約 3,166,900 件
https://w.atwiki.jp/jimt/pages/70.html
音大授業科目のシラバスはここをクリック 2008年度授業予定表 春学期 1限 2限 3限 4限 5限 月 著作権法入門 市民生活と法 現代日本と政治 C201 A401 C302 火 教育の法制と経営A A401 水 政治学A(中京) 2133 木 (教授会) 金 日本国憲法A 情報処理E(同朋) 人間と社会 A401 MM教室 C302 秋学期 1限 2限 3限 4限 5限 月 情報と社会 経済学入門 現代世界と政治 D301 G1108 C302 火 政治学B(中京) 343 水 教育の法制と経営B C201 木 (教授会) 金 日本国憲法B 情報社会(同朋) 情報処理F(同朋) 現代社会と生活 A401 MM教室 MM教室 C302 2008年度春学期(2008年4月~9月) 曜日 時限 科目名 教室 授業期間 試験日 月 3限 著作権法入門 C201 4/14~7/14 月 4限 市民生活と法 A401 4/14~7/14 月 5限 現代日本と政治 C302 4/14~7/14 火 2限 教育の法制と経営A A401 4/15~7/15 水 2限 政治学A(中京大) 2133 4/9~7/23 金 1限 日本国憲法A A401 4/11~7/11 金 3限 情報処理E(同朋大) MM教室 4/11~7/25 金 4限 人間と社会 C302 4/11~7/11 2008年度秋学期(2008年9月~翌2月) 曜日 時限 科目名 教室 授業期間 試験日 月 3限 情報と社会 D301 9/29~1/19 月 4限 経済学入門 G1108 9/29~1/19 月 5限 現代世界と政治 C302 9/29~1/19 火 3限 政治学B(中京大) 343 9/30~1/20 水 2限 教育の法制と経営B C201 10/1~1/14 金 1限 日本国憲法B A401 10/3~1/16 金 2限 情報社会(同朋大) MM教室 9/26~2/6 金 3限 情報処理F(同朋大) MM教室 9/26~2/6 金 4限 現代社会と生活 C302 10/3~1/16 2008年度集中 政治学の基礎概念と応用? 放送大学愛知学習センター(面接授業) 10月25日 土 1時限~3時限(10 00~17 55) 10月26日 日 1時限~2時限(10 00~15 20)
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1640.html
ラストスタンド part59-209,211,212,214~227 209 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 05 01.84 ID Pmn5wKlu0 おお!ヴァイツブレイドが!!ということでこちらは同じくリクエストにあったWSの隠れた名作、 「ラストスタンド」を!こちらも大長編になっちまいますが、お付き合いよろ。 イラスト買いした自分が大森葵(キャラクターデザイン、シナリオアドバイザー)先生のファンになった思い出の作品でもあります。 プロローグ: 悠久の昔、突如として現われた「魔王」なる支配者は世界に破壊と混乱をもたらした。 しかし、人と亜獣達は英雄王ロワの元に力を合わせ、魔王を封印した。 その代償として、国王は命を落とし、また、ロワの双子の王子アレクと王女レイリー、 そして執事オブライトの3人は魔王の最後の力により、永遠に歳をとらない呪いに囚われてしまった。 時は流れ、人々はロワ王の残した「クルゼの護り」の元に長く続いた平和に戦いを忘れ、 英雄王とその子孫のことも人々から忘れ去られていった。 英雄王の末裔アレクらはその後何百年も呪いを解く手段を求めていたが、未だ見つからないままであった。 その頃、世間では再び亜獣が凶暴化し始めていた。 何か良くないことが起こりつつあるということで、王子達は城で亜獣の研究に打ち込んでいたが、 西のほうから邪悪な気配がこの国に押し寄せ、城のふもとの街も亜獣の襲撃にさらされ始めた。 オブライトは、「最後の戦い」の後に先王が各地に奉じた「クルゼの護り」が崩壊しつつあるのではないかと 推測した。 街を守る戦士たちが窮地に陥るのを見過ごすことができないアレクとレイリーはたまらず街に駆けつけていった。 オブライトの持ってきた武器を得た戦士達は亜獣たちを蹴散らすも、最後の一匹がアレクに向かってきた。 が、オブライトが見たこともない強力な魔法で一撃で亜獣を葬った。 そんな魔法が使えるなんて知らなかったよ、と不思議がるアレクであったが、 オブライトはとにかく無我夢中でやったのでよく覚えていないと答えた。そもそも彼は「最後の戦い」以前の記憶がなぜか すっぱり抜け落ちている出自のはっきりしない人間なのであった。 211 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 07 16.19 ID Pmn5wKlu0 第1部 アレクはこの件以降仲間になった戦士達を組織して軍団を作り、各地を亜獣の脅威から守るべく進撃を開始する。 キャッスルロワを襲ってきた亜獣のリーダーを倒すと、死体から見たこともない石が出てきた。 調べてみようとしたところ、そこへ現われたのは自称絶世の美女のセクシー悪魔お姉さんレジーナ。 色々と訳知り顔の彼女はオブライトにもなにやら因縁があるようである。 彼女が言うにはその石こそ「クルゼの護り」のカケラである「クルゼの秘石」であり、 現在世界中に眠っている秘石を亜獣たちに奪われると大変なことになるかもよ、と去って行った。 とりあえず城に戻ってきたアレクとオブライトは、レイリーにも秘石を見せてみた。 レイリーは秘石が気に入ったようなので、集めた秘石はレイリーに預けておくことになった。 秘石集めと平行して石に関する情報も調べてはみたが、ロワ王も秘石のことは誰にも秘密にしていたらしく、 何の手がかりも城には残っていなかった。 ただ…レイリーはこの石を見ているとなんだか不安になる、と様子がおかしい。 不安要素を抱えたままのアレクたちだったが、休むまもなく今度は「亜獣を指揮する額に痣のある男」 の出現が報告された。 オブライトはその男に覚えがあるという。かつての戦いで魔王側について戦った「人将シェイバン」ではないかと。 アレクはそんなはずはないと断言した。シェイバンはロワ王に倒され死んだはずだし、仮に生きていたとしても 最後の戦いは何百年も昔のことなのだから。 だが、一連の事件を振り返ったオブライトは、自分達の知らないところで 巨大な謀が進行しているのではないかという予感がしていた。 ロワマウントで待ち受けていたのはやはりシェイバン本人であった。 恨みを晴らすべく蘇ったシェイバンは、自らの目的は秘石の力で魔王デジルを復活させることだと言った。 秘石が何故必要になるんだ?と問うアレクに、貴様らはミナウから何も聞かされていないのか? と怪訝そうにアレクにもよく分からない返事を返すシェイバン。 シェイバンを退けるも、取り逃がしてしまい、謎は結局謎のままに。 城に戻ってきたレイリーにシェイバンを取り逃がしたことを話すと、 「アレクも情けないわね。私がいればあんな奴、やっつけられたのに」 と予想外な返答を返してきた。なんだか性格が変わってる。 戦いを嫌っていたはずなのに「今度の戦いには自分も連れて行って」とまで言う有様。 ともあれ、集めた4つの秘石を並べてみると、秘石は急に青い光を放ち始めた、 そしてレイリーは光に取り込まれ、秘石共々どこかへ消え去ってしまった。 突然の超展開に呆然とするアレクらの元に現われたのはレジーナ。 これはどういうことだと詰め寄るアレクに、レジーナは力の源であるクルゼの秘石を心の弱い者が持つと 心を奪われてしまうのだと言った。 レイリーの不安は事実だったのだ。 あの石はどういうものなのだ、というオブライトの問いに彼女は、今の秘石は一部に過ぎず、 全部を集めると「クルゼの護り」の本質も見えてくるはずだと言って去って行った。 とにかく秘石がレイリーの元にある以上、秘石を集めていけばレイリーを探すことにもなるということで 秘石を集める進軍を再開した。 秘石は城の地下からオブライトが見つけてきたという封印のローブで覆うことで力を抑えることに。 212 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 10 11.66 ID Pmn5wKlu0 第2部 現われたのはこれまたかつて「最後の戦い」に参加した竜将フォルス。ロワ王の片腕として戦い、 王の盾となって命を落としたという彼がなぜ生きてここにいるのか? レイリーのことを知っている様子のフォルスに戦いを挑むも、圧倒的な力で叩き潰されるアレクたち。 弱すぎてつまらぬと吐き捨てるフォルスには以前の正義感にあふれた彼の面影はなかった。 ウレンガー国を解放した際に巨大な門を発見した。これこそが魔王を封印した闇の地へ続くウレンガーの門だ。 石化した2匹の龍による封印は現在は完璧なようだが、シェイバンが魔王の復活を狙っている以上、 必ずここに現われるはずと踏んだアレクはここを監視し続けるよう命じる。 「今度会った時こそ、この手で息の根を止めてやる…!」 なにやら物騒な発言をするアレクに、オブライトは王子までもが秘石に心を奪われているのではと危惧する。 ハーフォーにおいて、ついにフォルスとの再戦を迎える。 一縷の望みをかけて必死にフォルスを説得するアレク。フォルスも、何か様子がおかしい。 「俺の…俺の体から出て行け!」 何かに耐えるように暴れるフォルスを勇士達が食い止め、 深手を負って倒れたフォルスの体内から、クルゼの秘石が飛び出した。と、同時にフォルスは正気を取り戻した。 今までの行いを詫びるフォルスに、何があったのかを尋ねたが、復活するまでのことはよく憶えていないとのこと。 だが、シェイバンの事を尋ねると、やはりフォルスを秘石の力で蘇らせたのはシェイバンらしいということは分かった。 レイリーのことも聞いてみたかったが、重傷のフォルスに無理はさせられないのでひとまず城に戻って話しを聞こうという オブライトの提言に従い、話を打ち切って帰ろうとする3人。 これからは少しでも王子の助けになりたいというフォルスだったが、その背後からシェイバンの魔法が襲った。 所詮頭の悪いトカゲなど役にはたたんかと吐き捨てるシェイバンを、怒りも露ににらみつけるアレクであったが、 シェイバンは意にも介さず新しい部下を紹介しようと言う。それは…レイリー。 レイリーに何をするつもりだ!と詰め寄るアレクだが、シェイバンはいずれ分かる事だと言い、秘石を回収し レイリーと共に去っていった。 そしてフォルスは、力になれなかったことを詫びつつ、「秘石は人の邪悪な心を封じ込める。しかし…」 と言い残し、死んだ。優しき亜獣の英雄は、もう帰ってこない。 こうして大陸を解放したものの、衝撃的な事件が立て続けに起こり、アレクは失意の日々を送っていた。 悲劇の元凶は、やはりクルゼの秘石しかありえない。 世界に平和をもたらすものだと信じていたクルゼの秘石。しかし、それは間違いだったのか? 秘石の強大な力には様々な面がある。 今まで恩恵を受けてきた護りの力、そしてレイリーの心を奪った邪悪な力。そして死者を蘇らせる力… レイリーが奴らの手に落ちたのは秘石を集めたせいなのか? 知らなかったとはいえ自分は結局奴らの手助けをしただけなのか? マイナス思考ばかり先走るアレクに、オブライトは悔やんでも仕方ありますまい、 我々が動かずともあの者たちは秘石を集め魔王の復活を成し遂げるでしょう。 その前に我々が出来ることを為すのです。と励ました。 アレクはふとレジーナのことを思い出した。秘石の持つ邪悪な力についても知っている彼女なら、あるいは… そのころ、地方を偵察していた勇士たちが、西方で時空のゆがみを発見した。 こちら側にはとても行けそうにないとのことなので、アレクは北へ向かうことにした。 214 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 13 42.80 ID Pmn5wKlu0 第3部 秘石を集め、クルゼの護りを復活させることを目指すアレク達であったが、 アレクの様子がなにやらおかしい。レイリーのように秘石の力の影響を受けているようなのだ。 この力があればシェイバンどころか魔王だって倒せるなどと発作的に言い出す アレクはなにやらやさぐれた性格に変化しつつあった。 5個目の秘石を手に入れたアレクの前に、捜し求めていたレジーナが現われた。 秘石の影響でやさぐれモードのアレクは知ってる事を残らず吐けとレジーナを脅迫するが、 レジーナは相変わらず飄々とした態度でとぼけるのみ。冷静さを完全に失ったアレクが元はと言えばお前が原因だ! シェイバンの居所を教えろ!奴さえ倒せば全てカタが付くと怒鳴りまくっていると、レジーナは一つだけなら答えてあげるという。 オブライトは秘石について知りたい様子だが、アレクはシェイバンの居所をとにかく教えてくれと言った。 レジーナはシェイバンの城は東のはずれの島にある、レイリーもそこにいるはずよ、と教えてくれた。即座に東の島に出立するアレク。 そんなアレクを見送りつつ、レジーナは 「シェイバンがやられたらおもしろくなくなっちゃうけど、ま、あいつらの思い通りになるよりはいいかもね」 と意味ありげにほくそ笑んだ。 6個目の秘石を手に入れた際、アレクは今頃になってオブライトが秘石の影響を全く受けていないことに 気がついた。これにはなにか理由があるのか? 8個の秘石を揃えたアレクは、ついにゲラルースにおいてシェイバンを追い詰めた。 秘石を賭けた両者の戦いは、アレクたちに軍配が上がり、レイリーも正気を取り戻し奪還に成功した。 だが…… 「いや……まだだ……このままでは終わらぬ!」 「あぶない!アレク!」 シェイバンが最後の力で放った秘石の力から、レイリーは身を挺してアレクを守り、直撃を受けた。 その様子を見届けたシェイバンは、これで我が野望ー魔王の復活ーは達成されると高笑いを残し、息絶えた。 同時に、レイリーから凄まじい力が放たれ、アレクとオブライトを跳ね飛ばした。 様子の一変したレイリーは、近寄ろうとするアレクに魔法の弾丸を浴びせ、いずこかへと去っていった 「レイリー……レイリーーーー!!!」 喜びもつかの間に、再び妹を失ったアレクの悲痛な叫びをもってこの戦いは終わった。 シェイバンを倒したものの、フォルスも、そしてレイリーも取り戻すことは出来なかった。 僕たちは結局何も取り戻す事が出来ないのか、と苛立つアレクから、また黒い波動があふれ出てきてきた。 どうにか発作は収まったものの、心を蝕む秘石の力は次第に強さを増してきている。 状況はより悪化しているかのようだった。 アレクは、レイリーが南の地に渡ったという報告を受け、急ぎその地へと進軍を開始した。 215 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 23 46.51 ID Pmn5wKlu0 タイトル入れ忘れてました。すいません。あと、割り込んでしまったアマガミの人もごめんなさい。では続きを 第4部 アレクの前に現われたのは、やはりクルゼの秘石であった。思えばなにもかもこの秘石から始まったことだった。 「なにが『クルゼの護り』だ!不幸な事が起きるばっかりじゃないか!」 秘石に八つ当たりをするアレクの様子に、オブライトはふと、かつて魔王との戦いにおいて アレクの父ロワ王もまた謎の力に心を乱されていたということを思い出した。英雄と呼ばれるロワ王も秘石の力から逃れる事はできなかった。 だが、そうなるとオブライトだけが何の影響も受けないのがますます謎だ。 「年寄りには効かないのかな?」 「何をおっしゃいます。王子だってもう何百年と生きていらっしゃるでしょう。」 と軽く流したオブライトだが、やはり自分が影響を受けない理由は分からないままだった。 オブライトがロワ家の執事となる前には何をしていたかをアレクは尋ねるが、相変わらず思い出せないとだけ答えるオブライト。 ただ、自身の過去については最近妙に引っ掛かるらしい。 戦いを続けるアレクの前に、レイリーが現われ、秘石を奪い去っていった。 行く手を阻むようなら殺すとアレクを冷たくあしらうレイリーの様子はまるでシェイバンの写し身であった。 もはやアレクにもレイリーを元に戻す手立ては思いつかなかった。 魔王の復活を見過ごすわけにはいかない、だが、それはレイリーと戦うことを決断しなければならないのか。 アレクの苦悩は更に深まり、それと共に秘石による精神の侵食は更に進んでいくのであった。 キキの国を解放した際、オブライトはふと、この国のある島に見憶えがないかとアレクに尋ねてくる。 憶えはないとアレクは答えたが、オブライトは何かが気になって仕方がないようだ。 その島、キセノラルに渡ってみたが、そこにあるのはうち捨てられて久しい古城があるだけであった。 その古城に何かなつかしいものを感じたオブライトは、後ろ髪を引かれる思いで島を後にした。 セヴァ島でアレクの前に再びレジーナが現われた。 レジーナは不機嫌そうに、「兄妹揃って人の家の庭先をウロウロと!」と愚痴をこぼしていた。 この島は何百年も昔からの彼女のものらしい。ここに来ていたレイリーは既に追い払った後で、 アレクも追い出しにかかるレジーナだが、アレクはとにかく秘石の秘密だけでも教えてくれないかと懇願した。 オブライトは言った。自分達はクルゼの秘石こそがクルゼの護りであると思っていたが、 実際のところ、秘石は関わったものを次々に不幸にしていく不吉な代物であった。 そんなものが平和の護りであるとは考えられない。一体石の本性とは何なのか? レジーナはそんなオブライトに呆れた顔でほんとに何も覚えてないのね、と言った。 どうやら教える気にはなってくれないようだ。 相も変わらず遊び半分のレジーナに、やさぐれ状態のアレクはついに本気でキレた。 「もういい、オブライト。こんなやつの話をまともに聞いていた僕らがバカだった。もう手のひらでの上で踊らされるのはまっぴらだ! こうなったら力づくで叩きのめしてお前の身体に聞いてやる……!!」 いきなりの王子の過激発言にオブライトは開いた口がふさがらない様子だが、レジーナは 「たくましいセリフだこと……ボウヤにできるのかしら?」 と、まだ余裕綽綽であった。それに対してアレクは感情の昂ぶりに呼応するように起こった秘石の力の発作に苦しみながらも、攻撃を指示した。 「た、叩きのめしてやる……僕らが……正義だ!」 だが、レジーナはひとしきり適当に戦うと……うざったそうに翼をひとふりした。 それと同時にアレクを苦しめていた発作は急に消え去り、やさぐれていたアレクは正気に戻った。攻撃をとりやめ、詫びて去ろうとするアレク。 レジーナは彼らを呼びとめ、シェイバンやフォルスを蘇らせた黒幕は冥界の王クラーヌではないかと告げた。 また、大陸の北西のかつて「最後の戦い」のあった周辺の時空のゆがみ「冥界の狭間」が冥界に繋がっているとも。 そしてクラーヌはそこにいるらしい。 冥界の狭間は既に以前の進攻のさなかに発見済みだ。そこへ入って帰ってきた者はいないというが、 「そこへ行く事で全てがわかるのなら…行くよ!」 と、アレクは決然とそう言い放ち、冥界遠征を開始するのであった。そんな彼は知る由もなかった 「ほんと…単純ね。これでまたしばらくは、楽しめるわ。ふふふふ…」 というレジーナのほくそ笑みを… 216 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 25 55.03 ID Pmn5wKlu0 第5部 ついにアレク達は冥界に進攻し、待ち受ける死者の軍団を蹴散らし橋頭堡を築いた。 その際、戦利品として敵の死者達のリーダーが持っていた石版を手に入った。 オブライトはこれが「冥界邪説」の断片ではないかと言った。 冥界邪説、それは冥界の王が集めた全ての死者の声、すなわちこの世の全てを記したといわれるもので、 「最後の戦い」の記録もこの文書によって後世に伝えられたと言われている。 この石版に記されているもののうち唯一オブライトに解読できたのは、 「邪悪の名に封じられし意思…その力を世界に降らす…」という一文だけだった。 解釈として考えられるのは封印される邪悪=魔王の意思が最後の力を世界に降らす、というものだが、 まだよくわからないのでアレクはとりあえず石版を持っていくことにした。 秘石のことが記された石版も見つかるかもしれない。 次に現われた敵将もまた冥界邪説の一部を持っていた。それに記されているのは 「あまねしものには表裏あり…光さす影には闇が生まれる。」 というもの。これではまるで謎かけだ。 「こんな石版が何の役に立つっていうんだ!冥界邪説がなんだ!叩き割って粉々にしちゃえばいいんだ!」 と、また過激発言のアレク。 次なる拠点、ケルシーを制圧したが、この地はかつて「最後の戦い」の時の軍事拠点で、 魔王との決戦に赴いたロワ王をレイリーとオブライトの3人で待った場所だった。 その時の思い出を回想するうち、オブライトはこの地で魔王軍が乱入して危機に陥ったことを思い出した。 アレクは、その時に魔物を撃退したのはオブライトだったと言ったが、オブライトは全く覚えていないとのこと。 だが、アレクの記憶によると、その時魔王の亡霊のようなものが現われ、辺りが黒い霧に包まれ、 オブライトが魔法でそれを打追い払ったはずだった。 そしてその時から魔王は封印されて世界から邪悪な気は消えたが、同時にアレクらは歳を取らなくなった。 今にして思えばあれこそが魔王の呪いだったのかもしれない。 次のダントで手に入った石版に記されていた一文は「地に散りばめられし力はその影を隠し、うつろな平和を呼ぶ」というもの。 この「力」とは、クルゼの護りのことではないかと考えられた。では、「影」とは。 アレクは邪悪を隠すという意味にとったが、オブライトは何か不吉なイメージを感じ取った。 そして次の石版を手に入れた時、その予感が正しかった事が証明された。 「隠されし影は消えることなくやがて放たれ、影は人の心を飲み込む。」 人の心を飲み込む影、これは「クルゼの秘石」のことではないだろうか。影が放たれるというのはクルゼの護りの崩壊のことか? オブライトの推論はこうだ。秘石は人々の邪心を飲み込む魔の石で、ロワ王は恐怖と混沌を呼ぶその石を封じることによって 世界に平和をもたらす「クルゼの護り」と変えたのだと。 続きの文章が書かれた石版も見つかった。「放たれし影は次なる依り代を選び、力に支配されし依り代は新たな闇となる」 その依り代というのはレイリーのことなのではないか、レイリーは新たな闇、魔王となるのではないか? 高まる不安に落ち着きを失い、また発作を起こすアレク。オブライトはこの続きの石版を捜し求めるのであった。 そして冥界の最果てフィグラにおいて、ついに最後の石版が発見された。 「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」 つまり秘石が一つに集まる時、魔王が復活するということだ。逆を言えば、それさえ阻止すれば魔王の復活は 防げるとも考えられる。まだ我々にも勝機があります。と、オブライトは言った。 「レイリーを…魔王復活の犠牲になんかさせてなるものか…!」 もはや限界寸前ながらも、アレクは決意を胸に、ついに冥王クラーヌの待ち受ける冥界の中心、ゲソンへと駒を進めた。 217 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 28 53.74 ID Pmn5wKlu0 生者がここに何のようだと頭に直接語りかけてくるクラーヌに、シェイバンとフォルスを復活させたのはお前なのかと尋ねたところ、 復活は破壊と混沌を呼び、世界に死を呼ぶことを望んだシェイバンの意思であり、 自分は手を貸したに過ぎないと答えた。 アレクは言い逃れだと一蹴し、魔王の復活も結局はお前が黒幕かと怒りを露にするが、 クラーヌは怒りに身を任せるのは滅びの道、貴様にはそれがふさわしいとアレクをあざ笑い、攻撃を仕掛けてきた。 アレクはそれを撃退し、改めてクラーヌに全てを話すよう詰め寄った。 「……すべては定められし事…恨みは死者をも蘇らせ…世界の混沌を呼び覚ました…だが…それもクルゼの意思…」 クルゼ、やはりそれが世界の破滅を望んだ全ての元凶なのか。 「闇の意思は人の生み出したもの…魔王もまた人から生まれいでしもの…人の生み出した邪悪によって世界は死に飲み込まれるのだ…」 アレクは「クルゼ」の正体も気にはなったが、今もっとも差し迫っているのはレイリーを救い、魔王の復活を阻止することだ。 その方法を尋ねると、クラーヌはクルゼに勝つことだと答えた。そしてそれは己自身との戦いでもあると。 「心を…闇に染めるがいい…その時こそ…」 運命は既に決し、全ては闇に覆われるとクラーヌはアレクをあざ笑いつつ姿を消した。 冥府の王であるクラーヌは死を超えた存在。ただ、帰るのみ… クラーヌがいなくなり、ここに用のなくなったアレクらは元の世界に戻る術を探すも、困った事に元に戻る道が見つからない。 さ迷うアレクは、ふと自分を呼ぶ声を聞いた。オブライトではない。 それは…遠い昔に別れたアレクの父、ロワ王であった。 思いがけず亡霊となった父と再会を果たしたアレクが今の窮状を説明したところ、 ロワ王は頷き、秘石を封印したときからいずれこのような事が起こるのではないかと思っていたと答えた。 クルゼの秘石とは魔王の力の源であり、デジルを封印してもなおその力は消えず、人の心を蝕み続けた。 そこでロワ王は密かに秘石を砕き、二度と目覚めぬように世界の各地に封印した。それが「クルゼの護り」だった。 (つまり護りとは秘石そのものではなく、その封印を指したもの) 自分達が不甲斐ないせいでシェイバン達によって封印が破られたのかとうなだれる二人に、 ロワ王はアレクに対してはシェイバンたちがおらずとも封印の効力は次第に弱まり、 いずれは破られたはずだったのだとなだめ、 オブライトには、そうやってすぐ自分を責めるところが昔からのお前の悪い癖だと釘をさした。 そう、「あの時」も責任を感じたオブライトが自らの記憶を消したのだと。 そして秘石が魔王の復活を果たそうとしている今、その失われた記憶だけが頼りでもある。 アレクは今もっとも求めるもの、すなわちレイリーを救う術を尋ねたところ、 秘石に心を奪われたとはいえ二人は血を分けた双子。心の奥底では通じ合っているはず。 レイリーの心に耳を傾け、彼女の心を閉ざす邪念を振り払うのだ、とロワ王は答えた。 自分にそれが出来るのか。アレクに確信はないが、やるしかないことは確かだ。 最後に王は、アレクとレイリーの元に二分されている秘石が全て揃う時、秘石は元の姿、秘球へと戻る。 その時こそアレクたちの力が試されると告げた。 デジルは邪悪な心に呑まれて魔王を生み出してしまった。だから、アレクは心の邪悪に打ち勝たねばならない。 「自分に勝つのだ…アレク。最後はお前自身が自分で答えを出す以外に道はない」 そしてロワ王は現世に戻る道を示し、消えていった。 218 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 30 36.90 ID Pmn5wKlu0 元の世界に帰還したアレクらは、ひとまずクラーヌとロワ王に告げられたことを整理してみた。 結局クラーヌの目的は冥界の王として、より多くの死者を冥界に連れて行くことだろうとオブライトは推測した。 秘石の力により世が乱れ、魔王が復活すればそれこそ思うツボというものだろう。そして父の最後の言葉、「自分に勝つこと」。 秘石を集めるたびに闇にいざなうその力は大きくなっていき、次第に耐えられなくなってきている。 ならば結集した秘石の邪念はどれほどのものになるのか。自分はそれに耐えられるのか。 不安がるアレクに、オブライトは誰しも心の一番弱い部分である怒りや悲しみに打ち勝つべく戦っていると諭した。 だが、アレクの不安はむしろますます強まっていった。レイリーに抗う力はまだ残っているのだろうか? ひょっとしたら、もう手遅れなのかもしれない。 そう弱音をはくアレクを、王子が信じないで誰が助けられるのかとオブライトは叱咤した。 「…王子は気づいていないかもしれませんが、レイリー様は見かけよりずっと強いお方ですよ。 王女が心を奪われたのは心の弱みを突かれたから…王子がその傷を癒してさしあげるのです。」 それでもアレクの気は晴れなかった。もしレイリーを元に戻すことが出来なければ、彼女と戦う事が自分にできるのか。 考えがまとまらず、アレクはいったん城に戻って休む事に。 その帰路の途上、オブライトは一人王子の下を離れ、以前気になっていたキセノラルの古城を調べてみる事に。 その中に飾られていたのは、二人の男の描かれた絵であった。 その絵を目にした時、オブライトの失われていた記憶は一気に蘇ってきた。 「私は…ここでラウリ兄さんと研究を…ラウリ…『ラウリ・クルゼ』…!? 私の名は…ミナウ。ミナウ…クルゼ。…『ミナウ・クルゼ』!? そんな…バカな!それではあの秘石は…魔王は……!!」 「やっと思い出したようね。」 現われたのはレジーナ。 その昔、ラウリ・ミナウの兄弟は人の意思を魔力に変える研究をしていた。 だが、後一歩の所で行き詰った二人は悪魔の力を借りて研究を完成させた。その悪魔こそ、レジーナだった。 だが、完成した「クルゼの秘石」は人の邪心を飲み込み果てしなく増大する、悪魔の魔道器だった。 最初からお前が仕組んだ事か!お前のせいで兄さんは秘石に取り込まれて…!とキレるオブライトだったが、 レジーナはあれは自分にとっても想定外の事態だったとすっとぼけた。 秘石に邪心が集まるのは、それだけ人の負の感情が強いということ。 (つまり秘石は基本的にありとあらゆる感情を満遍なく吸収するものだったが、 負の感情の比率がはるかに高かったため、最終的にその集合体みたいになってしまった) 「あなたのお兄さんだって、心の底ではそうありたいと思っていたから、自分から秘石に取り込まれたんじゃない?」 オブライトはレジーナの言葉に何も反論できないままだった。 レジーナは、ミナウがまだ思い出していない秘石の力の封印術を思い出すようにと頼んだ。 かつてミナウは戦火の中ロワ王と出会い、その元で秘石の封印を完成させたが、その後同じ過ちを繰り返さないよう 秘石も魔王も封印に関しても、全ての記憶を抹消した。 だが、今のままではいずれ魔王は復活し、クラーヌの思い通りに世界は滅亡することになる。 それはレジーナにとっては気にくわないし、そもそも世界がなくなってしまったら面白い事が出来なくなるので、 面白ければそれでおKという性格のレジーナは、とりあえず今のところは人間側に協力する立場を取るとのこと。 オブライトにとって、レジーナは秘石を産み出した恨み骨髄の相手であり、面白かろうはずはなかったが、 結局はレジーナの言葉に従う他に道はないように思われた。 219 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 32 41.80 ID Pmn5wKlu0 一方、城に一人残されたアレクの元に、封印の地ウレンガーにレイリーが軍を率いて現われたという報が届いた。 即座に封印の門に急行したアレクの前に、レイリーが現われた。 「言ったはずだ…今度我らの邪魔をした時は殺すと!」 冷徹に言い放ったレイリーに、アレクはお前はレイリーじゃない、 昔からおとなしくて争い事が嫌いだったレイリーが、兄を殺そうとするような真似をするわけがない、と言ったが、返ってきたのは意外な言葉だった。 「お前はいつもそうだ…私の事など何もわからないくせに、何もかも知ったような口を聞くな!」 激昂と共に魔法でアレクを叩きのめすレイリー。 「私がいつもどんな思いでいたかわかるまい。 同じ双子でありながら、力がないばかりにいつもお前の影に立たされていた… 私は力が欲しかった…お前をねじ伏せ何もかも自由に出来る力が…!秘石は私の願いを叶えてくれたのだ。」 堰を切ったように言葉を紡ぐレイリーに、アレクは傷つきながらも懸命ににじり寄った。 今の言葉こそ、今までずっと押し隠してきたレイリーの本当の気持ちだという確信があったから。 ずっと守りたかった。だが、本当はずっと傷つけてきたのか? 「レイリー…それが…君の本当の気持ちなのか? …ごめんよ。レイリーは優しくて、いつも僕を大事にしてくれたから…君の辛さに気付いてあげることができなかった。 でも…このまま君を放っておくことはできないよ」 「ならばどうする…私を倒せるのか?」 「戦う事でしかレイリーを救えないのなら……」 アレクはついに決断し、戦いが始まった。 勇士達との死闘の末に膝をついたレイリーから、獣じみた咆哮と共に黒き力が放たれた。 慌てて駆け寄ろうとするアレク。 「レイリー…!僕の声が…聞こえるね。君ひと…りでは…だめかもしれないけど、ぼ…僕が力を貸してあげるから… 一緒に…戦ってあげるから…こいつを…心の中から…追い出すんだ!」 秘石の邪心に苦しみながらもレイリーを抱きしめ、懸命に呼びかけるアレク。 「レイリーの身体から…出て行けーーーーー!!」 アレクの叫びに呼応するかのように、レイリーの身体から溢れ出した暗黒は、彼女の持っていた秘石、 更にアレクの持っていた秘石の全てと結合し、一つの石となった。 そしてそれは封印の門へ向かって飛び去り、同時に門の結界は凄まじい閃光と共に破られた。 大きく開かれたウレンガーの門を呆然と眺めるアレクだったが、レイリーの呼ぶ声にようやく我に返った。 「アレク…ごめんなさい……」 そう言って気を失ったレイリーを連れ、ひとまずアレクは城に帰った。 長き時を経て、今度こそアレクはレイリーを取り戻すことができた。 だが、アレクはまだ全てが終わったわけではないという予感があった。アレクとレイリーという依り代から秘石が切り離され、 魔王の復活はひとまず阻止されたが、一方で一つになった秘石は更に力を増し、あのウレンガーの封印すら破壊してみせた。 何十年と続いた戦乱の末に世界は荒れ、そして秘石は集まって一つとなった。 「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」 冥界邪説の言葉が正しければ、戦いはまだ終わってなどいない。むしろこれからが本当の始まりかもしれない。 謎を解く鍵は、秘石が飛び去っていった門の先の「封印の地」にある。 オブライトは未だに戻ってこないが、アレクはレイリーを城に残し、魔王の封じられたというその地へ進軍を開始した。 220 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 36 19.96 ID Pmn5wKlu0 第6部 封印の地においてアレクたちを出迎えたのはこれまでの比ではないほど強力な亜獣たちの軍勢だった。 この強さは秘石の、いや魔王の力が及んでいるせいなのか?と驚くアレクだったが、更に驚くような事態が。 瀕死の亜獣のリーダーが、人間の言葉でアレクに話しかけてきたのだ 「魔王の復活はもうあとわずか……ゆくがいい…そして魔王の復活にその身を捧げるがいい…」 薄笑いを浮かべつつ、息絶える亜獣。不吉な予感は当たっていたのだろうか? 次に現われた亜獣のボスも、一度は死んだと思われながらも、急に復活し、アレクに襲い掛かってきた。 辛うじて撃退したものの、亜獣の体からは謎の光点が現われ、いずこかへと飛び去っていった。 追い討ちをかけるかのごとく、亜獣はアレクを挑発するかのように語りかけてきた 「英雄気取りで魔王退治か…正義のためなら血を分けた妹にさえ剣を向ける…ご立派な王子殿だ… 王女は苦しみ、さまよっているぞ。お前にはその姿は見せないだろうがな…」 「だ、黙れーっ!!」 最も痛いところを抉られ、逆切れするしかできないアレクから再び黒き波動があふれ出てきた。 レイリーを救った時に全て振り払ったはずの秘石の邪念がいまだに残っていたことに愕然とするアレク。 再び精神の侵食に襲われ苦しみもがきながらも進撃を続けるアレクに、亜獣達は語りかける。 「お前はその手でいったいどれだけの命を奪ってきた?どれだけの仲間を死なせた?」 「や、やめろ…」 「見るがいい、自分の身体を…血で真っ赤ではないか…お前の周りには無数の怨念が取り巻いているぞ。」 「所詮お前も魔王と変わりないではないか…お前には闇の世界がふさわしい…」 「うるさい、消えろおおおっ!!」 「今更お前達があがいてももう遅い…デジルの封印は解かれた…あとひとつ…すべてがそろった時真の再生はなされ、 世界は暗黒の絶望に覆われるのだ…」 「ぼ…僕らが止めてみせる!」 「くく…お前達が争い…秘石を集めてくれたおかげで、秘石は力を取り戻した… お前達のしてきたことが…最後は世界の破滅を招くのだ…フフフ…」 そんな中、アレクは亜獣を魔法で倒しているオブライトの姿を見かけた。何かを探してさ迷っている様子で、 逃げるように去っていったオブライトの後を追おうとしたものの、その前にレジーナが現われ彼を呼び止めた。 彼女は女のカンでレイリーに何かあるかもしれないと思ったので一度城に戻ってみるようアレクに忠告した。 慌てて城に戻っていったアレクだが、レイリーも含め、何事もなかった。 (アレクは知らなかったが、レジーナはアレクを引き返させて時間稼ぎがしたかっただけ) 221 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 38 33.89 ID Pmn5wKlu0 無駄な回り道をさせられたアレクは、共に城にやってきたレジーナに何もなかったじゃないか!と文句を言ったものの、 「あ~ら、だから胸騒ぎって言ったじゃない。それとも、何かあったほうがよかったのかしら?」 と相変わらずのらくらと追求をかわすレジーナ。 そんな二人の漫才を見たレイリーは羽が生えてる!と目を丸くしていた。よく考えたらレイリーはまだレジーナに 会ったことはないのだ。この人、誰?と尋ねるレイリーに、前に話していた知り合いだよ、と答えたアレクだが、それをさえぎり、 「あらぁ、前はワタシにあんなに夢中だったのに…王女サマが帰ってきたらもう用済みなのかしら?」 と余計な爆弾を放り込むレジーナ。(一時期血眼でレジーナを捜していたから、あながち嘘じゃないのだが) 「アレクあなた…」 「バ、バカ、何変なこと考えてるんだよ!僕はただ秘石の秘密を聞こうと…」 「…スケベ!」 嫉妬も露に顔を背けるレイリー。(セクシーお姉さんのレジーナに対してレイリーは永遠の10歳) 一方レジーナは、アレクがそんな痴話喧嘩を繰り広げているうちにこっそり帰ろうとしたものの、アレクに気が付かれて呼び止められた。 もう少し聞きたいことがある、とアレクは、封印の地でレジーナが現われる直前に見かけたオブライトの事を尋ねた。 レジーナは、オブライトが何かを探して封印の地をうろついているのは見かけたが、それ以上は知らないと答えたが、 なにか隠してないか?というアレクの追求に、初めてややうろたえた様子で逃げるように去っていった。 それはやはりなにか隠していることがあるということを盛大にアピールするかのような態度で、 オブライトとレジーナにはなにかつながりがある、ということに薄々気づくアレクであった。 ともあれ、魔王の復活は近い。再び戦いを続けようと出発しようとするアレクだったが、 レイリーは自分も一緒に行くといって聞かなかった。まだ体調が万全とはいえないレイリーを連れ出すことを一度は拒否したアレクだが、 「…またそうやって私を置いていくの?」 と、レイリーは見憶えのある冥い目をしつつ言った。まさかレイリーもまだ秘石の影響が…と怖気立つアレクだったが… 「ウ・ソ(はあと)」 とレイリー。 「アレクがうらやましかったのは本当…でも、それ以上に自分のことが嫌だったの。 だって、私って意気地なしで、何かあるといつもアレクを頼って、アレクの影に隠れてばかりいたんだもの。そんな自分を変えたかった。 一人でどんどん先に進めるアレクがうらやましくて…もっと、アレクに頼らなくてもいいように強くなりたかった。 そんな気持ちを秘石に取り込まれたのかもしれない…」 アレクと戦った時に、アレクが私を支えてくれて、ちょっぴりだけど強くなれたような気がするの。だから…お願い。今度は私も一緒に戦わせて…!」 アレクは、レイリーの目に確固たる決意を見て取った。 「…わかったよ。一緒に行こう…!」 ここに、兄妹は共に手を取り合い、魔王に立ち向かうこととなった。 立ちふさがる亜獣達は、相変わらずアレクを挑発するような言葉を投げかけ、アレクは秘石の力に 蝕まれ、消耗していくが、レイリーはそんなアレクを懸命に励まし、支えた。 「アレク…つらい事も…私と半分なら我慢できるでしょ?私が支えてあげるから…負けないで!」 「アレク…もう少しよ。きっとデジルに近づいているから…頑張って。私がついてるわ。」 そんな折、ある亜獣が言った。 「何も知らぬという事は幸せなことだな…貴様らの執事はなぜ居なくなったのだ? 貴様らを見限って姿を消したのではないのか…?」 「そ…そんなことがあるものか!」 「奴とデジルの関係を知ってもそんな口がきけるかな…?」 しかし亜獣は、それ以上しゃべる前にレジーナの魔法によって息の根を止められ、アレクがオブライトの真相を知る事はなかった。 これがオブライトとの約束だからとそそくさと姿を消したレジーナに、アレクの疑惑は募るのであった。 222 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 42 31.25 ID Pmn5wKlu0 封印の地の奥深くに辿りついた頃、ようやくオブライトが帰ってきた。オブライトは、封印の方法を探すべく、世界中を巡っていたらしい。 そして、秘石の封印の方法は既に見つかり、準備も進めている所だという。 強大な亜獣がひしめくこの封印の地の最深部にこうもあっさり来ることができるのはなぜか?どうして黙って準備をしていたのか? 疑問は多々あるが、オブライトは秘石のことは自分に任せてとにかく王子達はデジルとの戦いに全力を尽くすようにと言った。 アレクはそんなオブライトに、本当は記憶が戻っているのではないか?と疑念をぶつけたが、 オブライトはただ、全てが終わったら何もかもお話ししますとしか答えなかった。 アレクはまだオブライトに対する疑惑をぬぐう事ができなかったが、レイリーは 「オブライトの過去に何があったとしても、これからもずっと変わらないでいてくれるの?」 という言葉に、迷いなくはいと答えたオブライトを信じることを決断した。 レイリーは、アレクに何も悩むことはないわよ、全てをオブライトに任せればいいと言い、妹の言葉にアレクもオブライトを最後まで信じることを決意した。 アレクはいよいよ魔王の待ち受ける最後の地、ラム・ロンに駒を進めた。並み居る敵を蹴散らし、 辿りついたデジルの側にはあのクルゼの秘石があった。そしてそれは、デジルに吸収されていった。 「貴様達のおかげで我は力を取り戻した…礼を言うぞ…だがまだ力が足りぬ… 我が野望を阻む憎きロワの一族をことごとく食らい…我は真の復活を成し遂げるのだ…」 悠然と構えるデジルであったが、アレクに恐れた様子はなかった。 今、彼には長き時を戦い抜き、鍛え上げられた多くの仲間がいるのだから。魔王の前に進み出た選ばれし勇士達に向かい、アレクは言った 「ゆけ!これが僕たちの…『ラストスタンド』だ!!」 号令一下、最後の戦いが始まった。敵は、全ての人の邪念を取り込んだ魔王、対するは、長き時を戦い抜いた全ての戦士達の希望を背負った「最後に立ちし者」。 勝ったのは…「ラストスタンド」だった。 「一度ならず二度までも…何故貴様は私を裏切り…私に仇なすのだ…『ミナウ』よ。我が同胞でありながら…なぜ憎きロワに味方する…!?」 オブライトに向かいそう言ったデジル。その言葉の意味することを知らないアレクは怪訝そうにオブライトを見たが、オブライトは 「私は私…オブライトはロワ家と共にあります。」 と、はっきり答えた。 「『ミナウ』よ…」 「…『ラウリ』…あなたが野心を抱き、闇に心を落とさなければ…邪悪な力で世界を血に染めたりしなければ… 私は…これ以上あなたに悪業を積ませたくはありません。」 デジルの身体は急速に崩れ始めた 「まさか…こんなことが…なぜ私が…秘…石は…依り代…を…この私を…捨てると…いうのか…」 デジルの体は跡形もなく消え去った。後に残されたのは、無傷の秘石だった。オブライトはアレクたちを 脱出させ、単身秘石の封印に取り掛かった。 「オブライト…戻ってくる…わよね?」 「絶対…戻って来るんだぞ!」 「必ず…!」 アレクたちが脱出してしばらくたつと、背後で爆発音が轟いた。 オブライトは無事なのかと気が気ではないアレクたちだったが、オブライトは無傷で帰ってきた。 「封印はなりました。帰りましょう。」 事も無げにそう言ったオブライトと共にアレクたちは城へ帰ったが、城に戻った時、オブライトの姿はいつのまにか消えていた。 黙って姿を消したオブライトを探すうちに、レイリーはオブライトの部屋から置き手紙を発見した。 「アレク様…それにレイリー様。ご心配をかけて申し訳ありません。私にはまだ…最後にやり残した事があるのです。 私自身の過去に決着をつけるために、全てを終えて再び王子達の元へ戻ることができたなら、真実を全てお話します。 もし戻らなかった時は、ロワ王の墓所に隠したもう一通の手紙をお読み下さい。 デジルは倒れました。お二人にかけられていたデジルの呪いも解けていることでしょう。 王子と王女の成長した姿を見られないのは残念です…いや、成長した姿を見るために必ず帰ります。 長い戦いで荒廃した世界を再建することは容易ではありませんが、お二人ならきっとなしとげる事が出来るでしょう。 願わくばお二人の未来と新しい世界に幸多からんことを……」 223 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 46 17.43 ID Pmn5wKlu0 ノーマルED(全ての国を解放していない場合) レイリーは、墓所の手紙が気になるようだが、、アレクはやめておこうと言った。 「オブライトは必ず帰ってくるって言っている…ならオブライトの帰りを待とうよ。 オブライトは今までだって、約束を破ったことは一度もなかったじゃないか。きっと…帰ってくるよ」 「…そうね…そうよね。オブライトの帰りを信じて…」 「それまでに…みんなで頑張って元の平和な世界を取り戻そう。」 「きっと、私たちがいい男といい女になってて、帰ってきたオブライトびっくりするわよ。」 「ははっ…そうだね」 こうして長き戦いは終わり、世界は復興の歴史を刻み始めた。 ただし、執事オブライトの消息はその後の歴史書にはどこにも記されてはいなかった トゥルーED レイリーと二人でオブライトの行方、それに「やり残したこと」について話していると、 アレクは急にまた闇の力の発作に苦しみ始めた。秘石は封印されたのではなかったのか? 更に、そこへウレンガー門からオブライトらしき人物が一人で向かったという報告がなされた。 アレクとレイリーはすぐに封印の地へと急行した。 封印の地の最深部では、オブライトが秘石と対峙していた。 「兄さん…今こそ…我らの過ちを正しましょう。 お前は人の悪意が生み出した闇の結晶…今ここで、お前が帰るべき闇に戻してやろう…!」 秘石は、抵抗するかのように激しく揺らいだが、オブライトは一分たりとも揺るがなかった。 「私の心を操ろうとしても無駄だ…お前のことは誰よりもこの私が知っている…!お前はここで滅びるのだ!」 だが、そこへアレクとレイリーが現われた。 「お、王子…なぜここに…」 「それはこっちのセリフだよ!」 「秘石は完全に封印されたんじゃなかったの!?」 二人は、オブライトの元に駆け寄ろうとしたが、オブライトは、いけない!と血相を変えた。 「こちらへ来てはいけません!秘石が…」 だが、手遅れだった。 「ツギなるヨリシロがマイおリタ……今コソわガ再生ノとキ……!!」 アレクの元に飛来した秘石から上がった歓喜の声、それはあろうことかデジルのそれであった。 「やはり…最後に秘石が選んだ依り代は王子だったのか…」 天をあおぐオブライト。秘石の邪念は最初からアレクとレイリーを依り代に選んでいたのだ。 二人が戦いあえば、お互いの心はより傷つき心の闇をひろげてゆく…それが秘石の狙いだったのだ。 アレクとレイリーだけが秘石の力の影響を受け、やがてアレクが集中的に闇の力に狙われた真相はこういうことだった。 秘石がある限り過ちは繰り返される。そこでオブライトは最後の戦いで一時的な封印を施し、 秘密裏に秘石の完全破壊を目論んだものの、このような事態を招いてしまった。 私が甘かった、とオブライトはため息をついた。 「そしておマエノ心の闇をモットヒロゲルのダ…デジルガソウシだヨウニ…闇に心ヲシズメロ…!!」 秘石が力を放出すると共に、消え去ったはずのデジルは再び復活してしまった。 224 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 47 37.28 ID Pmn5wKlu0 「お前…なんかの…好きにさせるか…!」 ねじ伏せてやる!と斬りかかるアレクだが、デジルは更にアレクを挑発してきた。 憎しみが高まると共にアレクの体からあふれる闇は更に力を増す。それでもなお戦おうとするアレクだが、 それを止めたのはレイリーだった。怒りに身を任せてはいけない、と気づいたアレクは、 この場を耐える事にしたが、その間にもデジルはアレクを更に挑発するようなことをいってのけた。 「私はお前の父や同胞を殺し、妹と殺し合いをさせた憎き存在。憎いであろう…?」 負けるか!とデジルの攻撃を受け止めるアレクだが、いつまでも耐えられるものではない。 いったいどうすれば…と弱音を吐くアレクに、あと少しで秘石を破壊するための結界が完成します、 それまで耐えてくださいというオブライトの声が届いた。 その声に勇気付けられたアレクは、苦しみながらもお前の手は分かっている、とデジルの挑発を払いのけたが、 ならばとデジルはレイリーに攻撃をかけてきた。吹き飛ばされたレイリーを振り返るアレクだが、 レイリーは傷つきながらも懸命に呼びかけた 「私は大丈夫…私もがんばるから…アレク、負けないで!」 「うん!」 その言葉に、アレクは敢然とデジルに向き直った。 「貴様トてイツカハ疲れ倒レる…どこまで耐えられる…?」 更に攻撃を繰り返すデジルだったが、アレクは邪念に負けぬように心を奮い立たせ、それを受け止めた。 どういうことだ、とついにデジルも困惑を見せ始めた。 と、オブライトが後は私にお任せください!!と前に進み出た。 「ミナウ…オマエが居なけレバ…わが野望がここまで、邪魔される事はなかったものを…憎き弟よ…」 呪いの言葉を吐くデジルに、ようやくアレクもオブライトの真実に気づいた。 オブライトは今まで隠していたことをアレクたちに詫びつつ、自分たちが秘石を作った張本人であること、 そして魔王デジルが秘石の実験台となった兄ラウリの成れの果てであることをアレクらに明かした。 「ラウリ兄さんはもうこの世にはいない…ふくれあがった貴様の魔力に飲み込まれ、 忌まわしき魔王と成り果てた時に、既に死んだのです…!兄の過ちは二度とくりかえしません。」 そしてオブライトはデジルに取り付いた。秘石を、二度と復活できぬよう滅ぼすために。 「ラウリ兄さん…力を…私に力を貸してくれ…!!」 祈るように兄の名を口にするとオブライトは更に力を込めた。 「オブライト、やめろーっ!!」 オブライトの覚悟を悟ったアレクは悲痛な叫びを上げる上げるが、オブライトは止めなかった。 デジル、いやクルゼの秘石は最後の抵抗を見せるも、オブライトには秘石の邪念は一切効かない。 それどころか、取り付いたオブライトから逃げる事もできなかった 「思えば …『最後の戦い』の時は封印の術が未完成で、秘石を完全に破壊する事ができなかったために、今このようなことに… だが今度は違う。二度と再生できぬよう私と共に完全に消し去ってやる!」 「ヤ…メ…ロォォ……ッ!!」 「ロワ様……今こそ…王の元へ…」 最後にそう呟き、オブライトと秘石は跡形もなく消え去った。後には、アレクの悲痛な絶叫だけがあった… 225 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 48 36.82 ID Pmn5wKlu0 城に戻ったアレク達の元に、オブライトが墓所に隠していた手紙が届けられたが、アレクはもうそれは必要ないと言った。 未だオブライトを失った悲しみから泣き続けているレイリーにアレクは言った。 「泣くなよレイリー。レイリーは強くなるって決めたんだろ?父上やオブライトを心配させないように僕らがしっかりしなきゃ…」 デジルを倒し、秘石はなくなったが、世界に平和を取り戻す道のりはまだ始まったばかりだ。 「レイリー…これからもずっと二人で力を合わせて頑張ろうよ。」 「えっ?」 意外そうな顔をしたレイリーに、アレクはもしかして嫌なの?と慌てたが、レイリーは急に吹き出した。 途惑うアレクに、レイリーは 「だって…アレクったら、あんまり当たり前のこと言うんだもん。」 「あっ、そ、そっか…そうだよな。はははは…」 二人の笑い声が、城に響くのであった。 そして、そんな二人の様子をこっそり見ていた者が。レジーナだ。 「あーおもしろかったワ。さぁて…今度は何をして遊ぼうかしら? とりあえず…王子さまがイイ男になったら、誘惑しにこよっと。」 遠き過去の願いは、永き時を隔て、多くの人々の勇気と二人の兄妹の努力によって叶えられた。 永遠の平和として… 226 :ラストスタンドまとめ:2011/11/14(月) 00 51 23.15 ID Pmn5wKlu0 以上でラストスタンド終了です。長レスお付き合いありがとうございました。 なお、短くまとめるとこうです。 主人公の王子様は外見10歳、実はウン百歳(もっとも精神的成長あんまりなし)。 お父さんが魔王を封印した際に呪いをかけられて妹と執事もろとも歳を取らなくなってしまいました。 長い時が過ぎ、平和を保証するはずの「クルゼの護り」が壊れて亜獣という魔物が暴れるようになったので 勇士達を組織し各地を平定しますが、その過程で妹は失踪した挙句敵に洗脳されるわ自分は闇の力に精神を 蝕まれるわといろいろ大変な目に。その原因が各地で見つかる「秘石」にあるようなので、 その謎を調べる過程で、実は秘石は執事が昔兄と共同研究で作った「人の精神を魔力に変える石」であり、 魔王というのは秘石が蓄えた邪念に飲み込まれた執事の兄の成れの果てだったことが判明。 長き時を経て鍛え上げた最強の精鋭部隊「ラストスタンド」により魔王を倒し、 執事は自ら犠牲となり秘石と魔王を消滅させ、主人公と妹は普通の人間に戻れました。 227 :ラストスタンド追記:2011/11/14(月) 00 53 58.94 ID Pmn5wKlu0 追記その1: このゲームのストーリーをつらつら書きつれてまいりましたが、実のところ本当の主人公はアレクたちでは ありません。本当の主役は百年以上にわたる長き戦いに関わった多くの勇士たちで、 彼らの紡ぐドラマはプレイヤーの数だけ存在するといっても過言ではありません。 最初期を支え、後進を見出し育てた者たち、 地道に経験を重ね、最後まで現役として戦い抜いたベテラン達、 そのベテランの背中を追いかけ、彼らを越えていった若き天才、 山の賑わいで入れてみたら、大化けした人(僧侶とかの後衛キャラに多い) 戦士としての夢に破れ、戦場の指揮官や新人スカウトとして名を成した者。 あるいは泣かず飛ばずで年老いていき、リストラされて忘れ去られた者。 そういった数々の成長と世代交代のドラマの積み重なった先に 「ラストスタンド」が魔王に立ち向かうクライマックスがあるのです。 (要するにこのゲーム、システムが単純な「サカつく」ファンタジー版と考えればおK) 追記その2: このゲームのキャラクターデザインを担当し、他にもキャラ設定、シナリオアドバイザーなど大きく関わったのは 漫画家の大森葵先生ですが、このゲームの後私は大森先生の代表作「ソニックウィザード」 及び「ファントムウィザード」、更に後には現在連載中の「ソウルガジェット」を読む機会に恵まれました。 そして「闇の力に翻弄される悲運の兄妹(相思相愛)」って大森先生的には馬鹿一設定なんだなあ、 と思った次第であります。レイリーに萌えられた方は一読推奨。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/79.html
ラストスタンド part59-209,211,212,214~227 209 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 05 01.84 ID Pmn5wKlu0 おお!ヴァイツブレイドが!!ということでこちらは同じくリクエストにあったWSの隠れた名作、 「ラストスタンド」を!こちらも大長編になっちまいますが、お付き合いよろ。 イラスト買いした自分が大森葵(キャラクターデザイン、シナリオアドバイザー)先生のファンになった思い出の作品でもあります。 プロローグ: 悠久の昔、突如として現われた「魔王」なる支配者は世界に破壊と混乱をもたらした。 しかし、人と亜獣達は英雄王ロワの元に力を合わせ、魔王を封印した。 その代償として、国王は命を落とし、また、ロワの双子の王子アレクと王女レイリー、 そして執事オブライトの3人は魔王の最後の力により、永遠に歳をとらない呪いに囚われてしまった。 時は流れ、人々はロワ王の残した「クルゼの護り」の元に長く続いた平和に戦いを忘れ、 英雄王とその子孫のことも人々から忘れ去られていった。 英雄王の末裔アレクらはその後何百年も呪いを解く手段を求めていたが、未だ見つからないままであった。 その頃、世間では再び亜獣が凶暴化し始めていた。 何か良くないことが起こりつつあるということで、王子達は城で亜獣の研究に打ち込んでいたが、 西のほうから邪悪な気配がこの国に押し寄せ、城のふもとの街も亜獣の襲撃にさらされ始めた。 オブライトは、「最後の戦い」の後に先王が各地に奉じた「クルゼの護り」が崩壊しつつあるのではないかと 推測した。 街を守る戦士たちが窮地に陥るのを見過ごすことができないアレクとレイリーはたまらず街に駆けつけていった。 オブライトの持ってきた武器を得た戦士達は亜獣たちを蹴散らすも、最後の一匹がアレクに向かってきた。 が、オブライトが見たこともない強力な魔法で一撃で亜獣を葬った。 そんな魔法が使えるなんて知らなかったよ、と不思議がるアレクであったが、 オブライトはとにかく無我夢中でやったのでよく覚えていないと答えた。そもそも彼は「最後の戦い」以前の記憶がなぜか すっぱり抜け落ちている出自のはっきりしない人間なのであった。 211 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 07 16.19 ID Pmn5wKlu0 第1部 アレクはこの件以降仲間になった戦士達を組織して軍団を作り、各地を亜獣の脅威から守るべく進撃を開始する。 キャッスルロワを襲ってきた亜獣のリーダーを倒すと、死体から見たこともない石が出てきた。 調べてみようとしたところ、そこへ現われたのは自称絶世の美女のセクシー悪魔お姉さんレジーナ。 色々と訳知り顔の彼女はオブライトにもなにやら因縁があるようである。 彼女が言うにはその石こそ「クルゼの護り」のカケラである「クルゼの秘石」であり、 現在世界中に眠っている秘石を亜獣たちに奪われると大変なことになるかもよ、と去って行った。 とりあえず城に戻ってきたアレクとオブライトは、レイリーにも秘石を見せてみた。 レイリーは秘石が気に入ったようなので、集めた秘石はレイリーに預けておくことになった。 秘石集めと平行して石に関する情報も調べてはみたが、ロワ王も秘石のことは誰にも秘密にしていたらしく、 何の手がかりも城には残っていなかった。 ただ…レイリーはこの石を見ているとなんだか不安になる、と様子がおかしい。 不安要素を抱えたままのアレクたちだったが、休むまもなく今度は「亜獣を指揮する額に痣のある男」 の出現が報告された。 オブライトはその男に覚えがあるという。かつての戦いで魔王側について戦った「人将シェイバン」ではないかと。 アレクはそんなはずはないと断言した。シェイバンはロワ王に倒され死んだはずだし、仮に生きていたとしても 最後の戦いは何百年も昔のことなのだから。 だが、一連の事件を振り返ったオブライトは、自分達の知らないところで 巨大な謀が進行しているのではないかという予感がしていた。 ロワマウントで待ち受けていたのはやはりシェイバン本人であった。 恨みを晴らすべく蘇ったシェイバンは、自らの目的は秘石の力で魔王デジルを復活させることだと言った。 秘石が何故必要になるんだ?と問うアレクに、貴様らはミナウから何も聞かされていないのか? と怪訝そうにアレクにもよく分からない返事を返すシェイバン。 シェイバンを退けるも、取り逃がしてしまい、謎は結局謎のままに。 城に戻ってきたレイリーにシェイバンを取り逃がしたことを話すと、 「アレクも情けないわね。私がいればあんな奴、やっつけられたのに」 と予想外な返答を返してきた。なんだか性格が変わってる。 戦いを嫌っていたはずなのに「今度の戦いには自分も連れて行って」とまで言う有様。 ともあれ、集めた4つの秘石を並べてみると、秘石は急に青い光を放ち始めた、 そしてレイリーは光に取り込まれ、秘石共々どこかへ消え去ってしまった。 突然の超展開に呆然とするアレクらの元に現われたのはレジーナ。 これはどういうことだと詰め寄るアレクに、レジーナは力の源であるクルゼの秘石を心の弱い者が持つと 心を奪われてしまうのだと言った。 レイリーの不安は事実だったのだ。 あの石はどういうものなのだ、というオブライトの問いに彼女は、今の秘石は一部に過ぎず、 全部を集めると「クルゼの護り」の本質も見えてくるはずだと言って去って行った。 とにかく秘石がレイリーの元にある以上、秘石を集めていけばレイリーを探すことにもなるということで 秘石を集める進軍を再開した。 秘石は城の地下からオブライトが見つけてきたという封印のローブで覆うことで力を抑えることに。 212 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 10 11.66 ID Pmn5wKlu0 第2部 現われたのはこれまたかつて「最後の戦い」に参加した竜将フォルス。ロワ王の片腕として戦い、 王の盾となって命を落としたという彼がなぜ生きてここにいるのか? レイリーのことを知っている様子のフォルスに戦いを挑むも、圧倒的な力で叩き潰されるアレクたち。 弱すぎてつまらぬと吐き捨てるフォルスには以前の正義感にあふれた彼の面影はなかった。 ウレンガー国を解放した際に巨大な門を発見した。これこそが魔王を封印した闇の地へ続くウレンガーの門だ。 石化した2匹の龍による封印は現在は完璧なようだが、シェイバンが魔王の復活を狙っている以上、 必ずここに現われるはずと踏んだアレクはここを監視し続けるよう命じる。 「今度会った時こそ、この手で息の根を止めてやる…!」 なにやら物騒な発言をするアレクに、オブライトは王子までもが秘石に心を奪われているのではと危惧する。 ハーフォーにおいて、ついにフォルスとの再戦を迎える。 一縷の望みをかけて必死にフォルスを説得するアレク。フォルスも、何か様子がおかしい。 「俺の…俺の体から出て行け!」 何かに耐えるように暴れるフォルスを勇士達が食い止め、 深手を負って倒れたフォルスの体内から、クルゼの秘石が飛び出した。と、同時にフォルスは正気を取り戻した。 今までの行いを詫びるフォルスに、何があったのかを尋ねたが、復活するまでのことはよく憶えていないとのこと。 だが、シェイバンの事を尋ねると、やはりフォルスを秘石の力で蘇らせたのはシェイバンらしいということは分かった。 レイリーのことも聞いてみたかったが、重傷のフォルスに無理はさせられないのでひとまず城に戻って話しを聞こうという オブライトの提言に従い、話を打ち切って帰ろうとする3人。 これからは少しでも王子の助けになりたいというフォルスだったが、その背後からシェイバンの魔法が襲った。 所詮頭の悪いトカゲなど役にはたたんかと吐き捨てるシェイバンを、怒りも露ににらみつけるアレクであったが、 シェイバンは意にも介さず新しい部下を紹介しようと言う。それは…レイリー。 レイリーに何をするつもりだ!と詰め寄るアレクだが、シェイバンはいずれ分かる事だと言い、秘石を回収し レイリーと共に去っていった。 そしてフォルスは、力になれなかったことを詫びつつ、「秘石は人の邪悪な心を封じ込める。しかし…」 と言い残し、死んだ。優しき亜獣の英雄は、もう帰ってこない。 こうして大陸を解放したものの、衝撃的な事件が立て続けに起こり、アレクは失意の日々を送っていた。 悲劇の元凶は、やはりクルゼの秘石しかありえない。 世界に平和をもたらすものだと信じていたクルゼの秘石。しかし、それは間違いだったのか? 秘石の強大な力には様々な面がある。 今まで恩恵を受けてきた護りの力、そしてレイリーの心を奪った邪悪な力。そして死者を蘇らせる力… レイリーが奴らの手に落ちたのは秘石を集めたせいなのか? 知らなかったとはいえ自分は結局奴らの手助けをしただけなのか? マイナス思考ばかり先走るアレクに、オブライトは悔やんでも仕方ありますまい、 我々が動かずともあの者たちは秘石を集め魔王の復活を成し遂げるでしょう。 その前に我々が出来ることを為すのです。と励ました。 アレクはふとレジーナのことを思い出した。秘石の持つ邪悪な力についても知っている彼女なら、あるいは… そのころ、地方を偵察していた勇士たちが、西方で時空のゆがみを発見した。 こちら側にはとても行けそうにないとのことなので、アレクは北へ向かうことにした。 214 :ゲーム好き名無しさん:2011/11/14(月) 00 13 42.80 ID Pmn5wKlu0 第3部 秘石を集め、クルゼの護りを復活させることを目指すアレク達であったが、 アレクの様子がなにやらおかしい。レイリーのように秘石の力の影響を受けているようなのだ。 この力があればシェイバンどころか魔王だって倒せるなどと発作的に言い出す アレクはなにやらやさぐれた性格に変化しつつあった。 5個目の秘石を手に入れたアレクの前に、捜し求めていたレジーナが現われた。 秘石の影響でやさぐれモードのアレクは知ってる事を残らず吐けとレジーナを脅迫するが、 レジーナは相変わらず飄々とした態度でとぼけるのみ。冷静さを完全に失ったアレクが元はと言えばお前が原因だ! シェイバンの居所を教えろ!奴さえ倒せば全てカタが付くと怒鳴りまくっていると、レジーナは一つだけなら答えてあげるという。 オブライトは秘石について知りたい様子だが、アレクはシェイバンの居所をとにかく教えてくれと言った。 レジーナはシェイバンの城は東のはずれの島にある、レイリーもそこにいるはずよ、と教えてくれた。即座に東の島に出立するアレク。 そんなアレクを見送りつつ、レジーナは 「シェイバンがやられたらおもしろくなくなっちゃうけど、ま、あいつらの思い通りになるよりはいいかもね」 と意味ありげにほくそ笑んだ。 6個目の秘石を手に入れた際、アレクは今頃になってオブライトが秘石の影響を全く受けていないことに 気がついた。これにはなにか理由があるのか? 8個の秘石を揃えたアレクは、ついにゲラルースにおいてシェイバンを追い詰めた。 秘石を賭けた両者の戦いは、アレクたちに軍配が上がり、レイリーも正気を取り戻し奪還に成功した。 だが…… 「いや……まだだ……このままでは終わらぬ!」 「あぶない!アレク!」 シェイバンが最後の力で放った秘石の力から、レイリーは身を挺してアレクを守り、直撃を受けた。 その様子を見届けたシェイバンは、これで我が野望ー魔王の復活ーは達成されると高笑いを残し、息絶えた。 同時に、レイリーから凄まじい力が放たれ、アレクとオブライトを跳ね飛ばした。 様子の一変したレイリーは、近寄ろうとするアレクに魔法の弾丸を浴びせ、いずこかへと去っていった 「レイリー……レイリーーーー!!!」 喜びもつかの間に、再び妹を失ったアレクの悲痛な叫びをもってこの戦いは終わった。 シェイバンを倒したものの、フォルスも、そしてレイリーも取り戻すことは出来なかった。 僕たちは結局何も取り戻す事が出来ないのか、と苛立つアレクから、また黒い波動があふれ出てきてきた。 どうにか発作は収まったものの、心を蝕む秘石の力は次第に強さを増してきている。 状況はより悪化しているかのようだった。 アレクは、レイリーが南の地に渡ったという報告を受け、急ぎその地へと進軍を開始した。 215 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 23 46.51 ID Pmn5wKlu0 タイトル入れ忘れてました。すいません。あと、割り込んでしまったアマガミの人もごめんなさい。では続きを 第4部 アレクの前に現われたのは、やはりクルゼの秘石であった。思えばなにもかもこの秘石から始まったことだった。 「なにが『クルゼの護り』だ!不幸な事が起きるばっかりじゃないか!」 秘石に八つ当たりをするアレクの様子に、オブライトはふと、かつて魔王との戦いにおいて アレクの父ロワ王もまた謎の力に心を乱されていたということを思い出した。英雄と呼ばれるロワ王も秘石の力から逃れる事はできなかった。 だが、そうなるとオブライトだけが何の影響も受けないのがますます謎だ。 「年寄りには効かないのかな?」 「何をおっしゃいます。王子だってもう何百年と生きていらっしゃるでしょう。」 と軽く流したオブライトだが、やはり自分が影響を受けない理由は分からないままだった。 オブライトがロワ家の執事となる前には何をしていたかをアレクは尋ねるが、相変わらず思い出せないとだけ答えるオブライト。 ただ、自身の過去については最近妙に引っ掛かるらしい。 戦いを続けるアレクの前に、レイリーが現われ、秘石を奪い去っていった。 行く手を阻むようなら殺すとアレクを冷たくあしらうレイリーの様子はまるでシェイバンの写し身であった。 もはやアレクにもレイリーを元に戻す手立ては思いつかなかった。 魔王の復活を見過ごすわけにはいかない、だが、それはレイリーと戦うことを決断しなければならないのか。 アレクの苦悩は更に深まり、それと共に秘石による精神の侵食は更に進んでいくのであった。 キキの国を解放した際、オブライトはふと、この国のある島に見憶えがないかとアレクに尋ねてくる。 憶えはないとアレクは答えたが、オブライトは何かが気になって仕方がないようだ。 その島、キセノラルに渡ってみたが、そこにあるのはうち捨てられて久しい古城があるだけであった。 その古城に何かなつかしいものを感じたオブライトは、後ろ髪を引かれる思いで島を後にした。 セヴァ島でアレクの前に再びレジーナが現われた。 レジーナは不機嫌そうに、「兄妹揃って人の家の庭先をウロウロと!」と愚痴をこぼしていた。 この島は何百年も昔からの彼女のものらしい。ここに来ていたレイリーは既に追い払った後で、 アレクも追い出しにかかるレジーナだが、アレクはとにかく秘石の秘密だけでも教えてくれないかと懇願した。 オブライトは言った。自分達はクルゼの秘石こそがクルゼの護りであると思っていたが、 実際のところ、秘石は関わったものを次々に不幸にしていく不吉な代物であった。 そんなものが平和の護りであるとは考えられない。一体石の本性とは何なのか? レジーナはそんなオブライトに呆れた顔でほんとに何も覚えてないのね、と言った。 どうやら教える気にはなってくれないようだ。 相も変わらず遊び半分のレジーナに、やさぐれ状態のアレクはついに本気でキレた。 「もういい、オブライト。こんなやつの話をまともに聞いていた僕らがバカだった。もう手のひらでの上で踊らされるのはまっぴらだ! こうなったら力づくで叩きのめしてお前の身体に聞いてやる……!!」 いきなりの王子の過激発言にオブライトは開いた口がふさがらない様子だが、レジーナは 「たくましいセリフだこと……ボウヤにできるのかしら?」 と、まだ余裕綽綽であった。それに対してアレクは感情の昂ぶりに呼応するように起こった秘石の力の発作に苦しみながらも、攻撃を指示した。 「た、叩きのめしてやる……僕らが……正義だ!」 だが、レジーナはひとしきり適当に戦うと……うざったそうに翼をひとふりした。 それと同時にアレクを苦しめていた発作は急に消え去り、やさぐれていたアレクは正気に戻った。攻撃をとりやめ、詫びて去ろうとするアレク。 レジーナは彼らを呼びとめ、シェイバンやフォルスを蘇らせた黒幕は冥界の王クラーヌではないかと告げた。 また、大陸の北西のかつて「最後の戦い」のあった周辺の時空のゆがみ「冥界の狭間」が冥界に繋がっているとも。 そしてクラーヌはそこにいるらしい。 冥界の狭間は既に以前の進攻のさなかに発見済みだ。そこへ入って帰ってきた者はいないというが、 「そこへ行く事で全てがわかるのなら…行くよ!」 と、アレクは決然とそう言い放ち、冥界遠征を開始するのであった。そんな彼は知る由もなかった 「ほんと…単純ね。これでまたしばらくは、楽しめるわ。ふふふふ…」 というレジーナのほくそ笑みを… 216 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 25 55.03 ID Pmn5wKlu0 第5部 ついにアレク達は冥界に進攻し、待ち受ける死者の軍団を蹴散らし橋頭堡を築いた。 その際、戦利品として敵の死者達のリーダーが持っていた石版を手に入った。 オブライトはこれが「冥界邪説」の断片ではないかと言った。 冥界邪説、それは冥界の王が集めた全ての死者の声、すなわちこの世の全てを記したといわれるもので、 「最後の戦い」の記録もこの文書によって後世に伝えられたと言われている。 この石版に記されているもののうち唯一オブライトに解読できたのは、 「邪悪の名に封じられし意思…その力を世界に降らす…」という一文だけだった。 解釈として考えられるのは封印される邪悪=魔王の意思が最後の力を世界に降らす、というものだが、 まだよくわからないのでアレクはとりあえず石版を持っていくことにした。 秘石のことが記された石版も見つかるかもしれない。 次に現われた敵将もまた冥界邪説の一部を持っていた。それに記されているのは 「あまねしものには表裏あり…光さす影には闇が生まれる。」 というもの。これではまるで謎かけだ。 「こんな石版が何の役に立つっていうんだ!冥界邪説がなんだ!叩き割って粉々にしちゃえばいいんだ!」 と、また過激発言のアレク。 次なる拠点、ケルシーを制圧したが、この地はかつて「最後の戦い」の時の軍事拠点で、 魔王との決戦に赴いたロワ王をレイリーとオブライトの3人で待った場所だった。 その時の思い出を回想するうち、オブライトはこの地で魔王軍が乱入して危機に陥ったことを思い出した。 アレクは、その時に魔物を撃退したのはオブライトだったと言ったが、オブライトは全く覚えていないとのこと。 だが、アレクの記憶によると、その時魔王の亡霊のようなものが現われ、辺りが黒い霧に包まれ、 オブライトが魔法でそれを打追い払ったはずだった。 そしてその時から魔王は封印されて世界から邪悪な気は消えたが、同時にアレクらは歳を取らなくなった。 今にして思えばあれこそが魔王の呪いだったのかもしれない。 次のダントで手に入った石版に記されていた一文は「地に散りばめられし力はその影を隠し、うつろな平和を呼ぶ」というもの。 この「力」とは、クルゼの護りのことではないかと考えられた。では、「影」とは。 アレクは邪悪を隠すという意味にとったが、オブライトは何か不吉なイメージを感じ取った。 そして次の石版を手に入れた時、その予感が正しかった事が証明された。 「隠されし影は消えることなくやがて放たれ、影は人の心を飲み込む。」 人の心を飲み込む影、これは「クルゼの秘石」のことではないだろうか。影が放たれるというのはクルゼの護りの崩壊のことか? オブライトの推論はこうだ。秘石は人々の邪心を飲み込む魔の石で、ロワ王は恐怖と混沌を呼ぶその石を封じることによって 世界に平和をもたらす「クルゼの護り」と変えたのだと。 続きの文章が書かれた石版も見つかった。「放たれし影は次なる依り代を選び、力に支配されし依り代は新たな闇となる」 その依り代というのはレイリーのことなのではないか、レイリーは新たな闇、魔王となるのではないか? 高まる不安に落ち着きを失い、また発作を起こすアレク。オブライトはこの続きの石版を捜し求めるのであった。 そして冥界の最果てフィグラにおいて、ついに最後の石版が発見された。 「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」 つまり秘石が一つに集まる時、魔王が復活するということだ。逆を言えば、それさえ阻止すれば魔王の復活は 防げるとも考えられる。まだ我々にも勝機があります。と、オブライトは言った。 「レイリーを…魔王復活の犠牲になんかさせてなるものか…!」 もはや限界寸前ながらも、アレクは決意を胸に、ついに冥王クラーヌの待ち受ける冥界の中心、ゲソンへと駒を進めた。 217 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 28 53.74 ID Pmn5wKlu0 生者がここに何のようだと頭に直接語りかけてくるクラーヌに、シェイバンとフォルスを復活させたのはお前なのかと尋ねたところ、 復活は破壊と混沌を呼び、世界に死を呼ぶことを望んだシェイバンの意思であり、 自分は手を貸したに過ぎないと答えた。 アレクは言い逃れだと一蹴し、魔王の復活も結局はお前が黒幕かと怒りを露にするが、 クラーヌは怒りに身を任せるのは滅びの道、貴様にはそれがふさわしいとアレクをあざ笑い、攻撃を仕掛けてきた。 アレクはそれを撃退し、改めてクラーヌに全てを話すよう詰め寄った。 「……すべては定められし事…恨みは死者をも蘇らせ…世界の混沌を呼び覚ました…だが…それもクルゼの意思…」 クルゼ、やはりそれが世界の破滅を望んだ全ての元凶なのか。 「闇の意思は人の生み出したもの…魔王もまた人から生まれいでしもの…人の生み出した邪悪によって世界は死に飲み込まれるのだ…」 アレクは「クルゼ」の正体も気にはなったが、今もっとも差し迫っているのはレイリーを救い、魔王の復活を阻止することだ。 その方法を尋ねると、クラーヌはクルゼに勝つことだと答えた。そしてそれは己自身との戦いでもあると。 「心を…闇に染めるがいい…その時こそ…」 運命は既に決し、全ては闇に覆われるとクラーヌはアレクをあざ笑いつつ姿を消した。 冥府の王であるクラーヌは死を超えた存在。ただ、帰るのみ… クラーヌがいなくなり、ここに用のなくなったアレクらは元の世界に戻る術を探すも、困った事に元に戻る道が見つからない。 さ迷うアレクは、ふと自分を呼ぶ声を聞いた。オブライトではない。 それは…遠い昔に別れたアレクの父、ロワ王であった。 思いがけず亡霊となった父と再会を果たしたアレクが今の窮状を説明したところ、 ロワ王は頷き、秘石を封印したときからいずれこのような事が起こるのではないかと思っていたと答えた。 クルゼの秘石とは魔王の力の源であり、デジルを封印してもなおその力は消えず、人の心を蝕み続けた。 そこでロワ王は密かに秘石を砕き、二度と目覚めぬように世界の各地に封印した。それが「クルゼの護り」だった。 (つまり護りとは秘石そのものではなく、その封印を指したもの) 自分達が不甲斐ないせいでシェイバン達によって封印が破られたのかとうなだれる二人に、 ロワ王はアレクに対してはシェイバンたちがおらずとも封印の効力は次第に弱まり、 いずれは破られたはずだったのだとなだめ、 オブライトには、そうやってすぐ自分を責めるところが昔からのお前の悪い癖だと釘をさした。 そう、「あの時」も責任を感じたオブライトが自らの記憶を消したのだと。 そして秘石が魔王の復活を果たそうとしている今、その失われた記憶だけが頼りでもある。 アレクは今もっとも求めるもの、すなわちレイリーを救う術を尋ねたところ、 秘石に心を奪われたとはいえ二人は血を分けた双子。心の奥底では通じ合っているはず。 レイリーの心に耳を傾け、彼女の心を閉ざす邪念を振り払うのだ、とロワ王は答えた。 自分にそれが出来るのか。アレクに確信はないが、やるしかないことは確かだ。 最後に王は、アレクとレイリーの元に二分されている秘石が全て揃う時、秘石は元の姿、秘球へと戻る。 その時こそアレクたちの力が試されると告げた。 デジルは邪悪な心に呑まれて魔王を生み出してしまった。だから、アレクは心の邪悪に打ち勝たねばならない。 「自分に勝つのだ…アレク。最後はお前自身が自分で答えを出す以外に道はない」 そしてロワ王は現世に戻る道を示し、消えていった。 218 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 30 36.90 ID Pmn5wKlu0 元の世界に帰還したアレクらは、ひとまずクラーヌとロワ王に告げられたことを整理してみた。 結局クラーヌの目的は冥界の王として、より多くの死者を冥界に連れて行くことだろうとオブライトは推測した。 秘石の力により世が乱れ、魔王が復活すればそれこそ思うツボというものだろう。そして父の最後の言葉、「自分に勝つこと」。 秘石を集めるたびに闇にいざなうその力は大きくなっていき、次第に耐えられなくなってきている。 ならば結集した秘石の邪念はどれほどのものになるのか。自分はそれに耐えられるのか。 不安がるアレクに、オブライトは誰しも心の一番弱い部分である怒りや悲しみに打ち勝つべく戦っていると諭した。 だが、アレクの不安はむしろますます強まっていった。レイリーに抗う力はまだ残っているのだろうか? ひょっとしたら、もう手遅れなのかもしれない。 そう弱音をはくアレクを、王子が信じないで誰が助けられるのかとオブライトは叱咤した。 「…王子は気づいていないかもしれませんが、レイリー様は見かけよりずっと強いお方ですよ。 王女が心を奪われたのは心の弱みを突かれたから…王子がその傷を癒してさしあげるのです。」 それでもアレクの気は晴れなかった。もしレイリーを元に戻すことが出来なければ、彼女と戦う事が自分にできるのか。 考えがまとまらず、アレクはいったん城に戻って休む事に。 その帰路の途上、オブライトは一人王子の下を離れ、以前気になっていたキセノラルの古城を調べてみる事に。 その中に飾られていたのは、二人の男の描かれた絵であった。 その絵を目にした時、オブライトの失われていた記憶は一気に蘇ってきた。 「私は…ここでラウリ兄さんと研究を…ラウリ…『ラウリ・クルゼ』…!? 私の名は…ミナウ。ミナウ…クルゼ。…『ミナウ・クルゼ』!? そんな…バカな!それではあの秘石は…魔王は……!!」 「やっと思い出したようね。」 現われたのはレジーナ。 その昔、ラウリ・ミナウの兄弟は人の意思を魔力に変える研究をしていた。 だが、後一歩の所で行き詰った二人は悪魔の力を借りて研究を完成させた。その悪魔こそ、レジーナだった。 だが、完成した「クルゼの秘石」は人の邪心を飲み込み果てしなく増大する、悪魔の魔道器だった。 最初からお前が仕組んだ事か!お前のせいで兄さんは秘石に取り込まれて…!とキレるオブライトだったが、 レジーナはあれは自分にとっても想定外の事態だったとすっとぼけた。 秘石に邪心が集まるのは、それだけ人の負の感情が強いということ。 (つまり秘石は基本的にありとあらゆる感情を満遍なく吸収するものだったが、 負の感情の比率がはるかに高かったため、最終的にその集合体みたいになってしまった) 「あなたのお兄さんだって、心の底ではそうありたいと思っていたから、自分から秘石に取り込まれたんじゃない?」 オブライトはレジーナの言葉に何も反論できないままだった。 レジーナは、ミナウがまだ思い出していない秘石の力の封印術を思い出すようにと頼んだ。 かつてミナウは戦火の中ロワ王と出会い、その元で秘石の封印を完成させたが、その後同じ過ちを繰り返さないよう 秘石も魔王も封印に関しても、全ての記憶を抹消した。 だが、今のままではいずれ魔王は復活し、クラーヌの思い通りに世界は滅亡することになる。 それはレジーナにとっては気にくわないし、そもそも世界がなくなってしまったら面白い事が出来なくなるので、 面白ければそれでおKという性格のレジーナは、とりあえず今のところは人間側に協力する立場を取るとのこと。 オブライトにとって、レジーナは秘石を産み出した恨み骨髄の相手であり、面白かろうはずはなかったが、 結局はレジーナの言葉に従う他に道はないように思われた。 219 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 32 41.80 ID Pmn5wKlu0 一方、城に一人残されたアレクの元に、封印の地ウレンガーにレイリーが軍を率いて現われたという報が届いた。 即座に封印の門に急行したアレクの前に、レイリーが現われた。 「言ったはずだ…今度我らの邪魔をした時は殺すと!」 冷徹に言い放ったレイリーに、アレクはお前はレイリーじゃない、 昔からおとなしくて争い事が嫌いだったレイリーが、兄を殺そうとするような真似をするわけがない、と言ったが、返ってきたのは意外な言葉だった。 「お前はいつもそうだ…私の事など何もわからないくせに、何もかも知ったような口を聞くな!」 激昂と共に魔法でアレクを叩きのめすレイリー。 「私がいつもどんな思いでいたかわかるまい。 同じ双子でありながら、力がないばかりにいつもお前の影に立たされていた… 私は力が欲しかった…お前をねじ伏せ何もかも自由に出来る力が…!秘石は私の願いを叶えてくれたのだ。」 堰を切ったように言葉を紡ぐレイリーに、アレクは傷つきながらも懸命ににじり寄った。 今の言葉こそ、今までずっと押し隠してきたレイリーの本当の気持ちだという確信があったから。 ずっと守りたかった。だが、本当はずっと傷つけてきたのか? 「レイリー…それが…君の本当の気持ちなのか? …ごめんよ。レイリーは優しくて、いつも僕を大事にしてくれたから…君の辛さに気付いてあげることができなかった。 でも…このまま君を放っておくことはできないよ」 「ならばどうする…私を倒せるのか?」 「戦う事でしかレイリーを救えないのなら……」 アレクはついに決断し、戦いが始まった。 勇士達との死闘の末に膝をついたレイリーから、獣じみた咆哮と共に黒き力が放たれた。 慌てて駆け寄ろうとするアレク。 「レイリー…!僕の声が…聞こえるね。君ひと…りでは…だめかもしれないけど、ぼ…僕が力を貸してあげるから… 一緒に…戦ってあげるから…こいつを…心の中から…追い出すんだ!」 秘石の邪心に苦しみながらもレイリーを抱きしめ、懸命に呼びかけるアレク。 「レイリーの身体から…出て行けーーーーー!!」 アレクの叫びに呼応するかのように、レイリーの身体から溢れ出した暗黒は、彼女の持っていた秘石、 更にアレクの持っていた秘石の全てと結合し、一つの石となった。 そしてそれは封印の門へ向かって飛び去り、同時に門の結界は凄まじい閃光と共に破られた。 大きく開かれたウレンガーの門を呆然と眺めるアレクだったが、レイリーの呼ぶ声にようやく我に返った。 「アレク…ごめんなさい……」 そう言って気を失ったレイリーを連れ、ひとまずアレクは城に帰った。 長き時を経て、今度こそアレクはレイリーを取り戻すことができた。 だが、アレクはまだ全てが終わったわけではないという予感があった。アレクとレイリーという依り代から秘石が切り離され、 魔王の復活はひとまず阻止されたが、一方で一つになった秘石は更に力を増し、あのウレンガーの封印すら破壊してみせた。 何十年と続いた戦乱の末に世界は荒れ、そして秘石は集まって一つとなった。 「世界に悲しみが満ち、分かたれし闇が一つになるとき暗黒が再び世界を飲み込む」 冥界邪説の言葉が正しければ、戦いはまだ終わってなどいない。むしろこれからが本当の始まりかもしれない。 謎を解く鍵は、秘石が飛び去っていった門の先の「封印の地」にある。 オブライトは未だに戻ってこないが、アレクはレイリーを城に残し、魔王の封じられたというその地へ進軍を開始した。 220 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 36 19.96 ID Pmn5wKlu0 第6部 封印の地においてアレクたちを出迎えたのはこれまでの比ではないほど強力な亜獣たちの軍勢だった。 この強さは秘石の、いや魔王の力が及んでいるせいなのか?と驚くアレクだったが、更に驚くような事態が。 瀕死の亜獣のリーダーが、人間の言葉でアレクに話しかけてきたのだ 「魔王の復活はもうあとわずか……ゆくがいい…そして魔王の復活にその身を捧げるがいい…」 薄笑いを浮かべつつ、息絶える亜獣。不吉な予感は当たっていたのだろうか? 次に現われた亜獣のボスも、一度は死んだと思われながらも、急に復活し、アレクに襲い掛かってきた。 辛うじて撃退したものの、亜獣の体からは謎の光点が現われ、いずこかへと飛び去っていった。 追い討ちをかけるかのごとく、亜獣はアレクを挑発するかのように語りかけてきた 「英雄気取りで魔王退治か…正義のためなら血を分けた妹にさえ剣を向ける…ご立派な王子殿だ… 王女は苦しみ、さまよっているぞ。お前にはその姿は見せないだろうがな…」 「だ、黙れーっ!!」 最も痛いところを抉られ、逆切れするしかできないアレクから再び黒き波動があふれ出てきた。 レイリーを救った時に全て振り払ったはずの秘石の邪念がいまだに残っていたことに愕然とするアレク。 再び精神の侵食に襲われ苦しみもがきながらも進撃を続けるアレクに、亜獣達は語りかける。 「お前はその手でいったいどれだけの命を奪ってきた?どれだけの仲間を死なせた?」 「や、やめろ…」 「見るがいい、自分の身体を…血で真っ赤ではないか…お前の周りには無数の怨念が取り巻いているぞ。」 「所詮お前も魔王と変わりないではないか…お前には闇の世界がふさわしい…」 「うるさい、消えろおおおっ!!」 「今更お前達があがいてももう遅い…デジルの封印は解かれた…あとひとつ…すべてがそろった時真の再生はなされ、 世界は暗黒の絶望に覆われるのだ…」 「ぼ…僕らが止めてみせる!」 「くく…お前達が争い…秘石を集めてくれたおかげで、秘石は力を取り戻した… お前達のしてきたことが…最後は世界の破滅を招くのだ…フフフ…」 そんな中、アレクは亜獣を魔法で倒しているオブライトの姿を見かけた。何かを探してさ迷っている様子で、 逃げるように去っていったオブライトの後を追おうとしたものの、その前にレジーナが現われ彼を呼び止めた。 彼女は女のカンでレイリーに何かあるかもしれないと思ったので一度城に戻ってみるようアレクに忠告した。 慌てて城に戻っていったアレクだが、レイリーも含め、何事もなかった。 (アレクは知らなかったが、レジーナはアレクを引き返させて時間稼ぎがしたかっただけ) 221 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 38 33.89 ID Pmn5wKlu0 無駄な回り道をさせられたアレクは、共に城にやってきたレジーナに何もなかったじゃないか!と文句を言ったものの、 「あ~ら、だから胸騒ぎって言ったじゃない。それとも、何かあったほうがよかったのかしら?」 と相変わらずのらくらと追求をかわすレジーナ。 そんな二人の漫才を見たレイリーは羽が生えてる!と目を丸くしていた。よく考えたらレイリーはまだレジーナに 会ったことはないのだ。この人、誰?と尋ねるレイリーに、前に話していた知り合いだよ、と答えたアレクだが、それをさえぎり、 「あらぁ、前はワタシにあんなに夢中だったのに…王女サマが帰ってきたらもう用済みなのかしら?」 と余計な爆弾を放り込むレジーナ。(一時期血眼でレジーナを捜していたから、あながち嘘じゃないのだが) 「アレクあなた…」 「バ、バカ、何変なこと考えてるんだよ!僕はただ秘石の秘密を聞こうと…」 「…スケベ!」 嫉妬も露に顔を背けるレイリー。(セクシーお姉さんのレジーナに対してレイリーは永遠の10歳) 一方レジーナは、アレクがそんな痴話喧嘩を繰り広げているうちにこっそり帰ろうとしたものの、アレクに気が付かれて呼び止められた。 もう少し聞きたいことがある、とアレクは、封印の地でレジーナが現われる直前に見かけたオブライトの事を尋ねた。 レジーナは、オブライトが何かを探して封印の地をうろついているのは見かけたが、それ以上は知らないと答えたが、 なにか隠してないか?というアレクの追求に、初めてややうろたえた様子で逃げるように去っていった。 それはやはりなにか隠していることがあるということを盛大にアピールするかのような態度で、 オブライトとレジーナにはなにかつながりがある、ということに薄々気づくアレクであった。 ともあれ、魔王の復活は近い。再び戦いを続けようと出発しようとするアレクだったが、 レイリーは自分も一緒に行くといって聞かなかった。まだ体調が万全とはいえないレイリーを連れ出すことを一度は拒否したアレクだが、 「…またそうやって私を置いていくの?」 と、レイリーは見憶えのある冥い目をしつつ言った。まさかレイリーもまだ秘石の影響が…と怖気立つアレクだったが… 「ウ・ソ(はあと)」 とレイリー。 「アレクがうらやましかったのは本当…でも、それ以上に自分のことが嫌だったの。 だって、私って意気地なしで、何かあるといつもアレクを頼って、アレクの影に隠れてばかりいたんだもの。そんな自分を変えたかった。 一人でどんどん先に進めるアレクがうらやましくて…もっと、アレクに頼らなくてもいいように強くなりたかった。 そんな気持ちを秘石に取り込まれたのかもしれない…」 アレクと戦った時に、アレクが私を支えてくれて、ちょっぴりだけど強くなれたような気がするの。だから…お願い。今度は私も一緒に戦わせて…!」 アレクは、レイリーの目に確固たる決意を見て取った。 「…わかったよ。一緒に行こう…!」 ここに、兄妹は共に手を取り合い、魔王に立ち向かうこととなった。 立ちふさがる亜獣達は、相変わらずアレクを挑発するような言葉を投げかけ、アレクは秘石の力に 蝕まれ、消耗していくが、レイリーはそんなアレクを懸命に励まし、支えた。 「アレク…つらい事も…私と半分なら我慢できるでしょ?私が支えてあげるから…負けないで!」 「アレク…もう少しよ。きっとデジルに近づいているから…頑張って。私がついてるわ。」 そんな折、ある亜獣が言った。 「何も知らぬという事は幸せなことだな…貴様らの執事はなぜ居なくなったのだ? 貴様らを見限って姿を消したのではないのか…?」 「そ…そんなことがあるものか!」 「奴とデジルの関係を知ってもそんな口がきけるかな…?」 しかし亜獣は、それ以上しゃべる前にレジーナの魔法によって息の根を止められ、アレクがオブライトの真相を知る事はなかった。 これがオブライトとの約束だからとそそくさと姿を消したレジーナに、アレクの疑惑は募るのであった。 222 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 42 31.25 ID Pmn5wKlu0 封印の地の奥深くに辿りついた頃、ようやくオブライトが帰ってきた。オブライトは、封印の方法を探すべく、世界中を巡っていたらしい。 そして、秘石の封印の方法は既に見つかり、準備も進めている所だという。 強大な亜獣がひしめくこの封印の地の最深部にこうもあっさり来ることができるのはなぜか?どうして黙って準備をしていたのか? 疑問は多々あるが、オブライトは秘石のことは自分に任せてとにかく王子達はデジルとの戦いに全力を尽くすようにと言った。 アレクはそんなオブライトに、本当は記憶が戻っているのではないか?と疑念をぶつけたが、 オブライトはただ、全てが終わったら何もかもお話ししますとしか答えなかった。 アレクはまだオブライトに対する疑惑をぬぐう事ができなかったが、レイリーは 「オブライトの過去に何があったとしても、これからもずっと変わらないでいてくれるの?」 という言葉に、迷いなくはいと答えたオブライトを信じることを決断した。 レイリーは、アレクに何も悩むことはないわよ、全てをオブライトに任せればいいと言い、妹の言葉にアレクもオブライトを最後まで信じることを決意した。 アレクはいよいよ魔王の待ち受ける最後の地、ラム・ロンに駒を進めた。並み居る敵を蹴散らし、 辿りついたデジルの側にはあのクルゼの秘石があった。そしてそれは、デジルに吸収されていった。 「貴様達のおかげで我は力を取り戻した…礼を言うぞ…だがまだ力が足りぬ… 我が野望を阻む憎きロワの一族をことごとく食らい…我は真の復活を成し遂げるのだ…」 悠然と構えるデジルであったが、アレクに恐れた様子はなかった。 今、彼には長き時を戦い抜き、鍛え上げられた多くの仲間がいるのだから。魔王の前に進み出た選ばれし勇士達に向かい、アレクは言った 「ゆけ!これが僕たちの…『ラストスタンド』だ!!」 号令一下、最後の戦いが始まった。敵は、全ての人の邪念を取り込んだ魔王、対するは、長き時を戦い抜いた全ての戦士達の希望を背負った「最後に立ちし者」。 勝ったのは…「ラストスタンド」だった。 「一度ならず二度までも…何故貴様は私を裏切り…私に仇なすのだ…『ミナウ』よ。我が同胞でありながら…なぜ憎きロワに味方する…!?」 オブライトに向かいそう言ったデジル。その言葉の意味することを知らないアレクは怪訝そうにオブライトを見たが、オブライトは 「私は私…オブライトはロワ家と共にあります。」 と、はっきり答えた。 「『ミナウ』よ…」 「…『ラウリ』…あなたが野心を抱き、闇に心を落とさなければ…邪悪な力で世界を血に染めたりしなければ… 私は…これ以上あなたに悪業を積ませたくはありません。」 デジルの身体は急速に崩れ始めた 「まさか…こんなことが…なぜ私が…秘…石は…依り代…を…この私を…捨てると…いうのか…」 デジルの体は跡形もなく消え去った。後に残されたのは、無傷の秘石だった。オブライトはアレクたちを 脱出させ、単身秘石の封印に取り掛かった。 「オブライト…戻ってくる…わよね?」 「絶対…戻って来るんだぞ!」 「必ず…!」 アレクたちが脱出してしばらくたつと、背後で爆発音が轟いた。 オブライトは無事なのかと気が気ではないアレクたちだったが、オブライトは無傷で帰ってきた。 「封印はなりました。帰りましょう。」 事も無げにそう言ったオブライトと共にアレクたちは城へ帰ったが、城に戻った時、オブライトの姿はいつのまにか消えていた。 黙って姿を消したオブライトを探すうちに、レイリーはオブライトの部屋から置き手紙を発見した。 「アレク様…それにレイリー様。ご心配をかけて申し訳ありません。私にはまだ…最後にやり残した事があるのです。 私自身の過去に決着をつけるために、全てを終えて再び王子達の元へ戻ることができたなら、真実を全てお話します。 もし戻らなかった時は、ロワ王の墓所に隠したもう一通の手紙をお読み下さい。 デジルは倒れました。お二人にかけられていたデジルの呪いも解けていることでしょう。 王子と王女の成長した姿を見られないのは残念です…いや、成長した姿を見るために必ず帰ります。 長い戦いで荒廃した世界を再建することは容易ではありませんが、お二人ならきっとなしとげる事が出来るでしょう。 願わくばお二人の未来と新しい世界に幸多からんことを……」 223 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 46 17.43 ID Pmn5wKlu0 ノーマルED(全ての国を解放していない場合) レイリーは、墓所の手紙が気になるようだが、、アレクはやめておこうと言った。 「オブライトは必ず帰ってくるって言っている…ならオブライトの帰りを待とうよ。 オブライトは今までだって、約束を破ったことは一度もなかったじゃないか。きっと…帰ってくるよ」 「…そうね…そうよね。オブライトの帰りを信じて…」 「それまでに…みんなで頑張って元の平和な世界を取り戻そう。」 「きっと、私たちがいい男といい女になってて、帰ってきたオブライトびっくりするわよ。」 「ははっ…そうだね」 こうして長き戦いは終わり、世界は復興の歴史を刻み始めた。 ただし、執事オブライトの消息はその後の歴史書にはどこにも記されてはいなかった トゥルーED レイリーと二人でオブライトの行方、それに「やり残したこと」について話していると、 アレクは急にまた闇の力の発作に苦しみ始めた。秘石は封印されたのではなかったのか? 更に、そこへウレンガー門からオブライトらしき人物が一人で向かったという報告がなされた。 アレクとレイリーはすぐに封印の地へと急行した。 封印の地の最深部では、オブライトが秘石と対峙していた。 「兄さん…今こそ…我らの過ちを正しましょう。 お前は人の悪意が生み出した闇の結晶…今ここで、お前が帰るべき闇に戻してやろう…!」 秘石は、抵抗するかのように激しく揺らいだが、オブライトは一分たりとも揺るがなかった。 「私の心を操ろうとしても無駄だ…お前のことは誰よりもこの私が知っている…!お前はここで滅びるのだ!」 だが、そこへアレクとレイリーが現われた。 「お、王子…なぜここに…」 「それはこっちのセリフだよ!」 「秘石は完全に封印されたんじゃなかったの!?」 二人は、オブライトの元に駆け寄ろうとしたが、オブライトは、いけない!と血相を変えた。 「こちらへ来てはいけません!秘石が…」 だが、手遅れだった。 「ツギなるヨリシロがマイおリタ……今コソわガ再生ノとキ……!!」 アレクの元に飛来した秘石から上がった歓喜の声、それはあろうことかデジルのそれであった。 「やはり…最後に秘石が選んだ依り代は王子だったのか…」 天をあおぐオブライト。秘石の邪念は最初からアレクとレイリーを依り代に選んでいたのだ。 二人が戦いあえば、お互いの心はより傷つき心の闇をひろげてゆく…それが秘石の狙いだったのだ。 アレクとレイリーだけが秘石の力の影響を受け、やがてアレクが集中的に闇の力に狙われた真相はこういうことだった。 秘石がある限り過ちは繰り返される。そこでオブライトは最後の戦いで一時的な封印を施し、 秘密裏に秘石の完全破壊を目論んだものの、このような事態を招いてしまった。 私が甘かった、とオブライトはため息をついた。 「そしておマエノ心の闇をモットヒロゲルのダ…デジルガソウシだヨウニ…闇に心ヲシズメロ…!!」 秘石が力を放出すると共に、消え去ったはずのデジルは再び復活してしまった。 224 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 47 37.28 ID Pmn5wKlu0 「お前…なんかの…好きにさせるか…!」 ねじ伏せてやる!と斬りかかるアレクだが、デジルは更にアレクを挑発してきた。 憎しみが高まると共にアレクの体からあふれる闇は更に力を増す。それでもなお戦おうとするアレクだが、 それを止めたのはレイリーだった。怒りに身を任せてはいけない、と気づいたアレクは、 この場を耐える事にしたが、その間にもデジルはアレクを更に挑発するようなことをいってのけた。 「私はお前の父や同胞を殺し、妹と殺し合いをさせた憎き存在。憎いであろう…?」 負けるか!とデジルの攻撃を受け止めるアレクだが、いつまでも耐えられるものではない。 いったいどうすれば…と弱音を吐くアレクに、あと少しで秘石を破壊するための結界が完成します、 それまで耐えてくださいというオブライトの声が届いた。 その声に勇気付けられたアレクは、苦しみながらもお前の手は分かっている、とデジルの挑発を払いのけたが、 ならばとデジルはレイリーに攻撃をかけてきた。吹き飛ばされたレイリーを振り返るアレクだが、 レイリーは傷つきながらも懸命に呼びかけた 「私は大丈夫…私もがんばるから…アレク、負けないで!」 「うん!」 その言葉に、アレクは敢然とデジルに向き直った。 「貴様トてイツカハ疲れ倒レる…どこまで耐えられる…?」 更に攻撃を繰り返すデジルだったが、アレクは邪念に負けぬように心を奮い立たせ、それを受け止めた。 どういうことだ、とついにデジルも困惑を見せ始めた。 と、オブライトが後は私にお任せください!!と前に進み出た。 「ミナウ…オマエが居なけレバ…わが野望がここまで、邪魔される事はなかったものを…憎き弟よ…」 呪いの言葉を吐くデジルに、ようやくアレクもオブライトの真実に気づいた。 オブライトは今まで隠していたことをアレクたちに詫びつつ、自分たちが秘石を作った張本人であること、 そして魔王デジルが秘石の実験台となった兄ラウリの成れの果てであることをアレクらに明かした。 「ラウリ兄さんはもうこの世にはいない…ふくれあがった貴様の魔力に飲み込まれ、 忌まわしき魔王と成り果てた時に、既に死んだのです…!兄の過ちは二度とくりかえしません。」 そしてオブライトはデジルに取り付いた。秘石を、二度と復活できぬよう滅ぼすために。 「ラウリ兄さん…力を…私に力を貸してくれ…!!」 祈るように兄の名を口にするとオブライトは更に力を込めた。 「オブライト、やめろーっ!!」 オブライトの覚悟を悟ったアレクは悲痛な叫びを上げる上げるが、オブライトは止めなかった。 デジル、いやクルゼの秘石は最後の抵抗を見せるも、オブライトには秘石の邪念は一切効かない。 それどころか、取り付いたオブライトから逃げる事もできなかった 「思えば …『最後の戦い』の時は封印の術が未完成で、秘石を完全に破壊する事ができなかったために、今このようなことに… だが今度は違う。二度と再生できぬよう私と共に完全に消し去ってやる!」 「ヤ…メ…ロォォ……ッ!!」 「ロワ様……今こそ…王の元へ…」 最後にそう呟き、オブライトと秘石は跡形もなく消え去った。後には、アレクの悲痛な絶叫だけがあった… 225 :ラストスタンド:2011/11/14(月) 00 48 36.82 ID Pmn5wKlu0 城に戻ったアレク達の元に、オブライトが墓所に隠していた手紙が届けられたが、アレクはもうそれは必要ないと言った。 未だオブライトを失った悲しみから泣き続けているレイリーにアレクは言った。 「泣くなよレイリー。レイリーは強くなるって決めたんだろ?父上やオブライトを心配させないように僕らがしっかりしなきゃ…」 デジルを倒し、秘石はなくなったが、世界に平和を取り戻す道のりはまだ始まったばかりだ。 「レイリー…これからもずっと二人で力を合わせて頑張ろうよ。」 「えっ?」 意外そうな顔をしたレイリーに、アレクはもしかして嫌なの?と慌てたが、レイリーは急に吹き出した。 途惑うアレクに、レイリーは 「だって…アレクったら、あんまり当たり前のこと言うんだもん。」 「あっ、そ、そっか…そうだよな。はははは…」 二人の笑い声が、城に響くのであった。 そして、そんな二人の様子をこっそり見ていた者が。レジーナだ。 「あーおもしろかったワ。さぁて…今度は何をして遊ぼうかしら? とりあえず…王子さまがイイ男になったら、誘惑しにこよっと。」 遠き過去の願いは、永き時を隔て、多くの人々の勇気と二人の兄妹の努力によって叶えられた。 永遠の平和として… 226 :ラストスタンドまとめ:2011/11/14(月) 00 51 23.15 ID Pmn5wKlu0 以上でラストスタンド終了です。長レスお付き合いありがとうございました。 なお、短くまとめるとこうです。 主人公の王子様は外見10歳、実はウン百歳(もっとも精神的成長あんまりなし)。 お父さんが魔王を封印した際に呪いをかけられて妹と執事もろとも歳を取らなくなってしまいました。 長い時が過ぎ、平和を保証するはずの「クルゼの護り」が壊れて亜獣という魔物が暴れるようになったので 勇士達を組織し各地を平定しますが、その過程で妹は失踪した挙句敵に洗脳されるわ自分は闇の力に精神を 蝕まれるわといろいろ大変な目に。その原因が各地で見つかる「秘石」にあるようなので、 その謎を調べる過程で、実は秘石は執事が昔兄と共同研究で作った「人の精神を魔力に変える石」であり、 魔王というのは秘石が蓄えた邪念に飲み込まれた執事の兄の成れの果てだったことが判明。 長き時を経て鍛え上げた最強の精鋭部隊「ラストスタンド」により魔王を倒し、 執事は自ら犠牲となり秘石と魔王を消滅させ、主人公と妹は普通の人間に戻れました。 227 :ラストスタンド追記:2011/11/14(月) 00 53 58.94 ID Pmn5wKlu0 追記その1: このゲームのストーリーをつらつら書きつれてまいりましたが、実のところ本当の主人公はアレクたちでは ありません。本当の主役は百年以上にわたる長き戦いに関わった多くの勇士たちで、 彼らの紡ぐドラマはプレイヤーの数だけ存在するといっても過言ではありません。 最初期を支え、後進を見出し育てた者たち、 地道に経験を重ね、最後まで現役として戦い抜いたベテラン達、 そのベテランの背中を追いかけ、彼らを越えていった若き天才、 山の賑わいで入れてみたら、大化けした人(僧侶とかの後衛キャラに多い) 戦士としての夢に破れ、戦場の指揮官や新人スカウトとして名を成した者。 あるいは泣かず飛ばずで年老いていき、リストラされて忘れ去られた者。 そういった数々の成長と世代交代のドラマの積み重なった先に 「ラストスタンド」が魔王に立ち向かうクライマックスがあるのです。 (要するにこのゲーム、システムが単純な「サカつく」ファンタジー版と考えればおK) 追記その2: このゲームのキャラクターデザインを担当し、他にもキャラ設定、シナリオアドバイザーなど大きく関わったのは 漫画家の大森葵先生ですが、このゲームの後私は大森先生の代表作「ソニックウィザード」 及び「ファントムウィザード」、更に後には現在連載中の「ソウルガジェット」を読む機会に恵まれました。 そして「闇の力に翻弄される悲運の兄妹(相思相愛)」って大森先生的には馬鹿一設定なんだなあ、 と思った次第であります。レイリーに萌えられた方は一読推奨。
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/272.html
スタンス 進行方向に対して横向きになるボードスポーツ(サーフィンやスケートボード、スノーボードなど)における体の向き。 右足を後にして乗るのを「レギュラースタンス」、左足を後にして乗るのを「グーフィースタンス」という。 一般的には利き足を後にする。右足が利き足の人のほうが多いのでレギュラースタンスの人の方が多い。 自転車の場合 正面を向いているが、ペダリングせずにクランクを地面と平行にする際に足が前後になる。 上記に倣って、左足:前、右足:後になっているのを「レギュラースタンス」、逆に、右足:前、左足:後になっているのを「グーフィースタンス」という。 自転車の場合はグーフィースタンスの人のほうが多い。 グーフィースタンスは左に曲がり易く、ストリートやダートジャンプでの回転系トリックは左回転となる。レギュラースタンスは逆となる。 関連項目 自転車用語 + ... あ行▼ アーガイル アーネット アーレンキー Aaron Gwin Aaron Chase アイウェア ISIS iドライブ Iビーム アウターチューブ 東商会 Adam Craig Adam Hauck 安達靖 アトムラブ Anita Molcik Anneke Beerten アヘッドステム アメリカンバルブ アメリカンBB アルチュラ アルミニップル アレックス アンカー アンサー アンターンダウン Andrew Neethling Andreu Lacondeguy Andrew Shandro アイアンホース アイステクノロジー アイスペック アイドゥン アキコーポレーション アクソ アケボノ アゾニック アップスウィープ アディダス アブバカ アリソン・サイダー アリビオ アルパインスター アルピナ アルマイト アルミニウム アルミニウム合金 アンソン・ウェリントン アン・キャロリーヌ・ショソン E13 イーストン イーヴィル イエティ ITA規格ノーマルサイズ 井手川直樹 Irina Kalentieva インスタントリリース インターテック インチ インディアンエアー インテグラルヘッド インデックスシフト インナーチューブ インフレーター インターナショナルスタンダード インターマックス インダストリーナイン インテンス インテンスタイヤシステム インパルス インフィニ インヴァート ウィーザピープル ウィッパーマン ウィリー ウィンドストッパー ウェーブローター ウェス ウェルゴ Wade Bootes ウェイン・ゴス ウォールライド ウッズバルブ ウルトラツアー ウェイド・シモンズ エアサスペンション エアスプリング エアターン エアロスポーク エクスターナルBB SRサンツアー SDG SPD-R Emmeline Ragot エラストマー Eric Carter エレベーテッドチェーンステイ エンデューロワールドシリーズ エンデューロワールドシリーズ/2013年 エンド金具 エンド幅 エンヴェ エイアンドエフ エクスペド エッジ エリック・ポーター エリート エルスワース オイルダンパー オーキッド オークリー オーストリッチ オーディナリー型 オーバーサイズ オーバーロックナット寸法 オールトラベル オールマウンテン オールマウンテン(マルゾッキ) 小笠原崇裕 オクタリンク オクタンワン オデッセイ オニール 鬼こぎ 小野寺健 折り畳み自転車 オルトリーブ オルベア オレンジ オリンピック か行▼ カーカス カーター・ホランド カート・ヴォレイス カートリッジBB カーリン・ダン Kyle Strait カシマコート カセットスプロケット カップアンドコーンBB カトリナ・ミラー Kamil Tatarkovic 完組ホイール カンチブレーキ カンチブレーキ台座 ガイドプーリー ガセット カイル・エベト カヤバ カルロ・ディエクマン カワシマサイクルサプライ カンパニョーロ ガン・リタ・ダール キックバック Guido Tschugg Kathy Pruitt キャットアイ キャリアダボ キャリパーブレーキ キャリパーブレーキ台座 キャットウォーク Cameron Zink Cameron McCaul キャリア キャンピング Qバイクス 逆ねじ キアラ・ビサロ キャットライク キャノンデール キャノンデール・ザカット(2006) ギャレス・デイヤー グッドリッジ クラウン クラック クランカー クランク クランク軸 クリート Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser クリフハンガー クリンチャータイヤ Claire Buchar Xアップ クロスカントリーオリンピック クロスカントリーバイク クロスカントリーマラソン Xバート クロスバイク クロムモリブデン鋼 グーフィースタンス グラインド グラブ グリップ Greg Minnaar クライン クラインプレシジョンBB クラブモデル クランクフリップ クリスキング クリス・ハットン クリフジャンプ クロスカントリー クロスマックス グラビティー グリス グリップシフト グレッグ・ワッツ 軽車両 ケーンクリーク 結晶粒度 Kelly McGarry ケンダ 原動機付自転車 ゲイリーフィッシャー Goran Jurica コア コイルサスペンション コースターブレーキ コーダ コーブ コーワ 国際自転車競技連合 コックス コナ・クランプ(2006) コラテック コルナゴ コンプレッションホイール コンポーネント ゴースト ゴールドラベル コナ コルサ コルドバ コロンバス コンチネンタル コントロールテック さ行▼ サーカス サーボウェーブ サーリー サイドウォール サイドバッグ サイロ サスペンションシートポスト サスペンションフォーク サスペンションポンプ サドルレール サドル サドルバッグ サピム Sabrina Jonnier Sam Hill Sam Pilgrim Sam Blenkinsop サルサ サンドマン サスペンションユニット サブ4ペダル サムシフター サリ・ヨーゲンセン サンタクルズ サンタクルズ・シンジケート(2012) サンツアー サンライン サンリングル Geof Gulevich Julien Absalon SID ジー ジー/M640系 Gee Atherton シーオッタークラシック シートアングル シートクランプ シートステイ シートチューブ シートチューブ長 シートポスト シートポストキャリア Geoff Kabush Jeremy Horgan-Kobelski 661 ジップ 自転車/交通に関する法規 自転車ツーリング 自転車の歴史 自転車道(道路交通法) シフトレバー シマノ シャーマン Justin Leov 車道 シャドウディレイラー 車両 ジャイアントジャパン Justin Havukainen Jared Graves シュモルケ 小径車 小児用の車 ショームス・マクグラス Sean Watson Jill Kintner シングルクラウン シングルトラック シンテイス ジープロード ジオメトリー 時効硬化 JIS規格ノーマルサイズ JIS規格BB 自転車 ジャックナイフ ジャックナイフターン ジャンプバイク ジュディー Julien Camellini ジロ シクロクロス シクロクロスバイク シディ シバー シフター シマノ/ディスクブレーキ シマノ/マウンテンバイクコンポーネント シュウィン シュワルベ ショーワ シンクロス シングルスピード シーオッタークラシック/2006年 シーオッタークラシック/2010年 ジェイミス ジェフ・レノスキー ジャイアント ジャイアントUSA(2006) ジャイアントファクトリーオフロードチーム(2011) ジャレッド・ランド ジャンプ技一覧 ジョエイ・ゴフ ジョン・コーワン ジョー・ブリーズ スイングアーム スーパーマン スーパーマンシートグラブ スーパーオーバーサイズ スー・ヘイウッド 末政実緒 スクエアテーパー スケートパーク 鈴木雷太 スタンドオーバーハイト ステアリングコラム Steve Peat ステンレス ストーク ストローク スネークバイト スパニッシュBB スプリング スポーク スラント角 スロープスタイルバイク スカレブ スコット スタンス ステム ストロングライト ストーンエッジ スバル・トレック(2012) スパイ スパイン スパンク スペシャライズド スペシャライズドレーシング(2012) スポルティーフ スミス スラム スリックタイヤ スレッド スロープスタイル Celine Gros セイント セイント/M800系 セイント/M810系 セイント/M820系 世界選手権大会 Cedric Gracia 720 セライタリア セラサンマルコ セレブ センタープルブレーキ センターリッジ センターロック Z2 Z1 セブン セミスリック セラロイヤル ソンブリオ ソフトテイル ソラ た行▼ ダートジャンパー ダートフリーク ターナー ターンダウン ダイナシス タイヤ Tyler McCaul ダウンヒルチューブ TAK21 竹谷賢二 Danny Hart たのしいやまみち ダブルダウンサイドテイルウィップ タラス Dan Atherton 鍛造 ダークサイクル ダートジャンプ 大規模自転車道 ダイヤモンドフレーム ダイレクトステム ダウンスイング ダウンヒル ダウンヒルコース ダウンヒルバイク ダンパー バーエンドコントローラー タイオガ タイテック タイム タイムトライアルバイク タイヤレバー タイラー・クラッセン タックス タックノーハンド タラ・リャネス タンゲ ダイアテック ダイネーゼ ダウンヒルレース ダニエル ダニカ・シュローター ダブルバックフリップ ダブルバテッド ダブルレバー ダレン・ベラクロス ダレン・ポコイ チェーン チェーンステイ チェーンデバイス チェーンホイール チェーンリング チタン チャージ チューブ チューブラータイヤ チューブレス チューブレスリム チューブス 調質 チキンウィング チタン合金 チューブレスタイヤ チューン ツーピースクランク ツーウェイリリース ツーリング ツーリングバイク ツバグラ ディズナ ティンカー・ウォーレス テーパーヘッド テーブルトップ テールライト デオーレ デオーレLX デオーレLX/M570系 デオーレLX/M580系 デオーレLX/T660系 デオーレXT デオーレXT/M750系 デオーレXT/M760系 デオーレXT/M770系 デオーレXT/M780系 デオーレ/M510系 デオーレ/M530系 デオーレ/M590系 デオーレ/M610系 デュアル テレスコピックサスペンション テンションプーリー テンションホイール DMR DT ディープリム ディスクハブ ディスクブレーキ ディレイラー デモンターブル デュアルコントロールレバー ティアグラ ティモ・プリッツェル テイルウィップ ディザスター ディスオーダー6 ディスクブレーキ台座 デイティー デイブ・ワトソン デュアルスラローム デュラエース デンジャーボーイ Dominik Raab 29er 東京サンエス 道路構造令 トーテム Tomas Slavik トーマス・ヴァンダーハム トーマス・フリシュクネヒト DOT Todd Wells トップチューブバッグ トップノーマル トライアスロンバイク トライアルバイク トランジション 888 トリプルクランク トルクスレンチ Tracey Hannah Tracy Moseley トレイルライド トレッド トレッキングバイク Troy Brosnan ドロップハンドル 泥除けダボ トップチューブ トピーク トボガン トマック トムソン トム・リッチー トライアル トライスポーツ トラックドライバー トラックバイク トラビス トラベル トランスファー トリガーシフター トルクス トルヴァティヴ トレイル トレック トレックワールドレーシング(2010) トレックワールドレーシング(2012) トロイリーデザインズ トロンド・ハンセン ドメイン ドラゴン ドロップオフ な行▼ ナイキ ナックナック ナッシング ニールス・ウィンドフェルト Nick Beer ニップル ニップル回し 日本マウンテンバイク協会 ニクソン ニコライ ニコラ・ヴィヨス ニナ・ゲール ヌークプルーフ Nathan Rennie ねじ 熱処理 ノースウェーブ ノースショア ノーハンド ノーフット ノーフットキャンキャン ノキアン ノルコ は行▼ パークツール バースト バースピン ハードテイル ハーフキャブ バームスライダー パールイズミ パイク 廃道 ハイドロフォーミング パイロット 発光ダイオード パナソニック パナレーサー バニーホップ180 バニーホップテイルウィップ バニーホップ360 ハブブレーキ パラレルプッシュリンク パレ那須 バレルロール パンク ハンドルバー バーテープ バッシュガード バテッドスポーク バネ下重量 ヴァネッサ・クイン ハイパードライブ ハドレー ハブ ハブスパナ ハブダイナモ ハロー ハンドプラント バックサイド バックスウィープ バックフリップ バテッド バニーホップ バニーホップロックウォーク バンズ ピーク ヒールクリッカー ピボタル ビーチクルーザー ビード BB下がり BBハイト ビンディングペダル ヒルクライム ビアンキ ファティー Fabien Barel ファットバイク Fionn Griffiths フィジーク Vブレーキ Filip Polc プーリー プーリーケージ フォーク 4X(マルゾッキ) フォークロスバイク フォーミュラ フォーアーム フォークロス 4Xプロツアー ふじてんリゾート 普通自転車 フックドエッジ フットプラント Brian Lopes ブラスニップル フラットバー フラットペダル ブラックスパイア プラペダル フリーコースターハブ フリーハブ フリーホイール フリーライドバイク フルボトム フレア ブレーキローター フレーム プレスフィットBB86 プレスフィットBB92 プレスフィット30 振れ取り 振れ取り台 Brendan Fairclough フレンチバルブ プロ フロート プロテック プロファイルレーシング Floriane Pugin Florian Vogel プロロゴ フロントキャリア フロントセンター フロントディレイラー フロントバッグ Bryn Atkinson ブレーキ ブレーキシュー ブレーキ台座 ブレーキパッド ブレーキホース ブレーキレバー ブレード ファイブテン ファン ファンファンシー フェイキー フェイキーマニュアル フェルト フォックスレーシングショックス フォーバーリンケージ フファニュ フリーライド フルサスペンション フルダイナミクス フレドリック・ケシアコフ フロントスプロケット フロントハブ フロントフリップ ブラック ブリコ ブルックリンマシンワークス ブレーキフルード ブロックタイヤ ペース 北京オリンピック ペグスパナ ペダル ペダルレンチ ヘッドショック ヘッドライト ヘッドアングル ヘッドチューブ ヘッドパーツ Benny Phillips ヘルメット Helen Gaskell ヘイズ ベル ベンダー ベンド ベン・ボイコ ホイール ホーザン ホープ Paul Basagoitia ホーン ポゴ ポゴ180 Jose Antonio Hermida 歩道 ポリプロピレン ボトルケージ ボトルケージ台座 ボビング ホシ ホッピング ホローグライド ホローテック ホローテックⅡ ボクサー ボクサーマウント ボトムブラケット ボトムブラケットシェル ボムシェル ボントレガー ま行▼ Marc Beaumont マーズ Martin Soderstrom マーベリック マーリン Mike Hopkins マウンテンバイク マクスル マグラ台座 マスターシリンダー Matti Lehikoinen マニュアル Manuel Fumic マヴィック Mary McConneloug マルチリリース マウンテンバイクチーム一覧 マウンテンバイク競技 マウンテンバイク選手一覧 マキシス マキシスMSC(2006) マグラ マッドタイヤ マニトウ マムアンドポップス マリン マリー・ヘレナ・プレモン マルクス・クラウスマン マルコウフ・ベルシトウド マルゾッキ マングース Mickael Deldycke Mickael Pascal Michal Marosi ミショー型 ミッドBB ミノウラ ミシュラン ミズタニ自転車 ムーツ メカニカルディスクブレーキ Melissa Buhl メット メリダ モノリンク モンスタークロス モアウッド モトクロスインターナショナル モラティ モンスターエナジー・スペシャライズド(2012) モンドレイカー モンベル や行▼ 焼きなまし 柳原康弘 Jana Horakova Yannick Granieri 山口孝徳 山本幸平 油圧式ブレーキ 油圧リムブレーキ UCIマウンテンバイクワールドカップ ユートピア Uブレーキ Julien Muller Jurg Meijer ユッチンソン ユリス 溶体化処理 Joost Wichman らわ行▼ ライザーバー Ryder Kasprick ライトスピード ラジアル組み ラス Rafael Alvarez De Lara Lucas ランドナーバー ライアン・リーチ ライズ ライトウェイ ライバル ラピッドファイヤープラス ランス・マクダーモット ランドナー リアエンド リアキャリア リアサスペンション リア三角 リアセンター リアディレイラー リアホイール Liam Killeen リーコン リーチ リーバ リクセンカウル リジッドバイク リバースアーチ リム リムテープ リムブレーキ リンク式サスペンションフォーク 輪行 輪行袋 リンスキー リアハブ リカンベント リジッドフォーク リッチ・ハウズマン リッチー リッチー・シュレイ リパック リベレーション リムセメント リリック ルークス ルディープロジェクト ルイガノ ルック ルックダウン ルックバック ルック車 Rachel Atherton レーザー レースフェイス レザイン レッドブルランページ レッドブルランページ/2013 レバー比 レフティー レフトドライブ レボシフト レンサル レアナ・ジェラード レイク レイノルズ レギュラースタンス レッド レッドブル レモン Roel Paulissen ローテック ロードバイク ローノーマル ローラーブレーキ Laurence Leboucher ロールアウト ロールバック ローロフ ロケット Roger Rinderknecht 路側帯 ロックウォーク ロックオン ロトワイルド ロイヤルレーシング ロッキーマウンテン ロッキーマウンテン・ビジネスオブジェクツ(2006) ロックアウト ロックショックス ロックタイト ロビー・ボードン ワールドカップ ワイドリンクデザイン ワイヤーカッター ワイヤードオン 180 ワンポイントファイブ ワンハンド 数字▼ 105 10速 15mmアクスル 180 1996年世界選手権大会 2005年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2005年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2005年ワールドカップ フォークロス 男子 2005年世界選手権大会 2006年NMBS クロスカントリー 2006年NMBS ダウンヒル 2006年アディダススロープスタイル 2006年クランクワークス 2006年ザ・ギャザリング 2006年ブラウン26トリックス 2006年リスボンダウンタウン 2006年レッドブルディストリクトライド 2006年ワールドカップ クロスカントリー 女子 2006年ワールドカップ クロスカントリー 男子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2006年ワールドカップ フォークロス 女子 2007年世界選手権大会 2008年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2009年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2011年レッドブルホーリーライド 2012年ワールドカップ ダウンヒル 男子 20mmアクスル 20インチ 24インチ 26インチ 27.5インチ 29+ 29er 29インチ 360 3Al-2.5Vチタン 4Xプロツアー 4X(マルゾッキ) 6000番系アルミニウム合金 650A 650B 650C 661 6Al-4Vチタン 700C 720 888 9速 アルファベット▼ Aaron Chase Aaron Gwin Adam Craig Adam Hauck Andreu Lacondeguy Andrew Neethling Andrew Shandro Anita Molcik Anneke Beerten ATA ATi AXライトネス BB30 BB386EVO BB90 BB95 BBハイト BBライト BB下がり Ben Travis Benny Phillips BL-M950 BR-M739 BR-M750 Brendan Fairclough Bryn Atkinson Cameron McCaul Cameron Zink Celine Gros CFRP Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser Claire Buchar CS-M770 CS-M771-10 Dan Atherton Danny Hart DCシューズ dkg DMR DNF DNS Dominik Raab DOT DT E13 EBC Emmeline Ragot Eric Carter ET ETA ETRTO Fabien Barel FC-M601-2 Ferdi Fasel FH-M950 Filip Polc Fionn Griffiths Florian Vogel Floriane Pugin FSA Gee Atherton Geoff Kabush Goran Jurica Greg Minnaar GT GTファクトリーレーシング(2012) Guido Tschugg Helen Gaskell HG HGチェーン HS33 IG IRC Irina Kalentieva ISCG ISIS ITA規格ノーマルサイズ Iビーム James Patterson Jana Horakova Jared Graves JD Swanguen Jeremy Horgan-Kobelski Jill Kintner JIS規格BB JIS規格ノーマルサイズ Johannes Fischbach Joost Wichman Jose Antonio Hermida Julien Absalon Julien Muller Jurg Meijer Justin Havukainen Jシリーズ K2 Kamil Tatarkovic Kathy Pruitt Kelly McGarry KHS Kyle Strait Laurence Leboucher LED Liam Killeen Manuel Fumic Marc Beaumont Martin Soderstrom Mary McConneloug Matti Lehikoinen MBUKサンタクルズ(2006) Melissa Buhl Michal Marosi Mickael Deldycke Mickael Pascal Mike Hopkins MRP MSC MSイーヴィルレーシング(2011) Nathan Rennie Nick Beer OCLV ODI OGK OLD PCD Qファクター R7 Rachel Atherton Rafael Alvarez De Lara Lucas RBデザイン RD-M772SGS Roel Paulissen Roger Rinderknecht Romain Saladini Ryder Kasprick Sabrina Jonnier Sam Blenkinsop Sam Hill Sam Pilgrim SDG Sean Watson SID SIS SL-M800 SLR SLX SLX/M660系 SLX/M670系 SPD SPD-SL SPV SRサンツアー ST-M775 Steve Peat STI TAK21 the Todd Wells Tomas Slavik TPC Tracey Hannah Tracy Moseley Troy Brosnan TSG TST5 Tyler McCaul UCI UCIマウンテンバイクワールドカップ UCIマウンテンバイクワールドカップ/2013年/ダウンヒル男子 URT UST Uターン Uブレーキ VPP Vブレーキ Wade Bootes WTB X.O XC(マルゾッキ) XTR XTR/M950系 XTR/M960系 XTR/M970系 XTR/M980系 Xアップ Xバート Xフュージョン Yannick Granieri YTインダストリーズ Z1 Z2 ZR9000 グーフィースタンス レギュラースタンス 自転車辞典 タグ 「す」 ストリート ダートジャンプ 自転車用語
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/620.html
No.459 【スタンド名】ヒートウェイヴ 【本体】男子高校生。無口で無気力だが、やるときはやるタイプ。 【特徴】全身に炎が燃えているような模様がある。頭部は流線型。 【タイプ】近距離パワー型 【能力】両手に炎をまとった状態になると、物体を粘土のように扱い、形を自由に変えてしまう。ちなみに炎は熱くない。 戦闘力も高いが、本体がめったにやる気を出さないため、その姿はなかなか目にかかれない。 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-B 成長性-C 考案者:ID NwCvM302 絵:ID DA3MvX3cO No.120 【スタンド名】グラットニー 【本体】小柄な黒髪ロング少女 【特徴】ベッドかと思うくらいの大男 【能力】物体の体積を貰ったり逆に与えたりできる、肥大化巨大化可、 対象を破裂させるなり消滅させるなりが攻撃手段 破壊力-C スピード-D 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-D 成長性-C 考案者:ID 7P7xSpDn0 絵:ID KKZ1OOHU0 No.246 【スタンド名】ブラック・アイズ・ピース 【本体】ちょっとDQNな高校生 【特徴】煙草の煙型スタンド 射程距離は煙の届く範囲で煙を集めて人型を作れる 他の形もある程度なら可能 【能力】近距離パワー型 煙の密度によりパワーと射程が変わる 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C 考案者:ID MO6QKtpUO 絵:ID bzFgDJehO No.207 【スタンド名】ディープ・フォレスト(Deep Forest) 【本体】川尻正彦(かわじりまさひこ) 20代後半の男。背は182cmで細身の筋肉質、髪型は短髪。 数年前に叔父が行方不明に。自分に自信がなく伏し目がち。 一方で手癖が悪く窃盗で補導歴あり。高校卒業後は職を転々とし、 現在は杜王グランドホテルの清掃係。エジプト帰りの古物商の 泊まる部屋から目に付いた矢を盗んだが、衝動的に盗みを繰り返す 自分が嫌になり、その矢を使い自殺しようとした。 【特徴】人型。身長は本体より少し高い。 手から肘までの腕、足先から膝までの脚は西洋の甲冑のような外観で、 自由に着脱可能。そして顔は金属っぽい外観のマスクに覆われてる。 両拳の中指の根元に丸い輪っかがあり、拳を握ると奥が落ち窪む。 中に銃弾のような何かが詰められるようだ。またスタンド自身が自らの 意志を持ち話せる。陰気で頼りない本体を心の中で見下している。 そして矢じりはスタンド自身が管理している。また、スタンドなのに ライム味のペリエが好物で、ペリエを飲む時は口のマスクを外す。 【能力】物体を別の物体の中に「埋め込んで」隠す。 但し、埋め込める物は無生物のみ(死体も可)。スタンド本体は 埋め込むことは出来ないが、外した腕と脚は本体の射程範囲内なら 埋め込める。埋め込む先の物体は、地面か地面に固定されている物。 そして、埋め込まれた物はスタンドの射程範囲より離れてもずっと 埋め込んでおくことが出来る。また、埋め込まれた物はスタンドの 意志によってどんなに離れていても自由に出す事が出来る。例えば 壁に刃物を埋め込んでおけば、自由な時にそこから刃物を飛び出させる ことが出来る。再び埋め込むにはその物がある場所にいかないといけない。 そして、後になって発現した能力として、拳の中指付け根についた 銃口から「命令の入った銃弾」を人間に「埋め込む」ことが出来る。 その銃弾では物理的外傷は与えられない。1人の人間に埋め込める命令は 1つだけ。2つ目を埋め込んだら1つ目の命令は弾き出され無効になる。 破壊力-B スピード-C (人間の格闘家並み) 射程距離-C (本体より半径5m) 効果 無制限 持続力- A (解除しなければ半永久) 精密動作性-C 成長性-B 考案者:ID 1vttmZVI 絵:ID Ni4AGQx6O No.504 【スタンド名】モーニング・グローリー 【本体】せっかちな青年 【タイプ】装備型 【特徴】古いライフル銃 【能力】弾を打ち込まれた人間の行動や、弾を打ち込まれた箇所に起こりうるであろう現象を早漏させる能力 この銃の弾で撃たれても痛くないし、キズも付かない 破壊力-なし スピード-B 射程距離-弾の届くところまで 持続力-B 精密動作性-D 成長性-E 考案者:ID SQVNO3K00 絵:ID 6xIT8bYaO No.683 【スタンド名】ソドム 【本体】糸目でいつも笑顔を絶やさない優男。だがその正体は… 【タイプ】遠隔操作型 【特徴】めちゃくちゃ可愛らしい丸っこい恐竜型(1.3mくらい) 【能力】神経を麻痺させるガスを吐き、血を吸い尽くす 可愛らしい容姿と人懐っこさで油断させて、ガスを吸わせてからガブリといく 破壊力-C スピード-C 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-D 成長性-C 考案者:ID H/7aJvwZ0 絵:ID iBCrTbOoO No.308 【スタンド名】ザ・バーン 【本体】モヒカンの暴走族 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】紺色の全身タイツのようなボディに、赤いラインが走っている。頭には炎のようなマーク。 【能力】 殴ったものを燃え上がらせる、ただそれだけのスタンド。 ついた炎は普通の水でも消せる(スタンドの炎ではない、本物の炎) 破壊力-A スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B 考案者:ID w69PJ3VY0 絵:ID gHC3W/B1O No.104 【スタンド名】レッドジャンプスーツ・アパラタス 【本体】長髪のやや生気のない白人 【特徴】普段は小さいボタンのような形をしている 本体の意志により無数に増やせたり、一つに固める事が出来る まぁ、FFみたいな感じ 寄生型スタンド 【能力】スタンドを対象に付着させるとスタンドは対象と一体化する その部分から体外の熱を体内に取り込み対象の体温を上昇させる それは対象が死ぬまで取り込み続ける 環境により取り込む物が変化する 破壊力-Eただし個体時はB スピード-E 射程距離-20m 持続力-対象により変化 精密動作性-C 成長性-C 考案者:ID 4LpRXzHHO 絵:ID CUKPuiso0 No.1113 【スタンド名】タイロン・パワー 【本体】どう見てもょぅι゙ょな高校教師 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】凄くグロいクマのぬいぐるみ。 【能力】本体のパワーを、常識では測れないほどに強化する。 このスタンドが強化するパワーは、腕力、脚力、握力など破壊と戦闘に直接関与するパワーであるため、知能は高まらない。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-C 成長性-B 考案者:ID Y2gAXLYx0 絵:ID r6ihbdeNO No.1113 【スタンド名】タイロン・パワー 【本体】どう見てもょぅι゙ょな高校教師 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】凄くグロいクマのぬいぐるみ。 【能力】本体のパワーを、常識では測れないほどに強化する。 このスタンドが強化するパワーは、腕力、脚力、握力など破壊と戦闘に直接関与するパワーであるため、知能は高まらない。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-C 成長性-B 考案者:ID Y2gAXLYx0 絵:ID r6ihbdeNO No.506 【スタンド名】ポリンキー 【本体】コンビニ店員の男。スナック菓子が好き 【タイプ】遠隔自動操作型、三体で一つのスタンド 【特徴】ジャン、ポール、ベルの三体。帽子を被り、手足のある三角形のスナック菓子。 ポリンキーと同化しているので一般人にも見える 【能力】人前で踊った後に逃げるスタンド。このスタンドを見たものは三角形の秘密が気になって仕方がなくなるが、絶対に教えて貰えない。 店頭で販売されている『ポリンキー(スタンドではなくお菓子の方)』を購入するか、 逃げるポリンキー三体を倒せば気持ちは解消される。 しかしポリンキー達を追うと様々な危険に巻き込まれる運命となる。 破壊力-E スピード-A 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E 考案者:ID 9qngYgKT0 絵:ID FG4Hx2RgO No.698 【スタンド名】エターナル・ナイトメア 【本体】眼鏡をかけた女子高生。プッツンすると怖い。 【特徴】このスタンドは煙型状態と人型状態の二つある。 【能力】このスタンドが煙型のとき、このスタンドを殴る等の打撃ではダメージを与えられない。 煙型の状態になっているこのスタンドが相手の口、または鼻から相手の体内に侵入に成功した場合、 相手に悪夢、この場合の悪夢は相手が嫌がる物や人、またはその状況などを見せる事が出来る。 (相手が起きている場合は取り憑いている状態で、相手が眠ったときにこの能力は発動する) このスタンドが人型の時に相手を殴って気絶させた場合、相手は同様に悪夢を見る。 このスタンドは相手に侵入したまま取り憑いた状態にできる。 取り憑かれた相手はこのスタンドの本体が死ぬ・気絶または解除するか、 何らかの能力で体内にいるこのスタンドを体外に出すしか逃れる方法はない。 破壊力-B(なし) スピード-C 射程距離-D(C、ただし能力発動時は∞) 持続力-D(B、能力時ほぼ∞) 精密動作性-C(D) 成長性-C ※()内は煙型状態の場合、ただし共通するものは省略。 考案者:ID EkKVBi/o0 絵:ID 4l3JLE3s0 No.1273 【スタンド名】ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ 【本体】バラク・オバマ大統領 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】ディ○ニーのミッキ○ーマ○ウス 【能力】映画や海外ドラマのキャラクターを実際に召喚し、操る。 ジョン・マクレーン、ジャック・バウアー、T-800、ケイシー・ライバック、 ジョン・ランボー、フランク・マーティン、エージェント・スミス、オプティマス・プライム、 ホレイショ・ケイン、ジェームズ・ボンド、コマンドー、ジャッキー・チェン、 ベン・アーチャー、スパイダーマン等々。 もちろん不死身の存在であり、本体を潰さなければ消えない。 破壊力-B スピード-A 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-A 成長性-完成 考案者:ID j2SKGei8O 絵:ID Kt38oaaZ0 絵:ID 2ZkHY7yI0 絵:ID 52ehQV000 No.1203 【スタンド名】ボンバイエ 【本体】アントニオ猪木 【タイプ】近距離型 【特徴】特徴的なアゴを持つ人型。 【能力】本体が『元気』であればあるほど強さを増すスタンド。 ベストコンディションかつ興奮しているときならばまさに無敵のスタンドであるが 本体が怪我や病気になってしまうと目も当てられない。 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-完成 考案者:ID RU/5vuDJ0 絵:ID 7M+F2Ms/0 絵:ID 3Q96YSMD0 絵:ID 7M+F2Ms/0 No.1251 【スタンド名】マーブル・クランチ 【本体】夜な夜な通り魔をしているメガネ美人 食人嗜好でキレると怖い 【タイプ】近距離型 【特徴】女性のような人型。不気味な雰囲気。腕にヒレのようなものがついている 【能力】スタンドが殴った影を立体化する ・立体化させた影はコンクリートくらいの強度を持つ ・勢いよく立体化するので防御壁にしたり足場にしたりできる ・生物の影を立体化させた場合、その生物と同じ動きをする ・立体化した影は30秒ほどで元に戻る 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-C 成長性-E 考案者:ID a4ncKUwAO 絵:ID GOIPpdyk0 No.1259 【スタンド名】リアル・ナイト 【本体】ロングコートを着た殺人鬼 【タイプ】近距離型 【特徴】胸の穴を中心にひびが走っている人型 【能力】手のしわやコンクリートのひび等の細い溝や割れ目から刃を生やす 刃の総数に制限はないが、ひとつの溝につき生やせるのは一本のみ 破壊力-C スピード-B 射程距離-D (能力射程-C) 持続力-C 精密動作性-C 成長性-C 考案者:ID XyhAqQvo0 絵:ID 5g/VIU7L0 No.1214 【スタンド名】ダイヤード 【本体】手話をマスターした天才ゴリラ 【タイプ】群体型 【特徴】様々な顔が描かれた手の平サイズの無数のおもちゃキューブ 【能力】 キューブを組み合わせる事で様々な物に形を変える。 キューブ同士の繋がりの強さは大人一人を支える程度だが キューブ本体は至近距離からのマグナムの直撃にすら耐えれる程に硬い。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-A 成長性-B 考案者:ID FDXwtIOq0 絵:ID K3kexkyH0 No.1257 【スタンド名】シャドー・ランド 【本体】魔法使いになりきった少女 【タイプ】物質同化型 【特徴】一枚の粘土板と60グラムの紙粘土 【能力】100m×160mの長方形の現実のと20cm×32cmの粘土板をシンクロさせると、そこに現実に存在する建物などが再現される。 そこに粘土で作った兵士などを配置すると、現実分に拡大されて出現し、敵を攻撃する。もちろん兵士でなくても化。 現実で破壊されると、粘土板の兵士も壊れるが、治せばまた動き出す。 破壊力-人形次第 スピード-人形次第 射程距離-A 持続力-C 精密動作性-D 成長性-D 考案者:ID XvLjFYTU0 絵:ID 5g/VIU7L0 No.903 【スタンド名】チェリー・ボム 【本体】趣味でボンテージを着用する癖のある女学生。しかし本人はドM。 【タイプ】使い捨て型/エネルギー放射系 【特徴】プロペラが複数個つき、ボンテージを纏った無機的なサクランボ。 【能力】『機雷』の能力。 本体の手の中や口の中にスタンドは発現し、 腕を振るったり、吹き矢のように口から吹き出すことで、 スタンドはその地点でホバリングし、空中で停止する。 その後何らかの物体がスタンドに接触したとき、爆発する。 本体はこのスタンドを爆発させずに取り扱うことが出来、 複数の『機雷』を空中に撒き、その上を飛び石のように移動することもできる。 破壊力-なし(A) スピード-なし(A) 射程距離-E(能力射程-B) 持続力-B 精密動作性-なし 成長性-B ()は爆発能力 考案者:ID g7imiz4u0 絵:ID lEuaGpLyO 絵:ID bew9KjIjO No.1118 【スタンド名】ミュージック・インフェルノ(仮) 【本体】自称魔法少女だが、ただの電波少女かもしれない、 よくわからない少女。魔法の杖はないが私服が既に魔法少女っぽい。 能力使用時は「ミュージック・インフェルノ」と叫ぶ。スタンド名はそこから。 【タイプ】無像型(スタンドであるならこうカテゴリ分けされるだろう。) 【特徴】 本体が触れたところに五線譜で構成された輝く魔法陣が展開される。複数展開可。 【能力】 ――魔方陣の直線状に巨大な「音波」を発射する。 「音波」の強弱は本体がリアルタイムで自由に操作できる。 精密さもバツグンで、本体の足につけることで飛行することもできるくらい。 通常は自らの両拳を打ち付けて、それぞれに魔方陣を付けて使用している。 破壊力-~B スピード-A 射程距離-C (能力射程-~C) 持続力-E 精密動作性-B 成長性-A? 考案者:ID 1qJmuzBq0 絵:ID +qSGO9eQO No.565 【スタンド名】ティアーズ・オブ・マグダレーナ 【本体】背が高い黒髪の美しき少女、カリスマ持ち 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】美しいフォルム、両手の甲の十字架(クロス)が特徴的 【能力】この世にいる『人』の行動の全てが、1分先まで読める。 その行動の予測は絶対起こる運命で『スタンドの本体』以外変えることが出来ない。 破壊力-A スピード-C 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-D 成長性-E 考案者:ID wXPKx74U0 絵:ID QW3Lj8o1O 絵:ID 1hCK5Zb3O 絵:ID Jt+Ch7js0 絵:ID eF1PQ1CYO 絵:ID UhBVuUQwO 絵:ID plCYz5P3O 絵:ID 5J0s2us60 絵:ID 7YdWMfgn0 No.645 【スタンド名】ピンカートン (世界初の探偵アラン・ピンカートンより) 【本体】文房具店の店主 【特徴】人型をしているジェル。F・Fみたいな物 【タイプ】近距離パワー型 【能力】物を粘着質にする能力 例えばおとりを使いおとりの前の地面を粘着質にするゴキブリホイホイのような使い方ができる 粘り気を自在に変えることも可能で人の力では絶対はがれない程度から 靴の裏を粘着質にし壁を駆けあがれる程度の弱めの粘着質にも出来る 能力によってベタベタになった物は液体をかけることによって元に戻る 破壊力-B スピード-C 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C 考案者:ID 02ggjhOq0 絵:ID XcrF4W+v0 No.315 【スタンド名】ザ・ファイナルレクイエム AXENSTARのTHE FINAL REQUIEMから 【本体】18歳の女子高校生 生物はこの世に生まれ出でた瞬間から全ての頂点を目指し続けねばならない、 という信条を持っており、あらゆる物は自分の下で蠢くべきだ、と思っている。 しかし、完全に悪者でなく。幼い少女の危な気な悪である。 嫌いな物は甲殻類、特に蟹は大嫌い。 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】人型。悪い感じ。なんか凄みがある感じ。 【能力】この『スタンド』が触った事のある『スタンド能力』をそのまま自分の『スタンド』が使うことが出来る。 一辺にいろんなスタンドを使うことが出来ない。 一度『スタンド能力』を使った場合、1分間ほどの間、別の『スタンド能力』を使うことが出来ない。 注:どうやって倒すかは頑張ってくれ 破壊力-B スピード-A 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-C 成長性-D 注:パラメータはこのスタンドが素で戦った場合である。 考案者:ID 8TxnEi6m0 絵:ID 1FHrpSkjO No.257 【スタンド名】アクアティカ 【本体】薬中の女 【特徴】浮遊型。色はクラゲ、形はタコに近い。最初は70cmほどの大きさ。 【能力】・生物体内の水分に反応して攻撃する自動操縦タイプのスタンド ・生物の皮膚にへばり付き、体内の水分を吸収して自身のエネルギー源にする ・水分を吸えば吸うほど巨大化するが、水分が補給できないと、次第にしぼんでいき、最後には消滅する 破壊力-C スピード-B 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-B 考案者:ID Wgdjw7ty0 絵:ID Ad+dfr5/0 No.1775 【スタンド名】ザ・ゲーム 【本体】中性的な顔立ちの男子高校生 賭け事が滅法強い 口癖は「伸るか反るか」 【タイプ】近距離型 【特徴】トランプの柄が体中にデザインされた人型スタンド。顔には奇抜なマスクが付いている 【能力】本体が掲示した二つのものから正解を一つ選び、間違えた場合、魂を対象が選んだものと同化させる * 例えば、鉛筆と携帯電話を掲示し「値段が高いのはどちらか?」という問いに対象が間違えば、選んだもの(この場合は鉛筆)に魂を同化させられる * 魂が同化した物体が壊れるか本体の意志によって、魂は元の体に戻る * 本体が質問をした時点で対象は回答以外の行動が不可能になる(例外的に、スタンドは扱うことができる) 破壊力-C スピード-C 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E 考案者:ID aRchzEDO 絵:ID 8iIzHMDO No.1406 【スタンド名】ダーティ・ホワイト・ボーイ 【本体】ピアニスト このスタンドを操れなかったため、憑依されてすでに死亡 【タイプ】一人歩き、自立型 【特徴】赤ん坊サイズのスタンド。胸から下が無く、代わりに白いコードがぶら下がっている 大きなヘッドホンをしてるけど音楽は流れない 人と話したがる性格で、宿主の相談に乗ったりもする 【能力】このスタンドの周囲で一番大きな音を発している物体に憑依し、それの発する音を徐々に小さくしていく この「音を小さくする」というのは、単に音量が小さくなるのではなく、音を発するための機能自体をも低下させること つまり機械では電池や部品がだんだんと活動しなくなり、生物だと心臓の鼓動や思考力などが低下していく 憑依した物体を自らでは音が発せなくさせた時、また別の物体へと憑依する 破壊力-E スピード-E 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E 考案者:ID hqD31lB+0 絵:ID +DYYXc0g0 No.452 【スタンド名】アクセンスター 【本体】30代から50代のカッコイイが邪悪そうな男、外見は若干若く見える。 【タイプ】近距離パワー型 【特徴】目つきがするどく、すらっとしたフォルム 【能力】物を触った瞬間、その『物』をこの世から全て消し去る事が出来る。 さらにこの世が消し去った『物』をまるで最初からそんなもの無かったかのように修正する事が出来る。 例えば、『はさみ』を触れば、人が『はさみ』と認識できるこの世の全ての『はさみ』が消え去る。そして、『はさみ』があった事を全人類は忘れる。 人間を触れば、その触った人間は消えて居なかった事になる。 自分が能力を使った瞬間に第三者に見られた(聞こえたなど)場合、その第三者はその見えた物を認識できる。 本体は消した者をもう一度復活させる事が可能。 進化すると、手で触らなくても近いものなら消せる。 破壊力-A スピード-C 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-B 成長性-B 考案者:ID IK9rqWDn0 絵:ID z+jTdJwu0 絵:ID DA3MvX3cO 絵:ID X2gfTGVj0 No.532 【スタンド名】ファイナル・デスティネーション 【本体】オカルトマニア 【タイプ】近距離/遠隔自動操縦 【特徴】藁人形を背負い、巨大な釘を持っている。 【能力】「藁人形の呪いを体現する」。 通常時は近距離パワー型スタンド。 動物の肉体の一部を背中の藁人形に入れると、対象を追跡して攻撃する自動操縦になる。 生死不明になる程度のダメージを与えるか、 藁人形の中身が取り出されると、解除されて本体のところに戻ってくる。 自動操縦になっている時、戻ってくるまではダメージフィードバックは無い。 本体の任意による解除はできない。 肉体の一部を入れさえすれば、本体も攻撃対象になり得る。 本体やこのスタンド自身が藁人形に攻撃した場合を除き、 自動操縦時に藁人形に与えられたダメージは対象に伝わる。 (近距離) 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-C 成長性-E (自動操縦) 破壊力-B スピード-C 射程距離-∞ 持続力-B 精密動作性-E 成長性-E 考案者:ID Q4nJEN3P0 絵:ID f+6MdCilO No.171 【スタンド名】ルーラ・ティマ 【本体】渋いおっさん。無免許医 【特徴】人型。顔が長細く頭に無数の突起がある 腕と脚はトゲトゲがついている 【能力】細胞を作り出す 肉体を再生させることも出来るし、無制限に増殖させガンにすることも出来る 目から照射するが速度が遅いためタイマンでは弱い。治療係としては優秀 本体自身にも能力は使える 破壊力-B スピード-C 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-A 成長性-完成 考案者:ID hBXhZU1p0 絵:ID rWu0qNRM0 No.1351 【スタンド名】ダイモニカス 【本体】変わった帽子をかぶっている女 【タイプ】自立型 【特徴】カラフルな幾何学模様の入った卵。イースターエッグに似ている。 割れた殻の内側は真っ黒。 【能力】 触れた対象が心の奥底で苦手とするものを『丸いもの』を触媒にしてひとつずつ生み出すスタンド。 例えばそれは『過去に対峙した強敵』であったり、『ゴキブリの大群』であったり、 『耳について離れない救急車のサイレン』であったりする。 程度はまちまちだが、対象の想像力が『孵化』を助けるため 意識を失えば生まれたものは消える。 『孵化』の直前までに対象にたっぷりトラウマや恐怖を思い起こさせれば、多少は生まれてくるものを操作することも可能。 生まれたものの性格や言動は基本的にオリジナルと同じだが、母親である本体に危害を加えることはない。 破壊力-なし スピード-なし 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-なし 成長性-なし 考案者:ID h9nwqh3YO 絵:ID /nNnEHnY0 No.293 【スタンド名】アクロース・ザ・メトロポリス 【本体】いつも空ばっかり見ている高校生 趣味は校舎の屋上で空を眺めること 【特徴】大型の鳥形スタンド 翼を広げると2mくらい 【タイプ】遠隔操縦型 【能力】スタンドを上空に飛ばすことで、町一帯を俯瞰する事ができる。 ドコに誰が居て、何をしているかが分かる。 郵便物の宛名とか、細かい文字もわかるくらい。 口の動きがわかれば読心術でしゃべっている内容もわかる。 スタンドで攻撃を仕掛けることもできる 破壊力-C スピード-B 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-B 成長性-B 考案者 ID Qpm+pi0FO 絵:ID EsQWtgj40
https://w.atwiki.jp/abiotic_factor/pages/366.html
アイテム名 アーマースタンド カテゴリー 家具 入手方法 クラフト レシピ ステープラー*2,金属ゴミ*2,プラスチックくず*2 修理 ハンマーで叩く 分解 - 用途 防具/リュックサックを飾ることができる。 備考 理科室のドクロ表本体が苦手な方にはクラフト することはオススメできない。
https://w.atwiki.jp/emp3037/pages/769.html
悪幽スタンドデッキ 概要 序盤はJ-486 吉良夫婦やJ-520 チープ・トリックを使って守りきり殴り勝つデッキ。 サンプルデッキ 総デッキ数(50) ヒーロー:J-334 音石明 悪() 幽() スタンドカード() イベントカード() ステージカード()
https://w.atwiki.jp/ev-wiki/pages/21.html
情報が整うまで下記使用を推奨。ただし、Googleマップなどは情報更新が遅いことがあるので、判明している変更箇所はその下の更新情報一覧表に記載していく。 evナビ EV充電スタンド情報 CHAdeMO協議会 下記は、上記の急速充電器設置マップを参照して表示 充電器タイプ:CHAdeMO急速充電器(急速充電統一規格) CHAdeMO急速充電器設置箇所については下記のように3種類ある。 ・一般開放可の設置箇所 ・日産急速充電器設置箇所 CHAdeMO NISSAN ・会員登録制・一般開放不可の設置箇所 関西(最終更新日 2011/08/12) より大きな地図で 急速充電器設置箇所 関西CHAdeMO を表示 充電スタンド情報に戻る
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/2565.html
トイレにもいねえぜ 金ならねえぞ、とっとと失せろ! オレ達をどうしようってんだ くそ・・・ こりゃあ、まじでやべえな 今のうちに逃げるぞ なんだって うっせえ、てめぇがぐずぐずしってから、 危うくガソリンスタンドの爆発に巻き込まれるところだったんだろ! やんのかてめえ! 確かに 何言ってんだお前のこそ へっへー、大事なもんさ。ちょっとだけなら見せてやるぜ。ほら 文化交流だよ。アメリカ人に日本(にっぽん)の文化を教えるの 抱き枕だよ、オレはこれがねえと眠れないの! だあぁ!アメリカといったら星条旗だろ、返せこら! 確かにな
https://w.atwiki.jp/muchaking/pages/363.html
ジョジョの奇妙な冒険というシリーズには、スタンドと呼ばれる異能の力が登場する。 スタンドは守護霊のようなもので、宿主となる人間を守る性質を持ち、乱暴に言えば、Fateのマスターとサーヴァントの関係に似ている。 そして宿主となる人間は、基本的には自分のスタンドを思いのままに動かせる。こういう人間をスタンド使いと言う。 サーヴァントに喩えるならば、スタンドは一つだけ宝具に相当するような特殊能力を持っている。 スタンド使い同士が戦う場合(これがよくあるんだけど)、スタンド自体が殴りあうことに加えて、こういった特殊能力を用いた駆け引きになる。 スタンドが発現する条件は主に「矢」。 この矢にはスタンドウイルスなるものが付着していて、ウイルスに感染した人間にスタンドを発現させる事が出来る。 この感染に耐えられなくて大部分の人間は死ぬけど、生き残った人間はスタンド使いになれる。 このスレで言うスタンドとは無限力の一種であり、概念強制力はスタンド使い本人に依存する。 スタンドという霊体自体にはある種のルール、あるいは能力の限界というべきものが設定されている。 具体的には、「パワー(物理的な干渉力)と射程距離(スタンド使いからスタンドが離れられる距離)と制御性はトレードオフの関係」にある。 パワーと射程距離と制御性総てを満たしたスタンドは存在しない。多くてもそのうち二つまでしか手に入らない。よって大まかに3種類に分ける事ができる。 が、スタンドには近距離パワー・遠隔操作・自動操縦の他にいくつか典型的な分類郡が存在する。 なお、同一の人物でも異なるスタンドに目覚めると言ったケースがあり、スタンドが複数発現し得る事や、本人の志向に沿う形でスタンドが発現する。 そして大統領のD4Cみたいな感じで、魂コピー間でスタンドの貸し借りや授受ができるとの事。 【近距離パワー型】 射程距離を犠牲に、パワーと制御性を重点したスタンド。 スタンド使いの思い通りにスタンドを動かせるし、パワーも強いけど、あんまり遠くに行くことは出来ない。 近接格闘戦を行うときには心強いけど、同時にスタンド使いが攻撃に巻き込まれるリスクも高い。 【遠隔操作型】 パワーを犠牲に射程距離と制御性を重視したスタンド。 スタンド使いの思い通りにスタンドを動かせるし、遠くまでいけるけど、パワーは弱い。 本体の安全が比較的確保しやすけど、スタンド自体が弱いんで近距離パワー型と殴りあうとあっさり負けることが多い。 どっちかというと偵察や隠密行動向けとの事。 【自動操縦型】 制御性を犠牲に、パワーと射程距離を重視したスタンド。 半ば暴走状態にあると言ってもいいスタンドで、スタンド使いの操作を受け付けずに、各々の習性や意思で勝手に行動し、攻撃する。 不便だけど、代わりにパワーは近距離パワー型とも引けを取らないし、射程距離もほぼ無限。 戦闘においては強いタイプだけど、習性を見切られるとあっさり無力化する面もある。 【物質同化型 遠隔操作型 レッドホットチリペッパー】 物質同化型は物質(あるいは物理現象)に憑依して一体化するタイプのスタンド。 スタンドってのは普通霊体だから、一般人には見えないし触れないけど、物質同化型は物質に憑依しているから、一般人にも見えるし触れることが出来る。 物質・物理現象のエネルギーをスタンドに取り込めるから、普通のスタンドよりも強力になる傾向にある。 レッドホットチリペッパーはその典型例で、電気エネルギーを取り込むことで、遠隔操作型でありながら近距離パワー型以上のパワーを発揮できる。 代わりに電力供給が切れると死ぬ。 【郡体型 遠隔操作型 ハーヴェスト】 郡体型はスタンドの像が一個じゃなくて複数あるタイプ。 一体一体は小さくて、パワーも小さい。だから基本的には遠隔操作型に分類されるが、複数で力を合わせれば結構大きな物理干渉もできる。 あとちょっとやられた程度では無力化しないというのも利点の一つと言える。 【スーツ型】 パワードスーツのようにスタンド使いが身に纏うタイプのスタンド。 スタンド使いってのは通常、スタンド自体がいくら強くても身体能力とかはあくまで常人なので銃弾を避けたりはできないが、 スーツ型はスタンドのパワーやスピードがそのままスタンド使い自身の身体能力になるので、超人的な回避行動とかも可能になる。 あと鎧のようにスタンド使いを防護する機能もあったりするので、戦闘面では非常に強力。 以下開示済みのスタンド 【クレイジーダイヤモンド】 触れた物を直す能力を持ったスタンド。このスレでは獣殿、長門が目覚めたスタンド。 生物・非生物を問わず直せるし、修復は瞬時だから治癒能力としてもかなり強力。 ただ、直せるのはあくまで物理的な破壊に限られるから、病気とかは治せないし、部品が消滅してしまったものやスタンド使い本人も直せない。 あと本人が怒りで我を忘れた場合、歪んだ形に修復されたり、【物と物が融合する形で修復される】といったことも起こる。 特殊能力自体は戦闘向きとは言えないけど、スタンドのパワーが全スタンドの中でも屈指に高いから、戦闘も結構こなせる優秀なスタンド。 【サバイバー】 脳内に弱い電流を流し、相手を怒らせる特殊能力をもったスタンド。 相手の体まで導線(作中では床に撒かれた水)がつながっていなきゃいけないし、自由自在に精神を操れるわけでもなくただ怒らせるだけの能力。 電流のエネルギーも微々たるもので、そのせいで最も弱いスタンドとも称される。 が、無差別攻撃としては中々であり、怒りを植えつけられた人間は、やがて天狗道のように殺し合いを始めるとの事。 ただ組織運営とか国家運営上は害悪でしかないので使い所は限られる。 【物質同化型 涙の乗車券】 スタンド使いの涙と一体化して、カッターのような形状を取るスタンド。 このカッターで切りつけた相手の運命を操ることができ、たとえば「車を運転する」という運命を押し付けると、 車から降りようとするとなぜか不幸な偶然が重なってひどい目にあった後、座席に戻されてしまうという。 【ホワイトスネイク】 他者の記憶をCDのようなディスクとして取り出す特殊能力を持ったスタンド。このスレでは佐々木王、やる夫が目覚めたスタンド。 ディスクは頭から出し入れすることができ、他人のディスクを自分の頭に入れれば、ディスク内の記憶を読むことができる。 元々は記憶を読むことが目的のスタンドであったようだが、応用として、スタンド能力をディスクとして取り出したり、スタンドのディスクを他人に移植したり、 命令を書き込んだディスクを相手の頭の中に差し込んで洗脳したりといったこともできる。 別段精神操作はこのスタンドの特権ではないし、もっと強力なものさえ存在するが、スタンド能力を取り出して他人に移植できるという性質は唯一無二のものであり、非常に強力。 超能力で喩えるならば、学園都市の女王にも匹敵するためである。このスレ的には超能力もディスク化できるとの事。ただし直接戦闘面ではそれほど強くない。 【キラークイーン】 3種類の爆弾を扱う近距離パワー型スタンド。このスレでは水銀の蛇が目覚めたスタンド。 近距離パワー型なので格闘能力もそこそこあるが、トップランカーに比べると弱く、特殊能力に頼った戦いをすることになる。 第一の爆弾:触れたものを爆弾に変える。接触時に起爆するタイプと、遠隔爆破するタイプの二種に分かれる。 第二の爆弾:シアーハートアタック:左手部分に装着された小型の自動操縦型スタンド。熱源(生物の体温や火)を探知して突撃し、温度が一定以上に高まると爆発する。 爆発してもシアーハートアタック自体は傷つかず、また敵の攻撃もほぼ効かないほど頑丈。 第三の爆弾:バイツァダスト:時間を吹き飛ばし、過去へと戻る爆弾。他人に憑依し、本体の秘密を探ったり知ったりした者を発見すると時間ごと爆破する。 【マンダム】 時間を6秒巻き戻すスタンド。このスレでは水銀の蛇が目覚めたスタンド。 【ザ・ワールド】 時を止める能力を持った近距離パワー型のスタンド。このスレでは永遠の刹那が目覚めたスタンド。 近距離とは言うが、その射程距離は10mと近距離パワー型としては長めなのだが、効果範囲で言えば宇宙規模であり、太極域に片足を突っ込んでいる。 【メイドインヘブン】 時を加速させるスタンド。このスレでは永遠の刹那が目覚めたスタンド。 時の加速は宇宙全体を巻き込んでおり、かつ永久に続く。すなわち覇道流出そのものに他ならない。 時の加速は際限なく続き、やがて無限大に達して宇宙の寿命を一瞬にして尽きさせてしまう。 無生物は加速した時間に順応して振舞うが、生物だけは時の加速に対応できず、生きたまま宇宙終焉を体験することになる。 宇宙の終焉は次の宇宙の創世につながっており、かつ次の宇宙でも前の宇宙と似たような運命が繰り返される。 すなわち次の宇宙とは総てが既知である宇宙であり、人々は己に降りかかる運命を総て知った上で生きなければならない。 【ヘブンズドアー】 精神干渉能力を持った遠隔操作型スタンド。このスレでは岸辺露伴、やる夫が目覚めたスタンド。 能力射程内に入った人間を「本」に変えることができる。 本の中にはその人間の記憶や体験が絵や文章として記述されており、実体験するのと同じくらいのリアルさで相手の記憶を読み取ることができる。 また余白に命令を書き込むことで、その命令を遵守させることもできる。 精神操作能力としてはホワイトスネイクよりも高度であり、相手の自我や判断能力を損なわずに命令を遵守させることが可能。 【ボヘミアンラブソディ】 絵とそこに込められたストーリーを具現化するスタンド。このスレでは岸辺露伴が目覚めたスタンド。 絵はストーリーどおりの能力を持っており、かつ絵に感動した人間をストーリーの中に引きずり込むことができる。 露伴の場合は原作のこれと少々異なっており、自分が描いた絵を具現化するスタンドになっている。 【キングクリムゾン】 未来を予知し、時を飛ばす近距離パワー型スタンド。このスレでは混沌よりも這いよる過負荷、やる夫、獣殿、龍辺歩美、ヴィヴィオが目覚めたスタンド。 時飛ばしには色々用途があるが、一番重要なのは「あらゆる攻撃をすり抜けられる」という点。 予知で危険な未来を見てしまった際に、時飛ばしで回避するというコンボが強力である。 格闘能力も高く戦闘面でも優秀だが、どちらかというと勝つことではなく生存性に特化したスタンド。 【ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム】 対峙した相手の動作や意思のエネルギーを全てゼロに戻すスタンド。このスレでは混沌よりも這いよる過負荷が目覚めたスタンド。 こちらも色々応用が効くが、主な使い方としては敵の攻撃の無効化が挙げられる。 【ウェザーリポート】 天候操作能力を持つスタンド。このスレでは草の獣、やる夫が目覚めたスタンド。 スタンド像自体は近距離パワー型・物質同化型で、空気中の水分と一体化して人型の雲のような形態をとっている。 できることの幅が滅茶苦茶広く、汎用性と対応力が極めて高い。 能力射程・効果範囲も極めて広く、広範囲の天候を自由自在に操ることで草の獣の環境操作能力をさらに高めるだろう。 また近距離パワー型であるためそこそこ殴り合いもこなせる上、雲状なので自分には物理攻撃が効かないというチートスタンド。 【ゴールドエクスペリエンス】 手で触れた物に生命力を与え、生物化するスタンド。このスレでは草の獣、やる夫、長門が目覚めたスタンド。 (このスレとしては例外的に、理屈をすっ飛ばして絵本の魔法のように生命を生み出すことができる) (小型の)生物を生み出して使役する他、人体のパーツを生み出して負傷者に移植して傷口を埋める、という治療用途にも使える。 こちらも色々応用範囲が広いスタンドと言える。 なお恐ろしいことに、細胞に生命力を与えるとクローンができるらしく、スタンド使いの量産もできたりする。 このスレでは世界樹から数多の生物が生み出されるソードワールドの神話の如き光景が見られそう。 【タスクAct4】 それは邪悪を撃ち滅ぼす死の光。悪の敵たる精神の具現。このスレではヴァルゼライドが目覚めたスタンド。 放射能光というのはそれを物理現象として表現したものに過ぎず、その本質は悪に対する絶対の殺意である。 スタンドとして現れたそれは、たとえ時を止めようと、世界を渡ろうと、自分を入れ替えようと、逃れえぬ絶対の死となった。 無限に続く回転により敵にどこまでも付きまとい、最終的にその魂と肉体を一次多元宇宙から消滅させてしまうスタンド。 【セト神】 本体の影に同化したスタンド。このスレではアンチスパイラルが目覚めたスタンド。触れた相手を若返らせる。 この若返りは都合の良いものではなく、成長や記憶等も撒き戻ってしまうためたいていの場合は弱体化する。 仮にスタンドを覚える前まで若返らせれば、スタンドを封じることもできる。 アンチスパイラルの進化を恐れ、退化を求める心が個人レベルで発現した結果こうなった。 【クラフト・ワーク】 本体やスタンドが触れた物体をその場に固定する能力を持つスタンド。このスレではルサルカが目覚めたスタンド。 敵を固定して動けなくしたり、石を空中に固定して足場にしたり、敵の飛び道具を固定してダメージを抑えたりと、 単純ながら応用範囲が広く、強力なスタンド。間接的な固定もできる。(車に触れる→運転手を固定するなど) 力を加えたとその力を蓄積するという星流れ的な力もある。 【レッドホットチリペッパー】 電気と同化したスタンド。遠隔操作型で物質同化型。このスレではネギ、長門が目覚めたスタンド。 電気があればどこまでも遠くに行くことができ、かつ吸収した電気エネルギーに応じてパワーアップする。 無限大の電力(魔力から変換)を作れるローマでは戦闘力が無限大に上昇することを意味する。 電線などの導体にもぐりこむことができ、他者を電気と同化して電線などに引きずりこむこともできる。 【D4C いともたやすく行われるえげつない行為】 平行世界間を移動するスタンド。近距離パワー型。このスレでは研究員D、長門が目覚めたスタンド。 物と物の間に挟まることで、別の平行世界へと移動できる。能力射程内であれば他人や物を平行世界へ運ぶこともできる。 このスタンドの本体を除き、平行世界移動によって人物・同じ物体が出会ってしまうと、 メンガーのスポンジのように少しづつ穴があいて融合していき、やがて消滅していってしまう。(これはスタンド自体の能力というよりは再演の神による抑止力の効果) また本体が死んでも別の平行世界の本体に乗り移ることが可能。その際、記憶なども転写されるため、傍から見ると不死身である。 Dがかつて夢見たクロスゲートパラダイムシステムのうち、「要らない物を平行世界に捨てる」部分がスタンド化したもの。 簡単に言うと残機+意訳するとドッペルゲンガー+平行ドアーみたいな感じ。 【アンダーワールド】 サイコメトリー能力。このスレではフジキド、やる夫が目覚めたスタンド。 地面に残留する過去の情報を掘り起こし、擬似物質として具現化できる。 具現化された情報は、過去に起こった出来事をそのまま再現する。(たとえば墜落した飛行機の情報であれば、どうあがいても墜落する) 直接戦闘向けではないが、情報収集能力としてはかなり強力。 【ハーヴェスト】 郡体型・遠隔操作型スタンド。数は500体ほどで射程距離は数キロメートル。このスレではフジキド、長門が目覚めたスタンド。 視聴覚を持ち、本体と共有できる。(視覚については厳密に言うと怪しいのだが、まあ特にもっていないとも言われていないのでもっていることにする) 一体一体は力も弱く、特に特殊な能力も持たないが、とにかく数が多いことと、ある程度の自律判断能力を有しているために使い勝手が良い。 特に広範囲を捜索させるのには向いている。 【マンインザミラー】 「鏡の中の世界」を作り出し、出入りする能力。他人を引きずり込むこともできる。このスレではフジキド、長門が目覚めたスタンド。 鏡さえあればいつでもどこでも出入りできるため、鏡の中の世界に入り込んで移動し、標的の傍まで近づいたら、そのまま鏡の中にひきずりこんで暗殺する、といった芸当が可能。 (現実空間には存在しないので厳密に言うと違うが)高度なステルス性を持ち、かつ他者を強制的に引きずりこむことができるため、極めて諜報向きのスタンド。 また出入りは本体の許可制であり、「右半身だけ許可する」「ウイルスに感染した部分は許可しない」などの形で細かい調節もできるため、 敵を弱体化させたり、有害な物を弾くフィルターやファイアウォールのように使うことも出来る。 【スティッキィフィンガーズ】 物体内部に亜空間を生成する能力。このスレではフジキド、長門が目覚めたスタンド。 ヴィジュアル的には「ジッパー」を物体に取り付ける能力として現され、ジッパーを開くことで内部の亜空間に出入り可能になる。 避難所・倉庫などとして利用できるほか、亜空間を通り抜けることで壁抜けめいたこともできる。 またジッパーを一周させると物は物理的強度とは無関係に強制的に切断される。 フジキドさん的には特に壁抜けによるステルス性と侵入力を気に入っているらしい。 【隠者の紫(ハーミットパープル)】 機械(カメラやテレビなど)を使って念写を行うスタンド。遠隔操作型。このスレではやる夫、長門が目覚めたスタンド。 全く手がかりすらない情報を映し出すこともあり、ある種直感や全知に近いが、その場合何が写るかは本体にも制御できない。 傍にあるものに関する情報を映し出すこともでき、たとえば人間が居ればその心の中や体内の映像を映し出すこともできる。 応用として機械操作も可能。やる夫の知識欲がダイレクトに反映されたスタンド。 【ダイバーダウン】 物の内部に潜行するスタンド。このスレではやる夫が目覚めたスタンド。 物質透過はスタンドの基礎能力とも言えるが、それを極限まで突き詰めており、分厚い物体や同じスタンドの中にも入り込むことができる。 自分以外にも物体やエネルギーを潜行させることもできる。 また潜行した物体の内部構造を瞬時に分解して組みかえることも可能。(これはスタンド能力だけでなく、やる夫自身の研究者としての好奇心と技能が影響している。) 地味に便利な点としては、潜行した物体に加えられた攻撃を肩代わりできる点があげられる。 【エニグマ】 物を紙の中に封じるスタンド。このスレではやる夫が目覚めたスタンド。 意思を持たない物であれば問答無用で封じられるが、意思を持つ者に対しては意思が無防備になる瞬間を狙う必要がある。 封じられた物体は時間が止まったようにそのままの状態で保存される。 やる夫の「標本をきれいに保存したい」という(かつての)思いと、「暴走する技術産物を安全に封印したい」という思いから生まれたスタンド。 【ボーイ・Ⅱ・マン】 じゃんけんを行い、勝った場合に相手からスタンドを取り立てる能力。このスレでは柊四四八が目覚めたスタンド。 5回勝負で3勝する必要があり、それ未満だとスタンドは相手に返却される。 ただし、一回勝った段階でもスタンドの一部は取り立てられるため、じゃんけん中は勝負を有利に進められる。 柊聖十郎がかつて有していた玻璃爛宮の適正が息子の代で開花したものなのかもしれない。 【ブラックサバス】 影と一体化した自動操縦型スタンド。レクイエムの一種であり、スタンド矢を取り込んでいる。このスレでは獣殿が目覚めたスタンド。 対象者の影の中から魂を引きずり出して、スタンド矢を刺す。 通常のスタンド矢と同じく、スタンド使いとしての適正があればスタンドに目覚めるが、そうでなければ死亡する。 【皇帝】 拳銃型のスタンド。このスレでは龍辺歩美が目覚めたスタンド。 最大7発まで同時発射でき、打ち終わったあとならいくらでも弾丸を補充できる。 弾丸も含めてスタンドであるため軌道は自由自在に操作可能 【セックス・ピストルズ】 弾丸を操作する郡体型スタンド。このスレでは龍辺歩美が目覚めたスタンド。 通常、銃弾に乗り物のように乗って操作を行う。 銃弾を静止状態から発射したり、銃弾をとめたり弾いたりすることも可能。 その他、銃弾に対したすさまじいパワーを発揮するが、他の物体に対しては極めて貧弱な干渉力しかない。 【シルバーチャリオッツ】 特に特殊能力らしい特殊能力はなく、剣を振り回すだけのスタンド。超単純。それしかできない。このスレではキリトが目覚めたスタンド。 【ハイウェイスター】 嗅覚に優れた遠隔操作型スタンド。このスレでは長門が目覚めたスタンド。 猟犬のように匂いを覚えた相手を追跡することを得意とする。 射程距離が比較的長いためある程度の瞬間移動が可能であり、遠隔操作型としては通常速度も速いため、逃れることは困難。 【ベイビィ・フェイス】 物質同化型・自動操縦型スタンド。物質を分解・再構成する特殊能力を持つ。このスレでは長門が目覚めたスタンド。 対象者のDNAと、母体のDNAを組み合わせて生み出されるスタンドであり、対象者の位置を感知して追跡することができる。 自動操縦型だが、かなり高度な知性を有しており、かつ学習能力を持つ。 そのためきちんと教育を行えば、「単純で機械的な行動しか取れない」という自動操縦型の弱点を克服できる。 (ただし自分の意思で勝手に動くことは変わらないため、本体の意思を無視して暴走することもある。) 周囲の物体を分解して自分の体に再構成することもできるため、応用として自己再生や成長も可能。 【ドラゴンズドリーム】 風水における吉凶の方角を本体に教えるスタンド。このスレでは李書文、ヴィヴィオが目覚めたスタンド。 自己にとって吉となる方角にいる限り、敵の攻撃は届かず、敵にとって凶となる方角から攻撃を仕掛ければ、決して逃れられない攻撃となる。 弱点としては攻撃の瞬間は吉の方角から出なくてはならない点と、「攻撃を受けてから軽減する」というタイプの技術・能力に対してはあまり意味を成さない点。 またこのスタンド自体は自称「中立」であり、直接的に攻撃や防御を行うことはなく、他者からの攻撃も受け付けない。 故にこの能力を生かせるかどうかは本体の格闘能力に依存する。 【スタープラチナ】 パワー・スピード・精密動作性に優れた近距離パワー型スタンド。このスレでは李書文が目覚めたスタンド。 射程距離を除けば、最もバランス良く基礎スペックが高いスタンドの一つであり、至近距離からの銃弾をつまんでとめることもできる。 引き換えにこれといった特殊能力は無く、殴る蹴るだけ、・・・と思われていたが・・・ 【ジェイルロックハウス】 触れた相手を前向性健忘にするスタンド。このスレではユーリが目覚めたスタンド。 相手は新しいことを「3つ」までしか覚えられなくなり、4つ目の記憶が入ってくると一つ目の記憶を忘れてしまう。 特に誰かを監禁したい時には有効。(脱出計画も3つしか覚えられないせいでまともにできなくなるため) また新しい女の記憶も入ってこれなくなる。 ユーリのヤンデレ性がカタチになったスタンドであり、監禁性と洗脳という二つのヤンデレ属性を同時に満たすスタンド 【ナイトバード・フライング】 魂を感知して追尾する自動操縦型のスタンド。標的を末期の麻薬中毒に引きずり込む。このスレでは黄錦龍が目覚めたスタンド。 直接的な暴力性は無いが、(直接触れなくても)近づくだけで麻薬中毒に侵される上、効果範囲内であれば多人数を巻き込むこともできるため、実はかなり恐ろしいスタンド。 また魂感知は索敵手段としてもかなり有効であり、うまく隠れても魂を持つ限りは発見されてしまう。 黄錦龍の「人は閉じた夢の中で幸せになればいい」という人間賛歌が反映されたスタンド。つまり本人としては「幸せのおすそ分け」くらいのつもり。 【マニック・デプレッション】 餓鬼のような姿をした近距離スピード型スタンド。針のような器官を備えており、刺した相手の生体活動を過剰促進させる。このスレでは黄錦龍が目覚めたスタンド。 「生体活動」に括れるならば割りとなんでもありであり、たとえば胃を過剰促進して胃自体を消化させてしまったり、心臓を過剰強化して破裂させたりできる。 普通に身体能力の強化や、治療などに用いることもできる。 また物品に特殊能力をエンチャントすることもでき、原作ではこれを利用して麻薬(正確には脳内麻薬を過剰分泌させる物)を生産していた。 こちらも黄錦龍の「人は閉じた夢の中で幸せになればいい」という人間賛歌が反映されたスタンド。つまり本人としては「幸せのおすそ分け」くらいのつもり。 【レイニーデイ・ドリームアウェイ】 霧雨状のスタンド。このスレでは永遠の刹那が目覚めたスタンド。 触れたものが考えたり感じたりしていることを半永久的に定着させる特殊能力を持つ。 たとえば軽い病気で「死ぬかも」と一瞬でも考えれば、その思い込みが永遠に続いて本当に死んでしまうし 「こいつには勝てない」と一瞬でも考えれば、その思い込みが永遠に続いて攻撃を当てることさえできなくなる。 「美麗なる刹那を永遠に味わいたい」という刹那の渇望が、時間停止とは異なる形での永遠として発現したスタンド。 【アヌビス神】 剣に憑依した物質同化型スタンド。このスレではヴィヴィオが目覚めたスタンド。持ち主の身体を強化・操作し、強烈な斬撃を放つ。 特筆すべきはその成長性で、一度見た技を学習し、それを上回るように成長する。 例:白羽取りで攻撃をとめられた場合、白羽取りが閉じるよりも速く相手に届く斬撃を放てるようになる。 反面、初見で致命的な攻撃を受けるとヤバく、時間停止のように観察できない相手にも弱い。ヴィヴィオの見切りスキルがスタンドとして発現したもの。 以下研究済みのスタンド 【ボヘミアン・ラブソディー】 絵画(漫画なども含む)に描かれたキャラクターを3次元に実体化させるスタンド。 好きなキャラクターを目撃してしまった者を、キャラクターの持つストーリーの中に引きずり込む。 たとえば白雪姫を目撃した者は王子様として幸せに暮らせるかもしれない。赤頭巾ちゃんを目撃した者は狼として腹を捌かれるかもしれない。 このスレでの解釈した原理としては、まず絵画にこめられた作者の魂のエネルギーを巻き込んで絵画を実体化させる。 これはスタンド使い単独のエネルギーではなく、他者の魂のエネルギーを巻き込んでいる、 つまり覇道流出に相当するため、絵画の実体化は永続し、無限に広がっていく。 そして好きなキャラクターを目撃した者、言い換えれば「このキャラクターと同じ世界を体験したい!」と同意してしまった者と協力強制を行い、 その魂をストーリーの中に引きずり込む。 元来スタンドは干渉できる範囲(射程距離)も時間(持続性)も限定されているのだが、このように作者のエネルギーを利用することで無限に射程を延ばしており、かつ永続する。 また魂への直接干渉はスタンドといえど難しいのだが、協力強制によってそれをいとも容易く実現している。 全スタンドの中でも間違いなく最大級に高度でド派手なことをやらかしており、実際メイドインヘブンを除けば作中でも最も社会を大混乱させたスタンドである。 死に戻りダンジョン:ディアボロの大冒険(暫定)関連の技術について このスレではスタンドは一人一つでは無く、魂一つにつき一つ持つことが出来る。 仮に一つの肉体に二つの魂が入り込んだりすれば、スタンド能力を複数持つということもありえる。 故に理論上、ディアボロの大冒険みたいに一人で複数のスタンドを持つことは可能。 うまく使えば複数のスタンドを組み合わせて相乗効果を狙ったりでき、ザ・ワールドとクリームを組み合わせれば、索敵のために顔を出す瞬間の隙を無くせるようになる。 ちなみに、軍勢変生での能力共有や星光等の完成系スキルで模写も出来るのでこの方法で複数のスタンドを扱うという手もある。 他にも、自己世界精霊や吸血鬼、フェストゥムが取り込んだ魂も扱えるスタンドの数にカウントされるが、 吸血鬼やフェストゥムが取り込んだ魂は基本制御出来ず、取り込んだ魂が勝手にスタンドを運用する。これはこれである意味便利かもしれない。 自己世界性霊の場合は基本本体の意思に従って動くが、人間が使う場合より弱体化する。 なお、スタンド像がないスタンドをベースにした場合、何らかの要因でスタンドパワーを上げる特殊能力を付けてもそのパワーアップは本体に適応されたりしないので注意。 それともう一つ、ディアボロの大冒険にはこの延長上の事象として、さらに面白いゲームシステムがある。 それは風来のシレンで言えば合成の壷のようなもので、複数のスタンドを合成することができるという物。 これは単に複数のスタンドをもつこと以上に、強烈なシナジー効果を生む可能性を秘めていると言える。 具体的な設定としては、ディアボロの大冒険を下敷きに以下のような感じ。 ベースとなるスタンドを決める。合成スタンドの外見・格闘能力・分類(近距離パワー型or遠隔操作型or自動操縦型、郡体型や物質同化型)などはベースのスタンドで決定される。 ベース以外のスタンドを選ぶ。合成スタンドには外見・格闘能力・分類は反映されないけど、特殊能力(ザ・ワールドの時間停止など)は受け継がれる。 特殊能力は(ベースのものを含めて)8つまで。 スタンドバトルにも実は基礎能力が重視される傾向があり、 特殊能力が弱くても格闘能力が高ければ充分戦えるが、基礎能力の弱いスタンドは特殊能力が強くても活躍しにくい。 たとえばキラークイーンのように、手で触れることで特殊能力が発動するスタンドの場合、 触れれば一撃必殺の強力な特殊能力を持っていても、基礎能力が低ければ敵に触れられないから宝の持ち腐れなんてことになる。 逆に特殊能力が弱いスタンドでも、格闘能力が高ければ、特殊能力の強いスタンドをボコボコにできる。 じゃあ基礎能力の高いスタンドをベースに、特殊能力が強いスタンドを合成すれば、 基礎能力の低さという弱点は補完されて、特殊能力という長所は増える。正に鬼に金棒と言えるだろう。 スタンド合成例 フジキドの合成例 ベース:ハーヴェスト ザ・ワールド キングクリムゾン ヘブンズドアー D4C マンインザミラー アンダーワールド スティッキーフィンガーズ ザ・ワールド、キングクリムゾン、D4C、マンインザミラー、スティッキーフィンガーズでステルスを行い、 アンダーワールド、ヘブンズドアーで過去や心の中を探って情報収集という感じ。 ハーヴェストはあくまで噴出点用で、D4Cの平行世界移動、マンインザミラーの引きずり込み、スティッキーフィンガーズの亜空間潜行。 アンダーワールドの過去掘り起こし、ヘブンズドアーの読心を最大500箇所で同時に実行できる。 キングクリムゾンは服などそのとき触れている物体も私の一部とカウントされるので、 部下がピンチのときにハーヴェストで触れて、キングクリムゾンの時飛ばしを発動すれば攻撃を透過できる模様。 ネギの合成例 レッドホットチリペッパー(ベース) ザ・ワールド(時間停止) キングクリムゾン(予知&時飛ばし) ゴールドエクスペリエンスレクイエム(敵の行動を無かったことにする) メイドインヘブン(無限速) ダイバーダウン(物質潜行) D4C(平行世界移動) ヘブンズドアー(精神操作) 戦闘力無限を誇るレッドホットチリペッパーで殴りあいで優位を取り、 さらに時間停止と時間加速と予知と時飛ばしでさらに殴り合いで優位を取り、 ついでにゴールドエクスペリエンスレクイエムで防御も固めて、 アダマとかに備えてダイバーダウンの物質潜行で防壁を透過できるようにして(ついでに攻撃も透過できる)、 なお闇の魔法による同化も考えると【本体毎物質透過が可能になる】というオマケも付く。 一応平行世界に逃げても追えるようにD4Cも付けて、殴っても効かない相手に備えてヘブンズドアーの精神操作も追加されている。 真正面から戦ったらまず勝てない(確信)。 長門の合成例 ハーヴェスト(ベース) ハイウェイスター ハーミットパープル キングクリムゾン D4C ベイビィ・フェイス ダイバーダウン ゴールドエクスペリエンス やる夫を見失っても、ゴールドエクスペリエンスとハーミットパープルとハイウェイスターとベイビィフェイスでやる夫の位置を把握し追跡。 そしてまず見失わないようにダイバーダウンでやる夫の体内に入り込んでおく。 またやる夫に迫る危機を事前に察知するためにキングクリムゾンの予知能力を用い、 実際に危機が迫ったときには時飛ばしやダメージ引き受けで対処し、 それでも万が一防ぎきれなかった場合にはゴールドエクスペリエンスで治療する。 かつこれらをハーヴェストの手数とD4Cの平行世界移動能力の複合で、最大500の平行世界に対応という感じ。 佐々木王の合成例 ハーヴェスト:ベース D4C ピストルズ キングクリムゾン ザ・ワールド GER ダイバーダウン ホワイトスネイク ハーヴェスト、D4C、ピストルズで平行世界跳躍攻撃を成立させ、 ダイバーダウンがあると、平行世界跳躍狙撃時に、ハーヴェストが操作している銃弾ごと相手の体内に潜行でき、 当たった箇所が頭ならそのままホワイトスネイクの効果でDiscを書き換えたり奪ったりする事が出来、 遠距離から平行世界軸さえ超えて人間を操作する事が可能になる。 それでも避ける相手も居るので、時止めと時飛ばしで避けるのを更に難しくして、 動き回る相手には予知で対処する。 狙撃手は接近戦で無防備になるのでGERで敵の攻撃を無効化するという感じ。 それ以外にも、ハーヴェストをベースにしているから、ダイバーダウンのダメージ引き受けのデメリットが大幅に軽減され、 受けたダメージをスタンドで引き受けるとかいう一見意味不明なことをしても、ダメージフィードバックが1/500に軽減される 結果として言えばどんなにヤバイ攻撃でもHPの1/500のダメージに軽減できるのである。 またハーヴェストという郡体型スタンドと、D4Cという平行世界間移動能力を得たことにより、 【複数の平行世界の時間を止めたり飛ばしたりすることも可能になった】。 神格でも地味に難しい所業なので、かなり強力。 佐々木王の合成例その2 ハーヴェスト(ベース):手数及び射程距離の拡大用 ゴールドエクスペリエンス:念能力使用用 マニック・デプレッション:自己強化と、他者の生命活動への干渉用(通用するなら) D4C:平行世界移動用 メイドインヘブン:加速用 ザ・ワールド:時間停止、及び時間停止耐性用(副次的に時の鎧とかも無効化できる) キングクリムゾン:予知及び緊急回避用 GER:格下からの干渉無効化用 他者への直接干渉も結構できるが、それが効かない場合を想定して、自己強化に振った感じの構成。 なお、ダイバーダウンが無いので残念ながらダメージ吸収コンボは使えなくなっている。