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橋下徹大阪市長の慰安婦妄言 時事通信「橋下氏の発言要旨=従軍慰安婦問題」 http //www.jiji.com/jc/c?g=pol_30 k=2013051300931 日本維新の会の橋下徹共同代表が13日に行った従軍慰安婦問題に関する発言の要旨は次の通り。 ▽13日午前(大阪市役所で記者団に) 敗戦の結果として、侵略だということはしっかりと受け止めなければいけない。実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない。反省とおわびはしなければいけない。 慰安婦制度というのは世界各国の軍は持っていた。なぜ日本の従軍慰安婦制度だけが世界的に取り上げられるかと言うと、日本は軍を使って国家としてレイプをやっていたという、ものすごい批判を受けている。その点については、違うところは違うと言っていかなければいけない。 あれだけ銃弾が雨・嵐のごとく飛び交う中で、命を懸けて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる。 今のところは、軍自体が、日本政府自体が暴行、脅迫をして女性を拉致したという事実は証拠に裏付けられていない。そこはしっかり言っていかなければいけない。ただ、意に反して慰安婦になった方に対しては、配慮はしなければいけない。 ▽13日夕(同所で記者団に) 慰安婦制度は必要だった。軍の規律を維持するためには、当時は必要だった。 歴史をひも解いたら、いろいろな戦争で、勝った側が負けた側の方をレイプするという事実は山ほどある。そういうのを抑えていくためには、一定の慰安婦みたいな制度が必要だったということも厳然たる事実だと思う。 (沖縄県宜野湾市の)米軍普天間飛行場に行った時、司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った。司令官は凍り付いたように苦笑いになってしまって。性的なエネルギーを合法的に解消できる場所は日本にはあるわけだから。 (2013/05/13-23 46) 橋下徹大阪市長の慰安婦妄言
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55話 行き着く果てまで色の無い枯れた未来に水をあげよう 田園地帯での悲劇の後、レオノーレと白峰守矢は東へ進み、南部集落の商店街を訪れていた。 そこで一つの惨状を発見する。 まず、路上に作業着姿の犬系獣人の男性が、頭を潰され血を流して倒れていた。 そしてすぐ近くの肉屋の店先には灰色の大きな犬が首を吊ってぶら下がっている。 「これは酷いわね……何が有ったの?」 「相討ち、って訳では無さそうだけど……うっぷ」 「大丈夫? 守矢君」 二つの死体の凄惨な様を見て気分を悪くする守矢と、それを気遣うレオノーレ。 気分が悪くなるような死体を見たのは島の西のトンネルを通った時以来である。 「何とか大丈夫……でも、ここから早く離れたい」 「そうね……」 二つの死体は形容し難い異臭を漂わせ、この手の死体に守矢よりは慣れているレオノーレでさえも参りそうな程。 とても死体の所持品を漁る気にもなれないため二人は早々に先へ進もうとする。 「ねぇ」 「「!」」 その時、女性の声が聞こえ、二人は声の方向へ顔を向ける。 そこには裸にマフラーと言う出で立ちの、白い毛皮を持った狐獣人の女性が立っていた。 右手には大きなリボルバーを持っている。 「なぜ裸マフラーなのか」と二人共面食らったがすぐに気を取り直し、狐の女性と向き合う。 「私は殺し合いには乗ってないよ」 白狐女性は戦意が無いと二人に告げる。しかしおいそれと信じるのは危険である。 レオノーレと守矢は警戒した。 「本当に乗ってないの?」 レオノーレが白狐女性に尋ねる。 「本当だよ。うーんどうやったら信じてくれるかな……これで良い?」 白狐女性は持っていたデイパックと銃を地面に置き両手を上げる動作をする。 彼女なりの殺し合いに乗っていないと言うアピールだと言う事は二人にもすぐ理解出来た。 「……分かったわ。信じる。良いかな? 守矢君」 「大丈夫だと思う」 正直な所、まだ信じても良いかどうか迷う部分は有ったが、疑ってばかりいてもきりが無い。 二人は白狐女性を信じる事にした。 「私は保土原真耶って言うの」 「私はレオノーレ、こっちが一緒に行動してる守矢君」 「どうも」 「しかし、これは酷いね……何が有ったの二人共?」 真耶が二つの死体を交互に見て二人に尋ねる。 「ここで話すのも何だから、取り敢えずそこの店の中に入ろう」 死体が二つ放置され、しかも目に付き易い場所で長くなりそうな話をするのは危険と判断し、 レオノーレはすぐ近くに有ったパン屋に入ろうと指差す。 真耶は承諾し、三人はパン屋へと入る。 美味しそうなパンが陳列されていたが三人は特に腹は減っていない。 「さっきの死体だけど、私達が来た時にはもうあんな状態だったわ」 「そうなんだ……本当、この殺し合いは地獄だね……。 田園地帯の爆発してた家と言い……」 「「……!」」 「ん? どうしたの? 二人共」 明らかに二人の顔色が変わり、真耶が少し戸惑う。 「その家、母屋と納屋に分かれてて『松林』って表札が掲げられてなかった?」 「ああ、うん」 「その家、僕達も行ったんです。それで、僕達が行った時に爆発しました」 「ええ? どう言う事?」 「元々僕達は四人で行動してたんです。僕とレオノーレさんと、東員さん、伊神さんって言う二人と。 それで、四人でその家に立ち寄って、僕とレオノーレさんが納屋、東員さんと伊神さんが母屋の方を調べようって事になって。 それで……僕達が納屋を調べてる時に、母屋が爆発したんです」 「突然爆発したの?」 「分からないわ……誰かに爆弾を放り込まれたのかもしれないし、爆弾が仕掛けられてたのかもしれないし。 何が起きたのかは知る由も無いけど、確かなのは、家が爆発して、東員さんと伊神君は死んだって事」 「……」 この二人も自分と同じように仲間を失っているのか、と、心の中で真耶は思った。 そして、真耶は自身がしようと思っている事を二人に話し始める。 「私、首輪を解析して外そうと思ってるの」 「「!」」 「首輪のサンプルも有るよ、ほら」 自分のデイパックから首輪を取り出し二人に見せる真耶。 二人は確かにそれが参加者の首に取り付けられている首輪だと言う事を確認する。 しかし確認すると同時にどうやってこれを手に入れたのか、と言う疑問を二人は抱く。 レオノーレがそれを真耶に尋ねる。 「それ、どうやって……?」 「……死んだ仲間から取った」 「……」 辛そうな表情を浮かべる真耶を見て聞くべきでは無かったかと後悔するレオノーレ。 そもそも首輪を入手すると言う時点で誰か他の参加者が落命していると言う事は予想出来るのだから。 首輪を取るには、その参加者の首を切断でもしない限り不可能。外せないのだから。 「言い訳するけど、私が殺した訳じゃないよ」 「あ、うん、分かってる。真耶さん疑ってる訳じゃないから」 「なら良いんだけど……」 「あの、保土原さんはこれからどこに行く予定なんですか?」 守矢が真耶に尋ねた。 「取り敢えず工具でも調達して……その後は……特に決めてないなぁ」 「なら私達と一緒に行きましょうよ。首輪を解析するって事は、他の参加者の首輪も外そうとしてるんでしょ?」 「まあ、そう言う事になるかな」 「私達、島役場に行こうと思ってるの。目立つ建物だから、人が集まりやすそうでしょ」 レオノーレが真耶に提案する。守矢もレオノーレと同じ意見のようだった。 真耶はしばし考え、そして返答する。 「そうだね……私も一人で生き残ろうなんて思わないし、良いよ。一緒に行こう」 返答は、レオノーレの提案を受け入れる物だった。 レオノーレと守矢の二人は喜ぶ。 まだ不確定では有るが脱出の糸口になり得る人物と出会えたのだから。 三人は商店街で工具を探した後、島役場へ向かう事にした。 【昼/E-5/南部集落商店街】 【白峰守矢】 [状態]健康 [装備]サバイバルナイフ [持物]基本支給品一式、ピアノ線 [思考]1:殺し合いはしない。 2:レオノーレさん、保土原さんと行動する。商店街にて工具を探した後島役場へ向かう。 [備考]※樊欽の外見のみ記憶しました。 ※油谷眞人の存在には気付いていません。 【レオノーレ】 [状態]健康 [装備]62式7.62mm機関銃(200/200) [持物]基本支給品一式、7.62mm×51ベルトリンク(200) [思考]1:殺し合いはしない。 2:守矢君、保土原さんと行動する。商店街にて工具を探した後島役場へ向かう。 [備考]※樊欽の外見のみ記憶しました。 ※油谷眞人の存在には気付いていません。 【保土原真耶】 [状態]右脇腹に擦過銃創 [装備]タウルスレイジングブル.500S Wマグナムモデル(4/5) [持物]基本支給品一式、.500S Wマグナム弾(10)、スパタ、十八年式村田銃(1/1)、11.15mm×60R弾(7)、 コルト ジュニア(6/6)、コルト ジュニアの弾倉(3)、コンラートの首輪 [思考]1:殺し合いをする気は無い。 2:首輪を解析したい。 3:レオノーレさん、守矢君と行動。商店街にて工具を探した後島役場へ向かう。 [備考]※特に無し。 前:VOICELESS SCREAMING 目次順 次:己の居場所は己で作るものなり 前:諦めに近い無の灰 レオノーレ 次:ひろかずの言うとおり~はっぴょう~ 前:諦めに近い無の灰 白峰守矢 次:ひろかずの言うとおり~はっぴょう~ 前:からっぽな空の下で 保土原真耶 次:ひろかずの言うとおり~はっぴょう~
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やおい批判 前ジャンルではやおいを取り扱い、 ((前ジャンル)の時 ホ○本出したのに 男の人が結構買っていってビビリまくった などと吹いてていたのにもかかわらず、 新しくはまった飛翔ジャンルではサーチをめぐり、やおいの多さに吠える。 以前好きだった嗜好が年をとるにつれ苦手になっていく傾向もままある事だが、批判をうpした当時もやおいサイトへリンクしていた。 なんの意図があったのかは誰にも判らない。 (飛翔ジャンル)のサーチやらなんやら 駆使して なんとかちょっとでも 萌える(ノマカプ)サイト探そうと思ってんですが 皆無に等しいくらいないよ ちくしょぉおおおおおおおおおッッ てゆーか 事あるごとに ぶちあたるの ホモサイトばっかりだよ!!!! お姉さん 悲しくなってきちゃったよ オイ マジでっ さすが 現代ジャンプだな オイ 酷いとは聞いてたけど ここまでとは思わなかった 腐女子向けになってるとは 聞いてたよ 聞いてたさ でも サーチとかでも 明らかにホモCPのが数多いとか 世の理として 間違ってると思う 思うよ うわん!!! てめぇらは それでも人間か 血の色 何色だっ(言いすぎ こーゆー 腐女子な現実にぶち当たるのが 嫌だったから ジャンプから放れてたのに 私…orz もっとみんな ノーマルCPに目ぇ向けようよッッ 男が男のケツ 追い回してるのなんか楽しくないじゃないか(… 大体君らは 男を美化しすぎなんだよ そんな 肩幅狭い 男が居てたまるかよ 原作であんな木刀やら刀やら 振り回してるのに そんな腕 ほそっこい訳ないだろうが 男は肩幅がっちりで 腕とか脚とかに筋肉ついててなんぼじゃん よく見ろよ (キャラ)だって 筋肉結構ついてるじゃんかッッ 男は 全体的に直線的なんだよ 角張ってるんだよ それで 女は 曲線的で 丸まってるんだよ それで これぞ 男と女の 体格差!!!! って並べるのがいいんだろうが それが分からんのか てめぇらはッッ アレだね ほんとう 今のジャンプは 腐女子の為にあんだね… うっうっうっ(むせび泣き ちなみにぽーたんのサイトのどこを見ても、ガッチリした男性は居ない。 また、このジャンルは飛翔ジャンルに珍しくノマカプが多いらしい。 ぽーたんが好きなカプサイトがないのはそのカプがマイナーなせい、らしい。 ちなみに、別ジャンルの飛翔キャラA×Bについて 1年前にこんな発言をしている。 (A)が好きすぎるんです (A×B)が凄い描きたい 今になって なんでじゃ BL卒業したんじゃなかったのか (A×B)は なんていうか(A×B)を描きたいというより 物凄いキモイ (A)を描きたいわけですよ 「(B)君 ハァハァ」って終始言ってる(A)が描きたいのです (いっそ描くなよ……) 「触るな 寄るな 話しかけるな あと1mmでも近付いたら殺す」 って真顔で言う(B)が描きたい ためしに(A)描いてみた((A)らしき顔絵) この顔で「(B)君ハァハァ」とか考えてるんだよ 私の(A)は超キモイね 凄いキモイです キモすぎる 絵柄か(それだよ (作画)先生はやっぱすげぇ… でもキモイ(A)超好きです えへえへ(… あ ダメだ やっぱり作るかもしんない(うぉおおおい 作っても更新履歴とかには乗らないよ 本当こっそりだし(爆死 としても 絶対期間限定だろうけどさ… 書き殴って熱冷めたらそれまでだわ アレだね ほんとう 今のジャンプは 腐女子の為にあんだね…
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3. おじさん、こんにちは、平沢憂です。 2010/12/26(日) 04 30 11.11 ID MMzCkGP00 「和ちゃん、一緒に学校行こう」 幼馴染がいつも通り、へらっと笑ってそう言うから、私は大層驚いた。 彼女の瞳は相変わらず澄んでいたけれど、それでもって彼女のことを分かっているだなんて、 そんなおこがましい事はもう言えなくなっていた。 「あ……ええ、わかったわ、行きましょうか」 搾り出すような声で返事をする私に、幼馴染は微笑みかけた。 ピンで止められた柔らかそうな髪が揺れる。 「やった。ねえ、手、繋いでいいかな?」 どうして、この娘はこんなことを言うのか、言えるのか。 クリスマスは近い。 どこかで、二千年前の聖者様が、私を見張っているんじゃないか、そんな気がする。 そんな気持ちが、ぎちぎちと、私の腕を締め付ける、手を縛る。 「なんてね。補習、遅れちゃうから急ごうか」 冬休みにも補習があるなんて、ブラックジョークにもならないよ。 そんなことを言っていたとは思えない、真面目な発言。 私の手は握られたまま、縛られたまま。 「そう、ね。急がないと、ね」 急がないと。 4. 大変大変もう大変、私の姉が、幼馴染のことを好きになってしまったそうです。 2010/12/26(日) 04 32 51.22 ID MMzCkGP00 「おう、お早う、和、唯」 通学路を半分ほど歩く。 カチューシャで髪を上げた友人が、明るく挨拶をする。 笑っているけれど、その笑顔はまるで街灯のような、人工的な嘘臭さを帯びていた。 「おっはよ、りっちゃん!」 それが普通。コンクリートのビル、人為的に配置された並木、嘘くさい笑顔。 なによりも、昨日の後の今日では、それが自然なのに、それなのに幼馴染の笑顔は、どこまでも明るい。 直視できないほど明るい。 「お、おお、随分元気じゃんかあ」 にやりと笑って、律が幼馴染の頬を突付く。 やめてよ、なんて言って笑った唯が、顔を背けて頬をさすったから、律のにやにやした笑顔は、私に向けられた。 ぐっと親指を立てて、笑う。 さっきよりも、ずっと、嘘臭さが減った笑顔。 「まあ、なんていうか、頑張れよ!」 こそこそと、小さい声で私に言う。 もしかして、嘘臭さは勘違いによって減ったのではないだろうか。 それは相変わらず嘘のまま、スクリーンに映し出される森林の映像のように、根本的なところで、人工的なんじゃないだろうか。 なんてみっともない。 「なにがよ」 私は潔く、眉をひそめた。 6. なんて優しいお姉ちゃん、関係、繋がり守るため、自分の気持ちを隠そうと。 2010/12/26(日) 04 37 09.06 ID MMzCkGP00 教室に入ると、幾人かの視線を感じた。 ついでに、律がまた、さっきと同じように親指を立てるのも見えた。 金髪の友人が、にこにこと笑って、こちらに近づいてくる。 「ねえねえ、和ちゃん、ちょっとお話聞かせてほしいの」 私の手を握る、白い肌の掌は、温かい、柔らかい。 手入れはされていないのだろうが、それが逆に愛嬌を生んでいる、少し太い眉毛。 好感の持てる顔立ちなのに、その笑顔の源を意識しただけで、殴ってぐちゃぐちゃにしたくなる。 「ええと、その」 言いよどむ私。言葉も、言葉を発した心も、振る舞いも、仕草もぐちゃぐちゃ。 それでも、ムギは私の肩に手を当てて、楽しそうに、私を廊下へと連れだそうとした。 「あ、駄目だよムギちゃん。私が和ちゃんとお話しするんだから」 柔らかく笑って微笑む幼馴染。 相変わらず、どこまでも自然な笑顔。 ぞっとする。 「ごめんね、ちょっとムギと話してくるわね」 そう断って、急いで教室を出た。 向かう先は、階段を延々と登って、付きあたり。 屋上への扉の前、の踊り場。 7. なんて卑怯な妹、私、独りの女性を得るために、姉の気持ちを利用しようと。 2010/12/26(日) 04 38 42.23 ID MMzCkGP00 「それで?」 目を輝かせて、ムギが尋ねてくる。 柔らかそうな手は、顔の前で組まれている。 「じらさないで聞かせてね、どんなふうに告白されたの?」 ムギの言葉を聞いて、昨日のことはより現実味を帯びた。 鉄筋コンクリートの高層ビルのように、圧倒的な存在感を持って、私の前にそびえ立った。 「告白……そうね、告白、されたのよね」 それだけに、気味が悪い。 幼馴染の、優しい陽の光が降り注ぐ、涼しい林のような笑顔が。 昨日のことと比べて、どこまでも異質に見える。 「あら、その言い方から察するに、何かあったの?」 ちょっとだけ顔を曇らせる。 けれど、それさえもその奥にある輝きを際だたせるために、そうしている、そんな気がする。 要するに、ムギはどこまでも楽しんでいる気がする。 「あった」 それだけ言って黙っていると、ムギが無言でもって先を促してきたから、私はしぶしぶ話してやることにした。 口のあたりが、妙に疲れる…… 8. 「私がそれとなく探ってあげる。そういうの私得意だから」 2010/12/26(日) 04 40 56.92 ID MMzCkGP00 そうね、昨日の事だったんだけど……一応聞いておくけど、貴方達が炊きつけたわけじゃあ無いわよね? そう、よかった。もしそうだったら……まあ、いいわ。 とにかく、昨日ね、生徒会が終わって帰ろうとしたら、タイミング良くメールが来たの。 唯から、一緒に帰ろう、って。 だから、校門のところで待ってたんだけど……って、この辺りは貴方達も見てたわよね。 そのあと、なんでか唯にね、途中でトイレに寄って、それから教室に連れてかれたのよ。 忘れ物でもしたのかな、と思ってついて行ったのだけれど、どうも違うみたいだった。 『なんていうか、夕陽の差し込む教室って言うのがね、良いんじゃないかな、って思うの』 そんなことを言っていたわ。それで、ぼうっと窓から夕焼けを見ていた。 なんかやけに色っぽかったんだけど……なににやにやしてんのよ。 少し変だなって思ったの。 そうしたら唐突に、 『和ちゃん、こっち来て、そう、そこ……ねえ、綺麗だね、夕陽?』 なんて言うの。 私でなくとも、なんだか変だと思うでしょうね。 だから、なんとなく頭を撫でてやった……だからにやにやしないでって。 それでね、しばらく迷ったように黙りこんで、急に、決心したように言うのよ。 『例えばさ、和ちゃん、私が和ちゃんのこと好きだって言ったら、どうする?』 10. 「ええ、大丈夫かなあ」 2010/12/26(日) 04 43 34.18 ID MMzCkGP00 「それで?」 少し眉をひそめて、目を輝かせながら、ムギが先を促す。 けれど、先なんて無い。 「終わり。それで、唯が走ってどこかへ行っちゃったから、私も帰ったの」 落胆。顔いっぱいに、曇り空のような、曖昧な表情が浮かぶ。 肌の色も、髪の色も、それと混ざり合う顔立ちも、彼女の全てが、どことなく曖昧な、 不思議な柔らかさと優しさを…… 「むう、それは由々しき事態よ。きっと唯ちゃんは何か悩み事が……」 流れるような言葉につられて、動く唇。 柔らかい、洋菓子のように、絹布のように、やすやすと形を変えていく。 悩ましげな表情、口元に当てられた白い握りこぶし。 その肌も、触ればきっと、癖になるような弾力で、私の指を押し返す。 それを、ぎゅっと掴む、きっと気持ちいい……ほら、こんな風に。 「の……どか、ちゃん……?」 キリストは…… 「和ちゃんったら」 おずおずと、消え入りそうな声。 重なった、私とムギの手。ムギの手は、鉄製の冷たい扉に押し当てられている。 私はそっと、後ろへ下がった。 階段から落ちやしないか、そんなことばかりが気になった。 12. 任せてよ、得意げに胸をはる私。トイレで待ち合わせ、服を交換。 2010/12/26(日) 04 45 56.41 ID MMzCkGP00 「ごめんなさい」 じっと見つめる、少し青い瞳。 瞳の色でさえも、どことなく曖昧で、彼女の言葉も、あんまり柔らかくて私を押しのけるような力はなかった。 「あ、いいの、別に……その、なにか気に触ったのなら、私こそごめんね?」 彼女は力が強いらしい。 それでも、私の意志を動かすことなんて出来ないわけで、そんな荒っぽい無粋なことをしたのは、 きっと、やっぱり、どこかで見ている聖者様。 くたばって欲しい、体も精神もがんじがらめにする、モラルの塊聖者様。 飛び跳ねる、まるまる太ったお爺さん、空をかける、奴隷待遇のトナカイさん。 「授業、始まっちゃうから。教室戻りましょう」 柔らかい声、差し出された手。 ほんのりと赤くなった、白い肌。 「そうね、急がないと、ね」 彼女の手を無視して、階段を降りた。 視界の端に、何故だかがっかりした様子で肩をすくめるムギが見えた。 ぞっとした。 13. そういうの、得意な私は、顔に姉の仕草を貼り付けるのです。 2010/12/26(日) 04 48 51.75 ID MMzCkGP00 「整数問題の基本は、積の形に直すということですねえ……」 黒板には数字ばかりが並ぶ。 今朝、私のやったことが、まだ信じられない。 全力でムギの手首を掴んだ、私の、細い腕で肩に接続された情けない手。 「続く大問2は、ベクトルの媒介変数表示を図形的に捉えることが重要になるわけです……」 ちらりとムギの方を見ると、目があった。 ムギが、さっと目を逸らす。 それなのに、その後も、何かを期待するように、ちらちらとこちらを見てくる。 「ベクトルpプラスベクトルaの絶対値が2となり、かつ……」 ベクトルpプラスベクトル-aの絶対値が4となるようなベクトルpが一つしか無い。 接する円。片方の円は、もう片方の円の、内側に、それとも外側に? こつん、と頭に何かが当たった。 振り返ると、律が両手を合わせていた。 足元にはくしゃくしゃに丸められた紙。 今朝、ムギと何の話をした? 雑な字でそう書かれていた。 14. たまに、貼りつけた仮面から、溢れるものもあるのです。 2010/12/26(日) 04 50 42.38 ID MMzCkGP00 「ん、で、今朝のお話聞かせてもらおうじゃないの」 からかうように、律が言う。 奇しくも、というより、この場所以外に人に聞かれる心配をしなくて住む場所がないのだから、 当然ではあるのだが、場所は屋上前の踊り場。 鉄製の扉に手を当ててみる。冷たい。 「あなた、お弁当は唯たちと食べるんじゃないの?」 「いやあ、ちょっと他のクラスに行ってくるー、ってな感じでね」 ごまかして抜けだしてきたわけだ。 誤魔化すということは、つまり、この会合を、なにかやましいもののように感じている、ということだ。 「それに、和だって、『ごめんなさあい、私生徒会があるのお』なんて、大嘘こいてたじゃんか」 無理に気取った喋り方が、なんとなく、こう言っては失礼かもしれないけれど、ムギに似ている気がした。 それで、背筋が冷えた。 「その喋り方、あなたが思っているよりも苛立つから止めたほうがいいわよ」 「へいへい、ごめんなさい」 律の顔から目を逸らし、後ろを向く。 足元には階段。 足を滑らせないように、落ちてしまわないように、それをじっと見つめる。 2
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銀色の髪の男が、静かに炭酸飲料を傾けていた。 恐らく『炭酸飲料』としては一番有名であろうその赤い缶。 男は、何も言わずに、示さずに、缶の中の液体を喉に流し込んでいく。 ここはE-7エリアの港。 まるで乗れと言わんばかりに船が停泊しているが、これで脱出を試みたところで体内の『呪縛』が許してくれない。肉を撒き散らして朽ち果てるだけだ。 近くには、凹みのある赤い自動販売機が一台。 男は金など持っていなかったが、蹴り飛ばして強引に手に入れた。 喉を鳴らして、最後の一滴まで飲み干していく。 口元を液体がつたったが、気にせずに缶の中身を飲みきる。 飲み終えると男は服の袖で乱暴に口元を拭い、空になった缶を地面に置いた。転がっていかないようにして、それをしばらく見下ろす。 ぐしゃり。 男の足が缶を踏みつけ、その筒状の形を歪ませた。 力が入り、どんどん平面に近付いていき、最後は蹴り飛ばされる。 まるで町の不良やチンピラのようだったが、それは彼の本質とは違う。 彼の名は坂田銀時。 かつての攘夷戦争において『白夜叉』と恐れられた侍である。 尤も今は『万事屋銀ちゃん』という万事屋―――平たく言えば便利屋。 仕事が無い時期も多いが、馬鹿で愉快な仲間たちと穏やかな日常を過ごしていた。やがて多くの荒事に巻き込まれ、気付けば彼の周りは温かな人たちで溢れていた。 時には、というか割といつも愚痴をこぼしていたが、銀時はかぶき町での騒がしい生活を好み、望み、愛していた。命が危ぶまれる場面も多々あったが。 ――――しかし。 もう、その日々は帰ってこない。 帰ってきたとしても、一人足りない。 彼の同僚であり家族であるチャイナ服の少女、神楽。 戦闘民族『夜兎族』の少女だけが、足りない。二度と戻ってこない。 神楽は死んだ。『見せしめ』なんて傑作な役割として、散った。 別れの言葉を交わす暇もなく、文字通り『散った』。 ここで一つ補足しておこう。 この坂田銀時は、自堕落な男だ。 毒舌でSで、いちご牛乳を愛飲する、だらしない男だ。 だが。 ―――――坂田銀時は、仲間が傷付けられることを絶対に許さない。 彼は今までだって沢山の敵と戦ってきた。 結果和解した人物も居たが、出来なかった人物も居た。 しかし今真の意味で、銀時は思っていた。 ――――――自分を止められそうにない。 今回の『敵』を許すことは出来ない。 この手で斬らなければ気が済まない。 否、この手で殺さなければ気が済まない。 彼女たちは、『白夜叉』の逆鱗に触れてしまった。 「…………待ってろよ、クソ野郎共」 その声色は聞く者をゾッとさせるほどに冷たく、彼の怒りのボルテージが既に決壊していることを暗に示していた。きっと今の彼を止めることは、彼の大切な仲間たちでも不可能。 鋭い眼光に闘志を燃やし、白い夜叉がバトルロワイアルを往く。 ■■■ 困惑。それが第一に抱いた感情。 金色の髪の毛にホストのような格好の少年は、困惑していた。 彼の名前は垣根帝督。 科学と学生の『学園都市』の闇に生きる者なら震え上がっただろう。 学園都市の一般人にも、『第二位の超能力者』と言えば彼がどれほど途方もない力を有しているかに気付き、また同じく震えるか、畏敬の念を示しただろう。 だが、『闇』の人間ならまず恐怖する。 表向きな彼の顔は、学園都市230万人の頂点『超能力者』の第二位。 彼の裏の顔は、学園都市統括理事長アレイスター=クロウリーとの交渉条件を求める暗部組織『スクール』のリーダー。即ち、殺しすら厭わない人間だ。 一応暗部の中では良識的な部類の人間だったが。 それでも。場合によっては殺す気で『230万人中第二位の超能力』を振るってくるその存在は脅威にして恐怖の存在。それが垣根帝督だ。 ―――その垣根が、困惑していた。 ―――超能力者の頭脳でさえ解決出来ない『不可思議』に。 垣根は、死んだ。 いや、そう言うと語弊がある。垣根は、『生かされていた』。 それも、体を冷蔵庫よりも巨大な機械に繋がれ、脳みそを幾つかに分割され、まさしく『超能力を吐き出す塊』に成り果てていた筈だった。間違いなく。 全ては、彼が敗北したから。 格上の相手・『第一位』の超能力者『一方通行』に、敗れたから。 最後に彼もまた次の次元の力に進化(シフト)しながらも、垣根帝督は徹底的に敗北し、結果暴走した一方通行に『虐殺』されてしまった。 なのに、確かに五体満足で垣根は此処に存在している。 一体どんな医療技術を使ったのか、縫い跡一つ見当たらない。 「…………ははっ、馬鹿じゃねえのか俺は?」 幾ら『外の世界とは百年以上技術が離れている』学園都市だからといって、これほど完璧な治療を行うことは不可能だ。名医『冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)』でも、不可能だ。仮に繋げたとして、縫い跡は残る。 『冥土帰し』は暗部でも名の知れた名医だが、無理だろう。 まず、分割された脳を再び機能させることが不可能に近い。 『普通』なら。 魔法や神の気まぐれで復活できたと思い、意気込む所かもしれない。 しかし生憎、垣根帝督は学園都市に―――科学に精通しすぎていた。 あの状態から復活した。させられた。 それを可能にしてしまうだけの力を有す主催の力は、どれほどか。 垣根帝督はおろか、あの『一方通行』さえ敵うか分からない。 そんな相手に、垣根は素直に恐怖を覚えた。 「…………魔法、ってか?」 馬鹿げた響きだと口にしておきながら垣根は思った。 しかし、真っ向から否定することも出来なかった。 垣根の能力は、どちらかといえば『非科学』的な能力である。 『未元物質(ダークマター)』。 この世に本来『存在しない』物質を取り出す能力。 未発見云々の話ではなく、本当に存在しない物質。 そんな非科学的な科学があるのだから、魔法だって有り得なくはない。 だとすれば垣根にとって、主催は全く未知の相手ということになる。 『未元物質』でなら対抗できなくはないだろうが、勝率は低い。 だが。第二位の超能力者はその事実に屈しない。 この世に存在しない物質――――天界の力の片鱗を振るう者。 この世の常識の外の理論――――本当の非科学を振りかざす者。 「ハッ。良い具合にどちらも常識が飛んでんじゃねえか」 だが。こと『常識外れ』においては垣根帝督の専門分野だ。 彼はニヤリ、と唇の形を変える。 その形が意味する表情はただ一つ、『笑顔』だった。 「いいぜ魔女共。どっちが常識外れか見せてやる。 ――――――――――俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねえんだ」 一度死んだ男、垣根帝督。 彼の二度目の生は、外道共に花束を送るところから始まった。 ◇◇◇ 「………ちょっと良いかなそこの色男の兄ちゃん」 垣根は、ここE-7エリアの探索を始めていた。 別段目的が有る訳ではなかったが、じっとしているのは勿体無いと思った。…………残念ながら、収穫というに値するものは見つけられなかったのだが。 一息吐いた時、彼は銀髪の男に声を掛けられていた。 銀色の髪に、何処か闘志の宿った瞳。年は垣根より間違いなく上。 この男は殺し合いに乗っていないと彼は確信した。 暗部で過ごしているのだから、人の善し悪しくらいは見分けられる。 だから、この男に力を振るう必要はない。 「………警戒しなくてもいいぞー、お兄さんは乗っちゃいない」 「ガキ扱いしてんじゃねえ、後テメェはお兄さんって歳じゃねえ」 おじさんってとこだろ、と付け足して垣根は言う。 しかし今の会話で、敵意が無いと相手ーーー銀時は認識したようだ。 「俺は坂田銀時っつーもんだ。あの屑を叩き斬る為に動いてる」 「俺は垣根帝督だ。奇遇だな、俺もアイツらをぶち殺そうと思ってな」 『あの屑』『アイツら』。 どちらも当然主催者のことを指している。 銀時は垣根の返答を聞くや否や、眉を顰めて聞き返した。 「……おいおい、待てよ。『アイツら』ってどういうことだ」 そう。銀時と垣根は確かにどちらも主催者を指していたが、二人のニュアンスは微妙に異なっている。単数か複数かの認識が、ズレているのだ。 銀時の言う『主催』は、古戸ヱリカ一人を指す。 垣根の言う『主催』は、古戸ヱリカを含む集団を指す。 「当たり前だろうが。――――こんなことは一人じゃあ出来ねえんだよ。あんなクソガキ一人で出来る所行じゃねえ、それは断言できる」 足りない。 古戸ヱリカ一人では、この殺し合いを収めるには足りない。 他ならぬ垣根帝督や、彼を一度事実上殺害した『一方通行』。 第四位の『原子崩し』に、彼が憎むアレイスターの『プラン』の一つ、『幻想殺し』。そして垣根の同僚であり相棒のような存在『心理定規』。 たった五人だけで、一国を相手にして釣りが来るほどの兵力。 他にも約140人、垣根たちのような人間も少ないが居る可能性が高い。 なら、たかが『呪縛』一つで縛りつけられるのか? 垣根の『未元物質』でも、上手く調節すれば越えられそうだ。 尤も、どうやったのかは知らないが能力が少し抑えられていたが。 そして彼は詳しく知らないが『幻想殺し(イマジンブレイカー)』。 あのアレイスター=クロウリーのお墨付きの代物。 垣根は詳しくは知らないが、それが自分や一方通行のような強大な存在を越えるほどの『何か』を持つ存在ということだけは理解していた。 なら、ヱリカ一人では尚更足りない。 という訳で、垣根は主催は集団だと考察していた。 しかし、銀時はまさに『ポカーン』としていた。 「………ちょっと待て。能力者?学園都市?何を言ってるんだお前」 「………は?まさかアンタ、学園都市を知らないのか?」 学園都市はこと科学において世界一だ。 現在も、ローマ正教とやらが学園都市と戦争を起こしそうだとかでテレビがあれだけ騒いでいるのに。――――この男は、学園都市を知らないって言うのか? しかし銀時の顔はどこからどう見ても東洋人の顔だ。 着ている服のデザインからしても―――何より、日本名。 日本に住んでいて学園都市を知らないのは尚更有り得ない。 「おいおい。アンタ、どんなド田舎に住んでるんだよ」 「江戸のかぶき町だ。言っとくがテレビくらいあるからな」 「は……?江戸って、何言ってんだアンタは」 江戸。今より百年以上前の日本の首都。繰り返すが百年以上前の。 なら、銀時はもうとっくに生きていない歳の筈だ。そもそも老いを感じさせるような面構えでも体格でもない。 しかも困ったことに。嘘は言っていないと垣根には認識された。 平行世界(パラレルワールド)理論というものがある。 例えば、道に転がる小石につまづいて転倒してしまったとする。 だが、そこで同時に『転倒しなかった』世界が生まれ、世界が分岐していくという理論だ。正直失笑モノの論文が殆どだと垣根は認識していたがこの状況では信じざるを得ない。何せ困ったことにその理論以外に解決できるものがないのだ。 仮定する。 坂田銀時の存在していた世界は垣根帝督の世界の平行世界。 改革が起きるか起きないかで世界が分岐した。 若干事実とは違うのだが、垣根は日本史のままで考えていた。 正直な話、世界がもっと複雑に分岐した内の一つだと思っていたが。 そして説明は諦めた。別に知らなくて困ることではないだろうし。 二人はやがて情報の交換を始める。 「………分かった。志村新八という奴に会ったら、伝える」 「ああ、頼む。俺も『心理定規』?って奴に会ったら伝えておく」 結論から言うと、二人とも知り合いに弱者が居なかった。 要注意人物として垣根は『一方通行』と『麦野沈利』を挙げたが。 二人は互いに、一番信頼を置く相手に伝言を頼んだ。 銀時は同僚にして家族の志村新八に。 垣根は同僚にして相棒の心理定規に。 たった一言だけ。 『これ、潰すぞ』 と。それだけ伝えて、二人は別れた。 垣根と銀時はどちらも相当の強者だ。だから、別れた方が弱者の保護に周れ、更により多くの仲間と情報を得ることができる。 そして。『白夜叉』の反逆が始まった。 【深夜/E-7】 【坂田銀時@銀魂】 [状態]健康、強い決意 [所持品]不明支給品 [思考・行動] 0 主催者共をたたっ斬り、神楽の仇を討つ。 1 新八たちは大丈夫だろうし、戦えない奴を保護する 2 一方通行、麦野沈利には警戒しておく。 ※少なくとも金魂編に入る前からの参加です ※垣根帝督から学園都市に関する情報をある程度聞きました □□□ 垣根帝督は、坂田銀時と別れてから一人歩いていた。 平行世界の存在。そして主催に対する考察もうまくまとまった。 得られたモノは決して零ではなかったようだ。 江戸に住んでいるというどこか奇妙な男、坂田銀時。 彼ならば、主催者に一矢報いることが出来るのではないだろうか。 銀時は自分とは違う。 きっと彼なら、見せしめの少女の仇討ちを遂げられるだろう。 「敵わねぇよな………」 垣根帝督が一方通行に敗北した理由。 それはただ単に、一方通行の『黒い翼』が垣根帝督の『天界の力の片鱗』を上回っただけではないのだろう。一方通行の言う通り、根本から彼に負けていた。 彼は戦いながらも誰かを守ろうとしていた。 自分は勝手に火に油を注いで自滅した、ただの三下に過ぎない。 あの末路はきっと当然の報いだったのだろう。 三下に相応しい、あまりにも無様で哀れな幕切れ。 ―――――俺は、なんて傑作な道化だろうか。 「………つーわけで、こんな道化に負けてお前は死ね」 「笑止」 威圧感。 垣根の背筋に冷たいものが走る。 今垣根の前方に立つ男こそが、垣根帝督の運命の審判員。 生きてやり直せるか、死んで道化に成り果てるか。 ―――――征天魔王織田信長。 戦国乱世の大魔王が、垣根帝督に殺意を向けている。 『天界の力の片鱗を振るう者』と『第六天より来たりし魔王』。 ―――――戦いの火蓋が、切って落とされた。 【垣根帝督@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康、闘志 [所持品]不明支給品 [思考・行動] 0 殺し合いを潰し、元の世界に帰る。 1 前方の男(信長)を倒す。 2 人は極力殺さずに、弱者は保護していく 3 心理定規と合流したい ※一方通行に『虐殺』された後からの参加です ※『未元物質』にはある程度の制限が掛けられています 【織田信長@戦国BASARA】 [状態]健康 [所持品]聖剣アスカロン@とある魔術の禁書目録 [思考・行動] 0 全てを殺し、天下布武に戻る 1 前方の小僧を葬り去る。 2 主催者共は根絶やしにする。 ※本能寺の変より前からの参加です ※魔王としての力はアニメ版レベルの力まで使えます
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相変わらず暗いホールの中。 モニターがいまだ光を放っている。 そんな中。一人の少年が取り残されていた。 幻想殺し、上条当麻であった。 「おい!てめぇら!さっきから黙ってりゃいい加減にしろよ!」 モニターに向かって怒鳴る。 そしてそれに答えたのは――― 「ん?ああ上条じゃねぇか」 ◆WYGPiuknm2だった。 「あぁそうだ。何で俺の名前を知ってるかはこの際どうでもいい。だけどなぁ―――」 「あぁいいからいいから。そういうのはもうお気に入りの人がやってるから」 上条の言葉を適当に流す。 それに、上条は。 「てめぇらは人の命を何だと思ってやがるんだ!答えろよ!?てめ―――――」 「お前らが何者なのか、何でこんな訳の分からねえ殺し合いを開いたのかは知らない。お前達にも何か深い理由があるのかもしれないし、考えたくはねーけど何の理由もないのかもしれない。 俺は何も分からないし、何も知らない。そこまで深く考える頭もないしな。 ただそれでもこんな殺し合いに人々を、俺の仲間達を巻き込もうというのなら―――」 「ぁあ!?」 「―――その全てを、命ですらも思い通りにできると思っているのなら―――」 「何なんだてめぇ!?」 「その幻想をぶち殺す!!」 「でしょ。上条が言いたいのは」 「………」 黙らざるおえなかった。 何故なら今似たようなこと言おうとしていたのだから。 先回りされた。としか言い表せない。 それを見た◆WYGPiuknm2はにやりと頬を歪め、 「流石は、お気に入りの人だな。見事に言い当てやがった。こりゃ傑作だな」 「っていうかWYG氏いい加減遊んでないで、上条さん連れて行ってくださいよ」 ◆8nn53GqqtYが言った。 「おおそうだな。じゃあさらばだ。上条。再び会えることを願っているぜ―――なんてな」 「――――頭が……」 「おう、いいぞ。流石に酸素の量を減らへば気絶ぐらいするか」 「ありゃVx氏。いつの間に」 「最初からだ。ははは、わりーけどこいつ運んでってくれねぇ?」 「最高だぜVx氏。じゃあそれは俺がやっておくよ」 といって、◆9QScXZTVAcが◆VxAX.uhVsMによって転送され、上条を運んで行った。 「しかしym氏。なぜxz氏が参加しているんです?」 と◆YR7i2glCpAが問う。それに、 「ん?いやだってあの人ロワ舐めてるでしょ。全員生還とかねーよ。だからその身をもって学んで来いって感じでだ」 「あぁ、成る程」 と会話を終え、笑い声が木霊する。 今、殺戮のゲームが始まる。 ◆xzYb/YHTdI「―――書き手さん?」 投下順 シン「何なんだ!?あんたは!」 GAMESTEAT 上条当麻
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この国ではそこまで珍しいものではないとはいえ、派手に目立つ赤毛の自分と比べると、中肉中背の黒い頭の男はたいそう地味だと思う。そうして、全身をがっしり覆う鋼のような筋肉は、数年経っても相変わらずだった。 不器用に見えてやたら器用な男なのだ。機微(きび)に疎い自分より、よほど細やかなところに気がゆく。 舗装された町中で、いくらでも足音を殺して歩けるのに、それをしない。視界の効かないところから近寄る、ただそれだけのために、わざわざ気配をあらわにし、音を立てて歩いてみせる。 そうしてそれを自然にやってのける。厭味だよなあと彼は思う。 「……器の差を見せられてるみたいでいやだなあ」 「何が」 「いや、こっちの話です」 不機嫌そうな顔でずかずか近づいたグシュナサフは、手にした酒瓶を差し出した。 「飲むか」 「飲みます」 大歓迎だった。ず、ずと鼻をすすって手を伸ばすと、お前、とおかしそうに片眉を上げられる。 「泣いてるのか」 「泣いてますよ。……うるさいな。フラれたって言ったでしょう」 痛いところをいちいち突くなよ。 むかつきながら言葉を返す。この男とは、どうせどこかで、話をつけなければならないと思っていたのだ。 気がかりがあちら側からやってきてくれるのは都合がいい。 「タイミングは最悪ですけどね」 「だから何の話だ」 「別に」 ふて腐れた思いで瓶の栓を歯で引き抜き、勢いよく呷(あお)る。 度数のぐっと強い蒸留酒が、喉を焼いて滑り落ちていった。予想して構えていたものよりだいぶ強かったので、つい噎せかえる。 「……あんたにしては、ずいぶん強かないですか」 「ヤケ酒なら、べろべろに酔わないと意味がないだろ」 「……、」 ほとんど把握しているような元同僚の声に、口元を拭い、なにか返そうと彼は口を開き、また閉じる。 結局なにを話してよいか判らなくて、またひと口、瓶の中身を口にふくんだ。 明かりの落ちた路地裏は暗い。雨雲がかかり、月明かりも星明かりもないのだから余計だ。 グシュナサフは立ったまま、彼は壁に寄りかかり座ったままに、互いに黙り込んで雨の音を聞き、四半ときほど不機嫌もあらわに酒を呷っていたが、 「……おい」 珍しく男の方から口を開き、彼を呼んだ。すこし沈んだ声だった。 「はい」 「ミシュカと言ったか」 「――はい」 「お前は、」 一瞬男は言葉に迷い、 「……お前は、そっちの生き方を選ぶんだな、?」 そうたずねた。 「……、……、……、そうですね」 たっぷりと間を置き、ごしごし頬を拭いながら、 「あんたに小細工は通じるように思えないので、正直に言いますが、それが一番いいと思いますよ」 浅く頷いて返す。 そうか、と男はこたえた。そのまま、黙してまた酒を含む。 すこし肩すかしな気がして、彼は顔をあげ、男をちらちら窺った。 「なんだ」 視線を受けて、男が片頬を歪める。無愛想に笑っているのだ。 「空になったなら、酒の代わりはあるぞ」 「いえ、そうではなくて」 まだありますよ。酒瓶を振り、中身を揺らして彼も薄く笑う。 「なんか言うことないんですか。なんか。追及。いろいろ。なんでこんなことしたんだ、とか。この四年なにしてたんだ、とか。このままでお前はいいのか、とか。根掘り葉掘り。いろいろ」 「追及されたいのか」 「されたくないです」 「じゃあ、聞かんよ」 ごそごそと胸もとを探り、紙巻きを取りだすと、男は彼に抛(ほう)りなげる。不意の動きだったので、受けそこね、あやうく水たまりに落としそうになり、慌てて彼は両手で転がした。 「――大きくなっただろ」 おととと、と手のひらの上でお手玉しかける彼へ、唐突にグシュナサフが呟く。 「はあ、……ええと、」 「彼女。見た側も、内面も。成長したと思わんか」 「……、」 年が明ければ成人だしなあ。顎に手をやり、感慨深げに男は続けた。 「この四年、毎日、寝る間も惜しんで、懸命に勉強してな。価値観と、知識と、常識を、今まで覚えることができなかった分、自分は身につけないとならない、って。そうでないと、何かを選んだり決めたりするときに、自分は判らない、知らないで逃げてしまうからって――、どっかの、土壇場(どたんば)でビビって、しっぽ巻いて逃げだすやつとは違って」 「ああ、……、俺、やっぱり説教食らうんですね」 ちくちく刺さる厭味に、苦笑いして彼は煙草に火を点ける。 「まあ、でも、しようがないか。説教くらい食らわないとダメかもしれないなあ。……泣かせちゃいましたし」 彼女は笑いながら泣いていた。栓のない約束。 叶うとは思っていないのに諦めることもできない。悲しい指切り。 その顔を見たとき、今まで別人を騙(かた)っていたなにもかもぶん投げて、今しがたフラれたこともすっぽり忘れて、引き寄せて、抱きしめたい衝動にかられた。 とどまったのはどうしてだろう。 「でも、……、……それでもねぇ」 彼は呟く。お言葉ですけど、この四年、俺もそれなりに考えたんですよ。 「考える時間は腐るほどあったんです。なにしろ、最初の一年は寝たきりでしたしね」 煙と一緒に、しみじみ自嘲を吐きだした。 うんざりするほど聞きなれた、海風の音がよみがえる。 その日、目が覚めると、彼は土間に寝かされていた。 ……あれ。 一瞬、自分がどうしてここにいるのか、今までなにをしていたのか判らなくて、混乱し、とにかく現状を把握しようとした。 あたりを見回そうとするものの、体が固められたようにまったく動かない。まばたきするのがやっとだ。 ……いやこれは、目が覚めるというよりは、無理矢理起こされたと言った方が正しいんだろうな。 目覚めた瞬間、全身引き攣れる強烈な痛みが、なだれうって襲いかかり、気絶したかったのに意識が完全に覚醒する。 くそ、こんなことならずっと人事不省でいればまだましだったのに、だとか歯ぎしりし、うんうん呻吟していると、半日ほどしてようやく部屋の戸のきしむ音が聞こえた。 近くから聞こえた。えらく小さな部屋であるようだ。 目玉を動かし、必死に音の鳴る方を見ようとするが、やはり体は動かない。首を傾けることすらできないのだ。 その彼の耳に、おや、だとか低くしわがれた声が聞こえてきた。 視界にひょいと顔をのぞかせたのは老人だ。日に焼け、なめしたような皮膚が、そのまま骸骨の上に貼りついているような、肉付きのまるでないのがまず目についた。 干からびた蛙(カワズ)、だとかと言う言葉が彼の頭に浮かぶ。 ――目が覚めたかね。……お前さん、自分がなにものか、覚えてるかね。半月ばかし、意識がなかったが、忘れちゃないかね。 眠りの美女なら大歓迎だったんだが。 そのカワズが言う。深刻そうな色はない。面白がっている口調だった。 ……半月。 返そうとしても喉がつぶれ、呻き以外の言葉も出せないことに、彼は気がついた。 カワズの老人は、日に二度、小屋を訪れ、彼の傷の具合をたしかめた。 背中の矢傷のほかに、体のあちらこちらに裂傷やら擦過傷やら打撲痕などがあって、追い剥ぎでもなかなかここまでしないわな。老人におかしなところで感心された。 のちに知ったが、寝かされていたのは、漁師小屋だ。 帆布や網の替えや、修繕用の木材と言った、普段は使わないものを押し込んでおく、三間ちょっとの板壁の物置だった。彼を最初に見つけた漁師が、ここへ運び込んだということだった。 ――最初は、土座衛門(どざえもん)が流れついたと思ったらしいがね。 老人が言う。 ……しまった、いやなものを見たな。 漁師は思ったそうだ。 関わるどころか、できれば見たくもないが、波打ち際にそのまま放置し、腐敗するのも見てくれがよくない。集落のすぐ近くで、臭われるのも困る。満潮でまたどこかに流れていってくれればよいが、期待通りに運ばれるとも限らない。 いやだな。……いやだなあ。 しようなしに近づいてみると、その水死体に、まだ息があることに気がついたのだという。 ――まあ、虫の息だったな。 彼の幸運だったのは、息があるうちに運び込まれたことと、処置が的確だったことだ。 老人の腕はたしかだった。本人は詳しく語らなかったが、どうもその昔、どこかの宮城の御典医だったということだった。 御典医まで務めた老人が、なぜこんなひなびた漁村に暮らしているのか、ふと気になりもしたが、ひとにはそれぞれ事情がある。彼自身も、なぜこんなところにいるのだと聞かれて、うまく説明できる自信はない。尋ねることはしなかった。 老人が訪れる以外に小屋への来訪者はなかった。 日がな一日、動けない体で彼はひたすら木目の浮いた天井を眺めて過ごした。 「唖(おし)になるかと思いました」 彼は言った。 「誰とも、なにも話さないんです。もうずうっと長いあいだ。朝晩、お医者の老人が通ってくるって言ったって、俺、寝てただけだし、話すことなんてたいしてないんです。せいぜいがところ、今日は晴れたなとか雨だなとか言う、その日の天気くらいなもんですよ。退屈だし、動けないし、もう尻に根っこ生えるかと」 煙草も酒も医者から止められ、体が動かないので自分勝手でこっそり入手もできない。傷にはよいかもしれないが、鬱屈した気持ちばかり溜まる日々だった。 ばかみたいに口をぽかんと開けて、天井の木目をかぞえる日々だった。本気で、気鬱になるか、悟りがひらけるかどちらかだなと思った。 痛み止めの薬で一日のほとんどをうつらうつらしていなければ、実際気がふれたかもしれない。 「窓があれば、まだ外が見られたんでしょうけどねぇ。ほったて小屋でしょう。寝かせてもらえてるだけ御の字で、……、まあ、普通は、素性の知れない、傷だらけでぶっ倒れてた半死半生の外部の男なんて、警戒されますよね。俺だって警戒します。漁村のだあれもやってこない」 薬が切れれば、痛みを紛らわす方法もない。 「……そこで、もう若くないなあって、なんだかしみじみ実感しましてねぇ。なんせ、傷の治りが遅いんですよ。いくらか縫ったんですけどね。閉じない。若い時分に戦場で矢傷を受けたりもしましたが、ここまで治りが遅かったかなあ、だとか思って。そうして閉じても、今度は攣れたり、腫れたり、膿んだりで。……ようやく起き上がれるようになったら、半年経ってました」 よたよたと四つん這いで小屋の外に出て、目に入った海の青さはどうだ。 潮風が目に沁みて、まともに開けていられないほどだった。 そうして、ああ、世界は美しいなあと思う。 「別に、苦労の押し付けしてるわけじゃあないんですよ」 二本目に火を点け、深々と煙を吸い込んで、彼は言った。 「俺はこれだけ頑張ったんだぞって、アピールしてるわけでもないんです。たいしたことしてないですしね。……ただ、そこでまともに動けるようになるまで、また半年ほどかかって、それから海を渡ったわけでしょう」 すでにこの漁村に居ついてから一年経っていた。 最初はねぇ。 闇の中に浮かぶ赤い火の一点をくゆらせながら、彼は続ける。 「最初はすぐにでも駆けつけようと、必死だったですよ。気ばかり急くんですがね、体が動かないんです。立ち上がって、歩行する。その簡単な動きすら、赤んぼよりうまくできない。ばたん、です。自重があるから余計ですよ。早く感覚を取り戻そうと、いろいろやりましたがね。……まあ、そのころは、まだ、自分も熱く燃えていたというか、どこにいたって必ずあんたらに追いついてみせる、みたいな、根拠のない自信もありました。……、……でも、……」 でも、四年でしょう。次第にしょんぼりと声が沈むのを自覚する。 四年だった。まだ四年と言うべきか、もう四年と言うべきか、そもそも自分はこの四、という数字にあまり恵まれていないようだ。 四年彼女を森に押し込め、四年塔に捕らわれた。離れて四年。次の四年はいったい何かなと思う。 「十年ひと昔って言いますけどね。四年もすりゃ、わりと忘れます。ものすごく痛かったとか、ものすごく辛かったとか、そんなことでも、喉もと過ぎればって、案外その通りで、けろりと忘れたりするもんです。時が解決するとか言うでしょう。そのときは、たしかに、メシも喉を通らないくらい悲しくて、苦しくて、お先真っ暗に思ったって、時間が経つうち、ゆっくりと諦めは身に滲(し)みてくる。理屈じゃないんです。おかしなことがおかしいと思えるようになる。味のなかったものも、食えばうまいなと思えるようになるし、花が咲けば美しいと思う。……正直、もうこのまま、俺は死んだって、忘れられた方がいいんじゃないかなって」 「――あきらめたのか」 しんと静かな声でグシュナサフが口をはさんだ。 「あきらめるのか」 そうですね。くたびれた笑いを口の端に浮かべ答える。 「数えたんですよ。船乗る前に。指折り数えたら、俺、もう三十後半になってました。……、初老とか、そろそろ言われちゃうんですよ。老いのはじまり。こわい。そんで、なんだか急に現実突きつけられた気がして」 開いた手のひらの指を、いつの間にか数えるように折っていた。 彼が別人を騙(かた)ろうとしたのも、たいして深い意味はなかったのだ。とくだんに、他の生き方をしたかっただとか、生まれ変わってみたかっただとか、そんな重いものでもなくて、ただ乗船の際、便宜上、本名はどうかなと思い、適当に思いついた名前を名乗った。 名を名乗ると、勝手に自分の口から、すらすらとその別人の生い立ちがすべりでた。それは北の小国ですごした、陰惨なおのれの半生とはあまりにもかけ離れた、平々凡々な別の人間の人生だった。 そのまま、別の名前で生きようと思った。 「前の名は捨てたんだな、」 「……捨てたとか、」 わらってしまう。 「だから、そんな、決意表明新たにした、ご立派で大仰(おおぎょう)なものじゃあないんですって。……ただ、あんたもさっき言ったでしょう。もう少ししたら、あのひと、成人するって。あのひといま十五でしょう。十五。……俺、三十七で、あのひと十五で、その差二十二。倍でもどうかと思うのに、倍以上。なんか考えただけで吐きそうです。二十二て。昔、あんたが、終わってるなって、俺に言ったことありましたでしょう。ありましたね?」 「あったな」 「俺ね、そのときはたいして思わなかったんですよ。あの頃あのひとはまだほんの子供でしたし」 そもそも、好きだという気持ちは、そこまで先々のことまで考えるのかな。そうも思う。 好きだと思うその瞬間、一緒にいたい、いると楽しい、せいぜい考えるのは一週間やひと月先のあれやこれや予定の話で、数年後、十数年後を見据えて、計画的にひとを好きになるだとか言うことはあるものなのだろうか。 「俺、あのひとが好きでしたよ。でも、好きだあって思うのと、好きだからそれを口に出して、好きだ、だから付き合いたい、ていうのは、また別の話なんじゃないかな。俺は別に、彼女を俺のものにしたいわけじゃなかった。ただ、時々森へ行ったときに会えてうれしい、それだけ。想ってる、それでいいと思ってたんです」 それでも、彼女との大きく離れた年齢差は決定的だと思った。 ああ、俺、終わってるんだな。 すとんと納得してしまった。 「俺ね、邪魔だって思いました」 肩をすくめて彼は言った。 「あのひとはもう長いあいだ、籠の中にいたような生活で……、ようやっと、自由になれたでしょう。自由ですよ。何だって、好きなことができるんです。行きたい場所にいける。食べたいものが食べられる。ここはすこし暑いですが、ミランシアだとか、ハブレストだなんて言う人間もいない。同盟がどうの、協定がどうの、あのひとを縛り付ける、目に見えない縄はなにもない。好きなように生きていいんです」 彼女に相応しい、誰かと幸せになってほしいと思った。 それは願いだ。 どんな若者かな。彼女を包み込んでくれるかな。 彼女は笑顔が可愛いから、相手も、きっと笑顔が素敵な人間にちがいない。 彼女と並んで、なんら違和感のない、おかしな目で見られることも、勘違いされることもない、 ――自分は彼女を縛るものになっていはいけない。 「あきらめようと思いました」 彼女を追ってはならない。 「もう邪魔しちゃあいけないって思いました。はい、傷が治りましたー、もう元気ですーって、のこのこ顔出してごらんなさい。ここでの出会いがいい例だ。無駄にあのひとをかき回すだけに違いないんです。だから」 捨てたわけじゃないんですよ。ただ、俺は、俺を全部、置いてきたんです。 二本目の吸いさしを水たまりに押し付けながら彼は言った。 ただ、船に乗っているあいだ、どうしようもなく悲しかった。自分は彼女と会うつもりもない、会ってはいけない、 ……じゃあどうして海を渡っているんだろう。 あのひとはやさしいですからね。彼は笑った。 「あのひとはやさしいですから、きっと、俺のゴリ押ししまくった勢いに、惑わされちゃってるんです。刷り込みってあるでしょう。ひよこの。卵から孵って、いちばん最初に見たものを親と思うっていうあれですね。あんな感じで、身近な人間に好意を抱くっていうのが、変な方向に捩(ね)じれたんじゃないかな。……まあ、捩じるのに一因作った自覚はあります。……でも、それに、いつまでも付き合わせるわけにはいかないですよね」 二等船室で、心臓がぎりぎりと絞めつけられるように痛くて、うずくまって過ごした。どうしてこんな状態を、失恋だとか言うのだろうと思った。 失うものなんて何もない。 失ったわけじゃあないんだ、ただ諦めたんだよ。 忘れようとした。 八つ当たりのように、酒と女におぼれた。一日酒を呷り続け、ごみ溜めで泥のように眠った。髪と髭は伸び、垢じみて臭った。虱(しらみ)も湧いたが、どうでもいいと思った。 飲み賃がなくなると、そのあたりで芸を披露してまた小金を稼いだ。やっていることは、あのろくでなしの育て親と同じだなと思うと、よけい荒(すさ)んだ。 最低な生活をしていることは判っていた。だがやめようがなかった。 自分は弱い人間だ。 行きずりの女とくたくたになるまで腰を振り、寝台にぶっ倒れ込んで眠るときだけは、痛みがすこしましになる気がした。 「それまで、あちこちふらふらしてたんですけどね。この町に流れてきたのが半年前で……ここは祭りなんてなくたって、普段からひとが多いんです。ひとが多すぎて、ごちゃごちゃしていて、誰も、お互いのことを必要以上に干渉しようとしない。忙しくて、みんな暇がないんです。なんか、俺にはしっくりきて、長居してたら、酒場にいきなりあのひとでしょう」 死ぬかと思った。言葉の綾(あや)でなしに、本気でそう言える。 心臓がひっくり返るどころか、二回転半ひねりしたのちに、口から出てくるかと思った。 「会わんでしょう。普通。運命なんて陳腐なことは、言いたかないですよ。しめし合わせてもないのに会うって、何分……、何十万とか、何百万分の一とか、どれだけの確率なんですか。本当、店の入り口にあのひとが姿を見せたとき、横っ面はたかれただとか、ぎょっとした、だなんて言い表しじゃあ生ぬるくて、もうね、なんて言ったらいいですか。目の前真っ暗になって、音も聞こえなくなりました。……曲弾いてましたけど。立ったまま気絶する、って言うのがあるくらいだから、もしかすると弾きながら気絶してたかもしれない」 どうしよう。どうしよう。どうしたらいい。うわあどうしよう。 そんな意味のない言葉ばかり頭の中をぐるぐる回り、やがて彼女がこちらに気づき、膝にすがられ切々と訴えられても、鼓動のうるさいのはそのままだし、いっそう破裂する勢いで打ち鳴らされていた。 「バクバクですよ。バックバク。俺、具合悪くなったあのひと抱えましたけど、絶対聞こえてるだろうなってくらい、高鳴りです。小鹿かってくらい膝も笑うし、なんか俺の方が具合悪くなりそうだった。心臓疾患でもあったら、確実にあすこで死んでいたと思います。もう本当、どうしてバレなかったんだって言うくらい。あのひとじゃなかったら、きっとバレてたんだろうな」 そらとぼけた覚えはあるが、演技ができたかどうかは自信がない。 貧血を起こし、蒼白になった彼女を抱え、二階まで連れて行ったが、あいだの記憶もほとんど吹っ飛んでいる。 落ち着け、とにかく部屋に運べ、落としちゃだめだ。落とすなよ、絶対落とすなよ。落ち着け、落ち着け俺。 言い聞かせたことだけ覚えている。 自分を取り戻したのは、一旦下へ戻り、上へ運ぶ食事を、盆に乗せたあたりからだ。 「俺がミシュカと名乗ると、あのひとは半信半疑で……、……二信八疑くらいだったかもしれない、でも、信じようとしてくれてるのが見て取れました。けなげって美徳ですね。……人を疑わないのは、相変わらずだなあって。これだけ露骨な、四方八方破れの嘘、信じようとするのって、……たぶんあのひとしかいないんじゃないかな」 じっと見つめる、濡れたぶどう色の瞳は相変わらずだった。 そこかしこに、四年前別れたころの彼女の残り香があって、だのに全体的にのびやかに、予想していたよりもずっと、 「――きれいになりましたねぇ」 ぽろ、と言葉がこぼれた。 「ここだけの話ですが、惚れ直しました。ひと目惚れの次って……なんて言うんでしょうね?ふた目惚れ?……、惚れ直して、……。惚れ直して、それで、……俺はもう十分だと思ったですよ」 成長して美しくなった彼女を見られたのは、四年前の自分への褒美なんじゃないかな。そう思えた。 あの死にものぐるいの頑張りは、無駄じゃなかった。 彼女を見ることができた。それだけでもういいじゃないか。 ――それだけでよかったのに。 「でも、俺は、結局、卑怯なんだよなぁ」 酒瓶の残りを乱暴に呷って、彼はまた笑った。 「身を引く、だとか、諦める、だとか、ごもっともに嘯(うそぶ)きながら、やってることは真逆なんです。本当だったら、言葉通りにするつもりなら、あの夜会ってしまったすぐあとに、この町を離れるべきでした。あのひとがまた会いに来ようとするのは判ってることで、だったら、本気で俺が姿をくらますつもりだったのなら、ここにとどまっちゃあいけなかった。さっさと夜逃げするべきでした」 だのにしなかった。彼女が探して会いに来るんじゃないかと思うと、どうしても引き払うことができなかった。 「まあ、すぐにあんたが来なかったのは意外でしたけどね。もっと血相変えて、鬼の形相で、うちの娘になにしてくれるって、お義父さんがその晩のうちにでもやって来るかなって覚悟してたんですけどねぇ」 「誰がお義父さんだ」 「似たようなもんでしょう。保護者なんだから。――あんたはそれでいい。不道徳で不純な思いなしに、あのひとの側にいて、陰に日なたに支え、あのひとの成長を見守ってやれる。あのひとにとって、必要なひとだ」 ……でも、じゃあ俺は? そう思った。 俺は彼女にとって、いったい何なんだ? 「――今晩かぎりって、自分に言い聞かせたんですよ」 空になった瓶を振って催促すると、飲むのはいいが、倒れたあとの介抱はせんぞ、釘を刺しながら、男が二瓶目を投げてよこした。 「ずるずる引き延ばせば引き延ばすほどよくない。俺は、あのひとにとったら、会いたい人間じゃなくて、瓜二つの別人なんですからね。あのひとの傷が癒えるどころか、えぐる一方だ。だから、今夜、祭りに誘って……、あのひとと一緒に回ってね、めいっぱい楽しんで、そうして、楽しかったね、またねって、さよならするつもりだったですよ」 だのに、気付いたら必死に追いすがっていた。なんとか引き留めたくて、約束を取りつけたくて、 「見苦しくてあさましいことこの上ないです」 ――ごめんなさい。もう会えません。 その上、きれいにフラれてしまった。 がっくりと肩を落とし、抱えた膝の間に頭をうずめながら、 「笑いたけりゃ、笑ってもいいですよ」 おのれを笑ってやるつもりの唇が歪む。 「俺はミシュカです。それで押し通すって決めたんです。……だのに、……、あきらめようって、俺は俺を向こうに置いてきたはずなのに、……、心臓が痛いなあ」 グシュナサフの言う通り、土壇場でびびって、鼻水垂らして逃げ出した臆病者だ。 二瓶目を一気に半分ほど喇叭飲(らっぱの)んで、そうして彼は鼻をすする。酔っ払いの中年が、酒を飲んで思い出話にくだを巻いている。 もうどうしようもない。自分で自分が厭になる。 「やる」 唐突にグシュナサフがふところを探り、片手になにか握らされた。 「なんです」 「やる」 軽くたしかめて、それが色紙に包まれた、紅白のアルヘイ糖であることに気がついた。祭りの露店で見かける駄菓子だ。 「……俺は子供ですか」 情けない声がでる。男なりに慰めてくれたのかもしれないが、飴玉で泣き止む子どもあつかいは、あんまりだと思った。 「これで喜ぶのは、迷子の子どもぐらいでしょう」 「べそかいてりゃ同じようなものだ」 「悪かったですね、ガキと同じで」 ぶつくさ言いながら包みをはがす。口の中に放り込むと、焦がした砂糖の香りが口の中に広がった。
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逃げようとして幻想入り 動画リンク コメント・レビュー 逃げようとして幻想入り 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。
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律「なるほど、翼をさずけるわけか……」 唯「きっとよろこんでくれるよ!」 澪「そうだな……梓ならきっと!」 紬「じゃあわたし、レッドブルをダンボール箱いっぱいに買い占めるわ!」 律「ちょっと待ったムギっ! ……レッドブルって何種類あったっけ?」 澪「たしか水色っぽいのがあったような……」 紬「今ケータイで調べてみたら、水色の方はシュガーフリーみたい」 唯「あずにゃんには甘いものが必要だよ!」 律「次は梓が受験生だ。糖分摂取して、頭回転させてもらわないとな!」 澪「さらにちょっと待った。『梓への贈りもの』が本当にレッドブルでいいのか……?」 唯「え、どういうこと?」 律「澪は私たちが卒業した後も、梓に元気でいてほしくないのかよ!」 澪「いや、そうじゃない。落ち着け。他にもドリンクはあるだろ? どうせなら他のやつも検証してみないか?」 律「なるほど……それはそうだな……」 紬「じゃあ、みんなで他のエナジードリンクを飲み比べてみよっか!」 唯「帰りに駅前のスーパーとドラッグストアに寄ろう!」 律澪紬「おーっ!!!」 唯「あずにゃんにバレないようにしないとね」 澪「お金のムダ使いを避けるために、今からでも候補を絞っておいた方がいいかもな」 紬「候補は3つくらいかしら?」 澪「そうだな……」 ガチャ 梓「遅れてすいません」 唯「あっ、あずにゃん! 待ってたんだよ~!」 梓「いきなり抱きつこうとしないでくださいよ」 唯「え~……あずにゃんつめたい……」 <ドラッグストア> 唯「お待たせ~!」 律「よし、唯も来たことだし中に入ろうか!」 澪「ドリンクコーナーはこっちだな」 紬「わ~いっぱい並んでるわ! 全部効くのかしら……」 唯「全部買う気なの!?」 律「ムギストーップ! 買う飲み物の候補はさっき決めたんだ」 唯「え、なになに?」 澪「『リポビタンD』、『MONSTER』、『レッドブル』の3つにしたんだ」 唯「へえ、本当に効くのかな?」 律「だから飲んで確かめるんだろ」 唯「あ、そっか」 紬「今飲んでもだいじょうぶなのかしら?」 律「え?」 紬「わたしたち、今あまり疲れてないし……」 澪「そっか……じゃあ、ある程度疲れた状態で飲まないとな」 唯「疲労ってどれくらい?」 律「そうだ! 寝不足の状態で飲むのはどうだ?」 澪「え、それはきつくないか?」 律「馬鹿野郎! 最高品質の商品を梓に贈るのが、私たちが先輩としてできる最後の使命だろ!」 澪「そ、そうだな……私が間違っていたよ!」 唯「その意気だよ、りっちゃん!」 澪「まあ、唯が一番先にダウンしそうだけどな……」 紬「じゃあ、明日のお昼部室で一緒に飲むってことでいい?」 律「それでいいか」 澪「三年生は授業が終わっていてよかった……」 唯「みんな、夜更かし忘れちゃだめだよ!」 律「唯には言われたくないな……」 紬「夜は本読みながら、紅茶たくさん飲むからだいじょうぶ!」 澪「いやいやそこまでしなくても……」 紬「え、そうなの?」 律「とにかく、目当ての商品買っていこう」 翌日 <部室> キーンコーンカーンコーン 紬「…………」 澪「…………」 律「ね、眠い……眠すぎる……」 唯「眠たいね~……」 律「お前は昼寝のそれだろ!」 唯「いや~お風呂入った後、ベッドで横になってたらいつの間にか寝ちゃっててさ」 澪「当たり前だ……」 紬「澪ちゃんのツッコミにも覇気がないわ……」 律「よし、こんな時の『リポビタンD』だ。みんな、準備はいいか?」 唯「ファイトーいっぱーつ!」ゴクゴク 澪「とにかく、今日はこれにすがろう……」ゴクゴク 紬「タウリン1000mgの力を信じよう!」ゴクゴク 律「…………」ゴクゴク 唯「ぷはー。あんまりおいしくはないね」 律「まさに、ドリンク剤って味だな」 澪「味よりも効能じゃないのか?」 紬「味がおいしくないと、なかなか飲みづらいと思うわ」 唯「飲まないと意味ないしね」 律「効果はどうだ? 効いてるか?」 唯「うーん……どうなのかな」 澪「そんなすぐにはわからないんじゃないか?」 紬「あ、でも少しだけ元気になってるかも」 律「あっ、なんか頭の回転が速い気がする」 唯「フタはできるのは便利だね」 律「よーし! 実験第一号は終了だな!」 澪「チャイム鳴ったからビンは片付けないといけないな」 紬「とりあえず、ビニール袋にまとめよっか」 澪「ありがとう」 律「唯、こっちに来い! ファイトー!」 唯「いっぱーつ!」 ガチャ 梓「コンスタントにこんにちはー!」 律唯「あっ」 梓「えっ」 唯「え?」 梓「何かあったんですか……?」 唯「ベ、ベツニ……?」 梓「入る直前に『いっぱーつ!』って聞こえたんですけど……」 唯「ナニモナイヨ?」 紬「え、えっと、私たち大学に全員一発合格できたから、改めてよろこんでたの!」 梓「そ、そうだったんですか」 律唯「ふう……」 梓「ん? 何かこの部屋匂いませんか?」 唯律澪紬「!!!!」 梓「これは……」 澪「あ、梓! 今から紅茶淹れるよ!」 紬「今日は全員バナナタルトよ!」 唯「あずにゃん、バナナ好きだもんね!」 梓「あっ、うれしいです。ありがとうございます」 唯律澪紬「(あぶなかった……)」 梓「タルトおいしいです!」 唯「あずにゃんはバナナーだからね~」 翌日 <部室> 唯「昨日はあれからどうだった?」 律「ああ、家帰った後もまだ余力はあったよ。いつも通りだったらなら、晩ご飯の前に寝る勢いだったけどな」 紬「わたしも平気だったわ。ちょっと眠たかったけどね」 澪「じゃあ、リポビタンDについて検討しようか」 唯「やっぱりあんまりおいしくなかったね~……」 澪「昨日も言ったけど、ドリンク剤ってのはそういうもんじゃないのかな?」 律「いや、おいしい方が飲みやすい。飲まないと始まらないからな」 紬「ビンが小さいから持ち運びには便利ね!」 澪「飲んだ時の匂いも重要な課題だな」 律「ああ、昨日は危うくバレるとこだったな……」 紬「今日は先に紅茶とケーキ出しておこっか」 唯「匂いには他の匂いで対抗だね! あずにゃん早く来ないかな~。ケーキ目の前にするとお腹空いちゃった……」 律「……じゃあ、梓が来る前に済ませようか。実験第二号『MONSTER』!」 澪「改めて、結構量が多く見えるな……」 紬「缶が細長いせいかしら?」 律「それじゃあ、かんぱいといくか。梓の健康を祈って、かんぱーい!」 唯澪紬「かんぱーい!!!」 唯「んっ!」ゴクゴク 律「ぷはぁ~! うまいなこれ!」 澪「エナジードリンクというよりは炭酸ジュースみたいだな」ゴクゴク 紬「リポビタンDよりも飲みやすいわ!」ゴクゴク 律「なるほど、飲みやすさでは……うっぷ」 唯「どうし……うっぷ」 澪「……ゲップが出やすいなうっぷ」 紬「炭酸だから仕方なうっぷ」 律「ど、どうだうっぷ……効果は?」 唯「炭酸強いから目が覚めちゃった!」 澪「冷やすとより効果的だな。メモしとかないと……」 紬「気持ちだけど、ちょっと量が多いかな」 律「なるほど、たしかにゲップばっかするわけにはいかないもんな。あ、空き缶袋にまとめようか」 唯「残るはレッドブルだね!」 澪「ああ、明日で決まる……」 律「ガオー! モンスターだぞー!」 紬「きゃー!」 唯「オオカミ人間だね!」 ガチャ 梓「こんにちは晴天なりー……って、今日は何してるんですか?」 律「ゔゔゔゔゔ……私はモンスターだ……」 梓「は、はあ……」 律「ゔぁぅっ!」 梓「オオカミですか?」 澪「(ごくろうさま……)」 翌日 <部室> 律「実験第三号、いよいよ最後の『レッドブル』だ!」 澪「いよいよ最後だな……」 唯「昨日より量少ないね」 紬「『MONSTER』は355ml。『レッドブル』は250mlよ!」 澪「なるほど、それなら短い時間でも一気に飲めるな」 律「それじゃあ飲むか……寝不足が続いてちょっと疲れてるんだ……」 唯「それこそ、レッドブルで解決だよ!」 律「梓の健康を祈って、かんぱーい!」 唯澪紬「かんぱーい!!!」 唯「っ!」ゴクゴク 律「こっちもうまいな!」ゴクゴク 澪「量もちょうどいいし、オロナミンCと味が似てる!」ゴクゴク 紬「ちゃんと冷やしてたからおいしいわ!」ゴクゴク 唯「はぁ~……おいしかった……。空き缶片付けるね」 律「おっ、サンキュー。それで、どれにする? 3つの中で」 澪「レッドブルでいいんじゃないかな」 紬「レッドブルはリポビタンDとMONSTERのいいところを兼ね備えているわ!」 唯「おいしいしね!」 律「決まりだな」 澪「……レッドブルは私たちにも翼をさずけてくれるのかな?」 紬「くれるはずよ……きっと」 ガチャ 梓「こんにちわんこそばー!……って、みなさん目瞑って何やってるんですか?」 唯「あっ、あずにゃーん!」ギュッ 梓「わっ! どうしたんですか?」 唯「みんなで演奏しようよ!」 梓「えっ?」 唯「今日は元気なんだ! ねっ、みんな?」 律「ああっ!」 澪「やろうか!」 紬「やろうやろうー!」 梓「……はいっ、やりましょう!」 ── ──── ♪ 卒業式の日 <部室> 梓「卒業しないでよぅ……」 唯「……あずにゃん、泣かないで!」 澪「梓、見てほしいものがあるんだ」 紬「梓ちゃんのために、みんなでプレゼントを用意したの!」 律「受け取ってくれ、梓!」 唯「私たちからあずにゃんへの贈りものはなんと!」バッ 梓「これは……」 唯「『レッドブル』! 私たちからあずにゃんに翼をさずけるよ!」 澪「250ml×365本……文字通り一年分だ!」 紬「これで梓ちゃんは天使になれるわ! おめでとう!」 律「おめでとう、梓!」 澪「梓は頼もしい先輩になって、新しい学年でもがんばってな!」 唯「これ飲んで元気になって、受験も部活もがんばってね!」 梓「……はい、ありがとうございます! もっともっとすごい軽音部にしてみせます!」 数日後 <部室> 梓「うーん……新歓どうしようかなあ……。一人で演奏ってのもさびしいし……」 カラン 梓「あっ、レッドブル……。もうこうなればレッドブル連続一気飲みで頭をフル回転させないと!」ゴクゴクゴクゴク ガチャ 純「やっほー! 梓、一人でさびしいんじゃないの~? ここでなんとビッグニュース!」 憂「私たち軽音部に入部しまーす! ……って、梓ちゃん?」 梓「」 純「おーい、梓! しっかりしなってば!」 憂「純ちゃん! ひょっとして梓ちゃん、机の上にあるレッドブル全部一人で飲んだんじゃ……」 純「一人で四本も!? 梓、戻ってこーい!」 梓「……二人とも、話はちゃんと聞こえたよ」 純「呼びかけたら戻ってきた! 一気飲みなんて……どうしてこんな無茶なことを……」 憂「あっ、梓ちゃんの背中から白い翼が……!」 梓「さあ、憂と純のメンバー加入で新生軽音部が誕生だよ! 部長はわたし、中野梓!」シャキーン 純「もう決まったの!?」 憂「って、梓ちゃん宙に浮いてるよ!?」 梓「じゃあ二人とも! わたしについて来て!」バサッ 憂純「わっ、待ってよ~!!」 梓「わたしが憂と純をまだ見たことのないようなとっても楽しい世界に連れて行ってあげるから!」 純「……頼んだよ、梓!」 憂「新しい後輩も一緒にね! みんなで新歓がんばろう!」 梓「もちろん! じゃあ、いこっか!」 憂純「おーっ!!」 おわり。 戻る
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橋下徹 ■ 橋下の不倫報道 - 本人認める 「東京kittyアンテナ(2012.7.19)」より 橋下は「ハズレ」だと以前から述べて来たが、これで漸く頑固な橋下支持者も納得せざるを得ないんぢゃないかな(@wぷ やっぱヲレのをもっていた通り橋下は自動ドアに挟まるレベルのホームラン級のバカだったな(@wぷ 橋下支持者はもうHPゼロぢゃね?(@wぷ ■★ 橋下市長「不倫報道」、相手ホステスに批判の矛先 みのもんた「しょうがないねー」 「J-castニュース(2012.7.19)」より テレビ番組でも、橋下氏を擁護する声があがっている。「夜の帝王」との異名を持つみのもんた氏は、7月19日朝の「朝ズバッ!」(TBS)で、橋下氏の立場を 「痛いほど分かる」とした上で、 「相手のホステスも、ペラペラ喋っちゃうというのは、しょうがないねー」と述べた。 ▼ ■ ハシゲとは何者か 「夕刻の備忘録(2012.6.5)」より あのぬらりとした仮面のような顔。彼の仮面に似た素顔は、彼の仮面に似た心をそのまま語っている。彼は骨の髄まで仮面である。 「維新」とは組織や制度ではない。むしろ燃え上がる欲望だ。その中核はハシゲという人物の憎悪にある。 ▼ ■ 橋下へと「草木も靡く」流れに抗え 「きまぐれな日々(2012.5.21)」より 今年に入ってからの当ブログの橋下批判の記事に対し、「橋下を右翼だというのは間違っている」とか、「橋下を新自由主義者と決めつけるのは適切ではない」などというコメントをいただいたが、ここ最近の橋下の妄動を見るだけでも、橋下が右翼にして新自由主義者であることは明らかだ。 ------------------------------- ■ 週刊現代の橋下徹礼讃特集 - 湯浅誠の橋下批判の帰趨 「世に倦む日日(2012.5.24)」より / 魚拓 橋下徹はヒトラーとよく似ている。そのことは常識と言っていい。ヒトラーの政治がその生い立ちと密接に関わることは、多くの研究者が突き止めた事実であり、このこともまた世界の通念となっている。であれば、橋下徹の生い立ちの情報が分析され、その成分がヒトラーと一致すれば、まさに両者に共通するファシズムの合法則性が有力に仮説提示できるのであり、政治科学的な説得力になるのだ。 【マスコミ】/ 【君が代】 ■ 橋本市長に「勉強不足」と指摘されたMBS労組・斉加尚代「ウフフ・・・今日はこれくらいにしてあげる」 「韓流研究室(2012.5.8)」より ※問答の続きから抜粋。 橋本市長:事実確認しっかりしてから質問して下さい! 命令は誰が出したか言ってみてください。 女性記者:市長がご存知のことを私に尋ねてるだけ ですよね!それはおかしなことだとと思います! 橋本市長:そんなことはないですよ。 知らないのに質問なんかできないでしょ。 女性記者:知ってますよ!… 中西教育長じゃないんですか? 橋下市長:とんでもないですよ! もっと調べて下さいよ。 教育長が命令を出せるんですか? 女性記者:教育委員長ということですか? 橋下市長:委員長じゃないですよ! そんなことも知らずに 取材なんかくるんじゃないですよ。 (中略) 女性記者:あの…ウッフッフッ… まあ、これぐらいにしときますけども(笑) 橋下市長:なんですか、 これぐらいにしときますって失礼な言い方は。 吉本新喜劇でも、もう少し丁寧な対応しますよ。 (以下略) ▼ / 【大阪維新の会】 ■ 「維新」という言葉の意味が日本語と英語では全く異なる件。 「スロウ忍ブログ(2012.5.5)」より 「維新」という言葉は、日本語では「変革」や「革新」という意味を持つが、英語では「Restration」と訳され、「王政復古」や「復位」という意味を持つそうである。俺も今更ながら気が付き、正直驚いた。 どうりで“維新の会”の政策が天皇カルト(一神教カルト=シオニスト勢力)と親和性が高いわけだ。“維新の会”も所詮は一神教カルト保守の自民党の別働隊だということが此れで確定である。 処で、“自民党”や“ネトウヨ”を切り捨てておきながら、今度は“維新の会”をヨイショする人達というのが、一体何を考えているのか俺には理解出来ないのだが、まさか橋下が本気で“公務員改革”(笑)を実行してくれるなんて思ってないだろうな(プ ▼ 【大阪維新の会】 ■ 橋下が「八策」を突然トーンダウン 「東京kittyアンテナ(2012.3.21)」より (※ 全文引用。) ・首相公選制や参議院廃止等を謳った(うたった)「維新八策」を橋下が突然トーンダウンした様である(@w荒 3月10日の大阪維新の会の会合で「単なるレジェメであり全然重要でない」と述べている様だね(@w荒 やっぱただの大衆迎合主義者で機会主義者なんぢゃねーの(@wぷ 3月13日に読売新聞のナベツネこと渡辺恒雄会長が橋下は独裁者と非難したが、橋下は珍しく沈黙を保った。今迄は批判があればすぐにtwitter等で反論していたが、今回は沈黙が長かった。漸く3月18日にtwitterで「ナベツネの方が独裁者」と反論したが、この間の5日間は可也意味ありげな感じである(@w荒 読売のナベツネが橋下を非難するということは、橋下の背後には米国勢力がいないということだね(@w荒 ★ <維新の会>「憲法9条」国民投票も 「維新八策」たたき台 「Yahoo!ニュース〔毎日新聞〕2012.3.10」より / 記事保護 ・維新代表の橋下徹大阪市長はあいさつで「これは政治塾の単なるレジュメ。ここで一定の方向性を出すものではない」と強調。会議終了後、浅田均政調会長は「反響が大きかったので、整備してきっちりしたものにしていく必要がある」と説明した。 たたき台は、八つの分野で構成し、各分野で理念や政策を盛り込んだ。首相公選制や廃止を含めた参院改革のほか、憲法9条改正の是非を問う国民投票を盛り込み、「投票の結果、国際貢献のあり方が決まる」とした。更に外国人への土地売却の規制も加えた。 -------------------- ★ 大阪維新の会:維新八策、橋下氏「塾のレジュメ」 政局にらみ戦略見直し 「毎日新聞(2012.3.11)」より / 記事保護 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ☆ 維新の会:維新八策のたたき台の概要 「毎日新聞(2012.3.10)」より / 記事保護 【大阪市】 ★ 「速やかに全原発廃止を」 大阪市が株主提案骨子案 「朝日新聞(2012.3.18)」より / 記事保護 ・大阪府市のエネルギー戦略会議(座長=植田和弘・京大院教授)が18日開かれ、6月の関西電力株主総会で筆頭株主の大阪市が提案する内容の骨子案が示され、大筋で一致した。原発について「絶対的な安全性の確保」や発送電の分離、経営体質の強化などを求める。「可及的速やかに全原発を廃止」を経営目標とすることも盛り込んでいる。 ■ そして揺さぶりの株価操作 「nikaidou.com(2012.3.19)」より ・孫と宮内と組んで次は株価操作ですか?下げて、そして買ってから仕掛けるんですよね?自分の賠償金を払うために(笑)。 みんな、朝鮮同和のいうこととまともにとらえすぎ。誰と話して誰と何をやっているか、そして背後には何があるか、後援者は誰か・・・バカマスコミのいうことばかりを聞いているのではなく、その中から分析していかないとね。それこそ、船中八策の内容を変える口先番長の船に乗って沈むことがないように。 堀江みたいなモンだな。あのときと同じにおいがする ▼ 【渡辺恒雄】 ★ ナベツネのボロクソ批判になぜか“沈黙”の橋下市長 「ゲンダイネット(2012.3.15)」より / 魚拓 ・これまで他人から批判されると、ムキになって反論してきた橋下が、ナベツネに対してどんな反撃をするのかと思いきや、全く反論していない。 発売から6日も経つというのに沈黙を守ったままなのだ。 「これまで橋下さんは気に入らない記事や発言に対しては、すぐさまツイッターなどで“反撃”してきました。北大の山口二郎教授、白鴎大の福岡政行教授、精神科医の香山リカ、毎日新聞の山田孝男編集委員……と片っぱしでした。生い立ちを報道した週刊誌に対しても『バカ文春』『バカ新潮』とののしっている。6日間も沈黙を守るのなんて初めてです。役所では『ナベツネにビビっている』と囁かれています」(市役所関係者) 結局、コワモテには何も言えないのか。 橋下がこのまま黙るのか、反撃するのか、楽しみだ。 ■ 「竜馬じゃき?」 エセ政治家橋下徹とその仲間たち 「戦争はなぜ起きるのか(2012.3.17)」より ・板垣氏の記事では、「竜馬じゃき!」というタイトルで、 坂本竜馬の船中八策を引っ張り出して、橋下徹の現代版「船中八策」を応援する内容になっている。 浜田氏同様、聡明な人だと思っていたが、どうも、どれもこれも橋下らのお仲間らしい。 ----------------- ■ ナベツネが橋下徹・大阪市長を「ヒトラーを想起」と懸念。 「スロウ忍ブログ(2012.3.13)」より ・ナベツネによる橋下批判は詮ずる所、米英帝パシリによるシオニストパシリ批判に過ぎない。シオニスト勢力の梯子を外した米英帝勢力の動きと見事に連動しているね(プ だが、CIAもこういう老害を表に出せば出すほど逆効果だということにそろそろ気付くべきだろ(プ ■ イランが核兵器製造を決断したことを示す確実な証拠が無いと米情報機関が判断しているとのことだが。 「スロウ忍ブログ(2012.2.25)」より ・世界からの非難の的になることを恐れる米英帝勢力としては、今後起こりうるイラン攻撃は飽くまでもイスラエルのシオニスト勢力による単独行動であって、手前らは一切無関係だということにでもしておきたいのだろう。早い話が“裏切り”である。 そして、米英帝勢力による“裏切り”の理由としてもう一つ、財政難でイラン侵攻のためのリソースが不足しているというのもあるのではないかな。まぁここら辺は今後、傀儡国家や傀儡組織(ヤクザやマフィア)辺りからのカツアゲ状況次第で変わって来そうだが。 ----------------- ■ シオニスト勢力の走狗が活動を活発化。シオニスト主導の尊皇攘夷と愛国心(笑) 「スロウ忍ブログ(2012.3.13)」より ・シオニストの走狗に過ぎない右翼勢力が、形振(なりふ)り構わぬ行動に出始めた様である。 ・此の動きが、米政府(米英帝勢力)に見放されたイスラエル・リクード政権(シオニスト勢力)の困窮と連動しているであろうことは想像に難しくない。資金的に困窮しているシオニスト勢力は、日本を再び傀儡軍事国化し、自らの財布とすることで急場を凌ごうという魂胆なのだろう。 余りにも急速で強引な右傾化の展開に同勢力の異様な焦りが仄見える。 しかし、此の異様な動きから考えると、俺の“大阪遷都”の妄想も決して妄想に留まらない気がしている。 ---------------------------------- ■ ナベツネの橋下に関する発言の意味するもの 「東京kittyアンテナ(2012.3.13)」より ・読売のナベツネが橋下を「ヒトラー」と称し非難した様である。これが意味することは、小泉元首相の手法を模倣しているとをもわれる橋下の背後には小泉とは違って現在米国勢力がいないということである(@w荒 これは今後の政治情勢に可也大きく影響する出来事であると言えるだろう(@w荒 ▼ 【福岡政行】 ■ これが民意・・・うちのSNSより 「nikaidou.com(2012.3.15)」より ・火病… 逆切ればかりしている人を支持する人の気持ちがわからない。 品が無い…っていうと「上品じゃ政治はできない」って言われそうだw 駄々をこねて駄々を押し通しているにしか過ぎないよな。この人。 ★ 橋下徹 福岡政行の「口撃」にブチギレ応戦 「エキサイトニュース(2012.3.14)」より / (※ ページ最下にファイル保存。) ▼ ■ 行政が仕掛け、半島系民間が乗っかる前代未聞のインサイダー 「nikaidou.com(2012.3.12)」より ・利権と出世欲に目がくらんだハシスト市長が関電相手にワンワンキャンキャン吠えたて、関電の分が悪くなったところをすかさず檻糞と軟体銀行が盛大な空売りを仕掛けて手にした悪銭を元手に関電とその設備を乗っ取り、モンゴルや中国、韓国から引っ張ってくる電力の中継地点にしてスマートグリッドを全国に普及させ、孫社長が唱えるアジアスーパーグリッドを完成させる―檻糞がM A目的で550億円もの社債を発行したのは、株券を借り入れるための軍資金だったのでしょうか。ハシスト市長のブレーンには軟銀に籠絡された経産省のOBや孫社長とズブズブの飯田哲也氏がいますから、誰のための利益誘導なのかは火をみるより明らかですね。 (※ ブログに詳細資料。) --------------- ■ ハシシタ、「大阪市参与や顧問は日給5万に値上げ!」→身内には税ばらまく 「nikaidou.com(2012.3.12)」より ・(二階堂氏のコメント)利権ですな。周辺にいる奴らがみんな儲かり、府民は誰もいいことがない、というすばらしい仕組み!今のマスコミ記者は素人かガキかバカしかいないので、まずわからない。まぁ、行政法がほとんどわからずに憲法違反の法律をだし、指摘されると「法律が悪い」とのたまう朝鮮同和を持ち上げるのがいまのトレンドらしいですから、もう日本は終わっていますね。まぁ、大阪は関東よりもだいぶバカばっかりだから致し方ないのかもしれません。 ▼ ■ 大阪維新の会の橋下徹・大阪市長が案の定、水道民営化を主張。 「スロウ忍ブログ(2012.3.10)」より ・「松山維新の会」が市議会最大会派を占める松山市でも先日、自治体の水道事業が外資系企業に丸投げされることが決まったわけだが、同市と同じく維新の会に乗っ取られている大阪市でも水道民営化に動き出すことは想定通りと謂えるだろう。 ★ 橋下市長、水道民営化で「水ビジネス」目指す 「Yahoo!ニュース〔読売新聞〕(2012.3.9)」より ・大阪市の橋下徹市長は9日、報道陣に対し、市の水道事業の民営化を目指す考えを明らかにした。 実現すれば全国初で、民営化により「水ビジネス」への積極参入を探る。 同市は府内42市町村で構成する大阪広域水道企業団への加入方針を示しているが、橋下市長は「世界を凌駕(りょうが)する技術を持つ市の水道局が先に民営化してでも、国内外で仕事を取っていきたい」と述べた。 また、「公務員では成果をあげても給料が上がるわけではなく、仕事を取ろうとする動機付けがない」と指摘。民営化のメリットについて、「努力した分だけ実入りが増えるし、競争で水道料金が下がり、市民に還元できる」と強調した。 ▼ 【大阪維新の会】 ■ 橋下、私有財産制を否定、ポルポト路線へ 「ネットゲリラ(2012.3.10)」より ・まぁ、素人が利権握って舞い上がると、こんなもんだ。相続税を100パーセントにして、遺産を全額徴収するというんだが、それって、私有財産制の否定そのもので、ポルポト以外の何者でもないw ----------------------------------- ■ Twitter Trackbacks for 維新の会、遺産全額徴収も検討 「国家元首は天皇」明記 - 47NEWS 「TOPSY(2012.3.10)」より mio2325ふう 維新の正体が見えてきた、要注意。RT@onodekita 維新の会、遺産全額徴収も検討「国家元首は天皇」明記 - 47NEWS(よんななニュース) http //t.co/1gWnUIXL なぜ、評価を受けるのかわからない。こりゃ、カンボジア ポル・ポトの二の舞だ 3分前ReplyRetweetFavorite hibiscus9ら~ どうして支持されているのかわからない。 維新の会、遺産全額徴収も検討 「国家元首は天皇」明記 - 47NEWS http //t.co/JAjxvBxrそれに、資産家は既に海外に資産を移しつつあるのに。 3分前ReplyRetweetFavorite lynette_ellilsLynette_Ellils 相変わらず気が狂っている人だね。 http //t.co/qERDMlJq で、これはいわゆる「カマシ」で、これを最初にぶつけることで相続税増税の是非についての議論を増税に批判的なものに誘導しようとするくだらない発想、ウゼエ。 4分前ReplyRetweetFavorite ----------------------------------- ▼ ■ ちょっと待て、相続税そのものが違法! 「トラネコ日記(2012.3.12)」より ・これは拙いだろう、橋下さんwww 私は財産も何もない一介の貧しい絵描きに過ぎないが、財産没収ってのはやりすぎではないかwww 自分が築いた財産を子孫に残そうが、一代で使いきろうが、勝手に行政に決められる筋合いはないだろう。 法律の弩素人のトラネコがあえて言わせてもらうが、相続税や贈与税という制度そのものがおかしいと思う。 なぜなら・・・ 個々人が財産を築く段階で、すでに所得税その他を支払っているからである。 そこにさらに、遺産相続において課税するというのは、税の二重取りにならないだろうか? ★ 維新の会、遺産全額徴収も検討 「niftyニュース〔共同通信〕(2012.3.10)」より / 魚拓 ・橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が事実上の次期衆院選公約「維新八策」で掲げる相続税強化策に関し、不動産を含む遺産の全額徴収を検討していることが9日分かった。資産を残さない「一生涯使い切り型人生モデル」を提唱、消費を促す税制に転換し、経済活性化を図る狙い。ただ内部に異論もあり、協議を継続する考えだ。国家元首は天皇と明示することも判明。 ☆ 維新の会、遺産全額徴収を検討…共同通信 「痛い2chニュース(ノ∀`) (2012.3.10)」より ▼ 【橋下徹】 ■ <大阪市>4年後に職員半減…戦略会議で原案 「BIGLOBEニュース〔毎日新聞〕2012.3.7」より / 魚拓 ・大阪市は7日、政令市で最多の職員数(約3万8000人、昨年10月現在)を4年後に半減させ、1万人台とするなどの改革方針をまとめた。市営地下鉄・バスやごみ収集など現業部門を民営化して職員を非公務員化し、大幅な人員削減を図る。一方で行政職の採用数を増やし、民間企業からの中途採用枠を拡大して組織の活性化を図る。 ■ ぎりぎり間に合ったな 「nikaidou.com(2012.3.8)」より ・昨日言ったとおりに・・・これ、全部民営化して利権をもらうつもりですから。 これだから生まれの卑しい奴は・・・自分が王様になりたいんだね。無理だけど。つぶすから。 ----------------- ■ ハシズムがゴリ押しする在日・同和のカジノ利権 「nikaidou.com(2012.3.7)」より ・<橋下市長の大ファンさんより>橋下市長と会談したローレンス・ホーCEOの父でマカオのカジノ王、スタンレー・ホー氏の一族あげての泥仕合についてはネットゲリラさんのサイトが詳しいです。マカオ全体の賭博収入の伸び率が鈍化した上に、上客だった金正男氏がホテルから追い出されるほど困窮しているせいで、ホー一族は次なる荒稼ぎの場として日本に目を付けたのでしょう。北朝鮮のマネロンに加担していた父親の息子と在日パラダイスの市長が協力し合うことで在日のカジノ利権が誕生しますから、同和や在日ヤクザが橋下社長を不祥事発覚からガッチリ守ってくれますよね。 (※ 以下、情報多数のため、見出しのみ。) ・マカオの信徳集団、増資を再度延期 「ホー一族内紛」報道も ・マカオの賭博収入、2年半ぶり低い伸び率 ・橋下市長、カジノ4年以内にメド…香港運営会社と会談 ・カジノ企業のCEOと会談 松井知事と橋下・大阪市長 /大阪府 ・大阪湾岸カジノ構想:マカオの会社首脳が協力 松井知事らと会談 /大阪 ・カジノCEO 知事らと会談=大阪 ・大阪にカジノを-香港カジノCEO、府知事・市長を訪問 ・<数表>財務短信。 2012/02/25 日本経済新聞 朝刊 15ページ 843文字 ・オリックス、社債発行へ、個人向け、5年物450億円調達。 2012/02/24 日本経済新聞 朝刊 15ページ 289文字 ・「マカオカジノ王」息子、日本市場に関心 ・アジアBiz・マカオのカジノ王、骨肉のお家騒動に終止符? ・2500億円 カジノ王資産争い 4人の「妻」と17人の子 マカオ ・アジアBiz・「かわいそうなカジノ王」 スタンレー一族内紛で香港紙皮肉る ----------------- ■ 2月28日にカジノ王が来て橋下に会ってるな 「nikaidou.com(2012.3.7)」より ・さては誘致してWTCの横に何か作らせて地価上げるつもりだな! ----------------- ■ 橋下ってのは本当に悪い奴だな 「nikaidou.com(2012.3.7)」より ・府と市の節統合本部で何やってるか、よーく見てみろよ。みんな派手な発言とか動きしか見てないけど、そのウラにあるものをよく見てみろ。マスコミもセンスがないんだよな。発表ものに頼ってやってるだけだから・・・だからマスコミはダメなんだよ。本来の働きしてないもの。あと調査能力なさ過ぎ。 みんな派手なところにしか目が行かないが・・・ドンだけ儲かるか、俺にはわかったよ。上昇権力志向のあるチョンブラ上がりだから結局国政に行くだろうが、今はカネがないから足下のことでいろいろやろうとしている。サラヤのオヤジも、紳士服の青木も、そんなにいつまでもカネ出すわけでもあるまいに。まぁ、それよりもWTCの訴訟がどうなるか見物だけどな。 いろいろあるが一つだけヒントを出そう。 堺、堺屋太一、そして電車だ。 公務員給与削減法案の問題点を探る 流石は民主党、恥知らずだ 「こにゃっく・うま~ (2012.3.10)」より ・この法案、公務員全員の給与が削減されるかの様な印象を受けますが、その様な法案では有りません。 地方公務員や、国会議員・国会議員の秘書は対象外に成って居り、彼等の給与(給与及び歳費)は削減されません。 ※ 【渡邉美樹】 ■ 大阪府の特別顧問に渡邉美樹・ワタミ会長が就任予定。教育に関するアドバイザーとして大阪市特別顧問にも。 「スロウ忍ブログ(2012.3.2)」より ・典型的な新自由主義者として有名な同会長が、大阪府政を手前らの銭儲けに利用するであろうことなど容易に想像が付くわけだが、小泉改革第二弾とも呼べる“大阪維新の会”による新自由主義改革路線を見れば、此のイカレた人選は余りにも予想通りである。 先の大阪ダブル選挙が正しく行われていたのかどうかは判らないが、結果として、大阪府民は自ら自滅への道を突き進んでいる。 ※ 「アサ芸プラス」より ■ 「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(1) 借金をして黒字に見せかけ ■ 「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(2) 強きを保護し弱きを切り捨て ■ 「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(3) 新庁舎に300カ所の亀裂 ■ 「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(4) 「もうやらないほうがいい ※ ■ 橋下の思想調査「アンケート」全文(テキスト) 「反戦な家づくり(2012.2.18)」より ・橋下の本性全開になった思想調査・強制「アンケート」について、テキストに起こしてくれた方がいるので、ここで掲載させていただく 作業をしていただいた @euramasahide さんの注意事項を最初に(※ 以下アンケート内容などが続く。) ----------------- ■☆ 労使関係に関する職員のアンケート調査について(大阪市) 「Masahide Eura(2012.2.18)」より ■ 江浦正秀 @euramasahide〔twitter〕 ※ ★ 内閣支持率29%に下落 共同通信世論調査 「47news〔共同通信〕(2012.2.19)」より ・橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の国政進出については61・2%が「期待する」と回答、「期待しない」は32・8%だった。 ■ 【B層パワー】共同通信世論調査で「橋下徹新党に期待する」61・2% 「低気温のエクスタシーbyはなゆー(2012.2.19)」より ※ ■ 毒は毒を持って制す 「中韓を知りすぎた男(2012.2.15)」より ・橋下徹氏の「船中八策」の骨組みが発表されました。明らかに次期衆院選を睨んでの公約ですが、以前のように素直に100%橋下市長「がんばれ!」とは言いずらくなってきました。 もちろん全ての国民を満足させる施策などありえないことは百も承知ですが少し疑念の雲が湧いてきました。 日本の政治の世界から「頭のおかしい左翼」や「なりすまし日本人」を追っ払うには橋下氏のような強烈な個性と実行力のある人物が必要だと思っている気持ちは今も変わりませんが、なぜか心がスッキリと晴れません。 ■ うちのSNSより全文引用・・・パラマウント関連で600万・・・ 「nikaidou.com(2012.2.18)」より ・■喜捨建設株式会社(橋下知事の幼馴染、つまり同和系土建屋)疑惑 2005年 1件受注 2006年 1件受注 2007年 まったく受注できず 2008年 6月 橋下、政治資金パーティーで1819万円を集める そのうち1割のパー券は喜捨建設があっせん 9月 府道工事を2億4870万円で受注 10月 防潮堤工事を2億4900万円で受注 2009年 ダム関連工事など、3件1億8014万円を受注 ■ 橋下徹の不透明な背後関係 「全面的徹底改造計画その壱(2012.2.16)」より ・60 :可愛い奥様:2012/02/16(木) 11 50 49.18 ID d8O8jdMd0 橋下氏と維新の会が利権とは無縁であるという思い込みは危険でしょう。 まず彼らは道州制実現後、明らかな大問題になる在日地方参政権に関して 言及していません。 そしてカジノ構想は、新たな利権としてパチンコ業界の強力なロビー活動によって進められているのは公然の事実です。 何より橋下府政における、知事近親者経営企業への不可解な公共事業発注増加についていまだ明確な説明はなされていません。 そして橋下氏の交友関係には、山口組など非合法勢力の影が見え隠れしています。 ※ ■ 「思想統制」を始めた「2012年のビッグブラザー」橋下徹 「気まぐれな日々(2012.2.13)」より ・ひところ、橋下を「独裁者」と呼ぶのは間違っているとの議論がしばしばなされ、当ブログにもそのようなコメントが多く寄せられたが、私はそれを「したり顔の議論だなあ」とずっと思っていた。橋下が「独裁志向」を強く持っていることは疑う余地がない。 ----------------- ■ ビックブラザー橋下知事が職員隠し撮り 「1984 blog(2008.9.6)」より ・東京新聞の記事には驚いた。あのうさんくさい人ならやりかねない。ナチスも選挙で選ばれたのではなかったろうか。 本当に「民間だったら当たり前」なら、日本版新ナチス既に深く進行中ということだろう。十分にありえるが。部下よりも、この人の頭のなかを、常時モニターしないと危険なのではなかろうか?冒頭部分を引用させていただく。 ★ 橋下知事、職員の仕事ぶり「隠し撮り」 国際児童文学館 「asahi.com(2008.9.6)」より / 魚拓 【橋下徹】 ■ 山口二郎氏は何を間違えたのか 「池田信夫 blog(2012.1.18)」より テレビの討論番組が、これほど一方的になるのは珍しい。普通は、山口氏のような人は出てこない。橋下氏の政策の中身をほとんど知らないで、「競争原理はよくない」といった抽象論だけで批判できると思っていたのだろうか。私も彼の本を読んであきれたことがあるが、北大グループはいまだに絶対平等主義や一国平和主義などの古い話を壊れたレコードみたいに繰り返している。 山口氏や中島岳志氏や内田樹氏が「ハシズム」を批判しているのはおもしろい。彼らは私もブログで批判したように、変化を拒む社民イデオロギーにいまだに呪縛されているからだ。彼らは橋下氏を「新自由主義」と見て攻撃しているのだが、よくも悪くも橋下氏にはそんなイデオロギーはない。彼は単に行政の非効率に怒っているだけだ。 ★ 橋下市長に96億円請求を=旧WTC購入で府に損害-大阪地裁 「時事ドットコム(2012.1.12)」より / 記事保護 ・橋下徹大阪市長が大阪府知事時代、耐震性などを十分調査せず咲洲庁舎(大阪市住之江区)を購入したのは違法として、府民約80人が松井一郎知事を相手に、購入費や関連経費など約96億円を橋下市長に請求するよう求める訴訟を12日、大阪地裁に起こした。 ■ 橋下、WTCの件で損害賠償訴訟を起こされてるね 「二階堂ドットコム(2012.1.31)」より ・すごい金額で負けそうだとか・・・それが橋下の一番の悩みだそうだよ。WTCを孫とか宮内が買ったら怪しいと思え。 ----------------------------------- ■★ 「橋下徹前府知事に賠償請求せよ」――府民82人が橋下氏の無駄遣い訴え 「週間金曜日ニュース(2012.1.31)」より / 魚拓 ・住民訴訟の第一回口頭弁論は三月頃と想定されるが、原告らは他の都道府県の在住者にもサポーター参加を呼びかけ、運動を全国的に広げる。 三月二日には「WTCビルの購入と庁舎移転に費やされた巨額の税金を橋下前知事から取り戻す会」(略称=WTC訴訟の会)の正式発足総会を兼ねた記念講演・決起集会を開催する方針だ。 ----------------------------------- ■ 大阪・咲洲WTC問題での橋下徹氏に対する住民訴訟を応援します 「村野瀬玲奈の秘書課広報室(2012.1.17)」より ・いずれにしても、失敗をして組織に大損害を与えた者が反省の様子も見せずにこんなにふんぞりかえっているようでは、この者や組織は何度でも同じ失敗を繰り返すとしか思えないのです。冷静に考えて、みなさんもそうは思いませんか? ----------------------------------- ■ 橋下氏は96億円返せ 住民訴訟 WTCビル購入違法 「消せない記憶(2012.1.13)」より ・面白い裁判になりそうだ。 橋下氏は、自己の意見と違う人間を否定し、その人間をボコボコになるまで言いのける異様な性格の持ち主である。 その橋下氏が、住民訴訟で訴えられた。これは絵になる裁判である。どんな裁判になるのか見ていたいものである。 橋下氏の怒り心頭の顔が・裁判所に立たされた姿が目に浮かぶ。 ----------------------------------- ■ WTC住民訴訟 原告になります 「オンブズマン放談(2012.1.7)」より ・2011年3月11日の東日本大震災の際、最大震度3の揺れで、46階建高さ256メートルのWTCビルは、約15分間、最上層階で最大片側に137センチ(往復274センチ)も揺れ、エレベーター全26基が緊急停止して5人が約5時間にわたって閉じ込められ、床・天井・壁など補修を必要とする部分は350か所にも及ぶという異常事態が発生。 このため、防災・安全上の欠陥ビルであることが明らかになり、府庁の全面移転を当時の橋下知事が断念せざるを得なくなった。耐震化にさらに130億円も必要になっただけでなく、二重庁舎が継続すると、30年間で1200億円も余計な支出をしなければならない。 さらに、引越し費用11億3000万円を見ると 消耗品類は1億8000万円分。すべてが新品。 「高級なマホガニーの応接セット。28万円の椅子12台336万円、別注のテーブル2台49万円、サイドテーブル6台75万円。電気ポットは一つ2万1000円もする」 藤永のぶよさんの指摘である。 まさに、橋下の招いた大損失であり、返してもらうのはあたり前である。 ☆ 【裁判】 橋下市長に96億円請求を…旧WTC購入で府に損害与えたとして、大阪府民約80人が提訴 (2chの記事保護) ■ 橋下市長が公明と組めば第2小泉政権と変わりなくなるだろう 「植草事件の真相掲示板の投稿」より ・この新勢力による政権も黒幕には米国がいてしっかりと日本を操るという形式に なれば、単なる対米従属の市場原理主義政権になるだけだし、民主党政権同様、 官僚の利権打破が中途半端に終われば1任期でその役割を終えて再び政界混迷の時代が 続くだろう。 ----------------------------------- ■ 米国対日工作担当者マイケル・グリーンが、大阪市の橋下徹市長と公明党を結びつけて、次期政権に向けての絵を描き、日本政治を操縦しようとしている 「foomii 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局(2012.1.24)」より ・だが、橋下徹市長の鼻息の荒さの秘密は、これだけに止まらないのである。 背後で「橋下戦略」の絵を描いている組織とフィクサーがいるのを見逃しては ならない。 組織とは米CIAであり、フィクサーとは、米国対日工作者のマイケル・ジ ョナサン・グリーン戦略国際問題研究所日本部長である .