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闇の楽園 題名:闇の楽園 作者:戸梶圭太 発行:新潮社 1999.1.30 初版 価格:\1,800 『弥勒』『屍鬼』と「村」の盛衰を題材にした力作が続いた昨年であったが、この『闇の楽園』はその二作に負けるとも劣らぬ、村の強烈な祝祭の一部始終を描いて、あくまで生き生きと魅力的な作品なのであった。 新人が新潮ミステリー倶楽部賞に応募して見事これを射止めたという作品だけに、荒削りで破天荒で定石を無視したところが、ぼくには負の力ではなく逆に吸引力と映ってならなかった。既存の作家に既に備わってあるものを書く、しっかりした若い力などはぼくはむしろ求めてはいない。過去の蓄積と呼ばれるものを壊し、かつ力強く読者を魅了する作品をこそ、ぼくはやはり求めていたのだなあ、とこの本を読んでつくづくしみじみ感じたくらいだ。 小じんまりとまとまって見た目の良い物語以上に、こうした作品がかもし出す人間味に溢れたパワーというのは、冒険小説というジャンルにしてみればそれなりの財産である。選者たちが嘆くように(ざまあみろ!)ミステリー色は薄いんだけど、謎なんぞいらんとばかりに長野県の、とある鄙びの町を襲うこの人間たちの欲望の渦は、実に多くのものを破壊し去ってみせた。 多くの奇怪な人間を登場させ、多くの人間たちを屈折させては、村起こしとしてのダーク・ランド建設とカルト教団の聖地建設とが闇の中で激突してゆく。日常のなかに埋もれがちな小市民たちがいつの間にか巨大な闘いの中に巻き込まれてゆく。『ガダラの豚』に感じられたような闇の世界から来たる強烈な暴力と、これに闘いを挑む怒れる小市民たちの死に物狂いな闘いとがたまらなく勇ましく、最後まで厭きさせない。 多くのキャラクターがバイオレンスの狂瀾の向こうに置き去りにされてゆく中で、たくましく哄笑する者が新しい暴力の天地を求め、逆に夢を求める純な若き魂がいる。まさに多くの生きざまや価値感が共存する「村」の姿がここに溢れかえっている。 ラスト・シーンは、大林宜彦に撮らせたいほどに良いシーンであった。感動的というのではなくって、不思議と魅力的で、やはりバイタリティ至上主義とでも言うような生命感の横溢したものを感じさせてくれた。 多くの屍や生命がまったく整理されていないながら、こうでなくては新人作者としてのデビューなんかできないぞ、とでも言うように読者側の難関を見事にクリアしているように見える。ぼくとしてはかなり高評価を与えて今後も応援してあげたくなるような作風。まさに快挙と言えるほどの、これは面白力作なのである。 (1999.04.30)
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石 小石 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆1 [哨戒]アルタメノス 教授のペットを捜索せよ! ゆきだるまを仲間にせよ! ☆2 踊るモンスターの謎を解け!指輪の君に謁見せよ! [哨戒]鳳林 三賢人を捜し出せ! パックを回収せよ! ☆3 禁忌のメガリスを探索せよ! [哨戒]ジグバード 地母神ニーサを捜し出せ! 工兵を護衛せよ! 神王の塔を攻略せよ! 冥府の決戦!死の王デス! ☆4 パックからの情報を解析せよ!イフリートを討滅せよ! 大農園を護れ!ミイラ商人を捕らえろ! 魔虫のメガリスを調査せよ! キレイ石 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆5 マスコンバットを制せ! アマゾネスを救え!新興商会を調査せよ! バンガード発進!最果ての島の異変を探れ! ダークを救え! ☆6 ゲッコ族の暴乱を鎮圧せよ! 女王を討滅せよ! 改造動物を倒せ!耐火の指輪を手に入れろ!ティベリウスを尋問せよ! 聖王の槍を奪還せよ! スクルドの兜を見つけよ! ☆7 ティベリウス軍を迎撃せよ! 詩人を見極めよ! 偽ギュスターヴ軍を鎮圧せよ!降臨!銀の戦士ミルザ! 精霊石 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆8 少年を救え! 古代遺跡の詩人を発見せよ!命を司る石の誘惑! 預言者エマの伝承を追え! ☆9 封印の地を捜せ! 水竜の邪気を祓え! ☆10 悪虐サイボーグ·シュウザーを討て! 遺跡の死の呪いを探れ! 魅惑の君に謁見せよ! ☆11 双魔の融合を阻止せよ! 木材 廃材 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆1 [哨戒]グルギスタン バンガードを奪還せよ! ☆2 アイシャを発見せよ! 火術要塞に進攻せよ! [哨戒]氷霧と暗闇の島 魔王復活の儀式を止めよ!ゴンを救出せよ! ☆3 イルカ像を奪取せよ! 砂漠の怪奇を暴け! ゴドウィンの反乱を鎮圧せよ! アサシンギルドを壊滅せよ! [哨戒]ルブラン平原 ☆4 龍の穴を救え! 地下都市ルミナの門を開け!不思議な指輪を借り受けろ! 秘密神殿に潜入せよ! 鋼鉄の武者の挑戦に応えよ! ワクチンを届けよ! 丈夫な木材 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆5 友軍部隊を援護せよ! アルベルト軍を支援せよ!劫火の洞穴を突破せよ! 吸血鬼を討滅せよ! 決死の陽動作戦! 補給部隊を護衛せよ! 炎の魔道士フラーマを護衛せよ! 地上戦艦を捕捉せよ!グゥエインを撃滅せよ! ☆6 改造動物を撃退せよ! 諸王の都の騒乱を鎮めよ! ムバルカ鉱山を奪還せよ! ☆7 魔戦士公アラケスを討て! 浮遊城を陥落せよ! 開拓村誘拐事件を解決せよ! キャンベル商会を叩け! 地上戦艦に潜入せよ! 千年霊樹 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆8 七英雄ワグナスを討て! 邪神サルーインを籠絡せよ! 誘拐された教授を救い出せ! ガイの砦を奪還せよ! ☆9 アン・ルーの呪縛を解け! 乱世の奸雄を罰せよ! 英雄の真実を解き明かせ! 銀の小手の力を取り戻せ! 魔の島を攻略せよ! ボクオーンを撃破せよ! ☆10 ☆11 赤き竜の悲劇を阻止せよ! 革 硬い革 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆1 [哨戒]ナジュ 火術要塞を発見せよ! ラファエルを救出せよ! ☆2 ようせいを救出せよ! [哨戒]失われた地ワクチンを入手せよ!キドラントの魔物を倒せ! ☆3 [哨戒]ザム砂漠妖かしの樹海を踏破せよ! 火術要塞に潜入せよ! やつれた姿の怪人を追え! バイメイニャンを護衛せよ! 湖畔の奇病を調査せよ! ☆4 砂漠の民失踪事件を追え!アルベルトを援護せよ! ウージン海岸を奇襲せよ! 暴走戦車を破壊せよ! ヴェルザンディの剣を見つけよ! なめし革 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆5 盗まれたニンフ像を探せ! 福音の水を会得せよ! 一角獣の伝説を追え! エロールを見つけよ!アニキを目覚めさせよ! ☆6 詩人の楽器を入手せよ!アサシンギルドに潜入せよ! 古エスタミルの厄災を鎮めよ!地の底の四天王に会え! 邪の精霊を討て! アクア湖の水を入手せよ! ☆7 海賊島の財宝を探せ! 英雄の居所を突き止めよ!地の底の湖を潜行せよ! 聖杯を入手せよ! ツヴァイク公を救え!トーマスを救え! 魔獣の革 ナジュ ザム砂漠 鳳林 ジグバード アルタメノス グルギスタン 失われた地 氷霧と暗闇の島 ルブラン平原 ☆8 光の神殿を奪還せよ! エーデルリッターの乱を鎮伏せよ! リガウ島へ急行せよ! ☆9 女王の復讐を打ち砕け! オブシダンソードを手に入れよ! 眠れるヴァダガラに忍び寄れ! ☆10 七英雄ノエルを討て!生け贄ゲラ=ハを助け出せ! 七英雄スービエを討て! 暴激モンスター·ベルヴァを倒せ! ☆11 マッドサイエンティストを懲らしめろ! 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
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《常闇の象》 効果モンスター 星3/地属性/獣族/攻1200/守1600 「常闇の象」が自分フィールド上・墓地に表側表示で存在する時、 自分の墓地に存在するモンスターが全て獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターであるならば、 自分は1度のドローフェイズに通常のドローに加えてもう1枚ドローする。 「常闇の象」が墓地に存在する時、自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターは 攻撃力が200ポイントアップする。 part19-939 作者(2007/09/15 ID hGUEKZAk0)の他の投稿 part19-937 / part19-938 / part19-940 / part19-941 / part19-942 / part19-948 コメント 名前 コメント
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よいやみのくに【登録タグ VOCALOID cisco さんなすび よ 初音ミク 曲】 作詞:cisco 作曲:cisco 編曲:さんなすび 唄:初音ミク 曲紹介 この物語の登場人物はひとりだけです。 cisco氏の35作目。 イラストは またたびすた氏 が手掛ける。編曲は さんなすび氏 が担当。 歌詞 (投稿動画概要欄より転載) 其処のお嬢ちゃん 何処へ行くの? 夕焼け小焼けはもう消えちゃったのに あれれ どうして 泣いているの? お目々閉じておいで いたいのいたいの飛んでゆけ 嗚呼 幽玄な四季 悠遠なシーン 遊星じゃない 悍ましき夢見たの? そう・・・ 今宵はまだ おねんねしなくていいよ おいでなさい ねえ 一切合切は花に 嫌いな名を付けて飾りましょう 結んで開いて散って 返されなくて 遊んでいたいの宵闇の国 此処で何を 待っているの? かごめかごめはもう切ちゃったのに 何時になれば 夜と言うの? お目々開けてごらん うしろの正面だあれもいなくて 嗚呼 幽艶な四季 有名なシーン 愉快じゃない 芳しき空見たの? そう・・・ 何だっていないいない無何有郷へどうぞ ほんじゃら バイバイねって 届かなくて 持て余していたつらいつらいの実 お手々繋いでいたって 安心じゃなくて ひとりでいたいの宵闇の国 ねえどうして お星様たちが この国の空にはいないの? 今はカラカラカラ さらら カラカラカラ さらら あした天気になあれ おいでなさい ねえ 一切合切は花に 綺麗な名を付けて枯らしましょう 通りゃんせ もういっかいって 帰らなくて 夜に紛れる宵闇の国 ほんじゃら バイバイねって 聴こえなくて 結んで開いて散ったつらいつらいの実 お手々繋いでいたって 安心じゃなくて 月と逸れる宵闇の国 コメント 名前 コメント
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闇の四段活用 闇の四段活用とは、「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ」の第21話から22話にかけて散発的に書き込まれた保全ネタ。 目次 1.概要 2.実例 3.今後の展望 1.概要 一時期ほどではないものの、一言保全を保全あらしとして通報され、規制につながる事を回避する為に、単純な一言保全を躊躇うリゾスレ住人の数は少なくない。一言保全の代案として雑談が推奨され、作品が投下されるまでのつなぎとして色々な雑談でスレのdat落ちを防いでいるが、異なる保全の方法として色々な保全ネタが書き込まれることがある。闇の四段活用もその一つである。 2.実例 保全ネタとしてはその日の天候等によって、その事象と最も関連深い能力を持っているリゾナンターやダークネスのメンバーが起用されるパターンが多いが、その発展形が闇の四段活用である。 853 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/16(金) 15 23 50.90 O すんごい眠いんだが ダークネスにはそういう能力者がいるのか 854 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/16(金) 15 49 37.61 0 853 ・安倍さんの言霊『お前はすんごい眠くなってその後死ぬ』 ・吉澤さんの催眠「すんごい眠くなってそのまま海に飛び込んで死ね」 ・藤本さんの氷使い「すんごい眠くなってきたでしょ?寝ちゃえば?」 ・飯田さんの予知「ともかくあんたはすんごい眠いまま結局死ぬわ」 リゾスレの本編でも中々見られない、ダークネスの能力者の揃い踏みが見られる。各メンバーの連携による闇の四重殺でなく、闇の四段活用なのは、安倍さんの言霊が発動した時点でもう 853の人は終わっているからである。勿論安倍さんの言霊によって、以降の能力者が動いた可能性も存在するが、睡魔に襲われるという事象が、ダークネスの面々の能力によって導き出されているとしたら、各々どのような決め台詞を吐くかを併記するのが、この保全ネタの意図であり狙いであろう。 そして異変のある体調の部位と、ダークネスメンバーの顔ぶれを変えて投下されたのが、次の事例である。 52 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/19(月) 15 19 11.94 O 今日は目がしょぼしょぼする ダークネスにはそういう能力者がいるのか 54 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/19(月) 15 46 21.28 0 52 ・安倍さんの言霊『お前は目がしょぼしょぼしてその後死ぬ』 ・吉澤さんの催眠「目がしょぼしょぼしてそのまま海に飛び込んで死ね」 ・紺野さんの原子合成「あなたの目の中の水分を全部水素と酸素に分解してみました」 ・飯田さんの予知「ともかくあんたは目がしょぼしょぼしたまま結局死ぬわ」 安倍さん、吉澤さん、紺野さんはともかく飯田さんは予知という形で 52の人に宣告してるだけなんて言わない方が身のためである。 279 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/25(日) 13 55 19.70 O 今日はお腹が痛くて仕方ない ダークネスにはそういうry 280 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/25(日) 14 06 14.89 O そう言う時は、共鳴のマークのリゾ露丸!! リ ゾゾゾッゾ リ ゾゾゾッゾ リ~ゾ リ~ゾ リッゾゾ♪ リ ゾゾゾッゾ リ ゾゾゾッゾ リ~ゾ リ~ゾ リ~♪ ……すまん 284 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/25(日) 16 25 52.52 0 279 ・安倍さんの言霊『お前はお腹が痛くなってその後死ぬ』 ・吉澤さんの催眠「お腹が痛くなってそのまま海に飛び込んで死ね」 ・矢口さんの能力阻害「キャハハ~!大腸菌の働きを阻害してやったもんね~」 ・飯田さんの予知「ともかくお腹が痛くなったまま結局死ぬわ」 矢口が楽しそうで何よりである。上記の 279の人と、 284の人が同一人物であっても、このネタの面白さが損なわれることは無いが、仮に別の人物であったら、 284の人の機転は素晴らしいの一語に尽きる。 3.今後の展望 リゾスレ病の副作用もあってか、体調不良を訴えるスレ住人は少なくないが、ダークネス側の能力者のバリエーションの問題もあり、今後この保全ネタが用いられる可能性は少ない。とはいえ使用例は少ないもののその闇色の輝きは、スレ住人の目に焼きついていることだろう。
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妖魔陣 闇の袖印 (ヤミノソデジルシ) 【クエスト】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (闇の袖印.JPG) 備考 妖魔陣の尖骨鬼,闘魔の鎧,双剣魔よりドロップする。 用途 御蔵番に持っていくと10枠拡張される(1度きり) 一回使ったらなくなる消費アイテム #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 情報募集中 1丹3個出ました -- 名前 コメント
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★ 種族 名称 ドロップ確認 ★5 王国 オールドラゴン アレース 7-終焉の塔 精霊 ザフィドラゴン フェニックス 7‐終焉の塔 蛮族 クラーケン ヒドラクイーン 幽魔 スセリヒメ デモンアサシン ディザスター 7‐終焉の塔 ★4 王国 ツァオベラー 3-暴風の塔 6-暗闇の塔 8-天空の塔 ミスリリオン 精霊 ウンディーネ 8-天空の塔 デメテール 8-天空の塔 7-終焉の塔 6-暗闇の塔 蛮族 リンクス サイクロプス 8—天空の塔 マンモス 8-天空の塔 バディーズ 幽魔 ネクロマンサー ノーフェイス リストレイン 6-暗闇の塔 8-天空の塔 アタランテ 8—天空の塔
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初めて見たとき、胸が…きしんだ。 笑って挨拶したはずなのに、どうしてだろう…。 悲しかった。 あなたはそんな風に笑ってくれない。 そんなことが…胸を掠めたから。 * 今日、またあの夢を見た。 モーニングに入ってから何度目だろう…。 静かな森の奥。 明けることのない夜。 「どしたの? 美貴ちゃん」 引き戻された、そんな感じ。目の前で不思議そうに顔を覗き込むカゴちゃん。 とりあえず笑った。 「ううん。なんでもないよ」 「ふ~ん…」 そぉ? そう言わんばかりの目でじっと見つめられる。 どこか強さを秘めたまなざしが怖くて、見透かされないように少しだけ…ごまかすように目をそらした。 「ほんとだってば。もぉ、心配性だな。ありがとね」 「んー。そっかぁ」 「ん。そうそう。美貴はいつでも元気だから」 どこか不自然な会話。 だけど楽屋のにぎやかさにその不自然さも隠れてくれてるようで、なんとなくほっとする。 ちょこんと首をかしげて、 「そっか。とうとう美貴ちゃんも交信するようなっちゃたか」 「はぁ?」 どうやら勘違いしてくれたかもしれない。 「っていうか、とうとうって?」 返事はにへへっと笑ったあの子らしい子悪魔な笑顔。 「ののー!」 「あっ!」 そのままツジちゃんのところへ走っていってしまった。 交信する人って…ツッコミが命の美貴としてはボケの仲間入りはありがたくない。 けど、あのままあの子にじっと見つめられるのは怖かった。 そのまま勘違いしててくれたらありがたい。 …考えすぎかな? 早く帰りたかった。 仕事も無難にこなした。 一人になりたかった。 美貴の中で何かが叫んで、何かが呻いてる。 あの夢を見た日はいつも、何かが美貴の中で暴れてる。 「美貴ちゃん?」 「あ…梨華ちゃん」 「顔色悪いよ」 心配そうに微笑んで、梨華ちゃんがそっと美貴の手を握る。 少しだけ力を込めてその手を握ったら、不思議と落ち着いた。 「…大丈夫だから」 「ほんとに?」 「うん」 そしてそっと手が離れて、梨華ちゃんは一つだけ微笑を美貴に残してまた向こうへと行ってしまった。 手に残るぬくもりを逃がさないように、気がついたら固く拳を握り締めてた。 * カバンを放り投げて、部屋の電気もつけずにベッドに飛び込んだ。 どうせなら…このまま闇の中に溶けてしまいたい。 ごろりと転がってなんとなく暗闇を見つめて…。 まぶたが重い。 きっとこのまま眠ったらまたあの夢を見る。 「なんだってゆーのよ」 零れ落ちたため息は重すぎて、憂鬱さだけが増す。 目を閉じたら、帰り間際に心配そうに手を握った梨華ちゃんが浮かび上がった。 目を開けて、暗がりの中で見つめた手を握ったら甦ってきた感触。 あの子はただの同僚で、美貴とはぜんぜん違ってて…。 他に何をそんなに意識することがあるの? 仕事のことならともかく…。 時計の針の音がやけに耳をつく。 静かなはずの暗い部屋がやけににぎやかに感じて、でも明かりをつける気にもなれない。 ぎゅうっと枕を抱きしめた。 わかんないよ。 なんでこんなにせつないの? 理由がわからない。 だって美貴にはそんなことに思い当たるものがない。 見た夢の意味がわからない。 それと梨華ちゃんがどう関係あるっていうの? 美貴の中で何かが暴れてる。 気が狂いそうなほど、込みあがる感情。 助けてよ…。 強く唇を噛んだら、鈍い痛み。 口の中に広がった錆びた味。 「くぅっ…」 頭の中にすっと走ったさびしげな眼差し。 何かを呟きかけた唇。 「ぃやだぁ…」 強烈な不安感に襲われて、強く身体を抱きしめた。 わかんない! わかんないよっ! なんでこんなに苦しいの!? たかが夢じゃん! 時計の音がやけに耳を突く。 自分の身体を抱きしめてそのぬくもりにすがるように小さく丸まっても、頭の中をぐるぐる回っていくその眼差しが追いかけてきて離れない。 暗闇はやさしくない。 このまま眠ってしまっても、きっとあの夢の中に放り込まれるだけ。 それだったらこのまま起きていたい。 けど、頭も身体も、そんなことは許してくれないらしい。 考え疲れたのを待っていた睡魔が美貴をひきずるように眠りの世界にさらっていた。 * 「美貴ちゃん?」 カゴちゃんの不思議そうな顔。 ぼんやりと笑って見せた美貴の隣に座ると、 「なんか眠そう。ちゃんと寝てる?」 って、心配そうに首を傾げるから、 「ふふっ。寝てるよ。美貴、寝るの大好きだし」 だけど、返ってきた言葉はちくりと美貴を突き刺した。 「うそ」 心配そうだった瞳からすーっと温度が消えていく。 笑っているようで笑っていない、氷のような瞳。 「ふふっ。そんな疲れた顔で言っても説得力ないよ?」 表情は笑ってるのに、なぜかひどく不安になる。 コワイ…。 「美貴ちゃん」 「ん?」 「本当は、あんまし寝てないでしょ」 「だから、そんなことないってば」 「あるっ」 一瞬にらむようふっと光ったまなざし。 強く言われて、だけどもう何も言えなかった。 事実だから。 どんな深く沈みこんでも、闇は何一つ癒してくれなくて、けだるさだけが体に残ってた。 浅い眠り。 過ぎては消えていく夢が美貴を深いところからすぐに浮かび上がらせて、森の中へと誘い込む。 そんなことすら、彼女はわかってるようで…。 にかっと笑って、すーっとカゴちゃんの手が美貴の胸に伸びる。 ドキッと心臓がいやな音を立てて跳ね上がった。 怖い…。 「美貴ちゃん。まだ…気づいてないんだね」 「…ぇ?」 だけど彼女は答えない。 ふふふっと冷めた微笑。 「そっか。苦しいよね」 ふわりと笑って、透き通るように白い右手がそっと胸に置かれた。 トン…。 目の前が…くらりと歪んだ。 「おはよう。ミキちゃん」 そっと手が離れて、カゴちゃんはにこりと笑うと立ち上がって楽屋を出て行った。 …おはよう? なんてことはない言葉。 なのに、妙に胸に響いた。 ぎりっと痛みを残して…。 「ミキティ?」 「…ぁ」 今度はツジちゃんが不思議そうに顔を覗き込んでた。 いつものようなコドモ丸出しな感じじゃなくて、妙に冷めたような表情で淡々と美貴を見下ろしてる。 「おやすみ」 「…え?」 「今日からちゃんと寝れるよ。たぶん」 「たぶんなんだ」 「うん。たぶん」 こくりとうなずいて、ツジちゃんはにかっと笑った。 「オオカミが、目を覚ましたからね」 まるで内側から殴りつけるように、ずきっと心臓が鳴った。 淡々と言うだけ言って、彼女も楽屋を出て行った。 パタンとドアが閉まって、にぎやかな声が飛び交ういつもの楽屋にいることにようやく気づく。 どっと体に沸きあがる疲労感。そしてすぅっと消えていった緊張感。 ポケットに入れていたMDのヘッドホンをつけて、わざと音を上げた。 ほっといて。 気がつけば彼女、梨華ちゃんはいなくって、それが不思議と妙に切なかった。 わからないけど、梨華ちゃんの手のぬくもりが、今はほしかった。 * たぶんいつもどおりだと、周りには見えただろう。 だけど美貴の中では嵐が渦巻いてて、仕事中、ずっと梨華ちゃんと目を合わせることができなかった。 よくわからない。 たぶん…怖かったから。 おはよう。 おやすみ。 たったそれだけの言葉でめちゃくちゃに狂った美貴のココロ。 こうゆう時に限って亜弥ちゃんは忙しいらしくメールも返って来ない。 不安。 落ち着かない気分を紛らわすにもどうしていいかわからなくって、結局誰かがそばにいてほしいと思って…。 だから手当たり次第に触ってみても、不思議と落ち着かない。 むしろ、内側から湧き上がる不満。 ツジちゃんが言ったオオカミ。 そのせい? もどかしい何か。 みんなそれぞればらばらと帰っていく。 梨華ちゃんはまだいるようだったけど、探す気にも待つ気にもなれなかった。 仕事だからなんとか退屈そうで押し隠しても、もう、今はどうにもできない。 それに、今ここにいる必要もない。 かばんを手に楽屋をでたら、ツジちゃんとカゴちゃんがいた。 「お疲れ」 「うん。またね。ミキちゃん」 「バイバイ。ミキティ」 大げさなぐらい手を振って、いつもとかわんないコドモな笑顔。 なんかほっとしたのも、つかの間だった。 「いいユメ、見れるといいね」 振り向いたら、カゴちゃんは温度を失った瞳で微笑んでいた。 * あいさつをそこそこに交わしながら歩く廊下。 ふと、向こうから歩いてきた二人に目が止まった。 飯田さん…。 そして、梨華ちゃん…。 普段から仲がいいけど、飯田さんが支えるよう腰に手を回して、梨華ちゃんはまるで体を預けるてるようで…。 寄り添って歩いている二人に少し浮かんでいるけだるい感じ。 美貴に気がついた二人はふわっと微笑んだ。 梨華ちゃんはいつものように、でも少し疲れた顔で笑っていた。 「美貴ちゃん、お疲れ。また明日ね」 「あ、うん。また明日。梨華ちゃん」 何事もないように笑って見せたけど、心の中は激しく揺れていた。 「お疲れ様。美貴ちゃん」 ぽんと飯田さんがすれ違い際に美貴の肩を叩いた。 「お疲れ様です」 返ってくるのはいつものような優雅な微笑み。 「うん。明日ね」 離れていく指先がすっと掠めるようにうなじを撫でて美貴の後ろ髪を掬っていく。 …! ゆらりとカラダの中に熱を感じて、すうっと浮かんだ蒼い炎。 くらっと眩暈がした。 「美貴ちゃん?」 心配そうな高い声にはっと我に返る。 「ううん。大丈夫。じゃ」 軽く手を上げて足早に去った美貴の耳に飯田さんの艶めいた笑みが残っていた。 * 真っ暗な森の中。 見上げれば蒼い月。 素知らぬ顔で冷たい光を投げている。 狼は胸の中。 * カチカチ…。 時計の針が時を刻む。 なぜか耳障りで、意味もなくイライラして…。 こういうときに限って誰もいなくて、美貴は部屋で頭から布団をかぶって目を瞑る。 誰かにメールでも…そう思ったけど、なぜだか妙にためらった。 わからない。 ほっといてほしい。 抱いてほしい。 二つの感情がせめぎあう。 抱いてほしい? 誰に!? 頭の中をぐるぐる回る。 飯田さんの微笑。 いつもとかわらない笑顔の…だけどどこか色っぽい梨華ちゃんの眼差し。 カラダが……熱い。 首筋から離れない飯田さんの指先の感触。 「寝れるって…言ったじゃん」 なんとなくツジちゃんの言った言葉に反発してみたけど、それでどうなるわけでもない…。 明日は休みだから、無理に寝ようとしなくてもいいんだ。 ゆっくりでいい…。 それなのに神経は昂ぶって、カラダは熱を持ったまま落ち着かない。 固く閉じたまぶたの向こうの白いドレスの女の人。 静かに微笑んで、想像でしかないのに…包むように抱きしめる腕のぬくもりを感じて目を開ける。 そこは真っ暗闇。 カチコチと時計の音。 ぼんやりと浮かんだのはあの子の……梨華ちゃんの微笑み。 「…」 幻はそっと指先を美貴の方に伸ばして頬に触れて…。 滑るように流れた指はすうっと唇を辿る。 「はぁ……」 零れ落ちた息の熱さ。 内側から溢れだすように湧き上がって美貴を焦がす熱。 真っ暗な闇の中。 自分がどこにいるのかさえ、わからない。 指先は唇から離れると、そっと首筋を辿って胸へと降りていく。 「…っ」 背筋がぞくっと震えた。 薄いTシャツの布地を掠めながら小さく震える美貴を確かめるように動く指先。 「っぁ…っ!」 起き上がってシャツを押し上げる乳首にかすった指先。 荒くなる呼吸。 指先はもう一度確かめるように突き上げているそれの周りを指で辿る。 「っ…んっ!」 指先。 そして、手。 ぎゅうっと荒っぽく掴むと、やさしくやさしくさするように撫でまわす。 「…ん…ゃぁ…」 唇を強く噛んで声を殺す。 固く閉じたまぶたの向こうで微笑むあの子。 熱い…。 シャツの下に滑り込んできた手。 直接触れた指先に小さく震えるカラダ。 零れ落ちる焼け付いた吐息。 「…は…ぁぁ…」 指先はじっくりとゆっくりと美貴の肌を掠めるように辿って、 「ぁっ!」 時々固く起き上がった乳首を弾いていたずらする。 下から覆うように包んで揉みしだく手の淡い強弱のついた力加減。 「んっ…ゃ…ぁ…っ」 ずっと遊んでいた手がするすると下へ降りて、ジャージの中に滑り込む。 「…はっ……」 布越しにすうっと撫でるように動いた指先にカラダがびくりと跳ねた。 そっと…恐る恐る目を開けたら、そこは真っ暗な闇。 透き通るように微笑む笑顔は妖しくて、やさしくて…。 艶やかに揺れる瞳を吸い込まれるように見つめていた。 「んっ!」 ぐっと指先が布地を強く押し込む。 そのままするりと脇から布地の下へと滑り込んで直接触れられて…。 「あっ! ぁっ…ぁっんっ!」 指がいやらしい音を立ててうごめき回る。 割れ目の上をなぞって、濡れた入り口の周りを円を描くように動いて…。 「はっ…っ。やっ…! っ…んっ…」 鼻にかかった自分の高い声にカラダがかーっと熱くなる。 恥ずかしい…。 違う…。美貴は……。 「っぁ…ッ!」 指が入り口の上に顔を出した膨らんだそれを弾いた。 ぴくっとカラダが跳ねて、カラダの熱が頭の中を焼き尽くす。 「んっ…ぁ!」 “ もっと聞きたい。あなたの声… ” 「はっ…っ…ぁ…ぁっ…は…」 耳元で囁く声。 楽しげな微笑。 膨らんだ敏感なそれをいじっていた指。 そしてもう片方の手が、ゆっくりと美貴の中に入ってくる。 「っくぅ…っぁ…ぅんん…!」 ゆっくりとした指の動きは徐々に速くなって、激しく中を攻め立てる。 淫らな音を響かせて、淫らな声を出させて…。 “ くす…。きれい…。もっと…もっと乱れて ” 「ぁっ! んっ…んんっ! っあ…はっ…っやぁっ! っあ…」 真っ白になっていく。 目の前が……。 心臓の音。 熱い肌。カラダ。 “ さぁ…。狂おしいあなたの姿を…もっと見せて ” 暗闇の中に抱かれるような感覚。 ぁ…熔けてく……。 「…っ…ぁあっ!」 それからどれくらい時間がたっていたのかわからない。 たぶんそう長くない時間。 はぁはぁ…と荒れた呼吸。 ゆっくりと引いていくカラダの熱と余韻。 濡れた指先。 強く噛んで、それが夢じゃないことに気づいて、幻の姿を追う。 真っ暗な闇の中。 引いていく熱と入れ替わるように重くけだるいカラダ。 睡魔がゆっくりと美貴を抱きしめた。 * 真っ暗な森の中。 見上げれば月。 素知らぬ顔で冷たい光を投げている。 目の前に狼。 人の姿をした…狼。 じっとこっちを見据えて佇んでいる。 風が泣いて、空気が揺れた。 * 浮かび上がるように目が覚めて、だけどそこは変わらない闇の中。 夜明けまでは、まだ遠い時間。 * 佇んだ人影の顔まではわからなかった。 でも、たぶん美貴とそんなに変わらない背格好。 なんとなくだけど、察しは着いていた。 けれど、だからって、何がわかったわけでもない。 頭の中のかき回すようなロック。 下の子たちのにぎやかな笑い声。 晴れない気分。 募る苛立ち。 そんな視線の先には…いつもあの子…。 苛立ちも何もたぶん美貴のせいじゃない。 たぶん美貴のせいじゃないのに……。 目が離せない。 だけどあの子は…目を合わさない。 * それでも収録は淡々と進んで、その間は笑ったり出来た。 だって、梨華ちゃんにだけ気を取られなくても済むから。 終わってしまえば、また元通り。 晴れない気分ともどかしさを抱えて、足早に楽屋を去る。 早く帰ってゲームでもやれば、少しは落ち着くかもしれないし。 こーいうときはさ、やっぱシューティングとかアクションに限るよね。 そんなことを思いながらドアを開けたら、Wの二人とドアで鉢合わせた。 「あれ? 早いね。もぅ帰るの? ミキちゃん」 カゴちゃんが首をかげる。 「うん。っていうか、美貴、いつもそーだと思うけど」 「あぁー。んー。たしかにね。美貴ちゃん、あんまりメンバーと遊ばないし」 「あぁ、だって、ミキティはあややラブだもん」 ってツジちゃん。 「あーそっかぁ」ってカゴちゃんが笑うとツジちゃんにそっと手を取られた。 「ちょっとさ、ノンたちにつきあってよ」 「え…ぅん」 そのまま引っ張られて、ずいぶんと歩いて連れて行かれた先は娘。の楽屋からはずいぶんと離れた個室の楽屋。 美貴を挟んで手を引く二人はずっと無言で、どこか無表情。 だからいやでも緊張感が増して、おまけにずいぶんと人通りの少ない場所。 「そこ」 ツジちゃんが一番奥のドアを指差して手を離した。 「じゃね。狼さん」 カゴちゃんが繋いでいた手を離してトンと美貴の背中を押した。 「ちょっ…ちょっと待って。何? いったい?」 「ん? 行けばわかるって」 「うん。嫌でもね」 「…」 「ミキちゃん。怖い」 カゴちゃんがわざとらしく体を震わせて、ツジちゃんの後ろに隠れる。 ツジちゃんはカゴちゃんの手を握った。 「まぁさ、とりあえず見てきなよ」 「そしたらさ、会えるから」 「あいぼん。もー会ってるって」 「んー。でもさ、のん。あれでけっこう慎重って言うか臆病だったから、わかんないよ」 なんだかしらないけど、無性に腹が立つ。 それはわけもわからず連れてこられたのと別の苛立ち。 カゴちゃんはそんな美貴ににやりと笑った。 「まぁ、ミキちゃんは気づいてるみたいだけどね」 「あいぼん?」 その意味が少しだけわかった。 …。 じゃあ、会える……って? 「じゃね、ミキちゃん」 「がんばってね。ミキティ」 二人はにかっと笑って手を振ると、すたすたと行ってしまった。 残された美貴は…どうすれば…って、ねぇ。 後ろに向き直って、ドアを見つめた。 その向こう。 そこに何かがある。 苛立ちの原因とかおそらくそういうことだろう。 見たくないと思わせるそんな予感。 けど、見たいと思う衝動。 足は自然と、ドアに向かっていた。 一歩踏み出すごとに高まる緊張感。 ドアノブに手を掛けようとして、少しだけ開いてるのに気づいた。 そして、聞こえてきた声。 「っぁ…」 ドク…ン。 なに…。 今の……。 「ぁ…っ……ぁ」 掠れた声。 艶を含んだそれはあえぎ声に近い。 顔を上げて、開いてるドアの隙間を覗いた。 「…!」 飯田…さん…。 覗いたドアの向こう。 イスに座った飯田さんの膝の上に座って向かい合っている、美貴に背中を向けてるのは…梨華ちゃん!? 「梨華…」 背中をさすりながら、耳元で甘く囁く飯田さんの恍惚とした表情。 梨華ちゃんの唇が耳を甘噛みして頬を滑っていく。 ドクドクドク…早くなっていく鼓動。 ぎゅうって胸を締め付ける痛み。緊張感。 走って逃げたくても、張り付いたみたいに足が動かない。 長い髪が揺れる。 背中をに回った長い腕が狂おしくやさしく梨華ちゃんを焚きつける。 ぴくりと体が揺れて、飯田さんの首にかじりついて舌で耳を愛撫している梨華ちゃんは狂おしく、そして綺麗だ。 息が上手く出来ない。 そして目を離せない。 心拍数が上がっていく。 体が強張って、胸が…痛い。 梨華ちゃんの唇がすうっと下に動いて、飯田さんが顔を上げた。 くすっ…。 耳元でそんな笑い声が聞こえた。 「…!?」 目が合った。 飯田さんは…気づいてる…。 ぎゅうっと胸を締め付けるような吐きそうなほどの緊張感。 飯田さんは梨華ちゃんの髪をなでると、 「いいよ。梨華。おいで」 と、微笑んだ。 梨華ちゃんから零れ落ちたためいき。 真っ赤に焼け付いた熱を持ってるのが、こっからでもわかった。 「カオたん…」 さらけ出された首筋に恐る恐る近づく唇。 美貴の中の狼が震えてる……。 そしてどこか噛み付くように、唇が首筋に吸い付いた。 ドクン! 『 やめろぉっ! 』 目の前が真っ暗になって、歪んだ。 「っ…はっ!」 飯田さんから零れ落ちた吐息、声。 そのとき、ほんの一瞬だけ…梨華ちゃんのカラダに浮き上がるように蒼い炎が見えた…そんな気がした。 吸い付いた唇がゆっくりと離れて、労わるように首筋を軽く食みながら滑っていく。 全身が震えていた…。 心の中はわけわかんなくてめちゃくちゃで、怒りたいのか泣きたいのか悔しいのか…。 わかんない…。 ふらふらと体が後ろに下がって、壁に当たって軽く跳ね返る。 足が動くことに気づいて、美貴は走り出した。 もう、ここにいたくなかった。 狼が泣いてる。 叫んでる。 暗闇の中を走っているような気がした。 走って、走って…。 どう行き着いたのかわからない。 電気もつけずに部屋に飛び込んで、鍵を閉めてベッドに飛び込んだ。 滑り落ちた一滴。 できることならもう…いっそ壊れてしまいたかった。 * 女神のいたずら。 それはあまりにも甘美で、そして残酷。 淡い月。 ざわざわと騒ぐ森の中。 狼はうつむいて佇んでいた。 * 銀色の月。 ざわめく木々の陰に隠れては現れて…。 * “ おまえは…誰? ” 狼の目はそう言っていた。 「聞かなくても、わかってんじゃん」 “ … ” 「あんたこそ何者だよ」 答えは返ってこない。 だって、その答えを美貴は知ってるから。 淡い光に背を向けてるから表情がわからない。 けど、ゆらりと動いた気配を感じて、ふと笑ってるんじゃないかと思った。 黒いドレスが揺れて、足音も立てずにこっちに向かってくる。 風が吹いて、薄暗い森がうめくように騒ぎ出す。 目の前にきた狼はどこか不敵な笑みを浮かべてて、たぶん美貴も時々こんなカオしてんだろーなと、ちょっと思った。 ぐっと顎を掴まれて、覗き込むように顔を見つめられる。 瞳の奥。 その先を覗かれてるようで、じりじりと苛立ちが湧き上がる。 「…ちっ」 振りほどこうとしたけど、逃げられなかった。 おんなじカオしてるくせに、やけに力強い…。 にやりと笑って、狼の手が離れた。 「なんだよ」 “ …別に ” キた。 苛立ちは簡単に怒りに変わった。 「てめぇっ!」 振り上げた腕はあっけなく空を切って、あいつのキラリと光った目だけが幻のように焼きついた。 「くうっ! いってぇなっ…。 離せっ!」 簡単に腕を取られて背中でねじりあげられる。 ぎしぎしと鈍い痛み。 背後から腰に腕が回って、逃げることすら出来ない。 「離せ」 耳に掠めるように吐き出された細い息に紛れて嘲るような笑み。 “ ムダだ ” 腕は開放されたけど、そのまま腰を抱きとめられて動けない。 ぬくもりも感じないのに、腕の力だけがやけにはっきりしてた。 唸りを上げて風が走る。 前髪が揺れた。 耳を掠めた唇。 さっきよりも腕に力がこもって、少し息苦しい…。 “ おまえ…… ” 言いかけて、すっと…腕から力が抜けた。 振り向いたけど、もう、そこにあいつの姿はなかった。 耳を掠めた声。 自分と同じカオ。背格好。 なのに…なんであんなに切ない声……だせるの? 「…」 銀色の月は木の葉の影に隠れては現れて…。 ゆらゆらと揺れる美貴の影。 風はどこか冷たかった。 * 体が妙に重かった。 カーテンの向こうがなんか騒がしい。 「雨…」 まだ暗い部屋の中。 ノイズのような雨音。 明日はどのみちオフだし、出かける気もないし。だから雨が降っていてもかまわない。 ざわめく雨音になんとなくため息。 まだ耳に残る狼の…あいつの声。 目を閉じたらすうっと浮かび上がった、あの人の姿。 「…」 胸が…苦しい。 また一つ、零れたため息。 にぎやかな雨の音。 なんだか急にさびしさに襲われて……。 ぎゅっと目を閉じた。 激しさを増していく雨の音。 鈍くくすぶった苛立ちは流れて消えてはくれなかった。 (2004.12.7-2005.5.27)
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エンカウントボイスVII~XIII+DFFクラウド ティファ セフィロス スコール ラグナ アルティミシア ジタン クジャ ティーダ ユウナ ジェクト シャントット プリッシュ ヴァン ガブラス ライトニング カオス エンカウントボイスVII~XIII+DFF 容量オーバーのためセリフ集から分割しました 前半ナンバーのエンカウントボイスはこちらへ クラウド WOL 迷っているヒマはない か ガーランド あんたの記憶は本物なのか? フリオニール 俺の武器は… この剣だけでいい 皇帝 あんたに悩みはなさそうだ オニオンナイト 目標は高く持っておけ 暗闇の雲 目に見える闇なんて怖くない セシル 闇は 悪じゃないんだな カイン 罪は 償えるものなのか? ゴルベーザ あんたに迷いはないのか? バッツ 楽しそうで 何よりだ エクスデス そんなに望むなら 無に還してやる ギルガメッシュ あんた…何者だ? ティナ もう 恐れはないんだろう? ケフカ …何がおかしい クラウド また あんたか? ティファ まさか戦うことになるとはな セフィロス もう いいだろう スコール あんたの周りは 賑やかだな ラグナ 殺気は…見えないな アルティミシア あんたの事情に興味はない ジタン 悪いが 遊ぶつもりはない クジャ 迷っても 前には進める ティーダ 後悔することはないのか? ユウナ あんたの決意は 固いんだな ジェクト あいつのために 戦ってるのか シャントット 的が…小さいな プリッシュ おまえに 迷いはないのか? ヴァン あこがれるだけじゃ ダメだ ガブラス 迷いから目をそむけるな ライトニング …本物の戦士なんだな カオス 何度でも挑んでやる…! デスペラードカオス あんたの破滅には つきあえないな ティファ WOL マジメなのはいいけど 無理しないでよ ガーランド 輪廻なんて ぶっ飛ばしちゃおう! フリオニール ブツクサ言わない! いくよ! 皇帝 あなたに渡す世界なんてないわ! オニオンナイト よろしくね 小さなナイトさん 暗闇の雲 曇り空はふたりもいらないよ セシル 戦いなんだから全力でいくよ! カイン 私の力 少しは信頼してよね! ゴルベーザ その鎧 鉄拳で砕いてあげる! バッツ その明るさ 誰かさんにも分けてあげてよ エクスデス 私の速さに ついてこれるかな? ギルガメッシュ ごめんね 武器は持ってないの ティナ 答えは 急がなくていいんだよ ケフカ なにがそんなにおかしいのよ! クラウド 戦わなきゃ ダメなんだよね ティファ 腕試しになるかしら? セフィロス あなたを倒して ぜんぶ取り返す! スコール 黙ってたら 何も始まらないよ ラグナ 私の拳も 受け止められる? アルティミシア おばさんが でしゃばらないで ジタン どこ見てるの! 集中っ! クジャ あなたの音楽には 「興味ない」かな ティーダ 調子いいだけじゃ 勝てませんから! ユウナ 約束を守る力 負けないよ! ジェクト 拳のぶつかりあいで 勝負っ! シャントット 殴っちゃっていいの? プリッシュ 料理のしがいがありそうね! ヴァン 無邪気すぎるのも どうかと思うけど… ガブラス 不安なのは あなただけじゃない… ライトニング あなたよりも 強くならなきゃ! カオス 何回でも倒してあげるわ! デスペラードカオス 守ってみせる…帰る場所のために! セフィロス WOL ここが 光の墓所となる ガーランド 輪廻に縛られているな… フリオニール 花は一瞬で散るものだ 皇帝 星の支配者は 私だ オニオンナイト 未来の英雄も いつかは堕ちる… 暗闇の雲 意思のない雲に用はない セシル 光と闇は相容れぬ カイン 小細工で運命は変わらぬ ゴルベーザ 光に 未練があるのか? バッツ …子供か おまえは エクスデス 私が無さえも奪い去ろう ギルガメッシュ 次元の狭間の亡者か… ティナ すべてを 壊せばいい… ケフカ 笑いながら消えろ クラウド すべては幻かもしれないぞ ティファ ヒーローは来ないようだな セフィロス コピーか?それとも… スコール 「孤独」と「孤高」は違う… ラグナ 気楽な輩がいたものだ アルティミシア 過去を捨て去ればいいものを… ジタン 帰る場所など 存在しない クジャ 焦りで身を滅ぼすか… ティーダ 夢から醒ましてやろう ユウナ 祈りなど私が打ち砕こう ジェクト 心おきなく戦えそうだ シャントット 退屈しのぎにはなりそうだ プリッシュ お前に「恐怖」を教えよう ヴァン 空にも 絶望しかない ガブラス 醒めぬ悪夢を知る者か… ライトニング おまえも 呪われた兵士か カオス 神すら…絶望するか デスペラードカオス その程度か…もっと昂ぶってみせろ スコール WOL 光などなくても戦える ガーランド あんたの孤独は理解するさ フリオニール 何故そんなに素直でいられる 皇帝 俺の邪魔はしないでくれ オニオンナイト 生意気な子供だ 暗闇の雲 雲は黙って浮かんでいろ セシル あんたは優しすぎるな カイン 敵と 敵じゃないヤツがいるだけだ ゴルベーザ なんだよ 説教か? バッツ じたばたするなよ エクスデス 正気の沙汰とは思えないな ギルガメッシュ 剣はひとつで十分だ ティナ 力があるのに 怖いのか? ケフカ もう 壊れてるな クラウド 余計なおしゃべりは必要ないな ティファ 説教を聞く気はないからな セフィロス 何も知らないのは あんたも同じだ スコール 俺がおまえなら わかるよな? ラグナ 夢に出てきそうな奴だ アルティミシア おまえの存在を過去形にしてやる ジタン チョロチョロ動くなよ クジャ 信念もなく 生き残れるのか? ティーダ 少しは 落ち着いたらどうだ ユウナ ひとりでは戦わないのか? ジェクト あんたほど お気楽にはなれない シャントット あんたを倒せば卒業か? プリッシュ 孤独を知っているようだな ヴァン やりにくいヤツだ… ガブラス 他人に裁かれる覚えはない ライトニング ただの兵士ではないようだな カオス そう ヤケを起こすな デスペラードカオス 結末を決めるのは おまえじゃない ラグナ WOL ほんとに剣で戦うのか~? ガーランド 戦いより 取材をしたいとこだけどな フリオニール 思い詰めてもしゃーないぜ! 皇帝 陛下 自分のワナにハマるなよ! オニオンナイト よーし おじちゃんが相手だ 暗闇の雲 いかんいかん 集中集中! セシル どっちでも 好きなほうでかかってきな カイン 飛びすぎて 頭ぶつけるなよ ゴルベーザ お兄さん 隠しごとはよくないなあ! バッツ モノマネショーの始まりか? エクスデス あっつい想いを 無にはできないぞ ギルガメッシュ おまえは ちょっと落ち着いたほうがいいな ティナ なあ 思い詰めた顔すんなよ ケフカ さ~て 真面目に相手しようか クラウド オレも いっちょクールに決めるぜ! ティファ コブシでくるとは 勇ましいな! セフィロス 英雄にもいろんなやつがいるなあ スコール どーんと ぶつかってこい! ラグナ 今度 その服着てみっかなー? アルティミシア 魔女はさすがに ほっとけねぇ ジタン そのシッポ グルグルにしてやる! クジャ オレの歌を聴かせてやろう ティーダ 熱いハートで かかってきなさーい ユウナ 守りたいって気持ち わかるよ~ ジェクト オレもいいオヤジになれるかね? シャントット おいおい 試験とかは勘弁だ! プリッシュ 大人げなく 勝ちにいくからな! ヴァン 動かずじっとしてろよ~? ガブラス 重いのは 鎧だけじゃなさそうだな ライトニング 中身までピリピリすることないだろ? カオス お前も苦労してんだな… デスペラードカオス 信じちゃうか? 勇気の力ってやつ! アルティミシア WOL 過去も未来も いずれは消える… ガーランド 満たされぬ想いがこわいのね? フリオニール 夢とは やぶれるもの… 皇帝 あなたは所詮 神のしもべ… オニオンナイト お家に お帰り 暗闇の雲 楽しませてくれるのかしら? セシル 時の鎖からは逃れられないのに── カイン 歯向かうというのですか ゴルベーザ 運命を変えられるとでも? バッツ 遊びではないのですよ エクスデス ひとりで無にお還りなさい ギルガメッシュ 無粋な時の迷い子… ティナ 泣いたっていいのよ ケフカ 死に急いでいるようね クラウド 思い出は 時のまやかし ティファ とんだお転婆だこと セフィロス 栄光は忘れ去られるだけ スコール ひとりで戦えるの? ラグナ 人手が足りないのかしら アルティミシア 魔女は 幾つもの顔をもつもの ジタン 大人しく お逝きなさい クジャ 負け惜しみは無様なものね ティーダ 時の流れに沈めてあげる ユウナ 覚悟はあるようね ジェクト 過去に想いを残したままね シャントット 私の糧となりなさい プリッシュ あなたの時も凍ったままね… ヴァン 逃げ出すなら いまのうち ガブラス 哀れな犠牲者気取りね ライトニング 無駄な足掻きは見苦しいわ カオス 混沌も時から生まれた子供 デスペラードカオス 狂乱の時…哀れね ジタン WOL 派手な舞台になりそうだ ガーランド おまえのゴタクは聞かねぇよ! フリオニール 受け身じゃハートは掴めないぞ! 皇帝 あんた 支配者に向いてないぜ オニオンナイト 知恵とヘリクツは違うからな 暗闇の雲 貫禄あるなぁ 色んな意味で… セシル 手を抜くのは 優しさじゃないぞ カイン いつまでクールでいられるかな? ゴルベーザ おっさんは いい兄貴だと思うよ バッツ この勝負は オレがいただきっ! エクスデス 無 っていうには 目立ちすぎだぞ ギルガメッシュ へへっ どれから盗んでやろうか? ティナ 気が引けるけど…手加減しないぜ ケフカ ピエロは主役にゃなれねぇって! クラウド 夢中で戦うと 楽しいぞ? ティファ 健気でダイタン いいねぇ セフィロス ミステリアスも 度が過ぎると… スコール 言いたいことは 口に出せよ? ラグナ 足がつっても 待ったなしな アルティミシア 時間はたっぷり使うもんさ ジタン 肝心なのは中身だからな クジャ 一人芝居にはさせないぜ! ティーダ 焦ってボール落とすなよ! ユウナ 笑顔のほうが似合うぜ! ジェクト 子供みたいなおっさんだな! シャントット 実験のお相手は遠慮しとくぜ プリッシュ 口の悪さも愛嬌のうち ってね ヴァン どこまでも自由なヤツだよ ガブラス ちょっとは自分を認めてやれよ ライトニング ライト お手柔らかに頼むぜ! カオス 長い戦いになりそうだな… デスペラードカオス 帰るのは「いつか」じゃない いまなんだ! クジャ WOL まごうことなき調和の戦士か ガーランド 話すことなんて何もない…! フリオニール 心の支えを手折ってあげるよ 皇帝 暴君の治世はすぐに終わるよ オニオンナイト 子供のお遊戯には付き合えないね 暗闇の雲 いきなり出てきて僕の邪魔かい? セシル 月はうつろい 闇を呼ぶもの… カイン 不快だよ その自己犠牲 ゴルベーザ キミの本性を暴いてあげるよ バッツ キミの自由を奪ってあげるよ エクスデス キミの存在が無駄なんだ ギルガメッシュ やかましくて 耳障りだ… ティナ カゴの鳥はどこへ飛び立つ? ケフカ 道化の皮を剥いでやろうか クラウド 運命に抗うつもりかい? ティファ 感受性に乏しい娘だね… セフィロス もがれた翼じゃ 飛べないよ スコール 不遜な瞳…気に入らないな ラグナ わざとスキを見せてるのかい? アルティミシア 時は残酷なものだね… ジタン 演者は僕ひとりでいい クジャ キミは僕にはなれないよ ティーダ キミは儚い斜陽だね ユウナ 仲間から引き離してあげようか ジェクト 暑苦しいのは苦手なんだ シャントット さあ 高見の見物といこうか プリッシュ 泥臭い生き方は御免だよ ヴァン 愚直な輩は黙っていなよ ガブラス 堅物の相手は面倒だね… ライトニング まるで主役気取りだねぇ… カオス 孤独に耐え切れなかったのかい? デスペラードカオス フィナーレとは 最高に美しいものだよ ティーダ WOL 修行ばっかで つらくない? ガーランド 大振りばっかじゃ当たんないッスよ フリオニール 仲間と戦うのも経験ッスね! 皇帝 あんたが支配者だなんてごめんだ オニオンナイト あせってもいいことないって! 暗闇の雲 魔物退治してやろっか セシル 白黒はっきり決めるといいッスよ カイン 水の中なら オレも飛べるッスよ! ゴルベーザ 勝っても説教しないでくれよ バッツ エースのマネはムリムリ~ エクスデス ぼーっとしてたら 危ないッスよ ギルガメッシュ あんた いいヤツそうじゃん ティナ 悩むのは後回しってことで! ケフカ 毒気にやられたみたいッスね クラウド 先のことは後で考えるッスよ ティファ おたがい手抜きはナシってことで! セフィロス すぐ終わらせてやるからな スコール ひとりでカッコつけんなって ラグナ ハートじゃ負けないッスよ! アルティミシア 時を止めたら つまんないッスよ ジタン 尻尾つかんでやるッスよ クジャ そのカッコ サムくない? ティーダ ニセモノエース 退場~! ユウナ 練習試合…だよな ジェクト 新しい伝説を刻んでやる! シャントット ジュニアの部はないッスよ? プリッシュ いいね! 熱いッスね~! ヴァン 途中でとんずらすんなよ! ガブラス もうちょい気楽にいくッスよ ライトニング ヒーロー参上! な~んてね カオス 目指す背中は もっとデカいんだ! デスペラードカオス 笑顔のままで 終わらせてやる! ユウナ WOL 私 後戻りはしません ガーランド あなたの戦い 終わらせます フリオニール 夢は 夢で終わらせない…! 皇帝 世界は あなたのものじゃない…! オニオンナイト キミも 召喚士を知ってるの? 暗闇の雲 元の場所に 還って! セシル 乗り越える姿 見せてください カイン 悲しまないために 戦います ゴルベーザ 逃げないって 決めたんです バッツ 私まで元気になれそう エクスデス 無にしたいのは みんなの悲しみ ギルガメッシュ もしかして 意外と楽しい人? ティナ 自分を信じてあげて ケフカ 無意味な破壊は 私が止める! クラウド 助けるために 戦うんだね ティファ 私にも 約束があるんだ セフィロス 滅びの力には 負けない… スコール みんなと一緒にいたくないの? ラグナ 私の覚悟 見ててください アルティミシア 全力で戦います ジタン 勝てたら お芝居 見せてね クジャ 惑わされないようにしないと… ティーダ キミと戦うなんて…… ユウナ 私? それとも似てるだけ? ジェクト ジェクトさん いきます! シャントット 修行の成果を見せなきゃ プリッシュ 元気いいね 見習わなきゃ ヴァン 私も自由になれたらいいな ガブラス 憎んでも何も生まれません ライトニング あなたも何かを背負っているの? カオス あなたを 必ず倒します! デスペラードカオス この身にかえても みんなを守ります! ジェクト WOL カタブツ野郎は嫌いじゃないぜ ガーランド ベテラン健在ってか? フリオニール 結局 どの武器が得意なんだ? 皇帝 どうせ小細工たくらんでんだろ オニオンナイト ハッ ガキのお守りか 暗闇の雲 勝負をウヤムヤにすんなよ! セシル 誰かさんに心配かけんな カイン ケッ お空へカッ飛ばしてやらあ ゴルベーザ お互い 苦労が絶えねえな! バッツ へっ ヤンチャ坊主が…! エクスデス 攻めてこねえと勝ち目は「無」だぜ ギルガメッシュ 一番いい剣 選んどけよ! ティナ 泣くなよ オレが気まずいからな ケフカ おいおい 壊れもの注意ってか クラウド そんな思いつめたツラすんなよ ティファ 信じられるのも 若さだぜ! セフィロス お互い伝説の英雄ってか スコール カリカリすんなよ 若造! ラグナ 風格だけは大物だな アルティミシア さては未来を信じねえ歳か ジタン しつけがなってねえ坊主だ クジャ 自信がねえから気取ってんだろ ティーダ 1000年早いって! ユウナ 手加減 できねえしなあ…… ジェクト スーパースターはどっちだ? シャントット おっと ボールかと思ったぜ プリッシュ 拳で挑むたぁ いい度胸だ ヴァン 無限の可能性を信じてんだな ガブラス 審判って レフェリーのことか? ライトニング 鼻っ柱の強いネエちゃんだな! カオス スケールはでかいが オレほどじゃねえ デスペラードカオス いっちょ派手に ぶちあげるぜ! シャントット WOL 謙虚さが足りないようですわね ガーランド 冴えない黒幕もいたものね フリオニール 器用貧乏では勝てなくてよ 皇帝 世界はわたくしのためにありますのよ! オニオンナイト 球根炒めにしてさしあげますわ 暗闇の雲 蒸発させてあげますわ セシル 転職をおすすめしますわ カイン よからぬ企みをお持ちのようね ゴルベーザ 引き返すなら今ですわ バッツ 計り知れないおろかさですわ エクスデス あなたが勝つのは無理ではなくて ギルガメッシュ 不運を背負った方のようね ティナ 制御してこその力ではなくて? ケフカ お望みどおり 破壊してさしあげますわ クラウド 血に迷うのも ほどほどに ティファ 小娘がわたくしに勝てるとでも? セフィロス しつこい男は嫌いですの スコール 学生気分が抜けないようですわね ラグナ わたくしに挑むとは うっかりさん… アルティミシア 魔力はそれで全部かしら? ジタン 軽口を叩く余裕はなくてよ? クジャ 隠した尻尾が震えてますわよ ティーダ 余興のお遊戯とは違いましてよ ユウナ 召喚士…本物かしら? ジェクト 中身はお子様のようですわね シャントット 失敗作…かしら? プリッシュ 命知らずなお子様ですわ ヴァン 口のきき方を知らないようね ガブラス わたくしがルールですわ! ライトニング ぶっ潰す の意味を教えてさしあげますわ カオス 破壊には破壊を…ですことよ! デスペラードカオス ブチ切れは わたくしの専売特許ですわ プリッシュ WOL へっへー 譲れねぇ戦いだぜ! ガーランド けっこう不幸な奴だなおまえも フリオニール かしこまってないで 楽しくやろうぜ! 皇帝 もっかい地獄に落としてやらぁ! オニオンナイト 外見で判断はしねーぜ! 暗闇の雲 雲って 殴れるのかなぁ? セシル 優しくしてくれよな! カイン 本気なら 相手してやるぜ! ゴルベーザ 説教くせぇのは苦手なんだよ! バッツ おまえ …全体的にカルイな! エクスデス 「むー」ってそんなにおもしれぇのか? ギルガメッシュ 使う剣 迷ってんじゃねぇぞ ティナ あんま 大暴れすんなよ? ケフカ おまえのやり方 気に食わねぇぜ! クラウド 根性 叩き直してやる! ティファ 蹴りワザなら負けねぇぜ? セフィロス ふところに入れば俺のモンだな! スコール もっと声に出して行こうぜ! ラグナ 本物のバカが来やがったな! アルティミシア 時をムシすんのは勧めねえな ジタン とんずらするなら今のうちだぜ? クジャ おまえ 不安定のカタマリだな! ティーダ 俺もエースになれるかな! ユウナ あんたの召喚 見せてくれよ! ジェクト 素直になれよな おっちゃん! シャントット …おばちゃん 無理すんなよ? プリッシュ 終わりは…俺自身の望みなのか? ヴァン 頑張るやつは好きだぜ? ガブラス ぐじぐじ悩んだって始まらねぇぞ? ライトニング 生意気そうなヤツだなー! カオス 「世界の終わり」は これで終わりだ! デスペラードカオス 世界は俺が 終わらせねえ! ヴァン WOL ずっと気張ってて 疲れない? ガーランド 相手してやるよ おっさん! フリオニール 夢をかけて勝負といくか! 皇帝 おまえって…何様? オニオンナイト 強がってられるのも 今のうちだぞ! 暗闇の雲 着るもの…貸そうか? セシル 迷ってたら 飛べないぞ カイン どこまで高く飛べるんだ? ゴルベーザ 信じていいか 確かめるぞ! バッツ 空はどこより自由だぞ! エクスデス 無にしちゃうって 悲しくないか? ギルガメッシュ 悪い 会ったことあったっけ? ティナ 相手はオレだ 元気出せって! ケフカ おっ! サーカスの始まりか!? クラウド 考えるより 戦おうぜ ティファ だいじなもの 見つけような! セフィロス なあ おまえの夢ってなに? スコール いい勝負にするぞ 絶対な! ラグナ 迷ってどっか行くなよ? アルティミシア ところで あんたって何歳? ジタン 盗賊には 負けられないな! クジャ ジャマなプライド へし折ってやる! ティーダ 空と海 どっちが自由か勝負だ! ユウナ 仲間連れてんの ずるくないか? ジェクト リクツ抜きでぶつかろうな! シャントット おまえさぁ…何歳? プリッシュ プリッシュって…何歳? ヴァン 主人公はこのオレだ! ガブラス あんたは…絶対倒す! ライトニング おまえ もしかして 怒ってる? カオス ホントの自由を教えてやる! デスペラードカオス スゲッー! オレが倒していいか!? ガブラス WOL 届かぬ光ほど 虚しいものよ ガーランド 戦いにおぼれた騎士め… フリオニール かなわぬ夢に意味などない 皇帝 貴様に忠誠は誓えぬな! オニオンナイト 怒りも悲しみも知らぬ子供が…! 暗闇の雲 雲など 切り裂くだけだ セシル 貴様を見ていると 虫唾が走る カイン 貴様も裏切り者か… ゴルベーザ 粛清の刃 受けてみよ バッツ 力無き者に自由はない! エクスデス 手にした力で何を守る? ギルガメッシュ 強者を名乗る 覚悟はあるか? ティナ 他人の夢に ただすがるか… ケフカ 私に小細工は通じぬぞ クラウド 忠も義もなき戦士か ティファ 信じる者は 裏切られる… セフィロス 落ちぶれた英雄に裁きを! スコール よそ見をする余裕はないぞ ラグナ 憎しみとは無縁そうだな アルティミシア 魔法で過去は覆せん ジタン ネズミが一匹 迷いこんだか クジャ …何におびえている? ティーダ 駆け回っても勝てはせんぞ ユウナ 庇護されなければ戦えぬか ジェクト …捨てられぬものがあるようだな シャントット その魔力で 何を欲する? プリッシュ 貴様も闇を抱えて生きているな ヴァン これは天の計らいか… ガブラス 憎いほどよく似ている ライトニング 軍人ならば 覚悟はいいな? カオス 混沌も憎しみには勝てん! デスペラードカオス 乱れし神よ…裁きのときだ! ライトニング WOL おとぎ話の住人が相手か ガーランド 戦うだけなら 死に方でしかない フリオニール 意志と覚悟を見極めてやる 皇帝 簡単に人を支配できると思うな オニオンナイト 私に鍛えてほしいのか? 暗闇の雲 破滅なんて認めるか セシル 一瞬で勝負を決めてやる カイン その武器で どこまでやれる? ゴルベーザ 私を止められはしないぞ バッツ 気楽過ぎて笑えるな エクスデス 無でもどこでも勝手に消えろ ギルガメッシュ 腕に自信があるらしいな ティナ ためらうことを 自分に許すな ケフカ 冗談は顔だけにするんだな クラウド おまえも組織に飼われていたのか ティファ 迷いとは無縁らしいな セフィロス 英雄の面影は無いようだな スコール 学生に実戦を教えようか ラグナ 真面目に戦えよ アルティミシア 未来は自分で決める ジタン 悪いが手加減はできない クジャ 芝居なら他でやれ ティーダ 素人だろうが 手は抜かない ユウナ 背負うものに潰されるなよ ジェクト どうやら無駄に頑丈そうだ シャントット 無責任なのは気に食わないんだ プリッシュ 戦士というより単なるガキか ヴァン 考えるより先に飛ぶタイプか ガブラス おまえも戦いに身を置く者か…… ライトニング 邪魔する奴は全員敵だ カオス 貴様が元凶か… デスペラードカオス 倒すと決めた相手だ 容赦はしない カオス WOL 償いはいらぬ ただ消えよ ガーランド 我に牙を向けるか! フリオニール この世こそ 果てぬ悪夢 皇帝 虚無の世界に王は不要 オニオンナイト 小さき心 震えているぞ 暗闇の雲 闇より深き 混沌に沈め セシル 光が消え 闇と滅す カイン 裏切りの刃は 己を滅ぼす ゴルベーザ 光への渇望も もはや無意味 バッツ 求めれば 希望は失われる エクスデス 究極の無は 目の前におる ギルガメッシュ 次元の狭間に去れ! ティナ 力は要らぬ 我こそが力 ケフカ 望むまますべてを破壊してやろう クラウド 意思は混沌を超えられぬ ティファ 約束の果て 見届けよ セフィロス 癒しが欲しければ ひざまずけ スコール 孤高は すなわち絶望よ ラグナ 心で消滅はまぬがれぬ アルティミシア 永劫の孤独を 知っておるか? ジタン 終幕の舞台に 観客はいらぬ クジャ 終焉の宴 踊り続けろ ティーダ 夢幻は 虚無に消えゆく ユウナ 死人の舞いで 破滅を祝え ジェクト 可能性はみな 閉ざされた シャントット 我が世界は みずから壊す プリッシュ 生を願うな 死を望め ヴァン 究極の自由は 死の先にある ガブラス 抗う運命とともに滅びよ ライトニング その瞳に絶望を宿そうぞ デスペラードカオス 哀れな駒め
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闇の回廊 ※無印の✦は陽石の雫×1 ※が付いている✦は陽石の雫×2 B1 ①:毎ターンDP+10%(前衛) ②:バトル開始時SP+1 ③:毎ターンSP+1(前衛) B2 ①:エクストラターン ②:毎ターンSP+2(後衛) ③:バトル開始時SP+1 B3 A:闇のリング★6(無印〜+4) BOSS:パープルアイ(弱点:光・打/耐性:闇・斬) B4 ①:エナジー回復+20 B5 A:碧琥珀の雫 BOSS:パープルアイ(弱点:光・打/耐性:闇・斬)