約 16,372 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2338.html
小ネタ集と言っては語意のかなり違う小品 たまには虐待お兄さんが死んでも良いと思うんだ、うんすまない。 パロディです。 ゆっくりの虐待が公然と許されている村があると聞いて1人の虐待お兄さんが嬉嬉として向かった。 お兄さんの住んでいる村はゆっくりとうまくやっている村のため、ゆっくりを虐待すると周囲から煙たがられていたのだ。 (饅頭の一匹や二匹潰してもどうてことないじゃないか……) しかし、その雌伏の日々もこれまで。これからは好き勝手にあの饅頭共を虐待するんだ……。 彼はそう思っていた。 「ど、ど、どういうことだぁぁぁぁぁぁ!!」 彼はその村にはたどり着いて叫んでいた。 そして、ゆっくりを見つけ、いざ虐待をしようとした時気づいた。 ここにはドスしかいないのだ。それも何故か異様なほどに。 話が違う。ここは虐待ができる村じゃなかったのか 「ここは虐待が許されてるんじゃなかったのかよぉ!!」 男は長に詰め寄った。 「おぉおぉ許されておるよ。ただし饅頭とはいえ命を消したり害しようというのじゃ、 殺していい者は殺す覚悟のある者だけ……、わかるか若人よ」 「そんなぁぁぁぁぁ……」 結局男は帰ることにした。 「くっそぉ腹立たしい……ここの村のことを加工所にチクってやる!」 などと捨て台詞を言いながら身を翻し。 「ゲスなおにいさんはゆっくりしんでね!」 ドススパークに呑まれて消えた。 ここはゆっくりの虐待・殺傷が許される村。ただし、この村で虐待をして良い者は自分が返り討ちにされる覚悟のあるものだけである。 小ネタ ある刀鍛冶が刀を作った。 「やりましたね、先生!」 「うむ、すまぬが弟子よ……ゆっくりを十匹ほど捕まえてきてくれないか?」 「は、はぁ判りました」 しばらくして弟子が10匹ゆっくりを捕まえてきた。 「それを縦に並べてくれ」 「こうですか?↓」 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 「ゆっくりはなしてね!」 「おうちかえる!」 「みょんみょん!!」 「あたまにのせられるなんてとかいはじゃないわ!」 「おもいよぉおもいよぉ」 「うぅぅぅぅぅぅ!うぅぅぅぅぅ!」 「「「「れみりゃだぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」 などなど好き勝手に叫んでいるゆっくりの前に刀鍛冶が立つ。 そして 「でぇりゃぁぁぁぁぁぁ!!」 『ゆべしっ!!』 十個の饅頭を一刀両断した。 「おみごとです、先生。ですがなぜゆっくりを十匹も」 「あぁそれはだね……昔落語でやってたのだが饅頭十個で人の胴と同じ硬さだと聞いたからだよ」 こともなげに刀鍛冶はそういった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/kappadklove/pages/91.html
饅頭氏ともら 饅頭氏がお返しにと俺を書いてくださいました! 勝又 海氏が俺を書いてくださいました! 鈴樹氏がリクエスト絵を描いてくださいました! 錫氏がリクエスト絵を描いてくださいました!
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/402.html
ゆっくりばけてでるよ! 5KB ※スレで「ゆっくりの憑依」についての話題に触発されて書きました。 ※独自設定垂れ流し 「おらあ! でてけーっ!」 「ゆぎゃああああああああ!」 一階にあるアパートの一室。俺の住居であるそこに帰ると、ゆっくりの一家が中にいた。 俺を見るやいなや、テンプレ通りのおうち宣言。だからたっぷり痛みつけたのち、こうし て有無を言わさず蹴りだしたというわけである。 「れ、れいむにこんなひどいことして! おぼえててねぇ!」 捨てゼリフを残してずりずりと逃げてゆくゆっくりども。 まあ、覚えておく必要はないだろう。かなりいたぶり痛めつけた。おそらくどいつも明日 には命などないはずだ。 せいせいした。だがひとつ、ひっかかることがあった。 「やあ、そちらにもゆっくりがでましたか。大変ですね」 ふと気がつくと、そこには隣に住むおじさんがいた。 「うちもついこの間やられてね……あんまりイライラきたものだから、潰してしまいまし たよ。君は逃がしてやるなんて、いや、やさしいね」 「はは……」 笑って返す。ゆっくりの状態はおじさんも見たはずだ。あれでは生き残れないことなど誰 が見ても明らか。やさしい、なんて言うのはゆっくりに対する皮肉に違いない。 「それにしても不思議だねぇ。ちゃんと戸締まりしたつもりだったのに、あいつらどこか ら入ってくるんだか」 「! 本当ですね」 俺もそれがひっかかっていた。 戸締まりはきちんとしていた。それなのにゆっくりはいた。 いつの間にかゆっくりが家宅に侵入しているという話はよく聞く。 不思議なのはその頻度が高すぎることだ。みんながみんな、戸締まりを頻繁に忘れるなん てちょっと考えられない。 それでもゆっくりは家宅に侵入するのだ。 誰もがもつ疑問。その答えを、俺は偶然目にすることになる。 ゆっくりばけてでるよ! 「ゆっ」 寝転がって菓子をつまみつつテレビを見ていると、そんな不愉快な声を聞いたような気が した。 「……ゆっくりか?」 つい昨日、ちゃんと戸締まりしたのに侵入されたばかりである。 一応念のためと、狭いアパートの中を見て回る。だが、出窓には網戸があり、網戸を通し て見える庭にはゆっくりの姿はない。玄関も他の窓も閉められていたり網戸があったりと やつらが侵入する余地はどこにもない。 ゆっくりはいない。 「気のせい、か」 昨日のゆっくりのおうち宣言。あれがあんまりムカついたので、ゆっくりをさんざん痛め つけた。 その悲鳴がまだ耳に残っていて、別の音を聞き違えてしまったのかもしれない。 あいつらの苦しむ姿が思い出される。もう生きてはいないだろう。あいつらの姿をもう一 度みることはないだろう。 「化けて出てくりゃ別だけどな……」 さて再びダラダラするか、とテレビの前に戻る。 そのときだ。 目が、合った。 「ゆっくりしていってね!」 そこにはゆっくりがいた。 「うわあああ!?」 驚いた。ゆっくりの侵入できるような場所がないことはたった今確認したばかり。それな のにゆっくりがいたのだ。昨日家に侵入したのとそっくりなゆっくりれいむだ。 それものうのうと俺の食べていた菓子の上にいやがる。 待てよ、菓子……? 「ゆうう、おそらをとんでるみたい~」 ゆっくりを持ち上げ触れてみる。 柔らかく、表面には白い粉がついている。それらの感触は間違いない、たった今まで俺が 食べていた大福のものだ。よく見ればふつうのゆっくりと比べて肌も白い。 だが、それもわずかな間のこと。すぐに感触はゆっくりの肌のそれとなり、色も赤みが差 してゆっくりのものとなった。 まさか、これは……。 「ゆー」 「ゆーゆー」 「ゆっゆっゆっ」 足下から、声がする。 俺はまだ食べていない大福があったことを思い出した。 おそるおそる足元を見る。 「ゆっくりしていってね!」 そこには3つ。白い表皮にわずかな毛を生やし、むかつく目つきと口つきだけはきちんと できた、「ゆっくりになりかけの大福」が三つもあった。 「うわあああああっ!?」 恐怖に任せて、俺は手の中のゆっくりれいむをたたきつける。 「おそらをぶっとんでるみたいぃぃぃ……ゆぎゃっ!?」 「ゆぎゅぶっ!?」 皿の上の一匹にぶち当たり、二匹つぶれた。 衝撃に皿が跳ね、残った二匹が空中に放り出される。 「おそらをとんでるみたい~」 「れいむとんでる~」 空中で二匹をキャッチ。そのまま一気に握りつぶした。 「ゆぎゃっ!?」 「ゆぶびゅうう!?」 そうして、ゆっくりは全部死んだ。ゆっくりの声が聞こえなくなり、俺はようやく落ち着 きを取り戻した。 「いったいどういうことだ……ゆっくりが化けて出たとでも言うのか……?」 ありえない。 だってあいつらは生き物じゃない。ナマモノだ。魂なんて上等なモノがあるはずない。 だがたった今、こうして俺の大福にとりついて化けて出やがった。 いくら中身が同じだからって、大福にとりついてくるなんて……。 そこで、俺は慄然たる事実を思い出した。 あわてて冷蔵庫に向かう。 おそるおそる扉を開ける。冷蔵庫の真ん中の段。そこには最近おみやげにもらった箱詰め の饅頭があるのだ。 こころなしか、箱がカタカタ揺れているように思えた。 ごくり、とつばを飲み込み、俺は覚悟を決めて箱を開けた。 リボンがあった。 お下げがあった。 おぼうしがあった。 三つ編みがあった。 みっしりと詰まっていた。 そして、なにより。 「ゆっくりしていってね!」 耳障りな一斉唱和があった。 俺はその声を打ち消すように絶叫した。 ゆっくりに霊魂というものがあるのかはわからない。だが、お盆の時期になると饅頭や大 福にゆっくりがとりついて生まれるのだけは間違いないらしい。 俺以外にも、そうした体験をした人は多いらしい。 ゆっくりの家宅侵入する理由もわかった。やつらは外からやってくるのではない。中から 生まれるのだ。 この驚くべき事実は瞬く間に広まった。 その結果、饅頭の売り上げもかなり悪くなってしまったらしい。なにしろ保存が利かない。 すぐに食べないと、ゆっくりになってしまうかもしれないからだ。 そんな中、俺がどうしたかと言うと。 「ゆっくりして……ゆぎゃあああ!」 饅頭を買っておき、あらかじめ何本も串を刺しておいた。もちろん即死などしないように 急所は慎重に避けてある。 予想通り饅頭はゆっくり化し、その瞬間激痛にさいなまれることになるわけだ。 「ゆぎぎぎぎ! いだいいいい! だずげでええええ!」 ゆっくりごときにビビらされたのだ。ムカついて仕方ない。 だが、仕組みがわかればなんてことはない。せいぜい楽しませてもらおう。 次はあらかじめ底部を焼いた饅頭を焼いておくか。あるいは目のあたりをえぐった饅頭を 用意するのもいいかもしれない。 夢は広がるばかりだ。 「ゆがあああ! ゆっぐじじだいぃぃぃ!」 「いやだね。おまえらはぜったいゆっくりさせない。せいぜいゆっくりしないでね!」 了 by触発あき 過去作品 『ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐!』 『ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口』 過去作品一覧は下記作品に収録 『ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね!』 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 仕組みが分かったら面白いな -- 2015-10-17 21 59 37 ゆっくりは地獄行 映姫さまが言ってたよ -- 2014-07-31 12 23 11 ゆっくりは饅頭であって饅頭でない。ナマモノ(ナマゴミ)なのだ。ゆっくりを饅頭と呼ぶことは饅頭、いや食べ物全般に対しての侮辱だと思う。 -- 2014-03-13 00 04 46 食べ物を粗末にする事自体には過剰な抵抗は感じないが、ゆっくりのせいで饅頭が食えなくなるってのはなんか ムカつくよな、霊とかそんなもん物理が効けば大して怖くは無いんだろうな -- 2012-12-17 15 42 43 霊体になっても尚一秒足りともゆっくり出来ずに又死んで行く・・・ なんて画期的!ステキ! -- 2011-10-06 19 52 50 おそらを「ぶっとんでる」で笑ったwww -- 2011-07-31 22 10 33 食べ物に取り憑くっていう発想が面白くて楽しめた。 -- 2011-06-13 14 47 52 かえって饅頭の売り上げが(一部で)上がるんじゃないか? -- 2010-12-14 09 33 41 化けて出ても結局この程度かw 死んでは蘇って又死んでいくw 阿呆のキワミだな・・・・ゆっくりの馬鹿は死んでも直らないかw -- 2010-07-09 04 26 34 あらかじめ串刺しにしとくなんて…すっげー楽しそう! -- 2010-06-19 07 08 07
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3983.html
『クリスマスは中止になりました』 0KB 小ネタ 思いやり 温まる話 「でんでんでーん でんでんでーん くりすーますーっとくらぁ…ん?なんだありゃ…?」 クソ饅頭が煙突に顔突っ込んで、ケツをもるんもるん振っている。きめぇオブジェだな…何処のガキだ、まったく。 「おらクソ饅頭、出してやるからとっとと消えろ、2秒したら蹴り飛ばす。」 「ゆぐ!?れいむはクソ饅頭じゃないよ!れいむはサンタさんなんだよ!サンタさんは煙突さんからお家に侵っ入っするんだよ! そしたられいむは御馳走さんをむーしゃむーしゃしてあったかい靴下さんに包まれてすーやすーやするんだから邪魔しないでねっ!」 …ああ、うん。なるほど色だけはサンタだな…。 俺は”お家”の中に、古い障子紙を詰め込むとマッチを擦って放り込んだ。あー良く燃えらぁ…あ、障子の糊、買い忘れた…チッ。 by 4byte
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/891.html
あるおもひで 9 「ああいう人だったんだ」 歩きながらアレクシアは言った。白い息が流れて消える。 「ああいうひと?」 隣を石畳を踏む足音がついてくる。白い息が肩のところに追いついてくる。ルキアニシアだ。うん、とアレクシアは頷き返す。 「どんな人だったのかなって、前から思ってた」 「ミサティア先生のこと?」 「お昼食べ損ねたわ」 アレクシアは言った。 「出店でもいい?」 振り返ると、ルキアニシアはすこし戸惑い、小さくうなずく。 公教会帝都首座の前は広い広場となっている。今日のような祝いの日ならば、出店を立てることも許される。それらの出店は広場を囲むように立ちならび、まだ夕暮れには間があるのに人々が集まっている。 広場のほうは、大きく開けたままだ。その中には杖ほどの細い棒が間を置いて立てられ、その頭の輪には紐が通され次の棒、次の棒へと渡されてゆく。それはこの広場で行なわれる冬至聖餐の儀式のためのものだ。 公教会は中央よりむしろ南方辺境領と西方辺境領に多くの信徒を持っている。この帝都首座で冬至聖餐の儀式を受けられるものはごくわずかしかいない。それでも多くの人が聖餐の儀式にあやかろうとこの広場に詰め掛けてくる。夕方の人を この広場も儀式は行なわれ、それは教会の中で受けられるものと同じくらいの威徳があるのだと言われている。教会は聖餐の場による威徳の違いを認めていない。 アレクシアは広場を横目に出店へと歩き、白く湯気を立てる屋台の前へと立つ。 「おじさん、おまんじゅう。四つおねがい」 「四つかい?」 店の親父は顔を上げた。 「お嬢さん方二人でかい?ウチのは大きいよ?中身一杯だよ?」 「大丈夫よ。この子にいっぱい食べてもらわないといけないから」 「そうかい?」 疑わしげに親父は言いルキアニシアを見る。 「大丈夫かい?」 蒸し器の蓋を開けると、白い蒸気が膨れるように立ち上る。中には両手で一包みしなければならないような大きな白い肉饅頭がある。 「あたし、たぶん、一個で大丈夫」 「そうかい、そうしておきなよ。一つずつ食べて、もう一個は分けっこしなよ、な?」 「はい。三つください」 ルキアニシアは言って一歩、踏み出した。 「おいくらですか」 親父は愛想良く値を告げ、ルキアニシアはすこし迷って少しの値引きを言い出す。わははと笑った親父は、お嬢さん方、かわいいからなあなどと言って、ほどよく応じる。ルキアニシアはきっとこれまでも得はしないが損もしてこなかったのだろう。紙の包みの饅頭を受け取り胸に抱え、ルキアニシアは小さく頭を下げる。何やら妙にうれしげにアレクシアを見る。 「まだ熱いよ」 「熱いうちに食べなきゃ」 「落とさない?」 「食べさせてくれるの?」 ほんの一拍だけ迷って、すぐにルキアニシアはうなずく。うん、と。白くてやわらかい肉饅頭を熱っ熱っと小さくつぶやきながらさし伸ばす。割ったら一番おいしい汁が流れて無くなってしまう。だから、かじってもぐもぐというものでもない。かじってそのまま、肉汁をおいしくするる。 「ずっと、こうしていなくちゃだめ?」 「うん」 アレクシアは澄ましてうなずき、それでも笑いがこぼれないように口元を押さえる。ルキアニシアも笑った。 肉饅頭はおいしかった。おいしい店を見つけるような勘はよく働くのだ。ルキアニシアも胸に抱えた白いお饅頭のひとつを取って食べる。肉汁の油で滑らかになった口で二人でくすくす笑いあった。 「買い物、好き?」 「そうでもない」 指先をぺろり舐めてルキアニシアは応じる。まだひとつの肉饅頭を抱えて歩く。 「最後の一個、先に食べていいよ」 「半分ずつね」 言いながら、肉饅頭を受け取る。ルキアニシアの胸に抱えられていても、この冬の寒さの中に少しずつ暖かさが吸い出されていた。 「買い物って、こんな大きな街でなんかしたことないよ」 答える代わりにアレクシアはうなずいてみせる。ルキアニシアは言う。 「だって小さな村だよ?」 「うんうん」 「うちには畑もあったし、そんなに買うもの無かったし」 「うーん」 「それだけだよ、べつに、ふつう。話すこと無いよ」 「うーん?」 「何が聞きたいの?おつり間違えたとか?品物が傷んでたとか?そんなの小さなころだけだよ」 「うーん」 適当にアレクシアは小首をかしげて見せる。 小さな村の暮らしがどんなものかはアレクシアには良くわからない。ルキアニシアもあまりふるさとでのことは話さない。先のミサティアも結局は実のあることは話さなかった。 あのミサティアの言いようが、アレクシアは嫌だった。つまるところ見捨てたくせに懐かしいだのいまさら言い出すなんてと思っていた。当地の貴族からも、教会からすら見捨てられて、ここへ追いやられてきたのだとも思っていた。本当のところ、そのとおりなのかもしれない。 けれど、小さな村の人たちはそこまでではなかったらしい。先の饅頭売りのようにルキアニシアにやさしくしてあげてくれていただろうか。 肩を寄せてルキアニシアにお饅頭を手渡す。ルキアニシアはうれしげにそれを受け取りぱくりとかじりついた。さらにルキアニシアの肩を抱き寄せる。不思議そうに見返されたけれどかまわず歩いた。 小さなことだけれど、今のアレクシアにはとても大事なことだった。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2862.html
『2cmの世界』 13KB 観察 考証 実験 赤ゆ 子ゆ 透明な箱 加工場 現代物 ※現代はどんな饅頭でもウェルカム、 どうぞ存分にゆっくりを追い続けてください、 我々はその姿勢を資本主義で全て搾取するものです 加工場 第2研究室 整然と機械類が並べられながらも清潔な室内。 タタミ一畳程の実験デスクの前で一人の白衣を着込んだ職員が 三脚で固定されたビデオカメラを前に若干緊張の声音でナレーションをしている。 「こほん、えー、これより第35回『ゆっくりの金属化硬度実験』を始めます。 実験担当は私:小仁井。職員番号:UQR1410110NE。 被験饅頭は加工場産ゆっくりれいむの母子。現在ラムネで睡眠状態です。 記録日は─────」。 加工場はゆっくりを元に甘味物を生産・販売して利益を上げていた ──── のは遠い過去の話だ。 市場競争の激しい社会では、そんな昔ながらの方法ではあっという間に淘汰される。 そこで加工場が新たに目を付けたのはゆっくりを資源として活用することだった。 すなわち、饅頭皮をデンプン質に分解しての医療消耗品生産 餡子を醗酵させてバイオエタノールの精製、等々 アイデアの内幾つかはすでに実用化の上、商品化までされていた。 現代においてゆっくりは、最早喋るだけの意味不明な甘味饅頭ではなく 饅頭皮の一カケラ、餡の一粒、砂糖水の涙一滴に至るまで "分解され"、"利用しつくされる"、化学消耗品に姿を変えていた。 そんな背景の元、現在加工場が力を入れているのは アストロン化したゆっくりを鉄鋼資源として利用する試みだった。 成功すれば、日本は一気に資源大国になれる可能性を秘めている。 もっとも、理論上は可能かも知れないが現実に超えなければならないハードルは多い。 強度の問題、品質の均一化の問題、安定供給の問題・・・etc まだまだ実験段階だが、小仁井達のサイエンスチームは必死に回答を探し続け 研究成果は官民問わず熱い注目を浴びていた。 「続いて実験概要を述べます。」 小仁井の実験記録は続く。 実験デスクの上に置かれた、透明なボックスをビデオに写し出し説明を始めた。 「今回はこちらの硬度測定ボックスを使用しての実験を行います。 詳細を述べますと、製品名:虐待用透明BOX。Lサイズ(50cm×50cm×50cm)。硬質アクリル製。 防音機能付き。メーカー:加工場。こちらのBOXを一部改造したものを使用します。 四方壁面の内、横一面に改造を加え圧縮ピストンを付属しています。 こちらのピストンは制御PCにより移動距離をナノメーター単位、数百kgの圧力で操作可能で 箱内を圧縮し押しつぶしていきます。 細かな仕様は共有サーバー内の実験レポートフォルダからご参照ください。」 やたら細かな説明を加える小仁井の声には自信が溢れている。何故なら彼の作品なのだ。 自慢のボックスの横に、錆付いたネズミ捕り籠のような金属網籠に 放り込まれたれいむ母子を置く。 「こちらのボックス内に用意した被験饅頭:ゆっくりれいむ母子を入れ、覚醒させた後 装置を起動、実験が開始となります。これまで同ボックスを使用しての実験結果から 徐々に迫る壁に対して87%のゆっくりが"あすとろん状態"に変化する事が判明しています。 しかし、あすとろんの"硬度"が一定ではなく未だその確定要因がつかめておりません。 そこで、今回の実験の目的は『母性による硬度変化』となります。 "母れいむが子れいむを庇う"と言う本能が硬度に影響するのではないかと予測しております。 また、被験饅頭母子は加工場産の"理想状態饅頭"を使用しております」 理想状態饅頭 - 加工場で生産される実験用のゆっくり。 生まれた時から日当りの良い広い温室の中で、外敵も、冬の寒さも、飢えも無く 非常にゆっくりと育てられたゆっくり。これらの饅頭は家族愛や仲間の絆が強く ほぼゲスになる事が無い。この特性は原始的なゆっくりのそれに近いと言われている。 性質が均一化されている為、加工場の実験饅頭として使用される。 例えるならば、意図的に繁殖させた実験用モルモットである。 「それでは実験を開始します。実験時間は約3時間です」 小仁井はビデオに対して締めの言葉を発すると 金属籠を逆さにしてボックス内にれいむ母子を放り込んだ。 ボスン! ポトン! 母れいむと子れいむが透明ボックス内に頭から着地する。 「・・・・ゆわーん!!いちゃいよぉぉ!!にゃにがおきちゃのぉぉ!!」 「・・・ゆゆゆ。いたいよ、ゆっそれよりもおちびちゃんがないてるよ!だいじょうぶおちびちゃん!」 衝撃に目を覚ました母子の声はPCのスピーカーから拾える (ボックスは防音性なので内部にマイクが装備されているのだ) 小仁井は制御PCの前に陣取ると慣れた手つきで実験の開始準備を始めた。 「おきゃーさん!れいみゅはだいじょうびゅだよ!れいみゅはつよいんだよ!」 「ゆゆ~ん、おちびちゃんはとってもつよいこだね!ごほーびにすーりすーりしてあげるね」 「ゆわわ~い!しゅ~りしゅ~り!」 小仁井は真面目に作業をしながらも、スピーカから出てくる母子の会話に 苦笑を抑えることができなかった。 「しゅ~りしゅ~り・・・いっぱいゆっくりー!」 「おちびちゃんとってもゆっくりしたね!!」 「ところでおきゃーさん、ここはどきょ?にゃんかとってもふしぎなばしょだにぇ!」 「んん~れいみゅ~そうだね~ここはなんだろうね~」 スキンシップが終わると、さすがに現状に疑問を持ったようだ しかし2匹の表情には危機感、不安と言ったものは一切存在しない ただ好奇心の赴くまま、透明な壁に擦り寄ったりなどしてゆっくりと会話をしている。 野良や野生にはありえない行動。これが理想饅頭の特徴だ。 理想饅頭はストレスという物が存在しない世界で育った為、考え方も非常にゆっくりとしている。 傲慢からではなく、極当たり前のように『世界に我が身を脅かすものなど存在しない』と言う 意識を持って生きているのだ。 「理想饅頭───幸福で哀れな饅頭、ほい、実験スタート」 小仁井はボックス内の平和な会話に僅かばかりの悲哀を感じながら 実験開始となるリターンキーを押した。 フィィィンンン!!! ボックスの横に備え付けられたピストンのモーターが静かに回りだす と同時にボックスの壁が少しずつ動き出した。 「えーっと最終チェックをば」 小仁井は開始を確認するとビデオカメラがボックスにフォーカスされている事を確認し 母子れいむの会話が録音されていることもチェックする。 「ゆっゆ!みておきゃーさん!!かべしゃんがゆっくりうごいてるよ!」 「すごいね!おちびちゃん!とってもゆっくりしてるね!」 PCのスピーカーから出てくる楽しげな会話は─────哀れだった。 「さて・・・三時間の長丁場だし、そもそも"あすとろん化"するまで若干間があるしな。 コーヒーでも入れるか」 実験初期の頃、ゆっくりの"あすとろん化"の明確な発生条件が分かっていなかった。 ボックスを使用して「潰される危機」に陥ると確かに"あすとろん化"するにはするのだが 圧縮速度が速すぎると"あすとろん化"が間に合わず、 遅すぎると"あすとろん化"をしないまま潰されて死んでいった。 しかし、小仁井達は100匹を超える饅頭を潰した結果、最も"あすとろん化"し易い 工程を発見した。それは一定速度で2時間かけて圧縮するものだった。 それにより、種別を問わずに高確率で"あすとろん化"させる事が可能となった。 (それが前述の87%だ) 実験開始10分後 「おきゃーさん!れいみゅつまんにゃいよ!」 「ゆふふ、おちびちゃんはげんきだね!それじゃいっしょにおうたをうたいましょう!」 「「ゆっくりのひ~まったりのひ~とってもゆっくり~!!」」 コーヒーを飲む小仁井の耳に甲高い歌が聞こえてきた。うるさい。 実験開始1時間後 「ねーおきゃーさん!おへやがなんだかせまくなってるよ!きゃべさんがこっちにきてるよ!」 「だいじょーぶだよおちびちゃん!かべさんはとってもゆっくりうごいてるからね! ゆっくりしているかべさんはいいかべさんなんだよ!とってもゆっくりしてるからね!」 「ゆゆ~んきゃべさんとってもゆっくり~!!」 他の実験レポートに目を通している小仁井の耳に新種の理論が聞こえてきた。 研究する気は全く無かったが。 実験開始1時間30分後 「おきゃーさん!!きゃべしゃんがいじわりゅするよ!!れいみゅもうかけっこができないよ!」 「ゆゆ~ん・・・きゃべさんちょっといじわるだね!でもおちびちゃんおこるのはゆっくりしてないよ!」 「ゆ~れいみゅはゆっくりしたゆっくりになるよ!」 「おちびちゃんはえらいね!」 「ゆっきゅりー」 「(ゆゆぅ、ちょっとしんぱいだよ。このままだとれいむたちどうなっちゃうのかな?)」 ボックスの体積は最初の半分となり母れいむより少し幅がある位となっていた。 そろそろ"あすとろん"化の兆しが見え始める頃だろう。 実験開始1時間45分後 「おきゃーさん!きゃべさんが!きゃべさんが!」 「おちびちゃん!もっとおおきなこえでさけぶよ!ゆっくりしないでさけぶよ!きっとだれかたすけてくれるよ!」 「おどぉぉぉさぁぁんん!!たすけちぇぇぇぇ!!!!」 「だれかぁぁ!!ゆっくりしないでたすけてね!!まりさぁぁぁ」 母れいむの頬っぺたが徐々に押され始めた時 ようやく2匹は"自分たちがどうなるか"を悟ったらしい。 理想饅頭にも一応危機感はある、野生のそれに比べて実にゆっくりとしているが。 実験開始2時間後 「ゆひゅー・・・ゆひゅー・・・」 「おふぃびひゃん・・・だいひょうぶ?」 「ちゅかれちゃよ・・・どおしておとーしゃんきちぇくれにゃいにょ」 叫び続けた子れいむの体力は限界に来たようだった。 母れいむは頬を押される形でまともな発音ができなくなっていた。 しかし、圧縮は止まらない。事ここに至りてとうとう母れいむは決心する 「おふぃびひゃん、よふきいへね」 「おきゃーさん」 「おひゃーさんは、あひゅとろんするよ」 「でみょでみょ、それじゃーおきゃーさんは」 「だいひょうぶひゃよ。あひゅとろんすればひゃべさんはいじひゃるできなくひゃるよ」 「でもそれじゃ、おきゃーさんがゆっきゅりできないよ!」 「おひゃーさんは、おふぃびひゃんにゆっひゅりしてほしーんひゃよ」 「・・・・・おきゃーさん」 「ゆっひゅりりひゃいしひぇね!」 「おきゃーさん!ぜったいおとーしゃんがたしゅけにきてくれるかりゃにぇ!!ぜったいだかりゃね!!」 「おふぃびひゃん・・・」 母子は涙を流しながらすーりすーりをした。 野生ではめったに見られないような家族愛であるが、理想饅頭では割と普通に見られる光景である。 その証拠に、小仁井はバリバリと煎餅を食べながらつまらなそうに眺めていた。 そして 「あひゅとろん!!」 カキーン!! 金属バットがボールを打つような音ともに母れいむの決意の表情が鋼鉄オブジェと化した 「おきゃぁぁさぁぁんん!!」 子れいむは母の愛に叫んだ。 「よっしゃ、あすとろん化成功。第2フェーズ移行。」 小仁井は煎餅袋を脇に置くと制御PCの前で各種計測値に目を見張った。 「ふむふむ、やはり母性による"あすとろん化"は強度が高いな。予想通りだ」 「まっちぇちぇねおきゃーさん!!いましゅぐにたしゅけをよぶかりゃね!!」」 スピーカーからは決意の声が聞こえる 実験開始2時間15分後 「おとぉぉぉしゃぁぁんん!!!おきゃーさんがたいへんなんだよぉぉぉ!! ゆっくりしないではやくきてねぇぇ!!!」 さっきまで体力も限界だったはずの子れいむは必死になって 姿の見えない父まりさに助けを求め続けた 実験開始2時間30分後 「ゆう・・・ゆぅ・・・ちゅかれちゃよ・・・・ でみょまぢゃまぢゃぎゃんばれりゅよ・・・ ありしゅぅぅぅ!!!ぱちゅりぃぃぃぃぃ!! れいみゅをたしゅけてぇぇぇ!!!れいみゅはきょきょにいりゅんだよぉぉぉぉ!!!」 疲れた体に鞭打って、餡子が口から飛び出さんばかりに叫ぶ子れいむ。 自分自身の為に、何より母の為に。仲良しだった友の名を繰り返し、繰り返し叫ぶ。 鋼鉄になった母の頭上に乗り、涙を流しながら叫び続ける。 「これは・・・気のせいじゃない!徐々に硬度が増してる! いや、まてよ・・これはつまり『あすとろん中でも母が子の危機を感じとっている』と言う事か? 別実験でも検証が必要だが・・・・Fe純度が増してたら強力な突破口になるぞ!」 小仁井はPCのスピーカボリュームを小にして、計測器のログに釘付けになっていた。 実験開始2時間45分後 ピキリ・・・ピキピキ 母れいむの頬に"ヒビが入る" 「ゆっっ!!おぎゃぁぁぁざぁぁんん!? ごわれぢゃだめぇぇ!!!ぞんなのゆっぐりでぎないよぉぉ!!ごわれぢゃだめだよぉぉぉ!!」 子れいむは泣いた。鳴いた。哭いた。 理想饅頭にとっては生まれてはじめての絶望による涙。 「あすとろん」状態の母れいむが"壊れて"しまったら。 いつか必ず壁は自分達をを押しつぶす。 でも母は答えない 『絶対にあすとろん状態を解かない』と決めたから ぷくっと頬っぺたに力を入れ目をぎゅっと瞑った状態で。 硬く冷たい金属のまま。子れいむに何も語らない。 我が子が泣こうが喚こうが答えない。 しかし、そろりそろりと壁は迫る ゆっくりゆっくりと饅頭よりも遅い歩みで母れいむを押しつぶす。 なにせ"100kg"を超える圧力だ。あすとろん状態の饅頭でも押しつぶす。 「おぎゃぁぁぁさぁんんん!!!れいみゅぺーりょぺーりょするきゃら!ぺーりょぺーりょするきゃら ひびさんもどにもどっでえぇぇ!!!ぺーりょぺーりょ!!」 ヒビが入った母を 子れいむは、冷たい冷たい母の頬をなめる ちっちゃい舌で必死になめる。 「おきゃぁぁぁさんん!!ちゅめたいよぉぉ!!」 母の頬は冷たい、これまで感じた事も無い冷たさ。 いつもすーりすーりしてくれた柔らかさ等微塵も無い。 ただただ、鉄の冷たさと苦い味が舌に残るだけだ。 「おぎゃぁぁぁさぁぁん!!ごわれぢゃだめだよぉぉぉ!! ゆっぐりでぎないよぉぉ!!おきゃぁぁさんんごわれちゃうぅぅぅ!! だれきゃぁぁ!!!!だれきゃたしゅけてぇぇぇ!!!!」 痛みも苦しみも無い世界で育った理想饅頭としては、 あげた事も無い絶叫を子れいむはあげていた 「加圧2000kg・・・新記録だな・・・すばらしい」 小仁井が興奮に震える声で呟いた瞬間 バゴギンッッ!!!メギメギメギ!!! スピーカーから二つの音が聞こえた 鉄骨がひしゃげる様な破壊音と、子れいむの絶叫。 実験開始3時間後 「・・・・・・・」 スピーカーの音は完全に沈黙した。 上機嫌な小仁井はそれを確認すると鼻歌交じりでPCに停止コマンドを打ち込む。 「実験終了~。お疲れ様でした♪」 短くそうつぶやくと、資料をまとめ、機材をたたみ、引き上げる準備をする。 全てをカバンにしまい込み、小脇に抱えると部屋の扉横にある 電灯のスイッチに手をかけた。 「ありがとう理想饅頭。本当にありがとう。とても良いデータが取れたよ。今日の酒はきっと美味しい」 パチン。電灯が消える 「・・・・・・・・・」 バタン。扉が閉まる 「・・・・・・・・・」 静寂に包まれた暗闇の実験室 真っ暗闇の部屋の、さらに潰されたボックスの中 母が死ぬ悲しみ、痛みの辛さ、見捨てられた絶望・・・etc 理想饅頭が今まで経験したことも無い苦しみの全てを一気に浴びせかけられた 哀れな実験饅頭の子れいむは。 「・・・・・ゆ・・・・・きゅ・・・・・り・・・・」 その柔らかい体をヘチマみたいにして、 ボックスに残る僅かな隙間でまだ生きていた。 目も、口も、顔全体が細長く、ムンクの「叫び」の様な姿のまま。 母が命をかけて作ってくれた2cmの世界に 作:六人 「下卑た快感」 「アザーワールド」 「公認虐待」 「真理の扉」 「全自動復讐システム」 「全自動復讐システム -初期型-」 「全自動復讐システム -世界」 「ただ淡々と」 「幸運」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4238.html
※「信じてたのに 前編」を読むと良い感じにスパイスになると思うよ!! 『信じてたのに 中編』 俺は1年前、赤ゆっくり2匹を買った。 それから1年間色々な楽しい思い出がいっぱいあった。 海に行ったり、花火を見たり、むしさんの鳴き声を聞いたり、ゆきさんを見たり ゆっくりかぜをひいたり、あめさんにふられたり・・・・・。 楽しいことがいっぱいあったよな? れいむ? まりさ? 俺はお前らを信じていた。 あかちゃんを産みたいって言った時も「いいよ」って言ったし。 おまえらもわがままも聞いたし。 おまえらのあかちゃんにも精一杯の世話をしたよな? 俺は悪くないよな? それでも裏切られた。 だから、お前らを俺は裏切るよ。最高の形でな。 1日前。 「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!!」 パリーンッ!! というガラス物が割れる音ともに赤れいむの声がした。 まさか、と思い現場に駆けつけたが案の定まさかだった。 机の上に飾ってあった、花瓶が割れていた。 その花瓶はもうおばあちゃんが大切にしていたものだった。 『おじいちゃんが60歳の結婚記念日に赤い薔薇と一緒にくれたんだよ。』 とニコニコしながらみんなに話していた。 おじいちゃんは新聞を赤い顔で読み続けていた。 もっとも2人とも、もうこの世には居ないが。 俺はおばあちゃんっ子でおばあちゃんが大好きだった。 赤れいむなんてどうでもよく。おばあちゃんにすまないという気持ちで一杯だった。 「ぴい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!! いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!! たちゅけろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! じじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」 赤れいむが小うるさく叫ぶ、耳障りだ。 ぬくぬく育てられたからガラスがちょびっと刺さっただけでも激痛なんだろうな。ざまあみろ。 そこに馬鹿饅頭2匹がやってきた。 「おちびちゃあああああああああああああんッ!!!」 「ゆわああああああああああああああ!!! だいじょうぶかだぜ!?」 俺はコイツらのどんな仕打ちよりもイライラしていた。 原因はもちろん花瓶だ。 「じじいいいいいいいいいいいい!!! はやくおぢびぢゃんをだずげろおおおおおおおおお!!!」 「黙れ饅頭。」 「ゆ゛ッ!?」 久しぶりにコイツらのおびえた顔を見た。 「俺に命令するな、饅頭の分際で…。 敬語を使え。おちびちゃん♪(笑) を助けて欲しいんだろ? ああ゛?」 「ゆゆゆ・・・・ゆぐうああああああああああ!!! じじいさま!! おぢびちゃんをたすけろほしいんだぜえええええええっ!!!」 日本語ではない言語をしゃべる饅頭がそこには居た。 死なれちゃ、後々困るので俺は赤れいむのガラスをピンセットで抜く。 「ゆびゃッ!!」 「ぴぃい゛ッ!!」 「み゛ゃみ゛ゃぁッ!!!」 「い゛じゃい゛ッ!!!」 「ぴゃあ゛ッ!!!!」 俺はチビ饅頭のガラスを思いっきり抜いてやった。 チビ饅頭は傷みでピクピクしてやがる。 「みゃみゃぁ―ッ!! いぢゃいッ!! いじゃいよぉ―ッ!!!」 「おちびちゃん!!! ぺろぺろしてあげるからねええええええええええ!!! だいじょうぶだよおおおおおおおおおおお!!!!」 1年前に買った「はじめてのゆっくりせいかつ」という本には 「ぺろぺろ」には本当に治癒効果があると聞いた。 唾液がいわゆる「溶かした小麦粉」に近いらしいからであるそうだ。 小賢しい饅頭だ。 「おい、どけ。」 俺は紅白饅頭を退けた 「おちびぢゃんがけがしてるからはやくたすけてねえええええええええ!!!」 「ああ、これから治療してやるのさ。」 「やさしいどれいなんだぜ! みなおしたんだぜ!!」 我慢だ。我慢するんだ。そのほうが更なる屈辱を与えられる。耐えろ俺。 俺はチビ饅頭を掴むと台所へ向かった。 そして、まな板の上にプルプルしているチビ饅頭を置き冷蔵庫からオレンジジュースを取り出した。 それをチビ饅頭にぶっ掛ける。 「ゆ゛・・・・・・・ゆ゛・・・・・ゆ゛・・・・ゆ゛・・ゆ゛ゆ・・ゆゆゆゆゆゆゆ!!!」 傷口がみるみる塞がっていく。 恐ろしい生物だ。ゆっくりは。 「・・・・・ゆ? ありぇ? みゃみゃは? ぺりょぺりょしてもりゃってたりょ?」 「ああ、俺がお前を助けたんだよ。」 「きがきくどれいだにぇ!!! かわいいれいみゅがけがしていたらほっちょけないもんね!!」 潰したい ああ潰したい 潰したい。 「ところでさ、あの花瓶割ったのお前?」 「ゆ! れいみゅがじゃまだからわっちぇあげちゃんでゃよ!!! かんちゃちてにぇ!!!!げらげら!!!」 殺す。殺す。いや、「ころちて」と言わせてやるよ。糞饅頭。 「じゃあ、お仕置きしないとな・・・」 俺のお仕置きとは爪楊枝を体中に刺しまくるというものだ。 なおかつスポイトでオレンジジュースを垂らしていくので中枢餡子を刺さないかぎり死ぬ心配は無い。 小さい頃れいむとまりさもお世話になったよな。 「ゆ? なゃに? どりぇいのぶんじゃいでれいみゅにおちおきできるとおみょってるにょ? ばきゃなの!? ちにゅの!?」 「・・・・・死ね。」 プスッ!…… 「ゆッ…ゆゆッ…!… ぴぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!! いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!! や゛め゛ろ゛ぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」 俺は爪楊枝を刺していた。もう止まらない。 プスッ!… プスッ!… プスッ!… プスッ!… 「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!! か゛わ゛い゛い゛れ゛い゛み゛ゅ゛の゛ほ゛っへ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!! い゛ち゛ゃい゛い゛い゛い゛い!!! ち゛んじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 俺は快感に酔いしれていた。油断していた。不覚。 だが、これでお前らの地獄行きも決定した。 「ゆっぐりじねえええええええええええええええええええええええ!!!!」 ドスンッ!! 俺の脚に衝撃が走る。 れいむに体当たりされた。 ゆっくりはゆっくりといえ、不意打ちでずっしり餡子が詰まったボディに体当たりされたら誰でも転ぶであろう。 「・・・・チッ・・・・!」 俺は床に手を着く。 さらにまりさが俺の背中に乗っかり、飛び跳ねてくる。 「おちびちゃんをいじめるじじいはしねえええええええええええええっ!!! じねッ!! かすッ!!! ごみッ!!!」 痛くは無い。むしろ背中はマッサージみたいで気持ちいい。そして悲しい。 お前らだけは心のどこかで信じていた。 いいゆっくりだって。 優しいゆっくりだって。 あの1年が俺の中で、そう物語っていた。 嘘だった。偽りの1年間だった。 俺はついに裏切られた。信じてたのに。 死ね。 死ね死ね。 死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 俺の中の溜まっていたドス黒い感情がついに爆発した。 「死ね。糞饅頭。」 俺は背中のまりさを掴み上げ床に叩きつけた。 「ゆびゃっぷッ!!!!」 餡子が皮から漏れ出している。まあ死なないだろ。放置だ。 「ゆ・・・ゆぎゃああああああああああああ!!!! ばりざあああああああああああああああああああああああ!!!!」 「ぴゃぴゃあああああああああああああああ!!!」 つよくてたよりになるおとうさん それがどれいのいちげきでまけた? 餡子脳には理解が出来なかった。 「おい、れいむ。」 「な…なな…なななな…なななななに? どれい!?」 混乱しているのか、怯えているのかは分らない。 「いっしょに来い。」 行き先は饅頭共の部屋だ。 「は!…は、ははい!!」 やけに素直だな。死ね。 俺は部屋にれいむを蹴り込んだ。 「ゆ゛びっ!!」 壁に当たり、こちらを振り返ったと思ったら。 れいむは頬を膨らましている。 「さっきのまりさへのいちげきはふいうちだよ!!! ひきょうなじじいとはまっしょうめんでたたかえばまけないよ!!! しね!! ゆっくりしね!!!」 本当に馬鹿だな。馬鹿だ。 「はいはい静かにね。」 蹴りをかました。 俺の蹴りはどうだ?痛いか?れいむ? 俺の心はこれ以上に痛いんだ。 「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!! いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」 「おら、来いよ。「まっしょうめんからたたかえばまけない(笑)」んだろ?」 「ゆ・・・ゆがああああああああああ!!! じねえええええええええええええええええええええええ!!!」 先ほどのキッチンでの攻撃は不意打ちだ。 この饅頭の言葉を借りれば俺は 「ひきょうなまんじゅうとはまっしょうめんからたたかえばまけない」 俺の脚にぷよぷよしたものが体当たりしている。 動きが目障りだ。 蹴る。ひたすら蹴る 「ぢぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!! ぢんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!!!」 「死ね。死ね。死ね。」 ドス、ドス、という情けない音が響く。 だが、これは糞饅頭にしては激痛なんだろうな。 「いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!! ゆるじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!! もうむりですう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!」 俺は蹴りを止めた。 「なら、聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃんは虐められていたんだと思う?」 「じじいがいぢわるだからだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛! じねッ!!!」 蹴りを入れる。れいむの体には内出餡しているようだ。皮の所々が黒い。 「ぴゃびゅいッ!!! びぃッ!!!」 そしてまた蹴りをとめる。 「聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」 「だからあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! じじいがはらいせにおぢびぢゃんをいぢめてたんでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! じねッ!! はやくしねッ!!!」 蹴り。 ………………………。 こんな会話が10回ぐらい続いた。 そしてついに折れた。 もちろん糞饅頭がだ。 「ごべんなざい・・・! ごべんなざい・・・!」 れいむは体中が腫れている。内出餡も酷い。 「じゃ聞ぞ。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」 「おぢ・・・びじゃんが・・・がびんをわ・・っだが・・・らでず・・・・・・!」 「よく言えたな。 で もちろん一番悪いのはあのチビだよな?」 「そ・・・うでず・・・・! ぢびぢゃ・・・んがわ・・・・るいんでず・・・・・・!」 れいむは俺に怯えて。ただ言うとおりに返事をするだけとなった。 「でも、他にも悪い奴が居るよな?」 この瞬間れいむの目は光った。 「・・・!! いる・・・よ・・・・ッ!」 「そいつはなんで悪いんだと思う?」 俺は笑う。 「じぶんの・・・ものを・・・きちんとかんり・・・・してないの・・・・がわるい・・・・んだよ・・・・ッ!!」 「うん。そうだよな。そいつは罰を受けないといけないよな。」 れいむの目は輝きを増す。 対して俺も笑顔も凄かったんだろうなと思う。 「そう・・・だよ・・・!! しけ・・・いだよ・・・・・ッ!!!」 「では、そいつの名前を教えてやろう… お前だ、 れいむ。」 「ゆ!?」 れいむはいみがわからなかった。 かびんをわれやすいところにおいている くそどれいがわるいとおもった。 なんで? なんで? なんでれいむなの? 「な・・・・んでえ・・・・ええ・・・え・・・・・ええ・・え・・・・!」 れいむの顔が絶望に染まる。 「なんで~ じゃねえよ カス。 自分のクソチビを躾けてなかったテメェとまりさの野朗も悪いんだよ・・・・・ お前さっき「しけいだよ」とか言ってたよなぁ・・・・・ れいむちゃ~ん?」 俺は笑う。ここま上手くいくと、笑いしかこみ上げて来ない。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゆぐうあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!! い゛やだ!!! じにだくな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」 転がりまわるれいむ。笑う俺。カオス。 「そんな死刑囚糞饅頭にいい知らせだ!! おまえらは殺しません~!!!」 れいむの転がりが止まる、そしてこっちを見る。 こっち見んな。 「死刑はやめます~!!!」 「ゆゆゆゆ・・・・・・・!!! じじい!! ほんとう!?」 すぐ調子に乗る。これだから糞饅頭は面白い。 「ああ、本当だぞ~!。 れいむとその家族は死刑を中止にしま~す! そして 永遠地獄拷問刑を言い渡しま~す!!」 「ゆ・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・!! い゛や゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」 物凄い叫びを上げるれいむ。ざまあみろ。明日からは地獄だ。絶望だ。 「じゃ、他の糞どもにも伝えておけよ。」 俺は部屋を出るとキッチンで気絶していた2匹を回収し、部屋に放り投げた。 「最後の晩餐だ。豚ども床を舐めろ。」 俺はプリンをゆっくりの部屋に投げ込んだ。 明日から会社は夏休みだ。最高の夏休みを楽しみにしていろカスども。 中編 完 あとがき お兄さんのキャラ崩壊。 作者 きよ 後編へ このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1821.html
※「信じてたのに 前編」を読むと良い感じにスパイスになると思うよ!! 『信じてたのに 中編』 俺は1年前、赤ゆっくり2匹を買った。 それから1年間色々な楽しい思い出がいっぱいあった。 海に行ったり、花火を見たり、むしさんの鳴き声を聞いたり、ゆきさんを見たり ゆっくりかぜをひいたり、あめさんにふられたり・・・・・。 楽しいことがいっぱいあったよな? れいむ? まりさ? 俺はお前らを信じていた。 あかちゃんを産みたいって言った時も「いいよ」って言ったし。 おまえらもわがままも聞いたし。 おまえらのあかちゃんにも精一杯の世話をしたよな? 俺は悪くないよな? それでも裏切られた。 だから、お前らを俺は裏切るよ。最高の形でな。 1日前。 「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!!」 パリーンッ!! というガラス物が割れる音ともに赤れいむの声がした。 まさか、と思い現場に駆けつけたが案の定まさかだった。 机の上に飾ってあった、花瓶が割れていた。 その花瓶はもうおばあちゃんが大切にしていたものだった。 『おじいちゃんが60歳の結婚記念日に赤い薔薇と一緒にくれたんだよ。』 とニコニコしながらみんなに話していた。 おじいちゃんは新聞を赤い顔で読み続けていた。 もっとも2人とも、もうこの世には居ないが。 俺はおばあちゃんっ子でおばあちゃんが大好きだった。 赤れいむなんてどうでもよく。おばあちゃんにすまないという気持ちで一杯だった。 「ぴい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!! いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!! たちゅけろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! じじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」 赤れいむが小うるさく叫ぶ、耳障りだ。 ぬくぬく育てられたからガラスがちょびっと刺さっただけでも激痛なんだろうな。ざまあみろ。 そこに馬鹿饅頭2匹がやってきた。 「おちびちゃあああああああああああああんッ!!!」 「ゆわああああああああああああああ!!! だいじょうぶかだぜ!?」 俺はコイツらのどんな仕打ちよりもイライラしていた。 原因はもちろん花瓶だ。 「じじいいいいいいいいいいいい!!! はやくおぢびぢゃんをだずげろおおおおおおおおお!!!」 「黙れ饅頭。」 「ゆ゛ッ!?」 久しぶりにコイツらのおびえた顔を見た。 「俺に命令するな、饅頭の分際で…。 敬語を使え。おちびちゃん♪(笑) を助けて欲しいんだろ? ああ゛?」 「ゆゆゆ・・・・ゆぐうああああああああああ!!! じじいさま!! おぢびちゃんをたすけろほしいんだぜえええええええっ!!!」 日本語ではない言語をしゃべる饅頭がそこには居た。 死なれちゃ、後々困るので俺は赤れいむのガラスをピンセットで抜く。 「ゆびゃッ!!」 「ぴぃい゛ッ!!」 「み゛ゃみ゛ゃぁッ!!!」 「い゛じゃい゛ッ!!!」 「ぴゃあ゛ッ!!!!」 俺はチビ饅頭のガラスを思いっきり抜いてやった。 チビ饅頭は傷みでピクピクしてやがる。 「みゃみゃぁ―ッ!! いぢゃいッ!! いじゃいよぉ―ッ!!!」 「おちびちゃん!!! ぺろぺろしてあげるからねええええええええええ!!! だいじょうぶだよおおおおおおおおおおお!!!!」 1年前に買った「はじめてのゆっくりせいかつ」という本には 「ぺろぺろ」には本当に治癒効果があると聞いた。 唾液がいわゆる「溶かした小麦粉」に近いらしいからであるそうだ。 小賢しい饅頭だ。 「おい、どけ。」 俺は紅白饅頭を退けた 「おちびぢゃんがけがしてるからはやくたすけてねえええええええええ!!!」 「ああ、これから治療してやるのさ。」 「やさしいどれいなんだぜ! みなおしたんだぜ!!」 我慢だ。我慢するんだ。そのほうが更なる屈辱を与えられる。耐えろ俺。 俺はチビ饅頭を掴むと台所へ向かった。 そして、まな板の上にプルプルしているチビ饅頭を置き冷蔵庫からオレンジジュースを取り出した。 それをチビ饅頭にぶっ掛ける。 「ゆ゛・・・・・・・ゆ゛・・・・・ゆ゛・・・・ゆ゛・・ゆ゛ゆ・・ゆゆゆゆゆゆゆ!!!」 傷口がみるみる塞がっていく。 恐ろしい生物だ。ゆっくりは。 「・・・・・ゆ? ありぇ? みゃみゃは? ぺりょぺりょしてもりゃってたりょ?」 「ああ、俺がお前を助けたんだよ。」 「きがきくどれいだにぇ!!! かわいいれいみゅがけがしていたらほっちょけないもんね!!」 潰したい ああ潰したい 潰したい。 「ところでさ、あの花瓶割ったのお前?」 「ゆ! れいみゅがじゃまだからわっちぇあげちゃんでゃよ!!! かんちゃちてにぇ!!!!げらげら!!!」 殺す。殺す。いや、「ころちて」と言わせてやるよ。糞饅頭。 「じゃあ、お仕置きしないとな・・・」 俺のお仕置きとは爪楊枝を体中に刺しまくるというものだ。 なおかつスポイトでオレンジジュースを垂らしていくので中枢餡子を刺さないかぎり死ぬ心配は無い。 小さい頃れいむとまりさもお世話になったよな。 「ゆ? なゃに? どりぇいのぶんじゃいでれいみゅにおちおきできるとおみょってるにょ? ばきゃなの!? ちにゅの!?」 「・・・・・死ね。」 プスッ!…… 「ゆッ…ゆゆッ…!… ぴぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!! いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!! や゛め゛ろ゛ぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」 俺は爪楊枝を刺していた。もう止まらない。 プスッ!… プスッ!… プスッ!… プスッ!… 「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!! か゛わ゛い゛い゛れ゛い゛み゛ゅ゛の゛ほ゛っへ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!! い゛ち゛ゃい゛い゛い゛い゛い!!! ち゛んじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」 俺は快感に酔いしれていた。油断していた。不覚。 だが、これでお前らの地獄行きも決定した。 「ゆっぐりじねえええええええええええええええええええええええ!!!!」 ドスンッ!! 俺の脚に衝撃が走る。 れいむに体当たりされた。 ゆっくりはゆっくりといえ、不意打ちでずっしり餡子が詰まったボディに体当たりされたら誰でも転ぶであろう。 「・・・・チッ・・・・!」 俺は床に手を着く。 さらにまりさが俺の背中に乗っかり、飛び跳ねてくる。 「おちびちゃんをいじめるじじいはしねえええええええええええええっ!!! じねッ!! かすッ!!! ごみッ!!!」 痛くは無い。むしろ背中はマッサージみたいで気持ちいい。そして悲しい。 お前らだけは心のどこかで信じていた。 いいゆっくりだって。 優しいゆっくりだって。 あの1年が俺の中で、そう物語っていた。 嘘だった。偽りの1年間だった。 俺はついに裏切られた。信じてたのに。 死ね。 死ね死ね。 死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね死ね。 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね 俺の中の溜まっていたドス黒い感情がついに爆発した。 「死ね。糞饅頭。」 俺は背中のまりさを掴み上げ床に叩きつけた。 「ゆびゃっぷッ!!!!」 餡子が皮から漏れ出している。まあ死なないだろ。放置だ。 「ゆ・・・ゆぎゃああああああああああああ!!!! ばりざあああああああああああああああああああああああ!!!!」 「ぴゃぴゃあああああああああああああああ!!!」 つよくてたよりになるおとうさん それがどれいのいちげきでまけた? 餡子脳には理解が出来なかった。 「おい、れいむ。」 「な…なな…なななな…なななななに? どれい!?」 混乱しているのか、怯えているのかは分らない。 「いっしょに来い。」 行き先は饅頭共の部屋だ。 「は!…は、ははい!!」 やけに素直だな。死ね。 俺は部屋にれいむを蹴り込んだ。 「ゆ゛びっ!!」 壁に当たり、こちらを振り返ったと思ったら。 れいむは頬を膨らましている。 「さっきのまりさへのいちげきはふいうちだよ!!! ひきょうなじじいとはまっしょうめんでたたかえばまけないよ!!! しね!! ゆっくりしね!!!」 本当に馬鹿だな。馬鹿だ。 「はいはい静かにね。」 蹴りをかました。 俺の蹴りはどうだ?痛いか?れいむ? 俺の心はこれ以上に痛いんだ。 「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!! いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」 「おら、来いよ。「まっしょうめんからたたかえばまけない(笑)」んだろ?」 「ゆ・・・ゆがああああああああああ!!! じねえええええええええええええええええええええええ!!!」 先ほどのキッチンでの攻撃は不意打ちだ。 この饅頭の言葉を借りれば俺は 「ひきょうなまんじゅうとはまっしょうめんからたたかえばまけない」 俺の脚にぷよぷよしたものが体当たりしている。 動きが目障りだ。 蹴る。ひたすら蹴る 「ぢぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!! ぢんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!!!」 「死ね。死ね。死ね。」 ドス、ドス、という情けない音が響く。 だが、これは糞饅頭にしては激痛なんだろうな。 「いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!! ゆるじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!! もうむりですう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!」 俺は蹴りを止めた。 「なら、聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃんは虐められていたんだと思う?」 「じじいがいぢわるだからだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛! じねッ!!!」 蹴りを入れる。れいむの体には内出餡しているようだ。皮の所々が黒い。 「ぴゃびゅいッ!!! びぃッ!!!」 そしてまた蹴りをとめる。 「聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」 「だからあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! じじいがはらいせにおぢびぢゃんをいぢめてたんでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! じねッ!! はやくしねッ!!!」 蹴り。 ………………………。 こんな会話が10回ぐらい続いた。 そしてついに折れた。 もちろん糞饅頭がだ。 「ごべんなざい・・・! ごべんなざい・・・!」 れいむは体中が腫れている。内出餡も酷い。 「じゃ聞ぞ。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」 「おぢ・・・びじゃんが・・・がびんをわ・・っだが・・・らでず・・・・・・!」 「よく言えたな。 で もちろん一番悪いのはあのチビだよな?」 「そ・・・うでず・・・・! ぢびぢゃ・・・んがわ・・・・るいんでず・・・・・・!」 れいむは俺に怯えて。ただ言うとおりに返事をするだけとなった。 「でも、他にも悪い奴が居るよな?」 この瞬間れいむの目は光った。 「・・・!! いる・・・よ・・・・ッ!」 「そいつはなんで悪いんだと思う?」 俺は笑う。 「じぶんの・・・ものを・・・きちんとかんり・・・・してないの・・・・がわるい・・・・んだよ・・・・ッ!!」 「うん。そうだよな。そいつは罰を受けないといけないよな。」 れいむの目は輝きを増す。 対して俺も笑顔も凄かったんだろうなと思う。 「そう・・・だよ・・・!! しけ・・・いだよ・・・・・ッ!!!」 「では、そいつの名前を教えてやろう… お前だ、 れいむ。」 「ゆ!?」 れいむはいみがわからなかった。 かびんをわれやすいところにおいている くそどれいがわるいとおもった。 なんで? なんで? なんでれいむなの? 「な・・・・んでえ・・・・ええ・・・え・・・・・ええ・・え・・・・!」 れいむの顔が絶望に染まる。 「なんで~ じゃねえよ カス。 自分のクソチビを躾けてなかったテメェとまりさの野朗も悪いんだよ・・・・・ お前さっき「しけいだよ」とか言ってたよなぁ・・・・・ れいむちゃ~ん?」 俺は笑う。ここま上手くいくと、笑いしかこみ上げて来ない。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゆぐうあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!! い゛やだ!!! じにだくな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」 転がりまわるれいむ。笑う俺。カオス。 「そんな死刑囚糞饅頭にいい知らせだ!! おまえらは殺しません~!!!」 れいむの転がりが止まる、そしてこっちを見る。 こっち見んな。 「死刑はやめます~!!!」 「ゆゆゆゆ・・・・・・・!!! じじい!! ほんとう!?」 すぐ調子に乗る。これだから糞饅頭は面白い。 「ああ、本当だぞ~!。 れいむとその家族は死刑を中止にしま~す! そして 永遠地獄拷問刑を言い渡しま~す!!」 「ゆ・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・!! い゛や゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」 物凄い叫びを上げるれいむ。ざまあみろ。明日からは地獄だ。絶望だ。 「じゃ、他の糞どもにも伝えておけよ。」 俺は部屋を出るとキッチンで気絶していた2匹を回収し、部屋に放り投げた。 「最後の晩餐だ。豚ども床を舐めろ。」 俺はプリンをゆっくりの部屋に投げ込んだ。 明日から会社は夏休みだ。最高の夏休みを楽しみにしていろカスども。 中編 完 あとがき お兄さんのキャラ崩壊。 作者 きよ 後編へ このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/112.html
「……ねぇ、マシュ……本当にハワイだよね、ここ……」 『……はい、間違いなくハワイですね……』 現在のハワイ島でいうプナ地区にあたる地域。 そこで藤丸達が見たのは…… ⇒「まるで温泉街……」 「まるでハワイアンズリゾート……」 その当時のハワイでは絶対に感じられない光景であった。 整備され整った様相はまさに温泉街。 マシュに何度も確認を取った。 その度にマシュも戸惑ったような様子を見せた。 しかし、何度確認を取ったところで答えは変わらなかった。 「……にしちゃ、人の気配がねぇな。 京の街だったら行商人とかガキの一人や二人は歩いているはずだぜ」 「そうですね。あっ、とりあえず、そこの饅頭屋に行きましょう」 『名物 布哇饅頭』と幟に思い切り書かれていた。 「布哇饅頭……?」 ⇒「……明らかに怪しくないか?」 『確かにそうですね、この時代に饅頭屋……』 「カメ公、なんか知ってるか?」 「いえ、アタシもここに来たのは初めてですから」 「Xさん、ストッ……」 その藤丸の言葉を華麗にスルーしてヒロインXは饅頭屋に突っ込む。 そして、勢いよく店の戸を開けた。 「イラッシャイマセー」 「うわあああああああ、新宿のヤクザAだあああああああああ」 「ヤクザ? チガウチガウ、テンチョーデース」 ぱっと見の見た目からして、その手の人に見えた。 だが、人を見た目で判断してはいけない。 それはサーヴァントも同様だ。 「あっ、そうですか、ならこの布哇饅頭を100個ほどください」 「スミマセン、『布哇饅頭』はウリキレネ……ゴメンナサイネー」 「そうですか……」 心底残念そうなヒロインX。 しかし、藤丸は気を取り直してその自称店長に話を聞く。 「すみません、私たち、最近ここに来たばかりなんですが……?」 「……最近、ここに来ただとォ~~? テメェらどこから来たァ!」 自称店長の雰囲気が明らかに変わった。 ここは……正直に話すことにした。 だが…… 「ん、明らかに怪しい槍を持った女ァ!! 連合軍の奴らから聞いた通りの見た目だなァ、おい!」 「ッ!? ここは連合軍の手に堕ちていたのか!?」 「あァッ!? 堕ちたも何もここは最初から『連合軍の支配下』だってーの!」 「なにィ!?」 藤丸が正直に話そうとしたら、先手を取られた。 おかしい特異点だと思ったが、街人まで様子がおかしかった。 これは情報収集するどころではない。 「とりあえず、捕まえる……行け!」 どうせ、出てくるのはヤクザ達だろうと思った。 なんせ、自称店長の見た目が完全に新宿四丁目に出てきたヤクザ。 だが、新宿のヤクザは全員キャスターである。 こちらには防御が若干薄い金時とヒロインX。 宝具が使えないというカメハメハ。 手厳しい戦いになであろう……。 ――――だが、その考えは刹那で打ち砕かれた。 「キメラ!? なんでここに!?」 「俺のペッド達だ! 可愛いだろォ?」 「ふざけんな!!!!」 ようこそ、キメラパークへ。 右からもキメラ。 左からもキメラ。 前からもキメラ。 後方にはギリギリで退路。 「よし、ここは逃げる!!!」 「オーケイ!」 「相手がセイバーでない以上、仕方ないですね」 「え? 戦わないの?」 三十六計逃げるに如かず。 うだうだ言うカメハメハを藤丸はひょいと抱え上げて、店から退散する。 ちなみにカメハメハが持っていた槍は金時が持っていく。 全速力で街から出ていく。 こんなときにゴールデンベアー号があったらなと思ったがないものをねだっていても仕方ない。 「くっ、一体何が……どうなっているんだ!」 「それはアタシも聞きたいです……」 街では大した情報も得られなかった。 だが、とにかくこのハワイはもはやハワイではないということはわかった。 『んーだったら【特異点 布哇】といったところだね』 「ダ・ヴィンチちゃん、何かわかったの……?」 『とにかく、その特異点が特殊で異質な場所ってのはわかったよ』 それは現地にいる藤丸の方がよく分かっている。 どこに行くべきか……行ったらいいのか…… まるで詰むまであと二、三歩というとこに立たされているようであった。 BACK TOP NEXT 南の国の……(2) 自由大国異伝 布哇 薄氷を履み続けるが如し
https://w.atwiki.jp/bdffbdfts/pages/83.html
道具 No 名前 買値 売値 効果 入手場所 001 ポーション 20 10(BDFF)5(BDFtS) 対象のHPを150回復する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv1 002 ハイポーション 150 75(BDFF)37(BDFtS) 対象のHPを500回復する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv5 003 エクスポーション 1500 750(BDFF)375(BDFtS) 対象のHPを1500回復する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv9、エタルニアの街 004 フェニックスの尾 100 50(BDFF)25(BDFtS) 対象を戦闘不能から蘇生する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv3 005 エーテル 1000 500(BDFF)250(BDFtS) 対象のMPを40回復する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv6 006 エーテルターボ 5000 2500(BDFF)1250(BDFtS) 対象のMPを150回復する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv10、エタルニアの街 007 エリクサー - 3750(BDFF)1875(BDFtS) 対象のHPとMPを全回復する。 落:ガブガブ 008 ラストエリクサー - 5000(BDFF)2500(BDFtS) パーティのHPとMPを全回復する。 盗:ガブガブ 009 どくけし 10 5(BDFF)2(BDFtS) 対象の毒状態を浄化する。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv2 010 目薬 20 10(BDFF)5(BDFtS) 対象の暗闇状態を正常な状態にする。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv2 011 やまびこ草 25 12(BDFF)6(BDFtS) 対象の沈黙状態を正常な状態にする。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv3 012 目覚まし 50 25(BDFF)12(BDFtS) 対象の睡眠状態を正常な状態にする。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv4 013 安息香 100 50(BDFF)25(BDFtS) 対象の恐怖状態を正常な状態にする。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv7 014 万能薬 500 250(BDFF)125(BDFtS) 対象の様々な状態異常を正常な状態にする。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv8 015 ボムの欠片 200 100(BDFF)50(BDFtS) 全体に火属性の中ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv1 016 ボムの右腕 2000 1000(BDFF)500(BDFtS) 全体に火属性の大ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv6 017 南極の風 200 100(BDFF)50(BDFtS) 全体に水属性の中ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv2 018 北極の風 2000 1000(BDFF)500(BDFtS) 全体に水属性の大ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv7 019 ゼウスの怒り 200 100(BDFF)50(BDFtS) 全体に雷属性の中ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv3 020 神々の怒り 2000 1000(BDFF)500(BDFtS) 全体に雷属性の大ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv8 021 天狗の欠伸 200 100(BDFF)50(BDFtS) 全体に風属性の中ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv4 022 天狗のくしゃみ 2000 1000(BDFF)500(BDFtS) 全体に風属性の大ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv9 023 大地のドラム 200 100(BDFF)50(BDFtS) 全体に土属性の中ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv5 024 大地のハンマー 2000 1000(BDFF)500(BDFtS) 全体に土属性の大ダメージ。 ノルエンデ村復興攻撃アイテム屋Lv10 025 金の砂時計 - 250(BDFF)125(BDFtS) 全体にストップの効果。 盗:オークロード、クロケット 026 星の砂 - 1000(BDFF)500(BDFtS) 対象にコメットの効果。 盗:マリンデビル、ヘルヴァイパー、ガンジール、メガロドン 027 光のカーテン - 500(BDFF)250(BDFtS) 対象にリフレクの効果。 落:ミスリルシェル 028 リリスの口づけ - 250(BDFF)125(BDFtS) 対象にアスピルの効果。 盗:リリス、メリジューヌ落:サキュバス 029 バッカスの酒 - 250(BDFF)125(BDFtS) 対象にバーサクの効果。 盗:スカルナイト、スカルランサー、スカルハンター 030 獣の肝 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv1 031 硬い鱗 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv2 032 虫の触覚 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv3 033 魔物の繊維 500 250(BDFF)125(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv4 034 死霊の骨 500 250(BDFF)125(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv5 035 悪魔のしっぽ 500 250(BDFF)125(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv9 036 竜の牙 5000 2500(BDFF)1250(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv10 037 フロギストン 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv2 038 六花晶 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv3 039 妖精の羽根 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv4 040 稲妻の欠片 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv5 041 砂のバラ 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv6 042 ピカピカ虫 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv7 043 ダークマター 200 100(BDFF)50(BDFtS) 調合に使用できる。 ノルエンデ村復興調合アイテム屋Lv8 044 テレポストーン 100 50(BDFF)25(BDFtS) ダンジョンの入り口へ瞬時に戻ることができる。 ノルエンデ村復興アイテム屋Lv1 道具 -BDFtSのみ- No 名前 買値 売値 効果 入手場所 超絶あげ饅頭 - 10 対象の様々な能力を上げる 落:各種強敵 エリクサー - 25000 対象のHPとMPを全回復する 盗:マモン(初期配信版)通常のものとは異なる。正体は調合でできるエリクサー。通称「マモン汁」 HPあげ饅頭 - 10 対象の最大HPを上げる 落:各種強敵 MPあげ饅頭 - 10 対象の最大MPを上げる 落:各種強敵 力あげ饅頭 - 10 対象の力を上げる 落:各種強敵 体力あげ饅頭 - 10 対象の体力を上げる 落:各種強敵 知性あげ饅頭 - 10 対象の知性を上げる 落:各種強敵 精神あげ饅頭 - 10 対象の精神を上げる 落:各種強敵 素早さあげ饅頭 - 10 対象の素早さを上げる 落:各種強敵 器用さあげ饅頭 - 10 対象の器用さを上げる 落:各種強敵 ※饅頭の能力上昇値は3段階あり、ランダムで上昇する HP(上限99999):100, 200, 300 MP(上限9999):50, 100, 150 他(上限999):1, 2, 3