約 2,304,154 件
https://w.atwiki.jp/clockgrail/pages/60.html
路地裏に、血の花が咲いていた。 壁に凭れてぐったりと項垂れている男の顔は、今や丸めたティッシュペーパーのようになっている。 胸が上下していることから生きてはいるようだが、しかしまず間違いなく無事とは呼べないだろう。 そんな男の姿を見下ろしながら、金髪の男がつまらなそうに唾を吐き捨てた。 これほどの侮辱を受けても身じろぎひとつする様子がなく、歯の抜けた口をひくつかせるのみな辺り、やはり人事は不省であると見ていい。 ゆらり、と身を揺らして。少し離れた位置で惨劇を見つめる、高校生ほどに見える少年の方に目を向ける。 「またちょっかい掛けられたら連絡しろ」 「は……はい! あの、ありがとうございました、周凰さん!!」 血の滴り落ちる拳。 武器のひとつも用いずに、周凰と呼ばれた青年が殴り壊した男は某暴力団組織に籍を置くチンピラだった。 ヤクザがカタギに手を出すのはご法度、なんて話はもはや銀幕の中だけのお約束に成り果てて久しいが。 その一方で、逆は変わらず法度のままだ。カタギがヤクザを打ち負かせば、面子を潰された側は鼻息を荒げて報復に来る。 だから、どんな不良もヤクザには手を出さない。 その場では勝てても、後で必ず厄介なことになるからだ。 腕自慢の不良など、所詮本職の残忍さと狡猾さの前では役に立たない。 少しでも裏社会の道理を知る者なら、それこそ高校生のガキでも知っている話である。 だからこそ、周凰がそれを知らないはずはなかった。 資金と勢力、そして人望を有する半グレの大物。 そんな彼が、考えなしに面倒を起こすなど"らしくない"にも程がある。 「あ、あの……。泣きついた身で言うのも何なんですけど、周凰さんは大丈夫なんですか」 「何がだ?」 「いや、その……。そいつ、ヤクザ者ですし……。いくら周凰さんでも、本職に手出したらマズいんじゃないのかなって」 「部屋住みのチンケなヤクザにイモ引いてちゃ務まるもんも務まらねえだろ。カエシに来んならその時はその時だ」 路上に屯して、非行という名の逃避を繰り返している不良少年たち。 彼らにあえて薬を流し、売人の片棒を担がせた上で"ウチのシノギで大変なことしてくれたな"と詰める。 そうして多額の金銭を要求し、女は風俗に沈める。何ともあくどいが、特に珍しくもない手口だった。 それでにっちもさっちもいかなくなった少年のひとりが、その界隈でも名の知れ渡っていた"先輩"に泣きついた。 その"先輩"こそが、周凰であった。 オールバックの金髪に黒のメッシュを入れ、両腕に双頭の龍――内の片方は首がない――を彫り込んだ男。 屈強ではあるが無骨ではない。見た目、佇まい、立ち振る舞い、すべてに華がある。 面倒見がよく、羽振りもよくて喧嘩も強い。"こうなりたい"と思わせる魅力が、周凰という男にはあった。 そしておまけに、これだ。自分が絞り出した心配も、力強い一言で切り捨ててくれる。 「ただまあ、お前らは不安ならしばらく溜まり場変えとけ」 また今度メシ行くぞ。 そう言って、ジャケットを翻し。 自分が恐喝で搾り取られた金額よりも高いだろうスニーカーで、血溜まりを踏みしめて去っていくその背中。 格好いい、と素直に少年はそう思った。 いつかこの人みたいになりたい、心からそう思った。 周凰狩魔。 半グレグループ〈デュラハン〉のリーダーにして、不良たちのカリスマ。 強さ、金、人望、そして人脈――そのすべてを併せ持った都会のギャングスターである。 ◇◇ 『お前、まだ不良なんてやってんのか?』 『悪いこと言わねえからさ、もういい加減足洗った方がいいぞ。どうせいずれ捕まるか、ヤクザの食い物にされるかのどっちかだ』 『お前も知ってんだろ。今は半グレでも準暴力団だとか何だとか、そういう区分で規制される時代だ。 もう不良じゃ食っていけねえよ。フツーに就職して、飲み会で上司の愚痴聞いて、そんでいつかフツーに家庭持つ。それが一番だ』 『ああいうのはさ、ガキの遊びでやるのが一番ちょうどいいのよ。大人になるとどうしてもよ、素直に楽しんじゃいられなくなんだろ?』 『俺らの族ももう解散しちまったんだ。そろそろ夢から覚めてもいいんじゃねえのか、なあ――周凰』 ◇◇ 眠らない街、東京。 そこにはいくつもの暴力団組織がひしめき合ってしのぎを削っている。 暴排法が整備された今、ひと昔前の映画のようにド派手な銃撃戦などはまず見られないし。 ヤクザに幻想を抱けなくなる程度には慎ましくせせこましい、そんな暮らしを余儀なくされているのが実情だったが――とはいえ、ヤクザはヤクザだ。 反社会組織の代表格であり、ジャパニーズマフィアとも呼ばれる彼らへ不用意に喧嘩を売れば、良くて人生が破滅。 最悪の場合なら人知れず山奥なり海なりに消えることは間違いない。ヤクザがメンツを大事にする生き物だということは、今も昔も不変だ。 ではなぜ、報復というものが起こるのか。 そう問われたなら、周凰狩魔はこのように答える。 "そいつのやり方が中途半端だったから"、だと。 やるのならば、何事も徹底的でなくてはいけない。 報復なんて考えられないくらい徹底的に、芽を摘むだけでなく根まで引き抜いて千切ってしまうのがいい。 アリの巣に殺虫剤を突っ込んでも生き残りは一匹二匹生まれるかもしれないが、溶かしたアルミを流し込めば根絶やしにできる。 周凰は、それを実践できる男だった。だから彼はこの魑魅魍魎が跋扈する東京で、若年ながらに裏社会の大物(スター)など張れているのだ。 「かねてから思っていましたが、狩魔。あなたは僕のことを体のいい殺戮兵器だと思っていませんか」 「違うのか?」 「ううん清々しいまでの不敬不遜。僕にそのような口を利く輩、ましてや無神論者の罰当たり者など久しく見ていませんよ」 「キリストも流石に、お前みたいな人殺しには罰を当てるか悩んでると思うよ」 昼間、後輩に頼まれて殴り倒したチンピラの所属する暴力団組織。 その事務所の中で、我が物顔で冷蔵庫を漁りながら周凰はひとりの青年と会話をしていた。 金髪碧眼の白人だ。線の細い美男子、という概念を突き詰めたような、まさに絶世の美男である。 だが彼の右手には、どういうわけか自ら淡く発光している……、光そのものにすら見える、奇怪な十字架が握られている。 いや、違う。これは剣だ。十字架に刃を搭載し、不遜なる異教徒と魔性、神の敵を地平線の果てまで打ち払う罰の剣。 鏖殺の十字架(ホーリークロス)。そういうものを握った青年の身体は、今しがた斬り殺したヤクザたちの返り血でひどく汚れていた。 「君だから赦している。少しはその寛大に報いてほしいものです」 ゴドフロワ・ド・ブイヨン。 それが、青年の真名である。 そしてこの名を知り及ぶ者がいたのなら、即座にこの状況に戦慄するだろう。 第一回十字軍における指揮官のひとりにして、恐るべき勇敢さを宿した狂おしく敬虔な男。 無数の勝利を積み重ね。無数の犠牲を、ひとつとして慮らず。 あまねく異教徒の屍の先にて、聖地へ至る。 それでもなお王の座を固辞し、神への信仰を一切揺るがさなかった生粋の〈神の使徒〉。それが彼だ。 そのゴドフロワが、無神論者を公言する黄色人種の男にあろうことか信奉する神の名を出され揶揄されている。 即座の粛清に走られても何ら不思議ではない状況だ。にも関わらずゴドフロワは、周凰という男に小さく嘆息するだけだった。 「一本、いただいても?」 「カトリックって煙草吸えんの?」 「曖昧ですね。ただ、過度でなければ特段咎められてはいません」 「適当だな。意外と緩いのか」 「神の御心は広いのです。……ああ、どうも」 ソファに腰を下ろし、周凰の隣で指をぱちん、と鳴らす。 それで火が点き、バニラの匂いがほのかに宿った紫煙が立ち昇った。 「銘柄は」 「キャスター。タールは5ミリ」 「まあ聞いたところで知らないのですが。ずいぶんと軽いのですね」 「重たいのはどうしても臭くてな。煙草は好きでも、煙草の匂いは嫌いなんだよ」 そう言って、周凰が吸殻を懐から取り出した携帯灰皿に落とした。 殺人現場を通り越して虐殺現場とでも呼ぶべき室内で、一服するふたりの偉丈夫。 異常な状況だった。狂おしいほどに、此処には倫理というものがない。 「魂喰いとやらはできたのかよ」 「恙なく。あまり上等ではありませんでしたが」 「ヤクザ者なんてそんなもんだ。時代遅れの骨董品なんざ、埃臭いだけで何の旨みもねえだろうな」 「しかしあなたも奇特な方だ。人形相手に人助けをして、その尻拭いにわざわざ目立つ真似をするとは」 ゴドフロワ・ド・ブイヨンは、大義の奴隷である。 彼は目的を果たすためならば、あらゆる過程を厭わない。 虐殺でさえ是とする彼が、魂を喰らう悪魔のごとき行いに顔を顰める筈もなかった。 ましてや相手は極東の無神論者。八百万などというふざけた詭弁で、都合のいい時だけ神の威を借りる貧者どもだ。 殺すことにも喰らうことにも、何ひとつとして躊躇はなく。 結果、鏖殺という周凰のオーダーは恙なく完遂された。 とはいえ、ヤクザの事務所に突撃して皆殺しという選択がクレバーでなかったのは確かだろう。 どうせやるならそれこそ、町中に昼夜問わずうごめいている、いなくなっても誰も気にしないような連中を狙えばいい。 ゴドフロワの指摘はもっともだった。周凰もそれは分かっているのか、無言のまま煙草を喫んでいる。 「後進は育てなくちゃならねえだろ。お前らの宗教じゃ新しい入信者は迫害すんのか?」 「そう殊勝なことを言うタマには見えませんけどね、あなたは」 「そうだな。まあ、否定はしねえよ」 実際、周凰には恐怖以外の感情で従属する人間が多くいる。 カリスマアウトローと言えばチープだが、華々しく面倒見のいい強者は何かと世知辛い現代の裏社会ではひどく目を引く存在だった。 その気になれば人の命など、こうして塵芥のように弑逆できてしまうというのに。 それでも彼の周りにやってくる者たちは、周凰をこれからの裏社会を背負う者とばかりに持て囃し、損得勘定抜きに彼へ傅くのだ。 「ただ、不良って生き物を廃れさせたくないって気持ちは本当だ。 誰かが育てなくちゃ、優しくしてやらなきゃ俺たちの世界は必ず滅びる。 絶滅はしてなくても、危惧種にはなっちまった。俺はその日が訪れないように、せっせと種蒔きに興じてるってワケだ」 「種蒔きとは笑わせる。ゴミ袋に蛆を涌かせているだけでは?」 「それでいいんだよ。俺はこの東京には、ゴミ溜めのソドムであってほしいんだ」 「罪深い思想だ。やはりあなたは悪魔に似ています」 「お前に言われたかねえよ、人殺し」 不良とは、すなわちはぐれ者だ。 社会に迎合できなかった。 居場所がなく、そうなるしかできなかった。 もしくは、あったはずの幸せの平均台から自ら降りてしまった。 周凰もかつては、そういう者であった。 だからこそ、彼らの気持ちが分かるし。 彼らという存在に、想いを馳せてしまう。 それは女々しさにも似た感情で――屈強たる不良界の華には相応しくない、弱さであった。 「十三の頃に父親をブチ殺した」 「それはそれは。穏やかではありませんね」 「クソみたいな奴だったからな。母ちゃんをぶん殴るし、ガキにも平気で手ぇあげる野郎だった。 俺はアイツに玉を片方潰されたし、妹は顔に消えない傷を負ったよ。 ブル 毎月上納金集めるためにあちこち駆け巡って金借りて、子分からも舐められていつも寒がってるチンケなヤクザだ」 周鳳狩魔は十代で少年院に入所している。 父親殺し。中学生が肉親とはいえヤクザ者を惨殺した事件は、一躍話題を掻っ攫った。 被虐待児という同情すべき事情がありながら、彼に重い刑が言い渡された理由はひとえに殺しの残忍さ。 刺し傷の数、百二十。打撲痕、百五十。指はすべて切断され、歯はすべて折られ、眼球は無数の爪楊枝で貫かれていた。 性器を切り取られ、その苦痛に堪えきれずショック死した後も容疑者の少年は死体の損壊を続けた――それは彼の父への憎悪の深さと、秘めたる残酷さの程を物語っていた。 「せめて死に際くらいは華やかにしてやろうと思ったんだ。 あんなクソでも親は親だし、あいつの稼いだ金でメシ食ってたわけだからな。 強がりでも何でもなく、あの時俺はそれがせめてもの親孝行になると信じてた」 「狂人の理屈だ」 「まさしくな。俺も夢から覚めてそう思った。 結局やり方が酷すぎて年少にぶち込まれるし、守った筈の家族からも縁を切られるし散々だ。 いっそ舌でも噛み切って死んだ方がマシかもな、と思ったよ。ただ、ある時ふと気付いちまった」 狂気は、ヒトを変える。 暴力に震える少年を、稀代の殺人鬼の素養に目覚めさせる。 周鳳狩魔はそれを、身を以て体感した。 そして、だからこそ。 「――狂っちまえば、人間って奴は何でもやれるんだってことに」 ――――少年は、"これは使える"と気付いた。 気付いてしまえば、成り上がるまでは簡単だった。 「バルブを緩めるみたいなもんだ。 必要な時に必要なだけ、心の中の栓を緩める。 そして狂気を絞り出す。事が終わったら、また締め直す」 少年院でボスを気取っていた不良を倒した。 誰も逆らう者はいなくなった。 若い刑務官を狙って取り入り、幾つかの特権を手に入れた。 そうなればもう、少年院は周鳳にとって居心地の悪い場所ではなく。 いつか社会に戻る時までをゆるりと過ごす、ホテルのようなものになった。 ただひとつ問題だったのは、周鳳は名を上げすぎてしまったこと。 出所してすぐに、彼のもとには数多のヤクザからスカウトがかかった。これはヤクザ嫌いの周鳳にとってひどく不快な経験だった。 「その話は、とても納得できる」 ゴドフロワが紫煙を吐きながら、言う。 狂気をエネルギーとして、必要な分だけ扱う。コントロールする。 狂気に呑まれればもはや成功は見込めない。 だからあくまで道具として、狂気というものを用いる。 その逸出した理屈は、この血塗れの聖騎士にとっても馴染みのあるものだったらしい。 「麻薬と同じです。狂えばどんな凡夫でも稀代の英雄に化けられる。 それに、正気では成せないようなこともできるようになる。何かを成す上でたいへん合理的だ」 「そういうことだ。超人なんて、そう易々となれるもんじゃない」 誰にでも皆、どこかにブレーキが備え付けられている。 理性。良心の呵責。常識。臆病。発想の枯渇。 だから人は、そう簡単には誰かを殺せない。 ならば、逆にそのブレーキさえ外せてしまえば。 人間は、人間のままで簡単に怪物になれる。 利用。当て馬。命の売買。惨殺。虐殺(ジェノサイド)。 女も子どもも斬り殺し、遺骸を踏みつけながら行進することができる。 ――ゴドフロワ・ド・ブイヨンもまた、その手段を識っていた。 そうでなければ人間が、鉄風雷火の只中に咆哮しながら踏み込んでいけるものか。 我が子を抱き締め命乞いする母を斬り、腕の中から子を引きずり出して頭を割れるものか。 異教徒だろうと、人は人なのだ。ゴドフロワはそれを知っている。だからこそ彼は狂気を愛し、正気のままに狂戦士だった。 「私はね、今でも異教徒が大嫌いです。無神論者など語るに及ばず。 八百万など馬鹿げた詭弁にしか思えませんとも。 その点で言うとこの国とその民は、ええ。まったくもって反吐が出ますね」 ですが、とゴドフロワ。 隣に座る男は、彼にとって敵でも仮初の主でもなかった。 「あなただけは別だ、狩魔。自分でも驚きなのですが、あなたと話しているとどうにも心が落ち着くのです」 「友達居ねえの?」 「とんと。何せこの性分ですからね、それらしい者は皆離れていってしまうのですよ」 胸襟を開いて話せる、多少の寛容ささえ見せることのできる、友である。 なぜなら彼は、人の身にして自分と同じ境地にたどり着いた同類だから。 狂気を正気で制御して、そうして歩むことのできる男。できてしまう人間。 言葉で記せばチープだが、これは稀有な才能だ。 狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人とはよく言ったもので、だいたいの場合真似ている内に"本物"になってしまう。 ゴドフロワは、そういう者達を山のように見てきた。味方にも、敵にも。 「買いかぶり過ぎだ」 しかし周鳳は、稀代の騎士から受けた友誼をそう称する。 「俺はお前が思ってるほど大した人間じゃねえよ。 もっとこじんまりとした、そうだな――情けねえガキさ」 「ほう。理由を聞きましょうか」 「……年少を出た後、俺は暴走族に入った。 最初はヤクザ共の求愛に対する当てつけのつもりだったが、実際入ってみるとこれがなかなかどうして居心地良くてな。 楽しかったよ。今までの人生で一番充実してた、俺という人間の全盛期だった」 ――"嫌なこたぁ全部忘れて、俺たちとつるまねえか?" そう言って自分を誘った先輩の顔を覚えている。 今やもう久しく会っていないし、恐らく今後会うこともないだろうが、心に刻んだ恩義は消えない。 生まれも育ちも違う仲間たちと単車を転がすのは楽しかった。 警察の追跡を振り切って、暴走という一瞬に命を懸けるのは爽快だった。 肩で風を切り、視界の端で軌跡と化すネオンライトを見送るのが好きだった。 こんな時間が、これからもずっとずっと続いていくのだと、無邪気にそう信じた。 そう。あの頃、周凰狩魔は確かに少年だったのだ。 「今はもう誰も"こっち"にはいない。みんなメットを脱いで、単車を降りて、自分の人生に帰っていった」 永遠に続く時間なんて、あるわけもないのに。 疑いもせず信じていたからこそ、少年はそれを受け入れられなかった。 そして彼はただひとり、その道以外の生き方を知らなかった。 幼い頃から暴力が支配する小さな世界で暮らし、それを暴力でもって打破した彼には。 普通に生きるという"当たり前"が、画面の向こうの絵空事のようにしか見えなかった。 「俺だけだ。俺だけが、今もあの日の延長線にいる」 社会を拒絶して。 倫理に唾を吐き。 誰かを食い物にして。 救うべき誰かを、より深く堕とすことでしか救えない。 ままならない現実に抗う代償行為を、不良行為という名の〈暴走〉に見出す。 あの頃のままだ。誰がどう持て囃そうと、周鳳だけは自分の真実を知っている。 「そして俺はきっと死ぬまで、この幼年期から抜け出せない。 あの日被ったメットを脱ぎ捨てて、あの日跨った単車から降りる日が、俺という人間の死ぬ時だ」 最後に心から何かを楽しんだのは、果たしていつのことだっただろう。 不良の世界は時を経るにつれ、静かに変わっていった。 喧嘩が強くたって誰も褒めてはくれないし、何のステータスにもならない。 金を稼げる奴が一番偉い。頭のいい奴が一番強い。 味など何もしない、ただ世知辛いだけの世界だ。 それなのに、今もこの足はかつて極楽だった泥濘みに浸かり続けている。 界隈の不良達の面倒を見てやるのだって、ひとえに過去の残影らしきものを見出しているだけだ。 幼く、若く、まだ世界の現実など知らない彼らの姿は、あの日の自分達に似ているから。 それだけで、それまで。他の何事でもありはしない。 周鳳狩魔は今も変わらず"あの日の少年"で、それ以上でも以下でもないのだと自己評価している。 「俺はお前とは違うよ、ゴドー」 二本目の煙草を揉み消して、静かに立ち上がる。 血の臭いが染み付いた室内に、心は変わらず微塵も動かない。 はじまりのいつかを思わす光景もすっかり見慣れてしまった。 「あなたも難儀な人ですね」 「人のこと言えた義理か?」 「まあいいでしょう。それでもあなたは、私にはひどく非凡に映る」 「そうかよ。なら好きに見てろ」 「そうします。……ああ、現場(これ)どうします? NPCとはいえ警察の追跡は面倒なのでは?」 「ガソリンを用意してある。焼いて消し飛ばしちまえば、二日三日じゃ辿り着かれねえよ」 彼らは狂戦士(バーサーカー)。 理性で狂気を利する、非凡なる戦士。 そしてどうしようもないまでに、ひとりの人間。 炎に包まれていく惨劇の跡に背を向けて、大義の奴隷達が歩き出す。 サーヴァント 【クラス】 バーサーカー 【真名】 ゴドフロワ・ド・ブイヨン 【属性】 秩序・善 【ステータス】 筋力C++ 耐久C++ 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B 【クラススキル】 狂化:EX 正気と狂気の二重思考。理性的に狂気を制御し、バルブを開くように調節してそれを引き出す。 最大でAランクまでの狂化を適用可能だが、当然ランクが高くなるにつれその所業は無慈悲に変わっていく。 【保有スキル】 信仰の加護:A+++ 一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。 ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。 心眼(偽):B 直感・第六感による危険回避。 虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 大義の騎士:A 命を賭して果たすべき大義に向かう時、本来の数倍もの力を発揮する。 敵が強ければ強いほど、目的達成が困難であればあるほど力を増す不動の大志。 友軍には最大の勇気を。そして敵軍には最大の恐怖を与える、狂気の如き騎士道。 【宝具】 『主よ、我が無道を赦し給え(ホーリー・クロス)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:30人 第一次十字軍が地中から発見した聖十字架、そこに埋め込まれていた木片。 それを核として顕現させた十字状の剣。刀身から聖光を放ち、間合い自在の剣戟で敵を圧倒する。 核が木片であることから、刀身を破壊されることがあろうと核が無事である限り即座に再生可能。 また悪属性のサーヴァント、キリスト教以外の宗教に属する存在、魔性の類に対しては特攻を発揮する。 『同胞よ、我が旗の下に行進せよ(アドヴォカトゥス・サンクティ・セプルクリ)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人 第一回十字軍、聖地エルサレムの制圧を果たした光の軍勢を召喚する。 呼び出される軍勢に顔など個人の識別が可能な要素はなく、全員が統一された背丈と武装、性能を有する。 これらはゴドフロワの意思とその大義に従って行動し、為すべきことを為す。 ゴドフロワが見据えるものは大義であり、同胞とはそれを叶えるためのある種画一的な存在に過ぎなかった。 彼にとっては自分の後ろに続く者の仔細など、まったくどうでもよかったのだ。 肝要なのは己の信仰を貫くこと。彼にとって十字軍とは、単なる剣であり、銃。暴力を執行するための手段だった。 【weapon】 『主よ、我が無道を赦し給え』 【人物背景】 第一回十字軍における指導者のひとりにして、聖地エルサレムを最初に統治した『聖墳墓守護者』。 苛烈にして勇敢な騎士として知られ、その背中は多くの同胞に勇気を与えた。 最終的にエルサレムの統治者に選出されたが、聖地にて王冠を戴けるのは偉大なるイエスのみであるとして拒否。 『聖墳墓守護者(アドヴォカトゥス・サンクティ・セプルクリ)』を名乗り、エルサレムを統治した。 その戦い方はあまりに勇猛で、無謀とも言えるほど臆することのないものだった。 無数の軍勢にさえ得物一本で突撃し、勝利を勝ち取って帰ってくる征伐の象徴のような男、とある騎士は言う。 彼の信心は非常に強固で敬虔だったが、それ故にゴドフロワは目的を果たすためにあらゆる犠牲に頓着しなかった。 彼の率いた十字軍は女子供だろうと情け容赦なく虐殺し、数多の血の河を築きあげたという。 ゴドフロワは決して狂人ではなかった。命の重さと人の絆、そして異教徒であろうと一人ひとりに人生という物語があることを知っていた。 しかしそれと同時に、彼は自らの中に宿る狂気のごとき信心を自由自在に制御する手段をも熟知していたのだ。 異教徒を鏖殺する無道の騎士。誰もに敬愛される、敬虔なる神の信徒。 そのどちらも、ゴドフロワ・ド・ブイヨンの顔であり、真実である。 ゴドフロワにとって狂気とは"道具"で、暴力とは"選択肢"であった。 狂戦士となるのはバルブを捻って水を絞り出すようなもの。ヒトは、どこまでも目的のために残酷になれる生き物である。 【外見・性格】 金髪を短く切り揃えた、理知的な容貌の騎士。現世では眼鏡を掛けているが視力に問題はなく、単に当世に倣うためのお洒落の一環。 敵、相容れぬ者にはきわめて冷淡。同胞には柔和な面も見せるが、その実心の中では微塵たりとも笑っていない。 自己の信仰を貫くこと、大義を遂げることに特化した、狂おしいほどに経験な信仰者である。 自分の狂気と人間味を場面に応じて制御し、切り替える手段を身に着けた、ふたつの顔を持つ騎士。 【身長・体重】 181cm・83kg 【聖杯への願い】 真なる聖遺物であれば然るべき処へ、偽なるまがい物であれば破壊する。 【マスターへの態度】 唯一胸襟を開いて接する相手。自分と同じ、暴力を理性で制御し飼い慣らす男。 無神論者であるのはマイナスだが、大義を共にする善行を買って現状不問としている。 彼と語らう時だけは、ゴドフロワの"人間"としての側面が垣間見える――のかも、しれない。 マスター 【名前】周凰狩魔/Suou Karma 【性別】男性 【年齢】23 【属性】混沌・悪 【外見・性格】 金髪のオールバックを肩口まで伸ばし、黒のメッシュを入れた青年。 両腕は手の甲から肩までに双頭の龍のタトゥーを刻み、どちらも片方の首が切り落とされ血を流したデザインとなっている。 面倒見のいい不良界隈の兄貴分の顔と、敵対した人間を躊躇なく殺害できる非道の顔を併せ持つ理性ある狂人。 彼にとって狂気とは"道具"であり、暴力とは"選択肢"であった。 【身長・体重】 185cm・84kg 【魔術回路・特性】 質:A 量:C 特性:〈魔弾〉 【魔術・異能】 〈魔弾の射手(デア・フライシュッツ)〉。 手にした拳銃ないしそれに類する武器に、魔力で構築された弾丸を装填する。 軌道及び威力は狩魔の思考によって制御され、故に必中。故に必殺。 最大で自動車一台をこの世から消滅させる程度の威力は発揮可能で、殺人に対し躊躇を覚えないメンタリティがこの魔術を更に先鋭化させる。 他にも肉体強化の類も余技の一環で可能としており、マスターとして周凰狩魔に隙はない。 【備考・設定】 十三歳の頃に父親を惨殺し、少年院に収監される。 出所後に不良の世界へ入り、暴走族に所属して知られた存在となる。 族を解散してからは半グレの世界で名を上げ、資金と暴力、そして人脈を三種併せ持つ裏社会の有力者と化した。 半グレグループ〈デュラハン〉のリーダー。不良達のカリスマ。 身内には面倒見のいい顔を見せ、関わりのない相手でも温情を向ける場合はある。 だが逆にそれ以外の人間を食い物にすることに微塵の躊躇もなく、利益のために人命も犠牲にできる冷血漢。 ただし倫理観はむしろまともな部類で、彼の場合行為の異常性、非道さを理解した上で"箍を外す"という行動をしているだけに過ぎない。 悪魔の顔をした人間。どこまでも、周凰狩魔はひとりのちっぽけな人間でしかない。 暴走族として暴れ回っていた頃には夢があった。 この時間、この居場所を愛する仲間がいた。 けれど大人になっていくにつれ、誰もが夢から覚めていく。 周凰はその夢から覚められなかった人間である。 【聖杯への願い】 未定。だが自分が手に入れるに足るものだと認識している。 【サーヴァントへの態度】 イカれた野郎。その暴力を活用し、その狂気も余すところなく利用する。 聖杯を手に入れるまでの期限付きのバディ。
https://w.atwiki.jp/dvdsale/pages/103.html
2PM テギョンが「アッセンブリー」への出演を確定した。 テギョンはKBS 2TV新水木ドラマ「アッセンブリー」(脚本:チョン・ヒョンミン、演出:ファン・イニョク、チェ・ユンソク、製作:KBS MEDIA)に公務員試験を準備する熱血受験生キム・ギュファン役での出演を確定した。これでテギョンはグループ2PMの活動再開と同時に、昨年8月終了した週末ドラマ「本当に良い時代 DVD」への出演以来1年ぶりにドラマに復帰する。 テギョンは劇中で警察公務員になるために昼は図書館、夜は運転代行で働いて鷺梁津(ノリャンジン)の国家試験村で3年間勉強している受験生キム・ギュファンに扮する。厳しい環境でも真面目に努力する青年だが、スペックで格付けされる世の中と、そんな世の中を作った政治家への反感が深く、巨大談論や政治には冷ややかで無関心だ。チン・サンピル(チョン・ジェヨン)とは深い悪縁で、チェ・インギョン(ソン・ユナ)とは相次ぐ悪縁を持つ仲だ。 テギョンは出演を決心した理由について「個人的に『鄭道傳』をとても楽しく見た。そんなの能力ある脚本家の作品にぜひ出演してみたかったが、ちょうどチャンスがめぐってきてチャレンジしてみたかった。今の20代を代弁する人物として、若い時代の悩みと痛み、恋を深く描いてウェルメイドドラマ(上質なドラマ)に迷惑にならないように最善を尽くす」と抱負を伝えた。 若い血気で武装したエネルギッシュな俳優テギョンと、彼に先駆けて出演を確定したチョン・ジェヨン、ソン・ユナらベテラン俳優たちがどんなアンサンブルを作り出すか期待感が高まる。韓国ドラマDVD「アッセンブリー」は無知だが勇敢で、単純な正義の溶接工出身の国会議員チン・サンピルが成長していく過程を描いたドラマだ。これまであまり知られなかった国会の詳しい裏側と“政治をする人たち”のリアルなエピソードを通じて韓国政治の断面を加減なく描くと予告している。「覆面検事」の後番組で、韓国で7月15日夜10時から放送される予定だ。
https://w.atwiki.jp/nobady13/pages/53.html
キャラクター名 ブルーノ・フォン・バルセル 種族 人間 性別 男 年齢 24 生まれ 冒険者 生命抵抗力 HP 精神抵抗力 MP 7 29 8 35 技 10 A 7+1 = 18 +3 器用度 ^ B 7+5 = 22 +3 俊敏度 体 6 C 8+1 = 15 +2 筋力 ^ D 6+2 = 14 +2 生命力 心 7 E 5+3 = 15 +2 知力 ^ F 10+3 = 20 +3 精神力 冒険者レベル 5 経験点 1850 技能 レベル ファイター 4 ソーサラー 5 - 0 - 0 - 0 戦闘技能 練技/呪歌 武器習熟/槍 魔法誘導 MP-1/ライトニング 言語 交易共通語 - - 名誉アイテム 点数 名誉点 合計名誉点 - 0 6 - - 0 - - - 0 - - - 0 - - - 0 - - 魔物知識 先制力 移動力 制限移動 全力移動 0 3 22 66 基本命中力 ファイター グラップラー フェンサー シューター + 4 0 0 0 +3 追加ダメージ 4 0 0 0 +2 基本回避力 ファイター グラップラー フェンサー シューター + 4 0 0 0 +3 武器 用法 必筋 命中補正 命中力 威力 C値 備考 アールシェピース 2H 15 - 7 30 10 - 部位 装飾品 効果 部位 装飾品 効果 頭 - 0 右手 能力値+腕輪 知力+2 耳 0 0 左手 能力値+腕輪 精神力+2 首 ネクタイ ゴージャス 腰 ベルト 金のバックル付 背中 0 0 足 ブーツ 豪華な装飾付 その他 ククルカンの首輪 消費MP-1 - - - 部位 名前 防護点 回避力 部位 名前 防護点 回避力 鎧 ソフトレザー 3 盾 魔法 レベル 魔力 ー 0 0 ー 0 0 ー 0 0 ー 0 0 ー 0 0 アイテム 数 効果 冒険者セット 0 - 鋭利な石 0 - 手錠 0 - ちょっと不格好な仮面 0 - ー 0 -
https://w.atwiki.jp/mobilelegendresm/pages/145.html
ブルーノ:守護者 Wait for it...勝機を待つんだ… スキル名 冷却 消費MP 効果 マシーンレッグ(パッシブ) スキルダメージを与える毎、ブルーノのクリティカル率 +4%。5回重ねがけ可能。 ボレーショット 10.0 80 エネルギーボールを蹴って、敵に200/230/260/290/320/350物理ダメージを与え、移動速度 -60%。ブルーノか味方がエネルギーボールを回収すると、このスキルの冷却時間が減少する。 フライングタックル 7.0 55 前方にスライディングで突撃して、敵に140/165/190/215/240/265物理ダメージとスタン効果を与える。スキル発動後、自身の移動速度が短時間アップする。 ワールドウェイブ 38.0 140 エネルギーボールを蹴って、指定したヒーローに250/350/450物理ダメージと吹き飛ばし効果を与える。敵の防御力 -3/6/9、8秒間継続、3回重ねがけ可能。ボールは敵の間で反射して新たな目標に攻撃する。 目次 目次 考察スキル説明・解説 ビルド考察 立ち回り考察 考察 どのようなヒーローか、役割、動き方の概説など。 長所 強み1 強み2 短所 弱み1 弱み2 編集中 スキル説明・解説 パッシブ マシーンレッグ解説 スキル1 ボレーショット解説 スキル2 フライングタックル解説 スキル3 ワールドウェイブ解説 編集中 ビルド考察 編集中 立ち回り考察 編集中 参考動画→http //www.nicovideo.jp/watch/sm32557242(ノーカット)
https://w.atwiki.jp/fedic/pages/222.html
ブルーム 聖戦の系譜の登場人物。クラスはバロン。 フリージ家の当主レプトールの長男で、ティルテュとエスニャの兄。 レプトール戦死後はフリージ家当主となり、夫人ヒルダとの間にイシュトーとイシュタルを設ける。 ゲーム中には北トラキア王国の王として7章、8章に登場。 7章では蜂起したリーフ軍を緒戦で壊滅させたうえ、いきなり神器トールハンマーを持ち出して解放軍を待ち受ける。 しかしその時点で自軍には最低でもバルムンクとミストルティンがあり、場合によってはフォルセティもあるため、ブルームの低い魔力も合わせて大きな脅威にはならない。 もっとも、バロンの限界値をぶっちぎっている父レプトールとは違い常識的な能力値であり、聖戦に登場する多くのバロン同様、実は魔法より剣のほうが得意なのかも知れない。 続く8章にもコノート城を守るボスとして登場するが、イシュタルにトールハンマーを貸したばかりにトローンで解放軍と戦わざるを得なくなり、焦りと困惑の中で戦死。 一家総出で戦いを挑んでくるフリージ家だが、妻が妹をいびり殺したり、長子に神器の継承ができなかったり、娘に軽く見られたり、姪っ子に裏切られたりと、家族間はあまりうまくいっていなかったようだ。その中心にいるブルームの苦労がしのばれる。 また、トラキア776では顔のみ登場し、会話で名前は登場するものの本編では登場しない。~
https://w.atwiki.jp/battleprecure/pages/281.html
キュアブルーム☆ コストの隙間にもってこい プロフィール 名前 キュアブルーム コスト 100 レアリティ N 属性 拳-花 評価 C(仮) スキル 名称 タイプ 範囲 属性 効果 消費 CT 特殊効果 備考 ブルームラッシュ 必殺技 敵単体 拳 r200 MP6/ST10 なし 大地の礫 必殺技 敵単体 弓 r300 MP9/ST15 なし 大地の恵み 魔法 味方全体 なし なし MP15/ST9 HPリジェネ付与 ターン毎HP回復10%、4ターン継続 ブライトムーン 魔法 敵単体 光 r300 MP15/ST9 なし 大地の壁 魔法 味方全体 なし なし MP20/ST12 シールド40% 音属性は防げず 大地の鉄槌 必殺技 敵単体 杖 r400 MP12/ST20 なし ブライトホール 魔法 敵全体 光 r500 MP100/ST10 2 なし 大地の怒り 必殺技 敵全体 拳 r600 MP100/ST10 2 なし 特性 名称 効果 備考 超楽観 攻撃力-10%,精神力-10% 輝く金の花 防御力+10% 絶好量なり! 防御力低下耐性+40% オートサポート ダメージカット−8%,すばやさ−15% 咲のチョココロネ HP自動回復+5% 専用アクセサリ レビュー 最低コスト帯の中で唯一 HPリジェネと全体シールドを持つ。 技の範囲はめちゃくちゃ広く、手軽に撃てるが火力がない。 EXステージなどでコストが100余ったりした時に挿しやすいキャラ。 専用装備の効果は、既存のハイパーミラクルクリスタルとほぼ変わらないので、 無理に買う必要はないが、攻撃力がちょっと上がるので、持ってる人はつけた方がいい。 オススメ育成論 物理型 コメントお待ちしております。 魔法型 コメントお待ちしております。 両刀型 コメントお待ちしております。 補助型 コメントお待ちしております。 オリジナル コメントお待ちしております。 レビュー・コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seirankai66/pages/148.html
名前 コメント こんばんわです。身体の調子はいかがですか?梅雨の中休みも終わったようで、また雨の日が続きますね。雨に関係なく、ワンちゃんは元気ですか?よかったら、良い写真を撮っておいてください。勢嵐会ホームページに載せますか!!-- 豊田丸 (2006-06-22 23 00 44)
https://w.atwiki.jp/renst/pages/533.html
ゴーブルー 種類:Sユニット カテゴリ:アーステクノロジー BP:2000 SP:- 必要パワー:1 追加条件:なし CN:3 特徴:ブルー/男 テキスト: 【人命検索】自軍捨札をすべてウラ向きにしてシャッフルしてもよい。そうしたとき、その中から相手にウラ向きのまま1枚選ばせてから、すべてオモテにする。相手の選んだカードがSユニットのカードだったなら、そのユニットカードを自分の手札に加える。 フレーバーテキスト 荒れ狂う炎の海で消火活動は続く。彼が切り開いた道を通り、すぐに救助隊がやってきた。 イラストレーター:F.M.U レアリティ:ノーマル 作品:救急戦隊ゴーゴーファイブ 収録:紅き六戦士の帰還 自販:パック Q A Q1 「RS-389 ゴーブルー」の効果は『自軍捨札をすべてウラ向きにしてシャッフルしてもよい。そうしたとき〜』というものですが、捨札が1枚しかない状態でもシャッフルすることは可能でしょうか? レンジャーズストライクにおけるシャッフルの定義を教えて下さい。 A1 捨札が1枚しかない場合は、シャッフルすることができないため、「RS-389 ゴーブルー」の効果は発動できません。シャッフルは、2枚以上のカードをランダムに混ぜて、カードをウラ側から見てもオモテ側の情報を特定できなくすることです。 カード評価 同じくSユニットを回収できるゴーレッドに比べると確実性に欠けるものの、その分必要パワーが低く、ナンバーも少なめなのでどちらを取るかは好みの問題。 捨札が少なければ少ないほど確実になるので、成功率を上げたければ捨札を極力出さない試合運びが必要になる。 ただし、捨札が2枚以上なければ「シャッフルして」という部分が実行できないので、効果が不発に終わってしまう。気をつけよう。 関連カード 特徴「ブルー」関連 特徴「男」関連 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anothereidos/pages/51.html
+ 目次 【鎧鍛冶】ブルート/特性/素質/スキル/性能について 【海上保安官】ブルート/特性/素質/スキル/性能について 【バイオソルジャー】ブルート/特性/素質/スキル/性能について 備考/スチル/スキン/アップデート履歴/セリフ 【鎧鍛冶】ブルート ▼ランクアップイラスト ガード レア度 ★5 絵師 水樹凱 入手先 スカウト 所属 セパイア商会 実装ver ver1.0.2.5 (2021/12/24開始) HP 攻撃力 防御力 魔法耐性 再配置 COST ブロック 攻撃速度 Lv. 1 10 70 17 3 1.2 Lv.50 1470 268 335 Lv.70 好感度ボーナス 配置 地上 通常攻撃 地上の敵を攻撃 特性 敵を3体までブロック 素質 金城鉄壁 自身がHPの回復対象となった時、回復量+10% スキル 鎧鍛冶の庇護 スキルレベル 初期SP 必要SP Lv.1 0 5 周囲1マス内にHP50%以下の味方ユニットがいる場合、次の攻撃時、対象1体のHPを自身の攻撃力の110%回復(自動発動)1回チャージ可能 Lv.7 ※ver.1.1.1以前は必要SP:20,初期SP:3、手動発動だった 性能について 募集中 ▲目次へ 【海上保安官】ブルート サポーター レア度 ★6 絵師 水樹凱 入手先 限定スカウト 所属 セパイア商会 実装ver ver■.■.■ (202■/■/■) HP 攻撃力 防御力 魔法耐性 再配置 COST ブロック 攻撃速度 Lv. 1 0 40 11 1 2.4 Lv.80 1309 728 64 好感度ボーナス +5+13 +7 配置 地上・高台 通常攻撃 空中の敵も攻撃可能 特性 地上・高台のどちらにも配置可能 素質 全速前進 出撃後の15秒間、攻撃速度+20% スキル フルスロットル スキルレベル 初期SP 必要SP Lv.1 Lv.7 20秒間、攻撃力+45%、自身を含む周囲1マス内の味方ユニット全員の攻撃速度+25%(自動発動) 性能について 募集中 ▲目次へ 【バイオソルジャー】ブルート ファイター レア度 ★5 絵師 水樹凱 入手先 限定スカウト 所属 セパイア商会 実装ver ver■.■.■ (202■/■/■) HP 攻撃力 防御力 魔法耐性 再配置 COST ブロック 攻撃速度 Lv. 1 10 120 28 2 1.75 Lv.70 2145 743 229 好感度ボーナス +7+13 +5 配置 地上 通常攻撃 地上の敵を攻撃 特性 敵に物理ダメージを与える 素質 バイオリブート HPが0になった時、一度だけHPを全回復し、攻撃力+40%、最大HP-40%、3秒ごとに所持コスト-3(退場まで効果継続) 次にHPが0になった時、強制撤退ではなく通常の撤退として扱われる スキル もっと強く!もっと激しく! スキルレベル 初期SP 必要SP Lv.1 30秒間、攻撃力+40%、攻撃時に30%の確率で敵の防御力を無視自身のHPが最大値の50%以下の場合、敵に与えたダメージ量の12%のHPを回復 Lv.7 性能について 募集中 ▲目次へ 備考 スチル + 【注意書き・表の見方】 【注意書き】 ※トップページやスチル実装一覧にも書いている通り、当Wikiではアダルトシーンの有無などの表記のみにとどめ、行為や内容についての具体的な記述は避けてください。 (ただし現在、例外的にクエスト名や話中の登場キャラクターなどの表記は許可してます。) 【表の見方】 左端の【順番】の数字は、交流画面でそのスチルが上から何番目に表示されるかの数です。(ただし、どのキャラも「交流専用→メインストーリー→イベント」の順に並んでいるので、後にスチルが追加された際に上からの順番が前後することも多いです。) 交流専用のスチルがある場合、その欄に書かれている(スチル1)などはスチル実装一覧の表記と同じものです。解放条件は下記の【▼交流専用スチルの解放条件について】やスチル実装一覧のページを参照してください。また表の上の秘密入手場所の□にチェックを入れるとスチル4などの「〇〇の秘密」が必要な場合、入手場所について表示されます。 表の上の登場キャラの□にチェックを入れると、話中に登場するキャラクター一覧が表示されます。基本的に登場キャラクター名のみに留めますがネタバレ注意。表記については「」(鍵括弧)で囲われている太字の「キャラ」がメイン、そうでないキャラは話にだけ登場(アダルトな絡みは無し)です。 ▼交流専用スチルの解放条件について(クリックで開閉) スチル1 - 該当キャラの恒常ユニットを所持かつ交流で好感度を100にすると解放。 スチル3 - 該当キャラの期間限定ユニット(1種目)を所持かつ、交流で好感度を100にすると解放。 スチル4 - 該当キャラを所持(恒常/限定どちらでも可)かつ、イベント内でアイテム「○○の秘密」を入手すると開放。 スチル5 - 該当キャラの期間限定ユニット(2種目)を所持かつ、交流で好感度を100にすると解放。 秘密入手場所 登場キャラ 実装日時 スチル登場クエスト 秘密入手場所 登場キャラ スキン アップデート履歴 セリフ ▼恒常バージョン バトル勝利時 バトル敗北時 ランクアップ 交流(普段) 交流 プレゼント 夏イベント交流 交流 プレゼント バレンタイン交流 交流 プレゼント ▼【海上保安官】版。交流は恒常と共通 バトル勝利時 バトル敗北時 ▼【バイオソルジャー】版。専用の交流有り バトル勝利時 バトル敗北時 交流(普段) 交流 プレゼント 夏イベント交流 交流 プレゼント バレンタイン交流 交流 プレゼント ▲目次へ - キャラ一覧を表示 キャラ一覧 (基本的に公式サイトの記載順) 竜王の島 ガイア / アモレー / ガオウ / ゴブリンアーチャー / ゴブリンファイター / ゴブリンライダー / スカイゴブリン / メイジゴブリン / スカバンド / スタロン / ダカール / ハリマオ / バルボロス / レオンハート / ロビン / 海賊 衛生兵 / 海賊 剣兵 / 海賊 銃兵 / 海賊 魔導兵 パイス・ブラン連邦 エクウス / アレク / ヴェルンド / エドガー / コルカ / ジェイド / ソル / ダイン / チャボ / バーリッツ / パイス・ブラン 弓兵 / パイス・ブラン 兵士 / パイス・ブラン 魔導兵 / バリスタ野盗 / バントゥ / ビルフォード / フレット / モーガン / ユルト / リオン / ルーク / ロマネス / ギャンブラー / カジノSP / マリオン / ボンヴォイ オブシドニア帝国 カフカ / ギムノス / ゴルドフ / ドワード / バクウ / バシュカー / ヘリオン / ベルゼブブ / ルガロゥ / ロットハルト / オブシドニア帝国 斧兵 / オブシドニア帝国 騎兵 / オブシドニア帝国 弩兵 / オブシドニア帝国 砲兵 / オリオン / スピカ ヴェルダンシア大陸 フォルテ / アズモンド / アニマ / ウォルサー / シドレー / シャルロッテ / ドミノ / ハルク / ピオス / プージ / リュート / レッカー 火山島スルツェイ アトムス / アルカナ / オルニス / ガムラ / サタン / バラン / フォーカー / マシュトラ / ユーノ アンバードン神和国 ザハロフ / エレーン / サーヴァント / サーヴァントガード / サーヴァントキャスター / シールズ / ジャラム / シンバット / ゼベク / ソルベ / ヒュブリス / ポロンとオルタ / マミー / メイジマミー / アーチャーマミー / ビッグマミー / ヤークート / ヤブサハ / ラジーン セパイア商会 トーマス / アラート / イッテツ / エターニオン / カザード / カレトビ / ゴウ / ディオン / ドメイ / ニトロ / バカラ / ブルート / フルハウス / マグリット / マモン / ゼット / バイオゴーレム・γ / バイオゴーレム・θ アズアテラ城砦 テオドール / シグヴァルディ / スノーウルフ / スノーバンディット / トルケル / パティ / バルト / ハロルド / ピノ / ラグナル / リーサ 倭国ヤマト ジンノスケ / カグラ / カンクロウ / コンゴウ / サルトビ / シャオロン / テンゴ / ハバキ / ハンゾウ / フウ / ライ / ラショウ / 赤忍者 / 青忍者 / 白忍者 / 黒忍者
https://w.atwiki.jp/ooorowa/pages/271.html
ろくでなしブルース(後編) ◆QpsnHG41Mg PREV ろくでなしブルース(前編) ○○○ 地図上では、現在の居場所は中心部……寄り、である。 寄り、というのは、中心部ではない、ということだ。 ウヴァの走行コースは中心部だけは確実に避けているのだった。 “ヤバい奴が集まってそうな中心部は極力避けて通った方がいいだろ” ……そういう考えだった。 一応今のウヴァなら大体の相手には勝てる自信がある。 だが、それでも過信は禁物だ。この場にはヤバい奴が沢山いる。 例えば魔人とか。例えばエンジェロイド……とくに、カオスとか。 奴らはバースとかオーズとか、そういう仮面ライダーの比ではない。 ウヴァはこういう男だ。こういうどうにもコスいやり方をする男なのだ。 だからこそ、一生懸命頑張っている奴よりも、ズル賢く生き残れるのだ。 「おっ?」 そんなウヴァが見つけたのは、一人とぼとぼと歩く少女。 赤い髪の毛。コンパクトに折り畳んだ天使の羽根。 ウヴァは、この場の参加者の大半は把握している。 あれは、エンジェロイドのイカロス……ウラヌスクイーンだ。 とくにヤバい参加者筆頭のヤツと早くも遭遇しちまった。 “……いや待て、アイツ、なんで歩いてんだ? 飛びゃあいいものを……” イカロスは、自分の首につながった鎖を辿って歩いていた。 鎖はイカロスの目前ですぐに途切れているが、それでもソレを辿っている。 おそらく桜井智樹に会おうというワケだろうが、ならば尚更飛べばいい。 一体どういう理由があって、あの女は歩いているのだろうか。 “まさか……メダル切れか? あいつ燃費悪そうだしな” ……だとするなら、今のイカロスにろくな力はない。 本来ならばエンジェロイドはヤバい敵なのだが、今なら―― “――容易く潰せるッ!!” そう思い、ニヤリと笑うウヴァだったが、そこでふいに気付く。 イカロスの首輪のランプは、赤色ではなく……紫色になっていた。 “ハッ……! ハッハハハッ! なんだ、あのチビ、もう脱落したのか!” それが意味するところは、赤陣営のリーダーはすでにいないということだ。 であるならば、次の放送までの間、赤陣営の参加者は全員無所属になる。 だったら何も今すぐにイカロスを潰しに掛かる必要はどこにもない。 むしろ、放送までの残り時間は十分を切っている、急ぐべきだ。 ウヴァは再びバイクを走らせ、イカロスの前まで進み出た。 「よォー、ちょっと待てよ、イカロス~!」 「……あなたは、私の記憶にない……だから……敵……ッ!」 「ちょ! 待て待て! 俺はお前の味方だぜ、イカロスゥ~!?」 「私の記憶にない者は……全て敵……破壊して……マスターに会いにいく」 なんだコイツは、頭おかしいんじゃあねーのか? と、そう思った。 だが、考え方を改めれば、コイツは兵力としては素晴らしい逸材だ。 融通の利かない人形のようなコイツを味方につけることは大きなプラスだ。 ウヴァは両腕を広げ、無抵抗であることを示しながら語りかける。 「俺を破壊したって愛するマスターには会えねーぜ~?」 「偽物の世界は……全て破壊する……そうしたら、本物のマスターだけが残るから……」 ……あ~ぁ、ご愁傷さま、もう完全にイッちまってるぜ、コイツ。 そうするとなると、ウヴァも真剣にイカロスの相手をするのは馬鹿馬鹿しく思えてくる。 もうこの際だ、嘘でもなんでもいい。 適当なこと言って手懐けて、あとは放置でいい。 「まあまあ待てって、ちょっと落ちつけよイカロス」 「お前も知ってんだろ? その偽物の世界ってのにもルールってモンがあるんだ」 「そのルールには誰も逆らえねー。グリードの俺も、参加者のお前も、例外なく、だ」 「お前も今、メダルがなくて戦えねーんだろ? それが何よりの証拠じゃあねーか~?」 イカロスの奴が、ハッと驚いた顔でウヴァを見上げる。 「なんだってメダル切れ起してることがバレちまったのか? そんな顔してるなァ」 「そりゃあ、お前みたいなキレたヤツが未だに俺に襲いかかってこねーんだ……」 「ブッ殺す、ブッ殺すといいながら一向に手を出してこねーんだぜ? おかしいだろ」 「だったらよォー、もうメダル切れしか考えられんだろ? それくらい俺にだってわかるぜ」 図星を突かれた様子で、イカロスは目を伏せる。 ウヴァはさらに力を込めて言った。 「いいか? お前みたいなヤバい奴はなァ……!」 「『ブッ殺す』、と心の中で思ったならッ!」 「その時スデに行動は終わっているモンなんだよッ!!」 イカロスがウヴァに襲い掛からない理由はそれしかない。 破壊するつもりだったなら、もうとっくに破壊に掛かっているハズだ。 ついでに、お前にメダルがありゃあ今頃俺はヤバかったぜ~、とも付け足しておく。 見透かされたイカロスは少しむっとした顔をしたが、何も言い返さなかった。 「まあ安心しろよイカロス、言ったろ? 俺はオメーの味方だ」 「味方じゃない……私の記憶に……ないから……」 「いいから聞けよ、俺の言う通りにすりゃあ、マスターにも会えるんだからよォー」 「……マスターに……会える……?」 「ああそうだッ! 会えるぜッ!!」 「どうすれば……」 ここまでくればもう簡単だ。 偽物の世界の住人の言葉とはいえ、マスターに会えるとなれば話は別だ。 恋は盲目、という奴か。これだから恋する乙女(笑)はチョロいのだと心中で笑う。 「いいか、今のお前は無所属だ。無所属はどんなに頑張っても勝ち残ることはない……」 「ムカつくのはわかるが、ルールだからな。どんなに嫌がってもルールには逆らえん」 「だからメダルが切れちまったお前は、ウラヌスクイーンの力も使えねーってワケだ」 イカロスは、小さくコクリと頷いた。 どうやら自分の置かれている状況はとりあえず理解してくれたらしい。 「困ったよなァ、それじゃあマスターに会いに行く途中で襲撃されるかもしれねー」 「だがな、俺と手を組めば別だ。俺の陣営に入るなら、お前にメダルをくれてやる」 「ついでに、だ。お前のマスターも緑に引き込みゃ、二人で一緒に帰ることも出来る」 「どうすりゃいいかって? 簡単だ、そいつんとこの陣営リーダーをブッ殺しゃいいんだよッ!」 「いいや、緑陣営以外は全部ブッ殺していい! そしたらマスターと一緒に帰れる!」 「そこら辺のナンパ道路やクラブで『ブッ殺す』『ブッ殺す』って大口叩いて仲間と 慰め合ってる負け犬どもとワケが違うってことォ、見せつけてやりゃあいいッ!!」 「だってよォー、お前のマスターへの覚悟ってのはそんなクズどもとは違うんだろ?」 ふふっ、とわざとらしく笑って、ウヴァは続ける。 「なんたってそういうルールだからなぁ、面倒だがこれは仕方のないことなんだよ」 「ルールには従わなきゃあならない。じゃなきゃマスターと一緒には帰れないからなァ~……」 「お前も馬鹿じゃあねーんだ、それくらいわかるだろ? ン~?」 イカロスは、短い逡巡ののちに、再び小さく首肯した。 交渉は成立だ。ウヴァは、自分の中のセルメダルをイカロスに投入した。 時刻は、放送開始の五分前だった。放送が始まればイカロスは赤に自動復帰する。 今このタイミングでウヴァがイカロスを引き込めたのは本当に運が良かった。 イカロスの首輪のランプが紫から緑に変わるのを見届けたウヴァは、 「ところで、だ。お前コアメダルは持ってるか?」 「……二枚だけ」 そういって取り出したコアは、無色透明となった二枚。 クジャクのコアと、ライオンのコア。アンクとカザリのコアだ。 だったら用無しだ、緑だったらそれだけ貰おうと思ったのだが…… 「その二枚、もう使えねーのか」 「……もう、使ったから」 「じゃあ俺の二枚と交換してやるよ」 そういって、エビとカニの黒コア二枚を取り出すウヴァ。 どうせコアメダルは一定時間が経過すればまた使用可能になる。 緑でない時点で、黒だろうが赤だろうが黄だろうがなんだっていいのだ。 二人の間を四枚のコアが通過して、それぞれが危なげなくメダルをキャッチ。 次にウヴァが、身体から五十枚分のセルメダルを放出させた。 それらは自動的にイカロスの首輪に吸収されていった。 “どうせ俺には貯蓄メダルもあるからな、五十枚くらい屁でもないぜ” あとでATMでメダルをおろしておこう。 そう心に決めながら、十分な補給を済ませたイカロスに、 「合計百五十枚分だ、こんだけありゃ充分だろ?」 「ンン? なんだァ? 足りねえ? だったらあとは自分で補充するんだなァ」 「なあに簡単さ、緑以外のヤツらはぜ~んぶ偽物だからな、皆殺しにしてやりゃあいい」 「一人殺しゃあそれだけで数十枚、もっと殺しまくればメダルもザックザクってワケだ」 「……おっと! くれぐれも言っておくが、緑陣営の奴は殺すんじゃあねーぞ?」 「緑が優勝できなきゃあ、お前もマスターと一緒に帰れなくなっちまうからなぁ」 そんな風に語りかける。 イカロスは、わかったのかわからないのか、黙ったまま何も言わなかった。 こういう人形みたいなヤツは何を考えているのかわからないから苦手だ。 何を考えているのかわからない、カザリみたいなヤツはみんな苦手だ。 この女はすでに緑陣営の強力な兵器と化した。 これ以上ウヴァが一緒にいてやる必要はない。 むしろ一緒にいたくない。 再びバイクに跨りながら、ウヴァは言った。 「最後に一つだけ教えてやるよ」 「桜井智樹は、白陣営にいるぜ」 「ブッ殺すなら、白のリーダーだ」 「そうすりゃ桜井は無所属になる」 「そしたらまた俺のとこに連れてこいよ」 「この俺が、お前らが一緒に帰るために一肌脱いでやるぜ」 なんとも心の広い、配下の心を集めることに長けた陣営リーダーである。 そんな自分に酔いしれいい気分に浸りながら、ウヴァはバイクを発進させる。 イカロスはウヴァを追いかけようともしなかった。 ――間もなく、放送が始まった。 【一日目-夕方(放送直前)】 【E-5/市街地 中心よりやや南西寄り】 【ウヴァ@仮面ライダーOOO】 【所属】緑・リーダー 【状態】健康、絶好調、大満足 【首輪】270枚:250枚(増幅中) 【コア】クワガタ(感情)、カマキリ×2、バッタ×2、サソリ、ショッカー、ライオン、クジャク、カメ (ライオン、クジャク、カメの三枚は一定時間使用不可) 【装備】バースドライバー@仮面ライダーOOO、バースバスター@仮面ライダーOOO、サタンサーベル@仮面ライダーディケイド 【道具】基本支給品×3、参加者全員のパーソナルデータ、ライドベンダー@仮面ライダーOOO、メダジャリバー@仮面ライダーOOO、 ゴルフクラブ@仮面ライダーOOO、首輪(月影ノブヒコ)、ランダム支給品0~4(ウヴァ+ノブナガ+ノブヒコ) 【思考・状況】 基本:緑陣営の勝利。そのために言いなりになる兵力の調達。 0.あとでATMからセルを補充しておくか。 1.もっと多くの兵力を集める。 2.月影を倒したネウロを警戒。下手に戦わない。 3.屈辱に悶えるラウラの姿が愉快で堪らない。 4.緑陣営の兵器と化したイカロスに多大な期待。 【備考】 ※参戦時期は本編終盤です。 ※ウヴァが真木に口利きできるかは不明です。 ※ウヴァの言う解決策が一体なんなのかは後続の書き手さんにお任せします。 ※イカロスという最強クラスの兵器を味方に引き込めたので大変満足しています。 その影響でメダルがどーんと二十枚も増加しました。 【イカロス@そらのおとしもの】 【所属】緑 【状態】健康、ある程度落ち着いた 【首輪】50枚:0枚 【コア】エビ、カニ 【装備】なし 【道具】基本支給品×2、アタックライド・テレビクン@仮面ライダーディケイド 【思考・状況】 基本:本物のマスターに会うため、偽物の世界は壊す。 0.マスターと緑陣営以外の参加者を皆殺しにすればマスターと一緒に帰れる? 1.本物のマスターに会う。 2.嘘偽りのないマスターに会う。 3.共に日々を過ごしたマスターに会う。 4.ルールには逆らえない。従えばマスターと元の日常に帰れるらしい。 【備考】 ※22話終了後から参加。 ※“鎖”は、イカロスから最大五メートルまでしか伸ばせません。 ※“フェイリスから”、電王の世界及びディケイドの簡単な情報を得ました。 ※このためイマジンおよび電王の能力について、ディケイドについてをほぼ丸っきり理解していません。 ※「『自身の記憶と食い違うもの』は存在しない偽物であり敵」だと確信しています。 ※「『自身の記憶にないもの』は敵」かどうかは決めあぐねています。 ※最終兵器『APOLLON』は最高威力に非常に大幅な制限が課せられています。 ※最終兵器『APOLLON』は100枚のセル消費で制限下での最高威力が出せます。 それ以上のセルを消費しようと威力は上昇しません。 『aegis』で地上を保護することなく最高出力でぶっぱなせば半径五キロ四方、約4マス分は焦土になります(1マス一辺あたりの直径五キロ計算)。 ※消費メダルの量を調節することで威力・破壊範囲を調節できます。最低50枚から最高100枚の消費で『APOLLON』発動が可能です 【アタックライド・テレビクン@仮面ライダーディケイド】 シャルロット・デュノアに支給。 ディケイドが使用する事で、クウガ~キバまでの平成九人ライダーの最終フォームを同時に召喚、 ディケイド自身と、九人ライダー全員の必殺技を一斉に発動させるアタックライドカード。 本ロワでのこのカードは、一度でも使用すると消滅する。 ○○○ 「今までのメイド装束は……フェイリスの仮初の姿――」 「今ここに、全ての封印を解き放ち、真の姿を解放するニャッ!!」 高らかな宣言。そこにいるのは、もはや一介のメイドなどではない。 純白のワンピースタイプの制服。首元で揺れる青く清楚なリボン。 フェイリスの一回転に合わせて、短いスカートがひらりと舞う。 制服に入った赤いラインのワンポイントが可愛らしい。 前から引き継いでいるのは、靴とニーソックス、そして猫耳だ。 自らも猫の手をしながら、ラウラの隣でポーズを決める。 こうして同じ制服で並び立つと、とても見栄えがいいように思えた。 「……随分と気に入っているようだな……」 「フェイリスは形から入るタイプなのニャ」 無事生還するための可能性も見出したのだ。 心機一転、気分を入れ替えて、フェイリスは生まれ変わったのだ。 今までの姿は、闇の呪縛に抗うための拘束具にすぎず―― 光が見えた今、今まで共に闘ってくれた衣装に感謝の思いを懐きながらも、 それすらも脱ぎ捨て、新たなる一歩を踏み出す必要があった。 これは、言わばフェイリスの新フォームともいえるのだ。 『新フォームと言やよォー、これで俺たちも超クライマックスになれるワケだよな』 「ニャニャ? すーぱーくらいまっくす……ニャ?」 『フッ……満を持して……我、ここに降臨したからには……それくらい造作もなかろう』 頭の中で、白い鳥の姿をしたイマジンが偉そうに言った。 彼はモモタロスらの仲間で、その名をジークというらしい。 ケータロスに憑依させられていたのだが、今の今まで眠っていたのだとか。 こんな状況でもグースカ寝ることが出来るのだから、なるほど確かに大物である。 曰く、ほかのイマジンよりも多少特別な存在で、"存在の強さ"自体も上位なのだとか。 その気になれば生身のフェイリスの身体にも憑依して使える、と本人は言うが、しかし。 『そんなことをする意味がないからな。雑魚の相手は家来のお前たちに任せる。我は眠っているぞ』 と、こんなことを言うのだ。 本人に戦う気がないし、何もする気がないというなら、居ないも同然だ。 四人のイマジンたちも、ジークの言動には呆れながらも何も言おうとはしない。 もうジークのそういう態度にはすでに慣れてしまっているのだろう。 「……で、すーぱーくらいまっくすって何ニャ?」 「ん、スーパークライマックス? 何の話だ」 「ごめんニャ、ラウニャンに言ってるんじゃないのニャ」 「…………そ、そうか……」 ヤバい人を見る目で、ラウラはフェイリスを見ていた。 そんな痛い視線など意に介さず、フェイリスは問いを続ける。 「もしかして、フェイリスのように禁断の姿へ覚醒するのかニャ!?」 『あー……まぁ、そんなトコだ。あながち間違っちゃいねーよ』 『ま、超クライマックスになれれば、実際ボクらは敵なしだろうね』 『またあのセシリアとかいうヤツが襲ってきても、今度はやっつけれるよね~』 「そんなに凄いのかニャ? その超クライマックスって」 超クライマックス。 それは、電王全フォーム中最強にして最速、最終形態の姿。 五人のイマジンの心を一つにして、空翔ける電王となるのだ。 確かに、その姿になれれば、空を飛ぶISとも戦えるのだろう。 だが、フェイリスはそれを素直に喜べずにいた。 「でも……戦う力があったって……」 『フェイリス……お前、戦うのが不安なのか』 モモタロスの問いに、フェイリスは緩い首肯で返す。 戦いとは、すなわち殺し合いだ。 さっきのセシリアとイカロスがやっていたことだ。 フェイリスには誰かを殺す覚悟などないし、そんな覚悟はしたくもない。 そう思い悩むフェイリスに、モモタロスは静かに言った。 『そうかよ……だったら、無理に戦えとは言わねえよ』 「え……?」 モモタロスがそんなことを言うのは、意外だった。 『お前が本当に守りたいものが出来た時はよ……俺たちが力を貸してやる』 「モモニャン……」 『ヘッ、そんなしみったれた顔すんじゃねーよ! それまでは俺たちもじっくり待っててやらぁ』 てっきりモモタロスは、逃げるな!戦え!と主張するだけだと思っていたのに…… 今まで何度も戦うチャンスが巡って来ていながら、モモタロスは変身を強要しなかった。 それは、彼らはずっとフェイリスに気を遣ってくれていた、ということなのか。 「モモニャンは……守るべきものが何か、とかって……わかってるのニャ?」 『あ? そんなモン知ったこっちゃねーよ。 けどな、守りたいって思ったら、そん時ゃあ戦う時だろうが』 「……そっか」 モモタロスは、彼らイマジンは、何を守らなければならないのかを知っている。 そして、それを守るために、命をかけて戦う覚悟を持っている。 今の一瞬の会話でフェイリスは、そういう"自分にないもの"を見た。 人の命を守らなければならないとか、そういってしまえば簡単な話だ。 だが、そんな素朴な正義感だけで人は命を投げ出して戦えはしない。 それが何なのかわかった時、フェイリスは彼らと一緒に戦えるのだろうか。 「いつか、フェイリスもみんなみたいに戦える時が来るのかニャ……」 『ま、焦らなくてもいいんじゃない。ボクらはそれまで逃げも隠れもしないし』 『俺らはそれまで口出しせえへん。困った時だけ頼ってくれたらええ』 ウラタロスに続いたのは、ついさっきまで寝ていたキンタロスだった。 彼らは基本的にフェイリスの行動に口出しをしないし、無理にでしゃばりもしない。 時には居ないも同然かと思しき時もあるが、それも彼らなりの優しさなのだろうか。 ともかく、この言葉のおかげでフェイリスが安心したのは確かだった。 『さ、ラウラちゃんとももっとお話ししたいんでしょ? ボクらは裏に引っ込んでるから、また困った時に呼んでよ』 「うん、ありがとニャ……ウラニャン」 イマジン四人に対する気負いがずっと楽になった。 彼らはいずれも野上良太郎と共にずっと戦い続けてきた戦士たちだ。 子供っぽくても、実はフェイリスよりもずっと大人びている。 “フェイリスも出来る限りは自分で頑張るニャ……!” ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張って。 それでも……ピンチの連続で、どうにもなくなった時が来るまでは。 もうそれ以上何も言わなくなったイマジンたちに心の中でお礼を言いながら、 「ラウニャン、お待たせしたニャ!」 「……大丈夫、なのか……?」 「えっ? 何がニャ?」 突然話しかけてきたフェイリスに、おずおずと質問するラウラ。 「その……言いにくいんだが……頭の方、とか……」 「フェイリスの中には、人よりちょっぴり多く魂が宿っているのニャ」 「そ、そうか……まぁ、そういうこともあるかもしれないな……」 すでに完全にヤバい人扱いをされていた。 だがしかしフェイリスにとってそんなものは日常茶飯事。 とくに気にすることもないのだが……しかし、ふざけていると思われたくはなかった。 「ラウニャン、これだけは言っておくけど……フェイリスは真剣ニャ」 ラウラがじっとフェイリスの眼を見る。 この時ばかりはフェイリスもへらへら笑えなかった。 だが、そんなフェイリスの表情を見て、ラウラは、 「……どうやらその言葉だけは本当のようだな」 「"だけ"じゃないニャ。フェイリスの中に五つの魂が宿ってるのも本当ニャ!」 「ま、まぁそれは確かめようがないから今は保留ということにしよう」 「むう……なんだか微妙に納得いかニャいけど仕方ないニャ……」 イマジンたちは、電王とやらに変身した時しか表には出れない。 だから、今この場で彼らの存在を証明する手立ては何もなかった。 しかし、ムキになって説明をする必要もないと、今では思う。 無理に存在を主張しなくたって、たとえ黙っていても、彼らはそこに居る。 いつかフェイリスと一緒に戦える時が来るまで、じっと待っているのだから。 ――それが、絆というものだ。 「さあ、ラウニャン、早速アルニャンとセシニャンを探しに行くのニャ!」 「待て、何処を探しにいく気だ?」 「……アテはないニャ」 はぁ、と嘆息するラウラだった。 そのラウラの嘆息をかき消すように、放送が始まった。 【一日目-夕方(放送直前)】 【E-4/市街地】 【フェイリス・ニャンニャン@Steins;Gate】 【所属】無所属 【状態】健康、戦いに対する不安、イマジンズへの信頼 【首輪】100枚:0枚 【装備】IS学園女子制服@インフィニット・ストラトス 【道具】IS学園男子制服@インフィニット・ストラトス、 デンオウベルト&ライダーパス+ケータロス@仮面ライダーディケイド 【思考・状況】 基本:仲間と共にコアメダルを全て集めて脱出し、マユシィを助けるニャ。 0.今はまだ、誰かと戦う覚悟はニャいけど……いつかはフェイリスも……? 1.アルニャンとセシニャンを止めなくちゃいけニャい! 2.凶真達とも合流したいニャ! 3.変態(主にジェイク)には二度と会いたくないニャ……。 4.イマジンのみんなの優しさに感謝ニャ。 5.世界の破壊者ディケイドとは一度話をしてみたいニャ! 6.ラウニャンに人殺しはさせたくニャい。とくに友達を殺すニャんて…… 【備考】 ※電王の世界及び仮面ライダーディケイドの簡単な情報を得ました。 ※モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジークが憑依しています。 ※イマジンがフェイリスの身体を使えるのは、電王に変身している間のみですが、 ジークのみは特別で、その気になれば生身のフェイリスの身体も使えるようです。 ※タロスズはベルトに、ジークはケータロスに憑依していました。 ※ジークがまだフェイリスを認めていないので、ウイングフォーム及び超クライマックスフォームにはなれません。通常のクライマックスフォームまでなら変身できます。 ※イマジンたちは基本的に出しゃばって口出しする気はありません。フェイリスの成長を黙って見届けるつもりです。 【IS学園制服セット@インフィニット・ストラトス】 シャルロット・デュノアに支給。 IS学園指定の白い制服で、ビニール袋に入れて支給されている。 シャルのための着替え用で、男性用・女性用の両方が用意されていた。 【ラウラ・ボーデヴィッヒ@インフィニット・ストラトス】 【所属】緑 【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、精神疲労(大)、力への渇望、セシリアとウヴァへの強い怒り(ある程度落ち着いた) 【首輪】80枚(増加中):0枚 【コア】バッタ(10枚目):1(一定時間使用不可) 【装備】シュヴァルツェア・レーゲン@インフィニット・ストラトス 【道具】基本支給品、魔界の凝視虫(イビルフライデー)×二十匹@魔人探偵脳噛ネウロ、ランダム支給品0~2(確認済) 【思考・状況】 基本:グリードに反抗する仲間とコアメダルを集めて優勝し、生還する。 0.フェイリスは本当に大丈夫なのか……? 少し不安 1.セシリアを止める。無理なら殺すことにも躊躇いはない。 2.陣営リーダーとして優勝するため、もっと強い力が欲しい。 3.もっと強くなって、次こそは(戦う必要があれば、だが)セイバーに勝つ。 4.一夏やシャルロットが望まないことは出来るだけしたくはない。 【備考】 ※本当の勝利条件が、【全てのコアメダルを集める事】なのでは? と推測しました。 ※"10枚目の"バッタメダルと肉体が融合しています。 時間経過と共にグリード化が進行していきますが、本人はまだそれに気付いていません。 【全体備考】 ※シャルの支給品残り二つは「アタックライド・テレビクン」と「IS学園制服セット」でした。 ※ファイズギアがケースごとブルーティアーズのレーザーに貫かれ完全に破壊されました 078 ナイトメア・ビフォア(前編) 投下順 080 姉妹と兄弟とワイルドカード 時系列順 072 はみだし者狂騒曲 セシリア・オルコット 085 さよならの時くらい微笑んで ラウラ・ボーデヴィッヒ 105 破壊者と中二病が出逢う時 ウヴァ 103 綿棒の報い~イジメ、ダメ!~ 073 流浪の心 イカロス 096 アンブレイカブル・シャドームーン フェイリス・ニャンニャン 105 破壊者と中二病が出逢う時