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738:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 17 56 54 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 日蘭世界 パワードスーツ開発の歴史 リメイク改(あらため) 1970年代。 ここらはリメイク版と同じ。 小型モーターとてこの原理を利用した初歩的なアシストスーツが登場する。 介護や農業などで活躍。 1990年代。 ここら辺からが怒涛の時代。 日本の手に寄り実用的なパワードスーツ(PS)が開発される。 性能的にはまだまだ前線運用できるほどの代物ではなかったが、運搬作業などでは既存のアシストスーツ以上の成果を誇った。 この時期は大凡史実でも2020年代に開発されているPSやその延長線上。 また実用PS開発以外にも感覚フィーバック付きの生体信号を用いた遠隔操縦技術の開発。 思考操作可能な車椅子や自転車の実用化など様々な新技術が発明されていった。 2000年代。 軍用の第一世代PS登場。 従来の歩兵の動きを拡張する代物であり、歩兵の汎用性や行動時間が非常に伸びた。 日本が軍用モデルのPS開発に成功したことから、世界中で軍用PSの開発が更に加速しだす。 この時点では防護に関しては既存の防弾プレートを重ね着する形となっている。 武装に関しても従来銃火器が流用されており、火力そのものの向上は少なかった。 反面携行可能弾薬数や各種物資の増加、装着者の行軍、戦闘時の肉体的負担軽減の効果は大きく、戦闘可能時間、火力投射可能時間は飛躍的に向上している。 同時にこの時期からAI関係において一種のシンギュラリティ到達がなされ、同技術の進展が爆発的に加速しだした。 このAI技術を用いてAIをPSの駆動操作の補助として導入した1.5世代PSが後に登場。 搭載されているAIについてもこの時点では従来の膨大なデータの中から情報を取捨選択するタイプの特化人工知能(従来型AI)である 2010年代。 第二世代PS登場。開発は日本とオランダの共同開発。 PSへ本格的にAI技術が投入され出す世代である。 パワードスーツの駆動操作に関して汎用人工知能(AGI)と呼ばれる新世代AIを搭載。 従来の特化形式のAIと異なり、自律した思考を持ち、幅広い範囲の問題解決力を持った自律思考型AIである。 PS動作の補助を行いながら、装着者との人間的な対話を行うことが可能なAIの登場は単なる兵器の性能向上に留まらず、兵士のメンタルケアや状況判断能力の改善などにも効果が及んでいる。 PSの稼働率、装着者のメンタルなどにおいては大きな改善がもたらされた世代であるが、反面PSの性能そのものには大きな変化が起きてはいなかった。 変わった点と言えばPS技術、AI技術の蓄積によって、整備性、生産性、運用性などの改善、安定化が進み、従来よりも信頼性がありながらも低コストで製造することが出来るようになったのだ。 安定した兵器であることが確立された世代であり、この世代から世界のPS生産数や稼働数は今まで以上の爆発的な伸びを見せることとなる。 同時に汎用人工知能(AGI)搭載により稼働率の改善と運用処理能力の飽和が起きた。つまるところ高い発展性の確保に成功した。 最もフレームの頑強性や出力は第一世代と比べ、そこまで大きく引き離せるような性能ではなかったため、専ら武装や装甲の追加などは限定的であった。 結果各国はこの溢れた情報処理リソースを使い様々なカスタマイズ機を生み出すこととなる。 これらのカスタマイズ機は2.5世代機と評される。 特に日蘭のPSに対して性能面で劣りがちだった英仏米の三カ国はピーキーに性能を振った局地戦闘タイプを多く生み出し、限定的状況ながらも日蘭の汎用PS相手に優位に立とうと試行錯誤を重ねることになる。 この試行錯誤の多くは運用面やコスト面の問題で、大きな成果となれる事例は少なかったが、後に第三世代PSが発表された際の対抗馬を生み出す切っ掛けとなる。 739:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 17 57 27 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 2020年代。 第三世代PS登場。開発国は日本。 従来火器を無力化し、今までのPSでは運用できなかった大火砲を以て、真正面から敵軍団を圧倒する。 そんなSF小説やアニメの中にだけ存在していたような兵器が現実に現れた瞬間であった。 後にドラム君の愛称で呼ばれるそれは、宇宙服のようなずんぐりむっくりの体系で、頭部に円柱状の近接防護用電弧放電壁展開防護装置が存在していた。 全高2.5m。 新開発の特殊ケブラー素材とカーボンナノチューブで編まれた繊維装甲の中に磁性流体を取り入れたリキッドアーマー、その奥に存在するセラミック・カーボン・特殊プラスチックによる複合装甲と、最後の要である衝撃吸収、拡散ジェル層 合成ゴムの三重装甲により真正面から12.7mmを防ぐことが可能。 武装は重機関銃を転用した12.7mmマシンガンを標準装備とし、大型防盾ユニット、回転式弾倉型大型ショットガン、対戦車ロケットを束ねた収納した多連装ロケットランチャーなどの従来のPSでも運用に苦労するような重武装の数々を軽々と使用可能。 また大型でずんぐりむっくりな体系に関わらず、その動きは非常に俊敏。 新規開発された新フレームと大出力モーター、人工筋肉からもたらされる膂力は重いはずの装甲と武装を持ちながらも従来PSや生身の人間のそれに勝るとも劣らないレベルを実現している。 特に第二世代時代から改良の続いたリキッドアーマーの採用により大幅な軽量化に成功。 鈍重そうな見た目で割と軽い。 そのため走ると結構速いし、軽快にな動きを見せてくれる。 伏せ撃ち、ローリング、ジャンプなど何でもござれ。 これらの動きは軽量化のみならず第二世代から続く汎用人工知能(AGI)によって制御されており、今までの運用で培ってきた情報処理能力を存分に活用したものである。 特徴となっている頭部のように見える円柱状の装置は専用に開発された小型の電弧放電壁展開防護装置である。 これはロケット弾や迫撃砲弾、ミサイルなどの第三世代機の弱点となりうる攻撃の迎撃を可能としている。 同時にこれらの攻撃を察知するためのセンサーユニットにもなっており、外部情報の収集にも役立っている。 真正面から従来火器を弾きながら、自らは大火力を叩きつけるその有様は既存の戦術を大きく変えるだけの衝撃を世界へ与えた。 以降第三世代PSの条件は真正面から12.7mm弾を弾きながらも、既存PSと遜色ない運動性を両立させたものとなった。 最も第三世代共通の悩みとして総じてコストが高い点が挙げられており、以降のフルアーマー型共通の悩みとなる。 この第三世代が登場した初期において日蘭ことOCU陣営以外では2.5世代PSをよりピーキーに特化させたカスタマイズ機が登場する。 局地的な戦闘に特化させ、第三世代相手にも対抗できる性能を実現しようとしたのである。 この動きは以前からの2.5世代開発により培われた各種ノウハウにより大凡実用化に成功したが、反面そのピーキーさが原因となり扱いにくい難物となったものが多かった。 これに関しては各国が自前の第三世代PSを開発するまで、根本的な解決とならず各国を悩ませる問題の一つとなり続けた。 また第三世代PSはその装甲と火力、運動性を両立するために非常に高い出力、膂力を実現している。 これは拡張性が高いと言われた第二世代ですら比べ物にならない拡張性の実現をも成功させており、実用化以降は第二世代以上の様々なカスタマイズが生まれることとになった。 例に埋もれず、極端にカスタマイズの進んだものは3.5世代機と命名され、第二世代以上の拡張性を持った第三世代機は各国の情勢に則り様々な形へと変化していった。 740:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 17 58 13 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 2040年代。 ハイに第三世代、ローに第二世代のハイ・ローミックスは長らく続いたが、遂に第四世代登場した。開発は日蘭による共同開発である。 コンセプトは第三世代の小型化。 無線送電技術の更なる発達、バッテリー及び発電機の小型化及び大出力化、各種技術の燃費改善などにより実現された。 高出力の磁場により銃弾事態を逸らし、その衝撃力を大きく緩和する電磁装甲の実用化により第三世代相当の性能を保ちながら小型化に成功した。 具体的には全高2.5mの着ぶくれた宇宙服から、全高2m以下のフルプレートアーマーくらいにはスリム化した。 新開発のフレームは機体重量の軽減と更なる運動能力の向上を獲得しており、かつてない程にPSの機動力を底上げしている。 特に出力面においての向上が著しく、肩部に搭載された電孤放電装置は25mm弾までの完全なる迎撃能力を獲得。 つまるところ同装置が生きている限りは25mm以下の弾丸は全て迎撃可能ということになる。最も流石にそれをやっては電力が尽きるが。 電力に関しては搭載された高性能バッテリーの他に無線送電機能を本格的に実装。 これは味方の施設、兵器、艦艇からの送電は勿論、天候が良ければ発電衛星からの受信すら可能としている。 同時にいざという時に電力不足を補うために接触式またはケーブル連結による電力奪取機能を搭載。 味方もしくは敵の破壊された兵器などから電力を頂戴することが可能である。 この電力供給能力から近年開発された歩兵用レールガンも第五世代管制による無線送電により単機での運用も可能としている。 またその高い運動能力により非誘導兵器による直撃は非常に困難。 同時に腕部ワイヤーと背部バックパックによる限定的な三次元機動能力の獲得に成功。 従来の機動性特化型カスタマイズ機と同等かそれ以上の機動性の獲得に成功した。 膂力に関しても第三世代の小型化に違わず、非常に剛力。 カービンモデルの12.7mmライフルを主武装とし、軽武装、重武装問わず従来の銃火器の過半は利用可能。 これらの機能はやはり高性能な汎用人工知能による補助されているが、第三世代からの反省からAIが機能しなくなっても、そのまま作戦行動が可能となっている。 最もAIに寄る補助がなくなった場合は高い三次元機動などは完全にマニュアルとなる。 同時に更に発展した次世代AIと無線送電、接触送電による大電力の確保により、この世代からはアクティブステルス機能が実装されている。 アクティブステルスと銘打ってるが実質はECMやハッキング機能であり、従来の専用装備がなければ行えなかった電子戦能力を標準搭載したわけである。 このため単なる正面戦闘のみならず、潜入ミッションなどにも対応できる高い汎用性を実現した。 生身の兵士相手ならば単機で中隊レベルの戦闘力を保証されるほどの高性能兵器として仕上がった。 反面コストの面では第三世代以上になってしまっているが、今後このフルオプションの初期ロットモデルから徐々に性能を制限した廉価版の開発に移っていく予定である。 741:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 17 59 22 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 〇用語 パワードスーツ 2040年までには第一から第四までの世代がある。 大凡一般的な歩兵装備となっているのは第一世代や第二世代であり、全身装甲型の第三世代は普及後も配備数は限られている。 これは単純にコストの問題であり、装甲部位が限定的で重量も軽く済む第二世代スタイルの方が普及兵装としてはコストパフォーマンスに優れているため。 フルアーマー型の第三世代の運用は国や部隊により違っており、専門部隊として固められているところもあれば、一つの小隊に数人程度の割合で配備されているところもある。 第四世代に関しては登場したばかりなので、2040年代現在では、まだ日本とオランダのみに少数配備されている程度である。 オープン型とフルアーマー型 パワードスーツの方式の一つ。 第二世代までにみられる着込む形で正面や背後などに装甲を集中させ、他は露出させているのがオープン型。 ある意味乗り込む形に近しい方式でプレートアーマーのように全身を保護する形で装甲をが存在しているのが第三世代や第四世代のフルアーマー型である。 どちらも利点欠点があり、オープン型は装甲を限定出来てるため軽く作りやすく、コストも安い。 反面防御力には限りがある。 フルアーマー型は装甲の厚さの差はあれど全身が守られているため防御力は高い。 反面重く、装甲材の分だけコストもかかる。 汎用人工知能(AGI) 史実でも研究、開発が進んでいる次世代型の人工知能のこと。 いわゆる集積されたデータの中から勝ちパターンなどを見出すのが既存のAI。 特化型人工知能と言う代物。 対してAGIは自ら学習して、その経験則に添って思考、それにより推測を行うという代物。 従来の特化AIと比べて汎用的で幅広い目的で流用が可能なAIとなる。 わかりやすく言うと学習型コンピューターというやつ。 より人間に近しい思考をするAIというのが、この汎用人工知能というわけである。 レールガン 実用化されて久しいが陸戦兵器でもまともに運用可能になったのは割と後の時代。 2040年代でも主流は大電力を用意できる大型戦車であり、電孤放電防壁装置とレールガンの併用が可能になったのはつい最近のことである。 歩兵用レールガンは開発されたはいいが結構デカいためPSの補助がなければ実用的な運用は望めないレベルには巨大。 また何より燃費がクソ悪いため一発ごとにバッテリーカートリッジを使い捨てるような扱いにくい兵器となっている。 このため現状の歩兵用レールガンは小回りが利かず、燃費も悪いためそこまで使い勝手の良い兵器とは言えず、正直ミサイルや大口径セミオートライフルの方が使い勝手が良かったりする。 これに対して第五世代は自前の最強膂力と無線送電による充電能力があるため、燃費の悪い歩兵用レールガンでもある程度融通が利く。 最も第五世代装着者たちからは既存の大口径銃器をくれと懇願されるのが大半であったが。 742:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 18 00 04 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp アクティブステルス 電子的なステルス能力のこと。もしくはハッキング、クラッキングまたはジャマーやECMやECCMとも言う。 レーダーや光学画面など電子的な目を同じく電子的な手段で眩ませる、また騙す方法でステルスを達成させるのがアクティブステルスである。 2040年までには日蘭世界でも一般的なステルス技術の一つとなっており、このため逆に単純な熱探知、磁気探知、有線誘導などが改めて再評価され始めている。 リキッドアーマー 磁性流体を用いた衝撃に反応して瞬時に硬化する装甲のこと。 扱われている物質と硬化硬度次第であるが、歩兵用銃器の大半には効果的。 反面あくまでその硬度で物体の貫通を防ぐことに特化されており、衝撃そのものは普通に通るので装着者を完全に守れるものではない。 また利点の大半は重量が比較的軽い点と柔軟性であり、装甲車や戦車サイズとなると使われている砲弾の巨大さからそこまで機能しない。 防弾プレート化させ、電力をPSに頼る形で第二世代PSの後期から採用され始め、第三世代で大々的に主装甲として採用された。 このため第三世代PSでは従来の強固な合金装甲の採用率を下げることが可能となり、重量とコストの大幅な軽減を可能とした。 弱点として電力を流さないと硬化しない点と大質量攻撃は流石に防ぎきれない点。 電磁装甲 説明に合った通り磁場によって弾丸の勢いや向きを削いで、威力を弱めるタイプの装甲。 実用化に至った出力は馬鹿にできず、12.7mm弾すら装甲で弾けるようになる。 とは言え流石に20mmなどは無理。ここら辺からはもう電孤放電防壁の出番。 副次効果として鉱物系の破片なども弾くことができる。 ある種様々な兵器に利用可能なように見えるが意外にも応用できるものは少ない。 戦車や装甲車においては昨今の砲弾はHEAT弾やAPFSDSなどを化学エネルギーを用いた代物のため、ちょっとやそっと勢いや向きを逸らした程度では大きな効果は得られない。 特に軍艦サイズになると使われる砲塔やミサイルのサイズが大きすぎて、余り効果は期待できない。 特に他の兵器よりも一足早くレールガンの搭載に成功している戦艦を始めとした大型艦艇においてはレールガンの威力、貫通力が高すぎるため、現状発揮できる電磁装甲の性能では気休めくらいにしかならない。 何より一定以上のサイズの兵器になると放出する磁気によって磁場感知式の地雷や機雷に探知されてしまう。 これが昨今のアクティブステルスによる電子的な騙し合い合戦において不利に働く可能性を秘めており、電磁装甲の実用化以降は世界中で俄かに磁気探知型兵器復活ブームが起きたりしている。 最もすぐに対策が行われ、このブームは一過性のものとなった。 大型兵器の方では専ら電孤放電装置が運用されている。 電弧放電壁展開防護装置 2000年代以降に本格的に実用化された迎撃装置の一つ。 文字通り電孤を放電して迎撃するのだが、本来は衝撃や爆風を緩和するための装置。 主に至近弾やトップアタックにおける爆風や散弾をどうにかするためであり、本来は弾丸そのものを迎撃するものではなかった。 しかし理論上は出力次第では弾丸、砲弾そのものの迎撃が可能。 HEATや榴弾などの化学エネルギー弾頭に対しては誘爆による迎撃が可能である。 一般的なミサイルやロケット相手にもぴかいちの迎撃性能を誇る。 同じく理論上ではあるがAPFSDSなどの運動エネルギー弾頭に対しても出力次第で通用するようになるのだが、これには更なる非常に大電力が必要。 このため運動エネルギー弾頭迎撃可能なレベルの出力は基本的に基地設置型か大型艦艇搭載タイプでなければ意味がない。 最も艦艇搭載レベルであっても戦艦砲クラスの大質量の運動エネルギー弾頭の迎撃は不可能である。 また近年はこの電孤放電防壁対策として純粋な質量弾として扱う運動エネルギーミサイルなどが開発され、専ら地上兵器相手に運用されている。 743:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 18 01 45 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp ドラム君 正式名称は80式装甲駆動鎧 士魂号。 2020年正式採用。全高2.5m。80式とは皇歴2680から。 フルアーマータイプであり、着込むというよりも乗り込むといった感じ。 従来のPSと比べ物にならない性能を誇る機体である。 新開発の特殊ケブラー素材とカーボンナノチューブで編まれた繊維装甲の中に磁性流体を取り入れたリキッドアーマー、その奥に存在するセラミック・カーボン・特殊プラスチックによる複合装甲と、最後の要である衝撃吸収、拡散ジェル層 合成ゴムの三重装甲により真正面から12.7mmすらも防ぐ頑強性を実現。 火力面においても12.7mm重機関銃を通常火器として使用しており、その他にも様々な重武装の運用を可能としている。 パッと見だと弱点に見えそうな頭部の円柱ユニットすらロケットやミサイル迎撃用の電弧放電壁展開防護装置なのだから悪辣と言える。 装着に関しては着込むというよりも乗り込むといった形に近い。 平時においてはPSの背部部分が左右に展開しており、そこから搭乗者が乗り込むのである。 以降にも様々な第三世代が登場するが、大凡は背後が開いて、そこから乗り込む形となっている。 これは正面は装甲の頑強性が優先されるため、どうしても装甲が薄くなりがちな乗り込み口は正面に持っていきにくいためである。 オプションとして実弾を用いた自動迎撃装置や本来は複数人で運用する重対戦車ミサイル、大型弾倉付きの20mバルカン、単発式の専用90mm高速低圧砲などが存在する。 また見た目よりも軽量とは言え、その質量から放たれるぶちかましは圧巻。 生身の人間相手ならミンチ確定で、軽車両程度ならば体当たりで横倒しすることも理論上可能。薄い壁など勢い付けたタックルならば粉々にできる。 一見最強に見えるが勿論弱点も存在している。 わかりやすい弱点は背後であろう。 乗り込み口として開くためどうしても正面装甲よりも薄い。 またドラム君の代名詞の一つであるリキッドアーマーも背部部分には少ない。 構造的に磁性流体を用いた衝撃効果アーマーなのだが、背部は乗り込みのために左右に展開するわけなので、どうしても防御範囲的に限界があるのだ。 なおこの背後問題を解決しようと後に股下部分を開かせ、そこから乗り込む形の第三世代機なども登場したが、今度は脚部部分の装甲に不安を抱え、装着のための時間が増え、即応性が低下するなど一長一短であった。 このため乗り込む操縦者は背後にだけ既存の防弾プレートを着込んだまま乗り込むなど涙ぐましい対応を重ねたが、基本的に戦車同様この手の問題は根本的な解決には至らなかった。 また頭部の放電防壁装置兼メインセンサー以外にも機体各所に外部情報取得のためのサブセンサーが存在しているが、この部分は装甲化しにくく、リキッドアーマーで覆うこともできないためある種の弱点となっている。 このサブセンサーは主に腕部、脚部、脇部、肩部に存在している。 お次は頭部ユニット。 これは頭と言われているが、別に搭乗者の頭が入っているわけではなく、実際には搭乗者の頭の上に更に別の装置がある形である。 絵面的には一番上に、電弧放電防壁装置、その下に発電ユニット、更にその下に搭乗者の頭部が来る。 2.5mという大きさはこれらの搭載を実現するために必要な大きさであった。 この電弧放電防壁展開装置に関しても別に万能の迎撃装置ではなく、もっぱら対戦車ロケットや迫撃砲弾、手りゅう弾などを迎撃し、またその衝撃を大きく緩和するための装置である。 元々非常に燃費の悪い装置であるが、迎撃対象をRPGや小型の迫撃砲、手榴弾などに限ったことから出力の低下を可能として、大きく燃費の改善に成功した代物となる。 最もそれでも燃費が良いとは言えず、連続稼働可能は2~3発程度であり、それ以降はチャージが必要となる。 また理論上対戦車ミサイルも迎撃できるが、ドラム君に搭載しているモデルでは出力に不安が残る。 これに関しては後に装置やバッテリーの改良により改善していき、同時に12.7mm以上の大口径弾に関しても迎撃能力を獲得していく。 とは言え少なくとも初期モデルにおいては対戦車ミサイルの迎撃には不安が残っていた。 この点においてはAI補助を用いた手動またはオプション装備による自動の実弾迎撃が行われた。あとは素直に逃げるか隠れるか、チャフやフレアやECMやらと色々な手段で補完されている。 744:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 18 02 42 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp この頭部の電孤防壁装置そのものは一応装甲化されており、正面装甲同様12.7mmの弾丸にすら耐える想定である。 電孤放電する際には円柱の頭頂部が展開され、放電が行われる。 このため展開中もしくは展開機能のある頭頂部は少々装甲が薄く弱点となる。 また電孤放電する関係上磁性流体を用いたリキッドアーマーで覆えないため円柱ユニット部分に関してはチタン合金を含めた複合装甲となっている。 このため素材的にもパーツ的にも頭部ユニットが一番高かったりする。 そしてこの放電防壁装置は一種のセンサーにもなっており、これが機体のメインセンサーにもなっている。 つまり頭部に見える円柱は本当に頭部なのだ。 無論頭部以外にも様々な位置にセンサーが存在しているため、頭部ユニットを失っても機体の目が完全に奪われることはないし、火力的にも問題はないのだが、情報収集能力と迎撃能力の低下から頭部を被弾し失った場合は速やかな撤退が推奨されている。 この頭部への保護に関しては電孤放電装置の性能が向上するまでは素直に動かし続けて狙いを付けられないようする以外には効果的な手段は左程存在しなかった。 最後の欠点が機体操作の多くが搭載AIに頼っているという点である。 この規模の機体を満足に動かすには高度な機体制御が必要であり、それに高性能な汎用人工知能が必要なわけだ。 このため搭載している演算装置(CPU)が破壊された場合はまともに動けなくなってしまう。 なお第二世代までのPSならば演算装置が破壊されも、動きが多少鈍くなるだけでPSそのものは動かせるし、最悪は自力でパージも可能である。 対策として機体の各所に多数のCPUが搭載されており、一つ二つ破損した程度ならば問題なく運用できるのだが、機体動作の低下は避けられない。 また複数のCPU搭載は機体コストの悪化に繋がっている。 そして最大の欠点はやはり取得、維持コストだろう。 最新技術の塊なのだからこの点どうしても仕方ないと言えば仕方ない。 この点に関しては量産が行われた結果の量産効果と技術革新による各種コストの低下により徐々に解決していくこととなる。 まとめると背後が弱く、頭部を失うと困り、少々重く、コストも高いといった具合である。 最もその性能は本物であり、動きも鈍いわけではないので真正面から大概の敵は粉砕できる。 流石に戦車や重装甲車の類は厳しいが。 事実この機体が登場してからは各国の軍は頭を悩ませており、同レベルの第三世代PSを開発するまで苦労することになる。 745:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 18 03 23 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 第四世代PS 日蘭が共同開発した次世代PS。 日本名は零式装甲駆動鎧 雷電。2040年採用。零式の名称は皇歴2700年から。 第三世代の小型化を目標に開発された新世代PSであり、20年かけて開発された期待の新星。 小型、スリム化されており、全身を覆うスマートな鎧のような形となっている。 背部パックが上に上がり、背後が開く形。そこから着込んでいく。 装甲面は12.7mm弾すら受けられるレベルまで低減する電磁装甲。 その内部のセラミック、カーボンナノチューブによる複合装甲。 最後に耐衝撃ジェルと特殊ゴムによる保護層となっている。 そして何よりも小型化が進み、両肩に搭載可能となった電孤放電防壁展開装置である。 小型、高出力化が進んだ結果RPGや迫撃砲弾のみならず、対戦車ミサイルや25mmまでの大口径弾の迎撃能力まで獲得した。 無論これらが迎撃できるのだから、それ以下の弾丸も無力化可能。 最も常時展開していては速攻で電力が尽きるが。 また同装置展開中は電力が集中するため、給電能力や電子戦能力が低下する。 従来のPSでは専用装備やカスタマイズされて行っていた電子戦能力が標準搭載されており、生半可な電子的防御、電子的攻撃は無力化される。 同時に電子的な目線を無力化するアクティブステルス機能でもある。 電力消耗が激しい装備が多いため、無線給電能力が標準搭載されている。 これにより無線送電能力を持つ衛星や艦艇、基地、航空機からの迅速な充電が可能となった。 理論上支援があるのならばエネルギーに困ることはない。 同時に各機能の燃費を補うために接触式及びケーブル式による充電も可能。 このため破壊された敵味方の兵器からも発電機やバッテリーが生きていれば、そこから電力を吸い出すことがある程度可能。 最もこの方法では効率が悪く、吸い上げられる電力は吸い上げ先の残存電力の半分以上は無散してしまう。 このため出来れば味方施設における正規の充電が推奨される。 第三世代の小型化だけあり、見た目にそぐわない高い出力と膂力を発揮でき、20mm機関砲や7.62mmバルカンならば保持しながら連発可能。 流石に30mm以上では単発射撃でないと反動を吸収しきれなくなるが。 機動力に関しても抜群の物を誇る。 腕部に内蔵されたワイヤーと背部のジェットパックによる疑似的な三次元機動を可能としている。 最もジェットパックと言っても飛ぶというよりは跳ぶといった感じに跳躍を補助する代物である。 総合的に第三世代の小型化の目的を達しており、コンセプト通りの性能を発揮していると言える 最もこの性能は歩兵戦においてはオーバーパワー気味であり、アクティブステルスを用いた潜入任務まで可能にするレベルの電子戦能力などは使いどころが少ない。 このため現在計画されている廉価版では電子戦能力の削減や接触・ケーブル式の電力収奪機能の廃止、電孤放電防壁展開装置の出力制限など、より歩兵戦や味方との連携に合わせる形の調整が予定されている。 746:トゥ!ヘァ!:2022/12/05(月) 18 06 10 HOST FL1-122-133-164-39.kng.mesh.ad.jp 投下終了 日蘭世界の技術力が想定より高かったので、それに合わせて改めてリメイクのリメイクです。 ドラム君は依然と比べて多少大型化。 代わりにRPGや迫撃砲の迎撃、衝撃緩和能力の付与と重量の軽量化を追加。 第四世代は前の第五世代のリメイク。 高性能すぎるので普及版では色々性能や機能カットされそう。
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🐻クマウサギ🐰 名前 クマウサギ() 愛称 クマちゃん、クマウサ、ヌタウナギ() 誕生日 3月18日 職業 176メカニック(オーナー) 活動者名 クマウサギ X X 配信先 YouTube 配信用タグ #クマナマ ファンアート #クマ絵サギ 📝プロフィール📝 [キャラの背景] アウトローな街から引っ越してきた。 以前の街ではメカニックのオーナーを経験しており、この街でも自分の店を持つ夢の為下積みからメカニックを学び直すことに。 前の街で車の奥深さを知り、特にドリフトの魅力に惹かれている。 [性格] とてつもなく気分屋(感情に左右される事が多々ある) 極度の寂しがり(自分だけ誘われないと拗ねたりする) 脳筋(考えながらより、直感で行動しがち) 人間観察が好き [職歴] 🎩過去街の職歴🎩 警察 メカニック 🎩この街の職歴🎩 メカニック 店舗名(メカバース) 📖ストーリー📖 以前いた街が爆発により滅んでから数年後、生き延びた知り合いは皆新しい街へ移住を決めていると連絡が入る。 クマウサギもその街へ移住を決め、新しいロスサントスへ向かっていた矢先飛行機が何かに接触し墜落する。 目が覚めた時は、救急隊により運ばれ病院のベッドの上だった。 この時からクマウサギの身に異変が起き始める。 「急に頭痛が...。」 「変な声が聞こえる...。」 「俺が俺じゃないみたい...。」 「腹減った...。」 「暴れたい...。」 【PRO STAFF Scream編】 前の街からの知り合いヤン・スクリームと再開したクマウサギは、 ヤン・スクリームが立ち上げたPRO STAFF Screamで下積み修行を始める。 「いつか自分の店を立ち上げる為に...!」 海上レストラン「コスサントス」でタレントの牧鎖イオンと出会ったクマウサギは、牧鎖イオンの一発芸に好感を持ち自分も一発芸の練習を始める。 そしてコスサントスでも度々オリジナルギャグを披露するようになり、気が付けば牧鎖イオンの一門「イオン亭」のメンバーに。 ひょんなことからPRO STAFF Screamの同僚「外間 虹」が個人で運営しているイベント団体「トマインターナショナル」に誘われる。 ほぼ裏方作業が多いが、イベントの最後に一発ギャグを振られることも。 どんどん規模が大きくなるイベントに楽しさと緊張が積み重なっていく。 メカニックの同僚「大黒純也」と「猿賀ゴリオ」が走り屋グループ「走蘭会」に加入したと聞き興味を持つクマウサギ。 走蘭会の会長である「鬼ヶ島桃悟」に相談し、2期メンバーとして加入することに。 交通ルールを破ることは多々ある為、警察からは煙たがられることもある。 👨交友関係👧 名前 仕事 関係性 印象 ヤン・スクリーム 372メカニック 友人であり元上司 色んな面で頼れる元上司 大黒純也 372メカニック 友人であり元同僚 男気の塊、ヤメさんには弱い 藤堂エミル 372メカニック 兄貴的存在 仲間思い、常に優しい、ワックさん? 外間 虹 176メカニック 友人であり同僚 企画の段取りや、人を動かすのが上手い 猿賀 ゴリオ 372メカニック 友人であり元同僚 思いやりに長けていて、人として尊敬できる 時雨 かいり 372メカニック 友人であり元同僚 多動症のただのネズミ。人の物を大切にしない行動に苛立つ時がよくある 鬼ヶ島桃悟 ディーラー 走蘭会会長 厳しい面も多々あるが、その裏には愛情と思いやりがしっかりある 総長 指丸 コスサントス 走蘭会メンバー 何より生き様がかっこいい。ギャングを結成してないことが不思議 🎲服装🎲 + 開く 閉じる 🎲各種リンク🎲 👇是非フォローお願いします! Follow @kumausagi_0318
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590 :ナイ神父MK-2:2016/01/17(日) 01 01 44 日蘭世界 日露戦争 開戦まで 日露戦争の開戦の大きな原因は、当時のロシア帝国の軍部が日本の戦力を甘く見たことと朝鮮半島に手を出してきたことが 原因として挙げられる。日清戦争後、不凍港を求めたロシアは南に勢力を拡大し旅順や哈爾浜などを始め清国の領土を 手に入れていた、しかし徐々に朝鮮半島にもその領土欲を向け始め日本との対立の大きな原因にもなった。また、海路に 置いても北海道周辺や日本海沖で度々漁船等を威嚇・酷い時には拿捕を行い始め、更なる日本の姿勢硬化を招いたとされている。 しかし、この状況になってもロシア軍部は戦争でダメージを負った日本は動かないだろうし、オランダも保護国について一々構いは しないだろうと考えていた。だが、朝鮮半島という日本に対して突きつけられた短刀を奪われるという危機感は相当に大きい物であり さらに同盟国である日本に欧州の手が伸びることを恐れたオランダは早期に行動に移していた。 オランダでは、日露の状況が安定するまでの戦闘艦の海峡通過を禁止し日本では主力戦艦の本土回航が行われていた、しかしその最中で ハワイ事変が発生し米露に対する両面作戦を行うことを恐れた日本は、米国に対する処理を早々に済ませて戦艦メインを本土に回航して 戦力増強を図っている。そして、1904年日本はロシア帝国に宣戦を布告当初は開戦は無いと言う軍部の言葉を信じていた皇帝も この事態には関係者ほ呼び出して怒鳴ったといわれているが、既に始った物は止められずこうして日露戦争の幕は上がることとなる。 両国の戦略 ロシア軍としては当初、開戦した場合はヨーロッパより艦隊を太平洋へ回し、日本海軍を撃滅する積りでいたがオランダの海峡封鎖により 開戦前にその策は意味を失った。また、当時の太平洋艦隊の能力では日本が所有していた艦隊と対等に戦うには戦力が足りず、まともに戦えば 大打撃を受けることが予想されたいた、そこでロシアが取った作戦は上陸してきた日本に対する哈爾浜での撃退と旅順要塞での篭城戦術である。 さらに、当時日本が整備していた飛行艦隊を真似て飛行船を利用した空中艦隊を編成して、日本を爆撃するという物である。 それに対しての日本は、朝鮮を経由して旅順を制圧その後後方の安全を確保した上で哈爾浜へ進行を拡大するといって作戦を立ていた、また、 投入が予想される敵空中艦隊については新たに建造された33式硬式飛行船(LZ112相当)を旗艦とした空中艦隊で対抗する取った物であったとされている。 日本海空戦 日本が大連に上陸する前、旅順要塞からは複数の飛行艦隊が日本へ向けて出撃した。コレを確認した日本でも空中艦隊が出撃、世界初の空中艦隊同士の 初めての艦隊決戦はこうして幕を開ける。しかし、この艦隊戦は終始日本がリードすることとなる。元々ロシア側が想定していたのは相手も装備しているであろう 機関銃による射撃戦だったのだが、日本が持ち出してきたのは火中車であった。対地攻撃用とは言え元々はロケット弾であり、命中すれば飛行船を一撃で 仕留めることすら可能となるこの兵器の使用により、ロシア側の飛行船は回避不可能な一撃の下に次々に海面に叩きつけられていった。更に運の無いことに 日本とロシアの飛行船では元の限界高度にも大きな差が出ており、それが仇となって上空から一方的に火力を叩きつけられた飛行船たちは結局一隻も日本の 大地を見る事無く消えていくことと成る。 591 :ナイ神父MK-2:2016/01/17(日) 01 02 14 旅順要塞攻略戦 旅順要塞は元々清国が建造され、ロシアが満州などを手に入れる際に同時に獲得して強固な堡塁を増設更に機関銃などを初めとした兵器で大幅に強化されていた そんな強固な要塞に対して日本がとった戦法は余りにシンプルだったと言って良い、その方法とは圧倒的な火力により攻撃である。その為に用意されたのは 74門(内訳は80cm砲4門、41cm砲30門、36cm砲40門である)もの列車砲と数えることが億劫に成るほどの迫撃砲を初めとした火砲であった。中でも観戦武官たちを 驚愕させたのは元は自国に匹敵する要塞都市や強固な防衛拠点対して有効打を与える為に開発が計画されていた80cm列車砲であり、郵送部隊や運用部隊を用意して現地で組み立 てられたこの巨砲は全長50m近い巨体も相俟って見るものを圧倒した。 攻撃が開始される前から心理的な圧迫を掛ける巨大列車砲であるが、実際の攻撃でも遺憾なくその火力を発揮した。本来は強固な防衛能力を持った堡塁や永久砲台は 容易くその防壁ごと吹き飛ばされ、偶々地面に命中した際は幅10mものクレーターを作ったといわれている。また、用意されていた専用のべトン弾の前には 要塞の壁など無いも同じであり、立てこもる兵士たちは恐怖日々をすごしていた。勿論、ロシア軍側も指を咥えて見ていた訳ではなく反撃を試みるが、反撃の倍近い 砲弾が打ち返された沈黙するという有様であり、観戦武官からは「どちらが要塞か解からない」と言われることと成る。そして更なる悲劇は旅順内に居た太平洋 艦隊であった。元々戦力的な不利から要塞内にいた艦隊にも陸の列車砲からの砲撃を受けて出向する前に大打撃を受ける艦が続出し、危険を感じて脱出した艦も その全てが包囲していた日本艦隊により撃沈又は鹵獲される運命を辿った。 こうして、僅か一ヶ月で堅牢な要塞だった筈の旅順要塞は陥落し、日本の実力を欧米各国に見せ付けることとなる。 哈爾浜の陸戦 旅順要塞の余りにも早い陥落はロシア軍の上層部に日本の北京で見せたあの火力が見せ掛けでないことを証明するには十分な結果であった。この敗北でロシア軍は日本を 物量で押し潰す作戦に切り替え決戦の地を哈爾浜に定めた、一方の日本軍もロシアが次は野戦を仕掛けてくると予想し、戦力として新たにガントラックやバイクで自動車化 した部隊を約10個師団投入して決戦に臨んだ。 圧倒的な砲撃力を持つ列車砲部隊と高い機動力を持つ自動車化部隊の連携は、未だ中世に近い戦争を想定していたロシア軍を驚愕させ、混乱させるには十分すぎるほどの効果を 発揮し、包囲と大火力の集中により降伏までに膨大な死者を出している。また、観戦武官からは見えない位置では通信機を背負った通信兵がバイクで移動し部隊の正確な情報を本部に伝え 迅速な行動を実現していた。そして、この戦いでは表に出ることは無かったがロシア軍が万一塹壕戦術を駆使してきた場合に備え初期型の戦車を用意していたことが明らかになるのは 20c後半に入ってからのことである。 停戦 哈爾浜の大規模な陸戦によりロシア軍は大打撃を受け、その回復には相当な年月が掛かると予想がされた、一方態々欧州方面まで攻める積りのなった日本軍も妥協線を探していた。 その後の、ロシア内部での反乱の危険性が高まったことでロシアが求める形で講和が行われ、翌月オランダ領インドネシアにてオランダ仲裁の元講和会議が行われ正式に講和が 成立している。その後条約にて一旦ロシアが手に入れた地は清に返還されるも、露清間での交渉により再獲得が行われている。また、講和ごは比較的早い段階で通商が再開し、 、またロイヤルファミリー同士の交流も進むことによって日露の関係は早期に修復されていくこととなり、これがロシア革命時のニコライ皇帝家族の救助やOCUへの加入に繋がって いく。
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854: モントゴメリー :2021/03/18(木) 20 11 36 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp ジョルジュ=ビドーの生涯(暫定版) 1899|ジョルジュ=ビドー、フランスのオーヴェルニュ地方に生誕 | |ソルボンヌ大学卒業後、高校で歴史の教師となる。 | | 1932|33歳。カトリック系の新聞社で記者になる。 | 1941|42歳。第二次世界大戦、勃発。フランス軍に志願しOCU軍の捕虜となる。 |釈放されたのちは、ジャン=ムーランたちと共に対OCUレジスタンス活動を開始。 |しかし、すぐにOCUの中華脱走兵狩りに協力するようになる。 | 1944|45歳。第二次世界大戦、終結。フランス臨時政府の首相へと就任 | 1947|(ペタン元帥、逝去) | 1948|ド=ゴール将軍の叛乱発生。断固たる意志で鎮圧 1949? |フランス連邦共和国(FFR)発足。初代大統領に就任。 |(ペタン元帥・ジャンスール提督・戦艦リシュリューを頂点とする「FFR建国神話」を創造。) ~ |(アフリカ州に対する徹底的な同化政策を推進。「暗黒の30年」が始まる。) 1970|71歳。アメリカ共産動乱。反共勢力を支援しテキサス共和国を成立させて勢力圏に組み込む。 1979|80歳。ウルグアイと友好条約を締結。勢力圏へ組み込む。 |(アフリカ州の同化政策が初期目標を達成。「暗黒の30年」が終わりを迎える) |(1981年、ミッテランに大統領職を引き継ぐ?) ~ |(もしくは、1988年にシラクに引き継ぐ?) 1999|100歳。100歳の誕生日に、病院のベッドで逝去。 |シラクやル=ペンら後継者たちに見送られながら、最後までFFRの行く末を案じていた。 ↓ 855: モントゴメリー :2021/03/18(木) 20 12 29 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 以上です。 ウィキ掲載は自由です。 いやね、昨晩ね。FFRの皆さんがね…。 「ヒューイ=ロングは鉄人であり愛国者だった。それは(日蘭)世界中全ての陣営の人間が認める事実である。 …だが、『鉄人な愛国者』はフランスにもいるぞ」 と夢枕で言ってくるのよね。 というわけで、改めて作成してみましたビドー氏の略歴。 WW2までは史実通りで、他は過去のSSから推定しました。 ……30年以上、臨時政府の首相を入れるとおよそ40年に渡りフランスを率いている。 こちらもストロングさんに劣らず鉄人ですわ。 むしろ、大統領在位期間はビドーさんの方が長い。 (あと、1日だけ長生きしている) 多分ですが「暗黒の30年」の、アフリカ州に対する文化的大虐殺の責めを1人で負うために大統領であり続けたのでしょうね。 あと、ストロングさんと異なるのは「後継者」育成に成功している点ですかね? シラク、ル=ペンと大統領を任せられる人材をしっかり育て上げています。 (ストロングさんも育てているかもだけど)
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836 :ナイ神父Mk-2:2016/02/23(火) 23 51 24 日蘭世界 44年ゲート編 その2 大陸での変化と戦況 ゲートにより大陸日本から大規模な支援を受けることに成功した日本は今後の戦略を大きく転換することを迫られていた、アメリカを凌駕し得る 大陸日本からの支援により安全な資源輸入ルートと戦力はそれを決意させるには十分であり、日本はアジア圏全体を支配下に収める大東亜共栄圏 樹立からゲート周辺の安全圏確保と絶対国防圏維持とシーレーンの確保これに人員を集中する事とした新防衛圏構想である。 その第一段階として行われたのが中国線の大幅な縮小と満州及びその周辺への堅固な防衛線の構築であり、大陸日本から送られたソ連やアメリカから鹵獲した T-34及びM4そして重戦車であるIS-3の配備である。また、これに加えて航空機にも烈風や飛龍、教導隊込みで桜花の準備が進められ十重二十重と防衛網が 敷かれアメリカや国民政府の侵攻を防いで行く事となる。 この余りにも変貌した日本の方針に戸惑いと不気味さを覚えたのは、対日本で蒋介石に協力していたスティルウェルであった。 「この1ヶ月、日本軍が次々撤退しているだと?」 「疎らだった小さな戦線は全て捨てて余剰戦力を満州や南京を中心として防衛網を構築しているようです」 「長期戦の構えに入ったということか?」 「その様です、その証拠に満州周辺では鹵獲されたと思われる我が軍のM4やソ連製と思われる中型戦車が確認されています。」 「国民政府の連中は我々に恐れを成したと言っているがあれではまともに攻められないぞ・・・ただでさえ今は補給が厳しいのだ、 連中にこのまま引きこもられては埒が開かない」 「では、防衛線の突破を?」 「いや、此処は爆撃によって連中の防衛網構築を妨害しよう現状連中にB-29を落とせるだけの機体は殆ど無い、大規模な編隊を組んで 派遣すれば安全だろう。至急準備に取り掛かってくれ」 「了解しました。インドの連合基地に要請しておきます。」 この後、満州への爆撃に駆り出されたB-29は大陸日本から譲渡された航空機と教導の為に派遣されていた部隊に多数が撃墜され、 連合軍の戦略に大きな影響を齎すことに成り、B-29の運用に大幅な制限が付いてしまうことをこの時の連合軍はまだ知ることは 無かった。 中国戦線で大きな変化が起きている中、日本や南方戦線では現在アメリカ側が通商破壊が著しく困難になってきていた。 「では何か?増援した部隊も含めて潜水艦部隊は壊滅したと?」 「はい、現状生き残っているのは故障のため早期に勢力圏まで帰還したアルバコアを除けば極僅かで 大多数の部隊が消息を絶っており、日本の勢力圏内の潜水部隊は壊滅的な被害を受けている物と思われます。」 「何か情報は無いのか?暗号は解析は如何なっている。」 「現状暗号からは何も・・・接触した艦についても情報はありません。生きて帰った艦が居ないのでは 情報も有りませんから。」 「逃げる暇すら無いほどの高精度の対潜能力を持った船があの海域に居ると?」 「恐らくは・・・」 「此の侭では攻略作戦にも影響が出るな、遺憾だが日本近海での通常破壊は諦め部隊を後退させ 後方での支援に回すことにしよう・・・」 その後、潜水艦搭乗員達の中で日本近海は完全に恐怖の海域となり、兵士達は暫くこの霧のように 姿が見えない敵に怯えながら日本の勢力圏で活動することになり、正体がばれた後も潜水艦に関わる 人間からは死神扱いされるようになる。 837 :ナイ神父Mk-2:2016/02/23(火) 23 51 54 史実のアメリカが得体の知れない恐怖に怯えている頃、その原因を作った夢幻会はと言うと何時もの 会合場所で史実との関わりについて話していた。 「向こうの日本への旧式や鹵獲兵器販売は順調ですね。此方ではもう屑鉄にするしかないということでしたが 向こうでは下手な新造艦より高性能ですし余剰だった米なんかも飛ぶように売れていますお陰で結構な利益に 成りましたよ」 そう言って辻は嬉しそうに「此の侭影響力を高めて向こうにもMMJを・・・」という辻の野望の声が嶋田は聞かなかった ことにしながら山本に海軍の対潜派遣部隊の様子を聞いていた。それを聞い山本も手に持っていた料理を一旦置き報告を始めた 「海軍に付いても今の所問題は出ていないな、向こうに送った指導役の奴らも上手くやっている様だ。対潜部隊にしてもそうだな 現状、向こうのガトー級で沈められることは先ず無いはずだ」 「陸軍に関しても同様だな、ただ航空隊の面々はヘリの教導に苦戦している様だが・・・」 「まあ、それは仕方ないでしょう。向こうだとアメリカでさえまだ殆ど実用化できて無いはずですし」 東条の言葉をフォローする様に倉崎翁が付け加えた所で、野望の算段を建て終わったのか辻がまた話しに加わったきた。 「軍民両方で良い成果が出ているようで何よりですが、向こうの日本に何処まで協力しますか?正直あの偶然の産物の様な ゲートに頼っての全面的な援軍は資金的にも反対なんですが・・・」 「やはりアメリカとの停戦までだな、アメリカが貿易相手となると国民の反発も強くなるし、何より向こうのアメリカは人種差別の 激しい状態だ下手をすると此方のことも狙ってきて余計な被害がでかねない」 最初に言葉を返したのは東条であった、そして其処に補足するように嶋田が続ける。 「停戦まで協力すると成ると先ずはレイテですね。史実どおりならあれで艦隊再建の芽が完全に消えることになりますから。世界大戦が終わってまた 大規模な戦いで国民には悪いですがも少し頑張って貰いましょう。」 「そうですね下手に解いた後、何かあってからでは遅いですからね。ところでアメリカの足を完全に止めるとしたらやはりアレですか?」 「それしかないでしょうね日本乃至はその後ろにいる此方がアレを持っていることを認めないとアメリカ政府も国民を止めることは難しいでしょうし・・・」 このやり取りの後会合は終了する事となる。そして、その数日後大陸日本は史実側の日本への更なる支援表明し潜水艦と妙高型重巡洋艦を旗艦とした通商破壊 の為の艦隊を派遣し、レイテへの援軍を含めてアメリカへの締め付けを更に強くしていく。
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960 :ナイ神父MK-2:2015/10/07(水) 21 41 30 日蘭世界 ブラジル内戦 ブラジル内戦とはブラジル合衆共和国で発生した共産主義革命に端を発する内乱である。 第二次大戦時~終決後 第二次世界大戦では直接的な戦争への参加は行わず、連合寄りの中立としてエクアドルやコロンビアなどと共に、 OCU側が不利に成る様な外交※1を行っていた。連合側が不利に成った後も英・米からの外貨流入が大きかった中立国3国は 連合よりの立場を崩せないまま連合よりの中立に回り続け、戦争終結まで進んでいくことに成る。 戦後は南米諸国が欧米への影響力強化を目指して敗戦した各国への積極的な経済援助※2を行うも、 焼け石に水であり戦後の連合側に吸われるように経済支援を行った各国は疲弊し、 これに伴い徐々に現政権に対する不信が高まり、各国の混乱はゆっくりと加速していく。 政権不安と赤の広がり 戦後から数十年程が経過した後も、南米諸国は不安状態から脱することは出来ず、国内では幾度と無くクーデターと新政権の樹立が起こり、 そのたびに別勢力からの妨害があり頓挫と言う惨状が続いた為、徐々に国内では国民の間で現政治勢力や軍から信頼が遠のいていた。 そこで勢力の広がりを見せたのが、ソ連の支援を受けた共産主義勢力である。 当時のソ連は内部崩壊の兆しが各所で見られ、目に見える成果による国内の安定が命題とされていた。 そんな中、情勢不安定と成っている南米を見逃すはずが無く、多くの工作員がアメリカ経由で南米各国へと潜伏し、少しずつ 勢力を広げるよう動いていた。 1960年代に入るまでには既に、エクアドル、コロンビア、パナマ、などに有力な共産主義政権が立ち始め、1970年代に 入る頃には既に親OCUであったベネズエラ、ペルー、チリの他親BCとなっていたアルゼンチン※3を除いて共産主義勢力 が第一党または指導部として存在していた、ブラジルも例外ではなかったが、その前にクーデターによって首相と 成ったカステロ将軍がOCUに経済支援を求めてこれが受諾された為、他の共産工作員が入り込んだ国に比べて浸透 率は低くなっていた。 内戦の切欠と開戦 切欠は複数あるが、中でも最大の原因は格差の拡大である。外国資本を導入したブラジルでは高度経済成長がおこり 国内が潤っていたが、同時に所得格差の拡大により治安が悪化し、そこに漬け込むようにソ連崩壊後南米や米国に 逃れていたフルシチョフ派の元ソ連高官や工作員らがブラジルを赤化するべく共産化した南米諸国や米国に働きかけ 工作と武力による共産化革命を開始した。 ソ連残党の行動開始にあわせて各地で都市ゲリラの武力闘争を開始し、ブラジル各地で軍とゲリラ集団との激しい 内戦が勃発した。数こそ正規軍であるブラジルが優勢となっていたが、共産勢力や協力していたゲリラたちは 共産化した国からの横流し品の戦車や銃器※4で対抗し、戦況は膠着状態と成った。 ブラジルの内戦が都市に潜伏したゲリラとの戦闘が主だったこともあり、各地で町を焼け出された住人が 続出し、難民となって他国に流れ込むようになり、各地で更に治安が悪化、これを重く見たブラジル首脳部 はOCUに介入を要請する。 961 :ナイ神父MK-2:2015/10/07(水) 21 42 02 介入と終決 事態を重く見たOCUはブラジルの要請を受けて戦力を編成し、キュラソー級と相模級※5を旗艦とした2個艦隊と複数の陸戦部隊 を編成してブラジルへと派遣して内戦へと介入する。この過剰とも言える戦力はOCUによる南米共産勢力への恫喝であり、 これ以上、拡大工作を行うのなら南米諸国との戦争も辞さないと言う、OCUの意思表示でもあった。 OCUと本格的なぶつかり合いを避けたい南米共産国は、ゲリラへの支援を中止し、支援を失った反政府勢力は徐々に弱体化、 ブラジル軍の攻撃による指導者部の死亡を持って終決し、ブラジルの共産勢力は力を失って行った。 ブラジルの共産化失敗を最後に共産勢力の拡大は停止し、戦後から続いた共産勢力は事実上南北アメリカと 中華へと封じ込まれることとなり、ソ連から続いた共産主義の暴走は一応の収束を見る。 ※1 米国の航空勢力が上空を通過することを許可したり、連合側の捕虜のみ表向きは脱走として帰還させたりしていた。 ※2 欧米敗戦を好機と見て、敗戦各国に資財を投入したが荒廃した欧米を復興させるには至らず、国内を 蔑ろにして欧米に力を入れた政府に民衆が不満を持つ形となり、国内が不安定になる原因となった。 ※3 フォークランド諸島を欲したイギリスが経済的に従属させていたアルゼンチンをBCへ編入し、 ドサクサに紛れてフォークランドを使用可能にして緊急時の航路として確保した。その際に 大量のイギリス資本がアルゼンチンに流れて、経済が潤いまた、イギリスも共産主義を警戒 していた為入る余地が無かった。 ※4 ソ連が崩壊前に戦車を初めとした陸戦兵器を南米へと売り払い、そこから更に各国の共産党が 結託してブラジルの反政府勢力に横流しの形で提供した。 ※5 事実上現存する全ての元モンタナ級が参加した、非常に珍しい作戦であり軍事マニアや 評論家の間では話題になっている。
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363 名前:635[sage] 投稿日:2023/12/25(月) 21 06 25 ID 119-171-252-231.rev.home.ne.jp [8/12] 大陸日本日蘭世界 FFR支援ネタ Noel FFR(FFRのクリスマス) 12月25日。 所謂ナザレのイエス、ヨシュアとも呼ばれる人物が生まれたその日はOCU、BC、CIS問わず景教含むキリスト教徒のいる国家であれば特別な日である。 家族で集まり祝ったり、教会に集まり祈りを捧げたりなど様々であるがそれはFFRとて例外ではない。 FFRでのキリスト教はFFR国教の一派であるFFR国教キリスト派として現存しており諸外国と同様にその日を祝い教会でミサなどが行われるのであるがFFR国教キリスト派にとって救世主の誕生を祝う日ではない。 では何を祝うのかといえばFFR国教キリスト派はその日、NOёLを”兄弟の日”とも呼び聖母マリアが初めて子供を産んだ日として盛大に祝うのである。 FFR国教キリスト派の信仰を向ける先はナザレのイエスではなく聖母マリア…より正確に言えばマリアの権能を受け継いだ我らが指揮官が対象となっている。 まあ、主神やそれに準ずる存在が我らが指揮官に取り込まれるのはFFR国教に取り込まれた諸宗教にとって普通に発生することであり、その対象がキリスト教では聖母マリアだったというだけだ。 つまりは聖母マリアと我らが指揮官がイコールで結ばれているという訳である。 それならば聖母マリアの生まれた日を祝うのが普通ではないかと思うのが普通なのだがFFRにとって聖母マリア…我らが指揮官の生まれた日とは我らが指揮官の進水日でありそれは絶対の真理であり違えることは許されない。 ならばとキリスト教にとっての特別な日といえばナザレのイエスの生誕日である12月25日なのであるが…、 見方変えると我らが指揮官の第一子が生まれた日つまりはFFR国民の長子が生まれた日と見做すこともでき、 キリスト派では全てに勝る母の子つまりはFFR国民の一人目が生まれた日として祝っているのである。 故にナザレのイエスに対する崇敬の念は信仰の対象が変われど我らFFR国民の先達として変わらず、 親しみに至ってはFFR設立以前よりも深まっているのが現状である。 364 名前:635[sage] 投稿日:2023/12/25(月) 21 07 29 ID 119-171-252-231.rev.home.ne.jp [9/12] 以上です。転載はご自由にどうぞ。 クリスマスにFFRネタが降りたのも何かの縁かなあ。
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575 :ナイ神父mk-2:2015/10/18(日) 23 35 04 日蘭世界 第二次世界大戦 アメリカの戦後 アメリカは戦中に独立した2カ国が正式に国として認められて分割されることとなる。その後暫くは国内の復興に人手を取られることと成るが、 事態が動くのは1970年代に入ってからであった。ソ連崩壊後にアメリカの共産党が選挙に勝利して与党となったことにより、アメリカ南部が 反発して周囲の州を取り込み独立運動を起こしたのであった。之に対してアメリカも軍を送り込み鎮圧しようとするがフランスの横槍が在り 失敗こうしてアメリカ南部を拠点とする、テキサス共和国が誕生しフランス同様に人種差別の強い国を形成していき差別されている黒人などの 有色人種がアメリカへ流れ難民化すると言う様子が見られている。 一方のアメリカ合衆国はソ連から脱出してきた共産主義者やテキサス共和国からの難民を順次国民化してその国力を徐々にテキサス分離前にまで 回復させていたが、最大の強みは他の共産主義国家との連携であった。嘗ての列強の中で唯一共産主義勢力に強い影響を持つアメリカは他の共産主義 国家を支援※1しながら影響下に置き間接的に支配する。そうして戦力を拡大させていき遂には共産主義勢力の盟主たる資本主義国家として矛盾を孕み ながらも一角の勢力として存在していく。 イギリスの戦後 本土の被害が港湾を除けば軍事施設に集中していたイギリスは経済面では即座に回復し、之までの搾取方の植民地運営から、オランダ式に近い制度へと 変えようとしていた。戦争と言う大規模な散財の中でオランダの強大さを改めて認識した為、反対するものも少なく改革は進み、植民地でも文化の 復興や宗教を考慮した上での法整備などを行い国家としての下地が完成すると順次独立させて連合へと取り込み、巨大な国家連合へと変化させていった。 そうして嘗ての植民地の他に友好国にしたアルゼンチンやサウジアラビアも取り込みながら嘗ての大英帝国以上の巨大な経済圏を手に入れていくこととなる。 中でも別格がインドと石油産出国であるサウジアラビアで二つの国が連合内のイギリスに次ぐ発言権を得て連合全体の経済を支える新たな形での心臓の役割を こなしていく。 フランスの戦後 フランスは戦後人種差別の薄まった2カ国とは反対に、中国から散々な被害を受けた為、逆に差別が強くなっていた。アフリカでは植民地を本国かさせた為に 元々住んでいた民族などが、国外へ追い出されたり隔離政策の煽りを受けて強制的に大挙させられる人間が続出していた。そうしてフランスは現地の住民を蹴散らし ながら開発を進め遂には旧植民地領を完全に本国かさせる事に成功する。 しかし、フランス国民の意識も一枚岩ではなくアフリカ・在住のフランス国民が殊更反OCU意識や人種差別が強いことに対して、逆に中華植民地のフランスは中国人だけに ヘイトが集まり、欧州フランスでは親ドイツの機運※2が高まるなどの意見の対立があり国内でも隔離政策やを初めとした差別の強い製作は物議をかもし出していく。 576 :ナイ神父mk-2:2015/10/18(日) 23 35 35 ソ連の戦後 単独講和に漕ぎ着けたソ連だが、その国内事情は悲惨なものだった。国内は焦土戦術によって荒れ果て、国内の人口は激減した為日々の食事にも苦労するという有様であった そんな中でも書記長の強権によって行われた強引な復興製作で回復が図られていたが、ダメージは深く回復には相当な期間が見込まれていた。そんな中でフルシチョフは自身の 権勢を保つべく粛清を敢行し多数の元スターリン派の排除に成功する、しかしそれが親衛隊の反発を招き1960年以降のソ連の内乱に繋がっていく。 中華及び朝鮮王国の戦後 朝鮮王国は戦後亡命した元中国植民地民や中国共産党を取り込んで勢力を拡大していた、更に戦後は各中華植民地やOCUからその信頼性を買われてアジアの金庫番として機能し 自国の安全と繁栄の糧にしていた。亡命してききた中国共産党は中央共産党の暴走振りと住民の抵抗から帰還をあきらめて朝鮮王国に帰化することと成る。そんな中で一部の元共産党 指導部の面々が集まり学校開校やその支援※3を行い始め、協力者を得て活動を拡大し後には朝鮮王国の学校教育の父として歴史にその名前を残すことになる。 一方中央共産党の本拠地となったいた中国中央部の統治問題が国連の中で噴出していた、当初は中央共産党の首脳部を排除して中国共産党に統治を任せる予定であったが、既に 中央部は住民と便衣兵の区別が着かないほど反列強の機運が高まっており、更に既に中央共産党が史実で言うテロリスト組織※4に近い構図と成っており一時的に壊滅させることは 出来ても根絶は難しいと判断が下された。そこで各国が行った策は徹底的な封じ込めであった。陸上の国境には厚い地雷線とフェンスで隔離され、河川は常に警備船が見て回るなど 大規模な隔離作戦によって中国中央は完全に陸の孤島とされていく。 ※1 事実上の共産主義連合のトップと言え、積極的に兵器の販売や共同の軍事演習が行われている。 ※2 戦時中の逃走でマイナスイメージが付き、本国そっちのけでアフリカを開発して居た為、 更に本土の国民からの信頼が下がった。 ※3 当初は共産主義を広める為と目されていたが、教育内容に主義思想を入れることは無く国からも 正式に認可されるようになる。教育に走った理由としては中央共産党の余りの無学振りに悩んだこと から第2の故郷をそうさせない為に学校教育に力を入れたとする書記が見つかっている。 ※4 貧困を初めとした様々な問題と結びつき一つを潰せば二つの手段に増えるという状況に加え 国家を纏められるだけの組織も存在しない為、条約締結も不可能だった。
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447: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 22 33 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 日蘭世界 動物のパワードスーツ事情 動物用パワードスーツ。それは日蘭世界独自のものであろう。 始めは主に民間での活用が始まった。 民間の人間用リハビリアシストスーツから着想を得て、犬、猫、馬などと言った生き物のリハビリもしくは老化によって低下した身体機能を補う目的での医療用パワードスーツ(PS)として開発が始まったのが起源とされている。 日蘭が第一世代PSを出した1960年代以降から始まったこの試みは時代を経て、技術とデータが蓄積していくにつれて大きな成果を上げていき、特に老化や持病で動きの鈍くなった犬や、骨折した馬など多くの動物を助けることに繋がった。 これら動物用医療PSは犬猫馬などへの利用を経て、虎、鹿、山羊など他の動物のリハビリや補助にも流用されていき、1990年代では一般的な治療機械の一つとなるほど普及していた。 こうして民間に普及していった医療用動物PSだが、その過程で膨大なデータが集まりPS自身の画一化も進んでいった。 動物用PS以前の動物の義足などは基本的に個々にあったオーダーメイドが主体であったが、医療用PSの普及の際に集まった各種動物のデータから平均値が割り出された結果ある程度の普遍化あるいは画一化というものに成功。 動物用PSのコスト低下と整備性の向上などをもたらし、以降の同PSの民間普及の一助となった。 こうして徐々に民間にも普及していった動物用のPSであるが、これに目を付けたのは何しも医療機関や動物園関係だけではなかった。 まず目をつけ始めたのが警察。次いで軍隊である。 いわゆる警察犬、軍用犬におけるパワードスーツ運用を目論んだわけである。 だが実際のところ左程上手くはいかなかった。 実戦となると犬は軽快な動きが必要であったため、リハビリや補助が目的の医療用PSと違い、余り重い重量のPSを装備できなかったのである。 詳しく言えば装備はできたが、犬が支えられる重量で尚且つ軽快な動きを損なわないレベルのPSというのが非常に難しかった。 警察犬の方は専ら防弾のみを気を付ければいいため、軽量化と複合樹脂によるボディアーマーで妥協できたが、軍用はそうはいかなかった。 警察と違い、戦場ではより高威力の銃弾が飛び交い、尚且つ犬自身にも高い戦闘力を持たせねばならないため、軍用犬らへ着せるための犬用PSの開発は非常に難儀した。 結局のところ軍が夢見ていたようなスーパードッグを貸すPSの開発はできず、装備した犬の動きを補助するための軽量フレームに防弾装備と指示出すようスピーカー及び収音マイクを装備させ従来の運用の延長線上で活用することへ妥協することとなった。 なお一部では遠隔任務用に背中へ載せるタイプの遠隔操作カメラなども開発されたが、専ら軍事任務よりも災害救助などで扱われている。 犬に重い装備は難しいと悩んでいる傍らで順調に装備が開発されたのが馬であった。 元から人や犬よりも重い重量物を長時間装着し続けられる生き物であった馬は重量のかさむパワードスーツ系と相性が良かったと言える。 最も馬用パワードスーツは殆どの国では採用されなかった。 現代において馬が活躍する機会が少ないというのが最大の理由である。 専ら馬用PSは欧米の警察で採用されており、防弾や防刃を優先した装備をまとい、警察馬として暴徒鎮圧や警邏などに活かされている。 最も変わったところでペルシャやオスマン、またはポーランドなどでは国境警備隊の装備として採用されている。 オスマンやペルシャなどでは自動車を運用しづらい地形の警邏に対して度々馬を使用しており、この警邏用の軍馬に対して長時間の活動を補助するための装備を求めたのである。 警察用装備と違い防弾などは最低限。フレームも軽量であるが、全体に冷却装置を搭載し、馬体の冷却を補助。 また水分補給や一部薬剤の補給なども自動で行ってくれる優れものである。 ペルシャ軍やオスマントルコ軍は強烈な日光の下で何時間も警邏するために必要な補助装備を求めた結果がこのような冷却や水分補給機能に現れていた。 なおこれらに登場する人間兵士の方も同様の冷却機構や水分補給機能を備えた軽量PSを着込んでいる場合が多い。 448: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 23 18 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 対してポーランドの方がガチガチの防弾装備にマッシブるなパワー補助と正に関係者が夢見るような戦闘型のパワードスーツを配備していた。 これらを着込む軍馬に関しても専用に選りすぐった馬体と馬力に優れた代々連なる軍用馬である。 歩兵の銃弾程度には耐えることが可能で、パワードスーツから得られる余力と衝撃緩和機能を持って障害物を跳び越し、数十kmの速度で突っ込んでくるのである。 とは言え流石に対戦車ロケットやら重機関銃やらを撃ち込まれるとやられるので、運用としては基本的に側面や背後に回り込むことを前提としている。 実は配備数は少ない。精々が一個小隊。 警備用のものと違い実戦レベルで通用するパワードスーツとなるお高いのだが、それ以上にこれを着込んでも走り続けられるだけの持久力と我慢強さを備えた馬が少ないのである。 このため口がさない者達からは殆ど趣味で採用されているような部隊と言われており、事実配備数が少ないことも相まって左程大きな任務は余り回ってこない。 専ら平時では式典や演習などが活躍の場となっている。 しかし実戦で役に立たないかと言えばそうではなく、度々アジアやアフリカなどの紛争地帯に派遣される際には戦車や装甲車が通れないような地形をPS部隊と共に進み、側面や背面に回り込んでは敵部隊や陣地を粉砕する活躍を見ている。 なお配備、維持コストは相当なものとなっており、実質重PS相当と左程変わらぬという噂である。 最後に話すのが虎用PS。極東の超大国大日本帝国の特殊部隊で運用されているものであり、同国の固有種剣牙虎専用の戦闘用PSである。 元々日本では専用に調教した剣牙虎を戦いへと投入してきた歴史があったが、近年の歩兵火力の向上により徐々に戦場から姿を消していった。 そんな中で1960年代に実用的なパワードスーツが登場し、それらが徐々に進歩していく中で、日本ではある計画が持ち上がった。 剣牙虎運用の復活と、それを用いた特殊部隊の創設である。 現代でこそ火力の向上で正面切っての戦闘には適さなくなったが、虎特有の膂力や跳躍力、隠密力は未だ一級品であり、それこそ密林や閉所空間であればPSを着込んだ一個分隊を上回るとの試算が出ていた。 そこで閉鎖空間及び都市や森林などを活動とする局地戦部隊でならば現在でも、その強さを活かせるのではないか?と考えられたのが剣牙虎兵復活計画である。 防弾能力及び身体能力の保持、回復を補助し剣牙虎従来の長所を伸ばす形のパワードスーツの開発。 及びPSを着用した虎を伴い、彼等に指示を出すパートナーとなる兵士の用意。 この二つからなるプランである。 実際のところPS開発自体はそれなりに上手くいった。 犬用や馬用PS開発のノウハウから少なからず学んだ開発陣は剣牙虎に最適な重量とフレーム構築を実現。 調教の方も伝統文化財として残し続けていた虎用の練兵指南役が残っていたため、これを流用しながら内容を近代化したものを用意、運用。 結果閉所空間や森林部においては高い跳躍能力を活かした立体起動や生来の隠密能力と膂力による高い近接戦闘力により虎用PSを着込んだ剣牙虎一匹に対して、歩兵用標準PSを装備した一個分隊相当の戦闘力を備えると太鼓判を押されている。 また近距離は虎、中遠距離は人がカバーするなどをして苦手距離を補助。 ここに理想的なコンビを揃えることに成功した。 試験運用として投入した中華地域の秘密掃討戦にても活躍。これを持った正式採用される運びとなった。 449: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 24 04 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 少数であるが… そう少数なのである。 最大の理由はお高いことである。 パワードスーツの方が特別高いわけではない。歩兵用の平均的なPSよりは高いが、それでも大量に導入するわけでもないので形容範囲内であった。 問題は虎の育成費用で会える。人一人育てるのすら手間暇かかるのに、そこに大型獣を追加して、尚且つそれらへの装備も整えないといけないのだから、そらかかる総コストは恐ろしい数字になる。 また実戦から遠のいて久しい現在の剣牙虎では実戦運用に耐えられる個体は残っておらず、仕方なく子虎の頃から専用の訓練を施して選別する方式を行っているのだが、メジャーな動物である馬や犬と違い曲がりなりにも虎であるため育成コストもお高いものであった。 結果運用コストが激増し、コスト比率ではPSを装備した人間の隊員をもう一人用意した方が確実で安く付くとまで言われるレベルとなってしまった。 幸い実戦で上げた戦果と少なからぬ上層部も贔屓もあって少数ながらも正式採用こそされた剣牙部隊であったが、専ら一部の山岳部隊や特殊作戦部隊に採用されるに留まった。 一部の部隊に少数採用されるのみに終わったため、かつてのような看板部隊としては扱われず、計画に関わった将官が夢見たであろう華々しい剣牙虎部隊という現実は泡に消えた。 しかし一部の山岳部隊所属の剣牙虎は毎回の総合火力演習では注目の的となっており、特殊部隊所属の虎は日本軍が実験的に投入したバイオタイガーだと世間で噂や都市伝説なるなど、現代の兵種として剣牙虎が復活するのは間違いないのである。 因みに公職付きの剣牙虎で最も有名で尚且つ世間慣れしているのは皇宮警察所属の剣牙虎だったりする。 450: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 24 50 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 〇動物用パワードスーツ紹介 犬用パワードスーツ 犬用に開発されたパワードスーツのこと。世界各国で似たようなPSが存在しているため、ここでは犬PSとして一括りに説明する。 リハビリ用スーツから派生した代物で専ら警察犬用の装備として使用されている。 犬へ必要以上の負荷をかけないようにと最低限(7.62mm弾でも一発は耐えうる)の防弾、防刃装備を備えながら犬本来の跳躍力や持久力を補助する形の機能を備える。 これにより着込む前以上にダイナミックな動きを実現しており、逃走する犯人の確保をスムーズなものにしている。 警察用以外にも軍用犬仕様のスーツも各国で開発されており、こちらは防弾機能と持久力の補助機能が充実している。 他は収音マイクや背中に載せた周回カメラに指示出しようのスピーカー機能が拡充されている程度である。 一応中には多少の武装を施した代物も存在しているが、装備可能重量の限界のために重装備なものは存在していない。 カタフラクトス ペルシャの採用している軍馬用パワードスーツ。 専ら山岳部などの車両では見回りにくい地域での国境警備を行うために使用されている。 対銃弾防御は最低限であるが、長時間の警備任務を行うためにスーツの構造自体に冷却機能が搭載されており、更に自動給水機能も完備されている。 同様の機能を搭載した軽量スーツを着込んだ人間と共に今日も暑い中で国境警備に勤しんでいる。 スィパーヒー オスマントルコが採用している山岳部対応軍馬用パワードスーツ。 ペルシャの採用しているカタフラクトスと同様の機能を備えた代物である。 名前が違うがぶっちゃけこの二つはオスマンとペルシャが珍しく共同開発した代物で、中身はほぼほぼ同じ代物。 名称が違うのと、内部部品における割合が違う程度である(ペルシャのはペルシャ国産の部品が多く、トルコにはトルコ国産部品が多い) こちらはペルシャ仕様と比べ砂漠地帯での任務も想定している。 脚部に特殊な装備を取り入れており、砂場でも足を取られにくい機能となっている。 なお同装備のラクダ仕様なども開発しており、専らこちらが砂漠地帯で運用されている。 451: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 25 37 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 虎鎧三式 日本の開発した剣牙虎用パワードスーツ。「こがい」と読む。 試験兵器として作られた一型、初期生産型の二型で、現在の三型は諸々の機能を改善した普及タイプ。 虎本来の跳躍力や膂力を更に向上させる形で設計されたスーツで、これを着込んだ剣牙虎一頭で歩兵用標準PSを着込んだ一個分隊にも匹敵すると試算されている。 主に山岳部、森林部、閉所空間などで運用することを目的とされており、パートナーとなる兵士と一組で運用される。 しかしスーツの方はともかく虎の方を軍任務専用に育成するには多大な費用がかかってしまい、結局少数採用のみで終わってしまった。 現在では特殊部隊の一部と中華地域派兵前提の特務山岳部隊などに採用されている。 かつての剣牙虎兵並の復活!とはならなかったが、その勇ましい姿は度々軍の演習や基地祭りなどで見られており、民衆からの人気を博している。 虎鎧警察仕様 虎鎧の警察仕様。専ら治安維持目的の運用がなされており、このため軍事用よりも大幅な軽量化がなされている。 犬のおまわりさんならぬ、虎のおまわりさんと親しまれており、数匹で一部隊となっており、大体一県に一部隊ほどが存在している。 一番有名なのは皇宮警察で運用されている部隊で、毎日皇居の周りをコンビの警察官と共に見回りしている。 正直軍で採用された数よりも警察で採用されている数の方が多く、こちらで開発費の回収が行えていたというオチが付く。 日本仕様以外にもオランダ仕様やロシア仕様のものなども存在している。 452: トゥ!ヘァ! :2022/06/02(木) 21 26 12 HOST FL1-220-144-100-182.kng.mesh.ad.jp 投下終了 話題に出していた動物用のパワードスーツです。