約 830 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2655.html
「キョンくん!キョンくん!・・・大丈夫?」 う・・・あ・・・? あれ? 「大丈夫ですか?すんでのところで何とか喜緑さん達が駆けつけてくれて――助かったんです」 はぁ、と何故か俺の顔の真上にいらっしゃった朝比奈さんがへなへなとため息をはいた。 「・・・・・・?」 ここは部室で・・・壁の一部がぶっ壊れてて・・・ 窓が割れている。敵はこっから逃げていったんだろう。 ・・・ああ、紛れもなくさっきまでの部室だ。 後頭部が妙に暖かい―――朝比奈さんの膝だ。 なんという不覚。もっと早く目覚めて朝比奈さんの膝枕を堪能しておけばよかった・・・。 「大丈夫かキョン君」 朝比奈さんの後ろから男の声が聞こえた。 誰だ?少なくとも俺の記憶には――あった。 「シュルツ・・・さん?」 久しぶりの登場だ。融合事件の際、言いたいことだけ言ってとっとと姿をくらませてしまった無責任男、ここに再登場せり。 「すまんな。奴らの行動がここまで早いとは思わなかった。上の指示を仰いでいる暇もなかったので独断で来てしまったよ」 「・・・いままでどこで何をされていたんです?」 融合事件で鶴屋さんに例の下着群を渡したのはこの御仁だろう。ということは我々の行動の一部始終をどこかで見ていたんだろうとは思う。 手助けしてほしかったなぁ。 「いやいや。あれは君達がやらないと意味がないからね。それがこの時間平面状の規定事項・・・」 規定事項と言いかけたシュルツ氏は何故か一瞬押し黙る。 「規定事項なんですか」 「・・・ああ、まぁ、そういうことだ」 そもそも詰まるようなところじゃないと思うんだがな。 「気にするな。それよりだ」 「やはり、例の組織の手によるものだった」 例の、ってあの頭目が変わった云々・・・のか? 「例の組織・・・って、あの組織の頭目が過激派連中と入れ替わったって云う・・・」 「そうです」 いつの間にやら、古泉も帰ってきていた。 まだ頭がくらくらするが、流石に朝比奈さんにずっと膝枕しててもらうわけにも行かないので、まだ痛む頭をさすりながら起き上がり、パイプ椅子に深く腰をうずめた。 「古泉、どこ行ってやがった」 「申し訳ありません。本当にクラス委員の仕事がありまして・・・もとより、機関の方からも何も連絡がなかったので油断していました。弁解の余地もありません」 そうかい。 そういえば――俺は奴らに何かを打たれたが、あれは・・・ 「あれは一種の麻酔のようなものだと考えてもらって差し支えありません。ごく最近某製薬会社で開発された、薬物汚染の心配の無い麻酔らしいです。 一応しかるべき医療機関に掛かったほうがいいのかもしれませんが・・・」 「その心配はありません」 と古泉の横からひょっこり顔を出した喜緑さん。 「貴方が寝ている間にいろいろ調べさせてもらいました。しかしながら、特に異常は見られませんでした。ただ、ストレスが若干溜まっておられるようでしたが・・・」 やはりな。 最近妙に胃が痛いんだ。 頭痛とあいまってそれはそれは地獄の苦しみだ。 宇宙人謹製の頭痛薬と胃薬でももらおうかね。とか妙なこと考えていたら 部室のドアがゆっくりと開き、 長門が病院から帰ってきた。 「おかえり。ハルヒのそばに居なくていいのか?」 「彼女は現在二回目の精密検査を行っている。終了する時間帯はすでに面会終了時間を越えているので帰ってきた。ともかく、大丈夫・・・そうね。よかった」 あんまり大丈夫じゃないけどな。 なんでハルヒじゃなくて俺たちが襲われなきゃならないんだ。 「さぁ。敵に訊いてみて」 と長門にしては無責任な返答を返しやがった。人間味たっぷりでうれしいが、ちょっと小憎たらしくもある。 しばらく無邪気な笑みを俺の方に向けていた長門だが、何故か俺の後ろのシュルツ氏を発見するや否や目を丸くし・・・ 「・・・・・・」 どうした長門。 久々の絶対零度に達するかという瞳で、半ば睨みつけるように凝視し始めた。 ――ああ、そういやコイツシュルツ氏と対面するのは初めてだったか。 「長門、この方は所謂・・・外宇宙人だそうで、お前の遠縁の親戚に当たる・・・」 んだろうか。 ともかくだ、害は無いらしい。 「・・・・・・」 まだガン見してやがる。 何がそんなに気に入らない? 「――積もる話もある。既に喜緑君には事情を話した後だったが・・・君には未だだったな。ちょっとお隣を借りて二人で話をさせていただきたいんだが・・・いいか?」 俺が拒む理由も無い。長門はどうだ? 「・・・私も、話がしたい」 久々の同属・・・に近い存在というだけはあるのか、内輪話を始めるようで、 シュルツ氏は長門を伴って先ほど武装した連中が破った壁を伝ってお隣のコンピ研部室へと入っていった。 「何を話しておられるんでしょうね」 恐らく喜緑さんを除けばこの中で一番彼に詳しい筈の古泉が呟く。 「・・・キョンくん」 なんですか朝比奈さん。 「・・・あのね。あの人・・・・・・」 あらはやい。もう帰ってきやがった。 と思ったら朝比奈さんは俺の横から一歩下がって、下を向き始めた。 「?」 「・・・また、今度お話します」 そう言ったっきり黙ってしまった。 何なんだ一体。 幾つかの謎を残しつつ、二度目の動乱は幕を下ろした。 「流石にこのまま君達をはいさようなら、と返してしまうわけにもいかん。我々があの組織をつぶすまで、暫く安全な場所で生活してもらいたい。あの連中のことだ、 寝込みを襲うことはまず無いと思いたいが・・・もしも、ってこともある。ということでこいつに乗ってくれ」 帰り際、某ランクルに挟まれた・・・2台のクラウンに俺達は案内された。 これに乗ってサンクチュアリへご招待?俺達は生憎皇族でも政治家でも国賓でもないぜ。 「あなた方の存在は既に、並の国家元首より貴重なものとなっております。政治家や企業のトップなら替えが利く。しかしながら、あなた方には替えが利かないのです」 先頭のクラウンの助手席から森園生さんが顔をのぞかせた。 「この車列は我々が用意したものです。全面7.62mm×39弾の直撃に耐え切れます。対物ライフルの狙撃を受けるか対戦車地雷を踏むかRPGの直撃を受けない限り、 ビクともしませんよ。・・・しかし、我々がこんなものに乗って移動しなきゃならないなんて・・・・・・世も末ですね」 若干口元をゆがめつつ笑う古泉は、俺を車内に案内する。 「僕と朝比奈さんが乗る後ろの車には喜緑さんが乗っておられます。なので、敵の攻撃を受けてもある程度は・・・防ぐことが可能でしょう」 そう願いたいものだな。 それはそうと、一体どこで暮らすことになるんだ。それに学校はどうするんだ。 「学校にはすでに話を通してあります。ご家族には暫く友人宅に止まると電話なされていた方がいいでしょう。行き先ですが・・・・・・本当なら弊機関のセーフハウスを提供したいところだったのですが、 生憎準備が整いませんで。暫定的に夢洲に設けられたベースに一日程度、居てもらいます」 「ハルヒはどうなるんだ?」 「精密検査の結果、少しばかり異常が出たので念のため明日も入院・・・ってことになりました。ああ、もちろんただの方便ですので心配するに及びません。まぁ彼女にとってはとんだ災難でしょうが」 人畜無害な笑みに若干黒のエッセンスを配合したような奇妙な笑みを浮かべて、じゃあまたあとでと言いドアを閉めた。 「じゃあそろそろ出ましょうか」 森さんは運転手に命じ、運転手は先頭のランクルと後部者列に無線で連絡を入れたのち、クラウンは乗用車にしては深く大きくゆったりとした制動感を残して発進した。 うーん。高級車はいいね。 振動も少なく、何より”守られてる”って感じがするもんな。 窓ガラスも妙に厚いし。うんうん。厚いガラスの所為で景色が微妙にゆがんでやがる・・・ 「仕方ない。窓ガラスでライフル弾を防ごうと思ったらこれくらいないと。・・・エリザベス女王の乗るベントレーはもっと凄いよ?」 「どう凄いんだ?」 「ドアが金庫の扉みたいに厚い。多分重機関銃弾も止められる」 こんくらい、いやこんくらいだったかな?と長門は手でとんでもない厚さなんだろうという表現をするが、 俺からは壊れたシンバルをふりまわすサルのおもちゃのような姿にしか見えない。 中々滑稽だ。 「ひどい。必死に説明しているのに。・・・せっかくCD貸してあげようと思ったのに・・・」 「CD?」 「もういい、教えない」 ぶー、と口を膨らませて怒ったようなしぐさを見せる。 「わかった、長門、悪かった、ごめんごめん」 「ごめんは一回言えば判る」 ・・・・・・はい、長門先生。 「で、CDっていうのは・・・?」 「仕方ない」 教えてあげる、と言いながらカバンから樹脂製のケースを取り出し、俺にそっとよこした。 CDのジャケットには・・・茶色の背景に女性の姿の彫像・・・いや、彫像のようなものが張り付いたモノリスのような雰囲気の背景。 ジャケットからは、中身にどんな曲が詰まっているのかは想像出来ない。 「Crystal Tears?どんなジャンルの曲だ?」 「うーん」 と長門は一瞬考え込み、しばらくたっても適当な考えが出なかったようで 「メランコリックゴシックメタル?」 ?はないだろう。 「ギターとドラムを前面に押し出したアルバムもあるし、ひたすら美しさを追求してメタルの範疇から完全に外れちゃった曲もあるし・・・一概にどうとはいえない」 「お前が好きな北欧メタルとかいう奴か?」 「・・・う~ん・・・これはどういったら良いんだろう。確かにその流れを汲んでいることは汲んでいるけど・・・ま、新境地と言ったところ」 「どういうこった?」 「確かに叙事的な要素もあって、アップテンポの曲も在るけど・・・他の北欧メタルとは違い、低く、物悲しく陰鬱に、然しながら美しく・・・・・」 わけが判らんぞ。 「・・・そうだね」 プロテインだね、とでも言わす気か。 「・・・・・いや、まぁ、貸してあげるから聴くと良い」 「そうか。じゃあ借りるとするよ。暇があれば聴いてみるよ」 たわいない会話、だが俺にとってはある意味かなり貴重であった、長門との趣味の会話を楽しみながら、車は高速道路へと吸い込まれていった。 海を臨む高速道路というのも中々乙なものだ。 ひたすらコンビナートと市街地が広がっているだけだが、中々絵になる。 そう思わんか、長門。 「そうね・・・?」 なぜかクエスチョンマークを語尾につけた。 「どうした長門」 「併走するワンボックスカーに何か・・・乗ってる?ちょっと待って・・・・・視覚的、質量的、熱的・・・物理的ステルス状態にある何者かが乗っている可能性がある」 おいおい、プレデターにでも襲われるのか俺たちは。 長門が何かを言いかけようとした瞬間、車のルーフを何かがするような音が一瞬したかと思ったら、直後連続した銃声が轟いた。 「上にのられた!?」 確かに何かが車のルーフに乗った感触があったが、それにしては銃声以外の物音がしなさすぎる。 「どうするんだ長門!?」 「振り落として!!」 「了解しました!」 車が一気に加速し、絶妙なハンドルさばきで以って僅かに開いた追い越し車線に入る。・・・っと、トラックにはさまれちまった。 森さんが窓を開けて身を乗り出し、どこから取り出したのかは知らんがMP7をルーフの上に向けて連射する。 「森さん!一般道ですよ!?」 「大丈夫です!被害を受けるのはトラックの積荷だけ――ッ!!」 「大丈夫ですか!?」 「大丈夫です!長門さん、なんとかなりませんか!?相手が見えないことにはこっちも避けようがありません!」 助けを求められた長門は、 「・・・現在上の敵にかけられた情報連結を解除中・・・あっ!?」 「ちょっとだけ見えたっ!」 再びルーフから乗り出して再び射撃を開始しようとした森さん。しかし・・・ 「きゃっ!!」 と小さな悲鳴を吐いたかと思ったら、直後上半身を窓から出したまま後ろへと倒れて行き・・・ とっさに長門がズボンのベルトを引っつかんで何とか支えた。危ない危ない。 「どうしたんです!?」 返事がない。長門が無理やり車内へと引きずり込む。 ―――これはやばい。 「肩口から背中にかけて2発、上腕部に1発貫通弾。・・・・・急いで。高速だと止める場所がない」 「敵はどこへ行った?」 「飛び降りた!」 んな馬鹿な。 「重力の影響が無効化されている。恐らく防音壁を飛び越えたものと思われる」 ヤクザ崩れの連中になんでそんな能力があるんだ? 「わからない・・・とにかく、敵に取り囲まれている可能性がある。どうにかしなければ」 「夢洲まではまだかかる!?」 「今高速を降りています!舞洲まで3分、夢洲まで10分ないし12分といったところです!!」 ジャンクションを降りて直線状の橋に入る。前方を行くランクルが再加速し、クラウンもそれに習う。 「もう少しで夢洲に到着・・・します・・・」 「森さん、傷に障りますから・・・」 大丈夫、と言って起き上がろうとする森さんを長門が止め 「致命傷ではないけれど、止血をしないと駄目。モルヒネ打つ?」 「モルヒネは・・・遠慮しておきます。・・・・・でも、さすがに痛いですね」 ふふっと力なく笑う。白いブラウスが赤く染まり、ブラウスが吸い切れなかった血がポタポタと車の床に落下する 「敵は部室襲撃に失敗して、タイムテーブルが狂うことを嫌っているみたい。だから・・・今日のうちに朝比奈みくるの確保を狙っている。どんな意味があるのかはわからないし、明らかに向こうに勝算がない。一体・・・・・・」 「ともかく止血だ止血。お前の技じゃなんとかならんのか?」 「今何とかしてるところ!・・・ホローポイントで撃たれた所為で、いくら貫通してくれたとは言っても体内組織の損傷が激しい。加えて若干の金属粒子も残っているので・・・除去中・・・」 その時だった。 長門が森さんの治療に能力を傾注している。ということは、本来彼女が果たすべきはずであったレーダーピケットの役割を放棄すると云うことに等しい。 つまり、喜緑さんだけがレーダーピケットとしての役割を実行することとなり、その能力は二人で行う場合より著しく低くなる。 ・・・・・敵の攻撃から身を守れなくなると言うことと、同義だった。 長門が一瞬何かに気がつき、顔を上げた。もう遅かった。 俺たちの目前にまで、何かでかい熱の塊が接近していたのだから。 「TOW!?」 長門が叫んだ。だがもう遅すぎた。 運転手が機転を利かしてミサイルがあたるすんでのところでハンドルを切るも、ミサイルは車輪の真横で爆発、衝撃で側壁に向かって車体が吹っ飛び・・・ すべてがスローモーションで流れる景色を何の感慨も無く眺めていた俺の意識は、側壁に激突した瞬間どこかへと吹っ飛んだ。 キョ―――― きょ? ―――キョン ああ、俺はキョンだ。・・・忌々しいあだ名だがな。それがどうかしたか。 ・・・これは・・・・ あの「夢」だ。 いつもの様に瓦礫と化した何かの建造物群と、赤茶げた大地。 そしてハルヒ・・・と。何だ・・・? この間の、何故かノイズが乗りまくったハルヒと・・・後ろに何かが居るな。 白い影。いや、白い霧か?ハルヒの後ろでなにやらうごめいている。 人の形は成していない。ハルヒの身長と同じくらいの高さの霧が上下左右に微動している。 雰囲気だけを見ると九曜のそれと近い気もするが、全く違うと何故か言いきれてしまう。 幽霊・・・・・とでも言おうか。とにかく名状しがたいものだ。 へんなのが居るかわりに、例の音楽は聞こえてこない。 俺は声を出そうとする。が、案の定出ない。ちゃんと口も開いて息も出している筈だし、声帯もきちんと機能している筈だ。なのに――― 声だけが出ない。 辺りにある空気が振動を伝えることが出来ないわけではないようだ。 ハルヒの声と、以前よりもはっきりと聞こえるようになった”歌”が俺の耳に届いているからだ。 「お願い―――みく―――たすけ―れ―くて―――心―――折れないように―――」 心折れないように、か。 ハルヒ。そろそろお前が何で俺の夢に出てくるのか。この俺の夢の中に広がる世界は何なのか、教えてくれても良いんじゃないかな。 ――無駄か。心までは読んでくれないようだ。 しばらく同じような言葉を繰り返した後、ハルヒはその形を崩していき、消滅。 ハルヒの後ろでうごめいていた影も同じように消えていった。 そして、俺の夢もそこで唐突に終わる。 「キョン!!」 な・・・がと? 長門の澄んだ、そして感情の込められた瞳が見開いた目に飛び込んできた。 クレゾールの臭いが鼻をついた。病院か? 「大丈夫ですか?キョン君」 朝比奈さん・・・じゃないな。喜緑さんだ。ベッドの横のパイプ椅子で小さく縮こまって居られる。 誰も怒っちゃいませんよ。どうされたんです。 「申し訳ありません。本当に・・・申し訳ありません」 とただただこうべを垂れて繰り返すばかりで、会話が成立しない。 長門に助けを求める。 「・・・どういうことだ?それにここは病院のようだが・・・って朝比奈さんは?」 まさかとは思うが・・・いや、さっきの爆発は? 何で俺はここに居る。 「森さんもほかの人も無事・・・朝比奈みくるをのぞいては。・・・彼女は連れ去られた。奴らに」 「・・・なんだって?」 カーテンの横から完全にスマイルを消失させた小泉が現れる。 一体何が起こったって言うんだ? 「あなた方は対向車線に居た敵の車両からミサイル攻撃を受けました。先頭に居たランクルも。車列の先頭がやられたことで、我々は転がった先頭車両に阻まれて前進することかなわず、 停止を余儀なくされました。・・・そして、先ほど、あなた方先頭車を襲った、一切の物理的性質を無効化された組織の戦闘員が我々を襲い・・・喜緑さんも奮戦されたんです。 しかしながら人数が多すぎました。・・・・・・結果、朝比奈さんは拉致されました」 「何かの冗談・・・・じゃない、・・・そうだよな?」 「真実。目を見開いて、目の前の真実を見つめて。お願い」 「――殺された、のか?」 「いえ。長門さんに言うには監禁状態にありるが、敵には殺害する意思は今のところないと」 「どういうことだ。全部何もかも最初からきっちり説明してくれ」 「ええ。判っています」 古泉は従順な執事よろしく即答した。 「先日の爆弾テロおよびこの朝比奈さん誘拐事件は、やはりあの新興勢力によって引き起こされたものだという結論に至りました」 「理由を聞こう」 「敵の組織が最近購入した爆薬および火器のリストと、今回使用された弾薬および火器のルートを照合した結果、完全に一致しました。対戦車ミサイルなんて物騒なもの使ってくれたおかげで確信がもてましたよ」 ・・・・・・そうか。 爆弾テロに車列を襲撃して誘拐か。 ここはイラクじゃないんだぞ。 「それはともかく、朝比奈さんがどこに居るのか、判るのか?」 長門の顔が一瞬曇ったのを俺は見逃さなかった。 「・・・判っている」 「・・・本当か?」 「・・・本当」 「・・・じゃあどこだ?」 「あっち」 南の方を指す長門。 「あっちって南だな。南のどこだ?」 俺の執拗な舌攻撃に、ついに長門は押し黙った。 判らないんだな。 「・・・私たちだって、努力はしてる。でも・・・」 「ごめんなさい。本当に見つからないんです。西太平洋のどこか、に居るということくらいしか」 声に嗚咽を混ぜ始めた長門を宥める様にして喜緑さんが仲裁に入る。 「あんたがたで見つからないって・・・」 「どうやら何がしかの障壁が張られているようです」 障壁? 「ええ。我々の検知を無力化するような障壁が。それがどういうものなのかは一切判りません」 「おい古泉。お前さっき”朝比奈さんは殺されては居ない”って言ったよな?」 「ええ」 「検知できないならなんで殺されていないとわかるんだ」 「それはですね」 と再び喜緑さん。 「あなた方には、我々が開発した原始的な量子情報通信装置をナノマシンという形で入れていますので、どんな遠隔地にいようが情報を伝えることができます。 しかしながら非常に原始的なものなので、ほんの少しだけの光子の量子状態を観測することしかできません ――ただ、観測結果から導き出される推論から、確実に生存はしているといえます」 ・・・なんだか良くわからん。 「ともかく生存してはいるんです。安心してください」 「安心・・・は出来んな。こんな状態だし。それに・・・障壁っていったい?」 「障壁・・・と仮に呼んでいるに過ぎません。もしかしたら朝比奈さん自体に何らかの処置が施されているのかもしれませんが・・・ ともかく状況から察するに、敵には我々と同種の勢力が協力しているのかと・・・」 ―――まさか。 一切の物理的性質を無効化された敵、長門たちを以ってしても観測できないほどの障壁をはる敵。 心当たりがある。 「天蓋領域の奴らか?」 「恐らくはな。だが、現在調査中だ」 声のした病室の入り口を見る。 シュルツ氏が憮然とした表情で立っていた。 「すまない。もう少し我々の対応が早ければ・・・」 申し訳ない、とただこうべをたれるばかりのシュルツ氏。 「判っていることを全て教えていただけませんか?何でも良いんです。俺の知らないことがあるなら―――全部、知っておきたい」 ”自称”何でも知っている外宇宙人氏なら、何か有益なことを教えてくれるだろう。 「おや?我々では不十分ですか?」 彼だけしか知らない情報もありそうだからな。 「相変わらず察しが良いな。・・・我々はもてうる力の全てを動員して朝比奈君の所在を割ろうとしているが・・・正確な位置まではわからん。しかしながら、一つだけ重要な情報を手に入れることに成功した」 「・・・重要な情報?」 と手の甲で涙を拭きつつたずねる長門。 「ああ。どうやら奴らはロシアの原潜を強奪して海中に潜ったらしい」 あんたそれ一種の核ジャックじゃないか。それにそんな簡単に動くもんなのか? 「原潜・・・ですか?そんな馬鹿な。車を動かすのとは訳が違うんです。一筋縄で動かせるとは・・・」 「・・・ああ、奪った、というと語弊があるな。ともかくこれを見てくれ」 日焼けしたシュルツ氏にはあまり似合わない、結構華奢な手から古泉に薄い冊子が渡される。 「ふむ・・・パブロフスキー・・・のリストですか?」 「ああ。かつて栄華を極めた軍港にして、今ではソビエト原潜艦隊の夢の残りカスが集う原潜の墓場の一つ・・・だ」 「・・・?オスカーⅡ級が造船所・・・いや浮きドックか。そこに回航されていますね」 「ああ。艦名は今のところ不明だが、最も程度の良い『廃棄原潜』・・・まぁ、ロシア側から言わせると『財政難によりやむなく退役させた退役原潜』だそうだが・・・それを再就役させる予定だったそうだ。 それに関する情報は既に各国の軍事情報筋が感知し、情報自体も数多の軍事情報誌に載っている。が、問題は次のページだ。これは我々が真っ先に押さえた情報でな」 長門と古泉が小冊子を食い入るように見め「アクラ級・・・?」と二人して呟いた。 「正確にはアクラⅡ型と言ってしまった方が良いかもしれない」 先ほどまで泣いてた筈の長門は興味津々というそぶりで冊子にかぶりついて 「それが一隻・・・乗員をルイバチーで全員おろして後から別の部隊が乗り込んで・・・パブロフスキー湾へ自力回航して一ヶ月程度放置?不思議。数がそろわないシエラ級に代わる、 ロシア海軍が現有する中で最大にして最強の攻撃型原潜なのに・・・致命的な欠陥か事故でもあった?」 「いや。事故や欠陥なら兵器位下ろすだろう。それに修理チームか何かが来る気配も無い。第一、故障したら普通ドックにでも行くだろう?」 「ドックに空きが無かったとか」 と古泉。 シュルツ氏は頭を横に振り 「いや、ロシアの造船所のドックは一部を除いて全部閑古鳥が鳴いてるよ―――いやな。俺たちも当初、てっきり原潜修理能力のある造船所のドックは全部開いてないのかと思ってたんだよ。 そしたら・・・つい三日前、なんだかよくわからん老人たちを乗せたと思ったら、唐突にそいつがパブロフスキーから姿をくらまし、その後下北海洋観測所のSOSUSに引っかかった後太平洋へと消えた。 ・・・あ、今のは他言無用だ。一応機密情報なんでな。公式にはあそこはただの海洋観測所であって、間違ってもSOSUSの中継基地じゃない、ってことになってるからな」 今更防衛機密も無いだろうとは思うがな。 「ともかく、何がしかの手段を用いて朝比奈君を収容し、そのまま太平洋に消えたという線が今のところ一番考えられる」 太平洋・・・か。こうしちゃ居れん。 「俺はもう大丈夫だ、自主退院するぞ。朝比奈さんを探さんとな」 点滴の針を引き抜いて健在ぶりをアピールしようかとも思ったが、残念ながら生憎点滴針は刺さっていなかった。 「ええ。多分大丈夫ですよ。若干怪我を負っていましたが、長門さんが治療してくれたのでもう大丈夫です。それに半日もたっていますので―――」 俺は半日も寝てたのか。なお更こうしちゃ居れない。 「しかしながら、な。どこに居るのか判らんのでは・・・」 「そうそう。SOSUSには引っかかったんですよね。じゃあ海上自衛隊の基地からP-3Cを雨あられと飛ばしてMAD(磁気探知装置)やソノブイ、 ISAR(逆合成開口レーダー)で検知すれば良いんじゃないですか」 「無計画に飛ばしまくってソノブイ落としまくって、ついでに海自の潜水艦がアクティブピンを打ちまくっても、水中が音波やら何やらでめちゃくちゃになるだけだ。 だが海自さんもやれるだけのことはやってるから、まぁ期待半分ぐらいはしては良いと思うが・・・・・ ただ、朝比奈君の所在が彼女たちを以ってしてもわからないとなると、海自が潜水艦を探知できるとは・・・・・長門君、潜水艦だけの探知は可能?」 「・・・・・不可能。ごめんなさい」 謝る事は無いぞ。 「・・・・・私を口撃したあなたに言われたくは無い」 悪かったよ。怒らないでくれこんなときに。 「・・・・・ふん」 ・・・・・ あのなぁ長門。 「おいおい。こんな時に内輪喧嘩は止してくれ」 「判っている。・・・・・・SOSUSで捕らえられたのに、私たちが探知できない。・・・となると、考えられる状況は一つ。 SOSUS通過後にこの潜水艦は我々と同等もしくはそれ以上の能力を持つ何者かの情報制御下に置かれたと考えるのが妥当」 ということは、だ。 「長門、お前たちでも手も足も出ないということか?」 「・・・残念ながら、今のところは。だけど、敵が朝比奈みくるを拉致したのには何らかの意図があるはず。意図を見抜き、相手に一切付け込む隙を与えないことが、我々に出来る唯一のこと。 ・・・大丈夫。いずれ光明は射す」 長門の言ったとおり、直後に光明が射し始めた。一隻の軍艦が、怪しい潜水艦の陰を捉えることに成功したのだ。 東京へと向かう親善航海の途上にあったウダロイ級対潜駆逐艦”アドミラル・パンテレーエフ”は下北半島の尻屋崎の南南東およそ150km付近にて友軍の潜水艦と思しき音波をキャッチし、 少々おかしいなと思いながらも交信を試みたところ、まったく応答がなく、本国に問い合わせたところ、アクラ級のうち一隻の所在が判らなくなっていることが判明し、 僚艦で、本来なら津軽海峡から東へ抜けた後、北へ転進して本国へ帰還する予定だったアドミラル・トリブツを伴い、領海ぎりぎりのエリアから追跡を開始、ついで海自に打電を行った。 艦名は不明だそうなので、とりあえずアクラとしておくが、このアクラはどうやら南方から北上してきたらしく、このウダロイ級二隻に見つかったとたん何故か180度回頭し南へ逃げ去ろうとした。 連絡を受けた海自はひとまずロシア海軍に自制を求めた上、相模湾で訓練中だった”しらね”、”きりしま”、”はるさめ”と、横須賀からじかに”いかづち”を派遣、大湊からは”じんつう”と”ちくま”を、 八戸航空基地からはP-3Cと虎の子SH-60Kを上げて全力で潜水艦を追い始めた。 しかしながら、海中の音の伝播状態が悪いのか、それとも天蓋領域の意思か何かが働いている所為なのかはわからないが、とにかくかすかな反応しか得られず、 何故か磁気探査にもなかなか引っかからず、敵をいたずらに追い回す程度しかできなかった。 その後俺たちは空港から航空自衛隊の輸送機に乗せてもらい、百里基地でヘリに乗り換えて房総半島東部まで進出した護衛艦隊の旗艦となっている”きりしま”に乗艦し、 長門と喜緑さんの宇宙人パワーをフル稼働させて、なんとかして潜水艦を追い詰めるこの「追い込み漁」なる作戦に協力し、朝比奈さんを救い出すこととなった。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4875.html
文字サイズ小で上手く表示されると思います 「酔い覚まし」より 季節は早春。 新学期を間近に控え、慌ただしく身辺の準備に追われるのも勿体無いような穏やかな晴天。 暑くもなく、かといって肌寒い訳でもない過ごしやすいこの時期は、冬の寒さを耐え忍んできた物へのご褒美って奴なん だろうか。そうでも考えないとあの厳しい冬を毎年迎えるの事に前向きになれそうにない。 さて、偶然が三つ重なれば、どこかに必然が混じっていると考える。それが当然だと俺の尊敬する架空の人物は言った。 ハルヒに会ってからの俺の状況で考えれば、どれが偶然でどれが必然だったのか……コンビニにある可燃物のゴミ箱に 無理やり押し込まれた中身並に分別不能なんだがね。 しかし、今日の俺の状況については紛れも無い必然だと言い切ることができる。何故ならば、 「到着」 ん、ああもう着いたのか。 閑散としたバスの車内、タラップで俺を待つように止まっている長門を追いかけながら、何となく俺は気分がよかった。 何故ならば、今日だけはいつもの様にハルヒ振り回される一日ではないからさ。 車の構造上これ以上は余地を取れない狭い階段を降りると、そこには見覚えのある建物が立っている。 ここにくるのはSOS団発の市内探検以来だな。 そしてメンバーもあの時と同じ、俺と長門はあの市立図書館にきているのだ。 さて、何故ここにハルヒや朝比奈さんが居ないのかと言えば……そういえば何故なんだ? それは昨日の放課後の事だった。 すまん、もう一回言ってくれ。 「団長の話はちゃんと聞きなさい。いい? あんたは明日、有希と図書館に行ってくるの。わかった?」 そのセリフでいったい何を納得しろってんだ? 俺の怪訝な視線をハルヒは何故か不機嫌な顔で見下ろしている。 ってゆうか、それは本来俺のするべき表情じゃないのかよ。 いつもと同じ放課後の部室、いつものように誰に言われるでもなく集まったいつものメンバー。 ちなみに鶴屋さんは不在だ。まあこれもいつも通りと言えなくもない。 そして我等が団長様は、いつもの様に意味不明な事を言い出したわけだ。 俺と長門で図書館に行く? 確かに明日は休日だし予定などない。だからといって何故お前に予定を決められなければなら んのだ? ……なんて事を言って抵抗するのは無駄だってわかってるさ。疑問なのはメンバーだ。 俺と長門、2人だけでか? 「そうよ」 まるでスポーツのルールでも説明するかのように、至極当たり前だと言いたげな顔でハルヒは頷く。 なんだよ、また何か企んでるってのか? これまでハルヒが何か言い出して、何も企んでなかった事など一度としてなかった訳だが。 俺の顔を見下ろすハルヒは、それっきり何も言わずに俺の顔を見下ろしている。 そんな状態の俺達を朝比奈さんはいつもよりは少し安心した様子で見守り、古泉はやはりにやけ顔で見ていて、長門は……。 長門はいつもの様に読書の最中だった。 お~い長門、ハルヒが今言ってるのは明日の予定らしいぞ? 俺とお前の。 視線をハルヒに戻すと、不思議な事に返答の遅い俺に対してハルヒは怒っても暴れてもいなかった。 ただ、不機嫌なだけ。いったいこれはなんなんだ? いつもハルヒの思い付きに対して一般人としてつっこむ俺だが……そうだな、長門と図書館か。 この間行った読み聞かせでもそうだったが、長門と二人で行動するのは別に嫌な事ではない。最近、ぐっと人間らしくなった 長門を見ているのは飽きないからな。 長門。 俺の問いかけに寡黙な宇宙人が本から顔をあげる。 その表情からは、少なくとも何の話なのか? といった疑問は感じられない。どうやら、一応話は聞いていたみたいだな。 明日、俺とお前は図書館に行く事になったらしいが、お前はそれでいいのか? 数秒の間を置いて首を僅かに縦に振るのを見て、俺はハルヒに向き直り。 わかった。 なんとなく、なるべく表情を変えないままで俺はそう答えた。 ――その後、唐突に解散を言い渡してハルヒが部室を出て行き、俺はさっそく事の真相を知っていそうな自称超能力者を睨み つけた。 古泉、知っている事があったらこの場で素直に教えろ。 俺の視線を嬉しそうに受けながら、 「実は明日、涼宮さんとデートなんです」 そうかそうか、頑張れよ。 いつもの笑顔に含ませるような余韻を加えている古泉だが、俺はそれを無視した。 朝比奈さんは何か知っていませんか? 「えっと、あの。涼宮さんと古泉君がデートって本当なんですか?」 そっちが気になるんですか……なんかもう色々とショックですよ。 「いえ、冗談です。少なくとも先ほどの涼宮さんの発言には、僕も言葉を無くしていましたよ」 ほーそうかい、その変わらない笑顔も仕草も何もかもが怪しいぜ。 じゃあ、2人とも明日の行動をハルヒに何か指示されてるってわけじゃないんですか? 「特に何も」 「僕もです」 古泉の発言は信用するに値しない物だが、朝比奈さんは嘘をついたりしないだろう。いったい何がはじまるんだ? 長門、お前は何か知ってるか? 聞くだけ無駄な気もしたんだが、俺は会話に参加する事無く読書に戻っていた宇宙人へ声をかけてみた。 自然と朝比奈さんと古泉の視線も集まる部室で、長門が口にした言葉は 「明日の休日。あなたと図書館に行きたいと、涼宮ハルヒに頼んだ」 俺と朝比奈さんを絶句させたのはもちろん、あの古泉の笑顔すらかき消す事になったわけで……。 なんで俺を誘ったんだ? 俺に何をして欲しいんだ? バスはもう慣れたのか? っていうか。俺に予定を聞く前に、なんでハルヒに了解を得るんだ? 数々の疑問が頭を過っているが、本棚の前で立ったまま読書をはじめた長門に俺は何一つ聞けないでいた。 以前と同じようにシンプルな私服を着た長門は、いつもと変わらず読書に夢中になっている。 俺はその様子を近くのテーブルに座って見ているんだが……さてどうしたもんかね。 何のためにここにいるのか、いつまでここに居ればいいのかすらわからないのでは読書する気にもなれん。 読みたい本があったわけでもないしな。 長門の読んでいる本は……だめだタイトルすら俺には読めない。 俺の視線に気づいた長門は数秒こちらへ視線を向けたが、何を言う訳でもなくまた読書へと戻ってしまった。 ある意味、理不尽ともいえるこの状況なのだが……不思議な事に俺は悪くない気分だった。 いつもと変わらないように見えて、長門は細かな所で変化してきている。例えば本を読んでいる最中に小さな 唇を少し尖らせたり、緊張する展開が続いていたのか知らないが小さくため息をついたり、たまに本を持つ手に 力が入っているとかそんな小さな事なんだけどな。 バスに弱かったり、振袖で転んだり、オレオレ詐欺に引っ掛かったりと日を追うごとに人間味を増してきた 長門をのんびりと眺める一日、そんな休日があってもい……ん? 俺達が居る場所は長門が読むような本があるだけあって、俺達以外に誰もいない。と思っていたのだが……。 少し離れた本棚の間に、見覚えのある茶色で長い髪が見えている。 どうやら本人はあれで隠れているつもりのようだ。 俺はテーブルの下で回りから見えないように携帯を取り出すと、まずは電話帳で部室専用のメイドさんの 番号を呼び出した。 そして僅かな時間だけコールして――みっみっみらくる! みっくるんるん! 静かな図書館に響き渡る着信音、それは俺が通話終了のボタンを押す事で瞬時に止まった。 やっぱりか……。 俺は苦笑いを浮かべながら、今度はメールを作っていく。あの人ならマナーモードに設定するまでに30秒…… いや、1分くらいだろうか? 適当に時間を置いて、待っていた間に作り終えていたメールを送信する。 宛先は――もちろん朝比奈さんだ。 『こんな所で会うなんて奇遇ですね』 数分後、図書館に入る前にマナーモードにしてあった俺の携帯が振動をはじめる。 『そうですね。びっくりです』 なるほど、なるほど。 俺はいたずらっこを見つけた小学校の教師のような気分で、軽快に指を躍らせる。 『どうしてそんな所で隠れているんですか?』 次の返信には3分ほどかかった。 『課題の資料を探しに来たんです』 ほほう、上手く逃げましたね。 隠れている理由に対して答えていない気もしますがまあいいです。 『大変ですね、お手伝いしましょうか?』 『ありがとう、でも1人で大丈夫ですから、私の事は気にしないでください』 やれやれ。朝比奈さんが趣味で覗きなんてしないだろうし、ここに居るのは多分ハルヒか未来からの指示の どちらかなんだろうな。ま、あまり追求しても可愛そうだ。 俺は携帯をポケットにしまうと、読書を続けているであろう長門と目が合った……目が合った? 本に熱中していると思っていた長門は、いつの間にか本を下ろして俺のほうを見ている。 「…………」 も、もういいのか? 「いい」 言いながら本棚へ読みかけの本を戻した長門は、椅子に座ったままの俺を残して歩き始める。 違う本棚へ行くのか? と思って見守っていると、どうやらそうではないらしく真っ直ぐ出口へと向かってい る様だ。急いで追いかける俺に気づいていてはいるんだろうが、長門は振り向く事無く歩みを止めようとしない。 何かあったのか? 図書館の出口付近でようやく追いついた俺は、いつもより冷たく感じる長門の背中にそう問いかけてみたが、 長門からの返事は無かった。ただ、図書館を出た所で振り向いて一言。 「また、明日」 俺の胸辺りを見ながらそう言い残し、長門は静かな休日の街を一人で去って行った。 さて、今日のこの意味不明な行動も何かの意味があったんだろうか? 俺は全く何もしていなかった様な気が するんだがね。 取り残された俺は小さくなっていく長門の背に向けて溜息をつき、バス停の時刻表を確認に向かった。 さて、ここでいったん俺からの話は終わりになるらしい。 ここからの話は俺ではなく……マジか、これ? あいつがどんな話をする事になるんだ? ―――― やあ、どうも。古泉一樹です。 どうやらここからは、鍵である「彼」に代わりまして僕の主観でお話をお伝えする様ですね。 ですが、僕のお話でみなさんに楽しんで頂けるとは思えないのですが……ちょっと失礼します、電話が―― おや、涼宮さんからですか。 はい古泉です。 「古泉君、明日は暇?」 はい、特に予定はありません。 仮にあったとしてもキャンセルします。当たり前ですが。 「よかった! じゃあ、明日駅前に9時に来て!」 了解しました。 どうやら、みなさんを退屈させるなんて事は心配しなくても良くなりそうですね。 「それと、この事はみんなには内緒、もちろんキョンにも! じゃあ明日ね」 え? あ、あの涼宮さん? ……切れてる。 物言わぬ携帯電話を見つめたまま、僕はしばらくの間立ちつくしていた。 ――今だから言えますが、この時点では気付いていませんでした。本当です。 彼に言った冗談だったはずの「明日は涼宮さんとデート」だというその言葉が、現実の物になってしまった事に気づい たのは、ずっと後になってからの事でした。 『対象が現地に到着』 翌朝、いつもの待ち合わせ場所に向かう為、電車に乗っていた僕の携帯に届いたメールに小さくない溜息をつく。 森さん……涼宮さんが家を出た時点で教えてもらえないでしょうか。電車の中でこんなメールを見ても意味が無いで しょう? とはいえ、そんな本音を返信するだけの度胸を僕は持ち合わせてはいません。 『了解、善処します』……と、この場合の善処とはどんな事なんでしょうね。 涼宮さんになんて言って謝りましょうか。それとも、これは彼の様に食事を奢る事になるのか――そんな事を考える猶予も 無く、苦笑いを浮かべる僕を乗せて電車は緩やかにスピードを落とし駅の中へ滑り込んでいく。 「あ、古泉君早いじゃない」 待ち合わせ時間の45分前、待ち合わせ場所に居た涼宮さんは妙にご機嫌で自分より後にきた僕に対して笑顔を向けて いる……なるほど、今なら彼の気持ちがよくわかります。 さて、彼女はいったい今何を考えているのか? これは楽しみでもあり、同時に心臓に悪くもある。 「じゃあさっそく移動するからついてきて。それと、もしみんなを見つけても話しかけちゃダメ。見つかったらあたし達は デート中って事にしてね」 え、え? すみません、いったい今から何をするつもりなんですか? 現状を把握できない僕にそれ以上の説明をするつもりは無いらしく、涼宮さんは近くに止めていたらしいタクシーに乗り 込んで行く。 僕にはついて行くしか選択肢はない。 気づかれないように小さくため息をつきつつも……さて、自分では確かめる方法はありませんが、今の僕の表情は彼が 涼宮さんを見ている時と同じである様な気がするんですが――どうでしょう? 結局、目的地を知らされないまま僕が連れてこられたのは――いったいこれにはどんな意味があるんでしょう――彼と 長門さんが今日訪れるはずの場所、市立図書館。 僕と涼宮さんが到着した時がちょうど開館時間だったらしく、物静かな図書館の中には僕達以外に職員の姿しか見当たら ない。 エントランス、案内看板の前―― 「……ん~、ねえ古泉君。有希が読みそうな本ってどの辺にあると思う?」 長門さんですか。 「そう。あの子って難しい本ばっかり読んでるイメージがあるけど、図書館でもやっぱりそうなのかしら」 そうですね。僕のイメージでは恋愛小説等も読んでいると思います。 機関の情報を抜きにして、普通の北高生なら長門さんに対してこんなイメージを持つはず。 「有希が恋愛小説? それは……でも、古泉君がそう言うと、なんとなくそんな感じもしなくもないわね」 僕の発言が意外だったらしく最初は驚いた顔、そこから思案する顔へところころと表情を変え、最後は目を閉じて腕を 組みしばらくそのままの姿勢で何かを考えた後、 「こっち!」 涼宮さんは僕の腕を引っ張り、図書館の奥へと進み始めるのでした。 図書館で時間を潰す方法――読書以外にどんな選択肢があったのか。 「古泉君伏せて!」 声と同時に頭部にかかった重圧によって、適正距離を保っていたはずの蔵書と顔の距離が一瞬で零に等しくなる。 突然の事に驚く僕の顔のすぐ隣には、涼宮さんの緊張した顔があり「いったい何があったんです?」と聞くのも躊躇われ る空気に開きかけた口を閉じる。 ……ソファーの上に不格好に寝ころんだ僕と涼宮さんの姿は余程滑稽なのでしょうね。 館内を歩く人達から受ける奇異の視線は、正直冷や汗物です。 しかしというか……涼宮さんの視線は背もたれの向こう側、確か洋書が並んでいるフロアーに釘づけになっていて、 当然の様に周囲からの視線は気にならないらしい。 ――まあ、大体の想像はついていましたが。 涼宮さんの視線の先、洋書の並ぶ本棚の前には彼と長門さんの姿が見えている。 二人の様子を見守る涼宮さんの表情は……これはなんなのだろう。怒りとも寂しさとも違う……強いて言えば期待? この状況に彼女はいったい何を期待しているのか、それもまあ気になりますが。 涼宮さん。 「しっ! 静かに」 わかりました。ですがどうやら僕たちは目立っているようですし、移動した方がいいかと。 「え? あ」 気づけば利用者だけでなく、図書館の職員まで遠巻きに僕達の様子を眺めている。 このままではお二人に気づかれるのも時間の問題ですね。今更ながら自分と僕の状態に彼女を知ったようだ。 これも偶然なのだろうか? 仰向けに倒れていた僕の視界には吹き抜けになった上階のフロアーが見えていて、それは きっと涼宮さんの希望に応える事ができる場所に見える。 そっと涼宮さんの肩を叩いて何も言わないままその空間を指差しすと、僕の意図した内容を理解したらしい涼宮さんは 口パクで「ナイスよ古泉君!」と叫んでいた。 上階へと移動し、絶好の観察ポイントを確保した僕らの視界の先では地震速報の画面の様に殆ど動きのない二人の姿が見 えている。 「……おかしいわ、会話が無いじゃない」 そうですね。 なんとなく相槌は打ったものの、彼女のその言葉の意味を想像する事はできそうにない。 不満げに頬を膨らませる彼女の期待する展開とはどんな状況なのだろう? まさか、長門さんと彼の間を取り持ってあげ たいのだとか? ……まあ、ありえない話ではないんですが何かが違う気がする。 立ったまま黙々と読書を続ける長門さんと、椅子に座ってそれを見上げる彼。 ここからでは表情を見る事はできないけれど、悪い雰囲気には見えない――おや、彼が何かに気づいた様な……。 静かな館内に突然響き渡る音声、部室で何度か聞いた事のあったその曲は…… みっみっみらくる! みっくるんるん! 「ばか! ああもう何やってんのよみくるちゃん?」 思わず声を出して手すりから身を乗り出す涼宮さんが、下の階に落ちてしまわない様に駆け寄りながら――でもあの着信音 を朝比奈さんの携帯にむりやり設定したのは涼宮さんだった様な――言う必要のない言葉を胸にしまいこむ。 それにしても、どうやら涼宮さんは朝比奈さんがここに居る事を知っていた様だ。というよりも、涼宮さんの命令で朝比奈 さんはここに来ていると考えた方が妥当か。 ……これは、どうしてしまったんでしょうね。 状況はさらに混迷さを増して来る中で、僕は自分の中にある一つの感情に気づいた。 まるで予測のつかない行動と、ただ楽しむ事を追及する純粋な姿勢。今日までは客観的な目で見ていたはずの彼女への評価 に、文章にできない何かが書き加えられていくのを感じる。 この感情は何なのだろう? そう考え始めた時、意識の中にノイズの様な感覚が走ると同時にポケットの中から携帯電話が 震える感触が伝わってきた。 閉鎖空間が発生してしまったようです――どうやら、事態は彼女の望まない展開になってしまったらしい。 彼女は階下の様子を一瞬でも見逃さない様にと食い入るように真剣に見ている、僕がこのまま何も言わずにこの場を離れても 大丈夫だろう。 『トイレに行っていたら、急なバイトの用事が入ってしまいました』 ……こんなメールで彼女が納得してくれればいいんですが。 早くも嘘の言い訳を考えている自分が今日は寂しくもあり――そうですね、もしも手早く閉鎖空間の対処が終わったなら どこかで待ち合わせをしたい、なんて事は望みすぎでしょうか。 機関の訓練で文字通り体に教え込まれた基本動作なら、その気になれば物音一つ立てずに移動する事など容易い事。 そんな驕りがあったせいなのか……そもそも涼宮さんに一般常識を当てはめる事に無理があったのか、 「古泉君?」 僕が彼女から離れようと足を一歩踏み出した動きに引っ張られるように、彼女の顔が振り向いていた。 その顔は驚いているようで、 急なバイトが、ちょっとトイレに、下から様子を見てきます……だめだ、急に動きを止めてしまった今ではどの言葉も不自然 に感じるだろう。準備していた言い訳は一つとして言葉にならず、ポケットの中では機関特製の携帯電話が無音で振動を繰り返 している。 考えるまでもない。ここで彼女の機嫌を多少損ねる事になったとしても、世界崩壊の危機を防ぐ事よりも優先する事など存在 しない。 それに、そもそも僕がこの場を離れる事で。彼女にそれ程ストレスがかかる事もないはずだ。 僕は「彼」ではないのだから―― 何故だろう、当たり前に思っていたはずのその言葉を、今は納得する事ができない。 いったい僕はどうしてしまったんだ? まさかこれも彼女の能力? 機関に入って初めて、振動を続ける携帯電話を無視し、僕は出口ではなく涼宮さんの方へと歩いて行き――手すりの前に立つ 彼女の隣に立った瞬間、携帯電話の震動が止まった。 さて、これでようやく僕と涼宮さんの話は終わりです。 この後に起きた事を簡単に言えば、急に歩き出した長門さんを追って彼も歩き出し、僕と涼宮さんも少し離れてそんな二人を 追いかけました。図書館の入口で別れた二人を見送った後、涼宮さんの指示で図書館の裏口から建物を出た所で僕の方から私用が 出来てしまったのでと解散を申し出た――まあ、そんな所ですね。 「今日は変な事につき合わせちゃってごめんね?」 僕も楽しかったですよ。 結局、ここに来た意味はわかりませんでしたけどね。 「あのさ、古泉君。本当はさっきバイトの連絡とかきてたんじゃない?」 ……実は、はい。 思わず浮かんでしまった表情を、誤魔化す事はできなさそうだ。 「ご、ごめんね?」 いえ、今から行けば間に合いますから。それよりも、最後までお付き合いできなくてすみません。 「そんなの気にしないで? また今度デートすればいいじゃない。じゃあまたね!」 笑顔で手を振る彼女の元からしばらく歩いた所で気づく……涼宮さん、また今度デートって言いませんでしたか? 振り向いた先にはすでに涼宮さんの姿は無く、立ち尽くす僕だけが残さ「古泉、状況を報告しろ」 声ではなく気配で誰なのかわかってしまう、間違えようも無いこれは森園生の気配。 冷や汗を流す間すらない、本当の意味で機関の訓練を受けた彼女だけがもちえる無機質な空気。 普段であれば、絶対的な信頼感を感じられるその存在が今は恐ろしい。 死角にいつの間にか立っていた森さんの姿に、危害を加えられる事など無いと分かっているのに体は勝手に生命の覚悟を始める。 「どうした」 無駄な言葉、無駄な表情、無駄な動作。その全てを否定している様な彼女の動作は、ある意味出会った当初の長門さんに近い気が する。……いえ、長門さんは僕達との出会いから少しずつ変化してきていますが、森さんには言葉通りの意味で一切の変化がない。 ほ、報告します。彼女の依頼により市立図書館にて 「違う、今日の行動は全て監視していた。聞きたい報告は一つだけ、何があった」 痛いほど大きく心臓が跳ねる。 彼女は聞きたいのだ、何故、召集に応じなかったのか? と。 正直に言えば、自分の取った行動だというのにその理由は今だにわからないでいる。 そんな言葉で納得してもらえる相手ならいいんですが。 上手い言い訳――そもそも彼女にいい訳が通じた事などないのだけれど――を必死に考える僕の姿を、質問の意味がわからないと 取ったのだろう。森さんは感情の無い声で続けた。 「数分前、閉鎖空間が突然消滅した。内部には能力者が入ったばかりで、神人は討伐される前に自壊するのが目視で確認されている。 彼女の傍に一番近くに居たのはお前だ。何があった、答えろ」 神人が消えた? そんな事はありえない、根拠などは無いが能力者としてそれは言いきれる事実のはず。 「……待機に戻れ」 僕から有益な情報を得る事はできない、そう判断したのだろう。気づいた時にはすで森さんの姿は無く、ようやく僕は一人取り残さ れる事ができました。 ―――― すみません、ちょっと心の整理をつけたいので語り手の交代をお願いできませんか? それはまあいいんだが……古泉、何があったんだ? 顔色が真っ青を通り越して真っ白だぞ。 ―――― 長門と図書館へ出かけた翌日、俺の気持ちを代弁するように天気は不安定で、空を流れる雲は生き急ぐ様にアクセルを踏んでいる。 やれやれ、これは雨でも降りそうだな。 梅雨にはまだ早すぎるし、中途半端に降り続けられるくらいなら盛大に降ってくれればいいと思うのは俺だけだろうかね? そうす れば雨があがれば過ごしやすい天気になると思うんだが。 「よ、キョン。なんだお前傘なんて持ってんのか? 今日は荒れた天気になるが雨は降らないって天気予報で言ってたじゃねー……あ? うぉわ! 降ってきやがった!」 なんていうか、色々とお疲れさん。 備えあれば憂いなし。 鞄で頭をかばいながら坂道をかけのぼる谷口を生温かい目で見守りつつ、俺は手持ちの傘を開いて零れて来た大粒の雨から身を守った。 ――天気が悪いせいで電気を付けた方がいいんじゃないかと思う程薄暗い教室、俺の後ろの席に座る約一名は無駄にご機嫌だった。 本当に無駄だ。 「おはよう!」 はい、おはようさん。 今日は何を言い出すんだ? そう思って次の言葉を待つ俺だったが……っておい、それで終わりかよ? ハルヒはただ笑顔を隠しきれ ないといった顔をしているだけで何も言ってこなかった。 触らぬ神に祟りなし、触らなくても祟る神には処置なしってな。いつになくテンションの高いハルヒに突っ込みを入れないまま授業は 進み、結局一日中ハルヒはご機嫌だった。 それはまあそれで異常事態だったんだが、今日はもう一つ異常事態が起きていたらしい。 俺がその事に気づくのは、放課後になってからの事だ。 「は~い」 その甘い声に思わず頬を緩ませながら部室のドアを開けると、部室の中に居た朝比奈さんは――この世の終わりってのはこの事だろう ――俺の顔を見て急に笑顔を曇らせてしまった。 あ、朝比奈さん? 戸惑う俺を残して、朝比奈さんはそそくさとポットの前へと逃げて行ってしまう……。 な、何がいったい朝比奈さんの機嫌を損ねる原因になってしまったんだ? どうか問題点があったなら言って下さ「いつまでも入口で 立ってたら通行の邪魔よ。さっさと入りなさい」 必死に自分の落ち度を探す俺の後頭部を、ハルヒの掌が思考ごと張り飛ばした。 頭を抱えつつ部室の中を見回すと、いつもより落ち込んだ顔の朝比奈さんと人の頭をどついておいて鼻歌まじりのハルヒ。この二人し か居なかった。 あれ、長門も古泉もまだなのか。 「あの。古泉君はアルバイトがあるみたいでもう帰ってしまいました。長門さんは私が部室に来た時は居ませんでした」 朝比奈さん、どうかそんな落ち込んだ顔で言わないでください。貴女の機嫌を損ねる原因が俺にあるのなら俺が出ていきますし、他に 原因があるのなら相談でもなんでもしてください。 「二人が居ないなんて珍しいわね」 いつもより人口密度が薄い部室内で不思議な程上機嫌を保つハルヒと、ハルヒに笑顔の元を奪われてしまったかのように落ち込んだ 朝比奈さんの二人と過ごす放課後の活動は殆ど会話もないままに時間が過ぎていく。 古泉、普段お前を毛嫌いして悪かった。だから帰ってきてくれ? 頼む! そんな俺の願いは天に届かず、結局長門も顔を出さないまま――ハルヒが勢いよく立ちあがった――今日の活動は終わったらしい。 「じゃ、今日はここまで。……キョン」 なんだ。 殆ど誰とも会話もない時間と、朝比奈さんの悲しげな視線を受け続けた俺の体力はすでに活動限界寸前だ。 「あ~えっと。……なんでもない! じゃあまたね!」 照れ笑いににも似た笑顔を浮かべて、ハルヒは俺と朝比奈さんを残して部室を出て行った。 あいつはいったいどうしちまったんだ? なんて気を使う余裕もない。 じゃあ、俺も帰りますね。 と言って立ち上がる俺を見ている朝比奈さんの視線は、悲しげなままで……本当に何かあったんだろうか? 視線が合うたびにそっと俯く朝比奈さんを見るたびに、文字通り俺の心は振り回される訳で……すんません。 口を開く事もなく俯いている朝比奈さんに小さく頭を下げ、俺も部室を後にした。 落ち込んだ俺を迎えてくれるのは曇った空と降り続く弱い雨、不安定な大気は俺の期待には応えず持久戦をお望みらしいな。 いくら部室専用のエンジェルとはいえ朝比奈さんだって人間だ、たまには情緒不安定になる事もあるんだろう。 翌日、偶然出会った朝比奈さんは昨日の寂しげなお顔を思い出せない程にいつも通りで、俺は昨日の様子について聞くような事だけはしな かった。 触らぬ天使に涙なしって言うだろ? 図書館 終わり 「誓い」へ続く その他の作品
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5467.html
※注意事項 話が台本形式で進行します 原作に登場する殆どのキャラが同じクラスにいるなど原作無視設定があります 擬音が多量に使われます 微妙にオリキャラが登場します プロローグ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 谷口「くそっ、滅茶苦茶撃ってきやがる」 国木田「谷口の話だと確かに敵は攻撃中心の戦法みたいだね。喜緑さんの読み道理だ」 谷口「のんきに感心してる場合じゃねーだろ」 国木田「ああ、そうだったね」 橘「んん…!もうっ!二人とも喋ってる暇があったら戦ってください。ゲーム開始してまだ そんなに時間がたってないのにもう全滅しちゃうなんて情けなさすぎです」 佐々木「まあまあ。橘さん、落ち着いて」 橘「この状況で落ち着けるわけないじゃないですか!」 キョン「はぁ…」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 谷口「危ねっ!」 橘「ひぃ!」 キョン(たくっ、何でこんなことのになっちまったんだ?) 出し物決め 時を遡る事数時間前 喜緑「メイド喫茶12人、演劇12人、占い3人、無挙手3人」 朝倉「メイド喫茶と演劇が引き分けね。両方をするには文化祭までの期間が短いですし、この場合どうしましょう?」 岡部「そうだな…。もうすぐこの授業終わるから、休み時間挟んだ後帰りのHRで メイド喫茶と演劇のどちらがいいか、もう一度挙手を募るというのでどうだ?」 朝倉「いいんじゃないでしょうか」チラッ 喜緑「そうですね」チラッ キーン コーン カーン コーン 岡部「じゃあ、予鈴もなったのでLHRはこれまで」 朝倉「喜緑さんはメイド喫茶だっけ?」 喜緑「そう言う朝倉さんは演劇ですよね」 朝倉「……」ニコッ 喜緑「……」ニコッ 朝倉「のろまな穏健派のあなたには絶対負けないから」 喜緑「それはこちらの台詞です。短気馬鹿の急進派さん」 朝倉・喜緑「フフフフフ」 朝倉(こちらにはキョンくんがいるからまず間違いなく占いだった長門さんもこちらに来るはず。 無挙手の3人を確保できればこっちの勝ちね) 朝倉「涼宮さん、ちょっといい?」 ハルヒ「何よ」 朝倉「文化祭の出し物のことなんだけどね…」 ハルヒ「却下」 朝倉「あの…まだ途中なんだけど」 ハルヒ「どうせ演劇に挙手しろって言う気なんでしょ?お生憎様、あたしはSOS団の方で 忙しいの。クラスのことをしてる暇なんかないわ」 朝倉「そこを何とか、見返りだってちゃんと考えてあるから」 ハルヒ「……」ピクッ 朝倉「もし、涼宮さんが挙手してくれて出し物が演劇に決まったら…(どうだ?)」 ハルヒ「決まったら?」 朝倉「そうね…(食いついた!)」 ハルヒ「さっさと言いなさいよ」 朝倉「彼が普段絶対言わないあーんな事やこーんな事を劇中で涼宮さんへ言わせるってのはどうかしら?」 ハルヒ「……」ゴクリ 朝倉「好きなんでしょ?彼のこと」ぼそ ハルヒ「なななななな何言ってんのよ!別にキョンの事なんか何とも思ってないんだから!!」 朝倉「あら、あたしはキョンくんなんて一言も言ってないわよ」 ハルヒ「ううっ…(しまった…)」 朝倉「どう?悪い話じゃないと思うけど?」 ハルヒ「………わかったわよ。協力すればいいんでしょ、協力すれば」 朝倉「ありがとう(一人目確保♪)」 朝倉(残るは未来人(男)と天蓋領域のインターフェースか…。まだ未来人の方が説得しやすそうね) 朝倉「あのー、パンジーくん」 藤原「………」 朝倉「パンジーくん?」 藤原「………」 ヒュッ 藤原「!!」 朝倉「無視しないでくれる?」ニコッ 藤原「お、脅しのつもりだろうが、あれが教室にいては何も出来まい。上が許可する訳ないからな」 朝倉「あら、別にその辺は情報操作でどうとでもできるけど、試してみる?」スッ 藤原「わ、わかった。話を聞くから、ナイフを仕舞え!」 朝倉「わかればよろしい」 藤原「で、何のようだ?」 朝倉「文化祭の出し物のことなんだけどね…」 藤原「ふん、文化祭だと?くだr…」 ヒュッ 朝倉「協力してくれないかしら?」 藤原「!!(首元にナイフが…)」 朝倉「演劇に挙手してくれるだけでいいの」 藤原「………イ、…イエス…マム…」 スッ 朝倉「フフッ、ありがとう(二人目確保♪)」 藤原「…ああ(し、死ぬかと思った…)」 朝倉(最後の無挙手者はかなり手ごわそうね、上手く説得できるかしら) 朝倉「九曜さん、ちょっといいかしら?」 九曜「―――」クルッ 朝倉(こっちを向いたってことは話を聞いてくれるって事よね…多分) 朝倉「文化祭の出し物のことなんだけどね…」 九曜「――ここは―――――とても――――時の流れが遅い」 朝倉「はい?」 九曜「―――温度が―――――退屈」 朝倉「??????」 九曜「――」 朝倉(だめだ、全然意思疎通ができない。どうしよう、もう休み時間も残り少ないし…) 九曜「――それ―――何?」 朝倉(それって?あたし何かもってたかしら?)ガサゴソ 九曜「――」じー 朝倉(あっ、ポケットにガムが入ってた。) 九曜「――」じー 朝倉「ひょっとしてこれのこと?」 九曜「――」コク 朝倉(これは使えるかも) 九曜「――それ―――何?」 朝倉「これはガムっていうお菓子よ。すっごく美味しいの」 九曜「―ガム?―――おいしい?」 朝倉「そうよ。よかったら一つどうぞ」 九曜「――」もくもく 朝倉「どう?」 九曜「―美味」 朝倉「もっと食べたい?」 九曜「――」コクコクコクコク 朝倉「あたしに協力してくれたら、もっとそのガムあげるんだけどなー」 九曜「!!」 朝倉(何かポーズをとってる。上に許可を求めてるのかしら) 九曜「何を――協力―すれば――――いいの?」 朝倉「協力といっても難しいことじゃないわ、ただ文化祭の出し物決めのとき演劇に挙手してくれればいいの」 九曜「―わかった」 朝倉「ありがとう、九曜さん(よし、何とか3人確保)」 キーン コーン カーン コーン 岡部「HRを始めるぞ」 朝倉「あ、もう休み時間終わっちゃった。じゃあね九曜さん」 九曜「――バイバイ」ふりふり 岡部「――――以上でHRの内容は終わりだが、最後にLHRで残っていた文化祭の出し物決めを 行なう。朝倉、喜緑、後は頼む」 朝倉・喜緑「はい」 朝倉「それでは、文化祭の出し物決めを行ないます」 喜緑「メイド喫茶と演劇、どちらをしたいか挙手してください」 朝倉(無挙手組3人を味方に引き入れたし、LHRの時にキョンくんは演劇に挙手してたから 占いに挙手してた長門さんもこっちに来るはず。この勝負もらったわ) 喜緑「メイド喫茶をしたい人」 朝倉(なっ!!) 喜緑「挙手の数をかぞえるので暫くそのままでいてください」 朝倉(LHRでは演劇に挙手していた彼がメイド喫茶のほうに挙手!?しかもその影響で 同じく演劇に挙手していたはずの佐々木さん、橘さん、占いに挙手していた長門さんに 中河くんまでもが向こう側に!?)チラッ 喜緑「2、3、4―(甘いですよ朝倉さん。)」ニコッ 朝倉(ぬかった!相手はこっちの人員を引き抜いていたのか!しかもキョンくんを 引き抜いたことで長門さんが、さらに長門さんを引き入れたことで中河くんも 引き入れて計5人も確保していたとは!) 喜緑「―6、7、8、―(物事は効率よくやらないと)」 朝倉(くぅー、してやられた。) 少し時間をまき戻してHR前の休み時間 喜緑「すこしお時間よろしいでしょうか?」 キョン「なんでしょう?」 喜緑「お話したいことがあるんです」 キョン「いいですよ」 喜緑「ここではなんなので場所を移しますね」 キョン「それで、話って何です?」 喜緑「実はですね、文化祭の出し物の件であなたの力をお借りしたいんです」 キョン「ええっと…確か喜緑さんはメイド喫茶希望でしたよね。」 喜緑「ええ、そうです」 キョン「申し訳ないですけど、俺は演劇希望なんで力にはなれません。悪いですが、他を 当たってくれませんか?(文化祭の出し物がメイド喫茶なんかになったらハルヒが 朝比奈さんとかに迷惑をかけまくるに決まってる。メイドは部室だけで十分だ)」 喜緑「そこを何とかできないでしょうか?どうしてもあなたの力が必要なんです」 キョン「そんなこと言われましても…(何で俺じゃないと駄目なんだ?)」 喜緑「もちろん、タダでとは言いません。」 キョン「いや、ですから…(ハルヒじゃあるまいしそんなのには釣られないぞ)」 喜緑「あなたが協力してくれて、文化祭の出し物がメイド喫茶になったあかつきには メイドにオプションでポニーテールをお付けしましょう。」 キョン「!!」ピクッ 喜緑「フフッ、統合思念体のデータにより、あなたがポニーテール萌えだということは把握済みです」 キョン(ギクッ) 喜緑「うちのクラスは美人が多いですし、目の保養に適していると思うのですが」二コッ キョン(朝比奈さんや鶴屋さんに長門その他もろもろのポニーテールか…悪くないというか嬉しい… っていかん、いかん。落ち着け、そして冷静になれ俺。演劇とメイド喫茶だったら台本を ハルヒが書かない限りどう考えても演劇のほうが俺や朝比奈さん等の被害が少ない。 自分の欲望と皆の身の安全なら当然皆の身の安全を取るべきだろう…)ブツブツ 喜緑「それに、あなたが是非もう一度見たいと思われている光景もご覧になれますよ」 キョン「…それはひょっとしてハルヒの事を言ってるんですかね」 喜緑「ええ。もう1年ほど見ていないでしょ?」 キョン(最後に見たのが去年のクリスマス前だから、もうそんなに経つのか…) キョン「今のハルヒのポニーテールも見たいとは思いますが出来れば、やはり髪は長いほうが… (って、何言ってんだ俺!)」 喜緑「心配にはおよびません。統合思念体の力を使えば涼宮さんの地毛を100%再現した ウィッグを創ることくらい簡単なことです。」 キョン(ロングポニーなハルヒか…。あいつ髪を伸ばす気無さそうだし、 これを逃したらもう見れないかもな。いや、しかし…)ブツブツ 喜緑「そうそう、統合思念体のデータによると、涼宮さんは今の髪型が気に入っているようですよ。 ひょっとすると、もう髪を伸ばすことは無いかもしれませんね。」 キョン(やっぱりか。だとするとこれはロングポニーなハルヒを拝める最後のチャンスってことに… いやまて、これが喜緑さんの策略じゃないという保障はない、彼女はああ言ってるが、 ひょっとしたらハルヒの奴が気まぐれで髪を伸ばす事だってあるかもしれないじゃないか。 でも見れるんだったらもう一度見たい…ハルヒのポニーテール…) 喜緑「どうでしょう?」 キョン「…………わかりました。俺でいいなら手を貸しましょう」 喜緑「ご協力感謝します」 キョン「メイド喫茶に挙手するだけでいいんですか?」 喜緑「ええ、それで結構です」 橘「……」ジー 橘(二人で出て行ったから怪しいと思ってつけてみたら二人で何やら怪しい談合ですか。 内容はよく聞き取れませんでしたがどうやら彼は文化祭の出し物の希望をメイド喫茶に 変えるみたいですね。こうしてはいられない早く佐々木さんにこのことを伝えなければ) 橘「佐々木さーん!」 佐々木「どうしたの?橘さん。そんなに慌てて」 橘「キョ、キョンさんが文化祭の出し物の希望を演劇からメイド喫茶に変えたみたいなのです!」 佐々木「ええっと…それで?キョンの出し物に対する希望が変わったからと言って私には関係ないと思うんだけど…」 橘「文化祭は思春期の男女にとって重要なイベントの一つですから、これを上手く利用すれば 普段の会話量等で遅れを取っている涼宮さんを出し抜くことも夢ではありません。」 佐々木「い、いや…別に私は…その…」 橘「そのためにもに彼に合わせて出し物の希望を変え、彼との接点を確保した方がいいのです」 佐々木「あの…、橘さん。私の話をk…」 橘「安心してください佐々木さん。もちろんあたしも文化祭終了まで全力でサポートしますから」 佐々木(一体何を安心しろと言うのだろう?はあ…、今の橘さんに何を言っても無駄か…。あきらめよ。) 佐々木「よ…よろしく」 橘「任せてください!不肖、この橘京子が佐々木さんのため、同士のため、そして世界のために 佐々木さんとキョンさんを見事くっつけさせてみせます!」 佐々木「はぁ…(気持ちは嬉しいんだけどな…)」 長門「…彼女等の好きにはさせない。私もメイド喫茶に…」 中河(長門さんはメイド喫茶にするのか。ならば俺も) 喜緑「フフッ(計画どうりにいきましたね)」 再び帰りのHR 喜緑「13、14、15(あれ?)」 朝倉(LHRでメイド喫茶に挙手していた朝比奈さんと鶴屋さんが挙手してない) 喜緑「…以上ですね(朝倉さんはあの二人にアプローチをかけていなかったのに何故?) みくる(上からの指示で一回目にメイド喫茶、二回目に演劇に挙手するように言われましたけど 何ででしょう?このままだとまた引き分けになって文化祭の出し物が決まりませんよね) 鶴屋(みくるのメイド喫茶も面白そうだけど、さっき偶々聞いちゃったハルにゃんとキョンくんの演劇はもっと面白そうにょろ) 朝倉(ラッキー。これならなんとか引き分けにはもっていけそう。勝てないのは悔しいけど 負けるよりはチャンスが残っている分だけましね) 朝倉「では、次。演劇をしたい人」 朝倉「―13、14、15(ふぅ、助かった)」 喜緑「また引き分けですね」 岡部(半数のクラスメイトの意見をないがしろにするのは気が引けるが、正直な所、両方をする余裕はない) 岡部「…さて、どうしたものか」 新川「ゲームの勝敗で出し物をきめるというのは如何でしょう?」 岡部・朝倉・喜緑「新川先生!」 キョン(ちょっとー、新川さん!?いきなり出てきて何言ってんですか!そんなこと言ったらあいつが…)チラッ ハルヒ(何だか面白そうな展開になってきたわね!)キラキラ キョン(やっぱりー!ハルヒの目が楽しそうなことを見つけたとき特有の輝き放ってやがる!) 朝倉「ゲームですか…無意味な論争をするよりよさそうですね」 喜緑「でも、出来るならクラス全員が参加できないと後でわだかまりが残るかもしれませんよ」 キョン(そうだ、どうにかゲームするのを止めてくれ。そんなことになれば無駄にやる気満々で 負けず嫌いなうちの団長様が何をしでかすかわかったものじゃない) 新川「それでは、出し物の希望で分かれた2チームが互いの陣地に旗を置き、それをあらゆる手段を 駆使して奪い合うというゲームなど如何でしょう?これならクラス全員が参加できますが」 キョン(如何でしょうもなにも明らかにやばいって。そんなのをハルヒにやらせたら…) ハルヒ「質問!!」 新川「何でしょう?」 ハルヒ「あらゆる手段を駆使してって武器の使用とかもいいの?」 キョン(アホか!?そんなのダメに決まって…) 新川「もちろんOKでございます」 キョン(って、OKなの!?) 新川「ただし、わたくしたちが用意する特別なものだけですが」 ハルヒ「やったー」 キョン(わたくしたちってことはこれも機関の連中のハルヒに対する娯楽の提供の一つなのか? しかし、いくらなんでもやりすぎだろ。もういやな予感しかしない) 朝倉「あの、特殊な武器って?」 新川「わたくしの知り合いが開発しました特殊な麻酔銃です。着弾すると直ぐに眠気が生じ凡そ 5秒で眠ってしまいます。しかもこれは、特殊な弾丸を使用しているので体には一切傷が 付かず、服の上からでも効力を発揮するという優れものです。」 朝倉「へえ。効果時間は?」 新川「凡そ6時間程度でございます」 朝倉「だったら、危険性はないわね」 キョン(いや、いや!) 喜緑「暴力的なのはあまり感心しませんね」 キョン(よく言ってくださった。もう頼りになるのは喜緑さんあなただけです) 朝倉「あら?そんなこと言って、本当は勝つ自信が無いだけじゃないの?」 喜緑「………ピクッ 喜緑「ご冗談を」 朝倉「だったらやりましょうよ。折角の新川先生のご好意なんだから」 キョン(不味い。このままでは確実に新川さん発案の物騒なバトルゲームをすることになっちまう どうにかしないと…じゃないとまた面倒なことに…) ハルヒ「そうよ、そうよ。面白そうじゃない!」 キョン「ええい!お前は余計なこと言うな!(これ以上状況を不利にしてたまるか!)」 ハルヒ「ちょ、バカ。何すん…」 キョン「新川さん、いくらなんでもそのゲームはやり過ぎですよ。麻酔銃だとかあらゆる手段で 旗を取り合うとか物騒すぎます。ほら、岡部先生も何とか言ってください」 ハルヒ「むが、むが。…むがが、むー(こら、キョン!手を離しなさい!)」 岡部「体を動かすことはいいことだし、別にクラスの皆が賛成すればやってもいいんじゃないか?」 キョン「えっ?」 岡部「どうだ?皆」 古泉「大変よろしいのではないでしょうか」 鶴屋「面白そうだし、あたしも大賛成さっ!」 森「いいと思います」 長門「賛成」 中河「長門さんが賛成なら俺も」 みくる「あ、わた…わたしも…(きっとこれがこの時間平面の必然なんですね)」 橘「あたしも賛成です(これを上手く利用できれば彼と佐々木さんとの距離をぐっと縮められるかも)」 キョン「ええっ!?」 朝倉「クラスの大半が賛成…これで文句無いわよね?喜緑さん」 喜緑「仕方ありませんね」 新川「決定ですな」 キョン「何てこった…」 ハルヒ「む、むぐぐ。むっが、むがっ、むー…むー(ちょっと!何時まで口をふさいでんのよ!)」 掃除時間 ハルヒ「夜中の学校でサバゲーか…ワクワクするわ!」 キョン「急に大声を出すな。おかげでごみをちりとりに掃きそこなったじゃないか。 …たく、ワクワクするのは勝手だが面倒ごとだけは起こすなよ」 ハルヒ「面倒ごとって何よ」 キョン「例えばエキサイトしすぎて対戦相手を半殺しにするとか、試合に負けそうになって ムカついて世界を滅ぼそうとするとかそういうのだ」 ハルヒ「あんた、頭大丈夫?」 キョン(お前は知らないだろうが、お前がその気になれば麻酔弾を実弾に変えたり、ストレスで 世界を崩壊させるくらいわけないんだぜ。…最も、今のこいつがそんなことしないって ことは俺やSOS団の連中なら自明なことでもあるが…まあ、それでも釘をさしておいて損はないだろう) キョン「言ってみただけさ。俺の頭はいたって正常だ。安心しろ」 ハルヒ「くだらないこと言ってあたしの気分に水を差さないでよね」 キョン「へいへい」 ハルヒ「……」 キョン「ハルヒ?」 ハルヒ「…ねえ」 キョン「な、何だ?(急に声のトーンを落としてどうしたんだ?)」 ハルヒ「あんたってさ、やっぱり…その…メイド萌えなわけ?」 キョン「はぁ?いきなり何言い出すだよ」 ハルヒ「あんた、クラスの出し物の希望を演劇からメイド喫茶に変えてたじゃない」 キョン(ハルヒのポニーテール見たさに変えたとは言えん。しかしこのまま黙ってると 俺がメイド萌えということにされてしまう。さて、どう答えたものか…) 佐々木「涼宮さん。こっちにもちりとりお願い」 キョン「佐々木が呼んでるぞ」 ハルヒ「わかってるわよ(ちぇ、邪魔が入っちゃった)」 ハルヒ「オッケー。今行く」 キョン(さてハルヒにどう言い訳したものか。事実と嘘を混ぜつつなんとか丸め込まないと…) ハルヒ「よし、終わり」 佐々木「涼宮さんはこの後部活ですよね。ごみは私が捨てておくから先に行っていいですよ」 ハルヒ「そう。じゃあ、そうさせてもらうわね」 キョン(あっ、ハルヒが戻ってきた) キョン「ハルヒ。さっきのことだが…」 ハルヒ「あっ、それはもういいわ」 キョン「はい?」 ハルヒ「どうせあんたのことだからくだらない理由でしょ。聞くだけ時間の無駄だわ」 キョン「だったら最初っから聞くなよ(言い訳の考え損じゃないか)」 ハルヒ(しょうがないじゃない。途中で返事を聞くのが怖くなっちゃったんだから) ハルヒ「そんなことよりさっさと部室に行きましょ。みんなをあまり待たせるのもよくないわ。 ほら、さっさと箒を戻してきなさい」 キョン「はいはい(俺の扱いって理不尽だよな。まあ、いつものことだが)」 ハルヒ「返事は一回」 キョン「お前はお袋か」 ハルヒ「だ、誰があんたのお袋なのよ!!」ボカッ キョン「いてっ。」 ハルヒ「いいから、さっさと行け!!」 キョン「…やれやれ」 PM11:45 3年8組教室 キョン「うぃーっす」 ガラガラ 橘「遅いです!」 キョン(何で教室に入ってそうそうに説教をくらわねばならんのだ) キョン「…遅いって、ゲーム開始までまだ15分もあるだろ」 橘「15分しかないんです。いいですか、ゲームの内容の再確認、作戦の説明と暗記、武器の選択と 使用法の確認等々、ゲーム開始前にやるべきことは色々あるんです。つまり戦いはすでに始まっているんですよ。 キョン(そんなもんか?) 橘「他の人は30分前にはもう全員集合してくれたというのに…全く、あなたって人は…」 喜緑「まあまあ、橘さん。それくらいでいいじゃないですか」 橘「でも」 喜緑「このまま説教を続けていた15分なんてあっというまです。それよりも別のことに時間を使った方が有益ではないでしょうか?」 橘「そ、そうですね」 喜緑「わかってくれてなによりです。それでは、皆さんメールでの連絡で既にご存知でしょうが 念のためにルールの再確認から始めましょうか」 キョン「…ふぅ(助かった)」 喜緑「ルールはいたってシンプル。1年2組の教室にある相手の旗を取れば私たちの勝ち。 この3年8組にあるこちらの旗を取られれば私たちの負けになります」 佐々木「やあ、キョン。教室に入ったとたん説教とは、災難だったね」ぼそぼそ キョン「ああ、全くだ。時間に遅れても無いのに遅刻だなんて言い出すのはハルヒだけで十分だっての」ぼそぼそ 佐々木「…………」ピクッ キョン「どうした?」ぼそぼそ 佐々木「…いや、何でもない」ぼそぼそ キョン「ならいいが」ぼそぼそ 喜緑「チームに支給されるは3種類の武器、マシンガン、ピストル、ライフルと予備の弾丸、そして目の保護用のゴーグルです」 キョン「なあ、長門」ぼそぼそ 長門「何?」ぼそぼそ キョン「今回の件はやっぱり機関によるハルヒへのサプライズイベントなのか?」ぼそぼそ 長門「そう」ぼそぼそ キョン「だよな(どう考えても展開がハルヒにとって都合が良すぎる)」ぼそぼそ 長門「補足すると今回の件は統合思念体の主流派も協力している」ぼそぼそ キョン「協力ってまさか…」ぼそぼそ 長門「今回のゲームに使う道具一式の提供」ぼそぼそ キョン「やっぱりか。…何でまた」ぼそぼそ 長門「進化の可能性の追求の一環」ぼそぼそ キョン「こんなゲームで進化の可能性なんて見つかるのか?」ぼそぼそ 長門「わからない。ただ、このゲームによって新しい涼宮ハルヒのデータが得られる可能性がある」ぼそぼそ キョン「…そうか」ぼそぼそ PM11:50 1年2組教室 朝倉「ゲーム開始10分前になったので作戦の再確認をしたいと思います」 みくる「ちょ、ちょっと待ってくださーい」 朝倉「何かしら朝比奈さん」 みくる「涼宮さんがさっき出て行ったまま帰ってきてませーん」 朝倉「涼宮さんが?(そういえば1回目の作戦の説明を終えたらすぐに出て行っちゃったわね)」 みくる「はい。すぐに戻ってくるって言ってたんですど」 朝倉「まあ彼女は時間を守る人だから直ぐに戻ってくるでしょ。気にせず作戦の確認を始めましょう」 みくる「ええっ!?皆そろってないのに始めちゃうんですか?」 朝倉「大丈夫、大丈夫。30分前にも一度説明してるし、涼宮さんだもの本当に直ぐに帰ってくるわよ」 ガラガラガラ ハルヒ「やっほー!!」 朝倉「ほらね」 みくる「あはは…」 鶴屋「おっ、ハルにゃん。おっかえりー!!」 ハルヒ「たっだいまー!!鶴屋さん」 パンッ 朝倉「再会のハイタッチをしてるところ悪いけど、そろそろ作戦の再確認を始めていいかしら?」 ハルヒ・鶴屋「どうぞ、どうぞ」 朝倉「ふぅ」 朝倉「それでは、ゲーム開始前に作戦の再確認をしたいと思います」 ハルヒ「再確認する必要があるほど難しい作戦でもないと思うんだけど」ぼそぼそ 鶴屋「そうだけど、やらないよりはやった方がよりベターさっ」ぼそぼそ ハルヒ「そんなもんかしら?」ぼそぼそ 朝倉「作戦はいたってシンプル、教室前に数名の防衛班を残して他のメンバーは敵の旗がある 3年8組を2手に分けて左右から挟み撃ちで襲撃。以上!」 みくる「こ、こんな単純な戦法で大丈夫でしょうか?」ぼそぼそ ハルヒ「さあ?まあ、あたしはチマチマせこいことやるより、これくらいわかりやすいほうが性にあってるけど」ぼそぼそ 鶴屋「何事もなせばなるっさ、みくる」ぼそぼそ みくる「はぁ…(大丈夫かな?)」 朝倉「因みに防衛班は朝比奈さん、鶴屋さん、阪中さん、コンピ研部長、パンジーくん。 これで作戦の再確認は終わりだけど何か質問は?」 全員「……………」しーん 朝倉「よろしい。じゃあ、これにて作戦の再確認は終了。ゲームが始まるまで自由時間にします」 PM11:52 3年8組教室 喜緑「―――。以上でルールの再確認を終わります。質問はありますか?」 全員「……………」しーん 喜緑「それでは引き続き作戦の説明に移りたいと思います」 佐々木「宇宙人の喜緑さんが考えた作戦か…どんなものだと思う?」ぼそぼそ キョン「わからん。聞いてればわかるだろ」ぼそぼそ 佐々木「そうだね」ぼそぼそ 喜緑「おそらく相手チームは攻撃重視の布陣で仕掛けてくるでしょう。そこでこちらは 防御に主体を置いた布陣でこのゲームに臨みたいと思います」 森「一つ質問してもいいでしょうか?」 喜緑「どうぞ」 森「相手が攻撃重視でくるとのよみはどのような根拠に基づいているのでしょう?」 喜緑「根拠ですか。そうですね…色々ありますが…、簡潔に言いますと相手方のリーダーの 朝倉さんの性格ですね。彼女、が短気と言いますか…そう、辛抱するのが苦手なんです。」 森(そういえば、涼宮さんに変化が起きないのに嫌気がさして彼を襲ったことがありましたね) キョン(確かに。言われてみれば、ハルヒが変化を起こさないからって独断専行で俺を 殺そうとしたし、委員長っぽいキャラしてる割には意外と短気だよなあいつ) 喜緑「そんな彼女がチマチマした防御重視の戦法を取るのとは思えないでしょ?」 森「成る程。納得しました」 喜緑「納得していただいて何よりです。さて、作戦の説明を続けましょう」 喜緑「作戦の概要は次のようになります。私ほか数名の精鋭メンバーだけで敵陣地に攻め込み、 残りのメンバーはここ3年8組と、3年5組と4組の間にある中央階段、3年9組の 奥にある東階段の3箇所を分担して守もります。何名かには後で追加で説明することが ありますが基本的には以上です。皆さん何か質問はありますか?」 全員「……………」しーん 喜緑「それでは続いて班の割り当てをおこないたいと思います」 PM11:54 1年2組教室 朝倉「くしゅん、…くしゅん。……くしゃみがでるなんて風邪でもひいたのかしら?」 藤原「思念体の端末が風邪なんてひくわけが無い。大方、誰かに貶されたんだろ。ご苦労なことだ」 朝倉「むっ、何でよ」 藤原「この時代には他人に貶されると2回くしゃみがでる…そんな下らん迷信があるんだ」 朝倉「ふーん」 藤原「そんなことより何で俺は呼び出されたんだ?何の用かは知らんがさっさと済ませて欲しいね」 朝倉「あっ、そうそう。パンジーくん」 藤原「…その呼び方はやめろ。不愉快だ」 朝倉「あら、名前なんてただの識別信号なんでしょ。だったら私があなたを呼んでるってわかればどう呼んでも問題ないんじゃない?」 藤原「くっ…」 朝倉「フフッ。それじゃ、話を戻すけど、あなたを呼んだのはちょっと釘を刺しとこうと思ったからなの」 藤原「釘?」 朝倉「そう、釘。私がいないのをいいことにあなたがゲームをサボらないようにね」 藤原「ふん。あんたも知ってのとうり先に行なわれた宇宙人、未来人、超能力者の会合で このゲーム中は宇宙的、未来的、超能力的能力の使用は禁止と決まっている。もし、僕が サボっていたとしてもあんたにはわかるまい」 朝倉「ご心配なく。進化の可能性の追求の一環とか何とかでこのゲームの内容は全て統合思念体が 記録することになってるの。だから、あなたが何をしてたかは後で記録を見れば一発でわかっちゃうわ」ニコッ 藤原「……………」ゴクリ 朝倉「というわけだから…」 ヒュッ 藤原(またしても首元にナイフが…) 朝倉「もし、サボったら……どうなるかわかるわよね?パンジーくん♪」 藤原「………イ、…イエス…マム…」 朝倉「よろしい」 スッ 藤原「……ふぅ(心臓に悪い)」 PM11:58 3年8組教室 キョン(ゲーム開始2分前か…。そうだ、長門達に釘を刺しとかないとな) キョン「長門」 長門「何?」 キョン「ええっと、このゲームに関してなんだが…ゲーム中は宇宙人的能力を使用しないで欲しいんだ」 長門「問題ない。先に行なわれた宇宙人、未来人、超能力者の会合でゲーム中に宇宙的、未来的、 超能力的能力を使用は禁止することが決定された。こちらも、むこうもこの地球上の法則を 無視した能力は使用しない」 キョン「そうか(さすが長門、話が早くて助かる)」 橘「やりましたね、佐々木さん。彼と同じポジションになれました。」 佐々木「これも橘さんのおかげだよ、ありがとう。でも…大丈夫かな?私そんなに運動神経よくないのに中央階段の防衛なんて」 橘「途中まで攻撃班の長門さんと中河さんも一緒ですから大丈夫ですって」 佐々木「そうかな」 橘「ええ。それにこういうゲームの場合、運動神経が余りよくない方が得することもあるのです」 佐々木「得すること?」 橘「ドラマやアニメでよくあるでしょ、ピンチのヒロインを意中の相手が助けてくれる展開。 そんなのが体験できるかも。彼は女心には鈍感ですがやるときはやる人間みたいですから」 佐々木「成る程」 橘「…佐々木さん」 佐々木「何?」 橘「あたしは教室前の防衛班なので、このゲームに関してはあたしに出来るのはここまでです」 佐々木「…そうだね」 橘「何も出来ませんけど、佐々木さんと彼が上手くいくように祈ってます」 佐々木「橘さん…」 橘「なーんて、あたしがいたとしても彼を警戒させるだけで特に力添えできることもないんですけどね」 佐々木「くっくっく、そういえばキョンは橘さんたちに対して少なからず敵対心を抱いてたね」 橘「おかげで結構苦労してるんですよ。もう少しどうにかならないかしら?」 佐々木「橘さんは色々彼らにやってるからね。難しいんじゃない?」 橘「やっぱそうですかね」 キーン コーン カーン コーン 新川(放送)「ゲーム開始10秒前になりましたので試合開始のカウントダウンを始めたいと思います。10、9―」 佐々木「いよいよだね」 橘「ええ」 新川(放送)「―2、1、ゲームスタート!!」 AM0 00 3階廊下 ダッダッダッダッダ 谷口「ここから見る限り相手はいない。中央階段確保は大丈夫そうだな」 キョン「いくら相手がハルヒたちだといっても距離的にこっちの方が有利なんだあたりまえだろ」 谷口「それも、そうか」 メイド喫茶チームA・B「よし、中央階段確…」 長門「………来る」 谷口・キョン「なっ!?」 バッ ハルヒ「もらった!!」スッ キョン「ハルヒ!?(まずいやられる)」 長門「…させない」スッ 中河「くそ」ガシッ キョン・谷口「おわっ」 ガガガガガガガガガガ メイド喫茶チームA・B「うわー」バタッ ハルヒ「さすが有希たちね。2人しかやれなかったわ」 谷口「た、助かった」 キョン「サンキュー長門、中河」 長門「まだ敵の攻撃は終わっていない。次がくる」 中河「ここでやりあうのはまずい、一旦教室に…」 ハルヒ「逃がすか!」 長門「…させない」 AM0 01 2階廊下 ガガガガガガガガガガ 会長「開始早々派手にやっているな。ご苦労なこった」 会長(古泉たちが仕組んだゲームになんか興味ねえし、こっちの攻めは先に行った奴らに任せて俺はさぼらせてもらうとするか) ガタッ 会長(音がしたのはそこの教室。味方は先に行ってるはず。…となれば……敵か) 会長「…………」 会長(このゲームにのるつもりは無いがこのまま放置してやられるのも癪だ)コソコソ 会長(やられる前にやってやる) ガラガラ 会長(覚悟しろ)バッ AM0 01 3階廊下 ハルヒ「さすが有希ね。キョンたちに逃げられちゃったわ」 長門「…そう」 ハルヒ「でも、全部がそっちの思い通りになると思ったら大間違いよ」チラッ ガガガガガガガガガガ 長門「…………」ヒョイ 古泉「お待たせしました」 ハルヒ「こっちのメンバーもそろったんだから」 ガガガガガガガガガガ ハルヒ(とは言ったものの、こんな狭い所だと味方の数が多くても動きにくいだけ。有希ほどの 相手だったらきっとそこにつけこんできてこっちの戦力を削ろうとするわよね。だったら…) ハルヒ「えーっと、九曜だっけ?」 九曜「――」コクリ ハルヒ「あんた確か有希並に万能だっだわよね。有希の相手をしてて欲しいんだけどいける?」 九曜「――」 ―九曜の回想― 朝倉「このゲームで頑張ってくれたら後で美味しいものいっぱい食べさせてあげる」 九曜「!!」 ――――――― 九曜「――」コクコクコクコク ハルヒ「オッケー、じゃあよろしく。あたしはその隙に教室に逃げ込んだキョンたちを叩く!」バッ 長門「…行かせない」スッ 九曜「――」スッ ガガガガガガガガガガ 長門「…しまった(涼宮ハルヒに突破された)」 ハルヒ「ここは九曜が引き受けてくれるから皆で攻めるわよ!」 古泉「了解しました閣下」バッ 演劇チームA・B「わかった」バッ 長門「……させない」 九曜「―相手は――私」 長門「…くっ」 AM0 02 2年7組教室 喜緑「あら、会長」 会長「き、喜緑くん!?」 喜緑「こんな所で合うなんて奇遇ですね」 会長「どうして君がここに」 喜緑「私、この度攻撃班になりまして」 会長「こちらの陣地を攻めに行こうとしたところ、こちらの攻撃班に見つかりそうになったのでここに隠れたというわけか」 喜緑「そうなんです」 会長「………」 喜緑「会長」 会長「何だね」 喜緑「私たちは敵同士ですよね」 会長「そうなるな」 喜緑「となると…やはり会長は私を撃たないといけないですよね」 会長(そういえば銃を構えっぱなしだったな) 会長「何を言っている。私が君を撃つわけ無いだろ。安心したまえ」スッ 喜緑「…会長」 会長(彼女を撃つ訳にもいかんがこのまま敵同士が同じ所にいるというのは不味い。ここは引くしかなさそうだな) 会長「このまま敵同士の二人が同じ所にいるのは不味い。私は何も見なかったことにしてここから立ち去らせてもらおう」クルッ 喜緑「…………」ぼそぼそ 会長「何か言ったかね?」 ガガガガガガガガガガ 会長「き…喜緑くん?」バタッ AM0 03 3年5教室 キョン「おい。外で長門が戦ってるのにこんな所でじっとしてていいのかよ」 中河「落ち着けキョン。俺だって長門さん一人に戦わせるのは非常に辛い。しかし、狭くて 遮蔽物が無い廊下で大人数で戦うのは自殺行為だ。あそこにいても俺たちは長門さんの 足手まといにしかならん。だからと言って、そのまま自陣まで戻ってしまうと直ぐに 来るだろう敵の増援に自陣近くまで攻め込まれる危険性が高くなる」 佐々木「それよりは、交戦中の長門さんの隙を見て突破してきた敵がバックアタックを恐れて こちらを先に攻めてきた所を迎え撃って撃破していく方がリスクが小さいというわけだね」 中河「そうだ」 キョン「………」 谷口「ドアに人影が」 中河「来たか…入ってきた所を集中攻撃するぞ」 ガラガラガラガラ バッ 中河「今だ!」 ガガガガガガガガガガ キョン「おい、入ってきたのはブレザーだけだぞ」 中河「しまった。こっちは囮だ」 ガラガラガラガラ ハルヒ「ひっかかったわね!」バッ キョン「くそ、反対側のドアから」 中河「攻撃が来るぞ、机で防げ!攻撃が途切れた瞬間に反撃だ」 ガガガガガガガガガガ キョン「攻撃が途切れた。今がチャンスだ」スッ 古泉「おっと、それはどうですかね」スッ キョン「くそ、今度は古泉か」 佐々木「僕たちが涼宮さんに気を取られているうちに侵入してきたみたいだね」 谷口「やべぇ」 ガガガガガガガガガガ 中河「落ち着け。敵の数が2人に増えたところでこっちは4人いる。こっちの方が有利だ」スッ ガガガガガガガガガガ ハルヒ「確かに、数ならそっちの方が有利ね。でも、そんなに上手くいくかしら」スッ キョン「ハルヒよ、過去の戦史をひもとけばわかるが基本的に戦争の勝敗は数で決まるんだぜ」スッ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ハルヒ「あたしたちが戦ってるのは今なの。過去のことなんて関係ないわ!」 キョン「過去の歴史から学ばないやつは思わぬ所で痛い目に逢うぞ」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ハルヒ「ふん。あたしがあんたに痛い目に逢わされるなんてありえないわ」 キョン「言ったな!」 AM0 04 2年7組教室 会長「…な……ぜ………」ガクッ 喜緑「ごめんなさい会長。でも、わたしどうしてもメイド服が着てみたいんです」 会長「……………」 喜緑「…といっても、もう聞こえませんよね」 朝倉「敵意のない相手を後ろから撃つなんていい趣味してるわね、喜緑さん」 喜緑「あら、味方がやられるのを教室の外から面白そうに見てた人には言われたくないですね」 朝倉「別に面白そうに見てわけじゃないわ。ただ、彼がリタイアしてくれた方があなたとの勝負に 邪魔が入らなさそうだったからほうっておいただけよ」スッ 喜緑「まあ、そういうことにしておきましょう」スッ 朝倉「今日こそケリをつけるわよ、喜緑江美里」 喜緑「それはこちらの台詞です」 朝倉・喜緑「いざ、尋常に勝負!」 ガガガガガガガガガガ バンッ AM0 04 3年8組教室前 橘「ふぅ。机のバリケード設置完了なのです。これで敵が攻めてきたときに他の味方が援護に来るくらいまでの時間は稼げるはずです」 国木田「確かに。でも、出来ればここまで敵が来ることなくゲームが終わって欲しいな」 橘「それが理想的ですけど、多分無理ね。既に向こうで激しい撃ち合いしてるし、足おt…」 ガガガガガガガガガガ 橘「言ってる傍から来ましたね。反撃しますよ国木田さん」 国木田「わかった」 AM0 05 3年5組教室 ガガガガガガガガガガ 佐々木「数の差をものともしないなんてさすが涼宮さんたちと言ったところだね」 谷口「ほんと、あいつらは出鱈目だぜ」 キョン「感心してる場合か。こっちは押されてるんだぞ」 佐々木「おっと、そうだったね。ごめん、ごめん」 ハルヒ「隙あり!!」バッ 佐々木「あっ…」 キョン「佐々木!」ガシッ 佐々木「きゃっ」 ガガガガガガガガガガ キョン「大丈夫か?」 佐々木「…ああ、おかげさまで」 キョン「どうやら、間に合ったらしいな」 佐々木「!!」ハッ 佐々木(キョンは涼宮さんに撃たれそうになった私を助けるために自分の元へと引き寄せたわけだけど、 今のこの体勢って、よくよく考えてみるとキョンに抱きしめられる形になってる。 まさか橘さんが言っていた展開が現実になるなんて…幸せすぎてどうにかなりそう)ドキドキ ハルヒ「…………(何時まで抱きしめてるつもり!?このエロキョン!!)」イラッ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キョン「おわっ」 佐々木「きゃっ」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キョン(くそ、どうしたんだハルヒの奴。攻撃が急に激しく…) ハルヒ「………(この状況でもまだ抱きついてるなんて…この、女の敵!!)スッ キョン(まずい、やられる…) 中河「これ以上味方の数を減らされてたまるか」スッ ガガガガガガガガガガ ハルヒ「ちっ(また邪魔が入った)」バッ キョン「悪いな中河、また助けられた」 中河「それはいいが、イチャつくならゲームが終わってからにしてくれ」 キョン「はぁ?何言ってる」 中河「それ、本気で言ってる……んだろうな…やっぱ。自分のしてることを客観的に見てみろ」 キョン「………(客観的?)」チラッ ガガガガガガガガガガ キョン「!!」 バッ キョン「す、すまん」 佐々木「い、いや。助けてくれてありがとう」 キョン・佐々木「…………」 谷口「お前らも戦え」 ガガガガガガガガガガ 佐々木「そうだね」スッ キョン「おっと、そうだった」スッ ガガガガガガガガガガ 古泉「おっと」ヒョイ キョン「覚悟しろ古泉」 ガガガガガガガガガガ 古泉「おや、相手に僕を指名しますか。やはりゲームとは言え涼宮さんを撃つのは気が進みませんか?」スッ ガガガガガガガガガガ キョン「ばっ、何を言ってる。そんなわけあるか。さっき普通に撃ち合ってただろ」 古泉「おや、そういえばそうでしたね」 キョン「何だそのわかってますよ的な顔は。言っておくが、俺がハルヒじゃなくてお前を攻撃する ことにしたのはだな、ハルヒよりお前の方が弱そうだからであってだ…」 古泉「はいはい。わかってますよ」 ガガガガガガガガガガ キョン「絶対わかってないだろ」 AM0 06 2年7組教室 喜緑「フフッ」 ガガガガガガガガガガ 朝倉「…………」ひょい 喜緑「近接戦闘では連射力が高いマシンガンの方がライフルより有利ですわ」 ガガガガガガガガガガ 朝倉「それはどうかしら」ブンッ カンッ 喜緑「おや」 朝倉「長い銃身には色々使い道があるのよ」 喜緑「ライフルの銃身で弾丸を打ち落とすなんて随分と出鱈目で乱暴な使い方ですね。 まあ、あなたらしいといえばあなたらしいですが」 朝倉「覚悟しなさい!」 AM0 06 1年2組前 みくる「あ、あちらこちらで銃声がしてます」 阪中「そうだね」 鶴屋「いよいよゲームが本格的に始まったってかんじだね」 AM0 06 1階中央階段 森「…そろそろしかけますか」 AM0 07 1年2組前 阪中「やっぱりここにも敵がきちゃうのかな」 鶴屋「余程こっちが圧勝しない限りそうなるだろうね」 みくる「ひぇぇぇ」 鶴屋「あっはっはっは。そんときはあっしがどうにかするから安心しなみくる」 みくる「そ、そうですね」 鶴屋「そうっさ」 キュピーン 鶴屋(この圧倒的なプレッシャーは…) 鶴屋「皆気をつけるっさ!」 みくる・阪中・コンピ研部長「えっ?」 バンッ 阪中「のねっ……」バタッ みくる「さ、阪中さん」 鶴屋「遅かった」 藤原「中央階段の方からの狙撃か」ダッ 鶴屋「みくるとコンピ研の部長は教室の中で待機してて」 みくる「鶴屋さんは?」 鶴屋「あたしはパンジーくんと一緒に相手を追うから。部長、みくるのことよろしく」 コンピ研部長「わかった」 鶴屋「そいじゃあ行ってくるさっ」ダッ みくる「気をつけてくださいね鶴屋さん」 鶴屋「うん」 AM0 08 3階中央階段 九曜「―――」スッ ガガガガガガガガガガ 長門「…っ(九曜周防の戦闘能力がこちらの予測値よりも高い…)」 九曜「美味しいもの――いっぱい――美味しいもの――いっぱい―」 ガガガガガガガガガガ 長門(人間の能力内で認知できる情報を元に現状を分析すると私が行なっている戦闘、3年5組内で 行なわれている戦闘、3年6組、8組間で行なわれている戦闘この3つ全てこちら側が劣勢。現状を打開するには…)バッ AM0 08 1階中央階段 鶴屋「パンジーくん、どうだった?」 藤原「ダメだ逃げられた」 鶴屋「そっか」 藤原「だが、相手…森園生に発信機をつけることに成功した」 鶴屋「じゃあ、教室で待機してるコンピ研の部長に頼めばパソコンで位置を割出せるんだね」 藤原「ああ」 鶴屋「やるねパンジーくん」 藤原「ふん。世辞を言ってる暇があったらさっさと部長に電話をしたらどうだ」 鶴屋「おっと、そうだね」 藤原(何もせずに森園生に逃げられていたら後で朝倉涼子にどんな目にあわされていたか…助かった) AM0 09 3年5組教室 佐々木「涼宮さんも古泉くんも凄く強いね。数では2倍勝っているこちらを圧倒するなんて」 キョン「確かに。こっちに中河以外運動神経いい奴がいないってのもあるがそれを差し引いても ハルヒと古泉の奴すごすぎだな。前から知っていたことではあるが改めて実感したぜ」 ガガガガガガガガガガ 谷口「くそ、涼宮と愉快な仲間たちにかかわるとほんとろくなことにならねえな」 中河(このままだとこちらの戦力が削られていくのも時間の問題かもしれないな…) ガガガガガガガガガガ ハルヒ「キョンや谷口にしては結構頑張るじゃない。でも、ここでそんなに時間を使うわけには いかないのよね。そろそろ終わらせるわよ古泉くん」 古泉「了解しました閣下」 キョン「来る」 ガガガガガガガガガガ ハルヒ・キョン「えっ?」 長門「………」バッ キョン「長門」 ハルヒ「有希」 古泉「おや」 キョン「援護に来てくれたのか」 長門「違う」 キョン「はい?」 長門「こちらに逃げてきたが正解」 九曜「―逃がさない」バッ キョン「九曜」 谷口「この」 ガガガガガガガガガガ 長門「聞いて」 キョン「何だ」 長門「今、こちらのチームは劣勢。このまま戦闘を続行するとこちらの旗が敵に奪われる可能性が高い」 キョン「マジか」 長門「マジ。そして現状を打開するために今ここに人員の再配置を実行したい。許可を」 キョン「許可か。皆はどうだ?」 佐々木「いいと思うよ。このまま戦っても事態が好転するとは思えないし」 谷口「別にいいぜ」 中河「俺が長門さんの提案にノーと言うわけ無いだろ」 キョン「…よし。頼む長門」 長門「了解。再配置の案を提言する」スッ ガガガガガガガガガガ 長門「―以上。私と彼で敵をできるだけひきつけるから」 キョン「その隙に俺と谷口と佐々木は8組にいる国木田たちに加勢して旗の防衛か」 長門「そう」 キョン「いくら長門でもこのメンツで3対2は辛いだろ。大丈夫か?」 長門「問題ない。短期決着は無理でも持久戦に持ち込めば何とかなる。それより旗の方が問題」 キョン「…わかったよ」 長門「私が涼宮ハルヒに攻撃を仕掛けるからその隙に移動して」 キョン「了解」 長門「………」バッ ハルヒ「一人で突っ込んで来るなんていくら有希でもちょっと無理が過ぎるんじゃない?古泉くん、九曜一斉攻撃よ」 古泉「了解。いきますよ」 九曜「―――」コクリ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キョン「今だ。佐々木、谷口」バッ 谷口「おう」バッ 佐々木「うん」バッ ハルヒ「しまった。有希は囮!?」 古泉「行かせません」スッ 長門「させない」 中河「やらせるか」 ガガガガガガガガガガ 古泉「おやおや」 ハルヒ「くやしー。キョンたちに逃げられた」 ブブブブブ ハルヒ「誰よこんなときに」ピッ ハルヒ「みくるちゃん?何よこんなときに。……えっ!?」 AM0 09 1階中央階段 鶴屋「ありがと。そいじゃ、向こうに動きがあったらまた連絡して」ピッ 藤原「相手の居場所はわかったか?」 鶴屋「うん。2年4組にいるって」 藤原「そうか」 鶴屋(あの人のことだから発信機に気付いている可能性もあるし気をつけないと…) 藤原「何をぼーっとしている。行くぞ」 鶴屋「あ、ごめんごめん」 藤原「ここか」 鶴屋「相手は森さんだし罠かもしれないから気をつけて。…行くよ」 藤原「ああ」 ガラガラガラガラ 鶴屋・藤原「………」スッ 鶴屋「あれ?」 藤原「誰もいないだと……」 鶴屋「コンピ研の部長から連絡はきてないから、発信機に気付いてこの部屋に置いていったか…」 藤原「それとも森園生がまだこの部屋のどこかに隠れているかだな」 鶴屋「あたしはもう一度コンピ研に電話してみるからパンジーくんは森さんが隠れてないか探してみて」ピッ 藤原「…了解だ」 鶴屋「あ、もしもし部長。実はさ―」 藤原(教卓の下…にはいない。後隠れられそうなのはロッカーくらいか) 鶴屋「えっ!?それは本当かい部長?……そうなんだ。でも、あそこはいくらなんでも…」 キュピーン 鶴屋(またこのプレッシャー…ということは…) 鶴屋「ごめん部長電話切るっさ」ピッ 鶴屋「パンジーくんをつけて。敵はまd―」 バンッ 藤原「な……」バタッ 森「少し忠告するのが遅かったですね」 鶴屋「…みたいだね。それにしても驚いたよ。まさか窓の外に隠れてたなんて。普通ならやらないよね」 森「そうかもしれませんね」ニコッ 鶴屋(前々からすごい人だとは思ってたけど、さすがだね。こりゃ、ちこっとまずいかな) AM0 11 3階廊下 谷口「早く8組まで戻ろうぜ」 キョン「そうだな」 佐々木「ま、待って」 ガガガガガガガガガガ キョン「佐々木、一気に突っ切るぞ」スッ 佐々木「ちょ、キョン(あわわ、キョンが私の手首を握って…じゃなくてこのまま戻るより敵を挟み撃ちにした方が…) 谷口「行くぞ!!」 ガガガガガガガガガガ AM0 11 3年8組前 橘「国木田さんアレをみてください」 国木田「あっ、キョンたちだ。援護に来てくれたのかな」 橘「彼らと協力して敵を挟み撃ちにすればこの状況をどうにかできそうですね」 国木田「そうだね」 ガガガガガガガガガガ 橘「…て、彼らが敵がいる6組を素通り!?」 国木田「こっちに来るみたいだね」 橘「ちょっと、一体何を考えてるんですか。こっちに5人固まるより3、2で挟み撃ちにした方がいいに決まってるじゃないですか」 国木田「普通に考えればそうだけど。先頭を走ってるのが谷口だからね」 橘「理性的な敵軍は愚昧な友軍より賞賛に値すると言いますが、本当に愚昧な友軍は使えませんね」 国木田「まあまあ。谷口も馬鹿なりに頑張っているんだからそんなこと言ったら可哀想だよ」 橘「…そうですね(あなたの言ってることも結構酷いと思うんですけど。本当に友達?)」 国木田「谷口たちが来るよ。援護してあげよ」スッ 橘「そうですね。どうせ今更引き返せと言っても間に合いませんし、せめて全員無事にこっちに 来てもらって守備で活躍してもらいましょう」スッ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 国木田「谷口、キョン、佐々木さんお帰り」 キョン「ふう。何とか無事に戻ってこれた」 佐々木「そ、そうだね(キョンの手、暖かかったな)」 谷口「俺たちが戻ってきたからこっちはもう大丈夫だぜ」 橘「はぁ…(だといいんですけどね)」 橘「とりあえず、そちらの経緯を教えてください」 谷口「わかった」 AM0 12 2年4組 森「さて、次はあなたの番ですよ」ダッ 鶴屋「悪いけどそう簡単にはやられないっさ」スッ ガガガガガガガガガガ 森「マシンガンですか。確かに連射能力に優れたマシンガンは接近戦において有用です。しかし」ひょい 鶴屋(早い…) 森「当たらなければどうということはありません」ブンッ 鶴屋「…あっ……(足払い…まずい今体勢崩したら)」 森(受身を取るつもりでしょうがさせませんよ)ブンッ 鶴屋「うにゃ」バタッ 森「マウントポジションを取られたら回避のしようも無いでしょう」スッ 鶴屋「………(ダメだ、やられる。みくる…ごめん)」 AM0 13 3年8組前 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 谷口「くそ。ここで5人固まってても狙い撃ちにされるだけじゃねえか」 佐々木「こうなると思ったからあのとき『待って』と言ったんだけどね」 橘「佐々木さんの忠告を聞こうとしなかったあなたのせいなのです」 国木田「まあまあ」 キョン「はぁ、これからどうなるんだろうな?……やれやれ」 AM0 13 2年4組 森「これで終わりです」 ガガガガガガガガガガ 森「!!」バッ 鶴屋「えっ?」 森「もう少しのところで邪魔が入ってしまいましたね」 古泉「邪魔をしてすいませんね森さん」 鶴屋「一樹くん!?」 古泉「ですがこちらとしては彼女が倒されてしまうと少々困るのですよ」 鶴屋「どうしてここに?」 古泉「涼宮さんの指示です。先ほど、鶴屋さんが危ないかもしれないと朝比奈さんから彼女に 電話がかかってきましてね。僕が援護に行くよう仰せつかりました」 鶴屋「そうなんだ。おかげで助かったよ、ありがとっ!」 古泉「お言葉光栄ですが礼を言うのはまだ早いのではないでしょうか?まだ、危機を脱したわけではありませんし」 鶴屋「おっと、そうだね」 森(鶴屋嬢と古泉が相手ですかこれなら少しは楽しめそうですね) 森「話は終わりましたか?」 鶴屋「もち!」 森「そうですか。それでは第2ラウンドといきますよ!」バッ 鶴屋「望むところさっ!」バッ AM0 14 3年5組 ガガガガガガガガガガ 中河(理由はよくわからんが古泉がどこかに言ってくれたおかげでこっちの戦況は少しマシになったな) ガガガガガガガガガガ 中河(と言っても涼宮も周防もかなりの身体能力だから油断できないか…) AM0 15 2年7組 ガガガガガガガガガガ 朝倉(さすがに強いわね喜緑江美里。でも、あれだけ撃ちまくってたらそろそろ弾切れになるはず…) 喜緑「どうかしましたか朝倉さん?さっきから防戦一方のようですが」 ガガガガガガガガガガ 朝倉(弾の補充の際には誰でも若干の隙ができる。そこで一気に方を付ける) ガガガガガガガガガガ カチ 喜緑「…弾切れですか」 朝倉(今だ!!)バッ 喜緑(まずい) 喜緑(早く弾を補充しないと)スッ 朝倉「弾の補充なんてさせないわよ」 バンッ 喜緑「…くっ(予備の弾丸がはじかれてしまいました)」 朝倉「隙あり」ブンッ 喜緑「…あ…」 バタン 喜緑(マウントポジションを取られてしまいましたか) 朝倉「こうすれば身動きが取れない…チェックメイトね」 喜緑「………」 朝倉「さよなら」 バンッ 喜緑「………」ガクッ 朝倉「意外とあっけなかったわね。…さて前線の味方と合流しましょうか」 AM0 16 2階中央階段 ガガガガガガガガガガ 朝倉(おっ。やってる、やってる。みたところまだ東階段を突破できてないみたいね) 演劇チームC「遅かったな朝倉」 朝倉「ちょっとね。それで状況は?」 演劇チームC「見たまんまだ。ここ東階段でメイド喫茶チームと交戦中。今までにここの戦闘で リタイアしたのはこちらと向こうで一人ずつ」 朝倉「オッケー、大体把握したわ。それじゃ、ここもさっさと片付けちゃいましょ」バッ 演劇チームD「おい、朝倉いくらなんでも一人で突っ込むのは…」 朝倉「覚悟しなさい」スッ バンッ AM0 16 3年8組前 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 佐々木「向こうもこちらも迂闊には攻め込めない…完全に硬直状態だね」 キョン「そうだな」 国木田「でもこの状態も何時までもつかな」 谷口「どういうことだ?」 国木田「言ったままの意味だよ。現状は涼宮さんや朝倉さんみたいなずばぬけて凄い人たちが 攻めてきてないからなんとか防げてるけど、彼女たちが攻めてきたらこっちも 東階段の方も今よりずっと辛くなるだろうね」 橘「まあ、こちらにも彼女たちに対抗できるくらい凄い人がいますし、必ずしも涼宮さんたちが ここにたどり着けるとは限りませんが。でも、最悪の場合を考えると今のうちに敵の数を少しでも減らしておきたいですね。」 佐々木「だけど、敵がいる6組まで結構離れてるから難しいね。ここからの射撃では当たりづらい。 接近して攻撃しようにも6組にたどり着くまでに迎撃される可能性がある。 橘「せめて、バリケードがもう少し前にあれば5組の教室内を通って6組に接近できるんですけどね。はぁ、こんなことになるならもっと前にバリケードを張ればよかったのです」 谷口「橘」 橘「何です。こんなときに」 谷口「バリケードを今より前に張れればこの状況はマシになるんだな?」 橘「まあ、少なくとも今より悪くなることはないと思いますけど」 谷口「なら俺がやってやる」 橘「机を担いで移動してる最中は無防備で撃たれ放題になりますからかなり危険ですよ」 谷口「なあに、ここから6組の扉のところまでなんて大した距離じゃない。問題ないぜ」 橘「そう…ですね。じゃあ悪いけど頼めますか?」 谷口「任せとけ(これでさっきのミスを帳消しにしてやるぜ)」 キョン「………」 谷口「次に敵の攻撃が止んだときに出るから皆援護してくれ」 国木田「わかった」 キョン「ああ」 佐々木「了解」 橘「了解です」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 谷口「攻撃が途切れた今だ」バッ 橘「皆さん谷口さんを援護です」スッ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 谷口(これくらい進めばいいだろ。さて机を置くか) キョン(まずい、敵の反撃が) ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ トン 国木田「敵の反撃があったけどなんとか無事に机を置けたね」 キョン「みたいだな。しかし、敵に反撃されたときはひやひやしたぜ」 橘「やるじゃないですか谷口さん」 谷口「ま、まあな」 橘「少しは見直しましたよ」 バタッ キョン・国木田「谷口?」 谷口「皆…いい喫茶店にしてくれよ」ガクッ 橘「谷口さん…」 国木田「どうやらさっきの反撃のときに撃たれたみたいだね」 キョン「………」 バンッ 国木田「…っ」バタッ キョン「国木田!」 橘「後ろから攻撃!?」 佐々木「東階段を突破されたってことだね」 橘「あたしは6組にいる敵がこないよう抑えますから佐々木さんは9組側の敵をお願いします」スッ 佐々木「わかった」スッ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キョン「9組側の方が敵が多そうだ。俺もそっちにつく」 佐々木「いや、それよりもキョンは長門さんたちに連絡を取ってくれ。この状況は多分3人じゃ対処しきれない」 キョン「だが、長門と中河もハルヒたちと交戦中だぞ」 佐々木「そうだけど現在僕たちが位置を把握している味方で一番近いのは彼女たちだ」 橘「長門さんたちには酷ですが、このまま何も対策を採らなければ旗を取られてしまい ゲーム終了です。それよりは少しでも可能性のある方にかけた方がいいと思いませんか?」 キョン「……わかったよ(毎度毎度長門には迷惑かけっぱなしだな)」ピッ AM0 18 3年5組 ブブブブブ 長門「………」ピッ キョン『交戦中にすまん』 長門「…いい」 キョン『8組が敵チームに挟み撃ちにされてるんだ。俺たちも応戦してるけどそう長くもちそうにない。 無理なことを言っているのは承知してるがこっちの援護に来てほしいんだ』 長門「…そう」 キョン『頼めるか?』 長門「肯定。確約は出来ないが可能な限りやってみる」 キョン『毎度のことながら悪いな長門。じゃあ頼む』 長門「………」ピッ ガガガガガガガガガガ 中河「さっきの電話はキョンからですよね長門さん。向こうに何かあったんですか?」 長門「………」コクリ ハルヒ(さっき有希が電話で何を話してたのかはわかんないけどあの様子だと有希たちが何かしらの行動をおこしそうね。気をつけないと)スッ ガガガガガガガガガガ 中河「俺が二人の気を引き付けるからその隙にキョンたちの所へ行ってください」ぼそぼそ 長門「………」コクリ 中河「じゃあ、行きますよ」バッ ハルヒ(でかいのが一人で突っ込んできた。普通なら狙い目だけど…) 中河「くらえ」スッ ガガガガガガガガガガ ハルヒ「そんな単調な攻撃に当たるわけないでしょ」ヒョイ ハルヒ(こっちは囮でおそらく有希がこの隙にこの部屋を抜け出そうとするはず)チラッ 長門「………」バッ ハルヒ(やっぱり) ハルヒ「同じ手に2度も引っ掛からないわよ。九曜!」スッ 九曜「―――」コクリ 中河(こちらの行動が涼宮に読まれている。やはり2度も同じ手を使ったのはまずかったか。くそ、間に合え)バッ 長門「………」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ハルヒ「また、こいつに邪魔されちゃった。これで3度目ね。たく、有希に逃げられちゃったじゃない」 中河「ま、間にあっ……た」バタッ ハルヒ「有希を追いかけましょ、九曜」 九曜「―迂闊」バタッ ハルヒ「九曜?」 九曜「―跳――弾」ガクッ ハルヒ「跳弾?何言ってんの?てか、何時の間にうたれたのよ」 九曜「―――」 ハルヒ「と言っても、もう寝ちゃったみたいだし何聞いても無駄か」 カラン ハルヒ「ん?さっきまでこんな所に弾なんて転がってたかしら?」 ハルヒ「………」 ハルヒ「おっと、いけない。さっさと有希を追いかけなくちゃ」 AM0 19 3年8組前 ガガガガガガガガガガ キョン「まずいな」 佐々木「朝倉さんを先頭に敵がどんどんこっちに迫ってきてる」 橘「こっちもです」 朝倉「結構頑張ってるわね向こうの守備も。でも、これで終わりよ」スッ 長門「させない」 ガガガガガガガガガガ 演劇チームE・F「うわー」バタッ キョン「長門」 佐々木・橘「長門さん」 長門「………」 キョン「サンキュー、助かったぜ」 長門「まだ、終わっていない向こうにも敵がいる」バッ 朝倉(あっという間にこっちの攻撃陣2人を倒しちゃうなんてさすが長門さんね) 朝倉「長門さんがくるわよ、皆気をつけ…」 長門「…遅い」 ガガガガガガガガガガ 朝倉「なんの」ヒョイ 演劇チームC・D「うわー」バタッ 佐々木「凄いね長門さん。あっという間に4人も」 キョン「だな。おかげで、後は朝倉をどうにかできれば危機を脱せそうだ」 橘「そう簡単にはいきそうにないですね」スッ ガガガガガガガガガガ 橘「今度は涼宮さんがこっちに向かってきてます」 佐々木「まだ、挟み撃ちの状況は終わってないってことだね」 橘「そうです」 ガガガガガガガガガガ キョン「ハルヒのやつ長門を追ってきたんだろうな。たく、一難去ってまた一難。また厄介なことになってきた」 佐々木「敵は2人でこちらは4人。2人1組で敵にあたるか、それとも片方を一気に攻めるか。どうする?」 橘「……そうですね」 橘(涼宮さんが1人でこっちに来たということと先ほど谷口さんから聞いた話を考慮にいれると 他に5組で戦っていた古泉さん、九曜さん、中川さんの3人が既にリタイアしてしまった 可能性が高い。ということは残りの攻撃班がこの場にいる涼宮さんと朝倉さんの2人だけの 可能性が高い。そして、敵は攻撃に人員の多くを割いた攻撃重視の布陣で守りは薄い…) ガガガガガガガガガガ 橘「二人とも少し耳を貸してください」 キョン・佐々木「?」 AM0 19 2年4組 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 古泉「………(相変わらず凄まじい強さですね森さん)」 鶴屋「………(二人がかりで攻撃してるのにかすりもしないっさ) 森「どうしました?もう終わりですか?」 鶴屋「まだまだっさ」スッ ガガガガガガガガガガ 鶴屋(と言ってみたもののまずいな。こっちはかなり撃ってるのに対して向こうは 殆ど撃ってない。このまま戦い続けたら先に弾切れになるのは確実にこっち。 そんでもって弾の補充をさせてくれるほど森さんは甘くない…) 古泉「………」スッ ガガガガガガガガガガ カチ 古泉「…しまった(早く弾を補充しないと)」 森「弾の補充なんてさせませんよ」スッ 鶴屋「邪魔はさせないさっ」スッ ガガガガガガガガガガ カチ 森「その程度の攻撃では私を止めることはできませんよ」ヒョイ バンッ 古泉「…っ(予備の弾がはじかれた)」 鶴屋(まずいね。こっちも弾切れになっちゃったさ)」 森「おや、お二人とも弾切れですか。それではもう戦うことはできないそうにありませんね」 古泉「森さんが相手だとそうなりますね」 森「チェックメイトです。これ以上抵抗しても無駄ですよ。大人しく降参してください」 古泉「そうですね…これ以上抵抗しても精々倒されるのが少し遅くなるだけでしょうしここら辺が潮時ですかね」チラッ 鶴屋「そうだね。悔しいけどここは潔く負けを認めた方が良さそう」コクリ 森(古泉の表情を見たところ台詞とは裏腹にまだ諦めていないようですね) 森「そうして頂けると助かります」 森(古泉のブレザーに若干の膨らみがある、おそらくブレザーの裏に武器を忍ばせているのでしょう。 降参すると見せかけて相手を油断させ隙を突いて隠していた武器で攻撃する…姑息では ありますが確かに有効な作戦です。しかし、残念ですが手の内が読めてしまえば通用しませんよ) 古泉「もう抵抗はしません。どうぞご自由に僕たちを撃ってください」二コッ 森「では、遠慮なく」スッ 鶴屋「なーんてね。そんなこと言うと思ったら大間違いっさ!」バッ 森(やはり、自分に注意を引き付けるために彼女が先に動きましたか。ですがその手には乗りませんよ) 古泉「………」スッ 森(まずは、古泉から倒させてもらいます) バンッ 古泉「…っ」バタッ 鶴屋「一樹くん!」 森(これだけの時間では彼女は弾の再装填もままならないはず、これで終わりです)クルッ バンッ AM0 20 3年8組前 橘「―以上です。いいですか?」 佐々木「オッケーだよ、橘さん」 キョン「お前の指示に従うのは癪だが勝つためなら仕方がないか(これもポニテのためだ)」 橘「それじゃあ行きますよ!」バッ ハルヒ(ええっと、橘だっけ?一人で突っ込んでくるなんていい度胸してるじゃない。返り討ちにしてやるわ)スッ ガガガガガガガガガガ 橘「悪いですけどあたしはあなたの相手をするつもりなんてないのです」ヒョイ ハルヒ「なんですって」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ハルヒ「援護射撃!?たく、鬱陶しいわね」 橘「さよならなのでーす」 ハルヒ(ほんとにあたしとやりあわず素通りして言った!?ということはあいつ、こっちの陣地 攻めに行く気?まずいわ、今こちらの陣地にはみくるちゃんとコンピ研部長しかいない。 攻め込まれたらあっという間に陥落決定じゃない) ハルヒ「こら、待ちなさい!!」バッ 橘「へへーんだ。待てと言われて待つ馬鹿なんているわけないじゃないですか(よし、かかった)」 キョン「どうやらハルヒは橘の挑発に乗ったみたいだな」 佐々木「そうだね。後はこの隙に守りの薄い敵陣地を僕たちで攻め落とせればゲームセットだ」 キョン「はたしてそう上手くいくかね」 佐々木「橘さんのよみだと敵陣地には殆ど人が残ってないはずだから何とかなるよ多分」 キョン「だといいがな」 佐々木「本当に橘さんは信用されてないね」 キョン「当たり前だ。朝比奈さんを誘拐した奴なんて信用できるわけないだろ」 佐々木「くくっ、そう言うと思ったよ。実に君らしい答えだ」 キョン「なんだそりゃ」 佐々木「おっと、今は話し込んでる場合じゃない。涼宮さんとも十分な距離がとれたしそろそろ行こうか」 キョン「…そうだな(はぐらかされた気るがする)」 AM0 20 2年4組 鶴屋「へへ、油断したね」 森「まさか、先に倒された未来人の武器で攻撃してくるとは…予想外でした」バタッ 鶴屋「…と言ってもこっちもバッチリ撃たれちゃったたからおあいこかな…」 バタッ 鶴屋「ごめん…みく…」ガクッ AM0 21 3階廊下 ハルヒ「この!待ちなさい!!」スッ ガガガガガガガガガガ 橘「鬼さんこちらー手のなるほうへー」 ハルヒ「誰が鬼ですって!」 橘(涼宮さんの運動神経だと追いつかれるのも時間の問題ですね。ここは…)バッ ハルヒ「待て!」 ガラガラガラガラ ハルヒ「チャーンス、教室に逃げ込んだ。袋の鼠だわ」 ハルヒ「いただき!」バッ ハルヒ「…あれ?誰もいない?」 ガラガラガラガラ ハルヒ「しまった」 ハルヒ(嵌められた。あたしをここに閉じ込めるためにわざと教室に入ったのねあいつ。 というこはあいつは囮で他の誰か―おそらくキョンと佐々木さん―にこちらの 陣地を攻撃させる気ね。直ぐに自陣に戻らないとまずいけど迂闊に外に出たら その瞬間に橘に撃たれるのがオチね……) 橘「上手くいきましたね、これで涼宮さんはこの教室から出ることができないはず。後はあの二人が 上手くやってくれればゲームセットですね」 橘(さてと、佐々木さんにこのことを報告しましょうか)ピッ AM0 23 1階西階段 佐々木「―そうなんだ。連絡ありがと。じゃあ、また後ほど」ピッ キョン「誰からだ?」 佐々木「橘さんからだよ。涼宮さんの足止めに成功したって」 キョン「そうか。じゃあ、今度は俺たちが頑張る番てことになるんだろうな…やっぱり」 佐々木「そうだね。今も敵を引きとどめてくれている橘さんや長門さん、そして皆のためにも頑張らないと」 AM0 23 1年2組 みくる「ほにゃ?」 コンピ研部長「どうかした?」 みくる「いや、あの…何だか西階段の方から物音がしたような気が」 コンピ研部長「そうかい?僕には聞こえなかったけど」 みくる「だったら気のせいですね、きっと。多分、緊張しすぎてありもしない音が聞こえただけなんですよ」 コンピ研部長「………」 みくる「部長さん?」 コンピ研部長「念のために外の様子を見てくる。直ぐに戻ってくるから君はここにいてくれ」 みくる「あっ…はい」 AM0 23 3階廊下 橘「佐々木さんへの報告完了」ピッ 橘(後は涼宮さんがこの教室から出ように見張り続けるだけですか。と言っても彼女も 馬鹿じゃないですし、下手に出ようとしたら撃たれる状況で迂闊に行動するわけない でしょうからあたしのすることってここでゲームが終わるまでずっと立ってるだけ なんですよね。退屈極まりないのです) 橘(早くゲーム終わらないかな) ガラガラガラガラ 橘「!!」ビクッ ガガガガガガガガガガ 橘「…なっ」バタッ ハルヒ「残念だったわね」 橘「…なん……で」ガクッ ハルヒ「教室から出るときに通るのはドアだけとは限らないのよ。よーく覚えておきなさい」 橘「………」 ハルヒ「あらら、もう聞こえてないわね」 ハルヒ(まさかあたしが窓からパイプを伝って隣の教室に移動していたとは夢にも思わなかったでしょうね) ハルヒ「こんなこともあろうかとゲーム開始前に3年8組以外の教室の窓を片っ端から開けておいてよかったわ」 AM0 24 1年2組教室 ガガガガガガガガガガ みくる「ひゃう」ビクッ みくる(部長さん大丈夫でしょうか…) タッタッタッタ みくる(足音が二つ…と言う事は部長さんは…) AM0 24 1階廊下 佐々木「さっきの銃声で敵の増援が誰も駆けつけないことから考えると敵の現状は3通りの解釈が できるね。一つ、敵の陣地にはもう人が残っていない。二つ、陣地に人は残っているが まともに戦闘のできる人員がいない。三つ、戦闘のできる人員が残っているがあえて 何もせず、自陣に誘い込んで僕たちをそこで撃破しようとしている」 キョン「できれば一つの目の解釈の通りになって欲しいね」 佐々木「確かにね。でも、実際の所どうなのかはわからないからね油断しないことにこしたことはないよ」 キョン「そうだな。じゃあ、俺は手前の扉から行くから佐々木は時間差で奥の扉から行ってくれ」 佐々木「わかった」 キョン(扉を開けたとたん蜂の巣ってことにはならないでくれよ) ガラガラガラガラ みくる「キ、キョンくん」スッ キョン「朝比奈さん(見たところこの教室に残ってるのは彼女だけか) みくる「う、動かないでください。動くと、その…撃ちます」プルプル ガラガラガラガラ みくる「ひゃっ」ビクッ 佐々木「そうはいかないよ」スッ キョン「銃をおろしてください朝比奈さん。たとえゲームでもあなたを撃ちたくはない」 みくる「い、いやです。皆が頑張ってるのに私だけ何もせずただ降参するなんてしたくありません」 佐々木「涼宮さんは橘さんが、朝倉さんは長門さんが足止めしています。待っても味方は 来ません、時間を稼いだ所で何の意味もありませんよ」 みくる「それでも、やれることはやりたいんです」 佐々木「どうするキョン?」 キョン「…そうだな(できれば朝比奈さんを撃ちたくないな)」 佐々木「!!」ビクッ キョン「どうした?」 佐々木「キョン、危ない!」バッ キョン「はい?」 ドン キョン「なっ…(窓際にハルヒ!?)」 ガガガガガガガガガガ 佐々木「…っ」バタッ ハルヒ「あら、邪魔がはいっちゃったわね」 みくる「涼宮さん!」 キョン「ハルヒ!(ハルヒがここに来たってことは橘の奴はやられちまったのか)」 ハルヒ「まあ、いいわ。どうせ順序が逆になっただけだし」 キョン「てか、お前どこから入ってきてんだ」 ハルヒ「どこからって、窓からよ。あんたも見たでしょ」 キョン「そんなことはわかってる。俺が言いたいのはだな…そのお前の行為が反則じゃないのかってことだ」 ハルヒ「反則ですって?何間の抜けたこと言ってんの。このゲームはあらゆる手段を 駆使していいって新川さんが言ってたじゃない」 キョン「そりゃ言ってたが、普通、室内競技で外に出ることを想定するわけないし、窓は出入り口じゃないだろ」 ハルヒ「ふん。そんなものの考えしかできないからあんたは何時までたってもヒラ団員なのよ。 いいこと?物事ってのは臨機応変に考えないとダメなの」 キョン「…あのなあ(お前の考え方は臨機応変とは言わんと思うぞ)」 ハルヒ「みくるちゃん」 みくる「な、何ですか?」 ハルヒ「時間稼ぎご苦労さん。後はあたしが引き受けるわ」 みくる「はい」 ハルヒ「と言うわけで覚悟しなさい、キョン!」ビシッ キョン「そう簡単にやられてたまるか」スッ ガガガガガガガガガガ ハルヒ「そんな弾、いくら撃ってもあたりゃしないわ」ヒョイ キョン「ちっ」 ハルヒ「うりゃ」スッ ガガガガガガガガガガ キョン「おわっ」 ハルヒ「もういっちょ」 カチ カチ ハルヒ「あれ?」 キョン(しめた弾切れだ) ハルヒ「…だったら!」バッ キョン「喰らえ!」 ガガガガガガガガガガ ハルヒ「こうするまでよ!」 キョン(ハルヒの奴距離をつめてきてどうするつもりだ?) ハルヒ「うりゃー」 キョン「うわっ(足払い!?)」 バタッ キョン「いってー」 ハルヒ「そんでもって!」 キョン(馬乗り) みくる「あわわ(だ、大胆です)」 ハルヒ「マウントポジションを取られたら何もできないでしょ」 キョン「…くっ」スッ ハルヒ「おっと、撃とうとしても無駄よ。手で押さえつけちゃえば終わりなんだから。無駄な抵抗はやめなさい」 キョン「………」 ハルヒ「みくるちゃん。予備の弾丸も使い切っちゃったからあなたの武器貸して」 みくる「あっ、はーい」 みくる「どうぞ」 ハルヒ「ありがと」 キョン(絶体絶命か!?) ハルヒ「これで終わりよ」スッ キョン(…いや、せっかくここまで事を運んだんだ、すんなり諦めるのも勿体無いな。頑張ってくれた 他のメンバーに申し訳がたたないし、もう一度ハルヒのポニテも見てみたい。もう少し粘ってみるか) キョン「終わらされてたまるか!」 ハルヒ「え?」 キョン(とりあえず今の馬乗り状態をどうにかしないとな。くすぐってハルヒの力を抜けさせるってのはどうだ?) こちょ こちょ こちょ こちょ ハルヒ「きゃはははは…ちょ、キョ…ンっ…何す…あはははは」 キョン(ハルヒの力が緩んだ。こいつはいけるかも) こちょ こちょ こちょ こちょ ハルヒ「あははは、ダメ、はははは…脇は…弱…きゃははははは」 キョン(ハルヒのやつ完全に脱力状態だ、今なら楽に抜け出せそうだな)スッ ハルヒ「きゃははっ……しまった」 キョン「勝負はまだ終わってないぜ」スッ ガガガガガガガガガガ ハルヒ「…っ」ヒョイ AM0 28 3階廊下 ガガガガガガガガガガ 朝倉(やっぱり強いわね長門さん。これだと喜緑江美里のときよりも戦いが長引くかも) 朝倉「………」スッ バンッ 長門「………」ヒョイ 朝倉(キョン君と佐々木さんがこっちの陣地を攻め落とすのが先かそれともあたしが長門さんを倒すのが先か…) AM0 29 1年2組教室 キョン「この」 ガガガガガガガガガガ ハルヒ(今日のキョンはやけにやる気があるわね。いつものキョンだったら、他の皆に合わせる 程度にはゲームに参加するでしょうけどここまで積極的にならないはずなのに) キョン(何とかマウントポジションからは脱したが、スペック的には俺の方が圧倒的に不利だ。 ハルヒを倒すなんて贅沢言わないからせめて旗を取れるだけの時間稼ぎができればいいんだが…) ガガガガガガガガガガ ハルヒ(キョンのやつ、そんなにみくるちゃんや有希たちたちのメイド姿をみたいのかしら) ガガガガガガガガガガ キョン(何かハルヒの気を逸らす方法はないのか!?) ―あんたってさ、やっぱり…その…メイド萌えなわけ?― ―あんた、クラスの出し物の希望を演劇からメイド喫茶に変えてたじゃない― キョン(これならいけるかもしれん。結構撃ったからこっちの残り残弾は少ない。一か八かやってみるか) キョン「ハルヒ!」 ハルヒ「な、何よ?」ビクッ キョン「お前、何で俺がクラスの出し物の希望を演劇からメイド喫茶に変えたのか気になってただろ」 ハルヒ「そりゃあ…全く気になっていなかった…と言えば嘘になるかもしれないけど……それが どうしたのよ。今はゲーム中なんだからそいうことは後にしなさい」 キョン「俺は今話したい気分なんだ。後になったら気が変わって話したくなくなるかもしれん」 ハルヒ「むっ…」 ハルヒ「………(キョンが演劇からメイド喫茶に変えた理由は聞きたいけど、このタイミングで話を 切り出すなんて明らかに罠っぽい。迂闊にのるのはまずい…でも、知りたい……)」ゴクッ キョン(どうだ?) ハルヒ「…言いたいんだったら好きにしなさい」 キョン(よし、かかった) ハルヒ「ただし、話が終わったら直ぐに叩きのめすから覚悟しときなさいよ」 キョン「へいへい(後は俺の話術だけが頼りか…はたして上手くいくかね) ハルヒ「さっさと言いなさい。時間がもったいないじゃない」 キョン「そう急かすなよ。……ハルヒ。俺、実はポニーテール萌えなんだ」 ハルヒ「はぁ?」 みくる「ふえ?」 キョン「何時だったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ」 ハルヒ「馬鹿じゃないの?(メイド喫茶と全然関係ないじゃない)」 AM0 32 3階廊下 朝倉(残りの弾は後3発か…弾切れになったら確実にこっちの負けね。だったら…)バッ バンッ 長門「………」ヒョイ 朝倉(続けて着地地点に) バンッ 長門「…っ」よろ 朝倉(よし、長門さんがバランスを崩したこの隙に…)バッ 長門(……まずい) 朝倉(長門さんの銃を弾き落としてしまえばあたしの勝ち) パシッ 長門「…っ」 カタン 朝倉「さすがに長門さんでも武器がないとこのゲームでは無力ね」スッ 長門「………」 朝倉「これで終わr…」 キーン コーン カーン コーン 新川(放送)「皆様にゲーム終了のお知らせをします」 朝倉「へ?」 AM0 34 1年2組教室 キョン「…ふぅ」 ハルヒ(////////////)プシュー みくる(ま、まさかキョン君があんな殺し文句を持ってたなんて…) AM0 34 3階廊下 朝倉「あーあ、負けちゃったか」 喜緑「残念でしたね、朝倉さん」 朝倉「喜緑さん?何でここに?あなたは麻酔銃の効果で寝てたはず」 喜緑「ゲームの後片付けがありますからね。統合思念体に起こされたんですよ」 朝倉「ふーん」 朝倉「…はぁ」 喜緑「どうしたんです?溜息なんてついて」 朝倉「いや、あなたとの勝負には勝ったのにゲームには負けたから嬉しさ半減と言うか何と言うか」 喜緑「何だ、そんなことですか」 朝倉「そんなことって。あなたはいいわよね、自分はやられたのに仲間のおかげでチームが勝利して 棚からぼた餅的に文化祭の出し物が希望通りになったんだから」ムカッ 喜緑「そうですね」ニコッ 朝倉(皮肉を笑顔で返されると何か腹立つわね)イラッ 喜緑「こちらとしても手間をかけてこのゲームのシミュレートを行なったかいがあって嬉しいかぎりですわ」 朝倉(えっ?) 喜緑「味方の配置パターンを決めるのは特に大変でした。少し配置を換えるだけで大きく結果が変わってしまって…」 朝倉「ちょっと待って」 喜緑「はい?」 朝倉「シミュレートってもしかして統合思念体のデータベースを使用したんじゃないでしょうね?」 喜緑「ええ、使いましたけど。それが?」 朝倉「それが?じゃないわよ。宇宙人的能力の使用はルール違反じゃない。ねえ、長門さん」 長門「問題ない」 朝倉「え?」 長門「先の規則は正しくはゲーム中における宇宙人的の能力の使用を禁じている。ゲーム中以外のことは規定されていないなかった」 朝倉「…と言うことは」 喜緑「つまり、ゲーム開始前に統合思念体のデータベースを基にゲームのシミュレートを行なうのは ルール違反じゃないってことです。ちゃんとルールは細かい所まで読みましょうね短気馬鹿な急進派端末の朝倉涼子さん」ニコリ 朝倉「うっ…」 喜緑「さあ、後片付けに参りましょうか」 長門「………」コクリ 朝倉「…わかったわよ(こいつ、穏健派じゃなくて陰険派の間違いじゃないの?)くすん 喜緑「ふふっ」 エピローグ 翌朝 SOS団部室 長門「………」カチャカチャ 古泉「おはようございます長門さん。作業の進み具合はどうですか?」 長門「統合思念体が記録した先のゲームの映像を私のノートパソコンで閲覧可能にした」 古泉「後は見るだけですね」 長門「………」コクリ 古泉「それでは早速ですが映像の確認をしましょうか」 長門「………」コクリ みくる(映像)「涼宮さん!」 キョン(映像)「ハルヒ!」 古泉「涼宮さんが自陣に戻ってきましたね。そろそろ終盤ですか」 長門「おそらく」 キョン(映像)「いってー」 ハルヒ(映像)「そんでもって!」 みくる(映像)「あわわ」 古泉「おやおや。随分と大胆な行動に出られましたね涼宮さん」 長門「女性が男性に跨る…見ようによってはとても危ない光景…」 キョン(映像)「何時だったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則なまでに似合ってたぞ」 ハルヒ(映像)「馬鹿じゃないの?」 古泉「いきなり自分の好みを打ち明けてどうする気なんでしょう彼は?」 長門「わからない」 古泉「ですよね。まあ、続きを見ればわかるでしょう」 長門「そう」 キョン(映像)「…ふぅ」 古泉「これで終わりですよね」 長門「そう」 古泉「それにしても涼宮さん顔真っ赤でしたね。まさか、彼があんな殺し文句を持っていたとは」 長門「…キョンデレ恐るべし」 2年5組教室 喜緑「ふふ♪」 会長「今日はやけに機嫌がいいな喜緑くん」 喜緑「ええ。先に行なったゲームで私たちのチームが勝利してクラスの出し物がメイド喫茶に 決まったのが嬉しくって」ニコッ 会長「そうか(そういえばゲームで俺が撃ったときにメイド服を着たいとか言っていた気がする。 この喜びようから察するに余程着たかったんだろう) 喜緑「会長」 会長「何だね(何故急に表情を曇らせる?」 喜緑「ごめんなさい」 会長「?(そして何故謝る?)」 喜緑「いくら何でもありのゲームとはいえ会長にだまし討ち紛いの事をして本当に申し訳ありませんでした」 会長(ああ、あの事か) 会長「そのことは別に気にしていない。だから、君も別に気にする必要はない」 喜緑「でも」 会長(喜緑君は生真面目だからこれぐらいのことでは納得しないか。仕方がない) 会長「そんなに悪いと思っているんだったら、思う存分文化祭の出し物を楽しみたまえ」 喜緑「え?」 会長「そんな申し訳なさそうな顔をされるより笑顔でいてくれる方がこちらとしては助かる」 喜緑「………」 会長「………」 喜緑「…わかりました」ニコッ 藤原(ゲーム時に油断してあっさりやられてしまった。これが朝倉に知れたら一体どんなめにあわされるやら…)ガクガク ブルブル 九曜「どう―した―の?」 藤原「!!!!」ビクッ 九曜「どう―した―の?」 藤原(何だ九曜か) 藤原「ふん、別にどうもしていない」 九曜「――嘘」 藤原「な、何を根拠に」 九曜「―足が―震えている」 藤原(しまった僕のしたことが) 藤原「いや、これは違う。決して震えているわけじゃなくてだな…」 朝倉「おはよう」 藤原「!!!!」ビクッ 九曜「―おはよう」 藤原(朝倉の声が妙に優しいのが逆に怪しい。今度は一体何をする気だ?) 朝倉「あら、顔色が優れないみたいだけど大丈夫?パンジーくん」 藤原「だ、大丈夫だ」 朝倉「ふーん。ならいいけど」 藤原「………」ドキドキ 朝倉「そうそう、先のゲームの事なんだけど…」 藤原「!!」ビクッ 朝倉「二人とも頑張ってくれたみたいね。お疲れ様」 藤原「へ?」 朝倉「九曜さんには約束通り後で美味しいものいっぱい食べさせてあげるから期待しててね」 九曜「――――」コクコクコクコク 藤原(どうやらお咎めはないらしい。助かった) 2階男子トイレ キョン「はぁ…」 キョン(ゲームの最後のときに何であんなことをハルヒに言っちまったかな、俺) キョン「はぁ…」 キョン(そりゃ、時間帯が深夜でテンションが若干上がってたような気がするし、あのときに 思いついたハルヒの興味をひけそうな話の種があれしかなかったてのもある。だが、 そうだとしても、出し物を変えた理由をでっち上げて話せばよかっただけで、いきなり ハルヒに自分の好みを暴露したり、聞き様によってはアレっぽく聞こえそうなことを 言っちまったりする必要なかったよな)ぶつぶつ ガチャ キョン(やばい、誰か入ってきた) 古泉「おや、奇遇ですね」 キョン(何だ古泉か) キョン「同じクラスの男子がここで会ったとしても奇遇とは言わんだろ」 古泉「そうかもしれませんね」ニヤニヤ キョン「人の顔を見てにやけるな、気色悪い」 古泉「おっと、これは失礼」ニヤニヤ キョン(とか言いつつもにやけ面をやめる気はなしかよ。何かスゲー不快だぞ) キョン「教室にいなかったみたいだが、何してたんだ?」 古泉「野暮用を片付けていた、とでも思っておいてください」 キョン「野暮用?」 ―今回の件は統合思念体の主流派も協力している― ―進化の可能性の追求の一環― キョン(今回ゲームは機関と情報統合思念体によるイベントだ。統合思念体が進化の可能性の追求の 一環で今回のゲームを記録している可能性がある。そんでもって、今後の参考にするとか 何とかで機関の一員である古泉がそれを見た可能性はゼロじゃないよな…) キョン「おい、古泉」 古泉「何でしょう?」 キョン「まさかお前あの事を知ってるんじゃないだろうな」 古泉「あの事とは?」ニヤニヤ キョン「その顔、絶対知ってるだろ」 古泉「はて?何のことやらさっぱりです」ニヤニヤ キョン「嘘つけ!」ブンッ 古泉「おっと。いきなり暴力を振るうのは感心しませんね」ヒョイ キョン「問答無用!お前の記憶からあのことを消してやるー!!」 2年5組教室 ハルヒ「………」ぽけー ハルヒ(はっ、いけない。また、ゲーム終盤のキョンの台詞を思い出してて意識が飛んでたわ…) ハルヒ(////////////)プシュー ハルヒ(お、落ち着くよ、あたし。どうせアレはあいつがゲームに勝つために適当なこと言っただけ なの。あいつがあんなことを本気で言う奴じゃないって、ちょっと考えればわかるじゃない) ハルヒ「…はぁ」 ハルヒ(…わかってるはずなのに…何でこんなに浮かれちゃうのよ…)ドキドキ ハルヒ「変なこと言うんじゃないわよバカキョン」ぼそ 鶴屋「朝から溜息吐いてるなんてらしくないね。何かあったのかい?」 阪中「よかったら相談にのるのね」 ハルヒ「鶴屋さんに阪中。…べ、別に何でもないわ、気にしないで」 阪中「何だか嘘っぽいのね」 ハルヒ「そ、そんなことないわよ」 鶴屋「ははーん。さてはキョン君がらみか」 ハルヒ「なっ…」 橘・佐々木「!!」ピクッ 阪中「それ、本当なのね?」キラキラ ハルヒ「何言ってんのよ。そ、そんなわけないでしょ」 鶴屋「その反応は図星だね」 阪中「へー」 ハルヒ「ち、ちが…」 橘「面白そうな話をしてますね」 佐々木「よかったら私たちもその話に加わってもいいですか?」 ハルヒ「佐々木さんに橘(何でこんなに人が集まってくるのよ)」 ハルヒ「いや、だからね。本当に何もないの。だからあなたたちに話せることなんて何もないんだってば」 佐々木「知ってる?涼宮さん。人が嘘を吐くときって話し相手から目を逸らすことが多いんだって」 阪中「そういえば涼宮さん、さっきからあたしたちの目を見てないのね」 ハルヒ「それは…その…(誰でもいいから助けて)」 長門「…涼宮ハルヒ」 ハルヒ(ラッキー) ハルヒ「どうしたの有希?」 長門「映画の件で相談がある」 ハルヒ(よく言ってくれたわ有希。これでこの場から離れられるかも) ハルヒ「わかったわ。それじゃあ皆…」 橘「おっと、長門さんを出汁にして逃げる気でしょうけど、そんなことさせませんよ」ガシッ ハルヒ(ちっ、やっぱりダメか) 橘「申し訳ありませんが長門さん、ちょっと今取り込み中なんでまた後で…」 長門「…涼宮ハルヒの様子が普段と異なる原因はゲーム最中に彼に告白されたから」 ハルヒ「ちょ、ちょっと!(何て事言うのよ。というか何で知ってるのよ?……さては 有希にあのことを喋ったわね、みくるちゃん!!)」 みくる「ほにゃ!?(何だか誰かに濡れ衣を着せられたような気が…)」ビクッ 鶴屋「おー、それはそれは」 阪中「よかったね、涼宮さん」 佐々木・橘「それは本当かい(ですか)!?」 ハルヒ「!!!」ビクッ ハルヒ「いや、…その…(た、確かにキョンはあたしに自分の趣味を告白したし… その…深よみすればそれっぽく取れなくはない事を言ってたけど…)」 長門「…本当。これで用件は済んだはず、涼宮ハルヒと話をさせて欲しい」 ハルヒ「あのねえ…」 ハルヒ(…あ、あるはずの無いどす黒いオーラと野次馬めいたオーラを感じるわ。へー、あたしが 捜し求めていた不思議って意外と身近にあったのね…じゃない!とりあえずここは…) ハルヒ「あっ!!校庭でヨツメジカが欠伸しながらツキノワグマと社交ダンス踊ってる!!」ビシッ 佐々木・橘「はぁ?」 阪中「のね?」 鶴屋「あはは、何それ?」 ハルヒ(三十六計逃げるにしかず)ダッ 阪中「あっ」 鶴屋「ありゃ」 佐々木「しまった、逃げられた」 橘「こらー!待ちなさーい!」 長門「…待って。私の話がまだ…」 2階廊下 キョン「はぁ…はぁ……あんだけやったのに何で一発も当たらないんだよ…」 古泉「僕とあなたとではくぐってきた修羅場の数が違うからではないでしょうか?」二コッ キョン「くそ…物凄く腹が立つが…疲れてて突っ込む気力もおこらん」 ダッダッダッダッダ 古泉「おや、涼宮さんがこちらへ走ってきてますね」 キョン「ハルヒの奴どうしたんだ?」 ハルヒ「キョン、何であんたがここにいるのよ」 キョン「何でって、用を足した帰りだからだ」 ハルヒ「たく、間の悪い奴ね」 キョン(えらいものの言われようだな。まあ、慣れているが) ダッダッダッダッダ ハルヒ「げっ」 キョン「今度は長門と佐々木と橘か。ハルヒ、ひょっとしてお前あの三人に追われてるのか?」 ハルヒ「ちょっと、来なさい(もし、キョンがあいつらに捕まったら、変な事言って余計に事態を 悪化させかねない…だったら連れて行ったほうがいいわよね)」ガシッ キョン「な、何で俺まで?」 ハルヒ「もとをただせば全部あんたのせいなんだから、つべこべ言わずさっさと付いて来る!」ダッ キョン「はい?(俺が一体何をしたって言うんだ?)」 ズルズル 古泉「お達者で」 ハルヒ「ほら、あんたも引きずられてないで走りなさい!」 キョン「…はいはい(言われんでも走るさ。引きずられ続けるのは勘弁して欲しいからな)ダッ ハルヒ「もっと早く走る。こんなんじゃ追いつかれるわよ。ほら全力疾走!!」 キョン(たく、注文の多い奴だ。正直な所さっきの古泉との一件で体力を使っちまってて、走るのが 辛いんだが…とは言え、追っ手から逃げ切らないと俺は解放されないんだろうな…) キョン「わかったよ」 ハルヒ「わかればよろしい!そんじゃ、とばしていくわよ!!」 キョン「…やれやれ」 終わり
https://w.atwiki.jp/vcard/pages/157.html
下僕とか豚野郎とか言ってくるあいつら殴りたい - 名無しさん (2021-08-27 22 05 27) spotifyでGFのキャラソンほとんど配信されてる 結構いい曲多くて満足 - vol1→https //open.spotify.com/album/7KSjuUe1F6qn2ctmrcC5AZ (2019-09-08 22 21 50) ちょっと皆聞いてくれ…。今、今、すんごい、ものすんごい事が起こった…。普通のプラチナキュピ10連で灯籠流しSSRを引いちまった…俺は近々死ぬのかもしれない…手の震えがとまんねぇ…。 - 名無し 2016-12-03 00 45 45 高コストになればなる程コスト比は悪くなるのでコストを消費する際には副選抜用に低コストを多数揃える方が強くしやすい、しかし高コストの方が1枚あたりは強いので主選抜やコスト無関係には向く、つまり低コストから高コストまで幅広く育てて層を厚くしておくべきということか - PzSfl 2016-08-08 19 50 58 成瀬まなみちゃん、未だに1枚しか存在してない件について…扱いにくいのかね? - 名無しさん 2016-07-07 19 24 28 伊勢崎いくほちゃんが一枚どこかに行きました。エールとかも確認してたし、卒業の際にも数回確認してました。もしかして消失バグですか? - 名無しさん 2016-04-30 23 46 10 思った以上に各カードの数値がいい加減だなぁ 特に攻2000守1500と攻1500守2000のカードがあったとして前者の数値をそのまま入れ替えて後者にも書き込んでる奴がいる 現物見ればすぐわかるんだが同じ数値スタートでも攻援のほうが少し伸びるんだよ - 名無しさん 2016-01-24 00 56 16 ↓ MVPほしいなら自分でゾーン入れっての - 名無しさん 2016-01-03 11 25 57 ハンターズでハイエナしてたら非常識とか言われた。刈られたくないならゾーン入る前に言えっての - 名無しさん 2015-11-16 10 16 26 40連とかの女の子に矢が刺さる演出、あれ全部避けられると俺嫌われすぎわろたwww…わろた…(´・ω・`)ってなる - 名無しさん 2015-11-02 01 27 32 BOXのNやHNやRのガールの一斉売却はま~だ時間掛りそうですかね? - 名無しさん 2015-08-27 19 00 44 上に守援のコレパワに篠宮りさがいるのですが、あれは - 名無しさん 2015-08-27 11 09 31 今回のふむふむ調整で初めて4枚フルマカ取れたけど、最初で最後かなぁ - 名無しさん 2015-06-30 09 28 28 ムーンストーンの獲得個数の上昇はま~だ時間掛りそうですかね~? 何十億というHPを削って9個とか本当に糞。 - 名無しさん 2015-06-20 21 00 52 「今回のNEWポイント」見て気付いたけど、公式でもふむふむって言ってるんだね - 名無しさん 2015-05-28 15 09 11 ガルフレやめてから久々にウィキ見に来たらトップページのスケジュール3月で止まってるやん - 名無しさん 2015-05-25 12 15 19 なんか対抗戦の部活報酬もうどうでもいいくらいしょぼいな。 - 名無しさん 2015-05-24 02 07 52 wikiのガールのデータが見れない - 名無しさん 2015-05-23 01 49 29 フレンドpt腐ってる 友情キュピ以外にも使い道が欲しい - 名無しさん 2015-05-05 14 29 23 youtubeのキャラソン聴ける動画(公式)見てたらコメントにアンケートの宣伝あったwすまんな、購入してな - 名無しさん 2015-05-05 13 15 46 イベント用キューピットは理解できるがそれ以外のシステム余計すぎるんじゃねぇのか? - 名無しさん 2015-04-26 22 25 21 可愛さとエロ差が増しただけでボイスなし・・・・ - 名無しさん 2015-04-26 22 24 26 なんで館6階にも行ってノーパン野郎がいるんだよ…… - 名無しさん 2015-04-12 21 12 34 7階でもいるよ。しかも14%まで削ってんのにMVP確定してる奴が空気読まずに削り倒した。時間も余裕あったのに - 名無しさん 2015-04-13 00 27 51 公式サークルにアラシが湧いてるが、流石にNGワード連発は不味いなw あれで垢BANG喰らわなかったら運営の正気を疑うぜw - 名無しさん 2015-04-08 13 48 38 しかし報酬の声いつ実装するんだろうねぇ… - 名無しさん 2015-02-21 20 24 01 ハンターズって他の人がコンボ重ねてから、自分がMVP取れるように一気に攻撃、みたいな戦法が普通なの? - 名無しさん 2015-02-20 00 03 19 そうだよ - 名無しさん 2015-02-20 02 03 10 なるほど…今日からやってみようかな。人数少ないと参加はしてるのに誰も叩かない状態になりそう… - 名無しさん 2015-02-20 19 13 05 はあ・・今イベのぷちLV上げ, ことごとく外れるんだけどどうやんのこれ・・・ - 名無しさん 2015-02-19 12 04 21 クラス戦1万以上差ついてたやつが炭酸つかっていっきに抜いていったけどデートチケってそんなに欲しいもんかな? - 名無しさん 2015-01-31 09 15 41 めちゃめちゃ余る。メモリーチケ?あれも余る。ここの運営はとりあえず新規カードだせば安泰と思ってるから手はつけないよ - 名無しさん 2015-02-05 23 24 19 あーあ。ついに全ご褒美カード、声未実装。沈黙! - 名無しさん 2014-12-31 21 25 14 Amebaだけは絶対に許さない(血涙) - 名無しさん 2014-12-31 18 09 25 Amebaだけは絶対に許さない。 - 名無しさん 2014-12-31 18 08 29 今回のラブラブ差し入れタイム中の急接近率は前回以上に低くないですか? - 名無しさん 2014-12-28 15 04 20 まるで狙われているんじゃないかというレベルで、いつもいつも『レア以上の前田彩賀』の来るキューピッドが、ほんの一時期のログインしていないうちに始まり、そしてログインしていない内に終わってしまいます。おかげさまで私の相棒はいつまで経ってもHNのままです。誰か慰めてください。思いっきり泣きたいので肩を貸してください。 - 名無しさん 2014-12-27 17 09 49 今のハンターズで相手6チーム36人いるのに1人しか動いてね~とかこんなミラクルある?w他のやつ誰1人1pも取ってないんよ - 名無しさん 2014-12-17 00 11 09 出 黒猫のウィズlevel130 SS40体 ルドヴィカetc垢orパズドラ、パンドラ、大國、麒麟、ホルス、光メタetc rank300弱垢 求 ガールフレンド垢 quarter1026902@yahoo.co.jpまで連絡お願いします - 名無しさん 2014-12-12 18 06 41 ヤフオクで時々廃人が垢売ってるからそれ買えば? - 名無しさん 2014-12-25 23 03 55 連勝報酬の娘はコスト低いから最低でもマカロン3つ位喰わせないと使い物にならんね。観賞用か。 - 名無しさん 2014-12-03 13 35 33 レイド連勝報酬の低コスSSRはコスパが良いので対抗戦のpt稼ぎに有利ですね~ - 名無しさん 2014-12-09 12 50 03 キャラボイス未収録80件以上 キャラの設定や台詞を担当する人間が辞めてしまい、キャラ崩壊 それをチェックする人材をマイナビで募集中(しかも派遣) ってのがあったがやべぇなwwやってる人数いるから調子乗り始めた結果これかよ。絵師まで消えたら面白いな - 名無しさん 2014-12-02 18 55 58 絵師もバイト募集広告の画像が上がってたなw - 名無しさん 2014-12-25 18 01 25 要らん表示がやたら出てなかなかマイページまで到達しないぞ死ね - 名無しさん 2014-12-01 03 31 03 ふむふむ今回もまたマカロン2つとっても9コスSR2枚しか手に入りそうにない…… - 名無しさん 2014-11-30 13 20 52 放置気味のウチ姫アップデートしたらコイン全部吸われてしまった。デフォルトで全変換だと今頃気づきましたが、もしプレイヤーの方おられましたら、お気を付けを - 名無しさん 2014-11-27 18 09 52 自分は気が付いたけど数字打ち込めず100単位での+を連打すること400回ちょい、最後20コインどうすることもできず20コイン捨てた - 名無しさん 2014-11-30 13 00 46 きゃわたん!きゃわたん! - 徳田 2014-11-26 00 53 22 桃ちゃん可愛ええええぇぇぇぇぇ(ry - 名無しさん 2014-11-20 22 15 39 アニメで副会長出てきたけど、ロード画面とかで出るあの娘が副会長じゃなかったのか? - 名無しさん 2014-11-15 09 49 34 あの子(若林璃子ちゃん)は書記らしい。チュートリアルでそう言ってるらしいぜよ - 名無しさん 2014-11-17 09 11 56 スピード解決=1のとき、再読み込みすると5に戻る。バグか?当方Adrid4.0です。 - 名無しさん 2014-11-14 15 27 19 不具合から復活して再開したら真由里ドロップした。こんなんで機嫌直す自分はソシャゲ好きのちょろい人間だと実感できたわ。 - 名無しさん 2014-11-13 16 01 42 なぜ2つのイベントを同時にやるのか。その意味が全くわからん。1つのイベントでも重いのに。 - 名無しさん 2014-11-12 11 05 34 参加者を分散させて負荷軽減、みたいな感じなのかね? でもそれをやるなら鯖を分けないと意味無いよねー - 名無しさん 2014-11-12 13 16 09 ハンターズ以外に、過去のガチャを復刻させてSPにするイベントを作った。ってところじゃないか - 名無しさん 2014-11-13 17 15 50 助っ人が弱いのしか出てこないとか嫌がらせだろ - 名無しさん 2014-11-11 15 32 08 金2つ出て真由里きたかと思ったら両方クローバー……先は長そうだ - 名無しさん 2014-11-11 12 53 14 案の定糞重たいし、超レアゾーン10分粘って1体も出てこないとかwwwアホだわwww - 名無しさん 2014-11-10 23 25 52 仕事の都合で今晩から後半スタートなのにこの重さじゃ30連勝さえ無理だわ - 名無しさん 2014-11-10 23 38 38 新イベントのcool,sweet,popの三つ巴の表示、どこかで見たと思ったらパズドラのパクリっぽいんだけど大丈夫なんかな - 名無しさん 2014-11-10 22 20 37 トリオがはじめて出たときからずっとこの表示あったじゃないか - 名無しさん 2014-11-11 15 31 05 ・・・何つーか、酷いな。ゲームになってねぇ。 - 名無しさん 2014-11-10 18 36 21 お助けなんとかですかね?これは酷い。 - 名無しさん 2014-11-10 19 46 34 そして、ムカついたのを何とかしようとしたら - 名無しさん 2014-11-10 22 21 11 今度はレイドがクソ重いとかwww 運営wwwww##### - 名無しさん 2014-11-10 22 22 23 ネジ・砂夜・心実・いちご・りさのHTT中の人デッキしそう・・・。 - 名無しさん 2014-11-10 17 41 50 App Store - 名無しさん 2014-11-07 21 12 47 App Storeからなくなっているんですが。 - 名無しさん 2014-11-07 21 15 09 アップデートして起動したらアップデートがありますと表示されリピートしていました - 名無しさん 2014-11-07 21 16 19 11/8 12 50 登録されてました。レビュはまだゼロです - 名無しさん 2014-11-08 13 02 25 相変わらず重い。すぐアクセスがタイムアウトする。いい加減何とかならないものだろうか。 - 名無しさん 2014-11-06 18 55 16 1年半ほど放置してて浦島状態だったんでどんなイベントあってたのかカード見にきたんだけど結構カードのリストには載ってるけどキャラ別ページに載ってないの多い?水遊び14とか 画像がないのは持ってる人が編集しないと、っていうのもあるかもしれないから仕方ないのもあるかもだけど。 - 名無しさん 2014-11-04 22 59 55 少しずつ編集してるんですけど追いついてなくてすいません - 名無しさん 2014-11-05 09 09 06 編集してもらってるだけでも助かります。ありがとう。 - 名無しさん 2014-11-06 06 19 37 劇場進める度に、こいつ(主人公)死なねえかなってなる - 名無しさん 2014-11-03 23 27 32 初歩的なことですみません。今ブロンズキー結構あるんですけど、これって何に使えるんですか? - リー 2014-11-03 01 50 59 マイヒーローのガール休出とアイテム入手。イベントトップに行きなされ。 - 名無しさん 2014-11-03 11 44 15 あ、変換ミス。休出→救出。 - 名無しさん 2014-11-03 11 45 55 恒常HR キノコが1枚桁 - 名無しさん 2014-11-01 12 51 37 ↓間違えた [1枚消えた - 名無しさん 2014-11-01 12 52 09 また当たらないクジやってもなぁ~。課金額によってはあたるんだろうが。 - 名無しさん 2014-10-29 18 56 22 お花見のクロエちゃんの画像が見れないんですけどこれはどういうことですか?ちなiPhone - 名無しさん 2014-10-26 22 36 51 アプリかな? アプリは不適切な画像と判断されたものは表示されないようになってます。ブラウザでやれば表示されませんか? - 名無しさん 2014-10-26 23 44 09 DOWN - 名無しさん 2014-10-26 01 52 04 さっき間違えてプラチナキュピチケ7連使っちゃってSSR桃子出てヒャッハーしてたけどこれどうやって最終進展までもってけばいいんだ…@サービス二年経つのにまだ夏だし色々あれだなぁ - 少しだけやってた復帰1週間程の準新規 2014-10-25 00 26 19 すっげぇクソげーだなおい - 名無しさん 2014-10-24 23 12 59 まーたヒトコト(CHAT)まとめ出し…しかもまだ9月17日かいっ!! - 名無しさん 2014-10-24 14 46 57 もうヒトコトは完全にバースデー専用と化したか - 名無しさん 2014-10-24 15 57 33 ハンターズ5000と7000のボーダーはどれくらいになると思いますか?不知火を3枚取るか4枚取るか悩み中 - 名無しさん 2014-10-23 14 40 00 まったく読めないよ。ガチャでは人気の村上さん、報酬が櫻井さんに朝比奈さん。夜行性は倒しやすいままだからね。一応いざとなったらリングで取れるから底まで難しく考えなくてもいいかと - 名無しさん 2014-10-23 19 22 47 なんか今重くないか? iPhoneアプリでやってもブラウザ版でやってもなかなか繋がらない。 - 名無しさん 2014-10-23 12 53 29 検索かけても出てこなかったから重複してたらごめん。ハンターズのSP応援ガールって進展させるだけで告知のダメージ出るの?選抜に使わないなら育成必要なし? - 名無しさん 2014-10-20 06 07 24 質問板に移動します。板違いごめん。 - 名無しさん 2014-10-20 07 31 34 新イベでマイヒーロー終了か?短くなるだけかな? - 名無しさん 2014-10-19 13 53 37 SR50%7連で外した…記録更新。割と氏にたくなった。 - 名無しさん 2014-10-18 23 33 45 リングの数を緩和してほしいなぁ。明らか無理だろってか偏りがヤバ過ぎる。 - 名無しさん 2014-10-18 18 41 42 ガール一覧のガールのページで、以前あったのに消えてるものがあるんだけどそれは気のせい? - 名無しさん 2014-10-09 00 13 33 ガール一覧って何? 「ガールズ」、つまり現在保有しているカードのページなら、卒業かエール素材に使っていなくなっただけ。「名簿」、つまり現在までに一度でも保有したことのあるカードのページだと、バグかも。 - 名無しさん 2014-10-12 19 45 44 ごめんなさい、言葉が抜けてました。攻略wikiのデータベースの、ガール一覧です。以前攻略wikiに乗っていたものが消えてたんです。例えば龍ヶ崎ジュリアのページなら肝試しのやつが乗っていたものが、10月なってみたら消えてなくなっていた等です。なので何かwiki内であったのかなと思ったのです。 - 名無しさん 2014-10-17 01 54 52 多分、どなたかが編集ミスしたのかと。スイート③リスト、増やしておきました。メンテ結構大変です・・・。 - とある一般編集者 2014-10-19 22 47 47 劇場のツアーでの 綾小路美麗いらないと思ったのは俺だけか。あれは美茉莉とキャッキャッウフフしてればよかったんや・・・ - 名無しさん 2014-10-08 02 19 08 個人的にはカットされてたドクペのほうが気になった - 名無しさん 2014-10-08 17 55 12 同感。加賀美ちゃんだけでシナリオ作ると、間が持たなかった可能性もあるけど。 - 名無しさん 2014-10-19 22 44 36 さっき秘蔵写真収めようとしたら枚数を打ち込む仕様になっててすごく面倒くさいだがいつからこんな仕様になったんだ。 - 名無しさん 2014-10-05 17 58 10 部費のこと? それなら随分前からだけど - 名無しさん 2014-10-06 20 53 08 マジか、最後に収めたのが9/26らしいがその時はまだそんな面倒くさい仕様じゃなかったんだがな - 名無しさん 2014-10-06 23 19 13 確か、ちょっと前はリストから選ぶようになっていたと思いますね - 名無しさん 2014-10-07 10 44 39 そうそれ!あのままで良かったのになぁ。 - 名無しさん 2014-10-07 21 34 17 プログラマからすればリストの方がバグが少なくて簡単なはずなのにな - 名無しさん 2014-10-12 11 56 43 なんか最近ボイス未実装のカード多いな…声優さん呼ぶのもたいへんなんだろうし、こんなカツカツにイベントしなくてもいいのに… - 名無しさん 2014-09-30 21 19 20 声優を呼んで収録は簡単と思うけどな。言って悪いが仕事は欲しいだろうし。ただ運営側が金欲しさにどんどんやるからそうなってるだけだろうな。 - 名無しさん 2014-09-30 22 50 43 未完成品を売ってるわけだから詐欺みたいだよな。消費者庁がどうとかいうつもりはないが - 名無しさん 2014-10-02 02 35 15 カードだけじゃなく、ぷちガールちゃんも「ボイスは後日」だらけ。「おでかけ」もずっとComimg soonだし…登校も夏28日以後はまだか、とボイス以外にも未実装のオンパレードなんだが。 - 名無しさん 2014-10-02 17 02 17 リングに偏りがありすぎて中が全然ないんだけど - 名無しさん 2014-09-27 11 58 44 同じく。小が多すぎるから小300で中に交換とかできるといいんだけどなー。 - 名無しさん 2014-09-28 13 28 11 部費なんて旗にしか使い途ないからどんどん立てればいいのにと思う。どうせ立てないって台詞で宣言してる部長自身は来ないんだから少しでも戦う部員のことを考えてくれ - 名無しさん 2014-09-22 20 44 22 部費ランク1位の人であれば要求する権利があるのでは?ウチの部は誰も寄付してくれないから、私の都合で決めている。 - 名無しさん 2014-09-22 21 11 08 そもそもすぐ折れるような旗立てる意味がない。お互いポイント効率も落ちるし。雑魚部同士なら有効だろうけど。 - 名無しさん 2014-09-24 15 03 03 部長やってるけど - 名無しさん 2014-09-27 20 09 50 途中で送信してすまん。部長やってるけど、対戦相手の部活が1人(部長だけ)で、ウチが部旗(大)を立てていて勝てないからって部活名や部活コメントを使って逆切れしてた奴がいたよ。見苦しいことこの上なかったけどな。 - 名無しさん 2014-09-27 20 16 20 夜行性のムーンストーンってレベル高くなかったら50届かないのか...泣ける - 名無しさん 2014-09-20 20 26 08 いやぁ・・・一度も3等以上当たりませんでしたね。 - 名無しさん 2014-09-20 11 31 27 3等じゃなかった。5等4等しかあたらなかった。ひでぇ抽選率だぜ - 名無しさん 2014-09-20 14 19 09 2等当たったけど、ぷちHRチケだけ。まったく役にたたない - 名無しさん 2014-09-20 20 22 56 未だに勝ち点0なんだが...待って❤ - 名無しさん 2014-09-18 22 48 25 ハンターズ残り15分で逆転して相手もログイン数増えてここから勝負と思いきや味方全員いなくなった。たったの30万差で放置して勝てると思ったんだろうか・・・ - 名無しさん 2014-09-18 00 07 14 お互い苦労するな。こっちも昨日人数だけいるけど誰一人ワンパンすら入れてくれないから一人で倒して一人で追っ手かわして勝ったわ。また今日同じことになるかと思うと… - 名無しさん 2014-09-18 10 44 58 何でも班のメンバーに相談してみよう?半分が不参加なんだけど・・・ - 名無しさん 2014-09-16 19 43 08 アニメ意外と注目されてんのな。でも来期は良さそうなアニメ多くてGF死にそう - 名無しさん 2014-09-16 14 00 44 クロエにつられる人いるんじゃね?GF勢としては他のキャラに注目が多そうだけど - 名無しさん 2014-09-16 18 22 20 ワニ捕まえて来いって言われる主人公っていったい…w - 名無しさん 2014-09-15 10 23 27 そして怪我もせずワニを捕獲しまくる主人公w - 名無しさん 2014-09-16 13 10 21 王冠で交換できるシュークリームとやらで、中華娘だけ特別扱いされててワロタwww - 名無しさん 2014-09-12 19 21 50 イベント入れない!エラー?なんとかして! - 名無しさん 2014-09-12 15 55 10 ワンパンだけして5体同時に流してくるのが多くて厄介。超レアいるならまだしもレアで5体とか。かわいいね見ても誰も何も言ってないけどみんなフレンド登録許可してしまった責任として諦めてるのかな - 名無しさん 2014-09-12 10 33 30 依頼の枠が埋まってしまうこと分かってない人いるから、注意した方がいいと思う。やめてもらえたらその人の他のフレンドのためにもなるし。自分も以前注意したら直してもらえた。 - 名無しさん 2014-09-12 12 25 55 5等しか本当に当たらないな。ちょっとマジで課金額によって抽選決まってんじゃね? - 名無しさん 2014-09-10 07 38 34 5等の久保田と荒井と10万ガル、4等の畑山しか来なくてがっかり感がすごい。先月しっかり課金したのに今月さっぱりだからですか、運営 - 名無しさん 2014-09-10 11 58 11 もしかして課金量足らないのか - 名無しさん 2014-09-10 15 49 12 運営は無課金勢を寄生虫程度にしか思ってないだろうし、課金額で確率変えてくるぐらいはあるかもしれないけど、まぁ当然じゃね? 金払わずにいい思いしようと思うなよ。対抗戦とかで無課金でがんばるとか書いてる部活見ると、こいつらタダでやっててサバ重くすんなって思う - 名無しさん 2014-09-10 22 13 20 炭酸とかには課金したことが無いが好きな子出てきたら最終進展行くまで課金しとるんだがね~ - 名無しさん 2014-09-11 18 04 07 数ヶ月前にアンドロイド版の強制終了バグで運営にメール送ったんだが、運営「そのバグ確認したんでブラウザ版使ってちょ」 以来現在までバグ修正なし。運営ェ・・・。 - 名無しさん 2014-09-06 06 53 09 うわー。いきなりヒトコト160件?誰が見るん? - 名無しさん 2014-09-05 14 15 24 しかも半月前の?いまさら。 - 名無しさん 2014-09-05 14 17 04 9月バースデーに合わせる為に今まで放置してたのを一気に開放したようにしか見えん。こういう所雑なのは良くないよね - 名無しさん 2014-09-05 16 32 23 昨日から始めた。3等でSR30%来たのにHR引いたわ・・やっぱダメだ俺^^; - 名無しさん 2014-09-04 15 29 12 50%でもほとんど当たったことがないんで、確定以外は当たらないものと考えれば楽よ - 名無しさん 2014-09-04 18 11 19 5等しか当たらないんだけどなにこれ。 - 名無しさん 2014-09-04 08 40 10 同じく久保田ばっかり。5等の中でも久保田とガルは箱から嫌ってほど出るのに - 名無しさん 2014-09-04 08 55 52 一応補充しまくってるから1等2等がなくなることはなさそうだけど。ちょっとなぁ - 名無しさん 2014-09-04 14 52 46 そんな当たらないか?初日に一等と二等、今日また一等出たけど?運よかったのか?レベルとか課金度とかで差でたりするのかな? - 名無しさん 2014-09-04 17 55 52 たぶん運が良い。自分も4等と5等しか出てないよ。 - 名無しさん 2014-09-04 20 10 24 自分Lv250、重課金プレイヤー(多分)で、1等は出てないけど、特等と2等はでた。部活内で特等は自分含めて2人だけっぽいけど、1等は何人かいるみたい - 名無しさん 2014-09-05 00 18 39 5個全部久保田www待って❤ - 名無しさん 2014-09-05 03 05 23 2等が引けた。 - 名無しさん 2014-09-05 03 24 55 4等で10連チケだったけどHR3枚出たからまぁよかった - 名無しさん 2014-09-05 16 51 17 劇場でまさかの将棋対囲碁。ニコニコ超会議で実際にプロ同士の対決があったそうだが。 - 名無しさん 2014-09-03 03 56 46 今回の劇場ではイベントを主人公が企画に関わっていたわけだが、マジでなにもんだこいつ - 名無しさん 2014-09-02 23 17 21 今回のレイド報酬のガールは今までよりコスト高くなってるね。 - 名無しさん 2014-08-31 21 24 35 コストは上がってるが、ステータス的にバランス寄りされてるから12コスの時と全然変わってない。むしろバッジで入手する場合無駄にバッジの必要数増えただけだね。 - 名無しさん 2014-09-01 22 35 41 ただ逆もしかり。コスト14のイベントSRならバッジ3枚と交換できるようになる。1枚しか入手できなかった様な場合の活用の幅が広がると思えば、それもありかも - 名無しさん 2014-09-01 23 21 36 そういやホームステイ先でガールにすれ違うって一体どうなってんだ。しかも制服着てるし。 - 名無しさん 2014-08-30 17 11 58 最初そう思ったけど「集団ホームステイ」って設定だからありえなくはないんじゃないか?まあ全学年って規模考えたらどんな学校だよとは思うがw - 名無しさん 2014-08-30 18 06 04 希望者だけだそうだからそんなに人数はいないと思う。学年もバラバラだし。引率(月白先生) + 生徒数名なんじゃない? - 名無しさん 2014-08-31 13 26 33 まぁプレイヤーもホームステイしてるんだろうからとりあえず2学年から100000人はホームステイしてるな。これは集団ホームステイだなwww - 名無しさん 2014-08-31 17 23 28 知り合いの高校は2年生になると学年全部ホームステイ行かされるイベントあったなぁ。場所バラバラだから早々出会わなかったらしいがww - 名無しさん 2014-09-01 14 43 18 フレンドPTがプレゼントBOXを圧迫するよな。PTを炭酸に変換はよ(絶望 - 名無しさん 2014-08-23 20 24 27 そんな課金が減るようなこと運営がするわけないよ - 名無しさん 2014-08-25 12 43 44 今のところBOXに上限がないのに圧迫するか? - 名無しさん 2014-08-25 14 00 10 あの何百頁も取るPTが邪魔じゃないというのか? - 名無しさん 2014-08-25 21 44 27 ソート機能使ってないの? - 名無しさん 2014-08-26 00 45 56 えっ、プレゼントBox圧迫なんてあるんですか?フレンドPt300ページ超え、ガール1100ページ超えしているんですが、危険でしょうか? - 名無しさん 2014-08-30 15 17 54 300とか1000で自慢?2000いってない時点でお話にならんけど? - 名無しさん 2014-09-01 15 20 10 ソート機能使えば何百項あろうと関係ないでしょ、むしろフレンドキュピ回したら手持ちに入るの止めて欲しい、BOXにでも入ってくれりゃ所持枠の空き気にせず回せるのに。 - 名無しさん 2014-08-30 19 20 31 俺はせいぜい2万fp以内に友情キュピ回してNガールは卒業でガル化→エール 進展 部費納入用、HNガールはエール素材で成長に貢献してもらってる。基本、200fp未満をキープだな。 - 名無しさん 2014-09-01 18 41 05 ゾーン入りますって言うからハイエナして狩ってたら、自分の出したやつ先に狩らないでくださいって怒られた - 名無しさん 2014-08-23 10 22 29 それは、怒る方が悪い! だったらハンターズやるなって感じ。アナタは何も間違ってないよ♪ - 名無しさん 2014-08-23 16 12 24 入りますって言わないと被る可能性あるから宣言せんと他に迷惑かかるっしょ。参加できる時間に制限あるなら、出した超レアは自分で倒したい訳よ。ハイエナ狩りは間違っちゃいないがそういう人達には大迷惑なの、覚えておいた方がいい。 - 名無しさん 2014-08-26 11 01 08 つまり自分がゾーン入っている間残りの30人近くは何もせず待ってろって事?もしくは雑魚だけ狩ってろとか? - 名無しさん 2014-08-29 20 29 26 そのへんの調整を掲示板でするのがハンターズなんじゃね? - 名無しさん 2014-08-29 21 58 11 あらかじめ1人でやる許可を他から取ってるなら文句言うのもわかるけど、そうじゃないじゃん。参加できる時間に制限あるから、わがまま言われる他の人達には大迷惑なの、覚えておいた方がいい。 - 名無しさん 2014-08-29 22 39 10 そもそも、協力プレイ前提のイベで、入りますって言ったら、レアをみんなでタコ殴りにしようって提案だと思われるんじゃ?次からは1人でやりたいんで倒すまで邪魔すんなって言うべき - 名無しさん 2014-08-29 22 42 55 そういう人って、他人のレアや超レア叩いてゲージ貯めてるくせによく言えるよな。それとも期間中は自分の発見したヤツしか叩かないのかね? - 名無しさん 2014-08-27 00 00 21 自分は自分で出したやつしか叩かないっすよ - 名無しさん 2014-08-28 20 34 13 じゃあ運営に個人戦の要望でもだせば? - 名無しさん 2014-08-29 20 30 46 暇潰しにやってるだけのゲームの運営にそんな要望出さんよ - 名無しさん 2014-08-29 21 47 21 ここでぐちぐち言うくらい暇を持て余してるなら、要望出す方がよっぽど有意義な暇つぶしになるじゃない? - 名無しさん 2014-08-29 22 30 23 暇人の集いやね - 名無しさん 2014-08-29 23 18 39 元々このゲームやっている方々1人1人金や時間帯の事情があると思います。私は最初に書かれたハイエナの方は間違っていないと思います。もし今度その様な自己中と遭遇したら、そいつの獲物には手を出さず、他の方の獲物を狙った方が良いでしょう。相手にしてもムカつくだけですから。 - 名無しさん 2014-08-30 15 11 21 最近ガールのヒトコト全く更新されないけど、やっぱ運営もめんどくさくなったのかな? - 名無しさん 2014-08-22 09 59 25 そのくせバースデーのページでヒトコトをcheck!的なこと言ってた希ガス - 名無しさん 2014-08-22 13 43 43 担当がとばれたと思われ。人事異動で人手不足、稼ぐ部分最優先のみで細かい所に手が届かなくなってそう。 - 名無しさん 2014-08-22 16 58 11 ステータス的な問題で恒常SR桃子最終進展を本命にしてたんだが……朝ごはん食べきれませんでしたって台詞にどうしてもイラついて他の子に替えた。すまん桃子、残すのは許せん派なのだよ…orz - 名無しさん 2014-08-19 07 39 44 理不尽極まりない冷めだが気持ちは判る。 - 名無しさん 2014-08-21 12 56 15 部活の機能変更で30日ログインしないと強制退部か。うちの部活放置多いからありがたいな。 - 名無しさん 2014-08-13 20 31 07 自分の送ったかわいいねが削除できん… 削除しますか「はい」のボタンが反応しない - 名無しさん 2014-08-13 16 39 06 自分で任意切り替え、便利そうに見えて実際は使いかって激しく悪いぞこれ。 - 名無しさん 2014-08-12 12 47 48 攻防入れ替えか・・・こういう特殊能力って出し始めると歯止めがきかなくなる。仲良しの時にも同じこと思ったけど - 名無しさん 2014-08-12 12 21 33 貯まってたチケ120枚を使ってもR山野こだまは1枚も出ず。Lv130になるまで2枚しか出てない。 - 名無しさん 2014-08-10 10 05 13 当時まだ始めてなかったんだが冬休みの前田が欲しくてたまらない。登校が冬まで進めば出てくれるだろうか。一体何年後になることやら… - 名無しさん 2014-08-07 19 58 27 なんか今回の劇場配信されてからイベントシーンでほとんど強制終了になるんだがナニアレ - 名無しさん 2014-08-03 20 47 03 ↑イベント見てたら途中でいきなりゲーム自体が強制終了してスマホのホーム画面にってかんじ。初めて見るイベントだといまんとこ発動率100% - 名無しさん 2014-08-03 20 48 35 それだけじゃスマホが古すぎるんだろとしかいえないね - 名無しさん 2014-08-05 17 38 05 ↑去年の秋のモデルなんだが・・・ - 名無しさん 2014-08-06 00 06 36 あー去年の春買ったスマホが最初そうだったな、劇場じゃなくてマイページいくと強制終了になってた、当時最新のスマホで対応しきれてなくて起こったみたいで後々運営が対応して普通に戻ったけど。 - 名無しさん 2014-08-06 00 21 07 とりあえず症状を細かく書いて、自分のスマホの機種とか細かく書いて運営に送ってみるしかないかな。 - 名無しさん 2014-08-06 00 22 04 ↑トン androidなんだが、最初ブラウザ版使えという無言の圧力かと思ったよ - 名無しさん 2014-08-06 16 42 31 いやアプリ版なんてメリットないからブラウザ版でいいだろ - 名無しさん 2014-08-10 10 45 53 今回のマイヒーロー後半からとうとう守援力が必要になってくるらしいな。 - 名無しさん 2014-08-02 12 40 17 落武者から攻撃されるの? - 名無しさん 2014-08-03 13 49 19 なんかガチャのおまけのバーが10本になってて嬉しいw登校しまくれるw - 名無しさん 2014-08-02 09 04 07 ありがたいよなw使い切れないうんぬん叫んでる奴いるけど元々タダで貰ってるんだし文句いうなって気がする。 - 名無しさん 2014-08-02 12 38 29 イベント重視してる人はルンバーより炭酸の方が嬉しい。 - 名無しさん 2014-08-03 13 48 19 そんな事は運営もわかってるから炭酸じゃなくてあえてバーなんだろ。 - 名無しさん 2014-08-03 19 33 58 今回のイベの病弱さん一進しゃれにならんぞwww - 名無しさん 2014-07-31 23 42 34 色々なところで賛否両論になってるねーw - 名無しさん 2014-08-01 03 41 40 劇場のるいちゃん面倒くさいなw最初のメールの選択肢全部外したわ - 名無しさん 2014-07-31 22 39 13 同じく全部外した。あれはないわ - 名無しさん 2014-08-01 02 10 47 ここの「聖櫻学園劇場」のページに正解選択肢が掲載される(だいたい開始後2日程度でラストまで)ので、それを利用したら? ちなみに今回分は全部掲載済。 - 名無しさん 2014-08-02 15 49 19 答え見ながらやるくらいならブラウザバックの方が手っ取り早いじゃない - 名無しさん 2014-08-05 09 42 39 毎日レベル15以上上の人から挑戦状される…… - 名無しさん 2014-07-31 01 57 14 ここのバトルのページに書いてあるよ。挑戦状の場合はレベル差10以上での自動敗北はないそうな。 - 名無しさん 2014-07-31 08 26 40 クラスランキング戦中は仕方ないと思って諦めたほうがいい - 名無しさん 2014-07-31 10 59 10 ふむふむのイベントの度に思うけど1対1で会話してるんだから通りかかるガールは空気読んでくれよ…出てこなくていいから! - 名無しさん 2014-07-27 18 39 19 あれは登校と違ってセリフ無いから、ただ通りすがってるだけだと思ってた。 - 名無しさん 2014-07-28 17 53 00 そういやアニメ化記念でツイートキャンペーンやったけど結局あれ何リツイートくらいいったの? - 名無しさん 2014-07-23 19 05 12 いくつだっけか、ただHR確定チケ配布になったのだけは覚えてる。 - 名無しさん 2014-07-23 23 54 59 公式ツイートだと2万越えだって。 - 名無しさん 2014-07-24 11 50 29 ギフトBOXがぶっ壊れてアイテムが出せなくなってるぞ。教稼いだアイテムは全部パーか? - 名無しさん 2014-07-23 18 04 24 そろそろ手持ち上限200では厳しくなってきた…また増やしてくれんかなぁ - 名無しさん 2014-07-22 11 50 57 もうそろそろ、ちゃんと育てたものの絶対にセンバツに入らないガールを処分しようと思ってたところに超レアトリオが来てまた使用価値が生まれた。危ないところだったけど手持ち上限が一気に厳しくなって辛い。 - 名無しさん 2014-07-23 01 55 21 超レアトリオって今後も続けるのかね? - 名無しさん 2014-07-26 12 20 30 ハンターズで同時に攻撃すると無効になることがあるんだな。コスト払うだけでコンボたまらずゲージたまらずスターもらえず。なんか働きのところにはダメージ出てたけど。 - 名無しさん 2014-07-21 10 23 21 ギフトBOXから直接エール素材が選べるように!手間が省けて便利じゃ。 - 名無しさん 2014-07-16 21 02 47 これいいですねー、手持ちいっぱいでもエールできるし、楽だ! - 名無しさん 2014-07-16 22 08 53 これ実装しようとしてこの間のステータスバグやらかしたんだよな。 - 名無しさん 2014-07-16 22 22 24 いいですねーとか言ってたらさっそく不具合みたいでギフト内の先生方が表示されないw - 名無しさん 2014-07-16 23 18 06 と思ったらエールしようとしたカードがレベルMAXだったからだった。自分アホ…orz - 名無しさん 2014-07-16 23 19 50 直接卒業もできたらもっと便利なんだけどな。星や鍵で出たNガールとか直接卒業でガル化したい。 - 名無しさん 2014-07-19 16 43 01 アンドロイドも規制とは・・・ソーシャルゲームでこれ程規制受けているはこれくらいか? - 名無しさん 2014-07-16 13 41 21 まぁ、ここ数ヶ月あからさまな露出キュピばっか出してきたツケじゃね。 - 名無しさん 2014-07-16 21 52 09 アンドロイドアプリ版も規制……だと?! ブラウザ版まで規制される様になったら辞め時かな。 - 名無しさん 2014-07-16 11 23 14 というかブラウザ版まで規制されたらもう全て終わりじゃないかな。 - 名無しさん 2014-07-16 21 52 48 いっそ開き直って「R18」にするという選択もある。 まあ運営としてはアニメ化が控えてる今、必要以上に波風立てたくないんだろうねー。 - 名無しさん 2014-07-17 17 38 50 iPhoneアプリのは当分戻りそうもないですかね・・・ - 名無しさん 2014-07-08 14 36 29 とうぶんと言うか、切られたから恐らく戻る事はないよ。 - 名無しさん 2014-07-08 19 15 38 あれ、マカロンギリギリセーフかと思ったけど、もしかして前半の超レアを後半になったあと倒しても手に入らない感じ? - 名無しさん 2014-07-07 22 12 30 うん、前半終了前に出現させてても倒すのが22時以降の後半になった場合は討伐カウントされない。 - 2014-07-08 19 25 10 恒常SRを全て犠牲にすれば嫁3Mできるんだがどっちを取るか本気で悩む・・・ - 名無しさん 2014-07-07 18 49 14 その嫁は恒常じゃない感じ? 自分なら、恒常捨ててでも嫁取りに行く。集まるか不確定なものより確実に集まって満足いくものの方がいいと思ってる。 - 名無しさん 2014-07-07 19 39 16 意見ありがとう。嫁は恒常じゃないんで恒常SR犠牲にすることにします。 - 名無しさん 2014-07-07 21 33 38 なんでiPhoneアプリでのキュピチケに使用制限がかかったの?不便なんだけど - 名無しさん 2014-07-03 20 02 11 林檎に切られたんだじゃね。 - 名無しさん 2014-07-03 21 53 14 説明読めば、appleの規約に引っかかったとか書いてるよ。 - 名無しさん 2014-07-04 13 56 05 コミックのヒロインって誰? - 名無しさん 2014-07-02 18 31 53 ここみんだよ - 名無しさん 2014-07-02 19 01 50 俺は柚子ちゃんが好き - 名無しさん 2014-07-02 20 56 17 次のイベントいつかとかわかるの? - 名無しさん 2014-06-30 18 37 10 基本マイヒーロー→対抗戦→ハンターズ→ふむふむorマラソンで一月回ってる。 - 名無しさん 2014-07-01 19 58 26 今、メチャクチャ重くないか? - 名無しさん 2014-06-30 15 46 17 アニメのキャスト発表って…今の声優と代わる可能性があるって事なのか? - 名無しさん 2014-06-30 14 19 43 主人公とかその友人(男)とかじゃね? - 名無しさん 2014-06-30 16 06 54 なるほど、そっちかー。 - 名無しさん 2014-06-30 23 06 03 ゲーム版と同じでも事務所的には別の仕事扱いだから、改めて「アニメ版の声担当」として紹介する必要があるんだとおもう。 - 名無しさん 2014-07-06 17 53 58 キャラのデータの所のその他の情報とか完全に要らないよね。 - 名無しさん 2014-06-30 02 36 13 今回のエレナさんも大暴走で楽しいw - 名無しさん 2014-06-29 16 10 21 バグのせいで正常なステータス値が期待できないから、進展させられない - 名無しさん 2014-06-28 06 29 41 大きい数値のステータスバグは修正できたとか聞くが、細かいステータスバグは今だに直ってないな、というか直す気あるのかと疑いたくなるな。 - 名無しさん 2014-06-28 22 21 07 オトギアコラボのHR確定がまさかSR確定になるとはなぁ・・・。 - 名無しさん 2014-06-27 01 12 47 これは全員に勝ち点2は許されるはず。つかイベント終わったのに本気炭酸10個もいらんでしょ、またやれってか? - 名無しさん 2014-06-25 22 21 15 余った本気炭酸30+補賃10、景先輩2………。うわああああああアアアアアアアアア (´:ω;`) - 名無しさん 2014-06-25 22 17 03 バッジだ!まだバッジがあるぞ! - 名無しさん 2014-06-26 01 02 39 アニメ化するのかよwwどうするんだよ・・・ 桃子ちゃんに期待。いや全ガールに期待 - 名無しさん 2014-06-25 20 49 54 アメスタでアニメ化が発表されたというのに、ゲームはメンテナンス騒ぎ‥ めでたい時ぐらい上手く回せんのかw - 名無しさん 2014-06-25 20 07 51 もう7000位内無理だ・・・ 酷いわ - 名無しさん 2014-06-25 19 01 39 わわわっ!復活してる。延期しないって?急げー!! - 名無しさん 2014-06-25 19 59 00 またかよ。アメとかミッションとかクリアしなきゃいけない事が沢山あるのに。 - 名無しさん 2014-06-25 18 50 18 お詫びのショボさがとどまるところを知らない…! - 名無しさん 2014-06-20 12 07 41 さすがにHR確定じゃぁなぁ・・せめてHR以上にしてほしかった。 - 名無しさん 2014-06-20 22 28 36 HR確定SR10%になってたぞ!やったな!! - 名無しさん 2014-06-25 22 24 19 おっと日付見てなかった。5日も前やん… - 名無しさん 2014-06-25 22 25 07 この間の対抗戦の上位報酬の風町ちゃんの新しい声援って結局中~特大がランダムで一つ発動するってだけ?まさか中と大一人で二つ発動なんてことはないよな。誰か試した方いますか? - 名無しさん 2014-06-19 00 23 21 公式サークルに書き込まれてたけど、ランダムで1つが発動するだけだって。練習バトルを複数回やって検証したそうな。 - 名無しさん 2014-06-20 12 23 27 なるほど、革命的な声援じゃなかったんですね。情報ありがとうございます! - 名無しさん 2014-06-20 22 28 03 ラストスパートで落ちたか - 名無しさん 2014-06-18 21 57 57 大量の当日炭酸が残して……補填で通常に変わらないかなぁ - 名無しさん 2014-06-18 22 02 18 最後使う予定で買った炭酸の金返せや… - 名無しさん 2014-06-18 22 03 09 これでリーグ戦終にして欲しい - 名無しさん 2014-06-18 22 04 55 るーるるるるーるるるーる - 名無しさん 2014-06-18 16 20 50 だめだ,30分間しかないと別の作業してるだけで逃す…… - 名無しさん 2014-06-17 12 35 00 レイド、対抗戦、ハンターズ…そうまでして炭酸課金が欲しいのか…ふむふむイベくらい挟んで欲しい。 - 名無しさん 2014-06-17 00 22 33 ボーナス・シーズンですし、査定アップさせなくちゃ。 - 名無しさん 2014-06-17 19 51 13 何時もどおりならハンターの後にふむふむorマラソンの順番だけどな。今回はふむふむだと思うが。 - 名無しさん 2014-06-17 20 27 07 勝っても負けても決勝はどうせEランク、勝ち星HRは無理だから実質決勝で優勝しないとHR3枚そろえられないじゃん - 名無しさん 2014-06-15 09 48 21 確かに、予選全勝しても全敗しても変わらないんじゃ - 名無しさん 2014-06-15 11 17 17 予選意味なくなってるね、決勝さえ勝てばHRもらえるんだから - 名無しさん 2014-06-15 11 18 34 というか今回の上位報酬の陽歌ちゃん声援新しいのだけどすんごい微妙じゃね、あれ中~特大までのどれかがランダム発動?おまけにNEW声援のせいかステータスもかなりバランスだし。 - 名無しさん 2014-06-15 01 50 49 部対抗改悪きましたよーもうだれがやるねんなこれ - 名無しさん 2014-06-13 23 26 06 どのへんが改悪なの?対抗戦ページ軽く見てきたけど前回との違いがよくわからんかった。 - 名無しさん 2014-06-14 12 24 42 もう一回見にいったら「前回からの変更点」が堂々と書いてあった。最終日にリアルの用事で稼げなかったらそれまでの努力が水の泡とか…… - 名無しさん 2014-06-14 13 33 58 ていうか、前のイベントから間髪入れずに次のイベントって、もう少し考えるべきではないのか運営よ。 - 名無しさん 2014-06-14 16 43 12 運営も商売だからねー。イベント+限定ガール以外で稼げる方法が無ければねー。 - 名無しさん 2014-06-14 17 22 44 というか、それはもう随分前からだぞ。今後も間髪いれず間あけずイベントくる。 - 名無しさん 2014-06-14 22 54 24 増量の入るタイミングとか考えても今のレイド13日対抗戦5日ハンターズ7日マラソン/ふむふむ残り末日まででほぼ確定だろうね - 名無しさん 2014-06-15 14 39 38 前回よりはマシになってると思うが。バーは5本取れたし - 名無しさん 2014-06-15 00 59 26 風船王国は無課金からすれば神イベントだったがな…復活してほしいが無理なんだろうなあ - 名無しさん 2014-06-12 12 17 33 何ステマ?あんなクソイベント二度とやって欲しくない - 名無しさん 2014-06-12 16 18 23 ソシャゲは無料の謳い文句で人を集め、言葉巧みに課金させる商売。 だからヒドい言い方をすれば運営にとって無課金ユーザーの声は雑音程度。 - 名無しさん 2014-06-12 16 59 39 コツさえ分かればHR以上確定SR10%チケを大量ゲットできたからね。復活しても仕様変えてくるだろうな - 名無しさん 2014-06-12 17 57 02 キュピ20枚くらいたまるごとに引いて毎回SRでるのは運がいいのか・・・? - 名無しさん 2014-06-10 21 38 42 運営さんも風船王国より連勝報酬、さらにマカロン対応の方が稼げると気付きましたか……( ̄∀ ̄) - 名無し君 2014-06-10 13 36 02 後半連勝報酬のここみ、4Mマカロン全部で守18659って結構強いよな、ぶっちゃけ金鍵報酬の正岡ちゃんより数値高い・・・。 - 名無しさん 2014-06-10 17 08 25 マカロン込みで全部を揃えようとすると、レベルの上がった雑魚や超レアを捌くのに後半用のSP応援ガールが欲しくなり、結果キュピツアーズをやるしかなくなるという……。運営大儲けですなー。 - 名無しさん 2014-06-11 00 04 27 まぁ環境(部)にもよるよな、自分は50位まで自前で倒したけど後は上位目指す部員の流し協力して120まで狩って貰った。 - 名無しさん 2014-06-11 19 08 25 モモちゃんクイズの選択肢「自分」ってプレイヤーの事かぁ。ボッチ設定はありえないと思って外しちゃったよ。 - 名無しさん 2014-06-06 14 22 40 俺と同じ考えで外している方がいるとはwあれは分かりづらいよー - 名無しさん 2014-06-08 15 54 29 なんか最近1日に1回は不具合起きてないか?レビューの件はひどいだろ。お詫びの文もなしにお知らせ消すのは詐欺レベルじゃね? - 名無しさん 2014-06-06 00 19 59 お知らせにお詫びが出てたけどあれじゃダメなん? 最近不具合多発なのには同意。 - 名無しさん 2014-06-06 15 31 17 不具合多発はもはや今に始まったことじゃないね、というか最近ほんの少し減ってた。前はお知らせページすべてお詫びで埋ってたこともあるくらいw - 名無しさん 2014-06-06 20 30 29 今回問題なのは、実際にキャンペーンとしてやっていたことを、勝手な都合(レビュー数×720コインが受け取れてしまうバグ)でもみ消したこと。そしてユーザの指摘でそれがあっさりと嘘だったと認めたこと。完全にユーザをなめきっている。 - 名無しさん 2014-06-06 22 23 09 なんか今すごく重くて10分で体力150ぐらいしか使えず超レアなし…… - 名無しさん 2014-06-03 19 47 00 おかしいですね。重いし、止まる。何があったの? - 名無しさん 2014-06-03 21 07 26 もうマイページにもつながらなくなった - 名無しさん 2014-06-03 21 44 07 重すぎてここに来ました - 名無しさん 2014-06-03 21 54 18 なんかお詫び出てる・・・でもまだ復旧してないかな?学校に行けないw - 名無しさん 2014-06-03 21 59 06 ん、このお詫び、超レア出ず連勝途切れなかった俺には明音なしか……まあ、今44連勝であと1だったからあまり変わらないんだけど、ゲージは返してほしいな…… - 名無しさん 2014-06-03 22 40 43 「お受け取りください」って、ギフトBOX開かねぇじゃん。 - 名無しさん 2014-06-04 07 01 44 ギフト開けねえ。クソ運営なにやってんだ? - 名無しさん 2014-06-04 09 04 04 私も未だにギフトページにいけません。いい加減にしてもらいたいものです。艦これの方がよっぽどましのような。 - 名無しさん 2014-06-04 09 41 26 悪○○イベントに力入れすぎる運営…大丈夫なのか(資金的に) - 名無しさん 2014-06-03 07 41 41 こんなの全然金かかってないよ、むしろ余計な演出増やして鯖負担の方がこわいような。 - 名無しさん 2014-06-03 14 11 53 キュピチケ150枚使ってSR一枚もでないからやはりこのゲームは課金ゲーだとはっきりわかんだね - 名無しさん 2014-06-01 21 46 56 1.5倍ハマりなんて22%もあるんだ。珍しい話ではない。 - 名無しさん 2014-06-01 22 13 56 確率UPでもないただのチケでSRでないのなんて珍しくもない。SR10%30枚使って1枚しかでないこともあったしなぁ・・・。 - 名無しさん 2014-06-01 23 13 16 無課金でもそこそこチケ貯められるからマシな部分もあると思うけどね。ガチャ限定を揃えようとかはまず無理だが - 名無しさん 2014-06-02 17 03 27 ここ最近昇格したNガールの担当声優、若手とはいえ人気声優結構当ててるのでわりと嬉しい - 名無しさん 2014-05-31 21 52 05 悪オーナーCV石塚運昇… - 名無しさん 2014-05-31 21 09 55 みんなアレをジョセフ(jojo)だと言うが自分はジェット(カウボーイビバップ)だと思った。これが世代間格差か……ッ! - 名無しさん 2014-06-01 11 23 19 ヨブ・トリューニヒトがなんだって? - 名無しさん 2014-06-01 12 07 34 オーキド博士・・・ - 名無しさん 2014-06-01 13 36 42 タイムリーだからなぁ、しっかしあの声聴いた瞬間大笑いしたわ。 - 名無しさん 2014-06-01 20 37 25 質問ってほどのものでもないのでこっちに書くけど、スタンプで交換できる古谷って恒常?それとも1品物?教えて交換した人! - 名無しさん 2014-05-28 20 45 14 と思ったら公式バナー出て解決しました。お騒がせしました。 - 名無しさん 2014-05-28 21 06 06 あれって2枚目以降手に入れようと思ったらすごく敷居高いんですが、そこまでするメリットのある強カードなんでしょうかね? - 名無しさん 2014-05-30 10 32 47 メリットあるかどうかなんて自分次第だろ - 名無しさん 2014-05-30 17 20 10 コスト9で18kくらいだし、取れるなら取ったらいいんでないかい? - 名無しさん 2014-06-01 08 06 51 ん?・・・あれ、多分絵は未進展のものだがステは最終のものだと思うぞ、こす9だからいっても13kちょいくらいだよ。 - 名無しさん 2014-06-02 18 57 14 人気上位で、イベント最上位になったことない子って誰だろう。桃子・レイ・いちご・苗あたりかな - 名無しさん 2014-05-24 10 43 24 苗はレイド最上位報酬があったね。 - 名無しさん 2014-05-24 18 41 20 意外なところで戸村は最上位報酬はないんだよ。ガチャばっかりだから - 名無しさん 2014-05-24 19 25 07 ついさっき気づいたからいつからかはわからないが羽鳥のヒトコトのID?的なやつが変わった気がする。俺の見間違いだろうか。以前までは岸田と同じIDだった気がするのだが。 - 名無しさん 2014-05-22 19 14 34 ずいぶん前に運営に私が指摘して変えさせました。仲良しがコピペで3学年図書委員会になるのも言ったんだけど、その後ヒトコトないやつは見れなくしたりエイプリルフールがあったり。でバースデー早見表に鬼ヶ島は必要ですかね。あと明日はKKMの誕生日らしいね - 通りすがり 2014-05-30 21 07 46 日本文化最終進展ユーリアが可愛くて辛い。無課金だとあと2枚手に入れるのはキュピチケでお祈りくらいなもんだよな? - 名無しさん 2014-05-22 12 43 44 HRバッジでどうぞ。40枚 - 名無しさん 2014-05-22 14 46 40 ちなみに今回SR含めて確率絞られすぎだと思うのでチケやるなら頑張って。当方はHR以上含め200枚近くチケ使ったけど日本文化はHRすら1枚も出なかったので - 名無しさん 2014-05-22 14 49 02 ノーマルキュピチケで普通に3枚揃ったから結構出やすいんだと思ってた。因みに2直しちゃってたから3直…可愛いのに残念 - 名無しさん 2014-05-25 17 54 23 GFの協力戦は参加しないほうがいいな・・・毎度毎度チームの半分も出てこない - 名無しさん 2014-05-19 23 38 17 そりゃ欲しい報酬でもなけりゃ回収に回るのは普通だよな。 - 名無しさん 2014-05-20 07 28 34 上位の部活に参加してみては?上位だと少なくともチームの2/3は参加しています。Lv120程度あってアクティブなら最上位でもない限り入部できると思いますよ - 名無しさん 2014-05-20 21 23 51 ここでいう協力戦ってのハンターズのことじゃないかと思うが - 名無しさん 2014-05-21 21 47 49 雑談レベルなのでこちらで。現在好感度を上げたいガールで主センバツを組み登校しているのですが、ガールによって好感度の上がり方に差があります。これはガールのタイプ(COOLとかPOPとか)によって上がり方が異なるという事なのでしょうか? - 名無し君 2014-05-19 06 39 28 使用した体力の分好感度は上がる。一定のガールだけが出てきやすいのだとしたらそれはたまたまかな。それは - 名無しさん 2014-05-19 12 40 25 デート中なら好感度UPは2倍になる、それ以外はエリア違いによるんじゃないかな - 名無しさん 2014-05-19 14 07 02 登校で200位体力を消費する間に「好感度UP!」の表示が出る回数がバラついていたのですが、やっぱりたまたまなんでしょうかね? 好感度が上がらない訳では無いですし、他に実害がある訳ではないので気にしないことにします。どうもありがとうございました。 - 名無し君 2014-05-20 13 03 36 好感度UPはランダム。 - 名無しさん 2014-05-20 17 30 44 正確には好感度UPが出るか、出ないか、更にどのガールで出るかは完全にランダム。上がり幅は使用体力分で固定。デート中は2倍になる。 - 名無しさん 2014-05-20 21 50 31 ちゃっかり登校に新ゾーン追加されてちゃっかり新キャラっぽいの出てきたなw - 名無しさん 2014-05-18 20 04 05 と思ったらお知らせに書いてあったなーんだ - 名無しさん 2014-05-18 20 21 54 追加のタイミングがすんごい微妙だったからなww - 名無しさん 2014-05-18 21 02 10 わわわ、ぴょん太、大丈夫〜!?無茶しちゃダメだよぉ〜 - 名無しさん 2014-05-17 06 57 17 これでちっと楽できる~♪ - 名無しさん 2014-05-15 21 07 10 キターーー!運営とおせんぼ!! - 名無しさん 2014-05-15 20 27 52 いつものことだが、乗馬対抗戦でなにも学ばなかったのか運営は・・・。 - 名無しさん 2014-05-15 20 39 49 毎度学習しない運営さんオスオス!これamebaの方からGFへいい加減にしろとか言われないのかね - 名無しさん 2014-05-15 20 39 58 腐っても稼ぎ頭だからな。 - 名無しさん 2014-05-15 21 45 03 わーい無駄にした備蓄炭酸戻ってくるー - 名無しさん 2014-05-15 20 54 21 なんだろう、やっぱりかという感想しか出ないわ。そりゃこんな過密スケジュールで対抗戦やったらそうなるわな - 名無しさん 2014-05-15 21 00 53 まったくだ。前の方がナンボかましのように思える。 - 名無しさん 2014-05-15 22 09 03 3月負荷高騰対策で一部制限で様子見つつ対抗戦→4月、先月でなんとかできそうだと判断で平日通常対抗戦を結構、なんとか無事終わる→今月、新対抗戦イベ超過密日程で鯖落ち・・・いや、どう見ても頭悪いよなこの流れ・・・なんであんな過密新イベいけると判断したんだろ。 - 名無しさん 2014-05-15 23 42 47 夜の部完全無しになったけど対抗戦中止でいいんだよね? - 名無しさん 2014-05-15 22 33 42 500万人突破キャンペーンでもらったぷちガールのコインってどこで使えるんだ...?後回しにしたんだが - 名無しさん 2014-05-14 16 36 10 マイページに出ているバナーを良く見てみ。 - 名無しさん 2014-05-14 21 50 18 キューピットやらぷちガールちゃんのとこばっか見てた..ありがとー! - 名無しさん 2014-05-14 23 22 15 アメーバの10周年記念宝くじ、このゲームには配布されていない。運営にも言って対処する、の回答はもらっているが一向に改善されない。他にいます? - 名無しさん 2014-05-13 08 58 31 いますよ。どうもログボをSRバッジまで全部貰った人は宝くじ貰えないみたいですね - 名無しさん 2014-05-13 11 19 15 こちらも運営には問い合わせ済みですが調査中の返答貰ったままですね - 名無しさん 2014-05-13 11 20 12 あ…自分だけじゃなかったんだw - 名無しさん 2014-05-13 22 07 37 ガルフレの分の宝くじは貰えている人の方が少ない(居ない?)様ですよ。 - 名無し君 2014-05-13 23 02 26 4/17から毎日もらえてるけど、オレがおかしいのか? - 名無しさん 2014-05-14 09 15 41 貰えるのが当たり前なんですよ、本当は。ただこういうトラブルの場合、公式サークルの書き込みなんかでも貰えてない人の文句や愚痴ばかりが目立つし、貰えてる人はあまり表立って「貰えてる」とは言わないので、実際の話500万人に達した(公称)ユーザーの何割が貰えてない(あるいは貰えてる)のかは全く判りませんね。(ガルフレでは貰えてないけど他でいっぱい貰えてるから、と言う理由で黙ってる人も居るでしょうし) - 名無し君 2014-05-14 11 50 26 部活対抗バトルカップなんだこのくそ仕様変更は、それに対抗戦日程というか時間なめてるのかこれは。なに、運営はバカなの? - 名無しさん 2014-05-13 01 20 00 ラッシュさせまくって炭酸どんどん消費させようという魂胆だね。無課金の人間にはきつすぎる - 名無しさん 2014-05-14 11 03 44 一日3戦は変わってないけど・・・昼の参加者少なかったんだろうね。動作重いわー。ptでもらえる炭酸の数もやや減ったし。とりあえず今回も見送る♪ - 名無しさん 2014-05-14 20 12 54 かがみん恒常SRを3枚ゲットしたけど、4枚目を待って4M作った方がいいですか?ちなみに本命ではないです。 - 名無しさん 2014-05-13 00 44 09 とりあえずまずある程度課金するほう?そこそこするなら4Mにした方がいいと思う。恒常かがみんは3Mでも恒常モノクロ4Mよりも攻援高いけど4Mで19000超える、嫁でなくとも4枚揃えたほうがいいような気もする。無課金は・・・わからないw - 名無しさん 2014-05-13 01 05 16 回答ありがとうございます。GFでの課金はほとんどスタンプなどでゲットしたコインですが、かがみんはほかの子に比べてよく出てくる方です(3枚とも確かチケでゲットした気が…)。とりあえず4枚目を気長に待ってみますw - 名無しさん 2014-05-13 09 23 10 アメってハート回復→殴るだから、リロードしてるとたまに割り込めるよな。アメ減ってハート増えてダメージ入ってないことある - 名無しさん 2014-05-11 21 24 08 イベントにトムトム来てテンション上がった。あの悪友みたいな雰囲気はいいもんだ。 - 名無しさん 2014-05-11 01 56 43 自分始めて3ヶ月だけど前半金鍵1周目残り41、2周目残り447で出てきてくれて3M作れました。最初に手に入ったHR,SR共にトムトムだったから何かの縁を感じてますw - 名無しさん 2014-05-11 18 10 24 以前のふむふむイベントで出てきたトムトムはやったらくそ可愛かったなぁ、あれは良かった。 - 名無しさん 2014-05-11 21 16 56 アイドル化トムトムは可愛すぎて本命にしてるんだが、登校ボスに一撃でのされるので、その時だけは本命変える - 名無しさん 2014-05-13 11 23 14 文緒!!文緒!! - 鵺 2014-05-09 01 43 22 風船王国は? - 名無しさん 2014-05-08 06 30 34 滅亡した様です。 - 名無し君 2014-05-08 13 31 28 滅亡万歳!そして何度でもよみがえry - 名無しさん 2014-05-08 21 56 00 ぶっちゃけ、儲からなかったんでしょ。俺も先月は前半(王国なし)しかやらんかったし。 - 名無しさん 2014-05-08 22 17 23 ホモガキユーザーとセックスできるイベントまだか - 名無しさん 2014-05-04 13 27 16 いまはがまん(´;ω;`) - 名無しさん 2014-05-05 10 26 48 回答有り難うです。 - ria 2014-05-02 23 52 41 連続投稿スミマセン。進展は、Lv MAXになってから行わないと、キャラの強さが弱くなる的なものは存在しますか? - ria 2014-05-02 21 51 37 このWikiのゲームシステム進展ページいってら。 - 名無しさん 2014-05-02 22 36 09 昨日始めたものです。今日、キュピチケで「SSR櫻井明音」というキャラが手に入ったのですが、このキャラは強いですか? あと、プレイヤーどうしのトレード的なものは存在しますか? - ria 2014-05-02 21 48 01 まずトレードというものは存在しないね。それとそのSSR明音はレア中のレアだからおめでとう。一応、最初の頃なら強いけどある程度やりこんでくると1枚だけの未進展じゃ弱くなってくるが最終進展までいければURという一番高いレアになるので大事にとっておいたほうがいいね。 - 名無しさん 2014-05-02 22 38 23 今回HRがブロンズキーで4枚手に入るみたいだけど風船王国は滅亡したのだろうか - 名無しさん 2014-05-02 18 33 30 滅亡してることを祈ろう。 - 名無しさん 2014-05-02 22 39 10 今回のイベかなり重く感じるからこんな状況で風船王国なんてやったら間違いなく苦情殺到しそうだな。 - 名無しさん 2014-05-03 03 14 41 春63日目夜のボスが倒せない、これって本命ガールの何が大事なの?攻猨とスキル?自分の本命ガールと大差ない強さの友達の助っ人ガールはダメージ結構食らわせれるのに自分の本命ガールは全然ダメージ食らわせられないのはなんでなんだ... - 名無しさん 2014-05-01 18 59 01 本命ガールの攻守あわせての総数値だね。 - 名無しさん 2014-05-01 20 28 22 本命ガールのダメージが少ないのはそう見えてるだけで実際は普通にダメージ通ってて最後に攻撃したガールが他のガール分のダメージも一緒にダメージ与えてるのではないだろうか。よく分からんがデートとか試してみたらどう? - 名無しさん 2014-05-01 20 52 07 2番目に強いガールとかに適当に変えてると行けたりする。 - 名無しさん 2014-05-04 20 14 32 キューピッドのキュピチケタブ押しても反応しないんだが僕だけかな? ちなチケットは確実に一枚以上持ってる。 - 名無しさん 2014-04-28 21 57 32 本命が真弥様の私は二日目に4枚取れた。これでマラソン終わった! - 名無しさん 2014-04-28 00 34 44 イベントも参加しない最低限のコミュも無しの人って、なんで入部したのかね? - 名無しさん 2014-04-24 21 45 32 それでもイベント等で貰える部活報酬は欲しいからじゃね? - 名無しさん 2014-04-25 00 11 48 挨拶してもレスされずに憤慨した俺の事も考えてからカキコしろ - 名無しさん 2014-05-04 13 30 45 ビジュアルファンブックの折り込みポスターの裏に相関図が出てるんですが、それ見て気付いたんですが生徒会副会長と水泳部の娘ってまだ登場して無いんですね。 - 名無し君 2014-04-23 12 25 35 出版の時点はまだ登場してませんでしたからね。 - 名無しさん 2014-04-28 00 32 35 それはそうなんですが、同じ様に出版時には未登場だった生徒会長や合唱部々長なんかは既に登場していますので、そろそろ残りの娘も出てきて良いんじゃないかなー、なんて思いまして。 - 名無し君 2014-04-29 00 52 19 部活対抗戦で、全員の部活内貢献順位を見る方法ってありますか? - 名無しさん 2014-04-21 22 52 34 相手の部活は人数しかわかりませんね。で、自分の部活はバトルのpt順は見れないけど、イベページの「結果」から戦闘ログを拾っていけば算出可能です。きびしい部活なら集計して貢献度の低い部員はクビかの。 - 名無しさん 2014-04-21 23 09 59 イベントページのブースの下あたりにあるランキング→部員状況でポイントと総合順位が貢献度順で見れる - 名無しさん 2014-04-22 01 09 38 ほ、ほんまや・・・ うそついてすみませんでした(๑≧౪≦)てへぺろ - 名無しさん 2014-04-22 21 03 10 毎回デイリー一位か二位とって3勝まできたけど今日霧生さん3枚目スターで出てからどうでもよくなってきて殴るの辞めてしまった。こういう時野良だと気楽でいいな - 名無しさん 2014-04-19 00 53 57 お前らが制服のカード見たいって言うから創作教室のカード制服で微妙じゃねえか…やっぱエロい方がええわ - 名無しさん 2014-04-14 01 17 56 凜乃は普通に可愛いと思うんだがなぁ - 名無しさん 2014-04-14 01 28 04 希硫酸少し太った…? - 名無しさん 2014-04-14 17 50 59 制服でエロイのお願いします、運営。 - 名無しさん 2014-04-14 18 52 00 そんなこといってるから来月Yシャツガール来ちまうじゃねぇか、さすがにちょっとどうかと思うぞ運営? - 名無しさん 2014-04-25 00 12 46 いやいや待ってましたよ!こういうのだよ! - 名無しさん 2014-04-25 10 34 10 やっぱり学生のエロさは制服でこそ発揮されるモノですよ! 「エロいコスプレ」では学生の意味が無いです!(力説) - 名無し君 2014-04-26 09 52 55 コスプレはトムトムの専売特許でいいんだよなあ。露骨なエロもいらん。ただYシャツ柚子と甘利は正直かわいいと思った。 - 名無しさん 2014-05-11 02 22 20 ベル使ったときに部長倒すと超レアゲージ5貯まるけどSR4枚取り終わったからそれ目当てに使うのってあり? - 名無しさん 2014-04-13 11 00 59 リークがないと次イベのモチべあがらんな - 名無しさん 2014-04-12 01 17 48 あるぞ - 名無しさん 2014-04-12 11 19 03 本当にあった。どうやって見つけたんだろう?霧生さんがひどいことになっているので頑張りたい - 名無しさん 2014-04-12 19 14 20 33話目の夏の18日目以降ってもう無いのかな?次のステージに行けなくて、バグってるのか、登校自体の達成度が100%なのか、まだ先が有ると思うけど、夏までって変だよ、秋と冬まで有ってほしい - 名無しさん 2014-04-10 18 43 13 バグではなく今現在、登校できるのはそこまで。登校追加待ち。 - 名無しさん 2014-04-10 21 47 39 2~3ヶ月おきに少しずつ追加されていく。ちなみに春から夏になるのに一年はかかった、秋や冬までいくのは1~2年先になるね。 - 名無しさん 2014-04-10 21 50 23 前回の登校解禁が先月だったから、次は6月以降じゃね。 - 名無しさん 2014-04-10 21 57 43 とりあえず上条1枚取る所まで打ってみたが、当る当らない以前にやらされてる感が凄くて死にそう… - 名無しさん 2014-04-10 11 16 51 攻撃upとか関係ないから炭酸つかって回すだけの連勝以上に作業ゲーなんだよな - 名無しさん 2014-04-10 16 42 10 風船のせいでギフトのページ数が…次からはスルーやな - 名無しさん 2014-04-12 07 24 46 なんか後半の超レアの出現率低くないか? ゾーン入ると毎回体力500ぐらい使ってレアに囲まれる - 名無しさん 2014-04-09 20 42 18 風船王国、公式サークル見てると上条4枚揃った報告がチョロチョロ上がってるな。証拠として画面キャプも貼ってるから、全部が運営のヤラセとも考えづらいか……? - 名無しさん 2014-04-09 14 54 09 自分は現状3枚.1回につき100個ぐらいで1枚手に入ってる.バーや炭酸使いまくってる人の多くは運が悪くなければ手に入ってるだろうな. - 名無しさん 2014-04-09 15 39 36 一応4枚は手にはいったが、最後るい風船3とHR30%チケ風船の4つになるまで全然当たらなかった、HR30%風船でるとそっちのほうが当たらなくなるから結果るい風船に命中した。 - 名無しさん 2014-04-09 22 01 46 同じく。4枚目全然あたらん。るい3ランダム1で他は×の状態で300撃ってもゲージつきに2、3回あたっただけ。ランダムのとこにHR30%チケットが来たときゲージつきのやつにボコボコあたってとれた。チケットに当たらないかと緊張しますたw - 名無しさん 2014-04-12 07 13 25 あなたは運の良い人ですね。昨晩、超激レアが出現したので勇気炭酸で叩きつつ風船王国に挑んだのですが、眼鏡も併用したのに200発程全てがランダム風船に当たりました。SR上条さんは手に入らず炭酸も山程消費しましたが、超激レアを倒せたので結果的には良かったです。 - 名無し君 2014-04-10 12 26 52 や、お前が運悪すぎなだけだろ…… - 名無しさん 2014-04-10 22 13 23 確かに運は悪いかも知れませんね。昨夜から今日にかけて何度か風船王国に挑んでいるのですが、さっぱり当たりません。よく公式サークルにUPされてる画像みたいにSR上条さんの風船が複数並んでいる状況にも全然なりません。SR上条さんはもう諦めようと思います。 - 名無し君 2014-04-11 13 24 50 一応聞くけどSR玉4つになったらきちんと眼鏡3個とベル使用してる?ベルを使うとるい風船が一つ出るだけでなく、るい風船の出現率もあがる。玉最大にしてきちんとベルと眼鏡使えばそうそう出ない事はないはずだけど。 - 名無しさん 2014-04-11 15 54 27 はっきり言ってベルと眼鏡3個どちらが欠けてたら、幾らやってもとれない。 - 名無しさん 2014-04-11 15 57 19 一応,一般的な攻略方を書いとく.SR風船4つ貯めてSR風船を1つ出ている状態にしてから,玉80個貯める.なるべく超レアゾーンに入れるようにしておく.そのあと,ベルとメガネ3つを使って投げ続けると,ベル使用時,ベルによる出現率UP,風船効果でSR3枚並ぶ.全部投げて当たらなかったら,ゾーンに入り超レア出して依頼したり炭酸で殴る.先に超レア出しとくのもあり. - 名無しさん 2014-04-11 17 42 15 でもベルってお助け応答時しか手にはいらんでしょ?それがないからベル手にはいらんよ。 - 名無しさん 2014-04-11 18 56 28 眼鏡は3個使ってますが、ベルはお助け依頼が無いので所持しておらず使えません。普段のレイドイベントや今回も前半期間では何回かお助け依頼があったのですが、後半になってからはさっぱりです。憶測ですが、頑張って超レア部長を連続撃破しなくても、炭酸使って叩いているだけでヒーロー球は手に入りますから、わざわざお助け依頼しないのだと思います。 - 名無し君 2014-04-11 23 52 04 部活には入ってないん?それかまぁ友達登録してる相手に流すのお願いするか。まぁはっきりいえることは、ベルがないならるい取得は不可だから諦めるしかないね。 - 名無しさん 2014-04-12 00 42 26 部活には入っていません。事情でプレイ出来る時間帯に制約があり、他の部員の人に迷惑をかけそうなので、勧誘はされていますがお断りしています。今回のイベントでは前半の連続撃破ボーナスでSR春瑚さんが4枚手に入っているので、SR上条さんはきっぱり諦めます。長くなり過ぎみたいですのでこれで最後にします。ありがとうございました。 - 名無し君 2014-04-12 12 15 11 まぁ諦めるっていうならいいんだろうけど。欲しいならベルを手に入れるため誰か流してくれるのを受身で待つのではなく自分から行動するといいね。 - 名無しさん 2014-04-12 00 51 39 部活ぜんぜん機能してないや。部長とうちだけw今回はたまたまフレンドからもらったけど、部活変えた方がいいなぁ。うちは出たらとりあえずおすすめでお助け依頼してる。すぐ自分で倒す場合も多いけどw - 名無しさん 2014-04-12 07 16 48 うちの部活は順位300位以内で全員アクティブな部員です。部活変えた方が楽しめると思いますよ - 名無しさん 2014-04-13 12 06 56 ごいすー なんかリアルな部活みたいですね~ 楽しそう - 名無しさん 2014-04-21 23 41 35 公式見に行ったら報告してる奴がすげー得意気で笑った。 - 名無しさん 2014-04-09 20 10 10 おいおいお花見八束いいんちょボイスないのかよw知ってたら回さんかっただろうに - 名無しさん 2014-04-09 04 49 33 質問の方にも同様の書き込みがあったので気になって調べてみたら、公式ブログに記述がありました。「本キューピッドで出合えるHR[イースターバニー]長谷川美卯、HR[お花見14]八束由紀恵のボイスのみ4月下旬に実装予定となります。予めご了承頂きますよう宜しくお願い致します。」との事。無駄にはならないので実装されるまで待ちましょう。 - 名無し君 2014-04-09 10 50 47 タフSRの仕様が酷い。3/4まで絞ったのが1枚入手で1/6まで戻るとか……。4枚手に入れるのは比較的楽そうだけど、精神的に疲れそうだ。 - 名無しさん 2014-04-08 18 31 01 マジでSRはHPあるやつしか当たらんな。SR風船がよほど小さいんだろうな。眼鏡同時に3つかけてそんなんでしっかり狙えるのかよ主人公よ - 名無しさん 2014-04-08 22 04 41 そもそもなぜ80個以上貯められない仕様なのか - 名無しさん 2014-04-08 11 49 46 やっぱ風船王国は糞ゴミ仕様だったなぁ。こんな糞仕様に変える理由はユーザー側に得はないな。 - 名無しさん 2014-04-08 09 13 31 以前王国が崩壊してどれだけ多くのユーザーが喜んだことか…こんな王国復活させるって言った運営の奴は何考えてんだか - 名無しさん 2014-04-08 11 30 03 ほんっとゴミ仕様だな、この王国は。どこまでユーザーをバカにすれば気が済むのか。 - 名無しさん 2014-04-08 17 26 57 テスト - 名無しさん 2014-04-12 07 09 51 昨日のヒトコトがないんだけど同じ人いる? - 名無しさん 2014-04-07 09 26 34 というか最近ヒトコト自体がうまく働いてないような。ログインしたらヒトコト見るようにしてるが、どう考えても前回のログインより前に発言されてた奴の通知が来てたり。 - 名無しさん 2014-04-07 13 20 22 そっか・・・自分飛原さん好きだから誕生日絡みのヒトコト見たかったんだがなぁ - 名無しさん 2014-04-07 13 39 11 ここの運営のことだし、また後日しれっと追加してるんじゃないですかね。 - 名無しさん 2014-04-07 15 14 24 今夜追加したようですね。 - 名無しさん 2014-04-07 22 29 41 やっぱ40分台の法則あるでこれ。3回引いてHR1SR1とは - 名無しさん 2014-04-07 05 04 54 噂を聞いて自分もキュピったらSRでたけど、結局これは一等が出た宝くじ売り場の法則と同じ気がする。 - 名無しさん 2014-04-07 18 42 23 あれか、宝くじ売り場で一等がでる→噂を聞きつけてそこでくじを買う人が増加→購入者が増えた結果、当せん者が増える→噂が広まる→ループ。 - 名無しさん 2014-04-08 09 10 59 ダイヤって何でSSRバッジにしか交換できないんでしょうね。SRバッジやHRバッジに交換できても良いのに、と真剣に思います。 - 名無し君 2014-04-06 17 57 06 風船王国でるいSRもらえる風船3つ出てその内の1つ当てたら別の1つも消えてSR風船1つなった。もちろんボックスには1枚しかない。めずらしく当たったらコレかよ・・・ - 名無しさん 2014-04-08 00 43 45 すいません全く関係ないとこのレスに書き込んでしまった申し訳ない - 名無しさん 2014-04-08 00 44 49 フレンドptが余りまくってるんだけど、ガル不足だから友情キューピッドはあまり回したくない。他に使い道ないの? - 名無しさん 2014-04-06 15 37 45 ない - 名無しさん 2014-04-06 18 53 32 友情キュピ回しまくって片っ端から卒業させたら?HNも1回回したら2人くらいは出るし。Rも出るから、いい小遣い稼ぎになると思うが。 - 名無しさん 2014-04-06 21 44 40 卒業を忘れてた。ありがとう、早速回しまくってきます。 - 名無しさん 2014-04-06 22 15 54 正確には、元々連番以前は16進数のアドレスだったから元に戻っただけ。その頃のリークはアメーバ社員がやってたんじゃないかと噂されるほどw - 名無しさん 2014-04-05 18 12 43 なるほど。運営からすると管理が面倒で連番にしたけどリークが手に負えなくなったので仕方なく戻したって所かね - 名無しさん 2014-04-05 23 42 59 せっかく検索&DLスクリプト書いたってのにorz - 名無しさん 2014-04-06 00 25 42 リーク対策がどうの言われてるが、なんかあったん? - 名無しさん 2014-04-05 15 13 18 今までリーク画像が連番だったのが、16進数のアドレスになって把握が困難になったとか何とか。 - 名無しさん 2014-04-05 17 51 41 イースターキュピバランスおかしいw3枚連続同じガール出た 課金できないのが痛いからこのまま進展させます( ̄^ ̄)ゞ - 名無しさん 2014-04-01 19 17 20 エールではないよ 進展でやったんだけどその数値にならないので書いてみたのだけど間違ってるのかな - 名無しさん 2014-04-01 17 49 42 公式とかで出てる最終進展数値は3直にほぼ近かったはず、多少の微差はあるかもしれないけど、ほとんど3直の数字だね。 - 名無しさん 2014-04-01 20 28 56 3ストじゃない?3直じゃ3Mと大してかわらないでしょ - 名無しさん 2014-04-02 03 35 26 3ストでした、失礼しまいた。 - 名無しさん 2014-04-03 00 43 50 素朴な疑問 進展後のMAX数値は進展元と素材ガールは両方最大レベルの進展させた数値なのだろうか? - 名無しさん 2014-04-01 12 36 18 1、まず何処の事をいってるの ?2、進展元はともかく素材ガールってエール用にするガールの事?素材(エール用)なら最大レベルにする必要はないけど。 - 名無しさん 2014-04-01 14 06 01 なんとなくわかるだろ…進展元のアップ無しの基本値だと思ってるけど - 名無しさん 2014-04-01 18 19 07 なんでマイページに超激レア鬼ヶ島がいるんだ… - 名無しさん 2014-04-01 00 45 34 エイプリルフゥゥゥゥル - 名無しさん 2014-04-01 01 36 18 そういえば、超レア悪鬼ヶ島とレア悪部長も一言に何か書き込んでるみたいだね。それにしても、部活が一緒のつぐみと凛乃と里琉はどう思っているのだろう? - 名無しさん 2014-04-01 06 50 33 表示ガール選択アイコンの丸がピンクということは、超激レア悪鬼ヶ島ってSWEETなのか。w - 名無しさん 2014-04-01 09 38 34 細かいとこネタ詰め込んでて案外おもしろいよね - 名無しさん 2014-04-01 18 23 44 出会えるガールのとこに書いてあるけど後半風船王国またやるつもりかよw - 名無しさん 2014-03-31 23 00 14 あくまで個人的意見ですが、風船王国はサーバーへの負荷やク○つまらないミニゲームもどきより、露骨な確率操作が問題だったので、そこが改善されるのならまあとりあえずは静観ですかね。 - 名無し君 2014-04-01 10 07 34 見た目通りの確立なはずないのはわかるけど眼鏡だっけか?あれで的減らしてたけどどれくらい当たり確率上がってるのかくらいは教えてほしいわな - 名無しさん 2014-04-01 18 25 53 あの時の画面キャプがあるので、up出来る所があれば見せてあげたいですね。割る事の出来る風船が4個のうち3個がSRガール確定、残り1個がランダム。その状態で60~80回やって全てがランダムに当たりました。公式サークルには同じ状況で120回やってもSRガールの風船に当たらなかった、という書き込みもありましたよ。 - 名無し君 2014-04-02 12 58 18 俺もそんなもんだったわ。眼鏡無しでやったらもっとひどいのかそもそも眼鏡に意味あるのか - 名無しさん 2014-04-02 22 36 50 データベース、昨年のお花見の名称変更しておきました - 名無しさん 2014-03-31 22 38 00 悪部長にCVが追加されただけじゃなくて、千葉繁だと‥ボーイフレンドより豪華じゃないか - 名無しさん 2014-03-31 21 45 16 どっかで聞いたことあるなと思ったら…なんでやねんw - 名無しさん 2014-03-31 23 47 09 あれ、スマイルキュピでぷちガールのチケット貰えるのって、最初の1回だけなんですね。無料ならともかく、課金してまで欲しいアイテムじゃないと、自分なんかは思うんですが。 - 名無し君 2014-03-31 13 45 24 うお、ほんとだ。てっきり10日事に1枚貰えるものと期待してしまった。 - 名無しさん 2014-03-31 18 22 07 ただSRのぶちガールは選抜ボーナス持ちだから性能は優秀。普通にデッキ組むだけじゃ選抜レベル5までにしかできないけど、SRぷちがいれば6にできる。そのうち限定ぷちガールやらなにやらで同じ選抜ボーナスもちも現れるだろうから一つの選抜ボーナスなら最大レベル8(SRち3人)まで上げれるようになるんじゃないかな。 - 名無しさん 2014-03-31 18 26 30 宮内希HR170枚ぐらいキュピチケ使ったのに一枚しかあたらなかった。本命に嫌われてる…。 - 名無しさん 2014-03-31 02 16 48 それは悲しい・・・まぁバッジで頑張って - 名無しさん 2014-03-31 08 46 34 クラスランキング必死になって1位死守してるのいるけど炭酸使ってまで貰うもん無いと思うんだが・・・ - 名無しさん 2014-03-30 01 08 39 以前はデートチケットを欲しかったけど、最近は余り気味だからがんばらない - 名無しさん 2014-03-30 05 18 21 死守してる、つーことは誰か追いかけてるんだね。 - 名無しさん 2014-03-30 08 02 43 クラスランキングそのものの存在価値が・・・ねぇ? - 名無しさん 2014-03-31 09 04 16 クラスランクって獲得メンズポイントで決まるから、バトルしないで登校でも今のランク維持程度は出来るのよね。 - 名無しさん 2014-03-31 11 35 53 私の場合は二位の四倍くらいのpt稼いで一位になりましたが、好感度上げしてたらたまたまそうなったってだけですね。もちろん炭酸は使ってませんよ。 - エレ 2014-03-31 19 05 35 アルバイト詳細WIKI内で書き込み作れる余裕はもうないのかなw - 名無しさん 2014-03-29 14 23 55 データベースの同ステガールを抽出して数日データの穴埋め&修正編集しまくったけど、初期SSRとか仲良しはデータ少ないねぇ・・・廃人Lvだと書き込む暇ないんだろうか? - Aki 2014-03-29 06 25 41 心根がイヤらしいせいか、合宿心実の声援(セリフ)がエロい意味にしか聞こえんw - 名無しさん 2014-03-27 12 43 35 大丈夫、俺もだ! - 名無しさん 2014-03-28 00 16 43 あの格好で言われたらしゃーない - 名無しさん 2014-03-28 01 01 43 ここみん汚してえぇ・・・(性的な意味で) - 名無しさん 2014-03-30 00 27 52 五代さんの手ぬぐいに書いてある文字が読めない - 名無しさん 2014-03-27 08 35 31 けんかすんな!みんななかよく楽しむべ! - まあ 2014-03-26 23 10 42 勝率 - 名無しさん 2014-03-26 04 29 12 この前、知恵袋をゴミ溜めと言ったやついたよな?ttp //m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q14125280869 →ttp //vcard.ameba.jp/profile?userId=1271977 - 名無しさん 2014-03-25 10 16 43 ゴミ溜め言ったのは自分だけど、そのYahooのIDもGFのIDも自分じゃ無いッスよ? - 名無しさん 2014-03-25 10 54 38 晒すとかやめろよきもちわりーな - 名無しさん 2014-03-26 01 37 10 部活の連携が取れていない。炭酸無駄に使った気がする・・ - 名無しさん 2014-03-24 21 39 12 うち来る?誰かが旗を倒した瞬間を待ってたようにチームが活性化し始めるナゾの連帯感アルヨ。 - 名無しさん 2014-03-24 22 28 35 うちにも来るかい?16人もログインしてるのに誰一人と旗叩かずコンボ100になってから殴り始める連帯感アルヨ。 - 名無しさん 2014-03-24 23 24 19 風町1周目残り96、2周目249ででてきた!ログイン日数40にて念願の初SSRが手に入ったぁぁ! - 名無しさん 2014-03-24 19 06 57 おめでっとう!初SSRは嬉しいよなぁw - 名無しさん 2014-03-24 21 48 12 ありがとう。自分プレイヤーキャラsweet選んだんでかなり嬉しいですw - 名無しさん 2014-03-24 22 10 46 運いいなww - 名無しさん 2014-03-24 22 29 28 オレは2週目がまだ半分以上残ってるよ・・・。 - 名無しさん 2014-03-25 09 31 12 情報提供板入りにくいのでこちらから書き込みます 水泳進展なし八束 攻2888(+101) 防2566(+88) MAX推定 攻8874 防7758 MAXになり次第報告します(^-^)/ - 名無しさん 2014-03-23 19 51 30 部活対抗戦、1試合あたり長すぎる…半分以下にして欲しいと思うのは私だけですかね? - 名無しさん 2014-03-23 14 08 22 むしろ倍にして欲しい……二試合と三試合の休憩…… - 名無しさん 2014-03-23 16 50 18 確かに2試合目の最後の方でコスト使い切るとコスト回復してないまま3試合目だもんなぁ - 名無しさん 2014-03-23 18 00 56 今回の二戦目と三戦目の試合時間は負荷高騰対策て、次回から元に戻るからもうちょい間隔空くけど、一時間から二時間になるだけなんだけどね。 - 名無しさん 2014-03-23 19 31 03 試合の最後で使っちゃうと、次の試合のラスト間に合わないって、分かってはいるけどこのイベント炭酸ありきだよな。ハーフくれるようになったのは嬉しい - 名無しさん 2014-03-24 01 07 23 10分でいいですね。5分でやる気貯めて5分で喝舞タイム。あんな長時間拘束されるのはきつい。ついつい気になって見てしまうし - 名無しさん 2014-03-24 16 55 13 それ社会人チームと回線弱いチームの負けですね。作戦もクソもないww - 名無しさん 2014-03-24 20 43 43 なんかホワイトデーの森園が進展出来ないんだけどこれって俺だけ⁇ - 名無しさん 2014-03-23 13 00 37 問題なく進展してるね。 - 名無しさん 2014-03-23 19 31 59 ウチも問題無い。バイト中か、センバツに入ってるか、保護してるか。あとひょっとして進展させるガールを選ぶ時に進展1と進展2を逆にしてないか?(経験談) - 名無しさん 2014-03-24 13 35 42 デートチケットがなんかもったいなくて使えないんだけどどんな感じで使ってる? - 名無しさん 2014-03-23 09 46 47 マラソンのみ。でも、デートボーナスのガールが欲しければガンガン使うべき。 - 名無しさん 2014-03-23 11 13 19 なるほど。今確認したらログイン300日でまだデートしたガール2人だった。これからはデートボーナスのために使ってこうと思う。 - 名無しさん 2014-03-23 15 23 57 好感度UPセリフとか登校セリフとか集めだすときりないな - 名無しさん 2014-03-22 15 57 06 どこに書いていいのか分からなかったから雑談にしときます。稀によくあるエールで素材ガールが表示されないというのが発生しました。レベルを上げたいガールを変更することで復旧しました。キャッシュ削除は効果がなかったです - 名無しさん 2014-03-22 10 34 27 それさ、エール送りたいガールがレベルMAXで、声援ない素材ガールが表示されないとか、そういうことではない?ただ単にバグなの?俺遭遇したことないんだけど - 名無しさん 2014-03-22 18 05 49 一年やってるけどそのエールバグは見たことないなぁ。 - 名無しさん 2014-03-22 19 31 58 雑談レベルなんでこっちで。先日まで開催されてた限定キュピ(ドリームボード)で出る水遊びガールの再登場枠の連中って、今後バッジの対象になると思う? 当時はイベント終わればそれまでだったから、バッジで手に入れられる様になってくれると嬉しいんだけどなあ。 - 名無しさん 2014-03-21 11 54 39 復刻は追加SRはバッジ交換できるみたいだけど、以前のやつは無理みたいだね、今のところは。 - 名無しさん 2014-03-21 19 35 33 やっぱり無理かぁ。水遊びエレナさんが2枚手に入ったから、最終進展を拝みたかったんだけどな。 - 名無しさん 2014-03-22 04 45 03 なんか似たような人を知恵袋で見たような気がするな。 - 名無しさん 2014-03-22 07 54 56 知恵袋なんてゴミ溜めで聞かないッスよ - 名無しさん 2014-03-22 11 31 28 最近は○○突破記念とかで復刻キュピ貰えたりするし、いつか出会える…かもしれない。 - 名無しさん 2014-03-22 19 30 50 そういえば当時手に入れた水遊びいちごちゃんが2枚だけあって、その内エール送りかなーとか思ってたら今回のハンターズで3枚目が手に入ったな。 - 名無しさん 2014-03-23 02 13 33 今更ではあるけど、この間のキュピの中華娘(李春燕)HRコス12で4直で17000超えとかとんでもないな、イベントを少しやってりゃ一枚は手に入るしHRバッジで量産するしかねぇ、微課金にはありがたい。 - 名無しさん 2014-03-21 01 20 04 嬉しくはあるが、ただこの性能はちょっといきすぎな気もするけど。 - 名無しさん 2014-03-21 01 20 54 副センバツにしかできないからスルーした。 - 名無しさん 2014-03-21 08 28 53 むしろ副センバツだからこそ入れるガールじゃね、声援と選抜ボーナスは微妙だけど枠埋めとしちゃ優秀と思うんだが、 - 名無しさん 2014-03-21 21 41 58 本当あの優遇っぷりは何なんだろう。社会主義国家じゃねえのかよ。 - 名無しさん 2014-03-21 23 42 41 HN時代から可愛いと思ってたから強力なカードとして昇格してくれたのは嬉しいわ。 - 名無しさん 2014-03-22 08 54 25 データベースのガールズ新カード追加しといたけどPOP多すぎ。COOLも増やしてくれ・・ - 名無しさん 2014-03-21 00 18 14 POPは一時期冷遇されてたからなぁ、最近はいいPOPガール増えてきて嬉しい限りだね(COOL属性だけどね!) - 名無しさん 2014-03-21 00 36 54 そうなのですか、今年から始めたので詳しいことがわからなくてw - 雑談主 2014-03-21 00 42 08 つぎ部活対抗戦かな? - 名無しさん 2014-03-20 17 11 44 そういえば3月頃に再開予定とか言ってたっけ? 今回のハンターズでも遅延トラブルとか起きてたし、もう一度位延期されそうなヨカン。 - 名無しさん 2014-03-20 18 22 52 鯖、強化したのか?してないのか? - 名無しさん 2014-03-20 20 35 24 初っぱな不具合続出しそうな予感、そしていつも通り炭酸一本のお詫びで済ます、運営の未来が見える。 - 名無しさん 2014-03-20 22 28 50 乗馬体験は来月?乗馬いすきを処分するところだった。あぶねー。 - 名無しさん 2014-03-21 15 09 28 そういあボーイフレンド(仮)オープン開始時は色々話題聞いたけど最近はもうさっぱりだね。 - 名無しさん 2014-03-17 23 16 28 話題って悪い話題ばっかだったろ。そりゃユーザー離れるよ - 名無しさん 2014-03-18 12 56 07 予想通りちゃ予想どおりだよな、男性ユーザーより女性ユーザーのがはるかにシビアなに、ずさんな運営しかしてないんだから。 - 名無しさん 2014-03-19 00 37 39 前回のにゃんた辺りから超レアでもそんなにキモくなくなった気がする。クマモフの超レアなんか何処の魔獣だよって感じだったのにな。 - 名無しさん 2014-03-17 11 51 26 あれは何故かドラクエを思い出したよ。 - 名無しさん 2014-03-17 15 59 28 きのぽんとクマはマジでモンスターだったからな。ウサあたりでマイルドになって、にゃんたは超レアでもかわいいといえるレベルになったね - 名無しさん 2014-03-17 22 27 04 うんむ、正直あれを可愛いというガール達に違和感しかなかった・・・というかそれは今もか・・・。 - 名無しさん 2014-03-17 23 15 36 まあでも、キモカワ系のマスコットを好きな女の子は確かにいるので、リアルといえばリアルな気がしなくもない - 名無しさん 2014-03-17 23 44 56 萌果ってこんなあまあまなキャラだったっけか・・・というか、萌果、真琴、奈央とこのお茶会の席怖いです・・・。 - 名無しさん 2014-03-15 19 37 09 分かる。ここみとか殺して場所奪ってそう - 名無しさん 2014-03-15 20 51 51 真琴の肉食女子っぷりはぶれないな。WDのメンツよりぐいぐいくるのはどうなんだよw - 名無しさん 2014-03-18 22 01 03 超レアゾーンに入ってる時に、他のやつがゾーンに入るのと雑魚倒すのやめてくれってなんか間違ってる?なんか言い掛かりつけられたんだけど - 名無しさん 2014-03-15 16 07 44 超レアはチームで一度に一体しか出ないから、同じチームの人が複数ゾーンに入ると出現率が低下する。ゲージは時間で減少しないから順番にゾーンに入った方が超レアを多く狩れる。雑魚うんぬんはワカラン。 - 名無しさん 2014-03-15 16 14 25 雑魚が埋まってれば出現するパン太が超レアのみになるから、雑魚が出てくる演出分の時間を短縮できる。1回あたり10秒くらいだけどな。 - 名無しさん 2014-03-15 16 28 25 だよな。俺間違ってないよな。自分ルール押し付けんなとか言われたから、今日は流してチーム変える - 名無しさん 2014-03-15 18 02 43 超レアについては効率を考えるなら一人ずつ交代でやるほうがいいっていうのはわかるけど、さすがに雑魚まではちょっとどうかと思う。中には雑魚だけ叩きたい人もいるだろうし、自分がゾーンに入ってる時は雑魚叩かないでくれっていわれるのは押し付けかなぁーと思うわ。 - 名無しさん 2014-03-15 19 50 46 みなさんありがとうございました。仲間も頑張って埋めててくれたんですけどね。片っ端から潰されて、そんなんいいから超レア殴れや!って感じです - 名無しさん 2014-03-15 19 54 16 しょうがないと思うよ。ハンターズの超レアは少しレベルあがるととんどもないHPになってくる、しかも功労賞だけでも最低HPの30%のダメージを与えなければ何ももらえない。それなら雑魚やレアを狩ったほうが鍵集めに遥かいいんだよ、特にイベントにそこまで参加する気ない人にとってはね。 - 名無しさん 2014-03-15 20 06 10 デイリーはポイントで達成にしてくれないと夜はだるくてやってられん。社会人のライト層が不憫だわ。 - 名無しさん 2014-03-18 22 05 12 一度、雑魚を倒さない方がいい理由について掲示板に書いた方がいいんじゃないでしょうか?初心者の方もいますし、ちゃんとその利点を説明したら理解してくれるかもしれません。 - 名無しさん 2014-03-15 19 34 02 もっと早くに説明するべきでしたね……理由分かってると思ってて……。今日は流しちゃったんでいいです。炭酸も明日に持ち越して頑張ります。 - 名無しさん 2014-03-15 19 52 08 最初にいっとかないと自分ルールって言われても仕方ない。目的が違えば暗黙の了解の内容も違ってくるわな。 - 名無しさん 2014-03-18 22 07 41 確かに入れへん(°_°) - カズト 2014-03-15 10 09 31 なんかハンターズのイベントにはいれないんだが - 名無しさん 2014-03-15 10 03 04 同じく。またかよ運営ェ・・・ - 名無しさん 2014-03-15 10 34 36 お、入れるようになった - 名無しさん 2014-03-15 11 02 48 キュピチケ2枚でHR2枚出た\(^o^)/ - 名無しさん 2014-03-14 05 49 47 また途中送信……orz こっちは自分で消せないのね 管理人さん、もし見てたら消して下さい ごめんなさい - 名無しさん 2014-03-13 12 10 41 ヒトコトでいちごちゃんを祝っているのに、クロエが返事してる。 - 名無しさん 2014-03-08 16 14 19 いちごちゃんの誕生日は名前の通り1/5だし、他の人にお祝い出した二人が悪いな - 名無しさん 2014-03-08 19 47 10 今回のすごろく面白いな。200円でののか2枚はうますぎた。 - 名無しさん 2014-03-08 15 54 16 押井が大量に出るらしいけど、その押井が欲しかった自分にとっては嬉しかったわ。3回やって、きのこ×2と東雲×1もついでに手に入ったからレイドも楽になったし。 - 名無しさん 2014-03-08 16 44 27 wiki更新止まってるなぁ - 名無しさん 2014-03-08 14 33 52 情報量膨大すぎて追いついてないな - 名無しさん 2014-03-08 15 54 40 人手が足りず、公式の更新をフォローアップすることができていません。可能な範囲で構わないので、協力していただければ大歓迎です - 名無しさん 2014-03-08 20 12 00 編集している一人ですが、リアルで忙しくなると更新する時間がなくて…協力して頂ける方がいれば嬉しいですね。 - 名無しさん 2014-03-08 20 56 57 手伝えることがあれば。今は何が更新されていないのかもわかりません…w - 名無しさん 2014-03-15 10 45 06 みんなすげえな。キャンペーンとスタンプのコインで1万1回と5000を2回ガチャったけどスパSRは苗一枚だけだったなw - 名無しさん 2014-03-07 17 42 46 てことはあと40kで苗たそ揃うのね - 名無しさん 2014-03-07 19 38 43 今度のドリームキュピについてくる復刻清涼祭の新規追加SR文緒ちゃん、やばすぎるやばすぎるやばすぎるw - 名無しさん 2014-03-06 22 32 20 最高や!エミもアリスも最高や!チャイナもエロくて最高や! - 名無しさん 2014-03-07 02 05 52 ガッツリ搾り取りに来たな - 名無しさん 2014-03-07 11 33 49 けんかすんな!みんななかよく楽しむべ! - まあ 2014-03-06 02 21 38 まさか本人かww? - 名無しさん 2014-03-06 11 00 36 まさか運営か!? - 名無しさん 2014-03-06 19 27 48 真昼間に自分で超レアゾーン入って超レア呼びだしてヒトコトで倒してください連呼、後何十分で逃げちゃいます等。うちは自分も含め社会人多い部だから真昼間仕事で誰も倒さず逃亡、そしたら連勝切れましたつらつらと、マジきれそうでした。ゆとりいらねーよ。 - 名無しさん 2014-03-04 19 58 18 ↑ああ、なんかわかりづらい文章になった、そういうことをした部員がいたんだという話です、はい。 - 名無しさん 2014-03-04 20 07 41 ともだち解除と退部、もしくは退部申請しかないんじゃないですか。もう一緒になりたくないでしょ。 - 名無しさん 2014-03-04 21 06 03 倒して欲しいなら周りに合わせろよって事だな。俺ゆとりで沸点低いから そんなやついたらキレるわ - 名無しさん 2014-03-04 22 07 51 それウザイな。つか最悪ソロで倒すくらいの覚悟と準備なしに飛び込むなよ。 - 名無しさん 2014-03-04 22 55 00 あー。ヘルプはあくまでヘルプだからなぁ。それ期待するぐらいなら事前に言えばいいのにね。 - 名無しさん 2014-03-15 10 46 13 40連キュピ2回やったらスパガール心美が一気に2枚揃った。……俺、死亡フラグたてちゃった? - 名無しさん 2014-03-04 13 59 22 2回目で心実1枚確定だからまぁ、そこは割と珍しくないんじゃね?自分もそんな感じだったし、さぁあと1枚いこうか。 - 名無しさん 2014-03-04 14 19 48 部内の運のいい奴は2回目までで3枚引き当てて確定1枚+の計4枚だしてたしなぁ。 - 名無しさん 2014-03-04 14 24 37 残り1枚を出すのにいくら掛かるかなあ?(ゲス顔) - 名無しさん 2014-03-04 17 08 50 さすがに40連キュピを3回もやれないので、他のキュピやったらスパガール五十鈴ちゃんが10枚位揃ったw 五十鈴ちゃん本命ガールなんだけど10枚もいらねーよww 何これ、総選挙のアピール?www orz - 名無しさん 2014-03-05 12 03 50 超レア逃したのに連勝続いてるww - 名無しさん 2014-03-04 01 08 12 2014ミスコンが決まったら、ログインのSR椎名はどうなるの?まだ1枚目だから切り替わると非常に困るんだが - 名無しさん 2014-03-03 20 28 38 普通に考えて、ここみ揃え終わってから新しいのに移るんじゃね。 - 名無しさん 2014-03-03 21 33 05 そこはかわらないでしょ。 - 名無しさん 2014-03-03 21 33 22 もしくは13・14で2枚セットで渡すように変更とかだろうか。正月組がちょうど1枚目くらいの時期だから切り替えるようなことはないと思うが。 - 名無しさん 2014-03-03 23 30 39 ホワイトデー芽以ちゃんの2枚目以降はキュピじゃないと手に入らないのかorz その為のコイン最大40%増量キャンペーンか……ッ! - 名無しさん 2014-03-03 09 46 54 バッジだ!バッジを集めておくんだ! - 名無しさん 2014-03-03 13 41 19 今回の劇場のマヒロちゃん可愛すぎなにこれ。本命になりそうなくらい可愛い。こういうのを待ってた - 名無しさん 2014-03-02 23 43 17 もともとあの子恒常SRくらいでしか会えなかったから埋もれてたんだよな。 - 名無しさん 2014-03-03 23 43 21 初登場は印象弱かったしなぁ、直後にマラソン肝試しの上位報酬になったけどあれじゃまひろの可愛さわからんかったww - 名無しさん 2014-03-04 12 12 52 なんか今日アメもらえなくね?必ずもらえる時間帯に入ってるのに - 名無しさん 2014-03-02 20 20 31 普通にもらえたけど・・・きちんとイベントTOPページにいってるよね? - 名無しさん 2014-03-02 21 34 25 敵のとこに直で飛ぶともらえないから注意な。 - 名無しさん 2014-03-02 23 35 35 しっかりTOPページに行ってたけど…まあいいや、ありがとう。 - 名無しさん 2014-03-03 07 26 43 実はもらえてたってことはない?回線混んでて通信切れると受け取り画面出なかったりする。 - 名無しさん 2014-03-03 08 13 56 それは無かったと思う - 名無しさん 2014-03-03 13 12 28 残念男出現中の影絵がツインテールの美少女に見えるんだけど - 名無しさん 2014-03-02 14 57 43 マラソンみたく体力回復のボーナス無しにステージ全クリって結構厳しい… - 名無しさん 2014-03-02 01 25 15 まぁ今まではレイドの場合ステージはボーナス100%出すために走って、その過程でエンドレスまで行ってたしなぁ。エピソードついたからそのためにステージクリア目指そうとすると長いね。 - 名無しさん 2014-03-02 03 13 58 超レアと格闘してるとエンドレス行くよな。ただボーナスが一個になったこの前は行かなかった - 名無しさん 2014-03-02 07 48 09 俺はむしろ100%アップ出しやすくなったので(より大きなボーナスは上書きされるし)前回からレイドでも走るようになりました - 名無しさん 2014-03-04 21 09 24 普通のキュピチケ8枚回したらSR1枚とHR3枚出てウハウハ - 名無しさん 2014-03-02 00 10 54 お前運営だろwwwってレベルだな - 名無しさん 2014-03-02 00 17 45 マジで!?持ってるチケ全部ぶっ込んでくるわ - 名無しさん 2014-03-02 12 24 52 速報、睦たん意外と低いね。もっと人気あると思ってたんだけど。 - 名無しさん 2014-03-01 23 15 33 スパここみ最終好感度MAXで主人公にストレッチ方法を教えてくれて手伝ってくれるんだが、あの格好で背中から密着して押してくれるのかと思うと・・・ゴクリ。 - 名無しさん 2014-03-01 17 48 19 まさかの踏まれるパターンで別方面のご褒美かもしれないだろ! - 名無しさん 2014-03-01 17 58 08 ( ゚д゚)!? - 名無しさん 2014-03-01 22 51 06 長座隊前屈やってて背中を足で踏んでもらえるのか。神楽坂先輩にお願いします - 名無しさん 2014-03-01 23 00 45 あの人マッサージが趣味だから普通にやってくれそうだな - 名無しさん 2014-03-03 01 36 21 クロエ勢は3月誕生会の準備だな。自分的にスパなんてなかったことになった(資金的な問題で) - 名無しさん 2014-03-01 14 37 39 この手のキュピはおそらく回数限定だよ1回無料であと1回くらい課金でできるとかじゃね。 - 名無しさん 2014-03-01 15 02 16 あー、この前のモノクロームのアレか。そのときは事前に配ってはなかった気もするが。 - 名無しさん 2014-03-01 15 03 34 つーか、運営は本当にクロエ推しなのな。これ3月にクロエいるからやるようなものでしょ。 - 名無しさん 2014-03-01 15 05 58 クロエ推しなのは間違いないんだが、1月2月はほとんど何もしなかったという謎が残るw - 名無しさん 2014-03-01 15 17 51 クロエはかわいいと思うし、あのCMもインパクトあったから人気でるのはわかるんだがなんていうか裏で運営が操作してそうで嫌な感じするんだよな。とりあえず心実で一年看板背負わせたから、今人気上がってるクロエを祭りあげようかー、みたいな。 - 名無しさん 2014-03-01 17 23 05 キュピ1個で言い出したらスパSSRの文緒やら仲良しの五十鈴、はるこも投票の順位操作ぽく取れるし、完全にクロエ推しまではいかない。むしろ散々話題になった直後の推さなさが気になったほどだわ。 - 名無しさん 2014-03-01 17 41 57 キュピというか今回いきなりの3月誕生日キュピとかメモリーの先行告知とかがきになったんだけどね。 - 名無しさん 2014-03-01 17 50 07 正月クロエ勢を離れさせたくなかったんじゃね。普通に考えて - 名無しさん 2014-03-01 18 17 27 押しとかではなく、ただの優しさ予告的な - 名無しさん 2014-03-01 18 17 56 無料キュピに何も付かなくなった… - 名無しさん 2014-03-01 13 18 12 まぁ各イベント毎に使いきりアイテム配給してるし、しかたないねー。 - 名無しさん 2014-03-01 14 43 48 単なる不具合だとさw - 名無しさん 2014-03-01 17 24 19 4 - 名無しさん 2014-03-01 13 14 43 つーか、あれか今月のドリームキュピについてくる復刻今回清涼祭りか、おいおいスパに清涼祭、もしこれで清涼祭りに追加SRいたらどうなるんだ、今月こえええぇ。 - 名無しさん 2014-03-01 11 30 05 椿のために40連引こうと思う - 名無しさん 2014-03-01 07 32 33 玉井ちゃん2枚出た!もう1枚はバッジで取ろうかと思うんだけど、必要個数は130? - 名無しさん 2014-03-01 04 32 04 それであってるよー。 - 名無しさん 2014-03-01 07 37 18 さんくす! - 名無しさん 2014-03-01 09 43 17 初回40連で玉井さん2枚でてくれた・・・バッジ130個なんてないし・・・これは罠だよな、罠なんだよな・・・。 - 名無しさん 2014-03-01 12 27 44 後悔したくないなら回せ。泣きたくないなら回すな。 - 名無しさん 2014-03-01 14 39 43 悩んだが後悔したくないので回した、結果3回目で出てくれたしお陰で心実も揃った。やってよかったけど、ガチャするときまじこえぇ。 - 名無しさん 2014-03-04 14 21 03 40連2回引いてSR一人もでなかったンゴ……しぬンゴ…… - 名無しさん 2014-03-01 00 44 37 個人的な感想だけど、0時解禁直後の40連キュピ系は重たいせいか偏る、なのでかならずお昼くらいからやるようにしてる。まぁそんなの関係ないかもしれないが気持ちの問題w - 名無しさん 2014-03-01 01 09 50 所詮1%なんでしょうがないな。あれは特典とHRもらうものと割り切って回すべき。 - 名無しさん 2014-03-01 14 42 13 ちなみに80回回して1枚もSRでないのは44%。240回回せば9割出ますぜ旦那(運営顔) - 名無しさん 2014-03-01 14 46 10 スパの文緒先輩やっぱり動くのか!すげぇww - 名無しさん 2014-03-01 00 03 31 破産注意報 - 名無しさん 2014-03-01 00 09 24 スパふみおに人生かけてる人達がんばれ超がんばれ、俺はここみんだけでいい・・・。 - 名無しさん 2014-03-01 00 18 02 図書館文緒さんにン十万注ぎ込んだけどドクペとドリアンばっかりだった、というコラを思い出しましたよ。 - 名無しさん 2014-03-01 11 27 18 でもあれマラソンの報酬だぜ? てか文緒さんダメマシーン製造機とかコラにされすぎww - 名無しさん 2014-03-01 13 35 17 マラソンに十万って・・・普通に最上位いける金額じゃないか。 - 名無しさん 2014-03-01 14 45 38 あの時、最上位3kで行けたぞ。バーの貯蓄使ってレベル10くらい上がったがww - 名無しさん 2014-03-01 18 16 30 文緒勢が盛大に動いた結果、速報2位になってたなw 心実、明音派との壮絶な投票合戦が始まりそうだぜ… - 名無しさん 2014-03-01 15 15 38 残念男の股間ww - 名無しさん 2014-02-28 22 36 15 あれやっぱりもっこりしてるよな?w - 名無しさん 2014-02-28 22 56 09 プレゼントを詰め込んでる - 名無しさん 2014-02-28 23 11 31 残念男を見てると「装飾過多な光GENJI」と呼びたくなるなー。 - 名無しさん 2014-03-01 18 16 06 マカロン5個入手しようとしたら最終的には超レア120体、さすが運営さんです。 - 名無しさん 2014-02-28 21 56 13 5個もらってもあんまり強くなさそうだからアイテム的に余裕ない俺はパス(=゚ω゚)ノ - 名無しさん 2014-02-28 22 32 13 幼馴染が可愛すぎるんだが! ランキング狙ってるんですかね - 名無しさん 2014-02-28 21 42 18 ステージ中のるいちゃんやばいな(笑)めっさかわえええw - 名無しさん 2014-02-28 22 04 11 「おーい、勉強しろよ!」「してますけど?」「スマホ見てんじゃん!」「知らないんだ……ガールフレンド(仮)なんですけど!」 次のCMはこれで行こう。 - 名無しさん 2014-03-01 01 03 42 どういう脈略でその話になった・・・・。 - 名無しさん 2014-03-01 12 38 37 今回ボス倒すと会話みたいなのするのなwエピソードや色々細かいところ頑張ってんじゃん運営、こういう仕事は嬉しいな。 - 名無しさん 2014-02-28 22 19 50 ぷちガールのところの、ログインボーナスの子もぷちバージョンでちょっと感心した。 - 名無しさん 2014-03-01 00 13 06 センバツボーナスのコメントにも書いたのですが、ここの下の方にテスト的に縦ガール・横ボーナスの表を作って見たので、意見頂けると助かります。個人的にボーナス調整している時はこっちの方が見やすいのですが、どうでしょう? - 名無しさん 2014-02-28 18 45 32 個人的にはセンバツ(ボーナス)のページの奴の方が見やすくて十分だけどあっち消さないならあっても別にいいんじゃないかな - 名無しさん 2014-02-28 19 45 59 右端のロンリーがロリコンに見えたので寝る。 - 名無しさん 2014-02-28 23 59 25 スパの皆さんすごい格好しててあれでいいのか運営さんよ - 名無しさん 2014-02-28 16 15 58 いいに決まってるだろあほたれ。ありがとうございます!運営様! - 名無しさん 2014-02-28 16 28 17 アレはありなんですか... - 名無しさん 2014-02-28 16 28 50 素直になって、ごめんなさいほんとはちょっと欲しいですごめんなさいと言いたまえ - 名無しさん 2014-02-28 17 16 43 ふ、ふん俗物が(鼻血たらー) - 名無しさん 2014-02-28 19 22 58 ほ、ほしいなんて言わないんだからねっ! - 名無しさん 2014-02-28 23 59 53 やっとマラソン終わった…40連解禁まで、やるべき仕事をやろう - 名無しさん 2014-02-28 14 42 48 [猫コス]ゆららを最終進展させたら[:イタダキニャー]って「:」が付いたんだけど仕様かな? - 名無しさん 2014-02-28 10 47 09 イベントページ見たとき確か付いてたと思う。 - 名無しさん 2014-02-28 12 36 10 ぷちガールの情報の中にレアリティが高いほど効果や性能が多くなる見たいな事がかかれてるけど、ようするにまぁぷちガチャで金使えって事だよな。 - 名無しさん 2014-02-28 10 32 50 チケットってことは期間限定とかあるのかな。 - 名無しさん 2014-02-28 21 30 27 経験値換算で10分にどのくらい進む? - 名無しさん 2014-02-27 11 33 38 俺は3000くらい。もちろん時間帯にもよるけど - 名無しさん 2014-02-27 12 13 37 ついこの間400万人突破したばかりじゃないか?まぁ、今回はチケ沢山くれるからいいか。 - 名無しさん 2014-02-26 21 52 55 このまま50万おきにやってくれればいい。 - 名無しさん 2014-02-27 02 34 14 500万は今回以上の大盤振る舞いを期待したいな。 - 名無しさん 2014-02-27 19 39 13 スパガールの告知はやいなーおかげで気分はすっかりそっちにもっていかれた・・・。 - 名無しさん 2014-02-26 05 07 31 あたしゃマラソン早々に切り上げて登校に徹してるぜ~ - 名無しさん 2014-02-26 08 27 52 マラソンやってたほうが、アイテムも貯まるし良くないか?登校未了なのか? - 名無しさん 2014-02-26 12 21 43 マラソンてはるこ手に入れたらアイテムなんてトランプでハーフバーとブラ棒だけやん。マイナスちゃうか? - 名無しさん 2014-02-26 12 38 20 自然回復で走ったらマイナスになるわけねえだろ。登校まだカンストしてねえならそっちの方がいいと思うけどな - 名無しさん 2014-02-26 13 25 54 事前告知でクロエのメモリー追加お知らせとかひいきしすぎでしょ、運営w総選挙・・クロエを一位に祭り上げそうな気がしてならない、 - 名無しさん 2014-02-25 22 10 00 その予想が正しければ、レイド最上位報酬はクロエだな。でも文緒さんとかここみもガチャに入ってるんだよなぁ - 名無しさん 2014-02-25 22 49 35 今の状況なら何もせずとも普通にクロエ1位、心実2位までは確定な気がするが。 - 名無しさん 2014-02-25 23 20 29 レイドにクロエ報酬ないと思うんだが…リーク内に入ってない - 名無しさん 2014-02-26 08 17 24 まあ報酬になくてもクロエなら三位入るだろ。一位は微妙かもしれんが - 名無しさん 2014-02-26 09 05 28 露出事態はいい、というかむしろウェルカムなんだか。誰でも巨乳にしてしまうのはどうかなと思う。バレーボールの人どうみてもおかしい育ちかたでしょ(笑) - 名無しさん 2014-02-25 18 26 02 全面的に賛同する。巨も普も貧も混ざって、バラエティーに富んでるのが良いよね。 - 名無しさん 2014-02-25 20 52 30 ∑d(≧▽≦*) - 名無しさん 2014-02-25 22 09 03 GF全体だとぎりぎり80ないくらいのが一番多いんだがな。 - 名無しさん 2014-02-25 23 21 21 いやいやどう考えても巨乳の方がいいだろ… - 名無しさん 2014-02-26 00 31 12 不自然だって話じゃん。例えばスク水の不知火みたいに。 - 名無しさん 2014-02-26 00 36 42 ごめんあのカードめっちゃ好きだわwおっぱい星人は多分別の人種なのだ - 名無しさん 2014-02-26 00 44 16 大事なのはバランスや! - 名無しさん 2014-02-26 05 07 58 最近露出の高いカードが多く私の部でガルフレがエロ路線に走ってしまったと嘆いてる人がいた。こんなの俺が愛したガルフレじゃないと。そんな彼はスク水、ビーチをフルコンプ。きっとスパもフルコンプしてくれることでしょう - 名無しさん 2014-02-25 01 38 25 まあ水着も結構なんだが、なんだかんだで制服が一番だよな、という結論に至った。 - 名無しさん 2014-02-25 02 49 03 俺は浴衣派 - 名無しさん 2014-02-25 10 11 53 いやいやどう考えても水着や温泉の方がいいだろ。素直になろう - 名無しさん 2014-02-25 11 26 30 前までは派手な露出あるのはちょっと・・・って思ってたけどスパ見てから改心しました。エロは偉大ですね。 - 名無しさん 2014-02-25 11 32 59 いやいやどう考えても浴衣や着物の方がいいだろ。髪の毛アップ希望 - 名無しさん 2014-02-25 13 31 17 ぶっちゃけどちらも良い。 - 名無しさん 2014-02-27 12 48 06 水遊びまで(完全に着エロ)既にやっちゃってるんで、今更どうも思いませんが… - 名無しさん 2014-02-26 07 08 31 どうせ嘆く振りなだけでしょ。 - 名無しさん 2014-02-27 18 46 02 これキュートだと犬の着ぐるみ着てるけど、他の属性は何着てるんだ? - 名無しさん 2014-02-24 23 56 34 クールは鳥だな - 名無しさん 2014-02-25 00 08 52 なるほど、もしかしたらポップは猿じゃないだろうな?桃太郎的な… - 名無しさん 2014-02-25 00 17 01 猿でした - 名無しさん 2014-02-25 01 14 41 妙なところで芸が細かいな。桃太郎とかまさに学芸会。春瑚がノリノリで樹やってるがこの子はぶれないなw - 名無しさん 2014-02-25 02 52 21 サブ垢等全種類見たが、犬が可愛いな。キジは微妙 - 名無しさん 2014-02-25 17 43 17 お楽しみモードの打ち上げでさ、ガール達が主人公の演技を褒めるよな、中にはドキドキしたといいだす娘までいたが・・・鳥、犬、猿だ・・ぜ・・(゚□゚ - 名無しさん 2014-02-25 22 12 27 なるほど、山田が桃太郎の話をするのはこの為か。 - 名無しさん 2014-02-25 10 21 29 鬼退治はこの前終わったのにな。 - 名無しさん 2014-02-25 11 00 55 よく見たら下の方ににゃん太の最終結果っていうとこがあって商品もらえた。運営はおいしい情報を下の方にかく。もっと分かりやすいとこに書いてよ! - 名無しさん 2014-02-24 22 47 43 全部受け取ったら用済みだし、これはこれでいいんじゃねえの? てか昔からずっとそうだけど不便と思ったことはないな - 名無しさん 2014-02-24 23 38 05 強いて言うなら位置よりは入った瞬間に配れよって感じがする。 - 名無しさん 2014-02-25 02 53 58 げー最終日だけ18時までだった。勝ち点4のご褒美もらえなかった… - 名無しさん 2014-02-24 22 35 27 クラス戦が始まったと思ったらマラソンが始まっている・・・ - 名無しさん 2014-02-24 20 55 29 スパガールの画像きてるぞ。すさまじい破壊力…水着にぶっこむんじゃなかった… - 名無しさん 2014-02-24 20 02 47 本当だコレやべえwww - 名無しさん 2014-02-24 20 40 12 玉井さん完全にアウトだろこれww - 名無しさん 2014-02-24 20 47 16 なんで俺は水着に限界までぶっこんでしまったんだ\(^o^)/ - 名無しさん 2014-02-24 20 50 31 文緒はあんなえろいかっこで動くの?揺れるの? - 名無しさん 2014-02-24 20 53 01 戦が始まる - 名無しさん 2014-02-24 22 31 27 戦う準備は整った、さぁこい! - 名無しさん 2014-02-25 18 22 21 ぷちガール思ってたより面白そうだね。 - 名無しさん 2014-02-22 08 01 47 アイテム拾うのは微課金税として見逃せない。炭酸とチケあたりか? - 名無しさん 2014-02-23 03 49 08 他の部分が減るのだろうか… - 名無しさん 2014-02-23 07 58 15 普通に課金要素もつければいいだけなのに、他で減らしてユーザーにケンカ売る意味薄い。 - 名無しさん 2014-02-23 12 35 25 あれ、エール大成功もうおわってる?はやくねーかイベ途中で終わるもんだっけかこれ - 名無しさん 2014-02-22 01 58 58 レイちゃんのメモリーが最高すぎて…ふぅ… - 名無しさん 2014-02-21 20 33 08 さっきマイページ下部のお知らせ見たら、スパ(温泉)って記載が…もう今月のイベは流しに決まった。 - 名無しさん 2014-02-21 17 12 34 SR温泉山田だぞ - 名無しさん 2014-02-21 17 24 41 山田?……知らない子ですね。 - 名無しさん 2014-02-21 17 27 16 ああ、あのファミレスの天井裏に住んでる子か - 名無しさん 2014-02-22 04 24 04 なにそれ。俺得なんですけど。 - 名無しさん 2014-02-22 08 10 28 折角なんだから、「ひだまり」「モノクロ」に続くコラボでもやればいいのになぁ。「WORKING!」じゃなくても - 名無しさん 2014-02-23 20 30 07 夏放送の人生とかやってほしいけど、それより早くガルフレをアニメ化しちゃえよって。 - 名無しさん 2014-02-23 22 45 42 お約束のポロリは…おや?誰か来たようだ - 名無しさん 2014-02-21 19 33 19 SR枠は誰になるんだ…情報が待ち遠しい。 - 名無しさん 2014-02-21 21 51 10 湯気『どうやら俺らの仕事みたいだな』謎の光『そうみたいッスね』バスタオル『すみません……私がしっかり隠さないせいで……』 - 名無しさん 2014-02-21 23 26 56 くそ笑ったw - 名無しさん 2014-02-22 02 45 55 ガールの画面で保護の下に卒業があることに対して悪意を感じる - 名無しさん 2014-02-20 19 39 53 確かになんであれ並んでるんだろうな・・・。 - 名無しさん 2014-02-20 20 08 58 最近つぐみが俺にアプローチしまくってくる…仕方ねぇやつだわ全く… - 名無しさん 2014-02-20 19 26 12 ハンターってやっぱ神イベだわ。勝敗あるからレイドより盛り上がるし、無課金低レベルでもコンボ貯めでかなり貢献できるし、期間短いからレイドより少ない炭酸数で上位いけるし。レイドが勝ってる点ってあるの? - 名無しさん 2014-02-20 17 53 34 最上位報酬のコストかなー - 名無しさん 2014-02-20 18 06 54 金鍵報酬がコスト11で性能が微妙、かと言ってわざわざ上位狙い狙うのもな。だったらコスト12が2種類あるレイドのがいいと感じる。うちはレイド部内ですごい協力しあってるから楽しいってのも大きいけどね。 - 名無しさん 2014-02-20 18 17 02 性能的に金鍵報酬欲しいと思わない=勝敗(勝ち点)がどうでもよくなる。これは対抗戦の勝ち点報酬にも言えるけどあっちは役職や戦い方を考えて部一丸で頑張れるから楽しい。なので中途半端な対抗レイドやるなら単にマイヒーローやった方がいいとおもってる。 - 名無しさん 2014-02-20 18 45 51 ハンターズはイベント的にどっちつかず過ぎてつまらんね。 - 名無しさん 2014-02-20 20 07 22 ハンターボロカスに言い過ぎだろ君ら(´;ω;`) - 名無しさん 2014-02-20 20 57 12 正直悪かった・・・・Σ(゚Д゚||;) - 名無しさん 2014-02-20 21 22 57 やっぱハンターって糞だわ…なんじゃ!最後抜かれ返されたわ多分!いいチームだったけどな~ - 名無しさん 2014-02-21 00 27 20 それが面白いんじゃないか。課金勢にまぎれてコンボ着火に徹してたらゆらら先輩3枚そろった。 - 名無しさん 2014-02-21 02 58 47 勝ってたわ!ハンター最高や! - 名無しさん 2014-02-21 17 26 02 もらえるカードのコストが低すぎる。SR 11なんてよほど属性関係が合わないと使いにくい。今回なら天都ぐらいしか使えないがこれか、3枚はあつまらないんだよなー。 - 名無しさん 2014-02-22 17 40 36 かなた会長が「にゃんにゃかにゃん」と歌っている曲名が気になって仕方ないんですが、どなたかわかりませんか?頭の中では、イメージできるのですが。。。 - 名無しさん 2014-02-20 11 38 09 ランララランだけでググったら出てきた。「森へ行きましょう」だって。改めてネットってスゲー。 - 名無しさん 2014-02-20 11 49 03 今日のステージってどう見ても女子更衣室……(;゚∀゚)=3ムハー - 名無しさん 2014-02-20 11 19 01 同じこと考えてる人がいてちょっと安心した - 名無しさん 2014-02-20 14 07 35 あれが「女子」更衣室だといつから錯覚していた?w - 名無しさん 2014-02-21 21 39 11 だってロッカーの中に衣装ありましたよね?あれを着るのは女性だけとは限らないってこと?ウソダドンドコドーン! - 名無しさん 2014-02-21 23 03 03 ロッカーの前に置かれた紙袋にスカートが引っかけてあったんだけど、あれも女子の物では無い可能性が微レ存だと? - 名無しさん 2014-02-22 10 00 06 人気投票とか、ガチャでSRのガールとイベントで最上報酬のやつがトップだよな。あと(^q^)くおえうえーーーるえうおおお - 名無しさん 2014-02-20 01 05 37 公式サークルでスレの出来てる=固定ファンの多いガールが組織票で高順位に喰い込む可能性も微レ存 - 名無しさん 2014-02-20 11 16 57 ガチャSRが嫁の人→キュピ回して票数を持ってる。イベント最上報酬が嫁→キュピ回さないと上位難しい→票数持ってる。どっちでもなくて上位に来たらそれは凄いと思う。 - 名無しさん 2014-02-20 11 24 36 最近来たばっかの文緒さんトムトムむつたん辺りは人気あるけど厳しそうだなー - 名無しさん 2014-02-20 11 26 00 組織票にする意味が分からない。高順位になれば、イベントの上位報酬になるってことだろ?わざわざ、本命ガールを高嶺の花にしてどうすんだろ。 - 名無しさん 2014-02-20 14 47 13 お知らせ読んだ?三位に入ってもらわないと添い寝出来ねーんだよ! - 名無しさん 2014-02-20 16 44 07 わ、悪かった!スマン!オレはタマ姉ぇ推しだからそういうの疎くて・・・ - 名無しさん 2014-02-20 21 52 52 気にするなって。愛の形は人それぞれだぜ! - 名無しさん 2014-02-21 00 20 48 愛人形に見えたオレは末期 - 名無しさん 2014-02-21 17 08 46 自分が頑張って - 名無しさん 2014-02-19 21 19 17 ハンターズはいつも負けチームと組まされて今まで累計でも5勝もしてないわ。様子見るといつも誰もいないわ大差ついてるわでやる気起きない - 名無しさん 2014-02-18 16 01 37 自分のチームがある程度稼いでれば、ある程度稼いで負けたチームと組めるんだけどな - 名無しさん 2014-02-18 21 41 31 アイテム回収イベントにすればいいじゃない - 名無しさん 2014-02-18 22 47 27 俺なんて二回ともデイリー一位で2敗だぞ…しかもチームメイトに雑魚放置するなとか言われるしw - 名無しさん 2014-02-19 08 19 19 ハンターズの雑魚放置ってダメなの?雑魚なんて攻コス余ってるときにしか叩く価値ないと思うけど。 - 名無しさん 2014-02-19 10 47 08 頭おかしい奴の言うことは聞くなって。俺も言われたけど無視して放置してる - 名無しさん 2014-02-19 12 30 44 ハンターズで雑魚を殴るのはpt目的でも鍵回収でも効率悪い。超レアワンパン→順番が来たら自分が超レア流す、の繰り返しでみんな幸せ - 名無しさん 2014-02-20 00 05 59 雑魚も狩らないとゲージが貯まらないから超レア出せなくね? - 名無しさん 2014-02-20 11 18 07 一番最初だけはそりゃ雑魚も狩るだろうね - 名無しさん 2014-02-20 13 31 16 うーん、11時頃にログインすると既に超レアのレベルが20台とかなってて炭酸の消費がハンパねぇ。ひょっとしてガチ勢のチームに配属されたか? - 名無しさん 2014-02-18 12 48 04 開始から2時間も経って20台ならまだまだでしょ - 名無しさん 2014-02-18 14 59 43 弱い超レアだとコンボたまらなくてpt効率悪いから案外狩ってくれてとうれしいって面もあるよ - 名無しさん 2014-02-18 15 52 30 それはガチ勢ではない - 名無しさん 2014-02-18 17 05 20 うん、すまない。確かにガチ勢ではないみたいだ。今日自分で10時ちょっと前位からログインして判ったw - 名無しさん 2014-02-19 10 39 04 水着の九重先輩たまらんな!! - 名無しさん 2014-02-17 22 26 18 九重先輩はなんというかセクシー全快なのに自身の反応がウブなのがたまらないねww - 名無しさん 2014-02-18 00 30 26 なおたんヤベェーー - 名無しさん 2014-02-18 00 33 31 九重先輩のようなウブな反応も、逆に玉井先輩のような無頓着さもたまらない。何が言いたいかっていうと九重先輩と玉井先輩の組み合わせは最強だってばよ! - 名無しさん 2014-02-18 02 18 13 2進展目のお金持ってる絵見たときに円高を妄想したのは俺だけじゃないはず! - 名無しさん 2014-02-18 13 43 04 なんで猫コスSRに戸村さんが出てこないんだ!! - 名無しさん 2014-02-17 19 54 31 そりゃ猫カフェのほうでやったからじゃ・・・。 - 名無しさん 2014-02-17 21 37 53 ところで、期間限定配布キュピチケってどのチケのこと?限定ガール確定チケとか? - 名無しさん 2014-02-17 14 09 43 この間のバレンタインとか思い出の期間限定とか400万人突破記念・戦国ガールなど結構あるけど対象の地けには期限が書かれているよ - 名無しさん 2014-02-17 15 45 04 チョコレートにも消費期限があったんだな - 名無しさん 2014-02-17 17 21 52 しっかりと2014年10月31日まで と書かれています。まあ賞味期限と思えばそんなもんでしょう - 名無しさん 2014-02-17 18 45 21 賞味期限はもう切れてるだろ。いま引いても美味くない - 名無しさん 2014-02-17 21 18 28 ギフトにソート機能ついたな - 名無しさん 2014-02-17 09 08 31 運営まじいい仕事してくれました。 - 名無しさん 2014-02-17 09 27 53 やっと古いカードが出せる・・・・どろんこの頃のカードがまだあった・・ - 名無しさん 2014-02-17 11 30 04 気を付けろ。選んだカードと違うカードが出てくる不具合があるらしい。 - 名無しさん 2014-02-17 13 29 39 えーーー、まだ出していないが、とりあえずNから試そう・・・ - 名無しさん 2014-02-17 15 46 14 まとめて受け取る連発すると危ない。 - 名無しさん 2014-02-17 15 48 22 こんなの俺の知ってる運営じゃねぇ!偽物だ! - 名無しさん 2014-02-17 12 51 21 ページ指定がやりづらくなった - 名無しさん 2014-02-17 21 53 52 タイプセレクトと入手次期とレアリティイ - 名無しさん 2014-02-19 10 39 52 誤爆った。陳謝。 - 名無しさん 2014-02-19 10 41 07
https://w.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/11.html
アニメ解説 作中で回収されていない伏線や描写は未決着、不明な描写にもっていくか、テキストのように下線表示にして、…と考えられるなど断定しない言い方で記述してください。 概要 2006年4月から2006年7月までチバテレビほか首都圏・名古屋・大阪圏の他一部の地域のUHF各局にて放送された。放送局は後述。原作第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』やその時系列では後の短編を構成にした全14話。 2009年放送版では一部スタッフを入れ替え、2006年に制作・放送した話(2006年放送版に追加・修正を施したDVD版を再編集したバージョン)に新作を混合して放送した全28話(旧作14話+新作14話)。 2010年春より原作4巻『涼宮ハルヒの消失』を基にした劇場版『涼宮ハルヒの消失』が公開予定。 シリーズ構成について 2006年版の放映版は構成の都合上、時系列シャッフルを行って放送している。 2009年版は1期エピソードと新作エピソードを時系列順に放送。 時系列シャッフルを行った理由について 原作第1巻『憂鬱』のラストを最後に持っていくため(当初、前半に短編を放送して、後半にまとめて『憂鬱』を放送するという案もあった)。 「超監督」である涼宮ハルヒならば、第1話は自主制作映画である『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』を放送するだろう、という考えから。 原作既読者に、ただ「きちんとアニメ化されているかどうか」をチェックすることだけではなく、「次は何が放送されるんだろう」という初見に等しいワクワク感を与えたいため なお原作未読者に対しても、楽しめるような配慮は最低限なされている。※詳細はオフィシャルファンブック『涼宮ハルヒの公式』を参照。 初見はどちらがいいかという議論では、どのようなことがあっても最後まで見る覚悟があるなら放送順、耐えられないなら感動は落ちる時系列順にするべきという意見が大勢。1回目放送順→2回目時系列順→原作というのがお勧め。 ちなみに、石原監督も放送順が正規の並び方とインタビューで語っており、時系列順(DVD順)は二次的に楽しんで欲しいというような考え方である。 放送順(2009年4月-10月) 次回予告は放送されておらず、2006年放映版とは違いDVDで追加・修正されたカットも放映されていることから、1期エピソードに関してはDVD版から再編集したバージョンが放送された。 DVD版を使っているために、話数によって話の尺が約数秒~2分弱違うがTVで放送するにあたり、CM量を増減することで、ある程度調整していたようだ。 次回予告がないのは上記の理由もあるのだろうが、2006年と同じく、サブタイトル・スタッフを雑誌等でわざと未発表としているため、サプライズ狙いもあるとの見方も。 2006年版・DVD版にはOPクレジットに記載されていた角川エンタテインメント・角川ヘラルド映画の宇田川氏(2007年に退社)が製作総指揮から外れていたり、クオラス(旧ビッグショット)が製作協力から下り、角川書店、角川メディアハウスが製作協力に入っている。 またアソシエイトプロデューサーもクオラスの人員から角川メディアハウスの社員に変更されている。 提供バックは実写。制服を着た女生徒が席に座っている様子が写されている。なお、各TV局によって提供バックのバージョンが違い、主に女生徒の撮影箇所が違う(2009年6月号ザ・スニーカーより、後に各局のバージョンがDVDに収録されている) 番組宣伝映像(CM)は、角川書店所属であり、ハルヒの企画プロデューサー伊藤敦氏がナレーションを務め、映像は兵庫県西宮北高等学校の教室風景を示している。(DVDのロケハン映像により確定) それまで無音だったが涼宮ハルヒの退屈の提供バック中ではサントラの『ハルヒの告白』が流されるようになっている 「退屈」の直後に新作が放送されたことから、新作と旧作の混合放送が確定した。 本編映像中のサブタイトルの『エンドレスエイト』(全8話)については数字が付かないが、DVDやDVDの宣伝では数字がナンバリングされている(例:エンドレスエイトIIIなど) 2009年6月10日発売の月刊コンプティーク7月号にて、新シリーズが全28話と発表され無事放送終了した。 ☆は新作 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの憂鬱 III 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 涼宮ハルヒの憂鬱 V 涼宮ハルヒの憂鬱 VI 涼宮ハルヒの退屈 笹の葉ラプソディ☆ ミステリックサイン 孤島症候群・前編 孤島症候群・後編 エンドレスエイト I☆ エンドレスエイト II☆ エンドレスエイト III☆ エンドレスエイト IV☆ エンドレスエイト V☆ エンドレスエイト VI☆ エンドレスエイト VII☆ エンドレスエイト VIII☆ 涼宮ハルヒの溜息 I☆ 涼宮ハルヒの溜息 II☆ 涼宮ハルヒの溜息 III☆ 涼宮ハルヒの溜息 IV☆ 涼宮ハルヒの溜息 V☆ 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 ライブアライブ 射手座の日 サムデイ イン ザ レイン 放送順(2006年) 2006年4月からチバテレビ他UHF各局で放送された順番である。 次回予告はキョンと涼宮ハルヒが担当しており、キョンが放送話数を、ハルヒが構成話数を言っている。 13話に限り、古泉も予告に加わる。 提供バックは涼宮ハルヒ役の平野綾が描いたねこマン。各話によって違うねこマンが流れる。これらはDVDで色抜きで収録されている。 OP後提供バックBGM冒険でしょでしょ?のオフボーカル、ED後提供バックのBGMはハレ晴レユカイのオフボーカルが流れる。(ただし朝比奈ミクルの冒険 Episode00放送時はOP後提供バックBGMは恋のミクル伝説) 本編の尺は提供を含めれば24分00秒、含めなければ23分40秒。 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの退屈 涼宮ハルヒの憂鬱 III 孤島症候群・前編 ミステリックサイン 孤島症候群・後編 サムデイ イン ザ レイン 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 射手座の日 ライブアライブ 涼宮ハルヒの憂鬱 V 涼宮ハルヒの憂鬱 VI DVD順(2006-2007年に発売されたもののみ) DVDでは基本的に時系列順で収録されているが、『朝比奈ミクルの冒険Episode00』は0巻とされ、 リリースでも1巻の前に発売された。なおDVDの次回予告担当者は長門有希で、放送版次回予告は特典映像に収録。 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの憂鬱 III 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 涼宮ハルヒの憂鬱 V 涼宮ハルヒの憂鬱 VI 涼宮ハルヒの退屈 ミステリックサイン 孤島症候群・前編 孤島症候群・後編 ライブアライブ 射手座の日 サムデイ イン ザ レイン 構成話数順(2006年に放送されただけの時系列順) 時系列シャッフルしたものを時系列に置きなおしたもの。京アニ・角川内では時系列順を構成x話と呼ぶらしい。作品の時系列に沿った順番である。 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの憂鬱 III 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 涼宮ハルヒの憂鬱 V 涼宮ハルヒの憂鬱 VI 涼宮ハルヒの退屈 ミステリックサイン 孤島症候群・前編 孤島症候群・後編 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 ライブアライブ 射手座の日 サムデイ イン ザ レイン 一覧(新アニメ=2009年放送順、、1期時系列=2006年構成話順、1期放送順=2006年放送順を一覧にした) 新アニメ 1期時系列 1期放映順 DVD 原作小説(巻) コミック収録巻 アニメサブタイトル #01 第01話 第ニ話 第01巻 憂鬱(1) 第01巻 涼宮ハルヒの憂鬱 I #02 第02話 第三話 第01巻 憂鬱(1) 第01巻 涼宮ハルヒの憂鬱 II #03 第03話 第五話 第02巻 憂鬱(1) 第01巻 涼宮ハルヒの憂鬱 III #04 第04話 第十話 第02巻 憂鬱(1) 第01巻 涼宮ハルヒの憂鬱 IV #05 第05話 第十三話 第03巻 憂鬱(1) 第02巻 涼宮ハルヒの憂鬱 V #06 第06話 第十四話 第03巻 憂鬱(1) 第02巻 涼宮ハルヒの憂鬱 VI #07 第07話 第四話 第04巻 退屈(3) 第03巻 涼宮ハルヒの退屈 #08 - - 新第01巻 退屈(3) 第03巻 笹の葉ラプソディ #09 第08話 第七話 第04巻 退屈(3) 第04巻 ミステリックサイン #10 第09話 第六話 第05巻 退屈(3) 第04巻 孤島症候群(前編) #11 第10話 第八話 第05巻 退屈(3) 第04巻 孤島症候群(後編) #12 - - 新第02巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト I #13 - - 新第02巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト II #14 - - 新第03巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト III #15 - - 新第03巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト IV #16 - - 新第04巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト V #17 - - 新第04巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト VI #18 - - 新第05巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト VII #19 - - 新第05巻 暴走(5) 第05巻 エンドレスエイト VIII #20 - - 新第06巻 溜息(2) 第05巻 涼宮ハルヒの溜息 I #21 - - 新題06巻 溜息(2) 第05巻 涼宮ハルヒの溜息 II #22 - - 新第07巻 溜息(2) 第05-06巻 涼宮ハルヒの溜息 III #23 - - 新第07巻 溜息(2) 第06巻 涼宮ハルヒの溜息 IV #24 - - 新第08巻 溜息(2) 第06巻 涼宮ハルヒの溜息 V #25 第11話 第一話 第00巻 動揺(6) 未制作 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 #26 第12話 第十二話 第06巻 動揺(6) 第06巻 ライブアライブ #27 第13話 第十一話 第06巻 暴走(5) 第07巻 射手座の日 #28 第14話 第九話 第07巻 オリジナル 未制作 サムデイ イン ザ レイン メインキャスト キョン:杉田智和 涼宮ハルヒ:平野綾 長門有希:茅原実里 朝比奈みくる:後藤邑子 古泉一樹:小野大輔 谷口:白石稔 国木田:松元恵 朝倉涼子:桑谷夏子 鶴屋さん:松岡由貴 キョンの妹:あおきさやか 黄緑絵美里:白鳥由里 コンピ研部長;小伏伸之 岡部先生:柳沢栄治 シャミセン:緒方賢一 管理人:青野武 多丸圭一:井上和彦 多丸裕:森川智之 森園生:大前茜 新川:大塚明夫 大森栄二郎:平松広和 榎本美夕紀:門脇舞 中西貴子:永田亮子 岡島瑞樹:広江美奈 財前舞:中山さら アニメ制作スタッフ(抜粋) 2006年版 原作・構成協力 谷川流 原作イラスト:いとうのいぢ シリーズ構成:涼宮ハルヒと愉快な仲間達 キャラクターデザイン・総作画監督:池田晶子 企画プロデューサー:伊藤敦、八田英明 音楽:神前暁 音楽制作:ランティス 音楽プロデューサー:斉藤滋 音響監督:鶴岡陽太 編集:重村建吾 美術監督:田村せいき 色彩設定:石田奈央美 撮影監督:田中淑子 設定:高橋博行 シリーズ演出:山本寛 監督 石原立也 超監督:涼宮ハルヒ アニメーション制作:京都アニメーション 製作協力・ビッグショット(2009年度版は、角川書店、角川メディアハウスがクレジット、ビッグショットは外れる) 製作:SOS団(角川書店、角川エンタテインメント、京都アニメーション、クロックワークス)詳しくはアニメ製作スタッフへ 2009年版 原作・構成協力:谷川流 原作イラスト・キャラクター原案:いとうのいぢ 連載:角川スニーカー文庫刊、ザ・スニーカー、少年エース 企画:安田猛/土川勉、八田陽子、酒匂暢彦、井上俊次 シリーズ構成:涼宮ハルヒとやっぱり愉快な仲間たち キャラクターデザイン:池田晶子 総作画監督:西屋太志 美術監督:田村せいき 撮影監督:中上竜太 色彩設定:石田奈央美 設定:高橋博行 音響監督:鶴岡陽太(楽音舎) 編集:重村建吾 プロデューサー:伊藤敦、八田英明 アニメーションプロデューサー:山口真由美 音楽:神前暁(monaca) 音楽プロデューサー:斎藤滋(ランティス) 音楽制作:ランティス 団長代理:石原立也 団長補佐:武本康弘 団長:涼宮ハルヒ アニメーション制作:京都アニメーション 製作協力:角川書店、角川メディアハウス 製作:SOS団(角川書店、角川映画、京都アニメーション、クロックワークス、ランティス) 各話制作スタッフ一覧 2006年版放送順 話数 サブタイトル 原作収録巻 脚本 絵コンテ 演出 演出補佐 作画監督 DVD 第1話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 涼宮ハルヒの動揺(6巻) 山本寛 山本寛 山本寛 渡邊政治 門脇聡 0巻 第2話 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 石原立也 石原立也 石原立也 - 池田晶子 1巻 第3話 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 山本寛 北之原孝将 北之原孝将 - 米田光良 1巻 第4話 涼宮ハルヒの退屈 涼宮ハルヒの退屈(3巻) 村元克彦 吉岡忍 吉岡忍 - 池田和美荒谷朋恵 4巻 第5話 涼宮ハルヒの憂鬱 III 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 山本寛 坂本一也 坂本一也 - 堀口悠紀子 2巻 第6話 孤島症候群・前編 涼宮ハルヒの退屈(3巻) 村元克彦 吉岡忍荒谷朋恵 吉岡忍 - 荒谷朋恵 5巻 第7話 ミステリックサイン 涼宮ハルヒの退屈(3巻) ジョー伊藤 石立太一 石立太一 - 西屋太志 4巻 第8話 孤島症候群・後編 涼宮ハルヒの退屈(3巻) 志茂文彦 荒谷朋恵 荒谷朋恵 - 門脇聡 5巻 第9話 サムデイ イン ザ レイン アニメオリジナル 谷川流 山本寛 北之原孝将 - 米田光良 7巻 第10話 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 石原立也 石立太一 石立太一 - 西屋太志 2巻 第11話 射手座の日 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 賀東招二 武本康弘 武本康弘 - 堀口悠紀子 6巻 第12話 ライブアライブ 涼宮ハルヒの動揺(6巻) 山本寛 山本寛門脇聡 山本寛 渡邊政治 門脇聡 6巻 第13話 涼宮ハルヒの憂鬱 V 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 志茂文彦 北之原孝将 北之原孝将 - 米田光良 3巻 第14話 涼宮ハルヒの憂鬱 VI 涼宮ハルヒの憂鬱(1巻) 志茂文彦 石原立也 石原立也 坂本一也 池田晶子 3巻 2009年版放送版(新作のみ、話数は2009年本放送に準拠) 話数 サブタイトル 原作収録巻 脚本 絵コンテ 演出 演出補佐 作画監督 作監補佐 DVD 第8話 笹の葉ラプソディ 涼宮ハルヒの退屈(3巻) 志茂文彦 武本康弘 武本康弘 - 西屋太志 - 新1巻 第12話 エンドレスエイト I 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 賀東招二 米田光良 米田光良 - 高橋真理子 - 新2巻 第13話 エンドレスエイト II 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 荒谷朋恵 荒谷朋恵 内海絋子 西屋太志 - 新2巻 第14話 エンドレスエイト III 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 三好一郎 三好一郎 - 高橋博行 - 新3巻 第15話 エンドレスエイト IV 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 高雄統子 高雄統子 - 植野千世子 - 新3巻 第16話 エンドレスエイト V 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 石原立也 石原立也 - 池田和美 - 新4巻 第17話 エンドレスエイト VI 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 北之原孝将 北之原孝将 - 門脇未来 - 新4巻 第18話 エンドレスエイト VII 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 武本康弘 石立太一 石立太一 - 秋竹斉一 - 新5巻 第19話 エンドレスエイト VIII 涼宮ハルヒの暴走(5巻) 村元克彦 米田光良 米田光良 - 高橋真梨子 - 新5巻 第20話 涼宮ハルヒの溜息 I 涼宮ハルヒの溜息(2巻) 谷川流 山田尚子 山田尚子 - 高橋博行 - 新6巻 第21話 涼宮ハルヒの溜息 II 涼宮ハルヒの溜息(2巻) 村元克彦 高雄統子 高雄統子 - 植野千世子 - 新6巻 第22話 涼宮ハルヒの溜息 III 涼宮ハルヒの溜息(2巻) ジョー伊藤 石原立也 石原立也 - 池田和美 - 新7巻 第23話 涼宮ハルヒの溜息 IV 涼宮ハルヒの溜息(2巻) 武本康弘 北之原孝将 北之原孝将 - 門脇未来 池田和美植野千世子高橋真梨子 新7巻 第24話 涼宮ハルヒの溜息 V 涼宮ハルヒの溜息(2巻) 武本康弘 石立太一 石立太一 - 秋竹斉一 西屋太志 新8巻 オープニングテーマ(2006年放送版に準拠) 放送第1話 『恋のミクル伝説』(涼宮ハルヒの憂鬱劇中歌シングル『涼宮ハルヒの詰合』に収録) 作詞 山本寛、作曲編曲;神前暁、歌 朝比奈みくる(後藤邑子) 放送第2話-第9話、第10話-第13話 『冒険でしょでしょ?』(平野綾2ndシングル『冒険でしょでしょ?』に収録) 作詞:畑亜貴、作曲:冨田暁子、編曲:藤田淳平、歌:涼宮ハルヒ(平野綾) エンディングテーマ 第1話-第13話 『ハレ晴レユカイ』(涼宮ハルヒの憂鬱エンディングテーマ『ハレ晴レユカイ』に収録) 作詞;畑亜貴、作曲:田代智一、編曲:安藤高弘、歌:涼宮ハルヒ(平野綾)、長門有希(茅原実里)、朝比奈みくる(後藤邑子) 第14話 『冒険でしょでしょ?』 挿入歌 『God knows...』(涼宮ハルヒの憂鬱劇中歌シングル『涼宮ハルヒの詰合』に収録) 作詞:畑亜貴 作曲、編曲:神前暁、歌:涼宮ハルヒ(平野綾) 『Lost my music』(涼宮ハルヒの憂鬱劇中歌シングル『涼宮ハルヒの詰合』に収録) 作詞:畑亜貴 作曲、編曲:神前暁、歌:涼宮ハルヒ(平野綾) 以上の楽曲(表記上はSuper Producer直訳すると超プロデューサー)は、涼宮ハルヒが務めている。 OPアニメーションスタッフ 絵コンテ・演出:石原立也 作画監督:池田晶子 原画 北之原孝将、米田光良、池田晶子、坂本一也、西屋太志、堀口悠紀子 EDアニメーションスタッフ 絵コンテ・演出:山本寛 作画監督:池田晶子 原画 門脇聡、石立太一、渡邊政治 スペシャルEDアニメーションスタッフ(DVD7巻収録) 超振り付け師:涼宮ハルヒ 監督:石原立也 絵コンテ・演出:山本寛 作画監督:池田晶子 動画検査:中野恵美 色指定検査:石田奈央美 特殊効果:三浦理奈 原画 石立太一、門脇聡、坂本一也、西屋太志、秋竹斉一、山田尚子、吉岡忍 動画:端 由美子、黒田比呂子、大橋勇吾、多田夏美、細田はな、佐藤綾、黒田久美、池田さやか、 藤田奈緒子、橿原教子、栗田智代、村山健治、清原美枝 仕上げ:今泉ひとみ、津田幸恵、宮田佳奈、永安真由美、宇野静香 背景:平床美幸、松浦真治 撮影:田中淑子 エフェクト:京都アニメーションデジタル映像開発室 録音スタジオ:スタジオごんぐ 編集:重村健吾(スタジオごんぐ) オンライン編集:IMAGICA エディター:金沢直樹 オンライン編集担当:尾出敬子 アニメーション制作:京都アニメーション 製作:SOS団 新オープニングテーマ(2009年放送版に準拠) 新12話-新23話 『Super Driver』 作詞;畑亜貴、作曲・編曲:神前暁、歌:涼宮ハルヒ(平野綾) OPアニメーションスタッフ(2009年放送版) 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:西屋太志 原画 坂本一也、武本康弘、荒谷朋恵、浦田芳憲、植野千世子、秋竹斉一 新エンディングテーマ(2009年放送版) 新8話、新12話-新18話、新20話-新23話 『止マレ!』 作詞;畑亜貴、作曲:田代智一、編曲:安藤高弘、歌:涼宮ハルヒ(平野綾)、長門有希(茅原実里)、朝比奈みくる(後藤邑子) EDアニメーションスタッフ(2009年放送版) 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:西屋太志 原画 武本康弘、西屋太志 放送地域 2006年放送 放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 最速からの遅れ 千葉県 チバテレビ 2006年4月2日-7月2日 日曜24時00分-24時30分 独立UHF局 最速 埼玉県 テレ玉 2006年4月2日-7月2日 日曜25時30分-26時00分 独立UHF局 〃 神奈川県 tvk 2006年4月3日-7月3日 月曜25時15分-25時45分 独立UHF局 1日 京都府 KBS京都 2006年4月3日-7月3日 月曜25時30分-26時00分 独立UHF局 〃 北海道 テレビ北海道 2006年4月3日-7月3日 月曜26時00分-26時30分 テレビ東京系列 〃 兵庫県 サンテレビ 2006年4月4日-7月4日 火曜24時00分-24時30分 独立UHF局 2日 宮城県 TBC東北放送 2006年4月4日-7月4日 火曜26時00分-26時30分 TBS系列 〃 東京都 東京MXテレビ 2006年4月5日-7月5日 水曜25時30分-26時00分 独立UHF系列 3日 愛知県 テレビ愛知 2006年4月5日-7月5日 火曜26時28分-26時58分 テレビ東京系列 〃 広島県 広島ホームテレビ 2006年4月8日-7月8日 火曜26時05分-26時35分 テレビ朝日系列 6日 福岡県 TVQ九州放送 2006年4月8日-7月8日 火曜26時40分-27時10分 テレビ東京系列 〃 現在はニュータイプチャンネル、バンダイチャンネル等で有料配信中。(第一話無料) 2009年放送 放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 最速から遅れ 備考 兵庫県 サンテレビ 2009年4月2日-10月8日 木曜24時40分-25時10分 独立UHF局 最速 埼玉県 テレ玉 2009年4月2日-10月8日 木曜25時00分-25時30分 独立UHF局 〃 幹事局 新潟県 新潟テレビ21 2009年4月2日-10月8日 木曜25時45分-26時15分 テレビ朝日系列 〃 東京都 東京MXテレビ 2009年4月3日-10月9日 金曜26時30分-27時00分 独立UHF系列 1日 神奈川県 tvk 2009年4月3日-10月9日 金曜27時15分-27時45分 独立UHF局 〃 福岡県 TVQ九州放送 2009年4月4日-10月10日 土曜26時40分-27時10分 テレビ東京系列 2日 和歌山県 テレビ和歌山 2009年4月5日-10月11日 日曜25時10分-25時40分 独立UHF系列 3日 北海道 テレビ北海道 2009年4月6日-10月12日 月曜25時30分-26時00分 テレビ東京系列 4日 京都府 KBS京都 2009年4月7日-10月13日 火曜25時00分-25時30分 独立UHF局 5日 広島県 広島テレビ放送 2009年4月7日-10月13日 火曜25時29分-25時59分 日本テレビ系列 〃 千葉県 チバテレビ 2009年4月7日-10月13日 火曜26時00分-26時30分 独立UHF局 〃 奈良県 奈良テレビ 2009年4月7日-10月13日 火曜26時00分-26時30分 独立UHF局 〃 宮城県 仙台放送 2009年4月7日-10月13日 火曜26時08分-26時38分 フジテレビ系列 〃 愛知県 メ~テレ 2009年4月14日-10月13日 火曜27時25分-27時55分 テレビ朝日系列 12日→5日 (1、2話連続放送) ネット配信 Youtube 2009年4月15日-10月14日 水曜22時00分- 角川アニメチャンネル 13日→6日 メ~テレ翌日配信 熊本県 RKK熊本放送 2009年10月18日-2010年5月2日 日曜25時50分-26時20分(-#25)日曜26時20分-26時50分(#26-) TBS系列 196日 半年遅れ 公式ファンブック オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式(コンプティーク編、角川書店、1200円 2006年8月25日発行 ISBN 4-04-853991-4)A4版 サントラ使用状況 なお、話数は構成話数順(2006年時制作のみ時系列順)のもの。下線がついてるものは未使用曲。 曲数 DVD収録巻 曲名 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 ドラマCD 1 0巻-01 恋のミクル伝説(テレビサイズ) - - - - - - - - - - ○ ○ - - 2 0巻-02 のどかな商店街 - - - - - - - - - - ○ - - - 3 0巻-03 ユキ登場! - - - - - - - - - - ○ - - - 4 0巻-04 ミクル変身!そして戦闘 - - - - - - - - - - ○ - - - 5 0巻-05 ピンチっぽい! - - - - - - - - - - ○ - - - 6 0巻-06 アイキャッチ - - - - - - - - - - ○ - - - 7 0巻-07 ミクルとイツキのほのぼの同棲 - - - - - - - - - - ○ - - - 8 0巻-08 ユキとミクルの心理戦 - - - - - - - - - - ○ - - - 9 0巻-09 大団円 - - - - - - - - - - ○ - - - 10 0巻-10 エンドロール - - - - - - - - - - ○ - - - 11 1巻-01 いつもの風景 ○ - - - - ○ ○ - ○ - - - ○ ○ 12 1巻-02 何かがおかしい ○ ○ - ○ - ○ ○ ○ ○ - - - ○ ○ 13 1巻-03 おいおい ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○ - - - - ○ 14 1巻-04 憂鬱の憂鬱 ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - - ○ ○ 15 1巻-05 ザ・ミステリアス ○ ○ - - ○ - - - - ○ - - - - 16 1巻-06 冒険でしょでしょ?予告アレンジ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 17 2巻-01 好調好調 - - ○ - - - ○ ○ ○ - - - ○ - 18 2巻-02 うんざりだ - ○ ○ - - ○ - - - - - - - - 19 2巻-03 悲劇のヒロイン ○ - ○ - - - - - - - - - - - 20 2巻-04 みくるのこころ - - ○ ○ - - - - - - - - - - 21 2巻-05 長門の告白 - ○ ○ ○ - - - ○ - - - - - - 22 2巻-06 朝倉涼子の真実 - - - ○ - - ○ - - - - - - - 23 2巻-07 長門 VS 朝倉 - - - ○ - - - - - - - - - - 24 3巻-01 ハルヒの告白 - - - - ○ - - - - - - - - - 25 3巻-02 沈んだ心 - - - - - - - - - - - - - - 26 3巻-03 虚無的空間 - - - - - ○ - - - - - - - - 27 3巻-04 閉鎖空間 - - - - ○ ○ - ○ - - - - - - 28 3巻-05 神人 - - - - ○ - ○ - - - - - - - 29 3巻-06 そして、いつもの風景 - - - - - ○ ○ - - - - - - - 30 4巻-01 野球は青春との接触 - - - - - - ○ - - - - - - - 31 4巻-02 特訓あるのみ - - ○ - - - ○ ○ - - - - - - 32 4巻-03 ザ・強引 ○ ○ ○ - - - ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ 33 4巻-04 激烈で華麗なる日々 ○ ○ - ○ - - ○ - - - - - - - 34 4巻-05 SOS団始動! ○ - ○ - - - - - ○ - - - - - 35 4巻-06 やれやれおいおい - ○ - - - - ○ ○ ○ - - - - - 36 4巻-07 カマドウマ - - - - - - - ○ - ○ - - - - 37 5巻-01 冬の足音 - - - - - - - - - - - - - ○ 38 5巻-02 ゆるくいきましょう - - - - - - - - - - - ○ - - 39 5巻-03 ビーチバカンス - - - - - - - - ○ - - - - - 40 5巻-04 コミカルハッスル ○ ○ - - - - ○ - ○ - - - - - 41 5巻-05 恐怖のはじまり - - - - ○ - - ○ ○ ○ - - - - 42 5巻-06 ミステリータイム - - ○ - ○ - - - ○ ○ - - - - 43 5巻-07 名探偵が解決 - - - - - - - - - ○ - - - - 44 6巻-01 God knows...(TVver.) - - - - - - - - - - - ○ - - 45 6巻-02 Lost my music(TV ver.) - - - - - - - - - - - ○ - - 46 6巻-03 学生ギターデュオ - - - - - - - - - - - ○ - - 47 6巻-04 吹奏楽部 - - - - - - - - - - - ○ - - 48 6巻-05 素直な気持ち - - - - - - - - - - - ○ - - 49 6巻-06 ピコピコゲームミュージック - - - - - - - - - - - - ○ - 50 7巻-01 ある雨の日 - - - - - ○ - - - - - - - ○ 51 7巻-02 悲しみあふれる - ○ - - - - - - - - - - - - 52 7巻-03 小さくても素敵な幸せ - - ○ ○ - - - - - - - - - - 53 7巻-04 ハルヒの想い - - - - - - - - - - - - - ○ 54 7巻-05 神人1(Guiter ver.) - - - - - - - - - - - - - - 55 7巻-06 非日常への誘い - - - ○ ○ - - - - - - - - - 56 7巻-07 不満募って - - - - - - - - - - - - - - よくある質問(アニメで明らかになっていないものに限る)(パロディは各話で) Q5、2006年放送版放送第5話『涼宮ハルヒの憂鬱 III』の図書館で、キョンが持っていた書籍は何? A、涼宮ハルヒの憂鬱の原作者が書いた『学校を出よう!』シリーズの第2巻『学校を出よう!――I、my、me』である。ちなみに涼宮ハルヒの憂鬱と学校を出よう!は同時に刊行されている、つまり、谷川流の文庫デビュー作である。 Q6、2006年放送版放送6話の冒頭で手紙を破っていた女性はストーリーに関係あるの? A、特に関係ないと思われます。単なるモブキャラかと。 Q8、2006年放送版放送7話のミステリックサインで出てきた喜緑江美里さんを長門が凝視していたのは何故?それに、部長氏が喜緑さんと付き合ってないというのは何故? A、原作8巻涼宮ハルヒの憤慨収録『編集長★一直線!』を読めば分かると思います。 ネタバレですので、どうしても見たい方のみ小さく記しますので、メモ帳などにコピペしてご覧ください。 喜緑江美里さんは長門の仲間で古泉によると情報統合思念体の穏健派のTFEIらしい。長門有希のお目付け役らしく、ハルヒの退屈を紛らわせたいために長門と協力したのではないかと推測されている。 Q9、2006年放送版放送8話の孤島症候群(後編)で、多丸裕さんはあの暴風雨の中どこにいたのでしょうか? A、涼宮ハルヒの退屈に収録されている原作をよむと分かりますが、島の反対側の洞窟にボートを止めて、寸隙が終わるまで待っていたようです。 Q10、2006年放送版放送8話の孤島症候群(後編)で、ハルヒが見た影は本当にあったの? A、わかりません。視聴者の推測に任されているようです。 Q11、2006年放送版放送9話のサムデイインザレインで、何故長門は、鶴屋さんにはみくるたちの所在を教えたのに、キョンには教えなかったの? A、長門は、キョンと一緒にいたかったとのではと推測されている。 Q12、2006年放送版放送9話のサムデイインザレインで、キョンに二つのカーディガンがかかっていたけど、片方はハルヒとしてもう片方はだれ? A、長門の可能性が高い。みくるはハルヒ達と部室に戻ってきたはずでもしかけたなら、ハルヒが阻止するはず。 長門はハルヒ達が来た時には帰っていて、ハルヒが長門に対抗しようとキョンにカーディガンをかけたと思われる。 Q13、2006年放送版放送10話で消えてしまった人達なんですけど、再登場あります? A、まぁ、原作よんでくださいとしか。どうしても読みたいならまたコピペしてくださいね。 朝倉涼子の方は4巻消失で再登場し、10・11巻驚愕で再登場する。消失の再登場時は性格は微妙に違うっぽい。朝比奈みくる(大)は3巻の『涼宮ハルヒの退屈』収録の短編『笹の葉ラプソディ』から再登場。朝比奈さんの方は後にちょくちょく出てきます。 Q14、2006年放送版放送10話で岡部教諭が朝倉涼子は転校したと告げたとき、たちあがって「ホワッツ」と叫んだ人は誰? A、アニメオリジナルキャラクターの山根です。アイドル研究部所属で、山根の教室内の席は朝倉涼子の席の後ろに位置していたためか、朝倉涼子の匂いを後ろで嗅いでいたらしい。モチーフはシリーズ演出の山本寛。詳しくは『涼宮ハルヒの公式』を参照して欲しい。ちなみに声優はノークレジット。 Q15、何で長門はキーボードどころかマウスも使えてないんだ?ミステリックサインでは使いこなしていたのに。 A、キョンが『ズルはなしだ』と言った事で、長門が過去のズルもダメと解釈したと言うことで、いちから練習し直したのだろういう説があります。 Q16、2006年放送版放送11話で長門はコンピ研にたまに顔を出すと言ったけど、本当に出るの? A、原作からだと、コンピ研部長からの発言やキョンのモノローグからしてたまに行っているようです。 Q18、2006年放送版放送順第13話で、古泉が乗ってるタクシーって機関の息がかかってるの?タクシー運転手も見たことあるっぽいよね。 A、詳しくは述べられていませんが、機関関係とみていいでしょう。『溜息』や『陰謀』にもタクシーは登場します。 ネタバレですので、どうしても見たい方のみ小さく記しますので、メモ帳などにコピペしてご覧ください。 『タクシーの運転手は孤島症候群に登場した執事の新川さんです。「涼宮ハルヒの陰謀」において、キョンのモノローグにてこのことに関する描写があります。また、アニメ13話ではこの原作を忠実に再現しています(よく見れば、アニメに登場する運転手は新川さんに酷似しているのがわかります)。』 Q19、2006年放送版放送順第14話で、思わせぶりなとこで終わってるけど、あの後のエピソードってある? A、あります。『溜息』のプロローグがそれにあたり、アニメやゲームの『涼宮ハルヒの約束』でもその場面が登場します。 アニメ本編以外でよくある質問。 Q20、版権絵とかの画集って売られてない? A、線画でしたが京アニショップで売られていたようです・現在は販売してないです。 Q21、この版権絵が誰が書いたか分からん! A、涼宮ハルヒの憂鬱京アニサイトのギャラリーを参照してください。大体書いたのは池田さんですが。http //www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/gallery/index.html Q22、一番書いたのは本当に池田さんですか? じゃあ、貼られていたランキングをコピペします。あとは自分で調べください どのくらいやってるか気になったんで暇つぶしに京アニの版権を誰がやってるか数えてみたわ。 版権数ランキング(DVDや京アニ限定モノは除く)(2008年1月現在) 1位池田晶子85枚 2位堀口悠紀子8枚 3位荒谷朋恵7枚 3位西屋太志7枚 5位門脇聡5枚 6位坂本一也2枚 6位武本康弘2枚 8位高橋真梨子1枚 8位植野千世子1枚 8位高橋真梨子1枚 8位石立太一1枚 8位秋竹斉一1枚 時期別は以下 2006年1月~6月 2006年7月~12月 2007年1月~5月 池田晶子22枚堀口悠紀子3枚西屋太志2枚坂本一也1枚高橋真梨子1枚秋竹斉一1枚荒谷朋恵3枚武本康弘1枚植野千世子1枚石立太一1枚門脇聡1枚 池田晶子38枚荒谷朋恵3枚堀口悠紀子5枚武本康弘1枚西屋太志3枚門脇聡3枚 池田晶子25枚門脇聡1枚西屋太志2枚坂本一也1枚荒谷朋恵1枚 というわけで、植野氏もレアだけど、米田氏や池田和美さんはとりわけレアだね。 版権絵京アニカレンダーや激奏の京アニ予約限定付録しか書いてないし。 ハルヒの石原監督・北之原氏・吉岡氏も激奏の付録くらいでしか書いてないなぁ。激レアか? 全部ハルヒの京アニサイトのギャラリーでサムネイル程度のサイズで見れるけどね。 ちなみに、一覧にすると以下 2008年京アニカレンダー:池田晶子・堀口悠紀子・植野千世子・米田光良・池田和美・西屋太志・荒谷朋恵 2007年京アニカレンダー:池田晶子・池田和美・米田光良・荒谷朋恵・西屋太志・門脇聡・堀口悠紀子 激奏特典のポストカード:池田晶子・石原立也・門脇聡・米田光良・北之原孝将・堀口悠紀子・坂本一也・西屋太志・武本康弘・池田和美・荒谷朋恵・吉岡忍・高橋真梨子 Q23、作画監督別のキャラ絵を比較してくれ。違いが分からん。 A、職人がまとめてうpしたものを貼ります。アニメ絵のみで、かつ作画監督の癖が現れるといっても、書いている原画マンの癖が出ている面があるのでそこは注意。純粋にその作画監督の絵のハルヒを比べたいなら、版権絵を見比べてください。職人によると、退屈は池田和美さんが作画監督で他との違いが目立っていますが、荒谷さんと共同なので省いてあるそうです。長門verは退屈以外の各話から。それ以外は職人に期待してください。 メイン:SOS団中心 サブ:谷口・国木田他ゲスト 長門:各話数比較おまけ(2期記念):西屋作監比較 Q24、アニメが放送されるまでどんな流れがあったの? A、2005年8月下旬にアニメ化が決定されてから約半年後に放送が開始されました。まとめると以下の通り。 2005年6月下旬…ザ・スニーカー8月号(05年6月30日号)の次号予告で、次号のハルヒ特集で『重大発表』があるとのこと。 2005年8月下旬…ザ・スニーカー10月号(05年8月30日号)の表紙やハルヒ特集で『涼宮ハルヒ・アニメ化企画進行中』と発表される。スタッフ、キャスト、放送局、放送時期などは未定。 2005年10月下旬…ザ・スニーカー12月号(05年10月30日号)でスタッフ発表。制作は当時2005年7~10月にフルメタTSRの放送を終えたばかりの京都アニメーション。キャストはまだ未定。 2005年12月上旬…アニメージュやアニメディアなどのアニメ雑誌にて06年4月放送開始予定と発表。 2005年12月下旬…ザ・スニーカー2月号(05年12月30日号)のハルヒ特集でアニメ版イラストを初公開。 2006年1月23日…アニメ連動のラジオ番組『涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部』の開始予定の発表により、涼宮ハルヒ:平野綾、長門有希:茅原実里、朝比奈みくる:後藤邑子のキャストが判明する。 2006年1月下旬…少年エースなどにより、キョン:杉田智和、古泉一樹:小野大輔のキャストも判明。 2006年2月3日…『涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部』放送開始。 2006年2月22日…京アニサイトで放送局を発表。正確な放送日はまだ未定。なお、アニメ版公式サイトはまだ作られていない。 2006年3月上旬…キョンの妹、朝倉、鶴屋さん、谷口、国木田、喜緑さん、シャミセンなどのキャストも発表。放送日決定。 2006年3月8日…原作に忠実な公式サイトが作られる。 2006年4月2日…チバテレビ他にて放送開始。 Q25、アニメでキョンのクラスメイト全員に名前と設定があるって本当? A、本当です。涼宮ハルヒの公式に線画とともに名前・性格などの設定が載っています。30人分全部あります。名前は原作でも一部登場しているクラスメイトは全て載っているみたいです。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5450.html
涼宮ハルヒの共学 何か胸騒ぎがする それもものすごくイヤなヤツが ゆっくりと窓の外を流れる見慣れた景色を眺めながら 俺は安易に単独行動をしてしまった 相変わらず行き当たりばったりの自分の行動力を悔んでいた 俺は今、鶴屋家差し回しの車の助手席に乗っていた 運転しているのはあまりよく顔を知らない、鶴屋家の使用人だった これが新川さんならば ものの1分もかからずに到着できるぐらいの近距離なのだが 鶴屋家の運転手さんはひたすらゆっくりと まるでリムジンでも運転するような丁寧さで車を走らせていた 鶴屋邸から長門のマンションまでは車ならそう遠い距離ではない なだらかな下り坂を下りていると、見慣れたレンガ造りのマンションが見えてきた もうすぐだぞ長門 ハルヒに古泉、朝比奈さん 早くみんなの顔が見たくて焦る 横道に逸れてしばらく走れば長門のマンションの入り口だ 少し安心してシートに座り直すと突然 全体にフィルターでもかけたように、長門のマンションがぼやけだした ????? これはいったい? 運転手さんもその状況に気付いたようで 「あれ?」とつぶやいてブレーキを踏んだ その直後だった バアーン! 激しい音がして車のボンネットに何かが叩きつけられた 思わず自分の顔を両手で覆ってしまう 狭い道なのでそんなにスピードが出ていなかったこと 既にブレーキを踏んでいたこともあって ボンネットに叩きつけられてそのままゴロンと転がり落ちたその物体を車は跳ね飛ばさずに済んだ 慌ててドアを開けて外に飛び出した俺の前で倒れていたのは 北高のセーラー服を着て髪に黄色いリボンを巻いている女子 短いスカートがまくれ上がり、死んだようにピクリとも動かないそれは・・・ 涼宮ハルヒだった ハルヒ? 何でお前がこんな所にいるんだ? どこから落ちてきたんだお前??? 話は少しだけ過去にさかのぼる 俺たちが無事に2年生に進級し 我がSOS団は無謀にも新入部員募集などという不届きなイベントを繰り広げていた ハルヒの豪放磊落というのか、それとも傍若無人というのか 相変わらずコイツを現す四字熟語には不自由しないある日 部室にいつもいるはずのメンバーが一人足りないことに気付いたのもやっぱりハルヒだった SOS団の初期メンバーでもあり、唯一のまともな文芸部員で 元眼鏡っ子で無口で色白の薄幸の美少女、しかしその実態は この銀河を統括する統合情報思念体が調査のために派遣した対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスである(ちょっと一息) 要するに宇宙人が作ったアンドロイドの長門有希が欠席していた 慌てて長門に電話をかけるハルヒ 古泉も朝比奈さんも不安な表情で俺の顔を見ていた 「キョン!行くわよ!」 ああもちろんだとも 言われなくてもそうするさ あの長門が発熱して寝込むなんてあり得ない いや、あるとしたら理由ははっきりしている 例の天蓋領域とやらの侵略がまた始まったのだ メイド姿の朝比奈さんを大急ぎで着替えさせ 長門を除くSOS団一行は、足音も激しく北高を後にした 先頭をずんずん歩く団長の後を、俺たちが一団になって追いかける かわいそうな朝比奈さんはなかなか追いつけずにフゥフゥと息を荒げているが それでも泣き事などは全く言わない 朝比奈さんにもこの異常事態は十分分かっているはず そんな朝比奈さんの携帯がプルルルと鳴った 走りながら携帯を開いた朝比奈さんは小声でボソボソと話していたが すぐに電話を俺に渡してきた 「キョン君、電話です・・・」 ん?俺にですか? いぶかしく思いながらも携帯を受け取って何ですかと聞く 「ああキョンくん?ごめんだよっ忙しい所を! キョンくんの番号を知らないんでみくるにかけたわけさっ 手短に用件だけ言うね あのさ、例の超合金があったろう?うっとこの山に埋まってたヤツさ あれが今日なくなってるんだよっ!使用人が見つけたんだけど どうしようかなって思ってたんだけどさっ キョンくんにまずは連絡した方がいいと思って」 例の超合金?まさかオーパーツの事ですか? 「そうだよっ!あれあれ でも様子が変なんだよねっ 土蔵の鍵は開いてたけど別に壊された形跡もないし 他の物には一切手も触れてないみたいだしさっ 最初からあれだけを狙ってたような感じなのさっ だから警察に届ける前にキョンくんに知らせたってわけだ」 分かりました、俺がすぐ行きます その・・・警察に届けるのは少し待ってもらえますか? 「うん!いいよっ!最初からそのつもりだったからさっ」 俺は電話を切って朝比奈さんに返し 古泉に話しかけた ちょっと気になるんで鶴屋さんの家に行くから長門の事を頼む 「緊急事態ですか?」 いやまだ分からん それを確かめてくる 「僕もご一緒しましょうか?」 いやお前はハルヒと一緒にいてくれ まだ何が起こるか分からんし 起こるとしたらまずは長門の所だ 「分かりました。何かあったらすぐに連絡を下さい」 もちろんさ おいハルヒ 「あ?」 ちょっと俺は後から行くから 「どうしたの?」 ちょっと野暮用だよ すぐに合流するから 「あんた!有希よりも大事な急用なの?」 そんなことはない 長門も心配だけど、もしかしたら関係があることかもしれないから 「1人で大丈夫なの?」 ああ ちょっと見てくるだけだ 鶴屋さんの所だから1時間で往復できる それまで長門をよろしく頼む 「ふーん。よし分かったわ、早く行ってきなさい」 おいハルヒ 「何よ?」 SOS団を頼んだぞ 「あったりまえじゃないの!バカじゃないの?」 頼むぞ 「キョン!早く戻ってきてね」 思い返せば、このハルヒの一言もまた、何かの予感をしていたのだろうか 珍しく眉を伏せて、今駆け下りてきた道をまた走り出した俺の背中を見つめていた アップダウンの多いこの街の地形にもずいぶん慣れたつもりだったが イレギュラーな出来事にはすぐには対応できない 北高までの登り道を半分ほど登り、途中で折れてまっすぐ行った所にある 相変わらず犯罪的なお屋敷の長い塀を回り込み ようやく鶴屋邸の玄関に着いた時には俺の息は上がり、びっしょりと汗をかいていた 「ごめんねーこんな時に電話しちゃってさ、長門っちが熱出してるんだって?大 丈夫かなー」 俺はハアハアと荒い息をつきながら、とりあえず状況を聞いた 「さっき話したとおりなんだけどさっ、犯人はまるで最初からそれだけを狙って たみたいなんだよねっ。他の物には手も触れてないし、何であんなものに興味 があったのかなー」 鶴屋さんに案内されて、鶴屋家先祖代々の貴重な品が眠っている大きな土蔵の前に立った。 「何も動かしてないよっ、全部そのままにしてあるからっ」 確かに鶴屋さんの言うとおり、一見しただけでは泥棒が入った後とは思えない 乱雑に積み上げられた木箱やつづらなどがこじ開けられた形跡はなかった しかし入口付近にある小さな木箱だけが開けられていた 目撃者とかいなかったんですか? 「うん、使用人に聞いてみたんだけど、このあたりはあんまり誰もうろうろしな いからさ、鍵はおやっさんの金庫の中だし、おやっさんは夜まで帰って来ない から、誰かが鍵を持ち出す事もないと思うのさっ」 俺はしばらく考えたのちに鶴屋さんに頼んだ 心当たりはない事もないんですが、今はまだ話せないです でももしかしたら、何かの手がかりが見つかるかもしれないんで 俺が戻るまでは警察には知らせないでもらえますか? 「うん、分かったよっ!」 じゃあ後で電話します 必ず今日中に連絡入れますから 「うん。キョンくん」 はい? 「ハルにゃんをよろしくねっ!」 は? 「ハルにゃんはああ見えてもすっごく心配性なんだよっ みんなが元気でいられるように、ハルにゃんは必死なんだ そんなハルにゃんを元気にさせてあげられるのはキョンくんだけなんだからさっ」 はい 「頼んだにょろっ!」 いきなりの鶴屋さんの不思議発言だが この人にはある程度の予知能力のようなものが備わっているみたいだ 顔は明るく笑っているが、口調は真剣だった それが分かるので、俺も正直に答えた しばらく現場の状況をざっと確認してから、俺は鶴屋邸を後にした だんだん悪い胸騒ぎがしてくる 犯人は明らかにオーパーツだけを狙っている そしてオーパーツを狙うってことは、それがどんな機能を持っているかが分かっているはず そんな犯人の心当たりと言えば・・・ 長門が危ない 俺は直感的にそう思った 長門を寝込ませて力を封じ、その隙にオーパーツを使ってとんでもない事をやらかそうとしている そんな事をしそうな輩は地球上にそんなに多くはいない 俺はあの奇妙な長い髪をした不気味な少女 周防九曜の事を思い出していた さっき駆け上ってきた道を再び走り出してしばらく ようやく鶴屋邸の長い塀を抜けて住宅地を走っていると 人気の少ない交差点に止まっていたシルバーのワンボックスカーが静かに俺に近寄ってきた ただ長門のマンションに急ぐことだけを考えて他に頭脳が回らなかった俺は そのワンボックスカーが目の前に停まってスライドドアが開くまで、まさか自分の身に危険が迫っているとはよもや考えてもいなかった (同時刻、別の場所で) 「有希!有希!起きてるの?ねえ有希!開けてってば!」 涼宮ハルヒは鉄製のドアをガンガン叩き、近所迷惑な大声でわめいていた 玄関のオートロックの暗唱番号はあらかじめ聞いておいたものの、ドアを開けるには鍵が必要だ ドアを叩きながらわめくハルヒと、その横でオロオロする朝比奈さん そして少し遅れて古泉がエレベーターから出てきた 「今日は本当の緊急事態です、事情を説明して管理人から鍵を借りて来ました」 「古泉くん、早く開けて!」 古泉が長門の部屋の鍵を開け、ハルヒを先頭にドッとなだれ込んだ 「有希!有希!いるの?」 いつもの居間には長門の姿はなく、ハルヒは迷わずに奥の和室の襖を開けた そこには長門がいた ちゃんと布団を敷いて、静かに眠っている 「有希!大丈夫?熱はどうなの?ちゃんと薬飲んだ?」 「・・・・・・・問題ない、一過性のもの。寝てれば治る」 「みくるちゃん」 「ハイっ!」 「氷枕とか何でもいいから探して来て。それと古泉くん、もっとたくさん布団出 して」 「承知しました」 「有希、どうなの?つらくない?」 「・・・・・・・」 長門は力なく横たわったまま、布団の胸の部分だけが静かに上下している すぐに古泉が何枚かの布団を引っ張り出し、小さな長門に積み上げた 朝比奈さんはビニール袋に冷蔵庫の氷を詰め、濡らしたタオルも持ってきた 「有希、しっかりしなさいね。みんなここにいるから」 長門は薄く目を開き、ゆっくりと左右を見た 「・・・・・・」 その仕草でハルヒはすぐに、長門が探しているものを理解したようだ 「キョンならすぐに来るわ。ちょっと寄り道してるだけだから」 「・・・危険・・・彼が危険・・・」 「有希?」 「・・・・・・行かないと」 「有希!ダメよ動いちゃ!キョンはすぐに来るから もうしばらく寝てなさい!」 「・・・・・・」 長門は無理やり体を起こそうとしたが、すぐに力なく崩れ落ち ハルヒの手で再び寝かされた 「古泉くん、どう思う?」 「かなりの高熱ですね、救急車を呼んでもいいのじゃないでしょうか?」 「そうね、みくるちゃん、119番して」 朝比奈さんが居間にとって返し、受話器を持ち上げてプッシュボタンを押した (再びキョンの時間に) 俺のすぐ脇に停車したワンボックスカーのスライドドアが開き 声を上げる暇もなく、何本かの腕が俺を車内に引きずり込んだ 何事かをわめこうとしたがすぐに口をタオルのようなもので抑えられた 精一杯の抵抗のつもりで肘を張って暴れてみるが、その腕は誰にも当たらなかった 「じっとしてな。危害は加えん。ただちょっとおとなしくしてくれたらいいんだ」 俺の足がまだ空中にあるうちに車は再び走り始め、その後でスライドドアが閉められた 何だ?この展開は? 誘拐?この俺が誘拐だと? 今年の冬に朝比奈さんが誘拐されかけた、あのおぞましい経験がよみがえっていた まさかこの俺が誘拐されるとは? 俺に押し付けられたタオルはただの猿轡で 麻酔薬がしみこませられたりはしていない 走っている車の外の景色がすさまじい速さで流れていく その時、ドバーンと大きな音がして、俺は前方に投げ出された 前の座席のシートに叩きつけられ、肺じゅうの空気が一気に絞り出された 車の足元にゴロゴロと力なく転がっていると、2回目の衝撃が来た 今度は後ろから何かが追突し、俺を襲った誰かの足に体当たりした 「村上だけ残れ、後は出て応戦しろ」 誰かのそんな声が聞こえ、再びスライドドアが開いた 俺は座席の足元にうずくまり、外の様子が全く理解できない 苦労して起き上がろうとすると、誰かに頭を押さえつけられた 「いいからじっとしてろ」 ドスのきいた声でそう言われ、固い靴の底で頭をグリグリと転がされる いったいどうなってるんだ? この状況は? アドレナリンが強烈に噴出する頭の中で必死で考える 俺は誘拐されかけていた その車に何かが衝突した そして何人かが飛び出して行った ようやく自体が飲み込めてくる 俺を誘拐するグループと言えば心当たりは少ない いつぞや朝比奈さんを誘拐してカーチェイスをした時の連中だ と言うことは、衝突した車に乗っているのは俺を助けようとしてくれている連中 まさか? 混乱する状況を必死でまとめようとしていると、突然外から声が聞こえた 「彼を放しなさい!」 この声は・・・やっぱり・・・ 俺を見張るように言われていた村上と名乗る男がすかさず反応した 固い金属の棒のようなものを俺の後頭部に押し当て 「動くとこのガキを撃つぞ」 撃つってまさかおい 俺の頭に突きつけられているのは・・・銃? 外からの声はさらに続く 「撃ちたいのならお好きにどうぞ。でもその後どうなるかを理解していますか ?こちらも武装はしています。彼を守るためなら発砲は辞しません」 「くそっ」 村上という男は俺の頭を引きずり上げ、おかげで俺は外の情景を見ることができた 開け放たれたドアの前に立っているのは 予想通り古泉の所属する機関のグループ そのリーダー格と思われるスーツ姿の美しい女性 森園生さんだった やはりあの時の艶然とした微笑でひたと村上に視線を据え その手に持っているのは拳銃だった 「撃たないのですか?」 俺の頭を鷲づかみにしている村上の手はぶるぶると面白いように震えている やはりこんなチンピラと森さんでは全く格が違う 森さんは無造作に車内に踏み込んで来て村上の銃を奪い取った 最後の抵抗とばかりに村上は手を振り上げるが すさまじい笑みを浮かべたままの森さんは軽くその手を捻り グギッという鈍い音とともに村上を車の外に投げ飛ばした 合気道か何かの奥義なのか、右手で拳銃を構えたままで 森さんは村上を一瞬で気絶させてしまった 「さあ早く、まずは脱出です」 森さんに手を取られて俺は必死で車から降りた 車3台による壮絶な衝突事故の現場で、数人が取っ組み合いをしていた おそらくこいつらは機関のメンバーと、そして俺を誘拐しようとした橘京子の所属する集団だろう 多丸兄弟とおぼしき2人もいた 「ひとまず鶴屋邸へ」 そう言って森さんは俺の手を取ったままで走り出す 俺より速い森さんの俊足に必死でついて行ったが、すぐに俺の背後でダアーンと鋭い銃声が響いた 俺の耳元を熱い空気がかすめ、1発の銃弾が森さんの背中に命中した もんどりうって森さんは倒れ、俺も釣られてゴロゴロと地面を転がった も、森さん! 倒れ込んだ2人の後ろからタタタタと駆けてくる足音が聞こえる 俺は起き上がろうと必死でもがく 森さんは倒れたままピクリとも動かない 迫る足音が目前に迫った時、頭上から鋭い声がした 「ちょい待ち!そこまでなのさっ!」 それは鶴屋さんの声だった 事故の音を聞きつけたのか、それとも銃声を聞いたのか まだ北高の制服を着たままの鶴屋さんが走って来る賊をにらみつけていた 追いかけてきた2人は鶴屋さんを見てピタリと足を止めた 「ここで騒ぎを起こすとはいい度胸だね、それなりの覚悟はしてるのかなっ? それとも私を知らないにょろか?」 「・・・・・・」 「車は放っといていいからさっさと失せた方が身のためだよっ すぐに警察がやってくるのさっ」 男2人は顔を見合わせていたが、やがて来た方に走って逃げた ようやく起き上がった俺の目に、新たに近づく人影が見えた 「あなたも早く逃げるがいいさっ」 その人は機関の人間、新川さんだった 「すでに全員撤退の指示は出しました 森の様子を見たいのですが」 「じゃああんただけ許そうっか ここに置いとくわけにもいかないしね うちまで運ぶの手伝って」 鶴屋さんと俺、そして新川さんの3人で、動かない森さんを担いで運んだ ようやく鶴屋邸に入り、新川さんがすぐに処置を始めた すでにパトカーのサイレンが狂ったように走り回っている 新川さんは森さんのスーツの上着を脱がせ、無造作にブラウスも引きちぎった 森さんの真っ白な柔肌がむき出しになり、 おびただしい出血とともにむごたらしい傷跡が・・・・・・残っていない 森さんは防弾チョッキを身に着けていた 上着とブラウスを簡単に突き破った銃弾だが、防弾チョッキにはかなわなかった 平べったく潰れた銃弾は紺色の繊維質に阻まれて 森さんの素肌は青いアザができているだけだった 「ただの打撲ですね、もしくは骨にヒビが入った程度でしょう」 すぐに森さんが大きく息を吐き、意識を取り戻した 「無事・・・でしたか」 すみません森さん 俺のせいでこんなことに 新川さんに助け起こされた森さんは 透き通るような微笑を浮かべたままで言った 「大丈夫です。万一に備えてありますから 私たちはあなたと涼宮さんを守るためならいつでも覚悟はできています さあ、もうここには用はないはずです 涼宮さんを守ってあげて下さい 古泉とともに・・・」 分かりました 俺が立ち上がると森さんは最後にこう言った 「涼宮さんはあんな性格だからあなたにはまだ理解できないでしょうけど、 あなたをとても頼りにしているはずです 今あなたと離れて一番心細いのは涼宮さんです 早く行ってあげて下さい そして、大事にしてあげて下さい」 ちょっとドキッとする森さんの言葉だったが 今はその意味について深く考えている場合ではない 鶴屋さんと森さん、そして新川さんに頭を下げると、俺は走り出そうとした 「ちょい待ちキョンくん!うっとこの車に乗っていくといい さっきみたいなことはもうないと思うけどね、でもその方が早いからさっ」 鶴屋さんはてきぱきと使用人に指示を出し 森さんを部屋に運ぶことと車を用意すること そしてさっきの銃撃戦についてきつく緘口令を言い渡した 玄関の前に現れた高級車に乗せられた俺はもう一度鶴屋さんに頭を下げた 「キョンくん、ハルにゃんをよろしくねっ! それと・・・言っていいのかどうか分からないけどね・・・ ハルにゃん、結構いろんな事知ってるよっ」 えっ? 「みんなの事だよ 何か不思議な事がめがっさ起こってるって ハルにゃんの知らない所で みんなが何かしてるんだろうなって」 本当ですか?鶴屋さん? 「後は直接確かめたらいいさっ!ハルにゃんにねっ!」 鶴屋さんはそう言ってドアを閉め、車は走り出した (再び同時刻、別の場所で) 「涼宮さんっ」 「どうしたのみくるちゃん?」 「電話が・・・電話が通じません・・・」 「ん?それはどういうことでしょう?」 古泉が素早く立ち上がり、朝比奈さんから受話器を受け取った 通話ボタンを押しても発信音がしない 「これは・・・?」 その時、部屋の中が一瞬真っ黒になり、まるで夜の闇のようになった 部屋の内外で聞こえていた雑音も消え、長門の部屋は沈黙に閉ざされた 「ふわぁぁぁっ」 「ななな何よこれは?古泉くん?どういう事?」 古泉が口を開くよりも早く、暗闇に何かが浮かび上がった ぼんやりとした影はすぐに凝集し始め、やがて4つの人間の形を作った 素早く古泉が前に出て、ハルヒと朝比奈さん、そして眠っている長門をかばうように立った いつものニヒルな笑顔の面影は全くない 古泉のこめかみからタラリと汗が流れ落ちた 現れた4人はもちろん あの時突然出現した集団だった 「・・・・・・・・・ここは・・・・・・暗い・・・・・・気持ちが悪い」 いち早く口を開いたのは周防九曜だった 実体化するが早いか、長門が寝ている和室に踏み込み、ひたと視線を長門に据えた 「かわいそうな寝顔・・・・・・こんな世に生まれなければ、1人の姫として暮らせたものを・・・・・」 「それ以上近づかないで下さい」 古泉が素早く割って入る 「周防さん、まずは話し会いましょう」 そう声をかけたのは4人組のリーダー、勝手に神に祭り上げられてしまった佐々木だった 「・・・・・・かわいそう・・・食べてあげたい・・・・・・」 周防九曜は長門から視線を放さずにそうつぶやき 他のメンバーの横に戻った 「ちょ、ちょ、ちょっと何なのよあんたら どうやってここに入って来たのよ?」 「お久しぶりです涼宮さん、いつぞやは突然現れてすみませんでした あれ?キョンは?」 「まずは私の質問に答えなさいよ 無礼でしょう?」 「ごめんなさい。実は私たちにもよく分からないんです 周防さんが突然ここに行かないとって言って 何かに運ばれてきたみたいなの」 「全然説明になってないわよ あんたたちいったい何者なの?」 ハルヒが鋭い視線で闖入者たちを睨みつける 穴でも開けてしまいそうなぐらいの激しい視線だった 「私が代わりに説明するわ」 そう言ったのは古泉と敵対する組織の一員、橘京子だった 「周防さんはね、時が満ちたと言っているの つまり我々と佐々木さんの力があなたたちのものを上回る 今日のいま、この場所で何かが起こると」 「あわわわ・・・・・・」 あたふたする朝比奈さんをかばいながら、ハルヒは口から泡を飛ばして叫んだ 「ふざけんじゃないわよっ!ここはあんたたちがいる場所じゃないの! 見て分かるでしょう、病人がいるのよ! さっさと出ていきなさいっ!!」 「ふん・・・まるでボス猿みたいだな」 そう口を尖らせてうそぶくこの男は 朝比奈さんの組織と対立している未来人組織から派遣されてきた 自称藤原という男だった 「ボ、ボ・・・・・・」 古泉がハルヒの横に立った 「涼宮さん、今怒ってしまえば向こうの思い通りになります ここはひとまず冷静に、まずは話を聞きましょう」 「古泉くん、悪いけどね あたしは人の家に土足で踏み込んでくる野蛮人の話なんか聞く耳持ってないの」 ハルヒは両の拳を握りしめている 最初は誰に殴りかかろうかと品定めしているようだ 「・・・・・・あなたは・・・汚ない・・・」 「何ですって?」 「その顔、その声、全てが汚らしい・・・・・・」 「ハァ???」 ハルヒは最初にぶちのめす相手を決めたようだ 握り拳を振り上げて周防九曜に突進しようとした 慌てて古泉が止めに入る 「古泉くん!放しなさい!」 「涼宮さん、ひとまず落ち着きましょう」 古泉はハルヒを無理やり引きずって闖入者から少し遠ざけ 声を潜めて囁いた 「・・・僕たちの戦力はいささか不足しています 全員揃うまではとにかく様子を見ましょう 今のところは、何が目的でやって来たのかも分かりませんので」 「古泉くん」 「はい」 「あんた、何か知ってるのね」 「何かと申しますと?」 「私の知らない事よ こいつらが何者で、何が目的なのかをね」 「それを説明してくれる方が現れるまで、ここは1つ、穏便に」 「キョンの事ね」 「はい」 「・・・・・・分かったわ」 ハルヒはようやく拳を緩め、闖入者たちと対峙した 「んで、話を聞こうじゃないの」 「ようやく落ち付いてくれましたか やはり調査通りの人ですね、あなたは」 橘京子が楽しそうに言った 「実は私たちにもまだここに来た理由は分からないのです こちらの周防さんが言った通り、まもなくここで何かが始まります それを確かめるために来たのです」 「それでは全然説明になっていませんね 皆さんのやっている事は明らかな住居不法侵入です 警察を呼ばれたくなかったら、今すぐ退散すべきです ここには病人がいます、わきまえて下さい」 「・・・・・・来る」 「何が?」 「・・・・・・終わりの世界が来る・・・・・・それは私たちを待っている・・・・・・もうすぐ」 ハルヒがまたブチ切れそうになった 「もう我慢できないわ!今すぐここを出ていきなさい!さもないと」 「お待たせしましたー」 突然部屋につむじ風が巻き起こり、目を開けてられないほどになった 激しい旋風はあたりをなぎ払い、全てを持ち上げてぐるぐると回転した 「あひゃぁあああーっ!」 朝比奈さんのか弱い悲鳴とともに、全てが吸い込まれていった (再びキョンの世界) 俺を乗せた鶴屋家の車は静々と走り、やがて長門のマンションが見えてきた頃 視界が急にぼやけてきた 長門の高級マンションがぼんやりかすみ、俺は目をごしごしこすった 「おかしいですね」 運転していた鶴屋家の男性がそう言ってブレーキを踏んだ直後、激しい音がして車のボンネットに何かが叩きつけられた 見慣れた水色のセーラー服、そんな気がした セーラー服はボンネットの上を弾んで転がり落ち、急ブレーキをかけた車の前方に倒れた ハルヒ! 俺はドアをもぎ取るように開け、車から飛び出した 予想した通り、空から降って来たのは涼宮ハルヒだった いったいどこから落ちてきたのか、まさか長門の部屋のある7階から落ちたのか? 急いでハルヒを助け起こし、その顔を覗き込んだ 「ったあぁーっ」 見ると車のボンネットは大きく凹んでいる 7階かどうかは分からないが、かなりの高さから落ちてきたようだ 運転していた男性も、車から降りてハルヒを見ていた おいハルヒしっかりしろ 何が起こったんだ? ハルヒはしばらく目を白黒させていたが、ようやく焦点が定まってきたのか、俺に気付いて大声を上げた 「キョン!キョンじゃないの!どうやってここに来たの?」 えらい元気そうだなハルヒ 車をこれだけ凹ませるほどの高さから落下したのに 何かのフォースでも働かせたのかそれともただ尻が異常に固いのか どうやって来たのかは俺が聞きたいぞハルヒ いったい何で空から降ってきたんだ? 「空から?え?あれ?ここはどこなのよ?有希の部屋じゃないの?」 おいハルヒ 長門の部屋でいったい何が起こったんだ? 長門はどうなんだ?体の具合は? それに朝比奈さんと古泉は? 「そうだ!キョン!大変よ!有希が・・・変な4人組が入ってきて それからあの、あの子が入ってきて」 もういいぞハルヒ とにかく長門の部屋に行こう 長門が心配だ 他のみんなもな 俺はハルヒを抱き起こして立ち上がった 鶴屋家の運転手にとりあえず帰ってもらう事にして、ボンネットの件は後で謝りに行くからと伝えた そして振り向くと・・・ ??? 空から降ってきたハルヒを抱き起こし、とにかく長門の部屋に入ろうと、玄関があるはずの場所に駆け込むんだ俺だが マンションの入り口には何もなかった 玄関もなければオートロックの操作盤もない というかマンション自体が消えてなくなっていた レンガ造りの高級マンションがそっくりそのまま消えてなくなっていた 「ちょっとキョン、これどうなってるの?」 どうって、俺にも分からん 落ちつけ俺、よく考えろ マンションがあったはずの平面には全く何もなく、むき出しの地面だけが広がっていた 向こう側にあるはずの、シャミセンを拾った空き地がここからそのまま見えた どうなってるんだこれは ハルヒの手を掴んだまま、強引にマンションがあったはずの空間に踏み込んでみた やっぱりか 予想通りだ 俺とハルヒの前にはぐんにゃりした白い壁が立ちはだかった マンションが消えてなくなったわけじゃないんだ 誰かがここにバリヤーを張っているんだ それはお前かハルヒ? 「はあ?私が何でこんなことするのよ?」 すまんハルヒ ちょっと考え中だ 俺はハルヒの手を放し、ダッシュで突入を試みた チリチリと小さな火花のようなものが散り、俺の体は押し戻された 痛みも衝撃もなく、ただやんわり跳ね返された 「キョン、これって・・・前のあれかしら?」 ああ あれに近いものだ お前の仕業じゃないとしたら こんな事ができるのは他には・・・ けっこうたくさんいるな 「ちょっとキョン」 何だよもう 今考え事してるんだから 「キョン!」 ああ? 「ちゃんと説明しなさい! あんたが何か知ってることぐらい、あたしにはお見通しなんですからね! あんたはこんなに不思議な物が目の前に現れても、顔色ひとつ変えないじゃないの! 何か知ってるんでしょう?包み隠さず全て話しなさい」 さっきの鶴屋さんの声が耳によみがえる ハルヒはいろいろ知ってるっていうのか 今ここで説明するしかないのか ついに切り札を出すしかないのか 今ほどここに古泉がいてほしいと思ったことはなかった あいつのアドバイスが聞きたい しかしハルヒ、説明してる暇はないぞ 早く長門の部屋に行かないと 「だから説明しなさいって言ってるのよ! 有希がおかしくなったことにも関係あるんでしょう? あの4人組の事だって」 4人組だと? あいつらに会ったのか? あいつらが来てるのか? 「そうよ あの4人組が来て 髪の長い女が私に汚いとか言い出して ブン殴ってやろうと思ったら急に空に放り投げられたのよ! ああムカつくわーあいつったら」 待て待てハルヒ ちょっと整理させてくれ 俺と別れた後であいつらに会ったのか? それとも長門のマンションに入った後か? 「入ってからよ 有希がひどい熱だったから氷枕と布団たくさん用意して 救急車を呼ぼうとしたら電話が通じなくて どうしたんだろうと思った時に入ってきたのよ ドアも開けずに土足で入ってきて ねえキョン、あいつらいったい何なのよ?」 おいハルヒ あいつらの目的とか何か聞かなかったのか? 「聞いたけど全然意味分からないわよあんなの」 思い出せハルヒ あいつらは何と言ってたんだ? 「どうでもいい事ばっかりよ」 いいから思い出せハルヒ! 「何よもうキョンってば・・・ちょっと待って 周防とかいう女が他のヤツらを連れてきたとか言ってたわ 時が満ちたとか、今から何かが始まるとか 終わりの世界がどうとか言って、そしたら・・・ そうだ!あの子が来たのよ!」 あの子って誰だ? また他の人間が来たのか? 「そうよ!思い出したわ。あの新入生よ! 新入部員候補の1年女子よ」 はあ? 何だと? 「新入部員候補の中に小柄な女の子がいたでしょう?あの巻き毛の子」 ああそんなのがいたな確かに 何となく不思議な印象だったな 覚えてるぞ しかし何でその子が来たんだ あいつらの仲間なのか? まさかスパイだとか? 「分からないけどたぶん違うと思う 来たのは別々だったし、あいつらも驚いた顔してたから」 その時突然 俺の背中に鳥肌が立った ものすごく嫌な予感がした おいハルヒ 良く聞け その1年女子は何か持っていなかったか? 「何かって?」 金属の細長い棒みたいなものだ ピカピカ光ってるヤツだ 「そこまで覚えてないわよ! その子が出てきた途端に部屋に嵐が起こって、気がついたら外に放り出されてたんだから」 待て待て待て待て くっそう古泉に会いたい 俺はどうもこういう複雑な事態には対処できない あいつの的確な状況分析がとても恋しい 「そうだ」 何だハルヒ 何か思い出したのか? 「お2人にはまだ登場してほしくないからって聞こえたような気がする」 お2人?そう言ったのか?その新入生は? 「違うかもしれないけどそう聞こえた」 お2人って事はもしかして・・・ 俺はハルヒの肩を抱いたままで後ろを振り返った 目の前にあるマンションはすでに消滅していたが 後ろの景色も違うものに変わっていた いやちょっと違うぞ 景色はさっきと一緒だが何か空気の匂いが違う それにこの不思議な色はいったい何だ・・・? 何だか安心感を与えてくれるような落ち着いたベージュの空 そよとの風も吹かず、じっとりとしているが不快ではない この空は覚えているぞ ハルヒといっしょにあいつが飛ばされたとしたら この空を作り出したのは この閉鎖空間を作ったのは やっぱりお前か 佐々木・・・・・・ 「申し訳ないキョン 今はまだ君たちをあそこに入れるわけにはいかないようだ」 [[リンク名 涼宮ハルヒの共学 2]] その2に続く
https://w.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/124.html
ニュース過去ログ2009年-2 最新はこちら 2009年12月26日発売の月刊少年エース2010年2月号の最新情報は涼宮ハルヒの消失第二弾のキービジュアルや上映劇場情報、前売り券情報のほか、新キャラ設定画が掲載。その他に、DVD第5巻、ハルヒアンソロコミックス『絢爛』と『キョンと古泉の災難』、ハルヒちゃん4巻の発売情報も掲載。今回のツガノガク版涼宮ハルヒの憂鬱は[オリジナルエピソード]]。雪山に滞在中でニホンオオカミや神社に関する不思議な話。ぷよの涼宮ハルヒちゃんの憂鬱は初夢2回目。付録は朝比奈みくるフィギュア(ザ・スニーカー、Newtypeとの3誌合同企画) 2009年12月25日、公式ファンサイトでテーマソングの詳細が明らかに。タイトルは「優しい忘却」。作詞:畑 亜貴 作曲:伊藤真澄 歌詞原案:谷川 流。 2009年12月22日付の茅原実里ブログによるとこの日、映画「涼宮ハルヒの消失」のテーマソングのレコーディングを行ったとのこと。「谷川先生から原案をいただいて、それを元に作詞家さんが歌詞を書いてくださったので、言葉のひとつひとつが心に響くんです」とコメント。 2009年12月19日、各劇場と京アニショップで特典付前売券発売、ほぼ即日完売状態。劇場ではSOS団5人から1人をランダム封入の栞が特典、京アニショップはネットだけでの発売でマフラータオルが特典。特に京アニショップ版は1時間半くらいで売り切れ表示となったようでした。 2009年12月18日午前4時23分、今年も公式サイト消失。今年の仕掛けは約1分の映画予告編動画だった。 2009年12月03日の特設ファンサイト更新で、「涼宮ハルヒの消失 テーマソング(タイトル未定)」歌:茅原実里 の発売予定追加。発売日 2010年2月24日(水)。 2009年12月17日稼働予定のアーケードゲーム「太鼓の達人13」に、「涼宮ハルヒの憂鬱」より『止マレ!』が収録されます→バンダイナムコゲームス 太鼓の達人開発ブログ 2009年11月26日発売の月刊少年エース2010年1月号の最新情報は涼宮ハルヒの消失のキャラクター設定画の発表。その他に、DVD第4巻、12月26日に発売するハルヒちゃん4巻、ハルヒ公式アンソロコミックス『絢爛』『キョンと古泉の災難』発売情報も掲載。ツガノガク版涼宮ハルヒの憂鬱は第6巻涼宮ハルヒ動揺?収録の[[猫はどこにいった?]の2話目、この話は今回で終了。ぷよの涼宮ハルヒちゃんの憂鬱は8ページのみで、あちゃくら キミドリさんとキョンの妹が戯れる話。付録は、ハルヒAMラジオ。 2009年11月18日に「涼宮ハルヒの憂鬱」新キャラクターソング Vol.04古泉一樹 が発売される。曲の項目に関してはキャラクターソングを参照 劇場版『涼宮ハルヒの消失』だが、初期発表の約20館のあとセカンドランとして3月頃に遅れて公開する予定の劇場がある模様。→富山シアター大都会 2009年11月13日からランティスウェブラジオで「キディ・ガーランド」のラジオ開始。第1~2回では「構成作家の伊藤さん」もスタジオ収録に参加。「“構成作家の”伊藤さんへのお便りも募集中ですよ」とのことなので、以前の「空上げラジオ」同様、今後ハルヒ関連の重要発言が飛び出す可能性があるかも。 2009年11月09日、公式HPでも劇場版『涼宮ハルヒの消失』の情報公開。→涼宮ハルヒの憂鬱 特設ファンサイト 上映時間「約150分予定」とのことで、「日本アニメ映画史上最長級の上映時間」との驚きの声も。 2009年11月02日、劇場版『涼宮ハルヒの消失』の公開日が2010年02月06日(土)という非公式情報あり。11月21日(土)より全国共通特別鑑賞券の販売開始とのこと。→チネチッタ【川崎】-上映予定作品一覧 キャナルシティ博多 ユナイテッド・シネマ 京都シネマ 2009年10月18日(日)25 50から、RKK熊本放送で放送開始。最速放送より196日遅れで『涼宮ハルヒの憂鬱 I』から放送するため時系列順に放送する模様。10/18放送分では提供画面(北高教室の実写)に提供字幕は現れなかったので、RKKの番組買い取りとみられる。ちなみに3年前のハルヒは放送せず、後後々番組の『らき☆すた』を放送していた局である。毎週1話ごと休みなく28話が終了したとすると28話を迎えるのは2010年4月28日となる。 2009年10月14日22 00からの『サムデイ イン ザ レイン 』配信をもって、2009年版のYoutube配信終了。 2009年10月09日の最速放送では第28話(最終回)として『サムデイ イン ザ レイン 』を放送。次週からの角川枠の後番組はキディガーランド。 この放送終了直後のCMで「涼宮ハルヒの消失」2010年春劇場公開予定の発表あり。 Web NewTypeにて上記特報と同内容が告知された。またハルヒ公式ファンサイト、YouTube角川アニメチャンネルにて上記特報CMが配信された。 翌10月10日にはハルヒ京アニサイトにて同内容の特報がFlashムービーにて公開された。これで「劇場版消失」の制作会社は京都アニメーションで確定した。 2009年10月02日の最速放送では第27話に『射手座の日 』を放送。 2009年09月30日に「涼宮ハルヒの憂鬱」新キャラクターソング Vol.01涼宮ハルヒ、Vol.02長門有希、Vol.03朝比奈みくる が発売される。曲の項目に関してはキャラクターソングを参照 『月刊少年エース』2009年11月号(2008年9月26日発売)で発表された情報は、20話、21話の涼宮ハルヒの溜息I、IIのダイジェストのほかに、2,3巻のDVD発売情報のほかに少年エース15周年企画①『涼宮ハルヒ3号連続超付録』と題して少年エース12月号(2009年10月26日発売)に、特別付録としていとうのいぢのサインつきの『長門有希フォトスタンドクロック』が付録としてつき、1月号は『イヤホン付き涼宮ハルヒAMラジオ』、2月号は『朝比奈みくるフィギュア』が付録としてつくとされている。ツガノガクの涼宮ハルヒの憂鬱は今回、『雪山症候群』編最終回。(サブタイトルは『雪山症候群最終話』)。今回は原作(涼宮ハルヒの暴走)では301ページから323ページまで消化したことで原作の『雪山症候群』の最後までを完走し、これで原作第5巻『涼宮ハルヒの暴走』を完走した。12月号は合宿2日目を描くと予告されている。ぷよの涼宮ハルヒちゃんの憂鬱の内容は長門や古泉、みくるによって操作されたくじ引きで負けたキョンと涼宮ハルヒがデートをする話。(負けたら勝者の提案を飲むという条件でのくじ引きだった)前回に引き続き、喜緑江美里が登場している。長門家(長門、あちゃくら、キミドリさん)は長門が作った試作ゲームをしている話である。 2009年09月25日の最速放送では第26話に『ライブアライブ 』を放送。 2009年09月18日の最速放送では第25話に『朝比奈ミクルの冒険 Episode00 』を放送。 この放送時のCMで12月までのDVD発売日・内容が告知される。これまで公式情報がなかったためエンドレスエイトの溜息との抱き合わせ収録が噂されていたが、放送順に2話ずつの収録と確定。 2009月09月11日の最速放送では第24話に新作『涼宮ハルヒの溜息 V』を放送。原作の221ページからエピローグの271ページまでと、プロローグの5ページから11ページまでをアニメ化。エンディングクレジットのキャスト位置はだいぶ戻ってきたがまだ多少ずれたまま。今回はオープニング・エンディングともなし。 2009年09月10日に『月刊ニュータイプ10月号』が発売、体操服とブルマを着たみくるが旗を持っている姿(ほかのSOS団はミニキャラ)が表紙(原画:西屋太志、特効:石田奈央美)今回も前号に引き続き8ページに渡って特集記事が組まれている。1-2ページは、SOS団5人が公園にて『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』を撮影している姿を描いた版権絵。(原画:高橋博行、着色:三浦理奈、背景:田峰育子)3-4ページは、朝比奈みくるについての特集で『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』での衣装やみくるにインタビューと題した記事のほか、過去のテレビアニメの話から抜き出したみくるの場面カットを載せており、石原団長代理がみくるの魅力を語っている。5-6ページは、石原立也団長代理が『涼宮ハルヒの溜息』、『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』についてのインタビューが掲載されている。7-8話ページは、平野綾、茅原実里、後藤邑子が歌ったエンディングテーマ『止マレ!』についてのインタビュー記事とこれまでの話とこれからの話を振り返る記事。 2009年09月10日に『月刊コンプティーク10月号』が発売。ハルヒ関係の記事が4ページに渡って特集されている。新規版権絵は、エンドレスエイトでの縁日を描いたものでありSOS団3人娘がメイン(ハルヒはスイカを食べ、みくるはたこ焼きをこぼしそうになる姿、長門はぼそぼそとスイカを食べている。)でそのほか二人は、背景で小さくぼかされている。(原画:植野千世子、着色:三浦理奈、背景:渡邊美希子、CG:山本倫)後の2ページはエンドレスエイト、溜息に渡って超監督涼宮ハルヒになった経緯をまとめている。情報は涼宮ハルヒちゃんの公式の情報、にょろーんちゅるやさん1巻の発売情報、アニメニュータイプチャンネルのプレミアム会員入会特典についてなど。 2009月09月04日の最速放送では第23話に新作『涼宮ハルヒの溜息 IV』を放送。原作の166ページから220ページまでをアニメ化。エンディングクレジットのキャスト位置は前回と変わらず。今回はオープニングなし。 2009年09月04日にヤングエースVol.3が発売。そして長門有希ちゃんの消失第3話が掲載。クリスマスパーティーの準備をする話をであるが、今回はギャグ成分が多め。登場人物は朝倉涼子、長門有希、キョンのほかに鶴屋さん、朝比奈みくる。 『ザ・スニーカー』2009年10月号(2009年8月30日発売)の表紙は朝倉涼子と長門有希。付録は過去にザ・スニーカーで掲載された絵をまとめた、いとうのいぢ画集『涼宮ハルヒの画集2』。内容は『エンドレスエイトに迫れ!』と題しているとおり、エンドレスエイト特集である。最初の2ページは体育祭を描いたアニメ版権絵。(原画:西屋太志、着色:津田幸恵、背景:細川直生)次の3ページは、原作者:谷川流が書き下ろした『閉曲線の彼方に』と題したループについての論文が掲載されている。また、エンドレスエイト8番勝負として、エンドレスエイトを元ネタにしたぷよ、清原紘、古夏からす、松林悟、渡会けいじ、とよたさ織、bb、大沖の4コマが掲載されている。涼宮ハルヒちゃんの憂鬱ザ・スニ出張版は、SOS団員の役割が変わっている(古泉が読書をして寡黙、みくるがゲームを積極的にやる等)という夢をキョンが見た話。次号は、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の全てを統括する大全力特集をすると題しており、続報もあると予告されているほか付録でフィギュアがあるとのこと。(フィギュアは少年エース12月号、ニュータイプ12月号と連動) 2009月08月27日の最速放送では第22話に新作『涼宮ハルヒの溜息 III』を放送。原作の111ページから165ページまでをアニメ化。エンディングクレジットのキャスト位置がさらに一マスずつずれている。脚本は『ミステリックサイン』の脚本を担当したジョー伊藤氏であるが、正体は角川書店のプロデューサーの伊藤敦氏と見られている。 『月刊少年エース』2009年10月号(2008年8月26日発売)で発表された情報は、17話、18話のエンドレスエイトのダイジェストのほかに、主題歌CD、DVD1,2巻の発売情報、エンドレスエイトフェアのほかに、12月号(2009年10月26日発売)に特別付録としていとうのいぢのサインつきの『長門有希フォトスタンドクロック』が付いてくるという。今回の付録は、キミドリさんだっこ風船。ツガノガクの涼宮ハルヒの憂鬱は巻中カラーで今回も、『雪山症候群』編。(サブタイトルは『雪山症候群III』)。今回は原作(涼宮ハルヒの暴走)では265ページから301ページまで消化し、古泉とキョンで館から抜け出す鍵をといているシーンで終了している。なお、原作では、キョンが古泉の胸倉をつかみ険悪なムードが漂っていたが、漫画版ではカットしたようだ。このペースであるならば、雪山症候群に猫はどこに行った?を内包させて『雪山症候群』として人くくりにするつもりだと思われる。ぷよの涼宮ハルヒちゃんの憂鬱の内容は水着でエロ分補給ということで、貸しきった学校でおにごっこをする話。水にぬれて水着になってしまったら鬼というルールで、鶴屋さん、森園生のほかに珍しく喜緑江美里が登場している。なお、男子と女子は別々で試合をするとされ、男子が漫画で描かれているカットはごくわずかである。 2009月08月20日の最速放送では第21話に新作『涼宮ハルヒの溜息 II』を放送。原作の56ページから110ページまでをアニメ化。エンディングクレジットのキャスト位置がハルヒとキョン、そして他SOS団3人とずれ始めている。 2009月08月13日の最速放送では第20話に新作『涼宮ハルヒの溜息 I』を放送。原作全262ページ(プロローグ・あとがきを除く)のうち最初の43ページをアニメ化。ペース的に溜息は全5話か? あと特筆すべき点は、脚本が原作者・谷川流だということ。谷川流が脚本担当のアニメは『サムデイ イン ザ レイン』に続き2本目となる。 2009年08月10日に『月刊ニュータイプ9月号』が発売、浴衣姿を来たハルヒが表紙(原画:西屋太志、着色:宇野静香)ハルヒについては『エンドレスエイト完結記念』として8ページに渡って特集記事が組まれている。1-2ページは、SOS団5人が円の字になって寝ている姿が描かれている版権絵。(原画:西屋太志、着色:津田幸恵)3-4ページと7-8ページは、米田光良、三好一郎、荒谷朋恵、石原立也、武本康弘、高雄統子、伊藤敦、谷川流など、エンドレスエイトに関わった演出スタッフ、やメインスタッフ、原作者がエンドレスエイトについてのコメントを出している。5-6ページはエンドレスエイト全8話の解説。付録は浴衣姿の長門有希A3ポスター(原画:西屋太志、着色:石田奈央美、背景:細川直生、CG:梅津哲郎)。次号10月号も、涼宮ハルヒの憂鬱表紙、巻頭特集。表紙はみくるになる模様。 2009年08月10日に『月刊コンプティーク9月号』が発売。ハルヒ関係の記事が4ページに渡って特集されている。新規版権絵なしで、エンドレスエイトについて場面クリップを出しているだけで詳細な解説などはなし。(演出の違いで物語の雰囲気が一変するという程度)あとはにょろーん、ちゅるやさんコミックス情報、DVD第1巻情報のみ。 YouTube配信版20話の公開予定は「8月19日(水)22時00分~8月20日(木)21時59分」(19話配信ページ記載)とのこと。このまま24時間限定公開が定着するのだろうか。 YouTube配信版は原則として水曜22時頃、一週間ごとに更新され旧作・新作問わず一週間は視聴できたが、17話の配信辺りから急に配信期間が短縮され、公開後1日ほどで削除(非公開)されるようになった。配信期間短縮の理由は不明。そのため現時点(08/08)でYouTube角川アニメチャンネルにアクセスしても18話は視聴できない。18話配信時の「概要」欄によると「【次回配信予定】8月12日(水)22時00分~8月13日(木)21時59分」とのこと。 2009年08月06日の最速放送では第19話に新作『エンドレスエイト』(8週目)を放送。内容の骨子は13-18話と同じだが、今までと大きく違う点はループを脱出できたこと。約2ヶ月続いたエンドレスエイトはこれでようやく完結した。 2009年08月04日にヤングエースVol.2が発売。そして長門有希ちゃんの消失第2話が掲載。キョン・長門・朝倉が長門宅でおでんパーティーをする話を軸としている。前号に引き続きラブコメ調に話が進んでおり、キョンが好きな長門を朝倉が支援している。つまり単に世話焼きの親友設定。なお、キョン、長門、朝倉が3人が文芸部員という設定になっている。 2009年07月30日の最速放送では第18話に新作『エンドレスエイト』(7週目)を放送。内容の骨子は13-17話と同じ。今週も明確な進展はなし。 2009年7月30日発売の『娘Type Vol.2』は、涼宮ハルヒが表紙であり、特集も妄想やエンドレスエイトを題材に『涼宮ハルヒに翻弄されっぱなしの僕たちの憂鬱』と称して9ページに渡って組まれている。最初の2ページはエンドレスエイト特集で12話と13話の場面クリップ、その後6ページは2ページずつ、ハルヒ、長門、みくるの魅力を紹介した記事になっており、ラストページは武本団長補佐によるキャラクターの魅力についての一問一答で締めくくられている。なお、付録ピンナップは長門がプールにおいて浮き輪の上で読書をしているシーン(原画:秋竹斉一、着色:米田侑加、背景:細川直生、CG:中上竜太)。 『月刊少年エース』2009年9月号(2008年7月25日発売)は、いとうのいぢイラストによる特製ハルヒTシャツ(男性用Mサイズ)が付録に付いたほか、情報では第12話エンドレスエイトの場面クリップのほか、ハルヒちゃんのDVDの第3巻の情報、CDの情報のほか、ハルヒのコミックス3種(ツガノガク版涼宮ハルヒの憂鬱9巻、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱3巻、アンソロ第2弾『涼宮ハルヒの祝祭』)に連動するエンドレスハルヒフェアの情報のほか、次号(2009年10月号)にはキミドリさんだっこ風船が付録として付くとのこと。ツガノガクの涼宮ハルヒの憂鬱は前回に引き続き、『雪山症候群』編。(サブタイトルは『雪山症候群II』)。今回は原作(涼宮ハルヒの暴走)では227ページから264ページまで消化し、館に入り夕食を食べたのちにハルヒや長門、みくるが風呂に入っている間にキョンと古泉が会談している場面で終わっている。ぷよの漫画は今月から通常どおり。内容はオセロとバドミントンを組み合わせたリボルバーオセロットというゲームをハルヒが作り出し、SOS団内で遊ぶ話。あちゃくら キミドリは夏休みモード。すっかり幼児化している。 2009年07月25日にコミックス『涼宮ハルヒの憂鬱』第09巻(ツガノガク作画)、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』第03巻通常版、公式コミックアンソロジー第二段『涼宮ハルヒの祝祭』が発売。なお、ツガノガク版の涼宮ハルヒの憂鬱の第10巻は10月末発売予定。今シリーズが全28話予定のため10月上旬に終わってしまうが、9月にも出版できる余力があるにもかかわらずアニメ放送終了後に発売するのは若干不自然? 2009年07月23日の最速放送では第17話に新作『エンドレスエイト』(6週目)を放送。内容の骨子は13-16話と同じであるが、アフレコから作画、脚本まで全部新規、話によりシーンがあったりなかったりする。今週も明確な進展はなし。 2009年7月19日に発売したニュータイプロマンス2009SUMMER(注意:女性向けアニメ雑誌)はレモンを握ったキョンが表紙。冒頭特集は涼宮ハルヒの憂鬱で4ページに渡って特集されている。最初の2ページはエンドレスエイトにおいての天体観測のシーンにおいて古泉とキョンの場面を切り取った版権絵(原画:荒谷朋恵、着色:石田奈央美、背景:細川直生、CG:植田弘貴)。次の2ページはエンドレスエイトの場面クリップとキョン、古泉の衣装設定や13話を演出した荒谷朋恵のコメントが寄せられているほか、キョン役の杉田智和、古泉一樹役の小野大輔のグラビアとともにエンドレスエイトについてのコメントを寄せている。 2009年07月16日の最速放送では第16話に新作『エンドレスエイト』を放送。第15話と同タイトル、同時期の話。内容の骨子は13話、14話、15話同じであるが、話の制作はアフレコから作画、脚本まで全部新規。話によりシーンがあったりなかったりする。第12話から続くエンドレスエイトは6話以上になる模様。エンドレスエイトが始まって1ヶ月経ったが、まだ夏休みは続く。 2009年07月10日に『月刊ニュータイプ8月号』が発売、ハルヒについては6ページに渡って特集記事が組まれている。最初の2ページは高校1年生の涼宮ハルヒと中学1年生の涼宮ハルヒが並列して描かれた版権絵(原画:坂本一也、着色:米田侑加)であり3-4ページは12話と13話のエンドレスエイトについて12話と13話の同場面の画像を並べ解説し、2chのハルヒ本スレの反応(肯定的な意見も否定的な意見)も紹介している。5-6ページはハルヒの楽曲をよく手がけている作詩家:畑亜貴と作曲家:神前暁との対談であり、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱から本編のOPED、本編のBGMの話題が及んでいる。神前によるとBGM制作について新規BGMは毎回アフレコ見学した後に作成しているとのこと。音楽プロデューサーの斎藤滋氏によると、『これから、ますます驚きの展開が待っているので期待してください!、気持ちよく驚いてもらえるようスタッフ一同、力を振り絞って頑張っています。信じて待っていてください!』とのこと。来月の月刊ニュータイプ9月号は日本の夏、ハルヒの夏と題して、『表紙、巻頭特集、特大ポスター』を涼宮ハルヒの憂鬱が占めると予告されており、新作エピソードに迫るとのこと。 2009年07月10日に『月刊コンプティーク8月号』が発売。ハルヒ関係の記事が4ページに渡って特集されている。新規版権絵は、見開き2ページで部室にいるSOS団3人娘がビーチにいる版権絵であり、ハルヒは、アイスを持ちながらみくるの肩を寄せ、みくるはこん棒をもちながらハズレそうな目隠しをしている、長門はビーチパラソルの下で読書をしている。(原画:武本康弘、着色:三浦理奈、背景:梅津哲郎)、その次の2ページはエンドレスエイト特集とOPについての特集。12話やのダイジェストが紹介されているが『新エピソード第2段エンドレスエイトはどこまで続く?』と特集3-4ページ目が題されている。録画している人は12話のボウリングの長門のスコアに注目とも。 2008年07月9日に発売した季刊誌『VOICEニュータイプ』にはSOS団(涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる、キョン、古泉一樹)のキャストが表紙を飾り巻頭特集をされている。5人のグラビア付きコメント、5人全体のスチール写真が掲載されており2ページにわたって本編やOPEDについて、アフレコについてのインタビューが掲載されている。ラストにはキョン役の杉田智和が、『あくまで・・・楽しむ姿勢を忘れずに、ハルヒの起こす現象に巻き込まれていきましょう!これからも涼宮ハルヒの憂鬱をよろしくお願いします』と締めている。 2009年7月9日に発売した、コミックス『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第3巻超限定版よっ!』は特典冊子に同コミックス2巻のウソ予告を元ネタにした『古泉一樹の過去』。長門のねんどろいどぷち、限定版だけのオリジナルブックカバー付き。扉絵やウソ次号予告、連載話の間の空白ページ等に描きおろしがある、収録されている話については『こちら』へ。 2009年7月4日に創刊した『ヤングエース』(Vol.1、月刊)にて原作の涼宮ハルヒの憂鬱のスピンアウト(原作:谷川流、キャラクター原案:いとうのいぢ、漫画:ぷよ)『長門有希ちゃんの消失』が連載開始。こちらは少年エースの『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』と違いギャグ成分は薄めでラブコメ調が強い。原作『涼宮ハルヒの消失』の設定を使っているが、ぷよによるオリジナル要素を多く入れている。ハルヒに関する情報はなし。 『ザ・スニーカー』2009年8月号(2008年6月30日発売)は、今までのとおり涼宮ハルヒの驚愕or短編 谷川氏のコメントはなし。特別付録はこれまで6年間ザ・スニーカーに掲載されたすべてのハルヒ特集を1冊にまとめた別冊『涼宮ハルヒの追憶が付き、その中でアニメについても4ページ特集されている。表紙はいとうのいぢ描きおろしの眼鏡長門(微笑付き)とみくる、1-2ページ目は光陽園高校の制服を着ているハルヒ、3-4ページ目はアニメスタッフによる版権絵で、中学1年生の涼宮ハルヒが描かれている。(原画:西屋太志、着色:石田奈央美、背景:細川直生、CG:船本孝平)5-6ページはアニメの第8話『笹の葉ラプソディ』、第12話『エンドレスエイト』、第13話『エンドレスエイト』、新OP、新EDについて画像付きで特集されている。7ページ目は、スニーカー文庫のフェアすにすに祭で『いとうのいぢ描きおろしSOS団抱き枕カバー(表パジャマ姿の3人娘、裏男性陣2人mp絵)』が抽選であたる、ヤングエースで長門有希ちゃんの消失が開始、涼宮ハルヒ役の平野綾、長門有希役の茅原実里の写真集がそれぞれ出る、角川つばさ文庫版の涼宮ハルヒの憂鬱が出版された、アニメ新シリーズの関連CDが続々出されるなどの情報があった。巻末はハルヒに関する投稿コーナー。 なお、ハルヒちゃんザ・スニーカー出張版は休載で、今回は正式連載誌のヤングエースに先駆けて『長門有希ちゃんの消失』がザ・スニ出張版として掲載されている。ヤングエース版と違いこちらは4コママンガでギャグ描写が強め。来月からは通常の『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』が掲載されるとのこと。 8月末に発売するザ・スニーカー2009年10月号は次号予告によると次号表紙は『長門有希』で特集は、今号に引き続き、『涼宮ハルヒの憂鬱特集』。アニメの笹の葉ラプソディ、エンドレスエイト、この二つのエピソードを徹底して分析し、涼宮ハルヒの憂鬱の真の謎に迫る特集を刊行すると予告されている。 『月刊少年エース』2009年8月号(2008年6月26日発売)は、今月は第8話笹の葉ラブソティのダイジェスト、ハルヒちゃんのDVDの第3巻の情報、CDの情報のほか、次号(2009年9月号)にはいとうのいぢイラストによる特製ハルヒTシャツ(男性用Mサイズ)が付録に付くとのこと。またコミックス最新刊が7月25日に3冊同時刊行予定(ツガノガク版ハルヒ9巻、ハルヒちゃんの憂鬱3巻、アンソロ第2弾)ということから、総計200名に当たる『エンドレスハルヒフェア』を開催するとのこと。対象書籍は、7月に発売される新刊のほか既刊のコミックス(ツガノガク版涼宮ハルヒの憂鬱1~9巻&ぷよ版涼宮ハルヒちゃんの憂鬱1~3巻、涼宮ハルヒの競演、涼宮ハルヒの祝祭)や文庫(第1巻から第9巻)で応募券がついているもの。応募締め切りは8月31日。詳しい商品や応募方法あて先は少年エースや対象書籍にて。ツガノガクの涼宮ハルヒの憂鬱は今回から『雪山症候群』に突入している。(サブタイトルは『雪山症候群I』)。今回は原作(涼宮ハルヒの暴走)では186ページから224ページまで消化し、具体的には館に入る前のエピソードで終わっている。原作が186ページから323ページまでの計約140ページであるため3-4話構成と考えられる。ぷよの漫画は今月も3巻単行本の限定版小冊子やヤングエース連載の有希ちゃんなどもろもろの時期が重なったためいつもよりページ減量。登場人物は前回より多めでSOS団の5人やコンピ研部長、鶴屋さん、森さんなど。内容はコンピ研に勝負を挑みに来たが、勝負を受ける前までの話。(結果だけは描かれるが、描写はなし) 新シリーズのDVD第1巻の仕様や店舗別限定特典が公開された。 「涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ」第1巻DVD 【限定版】 特典DVD ⇒「SOS団名曲アルバム」第1回 ⇒「谷口が行く。不思議発見の旅」第1話 ⇒「SOS団思い出アルバム」第1号 ポストカード付き解説カード 特製コースター1枚(全5種類中) ⇒さらに描き下ろしシークレットコースターが追加で1枚封入されている場合もあり! フィルムブックマーク1枚 (ランダム封入) ⇒本編切り出しフィルムが1枚封入されている場合あり! ◎いとうのいぢ描き下ろしジャケット仕様 ◎特製デジパック仕様(スライドトレイ) ◆収録内容 本編43分 ◆特典映像(限定版、通常版共通) ノンテロップED/TVCFスポット/店頭用PV/ロケハン映像 平野綾(涼宮ハルヒ)PV 店舗別限定特典 ゲーマーズ:http //shop.broccoli.co.jp/item_detail.php?product_id=138127 ゲーマーズ店舗限定、初回限定版・通常版共通特典:スタンプカード 【ゲーマーズ限定 長門有希限定版特典内容】 長門スリーブ仕様 ポストカード3枚セット ポイントカード着せ替えステッカー 特製ブックカバー しおりセット 【ゲーマーズ全巻購入特典】 いとうのいぢ描き下ろし全巻収納BOX 京アニショップ:(締め切り発売1ヶ月前)http //kyotoanimation.shop-pro.jp/?pid=14691827 【ミニ線画・背景画集】 各巻収録話数より厳選したカット・シーン A5 24ページ(表紙含まず) アニメイト:http //www.animate-shop.jp/ws/commodity_param/ctc/dvd/shc/0/cmc/4112769 ●【アニメイト限定 涼宮ハルヒ版限定版特典内容】 特製スリーブ(ハルヒ柄) 特製ショッパー(ハルヒ柄) ●アニメイト限定版全巻購入特典 1:長門のメガネ(レプリカ) 2:メガネケース 3:いとうのいぢ描き下ろし大判メガネ拭き 4:いとうのいぢ描き下ろしA3クリアポスター TUTAYA:http //shop.tsutaya.co.jp/dvd/news/details.html?news_id=1171 ★TSUTAYAオリジナル特典! 前半巻先着購入特典:「全巻封入BOX」付き! とらのあなWebsite:http //www.toranoana.jp/mailorder/article/21/0006/04/91/210006049104.html とらのあな全巻先着連動購入特典:いとうのいぢ描き下ろしテレカ+バインダー
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/260.html
……フーゴの車に乗り込み、俺の『探知能力』を宛てに、闇雲に町内を駆けずり回りだし、十数分が経ったとき。 俺の携帯電話が、けたたましく鳴り響きだした。 ディスプレイに映るのは、『榎本先輩』の四文字。 緊張しつつ、通話ボタンを押す。同時に、車内に響き渡る金切り声…… 「ど、どうしよう、『キョン』くん~~~っ!! 涼宮さんが、『死んじゃった』よォ~~~ッ!!」 キョンの憂鬱な冒険 -アフターロック- 第7話『岸辺露伴は目覚められない②』 ……ふと気がつくと。 部室に居るのは、あたしただ一人になっていた。 ……たしか、私は、美夕紀さんのギターを聴きながら、団長席に座ってて…… なんだかゆったりとしたアルペジオを聴いてたら、なんだか眠くなって……それから、どうしたんだっけ? 眠ってしまったのかな。どうして誰も居ないんだろう。もしかして、団長たるあたしを放置して、みんな帰ってしまったのかしら? あれ、でも、時計を見ると、それほど時間はたっていない。外も明るいままだ。 ……有希と美夕紀さん、どこいっちゃったんだろ。 それに、みくるちゃんを送っていった古泉君とキョンも、そろそろ帰って来てもいいはずだ。 まさか、本当に『ヘンな事』してるんじゃないでしょうね……あの『フーゴ』とかって先生も、なんか『軽そう』な感じがしたし。 ……怪しい。様子を見に行ったほうがいいかも…… ―――― 学校中が、奇妙なほどに静かだった。 誰の声もしなければ、誰の気配もしない。物音の一つも聞こえない。 ……ふと。私は、去年の今頃にみた、あの『夢』を思い出す。 私とキョン以外に誰も居ない、あの灰色の学校。 あの時と少し似ている。今度は、真夜中でもなく、空が灰色でもないけれど…… 「夢……あたし、夢を見てるのかしら」 そうかもしれない。 きっと私は、美夕紀さんのギターを聴いてるうちに眠ってしまって、今、夢の中に居るのだ。 こんなふうに、眠る一瞬前のことまで、はっきりと覚えている夢なんて、初めてだけど…… 「キョン、古泉君……?」 保健室の扉を開く。しかし、やっぱりそこには、誰の姿もない。 ……無人。 やっぱり、私は夢を見ているんだ。去年に見た、あの夢と良く似ている、けれどすこし違う夢。 ……あの夢と同じなら。 私はこの学校から、一歩も出られないのだろうか? ふと、そんなことが気になり、私は無人の校内を駆け、昇降口へ向かった。 上靴をローファーに履き替え、正門へと向かう……門は、開いている。 「……あ」 再びあの見えない壁に、行く手を阻まれることを覚悟していた私は、何事もなく門の外に出られたことに、軽い驚きを覚えた。 ……『街』へ、出られる。 学校の外も、やはり、『無人』なのだろうか? ―――― 『朝比奈みくる』。彼女と合流できたのは、非常に運がいい。 その運が僕のものか、園生のものかは分からないが……。 彼女は『スタンド』を解して、『現実』に居る奴らと連絡を取ることができた。 「『…………』」 後部座席に腰をかけた彼女は、おそらく、スタンドに神経を移して、『キョン』たちと会話をしているのだろう。 どうやら、あちらで何か『動き』があったらしい。 園生は『ヘブンズ・ドライブ』の動きを止め、彼女の『通信』が終わるのを待っている。 できるなら僕もその『通信』に参加し、会話を聞きたかったが、どうやら現実世界においては、僕の『スタンド』は、あくまで眠る僕の元にあるらしい。 「……た、大変ですぅ~~ッ!」 『会話』を終えた朝比奈みくるさんが、突如、血相を変えて叫ぶ。 「どうしたの、朝比奈さん?」 「えっと、その……『涼宮さん』が、向こうの世界で、『私と同じ状態』になっちゃったって……」 「何ですってェ!?」 『彼女と同じ状態』。それはつまり、この世界に迷い込んだ僕らの、現実での状態……『心肺停止状態』のことか。 つまり……『涼宮ハルヒ』が、この世界に迷い込んだ―――ッ! 「おい、それはまずいなッ! 彼女が『スタンド』がらみのことを知るのは、かなりまずい事なんだろ?」 「まずいなんてもんじゃないわ、『世界』がどうなるかわからないわよ!」 つまり、僕らと同じ例なら、彼女は今、『この世界の北高』に、たった一人で居るわけだ。 『古泉一樹』が調べたところ、現在、北高内に存在している『スタンド使い』で、睡眠状態(つまり、この世界に来ている)にあるのは、朝比奈さんだけ。 その朝比奈さんは、今、こうして僕らと共に行動をしている。 彼女が誰かと出会い、面倒なことになる心配は、とりあえずは無いか。 「大丈夫だ、園生。『彼女』に遭ってしまったら、僕のこの『ヘブンズ・ドアー』で『眠らせて』やればいい。 そうすれば、『目覚めた』時には、ただの『夢』だった。で済ませられるだろう?」 スタンド像を浮かべながら、僕が言うと、園生は僕をギロリと睨み付け 「ええ、確かに私もそれでいいと思うわよ。だけどね、露伴。私が一番心配しているのは、『目覚め』がこのまま訪れなかった場合のこと、よ」 と、言い放った。 ……理解にすこし時間が掛かったが、言いたい事はわかった。 「今はまだ、『スタンド』が生きていて、外と連絡が取れる以上、私たちは『生きている』と言えるわ。 だけど、もしこの世界が私たちごと『消えてしまった』ら…… 私たちはこのまま『死んでしまう』のよ。『涼宮さん』も一緒にね!」 『矢』の持ち主の目的は、『涼宮ハルヒ』を殺すこと。 つまり、なんとしても僕らはこの『スタンド攻撃』から抜け出さなくてはならない。 「……あ、あの、露伴先生! 今、またキョン君と『会話』していたんですけどっ 今、『スタンド』を出しましたかっ?」 ふと。後部座席の朝比奈さんが、僕にそう尋ねる。 出しましたか。も何も、今も僕の傍らに、『ヘブンズ・ドアー』の像が浮かんでいるじゃないか。 「………………あ、えっと。今、キョン君たちの前に『救急車』が居たそうなんですが…… その『救急車』から、スタンドの反応を感じたらしいんです。それで、その場所が、『光陽園第一ホテル』の傍らしくて……」 スタンドの反応。……そうか、そういうことか。 「多分、キョンたちの想像通りだ……向こうでの『僕』が、心臓も呼吸も止めて、『居眠り』こいてるのを、誰かが見つけやがったんだッ! 大方、編集部のヤツらが電話をしても出ないから、ホテルのヤツらが、何ごとか起きてんじゃないかと『確認』に来たんだろう。 こいつは面倒な事になったな……『心肺停止』と『死亡確認』の境目は知らないが もしこの世界から出られたとして、目が覚めたら、霊安室で、鼻と口に綿を『詰められていた』なんてのはごめんだぞッ!?」 たまたま僕を乗せた『救急車』が、キョンの乗った車と接近したとき、たまたま僕がこっちでスタンドを出した。 その反応を、キョンのスタンドが感知した。えらい偶然だな。僕の作品には、非現実的すぎてちょっと登場させられないエピソードだ。 事実は小説より奇なりとはよく言ったものだ。何にせよ。 「おい、『朝比奈』ッ! 今すぐキョンたちに、その『救急車』を追いかけるように言えッ! とにかく何だっていいから、『僕』の『霊安室行き』だけは阻止させるようになッ!」 「ひぇえッ!? わ、わかりましたァっ!!」 「ちょっと、露伴! 少し落ち着きなさい!」 これが落ち着いていられるか。お前は『機関』とやらの後ろ盾があるから、間違ったってそこらの病院で、死に装束を着せられやあしないだろうが…… 「……病院、だと?」 ……ふと、その言葉が、僕の頭に引っかかる。 スタンド攻撃と、病院。僕の記憶にある、忌まわしい出来事。 「……園生、僕らもその『病院』を目指すんだ! もしかしたら、其処に『敵スタンド』がいるかもしれない!」 「はぁ? 向かうのは構わないけれど、どうして?」 「前にもあったんでね。町中が射程距離のスタンドの本体が、『病院』に入院していたってパターンが!」 それに……もう一つ、たった今思いついた仮説がある。 『眠ったものが訪れる世界』。そんな世界を作り上げるスタンドが居るならば……その『スタンド使い』も、『眠っている』んじゃあないか? 「『眠っている』スタンド使い……そうか、『そういうこと』ね!」 こんな中途半端な時間に眠っているヤツらが、一番多く集まっている場所。 それは『病院』だ。間違いないとは言えないが、行ってみる価値はあるだろう。 「…………あ、あの、キョン君が! 『救急車』を追ううちに、別の『スタンド』を感じたって言ってます! どうも、病院に近づくにつれて、その反応が大きくなっているらしくて……」 ああ、前言撤回。どうやら、間違いないと言っても問題なさそうだ。 「その病院が『どの病院』か、今すぐ訊くんだっ!」 「は、はいぃ!」 ―――― 救急車が、病院の敷地内に飛び込む。それに数秒送れて、フーゴの運転する、俺たちを乗せた車が、同じ門を潜った。 「安心してください、この病院は『機関』と繋がっています。『救急車を止める』には間に合いませんでしたが、露伴先生の処置については問題ありません。 それより―――」 ああ、分かっている。優先すべきは、このビンビンに感じる『スタンド反応』だ。 間違いない、この病院の建物のどこかで、『スタンド』が発動している。 「朝比奈さんは車内に置いていきましょう。さすがに、『この姿』の朝比奈さんを背負って、病院内に乗り込むのはいささか厄介です。 『フーゴ』さん、すみませんが、彼女を見ていて貰えますか? 向こうの彼らも、まもなくこの病院と同じ場所を訪れるはずです。 彼女と『会話』する役を買って欲しいのです。それと、彼女にしばらくスタンドを仕舞わないように言ってください」 フーゴの返事を待たず、俺と古泉は車を降り、病院の入り口へと走った。 「こっちだ」 スタンドが感じるままに、リノリウムの床を駆ける。 「……ちょっと待ってください、そっちは」 「何だよっ!?」 「『入院病棟』ではありません! この方向は……『集中治療病棟』です!」 ……何だって? ―――― 「入院患者のデータのコピーを持ってきました。 ……『観音崎スミレ』、11歳。七年前、父親から刃物による暴行を受け、姉と共に病院に搬送されましたが、姉は傷が深く、既に亡くなっていました。 観音崎スミレは、手術によって一命を取り留めました。しかし、その後意識が戻らず、七年間、眠り続けていました。 それが、今日の正午になって、突然容態が急変し、ICUにて治療を行っています。 しかし、状況はよくなく、明日を迎えられるかどうかは厳しい状態……だ、そうです」 ……スタンドの反応を感じたときから、何か違うとは感じていた。 こいつは『スタンド攻撃』をしているんじゃない。なにか、もっと別な『気配』を感じたんだ。 ……何てことだ。 「キョン、イツキっ」 ロビーにて、古泉が持ってきた一枚の用紙を眺めていると。 車内に残ってもらったはずのフーゴが、俺たちを見つけ、こちらへかけてきた。 「何をボサボサと休憩してんですかッ! 『敵スタンド使い』は見つけられなかったんですかっ? ああ、とりあえずそれより。『朝比奈さん』たちが、『敵スタンド』を見つけたんですよ! はやく車に戻ってきてください!」 向こうの世界に、その観音崎という少女のスタンドが居たってのか。 「詳しい話は、『露伴』本人から聞いてください! それと、その露伴が言っていたそうですが…… いちいち朝比奈さんを通すのが面倒だから、『露伴』の『死体』を持って来い、だそうです!」 ……もうちょっと言葉を選ぼうな、イタリア人。 ロビー中の人が、どよっとなったぞ。今。 ―――― 「よし、『聞こえる』な」 「ああ、聞こえてる。お前のスタンドは、しっかりこっちに『見えてる』ぜ」 僕の体が運び込まれた先が、古泉たちの息が掛かっている病院で本当によかった。 意識の無い僕の体を、ガキどもに運ばせるというのも、あまり気分のいいものではないが、この際は仕方ない。 さて、どこから説明したものか。 ここは四階のはずれの病室。僕と園生と朝比奈が立っている。そして……窓際のベッドの上に、巨大な獏のような『スタンド』が横たわっている。 「スタンドは四階の病室に居た。ヘブンズ・ドアーで見たところ、スタンド名は『ラ・ディ・ドゥ・ダ』 こいつの能力は、本体が眠ったときに発動する。『自分の夢』に、『世界』を作る能力。 そして、発動中に周囲の『スタンド使い』が眠ったとき、そのスタンド使いをその世界に引きずり込む。 引きずりこまれたものは、現実世界では心肺停止状態となる。ご覧の通りね。」 ここまではいい。大体、僕が想定していた通りだ。 「それで、解除の方法はわからないんですか?」 古泉が言う。 「簡単だ。本体が目覚めればいい。夢の世界は消滅して、僕らは元の体にもどる。心臓もちゃんとまた動き出す。 えらく『無害』なスタンドだよ。周囲のスタンド使いが、好きに夢を見れなくなるという弊害を除けばね」 「やはり……ですか……」 ……分かっている。どうせ、えらく『無害』なスタンドでは済ませられない状況なのだろう。 「こちらも、そのスタンドの『本体』を発見しました。 ……ですが、その『本体』は、七年前から眠り続けています。 そして、今日の正午、容態が悪化し……現在治療中ですが、とてもよくない状況にある、そうです」 「……えぇぇぇぇっ!?」 古泉の言葉に、朝比奈が声を上げる。 ああ、僕もできれば、そんな具合に喚きたいところだ。 「……岸辺、『本体が死んだ』ら……『夢の世界』は、どうなるんだ……ッ?」 「……『ヘブンズ・ドアー』で読めるのは、生きた能力だけだ。死んだらどうなるかは書いていない。 だが……『消えちまう』んじゃないか? おそらく」 「そんな……馬鹿な!」 ……この『岸辺露伴』が、あろうことか、生きているとも死んでいるともつかないやつに『殺され』されちまうってのか。 「……運が無いな、僕は。もし、僕が『そっち』にいたら、その本体に『目覚めろ』とでも書き込んでやるんだがね」 「……ちょっと待て、岸辺」 ふと、何かに気づいた。とでも言うような、キョンの低い声がする。 「そっちに『スタンド』がいるんだな? なら……『本体』も! 『観音崎スミレ』も、そこに居るんじゃァ無いのかッ!?」 ……なんだって? 僕は慌てて、『ラ・ドゥ・ダ・ディ』のページを捲る。 「……『本体』の見る夢で『世界』を作る……そうか…… 夢を見ているのは『本体』だッ! ならば、この世界のどこかに、『本体』が居るはずなんだ―――ッ!」 こんな簡単な事に気づかなかった。この岸辺露伴ともあろう者が…… 「『探す』んだ、岸辺露伴! 『観音崎スミレ』が死んじまう前に! 『観音崎スミレ』を探し出すんだァ―――ッ!!」 ―――― ……街には、本当に誰もいなかった。駅前にやってきても、人っ子一人居ないんだから、もう確定だ。 自販機にお金を入れれば飲み物も出てくるし、信号機も動いてる。だけど、誰も居ない。 夢だとしたら、本当にリアルな夢だ。ちゃんとサイダーは泡立つし、甘い。 「……あれ?」 誰も居ない、無人の街。その中に―――一瞬、動くものが見えた気がする。 風で、落ち葉か何かが飛んだんだろうか。でも、もっとゆっくりだった気がする。 「……」 気になる。私はすかさず、小走りで、何かが動いた方へと走った。 いつもの喫茶店の前を横切り、ビルとビルの間の、薄暗い路地を覗き込む。 「あっ」 やっぱり、間違いじゃなかった。 無人の街で、私は始めて、『人間』を見つけた。 「……」 それは、年齢にして、8歳くらいの女の子だった。 綺麗な白いワンピースを着ていて、髪の毛を後ろで一つにまとめている。 肌が白くて、どこか人間離れした雰囲気の―――ああ、そう、有希みたいな感じ。 「ね、ねえ、あなた、ここって、夢なの?」 『夢の中の住人』。私はその子をそうだと決め込み、たずねた。 「そう」 多分、答えてもらえ無いだろうと思っていた私にとって、その返答は意外だった。 「そっか。やっぱり、私、夢を見てるのね」 「……お姉ちゃんの夢じゃない」 女の子が、首を横に振る。 「私の夢じゃ、ない……?」 この子は何を言っているんだろう。 すると。少女は何も言わずに、すーっと後ろに後ずさり始めた。 歩いている、っていう感じじゃない。まるですべるみたいに、私に背中を見せずに、後退してゆく。 ま、まあ、なんでもありよね。夢なんだし。 「ちょっと、そっちは壁……あれ?」 ……私の記憶だと、この路地は『行き止まり』だったんだけど。 少女は私の知らない『道』を、すいすいと後ずさってゆく。なんか、『ゼルダの伝説』でこういうのあったなぁ。 「ちょっと、待ってよ!」 見逃してなるものかと、私はそれを追いかける。 「……夢を見てるの……ずっと……かわいそう」 「待ちなさいって言ってるでしょ!」 「聞こえるでしょ……怖いよ……って……」 「ちょっと―――」 女の子は、要領を得ない事を呟きながら、すいすいと遠ざかってゆく。私は必死で其れを追いかけた。 そして、ある角を曲がったところで。 「あっ……」 女の子の姿は、そこにはなくて。 変わりに、一軒の、古い平屋の家が建っていた。 「……この中に、入ったのかしら」 私は少し考える。ここは『夢』の中なのは間違いない。あの子も言ってたし。 だから、仮にこの家に入り込んでも、まあ問題はないだろう。 でも、私の夢じゃない……って、どういうことかしら? それに、怖いって…… ―――どたん、どたん。 ……心臓が飛び出そうになった。 目の前の家の中から、何か物音がする。 ……続いて、まるで、小さな子どもの泣き声のような声。 「な、何よ、何が起きてるのっ!?」 分けは分からないけど、とにかく、行ってみるしかない。どうせ、夢なんだから! 私は意を決して、その家の戸を開いた。 外観と同じく古びた内装。踏むとキシキシと鳴る廊下を歩み進める。 「『痛い』よぉぉおおおっ!」 突如、耳に飛び込む叫び声。さっきの子どものものだ。 声がしたのは、居間らしき部屋からだ。私はその戸を開ける。 ……其処には。私の想像を絶する光景が広がっていた。 男が、笑っている。30台ぐらいの、痩せた男だ。 そいつの目の前で、女の子が泣き叫んでいる。その首の後ろから……間違いじゃない。血があふれ出している。 そして、男の手には……赤い血に濡れた、包丁が握られている。 「な、何よ、これっ……!? ちょっと、あんた―――!!」 「『すみれ』っ!? ……お父さんッ!! なにしてるのォォォォ!?」 そのとき、私が見たものは。 私の後ろから、『私の体をすり抜けて』部屋に飛び込んでゆく、見覚えのある少女の姿だった。 「へへっ……ふへへ、『美和』かあ」 男が、焦点の会わない目で、私をすり抜けていった少女を見る。 そこで、気づく。ああ、これは『現実』に起きている光景じゃない。ただ、この場所に『映し出されている』だけの光景なんだ、と。 「おねえちゃああああん! 痛いよおっ、いたっ、うっ」 首の後ろに傷を作った少女が、激しくむせ返る。其れを見た『美和』と呼ばれた少女は、一目散に『すみれ』に飛び掛かった。 「『すみれ』、逃げて! 逃げて、助けてって言って!」 『美和』はそう叫びながら、すみれの体を抱き、ちかくの壁にあった窓にしがみついた。そして、それを一目散に開く。 僅かに開いたドアの隙間から、『すみれ』の体が、外へと投げ出される。 「なに……何やってんだ、『美和』あああああ!!!」 なぜか、ぼんやりとした目つきでその光景を見つめていた男が、不意に顔面をこわばらせ、絶叫しながら、『美和』に飛び掛った。 「きゃああああっ!? ぐっ、あぐっ、おどっ、いだああああいぃぃぃ――――ッ!」 ……気が遠くなる。気分が悪くなる。目の前がぼんやりする。 男が、美和の背中に、何度も何度も、包丁を叩き付けている。 血があふれ出して、肉がちぎれて、それでも、何度も何度も、『美和』が何も言わなくなってからも…… 「『嫌』あああああァァァァ!!!」 ……たまらず、そう叫んだ、次の瞬間。 男と美和の姿は、目の前から消え去っていた。 ……今のは、何? 何だったの? 「……ひっく……ひっく……」 不意に。さっきまでの物音とは違う、別の『声』が、部屋の奥から聞こえた。 でも、姿は無い、いったい何処に居るんだろう? 「誰か……いるの?」 たずねかけても、答えは無い。ただ、しゃくりあげる声が聞こえるだけだ。 ……目に留まったのは、『押入れ』だった。 ゆっくりと、閉じられた押入れに近づく。……開け放った目の前に。うずくまる、『少女』の姿があった。 「ぐす……う゛う゛……ひっく……」 ……年齢は、10歳くらいだろうか。 女の子は、歯を食いしばり、目を強く閉じて、耳を両手で思いっきりふさぎ、押入れの中でうずくまっている。 直感的に、分かる。 「あなた……『すみれ』なの?」 ……私の声にようやく気づいたのか、少女は耳をふさぐのを止め、ゆっくりと、私を見上げた。 「『すみれ』なのね?」 少女が、わけのわからないものを見るような目で私を見上げながら、一つ、肯くような動作をする。 ……よかった。助かったんだ。『美和』のおかげで。 その、瞬間。 どたん。どたん。 聞き覚えのある物音が、私のすぐ傍でした。 「ひっ!」 目の前のすみれが声を上げ、再び耳をふさぐ。 振り返ると……また、さっきと同じ『光景』が繰り広げられている。まるでビデオテープのように。 「『痛い』よぉぉおおおっ!」」 「やめてぇ……やめてぇぇぇ……」 押入れの中の『すみれ』が、体を震わせながら何度もそう呟く。 私の目の前で、小さな『すみれ』が男に刺され、そこに『美和』が現れる…… そこで初めて、私は正面から『美和』の顔を見た。 ――――あの女の子だ。 「『すみれ』っ!? ……お父さんッ!! なにしてるのォォォォ!?」 やめてよ。まさか、こんなことを……ずっと繰り返しているの? さっき、『美和』は私に言った。 ――……夢を見てるの……ずっと……かわいそう ……『すみれ』は、ずっとずっと、この『夢』を見ているの? ここは『すみれ』の夢の中なのね? 「へへっ……ふへへ、『美和』かあ」 「おねえちゃああああん! 痛いよおっ、いたっ、うっ」 やめて。このままじゃ、『美和』が、また。 そっか、だからあの子、ずっと背中を見せずに――― 「やめてええ! 助けて、助けてよぉおおおお!!」 押入れの中の『すみれ』が、そう叫ぶ。 なんて―――なんで、こんなことが。 「……――――『やめなさい』よおぉぉぉぉぉぉぉぉ――――ッ!!」 私がそう叫んだ瞬間。 目の前の『映像』が、途中で消え去って――― 同時に。私の体から、何かがあふれ出すような感覚があった。 それは、少しだけ暖かくて―――ちょっと、『怖い』。 振り向くと。青白い光の中で、『すみれ』が、私を見上げていた。不思議そうな表情で。 気がつくと、私たちの居た『家』が消えていっているのが分かった。 その向こうにあった『街』も消え、『空』も消えてゆく。 そして、真っ黒になった『空』に、明るい『出口』が見えた。 ああ、よかった。 すみれの『夢』が、終わるんだ――― ―――― 「うおおおおおおォッ!!?」 「うわっ、びっくりしたっ!?」 俺の隣でうなだれていた古泉が、突然の絶叫に飛び上がる。 「ちょっと、何ですか!? ここ、病院のロビーですよっ!?」 肩をどつきながら、古泉が俺を諌める。確かに、ロビー中の人々が、俺を奇異の視線で見ている。しかし、それどころじゃないんだ。 何だ、この異常なまでの―――『スタンド反応』は。 正直、失神するかと思った。 「『未だ感じた事の無い、強大なスタンド反応』だ! ……感じられる、ここからでも! これは――― 『北高』だ、古泉! 『北高』で、とんでもない『スタンド』が――――」 ……あれ? 「……スタンド反応が、何ですか?」 「いや……とんでもないのを『感じた』んだ。しかし、それがいま―――消えちまった」 「……何かの気のせいじゃないんですか?」 いいや、違う。今のは―――なんだろう。初めて感じたのに、何か懐かしい。 あの『スタンド』は――― 「おい、『キョン』! 『古泉』!」 その瞬間。俺に続いて、病院にふさわしくない大声を上げながら、入り口から入ってくる人物。 ―――岸辺露伴に、朝比奈さん! 「あ、露伴先生……露伴先生!? それに、朝比奈さんもっ!?」 「こ、古泉君に、キョンくぅん~~~ッ!! 怖かった、もうだめかと思いましたぁ~~~ッ!!」 「え、何で……それじゃ―――『スタンド』は、解除できたんですかッ!? 『観音崎スミレ』を、見つけられたんですかっ!?」 「いや、分からない。ただ、僕らが街を『走って』いたら、突然世界が『壊れ』出したんだ! ついに『タイムオーバー』かと、『ビビリ』まくったぞ! この岸辺露伴が!」 ……しかし、岸辺も朝比奈さんも、無事―――と、言うことは! 「古泉、観音崎は!」 俺の声と同時に、古泉が集中治療病棟に向かって駆け出す。 それに、岸辺も続く。 あ、朝比奈さん。あなたはできれば、フーゴの居る車に戻っておいてくれますか? いや、その『格好』だと、あらゆる意味で目立ちますし、患者さんの目にね、ほら。毒なんで。 ―――― 古泉の伝で、『特別』に面会を許可された俺たち三人は、揃って集中治療室に足を踏み入れた。 ……部屋の中央に、たった一つあるベッドの上で。 短い髪の毛の、幼い少女が、まるで何も見ていないかのような空ろな瞳で、空中を眺めていた。 「……何が起きたのか分かりません。ですが、まさにさっき、突然に、心拍数も血圧も正常値となり…… 七年間眠っていたはずの彼女が、『目覚め』たんです」 目覚めた。 「誰かが……『彼女』に、遭ったんでしょう」 誰か。あの世界を訪れていた、ほかの誰か? そりゃ、まさか…… 「あなたがさっき感じた、『強大なスタンド』。……『繋がる』と思いませんか?」 ……あれが、あいつの『スタンド』の発動だった? ってことは、あいつは―――スタンドの存在に、気づいちまったのか!? 「いえ、おそらく、まだ無意識下のことではあると思います……」 そう言うと、古泉は、『観音崎スミレ』を見た。 「……彼女は、薬物……『麻薬』を乱用していた父親によって、傷を負わされました。 彼女が一命を取り留めることができたのは、彼女の『姉』、『観音崎美和』が、彼女を『窓から逃がした』からです」 「!」 一瞬。その言葉を聞き、岸辺の表情が変わる。 「幼い彼女には、あまりにも強烈な出来事だったのでしょう。 彼女は其れきり、目覚めずに居ました……おそらく、彼女の精神は、その『出来事』に縛られ続けていたんです。 ……彼女の『スタンド』は、その束縛から、自分を助けて欲しい……そんな無意識下の欲求が形になって、生まれた」 「……『涼宮ハルヒ』が、それを叶えた。そういうことか」 「はい」 ……しかし、そういうことなら。 「『スミレ』は、目覚める事ができた。けれど……その『出来事』を覚えているのに、代わりは無い。 しかも、時間ばっかが、七年も経っちまって……」 と、俺がそう口にしたとき。 俺の真隣で、『スタンド』の発動を感じた。 見ると、岸辺がヘブンズ・ドアーの指先で、『観音崎スミレ』の額に、指を当てている。 「……?」 スタンド使いである『スミレ』には、ヘブンズ・ドアーが見えている。不思議そうな顔で、その指先を見つめるスミレ。 「露伴先生、待ってください。しかし―――」 「そんなモンはなァ――! ……『忘れちまう』べきなんだ。そうでなけりゃ、生きていくことなんか出来ない」 古泉が躊躇するのを構わず、岸辺はスミレの額を『捲り』――― 「『ヘブンズ・ドアー』…… 『父親にまつわる全ての事を―――忘れる』ッ!」 ―――そう、刻み込んだ。 ―――― 「……麻薬、ですか」 ハンドルを握りながら、フーゴが僅かに顔をしかめる。 「…………で、その『観音崎スミレ』は、この後どうなるんです?」 「とりあえず、しばらく病院で、体力が回復するのを待ってからは――― ……事情が事情ですから、どうなるかは分かりません。親族の方とは、連絡がつかないそうですし…… どこかの施設へ送られるか―――」 其処まで言い、古泉は言いよどむ。 「……『スミレ』さんは、助かったんでしょうか?」 不意に口を挟むのは、後部座席に座るバニーさんだ。 「あ、いえ、変な意味じゃなくて……なんていうか、そう。彼女が『矢』に刺されたのは―――悪い事、だったんでしょうか?」 「……朝比奈。『いい』か『わるい』か何てことは、相対的であやふやな物だ。固執するべきじゃない」 「は、はあ」 朝比奈さんの疑問に答えるのは、病院を出てから嫌に寡黙な岸辺だ。 「……『スミレ』が悪く長い夢から目覚めたのは悪い事じゃないかもしれない。 しかし、『矢』が使われるのは、誰にとっても、死ぬほど迷惑な事だ……『僕』は、そう思う。それだけだ」 と、言ったきり、岸辺は一度も口を開かなかった。 ―――― 翌日、木曜日。の朝。 「次の『不思議探索』だけど……ちょっと、行きたい場所があるのよね、みんなで」 などと、後ろの席のハルヒが呟いた。 「ほう、そりゃ何処だ」 「昨日、不思議な夢見てねー……その夢に出てきた場所、ほんとに無いかなーって」 ………… それは『やめといた』ほうが良いのではないでしょうか。 「ああ、そうそう。『スミレ』さんですが」 部室へ向かう道すがら、古泉が微笑みながら話しかけてきた。 「『養子』の貰い手がみつかりましたよ。とりあえずは安心です」 もうかよッ!? あんまりにも早いだろ、それ。 いったい何処の誰だよ、『スミレ』を貰ってくれるってのは。 「あなたも良く知っている方ですよ」 ……ふむ? 予想が、つくような、つかないような。とりあえず―――俺は、黙っておいた。 ―――― 涼宮ハルヒ - なんだか夢うつつな気分。 岸辺露伴 - なんだか複雑な気分。 榎本美夕紀 - 彼女が死んじゃった! のにキョンにも古泉にも完全放置されてご立腹 森園生 - クーラーつけっぱの部屋で死んでたら翌日風邪引きました。 本体名 - 観音崎スミレ スタンド名 - ラ・ドゥ・ダ・ディ 再起可能 to be contiuend↓ ――――――――――――――――――――――――― スタンド名 - 「ラ・ドゥ・ダ・ディ」 本体 - 観音崎スミレ(10歳) 破壊力 - E スピード - E 射程距離 - A(最大) 持続力 - A 精密動作性 - E 成長性 - E 能力 - 本体と一体化している。本体が眠りにつくと同時に発動。 現実世界と酷似した世界を、自分の夢の中に作り上げる。 本体を中心とした半径数十キロほどの範囲に存在するスタンド使いを その人物が眠った場合に、夢の世界に引きずり込む。 ただし、効果の範囲は最大で、普段の睡眠時には せいぜい同じ家の中の人間に作用する程度の様子。 夢に引きずり込まれた人物は、現実世界では心肺停止状態となる。 本体が目覚めると同時に、夢の世界は消滅し 夢の中に居た人物も元の世界に戻る。 夢の世界に別の人間を取り込んだ状態で、本体が死亡した場合 夢の世界はその時点で本体ごと『消滅』する。 その際、取り込まれていたものは消滅してしまう。 ――――――――――――――――――――――――― スタンド名 - 「天国への扉(ヘブンズ・ドアー)」 本体 - 岸辺露伴(24歳) 破壊力 - C スピード - A 射程距離 - B 持続力 - B 精密動作性 - A 成長性 - A 能力 - 本体の作品、『ピンクダークの少年』の姿をしたスタンド。 触れたり、攻撃したりした対象を『本』に変えて 内容を読み取る・書き込む・ページを破りとるなどの細工を行う。 最近だんだん自意識を持ってきた気がする。 本体の雑用に使わされるのが不満そうに感じるときがあって微妙な気分。 ちょっと頭身が伸びてきたりして、破壊力も人並みにはなって来たりと まだまだ進化の余地のあるスタンド。時期にロボっぽくなるかも。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5840.html
涼宮ハルヒの共学 何か胸騒ぎがする それもものすごくイヤなヤツが ゆっくりと窓の外を流れる見慣れた景色を眺めながら 俺は安易に単独行動をしてしまった 相変わらず行き当たりばったりの自分の行動力を悔んでいた 俺は今、鶴屋家差し回しの車の助手席に乗っていた 運転しているのはあまりよく顔を知らない、鶴屋家の使用人だった これが新川さんならば ものの1分もかからずに到着できるぐらいの近距離なのだが 鶴屋家の運転手さんはひたすらゆっくりと まるでリムジンでも運転するような丁寧さで車を走らせていた 鶴屋邸から長門のマンションまでは車ならそう遠い距離ではない なだらかな下り坂を下りていると、見慣れたレンガ造りのマンションが見えてきた もうすぐだぞ長門 ハルヒに古泉、朝比奈さん 早くみんなの顔が見たくて焦る 横道に逸れてしばらく走れば長門のマンションの入り口だ 少し安心してシートに座り直すと突然 全体にフィルターでもかけたように、長門のマンションがぼやけだした ????? これはいったい? 運転手さんもその状況に気付いたようで 「あれ?」とつぶやいてブレーキを踏んだ その直後だった バアーン! 激しい音がして車のボンネットに何かが叩きつけられた 思わず自分の顔を両手で覆ってしまう 狭い道なのでそんなにスピードが出ていなかったこと 既にブレーキを踏んでいたこともあって ボンネットに叩きつけられてそのままゴロンと転がり落ちたその物体を車は跳ね飛ばさずに済んだ 慌ててドアを開けて外に飛び出した俺の前で倒れていたのは 北高のセーラー服を着て髪に黄色いリボンを巻いている女子 短いスカートがまくれ上がり、死んだようにピクリとも動かないそれは・・・ 涼宮ハルヒだった ハルヒ? 何でお前がこんな所にいるんだ? どこから落ちてきたんだお前??? 話は少しだけ過去にさかのぼる 俺たちが無事に2年生に進級し 我がSOS団は無謀にも新入部員募集などという不届きなイベントを繰り広げていた ハルヒの豪放磊落というのか、それとも傍若無人というのか 相変わらずコイツを現す四字熟語には不自由しないある日 部室にいつもいるはずのメンバーが一人足りないことに気付いたのもやっぱりハルヒだった SOS団の初期メンバーでもあり、唯一のまともな文芸部員で 元眼鏡っ子で無口で色白の薄幸の美少女、しかしその実態は この銀河を統括する統合情報思念体が調査のために派遣した対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスである(ちょっと一息) 要するに宇宙人が作ったアンドロイドの長門有希が欠席していた 慌てて長門に電話をかけるハルヒ 古泉も朝比奈さんも不安な表情で俺の顔を見ていた 「キョン!行くわよ!」 ああもちろんだとも 言われなくてもそうするさ あの長門が発熱して寝込むなんてあり得ない いや、あるとしたら理由ははっきりしている 例の天蓋領域とやらの侵略がまた始まったのだ メイド姿の朝比奈さんを大急ぎで着替えさせ 長門を除くSOS団一行は、足音も激しく北高を後にした 先頭をずんずん歩く団長の後を、俺たちが一団になって追いかける かわいそうな朝比奈さんはなかなか追いつけずにフゥフゥと息を荒げているが それでも泣き事などは全く言わない 朝比奈さんにもこの異常事態は十分分かっているはず そんな朝比奈さんの携帯がプルルルと鳴った 走りながら携帯を開いた朝比奈さんは小声でボソボソと話していたが すぐに電話を俺に渡してきた 「キョン君、電話です・・・」 ん?俺にですか? いぶかしく思いながらも携帯を受け取って何ですかと聞く 「ああキョンくん?ごめんだよっ忙しい所を! キョンくんの番号を知らないんでみくるにかけたわけさっ 手短に用件だけ言うね あのさ、例の超合金があったろう?うっとこの山に埋まってたヤツさ あれが今日なくなってるんだよっ!使用人が見つけたんだけど どうしようかなって思ってたんだけどさっ キョンくんにまずは連絡した方がいいと思って」 例の超合金?まさかオーパーツの事ですか? 「そうだよっ!あれあれ でも様子が変なんだよねっ 土蔵の鍵は開いてたけど別に壊された形跡もないし 他の物には一切手も触れてないみたいだしさっ 最初からあれだけを狙ってたような感じなのさっ だから警察に届ける前にキョンくんに知らせたってわけだ」 分かりました、俺がすぐ行きます その・・・警察に届けるのは少し待ってもらえますか? 「うん!いいよっ!最初からそのつもりだったからさっ」 俺は電話を切って朝比奈さんに返し 古泉に話しかけた ちょっと気になるんで鶴屋さんの家に行くから長門の事を頼む 「緊急事態ですか?」 いやまだ分からん それを確かめてくる 「僕もご一緒しましょうか?」 いやお前はハルヒと一緒にいてくれ まだ何が起こるか分からんし 起こるとしたらまずは長門の所だ 「分かりました。何かあったらすぐに連絡を下さい」 もちろんさ おいハルヒ 「あ?」 ちょっと俺は後から行くから 「どうしたの?」 ちょっと野暮用だよ すぐに合流するから 「あんた!有希よりも大事な急用なの?」 そんなことはない 長門も心配だけど、もしかしたら関係があることかもしれないから 「1人で大丈夫なの?」 ああ ちょっと見てくるだけだ 鶴屋さんの所だから1時間で往復できる それまで長門をよろしく頼む 「ふーん。よし分かったわ、早く行ってきなさい」 おいハルヒ 「何よ?」 SOS団を頼んだぞ 「あったりまえじゃないの!バカじゃないの?」 頼むぞ 「キョン!早く戻ってきてね」 思い返せば、このハルヒの一言もまた、何かの予感をしていたのだろうか 珍しく眉を伏せて、今駆け下りてきた道をまた走り出した俺の背中を見つめていた アップダウンの多いこの街の地形にもずいぶん慣れたつもりだったが イレギュラーな出来事にはすぐには対応できない 北高までの登り道を半分ほど登り、途中で折れてまっすぐ行った所にある 相変わらず犯罪的なお屋敷の長い塀を回り込み ようやく鶴屋邸の玄関に着いた時には俺の息は上がり、びっしょりと汗をかいていた 「ごめんねーこんな時に電話しちゃってさ、長門っちが熱出してるんだって?大 丈夫かなー」 俺はハアハアと荒い息をつきながら、とりあえず状況を聞いた 「さっき話したとおりなんだけどさっ、犯人はまるで最初からそれだけを狙って たみたいなんだよねっ。他の物には手も触れてないし、何であんなものに興味 があったのかなー」 鶴屋さんに案内されて、鶴屋家先祖代々の貴重な品が眠っている大きな土蔵の前に立った。 「何も動かしてないよっ、全部そのままにしてあるからっ」 確かに鶴屋さんの言うとおり、一見しただけでは泥棒が入った後とは思えない 乱雑に積み上げられた木箱やつづらなどがこじ開けられた形跡はなかった しかし入口付近にある小さな木箱だけが開けられていた 目撃者とかいなかったんですか? 「うん、使用人に聞いてみたんだけど、このあたりはあんまり誰もうろうろしな いからさ、鍵はおやっさんの金庫の中だし、おやっさんは夜まで帰って来ない から、誰かが鍵を持ち出す事もないと思うのさっ」 俺はしばらく考えたのちに鶴屋さんに頼んだ 心当たりはない事もないんですが、今はまだ話せないです でももしかしたら、何かの手がかりが見つかるかもしれないんで 俺が戻るまでは警察には知らせないでもらえますか? 「うん、分かったよっ!」 じゃあ後で電話します 必ず今日中に連絡入れますから 「うん。キョンくん」 はい? 「ハルにゃんをよろしくねっ!」 は? 「ハルにゃんはああ見えてもすっごく心配性なんだよっ みんなが元気でいられるように、ハルにゃんは必死なんだ そんなハルにゃんを元気にさせてあげられるのはキョンくんだけなんだからさっ」 はい 「頼んだにょろっ!」 いきなりの鶴屋さんの不思議発言だが この人にはある程度の予知能力のようなものが備わっているみたいだ 顔は明るく笑っているが、口調は真剣だった それが分かるので、俺も正直に答えた しばらく現場の状況をざっと確認してから、俺は鶴屋邸を後にした だんだん悪い胸騒ぎがしてくる 犯人は明らかにオーパーツだけを狙っている そしてオーパーツを狙うってことは、それがどんな機能を持っているかが分かっているはず そんな犯人の心当たりと言えば・・・ 長門が危ない 俺は直感的にそう思った 長門を寝込ませて力を封じ、その隙にオーパーツを使ってとんでもない事をやらかそうとしている そんな事をしそうな輩は地球上にそんなに多くはいない 俺はあの奇妙な長い髪をした不気味な少女 周防九曜の事を思い出していた さっき駆け上ってきた道を再び走り出してしばらく ようやく鶴屋邸の長い塀を抜けて住宅地を走っていると 人気の少ない交差点に止まっていたシルバーのワンボックスカーが静かに俺に近寄ってきた ただ長門のマンションに急ぐことだけを考えて他に頭脳が回らなかった俺は そのワンボックスカーが目の前に停まってスライドドアが開くまで、まさか自分の身に危険が迫っているとはよもや考えてもいなかった (同時刻、別の場所で) 「有希!有希!起きてるの?ねえ有希!開けてってば!」 涼宮ハルヒは鉄製のドアをガンガン叩き、近所迷惑な大声でわめいていた 玄関のオートロックの暗唱番号はあらかじめ聞いておいたものの、ドアを開けるには鍵が必要だ ドアを叩きながらわめくハルヒと、その横でオロオロする朝比奈さん そして少し遅れて古泉がエレベーターから出てきた 「今日は本当の緊急事態です、事情を説明して管理人から鍵を借りて来ました」 「古泉くん、早く開けて!」 古泉が長門の部屋の鍵を開け、ハルヒを先頭にドッとなだれ込んだ 「有希!有希!いるの?」 いつもの居間には長門の姿はなく、ハルヒは迷わずに奥の和室の襖を開けた そこには長門がいた ちゃんと布団を敷いて、静かに眠っている 「有希!大丈夫?熱はどうなの?ちゃんと薬飲んだ?」 「・・・・・・・問題ない、一過性のもの。寝てれば治る」 「みくるちゃん」 「ハイっ!」 「氷枕とか何でもいいから探して来て。それと古泉くん、もっとたくさん布団出 して」 「承知しました」 「有希、どうなの?つらくない?」 「・・・・・・・」 長門は力なく横たわったまま、布団の胸の部分だけが静かに上下している すぐに古泉が何枚かの布団を引っ張り出し、小さな長門に積み上げた 朝比奈さんはビニール袋に冷蔵庫の氷を詰め、濡らしたタオルも持ってきた 「有希、しっかりしなさいね。みんなここにいるから」 長門は薄く目を開き、ゆっくりと左右を見た 「・・・・・・」 その仕草でハルヒはすぐに、長門が探しているものを理解したようだ 「キョンならすぐに来るわ。ちょっと寄り道してるだけだから」 「・・・危険・・・彼が危険・・・」 「有希?」 「・・・・・・行かないと」 「有希!ダメよ動いちゃ!キョンはすぐに来るから もうしばらく寝てなさい!」 「・・・・・・」 長門は無理やり体を起こそうとしたが、すぐに力なく崩れ落ち ハルヒの手で再び寝かされた 「古泉くん、どう思う?」 「かなりの高熱ですね、救急車を呼んでもいいのじゃないでしょうか?」 「そうね、みくるちゃん、119番して」 朝比奈さんが居間にとって返し、受話器を持ち上げてプッシュボタンを押した (再びキョンの時間に) 俺のすぐ脇に停車したワンボックスカーのスライドドアが開き 声を上げる暇もなく、何本かの腕が俺を車内に引きずり込んだ 何事かをわめこうとしたがすぐに口をタオルのようなもので抑えられた 精一杯の抵抗のつもりで肘を張って暴れてみるが、その腕は誰にも当たらなかった 「じっとしてな。危害は加えん。ただちょっとおとなしくしてくれたらいいんだ」 俺の足がまだ空中にあるうちに車は再び走り始め、その後でスライドドアが閉められた 何だ?この展開は? 誘拐?この俺が誘拐だと? 今年の冬に朝比奈さんが誘拐されかけた、あのおぞましい経験がよみがえっていた まさかこの俺が誘拐されるとは? 俺に押し付けられたタオルはただの猿轡で 麻酔薬がしみこませられたりはしていない 走っている車の外の景色がすさまじい速さで流れていく その時、ドバーンと大きな音がして、俺は前方に投げ出された 前の座席のシートに叩きつけられ、肺じゅうの空気が一気に絞り出された 車の足元にゴロゴロと力なく転がっていると、2回目の衝撃が来た 今度は後ろから何かが追突し、俺を襲った誰かの足に体当たりした 「村上だけ残れ、後は出て応戦しろ」 誰かのそんな声が聞こえ、再びスライドドアが開いた 俺は座席の足元にうずくまり、外の様子が全く理解できない 苦労して起き上がろうとすると、誰かに頭を押さえつけられた 「いいからじっとしてろ」 ドスのきいた声でそう言われ、固い靴の底で頭をグリグリと転がされる いったいどうなってるんだ? この状況は? アドレナリンが強烈に噴出する頭の中で必死で考える 俺は誘拐されかけていた その車に何かが衝突した そして何人かが飛び出して行った ようやく自体が飲み込めてくる 俺を誘拐するグループと言えば心当たりは少ない いつぞや朝比奈さんを誘拐してカーチェイスをした時の連中だ と言うことは、衝突した車に乗っているのは俺を助けようとしてくれている連中 まさか? 混乱する状況を必死でまとめようとしていると、突然外から声が聞こえた 「彼を放しなさい!」 この声は・・・やっぱり・・・ 俺を見張るように言われていた村上と名乗る男がすかさず反応した 固い金属の棒のようなものを俺の後頭部に押し当て 「動くとこのガキを撃つぞ」 撃つってまさかおい 俺の頭に突きつけられているのは・・・銃? 外からの声はさらに続く 「撃ちたいのならお好きにどうぞ。でもその後どうなるかを理解していますか ?こちらも武装はしています。彼を守るためなら発砲は辞しません」 「くそっ」 村上という男は俺の頭を引きずり上げ、おかげで俺は外の情景を見ることができた 開け放たれたドアの前に立っているのは 予想通り古泉の所属する機関のグループ そのリーダー格と思われるスーツ姿の美しい女性 森園生さんだった やはりあの時の艶然とした微笑でひたと村上に視線を据え その手に持っているのは拳銃だった 「撃たないのですか?」 俺の頭を鷲づかみにしている村上の手はぶるぶると面白いように震えている やはりこんなチンピラと森さんでは全く格が違う 森さんは無造作に車内に踏み込んで来て村上の銃を奪い取った 最後の抵抗とばかりに村上は手を振り上げるが すさまじい笑みを浮かべたままの森さんは軽くその手を捻り グギッという鈍い音とともに村上を車の外に投げ飛ばした 合気道か何かの奥義なのか、右手で拳銃を構えたままで 森さんは村上を一瞬で気絶させてしまった 「さあ早く、まずは脱出です」 森さんに手を取られて俺は必死で車から降りた 車3台による壮絶な衝突事故の現場で、数人が取っ組み合いをしていた おそらくこいつらは機関のメンバーと、そして俺を誘拐しようとした橘京子の所属する集団だろう 多丸兄弟とおぼしき2人もいた 「ひとまず鶴屋邸へ」 そう言って森さんは俺の手を取ったままで走り出す 俺より速い森さんの俊足に必死でついて行ったが、すぐに俺の背後でダアーンと鋭い銃声が響いた 俺の耳元を熱い空気がかすめ、1発の銃弾が森さんの背中に命中した もんどりうって森さんは倒れ、俺も釣られてゴロゴロと地面を転がった も、森さん! 倒れ込んだ2人の後ろからタタタタと駆けてくる足音が聞こえる 俺は起き上がろうと必死でもがく 森さんは倒れたままピクリとも動かない 迫る足音が目前に迫った時、頭上から鋭い声がした 「ちょい待ち!そこまでなのさっ!」 それは鶴屋さんの声だった 事故の音を聞きつけたのか、それとも銃声を聞いたのか まだ北高の制服を着たままの鶴屋さんが走って来る賊をにらみつけていた 追いかけてきた2人は鶴屋さんを見てピタリと足を止めた 「ここで騒ぎを起こすとはいい度胸だね、それなりの覚悟はしてるのかなっ? それとも私を知らないにょろか?」 「・・・・・・」 「車は放っといていいからさっさと失せた方が身のためだよっ すぐに警察がやってくるのさっ」 男2人は顔を見合わせていたが、やがて来た方に走って逃げた ようやく起き上がった俺の目に、新たに近づく人影が見えた 「あなたも早く逃げるがいいさっ」 その人は機関の人間、新川さんだった 「すでに全員撤退の指示は出しました 森の様子を見たいのですが」 「じゃああんただけ許そうっか ここに置いとくわけにもいかないしね うちまで運ぶの手伝って」 鶴屋さんと俺、そして新川さんの3人で、動かない森さんを担いで運んだ ようやく鶴屋邸に入り、新川さんがすぐに処置を始めた すでにパトカーのサイレンが狂ったように走り回っている 新川さんは森さんのスーツの上着を脱がせ、無造作にブラウスも引きちぎった 森さんの真っ白な柔肌がむき出しになり、 おびただしい出血とともにむごたらしい傷跡が・・・・・・残っていない 森さんは防弾チョッキを身に着けていた 上着とブラウスを簡単に突き破った銃弾だが、防弾チョッキにはかなわなかった 平べったく潰れた銃弾は紺色の繊維質に阻まれて 森さんの素肌は青いアザができているだけだった 「ただの打撲ですね、もしくは骨にヒビが入った程度でしょう」 すぐに森さんが大きく息を吐き、意識を取り戻した 「無事・・・でしたか」 すみません森さん 俺のせいでこんなことに 新川さんに助け起こされた森さんは 透き通るような微笑を浮かべたままで言った 「大丈夫です。万一に備えてありますから 私たちはあなたと涼宮さんを守るためならいつでも覚悟はできています さあ、もうここには用はないはずです 涼宮さんを守ってあげて下さい 古泉とともに・・・」 分かりました 俺が立ち上がると森さんは最後にこう言った 「涼宮さんはあんな性格だからあなたにはまだ理解できないでしょうけど、 あなたをとても頼りにしているはずです 今あなたと離れて一番心細いのは涼宮さんです 早く行ってあげて下さい そして、大事にしてあげて下さい」 ちょっとドキッとする森さんの言葉だったが 今はその意味について深く考えている場合ではない 鶴屋さんと森さん、そして新川さんに頭を下げると、俺は走り出そうとした 「ちょい待ちキョンくん!うっとこの車に乗っていくといい さっきみたいなことはもうないと思うけどね、でもその方が早いからさっ」 鶴屋さんはてきぱきと使用人に指示を出し 森さんを部屋に運ぶことと車を用意すること そしてさっきの銃撃戦についてきつく緘口令を言い渡した 玄関の前に現れた高級車に乗せられた俺はもう一度鶴屋さんに頭を下げた 「キョンくん、ハルにゃんをよろしくねっ! それと・・・言っていいのかどうか分からないけどね・・・ ハルにゃん、結構いろんな事知ってるよっ」 えっ? 「みんなの事だよ 何か不思議な事がめがっさ起こってるって ハルにゃんの知らない所で みんなが何かしてるんだろうなって」 本当ですか?鶴屋さん? 「後は直接確かめたらいいさっ!ハルにゃんにねっ!」 鶴屋さんはそう言ってドアを閉め、車は走り出した (再び同時刻、別の場所で) 「涼宮さんっ」 「どうしたのみくるちゃん?」 「電話が・・・電話が通じません・・・」 「ん?それはどういうことでしょう?」 古泉が素早く立ち上がり、朝比奈さんから受話器を受け取った 通話ボタンを押しても発信音がしない 「これは・・・?」 その時、部屋の中が一瞬真っ黒になり、まるで夜の闇のようになった 部屋の内外で聞こえていた雑音も消え、長門の部屋は沈黙に閉ざされた 「ふわぁぁぁっ」 「ななな何よこれは?古泉くん?どういう事?」 古泉が口を開くよりも早く、暗闇に何かが浮かび上がった ぼんやりとした影はすぐに凝集し始め、やがて4つの人間の形を作った 素早く古泉が前に出て、ハルヒと朝比奈さん、そして眠っている長門をかばうように立った いつものニヒルな笑顔の面影は全くない 古泉のこめかみからタラリと汗が流れ落ちた 現れた4人はもちろん あの時突然出現した集団だった 「・・・・・・・・・ここは・・・・・・暗い・・・・・・気持ちが悪い」 いち早く口を開いたのは周防九曜だった 実体化するが早いか、長門が寝ている和室に踏み込み、ひたと視線を長門に据えた 「かわいそうな寝顔・・・・・・こんな世に生まれなければ、1人の姫として暮らせたものを・・・・・」 「それ以上近づかないで下さい」 古泉が素早く割って入る 「周防さん、まずは話し会いましょう」 そう声をかけたのは4人組のリーダー、勝手に神に祭り上げられてしまった佐々木だった 「・・・・・・かわいそう・・・食べてあげたい・・・・・・」 周防九曜は長門から視線を放さずにそうつぶやき 他のメンバーの横に戻った 「ちょ、ちょ、ちょっと何なのよあんたら どうやってここに入って来たのよ?」 「お久しぶりです涼宮さん、いつぞやは突然現れてすみませんでした あれ?キョンは?」 「まずは私の質問に答えなさいよ 無礼でしょう?」 「ごめんなさい。実は私たちにもよく分からないんです 周防さんが突然ここに行かないとって言って 何かに運ばれてきたみたいなの」 「全然説明になってないわよ あんたたちいったい何者なの?」 ハルヒが鋭い視線で闖入者たちを睨みつける 穴でも開けてしまいそうなぐらいの激しい視線だった 「私が代わりに説明するわ」 そう言ったのは古泉と敵対する組織の一員、橘京子だった 「周防さんはね、時が満ちたと言っているの つまり我々と佐々木さんの力があなたたちのものを上回る 今日のいま、この場所で何かが起こると」 「あわわわ・・・・・・」 あたふたする朝比奈さんをかばいながら、ハルヒは口から泡を飛ばして叫んだ 「ふざけんじゃないわよっ!ここはあんたたちがいる場所じゃないの! 見て分かるでしょう、病人がいるのよ! さっさと出ていきなさいっ!!」 「ふん・・・まるでボス猿みたいだな」 そう口を尖らせてうそぶくこの男は 朝比奈さんの組織と対立している未来人組織から派遣されてきた 自称藤原という男だった 「ボ、ボ・・・・・・」 古泉がハルヒの横に立った 「涼宮さん、今怒ってしまえば向こうの思い通りになります ここはひとまず冷静に、まずは話を聞きましょう」 「古泉くん、悪いけどね あたしは人の家に土足で踏み込んでくる野蛮人の話なんか聞く耳持ってないの」 ハルヒは両の拳を握りしめている 最初は誰に殴りかかろうかと品定めしているようだ 「・・・・・・あなたは・・・汚ない・・・」 「何ですって?」 「その顔、その声、全てが汚らしい・・・・・・」 「ハァ???」 ハルヒは最初にぶちのめす相手を決めたようだ 握り拳を振り上げて周防九曜に突進しようとした 慌てて古泉が止めに入る 「古泉くん!放しなさい!」 「涼宮さん、ひとまず落ち着きましょう」 古泉はハルヒを無理やり引きずって闖入者から少し遠ざけ 声を潜めて囁いた 「・・・僕たちの戦力はいささか不足しています 全員揃うまではとにかく様子を見ましょう 今のところは、何が目的でやって来たのかも分かりませんので」 「古泉くん」 「はい」 「あんた、何か知ってるのね」 「何かと申しますと?」 「私の知らない事よ こいつらが何者で、何が目的なのかをね」 「それを説明してくれる方が現れるまで、ここは1つ、穏便に」 「キョンの事ね」 「はい」 「・・・・・・分かったわ」 ハルヒはようやく拳を緩め、闖入者たちと対峙した 「んで、話を聞こうじゃないの」 「ようやく落ち付いてくれましたか やはり調査通りの人ですね、あなたは」 橘京子が楽しそうに言った 「実は私たちにもまだここに来た理由は分からないのです こちらの周防さんが言った通り、まもなくここで何かが始まります それを確かめるために来たのです」 「それでは全然説明になっていませんね 皆さんのやっている事は明らかな住居不法侵入です 警察を呼ばれたくなかったら、今すぐ退散すべきです ここには病人がいます、わきまえて下さい」 「・・・・・・来る」 「何が?」 「・・・・・・終わりの世界が来る・・・・・・それは私たちを待っている・・・・・・もうすぐ」 ハルヒがまたブチ切れそうになった 「もう我慢できないわ!今すぐここを出ていきなさい!さもないと」 「お待たせしましたー」 突然部屋につむじ風が巻き起こり、目を開けてられないほどになった 激しい旋風はあたりをなぎ払い、全てを持ち上げてぐるぐると回転した 「あひゃぁあああーっ!」 朝比奈さんのか弱い悲鳴とともに、全てが吸い込まれていった (再びキョンの世界) 俺を乗せた鶴屋家の車は静々と走り、やがて長門のマンションが見えてきた頃 視界が急にぼやけてきた 長門の高級マンションがぼんやりかすみ、俺は目をごしごしこすった 「おかしいですね」 運転していた鶴屋家の男性がそう言ってブレーキを踏んだ直後、激しい音がして車のボンネットに何かが叩きつけられた 見慣れた水色のセーラー服、そんな気がした セーラー服はボンネットの上を弾んで転がり落ち、急ブレーキをかけた車の前方に倒れた ハルヒ! 俺はドアをもぎ取るように開け、車から飛び出した 予想した通り、空から降って来たのは涼宮ハルヒだった いったいどこから落ちてきたのか、まさか長門の部屋のある7階から落ちたのか? 急いでハルヒを助け起こし、その顔を覗き込んだ 「ったあぁーっ」 見ると車のボンネットは大きく凹んでいる 7階かどうかは分からないが、かなりの高さから落ちてきたようだ 運転していた男性も、車から降りてハルヒを見ていた おいハルヒしっかりしろ 何が起こったんだ? ハルヒはしばらく目を白黒させていたが、ようやく焦点が定まってきたのか、俺に気付いて大声を上げた 「キョン!キョンじゃないの!どうやってここに来たの?」 えらい元気そうだなハルヒ 車をこれだけ凹ませるほどの高さから落下したのに 何かのフォースでも働かせたのかそれともただ尻が異常に固いのか どうやって来たのかは俺が聞きたいぞハルヒ いったい何で空から降ってきたんだ? 「空から?え?あれ?ここはどこなのよ?有希の部屋じゃないの?」 おいハルヒ 長門の部屋でいったい何が起こったんだ? 長門はどうなんだ?体の具合は? それに朝比奈さんと古泉は? 「そうだ!キョン!大変よ!有希が・・・変な4人組が入ってきて それからあの、あの子が入ってきて」 もういいぞハルヒ とにかく長門の部屋に行こう 長門が心配だ 他のみんなもな 俺はハルヒを抱き起こして立ち上がった 鶴屋家の運転手にとりあえず帰ってもらう事にして、ボンネットの件は後で謝りに行くからと伝えた そして振り向くと・・・ ??? 空から降ってきたハルヒを抱き起こし、とにかく長門の部屋に入ろうと、玄関があるはずの場所に駆け込むんだ俺だが マンションの入り口には何もなかった 玄関もなければオートロックの操作盤もない というかマンション自体が消えてなくなっていた レンガ造りの高級マンションがそっくりそのまま消えてなくなっていた 「ちょっとキョン、これどうなってるの?」 どうって、俺にも分からん 落ちつけ俺、よく考えろ マンションがあったはずの平面には全く何もなく、むき出しの地面だけが広がっていた 向こう側にあるはずの、シャミセンを拾った空き地がここからそのまま見えた どうなってるんだこれは ハルヒの手を掴んだまま、強引にマンションがあったはずの空間に踏み込んでみた やっぱりか 予想通りだ 俺とハルヒの前にはぐんにゃりした白い壁が立ちはだかった マンションが消えてなくなったわけじゃないんだ 誰かがここにバリヤーを張っているんだ それはお前かハルヒ? 「はあ?私が何でこんなことするのよ?」 すまんハルヒ ちょっと考え中だ 俺はハルヒの手を放し、ダッシュで突入を試みた チリチリと小さな火花のようなものが散り、俺の体は押し戻された 痛みも衝撃もなく、ただやんわり跳ね返された 「キョン、これって・・・前のあれかしら?」 ああ あれに近いものだ お前の仕業じゃないとしたら こんな事ができるのは他には・・・ けっこうたくさんいるな 「ちょっとキョン」 何だよもう 今考え事してるんだから 「キョン!」 ああ? 「ちゃんと説明しなさい! あんたが何か知ってることぐらい、あたしにはお見通しなんですからね! あんたはこんなに不思議な物が目の前に現れても、顔色ひとつ変えないじゃないの! 何か知ってるんでしょう?包み隠さず全て話しなさい」 さっきの鶴屋さんの声が耳によみがえる ハルヒはいろいろ知ってるっていうのか 今ここで説明するしかないのか ついに切り札を出すしかないのか 今ほどここに古泉がいてほしいと思ったことはなかった あいつのアドバイスが聞きたい しかしハルヒ、説明してる暇はないぞ 早く長門の部屋に行かないと 「だから説明しなさいって言ってるのよ! 有希がおかしくなったことにも関係あるんでしょう? あの4人組の事だって」 4人組だと? あいつらに会ったのか? あいつらが来てるのか? 「そうよ あの4人組が来て 髪の長い女が私に汚いとか言い出して ブン殴ってやろうと思ったら急に空に放り投げられたのよ! ああムカつくわーあいつったら」 待て待てハルヒ ちょっと整理させてくれ 俺と別れた後であいつらに会ったのか? それとも長門のマンションに入った後か? 「入ってからよ 有希がひどい熱だったから氷枕と布団たくさん用意して 救急車を呼ぼうとしたら電話が通じなくて どうしたんだろうと思った時に入ってきたのよ ドアも開けずに土足で入ってきて ねえキョン、あいつらいったい何なのよ?」 おいハルヒ あいつらの目的とか何か聞かなかったのか? 「聞いたけど全然意味分からないわよあんなの」 思い出せハルヒ あいつらは何と言ってたんだ? 「どうでもいい事ばっかりよ」 いいから思い出せハルヒ! 「何よもうキョンってば・・・ちょっと待って 周防とかいう女が他のヤツらを連れてきたとか言ってたわ 時が満ちたとか、今から何かが始まるとか 終わりの世界がどうとか言って、そしたら・・・ そうだ!あの子が来たのよ!」 あの子って誰だ? また他の人間が来たのか? 「そうよ!思い出したわ。あの新入生よ! 新入部員候補の1年女子よ」 はあ? 何だと? 「新入部員候補の中に小柄な女の子がいたでしょう?あの巻き毛の子」 ああそんなのがいたな確かに 何となく不思議な印象だったな 覚えてるぞ しかし何でその子が来たんだ あいつらの仲間なのか? まさかスパイだとか? 「分からないけどたぶん違うと思う 来たのは別々だったし、あいつらも驚いた顔してたから」 その時突然 俺の背中に鳥肌が立った ものすごく嫌な予感がした おいハルヒ 良く聞け その1年女子は何か持っていなかったか? 「何かって?」 金属の細長い棒みたいなものだ ピカピカ光ってるヤツだ 「そこまで覚えてないわよ! その子が出てきた途端に部屋に嵐が起こって、気がついたら外に放り出されてたんだから」 待て待て待て待て くっそう古泉に会いたい 俺はどうもこういう複雑な事態には対処できない あいつの的確な状況分析がとても恋しい 「そうだ」 何だハルヒ 何か思い出したのか? 「お2人にはまだ登場してほしくないからって聞こえたような気がする」 お2人?そう言ったのか?その新入生は? 「違うかもしれないけどそう聞こえた」 お2人って事はもしかして・・・ 俺はハルヒの肩を抱いたままで後ろを振り返った 目の前にあるマンションはすでに消滅していたが 後ろの景色も違うものに変わっていた いやちょっと違うぞ 景色はさっきと一緒だが何か空気の匂いが違う それにこの不思議な色はいったい何だ・・・? 何だか安心感を与えてくれるような落ち着いたベージュの空 そよとの風も吹かず、じっとりとしているが不快ではない この空は覚えているぞ ハルヒといっしょにあいつが飛ばされたとしたら この空を作り出したのは この閉鎖空間を作ったのは やっぱりお前か 佐々木・・・・・・ 「申し訳ないキョン 今はまだ君たちをあそこに入れるわけにはいかないようだ」 リンク名 その2に続く
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/719.html
――――楽しかった高校生活。しかしどんなものにでも必ず終わりは来る。 俺たちは高校を卒業し、SOS団は、卒業式の日再会を誓って一時解散ということになった。 ハルヒはやはり、とある名門国立大学へと進学した。あいつの頭の良さを考えれば当然だろう。 古泉は、ハルヒが卒業の時点で力がなくなったことにより機関が解散したため、普通の学生に戻り、やはり私立のやはり名門大学へ進んだ。 長門は、わからない。今どこにいるのかも、この世界にいるのかも。しかし彼女は、最後に「誓いは、必ず守る」と言っていたから、心配はしていない。きっとまた会える。 朝比奈さんは、未来に帰ってしまった。だが彼女も、きっとまた来ると約束してくれた。 そして俺は、地方のごく普通の大学へ進学した。親には大変感謝している、こんなボンクラをわざわざ大学に入れてくれたんだからな。 大学生活は、特に悪いものでもなかった。新しい友人たちと一緒に色んなことをやった。楽しかった、が、高校の時ほどじゃないがな。あの思い出は別格だ。 そして今… タイトル未定 キョン「くそ…まだ六月だってのに、なんなんだこの蒸し暑さは」 俺は今、都会の街をスーツを着て歩いていた。現代の科学は素晴らしい、この清涼スーツがなければ今頃白いワゴンが超特急で俺を運んでいるはずだ。 俺は大学を無事卒業し、とあるソフトウェア開発企業に入社した。そういう仕事には少し興味があったのだが、現在、俺は営業に回されている。 入社一年目は、大変だった。堕落した人生を送り、働くことに全く慣れていなかった俺は、先輩にそれはもうビシバシ鍛えられた。 まぁ二年目の今でもあんまし変わってないような気もするが、今ではさほど怒られることはなくなったよ。 さて、そろそろ会社に戻らないとな。しかしこの暑さは異常だな、太陽め、無駄にギラギラしやがって。 暑さに軽くイラついていた俺は、太陽を見上げ、睨みつけてやった。その時、デパートにつけられた大画面のテレビが目に入った。 そこに映し出されていたのは、お昼の情報バラエティ番組。長い机に並んで座る有名なタレントやアイドル。 そしてその中の一人は、俺のとても見知った顔――― 佐々木だった――― キョン「ただ今戻りました」 高田さん「ああ、お帰り。キョンくん」絵里「おかえりキョン君」 同僚たちが迎えてくれる…のはうれしいが何故ここでも俺はキョンなんだ?この中に北高関係者はいない筈なんだが… 絵里「このまえ、キョン君の御実家に電話したら、妹さんが出てね」 あいつが元凶か!まったく高校生なんだから空気読んでくれ…て、何で実家に電話を? 絵里「ああ…まぁ、それは…課長に言われて…」 課長? 課長「まぁいろいろあるんだよ。ちょっと確認したいことがあってな、ちょうどお前が営業に出てたから悪いかなと思って…」 何が悪いんだ?…なんだかな。 課長「それより、次行ってこい。サボりは給料泥棒だぞ」 調子いいこと言いやがって…わかりました、行きますよ。 キョン「それじゃ行ってきます」 高田さん「おう、がんばれよ」 高田さんの年季の入った渋い声に送られながら、俺はまたこの蒸し暑い都会の砂漠に飛び出していった。 キョン「お先、失礼します」 絵里「お疲れ、キョン君」高田「おう、お疲れ」 今日の仕事も終わり、会社を出ると外は淡い青に包まれていた。昼が長くなってきてるな。 今日の晩飯はどうしようか、めんどくさいから弁当でいいか。俺は帰り際に、コンビニへと入った。 キョン「今夜は、餃子な気分だ。餃子はっと…」 おっと危ない危ない、ジャ○プを読むのを忘れていた。今では買うことはなくなったが、立ち読みは止められないな。何故か。 俺は、誰かが買っていったのか、所々に隙間がある本棚に手を伸ばした。そして、ジャン○のすぐ横の雑誌に、気づいた。 その雑誌は、確かテレビ番組表だったな。その表紙を飾っているのは―――佐々木の笑顔。 結局俺は、○ャンプを読むこともなく、餃子を買って帰った。 俺と佐々木は、中学三年の頃に出会い、すぐに意気投合し親友になった。あいつがいなければ高校に進学できたか、怪しいもんだ。 高校進学と同時に、俺たちは別々に進学したが、それから一年ほどして、再開を果たした。 あいつは変わってなかった。しかし、俺たち二人を取り巻く状況は、変わっていた。というか変わり果てていた。 あいつも変わったといえば変わったのかな。しかも恐るべきランクアップだ、なんせ神様だからな。 それから、とある暴神によって一悶着二悶着もあったのだが、それについては俺が語るべきではない。詳しくは驚愕してほしい。 高校を卒業し、あいつはハルヒの行った大学と肩を並べるほどの大学へ進学したらしいが、はっきり言って俺のレベルからみたらどっちも変わらん。 最初の一年は俺たちはよく連絡を取り合っていたよ、メールや電話でな。しかしいつからか、あいつからの連絡がなくなっていた。 俺は全く緊張感なく考えていた。高校の時もそんな感じだったからな。でも、俺がコンビニで何となくマガジンを開いた時、俺は久しぶりに驚愕した。 佐々木だった。うん、間違いない。あの時のマガジンはまだ保管してあるはずだ。 水着姿の佐々木のグラビアが、3Pにわたる長さでカラーで掲載されていたのだ。キャッチコピーは何だったか…秀才アイドル登場!とかそんな感じの見出しだった気がする。 佐々木、お前スタイル良くなったな。 ・・・。 危ないところだった、またあの混乱がフラッシュバックするところだった。そのあとすぐに俺は佐々木に電話をかけた。 留守番設定になっていたので、俺は混乱しつつも、すぐに連絡してくれと残した。 結局、あいつからの連絡が来たのは深夜だった。俺は大慌てでパソコンを閉じて通話ボタンを押した。ちなみに、俺がパソコンをやっていたのは佐々木について調べるためだ。 もちろん某掲示板も回ったよ。その時俺は怒り狂ってすぐに閉じてしまったけど。 佐々木「こんな時間にすまない、久しぶりだねキョン」 佐々木はこう語り始めた。俺はその時の内容を完全に記憶している。 佐々木「留守録は聞いたよ。やはり相当驚かせてしまったようだね。これから事情を話すよ」 佐々木の話はこうだった。大学に進学したあと、一年目は特に普通の大学生活を送っていたらしい。しかし二年目の春。 佐々木「街でスカウトされてね、芸能界のデビューしてみないかと」 それは納得だ。佐々木の容姿ならいつスカウトされても可笑しくはない。むしろ今までなかったのが不思議なくらいだ。 しかし、驚くのはここからだった。佐々木はそれを承諾したのだ。 佐々木「僕もね、初めはあり得ないと思っていたよ。しかし、何がどう作用したんだろうね、僕はそれを縦に首を振ってしまったんだ」 俺も、佐々木は芸能界なんかとは無縁の存在だと思っていた。しかし佐々木は…。 もともとトークの才能と美貌を持っていた佐々木は、あっというまにデビューを果たし、今では写真集だの歌だのをだして、その人気は衰えを知らない。 ちなみに俺は、一度も佐々木グッズには手を出してないし、友人や同僚にも俺が佐々木の親友であることは言ってない。何故か、憚られたのだ。 佐々木「これは挑戦なんだと思うんだ。僕は、いままで出会うまで待っている生き方をしていた。中学時代、君と出会うまで私は現状を認め、結局心から許せる友人を手に入れることができなかった。 でも、今回は自分から何ができるかに挑戦したかったんだ。自分自身の才能を、勉強なんかでは測れない何かを知るために」 わかんねぇよ…何がなんだか。なんでこんなに腹が立つんだろう…。俺が、お前を認めるやる。だから… 佐々木「それじゃ、明日もまた早いんだ。すまないが今回はこれぐらいにしておいてほしい。暇があればまた連絡する」 ・・・ああ、仕事がんばれよ。 佐々木「ありがとう、それじゃ、お休み」 ああ、お休――― pppppppp 急に携帯電話がけたたましい音を響かせ、俺ははっと気付いた。どうやら、回想に浸って意識が飛んでたらしい。 キョン「はい、もしもし?」 「あたしです。あたぁし」 どこかで聞いたセリフだな、しかしこの声はしっている。絵里さんだ。 キョン「ああ、絵里さんですか。どうしました?」 絵里「キョン君、会社に忘れ物していったでしょ。書・類!」 あちゃー…まったく何やってんだ俺は。しょうがない、今から取りに戻るか。 キョン「今から取りに行きますよ。わざわざ連絡、ありがとうございます」 絵里「わかった。まったくドジね、キョン君は」 返す言葉もない。俺は電話を切ると、すっかり暗くなってしまった街へとまた、飛び出した。 夜の街を自転車で走る。この時間、街はビルや店のネオンで照らされ、多くの人であふれかえっている。 俺の住んでいるアパートから会社までは、自転車で二十分ぐらいで着く場所にある。 値段と場所から見たら俺のマンションはかなり恵まれている。あまり立派ではないがな。 自分が先ほどまでいたビルが見えてくる。十階建、俺の目的地は六階。 エレベーターに乗り、やっと自分の部署までたどり着く。彼女は待っていてくれていた、というか仕事中のようだ。 キョン「すいません、わざわざ連絡してもらって」 「結構ドジなのね、キョン君は」 めんぼくない。これからはこのようなことがないよう一層努力します! 「はいはい、それじゃお礼に今度奢りなさいね」 俺の周りの女性はみな強かだな…わかりました、期待しないで待っててください。 キョン「それではこれで」 俺は別れの挨拶すると、来た道をまた逆戻りし始めた。昼間はあんなに暑かったのに夜は少し冷えるな。 「――――――――――――!!」 俺がちょうどコンビニに差し掛かったところで、誰かの声が聞こえたような気がした。空耳だろうか?俺も歳だな。 「――ョン―――!」 ヨン様?なんか久し振りに聞いたな、その名前。 「―――キョン!!」 そこでやっと、名前を呼ばれていることに気づいた。声のした方に振り返ってみるとそこにいたのは――― 「やぁ、久しぶり」 帽子にサングラスで変装した、佐々木だった。 キョン「おまっ!佐々k――「静かに」 そうだった、こいつは今やアイドルだったな。ここで騒いだら、困ったことになるのは目に見えている。 キョン「お前、こんなところで何やってるんだよ。仕事はどうした?」 佐々木「仕事は今日はもう終わったよ、今帰る所さ。タクシーから君の姿が見えてね」 そうか、しかし――― キョン「お前ずいぶんと美人になったじゃないか」 俺は自分の目を疑ってしまった。目の前の佐々木は、俺の記憶の中にある学生の頃とはまったく違っていた。なんていうか、オーラというものが出ている感じだ。 佐々木「なんのためらいもなく言うんだね。まぁ君らしいとは思うよ。これは訓練とスタッフ、それから経験のおかげかな」 佐々木は、くっくっと笑った。俺は、いま自分の目の前にいるのがあの佐々木だということを、今更になって確認したような気がした。 キョン「それで、どうするんだ?お前有名人なんだから下手に行動できないだろ?」 俺みたいなサラリーマンと、万人が知る超有名タレントが一緒にCoCo壱でカレー食ってたら、あっという間にフラ○デーだ。 佐々木「そうだね…君のいうことは正しいけど、僕としては君と久しぶりに語り合いたいと思っている。そうだ、君の家に行こう」 そんな忙しいのに無理しないでも…って今なんとおっしゃいました佐々木さん? 佐々木「君の家に行きたい。ダメかな?」 いや駄目じゃないが…いいのか? 佐々木「どうしてそんなことを聞くんだい?学生の頃は普通に君の部屋に出入りいていたじゃないか」 それは実家だからほかの家族もいたし、今は俺一人暮らしなんだぞ。二十四歳独身サラリーマンのうちに女一人は不味いって。それに… キョン「誰かに見られでもしたら大変じゃないか?」 そっちの方が心配だ、いや前者も大変なんだけど。誰かに見つかったら俺の家に大量のマスコミ&野次馬さんが無双シリーズなんだぞ。 佐々木「僕はそれでも構わない。キョンが迷惑っていうんなら無理にとは言わないけど」 そこまで言われたら断れないな…しょうがない、我が城へご招待しますか。 佐々木「すまないキョン」 そういった佐々木の表情は、どこか影があるような気がしてならなかった。 「お邪魔します」 俺は佐々木を俺が住んでいるアパートの部屋に入れた。ありきたりな1Kの部屋だが俺は結構気に入ってる。 キョン「ようこそ、SOS団支部へ」 佐々木「SOS団支部?」 ああ、ハルヒがな、一人暮らししたらその家は全部SOS団支部になるんだと。ちなみに本部はまだあの文芸部室らしいぜ。 佐々木「涼宮さんらしいね」 確かにな。あいつは、力がなくなっても、その底なしの元気は健在だからな。 佐々木「結構綺麗にしてるんだね。まぁキョンは昔から部屋は綺麗に使っていたけど」 そうか?意識してつかってるわけじゃないけどな、なんつーか狭いし物がないだけだと思うけど。 佐々木「くっくっ、それは言えてるかもしれないな」 ちょっとは否定してくれ…。 佐々木「冗談だよキョン、本気にしないでくれ」 いや、ちょっとへこんだ。 佐々木「さて、君は独身で一人暮らしな男性なわけだが、そういう人もやっぱりアレを隠し持っていたりするのかな?」 アレ?アレってなんだ? 佐々木「アレといったらアレしかないだろう?たとえばベットの下とか」 あのな、一人暮らしなんだから隠す必要なんかないだろ。それに俺はもってないし… 佐々木「しかし、何か本の様なものがあるようだが、これはいったい何かな?」 本?…ぉあっ!思い出した、佐々木、それはだめだ! 佐々木「その焦りようだとどうやら当たりということかな…!これは」 佐々木がベットの下から取り出したのは、分厚い雑誌―――マガ○ンだった。しかも、佐々木が初掲載されたやつ。 あの時俺は、完全に混乱していた。そして、気がついたらそのマガジ○を購入して、家にたどり着いていた。そして、我に帰った俺は佐々木に電話をしたんだ。 佐々木「これは…これがベットの下から出てきたということはまさか君は…」 いやっこれは違うぞ!佐々木、俺は断じてそんなことはしていない。現に俺は佐々木の出てる本はそれ以外に一冊も持ってないんだ! 佐々木「一冊も…かい?」 ああ、そうだ。 佐々木「そうか…ということは当然、写真集やCDも、買ってくれなかったんだろうね」 …ああ。 佐々木「理由を、聞かせてくれないかな?僕に何か至らない点でもあったのなら、いくらでも駄目だししてほしい」 佐々木…。 キョン「正直に言うとな、なんか手が出せなかったんだ。佐々木が仕事を頑張ってるのはわかってる、でも…俺がこれを買ったら、俺とお前の関係が変わってしまうような気がした」 佐々木「君との…関係?」 キョン「ああ、佐々木の姿を雑誌で見るたびに、佐々木の歌をテレビで聞くたびに、どんどんお前が遠い存在に思えてくるんだ。本当にこんな有名人が俺の親友だったのか?ってな」 佐々木「…」 俺たちは、互いの目を見ることができなかった。今のは俺の正直な気持ちだ、でも、この気持を佐々木に伝えてもよかったのだろうか。 とても、複雑な気持ちだ。 キョン「でも、あれだな!やっぱり親友だったら貢献しないとな!俺、今度お前のグッズとか買うよ。ハルヒや古泉も買ったって言ってたし」 佐々木が、俺の話を聞いてとても悲しげな微笑みを浮かべた。俺、やっちまったのかなぁ…。 佐々木「いいんだ、キョン。僕は君の気持を尊重したい。それに、そのことによって君の気持が遠のいてしまうなら、それは僕の本意ではないよ」 キョン「どういうことだ?」 佐々木「あのね、キョン。僕の正直な気持ちを聞いてくれるかい?」 俺は、黙って首を縦に振った。 佐々木「僕がこの世界に入った理由は、前に言ったよね?…僕があの時変わりたいと言ったのは君のためなんだ」 キョン「俺のため?」 佐々木「そうだよ、あの頃の僕には君に本当の気持ちを伝える勇気がなかった。だから僕はこの世界で、君に本当の気持ちを伝えるために自分を鍛えようと思ったんだ」 キョン「俺への気持ち…」 佐々木「だから、僕は君を思うことで、どんなことにも耐えられた。君が見てくれてると思って、グラビアを承諾した。君が聞いてくれると思って、歌を歌った。いつかきっと、君に近づけると信じていた」 その時、俺は見た。佐々木の頬に、涙が伝うのを。 佐々木「でも、無駄だったのかもね。頑張れば頑張るほど、僕はキョンを遠ざけていたんだ。…君への重いが強くなるほど、自分の首を絞めていたんだよ…」 キョン「佐々木…「ごめん」 そういって佐々木は、玄関から飛び出していった。俺は、呆然として、佐々木を追いかけることができなかった。 「そうですか…それはどちらが悪いともいえませんね」 休日の昼下がり、レストランでスパゲティを食ってる俺に向いの席から語りかけてきたのは、SOS団副団長こと古泉だ。 俺と古泉の二人は佐々木と会った次の日、休みを合わせ二人でレストランに昼飯を食いに来ていた。 何故、わざわざ野郎二人連れで飯を食っているかというと、昨日の佐々木のことについて古泉に相談するためだ。 キョン「でも、佐々木は泣いてたぞ。俺は佐々木の努力を無駄にしてしまったんじゃないか?」 古泉「その気配りをもっと早く持ってもらいたかったんですが…しかし、あなたの気持ちをつたえなければ伝えなければ、彼女はこのままずっと空回りすることになるんですよ?」 たしかにそうかもしれない。でも、これはあいつにとっては仕事でもあるんだ。 キョン「このまま、仕事をやめてしまうかもしれないぞ?」 古泉「その時は、あなたが責任を取るべきでしょうね」 そうだな、それは覚悟している。俺が、ちゃんとあいつの気持ちにもっと早く気づいていればこんな結果にはならなかった。 古泉「そうですね、しかしあの頃は複雑な立場や事情がありました。仕方ないとも言えなくはないでしょう」 でも、それに甘えてはいけないんだ。俺はもう後悔したくない。 古泉「そうですか…強くなられましたね」 キョン「こんな年だからな」 古泉は俺に、微笑んでみせた。しかし、その笑顔に嫌味は一切感じなかった。なんだよ、そんな顔もできるんだな。 古泉「それで、あなたは彼女にどうお気持ちを伝えるつもりなのですか?」 そうだな、俺は――― pppppppppp 急に俺の携帯の着信音が響いた。しまった、マナーにしとくんだったな。画面をみると―――国木田? キョン「もしもし、国木田か?」 国木田「大変だよキョン!ニュース速報見たかい!?」 なんか、異様にあわててるな?携帯からもれる国木田の大声に、古泉も心配な顔をしている。 キョン「どうしたんだよ国k「何のんきにしてるんだよ!佐々木さんが非常事態なんだよ!?」 何?佐々木がどうしたって?その時、古泉の方にも電話がかかってきた。 古泉「もしもし、涼宮さんですか?どうしま―――」 古泉の携帯から漏れたハルヒの声を、俺は確かにはっきりと聞いた。 国木田「どうしたのキョン?佐々木さんが人質にされてるんだよ!?」 ―――ササキガヒトジチニサレタ?――― キョン「どういうことだ国木田!!説明しろっ!!」 店内にいた客や店員みんながこちらを振り向いた。しかし今はそんなことを気にしている場合じゃない。 国木田「今テレビで速報やってたんだ。今犯人は警察に追い詰められて、○×ビルにたてこもってるんだって!」 ○×ビルっていったら、すぐ近くのデパートじゃないか!おい、国木田!いったんって俺はそっちに向う! 国木田「わかった!僕もできるだけ早くそっちへ行くよ!」 俺が携帯を切った時に、古泉も話し終わったようだ。俺は古泉と顔を見合わせた。 キョン「おい、古泉。俺はどうすればいい?」 古泉「あなたは現場に向かってください。僕は元機関の人に連絡してみます」 機関は解散したんじゃなかったのか? 古泉「確かに機関は涼宮さんが力を失ったと同時に解散しましたが、その基盤は今でも組織に残っています。もしかしたら、この状況を打開できる人がいるかもしれません」 わかった、それじゃあとで連絡する。 古泉「会計は僕がしておきます。お急ぎを」 キョン「助かる!」 俺は、レストランの入り口を蹴りやぶるように街へと飛び出した。 おわっ!!っと 焦る俺の前に一台の車が飛び出してきた、その中から出てきたのは以外にも 「キョン君乗って!!」 朝比奈さん(大)だった。 キョン「朝比奈さん!どうしてここに!?」 朝比奈(大)「いいから!早く!」 俺は言われた通りに車にのると、朝比奈さん(大)は思いっきり車を発進させた。 キョン「朝比奈さん、どうしてこの時代へ?まさか、この事件は既定事項なんですか?」 朝比奈さん(大)は、こちらを振り返らずに言った。 朝比奈(大)「今回は違います、でも今日起こったこの事件はとても重要なことなの」 キョン「どういうことですか?」 朝比奈(大)「詳しいことは禁則事項だから、話すことはできないの、ごめんなさい。でもね、これだけは聞いて」 車が急に止まった。どうやらついたらしい。朝比奈さん(大)が急に振り向くと、真面目な顔でこういった。 朝比奈(大)「彼女を救えるのはあなただけ。あなたの本当の思いだけが、彼女を救えるの」 キョン「それって、どういうこt「行って!!」 朝比奈さん(大)の声に押されて、俺は車を飛び出した。ものすごい数の警官隊と野次馬、そしてマスコミが集まっていた。 「キョンさん!!」 全身にものものしい武装を施した、警官隊の一人が俺の名前を呼びながら走ってきた。 「私です。森園生です」 そのその人がヘルメットを脱ぐと、中からあの元機関に所属していた森さんの顔が現れた。 森「事情はあとで古泉から聞いてください。今から現状を説明します」 森さんの話だと現在犯人は拳銃を所持しており、この○×ビルの屋上に佐々木を人質に立てこもっているらしい。 森「これから、犯人にばれないように裏から突入します。あなたにはそれに参加してもらいます」 キョン「どうして…俺に?」 森「私は、事情を知ってますから」 俺は、森さんに防弾チョッキを着せられ、警官隊の特別編成チームの人たちとともにビルへ潜入した。編成チームには新川さんの姿も見えたが、やたらとその防具が似合っている。 森「この扉の向こうが屋上です。犯人の男は屋上の端にいるはずですから、私たちが入ってくるのは見えない筈です」 そういって、森さんは静かにドアを開けた。俺たちは屋上へでて、タンクの群れに隠れて移動すると、犯人が見えてきた。佐々木を抱えて銃を突き付けている。 怒りがこみあげてきた。俺は今、犯人への怒りと、佐々木を助けることへの使命感で燃えていた。 絶対に助けてやるからな。佐々木! 森「私が銃で犯人に開放するよう命じます。もし、犯人が応じなければ、殺してでも彼女を助けます」 森さんは普段と変わらぬ冷静な表情で、そういった。森さんはいままで人を殺めたことがあるのだろうか? 森「行きますよ…3、2、1」 森さんが、犯人の前に飛び出して銃を突きつけた。その間にほかの人がばれないようにタンクの裏を伝い横へ回り込む。 森「うごかないで!その女性を解放しなさい、さもなければ撃つ!」 森さんの叫び声が聞こえる。 のぞいてみると、両者とも動きがない。犯人は、人質がいれば打たないだろうとたかをくくっているのだろう。だが、きっと森さんなら、百発百中で犯人の頭を撃ちぬくはずだ。 その時、森さんが動いた!森さんが犯人に向けて威嚇射撃をしたのだ。うろたえる犯人、気づけば俺は、犯人のほうに飛び出していた。 キョン「佐々木ィィイイイ!!」 俺は犯人から佐々木をもぎ取ると、そのまま倒れこんでしまった! 森さん「まずい!」 その時新川さんが飛び出してきた。犯人は完全に逃げ場を失い、錯乱していた。 犯人「糞ッ!」 森「新川!取り押さえて!」 そして、犯人の銃が俺をとらえて―――― 「キョン!!!」 一瞬だった。 突き飛ばされて倒れこんだ俺が、起き上がってあたりを見回して見ると…そこには、犯人を取り押さえる森さんと新川さん。そして――― 血まみれの佐々木だった。 キョン「佐々木!!」 俺は、血まみれで横たわる佐々木に駆け寄り、抱き起した。 キョン「おい、佐々木!!返事しろ」 佐々木「キョ…ン…?」 佐々木はうっすらと目を開けて、返事をした。 佐々木「助けに来てくれたんだね…やっぱり…持つべきものは友だね…」 キョン「まってろ!すぐ病院に運んでやるからな?死ぬんじゃないぞ!」 森「今すぐ止血を!」 森さんが包帯をかけよってきた。佐々木の服をまくると、腹部にある血の穴に包帯を巻いていった。 佐々木「聞いてくれ…キョン。僕はね……仕事を辞めるつもりだったんだ」 キョン「無理にしゃべらなくていい、前向きに考えろ!」 下にいた医療スタッフがビルに入ってくるのが見えた。頼む、急いでくれ! 佐々木「ごめんね…キョンを悩ませてしまったね…。全部僕のせいだよ…」 そう言いながら佐々木は、俺に力なく、その白く綺麗な手をのばしてきた。俺はその手を強く握り返してやった。 キョン「何言ってんだよ!違う、悪いのは俺だ。俺がお前の気持ち、気づいてやれなかったから…」 佐々木「君は…優しいね。それでこそ…僕の愛した人だよ…」 キョン「俺だって、お前のことが好きだ!仕事辞めても俺が面倒みてやる!一生そばにいてやる!だから…死ぬな!」 佐々木は、苦しそうに…くっくっと笑った。 佐々木「うれしいよ、キョン…今が人生で一番…幸せな……と…き…」 キョン「佐々木?佐々木!?おい!返事しろ!おい!」 佐々木の手から力が抜けるのを感じた。返事をしない…俺の目から、とめどなく涙があふれた。 キョン「佐々木!佐々木いいいいいいいいいいいい!!」 畜生…もう、後悔しないって決めたのに…俺は…俺は! YUKI.N これをあなたが読んでいるということは私が予測した、危機的状況に陥っていると推測される。 突然向かいのビルの、大型モニターに移された文字をみて俺は驚愕した。 YUKI.N これは私が涼宮ハルヒの力が失われた際に、用意した時限変革プログラムである。 なんなんだよこれ…長門!? YUKI.N 涼宮ハルヒの力が失われたのは確か。しかし、その力そのものは、離散し、そしてその力は最も素質のあるものの方へと流れた。 どうすればいい!早く教えてくれ、長門! YUKI.N それが鍵。そしてそれは、あなたたち二人。 俺と、佐々木が…鍵? YUKI.N このプログラムは以前のような、時空を"修正"するものではなく、"変革"させるものである。あなたたちが今、目の当たりにしているものも、確かな現実。 でも…佐々木は…俺はまだ佐々木に責任とってないんだ! YUKI.N このプログラムを起動させることは、今いる次元を放棄することであり、変革された世界が、あなたの望むものとは限らない。それでも、起動させるなら YUKI.N Sleeping Beauty わかったよ、長門。俺はこんな現実認めない。卑怯かもしれないけど、俺は、こいつを助けてやりたい。だから。 キョン「あのな佐々木。俺、実はメガネ属性ないんだ。いつだったか、お前のサングラスは絶望的なまでに似合ってなかったぞ」 そして、俺は眠っている佐々木にキスをした。 いてぇ! キョン「………!?」 なんつー夢見ちまったんだ!フロイト先生も笑死にだっぜ! 本当にひどい夢だった…まさか佐々木が殺されるなんてな。 寝ぼけ眼で時計を確認する。なんだもう七時じゃないか、ちょうどいい。 ドンッ!ドンッ! 誰かがドアをノックしている。まぁ誰かは分かるけどな。 「キョン!?大丈夫かい?すごい音がしたけど」 俺はドアをあけて、心配そうな顔でたっていた女性に笑顔で答えた。 キョン「大丈夫だ、佐々木」 俺は、ぶつけた後頭部をさすりながら、佐々木の入れた味噌汁をすすっていた。 佐々木「どうしたんだいキョン?変な夢でも見たのかい?」 キョン「ああ、とびっきりの悪夢を見たよ。口にするのもおぞましい」 佐々木「へぇ、どんな夢なのかな?興味あるよ」 あのなぁ、今言いたくないってったろ? 佐々木「冗談だよ。そんな話をしたらせっかくの朝食がまずくなってしまうよ。僕は一応そのくらいの空気は読めるつもりだがね」 朝からよくもまぁ口が回るもんだ。だが、今となってはこれがないと一日が始まった気がしないがな。 俺は高校卒業後、それぞれの大学へ進んだ。その後、俺はとあるソフトウェア開発会社に就職し、なんと仕事のつてで佐々木と再会した。 大手の取引先に佐々木がいたおかげで、商談が成立。課長大喜び。俺ヒーロー。ほんとあの時は佐々木様様ですよ。 そして、俺たちは今同棲している、親に内緒でな。ちなみにこれは佐々木の提案だ。まぁ俺も快く承諾したが。 なんせ家賃半分家事半分で大助かりだ。といっても佐々木の方が仕事が忙しいため、家事は7:3ぐらいで俺が多いわけだが、まぁ不満はない。 佐々木「キョン、そろそろ時間だよ。また遅刻すると、課長さんにどやされるんじゃなかったのかい?」 おっとそうだった、やばいやばい。…よし、それじゃ行こうか? 佐々木「キョン?」 なんだ? 佐々木「行ってきますのキスは?」 お前も一緒に出るんだろうが…まぁいい、ほら、こっち来い。 「――――」 佐々木「僕はこれがないと仕事にやる気が出なくてね」 うれしいこといってくれるじゃないの。まったく、やれやれだ。 佐々木「それじゃぁキョン、仕事がんばってね」 お前もな、あ、そうだ、まぇから言おうと思ってたんだがな。 佐々木「なんだい?」 キョン「佐々木。似合ってないぞ、サングラス」 完