約 26,222 件
https://w.atwiki.jp/tohokan/pages/188.html
サークル:ミジョンティー Number Character Name Designer Size Note 01 チルノ ダージリン・紅茶 54mm 02 レミリア・スカーレット ダージリン・紅茶 54mm 03 アリス・マーガトロイド ダージリン・紅茶 54mm 04 ミスティア・ローレライ ダージリン・紅茶 54mm 05 小野塚 小町 ダージリン・紅茶 54mm 06 藤原 妹紅 ダージリン・紅茶 54mm シークレット 詳細 博麗神社例大祭5(2008/5/25)にて初頒布 当てもの形式 価格:200円
https://w.atwiki.jp/mbgrms/pages/279.html
271 : 非通知さん@アプリ起動中[sage] 投稿日:2016/06/15(水) 22 55 06.46 ID I2oPDleS 飲みたい 投稿者:変態プロデューサー 紅茶に夢中の雪乃をやりたいぜ。冷ました紅茶でわかめ酒ならぬわかめ紅茶を堪能してから、 股間をねっとり愛撫しながら乳首やほっぺにミルクをかけたりフェラされたら最高や。 もう考えただけでちんぽが勃起してしまう。 出来れば紅茶の種類はダージリンが王道だが、 わかめ紅茶ができるならローズヒップやオレンジレンジペコの紅茶でもいい 雪乃の股にスコーンを挟み蜂蜜の代わりに愛の蜜を気が狂うほどぐちゃぐちゃにかけながら、 口に頬張りに互いの陰毛まみれのデリケートゾーンを舐めあいたいんや。 又雪乃の目の前でせんずりまんずりを見せ合ったり、 そのまえで小便を掛け合ったら興奮してたまらないぜ。一緒にやろう。 英国由来の紅茶なら良いが、中国やインドの紅茶でも良いぜ。 普段はコーヒーを嗜む変態親父や。雪乃にコーヒーを飲ませて苦い顔を見るのも最高や。 カフェインをもっと寄越しくれ。紅茶、飲んで待つぜ。
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/297.html
etek /// / 茶 \ sid etek(茶、葉の水) \ 茶類 \ 2 紅茶 \ [ yuo ] \ onの茶をal(人)へ出す、入れる \ [ kirs ] \ 『ミールの書』で茶といえば紅茶を指すので、無標は紅茶である。紅茶はアルカで尤も普通に飲まれる嗜好品。砂糖などを入れて飲むが、ストレートも多い。紅茶は食事のときでなく、間食時に飲まれ、軽食と一緒に取られることも多い。尚、紅茶は様々なステインで歯を汚すので、アルカは歯を白くする歯磨き粉などを重視する。また、ふつうはetekといい、dafetekは明示的である \ [ ova ] \ ya etek 紅茶いれて、作って \ an xen-a etek ok la 彼女とお茶をした \ etek gyu 苦い(渋い)お茶 \ etek atx うまいお茶 \ fonf-e お茶を濁す \ ezak-e etek お茶をこす \ xix-e sanz e etek お茶を習う \
https://w.atwiki.jp/tohokan/pages/28.html
サークル:ミジョンティー Number Character Name Designer Size Note 01 紅 美鈴 ダージリン・紅茶 54mm 02 西行寺 幽々子 ダージリン・紅茶 54mm 03 河城 にとり ダージリン・紅茶 54mm 04 東風谷 早苗 ダージリン・紅茶 54mm 05 八坂 神奈子 ダージリン・紅茶 54mm 06 八雲 紫 ダージリン・紅茶 54mm シークレット 詳細 東方紅楼夢3(2007/11/4)にて初頒布 当てもの形式 価格:200円
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/155.html
「どう、真紅ちゃん…?」 紅茶を一口飲んだ真紅に、のりがおずおずと尋ねる。 真紅はふう、と一息吐くと目を開いてのりの方を見た。 「…今一ね。紅茶本来の味が上手く引き出せてないわ」 「あう…そう…」 良くない評価を貰ってのりはガクッとうな垂れた。 今日は自信があったのだが。落ち込んだのりを見て、真紅は少しだけ微笑む。 「そう落ち込まないで。のりの紅茶は優しい味がしてるから好きよ」 「ありがとう…」 そう言って真紅は一口紅茶を飲み、のりも紅茶を飲む。 (…美味しいと思うんだけどなぁ…) 自分の中では上出来なのだが、真紅の舌にはまだまだ敵わないようだ。 自分の淹れた紅茶を真紅から「美味しい」と言ってもらいたい。 それもお世辞ではなく、心の底から美味しいと。いつ頃からかそう思っていた。 ジュンがお世話してもらってるからそのお礼に、と言うこともあるが…それ以上にもっと真紅に気に入られたい。 …いや、好かれたい、と言った方が正しいだろう。その一心でのりは紅茶の淹れ方を工夫していた。 だが、実際はなかなか上手くいかない。 一応今日みたいに「優しい味がする」とフォローを入れてくれるがそれでは満足できない。 フォローではなく、美味しいという感想が欲しかった。 『これがキミが犯人と言う証拠だ!』 「なるほど…さすがくんくんなのだわ」 「さすがくんくんなのー」 真紅達がくんくん探偵に夢中になってる間に、のりはこっそりとジュンの部屋に向かった。 ジュンの部屋の扉を叩くと、中から「なに?」とぶっきらぼうな返事が聞こえてきて、それから扉を開ける。 「どうしたの?」 「ジュン君、ちょっとパソコンやらせてくれない?」 「パソコン? …まあ、いいけど」 ジュンの承諾を得てパソコン机のイスに座った。 「珍しいなのりがパソコンなんて。何すんの?」 「えっと、インターネット。ちょっと調べ物」 「へぇ」 そう言ってる間にのりはインターネットを始めようとするが、その手がキーボードを見て止まる。 しばらくのりはそれを眺めていたが、やがて情けない声を出しながらジュンの方を向いた。 「ジュンく~ん…どうやってやるの~…?」 「……」 「…で、結局何を調べたいわけ?」 やれやれと言った様子で変わり、ジュンが尋ねる。 「えっと…紅茶の美味しい淹れ方を調べたいんだけど…」 「紅茶の淹れ方? それぐらい知ってるんじゃないのか?」 「…真紅ちゃんが美味しいって言ってくれるような淹れ方が知りたくて…」 「ああ、なるほど」 相槌を打ち、ジュンは検索欄にキーワードをキーボードで打ち込んでいく。 それを検索すると多くのヒットページが出た。 「わぁ、こんなに…」 「後は自分で調べてって。ここで前のページに戻るから。クリックぐらいは分かるよな?」 「うん」 のりは頷き、ジュンが座ってたイスに変わりばんこに座る。 それから色んなページを見ていき、気になった部分をメモしていく。 その様子をジュンは退屈そうに傍観していた。 「でも、紅茶の淹れ方なら真紅に直接聞いた方が早いんじゃないの?」 「教えてもらったら意味無いの。私が考えて淹れたのを美味しいって言ってもらいたいの」 「ふーん…なんで?」 「なんでって…その、ジュン君がいつもお世話になってるし」 「お世話って、お世話になってるのはむしろ向こうの方だろ」 「あら、でも真紅ちゃん達といるジュン君は楽しそうよ?」 「…そう言うんだったらもう終わらせるぞ」 少しムッとした様子でジュンがそう言うと、のりは慌てて口を押さえた。 試行錯誤を繰り返し紅茶を淹れていくうちに、キッチンに紅茶の香りが染み付いてきた。 そして、やっと今までよりも格段美味しいと言える紅茶が出来た。 「…美味しい。本当に淹れ方で味がこんなに変わるのね…」 ほう、と溜息を吐きカップを置く。それと同時にキッチンに真紅達が入ってきた。 「うわ、キッチンが紅茶臭いですぅ」 「紅茶臭いって…翠星石…」 「のり、何してるのー?」 「あ、真紅ちゃん達。今ちょっと紅茶飲んでたのよ」 「そう。ちょうど良いわ、私達にも頂けるかしら?」 「ええ、もちろん」 真紅に言われて、のりはメモを片手に紅茶を淹れに掛かる。 さっきの手順と分量などを思い出しながら手を進めていった。 (…これで良いはず…) こうしてさっきと同じ紅茶が出来上がり、真紅達4人に差し出した。 紅茶を受け取った4人はそれぞれ紅茶を飲み始める。 「ん、なかなか美味しいですぅ」 「そうだね。いつもより美味しいかな」 「おいしいのー!」 皆思い思いに賛辞の言葉を言い、それでのりも嬉しくなる。 だが、まだ肝心の真紅が感想を言っていない。やがて真紅も紅茶のカップを置いてふうと一息ついた。 のりは緊張して真紅の方を見る。しばらくして真紅は閉じていた目を開いた。 「美味しいわ。上出来よ、のり」 (やった…!) 初めて真紅からそう言われて、のりの顔に満面の笑みが広がっていく。 苦労した甲斐があった、心の底からそう思った。 そうしている間にも真紅は紅茶を飲み干し、空になったカップを差し出した。 「もう一杯頂ける?」 「ええもちろん! たくさん飲んでね!」 「いや、紅茶ばかりそんなに飲めないのだわ…」 「あ、そうね。今お菓子持ってくるわね」 そう言ってのりはお菓子を取りにキッチンを出た。 (やっと、やっと美味しいって言ってもらえた…!) その事が嬉しくて、思わずその場で小さくガッツポーズを取った。 このまま小躍りしてしまいそうだ。 「…何してんの?」 「え?」 声がした方を見ると、ジュンが階段でのりを不審そうに見ていた。 「い、いや! なんでもないの!」 「…その様子じゃ、上手くいったみたいだな」 「え…う、うん」 「まあ、頑張れよ。意外と狙ってるやつ多いから。水銀燈とかさ…」 「へ?」 「まあそういう訳だから。じゃ」 ニヤニヤとそう言って部屋に戻ろうとするジュン。 「こ、こら! お姉ちゃんをからかうんじゃない!」 ジュンは顔を赤くして怒るのりを無視して部屋に戻って行った。 残されたのりは顔を赤くしたまま立ち尽くす。 「…水銀燈も真紅ちゃん狙ってるのね…あまりうかうかしてられないわ」 一人、心の中でそう決意するのりだった。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/595.html
76 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 23 02 03 とりあえず、コペンハーゲンの新しい店員というのが気になった。 何しろ自分のバイト先だ、これから関わることも多いだろう。 「バゼット、新しい店員って、知り合いか?」 知り合いと書いて危険牌と読む。 バゼットが店員になっただけでもメンタンピンドラドラの満貫状態なのだ。 コレに更に知り合いが加わったりしたら、裏ドラが乗って跳満になりかねない。 「いえ、初めて見る方でしたが」 だが、意外にもその危険牌はあっさり通った。 「え、違うのか? じゃあ、普通の人?」 「そうですね……私も挨拶程度しかしていませんから、よくわかりませんが」 そう前置きしてから、バゼットは自分の所感を述べた。 「眼鏡をかけた、線の細い若い男性でした。 性格的には、割と軽い方で、オーナーたちともすぐに打ち解けていました。 あまり力仕事に向いているようには見えませんでしたね。 むしろ、バーのカウンターで接客をしているほうが似合いそうな雰囲気でした」 つまり……少し悪い言い方をすれば、優男、ということか。 女なのに力仕事が得意なバゼットとは正反対だ……げふんげふん。 「ふうん。普通の人みたいだな。 大丈夫なのかバゼット? 一般人の前でカウンターとか破壊しちゃったら絶対引かれるぞ?」 主に給料とかな。 「だっ、だから好きでしているわけではないと言ったじゃないですか! ……本当に、こういうところだけ似ているんですから……」 ああ、そうだそうだ、そっちの人のことも聞こうと思ってたんだ。 続けてバゼットをからかった人について尋ねようとした、が……。 「……士郎、そろそろいい加減に……」 ふと隣を見れば、腕組みしている水銀燈のジト目が。 マズイ、もう時間切れか。 「わかった、悪い、水銀燈。 ……バゼット。俺はもう行かなきゃならないから。 バゼットは……これから俺の家に?」 「あ、はい。そのつもりでしたが」 「じゃあ、悪いけど、家で待っててくれ。 用事が済み次第、俺もすぐに戻るから」 「わかりました。では、お邪魔させていただきます」 頷くバゼット。 それに軽く手を振って、背を向けて走り出……そうとして、いきなり踏み止まった。 「っと、そうだ、肝心なことを聞き忘れてた。 そのコペンハーゲンの新しい店員さん、名前はなんていうんだ?」 いかんいかん。 よりによって一番大切なところを忘れるところだった。 振り返った俺に、バゼットは相手の名前を告げた。 「白崎、と名乗っていましたが」 「白崎か……わかった、ありがとう」 白崎。 次にバイトに行く時は、その名前を覚えておこう。 そう心に決めてから、俺は再度、水銀燈を伴って走り出した。 走ることしばし。 俺と水銀燈は、眼前に遠坂邸を仰ぐ場所に立っていた。 「……ふう。着いたか」 「ここが真紅のハウスね……」 走り詰めで少し息を切らせる俺と、どこかで聞いたようなフレーズを呟く水銀燈。 そんな俺たちに――。 α:「……来たか小僧」不意に、屋根の上から声が降ってきた。 β:「あら、士郎」扉を開けて、中から私服の遠坂が出てきた。 γ:……おかしいな? だれも出てくる様子がないぞ。 投票結果 α 4 β 1 γ 5 決定
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/596.html
149 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/04/01(日) 11 37 50 遠坂邸の門の前に立つ。 ここから一歩踏み込めば、遠坂の敷地……魔術師のテリトリーだ。 とは言っても、今回は遠坂と喧嘩をするためにやってきたわけではないので、そんなにピリピリする必要はないのだが。 「ふ、ふふふふふふ……」 隣で必要以上にピリピリしている水銀燈さんには言っても聞かないんだろうなぁ。 「あのさ水銀燈、最初っから喧嘩腰じゃあ、まとまる話もまとまらなくなるぞ?」 「あらぁ、私はただ、真紅をからかいに来ただけよぉ? 仲良くするなんて真っ平だし、あの子の話なんか知ったことじゃないわ。 そんなことより、早く呼び出しなさいよぉ」 「……わかったよ」 本当に、それでいいのか、水銀燈? そう心の中で呟きながら、俺は門の脇に備え付けられた呼び鈴を指で押した。 リーン、という音が館に響く。 ……ここで安っぽい電子音じゃなくて、本物の鈴っぽい音が鳴るあたり、流石魔術師と言うべきか、流石金持ちと言うべきか。 「とうとう会えるのね……真紅ぅ」 「……結局、今まで聞きそびれてたんだけどさ。 その真紅ってドールは、一体どんな奴なんだ?」 かなり今更な気がするが、気になっていたことを尋ねてみる。 水銀燈は不愉快そうに、ふん、と鼻を鳴らした。 「……えらそうな態度の、生意気で不細工な人形よ。 他人を見下して、自分だけは特別だと思ってるお馬鹿さん。 レディを装ってるけど、所詮見せかけだけ。虫唾が走るわぁ」 なんとも酷い言いようだな。 どうも水銀燈の人物評を聞いていると、会ってもいない相手のイメージがどんどん悪くなっていく。 「……聞いた限りだと、随分仲が悪そうだけど。 なにかあったのか?」 再び疑問を投げかけると、水銀燈はふと、俯いて。 「………………貴方には、関係ないわぁ」 そう言い捨てるまで、随分と間が合ったのが気になった。 「一つだけ言える事があるわ。 真紅を壊すのはこの私。 今まで、幾つもの時間で戦って、いずれも決着は付かなかったけど。 今度こそ、この水銀燈の手で……。だから、士郎」 俯いていた顔を、ゆっくりと持ち上げる。 「今回はからかいに来ただけだけど……雛苺のときみたいな『気まぐれ』は無いわぁ。 また『正義の味方』とか言って、真紅に肩入れなんてしたら……赦さないんだから」 相変わらず、真紅って奴に関しては水銀燈は本気だ。 口ではなく、冷たい瞳がそう語っていた。 なので、俺は小さく頷いて見せる。 「わかってる。 もしその真紅って奴が、お前の言うような奴なら、俺も倒すことに反対しない。 それに、俺のほうも、ちょっと馴れ合いたくない事情がある」 なんせ、ミーディアムがアイツだしな。 「それにしても……」 呼び鈴を鳴らしてから数十秒経ったが、いまだに沈黙したままの館を見上げた。 「おかしいな? 誰も出てくる様子が無いぞ?」 念のため、もう一度呼び鈴を鳴らしてみるが、反応は無い。 誰も居ないのか? でも、まだ午前中なのに……。 「鍵は……あれ、開いてるのか」 門を押してみたところ、あっさりとそれは開いた。 少なくとも、だれも居ない、というわけでは無さそうだが。 「……よし、遠坂には悪いけど、中に入らせてもらおう。 いいか、水銀燈?」 「ええ、もちろんよ」 150 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/04/01(日) 11 38 36 門をくぐり、敷地に入る。 一瞬、来た道を引き返すということも考えたのだが、鍵が開いているのに誰も出ないという状況はちょっと不審だし、なにより水銀燈が納得しないだろう。 「……なんだか、へんな感じぃ。 入った途端に、空気が濃くなったみたい」 遠坂邸の空気を敏感に感じ取ったのか、水銀燈が訝しげに眉をひそめている。 「まあ、一流の魔術師の陣地だからな。 俺の家なんかとは違って、土地の魔力も強いみたいだし」 遠坂なんかは、この敷地の土で傷を癒すこともあるらしいしな。 「ふぅん……でも、それだけじゃないような気がするけど……。 まぁいいわ。早く行きましょう」 「……? ああ」 門から玄関までは、さほど距離は遠くない。 玄関の扉のノブをひねると、やはり鍵がかかっていなかった。 「行くぞ……」 扉を開けて、中の様子を窺う。 外観と同じく、洋風な造りの廊下はしん、と静まっている。 ここには何度も来た事があるが、こんなに静かなのは一人で掃除しに来たとき以来だ。 「おーい、誰も居ないのかー?」 呼びかけてみても、やっぱり反応無し。 やはり誰も居ないのか? でも、だとしたらなんで鍵がかかってなかったんだ? 不信感を募らせながら、さらに奥へ。 この先には、居間と台所がある。 誰かがいるなら、一目でわかるはずだけど……。 「あ……」 居間に足を踏み入れたとき、そこで俺が目にしたものは――。 α:椅子に座った人形がお茶を飲んでいる、一枚の絵のような光景だった。 β:数え切れないほどの水晶が突き刺さった惨状だった。 投票結果 α 4 β 5 決定
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/604.html
263 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/04/07(土) 23 22 03 それは、目を疑うような、美しい惨状だった。 絨毯は輝きに引き裂かれて。 長机は煌きに砕かれて。 椅子は照り返しを受けて見るも無残。 床から、壁から、天井から……屹立した紫の水晶が、居間を蹂躙していた。 「あ、え……? なんだ、これ……」 あまりの光景に、頭が上手く回転しない。 当たり前だ、だれがこんな光景を想像できるって言うんだ。 ……いや。 「ふぅん……やっぱりそうだったのねぇ」 水銀燈は特に驚くこともなく、散々な有様の居間を見回している。 もしかして、この状況を予測していたのか……? 「水銀燈、これは一体……?」 「士郎、気をつけなさい。 ……ここは、既にnのフィールドの中よ」 「な――――」 驚く暇もあればこそ。 足元から伝わってくる微細な振動、そして異音。 ――嫌な予感が背筋を走る。 「――に、ぃ!?」 床が抜けた。 いや、床どころじゃない、根本的な異常事態。 まるで今の今まで俺が見ていた空間が、ガラス細工だったかのように、壁が、床が微細な欠片に砕け散っていく。 これは……お、落ちる!? 咄嗟に目を瞑り、歯を食いしばる。 「く、うぅ……って、あれ?」 てっきり落ちるだろうと覚悟してたのだが、その予想は外れた。 どういうことか、床が砕け散った後の空間に、そのまま身体が浮いていたのだ。 「……そう、そういうこと。 この館の領地に入った時点で、既にnのフィールドに入ってたってわけねぇ」 「……なんてこった……」 nのフィールド。 以前入った時は、雛苺に無理矢理付いていった結果だったけど。 今回は、その逆。 知らないうちに、無理矢理連れ込まれていたってことか。 「それにしても、これは真紅の力ではないわねぇ。 だとすると、誰か他のドールが……」 「そ、それより水銀燈。 ここは、前に来たところと随分雰囲気が違うぞ?」 ぬいぐるみの山だった前回の場所とは違って、ここには何も存在しない。 落ちる事は無いみたいだが、足場が無いという状況は、なんだかとても落ち着かない。 だが、水銀燈から帰ってきたのは、呆れを主成分とした視線だった。 「……はぁ、お馬鹿さぁん。 nのフィールドはどこでも在るしどこでも無いのよぉ。 全てと繋がって、全てと断絶した狭間なの。 繋げる鍵は、渡り手の無意識。 貴方が行きたい場所への扉を見つけない限り、どこにも辿り着くことはできないわぁ」 「え? えっと……」 いきなり真面目で難しい話をされて戸惑ったが、なんとか仕組みは理解した。 「つまり、ここから行きたい場所を探し出せ、ってことか?」 「そうよ。 ここには他人の無意識も流れ込んでくるの。 それを捕まえて、手繰り寄せる事が出来れば、扉に辿り着けるのよぉ。 わかったらそんな無様をしてないで、さっさと見つけなさぁい」 「……わかった。けど、いきなりなんだから、上手くいかなくても恨むなよ」 他人の意識、か……ええい、習うより慣れろだ。 目を軽く閉じて、意識を集中させてみる。 魔術回路を起動させるような感覚。 撃鉄をなぞるように、何も無い空間に意識を這わせていく。 すると……。 「…………あ。これ、かな?」 ここから近いところから、ナニカ映像のようなものが流れ込んできている。 それをゆっくりと、手繰り寄せていく。 俺が掴んだ映像、それは――。 α:赤い薔薇と、紫の水晶がぶつかり合っている光景だった。 β:赤い弓兵と、黒いダレカがぶつかり合っている光景だった。 投票結果 α 5 決定 β 3
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/613.html
463 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/05/02(水) 13 38 34 「……まぁ、しばらくはお手並み拝見ね」 そう呟くと、裂け目を越えて庭園の中へ。 意外なことに、水銀燈は二人に介入しようとはしなかった。 すい、と高い柵の上に停まると、そのまま、ゆったりと脚を組んで腰掛ける。 眼下の二人の対峙を、まるで面白い見世物であるかのようだ。 続いて俺も、柵の影に隠れるように身を寄せる。 「……いいのか? 真紅ってのは、お前の敵なんだろ?」 てっきり、攻撃を仕掛けるだろうと思っていたのだが。 しかし、水銀燈は二人から目を逸らさないまま、俺の言葉を鼻で笑った。 「お馬鹿さぁん。バカ正直に真紅の相手をしてたら、こっちが疲れちゃうじゃない。 せっかく勝手に潰しあってくれてるんだしぃ、水銀燈はここで高みの見物よぉ」 「漁夫の利を待つ、ってことか。 ……なんか、意外だな」 「なにが意外なのよぉ?」 「いや、まさかそういうしっかりした作戦を考えてるとは思わなかっt「死にたいの?」俺、水銀燈の聡明さって好きだよ」 言い終わる前に前言撤回。 なぁんだ意外とよく切れるんですねその不思議羽根ったら。 薄皮一枚切られた首筋を押さえながら、水銀燈と共に二人のドールを見守る。 まあ、冷静に考えれば、水銀燈の言葉は戦略的には正しいと思う。 わざわざ割り込まなくとも、二人が戦い合って消耗したところを見計らって仕掛ければ、こちらの勝率はぐっと増える。 なにより俺にしてみれば、あの二人の力は全くの未知数だ。 最初は見ることに徹したほうが賢いだろう。 「でも、あの相手のドールが真紅を倒したときは?」 因縁の相手を、別のドールに倒されてしまってもいいのか? そう尋ねると、水銀燈は一瞬、眉を動かしたが、すぐになんでもないように表情を戻した。 「……ふん。 そうなったら水銀燈があのドールを倒しておしまいよ。 所詮、真紅なんか私が相手をするまでもなかった……それだけの話よ」 そっけなく言い切るが、果たしてその言葉は額面どおりに受け取っていいものなのだろうか。 少なくとも、謎のドールのほうを倒すことに関しては、躊躇いがなさそうだけど。 「ふうん……って、そういえば、真紅のほうはともかく、相手のドールは一体何者なんだ?」 どうも昨日から、真紅のほうばかり気にしていて、もう片方のドールのことは眼中になかったみたいだけど、水銀燈なら謎のドールのことも知っているはず……と、思ったのだが。 「……さぁ?」 「へ?」 予想外の答えが返ってきたので、思わず間の抜けた声を上げてしまった。 それを気にした様子もなく、水銀燈は小首をかしげて言葉を続ける。 「知らないわ。あんなドール、今まで見たこともないもの」 464 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg [sage] 投稿日: 2007/05/02(水) 13 40 03 「な……」 なんでさ、と俺が尋ねようとした瞬間。 「アリスゲームに参加している薔薇乙女《ローゼンメイデン》は7体。 その内、今までの時間の中で見たのは6体まで。 最後のドールは、目覚めたという話すら聞いたことがなかったわ」 下から聞こえてきた真紅の声に、思わずぎくりとしてしまう。 まるで水銀燈の言葉を継いだようなタイミングだ。 「そ、そうなのか?」 「……ええ」 つまらなそうに頷く水銀燈。 どうも、真紅の言葉を肯定するのは癪であるらしい。 「じゃあ、あのドールが……最後の薔薇乙女《ローゼンメイデン》なのか?」 謎のドールを注視する。 紫のドレスを身に纏ったそのドールは、真紅の言葉が聞こえていないかのように、微動だにしない。 「もう一度聞くわ。 貴女は、誰?」 「……あなたは、だれ?」 真紅の誰何の言葉に、ようやく、謎のドールは口を開いた。 オウム返しに呟いたその声は、ひどく平坦で、抑揚がない。 言葉を返された真紅は、すぐに自分から名乗りをあげた。 「私は――薔薇乙女《ローゼンメイデン》第5ドール、真紅」 「真紅……」 平坦で、しかし含みを持った声が、真紅の名前を確認するように繰り返す。 そして、その名乗りを真似るように、自らもまた名乗り返した。 「私は、薔薇乙女《ローゼンメイデン》の第7ドール……薔薇水晶」 「薔薇水晶……」 それが、あのドールの名前か。 薔薇水晶、と名乗ったドールは、そのまま片手を――。 α:ゆらりと突き出した。「さぁ、アリスゲームを始めましょう」 β:真紅へ差し伸べた。「あなたの望みを叶えましょう、真紅」 γ:胸に当てて一礼した。「……お父様がお呼びです」 投票結果 α 2 β 5 決定 γ 4
https://w.atwiki.jp/pixmax/pages/45.html
ヴぁいやーど「今日も平和だ。」 正午の紅茶「そうだな」 ヴぁいやーど「ん。なんか聞こえる。」 正午の紅茶「なんだろ。」 辺りが暗闇に包まれた。 ヴぁいやーど「何も見えない。おい、紅茶いるのか。」 数分後、 ヴぁいやーど「あ、見えるようになった。紅茶はどこだ。まあいいや、怖くて家に帰ったんだろう。」 1時間後、 ヴぁいやーど「なぜか紅茶と連絡が取れないなあ。家にもいないみたいだし。」 そのとき、ヴぁいやーどにメールが届いた。 『正午の紅茶は預かった。こいつの命が欲しければ、俺のアジトまで来い。場所は太平洋の真ん中だ。』 ヴぁいやーど「だから正午の紅茶いなくなったんだ。でも、アジトまでいくのめんどくせ。いかねぇ。」 そして、1週間後、 Divine「ヴぁいやーど久し振り、遊びに来たよ。」 ヴぁいやーど「おお!」 Divine「正午の紅茶は元気か?」 ヴぁいやーど「知らない。さらわれちゃったから。今頃こき使われてると思うよ。」 Divine「で、どこに?」 ヴぁいやーど「太平洋の真ん中だってさ。だから行くのめんどくせえんだよね。」 Divine「マジか。それは無理だな諦めよう。」 ヴぁいやーど「うん。」