約 5,224,879 件
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/488.html
メタルスラッグコンプリート 【メーカー】SNKプレイモア 【発売日】2007/5/31 動作報告 HDA2.0 SCPH-50000 Maxtor40G DVDイメージ WinHIIP1.7.6 起動確認 商品の説明 1996年にアーケードに登場しシリーズを重ねている、2Dドットアクションシューティングゲーム。シリーズ全7タイトルすべてを収録。特定の条件を満たすことで秘蔵の設定イラストが見られるようになる「ギャラリーモード」が搭載されている。BGMや開発者インタビューも収録。収録タイトル 「メタルスラッグ」、「メタルスラッグ2」、「メタルスラッグX」、「メタルスラッグ3」、「メタルスラッグ4」、「メタルスラッグ5」、「メタルスラッグ6」。
https://w.atwiki.jp/roadbicycle/pages/13.html
ロードバイク(Road bike)とは舗装路での高速走行に特化した自転車である。主にロードレースでの使用を通じて発達してきた。高速走行性能を最優先に設計され、どろよけやスタンドなど走ることに不要な部品は基本的に装備しない。幅の細い高圧タイヤを履き、走行抵抗の減少を図っている。ドロップハンドルと呼ばれる特徴的な形状のハンドルをもつ。部品、素材の進歩が著しく自転車の中で最も軽量化が進んでいる。 日本にはロードレーサーという名前で定着し、自転車歴の長いユーザーを中心に現在もこう呼ばれる。従来競技志向のユーザーが大多数だったが1990年代後半からその楽しみ方が多様化し、通勤・通学や自転車旅行に用いるなど非競技志向のユーザーが増加。レースを意識しない「コンフォート」と称される車体も増え、それらを含む総称として、ロードバイクの呼称も一般的となった。
https://w.atwiki.jp/wizard_ring/
「仮面ライダーウィザード ウィザードリング コンプリート@wiki」へようこそ このページは 2012年9月2日放送開始の「仮面ライダーウィザード」に登場する、「ウィザードリング」の玩具を補完するためのWiki形式情報サイトです。(@Wikiの詳細は「こちら」へ) ウィザードリング 発売予定 《もうすぐ発売》※()内は付属のリングの数 [部分編集] ウィザードリングコンプリート完了しました。ご協力ありがとうございました。 以後新しいウィザードリングの情報が出ましたら、総合掲示板でお知らせください。 ※食玩・カプセル・その他(雑誌・ガンバライド関連・アパレル商品・日用品等)の発売日(予定)は地域・店舗等によって異なる場合があります。 編集時の注意事項 ロックされたページの変更が必要な場合は、お手数ですが管理人への問い合わせフォームかコメント欄から連絡願います。 更新頻度の高い項目には部分編集を用意しています。 右端の[部分編集]と表示されているリンクをクリックして該当部分だけ編集できます。 wikiの基本的な編集方法はこちらをご覧ください。 @wikiご利用ガイド - @ウィキご利用ガイド wiki編集のテスト・練習は砂場で。 主な情報元 2ch:仮面ライダーウィザードのおもちゃ(2ch検索) テレビ朝日 バンダイ-発売カレンダー バンダイボーイズトイパーク(Webトリセツ、発売カレンダー有り) バンダイキャンディトイ ガシャポンワールド 仮面ライダー ガシャポン ノリノリサイコーキャンペーン データカードダス 仮面ライダーバトル ガンバライド プレミアムバンダイ バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが管理人への問い合わせフォームかコメント欄から連絡願います。
https://w.atwiki.jp/motodic/pages/4.html
バイク(bike(英語)) bicycle(英語)の短縮型で、日本ではエンジン付き二輪車(未作成)の総称。このサイトでは、この意味で使用する。 ただし、オートバイ(未作成)と違って和製英語という訳ではないが、英語圏では本来自転車(未作成)を指す言葉なので、会話時注意。この場合はモーターサイクルやモトと呼ぶのが一般的。 この言葉を原付の総称とし、オートバイ(未作成)を自動二輪車(未作成)の総称とする向きもあるが、現実には混用状態になっている。 関連語 「オートバイ(未作成)」「単車」「モーターサイクル」「モーターバイク」「モーターバイシクル」「モト」 2007年04月30日
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/1418.html
召喚僧(しょうかんそう)サモンプリースト:Summoner Monk 効果モンスター(準制限カード) 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600 このカードはリリースできない。 このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。 1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、 自分の[[デッキ]]からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃する事ができない。 解説 関連カード ―召喚すると守備表示になるモンスター エーリアン・サイコ カードブロッカー 静寂虫 インフェルニティ・ネクロマンサー 絶対防御将軍 氷結界の大僧正 ―手札の魔法カードを捨てることで効果を発動するカード 賢者ケイローン D・D・M 大邪神 レシェフ 神聖魔導王 エンディミオン マジック・ドレイン 八式対魔法多重結界 封魔の呪印 お家おとりつぶし このカードを使用する代表的なデッキ 【サモンプリースト】 【ダイヤモンドガイ】 【宝玉獣】 【シンクロ召喚】 【レスキューシンクロ】 ゲーム別収録パック:No.00423585 DS2011パック:パック:-(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:-(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:勝利をもたらす天命(P)08 PSPTF3パック:パック:まだ歩きはじめたばかり(P)TF3 DS2007パック:パック:運命と血と(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:無し DS NTパック:パック:無し PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE YOパック:パック:第3回アニバーサリートライアル(P)YO:第5回アルティメット・マッチ(P)YO:デュエリスト・トライアル(P)YO2 OCGパック:パック:ドラゴニック・レギオン(SD):ロード・オブ・マジシャン-(SD):LIMITED EDITION(OCG) 08 エターナルRパック ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
https://w.atwiki.jp/pandeiro245/pages/4.html
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2223.html
【いちごside】 クリスマスイブの夜。 私は律を待っていた。 サンタ服姿で律の家を訪ねて、律のお母さんに律の部屋に通してもらって。 心臓の音が止まらない。 暖房は動かしていないはずなのに、身体中が燃えるように熱い。 律はこんな姿の私を見て呆れると思う。 私だって自分の行動に呆れちゃってる。 だけど私はサンタ服を着ようと思った。 こうでもしないと最後の勇気を出せないと思えたから。 足音が聞こえる。 これは律の足音だ。 教室で耳で追っていて、いつの間にか覚えた律の足音だ。 部屋の扉が開かれるのをじっと待つ。 律「……」 いちご「お帰り」 律「……」 いちご「座ったら」 律「どうしてお前が私の部屋に居るんだ」 やっぱり呆れた感じの律の表情。 クラスメイトが突然サンタ服で来訪したら、誰だってそんな表情になると思う。 心が折れそうになる。 何をやってるんだろうって、泣き出したくなる。 だけど私はそれに気付かない振りをした。 いちご「?」 律「いや、そこは首を傾げる所じゃないだろ」 いちご「来たかったから」 律「よく分かる答えをありがとな」 いちご「うん」 律「って、そうじゃねーって!」 いちご「?」 律「いちいち首を傾げるなっつーの、可愛いな畜生!」 いちご「可愛い?」 律「前から言ってんだろ、お姫様みたいに可愛いって!」 可愛い。 律は私をよく称してくれる。 しかもただの可愛いじゃなくて、お姫様みたいに可愛いって。 前にジュリエットに推薦された時にもそう言われた。 あれは単に律がジュリエット役から逃れたかっただけかもしれないけど、私は嬉しかった。 勿論ジュリエット役は断ったけれど。 だって、私も律のジュリエットが見たかったんだもの。 いちご「そうだったわね」 律「それよりどうやって私の部屋に侵入したんだよ」 いちご「家の人が上げてくれたけど」 律「帰った時のあのにやけ面はそういう事かよ、お母さん……」 いちご「お茶とお菓子も頂いたわ」 律「たまには自分の娘にもそれくらいのおもてなしをしてほしいもんだ……。 それよりその恰好で何も言われなかったのかよ?」 いちご「その恰好?」 律「そのサンタ服だよ、サンタ服! 何でそんな服を持ってるんだよ! さわちゃんか? さわちゃんの差し金かっ?」 いちご「部活で使ってる服だけど」 律「マジか……」 いちご「ええ」 律「凄いな、うちのバトン部。 そこまで多方面にアピールしてんのか……」 いちご「クリスマス付近のイベントで結構使うのよ」 それは本当だった。 バトン部は色んなイベントに参加する。 衣装だって千差万別で、サンタ服だって数着常備されてる。 本当は部活を引退した私がサンタ服を着られる道理は無いのだけど、 クリスマスを近くに迎えて落ち着かない私に後輩が貸してくれた。 これを着て相手をメロメロにしちゃってください、って余計な一言まで添えて。 律「へー……、ってそれはともかくとして。 そんな恰好で誰にも何も言われなかったのかよ?」 いちご「誰にもって誰に?」 律「うちのお母さんとか」 いちご「特に何も言われなかったけど」 律「お母さん……。 アレか? 唯で耐性が付いてんのか? あいつ妙な服も平然と着こなすからな……」 いちご「……そうね」 律「どうした?」 いちご「何が?」 律「いや、何かちょっと不機嫌に見えたから」 いちご「別に」 律「別にって感じじゃないんだが……」 律は鋭い。 私が寂しかったり不機嫌だったりするとすぐに気付く。 ただこれは私の勝手な嫉妬だった。 律と平沢さんが仲の良い友達だって事は私もよく知ってる。 よく知ってるのに、それを実感させられると悔しくなる。 私の一番の人は律なのに、律には仲の良い相手がたくさん居るから。 秋山さんや、琴吹さんや、軽音部の後輩も……。 でも駄目。 そんな嫉妬ばかりしていちゃ駄目。 私はもうそんな嫉妬ばかりする自分から卒業するために、今日は勇気を出すんだから。 いちご「それより律」 律「何だよ?」 いちご「クリスマスパーティーをして来たの?」 律「分かるのか?」 いちご「脇にプレゼントをたくさん抱えてるじゃない」 律「あっ、そりゃそうか。 うん、いちごの言う通りだよ。 軽音部の部室で軽くクリスマスパーティーをやってきたんだよな」 いちご「受験生でしょ」 律「息抜きだよ、息抜き。 つーか、それを言うならサンタ服を着てるいちごだって受験生じゃんか」 いちご「息抜きよ」 律「さいですか……」 いちご「楽しかった?」 律「クリスマスパーティー?」 いちご「ええ」 律「おう、楽しかったぞー。 久し振りに後輩達のセッションも聴かせてもらえたしな。 これで受験に向けて頑張れるってもんだ」 いちご「よかったわね」 律「うん、すっげーよかったよ」 いちご「……」 律「……」 いちご「他には?」 律「何が?」 いちご「クリスマス、律は他に予定はあるの?」 律「いや、特に無いぞ。 って、それくらいいちごも知ってるだろ? 前に私からいちごにクリスマス何すんの? って訊いたじゃんか。 無いならクラスの皆で軽いパーティーしようぜーって」 いちご「そうだったわね」 律「でもいちごはクリスマスに予定があるって言ってたから、誰かと過ごすのかと思ってたんだが」 いちご「誰かって?」 律「友達とか家族とか、彼氏とか?」 彼氏。 その言葉に胸がざわめく。 私に彼氏は居ない。 恋に憧れないわけじゃない。 だけど私の恋する相手として、私の頭の中に浮かぶのはたった一人の顔だけ。 大雑把で鈍感でやかましくて、元気で優しくて大切なカチューシャのクラスメイトの事だけ。 いちご「彼氏なんて……、居ないわ」 律「そうなのか? 意外だなー、いちごなら何人か彼氏が居そうだと思ってたんだけどな。 何せ可愛いもんなー、お姫様みたいにさ」 いちご「うち女子高じゃない」 律「それでも、だってば。 学外にイケメンな彼氏でも居るもんだと思ってた」 いちご「居ないから」 律「そっか……。 じゃあ予定ってのは何だったんだよ? 私の家に来てる暇なんてあるのか?」 いちご「予定はあるわ」 律「ほら、あるんじゃん。 彼氏は違うとして、家族と一緒に過ごすのか?」 いちご「違う」 律「じゃあ何をするんだよ?」 いちご「予定は今実行中」 律「え」 いちご「実行中」 律「予定って私の家に来るって事だったのかよ!」 いちご「悪いの?」 律「いや、悪くはないけど」 いちご「それならいいでしょ」 律「いや、いいんだけどさあ……。 でもいきなり来られても何もおもてなし出来ないぞ?」 いちご「おもてなしならもうお母さんにして貰ってるわ」 律「いやいや、私がいちごをもてなせないって事だよ」 いちご「気にしないわ」 律「私が気にするんだよ」 いちご「私が勝手に来たわけだから、律も気にしないで」 おもてなしなら既にされているもの。 律が傍に居てくれるだけで、私の全身がサンタ服より赤くなりそう。 勿論そんな事をまだ気付かれるわけにはいかないけど。 律「そう言われてもなあ……。 って、今更だがこの部屋寒くないか?」 いちご「大丈夫よ」 律「大丈夫とかそういう問題じゃないだろ……。 あ、やっぱ暖房動かしてないじゃんか。 何やってんだよ、部屋の中とは言え風邪ひくぞ?」 いちご「勝手に暖房使ったりなんて出来ない」 律「どうしてそんな所で律儀なんだよー……。 いいから暖房点けるぞ?」 いちご「大丈夫だって」 律「そんな薄着のいちごを放っておく方が私の精神的に大丈夫じゃないんだよ」 いちご「……」 律「ほら、つけたからな。それにこれ羽織ってろ」 いちご「毛布?」 律「私が使ってるやつだけど我慢しろよ。 風邪ひくよりはマシだろ?」 いちご「律の毛布……」 律の匂い。 律の温かさ。 律の優しさ。 どうしよう……、毛布の中で泣いてしまいそう。 そんな律だから、私はクリスマスに勇気を出したかった。 勇気を出さなくちゃって思ったのよね。 例えそれに結果が伴わなかったとしても。 律「受験も近いんだからさ、体調管理はちゃんとしようぜ? 万全じゃない体調で挑んで後悔したくないだろ?」 いちご「……」 律「私が後悔したくないってのもあるけどな。 私の部屋でいちごを風邪にさせたなんて、後悔してもし切れなくなるって。 気持ち良く卒業したいじゃんか、お互いにさ」 いちご「律……」 律「どうした?」 いちご「ごめんなさい」 律「いいよ、それより体調には気を付けろよな」 いちご「……うん」 律「そうだ、温かい飲み物でも取ってくるか?」 いちご「……ありがとう」 律「いいってば。 あ、それより前に一つ訊かせてくれるか?」 いちご「何?」 律「どうしてそんな恰好で私の部屋に来たんだよ? 何かのサプライズとか?」 いちご「……」 律「秘密だって言うんなら無理して訊かないけど」 いちご「律は」 律「?」 いちご「クリスマスってどう思う?」 律「パーティーをする日……とか?」 いちご「そうね、それも正解。 クリスマスはパーティーをする日でもあるわ。 だけどパーティーをする以外の意味を持たせる人も居るの」 律「どういう事だ?」 いちご「クリスマスは大切な人と一緒に……」 律「一緒に?」 いちご「……」 律「……」 黙り込んでしまう。 言わなくちゃいけない言葉を前に、私は最後の勇気を振り絞れなくなる。 クリスマスには色んな意味がある。 キリスト誕生、パーティーで一年を振り返る日、そして一番大切な誰かと過ごしたい日。 高校三年生になって私は律と友達になった。 傍から見ていたらそれほど仲の良い関係には思えないかもしれない。 律の言葉にもぶっきら棒に答える事が多かった。 だけど本当はすっごく……、すっごく嬉しかった。 私の事を気に掛けてくれる、私に笑い掛けてくれる友達が出来た事が嬉しかった。 友達以上になりたい。 もっともっと深い関係になりたい。 そう思えてしまうくらいに。 だから私は今日こそ律に伝えなくちゃいけない。 一番大切な人と過ごせるこの日に。過ごしたいこの日に。 けれど私は……。 いちご「くしゅんっ」 律「くしゃみかよ!」 いちご「だ、大丈夫だから……」 律「だから大丈夫って言うなってば、私だって心配なんだから。 うーん、これは早く身体を温めた方がいいよな……。 よーし!」 いちご「?」 律「温かい飲み物もいいけど、先にうちの風呂に入ってけよ。 身体をしっかり温めてからさ、温かい飲み物でもっと温まろうぜ」 いちご「そんな……、悪いわ」 律「悪くないっての、嫌でも連れてくからなー!」 いちご「い、一緒に入るの……?」 律の唐突な申し出に頭が回転しなくなる。 律とお風呂なんて、そんな事全然想像してなかった。 私の身体を見て変に思わないかしら、なんて極普通の体型なのに心配になってしまう。 変な事を考えては駄目よ、私。 律は私の事を心配してくれるだけなんだから……。 律「一人だと入らないかもしれないからな、しっかり監視させてもらうぞ?」 いちご「着替えも無いから……」 律「心配すんなって、いちごの体格って私と同じくらいだろ? だから私の下着とか貸してやるよ」 いちご「り、律の下着……」 律「それがクリスマスプレゼントって事でいいよな?」 いちご「律の下着が……?」 律「違うわ! そうじゃなくて一緒にお風呂に入る事が、だよ。 勿論私からじゃなくて、いちごからのプレゼントって事だぞ。 いちごの体調が心配な私をお風呂に一緒に入らせてくれる……。 それがいちごから私へのクリスマスプレゼントって事で!」 いちご「……」 律「いいよな?」 いちご「……分かった」 律「よーし、そうと決まればさっさとお風呂に入っちゃおうぜ?」 いちご「ええ」 律「グフェフェフェ……。 いちごの髪、触ってみたかったんだよなー」 いちご「下品」 律ったら……。 だけど分かる。 律が私の遠慮を無くさせようとわざと下品に振る舞ってる事くらい。 そんな律だから、私はクリスマスに一緒に居たかったんだもの。 律「バッサリだー!」 いちご「律」 律「何だよ?」 いちご「ありがとう」 律「どういたしまして。 私がプレゼントを貰う立場なのに変な話だけどさ」 いちご「そうね」 律「でさ、お風呂から上がったら聞かせてくれるか? さっきの言葉の続き」 いちご「……」 律「……」 いちご「ええ、言うわ。 いいえ、言わせてほしい」 律「ありがと、いちご」 いちご「どういたしまして」 言える。 ううん、言いたい。 どんな反応が返って来ても構わない。 お風呂から上がったら、私のこの想いを律に伝えよう。 私と友達になってくれてありがとうって。 律の事が好きだって。 答えが何でも、私は後悔無く受け止めてみせる。 律「おっし、んじゃ風呂行くかー」 いちご「ねえ、律」 律「どうした?」 いちご「一つだけお風呂の前に言わせて」 律「いいぞ?」 いちご「メリークリスマス、律」 律「ああ、メリークリスマス、私のサンタさん」 律の気障な冗談に自分が微笑んでる事に気付きながら、私はもう一度胸の中でだけ呟いた。 メリークリスマス、律。 大好きだよ。 完結です。 補足 ちょっと早いクリスマスSSでした。 タイトルはいちごの考えが分かる完全版的な意味になります。 ありがとうございました。 戻る
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/1217.html
【種別】 仮面ライダー 仮面ライダーディケイド 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーディケイド(平成第10作) 【名前】 仮面ライダーディケイド コンプリートフォームジャンボフォーメーション 【よみがな】 かめんらいだーでぃけいど こんぷりーとふぉーむじゃんぼふぉーめーしょん 【変身】 仮面ライダーJ+ジャンボディケイドライバー 【身長】 41メートル 【体重】 894トン 【パンチ力】 トン 【キック力】 トン 【ジャンプ力】 ひと跳びメートル 【走力】 100メートルを秒 【声の出演】 井上正大 【スーツアクター】 高岩成二 (JAE) 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【変身フォーム】 仮面ライダーディケイド仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ジャンボフォーメーション 【オールライダー対大ショッカーの物語】 仮面ライダーディエンドの「カメンライド ジェイ」で召喚した仮面ライダーJが巨大化したものと「ファイナルフォームライド ディケイド」で仮面ライダーディケイドが変型したジャンボディケイドライバーとの合体形態で、ディケイドの特殊形態。ベルト部分は携帯端末ケータッチではなくジャンボディケイドライバーのままとなる。 身体の主導権はJではなくディケイドにあり、戦闘中の声もディケイド(士)の声しか発していない。Jが苦戦していたキングダークと戦闘し、圧倒させた。ライドブッカーを使用せず、格闘戦に優れている。必殺技はファイナルカメンアタックフォームライド ディケイドのライダーカードで、オールライダー達を巨大なカード型エネルギーにファイナルフォームライドさせ、それらを通過する事で、オールライダーの全エネルギーを自身に集中させて放つ強力なキック、「ファイナルディメンションキック」(ジャンボディメンションキック)。 【関連するページ】 その他のカード オールライダー対大ショッカー登場ライダー キングダーク ジャンボディケイドライバー ファイナルカメンアタックフォームライド ディケイド ファイナルディメンションキック 仮面ライダーJ 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーディケイド 激情態 必殺技
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2222.html
【律side】 クリスマスイブの夜。 部室でクリスマスパーティーを開いてから家に帰ると、予想外の展開が待っていた。 律「……」 いちご「お帰り」 律「……」 いちご「座ったら」 律「どうしてお前が私の部屋に居るんだ」 いちご「?」 律「いや、そこは首を傾げる所じゃないだろ」 いちご「来たかったから」 律「よく分かる答えをありがとな」 いちご「うん」 律「って、そうじゃねーって!」 いちご「?」 律「いちいち首を傾げるなっつーの、可愛いな畜生!」 いちご「可愛い?」 律「前から言ってんだろ、お姫様みたいに可愛いって!」 いちご「そうだったわね」 律「それよりどうやって私の部屋に侵入したんだよ」 いちご「家の人が上げてくれたけど」 律「帰った時のあのにやけ面はそういう事かよ、お母さん……」 いちご「お茶とお菓子も頂いたわ」 律「たまには自分の娘にもそれくらいのおもてなしをしてほしいもんだ……。 それよりその恰好で何も言われなかったのかよ?」 いちご「その恰好?」 律「そのサンタ服だよ、サンタ服! 何でそんな服を持ってるんだよ! さわちゃんか? さわちゃんの差し金かっ?」 いちご「部活で使ってる服だけど」 律「マジか……」 いちご「ええ」 律「凄いな、うちのバトン部。 そこまで多方面にアピールしてんのか……」 いちご「クリスマス付近のイベントで結構使うのよ」 律「へー……、ってそれはともかくとして。 そんな恰好で誰にも何も言われなかったのかよ?」 いちご「誰にもって誰に?」 律「うちのお母さんとか」 いちご「特に何も言われなかったけど」 律「お母さん……。 アレか? 唯で耐性が付いてんのか? あいつ妙な服も平然と着こなすからな……」 いちご「……そうね」 律「どうした?」 いちご「何が?」 律「いや、何かちょっと不機嫌に見えたから」 いちご「別に」 律「別にって感じじゃないんだが……」 いちご「それより律」 律「何だよ?」 いちご「クリスマスパーティーをして来たの?」 律「分かるのか?」 いちご「脇にプレゼントをたくさん抱えてるじゃない」 律「あっ、そりゃそうか。 うん、いちごの言う通りだよ。 軽音部の部室で軽くクリスマスパーティーをやってきたんだよな」 いちご「受験生でしょ」 律「息抜きだよ、息抜き。 つーか、それを言うならサンタ服を着てるいちごだって受験生じゃんか」 いちご「息抜きよ」 律「さいですか……」 いちご「楽しかった?」 律「クリスマスパーティー?」 いちご「ええ」 律「おう、楽しかったぞー。 久し振りに後輩達のセッションも聴かせてもらえたしな。 これで受験に向けて頑張れるってもんだ」 いちご「よかったわね」 律「うん、すっげーよかったよ」 いちご「……」 律「……」 いちご「他には?」 律「何が?」 いちご「クリスマス、律は他に予定はあるの?」 律「いや、特に無いぞ。 って、それくらいいちごも知ってるだろ? 前に私からいちごにクリスマス何すんの? って訊いたじゃんか。 無いならクラスの皆で軽いパーティーしようぜーって」 いちご「そうだったわね」 律「でもいちごはクリスマスに予定があるって言ってたから、誰かと過ごすのかと思ってたんだが」 いちご「誰かって?」 律「友達とか家族とか、彼氏とか?」 いちご「彼氏なんて……、居ないわ」 律「そうなのか? 意外だなー、いちごなら何人か彼氏が居そうだと思ってたんだけどな。 何せ可愛いもんなー、お姫様みたいにさ」 いちご「うち女子高じゃない」 律「それでも、だってば。 学外にイケメンな彼氏でも居るもんだと思ってた」 いちご「居ない」 律「そっか……。 じゃあ予定ってのは何だったんだよ? 私の家に来てる暇なんてあるのか?」 いちご「予定はあるわ」 律「ほら、あるんじゃん。 彼氏は違うとして、家族と一緒に過ごすのか?」 いちご「違う」 律「じゃあ何をするんだよ?」 いちご「予定は今実行中」 律「え」 いちご「実行中」 律「予定って私の家に来るって事だったのかよ!」 いちご「悪いの?」 律「いや、悪くはないけど」 いちご「それならいいでしょ」 律「いや、いいんだけどさあ……。 でもいきなり来られても何もおもてなし出来ないぞ?」 いちご「おもてなしならもうお母さんにして貰ってるわ」 律「いやいや、私がいちごをもてなせないって事だよ」 いちご「気にしないわ」 律「私が気にするんだよ」 いちご「私が勝手に来たわけだから、律も気にしないで」 律「そう言われてもなあ……。 って、今更だがこの部屋寒くないか?」 いちご「大丈夫よ」 律「大丈夫とかそういう問題じゃないだろ……。 あ、やっぱ暖房動かしてないじゃんか。 何やってんだよ、部屋の中とは言え風邪ひくぞ?」 いちご「勝手に暖房使ったりなんて出来ない」 律「どうしてそんな所で律儀なんだよー……。 いいから暖房点けるぞ?」 いちご「大丈夫だって」 律「そんな薄着のいちごを放っておく方が私の精神的に大丈夫じゃないんだよ」 いちご「……」 律「ほら、つけたからな。それにこれ羽織ってろ」 いちご「毛布?」 律「私が使ってるやつだけど我慢しろよ。 風邪ひくよりはマシだろ?」 いちご「律の毛布……」 律「受験も近いんだからさ、体調管理はちゃんとしようぜ? 万全じゃない体調で挑んで後悔したくないだろ?」 いちご「……」 律「私が後悔したくないってのもあるけどな。 私の部屋でいちごを風邪にさせたなんて、後悔してもし切れなくなるって。 気持ち良く卒業したいじゃんか、お互いにさ」 いちご「律……」 律「どうした?」 いちご「ごめんなさい」 律「いいよ、それより体調には気を付けろよな」 いちご「……うん」 律「そうだ、温かい飲み物でも取ってくるか?」 いちご「……ありがとう」 律「いいってば。 あ、それより前に一つ訊かせてくれるか?」 いちご「何?」 律「どうしてそんな恰好で私の部屋に来たんだよ? 何かのサプライズとか?」 いちご「……」 律「秘密だって言うんなら無理して訊かないけど」 いちご「律は」 律「?」 いちご「クリスマスってどう思う?」 律「パーティーをする日……とか?」 いちご「そうね、それも正解。 クリスマスはパーティーをする日でもあるわ。 だけどパーティーをする以外の意味を持たせる人も居るの」 律「どういう事だ?」 いちご「クリスマスは大切な人と一緒に……」 律「一緒に?」 いちご「……」 律「……」 いちご「くしゅんっ」 律「くしゃみかよ!」 いちご「だ、大丈夫だから……」 律「だから大丈夫って言うなってば、私だって心配なんだから。 うーん、これは早く身体を温めた方がいいよな……。 よーし!」 いちご「?」 律「温かい飲み物もいいけど、先にうちの風呂に入ってけよ。 身体をしっかり温めてからさ、温かい飲み物でもっと温まろうぜ」 いちご「そんな……、悪いわ」 律「悪くないっての、嫌でも連れてくからなー!」 いちご「い、一緒に入るの……?」 律「一人だと入らないかもしれないからな、しっかり監視させてもらうぞ?」 いちご「着替えも無いから……」 律「心配すんなって、いちごの体格って私と同じくらいだろ? だから私の下着とか貸してやるよ」 いちご「り、律の下着……」 律「それがクリスマスプレゼントって事でいいよな?」 いちご「律の下着が……?」 律「違うわ! そうじゃなくて一緒にお風呂に入る事が、だよ。 勿論私からじゃなくて、いちごからのプレゼントって事だぞ。 いちごの体調が心配な私をお風呂に一緒に入らせてくれる……。 それがいちごから私へのクリスマスプレゼントって事で!」 いちご「……」 律「いいよな?」 いちご「……分かった」 律「よーし、そうと決まればさっさとお風呂に入っちゃおうぜ?」 いちご「ええ」 律「グフェフェフェ……。 いちごの髪、触ってみたかったんだよなー」 いちご「下品」 律「バッサリだー!」 いちご「律」 律「何だよ?」 いちご「ありがとう」 律「どういたしまして。 私がプレゼントを貰う立場なのに変な話だけどさ」 いちご「そうね」 律「でさ、お風呂から上がったら聞かせてくれるか? さっきの言葉の続き」 いちご「……」 律「……」 いちご「ええ、言うわ。 いいえ、言わせてほしい」 律「ありがと、いちご」 いちご「どういたしまして」 律「おっし、んじゃ風呂行くかー」 いちご「ねえ、律」 律「どうした?」 いちご「一つだけお風呂の前に言わせて」 律「いいぞ?」 いちご「メリークリスマス、律」 律「ああ、メリークリスマス、私のサンタさん」 2
https://w.atwiki.jp/road_bike/pages/25.html
第21話「ローディと挨拶」 第22話「家族とバイク」 第23話「入門用に良いロードバイクは?」 第24話「ローラー台のおはなし」 第25話「タイヤの外し方」 第21話「ローディと挨拶」 ロードバイク乗り(ローディ)の方は知っていると思いますが、他のローディとすれ違った時に、手を挙げたり、ペコリと頭を下げたり、親指を上げたりして、挨拶することがあるかと思います。 単車乗りもピースサインをしたり、マウンテンバイカーも挨拶する時がありますよね。 マウンテンバイカーはちょっとした会話もしたりして、ルートの情報を得たりするようですが。 それで、ローディの皆さんは、どういう挨拶をされていますか? 私は、基本的に挨拶しませんが、相手がしたら、同じ挨拶を返すようにしています。 確かに、初めて挨拶をされると、仲間意識ができて、嬉しく思います。 ですが、自転車道を走っている時に、前から次々に来るローディ一人一人に挨拶をしていては、全然しっかりペダルを漕げません。 そういう時は、むやみに挨拶をしないようにしています。 こちらが挨拶しても、向こうが挨拶を返してくれないこともあります。 気付かなかっただけかも分かりませんし、頭を下げる余裕があるほどバイクに慣れていないのかも分かりません。 タイムを測っていて自己ベストを目指しており、余裕が無かったのかも分かりませんし、ローディが挨拶をすることがあるということを知らないのかもしれません。 いずれにせよ、気にせず行きましょう。 で、いくつかジャンル分けができるかなと思い、ちょいと分けてみました。 ●挨拶を自分からしない人 自転車道などでしょっちゅうローディに会う時や、どれだけ速度を上げれるかを試している人、レースに向けて練習中の人でしょうか。わたしのようにめんどくさい人が大多数のような気もしますが。 ネガティブに行くと、挨拶することをそもそも知らないとか、走るだけで必死とかでしょうか。 ●頭を下げる人 たまにローディに会う時や、ハンドルから手を離したくない人。 ネガティブに行くと、本当は手を挙げたいけど、ハンドルから手を離して走れない人とかでしょうか。 ●手を挙げる人 爽やかですね。この部類の人は、手を挙げながら、「こんにちはー」とか言ったりする人もいます。逆方向にも関わらず、うっかり一緒に走りたくなりますね。 ●親指を上げる人 まれにいますね。何でしょうねぇ。いや、こっちも面白いですし、ワクワクしますけど。 ●両手を離して、ガッツポーズしつつ、空を見上げる人 何に優勝したのかは知りませんが、やたらと嬉しそうです。 集団で走っていて、単独ローディとかとすれ違う時に、前の人たちは手を挙げたりするだけなんですけど、後ろの人たちがボケるボケる。それぞれのボケ方、あ、いえ、挨拶があるようです。 さてさて、挨拶は人それぞれ。 あんまり気にせずに、ロードバイクライフを楽しみましょう。 第22話「家族とバイク」 全国のロードバイクにはまる方々! ご家族にあなたの趣味はご理解されていらっしゃるでしょうか? いえいえ、仰らなくても痛い程、あなたの気持ちは理解できます。 仕方なく安いホイールを購入しようとしている時に家族から「何でそんな車輪1個に10万もかけんのよ。自転車10台買えるじゃない」と言われ、安いサドルで我慢しようとしたら家族から「何でそんなふざけた値段すんのよ。ダイヤでも入ってんの?」と言われるんですね。はい。痛い程、心中お察しいたします。 (ってか、なんでサドルって6万とかするんでしょうね。 それだけでロードバイク1台買えちゃうんですが。) ですが、そこで怒ってはいけません。 最近はキレる若者、キレる中年がブームになっています。 ブームに乗ってはいけません。 グッと耐えるのが真のロードバイク乗りというものです。 では、一体どうすればロードバイク乗りの地位を(家族内で)向上させることができるのでしょうか。 まず、普段から家のことを手伝いましょう。 コミュニケーションをしっかり取りましょう。 なぬ? それは出来ている? そうですか。分かりました。 なら、自分のバイクだけでなく、家族の自転車も整備をしてあげるのは如何でしょうか? 娘さんからは「パパすごーい」と言われ、奥さんからは「あなた見直したわ」と言われ、旦那さんからは「お前、やるな」と言われ、愛人からは「愛してるっ!」と言われ、ペットからは「ワンッワンッ! がるるるる!!」と言われること間違いなしです。 また、購入したいものがある場合は、まず一番高いものを言いましょう。 例えば、自転車を買う場合 「自転車買いたいんだけど」 「え? いくらよ?」 「175万」 「はぁ? そんな高いの買えるわけないでしょ!?」 「だよねー。だから、100万ぐらいならいいかなーっと思ってさー」 「いいわけないでしょ!? 自転車よ自転車!? 車が買えるじゃないの!!」 「うーん、ならさ、80万ぐらいのなら!」 「ふざけないで! 普通の自転車だったら、1万円ぐらいで売ってるじゃないの!!」 ここで中国製自転車の話やBAA基準とかを持ち出すとややこしくなりますし、上手く行っても5万円ぐらいがせいぜいですので、話題を変えてしまいましょう。 「いや、本当はバイクが欲しいんだよ」 「何言ってんのよ」 「だから、バイクが欲しいんだけど、高いし、維持に金もかかるでしょ」 「うん」 「だから、バイク並みに速度が出る自転車で我慢しょうと思ってるんだよ」 「そんなに速度が出るの?」 「うん。60kmとか出るんだよ」 心の中で「プロならね」と言っておきましょう。 「自転車なら維持費もかからないし、メタボ対策にもなるじゃないか。痩せるし、適度な筋肉も付くしさ~」 ここで、もしも相手がロードバイクの何たるかを知っていれば、お金がばんばんかかることを突っ込まれるので、注意しましょう。 「でも、やっぱり高いわよー」 「じゃ、60万!」 「う~ん」 「55万!」 急にガクッと落とすとこちらの考えがばれるので、反応を見ながら値段を落としましょう。 この方法でお目当てが買えない場合は、相手の好きな物をプレゼントした後、土下座しながら謙遜な態度で購入許可をお願いしましょう。 これで駄目なら家出するしかありません。 ではでは、あなたがロードバイクを購入する上で、数々の難関をクリアできますよーにっ! 第23話「入門用に良いロードバイクは?」 と聞かれます。 結論からすると、好きなのを買うのが一番です。 そりゃ、安ければ安いほどお財布に優しいのは事実ですよ。 ただ、パーツをグレードアップすることはできますが、フレームはできません。 後でもうちょっといいもの買っておけば良かったなーと泣くのは、私ではなくてあなたです。 っというわけで、用途にあったバイクが一番だと思います。 ここで終わってしまうと、入門用のバイクと聞いてる方は、どんな基準でバイクを選べばいいのかすら分からないと思います。 ですので、大体の流れを見てみましょう。 ●フレーム お金があるならフルカーボンです。ただ、あまりに値段の高いフルカーボンフレームは軽量化してあるため割れやすいです。プロ選手なら壊れてもすぐに新しいバイクをスポンサーからもらえますが、我々はそうは行きません。 カーボンは色んな硬さや剛性の物があります。 割れやすいものもあれば、アルミと同じぐらい強いものもあります。 柔らかい乗り心地のものもあれば、アルミより堅いんじゃないかと思うものもあります。 概して言えることは、値段が高い方が、乗り心地が堅くて、割れやすいということです。 堅いと、速度は出ますが、プロでもない限りツーリングがしんどいです。 次に考えられるのはカーボンとアルミのハイブリッドです。アルミフレームにカーボンフォークもあれば、アルミフレームにカーボンフォークとカーボンバック(カーボンシートステイ)もあります。乗り心地もそれぞれです。 ですが、大体において、強めで柔らかめなカーボンが使用されています。 次はフルアルミです。 乗り心地は堅いのでツーリングに向いてるとは言い難いですが、しならないので、加速感は良いと言えます。カーボンよりも寿命は長いです。 最後にクロモリです。 これを選ぶ人はあまりいないと思いますが、細身のフレームに独特のしなりがあるクロモリ愛好家は必ずいるもの。壊れても溶接して使い続けることができたりと、ある意味寿命が長いです。 ●コンポ 入門用と言っているぐらいですから、性能は大して変わらないのに値段の高いカンパやスラムを除き、シマノで考えます。 シマノのロードバイクコンポーネントは、上から デュラエース(11速) アルテグラ(10速) 105(10速) ティアグラ(10速) ソラ(9速) です。 それぞれ材質や構造が異なります。 ソラからアルテグラまではなだらかに価格が上がりますが、デュラエースはいきなりアルテグラの2倍ほどの金額になります。 ざっくり言うと、レースに出る気なら105以上、出ないならソラで十分です。 これを目安にして、大体の目処が立つかと思います。 ●まとめ 一番大事なことは、自分が好きになったデザインのバイクを買うことです。 コンポーネントなんか、後からどうにでもなります。 色んなメーカーのサイトに行き、値段も見ずに、自分がビビっと来るデザインのフレームに出会うまで、ひたすら探し続けましょう!! 第24話「ローラー台のおはなし」 冬場にロードバイクで走るのは結構辛いと思われる方が多いのではないでしょうか? ただでさえ寒いのに、走るから余計に寒いし、すぐ日が沈むし、でも体が鈍るのは嫌だし。 そう仰られる方のために、ローラー台という便利なものがあります。 分かりやすく言うと、ハムスターがくるくるやってる回し車みたいなもんですね。 これさえあれば、大好きなアニメ(?)を見ながら、大好きなロードバイクに乗れるというものです。 雨の日にも濡れなくて嬉しいですしねっ! また、信号待ちや渋滞、人の飛び出しや車の幅寄せなどもないので、ノンストップで安心してトレーニングできます。 レースとローラー台の上でしかロードバイクに乗らない選手もおられるぐらいです。 しかしながら、ローラー台は実際に走行する感じ(実走感)とは結構違いますし、また、ローラー台のソケットに合うクイックと合わないクイックがありますので、そこら辺は注意しましょう。 (大体の製品は、専用のクイックが付属して来ますので、それを付ければ問題ありませんが。) ではでは、ローラー台の種類とその特性をご紹介して行きたいと思います。 ●タイヤドライブ式 実走感があります。 タイヤが磨耗します ●リムドライブ式 実走感は薄いです。 タイヤが磨耗しません。 どんなタイヤでも対応できます。 高速になるとスリップした感じがします。 ●3本ローラー式 実走感があります。 タイヤが磨耗します。 どんなタイヤでも対応できます。 車体が固定されていませんので、ペダリングや、バランス感覚を磨けます。 乗るのがすごく難しいです。 以上です。 では、売れていないリムドライブ式と、乗るのが難しい3本ローラー式は置いといて、一番売れているタイヤドライブ式の種類と特性を詳しく説明したいと思います。 ●マグネット式 高速になると負荷が効きにくいです。 ●フルード式 しっかり負荷をかけれます。 長時間使用すると負荷が効きにくくなります。 マグネット式に比べ、実走感が高いです。 ●マグネット式&フルード式 両方のいいとこ取りをしたものです。値段も結構します。オススメです。 値段や構造も様々ですので、お財布と相談しながら選びましょう! ちなみにタイヤドライブ式は、自重でセットできるタイプをオススメします。 ●その他の注意点 トレーニングをする時は、硬くて磨耗しにくいトレーナータイヤをオススメします。 振動を床に伝えたり、汗で汚したくない人は、マットを引くことをオススメします。 ヘッドやフレームには汗がかかるので、タオルをかけておくといいです。 専用のタオルも販売されています。 バイクをローラーに乗せると車体が水平ではなくなりますので、前輪を乗せるための台も必要です。(大体の製品は同梱されています。) ではでは。 皆さん、これからもトレーニングに励んでください! 第25話「タイヤの外し方」 どうやらロードバイクやクロスバイクのタイヤの外し方を知らない方がおられるらしいので、こんなとこで説明しなくても他のサイト様で分かりやすく図解で説明してありますので、そっちを見てくだされば全然OKだと思うんですが、とにかく説明いたします。 1.リアをトップに入れます。 2.ブレーキを解除します。 キャリバーブレーキならブレーキアーチ横にあるレバーを上にくるりと回すだけ、Vブレーキならバナナを外すだけです。(バーエンドバーブレーキを付けたバイクはバナナを外さずにワイヤー締め付けを緩めなければならないかも知れません) 3.バスタオルを引きます。 (自転車が傷付いてもOKなら不要です) 4.自転車をその上にひっくり返します。 5.クイックリリースレバーを前後輪ともOPENにします。 6.タイヤを持ち上げて外します。 (前輪の場合は、クイックリリースレバーの反対側にあるナットを手で緩めて、隙間を広げてあげましょう) で、タイヤの取り付け方 1.タイヤをはめます。 後輪はチェーンに引っ掛けるような感じで。しっかり奥まで入れましょう。 2.クイックリリースレバーを半分倒して、反対側のナットを締めます。 3.クイックリリースレバーを倒します。 手のひらで倒し切った時に、少し手のひらが赤くなればOKです。 小指で軽くOPENにできるなら緩すぎです。 全身全霊を込めなきゃCLOSEにできないなら締め過ぎです。 締め過ぎはベアリングに余計な負荷がかかり、抵抗となるばかりか部品の寿命を縮めます。 クイックリリースレバーを半分だけ起こしてから、ナットを回して調整し、もう一回クイックリリースレバーを倒しましょう。 クイックリリースレバーの倒す方向は車体内側もしくは上向きにしときましょう。車体外側に向けるとぶつかった時にOPENになって、タイヤがおむすびころりんになります。 ちなみに、前輪のクイックリリースレバーは後ろ向けに倒しておけば、少しだけ整流効果があります。 4.ブレーキをロック状態にしてOKです。 たまにブレーキを忘れるので気を付けましょう。 キャリバーブレーキなら何とかなりますが、Vブレーキでロックを忘れると、ブレーキが全く効きません。 下り坂を走っている時にブレーキが効かないことが分かると、もうパニックです。 ぶつからないようにコントロールしながら、靴と地面の摩擦で止めるしかありません。 ブレーキ確認だけは必ずしてください。 長々と書いてますが、すごく簡単なので、是非皆さんやってみてくださいー。 ではでは。