー武装)に入荷されます。 盲点かもしれませんが、+XXのカスタム武装以外は「いくら高ランクでも」普通のショップに入荷します。例えばシスター服、アーンヴァルやストラーフの追加武装(カローヴァ改など)が該当します。 Q △△のパーツどこ?レールアクション揃わないよ? A ゲームセンター(含むフレンドカード対戦)でも公式大会でも、 対象のパーツ(レールアクション)を持っている神姫に勝てば、 一定確率でショップに追加されます。 レールアクションは何度やっても落とさない場合、そのライバルは持っていない可能性があるので別のライバルを探しましょう。 また、各神姫のLOVE値を上げることで、その神姫の強化装備一式の入荷と固有レールアクション入手イベントがあります。専用RA装備はその神姫のクィーン杯をクリアし、累計バトル数一定数突破、専用RA入手でショップに入荷します。 さらにF1クリア後発生する様になるミミック戦では高確率で敵装備パーツの入荷が可能です。 意外な方法として、所持さえしていれば、 ヴァルハラにて該当装備のみをした状態で敗北することによって、装備は失いますが該当パーツがショップに入荷されます。 なお、+KTのピーキー武装は、シナリオ後半に発生する武装制限杯(「ミサイル+Pバンカー」等、互いに+アビリティのある組み合わせの大会)の景品になっています。片方は確実入手。もう一方は確率入手です。 Q 手持ちのパーツが少なくて同時育成が難しいです。 A パーツは1個でも所持していれば全神姫に装備させることができます。 複数個所持の利点はヴァルハラで敗北した時に武装エディットの消失が防げるぐらいです。 Q 武装エディットの登録データが消えるんだけど? A ショップでの売却とヴァルハラでの敗北により武装の所持数をゼロにした場合、その武装を含む武装エディットのデータも消失します。 Q 武装エディットで総合アビリティ一覧があったら便利なのに。 A あります。装備エディット中はいつでも△ボタンでその時点での 装備武装・アビリティ・レールアクションが閲覧可能(△押して画面変更) です。 なお、装備選択中にR or Lボタンで各装備の解説及び能力閲覧となります。 Q 一回しか攻撃できない武器があるんだけど。 A +IR、+GRの格闘武器は二段目以降特定のタイミングでボタンを押していかないと攻撃を続けられないように出来ており、通常武器のように連打ではコンボはおろか攻撃を出すことすら出来ません。 諦めるか、トレーニングで練習しましょう。 Q ハンディキャップ戦が難しすぎる。 A その場合、基本はLOVEを上げて装備を新調してから再戦しましょう。戦わないと一定期間で消える場合があるので 勝てないと思っても取り合えず戦っておきましょう。初心者向けページを参考にしてください。 Q LOVE上げの効率のいいところはどこ? A F3ならリリス、F2ならタッグバトル、ゴスロリ装備を持っているならアリス・リデル杯等です。 ライドレシオMAXでボーナスがあるため、CHAなど装備や戦い方を意識しましょう。 レシオMAXが容易な発射数の多いビットを持って行くと楽ができます。 LOVE15以上ならコスプレ大会でガトリング主体で戦えば1試合につき900~1000、 ゲームセンターの閃光魔女&シャイナを相手にCHR重視装備+ガトリング主体で普通に勝つだけで1000~1300稼ぐことができます。 また、フレンドカード交換の出来る環境なら、LOVE上げ用アセンのカードを貰ったりすると楽が出来ます。 さらに、今作では一度クリアすることによって、経験値の量を大幅に高めるアクセサリーを入手することが出来ます。 従って、一度最後までクリアするのもよい手段になります。 Q F1行くための公式戦でないんだけど?/ファイアーバースト杯出ないんだけど? A 狙撃スター・タッグマッチを攻略してください。 とりあえずゲーセンを適当に倒すと①~④の予選が出ます。 その後、タッグマッチと狙撃タッグを終わらせると狙撃スターが出て、 さらにスターライン杯をやるとファイアバースト杯が出ます。 その時点で一旦ヴァルハラ行くとF1出場権獲得予選が出ます。 Q クラブ ヴァルハラ?裏バトル?やっていいの? A 「敗者の武装が、勝者の賞品となります。積極的に奪い取り、武装強化を目指しましょう。」 ロード中のTIPSでこう語られている通り、シナリオ進行に悪影響を与えることはありません。 と言うよりも、ストーリー進行フラグ(F1制限予選開催など)を立てるため、最低2度は行く必要があります。 強力な武装や、各神姫の固有レールアクションを賞品にしてくれるオーナーもいるので、 上記の通り自分の武装が奪われることを承知のうえ、腕に自信があるならどうぞ。 さらに、奪われた装備はショップにない場合入荷されるため、ショップの商品リストを埋めるのにも非常に便利です。 Q ランク5以降の装備はどこで集めればいいの? A クリア前ならヴァルハラかF1で頑張ってください。 F0クリア後はヴァルハラと公式大会にランク5以上の装備持ちが大量に出てくるので、それで稼げます。 最終的にはクリア後の新F0やミミック戦で集めるといいでしょう。 完勝してSを取ると確率が上がるという都市伝説もあります。 また、神姫固有RAに必要な装備は特に収集せずとも 対象神姫のLOVE値+対象神姫限定公式大会クリアの条件で プレミアムショップで販売が開始されるようです。 Q:逆に低ランク武装が手に入らないんだけど… A シナリオの進行に伴って、神姫の武装ランクが変更される対戦相手が複数組存在します。過去に対戦済み(マイルームでライバル名と使用神姫名参照可能)であるのに、ゲームセンターの対戦相手選択欄で「NEW」と表示される場合、武装のランクが変更されています(この時点で、変更前の武装はその対戦相手からは入手出来なくなります)。また、余談ですがこういった対戦相手は、内部データでは別人扱いとなっているらしく、某称号の入手に影響を及ぼします。こういった対戦相手から武装を手に入れ忘れた場合は一度メインシナリオをクリアして次周回にて再戦する、又は今作追加メインシナリオ部分で対戦可能なミミックに勝利することで入手が可能なものがあります。 ミミックから入手する場合の注意点として、 ①ミミックの武装はプレイヤーの「最後に選択した神姫」の武装ランクによって抽選テーブルが変動する(装備しているランクではなく、装備可能上限のランク) ②「最後に選択した神姫」とは、ミミック出現判定に入る直前にバトル、武装の変更、名前やカラー変更のいずれかを選択した神姫のことを指す ③ミミックとの遭遇は基本的にランダム。各武装ランク毎にミミックの武装にパターンが複数ある為、狙った武装セットのミミックが出現するとは限らない。 ④使用神姫がミミック、強化ミミック、ジャスティスの場合は、武装ランクにかかわらず、武装ランク7の強化ミミック(武装パターン1種類のみ、他神姫ではLOVE31以上の場合に抽選テーブルに追加されるようだ)が出現する という点が挙げられます。 また、ごく一部の武装ですが各神姫のイベント対戦相手が所持していたり、DLC神姫のシナリオ対戦相手や専用大会からのみ入手可能なものもあります。 Q アストライアー(二戦目)が倒せない! A 所詮CPUなので、開幕に走りこんでナックルやダブルナイフ連打だけでハメ殺すこともできます。 マメ知識・仕様のラスボス戦の項目を参照にするのもよいでしょう。 Q 称号「闘神の玉座Mk2」の入手方法は? A 攻略チャートと称号に入手方法が載っています。 バトル以外 Q イベントが進まないんだけど。 A ハウリン等、神姫によっては最後にイベントが固まっているので、LOVE17あたりまで進行が遅くても安心してください。 また、自宅を始めとして特定の場所への移動や、対象の神姫を用いてゲーセンバトルに勝つことが条件のこともあります。「ゲーセン等の施設へ移動する」「施設でのバトルを行い勝利する」のどちらかがキーの場合がほとんどです。 Q 同型の神姫って複数持てない?何か駄目とか言われたよ。 A それぞれの神姫で全Loveイベント制覇で2体以上持てるようになります。2体以上所持でイベントリセットすると、「イベントを発生させる神姫はどちらか」と選択肢が出ます。 Q 神姫の名前変えたいんだけど。 / 武器や神姫の色って変更できない? A 自宅の神姫データで□ボタンを押すと変更できます。武器の色は変えられません。 Q 神姫とのイベント回想はないの? A 自宅でスタート- イベントログ- 対象神姫で△、でもう一度その神姫のイベントを始めからやり直すことが出来ます。 一部イベント戦闘関連称号の入手などにも。 Q 神姫って何体まで買えるの? A:購入できる神姫の最大数は同型を含めて全部で98体です。 前作の29体より大幅に増えました。 98体所持して更に買おうとすると、これ以上所持できないという表示がでます。 ただし強制入手のフブキはこの制限外なので理論上の所持数限界は99体になります。 (98体所持状態でフブキ入手イベントをこなす) なお、称号は特にないようです。 Q ライバルが上級者すぎるんだけど…。 A 世の中には色々な紳士がいます。CERO Bですから大丈夫です。 Q 主人公って男性なの? A 残念ながらストーリーは男性固定です。 オーナーカードで女性のシルエットを選択できるので、次回作まではそれで我慢しましょう。 神姫のイベントによっては百合展開と無理やり解釈する事も不可能ではないかも。 Q 神姫が増えてくると名前をつけるのが大変なんだけど…。 A ネット上には名前辞典や命名ジェネレーターを設置したサイトが存在しますので参照してみてはいかがでしょうか。 Q 攻略本って…どう? A コンプリートガイドを参照。 攻略本で扱っているデータはこのwikiでも扱っているものも多いですが、 wikiはあくまでも善意の編集によるものです。現在データ量でいえば本の方が充実しています。 また、こちらでは検証が難しいパーツなどの入手確率の数値のようなデータも載っています。 数値がわかったから入手しやすくなるわけでもないですが…心情的には違うでしょう。 加えて、攻略本には大剣「ギュリーノス・ダーク」が付いてくるのと、各神姫の立ち絵集などが載っています。 ただし、当然ですが、バグやパッチ、DLC等の最新情報の収集については、wikiが圧倒的に有利です。 うまく使い分けてください。 対戦関連 Q アドパで対戦できる?kaiは? A kaiはSSIDを変更する必要はありますができるようです。 アドパもできるようです。 専用のスレもあるので確認してください。【PSP】武装神姫_BATTLE_MASTERS Kai&アドパスレ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1879.html
第五回「街角に、ラララ海の底に?」 時報「どうも、時報です」 日暮「日暮です」 日暮「今回の質問は"神姫が活躍する分野はなんですか?"ですか」 時報「えっ…と、ですねぇ(MMS入門を開く)」 神姫(およびMMS)を扱う分野は幅広い。 ここに代表的なものを挙げる。 ○愛玩用 武装神姫を含むMMSの主な活動分野。 簡単に言えば「友達」である。 彼女たちはオーナーと共に暮らし、オーナーの幸せを第一に願う。 "愛玩用"とは聞こえが悪いが、そのような目的への商業的使用はMMS国際法によって禁止されている(個人でやるのは構わないが、度を超すと告訴されるので注意) ○精密作業 全高15㎝のMMSならではの分野である。 その範囲は自動車の整備から海底ケーブル内の修理、はてには人工衛星のメンテナンスなど幅広い。 ○消防・救急 耐火性能が低いMMSを火災現場に向かわせるのは自殺行為であるが、救助面での活動はかなりのものである。 瓦礫の下敷きとなった被災者を励ますのも彼女らの仕事である。 ○警察 近年増加傾向にあるMMS犯罪。 それに対処するMMS犯罪担当部署にも、MMSはいる。 違法改造MMSに対しては、同じくMMSで対処するのだ。 当然、法の範囲内での武装を施してであるが。 これには武装神姫を流用する場合が多い。 ○軍事 MMSの戦闘目的での使用は禁じられている…が、アメリカ軍は偵察用としてMMSを配備している。 だか、実際には戦闘に使用している模様(「MMS 軍事 戦闘」で検索すればすぐにお望みのサイトにいける(※フィクションです) (一説には、対人戦用MMSの開発が進んでいると言われるが、アメリカ陸軍はこれを否定) 時報「結局、軍事利用してしまう訳か」 日暮「そこが人間のサガという奴ですよ、役に立つものは何でも使いますから。…そういえば"対人戦用"といえば特b(ムグッ)」 時報「(言っちゃいけないでしょ)今回はここまで、それではまた次回~」 神姫無頼質問コーナーに戻る 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1795.html
…… この世に生を受けた「自分」の前に佇む人物。 「彼」は「自分」のオーナーなのだろうか。 「彼」はこちらを見据え、諭すような言い方でこう告げた。 「自分の持つ"可能性"を限界まで追及してくれ。…それだけだ」 「彼」はそれだけを告げると、静かに去って行った。 …薄暗い廃墟の中。 天井の裂け目から漏れ出る光を反射し輝く鏡の破片。 破片をのぞき込み、映し出された姿を見てすべてを理解した。 「可能性…か」 「自分」は、自らを映す破片を粉々に踏み砕いた。 ……… …… … 無頼19「ヒカルの夢」 途中経過は省略して、僕はメンテナンスショップに居る。 ヒカルの定期メンテの為だ。 「なんかいやだなぁ…、バラバラにされるんでしょ?」 「安心しろよ、そのままお陀仏なんて事はない筈だから」 「ハズは余計でしょ!?」 そんなカンジでいつも通りの会話が進む。 おっと、ようやく順番が回ってきたか。 「次はヒカルか…、どことなく簡単そうだ」 「長瀬さん…、なんか疲れ気味みたいですけどどうしたんですか?」 「どうしたもこうしたもないよ…、…アレのせい」 そういって指差したのは一枚のポスター。 『アオゾラ町神姫センター主催 武装神姫バトルロンド大会ウォードック杯、11/30開催』 …ああ、なるほど。 「大会に向けて定期メンテナンスを繰り上げて受ける人が多い、と言いたいんですね?」 「その通りだ。おかげで常時フル回転、久しぶりの休みもつぶれてしまったよ…」 そう言いうなだれる長瀬さん、他にいろいろあったのだろうか? 「まあ、色々あるのさ…。…一番終わるのが早いのは…ちょうどいい、メィーカーだ」 ……… 「ふぎゅう…」 フラフラになって出てきたメィーカー、任せて大丈夫かな? 「メィーカー、終わったばかりだが次のメンテだ」 「ご…5分だけ休ませて下さいぃ…」 そう言いバタッと倒れるメィーカー、人間だと過重労働で訴えられそうだ。 「あら、彩聞君も来ていたのですか?」 後ろから声、振り向けばそこに居たのは先輩。 「先輩もですか? メンテ」 「零牙のメンテが終わったので、引き取りに来たんです」 先輩の表情はどこか嬉しそうであった。もしかして何か企んでる? 「メィーカー、これ以上客を待たせるな」 「うう…わかりましたぁ…」 メィーカーが復活したので後は任せるとするか。 「ほらヒカル」 「んー…、そのまま帰らないでよ」 誰が帰るか。 手続きを終わらせ、そそくさとその場を離れる。 呼ばれるのは最低でも1時間後、それまで神姫ショップで買い物でもしてるか…。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ 「はい、ではスリープモードに入って下さい」 MMSサイズに仕切られた術式室、その中の一つがメィーカーの受け持ち区域である。 工具はすべてMMSと同規格のサイズであり、人間の職員が介入する場合は別の術式室が用意されている。 「顔見知りといっても、体をいじられるのはちょっとなぁ…」 「あら、彩聞さんと深い関係になってないんですか?」 「な…なにいってるですか!?」 顔を真っ赤にして目をむくヒカル。 「冗談ですよ」 クスリと笑いながら使用機器の最終チェックを終了させるメィーカー、いつでも開始可能である。 「ささっ、さっさと眠らないと強制的に落としますよ?」 「それは勘弁、………」 小さな電子音と共に、ヒカルはスリープモードに入った。 「ゆっくりしていってね!…じゃなくて、ゆっくりお休みなさい…」 そう言いつつ、早速分解を始めるメィーカーであった。鬼だ(爆) さて、ここからはヒカルの夢を覗く事にする。 何?犯罪だって?、ナレーションだから別にいいのだ。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ 「おっす形人」 「一深、何でここに居るのが判ったんだ?」 舞台は真昼間の公園、中央図書館のとなりにある大きな公園である。 「私がお姉さまの匂いを辿って来たのです!」 犬か、お前は。 「リック、女の子は…えっと…なんだっけ?」 「"エレガントに"だ」 しかしヒカルの中の人はリュミエールと同じではないのだった。 その時! 白い影が目の前を通り過ぎ、形人がいなくなっていた! そしてその影は一深たちの目の前に着地し、白いマントとフードを羽織った女性の姿をとった。 「な…誰だお前は!?」 目の前に佇む白いマント女を指さし一深が吠える。 「教えませんよ」 更に飛び上り、ついでに一深とリックを踏んづけて飛び去って行った。 「な、何なの一体…!?」 その場に残されたヒカルは憤慨するだけであった。…しかし! 「それどころじゃないや、早く追わないと…!」 ヒカルはそう言い、目の前の草むらに飛び込んだ。 …… 「…風よ!我の姿を覆い隠せ!」 一声と共に風が吹き荒れ、それは竜巻となってヒカルを覆い隠す。 異常気象甚だしいが、夢だから省略する。 スタッフ(杖)と小銃が合わさったようなものを掲げ、ヒカルは紡ぎだした。…呪文を。 「我が名と技を背に我は実行す。我はヒカル、超常なりし法と理の使いなり」 ちょっと待て、それはまかでみではないか。専用のものが浮かばなかったのか!? 「光よ、風よ。我を戦乙女へと変えよ!」 …もうちょっと捻れなかったのか…? 閃光と共に姿が一瞬で変わり、サイズが12/1…つまり人間大へと変わっていた。 その装束は"管理局の白い悪魔"を連想させる…というか、似過ぎである。 では、変身プロセスをもう一度見てみよう。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ 「風よ、光よ。我を戦乙女へと変えよ!」 彼女が秘める魔力は人間の1/12しかない。そのため魔力を装填した10mmカートを多数内蔵したスタッフ"フィリア・リスティック"を変身補助に使用する。 所定のワード(呪文)を唱える事によりカートが一つ消費され、その身体を一度分子分解し光と風を魔力で物質化したものを使い人間大に再構成する。 次に自らの魔力を使用し一糸纏わぬその姿を風の繊維に包みこむ。繊維は絡み合い、さらに防御魔法を織り込むことによって通常兵器はものともしない無敵の服と化す。 最後に光の分子が障壁魔法として服に模様をつける事によって、彼女の変身は完了する。 ちなみに補助が必要ゆえ、変身には約1秒掛かるのが難点である。 「待ってて!今助けるから!!」 スタッフを掲げ、颯爽と飛び立つヒカル。 …一深とリックは無視ですかそうですか。 …… 都市上空を音速の3倍もの速度で飛行するヒカル。 当然下の町は衝撃波で大惨事となっているが…夢なので割合する。 そんな彼女の視野に霧のようなものが入った。 それを拡大して見てみれば、はるか彼方に武装したNAKEDの大群が見えることであろう。 だが ずどぉぉん! 音速の3倍で飛んでいる以上、視界に入った時点で直に通り過ぎる。 あっさり突破された包囲網は、遅れて通過する衝撃波になぎ倒された。 …まあ、ご愁傷様ということで。 「見つけた!」 もはや追いついてしまうのはご都合主義だが、そこは夢。あきらめてもらいたい。 「君は何者なの!? なぜ形人を連れ去ったの?」 口調が変わっているが、コスチュームを替えることによる気分転換なのだろう。たぶん。 「もう追いついたのですか?ちょっとは苦戦してくれればいいのに…」 「その声はもしかして!?」 声に聞き覚えがあるのか、驚きを隠さないヒカル…いや。魔砲少女(キャノン・ガール)ヒカル。 「そう…双葉では在庫と罵られネタにされ、育児放棄の飲んだくれと言われ続ける屈辱…」 自虐か?それは自虐なのか? 「…じゃなくて!この作品の主人公の座をいただくためにさらったのですよ!」 そう言ってマントを脱ぎ捨てる女。 「やはり…アーンヴァル! …ていうかラスターだけじゃ不満!? 大体「アールとエルと」とか「双子神姫」とかその他もろもろで主役張りまくってるじゃないのアンタ! 私たち第五弾組以降は主役を張ってるSSなんてほとんどないのよ! ま・し・て・やエウクランテなんてこの神姫無頼と「スロウ・ライフ」の「武装神姫飛鳥ちゃんエウクランて」しかないのよ! 他はやられ役だったりその他大勢だったり脇役だったり…そもそも何で第二弾までが主役の大半をしめてるの!?もっと五弾以降の主役が増えてもいいと思うのよ私は!? それどころか私だって最近は零牙とジーナスたちに立場を盗られてるし…だぁーっもう!!ハラたつ!! ただでさえ影の薄い私から主人公の座を奪ったら何が残る!?、ただのへっぽこネボスケ鳥子にしかならないじゃないの!ていうか…」 「わかりました!形人さんを返しますからもう止めてください愚痴は!!」 ヒカルの"航空機関砲M61バルカン"な愚痴トークに完敗した白子、毎分4000発は伊達じゃない(違う) 白子が投げた赤い玉をキャッチするヒカル、中にはフィギュアサイズの形人。 「…ふぃぎゅ@メイト? まあいいや、これで心配する必要はなくなったし…悪は成敗しましょうか」 「か、返したのに許してくれないんですか!?」 ヒカルは白子をビシッと指さし 「かの偉人は言った!「悪人に人権はない!」ましては神姫には元から人権が無い! 覚悟しなさい…。」 ビビリがはいる白子の目には、しっかりと魔王モードになったヒカルの濁った目が映っていた。 「…頭、冷やしてあげるから」 「き、きぃゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 「これが私の究極全壊ッ! ジェノサイド・ブラスター!!」 「虐殺」と名に入っちゃってる魔法(魔砲)を容赦なく白子にぶっぱなすヒカル。 まわれ右して逃げ出した白子は、跡形もなく消え去ったのだった。ムゴい…。 「………(汗)」 ログ整理を並行して行っていた長瀬は、この映像を見て唖然とした。 日頃の鬱憤を夢で発散していたのか…。 「…ふぅーむ、こりゃあ形人君に言っとくべきかな?」 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ 「ヒカルの不満?」 形人は呼ばれた早々、長瀬にこう言う話を聞かされた。 「うん、どうやらかなり"溜まっている"な。メタフィクションになってしまうが、ヒカルは零牙やジーナスに主人公としての株を奪われている事を気にしているのがひとつ。次は主人公なのに成績が酷い事、最後は個性やインパクトが弱すぎる事。といったところかな」 噛み砕くように聞かせる長瀬。まあメタフィクションな内容だからだが。 「そんな事言われても、今更変えられませんよ。最終回だって近いのに…」 メタフィクションにはメタフィクションで返せと言わんばかりにのセリフを言う形人。もう本話はグダグダである。 「ならば今現状を納得させるのが一番だと思う、俺から言えるのはそれだけさ」 どうしようもない、企画段階からの設定に頭を抱える事になるとは…。 自分…第七スレの6は次回作に不安に感じつつ、本話を終わらせる事にする。 [強制終了] 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1489.html
注:このお話には、特定のキャラクター(神姫SSwiki内の他作品の登場人物ではありません)のイメージを大きく誇張・歪曲した表現が使われています。主に二次創作の苦手なかたはご注意下さいませ。 また、本編読了後に特定のキャラクターのイメージが大きく変わってしまう可能性があります。途中でその危険性を感じ、またそれを望まない場合は、速やかに更新履歴・もしくは作品別直リンク・バックスペース等で他ページへの移動をしていただくようお願いいたします。 最初に報告を上げたのは、通信士兼レーダー手のD2だった。 「敵本隊、動きました! 来ます!」 ノリコもバイザーに映るレーダーを最大まで拡大する。激突する右翼と左翼のちょうど中間あたり、砲撃射程のはるか外に、動く大きな機影が見えた。 「ノリ、チャージ完了だ!」 「はいっ!」 フルレンジのレーダーで照準は合わせられない。支援砲撃モードに戻し、再びメガランチャーでの援護に取りかかる。 「ゲイナーは!」 メガランチャーの砲撃音はフィルタリングで何とかなるが、肢体を揺らす衝撃まではかき消せない。そんな中、はっきりとセンサーで識別出来るのは、ミドリの鋭い声だけだ。 「ゲイナー、ケンプ隊に合流。敵航空部隊は駆逐中ですが……ケンプから緊急入電! ゲイナー、撃墜されました!」 「何ですって!」 支援砲撃の合間を縫って、砲撃モードから全体の戦況マップへと切り替えてみる。D2から送られてくるデータを元に作られた戦況図から、ゲイナーを示すマーカーが確かに消えていた。 「相手は……」 代わりに表示されるのは、神姫サイズの飛行ユニットが二つ。もちろん、敵表示を示す赤い色のマーカーだ。 「ツガルタイプ二機!」 マイナスから始める初めての武装神姫 その11 後編 「あの野郎かっ! ノリ!」 その言葉を聞いた瞬間、レシーバーを峡次の声が震わせる。 「無理ですよこの距離で! ZGさんだっているのに……」 ツガルほどの機動力があれば、遠距離砲撃を回避することなど造作もない。むしろ左翼で戦っているZG達に誤射する可能性のほうが高い。 「あのへっぽこ武器マニアとデクノボーに死ぬ気で落とせフニャ○ン野郎と伝えるのです!」 「サー!」 「キリコはどうなっているですか!」 チャージ完了のシグナルはバイザーの端に瞬くが、支援予定の右翼の話が出て来たところで、一旦保留。トリガーから指を外し、指示の変更がないか待つ。 「ガンメン工兵隊と戦闘継続中! プライムがあと1ターンで合流予定です! プライムから定型文入電『私にいい考えがある』」 「アイツがそう言うときはロクなことにならないのです! 死亡フラグなんか立てるんじゃねえこのイ○ポ野郎と伝えるのです! ちびちび神姫!」 「支援砲撃、5セット中4セット終了。5セット目、今からです!」 照準も既にセット完了。指示が有ればすぐにでも撃てる状態だ。 「ガンメンどもは硬いんだから、出力三割減とか言ってないで全力射撃するです!」 「え、あの、キリコさん……は?」 ガンメンは硬くても、キリコの乗るフルモータライズATの装甲にそこまでの防御力はない。前面装甲ならともかく背部装甲に至っては、フルパワーのメガランチャー一発で致命傷になる怖れさえ出てくるのだ。 「そんなの当たる方が悪いのです。遠慮しないでいくですよ!」 「は、はぁ……」 指示ともなれば仕方ない。 メガランチャーの出力をフルパワーに戻し、ノリコはトリガーを引き絞った。 続けざまに放たれた粒子加速の咆吼が、鋭角で構成された黄色いガンメンを三体まとめて吹き飛ばす。 「ノリ。ヒューズ、焼き切れる前に交換しとけ」 「はいっ!」 砲身冷却が始まると同時にヒューズユニットを排莢。ころころと転がるガラス管のヒューズが……。 エナメルの靴に、踏みつぶされた。 無論、この戦場でそんな洒落た靴を履いている者など、たった一人。 「じゃ、ミドリも出るですから……。ここはジム太達と死ぬ気で守るですよ」 足元まである髪をゆらりとなびかせ、ミドリはメガランチャーの横をゆっくりと通り過ぎていく。 その身長は六十センチ。人間と比べれば三分の一ほどで、人間の感覚に慣れたノリコからすれば決して大いわけではないが……。 それでも単純なサイズ差でいえば、十五センチのノリコの四倍もある。 「……え?」 ノリコ達のチームの指揮官にして、最終兵器である彼女はゆっくりと前へ。 「本隊前衛、来ます! 距離2000!」 D2の言葉に彼女が足を止めたとき。彼女の目の前で、ゆらりと空気が揺らいで踊る。 「ホログラフィックカモフラージュ……姑息な時間稼ぎですの」 幻とも陽炎ともつかぬ空間の中から現れたのは……棺桶のようにも見える、漆黒の飛行要塞。その箱状の物体から、腕が生え、足が伸びて、両脇の装甲が大型の盾として一つに組み合わされていき。 「サイコガンダム……PGスケールで出てたのか……」 姿を見せる、ミドリと同サイズの黒い巨人。 「ふっふっふ。今度こそあの世に送ってやるのです!」 たった一機でこちらの戦力の大半を粉砕出来るであろう最終兵器の登場に……。ミドリは、提げていた長い鎖をじゃらりと鳴らすのだった。 問題の場所に着いたのは、トイズ・メッセンジャーのオフィスを出て十分もしないうちだった。 それはまあ、いいんだけど……。 「で、何でお前がここにいるんだ? 峡次」 その会場……何の会場かは相変わらず分からないんだが……にいたのは、何というか。 「……バカ兄貴」 イヤになるほど見知った顔だったわけで。 「それは俺が聞きたいわけだが。つーか店はどうしたんだよ!」 今朝も鳥小さんはバイトで出掛けたはず。その店の店長はお店を空けてこんな所か。おめでてーな。 「いや、鳥小さんいるし」 しかも両肩にはあのツガル姉妹まで乗せている。本当にお店には鳥小さんとベルしかいないらしい。 「何? 隆芳君と武井君、知り合い?」 「……名字言ってる時点で気付け。向坂」 「あー」 「ダメダメですね……」 ミドリは溜息を吐いてるけど、個人的にはそんなの関係ねえ。 「つか、神姫バトルはしないんじゃなかったのかよ」 それより気になるのは、この会場の有り様だ。 ずらりと並ぶノートPCに、神姫のバーチャルバトルで使われるハイパースキャナー。それも普通の神姫バトル筐体に使われるサイズだけじゃなくて、その何倍も大きい物まで置かれている。 そもそもミドリがいる時点で、ただの神姫バトルの会場……ってわけじゃなさそうだけど。 「いやこれ神姫バトルじゃねえし。メイドハンマー、知らね?」 「ちょっ!」 上は六十センチ級の自動人形から、下は十センチのミクロマンまでが戦うという、何でもありの無差別バトルだ。 あまりにルール無用過ぎて、大都市のごく一部でしかやられてないって聞いてたけど……そんなものにまで首突っ込んでるのかこいつは。 なんか、頭痛くなってきた。 「……せめてSRWにしてくれよ」 「あんなカビの生えたルールじゃ、ミドリのウルトラスーパープリティーな魅力は発揮できないのですっ!」 つか、ホントにこの自動人形も戦うのか! 六十センチの自動人形を使うなら、確かに神姫サイズのハイパースキャナーじゃ足りないけどさ……。 「……自動人形は基本ルールじゃ対応してないのよね。だからって、War-Kingもミドリの性格には合わないっぽいし」 「War-Kingなんて、武井の所のスカした金髪チビ神姫にやらせとけばいいのです!」 バカ兄貴の所の金髪神姫って……ベルのことか? ベルさん、War-Kingなんてやってたのか。 ……まあそれはいいとして。 「つか、碧さん。そもそも自動人形にバトルさせんといて下さいよ」 確かミドリの素体ひとつで、ちょっとした高級外車が買えるくらいの値段がしたはずだ。ノリコの中古素体がそれで何体買えるかなんて、計算したくもない。 もちろん、貧乏学生が踏み込める領域じゃない。 社長って儲かるんだな……。 「自動人形がバトルしちゃいけないなんて、不公平なのですっ! ミドリもはらわたをぶちまけさせたいのですよっ!」 けど、その初めて出会ったオーナー付きの自動人形が、こんな性格だとは……。 「……確かに、War-Kingには向かないですね」 正直、ショックだ。 「でしょ」 「で、今日はお前もそっちの軍なわけか」 まあ、こいつがいることに比べたら些細なもんだが。 「砲手の百式が風邪ひいちゃってね。たまたま、武井君がノリコちゃん連れて面接に来てたから……」 「神姫連れてバイト面接か。おめでてーな」 神姫連れて仕事さぼってる奴よりはマシだろ! そして、それより問題なのは……だな。 「……あの、碧さん。何で、バイトとメイドハンマーが関係あるんですか?」 「ないけど」 「ちょっ!」 ないのかよ! 「……トイズ・メッセンジャー社の社長兼メイドハンマー同好会会長としては、百式がいない戦力低下は我が社の業績と同じくらい見過ごせない問題だったのよね……」 ……公私混同というやつか。 「………………ふっ」 「笑ったな! なんかすげー鼻で笑ったな!」 つか、お前も公私混同だろ! バカ兄貴! 「ま、笑いたくもなるわな」 とりあえずバトルなのは間違いない。こいつのツガルは倒す! 絶対倒す! 「なあ、ミドリ」 「ミドリさんと呼ぶです! ミドリさまでもいいのですよ!」 俺は六十センチのミドリの手を掴み、そっと握りしめた。神姫より大きい手でも、人間よりもはるかに小さい。それに気を使える程度の力加減は、ノリコで十分身に付けていた。 「ミドリさん! 今日の戦い、絶対に勝とうな!」 「当たり前なのですっ!」 うなりを上げる鉄鎖の先に付けられていたのは、自動人形の頭ほどもある巨大な鉄球だった。 「でえええええええええええええええええいっ!」 噴射炎をまとい、螺旋軌道で叩き付けられる。いかに巨大なサイコガンダムといえど、その重さと衝撃に耐えられるはずもない。 機体が揺らぎ、その体勢を戻すよりも早く、次撃が分厚い装甲を穿つ。歪み、砕け、弾けてもなお、ミドリの攻撃が緩むことはない。 「……つか、ミドリさんの標準装備って、如雨露じゃないのか」 峡次も自動人形のサイトくらいは見たことがある。 そこで戦うミドリのオリジナルモデルは、メイン装備である如雨露を操り、相手に強力な状態変化をもたらす支援キャラだった……はずなのだが。 「……初陣でそれで相手をぶん殴って、一発で壊したんですよ」 隣で砲撃をしていた緑色のジムスナイパーの言葉に、ため息をひとつ。 「ノリコさん。キリコとプライムの支援はもういいですから、左翼のケンプ達の支援お願いします」 「了解です。けど……」 メガランチャーで高速の敵は狙えない。そもそもメガランチャーは範囲砲撃の武器であって、狙撃装備ではないのだ。 「マスターが、このライフルを使ってくださいと。むかしアプサラスを墜とした逸品ですから、対空性能は折り紙付きですよ」 「……いいんですか?」 頷くジムにお礼を返し、ライフルを受け取る。 GFF規格の武装だから、使うことに関しては問題ない。そのうえ都合の良いことに、ビーム兵器ではなく、ノリコの得意な実弾装備のドライバが使えるようだった。 「でりゃあああああああああああああああああっ!」 構えたところで、地響きがひとつ。 バイザーを上げてみれば、ミドリがサイコガンダムを大地に沈めたところだった。 「……あんな凶暴な自動人形、初めて見た」 思わず呟いた峡次の声に、ノリコの隣にいたD2がゴーグルを淡く光らせる。 「峡次さん。それ以上言わないことを忠告します」 ついでにジムスナイパーも、その台詞に続く。 「同意します。マスターから『彼女はアシモフプロテクトを外してるから』との伝言が」 「…………」 現行のロボット法では、全高六十センチ以上の『人間に酷似した』ロボットの製造と販売を規制している。 その理由が、峡次は何となく理解できた気がした。 「だらっしゃあああああああああああああああっ!」 がぁん、という鈍い音がして、サイコガンダムの巨体が今度こそポリゴンの欠片となって消滅する。 「本隊来ます! 数三機! サイズは……1/60級!」 「え? まだあんなでかいのが……?」 サイコガンダムの時と同じく、実視界にその姿はない。どうやら本隊とやらも、ホログラフィックカモフラージュを使っているらしい。 「来たですの! でええええええええええええい!」 裂帛の気合と共に、ハイパーハンマーが飛翔する。 だが響き渡るのはサイコガンダムの時のような破砕音ではなく、がぁんという鈍い金属音。 「はっはっは! 超合金を甘く見るなぁっ!」 光学迷彩の内から現れた黒光りする装甲は、プラスチックの質感ではない。 宙を舞うペンギンと地を駆けるガゼルが変形し、その上にハンマーを弾いた巨大な影……金属装甲をまとったゴリラが、変形・合体した。 「ゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキ!」 ゴリラの腕が変形した巨大なアームがぐるりと回り、ミドリに向かって振り下ろされる。 「きゃあああああああっ!」 「ゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキ!」 続けざまに叩き付けられる拳の雨に、ハイパーハンマーを振り回す隙もない。 「……人の可愛い悲鳴に被るとか、いい加減に……」 「ゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキゲキ!」 その動きに対抗して、ミドリが選んだのは……。 「しさらせですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」 固く握った、両の拳。 それを、超合金の装甲に一直線に叩き付け! 「ゲキゲキゲキゲッ!」 超重量級の巨体が、吹き飛んだ。 横に。 「……へ?」 ミドリが放ったのは真っ向からのストレート。 斜め横に叩き付けるフックではない。 「ZG……ゴジュラスから入電。『我、敵大将機ゲキファイヤーを撃墜せり! とったどー!』」 その報告を呟いたのは、当然ながらD2だった。 「あンのバカ恐竜ーーーーーーーーーーーっ!」 ポリゴンと化して消えていくゲキファイヤーを背に負って。 そこに現れた炎のエフェクトは……間違いなく、実際の熱量を持っていた。 「きゃーっ! ミドリさんっ!」 「人の獲物を横取りするなんて、礼儀を教えてやるのですっ!」 「て、撤退! 撤退ーー!」 「総員に通達! 総司令官がご乱心召された! ご乱心ーーーっ!」 「プライムから定型入電! 『私にいい考えがある』」 「絶対ウソだーーーーーっ!」 戦いは、終わりました。 「……いつも、こんな感じなんですか?」 「このバカ恐竜! バカ恐竜っ!」 特大サイズのハイパースキャナーから出て来たミドリさんは、動かなくなったゴジュラスさんをぽかぽか殴り続けてます。さすがに、あの大きなハンマーは使ってないみたいですけど。 「だいたい、ミドリさんが暴走して終わるよねー」 「面白いだろ?」 「……はぁ」 神姫バトルもメイドハンマーも、敵同士なのは試合の間だけ。だからこうして、峡次さんのお兄さんの神姫……アキさんと、タツキさんともお話出来てるんですけど。 「バカ恐竜! バカ恐竜っ!」 ミドリさんが殴り続けてるZGさんは、どう見ても味方のような……。 あれ? 「そういえば、D2さんやジムスナイパーさんは?」 メイドハンマーの会場は、撤収作業が始まっています。私たちのおしゃべりも、お手伝い……PCに繋がれたケーブルを外すくらいなら、神姫でも出来るんですよ……をしながらです。 「ああ。連中は戦闘特化AIの載ってるタイプだから、電源落とされてるんじゃね?」 「そうなんですか」 メガランチャーを貸してくれたケンプファーさんや、ライフルを貸してくれたジムスナイパーさんにも、お礼を言いたかったんですけど……。 「うん。あたしらみたいな長時間バッテリーも無いから、稼動時間も厳しいし」 だったら、帰りにケンプファーさんとスナイパーさんのマスターさんに、お礼を言うことにしましょう。 「おし、これで終了っと」 最後のケーブルを抜き終わって、私達の作業はおしまいです。さすがにPCを運んだりケーブルを片付けるのは、私たちの力じゃ難しいですし。 まだあそこでZGさんをぽかぽか叩いてる、ミドリさんなら簡単なんでしょうけど……。 「ノリコちゃん、お疲れさまー」 とりあえずする事もなくなったので、ケンプファーさんとスナイパーさんのマスターさんを探そうと思ったら……社長さんがやって来ました。 「あ、社長さん」 対決に勝ったのが嬉しいのか、すごくご機嫌です。 「ノリコちゃんも碧でいいわよ。武井君はなんかお兄さんと戦ってるみたいだから、ノリコちゃんに伝えとくわね」 「はい」 峡次さんは、またお兄さんとケンカしてます。 なんでお兄さんとケンカするんでしょうか? 良く分かりません。 「中間テストが終わったら、なるべく早く連絡をもらえるかな? シフトも決めたいし」 「お仕事の方も、採用……なんですか?」 事務所での「採用!」がこのメイドハンマーに対しての物だったことくらい、私にも分かります。 けど、この言葉は間違いなくバイトの採用、なわけで……。 「試験採用だけどね。あの自転車と足見れば、体力の方は問題なさそうだし。あのくらいチーム戦が出来るなら、責任感とか協調性も大丈夫でしょ。後は実際に働いてみて……って感じかな?」 「分かりました! ありがとうございます!」 峡次さんの代わりに、私はぺこりと頭を下げました。 「それじゃ、私たちは帰るから。ミドリー」 「はーい」 そして、コンテナに収められていくZGさんを名残惜しそうに見つめているミドリさんの手を引いて。 碧さんは、帰って行きました。 夜の街を、軽自動車が走っている。 旧式とはいえ、限りなく無音に『近い』電気車両だ。本来なら完全に無音にも出来るのだが、完全に無音だと事故の元になるため……わざわざバンパーに内蔵されたスピーカーから、擬似的なエンジン音を出しているのである。 「ほらほら。勝負には勝てたんだから、帰ったらお祝いしましょうよー」 そんな車の中だから、女性の呟きもよく通る。 「……ねえ、碧。今思いだしたですけど」 碧の言葉に返すのは、助手席に座る自動人形。 「何?」 「あのチビ人間たち、どうやって帰るです?」 「…………へ?」 自動運転にしていたのが幸いした。ここで手動運転だったなら、急ブレーキがかかっていた所だ。 「あいつらの自転車、事務所に置きっぱなしですよ」 「………………」 自宅に向かうよう設定した車は、止まらない。 「そのうえ、ガレージも鍵かけちゃいましたし」 「………………」 止まれといえば止まるだろうが、止める気も、ない。 オフィスは自宅とは別方向で……。 何より、早く帰ってミドリとお祝いしたかった。 「ま、何とかするでしょ。男の子だし」 「ですね」 夜の街を、わずかな音をまとう電気自動車が、ゆっくりと走っていく。 戻る/トップ/続く
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1265.html
デュエルマスターズバトルロワイアル本編 デュエルマスターズバトルロワイアル本編SS目次・時系列順 デュエルマスターズバトルロワイアル本編SS目次・投下順 デュエルマスターズバトルロワイアルキャラ別追跡表 デュエルマスターズバトルロワイアルの参加者名簿 デュエルマスターズバトルロワイアルの死亡者リスト デュエルマスターズバトルロワイアルのルール&マップ
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/114.html
バトルロワイヤル掲示スレ 1 名前 ひろゆき:20XX/09/01(月) 00 00 00 ID ?????? この板では6時間毎に脱落者、禁止エリア、殺害者の実名をこちらに掲示します。 それ以外にも諸君に伝えたい情報があるときは随時ここでお知らせするので、時々見ていただければと思います。 なお忍法帖プログラムは『オーナー情報』から行えるので、恩恵を利用したい人はそちらからどうぞ。 ちなみに開始前に脱落した不運な参加者は、 S県月宮 荒巻スカルチノフ 室伏広治 の三名です。 それでは、皆様がご活躍出来ることを期待しております。 2 名前 ひろゆき :20XX/09/01(月) 06 00 00 ID ?????? 生存者のみなさん、おはようございます。 第一回定時更新の時間となりました。 まずはこの6時間での脱落者の発表です。 MSKK ショボーン オエー ウララー エルメス 寺生まれのTさん 一頭自営業 モッピー レベル男 エルメェス 原住民 ドクオ 麦茶ばあちゃん 壁殴り代行 ゆうすけ 以上の16名です。知り合いが亡くなった方はご愁傷様です。 優勝さえすれば彼らを生き返らせる事も出来ますので、バンバン殺し合いに参加しちゃってください。 そして殺害者と、Lv=01以上の忍法帖のオーナー名を発表します。 殺害者名・・・被害者、被害者etc... 【Lv=03】 やきうのお兄ちゃん・・・一頭自営業、エルメェス、原住民 モララー・・・モララー MSKK、レベル男、ゆうすけ 【Lv=02】 クマー・・・エルメス、寺生まれのTさん クタタン・・・ドクオ、麦茶ばあちゃん お断りします・・・ショボーン、壁殴り代行 【Lv=01】 川越達也・・・オエー カーチャン・・・ウララー 一条三位・・・モッピー ちなみに忍法帖プログラムのプロキシを使うことで、 この殺害者名を隠すことが出来ますよ、よければご利用ください。 3 名前 ひろゆき :20XX/09/01(月) 06 00 07 ID ?????? そして最後に禁止エリアの発表です。 7時 D-1 8時 F-1 9時 D-5 10時 E-6 11時 F-4 12時 D-6 時間になってもエリアにずっと留まっていると、首輪が爆発してそのまま脱落となります。 なお、海上にも禁止エリアが設けられますが、 一応渡し船の上にさえいればセーフです。その辺りはご安心ください。 あと、今から忍法帖の「書き込み代行」が解禁になりますよ。 何かの告知などに使っていただければいいと思います。 なお、「書き込み代行」を使用して質問されても、おいらから一切返信はしませんのでご了承ください。 とりあえず、伝えるべき事は以上ですー。 それでは、皆さんのご活躍に期待しております。。。