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君には 見えますか? あの少女の 悲しみを 友に 見放され 親にも 見捨てられ 自分の居所が わからなくなった あの少女の 悲しみが 君には 見えますか? 貴方には 聞こえますか? この彼の 苦心の叫びを 行く先 見えぬまま 己を 殺し 闇に 足を踏み入れた この彼の 苦心の叫びが 貴方には 聞こえますか? もぅ 生きている意味のわからぬ者 我らの もとへおいで? もぅ 人を信じられぬと嘆く者 我らの もとへおいで? 我らが君を あちらへの 橋渡しを してあげるから さぁ 我らのもとへおいで? この 殺人請負ネットへと 我らは 無理強いはしない 恐いのならば お帰りなさい さぁ 我らのもとから帰りなさい この 殺人請負ネットから
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クレア→夜型人間、少し野生児。ちょっと大胆な牧場主 グレイ→自然スキーなシャイ男。謎の美人を想う ----------- ここ数年じっくりと見ることがなかった、綺麗な満月だ。舞い落ちる小雪と寒さが冬だと実感させるこの頃。今日、空には大きな満月が浮かんでいた。 【満月を見上げて】 ジャンパーを着てきたが、寒い。牧場へと続く道を歩きながら、グレイはポケットに手を突っ込むとマフラーに顔を埋めた。いくら寒さに強いグレイでも寒いと感じる。 ──今日、グレイ誕生日よね? お祝いしなきゃ! そう言ったランから誕生日会なるものを回避するために、「用事がある」と言ったのが馬鹿だったか。外に出ることが必須になってしまって、グレイはひとまず宿屋を出た。今はどことなくあの牧場を目指しているのだが、それにはなんとなく理由がある。 「今日は居るかな……」 半年ぐらい前に牧場にやって来た、グレイと同じ二十歳ぐらいの金髪美人。夕方の鍛冶屋閉店間際に挨拶回りに訪れた、名をクレアと名乗ったその美人さんは、その挨拶回り以来一度も姿を見ていない。様々な時間帯に牧場を訪れても、外にも家にも誰もいないのだが。彼女は一体どこに居るのだろうか。 グレイは夜に滅多に出歩かない。何かと物騒だからだ(それをランに話したら女みたいと笑われた)。もしかしたら夜に居るのかも知れない。だとしたら夜型の人か。グレイはめっきり(爺さんのせいで)朝型だから、なかなか時間が合わないのだろう。事実、ハリスさんは会ったことがあると言うし、リックは毎日、朝早くに牛達が鳴いているのを聞いていると言う。 物凄くゆっくり歩いたせいか、いつもの倍近くの時間をかけて牧場についた。辺り一面を見渡してみる。あまり使われてなさそうな家、2週間前より綺麗になっている畑、そして、 「……あ」 見つけた。出会った時と変わらない美しさの金髪を風に靡かせ、グレイから見て左側の、牧場をぐるりと囲む柵に、グレイが居る方を背にして立っている。少しずつ近寄っていくと、足音に気付いたのか顔だけで振り向いた。 「……ああ」 近付いているのがグレイだと分かったらしく、クレアは小さくそう呟くと体ごと振り向いて柵にもたれた。 「グレイくん……だっけ?」 「ああ、そうだけど。お邪魔したか?」 小雪が頬に張り付いて、グレイは鬱陶しそうに手で拭う。そしてクレアを見ると、クレアはゆっくりと首を横に振った。 「別に。むしろ、ちょっと嬉しかったり。──横、来てよ」 言われるがまま横に移動する。柵に腕を乗っけて、クレアと一緒に満月を見る。 「……あんた、いつもどこに居んの」 何となく、ぽつりと呟いた。クレアもぽつりと呟き返す。 「夜7時過ぎから朝7時までここ。他は全部マザーズヒルで寝てる」 「……げ」 道理で居ないわけだ、という思いより、山で寝るのか、という思いが先に立って。それがどうもばれたらしく、 「野生児みたいでしょ?」 と笑われた。何となく返す言葉が見つからず、そのまま満月を見続ける。その後は鍛冶屋で道具が整備できるみたいなことを話して、住人の話をしていたけれど。いつの間にか会話は途切れて、沈黙が降りていた。 「…… Light of a full moon is light of happiness. ……」 「……え?」 唐突にクレアが英文を呟いて、グレイは聞き返す。聞こえてはいたのだが。 「”満月の光は幸福の光”……って意味。こうやって満月眺めてたら、幸せが舞い込んできそうな気がして。それに」 クレアがグレイをじっと見据えて、そして笑う。 「早速一つ、幸せな事もあったしね」 「……ふーん」 生返事だけして顔をそらす。クレアに背を向けて、グレイは少し跳ね上がりそうになっていた感情を押さえ込もうとした。と、 「……くしっ」 くしゃみが聞こえた。振り返ればクレアが苦笑していて、何となくグレイはジャンパーを脱いでクレアに突き出す。 「着とけ」 「え、でも……」 「いいから」 でも、グレイくんが寒いでしょ。その言葉を遮って無理矢理突き出すと、クレアは渋々受け取りながらも、きちんと着込んで暖かそうにしていた。 「うわ、マジ寒……」 ほんとに寒かった。そして呟いて後悔した。見ればクレアはやっぱりとでも言うような顔をしていて、そして唐突に、 「……これなら寒くない?」 グレイをぎゅっと抱きしめた。 Fin
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空を覆う灰は、その色を一層と深め、その内に内包する水のしたたりを、大地に吐き出していく。 大地に当たっては爆ぜ、霧散する水の無形。次第に勢いを増していく雨の音色は、轟々という音を立てながら地面を強く叩いてゆく。 赤いレンガ造りの地面、長方形が規則正しくならんだ赤い絨毯を濡らし、その合間を川のように流れてゆく雨は、一体何処へ向かうのだろうか。 そんな他愛の無い事を考えている、一人の少年が居た。 櫻井雪、 そう名付けられた少年は、プラスチック材の屋根が立てられたベンチに座り、流れる滝が如く様々な思考をつらつらと流しながら、その双眸を深みを増していく空へと向けていた。 艶のある黒髪の合間から覗く黒曜石の瞳、日本人独特の線の細い、儚さを感じさせる輪郭に、整った鼻梁。見る者にガラス細工のような儚い魅力を感じさせるような少年だった。 黙考し、思案に耽る彼。その内に流れるのは無数の思考、煩雑な音で溢れ返る中で、集中を切らせる事が無いというのが、少年の得意とする事だった。 様々な思考でごったになる中で、その思考が急に一つに纏る。 彼の唇が、無意識にゆっくりと動き、言葉を紡いぎだす。 ――そういえば、”あの日”も、こんな雨の日だった。 「ああう、ぐぅっ?!」 懐旧の念が彼の頭をよぎった時、想像を絶する痛みが彼の体に襲い掛かった。 体が、頭が、心が、軋む音がする。 痛みの元凶は一つの記憶、止めようとも決壊したダムに貯留された水が止まらないのと同じように、いくら拒絶してもその映像は彼の脳内を流れ、雪の意識を刈り取ろうと鎌首を上げた。 「はぁっ―――はぁ、――――はぁっ!」 吐く吐息が荒くなり、心臓がバクバクと動悸する。 体から飛び出すかのような心臓の動きを止めようと雪は両手で胸を押さえ付けるが、それも意味の無い事。落ち着く事の無い胸の動悸は、激しさを増す度に雪の身体を痛めつけた。 それでも再生する事をやめないその記憶は、徐々にその鮮明さを増していく。 それは、彼が最も輝き、そして穢れた日の記憶。 それは、無数の生命の灯火が一瞬で掻き消えた日。 それは、彼が許される事の無い罪を犯した日。 消す事を許されないその記憶は、辛苦の魔の手となって雪の精神を掴み、離さない。そしてその握った手を強め、彼を少しづつ、陰険に苦しめてゆくのだ。 彼の時計は、あの日を境に止まってしまっていた。 再びその針が時を歩める事は、きっと、無い 感想その他あったらコメント欄に書いてね! 雨は音色は→雨の音色は、かな? 相変わらず上手くて色々と羨ましいです、はい -- 名無しさん (2009-04-05 19 52 22) 雪が犯した罪って何でしょうか。そして文章がやっぱりキザで格好いいと思いました。 -- 名無しさん (2009-04-06 18 40 29) 名前 コメント
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詩うたい 詩うたう 詠いたい? 詩うたう 嘘みたい? 嘘吐こう 嘘みたいな 詩うたい 嘘みたいに 詩うたう
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動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
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恐かった 世界を、広い世界を見ることが でも見た、見たよ いつか絶対に 現実に目を向けなきゃいけないから 夢から覚めなきゃいけないときが来るから だから私は目を向けた この汚い現実の世界に
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【名前】 マック 【性別】 男 【職業】 アクアリウム学校二年 【ES色】 黄色 【サモン】 六尺棒 キャラ紹介- ヴィジュアル:黒髪短髪。背格好は中肉中背。趣味の筋トレのおかげか、意外とマッチョ。でも細い 性格:好奇心旺盛。しかし無邪気とは程遠く、刺激を日々に求める。改革はどこかに落ちてないか、或いは改革をしたいという願望があり、人にイニシアチブを取られるのが嫌い。しかしリーダーシップはないというヘタレ 二卵性双生児の妹がいる(デオ) 妹には激甘ベタ惚れの筋金入りのシスコン。というか既にセクハラに近い。愛する妹には、よく怒られたり、罵倒されたりする サモンにより、中近接での戦いで活躍したい願望。攻守に優れた武器なのだが、扱いはそれほど得意ではなく、腕は未熟 頭も良いわけでもなく、ずさんな兵法を用いては指揮権剥奪など、結構残念なことが多い そのくせ打たれ強さだけは人一倍、どんなに罵られても決して心が折れることはない(というか、折れるほどに真っ直ぐな心をしていない 【口癖】「いいんだよ、俺だから
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名前;kurogobou ジョブ;銃士 ポジション;味方 レベル;85(初期30) キャラ説明 点々と大陸を旅をしている流れ者。雇われればどんな危険なことをやり遂げる何でも屋でもある。語尾に『…』を必ず付ける変わり者でもある。また銃は一流スナイパー並の実力を持つ。最初は敵に雇われ主人公の前に敵として立ち塞がるが主人公に負けた後主人公に一緒に来て欲しいと頼まれ主人公についていくことになる。また下ネタが嫌いで言われたもしくは聞いた場合敵味方関係なく銃を向ける。 出身は小さな村だが魔王の手によってすでに破壊されている。彼女はそれを味方に話さない。銃はショットガンやマシンガンなど多種多様に持っているがどこにその銃を納めているかは謎に包まれてる。
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夏休み突入!! バイトとバンドとかで若干忙しくも充実した日々を過ごしています♪ 現在リア充です!!
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デオキシス♀様の詩の板です。 絵を描く人 盲目の人、黒しか知らない 僕の友達 ロボット