約 483,625 件
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4460.html
. このSSはフィクションです 実在の人物、架空の人物共に一切関係がありません キャロル「ランプの魔人ごっこしよう」 ラウニ「よしよし」なでなで ジゼル「よすよすよすよすよすよす」なでなでなで キャロル「願いを言うがいい」 ジゼル「よすよすよすよすよすよす」なでなでなで キャロル「さっさと 願い 言え」 リズ「俺を半殺しにしろォ––––––ッ!!」ガタッ キャロル「よっしゃァ–––––––ッ!!」 ◇ レインド「……俺も正統化されてきた……生きてる者を殺し、それでいて英雄と崇められ……腹が立ったよ、殺人者を英雄呼ばわりなんてよ………まだ引き返せるぜアンタ……(レグィの方に醜い顔を向け) 」 カンナギ「・・・。(突然、レグィとレインドの前に現れる)」 レグィ「…アンタが英雄って言われんのはその謙虚さとかがあるからだろ…(哀しそうな表情で) レグィ「バッ(現れたカンナギに手の平を向ける)……アンタか…」 カンナギ「ス……––––––」 \チョキ/ カンナギ(ドヤ顔) レグィ「!?……ッ!! くそッ!!!!!」←パー レインド「……どうだっていいわ、んなの… ……えっ、いやあの、何してるの」 レグィ「フッ!!(グー)」 カンナギ「ドヤァ(パー)」 レグィ「てめぇッ!(チョキ)」 カンナギ「ふふん(グー)」 レグィ「(か、勝てない…… どうしたらいい、俺はこのままでは天を掴めない……ッ! どうすれば……–––––)」 ロバート『何?ダニーがおもちゃの銃を加えて離さない?それはダニーに返してもらおうとしてるからだよ 普通に考えるんだ、奪えばいいさと』 レグィ「–––––––––– ┣¨ンツ(グーチョキパーとも取れる三本指)」 カンナギ「なッ! お、おのれ貴様………–––––––」 >>以下脳内映像<< カンナギ『ゼェ……ゼェ……(チョキ)』 レグィA『グー』 カンナギ「くっ……!!(パー)」 レグィB『チョキ』 カンナギ「こ、この……(グー)」 レグィC『パー』 カンナギ「う”わ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ぁ”」 サンデー「卑怯者!」 マンデー「セイセイドウドウタタカエー!!」 レグィ「やかましいッッッ!!!!!」 カンナギ「雑種ごときが生意気な……ッ!」乖離剣ウィーン レインド「いやいや待て待てここで核使うんですk」 カンナギ「終わりよォ!!!」 レグィ「う”お”お”お”オ”ォ”ォ”ォ”ォ”」 \ B o m b / ロバート「レインド!どうしたんだ、応答しろ、レインド、レィィィィイ––––––ンド!!!!」 ◇ ディアボロ「はッ-–––––– !!」 ディアボロ「こ、これは……夢……?」 ディアボロ「こうしちゃいられねぇー!」ダバダバ ホルホース「待たれよ ジョースターの血統を殺しに行くのだな!?」ダバダバ ホルホース「オインゴボインゴが作った爆弾を逆に考えて爆弾ではなくなったレモンたんだ!」 ディアボロ「!」 \悪/ ディアボロ「Hear we g–––––––––– 今日のボス:レモンたんに触れて死亡 ◇ アーデルハイト「今日も一日がんばるぞい!」 アーデルハイト「……」 アーデルハイト「って、野良ドラマやっちゃったことにならねーかなぁ」 ◇ リズ「えいえい」ペチペチ リズ「怒った?」 キャロル「おこった」 リズ「えっ」 キャロル「おこった」 リズ「……」 リズ「えいえい」ナデナデ リズ「お、おこった?」 キャロル「おこった」 リズ「ごめんね」 キャロル「今のは痛かった……」 キャロル「痛かったぞォ–––––––-ッ!!」 キャロル「絶対に許さんぞ虫ケラども じわじわとなぶり殺しにされたい奴からかかって来なさい!!」 リズ「わぁい^^」 ジゼル「わぁい^^」 ◇ にとり「わかったぞ魔理沙!ディアボロは先端恐怖症なんだ!」 _人人人人人人_ 魔理沙 > えっ!? <  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人_ > 突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 突然の死の吹き出しが原因による突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 突然の死の吹き出しが原因による突然の死 < >の吹き出しが原因による突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 突然の死の吹き出しが原因による突然の死 < >の吹き出しが原因による突然の死の吹き出しが< >原因による突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 突然の死の吹き出しが原因による突然の死 < >の吹き出しが原因による突然の死の吹き出しが< >原因による突然の死の吹き出しが原因による突< >然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ディアボロ「う”っ」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ 突然の死の吹き出しが原因による突然の死 < の吹き出しが原因による突然の死の吹き出しが< 原因による突然の死の吹き出しが原因による突< 然の死の吹き出しが原因による突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ◇ DIO「頭痛がする……吐き気もだ…… このDIOが、気分が悪いだと……?」 DIO「う、うぐぐ……この汚らしい細菌がァ––––ッ!! 取り出さなくては、肺ごと取り出して、再生し直さなくては–––––ゴホッゴホッ」 DIO「ふ、ふふふ……さぁ打ってこい承太郎。スタープラチナをぶち込んでみろ……! こ↑こ↓に打ち込んでくるがいいッ!! 承太郎「やめだ」 DIO「」 承太郎「俺の母親は貴様のせいで病魔と闘っている だが些細な問題だ……病魔で弱ってるおめぇを痛ぶる理由にはならねぇ」 DIO「……!?……!!?」 承太郎「お大事にだぜ」スタコラサッサ DIO「お、おい待て承太郎!動けん、このままではこのDIOはッ!!指ひとつ動かすことすらままならんのだッ!!」 DIO「あ、あぁぁ……!来る!朝日が来てしまうッ!!畜生ォォォ–––––あの太陽が最後に見るものだなんて嫌だァァ––––––!!」 ◇ ピカマン「私は神だぁ」 ピカマン「知りたいこと何でも教えよう(Wiki調べ)」 デデンネ「私のことどれぐらい好き?」 ピカマン「死ね」 ◇ リチャード「そう緊張しなくていい。リラックスしていいぞ……(アオ方面の、机の端にドンッと資料を置く)君の過去の戦績、そして我々CPOの手助けをしてくれたその”力”を見込んで、頼みたい事がある…… 」 アオ「ハハ…お心遣い、痛み入りますよ(少しだけネクタイを緩める。そして置かれた資料を見て目を丸くする) ……伺います(表情が真剣になる) 」 リチャード「資料に書かれてある通り、ある村の村人全員が姿をくらました事件だ…その調査をして欲しい、ストレートに言えば君には私の部下に、「エージェント」になって欲しいのだよ清辿蒼………(立ち上がり、腕を後ろに組みながら窓ガラスの近くで歩みを留める)君は英雄だ。それ故、その力は我々が利用したい。一種、これも平和の為だ……引き受けてくれ、清辿蒼(振り返ると、ギラつかせた眼でアオを凝視) 」 リチャード「(そして手を差し伸べ握手を求める)」 アオ「(ざっと資料に目を通し終え、机に置く) ………っ(リチャードのギラついた眼が合う)…わかりました、引き受けましょう。平和のためとなれば断る理由が見つかりません 」 アオ「(ギラついた目で握手を求められたので一歩退いた)」 リチャード「感謝する…早速だがその村に入って私のもう一人の「エージェント」を救出して欲しい。連絡が入らず、恐らく何かあったと思われる……頼んだぞ (握手を求めながら)」 アオ「………(驚いたような表情) え、えぇ……はい、わかりました(肩を竦めながら) 」 リチャード「…………。」フルフルフルフルフルフル アオ「(えっ、なんか偉い怒ってるんだけど俺なんか悪いことしたのかな)」 ークリサツ村ー パキパキパキパキ…(村の中央では火が焚かれ、所々でニワトリの鳴き声が響く) アオ「ふぅ…人使いの荒い大総統だ……ここがクリサツ村か(いつもの装備(ナイフ)を身につけ、村の中央へ足を運んでいく) 」 男性「ガランガラン(端の方の小屋で何かを落とした様な大きな物音を立て、慌てる様子もなく立ち竦んでいる) 」 アオ「音ッ――(もうこの村には誰も居ないはず、居るとすれば潜入したエージェントが…!)(音のした方へと駆け出し、小屋の側に立つ男性が目に入る)――む、村人…!良かった、あの人なら何か知ってるかもしれない………あの、少しいいですか?(ほっとしたような表情で歩み寄っていく) 」 男性「……(声を発したアオに中々反応せず、体を左右に揺らしながら下を向いている) 」 アオ「……? ……あの………?(もう側まで歩み寄っており、手を伸ばして肩に触れる) 」 男性→リチャード「 ゾ ッ 」 アオ「えっ――――ズドッ!(予想外すぎる人物を目にし、飛びかかってきたリチャードを反射的に蹴る) リチャード「パンッ ガッ ヒュォッッッ(咄嗟に蹴りを放ってきた足を腕の関節で挟み込み、アオの体ごと回転させるように投げ説き伏せる)」 グシャァ!ドガガガッ(周囲の小屋から大統領と同じ服装をした人々がゾロゾロと出始め、中には拍手喝采を上げるものがいる) 」 アオ「ぐぁハッ くッ……どうして、どうしてあなたがここに……ッ!」 リチャード「……」 リチャード「スッ(無言で手を差し伸べる)」 アオ「」 リチャード(無言で頷く) ガ シ ッ ––––Happy End––––– 『ダメだアオ!未来が変わってしまった!タイムパラドックスだ!!』 ◇ ジャガー「私は賢いので知りたいこと何でも教えてあげよう(@wiki調べ)」 サバンナちゃん「Evokeのラスボス教えて?」 ジャガー「」 ジャガー(有り金溶かした顔) ◇ サタナエル「しりとりしよう」 ベリアル「いいね」 サタナエル「バサシソーダ」 サタナエル「ダ……ダンベルを持ち上げる俺」 ベリアル「レモンの似合う俺」 サタナエル「レインドをデコピンで倒せる俺」 ベリアル「レジに並んでると『嘘やだ、あの人レベル高すぎ……』『ちょっとアタックしちゃいなさいよー!』『エームリー!私なんかじゃ釣り合い取れないもーん!』 と噂される超絶イケメン」 サタナエル「アウト」 ベリアル「––––––– の俺wwwwwwww」 サタナエル「セーフ!」 サタナエル「セーフッ!セーフッ!セーフッ!セーフッ!セーフッ!」ガッ ボゴッ ベキッ バキッ ベリアル「連続普通のパンチでも消し飛ばない俺wwwwwwww」 サタナエル「かーわぃぃぃwwwwww」 キャロル「いや、やっぱりムカつく……」シュインシュインシュイン キャロル「ふっふっふ、お前の命もあと30分で尽きる」┣¨┣¨┣¨┣¨… ウォーホォォォォォォォォォォォォォ <ピッピッピッピッピッピッピッピッ 01 14<ピッピッピッピッピッピッピッピッ 05 14<ピッピッピッピッピッピッピッピッ 19 19<ピッピッピッピッピッピッピッピッ 29 57<ピッ セタナエル「ゴリラ、さっさと立てこの野郎 3秒以内に立たねぇとどたまぶち抜く」 首ベリアル人間16号「キャ、キャロライン・ヴァンシュタイン…… 正しいことのための戦いは罪なんかじゃない……」 キャロル「あ……あぁ……」 首ベリアル人間16号「話し合いで解決しない相手もいるんだ……もう堪えることはない、感情を解き放て」 ––––––––––俺の大好きだった自然を、護ってやってくれ…… セタナエル「はいいーち」ドギャンッ ベリアル人間16号だったもの「」a キャロル「!!(2と3は……ッ!?)」 超キャロル「う”わ”あ”あ”ア”ア”ァ”ァ”ァ”ァ”–––––––––」ドギュゥゥゥン シュインシュインシュイン セタナエル「ブル”ァ”ッ!!?」 ◇ カノン「なんか静かだね。街の中にはギ政府軍もいないし本編とはえらい違いだ」 レインド「ああ。ロバートの残党も軒並み別の戦場にでも行ってるのかもな」 カノン「まっそんなのもう関係ないけどね!」 レインド「上機嫌だな」 ドッピオ「そりゃそうだよ!ボク達助かるし、これからも頑張らないと!」 レインド「ああ」 ディアボロ「(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)」 フレンジー構成員「射殺します」ブロロロバタンムッBUNG! BUNG! ディアボロ「ぐわっ!」ベスッベスッ レインド「おいお前!何やってるんだよ!?おい!」 ディアボロ「ぐッ!う”オ”ォ”ォ”ォ”ォ”––––––!」BUNG! BUNG! フレンジー構成員「うおっ!あっ!」(歯車ドロップ) ディアボロ「はぁはぁはぁ……。なんだよ、結構当たんじゃねぇか。ふっ……」 ドッピオ「ボ……ボス……。あっ……あぁ……」 ディアボロ「なんて声出してやがる……ドッピオ」 ドッピオ「だって……だって……」 ディアボロ「俺は帝王ディアボロだぞ。こんくれぇなんてこたぁねぇ」 ドッピオ「そんな……名も知らねぇ連中なんかのために……」 ディアボロ「ハッピーエンドを守んのは俺の仕事だ」 ドッピオ「でもッ!」 ディアボロ「いいから行くぞ。まだ救われてねぇバッドエンドが待ってんだ。それに……」 ディアボロ「(ジョルノ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく結果なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、黄金の精神は続く)」 カターゲ(回想)「止まったら許さない」 ディアボロ(回想)「ああ、わかってる……」 ディアボロ「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先にハッピーエンドはあるぞ!だからよ……」 キ ボ ゥ ディアボロ「止まるんじゃねぇぞ……」 ノ ハ ナ | . ホルホース「あるあるーwwwwww ザ・エンドってねwwwwwww」 ◇ サターザ「いいだろう、今度こそ木っ端微塵に吹き飛ばしてやる! あのNINGENのようになッ!!」 超キャロル「あのNINGENのように………? ディアボロのことか………–––––––––––––––––––-」 ブ チ ッ 超キャロル「ディアボロのことかァァァ––––––––ッ!! サタァァァザァァァ–––––––––ッッ!!!!」ドギュゥゥゥン シュインシュインシュイン くぅ~疲れましたw これにて完結です! 実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした 本当は話のネタなかったのですが← ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw 以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ キャロル「みんな、見てくれてありがとう ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど……気にしないでね!」 ピカマン「いやーありがと! 私のかわいさは二十分に伝わったかな?」 フリーザ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいですね……」 フラウィ「見てくれありがとな! 正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」 サタナエル「…ありがと」ファサ では、 キャロル、ピカマン、フリーザ、フラウィ、サタナエル、オルガ「皆さんありがとうございました!」 終 パァンッ…… オルガ「止まるんじゃねぇぞ……」キボウノハナー 本当の本当に終わり .
https://w.atwiki.jp/animalrowa/pages/244.html
闇の梯子 ◆TPKO6O3QOM 三つの影は砂浜の彼方へと小さくなっていく。それを見送るオーボウの目は名残惜しげに少し細められた。 彼らと次に言葉を交わせる時はいつだろうか。いや、そんな時など来ないかもしれない。 ここはそういう土地だ。妖魔王の用意した血みどろの盤面だ。盤上の駒でいる限り、殺し合いの渦から逃れることはできない。 ずっと彼らを見送っているのも、目を離したら死んでしまうのではないか、そんな不安に駆られるからだ。 足元のウマゴンも同じ思いなのか、ずっと彼らが去っていった方を見つめている。もう彼の目には三匹の影は見えなくなっているだろうが。 風が幼子の柔らかそうな毛を撫でて行く。くすぐったかったのか、ウマゴンの耳がぴらと翻った。 その様子に少し頬を緩めながら、オーボウは彼に話しかけた。 「ウマゴンや、本当にわしと一緒に行くのかの?」 これから会いに行くのは、既に一匹を手に掛けた人殺しだ。そのことを意識するだけで、腹に石が詰まったような不快感を覚える。 犠牲となったのは、オーボウが選択を間違えなければ死ぬことのなかった命だ。 また間違えたのだ。あのときと同じように――。 パンドラと出会わなければ、否、助けられた後すぐにでも去っていれば、あの娘を闘いの中に巻きこむことはなかった。彼女の清らかな心根に甘えることさえしなければ、辛い宿命を背負った二人の兄妹の誕生は避けられた。 ハーメルンたちの誕生を厭うわけではない。だが、彼らには負い目を感じてしまうのだ。それらが重なり、己の判断一つ一つに恐れが生まれるようになりさえある。 「メ〜ウ?」 ウマゴンがオーボウを見上げた。その円らな瞳には、吸い込まれそうな蒼穹が映り込んでいる。その中で闇を落とす自分の影に、オーボウは嘴をゆがめた。 「ラルクは……人殺しじゃ。説得はする。じゃが、通じぬかもしれぬ。いや、話すら聞かずに襲い掛かってくるかもしれんのじゃ。そうなれば、わしはおまえを……」 守りきれないかもしれない。 陰鬱なオーボウの声に、ウマゴンはぱちりと一つ瞬きをした。 魔力を解放すれば――ラルクを“止”めることはできるだろう。だが、おそらく、そこで自分の寿命は尽きる。そうなれば、この広い土地に幼子が独り残されることとなる。 殺し合いに乗ったものはラルクだけではない。強い意志を持つとはいえ、襲われればひとたまりもあるまい。 いや、それは今この時も同じか。今の己に、ラルクを説得せねばならぬ自分に対抗手段はない。 「メ……メル?」 「今ならまだ、クズリたちに間に合おう。ウマゴン、わしの我儘に付き合うことはないんじゃよ」 「………………」 オーボウは告げた。ウマゴンが同行の意思を見せてくれたのは心強いし、何よりも嬉しかった。ただ、それに甘えることに躊躇がある。また、取り返しの仕様もないことが起こってしまうのではないか、と。 沈黙を、潮騒の音が埋めて行く。この地にそぐわない穏やかな旋律は、ともすれば酷く毒の強い皮肉のようにも感じられた。 無言のまま、オーボウとウマゴンの瞳が交錯する。と、見る間にウマゴンの瞳には大粒の涙が溜まっていった。 「メゥ、メ……ルメ、メグメェウメ……」 鼻をすすりながら、ウマゴンは砂の上で膝を抱えてぐずりだした。思わぬ反応に、オーボウも上手く言葉が出ない。 「いや、あのな、ウマゴン――」 「メール……! ヒグ、メゥメルメー……ル! メェェェェェ……!」 ウマゴンは嗚咽混じりの鳴き声を上げた。声に非難の響きがある。どうも、拗ねたようだ。座りこんだまま、梃子でも動きそうにない。 はて、こんなとき、ハーメルンらをどうあやしていたか。 「いや、だからの、その、ウマゴンが足手纏いとか、邪魔だとか、そういう意味じゃなくての。おまえの身を案じてじゃな……。おまえが一緒に来てくれるのは嬉しいんじゃよ? じゃけれどな……」 「………………」 伏せたまま、ウマゴンが横目でじぃっとこちらを見ている。曇りなき眼でこちらの真偽を探るように。 下手に言い繕えば、また泣き出すことだろう。しばらくは泣きやむまい。その声に惹かれて殺し合いに乗ったものが集ってくるだろうし、時間を費やせばラルクの足取りも分からなくなる。 ぱたぱた飛びながら思案し、結局――折れることにした。 「……一緒に行くか、ウマゴン」 「メル!」 言うと、ウマゴンはぱっと顔を上げた。反応の速さに、どうも謀られたような気がしてくる。嘴を曲げながら、オーボウは付けくわえた。 「じゃが、わしの言うことはちゃんと聞くんじゃぞ。聞かぬ時は、この沙漠に置いて行くからの。おまえとの縁もそれまでじゃと思え」 「メール!」 力強くウマゴンが頷く。どこまで分かっているのか知る由もないが。幼子特有の、無責任な承諾か。 ウマゴンはすくと立ち上がると、尻尾を上機嫌に振りながら砂浜を歩きだした。 「メールメルメー、メールメルメールメルメールメルメー」 終いには鼻歌まで歌いだした。何がそんなに嬉しいのか、オーボウには見当も付かない。 溜息をついて、オーボウはウマゴンを追った。その溜息が、諦めか、それとも安堵によるものなのか、自分にも分からなかった。 「メルゥ?」 溜息に気付いたのか、ウマゴンがオーボウを見上げた。 「いや、なんでもないわい」 オーボウは苦笑を零し、首を横に振った。 ただ、この雰囲気は少し懐かしくもある。オーボウにとって、まだ幸せに満ちていた時代、ハーメルンたちが小さかった頃と今が重なる。 ハーメルンたちはどうしているのか。連れの者たちに、ふと思いを馳せる。彼らと離れ離れになって幾時も経っていないというのに、途方もない寂寥感が胸に沁みて行く。 しばらく海辺を東に行くと橋が見えてきた。ウマゴンに停止を促し、オーボウは高度を上げた。 橋から少し離れて、北へと歩みを進める人影が見える。悪趣味なマントのようなものを纏っているが、ラルクに間違いない。 オーボウはすぐに高度を下げ、伏せていたウマゴンの肩に止まった。 「ウマゴンはここで待っておるんじゃ。安全と分かるまで、わしがラルクを説得したと分かるまで、決して来てはならんぞ。よいな?」 念を押すオーボウに、ウマゴンが耳をぴろぴろさせながら頷いた。 少し不安に思うも、オーボウはウマゴンの頭を撫でて誤魔化した。嬉しそうにウマゴンが目を細める。 オーボウは一つ気を吐くと、意を決して飛び立った。海の方へ大回りしてから、ラルクへと近づいていく。 「ラルク」 クロから聞いていた投げナイフ。その間合いの外と思われる距離で声をかけた。 弾けるように――と表現するには些か緩慢な動きでラルクは振り向いた。 「……あんたか」 振り向いたラルクは幽鬼めいた印象を受けた。とても憔悴しているようだ。また、どういうわけか、前部でぴたりとマントを抑えている。 と、海風を受けて大きくはためいた布の隙間にきらと光るものが垣間見えた。ナイフのようだ。しかし、それを使って襲い掛かってくる様子はない。 オーボウは一度舌を濡らして、言葉を紡いだ。 「また、会えたの……。先程、クロから聞いたよ。クロというのはおまえと対峙した黒猫じゃ。おまえさん、トカゲを殺したそうじゃな?」 黒猫とトカゲという単語に、ラルクの瞳に険がこもる。 「……ああ。とはいえ、奴はゾンビだったようだがな」 「ゾンビ?」 「急所を貫いたはずが、動いて俺に攻撃してきた」 悔しげに口吻が歪んだ。ゾンビとは、イカルゴの寄生のことらしい。たしかに、彼の能力を知らなければ死体が生き返ったと思っても不思議はない。 オーボウは静かに否定の言葉を口にする。 「……いや、あのトカゲは死んでおったよ。動いた理由も知っておるが、今教える気はない」 「そうか……死んでいたか」 事実を耳にして呟いたラルクの口端が少し上がる。笑ったらしい。苦虫を噛みつぶしたような思いが、オーボウの胸に広がっていく。 オーボウはひとつ息を吸った。これからだ。 「殺したのは、仕方なくか?」 重要な点だ。 クロたちの話では、殺されたトカゲも殺し合いに乗っていたそうだ。正当防衛であるなら、説得の余地は大いにある。 しかし、ラルクは首を横に振った。 「いや、俺の意志だ。殺すべくして、殺した」 「なぜ――」 「ところで、陽が大分高くなっているが、キュウビによる報せというのはまだなのか?」 言いながら、ラルクは首を周囲に巡らせた。特に意味はないのだろうが。 今の今まで気を失っていたということだろう。イカルゴの技の威力は相当なもののようだ。雪原に放置されていたのだとすれば、マントは保温のためか。 不自然にならないようにラルクを観察する。 「それならば、もう終わったぞ」 「終わった? それなら……シエラの、あいつの名は呼ばれたのかっ?」 告げると、初めてラルクの瞳に感情が仄かに宿った。不安に彩られた瞳は、浮いたように揺らいでいる。 その様子にオーボウはもどかしさを覚えた。出会ったときとラルクは変わってはいない。 「……いや、呼ばれなんだよ」 その返答に、ラルクからあからさまな安堵の吐息が漏れる。他者を慮る心。魔族が持たない、温かき精神がこの男にはある。それなのに――。 「続きじゃ。なぜ殺し合いに乗った?」 鋭く問いを突き付ける。 それに対し、ラルクは鼻で小さく嗤った。 「そういうお前こそ、殺し合いに乗ったんじゃないのか? あの黒猫と言葉を交わせたのだ。手を組みでもしたのだろう?」 最初はラルクの言っていることの意味が分からなかった。二呼吸ほどした後で、彼がクロを殺し合いに乗った参加者と勘違いしているらしいことに気付く。 「……クロが殺し合いに乗っておると? あれは少しばかり気が短くて、喧嘩っ早いだけじゃ。善人とは素直に言い難いが、殺し合いに乗る男ではない。頼りに出来る猫じゃよ」 「……まあ、あんたがそう言うのならそれでいい」 特に拘るわけでもないのか、ラルクは話を打ち切った。思い出したように、彼は一度閉じた口を開く。 「俺があいつを殺した理由だったな。シエラの障害になるからだ。シエラはキュウビを倒すために動いていることだろう。俺は、あいつの負担を少なくしてやりたい」 「……トカゲが殺し合いに乗っていたから、悪であったから殺した、と?」 心持少し安心して、オーボウは息を吐いた。褒められたことではないが、ラルクの行動は正義感から来ていると思ったのだ。 だが、ラルクの返答がその考えを裏切る。 「いや、あのトカゲも殺し合いには乗っていなかった」 「なん――?」 「……ただ、甘っちょろい幻想に囚われていた。殺さず戦わず、殺し合いに乗った者さえどうにかできるとな。何かを切り捨てねば、戦場では生き残れん。あいつの思想は、それを邪魔する枷となる」 「そ……そんなことで、殺したというのか!?」 オーボウは声を荒げた。あまりにも歪んでいる。だが、それ以上に憐れみの情が膨らんでいく。同じような思いを、かつてしたことがある――。 「言っただろう? 俺はシエラを生き残らせたい。あいつを助けてやりたい。それ以外はどうなろうと知るものか」 静かな口調だが、ラルクの表情には苦渋が垣間見える。それは殺しそのものでなく、シエラの身を案じるが故のものだろうが。 (ああ、そうか。サイザーに……似ておるんじゃ) 母への思慕のために、手と翼を血に染めてきた健気な少女と今のラルクが重なって見えた。魔族の中で、孤独に闘ってきた魔王の娘に――。 そのサイザーが、今はハーメルンらと共に償いの道を歩み始めようとしている。殺してきた命と真正面から向かい合おうとしている。だから、ラルクにもまだ説得の余地は残っているはずだ。 オーボウは己を奮い立たせた。 オーボウが一緒に行動していれば、ラルクもまたここまで思いつめなかったかもしれないのだ。その過ちは自分が雪がねばならない。 「ラルクよ。キュウビに刃向かう意志を同じくする者たちは他にもおるぞ。シエラと同じ目的を持つ者たちが。そういった者たちとわしは出会えた」 「…………?」 訝しげに眉を動かしたラルクを見据え、オーボウは続けた。 「わしはな、おまえを説得しに来たのじゃよ。キュウビを倒すための仲間に、おまえも入ってもらいたくてな。わしには、おまえの行動はシエラのためになるとは思えん。誰が何の役を担うか、そんなことは神とて知らんのじゃ」 「………………」 「戦場ではすべては抱えきれぬ。何かを捨てねばならぬというおまえの言葉は正しい。じゃが、それも一つの側面でしかない。なにより、そいつを判断してよいのはおまえではない」 ラルクの瞳が剣呑に輝く。オーボウもまた、甘い幻想に囚われているとでも判断したか。それとも、単なる敵としてか。マントの下で、ラルクが小さく身じろぎをする。 「誰かを殺せば、誰かに怨まれよう。憎しみの連鎖は止まらぬ」 「……それが分かっていて、俺に手を貸せと?」 オーボウは苦笑を零した。そうだ、怨みは消えない。オーボウの身とて、人間の、同胞たちの、幾重もの憎しみに包まれている。 「この殺し合いに巻き込まれる前、わしの連れにな、サイザーという娘がいた。その娘は、母を救うために数多くの人間を殺してきた。二十歳にもならぬ娘には、あまりにも深すぎる罪業じゃ。だがの、その娘は今生きて罪を償おうとしておるよ」 “ハーメルンの赤い魔女”という呼称は口に出さなかった。あの娘に申し訳のないような気がして。 「トカゲを殺した罪は消えぬ。じゃが、おまえがこれからも無差別な殺しを続けるのならば、憎しみはお前だけでなく、シエラにも向けられよう。シエラもまた、おまえを探しているだろうからな。となれば、おまえの行動はシエラのためになるどころか、害にしかならん」 「殺すのはシエラの邪魔になる者だけだ」 「その判断をどうやってする? どうして分かる? それに、おまえ自身がシエラのためになろうとは思わんのか? 誰かを助ければ、その感謝はシエラにも向かう。さっきと逆じゃよ。おまえの縁者じゃと、無条件にシエラを助けてくれるかもしれんのじゃぞ」 「………………」 「取り返しのつかぬことはある。じゃが、引き返しのつかぬことはないんじゃ。未来は定まってはおらん。決まっていると、勝手に諦めているだけじゃ」 協力してほしいのも本音だが、それよりもこの若者に魔道を歩ませたくなかった。己と同じ過ちを、これ以上犯してほしない。 ラルクの瞳が時折苦しげに揺れるのをオーボウは見逃していなかった。彼もまた己の行為に苛まれているのだ。 もう、罪業に苦しむものたちの姿を瞳に映したくない。 ラルクは思案するように顎に左手を当てて黙している。閉じられていた口が、静かに開かれた。 「聞いておくが、おまえの作った仲間は皆強いものたちか?」 「ああ、強い」 オーボウは頷いた。この地で出会った協力者たちは変わってはいるが、強い意志を持つものたちだ。それは剣や魔法よりも重要なことだ。 これまでだって、強い心が、想いが危機を救ってきた。サイザーが死にかけた時も、ハーメルンが魔王の血に支配された時も――。 「ラルク、共に戦ってくれるかの?」 「シエラのためになるなら、多少手を貸すのに吝かではない」 平坦な口調ではあるが、ラルクはそう答えてくれた。 ある程度、考えを改めたらしい。表情を緩め、オーボウは大きく息を吐く。 一先ずはこれでいい。後は道中で、少しずつ諭していけばいいのだ。何より、今度は自分という歯止めが居る。 「それでもいい。分かって貰えて嬉しいぞい。実はの、既に一人は来ておってな。おーい。安心じゃ、出ておいで」 オーボウは西に身体を向けて、ウマゴンを呼んだ。伏せていたウマゴンがぴょこんと頭を上げ、こちらへ嬉しそうに駆け寄ってくる。 またもや反応が早い。こちらのやり取りが聞こえていたのかもしれない。 ばさぁと衣擦れの音が背後でしたが、オーボウは気にしなかった。 「あの子はウマゴンと言ってな、まだ幼いが――」 頬を緩めて紹介するオーボウの眼下を一条の銀光が通り過ぎて行った。 「メルッ――!?」 短い声がオーボウの耳に届いた。ウマゴンが走るのをやめ、つんのめるように大きく倒れる。砂に足を取られたのだろうか。 どういうわけか――ウマゴンは痙攣するだけで立ち上がろうとしない。よく見れば、ウマゴンの額に何かが突き立っている。 オーボウは振り向いた。ラルクはさっきと同じ姿で立っている。だが、マントは跳ねあげられ、ぶらりと下げられた右手にはナイフの姿はなかった。 ようやく思考が現状に追い付く。ウマゴンがラルクに殺された――。 ぼそりとラルクは呟いた。 「子供はシエラの役には立たんな」 「――貴様ぁぁあっ!」 慟哭が、オーボウの喉から迸った。それを気にした風もなく、失望したようにラルクが眼を細める。 「あれがお前の仲間か。……どうやら、俺はあんたを見誤っていたらしい」 たった今幼子を殺したというのに、ラルクは平静な口調を崩さなかった。もう、ウマゴンのことなど眼中にないようだ。オーボウの怒りもまた、彼には届いていない。 ラルクは、もう一本のナイフを鎧の隙間から取り出すと、オーボウに向かって逆袈裟に斬り上げてきた。その斬撃を寸でのところで避けながら、オーボウもまた胸中で毒づいていた。 まったくの見当違いをしていた。 ラルクはサイザーとは似ていない。似ても似つかない。サイザーは罪の意識を母への思慕へ転換することで隠していたが、しっかりと自分の身に刻んでいた。だが、ラルクは命を奪う行為に頓着などしていない。彼は――魔族と同じだ。 また、自分は間違えたのだ。 説得は始めから無意味だった。されど、ラルクは止めねばならないことに変わりはない。これ以上、犠牲者を増やすわけにはいかない。 違うとすれば、彼の生死に拘っていない点ぐらいか。 海からの風を翼にはらんだオーボウは上空へと高く舞いあがり――魔力を解放した。 見上げたラルクの瞳に、風に舞い散る黒い羽毛が映る。 翼の緞帳の中から現れたのは、筋骨隆々とした壮年の偉丈夫だ。翼の一振りに突風が巻き起こり、砂塵がラルクに叩きつけられる。 これこそ、魔界軍王の二番手として地上に血の海を作った“妖鳳王”の真の姿だ。 オーボウは荒い息を吐いた。予想以上に負荷が大きい。早くせねば、何もかもが手遅れになる。オーボウは両手を天高く掲げた。そこに魔風が集い、大きな渦を作っていく。 その唸りは、あたかも魔王の咆哮のようだ。オーボウは殺気の籠った眼差しで地上を見下ろした。そして、腕を振り下ろす――。 「鳳凰千――!?」 呪文は半ばで中断された。オーボウの目の前を、砕けた両手が落ちて行ったのだ。集められた魔力の風は霧散し、海風にまぎれて行く。 腕だけではない。翼が音を立てて砕け、揚力を失ったオーボウの身体は地上へと落下を始めた。その最中にも、足が、肩が、全身が次々と砕けて、風に攫われていく。 魔族の寿命が尽きたのだ。ざんと音を立て、オーボウは砂上に転がった。既に上半身しか残ってはいない。それも見る間に砂の中にまじって見分けがつかなくなっていく。 足音がオーボウに近付いた。 「……本当にあんたを見誤っていたらしいな」 侮蔑するようにラルクが呟いたのが残った方の耳に入る。 「あんな子供を迎えるとはな。他の連中もシエラの枷にしかならんような者たちだろう。臭いを辿れば、居場所は容易に知れるな」 ラルクはクズリたちも手に掛けるつもりか。だが、オーボウにはどうすることもできない。肩を掴む手もなく、追いかける足も翼もない。残った手段は、己の舌のみ。 オーボウは力を振り絞って喉を震わせた。一つ声を発するたびに、自分が擦り減っていくのが分かる。 「ラル…ク、闇に……沈めば、光はないぞ。ただ奈落に……転がり落ちるほかない。思い止まれ……」 命を削った言葉に、見下ろしていたラルクが皮肉気に口端を上げた。 「ああ、よく知っている」 ラルクの言葉の意味がよく分からなかった。しかし、それを問おうにも、オーボウの舌は砕け散ってしまっていた。ラルクが踵を返してウマゴンの死体からデイバッグをはぎ取るのを、ただ眼球に納めることしかできない。 ナイフは一旦引き抜いたが、使い物にならないと判断したのか、捨てたようだ。 ラルクは少しふらつきながら立ち上がった。 「オーボウ、奈落で逢おう」 そう言い残して、ラルクは去っていった。もっとも、彼がいい終わる前にオーボウの耳は使い物にならなくなっていたが。 オーボウは砕けていない方の瞳でウマゴンの遺体を見た。 彼の決意を支えようとしてくれた心優しき子の身体が砂に少しずつ覆われて行く。母が子を抱くように、優しく穏やかに――。 あのとき、張ってでもクズリたちの元へ還しておけばよかったのだ。無邪気な表情を見せてくれた幼子の瞳が蒼穹を映すことは永劫に失われてしまった。オーボウが甘えたばかりに、あの子の未来は閉ざされてしまった。 ついに残った眼も砕け散った。背も凍るような静寂と常闇が訪れる。果たして、自分は生きているのだろうか、それともすでに死んでいるのだろうか。 (すまぬ、ウマゴン……すまぬ、クズリ……すまぬ――) 暗闇の中、オーボウは最期の一欠けらとなるまで懺悔の言葉を繰り返していた。 【F-6/一日目/午前】 【ラルク@聖剣伝説Legend of Mana】 【状態】軽度の凍傷、左腕に銃創(小)、低温状態 【装備】スティンガー@魔法少女リリカルなのはシリーズ×1、派手な外套@うたわれるもの 【道具】支給品一式、不明支給品0~2(確認、武器は無し) 、オーボウの支給品(食料、水を除いた支給品一式、不明支給品0~1(確認、武器は無し))、ウマゴンの支給品一式、巨大キノコ@スーパーマリオシリーズ 【思考】 基本:キュウビの打倒に対し、シエラの障害になる者は殺す。役に立ちそうな相手なら、場合によっては多少協力する。 0:寒いし、身体も痛い。 1:シエラが無事であってほしい 2:ウマゴンの臭いを辿ってオーボウの仲間を追う。 3:武器が欲しい。出来れば斧 4:シエラとは戦いたくない。そうなる可能性があるので、会うのも避けたい。 5:派手なマントは目立つし何より恥ずかしいので、さっさと代わりの物を見つけて捨てたい。 ※参戦時期はドラグーン編の「群青の守護神」開始より後、「真紅なる竜帝」より前です。 ※ここが自分の世界(ファ・ディール)ではないと気付いていません。 ※また、死ねば奈落に落ち、自分は元あった状態に戻るだけだと考えています。 ※伝説の剣@ハーメルン が武器として使い物にならないことを知りました ※第1放送を完全に聞き逃しました。禁止エリアの場所について知りません。 ※魔本@金色のガッシュは、ウマゴンの死亡により消滅しました。 ※ウマゴンの死体の傍にスティンガー@魔法少女リリカルなのはシリーズが落ちています。 【派手な外套@うたわれるもの】 ヤマユラ周辺の村々を納める藩主ササンテ愛用の豪奢なマント。生地は一級品だが派手。 【ウマゴン@金色のガッシュ 死亡】 【オーボウ@ハーメルンのバイオリン弾き 死亡】 【残り 27匹】 時系列順で読む Back 異界の車窓から Next 闇よりほかに聴くものもなし 投下順で読む Back 異界の車窓から Next 闇よりほかに聴くものもなし 070 朝日と共に去りぬ オーボウ 死亡 073 雪上断温 ラルク 080 Crossfire 070 朝日と共に去りぬ ウマゴン 死亡
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/891.html
「新たな個性!これが平成!」 【ライダー名】 仮面ライダーゴースト 平成魂 【読み方】 かめんらいだーごーすと へいせいだましい 【変身者】 天空寺タケル 【スペック】 パンチ力:不明キック力:不明ジャンプ力:不明走力:不明 【素体形態】 仮面ライダーゴースト トランジェント 【基本形態】 仮面ライダーゴースト オレ魂 【声/俳優】 西銘駿 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂!(2016年) 【詳細】 仮面ライダー45ゴースト眼魂の力で16人の平成ライダーと自身の力を纏ったゴーストの特殊形態。 グレイトフル魂と同じく、全身は様々なライダーの力を纏ったアーマーの様になっている。 当時のゴーストまでの「クウガ」~「ドライブ」までのライダーの力がある。 ライダーの肉体へ配置されるライダーズクレストの一部が光ると、平成ライダーの名称が発声され、 応じる能力を使用ができる(劇中では龍騎だけは音声が流れなかった)。 頭部デザインは額の部位には平成の「平」とオレ魂と同様の複眼(眼は赤くなっている)。 カラーリングは「赤」や「白」。 専用武器は未使用となる。 必殺技は16人の平成ライダーを力を合わせた上でキックを相手へ放つ「オメガドライブ ヘイセイ」。 【活躍】 ネットムービー『伝説!ライダーの魂!』最終章にて登場。 アレクサンダー眼魔眼魂の力でパワーアップした闇の意志/ウルティマアレクサンダーを倒すために変身。 これまでの平成ライダーの能力でウルティマアクレサンダーを圧倒し、「オメガドライブ ヘイセイ」によって倒した。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/4717.html
光と闇の転生~シャガルマガラ ひかりとやみのてんしょう~シャガルマガラ 収録作品:モンスターハンター4[3DS]/モンスターハンタークロス[3DS]/モンスターハンターダブルクロス[3DS]/モンスターハンターフロンティアZ[Win] 作曲者:鈴木まり香 概要 闇がその目を覚ますなら 彼方に光が生まれ来て 大地に若芽が伸びるなら 彼方に影が生まれ来る( ) すべてを照らすは光なれ あまたの影は地に還り( ) いずこに光が帰る時 新たな影が生まれけん( ) やがては影が地に還り 新たな命の息吹待つ( ) 共に回れや 光と影よ 常世に廻れや 光と影よ そしてひとつの唄となれ( ) 天を廻りて戻り来よ 時を廻りて戻り来よ( ) 『モンスターハンター4』のストーリーのラストボスにして、メインモンスター「黒蝕竜ゴア・マガラ」の成体である「天廻龍シャガルマガラ」の専用BGM。 フルオーケストラを使った非常に壮大な楽曲であり、ラストボスとの戦闘曲らしい盛り上がりを見せてくれる。 この曲は壮大なだけでなく、どこか今までと一風違う悲しい雰囲気を醸し出している。 これはシャガルマガラというモンスターの設定や決戦の背景にも由来しており、シャガルマガラとの決戦直前における大僧正や団長との会話などでもそれが感じ取れる。 人間とモンスターの決して相容れぬ生や宿命、などといった悲愴感を表現しているのかもしれない。 そういった背景のストーリー性もあって、物語の最終決戦に相応しいドラマチックな音楽として人気がある。 この曲は、シャガルマガラと関係の深い黒蝕竜ゴア・マガラのBGM「光蝕む外套」と関連した仕掛けが含まれている。 一見曲調が大きく異なるこの2曲だが、速さを合わせて重ねると、元々1つの曲だったのかのように各フレーズがぴったり重なってしまう。 そして上記のシナト村の伝承の詩によると、この「光と闇の転生」はやがて「ひとつの唄」に辿り着く。 エンディング曲としての「ひとつの唄」が「光と闇の転生」と「光蝕む外套」のメロディーが使われており、伝承通りの形となっている。 また『モンスターハンター4G』の追加曲でさらに特殊個体の「渾沌に呻くゴア・マガラ」のBGMとして「渾沌に呻く者」が追加されており、こちらの曲も渾沌に呻くゴア・マガラの設定を反映したかのような、「光蝕む外套」と「光と闇の転生」をミックスした音楽になっている。 しかし、サビは「光と闇の転生」が途中までかかるが完全に流れず、悲壮感溢れるメロディとなる。 2曲を合わせて1つの曲とすることで、曲の面からもストーリーを補強しているのが分かるはずである。 そしてこの試みは、『モンスターハンターライズ』の「百竜ノ淵源」でも行われている。 狩猟音楽祭2023では、『モンスターハンター4』発売10周年記念として「光蝕む外套」「光と闇の転生」の二曲が演奏されたが、演奏前に作曲者の鈴木氏からのコメントが代読されて、作曲過程が明かされている。 当時の楽曲イメージやオーダーの断片が書いてあるメモを見つけて思い出しながらコメントを書いたそうである。 ゴア・マガラとシャガルマガラ。この二体のモンスターは黒と白、影と光という関係でしたので、楽曲のイメージも同じように対で考えていきました。ゴア・マガラはワルかっこよく重みのある低い音、癖のある特徴的な音というオーダーがあり、そして原曲ではディジュリドゥという木製楽器の低い声のような音を使用しています。シャガルマガラのメモで印象的だったのは、メロディが綺麗だが故に怖いという言葉で、美しさ神々しさを脅威に感じるという解釈だったと思います。そのように様々なイメージを重ね合わせながら構想を膨らませていったのを覚えています。このモンスターの二体の楽曲は、その関係性からシャガルマガラの音楽にはゴア・マガラの楽曲フレーズが織り込まれています。自分の意志とは関係なく脅威とされ、恐れられてしまうモンスター二体の力強さと神々しさ、そして儚さを一緒に感じていただけると嬉しいです。 余談だがシャガルマガラはギルドクエストにも登場する。 ギルドクエストにおけるシャガルマガラは最高級のアイテムをドロップするので、アイテム集めのため何回も聴くプレイヤーも多い。 そのためストーリーのラストバトルを飾る音楽というより、レアアイテム集めの作業用BGMという見方もある。 まあゲームプレイの方向次第で、曲の印象も変わるというのもゲーム音楽の特徴の1つであろう。 争うがままにたどり着いたその先は なにものも足を踏み入れることの許されぬ地( ) 現れた主の前には( ) いかなる攻めで抗おうともその一切が通じぬ( ) 圧倒する力が叩く ねじ伏せる( ) 鎮まることなき怒りは 高らかな怒号となって漂い( ) 姿を滅すまで蝕みつくすだろう( ) 「モンスターハンターライズ:サンブレイク」では、幼体のゴア・マガラとともに『モンスターハンターダブルクロス』以来となる再登場を果たした。 曲も「光と闇の転生/シャガルマガラ Sunbreak ver.」の名でセルフアレンジが行われている。 サビ前に「旅立ちの風」を匂わせる追加フレーズが入っているが、全体的に原曲を本作の音源で忠実に再現した正当アレンジである。 本作のシャガルマガラは高い攻撃力と「狂竜圧縮砲」を始めとする新たな攻撃方法により、ラスボス経験者に恥じぬ強力なモンスターに仕上がっている。 そしてアップデートVer.15.0より実装された最後の傀異克服古龍である傀異克服シャガルマガラに至っては作中最強クラスとすら言われるほどの強敵である。 曲もそれに答えることができるほどの切なさと威圧感、そして熱さを秘めたものとなっている。 過去ランキング順位 モンスターハンター4「光と闇の転生~シャガルマガラ」 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 199位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 468位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 473位 みんなで決める2013年の新曲ランキング 13位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 217位 モンスターハンターライズ:サンブレイク「光と闇の転生/シャガルマガラ Sunbreak ver.」 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 826位 みんなで決める2022年の新曲ランキング 137位 サウンドトラック モンスターハンター4 オリジナル・サウンドトラック モンスターハンターライズ:サンブレイク オリジナル・サウンドトラック 関連動画 【MH20周年】モンスター総選挙 20位-1位発表映像 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』プロモーション映像4
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/1302.html
autolinkTOP>【く】>暗闇指令 暗闇指令 (くらやみしれい) 分類4【人称】 ジャンル5【その他・作品・番組】 長門裕之ホームページ http //www3.ocn.ne.jp/~nin-pro/nagato.htm スケバン刑事では最終回近くまで顔をはっきり写さず、EDでも役者名「?」で表記されていた。 だけど長門裕之と気づかなかった人がこの世に何人いただろうか。 最初は1度だけという約束だったのに、2クールもマッポの手先もとい学生刑事として斉藤由貴を働かせた人使いの荒い警視。 スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説では、一旦は悪の権力に屈したものの最終回で正義を取り戻し、一番おいしいところを南野陽子から奪っただけでなく、 「なすべきことはなさねばならん」の名台詞まで披露してラスボスを倒した。 スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇では、うってかわって後方に下がり風間唯に「我々と一緒に闘わんか?」と誘っておきながら自分は殆ど闘わなかった。 スケバン刑事コードネーム=麻宮サキに至っては、麻宮サキと会話すら交わさず全て部下の竹内力が演じる吉良に任せっぱなしだった。 それにしてもスケバン刑事全作品に出てる長門裕之は台詞まわしが独特で味のある俳優さん。 特捜最前線での窓際警視・蒲生も好きなキャラクターだったよ。 登録日 2008/06/30 【く】一覧 クイズ100人に聞きました くいだおれ クウガ グーチョキパー クジラ怪人 薬【くすり】 グダグダ くちこみアルバム 口裂け女 屈曲位 靴下 工藤新一 工藤優作 工藤有希子 久保田智之 雲に乗って CRY OUT 倉木麻衣 クラス会 暗闇仕留人 暗闇指令 グランプリの鷹 グリーンウェル グリーンシート クリスマスイブ クリトリス クリムゾンスマッシュ 苦しみ クレイグ・ブラゼル クレジット三番手の法則 グレッグ・ハンセル グロイザーX Growing of my heart グローイングフォーム クローズド・サークル クローゼット くろしお 黒の組織と真っ向勝負 クンニリングス ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/862.html
舞台――その場所を一言で言い表すのならば、その単語がもっともふさわしいのあろう。 辺りには闇が満ちていた。 一体そこはどのくらいの広さがあるのか、そこはどのような場所なのか、そんな周囲の様子はもちろんのこと、自らの身体――手の形さえ 顔にどれだけ近づけてみてもわからない、見ることができないくらい、そんなねっとりと深い闇。 濃密な黒で満たされた空間。 そんな中にぽっかりと、切り取られたかのように不自然に、その空間にだけは光が満ちている。 それほど広いわけでもないが、逆にそれほど狭いわけでもない円状の空間。 そこには二人の男がいた。 二人の容姿を簡潔に述べてしまえば、両方ともに長髪痩身、整った顔立ちという記号で一くくりにすることができる。 ……けれど、そうした同じ単語でまとめられる二人でありながら、実際に見比べてみるとその印象はまるで違ったものであった。 二人のうちの片方――年が若く見えるほうの印象は……地味。 見た感じは大体十代後半くらいであろうか。男というよりは青年、或いは少年と呼んだほうが良いくらいのおそらくはまだ学生であると思われる年頃。 髪が長いのもその頃にはありがちなおしゃれの為で、というわけではなく単に手入れが行き届いていないだけというのがうかがえるぼさぼさ頭。 丸眼鏡の下にある素顔は彼のもつ印象からすると予想外に整ってはいるが、彼の浮かべている人好きのする笑みのせいもあってか、どこか抜けた雰囲気とともに彼を目立たなくさせている。 一方、もう片方の外見はというと。 年齢はおそらく三十代にはやや届かないくらいであろうか。 彼の長髪はもう一人のぼさぼさ頭とは違い、それなりに手入れは行き届いている風であり、彼の身につけているコートのような趣のある「黒い白衣」や、 ベルトで両足をつなげたやはり黒色のズボンとあわせて、どこかミュージシャンのような印象を与えているが、首から下げている小さなメモ帳がその格好には似合っておらず、どこかちぐはぐな違和感がある。 そんな似ているようで似ていない二人は、共に一言も発することなく、周囲にわだかまる闇を見渡す。 「――もう少しだ」 若いほうの青年が不意に小さく呟いた。 「ん? 何か言ったかい?」 その呟きが耳に届いたのか、もう一人が視線を向けて尋ねる。 「別に何も。……ただ、強いて言うなら本当にあなたの言ったことが、その言葉通り上手くいくのか考えていたのが少し口に出たのかもしれませんね」 敵意、とまでは言い切れなくとも、明らかに好意とは無縁の感情を視線に込めて、青年はもう一人を見る。 「絶対に上手くいく……そう断言できるなら何も実際に行動におこす必要はないさ。わかりきったことをわざわざ試みなければならないほどぼくはアレを必要とはしていない。 ――だからそう、断言はできずとも上手くいくという自信はあると言っておこうか」 それに対して年の功というものだろうか、相手を難なくいなすと男は小さく苦笑する。 「これで満足してもらえないかな……炫、塔貴也君」 炫塔貴也と呼ばれた青年はその言葉にすぐには応えず、静かに視線を落とし自分の腕、そこについている時計を見た。 「……」 一秒、二秒。 静かな時間が流れていく。 ややあって、闇の中からざわめく声が聞こえ始めた。 「――そろそろか」 そう言うと彼はきびすを返して、声が聞こえてくる方とは反対の闇の中へと歩き出した。 そうして彼の姿が闇の中へと消える前に、振り返ると未だに「舞台」へと残る男に向かって声をかけた。 「それじゃあ、一応後のことは任せます。……貴方の事を信じさせてくださいね? 闇曲拍明研究室長殿」 「ああ」 彼の答えを待つことなく、少年は闇の中へと姿を消した。 それを笑みを浮かべつつ見守り、闇曲拍明、そう呼ばれた男は一人静かにその場に立ちつづける。 そうしている間にも少しずつ、だけど確実に闇の中から聞こえてくる声の数は増えていっている。 最初のうちは耳を澄ませば何とか判別できた声の内容も、いまではザワザワといった物音としか聞こえない。 ちなみに最初のうちの判別できた声の内容、そのほとんどは「……ここは?」だの「だれかいないのか?」といった類の、今の自己のおかれた状況を問うものがほとんどだ。 だが、そうした言葉を理解していてもなお拍明は動きを見せず。 この闇の中、一体どれほどの人数がかくされているのか、十を超えてもなお、ざわめきの数は増えていき。 「こいつはテメェの仕業かぁぁぁぁっ!! いぃぃぃざぁぁぁぁやぁぁぁぁぁっ!!!」 不意に大声が響き渡った。 怒りと暴力。 単純にそれら二つの要素を煮詰めて人の形にしたものが叫んだのならば、今のような声が出るのだろうか。 気圧されるように、さっきまでのざわついた喧騒は消え去り、その原因となった叫び声もやんで――場には一時的な静寂が訪れた。 ぱん! その一瞬の静寂を破るように闇曲拍明は手を打ち、 「さて、ちょっとこちらの話を聞いてもらえないかな?」 笑顔を浮かべて口を開いた。 (――さて、と) 闇の中から姿は見えずとも、いくつもの視線が自分を注視していることを感じつつ、顔色一つ変えずに拍明は『スケジュール』の内容を思いおこす。 計画ならば―― 「どういうつもりだ! ……闇曲拍明!」 真っ先に闇の中から聞こえてきた声は、彼にとって聞き覚えのある――彼の妹の声だった。 そして、その声を皮切りに再びざわめきが満ちる。 ただし今度のざわめきの内容は姿をあらわした「彼」の意図を問う質問、いや難詰である。 そんな場の雰囲気、かけられた言葉、それらの全てを無視して拍明は、 「少し静かにしてくれないか?」 そうなんでもないかのように告げた。 もちろん、そういったところで場は静かになるはずもない。 すると彼ははあ、と小さく息をつくと指を鳴らした。 「お、お? なんや?」 その途端、暗闇の中から一人の少年の姿が浮かび上がった。 「轟?」 「お、何やあっきーも……」 ぼんっ 音自体はきわめて小さいものだった。 しかしそれによって引き起こされた事態は小さいものではなかった。 きょろきょろと周囲を見渡す少年を知っているのか、闇の中から別の少年の声がかけられて、轟と呼ばれた少年がそれに返事をしかけた瞬間、小さな爆音と共に彼の頭は爆発した。 「……え?」 「……あ。う、嘘……」 「きゃああぁぁぁっ!!」 それと同時に飛び散ったあまりにも生々しい血の色。 同時にいくつもの悲鳴、絶叫があがる。 「少し静かにしてくれないか?」 それらが聞こえていないかのように、そう先ほどとまったく同じセリフを拍明は告げる。 そのあまりにも平坦な声に、少しだけ静かにはなるが、それでも悲鳴はやまず。 少しだけ待った後、拍明は再び指を鳴らした。 「え? あ、嫌あああぁぁ!」 「杏!?」 「大原!」 今度姿が浮かび上がったのは、活発な印象のショートカットの少女だ。 ただし、そんな印象を感じられたのも一瞬だけ。少女は先ほどの少年と同様の状態にある自分を知り、恐怖の表情を浮かべ、悲鳴をあげた。 ――そして、それ以外は先ほどとまったく同じ事が繰り返される。 爆音と流血。 「少し静かにしてくれないか?」 『…………』 ……三度目の宣告にようやくあたりは静まり返った。 「ふむ、さてまずは自己紹介といこう。ぼくの名は闇曲拍明という。キミ達をここへと招待した人物、その人から『監視役』を命ぜられた人間だ」 そんな風に彼は語りだした。 「今『監視役』といったが、監視対象は君達だ。正確には君達の生き様だな。 話は前後するが君らにはこれから殺しあってもらう」 驚き、呆然、疑問。 そんな声が闇の中から幾つもあがるが、彼のたった一言「静かに」との注意で皆一様に押し黙る。 「まあただ殺しあえ、などといわれたところでおとなしく従う義理は君たちにはないだろう。そこでちょっとした仕掛けを用意させてもらっている。先ほどの二人をみていればよくわかっただろうが、君達の首にちょっと特殊な爆弾を仕掛けさせてもらった」 おそらくはほとんどのものが自分の首元を確認したのであろう、ごそごそとした物音が聞こえるのを待って、拍明は言葉を続ける。 「威力の方は……まあ『普通の人間』ならば首が綺麗に吹っ飛ぶ程度かな? どこがどう特殊なのかは……まあ、見てもらったほうが早いか」 そういうと拍明は三度指をならす。 次に現れたのは見た目十二歳前後の少女だった。 ただし今度の少女は先ほどの彼女とは違い、自分の姿が浮かび上がった、すなわち自分が見せしめとなることに気がついても特に怯える様子は見せなかった。 「絹旗!」 「一応言っておいてあげますけど、超無意味ですよ」 彼女の知り合いも闇の中にいるのか、不安そうな男の声に小さく笑みを浮かべた後でそんなことを彼女は拍明に対して言い、そして同時に響く爆音。 「人の話は聞くべきです。残念ですけどこの程度の爆発超平気なんで……」 しかし一体何があったのか、首元で爆発があったにも関わらず、少女は平然としている。 いや、ほんの少しの間だけ「平然としていた」。 「……え?」 爆発を平然とたえぬいた少女の周りを取り囲むように、不意に無数の文字が浮かび上がった。 歯車のように組み合わさったその文字は、その見かけどおり回りだし――それと同時に少女の身に劇的な変化が起こった。 十代前半のはずの少女、それが見る間に歳をとっていき、皮膚が崩れ落ち、白骨と化して、ついにはその骨さえ塵と……消えた。 「…………」 「と、まあ見てもらったとおりだ」 ほとんどの者が何が起きたのか把握できずに静まり返った場に、拍明の声がたった一つの物音として響き渡る。 「君達の首に仕掛けられた爆弾は生者の時間を吹き飛ばす。 ――この中の何人かは今の彼女のように例え首元で爆発が起きても生き残ることは可能だろう。けれど何万年と生き続ける事ができるかな? ああ、もしもそんな者がいるならここで遠慮なく言ってくれ」 拍明の言葉に応える者はいなかった。 「さてと、ではもう少し詳しい説明をするとしようか。一応これから言うことをまとめたものを君たちに渡しはするけど、貴重な時間をそんなことに割くのはもったいないしね、この説明で理解しておいた方がいいだろう。 まずは基本的なルールから。 この説明が終わってすぐ、君たちを『会場』に送る。そこで最後まで生き残ればそれで良い。 もちろん君たちがどう動こうとも基本的には自由だ。真正面から一対一、決闘じみたやり方で闘おうと、一人を大勢で嬲り殺しにしようと、そして弱った相手を襲おうとも。 ただ、あまり睨み合いが続いて停滞するというのは観察する側として歓迎できない。だから禁止エリアというものを設けさせてもらう。 会場内を全部で36の升目に区切る。……と、ここまでいったら勘のいい人は気がついたかな? そう、その升のどれかが禁止エリア指定され、その中に入ってしまえば警告の後でドカン、だ。 ああ、今どれかと言ったけど、正しくは最初はゼロ。そこから六時間が経過した後は一時間毎に一エリアずつ禁止エリアは増えていく。どこが禁止エリアになるかはランダムだ。 ――とはいえ安心して欲しい。一時間毎に運任せで動けなんてことは言わない、どこが禁止エリアになるのかは君達に放送という形で伝えよう。 うん、これはサービス。ついでにその放送の間に誰が殺されたのか、教えてあげよう」 そんな風に殺し合いという陰惨な内容を語る割には気楽な言葉が並べられていく。 「後は……決着がつくまで一日以上時間が経過するおそれもある。そうなると食事の有無なんかで差がつくのもできれば避けたいからね、君たちには色々支給するものがある。 会場で確認してくれれば手っ取り早いけど、うん。一応説明しておこうか。 まずは成年男性三日分の携帯食。それと水が少々。 念のため期限までの間に動くには十分な量は支給するけどそれでも足りないって人の為、会場内にも水道なんかの設備は通してある。どう活用するかは君達の勝手だ。 それから簡単な医療品。消毒薬や解熱剤、包帯の類だね。 さっきも言ったけど、これらのルールをまとめた紙、後は地図とコンパス。 ここまでが各人共通だ。 ……この中には素手で人を殺すことができる人もいるけど、そうじゃない者もいる。その差を少しでも埋める為にランダムで武器が配られる。 各自それぞれに一つ、或いは二つ。 わかりやすいものなら刃物や銃。どう使えばいいのかわからないもの、あるいは何の役にもたたないハズレまで千差万別。 まあ自分の運を計るいい道標になるんじゃないかな? ――そうそう一番大事なことを言い忘れるところだった。 確かに会場内で君たちがどう動こうとも自由とは言ったけれども、こちらに熱心に協力してくれる人間、言い換えれば積極的に殺す人間。 そういう人を悪い意味で平等に扱うのもなんだしね、それに見合うメリットも与えておこう。 六……いや、五人。他の参加者を五人殺すごとに褒章として権利をプレゼントしよう。そう、本人を含めて誰か一人を会場から脱出させる権利を、だ。 例えば守るべき恋人、仕えるべき主人。そう言った自分より大事な誰かを逃がすことに使っても良いし、自分の命を一番大事に扱っても良い。どうしようとそれは勝手だ。 ただ、やはり優勝、ただ一つの生き残りを目指しても欲しいから、優勝者にも特別な権利を与えよう。 優勝したものはたったひとつだけ好きな願い事をかなえることができる。ああ、もちろんよくある権利を増やせなんていうもの以外はね。それ以外ならば何でもだ」 「もちろんこれを信じるも信じないも君達の自由だ。ただこちらとしては嘘は一切言ってはいない。。……話が長くなったけれど、もう時間だ。 では健闘を祈る」 ――そうして、闇の中から一切の気配が消える。 場に残ったのは拍明ただ一人。 その彼もきびすを返すと、少し前に姿を消した塔貴也同様別側の闇の中へと姿を消した。 残されたものはただの暗闇。 何一つ残らない虚無。 いったいそれが何を暗示するのか、それを知るものはまだ、いない。 【轟慎吾@れでぃ×ばと! 死亡】 【大原杏@アスラクライン 死亡】 【絹旗最愛@とある魔術の禁書目録! 死亡】 GAME START 時系列順で読む Next GAME START 投下順で読む Next GAME START 炫塔貴也 Next GAME START 闇曲拍明 Next GAME START 轟慎吾 GAME OVER GAME START 大原杏 GAME OVER GAME START 絹旗最愛 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/to-kare/pages/102.html
常闇の祭祀殿 とこやみのさいしでん。 週一回更新に変更され、メインシステムに大幅な変更が入りながら攻略開始。 「魔石の霧散」「人数制限」「合言葉の封印」など、厄介な特殊ルールを備えています。 敵キャラクターは攻撃力が高い上に状態異常を多発し、運が悪いと固められて秒殺です。 さらに、このマップより敵パーティーが援軍を呼び、長期戦がこちらの有利になり辛くなっています。 交信の門 第37回更新にて挑戦。 ザコ戦 山のふもとに街が広がっている。 山の頂には偉大なる祭祀殿が見える。 山を上る道は一つだけ。門も一つだけ。 このマップは強力な雑魚が多いです。「黄金騎士団の下級騎士」は物理前衛、「黄金騎士団の砲兵」が頑丈なサポーターです。火力もかなり。 たくさん出現する「一般教徒」は打たれ弱いのですが、パニックになってコンセントレーションされると大被害。かわいい。 雇われソードマスターは地味に強力。反撃屋で弱点が少ないです。 そして祭祀殿のシスターは大ダメージと共に多数に睡眠を与える超危険キャラ。二人出現すると完封されかねません。前マップの睡眠キャラは回復させてくれたのですが、こちらはダメージを受けるだけです。 きんいろのにゃんこは前マップまでいたぎんいろのにゃんこの色違いです。HPを回復させてくれますが、タイムスティールやスリーピングアタックなど凶悪なアビリティが増えてます。 恒例のネコなで声(ソウルスティール)も健在。 また、巫女ユミの「魔宝の限定解除」がパワーアップしていて、HITとINTを高められるようになっています。ステータスは魔宝依存でしょうか……あれ、藍の魔宝は得られなかったのでは? ボス「黄金騎士団の上級騎士」 巫女ユミ「そういえばトレハさんがついてくる的な話をお聞きしましたけど、姿が見えませんね。どこに行ったんでしょう?」 前のマップ攻略時、 商人トレハが案内する的な事を発言 したのでした。 召喚士「商人トレハ。アナタも道案内よろしく頼むわね」 商人トレハ「えっ、ええ……」 断ってはいませんが……。 そこに別の人が。 女の子の声「トレハなら逃げたわよ」 召喚士たちの前に一人の少女が、武装した兵士を伴い現れました 歌姫カナデ「所詮は臆病者。責務も果たせないのは相変らずね」 登場したのは歌姫カナデ、商人トレハをぼろくそに言ってます。 歌姫カナデ「そして銀髪の召喚士。面を合わせるのは初めてかしら」 戦場アナ「カナデちゃんじゃないですか。お久しぶりですね!」 歌姫カナデ「そうねアナ。できればこういう場面で再会したくなかったわね」 戦場アナ「えっ」 歌姫カナデは片手を振ると、兵士達が前に出て武器を向けます 戦場アナ「あ、あれ……カナデちゃん?」 歌姫カナデ「常闇の祭祀殿は銀髪の召喚士を入殿させるわけにはいかない。私は星図魔法の使い手として、アナタたちの侵入を阻止させて貰うわ」 なんと歌姫カナデが敵に回ってしまいました。歌姫カナデは創作系のサポートキャラだったはずなのですが。それに呼応するかのように、アクションフェイズに登場しなくなってしまいます。 召喚士「そう。邪魔をするというなら容赦はしないわよ?」 歌姫カナデ「たしかに──であるアナタが『あの力』を振るえるなら、勝ち目は絶無でしょうね。」 歌姫カナデ「だけど知っているわよ銀髪の召喚士。本来ならともかく、今のアナタは満足に力を発揮できないのでしょう、余計な──を引きずっているせいで、使える魔法は激しい制限が掛かっている……」 召喚士「……」 歌姫カナデ「よって、目の前の魔女が率いる、凡兵の群れを倒せばいいだけの話。問題はないわ」 なにやら意味深なことを……でも戦うのはカナデではなく、名無しの騎士さんでした。 なにごともなく撃破。険悪ムードに。 そこに神官の服をまとった若い男が現れます。 大神官ジャンター「初めまして銀髪の召喚士。私は常闇の祭祀殿を仕切り、魔法を管理している大神官、ジャンターという者です」 常闇の祭祀殿の管理者は『常闇の司祭』、本人は代理を自称していますが、怪しすぎます。 とりあえず、常闇の祭祀殿に入って欲しくないことを主張してきます。そんなわけにはいかないので召喚士がいつも通り会話していると、 歌姫カナデ「さすが常闇の魔女は横暴ね。アナタはカレイディアを常闇に堕とすだけじゃ飽きたらず、今度は各地の魔宝を簒奪して世界征服するつもりなの?」 戦場アナ「ちょっ、召喚士さんはそんなことしてませんっ! そもそも私たちは、その『常闇』を払うために旅をしているんですからっ!」 戦場アナ「(横暴って点は否定しませんけど…)」 歌姫カナデ「説得力がないわ。国中の人間が知っているもの……『こんなことができるのはアナタ以外にいない』ってことはね」 歌姫カナデ「それにアナタには、それを行なうだけの理由もあるはずよ」 召喚士「……」 歌姫カナデは意味深な発言で責めてきます。召喚士も否定はしません。 しかし大神官ジャンターはカナデをいさめ、常闇の祭祀殿に召喚士が「試練」を受けることで、妥協させます。どうやら「試練」で裁定することが決まりの模様。 戦場アナ「ふう、今までと違って問答無用になりませんでしたね!」 巫女ユミ「いい人だったみたいで良かったですねー」 召喚士「そうかしら」 巫女ユミ「?」 召喚士「試練と称して私たちを襲い、仕留めれば『彼女』側への貢献、負けても私たちに付くだけよ。どちらにしても損はしないわけね」 第1拠点から凄まじい情報量です。歌姫カナデが敵に回る。 歌姫カナデの上司みたいな大神官ジャンターはいかにもうさんくさい。 商人トレハは行方不明。 試練を受けなければならない。 とにかく一行は罠に飛び込む形になってしまいました。 涸れる涙の道 第38~39回更新にて挑戦。 ザコ戦 入信の際には、すべての私物は没収される。 完全に清らかになることで、心を濯ぐのだ。 それには家族や友人も含まれる。 ボス「黄金騎士団の上級騎士」 戦場アナ「待って下さいよ、この人は──なんですよ!」 歌姫カナデ「そうね……アナ、なんで『彼女』と一緒に行動しているの、私を裏切るの?」 戦場アナ「なにわけわからない事言っているんですか、私が連れてきたんですよ、カナデちゃんも一緒に手伝ってくれたでしょ!」 戦場アナと歌姫カナデはかなり仲がよいようです。しかも話によると、召喚士を連れてきた(戦場アナが召喚の御座に向かった)のは歌姫カナデの介在もある模様。 歌姫カナデは召喚士を知っていて、かなり好意(もしくは尊敬?)の対象だったようです。 しかし歌姫カナデは冷静ではないようで、戦場アナの声は届きませんし、召喚士を怨敵としか見ていません。 歌姫カナデ「まあいいわ。それも裁定してあげる……さあ鏡よ、この愚か者達を映しだしなさい──!」 召喚士「ふうん。珍しい魔法を使うのね」 歌姫カナデは手を下さず、上級騎士が相手をします。 この戦いより特殊敵「ドッペルゲンガー」が登場します。この敵はセットアップターンに、こちらの任意の敵に変身し、能力をコピーします。 能力だけでなく、戦闘設定やセリフまでコピーするので、相当に厄介です。 「ボス戦まで必殺スキル温存」なんて設定だと、真っ先に必殺スキルが飛んできます。痛いし。 さらに厄介なのは、倒した際に「虚像の死が実像に連鎖」と、変身元に跳ね返る仕様!ほとんど即死です。 この変身、同じ相手や倒れた相手なら連鎖などの被害が減るのですが、後の拠点では賢くなって、重複などしなくなってきます。 一回足止めで通過しました。 戦場アナ「カナデちゃん……どうして?」 召喚士「私も嫌われたものね」 戦場アナ「そんなことありません、他の人ならともかく、カナデちゃんが召喚士さんを敵に見るなんておかしいです!」 戦場アナ「私と一緒に劇団都市に入ったのだって、──に憧れっ、っ、ぐっ……」 召喚士「……無理に口に出す必要は無いわ」 この戦場アナの発言はかなり読み取り方が変わると思います。①感情的になりすぎたので、言葉が上手く出せなかった。 ②なにか魔法的な制約があり、禁止ワードを発言すると苦しむ。 戦場アナは実況のプロであり、どんなときにでも声を出せる(一週間喋りっぱなしも可)なので、①ではない気がしますが……。 歌姫カナデが戦場アナと一緒に劇団都市に入り、その理由に召喚士の存在があったようです。あれ、でも召喚士は召喚の御座にずっと住んでいましたね。 そもそも戦場アナは「なにをしてもらおうと」召喚士を呼んだのでしょうか。①常闇をなくしてもらう。 ②『彼女』を倒してもらう。 これらは類推でしかありません。かなり根本的なことの気がするのに、ほとんど語られたことがないような気がします。 巫女ユミ「うーん。何か理由があるんじゃないですかぁ?」 戦場アナ「うううう……」 戦場アナ「ああもうっ、こっちはこんなに忙しくて大変なのに、トレハさんは何を遊んでいるんですかねっ!」 戦場アナ「トレハさんのアホ──っ!」 どこからか大きな岩が飛んできて、戦場アナを押しつぶしました。 戦場アナ「……ふぎゃっ!?」 商人トレハの悪口を叩いていると、どこからか岩が。 断信の道 第40~42回更新にて挑戦。 ザコ戦 全てを捨てても捨てきれない物がある。 それは心。その者を形成してきた経験と感情だ。 子供は簡単だ。すぐに捨てられる。 大人は少々難儀する。 ところどころカモノハシを増やしながら進軍です。 ボス「歌姫カナデ」 戦場アナ「諦めてくださいっ、あの鏡じゃ召喚士さん達には敵いませんよ!」 歌姫カナデ「そうかもしれないわね。でも簡単には通すわけにはいかないの……ここは私の命に代えても」 歌姫カナデは瞳に決意をともし、こちらに近づいてきます。 召喚士「今度はアナタ自身が相手をしてくれるようね」 歌姫カナデ「ええ。たっぷりと歌ってあげるわ」 戦場アナ「……っ、まさか魔法歌を!? 歌っちゃだめですよ!」 覚悟を決めた歌姫カナデが、とうとう自ら戦場に立ちます。 戦場アナはカナデが歌うことに驚いている様子。かなり禁断の行為のようです。 歌姫カナデは難敵です。「ヴァルキリアの狂葬歌」で戦闘不能パーティー全員を蘇生させる。 範囲スキルにより、味方パーティーを回復させる。 敵を倒すと増援登場、強烈な回復力により戦闘不能者が蘇生、敵が酷い数にというコンボで大変なことになります。 2パート経過でイベントが発生しました。戦場アナが歌姫カナデを説得し続けると、歌姫カナデは矛盾に苦しみ出します。 歌姫カナデ「そんなことはない……私は……みんなの……うっ」 彼女は魔法の力で苦しめられているようです。 巫女ユミ「じゃあ、それを取り除けばいいんですね。お願いします!」 召喚士「……再構築を伴わない回復魔法は苦手なの。今の私が無理に解除しようとすれば……耐えきれない。彼女の身体が砕け散ってしまうわ」 戦場アナ「そんなぁー……じゃあ、巫女ユミさん! たしか回復魔法使えますよねっ!?」 巫女ユミ「あ、あううっ……たしかにそうですけど……魔法解除なんて高度な魔法、私、使えませんよぉ……」 戦場アナはがっくりとへたれ込みました。 巫女ユミ「すっ、すみませんっ!」 その後、戦場アナは「何か」をしようとしますが、召喚士に止められます。 しかし歌姫カナデが行動できなくなり、反撃のチャンスが生まれました。さらに、何者かが暗躍してパーティーを支援してくれます! 撃破すると、歌姫カナデは正気を取り戻します。 戦場アナ「どうしてなんですカナデちゃん。魔法歌はもう使わないって、約束したじゃないですか!」 歌姫カナデ「私は見ていられないの。アナタが旅立ってから、カレイディアはますます酷くなっているわ」 歌姫カナデ「太陽が失せたのをきっかけとして、各地で生き物が魔物と化した……でもそれだけならなんとかできた」 歌姫カナデ「次第に『彼女』は、強大な魔法で各地の街を襲い始めたのよ。聞いたこともないような威力の魔法で、都市が次々と滅ぼされていったわ。わたし達が学んだ劇団都市もそのうちの一つよ」 戦場アナ「劇団都市が!?」 召喚士「──『禁術指定』ね」 歌姫カナデ「既にカレイディアの人間の、どれだけが塵に帰ったかわからないわ。だから私は……『彼女』ガ……『召喚士』ガ、許セ、許」 『彼女』によるカレイディアの破壊、しかし歌姫カナデはそれを『召喚士』と混同し、混乱しています。 正気は長く持たず、再び暴れます。 このままでは身体が壊れるという時に、ずっと隠れていたあの人が現われました。 女の子の声「まったく……見ていられませんわね」 戦場アナ「!」 突如、天から眩い光が降り注ぎ、敵化した歌姫カナデを打ちました。 戦場アナ「カナデちゃん! あなたよくもー!」 商人トレハ「狼狽えないで下さいませ。放ったのは攻撃魔法ではございませんわよ」 現われた商人トレハは「昔のキネヅカ」で巫女ユミも真似できない回復魔法を使い、歌姫カナデを救います。ずっと隠れて様子を見ていたのでしょうか。戦闘後半のサポート攻撃も、彼女の仕業のようです。 歌姫カナデに魔法を掛けたのは大神官ジャンター。やはり大神官というのも騙りだったようです。 召喚士「トレハ、祭祀殿の『封印』は見つけられたのかしら?」 商人トレハ「大神官ジャンターが持つ『杖』から強い魔力を感じました。おそらく宝具……シンボリックウエポンの一つでしょう。それを柱にしているようですわ」 商人トレハ「今は、カレイディアンの身体をとどめておりますが……時間の問題でしょう」 巫女ユミ「急がないといけないみたいですねっ」 商人トレハ「ただ、その気配が一つじゃなく、複数感じられたような……」 シンボリックウエポンというと、「怪鳥平原」のラスボス「狂雷銃を持つ青年」が思い浮かびます。不死身になってしまうのでしょうか。しかし、複数とは? 商人トレハ「まあついでに、この一帯の結界を壊しておきましたわ。次回から、厄介な特殊ルールが緩和されるはずです」 暗躍しまくってます。以降、このマップで魔石が霧散することが無くなり、つらいルールが緩和されました。 商人トレハ「恥知らずなことに、大神官ジャンターは外部から……裏社会の傭兵を多数雇っているとの情報も得ましたわ。なるべく会いたくない連中です」 商人トレハ「あの男には個人的な貸しもあります。ここから先は、召喚士さんに同行いたしますわね」 商人トレハをして合いたくない連中とは? ようやく、商人トレハも同行してくれるようになったようです。 ちなみに商人トレハと歌姫カナデは イイ仲 のようです。 歌姫カナデ「ジャンターだけなら間違っても後れを取ることは無かったのに。不覚だったわ」 商人トレハ「まったくですわね」 歌姫カナデ「うっ……トレハ……様……」 商人トレハ「今はただの商人、トレハですわ」 歌姫カナデ「あ、あの……」 商人トレハ「『所詮は臆病者。責務も果たせないのは相変らずね』」 歌姫カナデ「うっ……あの発言は……」 商人トレハ「まったく責務を果たしていないのはどちらでしょうか。留守を任されていたはずなのに、あのクルクルモミアゲに乗っ取られちゃって」 商人トレハ「もしここに、司祭様がいたら大目玉ですわね?」 歌姫カナデ「うっ……ううっ……申し訳ありません……」 あの気位の高そうな歌姫カナデが、平身低頭です。なんだか商人トレハ、神官でも相当高位の模様。没落しているはずなのに。 でもなんだかんだ、商人トレハは彼女を可愛がっているようですね。 流されてしまいましたが、戦場アナの途中イベントでの行動が気になります。 戦場アナ「……そうなると、さっさと、この戦いを終わらせなければいけないわけですね」 戦場アナはゆらりと立ち上がりました。 戦場アナ「……さっさと、終わらせて……そうしてから誰かに……お医者さんに、看て貰いましょう……」 召喚士「待ちなさい。アナタは戦いに手を出してはいけない。そういう約束でしょう」 召喚士「『戦場アナ』!」 戦場アナ「うっ……ううううっ……」 召喚士に止められましたが、その気になれば「この戦いを終わらせる」ことができるようです。しかしそれはルール違反。『戦場アナ』である限り、戦場アナは戦いに手を出しては行けないようです。 「戦場アナが召喚士に求めたこと」も謎ですし、一体どういう約束が二人の間にあるのでしょうか。 懺悔者の道 第43~*回更新にて挑戦。 ザコ戦 すべてを禊いだ者には信心を満たす。 すべてを失った者は新たな福音に歓喜する。 そして全てを委ねる。 この拠点から雇われヘヴィアームズ、雇われウォーリアが現われます。防御力とHPが高く、通常攻撃程度ではなかなか倒れません。 クリティカルアタックで大ダメージを狙ってきます。 雇われミュージシャンも新出です。祭祀殿のシスターと同じスリーピングキャラで、攻撃力かさらに高いイメージです。 ドッペルゲンガーも雑魚として現われて、道連れを多発させます。 ボス「祭祀四天王」 巫女ユミ「神殿に似つかわしくない連中が多いですねー」 歌姫カナデ「大神官ジャンターが雇った傭兵よ。求心力が低いから、大量に引き込んでいるの。まったく、その兵力を他に生かせばいいのに……」 謎の仮面戦士「フッフッフッ……カナデ殿も敗れたようでござるな……」 戦場アナ「!?」 謎の仮面戦士「本命の参上を前に儚く散る先発部隊……人それを前座と呼ぶ!」 戦場アナ「誰ですかっ!?」 謎の仮面戦士「貴様らに名乗る名前はない!」 紅剣を持った青年「あれ、お前祭祀四天王とか言わなかったっけ」 歌姫カナデ「!」 祭祀四天王「ばらすでござるな案内人!」 謎の仮面戦士「祭祀四天王」……に加え、紅剣を持った青年と灼剣シイが登場しました。灼剣シイは前マップと違って、口調も幼くなっているみたいです。 青年を見てカナデが反応してます。イケメンレーダーでしょうか。 相変らずやる気がなさそうな青年は戦闘に参加せず、祭祀四天王との対決になります。この世界では、直接「忍者」を名乗らないのがしきたりなんでしょうか。 この祭祀四天王、ボスとしてスタンダードに強いキャラクターです。例によって「汚いは…褒め言葉だ」。パートごとにパーティーに割合ダメージ&気絶が厄介。 ボスだけに本人も攻撃力がかなり高く、さらにタイムスティールやソウルスティールも併用。 攻撃するともってけドロボウで武器を吹っ飛ばす道連れ。自然、攻撃を受ける回数が多いボスがこのアビリティを持っていると脅威です。 超必殺技を足止めされたり、範囲魔法攻撃を拡散阻止されるとこちらの攻撃力が半減します。 汚いですけど正統派の強敵です。 さらに引き連れた雇われシリーズ、特にミュージシャンの追撃で痛撃か睡眠付加。 どさくさに紛れて「ふわふわした物体」が現われているのですが。 祭祀四天王「……あのー」 紅剣を持った青年「なんだ?」 祭祀四天王「さっきから、そいつ、拙者たちの邪魔ばかりしているような気がするのでござるが……?」 ふわふわした物体←そいつ 紅剣を持った青年「気のせいだ」 祭祀四天王「気のせいって……だってそいつ、敵の方ばかり回復しているような……」 紅剣を持った青年「いいだろ! こいつだって一生懸命なんだ!」 祭祀四天王「ぐっ、承知したでござる……」 「このふわふわした物体」も前より妙に膨らんでいて、絶好調です。こちらのHPを大幅に回復してくれます。睡眠を付加したりしないので、役に立ちます。 敵を庇って、武器を吹っ飛ばしたりしてきますけど。 途中にイベントが挟むと敵が弱体化したり、こちらがパワーアップするのですが今回はそれがない模様。頼れるのはこちらの力だけ。 沈黙の祭祀殿 第*回更新にて挑戦。 ザコ戦 ボス「」 星降る極座 第*回更新にて挑戦。 ザコ戦 ボス「」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27344.html
登録日:2014/02/02 (日) 18 28 49 更新日:2024/06/18 Tue 22 27 42 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 You are the Guardian アストラルセイバー カブテリオス カブト カブトムシ ガイストアックス クワガタ クワガタイタン クワガタムシ クワガー チート デスコーピオン ビーファイター ビーファイターカブト メタルヒーロー ロボット 光の意思 剣 変形 大いなる力 大甲神 巨大ロボット 巨大昆虫 幾千の光集まる時 悪夢のオオクワガタ 特撮 甲虫 石原慎一 超合金 邪甲神 闇の意思 闇を裂け復活の巨神 推奨BGM:ビーファイターカブト アストラルセイバーが語り始めた超次元昆虫伝説。 使う者次第で、全次元を滅ぼすことができるという大いなる力。 それは、8枚のメダルが揃った時こそ解き放たれる。 ビーファイターVSビークラッシャーの激しい戦いの末、 眩い閃光と共に今、永い眠りから覚める大いなる力! 大甲神 カブテリオス!! ビーファイターカブト! 闇を裂け復活の巨神 黒い力の正体。 それは、ガイストアックスに秘められた、地球を滅ぼす事の出来る大いなる闇のパワー。 「邪甲神 クワガタイタン」であった。 何だあれは!?まるでカブテリオスのクワガタ版だ! よぉし、行くぞ!カブテリオスー! 遂に、大いなる力が激突! 大甲神 カブテリオス!! 邪甲神 クワガタイタン!! 光と闇の戦いの幕が、再び切って落とされた! ビーファイターカブト! 悪夢のオオクワガタ これからどうなるんだ!?俺たちの戦いは! △メニュー 項目変更 カブテリオス/クワガタイタンとは、東映制作の特撮ドラマ『ビーファイターカブト』の中盤から登場した巨大ロボット。 ●目次 【概要】 大甲神 カブテリオス◆武装 ◆必殺技 ◆劇中の活躍 邪甲神 クワガタイタン◆武装 ◆必殺技 ◆劇中の活躍 【本編外】 【立体化】 【概要】 2億年前、“闇の意思”との戦いの最中“光の意思”の戦力として生み出された二体の巨大兵。 強大な戦闘力を誇り、その危険性故に“闇の意思”を倒した後は“光の意思”自身によって封印されていた。 しかし、現代に現れた“闇の意思”の子孫・マザーメルザードとビーファイター達の戦いのため永き眠りから目覚めることになる。 設定的には「全次元を滅ぼしかねない」という特撮でも屈指のチート臭い能力を持つ存在だが、本編中の描写ではネオビートマシンを超える巨大戦力として扱われている。 大甲神 カブテリオス 全高:300m 搭乗者:鳥羽甲平/ビーファイターカブト “光の意思”が作り出した巨大ロボット。 カブトムシをモチーフとしており黒いボディに金色の装飾を持つ。 普段は「甲神封印剣アストラルセイバー」内部の次元の狭間に封印された状態となっている。 アストラルセイバーの柄にアゲハ達とビークラッシャー計8枚のインセクトメダルを納め、空にかざすことで召喚される。 召喚時にはカブトムシの姿「ビッグビートルモード」だが、アストラルセイバーの所持者と融合することで変形し人型の「ビルドモード」となる。 地上や宇宙、次元の狭間など様々な場所で活動可能。 顔はロボットらしいシンプルなデザインだが整っており、胸部には角のエンブレムがある。 頭部の角、出っ張った肩アーマー、丸い胴体等重厚感溢れるフォルムとその圧倒的な強さから人気は根強い。 轟雷神を見てこいつを思い出した人もいるのでは? 同じ巨大ロボとはいえ変形・人型と前作に登場したメガヘラクレスとはまた違った魅力がある。 テーマソングは「幾千の光集まる時~大甲神カブテリオスのテーマ~」(歌:石原慎一)。 ◆武装 大甲剣 カブテリオスが持つ一振りの剣。任意で手元に出現する。 柄から鍔の部分がカブトムシの角を模している。 破壊力も高く、空間を切り裂き次元の裂け目を作り出すことができる。なんじゃそりゃ…… ◆必殺技 ビッグフレア 大甲剣から放つ太陽表面のフレアに匹敵する火炎弾。二筋の火炎が螺旋を描きながら突撃し対象を消滅させる。 ちなみに太陽フレアというのは一発で地球が中に納まるほどの爆発を起こし、一番弱くて小さいのですら恐竜を滅ぼした隕石並みの威力がある。 そんなもんをポンポン撃たないでほしい。 グローリアスフレア 胸部から放つ火炎弾。 テリオスフラッシュ 頭部の目から放つ光線。 ◆劇中の活躍 “闇の意思”の存在を感知し現代に復活。 アゲハと感応し覚醒へと向かうが、その力を欲するメルザード&ビークラッシャーの横槍によってアストラルセイバーとインセクトメダルの争奪戦が展開される。 最終的にカブトがアストラルセイバーを手にし、カブテリオスを召喚。 その力でギドーバを蹴散らし地上にいたビークラッシャーにまで大ダメージを与え鮮烈なデビューを飾った。 ちなみに、この時の四鎧将は馬鹿正直に生身でカブテリオスに攻撃を仕掛けるも当然ながら全く効果がなく、 カブテリオスの反撃に遭い爆発に巻き込まれてこれでもかというほどボロボロにされてしまうという、視聴者の同情を誘うヤラレ方をしてしまった。 しかし、デスコーピオンの操るクワガタイタンとの対決において大ダメージを受けてしまい封印状態のまま石化。召喚不能に陥る。 だが、月面での決戦でなんとか自力で復活しクワガタイタンを退けた。 最終決戦ではクワガタイタンと共にジャドーマザーラを撃破し戦いに終止符を打った。 その後、役割を終えたことで“光の意思”の力により消滅した。 邪甲神 クワガタイタン 全高:300m 搭乗者:デスコーピオン→マザーメルザード→橘健吾/ビーファイタークワガー カブテリオスと共に“光の意思”が生み出した巨大ロボット。 クワガタムシをモチーフとしており黒いボディに緑の装飾を持つ。カブト曰く「カブテリオスのクワガタ版」。 かつての“闇の意思”との最後の戦いの折に次元の狭間へと飲み込まれてしまい、そのまま闇に捕えられ悪の邪甲神と化してしまった。 普段は「魔性の斧ガイストアックス」に封印されている。 召喚時はクワガタムシの姿だが、ガイストアックスの所持者と融合し変形し人型となる。 元々カブテリオスの兄弟ともいえる存在であるため、変形のプロセスや外見・能力もほぼ共通のものとなっている。 しかしカブテリオスと違ってメダルを集める等の手間が不要なためちょっとズルい。 なお、「邪甲神」という名前は"闇の意思"の戦力になってからつけられたものであり、回想シーンでは"光の意思"からカブテリオス共々「大甲神」と呼ばれている。メタ的には最初から悪役としてデザインされたので正義由来のロボの割には悪人ヅラだが、気にしてはいけない ◆武装 邪甲剣 クワガタイタンが持つ一振りの剣。 外見は鍔がクワガタの大顎になっておりやや使い難そうだが、基本的には大甲剣とほぼ同型。威力も同等。 ◆必殺技 タイタニックフレア 邪甲剣から放つ青い火炎弾。ビッグフレアと同等の威力。 タイタニックサンダー 左手から放つ電撃。 “闇の意思”がカブテリオスを倒せる力として授けた技であり、実際カブテリオスを戦闘不能に追い込んだ。 また名称は不明だが、テリオスフラッシュと同様の技を使う。 月面決戦では邪甲剣を地面に突き立て衝撃波を発生させたり、刃を青く光らせ隕石を引き寄せて攻撃した。 ジャドーマザーラとの戦いでは頭の角から光線を発射して攻撃するも、跳ね返され逆に自分がダメージを負ってしまった。 ◆劇中の活躍 カブテリオスに対抗できる力として猛毒鎧将デスコーピオンがガイストアックスを授けられ召喚。 両軍入り乱れての争奪戦の末にようやく解放されたカブテリオスに比べ、割とあっさり復活した。 搭乗したサソリが調子に乗って町を破壊しカブテリオスと対決。 タイタニックサンダーで戦闘不能に追い込んでみせたが、自身も大きなダメージを受け相討ちとなる。 ちなみにこのことでビークラッシャーはライジャ達にグチグチ嫌味を言われることになる。 その後月面決戦において闇の意思の後継者となったマザーメルザードに操られて復活し、カブトを追い詰めるが同じく復活を果たしたカブテリオスに敗北。 ガイストアックス共々行方不明になってしまう。 最終話において決戦の場に飛来したガイストアックスが四つのインセクトコマンダーを取り込んだことでクワガタイタンが光の戦士として復活。 自らクワガーを持ち主として選びジャドーマザーラと対決。苦戦を強いられながらもカブテリオスと共闘し勝利。 戦いの後はカブテリオス共々消滅した。 【本編外】 北米リメイク版『ビートルボーグ・メタリクス』ではカブテリオスは「ロボボーグ」、クワガタイタンは「ボロン」という名前の自我を持つロボットとして扱われている。なお、一体化はしない。 【立体化】 DX超合金としてカブテリオスが発売。 時代が時代なので可動は少な目だがビッグビートル・ビルド両モードへの変形が可能。 別売りのアストラルセイバーに納められる8枚のインセクトメダルも付属する。 メタルヒーローシリーズのDX超合金ブランドとしては1985年の巨獣特捜ジャスピオンの「DX超合金 ダイレオン」以来。 DX超合金ブランド自体としても1991年の鳥人戦隊ジェットマンの「DX超合金 天空合体 ジェットイカロス」以来となった。 クワガタイタンもカブテリオスの金型一部流用する形で試作まで作られていたが、商業成績が前作に及ばなかった事から日本国内では発売には至らず。 ただし、海外版ではボロン名義でDX超合金と同規格の商品が発売された。製品の都合上ロボボーグとほぼ同構造だが、ちゃんと変形可能。 追記・修正はインセクトメダルを集めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コイツらがデカすぎるせいでネオビートマシンが蝿並みの小ささに見えてしまう -- 名無しさん (2014-02-02 18 57 37) 磁雷神といい勝負…か? -- 名無しさん (2014-02-02 18 59 33) いつかドルギラン、グランドバーズ、バビロス、ダイレオン、グランナスカ、磁雷神、メガヘラクレスと並んで敵を倒すところを見たい -- (2014-02-02 19 17 06) ↑序にグランドジェイカーも入れたげて。…大きさビートマシンぐらいだけど -- 名無しさん (2014-02-03 13 06 19) 冒頭の歌詞がダイレンジャーっぽい。作詞は同じ人? -- 名無しさん (2014-02-03 14 08 05) ↑「八手三郎」によるもの。つまり…… -- 名無しさん (2014-02-03 16 19 53) 巨大戦は良かったな。 -- 名無しさん (2014-02-03 17 08 33) ダイレオンとカブテリオス位か、メタルの人型巨大ロボで扱いがいいのは。 -- 名無しさん (2014-02-03 18 47 27) グランドバース:駅弁売り バビロス:ぶっちゃけビッグマグナムのせいで影がry グランナスカ:ナスカハイパークラッシュと言う名の踏みつけ、出番は中盤から こんなもんかな? -- 名無しさん (2014-02-03 18 52 20) 子供のころは合体しないことを残念に思った -- 名無しさん (2014-02-03 18 54 18) ↑7 ソリッドステイツ1…はレスキューマシンだから参加は無理か -- 名無しさん (2014-02-03 22 42 24) いくら路線変更したとはいえ、後番組の後輩(甲型巨大ロボ)が餅つきに使われて尚且つ負けるとか予想外だろうな。 -- 名無しさん (2014-02-11 15 36 51) 玩具のインセクトメダルってこっちについてたのね…アストラルセイバーしか持ってなくて雑誌付録のメダル入れてた記憶が -- 名無しさん (2014-06-04 01 15 02) ↑詰まりそうだな。しかし今の技術でカブテリオスの玩具出ねーかなー -- 名無しさん (2014-08-05 23 52 35) アストラルセイバーの声が良声 -- 名無しさん (2015-01-04 00 28 54) 当初、メルザードはクワガタイタンを既に手に入れており、さらにカブテリオスも手に入れようとしていた。もし、メルザードが両方を手に入れていたら…。う~ん、全次元はどうなっていただろう?(最終的には2体ともビーファイター側の戦力となったけど) -- 名無しさん (2021-07-04 14 26 08) クワガタイタンの「邪甲神」って肩書きは闇の意志の力で悪のロボになったことで改めてつけられたのでは?実際、回想シーンだと「大甲神、カブテリオスとクワガタイタン」って言ってるし -- 名無しさん (2021-07-06 21 52 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ikannoi/pages/46.html
ビールうめぇ
https://w.atwiki.jp/jipang7/pages/97.html
【邪悪な暗闇1~40】 コメント 【邪悪な暗闇1~40】 洞窟名 攻略時間 消費行動力 洞窟ランク 場所 敵 獲得道具† 邪悪な暗闇1 220 44 8 西:682/南:384 邪悪な暗闇2 165 33 8 西:668/南:385 邪悪な暗闇5 110 22 8 西:698/南:392 邪悪な暗闇6 110 22 8 西:618/南:386 邪悪な暗闇7 165 33 8 西:641/南:391 邪悪な暗闇9 110 22 8 西:637/南:394 邪悪な暗闇10 165 33 8 西:606/南:404 邪悪な暗闇12 110 22 8 西:606/南:424 邪悪な暗闇13 110 22 8 西:639/南:425 邪悪な暗闇15 220 44 8 西:618/南:433 邪悪な暗闇17 165 33 8 西:697/南:433 邪悪な暗闇18 220 44 8 西:695/南:405 邪悪な暗闇20 220 44 8 西:718/北:377 邪悪な暗闇21 110 22 8 西:677/北:375 邪悪な暗闇22 220 44 8 西:692/北:374 邪悪な暗闇23 110 22 8 西:685/北:374 邪悪な暗闇24 165 33 8 西:704/北:372 邪悪な暗闇25 165 33 8 西:708/北:371 邪悪な暗闇26 220 44 8 西:698/北:371 邪悪な暗闇27 165 33 8 西:689/北:371 邪悪な暗闇28 110 22 8 西:707/北:368 邪悪な暗闇29 165 33 8 西:678/北:367 邪悪な暗闇30 165 33 8 西:710/北:365 邪悪な暗闇31 220 44 8 西:686/北:365 邪悪な暗闇32 220 44 8 西:683/北:364 邪悪な暗闇33 220 44 8 西:718/北:361 邪悪な暗闇34 165 33 8 西:707/北:357 邪悪な暗闇35 220 44 8 西:694/北:355 邪悪な暗闇36 110 22 8 西:686/北:355 邪悪な暗闇37 165 33 8 西:715/北:353 邪悪な暗闇38 220 44 8 西:698/北:353 邪悪な暗闇39 220 44 8 西:719/北:351 邪悪な暗闇40 220 44 8 西:687/北:351 コメント